門川町議会 > 2019-09-04 >
09月04日-02号

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  1. 門川町議会 2019-09-04
    09月04日-02号


    取得元: 門川町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    令和 元年 第3回定例会( 9月)──────────────────────────────────────令和元年 第3回(定例)門 川 町 議 会 会 議 録(第2日)                        令和元年9月4日(水曜日)──────────────────────────────────────議事日程(第2号)                    令和元年9月4日 午前10時00分開議 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 一般質問──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 一般質問──────────────────────────────出席議員(14名)1番 広瀬 拓也君       2番 宇都宮三良君3番 出口 希俊君       4番 山岡 節夫君5番 中城 資力君       6番 森川 春夫君7番 菊地 稿治君       8番 森  誠一君9番 請関 義人君       10番 水永 正継君11番 神﨑千香子君       12番 安田 茂明君13番 岩佐 祐一君       14番 内山田善信君──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名議会事務局長        甲斐 正修君  局長補佐兼係長     永田 孝一君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名町長            安田  修君  副町長         金丸 隆康君教育長           新原とも子君  会計管理者兼会計課長  黒木 和浩君総務課長          吉本 政文君  まちづくり推進課長   久米 佳郎君財政課長兼新庁舎建設室長  小野 俊洋君  税務課長        寺原 浩二君町民課長          松尾 高明君  福祉課長        橋口  聡君教育総務課長        椿原  悟君  社会教育課長      和田  尚君農林水産課長        安田 正光君  建設課長        宮原 武則君環境水道課長        波岡慎太郎君  代表監査委員      黒木 元吉君──────────────────────────────午前10時00分開議 ◎議会事務局長(甲斐正修君) 御起立願います。一同、礼。 ○議長(内山田善信君) ただいまから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。 傍聴人に申し上げます。傍聴人は、議事について可否を表明し、または騒ぎ立てることは禁止されていますので、御静粛にお願いします。────────────・────・──────────── △日程第1.会議録署名議員の指名 ○議長(内山田善信君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、8番、森誠一君、9番、請関義人君を指名します。────────────・────・──────────── △日程第2.一般質問 ○議長(内山田善信君) 日程第2、一般質問を行います。 一般質問は通告順に行います。 11番、神﨑千香子君の登壇を求めます。 ◆議員(神﨑千香子君) 11番。通告に従いまして、まず農地・林地の切り土・盛り土についてお尋ねいたします。 加草船越の道路沿いの山が伐採されるなど、切り取りが行われていますが、何の目的で工事されているのか、お尋ねいたします。 また、Aコープ門川店付近南側の山や水田などの大がかりな切り土が行われていますが、このような行為に対して、門川町は関与していますか。どのような関与をしているのか。また、工事している会社はどのような会社なのか、お尋ねいたします。 以上、自席から再質問、次の質問をさせていただきます。 ○議長(内山田善信君) 答弁を求めます。町長。 ◎町長(安田修君) 町長。おはようございます。今日は一般質問でございます。よろしくお願いをいたしたいと思います。 それでは、答弁させていただきます。 農地・林地の切り土・盛り土についての御質問でありますが、まず、森林関係で行政に提出される書類として、森林の伐採については、「伐採及び伐採後の造林の届出書」、通称「伐採届」があり、1ヘクタールを超える森林の形状変更等については、「林地開発許可申請」があります。 加草船越の件については、1ヘクタール以下の切り取りであることから、伐採届のみの提出でよく、伐採以外での目的の把握はいたしておりません。 次に、Aコープ門川店南側の山や水田などの切り土・盛り土の件についてでありますが、森林については、昨年10月から今年1月にかけて伐採届等の提出がありました。 こちらも、加草船越の件と同様に、切り土分は1ヘクタール以下であるため、伐採届のみの受理となっております。 水田等の農地につきましては、昨年10月中旬より同年12月下旬にかけ、段階的に農地転用の手続がなされたところです。その手続は、転用対象地となりました農地が所在する一帯が、都市計画法における市街化区域に該当するところでしたので、「農地法第5条第1項第6号の規定による農地転用届出書」、通称「農地転用届」の受理となっております。つまり、農地転用の許可の申請が不要な市街化区域内の案件でした。 なお、水田等の盛り土とその後の土地利用については、開発行為を伴う転用目的に該当するものではございませんでした。 以上から、町としましては、森林については伐採届を受け、水田等の農地については、市街化区域内における農地転用届を受けたところであります。 なお、工事会社については町外の会社で、土木建築業等を経営する法人事業所でございます。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) まず、私がなぜこのような質問をしたかと申しますと、城ケ丘とか、あそこ辺から見た、住民の皆さんとか、庁舎がもう建設されているんじゃないかとか、後からになると、庁舎の資材置き場じゃないのかとか、いろんな町民の中で憶測が飛び交っていますので、このような工事と町は全く関係ないということを、一応確認をもう一回しておきたいと思います。関係ないわけですね、一応お尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) 町長。 ◎町長(安田修君) 町長。全く関係ありません。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) わかりました。 それと、あと、ここの工事によって、地域の人たちが工事の振動、粉じんとか、健康被害が出ているということで、病院に行ったり、また県の環境課に連絡して、日向保健所がこの会社に、粉じんなどで、住民が困っている、いつまで工事するのか、詳細を住民に伝えるよう配慮をお願いをしたりしているんですが、このような住民の人たちが困っていることに対して、町はどのような動きをしたのか、お尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) 農林課長。 ◎農林水産課長(安田正光君) 農林水産課長です。いろいろ不安の声とか聞いたときは、その都度、農地転用の届け者であって、そして工事施工者でありますその法人事業所につないで、適切な丁寧な対応をするように要請しておるとこです。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) じゃ、このような住民の人が困っていることは、県と同じように、一応会社にきちんとお願いしたりしているということですか、確認いたします。その粉じんとか、健康公害があったり、いつまで、どんな事業をするのかが明確でなくて、わかっていない。そして、最初は1メートルとかいう話だったけど、今は道路にずっと、2メートル、3メートルの土を積んでいるということで、非常に不安に考えているんですけど、行政は、そのような近隣住民の不安をちゃんと会社にはつないでいるということですか、確認します、もう一度。
    ○議長(内山田善信君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(安田正光君) 農林水産課長です。その都度、法人事業所につないでおります。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 今の話でわかったんですけど、そういう町の行動が住民の人には理解されていない。だから、非常にあちこちの県の相談所とか、図書館では行って、そういうとこに行ったりして、かみ合っていないようなんですよ。だから、そのようにちゃんとつないでいたなら、そのことを近隣の人たちに今後はちゃんと理解して、そういうことをちゃんとしていますというのを伝えることが大切じゃないかと私は思うんですけど。それはなぜかというと、町は関係ないって、そういうことを言われたとか、話がかみ合っていないんですよ。そこで私は一応確認したんですけど。 今後はちゃんと付近の住民に対して、町は住民の立場に立って、そのように会社に対してやっていますということを、きちんと理解してもらうことが必要じゃないかと思いますけど、どうですか、お尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(安田正光君) 農林水産課長です。そういういろいろな声とかもありまして、会社が6月の終わりごろだったかなと思いますけど、一応地域住民の代表と、それとその法人事業所との話し合いが持たれて、何らかの話し合い、対策ちゅうか、話し合いが持たれたところでございます。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 一応話し合いを持ったということは、私も聞いておりますけど、それでもなお、非常に今時点で町民の皆さんは不安があるんですよ。そこ辺、もうちょっと町民の皆さんと直接そういうことを自分たちもやっていますということを、今後は間に立つだけじゃなくて、自分たちの行動をちゃんと地に足をつけた言葉で説明してほしいと私は思ったんで、あえて取り上げました。わざわざ、法的には一応問題ない問題なんですけど、こういうことが、県とか日向保健所とか、他の団体まで相談しなきゃいけないというふうな状況は、本当じゃないと私は思うんですよ。まず、町の中でそういう町民の立場に立って行動を、誤解のないようにしてほしいと思います。 それと、もう一つは、あそこは十何年前ですかね、大雨が降って、ずっと川のようになった経緯もあるんですよね。木を切られて土が盛られているんで、水の田んぼが遊水池の役割をしていたということもありまして、水のはけ口がなくなっているという、水害などの心配をしております。そこのところは、町はどのように考えていますか、お尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(安田正光君) 農林水産課長です。そのあたりも工事施工者であって、その法人事業所に対して、雨水の対策ももっとやらんといかんですよということで要請しているところです。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) じゃ、今後の水害などの想定される大雨のときなどの雨水対策は、町民の立場に立って気をつけるようお願いいたします。 それと、一つ気になることは、今、工事がとまっているんですけど、今後の一応動きとか、そういうのは、もし把握していましたら、お尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(安田正光君) 農林水産課長です。一応転用届では、資材置き場とか、そういうふうになっていますので、そのような状況であるんじゃないかと思っております。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 町のほうで資材置き場というか、ダンプが行き交ったり何たりし始めると心配じゃという声があるんですけど、そこ辺、またいつぐらいから仕事が再開されるのかということは、把握はしていないですね。 ○議長(内山田善信君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(安田正光君) 農林水産課長です。そこまでの把握はしておりません。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) そこ辺も町民の人が心配していますので、町民の心配に寄り添う形で、なるだけ会社の状況とか、把握を今後してもらうように一応お願いいたします。 住民の日常の生活に振動があったり、粉じんがあって洗濯物が干せないとか、あそこら辺はちょっと高齢化して、本当にお年寄りもいるし、すぐそこが工事現場になりますので、これからまたよろしく、気をつけてお願いいたします。 では、次に移ります。2問目は、今後の町づくり、産業振興・環境防災・財政など、新庁舎にかなりお金がこれから、今ももうお金が投入されていますけど、今後どうなるのかなというて、ちょっと心配もあります。そういう観点からも含めて、お尋ねしたいと思います。 まず、企業誘致についてですが、町内外企業が規模拡大・進出したくても、門川には適当な土地がないという、よく言われます。そのような状況の中で、企業誘致のために土地確保も含む基盤整備が早急に必要ではないかと考えます。 次に、町営住宅の整備について。現在、橋ノ口、平城団地の一部など、合併浄化槽ではない町営住宅がありますが、合併浄化槽に変換していない住宅は、具体的にどれだけ残っているのか、全体の何%なのか、町営住宅の合併処理への転換は、本来速やかに100%にすべきだと私は考えますが、今後の住宅施策とあわせて、どのように計画しているのか、お尋ねいたします。 3番目に、町の防災計画の中の実施事業と達成期間について。平成29年度までは、新庁舎建設のこの実施事業、防災計画にはなく、新庁舎建設より優先して下記の事業が予定されていたと私は考えますが、進捗状況と予想される整備金額をお尋ねいたします。まず、学校給食共同調理場の高台移設、2番目に町道加草中村線の整備、3番目に文化会館避難所整備、4番目に消防機庫整備、5番目に防災活動拠点の整備。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 答弁を求めます。町長。 ◎町長(安田修君) 町長。それでは、答弁させていただきます。 初めに、企業誘致についての御質問でありますが、企業誘致の取り組みにつきましては、県と連携して、県外企業を訪問して本町のPRを行ったり、町内企業に対しては、受注拡大のための県外企業とのビジネスマッチングや企業訪問によるフォローアップを行っております。 近年では、町内企業に対して、規模拡大に対する助成を行った実績が3件ほどございます。また、町外からの企業立地の相談や用地の問い合わせは、年間3、4件来ておりますが、一定規模以上になりますと、用地の確保や立地までのスケジュールなどの課題があります。 御質問にある企業誘致のための用地確保及び基盤整備でありますが、東九州自動車道も県南の一部を除いてほぼ完成し、九州中央道も着々と整備が進み、今後、圏域一帯の物流経済が発展していく状況の中で、企業立地の受け皿づくりは重要でありますし、その方針を定めた都市計画マスタープランにおける産業団地の整備について、今後はまたさらなる検討を進める必要があります。 