綾町議会 2021-03-24
03月24日-06号
令和 3年第2回定例会( 3月)令和3年第2回(3月)綾町議会(定例会)会議録令和3年3月24日再開 令和3年第2回綾町議会(定例会)が令和3年3月24日午前10時綾町役場議場に招集された。 出 席 議 員┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐│議席番号 │氏 名 │議席番号 │氏 名 │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│1 |松 本 俊 二 |6 |日 髙 憲 治 │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│2 |青 木 實 |7 |児 玉 信 │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│3 |山 田 由 美 子 |8 |松 浦 光 宏 │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│4 |池 田 和 昭 |9 |日 高 幸 一 │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│5 |兒 玉 千 歳 |10 |橋 本 由 里 │└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘ 事 務 局┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐│局 長 │高 松 俊 秀 │書 記 │藤 島 裕 輔 │└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘ 説 明 員┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│町長 |籾 田 学 |教育長 |日 高 和 典 |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│総務税政課長 |蓮 子 浩 一 |企画財政課長 │竹 下 琢 郎 |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│福祉保健課長 │佐 藤 光 久 │農林振興課長 |兒 玉 良 次 |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│産業観光課長 │松 下 栄一郎 │町民生活課長 |野 村 修 |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│建設課長 │中 原 修 一 │教育総務課長 |吉 鶴 慶 久 |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ | |ユネスコエコパーク| |│社会教育課長 |森 園 由美子 │推進室長 |入 田 賢 一 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│会計管理者 |小 村 久美子 |監査委員 |福 留 清 人 │└─────────┴───────────┴─────────┴───────────┘令和3年第2回(3月)綾町議会(定例会)議事日程令和3年3月24日再開 開 議 日程第1 発言の取り消し 日程第2 議案第2号
綾町行政不服審査会条例等の一部を改正する条例 日程第3 議案第3号 綾町廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例 日程第4 議案第4号 綾町国民健康保険条例の一部を改正する条例 日程第5 議案第5号 綾町介護保険条例の一部を改正する条例 日程第6 議案第6号 農業等の利用施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 日程第7 議案第7号 綾町消防団条例の一部を改正する条例 日程第8 議案第8号 福祉施設の指定管理者の指定について 日程第9 議案第9号
綾町総合長期計画基本構想の策定について 日程第10 議案第10号 尾立辺地に係る総合整備計画の策定について 日程第11 議案第11号 令和2年度綾町一般会計補正予算(第12号) 日程第12 議案第12号 令和2年度
綾町国民健康保険特別会計補正予算(第5号) 日程第13 議案第13号 令和2年度
綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号) 日程第14 議案第14号 令和2年度
綾町介護保険特別会計補正予算(第4号) 日程第15 議案第15号 令和2年度
綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) 日程第16 議案第16号 令和2年度
綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号) 日程第17 議案第17号 令和2年度
綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第3号) 日程第18 議案第18号 令和2年度
綾町水道事業会計補正予算(第2号) 日程第19 議案第19号 令和3年度綾町一般会計予算 日程第20 議案第20号 令和3年度
綾町国民健康保険特別会計予算 日程第21 議案第21号 令和3年度
綾町後期高齢者医療特別会計予算 日程第22 議案第22号 令和3年度
綾町介護保険特別会計予算 日程第23 議案第23号 令和3年度
綾町農業集落排水事業特別会計予算 日程第24 議案第24号 令和3年度綾町公共
下水道事業特別会計予算 日程第25 議案第25号 令和3年度
綾町浄化槽事業特別会計予算 日程第26 議案第26号 令和3年度綾町水道事業会計予算 日程第27 議案第27号 財産の処分について 日程第28 議案第28号
大淀川左岸地区水利施設管理強化事業の事務の委託に関する規約の協議について 日程第29 令和3年請願第1号 綾郷土誌の改訂を求める請願書 日程第30 令和3年請願第2号 消費税率5%への引き下げを求める意見書の提出を求める請願書 日程第31 令和3年請願第3号
綾町農業経営安定対策基金及び同基金事業推進会議に関する請願書 日程第32 令和3年陳情第1号 「たてよこ舎」の取り壊し予算案に関する陳情書 日程第33 議員派遣の件について 日程第34 各常任委員会の閉会中の審査及び調査について 日程第35 議会運営委員会の閉会中の審査について 日程第36 二反野地区
メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査について会議に付した事件・議事日程と同じである。──────────────────────────────(再開午前10時00分)
○議長(日高幸一君) おはようございます。 本日の議事日程は、委員長報告、討論、採決となっております。なお、議事進行については、ご協力をお願いいたします。────────────・────・────────────
△日程第1.発言の取り消し
○議長(日高幸一君) 日程第1、発言の取り消しを議題といたします。 議長、青木議員より、3月12日、金曜日の一般質問での発言について、会議規則第60条の規定により、議場からの退席の発言の部分で、取り消したいとの申し出がありました。 説明をお願いします。青木議員。
◎議員(青木實君) ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○議長(日高幸一君) お諮りいたします。この申出を許可することにご異議ありませんか。(異議なし)
○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。したがって、青木議員の発言取消しの申出を許可することに決定いたしました。────────────・────・────────────
△日程第2.議案第2号
△日程第3.議案第3号
○議長(日高幸一君) 日程第2、議案第2号、
綾町行政不服審査会条例等の一部を改正する条例及び日程第3、議案第3号、綾町廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例を一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。
◎総務委員長(松本俊二君) それでは、委員長報告を行います。 議案第2号、
綾町行政不服審査会条例等の一部を改正する条例について報告いたします。 審査の経過及び結果、期日、説明者については、お手元の資料のとおりでございます。 主な内容につきましては、機構改革に伴い綾町行政不服審査会条例、
綾町特別職報酬等審議会条例、綾町いじめ問題再調査委員会条例において、担当課名称及び事務名称を改めるものであります。 委員会審査で分かったこと。 ①本条例改正に伴う規則・要綱・規程・要領の改正については、3月22日の例規審議会にて行う。なお、同日の例規審議会では、本件に係る改正を含め総務税政課関連で49件、全体で100件程度の改正を行う。 ②行政不服審査会は、行政不服審査法に基づき、許認可の取消しなどの行政の処分に対して不服があり、申立てがあった場合に審査を行う。審査委員は、5人以下で任期は3年。審査会を開催する際に学識経験者から町長が選任。綾町では、今まで審査会で審査されたことはありません。
③綾町特別職報酬等審議会の特別職は、議員及び行政三役(町長・副町長・教育長)が対象となっております。町長が諮問した場合に開催することになっており、審議委員については、過去に企業の代表、JA、宮銀などで構成された例があります。 主な意見としましては、①例規審議会においては、改正に漏れがないよう厳しいチェックが必要。 ②制定から年数が経過した例規については、現状や実態との整合性をいま一度確認が必要。 全員賛成で可決となっております。 続きまして、議案第3号、綾町廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例について報告いたします。 期日、説明者については、お手元の資料のとおりでございます。 主な内容につきましては、
エコクリーンプラザみやざきの管理運営主体が宮崎市になることに合わせた条文の整理に加えて、資源物の定義及び集積場所の区分などの改正となっております。 委員会審査で分かったこと。 ①家庭系廃棄物から生活系廃棄物への変更の理由は、廃棄物処理業界での使用に合わせたものであります。生活系廃棄物と事業系廃棄物とに区分されています。 ②資源物の定義の改正については、現在のままでは状況の変化に対応できず、その都度条例の改正が必要となるため、続町の一般廃棄物処理計画に定めた資源物の定義によることとしました。例えば、蛍光灯(LED)は燃やせないごみでありますけれども、LED以外は資源物に区分されるなど、また、そのほか、紙おむつなどが挙げられます。 ③集積場所については、個人宅及び事業所においてごみ箱を設置する場所──これが第14条に規定されているものであります。それと、第16条で規定されている各地域で指定された場所を明確に区分したということであります。 ④一般廃棄物処理の料金については、地方自治法に基づき地方自治体が定めることとなっています。
エコクリーンプラザみやざきの使用料については、宮崎市、国富町、綾町が協議した上で決定しています。また、宮崎市に運営を委託していることから、宮崎市の規則・条例が適用されます。したがって、料金は、宮崎市と同額であります。 ⑤動物の死体を見つけて連絡する場合は、役場の窓口としては、町民生活課──令和3年4月以降は、町民課になる予定であります──また、建設課、この2課のどちらでもよいということでございます。 主な意見としましては、町民に対して分かりやすい表現での説明や周知が必要との意見が出され、全員賛成で可決されております。 以上、報告を終わります。
○議長(日高幸一君) 最初に、日程第2、議案第2号、
綾町行政不服審査会条例等の一部を改正する条例を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第2号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第2号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第2号、
綾町行政不服審査会条例等の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第3、議案第3号、綾町廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第3号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第3号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第3号、綾町廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・────────────
△日程第4.議案第4号
△日程第5.議案第5号
○議長(日高幸一君) 日程第4、議案第4号、綾町国民健康保険条例の一部を改正する条例及び日程第5、議案第5号、綾町介護保険条例の一部を改正する条例を一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。
◎文教福祉委員長(橋本由里君) 議案第4号、綾町国民健康保険条例の一部を改正する条例につきまして報告をいたします。 審査の経過及び結果、内容につきましてはご覧をいただきたいと思います。 委員会審査で分かったことといたしまして、
①新型コロナウイルス感染症の定義をする必要ができた。 ②変異ウイルスも対象となるとなっております。 採決に当たっての主な意見としては、特別ございませんでした。 全員賛成で可決されております。 議案第5号、綾町介護保険条例の一部を改正する条例につきまして報告いたします。 主な内容までご覧をいただきたいと思います。 委員会審査で分かったことといたしまして、新年度、令和3年度から第8期事業に入ります。そのために保険料の見直しが行われ、標準段階──この表でいきますと第5段階が標準となります──ここで、月額5,800円から6,200円に引き上げとなる条例の改正です。ほかの段階も引き上げとなっております。 ②平成30年に改正された給与所得・公的年金控除額の引下げ──10万円ですけれども、それが令和2年度以降の所得に適用となります。このままでは、介護保険料や自己負担割合などの判定で、収入は変わらないのに所得段階が上がってしまうという不利益を生じることが分かりました。それを防ぐための改定でございます。 主な意見といたしまして、値上げはやむを得ない。もう一点、月額5,800円が6,200円になる。若干の値上げは、辛抱しなければならない。 以上の意見が出され、採決の結果、全員賛成で可決をされております。
○議長(日高幸一君) 先に、日程第4、議案第4号、綾町国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第4号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第4号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第4号、綾町国民健康保険条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第5、議案第5号、綾町介護保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第5号の原案に反対の討論を許します。
◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(日高幸一君) 橋本委員長。
◎議員(橋本由里君) 議案第5号、綾町介護保険条例の一部を改正する条例につきまして、反対の討論を行います。 反対の理由は、保険料の値上げです。 65歳以上の町民は、年金から天引きされる介護保険料の負担について、介護保険が高いとよく耳にします。 委員会採決に当たっての意見の中で、若干の値上げは、辛抱しなければならない、というご意見もありました。しかし、私は、そうは思いません。 介護保険料は、年金が月額1万5,000円を超える年金受給者、その方々からは、本人の生活の最低の額も保障せずに優先的に保険料が天引きされます。有無を言わせずにです。しかし、被保険者の85%近くの人は、この介護保険は使っていません。サービスを利用していないのです。ただ、使うかもしれないというための保険料を納めています。一般の生命保険や傷害保険なら、本人が選んで万が一のために加入するものですけれども、介護保険は、加入を選択する自由は認められておりません。一度も使わないまま一生終わった人から見たら、掛け損と言ってもいいものだと思っています。 その上、制度創設時の事業所も含めてサービスは、自由に自分で選ぶことができると言われた制度ですけれども、綾町には、事業所も少なく夜間のサービスもまだ実現していません。 私の知り合いで、ヘルパーさんの人手不足のために必要なサービスが受けられずに、自費でサービスを受けることになった例があります。このようなことでは、綾町で夫婦で暮らすことはできないということで、子どもさんの住む関西圏に引っ越していきました。 このような現状で介護保険料の引き上げをすることは認められないという立場です。綾町独自の保険料、利用料の減免制度の創設を求めて、反対の討論といたします。
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 反対討論。松本議員。よろしいですか。(なし)
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第5号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 7名)
○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第5号、綾町介護保険条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・────────────
△日程第6.議案第6号
△日程第7.議案第7号
○議長(日高幸一君) 日程第6、議案第6号、農業等の利用施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例及び日程第7、議案第7号、綾町消防団条例の一部を改正する条例を一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。
◎総務委員長(松本俊二君) それでは、議案第6号、農業等の利用施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について報告いたします。 主な内容としましては、利用料の品目の入替えと上限単価に係る改正などであります。 委員会審査で分かったことは、①使用料に係る条項については、現在、使用料を徴収してないことから削除となっております。 ②育苗センターの令和2年度、これは、令和2年2月から令和3年1月まで、JA事業年度になりますけれども、この期間の収支は、収入が5,427万9,000円、支出が5,473万4,000円で、45万5,000円の赤字となっております。県からの赤字解消の指導があることから、料金改定を実施。今回の料金は上限を改定したもので、今後の状況に応じて上限までの範囲内で対応していくとのことでありました。 ③育苗センターで取り扱う品種や品質が農家の収益に影響することから、現状の品種や品質が理由のセンター離れも見られる。 ④カンショの利用料金を削除したが、阿陀能奈珂椰の生産に対する影響はない。現在、自家育苗をする生産者が増え、育苗センターヘの要望もない。 ⑤地場産業開発センターについて、農産物の加工場としては、事業利用の終了に加えて建物及び設備の老朽化に伴う修繕・補修費の負担増や安全面の観点から令和2年度末で廃止予定。ただ、その他の活用案──修繕・捕修費の負担を含むもの──が出てくれば、検討の余地はあるとのことでした。 ⑥味噌・白だし造り事業の終了については、指導員の方が辞められることもあり、有機農業実践振興会とも協議をした上での結論であるとのことでした。 採決に当たっての主な意見としましては、①味噌・白だし造り事業の終了については、製造に関わっている人に対して、丁寧な説明が必要。 ②2年後に迫る1県1JA構想を踏まえた上で、育苗センターの経営についても協議が必要との意見が出され、全員賛成で可決されております。 続きまして、議案第7号、綾町消防団条例の一部を改正する条例について報告いたします。 主な内容につきましては、綾町消防団の団長、副団長、指導員の任期を1期3年から2年に改正することに加えて、団員の資格──居住地でありますけれども、この変更、機械員の報酬額の明記及び消防団員の公務災害補償に関する条文の整備を行っております。 委員会審査で分かったこと。 ①現在の消防団員数は、定員210人に対して198人。そのうち、女性団員数は10人。今後の入退団の状況を踏まえると、現時点での団員数は190人となる見込み。定員に近づけるべく勧誘活動を現在実施中であるとのことでした。 ②団員増の観点からも、今回の改正では、団員資格に綾町居住者だけではなく綾町勤務者を加えた。現在、町外居住・町内勤務の団員数は15人であります。 また、45歳定年の段階的な引上げも検討中であります。国では、定年制の撤廃の話も出ているとのことでした。 ③団長、副団長、指導員の任期改正については、消防団からの強い要望によるもの。現在、県内で任期2年としている市及び町は15、任期3年は、綾町を含め3つの町だけになっているとのことです。 ④消防団員の公務災害補償については、
市町村消防団員等公務災害補償に現在も加入しており、現状に合わせた改正であります。機械員の報酬についても、現在支給している金額を明記しました。機械員は、各部に5人程度在籍しているとのことです。 ⑤消防団における幹部の成り手不足について、消防団活動に長年従事してきた団員たちの意識が高いこともあり、現時点では、特段心配する状況にないと考えている。 ⑥大規模災害時の支援など、消防団OB会との連携についても検討している。なお、OBにも公務災害補償は適用されるとのことでありました。 採決に当たっての主な意見としましては、①町民の生命や生活を守る重要な役割を担ってもらっている。団員の家族はもちろん、町民の理解と協力が得られるように行政として多面的な支援が不可欠。 ②団員増に向けた取組に加えて、OBとの連携に対しては、行政による積極的なサポートが必要との意見が出され、全員賛成で可決されております。
○議長(日高幸一君) 先に、日程第6、議案第6号、農業等の利用施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第6号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。
◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(日高幸一君) 橋本委員長。
◎議員(橋本由里君) 反対討論ですか。
○議長(日高幸一君) 橋本委員長、賛成の討論ですかね。
◎議員(橋本由里君) 反対討論です。
○議長(日高幸一君) 反対の討論ですか。 それではまず、先に、賛成討論を許します。
◎議員(池田和昭君) 議長。池田。
○議長(日高幸一君) 池田議員。(発言する者あり) 反対討論で、手は挙げられなかったので。 まず賛成……。はい。
◎議員(池田和昭君) 議案第6号の農業等の利用施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、私が賛成をするのは、キュウリ苗であります。また、ほかの案件につきましても賛成をいたします。 ご承知のようにこの案件につきましては、昭和61年からもう長いもうちょっと数えていませんから10年ぐらいはなっている条例の変更であります。そして、綾町でも七、八十人の方がキュウリを作っておられまして、各地に散らばって頑張っておられる状況でございます。 その中でキュウリの値段が、現在単価が、一般的にいう苗で110円でございます。これが150円に枠を広げるということは、40円上がるということになります。私は、町長提案があり、そして翌日質疑があったときは、勘違いもあったんですけれども、非常に高くなると、したがって、この案件は、反対しようということで町長さんにも質問をして尋ねたところでございます。 今、大体キュウリは一期作。1回植えて半年間取る。それと、二期作いうて、10月から11月頃に、11月頃ですかね、11、12月に植えるのが二期作というて第1回目の作型になります。それから1回そこで上げて、そして翌年の1月の後半か2月に植えて、それを5、6月まで取る。そしてまた、最後には、それでもちょっと収量が足らんかったり言うて、三期作いうて呼んでるんですけれども、これをまた5、6月のぬくい時期にやる。そういう3つの種類があるわけでございます。 そして、反当、大体900本から1,000本ぐらい、それが植え付け本数になるわけです。それで一応、面積が3反が基準だというふうに思っております。そうすると、1回に3,000本植えなきゃならない。それが1回の人はそれで終わりますけれど、2回の人はその倍、6,000本、という場合にして、三期作も1,000本ぐらいしか植えませんので7,000本ぐらい。それに40円仮に上がったとしますと、四七、二十八万円、その年間のキュウリの苗代の負担が増えるわけでございます。それで私は、心配して農協なり育苗センター、そして生産者の方、また同僚議員に意見を求めて探ってまいったわけでございます。 育苗センターも、先ほど委員長報告にありましたように、50万円の赤字が出てるということであります。しかし、これの改善については、もう赤字を出すなということで中央会やら県からの要望があるようでございます。指導ですね、要望というよりか。それで今回、キュウリ以外の苗を上げていただければ、何とかこの収支は取れてくるんじゃないかというような報告でありました。 それで、これまでの経過の中で、キュウリの苗に対する、農協、行政の扱いは10年間の間に上げた金額というのは本当にわずかで、農家のためを思われまして、そして最後に上げたのが、今年の現行の210円となっております。このように、キュウリ生産者を、非常に大事に守っていただいております。だから、この枠が広がってもいきなり40円じゃなくて、これまで以上に農家の思いをためていただいて、徐々に上げていくことは、私も当初の反対の意見を覆す大きな要因になったわけですけれども、私は、農家が抱える問題に非常に心配をいたしております。その根は非常に深いです。この問題については、町、農協、そして生産者、全然取組がございません、これまで。このことは、綾町にとっては、非常に大きな問題であります。だから、そのことをどうするのか、やっぱり協議をして、そして、今の施設農家のキュウリ経営がスムーズにいくような体制を早く考えて、早く措置をして──これは、町だけでは駄目です。国、県、町、JA、これが一丸とならなければ進展はないというふうに私は考えます。このまま放置しますと、施設農家で挫折する人は、多くなるということをここで明言して、私の賛成の理由といたします。 以上です。
○議長(日高幸一君) 反対討論。
◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(日高幸一君) 橋本議員。
◎議員(橋本由里君) 議案第6号、農業等の利用施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきまして反対の討論を行います。 地場産業開発センターを別表から削除するという点について、その進め方に同意ができません。このセンターが老朽化していることは、間違いないことです。しかし、町民の利用は継続されてきました。JA女性部では、麺つゆ作り、農業祭でのうどんやそばの準備にも使ってきました。私は、JA女性部の支部長として、新年度の支部活動の計画を具体化する中で、今回のことを知りました。 町当局は、議会の議決がないから言えないと、知らせるべき情報はかたくなに拒み、一方では議会の議決どころか説明もないまま事を進めるなど、議会の立場を都合よく使っていると思っています。 このセンターのことは、議決前なのに有機農業の麓支部では、既に決まったこととして報告をされています。担当課長は、農協も加工事業から手を引きたいと言っており、よいタイミングだったと答弁いたしました。町と農協の上部だけでの協議だったのだと思います。JA女性部の指導員も、急にセンターのものを片づけるように指示されたと言っていました。ここの老朽化で利用が本当に危険であるとするならば、新たな場所を提供するとか、ほかの手段を講じて活動を支えるのが行政の役割だと思っています。 もう一点は、野菜の苗の価格の値上げです。今、同両議員も討論でされておりましたけれども、特に、キュウリの苗の価格の引上げは、安い苗を提供して、農家負担を低減するために税金を投入して作った育苗センターの設立の目的からも逸脱するものと思います。 委員長報告にもありますように、この施設を利用する農家が減少すれば、施設の維持はさらに難しくなると感じられます。町が、このような施設はもう必要はないんだという考えであれば、その考えを公表すべきです。今回の改定について、農家の声を聞き取った上で協議をしたという事実はないものと思っております。私のところもキュウリ農家ですけれども、そういう話は一切ありませんでした。こうした進め方について大変憤りを感じております。 以上、討論といたします。
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第6号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名)
○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第6号、農業等の利用施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第7、議案第7号、綾町消防団条例の一部を改正する条例を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。
◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(日高幸一君) 橋本委員長。
◎議員(橋本由里君) 1点だけ、すみません、伺います。 16ページの一番下に、OBの方も消防団の活動に参加したときには、公務災害が補償される、適用されるというふうに記載されておりますが、日常的な活動の中での出動手当もその対象になるでしょうか。
○議長(日高幸一君) 松本委員長。
◎総務委員長(松本俊二君) その部分に関しましては、委員会審査では質問をしておりません。確認できておりません。後ほど確認をして報告いたします。
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第7号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。
◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(日高幸一君) 橋本議員。
◎議員(橋本由里君) 議案第7号、綾町消防団条例の一部を改正する条例につきまして、意見と要望をつけて賛成をいたします。 今回、消防団の役職にある者のうち、任期が3年の者を2年にするもので、団員からの強い要望だということで、それを尊重することで同意をいたします。 ただ、今回せっかく条例改正するのであれば、以前から改定を求めております出動手当の引上げをしていただきたかったと考えます。何も特別なことではありません。国から下りてきている交付税算定金額どおりの1回7,000円の出動手当の支給を求めているものです。団員の手当がよその自治体より高くしているので、ここは、国からの積算どおりに出していないという答弁は、以前頂いておりますけれども、それは、理由にならないものと思っております。言葉だけで消防団員を評価しても、このように国から交付される金額どおりに支給しないというのでは、本末転倒だと思っております。総務省の算定どおりに改善されるよう求めて賛成の討論といたします。
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第7号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第7号、綾町消防団条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・────────────
△日程第8.議案第8号
○議長(日高幸一君) 日程第8、議案第8号、福祉施設の指定管理者の指定について議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。
◎文教福祉委員長(橋本由里君) 議案第8号、福祉施設の指定管理者の指定について委員会審査の報告をいたします。 審査の経過及び結果、主な内容につきましてはご覧をいただきたいと思います。 委員会審査で分かったこと。 ①応募は、社会福祉協議会以外にはありませんでした。 ②指定管理期間を今回5年から2年に変更した理由としては、指定管理者制度が固定化されており、業者の選考についても今後見直しを検討していくために改訂されております。 ③児童館は、NPO法人や民間事業所が運営している自治体もあります。 ④公募を1年前から広報している自治体もあるということなので、今回の取組がベストだとは思っていないという見解が示されております。 ⑤公の施設にケアハウスを入れている自治体は、全国的にもあまりないということでございました。 主な意見。 ①応募を増やすためには、公募を早くする必要がある。 ②社会福祉協議会の在り方は、今後検討すべきである。 このような意見が述べられ、採決の結果、全員賛成で可決をされております。
○議長(日高幸一君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第8号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第8号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第8号、福祉施設の指定管理者の指定については、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・────────────
△日程第9.議案第9号
△日程第10.議案第10号
○議長(日高幸一君) 日程第9、議案第9号、綾町総合長期計画基本構想の策定についてから日程第10、議案第10号、尾立辺地に係る総合整備計画の策定についてまでを一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。
◎総務委員長(松本俊二君) それでは、議案第9号、
綾町総合長期計画基本構想の策定について報告いたします。 本議案については、総務委員会、それから文教福祉委員会、連合審査を実施しております。 主な内容としましては、第8次綾町総合長期計画は、令和3年度から令和7年度の期間。 まちづくりの基本理念としましては、「照葉樹林都市・綾を基調とし、自然と調和した豊かで活力に満ちた教育文化都市」を掲げております。 委員会審査で分かったこと。 ①基本理念及び目指すべきまちの姿については、第5次総合計画以降変更はありません。 ②基本構想のほかに、基本計画についても審議会にて協議を実施しております。 ③総合長期計画の策定に当たり、18歳以上の町民の中から任意に抽出した1,000人に対して、郵送によるアンケート調査を実施。回答者数は344人、回答者率34.4%でありました。加えて、中学生や団体へのアンケート、それから、パブリックコメントも実施しております。 ④審議委員については、有識者及び各分野の代表者等に依頼をしております。 ⑤8次計画に加えられた部分の一つとしては、デジタル社会への対応が挙げられる。 ⑥総合長期計画の策定について、現在は、義務ではなく任意となっているとのことです。 採決に当たって主な意見としましては、①計画はあくまで計画、重要なのは、実行、実現することである。 ②アンケートを実施するに当たり、年齢構成が均等になるような抽出方法の工夫が必要。7次と比べると60歳以上の比率が高く、バランスが悪かった。 ③審議会のメンバーについては、単なる充て職での選考にならないよう選考基準について検討が必要。 ④検討資料は、審議委員が目を通す時間を考慮した上で、もう少し早く配付することが必要。 ⑤審議会メンバーに対しては、会議での意見を求めるだけでなく、個別に専門及び担当分野における意見等の聞き取りを行うなど工夫が必要。 ⑥審議会では実施計画の領域まで審議したが、単年度の事業や予算を縛りかねない。審議内容の範囲等の検討が必要。 ⑦人口減少に対する危機感が感じられない。最重点事項としての取組が必要。また、農業政策についても同様。 ⑧人口問題では、転出や転入の年齢層等の調査・分析が不可欠。今後、調査の実施と議会への報告を求める。 ⑨審議会のメンバーとしての責任感を持って審議に臨み、多くの意見も述べた。十分な協議ができたのではないかと考えているが、各議員の意見等は今後に生かしてほしい。 ⑩関係者が皆で協力してつくり上げた、綾町第8次総合長期計画をしっかり読んでもらえるよう積極的に広報してほしいとの意見が出され、賛成多数で可決されております。 続きまして、議案第10号、尾立辺地に係る総合整備計画の策定について報告いたします。 主な内容については資料をご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 ①総事業費3億3,700万円のうち、県の事業、これは、活力あるふるさとづくり事業になりますが、2,850万円を除く3億850万円を辺地債で充てることになっております。県との協議は既に完了しております。 ②新年度からの事業となる町道(南麓・竹野線)及び飲用水供給施設については新年度予算に計上。 ③辺地債の充当率は100%で、交付税措置は80%となっております。 ④辺地地域としての指定基準は、交通機関との接続状況、役場や病院からの距離や自然条件等に加えて、中心から5平方キロメートルの範囲内に居住者が50人以上であることが条件となっているとのことでした。 採決に当たって主な意見は、特にございませんでした。 全員賛成で可決されております。 以上、ご報告を終わります。
○議長(日高幸一君) 先に、日程第9、議案第9号、
綾町総合長期計画基本構想の策定についてを議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第9号の原案に反対の討論を許します。
◎議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(日高幸一君) 青木議員。
◎議員(青木實君) 9号について、反対の立場から討論をさせていただきます。 綾町の人口は減少傾向であります。過去25年間で約500人減り、年平均20人減でありました。しかしながら、2020年の1年間で約120人減少し、そのスピードは約6倍になりました。社会的移動が大きな要因と思われます。こうした問題点を踏まえ危機感を持った議論、提言が欲しかったと思います。 また、農業問題が指摘されておらず残念であります。全体として総括的であり、町の方向性が見えてきません。第7次の基本構想との関連も分かりません。基本構想の策定が、国の方針として義務でなければ、本当に必要なときにつくったらよいと思います。 以上です。
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第9号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名)
○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第9号、
綾町総合長期計画基本構想の策定については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第10、議案第10号、尾立辺地に係る総合整備計画の策定についてを議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第10号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第10号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第10号、尾立辺地に係る総合整備計画の策定については、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・────────────
△日程第11.議案第11号
○議長(日高幸一君) 日程第11、議案第11号、令和2年度綾町一般会計補正予算(第12号)を議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。
◎文教福祉委員長(橋本由里君) 議案第11号、令和2年度綾町一般会計補正予算(第12号)のうち、審査委任受けている部分につきまして報告をいたします。 期日、説明者、主な内容は、ご覧ください。 教育委員会の教育総務課、委員会審査で分かったことといたしまして、まず、債務負担行為についてですけれども、県統合型校務支援システム共同調達事業の廃止は、宮崎県統合型校務支援システム共同調達運営協議会に負担金として納入することに変更したために、債務負担行為は、廃止となっております。 まず、小学校。 ①学校管理費は、コロナの関係で換気に努めながら暖房いたしましたが、費用は減ったということでした。温度設定もかなり厳しくしたのではないかと思われます。 ②就学援助の減額は、当初の見積りが多過ぎたようだということでした。 ③その他、小体連の中止や空調フィルターの清掃と保守点検を同時に行ったために減額補正となっております。 中学校です。 ①事務局費の減額は、研修会や中学生の講演会の中止などによるものです。 ②といたしまして、学校管理費の減額は、落ち葉による排水溝の清掃を職員で対応したことや、シンボルツリー──シンボルツリーと言われる木が何本かあるそうですけれども、その木の管理の未執行、草刈りの回数の減などによるものとなっております。 次に、社会教育課です。 ①雑入の太陽光発電余剰電力売電収入26万円の増額は、てるはドームの利用が減ったために、余剰電力が増えて、それを売電したためのものです。なお、新年度からは売電単価が引き下げられることになっております。これは、当初計画のときからのもので、今回新たな理由が発生したものではないということです。 ②社会教育指導員は、3人体制を目指しておりましたが、2人のままで1年が過ぎようとしております。そのための減額です。その職員が少なかったために、壮年会につきましては、職員が担当しているということでございます。 ③ふれあい公園の管理委託料は、建設課の事業に移管したためのものです。 ④公民館の自治公民館生涯学習講座は、コロナ感染症の影響によって減額となっております。なお、町公民館での生涯学習は、各教室10回はほぼ消化をしているということでございます。 次に、福祉保健課です。 委員会審査で分かったことといたしまして、歳入についてご説明いたします。 ①繰越明許費補正のうち、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業は、──金額は読み上げません──国から3月開始という連絡が当初にありまして、今年度中に一部歳出の可能性が出たために、議決を待っては間に合わないことから予備費で対応したものがあるそうです。しかしまだ、支払いは済んでいないということでした。 ②民生費の国庫負担金の減額は、綾保育園の延べ入園者数の減によるものです。人数はご覧ください。 ③県負担金の増額は、国民健康保険基盤安定制度負担金の増と後期高齢者保険基盤安定負担金の減額によるものです。 次に、歳出について申し上げます。 ①社会福祉対策費の扶助費の減額は、令和2年度から始めた訪問入浴サービスの利用者が、コロナ感染症のリスクを考慮した上で利用されませんでした。 ②老人福祉費の工事請負費の減額は、旧北俣保育所のトイレを2基、大人用に変える計画でしたけれども、今後の利用によっては、子ども用のトイレも残す必要があるとのことから1基のみ改修をしております。大人用は結局3基となっております。 ③100円バスの利用は、月額で約22万5,000円の支出です。月平均の延べ利用者数は372人となっております。これは昨年の9月から2月までの実績です。 ④老人福祉費の減額は、入所者が10人から8人に減じたためです。 ⑤児童運営費の負担金、補助金及び交付金の減額は、綾保育園の入園児の減が主なものとなっております。 ⑥衛生費の補正は、新型コロナウイルスワクチン接種体制関連のものとなっております。 ⑦ワクチン接種後の待機時間は、今のところ30分を予定しているそうです。体育館内に待機スペースを設けます。先行して実施しているところに視察に行って対応を今後も検討していくということでございます。今のところ、ワクチン接種のための高齢者の送迎については、まだ決定をされておりません。土曜、日曜に家族の同伴をお願いするか、フリーで車を走らせるかなど検討されております。スタッフといたしまして、平日は医師2人、土日は3人、看護師を4人から6人、一般事務員2人から4人、また学生など2人から4人、有償ボランティアとしての対応を予定しているということでございます。 次に、ユネスコエコパーク推進室です。 委員会審査で分かったことの①歳入の減額は、旧坂川宅への入居の遅れや写真集印刷部数の減によるものです。視察等に伴う印刷やコピー代などの減額もあります。 ②歳出のうち、報酬の減額は、会計年度任用職員の勤務日数の減や単価の減となっております。 ③時間外手当の減額は、イオンの森の植樹事業が中止となったためです。 ④その他、コロナウイルス感染症の影響による出張の中止などのほか、実績による減額が主なものとなっております。 ⑤ユネスコエコパークセンターの休館は、日曜日、月曜日、祝祭日となっております。参考のために来館者数をそこに記載してございます。ご覧ください。 採決に当たっての主な意見といたしまして、①自治公民館活動は、今の時代に合った在り方を考えていかないと、若い人に受け入れられなくなると思う。また、子ども駅伝大会も、子どもが少ない地区は参加できなくなる。そのような状況も考慮してほしい。 ②新型コロナワクチン接種は課題が多い。慎重な対応を求める。 ③主には、新型コロナウイルス感染症を理由とした減額だが、人材確保ができなかったことによる減額もある。必要な人員確保は、様々な角度からの取組を求める。 以上のような意見が出され、採決の結果、全員賛成で可決をされました。
