松本市議会 > 2019-03-15 >
03月15日-05号

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  1. 松本市議会 2019-03-15
    03月15日-05号


    取得元: 松本市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-04
    平成31年  2月 定例会---------------------------------------          平成31年松本市議会2月定例会会議録                 第5号---------------------------------------             平成31年3月15日 (金曜日)---------------------------------------               議事日程(第5号)                      平成31年3月15日 午後2時開議 第1 委員長審査報告(議案第1号から第155号まで) 第2 議案第156号 固定資産評価員の選任について 第3 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて     ------------------------------出席議員(31名)      1番  今井ゆうすけ        2番  勝野智行      3番  青木 崇          5番  若林真一      6番  川久保文良         7番  吉村幸代      8番  井口司朗          9番  上條美智子     10番  田口輝子         11番  中島昌子     12番  村上幸雄         13番  上條 温     14番  小林あや         15番  上條俊道     16番  犬飼信雄         17番  小林弘明     18番  阿部功祐         19番  澤田佐久子     20番  宮坂郁生         21番  忠地義光     22番  芝山 稔         23番  犬飼明美     24番  柿澤 潔         25番  宮下正夫     26番  青木豊子         27番  近藤晴彦     28番  南山国彦         29番  草間錦也     30番  太田更三         31番  大久保真一     32番  池田国昭     ------------------------------説明のため出席した者  市長        菅谷 昭   副市長       坪田明男  総務部長      丸山貴史   政策部長      山内 亮  財政部長      高野一司   危機管理部長    嵯峨宏一  地域づくり部長   守屋千秋   文化スポーツ部長  寺沢和男  環境部長      土屋雄一   健康福祉部長    樋口 浩  こども部長     伊佐治裕子  農林部長      林 浩史  商工観光部長    小原直樹   健康産業・企業立地担当部長                             小林浩之  建設部長      小出光男   城下町整備本部長  百瀬雅仁  上下水道局長    征矢野伸一  病院局長      斉川久誉  教育長       赤羽郁夫   教育部長      矢久保 学  行政管理課長    中野嘉勝   行政管理課法制担当課長                             向井津富  秘書課長      羽田野雅司  政策課長      小西敏章     ------------------------------事務局職員出席者  事務局長      市川英治   事務局次長     逸見和行  議会担当係長    住吉真治   主査        金井真澄  主任        芦田真理   主任        永原浩希     ------------------------------               本日の会議に付した事件 議事日程(第5号)記載事件のとおり     ------------------------------                                 午後2時開議 ○議長(上條俊道) お疲れさまでございます。 現在までの出席議員は31名でありますので、定足数を超えております。 よって、直ちに本日の会議を開きます。 最初に、報告事項を申し上げます。 市長から議案が1件提出されております。お手元にご配付申し上げてあるとおりであります。 本日の議事は、日程第5号をもって進めます。     ------------------------------ △日程第1 委員長審査報告 ○議長(上條俊道) 日程第1 議案第1号から第155号までの以上155件を一括議題として、委員長の報告を求めます。 最初に、教育民生委員長 阿部功祐議員。 ◆教育民生委員長(阿部功祐) 〔登壇〕 教育民生委員会の報告を申し上げます。 委員会は、付託案件48件の審査を行いました。 初めに、議案第2号 松本避難行動要支援者名簿に関する条例は、災害時に配慮が必要な方に対する平常時の見守り支援や災害時の避難支援を行うに当たり、その基礎となる名簿の作成や提供等に関する必要な事項を定めるものであり、異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第3号 松本受動喫煙防止に関する条例は、受動喫煙のない美しいまちづくりを推進するため、市民や事業者等と協力しながら、公共の場における受動喫煙を防止していくために必要な事項を定めるものであり、異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第20号、第23号、第25号から第31号まで、第95号から第97号まで、第99号から第105号まで、及び第109号から第112号までの以上23件の条例改正議案につきましては、主に平成31年10月1日からの消費税率改定に伴い、施設の使用料等を変更するものであります。 一部委員から、消費税の増税に反対の立場であるため、これらの案件には賛成できないとの意見があったため、起立採決を行った結果、いずれも可決すべきものと決しました。 次に、議案第21号 松本介護保険条例の一部を改正する条例は、低所得者の負担軽減を図るため、保険料の軽減対象を第2、第3段階まで拡大するなどの改正を行うものであり、異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第22号 松本介護保険給付準備基金条例の一部を改正する条例は、介護保険給付準備基金地域支援事業に要する費用に充当できるよう、基金の処分規定を改正するものであり、異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第24号 松本高齢者介護手当条例の一部を改正する条例は、国による地域支援事業実施要綱改正が予定されている中、介護サービス利用の有無にかかわらず、高齢者介護手当の給付を本市において継続していくため、手当額の見直しを行うものであります。 一部委員から、手当の減額には反対する意見があり、起立採決の結果、可決すべきものと決しました。 次に、議案第32号 松本児童館条例の一部を改正する条例は、蟻ケ崎児童館を廃止し、沢村児童センターを新設することに伴う改正であり、異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第33号 松本家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例は、家庭的保育事業者等が確保すべき代替保育に係る規制の緩和や、利用者への食事の提供に当たり搬入元として認められる施設の拡大、また、満2歳に満たない児童を保育する際の保育士等配置基準において、当面の間、国の基準と同様、保育士1人に対して最大6人までの児童を受け入れることができる特例措置を設けるなど、所要の改正をするものであり、異議なく可決すべきものと決しました。 なお、委員からは、満2歳に満たない児童への対応について、最大でも児童4人に対し保育士1人程度にとどめるなど、として努力してほしいとの要望がありました。 次に、議案第98号 松本育英基金条例の一部を改正する条例は、貸与者の増に伴い、育英事業の資金に充てるための基金取り崩しに係る規定を追加するもので、異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第106号 松本図書館条例の一部を改正する条例は、西部図書館鎌田図書館と名称変更するものであり、異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第107号 松本文化財保護条例の一部を改正する条例は、歴史的建造物の保存活用を図るため登録文化財制度を新設することに伴う所要の改正であり、異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第108号 松本城管理条例の一部を改正する条例は、松本城観覧料の見直し、及び博物館と共通の特別観覧券を発行することに伴う改正をするものであり、異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第116号 松本地域包括支援センター条例を廃止する条例は、中央地域包括支援センターの運営の委託化に伴い、直営のセンターがなくなることから、本条例を廃止しようとするものであります。 