綾町議会 > 2022-03-04 >
03月04日-02号

  • "アメリカ"(/)
ツイート シェア
  1. 綾町議会 2022-03-04
    03月04日-02号


    取得元: 綾町議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-15
    令和 4年第2回定例会( 3月)令和4年第2回(3月)綾町議会(定例会)会議録令和4年3月4日再開       令和4年第2回綾町議会(定例会)が令和4年3月4日午前10時綾町役場議場に招集された。    出 席 議 員┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐│議席番号 │氏        名     │議席番号 │氏        名     │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│1    │山   田   由 美 子  │6    │日   髙   憲   治  │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│2    │池   田   和   昭  │7    │兒   玉   千   歳  │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│3    │松   本   俊   二  │8    │日   高   幸   一  │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│4    │青   木       實  │9    │松   浦   光   宏  │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│5    │児   玉       信  │10   │橋   本   由   里  │└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘    事 務 局┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐│局 長  │高   松   俊   秀  │書 記  │野   村   美   樹  │└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘    説 明 員┌─────────┬──────────┬─────────┬──────────┐│町       長│籾 田    学  │副   町   長│中 薗  兼 次  │├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│教育長      │日 髙  和 典  │総務課長     │蓮 子  浩 一  │├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│財政課長     │竹 下  琢 朗  │福祉保健課長   │佐 藤  光 久  │├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│農林振興課長   │兒 玉  良 次  │総合政策課長   │松 下  栄一郎  │├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│町民課長     │野 村    修  │建設課長     │中 原  修 一  │├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│教育総務課長   │小 村  久美子  │社会教育課長   │森 園  由美子  │├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│ユネスコエコパーク│入 田  賢 一  │会計管理者    │吉 鶴  慶 久  ││推進室長     │          │         │          │├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│監査委員     │郷 田  五 男  │         │          │└─────────┴──────────┴─────────┴──────────┘令和4年第2回(3月)綾町議会(定例会)議事日程令和4年3月4日再開        開    議   日程第1議案第2号綾町職員定数条例の一部を改正する条例   日程第2議案第3号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例   日程第3議案第4号一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例   日程第4議案第5号特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例   日程第5議案第6号議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例   日程第6議案第7号公の施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例   日程第7議案第8号綾町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例   日程第8議案第9号綾町公民館の設置、管理及び職員に関する条例の一部を改正する条例   日程第9議案第10号綾町ねたきり老人等介護手当支給条例の一部を改正する条例   日程第10議案第11号綾町道路占有料徴収条例の一部を改正する条例   日程第11議案第12号綾町設置型合併処理浄化槽の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例   日程第12議案第13号綾町消防団条例の一部を改正する条例   日程第13議案第14号教育長の任命につき同意を求めることについて   日程第14議案第15号二反野・倉輪辺地に係る総合整備計画の変更について   日程第15議案第16号令和3年度綾町一般会計補正予算(第16号)   日程第16議案第32号令和3年度綾町一般会計補正予算(第17号)   日程第17議案第17号令和3年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)   日程第18議案第18号令和3年度綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)   日程第19議案第19号令和3年度綾町介護保険特別会計補正予算(第4号)   日程第20議案第20号令和3年度綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)   日程第21議案第21号令和3年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)   日程第22議案第22号令和3年度綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第4号)   日程第23議案第23号令和3年度綾町水道事業会計補正予算(第3号)   日程第24議案第24号令和4年度綾町一般会計予算   日程第25議案第25号令和4年度綾町国民健康保険特別会計予算   日程第26議案第26号令和4年度綾町後期高齢者医療特別会計予算   日程第27議案第27号令和4年度綾町介護保険特別会計予算   日程第28議案第28号令和4年度綾町農業集落排水事業特別会計予算   日程第29議案第29号令和4年度綾町公共下水道事業特別会計予算   日程第30議案第30号令和4年度綾町浄化槽事業特別会計予算   日程第31議案第31号令和4年度綾町水道事業会計予算   日程第32諮問第1号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて   追加日程第1 決議案第1号 ロシアのウクライナ侵略に強く抗議し、恒久平和を求める決議案会議に付した事件・議事日程と同じである。──────────────────────────────(再開午前10時00分) ○議長(松浦光宏君) おはようございます。本日の議事日程は、議案に対する質疑、委員会付託となっております。議事進行については、ご協力をお願いいたします。 ただいまから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付の資料のとおりであります。────────────・────・──────────── △日程第1.議案第2号 ○議長(松浦光宏君) 日程第1、議案第2号、綾町職員定数条例の一部を改正する条例を議題といたします。質疑を許します。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君)    おはようございます。数点、伺いたいと思います。 今回、95の職員定数を100にするということでございますけれども、町長の発言だったかと思いますが、すぐに100名にはしないというようなことでございました。私は条例改正をする以上はできるだけ早く定数に近づける努力はすべきだと思っております。いつ頃をめどに100人にされる考えでしょうか。 それから、議案書の中に人数の明記もあるわけですけれども、教育委員会の事務部局の職員を2人少なくする、その根拠を教えていただきたいと思っています。また、定数が5人増えるということで、その分、会計年度任用職員は減じる考えなのかどうか、伺います。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 質問にお答えします。 すぐにするかどうかということなんですけれども、まず、今回、職員の定数を見直すことに関しては、様々検討した結果、このように判断した次第です。 定数改正の理由なんですけれども、まず、早速なんですけれども、広域派遣で、令和4年から2年間、1名、派遣しなきゃいけないと。さらに、令和5年から、今度は3年間ですけれども、1名さらに追加して派遣しなきゃいけない。そういう計画になっています。 加えて、今回の改正なんですけれども、今の職員の中で、女性職員が4割ぐらいですかね、増えてきていると。産休を取得されたりとか育児休暇ということで、実際のところ、人数が少ないような状況になっておりますので、そういうことを加味して今回の定数の変更と。 今、95名から100名ということなんですけれども、確かに今の状況で勤務時間とか残業というのが多い状況ですので、その状況を見ながら考えていきたいなというふうに思っています。 教育委員会の職員数の件ですけれども、現在、教育委員会の職員数は8名でございます。過去の職員配置の状況では、てるはドーム、図書館等の大きな建設事業が実施された時期に11名配置となっておりました。現在のコロナ禍で、ここ2年間、各課の業務のバランスが変化しております。状況を見ながら適正な職員の配置に努めてまいりたいと考えております。 教育委員会の定員は2人減員の11名としておりますけれども、現在の配置人数が8名ですので、すぐに影響が出てくるようなことはないというふうに考えております。 あと、会計年度任用職員なんですけれども、令和3年の12月1日現在で会計年度任用職員の人数は104名です。令和4年度に採用を予定している人数は111名を今考えております。ただ、昨日現在で現在96名の方の応募があるというふうな状況になっております。 以上でございます。 ◆議員(橋本由里君)    議長。橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君)    いろんな女性職員が多い理由というのは提案のときもお聞きいたしました。当然、定年退職の方も含めて退職者も出てくると思うんですね。 現在、町長のところで退職の予定があるのかどうか。定年ほか、何人ぐらい辞められる予定か。それから、新しい職員も含めまして、現在のところ、何人、これはどういうふうに採用決定されているかについて報告を求めたいと思います。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 今のご質問は今度の令和4年度ということでよろしいんですかね。 令和4年度に定年する職員は2名です。このほかに、中途になるんですけれども、この2月末で、1名、若手の職員が辞めました。3月、今年度末にも2名ですので、今年度に比べて5名の減となります。 先ほど申し上げましたけれども、その間、4月から広域派遣というのもありますし、そういうことで、今、新規の採用を新年度は5名と考えておったんですけれども、それでも足りないなということで3月中に追加の募集を今検討しているところでございます。 以上です。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 既に提出しております質問書の中から、今、橋本議員が言った以外でまた質問させていただきたいと思います。 町長の部局にも7名増員するということでありますけれども、理由は提案説明にもありましたし、今、町長が、また再度、提案説明のことを説明されましたけれども、人事また人員を考えるときに、これは公務員だろうが会社だろうが同じことであって、まず業務の見直しというのをやらなければいけないんですね。 それをやらない限り何が適正かというのが分かってこないというのがあるんで、業務の棚卸し、そして整理による効率化の検討はされたのかどうか。また、されたのであればその効率化の具体的な検討内容を教えていただきたいというふうに思います。 それから、今、橋本議員の質問の回答の中で町長部局にしても教育委員会にしても状況を見ながら配置を考えますというふうに答弁されています。条例を出す前に状況をきちんと考えてその配置等々を考えるというのが普通だというふうに思いますけれども、取りあえず人数を増やしたり人数を減らしたりということをした理由というのを教えていただきたいと。 そして、教育委員会についてはすぐに影響は出ないということですけれども、これは事実なのか。そして、きちんと職員等々にそのヒアリングを行ったのか。何をもってすぐに影響が出ないというふうなことを答弁されたのかをお聞きします。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) まず、業務の効率化に関してなんですけれども、今回の定数の改正理由については、先ほど言いましたけれども、広域派遣が今年と来年にわたってあると。2年間、3年間の派遣となります。(発言する者あり)はい。それで、業務の棚卸し、整理ということですけれども、令和3年度に組織の見直しを行いました。新しくこれから将来に向かってやっていく意味で、総合政策課を設けて、あと各課のほうの組織の見直しを行っておりますので、そこのところで、これから短期・中期的に見て適正な人員配置というのを行ったようなところです。 今現在、職員の定数が95名となっていますけれども、全体を見て95名ではちょっとしんどいなということで100名までということで今回上げていますけれども、まず、過剰に人を配置するということも、それも見直さないといけないですので、必要なところに補充していく形でしていきたいと思います。 教育委員会の件でご質問がありましたけれども、先ほど説明させていただきました。現在、8名体制で行っていると。過去にそういう大きな事業があったときに11名という体制でやってきたんですけれども、そういう意味では、教育委員会も、結構、今、忙しくなっております。 ですから、8名ではもちろん不十分ですし、そういう意味で、11名体制、あと3人ほどということになればその中でやりくりしていきたいなというふうに考えております。 以上です。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。
    ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 令和3年度の組織見直しについては、前々から言っておりますけれども、見直しただけでそれが本当に効果を発揮しているのかというとかなり疑問があります。 それから、各議会、これまでの議会でも委員会でもありましたけれども、例えば国保、それから介護が別々になるとか、非常に議員としても分かりにくい。それから、町民からも分かりにくいという声を聞いております。 そういうことで、組織の見直しはやったけれども、結果的に業務の棚卸しとかそういう効率化の具体的な検討というのはされていないというふうにしか思えないんですけれども、そこをもう一度確認させていただきます。 それから、95名ではしんどいということなんですけれども、そのためにも、そういう業務の棚卸し等、整理が必要なんではないですかということです。組織の見直し、ただ組織の構造を変えただけということではなくて何をやったのかということをお聞きしたいということであります。 それから、教育委員会のことなんですけれども、先ほど、会計年度任用職員についても、111名、採用予定だけれども、今現在、96名しか応募がないということですけれども、実際に8名、今、教育委員会はやっているわけですけれども、募集をした場合に応募が実際にあるのか。 まず、そっちを先に、定員の13なら13、もしくは11なら11にする努力というのは今後なされるんでしょうか。どういうことをされるんでしょうか。お聞きします。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 具体的に町民課と福祉保健課の関係でそういう町民からの意見があったのは承知しております。 綾町役場を見ていったときに、うちの場合は総合窓口という形で町民への対応を行っているんですけれども、一旦、窓口で対応して、そして関係する部署を紹介するという形でこれまでずっとやってきていますので、その方向で踏襲していきたいなと。 事務手続に関しては町民課ですけれども、実際の利便を受けるのは福祉というところもあるかもしれませんけれども、そういうところは常に連携してやっておりますし、今後もまだ改善の余地があるかと思いますけれども、そういう意見を聴きながら進めてまいりたいと思います。 そして、令和3年度に組織の見直しを行いました。これからの時代に向けて、新しい体制といいますか、今までになかった、足りなかった、欠けていた部分、対外的なアピールとかそういうところがまだまだできていないということで、広報、そういう関係に力を入れてきたと。 今後、100周年に向けて町政発展のためにやっていかないといけないですけれども、一つ一つ確認しながら進めていきたいと思います。 あと、会計年度任用職員のほうは、3月3日時点で96名というところなんですけれども、今、2次募集も考えております。取りあえず1回目のところはそういうことで、十分は来ていないんですけれども、新たに募集をかけて必要な人数というのを確保してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第2号は、総務委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第2号は、総務委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第2.議案第3号 ○議長(松浦光宏君) 日程第2、議案第3号、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を許します。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 大きく2つに分けて質問いたします。 社会教育指導員及び教育相談員の位置づけを会計年度任用職員に変更することについて今回のタイミングになった理由をお聞かせいただきたい。 それから、任命権者について変更があるのかどうかを伺います。 次に、環境社会影響評価審査会を新設し、委員を特別職の非常勤職員と位置づけることについて、これも今回のタイミングになった理由及び必要性について答弁を求めます。 また、委員の人数及び構成内訳、それから適用をこの条例だけ令和4年3月1日にする理由をお聞かせください。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 事前に質問状を受けておりましたので、ありがとうございました。それに従って答えていきたいと思います。 まず、最初のご質問ですけれども、今回のタイミングになったということなんですけれども、令和2年4月から会計年度任用職員制度が開始されております。 社会教育指導員及び教育相談員の身分保障を検討する中で他市町村の状況を調査したところ、会計年度任用職員の任用は、社会保険への加入、期末手当の支給など処遇の改善を図っているとのことでしたので、会計年度任用職員への変更を令和4年度から行うこととしました。 任命権者に関してなんですけれども、こちらのほうは変更ございません。令和3年度までは、教育委員会のほうで任命しておりましたし、令和4年度以降も引き続き教育委員会のほうでというふうに考えております。 次の環境社会影響評価審査会に関することなんですけれども、綾町の環境社会影響評価審査会要綱は令和2年1月に制定しております。 委員の人選等が確定していなかったことや新たに太陽光発電施設の設置を規制する条例の制定を進めている途中であったことなどからその時点では委員の位置づけや報酬については要綱に明記していませんでした。 新しい条例・規則が整備されたことに加え、事業者側から綾町環境社会影響調査を実施するとの申出があり、審査会委員の人員等も確定されたことからこのタイミングの提案となりました。 綾町環境社会影響調査は、各項目の専門性が非常に高く、専門知識を有する方に審査会委員として評価・審査していただく必要があります。審査会委員につきましては、防災、野生動植物、建築、水環境等の専門知識を有する方8名、要綱では10名以内と規定しておりますけれども、8名を委嘱する予定です。 適用日についてですけれども、環境社会影響調査を実施するコンサルタント業者が決まり、近日中に調査報告書が提出される可能性があるため、令和4年3月1日からの適用としております。 以上です。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 最初の質問の答弁なんですけれども、令和2年4月から会計年度任用職員制度がスタートしたと。であれば令和3年4月からでよかったんじゃないのかというふうに普通は素朴に思うんですけれども、それにしなかった理由を聞かせていただきたいというふうに思います。 ○議長(松浦光宏君) 総務課長。 ◎総務課長(蓮子浩一君) ただいまの質問にお答えいたします。 令和2年度から会計年度任用職員の制度がスタートしております。この会計年度任用職員、これまでの臨時職員、委託職員、こういった方について業務の内容なりその実績についてそれぞれ仕分けをしました。その中では社会教育指導員等もその中に入っておったわけなんですけれども、その時点では会計年度任用職員には適用しておりません。 というのが、その調査の中で内容をいろいろ吟味すると会計年度任用職員というのが適当だったと思われるんですけれども、県内の状況についてもこの会計年度任用職員として採用している部分あるいは町独自の要綱に基づいてこれまでの形での任用をされているというようなことが混在しております。 今回、教育委員会のほうで、いろいろ、調査をした中で、社会教育指導員についての期末手当とか、あと公用車の利用が今はできないというような形になっているということで、ぜひ会計年度任用職員に適用したいというふうなことの理由で、今回、ここの部分を削るものでございます。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 教育長にお聞きします。令和3年度4月からということですけど、今の総務課長の答弁であれば、令和2年の4月からでもよかったというふうに思うんですけど、そのときの調査結果というのはどういうふうに判断されたのでしょうか。 ○議長(松浦光宏君) 教育長。 ◎教育長(日髙和典君) 教育委員会といたしましては、そのときに、社会教育指導員については、業務内容が週3回ということと、いろんな活動形態を用意していまして、夜の各種団体の指導とか土曜・日曜の指導、多岐にわたっておりましたので、いろんなことを考えた場合、自由に動ける、そういう綾町独自の雇用体系のほうがいいんではないかという判断をしておりましたが、国富町とか宮崎市、他市町村の状況を見ると、国富町や宮崎市においては昨年度から国の基準が変わったときに合わせてそういった改定をしておりまして、それぞれの教育委員会にお聞きしましたら、特段、その内容でいろんな不都合はないということ。 もう一つは、会計年度任用職員にしたほうが身分保障がしっかりできるというメリットのほうが非常に多いということを、両教育委員会とも、調査した結果、報告がありましたので、本年度、そういう改定に向けて部局と一緒に協議しながら準備を進めたところでございます。 以上でございます。 ○議長(松浦光宏君) 質問はなるべく2問まででおまとめください。 ◆議員(橋本由里君)    議長。橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君)    伺います。一つは、今回、社会教育指導員が会計年度になるということで、昨年、少なくとも令和3年度あたりからは、大分、会計年度任用職員も認識されるようになっていましたから、よく、ご本人たちが、社会保険も加入せず、期末手当もないまま、まだ待っていらっしゃったんだなと改めて思ったところでした。 会計年度任用職員はフルタイムとパートタイムというふうに分かれておりますけれども、先ほどの議案のときに町長が今104名いらっしゃるというふうにおっしゃいましたけれども、フルタイムとパートタイムの人数を分けて報告いただけたらと思っております。 もう一点、12月議会に会計年度任用職員は雇用が決まって最初の月に通勤手当が出ないという問題について私は質問いたしました。町長はそのときの答弁で「私もこの事案の状況を初めて知った。これは、早速、見直します」というふうに答弁されておりますが、令和4年度からはどのように変わるか、伺いたいと思います。 ○議長(松浦光宏君) 総務課長。 ◎総務課長(蓮子浩一君) まず、フルタイムとパートタイムの割合というか、人数でございますが、令和3年度中のフルタイムの職員については1名です。令和4年度も同じような形になろうかと思っております。 