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平成30年  6月19日 経済文教委員会-06月19日−09号

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  1. 長野市議会 2018-06-19
    平成30年  6月19日 経済文教委員会-06月19日−09号


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    DiscussNetPremium 平成30年  6月19日 経済文教委員会 - 06月19日-09号 平成30年  6月19日 経済文教委員会 - 06月19日-09号 平成30年  6月19日 経済文教委員会           経済文教委員会会議録 1 日時 平成30年6月19日(火曜日)   開議 午前10時00分   散会 午後4時45分 2 場所 第二委員会室 3 審査事項  [商工観光部関係]   継続審査中の請願    請願第5号 労働者の声を踏まえた真の「働き方改革」の実現を求める請願  [教育委員会関係]    議案第69号 平成30年度長野市一般会計補正予算    議案第82号 工事請負契約の締結について((仮称)芹田総合市民センター建設建築主体工事)    請願第10号 「教育費無償化」の前進を求める請願    請願第11号 「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める請願    請願第12号 「ゆきとどいた教育」の前進を求める請願    請願第13号 地域高校の存続を求める請願    請願第14号 「へき地教育振興法に鑑み、へき地手当等支給率を近隣県並みの水準に戻すこと」を長野県知事に求める請願
    4 協議事項   (1) 委員長報告について   (2) 行政視察報告書について 5 その他 6 出席委員(10名)    委員長  佐藤久美子議員    副委員長 市川和彦議員    委員   小林秀子議員    委員   野本 靖議員    委員   三井経光議員    委員   池田 清議員    委員   竹内 茂議員    委員   西村裕子議員    委員   鈴木洋一議員    委員   西沢利一議員 7 欠席委員(なし) 8 説明のため会議に出席した理事者  [商工観光部関係]    商工観光部長         高橋 要    商工観光部次長兼商工労働課長 丸山陽一    商工観光部次長兼観光振興課長 藤橋範之    商工労働課長補佐       峯村 賢    商工労働課長補佐       西山 進    商工労働課雇用促進室長    中村澄江    観光振興課長補佐       村井善晃    観光振興課長補佐       柴田 薫    観光振興課長補佐       小林守男    観光振興課インバウンド・国際室長                   市村 洋    観光振興課北部産業振興事務所長                   野池達朗    観光振興課西部産業振興事務所長                   山本裕一  [農林部・農業委員会関係]    農林部長           横地克己    農業政策課長         櫻井伸一    農業政策課長補佐       宮川雅司    農業政策課長補佐       北村嘉孝    農業政策課長補佐       熊井孝夫    農業政策課長補佐       木内和朋    森林農地整備課長       小山和彦    農林部主幹兼森林農地整備課長補佐                   宮尾清政    森林農地整備課長補佐     青木一芳    森林農地整備課長補佐     青木雄二    森林農地整備課長補佐     小田切一秀    いのしか対策課長       山崎千裕    いのしか対策課長補佐     大島昭彦    農業委員会事務局長      林部武起    農業委員会事務局長補佐    青木孝美    農業委員会事務局長補佐    小林達也    農業委員会事務局長補佐    伊藤慶順  [教育委員会関係]    教育長            近藤 守    教育次長           松本孝生    教育次長           永井克昌    教育委員会事務局参事兼市立長野高等学校長兼市立長野中学校長                   菅沼 尚    教育次長副任兼総務課長    樋口圭一    教育委員会事務局主幹兼総務課長補佐                   増田泰男    総務課長補佐         冨岡俊明    総務課長補佐         久保和也    総務課長補佐         山口恭司    学校教育課長         上石秀明    教育委員会事務局主幹兼小中高連携推進室長                   小林弘明    学校教育課長補佐       島田武昭    学校教育課長補佐兼教育センター所長補佐                   長谷川浩一    学校教育課長補佐       今田 覚    市立長野高等学校教頭兼主任指導主事                   石川順三    学校教育課小中高連携推進室主任指導主事                   唐木英俊    保健給食課長         町田 剛    保健給食課長補佐       本間尚治    保健給食課長補佐       竹内昭夫    家庭・地域学びの課長     広田貴代美    家庭・地域学びの課長補佐   北原 孝    家庭・地域学びの課長補佐兼少年育成センター所長補佐                   戸谷昌秀    家庭・地域学びの課長補佐   奥野和義    文化財課長          小柳仁彦    文化財課長補佐        松木茂美    長野図書館長         宮嵜利昭    南部図書館長         和田益雄    教育委員会事務局主幹兼文化財課埋蔵文化財センター所長兼大室古墳館長                   石田正路    博物館長           千野 浩    教育委員会事務局主幹兼博物館長補佐                   島田安彦    市立長野高等学校事務長    小山智実  [文化スポーツ振興部関係]    文化スポーツ振興部長     倉島 明    文化芸術課長         内山好子    文化芸術課長補佐兼伝統芸能推進室長                   新井秀徳    スポーツ課長         下平 嗣    スポーツ課長補佐       丸山英樹
       スポーツ課長補佐       駒村克規    スポーツ課長補佐       松本幸雄    スポーツスポーツコミッション推進室長                   高池正之 9 会議に出席した参考人  [請願第10号関係]    長野市教職員組合執行委員長  古澤 望 10 職務のため会議に出席した議会事務局職員    書記             五明順也      午前10時00分 開議 ○委員長(佐藤久美子) ただ今から経済文教委員会を開きます。  初めに、本日の日程について申し上げます。  お手元の委員会次第のとおり、最初に商工観光部関係、次に農林部・農業委員会関係、昼食を挟んで教育委員会関係、最後に文化スポーツ振興部関係の順で審査を行いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、審査に先立ち一言御挨拶を申し上げます。  皆さん、おはようございます。  昨日、大変大きな地震が大阪の北部を震源地として発生いたしました。人口密集地帯での直下型地震が大きな被害をもたらしたと伝えられております。  こうしたことを契機に、是非市内の商工業の皆さん、あるいは観光業、そうした業者の皆さん、それから市が管轄する施設の管理、こうしたことにも是非安全対策を一層強めていただくようお願いしたいと思います。  また、飯綱高原スキー場、あるいは松代荘のリニューアルなど、市民の関心も大変高まっておりますので、私たち委員会としてもしっかりまた調査をさせていただきたいと思います。  どうぞ今日はよろしくお願いいたします。  それでは、理事者の御挨拶をお願いいたします。  高橋部長 ◎商工観光部長(高橋要) おはようございます。  私から一言御挨拶をさせていただきたいと思います。  委員の皆様におかれましては、連日お疲れのところとは存じますが、商工観光部関係の審査についてよろしくお願い申し上げます。  また、日頃から本市の商工・観光振興に格段の御協力、御支援をいただいておりますことに、この場をおかりし厚くお礼を申し上げる次第でございます。  それでは、商工観光部関係の主な施策の動向について若干触れさせていただければと思います。  最初に、労働施策について申し上げたいと思います。  6月1日に、来春卒業予定の大学生等に対する採用面接が解禁となりました。この時点での内々定率は早くも7割弱に達し、人手不足を背景に、企業の採用活動の前倒しが一段と加速しております。  現在、企業の採用活動は、インターンシップの段階から既に始まっております。こうした動きに遅れることのないよう、市では地元企業へのインターンシップを促進するため、6月23日に東京圏の学生等を対象としたインターンシップ合同説明会を開催してまいります。  また、就職情報サイトおしごとながのの利便性を高めるため、求職者と企業が双方向での情報交換ができるよう、リニューアルに取り組んでいるところでございまして、7月からの運用開始を予定しております。  次に、商業振興でございます。  本市では、東京の銀座ミツバチプロジェクトとの共同事業として、大岡の酒米を使用した日本酒、積善GINZAの製造、販売に取り組んでいるところであります。  本年度はその第二弾として、純米大吟醸と純米吟醸の2種類の積善GINZAが完成し、市内7店舗の他、銀座の百貨店や飲食店で販売しております。昨年にも増しておいしいお酒ができましたので、委員の皆様には是非お買い求めいただければ幸いでございます。  また、今年度の新規事業として取り組んでおります、まちなか空き店舗解消プロジェクト事業につきましては、現在、中心市街地の空き店舗等の状況を確認するための基礎調査を開始したところでございます。  今後はこの基礎調査を基に、個々の課題の把握と解決に努め、空き店舗の解消につなげてまいりたいと考えているところでございます。  次に、工業振興について申し上げます。  6月6日、中小企業の労働生産性の向上に向けた設備投資の促進を目的として、生産性向上特別措置法が施行されました。  本市では、この法律に対応した措置を速やかに講ずることで、中小企業の設備投資を積極的に後押ししてまいりたいと考えております。  詳細につきましては、後ほど所管事項の中で御説明させていただきます。  次に、観光振興についてでございます。  昨年度まで企画政策部が所管しておりました国際室が、今年度の機構改革によりインバウンド・国際室として商工観光部に移管されました。今後は国際交流業務とインバウンド施策との連携を強化し、相乗効果による両施策の更なる推進に努めてまいります。  また、本年度の新規事業として、11月24日から12月25日までの約1か月間、善光寺表参道イルミネーションイベントを開催いたします。  このイベントは、長野駅から善光寺までの街路樹をイルミネーションで装飾するとともに、12月15日から25日の間は、善光寺の仁王門、山門、本堂を極楽浄土をイメージした光のインスタレーションを展開する計画としております。  5月15日に実行委員会を設立し、現在、地元商店街や商工団体、学術機関等の皆さんと共に準備に着手したところでございます。  このイベントを通じて、2020年の東京オリンピック・パラリンピック、2021年の善光寺御開帳に向けて長野市をPRし、国内はもとよりインバウンドの推進につなげてまいりたいと考えております。  こちらについても、後ほど所管事項の中で、イメージ映像を御覧いただきながらイベント概要を説明させていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。  次に、観光施設について申し上げます。  飯綱高原の観光戦略につきましては、飯綱高原スキー場を中心とするウインターシーズンからグリーンシーズン強化へと転換することとし、飯綱高原スキー場は事業譲渡による民営化、譲渡先がない場合には閉鎖、飯綱高原の観光振興、地域振興のための新たな拠点施設、山の駅の新設などの方針をお示ししたところでございます。  今年度はスキー場の民営化、山の駅の新設など、市場性や採算性の問われる事業の具体化に向けて、まずはサウンディング型市場調査を実施する計画であり、現在準備を進めております。  また、松代荘については大規模リニューアルの方向性をお示しいたしました。9月補正予算で事業費に係る債務負担行為の設定をお願いする予定としており、現在、設計・施工一体型のプロポーザルの実施に向けて詳細を詰めている状況でございます。  この件につきましても、所管事項の中で御説明を申し上げさせていただきたいと思っております。  本格的なグリーンシーズンを迎え、戸隠キャンプ場、飯綱高原キャンプ場はいずれも4月28日から営業を開始いたしました。5月末までの入り込み状況を見ますと、戸隠キャンプ場は前年比144パーセント、飯綱高原キャンプ場は前年比144.8パーセントと、両施設とも好調なスタートが切れました。  今後も天候に恵まれ、市内外からのお客様で大いににぎわうことを期待しているところでございます。  また、先ほど委員長からお話もございましたが、大阪の地震等がございました。我々商工観光部、多くの施設を所管しております。危機管理体制には万全を期してまいりたいと思ったところでございます。  以上、商工観光部関係の主な施策の動向について申し上げました。  少子高齢化、人口減少が進展する中にありまして、商工観光部も課題が山積しております。商工観光部の職員が一丸となって、各種事業に攻めの姿勢を持って取り組んでまいりますので、委員の皆様には引き続きの御指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  本日はよろしくお願いいたします。 ○委員長(佐藤久美子) 次に、4月1日付けの人事異動による新任理事者の自己紹介をお願いいたします。      (新任理事者自己紹介) ○委員長(佐藤久美子) それでは、これより商工観光部関係の審査を行います。  請願の審査を行います。  継続審査中の請願第5号労働者の声を踏まえた真の「働き方改革」の実現を求める請願、本件を議題といたします。  必要があれば書記による朗読を求めますが、いかがいたしますか。よろしいですか。  それでは、本請願について質疑、討論等がありましたら発言を願います。  竹内委員 ◆委員(竹内茂) 前回も賛成をさせていただいたんですが、国会では、昨日の参議院厚生労働委員会でこの働き方改革関連法案の採択を見送って、引き続き継続審議ということになりました。この真の働き方改革の実現を求める意見書を一刻も早く国に上げていくことを求めます。  私は、過労死などという国際用語まで生んでしまうほど、労働条件は過酷な状態に置かれていると思います。普通に働けば普通に生活できる社会に、この法案は、今国会で審議されている法案は、過労死ラインの残業を更に助長する危険があります。全国過労死を考える家族の会の人たちも、これ以上の過労死はなくしてほしいと、この働き方改革関連法案には反対をしています。  私は是非この真の働き方改革の実現を求める請願に賛成したいと思います。 ○委員長(佐藤久美子) 他に。  西沢委員 ◆委員(西沢利一) 今、この関係については国会で審議されておりますけれども、提案後、法案作成の参考にした労働時間データの誤り、こういったことから、原案から裁量労働制の対象業務の範囲拡大に関する部分を削除、また現行の裁量労働制についても、長時間労働を助長しているとの批判が多いことから、労働者の健康確保に向け、企業に勤務時間の把握を義務付けることを盛り込んでおります。  また、衆議院では、高度プロフェッショナル制度の適用者の意思に基づく離脱規定を明確にした修正案により、可決もされているところであります。  また、その他、働き方改革、今回の関連法案にも、時間外労働の問題、有給休暇の問題、割増賃金の問題等々、大変重要な部分も含まれておりますので、私はこうした今までの審議経過から見ますと、成立に向けてやはり今動いていかなくてはいけないんじゃないかなという立場で、不採択としたいと、そういう意見でございます。 ○委員長(佐藤久美子) 他にありませんか。  小林委員 ◆委員(小林秀子) 私も不採択ということで発言させていただきたいと思います。  今回出されている法案ですけれども、70年来の大改革ということで、労働基準法ができて初めての大改革になります。なんでこれまで大きな改革ができなかったのかというと、やはりこれは労働側と経営者側の労働政策審議会で話合いをしてきたわけですけれども、なかなかやはり落としどころが見付けてこられなかったというのがこれまでの流れでした。  ですけれども、今回ここで初めて政治が一歩前に出て、政労使という枠組みを作った上で、落としどころをしっかり決めた。政治が触媒の役割を果たしたということで今回結論が出た。やっと結論が出たということで、そもそもそれが大きな一歩であるなというふうに思っております。  今回の法案では、日本で初めて罰則付きの残業時間の上限というのが設けられました。今、それでは不十分だという声もありますけれども、まずは政労使、この三者でしっかりこの枠組みを勝ち取った中でやってみるということが大事だと思いますし、中小企業などでは、これは中小企業についてはもう1年遅らせて施行することになっておりますけれども、やはり働く時間を確保できないと企業そのものが潰れてしまうというような中小企業も結構ございます。そういう中で、しっかりそういう意味ではこの上限をまずは決めて、ぎりぎりで合意したものであるということを御理解いただきたいと思っております。  特に、この請願の趣旨では、高度プロフェッショナル制度について記しておりますけれども、この高度プロフェッショナル制度というのは、そもそも普通の人たちの年収の3倍以上、1,075万円以上の方が対象になっています。そして、その対象になった皆さんというのも、野党の皆様は、勝手に時間が、どんどん年収が減っていくのではないかというような、そんなお声も国会の中では聞かれましたけれども、しっかりと法律に明記することによって、この年収についても国会の賛成がなければ年収を下げることができないというような縛りが与えられておりますし、年間104日の休日確保、これも法律に明記されております。  そして、この法案には、健康確保措置というのがありまして、しっかりと働く皆さんの健康管理をしていくということが求められております。この健康確保措置によって、働く時間もしっかりと、これは企業側が認識しなければ健康確保というのができませんので、そういう意味でも、幾重にも慎重な運用がなされるということを申し上げたいと思います。  そういうことによって、国会の議論の中でも、いわゆる一般の労働者の実労働時間とほぼ同じような形でこの健康管理時間というのが設定されることによって、労災認定も可能になっておりますので、そういった皆さんは安心をしていただきたいと思っておりますし、また、この法律の中では、これは御本人の同意というのも必要ですし、また御本人がもう自分は高度プロフェッショナル制度適用者ではなくて一般に戻りたいということであれば、それはしっかりと認められるということになっておりますので、御心配には及ばないのではないかと思っております。  また、この今回働き方改革関連法案の中には大変重要な法案も多く入っております。同一労働同一賃金でありますとか、そういったものもしっかり入っておりますので、大変重要な法案だと思っておりますので、今回の請願については賛成できないということを申し上げたいと思います。 ○委員長(佐藤久美子) 他にいかがでしょうか。  西村委員 ◆委員(西村裕子) 私は、この請願はきちんと採択して、国に意見書を届けるべきだと考えています。  まず、高度プロフェッショナル制度の件ですが、本人の同意が必要であるということで説明されていますが、そもそも雇用する側とされる側は対等であるということが非常に難しいという問題が根底にあります。そんな中で、本人が同意したりやめたりすることができるから、この制度が健全に運用できると私は考えていません。やはり雇用される側というのはどうしても弱い立場に追われてしまう。  そういった中で、この制度が痛ましい過労死、過労自殺を生んでしまう懸念というものが、実際遺族の方たちからその心配というものが声として上げられているという現状がありますので、やはりこのように非常に多くの問題点がある中で、そのものを包括したような複数の法案というものは、やはり一括で審議されるものではなくて、一つ一つ丁寧に審議されるものだと思います。  そういうことも踏まえて、この請願は、私はきちんと採択して、意見書を国に届けるべきだと考えています。 ○委員長(佐藤久美子) 他にいかがでしょうか。  池田委員 ◆委員(池田清) 紹介議員として、採択していただきたいという立場から意見を述べさせていただきます。  そもそもこの請願は3月市議会定例会に提案され、3月市議会定例会において採択されなければいけない、そういう性格のものであったというふうに思います。  それを継続審査という形で今日まで継続しているわけですけれども、国会は会期末を間近に控え、また延長という方向になるかもしれませんが、そもそもこの働き方改革関連法案というものは、まとめてこれを一括して審議するべき性格のものではないわけです。  今、国会と同じような議論を、それをこの地方議会の中でそれぞれの立場の中で主張しても大変むなしい限りでありますけれども、高橋まつりさんのお母さんが記者会見で言っているとおり、また新たな過労による自殺者を増やしてしまう、そんな危険性が大変大きい法案であるということを決して忘れてはいけないと思います。  今日、この場は商工観光部なので、総務部の職員課の皆さんはおいでにならないので、理事者に振りませんけれども、市の職員の皆さんも月に80時間、100時間を超えるような時間外労働をして、厳しい職場もあるわけですけれども、やはり働く者の側からしっかりこうした声を国に届けていく、そのことを地方議会として請願者の願意を受け止めながら国に意見書を上げていくということは、正に地方議会の大変大きな責務だというふうに思います。  細かく一々このことがどうで、このことがこうではないという議論はいたしませんけれども、是非とも長野市議会において、この請願者の願意を酌んでいただいて、皆さんのお力添えをいただいて、採択していただくように改めてお願いをいたします。 ○委員長(佐藤久美子) 他に。      (発言する者なし) ○委員長(佐藤久美子) それでは、以上で質疑、討論を終結いたします。
     これより採決を行います。  請願第5号労働者の声を踏まえた真の「働き方改革」の実現を求める請願、本件を採択することに賛成の委員の挙手を求めます。      (賛成者挙手) ○委員長(佐藤久美子) 賛成少数と認めます。  よって、本請願は不採択とすべきものと決しました。  本件については以上といたします。  商工観光部関係の付託案件は以上であります。  次に、商工観光部関係の所管事項について調査を行います。  初めに、理事者から発言を求められておりますので、許可いたします。  説明案件が、1つ、生産性向上特別措置法に基づく固定資産税の特例について、2つ、松代荘のリニューアルについて、3つ、善光寺表参道イルミネーション事業について、以上3件あるとのことですので、案件ごとに説明をお願いし、案件ごとに質疑等を行いたいと思います。  それでは、初めに、生産性向上特別措置法に基づく固定資産税の特例について、理事者の説明を求めます。  丸山次長 ◎商工観光部次長兼商工労働課長(丸山陽一) それでは、お手元の資料1を御覧いただきたいと思います。  まず、この生産性向上特別措置法の法の趣旨につきまして、資料には、申し訳ございません、記載はございませんけれども、初めに若干申し上げますと、近年IoTやビッグデータ、人工知能、AIなど、ICT分野における急速な技術革新の進展によりまして、産業構造や国際的な競争条件が著しく変化しており、こうした変化に対応し、世界に先駆けて生産性革命を実現させるべく、政府におきまして昨年12月に新しい経済政策パッケージを取りまとめております。  この中で、2020年までを生産性革命集中投資期間といたしまして、あらゆる施策を総動員することを受け、この生産性向上特別措置法により、国内産業の生産性を短期間に向上させるために必要な措置を講ずるというものでございます。  それでは、資料について説明いたします。  まず、1、制度の概要でございますが、この6月6日に施行となりました同法に基づきまして、中小企業者等が先端設備等導入計画を策定し、市の認定を受けた場合に、計画に基づいて取得した設備、償却資産でございますけれども、これに係る固定資産税を3年間ゼロとするものでございます。  2番目の対象者につきましては、資本金額が1億円以下の法人等のうち、中小企業等経営強化法に定める中小企業者となっております。  3の実施期間につきましては、市が策定する導入促進基本計画が国の同意を受けてから平成33年3月31日までとしております。  4の条例改正等につきましては、財政部におきまして今定例会に市税条例の改正案を提出しているところでございます。また、市が策定いたします導入促進基本計画につきましては、記載内容等について現在、国との事前協議を行っているという状況でございます。  その下、スライド2の5番、固定資産税の特例の対象となる設備等につきましては記載のとおりでございまして、設備の種類ごとに最低取得価格、販売開始時期などを定めているものでございます。  続きまして、6の課税への影響額でございますけれども、これは現在国によって実施されております中小企業等経営強化法に基づく類似の制度があるわけですが、この影響額を基に算出いたしますと、約5,470万円ほどの税収減を見込んでおりまして、これにつきましては、下段の小さい表がありますけれども、平成29年度の当初課税の調定額41億3,000万円余りの約1.3パーセントに相当するものと試算しているところでございます。  なお、国による減収の補填措置につきましては、交付税の基準財政収入額の減収額として算定されることになっております。  おめくりいただきまして、スライド3をお願いいたします。  7の国の補助金における優遇措置についてでございます。中小企業者等が先端設備等導入計画を策定し、市の認定を受けますと、固定資産税の特例措置の他に、御覧の国の4つの補助金につきまして優遇措置がとられることになっております。優遇措置等の内容につきましては御覧のとおりでございます。  続いて、8の認定開始までのスケジュールにつきましては、今定例会で市税条例の改正案の議決をいただいた後、市が策定いたします導入促進基本計画につきまして、国の同意が得られ次第、事業者からの計画の申請を受け付ける予定としております。  