令和 3年 2月
総務委員協議会 総務委員協議会会議録1 日時 令和3年2月10日(水) 午後1時29分~午後1時50分 午後1時51分~午後2時10分 午後2時12分~午後2時21分 午後2時22分~午後2時55分 午後3時14分~午後3時43分2 場所
議員協議会室3
出席委員(8名)
委員長 上條美智子 副
委員長 青木 崇
委員 牛丸仁志 委員 横内裕治 委員 土屋眞一 委員 村上幸雄 委員 犬飼信雄 委員 池田国昭4
説明のため出席した者
総務部長 伊佐治裕子 政策部長 中野嘉勝 危機管理部長 板倉 章
行政管理課長 小西敏章 職員課長 田中史郎 情報政策課長 宮尾 穣 人権・
男女共生課長 総合戦略課長 近藤 潔
前澤典子 危機管理課長 遠藤隆政 消防防災課長 百瀬由将 他
関係理事者5
事務局職員出席者 次長補佐兼
議会担当係長 住吉真治6 本日の会議に付した事件 (1) 協議事項
組織改編等に伴う
事務室再
配置等について (2)
報告事項 ア
人事評価結果の
昇給等への反映について イ
松本市
パートナーシップ宣誓制度(案)に対する
パブリックコメント等の結果について ウ
松本市多
文化共生プラザにおける相談時間の見直しについて エ
松本市
基本構想の策定について オ 令和2年国勢調査における
調査員報酬の支払いについて カ
松本市
ハザードマップについて
--理事者代表挨拶(
板倉危機管理部長)--7
協議事項等 (1)
報告事項 松本市
ハザードマップについて
◎
消防防災課長(
百瀬由将) (
別紙により
説明)
◆
委員(
池田国昭) すみません。 ちょっと参考までにというところで申し訳ないですけれどもお聞きしたいのは、
水防法の改正によりとそこから後に括弧で書いてあるのが、改正前はどんなふうな
表現になっていたのか、もし分かったら教えてください。
◎
消防防災課長(
百瀬由将) 大きく変わったところは、
計画の基本となる
降雨という
表現が、
想定最大規模の
降雨、先ほど言った100年に一度の大雨を想定したものを、1000年に一度程度と
降雨を想定しているといったことの
変更点が、一番の大きな項目となっております。 以上です。
○
委員長(
上條美智子) ほかに。
◆
委員(
横内裕治) すみません。 今度、1000年に一度の
降雨確率でやる関係で、言ってみれば
中心市街地が全部浸水するという形になってしまうわけですけれども、1000年に一度ということなもので、相当の形だとは思うんですけれども、だけど一番
中心地がそうなるということで、
土砂災害みたいに制限はないと思いますけれども、そういう地図を
皆さんに配布するもので、市として
中心市街地とかそういう場所に対して、
説明会もあるかもしれませんけれども、どういう
対応を。どういう
対応という
言い方もあれなんですけれども、
対応を考えているか、もしお考えがあれば教えていただきたいと思います。
◎
危機管理部長(
板倉章) ごもっともな質問で。我々自身もそれを非常に苦慮と言いますか、考えているわけなんですが。 まだ、1000年に一度というものを公表するということに関しましては、国が公表しているんで仕方がないわけですけれども、果たして意味があるのかなと実は思うところがあります。1000年に一度という確率。地震と1000年に一度なんで、地震2000年とかそういう単位ですが、地震は前回から、前回起きてから、これは思われてから2000年ぐらいたっているんで確率が高いという、割としっかりした理屈がついていますが、
降雨につきましては、正直言いまして、1000年に一度というような非常に考えが難しいです。 これにつきまして、
市民あるいは
公的施設とか民間も含めまして、万全の対応をするというのは、ちょっと万全と言いますか、何というか
対応をしっかりするには難しいと思いますが、こういったことに、起きたことに
対応をしていくということは可能だと思っています。 また、実際に先ほどの表をご覧いただいて、表と言いますか、先ほどの図の表面のところに
降雨の数字が出ておりますが、確か田川、例えば田川でいきますと、1枚目のところですが、2日間で809ミリという降り方です。その横に今までの明治以降の記録が載っておりますが、24時間
降水量の
松本市の1位が172ミリですので、想像を絶する降り方ということになります。1日で400ミリくらい降るということが2日続くという
考え方ですので、当然、これだけの降り方をすれば、その以前の段階からいろいろなことが起こりますので、その段階で避難の勧告をしていくと。いきなりこれがやってくるというわけではないと。時間をかけてやってくるということでございますので、
対応していくということになります。 最終的に全河川にこれだけの雨が降ったらという、
最大規模を出していますので、これは歴史上の記録でも、まず多分、聞いたことがないです。
松本の歴史を私、
災害史とかいろいろ調べたことがありますが、これだけの
降雨があったという記録はないと思います。それはさらに
地球規模の歴史になればあるのかもしれませんが、そういった確率でございますので、ここに至るまでの段階で