それから、12月議会の一般質問で質問がありました会計年度任用職員の月途中の採用分の通勤手当ということでございますが、会計年度任用職員制度自体が職員に準じたというような形になっておりまして、全国の会計年度任用職員の条例・規則等を見ますとやはりそのようなことになっております。 ただ、会計年度任用職員については、非常というか、途中で採用するケースも出てくるということもありますので、新年度からは、そういった形で、実費分という形での支払いというか、支出を考えております。 ◆議員(橋本由里君)    議長。橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君)    今、最後の答弁(聴取不能)条例改正をしなくても(聴取不能)となっているところが。しかし、今回、議案に出てくるものと相当期待しておりまして、議案書を頂いてがっかりしておりまして、小さいことかもしれませんけれど、町長はこの本会議場で早速見直しますと言われているわけですから、当然、期待しますよね。 私たち議員が一般質問をするのは町民から寄せられた要望とかをいかに予算に反映していくかというところにも重点を置いておりますので、こういう答弁をされた以上は、当然、職員も含めて条例改正が行われて会計年度任用職員の身分も保障されるものというふうに理解しているんですけれども、今、課長が答弁されたようなやり方ができるということでよろしいんですか。 ○議長(松浦光宏君) 総務課長。 ◎総務課長(蓮子浩一君) この通勤手当の月途中の支払いについては規則を改正して令和4年度からスタートしようということで考えております。 ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第3号は、総務委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第3号は、総務委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第3.議案第4号 ○議長(松浦光宏君) 日程第3、議案第4号、一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第4号は、総務委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第4号は、総務委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第4.議案第5号 ○議長(松浦光宏君) 日程第4、議案第5号、特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を許します。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) この議案に対する質疑は去年も行っております。 2つあります。 コロナ禍における町民の生活を鑑み、期末手当だけでも、特別職の職員の報酬、給与等について減額幅を拡大するという考えがあるのかないのかをお聞きしたいと思います。 それから、この件については報酬委員会での協議をされたのかどうかをお聞きします。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) お答えします。 これまでも、国の人事院勧告に基づき、国家公務員の給与、期末手当が改正され、それらに準じて地方公務員も改正されてきました。綾町でも、県内自治体と同様に、特別職、議会の議員の改正も一般職に合わせて改正しておりますので、今回も同様の考えです。 特別報酬審議会については開催しておりません。 以上です。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 一般職員については年齢とか家族構成を考えると確かにそうなんですけれども、特別職の場合は、やはり特別職とついているわけですので、そこは一般職と同じようにという考え方はおかしいんではないのかなというふうに思っています。企業においても、何かがあった場合には、当然、役員は役員報酬を減額します。それは一般社員よりも大幅にやります。 そういうような考え方も、町長も民間にいらっしゃったとおっしゃるんであれば少しはそういうことを考えてもよろしいんじゃないかなというふうに思っておりますけれども、そういう考えは全くないということでよろしいですか。国とか県の右に倣えというような形で町民の生活には基本的には考えを及ぼさないという、そういう理解でよろしいか。 それから、報酬委員会については、これはやらなくていいということなんでしょうか。もしそれがやらなくていいということであればその根拠についてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) これまで綾町のほうも国の人事院勧告に従ってやってきたと。確かにコロナの状況の中で町民の生活も考えてということなんですけど、ある意味、こういうふうに縮小することによって、経済活動といいますか、そういうところにも全体に影響してくると。むしろ、この分、しっかり頂いたものを使っていただいてこれで回していただくという考えもまたできるんではないかなというふうに考えております。 特別報酬審議会については担当の者から説明いたします。 ○議長(松浦光宏君) 総務課長。 ◎総務課長(蓮子浩一君) 特別報酬審議会について審議を経ていないということなんですけれども、町長が就任されてから財政の立て直し等も言われてきておるわけなんですけれども、そういった中で特に開いていないというのが実情でございます。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) なぜ開いていないのかというのを聞きたいんです。その根拠があれば。開かなくていいんであれば開かないということになるわけですけれども、なぜ開かないのかを聞いている。 ○議長(松浦光宏君) 総務課長。 ◎総務課長(蓮子浩一君) 特別報酬審議会については、毎年、開かなければならないということではなくて町長が審議を要請した場合に開くということですので、そういった状況であるときには招集して開くということになると思います。 ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第5号は、総務委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第5号は、総務委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第5.議案第6号 ○議長(松浦光宏君) 日程第5、議案第6号、議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第6号は、総務委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第6号は、総務委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第6.議案第7号 ○議長(松浦光宏君) 日程第6、議案第7号、公の施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を許します。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) これも事前に通告してあります。4点についてお聞きします。 まず、観光案内所についてですけれども、これは活性化協会が指定管理者となって運営管理をしているとの認識を持っておりますけれども、それで正しいのでしょうか。その辺の仕組み等について説明を頂きたいと思います。 それから、2番目、アイス工房で綾町産の生乳を使用しなくなった時期というのはいつからなのか。 それから、3番目、アイス工房で使用していた各種設備や備品等の今後の取扱いについてご説明を頂きたいと思います。 最後にアイス工房の従業員の処遇。 この4点についてお願いいたします。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) お答えします。 まず、最初の質問ですけれども、議案とは直接関係ありませんけれども、観光案内所はアイス工房と一体して活性化協会が指定管理を受けています。その中で観光案内所の管理は活性化協会が行いながら運営についてはビオソフィアーカイブスにお願いしているということでございます。 2つ目、生乳を使用しなくなった時期なんですけれども、平成30年に乳牛の酪農家が廃業されたと記憶しております。これと同じタイミングで仕入れがなくなっております。 3番目、アイス工房の設備・備品等に関してなんですけれども、設備・備品は設立当時のものがほとんどで、20年近く既に経過して古くなっております。引き続き使えるものであれば備品等の賃貸等について協議していく考えでおります。 最後に従業員の処遇についてですけれども、職員1名、パート1名を雇用させていただいています。今後、ふるさと産直あやというのを新しく活性化協会の中に組織しまして、その中で業務に従事していただくことを協議中でございます。 以上です。 ◆議員(橋本由里君)    議長。橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君)    私も生乳のことをお聞きしようと思っておりましたけれども、今、答弁がありましたので、省きます。 町長の提案理由の中に現在のアイス工房の設備が法改正に沿ったものではないというふうにありますけれども、狭い観光案内所のほうに法律に沿った設備ができるのかどうかが非常に疑問です。 議員に頂いている提案理由のあれでは観光案内所にて販売することを調整中と書いてありますので、まだ決定ではないのかもしれませんけれども、観光案内所の運営をしている団体はそのことを承知しているのかどうか、伺います。 ○議長(松浦光宏君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(松下栄一郎君) ご質問にお答えいたします。 今、生乳を使って製造しているのはアイスでございます。アイスは製造・販売は厳しいと思っています。新たに観光案内所にお願いしているのは、アイス以外のソフトクリーム、焼き芋、かき氷、もろもろの製品については、今、市販品を購入して加工・販売していますので、その分は何も影響なく行けるものだというふうに思っておりますので、その方向で協議をしております。 以上でございます。 ◆議員(日高幸一君) 議長。日高。 ○議長(松浦光宏君) 日高幸一議員。 ◆議員(日高幸一君) このたびは観光案内所にて今のバーガーのところで案内していただけるというところですが、なかなかほんものセンターに準じてということにはならないかと思いますけれども、よくお客さんのほうから閉まっていると。結構、休日もあるというようなこと。 オープンのシャッターが上がるのが相当遅かったり、また早かったりというようなところで、もう少し、詰めといいますか、そこのところを、同じ歩調でというところまで行かなくても、差があり過ぎるなというふうに思いますので、本来の観光案内所であれば、もうちょっと早い時間、ちょっと延長というような形で、土曜日、日曜日も含めてなんですけれども、調整していただけないかなというふうに思います。よろしくお願いします。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) ビオソフィアーカイブスですか、こちらのほうに運営のほうをお願いしますけれども、そことしっかり話してお客さんのニーズに応えられるようにしていきたいなと思います。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 先ほどの答弁で少し考えていたんですけれども、確認なんですけれども、アイス工房の幾つかの機能を観光案内所に移すということで、管理は社協、運営は合同会社ということですよね。ということは、綾川荘と同じ立てつけだという認識でよろしいんでしょうか。 ○議長(松浦光宏君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(松下栄一郎君) ご質問にお答えいたします。 宿泊施設は町が施設の管理をしています。あと、観光案内所は、指定管理で活性化協会が受けていますので、活性化協会が建物の管理をしているということでございます。 ◆議員(橋本由里君)    議長。橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君)    答弁を(聴取不能)から質問を考えているとタイミングを逸して。 もう一つだけ伺います。先ほどの松本議員の質問に対してですけれども、活性化協会の中にふるさと産直あやというのをつくるというふうにおっしゃったので、そのことについて説明を求めたいと思います。 ○議長(松浦光宏君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(松下栄一郎君) ご質問にお答えいたします。 今、農業支援センターでふるさと納税の返礼品の発送をお願いしています。その部分につきまして、農業支援センターが6月末をもってなくなるということから、今回、ふるさと納税の返礼品に限ってその業務を産業活性化協会が委託を受けて業務を執行するということで新年度予算にまた計上させていただいているところでございます。 ◆議員(日高幸一君) 議長。日高。 ○議長(松浦光宏君) 日高幸一議員。 ◆議員(日高幸一君) 今の課長の答弁で、今度、元支援センターのところを活性化協会でということですけれども、ふるさと産直あやの仕事がふるさと納税の仕事でありますから、そこにはある程度の一定のルールがあるわけで、それに反しないように十分注意していただきたいなというふうに思います。よろしくお願いします。 ◆議員(橋本由里君)    議長。橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君)    (聴取不能)だけ。今、頭がよくまとまっていないんですけれども、新年度予算のところで改めてこのことについてはまとめてお聞きしたいと思います。 ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第7号は、総務委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第7号は、総務委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・────────────
    △日程第7.議案第8号 ○議長(松浦光宏君) 日程第7、議案第8号、綾町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第8号は、文教福祉委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第8号は、文教福祉委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第8.議案第9号 ○議長(松浦光宏君) 日程第8、議案第9号、綾町公民館の設置、管理及び職員に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を許します。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) これも通告に従って質問いたします。 まず、公民館、分館長の報酬増額、5万円から10万円ということですけれども、これを否定するものではございません。これ自体を否定するものではないということをまず前提にしてお話ししたいと思います。 4つお聞きします。 まず、公民館長、いわゆる分館長の身分についてですけれども、これは準公務員に当たるのでしょうか。報酬を受け取っているということもありますし、源泉徴収も出ているというふうに聞いておりますので、そこの確認をしたいと思います。 それから、2つ目、報酬倍増の理由としている業務負担増の具体的な内容。 それから、3つ目は館長業務の負担増についてどの時期を比較して負担増になったのかと。 そして、最後に館長業務の負担軽減策。負担増のために報酬を倍増するということですけれども、公民館長業務の負担軽減策については検討・協議がなされたのかどうかをお聞きします。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) お答えします。 まず、最初ですけれども、公民館長ですけれども、準公務員になると認識しております。地方公務員条第3条第3項第3号に該当する特別職に当たるというふうに認識しております。 2つ目ですけれども、報酬倍増の理由として具体的にどんな負担があるのかということなんですけれども、近年、増加している異常気象に伴う台風や大雨の災害に対応いただくために災害対策会議に出席していただいたり、避難所として各自治公民館の運営をしていただいております。 また、自治公民館加入率が低下しておりますが、今後、館長を中心にそれぞれの公民館で加入促進を強化したいという声もありますので、町と連携して実施していきたいというふうに考えております。 さらに、ごみの対応問題、夏祭り、秋祭り、奉納踊り等の運営、地区文化祭等、各種イベントの運営支援、社会福祉協議会評議員、青少年健全育成町民会議支部長、交通安全対策協議会推進委員など館長充て職がたくさんありまして、さっきも言いましたように緊急時の対応など館長にかかる負担が大きいというふうに判断しましたので、今回、改正の提案をさせていただいたところでございます。 平成5年に改定しておりますので、そのときと比較しておりますけれども、綾町では、昭和40年に区長制を廃止し、自治公民館制度に切り替えられました。昭和の終わりから平成の時代に働き方や生活が大きく変わってきております。その頃から公民館の加入問題や行事・イベントなどに館長や公民館役員の負担が増えてきたのではないかなというふうに考えております。 最後のご質問ですけれども、負担軽減策ですね。令和元年度に自治公民館連絡協議会の中で協議させていただきました。コロナ感染症対策の関係で予定どおりとは行っていませんけれども、自治公民館文化祭を町内を2つに分けて隔年で開催すると。町民体育大会も隔年開催、夏祭りのおみこし等の分割、あと秋祭りの奉納踊りの順番を2地区ずつなどに決めております。 その後も公民館長会等で引き続き協議しておりまして、できるだけ負担がかからないような形で今後も進めてまいりたいなというふうに考えております。 以上です。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 業務負担については、これは以前からあったということで考えております。平成5年に改定したと。 それから改定されなかったということですけれども、多分、今回は書面で出されたというふうに聞いております、この要望を。ただ、去年も公民館長会で意見が出て、その前も、多分、毎年、出しているというふうにおっしゃっております。だから、何でこの時期なのかということが一つ。 令和元年度にそういう協議をしたんであれば、令和2年度、3年度、これまでにそういうことをきちんと……。これは逆に言えば軽減されてきているわけですよね。軽減されてきている中で今度は倍増するという。そこがなかなか整合性が湧かないんですけれども、その辺についてはどういうふうにお考えでしょうか。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 令和3年度に向けて、令和2年度のときに、公民館長のほうからも、分館長手当ですかね、見直してほしいという意見がございました。 近年、公民館加入率とかそういうのが低下しておりますけれども、公民館長の仕事として従来に比べてかなり負担が大きくなってきたところとして、ごみの問題とか、毎週、出されるんですけれども、そういうものの処理等にも結構館長とかは時間を割いていらっしゃいます。そういうことを鑑みて、負担は、5万円というのはあまりにも低いんじゃないかなという判断の下に今回見直したような次第です。 以上です。 ◆議員(橋本由里君)    議長。橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君)    私も質問を用意していたんですけど、ほとんど松本議員と重なりますので、1点だけ。松本議員が質問されてはいるんですけど、あまりきちんと答弁されていないような気がしますので。 いわゆる負担の重さ、負担が大きい部分を報酬という形で倍増ということは全く理解できないということではないんですけれども、公民館長になかなか成り手がいないというのはどの地区でも起きている問題だと思うんですね。 それで報酬を倍にすれば喜んで引き受けてくださるというほどのものでもないというふうに思っている立場で言えば、負担を軽くする新たな取組というのは検討すべきだと思うんです。 今、町長がるるおっしゃいましたけど、たくさんの充て職もありますし、綾は、館長さんがいわゆる神社関係まで、私は疑問を持っておりますけれども、そういう宗教的なところまで担当されるということであれば何かしらの負担を少なくする協議は必要だと思うんです。 倍ですから、多額ではありませんけれど、5万円が10万円ですから、当然、どこの負担をどういう方法かで減らしていくという努力は必要だと思うんですけれども、そこをもう少し明確にお答えいただけたらと思っています。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 単に5万円から10万円に増やすことによって分館長手当とかに納得いただこうとは全然思っておりません。本質的なところでこの問題は考えていかないといけないんじゃないかなというふうに思っています。 それに関して、今、公民館長会等でも話しているんですけれども、まずできるところからということで、ごみの問題、そちらのほうからもまず手を加えていこうと。 令和4年度も、今後、今までステーション方式でやっていましたけれども、それを何とか戸別の方向に持っていくとか、そういうことをすることによって本当の意味で公民館長にやっていただきたい、業務に専念していただくよう考えていきたいと思います。 この件に関しては、毎月、公民館長会でいろんな質問が出てきますので、そこでしっかり議論していって、本当にみんなが自分もやってもいいと積極的に参加していただけるような形にしていきたいなというふうに思います。 ○議長(松浦光宏君) 教育長。 ◎教育長(日髙和典君) いろいろご指摘があっていますが、教育委員会といたしましても3年かけていろんな負担軽減策を練ってきました。 ここに先ほど町長が答弁しましたとおり、少しずつ、いろんな活動で隔年開催にしたり、中止にしたり、いろんな方法に取り組んでまいりましたが、多分、これで、館長さん方の意見としては、これ以上、削減は無理だろうというふうにおっしゃっております。ただ、まだ検討の余地はいっぱいあるのかなと思います。 その中で、先ほどの答弁の中にもありましたように、東日本大震災以降、各公民館活動の災害時のいろんな避難所としての取組とか、以前は、私が来たときはそんなになかったんですけど、ここ毎年のようにあっています。その重要性とそこを取りまとめる大切さというのが責任の重さも含めて各自治公民館には今後ますます課せられてくるんじゃないかなと思います。 それと、ごみ問題は、これは日本全国どこの市町村でも苦労している内容で、これも、毎回、自治公民館の会合ではいろんなところから対策・方法について議論しております。まだこれといったいい知恵は出てきていない状況がありまして、今後、長いスパンでの検討内容かなと思っております。 それと、本来、ユネスコエコパークの活動の大きな核をなすのが自治公民館活動だと綾町においては言われております。そういった潤いのある本当に豊かな楽しい日常生活が送れるような、そういったことを、本来、自治公民館が自主的にいろんなアイデアを出しながらそういう住民自治をやっていくのが自治公民館の活動の主な今後の目標になるんだろうなと思いますが、そこまで行っていないのが実情で、本来、そういった中でもっと公民館長さんたちにやっていただく内容をこれを機会にきちっと活動内容を整理してそういった本来やるべき活動にもっとウエートを置く。 あるいは、それぞれ自治公民館の加入率が低いということですが、実際に自治公民館でそういった勧誘活動をしているかというとあまりやっていらっしゃらないようです。 教育委員会あるいは部局と一緒にそういったことも今後視野に入れながら全ての公民館活動のあるべき姿をこれから模索していく意味での今回の提案だと私は認識しております。 以上でございます。 ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第9号は、文教福祉委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第9号は、文教福祉委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第9.議案第10号 ○議長(松浦光宏君) 日程第9、議案第10号、綾町ねたきり老人等介護手当支給条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を許します。 ◆議員(橋本由里君)    議長。橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君)    伺います。まず、現状の報告を頂きたいと思っております。今回、条例を変えるわけですけれども、現状、支給を受けている人数、それと変えなければならないような具体的な問題点について伺いたいと思います。 ○議長(松浦光宏君) 福祉保健課長。 ◎福祉保健課長(佐藤光久君) 質問にお答えいたします。 介護手当の支給には3種類ありまして、ねたきり老人の介護手当、あと介護保険在宅重度認定者に対して支給するもの、あと重度心身障がい者(児)に支給する3つがあります。 ねたきり老人等で現在支給している方は1名になります。介護保険在宅重度認定者で支給している方は5人になります。重度心身障がい者(児)に関しては3名の方に支給されております。 金額のほうが、ねたきり老人等について一月に2万円、介護保険の在宅重度認定者については1万円、重度心身障がい者に関しては2万円ということで支給しているところになります。 また、今回の改正によって、入院の要件、在宅でというところ、おうちで見るというところに対しての介護手当ということで明文化させてもらった改正になりまして、実際のところ、入院をしていてもこれまで出していたような実例もありますし、住所は綾にあるんですけれども、町外のほうで看られているようなケースも現状としてありましたので、今回、条例のほうに明文化させていただいて支給の要件をしっかりとしたものに変えた改正になります。 