続いて、スライド5、本市が策定いたします導入促進基本計画の概要でございますけれども、計画内容につきましては、実は国がひな形を示しておりまして、そのひな形に沿って作成しております。  例えば、1の先端設備等の導入の促進の目標につきましては、先端設備等導入計画の目標認定件数を300件といたしまして、計画を認定した事業者の労働生産性が年平均で3パーセント以上向上することを目標としているところでございます。  また、2の先端設備等の種類以降につきましては、御覧のとおりでございます。  続きまして、10の申請の流れでございますけれども、事業者は事前に導入する先端設備のスペックに係る工業会の証明書、それから中小企業庁が認定した経営革新等支援機関、これは商工会議所、商工会、金融機関、あるいは税理士、会計士ということになりますけれども、そこによる確認書を取得して、これらを併せて市に計画を申請することになります。市による計画の認定後に設備を取得し、税務申告を行い、課税の特例を受けると、そういう流れになります。  一番下の11の制度の周知につきましては、実はこれまでも長野商工会議所、長野市商工会等の総会等、会合等におきまして本制度の予告はしてまいりました。今後、関係機関を通じたチラシの配布、報道機関への情報提供など、積極的な周知をしてまいりたいと考えているところでございます。  簡単でございますけれども、説明は以上でございます。 ○委員長(佐藤久美子) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。  本件について質疑、御意見がありましたら発言を願います。  何かありませんか。      (発言する者なし) ○委員長(佐藤久美子) よろしいですか。  それでは、本件については以上といたします。  次に、松代荘のリニューアルについて、理事者の説明を求めます。  藤橋次長 ◎商工観光部次長兼観光振興課長(藤橋範之) それでは、私から、松代荘のリニューアルについて御説明いたします。  資料2を御覧ください。  まず、スライド2を御覧いただきたいと存じます。  まず、松代荘のリニューアルの目的は、市民及び観光客の保養と健康増進と、大河ドラマ真田丸終了後の次の松代の観光振興拠点にし、交流人口の増加、経済の活性化を図ることであり、この2つを目的として松代荘のリニューアルを実施してまいりたいと考えております。  具体的な目的は、以下の囲みの中のとおりでございます。  スライド3を御覧ください。  施設の概要と現状です。施設の設置目的は、市民及び観光客の保養と健康増進、開設時期及び施設の概要は御覧のとおりです。運営形態は長野市開発公社による指定管理、源泉の所有権は同じく長野市開発公社が所有しております。  スライド4を御覧ください。  (2)の利用状況ですが、平成28年度は宿泊者数2万2,347人、休憩利用者、日帰り入浴客の皆様方は16万5,883人といった状況でございます。  (3)平成28年度の営業状況につきましては、長野市開発公社の収支でございますが、収入が4億1,165万6,000円に対しまして、支出が4億806万6,000円で、純収益は359万円となっております。  スライド5を御覧ください。  松代地区の住民自治協議会から、平成28年度7月に松代荘の大規模リニューアル等3項目の要望を受けております。  具体的な内容は、囲みの中の記載のとおりでございます。  スライド6を御覧ください。  住民自治協議会等、地元関係者を中心に構成されました松代温泉公共施設再編検討会議からは、1、保健保養訓練センターの廃止、2、松代老人憩の家の保健保養訓練センターへの移転に加え、3、松代荘のリニューアルの実施、4、その施設整備目標は平成33年春とする方向性について、市長宛てに報告があったところでございます。  スライド7を御覧いただきたいと存じます。  松代荘の抱える課題をまとめたものでございます。  (1)客室は、近年の宿泊客ニーズに対応できていないことや、汚れや壁などの老朽化が進んでいること。  (2)宴会場--大広間の老朽化が顕著で、間仕切りがなく、複数の宴会に対応できないこと。  (3)慢性的な駐車場不足となっていること。  (4)浴室が手狭であること。また近隣に趣向を凝らした温泉施設が増え、露天風呂の充実が求められていること。  (5)レストランの席数不足などが課題となっております。  スライド8を御覧ください。  リニューアルの検討に当たりまして、メーンとなるターゲット層を設定いたしました。  まず、左の図を御覧ください。  年代別旅行費統計によりますと、60代の旅行費の支出が最も高い状況となっております。  次に、右の円グラフを御覧ください。  宿泊旅行の同行者は、夫婦2人での旅行が34.6パーセントと最も高い割合となっていることが見てとれます。  次に、右下の地図でございますが、現在の松代荘の地区別利用者状況を見ますと、長野県内が46.8パーセントと最も高く、次いで首都圏の、いわゆるマイカー圏内からの利用者が多い状況であります。  以上のことから、60代のアクティブシニア層、夫婦2人旅行、マイカー利用者をメーンターゲットとし、リニューアルに対応してまいりたいと考えております。  スライド9ですが、そのリニューアルの方向性についてでございますが、松代荘の抱える課題及びメーンターゲット層の設定から、方向性につきましては、1つ目、市民及び観光客の保養と健康増進を図るため、最大の魅力でございます松代温泉を活用した大露天風呂の新設、2つ目、夫婦2人のマイカー旅行のアクティブシニア層を取り込むため、客室と駐車場の整備、3つ目、落ち着いた食事時間の提供、少人数宴会への対応をするため、レストランの拡充、宴会場の整備等に取り組んでまいりたいと考えております。  スライド10です。  こちらはリニューアルのイメージ図でございます。ピンクの部分が新設、青の部分が改修といったイメージで御覧いただきたいと存じます。  主なものを申し上げます。  まず、右側のピンク①及び②は、老朽化した宴会場を解体し、客室と風呂付き特別室の新設及び少人数に対応した宴会場の新設を計画するものであります。  次に、図の中ほど④は、既存の客室・ロビー棟の汚れや壁などの改修を行います。  次に、図の左端のピンクの⑥は、老人憩の家の跡地を活用し、露天風呂の新設を計画いたします。  その右下の⑦は、日帰り客が利用する既存広間の改修を、その上の⑧は、既存浴室棟の内装の改修などを考えております。  最後に、左下⑨でございますが、200台駐車可能な駐車場整備を行う計画としております。  スライド11を御覧ください。  記載はございませんが、本事業は老人憩の家の解体費も含め、設計・施工一括発注方式プロポーザルを採用する予定としております。今後詳細を詰めてまいりますが、費用は税込みで総額8億円程度を見込んでおりまして、財源につきましては寄附等を含めて今後検討してまいります。  期間は平成30年11月から平成33年3月までとし、御覧の内容を主なものとして、プロポーザル方式により事業者を決定してまいりたいと考えておるところでございます。  最後、スライド12でございますが、今後のスケジュールであります。  本日の委員会を経て、地元説明を行ってまいります。また、今後詳細を詰めた上で、9月市議会定例会におきまして事業費に係る債務負担行為の設定をお願いしてまいりたいと考えているところでございます。  事業スケジュールにつきましては、10月までにプロポーザルによる事業者を決定いたしまして、11月から実施設計、工事着手へと進め、平成32年度末のしゅん工、善光寺御開帳に合わせたグランドオープンを目指してまいりたいと考えております。  なお、今回のリニューアルに合わせまして、現在の施設の名称も魅力的なものに変更してまいりたいと考えております。 ○委員長(佐藤久美子) 説明が終わりました。  これより質疑等を行います。  本件について質疑、御意見等がありましたら発言を願います。  市川委員 ◆副委員長(市川和彦) プロポーザルをやるようになっていますが、既にそれらしき業者というか、そういうところから問合せ等はあるんですか。 ○委員長(佐藤久美子) 藤橋次長 ◎商工観光部次長兼観光振興課長(藤橋範之) まだ公募といいますか、アナウンスしておりませんので、今のところございません。 ○委員長(佐藤久美子) 市川委員 ◆副委員長(市川和彦) 自分がこういうことを言うのは変かもしれないんですけれども、いずれにしても、この温泉施設とか宿泊施設等は、国内的にはプロポーザルというかコーディネーター的な会社というのはごく限られてきているようなことを聞き及んでいるんです。  そういったところの業者等を行政側でやること自体がいいか悪いかの話もちょっと含むんですけれども、それはちょっと置いておくんだけれども、もう既にこれ実施していくという形になっていますから、それを否定はしないですけれども、いずれにしても、民間というか、国内で専門的にやっているプランニング会社というのはございますから、そういうところにアプローチをしていく必要があるんじゃないかなと、行政側として。  さっきのプロポーザルの会社を求めるだけじゃなくて、私の言いたいのは、そういう業者を選別していく必要性もあると思いますので、一考願いたいと思います。やってくれという話ではなくて、一考してください。 ○委員長(佐藤久美子) 他に。  小林委員
    ◆委員(小林秀子) これまでの営業状況を見ておりますと、長野市から委託を受けてやっていただいて、平成28年には359万円の純利益があったということですが、この純利益というのは、長野市には入ってくる分もあるんですか。  これは長野市開発公社の取り分になって今いるんでしょうか。 ○委員長(佐藤久美子) 藤橋次長 ◎商工観光部次長兼観光振興課長(藤橋範之) こちらの表の359万円は長野市開発公社としての純利益でございまして、長野市への上納金といいますか、施設使用料、固定費の200万円を含む金額につきましては、その左側の黄色い囲みに書いております売店・その他租税公課等の中に長野市への上納金は含まれております。 ○委員長(佐藤久美子) 小林委員 ◆委員(小林秀子) そうなると、559万円ぐらいの利益があったという、長野市にも200万円納めた上で359万円の純利益があったという、そういう解釈でよろしいんでしょうか。 ○委員長(佐藤久美子) 高橋部長 ◎商工観光部長(高橋要) 長野市開発公社との指定管理における協定の中で、施設管理料として、毎年現在の協定の中では定額200万円、利益が出たうちの3割を納入してくださいという協定になっております。  平成28年度においては、長野市の取り分が350万円ほど、それを差し引いた長野市開発公社の純利益が359万円といった状況でございます。 ○委員長(佐藤久美子) 小林委員 ◆委員(小林秀子) これが多いか少ないかというのはちょっと置いておきまして、これからリニューアルをすることによって、8億円ぐらい掛けるという予定ですけれども、何年ぐらいでこれは長野市としては回収できるのか、その予定であるのかという、ちょっとスケジュール感を教えていただきたいと思います。  それはなぜかというと、やはりこれは市民の皆さんの税金を投入してやる宿泊業ですので、やはりそれなりに、出したお金をどのぐらいで回収できるのか、そしてまた、市民の皆さんにはどれだけ利益があるのかということを、しっかりとやはり行政側として明らかにする必要があるのではないかと思いますので、お聞きいたします。 ○委員長(佐藤久美子) 藤橋次長 ◎商工観光部次長兼観光振興課長(藤橋範之) 御指摘ありがとうございます。  委員の御指摘ごもっともだと思います。我々も税金を投入する以上、しっかりした収支予測を立てなければいけないと考えて、現在精査しているところでございます。  今、先ほど申し上げました一括プロポーザル方式でこの事業を進めてまいります。その提案によりまして、新たに設けられる客室数がどのぐらい増えるのか、あるいは既存の浴室棟の改修も予定しておりますが、それによりまして1日最大、マックスどのぐらいの収容者数が増えるのかによって売上げ等が上下してまいります。それらを踏まえて精査をして、9月市議会定例会の補正予算でお願いするときにはしっかりしたものをお示ししたいというふうに考えております。  現在のところ、おおむね10年程度で回収してまいりたいと考えているところでございます。 ○委員長(佐藤久美子) 小林委員 ◆委員(小林秀子) 10年というお話がありました。これから様々内容を検討していただくということですので、はっきりこれに決まったというわけではないと思いますが、もう1つ、これまでずっと長野市開発公社と随意契約でしたよね。これはもちろん源泉の所有権があるからという理由もあるかもしれません。ただ、やはり競争原理が働いていないということは、これはやはり大きな問題ではないかなと思っています。  これだけインバウンド観光に光が当たってくる中において、どんな積極的なアプローチをしてもしなくても困らないわけですよね、長野市からの指定管理料がありますので。そういう意味では、やはり競争原理をどうやって働かせるのか、それも大変やはり大事な点ではないかなと思いますので、源泉の所有権を長野市開発公社が持ったままでも、一般競争というか、競争原理を働かせる手段はないのかどうか、こういったことも少し研究していただきたいなと要望しておきたいと思いますが、その点はいかがでしょうか。 ○委員長(佐藤久美子) 高橋部長 ◎商工観光部長(高橋要) 今、長野市開発公社との協定の中では指定管理料は払っておりません。当然私ども指定管理料無しで利益が出せる施設だということでお任せをしているところです。  現在、長野市開発公社とは5年間の指定管理の協定を結んでおりますので、その協定の中でとりあえず長野市開発公社には最大限頑張っていただきたいと。我々もこのリニューアルを行うに当たっては、長野市開発公社と十分調整をしながら、長野市開発公社で、じゃどのぐらい頑張って、どのぐらい利益が出せるのかというところまで突っ込んで今打合せをしているところですので、委員御指摘のとおり、この観光宿泊施設、本来、長野市が税金を掛けて運営すべきような施設ではないので、日帰り温泉施設の部分については市民の福祉の向上という面もありますけれども、そういうことを考えたときに、やはり施設の管理運営の中で全てが賄えるような営業形態にするような形でこれから取り組んでいくとともに、今御指摘のあった長野市開発公社への指定管理というものについては、この指定管理期間が終わるところでまたしっかり考えるべき問題であろうかなというふうには認識しております。 ○委員長(佐藤久美子) よろしいですか。  市川委員 ◆副委員長(市川和彦) 今、小林委員がおっしゃったのと先ほど私の言ったのはある意味共通しているんです。長野市開発公社自体でやっていることに対して、さっき私、いろいろな民間のプロポーザル的な会社というような表現を使ったんだけれども、要するに、競争原理が働いていないねという話は私ちょっと聞こえてきていました。  それで、要するに、競争原理の話だけじゃなく、プランニングをすることに関して松代温泉公共施設再編検討会議がありますよね。松代温泉公共施設再編検討会議のメンバーさん自体も、失礼な言い方、非常にローカルというか、長野地域的な発想が物すごく根強いものがあるんじゃないかという指摘もちょっと聞こえてきたんです。  ですので、さっきのいろいろな日本的なプランニング会社というか、ホテル経営とかそういうところにもやってほしいなと思っていましたので、ちょっともう一度そこら辺は、念押しになってしまうけれども、検討してもらいたいというふうにお願いしておきます。 ○委員長(佐藤久美子) それは、じゃ、要望でよろしいですね。  他に。  西村委員 ◆委員(西村裕子) 説明ありがとうございました。  部長のお話の中にもあったように、日帰り入浴の方たちは市民の方が多いと思うんですけれども、そういう方たちは、やはり健康増進のために週に何度も通われている方もいらっしゃると思うんです。  今、日帰りの入浴料が510円だったかなと思うんですが、やはりこういう形でリニューアルしていくと、施設の建設、改築に伴う費用が多くなるから、それに伴って料金の設定も上がるのかなというふうにちょっと心配しているんですが、その予定はどうなっているんでしょうか。  まず1点お願いします。 ○委員長(佐藤久美子) 藤橋次長 ◎商工観光部次長兼観光振興課長(藤橋範之) 委員御指摘のとおり現在510円、それで、お子様については200円という料金設定をしております。  リニューアルオープン後の料金体系につきましては、今後長野市開発公社と詰めてまいりたいというふうに考えております。 ○委員長(佐藤久美子) 西村委員 ◆委員(西村裕子) ありがとうございます。  私も寒い日なんかよく行くんですが、やはり顔ぶれを見ていると、しょっちゅう利用されているなという御家族の方たちが意外と多かったんです。そういう方たちがこれからも気軽に利用できるような料金体系であってほしいなというのと、あともう1点、周辺の温泉施設なんですが、やはり非常に様々なコンセプトを持って運営されているところがありますよね。そういった中で、今の松代荘の立ち位置はちょっとあか抜けない、個性というか、何かそういうものが松代荘にはあったのかなと、それが個性だったのかなと思います。  他の周辺の施設は、意外と若い人をターゲットに、温泉だけじゃなくて長時間滞在できるような様々な仕組みがあったりしているのかなというふうに思っていて、また、この松代荘がターゲットをシニア層ということで、部屋も変えて良くしていくというのは分かるんですけれども、やはり旅行者の方たちが車で来るということが出ているのであれば、やはり公共交通機関が非常に今貧弱に、残念ながらなってしまっている松代を上手に回遊していただくということも、同時に考えていかなければいけないのかなと思っています。  松代荘の中をきれいにして、滞在時間を伸ばして、宿泊日数も伸びていけばそれはいいんだけれども、やはり松代の地域をどう回遊して観光していただくか、長野市内の中山間地まで足を延ばしてもらえるような、そんな魅力づくりというものを同時にしていかなければいけないと思うんですが、その部分はどういうふうに考えていらっしゃるでしょうか。 ○委員長(佐藤久美子) 藤橋次長 ◎商工観光部次長兼観光振興課長(藤橋範之) 大変重要な御指摘をいただいたというふうにお聞きしておりました。  昨年度から始まりました長野市観光振興計画におきまして、松代地区を重点区域に指定したところでございます。様々なアプローチで松代をPRしております。  そういった中で、先ほどリニューアルの目的の中で申し上げましたように、単にリニューアルをするのではなくて、松代地域における観光の拠点施設と位置づけてまいりたいというふうに考えております。  また、今後地元の皆様方、NPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会とか住民活動も盛んな地域でもありますので、そういった皆様方、あるいは住民自治協議会の皆様方と共に、松代での滞在時間、あるいは周遊時間を延長していただく方策を積極的に打ち出してまいりたいというふうに考えているところでございます。  それから、近傍の施設というお話がございました。確かにこのところ、コトリの湯とか川中島温泉テルメDOMEとか、新たな魅力的な温泉施設が建っております。こちらにつきましては入浴料が700円から1,000円というふうに、松代荘に比べてかなり割高にはなっておりますが、それぞれ特色のあるお湯だということで認識しております。  一方で、松代荘につきましては、地元の皆様方を中心に、先ほど顔ぶれが同じような御家族という御発言を頂きましたが、とてもうれしいことで、正にリピーターの皆様方、そういった方々にゆっくり楽しくくつろいでいただける空間を、今回のリニューアルに合わせて演出してまいりたいと考えております。  御指摘ありがとうございました。 ○委員長(佐藤久美子) 西村委員 ◆委員(西村裕子) ありがとうございます。  観光客の方たちだけではなくて、市民も大事にできるような施設になってほしいなと思うのと、あと、松代の真田というもののキラキラ感というんですか、それも松代にはあるけれども、やはり地下ごうですか、そういったちょっと歴史の中で陰の部分といいますか、そういう部分もあるんですよね。県外からわざわざ象山地下壕を見に来られる方たちも意外と多いんです。  そういった部分で、長野市のそういうキラキラした部分も、そして歴史の部分も、丸ごと観光していただくということを考えていくと、どこにも無い場所になるのかなと思っています。光の部分も陰の部分もちゃんと見てもらえるような、そんな施設、観光というものを目指していただきたいなと思います。 ○委員長(佐藤久美子) 他に。  池田委員 ◆委員(池田清) この案件は5月29日の政策説明会、それから6月15日の公共施設の在り方調査研究特別委員会、そして今日の経済文教委員会と3回目の説明で、全く同じ資料なんですよね。そういう面では、あえて質問しないでおこうかと思ったんですが、やはり9月市議会定例会では経済文教委員会がこの補正予算の債務負担行為の設定の審査をやるんですから、経済文教委員会の位置づけというのをしっかりしていただいて、9月市議会定例会にはきちんとしたものを出してもらいたい。  そのためには、この宿泊者や旅行費の分析、総務省の統計によってアクティブシニア層、それをターゲットにするという、論拠はいいんですけれども、今の、じゃ、具体的に宿泊客がどういう状況にあるのかということや、利用者の日帰り入浴の皆さんの利用の分析なども経済文教委員会には私はある程度示してほしかったなと。全く同じ資料で、一言一句変わらないものを3回示していただくのは、ちょっと私はもう少し誠意が欲しかったなということをまずもって言っておきたいと思います。  その意味で、プロポーザルで一括でこれからアナウンスをして、そして募集していくという過程の中で、なかなか部屋数であるとか日帰り入浴者数とか、いろいろそれはその上限下限あると思うのですけれども、それらについて精査をして、がちがちのものを出せと言っているんじゃないけれども、やはり10年で8億円を回収するという収支見込みがある中では、今の350万円ほどのそうした市に入るお金、その利益ということとは別に、やはりそうしたものの概略は是非とも示すべきであったというふうに思います。  大分いろいろなことが聞こえてきましたので、これが大きな寄附金によるということが漏れ伝わってきましたけれども、それはあるにしても、やはり議会に対して説明するからには、取り分け予算の審査をする経済文教委員会には示してほしかったなということを思います。  そんな意味で、周りのいろいろな温泉施設とか、それから今日的ないろいろな温泉状況もあるけれども、私は国民宿舎松代荘というこの看板は、名称変更も含めてということですが、この写真には国民宿舎というのがちゃんと上に看板に出ているんだけれども、今9,150円ですか、1万円しないぐらいで泊まれる低廉な、年金で夫婦で旅行巡りできる人たちが泊まれるような、そういう価格設定というのは、公共の市が事業を行う施設としては私は残してもらいたいなと、私の意見としてはそれは述べさせていただきたいと思います。  何とかリゾートみたいに1泊3万円、4万円も出すような、そういう富裕層が泊まるような温泉施設をこの歴史と伝統ある松代に持ってくる必要は私はないと思っています。  是非とも9月市議会定例会、いろいろなことを言って失礼でしたけれども、9月市議会定例会にしっかり提案を頂くということですから、その際にまたしっかりその資料を見させていただきながら審査をさせていただくということをお伝えして終わりたいと思います。 ○委員長(佐藤久美子) それでは、本件については以上といたします。  次に、善光寺表参道イルミネーション事業について、理事者の説明をお願いいたします。  藤橋次長 ◎商工観光部次長兼観光振興課長(藤橋範之) それでは、私から善光寺表参道イルミネーション事業について御説明を申し上げます。  お手元の資料3を御覧ください。  長野市の魅力を一層高めること、そして、より多くの訪日外国人を含む観光客に御来訪いただき、新たな交流人口を創出し、地域経済の活性化に寄与することを目的に、善光寺表参道イルミネーションを開催する予定でございます。  2の開催時期ですが、善光寺及び表参道のイルミネーションの装飾を11月24日から12月25日までの約1か月間、また、善光寺のイルミネーション、善光寺につきましては現在仁王門、それから山門、本堂を予定しておりますが、こちらのイルミネーションにつきましては12月15日から12月25日までの11日間、時間はいずれも17時から20時まで行います。  3のターゲットは、台湾やタイを初めとする東南アジア諸国、そして旅行消費の旺盛な30代の日本人女性としております。  テーマ、コンセプトは、善光寺と門前町が一体となり、極楽浄土を表現していきたいと考えております。  4の実施内容ですが、最大の見どころといたしまして、先ほど申し上げました善光寺のイルミネーション装飾を実施いたします。仁王門から本堂までの建造物及び通路等に光のインスタレーション、脚注にインスタレーションの説明をしておりますが、を展開いたします。  トップデザイナーの監修の下、上質な空間演出を行うことにより、SNSでの拡散を促し、海外からの誘客を図りたいと考えております。  2ページを御覧ください。  善光寺イルミネーションイメージ図、飽くまでも現在のイメージ図でございますが、掲載しております。  (2)中央通りの並木の装飾については、長野駅から善光寺までの中央通りの並木、現在約160本ほどございますが、を商店街や学生等と協力して電飾し、善光寺を核とした表参道の一体感の醸成を図りたいと考えております。  次に、(3)ワークショップの開催については、専門学校や応募のあった市民等と連携してワークショップを開催いたします。ランタンを初めとするイルミネーションを盛り上げる装飾物等の制作を、市民と共に行いたいと考えております。  3ページを御覧ください。  拠点の整備については、学生や商店街等と連携し、長野駅から善光寺まで、観光客が楽しみながら移動できるよう、数か所の拠点を設ける予定でおります。  (5)料理の開発については、ジビエを中心とした食メニューの開発を行いまして、それをオープンレシピ化するとともに、参加店舗を募集いたしまして、イルミネーションの期間中に屋台等で販売する予定でおります。  おめくりいただきまして、4ページを御覧ください。  (6)音楽イベント等の開催については、信州デスティネーションキャンペーン期間中に開催して大変好評を博しました麻衣と舞などのコンサートを開催し、光を組み合わせた幻想的なコンサートにして会場を盛り上げてまいります。  この善光寺表参道イルミネーション事業を通じまして、2020年の東京オリンピック・パラリンピック、2021年の善光寺御開帳に向けて長野市を国内外にPRし、インバウンド需要を取り込んでいきたいと考えております。  これから、ただ今御説明申し上げました事業のイメージ映像を御覧いただきます。3分程度の映像となりますので、よろしくお願いいたします。      (映像上映) ◎商工観光部次長兼観光振興課長(藤橋範之) ありがとうございました。  先ほどの資料にお戻りいただきまして、5ページを御覧いただきたいと存じます。  これまで御説明申し上げました各事業等を具体的に実施するため、先頃5月15日、善光寺表参道イルミネーション実行委員会を設立いたしました。善光寺表参道イルミネーション実行委員会は企業、大学、専門学校、商店会等、御覧の33団体で構成し、会長には長野市長、副会長には善光寺、JR東日本長野支社、信濃毎日新聞社、長野商工会議所、ながの観光コンベンションビューローがその任に当たっております。  実動部隊といたしまして、装飾部会、食メニュー開発部会、ワークショップ部会を設置いたしまして、各種団体、学術機関等と協働で作品等を制作してまいりたいと考えております。  以上のようなメニューで、この冬、善光寺表参道を中心に、長野の冬を多くの観光客の皆様方にお楽しみいただきたいと考えているところでございます。 ○委員長(佐藤久美子) 説明が終わりました。  これより質疑等を行います。  本件について質疑、御意見等がありましたら発言を願います。  野本委員 ◆委員(野本靖) 大いに結構だと思います。  それで、以前お話ししたんですけれども、これJRも含めていろいろ関わっておられるので、考えていらっしゃると思うんですけれども、今、長野駅前等、川中島駅は商店街の皆さんがやって、今井駅もやって、篠ノ井駅もやって、僕、長野駅以北のことは存じませんけれども、多分やっているんですかね、そういうの。  ちょっとそれは分かりませんが、いずれにしても、よくよくこの実行委員会でそういったことを連携していただいて、連続性というんですか、ちょっと僕専門的なことは分かりませんけれども、あと南長野運動公園なんかも含めてイルミネーションをやっているので、よくよくその辺連携して是非ともやっていただきたいと思います。  ちょっと一応何か感想を言ってください。
