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昭和63年  9月 定例会-09月06日−03号

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  1. 長野市議会 1988-09-06
    昭和63年  9月 定例会-09月06日−03号


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    DiscussNetPremium 昭和63年  9月 定例会 − 09月06日−03号 昭和63年  9月 定例会 − 09月06日−03号 昭和63年  9月 定例会 昭和六十三年九月六日(火曜日)  出席議員(四十三名)   第一番      北野隆雅君    第二番      戸津在雄君   第三番      根岸元宏君    第四番      平瀬忠義君   第五番      伊藤治通君    第六番      高橋宏君   第七番      小池例君     第八番      高野久夫君   第九番      高川秀雄君    第十番      竹内平一郎君   第十一番     小山岑晴君    第十二番     轟正満君   第十三番     町田伍一郎君   第十四番     玉井孝雄君   第十五番     若林佐一郎君   第十六番     金井六郎君   第十七番     藤沢敏明君    第十八番     青木誠君   第十九番     村田武君     第二十番     山岸勉君   第二十一番    笠原隆一君    第二十二番    中島邦雄君   第二十三番    野々村博美君   第二十四番    原田誠之君   第二十五番    山本和男君    第二十六番    柳沢正恵君   第二十七番    甲田孝雄君    第二十八番    近藤秀勝君   第二十九番    越野要君     第三十番     加藤一雄君
      第三十一番    中沢正美君    第三十二番    戸谷春実君   第三十三番    横田友治郎君   第三十四番    小山章夫君   第三十五番    入山路子君    第三十六番    今井良雄君   第三十八番    大井友夫君    第三十九番    竹内久幸君   第四十番     内山国男君    第四十一番    和田伴義君   第四十二番    宮崎一君     第四十三番    三上孝一郎君   第四十四番    松木茂盛君  欠席議員(一名)   第三十七番    市川昇君  説明のため会議に出席した理事者   市長         塚田佐君   助役         山岸勲君   収入役        岡村修君   教育長        奥村秀雄君   公営企業管理者    峯村富太君  総務部長       清水営一君   企画調整部長     夏目貞美君  兼職員研修所長   生活部長       井上脩君   財政部長       奥元護君   環境部長       小島武彦君  福祉部長       内田一良君   商工部長       戸津幸雄君  農林部長       青木友雄君   都市開発部長     内田将夫君  建設部長       小林宏君   市街地整備      野村嘉雄君  オリンピック     小林丈志君   事務局長              準備事務局長   下水道部長      滝沢繁君   水道部長       野村嘉照君   教育次長       丸山義仁君  消防局長       高野覚君   教育次長       新井好仁君  職務のため会議に出席した事務局職員   事務局長       井上栄一君  事務局次長      宮本武君   事務局次長      荒井健吉君  兼総務課長   兼議事課長             議事課長補佐     江守毅行君   議事係長       中澤潤一君  主事         柳沢宏行君   主事         小川一彦君  総務課主幹      宮下富夫君   調査係長       小柳重信君  兼課長補佐   主事         山田尚伸君  主事         柄澤顕司君    議事日程 一、一般質問(個人)    午前 十時二分 開議 ○議長(今井良雄君) ただ今のところ本日の出席議員数は三十四名であります。よって、会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の欠席通告議員は、三十七番市川昇君の一名であります。  去る二日に引き続き、市行政事務一般に関する質問を継続いたします。  発言の通告がありますので、順次質問を許します。  三十番加藤一雄君。    (三十番 加藤一雄君 登壇) ◆三十番(加藤一雄君) 三十番加藤一雄でございます。  私は公明党長野市議団を代表し、市行政事務一般につき御質問いたします。  なお、質問中若干去る九月二日の代表質問と重複する問題が出てまいりますが、角度を変えて御質問いたしますので、簡潔にして明快なる御答弁をお願い申し上げます。  初めに、長野空港設置見直しについて御質問いたします。  長野空港設置につきましては、私は会派を代表し、昭和五十六年九月定例市議会並びに昭和五十九年九月の市議会定例会の二度にわたって一般質問をし、いずれも空港が出来る効果は産業、経済面、農業、観光、文化面から、そして経済社会の広域化、業務のスピード化等、時代の要請にこたえる航空輸送の必要性を強調し、近代都市として発展する長野市の将来を考えるとき、新しい空港の建設は必要欠くべからざる都市施設である等々主張申し上げ、その後も設置推進を図ってきたところであります。  その後、本市においては空港立地の基礎調査を開始し、本年度まで八年間、滑走路調査、気象条件調査等が行われてまいりました。その経費四千七百八十三万円で、約五千万円で調査が進められておるわけであります。しかし、あれから歳月が流れ、当市の行政事情が大きく様変わりしているわけであります。それは当時全く予想もしなかった一九九八年冬季五輪という大イベントの国内招致に立候補し、激戦の末、県民、市民挙げての熱意と努力で、本年六月一日、当市に国内一本化の決定を見たわけであります。  当然、三年後の一九九一年、IOC委員会での世界への今一つの大きなハードルを乗り越えて、最終決定を待たねばなりません。そのために、私どもは市民としてこの世紀の大イベント冬季五輪招致のため、当市の大発展のために、あらゆる努力を払い、県民、市民一丸となり、更なる情熱と忍耐力と相互理解の精神で頑張らなくてはならないと思うのであります。したがって、私は当市の施策の将来に、基本的に軌道修正が迫られているのではないかと思うのであります。そこで、見直しの理由を幾つか挙げてみたいと存じます。  まず、冬季五輪開催に当たっては膨大な資金が必要であります。風聞いたしますと、テレビ放映料もそれほど期待できない中で、総費用約二千五百億円ないし三千億円ともいわれ、その財源確保は容易ではありません。その上、空港設置となりますと、更に三百億円から五百億円という財源が必要であり、他の予算、例えば福祉、環境、教育等々に大きくしわ寄せがくる心配があるのであります。又、新岡山空港の例を見ましても、総工費三百五十億円であり、このような巨額な出費が予想されるわけでありまして、したがって、その費用は市財政に大きくのしかかってくるのであります。  次に、新幹線が出来た場合を予測いたしますと、既に対東京便は新潟空港、名古屋空港、仙台空港、花巻空港等々は新幹線に客が流れ全く採算が取れず、結局現在は廃港になっているわけであります。又、当市と同じ人口三十万ないし四十万の県都で、空港のない市は、金沢市、浦和市、奈良市等であり、大分市、高松市等はそれぞれ近隣の町に空港を設置しており、市街地から空港まで所要時間は車で約三十分ないし一時間ほどかかるわけでありまして、飛行機のフライング三十分前に空港に到着するための時間的ロスを考えますと、必ずしも近隣都市圏への利用客が期待出来ないのではないかと思われるのであります。  したがって、私は塚田市長が本年六月定例市議会本会議で、その答弁の中で、冬季五輪の空の玄関口は松本空港にしたいと申されているとおり、まず第五次空整に載っている松本空港のジェット化に当面私どもも協力し、今日まで何かと松本市との行政面のぎくしゃくを取り除き、長野県挙げて、海外、県外の来客を歓迎出来る体制を作るべきと思うのであります。  しかし、だからと言って私どもは長野空港は必要なしと申し上げているわけではありません。経済面から推し図り、物理的に考えても第六次空整五カ年計画、即ち六十六年から七十年は非常に無理があるため、むしろそれまで様子を見ながら第七次空整に照準を当て、将来は冬季五輪で世界に名を馳せた長野は県に協力を願い、県営の国際的空港として、第一種ないし第二種空港を考えてはどうかと思うのであります。したがいまして、五十六年から始めた各種調査は引き続き継続し資料として残し、第七次空整に載せるため保管をしておいたらいかがでありましょうか。  したがいまして、私はこの十年間はむしろヘリポートに重点を置くべきではないかと思うのでありまして、このヘリコプターは本市が県都として、広域的交通の中心都市として空港輸送がもたらす経済、社会への波及効果は極めて大きく、又、災害時、緊急時は更に将来大都市、地方都市内リゾート地等の交通手段として欠くことの出来ないものであります。したがって、当面ヘリポートをまず設置すべきと考えますが、いかがでありましょうか。なお又、ヘリポート建設の見通し等についてもあわせてお尋ねいたします。  次に、冬季オリンピック招致に関連いたしまして何点かお尋ねいたします。  初めに、地価上昇対策についてお尋ねをいたします。  国は首都圏など、三大都市圏とその周辺の人口三十万規模の地方都市で、都市対策の遅れから地価上昇が目立つため、国土庁が国土利用計画法による監視区域制度の導入や、対象区域拡大、届出対象面積の引き下げなど、都市対策の指導強化を強く求めているようであります。既に御案内のとおり、監視区域制度はここ数年前から異常な地価上昇に対して、その対策として昨年八月東京都が初めてこの制度を導入し、地価高騰の鎮静化を図ってきたのであります。  しかし、本年に入ってから監視区域が導入されていない地方都市などは、地価が上昇してきているようでありますし、当市におきましても駅周辺では地価が二割から三割程度上昇しているようであります。又、本年六月、冬季五輪の国内候補都市として一本化が決定され、特に最近長野市街地での十階ないし十三階建ての高層ビル建設がメジロ押しになっているようであります。  このような中で、一つ、長野駅周辺商業地の地価高騰が周辺地区に及ぶおそれがある。一つ、高速自動車道及び新幹線等の高速交通網の整備による地価上昇のおそれがある。一つ、冬季オリンピック招致に伴う会場予定地等で地価上昇のおそれがある等々を考慮いたし、当市においても早急に監視区域制度の導入をするよう要望いたしておりましたところでありますが、来る九月十日付けで県が監視区域に指定することに決定したわけであります。既に軽井沢町においては、昨年十月から監視区域の指定がされておりますが、当市の場合、監視区域制度の導入により、どのような効果が期待出来るのか。又、この制度が悪用されないよう一層の指導徹底の強化を要望するところでありますが、いかがでありましょうかお尋ねをいたします。  次に、飯綱高原の総合開発についてお尋ねいたします。  この点につきましては、私から本年三月の定例市議会の一般質問で取り上げ、多様で魅力ある観光レクリエーション拠点づくりを図り、観光の持つ経済及び文化への波及効果を拡大するコンベンション機能の充実を促進し、情報、交通の中枢機能を持った滞留型の観光地を形成する必要があるのではないか。又、飯綱高原は市民のニーズを充足される最適地であり、来るべき冬季五輪の受け皿としても国際会議場、大型宿泊施設等、国際観光地としての確立が緊急課題であると申し上げ、観光開発を積極的に推進すべきであると主張してきたところであります。  しかるに最近、計画されているホテル建設に反対する、ある一部の地元の皆様が、ホテル建設計画の白紙撤回を求め、またゴルフ場建設を認めない、更に市有地を売らないように等々の要望書が塚田市長あてに出されているやに伺っております。地元ではその後十数回話し合いが続いているようでありまして、反対者の中には最近飯綱に住み着き、ペンション等の経営者もおられるようでありますが、私はこれらの皆さん方が要望されている飯綱高原における森林等の自然環境保護・育成、乱開発防止に対しましては賛成であります。しかし自然を守る大切さもこれは当然であります。  しかし、私は一方多くの市民のレクリエーション基地として、観光開発をしていくことは、これ又時代の要請であり、まして冬季五輪ではリュージュ、ボブスレー、自由競技等が開催される予定地でもあります。又、最近の飯綱高原の観光客の入り込み状況を見ますと、昭和四十八年百二十万人をピークに、六十二年度は九十万人と減少しております。その原因の一つは、あの六十年七月の地附山地滑り災害でありますが、今一つの原因は、宿泊施設の不足、すなわち絶対量が足りないわけであります。したがいまして、飯綱開発が進むことにより、むしろ共存共栄が図れるのではないかと思われますし、自然と調和の取れた開発は可能であると思うのであります。  いずれにいたしましても、反対者側の皆様方の御意見を十分お聞きし、御理解を頂き、出来るだけ早期に解決策が取れ、御協力が得られるよう一段と行政面の積極的御努力を要請、御要望申し上げる次第であります。この件につきまして、市長並びに関係部長の基本的姿勢に対しお尋ねをいたします。  次に、公衆トイレの総点検についてお尋ねいたします。  これから海外、県外から観光、オリンピック等で当市へ訪れる観光客で一番利用者が多いところは、公衆トイレかと思われます。私は先般当市の公衆トイレ数十カ所を点検調査をいたしました。ところが非常に汚れがひどく、臭気が強いわけでありまして、これでは当市へのイメージダウンになりかねないと感じた次第であります。現在、当市の公衆トイレ数は全体で百六十八カ所であり、その管理体制は公園緑地課、観光課、環境整備第二課、体育課とそれぞれ四課に分かれており、その清掃についても、業者委託あり、地元ボランティアあり、種々様々であります。  さて、先般私は金沢市の兼六公園と掛川市新掛川駅を訪問いたしましたが、いずれも公衆トイレを見てまいりました。外観から見ますと、小ぎれいな邸宅、茶屋か喫茶店的な雰囲気で、風情もよく、トイレ内も大変きれいで感心をいたしました。そこで、幾つか御提言申し上げます。  まず、当市の公衆トイレの総点検が必要かと思われますがいかがでありましょうか。そして、管理体制を一本化し、清掃等については業者委託は出来ないか。又、横文字の看板を出して外国人にも分かりやすい、清潔なトイレにすることが観光客に喜んで頂けるかと思いますし、当市に快い思い出を残すことになろうかと思いますが、関係部長の御所見を承りたいと思います。  次に、野尻湖における淡水赤潮の発生と、今後の対策についてお尋ねをいたします。  野尻湖で六月下旬から淡水赤潮が発生し、県がこの調査に乗り出してきたようであります。このことにより、湖水周辺の住民は、観光地としてのイメージダウンにつながると深刻のようでありまして、県や町、観光協会の関係者が対策会議を開いているようでありますが、この赤潮発生の原因は、周辺の家庭から湖に流れ込む生活雑排水による湖の富栄養化が、大きな比重を占めていると見られております。又、当市は夏季を除いて約四万人、古里、若槻、浅川方面の市民の皆様が同湖の水を飲料水としており、関係市民も大変心配しているところであります。琵琶湖なども一度発生いたしますと、毎年続いて発生し、しかも順に濃度が増すということであります。そこで何点かお尋ねをいたします。  一つ、赤潮発生の原因について。一つ、淡水赤潮の毒性と水道への影響について。一つ、今後の発生予測について。一つ、その対策について。以上四点、公営企業管理者にお尋ねをいたします。  次に、河川敷にパブリックゴルフ場の建設についてお尋ねいたします。  人生八十年時代を迎えた今日、生涯にわたって健康で生きがいにあふれた生活を願い、日常生活において体力づくりやスポーツに親しむ人々が増加しつつあります。当市も昭和五十年六月スポーツ宣言をし、以来昭和五十一年度インターハイ、五十三年度長野国体が開催され、それらを節として社会体育施設の整備、自発的グループ活動の推進が行われ、その後スポーツ人口が急増しております。さて、今やゴルフは若い男女を初め、御婦人の方にも人気があり、大衆のスポーツになりつつあります。しかし、プレーをするのには、メンバーでない人にとって休みの一日を楽しむためには相当のお金が必要であり、一応クラブをそろえて練習場へ行っているが、コースに出て月に一度のプレーもままならぬというのが実情のようであります。  そこで、緑の木を伐採することもない、犀川、千曲川等の河川敷に家族用パブリックゴルフ場を造成してはいかがでありましょうか。そこで、伸び伸びプレーが出来れば、仕事のストレスも吹き飛んで、明日への活力も湧くことと思います。これが実施に当たっては、当然建設省の認可等難しい問題があろうかと思いますけれども、いかがでありましょうかお尋ねをいたします。  最後に、その他の問題についてお尋ねをいたします。  人口急増地、安茂里地籍に地元住民の長年の願望でありました仮称安茂里総合市民センター建設が数年後に予定されているわけであります。具体的建設計画は、国からの補助金等の絡みもあり、これからと思います。地元住民の要望は建物として、支所、公民館、社会体育館等の合同庁舎を要望いたしております。更に、市民の健康管理の拠点といたしまして、市全体のバランスを考えてみますと、健康センターの建設も併せて合同庁舎に併設出来ますようお願いを申し上げる次第であります。いかがでありましょうかお伺いいたします。  以上で質問は終わります。御答弁により時間がありましたら再質問をいたします。 ○議長(今井良雄君) 市長塚田君。    (市長 塚田佐君 登壇) ◎市長(塚田佐君) 公明党の加藤議員の御質問にお答え申し上げます。  まず最初に、空港問題についてでございますが、基本的な考えについては加藤議員の御指摘のとおりでございまして、私もそう思っておる次第でございます。二十一世紀の空の時代に備えて、今から準備を進めていくわけでございまして、長野市に考えておるのはジエット機の就航可能な空港であると。空港はもちろん社会的にも文化的にも経済的にも計り知れない波及効果が将来出て来ると、こういうふうに考えている次第でございますが、そういうことでいろいろ立地調査をしておりましたが、御承知のように最後に絞りまして、信更町の高野地区に、今気象条件の調査をお願いしておるところでございまして、これは高野地区の皆様方に、まず、気象条件の調査をお願いして、その気象条件のデータが出そろったところで、空港建設の可能な結果が出れば、改めて空港建設についてのお願いをすると、こういうことになっておりまして、当面は気象条件調査に入っておるところでございます。  それで、この気象条件の調査は、三、四年は十分かかるわけでございまして、いろんな調査があるので、これはある程度長ければ長いほど通年のデータ、毎年のデータが出るものですから、そういう意味ではより完璧な気象条件調査が出来ると、こういうことでございまして、この中には風向の調査や風速の調査、気温、それから雨量、露点、乱気流など、いろんな気象条件調査で、やはり毎年、今年はわりと涼しい夏であったとか、雨が降ったとかいろいろ変わりますから、三、四年と言っていますが、長い間の期間の方がより正確なデータが出ると、こういうことでございますので、気象条件の調査を十分いたしまして、そしてその結果を待っておる状況でございます。それで、御承知のように、この気象条件調査は六十二年の十月から実施しておるわけでございまして、現在も調査中でございます。まだ、ですから最終結果は出ておらないと、こういう状況でございます。  それで、松本空港が第五次空港整備五カ年計画に編入されまして、ただ今、県と松本市が全力を挙げてその整備を努力中でございまして、昨日も県市長会で松本の市長さんにお行き会いしてお聞きしましたら、地権者の大方の合意がようやく得られた段階だということで、是非早くひとつお願いしたいということで、私からもお願いしておいたのですが、松本空港を是非早く第五次空港整備計画の中で完成して頂きたいと。  そうして、長野空港については気象条件調査が終了いたしましてからそのデータを見て、一番大事なのは御指摘のように、需要予測でございます。将来、空の時代が来るということは確実でございますし、六十七年度には大阪の国際空港も使えるようになるという、いろいろな条件もそろっては来るんですが、新幹線が長野まで入りますと、東京へ一時間二十分ですから、東京へは新幹線がほとんどでございますので、長野空港がどういうふうに、例えば北海道、九州、四国、あるいはソウルとか、どういうふうに飛行機便をつくって、旅客の増加が見込めるかと、これが一番大事なところでございまして、やはり飛行機が飛んで採算が合わなければ、飛んで来る飛行機は民間の経営の飛行機でございますので、空港を造っても意味をなさないわけで、その辺の需要予測を慎重に検討していかなければいけないと、このように考えております。  このごろ盛岡市や山形市、旭川市、オリンピックを競い合った都市を訪問した際にも、山形市も空港が隣の町にありましたし、旭川市もありまして非常に混んでおりましたが、あれは首都圏から遠いということがありまして、長野県の長野の場合には松本にまず一つあって、将来はこういう広い県ですと二つぐらいは許可されると思うのですが、しかも、エアバスといいますか、七、八十人程度のバス並みの飛行機が気軽に空を飛ぶ時代が来るわけでございますので、そういう時代に備えて十分今から気象条件調査や、そういうものをしながら、第六次にするか第七次にするか、需要予測をよく検討しながら決定をしていきたいと。当面は松本空港を是非早く造って頂きたいと、我々もそれを望んでおるわけでございまして、その後の二十一世紀への空港として長野空港を位置付けていきたいと、このように考えております。そのためのいろんな条件の調査をいたしましてデータを積み重ねてまいりたいと、このように考えております。  そういうことで、ヘリポートは御指摘のようになるべく早く急いでいきたいと思っております。ヘリコプターは非常に今利用が増えております。これは災害用、緊急用、報道用、それから産業用、ビジネス用ですが、観光用と、しかも旅客輸送も採算性もだんだん合うようになってまいりまして、民間の旅客輸送、観光用、あるいはビジネス用のヘリコプターの企業も出来ておるような状況でございまして、ヘリポートはなるべく早く整備をしていきたいということで、今その適地、離発着するところと、格納庫、あるいは管理事務所を含めて約一万坪程度の場所がいるわけでございますので、庁内にヘリポートの適地選定委員会を設けてございまして、だんだん場所の方も絞ってまいっておるところでございますが、今まで三カ所ぐらいということでいろいろ調査を進めておりましたが、一カ所ぐらいに絞って、その辺の妥当性について早く結論を出して関係方面と折衝していきたいと、このように考えておりますが、今のところ牛島地区が一番いいのではないかと、こういうことでいろいろ検討を進めておるところでございます。  以上、空港問題についてお答え申し上げました。  続きまして、冬季オリンピック招致に関連して、地価抑制のための土地監視区域制度の導入が悪用されないように指導も徹底して、この効果が上がるようにと、こういう御指摘からの御質問でございまして、そのとおりでございます。一番問題になるのは、この辺が悪用されて高値安定になると困るということでございますが、総体的には今までこの制度を導入しておる都市においては、地価の鎮静化が見られるし効果が上がっておると、こういうことでございますので、その辺指導徹底しながら効果が上がるように、適正価格での取引がスムーズに進むように、よく県の方へも運用についてはお願いをしてまいりたいと考えております。  