以上になります。 ◆議員(橋本由里君)    議長。橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君)    今回の条例改正によって、今、課長から報告いただいた9名の方で対象から外れる方がいらっしゃるかどうか伺いたいのと、入院を7日というふうにした理由といいますか、例えば7日以上入院する人はほぼ一月以上入院するんですとか、そういう7日というところで分けた理由は何でしょうか。 ○議長(松浦光宏君) 福祉保健課長。 ◎福祉保健課長(佐藤光久君) 今回の改正に当たりまして支給がなくなるというところは一件もありません。 7日にしたところは、今、議員も言われたように、月の初めから入院するというばかりではないと思います。月末だったりというところで。そうすると、7日と7日で、もしかしたら、月で7日、次の月で7日、14日以上入院した場合、二月分、介護手当が……。ちょっと待ってくださいね。 内容としましては、入院が7日でほぼほぼ終わることはありませんというか、そこは委員会のほうで7日にした理由については説明させていただきたいと思います。すみません。 ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第10号は、文教福祉委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第10号は、文教福祉委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第10.議案第11号 ○議長(松浦光宏君) 日程第10、議案第11号、綾町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を許します。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) これも通告に沿って質問いたします。 国及び県が3年ごとに占用料の額を見直すことに準じた改正であり、当町の前回の改正は令和元年4月1日ということであります。 ちなみに、国は令和2年4月1日に施行、県は令和3年4月1日施行とずれがあります。ただし、綾町の条例には、これは確認したんですけれども、特に3年ごとに見直すという規定はございません。 それで2つご質問いたします。 国の改正を受けて、県と同じタイミング、すなわち令和3年4月で改定・施行しなかった理由。 それから、2つ目ですね。今回の改正による占用料の総額見込み及び改正前との比較をお伺いいたします。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) お答えします。 このタイミングなんですけれども、今まで改正時期に関しては過去を踏襲してきておりました。次回からは県に合わせた形で進めてまいりたいなというふうに考えております。 今度は、占用料の総額見込み、改正前との比較なんですけれども、条例改正前は146万7,000円と。改正後は、139万4,000円、7万3,000円の減というふうに見込んでおります。 なお、令和4年度中に占用数に応じて変動することもまた考えております。 以上です。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) この条例の改正については私が議員になってからも何回も言っているんですけれども、国が改正したときには例規審議会をやられるわけですので、きちんとチェックした上で、今回、新しく人を配置したというふうに聞いておりますけれども、国の改正に合わせてやっていくというのが基本かというふうに思います。そういうことをきちっとやっていただきたいというふうに思います。 次回からは、県と合わせるということよりも、国が改正したらそれに合わせて速やかに改正をするという、そういう方針でやっていただきたいというふうに考えております。これは、この条例だけではなく、全ての条例をもう一度見直していただきたいと。これも前にもお話ししましたけれども、そういうお考えはありますでしょうか。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 過去を踏襲してという形でやってきたところが多々あるかと思います。そういう意味では、周辺の自治体の動きもありますけれども、そういうのを見ながら、今後、軌を一にしてやっていく方向で考えていきたいと思います。 ◆議員(橋本由里君)    議長。橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君)    もしかすると質問がおかしいのかもしれませんから、そのときはそのように言ってください。 今、3年ごとの見直しに今後合わせていくということでしたけれども、この金額についても、国県と同じ基準、例えば目的が地価の動向及び社会経済情勢の変化に伴って見直すというふうになっているんですけれども、今回の見直しの金額そのものも県と合わせているのか、綾町の地価の動向に合わせて綾町独自の金額を設定しているのか、私が勉強不足で知らないのかもしれませんので、お答えください。 ○議長(松浦光宏君) 建設課長。 ◎建設課長(中原修一君) お答えいたします。 この道路占用料につきましては道路法に基づいて行っておりまして、また金額につきましては国に準じております。 以上です。 ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第11号は、総務委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第11号は、総務委員会に付託することに決定いたしました。 ここで換気のために休憩いたします。5分間、お願いします。(休憩午前11時02分)………………………………………………………………………………(再開午前11時10分) ○議長(松浦光宏君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第11.議案第12号 ○議長(松浦光宏君) 日程第11、議案第12号、綾町設置型合併処理浄化槽の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を許します。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 2つほど確認させていただきます。 一つは、これは負担金以外のことについて2つとも質問であります。 負担金以外の見直しについて各項目を見直す理由、それから見直しに伴う町民への影響を伺います。 2つ目は負担金以外の見直しについて根拠法等の有無をお伺いします。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) お答えします。 まず、見直しの理由なんですけれども、今の状況に合わせてというところが正直なところです。 町民への影響に関してなんですけれども、当該制度は、平成19年度から開始し、既に15年経過しようとしております。現在まで事業用家屋に公設浄化槽を設置したものはなく、また10人槽より規模が大きい浄化槽の設置については相談すらございません。そのため、町民への影響はほとんど生じないものというふうに考えております。 それと、2つ目の質問ですけれども、負担金以外の見直しについてということですけれども、当該制度は当条例に基づく町独自の政策であるため、根拠法は存在していません。 以上です。 ○議長(松浦光宏君) 建設課長は答えなくてもいいんですか。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(松浦光宏君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 1つだけお伺いします。 この制度は、毎年毎年、予算とかに上がってきますけれども、私はこれは不要にすべきだという考えで従来からずっと一貫しております。 町の事務的な量とかもかかってきますし、将来、浄化槽が要らなくなった場合にそれを撤去する場合も町の経費で撤去せざるを得ないと思うんですけれども、そういうことを考えると、またしかも県内でこれを実施しているところが数か所しかないというお話しでしたので、本当にこれが必要なのかどうか。 それよりは、最初に例えば100万円かかったときに50万円とか75万円とか一括して補助してあげて、あとはおうちの管理にして自己責任で運営管理をするという方法が私はいいと思うんですけれども、この制度をまだずっと続けられるお気持ちでしょうか。それをお伺いします。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 合併浄化槽ということなんですけれども、県内でも、3つの自治体しかございません。その中で、綾町の場合には、特に私が住んでいる綾南川の南のほうとかそういうところとかはこういう合併浄化槽の恩恵も受けておりますし、費用とかそういう面はかかるんですけれども、その他2つの下水処理に関しても併せて検討していきたいと思いますけれども、負担はかかっていきますけれども、住民の方等の意見をしっかり聴いてどういう形がいいのかというのを検討していきながら今後進めてまいりたいと思います。 ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第12号は、総務委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第12号は、総務委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第12.議案第13号 ○議長(松浦光宏君) 日程第12、議案第13号、綾町消防団条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を許します。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) これについても2点お伺いいたします。 根拠法となる消防組織法の直近の改正は平成26年5月30日であります。綾町消防団条例の直近の改正は、昨年、令和3年3月30日、同年4月1日施行でありますが、今回の改正では定年延長や報酬見直し以外にも新設の条項が多数あります。 そこで、まず1つ目、定年延長や報酬見直し以外について昨年の令和3年3月30日に改正しなかった理由を伺います。 また、先ほどとの関係もありますけれども、この条例に限らず、改正が必要な条例の有無、それから本数というのは把握されているのでしょうか。 この2つをお聞きします。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) お答えします。 令和3年3月の改正については、消防団幹部からの要望もあり、幹部の任期を3年から2年に改正しました。前回は必要最小限の改正であり、令和3年度に消防庁から定年延長や報酬見直しなどの通知が来ておりましたので、今回、全体的な改正・追加を行っております。 本条例以外の条例については法律の改正等に合わせて今後見直していきたいなと思います。 あと、令和3年度から第一法規の新システムを運用しております。これまでと改善されたことは、定期的に細かな法令改正の情報が得られること、システムの中で法令改正に伴う必要な条例改正が検索できますので、改正が必要な条例等を、逐次、今後、改正してまいりたいと思います。 以上です。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 昨年は必要最低限の改正しか行わなかったということでありますけれども、一緒に改正すべきことは多々あったというふうに思います。そういうところが少し抜けているのかなというふうに思います。 確かに重要なところは改正しなきゃいけないわけですけれども、逆に言えばこの3年の3月にほかの定年延長とか報酬見直し以外のところについては改正すべきだったというふうに思うんですけれども、それは必要最低限ではなかったのかということを再度確認したいというふうに思います。 あと、第一法規のシステムについてですけれども、確かにシステムは導入されても、それをきちっと見て、そしてそれを認識して改正につなげるということをしなければあまり意味がないので、そこはしっかりとやっていただきたいというふうに思います。 大体、国会があれば、国会のホームページを開けば、随時、いろんな法案の状況というのは見ることができます。それぐらいのことはしっかりやっていただきたいというふうに思いますし、そういうのは、ぜひ町長も目を通していただいて、どんな法案が出ているのか、そして町にどのくらいの影響があるのかというのは確認していただきたいというふうに思いますけれども、その辺のおつもりはございますでしょうか。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) まず、最初の質問なんですけれども、確かに昨年度は最小限の改正であったと。令和3年度に消防庁のほうからご指摘がありましたので、それに合わせて今回行ったような状況です。 そして、第一法規の新システムですけれども、私もシステム担当の者がやっているところをそこの中で見せてもらったんですけれども、検索等、そういうのは非常に便利ですし、これを機会にもっと、それぞれのきまりといいますか、そういうものの見直しとかがあったときにどんな影響があるのかというのは私のほうも注意して見ていきたいなと思います。 ◆議員(橋本由里君)    議長。橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君)    消防団の出動手当について、過去6回ぐらい……。 過去6回ほど質問しております。総務省に直接伺ったときに出動手当は当時1回7,000円でした。交付金で措置しているので、各自治体の議員の方々は、1回7,000円の出動手当が消防団の団員の元に行くようにというのを直接総務省で言われていたので、それからずっと質問していたんですけれども、綾はなかなか改善してくれませんでした。 今回、8,000円ということになって消防庁のほうから具体的にあったということなんですけれども、やっと出動手当が交付税措置されている分が消防団員の手に渡るんだなと思ってほっとしているんですけれども、4時間未満・4時間以上と分けたのは今回からなのかどうか、確認させてください。 それから、頂いている議会運営委員会に出された資料では、災害の区分というところに、いわゆる4時間未満3,000円から4,000円、4時間以上が3,000円から8,000円に上がったところに災害・警戒出動というふうになっているんですけれども、これは火災は入るのかどうか、伺いたいと思います。 ○議長(松浦光宏君) 総務課長。 ◎総務課長(蓮子浩一君) 答弁いたします。 まず、時間は、今回、4時間未満・4時間以上ということで分けております。これまで時間の設定はございませんでした。消防庁からの通知の中では1日8,000円を目安ということでありましたので、そういうことでこの時間を4時間未満・4時間以上ということにさせていただきました。 それから、災害・警戒出動についてが4時間以上の場合については8,000円ということになるわけなんですけれども、火災についてもこれに該当するということで考えております。 ◆議員(橋本由里君)    議長。橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君)    それでは、その4時間、目安ということだとおっしゃったんですけど、4時間未満・4時間以上というのは自治体の裁量でいいということなのですねという確認と、なぜ火災が出るかというふうにお聞きしたかというと、私が平成24年の9月議会での一般質問の議事録を久しぶりに見たらここでは火災の場合は出さなくてもいいというふうになっているんですね。 私自身が驚いたんですけれども、火災のときには出さなくていい理由の根拠は何かというふうに聞いているんですけれど、そのときの前田町長ですけれど、「出動手当等についてはそういう対応をしてきたというのが根拠といえば根拠です」と答弁しているんですよ。 これを見たら火災というふうに書いていないもんですから災害の中に火災が入るんだという受け止め方をしていいかどうか確認しておきたかったということです。 先ほどの要するに自治体裁量でいいのかどうか、4時間以上・4時間未満を分けるのは裁量でいいかということだけ答弁いただきたい。 ○議長(松浦光宏君) 総務課長。 ◎総務課長(蓮子浩一君) 消防庁が示すものに対して自治体の判断で今回決めさせてもらっております。火災は出ます。 ◆議員(日高幸一君) 議長。日高。 ○議長(松浦光宏君) 日高幸一議員。 ◆議員(日高幸一君) 今回、定年の延長ということで45歳から50歳ということなんですが、質問は、高齢者社会になりまして、だんだん年齢が高くなっていく。 これを感じるのは、県大会等に行きますと、この人がそんな年で頑張っているなというところに感じるんですが、今、50歳ということで、一番上は何歳……。県下です。地域消防として何歳のところがあるか、もし教えていただければありがたいと思います。 ○議長(松浦光宏君) 総務課長。
    ◎総務課長(蓮子浩一君) 答弁いたします。 消防団員の年齢ですけれども、綾町は45歳を今度50歳に引き上げたいということで上げております。消防庁のほうからは、定年について、年を定めない、定年を撤廃するというようなことできております。 現状としては、定員が210名に対して今現在199名ということでございます。今、14名の女性の消防団も加入しておるわけなんですけれども、特に県北辺りは定年がないということですので、最高齢が何歳かというのは把握しておりませんけど、60代後半の方もいらっしゃるのかなということで認識しております。 ◆議員(橋本由里君)    議長。橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君)    申し訳ありません。もう一つだけ確認させてください。 出動手当の支給の仕方なんですけれども、何かが起きたときに出動された団員一人一人に、現金でお渡しするのか振込か分かりませんけど、そこ辺りの仕組みを説明いただいてよろしいでしょうか。 ○議長(松浦光宏君) 総務課長。 ◎総務課長(蓮子浩一君) これまでの出動手当等については各部の団員が各部長に委任して各部の会計に入ると。各部の運営についてをそれでやってきているというものです。 ただ、今回の通知の中では団員各個人に必ず行くようにということでしたので、そういった方向で各個人に入るような形で今進めております。個人の口座に入るという形です。 ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第13号は、総務委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第13号は、総務委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第13.議案第14号 ○議長(松浦光宏君) 日程第13、議案第14号、教育長の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。 質疑を許します。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 本件については6つのことについてお聞きします。これも通告に従って質問させていただきます。 この質問をするに当たっては長々と書いております。それは読んでいただいているというふうに思いますので。そこには、この質問をする背景、私なりの考え方を書いたつもりであります。したがって、ここでその説明をすることは省かせていただきたいというふうに思います。 ただ、教育長というのは、綾町の三役の人事、三役の一人であって、極めて重責を担うということもありますので、そういうことからもこの6つの質問をさせていただきたいと思います。 まず、1番目、提案説明の中で町長は日髙教育長を高く評価されておりました。また、先般の議会と候補者との面談のときにも同じことをおっしゃっていました。その教育長をこの議場で恥を知りなさいというふうに暴言を吐いた上で罷免議案を上程した理由、それをお聞きしたいと思います。 それから、2番目、日髙教育長の人事手腕については、提案説明の中でも特に高く評価されていらっしゃいました。人事面での手腕を重視しているのであれば日髙教育長の再任が妥当ではないのかというふうに率直に思った次第でありますが、その辺のお考えはいかがでしょうか。 3つ目、昨年10月の県の教育長との面談のメンバーをお聞かせいただきたいと思います。 4番目、県の教育長に相談する前に、現教育長である日髙教育長、それから玉田前教育長また森山元教育長、小中学校長、小中学校PTA会長また小村教育総務課長などなど、そういう方への意見の聞き取り等をなされたのかどうかをお伺いします。 5つ目、県の教育長に相談する前に町内出身あるいは町内在住の候補者について検討・協議をされたのかどうか。 最後に、議会もしくは議員と候補者本人との意見交換会の実施を要望したいと考えておりますけれども、実施の有無についてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) お答えします。 教育長の任命に関しては非常に重要な問題と。そして、新規に3年間ということになりますから、ここのところはしっかり説明したいなと思います。 松本議員のほうから通知書を頂きましたけれども、本来、この議案第14号で上程しました趣旨と全然違った方向で論理が展開されているなという感じがします。 私のほうは、岩切康郎、現在、大宮小学校の校長先生ですけれども、この方を新しく綾町の教育長として任命することに関してご意見を頂きたいということなので、そのことについてご質問いただければと思います。 教育長に関してなんですけれども、例えば三役、副町長を選ぶ、そして教育長を選ぶ、これに関しては私のほうに任命権が与えられております。これは残念ですけど、議員の皆さんに任命権があるわけじゃない。また、町民の皆さんにあるわけじゃないと。 私のほうに任命権があって、これに関してその方が教育長としてふさわしいかふさわしくないかというのを議員の皆さまに判断していただきたいということです。私は、そういう意味では選ぶことにあって非常に責任が大きいと。どなたを選ぶか、どのようにして選ぶかというのは非常に重要なことだというふうに考えております。 平成27年に教育委員会の制度が新しく見直されて、そのときに、地方公共団体の長と教育委員会は、十分に意思疎通を図り、教育行政を進めていくと。地方公共団体の長と教育委員会は十分に意思疎通を図ると。ですから、私にはそういう責任があります。そういう意味で誰を選ぶかということではなくてどのような人を選ぶかということがもっと重要ではないかなというふうに考えております。 実際に、百家争鳴、町民多くの方からこの人がいいんじゃないかなという意見をもらっています。中には県の教育委員会に個人名でこの人にしてくださいというふうに。そんな意見も出されたとも聞いております。 そういうことではなくて、綾町の教育長というのは、これから先、3年間、本当に学校教育や社会教育において非常に重要な役職でありますので、そこのところをしっかり考えていきたいなと。 私も、綾小学校、綾中学校を出て、高校、大学、大学院まで出ました。しっかり勉強させてもらいましたけれども、その後、社会人になっても教育とはずっと関わり合いを持ってきたんですね。 どういうことかといいますと、私の経験ですけれども、ODA関係で、発展途上国でその国の経済発展に寄与すると。インフラ開発に資するということで具体的に発電所建設に当たってきたんですけれども、発展途上国、貧しい国です。お金もありません。 そういう国に発電所を建設するとなると、100億円、200億円、多いときは1,000億円ぐらいの金が要るんですよ。その国で発電所を造るとなると1,000億円ぐらいのお金をその国に貸さなければいけないと。 そのときにどうやって判断するか。そのお金が本当に返ってくるかなということが一番の争点になってきます。そのときの判断基準は、その国がどのくらい教育に力を入れていくか、この一点で決まります。 お金を返してくれるのは子どもたちなんですよ。20年、30年かかって、長いローンで、その1,000億円のお金、日本から借りたお金を返さなきゃいけない。そうなったときに、現在の人じゃなくて、将来、30年先まで見て考えなきゃいけないと。彼らが、将来、その国を担っていきます。そういう人たちを育てていってその国の発展につなげると。そのための教育なんですね。 これは綾町においても同じことが私は言えると思います。今の小学校、中学校。小学校に400名の子どもがいます。中学校も200名。600名の子どもがいるんですよね。 その600名の子どもというのは600通りの個性があります。一人も残さずその子たちの能力を引き出してやる。そのためには、優秀な人材、先生方が必要なんです。そういう人たちを連れてくる、引っ張ってくる、そのために教育長というのがあるんです。 一人の力で変わるものではない。教育委員会を挙げて教育長が校長を選んで、校長がさらに先生方をリードしていって、そして一人一人の子どもたちが成長していくと。 将来、その子どもたちが親の背中を見て、家業を継ぎたいという子もいるかもしれません。あるいは、綾に住むかもしれませんけれども、宮崎に通うとか、あるいは外国語を勉強して世界に羽ばたきたいと。そういう子どもたちもいるかもしれない。そういういろんな個性を持った子どもたちに対して適応していくだけのそういう先生、授業、様々な体制を整えていかなければいけないと。 そういうことから考えますと、教育人事に強い方、これは非常に重要なことです。いい先生に来ていただいて、綾町の子どもたちのために。松本議員のほうからはそういう子どもたちという言葉というのが全然出てこなかったんですけれども、将来の綾町を担っていく、そういう子どもたちを育成していくためには非常に重要なことではないかなというふうに思います。 日髙教育長のことをコメントされましたけれども、私はそういう意味で教育人事に関しては突出した成果を上げていただいたんじゃないかなと。スーパーティーチャーも綾町に来ていただきましたし、ALT関係も実際に私は見せてもらいました。本当にすばらしい体制、よその町、よその学校が羨むような体制が綾町では整えられつつあります。そういう意味で私はしっかり評価しております。 昨年10月、私と副町長と総務課長で県の教育長にお会いしました。黒木淳一郎教育長です。そこのところでしっかり私は教育長にお願いしました。まず、教育人事に強い方を紹介していただけませんかと。