門川町議会 > 2020-03-04 >
03月04日-02号

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  1. 門川町議会 2020-03-04
    03月04日-02号


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    最終取得日: 2021-05-02
    令和 2年 第1回定例会( 3月)──────────────────────────────────────令和2年 第1回(定例)門 川  議 会 会 議 録(第2日)                        令和2年3月4日(水曜日)──────────────────────────────────────議事日程(第2号)                    令和2年3月4日 午前10時00分開議 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 一般質問──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 一般質問──────────────────────────────出席議員(13名)1番 広瀬 拓也君       2番 宇都宮三良君3番 出口 希俊君       4番 山岡 節夫君5番 中城 資力君       6番 森川 春夫君7番 菊地 稿治君       9番 請関 義人君10番 水永 正継君       11番 神﨑千香子君12番 安田 茂明君       13番 岩佐 祐一君14番 内山田善信君                ──────────────────────────────欠席議員(1名)8番 森  誠一君                ──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名議会事務局長 甲斐 正修君     局長補佐兼係長 永田 孝一君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名町長            安田  修君  副町長         金丸 隆康君教育長           新原とも子君  会計管理者兼会計課長  黒木 和浩君総務課長          吉本 政文君  まちづくり推進課長   久米 佳郎君財政課長兼新庁舎建設室長  小野 俊洋君  税務課長        寺原 浩二君町民課長          松尾 高明君  福祉課長        橋口  聡君教育総務課長        椿原  悟君  社会教育課長      和田  尚君農林水産課長        安田 正光君  建設課長        宮原 武則君環境水道課長        波岡慎太郎君  代表監査委員      黒木 元吉君──────────────────────────────午前10時00分開議 ◎議会事務局長(甲斐正修君) 御起立願います。一同、礼。 ○議長(内山田善信君) 会議を開く前に、8番、森誠一君から本人病気により、本日の会議に出席できない旨の欠席届が出ておりますので、御報告いたします。 ただいまから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。────────────・────・──────────── △日程第1.会議録署名議員の指名 ○議長(内山田善信君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、10番、水永正継君、11番、神﨑千香子君を指名します。────────────・────・──────────── △日程第2.一般質問 ○議長(内山田善信君) 日程第2、一般質問を行います。 一般質問は、通告順に行います。 11番、神﨑千香子君の登壇を求めます。 ◆議員(神﨑千香子君) 11番。通告に従いまして質問いたします。 まず、1問目の新庁舎建設と財政、防災。 これから新庁舎が完成するまでにかかる必要な経費と事業内容(備品など含む一切)についてお尋ねいたします。 新庁舎におけるランニングコストについてお尋ねいたします。 また、3番目は、昨年29年度に新庁舎防災計画に上げるとき、見直したときに、防災計画にあった他の事業は見直していないということで、特に今随時見直し作業を行っているということをお伺いいたしましたが、そこを踏まえて加草中村線など、防災上必要と計画している事業などの検討をしていないまま、新庁舎建設を追加したことが昨年明確になりましたが、当初計画よりもおくれる事業も出てきています。現状にあわせて防災計画を今各事業について見直しているということですが、庁舎よりも優先してつくることになっていたこの加草中村線など数事業について、特に私は防災計画にきちんと計画、完成年度も入れて作成していると思っておりますが、今の現状等をお尋ねいたします。 以上で、1問目の質問を終わります。 ○議長(内山田善信君) 答弁を求めます。町長。 ◎町長(安田修君) 町長。おはようございます。きょうは一般質問でありますが、よろしくお願いをいたしたいと思います。 それでは、新庁舎建設と財政、防災の御質問についてお答えをいたします。 まず、①、これから、新庁舎が完成するまでにかかる必要な経費と事業内容についてお答えをいたします。 新庁舎建設工事につきましては、現在、免震装置の設置準備を行っておりまして、これまでスケジュールどおり順調に進んできております。 議員御質問の今後の事業等につきましては、今回上程しております補正予算並びに当初予算において、事業計画に係る経費を計上しております。このため、議案勉強会及び常任委員会審査時において担当課より説明をすることとしておりましたけれども、この一般質問の場で御質問いただきましたので、お答えをしたいと思います。 まず、新庁舎建設工事費につきましては、本年度中の工事の出来高に応じて支払う分、本年度継続費からの逓次繰越分及び来年度予算から支払う分を合計しまして、昨年議決いただきました契約金額の23億4,850万円となります。 次に、今後の工事請負費としましては、議会運営のための議場システム工事災害対策室映像音響設備工事駐車場案内や庁舎内の案内看板などのサイン工事防災関連設備Jアラート等の移設整備など約2億1,100万円を新年度予算に計上しております。 また、備品購入費としましては、新庁舎で使用する机や椅子、収納キャビネットなどの什器等を購入することとしております。ここで購入する什器等は、将来の組織の改編に最小限の経費で柔軟に対応することや、災害時の安全性やセキュリティラインを確保するためのユニバーサルプランに応じた汎用性の高い什器、文書管理のファイリングシステムに対応した収納キャビネット、先日説明させていただいております議場内の机や椅子などを計画しております。購入費としまして、約2億6,000万円を計上しております。 これらの什器等は、これから数十年利用していく上で、安全性や耐久性など、ある程度優れたものでなければならないと考えておりますが、経費の面を考慮しまして全てを新しくするのではなく、一部につきましては、現庁舎で利用しています机やイスを引き続き活用することを計画をいたしております。 なお、来年度当初予算には、まだ計上しておりませんが、新庁舎建設地への避難路及びのり面等の整備につきましては、昨年12月補正予算にて計上し、議決された測量設計業務委託にて現在実施中でありますので、業務委託の成果物をもとに整備内容を決定し、それに伴う経費を来年度補正予算において計上してまいります。 最後に、新庁舎建設事業につきましては、これまでにも予算審議や議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例に基づいて上程してきており、建設工事の請負契約や消費増税等に伴う変更契約など、その都度説明させていただき議決を受けております。 今後も、新庁舎が完成するまでの事業やそれにかかる経費につきましては、これまでと同様に随時説明を行ってまいりますので御理解を願います。 続きまして、②新庁舎におけるランニングコストについてお答えいたします。 ランニングコストにつきましては、これまでにも御説明してきておりますとおり、まず庁舎管理業務委託料につきましては、新庁舎にて新たに導入するものとして免震装置やエレベーター、貯水槽の保守点検費用が増加することになります。 また、現庁舎と比較した場合、建物規模の拡大等に伴いまして、空調設備や非常用発電設備保守点検業務や、庁舎清掃業務などは増加するものと考えております。 一方、浄化槽規模の見直しによる管理委託料の減額や新築による修繕料の大幅な減額を見込んでおります。これらの新庁舎における委託料のランニングコストにつきましては、約2,700万円になると想定しております。 次に、光熱水費につきましては、エレベーター利用による電気量の増加はありますが、太陽光発電設備の設置や照明の蛍光灯からのLED化、冷暖房空調の負荷低減により、電気使用量の削減を図ってまいりたいと考えております。 最後に、③防災計画を見直すべきではないかとの御質問でありますが、本年度の3月中に門川町防災会議の開催を予定していますが、この中で門川町地域防災計画の見直しを行うこととしています。 その主な見直し点については、国の「南海トラフ地震の多様な発生形態に備えた防災対応検討ガイドライン」を踏まえ、南海トラフ沿いで異常な現象が観測された場合の本町の防災対応についてであります。 また、議員御質問の津波避難に関する対象施設ごとの実施事業につきましても、現在の進捗状況にあわせて見直しを図ってまいります。 地域防災計画は、災害対策基本法において、「必要があるときは、これを修正しなければならない」とされておりますので、これからも、関係制度の見直しや関係機関との協議、地域の特性、防災環境の変化等に対応しながら計画の見直しを図り、防災対策に取り組んでまいります。 今後とも御理解、御協力をお願いをいたします。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 新庁舎に関する予算は、今年度先日もらいました予算書にも出ていますが、私はなぜあえてこれを取り上げたかと申しますと、一応大体予算が30億円ということだったんですけど、先日伺ったときに備品類は一応交付金対象ではないということもあったと思いますが、それに加えて昨年は道路予算、公園整備事業、新庁舎にもろもろに係るやっぱり経費が出ているんですよね。 そういう今答弁もらったのでいいのかどうか、ほかにそういう新庁舎にかかって、そういうほかに道路予算とか、のり面の予算は補正で出すということだったんですけど、それは昨年度でないと考えていいでしょうか、お尋ねいたします。そういう事業は。 ○議長(内山田善信君) 新庁舎建設課長。 ◎財政課長兼新庁舎建設室長(小野俊洋君) 新庁舎建設室長です。基本構想、基本計画に掲げた30億円、その下側のほうには、什器類とか防災施設の移設費、避難路等の工事費、道路工事費等には、この計画には当初から含めないということで、皆さんにもずっと協議をしていたとこでございます。 ただいまこのほかにないのかということでございますが、事業としては先ほど述べました中には、金額的には含まれているんですけど、災害対策室映像音響設備工事等、これが2,300万円ぐらいが入ります。これは、庁舎で扱う緊防災とは別の、別枠での緊防災の活用を図っておりますので、この分についても交付税措置が別にできると。 先ほどのり面とか排水路の工事費もありますが、これも12月に補正をいただきました委託料ですね、それを含めまして工事費、この分につきましても、新庁舎の緊防災とはまた別枠の緊防災ということで、70%ぐらいの交付税措置があるということで、できるだけ新庁舎に含めますと、最初説明したように庁舎では1人当たりの職員に対しての面積割掛け金額ということで、18億3,000万円ほどを見込んでおりましたけど、これとは別枠に借りれば入ってくる分もふえると、歳出もできる限り縮減を図っておりますので、計画よりも安価でできるというような形をとっておるとこでございます。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 今の説明では、いろんな起債を借りるから安価でほかの事業ができるということですが、大体どれくらいの30億円以外で、全体でどれくらいのお金が今のところ予定されているのか、私はそれが聞きたいんですよね。 緊防災にかからないやっぱり予算が、昨年からどんどん入ってきています。緊防災以外の30億円以外で、備品も含めて総額は大体どれくらいかかるのか、そこがちょっと見えていませんので、その都度その都度ちゃんと説明を受けていますけれども、やっぱり全体的な予算がどれくらいかかるかもわからなくては、ちょっとやっぱり今後の財政はどうなるのかなとか、やっぱり庁舎にかかわる全体像が見えていないということでお尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) 建設室長。 ◎財政課長兼新庁舎建設室長(小野俊洋君) 建設室長です。基本構想、基本計画では本体工事及び附帯工事費等各種委託料で30億円と上げておりますが、今現在のあくまでも今から想定される工事等も見込みでありますが、建設費用にかかるものとしては、約27億8,000万円ぐらいを見込んでおります。 その他構想外の経費としましては、先ほど言いました防災施設の移設費、これがJアラートと防災ダムの機器の移転等がありますが、これが約3,286万円、それと什器類を今回上げておりますが、2億6,040万円、約3億円ぐらいになります。これを総体して、今現在で計算しますと、大体30億7,200万円ぐらいというふうに積算しているとこでございます。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) じゃあ、30億7,200万円以外は、もうこれ以外は関連する予算も、今のところ出てこないということで確認していいですか、お尋ねいたします。ないということで。