○議長(日高幸一君) 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。
◎総務委員長(松本俊二君) それでは、議案第11号、令和2年度綾町一般会計補正予算(第12号)の総務委員会に付託された議案について報告をいたします。 補正予算規模につきましては、資料に記載のとおりであります。 まず、総務税政課。 主な内容については、ここに記載のとおりであります。ご確認を頂きたいというふうに思います。 委員会審査で分かったこと。 ドローンの操作講習の受講者は現在5人。消防が2人、建設、企画、農林で各1人ずついるということでございます。 採決に当たっての主な意見としましては、①主に実績及び執行残による補正である。新型コロナによる事業や行事や会議の中止等が多いが、生き方や働き方や持続可能な社会システムの見直しを迫られる中、コロナ禍でもどうしたら実行できるかという視点での取組が十分でなかった点は反省が必要。 ②ドローンについては、いざというときのために定期的な訓練が必要との意見が出されました。 続きまして、企画財政課。 これにつきましても、主な内容についてはお手元の資料をご覧ください。 委員会審査で分かったこと、①減収補填債は、コロナ禍での自治体の減収分を補填するためのもので、今回その利用枠が発生した。一般補助施設整備等事業債に交付税措置はありませんが、減収補填債には75%から100%の交付税措置があるために有利な条件となったためであります。 ②移住・定住関連の補助事業について、令和2年度は綾町での利用はありませんでした。新年度では、機構改革に伴い、これまで別々の課で取り組んでいた移住・定住事業を総合政策課に一元化して取り組んでいく体制となります。 主な意見としましては、①重要課題の一つである移住・定住事業について、新年度では主体的かつ積極的に取組を行い成果につなげてほしい。また、綾町の魅力の発信はもちろんだが、移住・定住希望者が利用できる綾町の補助制度を分かりやすく伝えることなどを含めて、希望者の母数を増やす取組が必要であるとの意見が出されました。 町民生活課について報告いたします。 主な内容についてはご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 ①高齢者等の運転免許自主返納者は、令和元年度が48人、令和2年度は19人となっております。 主な意見としましては、高齢者等運転免許自主返納支援事業について、返納件数が減少している。令和3年度では同事業はなくなるが、減少要因の分析は必要であるとの意見が出されました。 続きまして、農林振興課。 主な内容はご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 ①綾・野菜加工館の施設増設について、現在の加工館東側の駐車場に建設予定。駐車場用地は別途確保済みとのことでありました。 ②宮谷地区にある新規就農者用の住宅は、家族棟が2、個人棟が3となっており、現在の利用状況は、家族棟が1、個人棟が2となっております。 ③有機JAS認証農家は、現在11件。令和3年度は最低でも3件程度は新規申請となる見通しとのことです。 ④6次産業拡大支援事業については、一平ホールディングスのEコマースサイトを無料で利用させてもらえたことで費用は発生しなかった。 ⑤農業支援センターで職員が退職しているが、生産部門の職員であったため、取扱量が増加しているふるさと納税部門には影響はないとのことでした。 ⑥環境保全型農業直接支払交付金事業とは、これまでの有機農業と比べて有機JAS基準により近い生産者に補助金を出す事業であります。すなわち、補助金の交付レベルが上がった、まあ、いわゆる厳しくなったということで、対象者減となったことから減額捕正となっております。 ⑦有機農産物という表現は、有機JAS認証農家が有機JAS基準をクリアして格付した農産物にしか使えない。したがって、一般的に言われる有機農業で栽培した農産物とは異なるとのことでした。 主な意見としましては、①6次産業化については、もっと積極的に取り組むことが必要であった。 ②綾町の農林水産業に対するビジョンや戦略が全く見えてこない。 ③新規就農者の獲得及び自立に対する施策は十分とは言えない。もっと主体的かつ積極的に取り組むべきとの意見が出されました。 続きまして、産業観光課です。 次のページ、委員会審査で分かったことについて報告いたします。 ①千尋自然公園使用料の増額補正は、利用者数の令和2年度当初見込み8万5,000人をコロナの影響を考慮して昨年6月捕正で2万2,000人まで減らしましたが、そこまで落ち込みはなく今回の補正で4万人に増やしたことから増額補正となっております。ただ、現在も、土日で100から150人程度、平日は20人から30人程度と厳しい状況が続いています。 ②国際クラフトの城使用料の増額補正についても、利用者数を当初見込み1万7,000人を6月捕正で4,000人まで減らしたが、今回の補正で8,000人に増やしたことによります。 ③馬事公苑使用料の減額捕正については、コロナの影響に加え職員の退職に伴う会員及び預託馬の滅少が要因と考えられます。各使用料については、記載のとおりであります。 ④雛山まつりについては、町外ではシェラトンホテルや大淀川学習館など、町内では役場をはじめ小中学校や各店舗などで展示されていた。町のイベントとして実施することには、町内の飲食店等からも慎重な意見もあり、断念したとのことでありました。 ⑤キャンプ誘致について、コロナの影響に加え東京ガスが都市対抗野球への出場を逃したことで応援に行けなかった。また、他のキャンプ誘致に係る旅費等については、キャンプ受入れ協議会の予算から支出したことにより一般会計を減額しております。なお、東京ガスのキャンプは見送られましたが、その時期にいわてグルージャ盛岡のキャンプが入った。令和3年度は、スケジュール調整が必要となる可能性があるとのことでした。 ⑥モバイルスタンプラリーの導入については、業者のシステム改修ができなかったため導入に至らなかった。 ⑦綾川荘の浴槽改修工事については、正式な見積金額686万4,000円との大幅な差異が生じたため、令和3年度以降に実施予定としております。また、令和3年度以降にレストランの空調設備更新や式部屋敷のかやぶき屋根のふき替え及び玄丹屋敷の掘りごたつ式への改修を実施する計画であります。 ⑧錦原競馬場施設管理事業については、町有馬の死亡(2頭)に伴い、補充に時間を要したことから飼育委託料が滅少しております。現在の飼育頭数は、サラブレッドが6頭、ポニーが2頭となっております。 主な意見としましては、①雛山まつりをはじめ、多くのイベント等が中止となったが、コロナの感染状況を踏まえた上で実施方法を工夫するなど、開催に向けて柔軟な姿勢が必要であった。今後はどうしたらできるかを探ってほしい。実際に工芸まつりは、関係者の努力もあり開催することができ、成功に終わった。令和3年度も引き続きコロナの影響はあるが、イベント等の開催に向けて前向きかつ積極的な取組が必要。 ②町内での各種イベント開催に対して、コロナ感染拡大への不安の声があったとのことだが、各飲食店や各施設で十分なコロナ対策を実施した上での不安であれば理解はできる。各店舗には一定の支援金が出されていることを考えると、手指消毒液の設置をはじめクリアボードや検温器等の設置状況を確認し、不十分な場合は指導するなど、役場と商工会が速携し対応した上で、イベント等の開催の可否について判断すべきであった。 ③施設の改修等については、計画に沿って準備、執行を実施してほしい。 ④スポーツ合宿の宿泊先の確保については、宿泊3施設の整備に加え酒泉の杜との交渉が必要。 ⑤馬事公苑の整備については、国民スポーツ大会──国体と言われるものですね。──国民スポーツ大会に向けての取組はもちろんだが、綾町民の憩いの場でもあることから、その後を見据えた計画をしっかり立てることが必要との意見が出されました。 最後に建設課であります。 主な内容についてはご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 ①四枝地区の防災減災事業については、通学路の安全確保のためのものでありましたが、別のルート、別の通学路があるとの国の判断により事業不採択となったため中止となっております。 主な意見としましては、①主に執行残、または、実績見込みによる補正である。 ②災害発生見込み予算として130万円の確保は適切であるとの意見が出され、採決の結果、全員賛成で可決となっております。
○議長(日高幸一君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第11号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第11号に対する各委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第11号、令和2年度綾町一般会計補正予算(第12号)は、委員長報告のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたします。(休憩午前11時14分)………………………………………………………………………………(再開午前11時26分)
○議長(日高幸一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。────────────・────・────────────
△日程第12.議案第12号
△日程第13.議案第13号
△日程第14.議案第14号
○議長(日高幸一君) 日程第12、議案第12号、令和2年度
綾町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)から日程第14、議案第14号、令和2年度
綾町介護保険特別会計補正予算(第4号)までを一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。
◎文教福祉委員長(橋本由里君) 議案第12号、令和2年度
綾町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)につきまして報告をいたします。 審査の経過及び結果、主な内容についてはご覧をいただきたいと思います。 委員会審査で分かったこと。 ①コロナ感染症関係の国民健康保険税の減額免除は3月31日までの受付とされておりましたが、5月31日まで申請を受け付けることになっております。ぜひ広報に努めてほしいものです。 ②出産育児一時金は当初15人の出生を見込んでおりましたけれども、現在、10人が生まれております。3月末の年度末までには12人となる予定でございます。 ③給付費の減額は、新型コロナウイルス感染症により受診控えがあるとは思うけれども分析はしていないということでございます。 ④健康づくり推進員の活動は、新型コロナウイルス感染症の影響で今年度は地域回りはできなかったと報告がありました。 採決に当たっての主な意見といたしまして、出生可能年齢の人口を増やす施策が必要である。 ②高額療養費の増額が大きい。予算の確保は十分に取ってほしい。 ③今後も高額療養費が想定されることから、国への要望活動に力を入れてほしい。 以上の意見が出され、全員賛成で可決をされております。 続きまして、議案第13号、令和2年度
綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)につきまして報告いたします。 審査の経過及び結果、主な内容につきましてはご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 ①健康診査の後の保健指導へのつながりが途絶えたという状況があったそうです。理由としては、国民健康保険制度からの保険の切り替わりのタイミングで、健診が集団健診から町内3医療機関での個別健診に変更になったためと思われます。 ②レセプトの分析の専従職員を綾町で雇用すれば補助金が出るということです。 ③保健師等を事業の専従に配置すると、これも補助事業になるということです。 ④高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施事業を令和4年度からスタートし、保健師等の確保を進めていきたいということが示されました。 採決に当たっての主な意見。 ①健康診査受診者を増やす工夫が大事。 ②綾町の75歳以上の人たちの受診結果を分析して、保健指導の充実を進める必要がある。 以上の意見が出され、採決の結果、全員賛成で可決をされました。 続きまして、議案第14号、令和2年度
綾町介護保険特別会計補正予算(第4号)について報告いたします。 委員会審査で分かったこと。 ①介護認定調査員は3人の雇用を予定しておりましたが、応募する人がなく2人での対応となっております。幸い、今年度は調査対象が少なかったということでございました。 ②特定入所者介護サービス費につきましてご説明申し上げます。 福祉施設入所者は居住費と食費の自己負担の支払いがあるのですけれども、低所得者の人への軽減分を給付している事業でございます。低所得者の要件は、介護保険料10段階のうちの第1、第2、第3段階に当たる人となっております。 軽減対象となるサービスにつきましては、ご覧をいただきたいと思います。 ③認知症地域支援推進員は、社会福祉協議会から包括支援センターに派遣されている職員2名が当たっております。 採決に当たっての主な意見。 ①人手不足が目につく。確保に努めてほしい。 ②介護予防、生活支援の充実を求める。 ③地域密着型介護サービス事業は大事である。重要視して取り組むよう期待する。 ④介護を受ける人は今後も増えると予想される。予防策を町全体で進める方法も検討してほしい。 以上の意見が述べられて、全員賛成で可決となっております。
○議長(日高幸一君) 最初に、日程第12、議案第12号、令和2年度
綾町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第12号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第12号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第12号、令和2年度
綾町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第13、議案第13号、令和2年度
綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第13号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第13号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第13号、令和2年度
綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第14、議案第14号、令和2年度
綾町介護保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第14号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第14号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第14号、令和2年度
綾町介護保険特別会計補正予算(第4号)は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・────────────
△日程第15.議案第15号
△日程第16.議案第16号
△日程第17.議案第17号
△日程第18.議案第18号
○議長(日高幸一君) 日程第15、議案第15号、令和2年度
綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)から日程第18、議案第18号、令和2年度
綾町水道事業会計補正予算(第2号)を一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。
◎総務委員長(松本俊二君) それでは、議案第15号、令和2年度
綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について報告をいたします。 主な内容についてはご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 ①汚泥処理業務委託費の減額補正は、綾川荘及びてるはの森の宿の休業に伴う汚泥量の減少が原因であります。また、光熱水費の減額修正も同施設の休業に伴う水道利用料の減少によるもの。 令和2年度の農集への流入水量は、令和元年度の28%減となっております。 採決に当たっての主な意見は特にありませんでした。 全員賛成で可決されております。 続きまして、議案第16号、令和2年度
綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について報告をいたします。 主な内容はご覧ください。 なお、先ほどから、主な内容について省略をしておりますけれども、委員会審査で出て分かったことについても一部ここに記載をしておりますので、後でしっかり目を通していただきたく思います。 委員会審査で分かったこと。 ①宮崎・須木線(役場西側)の歩道工事については、電線地中化工事を実施中であり、歩道の工事計画が具体的に決まり次第、着工する予定ということであります。 主な意見としましては、その役場西側の歩道工事については歩行者の安全面に配慮した計画を望むとの意見が出され、全員賛成で可決となっております。 続きまして、議案第17号、令和2年度
綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第3号)について報告いたします。 委員会審査で分かったこと。 ①負担金の減額修正は、7人槽の設置数の実績減に伴うもの。当初、設置見込みは7基でありましたが、実績は2基ということで5基減少という見込みになっております。最終的な設置数は合計19基となっておりまして、5人槽が16基、7人槽が2基、10人槽が1基となります。 ②浄化槽設置に係る設置者の初期負担は、公営設置型のほうが個人設置型と比べて約3分の1と格段に低い。また、設置後の維持管理費の町費負担も大きくない。したがって、浄化槽設置促進や河川の環境保全という観点から考えた場合は、公営設置型のほうがベターと言える。 主な意見としましては、浄化槽の初期設置に係る方法(公営設置か個人設置)については改めて検討をしてほしいとの意見が出され、採決の結果、賛成多数で可決となっております。 続きまして、議案第18号、令和2年度
綾町水道事業会計補正予算(第2号)について報告をいたします。 委員会審査で分かったこと。 ①令和3年2月末現在の預金残高は3,305万4,887円となっております。 ②漏水工事実績は、平成29年度が59件、平成30年度が89件、令和元年度71件、そして令和2年度の見込みが70件であります。 ③令和3年4月予定の企業債残高は4億3,068万円であります。 ④送水ポンプの更新は令和3年度以降に見送ることにしてあります。電気設備を更新したことで、ポンプへの負荷が改善したことが理由ということであります。 ⑤郷鴫橋添架配水管工事については、令和3年度に実施を予定しているとのことです。管理者が県で、添架の場合の統一した許可条件がないため、その整理に時間を要したためということでございます。 ⑥宮谷中継ポンプ室の更新工事については、これも令和3年度以降に見送ることとなっております。配水管布設替工事で口径を大きくしたことで圧が改善されたためとのことでありました。 採決に当たっての意見は特に出ませんでした。 全員賛成で可決されております。 以上であります。
○議長(日高幸一君) 最初に、日程第15、議案第15号、令和2年度
綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第15号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第15号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第15号、令和2年度
綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第16、議案第16号、令和2年度
綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第16号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第16号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第16号、令和2年度
綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第17、議案第17号、令和2年度
綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第17号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第17号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名)
○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第17号、令和2年度
綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第3号)は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第18、議案第18号、令和2年度
綾町水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第18号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第18号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第18号、令和2年度
綾町水道事業会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・────────────
△日程第19.議案第19号