    ○委員長(佐藤久美子) 藤橋次長 ◎商工観光部次長兼観光振興課長(藤橋範之) まず、南長野青年会議所の皆様方にも善光寺表参道イルミネーション実行委員会のメンバーにお加わりいただいております。全く期間が重複しておりますので、双方のイルミネーション共に協働してやっていこうということで、打合せを進行させていただいております。  あと、各商店街とか各駅前の情報につきましては、今後情報収集させていただいて、どのような連携ができるのかは今後検討させていただきたいと存じます。 ○委員長(佐藤久美子) 村井課長補佐、何か付け加えること、どうぞ。 ◎観光振興課長補佐(村井善晃) 今と同じなんですが、南長野運動公園も本当に期間が同じですので、一緒にチラシをまいたり、相乗効果的になるような形で今考えておりますので、取り組んでまいりたいと思います。 ○委員長(佐藤久美子) ありがとうございます。  西村委員 ◆委員(西村裕子) 期間が1か月ある、非常に長いなと思ったんです。  あと、ターゲットが台湾の方、タイの方、そして日本人の30代女性と、かなり限定的に絞られたんだなというふうに感じていて、済みません、一点だけ気になったのが、そういうターゲットの中で、果たしてこの音楽イベントが、これまでクラシックミュージックが長野市ほとんどだったのかなというふうに感じています。クラシックでいいのかな。本当にそのターゲットの方たちは、クラシックに新しさを感じるのかなと思うんです。  今、スペインの食の部分も取り上げられて、事例として参考にしていくということなんですけれども、欧米などでは音楽祭などで非常に多くの人を集めて、音楽産業が盛んです。その音楽産業のジャンルはクラシックではなく、EDMというんでしょうか、エレクトロニック・ダンス・ミュージックというんですか、ああいったものが非常に若い人たちを引き寄せているという状況もありますよね。  ちょっとそれぞれ日本の地方都市、都心でもやっているようなことを善光寺を中心にやっても大きな話題にはならないだろうし、もうちょっと、どうせやるのであれば、どこにもないものを持ってこないといけないんじゃないかなと思うんですが、これ事業費は幾らなんですか。ちょっとそのスケール感が見えないんですが。 ○委員長(佐藤久美子) 藤橋次長 ◎商工観光部次長兼観光振興課長(藤橋範之) この、先ほど申し上げました善光寺表参道イルミネーション実行委員会が執行する予算は6,000万円です。このうち2分の1が地方創生推進交付金の採択を受けておりますので、3,000万円が一般財源からの持ち出しとなります。  このイルミネーションに関しましては、今のところ4,000万円程度を一連のイベントとして考えております。  それから、今御指摘の音楽ですが、先ほどの善光寺表参道のイルミネーションを実施する場合に、今考えているのが光の演出と音の演出、相乗効果を狙っております。そういった中で、曲目だとかジャンルは今後選定していくことになるだろうということでございます。  それから、資料4ページにございます歌掛ける能というふうに書いておりますが、こちらの右端に写っていらっしゃる方が歌手の麻衣さんという方でございます。日本を代表する能楽師の方が麻衣さんの歌う歌に合わせて能を舞っていただくという、大変幻想的なしつらえになっております。 ○委員長(佐藤久美子) 西村委員 ◆委員(西村裕子) ありがとうございました。  何か一つ一つ見ていくと、確かにちょっとはやっていることが出ているなというふうに感じていて、例えばこのランタンなんですが、一部の非常に先端的な情報発信されている方を、日本のちょうちんづくりというのにすごく力を入れている方たちは私も知っています。なので、わざわざ台湾から技術者を招かなくても、日本のちょうちんでも十分いいんじゃないかななんて思うんですが、やはりもう少し洗練されたものにしてもらいたいのと、やはりプロジェクションマッピングというんですか、建物にこういう映像を映していくというのもだんだん見慣れてきていますよね。若い方たち、ターゲットの方たちは、恐らくいろいろなところに出向いてそういうものを見に行っていますので、どこにでもあるものではなくて、やはり新しさというものを前面に出せるようなものを企画して、実行していってほしいなと。要望です。 ○委員長(佐藤久美子) よろしいですか。  他に。  池田委員 ◆委員(池田清) やはり予算的なことはどこかに表記してほしかったなと。3,000万円の地方創生推進交付金が、年度末に本当に努力いただいて付いたという話はお聞きしておりましたけれども、一般財源の3,000万円と合わせて6,000万円、4,000万円がイルミネーションということの、そのやはり財源的なものの組立てというものを入れてほしかった。  それがスケジュールのところにありますとおり、もう既に概算の決定、予算配分とかそれぞれの部会ごとにというか、いろいろ金の出どころといいますか、配分がある程度あらあらになっているというふうに思いますので、これはもう予算は決定されていることでありますけれども、お願いしたいと思います。  そんな中で、先ほどのイメージのビデオというかDVD、あれは広告代理店、電通か何かで作ったんですか。何か電通なんていう言葉がちょっと入っていましたけれども、さっきの松代荘もそうでしたけれども、そのアクティブシニア層とか、どこにターゲットを絞るかというのが、現状のただアバウトな形で観光客を招くということはなくて、今日的な観光戦略、やり方だというふうに思うんですけれども、それがなぜ台湾なのか、なぜ30代なのかということも含めて、皆さん方はそれにずっと携わってきているから分かると思うんですけれども、なぜそうなのかということ、その理由付け、説得性がないんです。  そうすると、JTBであったり、電通であったり、広告代理店であったり、様々なところが様々な提案をする中で、きっとそうしたものに収れんしてきたというふうに思いますけれども、その辺のところの説明をきちんとしてもらいたいと思います。  そんな中で、結果的にこれ、大分極楽浄土みたいな、蓮の花で善光寺で極楽浄土、何か長野がどんどん宗教都市になっていってしまうんじゃないかみたいな、ちょっとその辺が気になるんです。極楽浄土なんていうことを、そこまで善光寺と一体化してしまっていいのかなと。  長野灯明まつりはこれからも2月にありますよね。長野灯明まつりはもともと五輪の平和の祭典、それを五色の色で映し出すということで石井さんにプロデュースしてもらって、これは続いていますよね。これは平和へのそうした発信があるんだけれども、このイルミネーションにそぐうような、何かこの時期、観光客、交流人口を集めて経済的効果を狙うといっても、何かその目的そのものにちょっとインパクトというか、なるほどという合点がいくものがちょっと弱いんです。  11月24日ですから、長野えびす講煙火大会が終わった直後ですよね。それからこれをやって、そしてまた長野灯明まつりにつながっていく。だから、長野灯明まつりとの連続性というか、じゃ、一過性でこれ、今年だけでもう、交付金3,000万円付いたから今年やるだけで終わってしまうのか、これからどうなるのか、そこら辺の戦略もあるのかどうか、そういう連続性ということもしっかり考えていらっしゃるのかということと、それから、予算はもう既決ですけれども、しっかり説明していただきたいということの2点はお願いしたいと思うんですけれども、御答弁がございましたらお願いしたいと思います。 ○委員長(佐藤久美子) 藤橋次長 ◎商工観光部次長兼観光振興課長(藤橋範之) まず、なぜ台湾なのかというお話でございますが、このターゲットにつきましては、今現在、長野県及び長野市にインバウンドでお越しになっておられる方の出身国が、台湾が圧倒的に多い状況です。そういった中で、観光客の入り込みが落ち込んでまいりますこの時期にぶつけてまいりました。  それと、長野灯明まつりとの関連性でございますが、この11月にこのイルミネーションを開始いたしまして、そして、1月には善光寺での厳かなお正月を迎えると。それで、2月に五輪の平和を願うという、今委員の御指摘の長野灯明まつりを実施したいということでございまして、長野灯明まつりにつながるようなPR、セットでPRをしていきたいというふうに考えております。  それから、一過性なのかどうなのかというお話でございますが、一応地方創生推進交付金につきましては、3か年の事業計画で申請して採択をされております。これは飽くまでも計画が採択されたのみでありまして、次年度以降の補助金が決定しているわけではございませんが、一応計画はお認めいただいております。  この初年度の経過を見まして、次年度以降の取扱いについては、また実行委員会等で相談させていただきたいと思っております。  それから、予算についての資料提供がなかったことについては深くおわびを申し上げます。申し訳ございませんでした。 ○委員長(佐藤久美子) 池田委員 ◆委員(池田清) それから、もう1点、さっきも言いましたとおり、善光寺と長野市がこれで共に、観光客含めて市が発展してきたその一番の理由は善光寺の門前町であるということは、これは疑いもないことなんですけれども、極楽浄土ということでこの中にもうたって、言葉が入ってきていますし、もともと善光寺というのは無宗派の寺じゃないですか。大本願と、それから大勧進という大きな2つのお寺はありますけれども、全体として無宗派の寺として全国からの善男善女を集めるという、そうした無宗派的なお寺でもあるということを含めて、余りそれこそ深入りというか、それほど強く宗教的なことに深入りするのはどうかなと。  それについては、これから選定していくであろうトップデザイナーの方のコンセプトによってくると思うんですが、それは善光寺表参道イルミネーション実行委員会としても、それから市としても、しっかり意見を言っていただきたいなと思います。そうでないと、何かしらそこに広告代理店であったり、トップデザイナーであったり、そうした皆さん方にどんどん引っ張られていくんじゃないかと思いますが、その辺、部長はいかがですか。 ○委員長(佐藤久美子) 高橋部長 ◎商工観光部長(高橋要) 映像を見ていただきましたように、モチーフが蓮の花。蓮の花は善光寺には相当合うのかなというふうには思っています。  委員御指摘のとおり、じゃ、これからどうやってプロモーションをかけていくのかといったときには、関係者の皆さんとちょっと御相談させていただきながら、今極楽浄土をイメージということでお話ししていますが、それも含めてどういう形でPRしていくのかというのは、これからしっかり調整をさせていただければと思います。 ○委員長(佐藤久美子) 池田委員 ◆委員(池田清) 是非ともその辺でお願いしたいと思います。  30代の女性が、手を合わせて極楽浄土を夢見て大勢来るとはとても思えませんので、さっきの音楽性の問題とかいろいろなことを広く考えていただきながら、より多くの皆さんが共鳴できるようなものにしていただきたいと思います。 ○委員長(佐藤久美子) じゃ、それは要望で。  小林委員 ◆委員(小林秀子) ちょっと教えていただきたいんですが。善光寺表参道イルミネーション実行委員会にはそれこそ長野市商工会とか長野商工会連合会とか、商店会の皆様も大勢お入りになっていただいておりますが、点灯期間のお店、17時から20時までイルミネーションをやるんですけれども、この時間までは、それぞれの商店の皆様も御協力いただいて、お店を開けていただけるようになっているんですか。 ○委員長(佐藤久美子) 高橋部長 ◎商工観光部長(高橋要) 長野灯明まつり等もそうなんですが、お店が開いていないというのが一つの大きな課題であります。  我々今回、善光寺表参道イルミネーション実行委員会の中に、長野駅から門前までの商店街、全て入っていただきました。みんなで一緒にやりましょうということで入っていただいたので、その辺についてはしっかりお願いをしていくつもりです。  ただ、これまでもそういう努力を重ねてはおりますが、一部閉まっているお店もありますので、その辺は今現在ではお願いをしていきたいということで考えております。 ○委員長(佐藤久美子) 小林委員 ◆委員(小林秀子) やはり多くの皆さんを呼ぼうという心意気は大変分かるんですけれども、やはり来ていただいて、良かったなという思いで帰っていただくということがリピーターにつながって、大事なことだと思いますので、その辺やはりオール商店街の皆様にしっかりと意識を持っていただいた上で、この6,000万円というお金が効果的に使われることを要望しておきます。 ○委員長(佐藤久美子) それでは、本件については以上といたします。  その他、所管事項について質疑、御意見等ありましたら発言を願います。  市川委員 ◆副委員長(市川和彦) ちょっと時間が時間になってきていますので、簡潔に申し上げますけれども、先日私、本会議の質問の中でも触れました。要望的にしていますメドベージェワさんの観光大使の関係、あの後、実は先日の土曜日も、若い人たちが非常にインパクトの強い新聞記事だったというふうに受け止めていて、やはり長野市のシティプロモーションに絡んだり、スポーツコンベンションの部分にも絡んでいってしまって、観光以外の所管にも踏み込んでくるんだと思うんですけれども、大分声が大きかったんですよ。そこら辺、是非推進してもらいたいなと改めて要望したいんですけれども、どんな思いがありますか。 ○委員長(佐藤久美子) 高橋部長 ◎商工観光部長(高橋要) 委員からは、本会議の中で要望事項ということで御発言を頂きました。  実際、ロシアの選手、ツイッターとフェイスブックですか、SNSで発信をしていただいて、すごい反響があったと思います。  我々もあの新聞記事を見て、その新聞記事をロシア語に翻訳して、当日市長からプレゼントと一緒に渡しました。我々としてもあの選手との御縁といいますか、ゆかりというものは大事にしていきたいなというふうには思っております。  ただ、今の時点では、長野へ来て、権堂のお獅子に感動したりとか、発信をして、長野大好きと言っていただいた段階ですので、これをきっかけとして、今後の発展につなげられるのかどうか、関係部局ともちょっと連携を図りながら研究していきたいと、検討していきたいというふうには思っています。 ○委員長(佐藤久美子) 市川委員 ◆副委員長(市川和彦) いずれにしても、土曜日に、オリンピック開催のときの塚田元市長さんとか、伊藤みどりさんとか、JOCの春日さんとか、いろいろな人が集まってきた中でも話になったし、そして、私の後援会関係の若い人たちも非常に強いインパクトがあったと受け止めていますので、ちょっとそこら辺は検討しておいてもらいたいなと思います。 ○委員長(佐藤久美子) それでは、以上で商工観光部関係の審査を終了といたします。  商工観光部関係の理事者は御退席願います。ありがとうございました。  理事者が交代いたしますので、しばらくお待ちください。      (商工観光部関係理事者退席、農林部・農業委員会関係理事者入室) ○委員長(佐藤久美子) それでは、農林部・農業委員会関係の調査に先立ち、一言御挨拶を申し上げます。  少し時間が押していますが、よろしくお願いいたします。  昨日の地震で大変大きな被害が出ておりまして、私たち普通の暮らしというのが、非常にやはり大切だなということを改めて思った次第です。  また、農林部関係の施設、あるいは様々な面で安全対策については、十分また対応いただくことをお願い申し上げておきます。  一般質問でも後継者不足の問題について、認定農業者の御子弟が助成金をもらって増えているということ、これ大変私はうれしいことだというふうに感じています。私の住む豊野でも、息子が入ってくれることになったとうれしい親御さんの話もお聴きしました。予定よりも多くどんどん増えていくことで、5年後、10年後の長野市の農業のリーダーに育っていただくようにお願いを申し上げたいと思います。  それでは、よろしくお願いいたします。  理事者の御挨拶をお願いいたします。  横地部長 ◎農林部長(横地克己) 委員の皆様には連日の御審査、大変御苦労様でございます。  また、日頃から農林部・農業委員会の事務、事業の推進に当たりましては格段の御指導を賜りまして、この場をおかりして厚く御礼を申し上げます。  それでは、委員会の審査に先立ちまして、農林部・農業委員会の主な事務、事業について2点ほど御説明を申し上げます。  初めに、綿内東町地区の樹園地18ヘクタールの基盤整備でございます。  この事業は、高齢化などによりまして果樹栽培農家が減少し、遊休荒廃化が進み始めた当地区におきまして、対象農地の全てを農地中間管理機構に貸し出した上で、県営事業によりほ場整備を行い、担い手に農地を集積、集約化するものでございます。  この事業を実施することによりまして、荒廃農地の解消を図り、生産性、収益性の高い樹園地に再生してまいりたいと考えており、来年度からの採択を目指して、現在事業計画作成などの準備を進めております。  次に、ジビエ処理加工施設の整備状況でございますが、現在、くい地業工事が発注されておりまして、7月下旬には建築主体工事、機械設備工事等の工事の入札を行う予定となっております。その後、移動式解体処理車と軽保冷車を購入する予定でございまして、市議会定例会においてその備品購入の議決をお願いすることとなりますので、またよろしくお願いいたします。  さらに、ジビエの捕獲から搬送、処理加工、販売までの食品トレーサビリティシステムを構築する他、ハサップを導入するなど、安全・安心なジビエ肉の供給に努めてまいります。  いずれにいたしましても、猟友会など関係の皆様と連携しまして、捕獲から搬送、処理加工、販売としっかりつながったビジネスとしてまいりたいと考えておりますので、また御指導のほどよろしくお願いいたします。  本日は農林部・農業委員会に関わる議案はございませんので、所管事項の調査のみとなりますが、調査のほどよろしくお願いいたします。  なお、本日、森林農地整備課の伊藤主幹兼課長補佐は所用により欠席させていただきますので、御了承願います。 ○委員長(佐藤久美子) 次に、4月1日付けの人事異動による新任理事者の自己紹介をお願いいたします。      (新任理事者自己紹介) ○委員長(佐藤久美子) 今回、農林部・農業委員会関係の付託案件はございませんので、所管事項について調査を行います。  質疑、御意見等がありましたら発言を願います。  西村委員 ◆委員(西村裕子) 先ほどの商工観光部の企画の中の件で、どんな関わりがあるのかちょっとお聞きしたいなと思ったんですが、一点だけ、善光寺表参道イルミネーション実行委員会が、今後この冬のイルミネーションと善光寺の装飾を行うときに、料理の開発ということで先ほど提案を頂きました。その中に、飲食店舗と協働で地産材を使った名物メニュー開発というふうに書いてあるんですね。ちらっと先ほどジビエの話が出たと思うんですが、そういったときに、このジビエの活用というものをどんなふうに考えていくのか。この実行委員会の中でも、そういった話をいのしか対策課とかがされるんでしょうか。ちょっと連携の部分を聞かせてください。 ○委員長(佐藤久美子) 山崎課長 ◎いのしか対策課長(山崎千裕) 今のお尋ねの件なんですけれども、まだ正直言って具体化されていないんですが、せっかくPRの機会でございますので、ジビエにつきましても、その段階では市の施設から供給する肉ということではございませんが、そういったジビエの料理のPRという部分で連携していく、何らかの形で参画をさせていただきたいというふうに今打合せをしているところでございます。 ○委員長(佐藤久美子) 西村委員 ◆委員(西村裕子) ありがとうございます。  そのときに、ぱっと名物メニューを開発して、そこで食べてもらって終わりではなくて、そこで関心を持ってもらって、また食べたい、また来たい、訪れたいというところまでつながるような戦略を一緒に練っていってほしいなと思います。要望です。 ○委員長(佐藤久美子) それは、じゃ、要望ということで。  他にいかがでしょうか。
     小林委員 ◆委員(小林秀子) 国では森林税、いわゆる長野県でやっていますそういったものと類似のものを3年後ぐらいに導入することになっているようですけれども、市町村の役割もかなり大きくなってくるのではないかなというふうに思っているんですが、その辺、どのように市がそれに関わって、これから計画など立てなければならないと思うんですが、ちょっとその辺の概要を教えてください。 ○委員長(佐藤久美子) 小山課長 ◎森林農地整備課長(小山和彦) 確かに今委員がおっしゃったように、もう来年度から森林環境譲与税という形で国からお金が来るような形になっています。  ちなみに、来年度、4,500万円ぐらい長野市には来るような形になるんですが、これからいろいろな細かい国からガイドライン等が示されるということになっているんですが、今のところ、市町村としましては県と連携しながら、まず最初にどんなことを進めていったらいいのか、例えばどこの地域、一挙に全森林を手掛けるというわけにはいきませんので、まずどの辺の森林から抽出して所有者を調べたり、境界を確認したりということをやっていくのか、まずそれから調べたりして、それが出来上がった時点で、じゃ、どのような整備をしていけばいいのかということをしていくんですけれども、とりあえず来年度はその前段として、場所の抽出をして、できれば意向調査まで行ければいいなというところだと思うんです。  なかなか1年、2年ですぐ森林の整備まで行くという形ではなくて、長い目で考えていかなければいけないというふうには考えていますけれども、いずれにしても、県の森林税もありますので、その辺のすみ分けもはっきりさせてもらったりした中で、市のできることを考えてやっていこうと思っています。 ○委員長(佐藤久美子) 小林委員 ◆委員(小林秀子) これから始まるということで、手探りの部分もあると思うんですけれども、やはり長野市の中でも多くの面積を占めている森林ですし、これからの災害のことを考えますと、その辺もしっかり対応していただくということが大事になってくるかと思いますので、森林を生かせるような、また産業に育てていくような側面も期待されるかと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長(佐藤久美子) 他にいかがでしょうか。      (発言する者なし) ○委員長(佐藤久美子) よろしいですか。  それでは、以上で農林部・農業委員会関係の調査を終了といたします。  昼食のため午後1時まで休憩といたします。  ありがとうございました。      午前11時44分 休憩      午後1時00分 再開 ○委員長(佐藤久美子) それでは、昼食前に引き続きまして、委員会を再開といたします。  教育委員会関係の審査に先立ち、一言挨拶を申し上げます。  まず請願から審査に入りますので、これより請願の審査をお願いしたいと思っています。  次に、理事者の挨拶をお願いいたします。  近藤教育長 ◎教育長(近藤守) 委員の皆様には連日の御審査大変お疲れ様でございます。  本日は、今委員長のお話がございましたように、教育委員会関係の請願及び議案の審査並びに所管事項調査をお願いするわけでございますが、議案審査及び所管事項調査につきましては、請願の審査の後に御説明申し上げます。  よろしく御審査くださいますようお願い申し上げます。 ○委員長(佐藤久美子) それでは、請願の審査を行います。  初めに、請願第10号「教育費無償化」の前進を求める請願、本件を議題といたします。  請願第10号の審査に当たっては、過日開催した委員会において、長野市教職員組合の執行委員長であります古澤望さんを参考人として出席を求めることを決定し、本日参考人として古澤さんに出席いただいております。  それでは、古澤さん、参考人席にお着きください。      (参考人、参考人席へ着席) ○委員長(佐藤久美子) 意見聴取に先立ち、一言御挨拶申し上げます。  本日は、お忙しい中にもかかわらず本委員会に御出席いただきまして、誠にありがとうございます。委員会を代表して御礼申し上げます。  今日は意見聴取への御協力をお願い申し上げ、挨拶に代えさせていただきます。  審査方法について申し上げます。  まずは紹介議員から御説明いただき、続いて参考人から御意見をお聴きいたします。次に、参考人に対する質疑を行います。参考人はお答え願います。質疑終結後、参考人は元の席にお戻りいただきます。続いて、紹介議員などに対する質疑、討論を行います。質疑、討論の終結後、採決を行います。  必要があれば、書記による請願文の朗読をお願いいたしますが、いかがしますか。      (「お願いします」と呼ぶ者あり) ○委員長(佐藤久美子) それでは、お願いしたいという声がありますので、書記による請願の朗読をお願いいたします。 ◎書記(五明順也) 請願第10号を御覧ください。  請願者及び紹介議員は御覧のとおりです。  それでは、朗読いたします。  請願第10号「教育費無償化」の前進を求める請願  請願趣旨  2014年4月の高校入学生から高校無償化への所得制限が導入されました。  これは、あなたの学びを社会全体で支えますという高校無償化制度の理念に反し、原則無償から原則有償へと制度を大きく後退させるものです。OECD諸国で高校授業料に所得制限を導入している国はなく、大多数の国々は高校無償化を実現しています。  非課税世帯の高校生に支給される奨学給付金は実質的な給付制奨学金ですが、その財源が年収910万円以上の世帯の高校生から徴収した授業料であることは大きな問題です。高校無償化の復活と予算を増やした上での給付制奨学金を創設すべきです。  大学生等への、返還不要の給付型奨学金制度が今年度から本格的に導入されました。しかしながらその対象人員は極めて限定的で、OECD諸国と比べて十分なものとは言えません。更に前進させ、高校生等が経済的理由により進学を諦めることがないよう、給付型奨学金制度の拡充が求められています。  OECD諸国の中で最低水準となっているGDP比の公財政教育支出を、OECD平均並みに段階的に引き上げていけば、就学前から大学まで教育の無償化を進めることが可能となります。  