新富町議会 > 2017-03-17 >
03月17日-05号

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  1. 新富町議会 2017-03-17
    03月17日-05号


    取得元: 新富町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-12
    平成 29年 第01回定例会(03月)──────────────────────────────────────平成29年 第1回(定例)新 富 町 議 会 会 議 録(第6日)                           平成29年3月17日(金曜日)──────────────────────────────────────議事日程(第6号)                       平成29年3月17日 午後2時00分開議    日程第1 議案第10号 平成29年度新富町水道事業会計予算について    日程第2 議案第11号 平成29年度西都児湯情報公開個人情報保護審査会特別会計予算について    日程第3 議案第12号 新富町職員の配偶者同行休業に関する条例の制定について    日程第4 議案第13号 新富町長内部組織の設置及びその分掌事務に関する条例の一部改正について    日程第5 議案第14号 新富町個人情報保護条例の一部改正について    日程第6 議案第15号 公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正について    日程第7 議案第16号 職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について    日程第8 議案第17号 職員の育児休業等に関する条例の一部改正について    日程第9 議案第18号 新富町税条例等の一部改正について    日程第10 議案第7号 平成29年度新富町国民健康保険特別会計予算について    日程第11 議案第8号 平成29年度新富町後期高齢者医療特別会計予算について    日程第12 議案第9号 平成29年度新富町介護保険特別会計予算について    日程第13 議案第19号 新富町介護保険条例の一部改正について    日程第14 議案第6号 平成29年度新富町一般会計予算について    日程第15 請願第2号 「騒音に関わる健康調査」を求める請願    日程第16 基地対策特別委員会報告    日程第17 議会活性化特別委員会報告    日程第18 継続審査調査申し出の件         情報通信を活用したネットワークに関する調査(総務産業常任委員会)         農業振興に関する調査(総務産業常任委員会)         商工振興に関する調査(総務産業常任委員会)         都市計画区域に関する調査(総務産業常任委員会)         政策空き家に関する調査(総務産業常任委員会)         空き家に関する調査(総務産業常任委員会)         温泉施設に関する調査(総務産業常任委員会)         業務継続計画に関する調査(総務産業常任委員会)         健康と環境保全に関する調査(文教厚生常任委員会)         教育環境の整備・学校問題に関する調査(文教厚生常任委員会)         複合施設整備に関する調査(文教厚生常任委員会)         産学官連携に関する調査・研究(文教厚生常任委員会)         議会運営等に関する調査(議会運営委員会)         議会広報の企画・編集等に関する調査(議会広報特別委員会)         新田原基地周辺生活環境等調査基地対策特別委員会)         米軍の新田原基地使用の調査と対策(基地対策特別委員会)         議会の活性化に関する調査(議会活性化特別委員会)         議会基本条例の検証(議会活性化特別委員会)    追加日程第1 まちづくり事業特別委員会設置の件について──────────────────────────────本日の会議に付した事件    日程第1 議案第10号 平成29年度新富町水道事業会計予算について    日程第2 議案第11号 平成29年度西都児湯情報公開個人情報保護審査会特別会計予算について    日程第3 議案第12号 新富町職員の配偶者同行休業に関する条例の制定について    日程第4 議案第13号 新富町長内部組織の設置及びその分掌事務に関する条例の一部改正について    日程第5 議案第14号 新富町個人情報保護条例の一部改正について    日程第6 議案第15号 公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正について    日程第7 議案第16号 職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について    日程第8 議案第17号 職員の育児休業等に関する条例の一部改正について    日程第9 議案第18号 新富町税条例等の一部改正について    日程第10 議案第7号 平成29年度新富町国民健康保険特別会計予算について    日程第11 議案第8号 平成29年度新富町後期高齢者医療特別会計予算について    日程第12 議案第9号 平成29年度新富町介護保険特別会計予算について    日程第13 議案第19号 新富町介護保険条例の一部改正について    日程第14 議案第6号 平成29年度新富町一般会計予算について    日程第15 請願第2号 「騒音に関わる健康調査」を求める請願    日程第16 基地対策特別委員会報告    日程第17 議会活性化特別委員会報告    追加日程第1 まちづくり事業特別委員会設置の件について    日程第18 継続審査調査申し出の件         情報通信を活用したネットワークに関する調査(総務産業常任委員会)         農業振興に関する調査(総務産業常任委員会)         商工振興に関する調査(総務産業常任委員会)         都市計画区域に関する調査(総務産業常任委員会)         政策空き家に関する調査(総務産業常任委員会)         空き家に関する調査(総務産業常任委員会)         温泉施設に関する調査(総務産業常任委員会)         業務継続計画に関する調査(総務産業常任委員会)         健康と環境保全に関する調査(文教厚生常任委員会)         教育環境の整備・学校問題に関する調査(文教厚生常任委員会)         複合施設整備に関する調査(文教厚生常任委員会)         産学官連携に関する調査・研究(文教厚生常任委員会)         議会運営等に関する調査(議会運営委員会)         議会広報の企画・編集等に関する調査(議会広報特別委員会)         