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03月12日-04号

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  1. 綾町議会 2021-03-12
    03月12日-04号


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    令和 3年第2回定例会( 3月)令和3年第2回(3月)綾町議会(定例会)会議録令和3年3月12日再開       令和3年第2回綾町議会(定例会)が令和3年3月12日午前9時綾町役場議場に招集された。    出 席 議 員┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐│議席番号 │氏        名     │議席番号 │氏        名     │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│1    |松   本   俊   二  |6    |日   髙   憲   治  │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│2    |青   木       實  |7    |児   玉       信  │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│3    |山   田   由 美 子  |8    |松   浦   光   宏  │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│4    |池   田   和   昭  |9    |日   高   幸   一  │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│5    |兒   玉   千   歳  |10   |橋   本   由   里  │└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘    事 務 局┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐│局 長  │高   松   俊   秀  │書 記  │藤   島   裕   輔  │└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘    説 明 員┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│町長       |籾 田    学   |教育長      |日 高  和 典   |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│総務税政課長   |蓮 子  浩 一   |企画財政課長   │竹 下  琢 郎   |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│福祉保健課長   │佐 藤  光 久   │農林振興課長   |兒 玉  良 次   |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│産業観光課長   │松 下  栄一郎   │町民生活課長   |野 村    修   |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│建設課長     │中 原  修 一   │教育総務課長   |吉 鶴  慶 久   |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│         |           |ユネスコエコパーク|           |│社会教育課長   |森 園  由美子   │推進室長     |入 田  賢 一   │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│会計管理者    |小 村  久美子   |監査委員     |福 留  清 人   │└─────────┴───────────┴─────────┴───────────┘令和3年第2回(3月)綾町議会(定例会)議事日程令和3年3月12日再開        開    議   日程第1 一般質問会議に付した事件・議事日程と同じである。──────────────────────────────┌───────────┬──────────────────────────────────┐│質 問 事 項    │質問の要旨                             │├───────────┼──────────────────────────────────┤│提出議員 児玉    │                                  ││1.コロナワクチン接種│①2月の館長会でコロナワクチン接種体制に関する説明があったが、3月に││  について     │ 入り変更事項などあるのか伺う。                  ││           │②ワクチン接種の遅れが懸念されるが、現時点ではいつ頃になるのか伺う。││           │③ワクチン接種における今後の課題について伺う。           ││           │                                  ││2.令和3年度の予算案│①予算審議の各課におけるシーリングは達成されたのか。また、厳しい財政││  について     │ 状況であることは察するが、特に事業内容及び財源内訳など、際立つもの││           │ はあるのか伺う。                         ││           │                                  ││3.放課後児童対策につ│①児童館の利用状況について伺う。                  ││  いて       │②放課後等デイサービスは2012年の児童福祉法改正に基づくサービスで││           │ あるが、導入できるのか伺う。                   ││           │                                  ││4.町水道設置について│①町内において井戸水を生活水として使用している地区がある。安心できる││           │ 環境整備は平等にするべきと考えるが、町長の見解を伺う。      ││           │②町内における設置条件などはあるのか伺う。             ││           │③施工するにあたり優先順位もあると思うが、地区によっては現在でも通常││           │ の生活水に井戸水を使用している現状もあり、町民の要望等があれば改善││           │ し、安心・安全な町水を供給する必要性もある。埋設配管も老朽化が進む││           │ 中ではあるが、長期的な計画はないのか伺う。            │├───────────┼──────────────────────────────────┤│提出議員 兒玉    │                                  ││1.コロナ禍の中での少│①綾町育英会の資金を活用して、学生が綾町に戻る対策は。       ││  子高齢化対策   │②1年間、学生や保護者が格闘している。支援すべきではないのか。   ││           │③町内企業より会費を徴収して、人材を育てるためのシステムを構築すべき││           │ 時期ではないか。                         ││           │                                  ││2.9月議会での意見書│①小田爪橋堤防について、北麓地区の住民の思いは。          ││  のその後の対策は │②国、県の現時点での対応は。                    ││           │                                  ││3.二反野メガソーラー│①現在の会社の動きは。                       ││  建設予定地について│②会社所有の建設予定地において、メガソーラー事業が行われなかった場合││           │ はどうするのか。                         ││           │                                  ││4.町内の経済対策をす│①飲食店以外の小規模事業所に支援をすべき。             ││  べき       │                                  ││           │                                  ││5.災害避難所の充実に│①災害トイレ、保存食の確保、ペット対策は。             ││  ついて      |②冷暖房対策は。                          ││           │③地域に合った避難訓練は。                     │├───────────┼──────────────────────────────────┤│提出議員 青木    │                                  ││1.私の一般質問(12│①町長の姿勢(「我がなすことは我のみぞ知る」など)         ││  月議会)での疑問 │②私への忠告、インターンシップ、善管注意義務の件          ││  点、未消化の部分に│③まちづくり座談会の件                       ││  ついて      │④自治公民館活動の町長の構想                    ││           │⑤教育長罷免、署名活動の件                     ││           │⑥旧総合基金の件(裁判をするとのことだったが、今の状況は。)    ││           │⑦綾城屋外トイレの件(改修は済んだのか。どうしてあんな設計、施工に ││           │ なったのか。)                          ││           │⑧電気料の見直し(追加分)、LED照明への変更は検討しないのか   ││           │⑨町長の危機管理の件                        ││           │⑩南俣保育所の件(民営化のスケジュール等について)         ││           │                                  ││2.宿泊3施設の民間委│①選定委員会について                        ││  託について    │②進捗状況(協定書など)                      ││           │③てるはの森の宿のトイレ・浴室改修について             ││           │④新年度の見通し                          ││           │⑤なぜミネックスではなく、TOPIKAなのか。           ││           │⑥サッカー場、野球場などのスポーツ施設、吊り橋、馬事公苑、綾城など使││           │ 用料収入の見直しは。                       ││           │                                  ││3.二反野地区の諸問題│①メガソーラーについて                       ││  について     │②土地の払い下げについて                      ││           │③避難場所としての公民館の安全性について(増築した部分など)    ││           │                                  ││4.まちづくり会社設立│①具体的内容は。                          ││  支援(総合政策課)│                                  ││  について     │                                  ││           │                                  ││5.議員は役場の資料を│①調査権はあるか。                         ││  自由に、開示請求で│                                  ││  きるのか     |                                  │└───────────┴──────────────────────────────────┘(開議午前9時00分) ○議長(日高幸一君) おはようございます。本日の議事日程は、昨日に引き続き一般質問となっております。 議事進行については、格段のご協力をお願いいたします。 ただいまから本日の会議を開きます。 発言につきましては、簡潔にまとめられ、また、綾町議会会議規則及び申合せ事項を守っていただきますようご協力をお願いいたします。 なお、執行部におかれましても、簡明に要領よくまとめられ、答弁漏れのないようにお願いいたします。────────────・────・──────────── △日程第1.一般質問 ○議長(日高幸一君) 日程第1、一般質問を行います。 あらかじめ本日の質問者の順序を申し上げます。1番、児玉信議員、2番、兒玉千歳議員、3番、青木議員、以上の順序で行います。 関連質問のある方は、1問ごとに随時挙手しての関連質問を許可します。 児玉信議員の一般質問を許可いたします。 ◆議員(児玉信君) 議長。児玉。 ○議長(日高幸一君) 児玉信議員。 ◆議員(児玉信君) おはようございます。 それでは、早速、通告書によりやっていきますけれども、昨日来、私の質問の中では、同僚議員に町長が、お答えになられたということで、ほぼいろいろもう聞いた中では、私の持分は聞けばいいのかなというふうに思っていますが、まず1つ目で、コロナワクチン接種についてということで通告をしております。 