綾町議会 2022-06-14
06月14日-03号
令和 4年第4回定例会( 6月)令和4年第4回(6月)綾町議会(定例会)会議録令和4年6月14日再開 令和4年第4回綾町議会(定例会)が令和4年6月14日午前9時綾町役場議場に招集された。 出 席 議 員┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────
┐│議席番号 │氏 名
│議席番号 │氏 名 │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│1 |山 田 由 美 子 |6 |日 髙 憲 治 │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│2 |池 田 和 昭 |7 |兒 玉 千 歳 │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│3 |松 本 俊 二 |8 |日 高 幸 一 │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│4 |青 木 實 |9 |松 浦 光 宏 │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│5 |児 玉 信 |10 |橋 本 由 里 │└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘ 事 務 局┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐│局 長 │高 松 俊 秀 │書 記 │野 村 美 樹 │└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘ 説 明 員┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│町長 |籾 田 学 |副町長 |中 薗 兼 次 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│教育長 |岩 切 康 郎 |総務課長 |竹 下 琢 郎 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│福祉保健課長 |佐 藤 光 久 |農林振興課長 |入 田 賢 一 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│総合政策課長 |松 下 栄一郎 |町民課長 |野 村 修 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│建設課長 |中 原 修 一 |教育総務課長 |野 村 敏 幸 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ | |ユネスコエコパーク│ ││社会教育課長 |森 園 由美子 │推進室長 |倉 前 省 吾 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│会計管理者 |吉 鶴 慶 久 |監査委員 |郷 田 五 男 │└─────────┴───────────┴─────────┴───────────┘令和4年第4回(6月)綾町議会(定例会)議事日程令和4年6月14日再開 開 議 日程第1 一般質問会議に付した事件・議事日程と同じである。──────────────────────────────┌───────────┬──────────────────────────────────┐│質 問 事
項 │質問の要旨 │├───────────┼──────────────────────────────────
┤│提出議員 日髙 | |│1.今までの一般質問に|(1)『綾町河川をきれいにする条例』はどこの市町村の条例と比べて厳しい │| ついて | のか(町長発言に対して)。 ││ │(2)今の『綾町河川をきれいにする条例』で綾町の河川を守ることはできる
││ │ のか。
││ │ (罰則強化などを条例に組み込む考えはないか) ││ │(3)事業者との
公害防止協定は現在、何団体と締結してあるか。すべて機能
││ │ しているのか。 ││ │(4)JA綾町の
綾町漁業協同組合への補償はどうなったか。 ││ │(5)宮崎大学の河川水質調査の状況は。 ││ │(6)
尾立養豚センターの
汚水処理施設改修工事の状況は。 ││ │(7)
尾立養豚センターの汚水を
公共下水道処理施設へ搬入することについ
││ │ て。 ││ │(8)
尾立養豚センター周辺の環境調査について報告を。
││ │ ││2.コロナ等の経済対策│(1)4年度の経済対策として商品券の発行はいつ頃の予定か。 ││ について │(2)
ウクライナ情勢が長引く中で、一般家庭を含む燃油、食品の高騰で、特
││ │ にきゅうりその他の施設野菜農家の状況を聞き取り調査し、支援はどうな
││ │ るか。
││ │ ││3.高齢者の免許返納に│(1)交通事故第1位当事者の
市町村別ワースト状況と綾町の年代別の状況報 ││ ついて │ 告を。 ││ │(2)免許返納者に対するタタシー券、バス等の支援を年齢に関係なくはでき
││ │ ないか。 ││ │(3)今後団塊の世代の高齢化により
高齢ドライバー対策が必要となる。どの
││ │ ような対応を考えているか。
││ │ ││4.
民生児童委員活動に│(1)厚生労働省から特別公務員として委嘱されている民生委員・児童委員の ││ ついて │ 職務内容と、綾町の委員数は。 ││ │(2)民生委員・児童委員の成り手不足が懸念される中で、コロナ禍で活動の
││ │ 「環境整備」が必要と思われるが、抜本的な対策は。
││ │ ││5.県道田代八重・綾線│(1)現在通行止めとなっている県道田代八重・綾線の全面開通について、県 ││ について │ に対し強く要望することを求める。 ││ │(2)アユ漁が6月に解禁となったが、これに合わせて県道田代八重・綾線の
││ │ 通行止め区間の開放又は区間を短くすることはできないか。
││ │ ││6.産業観光施設につい│(1)綾川荘前の鮎簗について、綾の風物詩として復活の要望が多い。今年は ││ て | できるのか。 │├───────────┼──────────────────────────────────
┤│提出議員 児玉 | ||1.令和4年度新規事業|町民提案型ゆめ
応援プロジェクト支援事業の進捗状況について。 || について | || | ||2.宿泊3施設の民間委|委託料の滅額での影響、指定管理者の要望などはないのか。 || 託について | || | ||3.各地区における危険|災害危険区域についての巡回の頻度、看板設置の状況の確認はしているの || 箇所の再認識につい|か。 || て | || | ||4.
コロナワクチン接種|4回目の接種についての見解は。 || について | || | ||5.健康診断について |昨年度の実績、受診率向上の方策はないのか。 || | ||6.小中学校の現状につ|不登校などの人数の把握はできているのか、問題解決に向けての取り組み || いて |は。 || | ||7.ごみ収集について |戸別収集は順調に進んでいるのか。 || | ||8.
尾立養豚センターに|汚水処理の改善はできているのか。 || ついて | || | ||9.施設ハウスについて|後継者不足などにより廃業する農家もあることから、ハウスの移設や解体費|| |用について、負担軽減の処置は検討できないか。 |├───────────┼──────────────────────────────────
┤│提出議員 青木 | |│1.綾川汚濁の問題につ│(1)
自然環境保全審議会(令和4年4月21日開催)の内容を踏まえて答弁 |│ いて │ を求める。
|| | ①養豚センター(尾立、広沢)。
|| | ②山林伐採。 || | ③第2発電所
|| | ④メガ・ソーラー。
|| | ⑤地元民、飲料水、魚資源。
|| | ⑥環境アセス、
公害防止協定。 || | ||2.旧綾川荘、トピカに|(1)プール管理棟、420万円
工事見積書内容の疑問点。 || ついて |(2)経営状況と今後。 || | ||3.
スポーツ関連施設に|(1)現状と赤字額。 || ついて |(2)改善策、解消法はあるか。 || | ||4.町長のビジョンにつ|(1)具体策。 || いて |(2)ゆめ
応援プロジェクトの応募状況。 || | ||5.新教育長に問う |(1)引き受けた理由。 || |(2)町長への苦言はできるか。 || |(3)いじめの対策はどうするか。 || |(4)成績の向上策はあるか。 || | ||6.ふるさと大使につい|決定の経緯を問う。 || て | || | ||7.綾岳看板について |綾岳看板破壊(宮日掲載)への対応は何か。 || | ||8.
農業支援センターに|(1)解散手続きは順調か。 || ついて |(2)未利用地の活用策はあるか。 |├───────────┼──────────────────────────────────
┤│提出議員 兒玉 | |│1.ごみ問題について |綾町の活性化を求めて、町長に問う。 || |(1)1カ月間の試験的に宮原地区で行われた結果について。 || |(2)良かったこと、悪かったこと。 || |(3)課題、改善策は。 || | ||2.任期1年残して |(1)
社会福祉協議会の理事長交代について。 || |(2)
シルバー人材センターの理事長就任について。 || |(3)何故今の時期か。 || | ||3.農業について |(1)
農業支援センターの解散について。 || |(2)機械等の点検等・監査。 || |(3)今後の農業支援体制は。 || | 移住された就農者の意見交換会を設けてはどうか。 || | ||4.観光について |(1)綾マラソンを何故観光事業に生かせなかったのか。 || |(2)綾マラソンの復活はないか。 || |(3)町自体で取り組んでいく事業は。 || |(4)綾川荘を含む宿泊施設等の利用状況は。 || | ||5.教育について |(1)幼児教育体制の今後について。(公立保育所、幼稚園、綾保育園) || |(2)義務教育体制の今後について。(小・中学校) || |(3)高等学校、他専門学校、大学の今後の支援体制について。 || |(4)育英会事業について。 || | ||6.防災について |(1)台風、豪雨、線状降水帯等の防災無線を利用した避難体制について。 || |(2)災害発生後の処理体制はできあがっているか。 || |(3)庁舎屋上の雨量計の有効活用の予算化は。 || |(4)
ハザードマップを含む防災マップの見直し。 || | ||7.福祉について |(1)安心できる
高年者環境整備。 || |(2)高年者クラブ、
綾町グラウンドゴルフ協会、お達者クラブの立場の理解 || | と協力度合について。 || |(3)宮原ふれあい公園の整備について。 || |(4)各地区に1人の民生委員で、
安心カード世帯への対応は大丈夫か。 |└───────────┴──────────────────────────────────┘(再開午前9時01分)
○議長(松浦光宏君) おはようございます。 ただいまから本日の会議を開きます。本日の議事日程は、一般質問となっております。議事進行については、格段のご協力をお願いいたします。 発言につきましては簡潔にまとめられ、また
綾町議会会議規則及び申合せ事項を守っていただきますようご協力をお願いいたします。 なお、執行部におかれましても、簡明に要領よくまとめられ、答弁漏れのないようにお願いいたします。────────────・────・────────────
△日程第1.一般質問
○議長(松浦光宏君) 日程第1、一般質問を行います。 あらかじめ、本日の質問者の順序を申し上げます。1番、
日髙憲治議員、2番、児玉信議員、3番、青木議員、4番、兒玉千歳議員、以上の順序で行います。 なお、関連のある質問につきましては、先の質問者の質問終了後に、関連質問を許します。また、同僚議員が先に質問された同じ内容の質問や同じ答弁である場合は、省略することも考慮してくださいますようお願いいたします。
日髙憲治議員の一般質問を許可いたします。
◆議員(日髙憲治君) 議長。日髙。
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員。
◆議員(日髙憲治君) おはようございます。昨日に引き続き、2日目の一般質問の要旨についてお伺いいたします。 まず最初に、綾町河川をきれいにする条例については、数回にわたり、一般質問をしてまいりましたが、答弁の内容等がいま一つであり、言おうとしている事柄について、理解しがたいところがあり、再度お伺いいたしますので、答弁は短くお願いいたします。 それでは、1から5まで関連いたしますので、一括して質問をさせていただきます。 1つ、綾町河川をきれいにする条例は、どこの市町村と、またどこの県と比較して厳しいのか、まず町長へお伺いいたします。 2つ目、今の条例で河川、南川、北川を守ることができるのか、綾町の条例は約30年前の前後のもので、見直しを検討しいただいて、きれいな河川にする考えはないか、町長にお伺いいたします。 その前に、これは住民からの要請があったわけですが、5月の24日宮原地区で、油の流出事故が発生したようですが、まずその報告と状況について、担当課長へお伺いいたします。 3つ目、町内の事業者との
公害防止協定は現在、新規事業者を含め、JA、その他、全て機能しているのかお伺いいたします。 4つ目、JA綾と綾漁業組合への補償問題については、漁業組合総会の会長挨拶の中で、解決したとのことでした。答弁は要りませんが、ただし、解決にあたり、行政の資料は何もなかったということでした。 5つ目、河川水質調査について、町から宮崎大学のほうに、河川水質検査、調査を要請したが、現在調査が終了していれば、調査結果、状況報告をお願いいたします。 まず、この5点について、答弁をお伺いいたします。
○議長(松浦光宏君) 町民課長。
◎町民課長(野村修君)
日髙憲治議員の質問に先立ちまして、先ほども、
日髙憲治議員が述べられた、5月24日の油流出の件について、ご報告を申し上げます。 5月24日に、まず宮原地区の町営住宅の東側を、
宮崎中央森林組合が伐採事業を行っておりまして、その委託を受けている業者の燃料がアクシデントで漏れたということで、11時43分に災害メールということで、受信がありました。その後、11時50分頃に町民課で、
オイルマット一式を持参して、現場に行きまして、オイル流出の防止措置に取りかかるわけなんですけど、それに先立ちまして、
大淀川水系水質汚濁防止対策連絡協議会というのがあります。これについては、各関係機関がこういう水質事故が生じた場合に、的確な連絡体制を取って各機関が共同して対処できるような状況ということで、その水質事故情報伝達系統図というのがありまして、それに基づき国土交通省宮崎河川国道事務所の本庄出張所に第一報を連絡したところであります。 その後、現場に到着しまして、実際オイルが、軽油が流れて、側溝に入り込んでいるというという状況でありました。後の消防局等の聞き取り調査によると、その燃料を入れる容器が200リッターの軽油ということで、その七、八割が流出したのではないかということで、聞き取りをいたしております。 その後、町民課のほうと消防局、綾町の危機管理係と現地を確認しながら、既に流れている状態でしたので、その流量を見ながら、どの部分でオイルマットを敷けばいいかというのを、ずっと下流に走りながら、確認をいたしました。その中で、大山食品の町道沿いの側溝にオイルマットを敷ける状況があるということで、そこにオイルマット、枚数にすると四、五十枚を敷いたということであります。 最終的には、その後、その側溝というか、排水路は、綾町と国富町の町境の森永川に流れ出るわけなんですけれど、森永川から大淀川水系の綾北川のほうに流れ出ているという状況で、森永川と排水路に接しているところにオイルフェンスを設置いたしました。 それに続きまして、さらに国富町と綾町の町境にオイルフェンスを敷設いたしまして、その下流にも2か所、国土交通省、高岡土木事務所、消防、綾町消防団、町民課、建設課、各関係機関と共同して、流出の防止措置を取ったところであります。 最終的には、宮崎市の水道局、国富町の水道局にも連絡いたしまして、宮崎水道局のほうは、現地に来られまして、オイルの流出状況を確認され、状況によっては、給水の装置を止めるということも、検討するということであったんですけれど、最終的には大事に至らずに、綾北川へのオイル流出はなかったということでありました。 ちょうど、偶然と言えば偶然なんですが、5月25日に、先ほど申し上げました、
大淀川水系水質汚濁防止対策連絡協議会の委員会、幹事会がありまして、その場で国土交通省宮崎河川国道事務所の担当者から、今回の水質事故については、関係機関への迅速な連絡、速やかな対応がなされたということで、国、高岡土木事務所、その協議機関は大淀水系なので、鹿児島の曽於市も関係機関の中に入っているんですけれど、その中で、報告がなされたということであります。 以上であります。
○議長(松浦光宏君) ここで、暑い方は上着を脱いでいただいても結構です。 町長。
◎町長(籾田学君) それでは、
日髙憲治議員の質問に対して、5項目にわたって回答いたします。 最初に、綾町河川をきれいにする条例は、どこの市町村よりも条例厳しいのかというご質問でしたけれども、これに関する質問は、3月議会において、同じ
日髙憲治議員から受けた質問に対してのやり取りだと認識しております。 その際に、私からの答弁は、綾町とJA綾町との公害防止協定が厳しいと、極めて厳しい条件があってということを説明した次第です。 現在、尾立の養豚センターがございますけれども、こちらに対する公害防止協定が現実的ではない、極めて高い排水基準になっているということを説明申し上げところです。 具体的に申し上げますと、ここに公害防止協定があるんですけれども、その中で、排出基準というのがございます。環境省が整備しておりますけれども、水質汚濁防止法、その中でBOD、これは事業所からとか、工場とかから、外に水を流す場合の基準なんですけれども、生物化学的酸素要求量(BOD)とありますけれども、これによりますと、最大1リットル当たり160ミリグラム以下に抑えなさいという基準になっておりますけれども、平成3年に綾町とJAとの間で交わしたものでは、これが20ミリグラム以下にしますという、国のほうでは160ミリ以下ですけれども、20ミリグラム以下という基準になっております。 ちなみに、先日、JA宮崎経済連の排出基準は30ミリグラム以下になっておりますから、綾町とJAですが、30年目の基準が、さらにそれを上回る20ミリグラム以下に抑えるという基準になっています。 同じように、SS(浮遊物質量)これに関してですけれども、国のほうの基準では最大1リットル当たり200ミリグラム以下にしなさいとなっているんですけれども、綾町とJA綾町との間の基準では、25ミリグラム以下にしますという基準になっております。 これも、広沢の最新鋭の設備でも30ミリグラム以下にしなさいという基準になっておりますから、30年前に結んだ基準が極めて高い基準になっているということを申したような次第です。 続きまして、2つ目の質問に対する回答を説明いたします。 これも3月議会でのやり取りでありますが、罰則規定を設ければ、より実効性が高まるとは考えておりますが、綾北川・綾南川・浦之名川、これらに注ぐ中小河川を対象にしているわけです。広範囲になるわけで、違反行為者に対しての罰則を科す体制ができているのか、また、地域の実情に合った合理的なものなのか、規則の違反行為が明確に判断できるものなのか、事業者に条例の内容の周知が事業所設置時に、定期的にも徹底されているのか、入り込み客の行為に対して不意打ち的に罰則を科すことがならないのかといった、こういう具体的な条例の運用について、慎重に検討しなければならない事項があると考えております。 こういうことを考慮して、個々に事業者と公害防止協定を締結して、協定内容に損害賠償の規定を設ける方法については、他市町の状況も参考にしながら、引き続き協議を行っているところでございます。 3番目の質問、事業者との
公害防止協定は現在、何団体と締結してあるのか。そして、それらが全て機能しているのかというご質問ですけれども、お答えします。 昭和61年に雲海酒造株式会社と
公害防止協定を締結して以降、これまでに廃業になった事業者もありますけれども、これら全部含めて12の
公害防止協定を締結しております。廃業になった事業所以外の事業所と締結した
公害防止協定は、現在もまだその効力を有しております。 続きまして、4番目の質問ですけれども、JA綾町の
綾町漁業協同組合への補償はどうなったのかというご質問ですけれども、これに関しては、
綾町漁業協同組合とJAとの補償の問題ということですけれども、個別の補償問題に関することなので、町として、これに対してコメントするものではないと考えております。漁協のほうとJAとの間でのことだということで、町としては関与しておりません。 5番目の宮崎大学との河川水質調査の状況はありますけれども、河川の水質検査に関しては、宮崎大学ではなくして、宮崎県環境科学協会のほうに試料を提出して、分析を依頼しているという状況であります。 以上、簡単ですが、説明します。
◆議員(日髙憲治君) 議長。日髙。
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員。
◆議員(日髙憲治君) 1点だけお伺いいたします。 これから梅雨時期に入るわけでございますが、養豚業者は町内に何者あるのか、また今把握している中では、日高養豚、日武畜産は経営者が替わっております。それから、田所さんも経営者が替わっておりますが、その他、吉田養豚、JAと江島畜産、押田畜産、今回経済連が加わるわけですが、ここら辺の、業者の特に汚水流出状況についてはどうなのか、お伺いいたします。
○議長(松浦光宏君) 町民課長。
◎町民課長(野村修君) 日髙議員のご質問ですが、先ほど養豚業者は何業者あるかということです、現在、厳密な形で数字は何者というのは把握いたしておりませんが、今、日髙憲治が言われたましたとおりの養豚業者が、主な業者だと思っております。 汚水流出につきましては、水質汚濁防止法に基づく巡視という形で、監督官庁は、宮崎中央保健所なんですけれど、そこが汚水流出はないか巡回をするわけなんですが、情報として汚水が流出しているんじゃないかという情報、確実な情報というのは、綾町のほうには届いておりません。 また、汚水が流れているのではという情報で、臭いとか、そういったことについても、間接的な情報が入っておりますが、直接的な綾町に対する情報は入っておりません。
○議長(松浦光宏君) 農林振興課長。
◎農林振興課長(入田賢一君) 町内の養豚業者の数についてお答えいたします。 先ほど
日髙憲治議員が言われたのに加えて、日高養豚というところが二反野地区にございます。これと広沢を含めまして、7業者あるかと思います。 以上です。
◆議員(日髙憲治君) 議長。日髙。
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員。
◆議員(日髙憲治君) 今、説明を受けたわけですが、いかにもやっぱり他人ごとのような感じがいたしました。行政が、保健所に頼むのはいいけど、やっぱ行政がもうちょっと動かんと、この汚水問題は解決しないんではないですか。 聞くところによると、前は吉田畜産、田所、あそこ辺も流出して、この議会でも何回か、他の議員も取り上げた問題もございます。今後は人任せじゃなく、月に1回ぐらいは巡回を、行政としても、目配りをしていただきたいと思います。 そこで、次に6、7、8についてお伺いいたします。 これから梅雨の時期に入り、
尾立養豚センターの
汚水処理施設改修工事の状況は、現在どうなっているのか、お伺いいたします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) これ、6番、7番、8番同時に回答してよろしいですか。(発言する者あり)はい。 まず、これお答えする前に、行政のほうとしてですけれども、現在、尾立のJA養豚センターの汚水処理の問題とかありますけれども、これに関してもそうなんですけれども、JA綾町、生産者、併せて宮崎県も入っていただいて、繰り返し協議を行っているところです。 最終的には、予算的なものもありますけれども、JAの方針がまず来て、どういう方向に持っていきたいかということの方針をしっかり定めて、その方向であれば、実現可能であれば、町も、県も含めて、みんなでこれ改善していこうと方向で進めておりますので、その話合いは逐次進めているような状況です。 それでは、6番目の質問からお答えします。
尾立養豚センターの汚水処理施設の改修工事状況はというご質問ですけれども、
汚水処理施設改修工事は、施設所有者であるJA綾町が実施主体となって行うことになっております。 4月のJA綾町総代会において、浄化設備等の固定資産の取得について議決がされたところでございます。金額が大きいため、国の補助事業を活用することを前提に工事を進める計画でありますが、今年度の補助事業の申請時期が過ぎているため、次年度の事業として、事業を検討しているような状況でございます。 ただし、まだ今年度、補助事業の追加募集等もあることから、県のほうともしっかり情報共有しながら、準備を進めてまいりたいと考えております。 7番目の質問ですけれども、
尾立養豚センターの汚水を公共下水……(発言する者あり)はい。
◆議員(日髙憲治君) 今、6番目しか質問してなかったわけですが、7番目の
尾立養豚センターの汚水を
公共下水道処理施設へ搬入することについては、以前質問いたしましたが、答弁では、今の段階では難しいので、今後検討を要するとのことだったが、その後の状況の進展があったか、担当課長へ伺いますが、これは今、町長が説明する前に、私のほうが、漏らしておりましたので質問いたします。 それから、8番目です。最後に
尾立養豚センター周辺の環境調査についてお伺いいたします。これは個人宅を含む聞き取り調査を要望しておりましたが、実施されたのか。実施されていれば、その内容について、町長へお伺いいたします。 それから、今、町長から6番目について説明がありましたが、梅雨の時期に入る前に、早めの改修工事が済むようにというようなことで要請しておりましたが、今、町長の答弁では、若干遅れるというようなことでございますが、これはJAに対して、強く要請を促していただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員、7、8連続回答でよろしいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)6番目のは再質じゃなくて、回答は要らないですか。(発言する者あり)6番目要らない。 建設課長。
◎建設課長(中原修一君) それでは、7番の
公共下水道処理施設への搬入することについて、答弁申し上げます。 前回の議会では、ふんと尿を一体として処理ということでしたので、まだ時間と施設の準備等がかかりますと答弁しております。現在はし尿のみの処理について、相談受けております。 私どもも、綾町の農業を守る観点と、また町民の方にとってベストな方策は何かというのを、何度も協議しております。 まずは、受け入れたときに、浄化処理センターの施設がもつかどうかが前提となることから、6月6日にし尿のみ15トンを、処理施設に受け入れております。もうしばらくしたら、その水質検査の結果が出てまいりますので、その状況を踏まえて、私どもが委託しております、産商と協議して、その結果を基にまた協議をしていきたいと思っております。 それに基づいて、また生産者、農協のほうには、そういった内容をつないでいきたいと思っております。 以上です。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 続きまして、8番目の質問についてお答えいたします。
尾立養豚センター周辺の環境調査についての報告をということでございますけれども、養豚センター付近の巡回を行っております。近隣に居住している町民宅に訪問した際に、排水路のためますの泥が悪臭の原因になっているとして、清掃を養豚センターの生産者に指示をした経緯がございます。 これ以降、住民には臭いがひどい場合には、役場に連絡してくださいと、連絡しているような状況です。 以上でございます。
◆議員(日髙憲治君) 議長。日髙。
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員。
◆議員(日髙憲治君) この養豚センターについては、30年以上にわたった施設でございますが、センター周辺の方は、この環境汚染に悩まされ、既に移住者1軒が、近県の人が移動されております。 ですから、行政は人ごと思わず、やはり生産者じゃなくて、個人と向き合っていただき、早めの何らかの対応をしていただきたいと思います。 今後これについては、重視して前向きな町長の答弁を考えてください。 それから、2番目の質問に入りたいと思います。コロナによる新年度経済対策について、お伺いいたします。 前回の質問で、新年度の経済対策として、商品券の発行を新たに予定していると答弁されてましたが、今回6月の補正で予算が議案に上がっており、本議会、委員会でも説明を受けましたが、もう一度簡単にコロナ対策、その他の事業についてお伺いいたします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 2番目の質問にお答えする前に、最初の