新田原基地周辺生活環境等調査基地対策特別委員会)         米軍の新田原基地使用の調査と対策(基地対策特別委員会)         議会の活性化に関する調査(議会活性化特別委員会)         議会基本条例の検証(議会活性化特別委員会)──────────────────────────────出席議員(14名)1番 長濵  博君       2番 大木 俊二君3番 吉田 憲市君       5番 永友 正章君6番 中山 英雄君       7番 阿萬 誠郎君8番 髙野 賢治君       10番 倉永 豪修君11番 丹  邦敏君       12番 圖師 孝一君13番 永友 繁喜君       14番 三浦 千尋君15番 櫻井 盛生君       16番 吉田 貴行君──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長 東  良一君       書記 宮武 祐二君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名町長 …………………… 土屋 良文君  副町長 ………………… 揖斐 兼久君まちおこし政策課長 … 出口 敏彦君  まちづくり推進室長 … 比江島信也総務財政課長 ………… 青木 和宏君  防災基地対策課長 …… 太田  功君税務課長 ……………… 道下 秀人君  収納対策監 …………… 瀬戸口 誠君町民こども課長 ……… 比江島光裕君  いきいき健康課長 …… 山本 茂人君福祉課長 ……………… 若木家浩順君  農業振興課長 ………… 平塚 貢一君農地管理課長 ………… 壱岐  進君  都市建設課長 ………… 今村 行信君環境水道課長 ………… 金丸 雅弘君  会計管理者会計課長 … 桑畑  等君教育長 ………………… 米良 郁子さん 教育総務課長 ………… 池田 真二君生涯学習課長 ………… 河野佐知子さん 農業委員会事務局長 … 壱岐  進君町代表監査委員 ……… 坂東 啓男君                    ──────────────────────────────午後2時00分開議 ○議長(長濵博君) これより、本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付いたしておりますとおり、付託案件に対する委員長報告、質疑、討論、採決等となっております。────────────・────・──────────── △日程第1.議案第10号 △日程第2.議案第11号 △日程第3.議案第12号 △日程第4.議案第13号 △日程第5.議案第14号 △日程第6.議案第15号 △日程第7.議案第16号 △日程第8.議案第17号 △日程第9.議案第18号 ○議長(長濵博君) 日程第1、議案第10号平成29年度新富町水道事業会計予算についてから日程第9、議案第18号新富町税条例等の一部改正についてまで、以上、9議案を一括議題といたします。 総務産業常任委員会委員長に、委員会における審査の経過及び結果の報告を求めます。総務産業常任委員会委員長、阿萬誠郎議員。 ◎総務産業常任委員会委員長(阿萬誠郎君) 総務産業常任委員会に付託となりました9議案について、委員会での審査の経過及び結果について報告いたします。 議案第10号平成29年度新富町水道事業会計予算について。 平成29年度の業務予定量は、給水戸数を5,675戸とし、年間総給水量は157万9,000立方メートルであります。 予算第3条の収益的収入及び支出の予定額は、収入が3億1,859万6,000円、支出が3億1,363万7,000円を計上。 予算第4条の資本的収入及び支出の予定額は、収入に総額2,500万6,000円、支出に総額9,337万2,000円を計上。主な収入は、企業債及び工事負担金を計上。主な支出は、建設改良費及び企業債償還金であります。資本的収入資本的支出に対して不足する額6,836万6,000円は、当年度、損益勘定留保資金で補填するものです。 次に、予算第5条、平成29年度事業に係る企業債の限度額を2,000万円に定めるものであります。 委員会では、現在、管路の情報は紙によるデータ管理をしており、敷設年度別管路の表示や老朽管の延長及び管路情報の正確な集計など、管網・断水シミュレーション等の高度な活用が困難な状況であります。 よって、水道施設の良好な一元管理を図るため、この管理方法を見直し、次世代に向けた効率的な管理システム構築のできる電子化を導入検討されるよう要望しました。 委員会は、全会一致、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第11号平成29年度西都児湯情報公開個人情報保護審査会特別会計予算について。 平成29年度予算は、歳入歳出それぞれ14万1,000円を計上。各市町村負担金及び一般会計繰入金の歳入を審査会事務費の歳出に充てるものであります。 委員会は、全会一致、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第12号新富町職員の配偶者同行休業に関する条例の制定について。 本案は、地方公務員法第26条の6の規定に基づき、地方公務員の継続的な勤務を促進するため、職員が外国で勤務等をする配偶者と生活を共にすることを可能とする休業制度を創設するため、条例を制定するもので、施行は、平成29年4月1日からであります。 委員会は、全会一致、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第13号新富町長内部組織の設置及びその分掌事務に関する条例の一部改正について。 本案は、平成29年度からの収納業務の一部を一元化することに伴い、税務課の分掌事務に保育料及び後期高齢者医療保険料の徴収業務を加え住民サービスの向上を図るものであります。また、新富町まちづくり事業に伴い、地域活性化拠点整備に関する事務を都市建設課分掌事務に加えるため(平成18年新富町条例第18号)の一部を改正するもので、施行は、平成29年4月1日からであります。 委員会では、業務の効率化により、実効性のある最適な配置になるよう要望しました。 委員会は、全会一致、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第14号新富町個人情報保護条例の一部改正について。 本案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、本町がマイナンバーを独自に利用する場合において、国のネットワークシステムを利用した情報連携を可能とするため(平成16年新富町条例第13号)の一部を改正するもので、施行は、平成29年5月30日からであります。 委員会は、全会一致、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第15号公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正について。 