1つ目に、2月の館長会でのコロナワクチンに関する説明があったが、3月に入り変更事項などはあるのか伺う。それから、2番目の、ワクチン接種の遅れが懸念されるが、現時点ではいつ頃になるのか伺う。3番目として、ワクチン接種における今後の課題について伺うということで通告をしておりますが、変わった分、現在、こういうふうにちょっとここだけという話があればお聞きしたいと思います。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) それでは、児玉信議員の質問に対してお答えします。 昨日来、コロナワクチンの関係のご質問ございましたけれども、改めて、やっぱり重要なところは伝えたいと思いますので、簡潔に説明させていただきます。 2月の公民館長会で連絡、報告したところですけれども、そのときと大きく内容に関しては変更はございません。 接種時期については、3月3日にワクチンの配分計画が県のほうから送られてきました。それによりますと、4月の26日の週に、これ、ファイザー製のワクチンが1箱綾町のほうには送られてくると。この1箱は975回分です。975回。このファイザー製のワクチンは2回打つことになってますので、約480人分ということになると思います。高齢者の方を優先してということで考えております。 そして、接種のタイミングなんですけれども、もう4月の26日の週、もう翌週はゴールデンウイーク入りますよね。でありますんで、一応ゴールデンウイークを明けた週末ぐらいからがいいんじゃないかなということで、一応執行部のほうとしては考えております。 ワクチン接種の今後の課題についてなんですけれども、これに関しても、昨日からご説明させてもらいました。 課題としては、綾町体育館での集団接種を実施する予定でございます。ワクチン配分の見通しが、正確なところが確定しておりません。それで、製造メーカーによって2回の接種の間隔が、ファイザー製の場合ありますけれども、接種間隔がありますので、それによって集団接種会場での日程を確認して、人員確保をしっかりしていかないといけないというふうに考えております。 これから検討してまいりますけれども、いろいろな問題を想定しながら準備してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◆議員(児玉信君) 議長。児玉。 ○議長(日高幸一君) 児玉信議員。 ◆議員(児玉信君) それで、3番目のこのワクチン接種における今後の課題ということで、書いていることについて、現時点で福祉保健課長にちょっとお聞きしたいことがありまして、この注射を打ったときの副作用というか、例えば、体育館での待機をしとる時間とかいう問題について、若干そういうことも考えられるのかなと思っています。休憩をしてから10分ないし30分とか、いろんなあれがあると思うんですけれども、現時点では、そういうことを想定されているんでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 福祉保健課長。 ◎福祉保健課長(佐藤光久君) 質問にお答えいたします。 集団接種会場には、接種をしてから15分から30分ほど待機をしていただく予定にしております。というのも、国のほうでは接種後15分から30分の間に多くの副反応が出ているということが示されているからです。その会場には、ベッドとかも用意しなければならないというふうになっています。 当初、国のほうでは、副反応で一番深刻なアナフィラキシーショックで呼吸困難になる場合があるということで、喉頭鏡という気道確保の挿管するための道具を会場には設置しなさいということでした。ただ、全てのお医者さんたちが救命救急用の喉頭鏡という、気管挿管ができるような方がいらっしゃらないということが現実ということで、2回目、3回目の自治体の会議の中では、集団接種会場に準備する、そういう、喉頭鏡というような器具というところがもう除かれるような状態になっております。 ですので、うちの場合、そういう激しい副反応が出て、一刻を争うということもないことはないというふうに考えておりますので、集団接種会場の日程が決まれば、西部出張所等に一応この日は綾町は接種をしますということをお伝えして、何か救急で出動をお願いするような事態になったときに、備えなければいけないなというふうに思っております。 自治体によっては、集団接種会場に救急車が来てくれるというようなところの調整をしているようなところもありますので、救急の場合はそのような対処をしないといけないのかなというふうに思っているところです。 以上になります。 ◆議員(児玉信君) 議長。児玉。 ○議長(日高幸一君) 児玉信議員。 ◆議員(児玉信君) どうもそういう問題といいますか、いろいろあるよというような話でございます。本当に接種した後のそのことについても、今後いろいろ情報とか、いろんな面で入ってくると思いますので、そこら辺もよく町民に、そういう、なるべくならないことがいいんですけれども、そういうことを想定しながら、ぜひ頑張っていただきたいなと思います。 それでは、2番目の、令和3年度の予算についてお伺いをしたいと思います。 この件も、先ほど言ったように、予算の、いろんな、各課におけるシーリングが達成されたのかと、また厳しい財政状況であることは察するが、特に事業内容及び財源の内訳など、際立つものがあるかということで質問をします。簡単でいいです。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 質問にお答えします。 令和3年度の一般会計予算は、税収や使用料がコロナ禍の影響を受け、4,800万円減少する見込みの中で、繰入金や町債も、前年度から比較して1億3,400万円強減額して計上することができました。このことは、事務の統廃合、組替え、事業の内容の変更等、所管する事業を精査する中で、本予算案として計上できたものでございます。 昨日来、何人かの議員のほうから予算案についてご質問ございました。本議会で改めて議員の皆様に正確に理解していただきたいなと思っているんですけれども、今年度は予算を制限、予算をシーリングにかけたということで、目新しい事業はないんじゃないかなと言われましたけれども、継続する事業、これをやっぱり引き続き行うことの重要さということも理解していただきたいなと。 限られた歳入の中で実施しますので、新しい事業を起こすとなると、その分当然古い事業というのを削減しないといけないと、そのときに優先順位というものがあります。目的がまだ達成できていないもの、これに関しては途中でやめるんではなくて、しっかり継続していくと、そして本当に目的達成できたと、役割が終わったというものに関して、そういうのは順次終了させていくと、新しいことをやるとなると、それだけ予算がかかってきます。そういうことも十分ご理解いただきたいなと。 中身の、既存の事業に関しても、中身の充実も図っております。ちょっとそのことも含めて、ご質問にもありましたけれども、際立つものということで、令和3年度の各分野ごとの主な事業について、ちょっと説明させていただきたいと思います。 生活基盤分野におきましては、安全で安心して暮らせるまちづくりへの取組というのを掲げております。