    ○議長(内山田善信君) 建設室長。 ◎財政課長兼新庁舎建設室長(小野俊洋君) 建設室長です。これにつきましては、まだ入札等も終わっておりません、先ほど言ったように。それと、工事関係についても、変更契約はないとは言い切れませんので、私が今言いました金額については、今現在で見込まれる金額をお答えしたところでございます。御理解をお願いいたします。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 金額はわかりましたが、予定される工事はもうこれ以外にないということですね。事業はですね、そこだけです。これで全て終わるということですね。確認です。 ○議長(内山田善信君) 建設室長。 ◎財政課長兼新庁舎建設室長(小野俊洋君) 建設室長です。 今想定されている問題につきましては、以上の工事費で終わると考えております。ただし、不確定なものが出てくれば、また予算計上なり金額補正等で対応していただきたいと思います。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) わかりました。それと、ランニングコストについてですが、当初は5,000万円ぐらいだろうと言ったりとか、2,500万円に今のところは700万円ですかね、なってちょっと減ったかなという感じはするんですが、このランニングコストにやっぱりかどっぴーバスを一応交通で出すということなんですが、結構何千万円かかかっていますよね、この交通バスがですね。これは大体かどっぴーバスどのくらいの予算を見ていますか。どのくらいの路線で、お尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) 休憩します。午前10時20分休憩                              午前10時21分再開 ○議長(内山田善信君) 休憩前に引き続き開議します。 まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(久米佳郎君) まちづくり推進課長です。かどっぴーバス、門川町地域公共交通は、まちづくり推進課のほうで担当しておりますのでお答えいたしますが、新庁舎ができました場合の経費ということでございますけれども、現在の本町巡回線が駅から南町まで巡回しているわけですけども、そのルートの一部を庁舎に接続するということだけでございますので、多少の経費はかかるかもしれませんが、そう大きな経費が動くようなものではないと考えております。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 今ちょっとかどっぴーバスの計画が少しわかりましたが、これはちょっと質問外かもしれませんけど、そのくらいの変更程度で考えているんですか、かどっぴーバスについては。確認いたします。 ○議長(内山田善信君) まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(久米佳郎君) まちづくり推進課長です。そのくらいの変更ということですけれども、つまりルートが一部停留所がふえると、駅を新庁舎にまでルートが延伸するというふうな部分でございますので、そう大きな経費がかかるはずはないのかなというふうな考え方でございます。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) はい、わかりました。 次に、防災計画についてですが、これも一応新庁舎にかかって、それ以前に防災計画で計画されていた事業が、かなりおくれる状況が見える部分もありますが、それが津波避難に関する対象施設ごとの実施事業につきましても、現在の進捗状況にあわせて見直しを図ってまいりますということですが、来年度にきちんと見直しができるかどうか、完成年度まで加草中村線などがですね、お尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) 総務課長。 ◎総務課長(吉本政文君) 総務課長です。議員が御質問されております地域防災計画の、南海トラフ地震の対策の実施事業ごと達成期間等のことの御質問ですが、町長答弁にありましたように、一応3月に地域防災会議を計画しているところなんですが、新型コロナ関係でちょっと4月以降にずれ込むかもしれません。 今各課に事業の見直しについて確認依頼しているところです。各課から上がってきておりまして、例えば庵川東の町営団地の避難場所整備とか、ここでも書かれておりました。実際はもうここは中止というか、終わってできないことになっておりますので、こういうのは削っていこうとか、そういうことを取り組んでいく計画になっております。 例えば議員言われます加草中村線につきましても、当初は高架を予定でしたけれども、踏切で対応できないかというのは、建設課のほうで今関係機関と協議を進めているところですので、そういうことで計画年度等もあわせて、ここの中で見直しをしながら、防災会議にかかっていく予定にしております。 また、防災会議におきましては、このページのところだけじゃなくて、町長答弁がありましたように、多様な南海トラフの発生形態にあわせた東側で半割れが起こったときに、西側で過去の経緯からすると数時間後、あるいは2年後に西側が割れるとか、そういう形態があっていますので、こういうこともありまして、町民避難浸水地域の1,000世帯にアンケート調査を行ったりとか、そういうことをやって、この中に新たに組み込む資料があったりとか、見直す資料があったりとか、全体を見直しますので、このことだけを今回改正するわけではございませんので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 全体を見直すということで時間もかかるでしょうが、この事業については本来29年度にしておかなければならない事業だったんで、一応これも含めてじゃあ来年度中には、できるということですね。確認します、全部。 ○議長(内山田善信君) 総務課長。 ◎総務課長(吉本政文君) 総務課長です。計画の見直しは、当初は今年度に完了する予定にしておりますが、この新型コロナウイルスで4月以降には、この冊子の見直しは終わる予定にしています。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) はい、わかりました。 次に、まちづくり観光についてお尋ねいたします。 乙島を中心とした周辺海岸の観光開発の調査を現在していますが、その進捗状況をお尋ねいたします。 次に、今回の調査には、遠見半島など入っていないということでしたが、遠見半島、心の杜、海浜公園を始め、門川の海岸線には魅力的な観光資源があります。今後、心の杜、海浜公園などの公共施設、遠見半島、乙島、カンムリウミスズメなど、現在行っている海を生かした体験活動などを総合的に生かし、商工、漁業、農林業、教育、スポーツなどに結びつけ、体験型観光で世界に発信するために民間、行政、専門家を入れた協議会をつくり、例えばシーパーク構想で、積極的な観光戦略を打ち出す必要があるのではないでしょうか。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 答弁を求めます。町長。 ◎町長(安田修君) 町長。それでは、まちづくり観光についてお答えをいたします。 まず、観光ビジネスプラン策定業務の進捗状況についての御質問でありますが、この観光ビジネスプラン策定業務は、宮崎県の稼ぐ観光地域づくり推進支援を活用し、本町を代表する観光地である乙島を中心とした観光ビジネスプランの策定を行うものであります。 これまでの主な取り組みといたしましては、町民及び平成29年から令和元年の乙島キャンプ場の利用者に対してアンケート調査を実施し、そのほかアウトドア等に対するニーズ調査として、旅行代理店などの観光関連企業に対してヒアリングを行いました。 また、キャンプ場のオフシーズンを含めた乙島の有効活用等について、門川町観光協会及び門川町渡船組合の代表者と意見交換を行うとともに、無人島を活用した企業研修事業を展開している企業の代表に本町を訪問していただき、乙島における民間企業の職員研修の可能性について現地調査を行ったところでございます。 今後は、アンケート調査及び現地調査の結果や、町内関係団体からの意見を踏まえて、観光ビジネスプランを策定する予定であります。 次に、遠見半島、心の杜、海浜公園などの観光資源を活用した体験型観光の取り組みや、民間、行政、専門家から構成される協議会の設立等についての御質問でありますが、体験型観光につきましては、平成29年度から取り組んでおります「かどがわワンパク」におきまして、漁師体験や遠見山ウオーキング門川湾クルージングなど、町内の観光資源を活用した取り組みを行っておりまして、関係人口の増加に努めているところでございます。 そのほか、カンムリウミスズメにつきましては、平成28年度にカンムリウミスズメプロジェクトを立ち上げ、漁協、観光協会など関係団体と連携をし、保護活動だけでなく、観光客誘致など関係人口の増加に向けた取り組みについて検討をいたしているところでもあります。 最後に、民間、行政、専門家で構成される協議会の設立についてですが、現在策定中であります門川町観光ビジネスプランにおきまして、次年度以降の実行体制を含め、関係団体で構成される協議会の設立についても検討を行う予定であります。 また、現在延岡市におきまして、延岡市南部地域における観光資源等に関する調査が行われているようでありますので、今後の延岡市の取り組みにつきまして情報収集しながら、必要に応じて延岡市に相談をし、本町の観光資源を生かした広域的な取り組みについても検討してまいりたいと思います。よろしくお願いをいたします。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 地方創生の事業も今年度で終わって、地方創生では本当に海に関するいろんな取り組みが行われました。それを踏まえて、今聞きますとカンムリウミスズメプロジェクトも立ち上げて検討していますが、こういうのをとりあえず生かして、今後今の答弁でありますように、門川町観光ビジネスプランを一応次年度以降立ち上げるということでいいですか。ちょっと今初めて答弁を聞いたんで、一応確認ですけど。 ○議長(内山田善信君) まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(久米佳郎君) まちづくり推進課長です。答弁の中身といたしまして、今そういったカンムリウミスズメプロジェクトであるとか、漁師体験とか、クルージングとか、いろんなものをやってきた実績もあって、今後も継続すべきは継続していくということでございます。 そして、そのこと等も含めて今やっておりますのは、乙島を中心とした観光プランというものを、現在策定中ということでございまして、その協議会等につきましては、そのプランを策定した後に、そのプランの実行体制等を含めて関係団体あたりで構成されるその協議会というふうなものを、検討をしていくということでございまして、プランの中身等を十分見た上で、その協議会に図る方法、あり方等々については、今後の検討になっていくと思っております。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) この観光ビジネスプランですね、今大体説明を受けて何となく納得したような感覚なんです。これには、遠見半島、心の杜、海浜公園、こういうのもきちんと入ったプランをつくるんですね、確認します。 ○議長(内山田善信君) まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(久米佳郎君) 今回のプランですが、これまで本町においては、これといった観光プランはなかったということで考えておりますが、観光協会も独立してさまざまな取り組みを進めております。 この中で、今回は乙島を核とした観光プランということでございまして、その中に遠見半島が入るとか、ほかの施設が全て入った形でということを今決定しているものではございませんで、まず乙島の活用についてを中心に据えて考えているプランでございます。 ですので、そのプランで乙島の活用を考えた際に、関連するものとして当然周辺の心の杜であるとか、遠見半島であるとか、周辺の海の環境であるとか、そういうものは関連してくるでしょうけれども、このプランの中心に据えておりますのは、乙島の活用方法というものをまず中心に据えて、プランづくりをしておるということでございます。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) この観光プランは、遠見半島とかそこ辺には、一応入ってはいないと、今のところということですが、やっぱりこれにも書いてありますように、私延岡市の南部地域における観光資源の2回目の会議に参加させてもらいました。本当にこれは延岡市が主催なんですけど、いろんなやっぱり各住民、専門家、そして現在取り組んでいるNPOとか商工会、もう本当にありとあらゆる人たちが参加して、非常に熱心な議論が交わされていました。 それと、その委託されている観光プランニングの方、今後3回目もちゃんとそういう意見を踏まえて、委託の専門家と一緒に今後プランをつくって、また皆さんと一緒に協議していきますということで終わったんですけど、その際に何度も出たのが、門川町との連携が必要だということですね。遠見半島の周遊ルートを考えると、もう遠見半島を抜きにしては、やっぱり考えられないようなハードな設備をしていかないと、非常に難しいという意見がやっぱり何回も出てきました。 そういう状況で、この延岡の状況を見ながら今後考えていくということなんですけど、もうちょっとやっぱり一緒に、過去に遠見半島は30年前から本当に行政が力を入れて、お金も入れて、もう門川町挙げて開発に取り組んできた経緯があります。 その成果で、遠見半島道路も県道に格上げしたり、区画整理と同時に広がってきた経緯がありますので、少なくとも今後やっぱり具体的に加草中村線も含めて、ハード関係は今非常に観光的にもやっぱり必要な道路かを、県に格上げするためには検討する必要があるという県の話もあります。 どうでしょうかね、これ一緒に観光プランの中に遠見半島、心の杜も非常に集客力があって、門川海浜公園、草川地域には、既存の核になる施設があるんですね、公共施設が。この今度つくる観光プランの中に、その遠見半島及びそういう草川地域にあるやっぱり観光資源も一緒に盛り込んで、計画するということにはならないですかね、お尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(久米佳郎君) まちづくり推進課長です。現在行っておるプランも、3月いっぱいの業務期間でございますので、当初の内容をその中身を変えて変更してやるということは、到底ちょっと難しいことでございまして、もちろん費用の問題もあろうかと思います。 そういった意味では、現在のプランは現状のまま進めさせていただきたいと考えておりますが、延岡市の取り組みにつきましては、私どもも少し延岡市とも情報を聞いたりをしているところでございまして、延岡市のほうでは、中身については意見交換の場については、詳細は存じ上げないんですが、伊形エリア、それから土々呂エリア、一ケ岡エリアに遠見半島を含めて南部地域の観光資源調査を行っておるというふうなことの中で、地元で意見交換を行ったというふうで聞いております。 その資料を少し見てみますと、1つの案としては可能性といいますか、土々呂海水浴場を再オープンしてはどうかとか、土々呂の海の回遊をしてはどうかというふうなことの検討も示されておるようでございますが、まだなかなか課題等もあって、初期段階ではないかと、住民の意見聴取もしておるところですけれども、そういうふうにも考えております。 一方、本町においては、乙島のキャンプ場ももうしっかりできておりますし、クルージング等も行っております。それから、心の杜等もございますので、どちらかというと本町のほうが遠見半島を囲む環境としては、いろんなものを取り組んでいるのかなと、県道の整備も始まりましたということも含めて、そういうふうに進んでおるのかなというふうなことは考えております。 ただ、今の延岡市の観光プランについて、遠見半島も含めるということでございますから、本町のその周辺環境も関連が当然出てくると思いますので、そこは延岡市と広域観光の取り組みもございますし、北部広域行政というふうな連携の取り組みもありますので、そういった中で、その延岡市のプランにおいても、本町の部分を十分反映していくというふうなことは可能だと思いますので、今後そういった方向では延岡市のほうと連携をしていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) プランについては、大体方向性等わかりましたが、そういうことでしたら、今後門川町観光ビジネスプランにおきまして、次年度以降の実行対策を含め、関係団体で構成される協議会の設立についても、検討を行う予定ですということですが、これに遠見半島、心の杜とか、その草川地区の海岸線とか、そういうのも含めた、協議会に関連する含めた全体的な協議会をつくるということで理解していいですか、お尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(久米佳郎君) まちづくり推進課長です。