○議長(日高幸一君) 日程第19、議案第19号、令和3年度綾町一般会計予算を議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。
◎文教福祉委員長(橋本由里君) 議案第19号、令和3年度綾町一般会計予算のうち、文教福祉常任委員会に審議委任された部分につきまして報告を申し上げます。 審査期日、説明者についてはご覧いただきたいと思います。 初めに、教育委員会から報告いたします。 主な内容をご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 教育総務課。 小学校。 ①新4年生は1クラス27人の3クラスですけれども、新年度は77人となる見込みです。39人の2クラスとなることから、学力向上対策として町費の常勤職員を1人雇用することとしております。国の少人数学級の取組は、2025年度までに小学校全学年で35人学級とするものとなっております。2021年度は小学校2年生から始まりまして、2025年度までに毎年1学年ずつ実施を増やしていく計画となっております。 ②特別支援教育対策事業は、学習支援員4人を会計年度任用職員として雇用することとしております。 ③農家民泊体験事業は1クラスずつに行い、10か所ぐらいに分けて、1か所が3人から4人としたいとしております。学校現場でプロジェクトチームを立ち上げまして、課長、綾コミュニティ・スクール、奥さん、JAも入って、今、準備中ということでございます。町内の宿泊施設を利用してはどうかという意見もありますけれども、農家の方との付き合いも必要だという見解が示されております。 ④小学校スクールサポートスタッフ1名の配置は、国、県の3か年事業となっております。令和元年度より配置をしておりまして、令和2年度までは県がその責任を持っていたということです。新年度より令和5年度まで町が配置をいたします。 ⑤学校給食委託事業、これは、小、中学校ともにですが、新年度の9月から3年目となります。プロポーザルもしくは入札で選定を予定しております。 次に、中学校について申し上げます。 ①昴塾の予算減額は、1講座当たりの単価の引下げによるものでございます。引下げ金額につきましては表をご覧ください。 ②新年度、中学校体育館の屋根の防水工事を実施しますが、特別教室の技術室については令和4年度に対応することとしております。 ③ALTは令和元年度から令和3年度までは株式会社アウルズと契約をしているということでございます。 次に、社会教育課について申し上げます。 新年度は社会教育委員の改選の年となっております。米印につきましてはご覧ください。 社会教育指導員は3人の体制を構築したいと考えているということでございます。女性の採用も担当課では希望しているということでございました。 ③中学生のシンガポールホームステイ事業は、仲介をしている方のほうから実施が困難との連絡があり、新年度は中止となります。今後のことは国際交流の必要性を考慮しながら検討していくということでございます。 ④綾城は展示ケースの掃除を新年度実施することとなっております。 ⑤学校地域支援本部事業は1名退任の希望があり、今、後任を探しているということです。 ⑥分館長手当は据置きとなっております。 ⑦「子どもの意見を聴く会」は、新たな取組を検討中とのことでした。 ⑧団体補助金は多くの団体に繰越金が残っており、前年度比では減額となっております。 ⑨自治公民館活動補助は、これまで22地区に総額1,600万円を固定しておりました。今年度から1世帯当たり7,000円で予算を計上しております。 ⑩花いっぱい運動に係る費用は、例年どおりの予算となっております。今後は建設課の多年生植物の取組と協議をしていきたいということが示されました。 ⑪国民スポーツ大会の予算が出ておりますが、新年度は、2027年に宮崎県で行われる国民スポーツ大会のために、新年度行われます三重県の鈴鹿市に職員2名を派遣するものとなっています。 次に、福祉保健課について報告いたします。 委員会審査で分かったこと。 ①生活保護相談事業は申請に至るまでの聞き取り調査を担うもので、厚生労働省の生活困窮者自立相談支援事業を活用する予定です。 ②社会福祉協議会の外出支援バスは、既存の10人乗りの車と新たに導入する軽自動車で対応します。ドライバーは現在の2人体制から3人体制とする予定です。 ③100円バスは、70歳以上1,370人のうちの50%になる685人が申請をしておりますが、利用しているのは30%と見込んでおります。令和2年の実績見込みで、バス利用扶助費は宮交への支払いの約160万円となっております。 ④高齢者の配食サービスは令和3年1月から民間委託に変更となっております。現在38人が利用しております。 ⑤保健対策費の総合発達支援センターは利用の伸びが顕著となっております。 ⑥新規事業、地域自殺対策強化事業は、住民と接触機会の多い役場職員が人材養成、ゲストキーパーになるための研修を行います。その後は学校や民主団体などに広げていく予定となっているそうです。 ⑦社会福祉協議会の職員数は正規職員が20人、そのうち綾町の包括支援センターに3人が派遣されております。嘱託4人、パートタイマー51人、ほかに短時間の福祉サービスに2人、宿直は3人ですが、シルバー人材センターに委託して輪番制で対応しております。時給単価は800円を下限として支給しているということでございました。 ⑧番の予防接種のうちロタウイルスワクチンは医師会からの要請で、これまで任意で接種しておりましたが、昨年の10月から定期接種に変更となっております。 ⑨県の特定不妊治療の補助は女性が43歳となっております。綾町は、1件20万円、最大5年間としており、年齢制限はしておりません。 次に、ユネスコエコパーク推進室について報告いたします。 委員会審査で分かったことといたしまして、①歳入で大きな変更はないということでございました。現在、宮崎南印刷に部屋貸しをしておりますけれども、4月以降はまだ決まっていないということで、予算計上はされておりません。 ②予算資料の自然環境保全審議会委員は18名と予算資料に記載しておりますが、実際は13名の間違いでございました。訂正をしてください。 ③まちづくり推進事業は、令和2年度までは「まちづくり協議会」としておりましたが、「綾ユネスコエコパークまちづくりネットワーク協議会」に改めるものでございます。 協議会は平成26年8月に設立され、3つの部会で構成し活動してまいりましたが、新年度からステップアップさせ、他の団体も含めてネットワークをつくり、ユネスコエコパーク推進室も連携して一緒に活動を強めていくこととしております。これまでの3部会は、総会を開き活動継続をすることとなれば、自主活動団体としてネットワークに参加ができるそうでございます。1団体当たり必要に応じて4万円を上限に補助を行います。 今後は要綱をつくり、個別に打診をして広報するなど偏りのないようにするということでございます。なお、社会福祉協議会のボランティア団体に登録している方もその対象になるということでございます。すみ分けを行い、要綱の中で明確にして情報共有も図っていくということでございました。 ④従前のイオンの森保全環境事業は、令和3年度は国民文化祭の事業として実施を行います。令和4年度以降はエコパーク推進室の事業として継続をしていく予定となっております。なお、国民文化祭での事業といたしましては10月16日土曜日、午前中は文化ホールでセレモニーを行い、午後はイオンの森で植樹活動をすることとしております。 ⑤ユネスコエコパーク認定10年定期報告書英訳業務は、令和4年9月、ユネスコに報告し再認定を受けるための文書の英訳でございます。再認定を受けるのは、日本では綾町が初めてとなっているそうです。再認定の結果は令和5年6月に出る予定となっています。 採決に当たっての主な意見を報告いたします。 教育委員会教育総務課。 農家民泊体験事業はブラッシュアップして、子どもたち中心のよい体験事業にしてほしい。 ②ICT化、教育現場がさま変わりする。機械を使うと考える力が弱くなっていく。考える対策を取ってほしい。 ③高校生への就学支援は、ふるさと納税を充てている。寄附者に対し子どもたちから礼状を出すなど、工夫し、大事にしてほしい。 ④就学援助制度は文書配付に終わらせず、口頭で説明もすること。 社会教育課。 ①自治公民館活動は、今後のことを見据え、時代に合う改善を求める。 ②宮崎県での国民スポーツ大会に向けた研修は若い職員に行ってほしい。 ③令和2年度は新型コロナウイルス感染症で多くの行事が中止になった。こうした環境でも町の活性化を停滞させない取組を求める。 ④自治公民館の負担軽減を望む。 福祉保健課です。 ①社会福祉協議会の外出支援事業は町民に広く情報が届くよう工夫をしてほしい。また、100円バスやタクシー券との関係もある。今後は年齢制限をせず、運転免許返納者や運転免許を持っていない人の利用も求めたい。 ②高齢者の移動手段の3事業は相互性の検討をすべきである。 ③障害児放課後デイサービスなどは、町内でサービスが受けられるとよいと思う。 ユネスコエコパーク推進室について申し上げます。 ①ふるさと納税のうち3,000万円は、ユネスコエコパーク関連への寄附となっている。予算を削減することは、エコパークの存在意義の問題にもなる。 ②10年の見直しに係る報告書作成業務が終了すれば、その分に係る業務量は減少するため、報告書作成業務を担当している会計年度任用職員の勤務日数も週5日から週3日に減少しております。 ③予算に大きな変更はありませんが、イオンの森の事業が国民文化祭の事業として教育委員会に移っております。エコパークとの連携を取って実施をしてほしい。 ④自然環境保全審議会では、綾町の課題について真剣な審議を望んでいるという意見。 最後に、まちづくり推進事業補助金は、いま一度使い方を考えてほしい。 以上の意見が出されまして、採決の結果、全員賛成で可決をされました。 報告を終わります。
○議長(日高幸一君) 橋本議員、69ページです、100円バスの……70歳以上を75に……。
◎文教福祉委員長(橋本由里君) 大変失礼いたしました。 ページ69ページ、委員会審査で分かったことの③100円バスのところですが、「70歳以上」を「75歳以上」に改めていただきたいと思います。 大変失礼いたしました。訂正いたします。
○議長(日高幸一君) 総務委員長の報告を求めます。 委員長、よろしいですか、一般会計。(発言する者あり) 大変失礼しました。お昼になりました。今後、これから総務委員長の報告ということでありますけれども、ちょうどお昼になりましたので、ここで暫時休憩をしたいと思います。午後は1時半から再開いたします。お疲れさまです。(休憩午後0時00分)………………………………………………………………………………(再開午後1時30分)
○議長(日高幸一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第19、議案第19号、令和3年度綾町一般会計予算を議題といたします。 総務委員長の報告を求めます。 松本委員長。
◎総務委員長(松本俊二君) それでは、議案第19号、令和3年度綾町一般会計予算の総務委員会に付託された事項について報告をいたします。 まず、総務税政課。 主な内容については、お手元の資料をご覧ください。 総務税政課総予算としましては10億2,881万1,000円、前年度比、令和2年度比では8,689万7,000円、プラスの9.2%増となっております。 歳入は、町税5億7,969万1,000円、2、財産収入は2,543万3,000円となっております。 歳出については、行政係においては前年度比1,503万5,000円減の2億2,511万1,000円となっております。内訳は下に書かれているとおりであります。 ②文書係については、前年度比457万5,000円増の2,275万円となっております。 消防管財係については、前年度比322万円増の3億1,625万9,000円となっています。 町税係においては、前年度比559万3,000円減の6,469万1,000円となっております。 最後に、ふるさと納税係は、前年度比1億円増の4億円を見込んでいるということであります。 委員会審査で分かったこと。 ①町長車(公用車)を廃止し、タクシーを利用する。そのことによって180万1,000円の経費削減になる。 ②電気料金については、全体としては年間で約1,500万円の減額見込みであるとのことです。 ③土地開発公社への貸付金4,500万円については、公社が所有している中心市街地活性化事業用地(旧谷口病院)及び北麓町営住宅整備事業用地に係る借入金利の条件変更──金利が実際に約3倍に上がるということによって、その金利負担増を回避するために、借入先を金融機関から町に変更するものであります。なお、旧谷口病院に係る計画については、今後、町と不動産会社並びに入居者で協議をするということでありました。 ④地籍調査については、今後、二、三年かけて上畑地区まで実施する計画。その後は未定ということであります。 ⑤梅雨の時期までには防災訓練を実施する計画であるということです。 主な意見としましては、①町長公用車の廃止については、公約とか経費削減だけの単純な問題ではない。タクシー利用となると、町内の高齢者の利便性の低下につながること、緊急時に十分な対応ができないこと、また、タクシー内での会話に加え、資料、書類等の置き忘れなど情報管理を含めた危機管理上の問題も当然考慮する必要がある。結果として、町長としての職責を果たす気がないと思われても仕方がない。再考を強く求める。 同じく、②町長公用車の廃止(タクシー利用)については、ベストな判断ではない。仮に実施したとしても、町民に負担をかけるなど様々な問題が見えた場合には早急に見直すべき。 ③防災訓練等の予算措置が不十分。災害別、例えば地震、洪水、噴火、大火事などの訓練のやり方や訓練に必要なものなどが分からないのであれば、県の防災センターに相談しに行くとかしなければ、何をどうしたらよいのか、どれだけの予算が必要かも分からない。何事も受け身ではなく、もう少し主体的かつ積極的に考えて行動することを強く求める。 町民の生命と財産を守る役割と責任があるにもかかわらず、全く危機感が足りない。 ④若者定住促進住宅料補助については、事業開始からの定住状況などを分析した上で、いま一度検討が必要。また、人口減少対策についても重要課題として明確に方針を打ち出すことが必要。 ⑤町長のまちづくりに対するビジョンが全く見えない。 企画財政課。 主な内容は、記載のとおりであります。 なお、⑪番の公共施設等整備基金繰入金1,440万円については、綾川荘の男女浴槽改修及びレストランの空調整備に伴うものであります。 歳出についてもお手元の資料をご確認ください。 委員会審査で分かったこと。 ①町保有のマイクロバスのリース事業については、リースを継続した場合と売却してバス会社から使用する都度借りる場合の費用負担を算出したところ、既に再リースの段階に入っていることから、リースを継続したほうが経済的合理性があるとの判断に至った。今後、新規購入する場合は、支払い方法について十分検討するとのことでした。 ②新型コロナ感染症対応地方創生臨時交付金については、国の3次補正により、1億2,359万4,000円が交付限度額として示されています。今後、ワクチン接種に係る費用充当の可能性もあるとのことです。 ③ふるさと綾サポート基金の6事業に対する配分については、新年度から寄附額の比率に準じた配分に見直した。 ④座談会については各地区での実施を計画。 ⑤地域公共交通会議については、令和2年度の開催実績はなかったとのことです。 主な意見としましては、①公用車や備品等を更新(新規購入)する場合の支払い方法については、これまで何度も指摘しているが、安易にリース契約とすることなく、投資額や使用頻度等を考慮した上で十分な検討が必要。 ②ふるさとサポート基金の使途については、寄附額の比率に準じた配分に見直したことは評価できる。一方で、人件費を含めた事務局費等の経常的収支に充てている項目が残っている。ふるさとサポート基金の使途については、充当事業の内容を含めたさらなる見直しが必要。 ③ふるさと納税については、リピート率向上のために様々な施策が必要。 ④移住・定住促進関連の補助については、これまでの分析に加え内容等の見直しが必要。 ⑤聖域なき一律9%削減という当初の目標は全く達成されていない。経済連の養豚センター事業補助金(約7億円)やふるさと納税増加分(1億円)を差し引くと、令和2年度当初予算とほとんど変わらない。財政再建に取り組んでいるとは思えない。 との意見が出されました。 次に、町民生活課であります。 主な内容については、手元の資料をご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 ①エコクリーンみやざき運営管理費については、有価物収入等が宮崎市の収入となるため、実質的には789万円の負担増となる。 ②ヘルスセンターについては、防犯、火災防止の観点で解体するとの判断に至った。現時点ではその場の活用について計画はない。 ③高齢者等運転免許自主返納支援事業については、自主返納を推進しつつ、制限運転による運転寿命の延伸を図っていくとの方針転換。 ④マイナンバーカードの交付率は、町全体では16.2%、役場職員は令和2年9月末時点で30%となっております。 主な意見としましては、①生ごみの処理については、堆肥工場とエコクリーンとの比較において、費用面や環境型農業の一環としての考え方など、多面的な検討を行い、執行部側の見解をまとめた上で議会への説明を求める。 ②資源ごみ回収の収入を町民に還元する方法について研究及び検討が必要。 ③ヘルスセンター解体後の跡地利用については、十分な検討が必要である。 ④高齢者等の運転免許返納について、免許返納が日常生活に及ぼす影響や自主返納に対する支援がなくなったことに対する反応を調査した上で、自主返納に向けた環境づくりに努めることが必要。 ⑤マイナンバーカード事業については、相変わらず本気度が乏しい。目標達成に向けて定期的に推進状況を確認することは最低限必要であり、また、申請増に対する予算措置だけではなく、積極的に申請を推進するのであれば、そのための予算措置は必要である。 ⑥制限運転についても、推進に対する相応の取組をするのであれば、同時に予算措置も必要である。 との意見が出されました。 次に、農林振興課であります。 農林振興課の総計としましては9億1,347万1,000円、令和2年度比で比べますと6億9,598万4,000円増となっております。一番大きいのは、歳出のところのちょうど中段ぐらいにあります畜産クラスター事業──広沢の畜産センター、養豚センター事業でありますけれども、7億970万5,000円というのが非常に大きいウエートを占めております。 委員会審査で分かったこと。 令和2年度に協議を重ね、令和3年度に綾町の農業をさらに発展、推進していくために組織の形態をはじめ、会議体の名称、認証方式、イベント、研修などを見直す予定。組織を簡素化し、名称は「有機農業」の部分を「自然生態系農業」に変更する。 主な意見としましては、①6次産業化事業の予算はゼロである。民間で言う新商品開発及び研究開発費である。担当課は、具体的になれば予算化すると言うが、本末転倒。具体化するための予算が必要。攻めの姿勢が足りない。 ②農業支援センターの生産及び支援部門は終了し、販売部門は体制を再構築するとのことだが、遅きに失した感がある。 ③農業支援センターの運営については、いま一度原点に立ち返り、その役割など事業の目的を整理した上で、農業生産者への支援につながっているか否かを考えてほしい。 ④畜産クラスター事業については、環境面への配慮を常に意識して事業推進に当たってほしい。 ⑤新規就農者への施設ハウスのあっせん等については、積極的な取組が必要である。 ⑥有機農業推進会議に係る改革への取組を高く評価する。機能する組織を協力してつくり上げてほしい。 また、同様の改革を公民館組織をはじめとする町内の他の組織にも波及させ活性化につなげてほしい。 との意見が出されました。 続きまして、産業観光課です。 主な内容としましては、千尋自然公園につきましては、当初入園者数の見込みを令和3年度は5万人を予定しております。令和2年度の当初予算に比べますと3万5,000人の減となっております。 国際クラフトの城につきましても、入場者数当初見込みは1万人ということで、令和2年度の当初予算比べると7,000人の減となっております。 次のページ、見ていただきますと、観光費については、綾川荘では令和2年度に比べますと1,502万円増の1,579万7,000円となっております。これにつきましては、浴槽の改修(漏水)工事、それからレストランの空調機更新に充てられるということであります。 委員会審査で分かったこと。 ①観光まちづくり専門家招へい事業、これは昨年、令和2年度から3年間ということで始められた事業でありますけれども、これについては、令和2年11月に県に申請を提出した際に、特別交付税措置が受けられないとの指摘があり、発覚しております。 平成23年度から平成25年度にかけて招へい事業を実施しており、特別交付税措置を受けていたが、同制度の利用は1回限りだったということが理由であります。令和2年度の当初予算計上の541万9,000円については、町の一般財源から充当するということになりました。 ②綾川荘の浴槽改修(漏水)工事及びレストラン空調機器更新の1,440万円については、公共施設等整備基金から支出する。 ③ふれあい館の1階の活用について、現時点では決まっていない。今後、商工会と協議をしていく。 ④千尋自然公園の防犯カメラ設置は、警察からの要請であります。また、携帯電話用のアンテナを設置する計画があります。ただ、これはエコパークが今回所管になるということであります。 ⑤囲碁・将棋大会の廃止については、企画財政課が所管であり、産業観光課としては聞いていなかったということであります。 主な意見としましては、①観光まちづくり専門家招へい事業については、お粗末極まりない。国広橋の件があったにもかかわらず、またしても同じことが起きている。財政再建や行政の信頼回復とは真逆である。また、令和2年12月に発覚したにもかかわらず、12月議会でも一切説明がないことは、議会だけでなく、町民に対する背信行為であり重大な問題である。令和3年度予算の中にも特別交付税措置を予定して一般財源に計上している事業があるが、改めて徹底した調査、確認が必要。 ②綾川荘の浴槽改修(漏水)工事に約700万円を使うのは無駄である。別の場所に新たに浴槽をつくるなど、根本的な見直しが必要。 ③ふれあい館の1階の活用は現時点で決まっていない。1階の再活用にめどが立った段階で既存事業、すなわちチャレンジショップ事業の廃止を進めるべきであった。お金のことにしか意識が向いていないことがこのような事態を招いている。いま一度、物事の進め方を見直すことが必要。 ④千尋自然公園に自殺防止のためのメッセージやポスターを貼るなどの対策が必要。また、同公園での飲料水については、現在、ペットボトルでの応急措置でつないでいる状況であります。日機装の紹介で東京大学が実証実験を行っているLED殺菌方法を採用すれば、約200万円で対応できるにもかかわらず、金銭的な理由で町長は先送りした。全く理解できない。早急な導入を強く求める。 ⑤東京オリ・パラ誘致事業については、見通せない部分が多い中で国、県からの要請もあって予算計上するとのことだが、国際交流の在り方について検討が必要。 また、セーシェル共和国との相互交流については現実的ではなく、綾町の活性化にはつながらない。 ⑥宿泊3施設の民間委託により委託料を抑えられたとしても、一方で活性化協会への委託料が1,000万円増えては意味がない。 ⑦ほんものセンターの運営においても、隣接する活性化協会の施設と一体化した運営が必要。 ⑧宿泊3施設については、トピカとの連携を十分に図ることが重要である。 ⑨宿泊3施設の民間委託が失敗した場合、町長は「3施設を閉鎖する」と言った。いろいろな人の知恵をかりて、協力して何とかするという意気込みを持つことが必要。 ⑩囲碁・将棋大会については、3人目となる現代の名工がいるにもかかわらず中止となっている。内容を工夫するなど、再検討を求める。 ⑪綾城の施設等の整備についても、予算措置がなされていない。この点も戦略的な考え方に基づいていない予算編成と言える。 ⑫綾町の観光や商工業においても、全体的なビジョンや戦略が全く見えない。 最後に、建設課であります。 主な内容についてはご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 まずは①令和3年度建設課ビジョンとしましては、「子供に誇れるまちづくりの展開」を行っていくとのことでした。まちづくりの基盤整備については投資、それから維持管理とに分けて具体的に戦略を立てています。 ②令和3年度予算編成においては、第一に町民の生命、財産、身体の保護及び経済活動の維持など、次世代のための予算組みを行った。 ③無電柱化関連の予算を別枠とした場合、令和2年度比でマイナス8.7%の予算となっている。 ④国土強靭化対策(無電柱化、道路・橋梁の維持補修、災害復旧)に加えて南海トラフ地震などの未曽有の災害からのリスク軽減を図るために、道路の管理体制を見直し、地域ごとに舗装、補修や改良工事を進めていく。 ⑤国・県費の確保に努め、町負担分は地方財政措置のある起債を可能な限り活用する。 ⑥道路維持、交通安全施設の管理については、令和3年度の重点実施地区は宮谷、古屋、昭和、宮原、神下の5地区。それ以外の非重点地区については、町民の生命、財産、身体の保護を基準として優先順位を判断した上で随時実施していくとのことでありました。 ⑦令和3年度の将来花壇の整備箇所は、郷鴫交差点前花壇を予定している。 主な意見としましては、①梅雨、台風、大雨の時期に備えて、危険箇所等へのスピード感を持った対応を望む。 ②横町栄町線の無電柱化工事は、通学路でもあるため、早期着工を望む。また、桑下線(ふれあい館前)についても早期着工を望む。 ③メガソーラー対策については、条例の制定に加え、建設予定地の有効活用や環境面など多方面からの検討が必要。 という意見が出され、採決の結果、賛成多数で可決されております。 以上、報告を終わります。