本案は、本町職員を派遣できる公益財団法人等一般財団法人こゆ地域づくり推進機構を加えるため、(平成19年新富町条例第2号)の一部を改正するもので、施行は、公布の日からであります。 委員会は、全会一致、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第16号職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について。 本案は、地方公務員育児休業等に関する法律及び育児休業介護休業等育児または家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部改正に伴い、本町職員育児支援介護支援に関し、介護休暇の分割取得、介護時間の新設、育児休業等に係る子の範囲を拡大するため(平成8年新富町条例第7号)の一部を改正するもので、施行は、平成29年4月1日からであります。 委員会では、職員の育児休業等、とりやすい環境づくりに配慮し、真に条例が生かされるよう要望しました。 委員会は、全会一致、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第17号職員の育児休業等に関する条例の一部改正について。 本案は、地方公務員育児休業等に関する法律に規定する育児短時間勤務を承認することができる職員の対象範囲と勤務形態及び勤務時間帯を選択可能とし、その回数、請求、給与を定めるため(平成4年新富町条例第15号)の一部を改正するもので、施行は、平成29年4月1日からであります。 委員会は、全会一致、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第18号新富町税条例等の一部改正について。 本案は、地方税法の一部を改正する法律(平成28年法律第13号)及び社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律(平成28年法律第86号)の公布に伴い、関連する新富町税条例等の一部を改正するもので、第1条の施行は、平成29年4月1日から、第2条から第4条の施行は、平成31年10月1日からであります。 主な内容は、個人住民税住宅ローン減税措置の適用期限の延長、軽自動車税グリーン化特例適用期限の延長、軽自動車税環境性能割の導入及び法人住民税法人税割の税率の引き下げであります。 委員会は、全会一致、可決すべきものと決しました。 ○議長(長濵博君) これより、委員長に対し質疑を許します。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) 質疑を終結いたします。 これより、討論を許します。(「16番」と呼ぶ者あり)反対ですか、賛成でしょうか。(「反対討論」と呼ぶ者あり)吉田貴行議員。 ◎議員(吉田貴行君) 議案第10号、議案第13号、議案第14号について反対討論を行います。 まず最初に、議案第10号平成29年度新富町水道事業会計予算について、反対討論を行います。 今回の予算には、町民から徴収する消費税、1,900万円余が計上されています。命の源である水にまで税金をかけることは認められません。こうした立場から、議案第10号に反対するものであります。 次に、議案第13号新富町長内部組織の設置及びその分掌事務に関する条例の一部改正について、反対討論を行います。 収納業務の一元化は慎重に判断すべきであります。効率化ばかり求めるのではなく、住民の命と暮らしを守るという地方自治本来の役割をしっかり果たすことを強く求めるものであります。こうした立場から議案第13号に反対するものであります。 次に、議案第14号新富町個人情報保護条例の一部改正について、反対討論を行います。 今回の改正は、町当局が個人番号を独自に利用するための改正であります。御承知のように、個人情報に関するさまざまな問題は、地方自治体、市町村も含めて発生しているのが現状であります。こうしたことを考えると、慎重な対応が求められると考えるものであります。こうした立場から今回の条例改正案に反対するものであります。 以上、反対討論といたします。 ○議長(長濵博君) 賛成討論はございませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) 討論を終結いたします。 これより、採決いたします。 議案第10号平成29年度新富町水道事業会計予算について、本案に対する委員長報告は原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(長濵博君) 起立多数。よって、議案第10号平成29年度新富町水道事業会計予算については、原案のとおり可決されました。 議案第11号平成29年度西都児湯情報公開個人情報保護審査会特別会計予算について、本案に対する委員長報告は原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(長濵博君) 起立全員。よって、議案第11号平成29年度西都児湯情報公開個人情報保護審査会特別会計予算については、原案のとおり可決されました。 議案第12号新富町職員の配偶者同行休業に関する条例の制定について、本案に対する委員長報告は原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立
    ○議長(長濵博君) 起立全員。よって、議案第12号新富町職員の配偶者同行休業に関する条例の制定については、原案のとおり可決されました。 議案第13号新富町長内部組織の設置及びその分掌事務に関する条例の一部改正について、本案に対する委員長報告は原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(長濵博君) 起立多数。よって、議案第13号新富町長内部組織の設置及びその分掌事務に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 議案第14号新富町個人情報保護条例の一部改正について、本案に対する委員長報告は原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(長濵博君) 起立多数。よって、議案第14号新富町個人情報保護条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 議案第15号公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正について、本案に対する委員長報告は原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(長濵博君) 起立全員。よって、議案第15号公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 議案第16号職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について、本案に対する委員長報告は原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(長濵博君) 起立全員。