一部委員から、地域包括支援センターの今後のあり方を考えると本案には反対であるとの意見があったため、起立採決を行った結果、可決すべきものと決しました。 次に、議案第152号 市有財産の取得について(松本城南・西外堀復元事業用地)は、新たに交渉の整った用地100.59平方メートルを807万7,377円で取得するもので、これにより事業に必要な用地の取得割合は56.4%となります。 一部委員から、事業の進め方に反対する意見があったため、起立採決を行った結果、可決すべきものと決しました。 続いて、予算議案について申し上げます。 初めに、平成30年度補正予算案6件については、緊急を要する政策的経費事務事業の精算に伴うものなどであり、いずれも異議なく可決すべきものと決しました。 一般会計補正予算の審査においては、保育所管理運営費臨時職員賃金に関連し、公立保育園において仕事に従事した臨時職員の人数について質疑があり、理事者から、実数として約600人が従事している旨の答弁がありました。 そのほか、子どもの未来応援事業費の追加に関連し、子どもの居場所づくり交付金の交付団体について質疑がありました。 次に、平成31年度当初予算案6件について申し上げます。 一般会計では、小・中学校へのエアコンの設置方針や松本城南・西外堀復元事業の進め方に対して、一部委員から反対意見があったため、起立採決を行った結果、可決すべきものと決しました。 次に、国民健康保険特別会計では、一般会計からの特例繰り入れや均等割の減額等による負担軽減策を行わないことに対しての反対意見後期高齢者医療特別会計では、均等割軽減特例の見直しや軽減特例の期間が制限されることについての反対意見介護保険特別会計では、地域包括支援センターにおける人員不足の問題や財政調整基金を活用した保険料の負担軽減策等が実施されないことに対する反対意見がそれぞれあったため、起立採決を行った結果、いずれも賛成多数で可決すべきものと決しました。 そのほか松本城特別会計及び病院事業会計予算については、いずれも異議なく可決すべきものと決しました。 それでは、一般会計の当初予算審査における主な内容について申し上げます。 初めに、児童虐待防止啓発事業の具体的な内容についての質疑では、講演会やオレンジリボンキャンペーンの開催、啓発用映画の上映などを予定しているとの答弁がありました。 次に、保育所費に関連し、来年度における保育園入園希望者申し込み状況とその対応についての質疑では、これまでの申し込み状況では、3歳以上児の入園希望は減少しているものの、3歳未満児の入園希望は引き続き増加傾向にあること、また、新年度は17名の正規保育士の採用が決まっていることに加え、なるべく多くの嘱託保育士を確保できるよう努力している旨の答弁がありました。 次に、身体活動維持向上事業における住民主体の運動サークル立ち上げ支援の具体的な方法についての質疑では、全国的に広がりを見せている、いきいき百歳体操のような活動を自主的に行うサークルの立ち上げに際し、4回程度講師を派遣する支援などを想定していること、また、立ち上げから一定期間経過後も効果判定として体力測定を行う予定であり、週に1回程度は活動に取り組んでいってもらいたいと考えている旨の答弁がありました。 次に、要保護・準要保護児童就学援助事業における制度の周知方法についての質疑では、新しく1年生となる児童を持つ家庭に限らず、毎年、全家庭に対し制度について案内をしているとともに、制度に該当するか不明な場合についても、まずは申請することを勧奨するなど、丁寧な対応に努めている旨の答弁がありました。 以上申し上げ、教育民生委員会の報告といたします。 ○議長(上條俊道) 次に、建設環境委員長 中島昌子議員。 ◆建設環境委員長(中島昌子) 〔登壇〕 建設環境委員会の報告を申し上げます。 委員会は、付託されました議案32件について審査を行いました。 初めに、議案第14号から第18号まで、第82号から第88号まで、及び第90号から第94号までの17件の条例改正議案について申し上げます。 これらは、消費税法等の改正による消費税率引き上げに伴い、水道料金や施設の使用料等を変更するものでありますが、一部委員から、市民の負担がふえることになるため反対する旨の意見が出されたため、起立採決を行った結果、可決すべきものと決しました。 次に、議案第19号 松本ポイ捨て防止等及び環境美化に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。 現在は置かなければならないとしている違反広告物撤去員について、過去3年間に撤去実績がないこと、違反チラシそのものが減少している等の理由から、必要に応じて置くことに改めるものであり、異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第89号 松本手数料条例の一部を改正する条例については、土壌汚染対策法及び建築基準法の改正に伴う審査手数料の追加など、所要の改正を行うものであり、異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第151号 市有財産の取得について(松本都市計画道路3・2・12号内環状北線整備事業用地)については、新たに交渉の整った大手3丁目地籍の用地11.62平方メートルを93万3,086円で取得するもので、今回の取得により全体面積に対する進捗率は70.12%となります。 一部委員から、事業の進め方に反対する立場からの発言がありましたので、起立採決を行った結果、可決すべきものと決しました。 次に、議案第153号 市道の認定について及び議案第154号 市道の変更についてでありますが、村井町南土地区画整理事業に伴う7路線を初めとする全13路線の認定、及び開発行為に伴う既存の1路線の延長を行うものであり、いずれも妥当なものであると認められることから、異議なく可決すべきものと決しました。 続いて、予算議案について申し上げます。 初めに、議案第117号 平成30年度松本一般会計補正予算(第4号)中、当委員会関係、議案第118号 平成30年度松本霊園特別会計補正予算(第1号)、議案第119号 平成30年度松本地域排水施設事業特別会計補正予算(第1号)、議案第129号 平成30年度松本水道事業会計補正予算(第2号)及び議案第130号 平成30年度松本下水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、事務事業の精算に伴うものや、繰越明許の措置が必要な経費等を中心に計上されたものであり、いずれも異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第132号 平成31年度松本一般会計予算中、当委員会関係、議案第133号 平成31年度松本霊園特別会計予算、議案第134号 平成31年度松本地域排水施設事業特別会計予算、議案第145号 平成31年度松本水道事業会計予算及び議案第146号 平成31年度松本下水道事業会計予算については、一部委員から、消費税引き上げ分が含まれているため反対したい旨の意見が出されたため、起立採決を行った結果、可決すべきものと決しました。 当初予算審査における主な質疑等について申し上げます。 初めに、一般会計では、パークアンドライド事業に関連し、大庭駅駐車場の利用率向上のための取り組みについて質疑があり、理事者からは、これまで行ってきた各種イベントでのチラシ配布に加え、新年度からは関係町会への働きかけを行い、利用促進に努めたいこと、また、一方で、利用が好調な平田駅駐車場については拡充を検討していくとの答弁がありました。 次に、下水道事業会計では、現在、合併地区ごとに異なっている下水道使用料を今後統一する予定はあるのかについて質疑があり、理事者からは、現在は合併当時の使用料を基準としており、統一については今後の検討課題と捉えているとの答弁がありました。 以上を申し上げ、建設環境委員会の報告といたします。 ○議長(上條俊道) 次に、経済地域委員長 上條 温議員。 ◆経済地域委員長(上條温) 〔登壇〕 経済地域委員会の報告を申し上げます。 委員会は、付託されました議案62件について審査を行いました。 初めに、議案第9号 松本災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。 これは、災害弔慰金の支給等に関する法律等の改正により、災害援護資金の貸付利子など、所要の改正をするものであり、一部委員から、災害による被災者の支援に関しては、国に対して、貸し付けという形によらない、さらなる財政支援を求める立場から、態度を保留したい旨の意見があったため、起立採決を行った結果、可決すべきものと決しました。 次に、議案第34号から第43号まで、及び第45号から第81号までの以上47件については、消費税法等の改正による消費税率等引き上げに伴い、施設の使用料や利用料金などを改正するものであり、一部委員から、消費税率引き上げに伴う今回の条例改正は、市民負担を増加させるものであることから反対したい旨の意見があったため、起立採決を行った結果、可決すべきものと決しました。 なお、議案第34号 松本農村広場条例の一部を改正する条例では、稲倉ふれあい広場の所在地番の変更、議案第45号 松本農業集落排水処理施設の設置及び管理等に関する条例の一部を改正する条例では、寿赤木地区農業集落排水事業公共下水道事業への移管に伴う農業集落排水処理施設に係る規定の削除、議案第60号 松本市営市街地駐車場条例の一部を改正する条例では、平成34年3月31日までの市街地駐車場特別駐車券に関する特例措置の追加、議案第63号 松本浅間温泉会館条例の一部を改正する条例では、小・中学生の会館回数券に係る使用料の追加、議案第66号 松本梓川地域休養施設条例の一部を改正する条例では、燃料費高騰による経営への影響を考慮した松香寮の浴室使用料の改定など、それぞれ所要の改正にあわせて行うものです。 