2つ目、綾町のことを好きになってくれる人。腰かけじゃなくて、本当に好きになってくれる。あと、3つ目、国際感覚を持っている方を紹介してくださいということでお願いしました。 重ねてなんですけれども、私が就任した当時、教育長は今の副知事の日隈副知事でした。日隈副知事のところにも3人でお伺いして、こういう理由で黒木淳一郎教育長にお願いしていますと。「うん。分かった。しっかりした人を紹介するから」と言われて1か月後ぐらいに先ほど言いました岩切康郎大宮小学校の校長先生。 この方は61歳。60歳で定年されているんですけれども、その後、再任用で引き続き大宮小学校の校長先生をされていると。宮崎市内でもなかなかそういう例はないんですね。再任用で引き続き校長をされる。それだけ信頼も厚いといいますか、県の教育委員会も岩切校長のことを評価されておりました。 ですから、ここで推薦いただいた方に関しては、県の教育長、副知事、そして、この件に関しては、宮崎市の小学校なんで、宮崎市の教育長、西田教育長のほうも既にご理解済みです。大宮小学校から綾のほうに移るとなると、そのことも考えないといけないんで、そこまで了解を取っていただいています。 この方の人格、人柄とかに関してですけれども、私は全く面識はございませんでした。ただ、日髙教育長は、そういう意味じゃ幅広い人材を持っていますから、岩切校長に関してどういう方かということもご存じで、この人であれば申し分ないと。 最初、お話ししたときに、最初、新しい教育長を選ぶ際に、副町長、総務課長含めてどうしようかと話したんですけれども、そのときに先ほど言いました3つの要望を伝えましたら、その方向で人選を進めていきましょうということで、一応、行政関係のほうは話がまとまりました。 そののち、日髙教育長からもアドバイスを頂いたんですよ。そういうふうな考えを持っていると言われたときに、正直、綾では難しいですねと。綾にはいらっしゃいませんねと。 岩切大宮小学校の校長先生の話をしたときに、よく知っていると。どういう方か。宮崎県中部教育事務所の所長をされていたと。中部教育事務所というのは、串間、日南、宮崎、国富、綾、西都、児湯、宮崎県の半分以上の小中学校を管轄している教育事務所です。そこの所長をやられておりました。 そういう意味では、幅広い人材をお持ちで、多くの小学校、中学校も見てこられているということで、その方に綾の教育長として来ていただけるということであればこんなすばらしい方はいないなというふうに判断した次第です。 今回、この議案の中で上程しましたけれども、新しい教育長として岩切氏を考えておりますので、その方がこれから3年間の綾町の教育長としてふさわしいかふさわしくないかについて議員の皆様には考えていただきたいなというふうに思います。 そこで、松本議員から6つの質問を受けておりますけれども、1番目と3番目に関しては議案第14号とは全く関係ありませんので、そこのところはコメントいたしません。 2番目のところですけれども、新しく教育長に来ていただいて、今後の綾小学校、綾中学校、そして学校教育も含めて社会教育のほうも見てもらいたいというのが私の考えです。 4番目の質問のところで誰に相談したかと。これは、先ほど説明しましたけれども、教育長、副町長、総務課長、教育長の意見を頂きました。教育長を選ぶには校長とか学校の先生とかではないですよね。その人と一緒になってやる人に相談してそこで意見をもらうのが筋かと思います。 5番目の質問ですけれども、私は、町内出身者とか町外だから悪いということじゃなくて、今の子どもたちが、今後、20年、30年先に立派な大人になっていくためには必ずしも町内にこだわることがいいのかどうかということに関しては分かりません。その考えに対しては私は疑問を持っております。 最後の6番目の質問ですけれども、議員との意見交換会ということですけれども、この任命に関しては地方公共団体の長に任されております。私もそういうことで真剣に考えまして、綾の教育長としてふさわしい方を、県の教育長、副知事、そして宮崎市の教育長の承諾の下にここに提案しているような次第です。そこのところを十分にお考えいただいてご判断いただければと思います。 以上です。 ○議長(松浦光宏君) 町長。任命権は町長にありますけれども、議決権は議会にありますので。 質問に関しては、有無を聞かれたときにはあるかないかだけはお答えください。 ちなみに、1番と3番は関係ないということで答えられないということなんですけれども、4番のここに書かれている方との意見聴取があったかないか、あと6番目に質問された5番目の町内在住者の検討・協議があったかないか、最後の議会の議員の候補者本人との意見交換会の実施をやるのかやらないのか、あるなしで構いませんので、それだけはお答えください。 ◎町長(籾田学君) 4番目からでよろしいですかね。県の教育長に相談する前に、先ほど言いました日髙教育長、そして副町長、総務課長から意見を聴いて私のほうで判断しました。 ○議長(松浦光宏君) 5番目の町内在住の候補者についての検討・協議があったかないか。町長の中であったということであればあったということで答えていただいて構いません。 ◎町長(籾田学君) ありませんでした。まず、町内・町外、一切、考えておりませんでしたので、町内であるか町外であるかということの検討・協議というのはしておりません。 最後ですけれども、議会もしくは議員と候補者本人との意見交換会の実施の有無ですけれども、これは私は1月に教育委員会の公民館のほうでご紹介いたしました。ここで意見交換会をするというのは新しく来ていただける方に対して非常に失礼ではないか。むしろ、この判断は私のほうに任されているということで、この実施については考えておりません。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 今、議長からもありましたけれども、任命権は確かに町長にあります。私たちは決めなければいけないんです。その責任は同じなんです。それは勘違いしないでいただきたい。 任命権があるのは町長だと。当たり前のことで分かっているんですよ。それを声高に言われると、自分は何でも決められるんですかと。決めるのは私たち議員じゃないですか。 でも、議員が決めるというのはこれもまた町民の代表として責任は重いんです。綾町の教育行政をつかさどる方を決めるわけなんです。そのための情報収集というのを行って、町民から声があるからこういう質問もしているわけなんですよ。 その人たちにこういうことなんだと説明できなければ議員としての責任を果たしたことにならないですし、義務も履行できないということになるわけですので、そこはお考え違いをなさらないようにぜひお願いしたいと思います。 これはこういうことについてだけではないです。町長のスタンス自体がそういうふうな考え方をしているんであれば、これは昨年の予算の否決にも通じるわけなんですけれども、それが続く限りは町長の信頼というのは得られないというふうに思っておりますので、まずそこはしっかりと厳しく申し上げたいと思います。 したがって、今回、判断をするためにいろんな質問の必要があるということです。1月に開催されたものについては確かに紹介だけです。私たちは、直接、話ができて、今後の綾町の教育行政についてお聞きできる、そういうことがあるんじゃないかと思って出ていったんですけれども、町長が紹介をして、結局、本人に対する質問は基本的にできませんでした。だから、どういうふうな教育、綾町で教育長として行政をしていくのか、そういうことすら全く分かっていないんですよ、今。 人も、綾町の人だったら、ある程度、分かりますけれども、そうじゃない人なわけですから。経歴は、書いてありますし、それは分かりますけれども、経歴よりもこれからどういうふうにしていくんですかというところが聞きたいわけなんですよ、直接。 誰がというよりも何をやっていただけるのかということはこれまでもずっと言ってきたことです。私の信念でもあるんですけれども、「誰が」ではなくて「何が」なんですよね。そういうところをしっかりと詰めていかなければ議会としての意味がないわけじゃないですか。 そして、候補者を選定するプロセスについてあまり整合性がないからこういう質問をしているわけです。そんなに人事のことが大事なんだったら、今の教育長、その手腕をお持ちなんだったらそれでいいんじゃないですかというのが多分普通の考え方だというふうに思います。 改めてわざわざ新しい人を据える必要もないんではないかという素朴な疑問なんですよ。だから、1番目の質問をしたわけなんですよね。それだったらそれでいいじゃないですかと。1番、2番目というのはそういうことなんですよね。それをあえてわざわざよそからまた連れてくる。綾町のことを特別に知っているわけでもないということです。 それから、私の赤字で書いたところに子どものことが書いていないと。子どもたちという言葉が書いていないというふうに言われましたけど、町長の提案説明の中に子どもたちの言葉は一つも入っていないですよ。一つも入っていないです、子どもたちの言葉が。 人のことを言う前に自分の提案説明をもう一度読み直していただきたいというふうに思いますけれども、そういう記憶がないです、全く。子どもたちの言葉が全くない。 そういう中でこういう教育長という非常に大事な人事を私たちは決めなければいけない。そのためにもう少しいろんな方々の話を聞いて、最終的にそういう話を聞いた上で、町長は「そういう意見もあったけれども、こういうふうなことをこの人は考えているし、こういうふうなことをやってもらえるんだ」ということをきちんと説明していただかなければ、この前の提案説明であったりとか経歴の紹介だけでははっきり言って分からないということがあるからこの質問をしているわけです。 それから、町内・町外にこだわらない。これは別にこだわる必要はないです。でも、町内にいるかいないかというのは議論すべきだというふうに思いますし、町内にいなければ外からということもあります。 これは例えば副町長人事にしてもそうでしょうし、副町長が今兼務されている社会福祉協議会の事務局長でもそういうような形であるのかもしれません。そういうようなことは町内も町外も含めて検討すべきだというふうに考えております。 それについては教育長はそのときに相談されたということですけれども、教育長の説明では町長は綾にはいないという判断をされたということですけれども、どういうようなお話というか、ご提案をされたのか、お聞きしたいというふうに思います。 以上について、町長、もう一度、答弁をお願いします。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 教育長の人事というのは本当に非常に重要な問題と。例えば、副町長を任命するのと教育長を任命するのは全く目的が違うと。先ほど言いましたけれども、平成27年に教育委員会の制度が見直されました。そのときにしっかり書いてあります。教育の独自性、教育の政治的中立性です。 この人事に関して……。私もそうです。私も町長ですから。松本議員も議員です。これに関して政治的に今のご発言ではかなり関与されていると。ですから、私は考え方をそういうことで県の教育長のほうにお伺いしたと。いい方を推薦していただいたと。 私はこの人がいいという、そういうふうな考えは申しておりません。ただ、将来の綾町の子どもたちを育てる意味で、先ほどの3つのこと。これから先、将来、どういうふうに子どもたちが成長していくか分からない。それぞれの子どもたちに対してしっかり応えていただけるような、そういうふうな体制をつくっていただきたい。そのために先ほど言った3つのことをできる方を推薦していただきたいというふうにお願いしたところです。 あまりこのことに政治的に介入するのは私は決してよくないと思いますし、過去の例を見てもどうしてもそういう方向に流れてしまうんですよね。町内にこういう人がおるけれども、この人でどうかということじゃなくて、もうちょっと子どもの目線、町民の目線で考えていただいて、どの方がふさわしいのかと。そして、それに対して私のほうで結論を出させていただきました。そこで1月に議員の皆様にお声かけして来ていただいたところです。 県の教育長は松本議員の高校時代の同級生というふうに聞いております。その方がどういう方なのかというのも十分既にお話しされているんじゃないかなと思います。 そういう意味じゃ、ほぼ1か月ちょっと時間があったわけですし、本当に、この方のお人柄、そういうものということを考えるんであれば、ご自分でしっかりそちらのほうを黒木教育長に問合せをするとか、そういう努力も必要じゃないかなというふうに思います。 とにかく教育の政治的中立性というのをしっかり守ってこれが政争の具とならないことを私は祈るばかりです。 以上です。 ○議長(松浦光宏君) 教育長。 ◎教育長(日髙和典君) 先ほどの議員からの質問ですが、町内、綾にはいないというふうにという質問だったかと思われますが、私はそういったことを言った記憶はございません。 これは一事例ですけど、県内の教育長人事を見たときに私の信念としてはできれば町内の方が望ましいと思います。以前、国富町の豊田教育長とそのことについていろいろ議論したことがありました。私の罷免事案のときもそうです。 豊田教育長も、自分が教育長をする前、国富町の前教育長は2代続けて町外の方だったそうです。その最初の方は、4年間、任期を全うされて、次の方は途中で辞められたそうです。 理由は、2代続けて町外の方が教育長をされるというのは、いろんな面で町民とのいろんな、調整とか、豊田教育長は具体的にはおっしゃいませんでしたけど、いろんな課題、問題、あつれきがあったんだろうなと。俺は苦労したと言って豊田教育長にバトンタッチをされたようです。 そういった意味では、もし相談があれば町内出身者が望ましいですよという進言はしたいなと思っていましたが、事前に一度も相談がなかったので、その機会はありませんでした。 また、綾町は、教育上、いろんな課題を抱えております。いろんな方がいらっしゃいます。移住の方あるいは不登校の数、普通の小学校にはない独特な課題もたくさんあります。そういった意味で、私は今まで人事異動においては綾町小学校の校長か教頭どちらかは必ず綾出身者を任用してきたつもりであります。 ただ、今回はそういった人材の異動がかなわなかったので、3年間、綾の教育委員会で活動していた岩切校長を綾小学校の校長にすれば、綾のことをかなり熟知していらっしゃるので、いろんな問題、課題はないのかなということで岩切校長に任命したところであります。 できれば、小学校、中学校、必ず1人は管理職に地元出身者がいるのが理想だろうなと思います。また、職員においてもそういった人材をこれまで6年間の間に数多く綾小中学校に呼び戻す努力もしております。そういった意味で綾の教育は綾の人が町民と一緒に思いを描いたそういった教育を進めていくのが本来あるべき姿だろうなと思います。 ただ、先ほど町長の答弁にもありましたように全ての市町村でそれが可能かどうかというと厳しい状況もありますので、そこ辺は松本議員がおっしゃるように町内の方でいるのかいないのかを議論してそれがかなわなければ町外の方に協力いただくという選択もあるんだろうなと思いますので、今回はそういう判断を町長がされたものと思っております。 以上でございます。 ◆議員(橋本由里君)    議長。橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君)    先ほどから町長は新しい教育長を任命するに当たって人選に当たって3つの条件を出していたということを何回も言われました。その3つの条件が今回の方には合っているというふうに判断されたと理解してよろしいでしょうか。 もう一点、町長が議員の方々に面会のお誘いをしたと先ほど言われました。私は伺いませんでした。 そういう特別職の人事で事前に議員に面会をするということについては私の中で釈然としないものがありましたので、わざわざ事前にお顔を拝見する必要も私は感じませんでしたので、参加いたしませんでしたけれども、少なくとも先ほどから出ておりますように高岡町の出身とはいえ綾町に赴任されたこともない方のようですので、綾町の教育行政とか綾町の教育環境とかそういうことについて、どのような考え、意見、理想をお持ちなのか、もしここで伺えれば町長にお尋ねしたいと思います。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) まず、最初の質問ですけれども、3つの条件、一つは教育人事に強い方、2つ目は綾町を好きになっていただける方、3つ目は国際感覚を持っていらっしゃる方ということでお願いしました。黒木教育長、県の教育長も言われました。なかなか3つをそろえるのは難しいと。 1つ目に関しては、これは申し分ないですよと。中部教育事務所の所長もされていましたし、いろんな優秀な先生方を連れてくることには問題ないと。 2つ目、綾町を好きになっていただける方と。その話をしましたときに私は一つ言ったんですね。綾町に住んでいただけるといいんですけどということを黒木教育長に言いました。そうしましたら、本人から、私は綾のほうに住みたいと。 早速、この間も来られたときに住宅はどこがいいかなということで積極的に……。ただ、自宅のほうを、下倉永といいますか、穆佐のほうですかね、高岡のほうの、近いんですけれども、平日は綾にいて、できるだけ多くの方と接したいということで積極的に考えられていらっしゃる方だなと思いました。 あと、3つ目の国際感覚を持っている。これは、正直、その方が海外でどうのこうのというわけではありません。なかなかそういう人はいないと。本人も、そこは、決してそういう海外の経験とかはあるわけではないと。ただ、一つ、私はそういう人を連れてくることができると。 若手の先生方、中堅の方もそうですけれども、今、海外の日本人学校とか海外青年協力隊とかで経験を積んだ教員の方がたくさんいらっしゃいます。そういう方を連れてくることはできませんので、本人はないけれども、私に代わってそういうスタッフをそろえることができるというふうにおっしゃられていましたので、私はその3つのお願いしたものに関してはかなえられたんじゃないかなというふうに思います。 あと、本人の性格、考え方と言うんですけれども、まだ、正直、昨年、お会いして私も3回です。わずか3回の中で、どれだけ、ご本人の考え方、人柄というのをつかむのは非常に難しいと思っています。 ただ、そこに代わるところでこの方のことをよく知っている県の教育長のご判断に私は従いたいなと思います。間違いないですよというお墨つき。お墨つきじゃないですけれども、推薦していただいたということであれば問題ないのではないかなというふうに考えております。 以上です。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(松浦光宏君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 町長も大分お気に入りの方だろうと想像するんですけれども、今、3回お会いされたということで中身までは完全に把握されていないというお話でした。 松本議員、橋本議員のほうからいろいろ意見が出されました。私は、町長の思いというのは分かるんですけれども、○○○○かなと思うんですよ。町長は何としても立派な人だから綾の教育長に来てほしいというお気持ちは伝わってきます。じゃあ、私たち議員はどう判断するのか。ここが問題ですよね。町長が幾ら熱意を持っていい方ですと言われても。 私は、この前、お会いする機会をつくっていただきました。私は、あそこで1問でも2問でもいいから質問ができるのかなと思ったんですよ。じゃないと分からないです、人柄まで。 経歴はここに書いてありますよ、たくさん。町長も説明されましたよ。県の教育長からこういうすばらしい方だということも町長の口からは聞きました。でも、当の岩切さんが言われたことというのは、すごく当たり前のことを言われただけで、綾町に……。町長みたいに熱意が伝わってこなかったんです、全然。だから、分からないんですよ。 分からない中で、今度の最終日ですかね、採決で判断しなきゃいけないんでしょう。町長は分かっているかもしれんけど、少なくとも私は分からないんですよ。分からない中で賛成票を投じるのかという現実問題があるわけです。そこを町長が補ってくださらないと判断できません。 これが否決されたらどうするんですか。議員は、9人いますけど、これで否決されたらどうするんですか。そういうおそれもあるわけでしょう、将来の可能性として。そこを考えないと、町長が、幾ら、いい人、いい人だと言ったって私らはつかめないんだから、これは困るわけですよ。 なぜそこのところの部分を補って議員に対して説明やら新しい教育長に対する質問やらをさせなかったんですか。それは失礼だという話じゃないと思いますよ。当人に対して質問をすること自体が失礼だというのは考え違いだと思うんですよ。 ここは日本ですからよその国のことを言ってもしようがないけれども、アメリカなんて、大臣とか国務長官とかがいろいろいますが、そういう人の承認は議会で延々やるわけですよ。日本だからそれは違うけど。 でも、そうすることによって「今度の人は本当に立派な人だね。任せられるね」と判断がつけば賛成しますわ。でも、その判断材料がない。これは困りますよ、私は。ほかの人はどうか知らんですけど。 この前、お会いしたときに、終わって、私は小学校の校長だと言うので、何の専攻ですか、専門ですか、幾ら小学校だって専門はあるから、それをお聞きしましたが、私は岩切さんに直接言うわけにいかんから町長に聞きましたが、そうしたら町長が聞いてくれて、社会科の先生ですと言われたので、体育系じゃないなということははっきりしたんですけど、そんな状態でどう評価するんですかね。 その辺の否決も含めてどうお考えでしょうか。私の言い分が的外れでしょうか。その辺をお聞きいたします。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) この人事に関しては非常に重要な問題です。そういう意味では、これから、22日ですか、3日ですか、それまでの間にしっかりとそのことを考えていただきたいなと思います。 橋本議員からもありましたけれども、このような面談の機会を設ける必要があったのかなかったのかと。過去にはありませんでした。でも、以前、ほかの人事のところで全然分からない中で判断しないといけないという事例がございました。それは同じ町内に住んでから実際にお会いして聞いてみてくださいというふうにお話ししたかと思います。 今、この方も大宮小学校の校長でいらっしゃいます。決して町外だから会えないというわけじゃなくて本当にこれからの子どもたちのことを考えるのであればご自分でしっかり見定めていただきたいなと思います。 教育長に関しては、最初に申し上げましたけれども、本当にいろんな意見があります。町民の方が直接県の教育委員会に駆け込んでこの人をお願いしますというぐらい言われた方もいらっしゃるんですよ。さすがにこれはどうかなと思ってから、そこのところは控えていただきませんかというふうに私はお願いしたんですけれども、そのぐらい関心を持っていらっしゃいます。 そういう意見を……。100人いたら100通り考え方があると思います。これが、私個人、一人で判断する、あるいは議員10名で判断するということじゃなくして、本当に見識のある方の意見を聴くということが私は重要であるんじゃないかなということで県の教育長のほうにお伺いしてこのような人を紹介してくださいというふうにお願いしました。 私は、その時点で紹介していただける方に関しては、もちろん教育に関してもそうですし、人柄に関しても、幾つかの校長を歴任されている、教育事務所所長もやられているということであればよっぽどのことがない限りこの人はふさわしいんではないかなというふうな判断をしています。 その判断は議員の皆様それぞれ違うと思いますけれども、採決のときまでにそこのところをしっかり考えていただいて岩切康郎氏でよろしいかどうかということの成否を判断していただきたいなというふうに思います。 以上です。 ○議長(松浦光宏君) 町長、否決されたらどうするのかという質問に関しては。町長。 ◎町長(籾田学君) これは議員の判断だと思います。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(松浦光宏君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 何と言ったらいいんでしょう。何かがおかしいんです。つじつまが合わない、私の中で。 町長が本当に大事だと思うんであれば、議員に対してせめて、この前のときに質問やら何やらを1つでも2つでもいいから言いたいなというのは、多分、来られた方はみんなそうじゃないかなと思うんです。でないと判断できないんですよ。そこのところを町長が避けたので。避けましたわ、させないということは。そこを避けたということ自体が私はおかしいんじゃないかと。だって、こっちは選ぶんですよ。選ぶんじゃない。決めるんでしょう。 町長が選んで。それで通ればいいんですが、町長の一言で、議会関係なしで……。多分、副町長はそうですよね。議会、承認は要らないでしょう。(発言する者あり)ありましたっけ。ありましたか。ごめんなさい。 いずれにしても議会の承認は必要なわけですから、なぜそこのところの作業をもうちょっと丁寧にやらなかったのかなと。非常にそこは残念なんですよ。いまだにそのお考えは変わらないので、否決されても、議会の判断だからということでさらりとおっしゃいましたけど、これは町長にとっても大変なことですよね、もし否決されたら。 そうじゃないですか。次にもういるからいいわという話じゃないでしょう。町長のメンツもかかっているし、県の教育長のメンツもかかっているわけですわ。そう考えると、ぜひとも可決してほしいということの努力をせんといかんわけでしょう。 県の教育長だって、多分、一番ふさわしい方を町長の話を信用すれば送られてきたわけですから、それで地元でもって承認ができないということになると、ありゃまと。子どもの話じゃないからですよ。そこは残念だなと思います。 何度聞いても同じでしょうから以上にします。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 1つだけ言っておきますけれども、県の教育長、黒木教育長の名前を連呼されるのはあまりふさわしくないというふうに思います。 彼もきちんとした立場の人間であります。確かに、私も、中学校、高校と同窓で非常に信頼のできる人間であることは当然承知しております。 ただ、県の教育長の立場からすれば、庁内での協議がきちんとなされた上で相談に来られたというふうに、多分、そういう認識を持っていらっしゃるんだろうというふうに推察しております。 