尾立養豚センターの汚水流出の件ですけれども、町としても、本当に真剣に考えております。この施設はJA綾町のものですけれども、それに対する対策といいますか、方針というのをしっかり決めてくださいと、ところが、なかなか自分たちだけで決めきれず、どうしても予算的なものもありますので、県のほうとも相談して、町がどれだけ協力できるかと、ただこれ環境の問題にも関わってきますので、町民の理解というのが最も大切になってきます。 そういうことを含めて、JA綾町のほうにも、真剣に考えていただいて、どれだけ町のほうでも協力できるかということを、いま真剣に議論しているところでございまして、できるだけこの問題を早急に解決する方向でもっていきたいと思います。 それでは、2つ目の質問に対してお答えいたします。 コロナ等の経済対策についてということですけれども、昨日の一般質問の中でもありましたけれども、長引くコロナ感染拡大、さらには諸物価高騰などによって事業者をはじめ、町民生活への影響は、計り知れないものとなっております。 その中で、町民生活、町内経済を下支えする目的で、今回、補正予算のところで、お願いしておりますけれども、応援消費活性化事業として、町民1人当たり9,000円の商品券配布を計画しているところでございます。 発行の時期についてでありますけれども、今回の6月議会で議決頂ければ、準備が整い次第、できるだけ早くお届けできるようにと考えておりますが、今回は、郵送の記録が残る形で配送を考えておりますので、郵便局に預けてから全世帯に配布が完了するには、2週間から3週間ほどかかるのではないかなと思っておりますけれども、できるだけ早く町民の皆様のところに届くようにしたいと考えております。 以上でございます。
◆議員(日髙憲治君) 議長。日髙。
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員。
◆議員(日髙憲治君) 発行に当たっては、郵便局配送というようなことになりますが、これは、トラブルのないようにお願いしておきたいと思います。 それでは、2つ目も前回、3月の質問と重なりますが、
ウクライナ情勢が長引く中で、一般家庭を含む燃油、食料品の高騰で、特にキュウリその他の施設野菜の状況の聞き取り調査をお願いしておりましたが、その状況報告と、状況次第によっては組合員全員への支援はあり得るのか、また、今回の農業補正予算も上がっており、本会議、委員会で説明を受けておりますが、これも先ほど申したとおり、再度簡単に今回の補正についてお伺いいたします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) お答えします。 昨今の農業情勢、円安の影響を受けて、燃油価格高騰はもとより、肥料代、飼料代、段ボールなどの資材、輸送コストなども高騰していることから、生産コストが上昇し、農業経営において、大変厳しい状況が続いております。 また、夏から秋にかけて、今、ウクライナへのロシアの侵攻などの影響もあり、飼料等のさらなる値上げが予測されておりますことから、これに加えて、子牛の価格も減少している、キュウリの値段のほうも下がっていると、厳しい状況が続いていることを、こちらのほうでも認識しております。 町のほうでは、生産者や農協へのヒアリング、燃油・肥料代・飼料代等の価格の動向を調査して、直近5か年の農業所得等の推移等を調査した上で、農業者全般を対象に、令和3年度の所得減少に対する支援策として、燃油価格高騰対策、資材価格高騰対策事業を創設したところでございます。 また、県のほうでも、6月の県議会におきまして、農業者への燃油高騰対策、物価高騰対策事業が上程されております。 いずれにしましても、非常に厳しいような状況ですので、国・県の動向も注視しながら、この農業者全般に対する対策を、しっかり講じてまいりたいと考えております。 以上です。
◆議員(日髙憲治君) 議長。日髙。
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員。
◆議員(日髙憲治君) この補助については、既に国・県は農家支援として、国より指定野菜の補助金、県より野菜産地の補助金を受けていますが、どのような野菜品目が対象になっているのか、併せて、説明があった品目は、系統外農家も含んでいるのか、お伺いいたします。
○議長(松浦光宏君) 農林振興課長。
◎農林振興課長(入田賢一君) お答えいたします。 品目につきましては、綾町が該当する品目につきましては、施設キュウリのみとなっております。対象につきましては、系統キュウリのみが対象となっております。この基金の積立てにつきましては、県、市町村、生産者、農協、経済連が基金積立てを行っておりますので、組合員が対象となっております。 以上です。
◆議員(日髙憲治君) 議長。日髙。
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員。
◆議員(日髙憲治君) そうすると、その他の品目については対象外ということでいいですか。
○議長(松浦光宏君) 農林振興課長。
◎農林振興課長(入田賢一君) この事業につきましては、キュウリのみが対象であります。
◆議員(日髙憲治君) 議長。日髙。
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員。
◆議員(日髙憲治君) そうすると、その他の品目については、行政のほうで支援をする考えはないのか、町長にお伺いいたします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) キュウリ以外の品目についてですけれども、しっかり各品目の状況を調査して、今後必要な対策に対しては検討してまいりたいと思います。
○議長(松浦光宏君) 農林振興課長。
◎農林振興課長(入田賢一君) 補足で説明いたします。 先ほど、町長の答弁にもございましたが、今議会に上程している事業につきましては、全農業者を対象にしておりまして、令和3年産における肥料代、飼料代、燃油等の補助をいたします。 また、総合価格安定基金のほうでも、令和3年産までは対象でございますので、令和3年度まで、価格が基準以下になっていれば、対象ということで、発動する予定としております。
◆議員(日髙憲治君) 議長。日髙。
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員。
◆議員(日髙憲治君) しっかりと調査の上、支援をよろしくお願いしておきたいと思います。 次に、現在、日本は資源不足で、多くを外国輸入に依存しており、価格の高騰時には、国として、生産者に対して補填をする仕組みがあり、畜産農家の配合飼料、施設園芸品目、給油等については、国も対応をしていますが、ここに来て、肥料農薬が最大で94%の値上がりになり、既にJAでも値上げをしているところでございます。 今後、飼料その他価格の動向が、農業経営に及ぼす影響を十分に行政は注視していただき、適切な対応を強く求めておきます。県のほうも、農林水産事業費を補正予算に上げており、可決すれば、市町村に下りてくると思われるので、農家支援に即対応していただきたいと思います。 今後の対策、対応について、行政の前向きな答弁をお伺いいたします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 先ほど担当課長のほうからも説明をしましたけれども、今後もこういう肥料、飼料、燃油等高騰がしばらくは続くんじゃないかなと考えております。 国のほうでもさらなる追加の支援を考えておりますので、そういうのを本当に生産者で困っているところに、支援できるようしっかりフォローしていきたいと思います。
◆議員(日髙憲治君) 議長。日髙。
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員。
◆議員(日髙憲治君) それでは、続きまして3番目の質問に入りたいと思います。 高齢者の免許返納についてお伺いいたします。 連日、高齢者一般を含む事故等が新聞記載、報道されていますが、今回新たに75歳以上を対象とした運転技能検査改正法が施行されることになりましたが、そこで、綾町での交通事故については、県内で今のところワースト何位にランクされているのか、また年代別の事故等が分っておれば、報告をお願いいたします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) お答えします。 交通事故当事者の
市町村別ワースト状況と綾町の年代別の状況報告をいたします。 直近の統計である令和4年1月から4月に発生した本町の、ワースト順位は、木城町・川南町・新富町に続いて4番目ということになっております。 また、昨年(令和3年中)のワーストは、人口1万人当たりの第1当事者数が61.3人と、綾町が最も悪い状況となっておりました。 令和3年に綾町内で発生した事故17件の年代別の件数を申し上げますと、20代前半が3件、20代後半が1件、30代2件、40代4件、50代2件、そして65歳以上5件と、高齢者のところで多くなっているような状況があります。 そういうところで、綾町は決してよくない状況なんですけれども、今後この問題についても、しっかり対応してまいりたいと思います。 以上でございます。
◆議員(日髙憲治君) 議長。日髙。
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員。
◆議員(日髙憲治君) 十分注意していただきたいと思います。 次に移ります。免許返納者に対しての支援についてお伺いいたしますが、既に、綾町の場合は、バス、タクシー券の支援は、75歳以上については発行していますが、今後、免許返納者に対して、年齢を問わず、バス、タクシー券の支援はできないかお伺いいたします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) お答えいたします。 高齢者の運転による交通事故が社会問題化し、免許を自主返納する高齢者が増えております。令和3年度は、町内で10名の方が返納されまして、その平均年齢は79.6歳でした。 町では、今年6月より、通常100円バス、おでかけバスカの対象年齢を75歳以上から70歳以上に改正し対応を行ったところです。免許返納者に関しては、今回まだ対応をしておりませんけれども、年齢を問わず、今後この動向を見て返納者に対しても、検討してまいりたいと思いますけれども、比較的高齢の方が返納されておりますので、70歳以上の、今回の改正でかなりのところは、カバーできるのではないかなと考えております。 タクシー券につきましても、お住まいの地区によって年齢要件に違いありますけれども、町の中心部から遠い地区にお住まいの揚合は、70歳以上から扶助しております。今後も移動の自由について、自由に移動できることに関して検討してまいりたいと考えております。 以上です。
◆議員(日髙憲治君) 議長。日髙。
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員。
◆議員(日髙憲治君) 現在、75歳以上、タクシー・バス券の利用者発行はどのような状況になっていますか。
○議長(松浦光宏君) 福祉保健課長。
◎福祉保健課長(佐藤光久君) 質問にお答えいたします。 綾町では、タクシー券の発行を4地区に分けて発行させていただいております。第1地区と、こちらのほうで割り振りをしている地域が、倉輸、竹野、あと障がい者というところで、500円の券を100枚、70歳以上からということで設定をしております。 2番目の地区として、二反野、久木野々、尾立、こちらのほうも年齢は70歳以上から、500円券80枚をお出ししております。 第3地区が、上畑、四枝、宮谷、古屋、昭和でも崎ノ田の部分です。宮原、北俣の小田爪地区、杢道、割付、こちらのほうは500円券を48枚。 残りの地区は500円が32枚というふうに広報させていただいております。 以上になります。
◆議員(日髙憲治君) 議長。日髙。
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員。
◆議員(日髙憲治君) トータルで幾らになるんですか。なければいいです。 タクシー券、バス券がかなり行政のほうとしては余っておると思います。なぜかというと、いろいろ話を聞いてみると、全然使わんで、届けもせんという人がかなり聞くとですよね。そういう事例があった中で、免許返納者、年齢を問わず余っている分を、返納者に発行していただきたいと、これは要望です。 これは、そういう金があれば、即対応していただきたいと思いますが、いかがですか。
○議長(松浦光宏君) 福祉保健課長。
◎福祉保健課長(佐藤光久君) 質問にお答えいたします。 昨年度からタクシー券の使い勝手をよくするために、1枚の券を500円にしております。その関係で4月の1日から申請が来た方に発行しておるんですけれど、非常に多くの対象の方が、4月、5月と、タクシー券等をお求めになって、役場のほうに申請に来られております。 町としては、非常にタクシー券を利用される利用頻度が高まっていると思っております。議員が言われた免許返納者に対しても、今後返納者の年齢とか、お困り感等を分析しながら、そのような対応がよければ、そういう形に改めさせていただきたいと思います。 以上になります。
◆議員(日髙憲治君) 議長。日髙。
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員。
◆議員(日髙憲治君) これは町民の足として、返納者に対しては即、行政のほうとしても考えていただきたいと思います。 それから、次の質問で、今後、町内でも団塊の世代が徐々に増えて、高齢者人口が多くなり、今後高齢者ドライバーだけでなく、町内全域で交通事故撲滅に向けて、行政指導でよい試案等があれば、お伺いいたしますが、なければ結構です。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 団塊の世代が高齢化して、そういう方の対応を考えないといけないと思うんですけれども、この高齢化による
高齢ドライバー対策についてですけれども、警察署、交通安全協会、交通指導員の協力を得て、自治公民館、高年者クラブ、
シルバー人材センターと連携し、高齢者特有の事故原因の周知や制眼運転の啓発を図ってまいります。 この制眼運転というのは、自動車などの運転を継続する高齢者自身が、運転時間・場所・状況を選択し、事故が起こる可能性を低くすることで、交通事故を未然に防止する取組でございまして、生活の足として、車の必要性が高い本町の場合には、より長く運転と付き合っていく方法の一つになると考えております。 また、併せて、70歳まで対象として拡大した100円バスをもっともっと利用していただきたいなと。あと、外出支援バスについても、うまくリンクさせていただいて利用していただきたいと。これに関しては月報や防災行政無線等で周知を図ってまいりますので、こういう町内を循環しているバス、あとは100円バスをもっともっと利用していただくように、町民の方に連絡させていただきたいと思います。
◆議員(日髙憲治君) 議長。日髙。
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員。
◆議員(日髙憲治君) ぜひ町内でも、交通事故撲滅に向けては、ゼロになるように努力していきたいものでございます。 それでは、4番目の質問に入りたいと思います。 4番目の質問で、民生委員活動についてお伺いいたします。 民生委員については、住民に最も身近なところであり、住民の立場に立った活動を行っていただき、感謝されていますが、一方では、いろいろな話等も伺っております。 そこで、厚生労働省から特別公務員として委託されていると聞きますが、民生委員の職務内容と、町内での委員、現在何名で町内での活動をしているのか、まずお伺いいたします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) お答えします。 民生委員・児童委員の職務内容についてなんですけども、地域住民の一員として、それぞれが担当する区域において、住民の生活上の様々な相談に応じ、行政をはじめ適切なサービスヘのつなぎ役としての役割を果たしていただくよう、高齢者やひとり世帯、障がい者世帯の見守りや安否確認などの重要な役割を担っているところでございます。 綾町の民生委員の数なんですけれども、民生委員が15名です。あとは主任児童委員として2名ほどいらっしゃいまして、両方合わせますと17名となっております。 以上です。
◆議員(日髙憲治君) 議長。日髙。
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員。
◆議員(日髙憲治君) いま伺うと、15名プラス2ということで、17になっておりますが、この数字を見ると、集落が綾町にもかなりあるですが、24ですかね、大体、22ですか。そうすると、各集落にいないとこもあっとですね、現在のところ。ここへんは、誰が対応するとですか。
○議長(松浦光宏君) 福祉保健課長。
◎福祉保健課長(佐藤光久君) 質問にお答えいたします。 議員の言われますように、22地区ありますので、主任児童委員、民生委員17名では、地域のカバーができないというところになります。 17名を、ある方に関しては2つの地区を担当してもらっているようなところで、町内の全域をカバーしてもらっているところになります。 以上になります。
◆議員(日髙憲治君) 議長。日髙。
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員。
◆議員(日髙憲治君) 1人で2地区を持っておるというようなことですが、高齢者のいろんな話を聞くと、うちへんは3年たっても1回も来たことないよというような声を各地区で聞きます。 これに対して行政のほうは、何か分っておりますか。必ず月に1回とか規定があるとですか、巡回の規定が。
○議長(松浦光宏君) 福祉保健課長。
◎福祉保健課長(佐藤光久君) 巡回の規定というところは定めておりませんけれど、地区の民生委員には90歳以上の方の名簿を、事務局のほうが
社会福祉協議会になりますので、
社会福祉協議会を通じて名簿をお渡ししておりまして、巡回、ひとり暮らしのところ、先ほども町長が答弁で述べられましたように、見守り活動等も重要な職務になると思いますので、そういう活動をしていただきたいということで、お願いしております。 以上になります。
◆議員(日髙憲治君) 議長。日髙。
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員。
◆議員(日髙憲治君) これは90歳以上というようなことで、いま答弁がありましたが、90歳以下でも、体に不自由な人がかなりおります。うちの近所でも、よちよち歩き、ねたきりで病院に入院している、そういう話を聞くと、1回も来やれんよというような話を聞きますが、今回は行政のほうではかなり負担にはなろうかとは思いますが、できるだけ年齢問わず、心配なところについては、巡回をしていただきたいと思っております。 そこで、併せて、コロナが発生して3年もう経過いたしますが、その間、民生委員もあまり巡回はできなかったと思いますが、行政指導で特別に委員に何か指示を出されたことがあるのか、お伺いいたします。
○議長(松浦光宏君) 福祉保健課長。
◎福祉保健課長(佐藤光久君) 新型コロナ発生時は、巡回が主な職務になりますので、非常に民生委員の方々も回っていいものかというところで、心配をしたところですけれど、予防接種に関しても、民生委員さん、主任児童委員さんには、早めの接種をお願いして、自分が予防をした中で、できるだけ回っていただくというような環境は、行政のほうでもしましたので、毎月ある定例民協のほう等では、巡回をしていただくお願いはしているところであります。 令和3年度になりますけれど、報告数としましては、子どもの教育、地域生活、学校生活等の相談で441件、そのほか調査、実態自治活動ということで、地域を回られた全17名の活動として549名、合計990件がそれらの活動をしたということで、報告を頂いているところになります。 以上になります。
◆議員(日髙憲治君) 議長。日髙。
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員。
◆議員(日髙憲治君) まだまだコロナが続くと思いますので、民生委員の方が私たちのたてになりますので、しっかりと指導していただきたいと思います。 次に、民生委員の成り手不足が懸念される中で、コロナ禍での活動環境整備が必要と思われますが、抜本的な対策については、どう考えておられますか、お伺いいたします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) お答えします。 先ほど申し上げましたとおり、民生委員15名、主任児童委員2名でボランティアとして地域の福祉活動を行っております。コロナ禍で感染予防対策を行いながらの訪問等活動で、なかなか大変な活動であったのではないのかなと考えております。 ただ、新型コロナウイルス感染が確認され、3年目を迎え予防対策が進む中で、徐々にこの感染症に順応した活動もできるようになりましたので、今後は、可能な限りいろんなところで、声かけ、つなぎ役としてなっていただきたいなと考えております。 感染拡大の状況にもよりますけれども、地域住民への訪間、相談対応も引き続きお願いしていきますし、公民館長はじめ、そのほかの方々との連携を取っていただいて、きめ細やかな対応してまいりたいと考えております。 以上です。
◆議員(日髙憲治君) 議長。日髙。
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員。
◆議員(日髙憲治君) 次に、民生委員の成り手不足が懸念されますが、私たちにとっては、身近であり、委員は社会奉仕の精神を持って社会福祉の増進に努められており、そこで、民生委員は無報酬で活動していると聞くが、本当にそうなのか、私は無報酬ではなく、幾らかの報酬は出すべきと思いますが、町長の考えと民生委員と直接話し合える課長の意見をお聞きいたしますが、また併せて公民館長手当、3月議会で可決し、館長報酬が5万円から10万円にアップされ、倍の報酬になり、町民からいろいろな話等も聞いております。 民生委員も、国からの委託であり、報酬も十分考えてやるべきと私は考えますが、町長はどう判断されますか、お伺いいたします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) ボランティアとはいえ、一軒一軒回るというのは大変な作業だと思います。定期的に民生委員との会議もやっておりますし、そこで状況を聞きながら、できるだけ支援していきたいなと。 ご質問の中で、公民館長の手当も今年度上げました。それに関しても、実態を見ていくと、かなり公民館長のご負担というのが多いということが分かりましたので、民生委員に関しても、どういうふうな状況なのかというのを、しっかり把握して、それに対する支援というのを考えていかなければいけない時期に来ているのかなと思いますので、しっかり調査して検討していきたいと思います。
◆議員(日髙憲治君) 議長。日髙。
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員。
◆議員(日髙憲治君) この報酬については、十分検討していただきたいと思います。 最後に、民生委員の選挙活動はできるのか、お伺いいたします。
○議長(松浦光宏君) 福祉保健課長。
◎福祉保健課長(佐藤光久君) 民生委員の政治活動についてのご質問ですけれども、その地位を利用した形での選挙活動はできないとなっております。 以上になります。
◆議員(日髙憲治君) 議長。日髙。
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員。
◆議員(日髙憲治君) 分かりました。 それでは、次の5番目の県道綾北川沿いの道路、田代八重・綾線についてお伺いいたします。 現在、通行止めとなっている県道綾北川沿いの道路、田代八重・綾線は、現在も全面開通に至ってない道路であり、綾町にとっては貴重な道路と、私なりに考えております。数年にわたって通行止めになっており、綾町においては、経済面で大きな損失であり、行政として県の土木部署に出向き全面解除の要請陳情に向かわれたことがあるのか、まずお伺いいたします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) ご質問に対してお答えします。 本当に町民の皆様にはご迷惑をおかけしているんですけれど、県道田代八重・綾線については、急峻な地形となっており、その中で整備が進められているところでございます。 平成17年の大規模な災害以降、台風等による度重なる災害、落石を受けて、道路利用者の安全確保が困難なことから、全面通行止めとなっている状況です。現在、県において、災害復旧事業や防災対策事業で、早期開放に向けた対策が進められているところです。 町としましても、引き続き全面早期の開通ということを強く要望してまいりたいと思っておりますし、県のほうへは、頻繁にこちらからの要望を伝えております。ただ安全重視というところがどうしてもありますので、そういうのも検討しながら、できるだけ早期の開通に向けて、引き続き協力をお願いしたいと思っております。
◆議員(日髙憲治君) 議長。日髙。
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員。
◆議員(日髙憲治君) 行かれておるようでございますが、私もここ20年間議員活動の中で、何回となく県、高岡土木事務所のほうへ行って、陳情、要請したわけですが、かなりいい返事はしやっとですよ。1年後には開通しますがと、いろいろ話を聞くわけですが、これは今後は、町長もテープかなんか持っていって、残しておいてください。県のほうも、いろいろと担当者が替わるから、あのときは、こう言うたよというような証拠を見せんと、なかなか県のほうも動かんちゃないですか。それは冗談混じりでもちとありますけれど、必ずやっていただきたいと思います。 それから、この綾北川沿いの県道は、綾町、県にとっても貴重な道路と考えておりますが、須木、小林、そして熊本方面への最短距離でもあり、また綾町にとっては、観光産業、林業、漁業、その他貴重な県道でありながら、全く機能していない道路であり、一日も早く開通させ活用することは綾町にプラスであります。今後、町民と一体となって、開通に向かって行政の取組をお願いしておきます。 それから、2番目、アユ漁が今月、6月1日に解禁となりましたが、県道、綾北川道路の開通のめども立ってなく、二十数年間にわたり通行止めであります。漁協組合会員は漁場を失っております。 綾北川の道路のアユの解禁と併せて自己判断で漁場を開場はできないか、遅れた感じではありますが、今からでも県のほうの担当部署へ陳情要請を強く求めていただきたいですが、町長の答弁をお伺いいたします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 先ほどもお答えしましたけれども、道路利用者の安全確保が、やっぱり一番大切かなと考えております。そういう状況でありますけれども、交通開放時期または規制区間の見直し、これらにつきましても、防災工事等の進捗や台風等による災害の状況を考慮して、慎重に検討していくということを、県のほうは言っておりますので、町としましても、安全を確保した上で、臨機応変な対応を要望してまいりたいと思います。 工事車両等は何とか通っていくんですけれども、一般の車両とかがもし災害に遭ったら大変ですし、そういうところを一つ一つ崖の補修とかもやっていきながら、整備しているんですけれども、県のほうにもしっかりお願いしていきながら、できるだけ利用をできるように、お願いしてまいりたいと思います。
◆議員(日髙憲治君) 議長。日髙。
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員。
◆議員(日髙憲治君) ぜひ開場の要請は続けてほしいと思います。 次に、綾第二発電所(椎屋)より上流のアユについては、ほかにないよいアユが捕れると評判があります。一方、綾第二発電所(椎屋)から下流については、いろいろな意見等もあり、特に濁り水でアユが餌にしているコケが石についてなく、弊害が生じているという話等も伺っております。 道路開通と併せ、濁りの解消にも取り組む必要があるが、町長の詳細な答弁をお伺いいたします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) お答えします。 綾北川の濁り問題というのは、これまでにも盛んに議員のほうからは、ご意見を伺っています。昨年度来、県、国のほうも含めて、いろいろお話して、要望伝えてまいりました。これ綾町だけじゃなくして、熊本県も含めたところで、対応を検討していかないといけないんですけれども、最近、ちょっと私の感想なんですけれども、綾北川のほうが1年前に比べたら、随分きれいになってきているんではないかなと。昨年までは、大雨が降った場合、1週間も10日もずっと濁ってましたけれども、先日宮崎のほうから帰ってくるとき、有田橋の付近、あの辺見ましたら、むしろ大淀川の本流、都城側のほうが濁っていて、本庄川のほうから流れてきている水は澄み切っているような感じ、県会議員の日高県議会議員からも、時々連絡があるんですけれども、今、この時期、ちょうど田植の時期で、河川等で、トラクター等ですいているような状況ですけれども、やっぱりそっちの支流のほうから入ってくる水のほうが濁ってて、本流のほうは比較的、澄み切ってきているのかなというような感じがします。 でも、ご指摘があるように、魚が住みつくには、やっぱり河原の石のコケとか、そういうのが繁茂しないと、本当にたくさん増えてくれませんので、今後も引き続き注視していきながら、きれいな川の水というのを取り戻すために、監視しながら、いろんな関係機関と協力して、河川汚濁のところは対策を講じてまいりたいと思います。 以上です。