○議長(日高幸一君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第19号の原案に反対の討論を許します。
◎議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(日高幸一君) 兒玉千歳議員。
◎議員(兒玉千歳君) 令和3年度の一般会計予算について反対意見を述べさせていただきます。 12月の町長からの提案では、歳入に見合った歳出に取り組むというようなことでありまして、我々もそのような予算を期待していましたけど、その中でいろいろと考えられることが発生しておりますので、その旨を説明していきたいと思います。 まず、最初の予算が54億3,800万円で、広沢に造る養豚団地の7億円を引くと、47億3,800万円になります。これは前年の予算の46億8,600万円、最初の当初予算ですけど、それに匹敵するような額であり、9%を削減っていうようなことを求めていましたけど、全然内容が変わっていないというようなことで、削減になっていないということです。 その中で、ふるさと納税の寄附金が4億円と組んであります。これも予想の中での金額であり、4億円が上がった場合はいつでも組み込めると思いますので、このような予算は後からでも入れますので、いかなかった場合のことを考えて大変だと思います。 また、ふるさと納税に対しては、以前はライチを主産品として育てていくというようなこともおっしゃっていましたけど、今度の新予算では逆に予算を削減されています。本当にライチを主産品にするのであれば、予算を倍増ぐらいして若い人たちの活性化を促すべきではないでしょうか。 あと、綾町育英会の補助金も今回もカットしてあります。育英会の積立金の使用についても再三言っておりますけれど、もう少し活用して、若者や、綾町にいらっしゃる父兄の方に負担がかからないような取組をしていただきたいと思います。 それから、前年度の事業で観光まちづくり専門家招へい事業は、今年はゼロ円になっておりますけど、この事業についても何ら町民や我々に内容の説明、どこまでいったのか、今後、それを生かせるのかも説明する義務があると思います。そういうことについて何ら説明がありませんので、反対いたします。 それと、あとトピカのマイクロバスや公用車の使用料、使用範囲、維持管理費等の契約の開示等もなく、リース代は町費が払って、使用料としては幾ら入ってくるのか、その内容ともまだ明確にされていません。町民に対する説明は細々にわたり小さなとこまでやっていっていただきたいと思います。 以上をもって反対といたします。
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。
◎議員(児玉信君) 議長。児玉。
○議長(日高幸一君) 児玉信議員。
◎議員(児玉信君) 議案第19号、令和3年度綾町一般会計予算について、賛成の立場で討論いたします。 文教福祉委員会の中で、特に民生費の中に外出支援事業の拡大は、利便性の向上のため、利用数が増えていくことを期待する。 障がい児通所給付費の放課後等デイサービスなど、民間委託も視野に入れて検討をお願いしたい。 保健対策費の地域自殺対策事業は、役場職員などを中心に情報収集に努めてほしい。 公民館費の中の自治公民館活動は、補助金もさることながら負担軽減の措置を緊急にお願いをしたい。 今回の予算では一部反対するものではありますが、全体の予算については賛成といたします。 以上です。
○議長(日高幸一君) 反対討論。
◎議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(日高幸一君) 青木議員。
◎議員(青木實君) それでは、反対の立場から討論をさせていただきます。 一律9%削減という町長の当初の目標が全く無視されました。約54億4,000万円の予算のうち、養豚センター広沢地区への補助金約7億円、ふるさと納税約1億円を差し引いた真水の部分は約46億4,000万円であり、2年度当初予算約46億8,000万円とほとんど変わりありません。財政再建の道を歩んでいるとは思えません。9%削減でしたら42億6,000万円であります。町長の目玉政策であった産業観光課の観光まちづくり専門家招へい事業は、令和2年度は約540万円が現予算ではゼロ円になりました。その理由として、県からの指摘があり、綾町はこの制度を以前に利用しており2回目は使えないとのことです。驚くべき単純ミスであり、その責任は大であります。 したがって、特別交付税の対象とはならず、全額町費負担であります。この事業は頓挫することになるのでしょうか。 総合政策課のまちづくり会社設立支援は予算化されておりません。会社の人員、資金、活動内容、また、町からの支援内容も何ら具体化されていません。町の将来像の羅針盤であるまちづくり招へい事業とともに霧の中というのはあまりにもお粗末と言うほかありません。 宿泊3施設のトピカ民間委託が失敗し撤退すれば、3施設は閉じるという町長答弁には驚きました。いろいろな人の知恵をかり、そして協力し合って何とかするという意気込みが感じられないのは情けありません。 つり橋の飲料水は、今、応急措置でつないでおります。灯台等に寄贈の実証試験LED殺菌方法を採用すれば、約200万円の費用で水の浄化ができると言いますが、町長はこれを先延ばししました。 「町民真ん中」「名水百選」「照葉樹林」、綾町観光をどう考えているのか、寂しいばかりであります。 農業の6次産業化推進事業は本年度ゼロであります。これは、民間会社でいうなら新商品の研究開発費であるのに、どうしたことでしょうか。担当課は、具体的にあれば予算化するという答弁でしたが、本末転倒であります。新商品を具体化するための推進であろうと思うのですが、ポイントが違っているように思います。 農業支援センターは、生産及び支援部門は終了し、販売部門は、内容が分かりませんが地域商社に移すらしいです。町長の判断は、少なくとも1年遅きに失しました。衰弱を待つようなやり方でよいのでしょうか。 電気料金の見直しをしたことは評価できますが、町役場の誰もが気がつかなかったというのは、仕事でストレスがたまっているためなのでしょうか。LEDへの交換もちょこちょこやるより思い切ってやったほうが得であり、数年で元が取れると思います。 メガソーラーについての条例は6月ごろの予定と言います。許可制らしいが、土地の有効活用や環境等、多方面から考察を求めます。 日頃より、町長は、「町民真ん中」と言うのであれば、宿泊3施設の従業員への対応、たてよこ舎への対応など、冷たい対応については合点がいきません。 最後に一言、町長のまちづくりビジョンが全く見えてきません。 以上です。
○議長(日高幸一君) 反対討論。
◎議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○議長(日高幸一君) 松浦議員。
◎議員(松浦光宏君) 議案第19号、令和3年度綾町一般会計予算について、反対の立場で討論いたします。 文教福祉委員会での委員会採決では賛成をいたしました。しかしながら、総務委員会での委員長報告を見ていく中、疑問に感じる内容が出てまいりました。 要望を行っての賛成をするか、附帯決議として出すのか考えましたが、前回、附帯決議を出した際に町長より指摘された内容を思い出し、反対することといたしました。 総務委員長の報告書の中で、観光まちづくり専門家招へい事業について令和2年11月に県に提出した際、特別交付税措置が受けられないとの指摘があり、発覚とありました。私は、観光まちづくり専門家招へい事業については、一般質問において質問も行っており、綾町からの持ち出しはないと説明を受けておりましたが、総務委員長の報告書の中では541万円9,000円が、町の一般財源から充当されております。このようなことが令和2年12月に発覚したにもかかわらず、今もなお説明を受けておりません。町長は、町民の信頼回復や財政再建を常に言われております。しっかり説明を行っていただきたい。 また、予算の作成については、今後は、各課長の意見をしっかりと聞いて行っていただきますようお願いいたします。 本来であれば、要望を行って賛成しておりました。今後は、議会からの附帯決議の内容や要望については重く受けとめていただき、説明もしっかり行っていただきたいという思いから反対することを決めました。 そのようなことを述べまして、反対討論といたします。
○議長(日高幸一君) ちょっと待ってくださいね、橋本議員、ちょっと待ってください。 改めてお聞きします。賛成の討論ございませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日高幸一君) 反対討論。
◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(日高幸一君) 橋本議員。
◎議員(橋本由里君) 議案第19号、令和3年度綾町一般会計予算につきまして、反対の討論を行います。 昨年初めからの新型コロナウイルス感染症の拡大はいまだ収まらず、患者数の少ない綾町ではありますが、様々なところで、様々な形でその影響が起きていると思っています。感染予防の物品の購入、孫にも会えない、買物にも行けない、桜が咲いてもみんなでお花見もできない、公民館の集まりも行事も中止、近所の人たちとの世間話などもちろんなく、顔を見かけることすら極端に減り、元気なのかどうかさえ分からない、このような生活がもう1年続いています。 3月議会、新年度予算が提案されました。籾田町長になって2度目の予算計上です。目につくのは事業の廃止、予算の減額、総額は増えたと言いますが、多くの町民には直接関係のない経済連の養豚センターの補助金が綾の予算に入って出ていくというもの、それと、ふるさと納税が増える見込みという予算で、増えているというのが至って分かりやすい増額です。ないものは出せないわけですから、総額が増えればいいとは思っていません。 一方、節約して削減すればよいというものでもないと思っています。使うところのめり張りや町民が暮らしの中で明るさを感じられる予算が必要ではないでしょうか。 町長は、町制施行100周年を明るく迎える夢を語られました。団塊の世代の私たちから上の町民にとって10年という月日は、生きていられるだろうか、もう生きていないなと思う時間です。町民は今が大変なのです。 職員は、町長から9%のシーリングを求められ、その対応にいっぱいで明るい予算にするアイデアなど出せなかったのではないだろうかと思ったりもしています。 町長の所信、施策方針で示された信頼回復と財政再建という2つの重点施策方針のうち、信頼回復につきましては、間違いを起こさないということに集中すれば、新しいことへの挑戦はしないということにつながると思います。 先ほどから同僚議員が発言しておりますけれども、総務省の観光まちづくり専門家招へい事業の中止は何をか言わんやという感があります。財政再建でいえば、「綾町はお金がない」「綾町は赤字だ」、実にこうした宣伝が行き届き、町民の多くの皆さんからよく言われます。綾町は確かに基金は少なくなっています。一方で、よく比較される西米良村、1人当たりの基金は綾町よりも確かに多いです。しかし、借入れもまた西米良村のほうが多いのです。自慢しているわけではありません。そこだけを見て町民を不安にさせ、要望、要求は言ってはいけないようにしてしまうことが懸念されるのです。町民の意識は既に委縮していると感じています。保育所の民営化の方針や稼げる農業と言いながら、農業支援センターは業務の整理、または廃止にもいくのではないかと思っています。 住みよいまちづくり、住みたくなるまちづくりはうたっていますが、地方自治体の存在意義である教育、福祉についての方向性や町長の姿勢は全く示されていません。 災害に対する備えも、気候変動対策という記載はありました。しかし、避難訓練や防災に向けた備蓄なども触れられておらず、ただただ、町制施行100周年までの十数年、その後にあるであろう虹を夢見て暮らせというのは、どだい無理な話です。 皆の意見は聞くではなく、協議をしてください。よい意見や考えは出てくるものです。 町長は、同僚議員の質問に対する答弁で、「人に相談するのは苦手だ」と言われました。トップがそう言っては元も子もないのです。みんなの意見を聞いて実行に移せば、出た結果は、よくも悪くも、みんなの責任です。町長が「私が責任を取ります」と言って、独断で事を進めては、連帯意識も生まれません。 新年度の数少ない新規事業の中に生活保護相談事業、新年度町職員への研修ですが、コロナ禍で女性と子どもの自殺者が全国規模で増えています。特に、女性の自殺の増加は生活苦からの自殺だとも言われています。生活保護受給の壁は本当に高いのです。 先日、病気による障がいのある家族の方から相談を受けました。昨日になって、結局「もう少し頑張ってみる」という回答がありました。申請を思いとどまったのです。綾町で生活保護の申請に踏み切るのは大変な覚悟が要ります。職員の皆さんが研修を受け、心から生活保護は憲法を守るという立場で、国民の権利だとの認識を深めていただきたいと思います。併せて、町民は生活保護の相談に役場に来るまでにどれだけの高いハードルを越えてくるのか、その気苦労も分かってほしいと思っています。 加えて、今回の予算をつくるのに職員の苦労はいかばかりだったろうかと思っています。満足度はどのぐらいだったのでしょうか。そのことも案じられます。 最後に1点、職員の仕事の実態把握の一つとして、土曜祝祭日も含めた残業も分かるシステムの構築を求めます。また、財政再建の名の下に職員を増員せず、事業を減らすような手段を取るべきではないと思っています。 町長は、職員定数のうち保育所職員の多いことを問題にした発言をしています。保育所事業を民営化すれば町職員を減らすのは簡単な計算です。それが、子どもの教育だったり、福祉の向上とどう結びつくのでしょうか、私には見えません。 新年度予算の中に、町民が真ん中にいる景色が見えないことを申し添えて、反対の討論といたします。
○議長(日高幸一君) 反対議員。
◎議員(松本俊二君) 議長。松本。
○議長(日高幸一君) 松本議員。
◎議員(松本俊二君) それでは、議案第19号、令和3年度綾町一般会計予算について、反対の立場で討論をいたします。 3月9日の質疑でも、また3月11日の一般質問でもこの令和3年度予算案に対する意見を述べましたが、編成に当たっての町長の基本的な考え方、編成までのプロセスには大きな問題があり、その結果として提案された予算案にも綾町、そして町民への愛情が感じられなかったことから賛成できかねるとの判断に至りました。 実は、昨日の朝まではやむを得ないが賛成せざるを得ないという考え方も持っていました。なぜなら、予算案にある全ての事業や項目に対して反対しているわけではないこと。また、全て百点満点、完璧でなければならないというのは現実的ではないと、最低でも合格点のレベルであれば、そこから完成度を上げていくという考え方を私自身が持っていること。加えて、否決された場合、町民の生活への影響を考えたからであります。実際に、総務委員会での予算審査において、各担当課長の説明を聞くと聖域なき9%削減目標という指示に基づき、前向きな考え方や予算措置を否定される状況の中で、課長たちなりに苦労してつくったと思える部分もありました。ただ、一方で、令和3年度予算で前向きな考え方や予算措置に至らなかったことについて、できない理由を話す姿には厳しく指摘もいたしました。そういうことから賛成もやむなしとの考えがありました。 しかしながら、今回の令和3年度予算案は、町長が令和元年6月9日に就任してから前回の令和2年度予算に続いて2度目の予算編成であります。また、役場職員時代には予算編成の経験もあり、議員時代には予算審査の経験もある副町長も、そして職員も町長との予算編成は2度目であります。結果として、こういう予算案になってしまったことは残念でなりません。 前回の令和2年度予算で、町長は予算編成が初めてだったとか、副町長は、課長たちが上げてきたことは必要だから上げてきたもので、そう簡単に削減はできない、といった言い訳をしました。そんなことが通用するはずもない2度目の予算編成なのです。 令和2年度予算編成においても、町長が綾町の未来へのビジョンや各事業に対する明確かつ具体的な方針を示さないと、結果的に職員は前年度をベースにした検討しかできない、との意見を述べましたが、残念ながら、今回もそのことは無視された結果となっています。 また、町長は、ビジョンや方針を示さないばかりか、単純に聖域なき9%削減目標という指示だけを職員に出しております。9%削減の指示を否定するものではないということは一般質問でも言いましたが、その前提として、町の未来へのビジョンや各事業に対する明確かつ具体的な方針とセットであることは至極当然であり、誰に言われなくても分からなければならないと思います。 綾町の長期的、中期的、短期的に目指すべき目標について、議会や役場職員としっかり議論を重ねた上で、事業の方向性や予算措置を行っていくという基本的な考え方やプロセスが欠如していることについて、町長には猛省を求めます。 町長は、「町民が真ん中」と言いながら、この2年間ではその取組も成果も見られません。ましてや、この令和3年度予算のどこが「町民が真ん中」なのでしょうか。令和2年度予算と比べると主体的な新規事業は全くないと言っていい状況で、縮小や廃止した事業も令和2年度で事業が終了したものがほとんどで、そこにも主体性は見られません。全体の予算規模としても、先ほどから同僚議員が言っているとおり、広沢地区の畜産クラスター事業約7億円とふるさと納税の増加分1億円を除くと、わずか約4,000万円減とほとんど変わりません。広沢地区の畜産クラスター事業は経済連の事業であり、予算的にも町にとってプラマイゼロであり影響はありません。 さらに、令和2年度の目玉として3年計画でスタートした観光まちづくり専門家招へい事業については、令和3年度の予算には計上されず、事業自体が中止となっています。この事業には令和2年度に約540万円の予算が計上されており、特別交付税措置により、町からの持ち出しはゼロとの説明を聞いております。しかしながら、昨年11月の申請の段になって県から指摘があり、12月に特別交付税措置が受けられないことが判明したとのことであります。それから、この議会まで一切その件について報告も説明もありません。その間に臨時議会や12月定例議会があったにもかかわらずであります。結果として、この事業は町からの持ち出しになるわけで、いわゆる自腹での事業となってしまいました。 国広橋の件をはじめ、同じようなことが発生しており、町長から、もしくは副町長からしっかり確認するようにとの指示を出していれば防げたはずです。国広橋の件では、自分が町長ではなかったときのことだと責任逃れをされていました。そういう当事者意識や危機感の欠如が招いた、まさに起こるべくして起った事件であります。 しっかり聞いといてください。令和3年度の所信並びに施策方針にもうたっている財政再建や行政の信頼回復とは真逆のことが行われており、そのような状況を踏まえると令和3年度予算案そのものの信頼性を疑わざるを得なくなりました。 加えて、歳出を抑えて財政調整基金を積み増すことが最優先され、町民の生活や安全、安心は二の次という考え方には到底同意できません。 例えば、町長の公用車の廃止の件です。確かに180万円の経費削減はできます。しかしながら、タクシーの中では当然のことながら重要な会話はできませんし、重要な書類を忘れたりするリスクもあります。自治体の首長としての自覚と責任の欠如はこういうところに現れています。また、数少ないタクシーを使用することで、高齢者の利用に支障が出ることも考えられます。経費削減を優先した結果、危機管理上の問題や町民への影響に考えが及んでいません。 次に、千尋自然公園、いわゆる大吊橋の飲料水問題です。先ほど同僚議員からもありましたけれども、せっかく日機装と東京大学に協力をしていただき、これまで町が考えていた金額よりもはるかに少ない金額で対応できるにもかかわらず、先送りする結果となっております。綾町を代表する観光地の一つであり、敷地内にある店舗や資料館の活用などで公園全体の活性化だけでなく、綾町への入込み客数の増加にもつながるチャンスを逃すことになりました。ここでも経費削減を優先した結果、観光面での戦略的な施策が欠落してしまったと言えます。 さらには、避難訓練を含む防災・減災への取組、基幹産業である農業への取組、移住・定住推進への取組など多岐にわたる分野で、財政再建の名の下に戦略的な予算措置がなされていません。まさに綾町、そして町民への愛情が感じられないということであります。 たとえ、この予算案が否決されたとしても、もともとが令和2年度と実質的に変わらない予算であることから、当面は令和2年度予算をベースとした暫定予算でも町民の生活に大きな影響はないと考えております。 一方で、仮に本予算案が可決されたとしても、町長はじめ、執行部においては速やかに議会との協議を開始し見直しを行い、補正予算等で対応されることを強く求めます。 町長はこれまでも、附帯決議を単なる要望だと無視したり、様々なことについて議会との調整もせずに独断で発言したりと、独善的かつ独裁的な町政を行ってきました。過去の議会全員協議会では、町長自ら「納得いかないものは否決してもらって構わない」との発言もしています。 最後に、昨年の11月の臨時議会でコロナの臨時交付金の残金の使い方について、この議会では5対4のぎりぎりで可決された意味すら理解しようとせず、また、どうせ議会は予算を通さざるを得ないだろうという、議会や町民を置き去りにした、独りよがりで安易な考え方に終止符を打つべきであるとの思いを同僚議員に強く訴えて、反対討論を終わります。