ただし、マスタープランにおける産業団地全体の規模で考えますと、多額の事業費や長期の整備期間が必要でありますので、実現可能な整備範囲や、段階的な取り組みなども検討する必要があります。 いずれにしても、まずは、全体的な基本計画を策定し、整備に向けた課題や、手法について検討し、その後に具体的な整備計画となりますので、当面、この基本計画策定に向けた取り組みを進めてまいります。 次に、町営住宅についての御質問でありますが、現在、管理している町営住宅は354戸、そのうち合併浄化槽が設置されている世帯は、栄ヶ丘、西ノ山、平城3階建、宮ヶ原住宅の合計219戸であり、変換していない住宅は実質135戸、町営住宅全体の61.9%が合併浄化槽であります。 平成27年度に定めた門川町公営住宅長寿命化計画に基づきまして、平城住宅平屋1から9棟の浄化槽設置を検討してまいりましたが、当初計画しておりました国の交付金を活用することができず、未設置の状態でございます。 以前に住戸改善事業を行った平城住宅平屋につきましては、合併浄化槽未設置の住宅へも順次合併浄化槽を設置していく予定であり、今後も検討していく次第でございます。 また、町営住宅施策といたしましては、今年度、中間見直しを実施いたしております。門川町公営住宅等長寿命化計画に基づきまして、順次住戸改善事業及び建てかえ事業を実施し、住環境の改善と居住水準の向上を図ってまいる次第でございます。 次に、町の防災計画の中の実施事業と達成期間についての御質問でありますが、まず、学校給食共同調理場につきましては、現在、町には給食調理場が3カ所──門川小、草川小、五十鈴小にありますが、うち2カ所は、津波による被害が想定されるところに位置しています。また、調理機器が古くなっており、改善の必要があることなどを踏まえ、津波浸水想定区域外の高台への移設による防災機能を備えた新しい共同調理場の建設を計画しているところでございます。 平成29年度に、候補地であります五十鈴小学校西側の町有地の測量調査を行い、平成30年度には地質調査を実施しております。 今年度は、基本計画の策定を行い、令和2年度に実施設計、令和3年度から4年度にかけて建築工事を実施する予定での計画をしたところであります。 事業の整備金額につきましては、今後、厨房機器などの選定を行い、実施計画により正式な金額を出すこととなりますが、約8億円を見込んでおります。 次に、加草中村線につきましては、以前から県土整備部に対し、県道認定の要望を行ってまいりましたが、県当局の回答は、「県全体の道路網の見直しを行う中で検討すべきものであり、当要望路線は、現状において県道認定の要件を満たしていない」との内容であったため、県道としての整備が難しい状況であります。 しかしながら、当路線は、国・県道のネットワーク機能として、それから国道10号線から高速道路へのアクセス機能として、さらには、高速道インター周辺の開発に重要な路線でありますので、事業に向けて整備手法の検討を今、進めており、今年度は平成26年度に作成した概略設計の見直しを行っています。 概算事業費につきましては、平成26年度の概略設計で約7億円を見込んでいます。 次に、文化会館避難所整備につきましては、「門川町防災ガイドブック」門川町津波ハザードマップレベル2では、文化会館が津波浸水想定の区域内にありますが、文化会館から南方向へ50メートルの地点から津波浸水想定外の区域となっていることを考慮し、設置の必要性も含めて検討してまいります。 次に、消防機庫整備につきましては、これまでに、本町が実施してきた消防団機庫整備として、まず平成24年度に、消防団第4部機庫が、地盤沈下や施設の老朽化から、城屋敷地区の八坂神社前から高台の五十鈴小学校グラウンド横の敷地に移設、建てかえ工事を行っており、整備費用は約1,400万円で、財源として防災整備事業債970万円を借り入れています。 また、平成29年度に、消防団第2部機庫が、大雨災害時の浸水被害や施設の老朽化に伴い、西門川小学校付近から高台の西門川活性化センター横の敷地に移設、建てかえ工事を行い、整備費用は約1,500万円で、財源として緊急防災・減災事業債約1,300万円を借り入れています。 今後、予定している消防団機庫整備は、小松地区にある消防団第3部機庫が、大雨災害時の浸水被害や施設の老朽化のため、移設、建てかえ工事を予定しており、現在、消防団関係者や管轄する地区の区長と建設候補地の話し合いを進めているところです。整備費用につきましては、約2,000万円を見込んでおり、今後、整備を進めていきたいと考えております。 残りの津波浸水想定区域内にある消防団機庫は、8カ部ありますが、施設の老朽化や管轄地域内で消火活動に支障を来さないような適正場所を見きわめながら、今後、検討してまいりたいと思います。 最後に、防災活動拠点施設につきましては、大規模災害時に自衛隊など支援部隊等の駐留拠点、及び支援物資の物流拠点となる防災ステーションについて整備を行うもので、整備費用は約2億円を見込んでおります。 その候補地として、小園地区の河川敷に、現在、緊急時のヘリポートや、水防時の資機材置き場に利用しています県所有の土地を考えており、日向土木事務所とも協議を進めてまいりました。 しかしながら、平成30年度に、宮崎県が、五十鈴川の想定最大規模降雨による洪水浸水想定区域を指定した際に、この候補地も洪水浸水想定区域に入ったため、その場所に整備することは難しくなりました。 大規模災害時の応援の受け入れ体制を整備するためには、防災活動拠点は必要なものでありますので、今後、整備計画の見直しを行っていきます。 門川町地域防災計画第2編南海トラフ地震防災対策推進計画に記載のある事業につきましては、その一部の事業は、緊急防災・減災事業債を充当することができることから、今後、見込まれる事業について、優先順位をつけて計画しているものであり、関係制度の見直しや、地域の特性、防災環境の変化に対応しながら、事業の追加、修正を図っていき、優先的な事項から随時取り組んでまいりますので、御理解のほどよろしくお願いをいたします。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) まず、企業誘致から行きたいと思いますが、マスタープランに沿って検討を進めることが必要だということなんですけど、27年、たしか私が企業誘致について質問したときも、マスタープランをつくりますので、その中で検討していきますということだったんですよね。そして、できたマスタープランがありますよね。その108ページに、既存の立地工場、そして第1候補地、第2候補地と、大体適地を一応定めているんですよ。 まず、問い合わせが年間3、4件あるということなんですけど、用地の確保や立地までのスケジュールなどの課題がありますということで、これはもうずっと数年、そう言い続けているようなとこがあるんですよね。27年以前のマスタープランでも、「働く場が一番欲しい」というのが断トツ、町民の中で多かったんですよね。今度の27年につくったマスタープランも、55ページですね、「働く場が少ない町」、アンケートを町民に、策定するに当たってとったんですけど、これが167人、次が「自然災害への不安のある町」、106人、これも「働く場が少ない町」というのが悪いイメージの断トツなんですよ。そして、将来のイメージで一番多いのが「働く場が充実した町」、112人、次が「健康保健施設が充実した健康な町」なんですね。町民の要求は、私はここにあると思うんですよ。町長も当然、こういう要求を知っていらっしゃると思うんですけど、そして、年間2、3件ずつ、働く場がないかということで、企業誘致はないということだったんですけど、この5年間、一応このマスタープランに沿って行程表もつくってあるんですよ。この5年間、どのような形でやってきたのか、お尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(久米佳郎君) まちづくり推進課長です。マスタープランができまして以降の取り組みということでございますけれども、マスタープランにおける行程表ということもございましたが、このマスタープランにおきましては、当面の5年間、その後の5年間と、大きくざっくり分けて、10年の間に取り組むべきことというふうなことで表示しております。 工業団地につきましては、当初の5年もその後の5年も含めて、10年間において、取り組むべきものということの表示がしてありまして、具体的に、いつから始まるというふうな詳細までを定めたものではございませんけれども、今おっしゃいますように、答弁で申し上げましたように、この5年間といいますのは、県外の企業訪問であったり、企業進出のニーズであったり。都市部にも工業団地もありますので、そういったところとの差別化というか、そういったところはありますものの、本町においては、どのような工業団地が求められるのかというふうなこと、単価の問題もありましょうし、防災上の南海トラフについても、そういうこともあろうかと思います。そういったことの情報収集をしてきたというのが、これまでの取り組みでありました。 ただし、このマスタープランの適地選定以降の具体的な、例えば、調査であったり、計画を具体的に立てるというふうなことは、これまでいたしておりませんので、答弁で申し上げましたように、まずはこの場所におきまして、全体的な基本計画を立てることで前に進まなければいけないと考えておりますので、これまでに加えて、今後は、そういう具体的な基本計画、当然、費用もかかりますけれども、そういったところから取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 具体的な取り組みを今後するということですが、現在でも2、3企業誘致、町内でも規模拡大したいという人が、打診があっていますよね。お尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(久米佳郎君) まちづくり推進課長です。答弁にもありますように、近年、規模拡大のお話もいただきまして、それに対する助成等も行っておるところです。それは、あくまで、今の現在の事業所の規模、敷地内における増設であったりというふうな形になっております。 町外からの話もあるということでございますけれども、いろいろ、そこは企業さんの業種であるとか、あるいは必要な面積等もさまざまでございますので、必ずしも、その用地があれば、すぐ、そこに御案内申し上げて、すぐ立地ができるということだけでもない、いろんな条件もございますから、そこはいろんなパターンがありますが。 いずれにしても、今、町において、紹介できるような町有地であるとか、造成できている部分もございませんので、そういった意味からも、新たな工業団地に取り組む必要があるということでの基本計画の策定ということで考えておるところでございます。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 基本計画の策定を、じゃいつから始めるのか。そして、全体計画をきちんと、この行程表がありますよね、マスタープランにも。具体的にきちんと立てて早速始めんと、町民の一番の働く場がないと、なかなか生活もできない。そして、人口もなかなか増えない。一番働く場が本当に大切だと私は思います。そういうことで、整備計画をいつから始めるのか。そして、大体用地買収とかのめどが立つのは、何年後ぐらいに見越しているのか。10年計画で、5年間進んでいないわけですよ。一番、町民の暮らしを支える働く場です。そこのところをお尋ねいたします。どういう計画でおるのか。 ○議長(内山田善信君) まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(久米佳郎君) まちづくり推進課長です。当然、予算が伴いますので、もう間違いなく来年度から始めますということは、今、現在はまだ決定事項でございませんので、申し上げられませんが。 この基本計画から始めまして、当然、その後の測量であったりとか、あるいは設計、設計も基本的な設計から具体的な詳細な実施設計等もございますし、地質調査とか、あるいは関係機関との協議、いろんな法令のクリアをしなくちゃいけない問題等もございますので、当然、そういった手続がもろもろございます。 順調に進みましても、そういった手続、つまり造成工事に入るまでの種々の手続に3年ぐらいは、最短ですけども、かかるんではないかというふうな見込みではおります。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) では、それから3年ぐらいかかるということですが、大体どれくらいの予算がその計画全体で必要なのか、今わかればお尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(久米佳郎君) まちづくり推進課長です。用地買収、造成に至るまでに、もろもろ調査から、測量から、設計から、かかる費用につきまして、概略でございますけれども、7、8,000万円ほどかかる見込みになっております。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 一応企業誘致の用地が、ここに、マスタープランに書いてあるとおりにでき上がるまでには3年、そして7、8,000万円かかるということですが、町長、これは急がなきゃいけない問題だと思うんですよ。町民要求が一番高かったんですよね。その点で、どのように考えているのか、町長にお尋ねいたします、来年から。 ○議長(内山田善信君) 町長。 ◎町長(安田修君) 町長。先ほども担当課長が申しましたように、すぐすぐにできるものと、すぐすぐにできない、時間がかかるものとがございます。この大がかりな計画も、一朝一夕においてできるものではないし、まず、今は、そういうことに取り組んでいくことは肝に銘じながら、今やっている事業等の優先順位等でやっていきながら、かつ、また、造成ということになると、多分30億円、40億円の多額な金がそこに必要となってくると思います。 しかし、本町も今から約20年前の平成12年が一番人口が多くて、1万9,000人でした。そのときの世帯は6,500の世帯であります。今現在、1万7,500人で1,700人ぐらい減少していますが、今の門川町の世帯は、6,872戸、この前、8月30日現在で。いわば320戸余りの世帯が増えているんであります。多分、昔から門川町はベッドタウンと言われていましたが、そういうことからも、門川町は住みやすいんでございましょうか、300猶予の世帯が増えています。 しかし、今、少子化でございますので、人口は少しだけ1,700人ほど減っていますが、一番最高のときと、一番今の現在とが1,000人ぐらいしか差がないという町は、そんなにあるもんじゃありません。増えているのは三股町がありますけれども、うちも本当にそういうことから考えますと、住みやすい町ではないかと思っておりますので、そういう中から、また、より以上のそうした企業誘致等を踏まえた上で、そうした計画を立てていきたいと思っております。昨年はメタルフォージさんと、それから山本技研さんと、それから松野工業さんの本社を訪ねていきました。初めて来てくれたと社長さんは言っていましたけれども、そういう会社の方々も、いろんな計画はあるようでございますので、すぐすぐできないかとは思いますけれども、そういうことを踏まえた上でお願いをしていきたいと思っております。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 全部答弁してもらったような感じで、ちょっとなかなか理解ができないんですが。1,000人減っているから、住みやすい町とか、そういう感覚じゃ困るんですよね、はっきり言って。