そういうことからすれば、あまり連呼して最終的に県の教育長の責任になるということだけは、これは決して葵のご紋ではないので、この人、それからこのプロセスを含めて議員は判断するわけで、黒木教育長がということで、それだから承認しなきゃいけないというふうに、ここ数分の間、非常にそういうふうに聞こえてしまいましたので、そこはぜひ改めていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょう。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) お名前は言いませんけれども、議会に上程する前はそこのところは控えていただきたいということでしたけれども、こうやってこの場で皆さんに審議を諮るときにはどなたに相談したかということは言っても構いませんよということで頂いていますんで、お話ししました。 推薦した人も推薦してもらった方も、今、説明したとおりです。あとのご判断に関しては、議員の皆様が、本当に綾町のこれからの教育長としてふさわしいかふさわしくないか、そこのところを判断していただきたいなと思います。 以上です。 ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 議案第14号は、委員会に付託せず、最終日に討論、採決を行いますので、十分なる検討をお願いいたします。 ここで暫時休憩いたします。午後は1時半から開会いたします。(休憩午後0時14分)………………………………………………………………………………(再開午後1時30分) ○議長(松浦光宏君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ここでお願いがあります。議員の皆様方、質問される際には、質問内容を簡略化し、明確にして質問されてください。また、回答される側も明確に回答をお願いいたします。────────────・────・──────────── △日程第14.議案第15号 ○議長(松浦光宏君) 日程第14、議案第15号、二反野・倉輪辺地に係る総合整備計画の変更についてを議題といたします。 質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第15号は、総務委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第15号は、総務委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第15.議案第16号 ○議長(松浦光宏君) 日程第15、議案第16号、令和3年度綾町一般会計補正予算(第16号)を議題といたします。 質疑を許します。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) それでは、大きく分けて4点、質問いたします。 まず、第1、6ページ、繰越明許費についてです。 その一つ、土地改良事業、37万7,000円。国営造成施設管理体制整備促進事業というふうに書いてあるんですけれども、具体的な内容をお聞かせいただければと思います。 続いて、2番目、商工振興費、163万6,000円。ほんものセンター公衆トイレの設置場所を全体計画の中で検討することにしたためとのことですけれども、これについても具体的にどういうことなのか。 2番目に、次は、20ページ、歳入の諸収入、雑入、綾町農業経営安定対策金残高清算金8,300万円について推進会議での協議及び決議の有無。 3番目、23ページ、歳出、総務費、財政管理費、積立金についてです。 財政調整基金については、19ページの歳入で763万4,000円の繰越金を減額し、歳出では2億1,600万円の積立金を計上しております。財政調整基金を積み上げること自体を全て否定するものではありませんが、コロナ対策や燃油価格高騰対策等、目の前で起きている町民の困難な状況に対して財政調整基金を効果的に活用した上で町独自の対応策を実施することについての検討・協議の経緯についてご説明いただきたいと思います。 最後に、26ページ、歳出、総務費、積立金、ふるさと綾サポート基金への積立金4,257万3,000円によるサポート基金の残高をお示しいただきたいと思います。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) お答えします。 まず、最初の国営造成施設管理体制整備促進事業なんですけれども、これは古賀根橋ダムの放流警報操作盤更新工事負担金に係るもので、総工事費は4,950万円ですけれども、このうちの37万7,000円に当たります。 それから、ほんものセンターの公衆トイレの件なんですけれども、公衆トイレの設計をお願いしておりますけれども、今回、アイス工房を廃止することにしましたので、新年度、建設課が予定している社会実験の中で周辺整備も含めて将来を見据えた検討を行っていくというものです。 次に経営安定対策基金残高清算金に関する質問ですけれども、町費基金の町一般会計の返還につきまして12月16日の基金総会におきまして3月定例議会に補正予算を計上して返納することを報告しております。また、3月中に基金総会を予定しておりますので、金額等の詳細については、再度、報告する予定にしております。 続きまして、財政調整基金についてですけれども、財政調整基金の積上げ……。この件ですね。一応、今回は、令和3年度補正予算(第16号)ということで、一旦、財調のほうに積み立てて、必要な事業に対しては速やかに、必要とあるものに関しては取り崩して実施していく方向で今後も進めてまいりたいと思います。 最後、ふるさと綾サポート基金の基金残ですけれども、今年3月末現在で3億7,100万円程度になるものと見込んでおります。 以上です。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 繰越明許費の1番の古賀根橋ダム放流に伴うサイレンのことなんですけれども、これについては住民から音量の大きさとかそういう問題が今起こっているんですけれども、町長はご存じでしょうか。 また、これに伴っては、先日、町民の方の意見を聞きましたけれども、町としてしっかり関与する考え方があるかどうかを確認したいと思います。 それから、綾町農業経営安定対策基金清算金8,300万円についてですけれども、12月16日の基金総会、これは何で総会になっているのかよく分からないんですけれども、金額は示されていませんよね。 したがって、協議もしていないし、この金額自体が、3月に開催することでということで、結局、報告という形で事後報告になるんですけれども、それで大丈夫なのでしょうか。きちんとした手続を取らないと本当に大変なことになりますので、そこの認識を再度お聞かせいただきたいと思います。 それから、3番目の積立金、いわゆる財調についてですけれども、既に3月の今日は4日であります。3月末までに、本当はこれまでにいろいろ対策を練っておかなければいけないですし、直近、燃油価格の高騰等がありまして、今後もまたさらに上がるということが予想されております。 そういう中で、本当に必要なものを速やかにというふうに町長はおっしゃいますけれども、3月末までにやることがあるんではないか、もしくはこの補正に上げることが必要だったのではないかなというふうに思いますけれども、その点について、再度、認識を伺います。よろしくお願いします。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 古賀根橋ダムの警報装置に関してなんですけれども、一応、この設備更新後には、ダムの下流の各警報局の音声放送、サイレン、そして放流表示板、回転灯ですけれども、これをダムから遠隔操作すると。そういうふうにも変えていくことを考えております。 それから、経営安定対策基金の件ですけれども、今、返還を希望する方が、大体、金額的には96%から98%ぐらい返還しております。その金額が確定するところを見てということで戻すということを考えておりまして、これを補正予算の中で報告したというところでございます。 そして、あとは財政調整基金ですね。いずれにしましても、一旦、基金のほうに積んで、本当に必要なときがあればその時点で出すと。確かに原油高騰の問題もありますけれども、これも国のほうの対策もありますので、併せてそちらのほうを見ながら必要なところに速やかに対応してまいりたいと思います。 以上です。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 1点だけ。古賀根橋ダムの放流に伴うサイレンについては、この前も町民の方のところに小林土木事務所の方に来ていただいて協議をしております。建設課のほうにも協力をいただいて出席していただいております。 いろいろ、改善案というか、工夫をできるところはお願いしておりますので、ぜひ町としても協力いただいて、どういう形で町民の方が騒音に悩まされないかということ。 県の土木整備部長もその辺は心配されておられまして、そういう指示があったことによって小林土木事務所の方に早急に対応していただいたということもありますので、町もぜひ協力をお願いしたいというふうに思っております。 あと、財政調整基金については、速やかにと言うんであれば本当に速やかにやっていただきたい。国の政策は国の政策として。あるいは、元請にしか25円のトリガー条項は適用されていないので、結果的にはなかなか難しいんですね、一般の家庭に。だから、ガソリンスタンドの人に聞いてもなかなか価格に反映されるような状況ではないのでということもあるので、その辺は早急に対策を考える。 確かに非常に難しい面はあると私も認識しておりますけれども、何かできることを知恵を出し合って早急に対応していかないと非常に大きな問題になるんではないかなというふうに思いますので、それはお願いしております。 ◆議員(橋本由里君)    議長。橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君)    2点、伺いたいと思います。 一つは、今、松本議員からもありました繰越明許費の古賀根橋ダムの警報装置の問題なんですけれども……。 入っていませんか。 ○議長(松浦光宏君) 今、入りました。 ◆議員(橋本由里君)    すみません。 土地改良の繰越明許のところですけれども、住民の安全性について、繰り越される事業そのものは安全性について不安を持つ必要はないのかどうか、伺いたいと思います。 それから、今回、保育士さんとか幼稚園の教諭の皆さんの処遇改善の予算が出ております。補正ですから3月分だけかなと思っておりまして、新年度のほうにもまたあるとは思うんですけれども、ざっとで、お1人当たり月どのぐらいの改善を見込んでおられるのか、伺いたいと思います。 ○議長(松浦光宏君) 建設課長。 ◎建設課長(中原修一君) お答えいたします。 古賀根橋ダムの放流警報操作盤なんですが、平成14年に設置しまして約20年経過しております。そこで、経年劣化があるということで、今回、令和3年度中に整備する予定でしたが、コロナの半導体の不足等により令和4年度に繰り越したということになっております。 今現在の状態につきましては、まだ旧の状態で、ダム警報局の音声放送、サイレン吹鳴等はそれでできますので、まだ町民の方は安全であります。 ○議長(松浦光宏君) 福祉保健課長。 ◎福祉保健課長(佐藤光久君) 質問にお答えいたします。 今回の処遇改善の補正の部分でありますけど、2月分と3月分に対して補正を計上しております。 対象は、公立保育所、保育園、幼稚園、児童館、そちらの方々の収入の大体3%が上昇できる範囲でということで、計算方法等はそれぞれ違うので、何とも言えませんけど、国からお示しされている状況でありますと3%が大体9,000円というようなところで、これは東京辺りを見ているのかもしれないんですけど、3%上がるほどの処遇改善になっております。 以上になります。 ◆議員(池田和昭君) 議長。池田。 ○議長(松浦光宏君) 池田議員。 ◆議員(池田和昭君) 今度、新しい事業として取り上げられました提案型の……。 ○議長(松浦光宏君) 池田議員。今、補正です。一般会計、新年度予算になるんで。予算のほうなんで。 ◆議員(池田和昭君) どうも失礼いたしました。 ○議長(松浦光宏君) 議案第24号で質問していただけると、と思います。 ほかにございますか。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第16号は、総務委員会に付託し、併せて所管事項については文教福祉委員会に審議委任することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第16号は、総務委員会に付託し、併せて所管事項については文教福祉委員会に審議委任することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第16.議案第32号 ○議長(松浦光宏君) 日程第16、議案第32号、令和3年度綾町一般会計補正予算(第17号)を議題といたします。 本議案については、本日、追加議案でありますので、当局の説明を求めます。町長。 ◎町長(籾田学君) 議案第32号、令和3年度綾町一般会計補正予算(第17号)の提案理由を申し上げます。 繰越明許費の追加についてでございます。 一般会計補正予算の1ページをお開きください。 令和3年度綾町一般会計補正予算(第17号)は、次に定めるところによります。 第1条繰越明許費の追加は、第1表繰越明許費補正によります。 2ページをお開きください。 第1表繰越明許費補正、1追加、畜産クラスター事業は県経済連が広沢地区に整備を進めております子豚供給施設に対する補助事業でございます。また、本事業は県の畜産競争力強化整備事業補助金を財源としております。10分の10の補助事業となっております。 事業主体である県経済連は施設の完成を令和4年3月18日に予定しておりましたが、今般の世界的な半導体不足により脱臭装置の納品に遅延が生じ、年度内工事完了が難しくなったものです。 本件については、国、県は事故繰越を行うことから町の繰越しについても同様と考えておりましたが、県に確認いたしましたところ、半導体不足という理由の繰越しであるため繰越明許として補正予算計上が望ましいとの回答でありました。この理由により追加議案を提出させていただくものです。 以上、議案第32号、令和3年度綾町一般会計補正予算(第17号)の提案理由に代えさせていただきます。 ○議長(松浦光宏君) 質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第32号は、総務委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第32号は、総務委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第17.議案第17号 ○議長(松浦光宏君) 日程第17、議案第17号、令和3年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)を議題といたします。 質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第17号は、文教福祉委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第17号は、文教福祉委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第18.議案第18号 ○議長(松浦光宏君) 日程第18、議案第18号、令和3年度綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 質疑を許します。 ◆議員(橋本由里君)    議長。橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君)    1点だけ伺います。後期高齢者の保険料は2年に一度見直しがされることとなっていると思いますが、令和4年度は見直しの年ではなかったのかどうか、伺いたいと思います。 ○議長(松浦光宏君) 福祉保健課長。
    福祉保健課長(佐藤光久君) 質問にお答えいたします。 令和4年度、令和5年度、見直しの年となっておりまして、令和2年度、令和3年度と、保険料の算定額、算定方法については変更がないということで後期高齢者連合会から通知が来ております。 以上になります。 ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第18号は、文教福祉委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第18号は、文教福祉委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第19.議案第19号 ○議長(松浦光宏君) 日程第19、議案第19号、令和3年度綾町介護保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第19号は、文教福祉委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第19号は、文教福祉委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第20.議案第20号 ○議長(松浦光宏君) 日程第20、議案第20号、令和3年度綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第20号は、総務委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第20号は、総務委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第21.議案第21号 ○議長(松浦光宏君) 日程第21、議案第21号、令和3年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第21号は、総務委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第21号は、総務委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第22.議案第22号 ○議長(松浦光宏君) 日程第22、議案第22号、令和3年度綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 質疑を許します。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 1,249万2,000円の減額補正になっておりますけれども、理由としては設置要望数が予定より少なかったということで提案説明がございました。浄化槽の設置要望基数の状況、それから設置要望数が予定より少なかった要因分析についてお伺いします。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) お答えします。 浄化槽の設置要望基数の状況なんですけれども、本年度の設置要望基数は9基、うち年度内に完了したものは6基。 なお、完了しなかった理由なんですけれども、いまだ住宅が建築途中で浄化槽が設置できる状況にないなどで、役場側のほうとしてはこの完成を待っているところでございます。 設置要望数の予定が少なかった要因の分析に関してなんですけれども、正確なところは見ていかないといけないんですけれども、コロナの影響が少なからずあるのかもしれないと。そのように考えております。 以上です。 ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第22号は、総務委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第22号は、総務委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第23.議案第23号 ○議長(松浦光宏君) 日程第23、議案第23号、令和3年度綾町水道事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。 質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第23号は、総務委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第23号は、総務委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第24.議案第24号 ○議長(松浦光宏君) 日程第24、議案第24号、令和4年度綾町一般会計予算を議題といたします。 質疑を許します。 ◆議員(池田和昭君) 議長。池田。 ○議長(松浦光宏君) 池田議員。 ◆議員(池田和昭君) 自治公民館の町民に対する提案型の事業が新設されたわけでございますが、これについて一つお願いしたいと思います。 今までは自治公民館ということで自治公民館が主体となっていろんな事業をしてきておったわけでございますけれども、現在は時代が流れてなかなか自治公民館だけでは難しいという考え方の下にこの提案型をすれば30万円から5万円についての事業については補助金を出すということであります。 それで、この提案型の事業をまず担当する課はどこなんでしょうか。それと……。 ○議長(松浦光宏君) 総合政策課。いいです。どうぞ。 ◆議員(池田和昭君) いいですか。 ○議長(松浦光宏君) はい。 ◆議員(池田和昭君) それと、僕が一番思うのは、自治公民館の今までにやってきた流れというのは、非常に、前町長もいつも挨拶の折にはお礼を申し上げられましたとおり、経費もあまり要らずに自治公民館が自主的に仕事をしてきたという経緯があると思うんです。 今度の提案型になりますと、これは町がお金を出して補助金をやるからやってくださいという一つのお願いみたいなことになるわけですよね。一番いいのは、前回のように自治公民館でできることは自治公民館で処理をする。そういう精神が今必要じゃないかと思います。 いろんなことを見ても、非常に、町民の協力というか、そういう自治公民館だけじゃなくていろんな事業に昔のようにお互いに助け合って、そして事業を進めてみんなで解決してきたという経緯がございます。 しかしながら、今、見てみますと、いろんな面で、お金をやればしてくれるとか口を黙らせるとか、そういうような風潮になっております。これは、ある程度、時代の流れであって仕方のないことだと思うんです。 しかし、根本的に考えたときには、このことを、今後、事業を進めていく中で、みんなで考えて、どこに問題があるのか、どうなのか、こういう問題は自分たちでできるのじゃろうかというように、役場も、議員も、そして町民も一緒になる姿をせんといろんな面でひずみが来ておると思うんですね。 それで、僕は、このことを自治としてやるか、提案型でやるか、それは綾町のいろんな問題点を解決していく中で大切だと思います。この事業をすることで、自治公民館の事業が、自治公民館にそれぞれ各地区に補助金が流れておると思うんですよ、何ぼずつか。そういうものの支出は考えておられるわけでございますか。 それと、もう一つは、自治公民館がするのと地区民がするのとの境目といいますかね、判断の仕方が、大変、自分なりに考えたときに難しいなと思って。例えば、公民館の運動場をみんなで扱うと。そういう場合には、これは、提案型といいますか、みんなでしたこっちゃからお金が出るのかなと思ったりして、いろいろ考えておるわけです。そこら辺が分からんもんですから一つ教えていただいて検討したいと思います。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) ご質問にお答えします。 我々、ゆめ応援プロジェクトというふうにこれを呼んでおりますけれども、担当課は総合政策課になります。 これは、もちろん自治公民館もそうなんですけれども、ほかの民主団体も含めて前向きに取り組んでみようと。今までにやりたかったけれどもできなかったというものに対して提案いただいて、それに対して町のほうで額は上限30万円というところで支援していこうという考えです。むしろ積極的にやりたいというところをどんどんサポートしていこうという考えでございます。 この提案公募型というのは今までにはあまり実施されていなかったんで、まだ周知できない、町民の皆さんにどういうふうにやったらいいかというのが分からないと思いますけれども、今後、3月の自治公民館長会とかチラシ等でまず皆さんにご紹介いたします。 それを見ていただいて、どんなのが出ているやろうかと。遠慮会釈なく言っていただいて、できるだけ、どれだけ出てくるか、どういうのが出てくるか、私も逆に楽しみなところがありまして、そういうのでぜひとも積極的に参加していただきたいなと思います。 あと、公民館への今まで配っていたお金があるんですけれども、これに関しては新年度に関しては従来どおりと考えておりますけれども、これの取組の状況を見ながら、この提案公募型の状況を見ながらまた今後は考えていきたいなと思います。 以上でございます。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(松浦光宏君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 今の件ですけれども、これは町長が新年度の目玉の政策というふうに位置づけられていると思います。 年末でしたでしょうか。年始でしたでしょうか。議員に対する予算への要望という会の中で町長はこの提案をされました。そのときに町長は、私の記憶では、上期に1,000万円、下期に1,000万円、合計2,000万円を予算に計上するというようなことをおっしゃったと思います。現実にこれを見ますと年間500万円ということです。これはどういうことでしょうか。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 予算に関しては、まずは1,000万円というふうにお話ししたかというふうに思うんですけれども、今度、編成する際に、一体、どれだけ上がってくるだろうかと。取りあえず当初のほうは500万円で予算を確保してみて、もし件数が上がってくれば補正でまた追加で考えていきたいなというふうに考えております。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(松浦光宏君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 年末のお話の中で、1,000万円、1,000万円、2,000万円ということで具体的な数字を挙げました。それが予算の中で500万円というのは4分の1ですよね。半分の半分。4分の1です。これだけ少ない額。