以上の趣旨に沿って、下記について、国に対する意見書を採択してください。  請願項目  1 国は、高等学校等就学支援金への所得制限をやめて高校無償化を復活すること。  2 国は、教育予算を増やして高校生等奨学給付金--奨学のための給付金を拡充して、高校生に対する給付型奨学金制度を確立すること。  3 国は、教育予算を増やして、大学生に対する給付型奨学金制度を拡充すること。  以上です。 ○委員長(佐藤久美子) それでは、紹介議員の説明をお願いいたします。  竹内委員 ◆委員(竹内茂) 請願書にもあるように、日本の教育支出をOECD諸国並みに引き上げれば、就学前から大学まで教育費を無償化できます。ますます格差が広がっている現在、教育への負担軽減のために十分な予算措置が必要と思います。  今日は請願者である古澤望さんが見えていらっしゃいます。是非御意見を聴いていただいて、お話を聴いていただいて、是非採択をしていただくようにお願いします。 ○委員長(佐藤久美子) 続きまして、参考人の御意見をお聴きいたします。  参考人は、本請願の提出理由について、意見を5分程度で述べていただくようお願いいたします。  それでは、古澤さん、お願いいたします。 ◎参考人(古澤望) よろしくお願いします。  大豆島小学校で1年生を担任しています古澤望と申します。長野市教職員組合の委員長をしています。よろしくお願いします。  資料もお手元にありますから、御覧ください。  請願についての付随資料になりますが、資料の1、国立大学の授業料と入学金は物価を大きく上回って推移しています。約40年間の比較になりますが、授業料は15倍、物価上昇は1.86倍。グラフを御覧ください。大変授業料が高いものとなっております。  資料の2です。  学費を負担する親、労働者と書いてありますが、保護者ですね、子供さんを学校に出す親の賃金は大きく低迷しています。そのために学費負担が一層重く家庭にのし掛かっています。平均給与の推移はこのようなグラフのようになっておりまして、大変以前に比べて低い中であえいでいるという実態があります。  資料の3です。  日本は教育支出の私費負担割合が高いです。御覧ください。日本は私費負担の割合が、左のグラフでは55.8パーセント、右、高等教育に対する教育支出の私費負担でも65.7パーセントとかなり高いものになっております。これは2015年のデータです。  資料の4。  幼・小・中・高・大、幼は保育園も含みますが、その教育支出額合計、全て公立といった場合でも1人当たり1,000万円近くになります。また、それが私立が入ってきますと更に高いものになります。これは少し前ですが、2005年の子どもの学習費調査、文部科学省によるものです。かなり一人のお子さんに対してお金が掛かっているという実態です。  資料の5です。  無償教育の人類史的意義は、利他的、無償的人格形成の側面もある。国際人権A規約第13条にあります。無償教育は、教育費の社会的負担により教育を公的利益の手段とし、利他的、無償的人格形成を促す真の教育費の形態である。自分の得意な分野で本当に力を振るって、人のため、社会のために役に立つ生き方ができる、そういったことが、私ども教育に関わっておりますが、究極の目的になると思います。そういったことと無償教育ということは密接に関係しています。  資料の6です。  全国学力テストでは、点数、結果と世帯収入に明確な相関が見られます。つまり、経済的に余裕があったり豊かであるお子さんのほうが点数が高いという傾向です。これをどう考えるかなんですが、如実に出ております。是非御覧ください。  資料の7です。  日本の教育予算、対GDP比をOECD平均まで引き上げれば、教育費無償化を前進できます。先ほど繰り返し述べられているこの請願の趣旨です。  教育への公的支出をグラフで見ますが、トップのデンマーク、6.3パーセントからずっと見ていきます。左のグラフですが、トップの5か国、デンマークノルウェーと始まりまして、ずっと、韓国でも14位ですが、日本は残念ながら34位と、OECDの中では最下位。  最下位だということは信濃毎日新聞にもニュースになったところなんですが、これだけ低い中で、現場の者も大変苦しんで、今無い中でやっております。教育委員会の方々も予算が無い中で、いろいろな要求が出る中で大変なんだと思いますが、全体にこれが上がれば随分結果が違ってくると思います。是非このグラフを重く受け止めて御覧いただければと思います。  うちの学校のお子さんの中には、お父さんが病気で仕事ができない。お母さんがその介護をするために十分仕事ができないという貧困の中で、高原学校や社会見学に関わるものも十分に買えない。中学に行くのに制服を買わなければならない。どうしたらいいか。そんな相談が小学校にも寄せられている。このお子さんが高校に行くときに、一体どういうことになっているか。中学に行けばもっとお金が掛かります。高校に行くときに更に学費とかのし掛かってきます。この子が一生懸命勉強して、高校に行って、自分の夢を実現したり、大人になっていけるかということを、1人の場合を出しましたが、今そういう子がたくさんいます。是非真剣にお考えいただければ有り難いと思います。 ○委員長(佐藤久美子) 続いて、参考人への質疑を行います。  念のために申し上げます。参考人は委員長の許可を得てから委員の質疑にお答えください。なお、委員に対しては質疑をすることができませんので、御了承願います。また、委員におかれては、本請願の内容に関する範囲内で質疑をするよう併せてお願いいたします。  それでは、御発言を願います。  西村委員 ◆委員(西村裕子) 今日はありがとうございます。  先ほどお話の中で、勤務されている学校の中にも経済的に大変な中で学んでいる児童がいるよというお話がありました。そういった格差の中で、本当に大変な思いをしている家庭の子供が同じ教室の中で机を並べて過ごしているということは、きっと教育をされている先生たちにとっても難しい部分というものは日々感じていらっしゃるのかなと思うんですけれども、具体的にそういった状況で日々御苦労されている部分というものを、もう少し教えていただけますか。 ○委員長(佐藤久美子) それでは、古澤さん、お願いします。 ◎参考人(古澤望) 実際に、保護者から小学校入学に際しても何千円かの入学準備金を頂き、更に5月から2月まで学年費徴収、それからPTAの会費とか給食費とか様々なお金を頂いて、それで賄っていく部分が結構大きく、また、その部分だけでもなかなか払えずに、滞納、若しくは未納というような状態を生じているお子さんがいない学年はありません。どの学年にも大変経済的に苦しさや困難を抱えている御家庭がありまして、そういった方々といろいろお話をしながら、何とかお金を、少し遅れても工面していただくということが毎年、特に会計に関わる者にとっては大きな課題になっています。  これが学年が上がり中学に行けば、更に金額も大きくなり、例えば修学旅行に行くよというときに、なかなかそのお金が十分準備できないとか、そういうことについて何とか補助してもらえないかとか、そういう話が、学年が上に行くほど金額も少し大きなことになってきたり、そういうことは私の学校だけではなくて、どの学校にもある問題かと思います。  そんな程度の話でよろしいでしょうか。 ○委員長(佐藤久美子) 西村委員 ◆委員(西村裕子) ありがとうございました。  個々の家庭の様々な経済的状況というものはいろいろあると思うんですね。だけれども、今お話を聞いていて、学校の門を入ったら、いろいろな経済状況があっても、どの子も安心して教育が受けられるということがやはり大前提なんじゃないかなというふうに今感じました。  ありがとうございます。 ○委員長(佐藤久美子) 他に。      (発言する者なし) ○委員長(佐藤久美子) よろしいですか。  それでは、以上で参考人に対する質疑を終結をいたします。  意見聴取の終了に当たり、参考人として御出席いただきました古澤さんに対し、委員会を代表して一言御礼を申し上げます。  本日はお忙しい中にもかかわらず、本委員会に御出席いただき、貴重な御意見を頂きましたことに感謝申し上げます。誠にありがとうございました。  参考人は傍聴席にお戻りください。ありがとうございました。
         (参考人、傍聴席へ移動) ○委員長(佐藤久美子) 本請願について質疑、討論等がありましたら発言を願います。  西村委員 ◆委員(西村裕子) 私はこの請願を採択すべきと考えています。  昨日のこども未来部の福祉環境委員会の中でのお話の中で、出生率の低下の大きな原因が、子育てや教育にとてもお金が掛かるという結果が出ているそうです。  高校の授業料の関係ですけれども、やはり今高校が義務教育ではないとしても、社会で自立して生活していくには、中学卒業で社会に出ても非常に難しいという現実がありますよね。  そして、あと、先ほど請願者の方からお示しいただいたデータでも、私費負担が非常に日本は高くなっているということで、本人に学ぶ意欲があっても、その家庭の家計によって進学や学びが左右されてしまうというのは、やはり大変大きな問題ですし、奨学金制度が充実してきたとはいえ、まだまだ不十分です。  このような状況で、学習の機会を奪われてしまうということは、大きな大きな社会的損失でもあるのかなと思います。どの子も意欲に応じて、その能力に応じて、より良い学習の機会が提供されることをきちんと国に求める必要があると思います。 ○委員長(佐藤久美子) 他に。  野本委員 ◆委員(野本靖) 参考人に今日は来ていただいて、なおかつ資料も提供していただき、この物価の話ですとか、平均給与所得、あるいはOECD諸国の話、この無償教育の人類的意義、世帯収入と、もうそれぞれ大変私も参考になりましたし、また賛同できるところも多々あるんですが、この無償化については、完全無償化というふうに確かにできればいいなという思いもあるんですけれども、やはりなかなか現下のこの財政状況を考えたときに、この910万円ですか、この所得制限ということについては、ちょっとやむを得ないのかなというふうに考えております。  ということで、私としては、賛同できるところは多々あるんですが、ちょっとこれは採択するというわけにはいかないのかなというふうに考えております。 ○委員長(佐藤久美子) 他に。      (発言する者なし) ○委員長(佐藤久美子) よろしいですか。  それでは、以上で質疑、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  請願第10号「教育費無償化」の前進を求める請願、本件を採択することに賛成の委員の挙手を求めます。      (賛成者挙手) ○委員長(佐藤久美子) 賛成少数と認めます。  よって、本請願は不採択とすべきものと決しました。  次に、請願第11号「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める請願、本件を議題といたします。  必要があれば書記による請願文の朗読を求めますが、いかがいたしますか。      (「お願いします」と呼ぶ者あり) ○委員長(佐藤久美子) それでは、請願文の朗読を書記からお願いいたします。 ◎書記(五明順也) 請願第11号を御覧ください。  請願者及び紹介議員は御覧のとおりです。  それでは、朗読いたします。  請願第11号「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める請願  請願事項  平成31年度予算編成の件につき、以下の内容の意見書を政府及び関係行政官庁宛てに提出していただきたい。  1 国の責務である教育水準の最低保障を担保するために必要不可欠な義務教育費国庫負担制度を堅持し、負担率を2分の1に復元すること。  請願理由  義務教育の無償化は、憲法に規定されている大切な原則です。そしてこの原則を守るために義務教育費国庫負担制度が1953年に成立しました。それまで県、市町村の負担であった学校の教育活動費、人件費を含む必要経費が国の負担になるようになり、教育の機会均等や教育条件の差がなくなり、保護者負担も大きく減りました。  しかし、1985年からこの義務教育費国庫負担制度が改悪され続けています。教材費の削減により保護者負担が増えたり、市町村に教育環境の差が出始めたりしました。旅費が一般財源化されたことで十分な額が確保されず、教職員の資質向上に必要な研修や、本来安全指導に不可欠な行事の下見などに制限が掛かり、教育活動にも支障が出ています。また、2006年に国庫負担が2分の1から3分の1になり、税源移譲がされたことに伴い、県の財政を大きく圧迫し続けています。そのため、全国的には、少人数学級などの政策に差が生まれる事態になってきています。今後、更に3分の1とした国庫負担金の割合が、恒久措置ではなく、制度全廃も含めた検討がなされる可能性もあります。  義務教育を無償にし、教育条件を全国一律にする責務は国にある、と私たちは考えています。県や市町村の財政状況による教育格差が広がらないよう、最低限の財政保障をする責務を国に守らせるため、義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書の採択を是非お願いいたします。  以上です。 ○委員長(佐藤久美子) 紹介議員から説明はありますか。      (「ありません。お願いします」と呼ぶ者あり) ○委員長(佐藤久美子) それでは、本請願について質疑、討論等がありましたら発言を願います。      (発言する者なし) ○委員長(佐藤久美子) よろしいですか。  それでは、以上で質疑、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  請願第11号「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める請願、本件を採択することに賛成の委員の挙手を求めます。      (賛成者挙手) ○委員長(佐藤久美子) 全員賛成と認めます。  よって、本請願は採択すべきものと決しました。  ただ今、採択すべきものと決した請願は、意見書の提出を求めております。この意見書の案文をどのようにしたらよいかお諮りいたします。  西沢委員 ◆委員(西沢利一) 案文を用意いたしました。よろしくお願いいたします。 ○委員長(佐藤久美子) ただ今、西沢委員から案文についての提案がありました。案文の用意があるようですので、書記に配布させます。      (意見書案配布) ○委員長(佐藤久美子) 書記による意見書案の朗読が必要でしょうか。      (「お願いします」と呼ぶ者あり) ○委員長(佐藤久美子) それでは、朗読をお願いいたします。 ◎書記(五明順也) それでは、意見書案を朗読いたします。  義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書(案)  義務教育費国庫負担制度は、国が学校の教育活動費、人件費を含む必要な経費を負担することにより、義務教育の機会均等とその水準の維持向上を図るための制度として、これまで大きな役割を果たしてきたところです。  しかし、昭和60年度予算において、教材費、旅費が国庫負担から除外されたため、教材費の保護者負担が増加するとともに、教職員の資質向上に必要な研修や、学校行事の安全指導のために必要な下見などが制限されたことで教育活動にも支障が生じています。さらに、平成18年度から義務教育費国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられたため、各都道府県の財政を大きく圧迫しています。今のままでは、財政規模の小さなところでは十分な教育条件整備ができず、教育の地方格差の拡大が懸念される事態にすらなっています。  このため、平成31年度予算編成においては、義務教育の水準の維持向上と機会均等及び地方財政の安定を図るため、下記の事項を実現するよう強く要望し、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  記  1 国の責務である教育水準の最低保障を担保するために必要不可欠な義務教育費国庫負担制度を堅持し、負担率を2分の1に復元すること。  宛て先は、衆議院議長参議院議長内閣総理大臣総務大臣財務大臣文部科学大臣でございます。  以上です。 ○委員長(佐藤久美子) 案文の内容について御意見等がありましたら発言をお願いいたします。      (発言する者なし) ○委員長(佐藤久美子) よろしいですか。  それでは、案文については以上とし、本意見書案を提出することといたします。  意見書案の提出者について申し上げます。  請願が全員賛成のため、慣例により委員会提案となり、委員長が提出者となりますので、御了承ください。  本件については以上といたします。  それでは、次に、請願第12号「ゆきとどいた教育」の前進を求める請願、本件を議題といたします。  必要があれば書記に請願文を朗読していただきますが、いかがいたしますか。      (「お願いします」と呼ぶ者あり) ○委員長(佐藤久美子) それでは、朗読をお願いいたします。 ◎書記(五明順也) 請願第12号を御覧ください。  請願者及び紹介議員は御覧のとおりです。  それでは、朗読いたします。  請願第12号「ゆきとどいた教育」の前進を求める請願  請願趣旨  全国の多くの自治体が独自に少人数学級を実施しています。国は、地方の動きに後押しされ、2011年度から小1で、2012年度は予算措置で小2までの35人以下学級を実施しました。しかし、2013年度以降は、35人以下学級の前進は見送られています。  国に先駆けて少人数学級を実施している自治体では、学級規模が小さくなることで不登校や生活指導の件数が減り、学習に対する理解や意欲も高まり、教職員が子供と向き合う時間が増えて学校が落ち着いてきたなど、これらの施策が有効であることが報告されています。  2015年2月23日の衆議院予算委員会で安倍首相は、小学校1年生、2年生では35人学級を実現をしているわけでございますが、更に35人学級の実現に向けて鋭意努力をしていきたいと答弁しています。35人以下学級の拡充は圧倒的多数の父母、教職員、地域住民の強い願いであり、全国の自治体独自の少人数学級は確実に前進しています。  しかし、国の責任によって施策を進めていないため、自治体間の格差が広がっています。教育の機会均等を保障するためには、地方に負担を押し付けることなく、国の責任で35人以下学級を前進させていくことが必要です。子供の数が減少している今、僅かな教育予算増だけで35人以下学級を計画的に前進させていくことが可能です。  以上の趣旨に沿って、下記について、国に対する意見書を採択してください。  請願項目  1 国の責任で、35人以下学級を計画的に前進させること。  以上です。 ○委員長(佐藤久美子) 紹介議員の説明はありますか。  竹内委員 ◆委員(竹内茂) 毎年提出されている請願であります。御審査よろしくお願いしたいと思います。  長野市にはマンモス校もあり、また、存続が危ぶまれる学校もありますが、そもそもWHOでは1校当たり100人程度が望ましいと提言がされています。これによりますと、小学校では1クラス当たり16人、中学校では33人ということになります。これは究極の、まだ先の目標だとは思いますが、安倍首相も35人学級の実現に向けて鋭意努力していきますと述べているわけです。是非国の責任でこの35人学級が前進するように賛同をお願いします。 ○委員長(佐藤久美子) 本請願について質疑、討論等がありましたら発言を願います。  小林委員 ◆委員(小林秀子) 長野市においても既に、長野市というか長野県においても35人学級の実現が中学校までされております。そういう中で、この本請願趣旨の中にも、国に先駆けて少人数学級を実施している自治体で、これらの施策が有効であるという、そういう成果が出ているということが書かれていますけれども、具体的な成果について、知っていることがあれば教えてください。 ○委員長(佐藤久美子) 竹内委員 ◆委員(竹内茂) なかなかいじめについては、はっきりした規定がないので、数が把握できないかと思うんですが、それでもこの1クラス当たり35人以下の学校と、それから1クラス当たり35人を超える学校を調べた全国調査のデータがあるんですが、それによりますと、35人以下の学級では1,000人当たり1.7人、それから35人を超える学級では5.4人というような全国調査の調査結果があります。  また、不登校については、全国調査、これも教育委員会から頂いたデータですが、はっきりと減少傾向が見られます。少人数学級が導入された以前は、右肩上がりで不登校が増えていたんですが、その後、若干減りながら落ち着いているというデータがあります。  人数が少ないほど目配りもできて、当然ながらこういう結果になっているんだろうというふうに私は考えております。
    ○委員長(佐藤久美子) 小林委員 ◆委員(小林秀子) では、ちょっと教育委員会にお尋ねしますけれども、長野市においても35人学級になっております。そういう中で、中山間地域についてはもっと人数が少なくなっているわけですけれども、そこにおける、人数による、例えば学習効果であるとか不登校の減り方だとかという現実的なもし傾向がございましたら教えてください。 ○委員長(佐藤久美子) 永井教育次長 ◎教育次長(永井克昌) 今、中山間地域と市街地ということでお話をさせていただければと思いますが、まず不登校については、はっきりと中山間地域の、例えば小規模の学校が多いとか少ないとか、市街地の大規模校のほうが多いとか少ないとかというようなことは言い切れるものではないかなというふうには思っております。  もちろん教科指導とかあらゆるところで見ていきますと、一長一短がございますので、いい面もあるし悪い面もあるというのは、現在活力ある学校づくり検討委員会で審議しておりまして、その中で出てきているとおりでございますけれども、小規模であることで細やかな指導ができる半面、やはり大勢の中でもまれて、いろいろな刺激をもらいながらいろいろな意見交換ができるとかというようなところも欠けてきますし、人間関係においても、同じ子供同士で付き合っていくのと、本当にいろいろな仲間と出会う機会が多くてというのは、必ずしもそれがいいとか悪いとか言えないということで、そういう意味では、どちらもいい部分と、やはり課題になる部分があるというふうに受け止めていただければいいかなと思います。 ○委員長(佐藤久美子) 小林委員 ◆委員(小林秀子) 長野市は35人学級になっているわけですよね、既に。そういう中で、過去40人学級のときと比べると、不登校が減ってきた、又は学習の成績がアップしてきた等の目に見える成果というのはあるんでしょうか。 ○委員長(佐藤久美子) 永井教育次長 ◎教育次長(永井克昌) 40人学級から35人学級になったことによる効果はあります。ただし、同時にいろいろな施策が行われておりますので、必ずしも40人学級が35人学級になったからというふうに言い切れるかどうかというのは難しいなと思います。  不登校対策にしてもそうですし、いじめ等に対する本当に細やかな、アンケート調査から始まって、Q-Uを実施したりとか、いろいろな施策の中で数字が下がってきていることがありますので、ちょっとその40人学級が35人学級になったということで、一概にそれが本当にそうなんだと言い切れるところまではいかないかなと思っています。 ○委員長(佐藤久美子) 小林委員 ◆委員(小林秀子) おっしゃるとおりだなと私も思っております。  国もやはり子供たちにしっかりと向き合うための教師の時間を確保しようということで、働き方改革もありますけれども、いろいろなサポートの施策を学校に対して講ずるように努力をしているんだと思います。  そういう意味で、残念ながら人数だけでこれは推進できるものではないと思いますので、これについては不採択とさせていただきたいと思っております。 ○委員長(佐藤久美子) 西村委員 ◆委員(西村裕子) 今の子供たちを取り巻く社会的な背景というものが非常に複雑化しているし、多様化している中で、個々の児童や生徒の課題とか、あと特質、良いところというものをやはり的確に把握して、問題はきちんと解決に結び付けていく、そして持っている能力をきちんと伸ばしてあげていくということが必要になっているんじゃないかなと思うんです。  そして、いじめなどの問題行動というものも、やはり一人一人の児童・生徒を丁寧に見ていくことで、早期に問題の要因というものが解消できるのかなと思ったときに、やはり一人の先生が持っている目というものは2つしかありませんし、人数が少ないほうがきめ細かな教育につながっているということは確かですので、私はこれは、今長野市が行っているからいいよということではなくて、国の責任で、国の役割として少人数の子供たちの授業というものをきちんと実現させていく必要があるのかなと思うので、私はこの請願に対しては採択すべきと考えます。 ○委員長(佐藤久美子) 他にいかがでしょうか。      (発言する者なし) ○委員長(佐藤久美子) それでは、以上で質疑、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  請願第12号「ゆきとどいた教育」の前進を求める請願、本件を採択することに賛成の委員の挙手を求めます。      (賛成者挙手) ○委員長(佐藤久美子) 賛成少数と認めます。  よって、本請願は不採択とすべきものと決しました。  本件については以上といたします。  次に、請願第13号地域高校の存続を求める請願、本件を議題といたします。  それでは、書記による請願文の朗読をお願いいたします。 ◎書記(五明順也) 請願第13号を御覧ください。  請願者及び紹介議員は御覧のとおりです。  それでは、朗読いたします。  請願第13号地域高校の存続を求める請願  請願趣旨  一人一人に行き届いた教育を保障するため、長野県では、県予算によって全ての小・中学校で35人学級が実現しており、県民の高く評価するところです。  高校においても生徒の多様化が進み、少人数学級で行き届いた教育をと願う声は、保護者からも、教職員からも圧倒的で、一日も早い少人数学級編制の導入が望まれます。  2017年3月に決定された学びの改革基本構想及び2018年3月に発表された高校改革、夢に挑戦する学び、実施方針案では、県内の高校を都市部存立校、中山間地存立校等に分類し、教育活動、目的を分け、それぞれに募集定員、在籍生徒数による再編基準を示した上で、8つの旧通学区では再編を前提としています。また、県境に近い地域では中山間地存立特定校として、募集学級数1学級でも単独で高校を存続させる道を探るとしながら、存続の必要性、高校を単独で存続する体制を整備できることも存続の条件としています。これらは地域間格差、学校間格差を是認した上で機械的な統廃合を促すものであり、取り分け地域高校の存続が危惧される内容です。地域における高校の役割と重要性については、県教育委員会も認めるところであり、地域高校の存続はそれ自体を目標とすべきです。  また高校改革、夢に挑戦する学び、実施方針案では、新たな学びの場の創造として掲げられたモデル校方式の中に少人数学級を研究する高校が示されました。前述のように、高校での少人数学級実現は多くの県民の願いですが、モデル校方式では、全県での実施までには相当の時間を要することが懸念されます。  他県では、地域高校や専門高校、特別な配慮を必要とする生徒を多く迎えている高校において、部分的に少人数学級の募集を行っている事例が見られます。