この中で宮谷地区のテレビ共同受信施設大規模改修工事、こちらのほうに539万円、住宅管理費、これに関しては麓住宅の南側棟の撤去工事、立町団地の屋根、外壁防水改修工事と、こちらのほうに4,862万円、さらに道路メンテナンス事業2,400万円、南俣通り道路舗装整備などの町道の改修に5,800万円、千草通り線歩道橋整備など社会資本整備総合交付金に4,680万円というものを計上しております。 産業振興分野、こちらに関しては、目的として、力強く活力に満ちた住み続けられるまちづくりに取り組むということを掲げております。若者定住促進住宅料補助、これは継続したものですけれども、引き続き1,900万円、これは若者が綾町の人口減少対策に関して重要なものでありますので、引き続き力を入れてまいりたいと考えております。 これは新規事業ですけれども、畜産クラスター事業、昨日からのご説明で、国のほうからの補助金等を使って実施するものでございます。農業次世代人材投資事業に関して1,400万円、さらに際立つものとしましては、綾の森林づくり推進事業、約800万円ほど予算を計上しております。 保健・医療・福祉分野に関してですけれども、この目的としまして、健康でいきいきと暮らせるまちづくりへの取組というものを掲げております。コロナ禍で、実質的には令和3年度事業であるコロナワクチン接種体制確保事業として3,925万円、約4,000万円の予算を計上しております。がん検診などの健康増進対策に1,986万円、さらに、めざせ健康長寿!高齢者外出機会創出事業、こちらのほうにも765万円ほど計上しております。 子育て・教育・文化分野ですけれども、目的として、郷土を担う人づくりへの取組ということで掲げております。中学生以下の医療費助成、こちらのほうに3,500万円、病児・病後児保育事業、これはよその町にはありません。綾町が実施している、特筆すべき事業だと思いますけれども、630万円、それから昨年度から実施しておりますけれども、高等学校等就学支援給付金事業、こちらにも648万円、さらに学力向上総合支援事業、昴ですけれども、こちらのほうにも646万円と、これ、さらに綾町がよその町に先駆けて実施している事業ですけれども、小中学校ICT支援員2名を綾町のほうでは確保しております。690万円。さらに、学力向上と小学校非常勤講師1名、中学校2名、これに1,032万円。 これは、今の高松校長が今度3月で退職されます。年末に役場のほうに来られて、直々にお願いに来られました。もう最後だということで、小学校のために何か残してあげたいと、本来であれば、1クラス40人まではいいんですけれども、学年によってはなかなか、活発な子がいるといいますか、本当は2クラスでもいいんですけれども、どうしてもここが3クラスにして先生達の目が行き届いてほしいというお願いがありました。そのために非常勤講師を入れて、より子どもたちに目が行き届くようにと、これに関しても1,032万円という予算を計上しております。 このほかに、昨年度、今年度ですかね、実施できませんでしたけれども、町民体育大会を令和3年度は予定しております。町民の交流がこのコロナ関係で希薄になってきたんじゃないかなという、昨日、質問ございましたけれども、山田議員からの質問ありましたけれども、こういうことも含めて、また改めて町民が多く集えるような機会を設けたいなというふうに思っております。 さらに、コミュニティ・行財政分野、こちらのほうは、共に支え合い自立するまちづくりというものを目標に掲げております。自治公民館活動1,890万円、民主団体活動育成費、生涯学習講座、男女共同参画基本計画中間見直し、さらに、予算は計上しておりませんけれども、機構改革をこの分野で入れております。役場の中の機構改革をして、もっともっと町民が気軽に何でも相談に来る、敷居の高くない、そういう役場というのを目指していきたいなというふうに思っております。 最後になりますけれども、自然生活環境分野、快適で美しいまちづくりというものを目的に掲げております。金額は改めて申し上げませんけれども、ユネスコエコパーク定期報告書等の推進事業、さらには、同じくユネスコエコパークまちづくり推進事業、花壇展開プロジェクト事業、今の多年草プロジェクトでやっておりますけれども、錦原、そして小田爪橋、さらに綾町の入り口でもありますけれども、郷鴫の交差点のところ、こういうところの事業をさらに、これは将来の町の景観にも関係してくるかと思いますけれども、まちなかウォーカブル事業、こちらのほうにも予算を追加しておりまして、継続する事業、新規の事業というのはあまりありませんけれども、その内容に関しては、十分精査して作成した令和3年度の予算案だと思っております。 以上でございます。 ◆議員(児玉信君) 議長。児玉。
    ○議長(日高幸一君) 児玉信議員。 ◆議員(児玉信君) 分かりました。この、今、町長がおっしゃられた、この予算の各部署のこの減額とかいうことで今ありましたけれども、実はこの自治公民館のこの補助金の関係で出ておりました。12月議会に一般質問をしたと記憶しておりますが、そのときにやっぱり公民館の在り方なり、それから負担軽減、いうようなことで、取り組むよということで町長がおっしゃいました。 併せて、やっぱり行事のことについて、やっぱりこれを行事を見直していくということを町長は明言されているわけでございます。そのことによって、今回、そういうことが反映されているのかどうかと思うんですよ。それは、結局、やっぱり今のこの自治公民館の在り方なり、山田議員もおっしゃいましたけれども、やっぱりそういうことは目に見えた行事を減らすとか、そういうことについて、町長がおっしゃった以上は、何かをこう出していかない、これをやめるよとか、行事の中で、そういうことじゃなければ、全然、その進展というか、こういうことはこういうふうにしますとかいうことが、私、目に見えて町民にそれができるんじゃないかと思いますが、いかがですか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 綾町の年間行事、昨年、今年度、前会計年度の中で、お話もしたかと思います。たくさん行事があって本当に大変だと、児玉信議員も揚町の公民館長をされてて、二足のわらじを履いて頑張ってらっしゃったと、本当に大変だったと思います。 この3月、4月で新しい館長が選ばれます。4月から新メンバーで、そうなりますけれど、一応年間行事というのを令和3年度お示しできたかと思うんですけれども、新しい館長が選ばれて、そこで公民館長会議等でしっかり話してみたいと思います。 それで、一応スケジュール案としては、もう年間決めておりますけれども、本当にこれが必要なのか、やったほうがいいと、ここはちょっと来年に回してもいいんじゃないかという意見を、生の意見を聞いて、そこでスケジュール案、公民館長会を通してから意見を聞いて、そして報告したいなと思います。 先ほどちょっと申し上げましたけれども、町民体育大会、今年度予算を組んでおります。去年も意見を取ったときに、2年に一遍でいいっちゃないかなとか、4年でいいとか、しばらくせんでいい、いや、毎年やりたいという方もいらっしゃいました。それぞれ思いがあります。