対応していくと。最終的にこういう姿も見られますという、ちょっと苦しいわけでございますが、そういったふうに考えているところでございます。 以上です。
◆
委員(
横内裕治) 分かりました。確かにこういうのは、現実では降るかどうかというのが分からないところがあると思いますが、
市民に対する啓発という意味もあるのかなと思いながら、見てましたけれども、そんなところで、過度にみんなをあおってはいけないけれども、かといって油断をしてはいけないというのかなとも思いました。ありがとうございました。
○
委員長(
上條美智子) ほかにありますでしょうか。
◆
委員(
村上幸雄) ちょっと細かいといってはおかしいですけれども、
配布方法ですけれども。新聞に入れたり、ポスティングというに書いてます。それで
町会長さんも手をわずさわなければということはいいことかなと思いますけれども、例えば自分、ほかの人はどうか分かりませんが、
新聞広告、これ一緒に入れてもよく見ないんではないかと思うんですよ。ぱっとふてちゃったりしてて、その中に入っていればなかなか見ないのではないかと。 それから、
防災研修会も棚卸しでやめるというような話もこれがちらっとあったんですが、やはりそういうものを
手渡しで渡して、
説明をしながら、今やったような
説明をしながら、
町会長さんが各家庭に配ると。そういうのが、ほかのとか
町会長さん、いっぱい配らなければいけないことだってあると思うんですよ。これだけ減らされても。それはしないよりしたほうがいいかもしれませんが、そこら辺のところがちょっと心配だなというふうに思います。 さらにA2の裏表だということですので、当然、
公民館なんか貼ると思いますが、裏側、反対から行っても見えないではないかと。そこら辺はどういう
考え方を持っていますか。ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
◎
消防防災課長(
百瀬由将) まず最初に、新聞を使った配布でありますけれども、新聞の中に入れるのではなく、載せ配といった言葉が使われているようですけれども、新聞の上にこれだけを出していただいて、配達するといった形を取っていただくようにいたしました。ですので、そうは言ってもといういろいろな心配はあるかと思いますけれども、広告と一緒に紛れてしまうという心配はまずないのかなと思っております。 それから、裏表ということありますが、冊子で以前もお配りした中で、どうしてもしまい込んでしまうといったことがある中で、どこか目立つところに貼っていただければ、その都度確認できるかなということになって、今回、1枚ものにさせていただきました。
公民館なりで両面貼りたいというご希望があれば、またそれについては
対応させていただきたいと思っております。 以上です。
◆
委員(
村上幸雄) この文章の
表現だけではちょっと分からないもので、表にのせる。とにかく、中に入れるよりはのせておいたほうがいいかもしれませんが、私の考えはこれだけ軽減しても、
町会長さんたちほかのもいっぱいあるもんですから、
手渡しでできたらというようなこと、さらにはもう最近習慣もそういうことがないもんですから、ただ配ってもなかなか今のことだで、見ないなんてちょっと
言い方が悪いかもしれませんが、難しいところがあるんではないかなということを改めて思いますが、これは特にどうだということではありませんけれども、ぜひよろしくお願いしたいと。よろしくと言ったってこれだけのことですが、
報告事項ですのでこれ以上のことはないと思いますが、もし何かありましたらお願いします。
◎
危機管理部長(
板倉章) 私もそういった点が懸念があるなと思っております。 今回、
広報周知方法を取っています。さらに貼る形態も初めてです。これを1回やってみて、それで関係する
皆さんとか、ご
意見やご感想やら、そういったところを聞いてみたいと思っております。それによっては改めてまた方法を検討するということもあり得ると思いますし、
研修等につきましても
計画が必要ならばしていくと。 また、
地区の
説明会も先ほどの4
地区だけではありませんので、もちろん
地域づくりセンターと相談して、必要なところは、必要といいますか、ご要望といいますか、ありましたら、これ全部やっていきたいと考えておりますので、一度この方法を取ってみて検証してみたいと思っております。 以上です。
○
委員長(
上條美智子) ほかにありますでしょうか。
◆副
委員長(
青木崇) すみません。私から
周知方法の件で、もう既にご検討されていれば大丈夫なんですけれども、
市ホームページへの掲載という部分についてです。 私もいろいろ聞いている中で、
ハザードマップ見たことがないという方が結構いらっしゃるなというのを感じていて、今回、これを
家庭掲示を意識していて、すごくいいなと思っているんですけれども。何か思い立ったときに、すぐぱっと
ハザードマップにアクセスできるようにするためにも、今、多くの方が
スマートフォンを使って検索するということをされているので、ぜひ