早期に地域高校の30人規模学級を実現するとともに、募集定員、在籍生徒数による再編基準にかかわらず、地域高校を存続させていくことが重要です。  よって、以下の請願事項について採択されるようお願いいたします。  請願項目  1 地域高校の存続を求める意見書を長野県教育委員会に提出していただきたい。  以上です。 ○委員長(佐藤久美子) 紹介議員の説明をお願いします。  竹内委員 ◆委員(竹内茂) 地域高校の存続はその地域の学びの保障でもありますし、地域の存続にも大きな役割を果たしています。  私は中山間地域の中条出身なので、中条高校は地域のシンボルで、生徒たちは最近は地区の運動会に参加するなどして、地域全体で一体となって活動、学び、そういうことをして、元気を地域にも与えています。機械的な統廃合だけではなく、地域高校の役割と重要性をお考えいただいて、是非この請願に御賛同いただきたいと思います。 ○委員長(佐藤久美子) 本請願について質疑、討論等がありましたら発言を願います。  西沢委員 ◆委員(西沢利一) 第1期の再編計画、この時点で、私ども長野市内では、中条高校と犀峡高校がそれぞれキャンパス校になりました。その点については今竹内委員の言われるとおり、この地域のシンボルとして今あるわけですけれども、今、私ども旧第3通学区として地域高校と言われるのは、今飯綱にある北部高校、今この県の実施方針の中でも、地域高校としての人数を設定しながら、何年間でというような形になっているんですけれども、今私のところで調べた状況によりますと、キャンパス化はもうこれで実現していますし、地域高校である北部高校も大変今多くの皆さんが在籍をされている。  これら状況を考えていきますと、今私ども本市として県にこの請願を採択して、意見書を上げていくというのを、今現在ではどうかなという感じがしています。  よって、私は現状としては不採択という意見であります。 ○委員長(佐藤久美子) 他にいかがでしょうか。      (発言する者なし) ○委員長(佐藤久美子) 以上で質疑・討論を終結いたします。  これより採決を行います。  請願第13号地域高校の存続を求める請願、本件を採択することに賛成の委員の挙手を求めます。      (賛成者挙手) ○委員長(佐藤久美子) 賛成少数と認めます。  よって、本請願は不採択とすべきものと決しました。  本件については以上といたします。  次に、請願第14号「へき地教育振興法に鑑み、へき地手当等支給率を近隣県並みの水準に戻すこと」を長野県知事に求める請願、本件を議題といたします。  それでは、書記による請願文の朗読をお願いいたします。 ◎書記(五明順也) 請願第14号を御覧ください。  請願者及び紹介議員は御覧のとおりです。  それでは、朗読いたします。  請願第14号「へき地教育振興法に鑑み、へき地手当等支給率を近隣県並みの水準に戻すこと」を長野県知事に求める請願  請願事項  へき地教育振興法第1条の目的に照らし合わせ、以下の内容の意見書を長野県知事宛てに提出していただきたい。  1 へき地手当およびへき地手当に準ずる手当の支給率を、教育の機会均等と教育水準の向上を図るため、都市部との格差、いわゆる相対的へき地性が一層拡大している実情を十分把握しつつ、近隣県との均衡を勘案し、2005年度以前の定率に戻すこと。  請願理由  へき地教育振興法は、都道府県の任務として、特殊事情に適した学習指導、教材、教具等についての調査、研究及び資料整備、教員の養成施設設置、市町村への指導、助言又は援助等、教員及び職員の定員の決定への特別の配慮、教員に十分な研修の機会と必要な経費の確保を規定しています。また、へき地手当の月額は、文部科学省令で定める基準を参酌して条例で定める、としています。  しかしながら、長野県は2006年度より、1級地のへき地手当率を文部科学省令で定める基準8パーセントの8分の1に過ぎない1パーセントにするなど、大幅な減額を行いました。現在では地域手当の一律2パーセント分を加えると基準の3分の1程度まで回復していますが、へき地手当の原資は基準に基づいて国から県に交付されており、近隣県では、同省令で定める率に準拠し支給しています。  その結果、へき地教育に様々なゆがみが生じています。へき地校に勤務する教職員が生活物資等を購入することが困難になったり、経済的負担が増したりしています。正規職員が多く年齢バランスが良かった職員構成は、現在では青年層が過半数を占める状況や、臨時的任用教職員の比率が増加しています。  長野県教職員組合では、長野県教育委員会に対し2006年度より一貫して、交渉等で以前の支給率に戻すように主張してきました。2016年度には、県教育委員会よりへき地勤務の状況について、引き続き調査するとの回答を得ました。  へき地学校等を取り巻く生活環境、交通事情等は改善されていますが、一方、都市部の地域の社会的、経済的、文化的諸条件は向上しており、相対的な格差は一層拡大しているのが実情です。それにもかかわらず、へき地手当率の改善が行われなければ、へき地校での教職員配置を始め、へき地教育にますます大きなゆがみが生ずることは必至であり、本県の教育水準の維持及び地方自治体の将来の担い手の育成にも大きな影響を与えることにもなりかねません。  以上の理由により、教職員の人材確保、児童・生徒の教育の機会均等、教育条件整備の観点からも、近隣県並みに戻す必要があります。  以上です。 ○委員長(佐藤久美子) それでは、紹介議員の説明がありましたら。  竹内委員 ◆委員(竹内茂) この請願は昨年も提出されて、全員の賛成をいただき、長野県に提出しましたが進展がないということで、今年もまた提出されたものです。  請願者によって文面はかなり整理されたものと思います。この願意を酌んでいただきまして、賛同されるようにお願いしたいと思います。 ○委員長(佐藤久美子) 本請願について質疑、討論等がありましたら発言を願います。  小林委員 ◆委員(小林秀子) 昨年もこれ皆で採択をして、県に送らせていただいたんですが、県ではどのような審議があって、今どのような状況になっているのか教えてください。 ○委員長(佐藤久美子) 竹内委員 ◆委員(竹内茂) その審議の中身まで十分、済みません、審議というか進展状況ははっきりつかんでいなくて、状況が進んでいないことだけ知っているんですが。大変恐縮です。 ○委員長(佐藤久美子) 他に。      (発言する者なし) ○委員長(佐藤久美子) それでは、以上で質疑、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  請願第14号「へき地教育振興法に鑑み、へき地手当等支給率を近隣県並みの水準に戻すこと」を長野県知事に求める請願、本件を採択することに賛成の委員の挙手を求めます。      (賛成者挙手) ○委員長(佐藤久美子) 全員賛成と認めます。  よって、本請願は採択すべきものと決しました。  ただ今、採択すべきものと決した請願は、意見書の提出を求めております。  この意見書の案文をどのようにしたらよいか、お諮りいたします。  竹内委員 ◆委員(竹内茂) 意見書の案文を用意しておりますので、配布を求めたいと思います。 ○委員長(佐藤久美子) ただ今、竹内委員から案文についての提案がありました。案文の用意があるようですので、書記に配布させます。      (意見書案配布)
    ○委員長(佐藤久美子) それでは、書記による意見書案の朗読をお願いいたします。 ◎書記(五明順也) それでは、意見書案を朗読いたします。  へき地手当等支給率を近隣県並みの水準に戻すことを求める意見書(案)  へき地教育振興法は、昭和29年に憲法及び教育基本法の理念である教育の機会均等を、へき地の教育に保障するために制定され、都道府県の任務として、へき地教育の特殊事情に適した学習指導、教材等についての調査、研究及び資料整備、へき地学校に勤務する教職員定員決定への特別の考慮、教員の研修に係る機会と経費の確保などが規定されています。また、へき地手当の月額は、文部科学省令で定める基準を参酌して条例で定めるとしています。  しかしながら、長野県は平成18年度から、1級地のへき地手当率を文部科学省令で定める基準の8分の1となる1パーセントにするなど、大幅に減額しました。現在、地域手当の一律分を加えると基準の3分の1程度まで回復していますが、へき地手当の原資は基準に基づいて国から県に交付されており、近隣県では文部科学省令で定める率に準拠して支給しています。  へき地教育振興法制定から60年が過ぎ、生活環境や交通事情は改善され、また情報通信網等も格段の進歩を遂げていますが、一方で人口の都市部集中、へき地での各種サービス機能の低下や学校の統廃合など、都市部とへき地との格差は拡大し、その相対的へき地性は一層拡大しています。  へき地教育振興法の趣旨に鑑み、へき地における教育の機会均等と教育水準の向上を図るため、平成31年度予算編成においては、下記の事項を実現するよう強く要望し、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  記  1 都市部との格差、いわゆる相対的へき地性が一層拡大している実情を十分把握しつつ、文部科学省令の参酌基準及び近隣県との均衡を考慮し、へき地手当及びへき地手当に準ずる手当の支給率を平成17年度以前の定率に戻すこと。  宛て先は長野県知事でございます。  以上です。 ○委員長(佐藤久美子) 案文の内容について御意見がありましたら発言をお願いいたします。      (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(佐藤久美子) よろしいですか。  それでは、案文については以上とし、本意見書案を提出することといたします。  それでは、意見書案の提出者について申し上げます。  全員賛成のため、慣例により委員会提案となり、委員長が提出者となりますので、御了承ください。  本件については以上といたします。  以上で、教育委員会関係の請願審査を終了いたします。  それでは、一旦休憩をとりまして、休憩後は引き続き、教育委員会関係の議案審査及び調査を行いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、午後2時30分まで休憩といたします。よろしくお願いいたします。      午後1時56分 休憩      午後2時28分 再開 ○委員長(佐藤久美子) それでは、委員会を再開いたします。  教育委員会関係の審査に先立ち、改めて御挨拶を申し上げたいと思います。  お疲れ様です。昨日の大阪府北部の地震に際しまして、小学校4年生の女子児童を含む4名の死亡者が出たということで、本当に重大なことだと受け止めております。  今日もマスコミでも報道されておりましたが、長野市のブロック塀の情報については、1,932か所調査して、改善の必要があると認められたのが571か所、全体の3割に改善の必要があると認められたと。しかし、そのうち改善を確認されたとされているのは22件だと報告されております。  1978年の宮城県沖地震をきっかけに、1983年から調査を始めて約35年ほどたつわけですが、長野市のそうしたブロック塀の情報については、建築指導課と市の教育委員会がやはり情報を共有する中で、このことについては一層取り組んでいただきたいと思いますし、本当にたくさんの箇所があるわけでありまして、長野市でもいつ何どきそういう事態が起こるか分かりませんので、ここについては私たちも是非調査、改善を求めてまいりたいと思います。  大変連日様々な問題で御尽力いただいていますことに敬意を表しながらでありますが、是非またこうした問題についても早急な対応を求めていきたいと思います。  次に、理事者から、主な動きなどを含めて、改めて御挨拶をお願いいたします。  近藤教育長 ◎教育長(近藤守) 改めまして、議案の審査及び所管事項調査に先立ち御挨拶申し上げます。  今、委員長からお話がございましたように、昨日の朝発生した大阪府北部の地震により尊い命が奪われ、大勢の方が負傷されました。特に、小学校4年生の女の子が倒れた学校のブロック塀の下敷きになって亡くなったことは、大変つらく、悲しいことであります。亡くなられた方の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さんへ心からお見舞いを申し上げます。  現在、教育委員会では、全ての市立小・中学校に対し、敷地内のブロック塀の有無について緊急に調査を実施しております。危険性のあるブロック塀を確認した場合、現在やっておるところなんですが、建築指導課と共に現地調査等を実施しておるところでございます。  さて、活力ある学校づくり検討委員会につきましては、3月26日に開催いたしました第13回の検討委員会において、審議のまとめ案が取りまとめられました。その内容は4月10日の政策説明会において御説明するとともに、4月20日に開催されました小・中学校の在り方調査研究特別委員会でも御報告いたしましたが、改めて資料1としてお手元に配布いたしましたので、よろしくお願いいたします。  この審議のまとめ案につきまして、4月16日から5月21日までの間パブリックコメントを実施しましたところ、67名の皆様から114件の御意見が寄せられるなど、関心の高さを実感しております。  明日20日には第14回の検討委員会を開催する予定でございます。お寄せいただいた御意見を参考にしながら答申が取りまとめられるものと考えております。頂きました答申につきましては、議員の皆様に御報告いたしますとともに、小・中学校の在り方調査研究特別委員会においても調査いただき、少子人口減少時代における小・中学校の在り方について、共に考える所存でありますので、どうぞよろしくお願いいたします。  教職員の働き方改革につきましては、今定例会においても幾つか議員から御質問を頂きました。この件に関しましては、家庭、地域、事業所等、社会全般の理解をなくしては取組が推進できないものと考えております。  市教育委員会といたしましては、有識者や市PTA連合会、住民自治協議会、事業所、学校関係者等の代表者による懇談会を開催し、幅広く御意見をお聴きしながら、長野市の学校における働き方改革推進のための基本方針の年度内の策定に向け取り組んでまいります。  就学援助制度の新入学児童生徒学用品費のうち、新中学校1年生に対しましては、トラブルなく、おかげさまで入学前に支給することができました。小学校1年生への入学前支給につきましても、中核市全体の状況等も踏まえ、来入児の保護者の中から対象者をどのように把握するかや、申請受付から支給までの事務処理の流れなどを整理し、直近の対象者から支給することができるよう準備を進めてまいります。  さて、平成30年度がスタートいたしまして2か月余りが経過いたしました。  第二次長野市教育振興基本計画の学校教育分野の実施計画であります第二期しなのきプランは、本年度が初年度であることから、内容の周知と共に、プランの各施策の実現に向けた取組を本格化させているところであります。長野市教育の基本理念、明日を拓く深く豊かな人間性の実現を目指して、着実に取組を進めてまいります。  そうした中、様々な教育課題もございますが、経済文教委員会の皆様から昨年度幾つかの御要望を頂いておりますので、これまでの取組状況につきまして、簡単ではございますが御報告させていただきます。  初めに、いじめ防止対策推進法のいじめの定義等について、教職員に研修を実施するなど、改めて周知を図ることについて申し上げます。  いじめ防止対策推進法に沿った組織的な対応につきまして、校長会、教頭会を初め、教職員に対し意識向上のための周知や研修を行いました。併せて、本年度から教育センターに道徳教育研究委員会を設置し、いじめの問題を含めた道徳科の学習指導についての研究を行っています。  また、市教育委員会及び学校のいじめ防止等の体制の見直しにつきましては、いじめ問題の早期解決のため、学校等へ弁護士や心理などの専門家を派遣する体制を整え、複数の重大事態に対応できるよう、長野市いじめ問題対策連絡協議会等条例の一部改正を行いました。  併せて、学校におけるいじめを含めた諸課題に対応できるよう、今年度から担当指導主事を3名配置いたしました。  さらに、各学校には、各校で策定しているいじめ防止等基本方針の定期的な見直しや、迅速に対応できる体制づくりについて随時指示してきております。  また、地域とも協力しながらいじめ再発防止に向けて取り組むことにつきましては、学校を通じて保護者向けにチラシを配布するとともに、広報ながのや、FMぜんこうじの長野市広報ふれあいガイドを通じて市民への啓発を行いました。さらに、長野市いじめ問題対策連絡協議会の委員として、今年度からは市民生委員児童委員協議会にも御参加をいただき、連携について協議していくこととしております。  また、子供たちがいじめの問題を自分のこととして考えることができるよう、長野上水内中学校生徒会サミットでは、いじめ撲滅をテーマに取り上げたところ、生徒たちによる活発な意見交換が行われ、各校へ持ち帰り、自分たちの手でいじめをなくそうとする意識の醸成も見られるようになってきているとのことでございます。  各校におけるいじめ認知件数が増加していることからもお分かりのように、積極的な取組が行われるようになっておりますが、今後も研修等を通じて教職員の意識向上を図るとともに、家庭、地域の理解や協力を得ながら、再発防止に向けて継続した取組を行ってまいります。  次に、小・中学校への冷房設備の設置に向けた取組につきまして申し上げます。  今定例会におきましても、たくさんの議員の皆さんから御質問を頂きましたが、各校における温湿度環境調査と、冷房設備をテスト設置した学校における実証を開始したところでございます。同時に進行中のサウンディング型市場調査の結果と併せて検討し、整備方針を決定する予定です。  次に、教育センターのバリアフリー化対策につきまして申し上げます。  今年度は一部トイレの洋式化工事を実施する予定です。また、故障しているエレベーターに関しましては、公共施設マネジメントの視点を踏まえ、予算化を目指してまいりますが、利用が可能となるまでの間は、複数の職員により階段の昇降を援助することとしておりますので、御理解をお願いいたします。  次に、子供たちの国際交流に係る基金残高が減少していることにつきまして申し上げます。  子供たちの国際交流に係る事業は、国際理解教育の推進、国際的視野の拡大に寄与するものであることから、派遣人数や現地での活動内容について精査するなど、経費の抑制についても考慮しながら、今後も事業を継続することができるよう検討してまいります。  次に、児童虐待の早期発見、早期解決に向けた地域全体で子供を見守る体制づくりにつきまして申し上げます。  東京都目黒区における痛ましい事件の発生は記憶に新しいところです。教育委員会といたしましては、引き続き各校において児童虐待の防止等に関する法律に基づいた対応を行うとともに、関係機関と連携しながら、各校を通じて保護者等に周知を図ってまいります。地域社会の皆さんのお力をおかしいただきますようお願いしているところでございます。  以上、昨年度頂きました御要望の一部につきまして、取組状況を御報告いたしました。今後も教育課題の解決に向け、積極的に取り組み、対応してまいります。  さて、本日御審査いただきます教育委員会に関わります案件でございますが、議案第69号平成30年度長野市一般会計補正予算の他1件でございます。詳細は後ほど教育次長から御説明いたします。よろしく御審査くださいますようお願い申し上げます。  なお、お手元にはこの他、博物館関係の夏の企画展に係るチラシ等をお配りしております。お忙しい中かとは思いますが、お時間がございましたら是非足をお運びいただければ幸いと思いますので、よろしくお願いします。  以上、教育委員会としての挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(佐藤久美子) 次に、4月1日付けの人事異動による新任理事者の自己紹介をお願いいたします。      (新任理事者自己紹介) ○委員長(佐藤久美子) これより、教育委員会関係の議案審査を行います。  初めに、議案第69号平成30年度長野市一般会計補正予算のうち教育委員会関係、本件を議題といたします。  理事者の説明を求めます。  松本教育次長 ◎教育次長(松本孝生) それでは、議案第69号について御説明いたします。  議案書の1ページを御覧ください。  本件は、平成30年度長野市一般会計予算について補正をお願いするものでございまして、第1条歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億2,530万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,501億7,530万円とするものでございます。  2ページ、第1表歳入歳出予算補正を御覧ください。  教育委員会関係につきまして御説明いたします。  まず、歳入でございますが、第21款市債、第1項市債で3,540万円の増額でございます。  次に、3ページをお願いします。  歳出でございますが、第10款教育費、第2項小学校費で増額の補正をお願いするもので、4,725万4,000円でございます。  詳細につきまして、補正予算事項別明細書で歳出予算から御説明いたします。  14ページ及び15ページを御覧ください。  第10款教育費、第2項小学校費、3目小学校建設費につきまして、補正額4,725万4,000円を追加するものでございます。  これは、構造体の耐震対策が必要な唯一残っております学校施設である朝陽小学校屋内運動場の改築に係る実施設計及び地盤調査の委託に要する経費を追加するものでございます。  改築に当たり、グラウンドが狭あいであるため、その拡張について、長年にわたり地元北長池区や地権者との協議を進めてまいりましたが、基本的な合意が得られたことから事業に着手するものでございます。  続きまして、歳入予算につきまして御説明いたします。  10ページ、11ページを御覧ください。  第21款市債、第1項市債、8目教育債につきまして、補正額3,540万円を追加し、補正後の予算額を11億2,240万円とするものでございます。  これは、先ほどの歳出に係る説明と同様に、朝陽小学校屋内運動場改築事業における実施設計等委託の財源として市債を発行するため、5節小学校施設整備債を追加するものでございます。  次に、地方債補正について御説明いたします。  5ページを御覧ください。  29番ですが、小学校施設整備事業費について、先ほどの説明のとおり、補正額3,540万円を追加し、限度額を同額とするものでございます。  以上、平成30年度長野市一般会計補正予算のうち教育委員会関係につきまして御説明申し上げました。よろしく御審査の上、御決定くださいますようお願いいたします。 ○委員長(佐藤久美子) 本件について質疑、討論を行います。ありませんか。      (発言する者なし) ○委員長(佐藤久美子) それでは、以上で質疑、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  議案第69号平成30年度長野市一般会計補正予算のうち教育委員会関係、本件を原案のとおり決することに賛成の委員の挙手を求めます。      (賛成者挙手) ○委員長(佐藤久美子) 全員賛成と認めます。  よって、本件は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第82号工事請負契約の締結について、本件を議題といたします。  理事者の説明を求めます。