町民の皆さんは、働く場が欲しいと言っているんですよ。そのベッドタウンというのは、もう40年前、50年前の先人の非常な功績で成り立って、今があるんですけどね。今度は新しい施策をして、もっと前にどんどん進まにゃいかんとですよ。ベッドタウンで、私は門川町は本当に住みやすいと思います、延岡、日向の人から見ると。だからといって、のんびり構えてもらっちゃ困るんです、町民の生活は非常に厳しくなっています。いつだって働く場が断トツ、要求が。ということは、もうちょっと認識していただいて。それと、30億円、40億円かかると言いますが、予定地はかなりの広い敷地ですよ、何ヘクタールも。私がここ数年、企業を拡大したいとか、企業誘致したいというような人たちは、1,000坪単位ぐらいなんですよね。 だから、できるところから、このマスタープランの、高速道路も何のためにできたのかと言うと、町民の生活を豊かにする、流通をもっと盛んにする。その高速道路のインターチェンジ、スマートインターにかなり多額の金をかけているんですよ。そこのところの企業誘致、ちゃんと適地まであるんですから、来年からきちんと、後半になります、このマスタープランは。町民の一番の要求が、働く場が欲しいということだったら、来年からきちんと取りかかって。一遍にこの広大な土地の部分をつくるんじゃなくて、今、門川町に来たい、企業を広げたいという人のために、一部分でも完成に向けて動き出す必要があるんじゃないかと私は思います。 いろいろなところ、情報収集して頑張っているようなんですが、今、来たいという人を即迎えるのが、私は町民のためだと思うんですよ。そこ辺、いかがですか、町長、お尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(久米佳郎君) まちづくり推進課長です。いろんな問い合わせの中で、町外企業も、必ずしも来たいかどうかというのは、いろんな条件がありまして、本町だけでなく、日向市さんとか延岡市さんとか、いろいろお尋ねもあっていると思うんですけど。あと業種が雇用があるかどうかと、そういう問題もありますので、必ずしも、大変多くの問い合わせがあっているわけではないんですけども。 ただ、やはり答弁でも申し上げていますように、受け皿づくりというのは必要だという認識に立っておりますから、基本計画から始めて、そのことを着々と進めていきたいというふうな考えを持っておるところでございます。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 日向、延岡よりも、門川町は本当に企業誘致に熱心だというような姿勢を持って、今後、せっかくスマートインターを取り組んだわけですよね。この道路を生かさん手はないとですよ。企業が進出したいという人は、道路沿いとか、そういう利便性を考えたりするわけですから、マスタープランが後半になりました。一社でも町内企業、町外企業を逃さないという姿勢でもって、今後はマスタープランを取り組んでいただきたい。一応3年後ぐらいにはできるという、用地買収までのめどが立つということで受けとめていいですか、お尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(久米佳郎君) まちづくり推進課長です。先ほど申し上げましたような、基本計画から始まって、さまざまな調査であるとか、設計であるとかあると申し上げました。それが順調にいった場合に、最短3年で用地買収というような段取りになると申し上げましたので、必ず3年後にということは、今はその状況によって、いろんな法令等のクリア等もありますし、関係法令の。関係機関との協議、それから許認可等もありますので、なかなか今の段階でそのことがスムーズに問題なくいくということも、断言はできませんから、最短で3年というのは、そういうふうな意味で申し上げたところでございます。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 優先順位を考えてと町長は言いましたが、私は企業誘致の、こういう用地の整備が一番今、必要とされていると思いますが、町長、その点については、どうですか、集中と選択で、今こそ、ここをしていかないかんと思うんですけど、お尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) 町長。 ◎町長(安田修君) 町長。先ほどからるる答弁の中で申し上げていますように、共同調理場の新設あるいは加草中村線の事業の推進、そしてまた、町営住宅の整備等々、課せられた課題はたくさんございます。それも何千万円ではなくて、何億円、何十億円規模の、これからの大型プロジェクトが予定をされておりますので、そういうこと等を照らし合わせながら進めていきたいと思っております。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 企業誘致については、来年予算を期待して、ここで一応区切りたいと思います。 次に、町営住宅ですが、ストック計画では、この10年でほとんど町営住宅の合併浄化槽は終わる予定なんですが、27年度に補助金の見直しがあったということで、今現在、全く手つかずということで確認していいですか。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 建設課長です。全く手つかずということではございませんで、今年度なんですけど、公営住宅の長寿明化計画の見直しを今、しているところでございます。その中で県当局と事業の有無を確認しながら、新たな計画の中に盛り込んでいきたいと考えております。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 今、見直しをしているということですが、この5年には進んでいないということですよね、合併浄化槽の転換は。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 進んでいないというぐらいではございませんで、庵川東、西、小園地区の住宅の更新を図りまして、その分が新たな住宅建設に伴って、その分の浄化槽の設置も一緒に図っております。栄ヶ丘D棟になります、これは。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 一応私が一番心配しているのは、平城の住宅地、1棟から9棟、18棟から20棟、合併浄化槽転換予定になっているんですよね。町営住宅の新築に伴っては、合併浄化槽というのは、法令でも決まっていますし、当たり前のことなんですけど、ここ辺の見直しはどうなっていますか、お尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 本来であれば、前回の平成27年度の長寿命化計画では、今年度予定でありました、先ほど議員がおっしゃったように。今年度、見直しをいたしますので、その中で早急に取り組むように盛り込んでいきたいと考えております。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) それでしたら、一応、10年計画、27年から36年までですが、後半5年でこの全てが改善されると理解していいですか、お尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) もちろん、約束はできないところでございますが、確かに新たな事業があるものか、それとも、今現在、考えておりますのは、1件1件戸別の浄化槽を設置する計画で今、おります。それが集約型ができるものかとか、そういった事業費の安いもの、なおかつ、施行可能なものを検討しながら、今年度、見直しの中には盛り込んでいきたいと思います。 ですので、今後5カ年の中に確実に1回でできるとか、そのあたりは、ちょっと私も言い切れませんけど、盛り込んでいく計画ではあります。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 民間の合併浄化槽の転換を一応促進する中で、町がこういう状況じゃなかなか困るんですよね。計画が具体的に立っているならば、実行しますという姿勢で取り組んでいただきたいんですよ、町長。そういうとこで、今後5年間でこの合併浄化槽には大体概略幾らぐらい、補助金がなくなったということですが、かかるのか、今わかればお尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 建設課長です。現在、1件当たり75万円の事業費がかかると考えております。未設置が55件ございますので、4,125万円がかかる見込みであります。現在のところでございますけど。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 町長、この合併浄化槽ですがね、門川町は魚の町、海の町です。率先して門川町が町営住宅など模範を示すべきだと私は思いますが、今後の5年間、どのように考えていますか。課長はなかなか答弁しにくい、予算が伴いますことだと思いますが、お尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) 町長。 ◎町長(安田修君) 町長。担当課長が言いましたように、何年ということで担当課長は言いましたけれども、1年でも早くそれが実現できるように努力をしてまいります。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 計画というのは、努力するって当たり前、計画期間をきちっと守るというのが計画じゃないんですか、町長。そのための計画だと思うんですが、その点、どうですか。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 建設課長です。27年度に作成した計画は、補助事業ありきの国からの補助金がある前提で計画を立てておりましたので、今回、補助事業がもしなかった場合は、単独費となります。その分を含めて、今度の計画で前向きには検討したいと考えております。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) この町営住宅の合併浄化槽は、町の責務だと思うんですね。前向きにとか、検討しますじゃなくて、27年度に補助金がなくなったのは、もうわかっているわけですよ。そのような姿勢じゃ、なかなか困りますね。私たちはこの計画をちゃんとある程度、改革どおりやっているかどうかをするんですよね。ちゃんと守れる計画をきちんとつくってもらわなくちゃ困りますね。いっぱいありますので、お金がかかることは。 加草中村線については、見直しをするということだったんですけど、平成16年に最終案だろうと思いますが、鉄道高架でしたいということを言われているんですよね。なぜ見直しになったのか、そこ辺がちょっとよくわからないんですよ。それから、かなりいろんな議員が、このスマートインターとアクセス道路の加草中村線については、問い合わせしているんですよね。そういう中で路線が見直しになったという理由をお尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 建設課長です。加草中村線につきましては、昭和49年に計画決定をしておりまして、計画時点からもう40年を経過している状況でございます。そうした中で、その当時の計画そのものが立体交差でございました。立体交差で県に県道昇格での施行をお願いしてきたところでございますが、実際のところ、事業費、またその実現性、そのあたりを今後も詳細に詰めていきたいと考えております。 そういったことに伴いまして、今年度から、実現性を探るべく、平面交差での可能性も検討したいと考えておりまして、今年度から平面交差での可能性の見直しを今、しているとこでございます。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) じゃ、平面交差のほうが実現可能性があるということですか、今になって。お尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 建設課長です。それは、またJRとの協議が今から重ねていくことになりますけれど、まだ、そのあたりもJRさんとの協議の次第、まずは踏切ができるかということ自体が今後の課題になると思われますので、その協議を今年度からさせていただきたいと考えております。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) この加草中村線は、加草住民の生活道路、観光道路、そして防災道路、特に防災道路として、町の防災計画に定めていて、平成38年度までの予定なんですね。そこ辺のところが気になるんですけど、平成38年度まではどうですか、お尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 建設課長です。JRとの協議が整いまして、その後、法的決定しました都市計画決定とか、立地適正化計画、その他もろもろの諸計画の見直し、または、策定が必要だと思われます。実現性が高まった時点で、その計画の見直しとかをいたしますと、37年の完成には難しいものと考えられます。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 町長にお尋ねします。 計画が難しいということですが、スマートインターをかなりつくった、その効果も含めて、この加草中村線は幹線道路の一番の懸案事項ですが、どう考えますか、この計画について。 ○議長(内山田善信君) 町長。 ◎町長(安田修君) 町長。先ほどから何回も建設課長が答弁していますように、一つの事業を進めるには、いろんな課題があるんであります。すぐ簡単に右から左に動いて、すぐ簡単にできるようなことではございません。特に、こうした都市計画道路が引いてある中で、計画してある中で、本当は県道に昇格して県からしてもらうのが一番よかったんですけれども、それがなかなかできなかった。ならば、どうするか。今、いろんな手法を考えながら、我々も事あるごとにお願いはしているんであります。それがすぐすぐ右から左にできていくかというと、それはなかなかできるものではございません。 しかし、スマートインターができた以上、そしてまた、あの周辺にマスタープランでこういう都市にしようという計画がある以上、あの路線は誰よりもかれよりも大事であるということは十分認識をいたしておりますので、事あるごとに、精いっぱい努力をしていきたいと思っております。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 精いっぱい努力するとか、十分認識しているという言葉は、本当に山ほど私も町長から聞きますが、この加草中村線が最終的な案だろうということで、私は今後、前に進むのかなと思っていたんですけど、一般質問の後でも、県にお願いするだけではなくて、観光道路、遠見半島の開発、総合計画などをつくって、町が具体的に積極的に動くことが大切じゃないかと、るる提言してきた経緯がありますので。そして、また、加草の人たち、庵川の人たちの防災道路なんですよ、命の。そこ辺は振り出しに戻って、これは加草の住民の人たちはがっくりきますよ、町長、計画どおり行かないということになりますと。この防災計画も見直さないかんとじゃないですか、そしたら。お尋ねいたします、町長。