これは、冬季オリンピック国内候補都市に決まり、また北陸新幹線の来年度着工もこのごろ結論出たところでございますし、高速自動車道が順調にそれぞれの地権者や対策委員会の皆さんの御協力を頂いて進んでおりますので、そういう将来の長野市の発展を見込んでの投機的取引が一部行われているやに、いろいろ報道にも情報にもございまして、地価高騰が異常になりますと、これはいろんな市民生活にも長野市の将来計画にも非常に悪影響があるわけで、早目に国土利用計画法によります県の土地監視区域制度の導入に踏み切ったと、こういう次第でございます。地価高騰を防止するために、土地供給の円滑な推進を図ったり、又、土地取引に悪影響を及ぼすような異常な高値の取引を抑制することがまず必要でございますので、そういう面でなお一層運用をしっかりして、指導徹底していきたいと、このように考えております。  なお、届出面積の基準の引き下げを図って、価格規制の対象となる土地取引が増えたわけでございますので、大体従来ですと百三十件ぐらいでございましたが、今度は七百件ぐらいに増えるわけで、大分対象となる取引の土地の価格の鑑定が増えるわけでございますので、それだけにいろいろ事務などは適正に速やかに迅速に行われるように、これから事務体制も整えたりして、適正価格の指導を徹底して地価の安定化に努めて、そして長野市の将来計画に支障のないようにこの運用をしっかりやっていくと、こういうことで市も県も今真剣に取り組んでおるところでございます。  次に、飯綱高原の問題につきまして御質問頂きましたが、これは飯綱高原は長野市の誇るべき市民の皆さんの憩いの森でございまして、飯綱高原ということで非常に慕われておる市民レクリエーションの場でもございますので、それにふさわしい飯綱高原の将来の長期構想を立って、いかなければいけないと思っておるわけでございます。  今回冬季五輪の国内候補都市にも決まりまして、飯綱でリュージュ、ボブスレーやフリースタイルなどのオリンピックの際には競技も行われるわけでございますし、又、長野市は国際会議都市の指定も受けましたし、飯綱高原一帯から北信濃にかけて、北信濃オリンピックリゾートの中心的な役割を果たす飯綱と、こういうふうに位置付けをしていきたいと思っておる次第でございまして、それには市民の皆さんに親しんでもらう市民健康の森の整備を進めるとともに、同時通訳施設などがついておる国際会議場も完備した宿泊施設も造りたいと、このように考えておったわけでございまして、既存の宿泊施設、いろいろペンションとか、旅館もございますが、それらの施設とは基本的には共存共栄出来ると、競合はしないと、このように考えております。御指摘のように、総体的にまだいろんな宿泊施設が足りないと思っておりますので、これからは特に長期滞在型のリゾート整備ということが何より必要なわけで、そういう意味で、今回の宿泊施設誘致に踏み切った次第でございます。  長期構想としては、保健休養の森のところ、アスペン・ミュージック・フェスティバル、ジャズフェスティバルなど、音楽が出来る音楽と文化の森、伝説の森、野鳥と森林浴の森、スポーツの森など、魅力のあるゾーンを設定して、そういうふうに長期構想を立っていきたいと。ですから、自然を大事にしながら、自然との調和を考えた飯綱高原全体のアウトライン、長期構想をこの際策定してまいりたいと。又、自然保護や景観にも十分配慮していくための研究体制を作りたいということで、庁内にまずプロジェクトチームをつくっていろいろ検討しまして、将来に向けては自然保護の条例、あるいは要綱をつくりたいと、このように考えておる次第でございまして、反対をして頂いておる一部の皆様には根気強くこれからも話し合いをして、理解して頂くように努力をしていきたいと、このように考えておるところであります。  以上、私からお答え申し上げました。よろしくお願いします。 ○議長(今井良雄君) 公営企業管理者峯村君。    (公営企業管理者 峯村富太君 登壇) ◎公営企業管理者(峯村富太君) 私から御質問のうち野尻湖の赤潮発生についてお答えを申し上げます。  まず、その原因でございますが、御存じのように今年の七月六日の日にその赤潮が発見されまして、七月十五日に消滅されているわけでございますが、一応、植物性のプランクトンの大量発生と、こう言われております。発生の原因については、まだ不明の点も多くて、解明出来ない問題もあるようでございまして、各研究機関でその調査を行っております。  いずれにいたしましても、これは窒素、リン等の栄養の問題もございまして、雑排水がその大いなる原因ではないかと、こういうふうに言われております。水温にいたしましては、十五度から二十度ぐらいのときに大変増殖をみているというようなことでございます。  次に、飲料水に対する毒性の問題でございますが、現在飲料水といたしましては、毒性の関係はないというふうに言われておりまして、特に魚等のへい死の例はございません。全国的にそのように言われております。
     なお、長野市の水道に関しましては、この赤潮は満水面から一メートルぐらいなところへ発生しているわけでございますが、水の取水口は三メートルより下でございまして、取る方については安全でございますし、なお、観測ろ過で行っておりますので安全でございます。  なお、これからの予測でございますが、県とも関係をいたしまして、水質等の検査を頻繁に行っていきたいと思いますし、現地では下水道整備による環境の浄化を図っていきたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(今井良雄君) 総務部長兼職員研修所長清水君。    (総務部長兼職員研修所長 清水営一君 登壇) ◎総務部長兼職員研修所長(清水営一君) 時間がございませんので、簡潔に申し上げたいと思います。  仮称安茂里総合市民センターの建設についてお答えを申し上げたいと思います。  現在、年次計画で老朽支所の庁舎の改築整備を進めているところでございまして、六十五年度で一応終了する予定でございますので、六十六年度には建設着手が出来るものと考えておるわけでございます。  なお、安茂里地区には保健センターの建設計画が進められておるわけでございますけれども、出来ますれば同一敷地内に建設いたしまして、相互の有効活用を図られるよう生活部とも協議して進めてまいりたい、というふうに考えておるわけでございます。  以上でございます。 ○議長(今井良雄君) 生活部長井上君。    (生活部長 井上脩君 登壇) ◎生活部長(井上脩君) 西部保健センターにつきましては、六十四年度以降に設置すべく現在国、県に対し建設補助を申請しております。国、県の対応は大変厳しい状況ではありますけれども、補助が認められますように鋭意努力しております。又、建設場所につきましては、安茂里総合市民センターと絡めて、総務部と協議を進めながら進めてまいりたいと思います。 ○議長(今井良雄君) 環境部長小島君。    (環境部長 小島武彦君 登壇) ◎環境部長(小島武彦君) 公衆トイレの関係について申し上げます。  この問題は都市開発部、商工部、教育委員会、環境部と四組織にわたっておるわけでございますが、協議いたしまして、私の方から一括申し上げたいと存じます。  御指摘のとおり、公衆便所の実態については余りよくございません。そこで、御指摘頂いた方法でございまして、施設の構造、あるいは清掃の状況、利用状況等総点検いたす所存でございます。それとともに、便所の清潔度保持の統一指導基準というものを環境部で作成いたしまして、関係課に協力を頂いて、公衆便所の清掃管理の統一的向上を図っていきたいとかように思います。  又、民間業者委託並びに外国人の分かる横文字の表示、おのおの実施方配意してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(今井良雄君) 都市開発部長内田君。    (都市開発部長 内田将夫君 登壇) ◎都市開発部長(内田将夫君) 河川敷にパブリックゴルフ場の建設につきまして、私の方からお答えを申し上げたいと思います。  この河川敷利用につきましては、その場所につきまして、河川管理者のいろいろな条件があるわけでございますが、長野市といたしましては、その中で現在千曲川の屋島地籍を候補地にあげまして、千曲工事事務所や耕作をしている地元の皆様方とゴルフ場の建設を含めまして、現在話し合いをしているところでございます。高水敷の洪水の問題、あるいは適当な大きさの民有地土地の取得の問題等々、問題は多々あるわけでございますが、NTT株を利用した収益事業として考えまして、いろいろな角度から検討し、市民のニーズにこたえてまいりたいと、このように考えております。  以上でございます。 ○議長(今井良雄君) 三十番加藤君。 ◆三十番(加藤一雄君) 市長初め関係部長の皆さん方、大変前向きな御答弁を頂きましてありがとうございました。  以上で質問を終わります。 ○議長(今井良雄君) 二十三番野々村博美君。    (二十三番 野々村博美君 登壇) ◆二十三番(野々村博美君) 二十三番野々村博美でございます。  日本共産党長野市議員団を代表して質問をいたします。  自民党竹下内閣は竹下首相自らを初め、政府自民党の中枢部と一部野党議員が直接係わっているリクルート疑惑を初め、総理府汚職、明電工事件など、一連の金権腐敗の疑惑事件の幕引きを図りつつ、一方では飽くまで今国会で消費税を強行しようとしています。政府自民党が過去三回、大型間接税の導入を国民の大きな反対の世論によって断念してきたにもかかわらず、今回は何としても消費税の導入を強行しようとしている理由は、アメリカの要求にこたえた歯止めなき軍事費拡大、アメリカの世界戦略を支える海外援助、又、大企業、大金持ちの減税財源をつくることにあります。この消費税は生活の隅々からたとえ所得がなくても税を搾り取る天下の悪税であり、所得税減税を考慮しても、サラリーマンの八割は増税になり、更に一度導入をされれば、あとは税率をどんどん上げていくのは必至です。  又、消費税の導入を柱とした税制改革による長野市財政への影響額を試算すると、年三十四億円にも及びます。地方自治体が消費税の導入を容認するようなことがあれば、それは自らの首を締めるに等しいものです。更に、この四年間で四十一億円カットされてきた国庫補助金の補助率復元の運動を一層強めることを要望するとともに、私は市民生活と市財政に犠牲を強いる消費税に反対をされるべきと考えますが、市長の明確な御答弁をお願いをいたします。  次に、飯綱山麓の開発問題についてお聞きをいたします。  飯綱高原に市民森林公園と合わせてリゾートホテルが計画されている問題で、「市の公園と大手企業のホテルがセットで計画されるのはおかしい。」「飯綱の景観を壊し自然を破壊する。」「今後の乱開発が心配」といった地元住民、市民からの反発が起こり、県の保健保安林指定解除への異議申し立てが行われています。この間の経過をみると、市民はもとより地元住民に対しても説明が十分でなく、住民合意が得られないまま、計画を進めてきたように思われます。  飯綱高原は市内から車で三十分、三十万市民の憩いの森となっており、市民森林公園として一層整備充実されることは市民の要望であると考えます。しかし、そこへ個人会員券二百万円、一泊二、三万円もする一般市民が利用出来ないような会員制高級リゾートホテルを建設するには、もっと慎重に住民の合意を得て行うべきと考えます。乱開発についても、各地に出来たリゾートホテルの周辺は、ホテルの建築費、赤字分を埋めるために大規模なゴルフ場や別荘地が開発をされ、土地の価格が三倍にも跳ね上がったところもあります。今回の大和ハウスもゴルフ場、別荘地の計画希望があることを認めています。市民に対して十分な説明もないまま、大切な「市民の憩いの森−飯綱」を乱開発の危険にさらすわけにはいきません。即刻、保安林解除の申請を取り下げるべきと考えますが、市長のお考えをお聞きいたします。  又、飽くまで「市民の森−飯綱」にふさわしい森林公園を建設し、企業の利益を優先することなく、市民の合意の下に飯綱開発を行うよう、行政と幅広い市民で構成される飯綱開発プロジェクトを作るよう強く要望いたします。  次に、ゴルフ場について質問いたします。  京浜急行により、大池周辺一帯にゴルフ場の建設が進められています。この地域は湿地帯もあり、野鳥や動植物の宝庫だと言われている地域です。又、大池を初めとする五つの池は、浅河原十カ村の農地のかんがい用水であり、ゴルフ場で井戸が掘られたら池の水が枯渇してしまうという心配の声も、水利権を持つ地元農民から上がっています。更に、先日NHKの「おはようジャーナル」でも報道されたように、今ゴルフ場で使われる農薬が大変大きな社会問題になっています。このようにゴルフ場の開発は、一、水源涵養の低下による湧水の枯渇。二、急傾斜地の造成による災害の危険性。三、農薬、肥料の過剰使用による飲料水の汚染等、周辺の自然環境に様々な影響を及ぼしていると指摘されています。  農薬についてみれば、計画中の浅川ゴルフ場と同じ十八ホールのゴルフ場で、一年間に散布される量は殺菌剤、除草剤、殺虫剤、化学肥料など合わせて八・五トンが使用されていると言われています。国会でも我が党の寺前議員が、ゴルフ場が水質汚染、大気汚染、水源の枯渇など、新しい自然破壊をもたらしていることについて質問を行い、国は実態把握に努めてまいりたいと調査を約束しています。浅川ゴルフ場に関連して、これらの問題に対してどのようにお考えになっているのか、関係理事者の御答弁をお願いいたします。  次に、松代大本営の保存、平和についてお聞きをいたします。  松代大本営跡は、最近も西ドイツから見学に訪れたりして、広く関心を集めており、篠ノ井旭高校の郷土研究班による平和記念公園として保存するための活動が報道をされています。市民からも「平和の史跡」として生かすよう求める運動が以前から起こり、高校生らの働きもあって保存を進める会も出来ています。又、信毎でも「高校生らの要望にこたえる必要がある。活用の仕方次第で、戦争というものを証言する格好の場になる。」と指摘し、「史跡として残せるものはぜひ残しておきたい。過去を大切にする市民であることが、国際的な信頼を高めていく道でもある。」と論評しています。長野市でも今後保存検討委員会を組織して具体的な検討に入るようですが、どういう形で保存をするのか、市長の御見解をお聞きいたします。  さて、第三回長野市民平和のつどいが予定をされていますが、私も昨年参加をいたしました。しかし、目的に沿ってもう少し工夫が必要ではないかと思います。今年八月に、東急シェルシェで行われた市民による「平和のための戦争展」は、連日多くの市民が訪れ、原爆写真や東南アジアでの侵略の生々しい実態、平和教育の取り組み、長野市への空襲など、写真やパネル、模造紙を使った説明、そして体験談発表等、大変多彩な取り組みが行われ、展示されたものも相当な数に上り、大きな成功を収めました。実行委員の方からは、せっかく集めた貴重な資料を保管することも出来ない。是非、平和資料館を造ってほしいと要望が寄せられており、市民と行政が一体になって取り組めば、すばらしい平和行事を行うことが出来るのではないでしょうか。その意味でも、今年の「平和のつどい」を、内容においても規模においても充実をさせるために、実行委員会に平和問題を考えている高校生や中学生、平和教育を進めている先生方、あるいは幅広い市民団体を加えていくべきと考えますがいかがでしょうか。  更に、今議会で非核を盛り込んだ平和宣言が採択されようとしていますが、長野市でも核廃絶を求める「ヒロシマ・ナガサキからのアピール署名」が人口過半数を突破しており、実効ある宣言にするためにももっと平和予算を増やし、非核平和塔の建設、平和教育のためのビデオの購入、非核平和パンフレットの作成など、非核平和行政を充実させるべきと考えますが、市長の御答弁をお願いいたします。  最後に、公的医療施設の建設についてお聞きいたします。  公的医療施設建設もいよいよ大詰めを迎え、具体的な構想を市民に示す時期に来ています。先日、国際障害者年推進協議会、手をつなぐ親の会を初めとした多くの障害者団体の要望をまとめた障害者福祉、医療の充実を求める陳情書が市長に提出されました。  この中には、既に議会でも請願が可決をされ、市長も具体的な検討、研究に入る約束をされている精神障害者の社会復帰諸施設にかかわる要望、在宅重度心身障害者のための通所福祉施設の設置、中途失明者の社会復帰施設の設置等の内容もございます。いずれの要望事項も、長野市の医療福祉の遅れからきている緊急で切実な問題です。特に、高齢者問題は今後の長野市政の最重要課題の一つとなっており、高齢者社会に向けての対策は障害者対策でもあるという指摘や、公的医療施設を中心とした街づくりの提案は大変画期的な内容です。又、障害児の早期発見、早期治療のための「療育センター」構想は、長野市の障害者医療、福祉の飛躍的な発展を保証するものと考えます。  現在、障害を早期に発見しても市内では治療、訓練出来る施設が少なく、松本、諏訪まで通院している子供がおり、障害児、家族の精神的、経済的負担は大変なものがございます。保健センターも徐々に開設をされておりますので、その機能が十分に発揮をされるよう、保健婦、理学、作業療法士の増員など、具体的な対応が求められております。又、三大成人病、肝臓病、腎臓病等、難病に苦しむ市民も増え、公的医療施設が担う役割は大変重要です。公的医療施設への市民の大きな期待にこたえることの出来る病院建設がされることを強く望み、今回の陳情に対する市長のお考えをお聞きをし、私の質問を終わらせて頂きます。 ○議長(今井良雄君) 市長塚田君。    (市長 塚田佐君 登壇) ◎市長(塚田佐君) お答え申し上げます。  まず、消費税について御質問されました問題についてお答え申し上げますが、長野市への影響額のことも言われましたが、これはまだ試算といいますか、法律が制定された後で政令とか省令が公布されないと、正確には困難な状況でございますので、ただ今は、これは国会の最大の政治課題で今論戦をしておるところでございますし、その行方を見守っておるところでございます。  これは、今までの税体系はシャウプ勧告以来四十年近く立っておるわけでございまして、そのシャウプ勧告が基本になりまして、今日の日本の税体系が出来上がっておるわけでございます。四十年近くも立ってきますと、やはり高齢化時代に向かう二十一世紀に向かっての、どのような社会の仕組みをつくり変えていかなければいけないかと、こういう問題から税の根本的な見直しということで、今論議をしておるところでございます。  消費税につきましては、所得税の減税が六十三年から既に実施されております。大幅に減税が実施されたと。その財源確保などの意味からも六十四年からは消費税を導入したいと、このようなことから消費税問題が今国会で論議されておるわけでございますけれども、所得とか、消費とか、資産の間にどのように均衡のある税体系を作り上げていくかということが基本だと、こういうふうに思うわけでございますし、高齢化時代に備える意味もあるわけでございます。  ただ、今回の自治省などの試算によりますと、これが導入された場合には、大ざっぱに計算すると地方税の歳入になる分、それから減収分いろいろございまして、それを差し引きしますと、地方財源とすれば約七千八百七十九億円ぐらいは地方財源の不足額になるのではないか。これは今自治省と大蔵省で折衝した中で、毎年自然増収が見込まれるので、それで対応出来るのではないかと、このような見解のようでございますが、全国市長会でも、先ごろ、この消費税導入した場合の都市税源の充実についての決議を強くして国に要望してますし、昨日も長野県の市長会、小諸市で行われまして、地方へのしわ寄せのないように、地方財源の充実の方向でしっかりやってもらうように、国の方へ決議をして要望した次第でございます。  具体的には、地方交付税の対象税目を拡大する。現在は、御承知のように法人税、所得税、酒税、そういうものが地方交付税の対象税目ですが、この税目を拡大するということと、もう一つは、地方交付税の交付税率三二%を地方へというのですが、この三二%を引き上げてもらいたいと、このようなことで地方財源の充実が図られると、こういうふうに考えておる次第でございまして、全国市長会などを通じて、又、地方六団体とも協調して、地方の税財源の確保については全力を尽くしてまいりたいと考えておりまして、消費税問題についてはただ今最大の我が国の税制国会での政治課題でございまして、この国会の論議の行方を見守ってまいりたいと考えておる次第であります。  次に、私からお答えするのは飯綱の開発問題についてでございますが、これは市民憩いの森でもあり、又、オリンピック開催の場合の競技会場地でもあるわけでございまして、又、長野市の将来を考えますれば、自然保護にも配慮しながら、二十一世紀へ向かっての都市づくりを進めていくという観点の一つから、今回、国際会議場も開けるような、国際級にも通用する宿泊施設も一つぐらいは長野市にあってもいいではないかと、このようなことで、市民健康の森と併せて、今回の宿泊施設を決めたわけでございますが、飯綱高原は先ほども言ったように、いろいろな音楽の森とか、保健休養の森、伝説の森と、そういうふうにゾーン分けをして、今後整備をしていきたい。  それで、飯綱高原一帯はやはり飯綱山が一番の主体であると。当初飯綱高原の飯綱の山すその方への予定もあったのですが、それはやはり飯綱の方へは建物とかそういうものは造ってはまずいと。飯綱山を眺める方には自然を残すべきだと。そうしますと、一番南の端といいますか、今度ホテル予定のところからはガクンと下がってますから、その下からは飯綱山は見えないので、飯綱山の見える方へはどこからもそういう自然景観を壊すような建物などは造らないようにしていこうと、こういうことで、一番南の方へ予定したわけでございまして、これは飯綱の皆さん初め、芋井の皆さんの育てて頂いた森でございまして、地元の皆さんには何回も話し合いをいたしまして、誘致の陳情も強力に頂いておるわけでございまして、大多数の市民の皆さんの合意を得ておるわけでございますが、一部異議申し立てもございましたので、今少数意見にも十分理解を求めて頂くように、県のこの結果を待って、今後理解を求めるように努力をしながら、飯綱高原の開発を考えていきたいと、このように考えておる次第でございます。  平和行政につきましては、象山の地下ごうにつきましては、これは六十年の十二月から象山地下ごう検討会を設置して、四回開催した中で、六十三年の三月、具体的に提言を頂いてております。これは史跡として保存すべきであるということ。又、公開をも含めて管理方法を確立する。それから、観光資源としても利用を考えるべきだ。こういうことで正式に提言を頂いておりまして、しかも、今年の六月の議会で同じ趣旨の請願が松代地区を中心に出して頂いて、議会の採択をして頂いておりますので、市といたしますれば、この六十三年三月の提言と、六十三年六月の請願の採択をされたその趣旨を尊重して、今後進めてまいりたいと、史跡としての保存を考えてまいりたいと、公開を考えてまいりたいと。なお、一層又大勢の皆さんにも見て頂いて、平和への大切さを考えてもらうと。そういう意味で、象山地下ごう保存対策委員会を設置する予定でございまして、その中で具体的に方向を見出していきたいと、史跡としての公開方法を考えていく予定でございます。  地権者はいろいろ国の見解を今まで聞いておったですが、なかなか時間がかかりましたが返事が参りまして、最終的にはあのごうは上の方の地権者の所有といいますか、権利と、こういうことに国から返事が参りましたもので、八月に地権者と相談して、基本的にはごうの活用については地権者の同意も得ていると、こういう状況でございますので、これから具体的に管理運営、公開方法を検討していく予定でありまして、ごうについては史跡の保存を考えていきたいと、大勢の皆様に見てもらうようにしていきたいと考えております。  