スマートフォンからアクセスしやすい、見やすい状況というのをつくっていただきたいなと思っています。今の市の
ホームページに掲載されているのは、すごいパソコンで見ることをちょっと前提にしているような掲載になっていて、
PDFファイルというわざわざ
ファイルをダウンロードしないと見られないという状態になっています。すごく
スマートフォンから見づらい状態になっています。 今、DX、市でも推進していく中で、今、各SNSも発信をすごく重点的にやられているんですけれども。多分これからツイッターとかで、市の公式のものでも多分こういったものを発信していくことになると思うんです。そのときにもう発信しやすくなりように、ちょっとそこの部分しっかり整理して、多くの方が思い立ったときに、すぐ
ハザードマップが見られるよという環境をつくっていただきたいなと思います。 以上です。
○
委員長(
上條美智子) 要望でよろしいですか。 もし、これに関してあれば。
◎
消防防災課長(
百瀬由将) 今、おっしゃられたことに対して
対応できるようにしてまいりたいと思っております。よろしくお願いします。 [集約] 承認 午後1時50分休憩
---------- 午後1時51分再開 (2)
報告事項 松本市
基本構想の策定について
◎
総合戦略課長(
近藤潔) (
別紙により
説明)
◆
委員(
牛丸仁志)
説明、ありがとうございました。 内容的にはいろいろなご
意見をいただいて、その上で反映をしていくと。こういう
考え方が主体かと思いますので、これで進めていただければと思います。 あれでしょうか。提出していただいた方、52件ということですけれども、件数的にはどうなんですか。たくさん関心をもって
意見をいただいたのか、あまり多くなかったのか、この辺はパブリックコメントやられてみて、
市民の
皆さんの関心というのはどんな感じだったかという1点をお聞きできればと思います。
◎
総合戦略課長(
近藤潔) すみません。ちょっと前回の比較ということはできないんですが、ほかの
計画等を比較する中では、多くのご
意見をいただいたというふうに認識しております。 そういった点、
市民の
皆さんが自ら考えて、こういった市の大きな
計画に対して、関心を持っていただいているなということで感じたところでございます。 以上です。
◆
委員(
牛丸仁志) ありがとうございました。 これから10年の
計画になっていきますので、できるだけこれをこれから
市民に浸透をさせていただきながら、これから
基本計画や
実施計画にやはり関連をつけてやっていっていただくことが大事かなと思いますので、その点もまた
市民の
意見を聞きながら進めていっていただければと思います。 以上です。
○
委員長(
上條美智子) ほかにありますでしょうか。 それでは、ほかに質疑、
意見は。
◆
委員(
池田国昭) すみません。 17日の
議員協議会の際に、市長が行政のあるべき姿と
市民の目標というのは混在していると、検討したいという旨、発言が行われています。私が行政のあるべき姿が弱いのではないかということを言ってきた経過がありますけれども、いずれにしても、
市民の目標は今、話題になっていた
行動指針という意味だと思うんですが、混在を検討したいと
臥雲市長が言ったんですが、それはどこに反映するとか、見直すとかというところは、どこに
表現として入っているんでしょうか。教えてください。
◎
総合戦略課長(
近藤潔) その点も全体を含めた中で、今度、改めて全部
改正案ということでお示しをして、その辺を
説明できるようにしていたいというふうに思っております。 以上です。
◆
委員(
池田国昭) もう1点。 これは、この3ページは何の3ページか。
別紙2の3ページですね。
別紙2の3ページに、これは私の発言だったと思うんですけれども、
ジェンダーやマイノリティー、平等に関する
メッセージ性が薄いと。言葉としても入れるべきということを、私が発言をしておりますが、具体的な
言葉等は
基本計画の中で検討というふうに書かれているんですけれども。私はそのときも言ったんで重なりますけれども、
ジェンダー、平等という
人類史上といってもいい、新しい転換というか。今まで言われている、このみとめるという範疇の中でまとめられない、それぐらい重要な意味があるというふうに、私は改めて思います。 ですので、この市の
考え方としては、言葉として
基本構想の中には入れないという、要は
表現上はそういう意味ですよね。
計画の中には入れるかどうか検討するけれども。ぜひ、これは今までの
お互いの個性を認め合うとか、
お互いの人格の権利を認め合うとかという範疇ではなくて、やはりこの
ジェンダー平等という
考え方がちゃんと構想の中に私は据えるべきだと、改めて申し上げたいんですが、いかがですか。
◎
総合戦略課長(
近藤潔) こちらに記載、
趣旨同一の
意見の記載のとおりでございまして、みとめるの中に含まれていると。当然、これは
行動指針の一番に位置づけるということの中で、そういった具体的な
管理者については、