次に、議案第44号 松本農業集落排水事業分担金徴収条例の一部を改正する条例については、議案第45号と同様、寿赤木地区農業集落排水事業の移管に伴う改正をするものであり、異議なく可決すべきものと決しました。 続いて、予算議案について申し上げます。 初めに、平成30年度補正予算案であります。 議案第117号 一般会計補正予算、第123号から第126号までの特別会計補正予算、及び第128号 上高地観光施設事業会計補正予算の以上6件については、緊急を要する政策的経費事務事業の精算に伴う経費などであり、いずれも異議なく可決すべきものと決しました。 一般会計補正予算において委員から、松くい虫対策事業費に関して、樹幹注入に対する補助金の申請件数が減少した理由について質疑があり、理事者からは、薬剤注入による効果は、5年から7年程度続くことから、対象となる松への対策が完了してきていることが要因と考えられるが、今後は、年数の経過により再度の樹幹注入が必要となることも想定している旨の答弁がありました。 次に、平成31年度当初予算案7件について申し上げます。 初めに、議案第132号 一般会計予算につきましては、一部委員から、松くい虫対策事業に関して薬剤に頼らない対策を求めていること、及び歳入・歳出ともに消費税率引き上げ分が含まれることから反対したい旨の意見があったため、起立採決を行った結果、可決すべきものと決しました。 次に、議案第139号から第142号までの特別会計予算、及び第144号 上高地観光施設事業会計予算の以上5件についても、同じく一部委員から、消費税率引き上げに関連して反対意見があったため、起立採決を行った結果、可決すべきものと決しました。 最後に、議案第138号 農業集落排水事業特別会計予算につきましては、異議なく可決すべきものと決しました。 それでは、当初予算審査における主な意見等を申し上げます。 初めに、一般会計予算地域づくり部関係では、地域おこし推進事業費結婚相談事業に関して、平成30年8月から市民活動サポートセンターで開催している出張結婚相談のさらなる周知について質疑があり、理事者からは、土曜日に中心市街地での開催という点から利用者にも好評であり、今後もSNSの活用などにより周知を図っていく旨の答弁がありました。 また、同じく地域おこし協力隊に関する起業支援金に関して、支援金の交付だけでなく、さまざまな支援の方法により、地域への定住につなげてほしい旨の要望が出されました。 次に、農林部関係では、農林業有害鳥獣対策事業費に関連して、猿や熊、イノシシに対する有効な駆除方法の検討を求める意見が出され、理事者からは、梓川地区に設置している猿用の囲いわなの効果も見きわめつつ、個体数の削減に向けて地域住民等と協力しながら取り組んでいく旨の答弁がありました。 また、農産物の海外への販路拡大に関して、県やJAとも連携をとりながら、さらに力を入れていってほしい旨の要望が出されました。 最後に、商工観光部関係では、国際観光都市推進事業費外国人旅行者体験拡充事業に関して、体験PRサイトの外国人に対する周知方法について質疑があり、理事者からは、スマートフォンや多言語に対応している公式観光情報ホームページ、新まつもと物語などを通じて周知を図っていく旨の答弁がありました。 以上申し上げ、経済地域委員会の報告といたします。 ○議長(上條俊道) 次に、市立病院建設特別委員長 太田更三議員。 ◆市立病院建設特別委員長(太田更三) 〔登壇〕 市立病院建設特別委員会の報告を申し上げます。 委員会は、付託されました議案2件について審査を行いました。 初めに、議案第131号 平成30年度松本病院事業会計補正予算(第1号)中、当委員会関係について申し上げます。 これは、市立病院の経営改革を最優先に取り組むことから、本年度実施を予定していた病院建設に係る基本設計及び地質調査を延期したことに伴い、収入の一般会計負担金及び支出の委託料をそれぞれ減額するものなどであり、異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第147号 平成31年度松本病院事業会計予算中、当委員会関係については、市立病院建設に当たり、病院建設課を一旦解消し、市立病院事務部に配置する職員1名分の給与費を計上するものであり、異議なく可決すべきものと決しました。 以上申し上げ、市立病院建設特別委員会の報告といたします。 ○議長(上條俊道) 次に、市役所新庁舎建設特別委員長 犬飼信雄議員。 ◆市役所新庁舎建設特別委員長(犬飼信雄) 〔登壇〕 市役所新庁舎建設特別委員会の報告を申し上げます。 委員会は、付託されました議案2件について審査を行いました。 初めに、議案第117号 平成30年度松本一般会計補正予算(第4号)中、当委員会関係予算は、新庁舎建設に向け新たな働き方を提案するために、ユニバーサルプランやフリーアドレスの環境整備を行う庁用器具費を計上するもの、また、新庁舎建設に備え庁舎建設基金積立金に4億円を追加するとともに、同基金の利子収入については、実際の運用利率に基づき減額するものであり、異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第132号 平成31年度松本一般会計予算中、当委員会関係予算につきましては、歳入として、庁舎建設基金の利子収入を計上するもの、また、歳出として、庁舎建設基金積立金、市民懇話会等に係る経費のほか、新庁舎建設基本計画策定・PFI等導入可能性調査、事業用地確保のための用地測量、補償算定のための委託料などを計上するものであり、異議なく可決すべきものと決しました。 以上を申し上げ、市役所新庁舎建設特別委員会の報告といたします。 ○議長(上條俊道) 次に、基幹博物館建設特別委員長 大久保真一議員。 ◆基幹博物館建設特別委員長(大久保真一) 〔登壇〕 基幹博物館建設特別委員会の報告を申し上げます。 委員会は、付託されました議案2件について審査をいたしました。 初めに、議案第117号 平成30年度松本一般会計補正予算(第4号)中、当委員会関係については、国からの交付金を博物館の用地取得にかかわる費用の財源として受け入れるもの、また、地下水影響調査や移転補償算定にかかわる委託料等を減額するものであり、異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第132号 平成31年度松本一般会計予算中、当委員会関係については、主に、各種調査や基礎設計の委託料、また用地購入費や移転補償料等を計上したものであり、異議なく可決すべきものと決しました。 委員からは、建設予定地の土地所有者に支払う今後の借り上げ料について質疑があり、理事者からは、2020年3月末までは借地権のない民法上の賃貸借契約を締結しているが、4月以降は、博物館建設を前提とした借地借家法上の賃貸借契約を締結することになることから、今後、権利金の支払い等を含め、土地所有者との協議をしていきたいとの旨の答弁がありました。 以上を申し上げ、基幹博物館建設特別委員会の報告といたします。 ○議長(上條俊道) 次に、総務委員長 芝山 稔議員。 ◆総務委員長(芝山稔) 〔登壇〕 総務委員会の報告を申し上げます。 委員会は、付託案件19件につきまして審査を行いました。 最初に、議案第1号 松本基本構想の策定に関する条例は、まちづくりの基本目標を定めた市政運営の基本的な方針となる基本構想を今後も引き続き策定していくに当たり、その根拠と議会の議決に関する規定等を定めるものであり、異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第4号、第5号、第7号、及び第10号から第12号までの条例改正議案について申し上げます。 これら6議案は、消費税法等の改正による消費税率引き上げに伴い、施設使用料、利用料金の改正を行うものであります。 一部委員から、消費税率引き上げに伴う改正内容であり、市民の負担がふえるため反対したい旨の意見があったため、起立採決を行った結果、可決すべきものと決しました。 次に、議案第6号 松本個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例は、生活保護法に準じて、生活に困窮する外国人に対して行う進学準備給付金の支給に関する事務を個人番号の利用範囲として追加するものであります。 一部委員から、マイナンバーの利用拡大につながる内容であり賛成できない旨の意見があったため、起立採決を行った結果、可決すべきものと決しました。 次に、議案第8号 松本市市税条例等の一部を改正する条例について申し上げます。 その主な内容は、地方税法等の改正等に伴い、地域間の財政力格差の縮小を図るため、法人市民税法人税割の税率を引き下げ、その引き下げ相当分について国税である地方法人税を引き上げることで地方交付税の原資として地方に配分するもの、及び軽自動車税に燃費基準値達成度等に応じて税率を決定する環境性能割を創設し、現行の軽自動車税を同税の種別割に名称変更を行うもののほか、文化財保護法等で指定された文化財について、指定されると土地、家屋の使用の制約を受ける文化財所有者優遇の目的で、文化財にかかわる固定資産税等の課税免除の規定を追加するもので、異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第13号 松本体育施設の設置管理等に関する条例の一部を改正する条例は、消費税率引き上げに伴い使用料を改正するもの、施設名称を西部体育館から鎌田体育館へ変更するものなどであります。 