まず、答弁で申し上げておりますのは、今回策定する乙島を核とした観光プランについての協議会を検討しましょうかということでございます。 その中で、まずはやっぱりそのプランの実行体制とか、そういったものが中心になる議論だと考えておりまして、そこに関連して周辺施設を絡めた利用というのも、どうするかというふうなことは、もうそれは議論としては当然出てくると思いますが、周辺もがっちり含めたそのプランをつくるんだというふうなことではなくて、あくまで今回の乙島のプランについての実効性とか、そういうものをまずは検討していく形になるんではないかなというふうに考えております。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 乙島を中心としたプランの協議会ということなんですが、今後やっぱり今までの遠見半島の行政の取り組み、30年前からですね、そして恒常的に遠見半島の環境整備には、金磯の観光資源、遠見山のバンガローなど、かなりお金を今投資しています、年次的にですね。 そういうことも踏まえて、やっぱりその遠見半島が生きる形で、一緒に私はやったほうがいいと思いますので、今後なるだけ早い段階でそういう方向に私はなることを望んでいます。恒常的に観光資源で出すお金が、遠見半島関係でもかなり多いですし、観光協会もずっとやっぱり遠見半島に取り組んできている経緯があります。 また、十数年遠見半島ウオークラリー、庵川東の皆さん、柳もちづくりとか、本当に組織的に長年やっぱり住民団体で取り組んでいるソフトの事業もありますので、そこにもやっぱり目を向けて、今後観光プランを考えていってほしいと、ぜひとも思います。 特に、の持っている亀の首の土地は、有地がかなり8割、7割方あるんですよね。これから桜並木がありますので、遠見半島の、そこの一番のところが、亀の首という有地なんです。そこから見る乙島は、目の前にあって、非常にぽんと行けるような風景があります。そういう意味で、私は乙島を考えるなら、この遠見半島の亀の首を抜きにしては考えられないんじゃないかという思いが、ずっとあります。今、草ぼうぼうになって、何十年もなかなか手つけてない状況ですが、ぜひともそこ辺の新たな資源の発掘は、海岸全体を考えたプランを、私はしてほしいと思いますので、今後の課題としてお願いいたします。 以上で終わります。 環境問題についてですが、平成29年門川町地球温暖化対策実行計画を立てて現在取り組んでいますが、その取り組みと進捗状況をお尋ねいたします。 2番目に新庁舎における温暖化対策をお願いいたします。 ○議長(内山田善信君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(安田修君) 町長。それでは、環境問題についてお答えをいたします。 まず初めに①の、地球温暖化対策実行計画についての御質問でありますが、本町では門川町地球温暖化対策実行計画を策定しておりまして、期間は平成29年度から令和3年度までの5年間の計画となっています。 計画内容につきましては、事務事業編という形での関連施設でのCO2削減の取り組みを推進するものでございます。 取り組みについては、空調温度の適正化や照明の小まめな消灯など、行政サービスに支障のない範囲において、一人一人が実行できる省エネ対策を推進しています。 進捗につきましては、平成27年度のCO2排出量をもとに令和3年度の排出量を5%削減することを目標としており、計画2年目であります昨年度の実績では、ほぼ横ばいで推移している状況であります。 次に、②の新庁舎における温暖化対策の取り組み状況についての御質問でありますが、この件につきましては、新庁舎建設基本構想にもありますが、新庁舎は、門川町の豊かな日照や気候風土にあった自然エネルギーを利用するとともに、高効率機器や各種センターなど多様な最新設備を導入し、地球温暖化に優しい省エネルギーな施設となるよう計画をいたしております。 具体的に申しげますと、複層ガラスの採用とテラスを利用した日射遮蔽を行うことで冷暖房空調の負荷低減を図っております。また、冷暖房空調を使用しない中間期におきましても、庁舎内の自然通風・自然換気を促すエコボイドを採用しております。さらに、照明器具では、全室をLED照明、トイレなどには人感センサーつきを採用しており、電気使用量の削減を図る計画としております。このほかにも、太陽光発電パネルの設置や、屋根や外壁の高断熱化、敷地内緑化など省エネルギー庁舎となるようさまざまな取り組みを行うこととしております。 地球温暖化対策につきましては、現在行政機関内部で計画に基づいた対策を行っているところでございますが、今後とも周知徹底をしていくと同時に、町民に向けても啓発を推進していけるよう研究を進めてまいりますので、よろしくお願いをいたします。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 計画では、29年度から33年度までに5%削減になっていますけど、今の進捗状況をお尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) 環境水道課長。 ◎環境水道課長波岡慎太郎君) 環境水道課長です。 現在、2年目を迎えているところでありますけれども、実績につきましては、ホームページで公表しておりますが、今の答弁にありましたように、若干の横ばいということで、そういう形で推移しております。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) ホームページも私も見てみましたが、これ自分で計算しないとどれくらい減っているのか、そして、これは何の表なのか、非常にわからないんですよね、わかりずらい。これじゃ庁舎内、全庁で取り組むとなっていますが、計画では。で、毎年報告して、随時上げて、みんなで取り組むってなっています。これも、やっぱり町民に向けての啓発の一つだと思うんですね。公表するとなっていますので、これ、どう思いますか、町長、これ見て。この表を見て。毎年、1回でも見たことありますか、お尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) 環境水道課長。 ◎環境水道課長波岡慎太郎君) 環境水道課長です。 今、御指摘のとおり、まず庁舎職員に向けての結果を踏まえましての表でございますが、もっと見やすくてわかりやすい、そしてどのような効果があるものかというのがわかりやすいような公表の仕方に進めて改善してまいりたいとは思っております。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 私、町長にお尋ねしたんですが、なぜ私があえてこういうことを取り上げるかと申しますと、環境問題の専門家によれば、地球の気温があと1.5上がると、地球温暖化は加速的に進み、地球は灼熱地獄となり、もとに戻すことはできなくなるという人類で、私たちの本当の問題でもあります。そしてまた、これは大きな国の政治課題でもあります。そういう意味で、私は、このほとんど横ばい状態で、33年度の目標はどうクリアしていくのか、私はちょっとお尋ねしたいと思います。 で、町長にこの状況の感想をお尋ねいたします。この2年の間にこれ見たことあるかどうかをお尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) 町長。 ◎町長(安田修君) 町長。環境問題についても、ずっと前からいろいろとそれに対しての取り組みというのは、しているつもりであります。 例えば、かどがわ温泉心の杜でも灯油ボイラーから、ペレットボイラーを併用することに取り組んだり、あるいはまた、本庁においてもガソリン車から随時ハイブリット車へと切りかえていったり、そういう具合に取り組んでいっているわけであります。 全て、何もしないというわけではございませんでして、そういった取り組めるところから取り組み、こうした地球温暖化の問題は、すぐすぐ、一朝一夕においてそれがぐっと下がるとか、そういうことではないと思っておりますが、努めてやらなければならないことに関しては、やっているつもりであります。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) やらなければならないことは、やっているつもりですけど、私、そういうんじゃなくて、これを一度見たことがありますかって聞いたんですよ、それだけです。 ○議長(内山田善信君) 町長。 ◎町長(安田修君) 町長。見たか見ないかが、一般質問に当てはまるんでしょうかね。 ◆議員(神﨑千香子君) 当てはまりますよ。大事なことです。 ○議長(内山田善信君) しばらく休憩します。午前10時55分休憩                              午前10時55分再開 ○議長(内山田善信君) 休憩前に引き続き、開議します。 環境水道課長。 ◎環境水道課長波岡慎太郎君) 環境水道課長です。現状では、各年度ごとに電気料、ガソリン、ガス、軽油、重油、灯油についてのCO2排出量に換算して計上したものを公表しているところであります。 以上です。 ◆議員(神﨑千香子君) 私の質問に答えていないんですが、町長。 ○議長(内山田善信君) 休憩します。午前10時56分休憩                              午前10時56分再開 ○議長(内山田善信君) 休憩前に引き続き開議します。 町長。 ◎町長(安田修君) 見たか見ていないかよりも、その担当課で随時対策をとり、していくことが大事ではないかと思っております。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 私がなぜこんな意地悪な質問をあえてするかと申しますと、今度の新庁舎に一番の大きな柱の一つに、町民とのコミュニケーション、情報の共有、そういうことをうたっているんですよ。 そして、特に環境問題は、やっぱり行政がきちんとメッセージを出して、引っ張っていかないと、日常生活の中でなかなか皆さん本当厳しい状況になってきたら、埋もれてしまう問題なんです。特に温暖化対策などは。 私は、その状況がやっぱり、役場も日常生活に埋もれて大事なことが落とされていくんじゃないか。これ見たときにそういう思いがしたんですよ。これじゃ何の数字かわからない。これ環境課だけの問題じゃないと思ったんですよ、町長。やっぱり、管理職を、各課を統括する首長が、たまには別のホームページをざっと見て、つくっている事業計画がどのような状況なのか。特に、新庁舎をつくるわけです。32年度から、33年度、これ今の庁舎で最後の環境の計画ですよね、この温暖化計画。 そういう意味で、私は伺ったんです。見たか見らんかのたったそれだけで聞いたわけじゃないんですよ。防災計画を初めとして、各計画が計画どおりいかない、途中で変えられている。それが、ころんころん変わって、私は本当にみんなが職員総出で、そして町民も一緒になってつくっていく各計画が、どのような形でトップは見ているのか。今後どうするのか、私聞きたかったんですよ、町長。その町長として、見ていなかったと受け取っていいですか。これからは、やっぱりきちんと  笑いごとじゃないですよ、町長。ちゃんと真摯に答えてください。 お尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) 休憩します。午前11時01分休憩                              午前11時03分再開 ○議長(内山田善信君) 休憩前に引き続き開議します。 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) じゃあ、お尋ねいたします。 さきの私の質問、見たか見らんかだけです。 今の答弁です。 ○議長(内山田善信君) 町長。 ◎町長(安田修君) 見たようにもあれば、見ないようにもあります。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) これからは、職員がつくった計画、いろんな改革の進捗状況は、今冊子にせずにホームページで出す部分も結構あります。しっかり、たまには各課のホームページも眺めてみて、そして、仕事の進捗状況はどうなのかをきちんと把握することをお願いいたします。 以上で終わります。 ○議長(内山田善信君) 副町長。 ◎副町長(金丸隆康君) 副町長です。職員とのコミュニティーとか、そういうものは、私たちは十分とれておると思っております。また、町民との情報共有とか、コミュニティーにつきましても、議員は苦し紛れといったようなことを言いますけれども、それは議員の考えであって、私たちは、これは常にやはりと町民が一体でございますから、そういうものはとれているというふうに思っております。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) この問題が、一応区切りとして次に行きます。 児童生徒の不登校、小中学校の不登校の現状と対応をお尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(新原とも子君) 教育長です。 門川町の不登校児童生徒の現状と対応についてお答えいたします。 まず、不登校の定義について申し上げます。文部科学省は、「(不登校とは、)何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しない、あるいはしたくともできない状況にあるため、年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの。」と定義しています。 次に、不登校の主な要因について申し上げます。文部科学省は、不登校の要因を7項目に分類しています。「学校生活の状況」「あそび・非行」「無気力」「不安などの情緒混乱」「意図的な拒否」「複合」「その他」の7つです。 しかし、実際の不登校の状況を見てみますと、これらの要因が複雑に絡み合っているのが現状であり、要因を特定したり、取り除いたりすることが大変難しくなってきております。 それでは、御質問の門川町内の不登校児童生徒の状況についてですが、小学校においては、平成30年度3名、今年度は1月現在で2名となっております。 中学校においては、平成30年度25名、今年度は1月現在で21名で、小学校と比較すると多くなっています。 特に、中学1年生で不登校になる生徒が急にふえる傾向が見られます。 一般的には、小学校から中学校に上がる段階で、新しい学級や部活動での人間関係づくり、勉強への不安、第二次性徴に伴う身体的・心理的な不安定などが要因として挙げられますが、本町でも同様の要因での不登校が多く見られるところです。 次に、不登校の対応についてお答えいたします。 不登校児童生徒に対して、学校は、定期的に保護者への電話連絡や家庭訪問を行い、本人や保護者の考えや思いを大事にしながら、不登校の要因を探ったり、取り除いたり、登校を促したりすることを中心に行っております。 また、組織的な対応として、学級担任を初め、管理職を養護教諭などを構成員とした不登校対策委員会を定期的に開いており、場合によっては児童相談所等の専門機関との連携やケース会議を行っております。 このような対応のほかに、学校では不登校の未然防止の取り組みにも力を注いでおります。 まず、問題の早期発見に努めるために、毎月、児童生徒に対するアンケート調査を実施したり、教育相談期間を設定したりして、学校や家庭での問題や悩みを把握するようにしております。 