基本計画の中で検討していきたいというところでございます。 以上です。
○
委員長(
上條美智子) ほかに質疑、
意見ありますでしょうか。
◆
委員(
池田国昭)
健康寿命延伸に関わってというところで、幾つか。その前に、今の。今は、私が引用をして
説明をしたとおりの答弁しか返ってきていないので、やはりそれは違うでしょうと、改めて強調しておきたいと思います。 それで、
健康寿命延伸に関わっての部分で、ちょっと私が改めて読み直してみて欠けているかなと思われるのは、
健康寿命延伸というのは最後、
菅谷市長が6分野の健康まで対象を広げて、言わば全ての経済など等を含めて、全ての健康というふうに大きなジャンルにして、そういうものを求める社会というふうに言ったんですけれども、私はやはりもともとのいわゆる人間というか、健康というか、体というか、そういう分野の健康というのは、言わば今でも私忘れませんけれども、
菅谷市長が病を得という
言い方をしたのが非常に新鮮で、そのときに覚えているんですけれども、大事なことは生涯を、どういうふうに生涯を全うしていくのかという観点から、ぜひ
健康寿命延伸というのも
健康そのものの位置づけとして、やはり私は据えてもらいたいと。 そういう点からいうと、出されている中では、目標としても誰かが生きがいと何とかと書いてありますけれども、ちょっと意味合いも違うし、強調というのが弱いのではないかと思うんで、それもぜひ入れてもらいたいなと、改めて
意見として申し上げますが、いかがですか。
◎
総合戦略課長(
近藤潔) ご
意見ありがとうございます。 こちら反映する
意見にもありますとおり、この
健康寿命ということについては、そういった今、
委員ご指摘のことを踏まえ、追記するなど
表現を見直しますということでございますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 [集約] 承認 午後2時10分休憩
---------- 午後2時12分再開 (3) 協議事項
組織改編等に伴う
事務室再
配置等について
◎
行政管理課長(
小西敏章) (
別紙により
説明)
◆
委員(
村上幸雄) 1つだけ確認をさせてください。 前回もお聞きして、分かっておりますけれども、4
地区に1名ずつ増やすという、それです。それは、あくまでも今回の組織の改定のためのものであって、今、新しい庁舎、新庁舎の
分散化とは、あっちも4
地区だというような話はちらちら聞いているものですから、全く違うということですよね。
◎
行政管理課長(
小西敏章) ありがとうございます。
モデル地区の関係だと思いますけれども、これ先月もご
説明、若干申し上げましたが、あくまでも
行政改革の取り組む中で、各
センターのほうから手挙げで
地域課題を住民の皆様と一緒になって取組という中での
増員要求でございました。そういった中で、モデル的にという4
地区での増員ということでございますので、これが直接、新庁舎の関係に結びつくということではございません。 以上です。
◆
委員(
村上幸雄) この前もそういう答弁としては、一応、確認の意味でお聞きをしたということで。もう
一つ関連で、
権限強化というのは、例えばの話で結構ですが、まだこれからかと思いますが、どのようにその4
地区だけ権限が強化されるわけですか。
◎
行政管理課長(
小西敏章) これも今、お話が出ました人員による人の強化というものと、あと財政的なものということでございます。 財政的な面につきましても、またこの来年度当初ですか、こういった中で具体的な方針と言いますか、
考え方の下で
モデル地区には相応の強化ということが図られると、このように認識をしております。 以上です。
◆
委員(
村上幸雄) いいです。分かりました。 [集約] 了承 午後2時21分休憩
---------- 午後2時22分再開 (4)
報告事項 人事評価結果の
昇給等への反映について
◎
職員課長(
田中史郎) (
別紙により
説明)
◆
委員(
横内裕治) ありがとうございました。
評価制度は保率して導入されているという状況はよく分かりますけれども、
評価制度というのはなかなかデリケートなもので、変な形で導入をされたり、
職員の中で信頼がこう崩れたりすると、逆にこの
評価制度を入れることによって、
職員の
モチベーションが下がってしまう。職場の団結がばらばらになってしまうというか、一緒に力を合わせられなくなってしまうというようなこととか、いろいろとこう危惧する点がたくさんあります。 そういったことを踏まえて、何点かちょっと質問をさせていただきたいと思います。 1つは、
評価の物差しというか、丈の揃え、
公平性はどのように確保していくように考えていらっしゃるか。 それからもう1個が、先ほど点数のお話しがありましたけれども、
評価の結果については本人に通知をするのか、そこら辺はどういう形でやるのか。 そして、3番目に、本人が
評価結果を見て、何でこうなってしまったか。これはどうしても納得できないということになった場合には、救済というか、訴えるというか、そういうシステムはどうなっているのか。 その3点についてお聞きしたいと思います。