しかも目玉政策ということで、非常に違和感を持っております。 といいますのは、昨年、町長は同じ時期に9%の削減をしますということをおっしゃって、現実的に予算を見たらそれがなかったと。そういうことを繰り返されると年末の議員に対する要望を聞くということ自体が意味をなさない。形骸化すると。あまりにも軽んじ過ぎているというふうに思うんですけれども、いかが思いますでしょうか。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 新しい取組として新年度予算をつくるときに考えたんですけれども、まずはスタートしてみて、これがまず当初予算ということですので、上がってきた件数とか町民の希望とかいうのを加味して、今後、検討してまいりたいと思います。そこのところは柔軟に対応することが必要じゃないかなというふうに私は考えております。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) それでは、通告しております、10項目に及びますけれども、質問していきたいと思います。 まず、最初、令和4年度所信並びに施策方針についての中からです。 まず、最初に、足腰を鍛える時期、土台となるものについて。足腰や土台となるものとは何を指して町長は言われているのかをお伺いします。 2つ目、心を一つにという言葉が繰り返されておりますが、心が一つになるということは具体的にどうなることだというふうにお考えになってこの言葉を繰り返し使われているのか。また、そうなるためには何が必要だと考えていらっしゃるのか。そして、町民に求めるものは何かあるのでしょうか。 3つ目、VISIT AYA YEAR 2022についてです。これは広報あやの年頭所感でも触れられておりましたし、これも、今、青木議員が言われたようにメイン政策という形で捉えていらっしゃるんだろうというふうに思います。自治公民館や民間団体などの活動への支援以外で町自体としての取組というのは何かあるんでしょうか。 4番目、戸別ごみ収集の実証実験についてです。実証実験というのが初めてここで出てきたわけですけれども、公民館長会では戸別ごみ収集については今年度中に実施するというふうに言われたというふうに聞いております。 この実証実験についても、各地で事情が異なるということもあり、この実証実験を実施する前にまずは役場が課題の抽出を行って整理をした上で、公民館長会、それから各公民館での協議を経た上でやっていく必要があるんではないかというふうに考えますけれども、実施までのプロセスはどういうふうにお考えでしょうか。 5番目、農林水産業が抱える課題についてです。遊休農地の解消に向けた取組の内容及び具体的な事例、イメージをお聞かせいただきたいと思います。 また、学びの場、アカデミーの設立や有機JAS認証取得者の増加促進や学校給食における有機食材利用促進とありますけれども、各取組の内容、町長が把握されている内容を伺います。 6番目、公立保育所統合の検討について。人口減少の政策ともリンクすることでもあり、目先の費用対効果を優先した統合ありきの考え方ではなく丁寧なプロセスが重要だというふうに考えますが、どのようなプロセスで検討されるのか、お伺いします。 7番目、100円バスの対象年齢引下げについてです。この事業を始める際に議会から附帯決議が出されていることを覚えていらっしゃるでしょうか。高齢者の外出支援を促す目的とありますが、タクシーチケットや巡回バスもある中で本事業が果たす役割について再度検討する時期ではないのかというふうに考えます。また、そのような議論を役場内で実施したのかどうかをお伺いします。 それから、利用者数だけでなく、利用頻度や利用目的など現状分析の調査、そして結果はどのようになっているでしょうか。対象年齢を下げた場合の費用対効果についても検討した結果についてお伺いします。免許返納との関係についてのお考えもお伺いします。 次に、8番目、きめ細やかな教育推進についてです。特別支援教育の充実と小学校の35人学級実現に向けた課題と取組の内容について町長の見解を伺いたいと思います。 9番目、通学補助や子育て世帯の移住定住促進について、一定の評価はしますが、他自治体の取組を見るともう少しインパクトのある魅力的な施策が必要だというふうに考えています。そのようなインパクトのある魅力的な施策について検討されたのかどうか、お伺いします。 最後に町長就任後2年9か月余りの取組についてお伺いします。町民が真ん中という言葉を当初からおっしゃっておりますけれども、この町民が真ん中という真意というのは何なんでしょうか。また、実際にどのように具現化されてきたのか、町長の見解をお伺いします。 また、町民の評価をどのように受け止めていらっしゃるのか。次に行政の信頼回復とは何を指してこの言葉を使っていらっしゃるのか。また、使ってきたのか。 役場の組織体制を見直したことでより丁寧でスピード感のある住民サービスというのは実際に実現できているのか。そして、それに対する町民の評価をどのように受け止めていらっしゃるのかをお伺いします。 最後に財政再建について。就任当初は補助金やふるさと納税に頼らない財政運営を主張されていましたけれども、実際に実現はできましたんでしょうか。2年超にわたるコロナ禍において綾町長として最優先すべきことは何だと考えて町政に当たられたのか、お伺いします。 次に予算書にからむところですけれども、予算書7ページ、債務負担行為のところです。 一つは都市計画道路策定業務についてです。長期間、未着手となっている理由と見直しの概要をお伺いします。 次に情報基盤再構築業務について。役場庁内の仮想サーバー等のリプレースという説明がございましたけれども、この計画の概要、それからそのメリットについてお伺いします。 次に、37ページ、総務費、総務管理費、まちづくり振興費の負担金、補助及び交付金のところです。宮崎県水上スキー連盟運営補助金20万円についてです。以前から10万円増額になった経緯と理由をお伺いいたします。 次に、71ページ、農林水産業費、農業委員会費の負担金、補助及び交付金のところです。産業次世代人材投資事業補助金900万円について500万円が減額されております。この理由をお伺いします。 次に、83ページ、商工費、観光費、委託料のところです。観光施設管理6,000万円についてその内訳と920万円減額の理由をお伺いします。 次に、92ページ、土木費、社会資本整備総合交付金事業費、委託料のところです。本庄川かわまちづくり事業についてです。事業内容等を町民に説明する必要があると思いますけれども、説明時期と方法についてお伺いします。 次に、94ページから95ページ、消防費、非常備消防費、報償費及び委託料のところです。一つは、昨年度は計上されていた避難訓練30万円が計上されていない、この理由をお伺いします。これは消防団に対する補助金です。 それから、これまでも繰り返し要求しておりますけれども、避難訓練等を実施する計画は、今年度というか、令和4年度はあるのでしょうか。どこを見ても見当たらないので、お聞きしたいと思います。 それから、3番目に綾町地域防災計画改定業務694万3,000円について業務内容及び委託先についてお伺いします。 全体の最後です。97ページ、消防費、消防施設費、委託料及び備品購入費のところです。防災行政無線戸別受信機についてですけれども、11月に行われた防災訓練のとき、役場の職員のほうには伝えておりますけれども、受信状況に不具合が生じていることはご承知かと思います。その点検等は実施する予定になっているのか、またそういう費用がちゃんと含まれているのかどうかをお伺いいたします。 以上です。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) たくさんございましたけれども、事前に通知していただきまして本当にありがとうございます。順次、説明してまいりたいと思います。 まず、最初に私の令和4年度の所信及び施策方針についてのご質問でしたけれども、足腰、土台となるものは、一体、何なのかということなんですけど、一種、比喩的な表現で使ったんですけれども、まず一つ、足腰、土台というのは、人材をしっかり育成していって、土台となるもの、財政的な基盤をしっかりさせると。そういうふうに捉えております。 2番目、心を一つにということですけれども、私が考えておりますのは町民が同じベクトルに向かって進むと。そのためには、しっかりとした指針、ビジョンを示してやることが必要だなと。7,000人の町民が同じ方向に向いていけばすごいパワーになっていくと思います。 ですから、ユネスコエコパークを基軸として自然との共有を図り、森の恵みを最大限に生かした国際文化都市をつくるというのが私のビジョンでございますので、そのことを十分に説明してまいりたいと思います。 町民に求めるものということですけれども、綾町民であるということの自信、誇りをみんなが堂々と持てるように、自分は綾町民ですと言えるような、そういうふうに持っていきたいなと思っています。 3番目のVISIT AYA YEAR 2022に関するご質問ですけれども、先ほど池田議員からもございました。今回の町民提案型ゆめ応援プロジェクトの支援事業ですけれども、町民等の自由な発想による自主的・主体的なまちづくりを推進するために補助金を交付させていただくということを考えております。 町民、民間団体からいろんな提案を募集しますけど、実際、活動を町民の方あるいは町外の方に広報、PR、発信していくのがいわば役場のほうの役目かなと。そういうことで相乗効果を上げてまいりたいというふうに考えております。 4番目、戸別ごみ収集の実証実験についてということですけれども、今、具体的に考えておりまして、既に宮原公民館の館長のほうにはお話しさせていただいております。 いきなり町全体で戸別ごみ収集を実施するとなるといろんな問題が出てくるのではないかと。新年度の5月、1か月間を対象に宮原地域を実証モデル地域としてここで戸別ごみ収集を実施してみようというふうに館長を含めてお話をしているところです。 もうちょっと具体的にどういうふうに進めるかというのは、館長、そして班長も含めてご協力いただかないといけないんですけれども、どういうふうなルートになっていくのかと。 大体、宮原が綾町全体から見れば10分の1ぐらいの住民世帯数になりますので、10分の1のスケールでまず実施してみて、その中でどういう問題が出てくるかということを把握して新年度中に町全体のほうに広げていきたいなというふうに考えております。 5番目の農林水産業が抱える課題に関してですけれども、令和3年度に引き続き優良農地等再生整備事業を予算措置させていただいております。令和4年度は10アール当たりの単価を5万円から10万円に引き上げて重機の使用や産業廃棄物処理費などの多額の費用を要する再生に取り組みやすいグレードアップを図ってまいりたいと考えております。 学びの場という件で質問がありましたけれども、オーガニックアカデミーにつきましては、綾町で有機農業を志す研修生を受け入れる有機農業の学校を設立すると。そういう構想を練るものでございます。 技術的にも経営的にも自立できるようカリキュラムを組み、講師には町内の有機農業のベテラン農家の方々にやっていただき、圃場の提供を含めてきちんと報酬を支払う形で指導体制を整えましてJAS認証を取得する新規就農者育成と確保に取り組むものでございます。 これに関しては、松井農園さんの松井さんのほうから積極的にやっていきたいというふうなご提案が上がっておりますので、町としてもしっかり取り組んでまいりたいと考えています。 あと、学校給食の有機食材推進につきましては、子どもたちの食の安全性と食育推進を図るため、可能な限り町内で調達し、それがかなわないものについては他産地との連携によりましてJAS認証野菜等の使用比率を高めていくことを考えております。 既に、町民の皆様方が中心となって、有機給食を推進する会という、こういう有志の会が発足しております。町としても全面的に支援してまいりたいと思います。 公立保育所の統合の検討ということですけれども、令和5年4月からを目途に、南俣保育所、中坪保育所の統合という方向で検討してまいりたいと思います。 この件に関しては、両保育所のほうの担当の職員とも話を進めてきて、確実に子どもたちの数は少なくなってきていると。特に南俣保育所のほうは実際の園児の活動が人数が少なくなってきたために音楽活動とかそういうのがだんだんできにくくなってきているという弊害を現場のほうから意見を聞いております。そういうことも含めて、これから1年間、どういうふうな流れでやっていくかということを進めてまいりたいと思います。 次に100円バスについてのご質問がございました。細かな数字、利用者数とか対象年齢とか、そういう費用対効果、これに関しては委員会等で担当のほうからでも紹介させてもらいたいと思いますけれども、今年度から町内循環バスをマイクロバスと小型のものと2台で対応しております。 そのほかにもタクシーチケットの配付をしておりますけれども、これと100円バスを有機的に融合させていってまいりたいと思います。実際に一連の流れとしてタイムテーブルとかそういうものも含めて今後検討を進めてまいりたいと思います。 あと、8番目にきめ細やかな教育推進とありましたけれども、特別支援教育の充実、小学校の35人学級ですけれども、特別支援学級というのは、対象児童というのが増えてきて、その分のスタッフを強化する必要があります。 そして、小学校のほうは、今、4年生ですかね、3クラスになっていますけれども、来年はこれをもう1学年増やして2学年に対して3クラス制にすると。そうすることによって綾小は全て35人以下になると。 教育を重視した町にしていきたいと思いますので、教員数を、これも町の予算になりますけれども、その部分にはしっかり投資してまいりたいと思います。 9番目の通学補助、子育て世帯の移住定住促進に関するご質問です。予算編成に当たり、人口減少対策や少子高齢化対策、若者定住対策、その他いろいろな角度からこれまで町民の声やアンケートの結果を基に検討してまいりました。 特に若者定住や少子高齢化対策については、昨年、若者定住住宅料補助事業の受給者に対して実施したアンケートを基に、住宅補助、高校生以下の医療費補助、幼保・小中学生の給食費の補助、高校生の通学補助について具体的に数字を示して検討した結果、今回、事業として提案させていただきました。 住宅の補助等に関しては国富町のほうがこれまで先行していっていたんですけれども、国富町にも見劣りしないような形で今後進めてまいりたいというふうに考えております。 10番目に、これは私の町長就任2年9カ月になりますけれども、町民が真ん中という、こういう視点は物事を考えるときに自分の視点じゃなくて町民の真ん中に立ったその上で物事を考えると。相手の立場になって考えると。そういうことが私は非常に重要なことじゃないかなと。町民目線ということでそういうふうに考えております。 行政の信頼回復とかというのは何なのかということのご質問ですけれども、本当に行政を信頼してもらうというか、本当に信頼できるような組織になるため……。ところが、これまでにも横領事件とかいろんな問題があって不信感を持っているところがありましたけれども、2年半をかけて旧総合基金の問題はようやく解決の方向に向かいました。 そういう意味では、本当に町民の皆様に対して信頼を取り戻させるということで、一事例ではありますけれども、総合基金の全額返還ということがようやく実現したところでございます。そこのところも町民の方には理解していただけるのではないかというふうに考えております。 町民の評価をどのように受けているのかと。いろんな意見があると思いますし、厳しいお声も聞きますけれども、そういうものを真摯に受け止めて対応してまいりたいと考えております。 財政再建に関しては、ここでは補助金とかふるさと納税というふうな表現をされていますけれども、私は、財政調整基金、これに頼らない、そういうふうな運営をしていきたいというふうに述べておりました。 今年度末時点ですけれども、財調に関しても、5億7,000万円程度、あとふるさと納税に対しても3億7,000万円程度、過去10年間で最もこの基金の額はしっかり確保できているのかなと思います。ただ、まだ県内で最低です。これがまだ事実ですので、まだこれに関しては道半ばというふうに考えております。 あと、コロナ禍において最優先すべきことは何かということですけれども、町民の安心安全、これを最優先に考えていきたいと。2月末現在で105名の感染者がこれまで出ております。幸いにして亡くなった方はいらっしゃらないんですけれども、できるだけこれが終息できるように今後も取り組んでまいりたいと思います。 では、具体的に新年度の予算に関してなんですけれども、まず都市計画策定業務について、長期間、未着手になっていると。この件ですけれども、綾町の都市計画道路は5つ路線があり、昭和32年度に当初決定され、昭和59年度に最終決定を受け、既に37年経過しております。 この都市計画道路は高度経済成長を機に定められ、人口の増加、経済の成長、交通量の増大、市街地の拡大を前提に決定されており、近年、人口の減少、低成長、市街地拡大の収束等、社会経済の情勢の変化を踏まえるとその必要性に変化を生じつつある路線もございます。 この都市計画道路を完成させるためにはまた多額の費用もかかることから、この時代に合った地域住民のニーズに対応するために多くの時間をこれまでも費やしてきました。そのような形から今日までに至ったところでございます。 見直しに関してですけれども、5路線のうち1路線は完了しました。3つの路線は物理的に困難なため、廃止と。1路線を変更と考えております。今後、どのような形がいいのかというのはこれから約2年間かけて検討してまいりたいなと思います。 その次の情報基盤整備構築業務に関しては後ほど担当のほうから説明させていただきます。 その次に水上スキー連盟運営補助金20万円についてですけれども、これまで、水上スキーに関しては、中山間地域の振興等の面から、競技艇やジャンプ台倉庫等を整備し、さらに水上スキー大会開催補助として10万円を補助してきました。 しかし、コロナ禍で大会開催ができなかったことや町の備品の管理等の役割分担ができておりませんでした。そのようなことから、新年度は水上スキー連盟の運営補助という形に移行し、備品の管理等についても連盟にお願いすることにしたいと思います。 続きまして、71ページの農業委員会費、負担金、補助及び交付金に関するご質問ですけれども、農業次世代人材投資事業補助金900万円については500万円ほど減額となっています。農業次世代人材投資事業補助金につきまして令和4年度から国の事業が新規の別の事業に切り替わることになっています。 以前から継続の新規就農者の皆様にはこの事業で当初予算に計上させていただいておりますけれども、令和4年度は、新たに就農される方々の分につきましては、現在のところ、国の事業内容がまだ確定したものが示されておりませんので、詳細が定まり次第、補正予算で計上させていただきたいと考えております。その分が未計上となっております部分が減額の要因でございます。 また、5年間の助成期間が終了される方もいらっしゃいますので、これも減額となっております。 ちなみに、現在、2名の方が新規で対象となる予定です。 次、83ページの商工費、観光費、委託料の件ですね。観光施設管理6,000万円についてその内訳と920万円の減額に関してなんですけれども、令和3年度は、観光施設の指定管理料として宿泊施設分2,500万円、その他施設分として4,420万円を計上しておりました。 新年度は、宿泊施設分として1,500万円、その他の施設として、アイス工房がなくなることから、千尋公園、馬事公苑、クラフトの城に加えてふるさと産直あやとして今の農業支援センターのふるさと納税の発送部門を委託事業として活性化協会に委託することを考えております。その分で4,500万円を計上しております。 宿泊施設の部分の委託料については、まだ1年経過しておらず、最終の決算の状況を見極める必要があることから当初予算として委託分として1,500万円を計上しているところです。収支決算の状況を見て改めてトピカのほうと検討してまいりたいと思います。 92ページの土木費、社会資本整備総合交付金事業ですけれども、本庄川かわまちづくりの事業に関してです。具体的ハード構想が定まり次第、議員、町民の方におつなぎしたいと思います。周知方法は月報等を活用して行うことを考えています。 また、4月に上畑橋を中心としたイベントを計画しておりますが、近辺の館長への報告がまだできておりませんので、早急におつなぎしたいと考えております。 その後の消防費関係は担当のほうから説明させていただきます。 私のほうからは以上です。 ○議長(松浦光宏君) 総務課長。 ◎総務課長(蓮子浩一君) それでは、質問にお答えします。 まず、債務負担行為、情報基盤再構築業務についてでございます。 今回、綾町情報基盤再構築ということで566万4,000円を計上させていただいております。5年総額で1億1,328万円。 令和4年度に庁内サーバーの保守期限が到来するということで、このサーバーの更新と併せて、実は、平成27年度にセキュリティーを高めるという目的で国のほうから全国一斉に、今現在、インターネット系、それから業務で使っている基幹系、それから住基等を利用するシステム系、この3つのラインがあるんですけれども、平成27年に国のほうからインターネット系のセキュリティーを高めるためにこれを全部離しなさいということで、今、実はシステム系の住基関係を担っている職員についてはパソコン3台を運用していると。それでセキュリティーは高まったんですけれども、効率が非常に悪い。 今回、サーバー更新に当たってこれを通常業務をやっている基幹系の業務とインターネット系を一緒のパソコンでやりたいと。ただし、セキュリティーについてはちゃんとそこは担保した上で今回計画しているものでございます。 それから、非常備消防費ですね。綾町地域防災計画改定業務694万3,000円についてでございます。この内容につきましても、これは平成26年に綾町地域防災計画というのをつくっておりまして、いろいろな自然災害なり火災等もありますけれども、そういった災害に備えるためのこれは国の法律に基づいて綾町で定めている計画でございます。 これを令和4年度については改定するという内容でございまして、委託先については、今、平成26年につくっております業者なり、それから実績のある業者を入れて指名競争入札で行いたいということで考えております。 それから、消防費の中で防災行政無線についての質問がありましたけれども、今、戸別無線デジタル化になっているわけなんですけれども、ここ一、二年、いろんな放送が聞こえないとかいうことも来ております。 ただ、聞こえなかった放送の内容が、例えばコロナあたりで町長が肉声で流しますけれども、肉声で流したときに起こっている現象があるということで、業者等にも確認しているところなんですけれども、まず一番対応をお願いしているのは、置き場所を、無線が入る、今、設置してある場所を変えてくださいというお願いをしています。それで変えることによって大体は解消するようでございます。 どうしてもこれが聞こえないということであれば外部のアンテナも設置するということでございます。ですから、新年度についてもそういった要望等があれば対処してまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(松浦光宏君) 教育長。 ◎教育長(日髙和典君) 35人学級の課題というところで補足したいと思います。 今、全国的な講師不足で、一番の課題は講師が見つかるかどうかというのが一番大きな課題になるんじゃないかなと思います。また、優秀な講師を見つけるというのはもっとハードルが高いので、こういう町独自に35人学級を実施する場合には町独自に講師を見つけなくちゃいけないので、そういった課題は今後出てくるだろうなと思っています。 あと、特別支援教育の充実についてということですが、全国的な傾向なんですけど、特別に支援を要する子どもたちが全国的に年々増えております。綾町はその傾向が特に顕著かなというふうに思っておりまして、6年前から特別支援教育については綾は独自にいろんな施策を行っております。 その中の一つが、小中学校に、特別支援コーディネーター、特別支援を専門とする先生を、小学校は工藤先生、中学校は櫻木先生という本当に県内でトップクラスの指導者を配置しております。 それと、大きな市では、教育相談員という、そういう特別支援を要する子どもたちのいろんな相談に乗る、先生たちの相談に乗ったり保護者の相談に乗る、そういう体制を整えているというか、人数は少ないんですけど、1人2人配置しているんですが、綾町みたいな小さな町で町独自にそういった教育相談員を配置している県内に市町村はほとんどないんじゃないかなと思いますが、綾町ではそういった体制を整えておりますので、そういう支援体制も、南正覚相談員が、日々、幼稚園、保育園、保育所あるいは小中学校に出向いていってそういういろんな支援体制を行っておりますので、県内でも最も充実した取組をしているのかなと思います。 もう一つは、6年前から綾町独自に、全国でも特に有名な特別支援あるいは発達障害の第一人者である平先生という方が、星槎大学の講師をしていらっしゃる方なんですけど、その人を毎年招いて、幼稚園、保育園、保育所、小学校、中学校に派遣して、直接、先生たちの指導の様子を見て、指導技術の向上、指導方法の工夫・改善に努めております。 そういった意味では、学校、保育所、幼稚園等も指導する方の取組はかなりレベルが上がっていると思うんですが、年々、指導する子が増えているというのはもっと根深いものがあるんじゃないかなと思っております。 一例を挙げれば、家庭の子育ての在り方、保護者の子どもたちに対する接し方というのはいろいろ課題があるんだろうなと思いますので、根本からその部分を解決していこうと思えば、もう一歩、踏み込んだ、福祉分野と連携しながら子どもたちへの接し方等まで踏み込んだそういう施策をつくらなければこういった特別支援を要する子どもたちの数あるいは対応は非常に厳しいのかなと思っております。今後の課題だと私は認識しております。 以上でございます。 ○議長(松浦光宏君) 総務課長。 ◎総務課長(蓮子浩一君) 避難訓練について答弁が漏れておりましたので。 令和4年度につきましても避難訓練は実施する予定にしております。防災活動活性化事業の中で計上しているところでございます。詳細についてはまた委員会等で説明したいと思っております。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 今、たくさんあって、追加の確認なんですけれども、2番目の心一つということで、町民が同じベクトル、しっかりとビジョンを示すということですけれども、ちゃんと伝わっているのかどうかが大事なんですね。 示したはいいが、伝わっているか。示されたかどうかもなかなか疑問に思っているんですけれども、ちゃんと伝わっているのかどうか、町長としてどういうふうに感じられているのかをお聞きしたいと思います。 