    ○議長(内山田善信君) 総務課長。 ◎総務課長(吉本政文君) 総務課長です。防災計画につきましては、答弁のほうでもありましたように、まず、いろんな有利な起債が借りられる事業をここに掲載してあったりするんですけど、これは27年に全面改定いたしております。その際には、いろんな各課からヒアリングを行いながら、実現可能な事業をここに掲載しているんですけど、それを精査してみると、今でいう、この加草中村線であったり、庵川東の町営住宅の件が載ってあったりします。その辺につきましては、やはり見直さないといけないということで、今年度、この防災計画の見直しを予定しているところです。今回、追加議案で備蓄倉庫の財産取得の件を上げさせていただきましたけど、その件はここに載っておりません。 そういうことで、追加でする分は追加、今回外したほうがいい分は外すというふうなことも今後必要になってくると思いますので、その辺は御理解いただきたいと思います。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 庁舎ができるときに、防災計画は見直しているんですよね、一度、3年前に。そのときに総合的なこういう防災計画の中の年度まできちんとあるのは見直していなかったんですか、お尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) 総務課長。 ◎総務課長(吉本政文君) 総務課長です。各自治体が防災計画をつくっていますが、本来ならば、毎年毎年防災計画の見直しをするべきだというふうに私たちは伺っております。それで27年に改定した以降、そのままになっておるところにつきましては、今年度、関係者はやはり海上保安庁であったり、農林振興局であったり、県の機関であったり、国の機関であったり、いろんな関係者に参加していただいての見直しとなりますので、十分精査した上での会議を開催したいと思っております。 そういう意味では、毎年というのはなかなか厳しいんですけど、2、3年に一度ぐらいはこの計画を見直しながら、外すものは外さざるを得ないと、追加する分は追加していくということで、検討していきたいというふうに思っております。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) ちょっと私の質問と答弁がかみ合っていないようなんですけど。27年に前の防災計画をつくって、庁舎ができるときに見直しているんですよね。そのときに、要するに、30億円の庁舎を優先してつくるわけですよ。そのときに、他の事業との検討をしなかったのかということですよ、今、いろいろするということは。そこだけお尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) しばらく休憩します。午前11時09分休憩                              午前11時09分再開 ○議長(内山田善信君) 再開します。 総務課長。 ◎総務課長(吉本政文君) 総務課長です。確かに29年の改定の際に、庁舎建設が追加でされております。その際に見直すべき分は、本来ならば、削るべきものは削らないといけなかった点もあるかと思います。 ただ、これにつきまして、膨大な資料になりますので、必ずいろんな、南海トラフに関しましても、毎年毎年いろんなガイドラインが出されたりして、その都度、状況が変わってきておりますので、その都度、関係者、関係機関と協議しながら、必要な分については精査した上で、次の見直しの際には、外すべきものは外す。庁舎建設の際には、本来外しておいたほうがよかったものが残っておる部分は、確かにございます。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) じゃ、見直しはしていなかったということですね。それと、庁舎を建設するに当たっても、他の事業には支障を来さないという答弁だったんですけど、結構お金が伴うことで、かなりの支障が来ているんじゃないかと思うんですが。だからこそ、私は企業誘致を急げと言っているんですよ。その点、町長は財政をふやす努力、防災の施設までにも支障が来ているということで私はちょっと受け取ったんですけど、どう考えますか、支障を来させないということだったんで、来しているんじゃないんですかね、町長、お尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) 町長。 ◎町長(安田修君) 町長。何回も申しますように、庁舎建設によって、ほかの事業が犠牲になったり、そして、ほかの事業に支障があるようなことは、絶対あり得ないと思っていますし、そこは十分な考慮をいたしておりますし、調和のとれた、均衡ある事業の運営をしていっています。あなたはそう考えるかもしれませんけれども、我々は財政運営においても、いささかも支障がないように努めているところであります。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 最後になりますが、町民が生活をするには、いかに働く場を確保するのか、そして、庁舎だけが防災じゃありません。そのことを一応言い添えて、終わります。 ○議長(内山田善信君) 以上で、11番、神﨑千香子君の質問を終わります。 ○議長(内山田善信君) しばらく休憩します。再開を11時25分といたします。午前11時12分休憩                              午前11時22分再開 ○議長(内山田善信君) 休憩前に引き続き会議します。 10番、水永正継君の登壇を求めます。 ◆議員(水永正継君) 水永です。初めに、五十鈴川の整備についてです。 昨年11月に行われた県公共事業評価委員会において、五十鈴川の河川改修事業が承認され、今年度より事業着手となっています。事業主体は宮崎県、総事業費21億円、工事期間が2019年度より15年間となっています。この事業の具体的な内容について伺います。 五十鈴川本流流域及び支流流域の洪水は、過去に何度にも及び、西門川上井野地区、三ヶ瀬川流域、津々良川流域などは、人家や耕作地が大きな被害を受けてきました。全国的に自然災害の規模が大きくなっている現在、特に五十鈴川本流及び支流域の住民の皆さんは、大雨や台風のたびに心配が絶えません。 このたび、県が五十鈴川の整備に取り組むということで、整備の行方が大変気になるところであります。この五十鈴川の洪水問題については、私は平成21年9月議会と翌年の9月議会で質問しています。あのときから10年たちました。10年前の答弁では、整備の行方はほとんどわかりませんでしたが、今回は具体的な取り組みが見えてくるのではないかと期待しています。 今回、県が発表した事業対象区間は、更生橋から小園までとなっているが、具体的な工事内容はどのようなものか。また、特に整備を必要としている工事箇所はどこか。工事期間が15年間とあるが、工事が長期に及ぶ理由は何か。 分蔵大橋下流は、杉などの樹木が生い茂り、川幅が狭くなっている。増水時、水流が抑制されると思われるが、ここの部分の整備は計画されているのか。計画されているとすれば、どのような工事になるのか。過去に行われた五十鈴川の整備はどのようなものか。 壇上からの質問は以上です。あとは質問席から行います。 ○議長(内山田善信君) 答弁を求めます。町長。 ◎町長(安田修君) 町長。それでは、五十鈴川の整備についてお答えをいたします。 まず1番目の、具体的な工事内容と整備を必要としている工事箇所はどこかについてでありますが、県の土木事務所によりますと、当事業の工事内容は、河道断面を広げるための河道掘削と無堤地区の築堤を予定しており、特に平成28年度に浸水した西門川地区の治水安全度を早急に高める必要があると伺っております。 次に、2番目の工事期間が15年間とあるが、工事が長期に及ぶ理由についてでありますが、工事着手に向けた測量や設計、用地買収に一定の期間を要するとともに、施工延長も長く、多額の事業費が必要となるため、この期間を設定していると伺っています。 しかしながら、町としましても、少しでも早く整備効果が発揮されるよう、土捨て場の確保など、地元の皆様の御協力をいただきながら、県と連携をし、早期整備ができるよう努めてまいります。 次に、3番目の分蔵大橋下流の計画についてでありますが、分蔵大橋下流については、既に堤防整備が完了しており、計画流量では、河畔林を考慮しても十分流下できる断面が確保されていることから、河川改修事業の対象外としていると伺っています。 次に、4番目の過去に行われた五十鈴川の整備についてでありますが、河口から小園井堰間の3.3キロ区間については、昭和37年から昭和47年にかけて、小規模河川改修事業により築堤整備や河道掘削を行い、小園井堰から更生橋間の8.8キロ区間については、平成7年から平成12年までの床上浸水対策特別緊急事業により築堤整備や河道掘削を実施しています。さらには、平成12年以降についても、県単河川改良事業により随時河道掘削等を行い、治水対策を行ってまいりました。 また、防災・減災対策としての国土強靱化予算を活用し、令和2年度までには町内の県管理河川において、河道掘削を実施すると聞いております。 町といたしましても、今後もさらなる防災機能の充実を県と連携し、進めてまいりたいと思いますので、御理解のほどお願いをいたします。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) 水永です。この事業で一番肝心だと思われていた、あの分蔵大橋下の樹木が茂っている部分ですね、ここが外されているということは、ちょっと考えられないことなんですけども。一番河道断面を広げるための河道掘削というのに、そこの分蔵大橋下が入らない。住民の方は、10年前にも訴えていました。あそこにやっぱり杉とか雑木がいっぱい茂っているので、あそこで五十鈴川の流れがやや抑制されるのではないか。だから、あのあたりを整備すると、五十鈴川本流の流れがよくなると言われていました、心配されている方が。五十鈴川の本流の流れが悪いと、三ヶ瀬川、それから津々良川などの流れがとまって、今までの大雨、台風でわかるように、あの三ヶ瀬川、家が浸水したり、それから田んぼが壊されたり、そういう実態があります。また、川の土手が掘られて道路が不通になる。また、津々良川では、五十鈴川の本流は水があふれるものですから、あの五十鈴川の流れがとまって、だんだん水がふえて、あの付近の住宅はつかったりしています。これは何度もつかっています。最近は、災害の規模が大きくなってきていますので、ああ、また今度もつかるのではないか。だから、もう台風が来る前に畳を上げたり、そういう心配をされています。 県のほうは、一体この五十鈴川の流れ、このような洪水が起こっている。上井野地区は大変な状況に何度もなりました。学校がつかったり、1階はいろんな物がだめになったりしました。私も図書室の片づけに行きましたけども、本が濡れて、なかなか外せないんですね。それから、ピアノがだめになったりとか、そういうことがあっているわけです。それなのに、今度の答弁をちょっと聞きましたけども、これでいいのかなと思うようなことです。県のほうがどう考えているか、その辺がわかればお願いしたいと思います。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 建設課長です。先ほどの答弁にもありましたように、分蔵大橋下流の雑木林につきましては、流下断面が十分確保されているということでございます。したがいまして、事業は入れられないというぐあいです。 あと災害に対しての考え方でございますけれど、答弁にもありましたように、平成28年度の被災をもとに、それを解消すべく河道の掘削、堤防整備がなされていないところを重点的に整備していくというぐあいで伺っております。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) 水永です。10年前とその翌年に質問したことの中に、あそこの分蔵大橋下の杉とか雑木が茂っている、あれはやはり河川の阻害部分は、恐らく杉が植林されている部分だと思うと、当時の建設課長さんは答弁されているんです。そのことはこのたび考慮されていないんですけど、町としては、本当はどう思っているんでしょうかね。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 建設課長です。今回は、新たに平成28年度に五十鈴川水系の河川整備計画を県において作成したところです。その結果に基づきまして、県からそのような回答をいただいております。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) ほかの分蔵大橋下以外の河道断面を削ったり、広げたり、それで今後、五十鈴川の洪水が起こらなければいいんですけれども、そのあたりの予想というか、それは町としては本当はどう思っていらっしゃるのか。住民の方はやはりとても心配しています。 ○議長(内山田善信君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(安田正光君) 農林水産課長です。分蔵大橋下の下流の、あの森林関係が心配されるということがあるかもしれませんですけども、そういった森林については、農林業関係の計画としては、あそこの地域を伐採するという計画はございません、町としては。 ですから、個人の財産でもありますので、町から進んで伐採を指示するということはできないんじゃないかなと思っているとこです。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) 私が言っている場所は、五十鈴川のあの堤防がありますね、左岸の堤防と右岸の堤防、その間の樹木が生えているところですね。以前の答弁では、あそこあたりに70筆の個人の所有地があるということですけども、あそこの中だけに70筆あるわけですか。 ○議長(内山田善信君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(安田正光君) 多分、柳ノ瀬あたりを言っているんじゃないかと思いますけど、確かにあそこから下流全体を入れると、70以上の筆があります。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) 水永です。ということは、大水になれば、あそこあたりはどんどん水が流れて、樹木等にいろんな藻くずが引っかかったりしていますよね。大水のときに、分蔵大橋から見てみると、あの林の中もどんどん流れているわけですね。ということは、もともと河川の中に個人の所有地が70筆程度あると。分蔵大橋下からずっと、どこまでかわかりませんが、かなり下流までという認識でいいわけですか。 ○議長(内山田善信君) しばらく休憩します。午前11時39分休憩                              午前11時40分再開 ○議長(内山田善信君) 休憩前に続き会議します。建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 建設課長です。議員が今おっしゃった部分は、確かに堤外民地という具合で、民有地が堤防内にあります。堤外地にです。ですので、個人用地となっております。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) 水永です。住民の方が心配しているのは、耕作地で何も木とか生えていない、心配しているのは樹木が生えている部分です。ここを何とかしたら流れがよくなるんではないかと。でも、当時の答弁では、70筆程度あるので、買収するにも大変なお金がかかって大変だから難しいというような答弁もされていたと思います。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 建設課長です。その状態はいまだに同じ状態で、買収等は県においても現在のところ考えておりません。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) そのあたりの樹木について、やっぱり今後県と、町としてそのあたりのことを訴えることはできないんですか。