また、児童生徒の自己肯定感やコミュニケーション能力を高めることも未然防止につながるため、日常指導の中で、グループ学習や体験学習を多く取り入れながら子供同士が多く触れ合う機会を設定しております。 さらに、学習や生活の状況、家庭を地域での様子などについて、気になることがあれば、すぐに職員間で情報を共有し、組織として迅速な対応を進めているところです。 教育委員会としての取り組みですが、門川中学校の相談室に不登校対策サポートコーディネーターを配置し、教室になかなか入れない生徒への学習支援や教育相談を行っております。 また、教育相談の窓口を教育研究所内にも設置し、不登校児童生徒及び保護者の相談に対応しているところです。 あわせて、県教育委員会派遣のスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーと連携した教育相談や保護者への支援も行っているところです。 教育委員会の今後の計画としまして、令和2年度に、不登校等の児童生徒を対象とした「教育支援センター」、一般的には「適応指導教室」と呼ばれておりますけれどもを設置し、登校に向けて段階的に支援していくとともに、児童生徒本人や保護者への相談機能も充実させていく予定です。 今後も、児童生徒一人一人に寄り添いながら、不登校解消に向けた教育支援を続けていく所存であります。御理解のほどよろしくお願い申し上げます。以上です。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 今度の予算にも出ていますので、教育支援センターを設置して、また不登校の課題に充実した形で取り組むっていうことですが、例えば、中学校の相談室、学校の中にサポートコーディネーターを配置しているというのは、私も、ちょっと延岡、日向とか調べたんですけど、一応門川独自の取り組みかなとは思ったんですけど、そこ辺で、学校に来る子って、現在長期不登校になっている子供のうちのどれくらいなのか。で、どのような子が、学校内のこういうコーディネーターに来られるのか。ちょっとその状況をお尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(椿原悟君) 教育総務課長です。 今、御質問の分ですけども、不登校サポートを使っての生徒につきましては、相談室での対応を行っております。相談室での利用につきましては、1月末の段階で9名、これは、随時というわけではないんですけども、利用者としては9名が利用されているというような状況でございます。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 結構、9名も利用されてかなりの成果もあるのかなと思うんですが、済いません、ちょっと予算書見てなかったのですが、これはそのまま続けた上で、教育支援センターをつくるっていうことですね。お尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(椿原悟君) 教育総務課長です。一応、今おっしゃられた分の不登校サポート、それと適応指導教室関係につきましては、そのまま予算化をしておりますので、両方行うような形で進めてまいります。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) なかなか、学校に長期来られない子供っていうのは、やっぱり、ぱっと見たときに教育支援センター、適応指導教室といったら、なお来られないんじゃないかなという気がするんですけど、そこ辺、やっぱり学校とかとは別途につくっているところがあって、やわらかい感じの雰囲気で打ち出していますけど、そのような、これはもう質疑にわたりますけど、どのような形で設置するのかお尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(椿原悟君) 教育総務課長です。御質問の分ですけども、名前のほうにつきましても、近隣の日向、延岡あたりにつきましては、適応指導教室とか、教育支援センターという名前ではなくて、やわらかい名前を使われて実施をしております。 本町におきましても、事業名としてはこの名前を使っておりますけども、実際通称として、また別途名前は考えていく必要があると思っております。 あわせまして、場所とかそういった部分は考慮しながら、デリケートな部分にもなってまいります。なかなか、学校に行けない子供たちが、ほかの方々の目も気にされる分もありますので、そこら辺にも配慮した形での対応をしていくということで考えておりますんで、御理解いただければと思います。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 常駐する講師の方というか、そういう方はどういう形で考えていますか。お尋ねいたします。
    ○議長(内山田善信君) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(椿原悟君) 教育総務課長です。予算のほうでは、一応、指導員を2名というようなことで考えております。 できましたら、学校の経験、教職員の免許とか持ってらっしゃった方とかそういった形の方を採用できればとはいうふうに考えて、今、いろいろと当たってはいるところでございます。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 西門川が閉校して、特に中学生が、西門川の人に多かったんですけど、その子供たちが少人数でずっとやってきた子供たちがどうなるのかなというのがちょっと心配もありましたので、できたらやっぱり、教育を子供たちは受ける権利があります。できるだけ、やっぱり不登校がなくなって、きちんとして社会で生きていける基盤づくりが私たちの責務かなと思いますので、この教育センターが喜ばれるセンターになることを一応期待して、不登校の問題は終わりといたします。 ○議長(内山田善信君) 以上で、11番、神﨑千香子君の質問を終わります。 ○議長(内山田善信君) ここで、しばらく休憩します。 再開を11時25分にいたします。午前11時14分休憩                              午前11時25分再開 ○議長(内山田善信君) 休憩前に引き続き会議します。 10番、水永正継君の登壇を求めます。 ◆議員(水永正継君) 水永です。 中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎が世界的に広がり、日本にも深刻な影響があらわれてきました。既に日本の広域への感染が起こっています。 現在、日本は消費税増税による生活圧迫に加え、新型コロナウイルスの発生により、国民の仕事、生活、健康、日本の経済活動が脅かされ始めています。来年度の国家予算案に新型コロナウイルス対策費が1円も計上されていないことは驚きです。1機100億円を超えるステルス戦闘機は、アメリカの言いなりに百機以上も買おうとしているのにです。また、国立感染症研究所の定員削減を行ってきた機能弱体化も今回の対策を危うくしている一因ではないかと言われています。 このような中、安倍首相は新型コロナウイルスの感染拡大防止のためと言い、突然、全国の小中学校、高校、特別支援学校の一律休校を要請しました。首相のこの独断により、学校現場はとまどい、保護者の仕事、営業など国民生活に新たな負担と混乱が生じてきました。国として今必要なことは、科学的な感染症対策と財源を伴う医療検査体制の抜本的強化、休業補償、経済対策を示すことだと思います。 そこで、このような状況の中、門川町では、この新型コロナウイルス感染症に対してどのような対策、対応を行っていくのか。新型コロナウイルス感染症が広まり始めてからでは遅い、それ以前の対策は。学校や保育所などでの対策・対応は。感染したのではないかと自覚した人に対しての対応は。感染者が出たとき及び多くの感染者が出始めたときの対応は。それから、この新型コロナウイルス感染症に対して、の組織は門川町新型インフルエンザ等対策本部条例(平成25年6月17日条例第22号)で動くのかなどを伺いたいと思います。 あとは自席から伺います。 ○議長(内山田善信君) 答弁を求めます。町長。 ◎町長(安田修君) 答弁をさせていただきます。 新型コロナウイルスについての御質問でございますが、まず、新型コロナウイルスが広まり始めてからでは遅い、それ以前の対策はについてお答えいたします。 新型コロナウイルスの症状としては、発熱や呼吸器症状が1週間前後持続することが多く、強いだるさを訴える人が多いことが特徴だそうです。 感染経路は、発生当初から飛沫感染や接触感染によってうつると言われています。閉鎖空間において、近距離で多くの人と会話する等の一定の環境下であれば、せきやくしゃみなどがなくても感染を拡大させるリスクがあります。 そのため、アルコール消毒や石けんによる手洗いや、せきなどの症状がある方はマスクを着用するなどのせきエチケットを徹底し、風邪症状があれば外出を控えていただくなどの感染予防が大事になってきます。 また、高齢者や糖尿病・心疾患などの基礎疾患がある方につきましては、重症化するリスクが高いことから、公共交通機関や人ごみの多い場所を避けるなど、より一層注意を払うことが必要であります。 新型コロナウイルス発生当初は、広報誌やホームページで、国や県の対策や相談機関等の情報提供を行い、庁舎内でもマスクの設置や手洗いの励行、アルコール消毒など感染予防に努めてまいりました。 時間がたつにつれ、九州でも福岡県、熊本県と相次いで感染者が発生したことから、宮崎県内でもいつ発生してもおかしくない状況となっています。 国が2月25日に基本方針を発表したことから、本町においても翌日の2月26日に、情報共有を図りながら今後の体制を整えるため対策会議を開催しております。 内容といたしましては、国の基本方針、新型コロナウイルスの発生状況などの確認を行い、感染拡大防止に向けて、町民に向けての情報提供、が主催する会議やイベントの検討、役場等の公共施設での消毒の徹底、発生した場合の対応など協議を行い、職員の出張や会議、イベントの開催等についてのの方針を定めたところであります。 そして、2月28日には、門川町新型コロナウイルス対策本部を設置し、現在、感染拡大防止に向けて必要な対策をとっているところであります。 次に、学校や保育所などの対策についてですが、手洗い・うがい等の基本的な予防策に加え、学校や保育所は集団感染が発生することが考えられることから、関係各課と連携しながら必要な対策をとってまいりますが、2月27日に首相から感染拡大の防止に向けて、全国全ての小中学校、高校、特別支援学校について全国一斉の休校が要請されたことから、町立小中学校につきましても、その趣旨を重く受けとめ、3月2日から3月15日の間、臨時休業としたところであります。 次に、感染したのではないかと自覚した人に対してはの御質問ですが、感染が疑われる方は、まずは日向保健所に設置してある帰国者・接触者相談センターに相談を行っていただくことになります。 相談・受診の目安としては、風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続いている方、強いだるさや息苦しさがある方になります。高齢者や基礎疾患がある方は、先ほどの状態が2日程度続けば相談の対象となります。 その結果、感染疑いがあると判断された場合は、保健所の指示を受けて、医療機関を受診します。直接医療機関を受診することは感染を広げてしまう可能性がありますので控えていただき、必要な感染対策を行った医療機関で診察を行います。 次に、感染者が出たとき及び多くの感染者が出始めたらの御質問でありますが、町内で感染者が発生した場合、重症リスクの高い方への外出の自粛などの情報提供や手洗い、せきエチケット等の一般感染対策などの呼びかけを行います。 感染者への対応は、国や県、保健所等と連携しながら、本町が策定しております門川町新型インフルエンザ等対策行動計画に準じて、町民に対する適時適切な情報提供、感染拡大に備えた体制整備など、必要な措置をとってまいります。 例えば、不要不急の外出の自粛、不特定多数の集会の中止や延期、保育所・小中学校の休園、休業、町立施設の一時的閉鎖など、発生段階に応じた対策をとってまいります。 最後に、この感染症に対して、の組織は門川町新型インフルエンザ等対策本部条例で動くのかとの御質問でございますが、本町が作成しております門川町新型インフルエンザ等対策行動計画では、新感染症の中で、感染力の強さから新型インフルエンザと同様に社会的影響が大きいものは、この対策行動計画に準じた措置をとっていくことになっておりますので、門川町新型インフルエンザ等対策行動計画に沿って動いていくことになります。 現時点では、国内の複数地域で感染経路が明らかではない患者が散発的に発生している状況やインフルエンザのように有効性が確認された抗ウイルス薬やワクチンなどもないことから、我々一人一人が不要不急の外出を避け、手洗いやせきエチケット等の予防を徹底し、栄養や休養を十分にとりながら、免疫力をつけていくことが大事だと考えております。 いまだ感染の終息が見えない中ではありますが、国・県等と連携しながら、感染拡大防止に向けて対策を図ってまいります。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) 水永です。 今回のこの新型肺炎については世界的に心配されていて、今後、パンデミックが起こるのではないかとそういう心配もされています。日本が経済活動、いろんな面で今までに経験したことのない状況が始まっていると思います。これに対して、人の命がかかわっているから皆さん心配しているわけです。高齢者の方は死亡率が高いとも言われております。ですからこの肺炎に対して、としてもできる限りの対策を講じて防いでいかなければならないと思っています。 そして、感染したのではないかと自分では思っている、そのときにどうしたらいいかというのが余りはっきりわからない。国の方針では熱が37度5分以上、それから4、5日それが続くと、それから病院にかかるというようなことですけれども、それで手おくれになるようなことも発生するのではないかと思うんです。それでこの質問をしているんですが、町長の答弁では、まず保健所に行きなさい、それから保健所の判断を仰いで病院に行くということになるようです。 この保健所に行くときに、車で家族に連れていってもらうのか、本人が行くのか、それとも電話などで伺うのか、そのあたりはどうでしょうか。 ○議長(内山田善信君) 町民課長。 ◎町民課長(松尾高明君) 町民課長でございます。 まずは電話によって相談してからの対応になります。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) 水永です。 ということは、保健所の人がその話を聞いて、これはもう大丈夫だとか今のところ大丈夫だとか、もうちょっと病院に行った方がいいという判断をされるわけですね。医学的なその検査をして判断をするのではない、そういうわけですね。 国のほうは、日本は感染者が韓国とかほかの国に比べて少ないのではないかと言われています。それはなぜかというと、本当はよく医学的にウイルスを調べてみると、その検査体制がもっと充実していれば本当は感染者が多い、現在、日本はその検査体制が十分ではないからその感染者が少ないんではないかと言われている。ですから住民の方の中に、特に高齢者なんかは、やっぱり多くの感染者がいるのではないか、そういう心配もあるのではないかと思います。 保健所に最初に行って判断を仰ぐということですけれども、保健所がその医学的な検査をするわけではないんですね。 ○議長(内山田善信君) 町民課長。 ◎町民課長(松尾高明君) 町民課長です。 