地域によって違いがあると思うんですけれども、これもちょっと改めて聞いてみて、令和3年度、一応予算のほうは確保しておりますので、公民館長会等と相談して、綾町の年間行事というのを決めてまいりたいなというふうに思っております。 ◆議員(児玉信君) 議長。児玉。 ○議長(日高幸一君) 児玉信議員。 ◆議員(児玉信君) また、新年度に入って4月の館長会の場でということでございます。 年間行事で、町がこういうことをやりますよと言った場合に、この計画は恐らく館長会で話が出たところで、やっぱりいろんな意見があったにしても、やっぱり結局そこはもうやりませんとか、いう話には私はならないと思います、町長。なぜかといったら、そういうふうに、意見は聞きます、しかし、行政としてはこうやるんだということであればですよ、それは話は聞きますと、しかし、今年はやらせてください、次年度はそういうふうにしますとかいう話じゃないと、恐らくその辺のところは館長会、特にいろんなことを、思いとかそういうことも、結構、館長会の場では皆さんおっしゃいますので、行政として、なかなかその辺のところは難しいかなとは思いますが、とりあえず4月の館長会において、館長さんの意見を聞くなりして、そこでは精査しながらやっていただきたいと思います。 それでは、3番目の放課後児童対策について伺います。 まず、1つ目として児童館の利用状況について伺います。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 3番目の質問の前に、その公民館長会のこと言われましたけれども、そこで話を伺いたいと思います。そして、公民館長会も代表ではあるんですけれども、議員の皆様にもこういう計画ですよ、こういう意見が出ましたよということも伝えて、より多くの人の意見を聞いてから決めていきたい。ただ、最終的には私のほうで判断をさせてもらいたいなと思いますけれども、本当により多くの人が望まれるような、本当にやってよかったと思われるような行事にしていきたいと思いますので、またそのときにはご協力のほうよろしくお願いします。 3番目の質問ですけれども、児童館の利用状況についてですか、こちらですけれども、現在までの利用状況についてですけれども、児童館を利用している人の1月末時点で、延べ9,060人。放課後児童クラブにつきましては、登録児童数が、1年生が31名、2年生が20名、3年生が10名の合計61名となっております。こちらのほうの利用児童数も1月末現在で延べ1万992人というのが、現在の利用状況でございます。 以上です。 ◆議員(児玉信君) 議長。児玉。 ○議長(日高幸一君) 児玉信議員。 ◆議員(児玉信君) 1月末の人数ということで、この児童館のこの利用状況ということで質問しておりますけれども、年々、やっぱりまだ増えてくるというようなことで、児童館の要はその人数が増える分、負担とか、いろんな形で低学年、小学校の低学年が大体対象かなとは思うんですけれども、これからどうしても増えていくことによって、いろんなことが、とにかく先ほど言われたように、1月の9,000人とか1万900人ということは、相当利用されとるということですよね。なので、その辺のところは、今、時代的に共働き、それも当たり前というような時代では、非常に、そういう施設がないと町民は困るかなと思いますし、ぜひここは充実をしていただきたいなと思っておりまして、今回質問させていただきました。 見てみますと、やっぱりそういうことで、やっぱり夫婦共働きで、そこの中で、例えば、仕事の関係で、早く見える人もおるけれど、迎えで遅くなる人もいる、基本的には何時までがその児童館での受入れになっているのかちょっと伺います。 ○議長(日高幸一君) 福祉保健課長。 ◎福祉保健課長(佐藤光久君) 6時だと思うんですけれど、正確に何時というところを確認してお答えしてもよろしいでしょうか。委員会のほうで報告をさせていただきます。 ◆議員(児玉信君) 議長。児玉。 ○議長(日高幸一君) 児玉信議員。 ◆議員(児玉信君) この児童館、ぜひ、利用者が多いということでございますので、本当にこちらのほうは、本当にいっぱいになって、手が回らんというような状況にならんように、ぜひお願いをしたいと思います。 それから、2番目でございますが、放課後等デイサービスは2012年の児童福祉法改正に基づくサービスであるが、導入できるのかどうか伺います。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) ちょっと児童館のこと、毎朝8時前になってくると、そこの役場の駐車場、もういっぱい子どもを連れたお父さん、お母さんたちが来られて、そこで子どもを降ろして、学校、小学校に通わせていると、今度は夕方になってくると、またここにたくさん来られて、子どもを迎えに来られる。本当に多いですね。駐車場は役場の職員も使ってるんですけれども、本当にもうひっきりなしに、もうここのところ入り口のところ、出入りとかしてます。ですから、延べ人数でもう本当1万人も超えてますけれども、そういう意味じゃあ、やっぱり仕事のスタイルといいますか、共働きで、お父さん、お母さん、結構忙しい中でやられていると思いますので、そちらのほうの充実というのは本当に図っていかないといけないと思っていますので、今後もそこのところ、しっかりやっていきたいと思います。 放課後等のデイサービスに関してのご質問でしたけれども、放課後等デイサービスは、2012年平成24年4月に児童福祉法に位置づけられたサービスであり、このサービスの内容としては、学校就学中の障がい児に対し、放課後や夏休み等の長期休暇中において、生活能力向上のための必要な訓練等を継続的に提供するものであります。 このサービスを受けるためには、町による支給決定が必要となっておりますが、令和3年2月末現在で、15名の児童がサービスを利用しております。児童館で、放課後等デイサービスが導入できるかというご質問ですけれども、放課後等デイサービスを実施するに当たっては、児童福祉法に規定する人員設置、運営基準を満たし、かつ県による指定が必要となっておりますので、現在のところはまだできておりません。しかしながら、町民のニーズをしっかりと踏まえつつ、町内に新たな放課後等デイサービスを開設したいという事業所から相談等を受けた場合には、町としても積極的に誘致してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◆議員(児玉信君) 議長。児玉。 ○議長(日高幸一君) 児玉信議員。 ◆議員(児玉信君) この件につきましては、放課後デイサービス、6歳から18歳までの障がいのある子ども、放課後や夏休みなどの長期休暇に利用できる福祉サービスとなっております。 今、町長のほうが、15名障がい者がいますよということで、国富町は、今、この放課後デイサービス、今のところ、私が調べましたら3か所あります。エデンの園、一期一会、麦わらぼうし、これ、申請をしてあると思うんですけれども、国富で3か所、そういう、民間のですね、ありますよという、高岡にもあります、1つですね。 今回、綾町にないと、それを聞きまして、やっぱり人口的にも7,000人弱ということであれば、この放課後デイサービスは、町長が8期介護保険事業計画とかいうようなことでいただいておりまして、その中でも本当に福祉のことについて、すごく多い項目で上げられております。綾町は、福祉の町ということを町長が答弁をされております。