それから、平和のつどい、平和都市宣言を迎えて今年で三回目の平和のつどいが行われるわけでございますが、第一回目の平和のつどいは、大変市民会館に大勢の皆さん御参加頂きましたが、昨年の平和のつどいは残念ながら大勢とはいかなくて、人数は少なかったのですが、今年は第三回目でございまして、是非大勢の皆さんに平和へのつどいに参加して頂くように実行委員会の方へもお願いしていきたいと。実行委員会は四十七団体入っておりまして、ほとんど市内のあらゆる団体が入って頂いておりますが、まだ希望者があれば、又、実行委員会で検討して頂きたいと、今年の平和のつどいも盛大にいくようにしていきたいと考えておる次第であります。 ○議長(今井良雄君) 企画調整部長夏目君。    (企画調整部長 夏目貞美君 登壇) ◎企画調整部長(夏目貞美君) 浅川のゴルフ場の建設についてどう考えるかと、こういうお尋ねについてお答え申し上げます。  議員さんおっしゃられるように環境保存については、十分、あるいは十二分に留意していかなければならないということは当然でございまして、ゴルフ場につきましては、県の方へ直接施工者の方から計画書が出されておりまして、それに基づきまして、長野県環境影響評価指導要綱というものがございまして、環境アセスを施工者に義務づけでおりまして、六十三年の二月一日から一年間、環境アセスというようなことで、ボーリング調査等、あるいは気象状況の調査等、実施しているところでございます。私どもはこれに対して意見を述べる立場でございますが、いずれにいたしましても、ゴルフ場が自然環境の破壊にならないよう意見を申し上げるとともに、今後飯綱が健全に発達するよう願っておるものでございまして、私どもといたしましては、特別ゴルフ場が短絡的に環境破壊につながるものだということではなく、環境アセスを待って、御意見を述べていきたいと、かように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(今井良雄君) 生活部長井上君。    (生活部長 井上脩君 登壇) ◎生活部長(井上脩君) 私から公的医療施設につきましてお答え申し上げたいと思います。  公的医療施設につきましては、現在長野市の医療施設建設審議会で審議中であります。昨年以来、既に七回の審議を重ねております。長野市ではどういう医療施設が不足しているか、あるいはどういう病院がよいか審議中であります。審議会の答申を頂く中で、答申を尊重し、市民が求める市民病院を建設してまいりたいと思っております。  又、先に障害を持つ各種の団体、グループの皆さんから医療施設の充実と社会福祉施設の整備の陳情がありました。又、六月の市議会では精神障害者、視覚障害者等の皆さんから福祉施設の建設についての請願もありました。  そこで、公的医療施設の建設に関連しまして、この地域を保健医療福祉の社会サービスの集積したゾーンにしたいと考えております。関係の福祉部と密接な協議を重ねながら、要望の強い障害者の共同作業所、機能回復訓練等の福祉施設、あるいは二十一世紀を展望した老人保健施設等の建設を図ってまいりたいと考えております。 ○議長(今井良雄君) 環境部長小島君。    (環境部長 小島武彦君 登壇) ◎環境部長(小島武彦君) ゴルフ場関係の農薬について申し上げたいと存じます。  芝生の農薬、肥料につきましては、前回の六月議会で原田議員さんにも申し上げたとおりでございますので、特に、芝生の農薬による汚染の一番もとになります農薬の成分についてちょっと申し上げたいと存じます。  まず、議員さんも薬剤として三種類ほど挙げられましたですが、まず殺菌剤の方は、これは商品名をあえて避けますが、したがって元素関係、化合物の名称で申し上げますですが、塩素中心の化合物としてニトリルというものがございます。更に、炭素系を中心とした化合物でキャプタンというのがございます。それともう一つは単体ではございますが、硫黄剤。多くは殺菌剤、葉枯れ病、あるいはサビ病等にはこの三系統の薬品の成分が使われているというふうに言われております。  次に、殺虫剤でございますが、コガネ虫とか、ガの幼虫の障害に対するものでございますが、その薬剤成分というのは有機リン酸系にプラスしまして、硫黄が加味されておる。  更に、除草剤、主にスズメノカタビラというようなものが中心にして除去するものでございますが、これにはやはり二系統ございまして、プロピオン酸系のものと更に四位系のフタル酸系というものがございまして、その二種類が除草剤として主に使われておるということでございます。  ただ、このような化学物質というものが通常、光、熱、微生物、バクテリアでございますが、ものによって相当数は化学分解するわけでございますが、残念ながら長野市にはこの分解の度合いと申しますか、分解度の化学的データというものがございません。したがって、大気にどのぐらい拡散するか、水質をどのぐらい汚染させるか、あるいは土壌にどのぐらい残留するというのは、水田等は細かいのはございますが、ゴルフ場の特にこの芝に関しては持っておりません。したがって、そういうことも再三国立公害研究所並びに県にも問い合わせたのではございますが、経験的データ並びに試験データはないと、こういうことでございます。  ただ、県の方では六月議会では分かりませんでしたが、現在、県下のゴルフ場、既設のが五十カ所あるそうでございます。それと造成中のを合わせて六十三カ所ございますが、そのゴルフ場の肥料や農薬等の環境影響評価追跡調査というものを現在行っておるそうでございます。その結果が出ますのが、六十三年度末、来年の三月ということだそうでございますもので、そのデータを得まして、長野市としても検討してまいりたいというふうに考えておるわけでございます。  以上でございます。 ○議長(今井良雄君) 二十三番野々村君。 ◆二十三番(野々村博美君) 消費税について市長から御答弁があったわけですが、市民に対しては百七十億円の増税になるということが明らかになっているわけで、是非ともこの議会、最後の議会になりますので、反対をして頂きたいと思います。 ○議長(今井良雄君) 五番伊藤治通君。    (五番 伊藤治通君 登壇) ◆五番(伊藤治通君) 五番伊藤治通であります。  通告順に質問をしてまいりますが、新友会の代表質問と重なるものもありますが、よろしくお願いいたします。  まず、長野駅東口の街づくりの促進と、旧国鉄用地の優先払い下げについて伺います。  私は、昭和六十一年十二月定例会で本件について質問をいたしました。同時に、今日まで多くの議員から、角度を変え質問がなされております。このことは東口の開発が冬季オリンピック候補地決定、新幹線の方向決定、高速道の順調な動き、更に地方中枢都市を目指す本市にとって、最重要課題の一つであり、しかも早期の開発が要請されているからであります。  柳原前市長の「皆さんが賛成するまでは区画整理はいたしません」という確約書を、水戸黄門の印ろうよろしく振りかざし、ごく一部の人が反対している七瀬地区を除いて、五地区の環境調査も終了し、東口に街づくりの拠点、研修センターを開設し、更に、東口地域街づくり研究会が昨年十一月発足しているなど、着実に開発の歩みが進んでいることを評価するものであります。と同時に、先に述べた諸事業に間に合うのだろうかという危惧すらするのであります。  開発を遅らせている原因は明確であります。私には一部反対の人たちは好むと好まざるとにかかわらず、時代の大きな変化、地域の変化を見ようとせず、自己を主張しているとしか思えないのであります。憲法が保障する自由及び権利、すなわち基本的人権は侵すことの出来ない永久の権利でありますが、同時に濫用してはならず、常に公共の福祉のために利用する責任を負っているのであります。その人たちにこの辺のことを理解してほしいと願わずにはいられません。  街づくり研究会を作り、いつでもこの会に七瀬地区の人が参加出来るよう門戸を開いている研究会の活動の実態と、反対者へ今日までどのような対応をしてきたか。そして、今後はどのようにしていくのかお伺いいたします。  次に、東口の開発と不可分な旧国鉄用地の払い下げについて伺います。  八月四日の新聞は、日本国有鉄道清算事業団新潟資産管理部は本年度中に東口の旧国鉄所有地四・六ヘクタールを、資産処分審議会に図った上で売却処分すると報じています。各社のニュアンスは異なりますが、日本経済新聞は、「長野市が土地区画整理事業を予定していることから、利用計画に市の意見を反映させ、売却先も長野市となる公算が大きい」としております。  ここ一、二年の地価の高騰はまさに異常で、本市においても中心市街地の商業地では、地上げ屋の暗躍などのうわささえあります。本市は九月十日から五年間地価監視区域に指定されることになっています。まことに時宜を得たものであると思います。地価政策は最終的には国の責任であります。国は地価の適正価格として公示制度を実施していることでもあり、長野市は公示価格による優先払い下げを要請し、実現すべきであると思います。市長の所見をお伺いいたします。  次に、冬季オリンピック実現へ向けての少年少女友の会と話せる英語教育の推進について伺います。  Here is a letter written by some nursery school students in Nagano. It is filled with their desire to watch the Olympic games in their city. All the childrenin Asahikawa, Morioka and Yamagata share the same desires. What can we do to attain the desires of these innocent children?  We can develop an Olympic organization of children to help the children of these four cities keepin closer contact with each other, and create an idea of world peace.  With your help of imaging, Affectionate Acquaintance and Communion, we shall strive to make our city, Nagano, the site of the winter Olympic games in 1998.  「ここに保育園児が書いたジャンボはがきを持ってきました。ここには子供たちが一生懸命書いたオリンピック招致の思いと希望が込められています。この願いは、長野の子供ばかりではなく、旭川、盛岡、山形の子供たちの思いでもありましょう。この純真な子供たちが一緒に見た夢をどうするか、私は出来ればオリンピック少年友の会のような組織を作って、四市の子供たちの交流を深め、併せて世界平和への理念を涵養していきたいと考えているところであります。最後に、私どもは「愛いっぱいの出会い・ふれあい」を合言葉にオリンピックを皆さんと一緒に実現したいと願っています。」  私は六月一日、冬季オリンピック長野決定の瞬間を、岸体育記念会館で大きな感動と感激で味わう幸せを得ました。長野の控室での大勢の人々の喜びの一こま一こまを今もはっきり描き出せます。長い間の南北対立の長野県が一体となり、県民挙げての真摯な運動の成果の勝利であったと思います。どの関係者も長野票は二十四、五票ではないかと読んでいました。結果は四十五票中三十四票、圧倒的な勝利でありました。何がそうさせたか、私は冒頭で読んだ市長のプレゼンテーションの最後の部分がJOC委員の心を動かしたのだと信じています。冬季オリンピック招致の理念がそこにあるとすら思うからであります。  ここで表明した「少年友の会」。教育委員会は、決定直後から三市と教育の面から折衝され、更に、八月二十三日から、市長、副議長、教育次長が三市を訪問。正式に要請をされ、快諾を得られましたことは誠に喜ばしいことであります。教育委員会は、決定後直ちに結成への行動を起こされたのでありますが、対立、競争した三市とどのような折衝をされたのか、その過程と今後どのように運営をするのかお伺いいたします。
     私は先ほど市長のプレゼンテーションの最後の部分を英訳して読みました。三十年ぶりに辞書をめくり、組み立て、ほとんど大部分せがれに直されたものであります。これからは私たちも外国語に関心を持たなければということを言いたいための気持ちで、他意はありませんので御理解をお願いいたします。  次に、話せる英語教育の推進についてお伺いいたします。  本市は、国際化、情報化社会の到来に向けて、その対応をしているところでありますが、冬季オリンピックの実現に向けてより一層国際化が早まるものと思います。現在、姉妹都市クリアウォーター市から毎年教師の派遣を受け、中学生に生きた会話を教えてもらっていますが、いかんせん人数も少なく、短期間で不十分であります。この打開のため、教育長は本年クリアウォーター市を訪問され、先方の事情を調査されたようですので、その辺のことを聞かせて頂きたいと思います。  なお、毎年高校生十名をクリアウォーター市に派遣していますが、体験を広く伝え、効果をより大きくするためにも、高校生よりむしろ中学生にした方がよいのではないかと思いますが、教育委員会の御所見を伺います。  更に、教師招請について、国際化推進地方自治体協議会などの活用を考えてもいいのではないかと思いますが、どうでしょうかお伺いいたします。  次に、公衆便所と公共便所についてお伺いいたします。  これは先ほど、公明党加藤議員も触れられておりまして、加藤議員に答弁されたことについては省かせて頂きます。  必要性はだれでも十分認めながら、いざ新しく設けようとすると、いわゆる総論賛成、各論反対の立場となり、拒否反応を示す公共施設の一つに公衆便所があげられます。一般に、公衆便所のイメージは四K、つまり臭い、暗い、汚い、芳しくないで表現されるように、大変悪い印象に結びついています。「それは今までが生理現象の処理場所としての単一機能の施設として作ってきたことや、その維持管理の在り方に多大な要因があったが、最近は斬新なデザインで快適な公衆便所が各地に建設されるとともに、何やらタブー視されていたトイレの話も新聞等で大きく紹介されるなど、社会的関心が高まってきていることは、公共トイレを設け、維持、清掃を担当するものにとっては大変ありがたいことである。」これは昭和六十二年度に、東京都世田谷区が実施を前提に公共トイレアイデアを一般から募集した報告資料に記された管理者の言葉であります。この報告書を中心に知人とトイレ談義になり、本市の公衆便所へ発展したわけであります。  先ほども申し上げましたように、本市は各部にまたがって所管している便所がありますけれども、その総点検を環境部長が約束されましたので、それは省かせて頂きます。  善光寺山門東には古くから便所があり、大変便利で、私は善光寺のものだと思っていましたが、実は、土地は明治四十一年以来、長野市が無償で善光寺から借り受け、施設してきたものであります。昨年そこに銅板ぶき屋根にヒノキの丸太、壁面には大理石を用いた数奇屋造りのその名も「御安心処」として、長野市が建て替えました。国宝善光寺の境内にふさわしい建物で、公衆便所の新しい方向かと思います。ところで憲法二十条は信教の自由の項で、いわゆる政教分離を規定していますが、建て替えの際、その点の整合性を配慮されたかどうか、その理由を含めて伺います。  次に、職員採用試験(上級職)の時期について伺います。  昨九月五日、就職のための企業訪問が解禁になりました。実態は形式的なものであります。実質的には就職戦線は終わりであります。私は来年三月大学を卒業し、Uターンする知人に市役所受験を進めました。英語が堪能な彼も、冬季オリンピック招致が決定したことに意欲を燃やし、六月ごろまでは早く願書が出来ないかと催促するほどでした。七月末、申し込み準備をするように連絡しましたら、市内の金融機関に内定し、市役所の試験も合格の自信もないし、先に決まったところを断れない。市役所が先になっていればと残念がり、恐縮していました。中学生のころから知っていた優秀な子だっただけに残念でした。毎年採用される職員は皆優秀でありますが、就職戦線がこう早まった今日、十月の試験では人材を求めるのは困難になると思います。少なくとも、国、県が実施している七月に採用試験日を変更するよう提案しますがいかがでしょうか。  次に、公共的施設等への案内標識について伺います。  私の友人が車で長野へ来て善光寺に行こうとしたが、人に訪ねなければならなかったと、その足で北陸へ行ったと。目的地へ標識だけで到達出来たと。地元の我々は気がつかないでいますが、こんな指摘を外から来られる人によく言われます。常任委員会の研修視察で千葉市へ行ったとき、案内標識のよさが目につきました。カモメの絵で港を示し、それが角々にありました。いろいろな機関との調整もあろうと思いますが、この際、市内の案内標識の検討をすべきと思いますが、いかがかお伺いいたします。  最後に、市の保存木の管理と危険防止について伺います。  市の行政に明るい私の知人から、たしか八月二十三日だったと思いますが、市長に頼んで職員を表彰してくれと電話がありました。「八月十九日、保存木百一号の太い枝が折れ、市道に落ちそうで危険だから至急善処してほしいと、公園緑地課緑化係へ頼んだところ、直ちに調査し他の機関へ応援を要請し、それこそ電光石火処理してくれた。なかなか出来ないことだ。だから表彰してもらいたいのだ」というのが電話の内容でした。残念な事件で市役所全体が沈滞しているこのとき、これはいい話だと担当に会い経過を聞きましたら、「あのままにしていたら危険だから急いでやりました。こんなこと当然ですよ」という自然体でした。こういう行為が市民の皆さんに喜んでもらえるのだなあと感心しましたので、ここで披露いたす次第であります。  それにしても、市の保存木の中には今回の百一号と同様、市道などに張り出しているものが多いと思いますが、管理責任はどこにあり、又、指定した保存木の危険防止策をどのように講じているかお伺いいたします。  以上で質問を終わります。 ○議長(今井良雄君) 市長塚田君。    (市長 塚田佐君 登壇) ◎市長(塚田佐君) 伊藤議員の御質問にお答え申し上げます。  まず最初に、長野駅の東口の街づくりの促進と旧国鉄用地の優先払い下げについて御質問頂きましたが、御指摘のとおりでございまして、長野駅東口の整備につきましては、鋭意取り組んでおる次第でございますが、今までの経過がございますので、まず、各町の皆さんに御賛成を頂き、街づくり研究会を作ったわけでございますが、残念ながらまだ七瀬地区の皆さんには御賛同頂いておらないわけでございますけれども、この間、街づくり研究会の研修会を行いましたところ、七瀬地区の皆さんからも四十名近く、正確には三十九名の御参加を頂いて、反対の期成同盟会の会員の皆さんも大勢といいますか、数名御参加頂いたと、こういう状況でございますので、市の東口に対する姿勢に御理解を示して頂いて来て、いろいろ研究してみたいというような意向が見られますので、大変ありがたい次第でございますので、なお一層努力してまいりたいと考えておりまして、具体的には又、市街地整備事務局長の方からお答えを申し上げますので、よろしくお願いいたします。  今年度内には、長野駅東口の街づくりに対する基本構想も策定してまいりたいと、このように考えている次第でございますが、その際、いろんな整備の手法があるわけです。一つの区画整理という手法もあるし、都市計画のいろんな施設を沢山配置して、都市計画に従って街づくりを進める、民間の皆さんと御協力頂くといろいろあるわけですが、いずれにしても、旧国鉄用地が非常に広くございますから、それを長野市に優先的に適正価格で払い下げをして頂くことが前提、土地の確保が前提でございます。  そういう意味で、長野市は、まず旧国鉄用地を長野市へ優先的に適正価格で払い下げして頂くよう、強力に何回もお願いしてございまして、六十一年から何回にもわたって譲渡の要望をいたし、私自身も今年の四月には、この長野市の旧国鉄用地の管理をしております新潟市の新潟資産管理部まで足を運びまして、よく長野市の事情も御理解頂き、お願いをしてまいっておる次第でございます。  そういう中で、今のところ国鉄清算事業団からの意向が示されておるのは、都市計画施設、道路とか、公園、駅前広場などの都市計画施設については長野市に優先的に売却をしてもよいと、こういう方針のようでございまして、都市計画施設以外の土地については、国鉄清算事業団が独自で土地利用を考えたいと、このような意向のようでございます。これは、例えば街づくり研究会の結果が、皆で区画整理事業をやりたいというようなことになりますれば、その国鉄清算事業団もそこへ参加したいと、このような意向というような次第でございまして、今のままのもの一括全部優先払い下げというような方針ではないようでございます。  そういうわけで、全部の用地取得は非常に厳しいような状況でございますが、長野市としては、出来るだけ多くの面積の旧国鉄用地を長野市に優先的に払い下げをして頂くことが、今後長野駅東口の将来に向かっての街づくりに一番大事なキーポイントになるわけでございますので、引き続いてよくお願いをしてまいりたいと、このように考えておる次第でございまして、御指摘のように公示価格でということは一番望ましいですが、公示価格でというわけにもいかないかもしれませんが、なるべく安くといいますか、適正価格でなるべく安い値段で払い下げして頂くことが、今後の街づくりに非常に大きなウエートを占めるわけでございます。そういうことで、今各町の皆さんも精力的にいろいろ研修をしたりして頂いておる次第でございますので、長野市も住民の皆さんとともに、長野駅の将来の新幹線の、又、高速道路へのアクセス道路の玄関口にふさわしい街づくりを進めてまいるように、積極的に努力してまいりたいと、このように考えておる次第であります。  冬季オリンピック実現へ向けての少年少女友の会のいろいろな具体的なお話は、又、教育委員会からお答え申し上げますが、教育委員会でプレゼンテーションの後すぐいろいろ折衝して頂いておりましたので、私がお伺いしたときには、各市長、議長、非常に固く長野冬季オリンピックへの力強い協力の握手をして頂きまして、御縁があって四都市がオリンピック招致運動を激しく競い合ったわけでございますが、いずれもフェアプレーで、スポーツマンシップにのっとった競い合いであったものですから、お互いに各都市も長野市さんのために、一生懸命オリンピック招致は協力いたしますと、こういうことでございまして、四都市それぞれスキーリゾート地でございますし、冬季オリンピックやるにふさわしい場所でございますので、又、市民の皆さん同士の交流も始まれば、大変有意義であると、こういうふうに考えておる次第でございます。  次に、私からお答え申し上げますのは、職員の採用試験の時期についてもっと早めないかと、七月ごろ実施すべきではないかと、こういうことでございまして、御指摘のとおり、優秀な人材を確保することが市の職員の採用に当たっては一番大事なことでございまして、ファイトのある、それから市民サービスに徹した優秀な人材確保に、毎年努めているわけでございますが、御指摘のように、民間の企業の皆さんが会社訪問なども早目に始まりますし、国、県は七月ごろ採用試験を実施するわけでございまして、長野市は第一次試験は十月二日に実施の予定でございまして、民間や県や国よりも遅いのでございますので、これは御指摘のとおり、出来れば少し早めに実施して人材確保に当たりたいと思っておる次第でございますが、実は財団法人の日本人事試験研究センターに委託をして、試験問題など出してもらったり、採点もみんな日本人事試験研究センターでやっておるわけでございまして、十七市が一緒に全部協調して、市長会としてお願いしておるわけでございます。  そこで、長野市だけで早めたいというと、いろいろ経費なども余計かかりますし、昨日、小諸市で長野県の市長会がございましたので、私も問題を提起しておきまして、各市の意向も取りまとめて、長野県の市長会として早めて採用試験をやるように、今年は間に合いませんので、来年度からそのように実施するように、各市の意向を県市長会の事務局で取りまとめてもらうように、昨日提案をしておいた次第でございまして、これ全国的に実はこの財団法人の日本人事試験センターに委託しておるようでございます、全国の各市は。