まずは保健所に相談していただいて、もし疑わしいと判断されたら、今度は宮崎の衛生科学研究所においてPCR検査を行います。その検査依頼で陽性と判断された場合には、施設が整った病院での療養になります。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) 水永です。 宮崎に行って検査をすると言われましたが、これは検体か何かを送って検査するわけですか。 ○議長(内山田善信君) 町民課長。 ◎町民課長(松尾高明君) 町民課長です。 まずは咽頭、鼻から棒を入れて、のどの粘膜とか鼻の粘膜とか、たんをその衛生研究所に送りまして、それで検査をします。昼の1時ぐらいに検体を送りましたら、夜の8時ぐらいにその結果がわかる状況です。今現在このような状況になっております。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) 例えば高齢者の方が、その送り方ですけれども、これはどうやって送るのかです。自分で取って、送り方がちょっと難しいと思うんですけど、どんなでしょう。 ○議長(内山田善信君) 町民課長。 ◎町民課長(松尾高明君) 町民課長です。 まずは保健所に相談をされます。そして疑わしいと判断をされたら、保健所の職員がその家庭まで行ってその検体を取ります。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) 了解しました。では保健所の方が来て、その綿棒か何かで検体を取って、保健所の方が宮崎に持っていくと。そして宮崎の医療機関が判断するわけですね。 そこでコロナウイルスに感染していると分かった場合、その後はどうなるんですか。 ○議長(内山田善信君) 町民課長。 ◎町民課長(松尾高明君) 町民課長です。 その後は、その感染症対策病院でその対策をとった病棟があるところでの入院とか、そういった治療となります。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) その病院ですが、門川町にあるのか県北地域にあるのか、または県内の特殊な病院に行かなければならないのか、そのあたりはどんなでしょう。 ○議長(内山田善信君) 町民課長。 ◎町民課長(松尾高明君) 町民課長です。 今現在報道されていますのは、県内7カ所の県病院を含めた診療機関となっております。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) その7カ所で、県北ではどの病院が該当するんでしょう。 ○議長(内山田善信君) 町民課長。 ◎町民課長(松尾高明君) 町民課長です。 今現在報道されているのは延岡の県病院だけです。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) 水永です。 ということであれば、感染した場合は、もう延岡の県病院で入院して治療ということになるわけですね。 そういうことが漠然としているんじゃないかと思います。私も何かその辺がはっきりしなかったんですが、町民の方、高齢者の方もたくさんいるし、いろんな方が心配されていると思います。ですから、このようなことをはっきりとしていれば、住民の方も安心するのではないかと思います。 突然のことで学校が休校になりましたけれども、学校で起こった場合は保健室があったり養護教諭がいたりして、今までの安全対策で行っていくようでしたけれども、今回は児童クラブ、こちらに行くことになりましたけれども、これは質問事項には含まれていませんでしたけれども、そういう状況になっていますが、児童クラブの受け入れ状況というか、そのあたりはどんなでしょうか、質問してもいいですか。 ○議長(内山田善信君) 休憩します。午前11時47分休憩                              午前11時47分再開 ○議長(内山田善信君) 休憩前に引き続き会議します。 福祉課長。 ◎福祉課長(橋口聡君) 福祉課長です。 先ほど水永議員から御質問がありました児童クラブの利用状況ということでございます。 まず、3月2日につきまして、児童クラブの単位回数は今現在4単位となっております。その4単位の合計で54名の利用でございます。 3月3日につきましては、52名の利用となっております。なお通常の登録者数につきましては105名でございますので、およそ半分が利用されておるというような状況でございます。 なお、学校が休業になりました3月2日からは、通常の開所時間を早めまして、朝の7時30分から開所をしております。閉所は6時までとなっております。本日につきましては、まだ集計をしているところでございます。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) 住民の方の中には親御さんが1人で、自分は仕事に行くから小さい子供をどうしていいかわからずに、そういう状況もあるのではないかと思います。それでこの児童クラブが大変役に立つわけですけれども、今のところそういう困っている状況はないということですね。今後、いろいろこの状況がひどくなれば、そのあたりも混乱が予想されると思いますので、今後心しておくべきことではないかと思います。 それから感染がどんどん広がってきた場合、このあたりの対応はいかがでしょう。 ○議長(内山田善信君) 町民課長。 ◎町民課長(松尾高明君) 町民課長です。 新型コロナウイルス対策本部を立ち上げておりますので、新たな対策が必要な場合は、この本部会議を開いて対策を練ってまいります。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) 町長が答弁されましたけれども、今後どういうことになるか全く予想がつきませんので、住民の方の命が対策によって守られるように努力していくべきことだと思います。 では、次の質問に移りたいと思います。 加齢性難聴は日常生活を不便にし、コミュニケーションを困難にするなど生活の質を落とす大きな原因となっています。最近では、うつや認知症の危険因子になることも指摘されています。 現在、難聴者の14.4%しか補聴器をつけていないとの推計があります。理由は、補聴器が高額であるからです。 高齢者は70歳代の男性の23.7%、女性の10.6%の人が難聴になっていると言われています。80歳代になると、男性の36.5%、女性の28.8%が難聴と言われています。原因は動脈硬化による血流障害のようですが、ストレス、騒音、運動不足などもあるようです。 難聴になると、家族や友人などとの会話が減ったり、会合出席、外出の機会が減ったりなど、コミュニケーション障害が起こるとされています。さらに認知機能低下が正常聴力の人より32%から41%の悪化が見られるとの研究もあります。 難聴者への聞こえの支援は重要であると思います。加齢性難聴者への補聴器購入について助成はできないでしょうか。 ○議長(内山田善信君) 答弁を求めます。町長。 ◎町長(安田修君) 加齢性難聴者の補聴器購入助成についての御質問でありますが、現在本町においては、身体障害者手帳を所持されている方を対象に、日常生活を支援するための補装具や日常生活用具が必要な方の購入に際して助成制度を設け、補聴器の購入などの支援を行っております。 議員の御質問にあります加齢性の難聴者に対する補聴器の購入助成については、現行の助成制度の中に加える、または制度を創設するには明確な基準を設定することが困難であると思われます。 今後も現在の助成制度の基準に基づいて、日常生活に支障のある方々への支援を継続してまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いをいたします。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) 水永です。 これは現在の助成制度の基準に基づいて支援を行っていくと。この現在の制度の基準というのは、子供たちのひどい難聴、それから成人の方でのひどい難聴、これに対しては国の補助制度があるわけですね。そのあたりをちょっと明確にお願いします。 ○議長(内山田善信君) 福祉課長。 ◎福祉課長(橋口聡君) 福祉課長です。 聞こえの数値におきましては、基準上は70デシベルを超える方については身体障害者手帳の交付がございます。若年性におきましては、門川町のほうで要綱整備いたしております。70デシベルに満たなくとも、30デシベル以上で18歳未満の若年の方につきましては、学業に対するその不便さの解消ということでの助成ということで、これとあわせまして年齢的なものについては網羅をしておると考えております。 以上でございます。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) ということは、門川町でこの制度、国の制度に沿った基準を実践されていると、受けている方は実際におられるわけですね。 ○議長(内山田善信君) 福祉課長。 ◎福祉課長(橋口聡君) 福祉課長です。 正確な数字につきましてはここに持っておりませんが、毎年何件かの申請を受けております。昨年は、記憶ですが6件であったと思います。 この辺につきましては、議員がおっしゃられる加齢性難聴につきましては、こちらのほうでも調査はいたしましたが、定義が明確な定義がどこにもないようでございます。今現在定義されております聞こえにくさ、これを基準として、今後もこの制度を継続して支援を続けていきたいというふうに思っております。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) 加齢性難聴は今後やっぱり高齢者が多くなれば、この問題に突き当たる方は多くなるのではないかと思います。先ほど難聴になる確率などを数字で申し上げましたけれども、かなりの高齢者が難聴になると言われています。 それで難聴になると、コミュニケーション、これが不都合になって、人との会話が相手の会話が聞きとれないので、そのあたりがうまくいかないと、やはりうつとか認知症になりやすいのではないかという統計も出ています。ですから、各自治体でやっぱりこれは真剣に取り組んで、この難聴の問題をやっぱり解決していくべきだと思います。 そこでいろいろ調べたら、この難聴に対して自治体が助成制度を実施しているところがもう既にありました。これは全国で20カ所ありました。例えば、長野県木曽では、65歳以上の人に3万円の補助をしている。それから千葉県の浦安市では、やはり65歳以上の人に3万5,000円の補助をしている。それから静岡県長泉、これは3万円、65歳以上で、こういう条件がついています。50デシベル以上から70デシベル未満の人。それから福岡県粕屋では5万円、これは65歳以上の人で、住民税非課税世帯、このようなところがや市、20カ所あります。 それから、そのほかにこの制度を取り入れてほしいという国への助成を求める意見書採択をしている自治体が、もう既に27議会あります。現在はもっとふえていると思います。例えば、これは北海道の斜里町議会だとか、それから同じく北海道の古平町議会、それから石川県の志賀町議会、埼玉県の嵐山町議会など、もう既に27議会がこれを国に上げていると。 こういう状況が全国的にもありますから、門川町でも研究されて、ほとんどの方がお年寄りに将来なっていくわけですから、そのあたりの助成制度をもう今から整備していくと住民の方は助かるんではないかと思います。 これはうつとか認知症、これにならないということは、将来年をとっても幸せに暮らせるということですから、また、医療費関係にもかかわってきます。この取り組みについて今後研究されて、実践していくというお考えは町長ございませんか。 ○議長(内山田善信君) 福祉課長。 ◎福祉課長(橋口聡君) 福祉課長です。町長へのお尋ねでしたが、所管課長の私がかわってお答えをさせていただきたいと思います。 議員がおっしゃられるように、この難聴がうつであるとか認知症につながっていくということは否定はできないと考えております。ただ、社会資源を使うからに当たっては、はっきりとした基準が必要だとも考えておりますので、議員がおっしゃられたような自治体等々につきまして所管課のほうで調査をさせていただいて、また議論のテーブルに乗せられるような形でまとめたいと考えております。御理解をいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) 水永です。 この補聴器というのは、やっぱり手に入りにくいというのは高額だからですね。平均して15万円から30万円というようですけれども、これは自治体から少しでも補助があると求めやすいと思います。それから、安いのがありますけれど、二、三万円のがありますけども、これは集音機といって補聴器とは違うようです。 補聴器というのは、すぐに耳がよく聞こえるようになるものではないようです。1カ月ぐらい練習して初めてよく聞こえるようになる。音が耳から入って脳で音を感じるわけですけれども、個人によって全然入ってくる音の大きさが違います。ですから、全部が全部同じようにすぐ聞こえるというようなものではないようです。 ですから、個人に沿って練習していって初めて音を脳が感じるようになるわけですから、せっかく補聴器を買ったけれども使っていないとか、そういう状況があるかもしれません。ですから、そのあたりは補聴器はそういうものだとやっぱり認識をする必要があると思います。 せっかく自治体が補助をしても、それがうまく使われなかったら無駄ですから、そのあたりの啓発というか、やっぱり大事になってくると思います。そのあたりの援助をする専門家の方も自治体では招いているところがあるようです。今後、このあたりの正しい補聴器の使い方、それからそれには期間がかかる、努力が要るんだと、そういうような住民向けのアドバイスというか方法というか、そのあたりは今後どうお考えになるでしょうか。 ○議長(内山田善信君) 福祉課長。 ◎福祉課長(橋口聡君) 福祉課長です。 議員がおっしゃられることがほぼ正解でございまして、補聴器については一定期間の調整期間を持たないと、なかなか御自身に合う、合わないというのがあるのは事実でございます。 このあたりにつきましては、本来、医学的な知見に基づいて、医者の診断書の中で聞こえるデシベル等が出てくると理解しております。一義的にはお医者さんの指導がまずありまして、その後、販売店から使用においての注意というような形で個別に指導を受けている、また説明を受けているというのが現状でございます。 のほうで、最終的には販売店のお話になってきますので、どの程度までこちらでアナウンスできるかというのは、ちょっと検討させていただかねばいけないところかと考えております。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) 今後は住民に対して補聴器の正しい使い方、補聴器はこういうものだということをやっぱり知ってもらうと、このような方法も大事じゃないかと思います。 この高齢者の難聴に対しては、高齢者が今後社会で活躍、働いていくとき、補聴器は必需品になるのではないかと思います。ですからよろしくお願いしたいと思います。 では、最後に、公的な施設での手すりの設置状況について、ないところ、片側だけのところとさまざまのようです。身障者にとって階段など両側に手すりがあると助かるという声があります。健常者は階段などに両側に手すりが必要であるという認識は低いように思います。今後、両側に手すり設置が必要であるとの認識は大事ではないでしょうか、伺いたいと思います。 ○議長(内山田善信君) 答弁を求めます。町長。 ◎町長(安田修君) それでは、公的施設での手すりの設置についての御質問でありますが、の管理している施設の階段部分についてお答えをいたします。 