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 建設課長です。そういった事業があるかないか、今後、検討を詰めていく予定ではあります、その箇所については。ただ、今回の五十鈴川の広域河川改修事業においては、この地区は入っておりませんので、他事業においての可能性を今後県と協議していくつもりであります。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) 水永です。そこの分蔵大橋下と同じような状況のところは、あの五十鈴川にほかにないのか。ここはもう、明らかにやっぱり工事をしたほうがいい、そういう場所は把握していますか。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 建設課長です。分蔵大橋から上流、更生橋区間におきましては、現在、堤防ができていない箇所、床上浸水対策事業で用地買収がなされていない、堤防ができていない箇所等については、今回の事業で堤防をつくってもらったり、そういった具合で検討をしていくようにしております。 更生橋から上流におきましては、このような堤外民地はあろうかと思いますが、まだ計画そのものが、河川の改修計画がまだなされていないところがありますので、そのあたりも一緒に検討していきたいと考えております。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) 今後、分蔵大橋下の樹木が茂っているところの土地の所有者だけでも、そのあたりのこともやっぱり交渉していけば、樹木の伐採が可能になるのではないか。あの広い、もう樹木が生えていないところは、もう大丈夫ですから、樹木の生えているところだけでも、交渉を今後やっていったらどうでしょう。そのあたり、やっぱり県に訴えていくと。このあたりどうでしょう。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 先ほども答弁いたしましたけれど、そういった事業があるものかないものかですとか、そういったものは今後県と協議していくつもりであります。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) 水永です。この五十鈴川の洪水問題は、今後、災害の規模が大きくなってくると思われます、全国の自然災害の状況を見ていると。最近ではしょっちゅう大雨が降ったりしていますが、西門川地区も過去に大変な洪水に見舞われました。三ヶ瀬川も本当に大変な状況で、台風のたびに、どこかここか災害が起こっています。 だから、そのあたりをやっぱり真剣に県に訴える。そういうことが大事ではないかと思います。このまま、県が言うとおりに、はいはいと言っていたら、ひょっとしたら、今までの状況と余り変わらないのではないか。単純に考えると、水がこう流れよって、そこが狭くなっていたら、やっぱり流れは抑制されるのではないかと思います。県にそのあたりの考えがないのかと思います。住民の方も、以前からそのことを訴えています。 再度、このような状況、本当に五十鈴川の洪水が今後大丈夫になるのか。そのあたりを真剣に訴えていくことが大事だと思います。このあたりをおろそかにすれば、以前と余り変わらないのではないか。21億円もかけて断面だけこう整備しても、1カ所だけでも詰まっていれば、恐らく余り効果はないのではないかと、そういう気がいたします。 これは、私だけではなくて、住民の方がそういう考えを持っていますので、やっぱり、あの分蔵大橋下の樹木の茂っている部分は、今後大事なところだと思います。そのあたりをしっかりとお願いしたいと思います。 次に移ります。 次に、ブロック塀等の撤去補助制度についてです。 県は、子供たちを守るため、小学校からおおむね半径500メートルの範囲にある、倒壊の危険性が高いブロック塀等について、除却を推進する補助制度を開始したとあります。令和2年度までの2年間限定で、最大15万6,000円まで全額補助すると言っているようです。 このことに対して、門川町ではどのように取り組むのでしょうか。昨年6月の大阪北部地震で、ブロック塀の倒壊により小学生が命を奪われてしまった事故はかわいそうでなりません。未来ある命を突然奪われてしまった本人の無念さ、家族の悲しみははかり知れません。 このような痛ましい事故を起こさないように、国も力を入れてきたのだと思います。この事故を受けて、門川町でも、昨年度、草川小学校、門川中学校などのブロック塀が改修されました。しかし、民間のブロック塀については調査はされたと思いますが、そのままになっているように思います。 現在、道路に面したブロック塀の危険性を心配している住民は多いのではないでしょうか。家の密集した地区のブロック塀、家は密集していないが、ブロック塀は至るところにあります。また、ブロックではないが石積みの塀など実態はさまざまです。 今回、県が打ち出した、この制度に町が力を入れるならば、住民は助かります。この制度を最大限利用して、地震に強いまちづくりの一つができるのではないでしょうか。 ○議長(内山田善信君) 答弁を求めます。町長。 ◎町長(安田修君) 町長。それでは、答弁をさせていただきます。 ブロック塀等の撤去、補助についての御質問でありますが、平成30年6月に発生した大阪北部地震では、耐震性に問題のあるブロック塀等が倒壊し、2名が死亡するなど重大な被害が発生したことにより、今年度から、市町村が窓口となり、危険ブロック塀等除去促進事業として、国が2分の1、県が4分の1、市町村が4分の1を負担し、ブロック塀除去費用に対して最大15万6,000円補助するものでございます。 本町も、平成30年度の地震後、通学路など多くの方が通行する道路に面するブロック塀の安全性確保に関する積極的な周知を町広報等で実施し、半径500メートルの範囲にあるブロック塀の調査を実施したところでございます。 ブロック塀等の撤去補助につきましては、現在のところ予算化はしておりませんが、ブロック塀の安全性確保及び補助事業についての周知を再度実施するとともに、要望等を踏まえて検討してまいりますので、御理解のほどお願いいたします。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) 水永です。昨年、小学校、中学校のブロック塀はよくなりましたけれども、民間のブロック塀の調査、この結果はどのようなことだったのでしょうか。大体わかれば伺いたいと思います。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 建設課長です。昨年6月の地震に伴いまして、門川町建設課においても、各小学校の校区半径500メーターを、職員において調査しました。五十鈴小学校校区においては24カ所、門川小校区においては72カ所、草川小校区においては40カ所、西門川小校区においては11カ所、合計の147カ所が、この該当するものと確認しております。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) かなり大きな数だと思いますけども、単純に申し上げると、これがもう基準に引っかかっている、今後改修しなければいけない対象の数ですか。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 今申した数は、おおむね500メーター以内の通学路に面したブロック塀で、高さが1.4メーター以上のもの、そして、ひび割れ、破損、変色、風化、傾き、その他何らかのものがあるものという具合で確認しております。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) そしたら、この数は、今後改修の補助が出る対象と見ていいわけですか、全て。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 建設課長です。はい。申し出があれば対象となるブロックの件数でございます。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) そうしたら、これは、今後の問題は、住民の皆さんがどこまで周知できるかということにかかっていると思うんです。今まで情報がいろいろ出されて、いろんなことが報道されますけれども、情報だけでは知らない住民の方もいらっしゃいます。ですから、このあたりの工夫が今後必要だと思います。 個人でブロック塀、心配している人もいらっしゃいます。それからまた、自分はブロック塀は関係ないけれども、通るたびにあそこのブロック塀は危ないんじゃないかと、そういう方もいらっしゃいます。 ですから、この147、この人たちにぜひともわかるような説明、補助が出るのだと、個人でしたら大変なことになるけれども、県が補助を出すということを伝えることが大事じゃないかと思いますけども、その周知の方法、このあたりはどうでしょう。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 建設課長です。まず、このブロックの補助は、町が出すものであります。国と県と町で出し合うものです。先ほどの町長の答弁でもありましたけど。事業実施、補助を直接するものは門川町となっておりますので、御認識いただきたいと考えております。 広報につきましては、昨年も、議員がおっしゃいましたけど、9月の町広報にて一度出しております、地震の後、県と同時にです。その後、ことしの2月には、地区の班回覧も実施しております。今回8月に、県が新たな、また、チラシをつくりましたので、9月に班回覧、その地区には、個別配付でも構わないとは考えておりますけど、9月の中旬もしくは10月ごろに再度チラシを交付したいと考えております。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) チラシを交付されるということですけれども、全町民に対してとか、また、この対象147の個人に対してとそういう2つが考えられますけど、最低この147名には、こういう制度を利用するといいですよと、そういう周知、これは最低必要ではないかと思います。どうでしょう。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 147名のブロックは確認していますけれど、その持ち主までは、現在確認はしておりませんので、ダイレクトメールという具合にはいかないと思いますので、班回覧とか町広報、その他周知ができるものについてお知らせしたいと考えております。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) このことに関しては、やっぱり区長会で真剣に出すとか、それからできる範囲でこの個人にもわかってもらえる。そういう努力が大事ではないかと思います。 この対象ですけども、ブロック塀だけじゃなくて石積みもあるんですよね、昔の石を切った切り石、これを積み上げているところもかなりあるんですけれども。このあたりの実態はどうでしたか。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 建設課長です。ブロック塀と申しておりますけれど、実際にはコンクリートブロック塀、石積み、れんが、その他も考えられると考えております。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) ということは、147名の中に、石積みも含まれていると考えていいんですか。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) そのとおりです。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) この制度が、県も力を入れているわけです。町も4分の1出すということです。ですから、住民の方に、この147名以外にも、こういう制度があるということがわかっていくことが大事だと思います。 これが、地震に対して強いまちづくりの一つになるのではないでしょうか。よろしくお願いいたします。 それでは、次に移ります。 3つ目は、門川町が現在進めている木造住宅耐震化の支援制度についてです。 本町の木造住宅耐震診断・改修事業について、昨年の実績は、耐震診断が5件、平成29年度は、耐震改修1件、28年度は耐震診断5件、27年度は耐震改修2件です。2016年4月の熊本地震では、死者267人、負傷者2,804人、住宅の全壊8,673棟、半壊3万4,726棟に及ぶ甚大な被害が出ています。 この地震では、倒壊した住宅の下敷きや、土砂崩れに巻き込まれて50人の直接死亡が確認されています。この50人のうち、37人が家屋の倒壊による死亡となっています。家屋の被害は、建築基準法が改正された昭和56年以前に建築された木造家屋に集中していること、また、台風対策のために重い瓦を使う住宅が多かったことが被害の拡大につながったとわかっています。 大事なことは、最初の地震で命を守ることです。現在、町における耐震診断、改修制度の実績は低いようです。今後、耐震改修について、町民がもっと利用しやすい独自の支援制度はできないものかなど伺いたいと思います。 ○議長(内山田善信君) 答弁を求めます。町長。 ◎町長(安田修君) 町長。それでは、答弁をいたします。 木造住宅耐震化の支援制度についての御質問でありますが、大規模地震発生の際の建物の倒壊を未然に防止し、生命や財産の保護を図るため、昭和56年5月以前着工の旧耐震基準で建築された木造住宅の耐震診断、耐震診断後の耐震改修設計と耐震改修工事に対する支援があります。 耐震診断に関しましては、負担金なし、耐震改修設計・工事に関しましては最大100万円かつ工事費の80%を、国2分の1、県4分の1、町4分の1を負担し、支援する補助制度がございます。 次に、町独自の支援はないのかとのことでありますが、現在の支援制度は充実した補助制度でございますので、今後も制度の周知を図りながら、木造建築物等地震対策促進事業を推進してまいりたいと思います。 次に、現在までの実施状況でございますが、木造住宅の耐震診断は毎年5計、耐震改修設計・工事に関しましては、3件の予算計上をしており、平成17年から平成30年の13年間で、耐震診断が61件、耐震設計・改修については3件の実績でございます。 本町においても、南海トラフ地震や日向灘地震が想定されており、今後、さらなる木造住宅耐震化の促進に努力してまいりますので、御理解のほどお願いをいたします。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) 水永です。地震は大変怖いわけですけれども、最初の地震から命を守る方法として、この家が崩れないことです。このためにこの制度を今度、また住民が利用しやすくなるように進めています。でも、今までの門川町の実績を見てみますと、この前、黒潮町に行きましたけども、黒潮町の改修率なんかは非常に大きかったです。でも、門川町も黒潮町と同じような被害が予想されますので、住民の方の意識が低いことも考えられるのではないかと思います。 この門川町の実態について、実際、命を守るための家が壊れない、この制度があるのに余り利用されていない。このあたりの実態をどう捉えていらっしゃいますか。伺いたいと思います。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 建設課長です。確かに、この木造住宅耐震化の事業が平成17年から始まっているところでございます。耐震診断の総合計件数は66件です。改修工事に至っては3件しか、今までのところ実績はございません。 そういった観点から、町といたしましても、近年においては、県職員にお願いしながら出前講座、各地区公民館から依頼があったところとかは回っているところでございます。昨年10月には下納屋公民館でも実施いたしました。今年の6月には、町職員、町議会関係を対象にして、役場のほうでも実施した経緯があります。 現在に至っては、毎年2回程度、町広報に掲載をしております。今年も6月には、ホームページでまた掲載しながら、広報活動に今勤めているところでございます。
    ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) 水永です。この前、県のほうから職員の方がいらして、この建物の壊れやすさ、この実験みたいなのがありました。小さい木材で建物をつくって、屋根瓦が重い家と、屋根瓦がもう余り重くない家の地震に遭ったときの壊れ方の実験がありましたけども、あれを見ると、屋根が重いのはすぐもう揺れで潰れてしまいました。屋根が軽いとこう持ちこたえる、そういう実験でありました。 ですから、現在やっぱり住民の方が住んでいる家の状況を見ますと、昔の屋根瓦がのっている家は多いかと思います。昭和56年以前に建てられた家の中で。だから、そのあたりの、「ああ、屋根瓦が重いと家は壊れやすいんだな」と、そういうようなお話も住民の方にされると、住民の意識も高まるんではないかと思います。 とにかく大事なことは、最初の揺れで自分たちの命を守ることです。門川町のこの耐震改修事業について伺いました、けれども、何かこう余り利用されていない状況がありますので質問しているわけです。 それで、住民の中に周知できていない部分があるんではないか。この制度、耐震診断と耐震改修、この関係がどうなっているのか、住民の方への理解がちょっと余りはっきりわからないんではないかと思ったりしていますが、そのあたりどうでしょう、この関係。耐震診断と改修の関係。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 建設課長です。耐震診断と耐震改修の関係と申しますと、まず、一応私たちが広報関係、チラシとかで入れているのは、耐震化をすぐに始めましょうという形でチラシをお配りしているところなんですけど、そちらも掲載をしてありますけれど、まずは耐震診断を行わないことには改修はできないものとなっています。この耐震診断は、実質補助金で全部できます。個人負担はありません。ですので、まずは耐震診断をなされた後に、その結果、係数があるわけでございますけれど、その係数が0.7未満であれば、耐震改修の補助の対象となります。ですので、その把握する上で、まずは耐震診断を、昭和56年以前の建物については促すように、現在PRをしているところでございます。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) この耐震診断・改修については、診断して危ないとわかれば改修に、住民の判断で望むことができるわけですね。最大、この補助率は幾らですか。補助率というか補助分。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 建設課長です。補助率といいますか、最大の補助金額が、最大100万円となっております。この100万円のうち、もしくは工事費の80%、ですので、80%までの100万円が限度という具合になっております。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) かなりいい制度だと思います。それで、門川町はずっと、平成17年度からこの耐震診断、改修を進めて補助金を出してきたわけですけれども、今回、県のほうで出してきているんではないかと思います。私は、7月10日にその会議に出たんですけれども、そのときに、宮崎県建築住宅課による木造建築物等地震対策促進事業、これが紹介されたんです。これが今のおっしゃっていることですか。それとも、今までの、これ以前の事業なのか。その辺を確認したいと思います。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 建設課長です。現在、私が申しましたのは、木造建築物等地震対策促進事業でありまして、恐らく一緒の事業だと思われます。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) この事業はいつ打ち出されたんでしょうか。これ、新しく打ち出された事業なんでしょうか。それとも、以前と変わらない事業なのか。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 以前とはちょっと私も記憶にないところではございますけれど、昨年度までは、補助金額が、設計費が10万円、工事費が75万円でありました。昨年度までは合計85万円でございましたけれど、今年度から補助金額の見直しがあって、工事と設計を合わせて100万円が限度額という具合に、今年から変更になっております。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) ということは、県も住民の方が利用しやすいように変えてきたということですね。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) こちらは、先ほど申しましたように、事業実施主体は門川町になります。国、県から補助金をもらって、町も合わせて補助するような形でありまして、昨年度より充実した内容と変化しております。 ○議長(内山田善信君) 10番、水永正継君。 ◆議員(水永正継君) それで、やはり大地震が今後予測されていますので、住民の方の意識、これを高めることが大事ではないかと思います。 先ほどもお話ししましたけども、屋根瓦の重さでも壊れ方が違ってくるということなんで、いろいろ地震、津波に対する認識度を高める、こういうことが今後大事ではないかと思います。 これが、そのブロック塀の改修だとか、この家の改修、これが具体的なことだと思いますので、町のほうも、今後周知のほうに力を入れると住民の方もわかりやすいと思います。 以上で終わります。 ○議長(内山田善信君) 以上で、10番、水永正継君の質問を終わります。 ○議長(内山田善信君) ここでしばらく休憩します。再開は13時20分といたします。午後0時14分休憩                              午後1時19分再開 ○議長(内山田善信君) 休憩前に続き会議します。 4番、山岡節夫君の登壇を求めます。 ◆議員(山岡節夫君) 4番、山岡です。まず初めに、自治会の皆さんの協力を得て、地域公共施設の環境美化活動に取り組んでいただいていますが、高齢化や共働き家庭の増加など、さまざまな事情で、活動自体が困難な状況となってきております。自治会にお願いしているから作業は当たり前ではなく、行政は、時代の趨勢に適合した支援策を講じていくべきだろうと私は考えます。そこで、自治会の皆さんが負担が重いと感じている地域における自主活動作業を取り上げ、一般質問を行いたいと思います。 まず、側溝清掃に関する負担軽減についてでございます。 側溝清掃に関する一般質問は過去にも行われていますが、再度違った観点から質問を行います。 側溝清掃作業は、溝ぶたの開放、汚泥もかき挙げ、袋詰め、汚泥廃棄が一連の作業工程でございます。作業の担い手であった人たちの高齢化や人手不足もあり、側溝清掃は業者に依頼していく傾向にございます。 この件に関する以前の回答は、市街地19地区のうち、業者依頼は4地区である。補助金支給は公平性に欠けるため、検討課題とする内容、また、地域活動は、地域住民の親睦や連携の場、地域課題の解決の場として、共同、協力の取り組みが必要との見解でございました。この見解は正しいように見えますが、別の角度から考察をいたしますと、不満の残る回答でございます。 そこで、次の2点について、まず伺いたいと思います。 1つ、側溝勾配が悪い、畑土が流入する、溝ぶたが重い、溝ぶた固着など改善すべき事項が多々ございます。整備要望箇所を把握し、優先順位を決め、整備を着実に進めているものと考えますが、過去の実績、今後の取り組みをまず伺いたいと思います。 2番目に、費用負担軽減の要望が非常に多ございます。検討結果を再度伺いたいと思います。 質問席からあとの質問は行います。よろしくお願いします。 ○議長(内山田善信君) 答弁を求めます。町長。 ◎町長(安田修君) 町長。それでは、答弁をさせていただきます。 側溝清掃についての御質問でありますが、まず、側溝の整備に関しまして、本町においては、昭和30年代からの高度経済成長期に合わせて、土地区画整理事業や宅地造成等により、道路を集中的に整備しております。古い地区では50年を経過しているところもあり、道路舗装や側溝も老朽化が進んでいる状況であります。 側溝の現状を申し上げますと、町道が536路線で約167キロメートルありますので、単純に両側に設置していると考えた場合に、町道延長の倍になり、約334キロメートル設置していることとなります。 全ての側溝の現状を把握するのは難しいため、道路パトロール時の異常箇所、地区からの要望箇所や住民通報等の箇所を把握し、緊急性、危険性を踏まえ、毎年約2,000万円の予算を通じて、老朽化に伴う側溝の改修や冠水対策の排水路整備、さらには側溝清掃の軽減を図るためのふたの軽量化等を図って行っております。 今後についても、引き続き、地区要望等を把握しながら、老朽化の激しい箇所や、勾配が少なく流れの悪い箇所、あるいはふたの軽量化等について、緊急性や重要度を踏まえ、効率的な維持管理に努めてまいります。 次に、費用負担軽減についてでありますが、昨年の6月議会でも同様の御質問がありました。その後、検討をいたしましたが、各地区の側溝の延長距離や清掃方法にばらつきがあり、業者へ委託をする地区にのみ補助金を交付するということは、公平性を欠く可能性があると考えています。また、側溝清掃は地区清掃の一部であり、側溝清掃にのみ特化をして支援することも課題があると考えています。 しかしながら、議員の御指摘にありますように、側溝清掃に関しては、さまざまな問題がございますので、将来に向けた検討課題として、引き続き、調査・研究を進めてまいりますが、当面は可能な限り、地区もしくは班による清掃に御理解と御協力を頂きたいと思います。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) 山岡です。それでは、側溝清掃に関する負担軽減について、質問をしたいと思います。 まず、側溝清掃負担軽減に関する行政の支援に関する公平性の考え方について伺いたいと思います。 側溝清掃を、いろんな理由で業者に依頼している自治会、それから、側溝清掃を奉仕作業で行っている自治会とでは、行政の支援策は違ったものになると私は考えます。清掃を奉仕作業で行っている自治会には、作業負担軽減支援を行い、業者に依頼している自治会が清掃費の一部を補助することで、行政支援の公平性は保たれるものと私は考えますが、町長はどのように受けとめられたか、少しお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(内山田善信君) 町長。 ◎町長(安田修君) 町長。先ほども答弁しましたが、繰り返しになるかもしれませんけれども、地区住民が清掃する地区と、業者に委託をする地区がある中で、委託をした場合のみ補助金を交付することが妥当かどうか、慎重に判断する必要があり、私は、業者に頼んだところのみを補助金交付というのは難しいのではないかと判断をいたしております。 ですから、いろんな地区が清掃をするために積み立てをしたり、ある地区によりますと、側溝清掃に出ないときには手不足負担金を出すとか、そういう具合にして地区で対応をしているようであります。ですから、もともと側溝清掃というのは、地区一斉清掃の中で、住民の方が自ら清掃をしてきた経緯がございますが、さまざまな理由により委託しなければならないところもあるとは認識をいたしております。 しかし、自らの清掃によるか、委託をするかという判断は、地区内で相談をされて判断されたことでもありますので、基本的には、地区の総意で決定をされることであるのではないかと思っておりますので、そうした背景等も考慮しなければならないのではないかと思っております。 しかし、今後、いろんな社会情勢が変わることも考慮しながら、また研究を進めていきたいと思っております。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) 山岡です。今、清掃を奉仕作業で行っている自治会と、業者に依頼している自治会の、なぜそういうことをやってきたのかという理由は大きくあると思うんです。それは、やっぱり側溝清掃のふたが非常に重い。それから溝ぶたが上がらん。それから、高齢者が非常に多くなって、私の地区でも40%が高齢化率は進んでおります。 そういうような、非常に重労働に対して、清掃は困難だというような状況がかなり増加しているようです。私も、ちょっとこの件に関して、代表的な区長さんにはアンケート調査をとらせていただきました。そこでも、かなり、やっぱりそういう傾向にあると。そういうような、非常に重い気持ちで今考えているというような報告でございました。 そういうことで、やっぱり作業負担軽減仕様に積極的に取り組んでいただくか、それをやらなければ、やっぱり自治会の一部補助をすると、そういうことが一つの分かれ道ではないかと、分岐点ではないのかと、そのように私は考えております。この件については、後で少し質問をしたいと思います。 次に、側溝清掃作業の負担軽減、支援対策について伺いたいと思います。 側溝清掃作業の負担軽減は、二通りの考え方があるのではないかと、そのように私は思っています。1つは、体力のない人でも清掃ができるようにすること、2つ目は、側溝清掃回数を減らしてあげる対策、この2つをやることによる、非常にこれが大事ではないかと私は考えております。こういうことをすることによって、また奉仕作業に転換して自治会で行おうかと、そういう気持ちになるんではないかと思います。そこで、体力のない人でも側溝ができるようにする対策は、今、重い溝ぶたは50キログラムあります。とても体力のない人では抱えきれません。それで、これを交換していくことだと思いますが、行政のほうは、この溝ぶた交換の計画をどのように考えて取り組んでいかれるのか、それを伺いたいと思います。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 建設課長です。ふたの軽量化でございますが、一昔前は、道路をつくる際、側溝ぶたは10枚のうち1枚が軽量化という具合で当初は入れておりました。しかしながら、平成7年以降、そのくらいから、軽量ぶたを10枚あたり2枚を各地区に施工するように、今現在取り組んでおります、その後は。昨年におきましても、側溝ぶたの軽量化を、側溝ぶたの改良を285枚実施しております。そのうち、約100枚程度を軽量化をしているところでございます。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) 山岡です。私は、今溝ぶたを5メーター間隔に2枚というお話しでしたが、やっぱり3枚入れてほしいと私は思っております。というのは、長尺のかき出し棒、それが入って、側溝内でくみ取り作業ができるというスペースを確保するためには、やっぱり溝ぶたを連続3枚、軽量ぶたを3枚配置していただくと、非常に掃除が楽にできるようになると思います。 そういうことで、少し、ぜひこれの方法で取り組んでいただきたいと思います。ただ、これについては非常にお金がかかりますので、私が試算した私の地区で考えますと、今、1枚間隔のときは1,400枚入っています、うちの地区では。これを3枚ぶたにすると大体2,400枚、1,000枚ぐらい増加するということになりますので、かなり費用負担もかかると、そのように思っております。 