     松本教育次長 ◎教育次長(松本孝生) 議案第82号工事請負契約の締結につきまして御説明いたします。  本議案は、地方自治法の規定に基づき、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、予定価格1億5,000万円以上の工事につきまして議決をお願いするものでございます。  工事名は(仮称)芹田総合市民センター建設建築主体工事、契約の方法は事後審査型一般競争入札、契約金額は3億6,288万円、契約の相手方は、長野市県町524番地、北野建設株式会社、代表取締役社長北野貴裕でございます。  本件工事に係る入札参加者は9者、落札率は84.52パーセントでございます。  これは、現在の市立芹田公民館の敷地内に新たに公民館と芹田支所を一体的に建設するものでございます。  総合市民センターの整備につきましては、支所を統括する地域・市民生活部と教育委員会とが協働しながら進めておりますが、本件につきましては、公民館の敷地であることもあり、教育委員会が担当しております。  お手元の資料2、(仮称)芹田総合市民センター建設についての上段のスライド1を御覧ください。  これは建物の配置図ですが、現在の公民館の駐車場に建設し、完成後、既存の公民館は取り壊して駐車場といたします。  下段スライド2の平面図を御覧ください。  左上が1階、右下が2階の平面図でございます。  1階の西側には支所の事務室と会議室を配置いたします。東側には公民館と住民自治協議会の事務室、料理教室と工芸室を配置します。ピンク色の部分が公民館で、水色の部分が支所分となります。2階の多目的ホールは約300平方メートルで、この他に学習室が3室、そして20畳ほどの和室を配置しております。  次に、スライド3をお願いします。  施設概要ですが、敷地面積は2,847.86平方メートルで、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造の2階建て、延べ床面積1,498.92平方メートルで、このうち公民館部分は1,101.22平方メートル、支所部分は397.7平方メートルです。駐車場につきましては49台分であります。  スライド4、建設スケジュールを御覧ください。  くい地業工事を3月26日に契約し、着手しておりますが、建築主体工事につきまして、本定例会で議決をいただいてから着工し、平成31年6月までにしゅん工させる予定でございます。  なお、電気設備工事、機械設備工事につきましては、6月18日、昨日契約を締結しております。  しゅん工後、現在の公民館を解体した後、駐車場など外構を整備し、全ての施設の完成は平成31年11月頃を予定しております。  以上、工事請負契約の締結につきまして御説明いたしました。よろしく御審査の上、御決定くださいますようお願いいたします。 ○委員長(佐藤久美子) それでは、本件について質疑、討論を行います。  池田委員 ◆委員(池田清) 平面図を見せていただきましたけれども、多目的ホールはどのぐらいの人数の収用が可能なのかとか、あるいは今支所の執務室、事務室ですね、支所の職員何人でしたっけ。  現在の支所は、若里市民文化ホールにある支所はどうなるんですか。  それと、併せて、今のお話で、電気も機械も昨日契約が終わったとおっしゃいました。その金額を教えていただいて、トータルとしての全体の金額もおのずと分かってくると思うんですけれども。  以上、何点かありますが、お願いします。 ○委員長(佐藤久美子) 松本教育次長 ◎教育次長(松本孝生) 今、4点ほど御質問を頂きました。  私から、3つ目の現在ある支所の跡地、若里市民文化ホールのところに事務所を構えておりますけれども、支所と公民館の合築を現在の公民館の敷地に建設するということで、完成したところで支所がそこへ移りまして、長期的にはこの支所の跡に保健センターを造りたいという構想がございます。こういった計画の下に進めている事業でございます。 ○委員長(佐藤久美子) 広田課長 ◎家庭・地域学びの課長(広田貴代美) では、先ほど1番目の多目的ホールの収容人数ですけれども、こちら椅子のみですと300人が可能という広さとなっております。机付きですと180人が可能ということで設計しております。  そして、2番目の支所の職員数なんですけれども、これは、申し訳ありません、今ちょっと手持ちが公民館職員数しかないもので、これは確認して後ほどお答えいたします。 ○委員長(佐藤久美子) 北原課長補佐 ◎家庭・地域学びの課長補佐(北原孝) まず、支所の職員数ですが、今確認しましたところ10名ということになっております。  それから、全体の金額でございますが、本年度の全体の金額が、全体で3億3,150万円ほどで、平成28年度から本事業を実施しておりまして、総合計予算額、見込み額も含めまして、総合計で10億3,400万円ほどを予定しております。 ○委員長(佐藤久美子) 池田委員 ◆委員(池田清) 今定例会で建築主体工事が出てきましたけれども、電気、機械については、これはまた別に9月に出てくるんですか。 ○委員長(佐藤久美子) 広田課長 ◎家庭・地域学びの課長(広田貴代美) 電気と機械の金額なんですけれども、こちらは金額が1億5,000万円を下回りますので、特に議会でという形ではないんですけれども、ちょっとお待ちください。 ○委員長(佐藤久美子) 北原課長補佐 ◎家庭・地域学びの課長補佐(北原孝) 電気が7,428万2,000円ほどでございます。それから、機械が8,624万8,000円ほどでございます。 ○委員長(佐藤久美子) 池田委員 ◆委員(池田清) 芹田地区の人口は2万人を超えているんでしたよね。そうしたところでの支所の職員の方もおいでですけれども、なかなか様々に、住民票であるとか、印鑑証明であるとか、きっとお忙しいでしょうし、人口規模からしたらこれだけのものが必要ということで、こうした設計になったかというふうに思いますが、支所の跡、保健センターとか、様々に今公共施設の在り方について、いろいろ地域の皆さんの御意見も頂く中でこのような形になってきたのかなというふうに思いますけれども、芹田地区というのは、ワークショップというのは済んでいるんでしたっけ。これがそ上に上がったんでしたっけ。 ○委員長(佐藤久美子) 松本教育次長 ◎教育次長(松本孝生) この芹田総合市民センターの建設につきましては、具体的な直近というと、7年ぐらい前から地域からいろいろ要望を頂いたりとか、教育委員会と協議を重ねながら進めておりました。  それ以上前からも地域からは要望を頂いておりまして、7年ぐらい前からこの具体化に向けていろいろ協議を重ねてきた中で、先ほど申し上げましたように、支所と公民館を合築するというパターンで、支所の跡に保健センターを持ってこようと、そういう構想の下に今進めているものでございます。  ということで、芹田地区のワークショップ、具体的に何年というのは、ちょっと今把握はしておりませんけれども、これはワークショップで決める以前の事項ということで御理解をいただければと思います。 ○委員長(佐藤久美子) 池田委員 ◆委員(池田清) 今までの公民館を解体していくと。それから、今までの支所もこれで保健センターに衣がえということで、それぞれの公共施設の分の減がありますから、全体としてはさほど多くならないというか、その20パーセント削減の方向性の中で、ちゃんと一連の動きの中で、整合性のとれた公共施設の在り方の整備というふうに考えてよろしいですね。 ○委員長(佐藤久美子) 松本教育次長 ◎教育次長(松本孝生) かねてから公民館の面積というのは1,000平方メートルということを基準としております。  今回、合築とすることによりまして、支所分の面積、これが従来よりも確実に減じていると。複合施設とすることによって、共有部分をそれぞれ使うということになりますので、それも含めて面積は減らすようにしているところでございます。  20パーセント削減の前から進めているというような事情もございますけれども、支所分については確実に面積を減らしているということでございます。 ○委員長(佐藤久美子) 池田委員 ◆委員(池田清) 多目的ホール、大変立派なものにきっとなるというふうに思いますけれども、そうすると、この公民館、多目的ホールを中心とした様々な行事のとき、本当にまちなかではありますけれども、49台の駐車場で足りるのかなとちょっと心配があるんですけれども、これはこの後、きっと1年のサイクルの中で動いてみないと分からない部分もあるかと思うんですが、近くにまた新たな駐車場を整備するとか、なかなか公共交通といっても、この中でまちなかのバスの路線も、芹田地区の全体像はよく分かりませんけれども、そうした面でのちょっと心配があるんですが、その辺についてはいかがですか。 ○委員長(佐藤久美子) 松本教育次長 ◎教育次長(松本孝生) 49台というのが多いか少ないかということは確かに言えると思うんですけれども、地元と協議をしていく中では、どれだけの面積を造れば駐車場は何台ぐらいになるという、そういうことも踏まえて計画をいたしました。  ということで49台という結果になっているわけですけれども、今後使っていく中で、不足するというような事態も考えられます。そういった場合に備えて、例えば周辺の、現在であればカネボウ跡地の駐車場もございます。多少距離は離れておりますけれども、こういったところも使える施設はできるだけ使いながら、今ある施設を使いながら対応していくということになろうかと思います。  この辺はまた地域の方と協議をしながら進めていきたいと思っております。 ○委員長(佐藤久美子) 他に。      (発言する者なし) ○委員長(佐藤久美子) よろしいですか。  以上で質疑、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  議案第82号工事請負契約の締結について、本件を原案のとおり決することに賛成の委員の挙手を求めます。      (賛成者挙手) ○委員長(佐藤久美子) 全員賛成と認めます。  よって、本件は原案のとおり可決すべきものと決しました。  教育委員会関係の付託案件は以上であります。  次に、教育委員会関係の所管事項について調査を行います。  質疑、御意見等ありましたら発言をお願いいたします。  野本委員 ◆委員(野本靖) 今定例会におきましては、教育委員会の皆様には、私は非常に多数の項目について御答弁を頂きました。誠にありがとうございました。  その中で、今回平成が幕を閉じる中で、そのポスト平成という観点で質問させていただきましたが、ちょっとこの教育委員会関係で、ここのところ私も学校給食にあることがきっかけで着目をしておりまして、それで、このことについては担当課にも非常に丁寧に詳細に、またいろいろ調査もしていただきましてありがとうございました。  そんなところで、まず、余りポスト平成とかと言うとちょっと大げさになってしまいますけれども、学校給食の今とこれからというようなことを、ちょっと御所見をお聞きしたいと思います。 ○委員長(佐藤久美子) 町田課長 ◎保健給食課長(町田剛) それでは、私から、今お話がありました学校給食の現状とこれからにつきまして、簡単に御説明させていただきたいと思います。  現在、3つの給食センターと5つの共同調理場で、日に約3万食を市立の小・中学校の児童と生徒、それと教職員の皆様に提供しているところであります。  現在の学校給食は、適切な栄養の摂取による健康の保持、増進ということはもちろんですが、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うことなどの食育の観点からも、多くの教育的要素を満たすことが求められているというふうに考えております。  そのため、単に昼食をとるということではなくて、そこから多くのことを学びとってもらうために、栄養士が学校訪問をしたり、その場で食育の授業を行うなど、また、子供たちが考える機会を多くつくることにも努めているところでございます。  現在、給食におきましては、昨年の2学期から第二及び第四学校給食センターにおいて、アレルギー対応食の提供を開始いたしました。現在、卵と牛乳、乳製品の除去食を提供しておりますが、提供に当たり、各センターの担当栄養士が保護者と事前に個別面談も行っております。  この際に、お子さんが将来アレルゲンを含んだ食材が食べられるようにということ、こういったところにも力点を置きまして、生活上の制限が少しでも減らせるように、経口負荷試験を進めるとか、そういった個別の事情に応じた情報提供とか、相談にも乗っているという状況がございます。  また、今年度から3年間、東京2020教育プログラムの一環として、オリパラ食べ歩きツアー、こちらを学校給食を通じた異文化教育という点で推進しているところでございます。これはもう既に御存じかと思いますが、各国の料理を取り入れた学校給食を食べることで、その国への興味を掘り起こして、また児童・生徒が自分自身で考えていただく、学ぶ機会につなげていこうという企画でございます。  今年度は、まず6月に中国、来月、7月にはデンマークと、計5か国を予定しているところでございます。  給食を通じて、子供たちが将来にわたって健康に過ごせるように応援していくこと、また、食といった最も身近な生活体験を通して子供たちに学ぶ機会を提供していくことが、これまで以上に重要になっていくと考えておるところでございます。  こういったことを念頭に、これからも給食の提供に努めてまいりたいと考えております。 ○委員長(佐藤久美子) 野本委員 ◆委員(野本靖) ありがとうございました。  アレルギー対応を初めいろいろな取組をしていただいているところなんですが、その学びの場、あるいは食育、いろいろなことの中で、これも私、本会議で申し上げたんですが、大変平成という時代は災害が多発して、正に昨日のああいったこともあった中で、これから残念ながら、災害は増えることはあっても減ることはないんじゃないかなと私は考えております。  ということの中で、子供たちに防災だとかそういったことも含めた中での、例えば福岡だったと思うんですけれども、何か防災カレーという、何か火を使わないでできるカレーというのがあるそうで、それをふだん備蓄していると。それが期限が切れる間際ぐらいに、例えば防災の日なんかに合わせて学校給食で提供したりするということの中で、また災害についての学びというような事例もあるようなんですが、別にこれカレーに限ったことではないんですけれども、ちょっとその辺について、どんな様子かお聞かせください。 ○委員長(佐藤久美子) 町田課長 ◎保健給食課長(町田剛) 今お話にありました防災、給食にも使えるような非常食の開発が進んでいるということは、私どもも承知しております。  現在、長野市としては、サバイバルフーズ、缶詰ですね、あちらが今主たる備蓄食となっているところではございますが、今お話のようなものも、今後備蓄についてどういうふうに取り組んでいくかにつきましては、担当の危機管理防災課とも一緒にこれから研究してまいりたいと考えております。  その中で、今お話のような有効活用、そういったことについても併せて研究してまいりたいと考えているところであります。 ○委員長(佐藤久美子) 野本委員 ◆委員(野本靖) やはり自助、共助、公助、そういったことも含めて、やはり子供たちも、あってはならないし、なくてほしいんですけれども、でもやはりこういう現実を考えたときに、そういった考える一つのきっかけになると思いますので、是非これから研究をよろしくお願いしたいと思います。  済みません、もう一点だけ。  先ほど教育長から冒頭、国際交流事業の件にちょっと触れておられました。ちょっとその経費削減とおっしゃったのか、僕そういうふうに聞こえたんですけれども、何かその内容を少し変えざるを得ないのか、そういうふうな印象を受けたんですけれども、ちょっとその辺教えてください。 ○委員長(佐藤久美子) 松本教育次長 ◎教育次長(松本孝生) 委員御承知のとおり、子どもたちの国際教育のための倉石忠雄基金、これが今年度でほぼ底をつくような状況、それから、子供たちの国際交流基金、これもあと四、五年ぐらいですかね、今までどおりのやり方でいくと底をつきます。  そういった中で、我々とすると、今まで実績もあり、非常に有効な事業でありますので、引き続きやっていきたいという気持ちでおります。
     ただ、いかんせん、先立つものという財源がございます。この辺をやはり踏まえますと、ある程度は見直しはせざるを得ないのかなというふうに考えておりまして、例えば今、行っている人数を絞ることが適当なのか、あるいは、場合によったら本人の保護者負担、この辺も他市の事例等も踏まえながら検討せざるを得ないかという状況です。  あと他に、財源が他に求めるものがあるかどうか、この辺も踏まえつつ、総合的にこれから深めていきたいと考えております。 ○委員長(佐藤久美子) 野本委員 ◆委員(野本靖) そういう厳しい現実があると思うんですけれども、ちょっとあえて申し上げると、余り安易に、非常に歴史のある伝統ある事業ですし、私が聞いている限りでは、そんな無駄な部分はないと思っていますし、保護者の負担うんぬんということについては、もしかしたら検討する余地があるかもしれませんけれども、いずれにしても、余り安易に何か削るようなことは避けていただくように要望しておきます。 ○委員長(佐藤久美子) 市川委員 ◆副委員長(市川和彦) 済みません、今の野本委員のおっしゃっている部分、子供たちの国際交流というのは非常に大事だと思いますし、たまたま先日、オリンピックを開催した、招致やった仲間とお会いしたときに、JOCの春日さんという人とかいろいろな人の中から、私が何年か前にユース五輪の話もした覚えがあるんですけれども、提案したことがあるんですけれども、今ユニセフとかそういうところで、ユースの費用というのは基本的に、今までリレハンメルとかインスブルックは赤字を抱えなかったと、結果的には。  それで、そういう大会運営方式もあるし、それで子供たちが競技だけではなくて、要するに文化交流というのが目的ですから、だから、そういった事業予算というのも調べていただいて、コンベンション関係も絡んでくると思うんですけれども、教育委員会予算というよりも、そういったような予算も取り入れて、子供たちの国際交流をやっていくようなことをちょっと検討してもらったほうがいいかなと思います。  そこら辺は文化財課長の小柳さんも承知していますから、よくよく教育委員会なんかで聞いていただきたいと。ちょっと余計な話でしたけれども、この辺にします。よろしくお願いします。 ○委員長(佐藤久美子) 要望でよろしいですか。 ◆副委員長(市川和彦) はい。 ○委員長(佐藤久美子) それでは、他に。  西村委員 ◆委員(西村裕子) 登校支援委員会への名称変更の関係なんですが、教育長の答弁の中で、学校に行かないことを否定的に捉える社会的な偏見というものが残念ながらあって、その子供や保護者の悩みをより深くしてしまっているという現状もあるよということで、そのイメージの改善という意味合いで、不登校対策委員会というものを登校支援委員会にしていくという御答弁がありました。  これまでの教育長の教育の理念や取組というものを伺う中で、私は議会答弁のときには、その改称を不登校支援と聞き間違えたんですね。そのぐらいに、翌日の朝刊を見て登校支援になっていたという、登校支援と言っていたんだというので驚いてしまったという戸惑いがあったんですが、恐らく去年決定された国の義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する方針の中で、その不登校児童・生徒が行う多様な学習活動の実情を踏まえて、個々の児童・生徒の状況に応じて支援していくこととか、あと本人の意思を尊重することとか、時には休養も必要な場合があるよねということが、国としてもそういう子も支援していくということが背景になった教育長の御答弁だったのかなというふうに思うんですが、家庭や学校の外であっても、子供が学びの場としてよりどころの場所があるのであれば、安心して生きる力をそこで付けていくというこの支援の方針というものがちゃんと伝わるようにしてほしいなというふうに思ったんですが、名称も含めて、ちょっと伺いたいなと思います。 ○委員長(佐藤久美子) 近藤教育長 ◎教育長(近藤守) さんざん悩んで、まだ悩んでいるのが実情なんですけれども、社会自立支援にしようか、それこそ学校というイメージではない校を、今西村委員がおっしゃったようなところまで広がった意味合いで是非とも捉えていただきたいという、今度特別な教育課程を組んで、それが認められればそこでもいいということになっていくわけですので、そういう意味の校という意味で、だから、学校というのとちょっと違う意味でやっているものですから、是非その辺を皆さん、悩んでいらっしゃる家庭の皆さんに伝えて、今ある普通の私どもの所管の学校へ行くことだけじゃありませんと。  社会につながり、その子が自分の居場所なんていうと大変失礼な言い方なんですけれども、その子の生きていく本当の力が付く場をどのように支援していくかという意味合いを強くしたいと思っているものですから、何かいい名前があったらまた教えていただければと、まだ考えている最中なんですが、ただ、一回イメージをひっくり返したいと。不登校と言われているのが、何となく肩身が狭くて表へ相談できないというお母さんがかなりいらっしゃるものですから、そこのイメージは早く変えたいなと思っているところです。 ○委員長(佐藤久美子) 西村委員 ◆委員(西村裕子) ありがとうございました。  お話を聞いて安心しました。やはり一人一人学びたいという欲求というのはあると思うんです。それをどうやって支援していくかということを、国も自治体もそれぞれの役割があると思いますので、是非支援につながるように、そして、その本当のところがちゃんと伝わるように、名称も含めていろいろと検討いただきたいなと思います。  ありがとうございます。 ○委員長(佐藤久美子) 他に。  池田委員 ◆委員(池田清) 私は、今の件ですけれども、名称というかネーミングはどうでもいいと、はっきり言って。それは皆さんの合意の中で決めていけばいいので、翌日の信濃毎日新聞に、ちょうど教育長の答弁とは別に、保護者の皆さんが文部科学省の役人に来てもらって講演会をやっているものが同じ紙面に載ったんです。両方切り抜いたんですけれども、ちょうどくしくも同一の新聞だったんですけれども、私は自分の子供が不登校で苦労したとは思いませんけれども、そのことを先日の本委員会でもお話をさせていただきましたけれども、やはりもう5年遅いと思ったんですよね、はっきり言って。  これは公教育という一つの単線ではなくて、別の居場所であったり、自分の力を発揮できる場という、そういう複線があって、それがどこかでまたその線がつながることもいいし、また別のものでそのままいっても全然構わないというふうに思っているんですけれども、それは教育長のトップダウンというのではなくて、やはり教育委員会全体の共通の課題として、そうした委員会もあるのであれば、しっかりそういうところで議論をした上でそうしたネーミングも考えてもらいたいと、それがそういう名前はどうでもいいということの真意なので、お願いしたいと思うんです。  そうすると、経済文教委員会でも視察をした東京の日野市みたいに、教育委員会と、それから福祉部局が一緒のフロアで共に連携しながらやっていくと。これは永井教育次長にも実際に現場を見てもらったんですけれども、併せて長野市の場合には、今こども未来部があるわけじゃないですか。ここは正にそれを縦軸で、ゼロ歳から18歳までの縦軸で、様々な健康、保健所の機能も全体像を一本軸でやっているという部分もあるわけですから、是非とも保健福祉部であったり、それはこども未来部であったり、長野市の場合にはそれをやるだけの体制というものがあるわけですから、そこら辺の垣根を取り払ってもらって、正にこれは、横串と余り言いたくないんだけれども、連携をとってもらって、新たな活路を見出してもらいたいと。  県は様々な民間の団体、ブルースカイなどに代表されますけれども、多くの団体に補助金も出して、そうした学校になかなか行けない子供たちの支援というものを、補助金も出しながらやってきたわけで、是非県とも連携し、そして文部科学省の人の話、私も聞きたかったんですけれども、保護者の皆さんと、そうした今いる親御さんたちとの交流も持って、是非とも一歩踏み出してもらいたいなと。  役所ということで、教育委員会という中で、どうも自分たちでつくろうとしている一つのありようというか、進むべき方向性みたいなものをつくってしまうというよりは、お互い様々な意見を聞く中で、新しいものが生まれてくるんじゃないかなというふうに思いますので、是非とも、そうしたことが動き出すいいきっかけとなった議会でもあったし、答弁でもあったし、これから何か動き出すかなというのがありますので、是非とも力を入れてやっていただきたいと思います。  いかがでしょう。 ○委員長(佐藤久美子) 近藤教育長 ◎教育長(近藤守) 応援していただいてありがとうございます。  思いとするところは大変似ていると思うんですけれども、一つは、これが今、県全体がやはり不登校対策委員会という形で呼んでやっておるものですから、今委員がおっしゃった教育委員会以外で、県でもいろいろな部署で子供たちの居場所づくりというのをやっているものですから、教育委員会だけが不登校という名前の学校に対するというところから外していかなければいけないんだろうと思って、長野市としては、私独自のトップダウンというよりも、今までやってきた中で、どういうふうに子供たちに伝えていったらいいんだろうねという中で、先ほども申し上げましたけれども、迷っている状態、みんなにその意思が伝わっていって、子供たちのそれこそ居場所が今後広まっていけばいいなと思っているところです。 ○委員長(佐藤久美子) 池田委員 ◆委員(池田清) 是非その迷いを払っていただいて、長野市から長野県の全体を、原山教育長を動かすような、そうしたまた動きというものを発信してもらえるように頑張っていただきたいというふうにエールを送りたいと思います。 ○委員長(佐藤久美子) 小林委員 ◆委員(小林秀子) まず、1点目は、最初委員長が挨拶の中でもおっしゃったことなんですけれども、やはり地震があって、学校の施設が崩壊して児童が亡くなったことは、本当に大変なことだなというふうに思っているのとともに、やはり子供たちの通学路の中には大変危険なブロック塀も、長野市でもまだまだあると思います。  そういう意味で、学校施設だけではなく、通学路についてもしっかり点検をしていただいて、その所有者について、きっと委員長が言われたチェックがもうされているかもしれませんけれども、危険と判定されたようなところについては、通学路、う回することも含めて検討されたほうがいいのではないかなというふうに思っておりますので、その対応をよろしくお願いしたいと思います。  それについて何かありますか。 ○委員長(佐藤久美子) 松本教育次長 ◎教育次長(松本孝生) 冒頭、教育長挨拶の中に入れさせていただきました。  現在、昨日の地震を受けまして、各学校にブロック塀等ということで照会をしております。今日のお昼ぐらいまで、全部ではないです、60ぐらいの学校から回答が来ている状況の中で、ちょっと危険と思われるようなものが6か所ほどございました。これについては、今日の午後から直ちに建築技師と教育委員会の職員とで現地確認、調査に行っております。  例えば、ブロック塀の中に鉄筋がどれだけ入っているか、どういう状態で入っているか、これ金属探知機といいますか、機械で測ることができますので、こういった調査をしております。  たまたま1か所のブロック塀につきましては、建築基準法に沿った形、鉄筋だとか控え柱といいますか、倒れないようにするような形ですね、そういったものもあったという事例があって、1か所についてはほっとしたところでございます。  今日中に全部の学校から来ると思いますので、この辺の安全点検をしっかりすると。それから、あと学校の中での指導といいますか、この辺についてもお願いはしたところです。  それから、あと通学路、これは本当にいろいろなものがあります。塀だけではなくて、看板だとか、場合によっては電柱なんかもそうだと思うんですけれども、かねてからもうちょっと広い意味で学校の通学路に関する危険性、こういったものを検討する組織、市の他に警察だとかいろいろな機関が集まってやっているところがございます。こういったところでも、今後こういったブロック塀等についても、参考にできる分は対象にして対応していきたいというふうに考えております。 ○委員長(佐藤久美子) 小林委員 ◆委員(小林秀子) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  それとあと、やはり最近は、やはり子供関連の痛ましい事件や事故もありますけれども、やはり自己肯定感を持てないまま大人になった人が起こす事件というのも大変多いなというふうに思っております。  そういう意味で、発達に障害があったり、子供のころから問題児と言われているような子供たちが大人になったときに、社会を恨むような、そんな大人になっていくようでは、大変これは悲しいなと思いますし、大人になった方の子供時代のつらかった思いにはせると、何とも言えない気持ちになるんですけれども、そういう意味で、今回、日野市も私どもちょうど視察もさせていただきましたが、いかに個々の子供たちに寄り添った支援をしていくのかというのが、今後大変大事な、教育もそうですし、福祉もそうですが、一人一人のオーダーメードのことを考えていかなければいけないなとつくづく感じております。  そういう意味で、発達の難しさ、一人一人違うわけですけれども、特に関わる教師の皆さんの心の豊かさというのが大変重要だなと感じております。  私もたまに学校に行ったときに、例えば、黒いマスクをしてきた子供に、玄関で大変どなっている教師がいらっしゃいました。白いマスクだったらきっとそんなにどなられることはなかったと思うんですけれども、お前はいつもそうだというような感じで叱っていたんです。だから、その場を見たときに、私もちょっといたたまれなくなって、どうかなというふうにちょっと疑問だったんですけれども、やはり、きっといろいろな積み重ねの中できっとそういう発言になったとは承知しておりますけれども、教師の研修、やはりマインドを高めていく、一人一人が大切な子供だというふうにもちろん思って教育してくださっているとは思うんですけれども、勉強だけではない、その子自身の成長というのはきっとあると思うので、そういったことにも是非心を砕いてお願いをしたいなと感じておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○委員長(佐藤久美子) 済みません、ちょっと今の質問に関連して、ちょっと副委員長、お願いしたいんですけれども。      (委員長、副委員長と交代) ○副委員長(市川和彦) 佐藤委員 ○委員長(佐藤久美子) 済みません、今小林委員からブロック塀のことでちょっと発言があって、私も今日たまたま中日新聞の記事を読ませていただいた中に、通学路を中心に建築指導課が調査をしたと。それが1,932か所だったと。そのうち改善の必要があると判断されたのが571か所だったと。改修を確認できたのは22件だというふうに報道されておりました。  