一部委員から、消費税率引き上げに伴う使用料の改正について、市民の負担がふえるので反対したい旨の意見があったため、起立採決を行った結果、可決すべきものと決しました。 次に、議案第113号 松本職員の給与に関する条例の一部を改正する条例は、中核移行を踏まえ、保健所等に勤務する薬剤師、獣医師、診療放射線技師及び臨床検査技師にかかわる医療職の給料表を整備するもの等で、異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第114号 松本職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例は、民間労働法制の改正を踏まえた人事院規則の改正に準じ、超過勤務命令を行うことのできる上限時間帯等について規則に委任する規定を追加するものなどであります。 一部委員から、今回の改正は、超過勤務の時間延長をさらに求める内容であり、賛成できない旨の意見があったため、起立採決を行った結果、可決すべきものと決しました。 次に、議案第115号 松本行政チャンネル放送番組審議会条例を廃止する条例は、信越総合通信局の指導に基づき、一般放送事業者の登録を廃止することに伴い、設置義務がなくなる行政チャンネルの放送番組審議会を廃止するものであり、異議なく可決すべきものと決しました。 次に、工事請負契約の締結及び議決更正の3議案について申し上げます。 議案第148号は、松本防災物資ターミナルの新築主体工事について、総合評価落札方式による一般競争入札を行った結果に基づいて契約を締結しようとするもの、また、第149号は、国の無線設備規則の改正により、現行の無線設備規則に合わない四賀、安曇及び奈川地区の設備を更新する同報系防災行政無線システムの整備工事について、旧松本地区等に整備した既存設備を拡張するため、他社の設備との接続が困難であることから随意契約を締結しようとするもの、そのほか、第150号は、平成30年9月定例会で議決した平成30年度筑摩雨水幹線貯留施設新設工事の契約に関し、電柱移設に当たり、移設準備に不測の日数を要し、同工事の着手ができなかったため、工期の延長等により生じた増工により、請負金額を増額し、竣工期限を延長するものであり、いずれも異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第155号 辺地に係る総合整備計画の策定については、辺地にかかわる公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律の規定に基づき、安曇沢渡辺地及び奈川みより辺地の公共的施設の整備を行うため、財源確保の観点から新たな計画を定めるものであり、異議なく可決すべきものと決しました。 最後に、予算議案について申し上げます。 初めに、議案第117号 平成30年度松本一般会計補正予算(第4号)中、当委員会関係予算については、緊急を要する政策的経費事務事業の精算に伴う経費等を中心に計上されたものであり、異議なく可決すべきものと決しました。 審査の中では、四賀運動広場整備改修事業の進捗状況、市役所来庁者駐車場の利用状況などについて質疑がありました。 次に、議案第132号 平成31年度松本一般会計予算中、当委員会関係予算について申し上げます。 一部委員から、人事評価制度について来年度から一般職にまで処遇反映を拡大すること、及び消費税率引き上げに伴う条例改正による消費税分が歳入に含まれることから反対したい旨の意見があったため、起立採決を行った結果、可決すべきものと決しました。 審査の中で、中核移行によるデメリットと市民等への説明について質疑があり、理事者からは、移行によるデメリットはないが、人材の確保などに課題はある旨を、これまでも市民説明会や町会など各種団体への説明を行ってきており、財政的負担の部分も含め、今後も積極的に説明の機会を設けていきたいとの答弁がありました。 また、備蓄物資として液体ミルクの導入について検討してほしいとの要望などがありました。 以上、総務委員会の報告といたします。 ○議長(上條俊道) 以上をもって委員長の報告は終わりました。 委員長の報告に対し質疑のある方の発言を求めます。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上條俊道) ないようでありますので、質疑は終結いたします。 次に、以上の全案件に対し意見のある方の発言を求めます。 28番 南山国彦議員。 ◆28番(南山国彦) 〔登壇〕 日本共産党松本市議団を代表して議案に対して意見を述べます。 委員会審査等の中でも意見も述べてまいりました。また、委員会の中での態度を留保した部分もございますが、まず各議案に対して反対の意見を中心に述べたいと思います。 最初に、10月からの消費税引き上げによる利用料等の一部改正に係る条例、合計105件ございます。消費税は、2014年に5%から8%に増税以来、日本の景気は落ち込んだままであり、家計消費がこの10年間で年間25万円も減っています。こういう時期に増税したら、ますます景気も、そして私たちの暮らしも、また地域経済も立ち行かなくなってしまうことは明確であります。したがって、消費税増税にかかわる各条例議案については反対をいたします。 次に、議案第6号 松本個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例は、マイナンバーの利用範囲を拡大する、こういうものでありますので賛成できません。 次に、議案第24号 松本高齢者介護手当条例の一部を改正する条例は、これまでの在宅介護手当金180日以上で10万円、これを6万円に、90日以上180日未満を5万円だったものが3万円に引き下げられる内容であり、これは、国、県の補助が大幅に削減される中、松本の負担額はこれまでとほぼ同額、結果として給付額が引き下げられる、そういうものであり、本来、として財政確保をし現状維持すべき、そういう点で賛成できるものではありません。 次に、議案第116号 松本地域包括支援センター条例を廃止する条例ですが、中央包括支援センターを委託化し、12全ての民間委託化をすることになります。そもそも介護保険制度が介護の社会化から介護の家庭化への変貌する、そういう中で地域包括センターの果たす役割はますます重要になってきています。職員増や運営体制の強化がさらに求められる、そういう時期に委託化することは本来の姿とは言えません。したがって、この議案には賛成はできません。 次に、市有財産の取得について、議案第151号及び第152号は、内環状北線整備事業用地、それから松本城南・西外堀復元事業用地、それぞれ、これは関連性があり、行われているものですが、事業の進め方、また事業の緊急性、こういう点からも賛成はできません。 次に、議案第143号 平成31年度松本市松本城特別会計予算、この中には一般会計への南・西外堀復元事業費への繰り出しが含まれておりますので、反対をいたします。 議案第147号 平成31年度松本病院事業会計予算には、消費税増税分を見越した収入増予算となっており、反対の立場であります。 次に、議案第136号 平成31年度松本後期高齢者医療特別会計予算は、課税対象枠の拡大という軽減策はありますが、一方で、特例軽減の削減をしていく、そういう形で全体として負担増の予算であり、賛成できません。 次に、議案第137号 平成31年度松本介護保険特別会計予算については、低所得者の負担軽減ということで、第1段階から第3段階まで拡大をし軽減策が実施はされてはいますが、これも10月からの消費税増税という点を含めたものであり、これは本質的な軽減策というものではありません。しかも現在、介護保険の利用料は1割負担から2割、そしてさらには3割へと、ますます必要なサービスを使いたくとも使えない、そういう現実が自己負担の面でも重くのしかかってきています。そして、その上、高い保険料の実態は相変わらず続いています。利用料、保険料ともに負担軽減を直ちに実施しなければ、まさに負担あって介護なし、こういう状況です。改めて一般会計からの繰り入れを求め、この議案には反対をいたします。 次に、議案第135号 平成31年度松本国民健康保険特別会計予算について申し上げます。 この国民健康保険の問題、一般質問でも問題点を指摘してまいりましたが、高過ぎる国民健康保険税をいかにして下げるか、これが今問われています。その点で、以下2点を申し上げたいと思います。 まず、払える国民健康保険税にするという点です。 低所得者層には対策が特に必要です。一般会計からの繰り入れは、値上げのときに一時的な繰り入れで済ますのではなく、恒常的に繰り入れるべきです。財源は、中核クラスでも2位となる200億円ある財政調整基金、減債基金を使えば、すぐにでも実現はできます。 もう一点は、国民健康保険独自に設定をされている均等割、平等割を廃止し、国民健康保険税を全国健康保険協会、サラリーマン保険並みに引き下げることです。平等割は自治体の判断で導入しないことも可能です。一方、均等割は徴収が義務づけられている、そういうものではあります。しかし減免することはできます。均等割は家族の人数、子供が多いほど負担がふえるようになっており、まるで人頭割だとか子育て支援に逆行している、こういう批判が出る、そういう中で全国知事会などでも、この均等割の見直しの要求が国に出されています。 既に全国でも25の自治体が子供の均等割の減免を実施しています。中でも9自治体は、高校生まで所得制限なしで第1子から減免をしています。そのうちの3自治体は全額免除、今年度1自治体、来年度2自治体が実施をすると言われています。また、第2子や第3子以降の子供の均等割を減免する多子世帯減免、また、所得制限を設けてはいますが、対象を大学世代まで広げている、こういう自治体もあります。 