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第19号に対する各委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 3名)
○議長(日高幸一君) 起立少数。よって、議案第19号、令和3年度綾町一般会計予算は否決されました。────────────・────・────────────
△日程第20.議案第20号
△日程第21.議案第21号
△日程第22.議案第22号
○議長(日高幸一君) 日程第20、議案第20号、令和3年度
綾町国民健康保険特別会計予算から日程第22、議案第22号、令和3年度
綾町介護保険特別会計予算までを一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。
◎文教福祉委員長(橋本由里君) 議案第20号、令和3年度
綾町国民健康保険特別会計予算につきまして、委員会の報告をいたします。 経過及び結果、主な内容については、ご覧をいただきたいと思います。 委員会審査で分かったこと。 ①平成30年度に都道府県が保険者に加わった制度の変更から4年目を迎えます。被保険者数は2,205人で、令和2年度当初より47人少なくなっています。 ②人口減少や社会保険への増加で、この制度の被保険者数は減少傾向が続いています。 ③令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の影響から保険税収入の落ち込みが予想されるために、県特別会計剰余金を投入し、県への給付金が減額となっています。県剰余金の投入は医療分に対してのみで、後期高齢者支援分、介護給付金分には投入はされておりません。 ④はり・きゅう・あんま施術補助は、年齢制限はなく、国民健康保険加入者であれば1人年48回、1回につき1,000円の補助が出されます。国保加入世帯の世帯主が事前に役場で施術利用者証の交付を受けることが原則となっており、綾町内では2か所の施術所を利用することができます。 ⑤令和2年度の特定健診は、毎年町民の多くが受診される5月の受診日を緊急事態宣言発令中のために中止をしました。5月受診希望者には6月以降の健診日の案内をして振り分けをいたしましたが、受診者が増えず、44%にとどまる見込みとなっております。 新年度は、健康づくり推進委員、役場職員による受診勧奨の戸別訪問の実施に力を入れていきたいということが、担当課から言われました。また、フレッシュ健診、消防団健診にも力を入れていくということでございます。 採決に当たっての主な意見といたしまして、①特定健診受診を増やすことが、ひいては国保税の引き下げにつながる。このことを被保険者に理解してもらうことが大事。 ②慢性疾患で定期的に医療機関に通院しているという理由で健診を受けそうにない人に受けてもらう取組も重要。 ③はり・きゅう・あんまの補助の仕方は考えてほしい。 ④健診者数の減少は、コロナウイルス感染症の影響もあると思うが、被保険者として最低の義務だと考えてほしいという要望が述べられ、全員賛成で可決をされております。 併せて、大変申し訳ございません。先ほど、午前中に報告をいたしました73ページの一般会計補正のところですけれども、社会教育課の③のところで、多くの「行事」とすべきところが「行儀」というふうに変換ミスをされておりますので、訂正をお願いいたします。
○議長(日高幸一君) 橋本議員。21号。
◎文教福祉委員長(橋本由里君) すみません。一括報告でした。ごめんなさい。 議案第21号、令和3年度
綾町後期高齢者医療特別会計予算につきまして報告いたします。 審査の経過及び結果、主な内容はご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 被保険者数は1,356人。75歳未満の方を23人含んでおります。75歳未満の方は、一定の障害があり、本人が申請すれば、後期高齢者医療保険被保険者になれます。しかし、それ以前加入していた保険の喪失手続が必要となります。 2、保険料の徴収方法は、特別徴収、いわゆる年金からの天引きのことです、それが7割。普通徴収──口座引き落としや窓口の支払い方が3割となっております。保険基盤安定負担金の軽減分は、県が3、町が1の割合で負担しております。高齢者の健診は新年度600人の見込みとなっております。健診は、町内の3内科の医療機関で受けられます。 採決に当たっての主な意見です。 ①広域連合議会に議員を出していない自治体として、協議や要望を伝える場が必要である。 ②保険料の収納に努めてほしい。 ③加入者も予算額もほとんど変化がない。今のままでやってほしいという意見が出され、採決の結果、可決です。 続きまして、議案第22号、令和3年度
綾町介護保険特別会計予算につきまして、報告いたします。 委員会審査で分かったことです。報告いたします。 ①1号被保険者数は2,635人で、令和2年度より36人増える見込みです。 認定者数は408人、約15.5%となっています。 介護認定調査員は3人体制を予定しております。令和2年度は調査数が少なかったのですけれども、令和3年度は増加の見込みとなっています。 認定は、一度認定を受けると3年から5年で見直しが行われますので、多い年と少ない年があるということです。 ④認定審査会は、1市2町の広域で実施をしております。費用負担は、均等割10%、人口割45%、件数割45%となっています。 ⑤地域密着型サービス給付金の2,002万8,000円の減額は、「ゆうあい綾」が事業をやめた影響が大きいのですけれども、ゆうあい綾を利用していた方は、宮崎市や国富町、町内の施設を利用されています。ただ、それらの施設が地域密着型ではないためにこの予算から支出しないことになって、減額が大きくなっております。居宅介護サービス給付費から支出しているということで、利用者さんの大きな環境変化はないということで報告を受けました。 ⑥高額介護サービスの月額の負担上限額は、現役並み所得のある方は基本世帯当たり4万4,400円、生活保護受給者の方は1人当たり1万5,000円で、月額の負担上限額を超えた分は、介護保険から支給されます。次の表は、いわゆる月々の要介護度による要介護、要支援度に、介護度による限度額と自己負担額を明記しております。ご覧ください。介護保険が適用される介護サービスは、自己負担は1割から3割となっています。 採決に当たっての主な意見といたしまして、①包括支援センターは、社会福祉協議会からの派遣職員でやっと回している。今後どうするのかを協議すべき。 ②サービスの充実を図ってほしい。 ③負担軽減のため、国への要望に取り組んでほしい。 ④キャラバンメイトフォローアップ研修が認知症のサポートができるように望むという意見が出され、採決の結果、可決をされております。 以上、報告を終わります。
○議長(日高幸一君) 最初に、日程第20、議案第20号、令和3年度
綾町国民健康保険特別会計予算を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第20号の原案に反対の討論を許します。
◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(日高幸一君) 橋本議員。
◎議員(橋本由里君) 議案第20号、令和3年度
綾町国民健康保険特別会計予算に反対の立場で討論を行います。 新年度予算は、資産割負担を1ポイント減らし、所得割を増やすという税本来のありように近づけたことは評価をします。しかし、歳入見込額から歳出総額を差し引いた額を全て被保険者から国民健康保険税として徴収とするという予算になっています。これまでは、年々税額が上がることは必至なために、基金を投入して上げ幅を少なくしたり、引き下げたりしてきました。しかし、所得の確定した後に、必要ならば基金を入れるという様子見の予算計上となっています。 国民健康保険税負担は、既に納税能力の限度を超えているのに、被保険者の納め過ぎた税金を管理している自治体が、その被保険者のお金を出し渋るという予算であり、納得できません。 先日、町長は私の求めに応じて、町長が国民健康保険加入者だったら、現在の町長歳費で国保税が幾らになるか試算をされました。現在の共済費よりも年間45万円上がると答えられました。それを国民健康保険被保険者に課しておいて、所得が幾らになるか様子を見るというのは認められません。全国には、基金の取り崩しもさることながら、一般会計からの法定外繰入れも行って、負担軽減を図っている自治体がたくさんあります。また、均等割や平等割をしない自治体もあります。 住みやすい、暮らしやすい綾町をつくるなら国民健康保険税の引下げは、その第一歩だと思っています。 もう一つ、滞納者への制裁、資格者証や短期保険証の交付はやめるべきです。滞納を減らす手段に効果がないことは全国の事例で分かっています。納税相談の機会をつくるためだと言いますが、罰を科して敷居を上げて、相談に来ないのが悪いというやり方では信頼関係は生まれません。被保険者への高飛車なやり方ではない方法を考えてみたことはあるでしょうか。滞納は、するほうも、それを回収するほうも大変です。だからこそ、負担軽減が大事なのです。国の責任放棄は容認しておいて、被保険者に重税を求めることは認められないという立場で反対をいたします。
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。
◎議員(児玉信君) 議長。児玉。
○議長(日高幸一君) 児玉信議員。
◎議員(児玉信君) 議案第20号、令和3年度
綾町国民健康保険特別会計予算について、賛成の立場で討論いたします。 一般被保険者療養給付費増額は顕著に現れている予算であります。コロナウイルスの関係もあり、特定健診の受診率が低いことも要因であると考えられます。 医療費増の裏側には、この特定健診を最低限の取組だと思っております。先ほどの委員長報告でもありましたように、特定健診を増やすことが国保税の引き下げにつながるという認識、被保険者に理解を十分していただくよう、再度徹底した健診の推進をお願いしながら討論といたします。
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第20号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 7名)
○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第20号、令和3年度
綾町国民健康保険特別会計予算は、委員長報告のとおり可決されました。 ここで暫時休憩をいたします。(休憩午後2時42分)………………………………………………………………………………(再開午後2時55分)
○議長(日高幸一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、日程第21、議案第21号、令和3年度
綾町後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第21号の原案に反対の討論を許します。
◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(日高幸一君) 橋本議員。
◎議員(橋本由里君) 議案第21号、令和3年度
綾町後期高齢者医療特別会計予算につきまして、反対の討論を行います。 後期高齢者医療の保険料は、2年に1度の見直しです。新年度は見直しのない年、つまり、保険料の引上げ、引下げはない年になると思います。私の記憶では、おととしの見直しでも改定はなかったと思いますので、4年間同じ保険料になるのだと思います。 しかし、先日もお伝えいたしましたが、この制度は実に実態が分からない制度で、広域連合議会に議員を出していない綾町では、75歳以上の方々が置かれている広域連合の事業内容も問題も大変分かりづらい制度です。町長は広域連合議会の議事録をご覧になったことがあるでしょうか。または、広域連合議会の提出の資料に目を通したことはおありでしょうか。ぜひご覧をいただきたいと思います。 私は、先日紹介した以前の老人医療保健制度に戻すべきだと思っています。今の制度は、高齢者を大事にしようという考えは全くないと思っています。高齢になったらお金のことを心配しなくても安心して暮らせる社会保障がきちんと守られている社会が約束されていれば、若者も安心して生活できるのだと思っています。消費税はそもそもそのためだったはずなのに、約束はずっとほごにされたままです。今度は医療費の窓口支払いを2割負担にしようなどと言うのですから、あきれるばかりです。自治体に保険徴収と健康診査の課題だけを押しつけるこのような制度に物申すべきだと思っています。 以上、討論といたします。
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。
◎議員(児玉信君) 議長。児玉。
○議長(日高幸一君) 児玉信議員。
◎議員(児玉信君) 議案第21号、令和3年度
綾町後期高齢者医療特別会計予算について、賛成の立場で討論いたします。 綾町は、75歳以上は1,300人以上に及びます。後期高齢者医療保険料は、特別徴収、普通徴収にかかわらず滞納がないようにするべきであり、加えて、健康保持増進には健康診査が欠かせないと考えます。 後期高齢者医療については、広域連合で運営している関係で、医療制度については内容が把握は大変困難であります。将来的には町内において次年度以降、さらに75歳以上の人口が増えていくと考えられます。よって、後期高齢者医療体制の充実強化をしていただき、要望も踏まえ、討論といたします。
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第21号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名)
○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第21号、令和3年度
綾町後期高齢者医療特別会計予算は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第22、議案第22号、令和3年度
綾町介護保険特別会計予算に係る、委員長報告に対する質疑を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第22号の原案に反対の討論を許します。
◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(日高幸一君) 橋本議員。
◎議員(橋本由里君) 議案第22号、令和3年度
綾町介護保険特別会計予算に反対の討論を行います。 令和3年度は、介護事業第8期に入ります。制度創設から21年、介護保険制度は介護の必要な町民を救ってきたでしょうか。新年度、綾町の1号被保険者、6歳以上の人が支払う保険料は1億5,692万6,000円と予算計上されております。1号被保険者のうち介護認定者は15.5%だけです。必要な人に必要なサービスを提供する介護保険制度は、15.5%の認定者で既に行き詰まっています。事業改定のたびに保険料が上がっているという、どういう制度でしょうか。21年前に、こうなることは既に予想されていました。当時から、保険あって介護なしの制度と言われておりました。 制度創設前は、綾町では高齢者の介護はどうしていたでしょうか。今ほど高齢化率は高くありませんから、介護を受けている人は今よりは少なかったと思われます。その当時は町内に3人のヘルパーさんがおられました。私は今でもその3人のヘルパーさんを顔も名前も覚えています。多分、社会福祉協議会に所属しておられたのではなかったかと思います。措置制度でお世話をされておりました。それで回していける状況ではございました。 この制度は、国の負担を軽減するために高齢者に負担を押しつけ、その後も高齢者が増えるほど、要介護者が増えるほどに負担が増える制度に変容させたものです。しかし、こうした中でも住民のために、自治体があの手この手でサービスを充実させ、限度額を超えるサービスが必要には、介護保険とは別枠でサービスを提供し、保険料、利用料の減免制度をつくって運用している自治体があります。国への要望はもちろんのこと、住民福祉の向上のために施策を講じるよう求めます。 また、福祉事業に従事する人への支援や、待遇改善についても意を注ぎ、事業者との意見交換も求めます。併せて、包括支援センターの場所も含めた充実、特に社会福祉協議会からの派遣の皆さんの雇用形態についても再考を求めて討論といたします。
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。
◎議員(児玉信君) 議長。児玉。
○議長(日高幸一君) 児玉信議員。
◎議員(児玉信君) 議案第22号、令和3年度
綾町介護保険特別会計予算について、賛成の立場で討論いたします。 居宅介護サービス給付費は、前年に比べて本年度はさらに多額の予算が組まれている現状であります。交付金などを利用しながらサービスの充実を図っていただきたいと思います。 補正でも上げておりました地域密着型介護サービスについての積極的な取組をお願いしながら討論といたします。
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第22号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名)
○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第22号、令和3年度
綾町介護保険特別会計予算は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・────────────
△日程第23.議案第23号
△日程第24.議案第24号
△日程第25.議案第25号
△日程第26.議案第26号
○議長(日高幸一君) 日程第23、議案第23号、令和3年度
綾町農業集落排水事業特別会計予算から、日程第26、議案第26号、令和3年度綾町水道事業会計予算までを一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。
◎総務委員長(松本俊二君) それでは、議案第23号、令和3年度
綾町農業集落排水事業特別会計予算について報告いたします。 主な内容についてですが、予算額は2,080万円、対前年比663万円増、割合にして3.3%増となっております。 加入状況につきましては、公共施設が2か所、事業所2か所、一般家庭が47世帯となっております。 委員会審査で分かったこと。 ①令和6年度から始まる公営企業会計の適用に向けた業務の一部は、オリジナル設計に委託をするということであります。 主な意見としましては、引き続き環境保全に努めていただきたいという意見があり、全員賛成で可決されております。 続きまして、議案第24号、令和3年度綾町公共
下水道事業特別会計予算について説明を行います。 主な内容は、予算額1億3,600万円、令和2年度比で1,200万円増、9.7%増となっております。 管渠整備は150メーター、公共ます設置は10か所の予定となっております。 委員会審査で分かったこと。 ①浄化センターの施設管理については、令和2年度から株式会社産商と包括的管理業務契約を締結している。同制度については、宮崎市は導入済みで、国富町は検討段階であります。また、薬品等の調達の柔軟性向上や補修費等の諸経費率の削減や、予算措置に係る職員負担の軽減が図られることに加えて、年間約390万円の経費削減効果が期待されております。 ②指定店登録数は32店舗ありまして、うち町内事業者は11店、責任技術者登録者数は合計で34人、うち町内は12人となっております。 ③企業債の償還額は、令和3年度6,267万円(見込み)以降、年々増加し、令和12年度にピークを迎え、7,292万3,000円となる見込みであります。その後は減少傾向となり、令和16年度には5,744万1,000円の見込みとなる見通しであります。 主な意見としましては、①産商との包括的管理業務契約の効果は期待するが、あくまでも委託するのは綾町であり、委託先に丸投げすることなく、事業年度ごとの十分なチェックが必要。 ②引き続き加入者増に向けた取組強化が必要との意見が出され、全員賛成で可決されております。 続きまして、議案第25号、令和3年度
綾町浄化槽事業特別会計予算について報告いたします。 予算額は4,140万円、対前年度比214万8,000円の減になっております。比率にして4.9%の減となります。 浄化槽設置計画は、20基を予定しております。5人槽が12基、7人槽が7基、10人槽が1基の予定です。 委員会審査で分かったこと。 ①5人槽12基中の4基は、70歳以上の負担金免除の対象となっております。 ②浄化槽の当初負担額は1基当たりで、町設置型では5人槽が18万8,000円、7人槽が21万4,000円、10人槽が26万円。個人設置型──これは新築の場合ですけれども、5人槽は64万円、7人槽が76万2,000円、10人槽が98万7,000円となっております。 ③町設置型の設置後の町費負担──これは年間1基当たりの分ですけれども、5人槽が3,312円、7人槽が2,792円、10人槽が1,412円となっております。 主な意見としましては、①国は公設浄化槽を推奨しているが、県内で公設浄化槽での設置を実施しているのは、宮崎市と日南市と綾町の3自治体のみであることから、公設浄化槽にも課題があると考えられる。 ②町設置型(公設浄化槽)と個人設置型における当初及び設置後の町費負担について、今後の具体的なシミュレーションを行った上で、浄化槽設置に対する補助の在り方について、いま一度検討すべきであるとの意見が出され、採決の結果、賛成多数で可決されております。 続きまして、議案第26号、令和3年度綾町水道事業会計予算について報告いたします。 給水戸数は3,070戸、前年度比で10戸増加しております。 年間総給水量は77万6,000立米、前年度比で3,000立米増加しております。 送配水設備更新につきましては、配水管並びに中継ポンプで1億2,800万円を予定しております。 委員会審査で分かったこと。 ①令和3年度の純利益は364万5,000円を予想。令和2年度の純利益は598万1,000円の見込み。 ②企業債の令和2年度償還額は3,346万4,000円、これが令和5年度には平成3年から平成4年の償還が終了することから1,691万2,000円となりますが、令和6年度から水道施設更新事業に係る元利金償還が始まるため、増加傾向となります。その後、令和13年度には3,946万4,000円と、令和2年度を上回る水準までになります。 ③指定給水装置工事事業者登録数は74業者、うち町内は9業者であります。 主な意見としましては、①送配水管の老朽化は進むばかりで、漏水修繕も今後増加することが予想される。早期発見、早期対応をお願いする。 ②水道料金の値上げは避けて通れない状況にある。町民への理解が得られるよう、計画的かつ早めの準備が必要。 ③第二水源地の候補地については、早めにめどをつけておく必要があるとの意見が出され、全員賛成で可決されております。 以上、報告を終わります。