それで、大体十月初旬と十一月初旬のようでございますが、出来れば七月という御指摘ですが、一カ月ぐらい早めて九月二日に実施したらどうかと、こういうことで、来年度からそのような方向で、長野県市長会の各市の意向の取りまとめをして、来年度からは一カ月ぐらい早めて採用試験を実施していきたいと、このように今検討をしておるところで、昨日の県の市長会にも問題提起をしておいた次第でございます。  私からは以上お答え申し上げた次第でございます。 ○議長(今井良雄君) 教育長奥村君。    (教育長 奥村秀雄君 登壇) ◎教育長(奥村秀雄君) オリンピック少年少女友の会の結成の経過と今後の運営の在り方についてお答えいたします。  去る六月一日、日本オリンピック委員会臨時総会のオリエンテーションにおいて述べられた、市長の子供たちの未来へ向けての思いは一般県民、市民はもとより、特に、私ども教育行政に携わる者を初め、各小中学校の教師や児童、生徒に深い感動と感銘を与えられたとともに、それは又、私ども教育関係者への指摘と主体的な立ち上がりを自覚させるものであったわけでございます。  そこで、これを受けまして教育委員会としましては、まず何をなすべきかということを内部検討いたしました。オリンピックへの夢は子供たちが能動的に描いた者もいると同時に、受動的に描かせられたという者もいるはずであるという認識に立ちまして、山ノ内町、白馬村とも協議し、他の三都市の実態を把握するとともに、この思いを伝え理解と協力を頂くために、七月上旬、それぞれの教育委員会を訪問いたしました。幸いに三都市とも教育委員会としては前向きに結成に参加したいと、こういういい御返答を頂いた経過がございます。  なお、今後の運営についてでございますが、友の会の内容の骨子は原則的には小学校の四年生、五年生の児童を対象に、三都市からそれぞれ十名ずつを招きまして、四泊五日の日程で長野市、山ノ内町、白馬村の少年少女とスキー、スケートなどを通して、交換、交流、親睦を深めるとともに、オリンピックの意義、世界平和への理念を養っていきたいと考えております。したがいまして、でき得ればこの間に冬季オリンピックに出場した選手を迎えて、オリンピックのすばらしさや、そこに至るまでの厳しい練習過程の体験談なども取り入れていったらどうかと考えているわけでございます。なお、具体につきましては、冬休みを利用したい考えでありますが、休みが都市によって違いがありますので、今後関係者と十分相談、連絡しながら進めてまいりたいと思います。  次に、英語教育の推進についてでございますが、中学生に生の英語をということで、私どもの姉妹都市でありますクリアウォーター市にお願いをして、英語教師を派遣して頂いて本年で八年になります。姉妹都市の提携をしてから、本年が三十年を迎えるという節目に当たるということと、オリンピックを迎えるために英語教育を更に充実強化させたいと、こういう願いもありまして、この八月四日から十五日まで、クリアウォーター市訪問の機会を与えて頂きました。  幸いに向こうでの滞在中に、クリアウォーター市長、更にクリアウォーター市が属するピネラス郡教育委員会の教育委員長、教育長、教育次長などと三回ほどにわたって話し合う機会を持つことが出来まして、私どもの願いを理解し聞き入れて頂き、現在そのよい返事を待っているところでございます。それは、従来二名ずつ派遣してもらっていたものを四名にするということ、又、従来、滞在期間が五カ月だったものを十カ月にしてほしいという内容のものでございます。早ければ本年度後半からその実現を考えているところでございます。  又、議員さんのお話のように国際化推進自治体が行っております、語学指導等を行う外国青年招致事業というものがございます。そこでは、県教育委員会が八名の教師を受け入れて、長野教育事務所にも二名が配置されております。長野市の中学校におきましても、昨年より本年に入って更にそれへの要請が増えている状況でございます。いずれにいたしましても、両方の面からその活用を十分に考え、特に、会話を取り入れることに重点をおきながら、これからの英語教育の充実強化を図ってまいりたいと思います。  次に、クリアウォーター市への学生の派遣についてでございますが、これは毎年十名ずつの高校生を二人の教師が引率して、本年九回目を実施いたしました。第一回目には、大学生が半数という状況でありましたが、その後高校生に落ち着いてきております。議員さんの御指摘のように、これを中学生にしたらどうかということについてでございますが、来年度クリアウォーター市から学生が長野市を訪問したいという計画を依頼されてまいりましたが、その主体が中学生であるということ。又、訪問し、体験した本人のためにも、又、その体験を学校全体に拡大し、学習の場や機会を作るということから考えましても、中学校の方が効果が大きいと考えられるということ。更に、今まで引率された先生方の御意見を聞きましても、年の若い中学生時代がよいと聞いております。以上のことから、今後関係者とともに十分相談しながら検討してまいりたいと思います。 ○議長(今井良雄君) 都市開発部長内田君。    (都市開発部長 内田将夫君 登壇) ◎都市開発部長(内田将夫君) 私からお答えいたします。  まず、案内標識についてでございますが、道路上の案内標識につきましては、道路標識設置基準に基づきまして、国道、県道、市道の管理者がそれぞれ設置しているのが実情でございます。お話ちょうだいいたしましたように、統一性に欠けているというような問題が多々あるわけでございますが、その中で本年二月、市が策定いたしました長野市都市景観形成基本計画の中でも、目標の一つといたしまして、分かりやすい長野市をつくるということを掲げているわけでございます。これを受けまして、市は関係機関に呼びかけまして、長野市道路案内標識検討会、これを組織いたしまして、都市デザイン室を中心に現在検討を始めているところでございます。  市内の標識等につきましては、国道百五十二基、県管理のものが百七十三基、市が二百二基、計五百二十七基があるわけでございますが、これらにつきまして検討会におきましては、系統的配置、景観形成、国際化対応等を課題といたしまして、これからの案内標識の在り方を、年度内を目途に、関係機関と協力し整備してまいりたいと思っております。  次に、市の保存木の管理と危険防止についてでございますが、市民が健康でみどり豊かな日常生活が出来るよう、緑化を推進し、良好な美観風致を維持するため保存木等の指定をしているところでございます。その中で、個人の所有の樹木につきましては、承諾を頂きまして指定しているところでございますが、折れた枝の処理や危険防止、保存等管理の責任につきましては、所有者にお願いしているところでございます。しかし、市といたしましても指定木の危険防止や保存に注意をいたしまして、又、そのための助言や御指導もしてまいっているところでございます。なお、御要請があれば、専門家のあっせん等につきましてもしてまいりたいと、かように考えている次第でございます。  以上でございます。 ○議長(今井良雄君) 市街地整備事務局長野村君。    (市街地整備事務局長 野村嘉雄君 登壇) ◎市街地整備事務局長(野村嘉雄君) 伊藤議員さんの御質問のうち、長野駅東口地域問題についてお答え申し上げます。  概略につきまして、市長が御答弁申し上げましたが、若干補足させて頂きたいと思います。  まず、街づくり研究会の活動状況でございますが、高速交通網時代、一九九八年の冬季オリンピックに間に合わないのではないかという、大変御叱責を賜ったわけでございますが、恐縮に存じております。既に、御存じのとおり昨年度におきまして、環境調査が完了いたし、報告書も関係方面、関係者の皆さんへ配布済みでございます。又、十一月には自分たちの街は自分たちで考えようという発想から、街づくり研究会が発足いたしたわけでございます。又、本年の二月には街づくりの拠点としまして、研修センターがオープンしたわけでございます。  そこで、本年度は一千三百十九万円の予算をちょうだいいたしまして、昨年の報告書、それから組織、施設等を十分活用いたしまして、地域の皆さん方に街づくり、環境整備の重要性、それから必要性を十分理解して頂くために、各種の講演会、それから先進地の視察、その他勉強会等をするために、各地区に街づくり研究会の支部を作って頂きまして、講演会、先進都市の視察を進めてまいりたいと。現在それを実施中でございます。講演会も今のところ四回ほど開催いたしました。まず、街づくりの心、次に国際都市の条件、それから街づくりのために、長野市の都市計画についてと、こう題しまして関係者の皆さんの御講演を頂いたわけでございます。  そのうち、特に、街づくりのためにと題しました高地佳人先生、この先生は佐久市の中込・橋場の土地区画整理事業の直接責任者として活躍された、実際自分で苦労された経験談でございますので、大変話にも迫力がございました。聞いている皆さんを感動させたような状況でございます。  次に、先進地の視察研修旅行でございますが、百聞は一見にしかずということで、現在、今までのところ三回開催しております。参加者も延べ二百四十六名参加しております。二月二十五日に行いました佐久市の中込・橋場地区土地区画整理事業の視察研修会には市内の放送局から記者の方、カメラマンの方も同行願いまして、街づくり研究会の活動状況をテレビで放映して頂いたところでございます。  又、特に、本年の八月二十一日、大変暑いときでございましたけれども、高崎駅周辺土地区画整理事業と市街地再開発事業の視察、これを行ったわけでございます。大変暑さにもかかわらず百六十三名の住民の皆さんが参加して頂いたわけでございます。市長の方から申し上げましたとおり、この研修会には三十一名の女性の方、この方が参加して頂きました。自分たちの住む街づくりは、ひとつ女性の皆さん方も関心を示し出したと、このように考えております。又、今回の街づくり研究会には参加しておりません七瀬町の皆さん、この中から三十九名の皆さんも参加して頂きまして、街づくり研究会の前途は明るいものではないかと考えております。この三十九名の中には、なお六名の方、この方は今まで反対期成同盟に所属していた方も入っておりますので、見通しは明るいのではないかと考えております。  以上のように、一歩一歩牛歩のような歩みでございますけれども、ようやく住民の皆さんが少しずつ街づくりの必要性、重要性を認識、理解しつつある状態でございますので、ひとつ今後とも一層の御協力と御指導をお願いしたいと思います。  第二点目としまして、反対期成同盟との対応でございます。  反対同盟とは六十一年の四月議会以来、再三にわたりまして幹部の皆さんと話し合いをしてきたわけでございますが、何と申しますか、老いの一徹と申しますか、平行線をたどるだけで全然進展をしておりません。このような状況のとき、六十二年の十月でございますけれども、七瀬町の臨時総会が開かれまして、反対同盟の皆さんの一方的な発言によりまして、七瀬町は街づくりには参加しないと、こういうことが住民の総意という形で決定されまして、以後反対期成同盟との接触はしておりません。そこで致し方ございませんので、賛成しております五地区の皆さん方と御存じのとおり、十一月に街づくり研究会が発足したわけでございます。  しかしながら、先ほど申しましたとおり、この七瀬地区の皆さんが全員反対しているというわけではございません。八月二十一日にも先ほど申し上げましたとおり、三十九名という皆さんが参加したと。なおかつ、そのうちの六名は反対期成同盟に所属している皆さんが参加していると、このような状況でございますので、これからはその参加されました皆さん方と話を進めて、一日も早く七瀬町が街づくり研究会に入って頂くようひとつ話を進めていきたいと、このように考えております。  次に、街づくりの今後の進め方でございますが、先ほどちょっと申し上げましたが、各地区に支部を作りまして、住民の皆さんの意見を十分にお聞きしまして、それをもとにしまして住民を主体とした基本構想を作ってまいりたいと、このように考えております。一日も早く事業化出来るよう今後とも一層努力してまいりたいと思いますので、何分の御了承をお願いしたいと思います。 ○議長(今井良雄君) 環境部長小島君。    (環境部長 小島武彦君 登壇) ◎環境部長(小島武彦君) 私の方から善光寺山門横の公衆便所について申し上げたいと存じます。  学界の通説、多数説によりますと、憲法二十条の宗教的活動というものは、その行為の目的が宗教的意義を持ち、その効果が宗教に対する援助、助長、促進又は逆に圧迫、干渉になるような行為をいうものというふうに言われておりまして、したがって、この公衆便所の設置につきましては、目的が市民一般利用、そういう目的があり、かつ、現地が公道に接する等の位置関係がある。更に、実際の利用形態等参酌いたしまして、憲法に抵触しないものというふうに解釈しております。  特に、昭和三十九年の行政実例では、直接公衆便所の問題ではございませんが、近似の例がございますもので申し上げます。防犯・観光上というような、行政目的上必要とされる行為を行うに過ぎない場合には、その行為によって宗教団体が利益を受けるとしても、それが反射的利益であり、かつ、軽微なものである限り憲法の政教分離の規定に抵触するものではないと解するというのが、自治省の見解でございます。したがいまして、境内地を借地として建設しましたこの公衆便所は、憲法二十条はもとより、憲法八十九条の公金支出、利用提供には当たらないという見解を取っておりますもので、よろしくお願いいたしたいと存じます。  以上でございます。 ○議長(今井良雄君) 五番伊藤君。 ◆五番(伊藤治通君) それぞれ御答弁ありがとうございました。特に、最後の憲法の問題については学界の事例を引き出して頂きまして、これは明快に答えて頂きましたので、安心をいたしました。  以上で私の質問を終わらせて頂きます。ありがとうございました。 ○議長(今井良雄君) 昼食のため午後一時まで休憩をいたします。    午前十一時五十八分 休憩    午後 一時 十三分 再開 ○議長(今井良雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を継続いたします。  三十八番大井友夫君。    (三十八番 大井友夫君 登壇) ◆三十八番(大井友夫君) 三十八番大井友夫でございます。  既に通告を申し上げました市行政事務一般について質問を申し上げます。  初めに、水道事業についてお伺いをいたします。  本市の上水道事業は急激な人口増、都市化の進展、生活水準の向上及び下水道の普及等による水需要の増大が予想されます。これに対応するための水源確保と新規開発を積極的に進められ、将来にわたって安定供給を図ることが最大の課題でありますが、これからはそれに加えて味、つまり「うまい水道水」づくりに御努力されることを希望するものであります。  厚生省が発足させた「おいしい水研究会」の報告書によりますと、人口十万人以上の都市でおいしい水の要件を満たしている都市は全国で三十二市と言われ、残念ながら当長野市はこれに入っておりません。山紫水明を誇りとする我が郷土にあって、水道水の味はよくないとの評価であります。事実、生活の高度化に伴い、料理にもミネラルウォーターを購入する市民も増えているというふうに耳にします。水道料金を値上げした折でもあり、「うまい水」づくりを実施し、市民サービスを図られたらと思いますが、当市水道水の質、味についてどのような御見解をお持ちなのかお尋ねをいたします。  又、厚生省はまずい水の解消を目指し、全国の浄水場を対象にオゾン処理や活性炭処理による高度浄水施設の整備を進めることを指導しており、このために施設を導入する水道事業体に補助金を出すとしております。この施設整備についてどうお考えかお尋ねをいたします。  続いて、県水の管網整備についてであります。  御承知のとおり、当市における上水道の給水は市営と県営によって維持されておりますが、市南部の県営区域ではいまだ管網整備がなされてない地域があります。市当局として、県に対し強い働きかけをしている経過は承知をしておりますが、県との協議はどこまで進んでおられるのか、又、遅れの問題点は何なのかお聞きをしたいと思います。  又、供給をされている県水は朝夕の使用量増大時には、著しい水圧低下を来し、極端に水量が落ちてしまうという苦情があります。市は直接タッチをしていないわけでございますけれども、市民要望でありますので、適切な対応をお願いしたいと思います。  続いて、料金格差についてであります。  県水と市水は事業形態の違いから料金体系も異なっております。それがため、定量使用家庭は県水が高く、逆に大量使用家庭は県水が安く市水の方が高くなるという、同じ市民でありながら負担に格差があるわけであります。この対策として市は県水利用家庭に対して、高い部分について一定の補助金を出し、料金格差是正の処置をしておりますが、市民感情からすれば適切な措置とは言いきれません。料金体系の一本化は出来ないものかどうなのかお尋ねをいたします。  又、漏水事故や管の破裂といった事態に対して、県水の場合はなかなかスムーズに事が運ばないという苦言もあります。この料金やサービスの課題の抜本的解決策は、県営を市営に移管し、上水道事業は市が責任を持って市民生活の向上に等しく寄与すべきであると考えますが、理事者の明快な答弁をお願いいたします。  次に、犀川緑地の整備計画についてであります。  我が郷土は水と緑あふれる自然環境に恵まれ、安全で快適な生活環境を築くために、公園、緑地を適正に配置し、緑の環境保全と都市景観の創出を図り、レクリエーション、文化、体育活動等の整備を積極的に進められていることは、誠に喜ばしいことであります。そこで、犀川左岸、安茂里側の犀川緑地の整備計画についてお尋ねをいたします。  現在、この犀川緑地の一部八・五ヘクタールほどは、野球場として整備をされ有効活用されておりますが、残り約三十七ヘクタールの膨大な敷地は整備可能な土地として残っているのであります。しかも、この土地の大部分は河川敷であり、市民生活に身近な体育、レクリエーション公園として、野球、サッカー、テニスなどなどのグラウンド、ちびっこ広場や遊歩道、サイクリング、又、最近一段と高まってきましたゴルフ愛好者の要望にこたえるゴルフ場等など整備するに最適な土地であります。又、丹波島小市線の道路開通に伴う交通事情も大きく改善されたことから、広域市民の利用が期待されるのであります。公園と緑地を結合し、更に水辺景観を高め、楽しめる犀川緑地の整備計画について市長の前向きなそして積極的な御答弁をお願いするものであります。  続いて、当市における電算業務について二点ほどお伺いをいたします。  その一点は、プライバシー情報の外部漏れ対策であります。現在当市における電算処理業務は自前処理に加え、相当部分を外部委託によって処理をしておりますが、特に、住民情報システムは個人のプライバシーにかかわる情報であることから、外部漏れ、悪用等が心配をされるのであります。そこで、委託に当たって、秘密保持の対策はどのようになされているのかお尋ねをいたします。又、個人情報システムはその性格上、すべて庁内処理が望ましいと考えるわけですが、理事者の御見解を承りたいと思います。  二点目は、コンピュータ要員の確保と教育研修についてであります。  当市における電算業務は第一段階としての住民情報システムがほぼ完成をし、今後は内部管理情報システム、そして総合的な地域行政情報システムと高度利用へと展開をされていくわけでございますけれども、この作業を進める上で最大の課題はコンピュータ要員の質、量の確保と教育の問題であります。御承知のとおり、コンピュータ要員はその業務遂行上、専門的な知識と技術を習得しなければなりません。その意味では、一般職と違ってローテーションも容易ではありません。コンピュータ要員の現状と、そして開発が急がれている諸システムに対応する人員計画、教育体系はどのように考え、なされているのかお尋ねをいたします。  その他として提言とお願いであります。  事務処理の省力化、あるいは効率化を図る観点から光ディスクによる電子ファイリングシステムの導入について検討されてはいかがとの提言であります。現在役所には膨大な紙による情報や資料があります。そして、その多くは永久又は長年にわたって保管されているのであります。その結果、書類倉庫は山と化し、又、必要な資料を必要なとき迅速に取り出すことは極めて困難ではないかと思うのであります。そこで、光ディスクに情報や資料を収集し、一括管理することによって目的の情報や資料は直ちに取り出せる。又、書類棚や倉庫も必要最小限で済むなど、オフィス空間も拡大できる等々、様々な効果が期待出来るのであります。光ディスクによる電子ファイリングの導入について御検討を頂きたいと思います。  最後に、本九月定例会初日に、議案第八十二号で提出されました小市運動場の削除に伴う代替え施設の整備のお願いであります。この運動場は小市四地区約五千有余の市民の体育、スポーツ振興、そして青少年の健全育成の場として有効活用されてきた貴重な施設でありました。それだけに、代替え施設を要望する住民の期待は非常に大きいものがあるわけでございます。どうか関係理事者の御理解と御協力を切にお願いする次第であります。もし、お考えがありましたらお聞きをしたいと思います。  以上で私の質問を終わらせて頂きますが、関係理事者の分かりやすい答弁を御期待申し上げます。