よって、議案第16号職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 議案第17号職員の育児休業等に関する条例の一部改正について、本案に対する委員長報告は原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(長濵博君) 起立全員。よって、議案第17号職員の育児休業等に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 議案第18号新富町税条例等の一部改正について、本案に対する委員長報告は原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(長濵博君) 起立全員。よって、議案第18号新富町税条例等の一部改正については、原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第10.議案第7号 △日程第11.議案第8号 △日程第12.議案第9号 △日程第13.議案第19号 ○議長(長濵博君) 日程第10、議案第7号平成29年度新富町国民健康保険特別会計予算についてから日程第13、議案第19号新富町介護保険条例の一部改正についてまで、以上、4議案を一括議題といたします。 文教厚生常任委員会委員長に、委員会における審査の経過及び結果の報告を求めます。文教厚生常任委員会委員長吉田貴行議員。 ◎文教厚生常任委員会委員長吉田貴行君) 文教厚生常任委員会に付託となりました4議案について、委員会での審査の経過及び結果について御報告いたします。 まず最初に、議案第7号平成29年度新富町国民健康保険特別会計予算について、御報告いたします。 平成29年度の予算は、被保険者の減少、毎年増加する医療費の増加等を勘案し、前年度比1.6%減の27億8,264万5,000円にしようとするものであります。歳出では、予算の約6割を占める保険給付費は過去3カ年の実績から推計し、0.3%の減となっています。また、医療費の抑制を図るため、歯周病検診や特定健診受診率の向上のための支援事業などを新たに取り組むこととしています。歳入では、保険税は被保険者の減少に伴い、前年度比8.1%の減となっています。また、保険給付費の見込みから国県支出金等を計上。また、65歳以上の前期高齢者医療費増加に伴う前期高齢者交付金及び繰入金を増額しています。 委員会では、特定健診の受診率の向上について、また、来年度から新たに取り組む歯周病検診について議論が行われたところです。さらに、国民健康保険税は6月定例議会で確定することから、今年度の医療費の動向についても、議論が交わされたところであります。 少数意見として、高すぎる国民健康保険税は引き下げるべきとの意見も出されたところであります。 本委員会は、賛成多数で、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第8号平成29年度新富町後期高齢者医療特別会計予算について、御報告いたします。 平成29年度の予算は、被保険者の増加に伴い、医療費も伸び続けていることを勘案し、前年度比8.1%増の3億8,679万7,000円にしようとするものであります。歳出は後期高齢者医療広域連合納付金及び広域連合から委託を受けて実施する健康診査費用等を計上。歳入では、被保険者数の増加に伴い、保険料が前年度比20.9%の増となっています。そのほか、繰入金等を計上しています。 委員会では、被保険者の増加とそれに伴う医療費の動向等の議論がなされたところであります。 少数意見として、年齢で区別する制度は見直すべきとの意見が出されたところであります。 本委員会は、賛成多数で、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第9号平成29年度新富町介護保険特別会計予算について、御報告いたします。 平成29年度の予算は、前年度比5.1%増の15億4,558万9,000円にしようとするものであります。歳出では、収納業務一元化に伴うシステム入れかえ費用を計上、保険給付費は、高齢者数の自然増を見込んで計上しています。歳入では、第1号被保険者の保険料を被保険者数の自然増や消費税率引き上げ延期に伴う現行の低所得者保険料軽減の継続等を考慮し、計上しています。また、国県支出金、支払基金交付金、一般会計繰入金等は、それぞれ増額計上となっています。 委員会では来年度から本格的に取り組まれる総合事業について、議論が集中したところであります。 委員会では、少数意見として、誰もが安心して利用できる制度に改善していく必要があるとの意見も出されたところであります。 本委員会は、賛成多数で、原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に議案第19号新富町介護保険条例の一部改正について、御報告いたします。 今回の改正は、介護保険法施行令の改正に伴うものであります。 改正の内容は、第1号被保険者の所得指標として、現行の合計所得金額から長期譲渡所得及び短期譲渡所得に係る特別控除額を控除して得た額を平成29年度から特例的に用いることを可能とするため、所要の改正を行うものであります。 本委員会は適正な措置と認め、全員一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で委員会報告といたします。 ○議長(長濵博君) これより、委員長に対し質疑を許します。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) 質疑を終結いたします。 これより、討論を許します。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) 討論を終結いたします。 これより、採決いたします。 議案第7号平成29年度新富町国民健康保険特別会計予算について、本案に対する委員長報告は原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(長濵博君) 起立多数。よって、議案第7号平成29年度新富町国民健康保険特別会計予算については、原案のとおり可決されました。 議案第8号平成29年度新富町後期高齢者医療特別会計予算について、本案に対する委員長報告は原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(長濵博君) 起立多数。よって、議案第8号平成29年度新富町後期高齢者医療特別会計予算については、原案のとおり可決されました。 議案第9号平成29年度新富町介護保険特別会計予算について、本案に対する委員長報告は原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(長濵博君) 起立多数。