それから、VISIT AYA YEAR 2022についてですけれども、確かにやっていることは別に悪いことではないし、積極的に主体的にやっていただければ盛り上がっていくのかと思いますけれども、町自体としては発信するだけということですか。 それとも、せっかくメインの事業であればもう少し町としてこういうことをやりますよということを逆に銘打ったほうがこういうことを中心に自治公民館や民間団体も考えられるんじゃないかなというふうに思いますので、そこは検討していただきたいなというふうに思っています。 それから、戸別収集の実証実験ですけれども、宮原公民館は確かに世帯数も多いですし、場所としては問題ないのかもしれないんですけれども、先ほど申し上げたとおり、まずこれまで公民館長会でも出ていますし、それから公民館の役員会での意見交換会でもたくさん意見を聴いておりまして、本当に公民館それぞれで違うんですね。だから、その辺について、一遍、集約した上で、どういう課題があるかというのを実証実験をする前に私はやるべきだというふうに思います。 5月からやってみてやるというよりも、もちろんやってみるというのは大事かもしれないんですけど、その前にちゃんと役場がやるべきことをやる必要があるのではないかなというふうに思いますので、そこは、100円バスのスタートのときもそういうふうに申し上げましたけれども、そういうのをきちっとやった上でやらないと、結局、実のあることにならないんではないかなというふうに思っております。 あと、農林水産業の学びの場とかそういうものもありますけど、こういうのは、本当は、行政のほうでしっかりとこういうことをやってはどうですかというようなことをアドバイスする、もしくは企画立案をするという能力は欲しいなというふうに思います。松井農園の松井社長ともかなり前からこの話はしていて温めてきたわけであります。 それから、JASの認証取得についてもそうなんです。最終的にはこれは農業支援センターとリンクさせたらいいよねというような話をしているんですけれども、農業支援センターが6月でなくなるというふうに聞いて驚いているんですけれども、もう少し、そういう長期的な形で今後どういうふうに農業というのをやって支援していくのか、また基幹産業として伸ばしていくのかということを本当に考えていかないと、町民から出てきたアイデアを実現するというのはもちろん行政の役割ではあるんですけれども、もう少し、そういう想像力だの、工夫、知恵というのを行政のほうから出すべきだというふうに思っておりますので、その辺についてはしっかりとやっていただきたいと思います。 あと、公立保育統合の件については、職員の話だけではなく、さきの議会では保護者の方から請願が上がってきているわけですので、しっかりと保護者の方の話を聴くということをする必要があるかと思います。 コロナだからできないということもあるかもしれないですけれども、6日で明けるわけですから早急にきちんとそういう考え方をきちっと聴いていただきたいというふうに思っておりますけれども、令和5年4月を目標にというふうにありますけれども、先ほど言ったようにこのスタートありきで絶対に考えないでいただきたいというふうに思っています。人口減少の政策とリンクするというふうに先ほど申し上げましたけれども、本当にそうだというふうに思っています。 通学補助とか子育て世帯の移住定住促進についてありますけれども、これは確かに来てもらう一つの効果はあると思うんですけれども、来てからの話なんですよね。もう少し、来るまでの、綾に行ってみたいな、綾に住んでみたいなというところをやらない限りはほかのところとの競争になっています。 国富町だけをターゲットにしていると置いていかれてしまいますので、もう少しその辺はターゲットを広げて、そして来てもらえる施策というのをしっかり持ってほしいというふうに思っているんですけれども、その辺を考えていらっしゃるのかどうかというのを再度確認したいというふうに思っております。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。少し意見をまとめていただいて、ちょっと短くしていただけると。 ◆議員(松本俊二君) あとは町民の安全安心ということですけれども、コロナについては、今、喫緊の課題というふうに考えておりますけれども、防災については、ここ数年、本当に取り組み方が弱いというふうに思っております。本当に強化すべきだというふうに考えております。 町民の生命・財産を守るという自治体の役割として間違いなく必要だというふうに思っておりますので、その辺について改めて町長の考え方をお聞きしたいというふうに思います。 あと、最後、水上スキーについてですけれども、これについては補助金を出すのではなくて逆に頂くぐらいの考え方で対応すべきだというふうに思います。 ボートとかその辺については非常に金額を査定したら高いということだったので、それは分かっているんですけれども、それを貸したりとかするんであればそういう収入があってしかるべきだというふうに思っていますので、補助金を出すのではなくてお金をもらうと。そして、そこを使用していただくというような考え方というのをぜひお願いしたいというふうに思います。 あと、かわまちづくり事業についてです。ハード構想が固まり次第ということですけれども、いつ頃の予定なのか、大体のスケジュール感があれば教えていただきたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) いろいろとご指摘ありがとうございます。確かに町民に伝わっているかということが一番重要だと思いますので、今後、しっかり分かりやすく伝えてまいりたいと思います。 VISIT AYA YEAR 2022の取組なんですけれども、これは民間の力を……。今までは全然そういう仕組みは取り組んでいなかったんですね。 ただ、今まで町が主体にやってきたことはもちろん実施していきますけど、新たに出てくるものに対して支援していこうというもので、町がまた新規に取り組んでいる事業も予算の中で黒字で示しておりますし、そういうところを実施していきながら民間からも取組むこと、相乗効果を高めてまいりたいと思います。 あと、ごみ収集の件も具体的に宮原地区と話を進めさせていただいて。多分、いきなりぼんとやってそこでパーフェクトなものというのは結構難しいかと思います。 やっていきながら、その地域地域に特性があると思いますので、実際に、一軒一軒、戸別に回る、そこにはそこに住んでいる方の生活もありますから、そういうのを一つずつ酌み取っていかないといけないと思いますので、情報収集に関してはしっかり取り組んでまいりたいと思います。 あと、農林水産業、これは松井道生さんのほうともこれまでにも話をさせてもらっていますし、みどりの補助金というのが新たに国のほうからありまして、それに乗っかって実施していこうと。 農業支援センターに関しては、名前は農業支援センターということだったんですけれども、実質的にはほとんど中身が稼働していなかったので、そこのところを一旦整理してこのアカデミー構想のほうはしっかり取り組んでまいりたいと思います。 あと、保育所の統合の件ですね。これから1年間、実際に園児の募集とかになりましてもどうしても年度を一つ区切ってこないといけないのかなということも考えておりまして、約1年後ということで考えているんですけれども、そこのところは保護者の方に負担のかからないようにしっかり取り組んでまいりたいと思います。 あと、人口減、移住定住対策ですね。こちらのほうも、宮崎経済圏の中にあって考えるのは、宮崎市を中心によくあるんですけれども、国富町と綾町というのはどうしても比較されると。やっぱり近い国富町に住みたいなというふうに思われてしまわないように綾の優位性というものも示していってやることが必要かなと思っています。 あとは水上スキーの件ですけれども、20万円の予算を組んでいますけど、実際には、来ていただいて、大学関係で恐らく60万円から80万円ぐらいの収益で、実は金を落としていただいているんですよね。 ですから、そういう意味で、実際にあそこの徴収料を取る手もあるかもしれませんけれども、来ていただくことによって綾町で消費していただきますので、この関係というのはしっかり確保していきたいと思います。 かわまちづくりに関しては、今後、委員会等で細かく説明してまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◆議員(橋本由里君)    議長。橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 あと、議員の皆様方、質問を簡略化させてください。分かりづらいところがあるので、残りの方はなるべく質問を短くしてから聞かれてください。 ◆議員(橋本由里君)    議長。橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君)    短くできるといいなと思っております。たくさんありまして。 私も最初の所信並びに施策方針の中で具体的な予算のことにも触れていけたらと思っております。 まず、初めにごみの収集のことです。実証実験という言葉を施策方針の中で初めて聞いたので、若干、驚いておりますが、先ほどのことからいうと新年度中には町内全域にということでいいのかどうか、確認させてください。 それから、次に農林水産業の関係で、高齢離農によるという町長の書いている部分があるんですけれども、新規就農や規模拡大で、今、高齢によって離農していく人たちの分を補えるというふうに計画されているのかどうかも確認させてください。 それから、先ほどから農業支援センターの話が出ておりますが、みどりの食料システム戦略推進交付金とか有機農業の問題とか、いろいろ給食を有機JAS規格に合ったものを子どもたちに食べさせていくとかといっぱいあるのは、綾町の農業支援センター、名前をどう呼ぶかは別ですけれども、町長、今、一旦、整理をしてとおっしゃったんですけれども、次の組織のことについてはどのようにお考えなのか。 私は、中身はいろいろ問題はあったかもしれませんけれども、なくすというんじゃなくて中身をつくり替えるという努力が必要ではないかと思っておりますが、いかがでしょうか。 それから、100円バスの75歳を70歳に下げましたけれども、当初から70歳までという希望もありました。今回、75歳を70歳に引き下げた大きな理由は何でしょうか。 次に、キャンパスミニの購入補助を一部実施していきたいというのは文章としてはちょっとおかしいなと思うんです。購入の補助を一部実施する。全部実施するということもあり得るということかどうか、伺います。 それから、自転車通学、スクールバスの生徒にはこのキャンパスミニの購入補助というのは生かされない。もちろん定期は買わないわけですけれども、ほかの形で生かす予定はないのか、伺います。 次に、経済活動や自治公民館活動への参加促しと書いてありますが、ここの具体策はどのようにお考えでしょうか。 次に、役場の組織体制を見直したことについて、12月議会でも9月議会でもだったと思いますが、議会のほうからは、委員長報告などでも、体制は見直したけれども、非常に不便な部分があるというのが、昨日、今日ですかね、出ておりました。そこの町長の考え方、このままで行くんだということなのか、何か次の手を考えておられるのか、伺いたいと思います。 以上、施策方針についての中から関連づけて質問いたしました。 次に、これは去年もお話ししたと思うんですけれども、予算資料のほうの20ページです。温泉入浴券というところがあって、温泉ではないので、ぜひ削除してほしいとお願いしたんですけれども、今年、また温泉というふうに書いてあります。綾川荘とかてるはの森の宿のお風呂は温泉ではありませんので、認識を改めていただきたい。 今回、キャンプなどで利用者が入浴券が出ているにもかかわらず入浴できない期間がございました。そのことについて新年度はどのように対応されるのか、伺います。 次、21ページです。介護予防手すり設置事業というのが組まれております。これは介護保険の限度額20万円との兼ね合いではどのようになるのか、伺います。 住宅リフォームについて伺います。町長、お忘れではないと思いますけれども、12月の議会の中ではかなり予算を増やしていただけるというふうに私は確信を持っていたんですね。 確かに金額的には130万円、150万円と本当にわずかなものです。この事業に関してはもっと予算的に検討していくと。今後、増やして検討していくと。先ほど国富との比較が出ておりましたけれども、これについても町長は「国富と事業内容があまりにも違う。そこのところは今後しっかり見直していきたい」というふうに答弁しているんですけれども、新年度予算では130万円が150万円に増えただけです。 先ほどから取りあえずあとは補正で見ていくとおっしゃったんですけれども、令和3年度は補正も組まずに広報にいきなり予算がいっぱいで終わりましたと書いたんですよね。 私は、ちょうどその4日後ぐらい前に発注していたので、当然、それでリフォーム代の補助をもらいたくて頼んだわけではありませんけれども、事業者さんの仕事を少しでも綾町にと思ったんでしたけれども、その4日後ぐらいに広報が配られたら既に終わっておりました。 ですから、私は補正で組むというのはあんまり信用していないんです。ぜひ町長の答弁に合わせてリフォーム事業をたった20万円しか増やさなかった理由を答えていただきたいと思います。 最後に学校関係ですけれども、いわゆるコロナでオンライン授業をしなくちゃいけなくなる。実際、綾町で、令和3年度、どの程度、小中学校でタブレットを使った授業がなされたのか、今後の取組も含めて答弁を頂きたいと思います。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) たくさん頂きましたので、全て含めたつもりですけれども、もし漏れがありましたらまた教えてください。 ごみ収集の件ですね。これは新年度中に全町を対象にやりたいと思います。そのためにまずは試験的に宮原地区を対象にということで考えているところです。 高齢離農の件ですけど、これはどれやったかな。すみません。みどりの補助金、こちらに関してなんですけれども、農業支援センターというのを実質的に見ていってこれまでやってきていましたけれども、農業支援センターと名前はついていましたけれども、農業支援というのは本当に絵に描いた餅のような状態でした。一旦、整理して、今後は農林振興課が中心になってやっていきますけれども、必要であれば特別チームをつくるとか、そういう形で進めてまいりたいなと思います。 100円バスに関してですけれども、70歳まで引き下げると。これに関してはシミュレーションのほうを行っております。ただ、去年、今年とコロナの関係で思ったよりも当初の予算に比べて消化されていないというところがありますので、新年度はどういうふうになるか分かりませんけれども、一応、70歳まで引き下げても予算的には今組んでいるものでやっていけるのではないかなと思っています。 具体的に今75歳にもうちょっとという方がいらっしゃって、早く足腰の元気なうちに自由に行きたいんだけどという声もたくさん聞いておりますので、こちらのほうを進めてまいりたいと思います。 あと、宮交の定期券、キャンパスミニに関してなんですけれども、一応、今、就学補助ということで月3,000円かで3万6,000円という形でやっているんですけれども、これに加えて定期券の4分の1の補助と。その辺も正確な数字はまた後ほど委員会等で説明させていただきたいと思います。通学生に対しての通学に関してしっかり支援していきたいと思います。 あと、公民館の魅力をアップしていかないと、なかなか、それに加入されるというか、そこのところがありませんので、今度、ゆめ応援プロジェクトも立ち上げています。各公民館からでもいいですけれども、ぜひともそこのところに積極的に参加していただきたいなと。 あと、キャンプでお風呂が利用できなかったと。コロナの対策ということでできるだけ一緒になって接しないようにということでしたけれども、今後、コロナのほうが終息していく方向に行けばまた以前のように町民の方も年間を通して利用できるようになるのではないかなと思います。 あと、住宅リフォームの関係ですけれども、今回、今まで国富町に比べて綾町はこちらのほうは遅れていたところがありました。ここのところも見直して今後進めてまいりたいというふうに考えております。 あと、細かな数字とか今後どうやっていくかに関してはそれぞれ委員会等で説明させていただきたいと思います。 ○議長(松浦光宏君) 福祉保健課長。 ◎福祉保健課長(佐藤光久君) 質問にお答えいたします。 介護手すり設置事業について質問がありました件にお答えします。 介護保険で住宅改修で20万円という事業がありますけど、介護保険事業と今回の事業とは切り分けて考えていただきたいと思います。 以上になります。 ○議長(松浦光宏君) 農林振興課長。 ◎農林振興課長(兒玉良次君) 高齢離農の分を新規就農と規模拡大で補えるのかというご質問でした。 部門別でいろいろ状況が違うんですけれども、まず綾町の全体40億円のうちの約3割が施設園芸のキュウリなんですが、こちらでいいますと、現在、約100軒のうち12軒に70歳以上という方がいらっしゃいます。 2町4反ほどいらっしゃいますので、この辺りが10年以内に恐らく離農されるだろうなというのがキュウリの状況なんですが、今現在は新規就農に来られる方でハウスを欲しいという方がちょうど今辞める方のところに入っていかれるぐらいで均衡しているんですが、恐らくあと5年から10年するとその下の年代がまた70歳以上になってきますので、まずその辺を考えますと、ハウスの古くなった団地がありますので、そういうところの再整理も含めて考えなきゃいけないと思っています。 ただし、新しいハウスを建てるとなると非常に初期投資の回収がまた新規就農者の重しになりますので、その辺りも十分考えながら有利な制度事業とかを建設課とも協議しながら新たな基盤整備も含めてやりたいなと考えておるところでございます。 あと、養豚については、承継が多いので、現在のところは特に高齢化で云々ということはないんですが、あと牛につきましても1,100頭を何とか維持している形で、高齢で随分ここ10年で辞められた方の分を、多頭農家が増えましたので、何とか維持しているというところですが、今後はその辺りも補充していかなくちゃいけないと考えております。 あと、細々あるんですが、大きな3つは今申し上げました3つで、7割5分から8割を占めておりますので、そういう状況でございます。 以上です。 ○議長(松浦光宏君) 福祉保健課長。 ◎福祉保健課長(佐藤光久君) 温泉入浴券の質問の答弁が漏れておりました。 現在はトピカのほうの旧てるはの森のほうだけが入浴として使われているんですけど、酒泉の杜のほうでまだ再開できるような形を取っているということを聞いておりまして、町としては、復活をお願いできればという期待を込めてまだ温泉という形の命名を残しておる次第であります。 以上になります。 ○議長(松浦光宏君) 教育長。 ◎教育長(日髙和典君) コロナ禍におけるオンライン授業の実施状況ということですが、実際に、きちっとした形での授業については、まだまだそこまでレベルに至っていないので、実施されておりませんが、コロナで、学年閉鎖、学級閉鎖のところで5年生と6年生においては朝の会をタブレットを使って行ったりとか健康観察を行ったり、あるいはいろんな連絡を行ったりという活動は行っております。 保護者からの反応は、家で先生方の朝の会の様子とかそういう活動の様子を一緒に見ることができたので、非常に新鮮で勉強になったということで、今後、そういった授業が行われることに対してかなり期待を持たれているという状況であります。 なぜそういったタブレットを使った授業がまだできないのかということの疑問があるんじゃないかと思われますが、一つは使う上でいろんな課題があります。マナーとかルールとかこういうことはしたらいけないとかいろんな課題があるんですけど、今、ガイドラインをつくってそういった徹底は行っております。 そこまでは今進んでおりますが、実際に授業をすると、オンライン授業をやる場合は、多分、大学生もそうだと思うんですけど、一般的に一斉指導型になります。 授業の理想的な形というのは、子どもたちと対話をしながら受け答えをやりながら授業をするのが対話的で深い学びで定着率がいいというふうに言われているんですけど、今年の大学生の期末テストというか、テストの結果を見ると非常に低かったというデータが出ております。そういった意味では、先生方もパソコンやタブレットを使った一斉授業に対してはまだまだ課題が多くあるということ。 もう一つは、先生方の指導技術においても……。タブレットやパソコンをうまく使いこなした授業は教室ではうまくできております。でも、家庭に持ち帰って全く対面でお互いコミュニケーションが取れない状況での授業となると、どうしても、一方通行、先生たちが伝えたいことを伝えるだけという形のやり方が一般的で、あと、分からない、理解ができないという子どもたちに対しては先生たちから「分からない人は手を挙げて」とかそういう手を挙げさせたりするんですけど、そういったところの訓練まではまだ十分100%できていない状況なので、それだったら、その間は課題を与えたり、今日はこういうタブレットの中に問題があるからそれを解いておきなさいとか、そういったレベルの現段階は活用レベルになっております。 ただ、ほとんどの学年で家庭に持ち帰ってそういう活動はできておりますので、来年度、早い時期にはこういったコロナ禍とかいろんな状況でタブレットを使った授業をできるようになるんではないかというふうに思っておりますので、早急に、そういった先生方の指導力向上、研修も含めて十分取組を図っていきたいと思っております。 以上でございます。 ◆議員(橋本由里君)    議長。橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君)    (聴取不能)お伺いします。1つは。佐藤課長、酒泉の杜の復活の見込みがあるということで温泉というのをつけているというふうに理解していいですか。まず、1点です。 それから、町長ですけど、住宅リフォームのことについてはあまり明確に答弁いただかなかった。国富より遅れているところは見直すみたいな感じですけど、金額的に20万円しか増やせなかった理由を聞きたいと思っておりますので、お願いします。 あと、2点、新しく聞かせてください。 債務負担行為の養豚特別支援資金利子補給というのが15年間。金額は大した金額ではないんですけれども、対象農家数をお聞きいたします。 それから、先ほど債務負担行為で庁内仮想サーバーの云々というのがありました。今、小学校・中学校のことは教育長にお答えいただいたんですけど、庁舎内の無線環境の整備というのは、随分前からお願いしているんですけれど、今回の予算の中にも出ていないようです。 コロナ禍で議会の研修もままならず、オンライン研修というのを今回2回ほど受けているんですけれども、無線環境がないもんですから、自分の携帯から……。何でしたっけ。忘れるんだけど、無線を飛ばして、その作業ができないとオンライン研修が受けられないんですよね、役場の中で。そういう状況なんです。 だから、本当はみんな議員が受けられると一番いいんですけど、多分、私のざっとした考えでは七、八年前から無線環境を整えてほしいとお願いしているんですが、新年度の予算にもないと思います。あったら教えてほしいんですけれど、なければどのようにお考えなのかも併せて伺います。 ○議長(松浦光宏君) 総務課長。 ◎総務課長(蓮子浩一君) 今のタブレット、Wi─Fiの件についてお答えします。 現在、今、工事をやっておりまして、タブレットもこれまで研修を受けるための専用タブレットというのは1台しかなくてご不便をかけておったわけなんですけれども、今年度の予算でコロナの予算を使いまして8台整備しておりますので、もうしばらくお待ちいただきたいと思います。 ○議長(松浦光宏君) 福祉保健課長。 ◎福祉保健課長(佐藤光久君) 酒泉の杜がまだ温泉のほうの清掃をされているということで温泉としております。 以上になります。 ○議長(松浦光宏君) 農林振興課長。 ◎農林振興課長(兒玉良次君) 確認ですけれども、債務負担行為、利子補給ですね。養豚支援資金でよろしいでしょうか。 ◆議員(橋本由里君)    7ページの予算書の中で。 ○議長(松浦光宏君) 農林振興課長。 ◎農林振興課長(兒玉良次君) もしもし。もしもしじゃない。すいません。 養豚支援資金につきましては1件でございます。 ○議長(松浦光宏君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(松下栄一郎君) 住宅リフォームの件に関してお答えいたします。 どうしても年度末まで予算が足りない状況が続いておりますので、足りないときにはまた補正でお願いするように頑張っていきたいと思います。 ◆議員(橋本由里君)    議長。橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君)    意見みたいなもんですけど、自分の答弁をもう一回読み直してください、12月議会の。20万円だけ増やして、あとは補正で組みますと言われても、先ほど申し上げましたけど、私は補正をあまり信用しないことにしました。実際、そうでしたから。 何をもって担当職員がここの補正を増やしておきましょうというのは、町民に意見を聴くわけじゃないし、議会に意見を求められるわけでもありませんので、足りなくなったら増やしますと言われて、当初予算で答弁どおり……。 私は何も国富みたいに2,400万円も組めと言うつもりはありませんよ。だけど、さんざん本当に期待して、議会広報にも載せて住宅リフォーム事業が増えますよと言って、町長は、130万円、150万円、ほんの少しですねと言っているんですよ。 そのほんの少し、20万円だけ増やして、あと補正で組みますと言ったってどの時点で補正を私たちは要望するんですか。きちんと答弁に基づいた予算を組んでいただくようにお願いいたします。 それから、もう一つだけ意見を言わせてください。農業の問題です。 新規就農で、主に野菜の場合にはハウスキュウリが多いわけですけれども、これだけ燃油が高騰して、今、またロシアの侵略の問題もあってますます上がるわけですよ。政府が見た分の燃油が農家に安くなっているという実態は全くありません。 一般質問も出していますので、ここでは述べませんけど、私は新規就農の人たちに重油を使うハウス施設園芸を勧めることは本当にいいんだろうかと最近疑問を持っています。 それから、農林課長も、あと10年で……。70代の12世帯は10年は持たないだろうと。10年どころじゃないですよ。私の周りのキュウリ農家は来年は辞めようと言っている農家が幾つもあります。要するに資材が高くてついていけないんですよ。 そういう実態を見ずに若い新規就農の人に夢を持たせて施設園芸を勧めるというのは、実は私の身内も知らないうちに1人ハウス園芸をやっていたんですけど、私は本当に無責任だなと思っておりますので、十分、検討いただくようにお願いいたします。 ◆議員(日高幸一君) 議長。日高。