    ○議長(今井良雄君) 市長塚田君。    (市長 塚田佐君 登壇) ◎市長(塚田佐君) 大井議員にお答え申し上げます。  犀川の緑地の整備について御質問頂きまして、御指摘のように、長野市は千曲川と犀川が、又、裾花川が流れておりますので、その河川敷が広大にございますので、この河川緑地を利用していくということは、極めて市民の皆さんの要望にもこたえることにもなりまして、積極的にグラウンドやいろんな整備を進めておるところでございます。  御指摘の犀川の左岸につきましては、約四十五ヘクタールの面積がございまして、これはすべて犀川緑地といたしまして、都市計画決定を既にしてあるわけでございまして、いろいろ市にも整備計画が、プランが立てられておるわけでございますが、そのうち約八・五ヘクタール、一部がグラウンドなどの整備がされておりまして、残りはまだほとんど未整備でございますが、ここは河川敷ではございますが、耕作をしておるところでございまして、安茂里は御承知のように非常に宅地が増えまして、この河川敷が優良農地といたしまして、明治より以前から耕作をしておる状況でございまして、ただ今も優良農地として耕作者が多いわけでございますので、耕作をやめるお考えが出て来るところから、犀川の緑地としての都市計画決定をしてあるいろんな整備をしていきたいと、このように考えておりまして、耕作者の意向も聞きながら、今後緑地としてのグラウンド整備やいろいろプランのとおりに整備を進めていきたいと、このように思っている次第でございます。  あそこへ河川敷の道路も建設したわけでございますが、その際も大変耕作者の皆さんのいろいろな意見がございまして、長年かかりましてようやく賛成して頂いて、ただ今河川敷道路が開いた次第でございますので、今後は耕作者の御意向をお聞きしながら、公園緑地としての整備を進めていく予定でございます。  次に、電算業務についてのプライバシー保護について御質問頂きまして、近年プライバシーを保護しなければいけないということで、プライバシーの保護条例など県で制定を計画しておりますし、長野市もプライバシー保護条例の制定に向かって、庁内の準備を進めておるところでございますが、現在のところは、外部委託のいろんな書類についてのプライバシー保護は、外部委託する場合には委託の契約書に秘密保持と再委託禁止、又、委託して他へ又委託をしないようにと、こういうことできちんとその条項を求めてプライバシー保護に配慮しておりまして、現在長野市が委託しておるのは、国保連合会と農業共済連合会、民間業者一社と、都合三団体に外部委託しておりますので、秘密保持については強く指導しているわけでございまして、なお一層この秘密保持は指導徹底していきたいと。  御指摘のように、順次庁内処理、市にも立派なコンピュータが入っておりますので、順次準備の出来次第庁内処理にしていきたいと、最終的には思っておりますが、すぐというわけにいきませんが、今年は福祉関係の業務のものを庁内で処理するように今準備を進めている段階でございまして、順次そのようにしていきたいと思っておりますが、なお一層外部委託の場合のプライバシー保護には配慮していくよう指導徹底していく方針でございます。  なお、市の中でのコンピュータのいろいろにつきましては、長野市電子計算組織処理データ保護管理規則が作ってありまして、これに基づいてプライバシー保護には十分配慮しておるわけでございますが、なお一層プライバシー保護には取り組んでいきたいと考えておる次第でございます。  以上でございます。 ○議長(今井良雄君) 総務部長兼職員研修所長 清水君。    (総務部長兼職員研修所長 清水営一君 登壇) ◎総務部長兼職員研修所長(清水営一君) 電算業務についての御質問のうちコンピュータの要員の現状、それから人員計画、教育方針等についてお答えを申し上げます。  現在、市の電算管理課の職員は課長以下十名でございます。このほか新しいシステムの開発ということで富士通に今委託してございますが、富士通からも八人ばかり出向しており、又、株式会社電算の方からもオペレーター、パンチャーの要員二人が常駐しておりますので、合わせますと二十人で電算処理の業務を行っておるところでございます。今後も必要要員につきましては、新しいシステム開発等、いろいろ業務量の拡大に合わせまして、機種、メーカー等の持つ能力、ノウハウを活用しながら、対応してまいりたいというふうに考えておるわけでございます。なお、コンピュータの分野では常に新しい知識の吸収が必要でございますので、メーカーの専門的な研修部門や、国の機関で行う研修に参加するよう努めておりまして、資質の向上を図っておる次第でございます。  次に、その他といたしまして、光ディスク方式の電子ファイリングシステムについて御提案がございましたけれども、お答え申し上げたいと思います。  御指摘のとおり、ここ数年事務処理のOA化が進められてきまして、事務機器の開発も飛躍的に進歩を遂げているところでございます。文書管理につきましても同様に現在、議員さん御提案の光ディスク方式の電子ファイリングシステムも普及しはじめておりまして、将来こうした電子機器による文書の管理方法へ進んでいくものと考えられますけれども、将来的な検討課題として十分研究させて頂きたいと思うわけでございます。  以上でございます。 ○議長(今井良雄君) 水道部長野村君。    (水道部長 野村嘉照君 登壇) ◎水道部長(野村嘉照君) 水道事業につきましてお答え申し上げます。  五十九年度に厚生省の依頼を受けまして、おいしい水研究会が発足したわけでございます。六十年度にその報告書がまとまったわけでございますが、どんな水がおいしい水かということで、これを数値に示したガードラインが示されたわけでございます。これは七項目からなっておりまして、いろいろと七項目ございますけれども、一口に言いまして、主な成分は適度のミネラル分と炭酸ガス、水温が決め手になるというようなことでございます。  議員さんがおっしゃられますように、十万人以上の都市を調査した結果、三十二都市がおいしい水として推薦を受けたわけでございますけれども、このとき長野市も一応は候補に上がったわけでございます。しかし、七項目のうち六項目はクリアしたわけでございまして、この一項目目の残留塩素が基準値を若干オーバーしていたということで、推薦から落ちたということでございます。これは水道水が、非常に長野市の場合は給水区域が広く、又、遠くまで送水しておりますので、どうしても末端で〇・一ppmの塩素を確保しなければいけないということでございますので、浄水池で少し多く塩素を入れるために、浄水場の付近、あるいは中心市街地あたりが塩素が多少多くなったということでございまして、地形上長野市は宿命的なものがあるわけでございます。  しかし、厚生省がおいしい水の条件をもとにいたしまして、人口五万以上の市の水道水を評価した結果、百六十一市が適合し、この中に長野市の水も含まれているわけでございます。これは新聞にも報道されたわけでございまして、おいしい水として、私どもは大変自信を持って給水をしておるわけでございます。何といっても水道は安全が第一ということでございまして、この中で更においしい水づくりのために、努力をしていきたいというふうに思っております。  それから、水の高度処理の問題でございますけれども、六十三年度に初めて厚生省が十六億ほどを予算化したわけでございまして、現在大蔵、厚生で採択基準、あるいは交付基準等の要綱を検討中のようでございます。採択基準は、かなり汚濁が進んでいる特定の地域というようなふうに言われておるわけでございますけれども、これから言いますと長野は対象にならないのではないかというふうに思っております。ただ、高度処理することは、これはやったに越したことはないわけでございますけれども、長野市のように浄水場が非常に数が多く、それぞれにつけるということになりますと、大変莫大な費用がかかりますし、現在夏目ケ原の浄水場、あるいはまた道島の浄水場、又、将来に向かっては大町ダムの取水等の問題が出て来ます。そんなことでなかなか高度処理というところまでは、手が回りかねるという状況でございます。  以上で終わらせて頂きます。 ○議長(今井良雄君) 環境部長小島君。    (環境部長 小島武彦君 登壇) ◎環境部長(小島武彦君) 県水の問題について申し上げたいと存じます。  まず、第一点目の未整備地区における整備促進の進み具合が遅いという指摘でございますが、これにつきましてはいろいろ要因はありますが、主たるものは県水加入希望の把握が手間取ったということでございます。本年五月からいろいろ調査をしておりましたが、一部地域におきまして住民同士の調整が大変難航いたしましたために、市といたしましてはこれを待っておれませんで、加入希望一応八〇%を超えるものとして県に六月二十三日に、報告方々管網の整備促進について強く要望したわけでございます。その後、更に、地元に対しまして、最終の県水加入意思の確認を求め続けてまいりまして、ようやくお盆直前の八月八日になって未加入戸数全部で七百六十三戸あるわけでございますが、そのうちの七百十四戸、九三・六%が加入希望ということで、確認が最終的に取れた次第でございます。  市といたしましては、この地元の加入希望数七百十四戸をもとにしまして、県水配管の工事の総事業費の概算を企業局に求めてまいりまして、現在企業局ではこの算出作業を進めているところでございます。他方、地元に対しましては、県営上水道加入の促進の統一組織をつくるよう指導してまいりまして、過般、地元にもこの協議会が結成された次第でございます。  今後は、企業局のこの事業費積算が出来次第、県企業局負担分、地元負担分、これは市と住民にあるわけでございますが、地元負担分と経費分担の折衝を求めていきまして、県水管網整備の具体的な促進をしてまいりたいと、かように考えておるわけでございます。  次に、朝夕の水圧低下でございますが、特に夏場はひどうございまして、それにつきまして企業局の方でも漏水箇所の点検、仕切り弁の状況、あるいは配水池から配水系統の検討、こういう細かい検討調査をいたしまして、現在水圧が低下しないよう対応策を講じておるところでございます。  次に、三番目の県水、市水の料金一本化でございますが、これはもう議員さんも御案内のとおり、県水は長野県公営企業経営審議会、それで市は長野市水道料金等審議会というものがございまして、おのおの調査及び審議を経た答申によりまして、それぞれの議会の議決をもって決定されているものでございます。したがいまして、県営水道と市営水道は事業主体並びに経営内容というものが異なっておりますので、今のところ同一と申しますか、一本化の料金となることは難しい状況でございます。  更に、四番目の県営の水道と市営水道とを合わせる、つまり県水をこちらに移管したらいかがかと、こういう御意見でございますが、これにつきましては既に御案内のとおり、昨年五月、県の衛生部、県の企業局が中心になりまして、長野、上田、更埴の三市並びに戸倉、上山田、坂城の三町で構成されました、千曲川流域水道整備研究協議会というものが発足いたしました。この協議会の目的というものは、この三市三町の面積約七百五十三平方キロメートルの大きな広い地域における近い将来の給水人口、約五十数万人になろうかと思いますが、それを対象とした水道施設に対する重複投資や地域的な水需要の不均衡、料金格差、こういうものの課題というものを一挙に解決するための調査研究をするものでございまして、この中には長野市のように県水と市水の両地域を持っている都市が参加しております。料金の格差、水源の問題等についても併せこの研究会で研究をしておりますので、今後この研究会の研究の動向を見ながら、市としても対応してまいりたいというふうに考えておるわけでございます。  以上でございます。 ○議長(今井良雄君) 教育次長丸山君。    (教育次長 丸山義仁君 登壇) ◎教育次長(丸山義仁君) その他のうち、市営小市運動場の代替え施設の整備についてお答えを申し上げます。  時間がございませんので簡潔に申し上げたいと思いますが、ただ今現在地を中心にこれに替わる施設の適地を調査するなど、用地の確保に努めているところであります。当面は市営犀川第一運動場など最寄りのグラウンドを御利用頂くことになろうかと思いますが、いずれにいたしましても、前向きに検討させて頂いておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(今井良雄君) 三十八番大井君。 ◆三十八番(大井友夫君) それぞれの理事者から大変御丁寧な御答弁を頂きましてありがとうございました。  水道水の味については、基本的にはやはり水源となる河川や湖の汚れ、これがあろうかと思いますし、そのためにその消毒用としての塩素分が多くなると、こういうことだろうというふうに思うわけでございまして、家庭雑排水やごみ処理、あるいは下水道等を通して、河川のやはり汚染の対策を広範囲にわたって、是非これからもお願いしておきたいというふうに思います。  それから、市長さんから御答弁頂いた緑地の整備でございますが、現在の河川敷、使用してないところについては大変雑草が背丈ほども成長し、樹木も生い茂っているわけでございまして、都市景観上も極めて見苦しいと、こういう状況にもあるわけでございますが、それには整備をすることが一番でございますが、そういう状況も踏まえてひとつ一層の御努力をお願いいたしまして、私の質問を終わらせて頂きます。ありがとうございました。 ○副議長(高川秀雄君) 一番北野隆雅君。    (一番 北野隆雅君 登壇) ◆一番(北野隆雅君) 一番北野でございます。  私の通告いたしました問題につきまして、市民病院の方はいろいろ関係もございまして、今回割愛をさせて頂きたいと思っています。  それでは、一番から順に追いまして質問をしてまいりたいと思います。  昨年八月より、既に御案内のとおり問題になっております長野インターから以北より仮称須坂インターまでは、暫定二車線だということになっております。これにつきましては、市、県、国会議員にそれぞれ地元といたしましては下駄を預け、今日まで運動を続けている中で、我々高速道の特別委員会も先般名古屋局に陳情いたして来ましたが、当時オリンピックが決まれば、決まればというようなニュアンスを聞いておったのですけれども、何となくオリンピック決まった今日も公団の言うことが不透明であると、こういう点が多く見られますので、我々地元関係者は気をもんでいるところでございます。その後の状況と今後の運動方針につきまして、理事者の説明をお願いしたいと思っております。  二番目でございますが、先任者からもいろいろ御案内ございましたが、私の仄聞するところによりますと、建設省は千曲川沿岸の河川敷、共用地等が大変荒廃してきておる今日、特に果樹類の多い、若穂側、あるいは大豆島側、村山の鉄橋の上流になりますけれども、この河川敷を民活によるゴルフ場、あるいは遊園地として市民に活用し、河川管理と並行した運用を考えているところであるが、市においてもこの利用方法についてどういう方法でこれから考えていったらいいかということをひとつお聞かせ願いたいと思うのです。  実は、今朝ある人が私のところへ参りまして、ただ今から話になっております河川敷というのは、建設省の土地でございまして、二年二年の更新で土地を借りているわけですが、建設省の言うにはこの次はもう駄目かもしれませんよということを暗に地元に言っているわけですから、この際にひとつ長野市が中に入りまして、その占用二年間を長野市が借りるようなことをしていったら一ついいという方法があろうかと思います。もう一つは、河川敷を長野市が、これは恐らく民間が入っては駄目だと思うのですが、長野市が中へ入りまして、共有地もございますし、あるいは個人の所有地もございます。こういうものをひとつ借り上げる、あるいは買い上げるというような方法で、河川敷の活用を図っていくことが大いによかろうかと思っているわけですが、実は私の方へ参りますと、民地、共有地、河川敷と三通りのものがそれぞれ堤外地にあるわけでございまして、ぜひその方法についてひとつ理事者の御見解をお聞かせ願いたいと思っています。  次に、三番といたしまして、冬季五輪実施に向かっては、先般助役さんより土地確保について農協、あるいはデベロッパー等を活用していくという答弁がございました。ところが農協というのは御案内のとおり、農地を守る立場でおりますから、容易に協力はしてくれないと実は思うわけでございます。デベロッパーは御案内のとおり不動産屋ですが、我が方の若穂で実は新光電気の買収が先般行われたわけですが、デベロッパーというのは非常に農家の不信を買ってしまいまして、ついつい土地買収に三年もかかったという実例があるわけでございます。私はどうしてもこういう問題につきましては、用地課の充実が必要と思われます。現在の体制からいたしましても大変な今日、特に五輪施設の変更等を考えているか、あるいは用地課の充実強化を図るか、理事者のお考えのほどをお伺いしたいわけでございます。  付け加えて申し上げますと、公社の職員の人事について今年の春それぞれ一部改革があったわけでございますけれども、この中におきまして、私は前々から心配していたわけでございますが、四十八年に公社を建てまして、その一部の職員が市の職員にいつのまにかなっていた。残された職員の一体気持ちはどうなのかと、こういうことが一つ。又、事務文書が、実は私これへ書きだしてございますけれども、土地管理課の事務文書が非常に簡単であるけれども、これで果たして一体土地は買っていけるのかと、こういう心配をしている一人でございます。特に、五輪問題、あるいは五輪に関係する多くの公共用地の取得が今後始まるわけでございますけれども、これにつきまして、明快なひとつ御答弁をお願いをいたしたいと思っているわけでございます。  次に、四番といたしまして、都市計画の線引きの見直しについてでございますが、前々より言われておりますが、川東にインターが出来てまいります。下流より千曲川流域下水道が着々と進行しておりますが、既に御案内のとおり、小布施から松川をずい道で抜く工事も始まろうとしております。その中におきまして、若穂、松代地区の調整区域の見直しをしなければ、地域の開発はもちろんのこと下水道の普及も望めないのでありますが、その理事者の今後の所見をお聞きしたい。特に、インター付近においては、既に御案内のとおり、若穂の地主が五十四人、須坂の地主が五十五人というような、双方から寄りあった場所でございます。こういう地域においては特に都市計画上の将来展望について、早急に計画をしていただくべきところだと思っておりますけれども、この辺についての担当部長の御所見もお伺いいたしたいと思います。  次、五番、市施設の民営化でございます。  この十年来長野市が建設した諸々の施設は、急増していることは既に御案内のとおりでございます。今後の運営にあたりまして、老人の家等多数ありますが、特に私の方には温湯温泉も含めまして、民営化する御意思があるか否かお伺いをいたしたいと思うわけでございます。これから、健康センターとかいろいろな施設も出来てくるわけですが、特に、今後冬季五輪の施設等も含めながら、将来の施設の維持管理、あるいは営業、そういうものを含めながらお答えのほどをお願いいたしたいと思っているわけでございます。  その他といたしまして、二点ほどお伺いをいたしたいと思います。  まず一点は、民生委員協議会長さんの手当の件でございます。実は私も議員をやらせて頂きまして、今それぞれの地域で一番いったい忙しい人はだれなんだと。又、市長さんがこれから老人人口の多くなる中で、ボランティアの育成をどんどんやっていかなければいけないのだと、そういうお話をしょっちゅうお聞きしている中で、何といっても一番忙しいのは区長会長さん、我が方へ参りますと区長会長さんになられれば村長さんと同じぐらい用事があるわけで、毎日どこかの会合へ呼び出されているのが現状でございます。その次に忙しいのが民生委員さんの総務さんなのです。これもなかなか毎日あちこちあちこち呼び出されている。  その中で、特に長野市においては民生委員協議会長さんは、おそらく長野市のありとあらゆる審議会に顔を出さざるを得ないというのが現状かと思います。その中で、私がたまたま須坂の会長さん同級生というようなことで、いろいろ聞いてみましたところが、長野市の会長さんの手当は何と須坂と比べて四分の一以下だと、これではお気の毒であると。忙しい手間を、しょっちゅう何の審議会、かんの審議会と来ていながら、須坂の四分の一であってはお気の毒だという感じをいたしています。そこで是非そういう問題について福祉部長さんから、近隣等々と比較をしているのかどうか、この辺をお答え願いたいと思います。  次に、落合橋の交通問題でございますが、私昨夜も実は市場の方をずっと回ってみました。夜になっても相変わらず軽四輪で青いコンテナを積んだ農家の人がどんどん市場へ夜運んでおります。その中で、暫定的な一つの問題としては、犀川の方、要するに落合橋は長いですから九百四十六メートルございまして、犀川側を一車線広げたらどうだという話が県議等から実は聞いておりますけれども、まず、この問題について長野市はどの程度までお知りになっているのか、あるいは出来るとするならば、今後どういう運動方法を展開したらどうか、この問題が一つ。  それから、もう一つ、私が提案してまいりました高速道がいよいよ松代、それから若穂の格差協議にも入ってきているわけでございますけれども、若穂側から農免道を市場団地の方へ持ってきたいと、それにはどうしても背割堤の拡幅と牛島側の堤防の改良をしなければ、河積が取れないわけですが、近ごろ私のところへよく来ていただける農家の人たちは、「落合橋が板橋が狭くておらはガーデンでいったってうまく曲がれないんだ。帰りは車が混んでいて困るから関崎橋を渡らなければうちにけえってこらんねえんだ。」と、こういう声が頻繁と実は聞こえてくるわけでございますけれども、将来に向かいまして、少なくとも農免道ぐらいは既に着工準備をしないかということで、実は地元のそれぞれの開発委員会でも相談をしながら、その受け皿について逐次準備を進めているわけでございますけれども、県との話し合い等の中において、農林部がどの程度話を進んでおるのだか、その辺のひとつお答えをお願いいたしたいと思います。  以上をもちまして、私の質問を終わらせて頂きます。 ○副議長(高川秀雄君) 市長塚田君。    (市長 塚田佐君 登壇) ◎市長(塚田佐君) 北野議員の御質問のまず最初に、高速道暫定二車線を四車線にする今までの状況や今後の運動方針について、御質問頂きましたのでお答え申し上げますが、これは六十一年の四月ごろ、今までの四車線から用地はこの四車線分は取得しておくけれども、暫定的に二車線でお願いしたいと、こういう公団の決定があったわけでございまして、これは仮称長野インターから仮称須坂インターまでの間でございますが、我々とすればそれは受け入れられないと、どうしても従来どおりの四車線化でお願いしたいと、強力な運動をしてまいったわけでございまして御承知のとおりでございますが、既に今まで四車線化へ向けて正式に八回ほどの陳情活動をしておるわけでございます。  その中で、冬季五輪が決まれば当然オリンピックのアルペンのスキー会場地、志賀高原へ行く道路として使うこの高速道になるわけでございまして、オリンピック道路にも使われるわけでございますので、長野が決まれば四車線化でお願いしたいと、こういうお願いを強力にしてまいったのは御承知のとおりでございます。  大変皆さん方の御支援を頂きまして、幸い国内候補都市に長野市が決定いたしましたので、これからIOCへ向けて運動進める中で、正式にオリンピックの道路ということで、改めて公団の方へ強く要請をしてまいりたいと、地元の地権者の皆さん、対策委員会の皆さんの期待にこたえるためにも、そのように全力を尽くしてまいりたいと、このように考えておる次第でございますが、公団の方も通行量がどの程度増加するか、その辺が一番の調査を進めていく上で、四車線化にする場合の一番の大きな問題点であろうと思うわけでございまして、こちらとしても県と相談していろいろ資料を詰めて、公団を説得するだけの資料を集めて、そうして公団の方へも四車線化に向けて更に強力に運動を進めてまいりたいと、そのように考えておる次第でございますので、よろしくお願いします。  次に、千曲川の沿岸の河川敷共有地利用については、私の段階のところまではまだ具体的に話があるのは、屋島橋の下流のNTTの資金を導入しての河川敷利用についてでございますが、落合橋の周辺、若穂地区も含めて、そのような話も都市開発部の方へはいろいろ来ておるようでございますが、総体的にNTT資金が活用は出来るのですが、最初の示された条件ほど有利ではないというようなことが、だんだん細部が煮詰まってくる段階ではっきりしてきまして、どうしても返済分をいろいろな民間から頂く使用料などで、ある部分返済していく部分があるわけで、それがなかなかうまく計画的に進まないのではないか、ということが非常に疑問点でございまして、その辺の問題を詰めておる段階でございます。  ゴルフ場というようなお考えもあるのですが、ゴルフ場といたしましても、市が第三セクターでやる場合には市民ゴルフ場ということで、先ほども御質問頂きましたが、安い価格で、家族連れで気軽に親しめるような、そういうものにしていかなければいけないのでございまして、その辺との兼ね合いもあるし、いろんな河川敷の具体的な利用方法、しかも資金の返済が出来るにはどのような方法がいいのかということで、具体的に詰めているのですが、問題点はその辺にあるわけでございまして、その辺が今いろいろ詰めておる段階でございます。又、具体的な交渉の経過などについては都市開発部長の方からお答え申し上げる次第でございますので、よろしくお願いします。  都市計画の線引きの見直しについては、これは高速道が通ります松代地区、若穂地区につきましては、都市計画の見直しが必要であると、こういう基本的な認識の上に立って今計画を進めておる状況でございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  次に、市営施設の民営化について御質問頂きましたが、この中で、民営化出来るものは民営化してもいいではないかと、オリンピック施設についてもというお考えで御質問頂いたのですが、現在老人憩いの家は長野市の社会福祉協議会に委託をしてお願いしてございまして、これはおおむねうまくいっておるわけでございます。  温湯温泉の市民センターについては、長野市の開発公社に委託をしておるのでございますが、温湯温泉については将来若穂地区のみどりのテーブルでも要望がございまして、もっと魅力のある観光施設、例えばクアハウスとか、いろいろ利用方法がないだろうかと、こういうことで、それには温泉の湯の量もっとなければいけないというので、今回の予算にも湯の量の調査を、今航空写真で出来るわけでございまして、そのための予算をお願いしてございまして、湯の量の調査などをしながら、今後温湯温泉をどういうふうに開発していったらいいかと、こういうことを検討していきたいと、このように思っております。  