現在の国民健康保険の状態、このままでは命のとりでである国民健康保険が、市民の命を守るのではなく、逆に命を縮めてしまいかねない事態にあることをいま一度真摯に受けとめるべきときです。これまでのような限定的な繰り入れのみで加入者に負担を押しつけながら、結果として黒字になる、そして積立金をふやす、こういう事態を改め、改めて一般会計からの繰り入れ、それも恒常的な繰り入れを強く求めておきます。 次に、議案第132号 平成31年度松本一般会計予算について申し上げます。 今予算の中には、市民生活にかかわって、例えば、危険なブロック塀撤去費用の補助、避難生活に備え備蓄体制の整備、がん検診推進事業の拡充、児童館、児童センターなどへの支援員の充実、またエアコン設置などという評価できる予算も組まれておりますが、しかし、一方で、疑問に感じざるを得ない部分もありますので、その点について意見を申し上げます。 まず、保育園の待機児童対策です。 今年度、潜在的待機児童も含めると200人弱、こういう状況がありました。来年度も、まだ確定はしてはいませんが、同じような状況が懸念をされています。安易に民間活力に頼ることなく、松本の保育、本来の質の、松本の保育の質を充実させる、そのことが一層求められる、そのことを改めて指摘しておきたいと思います。 また、昨年からこの本会議の場、また委員会の場でも取り上げてきています小中学校へのエアコンの設置の問題、今年度と来年度で小学校1、2年生の普通教室と特別教室、中学校の特別教室に設置をされることにはなりました。しかし、この点、私から言わせていただければ、ようやくかという感は免れません。そして、それ以上に私が問題だと思うのは、残りの小学校3年生から6年生まで、また中学校の普通教室、残りの教室へどう設置をするのかという点です。本会議の場、また委員会での質問に対しての答弁でも、財政の確保、気温や他の状況等、総合的に判断して今後決定していく、また、来年度の実施計画の中でできるだけ早く検討していくということだけで、いつまでに完了させる、そういう具体的な計画は全く示されませんでした。 国の補助がどうなるのか、あるいは業者がということも言われます。しかし、それは言いわけではないでしょうか。昨年の夏から対応を始めた自治体は数多くあります。子供たちにとって学べる環境ではないということで、国の補正がつくつかない、関係なくして独自に事業費を組んで実施をしてきている自治体が数多くあります。まさに財源あるなしの話ではありません。まして本には財政調整基金、減債基金、200億円もの積立金もあります。この一部を使えば十分にできます。この緊急時に使わずしていつ使うのでしょうか。あと何年待てば完了するということでしょうか。それまで子供たちに我慢を強いる、そういうことでしょうか。そういうことで子育て支援を重点にしている、そういうことが本当に言えるでしょうか。命や健康を守ることができますでしょうか。私にはどうしても理解できません。こういう点を含めても今予算には賛成できるものではありません。 今申し上げた国民健康保険税、介護保険、そしてエアコン設置の問題、どれをとっても直ちにやるべき課題です。私にはここに目を背けているとしか思えません。地方自治体としてあるべき姿、住民の福祉の増進、一人一人の市民の命と暮らしを守る、この自治体の役割を果たしていると言えるのでしょうか。 今、困難を抱えながらも日々暮らしをなんとか維持しようとして頑張っている市民は多くいます。まさに弱い立場の市民を守ることができずして何ができると言うのでしょうか。重ねて申し上げますが、お金がないわけではありません。人間としての心の問題、館や仕組みができても、それを支える職員や市民一人一人に対するリスペクト、温かな心がなければならないと思います。今期をもって去る一議員の思いとして、ぜひ受けとめていただければ幸いです。 以上申し上げ、意見といたしますが、最後に、理事者の皆様、また同僚議員の皆様、今まで大変お世話になりました。この場をおかりしてお礼申し上げ、以上で意見といたします。 本当に長い間、ありがとうございました。
    ○議長(上條俊道) ほかに意見はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上條俊道) ないようでありますので、これより採決いたします。 最初に、議案第4号、第5号、第7号、第10号から第18号まで、第20号、第23号、第25号から第31号まで、第34号から第43号まで、第45号から第88号まで、第90号から第97号まで、第99号から第105号まで、第109号から第112号まで、第133号、第134号、第138号から第142号まで、及び第144号から第147号までの以上105件を一括して、起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案について、委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(上條俊道) 起立多数であります。 よって、議案第4号、第5号、第7号、第10号から第18号まで、第20号、第23号、第25号から第31号まで、第34号から第43号まで、第45号から第88号まで、第90号から第97号まで、第99号から第105号まで、第109号から第112号まで、第133号、第134号、第138号から第142号まで、及び第144号から第147号までの以上105件は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第143号、第151号及び第152号の以上3件を一括して、起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案について、委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(上條俊道) 起立多数であります。 よって、議案第143号、第151号及び第152号の以上の3件は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号 松本個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案について、委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(上條俊道) 起立多数であります。 よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第24号 松本高齢者介護手当条例の一部を改正する条例を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案について、委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(上條俊道) 起立多数であります。 よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第116号 松本地域包括支援センター条例を廃止する条例を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案について、委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(上條俊道) 起立多数であります。 よって、議案第116号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第132号 平成31年度松本一般会計予算を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案について、委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(上條俊道) 起立多数であります。 よって、議案第132号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第135号 平成31年度松本国民健康保険特別会計予算を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案について、委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(上條俊道) 起立多数であります。 よって、議案第135号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第136号 平成31年度松本後期高齢者医療特別会計予算を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案について、委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(上條俊道) 起立多数であります。 よって、議案第136号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第137号 平成31年度松本介護保険特別会計予算を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案について、委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(上條俊道) 起立多数であります。 