私がちょっと疑問に思ったのは、その建築指導課がそういうブロック塀を調査して、通学路を中心にずっとこの間、調査してこられたのが、いわゆる子供を守るという視点で、残念ながら市の教育委員会とその結果について共有されていなかったという指摘があったんですね。  確かに私たちも、危険箇所や通学路のことを考えると、どうしても大人目線になりがちなんですけれども、ちょっとこういうブロック塀のことなどについては、やはりわざわざ今回はプール側を子供が通るように指導されていた中でのこの死亡事故ですので、本当に痛ましいというふうに思ったんですけれども、そういう意味で、建築指導課と市教育委員会との連携のところがちょっとどういう状況になっているのか、そこのところを教えてほしいんですが。 ○副委員長(市川和彦) 樋口教育次長副任 ◎教育次長副任兼総務課長(樋口圭一) 今おっしゃられたように、今日報道もされたんですけれども、これまで建設部建築指導課では年2回、学校の通学路等を含めた調査を、ブロック塀等の安全性の調査を行っております。その中では、先ほどのとおり、鉄筋感知器、それから傾斜角の測定だとかそういったもので安全を確認しながらやっているという状況です。  ただ、公共的な建物であれば私どもなんですけれども、個人のお宅の建物の安全性について、恐らく個人の情報ということも含めると、なかなか建設部側からこちらにそのまま情報共有というのが難しかったのかなとも思いますので、今後に向けては、早速建設部と打合せ等を行いまして、現状でこれまで情報を共有していなかったことの何か課題があるのかどうか、それから、今後共有できるのかどうか、それを使ってどういうことができるのか、そこをしっかりともう一度整理をして、検討していきたいと思います。  危険な個人のお宅のブロック塀があったとして、それに対して通学路を現実的に変更するということができるかできないかということもありますので、やはり総合的な視点の中で、もう一度そこのところは整理をしていきたいというように思います。 ○副委員長(市川和彦) 佐藤委員 ○委員長(佐藤久美子) 大変、すぐに各学校に調査をしていただいたというこの早期な対応は本当に有り難いと思います。  ただ、やはり4人亡くなられた中で、やはり小学4年生の子がなぜ犠牲にならなければいけなかったのかというのは、報道に接した私たちとすれば、なぜそれが未然に防げなかったのかと。事態が起きてからいろいろするということが今までに何度も繰り返されてきているわけですよね。そういう中で、一つ一つ未然にこうした事故を起こさないようにということで、大人の責任としてやってきていると思うんです。  そういう意味で、私はまさか長野市にこういう危険な箇所がたくさんあるというふうには、私自身も正直思っていませんでした。しかし、建設部でそうしたことを調べてくださっていたということはとても大事なことだと思いますし、確かに今おっしゃられたように、個人の所有物であると、それは所有されている方の意向にはなりますけれども、しかし、いつ起こるか、それがどんな状況で起こるかというのが分からないものですから、非常にそういう意味では、危険性を回避するというところの指導については、これは是非とも市の教育委員会と建設部との早急な連携をとっていただいて、大勢通るところは是非とも対応を早急にしていただくようにお願いしたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○副委員長(市川和彦) 永井教育次長 ◎教育次長(永井克昌) 私は、今回の6月市議会定例会の答弁の中でも、防災に関わっては随分お話をさせていただきましたが、現状で、以前と比べて非常に進んできているなということをちょっと紹介させていただきます。  以前ですと、やはり教室の中で、こういう箇所は危ないよという話を子供にどのように伝えるかという形でやってきたんですけれども、本当に最近では、実際にそれぞれの子供たちをグループに分けて、家から学校までの通学路を実際に歩くところで、子供たちの目で、自分たちで危ないなと思ったところを、iPad等を持って行って、そこで画像に撮ったのを教室に戻ってきて共有すると。そこに実際に教員も一緒に歩いて、付いて行きますので、やはり大人目線でも、これは危ないよねと。  今お話があったとおり、個人の自宅であるということが結構あったりもするんです。だから、そういうことで、いろいろな情報が入ることと同時に、子供にどういう、本当にやはりブロック塀が倒れてきそうなところも実際にあったりもするわけで、そういうようなことをきちんと自分の力で見抜く目を養ったり、あるいは横だけじゃないよ、上から落ちてくることもあるよということを伝えたりということで、そういう点では、非常に学習の質としては向上してきているかなと思います。  学校によっての差が出てはいけないということで、今年度については、学校防災アドバイザーとかに入ってもらった拠点校をつくって、そこのところでみんなでまとめ合おうということも取り組んでいますので、子供への指導はかなり進んできたと思います。  だけれども、今言われたようなところはちょっと大きな課題の部分もあるかなと思いますので、そこはまた連携を進めるということになるかなと思いますが、よろしくお願いいたします。 ○副委員長(市川和彦) 佐藤委員 ○委員長(佐藤久美子) ありがとうございます。  ちょっと子供のことで余りにも悲惨なことがいろいろと続くものですから、ちょっと私たちとしても、なぜ大人がそれを未然に防ぐことができなかったかという意味では、PTAも、それから地域の方々も挙げて、子供たちの健全な育成のために力を合わせることが非常に重要になってきていると思いますので、是非またブロック塀に関しても連携の強化をお願いしたいと思います。  ありがとうございました。      (副委員長、委員長と交代) ○委員長(佐藤久美子) 小林委員 ◆委員(小林秀子) 先ほどの私の質問、問題がある子供への対応について御所見をお願いします。 ○委員長(佐藤久美子) 近藤教育長 ◎教育長(近藤守) 結局、社会とのつながりをどうつけていくかと。現状としては、学校という名前のところにいる間は何とか支援が入るんですけれども、答弁でもお答えしたように、それがなくなった場合に、なかなかひきこもりになったお子さんに対しての支援というのは難しいなということで、そのステップの一つずつをどう解決していくかというのはまだ課題なんですけれども、今年の総合教育会議、市長との中で、特別支援が必要なお子さんに対して、長野市では、先ほどお話があった保健福祉部でもこども未来部でも、池田委員のお話のように、協働、連携しながらいろいろ進めているんですけれども、学校としては、そういうお子さんに対しては、今後どういうふうに特別支援が必要なお子さんにはやっていくかというようなことで、一つ一つやはりそういうことを共有しながら、理解を深めながら、やはり子供たち一人一人の健全な育成、今の事故、災害等も含めながら、自分の命を、最終的には人の命も自分の命も本当に大事にしていくんだというお子さんが出てくると、新幹線の中のような事件に至らないお子さんを何とか育てていきたいものだというふうに思っていますけれども、ちょっとまだ今、なかなか引きこもっているお子さんに対して、二十幾つとか三十幾つになっている方に対して、なかなか有効な手だてがなくて、その辺については苦慮しているところでございます。 ○委員長(佐藤久美子) 小林委員 ◆委員(小林秀子) 本当に一旦ひきこもりになった青年や壮年も、なかなか本当に難しくなってくると思います。そういう意味で、やはり子供の頃の対応、関わりというのが、将来にわたってその人の根底に残っていくものだと思いますので、是非関わってくださる教師の皆さんの研修を、そういった観点を是非充実させていただいて、片方だけの見方ではない、いろいろな見方でその子、その子を育んでいっていただけるように、よろしくお願いしたいと思います。  研修について何かちょっと。 ○委員長(佐藤久美子) 近藤教育長 ◎教育長(近藤守) 総体的に申し上げますけれども、最近申し上げていることなんですけれども、今までの学校というのは同質性ばかり求めてきたものですから、そうではないと。多様性の中で、一人一人が生きていくということをどう先生たち自身が意識して授業をしていくかと、あるいは子供と生活していくかということについて、一層研修を深めていきたいと思っております。 ○委員長(佐藤久美子) 三井委員 ◆委員(三井経光) 今、お話を聞いていて、教育長とこの委員会が始まる前にちょっと話をしたんですが、確かに子供というのは、学校の先生だけじゃなくて、子供自身の能力もあるんですね。それで私が同じことをしゃべっても、頭に入っていく子と頭に入らない子と、5分前に言ったことを忘れてしまうと。果たしてこの子は、いい高校を目指しているんだけれども、親が普通学級に置いておいて、そして塾とか学校へ来させているんです。同じことを教えていながら、やはりそれぞれみんな人間違うんです。  そこら辺もよく考えていかないと、ですから本当に合った仕事というのか、そういうものは、かえって人との交わりではなくて、逆に違う方向で伸ばしていく、そういったことも考えて、先ほど教育長と話をして、教育長が非常に悩んでいらして、私も悩んでいます、同じく。  ということで、いい方向を是非見付けていただきたいと思います。 ○委員長(佐藤久美子) 市川委員 ◆副委員長(市川和彦) 先週、静岡新聞が伊豆市の、要するに3校の統廃合の記事を載せていたんですけれども、その内容というのは、昨年の6月市議会定例会で、伊豆市の議会が3校統合を廃案したんです。そうしたら、9月になったら教育委員会がその件に関して、要するに審議会を立ち上げて、そうしてつい先日、議会の否決したのを覆して、3校統合するようにという答申をしたんです。  そのときに、住民の皆さんが、じゃそこに参加していろいろ話合いをやっているのかなと思ってちょっと調べてみたら、ある意味そういうことはやっていなかったんです。  それはそれでいろいろな事情があるから、私いいんですけれども、それを問題にしているんじゃないんですけれども、長野市の場合、これから、先日小学5年生、6年生は一緒に授業をやるとか、中山間地域の学校の統廃合の問題等々、いろいろありますよね。そういったときには、やはり住民、PTAとか、住民自治協議会とか、そういう人たちとの相当な、要するに論議を組み上げた上での結論、方向性を出していかなくてはいけないと思うんですけれども、そんな方法は当然教育委員会としては考えていらっしゃると思うんですけれども、今の統廃合関係の問題になっている案件について、どんな方向でいるか、ちょっとお聞きしたいんですが。 ○委員長(佐藤久美子) 近藤教育長 ◎教育長(近藤守) 大変、今、今日ここで、明日答申を頂くところですので、なかなか言えないんですけれども、基本的に今考えているのは、答申を頂いたことについての理念は大事にしていきたいと。それで、それについては議会の小・中学校の在り方調査研究特別委員会についても御報告して、調査していただきますと。  したがって、伊豆市のようなことは絶対起こらないというふうに考えているわけで、その後、きっとそれぞれの地域で皆様と共にやはり考えていかなければいけない問題なんだろうと。  したがって、今回の答申の真っ先のところで委員長が、活力ある学校づくり検討委員会の委員長、単なる統廃合理論ではございませんという形で出ていますので、そのことは肝に据えて今後進めていきたいと考えております。 ○委員長(佐藤久美子) よろしいですか。  以上で教育委員会関係の審査を終了いたします。  教育委員会関係の理事者は退席願います。理事者の皆さん、お疲れ様でした。
         (教育委員会関係理事者退席) ○委員長(佐藤久美子) 理事者が交代いたしますので、しばらくお待ちください。      午後3時43分 休憩      午後3時50分 再開 ○委員長(佐藤久美子) それでは、委員会を再開いたします。  文化スポーツ振興部関係の調査に先立ち、一言御挨拶を申し上げます。  スポーツも大変、サッカーのワールドカップ、あるいは来月から始まりますアートメントNAGANO、こういうような様々な企画が推進される中で、長野市として文化、それからスポーツに親しむ市民の裾野を広げていく、そういうことが非常に重要になっているかと思います。  私たち経済文教委員会としても、それぞれの各分野での長野市の行政分野について、しっかり調査をさせていただきたいと思っています。  先日、長野市芸術館附属のジュニア合唱団に大変大勢の応募があって、オーディションをすることになったというようなことを見ましても、大変市民の皆さんからは関心が高まってきているなということを感じた次第であります。  またしっかりと調査をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、理事者の挨拶をお願いいたします。  倉島部長 ◎文化スポーツ振興部長(倉島明) 経済文教委員会の開催に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。  委員の皆様には、本会議に続き委員会の審査、大変お疲れのところでありますが、よろしくお願いいたします。  また、日頃から市の文化・スポーツ行政に御理解、御協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。  ここで文化スポーツ振興部の現況を少しお話し申し上げたいと思います。  昨年4月に第二次文化芸術振興計画と第二次スポーツ推進計画がスタートしておりますが、計画に基づく関連業務を着実に推進し、文化芸術やスポーツを軸としたまちづくりを進めているところであります。  文化芸術やスポーツの振興は、経済的な効果や地域の活性化という面だけではなく、生きがいづくりとか健康づくりという面からも大変効果的であると考えておりますので、関連する部局とも連携し、取り組んでまいりたいと考えております。  まず初めに、文化芸術課所管の業務でありますけれども、一般財団法人長野市文化芸術振興財団の松原千代繁総支配人が3月31日をもって退任されました。このことに伴いまして、4月1日付けで、新たに山本克也氏が総支配人に就任されました。  山本氏は54歳、京都市文化ホール運営センターで京都市交響楽団を担当され、その後、兵庫県立芸術文化センター管弦楽団の楽団主幹を7年間務められ、音楽の公演、あるいはホールの運営及びマネジメント業務に非常に精通されておられます。今後の活躍に大いに期待をしているところでございます。  長野市の新しい文化の交流と創造の拠点となる長野市芸術館が開館いたしまして2年ほどが経過いたしました。開館後の慌ただしさも一段落し、指定管理者であります長野市文化芸術振興財団による長野市芸術館の運営もようやく軌道に乗ってきたと感じているところであります。  今後とも長野市文化芸術振興財団と共に、市民の皆様の期待に応えられるよう取り組んでまいりたいと考えております。  先ほど委員長からお話がありましたとおり、7月7日から16日まで、長野市から発信する夏の音楽フェスティバル、アートメントNAGANO2018が開催されます。議員の皆様におかれましても、また是非とも御鑑賞いただければ幸いでございます。  また、小さな音楽家を育てるということを目的に、仮称でありますが、長野市芸術館附属ジュニア合唱団の設立に向けて準備を進めてまいりました。6月24日、日曜日になりますが、第1回目の練習が行われる予定でございます。  ゴールデンウイーク、5月3日には、2回目となりますが、ながの獅子舞フェスティバルを開催いたしました。今年は中央通りに加え、長野駅前広場も演舞エリアとして、昨年よりも4団体多い73団体の皆様に出演していただいたということで、より多くの皆様にお楽しみいただくことができたと考えております。  5月19、20日には、長野市文化芸術協議会と長野市との共催で、第54回長野市文化芸術祭を開催し、昨年よりも120人以上多い1,629人の方々に御来場いただきました。  これからも芸術文化の鑑賞や発表の場の充実に取り組んでまいりたいと考えております。  次に、スポーツ課所管の業務の現況について申し上げます。  長野オリンピック・パラリンピック冬季競技大会20周年記念事業につきましては、4月14日にオリンピック・パラリンピック精神を継承することなどを目的に、JOCと共催で、オリンピックコンサートを長野市芸術館で開催いたしました。多くの方が来場され、映像と音楽による臨場感あふれるコンサートや、オリンピアンによるトークショーに加え、市内中学校の合唱部による長野ジュニアコーラスの参加もあり、大変に好評をいただきました。  翌日の4月15日には、長野オリンピックから20年の節目の大会となる第20回長野マラソンを開催し、国内外から過去最高の9,812人のランナーが出走されました。また、同日開催の長野車いすマラソンには48名の選手が参加されました。  両大会とも、本市が推進しておりますスポーツツーリズムなどのスポーツを通じた交流拡大の取組においても大変効果のある大会となっております。  また、6月8日から10日までの3日間、20周年事業のフィナーレを飾るフィギュアスケートのアイスショーがビッグハットで開催されました。ピョンチャンオリンピックで活躍された羽生結弦選手、宇野昌麿選手を初め、女子銀メダリストのロシアのメドベージェワ選手など、そうそうたる選手が長野市に集結し、3日間で約1万3,000人を超える方が来場され、大変な盛り上がりを見せました。  市内では、昨年11月から長野オリンピック・パラリンピック20周年記念事業として25の事業を実施してまいりましたが、子供たちの参加、市民の参加を含めて、今回のテーマであります長野から未来へとオリンピックムーブメントを引き継ぐことができたものと考えております。  次に、障害者のスポーツの推進につきましては、5月20日に、第49回長野市障害者スポーツ大会を長野運動公園陸上競技場とアクアウイングで開催いたしました。陸上競技には157人、水泳競技に29人の選手が参加され、日頃の成果を披露されました。  また、11月には、昨年から取り組み始めました第2回NAGANOパラ・スポーツデーを開催する計画でおります。2020年の東京オリンピック・パラリンピックを機とした障害者のスポーツに対する関心の高まりを捉え、障害者のスポーツの機会を拡大するとともに、理解の促進を図ってまいりたいと考えております。  次に、スポーツ施設の整備、改修につきましては、4月7日に市営大豆島運動場が完成し、オープニングセレモニーを開催いたしました。  東部浄化センター敷地内の旧大豆島テニスコートを再整備し、少年野球やサッカーなどの多目的グラウンド1面、砂入り人工芝のテニスコート4面、ゲートボール場2面ということでございます。  また、松代マレットゴルフ場につきましては、松代の新斎場の建設に伴う関連事業として、来月1日にオープンを予定しております。  この他、公共施設マネジメントの関連で、市民プールが広域的施設のモデル施設群として、今年度に方針を示していく予定となっております。本日の委員会におきまして、まずは市民プールの現状につきまして御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  また、本日、サッカーワールドカップの日本対コロンビア戦のパブリックビューイングを、サンマリーンながのにおいて午後9時から行います。午後8時の開場となりますので、もし御都合がよろしければお越しいただければと思っております。  以上、文化スポーツ振興部の所管業務の現況を申し上げました。  本日御審査いただきます議案はございませんが、所管事項として、平成30年度の長野市文化芸術振興財団の事業計画と市民プールの現況の2件を御説明させていただきます。よろしくお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。 ○委員長(佐藤久美子) 次に、4月1日付けの人事異動による新任理事者の自己紹介をお願いいたします。      (新任理事者自己紹介) ○委員長(佐藤久美子) 今回、文化スポーツ振興部関係の付託案件はございませんので、所管事項について調査を行います。  初めに、理事者から発言を求められておりますので、許可いたします。  説明案件が、1つ、長野市文化芸術振興財団の平成30年度事業計画について、2つ、市民プールの現状について、以上2件あるとのことですので、案件ごとに説明をお願いし、案件ごとに質疑等を行いたいと思います。  それでは、初めに、長野市文化芸術振興財団の平成30年度事業計画について、理事者の説明を求めます。  内山課長 ◎文化芸術課長(内山好子) それでは、私から長野市文化芸術振興財団の平成30年度事業計画について御説明いたします。  資料1を御覧いただきたいと思います。  既に、一般財団法人長野市文化芸術振興財団の経営状況につきましては報告させていただいたところですが、本日は平成30年度事業計画の概要につきまして説明させていただきます。  初めに、1ページの1、運営の基本方針でございますが、昨年と同様に、育む、楽しむ、創る、つなぐの事業コンセプトの下、市民が音楽、芸術と身近に接する機会を創出し、文化力あふれるまち長野市の実現に寄与するとしているところでございます。  次に、2、事業計画、(1)長野市芸術館の指定管理のイ、自主事業の企画についてでございますが、公演来場者アンケート等を通じてニーズの把握を行いながら、魅力あふれるプログラムを創造、提供してまいるものでございます。  詳細につきましては、3ページからの自主事業のところで説明いたします。  ウ、貸館事業についてでございますが、1枚おめくりいただき、2ページにありますとおり、平成29年度から導入いたしました附属設備利用料金の割引や、子供の文化芸術活動を支援する子供料金の割引の制度を積極的に宣伝活用し、貸館の利用促進を図ってまいるものでございます。  次に、3ページ、(2)長野市芸術館自主事業ラインナップについてでございます。  主な事業といたしましては、3回目となります夏の音楽フェスティバル、アートメントNAGANOを開催いたします。定番となりました7月7日の善光寺奉納コンサートを皮切りに、16日までの10日間にわたり開催いたすものでございます。  期間中は、長野市芸術館から権堂、善光寺を結ぶエリアにおきまして、昨年に引き続きフリンジ長野を実施いたします。展示会、オープンアトリエ、演劇、ワークショップ、信州の食を楽しむ空間など、ジャンルを超えて芸術文化、食文化を凝縮した催しが行われます。  なお、公演スケジュールにつきましては、パンフレットをお手元にお配りいたしました。御覧いただきまして、委員の皆様にも是非御鑑賞いただければと存じます。  また、大変好評をいただいております平日昼下がりの時間帯に、少しぜいたくなクラシック公演をお菓子付きで楽しんでいただく水曜ひるまのクラシック・リサイタルシリーズも、昨年に引き続き開催してまいります。  その他、小さなお子様やその保護者の皆様にも楽しんでいただけるよう、ゼロ歳から入場可能なコンサートの開催や、NCO定期演奏会のリハーサルに要介護者の高齢者の皆様を招待するなど、これまでにもいろいろな方に楽しんでいただけるよう工夫をしてまいりました。こうした事例を重ね、長野市文化芸術振興財団では、長野市芸術館だからできるといったコンサートを開催できるよう、今後とも取り組んでまいるとのことであります。  普及・育成事業といたしまして、昨年度も開催いたしました北信地区の吹奏楽部の高校生を対象といたしましたブラスクリニックにつきましては、既に5月4日に開催されました。14校219名の生徒たちが、講師22名から楽器ごとに分かれて演奏指導が行われたとのことであります。  参加者からは大変好評であったとのことであり、演奏技術の向上に併せ、同じ楽器に取り組む学生たちの横のつながりの醸成など、様々な効果が期待される事業であると感じております。  また、昨年まではクラシック音楽キャラバンとして実施しておりましたアウトリーチ事業は、お届け芸術館として、音楽ジャンルを広げて実施してまいります。  演劇等その他事業といたしましては、小・中学校でのワークショップを引き続き開催してまいります。このワークショップは、演劇の手法を用いた人材養成のプログラムでございまして、ワークショップを実施した学校からは、ばらばらだったクラスがまとまってきた、新しい人との出会いや初めての体験を怖がらず、積極的に行動ができるようになったなど、コミュニケーションにおいて前向きな変化が現れているといった声を頂いており、着実に効果が上がってきているものと感じております。  4ページ、5ページは事業の一覧になっておりますので、御覧いただければと思います。  以上、長野市文化芸術振興財団の平成30年度の事業計画について御説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○委員長(佐藤久美子) 説明が終わりました。  これより質疑等を行います。  本件について質疑、御意見等ありましたら発言を願います。  池田委員 ◆委員(池田清) 本会議で、副市長から事業報告が確かにあったと思うんですけれども、しっかり頭に入っていないんですが、数字そのものについても、まだ自分でしっかり読み込んでいないんですけれども、そうしたものもこの中でちょっと説明していただければ良かったのかなという気がしました。  そして、今、事業計画ということなんですけれども、いわゆる予算をここに示していないですよね。全体の長野市文化芸術振興財団へのたしか指定管理料が3億7,000万円ぐらいでしたかね。それでアートメントNAGANOは3,000万円ぐらい。大体おぼろげながら4億円という数字が頭にあるんですけれども、そうしたことも少し説明をいただきたかったなと思います。  冒頭、部長が図らずも、ようやく軌道に乗ってきたというふうなことを言葉にされましたけれども、残念ながら私はそうは思っていなくて、まだまだその軌道に乗る段階というか、様々な課題もあるのかなと思っています。  というのは、新しい総支配人の山本さんも、新聞辞令であったり、ペーパーはちょっと入れていただきましたけれども、山本さんの御紹介も、すばらしいキャリアをお持ちなんですが、大分ブランクがあるし、松原さんとの今までの経歴の中でつながりがある中で、松原さんから請われてというふうなことを言われていました。本人のコメントもそんなふうに載っていました。  是非とも、これは一般財団法人の長野市文化芸術振興財団の予算ではありますけれども、そうした財源は市からも行っているわけですし、是非とも経済文教委員会においてもそうした説明が欲しいなと。  というのも、長野市議会スポーツ・文化振興議員連盟で毎年1回、8月頃に懇談会をやっているんです。それも1時間か1時間半ぐらいの短い中でのやりとりなので、残念ながら、今年もそうしたものが開かれるよう希望したいと思いますけれども、是非とも山本さんのお話もお聴きしたいなと思っていますが、これは議会側からの要望というか、まとめていくものかもしれませんけれども、是非ともそんな機会がある中で山本さんの話も聞きたいし、どういう長野市芸術館をつくっていくかということの、そういう熱意というか、思いというか、そうしたものがしっかり伝わってくるようにお願いをしたいなと思います。  ですから、山本さんには御活躍いただけるように、しっかりそれも御支援をしていかなければいけないと思っているわけです。  