運営だけを委託ではなくて、温湯温泉自体を全体を一緒に民間資本も投下して、しかも市民の皆さんに喜ばれるような施設として民活といいますか、民間の企業でそういう御希望などがあれば、これは又、地元の皆さんとも相談しながら進めていってもいいのではないかと、こういうふうに考えておりますが、老人憩いの家などは市の社協でやっていった方がいいのではないかと、このように考えております。いろいろ市も施設がいっぱいありますもので、民営化した方がかえって市民の皆さんにも喜ばれるし、市民サービスの向上にもつながると、そのような施設については民営化も考えていきたいと、ケース・バイ・ケースで検討していきたいと、このように考えておる次第であります。  オリンピック施設については、十分これから計画を立てていくのでございますので、後利用ということを一番大事に考えていきたいと。そういう中で、やはり市の施設として市で運営管理するもの、民営にした方がいいものがあれば、民営も検討していかなければいけないと、このように考えておりますが、冬季五輪の施設については後の問題でございますので、今はこの計画の位置や場所、それから施設が後十分利用出来るようなそういうものにしていきたいと、それを最優先で考えていきたいと。民営化についても今後の問題であると、こういうふうに考えておる次第であります。  次に、私からその他で民生児童委員の皆さんが大変御苦労頂いておると、区長さん方も大変御苦労頂いて、市政に御協力頂いておるわけでございますが、民生児童委員さんも四百七十六名の委員さんが、これからの高齢化時代に向かって地域の福祉のことを一生懸命率先して頑張って頂いておりますので、御指摘の点につきましても、本年度も若干の増額はしたわけでございますが、他市との、今須坂市との例も挙げて御質問頂きましたので、他市の例なども勘案しながら、また長野市内のいろんな委員さんとの兼ね合いもございますので、その辺も検討しながら、来年度の予算査定の段階でよく調査をして増額も含めて検討させて頂きたいと、このように考えておる次第でございますので、よろしくお願いいたします。  以上、私からお答え申し上げました。 ○副議長(高川秀雄君) 助役山岸君。    (助役 山岸勲君 登壇) ◎助役(山岸勲君) 私から五輪関係の土地確保につきまして、土地開発公社の理事長という立場でもございますので、私からお答え申し上げたいと思います。  御指摘のように、用地取得につきましては、大変多くの面積を必要といたしますので難しいわけでございまして、六月議会におきましても、農協、あるいはデベロッパー等の活用というようなことをお答え申し上げたところでございます。現体制では大変だということは私どもも重々承知をいたしておりますので、民間委託の方法等も申し上げたわけでございます。  民間委託と申しますと、実は建設省が去年ごろからですか、民間を使いまして代替地の取得等は協定を結びましてやっているわけでございますので、これの方式をまねるといいますか、市としても使ってはどうかということを考えたわけでございます。ただ、全面的に委託するというのは大変税法上の問題もありまして、難しいわけでありますので、全面的に委託は無理だという結論ではいるわけでございますけれども、代替地の取得等については、民間に任せてもいいではないかということを考えておるわけでございます。  その中で、用地課の充実というのが出てまいりましたけれども、これにつきましても、これから具体的になってまいりますと、用地課の職員が更に必要になるというふうに考えておりまして、これにつきましては内部の問題でございますけれども、用地課の充実強化を図ってまいりたいというふうに考えております。その中で、特に土地管理課は非常に中身は簡単に書いてあるけれども、難しいというそういう御指摘もございました。確かに、土地管理課につきましては、庶務関係、あるいは人事、財務関係、それを受け持つということでございますので、単なる売買だけではなくて、土地開発公社全体の財政の問題も考えていただくということでございますので、非常に難しいわけでございますけれども、現在のせっかく機構改革やりましたので、この状況でとり進めてまいりたいと思います。  更に、公社の職員の一部を市の職員にした事実がございますけれども、かえってそういうことをしないで、公社は公社として充実をしていこうということで取り組んでおりますので、新しく公社の職員を市の職員にということは現在のところ考えておりません。公社は公社として充実をしてまいるというふうに考えておる次第でございます。  更に、実際の土地取得でございますけれども、計画しておりますオリンピックの施設の面積が非常に大きいということ、しかし、地域性もあるわけでございまして、まんべんなくいずこもということでもございません。大変地域性がありますので、出来得れば地域並びに地主さんを組織化いたしまして、集団的に協力を求める方法等も考えてまいりたいというふうに思います。検討課題の中では、実は県の土地開発公社、あるいは県の住宅供給公社を使うといいますか、協力を願ってもいいではないかと、例えば農地の取得にいたしますと、県レベルのこういう公社ですと取得出来ますので、市は出来ませんけれども、そういう問題もありますので、現在その問題につきましては県側と細部にわたって詰めている段階でございます。  道路の問題別にいたしましても、実はそういうふうにいろんな形態を考えてはおりますけれども、施設の着工計画というのがあるわけでございます。これは現在文部省と折衝をしておりまして、国にやって頂くもの、あるいは県でやってもらうもの、市でやるものというふうに現在分けまして、なるべく大きいものは国にやって頂くということで、鋭意折衝をしておりまして、強力に折衝を数回重ねているわけでございますけれども、そういった着工順位というようなものも出てまいります。したがって、着工計画と併せまして、土地対策につきましてもどの辺からどういうふうに始めるかということを考えまして、そういたしまして地元との折衝を進めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(高川秀雄君) 都市開発部長内田君。    (都市開発部長 内田将夫君 登壇) ◎都市開発部長(内田将夫君) 私から二点につきましてお答え申し上げたいと思います。  まず一点目でございますが、千曲川沿岸河川敷利用についてでございます。  お話のように、綿内、大豆島地域河川敷の利用につきましては、建設省の千曲川工事事務所からNTT資金の融資、収益事業、民間による事業が起きた場合につきまして、市の方でも強力してもらいたい、というお話はちょうだいしているところでございます。NTT資金等につきましては、市長の方からもお話いたしてございますけれど、いろいろと条件がございまして、都市河川として都市計画決定をしていかなければならないという点、それから場所につきましては流水阻害のある場所、河川敷内に民有地が多いところで買収の出来る場所というような、条件があるわけございますが、このような条件の中で、民間から具体的に相談がありますれば、市といたしましても相談にのってまいりたいと、かように考えているところでございます。  二番目に、若穂、松代地区の都市計画線引きの見直しについてでございますが、若穂、松代地区、特に若穂地区につきましては、平坦部の集落を除く区域は優良農地として農業振興地域に指定されておりまして、農業投資も数多くなされている場所でございます。両地区とも高速道の受け入れに対応しまして、長期構想がそれぞれ策定されているわけでございますが、若穂地区にありましては長期構想ビジョン、松代地区につきましては歴史的遺産を尊重した都市計画の見直し等々があるわけでございます。いずれにいたしましても、若穂、松代の現在の市街化区域の周辺、あるいはインター周辺につきましては、長期構想を踏まえました土地利用、これを基本といたしまして、地先関係者の意向等を踏まえながら、都市的土地利用を要すると認められる区域につきましては、農政側と調整を図り、計画的開発を前提とした見直しを考えてまいりたいということでおります。  御存じのように、線引きの見直しにつきましては、第二回は昭和六十一年に行っております。これがおおよそ五年ごとということでございますので、五年後といいますと六十六年ぐらいに予定されるわけでございますが、それまでに関係の皆様方の意向等を十分踏まえて、どのように整備していったらいいかということを検討してまいりたいと、このように考えております。  それから、既存集落を中心とした区域でございますが、これにつきましては、農林水産省、建設省、両省の協議によります集落地域整備法に基づきます田園居住区整備事業、こういう方法もあるわけでございまして、これは線引きをしないで既存の集落、あるいは住宅として開発していくところ、あるいは農地として開発していくところ、そのような仕分けをした整備をしまして、その周辺を整備していくというような方法もあるわけでございますので、この辺等につきましても御検討を頂ければありがたいと思うわけでございます。いずれにいたしましても、関係住民の皆様との話し合いの中から、計画なきところに開発なしと、こういう基本的理念に基づきまして、地域の発展動向を見ながらよりよい地域開発の方向を見出し、対処してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○副議長(高川秀雄君) 建設部長小林君。    (建設部長 小林宏君 登壇) ◎建設部長(小林宏君) その他で御指摘をちょうだいいたしました落合橋の交通問題に関しまして、お答えを申し上げたいと思います。  長野菅平線の落合橋につきましては、将来的にはもう一橋かけるということが原則でございます。しかしながら、ただ今議員さん御指摘のとおりでございまして、犀川右岸の背割堤を南へ拡幅したらと、こういうことでございます。実は、千曲川本線の右岸側の牛島堤防でございますけれども、本線側に湾曲してございます。この湾曲部分は建設省の方でも計画本線は直線になってございます。これが、出来れば千曲川の河積が広くなるということで、必然的に現在の背割堤の拡幅、あるいは堤内地というような感じにも取られるわけでございます。この問題につきましては、建設省とも十分相談、協議をしながら、もちろん地元の方も御一緒にさせて頂きまして進めてまいりたいと、こういうことでありますので、御理解を頂きたいと思います。 ○副議長(高川秀雄君) 農林部長青木君。    (農林部長 青木友雄君 登壇)
    ◎農林部長(青木友雄君) その他のうち農免道開設につきましてお答えを申し上げます。  農免道路につきましては、受益面積等の関係で非常に困難と思われますが、他の補助制度等で可能かどうか、前向きに検討してまいりたいと思いますので、御了承のほどをお願いいたします。 ○副議長(高川秀雄君) 一番北野君。 ◆一番(北野隆雅君) ただ今それぞれお答えを願ったわけでございますけれども、先ほど私が河川敷の問題につきまして、河川敷というのは二年二年の更新で、建設省から土地をお借りしているわけですが、建設省がこの次はもう駄目だよというようなことを暗に、その契約の更新時が今年になっておりまして、建設省が既に言っているわけですから、本当は出来るならばその河川敷を地元と話し合いをして地元がもういらないよと、長野市がお借りしますよというような方法にもし持っていけるならば持っていけば、それだけのものは長野市の手に入るわけですね、非常に安い賃借料ですから。それが一点。  それから、今落合橋の下等を調べてみますと、河川敷共有地は現に所有者が作っていないで、簡単に申し上げますと、あの下の下流の耕作者を調べますと、全部保科側の方の人が借りて入っているのです。ですから、地元の昔から借りている人が作ってないんですね。これが一つございます。そうなるともう地元の人は、おれは作りきれねえから人に貸しますよと、こういう段階になる。  もう一つは、建設省の狙いはNTTのその資金を使って、長年つくっている果樹類があるわけで、この果樹を何とかして切ることによって河川が非常に災害から守られるという問題があるわけなので、この辺をひとつ市もある程度地元の中に入って手を打っていくことが、将来河川敷利用に大きな利益を被るのではないかと。簡単に申し上げますと、犀川側が今大豆島側があそこは大きいのですが、約三分の一は河川敷なんです。あとが共有地、民地となっていくわけですから、そういうように非常に河川敷が多いので、この際に何とか長野市が中に入って借り受けてしまえばいいのではないか、というひとつ提案をしたいと思っております。  それから、もう一つは、実はこの間、今助役さんから非常にいい御答弁を頂いたのですが、私も今までやってきた経験もございまして、農協さんが土地の心配をしてくれたということ、私の知っている範囲では今までないわけなんです。今度の高速道等につきましても代替えの問題、確かにデベロッパーの方が代替えを心配してくれると思うのですが、なかなか農協さんが中へ入ってというのは、裏では値段があるわけなんです。値段の問題がある。  例えば、今大豆島の方も大変用地課の職員は苦労しているようです。同じ人が工業団地もかかった。今度は絵にかかれたオリンピックの施設もかかるぞというと、どうしても日和見で、一日でも我慢していろ、そのうちにはオリンピックの方が値が高くなるぞと、そういう読みが出てしまうわけで、非常に土地問題というのは大変なんですが、公共事業はそれ前に既に道路等は投資されていくと思いますが、是非ともひとつその充実強化については市長さん、オリンピック三年後に決まるとするならば、ひとつ腹をすえて充実強化をお願いをいたしたいと思っておるのですが、以上、まだ時間はございますけれども、それぞれ要望を申し上げておきまして、私の質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。 ○副議長(高川秀雄君) 三十五番入山君。    (三十五番 入山路子君 登壇) ◆三十五番(入山路子君) 三十五番入山路子でございます。  まず、一年生議員としてこの一年間に市長様初め、理事者並びに議員の皆様の御指導と御厚情の数々を頂きましたことを心より感謝申し上げます。  毎議会ごとに短時間ではございますが、福祉並び教育と個人質問の時間を頂いてまいりましたが、オープン教育にいたしましても、学校給食の問題にいたしましても、人づくりこそが国づくりであるということ、又、人の心は人とのかかわりの中で育つと考えますので、先生、生徒、家庭、そして地域の心の触れ合いの重要性を訴えてまいりました。本議会では、更に教育問題について質問と御要望を申し上げます。  教育委員会としての御所見を時間の許す限りお答え頂きたくよろしくお願い申し上げます。  まず、教育基本法第六条第二項に、「法律に定める学校の教員は、全体の奉仕者であって、自己の使命を自覚し、その職責の遂行に努めなければならない。」とございますが、最近は、教師が忙しすぎるということを耳にいたしますが、どのように忙しいのか現場の状況と、又、その中で大切な子供との感動的な心の触れ合いを持つ時間はどのように工夫され、又、御指導されているのかお聞かせ下さい。  次に、社会の風潮の中にもあると思われ、又、私の中にも恥ずかしながら根強く残っているのですが、勉強の出来る子がよい子、すばらしい子、すなわち学識、学歴を中心とした人間の価値づけの是正については、どのようにお考えですか。当八月三十一日、九月一日の二日間で全国で十人の子供が自殺したと報じられ、何とも言いようのない気持ちでいっぱいです。私たち一人一人は、必要とされ生かされているのであるという生命の尊厳、又、苦難を乗り越える力など、情操面、道徳面に対して、どのように具体的に身につけさせる努力と工夫をされておられるのでしょうかお聞かせ下さい。  そうは申しましても、突き詰めれば家庭教育が最も基盤であり、重要であるということになります。親が子供に与える無償の愛と、基本的なしつけの中に真の教育があるのかもしれません。このような家庭の役割と子育てということに対する、母親の重要な使命についての御指導が、もっと必要な時代に入っていると考えますが、いかがお考えですか。  最後に、女性の立場で一度教員として活躍され、その間に家庭を持ち、お子様に恵まれた場合、先生御自身が子育てを体験されることは、様々な面で益するところが多いと考えますので、先生が御自分の手で安心して子育ての出来るように、現行の休職制度の見直し、又、その後復職制度も考えて頂きたいのでございます。  以上、よろしくお願いいたします。その他福祉ボランティアにつきましては、時間がございましたらお尋ねしたいと思います。 ○副議長(高川秀雄君) 教育次長新井君。    (教育次長 新井好仁君 登壇) ◎教育次長(新井好仁君) 初めに忙しい教師が子供との感動的な心の触れ合いをどのように工夫し、指導しているかの御質問にお答えさせて頂きます。  子供たちの教育効果を上げるには、まず子供に学習する主体的な欲求がなければ発揮されないものであります。そのために、教師は子供の学習意欲を沸き立たせる脇役として、基礎的、基本的な能力や態度を知・情・意・徳・体において助長援助し、望ましい人格の形成を図ることが教育の目的であり、教師の使命であると思っております。常に教師は自ら深い思いやりの心を陶冶し、生きがいを持って自らを高め、子供を理解し、愛護する心を持ち、子供の心情や体験を大事にして、基礎学力の充実を図る指導の追及や、望ましい人間関係の醸成等を目指して心血を注いでいかなければならないと思います。そのために、教師の仕事を時間や量で割り切ることが出来ないのであります。子供との感動的な心の触れ合いは、教師自身が人間としての生き方や、子供とともに心底から感動出来る姿勢が前提でありまして、学習指導、学級経営、学校行事等の特別活動、専門部活動はもとより、休み時間や放課後、あらゆる機会や場をとらえて行っているわけであります。  御指摘頂きましたことは、大変重要なことと認識しております。多忙感に追われて、子供と心の触れ合いの時間が取れないことは、改善されなければなりません。そのために、行事等の整斉をお願いして、ゆとりある教育課程の実現を図ってまいりたいと思います。  次に、学歴偏重の人間の価値づけの是正についてお答えします。  昭和五十九年総理府の青少年対策本部編集の「日本の青年」には、社会に出て成功するのに重要なのは何かについて、十八歳から二十四歳の若者の七四%は個人の努力と答え、学歴と答えたのは八%に過ぎない結果を得ています。一方、昭和六十年度に行われました総理府の教育問題関連の世論調査で、今の日本の社会では学歴や出身校が重視されていると答えている人が九〇%近くあります。自分の学歴を気にしていると思いますかの回答では三十歳代が四七・八%、四十歳代が五一・八%と小中学生を持つ親が、かなり自分の学歴を気にしている結果が出ております。このことから、若者たちが努力を成功の要因と考えながらも、実際は大人や親の学歴志向、経済志向が大いに幅を聞かせて、物質的豊かさの追求に走り、心の豊かさの追求が薄弱になっていることがうかがい知るわけでございます。したがいまして、人間の評価が単一の尺度で行われ、出来ない子、へたな子が切り捨てられ、登校拒否、いじめ、非行といった問題行動や、駄目な人間として偏見視され、死にさえ追い詰められてしまう例もあり、教育上重要な問題と考えられるわけであります。  御指摘頂きました人間の価値づけの是正は、人生の価値を個人の努力とする若者の気概を尊重し、深く豊かな人間性を培うことが大切かと思うわけであります。又、情操面、道徳面で、身につけさせたい内容は、教育大綱で願う生命や自然に対する畏敬の念を培い、自他の生命の尊重や動植物を慈しむ心を日常の体験を通して育てたいと思うわけであります。そのために、市教委は校長会や学校訪問等の機会あるごとに、長野市教育大綱の目的実現を訴え、更に教師の研修を重視し、市教育センターでは全人的な立場で深く豊かな人間性の実現を目指す実践的な研究が進められておりますが、更に一層の努力をしてまいりたい所存でございます。  又、子供の人格形成に当たっての家庭や母親の役割につきましては、子供の最も重要な教育の場と働きであり、御指摘のとおりでございます。現在は幼児教育の重要な舞台が家庭から保育園、幼稚園の施設に移行した感がございます。家庭が本来持つ機能は、決して他の機関が肩代わり出来ないものがあります。取り分け三歳以前における早期からの集団保育では母性剥奪性の問題が指摘されております。これは母親との情緒的な絆を欠いた子供が、後に病的な性格を形成しやすいという指摘であります。保育が他人任せでありますと、親に対する愛着が形成されにくい、欲求充足が出来ない、スキンシップや言語的刺激が不足するなど、家庭でなければ果たせないことが他人に任せたときに欠陥となってまいります。  ここでひとつ幼いころ父母が一体となってしかってくれた思いでの作文を紹介させて頂きます。  「幼いとき、父は私を外に放り出した。戸は閉まった。夜の闇がこわかった。泣いても泣いても、戸は開かなかった。戸にしがみついた。節穴があった。戸のすぐ内側に父と母がいた。なぜか耳を澄まして立っていた。戸をたたいた。母の声がごめんしなさいと言った。ごめん、ごめん、私は言った。戸が開いた。父は抱いてげんこつを押しつけた。なぜか頭に痛くなかった。私は覚えている、あのときの父と母の姿。私は知っている、あのときの父と母の心。今も私のいるところ行うところ、あの姿あの心で父と母が私の心に立っている。」両親の響き合う心と心、それが子供にも素直に伝わって、家庭を支える最も大切な基盤になるのではないでしょうか。  登校拒否、いじめ、非行等の原因の多くは、既にこの時期に家庭の役割や親の使命が十分に果たせないところにあると思います。市教育委員会としましても、公民館活動での家庭教育学級や婦人学級など、又、学校教育の場では学級PTAその他の全体のPTA活動の中で、家庭教育問題を取り上げて頂くなどお願いしてまいりたいと思います。  最後に、御意見として出されました女教師に、自分の子育ての期間を十分に与え、復職の道を開くことにつきましてお答え申し上げます。  結論的に申し上げて、入山議員さんの御意見に同様に感じております。現在、長野市小中学校では産休、育休の女教師が五十六人おられます。そのため臨時採用の補充の先生をお願いしておるわけでありますが、その大部分の先生は女の先生であります。そのうち、既に自分のお子さんを育てられ、手が離れるようになった四十歳以上の方が二十人以上おられます。この先生方は大変すぐれた方ばかりでございます。こうした先生が臨時でなく、本採用出来るよう制度を改善していくことは、学校にとって大変ありがたいことであります。県教委もその方向で改善を図ってきておりますが、再雇用の年齢がまだ低いので、年齢を上げるよう要望してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○副議長(高川秀雄君) 三十五番入山君。 ◆三十五番(入山路子君) いろいろお答えありがとうございました。  やはり情操から意欲も生まれるし、人を愛する心も出て来ると思いますので、情操的な面からの人づくりを心からお願い申し上げます。  更に、その他でございますが、福祉ボランティアの精神の高揚のためにどのような実践をして、その結果をどのようにまとめているか、その現状とこれからのボランティア活動についてをお尋ねしたいと思います。 ○副議長(高川秀雄君) 市長塚田君。    (市長 塚田佐君 登壇) ◎市長(塚田佐君) 時間もございませんので、長野市は六十年、六十一年度国のボラントピアの事業の指定を受けまして、それ以後、ボランティア基金の創設をしたり、いろいろボランティアセンターをつくりましたり、又、各支所にも特に新しく出来ます松代、川中島にもボランティアコーナーを設置しておりまして、将来的には各支所にもボランティアコーナーをつくりまして、コーディネーターの配置など順次考えまして、市民の皆さんが非常に今、ボランティアの精神で福祉の活動に取り組んで頂いていますので、それを又、積極的にお手伝いして頂きまして、それぞれボランティア精神に基づいて助け合いの長野市づくりをしてまいるように、今後一層頑張ってもらいたいと思っておりますし、教育の中でもそういう体験実習などもしておる状況でございます。