◎
職員課長(
田中史郎) ありがとうございました。
評価の
公平性をどう保障するのかという点でございますが、資料の5番の(1)でも、先ほど新たな取組ということでご
説明をさせていただきましたが、今までは
チャレンジ目標の
難易度ですとか、そういった内容につきましては
所属長に、
研修等を通じて理解されているという前提の下に、
所属長に正直任せていたというところがございますが、今回、こういった昇給に関わってくるということでございますので、
職員課で同じ目で見て、
難易度、それから内容について判断をしていきたいということで、
納得性、
公平性を高めたいと考えてございます。
職員から見れば、自分と
所属長だけではなく、
職員課も見ていただけるんだというちょっと
安心感が出ればということで、取組をするものでございます。 また、これにつきましては、制度を実施していく中で、
改善点があれば順次改定をしていきたいと考えてございます。 それから、
評価結果、
本人通知でございますが、
人事評価につきましては、上司との面談によって結果等、フィードバックするというのも目的でございますし、
職員の
モチベーションをアップするという取組かと思っておりますので、ちょっとどのタイミングで行うかにつきましては、まだ検討の余地がある、まだ
検討段階でございますが、いずれにしても点数ですとか、区分につきましては
職員のほうにフィードバックをしたいと考えてございます。 それから、
評価に納得いかない場合でございますけれども、私
ども人事評価の
実施規則の中で、
人事評価苦情処理委員会というものを設けてございますので。
委員長は副市長、副
委員長は
総務部長というような構成でございますが、窓口は
職員課でございますので、
評価結果に納得いかなければこういった制度があるということでご理解いただければと思います。 以上です。
◆
委員(
横内裕治) ありがとうございました。
職員課で確認をするという話でしたけれども、なかなかそうは言っても市の
職員に。取りあえず今、
管理職からスタートするという話でありますけれども、なかなか大変だと思いますが、ただこの
公平性で、みんなが納得するということは、あくまでも大前提でありますので、そこら辺はちゃんと
公平性を保つ努力をしていただきたいと思います。 それから、やはりここにも書いてありましたけれども、
人材育成とか、そもそもの
評価制度の目的というのが、差をつけるのが目的ではなくて、その中では
職員がみんなでこうやり取り、
人材育成というのがやはり重要なポイントになると思います。やはりこの
評価制度が、みんなが納得していくというのがやはり非常に重要だと思います。今回は
管理職以上ということでありまして、今後一般職という形で進めていきたいという話でありましたけれども、やはりいろいろな問題点がたくさんあるという形で思いますし、ぜひそこは
職員団体とも十分協議をして、納得、
お互い納得した中で導入するように取組をしていただきたいと要望したいと思います。
○
委員長(
上條美智子) ほかに質疑、
意見ありますでしょうか。
◆
委員(
牛丸仁志)
説明ありがとうございました。 1点だけお聞きをしたいんですが。 この
人事評価結果の反映で昇給をして、S、A、B、C、D、Eということで、プラスの号俸やらマイナスがあるんですが、これあれですか。
市民から見たら頑張って市の
職員が一生懸命働いてくれる。これがやはり一番で、
皆さん全員Sになるという、そういうことというのは現実あり得るわけですよね。そうすると、例えばみんな給料がどんどん上がっていくわけですが、先ほどのラスパイレス指数がという、そういう指標の中で、
職員の給料が上がっていく。でもSで全部の
職員が頑張ってくれれば、
市民としてはどの
職員ももうレベルが高くて、満足がいくわけですけれども、この辺というのはやはりそういうところを目指していくわけですか。
皆さん。その1点だけ。
◎
職員課長(
田中史郎)
人事評価につきましては、絶対
評価で行っておりますので、理論上では全員がSになるということはありますけれども、ちょっと現実的には全員がS、Aになるということはないかなというふうに考えております。 今回、導入に当たりまして、過去の
評価結果につきまして算出したものがございまして、具体的に申しますとSにつきましては全庁で2,000人弱いる
職員の中で1名でありました。ですので、
評価結果につきましては、具体的には実際にはそんなにならないかとは思うんですけれども、全員が上がっていただくような形で業務が遂行できれば、よい
市民サービスの向上につながるのかなとも考えておりますし、逆に低い、先ほどもご
説明いたしましたが、低い
評価の者につきましても、できる限り更生プログラムと言いますか、支援プログラムを実施いたしまして、戦力になっていただくように取り組んでまいりたいと考えてございます。 以上です。
○
委員長(
上條美智子) ほかに質疑、
意見ありますでしょうか。
◆
委員(