公共施設を管理するの考えといたしましては、配慮が必要な方への利便性の向上を図ることは重要と認識をいたしております。 議員御指摘のとおり、階段の両側に手すりが設置されていない施設もございますが、これは階段の幅員などにより設置できない諸事情がございます。 現庁舎を例にとりますと、階段の片側だけに手すりがある状態ですので、特に配慮が必要な方につきましては、エレベーター等もないことから、職員が1階に出向いての対応を行っている次第であります。 しかし新庁舎では、バリアフリーの観点から階段の両側に手すりを設置し、エレベーターを完備するなど利便性の向上を図っておりますので御理解をいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) 水永です。 これはなぜ質問したかと言いますと、片側に手すりがついているところは大体普通です。ところが両側についているところは非常に少ないです。 身障者の方にいろいろ伺ってみると、例えば左側が悪い人、ちょっと不自由な人、これは右側に手すりがあるときは右側でずっと上っていきますけれども、今度は帰るとき、今度は反対側に手すりがないですから、この上ってきた右側を後ずさりしながらおりていかなければならない。ですから非常に困っているという要望があります。ですから私はこれを聞いて、両側に必要だなということがわかったから、この質問をしているわけです。 皆さんどうでしょう、この身障者の方がそういう不便を感じておられるという認識はどんなでしょう、町長。 ○議長(内山田善信君) 町長。 ◎町長(安田修君) ですから先ほども言いましたように、そういう方が例えば役場で2階に用があるときには職員が出向いてきて手助けをしているのであります。 どうしても、やっぱりほかのクリエイティブセンターにしても図書館にしてもどこにしてもエレベーターがありますからいいですけど、大体ここが2階ですから、ここが一番ではないかと思っていますが、そういう処置をしているところであります。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) ここの庁舎は古い施設ですから当初から両側につけるという認識はその当時はなかったと思います。ですから職員の方が手助けしているということです。 それは大変いいことだと思うんですが、今後、新しく作る場合、両側にぜひつけてほしいという身障者の方たちの願いがあります。これは一人ではありません、もう複数です。将来自分がなるかもしれないし、周りの人がなるかもしれません。ですから、そのような社会になったとき対応できる施設であってほしい、このような認識が住民の中にも必要だと思います。 それで、この日向も新庁舎ができましたけれども、あそこのメインの階段は手すりが両側についていて、しかも1つだけではありませんでした。手すりの高いところ、中間のところ、低いところと3段階ありました。ですから、個人に合わせて高いところでつたっていったり、中間のところとか低いところとか、自分の体に合わせてずっと会場まで上っていくことができる仕組みになっていました。ですから門川町の新庁舎をつくるときも、そういう認識が必要ではないかと思います。 それから、私は県内でいろんなところの会議に行ったりするんですが、古い建物でも両側についているところはあります、そのような施設は、当初はなかったけれども後で両側につけていたということが考えられます。ですから本町でも今後、片側じゃなくて両側が大事だと、そういう認識を持ってもらいたいと思います。 以上で私の質問を終わります。 ○議長(内山田善信君) 以上で、10番、水永正継君の質問を終わります。 ○議長(内山田善信君) ここでしばらく休憩します。再開を1時20分からといたします。午後0時12分休憩                              午後1時20分再開 ○議長(内山田善信君) 休憩前に引き続き会議します。 4番、山岡節夫君の登壇を求めます。 ◆議員(山岡節夫君) 4番、山岡です。 私の質問事項は1点でございます。地方創生活動の成果と今後の課題についてでございます。 質問の要旨を説明いたします。 門川町では、雇用の創出、移住定住の促進、結婚・出産、子育て支援、まちづくり等の課題解決と魅力あふれる地方創生を実現するために門川町総合戦略を策定、基本方針や基本目標を掲げ、目標達成に向け施策に取り組むとしております。事業計画期間は、平成27年から平成31年度までの5カ年計画でございます。 一方、平成28年地域再生法の一部が改正され、地域再生計画を作成し、国の認定を受けた場合に、当該計画に記載された事業について、地方創生推進交付金が交付されるようになっております。門川町も平成28年地域再生計画を策定、かどがわワンパク事業等が認定され、地方創生推進交付金対象事業となっております。本事業の計画期間は平成31年3月31日でございます。 地方創生推進事業は、人口減少対策やの活性化、の将来を左右する重要な事業だと考えます。計画期間終了に伴い、計画期間に取り組んできた事業の成果と今後の課題について伺います。 伺う内容は次のとおりでございます。 1つ、門川町総合戦略5カ年計画、地域再生計画3カ年計画の施策事業に関して伺います。 ①計画期間の事業費総額、②新たな人の流れを生み出すことができたのか、③門川町で仕事をつくり、安心して働ける仕組みづくりはどの程度進んだのか、移住定住促進、結婚から子育て支援までの支援充実は計画どおりに進んだのか、⑤安心して暮らせるづくりはどの程度進んだのか。 2、事業計画の進捗管理や評価管理の面で課題はなかったのか。 以上でございます。あとは質問席で行います。 ○議長(内山田善信君) 答弁を求めます。町長。 ◎町長(安田修君) それでは、答弁させていただきます。 地方創生活動の成果と今後の課題についてでありますが、門川町では、人口減少問題などの地域課題の解決や魅力あふれる地方創生を実現するために、平成27年度に門川町の総合戦略、未来の門川ハッピースマイル戦略を策定をし、この中で①「門川町の次代を担う人材を育成する」、②「門川町でしごとをつくり、安心して働ける仕組みをつくる」、③「門川町への新しいひとの流れをつくる」、④「若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる」、⑤「時代に合った地域をつくり、安心して暮らせるまちをつくる」の5つの基本目標のもとに、関係部署との連携を図りながら、さまざまな事業に取り組んでいるところであります。 また、来年度に門川町長期総合計画を改定することから当計画との整合を図るために、平成31年度までであった第1期の総合戦略を1年延長し、国県の第2期総合戦略の内容を踏まえ、第2期の総合戦略の準備を進めております。 さて、門川町総合戦略5カ年計画、地域再生計画3カ年計画の施策事業に関する御質問でございますが、①まず初めに、計画期間中の事業費支出総額でありますが、事業費につきましては、総合戦略の基本目標の実現に向けて関係各課で連携しながら事業に取り組んでおり、地方創生の交付金以外の部分もありますので、明確に各事業費が区分されないところもありますが、各課の事業がそれぞれ地方創生の実現に向けて取り組んでいます。 地方創生の交付金としては、平成28年度に地方創生加速化交付金を活用し、門川魅力発掘プロジェクトなどの事業を行い、事業費は2,175万円です。 また、同年に新たに創設された地方創生推進交付金を活用した事業では、かどがわワンパク事業を平成28年度から30年度の3カ年で行い、事業費は4,211万円であります。 さらに現在では、フィンガーライム産地化プロジェクトに平成30年度から令和4年度の5カ年で910万円、とびだせブランド門川プロジェクトに平成30年度から令和2年度の3カ年で5,208万円の事業に取り組んでおります。これら全ての交付金を合計しますと1億2,504万円となります。 次に、②新たな人の流れを生み出すことができたのかとの御質問でありますが、かどがわワンパクや庵川フィッシャーマンズフェスなど新たなイベントの開催や門川の魅力情報の発信は外の方にもアピールできており、カンムリウミスズメの観察には国内外から訪れるようになってきています。今後も門川町の魅力の発信を継続していきながら関係人口の増加に努めていきます。 次に、③門川町で仕事をつくり、安心して働ける仕組みづくりはどの程度進んだかとの御質問でありますが、現在、門川ブランドの認定や首都圏において認定商品のPRイベントを行っており、今後さらに事業展開していくことで町内企業を支援していきます。 また、販路拡大支援の補助制度も創設しましたし、今後、商工会や金融機関と情報共有しながら、創業支援の補助制度にも取り組んでいきます。1次産業においても、就農支援や後継者育成等の環境整備を行っております。 次に、④移住定住促進、結婚から子育て支援までの支援充実は計画どおりに進んだのかとの御質問でありますが、移住定住促進については、東京や大阪で開催されています移住相談会に参加をし、移住を考えている方々への門川町の紹介や情報収集等を行ってきました。 また先日、延岡日向宅建協同組合と連携協定を締結をし、今後、空き家バンクの開設・運営に協力していきます。 結婚及び子育てについては、婚活イベントを継続して開催しておりますし、子ども医療費助成の対象者を中学生までに拡充し、そしてまた、保育料の負担軽減などにも取り組んでいるところです。 次に、⑤安心して暮らせるまちづくりはどの程度進んだのかとの御質問でありますが、自主防災組織への補助により、避難路整備や避難所用資機材の整備が各地区で進んでおります。また、防犯灯の新設やLED化、あるいは役場や地域団体、事業所等による青パトでの見回り、さらには高齢者クラブによる子供見守り活動など防犯対策を行っております。 いずれにいたしましても、これらの取り組みにつきましては、継続的に新たな情報を取り入れながら続けていくことが大事だと思われますので、今後も事業の評価を行いながら継続しつつ、新たな事業にも取り組んでまいります。 最後に、事業計画の進捗管理や評価管理の面で課題はなかったのかとの御質問でありますが、現在、門川町におきましては国の示す指針に沿いまして、役場内で構成する門川町まち・ひと・しごと創生本部会及び外部有識者の方々で構成する門川町まち・ひと・しごと創生推進会議におきまして、進捗管理や評価管理を行っております。 評価管理につきましては、関係各課に事業評価のヒアリングを行い、門川町まち・ひと・しごと創生本部会におきまして内部評価を行っております。その内部評価を踏まえて、門川町まち・ひと・しごと創生推進会議で外部評価・意見収集を行い、その後の事業展開の参考にいたしているところであります。 今後もほかの自治体の手法の調査やさまざまな意見を反映をしながら、よりよい進捗管理や評価管理に努めてまいります。御理解のほどよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) 山岡です。それでは、1つずつお伺いをしていきたいと思います。 それで門川町に新しい人の流れを生み出すことができたのかということについて、まず伺っていきたいと思います。 私は、新しい人の流れはどうも生まれていない、進んでいないのではないかとそのように推測をしております。それはどういうことかというと、これは全体評価を社会増減数で評価するようになっています。すると、やっぱり観光客とかそういう入り込み客、そういうもので評価するべきであろうとそのように思っております。 そこで私のほうで少し調べさせていただいたんですが、県内26町村の観光動向調査では、門川町を訪れた人は、平成28年23万3,253人、29年に23万6,502人、30年、19万8,360人でございます。また、県内26市町村のうち、訪問客が少ないほうから5番目になっています。門川町はですね。それから延岡市の訪問客、これは年間223万人です。それから日向市の訪問客は年間143万人、間に挟まれている門川町の訪問客は23万人というような状況になっております。 門川町に訪問客が少ないのは、訪ねてみたいという心を動かす何かが不足しているのではないかとそのように考えております。そこで町長、どのように受けとめられたのか、少しお伺いしたいと思います。 ○議長(内山田善信君) まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(久米佳郎君) まちづくり推進課長です。 地方創生の総合戦略の御質問をいただいているわけですけれども、今議員さんのほうからもろもろ観光入り込み客であったり、日向、延岡との比較等が出てまいりましたが、この総合戦略におきましては御存じかと思いますけれども、新しい人の流れをつくるということについての評価指数というもの、KPIと申しますけれども、これについては項目が5つございまして、移住者数であったり観光施設の整備改修件数、あるいはのホームページのスマートフォンの対応とか宿泊者数とか、あるいは心の杜の入館者数というものをカウントしております。 したがいまして、ちょっとその議員さんが捉えている視点と少しそこは違っているところがあろうかと思いますけれども、この評価指数を評価していただくべく、その地方創生の各事業を展開しておりまして、関連はあると思いますけれども、そこはこの地方創生の総合戦略の各施策を進める中で、もうこのKPIについても達成すべきであるでしょうし、そのことが今議員さんがおっしゃるような部分の数字についても向上していけばというふうなことでは考えておるところです。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) やはりこれは新しい人の流れを起こすには、やっぱり観光客というのは非常にインパクトが多いと思います。それによって、ここはいい都市だな、門川町だなということで、人の流れも変わってくるだろうとそのように思いますので、やはりこれは重要なポイントだろうとそのように思っております。 そこで、現在の観光事業が乙島中心のイベント型ということでキャンプ場設備とか、それから周辺のイベント活動を中心に取り組んでおられますが、これは非常に門川町の魅力発信としては、全国的に流れていますので非常にインパクトがあるのかなとそのように評価をしております。 ただ、これで多くの観光客が訪れるのかという視点で見ると、やっぱり地元経済を潤すのには力不足ではないのかなと、そのように私は思っております。やっぱり思い切った施策を取り組むべきじゃないかと、そのようなことを考えているのですが、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(内山田善信君) まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(久米佳郎君) まちづくり推進課長です。 その思い切った施策も議員さんが考えておられることがあろうかと思いますけれども、地方創生の戦略といたしましては、その観光施設のみに限らず、移住定住の促進もありますし、門川町のPRもございます。 それから滞在型の観光ということで、いろんなその体験型の取り組みもいろいろやっていただいております。ワンパクもそうですけども、民間の方の力を借りて今さまざまな事業を、ワンパクも今年度は31事業でしたか、やっていただいております。 それから、地場食品の推進ということでブランドの認定もやっておりますし、門川マルシェというふうな形でイベントのときに町内の商店街の方々からお店を出していただいておる、そんなことをいろいろやって複合的にやろうと思っているんです。 