なお一層ボランティアづくりに励んでいきたいと思っております。 ○副議長(高川秀雄君) 十五番若林佐一郎君。    (十五番 若林佐一郎君 登壇) ◆十五番(若林佐一郎君) 十五番若林佐一郎でございます。  私はいつもなら質問項目につきましては、多岐にわたっておりますが、たまたま今回新友会の代表質問を初めとして、議員各位の御熱心な御勉強が功を奏して、既に幾つかの行政問題が内容豊かに論議がなされましたので、大幅に絞りまして、午前中のお話が出ました空港見直しについての所見のお話に重複しない中身の空港建設にかかわる事項と、又、新たに農免道へのヘリポート建設についてお伺いをし、更に、いつもながらの高校入学制度の通学区について、そして又、その対応策等の三件に絞って、市長並びに関係部長、教育委員会にお尋ねをいたします。よろしくお願い申し上げます。  最初の空港建設にかかわる質問でございますが、午前中の質問に答えまして、市長は気象条件等の調査準備に周到を期して、出来得れば県営松本空港整備に全力を注いで頂いて、早くこれを完成して頂き、その以降第六次、七次と需要予測等も考え、次の七十年代等に力を入れていきたいと、いうようなお答えがございましたが、市長も御承知のように、既に五十六年に立地調査を日本航空コンサルタントに依頼されて以来、年々歳々空域基礎調査、輸送需要の予測調査に加えて、候補地の調査もされ、具体的に滑走路の長さ等についても細かく調査依頼されて、現在行われている気象条件調査も六十五年まで続ける計画であるやに承っておりますが、すなわちこれは前市長時代より手がけられましたものを、引き続き積極的に進めておられるわけでありますが、実質的には各調査の内容から信更地区、大岡村方面に的を絞り、最終的な調査段階を迎えていますが、市長は過去の調査の経過やオリンピック招致、又、高速道、新幹線の導入など、社会条件の変遷の中で、現在の調査地点を中心にして、空港建設について積極的に取り組む判断が出来るのかどうか、まずお伺いをいたします。  更に、先行き不安なく取り組む場合、建設の価値観はどうか、国際空港として活用してくれる航空会社は存在するのかどうか、又、ローカル空港にしても乗り入れ希望の航空会社が見当つくかどうか、見当たるか見通しがつくのかどうか、その辺もお伺いをしたいのであります。  続いて、今後の見通しについて具体的にどのように取り組まれるのかお伺いをいたします。  更に、空港への道路整備はどう取り組まれるのか、現在の調査地点までは現状では長野市中心街からは交通規則を遵守して通行した場合、約一時間半は要すると思います。環境整備も含めて、どのように取り組まれていかれるのかお伺いをいたします。  次に、第二の質問項目として、これは非常に難しい問題であり、御提案等も含めての可能性をお聞きするわけでありますが、農免道に直結したヘリポートの建設の可能性について承りたいと存じます。  市では既にヘリポート並びに格納庫等関連施設の建設について、六十年度及び六十二年度にわたり、株式会社朝日航洋に依頼し、適地選定並びに設置計画調査をされてまいりましたが、それらの調査の結果の判断はどうなのか、まずお伺いをいたします。  更に、現在我が国政府は産地直送ブームを背景に、農道を小型飛行機の離着陸場につくり変え、農産物の空輸で農村地帯と消費地を結ぼうという農道空港構想が農林水産省を中心に進んでいると報じられております。そして、既に北海道、岐阜、岡山、島根、大分県など六地区をモデル地区に選定、設備や設計調査等に入っており、早ければ六十五年度には第一号機が飛ぶやにも期待されております。したがって、私ども長野市にとりましても、滑走路を必要とする小型機の離着陸も十分検討する価値はありますが、最近オリンピック招致や後継者問題等に悩む農家が土地を手放すことを積極的に進め、優良農地の転換、売却などが惜しみもなく行われ、農業の基本的姿勢が問われる状態を招いているやにも思われますが、高速道、新幹線、又、オリンピック関連等で社会変革がもたらされましたけれども、依然として私ども長野市には切り花、モモ、アスパラ等を先頭に新鮮で時間を争って出荷する野菜等の特産地帯を内蔵しております。  そこで、塚田市政は十分に国民生活の根幹をなす農業政策と住民意識の中に、農業の振興を大切にしているという力強さが期待されているわけでありますが、そこで、農道空港のように構造上の問題の多い施設に代わって、農道ヘリポートの建設に力を注ぎ、近代的農業の方向を見出し、比較的安価で農業振興を図り、更に一たん有事の際は活用できる防災上の見地からも求められるヘリポートの建設を、積極的に進められてはどうかと思いますが、御所見をお伺いをしたいと存じます。  続いて、第三項の質問でございますが、私はいつもながらの質問で誠に恐縮だと思います。依然として変わらない高校通学区の関連事項でございます。この件はいつも質問時間をちょうだいするたびに必ず取り上げるのは、私の行政上にかかわる所見からみましても、行政上はもちろん教育上大変重要な内容をはらんでいるからであります。かたくなに県内十二通学区に固執している県の教育委員会、高校入学選抜検討委員会は、ある程度私どもにもその信条は定着しているという点では理解が出来ますが、何といたしましても現在の通学区の定着度と家庭生活を含む社会活動が生徒の間にアンバランスとなり、その結果、県内高校生の共通一次のテスト結果につきましても御承知のように決してよい方ではなく、むしろ大変よくない程度に落ち着いております。  昔、筑摩県、中野県、長野県など、明治初年の廃藩置県で始まった信州教育、全国で三番目に広いといわれる長野県を一本にまとめた信濃教育会の生い立ち、まとまり、築き上げた先輩の先生方の御尽力には敬意を表しますが、現在社会の近代化、生活の広域化がなされ、通学にも不便を感じない現在、いまだに十二通学区は頂けません。ちなみに、私ども長野市民にとりましても、具体的な例を挙げますと、市立皐月高校があります。しかし、その市立の高校に同じ長野市民でありながら、地域に分割されて入学出来ない、まだ許されない中学校がございます。篠ノ井の東、西中学校の生徒たちであります。市は去る七月二十九日、市立高校研究委員会を発足させましたが、その研究会は何を研究し、何を目標としているのか、この理不尽な通学区の問題はどう扱われるのか、又、この現状をどう認識されておられるのか、今後この対策は何かをお伺いする次第でございます。  以上、簡単でございますが今日の質問を打ち切りますが、御答弁によりましては関連質問をいたしますので、ありがとうございました。よろしくお願いします。 ○副議長(高川秀雄君) 市長塚田君。    (市長 塚田佐君 登壇) ◎市長(塚田佐君) 若林議員にお答え申し上げます。  まず最初に、空港建設について御質問頂きましたので御答弁申し上げますが、かねて立地条件の立地の調査をいたしまして、一番いいのは長野市の信更町の高野地区周辺が一番適地ではないかと、こういうデータが出ましたもので、私も高野地区へ出向きまして、よくお願いをいたしましたが、そのときの条件は、空港を建設していくにはまず気象条件の調査が相当綿密にやらなければいけませんので、それに三、四年ぐらいはかかると、長ければ長いほど毎年の気象条件が微妙に違いますので、平均化された気象条件の結果が出るわけで、続けて気象条件調査を続けさせてもらいたいと。まず、気象条件の許可をお願いいたしまして、地元とは気象条件の調査は許可するけれども、その結果については建設がしてもいいというような気象条件の結果になれば、建設については改めて相談すると、こういうことになっておりまして、そういう両者の取り決めをいたしまして、六十二年十月から正式に気象条件の調査に入っておるわけでございまして、現在も調査中でございます。  その調査は、先ほども申し上げましたように、いろいろ調査がございまして、特に乱気流などがあっては空港には適さないわけでございますので、いろんな年間の調査を四、五年繰り返すことによりまして、最終的な空港としての立地が出来る気象条件かどうかということが判断されるわけでございますので、当面はしっかりした気象条件の調査をして、その分析を急ぐと、こういうことで今進めておる次第でございまして、その判断と申しますか、という御質問でございますが、今のところは気象条件の分析結果を待つと、こういうことでございます。  気象条件の結果がよければ、今度は高野地区の方へ正式に空港建設についてお願いをするのですが、御指摘のように、乗り入れする航空会社があるかどうか、採算性が合うかどうか、その辺を十分検討していかなければいけない。これからの将来に向かっての旅客の需要予測を立てていかなければいけないと、こういう状況でございまして、狙っております長野空港はジェット機の乗り入れも可能なものにしたいと、このように考えておる次第でございますので、しかも、将来は八十人ぐらいのエアバスのような飛行機も開発されると、しかも滑走路も短くていいようなものが自由に日本の空を、あるいは近い国外へ飛んでいけるような空の時代になると、こういうわけでございます。  現在のところは松本空港が第五次空港整備計画で今努力をしておりますので、県内に大きなものを二つすぐ造っても、なかなか需要予測、採算性という面からは非常に厳しい面がありますので、当面は是非松本空港が県内の空の玄関口として今鋭意努力をしておりまして、先ほど申し上げましたように、県と松本市が積極的な努力をしておりますので、早く松本空港をまずつくって頂くと、その後長野空港の方は二十一世紀に入って、空の時代にどういうふうに長野の空港を生かしていくかということで、進めていかなければいけないというわけでございます。  これはやはり将来にわたっては産業、ビジネス用、観光用、又、報道用とか、文化の経済に与える波及効果、地域の活性化には非常に大きな役割を果たすわけでございますので、そういう方向でこれからの空港建設の問題を考えていきたいと、このようなことでございますので、当面は気象条件がどう出るかということがまだ全然分からないので、しっかりした気象条件の結果を待ちながら、将来のいろいろな予測をしていきたいと思っております。  それで、六十七年度には大阪国際空港も出来ますし、問題は北陸新幹線が本格新幹線で長野駅に入りますと、東京・長野一時間二十分ですから、もう関東首都圏へは新幹線で行くと、そういう時代になりますので、長野へ例えば空港が出来た場合には、関西とか九州とか、北海道、四国、あるいはソウルとか、香港とか、そういう方へどの程度のお客が見込まれるかと、こういうことが非常に大事なわけでございまして、長野県全体は羽田とか、成田へ行く場合には、自衛隊の練習空域が間にありまして、遠回りをしていかなくてはいけないので、時間的に非常にかかるわけでございまして、一番早いのは大阪空港、新しく出来る大阪国際空港、あるいはその他でございますので、そういう場合にやはり旅客とか、ビジネス用、それから、これからは貨物の飛行機も非常に盛んになりまして、生鮮食料品を早く遠くまで運べると、そういう面でも非常に使われておりますので、その辺の需要予測をしっかり立てていきたいと、そして慎重にこの辺の見通しを立てまして、空港建設問題については対処していかなければいけないと、このように考えておる次第でございます。  気象条件のデータが出ますれば、まず高野地区にその建設についての了解を得なければいけない。それから又、航空会社にもいろいろお願いしたり、県内のいろんなデータを調査いたしまして、需要予測、航空機を利用する人が何人ぐらいになるかと、その辺が採算性が合わないと航空会社が飛行機を飛ばしてくれませんので、その辺の需要予測を的確に立てていかなければいけない。それから又、二十一世紀、空の時代と言われる時代に向かってのいろんな調査分析をしながら、長野の空港建設問題を考えていきたいと。当然、空港を造るという場合には空港へのアクセス道路も考えていかなければいけないわけで、既存の道路、あるいはバイパス道路を造って、空港へのアクセスは十分考えていかなければいけないと、このように考えておる次第でございまして、現在では気象条件調査がどうなるかということで、今しっかりしたデータの分析をお願いしておると、こういう状況でございます。  続きまして、それに関連して、農免道へのヘリコプターの建設でございますが、農水省では農道空港構想というのを、御指摘のように立てまして、六カ所ぐらい全国から手を挙げたようでございますが、最後は百カ所ぐらいということでございまして、農産物の輸送を生産地から消費地へ空で運ぶと、こういう状況でございますが、これは農道空港構想については、農林部長の方からメリット、デメリットについてお答え申し上げますが、基本的には長野市の場合には高速道が長野自動車道と関越道上越線が長野市に入りますると、長野市から高速道を利用して、関東首都圏、関西圏の方へ、それから九州、日本中へ運んだ方が有利ではないかと、単価も安いのではないかということで、農道空港、あるいは農道のヘリポートというのは長野市にはなじまないのではないかと思うのであります。  しかし、将来は農産物も航空便を使って運ぶ時代も必ず来るので、それには今考えております長野空港、あるいは早く造りたいと思っておりますヘリポートを利用したものも考えていかなければいけないということで、ヘリポートについては先ほどもお答え申し上げましたが、庁内に適地の選定委員会を作って、松岡周辺、長沼地籍、それから牛島地籍など、三カ所ぐらいに絞っていろいろ検討しておりますが、牛島地区に河川敷もございまして、その周辺が千曲川工事事務所の許可などが得られれば一番適地ではないかと、こういうふうに考えておるんですが、その前にはいろいろ詰めなければいけない問題が沢山ございますので、今適地選定委員会を中心に検討しておる状況でございます。  造る場合には約一万坪ぐらいの敷地がほしいわけでございまして、ヘリコプターの離発着にはそんなにいらないのですが、やはりそれに付随して、報道用、産業用、あるいは公共用、旅客輸送用にそれぞれ格納庫なども造らなければいけないだろうし、修理のための工場なども必要でしょうし、それからヘリポートの管理事務所も必要でございますし、将来旅客輸送ということになりますと、やはり建物、乗り降りするための建物といいますか、待合室を兼ねたそういうものもヘリポートのビルも造らなければいけないと、そういうことで、一万坪ぐらいの敷地がなければ困るわけでございまして、そういうことでヘリポートについては、場所を決めて早く造っていきたいと思っておる次第でございますので、今場所の選定に全力をあげておると、こういう状況でございます。  以上、空港とヘリポートについて私からお答え申し上げました。 ○副議長(高川秀雄君) 企画調整部長夏目君。    (企画調整部長 夏目貞美君 登壇) ◎企画調整部長(夏目貞美君) 御質問のうち、ヘリポートに関連しまして、候補地選定に際して、朝日航洋の調査結果はどういう判断であったかと、こういうことでございますが、これは若穂牛島の落合橋グラウンド付近になるわけでございますが、それから、南屋島の角藤付近、それから東部浄化センター付近と、それぞれ朝日航洋に調査を依頼したわけでございますが、これにつきましては、それぞれ付近の障害物であるとか、気象条件等、特に阻害するような原因はないと、こういうような回答を得ているわけでございます。  それで、ただ今庁内で場所の選定について委員会を設けまして、決定を急いでいるわけでございますが、若干落合橋の場合、上に高圧線が走っておるわけでございますが、朝日航洋が調べたのより一本余計に入ったというようなこともございまして、今年に入りましてコンサルタントを頼みまして、現地の状況等見てもらったわけでございますが、これも特別障害になる程度ではないと、こういうような回答を得ておるわけでございますが、いずれにしましても、ヘリポートにつきましては鋭意努力いたしまして、早く場所を選定し作業に取り掛かりたいと、かように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(高川秀雄君) 教育次長新井君。    (教育次長 新井好仁君 登壇) ◎教育次長(新井好仁君) 皐月高校の通学区について私の方からお答えさせて頂きます。  現在皐月高校の通学区は被服科は長野市以外の中学生も応募出来ますが、普通科におきましては公立高校として、県が決めております十二通学区分の中の第三通学区に入っております。したがって、御指摘のとおり、第四通学区の松代、篠ノ井、信更の中学生は長野市に住んでいましても、市立皐月高校に入学できないのが現状であります。  一昨年の十月に、県教委から依頼を受けました公立高等学校入学選抜検討委員会がその最終報告の中で、十二通学区の変更問題については、現状において安定を強調して変える必要がないというふうに報告しております。しかしながら、同一行政区が二つの通学区に分割されているのは長野市だけでありまして、御指摘のことが問題として残されております。  このような事態の中で、長野市教育委員会は本年七月下旬に、長野市立高等学校研究委員会を発足させまして、第一回の会合を持ったわけでありますが、その趣旨は県下唯一の市立高校である皐月高校の現況を見直し、二十一世紀を展望して品位と風格のある市立としての特色ある高校づくりを目指すところにあります。この委員会は受験生にとってはもちろん、全市民に期待され、次代を担う市民を輩出できる高校づくりを目指すわけですが、その高校に同じ市民である中学生が受験できない不合理性は、当然のことながら問題にされ論議されると考えております。このようなとき、市民の世論を高めて頂くことも大事かと思いますので、皆様方の御協力を賜りたいと存じます。又、市教委といたしましても、県教委に御指摘のお考えを披瀝してまいりたいと思っております。 ○副議長(高川秀雄君) 農林部長青木君。    (農林部長 青木友雄君 登壇) ◎農林部長(青木友雄君) 農免道へのヘリポート建設について、農林部からもお答えを申し上げます。  先ほど議員さん及び市長からお話がございましたが、農林水産省は六十二年度から最大四、五トン程度の農産物を積んだ小型航空機が離着陸出来る農道空港の整備指針を二、三年程度かけまして、作成する方針を打ち出しておりまして、現在県内では飯山市、小諸市で調査が進んでいるようでありますが、まだ国へ上げる状況にはなっておらないようでございます。  農道空港は幅員が七メートルから十メートルの広域農道を、延長八百メートルにわたり二十五メートルに拡幅して、離着陸を可能にしようというものでありますが、現在市内の川中島、篠ノ井農免道の利用は不可能と思われます。ただし、ヘリポートとして設置した場合、軽量な生鮮農産物を輸送するとういことは考えられますが、産物の品目、量的な面等、輸送コストの上から経済性があるかどうかは、検討する必要を要する点が多いと思われます。  以上でございます。 ○副議長(高川秀雄君) 十五番若林君。 ◆十五番(若林佐一郎君) 空港の関連事項並びに農免道へのヘリポートのことにつきましては、よく理解出来ました。将来の夢みたいな話でございますが、お含みを頂きまして、又、御配慮をお願い出来ればありがたいなあと思います。  教育次長さんからお話ございました通学区の問題、私たち常識的に考えましても、今この社会においては長野県は幾ら広いといっても、北信、中信、東信、南信とよく言われておりますけれども、南信は上下伊那と諏訪地区に分かれて、五つぐらいの通学区でも適切ではないかなと、こんなふうに考えられるわけでありますし、文部省あたりの意向を聞きましても、長野県はもっと広範囲なものの見地から広げてみたらどうだろうと、六カ所といいますか、六地区ぐらいの通学区でもいいのではないかなというようなお話もあるように聞いております。いずれにいたしましても、よく現状を認識をして頂いているということがよく分かりましたので、確かに教育の問題は家庭生活、社会生活を含めて子供たちの成長期にとりまして、大変重要なことでありますので、世論の喚起はもちろん、地域社会の中で私どももよくこれから目を見張っていかなければならないと。  又、実際の実情を行政の仕組みや、あるいは社会の情勢に合ったものに当てはめていくことが必要であろうと思いますので、先ほどお話のいわゆる市立高校研究会等の場におきまして、出来得れば特例と申しますか、特例というようなものは出来るのかどうか分かりませんけれども、いずれにいたしましても長野市民が平等に市民の立場で教育を受けられて、すばらしい人間形成が共通の場で出来るように御配慮をいただければありがたいなあと思うのですが、私どもも又一生懸命努力したいと思います。  そのようなことの中で、御理解のあるお話をちょうだいをいたしまして、私の質問を終わらせて頂きます。ありがとうございました。 ○副議長(高川秀雄君) この際、ここで十分程度休憩をいたします。    午後 三時 十分 休憩    午後 四時十八分 再開 ○議長(今井良雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議員各位にお諮りいたします。  本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめこれを延長いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今井良雄君) 御異議なしと認めます。  よって、本日の会議時間は延長することに決定いたしました。