でも、これについては、やっぱり事業計画を立てて、そして着実に取り組んでもらわないと困ると、そのように思いますが、どんなものでしょうか。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 建設課長です。先ほど、議員がおっしゃったように、非常に高価なものになります、軽量ぶたというのは。標準の300幅の側溝においては、ふたは1枚当たり46キロです。軽量ぶたにつきましては、現在23キロのふたを施工しております。そちらになりますと、コンクリートぶたであれば5,500円程度で1枚できるところなんですけれど、軽量ぶたに変えますとやく倍、1万1,000円になります。 それが、老朽化の激しい側溝になりますと、既製品のふたがはまらない状況で、特注品のふたと変わってきます。そうなった場合は、さらに割高になりまして、5割増しぐらいになりまして、1万5,000円程度のレジン樹脂というふたでございますけれど、そういった具合で非常に金額も張ってまいりますので、とりあえず私たちどもが考えるのは、まずは2枚を徹底して行うと、各地区において。老朽化の激しい地区から。それが終わりましたら、さらに3枚という具合で、前向きに検討したいと考えております。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) 山岡です。この取りかえといいますか、溝ぶたの交換の計画、これはやっぱり、ぜひ3枚方式で取り組んでいただきたいと私はそのように思っております。というのが、3枚でありますと、高齢者の方も非常に掃除がしやすくなって、それと、自治会でも、今業者に依頼している地区も、やはりこのやり方にすると、ぜひ自治会でもやれるという状況になると思うんです。 そういう意味でぜひ、そんな方式を取り入れて、特に自治会で奉仕作業をやっているところを重点的にやっていくと非常によろしいんではないかと、そのように考えているところですが、どんなものでしょうか。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 地区の要望等を全体的に鑑みながら、今後も検討していきたいと思います。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) それでは、次の質問に移らせていただきたいと思うんですが、次は、側溝回数を減らしていく対策でございます。 これは、流れを阻害する不良箇所や土砂の流れ込み箇所を把握して、そして防止対策を講じることだと思います。また、合併浄化槽は、単独浄化槽よりも排出物が8分の1に減少すると言われております。市街地の合併浄化槽率の転換率が高くなりますと、市街地の側溝清掃回数を減らすことにつながっていくだろうと、そのように思います。 これも、費用もかさみますけども、このような視点で取り組んでいただくと、側溝作業も非常に楽になると思います。そういう意味で、少し計画を、考え方をどのように、例えば単独浄化槽であれば、市街地を加速させるためにどんな手立てをやっておられるのか、少しそこを伺いたいと思います。 ○議長(内山田善信君) 休憩します。午後1時39分休憩                              午後1時39分再開 ○議長(内山田善信君) 再開します。ただいまの質問は通告にない質問ですが。山岡君。 ◆議員(山岡節夫君) これは、8分の1に排出量が減るということで、改善対策につながると、負担の軽減率につながると思います。清掃回数が、排出物が減れば、負担の軽減率につながるということで質問をしたところですが、よろしいでしょうか。 ○議長(内山田善信君) いわゆる関連質問になります。環境水道課のほうで答えられる部分に関して答えるということでよろしいですか。 ◆議員(山岡節夫君) はい。 ○議長(内山田善信君) 環境水道課長。 ◎環境水道課長(波岡慎太郎君) 環境水道課長です。本町のほうでは、合併浄化槽の普及促進につきましては、門川町生活排水対策総合基本計画によりまして、現在進めておるところでありまして、私のほうからは、合併浄化槽の普及の考え方ということで進めさせていかせていただきたいと思っております。 現状、本町のほうは、平成32年度までに、県のほうから示されております合併浄化槽普及率を72.1%に上げる取り組みをしております。現状のほうでは、平成30年度末で68.5%でありますので、着実に進んでおると考えておるところであります。 議員さんのおっしゃるとおり、合併浄化槽が普及が進んでいきますと、清掃回数のほうも少なくなるのではとも考えておりますけれども、合併浄化槽は、設置するだけではやはり効果がなくて、その中で合併浄化槽の清掃をし、そして検査を受けるという適切な維持管理も必要でありますし、また、側溝のほうは、合併浄化槽から出る汚泥だけではなくて、やはり畑とか宅地となっていないところから流入する部分もありますので、回数のほうは減るのではないかとは思いますけれども、正確にどうなるということはちょっとお答えはできないと考えております。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) わかりました。とにかく、この合併浄化槽も側溝清掃には大きく影響すると私は思っております。これで、やっぱり並行して、そういう減らす対策、排出物が少なくなる、側溝に、対策を講じていく必要は絶対必要だと、そのように私は思っておるところです。 それから、作業が今、持ち上げて、溝ぶた持ち上げ機。非常に重いんですよね。これを、今軽くて、一人で作業できる溝ぶた持ち上げ機がございます。そこいらの導入をどのように考えておられるのか、ぜひお伺いしたいと思います。 ○議長(内山田善信君) 環境水道課長。 ◎環境水道課長(波岡慎太郎君) 環境水道課長です。現在、環境水道課のほうで、ふた上げ機を、要望する地区には貸し出しを行っているところではありますけれども、やはり2人で1組作業をしなければなりません。そこで、今、議員さんから説明がありました、1人で容易に作業ができるものもあるというふうにお聞きしておりますので、そういったものを実際導入しまして、使い心地等をまた区長さんたちと相談しながら、よければ順次導入するような形で進めていくべきではないかと思います。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) 山岡です。ぜひ導入をして、作業の軽減と作業が楽になることを実施していただきたいと思います。 次に、最後に側溝費用負担軽減について、少し伺いたいと思います。 近年は、側溝清掃活動参加者の高齢化もあり、参加者の減少や作業の危険性が危惧されております。地域における自主活動としての側溝清掃を維持することが難しくなっている状況にあります。業者へ依頼する自治会と、地域の皆さんで取り組む自治会には対応が分かれると思います。業者に依頼する自治会には補助金支援、自主活動には取り組む自治会には作業が楽になる支援を行うことで、私は公平性は保たれると、そのように先ほど説明したところでございます。 他の市町村では、条例に基づき、側溝清掃補助金を交付しているようでございます。門川町も条例をつくられて補助金を支給する考えはないのか、町長にお伺いしたいと思います。 ○議長(内山田善信君) 環境水道課長。 ◎環境水道課長(波岡慎太郎君) 環境水道課長です。現在、環境水道課におきましては、地区清掃におきまして、ダンプの借り上げてお貸しすることと、今、先ほどから説明させていただきました、ふた上げ機の貸し出しをして、地域の側溝の清掃、地域美化活動のお手伝いをしているところであります。 議員がもう一つ質問されました、側溝清掃に対する補助金につきましては、現在、県内でも1自治体で実施しているところであります。本町におきましては、その実績等、また将来に向けて社会情勢等が変わっていく場合とかも含めまして、先ほど町長からの答弁によりますと、地区住民が自ら清掃する地区と業者委託する地区とがある中で、というようないろんな問題もあると思います。 もともと、側溝清掃は、地区一斉清掃の中で、住民の方が自ら清掃してまいった経緯がございますので、また、社会情勢の変更によりまして、こういう清掃が自らできなくなるという社会情勢の変化ということもあると思いますので、今後、また、そういった背景も考慮しながら、研究を進めてまいるということであると思います。 ○議長(内山田善信君) 質問ですか。4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) 今、宮崎県では日向市のみということでございますが、いろんな全国的なところをこう調べますと、いろんな今言われたような支援を含めて、条例の中には補助金、それからそういう側溝清掃に伴う支援も織り込んだものをつくって条例化しているようでございます。 そこで、ぜひ、そこいらも含めて、条例化の検討をぜひお願いをしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(内山田善信君) 続けて質問いきますか。 ◆議員(山岡節夫君) はい。続けて質問します。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) それでは、次に、公園管理について伺いたいと思います。 私なりに、平成29年度の決算で、公園維持管理費を調べました。近隣公園が、私なりに調べた数字なんですが、747万円、それから街区公園が68万4,000円、総合公園が120万の支出が決裁されておりました。何を基準に、公園維持管理費を配分しているのか。規模、公園数を考慮しますと、私は疑問が残ったところでございます。 そして、街区公園は建設課、近隣公園はまちづくり推進課と建設課、総合公園は社会教育課が担当していると、縦割り行政の影響が公園支出に表れているのではないかと、そのように感じたところでございます。 やっぱり、町民サービスに直結する公園業務は、窓口を一本化して管理すべきではないだろうかと、そのように考えたところですが、町長の考え方を伺いたいと思います。 ○議長(内山田善信君) 休憩します。午後1時50分休憩                              午後1時51分再開 ○議長(内山田善信君) 休憩前に引き続き、再開します。 続けて山岡議員の質問をお願いします。 ◆議員(山岡節夫君) それで、街区公園の費用負担の見直しと、行政後方支援について伺いたいと思います。今、街区公園があるのが43地区のうち13地区街区公園がございます。街区公園は、地区では街区公園の草刈りを年間4回から5回、便所清掃は月2回、多いところでは週1回 ○議長(内山田善信君) 休憩します。午後1時51分休憩                              午後1時52分再開 ○議長(内山田善信君) 休憩前に引き続き、再開します。神﨑議員。 ◎議員(神﨑千香子君) 通告書に沿ってちょっとお願いいたします。 ◆議員(山岡節夫君) 済みません。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) 山岡です。公園管理についてのちょっと質問を、設問のほうを少し説明したいと思います。 町内には、総合公園1カ所、近隣公園3カ所、街区公園22カ所がございます。街区公園の維持保全活動は近隣住民、近隣公園、総合公園の維持保全活動は行政で行われております。街区公園維持管理作業は作業量も多く、住民の負担は重いものがございます。管理費負担の見直し、支援の充実を求めたいと思います。 総合公園は、昭和61年4月、スポーツの拠点設備として運営を開始しております。施設の老朽化や、公園利用者のニーズも変化しております。現状の課題と将来展望も含め、どのように考えておられるのか、以下の4項目について伺いたいと思います。 直近の3カ年間の公園ごとの維持管理費用について。 2、街区公園費用負担の見直しと行政後方支援の充実について。 3番、総合公園、現在の課題と対策について。 4番、総合公園の将来構想について伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(内山田善信君) 答弁を求めます。町長。 ◎町長(安田修君) 町長。それでは答弁させていただきます。 1番目の、直近の3カ年間の公園ごとの維持管理費用についての御質問でありますが、総合公園、近隣公園、街区公園の公園種別ごとに回答させていただきます。 門川海浜総合公園の直近3カ年間における維持管理費用は、平成28年度が7,834万6,975円、平成29年度が2,840万649円、平成30年度が3,407万9,762円となっております。これは、指定管理料と町が直接施行した工事請負費等の合算額になります。 続いて、近隣公園については、平成28年度が663万6,333円、平成29年度が686万1,756円、平成30年度が749万3,582円となっております。 最後に、街区公園についてでありますが、街区公園については、平成28年度が348万6,875円、平成29年度が203万6,966円、平成30年度が162万4,187円となっております。 2番目の、街区公園費用負担の見直しと行政後方支援の充実についての御質問でありますが、街区公園につきましては、公園を有する地区会長と、「公園の使用及び管理に関する覚書」を結んでおります。この覚書では、水道料や電気料などの光熱水費や、清掃・草刈りなど平常的な維持管理について、各地区に対応していただくこととなっております。 それ以外の公園遊具やトイレなどの公園整備の修繕や、保守点検に係る費用につきましては、町で予算措置をしております。また、維持管理の中で、地区では難しい樹木の伐採などについても、町で行っているところです。さらに、地区からの要望をもとに、トイレの水洗化や防犯カメラの新規設置など、公園整備の改善や機能向上に取り組んでおります。 街区公園は、地区住民の方に、身近な交流・憩いの場として不可欠なものであります。今後とも、地区の御協力をいただきながら、必要な支援を検討し、街区公園の維持管理に努めてまいります。 3番目の、総合公園、現在の課題と対策についての質問でありますが、課題は大きく2点あると承知しており、一つは経年による施設の老朽化であります。同施設は、昭和61年に一部が完成した後32年が経過をいたしました。この間、適切な管理に努めながら、多くの利用者にスポーツや憩いの場を提供してまいりました。しかしながら、時間の経過とともに施設は老朽化しております。 対策といたしましては、公共施設長寿命化計画を参考に、長期財政計画の中で優先度を考慮しながら修繕を施しておりますので、御理解を賜りたいと存じます。 もう一点は、利用形態の多様性の問題です。当公園は、競技志向の高いものから生涯スポーツまで、また、年代を問わず多くの皆様から利用いただいております。健康志向の高まりを受け、ニーズの変化もあるということでございますから、利用者の声に耳を傾けながら、安全と安心を担保にした上での運営に努めてまいります。 最後に、総合公園の将来構想についての御質問でありますが、第5次長期総合計画において、「体育施設の活用を積極的に推進するとともに、門川町の自然を生かしたウォーキングコースなどの整備・充実を図る」としておりました。既存施設と新たな取り組みを融合させ、町民の健康増進に資する拠点施設として運営をしてまいります。 また、国民体育大会に向けて一定規模の改修が見込まれるため、その内容を計画に織り込むこととしております。 以上でございます。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) 済みません。先ほど、本文のほうをちょっと忘れておりました。 公園ごとの維持管理費用について、少し伺いたいと思います。先ほど述べたとおり、やっぱり、こういう公園の維持管理費は、いろんな課ではなくて、窓口を一本化して予算管理していくべきではないのかと、そのように考えておるところでございますが、町長の考えを伺いたいと思います。 ○議長(内山田善信君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(和田尚君) 社会教育課、和田でございます。私のほうでは、社会教育課で所管しております海浜総合公園についてのお話をさせていただきたいんですが、こちらのほうは、当初都市公園としてできたものを、社会教育課のほうで受託いたしまして管理がスタートしており、また、近年、指定管理者の指定を行いまして、ふるさと文化財団が管理をしているものでございます。 ふるさと文化財団が、街区公園の管理をするという概念についてはございませんのでよろしくお願いいたします。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) 私はそういう感覚ではなくて、町民サービスに直結する維持管理作業、これについてはやはり水平施行で、見える形で、それぞれがばらばらじゃなくして、基本的な考え方に基づいて維持管理していくのがいいんだろうと、そのように思ったところです。この件についてはそういうことで、一応そういう考え方で、町民サービスについては、特にそういうことを留意して取り組んでいただきたいと、そのように考えるところでございます。 次に、街区公園費用負担の見直しについて伺いたいと思うんですが、街区公園があるのは43地区のうち13地区でございます。それぞれ地区では、街区公園の草刈りを年間4、5回、それから便所清掃は多いところでは週1、役員さんがやったり推進委員さんがやったり、大変な作業を行っております。 地区住民が利用しているから清掃作業は住民が行うのは当然というようなことではなくて、本来であれば、行政がお願いする立場にあると、そういう論点から、電気料、水道料の負担、トイレットペーパー、掃除用具、消耗品の負担、廃棄物処理、これらを現在地区が負担しておるところでございます。こういう負担は、ぜひ見直していただきたいと、そのように思うところですが、どのようにお考えでしょうか、伺います。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 建設課長です。街区公園は主に建設課で管理しておりますので、私が答えたいと思います。 実際、各自治会における環境美化活動で、現在は補助金を出しておるところでございます。サテライト事業の補助金でございます。そちらのほうで、費用に伴います草刈り機の刃とか、地区によりましては草刈り機とかそういったものも購入していただいておりまして、間接的ではございますが、この事業を活用していただいて、この補助金を活用してもらいたいと考えております。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) 山岡です。これ、サテライトで、環境対策費は43地区全域、出されているんです。特に13地域は、特別に、この負担分をまた負担をしておるわけです。そういうことからすると、やっぱり13地区には特別な配慮が必要だろうと、そのように考えているところですが、いかがなもんでしょうか。 ○議長(内山田善信君) 建設課長。 ◎建設課長(宮原武則君) 建設課長です。各公園を持っている地区と持っていない地区との不公平ということでございますけれど、公園を有している地区は、基本的に世帯数も多いと私は確認しております。サテライト補助金におきましては、一律3万円に世帯数を上乗せしておると思います。そちらのほうで一律的に考えてほしいという具合で思っております。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) サテライトの補助金で対応しなさいということでございますが、そこの公平性が先ほども言っている公平性に欠けるんではないかという話は、行政が盛んに言っていますので、この公正さをやっぱり是正していただきたいと、そのように考えます。 それと、公園清掃に関しては、地区は非常に高齢化が進んで、労働奉仕力の低下が進んでおります。そういうことで、ひとつお願いしたいのが、芝刈り機の無償貸し出し制度をぜひ検討していただきたいと、そのように思います。行政のほうで、結構芝刈り機を持っておられる部署も結構あるようでございますので、それらを工夫して、空いているときには貸し出すというような貸し出し制度をぜひ導入していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(内山田善信君) 休憩します。午後2時06分休憩                              午後2時07分再開 ○議長(内山田善信君) 休憩前に引き続き、再開します。町長。 ◎町長(安田修君) 町長。そういう、いろんな、今芝刈り機があるようでありますので、今後、私どもも研究して、地区のそうした公園でそれが利用できるならば、また、検討していきたいと思います。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) よろしく、その件についてはお願いしたいと思います。 それと、枯れ草処分です。非常に今、袋詰めして大変な作業なんです。トラック何台かを、ちょっと20キロ入りの45リッターの袋詰めをやる作業があるんですが、これがもう大変な作業です。それで、トラックで何かばら積みで持ち込んで処分ができるような方法は取れないのかどうか。 ○議長(内山田善信君) 山岡議員、これは通告外ですので。 ◆議員(山岡節夫君) いや、これは後方支援という立場から発信していますので。 ○議長(内山田善信君) いえ、全く通告外なので、準備はしていないと思いますが。 環境水道課長、答えられますか。(発言する者あり)環境水道課長
    環境水道課長(波岡慎太郎君) 環境水道課長です。現状は、ごみ処理の関係から、地区の清掃の場合は、ビニールの袋に入れてもらって、清掃工場に持ち込んでいただいて、その後、日向の広域連合の焼却炉で焼却しているような状況であります。 かなり御負担ということで、何か改善点等がないかという検討はしておりますけれど、今のところ、ほかにかわるものがありませんので、そういった形でお願いしているところです。 もし、袋に入れるのが大変な手間だということである地区は、業者のほうにトラックのまま処分していただくような形をとっていただいておりまして、そこには、サテライト補助金によりまして、その処分料を負担しているというふうに聞いております。現状、この形を変えるのは、今後の課題ではありますけれど、今トラックに積んだまま焼却するという形がとれませんので、済みません、そのような状況であります。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) ぜひ、そこいらのところはちょっと研究していただいて、処分ができるような形をぜひ考えていただきたいと思います。 それでは、次、総合公園の現在の課題と対策について伺いたいと思います。 海浜公園は、年間12万人が訪れる門川町のスポーツの拠点でございます。景観管理や老朽化施設の補修、訪れる人たちが満足する施設の充実が求められておると思います。 私は、訪れた人たちから話、意見、要望をかなり伺いました。その結果、特に言われたのが4件でございます。 1つは、場内外の外周道路の補修、かなり傷んでおります。それで、体の不自由な人とか乳母車の人、それから車椅子の人、ジョギングの人、ウォーキングの人、多種多様な人がこれを使って、転倒するかもしれん、夜間やら走りよるとけがするかもしれんと、そういうような声がかなり届いておりますので、この件について、ぜひ考えてほしいと思います。 それから、2番目に、夏の暑いとき、高齢者の方は、どうも日陰になる樹木下、これに何かウォーキング道路がつくってほしいというような希望がございました。これは、高齢者が非常に使われるもんですから、データヘルス計画の一助にもなるんでないのかと、そのように思ったところです。 それから、3番目に、枯れ草置き場の堆肥化です。事業一般ごみでございますが、堆肥化がどうも臭気があって、どうも見苦しいという御意見がございます。これについても、少し処理費も結構かかると思いますけども、堆肥化する場所を見直して再検討していただきたいと、そのように思います。 それから、4番目に、野球場からの、今、実業団とか、それから高校野球とか来ますと、結構飛ばすんです。ファールボールが飛んでくると、どうも遊具場のほうに落ちて非常に危険地帯になって、その日は遊具場が使えんと、そのような状態が発生しているようでございます。それで、やっぱり、こういうところが非常に重要なことでございますので、ぜひ見直していただいて、現状を再度点検して、現場をちょっと見ていただいて、どう対応するのかというところを詰めてほしいと思います。 私の感じて見る限りでは、これは予算措置を含めて、一応早急な対策が必要だろうと、そのように感じておるところですが、担当課の方はどのように考えておられるか、少し伺いたいと思います。 ○議長(内山田善信君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(和田尚君) 社会教育課長でございます。 4点、質問をいただいたと思います。 1点目は外周路の傷み、2点目はもう一度お聞きしたいんですけれども、3点目が枯れ草の処理、4点目が野球場からボールが出る場合、遊具場が使えないというような御意見だったかと思います。 まず、外周路の傷みにつきましては、これまでも経年して傷んでいる箇所があるところについては承知をいたしております。本年度も、既に予算措置が終わり、事業の発注も終わったところでございまして、また、利用者の安全・安心を担保するということは、町長答弁にもありましたとおりでございますので、そのことを旨に管理を進めます。 それから、3点目でありました枯れ草の処理、それから海浜公園の外周等にあります樹木の枝葉ということになります。そのようなものを、海浜公園東南方向の位置に枯れ草を置ける場所をつくって腐葉土にするなどということをしておりますが、一部見苦しいという御意見も頂戴しておりますので、指定管理者との協議の上で処理を進めてまいります。 最後に、4点目は野球場にアマチュア野球とか大学、高校野球が来た折に、ボールがフェンスから飛び出し、遊具場で遊べない、使えないというようなことがあるという御意見でございましたが、管理計画の中にはまだ盛り込めていない部分もございますけれども、将来、国体を見越した改修等に着手するとき、そのようなことへの配慮が必要と考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。 3点目の質問は、暑いときに、高齢者の方がということでございましたが、大変申しわけございません。もう一度教えてください。 ○議長(内山田善信君) 山岡議員の質問の場合は、通告されて以外のものの質問がかなり出てきています。答えの準備ができていませんので、その点は御了承の上、質問を続けてください。4番、山岡君。 ◆議員(山岡節夫君) 済みません。2番目は、夏の暑い日は、日陰になる樹木下にウォーキング道をつくってほしいというのは、あそこは常時ウォーキングされるんです、日陰になるもんですから。それで、今木の根があったりとか、そういうことでつまずいたりとか、そういうことが多々あるそうでございます。 そういうことで、特に、中にウォーキング道路をつくっていただくと、車椅子の方でも乳母車の方でも、そういう涼しいところを散歩できるというようなことでございました。そういうことで、ぜひ、何とかそういう考え方でできんもんだろうかという御意見でございました。 以上です。 ○議長(内山田善信君) できますか。しばらく休憩します。午後2時17分休憩                              午後2時17分再開 ○議長(内山田善信君) 休憩前に引き続き、会議します。社会教育課長。 ◎社会教育課長(和田尚君) 社会教育課長でございます。高齢者の皆様あるいは車椅子の方等が、夏の暑い日に日陰を求めてということで、ウォーキング道路の設置をという御意見と、それから現在、その道路がない中で、木が枝をあるいは根を張っているので危険だという、お二つの御意見を頂戴していると存じます。 2番目の問題につきましては、ウォーキング道路が完成すれば解消できる問題ですので、あえてお答えはいたしませんが、ウォーキング道路の問題につきましても、需要等、やっぱり行政の費用対効果の中で必要な計画であるかというところの見極めは必要と考えますので、御理解を賜りたいと存じます。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) よろしく、調査をされて、研究されて、ぜひ前向きに取り組んでいただきたいと、そのように思います。 それから、4番目、将来構想についてでございます。 将来構想については、一つは既存設備を維持延命していくのか、それから経済浮揚効果をもつ設備改修に取り組むのか、都市公園法改正に対応した施設充実に取り組むのか、いろんな考え方があると思うんですが、現段階でどのようにそこいらのところを考えておられるのか、長期計画を含めてどのように考えておられるのか、少し伺いたいと思います。 ○議長(内山田善信君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(和田尚君) 社会教育課長でございます。今、議員からは、維持管理の方向なのか、あるいは経済的な考えのもとに将来管理をしていくのかというお二つの御提案といいますか、御意見を頂戴したと存じます。 海浜総合公園につきましては、昭和61年来、長きにわたり町民あるいは町外の方たちに御利用いただいた施設として、先ほど議員からも、年間の利用者数も挙げていただきまして、その施設の有効については御意見をいただいたところでございました。 今後は、長期総合計画等に計画を盛り込むに当たって、現在の施設と新たな取り組み、議員からも健康志向の高まりというようなこともいただきました。そのような施設を整備するという方向を考えながら、また、大きくは国体に向けてということで、一定規模の改修は必要になると見込まれております。 今、まだ、国体につきましては、県内の候補地選定の段階でございますので、施設があることのみで国体が開催されるということは言えないんですけれども、将来的には誘致に努めたいと考えておりますから、そのような計画を盛り込む中で、維持管理を主といたしまして進めていくという考えが現状でございます。 ○議長(内山田善信君) 4番、山岡節夫君。 ◆議員(山岡節夫君) 最後にお願いしたいんですが、今、海浜公園はかなり遊休施設といいますか、要するに利用していない施設が非常に多いんです。例えば、プールだったら1年に1カ月程度、それから野球場とか、要するにプールの受け入れの事務室とか、それから野球場の中には結構空き室があって、非常にそこいらは有効利用できるんじゃないかと、そのように私は思ったんですが、そこいらも含めて、将来構想の中で検討していただきたいと、そのように思います。 以上で、私のほうからの質問は終わりたいと思います。 ○議長(内山田善信君) 以上で、山岡節夫君の質問を終わります。────────────・────・──────────── ○議長(内山田善信君) 本日の日程は全て終了しました。本日はこれで散会いたします。 ◎議会事務局長(甲斐正修君) 御起立願います。一同、礼。午後2時23分散会──────────────────────────────  会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。      令和元年9月4日                 議  長 内山田善信                 署名議員 森  誠一                 署名議員 請関 義人...