村上幸雄) ちょっと知らないもので。 資格、例えば1級建築士を持っているとかありますが、資格を持っている方は能力の中へ入るわけですか。何か業績とか、それは資格は全く関係ないですか。
◎
職員課長(
田中史郎) 現在の
評価につきまして、
評価の基準におきましては、資格の有無についての優劣ということは実際にはございませんが、職場によってはその資格がないと業務ができないということ、そういったところもございますので、そこら辺につきましては、上司のほうで
評価を総合的に判断して、
評価づけをしているということでご理解いただければと思います。
◆
委員(
村上幸雄) 分かりました。
○
委員長(
上條美智子) ほかに質疑、
意見ありますでしょうか。
◆
委員(
池田国昭) 人事
評価制度については久方ぶりの内容ですので、ちょっと幾つかお聞きしたいんですが、先ほど横内
委員の質問はダブるんで私のほうからしませんけれども、まず最初に、先ほどこれ評号というんだよね。評号区分でSからA、B、C、D、Eまであって、先ほどSが1人という話があったんですけれども、そのときのこのS、A、B、C、D、Eの分布状況というのは分かりますか。人数でもいいですけれども、分布状況が分かりますか。
◎
職員課長(
田中史郎) 先ほどお示し、申しましたけれども、過去に
評価したデータに基づきますと、Sは1人でございまして、Aにつきましては大体5%強でございます。Bにつきましては91.3%。 (「もう一回」と呼ぶ者あり)
◎
職員課長(
田中史郎) 91%。 (「もう一回」と呼ぶ者あり)
◎
職員課長(
田中史郎) すみません。Sが1人で0.1%程度、それから、Aにつきましては92人で、大体5%強でございます。それから、Bにつきましては91.3%くらいでございます。Cにつきましては2.7%という状況でございます。 以上です。
◆
委員(
池田国昭) そうすると、DとEはそのときの調査ではないということでいいんですか。
◎
職員課長(
田中史郎) すみません。先ほど申しませんでしたが、Dにつきましては0.3%、E
評価につきましては0.1%存在しております。 以上です。
◆
委員(
池田国昭) 分かりました。 それで、実際にまず、勤勉手当に関わっての結果なんですけれども、勤勉手当総額は結果的には膨らんだんですか。それとも少なくなったんですか。分かりますか。
◎
職員課長(
田中史郎) 直近の昨年の12月に支給をいたしました勤勉手当につきましては、全体でA
評価と言いますか、優秀の
評価で上がった影響額につきましては約1,200万円。それから標準以下の
評価で下がった影響額につきましては約15万程度でございますので、その差が
人事評価によってプラスになった数字でございますが、今までの勤勉手当の算出方法の中に、私ども扶養手当を算出しておりましたので、それに比べまして、その範囲内では収まっているという状況でございます。 以上です。
◆
委員(
池田国昭) 今までの
説明では、この勤勉手当に関わっては、さっき絶対
評価という話もあったんですけれども、結果的にはプラスマイナスはゼロなんだという
説明が、されてきた時期がたしかあったと思うんですよ。それは私だけの思い込みだったのか、それとも、そういうことを設定せずにやってきているのか、ちょっと改めてお聞きしたいと思うんですが。
◎
職員課長(
田中史郎) 私、
職員課長になって以降、そういうような
説明はさせていただいた覚えは、答弁した覚えはすみません、ございませんが、制度設定する中で絶対
評価ではありますが、先ほど申しました以前の計算方法の中で
対応できていると。結果的になっているということでございます。 以上でございます。
◆
委員(
池田国昭) そうすると、結果的になっているということは、勤勉手当の中に扶養手当も入っているんで、両方合わせなくてはいけないということですけれども、そうすると、総額的には減ったんですか、変わりないんですか、どっちですか。
◎
職員課長(
田中史郎) すみません。具体的な数値はございませんけれども、今までの扶養手当。すみません。先ほど
説明が足りませんで、導入前は月例給に扶養手当をプラスした基礎額に支給月数を掛けていたということでございますが、制度導入後は基本給に
評価をプラスマイナスして、それを基礎額として月数を掛けてございます。扶養手当はもう制度導入後は外れておりますので、具体的な数値は申し上げませんが、基本的には、結果的には先ほども申したように、今までの計算方法で計算した額よりは少なくなっているという状況でございます。
◆
委員(
池田国昭) 分かりました。少なくなっていると。 それで、最近私も注目していなくていけないんですけれども、この人事
評価制度の
松本市の言わば設計図というか、設計で一番新しいもので冊子になったもの、具体的にはどう
評価するんであるとか、そういうのものになると思うし、研修でも使っている、
職員研修でも使っているものなんですけれども、一番最新のものは何日付の冊子が最新なんですか。
◎
職員課長(
田中史郎)
人事評価マニュアルということで、全