よって、議案第9号平成29年度新富町介護保険特別会計予算については、原案のとおり可決されました。 議案第19号新富町介護保険条例の一部改正について、本案に対する委員長報告は原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(長濵博君) 起立全員。よって、議案第19号新富町介護保険条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第14.議案第6号 ○議長(長濵博君) 日程第14、議案第6号平成29年度新富町一般会計予算についてを議題といたします。 予算特別委員会委員長に、委員会における審査の経過及び結果の報告を求めます。予算特別委員会委員長、髙野賢治議員。 ◎予算特別委員会委員長(髙野賢治君) それでは、予算特別委員会に付託となりました議案第6号平成29年度新富町一般会計歳入歳出予算につきまして、審査の経過並びに結果について報告いたします。 平成29年度の当初予算は地方創生総合戦略事業として、こゆ地域づくり推進機構による日本版DMO形成事業補助金やふるさと納税寄附金によるがんばる新富応援基金積立金の増等により、対前年度比5.2%、4億3,319万4,000円の増で、歳入歳出の総額をそれぞれ87億79万5,000円とするものであります。 歳入について、自主財源は町税や基本繰入金、分担金負担金などで31億1,940万1,000円。対前年度比20.4%増で歳入総額に占める自主財源比率は35.9%であります。 依存財源は国県支出金、地方交付税等で対前年度比1.7%減の55億8,139万4,000円で歳入総額に占める割合は64.1%であります。 歳入の主なものは、第1款町税は14億525万2,000円で、対前年度比1.7%増を見込んでいます。 第3款地方消費税交付金は2億7,000万円で、対前年度比12.9%の減であります。 第11款国有提供施設等所在市町村助成交付金は1億5,000万円で対前年度比6.25%、1,000万円の減。 第12款地方交付税は20億5,000万円で前年同額。 第14款分担金負担金は1億4,857万6,000円で1.0%減。 第15款使用料及び手数料は1億3,302万円で0.7%増。 第16款国庫支出金では、民生費、衛生費、教育費、防衛施設周辺整備費、社会資本整備総合事業、臨時福祉給付金給付事業などに18億2,219万円を計上し、前年度比4.6%、7,931万3,000円の増。 第17款県支出金では民生費負担金、保険基盤安定負担金、農林水産業費、県税徴収事務などに7億8,680万4,000円を計上し、前年度比0.7%、523万7,000円の減。 第19款寄附金では、ふるさと納税寄附金に4億円を計上し、3億6,399万9,000円の大幅な増。 第20款繰入金では、財政調整基金、公共施設等整備基金、地域福祉基金、農業振興基金等15基金から7億9,928万9,000円を繰入し、を計上し、前年比22.0%、1億4,393万8,000円の増。 第21款繰越金では前年度同額の1億1,000万円を計上しています。 第22款諸収入では、受託事業収入や貸付金返還金等で9,139万8,000円を計上し、対前年度比2.78%、261万1,000円の減。 第23款町債では町営住宅屋根等改修事業や上新田小学校建設事業などの財源及び臨時財政対策債として3億9,740万円を計上し、対前年度比22.8%、1億1,770万円の減となっております。 次に歳出については、第1款議会費では議員報酬や行政調査に伴う研修旅費などに1億108万7,000円を計上。 第2款総務費では、がんばる新富町応援基金等の基金積立金、こゆ地域づくり推進機構による日本版DMO形成事業補助金、まちづくり補助金、自治公民館補助金、定住促進事業補助金等の各種補助金、情報通信基盤整備事業などの事業の取り組みで15億5,458万5,000円を計上。 第3款民生費では、臨時福祉給付金給付事業、子ども子育て支援事業、乳幼児、児童生徒及び高校生等の医療費助成事業、子供のための教育・保育給付事業、各種福祉団体補助金、等の事業に28億7,461万1,000円を計上。 第4款衛生費では、各種がん検診等の健康増進事業、予防接種委託及び任意予防接種助成、浄化槽設置整備事業補助金、じんかい処理・し尿処理及び西都児湯環境整備事務組合負担金等の清掃費として6億7,623万7,000円を計上。 第5款農林水産業費では青年就農給付金、畜産・酪農収益力強化整備等特別対策整備事業補助金、暗渠排水整備等の農地耕作条件改善事業など4億7,753万4,000円を計上。 第6款商工費ではこゆ地域づくり推進機構補助金、商工業振興補助金、オールしんとみ創生アピール事業補助金などの事業に3億8,410万6,000円を計上。 第7款土木費では、道路改修事業、町営住宅屋根・外壁・ベランダ手すり等改修事業などの改修費等に5億7,537万8,000円を計上。 第8款消防費では、消防機械倉庫建設事業、災害時備蓄品の更新などに2億9,379万8,000円を計上。 第9款教育費では、上新田小学校建設事業費、読書環境整備事業費、図書館運営事業などに11億2,413万円が計上されています。 次に、第2表地方債は、今回の予算に計上された事業において借り入れる起債の種類及び限度額等を定めるものであります。 委員会審査による主な議論、意見は次のとおりであります。 総務財政課では、基地交付金については固定資産税にかわるべきものになっていない。自治体に占める基地面積割合を加味できる制度設計を国へ要望してはどうか。 基金事業は、予算執行において一般財源化が望ましいのでは。見直しを要望。 上新田小学校建設に伴う予算措置におけるマイナス財源について議論。 まちおこし政策課では、加工品開発について、町内のB品だけでの新商品ビジネス確保には疑問。町内の資源を活用した加工品の研究開発を要望。 評議員の組織構成には十分な検討を求める。また組織の充実が必要で、人材確保についてはさらなる研究を要望。 DMO関連事業の予算執行には、条件つき承認を求める。 防災基地対策課では、定住促進事業は他の適切な課での事業実施を要望。 消防団の装備品の充実、町内防災士の資質向上のための研修企画を要望。 税務課では、今回の条例改正等による徴収業務への影響について議論。 町民こども課では、延長保育による保育士の負担増に対して、勤務時間等の実態把握と改善策を要望。 子ども子育て支援センターの上新田地区への設置を要望。 いきいき健康課では、歯周病検診等の事業内容について議論。 福祉課では、重度障がい者医療の認可要件の緩和、見直しを要望。 農業振興課では、水産基盤整備事業負担金の関係自治体の範囲、松くい虫樹幹注入の効果等について議論。 農地管理課では、大和水利基盤整備の実施時期、農地耕作条件改善事業の採択要件・内容について議論。 都市建設課では、賃貸住宅への入居の町民周知及び木造住宅耐震改修事業の事業内容について議論。 環境水道課では、地域安全パトロール員の業務内容、県環境整備公社への町職員派遣について議論。 