◆議員(日髙憲治君) 議長。日髙。
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員。
◆議員(日髙憲治君) 100周年に向けて、しっかりと対応していただきたいと思います。 最後になりますが、6番目の産業観光施設についてお伺いいたします。 綾川荘の前のアユ簗について要望がありましたので、お伺いいたしますが、綾の風物詩としてアユ簗の復活の要請があり、今年の簗の復活はあるのか、ないのかお伺いいたします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) お答えします。 アユやなの復活についてご質問でしたけれども、ご存じのとおり、綾川荘式部屋敷前には、落ちアユの時期に、アユやながかかっていて、以前は風物詩としてたくさんの方々に喜んでいただいた記憶がございます。このやなは、綾川荘の従業員が許可申請をし、竹切りから運搬、やな設置まで、以前行っていたもので、現在では指定管理業者も替わりまして、設置は難しいという状況になっております。 しかし、やっぱり昔からある綾の風物詩として、何らかの形で設置に向けて、協議できるんであれば、ぜひひとつ綾の文化として、今後残していきたいなと思います。 ゆめ
応援プロジェクトの中で、漁業組合のほうから、今回提案頂きました。その中で、先ほど言われましたけれども、魚の捕れるスポット、それをマップにして示そうということで、ご提案がありまして、それも今回採用になっております。こういう提案も頂きました。 このやなに関しても、ゆめ
応援プロジェクトで今後継続してやりたいと思っておりますし、そういう中でも、さらに提案頂いて、こういうものであれば、本当に町民みんなが、町の文化として、風物詩として、昔からやってきたものを復活させるということですから、なかなかすばらしい案ではないかなと、漁業組合ともいろいろ話ながら、ぜひその辺が実現できるように、ご相談させていただきたいなと考えております。 以上です。
◆議員(日髙憲治君) 議長。日髙。
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員。
◆議員(日髙憲治君) ぜひ要望に応えていただきたいと思います。 以上で、私の一般質問を終わりますが、答弁されたことについては自信を持って前向きに取り組んでいただきたいと思います。 以上で終わります。ありがとうございました。
○議長(松浦光宏君) 関連質問の希望はありませんか。(なし)
○議長(松浦光宏君)
日髙憲治議員の一般質問を終わります。………………………………………………………………………………
○議長(松浦光宏君) ここで暫時休憩いたします。(休憩午前10時17分)………………………………………………………………………………(再開午前10時29分)
○議長(松浦光宏君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 児玉信議員の一般質問を許可いたします。
◆議員(児玉信君) 議長。児玉。
○議長(松浦光宏君) 児玉信議員。
◆議員(児玉信君) 議長、すみません。マスクを外してもいいですか。
○議長(松浦光宏君) 許可します。
◆議員(児玉信君) それでは、通告に従いまして、今から質問したいと思います。 まず、令和4年度新規事業についてでございます。 町民提案型ゆめ
応援プロジェクト支援事業の進捗状況について伺います。昨日もこの件で、町長から答弁があっておりますが、簡単にちょっと説明をお願いします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) ご質問にお答えします。 町民提案型ゆめ
応援プロジェクトですけれども、昨日も申し上げましたとおり、これ町民の自由な発想による自主的・主体的なまちづくりを推進するために、様々な領域で活動する団体の提案を支援していこうという事業で、4月に募集を行いました。その結果20件の提案をいただいたところであります。いただいた20件を、副町長を議長として、6名の審査員で審査会を2回行いまして、その結果、今回まず1回目として10件の採択をしたということでございます。この10件の案に対しては、既に通知してございます。 今回提案していただいた事業を見ると、幅広い分野でありました。まず非常にユニークで、こちらが想像しないような面白い提案もありましたけれども、ただ、その中で、これはまちづくり座談会であったんですけれども、もうちょっと早く知らせてほしかったと、これを知っていれば、自分も提案したのにという意見もありましたので、第2回目の募集も検討していきたいと思います。できれば、下期に入る前ぐらいのタイミングで、また募集をやって、それでいろんなアイデアを募りたいと思いますので、町民への周知を図って、まちづくりにつながるような事業提案を進めてまいりたいと考えてます。 以上です。
◆議員(児玉信君) 議長。児玉。
○議長(松浦光宏君) 児玉信議員。
◆議員(児玉信君) この新規事業、町長が町民提案型ということで、これについては、非常に考え方として、私はいいんじゃないかなと思ってたんです。これを当初、いつまでですよという話でスタートされている。私、館長もしておりますので、この内容について十分に住民に説明する必要があったかなと思うんですが、どうしても、やっぱりこのことが、まちづくり座談会やってますよね、そのことで、ええそんなことがあっとならという話があったということです。私もそう思っています。 いいんですよ。提案して、新規事業でこれをやろうというのはいいです。そこ辺を、町長、どうして、これを私が意図としてやろうとしたとき、やっぱり分かりやすく、そしてこういうのはどうやろかとか、それこそ提案型になるような、特に、そのことで、いろんな公民館で財政のこと、いろいろ考えたときに、あそういうのに乗っかればいいんじゃないかという提案も、私はしてきたんです。 したがいまして、このプランをまた下期にもやるということなんですけれど、20件で10件の応募ということですけれども、副町長、ちょっとお伺いしますけれど、その10件の中の採用、不採用になった部分で、例えば、どういうことがあったのか、教えてください。
○議長(松浦光宏君) 副町長。
◎副町長(中薗兼次君) お答えいたします。 6人の審査員が、私を含めてですけれど、持ち点が60点満点です。それを評価しまして、それぞれの提案を文書と企画なり、予算収支なり、そういったものをチェックするわけですけれど、それの7割を足したものが合格ラインということで、それに達してない部分が多かったというのが実情でございます。 でありまして、ある程度、それぞれの審査員の客観的な視点の下に、これは本当に実現が可能なのか、また、ちょっと無理だよなとか、そういった判断は、それぞれの委員の方々が判断して、それを点数に表示して、当落といったらおかしいんですけれど、基準点を超えた分が今回10件あったということになります。 それと、今後においては、こういったものを、今度公表しますので、これをいわばステップとして、ほかのグループが、こういったものがまたできるというか、自分たちがそういったほうを、参考していただいて、また翌年度も、後半もありますけれど、そういったものにつなげていったらいいかなと思います。 ただ、やはり公平性を保たなきゃいけませんので、予算の都合もありますけれど、42点が合格点という判断の下に精査させていただきました。
◆議員(児玉信君) 議長。児玉。
○議長(松浦光宏君) 児玉信議員。
◆議員(児玉信君) このプロジェクトを成功させるために、やっぱりそういうことが、いろんなことで、例えば月報なり、いろんなことで決定するんですけれども、そこまで至ってないということが現実なので、そこは今後もそういうやりやすい、こんなことはどうだろうかというようなことで、これからもこれを継続してやっていただければいいかなと思っておりますし、私のほうも、そういう形の中では、いろんなことがあるので、含めて、自分から積極的にというか、そういうことはいいんじゃないかと思っております。そういうふうに取り組んでいかれればいいかなと思いますし、この件につきましては、ぜひ成功するようにお願いをしたいと思います。 それでは、2番目の宿泊3施設の民間委託についでございます。 委託料の減額での影響、指定管理者の要望などはないのかということで、昨日来、話があっておりますが、まずこのことで簡単にお答えください。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) この件に関しては、昨日来、議員のほうからご質問受けております。フォレスト綾川荘、町有の施設です。ここの経営状況といいますか、これまでずっと赤字が続いてきたというところを改善しようということで、令和3年度から、民間のほうにしまして、管理業者として委託してやっていただこうという取組でやってきたんですけれども、これをぜひともフォレスト綾川荘が本当に収益が取れるといいますか、持続可能になるためにつなげていかないといけないかなと思っております。 そこで、指定管理業者からの要望とありますけれども、むしらこちらからの要望に対して、どのくらい応えてもらえるのかと、あそこは町の施設です。それを採算取れるような形に持っていってもらいたいんですけれども、そこのところをしっかり話させてもらいたいと思います。 指定管理料云々についてですけれども、まずそういうベースとなる令和3年度の実績、これをしっかり確定させて、それに基づいて、今年度どのくらいが妥当なのかというものを、決定していかないといけないのかなと考えております。 以上です。
◆議員(児玉信君) 議長。児玉。
○議長(松浦光宏君) 児玉信議員。
◆議員(児玉信君) この件で、昨日の、私がこれを提出するときは、どういうことを考えたかというと、まず1つ、コロナの影響で当然、収支決算、そういうものを見る前に、既にすごく赤字だろうなという、自分なりにそういうことを思っています。 これは大変だろうなと、しかし、ここをしのいできたらそのうちよくなっていくだろうと、私は思ってます。単純に。 この委託料を減額したことによる弊害が起らないいがなと思っていたんです。これは、町長、綾川荘、宿泊3施設、当初の考え方として、民間委託は正解なんです。よくやられましたと、そこは本当に評価しますよ。だって、今までそんだけの毎年毎年1億円の委託料の中で、今回、指定管理者を民間を委託をしたということは、これは本当に私たちが思っていた、一番ハンデとなっている部分を、町長がやっていただいたと、私は思っております。 そういうことが、去年から民間委託がされた。昨日のいろんなことを聞いてますと、何か方向があれって思うようなことも、自分なりにあったんです。この方向性、これは、町長がやっていることは、私は民間委託、しかしこれが仮に継続できない、昨日の話を聞くと、いろいろあるみたいなんですけれども、これは、町長、もう一回、それはどうであっても、先ほど言われたように、決算書類の不備があれば、あとどんなもんが必要なのか、何を出せばいけるのか、もっと寄り添ってください。ここは一番大事なところなんですよ、町長。 なぜかというと、これ継続が大事なんです。いろいろあることは、最初からどんなふうになるか、展開は分ってなかったと思うんです。今になってこうだと、1年ちょっとたって。 だから、私は、それを心配している。そのようになっています、現実に。 だから、そうじゃなくて、今いろいろあるよと、あるけれど、そこを乗り越えないといけないと。それについて、町長はどういうふうに考えていますか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 信議員のご意見本当にありがとうございます。 とにかくこの施設というのは、綾の財産ですから、今後も持続的に運営していかないといけないと、やっぱり持続していくためには、これ無理をしたら続かないんです。負担が続いたらいけないんです。 負担がかからないような形で、そのためには、経営が順調にいくということが必要だと思います。何とか採算が取れるようにということを目指していかないといけないんですけれども、そういうことで、従来あったものを、いろんな方法があると思うんです。民間に委託するということの政策として、まず上げさせてもらいました。 目的は、何とか効率性を高めていって、採算が取れる方向ということですので、令和3年度1年間を見て、どの部分にどれだけの費用かかっているのか、そういうのを分析してみて、次年度に生かしていくということが必要だと思います。 常に過去を見て、それを分析していって、反省していって、改善するべきことは改善すると、その作業をやっているところなんですけれども、そのためのどの部分でどれだけの費用がかかってる、人件費もそうですし、いろんな費目に関してもそうです。そういうのを見つめ直して、調べていって、妥当なリーズナブルな委託料というのを決定するのが、うちとしてはいいんではないかなと思います。 町としても何とかこれは町民の財産ですので、しっかり継続してやることを主眼に考えて、何とかこれを乗り越えていきたいと思います。 以上です。
◆議員(児玉信君) 議長。児玉。
○議長(松浦光宏君) 児玉信議員。
◆議員(児玉信君) 町長、継続をしていくということで考えてよろしいでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 基本のことです。昭和40年代から始まっていって、どこに行っても綾川荘って言ったら、宮崎市内、知事はじめ皆さん知っています。来て、このかやぶき屋根のあそこで、食事をするというのを楽しみにされている方もいらっしゃいますし、Jリーグでキャンプに来られる方も、いろりで食事するのを楽しみにされている方もたくさんいらっしゃいます。 これは町の財産ですので、しっかり残していきます。
◆議員(児玉信君) 議長。児玉。
○議長(松浦光宏君) 児玉信議員。
◆議員(児玉信君) ちょっと安心もしたんですけれど、この指定管理者が、民間委託したことでのいろんなことが、今、町長がおっしゃられた、当然事業の中で、そりゃ採算ベースに合わなければ、それと要するに委託料、税金なので、そこはきっちりという話です。これは当然です。そのとおり。 それで、要は、一番考えないかんのは、令和3年度、これについては、町長も知っているとおり、コロナで状況はほぼほぼどんな考えても、ですよね、そこはある程度、資料に基づいて、それはちゃんとしたやつを出さないかん、あるかもしれんけれど、そこは、これを過ぎればと、私は思ってて、ここを乗り切れば、だから委託料についても、当初2,500万円というような話の中では、やっぱりそれはやっていいかなと私は思う。 なぜかといったら、それは次年度以降、いろいろな方向で売上げ上がってきた、いろいろあれば、それはそこで委託料なしにする、それは当然です。 しかし、いま状況がコロナだということです。そこで仕事をしたという部分について、どんな見ても、減収になっているということです。 今、私が考えているのが、実は昨日町長が答弁したときに、撤退を6月30日にどうのこうの、ちょっとよく聞いてなかったんですけれど、それはなしとして。 私は揚町公民館で敬老会をしようと。フォレスト綾川荘奥座敷で毎年やっているんです。タイミングをどうしようかなというぐらい、昨日心配したんです。 でも、早速7月5日の公民館長会には、どこでやりますかってお知らせくださいということで。したがって、私は昨日そのことで、これそういうふうだったら、町のほうじゃできんし、どうしていくちゃろうかなと思って、そっちのほうが心配になって、取りあえず綾川荘奥座敷は100人は入る。収容で。敬老会ができるこんな施設はないんです。綾はもうそこが一番の大きなそういう行事できる場所なんです。 なので、そこは、建物は当然町のものです。でもやり方として、そういう私が敬老会をお願いしよるのに、路頭に迷うようなこととか。プールのこともあるんですけれど、これからもうすぐすぐ。そうすると私はこの敬老会9月ですが、昨日の話聞いちょったら、いやそりゃあちょっと話があれよねって、私、物すごく心配したんです。 なので、先ほどの答弁で継続するということですね。そこはそういうことで、よろしくお願いしたいと思いますし、ここは、町長、それは分るんです。いろんな形で行政との話合いの中で、私はそこはもう分かりません。何も聞いておりませんでした。そういうこと。ただ心配しています。うまいこといけばいいがなと思っています。 町長がやったことは正解です。なので、民間委託のやったことのこれはもう終わったとやと言われんように、もうちょっと話をして、それがちゃんとだんに乗って、四、五年たって、ああやっぱりということになれば、それはそれでいいでしょう。時が早い。今じゃない。私は思います。 この件については、本当に慎重に。綾町は、住民は、みんなあそこが一番、宿泊施設の重要な場所。相手がどんな指定管理者であろうが、契約した以上は、乗れるようにお互いに寄り添っていただいて、これを継続していくということを、これからやっていただきたいと思います。 続きまして、3番目の各地区における危険箇所の再認識についてでございます。 災害危険区域についての巡回の頻度、看板設置の状況の確認はしているのかということで伺います。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) お答えいたします。 危険箇所の再認識ということなんですけれども、その中で、看板設置の状況に関してですけれども、町内で、土砂災害警戒区域等に119か所指定されております。災害が発生しやすい場所として位置づけられておりますが、ご質問の巡回の頻度ですけれども、定期的にやっているというわけではございません。ただ、雨が降ったりとか、もしかしたら地滑りとか、地形変状の発生とかいった場合には、適宜、巡回を行っています。昨日大雨が降ったけれどもといった場合には、しっかり翌日には巡回して、現地の確認を行っております。 看板設置の状況につきましてですけれども、これだけたくさんございますので、災害区域に立ち寄った際に、その都度都度の看板をチェックしているような状況です。ちょっと古くなって見にくくなったりとか、藻がかかっているとかいうのがありますけれど、そういうのがあれば、見やすいようにするようにしております。 以上でございます。
◆議員(児玉信君) 議長。児玉。
○議長(松浦光宏君) 児玉信議員。
◆議員(児玉信君) 梅雨に入りまして、そういうことが心配されておりますが、危険区域に当然看板がありまして、看板はそれなりに表示がしてあって、割付なんかでも立派なやつが立っておりまして、土石流の危険がありますよということで、案内の看板がありますし、そういうところは、新しいやつはそれでいいです。しかし古いやつもあるわけで、看板が色あせたりというところもあります。 今、こういうものは、最低限誰が見ても分るようにということで、このことについては、危険箇所をしておりますので、見える形での工法といいますか、それも重要かなと思ってます。 巡回の頻度と申しますか、1年に1回か、やっぱり今の時期に見て回るとか、何かおかしな状況はないかとかいうことは、ぜひやってほしいと思ってます。 総務課長に伺いますけれども、現実に看板の色あせたところについて、対策はすぐ打てるのかどうかお伺いいたします。 すみません。建設課長、お願いします。
○議長(松浦光宏君) 建設課長。
◎建設課長(中原修一君) お答えいたします。 ご指摘のとおり、経年劣化で表示内容が不明なところもございますので、調査を行いまして、更新していきたいと思っております。 以上です。
◆議員(児玉信君) 議長。児玉。
○議長(松浦光宏君) 児玉信議員。
◆議員(児玉信君) ぜひ早めにしていだきたいと思います。災害がいつ発生するか分からないということもございますので、よろしくお願いしたいと思います。 それでは、4番目の
コロナワクチン接種についてでございます。 4回目の接種についての見解はということで伺いますが、昨日も福祉保健課長からお話あっておりますけれども、若干私が思っていることと、これは整合性はどうかなという部分があります。取りあえずお答えいただけますか。
○議長(松浦光宏君) 福祉保健課長。
◎福祉保健課長(佐藤光久君) 質問にお答えいたします。 昨日から質問にお答えしておりますけど、4回目接種については、3回目の接種から5か月が経過した60歳以上の方、18歳以上で基礎疾患を有する方が4回目接種の対象となっております。 町では、現在、令和4年の6月8日時点で、2回目接種した方が5,636人おりまして、3回目接種が完了した方が4,348人、77.1%になっております。この中の方から、先ほど述べた方たちが、4回目接種の対象者になります。 4回目接種者については、60歳以上で3回目接種の完了の方々に、接種希望調査表を現在お送りしておりまして、内容としましては、接種を希望する、希望しない。希望する方に関しては、町で考えている予防接種の方法としまして、町内3医療機関で行うパターンと、集団接種で行うパターンを、現在準備しておりますので、どちらがいいですかということをお聞きしておりまして、その返信を頂いたものを事務局のほうで取りまとめをした中で、8月の1日あたりから、3個別医療機関、8月の下旬に集団接種ということで、本来であれば、7月から可能な方が大多数いらっしゃるんですけれど、私どもの接種の準備ができるのが、8月になりそうなので、8月から接種をさせていただきたいと考えているところです。 以上になります。
◆議員(児玉信君) 議長。児玉。
○議長(松浦光宏君) 児玉信議員。
◆議員(児玉信君) 実は、この一般質問を通告するときに、ちょうど出した瞬間に、家にこのアンケートといいますか、接種券が到着したんです。あらと思ったんですが、アンケートがありました。今、課長が答弁されましたけれども、アンケートは取りあえず4回目を受けるかどうか、否かです。基本的には、もし受ける受けないは別としても、受ける受診票といいますか、それは届いて、要するにアンケートはその結果を受けてということになったんだけど、アンケートの結果は、これそうはいうても、くれば、あんまり意味がないかなと、私なりに、行く、行かんていう判断は、このことをなぜ言うかというと、実は3回目のときに、こういうことがあったんです。 ファイザーからモデルナと。帰って、悪かったとして、そのまんまファイザー、ファイザーの人も、3回目受けたときに、やっぱ副作用があったと、私いろんな方から聞いているんです。そうはいっても、私はモデルナを打ったわけでございますけれども、ちょっと熱が出たんです。出たけど少しだったので、しかしさほど影響はなかったです。 ところが、これが今度4回目になると、3回目あんだけ苦労したから、もう受けませんよということも大分聞いておるんです。4回目したときに、要するに抗体がどんだけあるかという話だろうと思いますけれども、そういうリスクがあるということで、今回のこのアンケートについては、受けない人は受けなくていいですよという案内かなと、私なりには考えたんです。 このことが、4回目受けて、昨日もありましたけれど、5回、6回、しかし4回というのは、ある程度の区切りかなと私思ってて、だからその辺のところがアンケートを出して、そういうことがあるということは、現実問題なので、そういうことが回避できるのかどうか。3回目のときの副作用というのはよく聞いてまして、そこ辺のとこ4回目はそういうことはないのかどうか、心配しておりますが、いかがでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 福祉保健課長。
◎福祉保健課長(佐藤光久君) 副反応、発熱があったりとか、疼痛があったりというところは、1回目も2回目も、3回目も。1回目、2回目なくても、3回目あったりとか、個人個人の差がありますので、一概に4回目接種がないということは、国のほうも言ってはいないと思っております。 ですので、今回の調査票に関しても、まずは副反応で3回目苦しい思いをされた方ということをお聞きしておりますので、するかしないかは、やはり当事者でないと分かりませんので、そちらのほう、まず第1の設問としてはお聞きしたところになります。 3回目と4回目、調査票を取ったというところが、去年の5月ぐらい、新型コロナワクチンのスタートということで、どのような方法が一番いいのか、うちのほうではこういう経験もなく、予約はここに電話してくださいということで、高齢者を中心に非常に迷惑をかけた経験がありまして、電話がつながらない、つながったと思ったら、接種の機会がなくなっていたと、3回目そういうところで、いろんな意見を聞いた中で、割り振りを町でやってくれたほうが、非常にスムーズに行くというのを、1回目のときにご意見を頂いたことを反省として、3回目したところ、予約の件、そういうところでは、非常にスムーズにいったということで、4回目の方法も、このような形を取らせていただいております。 議員の言われる反応が、4回目はどうなるか分からないというところは、現実問題、国でもまだまだ出てきてない情報が多々ありますので、どういう状況になるかということをこの場でお伝えはできませんけれど、できる限りそういう情報を。国のほうでももう4回目が始まっている方は始まっています。先行接種をされた方、12月とか、1月に打たれた方は5か月ゆうにたっておりますので、そういう情報を注視しながら、こちらのほうに下りてきた情報については、適宜周知をしていきたいと思っております。 以上になります。
◆議員(児玉信君) 議長。児玉。
○議長(松浦光宏君) 児玉信議員。
◆議員(児玉信君) そういう副作用で心配される方もいらっしゃいますので、ぜひそういうところがあるということも、お含みをいただきたいと思っておりまして、いずれにしても、4回目、8月からというようなことも聞いておりますから、そういう面では、そういうことをいろいろ聞いておりますし、ここはできれば、今度の接種で終わりたいなというのは、私の気持ちでもあります、そうなってほしいと思ってます。ぜひよろしくお願いしたいと思っております。 それでは、続きまして、健康診断についてでございます。 昨年度の実績、受診率向上の方策はないかということで伺います。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) お答えします。 昨年度の実績につきましては、令和4年5月末現在で、特定健診受診者数が710名、受診率としては44.1%となっています。ちなみに、令和2年度の受診者が720名で、44.4%でした。令和元年は、858人で、53.1%という高い数字になっておりました。 受診率向上の方策についてですけれども、長引くコロナ禍の影響で、集団で健診を受けることをためらわれている方もいらっしゃると思います。安心して健診を受けていただくよう健康診断会揚内の消毒を行い、密になることを防ぐため受付時間の分散等を行っております。また、ほかにも、3つほど取組を行っております。 1つ目として、平日の受診が難しい方への日曜健診(検診)を計画しております。8月21日日曜日特定健診、6月26日日曜日子宮頸がん検診、10月16日乳がん検診と日曜日ですけれども、日曜日にも健診(検診)を行うと。 2つ目です。本年度は5月から電話にて受診勧奨を行い、8月に未受診者に対し、はがきにて再度受診勧奨を計画しております。 3つ目の取組として、町民の健康づくりを応援する取組として、もりりん健康マイレージ事業を実施しており、令和4年1月から12月に健診を受診するなど、健康づくりへの取組を実施した20歳以上の町民の方へ、町へ応募した人の中から抽せんで、町内で使用できる商品券を進呈したいと考えております。なお、本年度は広報6月号でご案内しております。応募をきっかけに健康への意識を高めていただいて、受診率向上につながるよう取り組んでまいりたいと思います。 以上でございます。
◆議員(児玉信君) 議長。児玉。
○議長(松浦光宏君) 児玉信議員。
◆議員(児玉信君) この件について、健康診断の受診率の向上というのは、これからも進めて、いろんな形で受け入れられやすい環境づくり、これは大事かなと思ってますし、今、町長が言われましたように、いろんなことをされるということでございますけれども、特に日曜健診とかいう部分では、大分メリットがあるのかなと、私なりには思っています。 少なくとも、このことが受診率の向上によって、国保の助成だったり、いろんなところに影響があるわけで、できれば令和元年度の50%超えたというところは、今コロナの状況ですから、落ちたのは2年度、3年度分かります。集団なので行きたくないとかいうのは分かりますけれども、令和元年度にこういう実績があるということを踏まえて、少なくとも、健康診断にかかる人が少なくとも50%、60%、最低そのぐらいはいかないと、私はいけないと思うんです。そういうふうに施策的にいろんなことをやりますよというような条件の中で、今後も取り組んでいってほしいなと思ってますし、このことで一番問題なのは、1年に1回の健康診断を受けないという人も、おらあ調子がいいからという人、よく聞きますので、そうじゃなくして、よくても取りあえず受けてもらって、それ大事なことかなと。知らんうちに進行しちょってという話もよく聞きます。 だからそこ辺もぜひお願いしたいと思ってます。 次です。6番目の小中学校の現状についてでございます。 不登校などの人数の把握はできているのか、問題解決に向けての取組はということで伺います。
○議長(松浦光宏君) 教育長。