ですので、特段、観光の目玉をどんと打ち出すかということについては、ちょっと今やっている地方創生のこの総合戦略の中身からは少し直接的ではないのかなと思っておりまして、またそれについては、観光をどうするべきかということに絞った考え方の中では、いろいろ御意見やらいただきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) ぜひそういう視点でトライしていただきたいと思います。 私はどうせ乙島観光を核としてやるならば、やっぱり交通利便性、それからを巻き込んだ町並み、食とかですね、そうするとに観光客が訪れてくるような、やっぱり総合的な戦略でぜひ検討していただきたいとそのように思います。 今新たな観光プロジェクトを立ち上げて何かやられると午前中にそのような話がございましたので、そこらも含めてぜひ検討をお願いしたいと思います。 それともう一点、今、魚のと聞いて魚を食べにきたそうです。私も聞かれました、どこで食べたらいいだろうかとそういう声が聞こえて、今そういう公共施設的なもので、日常、昼間、ちょっとレストラン的に新しい魚を食べさせるところがないんですね。 そういうところで、やはり今つくるとしたら心の杜レストラン、そこらが通常やっているんですね。ところが、あそこは利用客、入浴客の関所があって一般客がなかなか入ってこれんというようなことで、やはり外来者も自由に入館できるような仕組みづくりをぜひこのプランの中に盛り込んでいただきたいと、そのように考えておるところですが、どんなもんでしょうか。 ○議長(内山田善信君) ただいまの質問については通告されておりませんが、よろしいですか。まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(久米佳郎君) まちづくり推進課長です。 今、心の杜のレストランの話でございまして、温泉利用じゃない方につきましてもレストランは一応利用できるようにはなっておるんですけれども、その建物の構造の問題とか、なかなかレストランだけの利用がしづらいというようなことはあろうかと思いますので、そこ辺につきましては今後の心の杜施設全体の利用のあり方ということで、また我々なりに検討してまいりたいと思います。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) それから、次に進ませていただきます。 それで門川町で仕事をつくり、安心して働ける仕組みづくりについて伺ってまいりたいと思います。 5つのプロジェクト事業に取り組んで、これは23年ですか、どぶろく特区制度を導入したりとか、門川ブランドの認定制度、6次産業化の取り組みなどは非常に評価すべきだろうと、そのように考えております。 一方、企業誘致活動、これが非常に停滞しているのではないかとそのように思います。これらの点についてちょっと伺っていきたいと思います。 それで延岡市のクレアパーク工業団地、これは完売しましたという報道がございました。門川町の場合は、平成12年に竹名工業団地、これが完成をしております。その後5社が進出して、そしてあと1工区完売していないという状態が継続をしておりますが、この誘致活動とかPR活動、盛んにやっておられますが、どうも企業進出の声が聞こえていません。この大きな理由はどういう理由なんでしょうか。 ○議長(内山田善信君) まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(久米佳郎君) まちづくり推進課長です。 実際、最近大きな一定程度の企業が進出していないということはございますが、中小の企業等、あるいはその増設とかいうことは実際、町内でも進んでおりますということはございます。 あと、そういったところも含めて、新設あるいは増設の企業を支援するためにも、今回議会にも提案させていただいております企業立地奨励制度をより使いやすくするために見直しをしているところでございます。 それから、もう前々から言われております工業団地、いわゆる用地の不足というふうなことが本町においては言われておりますが、新年度に向けての取り組みでございますけれども、門川南スマートインター周辺の候補地につきまして、今回工業団地の基本計画というものを着手しようかというふうなことで考えておるところです。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。
    ◆議員(山岡節夫君) 私これちょっと調べてみたんですが、やはり工業用水、これが非常に少ないんじゃないかというふうに思っています。 というのは、延岡の場合は工業用水が1日1,000トンです。ところが門川町の場合は上水道150トンですか、この差が非常に推進に大きな阻害要因になっているんじゃないかというふうに私は思ったんですが、そこらのところの次に工業団地をつくられるということならば、そこらも配慮した上でどうするのかというところも検討せんと、かなり進出もなかなか難しいだろうなと思います。 だから、逆にそれは進出産業、企業をやっぱり加工型とか人材型とか、そういう企業に進出するようなやっぱり構想の下に取り組むべきだろうというふうに思っています。 それで私は今300人以上の大規模企業、これは非常に進出は難しい時代になっているんだろうとそのように認識をしておるところですが、やっぱりそういう意味では、小規模の数多くの企業を誘致することが一番重要だろうと。そうすると大規模企業にも負けないというような雇用量が確保できるとそのように考えております。 それで旧庁舎とか西門川小中学校の建物は企業家向けとしても非常に最適ではないのかなとそのように考えております。今、都会の人が田舎に行って仕事ができる時代になっています。そういう意味でも非常にIT関連企業とかそういうものには少し力を入れて企業誘致に取り組んでいただけないのかとそういうふうに思います。どのようにお考えでしょうか。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君、通告外でこれは関連質問になってしまいます。 ◆議員(山岡節夫君) これは、議長、質問です。 ○議長(内山田善信君) 休憩します。午後1時47分休憩                              午後1時48分再開 ○議長(内山田善信君) 休憩前に引き続き会議します。 財政課長。 ◎財政課長兼新庁舎建設室長(小野俊洋君) 財政課長です。 今出ました現庁舎と西門川の跡地利用につきましては、両方とも跡地利用の検討委員会、今協議をしているところでございます。議員が言われるように、いろいろな企業を募ってはとか、いろいろ集客施設を設けてはというような意見がございます。 それを今まとめているところでございますので、そういうことを念頭には入れますけど、あくまでも町民の皆様の活発な意見も聞いて、これはというものを検討したいというふうに考えておりますので御理解を願います。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) この質問はここの庁舎とか西門川中学校に特定したことではございません。そういう施設があったら非常に誘致がしやすいという観点で、取り立てて別にこれをこうしなさいということを言っているわけではございませんので、その部分はちょっと考え方を少し変更していただきたいとそのように思います。 次に、東九州メディカルバレーの構想について、平成29年度以降、どうもホームページがリニューアルされておらんですよね。これについてはどのような状況になっているんだろうかと思うんですけれども。 ○議長(内山田善信君) まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(久米佳郎君) まちづくり推進課長です。 メディカルバレーにつきましては関係する市町村で協議会を定期的に開いておりまして、いろいろビジネスマッチング、東京の本郷あたりがそういう医療機器の業者が出席しておるような状況もありますが、そういったところのマッチングであるとか、あるいは新たな医療分野の進出を各企業に図ってもらうというような取り組みを広域のほうを主に今やっております。我々も当然そこに参加して、負担金も納めておるということでございます。 ホームページについては、また新たな情報をもとに更新したいと思いますので、その点については御了承いただきたいと思っております。 それから具体的には、本町においては安井株式会社さんのほうでコウプライトというふうな手術器具の、あれはプラスチック系だと思いますけど、先端からLEDの光を発する非常に手術に有益なそういったものも製品の開発もされておりまして、今非常に市場が広がっておるような事情もございまして、そういった実績も本町においてもありますので、このメディカルバレーにつきましては、引き続き積極的に取り組んでいきたいというふうに考えております。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) 山岡です。 ホームページはよく町民の方が見ておられますので、やっぱりリニューアルを積極的にやっていただいて、お願いをしたいとそのように思います。 それから、次が移住定住促進、結婚から子育て支援までの支援充実は計画どおりに進んだのかについて伺ってまいりたいと思います。 この移住者、定住がどうも今は目標値がこれを達成したかどうかというのは、移住者の累計人数、これで達成したかどうかは判断をするようになっております。どうも成果報告書を見ますと10名とか、ちょっと人数が違っているようでございます。そこでちょっと今この総合戦略の計画書では、初年度の目標値が50名になっています。そういうことで、ちょっとそこらのところは置いた上で、現在平成30年度では10名という状況です。これは非常に到達が難しいだろうなとそのように思います。 このやっぱりいろんな理由があると思うんですが、一番進まない理由というのはどういう理由なんでしょうか、お聞きしたいと思います。 ○議長(内山田善信君) まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(久米佳郎君) まちづくり推進課長です。 ちょっと数字の誤りがありましたらば、そこは訂正をするようにいたします。申しわけございません。 あと、移住者が進まないということですけれども、なかなかいずれの市町村もこのことは苦慮しておるんだろうと思うんですけども、いろんな移住の方法であったり、縁であったりというものがありますが、問い合わせ等もあるんですけど、なかなかやっぱりその条件が合わないとかそういうこともございます。これまでは首都圏に出向いて門川町のPRであるとか、そういったことをしてまいりました。ただ、なかなかやはり数字としては上がってこない。 今回、空き家バンクということで、この答弁書にもありますように、延岡日向宅建協会と一緒になってその制度を創設して、この前協定を結んだところです。 何と言ってもそういった受け入れのキャパシティがないと、どなたが移住しようにも、どこに住むんだということから始まりますから、まずはそういうところを整えながら、空き家バンクをしっかり充足させて、移住したいという方についてのそういう問題が速やかに解決できるように心がけていきたいと思っております。 そのほか、また移住定住についても他市町村の先進事例等を参考にしながら、今後引き続き研究を進めてまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) 空き家バンク、これ以前は非常に廃屋で利用できないと、そういう報告をさせてもらっているんですが、今はそういう利用できる空き家が結構多くなったということなんでしょうか。 ○議長(内山田善信君) まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(久米佳郎君) まちづくり推進課長です。 数年前に各区長さん方に少し空き家の状況等を尋ねたことがあって、110件とかたしか出てきたと記憶していますが、そういうものはなかなか住むことに対応できるかということは抜きにしておりまして、少し廃屋みたいなものもあったんではないかと思っております。 今回は宅建協会と協定を結びましたので、しっかりその住める状況の周りは多少リフォームが必要だとかいう条件は出てこようかと思いますけれども、そういうしっかり住める物件についての登録を進めたいと考えておりますので、このことで確実に空き家の需要に対応できる数をそろえることも大切ですので、今からその辺を進めていきたいと考えております。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) 山岡です。 やっぱりこの移住定住促進策は、結構各市町村とも一生懸命頑張っているんですね。それでやっぱり競争がどうもし烈な状況になっていると。それで奨励策がいいところというんですか、そちらのほうに移住策が目が向くというような状況でございます。 それで、都農は結構そういう促進策が進んでいると思うんですね。一回そこらも、あそこの場合は町内定住住宅奨励金とかそれから保留地の取得奨励金、それから就業者転入奨励金とか、いろんな施策を取り組んでいるようでございます。 そういうところをちょっと参考にしていただいて、ぜひ移住促進できるように頑張っていただきたいとそのように思います。よろしくお願いいたします。 それから、次に、結婚から子育て支援までの支援充実は計画どおりに進んだのかということについて伺ってまいりたいと思います。 今、結婚支援プロジェクトですか、一生懸命やって、この間は女性のほうで頑張ってやられて盛況だったと、非常に喜ばしいことだと私は思っているところです。 ところが、どうも結婚の目標値は105組ですよね。それで調べてみますと、平成28年が80組、それから29年が83組、それから30年が57組と、どうも横滑り状態ですと。逆にちょっとことし、30年度は減っておるのかなと、そのような推移というふうに考えております。 それで門川町の未婚率をちょっと調べてみました。これから見ますと、20代後半で62%の人がどうも結婚していない、それから30代後半で32%、2017年度の結婚件数は83組です。そういうことからすると、対象者の3割しか結婚していないというのがどうも実情のようでございます。 そこで何でそういう結婚数が少ないのかということを考えてみますと、どうも対象者が各地区に存在しておるんです、点在をしている状況です。それと引っ込み思案の人もおられます。 それでやっぱり各地域に結婚相談員みたいな配置が必要なのではないのかなとそのように思います。それと、それにサポート組織、それからイベント組織を組み合わせた、結婚成立応援団みたいな組織構築を、ネットワーク構築をぜひやって、その組織構築がまず先だろうと。そして、その後にイベントをどんどんやって、こっちに来て、こういう場合に来るよと、やろうかいとそのぐらいの勢いづけるといいのかなというふうに思っています。 そこで、現在の婚活の取り組み状況というんですか、それについてどのような状況で取り組まれているのか、少しお伺いしたいと思います。 ○議長(内山田善信君) まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(久米佳郎君) まちづくり推進課長です。 総合戦略の取り組みということになりますけれども、やはり婚活イベント、これを継続してやっているところです。 今年度は婦人団体連合会からやっていただきました。補助金なしでございます。これにつきましては3組ほどカップルが成立したというふうに聞いておりまして、それからさかのぼって、昨年、一昨年というようなことで、各2組ほどそのイベントにおいてはカップルが成立したと、これはまち・ひと・しごとの作業部会が主催してやっていただいたということでもございます。 