教育総務課では、外国語指導業務の入札における審査要件の不備について議論がされました。 生涯学習課では、各種スポーツ大会への補助金の支出根拠について議論。市町村駅伝大会への助成の増額を要望しました。 以上、各分野におきましてさまざまな意見、議論がありました。 本年度予算審査におきましては、特にこゆ地域づくり推進機構の組織、定款、運営等に議論が集中したところであります。DMO関連事業は説明が不十分であり、予算執行におきましては定款について十分な検討をしていただき、運営組織及び責任のあり方等において議会へさらなる説明を求め採決をいたしました。 本委員会は賛成多数で、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、予算特別委員会終了後の全員協議会におきまして早速定款を検討され、新たに提示をいただきました。しかしながら、役員につきましては未定のままであります。法人登記の時期も迫っております。早急に役員の人選をされ、議会に提示を求めるものであります。 大変間口の大きな事業でありますので、実行部隊の人員体制についてもしっかり機能するように十分な配慮をお願いするものであります。 以上報告といたします。 ○議長(長濵博君) これより、委員長に対し質疑を許します。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) 質疑を終結いたします。 これより、討論を許します。反対ですか。(「反対討論」と呼ぶ者あり)吉田貴行議員。 ◎議員(吉田貴行君) 議案第6号平成29年度新富町一般会計歳入歳出予算について、反対討論を行います。 今回の予算には、町民の生活にとって必要な予算が数多く計上されております。私はこうした予算について反対するものではありません。しかし、以下に述べるとおり、認められないものや改善すべき点もあると考えております。 第1は、総務費に宮崎県防衛協会新富町支部会費が計上されていることであります。長年にわたって騒音に苦しまれている町民の実態や今回のコンター見直しの押し付けなどを考えたとき、これは認めるわけにはまいりません。 第2に、マイナンバー関連の予算が計上されていることであります。この制度は、個人情報の法という観点から十分な対策がとられていないのが現状であります。住民への周知徹底も進まず、国民に押しつけることは直ちにやめるべきだと考えます。 第3に、こゆ地域づくり推進機構への補助金が計上されていることであります。議案第1号の討論でも指摘しましたように、説明責任が十分に果たされていないと考えます。こうした事態が二度と起こらないよう、強く求めておきたいと思います。 第4に、職員の適切な増員について要望しておきます。事務量の増大、相次ぐ制度改正、多様化する住民ニーズなどを考えたとき、必要な部署に適切に職員を増員することは喫緊の課題の一つだと考えます。真剣に検討するよう求めるものであります。 第5に、役場の機構について職員の意見もよく聞き、早急に改善されるよう強く求めるものであります。 以上、問題点、改善点の主なものを述べてきましたが、総合的に判断し、今回の予算に反対するものであります。 以上であります。 ○議長(長濵博君) 暫時休憩いたします。午後2時45分休憩………………………………………………………………………………午後2時47分再開 ○議長(長濵博君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。 今、反対討論をいただきました。賛成討論はございませんか。15番。 ◎議員(櫻井盛生君) それでは、議案第6号平成29年度一般会計歳入歳出予算について、賛成討論をいたします。 新年度予算の中に、日本版DMO形成事業補助金が計上され、一般財団法人、仮称、こゆ地域づくり推進機構を立ち上げようとしておりますが、この事業は、町の観光協会を発展的に解消し、交流人口や移住者の増加を図り、町の創生に期するために、加工品の開発事業、物品販売事業、人材育成事業、定住促進事業等に取り組もうとするものであります。町の創生を担い、大変重要な第一歩を踏み出す予算が計上されていることから、本事業が順調に軌道に乗るか、大変心配されるところでありますが、反面、このような組織が町の発展に欠かせないものであると、大いに期待するところであります。 しかしながら、組織の細部がこれからとのことでもあり、本予算に対してすっきりしない面もありますが、議案第1号補正予算でのDMOに関連し、総務常任委員長報告にありますように、プロフェッショナルの人材登用ができるかが、事業の成否を左右するものと思うところであります。少人数でスタートすることから、連携など意思疎通がなされ、機能的に活動できる体制がとれ、1年でも早い自立が求められるところであります。 また、定款においても、町とのかかわり内容が不明など、まだまだ不備があるのではないかと思われることから、今後十分検討されるよう願うところであります。 また、財団法人の名称においても、町民にわかりやすい、親しみやすい名称に変更するなど、検討を期待するところであります。 以上、一般財団法人設立が町の発展になるものと、大いに期待をし、新年度予算に対する賛成討論といたします。 ○議長(長濵博君) ほかに討論ございませんでしょうか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) 討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第6号平成29年度新富町一般会計予算について、本案に対する委員長報告は原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決するに、賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(長濵博君) 起立多数。よって、議案第6号平成29年度新富町一般会計予算については、原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第15.議案第2号 ○議長(長濵博君) 日程第15、請願第2号「騒音にかかわる健康調査」を求める請願を議題といたします。 基地対策特別委員会委員長に、委員会における審査の経過及び結果の報告を求めます。基地対策特別委員会委員長、三浦千尋議員。 ◎基地対策特別委員会委員長(三浦千尋君) それでは、報告いたします。 平成28年12月定例会において、継続審査になっておりました騒音に関する健康調査を求める請願について、委員会の審査結果を申し上げます。 本定例会において、いきいき健康課長を招聘し、セット健診の項目や全国的に騒音を前提とした健康診査の実態把握に努めたところであります。請願の表題である騒音を要因とする聴覚等健診について、毎年の特定健診項目も実例がなく、同時に周辺自治体や県内でも同様でありました。 