◎教育長(岩切康郎君) それでは、綾小中学校の不登校などの人数の把握、そして問題解決に向けての今後の取組につきまして、答弁申し上げます。 町内小中学校の不登校児童生徒数につきましては、令和元年度は、綾小が2名、綾中が6名でございます。令和2年度は、小学校2名、中学校が4名です。そして昨年度は、小、中学校ともに3名という状況でございます。全体的な傾向としましては、やや小学校が微増、中学校がやや滅少傾向にあります。 それを受けまして、今後の対策としまして、やはり現在のコロナ禍における子どもたちのストレス等の状況をしっかり踏まえながら、もし状況が悪化した場合には、関係の保護者の方々と十分に、学校が連携を取りながら、迅速に関係スタッフも含めて、学校が組織的に対応することが極めて重要であると考えております。 度重なる登校の自粛それから様々な活動制限によりまして、私たち大人には見えにくいところで、児童生徒の精神的なストレスや不安は少しずつ増幅し、今後、そのことが原因となって不登校、そしていじめ問題などの増加が懸念されております。 子どもが不登校に陥る要因としましては、文科省の調査によりますと、やはり最近ではコロナウイルス等の影響によります無気力、それから学校生活への不安、そういったものが上位を占めているようでございますが、実際には、学校現場での先生方の話を伺いますと、子ども一人一人で異なる様々な要因が複合しているケースが多く、よりきめ細かな個別の対応が重要であると、教育委員会も認識しております。 現在、綾小中学校では、日常観察はもちろんですけれども、毎月定期的に実施いたしますアンケート調査等を通しまして、子どもたちの小さなサイン、それから変化、そういったものを見逃さないよう努めているところでございます。 最近気になっている子どもや、不登校傾向の状態が継続的になっている子どもの家庭に対しましても、随時、担任や関係の専門スタッフが家庭訪問等を行いまして、保護者にもしっかり寄り添いながら、健康状態の把握など、今後の対応の確認も含めて行っているところでございます。 また、子どもへの支援の在り方につきましても、やみくもに、早く学校へ登校させる、そういったことのみを目標とせずに、自らの進路を子どもたち自身が主体的に捉えて、何らかの行動を起こすことができるように、根気強く支援するなど、少しずつ社会的な自立を目指していく必要もあります。そのためには、関係機関や専門家の方々の協力を得ながら、より一層学校と家庭が密接に連携していくことが必要であると考えております。 学校は、毎月、いじめ・不登校対策委員会を開き、その状況に応じて、綾町の福祉保健課、健康センター、包括支援センター、または警察や県の児童相談所などにも協力を要請して、個別のケース会議を開きながら、解決の糸口を探っているところでございます。 教育委員会としましても、町が独自に配置をしておりますスクールソーシャルワーカーや教育相談員、さらには、県から派遣を頂いているスクールカウンセラーなどを有効に活用しまして、日々、関係児童生徒の特性や家庭状況に合わせたきめ細かな対応を行うように、学校に指示していきたいと考えています。 また、町の適応指導教室を利用している子どもたちに対しましては、教室への通級を出席扱いにするとともに、経験豊富な専門スタッフが、その子に応じた適切な支援を行いながら、社会的な自立や学校の復帰につなげる取組を行っているところでございます。 以上です。
◆議員(児玉信君) 議長。児玉。
○議長(松浦光宏君) 児玉信議員。
◆議員(児玉信君) 不登校などの人数ということでお聞きしましたが、若干小学校が増えているというようなことで説明があったわけではございますけれども、この件についていろんなことがあるのかなと。今の時代、考えてまして、実はこういうことを聞いたんです。 要するに学校現場が見えないというか、学校現場がどんな状況にあるんだろう、昨年来、綾小学校、綾中学校、すばらしいいろんなことで、すごくそういう話も聞くが、片や、今どういうふうになっているんやろうかなということで、心配している方もいらっしゃる。なぜかいうたら、中身がそんなにそこまでいろんなことで、分ってないということです。 その辺のところ含めて、また先ほど教育長がおっしゃいましたように、いろんなやり方、方策があると思うんですけれども、ある子が不登校になってて、学校まで親が何とかして連れていくということを聞いてまして、そうかと。学校まで行くんだけど、学校のそばへ行って、着いて戸を開けると降りないと、こういうことが起きているんです。 子どもは、親が連れていきます。そうすると学校まで行ったら、車から降れんと、だから親がどうしようも。学校へ行かないといけないから行きなさいと。途中でも何でもいいから、取りあえず学校に出席をさせる。親もそうされとるんです。ところが着いたら、車から降りん。こういう事例もあるんです。 だから、子どもが何かそこ辺にあるのかなと思うんだけど、私が親の人に言うのは、それも根気よく続けることよねって、学校まで行く意思があっとなら、行くのは車乗るというわけですから、それだけあれば、それからよねって、それもなくしたら駄目になるので、まずそっから。しかし学校行って車から降りんという相談については、いってもそういうあれがあるんかなと。今回不登校の子の実態を知ることによって、そんなに人数的には、少人数って、私は思ったんだけれど、小学校、中学校限らずそういう面のいろんな弊害があってのことだろうと思ってますし、できれば、そういう子がいないように、子どもがいないようにって願うばかりなんですけれども、いわば、GIGAスクールの関係のいろんなタブレットの関係の誹謗中傷とか、そういうことはないんですか。お聞きします。
○議長(松浦光宏君) 教育長。
◎教育長(岩切康郎君) SNS等を使った、子ども同士のトラブルというのは、昨今非常に問題になっておりまして、こちらに関しても、私が教育長として赴任しまして、強化をしたい分野の一つでございます。議員ご指摘のとおりでございます。 やはり様々なコロナによるストレスによりまして、子どもたち同士の人間関係の悪化、そういったことがいじめにつながったり、不登校につながることは、当然今後想定していかなければいけませんので、例えば、今後の強化策の一つとして、私が今考えておりますのは、子どもたち、特に中学生とか、携帯電話の所持率が、綾中の校長先生に伺ったら、7割、8割超えているということのようですので、県が3年ぐらい前に、そういう体制を整えたんですが、宮崎市なんかももうやっておりますが、町独自のSNSによる相談体制、これをつくっていきたい、インフラ整備として。 今、教育総務課のほうに指示をしているところです。いろんな関係機関等にアドバイスを頂かないと、なかなか整備は進まないと思うんですが、つくっていきたいと思っておりますし、併せてやはり情報モラル教育。ICT教育と情報モラル教育はハイブリッドで進めていかないと、特に中学校は弊害のほうが心配になってきますので、こちらもなかなかコロナ禍で、完全ないろいろな外部講師を呼んだりして、学習等ができにくい状況ではございますが、いよいよ今年度はウイズコロナに移行しつつある時期ですので、そういった情報モラル教育の充実も、校長先生方と作戦を練っていきたいと思っております。ありがとうございます。
◆議員(児玉信君) 議長。児玉。
○議長(松浦光宏君) 児玉信議員。
◆議員(児玉信君) そういう環境になれば、なるほどそういうことが起きるかなと思ってますし、広い意味で、SNSの問題であったりっていうところは、よく教育長もいろんな形で、そこ辺が、ならないことが一番なんですけれども、そうはいってもどんなことが起るか分らないので、その辺のところは強くお願いしたいなと思ってますし、先ほど言いました不登校の問題については、各年度ごとに、新年度であれば、今こういう状況ですよということで、議会でも報告を頂くと、現状は今、去年はこういうことだったんかなというようなことも分かりますし、ぜひそこはお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 それでは、実は7番、8番につきまして、ごみ収集について、8番
尾立養豚センターについてということで、昨日この話も、まずごみ収集については、戸別収集は順調に進んでいるのか、それから
尾立養豚センターにつきましては、汚水処理の改善はできているのかということで、いろいろこの辺は話を頂いております。 結局戸別収集について、今回質問を上げておりますけれども、昨日の、今年からスタートはできないという認識のところだけ、ちょっと町長、今年中にはまだ戸別収集はできない、次年度からは何とかというのか、それとも今年中は無理なのかという、戸別収集について。それから、汚水処理の改善は、このことについては、
日髙憲治議員もこのことをおっしゃいまして、私も本当に梅雨時期で心配しておりますが、それにつけても、やっぱりこういうことは一番心配することなので、そこら辺も含めて説明いただければと思います。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) ご質問にお答えします。 全町を対象にした戸別収集の件ですけれども、今年度できないとかっていうんじゃなくて、できれば今年度中からも実施したいと考えております。 これ一番の問題は、ごみ出しが困難な高齢者といいますか、町民がいらっしゃるということが問題です。宮原であった事例をまず本当検討させていただいて、それぞれの地域が抱えている問題を、ここではまた各公民館長とかにもご相談させてもらうかと思いますので、できるだけ早く実施したいと思ってますけれども、思いのほかいろんな問題がありそうだなというのが、5月の実証実験のほうから、担当のほうからも受けておりますし、できるだけ早く実施したいなと、これと併用ということもあり得るのかなと。場合によって、この地域は比較的集中してますから、道に入りにくいからステーション方式を、ここはこの場所ですよということもあり得るかもしれませんので、そういうのをしっかり検討していって、またやりながら、最初から完璧なものというのはできないかもしれませんけれど、もっとこれを徐々に改善していって、負担をできるだけ少なくするようにしていきたいと考えてます。 2つ目の尾立の養豚センターについてですけれども、これその関係機関、JAと生産者だけじゃなくて、県のほうもしっかり考えていただいてます。中部農林をはじめ、いろんなところとも協議を行っておりまして、どのようにしたらいいのか、例えば河川放流、もしくは公共下水への接続の可能性、検討する事項がありますので、そこを整理して、できるだけ早くこの問題も解決して、また再開していただくように。ぶどう豚というのは、綾町のブランド看板の商品ですので、これをしっかり守っていくことが必要じゃないかなと考えております。 以上です。
◆議員(児玉信君) 議長。児玉。
○議長(松浦光宏君) 児玉信議員。
◆議員(児玉信君) 今年度中にできれば、戸別収集スタートしたいというようなことで言われましたので、いろんな弊害が今あっているのかと思ってます。費用の面とか、いろいろ出てきたのかと思ってますし、そこ辺をクリアしながら、せっかく戸別収集に取り組むと言われたので、ぜひそっちのほうはそういう形の中で。いろんなリスク、いろんなことが考えると思うので、それはもうそう思ってます。 だから、そこはそういう形で、戸別収集は、特に高齢者のごみ出し、これがやっぱりそういうことになれば、あんまり歩かんでよかったり、そういうことを考えますと、それはそれでいいのかなと思ってますけれど、ただそれによる弊害も、カラスの問題いろいろありますので、そこら含めてぜひ検討お願いしたいなと思ってます。 それから、汚水処理の改善の問題ですけれども、町長、この話は同僚議員もよく質問しますけれども、もう梅雨入りました。基本的な考え方として、漁業協同組合に対して、いろいろどうなのかということで、汚水に対して、補償はどうなっているとか、いろいろありますけれども、考え方として、川に流れんようにっていうのは、至極当然だと。それが川に流れちょっとかそういうこと自体が、これはおかしな話で、そのために今対策を打っとるわけです。 これって、普通ならこうやってますよ。先ほど憲治議員が言われた、建設課長も答弁されました。公共下水道のつなぎ込み、し尿については、これはいいんじゃないかと、私も思ってます。 そういうことで、何か検討しますと。町長いいですか、検討しますとかいろいろ言われても、何事も早くやらないかんことは、動いてないと、これから考えます、検討します、そういうこと含めてっていう話は、いろんな質問がありますので、それはそれでいいと思うけど、検討しますので、検討して今後ひょっとしてこうなったときのっていうことになれば、早めに対応しなければ、これは私らが言う一般質問の、結局一般質問して、検討していくっていうような答弁は、だからこういうふうにしていきますよっていうことが、本当に目に見えてはじめて私は一般質問の内容があるのかと思ってますし、そこ辺のところを、そういう形の中で、やっぱり答弁をして、答弁するということは、やらないかんので、検討しますっていうたら、そのうちにちゅう話もあります。 なので、そこら辺のところは、優先順位でもいいです。つけて、このことは早う取り組まないかんということについては、ぜひ前向きにお願いをしたいと思います。 最後になりました。9番の施設ハウスについてでございます。 後継者不足などにより廃業する農家もあることから、ハウスの移設や解体費用について、負担軽滅の処置は検討できないですか、伺います。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 質問にお答えします。 施設ハウスについてです。 ご指摘のとおり、農家の高齢化・後継者不足というのは、綾町においても喫緊の課題となっております。 また、離農によりハウスがそのまま放置されると、耕作放棄地の増加につながりかねないため、空きハウスの有効活用は農地保全の観点から重要なことと認識しております。 そのため、町では、空きハウスの有効活用を促すことを目的に、空きハウスの再整備及び移設に対し補助金を交付しております。 令和2年度、3年度の2か年で、再整備事業が3件、移設事業が3件の実績がございます。令和4年度も継続して実施してまいります。引き続きこれらの説明、周知していって、できるだけ活用していただいて、ハウス施設の問題についてもしっかり対応してまいりたいと思います。
◆議員(児玉信君) 議長。児玉。
○議長(松浦光宏君) 児玉信議員。
◆議員(児玉信君) 今、団塊の世代と申しますか、ハウス農家をされている方も高齢化が、それこそ進んでいって、後継者がいないので、辞めるとか、よく話を聞くんです。 その中で、今までやられた、自分で造ったもんやから、自分でよというような話もしたんですけれども、そういうことで、例えばやる上で、次にそこをもらったり、そこで栽培されるならまだいいけれど、解体して移設して、町のほうではそういう取組をされておりますので、それはそれでいいかなと、後継者制度に乗って、これはいいかなと思う。 ただ、辞められてそのままずっと置かれている、見てください。辞められたハウスが建っていますが、物すごく前から全然手もつけんでっていうようなところは、聞きますと、解体費用がていう話も聞くんです。 まず、景観も悪いです。なので、その辺のところを、そういうことの少しでもいいから、町のほうから解体費用についての補助でもできれば、そういうところも、せっかくハウスをされとって、辞めてその後の始末もしていかないと、このことっていうのは、今からまだ辞められるとかいうことをいろいろ聞いておりますから。大分少なくなるのかなと、これから非常にそういうことも危惧されます。 空きハウスがそのままにならんように、それとやっぱり解体費用含めて、そういうことについて、ぜひ前向きにこれこそ検討していただいて、そういうことが、少しでも負担軽減といいますか、解体費用大変やっちゃわ、1連棟で10万円かかっとよというような話です。崩すのに1連で10万円。その何分の1か、補助がそういうことであれば、少しは軽減できるのかなと思ってますし、そういうことです。 そうすると、それをすることによって景観もよくなるし、そしてまた誰かが使うということなど、そのアドバイスも農林振興課、こういうことがありますよと、移設の問題もありますよということならば、そういう提案してあげて、窓口になってみたりということもあると思うんです。 その辺のところは、今後とも空きハウスについてぜひご配慮いただければと、私は思っています。以上で終わります。
○議長(松浦光宏君) 関連質問の希望はありませんか。(なし)
○議長(松浦光宏君) 児玉信議員の一般質問を終わります。………………………………………………………………………………
○議長(松浦光宏君) ここで暫時休憩いたします。 午後は1時から再開いたします。(休憩午前11時33分)………………………………………………………………………………(再開午後1時00分)
○議長(松浦光宏君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 青木議員の一般質問を許可いたします。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) 質問をする前に、ちょっと傍聴席のほうで録音とか撮影とかされているというようなお話も聞いております。私、個人的には別にどっちも賛成なんですけれども、ルールとしてはいけないということになっていますので、もう一度注意をお願いいたしておきます。
◎事務局長(高松俊秀君) 事務局よりお願いいたします。議場内での撮影、録音については禁止されておりますのでご協力をお願いいたします。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) それでは、質問に入らせていただきたいと思います。 まず1番目に、綾川の汚濁の問題についてです。 先日4月21日に開かれました
自然環境保全審議会、これの内容も踏まえて、また私のほうも個別に一個一個上げておりますけれども、絡めながら質問させていただきたいと思いますので、答弁もよろしくお願いいたします。 まずその最初に、昔の川と比べて綾川がよい状態というふうには思いません。人の話ですと川が汚れて、昔綾川で泳ぎながら水も飲めたというような話も年配の人からお聞きします。大切な川ですので、山と同様、綾の財産だと思っておりますが、今、川にかかる負荷といいますか課題といいますか加重といいますか、そういうものは町長はどのように捉えていますでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 午前中の答弁の中でも説明しましたけれども、私、定点観測やっておりまして、雨が降った後に、毎朝来る前に南川と北川の堤防をずっと通ることにしています。ちょうど合流地点ですね、浄化センターの下のほうですけれども、そこで見るとはっきり北川と南川の色の違いがありますけれども、昨年前に比べたら、北川のほうの汚れの度合いといいますか、雨が降った翌日、翌々日、そういう形で見ていくと、以前は1週間とかぐらい濁っていたんですけれども、もう2日目ぐらいから大分引いているような感じがしましたので、以前に比べたらよくなってきているのではないかというふうに感じております。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) そのきれいになったという、目で見てきれいになったんだろうというご判断ですけど、何かが変わらないときれいにならないと思いますけれども、その改善された何か状況という、何かありますか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) これはちょっと私の肉眼での観察なので、しっかりした水質の分析、それが必要かと思うんですけれども、昨年、一昨年からいろんなところに声をかけて、九州森林管理局、熊本、林野庁ですけれども、こちらのほうにも話しました。あとは県のほうにも、県の整備部のほうに話して、河川課のほうにも行って、そして、今多くの方が綾北川の濁りについて非常に心配しているんです。県議をはじめ、そしてこの件に関しては県知事のほうにもお話もしましたし、そういう意味で皆さんの意識が変わってきたんじゃないかというふうに感じております。 以上です。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) お話してきれいになれば、これほど楽な話はないんですけれども、私はその辺の話がはい、そうですかって素直には受けられないんですね、今までのことがありますから。知事に話をしようが、県の担当に話をしようが、話をしただけで川がきれいになるととても思えません。 先ほど質問しましたその川に対する負荷、どういったことがありますでしょうか、具体的に。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 負荷と申しますと、その汚れに対してですか。やっぱりその土砂が混じってくるということが、川の濁りになってくるのかなと。今この台風の時期見ていますと、本流のほうはきれいなんですね。ところが支流のほうというか、この間、日高県議からも電話があって、すぐ飛んでいったんですけれども、ちょうど尾堂橋だったと思います、その上流側で枝のほうから入ってくる小さな支流があるんです、そっちが濁っているんです。ちょうど田植の時期でトラクターを回していらっしゃるんですね、かき混ぜている。そっちのほうから濁った水が入ってきているということもありますから、土砂が混じることによって、やっぱり河川が汚されているというふうに、それが負荷ですかね、というふうに感じております。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) それだけだと、ちょっと心もとないというふうに思います。いま町長が言われたように、山を、木を切って、伐採後、何も植えんければ土砂が流れるというのも一つ大きな理由でしょうし、いま問題になっている尾立の養豚センター、これも今までさんざんぱら流していたわけですから、これ汚くなってくるというのも当たり前でしょうし、これから広沢の養豚センターもありますから、これの管理もしっかりしていかないと二の舞になってくると。 さらに今度、ダム関係で第2発電所、これも新しくするというんですか、更新するということもありますので、メガソーラーの件もあるし、それからダイオキシンの問題もあると思うんです。この前、議員も見にいきましたけれども、山中に埋めてある枯葉剤、除草剤の問題もあります。 これは私は上げてなかったんですけれども、川の問題だからと思って付け加えましたけれども、ダイオキシンのことである人から電話いただきまして、実際にそれを埋めた方と話をされたと言うんですよ。そういう人が生存していらっしゃる人が一人か二人だそうです。その方にお聞きしたんだろうと思うんですけれども、そういうことで1人が1か所に埋めたんじゃなくて、何か所も適当に埋めたと。だから全国で、この前の説明ですと何十か所ということですけれど、実際はそれじゃ済まされませんと。 当時がんになって亡くなられた方もいるし、水を飲むなということで話も出ておったということもあります。そういう話は建設課長さんはご存じですか。
○議長(松浦光宏君) 建設課長。
◎建設課長(中原修一君) お答えいたします。 何か所も埋めたというのは、昨日、青木議員から聞いただけです。 以上です。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) これはだから容易ならない問題だと思います。これが原因とはっきりも言えないんですけれどもアユの奇形とか、その養豚センターから流れるような、いわゆるそういうものは奇形にはならないという話も聞いたんです。成長は遅くなったり太らなかったり等はするけれど、奇形となると話が違うと。だから何かが原因があって、そういうことになるんだろうと思いますので、十分注意していただきたいと思うんですけれども、話があちこち飛んで申し訳ないんですけれども、その1番で養豚センターとか何やかんや上げております。 一個ずついきたいと思いますけれども、いずれにしても川ということで、飲料水にも関わってきますし、それから魚資源、それから、あとこれは尾立が中心だと思いますけれども、地元民のご苦労ですよね、大変な思いされていますから、そういうことで1番目の養豚センター尾立の話、昨日、今日と出ていると思いますけれども、この前、私が聞いたときには、事業者同士が話をして、その結論をもって町がその運営に関わってくるということですけれども、この前も私それはちょっと違うんじゃないかという話はさせてもらいました。 覚えていらっしゃると思いますけれども、また同じことを言っても時間もったいないから割愛しますけれども、要は何かといったら、その経済的な問題でもう一回再開するとか、それも一つの考えでしょうけれども、そのずっと話を聞いていると、地元民、町民の話が出てこないんですよ、最初から。だから、町長はそこのところをどうも関心が行かないというか、事業者がどうのこうのそういう話ばかりで、なぜそうなっちゃうんですか、一番大事なのは町民の生活でしょう。いかがですか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) いろんな問題、飲料水の問題、魚資源の問題、いろいろあると思います。その中で、尾立の養豚場の昨年2月に発生した汚水流出の件、これに端を発して、今日になっているんですけれども、一応この問題をどのように解決していくかと。 いま方策として生産者とあとはJA綾町とで話し合っていて、方向性、どっちでいくかというのが大きく2つのほうに分かれていると。もちろん、ふんと尿を分離して尿のほうを処理していくんですけれども、それをどういうふうに地球に戻していくか、河川に戻していくかということで、直接河川に放流、あるいは公共下水施設につなぐと、まずその方向が決まっておりません。それによって関わってくる町民っていうのが、どういう人たちが関係者になってくるかというのが出てくると思いますから、その方針を定めてこの方法がベターじゃないかと、ベターという方向をしっかり決めていただいて、その方向で町はもちろんどういうような支援ができるか、町民に対してはどういうふうに説明していくかということになってくるかと思いますので、その方向が決まることがまずは一番じゃないかと考えます。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) その方向性が決まってから町民云々というのも一つの考えでしょうけど、ちょっと私は違うんじゃないかと。その最初から関わってもらって、みんな大事な資源ですわ。だから自治公民館長もいらっしゃるわけです、一般的に町民の代表として。そういう人を加えるというようなことはしないんですか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) なかなか話が発散しているんで定まっていかないんですけれども、問題としては、尾立の養豚センターから汚水が流出したと。まず流出したということが1つの問題ですね。今度は流出しないようにしないといけないと。実際、豚は汚水を出すわけですから、それをどうやって水質の基準を抑えていくかという2つ目の処理の問題。当然施設から外に出ないようにするというのは当たり前のことなので、これはやらないといけない。これに対してもJAはしっかり方針を決めてもらう。 じゃ今度はふん尿をどうやって抑えるか。抑えるということは設備を造るということですけど、じゃこれをどうやって地球に返していくか、いわば河川に流していくかというところで今2つに分かれている。直接川のほうにするか、あるいは浄化センターのほうで。そこが決まっていかないと、みんなにさあ集まってください、お話しましょうといっても、方向が二つも三つもあって、それぞれ検討するというのは時間の浪費だと思いますので、そこははっきりさせることが必要かと思います。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) だからその話は分かるんですけれども、一方に町民がおるからですよ、そういう人、聞くだけでもいいじゃないですか、町民の代表の人から。それはやらないんですかという質問です。 だから町長の言われることは分かりますよ、これからこういうことでこうなってって。でも町民が置いてけぼりになっているから、その部分に一緒に聞くだけでも、傍聴でも何でもいいですわ、そういうことをしていかないと、決まってからどうのこうのと言われても、それは置いてけぼりになりますよ。そういう考え方はしないのですかと聞いています。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) その一環が
自然環境保全審議会だというふうに考えております。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) 地元の人、聞き取り調査を手広くはやりましたでしょうか。その尾立の養豚センターの件で被害というか迷惑を被っている人たち、たくさんいらっしゃると思うんですけれども、そこの聞き取り調査を何件ぐらいやりましたでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町民課長。
◎町民課長(野村修君) お答えします。 北側に居住されている方に聞き取りを行いました。適切に排水処理をしたとしても、そこに養豚センターがある以上は、周辺には臭いはしてくるとは思うんですけれども、その状況について聞き取りを今後行うということは可能だと思います。(「何件ぐらい」と呼ぶ者あり)1件です。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) お寒い話です。 それから、以前説明の中で