よって、議案第137号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第1号から第3号まで、第8号、第9号、第19号、第21号、第22号、第32号、第33号、第44号、第89号、第98号、第106号から第108号まで、第113号から第115号まで、第117号から第131号まで、第148号から第150号まで、及び第153号から第155号までの以上40件につきましては、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上條俊道) ご異議なしと認めます。 よって、以上の案件は委員長の報告のとおり可決されました。     ------------------------------ △日程第2 議案第156号 ○議長(上條俊道) 日程第2 議案第156号 固定資産評価員の選任についてを上程いたします。 提案理由の説明を求めます。 菅谷市長。 ◎市長(菅谷昭) 〔登壇〕 ただいま上程されました固定資産評価員の選任についての人事案件1件につきましてご説明申し上げます。 これは、中野博充評価員が来る3月31日をもって退任されますことから、その後任といたしまして新たに宮下輝志男氏を選任しようとするものでございます。 宮下氏は長年、松本職員として勤務される中、資産税課や用地課などで実務に従事され、その固定資産の評価に関する豊富な知識と経験は、固定資産評価員にふさわしいものと考え選任しようとするものでございます。 以上、ご説明申し上げましたので、よろしくご同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(上條俊道) ただいま市長から上程議案に対する説明がありました。 お諮りいたします。 ただいま上程になりました議案第156号につきましては、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上條俊道) ご異議なしと認め、採決いたします。 議案第156号 固定資産評価員の選任については、これに同意することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上條俊道) ご異議なしと認めます。 よって、議案第156号については、これに同意することに決しました。     ------------------------------ △日程第3 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて ○議長(上條俊道) 日程第3 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについての件を議題といたします。 人権擁護委員候補者として、西口恵利子さん、吉澤由紀子さんを推薦することについて議会に意見を求められている件であります。 お諮りいたします。 本件につきましては、市長の諮問のとおり同意することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上條俊道) ご異議なしと認めます。 よって、西口恵利子さん、吉澤由紀子さんを人権擁護委員候補者として推薦することに同意することに決しました。 以上をもって、今期定例会に付議された案件は全部議了いたしました。 この際、来る3月31日をもって退職される丸山総務部長、寺沢文化スポーツ部長、土屋環境部長、小出建設部長、百瀬城下町整備本部長、矢久保教育部長から挨拶があります。 最初に、丸山総務部長。 ◎総務部長(丸山貴史) 〔登壇〕 お許しをいただきましたので、退職に当たり、一言お礼の挨拶を申し上げます。 昭和57年の入所以来、37年間の役所生活を無事終え、退職を迎えることとなりました。これもひとえに議長、副議長を初め議員の皆様、市長、副市長、教育長を初め多くの先輩、同僚、後輩の皆様から支えていただいたおかげであり、心から感謝を申し上げます。 市役所生活は総務部管財課から始まりました。その後、農業委員会、都市開発、情報政策、行政管理、危機管理、病院、健康福祉、そして現在の総務部と、さまざまな仕事に携わりました。それぞれの業務でやり遂げたこと、やり遂げられなかったことなど、今全てが思い出でございますが、何といいましても印象深いことは、危機管理室に在籍した平成23年でございます。3月11日の東日本大震災、6月23日の上高地土砂災害、6月30日の長野県中部の地震と災害が相次ぎました。放射能災害などからの避難者の受け入れ支援の一方で、上高地の孤立対策、地震被害対策と無我夢中の1年でございました。 当時の対応への評価はさまざまあるかと存じますが、これらを契機に、現在まで積み重ねてきた松本の防災、危機管理は、今や全国に誇れる強力な体制が整ったと実感をしております。 さて、私ごとで恐縮でございますが、私は松本の二の丸で生を受け、二の丸で育ち、市役所に奉職いたしました。一昨年の2月には、松本城南・西外堀復元事業により現在の住まいへ移り住みました。お堀の復元事業は、以前から地元でも賛否のある関心の高い事業でございました。平成19年に菅谷市長の英断で事業が動き出し、以来11年余、先日、松本城公園側から南外堀の予定地を眺め、多くのお宅の移転が完了し更地へと姿を変えている町の現状は、一抹の寂しさと時の流れの速さを感じたところでございます。 お堀の復元は、残念ながら土壌汚染が確認され、やむを得ず当面、平面整備へと転換したわけでございますが、市役所を退職する今となりまして、近い将来、生まれ育った家や市議会での議論などなどを思い出しながら、左手に新たな庁舎を見つつ外堀の水面に映る松本の青い空と木々の緑を眺めることを楽しみとして、今後、外堀が往時の姿に復元されることに対し何かしらお役に立てればと考えております。 終わりになりましたが、今期で勇退されます議員の皆様、重責を担われ大変お疲れさまでございました。これからもご健勝でご活躍されることをご祈念申し上げます。また、4月の統一地方選挙を目指しておられる議員の皆様方には、おそろいで栄冠をかち取られますことを心より願っております。あわせて市長初め理事者、職員の皆様のご活躍、さらには市議会と松本のご発展をご祈念申し上げましてお礼の言葉とさせていただきます。 長い間、本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(上條俊道) ありがとうございました。 次に、寺沢文化スポーツ部長。 ◎文化スポーツ部長(寺沢和男) 〔登壇〕 発言をお許しいただきましたので、退職に当たり、一言御礼のご挨拶を申し上げます。 私も昭和57年4月から37年間この松本役所にお世話になり、あと2週間余りで退職のときを迎えようとしております。私のような非力な者が無事この日を迎えられますのも議員の皆様、理事者の皆様、先輩や同僚、そして多くの市民の皆様からの温かいご指導、ご支援の賜物と心から感謝を申し上げます。 長いようで、今思い起こせば、短かったようにも感じられる37年間の役所生活でございますが、そのうちの3分の2以上となります25年間、観光とサイトウ・キネン改めセイジ・オザワ松本フェスティバルにかかわらせていただきました。役所らしからぬ多くの貴重な経験をさせていただきました上、姉妹都市、友好都市等と日本中の多くの都市を訪れる機会にも恵まれました。そこでは、松本と違う自然、文化、伝統、味覚、そしてそこに住まわれている市民の皆様に出会い、それぞれの町のすばらしさを体験した上に、多くの友人をつくることもできました。その経験や出会えた友人は、私にとりましてかけがえのないものとなっております。 それらの経験は、特に若いころは、大変刺激的で魅力的なものでもございましたが、ここ最近は、仕事を終え、松本駅あるいは信州まつもと空港に着いたときの安堵感を至極なものと感じております。年をとり体力が衰えたこともあるでしょうが、やはりここ松本の魅力を年々認識し、心から松本に住んでいてよかったと感じているからにほかなりません。 つらいこと、苦しいこと、眠れぬ夜もたくさんございましたが、37年間の役所生活は本当に幸せでございました。大好きなまち、ここ松本のために、退職までの残りわずかな期間、微力ではございますが、黒子として精いっぱい情熱を持ち仕事に取り組んでまいります。 また、退職後は一市民として、今度は主役となりまして松本のまちづくりに参画しながら品格ある人生を美しく生きてまいりたいと思っております。 結びに、上條議長を初め議員の皆様並びに菅谷市長を初め理事者の皆様の今後ますますのご活躍、ご健勝、そして健康寿命延伸都市・松本の限りない発展を心から祈念いたしまして、これまで頂戴いたしましたご厚情に対する御礼と退任の挨拶とさせていただきます。 長い間、どうもありがとうございました。(拍手) ○議長(上條俊道) ありがとうございました。 次に、土屋環境部長。 ◎環境部長(土屋雄一) 〔登壇〕 発言のお許しをいただきましたので、退職に当たり、一言お礼のご挨拶を申し上げます。 私は昭和59年に生活環境部環境課に配属されて以来、都市景観、公民館、福祉事務所、統計、政策、商工などの分野で業務に携わってまいりました。時には仕事に悩み苦しんだこと、そして結果的に断念せざるを得ないようなときもありましたけれども、一方で、いろいろな方と知り合い、松本の未来像を語り、新たな成果につなげることができたことなど、仕事をしていて本当によかったと思うときも多々ございました。 中でも政策課は、菅谷市長1期目の3K施策から2期目の健康寿命延伸都市・松本の創造にステップアップするときに在籍しており、市長が語った戦略をどう形あるものにしていくか、課員みんなで試行錯誤しながら取り組んだことを今でも鮮明に覚えております。 最後の5年間は、再び環境の仕事に携わることとなりました。私が入所したころ、環境と言えば生活環境の改善、公害の防止などが主でございました。