御承知のように、世界的にも極めてまれでありました、昭和46年度から平成元年度における一般学生、胎児を含む聴覚等影響調査──本新田原基地周辺も含んでおりましたけれども──が国保連合会によって行われましたが、航空機、騒音との科学的な因果関係は認められないとの結論でありました。 また、沖縄県の平成11年に公表した航空機騒音による健康影響調査報告書をもとに、第162回国会における参議院での糸数議員の質問に対する、小泉内閣総理大臣の答弁は、「航空機騒音と住民の健康被害との間の因果関係が明らかになったとは言えないものと考えている。現時点において、当該調査と同様の調査を行うことは考えていない」とした答弁も記憶に新しいところであります。 近隣においても、全国的にも、聴覚検査を含めた一律の健診の事例のない状態では、その比較も極めて困難な状況でもあることなど、多くの意見、発言も見られたところであります。 騒音対策は本来、国の責任においてなされるべきものでありますが、本件は町民の健康に関することでもあり、永続的な視点が求められるものとして、引き続き強い関心を持って見守る課題であることは、共通認識をしたところであります。 しかしながら、さきにも述べたように、国の最高機関である国会でもその因果関係を証明することは難しいと解されております。よって本委員会は、全会一致、不採択すべきものと決しました。 以上、委員会における審査の経過と結果の御報告を申し上げました。 ○議長(長濵博君) これより、委員長に対し質疑をいたします。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) 質疑を終結いたします。 これより討論をいたします。 ◎議員(吉田貴行君) 16番。 ○議長(長濵博君) 反対ですか、賛成ですか。 ◎議員(吉田貴行君) 採択を求める立場からということで。 ○議長(長濵博君) はい。 ◎議員(吉田貴行君) 請願第2号、騒音にかかわる健康調査を求める請願について、採択を求める立場から討論を行います。 激しい騒音に長年苦しまれてきた町民の皆さんから、みずからの健康問題について、不安の声が上がるのは当然のことであります。また、住民の命と暮らしを守る責任がある地方自治体に対し、その責任を果たすよう求めることも当然のことと考えます。本請願は町民の切実な願いが込められたものであり、町民の負託に応えることこそが、議会の責任だと思うわけであります。 こうした立場から、請願第2号、騒音に関する健康調査を求める請願を採択するよう強く求めまして、討論といたします。 ○議長(長濵博君) ほかに討論はございませんでしょうか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) ございませんね。討論を終結いたします。 これより採決いたします。請願第2号、騒音にかかわる健康調査を求める請願、本請願に対する委員長報告は不採択であります。委員長報告のとおり決するに、賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(長濵博君) 起立多数。よって、請願第2号、騒音にかかわる健康調査を求める請願については、委員長報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第16.基地対策特別委員会報告 ○議長(長濵博君) 日程第16、基地対策特別委員会報告の件を議題といたします。 基地対策特別委員会委員長より、報告したい旨の申し出があります。本件申し出のとおり、報告を受けることにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) よって、基地対策特別委員会委員長の報告を受けることに決定いたしました。基地対策特別委員会委員長、三浦千尋議員。 ◎基地対策特別委員会委員長(三浦千尋君) 御報告申し上げます。 基地対策特別委員会におきまして、平成27年以後、従来からの課題解決に対し、委員一丸となって取り組んでまいりました。殊に、告示後住宅に対する防音工事や、平成29年3月で満期を迎える米軍再編交付金の継続、また待機者の増す機能復旧工事、地上騒音対策あるいは基地交付金、調整交付金など、基地周辺対策予算の増額等々、住民の声や町の予算獲得に及ぶ多くの要望解決に全力で臨んでまいりました。 一方、行政調査は基地を持つ関係自治体への訪問研修はもとより、雇用のかなめでもある企業誘致の足がかりとして、防衛産業でもある三菱重工業、川崎重工業を訪問いたしました。極めて多くの部品で成っている航空機は、その関連中小企業の裾野は比例して多く、訪問の意義を全議員で確認できたところであります。 さて、今般の騒音区域の縮小(案)は、これまでの基地との共存共生とは意を反し、極めて遺憾なことと受けとめ、執行部はもとより周辺協議会とも危機感を共有し、反対の意見書を提出し、今日を迎えております。 平成29年2月の体感測定に引き続き、3月の再体感測定を確約できたことは一定の成果とはいえ、一種区域の堅持や二種区域の拡大、告示後住宅の早期の防音工事など、町行政にとってこれまでにない大きな課題の中、基地対策特別委員会の任期が目前に迫りましたが、議会報告会での基地対策に対する多くの質問に1つでも応えるために、これまでに増して本委員会の役割の重要性と活発な行動が求められていることを申し添え、委員会報告といたします。 なお、長年の念願でありました告示後住宅の防音工事額の確保、米軍再編交付金の新たな予算措置がかなったことは大いに評価し、基地対策特別委員会そして全議員の力の結集、結果のたまものとして受けとめたいと思います。 以上、報告といたします。 ○議長(長濵博君) この件は、以上で終わります。────────────・────・──────────── △日程第17.議会活性化特別委員会報告 ○議長(長濵博君) 日程第17、議会活性化特別委員会報告の件を議題といたします。 議会活性化特別委員会委員長より、報告したい旨の申し出があります。本件申し出のとおり、報告を受けることにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) よって、議会活性化特別委員会委員長の報告を受けることに決定いたしました。議会活性化特別委員会委員長、髙野賢治議員。 ◎議会活性化特別委員会委員長(髙野賢治君) それでは、議会活性化特別委員会の活動について、委員長報告をいたします。 新富町議会は平成26年1月28日に、議会基本条例を制定いたしました。その中で、開かれた議会、議員の資質向上、町民への約束遵守、町民福祉の向上等を定め、議会の活性化を目指しているところでございます。 平成27年度におきまして、10月26日、新潟県立大学田口一博准教授を講師に招いて、地方創生と議会と題して、議案審議の仕方、地方創生における議会の役割について研修を深めました。 さらに、11月には新富町のまちづくりをテーマに、町内3会場において座談会を開催いたしました。171名の出席をいただきました。さらに、アンケート回答は148名の回答がございました。参加者からは、まちづくり事業や町政全般、地域特有の諸課題等について、多くの意見をいただきました。 