    ○議長(松浦光宏君) 日高幸一議員。 ◆議員(日高幸一君) 議長。すみません。休憩を入れていただけないですか。 ○議長(松浦光宏君) 一応、ここの新年度予算まで終わらせてから行きます。 ◆議員(日高幸一君) 分かりました。 予算資料の中で質問します。 11ページの総務費で町制施行90周年記念事業というのが組まれております。今年は90周年だなというようなことで80周年のときにはどういったことが行われたかなというようなことで見てみますと、そのときには、一応、節目ということでNHK公開放送があったりとかいろんな記念事業が行われました。そのときにはコロナというような部分もありませんでしたので、大変、イベントを組むのも難しいんだなというふうに思って見ています。 今年はそういう節目の年でもありますから、予算の部分で議会等で要望したときに私は申し上げたと思うんですけど、それから100周年というような部分が近いですよね。こういったときに100周年に向けて郷土史を作成するというようなことはもう動かなきゃいけないというようなことで提案させていただいたと思います。 こういう部分で進めますのでというようなところで、実際、動いている方が何人かいらっしゃるという話も聞きました。こういう予算資料の中にそういうものをうたってほしかったなというふうに思います。 100周年事業に向けて、郷土史に向けてというようなことで、聞き取り調査等、いろいろされているかと思うんですけれども、その辺の動きをお願いしたいなというふうに思います。90周年は90周年でそれで結構なんですけれども、よろしくお願いいたします。 それから、14ページの若者移住定住促進事業、その中に、14ページ、町内事業者・町外事業者というのは工務店のことでよろしいかというところで確認したいと思います。町内事業者・町外事業者とは、要するに、施工主というか、工務店でいいのかなというふうに思っています。 それから、17ページ、資料のふるさと納税事業について、今年はほんものセンターも頂いているわけで、今年はふるさと産直あやというような部分でそちらで対応するというようなことであります。 これに関しましては、大変、気になるんですけれども、そういうルールの中に人件費まで出るということはほぼ不可能と思います。 私は前々から言っているんですけれども、そういった部分、それを確保するのに、事業の7つの町長が認めるものとかいろいろなものもあるわけですけれども、基金充当事業ですか、6つあるわけですけれども、2番目の綾町が取り組む自然生態系農業に関する事業、こういったものがあるんですよね。 ふるさと綾サポート基金積立金からそういった部分に使えるんですよというようなことだと思うんですよ。ですから、こういったところに予算化していただければこのルールの中に非常に緩やかな返礼品ができるんじゃないかなと。 要は3割を上に上ったら違反ですよ。それは駄目なんですけど、それがそういうふうに今現在なっていないもんですから、そこの中に収めようとするから、3割、本当は上げたいんだけれども、2割ちょっとしか上げられないとか、そういう状態に今現在なっているんです。 立派な使い方だと思うんですよ。基金充当事業の中に例えば今の人件費といった部分をこれでカバーしますとかいうような部分にならないのかなというふうに提案させていただきたいというふうに思います。 それから、ジビエですね。長年の要望でありました。ほんものセンターでどんだけ売れているのかなというような部分も調べましたら意外と売れているんですね。1人の生産者しか出していないんですけれども、昨年1年間で32万4,000円ぐらいの売上げがあっているようであります。 ですから、もう少し出せば売れるのかなというようなこと。シシ肉、シカ肉含めて。売上げが50万円になったにしても、もちろんトピカさんも取っていただけるのかなというふうに思います。 ただ、私が気になるのは、1人の生産者、要するに免許を持っている人しかできないもんですから、技術的な継承といいますか、技術を次の人に引き継ぐというような部分で、免許が要る関係で、しっかりとこの辺は立てた上で今度つくろうとする維持ができるんじゃないかなと思っていますので、そこのところも十分続けられるように。設備は今回こうやってできるかもしれませんけど、2年後、3年後、ずっと続いていけるんですよというような部分が欲しいかと思いますので。 決して費用対効果だけではありません。農産物を守るというような部分で、有害鳥獣のためのというような部分ではあるわけですけれども、数字に表れない部分もたくさんあるんですけれども、何とかやっとこのことでセンターができるわけですから持続できたらいいなというふうに思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(松浦光宏君) 質問数が多いんで、ここで休憩を入れます。5分間だけでお願いします。(休憩午後3時21分)………………………………………………………………………………(再開午後3時28分) ○議長(松浦光宏君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 町長。 ◎町長(籾田学君) 先ほどの日高幸一議員の質問に関してですけれども、予算書の11ページにありましたけど、町制施行記念事業ですけれども、一応、10月の第3あるいは第4日曜あたりを今想定しているんですけれども、今年、新年度にどういうふうなことをやるかというのは今後詰めてまいりたいと思います。80周年のときもありましたけれども、それから10年たっておりますし、今の流れに沿って考えております。 今後、100周年に向けてということですけれども、それに合わせた情報収集とかも実際に今教育委員会等を通じてやっておりますので、今後、情報を集積していって100周年に向かっていくと。 あと、14ページで若者定住移住のところのご質問がありました。ここのところは予算的に550万円ほど組んでいるんですけれども、この部分をしっかり実施することによって、より多くの方といいますか、人口減少の歯止めとなれるようにしっかりやっていきたいと思います。 あと、先ほどご質問がありましたけれども、ふるさとサポート基金の中でいろんな充当事業があります。こちらのほうは、ふるさと産直あや、そしてほんものセンター、商工会等、振興会等もありますけれども、そちらのほうと差がないような形で今後進めてまいりたいと思います。 あと、ジビエ等に関しても、小西さん等を中心に今進めていますけれども、今後、これの資格を持った方を増やす方向でもやっていきたいと思いますし、解体の施設のほうも、旧1部の詰所のところですか、こちらのほうを整備していって、今後、この事業を拡充していくように努めてまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(松浦光宏君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(松下栄一郎君) ご質問にお答えしたいと思います。 今、町長が答弁していましたように、14ページの移住定住のところの話ですけど、町内事業所というのは工務店の話でございます。 それから、17ページのふるさと納税に関することも町長が答弁したとおりでありまして、ふるさとサポート基金をうまく活用しながら無理のないように継続できるようにしっかり取り組んでまいりたいと思います。 ○議長(松浦光宏君) 農林振興課長。 ◎農林振興課長(兒玉良次君) ジビエの処理施設ですけれども、新規に造るもんですから、今から造った建物を保健所のほうに認めていただいて施設の解体場としての許可を取る必要があるということがあります。 それの管理者を立ててやるんですが、また販売の免許も要るということで、販売の免許については、猟友会の小西会長が今現在持っていらっしゃいますので、それはよろしいかなと思いますけど、施設としての許可が要るということでございますので、今からそれを取れるような設計をして、取る準備をするということでございます。 以上です。 ◆議員(日高幸一君) 議長。日高。 ○議長(松浦光宏君) 日高幸一議員。 ◆議員(日高幸一君) 2点だけ再質問をさせてください。 90周年記念事業に関連して、100周年というのが近いですよというようなことで、聞き取り調査を始めないとだんだん高齢化によって要するに無理ができなくなりますよということなんです、私が聞いたのは。 今、現役、まだ元気でいらっしゃる方々に聞き取りをしないと無理ですよというようなことでありますから、実際にそうやって現に動いていますよというような部分のプロジェクトを組んでいただいているという話も聞きましたので、そこのところを返事を頂きたいなというところ。 それから、ジビエは、一応、予定では、いつ頃、オープンかなというようなところをお聞きしたいと思います。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 100周年に向けてということなんですけれども、実際に、担当のほう、教育委員会の井上君等を通じて情報収集をやっています。 そういう活動を始めているということを町民の人に伝えて、今のうちにぜひ言っておきたいとかいう方とかがありましたらその情報を収集してデータとしてしっかり残していきたいなと思います。 ○議長(松浦光宏君) 農林振興課長。 ◎農林振興課長(兒玉良次君) ジビエの施設につきましては新年度に入りましたら多分すぐに着手されると思うんですが、まずは設計しまして、その図面を保健所に出しまして食肉衛生法の許可を取るという段階を経てから工事の着工になりますので、恐らく工事の着工は9月以降だと思いますので、年内ぐらいに出来上がれば早いほうかなというぐらいだと思っております。 以上です。 ◆議員(日高幸一君) 議長。日高。 ○議長(松浦光宏君) 日高幸一議員。 ◆議員(日高幸一君) もう一点、今の部分なんですが、今年の10月、11月、シシ鍋ができるというようなところまでは何とか早く完了していただくようによろしくお願いいたします。 ◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。 ○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。 ◆議員(兒玉千歳君) 先ほどから大分意見が出ておりますので、私は、一点一点、行きたいと思います。 予算資料の14ページの先ほどから出ています新型コロナ対策、公共交通の件ですけど、本庄高校に自転車通学をしている生徒がたくさんいます。特に綾からは近いから行っているんですけど、この自転車通学に対しての対策はないのか。 それと、14ページの町民提案型ゆめ応援プロジェクト支援事業、この事業を選ぶ組織は何か。新しくできるのか、現在いる職員なんかで構成されるのか。 この2点だけ先にお伺いします。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 最初にコロナ対策のバス通学の件で本庄高校に通っている自転車ということですけど、これは、実際に宮崎交通の定期券にキャンパスミニとありますけど、これに対して適用するものですので、自転車は対象というのは一応入っていないということでございます。 ○議長(松浦光宏君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(松下栄一郎君) 14ページのゆめ応援プロジェクトの選定ですけど、副町長を会長とする審議会を経て選定するということを予定しております。 ◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。 ○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。 ◆議員(兒玉千歳君) 町長。ぜひ、自転車通学にも、自分のことで行きますので、何か対策を考えてください。 それと、今の組織のことですけど、その組織なんかは事業がスタートする前に組むべきじゃないかと思います。ぜひそういうところは早く組んでいただいて誰が選ぶかというのを決めてください。 それと、ページ20の入浴料補助ですけど、これは障がい者も入っていますけど、障がい者は無料にすることはできませんか。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 自転車通学の生徒ですけれども、要望を確認して検討してみたいと思います。 あと、松下課長からも説明がありましたけれども、ゆめ応援プロジェクトの審査に関しては、一応、この予算が通りましたら……。今、要綱のほうを整備しているんですよ。どういう形で審査していくかと。 副町長を中心にして、年代も分けて、若い方、年配の方、あと男性・女性も入れたところで幅広くそれが選考できるような形でそういう要綱のほうを今準備しているところですので、その中でしっかり示していきたいと思います。 以上です。 ○議長(松浦光宏君) 福祉保健課長。 ◎福祉保健課長(佐藤光久君) 温泉入浴料補助事業になります。 福祉では多くの扶助事業としていろんな事業をやっております。この部分だけ無料にということは、検討はいたしますけど、なかなか難しいかと思います。今後、また検討しながらやっていきます。 以上になります。 ◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。 ○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。 ◆議員(兒玉千歳君) ぜひ障がい者だけでもそういうふうな方向に持っていけるように努力していただきたいと思います。そんなに数がいないと思います。風呂に行くまでに障がい者の方は。 それから、ページ23の高年者クラブ活動費127万5,000円をしてありますけど、隣のみんなの楽校リアンなんかは280万円からありますけど、高年者クラブの組織を若返らせて活動する目的で町長が昨年取り組まれたと思います。 1年間、私たちも携わっておりますけど、これについては活動の新規的なこともないんですけど、新年度ではどのような指導をされるか、お聞きしたいと思います。 ○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。質問は1人2問までなんで、原則は。ほかにあればここで全部質問し切ってください。 ◆議員(兒玉千歳君) それでは、ページ28の心と体の栄養事業の中の食生活改善ボランティア活動費の中で、今、町民の有志の方がスマイルカレー事業を公民館回りでされております。 そのような事業に対して相乗りしていただくとか、それに対しての町の活動費の援助とかができないかな。資材なんかは住民が無償提供しておりますので、ぜひそういうのに利用していただければなと思っております。 あと、ページ30の農林水産業の中の(4)農業人材投資事業、県の事業ですけど、これは、原則で、この前、課長に聞いたら、50歳未満とここに書いてあるとおりということなんですけど、今、早期退職者とか60歳の定年退職者の方たちも取り組める事業としてないかというようなことでありましたけど、県のほうに問い合わせたら、振興局やったですかね、そこのほうはそういう事業をしているというようなこと、振興公社がしているというようなことがありますので、ぜひそういうところを利用して1人でも2人でも農業に携われるような取組をしていただけんかなと思っております。 以上です。よろしくお願いします。 ○議長(松浦光宏君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 高年者クラブの活動費なんですけれども、昨年はコロナの関係でなかなかできなかったということで、今後も、新しい組織といいますか、メンバー構成になりましたし、その中でいろいろ実施してもらいたいと思っています。 その次のスマイルカレー等も含めてそうなんですけれども、従来からやってこられたものに対して、新しく事業をやるとか追加してやる、これは高年者クラブも対象となりますし、スマイルカレーを実施している団体もそうですけれども、例えばゆめ応援プロジェクトとかそちらのほうを十分活用して提案していただいて、例えば従来やっていたところが新しいところに取り組むとかいろんな企画とかを出してもらって、そちらの補助、上限30万円までありますけれども、そういうのを活用していただくことも十分検討していただきたいなというふうに思っています。 ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 もう全部ですかね。入浴も。30ページは。(発言する者あり)農林。農林振興課長。 ◎農林振興課長(兒玉良次君) 一応、国の基準といいますか、メインのメニューでいきますと、49歳以下、いわゆる農業経営を20年以上にわたって経営する前提でそういうメニューがつくられておりますので。 ただ、サイドメニューといいますか、今、言われた振興公社等のそういう当てはまるものはあっせんしていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第24号は、総務委員会に付託し、併せて所管事項については文教福祉委員会に審議委任することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第24号は、総務委員会に付託し、併せて所管事項については文教福祉委員会に審議委任することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第25.議案第25号 ○議長(松浦光宏君) 日程第25、議案第25号、令和4年度綾町国民健康保険特別会計予算を議題といたします。 質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第25号は、文教福祉委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第25号は、文教福祉委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第26.議案第26号 ○議長(松浦光宏君) 日程第26、議案第26号、令和4年度綾町後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。 質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第26号は、文教福祉委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第26号は、文教福祉委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第27.議案第27号 ○議長(松浦光宏君) 日程第27、議案第27号、令和4年度綾町介護保険特別会計予算を議題といたします。 質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第27号は、文教福祉委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第27号は、文教福祉委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第28.議案第28号 ○議長(松浦光宏君) 日程第28、議案第28号、令和4年度綾町農業集落排水事業特別会計予算を議題といたします。 質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第28号は、総務委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第28号は、総務委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第29.議案第29号 ○議長(松浦光宏君) 日程第29、議案第29号、令和4年綾町公共下水道事業特別会計予算を議題といたします。 質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第29号は、総務委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第29号は、総務委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第30.議案第30号 ○議長(松浦光宏君) 日程第30、議案第30号、令和4年度綾町浄化槽事業特別会計予算を議題といたします。 質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第30号は、総務委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第30号は、総務委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第31.議案第31号 ○議長(松浦光宏君) 日程第31、議案第31号、令和4年度綾町水道事業会計予算を議題といたします。 質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第31号は、総務委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議案第31号は、総務委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第32.諮問第1号 ○議長(松浦光宏君) 日程第32、諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 諮問第1号は、委員会に付託せず、最終日に討論、採決を行いますので、十分なる検討をお願いいたします。 ここで暫時休憩いたします。そのままお待ちください。(休憩午後3時47分)………………………………………………………………………………(再開午後3時48分) ○議長(松浦光宏君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 お諮りいたします。本日、ここに決議案1件が提出されました。これを日程に追加して議題といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、決議案1件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。────────────・────・──────────── △追加日程第1.決議案第1号 ○議長(松浦光宏君) 追加日程第1、決議案第1号、ロシアのウクライナ侵略に強く抗議し、恒久平和を求める決議案を議題といたします。 なお、提案説明の後に質疑、討論、採決を行います。 提出者の説明を求めます。 ◆議員(橋本由里君)    議長。橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君)    昨日、宮崎県議会が決議案を採択したということで、私ども綾町でもぜひこの決議案を採択していただいて、本当に力がないことを悔やみながら、毎日、テレビ・ラジオに耳を傾けているところですけれども、ぜひ皆様のご賛同をお願いしたくて決議案を提出するものです。 決議案を読み上げまして提案理由とさせていただきます。 決議案第1号、ロシアのウクライナ侵略に強く抗議し、恒久平和を求める決議案。 世界中が新型コロナウイルス感染症への対応に追われる中、ロシアは、2月24日、国際社会の度重なる警告を無視し、ウクライナへの全面的な侵攻を開始した。今も民間人を含め多数の犠牲者を出し続けている。 これは明らかに国連憲章に違反し、世界の安全保障と国際秩序を脅かす侵略であり、断じて容認できない暴挙である。その上、ロシアが核兵器大国であることを誇示し、核兵器で世界の諸国を威嚇することは決して許されるものではない。 よって、綾町議会はロシアによるウクライナの主権侵害に強く抗議するとともにロシア政府に対して武力行使の即時停止とウクライナ領土から直ちに全ての軍隊を完全撤退させること及び誠実に国際法を遵守し、平和的に対応することを強く求める。 政府においては、邦人の安全確保に全力を尽くし、国際社会と強く連携して経済制裁措置をはじめとする厳格な対応を取ることを強く求める。 以上、決議する。 令和4年3月……。今日は4日ですかね。綾町議会ということでございます。 同僚議員の賛同をお願いいたします。 ○議長(松浦光宏君) 質疑を許します。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(松浦光宏君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 質問なんですけど、この決議案に対して賛成・反対2つしかないんでしょうか。棄権はありますか。 ○議長(松浦光宏君) 賛成・反対かで棄権はありません。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(松浦光宏君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) といいますのは、きょうかきのうか覚えていないんですけれども、新聞で国連でロシアに対するいわば非難決議がありました。全体で、細かな数字は覚えていませんけど、200か国。それに対して賛成が確か150ぐらい、それから反対・棄権が50か国ぐらい。要するに、4分の1、25%は賛成していません。私もその立場を取りたいと思うんですけれども。 ○議長(松浦光宏君) ほかにございますか。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。決議案第1号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。決議案第1号に賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(松浦光宏君) 起立多数。よって、決議案第1号、ロシアのウクライナ侵略に強く抗議し、恒久平和を求める決議案は、原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── ○議長(松浦光宏君) 以上で、本日の議事日程の全部を終了いたしました。 これをもちまして、本日の会議を散会いたします。(散会午後3時54分)──────────────────────────────...