公害防止協定を結んでいたと、立派なものがあると。それを後で結構ですから提出は可能ですか。(「はい」と呼ぶ者あり) 発覚したのが去年だと思いますけれども、去年の2月頃で時間もたっています。その協定の中にどういうものが書いてあるのか分かりませんけれども、それに基づいて、その追跡調査なりをしたことはありますか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 尾立の養豚センターに対して、平成3年4月1日に、当時の町長と農協のほうの組合長のほうでサインをしています。それに関しては手元にありますから、おそらく公表するのは問題ないと思いますからお見せしましょう。それに基づいてやっているんです。 実際には、今まで農地還元を主にやってきたんです。(発言する者あり)そうです、それをやってきたので、河川に流すというようなことはしていなかったんです。農地還元のほうがメインでやってきましたから、それをフォローする、河川に流れるところの水質を測るとか、そういうデータというのは私はまだ見た記憶はございません。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) だから去年問題になって、本当にその立派な協定があるということで、その内容に基づいてきちんと調査するのが私は当たり前かと思うんですけれども、それもやっていないということですよ、違いますか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君)
公害防止協定というのは、このルールを守ってくださいということで水質基準を説明しています。午前中の質問で
日髙憲治議員からあったと思いますけれども、その排出基準というのが極めて厳しい、ハードルの高い設定になっていたと。到底30年前の技術ではそこに達するのは難しいということで、多分絵に描いたもちだったんじゃないかなと。なので、それに対してはやっていません。(「調査をしましたか」と呼ぶ者あり)やっていません。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) お粗末な話だと思います。 地元の人はかなり困っていると思いますし、以前にも言いましたけれども、わざわざ綾のあそこに来て新築して、とても臭いが耐えられないということで引っ越されたという、その悲惨な話もあるわけです。だからやっていませんって平気で言われると悲しい話で、何しているんだっていう話になります。 経済連があそこの尾立の養豚センターを購入すると、事業を引き継いで購入するという話もどこかで聞いたんですけれども、その話は本当でしょうか。具体化するんでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 全然そういう具体的な話は進んでおりません。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) この前、広沢のほうの養豚センターに行って見学させてもらいました。法的には環境アセスをする必要がないということで、町長も求めていないから事業者もしません。
公害防止協定は結んだのかってこの前聞いたら、担当課の人が「結びました」って話なんですけど、それも併せて提出していただけますか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) ちょっと確認してみます。これは町じゃなくして、漁協とあとは経済連のほうで結んでいますから、漁協のほうで確認しないといけない。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) それはちょっとおかしいんじゃないですか。川は町民に関わってくるでしょう、漁協と経済連の話じゃないでしょう。そこももちろん中心ですけれど、どうぞ。
○議長(松浦光宏君) 町民課長。
◎町民課長(野村修君) 広沢養豚センターとの
公害防止協定は、綾町が立会人となって、綾漁業協同組合と経済連が
公害防止協定を締結しております。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) 立会いって何かおかしくないですか。やっぱり町も関わってこないと、責任問題発生したときどうするんですか。また尾立の二の舞になりますよ、そんな腰の引けた態度じゃ。町がしっかりと対応せんからこういうことになったわけですよ、尾立は。また同じことやるんですか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 立会いというのは、通常、契約を結ぶ両者の間に入ってということなので、ごく普通のことです。いま言われるように、これを見せてくださいということは、その両者の了解を取るということはどう考えても普通だと思いますので、そこを確認した上でということになると思います。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) 綾町として判こは押したんですか、押さないんですか。
○議長(松浦光宏君) 町民課長。
◎町民課長(野村修君) 立会人として、当然公印を押印しております。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) 何かあったときに町は責任を持つということではないんですね、これだけ確認させてください。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 青木議員、あまり契約をご存じじゃないかと思います。契約を結ぶ当事者がいますので、その間のウィットネス、証人という形で、この両者は結んだんですよということで、それが証人なんです。ですから当然の責任というのはそこにあります。 ただ、いわば立会人という形で両者が結んだのは間違いないですよと、もちろんこれは町に関わることですので、町としてもしっかり監視していきますけれども、その両者を、両者といいますかむしろJA、宮崎経団連のしっかり指導していくということになります。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) 私はあまり頭がよくないので、責任があるかどうかだけお聞きします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 行政として町民に対して責任はございます。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) 見学させてもらったときも担当の人にちょっとお尋ねしたんですけれども、その豚を成長させるために、人間として比べたら、その水もそれから食料、それは大体10倍くらいかかるという話をさせてもらいました。受けた人も否定はされませんでしたけれども、それだけ何千頭かいれば10倍だから何万人の人間があそこで生活しているのと同じですから、その割には私は処理施設がもう目いっぱいのような気がしたんです。 それで処理能力がどのぐらいあるんですかと聞いたら、波があって、そのうちの下のほうの波、下のほうの下限と比べたら9割ぐらい、だから1割ぐらいは余裕を持っていますというような説明を聞きました。大丈夫なんでしょうかってお聞きしても、お答えが出ますか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 経済連のほうは、もううちで造る前に都城の山田のほうでもこういう養豚の施設を造っておりますし、当初から最先端の設備ということで信頼に値する設備だというふうに考えております。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) 山林の伐採で上流のほうが民有地で、スギや何やら切って結構裸になっているところがたくさんあると。そういうことを心配されて、綾北川濁水対策検討会というものを立ち上げましたよね。 これは情報の共有ということで、じゃ具体的に何をされるのか、行動を起こしたのか、町長として県とか、当然宮崎県もそうでしょうけれども熊本県、あるいは国も関わってくるのかもしれませんけれども、どういう働きかけを実際にされましたでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 国のほうは林野庁の九州森林管理局、それで県のほうは宮崎県の県土整備部河川課、それから今度は自治体のほうでいきますと、熊本県の多良木町の町長にも直接お話させてもらいました。全然、以前にも話したかと思うんですけれども、そこの多良木町というのはあそこは球磨川水系なんです。あそこの町に流れているのは、球磨川に沿って有明海のほうに流れていくんです。向こうに行くんですよ、多良木の町のほうは。 ところが、多良木の中のいま問題になっているところ、山を越えて今度は水系が大淀川のほうに来るんです。だからその部分が私有林が多くてかなり伐採が進んでいると。写真を見ても裸になっているところでありまして、その田代八重ダムのすぐ上流のところなので、そこのところが伐採がひどいと。そういうこともお話しましたら、ええ、そうですかと。意識として、ちょっとこれは例えが悪いかもしれませんけれど、綾で見れば広沢のようなところと思っていただければいいです。あっちのほうは浦之名川水系ですよね。我々が気にしていた綾北川、南川みたいなところなんですけれども、多良木の中心は球磨川なのでその辺は見るんですけど、山を越えたところに集落があって、そこがこの綾北川の上流になっています。ですから全然意識がなくて、初めて聞いたということで、分かりましたということで、一生懸命取り組みますというふうに口頭では言ってもらいました。そういう一つ一つの積み重ねがやっぱり関わっていくのかなというふうに思っています。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) 植林をすれば問題は大分解決に向かうんだろうと思うんですけれども、その植林をするためにどういう方策があって、どういうふうに訴えていくかというのも籾田町長の腕の見せどころではないかと思いますけれども、その辺の具体的な行動とあるいは提言ということはされていますでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) そこで九州森林管理局、そこのほうにもお願いしておりまして、植林だけではなくして、やっぱり防災なんですか、ダムといいますか土砂が流れ込まないようにとか、そういうものも必要ですし、あとはこれは宮崎大学のほうにもお話していますし、そこでどうやれば土砂が流出してこないのかといろんな工夫をと。 あと、植林してもシカが芽を食べてしまうということで、シカの害とか生物の影響によってなかなか植林がうまくいかないとか、いろんな複合的な問題があるんですけれども、
日髙憲治議員の午前中の質問でもありましたけれども、見た目には感覚的にはきれいになっているような気がしますけれども、やっぱりじっくり時間をかけて、町制100周年のときにはきれいな川になるようにと、もちろんそこまで待つつもりはありませんけれども、ちょっと一朝一夕で解決する問題ではないかなというふうに思っています。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) あまり悠長なことを言ってもらっては困るんですけれども、この前、日高県議さんも来られて、その中で彼は5年以内にというような話もされました。時間がかかるのは分かるんですけれども、その間我慢しろっていうのも大変な思いですから、もう一日でも早くやってもらわんと困るわけですが。 第2発電所のこと、この前、審議会の中でも出てきました。伐採を取り下げたということですけれども、理由は何でしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) やっぱりこれは
自然環境保全審議会の意見っていうのが結構大きかったというふうに思います。私もその席に参加して、いろんな方からコメントがありました。伐採する箇所が2か所、ダムの川側のほうと山手の側とあるんですけれども、川に面したほうを切ったら土砂流出に影響があるんじゃないかということでコメントがあったのに対して、その後、これは企業局のほうで検討されて、じゃその川側のほうの伐採っていうのを取りやめる方向で進めていきたいということがありましたので、やっぱりこれは町民の声っていうのが大きいと思います。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) さっきの確認取れていないんですけれども、
公害防止協定、広沢養豚センター、これは提出していただけますか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 回答は同じです。確認してからということです。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) 審議会で、ある人が言うのももっともだろうと思ったんですけれども、その最後になって審議会を開いて意見を聞くという順番ですね。その工事契約もされていて、土地開発行為の届けもされていて、じゃその後どうなんだっていう話も出てきましたよね。私も傍聴席にいましたので、もっともな話だなと思うんですけれども、担当の人がすみませんということで謝られていましたけれども、だから、町民っていうのはいつも無視される側にいるんでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 綾第二発電所の工事っていうのは、中の発電設備が老朽化しているので、中のタービンの1つを取り替えようという工事がメインなんです。それに合わせて作業をするというので周辺の伐採というのが入ってきたかと思うので、メインは中のタービンのほうの部品交換ということで、
自然環境保全審議会の中で議論されたことで、河川側の樹木を切らなくても工事には影響ないという判断をされましたので、そちらのほうの伐採はなくなったというふうに感じております。 以上です。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) 何かおかしくないですか。その審議会の名前が
自然環境保全審議会ですよ。タービンがどうのこうのの話じゃないですよ。その工事に伴って、町長もいつも気にされている環境ですよ、それでしょう審議会は。そこで順番がおかしいんじゃないかということを言われたわけですよ、どなたか忘れましたけれども。 そうしたら、それもそうですけれども、もう一つは、発電所の工事だからその濁りとは直接関係ありませんって町長発言されましたね。記憶ないでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) どの機会で発言したかちょっと記憶にないんですけれども。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) いや、そういうふうに言われたんですよ。もう一回調べてみれば分かると思いますけど、町長は今回のその発電所の設備の更新っていうかそれだから、その川の濁りと直接関係ありませんって、そういうふうに言われた。それはそうでしょう、そういうふうに言われたでしょう。(発言する者あり)いや、だから審議会のときにですよ、言いましたよね。 それもそうなんだけど、その川全体として考えた場合に、企業局はその経済的メリットを追ってその発電量が増えたり、その設備を新しくすることによって効率もよくなるんでしょうから、経済的メリットを追求しているのは、それはそれでいいと思うんですけれども、もうちょっと大きく考えれば、昔のことを考えればですよ、ダムも発電所もなかった頃っていうのは、災害もあったでしょうけれども、川の水はきれいだったわけです。黄金のアユとか、さっき言ったように水も飲めるぐらいにきれいだったはずです。いろんなものができたおかげでもって汚れやら、さっきの山のこともありますけれども、だから、この企業局ももうちょっとそういうことも考えてもらわないと地元の人は。じゃ年間、あれができると9,000万円でしたっけ、綾町に落ちるお金が。だからそれで我慢せいっていうような言い方じゃなくて、その川をきれいにするために、じゃそのダムの底にたまっている土砂とかそういうのも取りますよとか、そういうふうにしてくれれば、まだ溜飲が下がるというか、でも、そこまでやらんでしょう。そういう働きかけはしないんですか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) その川の濁りとダムとの関係、よくこれまで漁協の方とか、自分の考えなんですよと、ダムの底にたまっているヘドロをかき混ぜてということ、もちろんそうなんですけれども、元々のオリジンといいますかその起源を考えたときに、そこに入ってきたものはどこかという等々を正さないと、それをくみ取ったからもうずっとその後大丈夫ということにはならないんですよ。 ですから、本当の例えばどこが本質的な問題なのかというのを考えないと、表面だけを見ても本格的な問題解決にならないんじゃないか。だから、そういうところはしっかり科学的な分析、これは我々が議論することもそうなんですけれども、やっぱり専門家の方、ダムの専門家の人に見てもらって、そういうところから判断してもらうのがいいんじゃないかと思います。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) もう一つだけ言います。 ダムには当然水が必要です。その取水口というのがあるそうですけれども、私はどういう仕組みだか知りません。取水口、当然水が入らんとタービンが回らないんでしょうから、その取水口の水が入ればいいわけですよ、逆に言うと。そこまでは何か土砂を取るって担当の人が言っていましたけれども、そういう話は聞いていませんか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) あそこの発電というのは、山の上からすとんと落としているんですね。上流のほうにある古賀根橋ダム、そこから持ってきて、山の上からすとんと落として、それで回転してということなので、それが発電に寄与すると。ですから、そこに来ている水がきれいかどうかっていうことなんですよ。だから来る間に、しっかりその分を泥混じりのものでタービン回したら一発でやられますし、物すごく高価なものですので、そこのところは水自体は本当にきれいなものです。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) その辺よく調べてください。どっちみち濁っていることには間違いないんですから。 メガソーラーのことも出てきました。審議委員というんですか、その方はどういう反応でしたでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) メガソーラーの件は、従来どおりお話して、
自然環境保全審議会でこれまでにも何回かお話してきているんですけれども、町側としては、やっぱりその環境の問題、そして環境社会影響調査の面で、防災の面でも大丈夫なのかということをしっかり調べて、その結果を見て判断しないといけないということで、同じように説明して、それに対して分かっていただいたと思いますけれども。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) それは町長のお考えというか発言だと思うんですけれども、ほかに審議委員の人がたくさんおられました。その中の発言でどういうことがありましたかとお聞きしています。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) ちょっと議事録のほうがありますけれども、主な質問、コメントはそういうことだったと思います。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) 事前に告知はしていますので、ある程度調べていただいて記憶に、メモでもいいですから、ちょこっとでも書いておいてもらえれば話がつながるんですけどね。私もこうやって言うと時間が取られてしまいますので、じゃ私のほうから言いましょう。 今回ソーラーシェアリングというんですか、下で農地もやるということで、とてもいいと、期待していますというような趣旨の発言が一つありました。それから地域還元として、その売電価格でしょうか、それの1%から3%、これを地域に還元するというのがヨーロッパでは広まっていますというような発言をされた人もおります。そういうことに関して町長はどう思われますか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) ソーラー発電がそういう意味で地元に寄与するっていうんだったらいいと思います。でも、やっぱりこれまでずっと過去2年間ぐらい話してきているんですけれども、いまだにこれだけの広い面積のところにやることによる影響を見させてもらわないと何も判断できないんじゃないかと思います。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) 違うお答えをされても困っちゃうんですけど、でもいいですわ、次に行きます。 旧綾川荘トピカに関連してお尋ねします。 まず1番目に、私のほうも前から何回もやっていると思いますけれども、プール管理棟420万円の工事見積書の内容の疑問点ということでお伝えしております。何か感じましたでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) これまでにも何回か、前回の議会でもこれについて議論しましたけれども、町のほうとしては、昨年6月トピカのほうから要望があり、本来であれば予算をしっかり確保しておくべきでしたけれども、夏場のお客さんのキャンセルがコロナの影響であるということだったので、それについてはしっかり複数者の見積りを取って、その中でしかるべき最適なところを選んでくださいということでやっておりますので、これについては、しっかりとした手続の下にやったというふうに考えております。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) そうしますと、そのトピカから提出された見積書、これの内容は妥当で、おかしなところもないということでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 通常こういう工事をやるときに複数者見積りを取ると。通称三者見積りとかっていう言い方をしているんですけれども、これをお願いして出してもらいましたので、そこで検討をふるいにかけてやっていただいたということで、それに関してはしっかりした調査をやってもらったと思っています。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) 内容を見ていないんですね、町長、確認もしていないです。 私がその問題にしていた、この前も上げたんですけれども、外壁の塗装面積、これは本当かどうかと思ったんですよ。担当の人に、その
図面があれば出してくださいって言ったんですよ、分かるから。でも何か昔のことのようで、
図面はありませんって。じゃこれは確認のしようがないから、巻き尺を持ってあそこ測ってみましょうっていうことになったんです。 で実際に測りました。441平米の外壁、これがどう考えても、甘く見ても266ぐらいしかないです。譲ったとしても二百七十、八十ですよ。するとその差、面積が百幾つあるわけです。これをその単価表に掛けて、町側としたら幾ら損したかって、実際の面積と見積りの面積が違うんだから、それを計算したんです。そうしたら75万円余計に払っています。それを確認してください。 私は役場の担当の人と一緒に行って、それで彼らが巻き尺で測ったやつを私がメモをして、簡単な見取図みたいなので計算しました。あと窓の面積とか何やかんや細かいところも、このぐらいだろうということで差し引いて、うそは私はつきたくないので、きっちりその辺も計算しました。だからそれだけ余計に払っています。 それから、その建物の面積、坪数ですか、これは町側が出した数字が121平米です。で図ったやつを計算すると160ぐらいあるんですよ。だからこれも違うんです。だから何を信用していいか分からないから、実際に測りにいったということです。 それからあと、また疑問点とすると、その三者見積り云々と言いましたけど、これは会社によって単価が違うというのは、これは当たり前です。ただ、この前も言いましたけれども、数量は全部一緒なんです。町側が出した見積書も、これは数量は全部一緒、おかしいでしょう。業者はそれぞれみんな独立しているわけですから、測りにいくのが普通ですが、それしていないでしょう。 それでこの前言いましたが、おかしいからって、私がこれこれこういう手順でやったんじゃないですかって聞いたら町長は、「仮定、推定のことには答えられません」っておっしゃったんだけれども、この私の矛盾点、幾つもあります。それを説明できる根拠が何かありますか。青木の言うことは違うよという根拠が何かありますか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) ちょっと私、その細かい仕様とかスペックのところまでは見ておりません。金額を3つ比較して妥当なところを選んだというふうに聞いております。これに関してもトピカのほうにお願いをして、複数者見積りを取ってくださいということでしたので、その算出の根拠になるものはトピカ側から出されたものだというふうに思っております。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) では、トピカ側からこれは5億円ですよと言われたら出すんですか、出さないでしょう。その工事費を420万円で、町長は妥当だと思ったんですけれども、こうやって調べてみると、それだけ損失を被っておると。 だから普通は町長がやらなくても担当課がおって誰かがおるわけですから、最初のステップが違っているわけですよ、元々が。設計を委託してそこから始まるのが普通でしょう。それを省いているわけですから、慎重にしなきゃいけないものを確めもしないで判を押したということですよね、そうでしょう。だからこれはおかしいわけですよ。 それで町長は、私がこれは何回も指摘を前からしていますが、でも自己処分もしないでしょう。ごめんねって言って、私のやり方が間違っていましたから3か月分全額返しますとか、1か月分、5%返しますとか、何回も聞いているけれども町長はしませんでしたが、今もしませんか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) これまでの議会の中でも答弁させていただきましたけれども、本来の手順であれば、予算を確保して、その中で町のほうで業者を選定してということが本来の流れだったと思うんですけれども、これに関しては当初の予算額に入っていなくて、急遽コロナ禍の中で生じたことなので、そのあと、議会のほうに説明して、最後了解を得たんですけれども、これは仕方がなかったのかなというふうに感じております。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) 経過はもう十分お互いに知っていますからいいんですよ。私が聞いているのは、今もこういうふうに指摘されて、町長は自分でごめんねということで自己処分をしないんですかって聞いています。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 今後こういうことがないようにしたいと思います。
○議長(松浦光宏君) 町長、もうらちがあかないので、自己処分をするかしないかのする、しないだけでお答えいただければと思います。町長。
◎町長(籾田学君) このような事例というのは結構大小ありますけれども、今後しっかり判断して肝に銘じてやりたいと思います。自己処分についてはちょっと今考えておりません。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) 以前の私の指摘でも、これは地方自治法232条の3、予算なしの契約をすることは禁ずるという、これにも違反しています。それから町に損害を与えたということで、刑法の247条の背任にも当たるんではないかと私は考えております。そういう認識はありますか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) コロナ禍の中、非常に厳しい状況ということがありましたので、今後このようなことがないようにしたいと思います。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君)
スポーツ関連施設についてお尋ねします。 これは以前から多分町長も、私が知っているぐらいだから町長も知っていると思うんですよ。大変な赤字額を毎年出していると、お幾らでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 令和3年度の費用を説明いたします。