     一般質問を継続いたします。  二十五番山本和男君。    (二十五番 山本和男君 登壇) ◆二十五番(山本和男君) 二十五番山本和男でございます。  今日の質問も最後となると大変お疲れでございますが、通告してあります防災、水道、公民館、童謡の森の四点につきまして質問をいたします。  まず第一に、防災行政についてお尋ねをいたします。  災害は毎年場所を変え、形を変えて起きております。私たちはいつ来るか分からない災害に対応するのでなく、いつどこで災害が起きても困らない防災計画や防災対策の充実を図り、行政と市民が一体となって、安全な都市づくりに万全を期すべきだと思います。  九月一日は「防災の日」、大正十二年東京を中心に、死者十四万三千人余も出した大きな被害をもたらした関東大震災からちょうど六十五年、大規模地震対策特別措置法が制定され、東海地震を想定した総合防災訓練が始められて今年で十年目を迎え、地震対策強化指定地区を初めとして、全国各地で大規模な総合防災訓練が実施されました。  本市におきましても、去る三日、塚田市長を本部長としての行政と市民が一体となって地震を想定しての大規模な総合訓練が、柳町中学校を中心に約二千五百余名の参加のもとに大々的に行われ、情報の収集、伝達、避難、誘導、初期消火等、十七種目にわたってそれぞれ皆真剣に取り組み成果を収め、有事に即応出来る体制の確立を図られたことは、市民の防災意識の高揚に大いに役立った次第であります。  まず第一に、市民の防災意識についてお伺いをいたします。  総理府の防災に対する意識調査によりますと、その意識度は大震法が制定されました十年前に比較しますと、約半分近くに減ってしまったという調査結果が出ております。本市の場合は防災に対する市民の意識度がどのようになっておるかお伺いをいたします。  次に、先日行われました柳町中学校での防災訓練を私は見学をし、感じたことを率直に申し上げたいと存じます。市長を本部長としての官民一体となっての訓練で皆真剣になって取り組んでおる姿は認めますが、総合的な統括の面、指揮命令の面で、幹部がお互いに遠慮しておるような感じを抱きました。本部長の下に立案計画をし、実施するのであるから、実施出来るように一元化して行うべきと思います。それには、消防防災面でのプロであり、市民になじみがあり、信頼されておる消防局が中心になって、市長である本部長の下に立案計画実施されたらどうか、市長の御所見をお伺いをいたします。  次に、自主防組織の結成率とその育成についてお伺いをいたします。  先日東京で開かれた防災シンポジウムの中で、日本人は欧米人に比べ防災に対する行政への依存度が、大変高いとの意見が出されました。それは、行政が自主防に対する育成指導を怠ってきた結果だと言われておりますが、本市の場合はどのような育成指導を行っておるかお伺いをいたします。  なお、市政概要によりますと、本市の自主防組織の結成は昭和六十二年五月三十一日現在で二百二十八結成され、その率は五三・四%であり、世帯率は四〇・七%となっておりましたが、本日たまたまロッカーの中に本年度の市政概要を頂いておりましたので、その概要を見ますと結成率では七〇・七三%、それから世帯率では四二・二五%と記されておりました。昨年に比べまして、結成率では一七・三三%の伸びでございますが、世帯率におきましては一・五五というような非常に小さな伸びでございます。この結成率に対する世帯率の割合が低いのはどこに原因があるのか、その原因は何かお伺いをいたしたいわけでございます。たまたま、まだ世帯率では約六〇%の世帯が自主防に加入をしておりませんが、その原因は何かお伺いをいたしたいと思います。  次に、防災センターについてお尋ねをいたします。  市民が安心をして日常生活を営むため、自然、人的災害に強い都市を形成する一環として防災センターが建設の運びとなり、大変市民にとりましても喜ばしい次第でございます。これからは防災センターを大いに活用をし、市民の防災意識の高揚を図り、防災体制の確立を望むところであります。そこでお尋ねをいたします。防災センターを利用しての防災教育と災害発生時の救助物資の備蓄は、どのようにお考えかお尋ねをいたします。  第二点は、水道事業についてお尋ねをいたします。  市民の暮らしに潤いを与え、日常生活に欠かすことの出来ない水道資源も自然のものとはいえ限りがあります。水のありがた味を忘れてはならないと思います。本市は増大する水需要に対応して、水源の確保、供給施設の拡張、整備を図られておりますので、現在心配はないと思いますが、オリンピック招致を控え、多数のお客さんを迎え、その関連する施設への水需要は増大することが予想されますが、その水対策についてお伺いをいたします。  次に、松代地区では水資源に乏しく、小さな水源を幾つも抱えておりますが、今後高速道、オリンピック等、二十一世紀に向けて水需要が多く伸びると思われますが、現在の水源では大変心細いわけですが、松代地区の将来計画に対しどのようにお考えかお伺いをいたします。  次に、松代地区の水道管は石綿セメント管で老朽化が進み、破裂がしばしば発生をしておりますが、布設替えの計画はどうなっておるかお伺いをいたします。  第三点は、公民館の使用についてお尋ねをいたします。  社会の進展とともに、社会教育は生涯教育の一環として、学校教育や家庭教育とともに大きな役割を担っております。本市における社会教育活動は、公民館活動を中心に、それぞれの地域において市民のニーズに対応し、活発な活動をしておることは大変喜ばしい次第でございます。  この度松代高等学校においては、昭和六十一年に創立八十周年を迎え、その行事の一つとして同窓会員を中心に広く募金活動を行い、その基金三千万円で昨年の四月財団法人松高教育振興会を設立をし、長野地域の教育文化の向上、産業・経済の振興、学術・文化に関する講演会の開催、生徒に対しましては奨学金の給付、優秀生徒の表彰など、事業内容として広く地域社会に貢献すべく設立された公益法人であります。この度一九九八年冬季オリンピックの国内候補都市に決定し、本市はいよいよ国際都市として交流を深める機に、初級英語会話教室を行うことになり、長野市教育委員会の後援を頂き広く生徒を募集することになり、市の協力により広報ながのに掲載をしたり、NHKの協力も頂きテレビ・ラジオで広く生徒を募集しております。会場は趣旨にふさわしい松代公民館をお借りすることが出来ましたが、使用に当たっては、公民館条例第七条により減免措置が出来ないのかどうかお伺いをいたします。  なお、英会話教室は、十月から翌年の三月まで毎週金曜日の夜ということでお願いをしてありますが、使用許可申請は毎月提出とのことでございますが、一括して期間中の申請は一回で出来ないものかどうかお伺いをいたします。  次に、オリンピックに向け多数の外国人が本市を訪れると思われますが、それに対応出来る英語の会話が広く市民に必要と考えられますが、一般市民又は生徒に対する英語の指導はどのようにお考えか、又、企業や団体等で英語教室を開設する場合には、講師の紹介は出来ないかどうか教育長にお尋ねをいたします。  次に、第四点は、仮称童謡の森についてお尋ねをいたします。  童謡と唱歌は日本人が作り出した日本にしかないジャンルの音楽であり、世界にも誇れる日本音楽でございます。この大切な日本にしかない童謡や唱歌を、後世に歌いつないでいくことは日本文化の伝承の一つとして、現在に生きる私たちの使命であると思います。又、童謡や唱歌は、親子の絆を深め、語り、自然の風景の美しさを讃え、童心の純真さを歌い上げ、ともすれば失いがちな世の中の温かい人間愛を取り戻し、詩情豊かな街づくり、人づくりの大切さを教えてくれます。  昨年七月、市内の有志により唱歌と童謡を愛する会が発足をされ、現在会の趣旨に賛同されました会員も五百余名の多きを数えるに至りました。そして、定期的に唱歌や童謡を皆で歌ったり聞いたりして楽しみながら、人間愛や自然愛の尊さを感じておるとのことでございます。幸い我が長野市からは草川信、海沼実、山上武夫、坂口淳、近郷からは中山晋平、高野辰之等、日本全国で歌われておる数多くの童謡や唱歌の作詞家、作曲家を多く輩出をしており、いわば童謡と唱歌のふるさとでもございます。この恵まれた自然と詩情豊かな由緒ある市内に、親子で、あるいはおじいさんやおばあさんと孫が手をつなぎながら、童謡や唱歌を口ずさむことの出来る触れ合いの広場、すなわち童謡の森の建設を会員は望んでおります。  又、オリンピック招致に当たり、市長はJOCプレゼンテーションにおきまして、「オリンピックは長野の子供ばかりでなく、旭川、盛岡、山形の子供たちの思いでもありましょう。この純真な子供たちが一緒に見た夢をどうするか、私は出来得ればオリンピック少年友の会のような組織をつくって、子供たちの交流を深め、併せて世界平和への理念を涵養していきたい。」と述べられた市長の信条に共感を呼び、ここに少年友の会が発足出来る運びになったことに対し、深く敬意を表する次第でございます。どうかこれを契機に、日本にしかない童謡を、童謡のふるさとであるこの長野で四市の子供はもとより、世界の子供の交流の場として、童謡を子供たちが手をつなぎながら歌い、交流を深め、触れ合いの広場、すなわち童謡の森を建設してはどうかと思いますが、市長の御所見をお伺いをいたします。  以上をもちまして、私の質問を終わらせて頂きます。 ○議長(今井良雄君) 市長塚田君。    (市長 塚田佐君 登壇) ◎市長(塚田佐君) 山本議員の御質問にお答え申し上げますが、まず最初に、防災行政についていろいろ山本議員の御質問ございましたが、防災意識については、どのように考えておるかということで、市民の皆さんの防災意識は非常に強いと考えております。特に、地附山の地滑りなど教訓といたしまして、又、松代地区の水害などからも、市民の皆さんも防災に対する関心が非常に深いし、災害のない街づくりに積極的に協力していこうという機運も非常に高まっておると、こういうふうに判断しておるところでございます。  それから、二番目に、九月三日に長野市の総合防災訓練をいたしまして、いろいろな訓練があったわけでございますが、指揮命令系統がしっかりしていないという御指摘でございまして、その際幹部間のいろいろ遠慮があって、しっかりした命令系統が一本筋が通ってないではないかと、こういう御指摘でございますが、これはそういうことのないように訓練をしておるのですが、災害対策本部長は市長でございまして、その下に災害対策本部を設置いたしまして、それぞれの責任者を決めておるわけてございます。その際は、消防局は専門的な立場でやるわけですし、市の防災対策課を中心に、市長部局の方と協調して災害対策本部を設置してございます。一元化と申しますか、対策本部長は市長でございますので、その下にそれぞれ責任者を決めてあるので、いざ災害という場合には遠慮などしておればいけないわけでございますので、その辺の指揮系統はしっかりさせていきたいと。御指摘のようなことのないようにしていきたいと、このように考えておる次第であります。  続きまして、自主防災組織については又、具体的にはそれぞれ担当の部長の方から御答弁申し上げますが、お陰さまで自主防災組織も非常に組織率が高まってまいりまして、このごろの長野市の総合防災訓練におきましても、自主防災組織の皆さんが参加をして頂いて、積極的に訓練に取り組んで頂いておりました。中心市街地のまだ組織率が総体に低いのでございまして、この中心市街地は人口が密集しておりますので、なお一層組織化を高めてまいりたいと、このように考えておる次第であります。  四番目の防災センターについての御質問でございますが、防災行政についてはそういう災害に対する市民の皆さんの意識の高まりの中で、二度と地附山のような例のないように、という教訓のもとに防災対策課を設置いたしまして、同報無線の設置、自主防災組織の全市にわたる組織化、又、防災地質図の作成、いろいろやっております。  そういう中で、防災センターの今回建設に予算のお認めを頂きまして、ただ今建築中でございますが、そういう市民の皆さんの防災に対する心構えをこの防災センターでいろいろ実地に体験して頂いたり、いろいろ観察をして頂いたりして、防災に対する知識や意識をうんと高めて頂きたいと、こう思うわけでございまして、これは市民の皆さん、又、学童の皆さんにも分かりやすいように、いろんな装備がなされる予定でございます。  これにつきましては、消防局の庁舎の南側に敷地を求めまして建設中でございまして、四階建ての建物でございます。一階には受付とか、地震を起こす装置などいろんな展示物が入っております。二階には、いろんな展示室がありまして、三階は研修室に使う予定でございます。そこで防災知識や防災意識の研修や体験や観察をして頂くと、そうしていざという場合の心構えにして頂きたいと。防災への心構えのいろんな勉強や研修は生涯教育の一つであると、こういう位置づけのもとに防災センターを建設いたしまして、防災への拠点にしてまいりたいと、このように考えておる次第でございます。四階はいろいろ備蓄資材の倉庫にしたいと、このようなことで、来年の三月末までには完成して、一般に公開出来ると思う次第でございまして、ただ今建設中でございます。この防災センターを建設いたしまして、ここを拠点になお一層防災への市民の皆さんへの心構えや研修をして頂く中で、災害のないようにしていきたいと、このようなふうに考えて建設をした次第でございます。  次に、私からお答え申し上げますのは、童謡や唱歌の森を作ったらどうかと、こういう御提案でございますが、全国的に又、童謡や唱歌が見直されておりまして、非常に愛好家が増えておる状況でございまして、長野市におきましても童謡や唱歌を歌う会が出来ておりまして、いろいろ実践活動をしておる状況でございます。非常に、お互いに子供のころの思い出の童謡や唱歌でございますし、又、現在の子供さん方にも教えていきたい童謡や唱歌でございますので、そういう愛好家が増えているとういうことは大変結構なことでございます。お互いに生活が忙しい中で、ゆとりと潤いを童謡や唱歌を歌うことによって、又、家族や地域との一体感を醸し出す、そういう童謡や唱歌を大いに歌おうと、こういう機運になってきているのではないかと考える次第でございます。  それで、童謡や唱歌を歌う森と申しますか、ほかの市でこのような森を作ったところがあるようでございまして、私もまだ視察はしてないのですが、お聞きした話で、その公園の森へ行きますと、いろんな童謡や唱歌があって、ボタンを押すんですか、お金入れるかちょっと分かりませんが、童謡や唱歌を歌う音楽が流れると、こういうことになっておるようでございますが、どういうものがいいか、やはり場所的には市民の皆さんが家族連れで気軽に集まりやすいところ、なるべく市街地に近いところがいいということでございますし、又、どういう施設が喜ばれるか、将来的にも十分耐えられるものでなければいけないと思いまして、他市の例やそれから市民の皆さんの御意向も聞きながら、童謡や唱歌の森については検討させて頂きたいと、このように考えておる次第でございます。  以上、私からお答え申し上げました。 ○議長(今井良雄君) 教育長奥村君。    (教育長 奥村秀雄君 登壇) ◎教育長(奥村秀雄君) 冬季オリンピック招致に備えての一般市民並びに生徒に対する英語教育の進め方についてお答えいたします。  まず、生徒に対するものでございますが、既に先ほど伊藤議員さんにお答えいたしたところでございますが、一つには、姉妹都市であるアメリカ・クリアウーター市にお願いをして、従来派遣されて来ている二名の教師を四名に、又、その滞在期間を五カ月から十カ月に、いずれも増やして頂いたり、二つには、国際化推進地方自治体協議会の事業として、県教育委員会へ配置されている英語教師を極力活用することを考えると。これらを通しまして、中学校における英語教育、会話をより多く取り入れて、その強化を図っていきたいと考えているところでございます。  次に、一般市民への英語教育についてでございますが、現在、城山公民館におきまして、英語に堪能な市民を講師にお願いしまして、四講座を開設してございます。なかなかの盛況でございまして、年々受講者が増えて、現在百一名の方々が学習しております。今後、この底辺の拡大をめどに、出来得れば、他の公民館においても、このような講座が開設出来るよう進めたいと思っております。又、将来はこれから研究していただくよう計画してあります生涯教育推進委員会におきましても、議員さんのおっしゃる企業における講座なども含めて取り上げて研究して頂いて、将来は生涯教育の一環として位置づけられないものかどうか、そんなことを考えてまいりたいと思います。 ○議長(今井良雄君) 総務部長兼職員研修所長清水君。    (総務部長兼職員研修所長 清水営一君 登壇) ◎総務部長兼職員研修所長(清水営一君) 御質問のうち、防災に対する市民の意識につきましては、市長からも若干御答弁ございましたけれども、私から少し補足してお答え申し上げたいと思います。  市では広報課で五十七年度から、住みよい街づくりの一環といたしまして、市民の皆さんに街づくりアンケートを実施しているわけでございます。この中で、特に力を入れてほしい施策として三十項目ばか設問を設けているわけでございますけれども、その中で、災害防止対策の推進を要望している市民の方々が平均いたしまして一六%、三十項目の中で七位という結果が出ております。なお又、六十二年度にはちょっと例外でございますけれども、地附山の地滑り災害がございましたので、この影響があって三三%、一位という結果も出ております。こういうデータを見ますと、市民の皆さんの防災に対する意識、関心度はかなり高いものであるというふうに、私ども判断しているわけでございますけれども、いずれにしましても、災害という問題は常日ごろの心構えが一番肝要でございますので、今後とも市民の防災意識の高揚と啓発には、一生懸命努力してまいりたいというふうに考えておるわけでございます。  なお、緊急時における市の備蓄物資について、御質問がございましたので、お答え申し上げたいと思いますが、災害発生の際、直接応急処置に必要な資材、機材等は地域防災計画及び水防計画に基づきまして、一応整備されているところでございます。ただ、地震等大災害の発生の際には、医薬品や食糧等の備蓄が問題になるわけでございますけれども、しかし、これらの品物はその性質上非常に備蓄が難しい問題がありますので、本市では備蓄は現在しておりません。それに代わる方法といたしまして、それぞれ取扱専門の業者、あるいは業界の組織等を通じまして、非常の際に備え、供給契約を締結して、備蓄に代わるものとしまして、一般流通在庫の中で緊急活用を図っているような次第でございます。  以上でございます。 ○議長(今井良雄君) 教育次長丸山君。    (教育次長 丸山義仁君 登壇) ◎教育次長(丸山義仁君) 公民館使用につきましてお答えを申し上げたいと思います。  財団法人松高教育振興会の松代公民館使用に関連いたしまして、二点ほどお尋ねがございました。  御指摘のとおり、市立公民館の使用料につきましては、長野市立公民館条例第七条に減免の規定がございます。又、使用許可につきましては長野市立公民館条例施行規則第十条に使用を開始する日前三十日から七日までに申請書を提出するよう規定がございます。これらの解釈運用に当たりましては、条例が定める特別な理由に該当いたしまして、減免措置を講ずるよう解することが相当であるかどうか。又、平等利用権の保障などからいたしまして、一括申請が出来るよう方途を講じても差し支えないかどうか。社会教育法初め、条例など関係法令の趣旨に照らしまして、行政実例など公定解釈も考え併せ、その内容について早速検討いたしまして、取扱いに遺憾のないよう留意してまいりたいと考えております。  よろしくお願いします。 ○議長(今井良雄君) 水道部長野村君。    (水道部長 野村嘉照君 登壇) ◎水道部長(野村嘉照君) 御質問のうち水道事業についてお答え申し上げます。  第一点のオリンピック関係施設への給水についてでございますけれども、市営水道区域のオリンピック施設は若里、風間、東和田とあるわけでございますけれども、その付近には大口径の三百ミリから四百ミリの配水本管が布設されておるわけでございまして、施設、水量とも十分に対応することが出来るわけでございます。飯綱地区につきましては、浄水施設並びに送配水管の増設が必要になってまいります。  それから、第二点の松代地区の水道の将来計画でございますけれども、御指摘のように、非常に山が浅く、急峻のため、現在の水量以上には増量することが出来ないわけでございます。将来的な水需要を考えた場合、不足を生じますので、何らかの対策を講じなければならないわけでございますけれども、その一つといたしまして、長野地区から送水することで対応してまいりたいというふうに考えております。  第三点目の松代地区の石綿管の布設替え計画でございますけれども、昭和三十年代まで全国的に大変普及したわけでございまして、自動車交通の増加により大変振動があったり、あるいは管の劣化等が進みまして破裂が頻発したわけでございます。昭和五十二年度から計画的に布設替えをしてまいりまして、五十年当時は管の総延長が八百八十一・三キロのうち、石綿管が百六十二・六キロと一八・五%を占めておったわけでございますけれども、六十二年度末には管の総延長が千三百二十八・六キロのうち、石綿管が三十九・七キロ、三%となったわけでございます。松代地区も石綿管が非常に多かったわけでございますが、全体計画の中で毎年十キロ前後の布設替えを行っておりますので、昭和六十六年から六十七年を目途に百%の解消を図ってまいりたいと、そうして有収率の向上をしたいということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(今井良雄君) 消防局長高野君。    (消防局長 高野覚君 登壇) ◎消防局長(高野覚君) 御質問を頂きました中で、自主防組織と防災センターについてお答えを申し上げます。  先ほど、議員さんからお示しを頂いた数字でございますけれども、九月一日現在で数字が出ておりますので、それをまず最初に申し上げたいと思います。結成率でございますけれども、長野市四百二十七地区のうち三百六組織が結成されました。更にその率は七一・七五%となっております。又、加入されます世帯は六万三千八百三十一世帯で、加入率は五八・一%となっておるわけでございます。  そこで、御質問でございますけれども、自主防組織について結成率と世帯加入率の伸びに開きがあるけれども、それはなぜかということでございますけれども、実は結成をされております非常に高い率の地域を見ますと、山間地域等が百%結成されている。ところがその反面、世帯数の大変多い市街地というものが大変結成が低いわけでございますので、したがいまして、結成率は伸びるわけでありますが、世帯の加入率というのがなかなか伸びてまいらないというのが実情でございます。そういうことで、現在こういった方面を重点的に御指導を申し上げているという状況でございます。  次に、自主防に対しての訓練、指導等でございますけれども、私ども署・分署の職員が要請に応じましたり、また独自に呼び掛けをいたしまして、区長さんを中心に地域住民による皆さんの初期消火、避難、応急救護、土のうづくりなど地域の状況に合わせての訓練を実施しておるわけでございます。又、防災講習会や研修会等を随時開催をしておりますけれども、今年一月から六月まで訓練や研修会など百一回開催をいたしてございます。  次に、防災センターの展示内容等でございますけれども、先ほど市長からも御答弁があったわけでございますが、展示物等について私の方からお答えを申し上げたいと思います。  実はまだ最終的な詰めの段階でございますけれども、大体展示物の主なものといたしましては、一つは、地震体験装置でございますけれども、これは上下振動に横揺れを加えまして、震度一から七までを体験出来るものを一階に設置をいたしたい。二つ目は、長野市の防災マップでございますけれども、これは市内の地形模型を中心にいたしまして、地質の紹介から危険地域や防災施設を紹介するものでございまして、これを二階のメインにいたしたいと思うわけであります。三つは、火災体験コーナーでございますけれども、火災発生という緊急時に市民の皆さんがどのように対応出来るか、いろいろと実際的に体験出来るもので、煙体験、一一九番のかけ方、救急法、初期消火の仕方など実感として身につけてもらうと、こういったものを展示を申し上げたい。  このほかに、災害の歴史や自然災害のあらましを紹介するパネル展示等を展示してまいりたいというものでございます。  更に、その他の大きな施設といたしましては、先ほどお話がございましたけれども、百人ぐらい収容出来ます研修室を三階に設けまして、映写施設、更にビデオ施設等を備え、講習会や研修会に利用して頂くというものでございます。更に、一階から四階までは九人乗りのエレベーターも一基設置するものでございます。  以上でございます。 ○議長(今井良雄君) 二十五番山本君。 ◆二十五番(山本和男君) お疲れのところ適切なる御答弁を頂きまして、誠にありがとうございます。  一つだけ、要望を申し上げたいと思いますが、その訓練はきちんと計画を立てて、そして又、行うことが消火や避難訓練がスムーズに出来るわけでございまして、たまたま不幸にして火災が発生した場合におきましても、その被害や犠牲を最小限度に食い止めることが出来ると言われております。そんな中で、先日の防災訓練を見学をいたしまして、たまたま警察官が行いましたトライアルの訓練、ああいったものは非常に市民の目を引いたわけでございます。それと、もう一つ保育園の園児の遊戯でございますが、やはりああいった防災訓練というのは非常に固い面ばかり出ますので、又、ああいう柔らかい面を出すことが、やはり大勢の参加を呼ぶことが出来るのではないかというふうに感ずるわけでございます。そこら、やはり防災計画、訓練の中においてそういったアトラクションを取り入れながら、大勢の参加を頂くように是非計画を立てて頂きたいことを要望する次第でございます。  それと又、童謡の森の件でございますが、やはり童謡には国境がないわけでございまして、人間がやはり童心に返るということは、非常に地域のコミュニケーションをよくするわけでございますので、是非又実現に向けて御努力頂きたいことを要望して、私の質問を終わらせて頂きます。どうもありがとうございました。 ○議長(今井良雄君) 本日の会議はこの程度にとどめ、明七日午前十時から本会議を開き、市行政事務一般に関する質問及び各議案の質疑を行います。  本日はこれにて散会いたします。    午後 五時 五分 散会...