職員に閲覧できるような形で情報システムに掲載しているものがございますが、そちらにつきましては、平成31年4月が最新のものでございます。
◆
委員(
池田国昭) さっき言ったように4月とか、平成31年4月、分かりました。 それからすみません。もう1点。 今度は勤勉手当だけではなくて、これからということですけれども、今度は昇格昇任はちょっと、まだ私も十分な検討をしていませんけれども、少なくとも昇給にこういう形で反映させていくと。今までは言わばBだということですよね。簡単に言ってしまうと今までは4号、3号、ゼロ号だったものが、基準がB。Bが4号、3号、ゼロであって、AとSはプラス、逆にC、D、Eはマイナスのグループということでやるんですけれども、これについても、先ほどの答弁の確認ですけれども、絶対
評価ということで、絶対
評価で行くということでよろしいですか。
◎
職員課長(
田中史郎) はい。これまでの
説明と同様、絶対
評価での
対応となります。 以上です。
◆
委員(
池田国昭) そうすると、絶対
評価でさっきの場合には、勤勉手当の場合は事実上マイナスになったということですけれども、対
市民的には私は逆な意味であえて申し上げますけれども、逆の意味で絶対
評価で人件費が総額的に上がる可能性を否定していないんですよ。そうなった場合に、
市民の中からもいろいろな
意見が出るだろうし、私は絶対
評価で頑張った人はちゃんとそういう形で昇給に反映されていくと。いずれは一般職の人もそういうになっていくということでいいと思うんですけれども。 実際にはそうならずに、人件費の縮減というか、人件費を増やさないために、結果的には相対
評価になっていく可能性が十分に私はあると思うんですが、そういう場合でも人件費が増えるような傾向、この制度によって増えるような傾向があった場合でも、絶対に相対
評価はしないということでいいですか。
◎
職員課長(
田中史郎) 先ほどの牛丸
委員の質問にもお答えしたとおり、理論上では絶対
評価によって、全員がSなりAなり
評価になることはございますが、やはり現実に仕事する中で、全員がそういうことにはあり得ないというふうに思っております。基本的にはこれまでお答えしたとおり、絶対
評価で行いたいというふうに考えておりますが、今までも平成27年から全員に
人事評価を制度を導入し、
評価をしてまいりましたが、絶対
評価で行っておりますが、先ほど数値で具体的な分布を申しましたとおり、そういうような状況となっておりますので、絶対
評価でもそういうような分布になると考えております。
◆
委員(
池田国昭) それではちょっと話、一番最初に戻しますけれども、マニュアルに関しては恐らく庁内のLANでしか、すなわち
職員の方しか見えないと思うんで、私にも提供してもらえるかどうかということが1つと。取りあえずは部長クラスですか、
管理職で、一般職はまた1年後ということなんですけれども、その経過を見ながらちょっと私も申し上げていきたいと思いますが、基本的には人事
評価制度については、賛成できないということを申し上げておきたいと思います。 以上です。
◎
職員課長(
田中史郎)
人事評価マニュアルにつきましては、後日、提出のほうさせていただきますので、お願いいたします。 それから、
評価の
公平性、それから
納得性を高める取組といたしまして、先ほど
チャレンジ目標の
難易度について
職員課が確認することと申しました。それに加えまして、現在検討中ではございますけれども、マニュアルでは業者、委託業者を基に作成をいたしましたが、実際に平成27年から始めて、
評価については平成27年から始めております。その中でやはり具体的な事例についていい例。これはちょっと
チャレンジ目標としてはふさわしくないのではないかというようなことにつきまして、
職員課の
職員が業者の研修に加えまして、実際の事例を交えた研修を進めていきたいというふうに考えてございます。 以上です。
◆
委員(
池田国昭) もう1点。 さっき、これまでやってきた中で、AからEの分布は、Aは5%強というお話でしたけれども、そのほかのところはかなり詳しく91.3%とか、0.3%とかと言われているんで、これも5.何%と出ていると思うんだけれども、ちょっと確認だけお願いします。
◎
職員課長(
田中史郎) 申し訳ありませんでした。5.5%です。
○
委員長(
上條美智子) ほかに質疑、
意見はありますでしょうか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
上條美智子) それでは、ほかに質疑、
意見はないようでありますので、ただいまから集約いたします。 本件については、一部賛成できない
意見、また丁寧に関係者と協議を進めていくようにという
意見もございましたが、本件については承認としたいと思いますが、いかがでしょうか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
上條美智子) それでは承認と集約いたします。 [集約] 承認 午後2時55分休憩