今は低炭素化社会の構築、循環型社会の形成、生物多様性の保全など、グローバルな視点から環境を捉え、取り組むことが求められています。しかし、この35年間変わらないことがございます。それは松本のまちはいつも市民の人たちの手できれいに保たれてきたということです。市役所に入ったときに行われていた美化活動が35年たった今も世代を超えて途切れることなく受け継がれている、それこそが松本市民の民度の高さではないかと改めて感じることであり、頭が下がる思いでございます。 加えて、議員の皆様方もさまざまな形で美化活動にご参加いただいておられますこと、心から感謝しております。 私も市民がきれいにしているまち、松本の一員として、これからもできる範囲でまちをきれいにしていくことに取り組んでいくとともに、何か新しいことにもチャレンジし、楽しく前向きに過ごしていきたいと思っております。 結びになりますが、今期で勇退されます議員の皆様、大変お疲れさまでございました。そして、いろいろとお世話になりました。これからもご健勝でご活躍されることをご祈念申し上げます。また4月の統一地方選挙を目指しておられる議員の皆様方には、おそろいで栄冠をかち取られますことを心より願っております。あわせて菅谷市長を初め理事者の皆様のご活躍、さらには市議会と、私にとっても思い入れのある健康寿命延伸都市・松本のますますのご発展をご祈念を申し上げ、お礼の言葉とさせていただきます。 長い間、本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(上條俊道) ありがとうございました。 次に、小出建設部長。 ◎建設部長(小出光男) 〔登壇〕 発言のお許しをいただきましたので、私からも退職に当たりまして、一言お礼を申し上げます。 市役所には37年間お世話になり、このたび退職を迎えることとなりました。これもひとえに議員の皆様、理事者、多くの職員の皆様のご指導とご支援の賜物であり、心から感謝を申し上げます。 振り返りますと、失敗して悔やんだことや、うまく行ったときの喜びなど、いろいろな経験をしましたが、どんな場面でも、とにかく松本のために誠実に精いっぱい努めようと心がけてまいりました。 このような中で、一例を申し上げますと、新規採用の島内公民館における公民館活動、文書の管理、城山の老人保健施設の整備、当時は社会部長でありました坪田副市長と一緒になってつくった初めての介護保険制度などのほか、特にこの3年間は、3度目となる建設部におきまして道路や河川などの都市基盤の整備に加え、市民の足をどのように確保するかといった交通対策や住民主体のまちづくりなどに取り組んでまいりましたが、悩みながらも多くの方々と出会い、そして、どんなときにも仲間の笑顔に囲まれまして、ともに仕事ができたことをうれしく思っております。 これからは、これまでのさまざまな経験と多くの方々との出会いを宝といたしまして、時には大きく深呼吸をしながら一歩一歩進んでいこうと、そして、お世話になった松本のために少しでも恩返しができればと思っております。 終わりになりますが、今期でご勇退をされます議員の皆様、大変お疲れさまでございました。これからもご健勝でご活躍されることをお祈りを申し上げます。また4月の統一地方選挙を目指しておられる議員の皆様方には、おそろいで栄冠をかち取られますことを心から願っております。あわせまして菅谷市長を初め理事者の皆様のご活躍、さらには松本市議会と松本のご発展をお祈りをし、お礼の挨拶とさせていただきます。 長い間、ありがとうございました。(拍手) ○議長(上條俊道) ありがとうございました。 次に、百瀬城下町整備本部長。 ◎城下町整備本部長(百瀬雅仁) 〔登壇〕 発言のお許しをいただきましたので、退職に当たり、ご挨拶を申し上げます。 私は昭和54年に土木の技術職員として松本市役所へ入所いたしました。市役所に入ったのは、人の役に立つ仕事がしたいとの思いからでありました。最初に配属されたのは水道局工務課で、水源池や配水池など水道施設の維持管理の担当をいたしました。その後、現在の組織で申し上げますと建設部、農林部、上下水道局などの技術畑の幾つかの職場を異動し、いろいろな仕事を担当してまいりました。 数ある仕事の中で一番印象に残っているのは、建設課で担当をいたしました平田駅の新設に関する仕事でございます。新設する駅であり、JR東日本や国、県との協議、あるいは施工業者との調整など、業務は結構大変でありました。しかし、新駅の設置により利便性が向上して多くの市民の皆様が利用している現状を見ますと苦労が報われたと考えております。 2番目としましては、幹線道路課で担当した梓川のスマートインターチェンジの設置の仕事であります。長野道の梓川サービスエリアは、上り線が安曇野市地籍、下り線が松本地籍に位置しているため、安曇野市と協力をして合同で事業に取り組みました。国、県や管理者であるNEXCO中日本との協議、そして、国から連結認可をいただき、工事を行って供用開始となりました。当初は地元住民の中には、町会内の既存の道路の交通量がふえるからなどの理由により反対するとの意見も多くありました。何回か交渉を重ねる中でご理解をいただき事業を実施することができました。私も時々利用しておりますが、松本インターチェンジ周辺での交通渋滞を考えますと、利便性がある施設であると思います。 3番目として、中央西整備本部での中央西土地区画整理事業の仕事です。中心市街他の町なかで工事を実施することは、市民生活に与える影響が大きいことから、道路工事や上下水道の工事などは夜間工事が多くなります。地元町会や関係権利者の皆さんと調整しながら対応をいたしました。竣工式を迎えたときは、やり遂げた充実感を感じた事業でありました。 土木技術者として40年間、市役所に勤務し、みずからが携わって施設が市民の皆様の生活に役立っていることが大きな喜びであります。私がこれまでやってこられましたのは、諸先輩方のご指導や同僚の皆さんの協力があってのことです。感謝申し上げます。今後は一市民として松本市政に微力ながら協力してまいりたいと考えております。 結びに、上條議長を初め議員の皆様、菅谷市長を初め理事者や職員の皆様のご活躍を心からお祈りし、お礼の挨拶とさせていただきます。 長い間、本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(上條俊道) ありがとうございました。 次に、矢久保教育部長。 ◎教育部長(矢久保学) 〔登壇〕 このような発言の機会をいただき、ありがとうございます。上條議長、小林副議長を初め議員の皆様、菅谷市長、坪田副市長、赤羽教育長を初め職員の皆様には、大変お世話になりました。心から感謝申し上げます。 私は、公民館時代に先輩から、市民から辞令をもらえる職員になれと言われ、その教えを心に刻み仕事をしてまいりました。振り返りますと、私は公民館や福祉ひろばなどの現場で地域づくりの仕事を30年担当させていただき、本当に幸せでした。気がついてみると、住民主体の地域づくりを探求することが私のライフワークともなっておりました。 特に思い出深いことは、中山公民館で手づくりのイベントのんびり村の立ち上げからかかわり、地域が本気になって動いたときのパワーを実感したこと、そして、まだ介護保険ができる前に地域共生社会の先駆けとなる福祉ひろばの構想から施設整備、運営まで手がけたことでございます。 実は、のんびり村では、公民館を越えた仕事をやり過ぎだとたたかれ、福祉ひろばでは、市民の反対や庁内の慎重論で苦しい思いをしたのですが、どちらも市民とともにつくり上げた大変やりがいのある仕事でございました。現場一筋に楽しく仕事をしてきたため、政策課へ異動したときには、市役所のルールや議会対応などがよくわからず、仕事は毎日ピンチの連続でした。それを何とか乗り越え、ようやく市役所での仕事の進め方や各部局が連携するチーム市役所の存在を理解できるようになり、その後は地域づくりシステムの構築や楽都・松本のまちづくりなどの仕事に携わってまいりました。多くの皆様の支えのおかげで、これまでやってこられましたことを心から感謝申し上げます。 私には仕事でこだわってきたことが3つございます。1つは、常に住民主体を意識すること、2つ目は、地域の現場から考えること、3つ目は、なれ合いにならず、できないことの言いわけをしないことでございます。私のこだわりは、面倒なこととしてご迷惑をおかけしたことが多々あったと反省しております。しかし、その面倒なことが、私にとっては市民から辞令をいただける職員になるために重要なこだわりであったとご理解いただき、お許しを願いたいと思います。 私は、自分が果たせなかったことへの自戒も込め、今後、地域共生コミュニティーの構築と子供や若者への支援と教育を今以上に力を入れて進めてほしいと願っております。まさに菅谷市政のキッズ&ユースデモクラシーと生きがいの仕組みづくりを進めることでございます。そのための職員には、人間としての生き方や感性を磨き、AIやロボットでは置きかえることができない仕事に生かしていただきたいと思います。そして、議員の皆様とが緊張関係を持ちながら、いいまち・松本を創造していく源泉である議会をより活気あるものとしていただきたいと考えております。 結びに、教育委員会の答弁が少しだけ長過ぎた、これをおわびし、全ての皆様に対する感謝の言葉といたします。 長い間、本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(上條俊道) ありがとうございました。 この際、市長から挨拶があります。 菅谷市長。 ◎市長(菅谷昭) 〔登壇〕 発言の機会をいただきましたので、閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 去る2月20日に開会されました今期定例会も本日をもちまして閉会となるわけでございますが、議員の皆様におかれましては、24日間に及ぶ会期中、熱心にご審議を賜り、それぞれ原案どおり決定いただきましたことに対し厚く御礼を申し上げます。 