スポーツ関連施設の使用料歳入は530万1,000円と令和3年度はなっております。これに対して施設管理費の歳出合計は6,221万4,000円ということで、かなり高額になっております。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) そうだと私も課長のほうから説明を受けました。それ以前からこの問題は私も知っておりましたし、町長も十分知っていたと思います。 これをこのまま何年もということではお寒い話なので、どうしますかと。赤字を解消する、少しでも赤字を解消して、できれば半分でも、ゼロというわけにはなかなか一気にいかないと思いますけれども、こういうことをこの前課長さんに聞きましたら芝生でしたか、芝生を自分たちで職員でやるようにしましたからということで、幾らか改善はされたんだろうと思います。 ただ、その割合を比べると、分母が6,000万円っていう巨額の赤字ですわ。職員がやるに越したことはないけど、その程度で収まらないですよね、解消するために。これはどうするんですか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) これは令和3年度の数字をお示ししたんですけれども、これ単体で考えると大きなお金なんですけれども、これによってJリーグのチームが4チーム来ていただけると。 綾でなぜキャンプに来てくれるかというと、天然芝のグラウンドが3つあるからということなんですね。綾川がきれいだからとか綾川荘が立派だからというんじゃなくて、天然芝のグラウンドがあるから、それこそいい合宿ができるということなので、これ単体で比較すると確かにマイナスは大きいんですけれども、これによって多くの方が来ていただけると。 これらの管理に関しても町のほうでやっているんですけれども、やはりいつまでもこういう大きな赤字っていうのはできるだけ抑えていかないといけないと。まずは宿泊関連の施設のほうから、これはもう収益を生む、頑張ればプラスになるというものですけれども、これらのスポーツの施設で使用料からプラスを生むっていうのは難しいと思うんですけれども、それを少しでも抑える方向というのを検討していかないといけないと思っています。 その中の一つとして、例えば、指定管理とかそういうのを使って抑えていくという方法もありますし、実際によその自治体とかそういう形でこれだけの赤字を抑えるという工夫もやっていますので、そういうのも含めて検討していきたいと思います。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) 今のお話ですと、このままずっと続きます。 そうじゃなくて新しいその考え、アイデア、それをやらない限りこれは埋まらないですよ、今のままじゃ。だからそこをお聞きしたんですけれども、どうも町長の頭の中に具体的なものは浮かんでこないというお答えだろうと思いますけれども、以前町長を支持していた人がこうすればいいわって、例えばグラウンドゴルフに使って有料で貸出しすれば、その経済波及効果も含めて、単体だとしても、スポーツのそのグラウンドでも1,000万円、2,000万円、すぐ解消できますよって言われた方いますわ。そのお考えは前、私も言ったような気がするんですけど、それをやってみようとかっていう気はないんですか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) いろんな考えがあると思うんですけれども、やっぱりそれをいろいろ検討していって、どの方法が一番いいのかと。そうすることによって、あそこのてるはの森のグラウンドですか、あそこを希望してくれるグルージャ盛岡というチームもあります。一旦そのチームが来れば500万円ぐらいは町のほうに落としてくれます。そういうものとの費用対効果も考えて、本当にどれがいいのかというのを判断していかないといけないと思うんです。 ですから、いろんなアイデア、本当にここでプラスになればいいんですけれども、いかに経費を抑えるかというのは、もちろんいろいろ考えていきたいなと思いますし、何かいいアイデア等があったら教えていただきたいと思います。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) だから教えたじゃないですか。それをやるかやらないかっていうのは、私たちじゃできないわけですよ、行政権はそっちにあるんだから。だからそれを言っているのに、アイデアまたくださいみたいなのはとんちんかんな話ですわ。もう笑っちゃ悪いけど笑いますよ、もう次行きますわ。 4番目、町長のビジョン。これももう何回も聞いています。国際文化都市にするとか以前から町長は言っていましたが、教育が日本一、世界一の綾の教育にしたいとか、選挙期間中にはいろいろ公約も掲げて、立派な公約集を二十何項目でしたよね、たしか、私もうっすら覚えているんですけれども、大きな公約の紙に書いてやっていらっしゃいましたが、町民が真ん中とか新しい風とか情報公開の徹底とか、いろいろ上げていらっしゃいます。もう3年以上過ぎているわけですけれども、その具体策が見えてこない。 ビジョンを掲げるにでも、すぐ実現しないと思うんですよ、国際文化都市って言われても、それから教育が日本一と言われても。そりゃそうですわ、口で言って、それでそうなりましたっていうなら一番楽ですけど、世の中そんなに甘くありませんから、じゃその町長はビジョンがないねって言われてしまう理由が、そこに向かって汗を流している姿が見えないから、そういうふうに言われるんじゃないでしょうか。どうお考えですか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 私のビジョンを改めて申しますと、ユネスコエコパークを基軸として、自然との共生を図り、森の恵みを最大限に活かした国際文化都市を目指しますと、これは私がずっと以前から考えていたことです。抽象的なことですけれども、それこそ、そう簡単にできることではない。これはもちろん先代、先々代、その前からの先輩たちがずっと守ってきた綾のこの流れというのを守っていかないといけないと。それがこれから先の町制100周年に向かって、それ以降もそうですけれども、それによって町民が綾町について誇りを持つということが必要だと思うんです。 具体的にどうしていくかと、一人一人がそういう意識を高めていかないといけないんですね。そのためには、私はやっぱり教育っていうのが物すごく重要だと思います。教育長にも新しく来ていただいて、教育長の考えも夢実現と、私はこれに関して方向性としては私が考えている方向とかなり近いところがあると思います。 もちろん綾を宣伝していくためには、綾のことをよく知らないといけないです。外国に行って英語をしゃべる人はいっぱいいます。でも、日本のこと、綾のことを堂々と外国でしゃべる、英語はほかの人がしゃべってくれるんですよ、通訳機を使えばいいんです。でも、本当にふるさとの綾のことを知っている、これが一番大切なんですね、それをどれだけ知っているかと。そういうことによって、堂々と外に出ても自分の意見が言える、ふるさと綾のことが説明できると、そういうふうなことを私もビジョンの中で考えておりますし、そのために一歩一歩進めてまいりたいというふうに考えております。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) だから今の話はもう前からしておって、私はもう耳にたこができるぐらいですわ。 だから私が聞いているのは具体策で、そのビジョンをこういう形にしますっていったときにすぐいかないんだから、いま言われたとおりですよ、いろいろな要素があって結果的にそこへ到達するわけですから、その要素を一つ一つ当てはめていかないといけないわけですよ。要するに布石を打っていかないと、でしょう。 だから、この前私が言いましたが、こんな私でさえも二つ、三つ、その国際文化都市を考えたときにアイデア出てきますよ、三つや四つ。例えば、また同じことの話になっちゃうから、時間も取られるのは嫌だからね、例えばですよ、語り部の方がいらっしゃるでしょう、あれは立派なことですわ、文化にも一緒ですわ。じゃそういうことがあったら、それをどこのポジションに入れて、そこに向かってこれを協力をお願いして、そこに向かって活用していこうとかって、それがあれば町長が言われるように頑張っているんだねって。 でも、私びっくりしたんですけど、語り部の委嘱を議会で陳情してお願いして、じゃ町長もやりますということで委嘱状を渡したわけですよ。お金が一銭も出ていないんですってね、最近聞いたんです。私は当然いろいろ経費がかかるから、その語り部をするのに、だから多額のお金じゃない、つけることもできないでしょうけれども、せめて必要経費ぐらいは出しているんだと思ったんです。出ていないんですね。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 語り部の方の認証といいますか、そういうのを町として出しましたけれども、予算的なものはこれから活動の中で、例えば今、ゆめ
応援プロジェクトとかいろんなことがあります。もちろんそういうところで自分たちの活動の中でどんどん提案していただきたいというふうに思います。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) ため息出ますわ。今ビジョンの話をしておって、ゆめ
応援プロジェクトは私も悪い施策じゃないと思いますよ。でも、その以前の問題ですわ、以前の問題。 町長がその国際文化都市というビジョンを実現したいのであれば、積極的に応援したらどうですか。そういうことはたくさんありますよ、ほかにも。それが町長としての役目じゃないですか。応募してくださいっていう話とはちょっと違うんじゃないかと思うんですわ。だからその見えてこないんです。だからはっきり言っちゃったほうがいいんです、ビジョンはありませんって。どうですか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 先ほどから申し上げておりますけれども、ビジョンというのはそんなに近いものじゃなくて、やっぱり遠くにあるゴールで、目的のようなもので、それに向かって進んでいくと。その過程も大切なので、それに向かって進んでいきたいと思います。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) ゆめ
応援プロジェクト。さっき副町長のほうから説明がありました。6人で1人10点ですか、それで合計で60点が満点ですよね。それの7掛けで42点以上が合格ラインということで、合格ラインに達した場合、即認可ですか。
○議長(松浦光宏君) 副町長。
◎副町長(中薗兼次君) 審査会のほうでその基準、1人が60点、それを基に町長のほうに報告して、最終決定を頂くような流れで2回の審査を受けて決定したような次第でございます。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) もう一度確認です。最終的にその審査会で合格点以上になった場合に、最終的に町長がそれを取り入れるか入れないか、最終的な判断は町長がされるということでよろしいですか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) はい、私が承認することになっております。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) 次、新しい教育長さんにお尋ねします。 3月議会で5・4という僅差でもって承認されました。私は反対しました。人柄がまず分からない。初めてですから、お話したこともないし。 この前、その3月議会の前だったと思いますけれども、面会をするということで、あそこの教育委員会の上で時間を取っていただいて、町長もそこに出席されて説明をされました。教育長さんもそこで自分の抱負なり何なりをお話をされていました。 私が反対した理由は、「よく分からないから質問をさせてください」って言ったんですよ、町長に。そうしたら「しません」って。どうしてですかって言ったら「失礼に当たります」って、そういうことで私たちの質問は却下されたんです。当然私は分からないから反対するのが当たり前でしょう、いいかげんに判を押すわけにはいかんからですよ。そういう経緯がありました。どう思われますか。
○議長(松浦光宏君) 教育長。
◎教育長(岩切康郎君) そういう青木議員と町長のやり取りについて私は把握をしておりませんでしたので、今のお話を聞いての感想ということであれば、私の立場から言えば、ご要望があれば、あの段階で私の人となりを分かっていただけるようなご質問であればお答えできたという気持ちは持っております。 以上です。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) 私もそのとおりだと思うんですよ。まして、控えているわけですから、その採決の間際で。なぜ町長はさせなかったんですか。失礼に当たるっていう意味がいまだに分からないんです。どういう根拠の下でそう言われたんですか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 今のご質問もちょっと失礼じゃないかなと私は思います。 普通、例えば初めての方に来ていただくのに正直、一回、二回、一時間、二時間で話して分かるものではないと私は思っています。その人とお付き合いして、半年なり1年なりを見て、そして、その人の考え方っていうのが分かってくるんじゃないかなと。単純にその瞬間だけで判断するのは非常に難しいと思います。 そういう意味で、私も岩切教育長にお会いしたのも去年の、それこそ新しい教育長を選ぼうということで考えたときからですから、それで全く面識ございませんでした。でも多くの方の意見を聴いて、私だけじゃなくしていろんな方の意見を聴いて、この人でしたら大丈夫ですよ、お薦めできますよということで、来ていただけないでしょうかというお話をしたんです。 単にそのファーストインプレッション、第一印象とかそういうのだけで判断するというんじゃなくて、もうちょっと人を見る目というか、そういうのを養っていただきたいなというふうに思います。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) 全く的外れな答弁だと思います。 私もこの件でいろんな人に聞くんですけど、大体おかしいですよねって言いますよ。だって分からないんだもの。分からないから手を挙げてお聞きしますって言っているのに、それを遮るっていうのはどう考えたっておかしいですよ。そう思わないっていうところがまた町長のすばらしいところっていうか、もう人知を超えているというか、いまだにおかしいと思います。 このことでずっと言っているわけにもいかないので、失礼ついでにもう一つ伺います、すみません。 前の教育長と町長は、町長が就任するときから仲が悪かったんですよ、いろんなことで。事の始めは何かって言ったら、町長がその前の教育長に対して進退伺を出してくださいって、そこから始まったんです。その前から選挙のところからあったんですけれども、またそういうことが起きてほしくないので、来年、町長選挙があります。籾田町長はお出になるということで、そのまま当選すれば素直にまた引き継がれるでしょうけど、別の人がなった場合に、進退伺を自ら出すお気持ちはありますか。
○議長(松浦光宏君) 教育長。
◎教育長(岩切康郎君) 私も初めて教育長になりますので、なかなかお答えしにくいんですけれども、教育長というのは後での答弁にもちょっと関わってくるんですが、現町長のご推薦を頂いて、そして議員の皆様のご承認を頂いて、私は教育長に就任できるものだと思っておりますので、そういった状況が生まれたときに、やはり町長のお考え、そして議員の皆様のお考えを受け止めて、そのときの行動は決めることに多分なるんじゃないかと思います。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) ありがとうございます。今回引き受けた理由、いろいろな方からいろいろなお話があったんだろうと思うんですけれども、大きな理由は何でしょうか。
○議長(松浦光宏君) 教育長。
◎教育長(岩切康郎君) 昨日の山田議員の答弁の中でも若干触れさせていただきましたけれども、市町村の教育長という重責は、やはりお話があったとしても簡単に引き受けられるものではないという認識を以前から持っておりました。 そこで私としては、綾町からありがたいお話が来ているということを伺った段階で、果たして綾町の教育のかじ取りが自分にできるのか、それは能力も含めて思いも含めて、一週間ほどお時間くださいということで考えました。 その中で、昨日答弁したように、約5年間、直接綾の小中学校の教育やそれから生涯学習の分野に教育事務所の職員として携わってきたことをもう一度振り返りまして、そして綾に対してどういう自分はイメージを持っていて、もしいいイメージを持っているならば、どんなふうにそのまちを自分の力でさらにいい方向に持っていけるんだろう、特に子どもの教育については考えました。その中で、自分なりにいわゆる熱意が湧いてきたので、今回はもし私でよければということでお返事をさせていただいた次第であります。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) これから町長と協力してやっていかれるんだろうと思いますけれども、お互い体が別々であるのと同じように、考えもそれぞれ違うところが出てくるとは思います。そのときに町長に対して苦言、これはできますでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 教育長。
◎教育長(岩切康郎君) 町長への苦言ということにつきましてでございますが、今回、先ほども申し上げましたように町長のご推薦を受けて、議会の承認を頂いて役職についております。したがいまして、まずはいま議員がおっしゃったように町長の目指されているこれからの綾町のまちづくりを教育長という立場でしっかりと支えていく所存であります。 そして、ご承認を頂きました議員の皆様のこれから様々なご要望等が私にもおありかと思いますので、そういったものやご期待に十分応えるべく、議会の中で今後ご指摘いただきます施策・事業につきましては、教育分野の専門的な立場としてしっかりと検討させていただいて、その上で必要があれば町長へのご提言や具申を述べさせていただく、そういう決意を持っております。ご理解ください。 以上です。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) ありがとうございます。ちょっと安心しました。やはり苦言ができないようでは困ります。 私も個人的な話になりますけれども、町長を応援した身なんですよ。途中から方向が違っちゃったものですから、こうやってがんがん文句を言う何かつまらん人間になってしまったんですけれども、ぜひともお願いします。 でないと補佐役として、副町長もそうですよね、イエスマンじゃ困るわけですよ、どう思われますか。これから右にいて、町長の言うとおりに、はい、そうですかっていうだけじゃ仕事にならんわけです。どうでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 副町長。
◎副町長(中薗兼次君) お答えします。 私も昨年10月1日から副町長という重職を担っております。私自身、役場のOBでもありますし、今までのまちづくりをずっと経験した人間でもありますし、それに合わせた上で、また町長が考えている今後の施策、それについては職員を代表するというか、そういった立場でいろんなアドバイスもしながら、またいろんな指導も指示も受けながら、いわば二人三脚でこれからの綾のまちづくりに一生懸命頑張っていきたいと考えております。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) どんどん文句言ってくださいよ。二人三脚ってきれいな言葉で逃げないで。じゃないと、これ町長のための綾町じゃないんですから、町民のための綾町ですから、そこははき違えないでくださいよ。 次に行きます。また教育長に戻ります。 いじめの対策はどうするのかということで、どうしてこれを入れたかというと、以前いじめの問題があって、私もちょっと関わったんですけれどもそのときに、詳しいことは言いません、そのご家庭からもう言わんでくれと言われましたので。その教育課の担当の人の考えと、それから被害を受けられたご家族と意見が違ったんです。町長はどっちを取りますかって言ったんです。そうしたら残念なことに、その担当のほうを取られたんです。いじめのご家族のほうの人の立場に立たなかったんです。これはおかしいんじゃないかということで、すごいがっかりした思いがあったんです。 もう基本的なことですよね、基本的なこと。いじめがあった場合にどうされますか。
○議長(松浦光宏君) 教育長。
◎教育長(岩切康郎君) それでは答弁申し上げます。 いじめの対応につきましては、何よりも未然防止が第一ではありますが、それと同時に、いじめはどの学校でも起こり得るものであるという認識の下、早期発見、そして早期対応に努めてまいる所存でございます。 今後、綾小中学校におきましては、各学校に学校いじめ防止基本方針というものが設けられておりますが、いま議員からご指摘あったような児童生徒の事案等が発生しますので、そのときの状況等に応じてこれを毎年更新をし、必要に応じてそういう検討会を行って、その結果を年度当初に職員が若干入れ替わりますので、必ず共通理解を図り、年度初めの早い時期に参観日等を利用して、保護者への周知も確実に行うように指導していきたいと思っております。 また、児童生徒、それから保護者を対象にした定期的なアンケート、そういったものも学校は行っておりますけれども、その結果に基づいた教育相談というものは当然きめ細やかに行って、決して子どもたちの小さな変化、サイン、そういったものを見逃さないように積極的にいじめを認知する、そういう姿勢で取り組んでいただくよう校長会でも先日お願いをしたところでございます。 いじめに関する様々な情報については、学校が子どもたちを対象に毎月1回実施するアンケート、そして、そのアンケートを取った後は、校内のいじめ・不登校対策委員会、そこでその結果を全職員で共有し、具体的な対策を組織的に実行していきます。 教育委員会としましても、町が派遣しているスクールソーシャルワーカー、それから県から派遣を頂いているスクールカウンセラー、この専門スタッフを十分に活用して、学校のそういった取組を側面からしっかり支援していきたいと思っております。 また、綾町のいじめ防止対策委員会もございます。こちらには様々な分野から専門的な意見を頂ける5名の方を委嘱して、綾町いじめ防止対策委員会条例に基づいて定期的な会を毎年1回開催しております。もし重大事態が発生した際には、速やかに臨時でこの委員会を開催する予定にもしております。 それから、そのほかの取組としましては、今後、関係機関等と十分連携を図りながら、子どもたちがSOSをなかなか出せないんですね、思っていても出せない。そのSOSの出し方に関する教育、そういったものを私たちも勉強して、学校職員のほうに研修も受けていただいて、このSOSの出し方に関する教育を今後、力を入れていきたいと考えております。 加えまして、先ほどの答弁でもご紹介しましたが、SNSを活用した本町独自の相談体制、こちらも整備をしていきたいと考えております。 以上です。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) そういう仕組みといいますか、考えといいますか、それは以前の教育長にも聞きましたから、そういうことだろうと思うんです。 私、議会で前言った記憶があるんですけれども、自分のことですけれども、私、小学校6年のときにはいじめもしたし、いじめられもしたと。1年間学業が手につかず、もう飛んだんですよ、授業もまともに聞かないですわ。もう学級全体がそういうふうになってしまったから、私は自分で言うのも変だけど、基本的にはまじめなんです。でも、そういう雰囲気になったときに流されるんですよ、まだ小学生ですから。それでワルをやるわけですよ。ワルをやってそのときに思ったのは、ワルをやるのも大変だなと。粋がらなきゃいかんし、このままこの道進んだら俺やくざになるなと思って、やくざになったらもっと大変だろうと思って、その道はそのときにもう自分で切ったんですよ。だから、そういうこともあります。 だから、いじめがあったとき、それからそういうワルをした人に、目の前に来たときにその担当、先生とかそういう学校の人がどう生の態度でもって接するかです。そこが大きな分かれ道になると思うんです、私は。だから小学校6年のときに担任は大学卒の、ほんですぐ来たんです。だからもう自分パニくっているわけですよ。ほんで人の頭も殴らんし、だからやり放題やって、ほんで先生も我慢できなかったんですよ、3学期になったら殴り始めたんです。だから私も殴られました。そのときによかったんですよ、私は、痛かったけど、先生もやるじゃんって。 今はそういうことできないんでしょうけど、だからそういうことも踏まえて、教育っていうのは物すごく大変だと思うんですよ。法則があってこうすればいい子が育つとか、勉強ができるとか個性が伸びるとかって、何もないような気がしてしょうがない、私は。 だからその次のことなんですけど、成績が向上すればそれはそれで悪いことはないと思うんですけれども、教育長はグローバル人材の育成ということも考えていらっしゃるようで、これグローバルっていうのは地球規模っていうことですからね、日本じゃないですよ。だから、それだけの人材のを育てるっていうのは並大抵のことじゃなくて、すぐにはできんとは思うんですけれども、具体的に何かありますか。
○議長(松浦光宏君) 教育長、ちょっと待ってもらっていいですか。 残り時間が2分しかありませんので、一括して残りの質問もしていただけると助かります。一度回答をもらいますか。教育長。
◎教育長(岩切康郎君) 今、議員ご指摘いただいたように、グローバルな視点を持ったふるさと愛でありますとか綾に貢献したい、そういう気持ちを持った子どもを育成するというのは並大抵のことではないと思います。決して学校の教員だけでは不可能です。ですから、私は綾町全体を大きな教室にして、町民の皆様にたくさんご協力を頂いた上で、そういった子どもを育てていきたいという気持ちを持っております。 ただ、その世界的な、グローバルな視点を子どもたちが身に着けるためには、やはり様々な外国の様子でありますとか状況というものをインターネットで調べるのも大事ですし、そういった外国に行かれた方のお話を直接伺う、そういった機会も今後、意図的に設けていかなければいけないでしょうし、そういった外国で生活した経験のある教職員も機会があれば綾小中学校にお呼びしたいという考えも持っております。 いろいろな刺激を子どもたちに受けさせたいと思いますし、いろいろな町民の皆様と直接子どもたちが語り合える、そしていろんな仕事を持たれている方の生の思い、辛いところとか楽しいこととか生きがいであるとか、そういったことをしっかり子どもたちにも聞けるような学習の場を確保していきたいと思っております。 すみません、時間がかかって。以上です。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) ぜひお願いします。最高の人、最高の場所、それは分野は問いませんが、そういう人に会わせる機会をつくってください。何かの役に立つはずです。 ふるさと大使についてお聞きします。決定の経緯を、どのように決めたのかお答えください。 それから綾岳の看板、これ宮日の新聞記事に載っていました。これの見解をお願いします。 それから
農業支援センター、これは解散の手続が私おかしいと思うんですけれど、以前の農林振興課の課長がつくられたんだと思うんですけれども、これおかしくないんでしょうか。 それとあそこの利用されていない土地があります。公拡法の制限があるということで、これ今、老朽化した長屋式の住宅とかありますでしょう。ああいうところの代わりに、ここに新しくその住宅を建てて、環境がもうちょっといいところようなに住んでもらうようなことができないんでしょうか。とりあえずお聞きします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) では、まとめて回答したいと思います。 ふるさと大使の件についてですけれども、綾町観光協会長が綾町観光協会ふるさと大使設置要綱に基づいて委嘱しているもので、私が観光協会長を兼ねさせていただいております。そういったことからお答えさせてもらいたいと思います。 今回お願いした方につきましては、町内でご存じのおたすけマンとして活動されている森岡朗氏で、ふるさと大使に委嘱した経緯についてでございます。日頃から地域振興に貢献いただいており、さらにSNSを通じた本町のPRにも取り組んでいただいていると。 福岡県で開催されるエコパーク関連のイベントで本町のPRをお願いしたところ、本人の方から申出もあり、内部で協議・検討した結果、今年1月12日付け委嘱をさせていただいたところであります。任期は要綱上1年となっております。再任もできることになっておりますけれども。 森岡氏に関しては、ぱっと見ても情報発信力、人を引きつける力もありますし、綾町におけるインフルエンサ―というんですか、結構彼の下に人が集まってくる、多くのフォロワーも抱えているということで適任ではないかというふうに考えております。 次に、綾岳看板破壊への対応についてということですけれども、綾岳は、矢筈岳につながる登山道の一部を利用し、町が綾岳と名付け、登山道に案内看板を設置し、管理を行っています。 最初に被害が確認されたのは3月12日で、綾岳の文字が油性ペンで塗り潰されていました。油性ペンを拭き取るなどの対応を行いましたが、4月には再度スプレーで塗り潰される被害が発生しました。このことは4月26日の宮日新聞に掲載されております。その対応としてですけれども、登山道の入り口に、いたずらをやめてください、警察への被害届を提出しますとの内容の貼り紙を行っております。 その後、落書き等の被害は発生していない状況ですけれども、一応綾岳と名付けましたけれども、このトレッキング、こういうのを通じて、綾の森のよさといいますか、そういうものを理解していただきたいと、多くの方に知ってもらいたいというふうに考えております。
農業支援センターについてです。解散の手続に関してなんですけれども、
農業支援センターにつきましては6月末が事業年度の終了月となっており、今月末日をもって解散することが決まっております。 スケジュールとしましては、6月末日の事業終了、7月に決算書等の作成、監査の実施、8月頃に通常総会を開催し、解散報告、決算報告を行います。その後、2か月間の官報公告期間を経た後に、税務上の処理、残余財産の処分、基金の清算などの処理を経て、清算総会を11月頃に開催する計画にしております。 あと最後になりますけれども、
農業支援センターの未利用地の活用策ですけれども、今提案ありがとうございます。