そんな中で、漏れ聞きますと、8人の方がこの間、辞めていらっしゃるというふうにお聞きしているんですが、新たなこの長野市文化芸術振興財団をつくり、久石譲さんを芸術監督として迎えて、ここにもあるとおり、久石譲芸術監督を要する文化施設と、正にそこがこの長野市芸術館のよりどころといいますか、一番大きな柱なので、その下に集まった皆さんが、意欲ある方々が8人お辞めになったんですが、そうした方々の補充はどのようになっているのか。  それから、そうした皆さん方の思いといいますか、まだそう経ずして残念ながら別のところへ行かれているということを考えるときには、まだまだ課題もあるのかなと思います。  そういう面では、軌道に乗せていくのはこれからなんじゃないかなと。まだまだ軌道に乗っているというよりは、様々な課題があり、市民の皆さんの長野市芸術館の評価、このありようについても、まだまだそうしたものが定着しているような状況ではないかなと思います。  是非ともそんなことも意見としてとめておいていただきたいなと思います。  以上、一方的に申し上げました。 ○委員長(佐藤久美子) では、職員のその退任と補充のことをちょっとお答えいただけますか。  倉島部長 ◎文化スポーツ振興部長(倉島明) 済みません。  確かに辞められた方が、やはりこれまでキャリアを積んできて辞められたというのは、それぞれ事情があるんだと思っておりますし、多分思っていたのとちょっと違っていたりしたという部分で辞めたとか、更にステップアップしたいというふうにお辞めになった方もおられて、個別の事情は私も細かくはちょっとつかんでおらないんですが、それ以外の職員の人については、辞められた方については適宜少しずつ補充を、補充というか、新しく採用していくような形で今取り組んでいるところでございます。  先ほどの一定の軌道に乗ってきたというのは、ちょっと報告書の中にはやはり、例えば水曜ひるまのクラシック・リサイタルシリーズとか、入場率も非常に100パーセントを超えてきている、100パーセントになってきているようなものもだんだん出てきているし、バンド練習室も本当に九十何パーセントの稼動率で回ってきているようなこともあって、少しずつやはり浸透してきているという部分もありまして、ちょっと先ほどのような表現をさせていただきました。  ただし、やはりまだまだ稼働率が低い部分もありますし、入場率もまだ低い部分もあるので、課題は多いかなと思っておりますので、それはまた長野市文化芸術振興財団ともよく話合いをさせていただきながら取り組んでまいりたいと思っております。 ○委員長(佐藤久美子) よろしいですか。  鈴木委員 ◆委員(鈴木洋一) 平成29年度からの子供料金、利用料金の割引の制度ということなんですが、市内の、例えば中学校等々の音楽会で、平成29年度と、あと今年度の利用がどの程度あるのかということをちょっとお聞きしたいということが1つ目と、あと、もう1個なんですが、このアートメントNAGANOのパンフレットのゴールドパートナー、シルバーパートナー、ブロンズパートナーのそれぞれの企業が掲載されているんですが、企業にとってのパートナーになることのメリットというのは、どのようなメリットがあるのか教えてください。 ○委員長(佐藤久美子) 内山課長 ◎文化芸術課長(内山好子) 初めに、子供割引の中学校の関係なんですけれども、平成29年度につきましては4校で御利用いただいております。三陽中学、櫻ヶ岡中学、柳町中学、信大附属中学となっております。  平成30年度につきましては、これはまだ予定の部分もあるんですけれども、9回となっております。櫻ヶ岡中学、東部中学、三陽中学、清泉中学、北部中学、信大附属中学、犀陵中学、更北中学ということで、8校9回ということになっております。 ○委員長(佐藤久美子) 倉島部長 ◎文化スポーツ振興部長(倉島明) 済みません、このパートナーの関係ですけれども、ゴールド、シルバー、ブロンズ、それぞれ多分協賛していただいている値段によって変わっていまして、特典といいますと、例えばこういうパンフレットとかいろいろなところの露出の機会で、やはり応援していただいているということを目に付く部分に、やはり露出の機会を増やしていく部分が一番だと思っております。  多分、協賛金を集めてくるのもなかなか大変なので、この辺もより工夫していかなければいけない部分かなとは思っております。 ○委員長(佐藤久美子) 鈴木委員
    ◆委員(鈴木洋一) ありがとうございました。  今の、例えば、様々な、いろいろなメニューがそろえられていて、値段も3,000円とか、中には500円、いろいろなメニューがあるんですけれども、それぞれの、例えば集客というような部分も含めて、それぞれの金額によって当然このシルバー、ブロンズ等々違うとは思うんですが、こういう企業の方々に、こういうイベントがあるから参加してくださいね、もっと言えば、多少の割引があるのでたくさんの方々に、例えばその企業の従業員の方々に御案内をしてくださいねというような働き掛けは行っているんでしょうか。 ○委員長(佐藤久美子) 倉島部長 ◎文化スポーツ振興部長(倉島明) 済みません、ちょっとまだパートナーがどこまで今の話、割引とかお知らせをして、招待も含めてやっているのか、ゴールド、シルバーそれぞれどのくらいやっているのかというのは、済みません、ちょっとそこまでつかんでいなくて、また調べてお知らせさせていただきたいと思います。 ○委員長(佐藤久美子) よろしいですか。  他に。  小林委員 ◆委員(小林秀子) やはり使われた方からの感想をお聞きすると、やはり見切れ席であるとか、椅子の方向、そんなやはり苦情は相変わらずあって、そちらでは、多分主催者に対して見切れ席の件とかをしっかり伝えてくださっているはずなんですけれども、その主催者のほうで、その見切れ席について料金を安くしていなかったりだとか、いろいろな部分があって、その券を買われた方にとって、あれっと思うようなことがきっとあるんだと思うんです。  その見切れ席について、大変その苦情と、駐車場を使うとき混雑する、みんな同じ時間に出ますよね、その苦情が結構やはり多いと思うんですけれども、それはどのように今後緩和していかれますか。 ○委員長(佐藤久美子) 倉島部長 ◎文化スポーツ振興部長(倉島明) 見切れ席については、多分見られない部分で割引とかということで、長野市文化芸術振興財団で主催者側にお話をして、ちょっと主催者側でどういう対応をとっていただけるかということなので、うちのほうはそういう情報は長野市文化芸術振興財団からは流している。その対応を、じゃ、どうするかという話で、割引するのかどうするのかという話は、ちょっと主催者側との話の中になっていると思っています。  それと、あと駐車場はどうしてもお話のとおり時間が集中するので、じゃ、それを改良するとして、出口をいっぱい造るというのも、通れる道も限られているという部分もありますし、やはり駐車場も料金制になっていますので、なかなかそれも難しいので、ちょっと今のところ大幅に改善できるかというと、なかなか難しいなとは思っておりますけれども、ちょっと順番で出ていっていただくというので御理解いただくしかないのかなという気はしております。 ○委員長(佐藤久美子) 小林委員 ◆委員(小林秀子) そういう一回一回のあれっと思うことが、足を遠ざける結果にも実はなってしまうんだなというふうに思うんです。  もちろん主催者の側に、例えば駐車場であればシルバー人材センターとかに頼んでいただいて、券を入れていただくようなことをやっていただいて、効率的に出ていただくとか、そういうのを少しある意味、強制はできないかもしれませんけれども、要は、長野市芸術館のマイナスイメージにつながってしまうというふうに思っています。  それと、やはり見切れ席についても、その主催者側がその分安くしていないで売っている場合もあるんですよね。そうすると、そこに当たった人がやはり、長野市の芸術館はどうなっているんだみたいなことになりますので、その辺もよくよく、本市のイメージダウンにつながっていきますので、是非また工夫をしていただければと思います。  これは要望です。 ○委員長(佐藤久美子) よろしいですか。  それでは、本件については以上といたします。  次に、市民プールの現状について、理事者の説明を求めます。  下平課長 ◎スポーツ課長(下平嗣) では、私から市民プールの現状について御説明いたします。  先ほど部長の挨拶でも触れましたが、市では昨年3月に公共施設等総合管理計画を策定いたしましたが、その計画の中で、市民プールにつきましては広域的施設のモデル施設群というふうに設定されております。平成30年度をめどに統廃合案を作成することとしております。  各地区にある公共施設と違いまして、広域的な施設ということで、市域全体を対象に考える施設として検討するということになります。  そのため、まずは委員の皆様に市民プールの現状を御理解いただき、その上で統廃合案を作成し、御協議いただくというプロセスで進めてまいりたいと考えておりますので、本日、まずは市民プールの現状について説明させていただきます。  それでは、右上にスライド番号がございますが、表紙の下のスライド2をお願いいたします。  初めに、市民プールの施設概要になります。  表のとおり、1番から9番の番号が付きました9つのプールが屋外プール、10番から12番までの3つが屋内プールとなります。建設年月の古い順に記載しております。屋外プールは築40年以上経過し、老朽化が進んでいる施設が多くなっております。  続きまして、おめくりいただいて、スライドの3を御覧ください。  市民プールの位置図になります。屋外のプールは水色の丸で、屋内は赤い四角で示しておりますが、市内に広く位置している状況にございます。また、屋外プールの利用料金につきましては表のとおりで、スライダーの有無で料金が異なっております。  続いて、スライドの4でございますが、利用者数の推移になります。  屋外プールについては夏の2か月間ほどの営業となっておりまして、平成7年から9年頃までの利用者数と近年の利用者数を比較したときに、折れ線グラフのとおり、平成27年、28年が猛暑で増加したというときはありますが、全体的には減少している状況にございます。  一方、屋内プールの利用につきましては、この表の数字がちょっと細かくて恐縮なんですが、増加傾向にあるというところでございます。  続きまして、スライドの5を御覧ください。  今ほどの屋外プールの利用者状況の増減を見てみますと、20年前の平成7年から9年までの平均と、近年の平成27年から29年の3か年の平均を比較しますと、半数のプールは20年前の半分以下になっている実態がございます。  続きまして、その下のスライドの6ですが、近年の3か年の平均の運営経費になります。  利用人数に関係なく、600万円前後の費用が掛かっております。スライダーがある青垣プールですとか、水面面積の広い城山プールは1,000万円前後の経費が掛かっております。  利用者1人当たりのコストパフォーマンスについては、表の下の黄色く塗ったところでございますが、500円程度から7,000円程度までと非常に大きな差が出ております。  続きまして、スライドの7を御覧ください。  今後20年間の間での改修、改築の見込みを表にしたものです。  今後20年の間に、建設してから50年経過する施設は全面改築を想定しておりまして、経費試算をしております。全体を維持していくためには、20年で16億円以上が必要となるということでございます。  続いて、スライドの8ですが、現況の一部を紹介しております。  左側の芹田の市民プールにつきましては、今年2月にプール内に亀裂が生じまして、今年度の営業はやむを得ず休止いたしております。  右側は青垣公園の市民プールですが、塗装の塗り替えですとかトイレ、シャワー室を改修するなど、利用者満足度の向上にも努めております。  続きまして、スライドの9をお願いいたします。  プールを巡る社会情勢になります。  1つ目の四角、本市は屋内プールを含めて12のプールを保有しておりまして、48中核市の中では施設数で3位、水面面積では1位でございまして、中核市の平均と比較しても飛び抜けて多い状況にございます。  2つ目の四角、全国の状況を見ますと、プールの数は減少している状況にございます。  3つ目の四角の屋外プールにつきましては、レジャーの多様化等で利用者は減少傾向にあることと、また紫外線、日焼けを避ける傾向がございます。  4つ目の四角、屋外プールの従事者の関係なんですが、従事する人材確保の点でも、学生アルバイトを雇用しておりますが、周辺自治体もプールのオープン時期が同じで、人材確保が厳しくなってきております。指定管理者の職員で補っている状態で、今後指定管理を継続できるかということが課題となっております。  こうした状況を踏まえまして、冒頭の説明とも重なりますが、スライドの10を御覧ください。  公共施設等総合管理計画の中で、市民プールについて示している対応内容になります。  1つ目の四角ですが、市民プールは広域的施設のモデル施設群として、平成30年度をめどに統廃合案を作成するとしております。  2つ目の四角、市民プールの統廃合の方針として、屋内プールは通年利用ができ、利用者数も増加傾向にあることから、長寿命化を図ってまいります。屋外プールについては、利用期間が夏だけで短いこと、施設数が多いこと、利用者が大幅に減少している状況にあることから、統廃合を検討していくこととしております。  3つ目の四角ですが、今後、市民プールの再配置について、図のとおりのプロセスを踏んで進めていきたいと考えております。このプロセスの中で、今後、①の評価指標を設けまして、屋外プールについて評価し、8月をめどに②の統廃合案を作成してまいります。その後、市民意見をお聴きし、パブリックコメント等を経て、統廃合計画を決定してまいりたいと考えております。  また、本件につきましては、先週金曜日にございました公共施設の在り方調査研究特別委員会に御説明いたしました。今後、8月に統廃合案をお示しする際にも同特別委員会に報告することとさせていただいておりますが、市議会定例会の開催の際には、随時、経済文教委員会にも報告させていただきたいと考えております。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長(佐藤久美子) これより質疑等を行います。  本件について質疑、御意見ありましたら発言を願います。  西沢委員 ◆委員(西沢利一) ちょっと済みません、確認させてください。  信州新町市民プールの利用料、こんなに高いんでしたっけ。 ○委員長(佐藤久美子) 下平課長 ◎スポーツ課長(下平嗣) 信州新町市民プールにつきましては、スライダーがございまして、青垣市民プールと同様の料金となっております。  しかしながら、昨年スライダーが壊れてしまいまして、その関係もありまして、一般の他のプールと同じ料金で昨年はやらせていただいております。 ○委員長(佐藤久美子) 西沢委員 ◆委員(西沢利一) それでは、この概要のところも、これは何とか直しておいたほうがいいんじゃないの。というふうに私も苦情を言われていますので。 ○委員長(佐藤久美子) では、それはよろしくお願いいたします。  他にいかがですか。  小林委員 ◆委員(小林秀子) 市民プール、それこそ一昔前は皆さん楽しんで行かれていたところが、時代と共に、日焼けは避けたいしということで、どんどん人数が減ってきている現状にあると思います。  それで、なおかつ、学校のプールも夏休み利用なさっている子供さんたちもいらっしゃると思うので、このプールの周りには学校のプールも当然ありますので、面的に見る場合、このプールだけで見るのとともに、学校がどんなふうに点在しているのかというのも併せて見ていただけると、充実している状況がより地域の皆さんに分かっていただけるんじゃないかなというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長(佐藤久美子) 他に。      (発言する者なし) ○委員長(佐藤久美子) よろしいですか。  それでは、本件については以上といたします。  その他の所管事項について、委員の皆さんからの質疑、御意見等ありましたらお願いします。  池田委員 ◆委員(池田清) 5月3日のながの獅子舞フェスティバルについて、一度確認と質問をしたいんですけれども、73団体ということで、昨年よりも更に団体が多くて、大変いいイベントになって、お天気も良くて、大勢の観光客の皆さんも楽しまれたんじゃないかなというふうに思います。  そんな中で、皆さんにはペットボトルを1本ずつお渡ししたということをお聞きしていますが、ただ、お昼の時間帯を挟む人たちが、お昼、なかなか全部自前で弁当を用意したりというもの大変だったと思うので、全部に弁当を出せとは言いませんけれども、午後一の人とか、お昼を過ぎてしまった人、団体には、そんなに高いものでなくてもいいんですけれども、この予算というのがペットボトルのお茶ぐらいが大きな出費ですか。そんなに、総体の予算、幾ら掛かったんでしたっけ、予算化されている金額は。是非、弁当のお金を予算化できないでしょうか。 ○委員長(佐藤久美子) 内山課長 ◎文化芸術課長(内山好子) ながの獅子舞フェスティバルにつきましては、事務事業委託料といたしまして400万円ほど掛かっております。これは会場の設営費ですとか、各会場テントがあるんですけれども、そちらの設営、それからステージの進行の関係、それから警備、交通警備も入りますので、そちらの委託料の関係で400万円ほど掛かっております。 ○委員長(佐藤久美子) 池田委員 ◆委員(池田清) お昼前後にどのぐらいの団体が、団体ごと人数もそれこそふぞろいだと思いますから、全体像は分かりませんけれども、そんなに大きなお金ではなくて済むと思いますので、是非ともアンケートをとってほしかったんですが。  それから、もう1つ、駐車場の券を事前に支給していただいたようなんですが、当日は連休のはざまといいますか、連休中の真っただ中なので、観光客も多いので、なかなかまちなかの駐車場もいっぱいで、止めるところもなくて、荷物をその場でおろして、どこか駐車場に止めるというわけにもいかなくて、何か遠いところに止めて、本人たちは歩いてきたというふうな、そんな団体も幾つかあったようなので、できたらそんなアンケートというか、声も聴いてほしかったんですけれども、私、何件かそんなお話もお聴きをしたんですけれども、是非とも、出してもなかなか使わなければ意味がないので、その辺の配慮と、それから、来年につなげる、きっと来年もやっていただけるんだと思いますけれども、そんなお話などを直接的なり間接的なりお聴きになっていますか。 ○委員長(佐藤久美子) 内山課長 ◎文化芸術課長(内山好子) アンケートなんですけれども、終わった後すぐに、参加された方々にはアンケートをお願いしておりまして、全部は回収できていないんですけれども、回収を今しているところです。  満足していただいた方も大勢いらっしゃったんですけれども、やはり委員がおっしゃるように、駐車場の確保が大変だったというような御意見ですとか、お昼が出れば有り難かったなといったような御意見も数件頂いてはおります。  ただ、ゴールデンウイーク中というところもありまして、また、会場も長野駅前からトイーゴの上までとかなり広くなっておりますので、じゃ、どの場所を確保すればいいのかといったような課題とか、あと、当日観光客の方もいっぱいいる中で、その駐車場を全て確保して、空いていた場合、ちょっとやはり印象がどうなのかなといったような課題ですとか、いろいろあるのかなと思いますので、また参加される方ともお話をしながら、現在はサービス券として800円分を3台まで御用意させていただいているんですが、それがもし3台では足りずに、もう少しあったほうがいいのかとか、そういったようなことも皆さんの御意見をお聴きしながら、一緒に考えていければいいのかなとは思っております。  いずれにしろ、このフェスティバルは、参加される方の御協力があって初めてすばらしいフェスティバルになると思っておりますので、一緒に考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(佐藤久美子) 池田委員 ◆委員(池田清) いわゆる地縁のある団体を目指して、そのプログラムによって、その場に行って、顔見知りの人たちがやる、地域のそういう伝統芸能を見るという人、これが一方でいますし、それ以外の方は、観光客の皆さんであったり、全然違う地域の皆さんがたまたま居合わせた場所での獅子舞ということになると思うので、そのときはなかなか同じようなものが、中身的にいろいろ伝統なりそうしたいわれはあるんでしょうけれども、その説明がきちんとつかない中で、ちょっと行ってかいま見るというような形なので、何かしらそのストーリーというか、統一性というか、この駅前の広場ではこういうストーリーであるとか、これにはこういう歴史があるとか、そんなものも、ただその団体と、それから時間だけみたいな形なので、何かそういうストーリーがあるといいのかなと。  だから、ただ多くの皆さんが参加してもらって、ずっと一連でやっていると、何か大変多くの人が見ている会場もありましたが、逆に僅かな人しか見ていないような、席は用意してあったけれども、なかなか観客が少なかったところもあるし、そこら辺のところが、例えば思い付きでいけないですけれども、毎年それぞれ参加するのではなくて、2年に一遍参加して、数をある程度絞りながら、少しそうした伝統とか歴史とかということを説明などもしながら、そのテーマを設けて、ストーリーがあるものをやれば、少しそういうところで見る皆さんも関心を持ってみえるのかなというふうに思いました。  大変天気が良かったので、ずっと太陽に照らされて見ていると結構暑くて、それでなかなか最後まで見られる人も、途中で席を立たれてしまう人もいましたので、その辺の工夫も必要なのかなというふうに思いますので、来年にまた向けて、いろいろ参加する皆さんの声も聴いていただきながら、より中身のあるものにしていただければもっと濃いものになるのかなということで、これから御検討いただきたいと思います。 ○委員長(佐藤久美子) よろしいですか。では、要望ということで。  鈴木委員 ◆委員(鈴木洋一) 済みません、つい最近、ある高齢者の野球大会全国大会をやっていると。その方が何年か前に、長野オリンピックスタジアムでやりたいんだけれどもということをお願いをしたというか、申込みをしたのかというような段階で、断られたと。それ以降、上田でその全国大会を、60歳以上の高齢者の野球大会をやられているというちょっとお話を聞いたんですが、この間もスポーツを通じたまちづくりということで、姫路市を視察させていただいて、そのときに感じたのは、やはり長野市はそうしたオリンピックの施設が非常にいい施設、サッカー場も含めてなんですが、いろいろある中で、特に市民の方々が競技場を共有できていないというか、利用が十分にできていないのではないかと。  非常に限定的な団体等々は使えるかもしれませんけれども、広く市民といったときに、なかなか門戸が非常に狭いのではないのかなというふうにちょっと感じたんですが、現状、例えば長野Uスタジアムとか、あとAC長野パルセイロは非常に調子が悪くて大変だとは思うんですが、AC長野パルセイロ以外に市民型というか、市民の方々がサッカーの大会等々で、実際問題どの程度、今年度、昨年度もそうですが、今年度どのような団体等が使う予定があるのか。  あと、県営野球場もあるので、特に野球については、県営野球場もいろいろな大学の軟式野球の大会等々でも使われていると思うんですが、こういったのも、せっかくいい球場ですので、先方の団体等の意向もあるかと思うんですが、長野オリンピックスタジアム等を利用していただくというような働き掛けというか、そういったこともできないのか。  ちょっと済みません、ごちゃごちゃしてしまいましたけれども、教えていただきたいと思います。
    ○委員長(佐藤久美子) 下平課長 ◎スポーツ課長(下平嗣) その方の予約がどのようなお話だったのか、ちょっとよく分からないですけれども、基本的なスタンスとしましては、北信越大会以上の全国大会につきましては、次の年以降のものも優先予約という形でやっております。  例えば、大学の軟式野球の全国大会も、ここ7年ほど長野オリンピックスタジアムと県営野球場とで開催しているというような経過もございます。  そこが具体的な競技団体になっていないといけないかどうか、その辺の要件もございますので、それはまた確認いたしますが、基本スタンスとしては全国規模のものは入れていくということで、これは長野Uスタジアムも他の体育館も全て同様の取扱いをしております。  また、これ以外の競技団体が持ってくる県大会ですとか、そういった大きな大会につきましては、12月頃に調整会議というものを設けまして、それぞれの利用者の間でまずは調整するというふうにしております。そこで空いたものにつきましては、指定管理施設については、指定管理者のほうで一定期間の前になりましたら枠を出して、個人の予約等も含めて受付をしていくという形でやっております。  先ほどの長野Uスタジアムの関係につきましては、AC長野パルセイロのリーグ戦等につきましては、全国規模のリーグ戦ということで優先大会で入れておりますが、それ以外にも先般行われましたイタリア代表対ヤマハ発動機ジュビロのラグビーの試合ですとか、ラグビー、サッカー等の高校生レベルの県大会の決勝ですとか、そういった大きい大会につきましては予約を入れております。  なかなか、そこで大体いろいろな予約がいっぱいになってしまいますので、全くの市民レベルのサッカーの大会ですとか、それを長野Uスタジアムでというのはなかなか難しい状況ではございまして、特に長野Uスタジアムにつきましては芝の養生期間等もございますので、そういった一定の大きな大会ということを前提にさせていただいているというところが現状でございます。 ○委員長(佐藤久美子) よろしいですか。  他に。      (発言する者なし) ○委員長(佐藤久美子) それでは、以上で文化スポーツ振興部関係の調査を終了といたします。  文化スポーツ振興部関係の理事者は退席願います。ありがとうございました。  委員の皆さんはそのままお残りください。      (文化スポーツ振興部関係理事者退席) ○委員長(佐藤久美子) 次に、委員長報告についてお諮りいたします。  本日の審査で委員長報告に盛り込むべき事項がありましたら発言を願います。      (「正副委員長にお任せします」と呼ぶ者あり) ○委員長(佐藤久美子) それでは、案文については正副委員長にお任せ願います。委員長報告については以上といたします。  次に、行政視察報告書についてであります。  5月に実施いたしました行政視察の報告書について、皆様から御提出いただきました意見を基に市川副委員長にまとめていただきました。再度、御確認をお願いしたいと思います。  事前にファクス等で送付させていただきましたけれども、修正等がございましたら発言をお願いいたします。      (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(佐藤久美子) よろしいですか。それでは、議長に報告させていただきます。  最後に、何か皆さんの中でございますか。      (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(佐藤久美子) なければ、以上で経済文教委員会を散会いたします。  ありがとうございました。      午後4時45分 散会 長野市議会委員会条例第30条第1項の規定により署名する。   平成31年2月1日    委員長   佐藤久美子...