本会議等におきまして、議員の皆様からいただきました市政各般にわたる貴重なご意見、またご提言につきましても、今後、十分研究並びに検討をさせていただき、鋭意その実行、実現に努めてまいります。あわせて、懸案となっております事項につきましては、引き続き全力を挙げて取り組んでまいる所存でございます。 初めに、超広域観光ビジット3について申し上げます。 既にご承知のとおり、この超広域観光ビジット3は、札幌、松本、鹿児島の3都市の連携により、3都市を訪れる外国人観光客のさらなる増加を図ることを目的に、成田空港と関西国際空港を起点に東京や名古屋、京都、大阪などをめぐる、いわゆるゴールデンルートにはない地方都市ならではの日本の魅力を発信しPRするため、平成27年度から本事業を進めてまいりました。 これまでの主な取り組みといたしましては、台湾の有名俳優を起用した旅番組の制作と7カ国での放映や、3によるシンガポール旅行博への出展、またパワーブロガーを起用したSNSへの情報発信などを行ってまいりました。こうした提案が台湾の訪日リピーターの目にとまり、このほど台湾から松本、札幌の2都市を訪れるツアーが実現する運びとなり、目下、21名の方々によるツアーが催行されております。ツアー参加者の皆様は、先日の12日に羽田空港から白骨温泉に入り、翌13日には乗鞍のスノーアクティビティーや松本市街地の散策を楽しんでいただき、昨日、信州まつもと空港から次の目的地、札幌へ移動されたところであり、今まさに北海道を満喫していただいていることと思います。今後も引き続き札幌や鹿児島と連携し、3都市を結ぶツアーの実現に向け、さらなるプロモーションなどに取り組んでまいります。 次に、第3回松本マラソンについて申し上げます。 ご承知のとおり、本年の第3回松本マラソンは、10月6日の開催に向け今月2日、ランナーとボランティアの募集を開始したところでございます。ランナーの募集におきましては、これまでの大会と同様、マラソンの部に1万人、そしてファミリーランの部に250組の募集を行っております。本年のマラソンの部のコースにつきましては、これまでと同一のコースでございますが、関係機関の皆様のご理解とご協力により、今回から制限時間を30分延長し6時間といたしました。制限時間を延長したことにより、より幅広いランナーの皆様に参加しやすい大会となり、また、多くのランナーの皆様に完走する喜びを体感していただくなど、より魅力ある大会を目指してまいります。 昨年の大会は、ご案内のとおり、台風の影響により中止を余儀なくされましたが、松本マラソンの特色であるおもてなしにさらに磨きをかけ、健康寿命延伸と生きがいの仕組みづくりを進める本市ならではの特色ある大会へと育て、松本の新たなスポーツ文化として定着させてまいりますので、引き続き、議員の皆様を初め市民の皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。 さて、議員の皆様方には来る4月をもって任期満了となるわけでございますが、今期をもって勇退される皆様には、これまで長きにわたり、すぐれた識見と卓越した手腕のもと、市民の皆様からの負託に応え多大なるご功績を上げられてこられましたことに対し、改めて心から敬意を表する次第でございます。どうか今後とも健康には十分ご留意いただき、また、今日までの長期の歳月を通して培われた豊富なご経験を生かされ、市政発展と地域振興のため、今後もご活躍いただきますようお願い申し上げます。 また、多くの議員の皆様におかれましては、引き続き再選を目指し4月の統一地方選挙に臨まれるわけでありますが、どうかおそろいで当選の栄誉をかち取られますよますようご祈念申し上げます。 なお、先ほどは議会のご配慮をいただき、この3月末をもって定年退職する部長、本部長にそれぞれ挨拶の機会を与えていただき、まことにありがとうございました。退任の挨拶がありました部長、本部長を初めとし、この3月をもって退職される多くの職員におかれましては、今日までの間、それぞれの立場で職責を全うされ、市民のための市政運営に全力で取り組んでいただきました。私といたしましても、そのご労苦を心からねぎらい、深く感謝いたします。 結びに当たりまして、議員の皆様におかれましては、時節柄健康にはくれぐれもご留意いただきますとともに、市政発展のため、引き続き一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、今期定例会の閉会に際してのご挨拶といたします。大変長い間ありがとうございました。 ○議長(上條俊道) この際、私からも一言ご挨拶を申し上げます。 本日まで大変ご熱心に審議を賜り、議長の立場からも厚く御礼を申し上げます。 今期定例会は私ども議員の任期最後の議会であります。議員各位には極めて感慨深いものがあったと拝察申し上げる次第でございます。 この4年間を振り返りますと、東日本大震災からの復興が着実に進む中、地震や台風、集中豪雨等による新たな災害が次々に発生し、引き続き自然の猛威にさらされた4年間であったように思います。 そのような中、本市におきましては、市長任期4期目を迎えられた菅谷市長のもと、健康寿命延伸都市・松本の創造の総仕上げに向け、いいまち・松本、生きがいの仕組みづくりなど、将来を見据えた諸施策が着実に進められておりますことに対し深甚なる敬意をあらわすところでございます。 一方、本市議会にあっては、平成21年に制定いたしました議会基本条例の活動原則にのっとり、不断の改革に努めるとともに、一層の開かれた議会を目指し、政策提言や議会広報の充実、議会活動への市民参加の促進等に積極的に取り組んでまいりました。中でも、新たな取り組みといたしまして行いました高校生との交流事業や大学生との意見交換会などは、若者の政治参加を促していく大きな一歩になったものと思います。改めて議員各位のご尽力、そして関係の皆様のご支援とご協力に心から感謝を申し上げる次第でございます。 さて、私どもの任期も余すところわずかとなりました。また、時を同じくして平成の幕が閉じ、新たな歴史がスタートしようとしております。少子高齢化が進行する中、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられるなど、日本社会は大きな転換期を迎えております。そして、今後は、若者の政治への関心を高めるための取り組みがより一層重要になってくるものと思います。 新たな松本市議会におきましても、変化し続ける社会に対応し、よりよい未来をつくっていくため、大いに議論を重ねていくとともに、理事者と力を合わせながら理想の実現に向けた取り組みをさらに進めていくことを切に願う次第であります。 議員各位におかれましては、再び選挙戦に臨む方、新たな飛躍を目指す方、あるいは大きな功績を残され後進に道を譲られる方、それぞれ道は異なりますが、いつまでもご健勝で、それぞれの立場から本市の発展のためにご尽力くださいますよう祈念するものでございます。 ここで、退職されます皆様の長年のご労苦に感謝を申し上げますとともに、改めて市長を初め理事者各位のご健勝と市政のますますの発展を祈念いたしまして私からの挨拶といたします。ありがとうございました。 この際、お諮りいたします。 本日は、私ども議員の任期中、最後の本会議でありますので、松本並びに松本市議会の万歳を三唱したいと思いますが、いかがでしょうか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上條俊道) それでは、私に指名権をお与えいただきたいと思います。 永年勤続者で年長の議員である草間錦也議員に音頭をお願いいたします。 草間錦也議員。 ◆29番(草間錦也) 〔登壇〕 ただいま伝統ある松本並びに松本市議会の万歳に当たり、光栄のある指名をいただきまして、ありがとうございます。 私ども議員任期最後の定例会が本日をもちまして終わるわけでございます。今期限りで引退されます皆さん、長い間、大変ご苦労さまでございました。今後はそれぞれの立場で市政の発展に尽くしていただきたいと思います。また、今後重ねて志を立てて次期選挙に挑戦されます皆様、どうか全員でご健闘をいただき、勝利を、栄冠を賜りますよう心からお祈りを申し上げます。 それでは、これにてここに万歳を、万感の思いを込めて、松本並びに松本市議会のますますの発展、繁栄を期して万歳を三唱したいと思います。皆さん、ご起立をお願いいたします。 声高らかにご唱和をお願いいたします。 松本松本市議会、万歳、万歳、万歳。(万歳三唱) ありがとうございました。(拍手) ○議長(上條俊道) ご着席ください。 これをもって本日の会議を閉じ、2月定例会を閉会いたします。 ありがとうございました。                              午後3時54分閉議                              午後3時54分閉会---------------------------------------地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  平成31年3月15日                     松本市議会議長    上條俊道                     松本市議会副議長   小林弘明                     松本市議会議員    青木豊子                         同      近藤晴彦                         同      南山国彦...