農業支援センターの用地として購入しておりました南俣保育所の南側の町有地の活用策はということでありますけれども、現在のところ具体的な活用の計画は立っておりません。 この土地は、公有地拡大の推進に関する法律、公拡法の適用を受けて先行取得したものでございますので、学校や公園などの公共性、公益性を有する目的のために使用しなければならないということになっております。保有資産の有効活用の観点からも、議会、町民の皆様方のご意見等を伺いながら、なるべく早い段階で活用な方法について検討してまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(松浦光宏君) 残りが20秒なので、4つあればもう一遍に再質かけていただけると助かります。青木議員。
◆議員(青木實君) ふるさと大使と率直に言いまして、こっちに来られて2年半だそうです。すごい私は違和感を持っています。町長はお気に入りかもしれませんけれども、そういう話は私一人ではありません。 それから綾岳については、これは綾岳っていう名前が地図上にあるわけでも何でもないわけで、国富の釈迦ヶ岳、地図上に載っているのはその名前でしょう。だから反発するのは分かるんですよ。これは国でいえば国境問題になりますよ。これは国富町に対して十分な説明、あるいは謝罪、そういうお気持ちがあるのかどうか、最後にお聞きします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 2つご質問だと思うんですけれども、ふるさと大使森岡君に関してですけれども、いろんな意見があるかと思います。でも、影響を与えるといいますか、新しい、私ももう若くはないですけれども、ある意味そういう感覚というのは若い人じゃないとないところもあるのかなと思います。今までのところ結構PRに関して一生懸命やってくれていますし、熱意も感じますので、ちょっと見てみたいと思います。 綾岳に関してなんですけれども、これ場所は綾町側なんですね。確かに山登りをする、私の友人にもいますけれども聞いてみました。やっぱり登っている仲間の間では、あそこかという形で、そこを新しく名前をつけることに違和感を感じるという意見も聞きましたけれども、ここのところは新しいトレッキングコースということで、綾の森、山を知ってもらう意味で、PRすることが町にとってもメリットがあるのではないかというふうに考えておりますので、そこのところはご理解いただきたいと思います。(「謝罪は」と呼ぶ者あり) 特別、国富町からこれに対して意見もまだ聞いておりませんので、特段する、(「謝罪するということはしない」と呼ぶ者あり)私は今謝罪ということは考えておりません。
○議長(松浦光宏君) 関連質問の希望はありませんか。(なし)
○議長(松浦光宏君) 青木議員の一般質問を終わります。………………………………………………………………………………
○議長(松浦光宏君) ここで暫時休憩いたします。(休憩午後2時36分)………………………………………………………………………………(再開午後2時46分)
○議長(松浦光宏君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 兒玉千歳議員の一般質問を許可いたします。
◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。
◆議員(兒玉千歳君) マスクを取らせていただきます。2日間に続いての一般質問で本当にお疲れだと思っております。 でも、私は初めてですので、飛ばせて行きます。まずはよろしくお願いいたします。通告に従って質問をしていきます。 まず、ごみ問題、これは宮原を試験的にされたわけですけど、宮原地区の公民館長には3月の定例総会の場でも、「ちょっとお前席出てくれんか」ということだったから、行ったついでにいろいろ話を出しました。その中で考えられる対策を先に取っとかんにゃいかんちゃないかと。それと地域住民には、ちゃんと説明せんと、いざ始めてからじゃ間に合わんことやら、また誤解が生じるぞと言いました。 でも、館長は「町がしてくれるじゃろ」と、「うん、うん」と言うだけで後は町がしてくれるじゃろうと。町が言うてくっじゃろうというような言い方だったです。「うんにゃそんなわけにはいかんとじゃがね」って言うたっちゃけど、その中で旧班長と新班長には集積車が大きいから道路いっぱいいっぱいになるところもあるぞと。また交差できないとこもあるから、地域住民にはそれなりの通行を考えてくれと。対策を取られるところは取っておかんといかんし、また、それでも入らない小さな路地があるから、そこあたりの世帯はどうするのかと。そこあたりのことも町のほうに軽トラを準備していただいて、取りあえずコンパネで建ててでも回収してどっかで移すとか。また、どっかで集積するとかいうような方法もとってもいいちゃないか言ったら、「うん」と言うだけで、また話も全然進まなかったです。 結局、今回のを見て感じたところでは、課長も本当にもう収集車の後ろをついて回るような、走って回るような状態だったです。カラスが。今まではひととこひととこにみんな集積しておったから、もうカラスも慣れてそんなに被害を出さなかったんですけど、今度は家庭ですので、道の両脇やらにポツンポツン置いちゃるもんだから、カラスが元気が出て本当に黄色い袋じゃろうが何じゃろうが関係なしに、もうバクバクやられたです。 だから、やはり今度アンケートやら取られるということですので、十分そこら辺のとこを考えてやっていただきたいと思います。 その中で1番、2番、3番、課題改善まで一遍に答弁していただけると助かります。よろしくお願いします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) お答えします。 兒玉千歳議員の地元宮原地区をモデル地域として、今回やらせていただきました。そもそも宮原地区を選んだというのが、ちょうど綾町の10分の1の規模、約300世帯、人口も700人ぐらいということで、一つの目安になるんじゃないかなと。あとはもうこの地域は宮原のほうは隣の地区と接していない川で仕切ってありますから、そこの中だけで関係できると。これがまちなかの神下とか東中坪とかなったら、どこが境界かとかいうのもありましたから、そういうとこでやらせていただきました。本当に公民館長をはじめ地域の方には力を頂きましてありがとうございました。 これは昨年のまちづくり座談会の中でいろんな地区から出てきて、ごみの問題をなんとかしてくれんかというのが一番やっぱり多かったので、それで、昨年来ずっと考えていたことなんですけれども、これに対して町と民間のほうで検討して、まずはちょっといきなりボンとやるよりは、宮原でやらせてもらってその結果を取りたいということでスタートしたようなとこです。 今後、しっかり分析して、実際に国富でもやられていますよ、よそのまちでもやられています。ですから必要であればそういうところの視察も含めて、これからどうやって全町に展開していくかということを考えていく必要があるというふうに思っておりますので、引き続きご協力をお願いします。 質問の中で、これまで説明してまいりましたから、大体の宮原でやったことは理解していただけたのかなと。 2つ目の良かったこと、悪かったことをちょっと整理しますと、戸別収集を行うのですから、当然、皆さん、今まで遠くまで持っていったのが、家の近くでそういう面では利便性は高まります。 さらに分別されてない混合ごみの後処理に関しては自己責任というのが明確化しますから、誰が出したごみかというのがはっきりすると。また、班に加入していない町民でごみ集積場には出さずエコクリーンプラザみやざきに直接搬入している町民が少なからずいるということも分かりました。 この点で、宮原地区の状況だけでなくて、全町での状況だと考えておりますので、戸別収集による解決方法もその一つですけれども、いろんな複合案もあるかと思いますけれども、地域のつながりが重要なことだというふうに、今回の調査の中で分かりました。 課題の改善策ですけれども、これまで昨年のまちづくり座談会でいろんな意見を頂きまして、高齢化によるごみ出しが困難な町民がたくさんいらっしゃるということで、このことをやっぱり一番重要視して考えていかないといけないのかなと。また、自治公民館の未加入者の増加が見られるように地域のつながりが希薄化していることも、そういうことの原因になってきているんじゃないかなというふうに考えております。 解決していく問題は、これからたくさんあるかと思いますけれども、生ごみの問題も含めて今後、全町的に考えてまいりたいというふうに思います。 以上です。
○議長(松浦光宏君) 町民課長。
◎町民課長(野村修君) 結果ということで、補足して数字的なものを申し上げたいと思います。 先ほど町長がこれまで202か所の戸別収集を行ったということですが、地図を各班長さんに落としていただいて、収集車が収容できない戸数は50戸でございました。202戸ということですけど、兒玉千歳議員もご存じのとおり、臨時に集積場を設けるところもございまして、そこの臨時集積所を設けたところは24戸ございまして、結果202戸のうちの24戸が臨時の集積所でしたので、178戸が戸別収集ができた数と。収集車が収容できなかった戸数が54戸に24戸を足すと74戸ということで、約30%が宮原地区の場合にはごみ収集車が入らなかったということであります。これにつきましては、宮原の町営住宅と民間の賃貸住宅は含めておりません。 以上です。
◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。
◆議員(兒玉千歳君) 本当にまた、やはり事業をするについては、先にちゃんと住民には説明をするべきだと思います。まだ言いますと、高齢者の方が「うちの木戸口には誰かごみを捨てちょっる」と言われるわけですよ。それはそうですね、世帯主は若い息子さんたちだから、息子さんたちには回覧板やらで告知ができるんです。でも、高齢者のほうには来ていませんから、だから、そういうふうなできごとも起こります。先日は、「たまたま車もないから自転車に乗るっちゃけど、自転車が故障しておるからパンクしているからもう歩いて持っていかんにゃいかんとじゃ」って言われて、もうふうふう言うて私の横で座りやったから、一声二声かけて話はしましたけど、やはり戸別収集は本当にいいと思っております。 これについて、また費用等その内容を地域の住民やらとも、またちゃんとした対策を練って決めていただきたいと思います。ぜひよろしくお願いいたします。 それと、後を急がんと間に合わんごとあるから、2番目に、町長は任期が1年切りました。その中で今回も上げております
社会福祉協議会の理事長交代と
シルバー人材センターの理事長交代。今まで副町長がしていたのを町長ということですけど、なぜ今の時期にこのような大きな一番トップの人事をするのか、交代をするのかを教えてください。よろしくお願いします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) お答えします。 社協、
シルバー人材センターそれぞれの理事長交代ということですけれども、理由は任期が2年間となっていましたから、両方ともこの更新の時期ということで、じゃ、新しい理事長をどうしようかと。 ちょっと順番から言いますと、
シルバー人材センターですが、前は増田前副町長がやられたと。引き続きやってもらえんだろうかということで、ちょっと体調的にもう引退したいということで、新しい
シルバー人材センターの理事長をということだったんですけれども、これまでは副町長がやっていたんですけれども、併せて
社会福祉協議会のほうもありました。 副町長と一緒になって、もう両輪でやっていかないといけないんですけれども、私のほうが
シルバー人材センターのほうの理事長を引き受けて、
社会福祉協議会のほうは副町長、こちらのほうの事務経験も長いですし、ノウハウ、経験のほうも持っていらっしゃいます。そのほうが適任ではないかということで、社協のほうは副町長にお願いしようと。ただ、まだ今の段階では両方とも私になっております。社協のほうは今月の末ですか、そこで理事会のほうで承認いただいてということになりますけれども、社協のほうを副町長、
シルバー人材センターを私のほうと。 ただ、今回
シルバー人材センターのほうに私が就任しましたけれども、そこで分かったんですけれども、各自治体でこの
シルバー人材センターの理事長をやっておるメンバーを見ていましたら、町長、副町長いないんですね。よその町は皆さんそうなんですよ。なぜか綾町だけが代々副町長がやっていたんですけれども、そういう意味では、今後選考に当たっては考えていかないと、そういうことも必要なのかなというふうに感じております。 以上です。
◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。
◆議員(兒玉千歳君) やはり前もってそこあたりのところは調査をして、内容を吟味してから動いてください。社協の人事についても昨年の4月には社協の内部体制を強化して、今から先の団塊の世代が上がってきて増えても大丈夫なように体制をするということで、社協の中の人事異動やらいろいろされたばっかりであります。 昨年はその半年目には、もう一番肝心要の局長を動かすというようなことでありました。でも、それからまたなんとかかんとか落ち着いたかなと思うちょったら、今度は、また交代というようなことであります。 今おっしゃられたように中薗副町長のほうが適任者だと。経験も長いというようなことを、今、気づかれたらおかしいでしょう。もう自分がなったときから分かるわけだから、そこを言って副町長にあげても社協のほうの中の人事のほうをしっかりとつくっていただいて、そこにいていただいて、もう過去になりますけれども、副町長はもうどっからでもいいですよ、連れてきてもらえば。県のほうでもそういう体制を作っていただければ、安定した社協ができ上がっていると思っているんです。 なぜ、今、話をするかというと、社協も児童館からやすらぎの里まで本当に幅が広いです。それと高年者クラブも入っております、組織の中に。だから我々グラウンドゴルフ協会も入って応援をいただいておりますけれども、本当に
社会福祉協議会というのがどれだけ社会に大切なところかというのを再認識していただきたいと思います。 それと
シルバー人材センターのことですけれども、あそこも本当に営利団体とは違いますね。だから、彼たちの言い分では本当に組織の中の人がなってもらったほうが都合がいい、やりやすいとその内容が分かりやすいというようなことと、会員との触れ合いもできるというようなことでありますので、ぜひそこあたりのとこも吟味していただいて、また次の役員交代のときには指導していただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 千歳議員、貴重な意見ありがとうございます。適者生存という言葉がありますけれども、社協、
シルバー人材センター、本当にこれがいま有効に活用するようにと。本当にこれを動かしていくには、ふさわしい先頭を切って引っ張っていく人にやってもらうというのがよろしいかと思いますので、取りあえず2年間というのをこの体制で進めていきたいと思いますけれども、今後、いい方がいらっしゃったら、どんどんその方になっていただきたいなと思います。 以上です。
◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。
◆議員(兒玉千歳君) ぜひ。町民あっての組織ですので、町民が本当に働きやすいように、また有意義に生活ができますように指導のほどをよろしくお願いいたします。 3番目に、農業についてです。
農業支援センターの解散についてですけれども、いろいろと今までに同僚議員からの発言の中で解散について進めておるというようなことを言っておりますけれども、解散については、これ議会の承認とかそういうのは必要ないんでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) こちらのほうは特段議会のほうからの承認というのは必要ないというふうに思います。
◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。
◆議員(兒玉千歳君)
農業支援センターが一般社団法人になるときは、議会にかけたと思います。議会に報告もありました。議事録を見てもらえば分かる。私の記憶違いかもしれません。機械等もそのときに買われて倉庫やらも作りました。私は、だからそのときに機械の取り扱い、十分農機具はすぐさびが来たり、支援センターでありますので、若い人たちが次使うときに使えないとなってたら困りますよ。燃料も満タンにするとか、そういう規約とか、機種ごとの記録簿、点検簿も置いておかんと、誰が使ったのかというのが分からんから、そういうことまでちゃんと管理してくださいねというようなことをお願いしておったんですけれども、現在はどのようになっていますか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 機械等の点検、監査についてなんですけれども、
農業支援センターが所有していた農業機械を含めた固定資産につきましては、税理士、司法書士と相談しながら適正に処理を行っていきます。 農業機械類につきましては、機械利用組合が引き受け、引き続き農家への貸出業務を継続していくことになろうかと考えています。そういう方向で進めてまいりたいと思います。
◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。
◆議員(兒玉千歳君) その解散についての議会の承認は必要ないんですか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 一応報告ということでよろしいかと思います。
◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。
◆議員(兒玉千歳君) 監査委員の立場で言いますと、今まで監査していました。またお金を出した上に今度は1,000万円のお金も出しておりました。そのとき私は、直接は言えなかったんですけれども、「なんでこの赤字の団体で1,000万円というあっとね」と言うたことがありますよ。「ああ、これは別に取っておったですよ」と言われたけどおかしいですよ、でも。
農業支援センターで赤字が出ていて、そういう1,000万円という金があるはずがないと思いますよ。 そういう中で、もう一回調べていただきたいのは、本当に解散について議会の承認は要らないのかということです。お願いします。 それと……。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員、回答があるみたいなので。
◆議員(兒玉千歳君) はい、はい。
○議長(松浦光宏君) 農林振興課長。
◎農林振興課長(入田賢一君) 結論から申し上げますと、一般社団法人綾町
農業支援センターでありますので、議会の承認は必要ないというふうに考えております。 また、監査につきましては、
農業支援センターの監事につきましては、現在、町代表監査委員と農協の代表監事が監査委員に任命されております。 兒玉千歳議員が監査をされたと言われますのは、町から補助金が出ている団体に対して監査を行われておりまして、監査をしていただいた経緯はございます。多分、そのことだと思っております。 以上です。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 1,000万円のことを言われましたけれども、これは町から出資金ですね。その1,000万円ですね。
◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。
◆議員(兒玉千歳君) あっちからこっちからだったら話が……。その解散についてはもう議会の承認は要らないということですけど、その農機具は財産です。これを買われたときは町の予算で買われていると思います、予算で。そういうのをしっかりと最後まで取り扱いしないで、JAにどうのこうのとか言われていますけれども、本当に財産については点検をしていただきたいと思います。 それから、今この支援制度を利用して就農されている方たちが、みんなの意見交換会とか、そういう話し合いの場が欲しいということになっておりますけれども、町としてそういうのを何か月おきとか1年おきとか取っていただくような方法はできないですか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 新規就農されている方、今、SAPのメンバーもそうなんですけれども、若い方でやられたいとかいらっしゃいますけれども、先日もちょっと若手の人と相談したいということで意見を聴きたいということでありました。 これからやろうという人に対して、どんなことができるかというのは密にいろんな意見を聴きながら、支援できるとこはしていきたいというふうに考えています。
◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。
◆議員(兒玉千歳君) ぜひそこあたりのところを本当に大切にしていただいて、有機農業の発展に頑張っていただきたいと思います。 ちなみによその町のことですけど、川南町にも
農業支援センター、この体制があります。あそこがこれを利用して移住者が増えているんです、若い人たちが。というのは綾と違ってやり方があそこの場合は、先輩農家が入ってきた若い就農者に指導している。その道のプロの先輩が育ってもらうための指導をしているというようなことをしているんです。 だから、綾町もこの支援センターが本当に所期の目的を達成しないまま終わろうとしていますけれども、もう少しそこあたりのところを吟味していただいて、また違った形で取り組んでいただきますように、よろしくお願いいたします。 それから、次の4番、観光についてです。 町長が就任されて何をしたかといったら、一番最初に綾マラソンを廃止されました。これは町民も町外県民も本当にびっくりしたと思います。 私から言うと、綾町の基幹産業は農業と観光とおっしゃいますけれども、このマラソンに来ていた約1万人以上の人たち、またそれとランナーたちをなぜ観光に生かせなかったのかをお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 4番目の観光の件をお答えする前に、最後の農業についての就農者に対する支援ですが、川南町の日高町長なんですけれども、もとSAPのOBなんですね。自分でも施設ハウスでからやられていて、その辺のかなり詳しい方です。 そういう意味で本人も一所懸命やられていると思うんですけれども、いいとこは本当に見習わせていただいて、今、座談会等でも話しているんですけれども、今年、緑の交付金という中で有機農業に力を入れていこうと、その中で学校の創設とかというのも含めておりますけれども、その新しく入ってくる方、来ていただく方に対する支援というのも考えていきたいと思いますし、本当の農業支援になるようなそういう制度というのは、これから考えていかないといけないと思います。 今までのものが決して悪かったというんじゃなくて、本来の機能、働きをまだ十分してなかったんじゃないかなと。その辺は改善する余地があると思いますので、新しく来てもらう方が、本当に地元で働いていただくようなそういうサポートをしていきたいと思います。 観光について。綾マラソンについてご指摘がございました。 これは、もう私が町長に就任したときから説明していたんですけれども、過去30年多くの方から、「なんで辞めると」って県知事からも言われましたし、旭化成の宗監督からも言われました。 本当に心苦しかったんですけれども、一つやっぱりちょっとマラソンとして町主導でやるにしてはちょっとだんだん大き過ぎてきたんじゃないかなと。やっぱりもうちょっと身の丈に合ったということから始まっていって、これに対する費用の持ち出し2,000万円強以上の費用がかかっていると。このやり方自体ももう30年以上も前にUMKのほうと話をされていって、本来、町としてもっといい形のやり方があったんじゃないかなというふうな反省から、一旦これを終わりにしてということで、就任当初、もうラストランにさせていただくということで、いろんな声がある中、中止になったんですけれども、今その若い人たちがまたやりたいと、で私はこれを積極的に支援しようと思っているんです。彼らもどういう形でやるのが一番効率的なのかということも考えておりますし、手作りのマラソン大会と言いますか、それで本当にまちにとっていい形になるようにというふうにしていきたいと思います。 また、これを観光に結びつけるということもそうです。以前のマラソン大会は確かに多くの方は来ていたんですけれども、意外と地元にお金は落ちなかったんです。お金を落とすということばっかりじゃないんですけれども、照葉樹林のまち綾町というのはもう30年間通して宣伝したかと思うんですけれども、今度、新しい形でこのマラソンを通じて広く綾町のことをPRしていって観光につなげていくという形で進めていきたいなと思います。
◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。
◆議員(兒玉千歳君) ぜひ農業については本当に根本的に取りかかっていただいて、また新しい芽を育てていただきたいと思います。 マラソンについては、昨日、今のマラソンの関係者と議員との話し合いもありました。その中で、またいろいろ話をしてきましたけど、とにかくこのマラソンについては、ランナーもですけれども、そのついて来る家族たちは1週間綾川荘でも滞在してもらえば費用の何割かはみますよとか、そうしていただければ綾町も潤うわけであります。 それと子どもたちは前の日に泊まっていただいて、家族で泊っていただいて、日曜日は5キロを走るとか、そういう楽しみもあります。我々アユ釣りの仲間も6月1日の解禁のときは、球磨川とか、いろんなとこに行ったら、もうその宿というところにみんな泊るんです。そこでおとりアユを買ってぱっと行くんですけど、その宿に行くと宿にはもう広島辺から来たり、福岡県から来たりとかいろんなところから来るんです。「おお、今年も元気ね」というような感じで。やっぱりそれと一緒です。 このランナーも本当に遠くの人たちが「行きたいっちゃけどね」というようなときは、そのように宿泊施設も完備しておりますよと。来ていただければ安い料金でとか、手ごろな料金でとかいうような感じでもしていただければ、観光につながるんじゃないかなと思っております。よろしくお願いいたします。 それと、3番目に、今、話がありましたけど、この今取り組んでいる若い人たちのマラソンを復活というか規模を広げていくというようなことに計画していますけれども、それについては町自体では少しバックアップできるのか、それと、またほかに町のほうでいろんなサイクリングとかウオーキングとかそういうのを含めた何か事業を計画されているかを教えていただければ幸いかと思います。よろしくお願いします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) このマラソンに関してなんですけれども、今回、ゆめ
応援プロジェクトで、これに関しても提案がありました。これに関してはその提案した責任者の方にちょっと役場に来てもらって詳しく話を聞いたんですよ。ゆめ
応援プロジェクトの中では一応30万円という上限を作っておりましたけれども、彼らと話して、やっぱりもっと将来的には展開したいということで、ゆめ
応援プロジェクトの30万円の枠ではなくて、ちょっとその中とは別に、彼らが一体どのくらい今度やろうとしているのにかかっているのかと、これから話を詰めていこうと、また別なところでやろうと今していますので、今年やる300人規模ぐらいのマラソンと考えています。それに対しては町のほうも予算的な支援も入れていって、これに力を入れていきたいと思います。 今、もちろんこのマラソンも一旦辞めたラストランで照葉樹林マラソンは3年前に終わりにしたんですけれども、こういう形で若者が立ち上がってくれています。これを続けていくと。 このほかにサイクリング、自転車のほうも綾を舞台にやりたいという意見が来ています。7月にも実際に九州の大会を開きたいという意見が来ていますので、こういうものも新しい綾町のPRという形で検討していきたいと思います。ただ、初めてのことなので、いろいろ地元の人の協力とかも必要なんですけれども、ちょっとそういうところも手探りでやりながら、サッカー、野球もそうですし、マラソンもそうですし、いろんな形で多くの方に来てもらえるように取り組んでまいりたいと思います。
◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。
◆議員(兒玉千歳君) サイクリングについてもですけれども、宮崎市から西都まで、もと列車が通っていたあの軌道が何か舗装されていて、今、サイクリングロードとして宮崎市のサイクリング協会が、そういうのを利用して行っているというのは情報も入っております。宮崎と綾ともちゃんとしたサイクリングロードもありますので、そういうのも利用していただいて計画されればいいと思います。 ちなみに自転車についても、ベンツが出しているのなんかは1台で60万円ぐらいはしますから、皆さん、「ちょっとそこに置いちょくわ」というようなことはほとんどないと思います。だから、そういうところもピシャと設置していただけるように、よろしくお願いいたします。 それから、4番目の綾川荘を含む宿泊施設の利用状況についてですけれども。 もう私もこれ一般質問するのはもう3回目になります。本当に最初からいろんな不備のことを言ってきております。協定書あるいは契約書というのは、もう確実に出来上がりましたか、そこあたりのとこを教えてください。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 5か年の基本協定書、指定管理契約の5か年の契約書というのは昨年結んでいるんです。5年間ということで結んでおります。それにくっつけて年次契約書、もとの契約を結んでいると1年度で。その中には初年度の委託料2,500万円というのもしっかり明記してやっております。2年度は2年度で結ばないといけないと。その2年度の年度契約書を結ぶというところはまだ話し合いがまとまっておりませんので、まだ結んでいないというところですけれども、一応、こちらのほうでは暫定の案も出して話し合いで合意するところまでは暫定で行こうかということも出しているんですけれども、まだそこんとこものんでいただいてないということなんで、これについてはしっかり詰めていきたいと思います。
◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。
◆議員(兒玉千歳君) 要は、この協定書の中でいろいろ条件は出されて、お互いが認めて印鑑を押しています、綾町もトピカのほうも。その中で意見が食い違うようなことが起こっているのはおかしいと思います。 この項目が全部書いてありますから、これに沿ってちゃんとしていただければ、早く言えば月次報告、月次報告を出してもらっています。前も言いました。本当に出していますかと言ったら出していますと。でも、もしそこで不一致、おかしい点があればもう早く気づいて、「これ修正していただきますか」とか、「これについてもう少し詳しく調べて教えてください」とか、そういうこともできるし、また自ら課長でも町長でも「あんたどもはよって、ここはこうなっちょるけれどももう少し何か詳しく知りたいちゃが」と、私はこんなふうに言いますけど、そういう身近な関係っていうか、そういう垣根のない会話等でやっていただければ、まず問題はなかったんじゃないかなと思っておりますけれども、その月次報告に対しての町の指導力、それと問題点は今までになかったのかを教えてください。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 基本協定書の中でも書いております月次報告書を出すと。あと年次の計画書を出すということになっています。その月次というのは大体その月の収支についてなんですけれども、一応数字のほうは題していただいているんです。それを確認する資料は出していただけないと。 例えばこれだけ収入がありました。これだけ支出がありましたと。じゃ、その支出の証明なんですよね。ただ、それが数字だけ来て、じゃ、これはどういう経緯でこれ必要だったんですかといったときに、それがまだ提示していただけていないと。お願いしているんですけれども、初めてのことでなのかもしれませんけれども、まだ出していただけていないんで、それを確認したところで話を進めていきたいなというふうに思っています。
◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。
◆議員(兒玉千歳君) 昨日からの同僚議員の質問やらでも、町長はちゃんとした民間会社におってちゃんとした管理の下でやってきたという。指導してきたんでしょう、部下を同僚を、それと一緒です。先ほどもおっしゃられましたけれども、月次報告で出されている中で数字は確認できるけれども、その内容がはっきりできないからって言われました。これ4月から月次報告は出ていますよ。4月からそれを言ってきましたか。4月から言ってきましたか、お答えください。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 私はこういう官と民の契約、私、民間の立場でしたから、そういう形で昔の通産省、経産省のほうの事業とか、あと外務省JICAのほうの事業とかこういう事業をたくさんやってきました。その中でどういうふうに検査するかというのもつぶさに見ましたし、最後、私は通産省の外郭団体のほうに出向して、「NEDO」というところですけれども、反対の立場でそれを検査する役目のほうもやってきた経験があります。 どういうふうにやるかと言いますと、1年間どういう形でこれだけの費用がかかりますということで、契約を結んでスタートすると。例えば委託料をこれだけ2,500万円なら2,500万円でやりますということでスタートします。それでやっていって、通常半年で概算の実績報告書を出して、概算ですね。そこで一旦検査して、それまでの半年間が妥当であれば、そこでお金を支払いすると。 では、下期のほうということで、また最終的な生産報告書からやって出してそれに対するエビデンス、証憑と言いますけれども、見積書があって契約書があって発注書があって納品書があって、それに対して請求書があって領収書があると。これがワンセットなんです。そこまでやって本当にこれはちゃんと正しく使えたかというのを検査するものなんです。 やっぱり我々の町民の税金を使ってやっていただくわけですから、正しく使えたかどうかという確認をする責任があります。そういうところをしっかり理解してもらわないと、本当にこれが妥当だったのか、これを選んだのが本当にこの使い方はいいのかどうかということがありますから、そういうところをしっかり確認していって、アッ、初年度はこれで終わったんだなと、2,500万円の委託料だったけれども、それが妥当だったのかと。じゃ、2年度目はどうするのかと、いや、もっとかかるから3,000万円かかる。じゃ、2,000万円で収まると、そういうふうな判断はできるようにならないといけないですよ。その詰めを今やっているところでございますので、もうちょっとここのところはしっかり詰めていきたいと思います。
◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。
◆議員(兒玉千歳君) 言えば水掛け論になるかもしれませんけれども、この協定書の中でも疑義が生じたときはとあります。ちゃんとお互いに話し合うということになっております。ぜひそこあたりのところはお互いにしっかりと話をしていただいて、そして先ほども私も言いましたけれども、4月の月次報告を見て、5月の月次報告を見ても1年間の内容が分かるわけじゃから、ちゃんと年度末にならないと分からないようなシステムにならないように、「鉄は熱いうちに打て」といいます。それと一緒ですよ。気がついたら本当に先に指導をせんとなんもなりません。 私も19歳から人を使ってきております、こう見えても。もう30歳やら40歳の人も使っております。それとまた会社では班長や工場長もしてきました。売り上げ等も九州では3本の指に常に入っていました。だからあと自分でもやっておりますけど、やはり指導力というのは本当に何かというと、チームワークなんです。 本当にやることについては、「オール綾」という意識のもとで。前回の3月議会でも言いました。今の3施設が本当にフルオープンして綾町みんなの憩いの場所として、「綾ならどこがいいか」言うたら「綾川荘よ、あそこに行けばなんでんあっちゃが風呂にも入られるど」って、町民がみんな町外の人やら「今日はさのぼりやが、ちょっと風呂入りに行こうか」というぐらいの安心感のある施設にしていただくのが町民の願いです。 今まで、ああいう大きな赤字経営を。本当にお金を入れていました。「どうかせんにゃいかんわね」と思いながら、なんかといいながらみんな思っていたんです。今の高齢者の方もそう思いながら歳をとっていかれました。でもその方たちが今、お風呂やらで安心して入られて、食事やらして、グラウンドゴルフをして帰られるようなシステムにしていただきたいと思いますので、そこあたりのところを本腰を入れて、ちゃんとした対応をしていただいて、お互いに納得をするような感じで、それと課長にも言います。部下に指示するだけではなくて自分がじかにちゃんと行って相談してください。町長にはその旨報告していただけるようにお願いします。いかがでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 総合政策課長。
◎総合政策課長(松下栄一郎君) 諸施設に関していろいろご指摘いただきましたところです。 引き続きしっかりと指定管理者と協議をしながら前に進めていきたいと思います。ありがとうございます。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 私のほうからも、綾川荘というのは40年以上も綾町の中にある、誰でもが愛しているというかそういう町の施設ですので、しっかりとこれを存続、持続させていくということで、しっかり取り組んでいきたいと思います。
◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。
◆議員(兒玉千歳君) 合宿センターなんかも吹奏楽やら持って来いの場所らしいです。周りは静かであるし、夜でも練習ができるということで、本当に恵まれた施設です、3施設は。だからそういうところも本当に大切にしていただければ、まだよくなると思います。 時間もありませんので、次に、教育についてです。 いろいろ上げておりますけど、前にも言いましたとおり、とにかくヤングケアラーとか登校拒否とかそういうのが本当に社会的にも大きくなっております。先ほどの青木さんの話の中でも、教育長はSOSの出し方の教育とか、早期発見、早期対策とかおっしゃられました。 これ私たちは男女共同参画でも学んでおりますけれども、この当事者の信号というのは、ものすごく出しにくい、出してなくても気づかないとかそういうものなんです。「俺、とじこもっちょっとよねえ」とか、「俺、なになによねえ」ということは、口に出されません。それを出し方の教育とか、とてもできるものじゃないですよ。もう少し子どもに寄り添った、家庭の状況が見える教育とか、そういうことにならない限りはまずできないと思いますけど、そこあたりのところの回答をよろしくお願いいたします。
○議長(松浦光宏君) 教育長。
◎教育長(岩切康郎君) 議員おっしゃるとおりでございます。 このSOSの発信の仕方というのは、教室で教えてすぐ実践できるものでは到底ないと思っております。しかし、様々な教育関係者が「なぜSOSが発信しにくいのか」そのメカニズム等をしっかり分析して、一つの発信の子どもたちに対する心の垣根を少し低くする、そういった取組が行われておりまして、県の教育委員会もこちらを今後強化していきたいというふうな取組の一つでございます。 やってみないと何とも言えないんですけれども、本当に難しいと思います。議員のおっしゃるとおりです。私たちも一緒に勉強をしながら、その効果の検証は進めていきたいというのが1点でございます。 それから、じゃ、子どもたちが発信できない、そういった心の悩みにどう大人が気づくかということにつきましては、細心の注意を払って複数の眼で教師も学校で、複数の眼でかかわっている子どもたちに目配りをしていくというのが、まず、第一であろうと。それからやはり子どもたちのいろんなところから来る情報をする、しない。本人がなかなか言えないけれども外部の目撃者であるとか、「ちょっと誰ちゃん、おかしいです」とか、そういう話はいろんな多方面から教職員には入って来る場合があります。 そういったものを、忙しいから、それは後回しだねというふうにしないで、しっかり情報をキャッチして、それに対しての事実関係を調べていく、そういった取組、本当に地道なことですけれども、ここを徹底していきたいと思っております。特にコロナ禍でやはり子どもたちいろんなストレスを抱えておりますので、人間関係づくりに対しても、もう少し強化していかないといけない部分もありますし、そういったサインを見逃さない取組がいじめ問題や不登校対策には必要であります。 また、家庭環境の急変あたりも要因になることがありますので、先ほども議員の皆様からのご質問にもありました民生児童委員の方々のなり手不足、これは、先日、宮日新聞にも取り上げられておりましたが、県内全体の課題にもなってきております。 しかし、私は学校の校長や教頭を経験している中で、特に教頭の時ですけれども、家出をしがちな子ども、それから学校を飛び出していく子ども、いろんな子どもに関わってきました。ネグレクトの保護者に育てられている子どもとか。やはり一番頼りにしたのは、一番最寄りの民生児童委員の方々でした。あの方々が一番家出をした、または家や学校を飛び出した子の行き先をよく知っていらっしゃいました。すぐそこに飛んで行って、対応したりしておりましたので、綾町におきましても、やはりこの民生児童委員の方々を中心とした地元の方々の関わり、そして子どもたちへの目配り、そういったのも十分連携をとらせていただきながら、今後、対策を講じていきたいと思っております。 以上です。
◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。
◆議員(兒玉千歳君) 本当に言葉でいうのは簡単なんです。でも、繰り返し繰り返し対応しないと、1回では絶対そういうことは見抜けることはできません。そこあたりのところをよろしくお願いします。 次に、時間もありませんので育英会について。 新課長にここで一つ質問をさせていただきます。 代議員制度を廃止しました。これについて課の中での対応等がなお忙しくなるんではないかな。いわば会員はいませんので町民の方が「俺、500円寄附するっとよね」この回数が多くなるような気がしますけれども、そこあたりのところはいかがでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 教育総務課長。
◎教育総務課長(野村敏幸君) ご質問ありがとうございます。 育英会事業につきましては、先ほど答弁でも申し上げましたとおり代議員制度を廃止して、町の事業として将来的にはできないかというところを検討をしているところでございますが、寄附金につきましては、従来、代議員の方が各地域を回って集金をしていただいていたところでございます。それが、代議員を廃止することで直接教育委員会のほうにお持ちになって、職員の対応がどうかというところでございますけれども、これはありがたい寄附ですので、職員も一所懸命そこは対応をしていきたいと考えております。 以上です。
◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。
◆議員(兒玉千歳君) なんじゃかんじゃ言わんうちに、本当に自分からでも進んで勧誘に回ってください。 それと、前の小村課長は努力されて、いろんな道で使い道とか支援の方法やらを作り上げられました。ぜひそれをまた大きくするような感じで育てていってもらいたいと思います。 町長、この代議員制度を廃止したということは、私は逆だと思っているんです。なぜかというと、こういう事業は町民参加型にすべきと思います。町民参加型で強制ではありませんけれども、もしそういうようなシステムが今後とれるような計画はできないか、ちょっとお伺いします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 今回、代議員制度というのを廃止したというその理由としてやっぱりありました。 やっぱり1軒、1軒回っていってお願いするということに対して、かなりな苦労がある。また逆に言われた方が断りにくいとかそういうところがあったんで、とりあえず一遍これを廃止してみようかということで進めてみようということでスタートしましたので、ちょっと動向を見ながら、今後この育英会以外が円滑に運営していくかどうかを見ながら、また体制についても、その時には見直していきたいなというふうに思います。
◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。
◆議員(兒玉千歳君) ぜひ本当に綾町で育てて、綾町に帰ってもらうというようなサイクルを作っていただきますように、よろしくお願いいたします。 次が、6番、防災についてです。 今いろんなことで線状降水帯も1時間前には発表できると気象庁はいっております。だから台風、豪雨、線状降水帯の予測はつきやすいです。だから1時間後には雨量が60ミリから100ミリ近くなりますよというような警報の時でも、防災無線を使ってそういう方面には避難体制がとられるような情報システムは今年の夏はできますか。お願いします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) この防災についてということですけれども、台風、豪雨、線状降水帯等の防災無線の利用をした避難体制ということでご質問を頂きましたけれども、いよいよ6月に入ってこれから大雨のシーズンになってくると、台風とかも来ますので、かなり注意してやっていかないといけないんですけれども、昨年、令和3年5月に国の避難情報に関するガイドラインの改定が行われたところでございます。 既にテレビ、インターネット等でご承知のとおり警戒レベルが5段階に設定され、レベル3の「高齢者等避難」、レベル4の「避難指示」、レベル5で「緊急安全確保」となっており、実際のところレベル3もしくはレベル4までに避難を完了しなければいけないということになっております。 令和4年6月からは、既に報道等でありますけれども、線状降水帯の予測とかが開始されました。発表される地域は九州地方南部等になりますけれども、半日くらい前から情報提供が得られることになっています。防災面にはかなりプラスになると思いますけれども、こういう情報をつぶさに町民の皆さんに連絡して、防災無線等で広報させていただくとともに、もう一つ、Lアラートというのを活用した法律的な情報発信も今後努めてまいりたいと。 Lアラートとは、Lというのはローカルという意味なんですけれども、市町村が避難指示、避難所の情報を専用端末から入力することでテレビ、放送局、ヤフーなどのアプリ事業等に伝達する共通の基盤と。テレビとかスマホ等で情報発信も可能になっています。ですから防災無線もそうですし、皆さん今、スマホとか持っていらっしゃいますので、こういうのを通じていち早く町民の皆さんに伝えられるようにしていきたいと思います。
◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。
◆議員(兒玉千歳君) ぜひ分かっていてもなかなか、いざというときは動きがとれないのが人間です。これは本当にもう一番つまらん人間じゃと思うておりますけれども、そのくらいいざというときは「ええ、どげんしょうか。こげんしょうか」迷うぐらいあります。 2番目の災害発生後の処理体制とかですけれども、同僚議員の中でBCPの体制は整っておるというようなことですけれども、これ大丈夫でしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) 昨日の松本議員からの質問にもありましたけれども、町のほうでもBCPの体制というのをとっておりますけれども、災害発生後の処理体制ということで、災害時職員初動マニュアルにおいて職員の配備を定めております。 配備区分について4段階ありまして、予備配備、警戒配備、非常配備、特別非常配備となっております。予備配備に関しては、防災担当の職員が情報収集などに当る。警戒配備については、管理職。非常配備となってくるとちょっと今度は係長クラスまで加わってきます。特別非常配備となりますと、全職員で対応とこういうふうに状況に応じてその体制とかも整備しておりますし、いざ、そういう状況に応じたときに全庁を挙げて対応できるようにしてまいりたいと思います。
◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。
◆議員(兒玉千歳君) 3月の議会の中では非常電源は大丈夫かと、そういう話までしております。ぜひ体制をしっかりと訓練をしながら作り上げていただきたいと思います。 3番目の庁舎屋上にある雨量計の有効活用と入れておりますけれども、我々この前、広島に行って、広島の災害現場等も見てきました。それからあと、福岡県の東峰村、それと球磨川の球磨村等も見てきましたけれども、やはりこの雨というのは本当に最近の雨量は瞬間的に来るということを認識しておかなくちゃいけないと思います。 広島の場合は地域の人たちが雨量計を設置して、広島市役所は10分間で10ミリ降ったらもう断続的に降るなというときは、もうすぐに避難指示を出すそうです。この広島の私どもが行った地区に人たちは地区内の全員にスマホもガラケーも全員に避難指示を出す。そしてその全員から避難したよというメールが返って来ん限りは、確認に誰かが行く。そして全員避難するというような体制をとっております。 綾町もその雨量計があるのに利用していないというのは、そこあたりを基準を設けて消防団長に行く、それから消防部長にも行く、あと公民館長にも行く、民生委員にも行く、また我々議員にも送っていただけるという感じで、その内容、情報を共有していただいて、地域の高齢者の方、それと身障者の方そういう方たちの避難の手助けになるように、共助になるように利用できないか、お尋ねいたします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) お答えします。 庁舎屋上の雨量計の有効活用の予算化についてのご質問であります。 庁舎屋上に設置してあります雨量計は、令和2年度の試験設置を経て、令和3年度より本格設置させていただいております。設置に合わせて綾町のホームページの防災情報を掲載しているページでも、この雨量計の情報を公開を開始しました。この雨量計というのは10分間雨量、1時間雨量、連続雨量、連続雨量というのは12時間以上の降雨が連続したものなんですけれども、こういうものが確認できるようになっています。防災に資する指標になるものですけれども、今後有効に活用していきたいと思います。 ただ、今、兒玉千歳議員が言われたように、ホームページをわざわざ開かないと見られないということもありますけれども、例えばスマホ等で誰でも見られるとかそういう工夫というのは、もう一工夫必要かなというふうに思いますので、ちょっと今の意見を参考にさせてもらって、せっかくありますこの雨量計の情報とか近隣のものが誰でも瞬時に見られるような形を考えてまいりたいと思います。ありがとうございます。
○議長(松浦光宏君) ここで時間の延長を行います。(時間延長午後3時57分)
◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。
◆議員(兒玉千歳君) やはりあるものは利用していくというのが知恵だと思っておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。 それと、次に
ハザードマップになりますけれども、この地震はいつ来るか本当に予測もつきません。それと広範囲になります。豪雨の中でも起こり得る可能性があります。だからこのあたりも本当にしっかりと見直していただきたいと思います。 時間もありませんので、次に7番の福祉。 いろいろとグラウンドゴルフ協会も社協のほうにはお世話になっておりますけれども、今回も6月23日に中央地区のグラウンドゴルフ大会があります。これは県の協会のほうです。綾からも出発するんですけれども、今回もまた大型バスと綾川荘に置いてあるマイクロバスの2台を借るように手続きをしました。でないと、行かれる方が3分の2は80歳以上の方たちで、前から言っていますように本当にもう高齢者の方、しかも女性の方が多いんです。だから、なるべく負担のかからないように、あとまた事故の起こらないように対策を取っていきたいと思いますけれども、そこあたりの協力の仕方をよろしくお願いしますので、考えを聞かせてください。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君)
ハザードマップの件もちょっと説明させていただきたいと思います。 現在、各家庭に配布していただきました
ハザードマップは平成30年3月に作成したものです。急傾斜地や土砂災害危険箇所については県による最終調査は平成28年度に行われており、この結果について現在の
ハザードマップに反映されております。 今年度県におきまして、河川の浸水想定に関する調査が行われ、年度内には完了する見込みでございます。調査完了後に市町村に資料の提供がありますので、
ハザードマップの見直しにつきましてしっかり検討をしてまいりたいと思います。 それから、最後の福祉、グラウンドゴルフ等ですけれども、ぜひ町にあるバスとかをどんどん活用してください。ただ、ここに待機させても仕方ないので、どんどん利用をしていただいて、もっともっと外出してもらえればと思いますので、必要なときには言っていただければ町民の方に利用してもらいたいなと思います。
◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。
◆議員(兒玉千歳君) ぜひ協力していただきたいと思います。
ハザードマップも前からも言いましたけれども、とにかく地域に住んでいる人たちと十分話し合っていただいて、過去の実績等も分かると思いますし、また本当に気をつけているところも出てくると思います。今の
ハザードマップは本当に見づらいです。ぜひそこあたりのところも修正していただきたいと思います。 バスについては、これから先も利用度が出てくると思いますけれども、よろしくお願いいたします。 3番目の宮原ふれあい公園の整備について。 公民館長とは何遍も話をしているんですけれども、なかなからちが明かないというような感じで、また今年も暑い中での高齢者のグラウンドゴルフを1週間に3回行っておりますけれども、芝刈機、草刈機についてもできる限り自分たちでやろうというようなことをやっていますけれども、前も言いましたとおり町の機械を利用できるところはいろんな地域に、ふれあい公園とかあります。ぜひ整備のほどを協力をいただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) もう一回、ちょっと
ハザードマップの件ですけれども、割付のほうにいたんで座談会をやったときに、地区の方が子どもたち中心に自ら作った
ハザードマップと、ああ、これ分かりやすいなと。大きな画用紙に書いてあって、子どもたちが作ったんですけれども、そういうことを作ることによって、どういうところが危険なのかというのを改めて皆さん自覚できると思いますので、本当にどこが危険なのかということをそれぞれの地区でしっかり確認していただきたいなと思います。 宮原のふれあい公園についてのご質問がございました。 これ地区の皆さんで十分協議していただいて、最終的にどんな判断でどういうふうにやりたいのか、その意向に沿った形で対応をしていきたいと思います。今年も公園は3か所、二反野とこの役場裏の中央ふれあい公園、松原公園、そういう形で順次整備していきたいと思います。宮原のほうもじっくり話をしていただいて、どういう形で進めていくのか、上と下とありますけれども、そういうほうの意見がまとまったところでご意見を伺えばと思います。
◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。
◆議員(兒玉千歳君) ぜひ安心できる体制を取っていただきたいと思います。 最後の民生委員の話を同僚議員も出しておりますけれども、私が民生委員を宮原でしているときは、安心カードが22枚ぐらいだったんです。22人の面倒を一人で見るということは、これ地震が来たときやらどうするかいねって思いよったし、台風が来る前は、連絡をして家におるかどこに行くかも確認を取っていました。それから、住民の方からも台風が来ると誰々さんちに行っていますからとかいう連絡も来ていました。 本当にこの民生委員が安心して、そういう安心カードの世帯とか高齢者のひとり住まいのとこに対応できているかというと。人数が今、宮原でももう33名になっております。でも今1人です。だから、これは2人くらい欲しいちゃがねと思っても、民生委員については宮崎市なんかも、もう3分の1ぐらいしか受けていないところが多いです。なり手がないそうです。 でも、綾の場合はちゃんと確保されていますけれども、それ以外に民生委員の準民生委員というとあれかもしれませんけれども、そういう民生委員をサポートしてくれるような体制も必要じゃないかと思っております。でないと、いざというとき、災害が起こったときに民生委員自体が本当に右往左往するような状態では困るし、また公民館長との意思疎通がとれない状態でも困りますので、よろしく検討のほどお願いいたします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(籾田学君) この安心カードについてですけれども、やっぱり緊急連絡先やかかりつけの病院などの情報を表示しているカードのことで、ひとり暮らしの高齢者の方とか急に具合が悪くなったり救急車呼ぶなど、もしもの時に備えるものでございます。 現在、町内で配布枚数が325枚となっています。民生委員・児童委員や自治公民館長が地域住民と連携した見守りネットワークを構築して、高齢者やひとり世帯の方々に安心して暮らせるような地域づくりに努めてまいりたいと思います。 今もありましたけれども、ちょっと手持ちの資料では宮原地区は28と安心カードも枚数になっておりますけれども、もっとあるということですね。こう見ていくと麓が38とやっぱり大きなところはそうなんですけれども、神下よりも宮原が多い。そういう意味じゃ大きな地区ではもう1人でたくさんのところ見なければいけないということがありますので、できるだけ皆さんとデータを把握できるように例えば協力いただいて、しかるべき民生委員とか児童委員とか公民館長さんとかもお願いして、誰か協力してもらえる方にお願いしてこの安心カードを徹底させたいと思います。ご意見ありがとうございます。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員の一般質問を終わります。────────────・────・────────────
○議長(松浦光宏君) 以上で、本日の議事日程の全部を終了いたしました。 これをもちまして、本日の会議を散会いたします。(散会午後4時07分)──────────────────────────────...