---------- 午後3時14分再開 (5)
報告事項 令和2年国勢調査における
調査員報酬の支払いについて
◎
情報政策課長(宮尾穣) (
別紙により
説明)
◆
委員(
土屋眞一) 私も国勢調査、2回やったことはあるんですけれども、これ前回とか前々回はどうだったんでしょうか。報酬の支払いに対して問題なかったんですか。
◎
情報政策課長(宮尾穣) 前回の国勢調査が平成27年調査のときは、定額でお支払いをしておりました。ので、こうした問題は起きなかったとお聞きしております。 その前の平成
22年調査の段階では、やはり傾斜配分という形、それまでの間は傾斜配分と形を取っておりました。この際にはおおむね5割と言われるところの、ぴったり5割という形でお支払いをしていたようでございまして、特段、度を越したような事態は生じてございません。 先ほど申し上げましたとおり、今回、コロナ禍において、調査の仕方が相当変動があったということで、傾斜配分をより強くしたことがこうしたことの大きな原因でございます。 以上でございます。
◆
委員(
土屋眞一) そういうことで大体分かりましたので、やはり毎回、変更になってくると、担当の方も代わったりしてやはり大変だと思いますけれども、正確にやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○
委員長(
上條美智子) ほかに質疑、
意見ありますでしょうか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
上條美智子) ほかにありませんか。 (「ありません」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
上條美智子) それでは、
委員長のほうからも一言。 やはり納付書が届いたという方もおりまして、ただそちらのほうからは紙ぺら1枚で来たという、そんなようなお声もございました。そうした中で、今回の納入に係る費用はもちろん無料だと思うんですけれども、その先の処理も
市民の税金で処理をするということになりますので、くれぐれもお気をつけていただきたいなというふうに感じております。 [集約] 報告を受けた (6)
報告事項 松本市
パートナーシップ宣誓制度(案)に対する
パブリックコメント等の結果について
◎人権・
男女共生課長(
前澤典子) (
別紙により
説明) (質疑・
意見なし) [集約] 承認 (7)
報告事項 松本市多
文化共生プラザにおける相談時間の見直しについて
◎人権・
男女共生課長(
前澤典子) (
別紙により
説明)
◆
委員(
池田国昭) 報告の
説明はよく分かりました。 これまた、もし戻してくださいというような要望があった場合は、ぜひ検討していただきたいということだけ要望しておきたいと思います。 以上です。
○
委員長(
上條美智子) ほかに。
◆
委員(
横内裕治) すみません。状況はよく分かりました。 ただ、なぜ土日、日曜日がそんなに少ないのかとか、そういうところの原因というか、要素みたいなの何かあります、分かったら教えてください。
◎人権・
男女共生課長(
前澤典子) 日曜日に少ない理由につきましては、実は在住外国人の方でキリスト教徒の方とか、それぞれやはり日本人より宗教がやはりありまして、教会に行ったりというようなこともありますので、日曜日、また働いている方につきましては、改めてわざわざ日曜日というようなことを考えてはいらっしゃらないのかなと思います。
◆
委員(
横内裕治) ありがとうございました。 唯一のある面では非常に重要な窓口なわけで、困っている外国人の方がやはり気軽に、またそういう窓口があるということが分かっている、そういう努力も行政のほうでは必要ではないかなというに私そう思います。 今回、こういう形になりますけれども、できるだけ周知をして、困ったときは来られるようにしていただきたいというのと、ここに幾つか日本語講座とか、外国人外国語料理の講習会とか、いろいろな形でやるようなことも書いてありますけれども、そういうところも使って、多
文化共生プラザの相談窓口の宣伝とか、そういうのをやはりやっていただきたいと思います。 それから、今、池田
委員から話がありましたけれども、その中でそうは言っても、土曜日のとかではなくて、普通の日の遅い時間帯とか、日曜日相談が欲しいという要望があったときには、やはり柔軟に
対応していただきたいということを要望しております。
○
委員長(
上條美智子) ほかに質疑、
意見ありますでしょうか。 今のことに対して、理事者のほうから何かありますか。
◎人権・
男女共生課長(
前澤典子) 多
文化共生プラザの相談業務につきましては、まず1番目は
市民課の、
市民課それから各出張所に転入手続来られたときには、チラシ等で周知をさせていただいておりますけれども、今回、時間が変わるということでありますので、多
文化共生プラザのフェイスブック、それから市の
ホームページ等を通じて、
皆さんには周知のほう、図っていきたいと思っております。 [集約] 承認 --以上--...