したがいまして、そこにやっぱり、この綾町にありますよということでなければならないと私は考えております。 これも、やっぱりやることによって、ホームページなりに出して、民間にしても、そういうことでやっていけるということで、実はこの関係で、民間のそういう話を私は持っております。それで、やれると言っています。で、条件があるんですね。 まず、どういうことかいうと、やっぱりこの施設が欲しいわけですね。その施設はどこかいいんかという話では、例えば、南俣保育所関連が、今度、民営化とか町長が言っていますけれど、その一角でもいいと。私、考えているのは、北俣保育所に何か今やってますよね。北俣保育所は、そういうところがこう空けられないのかなと思いますが、いかがですか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 貴重なご意見ありがとうございます。 今、令和3年2月末現在で綾町で15名の児童がサービスを利用していると、これ町内じゃなくて町外ですね、だから、そういう意味では、国富でも高岡でもやられているということで、綾のほうでも考えていかないといけないなというふうに思いました。 確かに、言われるとおり、北俣も南俣保育所もこれからその使い道について、高齢者だけやなくして、子どもたちもということなんで、場所とかそういうもので、建物とかそういうものもありますし、また民間のほうでもそういうのがありましたら、本当、積極的にこれを支援していきたいと思います。それこそ、これがやっぱり町民の福祉とか、そういうのの充実につながりますんで、貴重な意見、本当、ありがとうございました。 ◆議員(児玉信君) 議長。児玉。 ○議長(日高幸一君) 児玉信議員。 ◆議員(児玉信君) ちょっと話戻りますけれど、これ15名というのは、10名の方が実際そういうことに関わってらっしゃるという理解でいいんですかね。それと実際、綾小学校にそういう方が何名いるのかとかいう部分が分かったら教えてください。 ○議長(日高幸一君) 福祉保健課長。 ◎福祉保健課長(佐藤光久君) 主に15名が小学校の子たちで、今、議員のほうから言われました、麦わらぼうし、森永にあるんですけれど、そちらのほうなんかに、県のほうに、支給決定なんかもしないといけませんので、町のほうには届出があって、そこを利用するという手続をして利用をされております。 以上になります。 ◆議員(児玉信君) 議長。児玉。 ○議長(日高幸一君) 児玉信議員。 ◆議員(児玉信君) いろいろ調査をしましたら、綾町にない理由も実は聞いたんですけれど、これは、基本的に、自分の収入ベースもあるんですけれども、基本的には1人4,600円かかりますよということで、そのうちの3分の1を町が払っていっとるわけですよ、知ってますか、課長。 ○議長(日高幸一君) 福祉保健課長。 ◎福祉保健課長(佐藤光久君) 国、県、町のほうでこの給付を受けた障がい児の通所サービスなんかについては、負担をするようになっておりますので、分かっております。 ◆議員(児玉信君) 議長。児玉。 ○議長(日高幸一君) 児玉信議員。 ◆議員(児玉信君) その上で、綾町になぜないのかという部分について、綾町はそういうことをやっていますよということは、町外ではそういうことはやってないということで、あくまでもこれ、町長、民間に委ねるということで、そういうことになりますと、当然、いろんな面で、町のいろんな持ち出し分とか考えたら、これ、恐らく、入って事業を起こしても、全部そういう関係は国保のほうで全部取り扱っています。したがって、町は全く関係をしなくてもいいし、ということならば、もう導入に向けていけるよということであれば、その施設があれば、取り組んでいただきたいなと思います。 で、調べました。申請します、県に。しますと、大体10人というふうに縛りがなっておりまして、10人縛りで申請した場合に、約、申請してから3か月かかります。県のほうからオーケーが出るまで、申請書出して、40枚ぐらいになるそうです、提出書類が。それがあって初めて、その、開業といいますか、やっていいですよということになるみたい。したがいまして、3か月かかるということですね。 早速、この件については、当然、児童発達支援管理責任者という方が1名要ります。それから保育士が2名要ります。したがいまして、3名いればできる事業なんです。で、確保しました。なので、これをスタートにぜひやってほしいと。 いろんな条件があると思います。例えば、保育所、借りたときのその町とのこの借り賃は幾らとか、そういう部分ではまた話し合いが要るかと思うんですが、そういうところがあれば、ぜひ、今ちょっとないよということあれば、早急にそういうところにやっていただくことによって、いつも言いますように、こういうことを質問したときに、やっぱりスピード感持ってという話をよくしますが、もうこういうことが起きておりますので、私がそういうことで言いましたところ、やれますというふうに言っておりますので、もうそういう体制ができていますということでありました。 そこで、ぜひそのことでやっていただきたいと思いますし、ぜひ窓口ということになれば、私もお手伝いをしたいと思いますので、ぜひこれを、導入といいますか、綾町に民間でやるということについて、前向きに検討いただいて、早期の対応をお願いしたいということでございます。よろしくお願いします。 それでは、4番目の町水道設置についてでございます。 1番目として、町内において井戸水を生活水として使用している地区がある。安心できる環境整備は平等にするべきと考えるが、町長の見解を伺います。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) それでは、ご質問にお答えいたします。 綾町で井戸を使用されているところは多くあります。10件ほどがまとまって井戸を使用されている地域が、酒泉の杜の西側のところにございます。ここは以前、養魚場があった場所で、住宅地からは離れていますけれども、このような場所を含めて個人の給水管を設置する場所は、使用者負担が原則となっています。そのため、この土地を民間の業者が分譲するに当たっては、給水管の設置費用が高額になるということから、計画当初より井戸水を使用することとして売り出したものと考えられます。 このような遠隔地への配水管布設については、経営バランスとの関係から網羅的に整備を図っていくことが難しい面もありますが、今後、水道施設の更新に併せて検討していきたいというふうに考えます。 以上でございます。 ◆議員(児玉信君) 議長。児玉。 ○議長(日高幸一君) 児玉信議員。 ◆議員(児玉信君) 井戸水を使用しているところがあるということで、2番目の、町内における設置条件などはあるのかということで伺います。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) お答えいたします。 地域によって状況もそれぞれあるため、具体的な設置条件は定めておりませんが、水需要の変化や管理面の向上を主な目的として対応している状況でございます。 例えば、新築住宅などの建設によって、今度、水圧不足が懸念されるような場合は、水道管の増径工事、径を大きくする工事ですね、これ等を行います。また、漏水等のトラブルの際に、断水エリアが小さくなるよう、バイパスとなる水道管を設置したり、私有地に布設されたままの管を公道へ移設したり等を行っているような状況です。 