地道な歩みでございますけれども、そういった形で進めておりますとともに、また、別には宮崎県のほうで結婚サポートセンターというものもございまして、未婚の方の登録制度ができているんですね。そして、それは県内で3カ所ほど、都城、宮崎、延岡ということで、その登録する場所がありまして、そこで自分が登録することで、自分と合うというか、自分がお好みの方のデータを入れて、そしてちょっとその相談員みたいな方がいらっしゃって、その相談員を介して会うこともできると。そして、その状況がよければ、それからおつき合いをしているというふうなことの、そういう制度もありまして、過去には心の杜のほうで門川町の未婚の方の登録をしませんかということで、心の杜でそういう場を設けたということもあったみたいです。 そういうふうなことでありますが、議員がおっしゃるように、今、結婚相談員、過去にも本町においても結婚相談員制度があったというふうに聞いております。町長のほうもそういう相談員であったということも伺っておりますが、なかなか難しい面もあったのかなと思って、今はその制度はなくなっております。 それから先ほど申しましたイベント、それからサポートする人材、やはり人材をそういったものに関してのあっせんをしたりするのは昔の仲人さんといいますか、そういうお世話をする方もいらっしゃいましたが、そういう人材を育てることも大切だと思いますので、今議員さんがおっしゃることは念頭に置きながら、できる限りそういう方向で考えていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) 山岡です。 それでさらにもう加速してもらう意味では、結婚支援補助金制度、これがあるんですね。これは国富では国の地域少子化対策重点推進交付金、これを使って一生懸命頑張っておられるようでございますが、門川町もこういう制度を導入して、もう少し結婚を支援をするという取り組みをされないのかお伺いしたいと思います。 ○議長(内山田善信君) まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(久米佳郎君) まちづくり推進課長です。 そのことにつきましては、ちょっとその他自治体の今おっしゃったところの中身等も見せていただいて、どのようなこと、財源とか条件とか、ちょっと研究をしてみたいと思います。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) これはぜひ導入してほしいと思いますのは、やっぱり新生活支援補助金制度として最高30万円支給するようになっています。これは非常に魅力的ではないのかなとそのように思いますので、ぜひ導入検討を真剣に検討してほしいと、そのように思います。 それから、次に質問に入らせていただきます。 病後児保育所、これ1カ所を確保するという目標で取り組んできておりますが、どうも最初のスタートから現在までほとんど進んでいないんですね。これは1カ所をつくるという事業計画で進んで取り組んできておると思います。門川町内にはやっぱり病児、病後児がないから、共稼ぎ世帯、これが大変困っている状況です。 これはサービス充実プロジェクトで役場内で取り組んでおりますけれども、どうも活動経緯を見ますと、職員の配置、施設の整備に課題ありという言葉がずっと最初から現在まで進行している状況です。この進まない理由、これを伺いたいと思います。どう取り組んでいるのか含めて、見通しも含めてお答え願いたいと思います。 ○議長(内山田善信君) 休憩します。午後2時05分休憩                              午後2時05分再開 ○議長(内山田善信君) 休憩前に引き続き会議します。 福祉課長。 ◎福祉課長(橋口聡君) 福祉課長です。 議員の御質問の件につきまして、病後児保育のことでございます。 おっしゃられるように、今開設している病後児保育ができる施設は門川町内ございません。せんだっての定例会で神﨑議員の御質問があったときにもお答えした内容でございますが、今年度から指定管理に移行しております人づくりセンターを使って、病後児保育を計画していくということでお答えしたと記憶をしております。現在、指定管理者と協議をしながら進めておるところではございますが、計画開始からもう5年が経過しております。今現在、今年度の初めより門川町は保育所において待機児童を抱えるような状態となっております。 議員がおっしゃられるような共稼ぎの方についての子育て支援、これについては病後児保育ももちろんではございますが、通常保育、これも大変重要なことになってきております。 今現在、施設をどのように生かしていくのかということで、もう一度、施設利用者を対象にアンケート調査をしております。それと並行して、実際に施設で病後児保育を行う上で必要な施設について補助金、また施設の利用の形態、このあたりについて協議をしておるところです。今現在、並行して進めております。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) 4番、山岡です。 それで、日向市に1件、病院のほうで病後児保育をしているところが1カ所ございます。これがどうも日向市のほうは助成金があって1,000円になる、門川町がそこの病院に行くと2,000円です。だからちょっとそこらのところ助成ができると、非常に皆さん助かるのじゃないかと思います。そこらのところを含めて検討していただくといいのかなとそのように思いますが、どんなもんでしょうか。 ○議長(内山田善信君) 福祉課長。 ◎福祉課長(橋口聡君) 整備についての御質問でございましたので、利用料についてまではいまだ検討してございません。 通常、門川町で開設した場合の利用の形態については、他市を参考に決めさせていただくように準備をしておったところでございます。他市の施設を利用した場合については、また別途検討の必要があるかと思います。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) 山岡です。 ぜひ、この件はちょっと課題の中に入れていただいて検討していただくといいかなとそのように思いますので、よろしくお願いします。 次に、事業計画の進捗管理、評価管理の面で課題はなかったのかというところで、私のほうでちょっと課題があるなと思いますので、そこらをちょっと質問をしていきたいと思います。 今の事業成果報告書、これはプロジェクトごとの単年度評価となっております。そこで施設内容をレベルアップしながら目標達成に向かっていく、取り組んでいくという過程が今の成果報告書では読み取れない様式になっております。 そこで、やっぱり費用対効果とか進捗評価ができる業務性評価シート方式、これに見直しができんのだろうかとそのように思います。ここらのところ、少しどのような考え方なのかを伺いたいと思います。 ○議長(内山田善信君) まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(久米佳郎君) まちづくり推進課長です。 今の評価方式につきましては、総合戦略の評価方式でございまして、それぞれ基本目標に対して数値目標がございまして、またKPI、重要業績評価指標がありますと。それに目標値がございまして、それを年々積み上げていくというふうな形です。それにそれぞれ各プロジェクトが30ほどあるんですけれども、それについては成果の評価、あるいは継続性の評価ということで4段階で評価をしていただくようになっております。本部会とあと推進会議のほうで内部評価・外部評価をいただいているところです。 この評価の仕方につきましては、いろいろ御意見があろうかと思いますけれども、地方創生の総合戦略の中で国県、他市町村、およそこの評価の仕方で進めておりまして、それに準じて本町においても評価しておるところです。 行政評価シートということになれば、どういうことかということにもなりますが、なかなかそのそれぞれのプロジェクトでも、基本目標でもですけれども、事業費当たりについては全的に取り組んでおりまして、民間にお願いしているところもあったりとか、いろんなプロジェクトにまたがっている部分もあったりとかそういうこともあって、なかなかその事業費、費用というものはなかなか出しづらい状況もありますから、では何をもとに評価するのかということになれば、やはりこの取り組みの中身を見ていただいてということになれば、現在のような評価が今されておるのかなというふうに考えております。 また、いろいろ評価の方法につきましては、御意見をいただきながら反映できるものは反映させていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) 今何でそういうことを言ったかといいますと、総合戦略で結婚支援プロジェクトというのがあります。ところが、今度は交付金事業でブライダルプロデュース事業を立ち上げているんですけど、同じことを戦略事業と再生交付金事業を両方で同じことをしているんですね。そういうことからして、どうも単一評価だったらそういうところが見れんのだなと思いました。 そこで、やっぱりそういうところを是正するためには、やっぱり過去の事業の経緯も見て、含めて評価できるような仕組みをぜひお願いしたいということで今の話を持ってきたところです。そこらのところはぜひ改善してほしいと思います。じゃないと同じ、片方は結婚支援プロジェクトで、再生事業でまた新たにそういう事業を立ち上げると、こんなことはないと思うんですね。 だから最初、施策を決めたらそこのところで継続するというのが普通、一般的な仕事の仕方だろうと思うんですね。そこのところは少し今の再生交付金、再生事業では発掘事業が中心になっているものですから、これはいっちゃないかということでどんどん立ち上げているからそうなっているんじゃないかと、そのように感じた次第です。 そこらのところ、ぜひやっぱり評価管理シート、このところは見直してほしいと思います。じゃないと1枚ずつ単独事業でみよったら、過去の系列含めて本当にこの事業が成果が上がっているのかなと、こういう事業でいいのかなという評価をぜひ入れ込んでほしいと思います。 そういうことで、そういう評価管理シートについては、ぜひそんな見方ができるように改善をお願いしたいと思います。よろしいでしょうか。 ○議長(内山田善信君) 町長。 ◎町長(安田修君) ハード事業ならば、いろいろ目に見えて何ができた、かにができたというふうにわかるんですけれども、ソフト事業になりますと、なかなか一朝一夕においてその結果といいますか、ものが見えないので、本当に評価しにくい面もあるんでありますけれども、それぞれのこういう事業、やめたら終わりでありますので、気も長く継続していき、そこから実績を残しながら、また新たなる戦略をしていくというのも、やはりソフト事業というものの宿命ではないかという感がします。 しかし、いつまでもだらだらするのではなくて、それはそれなりの期限をもってスピード感を持ってやらなければならない面もあろうかと思いますので、十分と協議をしながら進めていきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) 山岡です。 今のような観点でぜひ取り組んでいただきたいと思います。 ただ、これの一番最大の欠点は、施策名を書くところにプロジェクトという名称が入っているんですね、何々プロジェクト。そうじゃなくして、あくまでも例えば施策目標ですから、例えば町並みをにぎやかにするとか、そういう施策目標を掲げてぜひ取り組むようなスタイルに変えてほしいと思います。 これが施策名がプロジェクトなものだから、目標が回数が何回ですというような評価システムにもなっておりますので、それではちょっとおかしいですよね。そういうことで、そこらの見直しをぜひやってほしいと思います。 それで私はこのやり方として、戦略事業とそれから交付金事業はちょっと性格が違うんじゃないかと思うんです。戦略事業は行政活動そのものだと、そのように考えるんです。ずっと評価シートを見る限りではです。それで交付金事業は、戦略事業の中でやっぱり広域的に取り組んで、大がかりに取り組んで事業をやらないかんね、門川町ではそういう戦略的にこういう広域的に取り組まないかんねというような仕事の戦略的事業にやるべきじゃないかというふうに思います。 今の交付金事業ですと、どうも事業の発掘スタイルが非常に強いんですね。何々をやりましょう、次は花を植えて事業化しましょうとかそういう提案がされて、それに取り組むというような事業をやっているようでございますので、なるべくなら、交付金事業でやるやつはこうだと、それから総合戦略はもうずっと決まっていることですから、それは行政的に推進していって、そういうようなおすみわけが必要じゃないかと、そういうように感じたところです。そこらのところを含めて、最後ですがお聞きしたいと思います。 ○議長(内山田善信君) まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(久米佳郎君) まちづくり推進課長です。 総合戦略と交付金事業の関係ということにもなってくるかと思いますけれども、先ほど私も申し上げましたが、総合戦略は庁舎全般にわたって、まちづくりだけじゃなくて各課にまたがってやっていること、基本目標とプロジェクトが30あって、関連づけて整理をしていると。 地方創生の交付金事業でやっておるものは、その中でもその各課の事業ではできないとか、特別その各課の取り組めないような事業として交付金を使ってやっている事業ということですので、私の考えとしては、総合戦略の中に交付金事業があると思っています。 そして、その交付金事業もプロジェクトをちょっとまたがる場合もあります。人材であったり1次産業であったりとか、あるいはブランドもそうですけれども、ですので別ということじゃなくて、総合戦略の取り組む各事業の中に交付金事業があるということで考えていますので、確かに交付金事業は交付金事業で評価はA、B、C、Dということでやってまいりますけれども、先ほどおっしゃられたブライダルプロジェクトについても、結局これは作業部会でやっている門コンあたりがそのブライダルプロジェクトになっているということであって、名称がちょっと違っているから、そこはちょっと勘違いする場合もあろうかと思いますけれども、そういう形で交付金でやっている事業は総合戦略の、もちろん全てじゃありませんけれども、ある程度の部分部分を占めているんだということですから、総合戦略の中に交付金事業があると、こういうふうなことで私は考えておるところです。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) 4番、山岡です。 なるべくならですね、そこらが非常に今の状況ではわかりにくいんですね。かなりあれを読み込むと、そういうところが見とれるところもありますけれども、非常にわかりづらい。だから、そこのところはやっぱりきちんと分けて、考え方を整理した上で報告書を作成していただきたいとそのように思います。 以上で、私のほうからの質問は終わります。 ○議長(内山田善信君) 以上で、4番、山岡節夫君の質問を終わります。────────────・────・──────────── ○議長(内山田善信君) 本日の日程は全て終了しました。本日はこれで散会します。 ◎議会事務局長(甲斐正修君) 御起立願います。一同、礼。午後2時20分散会──────────────────────────────  会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。      令和2年3月4日                 議  長 内山田善信                 署名議員 水永 正継                 署名議員 神﨑千香子...