○議長(日高幸一君) 最初に、日程第23、議案第23号、令和3年度
綾町農業集落排水事業特別会計予算を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第23号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第23号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第23号、令和3年度
綾町農業集落排水事業特別会計予算は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第24、議案第24号、令和3年度綾町公共
下水道事業特別会計予算を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第24号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第24号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第24号、令和3年度綾町公共
下水道事業特別会計予算は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第25、議案第25号、令和3年度
綾町浄化槽事業特別会計予算を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第25号の原案に反対の討論を許します。
◎議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(日高幸一君) 青木議員。
◎議員(青木實君) 反対の立場から討論をさせていただきます。 つい先日、町民課から資料を頂きました。例えば、この資料によりますと、5人槽を入れる場合に、設置工事費用として83万7,000円かかっております。それに対して、使用者が払う設置負担金は8万6,000円であります。当然、これでは足りませんので、じゃあ、そこを何で穴埋めしているかというと、国庫補助金、それから県補助金、それから町が起こした起債ですね。 ランニングコストを見ますと、5人槽で保守点検、清掃等々3万8,472円かかっております。それに対して、使用料は3万5,160円で、町費がさらに3,312円、そこにまた上乗せしないと、ペイしないということです。 この例からも分かりますように、使用者にとってはかなりいい制度だと思いますが、町にとってはかなり負担が大きいと思います。町民課の説明は、負担はそんなに多くありませんということですけれども、私の捉え方と大分違っております。 以上をもちまして、反対といたします。
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第25号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名)
○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第25号、令和3年度
綾町浄化槽事業特別会計予算は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第26、議案第26号、令和3年度綾町水道事業会計予算を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(日高幸一君) 橋本委員長。
◆議員(橋本由里君) すみません、1点だけお願いします。 主な意見の3番目に、第二水源地の候補地について、その記載があるんですけれども、第二水源地の確保が必要な何か具体的な状況が起きているのかどうか、分かっていたら伺いたいと思います。
○議長(日高幸一君) 松本委員長。
◎総務委員長(松本俊二君) 現時点では、第一水源地で十分であるということでありますけれども、当然準備をしておくことが必要だということは前々から委員会でも話、出ておりましたので、引き続きその検討をしていただきたいということでありました。 以上です。
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第26号の原案に反対の討論を許します。
◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(日高幸一君) 橋本議員。
◎議員(橋本由里君) 議案第26号、令和3年度綾町水道事業会計予算につきまして、反対の討論を行います。 反対の理由は、いつも1点だけです。私は、消費税には反対の立場です。それで、消費税がこの綾町の水道事業会計の水道料金、利用者が払う水道料金にも消費税が添加をされております。私は、なければ生きていけない水に対して、消費税を添加することは認めない立場から反対するものです。 また、水道料金の値上げが議会のたびに意見として出されるようになってまいりました。それでも、先ほどの委員長からの報告もありましたように、新年度も料金の黒字が大体予想されている予算になっております。水道料金の値上げにつきましては、慎重な審議をされるように求めまして、討論といたします。
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第26号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名)
○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第26号、令和3年度綾町水道事業会計予算は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・────────────
△日程第27.議案第27号
△日程第28.議案第28号
○議長(日高幸一君) 次に、日程第27、議案第27号、財産の処分について及び日程第28、議案第28号、
大淀川左岸地区水利施設管理強化事業の事務の委託に関する規約の協議についてを議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。
◎総務委員長(松本俊二君) それでは、議案第27号、財産の処分について報告いたします。 主な内容は、
エコクリーンプラザみやざきの管理運営主体が令和3年4月より宮崎市となるため、共有持ち分の用地を宮崎市に譲渡するものであります。 委員会審査で分かったこと。 ①綾町の共有持ち分の土地6,169平米を1,174万6,500円で譲渡します。建物等については無償譲渡となります。 土地の譲渡価格については、令和元年度に実施した不動産鑑定評価に基づき算定したとのことです。なお、鑑定業務につきましては、株式会社カミムラ総合鑑定に委託。綾町負担分は1万4,262円、総額の1.45%でありました。 建物等については、施設等の維持管理費用を宮崎市が負担するため、無償譲渡とすることになりました。 ②資産譲渡後の綾町の負担については、処理するごみの量の割合に応じた費用は発生する。 最終的な綾町の実質負担額については、約800万円の負担増となる見込みであります。 その理由としましては、令和3年度予算におけるエコクリーンプラザみやざき運営管理費は179万6,000円の減額となりますが、これまで歳入として見込んでいた有価物収入の約1,000万円が宮崎市の収入となり、歳入減となるためであります。 また、負担割合の変更も要因の一つではないかと考えられています。新旧の状況については記載のとおりであります。 採決に当たっての主な意見につきましては、特にございませんでした。 全員賛成で可決されております。 続きまして、議案第28号、
大淀川左岸地区水利施設管理強化事業の事務の委託に関する規約の協議について報告いたします。 主な内容につきましては、
大淀川左岸地区水利施設管理強化事業に関する事務を宮崎市に委託し、これを管理及び執行するに当たり、委託に関する規約について宮崎市と協議を行うものであります。 委員会審査で分かったことは、①新年度に国の新たな補助事業、水利施設管理強化事業が始まることに伴う規約の整備であります。 ②本件に関しては、宮崎市、小林市、綾町が対象となっております。 ③負担金の増額はありません。新年度予算では、農地費の国営造成施設管理体制整備促進事業負担金84万6,000円の一部で、約20万円を見込んでおります。 採決に当たって、特に意見はございませんでした。 全員賛成で可決されております。 以上、報告を終わります。
○議長(日高幸一君) 先に、日程第27、議案第27号、財産の処分についてを議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第27号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。
◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(日高幸一君) 橋本議員。
◎議員(橋本由里君) 議案第27号、財産の処分について意見を述べて、賛成の意思を表明したいと思っております。 私たちは今回、委員会が最終日まで行われましたので、委員長報告にゆっくり目を通す時間があまりございませんでした。今、松本委員長の報告をお聞きして、運営管理費は179万6,000円減るんですけれども、有価物の収入が1,000万円分は宮崎市に入るということで言えば、私たち町民は、ごみの減量に取り組まないと負担割合も人口割がなくなって、ごみの量だけで95%、均等割5%ですから、これは町民としてごみの減量に改めて取り組まなければならないというふうに委員長報告書から読み取りました。 それで、担当課にお願いなんですけれども、このごみの分別に最初取り組んだ頃は、いろいろ混乱もしながらみんなでやってまいりました。今回、こうした財産の処分に合わせて、ごみの減量が非常に重要になっているということを町民にも広報して、みんなで取り組んでこの有価物の収入分を取り戻すぐらいの勢いでごみ分別をし、減量に取り組むその体制もつくっていただくようにお願いをいたしまして、討論とします。
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第27号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第27号、財産の処分については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第28、議案第28号、
大淀川左岸地区水利施設管理強化事業の事務の委託に関する規約の協議についてを議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第28号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第28号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第28号、
大淀川左岸地区水利施設管理強化事業の事務の委託に関する規約の協議については、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・────────────
△日程第29.令和3年請願第1号
○議長(日高幸一君) 次に、日程第29、令和3年請願第1号、綾郷土誌の改訂を求める請願書を議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。
◎文教福祉委員長(橋本由里君) 令和3年請願第1号、綾郷土誌の改訂を求める請願書。 提出者は継松敏夫氏です。 審査の経過及び期日についてはご覧ください。 請願の内容について、簡単に申し上げます。 綾郷土誌は、町制50周年を記念し、昭和57年に発刊されております。その中で、これまで、綾町での人々の暮らしは縄文後期より始まったとされておりますが、郷土誌発刊以降の文化財調査で縄文前期のものが出土しており、これらを踏まえて、綾郷土誌の改訂を求めるものとなっております。 委員会での主な意見を申し上げます。 ①訂正は認めるが、対策は広報のみでいいのではないか。 ②訂正を町民に知らせ、次の郷土誌編さんで正しい記載をするということで対応してはどうか。 ③どちらが正しいのかは判断が難しいが、反対はしない。 ④請願人の思いに鑑み、同意する。 以上の意見が出されまして、採決の結果、全員賛成で採択をされております。
○議長(日高幸一君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。令和3年請願第1号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。
◎議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(日高幸一君) 青木議員。
◎議員(青木實君) 賛成の立場から討論させていただきます。 綾の歴史を正しく認識してもらうために、必要不可欠なものと思います。町民の皆さんに、広報紙あやの中で取り上げていただき、また、綾郷土誌の中に訂正文を入れていただきたいと思います。 現物が、こういう立派な本であります。これ、社会教育課から分けていただきました。まだたくさん在庫があるというので、宣伝してくださいということも言われましたので、今、僅か500円で手に入りますので、ご関心のある方は求めていただきたいと思います。 その分も含めて、広報紙あやの中に入れていただければと思っております。
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。令和3年請願第1号に対する文教福祉委員長の報告は採択であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、令和3年請願第1号、綾郷土誌の改訂を求める請願書は、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。────────────・────・────────────
△日程第30.令和3年請願第2号
△日程第31.令和3年請願第3号
○議長(日高幸一君) 日程第30、令和3年請願第2号、消費税率5%への引き下げを求める意見書の提出を求める請願書及び日程第31、令和3年請願第3号、
綾町農業経営安定対策基金及び同基金事業推進会議に関する請願書を一括議題といたします。 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。
◎総務委員長(松本俊二君) それでは、令和3年請願第2号、消費税率5%への引き下げを求める意見書の提出を求める請願書について報告いたします。 主な内容につきましては、2019年10月の消費税率10%への引上げと複数税率の導入により、日本、地域経済の悪化を招き、さらに新型コロナウイルス感染症の拡大で深刻化しています。国民の営業と生活を守り、消費喚起、地域経済回復のために消費税率の5%への引下げを求めるものであります。 主な意見としましては、1、消費税は、消費一般に対して広く公平に課税されるものである。直近では、令和元年10月に8%から10%に税率が引き上げられ、それに伴い軽減税率制度が導入されました。 消費税が社会保障に必要な財源と位置づけられていることから、その目的に沿った使い方の徹底については切に望むところであります。 また、消費税率に対して様々な考えがあることは承知しているが、税率を5%に引き下げることが消費喚起や地域経済回復につながるとは言い難い。 コロナ禍における景気対策としては、様々な状況に応じたきめ細やかな施策が必要であり、その一つとして検討すること自体を否定するものではないが、消費税引下げだけを問題とすることには同意できない。 2、高齢化が進む我が国において、消費税は社会保障の財源であり、コロナ対策や東日本大震災の復興に係る財源としても必要不可欠である。社会保障のさらなる充実は課題だが、消費税の税率を引き下げた場合、逆に悪影響を及ぼしかねない。 3、政府はコロナ対策に係る莫大な財政負担を行っている。そのような未曽有の環境の中で、税率の引下げは難しいとの意見が出され、全員反対で不採択となっております。 以上で終わります。
○議長(日高幸一君) 引き続き、もう一本お願いいたします、請願第3号。
◎総務委員長(松本俊二君) 続きまして、令和3年請願第3号、
綾町農業経営安定対策基金及び同基金事業推進会議に関する請願書について報告いたします。 本請願につきましては、総務委員会並びに文教福祉委員会連合審査を実施しております。 内容を説明いたします。 綾町農畜産物総合価格安定基金が
綾町農業経営安定対策基金に移行した際、係争費用や委員報酬などが基金から支出できるように要綱等の変更も行われた。しかし、これは町から交付された補助金の目的外使用であり、係争費用が条例等に基づかないものであるので、これらの決定の撤回、事業を行う
綾町農業経営安定対策基金事業推進会議の運営の適正化、町補助金の返還を求めるものであります。 請願事項については、ここに記載のとおりであります。 主な意見としましては、1、請願事項(1)について、推進会議において賛成多数で可決されている。 請願事項(2)について、人それぞれの立ち位置や考え方によるため、適正化の判断は一律ではない。 請願事項(3)について、町に返還するのであれば、返金問題を解決した後でもよい。 2、請願事項のいずれも推進会議で諮られた事案ではない。また、基金事業の審議外の事案として総会の議決を得ることが必要。新たな基金事業でもあるので、新たな実施要項や設置要綱に関しても改めて総会の議決を求める。 3、請願事項(1)について、町からの補助金である町費基金から係争費用(裁判費用)を支出することは、請願理由にも記されているとおり、綾町農業の安定かつ総合的振興に関する条例の第1条(目的)に基づき、町から当該基金に拠出された補助金の目的、すなわち農畜産物の市場価格が大幅に下落した際に価格補填を行い、農家所得の安定化を図るという目的から逸脱していることは明白である。 また、綾町監査委員の報告書における「係争費用は、基金運営事務費等の一般管理費とは性質の異なるものである」との指摘は適正である。すなわち、係争費用は会議案内の通信費などの基金運営事務に要する経費と同じ性格のものではないということである。よって、実施要項「第25条(町費基金)」の規定の削除を強く求める。加えて、事務局の人件費を除く一般的事務費(通信費や印刷費等)については、受益者負担の原則から会員負担とする規定の制定を求める。 請願事項(2)について、要領では総会での議決が定められている議案を推進会議で議決するなど、会議の運営がルールに基づいて行われていないことは極めて問題である。推進会議の規定に基づく運営の徹底はもちろん、議案等の十分な説明や議事録の会員回覧の実施など、運営の適正化を強く求める。 請願事項(3)について、綾町監査委員の報告書における「生産者と同様に町費基金の早期の清算及び多額の現金を保管しない方法への切り替え」との指摘は適正である。町費基金の町への速やかな返還を強く求める。 4、請願事項の速やかな実行を強く求める。 5、本請願の審査で明らかとなった推進会議の議事録の作成に係る問題についても、各委員への確認を実施するなど会議運営の適正化を強く求めるとの意見が出され、賛成多数で採択されています。 以上、報告を終わります。
○議長(日高幸一君) 先に、日程第30、令和3年請願第2号、消費税率5%への引き下げを求める意見書の提出を求める請願書を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。令和3年請願第2号の原案に反対の討論を許します。
◎議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(日高幸一君) 青木議員。
◎議員(青木實君) 反対の立場から討論いたします。 政府の莫大なコロナ対策費という未曽有の環境の中、引下げは現実的には難しいと思います。
○議長(日高幸一君) しばらくお待ちください。 失礼いたしました。会議を開きます。 賛成の討論を許します。
◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(日高幸一君) 橋本議員。
◎議員(橋本由里君) 令和3年請願第2号、消費税率5%への引き下げを求める意見書の提出を求める請願書につきまして、賛成の討論を行います。 私は委員長報告書を見てびっくりいたしました。消費税は、消費一般に対して広く公平に課税されるとあります。水道料金にも出産費用にも消費税が課税されてきましたから、そういう意味では確かに広く課税されていると言えると思います。 しかし、決して公平ではありません。消費税は逆進性の高い税です。所得税は収入が多い人ほど高いという累進課税です。しかし、消費税は違います。収入の低い人ほど負担の重い税なんです。少し長くなりますが、ここはしっかりとご理解いただきたいのです。高所得者ほど可処分所得に占める消費支出の割合が低いので、消費支出に課税される消費税は、可処分所得に対する税の割合は所得が高い人ほど低くなるのです。ぜひご理解ください。 また、社会保障の税源だとの意見もありますが、消費税と法人税の減税はほぼ同額であり、社会保障に回っているという事実はありません。もっと簡単に言うならば、この綾町だけを見ても社会保障の最たるものである国保制度、そして後期高齢者医療制度、介護保険制度も負担は軽減されるどころか増え続けています。どの社会保障が消費税によって充実されたのでしょうか。 今、世界的に新型コロナウイルス感染症が蔓延する中、暮らしや営業への支援として、消費税、付加価値税という言い方もされておりますが、減税に取り組んでいる国は50か国に上っています。もちろん、方法や対象は様々です。例えばイギリスでは、飲食や観光業に対し20%のものを5%に引き下げています。マレーシアでは、観光やホテルサービスは6%を0%にしています。ドイツでは、カフェや食事は19%を16%に。ウクライナでは、文化イベントには20%だったものを0%などございます。こういう事実がある中で、日本でもせめて5%に引き下げてほしいというのがこの請願の趣旨だと思っております。 同僚議員の賛同を願って、この請願に対する賛成の討論といたします。
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。令和3年請願第2号に対する総務委員長の報告は不採択であります。したがって、原案について採決します。令和3年請願第2号は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 1名)