以上でございます。 ◆議員(児玉信君) 議長。児玉。 ○議長(日高幸一君) 児玉信議員。 ◆議員(児玉信君) 3番目に、施工するに当たりまして、優先順位もあると思うが、地区によっては現在でも通常の生活水に井戸水を使用している現状もあり、町民の要望等があれば改善し、安心・安全な上水を供給する必要性もある。埋設配管も老朽化が進む中ではあるが、長期的な計画はないのかということで伺います。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 今の質問ですけれども、現在、設定している給水エリアの変更は予定しておりませんが、今後10年間の計画として、口径の大きい基幹管路から順に、地震等の災害に強い耐震適合管へ更新を行っていき、一部漏水が多い場所や水圧不足が懸念されるエリアについては、優先順位を引き上げて更新を行う予定です。今後10年間で約60キロメートルある公設の水道管のうち、20キロメートル程度を更新を行い、予算的には約10億円かけて行う予定にしております。 なお、遠隔地への水道管布設については、先ほど説明申し上げましたとおり、個別に判断していくことになりますが、できる限り町民生活に支障がないよう、安全・安心な水を供給できるよう努めてまいりたいと思います。 なお、水道料金の改定についてなんですけれども、こちらのほうに関しても、現在、料金の増額改定に向けて準備を進めているところではありますが、コロナ禍でもあり、町民の皆様へのご負担を避けるべきだと考えております。しかし、昭和46年、47年にかけ整備しました水道管も老朽化しております。もう待ったなしの状態です。ですので、年次的に管工事や施設更新工事も始まっております。しかるべき時期が来ましたらご提案させていただきたいと、ご審議賜りたいと考えておりますけれども、料金についてもご相談させていただきたいなと思います。 なお、未収金、これは負の遺産ですけれども、これもあります。滞納でございます。2,047万2,000円、まだその滞納している金額がございますので、こちらの回収強化も含めて、少しでも料金改定がそんなに負担にならないように努力してまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。 以上でございます。 ◆議員(児玉信君) 議長。児玉。 ○議長(日高幸一君) 児玉信議員。 ◆議員(児玉信君) ちょっと、建設課長に伺います。 水道代、基本料、最低料金と申しますか、幾らなのかということと、今、町長がおっしゃいましたように、料金の値上げの話もありました。 ちなみに、話をちょっと詳しくというような話で、先ほど町長から酒泉の杜の横、西の四枝地区ですよね、あそこの井戸を使っているということでありまして、それで、建設課長、あそこに、あそこは指定区域内ですよね、多分。そこまで来ていないということであれば、どのぐらいの距離で、工事自体、メーターで幾らというふうに聞いておりますし、今の時点で、分かっている範囲で、どのぐらいかかるのか、それから、最初に言いました、基本料金、そしてどのぐらい費用がかかるんだと、そこまで持ってくるのに。それから先、自宅に入る入らんは、それは個人のあれで、あの中では7軒か8軒あるんですけれど、でも、実は井戸水、全てが全てそうじゃないんですよ。町水を使いたい方が3名いらっしゃるんですね、中に。なので、そこまでできればと思いましたが、いかんせん、あそこ、距離があるんですよ、あそこまで持ってくる。そこで、ちょっと建設課長、伺います。 ○議長(日高幸一君) 建設課長。 ◎建設課長(中原修一君) お答えいたします。 基本料金につきましては、880円となっております。この内訳は、水道料金として750円、メーターの使用量として50円、800円、これに消費税を掛けまして880円となっております。 次のご質問の配水管布設替え工事をした場合の費用なんですが、1メートル当たり約2万5,000円ほどかかります。距離的に800メートルから1キロあるかなと思っております。1キロの場合、計算しますと約2,500万円ほどかかることになります。 以上です。 ◆議員(児玉信君) 議長。児玉。 ○議長(日高幸一君) 児玉信議員。 ◆議員(児玉信君) 1メートル2万5,000円、1キロメートルで2,500万円というようなことでございまして、やっぱりこの水道の関係は、それ、受ける側は本当に町水があるといいなと言いながらも、その管理区域内であっても、この相当負担がいくことかなとは、行政にしてはですねって思うんです。 今、しかし、年次計画とかの中で、今、聞きますと、腐食、配管の腐食など、もうじき替えて、徐々にやっていかないとということで、相当な、膨大なその金額がかかるんだということは私も知っております。 やっぱり、そういうことであっても、これはライフライン、どうしても避けて通れない、井戸水がそれは検査を何か、毎月というか、何か定期的にやられるみたいですけれど、合格値であればオーケーということで、それは井戸水のほうが安いわけでございまして、だから、そういう方もいらっしゃれば、やっぱり町水の安全・安心なという部分もありまして、ぜひ、そこのところは、今、本当に水なしでは生活はできません。そういうこともありますから、そこはもう徐々にそういうことをやっていくということで、ぜひ取り組んでいただきたいと思いますし、実は、その、漏水の関係で、漏水をしているよというようなことで、実はある方が相談がありました。いや、毎月3,000円よと、払っているんだがと、通常2,000円ぐらいんじゃないんですかねという話の中で、行政として、例えば水道代が突出したり何だりしたときに、漏れているんじゃないですかというその案内なり、やっぱりそれはするべきじゃないかと思うんですよ。 なぜかといったら、それがたまりますと、相当な料金になりますし、結局入り口までは事業者というか、行政の責任、しかし、そこの家ん中に入った時点では、もう個人の、自分でやらにゃいかんということでございます。なので、そこはもう縛りがあるので、しかし、その漏れとることを、例えば、分からずしてずっと3,000円ぐらいじゃろうと、水道代が、思って、仮にやったとしたら、ずうっと払うということなんですよ。実際、うちは洗濯回数が多いのかもしれませんが、3,500円とか4,000円ぐらいいくんですね。で、多いなと思いながら、しかし、メーターを確認しましたら回っておりませんので、漏水を見つけたんですけれど、そのときにゆっくりこう回るもんですから、なかなかこう、そしてその漏水箇所を見つける人が大変みたいなんですね。 なので、そこ辺のところで、基本的には、大体2,000円前後とかいうことであるみたいなので、メーターを検針に見えますね。メーターが定期的に交換されるんですけれども、そのことというのは、この3,000円、毎月ということになれば、相当な料金になる、それは条件として、要は自分の敷地内を修理をしてからじゃないと、その分の漏れとった水道代に対しては払いませんよというのが決まりですか。建設課長、お願いします。 ○議長(日高幸一君) 建設課長。 ◎建設課長(中原修一君) 宅内漏水につきましては、宅内のほうにつきましては、もうその個人の方が修繕してもらうのが基本となります。 また、漏水しているかどうかというのは各家庭の方、なかなか気づかないと思います。