平成28年2月には、第6回目となる議会報告会を開催し、各委員会の所管事務調査や要望活動について報告を行うとともに、町政全般について活発な意見をいただきました。3月には、議会活動が活発な先進議会として、高千穂町議会、佐賀県みやき町議会を訪問し、議会活性化の事例や議員報酬について研修させていただきました。 平成28年度におきましては、区長と議会との意見交換会を8月から10月にかけて4会場で開催し、地域に根差した諸課題について多くの意見をいただきました。 平成29年2月には、第7回議会報告会を開催したところであります。今回の議会報告会につきましては、新聞報道によるところもありますが、騒音コンター見直しと、新富町まちづくり事業に議論が集中したところであります。この2つの案件については、現在町民の最大関心事であり、町執行部による住民説明会の開催を求めるところであります。 いただいた御意見等は、議会一般質問や各常任委員会での議案審議、要望活動で町民の生の声として取り上げ、議会活動に生かされています。また、議会広報誌の誌面を活用して、概要についてその都度報告をさせていいただいているところでございます。 今後とも議会基本条例の趣旨を基本とし、町民の議会に対する期待に応えていかなければならないと痛感するところでございます。 以上、報告といたします。 ○議長(長濵博君) この件は、以上で終わります。 暫時休憩のリクエストが上がっております。暫時休憩をいたします。5分間休憩をして、10分から再開をいたします。午後3時05分休憩………………………………………………………………………………午後3時09分再開 ○議長(長濵博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 お諮りいたします。 議会では、新富町まちづくり実施計画について、執行部より説明を受け全議員で種々協議を行っているところであります。 この事業の目的は、人口減少による地方の衰退を食いとめ、交流と地域活性化を契機としたまちづくりの実現による、しんとみ創生を目指すものであります。町の将来を左右する大きな事業で、町民の関心も高くなっております。町民が理解し、事業目的が達成できるよう議会としての考え方をまとめ、執行部に適切な提言を行うため、新富町まちづくり事業に関する調査を目的とした特別委員会設置についてを、日程に追加し議題といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) 異議なしと認めます。 よって、まちづくり事業特別委員会設置の件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。 ここで、暫時休憩いたします。午後3時10分休憩………………………………………………………………………………午後3時12分再開 ○議長(長濵博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。────────────・────・──────────── △追加日程第1.まちづくり事業特別委員会設置の件について ○議長(長濵博君) 追加日程第1、まちづくり事業特別委員会設置の件を議題といたします。 お諮りいたします。 まちづくり事業特別委員会は、議長を除く13名の委員をもって設置いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) 異議なしと認めます。 よって、議長を除く13名で構成するまちづくり事業特別委員会を設置することに決定いたしました。 お諮りいたします。 ただいま設置されましたまちづくり事業特別委員会設置の選任については、委員会条例第6条第4項の規定により、議長において、大木俊二議員、吉田憲市議員、永友正章議員、中山英雄議員、阿萬誠郎議員、髙野賢治議員、倉永豪修議員、丹邦敏議員、圖師孝一議員、永友繁喜議員、三浦千尋議員、櫻井盛生議員、吉田貴行議員、以上13名を指名いたします。 これに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) 異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました13名の皆さんを、まちづくり事業特別委員会委員に選任することに決定いたしました。 早速、まちづくり事業特別委員会を開いていただき、委員会条例第7条第2項の規定により、委員長及び副委員長を互選し、その結果を議長の手元まで御報告願います。 ここで暫時休憩いたします。午後3時13分休憩………………………………………………………………………………午後3時15分再開 ○議長(長濵博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 まちづくり事業特別委員会から、委員長及び副委員長の互選の結果が参りましたので、御報告いたします。 委員長に三浦千尋議員、副委員長に髙野賢治議員がそれぞれ互選されました。 お諮りいたします。 ただいま設置いたしました、特別委員会にまちづくり事業に関する調査の件を付託し、閉会中における継続審査、調査をお願いしたいと思います。 これに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) 異議なしと認めます。 よって、本件はまちづくり事業特別委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中における継続審査とすることに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第18.継続審査調査申し出の件 ○議長(長濵博君) 日程第18、継続審査調査申し出の件を議題といたします。 目下、各委員会において審査、調査中の事件につき、閉会中における継続審査、調査の申し出は、お手元に配付いたしておりますとおり、先ほど決定されましたまちづくり事業に関する調査を除き、18件であります。いずれも、審査、調査不十分のため、各委員長から申し出のとおり、閉会中における継続審査、調査に付することに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中における継続審査、調査に付することに決定をいたしました。────────────・────・──────────── ○議長(長濵博君) 以上で、平成29年第1回新富町議会定例会に付議されました案件は、全て終了いたしました。 これにて、本定例会を閉会いたします。午後3時17分閉会──────────────────────────────   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。      平成29年  月  日                  議  長                  署名議員                  署名議員...