○議長(日高幸一君) 起立少数。よって、令和3年請願第2号、消費税率5%への引き下げを求める意見書の提出を求める請願書は、不採択とすることに決定いたしました。 次に、日程第31、令和3年請願第3号、
綾町農業経営安定対策基金及び同基金事業推進会議に関する請願書を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。令和3年請願第3号に対する反対の討論を許します。
◎議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(日高幸一君) 青木議員。
◎議員(青木實君) 反対の立場から討論いたします。 まず、請願事項の(1)について、補助金の目的外使用に係る決定の撤回ということについて、これは推進会議において賛成多数で可決されております。 (2)の運営の適正化については、人それぞれの立ち位置や物の考えによるので、適正化の判断は一律ではありません。 (3)町からの補助金の返還について、町に返還するのであれば、返金問題を解決した後でもよいと思います。 以上です。
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。
◎議員(松本俊二君) 議長。松本。
○議長(日高幸一君) 松本議員。
◎議員(松本俊二君) それでは、令和3年請願第3号に賛成の立場で討論を行います。 先ほど委員長報告にもありましたとおり、請願事項(1)につきましては、町からの補助金である町費基金から係争費を支出するということは請願理由にも記されているとおり、綾町農業の安定かつ総合的振興に関する条例の第1条(目的)に基づき、町から当該基金に拠出された補助金の目的から逸脱しているということは明白であると考えております。 また、綾町監査委員の報告書における「係争費用は、基金運営事務費等の一般管理費とは性質の異なるものである」との指摘が出ておりますが、これについて適正であるというふうに考えております。すなわち、係争費用は、会議案内の通信費など、基金運営の事務に関する経費と同じ性質のものではないというふうに言われているわけであります。よって、この規定を定めた第25条(町費基金)の規定というのは、その目的外使用に当たるかというふうに思っております。また、その議事の過程については、請願事項(2)にあるとおりです。問題があるというふうに考えております。 続きまして、請願事項(2)につきましては、今申し上げたとおり、要領では総会での議決が認められている議案を推進会議で議決するなど、会議の運営のルールに基づいて行われていないことが極めて問題であります。これはすなわち、今申し上げた第25条の新設に当たって、これは総会で決める内容となっているわけです。それを推進会議の中で決めているということによって、そこに要領を遵守していないということが言われるというふうに考えております。したがいまして、そういう運営の適正化、ルールに基づいた運営の適正化を求めるものとして賛同しております。 請願事項(3)につきましては、先ほど委員長報告にもありましたし、綾町監査委員の報告書にもあるとおり、「生産者と同様に町費基金の早期の清算及び多額の現金を保管しない方法への切り替え」ということを綾町監査委員は述べていらっしゃいます。この指摘は適正であるというふうに考えておりますので、一旦町に戻した上で、そしてそれに対して今後どうするかということを議会で協議をするべきだというふうに考えております。 以上で賛成の討論を終わります。
○議長(日高幸一君) 反対議員。
◎議員(山田由美子君) 議長。山田。
○議長(日高幸一君) 山田議員。
◎議員(山田由美子君) 反対の立場から討論を行います。 まず初めに、綾町農業の安定かつ総合的振興に関する条例の第5条では、町の第1項において基本計画の円滑な実施に努めることとする。第2項において、町は農畜産物総合価格安定制度に対して、予算の定めるところにあり、必要に応じて資金を拠出することができるとあります。 次に、内容を定めた
綾町農業経営安定対策基金事業実施の要綱の第26条の果実の運用に関しては、交付準備金に果実が生じたときは、これを推進会議の経費及び基金事業関連事務経費に充てることができるとあります。綾町は旧基金に対して、条例5条1項に及び、2項の円滑な実施と、農畜産物総合価格安定制度に対し支出してもよいという条文に基づき、町費基金に税金から支出しています。町費基金に関しては、毎年1,000万円捻出していますが、発動されるのは毎年約600万円程度で、約400万円は毎年繰り越されています。繰り越された予算は、第26条の果実の運用に基づき、通信費などの事務経費に支払って繰り越された金額は、約1億2,000万円になっております。 条文に関しては、設立当初から定められ、実施されてきました。今回の請願において論点になっている
綾町農業経営安定対策基金事業実施要綱の一部改正において、新設された第25条第2号第4項に規定する町費基金の使途について、第18条に規定する発動のほか、基金運営事務に要する経費とするとあります。第25条はこれまで要綱であり、第26条において規定され、事務経費などの原資についてより詳しく規定するものであります。 請願者の請願事項(1)補助金の目的外使用に係る決定の撤回、(2)推進会議の運営の適正化、(3)町からの補助金の返還です。 この(1)、補助金の目的外使用に係る決定の撤回について、請願者は第25条の決定を町の補助金を私物化しており、条例、要望、規則の目的に反するとあり、基金の目的以外の使用を、利用を上げています。理由としては、条例の条文から補助金の目的は、畜産物市場価格が大幅に下落した際、価格補填を行い、農家所得の安定化を図ることとした上で、改正後の新基金においてもその目的の変更に変更はないと述べています。また、補助金の規則の第9条第1項の目的以外の使用が認められていないと請願者は指摘していました。条文と照らし合わせると、条例の第5条では、町は第1項において、基本の円滑な実施に努めること、第2項において、町は農畜産物総合価格安定制度に対して、予算の定めるところにより、必要に応じて資金を拠出することができるとしています。 さらに、要綱の第26条の果実の運用に関しては、交付準備金に果実が生じたときは、推進会議事務経費及び基金事業関連事務経費に充てると述べられています。この事業について綾町は、制度の円滑な実施、資金の支出の努力が求められており、さらに交付準備金の果実については、事務経費及び基金事業関連事務経費に充てることが明文化されています。 今回の第25条の新設は、これまで明文化されてこなかった事務経費の使用について明文化するものであります。さらに、町の役割が示されている条例第5条1項に沿って、制度の円滑な実地が行われてこなかった場合、紛争解決に係る事務経費費用として、係争費用の支出と明文化され、むしろ円滑な運用を促すものであります。つまり、請願者の指摘する、町の補助金を私物化しており、基金の目的に反するという指摘は、全く当たらないこととなります。 今回の決定は、果実から事務費を捻出する、紛争の解決に関する明文化がないという不安定な仕組みに対して線を引き、適正で円滑な実施を促すものとなります。 2番目の推進会議の運営適正化に関して、請願者は、各委員に対して十分な説明がなされないまま決定されたと述べていますが、この変更は各委員に対する説明、委員会の質疑、議決を通じて決定されています。このプロセスは、その他の条例などの改正と全く変わらない十分なプロセスであると考えます。 議事録を確認したところ、各種団体の参加者からの質問はなく、原案どおり可決されています。プロセス自体に問題はなく、再度検討する必要はないと考えます。この事項に対しても問題がなかったということになると思います。 3番目、町からの補助金の返還について、請願者は、生産者には横領された金額を除く基金積立金を返還していることから、町が補助金として消し崩した基金積立金についても、同様に町に返還することが至極当然とありますが、
綾町農業経営安定対策基金事業実施要項果実の運用第26条第1項交付準備金に果実が生じたときは、推進会議の経費及び基金事業関連事務経費に充てることができるものとする。第2項第4条に定める事業期間が終了した時点において、推進会議事務経費及び基金事業関連事務経費に充てても残額がある場合には、これを推進会議に、事務口座に繰り入れるものとするとあります。このことから、町に返還した場合、その後の運営は独立していただくことになります。この事項はしっかりと考えていく必要があると思われます。 請願書にも書かれていますが、補助金が貴重な税金であることは言うまでもありません。その貴重な税金は補助目的に従い、適正かつ明確に実施されるものです。むしろこれまで、個人の発言と勝手な判断で決定され、自由な支出が認められかねない制度になっていたことは、認めざるを得ません。 第25条の決定は、これまでの放漫な理由に対して、決別するきっかけをもたらします。綾町の基幹産業である農業は、一人一人の農家さんによって支えられていることには間違いありません。彼らを支えるすばらしい仕組みに対して、様々な問題を清算を先送りにすることは、今後綾町が制度に対して支出することを再考しなければならない可能性も含めています。 給付金の一定割合は、町の税金で補われています。税金は、農業に従事していない人々、例えばサラリーマンであったり公務員、町外の企業に勤める人からも集められたものです。特定の業種を育成する事業に対して町が補助金を出すことは、あくまでも努力義務です。一定程度、税金の投入された制度に、運営が円滑かつ適正に行われていない状況を農業従事者以外にどのように説明しますか。税金の使い道を明らかにできない、責任も追及もできない、ブラックボックスのような制度、団体に対して、税金を投入することはできません。今回の第25条の追加は、責任の所在を明らかにするための費用であるとともに、制度自身の使途を明確化するものであります。 最後に、基本的なことを申し上げます。そもそも、25条の決定は、委員会による議論、承認を得て執行されているものです。既に決定された事案の結果をほごにして再度審議することは、民主主義の根幹を揺るがすもので断じて許されません。 以上、
綾町農業経営安定対策基金及び同基金事業推進会議に関する請願書を採択することの反対討論とします。
○議長(日高幸一君) 日髙憲治議員、何かありましたかね、今手を挙げられました。よろしいですか。
◎議員(日髙憲治君) ありません。
○議長(日高幸一君) はい。(なし)
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。令和3年請願第3号に対する総務委員長の報告は採択であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 6名)
○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、令和3年請願第3号、
綾町農業経営安定対策基金及び同基金事業推進会議に関する請願書は、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。 日程第32、令和3……。しばらくお待ちください。 大変申し訳ありません。先ほど、山田議員が討論中でありましたので、途中、止めることはちょっとできなかったんですが、4時をちょっと過ぎましたので、時間の延長というところを申し上げなきゃいけなかったんですけれども、そういうことで時間の延長をいたします。大変失礼しました。(時間延長午後4時03分)
○議長(日高幸一君) それでは、改めて申し上げます。────────────・────・────────────
△日程第32.令和3年陳情第1号
○議長(日高幸一君) 日程第32、令和3年陳情第1号、「たてよこ舎」の取り壊し予算案に関する陳情書を議題といたします。 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。
◎総務委員長(松本俊二君) 令和3年陳情第1号、「たてよこ舎」の取り壊し予算案に関する陳情書について報告をいたします。 主な内容を説明いたします。 綾町土地開発公社所有の旧谷口邸は、現在「たてよこ舎」がシェアオフィスの形態で利用をしていますが、昭和28年(1953年)の建築から約70年が経過し、老朽化も進んでいることから、令和3年度予算において上記建物の取壊しに要する予算が計上されました。 入居者においては、次年度の事業計画もあることから、建物の取壊しの延期及び関係予算の削除を求めるものであります。 主な意見としましては、1、令和2年11月以降の入居者による修繕や工事の実施状況からすると、令和3年度の契約更新について、もう少し早い時期から土地開発公社と契約先である不動産会社及び入居者との間で協議をしておくべきであったと考えます。 2、建物の老朽化による様々な危険性についても考慮が必要。 3、予算案からの削除という手段ではなく、入居者の思いも踏まえ、建物の取壊し時期や事業所の代替案等について、不動産会社及び入居者と改めて協議した上で、予算執行に係る検討が必要であるとの意見が出され、賛成少数によって不採択となっております。 以上、報告いたします。
○議長(日高幸一君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。令和3年陳情第1号に対する反対の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。
◎議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(日高幸一君) 青木議員。
◎議員(青木實君) 賛成の立場から討論をいたします。 入居者の立場に立って予算を再考し、そして削除していただきたいと思います。入居者との対話不足が、入居者を差し迫った状況に追い込みました。早急な結論を避けて、時間を設けるべきであります。建物の危険度、古民家という希少性をも考慮してほしいと思います。 入居者は、今ここで商売をしております。そして町外、県外、遠くは北海道から来た人たちでもあります。綾にとって、まちづくりという観点から将来の試金石にもなろうと思いますが、町長の判断には大いに首をかしげるものであります。法的にも問題があると思います。町長、自分のこととして考えていただきたいと思います。
○議長(日高幸一君) 賛成討論。
◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(日高幸一君) 橋本議員。
◎議員(橋本由里君) 令和3年陳情第1号、「たてよこ舎」の取り壊し予算案に関する陳情について、賛成の討論を行います。 今回のことは、役場側に大きな責任があると思っています。1年ごとの更新だったとしても、今年の1月にも入居を認めているのは事実です。それを契約していた不動産業者の責任にするとしても、借りている人が受ける影響を知らない、責任がないと開き直る立場ではないと思っています。陳情者6人は綾町民であり、事業を行っています。その上、事業継続のために電気工事や修繕なども行っているのです。 今回の陳情は、議会を傍聴した人からの情報で取壊しを知った陳情者が、何とか3月議会に間に合わせたいと急ぎ提出したもので、表現や内容など、言い回しや言い方に不十分さはあっても、それを酌むのが議会議員の役割ではないでしょうか。さらに、古い建物を大事に使いたいという陳情者の思いも理解できるものです。これ以上の改修にお金をかけられないのであるならば、そのような契約を協議すればいいと思います。 既に退会してしまいましたが、日本一美しい村の認定を受けようとしたときに大きなネックになったのは、町内に古い建物が少ないことでした。他の建物を購入したとき、大事に利用しようとしたはずです。 もう一つ付け加えたいのは、前町長時代にも申し上げましたが、土地開発公社の廃止を提案します。 土地開発公社は既に役割を終えている組織であるとの考えです。土地開発公社は、役場内にあるわけですし、今、多くの自治体では既になくしています。町長、ぜひこういうところの合理化は進めてください。今回、借入れを役場に移すということですから、よい機会です。公用地の先行取得の必要など、今の時代ではもう考えられません。ぜひ検討して実現してください。 重ねて、陳情者の思いをご理解いただき、賛同いただきますよう願って、討論といたします。
○議長(日高幸一君) 改めて、反対討論はありますか。
◎議員(松本俊二君) 議長。松本。
○議長(日高幸一君) 松本議員。
◎議員(松本俊二君) それでは、陳情第1号に対しまして、反対の立場で討論いたします。 ただ、反対と言いましても、先ほど同僚議員が述べたとおり、陳情者の思いというのは重く受け止めております。まさにおっしゃるとおり、行政側の手落ちがあったというふうに考えております。ただ、この陳情におきましては、いわゆる予算から削除してほしいということでありましたので、その部分については残念ながら反対をするという立場でいます。ただし、先ほど令和3年度一般会計予算が否決をされております。そのこととも関係するかと思います。 委員会審査では担当部署から、今後まだ1年あるということで、十分に協議を重ね検討をしていくという回答は出ております。したがいまして、先ほど委員長報告にもありましたけれども、その時間をしっかりかけて、入居者、それから不動産会社と協議をしていただいて、今後どうするかということも、また、本当に危険であるんであれば、ほかの代替場所というのも候補を考えているというふうに担当部署が言っておりましたので、そういうとこも含めて今後協議を重ねていって、いい結果につなげていただければいいというふうに考えております。 以上であります。
○議長(日高幸一君) 賛成討論。
◎議員(山田由美子君) 議長。山田。
○議長(日高幸一君) 山田議員。
◎議員(山田由美子君) 賛成の立場で討論させていただきます。 このたてよこ舎の方々、入居者の5名の方、一生懸命やられております。綾では考えられないことを、いろんなことを考えてされております。それを知らなかったということではちょっと済まされないと思います。大切に使っていただき──老朽化も進んでおりますが、その中でもやっていきたいという心持ち、またそのやりがい、綾に来ていただいたことに対して私たちがどういうふうに対処するかということを少し考えないといけないと思っております。その人たちの立場を考えて、行政のほうもやっていっていただきたいと思います。 以上です。
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。令和3年陳情第1号に対する総務委員長の報告は不採択であります。したがって、原案について採決します。令和3年陳情第1号は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 4名)
○議長(日高幸一君) 起立少数。よって、令和3年陳情第1号、「たてよこ舎」の取り壊し予算案に関する陳情書は、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。──失礼いたしました。「たてよこ舎」の取り壊し予算案に関する陳情書は、起立少数ということで、不採択とすることに決定いたしました。────────────・────・────────────
△日程第33.議員派遣の件について
○議長(日高幸一君) 日程第33、議員派遣の件についてを議題といたします。 議員派遣につきましては、綾町議会会議規則第120条の規定により、別紙のとおり派遣したいと思います。また、計画の一部変更等については、議長に委任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。(異議なし)
○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、議員派遣につきましては、別紙のとおり決定いたしました。────────────・────・────────────
△日程第34.各常任委員会の閉会中の審査及び調査について
○議長(日高幸一君) 日程第34、各常任委員会の閉会中の審査及び調査についてを議題といたします。 各常任委員長より、各常任委員会の所管事項については、閉会中の審査及び調査事項にしたいとの申出がありました。 お諮りいたします。各委員長より申出のとおり、閉会中の審査及び調査とすることにご異議ありませんか。(異議なし)
○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、各委員長からの申出のとおり、閉会中の審査及び調査とすることに決定いたしました。────────────・────・────────────
△日程第35.議会運営委員会の閉会中の審査について
○議長(日高幸一君) 日程第35、議会運営委員会の閉会中の審査についてを議題といたします。 お諮りいたします。議会運営委員会の所管事項のうち、次期定例会及び臨時会の会期日程等議会運営に関すること及び議長の諮問に関することについては、閉会中の審査事項とすることにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。(異議なし)
○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、議会運営委員会の所管事項のうち、次期定例会及び臨時会の会期日程等議会運営に関すること及び議長の諮問に関することについては、閉会中の審査事項とすることに決定いたしました。────────────・────・────────────
△日程第36.二反野地区
メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査について
○議長(日高幸一君) 日程第36、二反野地区
メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査についてを議題といたします。 お諮りいたします。二反野地区
メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査については、閉会中の審査事項とすることにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。(異議なし)
○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、二反野地区
メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査については、閉会中の審査事項とすることに決定いたしました。────────────・────・────────────
○議長(日高幸一君) 以上で、本日の議事日程の全部を終了いたしました。 議員各位には会期中熱心なるご審議を頂き、ありがとうございました。 また、執行部の皆様には誠意あるご説明、ご答弁を頂き、ありがとうございました。大変お疲れさまでした。 ここで、町長のご挨拶をお願いいたします。町長。(町長挨拶)
○議長(日高幸一君) これをもちまして、令和3年第2回綾町議会定例会を閉会いたします。(閉会午後4時18分)────────────────────────────── 会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。 令和 年 月 日 議 長 日高 幸一 署名議員 松浦 光宏 署名議員 松本 俊二...