私どもは毎月水道料金をチェックいたしますので、そこで突出して水道料が高くなったところは、そこの世帯をマークしながら、またその方とお話ししながら、漏水しているかもしれませんということは、またうちのほうからも情報提供して、水道料金がそう増えないように連絡を密に取り合っていきたいなと思っております。 以上です。 ◆議員(児玉信君) 議長。児玉。 ○議長(日高幸一君) 児玉信議員。 ◆議員(児玉信君) 漏水、見えないところなので、処置の仕方として、その漏水しているかどうかということについては、面倒くさいですけれど、バルブがあって、そこを1回止めて、使うときにオープンにしてやると、そのそこで漏水しているかどうかというのも分かるわけで、そういうことをこう1か月間やっていけば、相当こう少なかったり、そういうするともう完全に漏水しているよということで、メーターの回りが見にくいんですよね、よく見ないとこうじわあっと回るというような、そんな感じで。だから、そこ辺も含めて、今、建設課長おっしゃいましたように、水道のこの漏れているかどうかという、その、分岐点と申しますか、これは多いよねという部分については、対応を早めにしていただきたいなと思っています。 そして、やっぱり水道を使うことによって、皆さん方、本当に安心・安全というふうにつながってきますので、先ほどから述べますように、町の水道関係については、ぜひ充実をしていただいて、これは本当に生活に直結する部分ということで、ぜひそういうふうにやっていただくといいなと思います。 以上です。終わります。 ○議長(日高幸一君) 児玉信議員の一般質問を終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(日高幸一君) ここで暫時休憩いたします。(休憩午前9時58分)………………………………………………………………………………(再開午前10時07分) ○議長(日高幸一君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 兒玉千歳議員の一般質問を許可いたします。 ◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。 ○議長(日高幸一君) 兒玉千歳議員。 ◆議員(兒玉千歳君) おはようございます。それでは、通告に従って質問させていただきます。 最初に、コロナ禍の中での少子高齢化対策として、綾町育英会の資金活用を再三言ってきておりますけど、なかなか使用されてないでおります。その状況についての説明を求めます。よろしくお願いします。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) ご質問にお答えいたします。 綾町育英会は、綾町居住者の子弟で、高校・大学等の課程を終了するため、希望者に学費の貸与を行い、所期の目的を達成させる事業を行っております。 育英会の資金を活用して学生が本町に戻る対策につきましては、育英会奨学金貸付規則に定住等による返済の免除制度を設定し、促進を行っております。 今年度の免除状況につきまして、4名、34万5,000円を免除しているとこでございます。 今後の対策につきましては、育英会理事及び代議員等の皆様と協議してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。 ○議長(日高幸一君) 兒玉千歳議員。 ◆議員(兒玉千歳君) 趣旨とか要項とかそういうのはもう今まで散々言ってきておりますし、また私たちももう20年から活動していますので分かっております。 でも、今このコロナ禍の中で本当に生活に困窮していて、昨年の8月の木城町の新聞では、大学や大学院、各種専門学校、高等専門学校や短大、大学受験予備校に通う学生を全員対象にお金が出ております。 我々綾町は、本当に町民から500円から1,000円頂いた金なんかを積み立ててきている金が約8,000万円からあるわけです。だから、その金を今困っている学生や保護者の方に負担がかからないように、私としてはもう1,000万円ぐらい使って、学生に本当にもうこれで頑張ってくれと、これで乗り切ってくれと、綾はそれだけの支援をするというはっきりとした気持ちで、はっきりとした態度を取れば、学生たちも応えてくれるんじゃないかなと思っておりますけど、いかがでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 現在、コロナ禍の中で、学生や保護者が大変苦労されていることは十分認識しているとこでございます。 今回、綾町の育英会におきましても、理事の皆様からいろんな意見を伺いながら検討してまいりました。現在のコロナ禍の影響による経済活動の停滞に伴い、学生や保護者を支援するため、大学生等につきましては、現在月額3万円から4万円に貸付額を増額することで今支援を検討しているとこでございます。 また、町といたしましては、新型コロナウイルス感染症対策として、経済的にお困りの保護者に対して支援金を交付しております。現在まで16名、96万円交付しております。 今後も、学生等の経済状況等の把握に努め、支援の在り方を検討してまいりたいと思います。 ◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。 ○議長(日高幸一君) 兒玉千歳議員。 ◆議員(兒玉千歳君) その3万円が4万円とか、その上限を決めないで、その子どもたちが本当に必要とか、また親がそれだけ返済する能力があるとか、そういうとこであれば本当にそういう支援をしていって、綾町の一般財源を使うわけじゃないです。でも町民の善意で積み立てたお金を利用するわけであるので。さきの新聞なんかでも出ております。若者、子どもは未来の担い手、社会全体で育てる覚悟が必要と。 これも、ただふるさと納税の中でもそういう項目があります。だから、今はそういうふるさと納税とか町税の一般財源を使わなくても育英会の資金があります。その資金を本当に利用して、町民に納得していただいて、また再度その制度を続けていってもらうというような感じでしていけば、町民も納得するんじゃないかなと思っておりますけど、いかがですか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 私もその育英会の会長として、8,000万円強のお金が残っていることは知っております。 今後、でも、将来的にシミュレーションしていった中で、やっぱり持続的に運営していかないといけないんで、そこのところの使い方について、改めてしっかり検討して理事の皆さんと話し合いながら有効に使っていく方法というのをやっぱり考えていきたいというふうに思います。 ◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。 ○議長(日高幸一君) 兒玉千歳議員。 ◆議員(兒玉千歳君) 本当に、こういう事態というのはそう毎年繰り返されるわけじゃないと思います。でも今コロナ禍の中で本当にどこの大学校、どこの学生でも支援が必要な時期になっております。私たちの子どもたちも本当にアルバイトをしながら大学を出ました。私は、アルバイトは、おまえたちは、学校で勉強するけど、人間形成は世の中だと、世の中にもまれて世の中の組織に染まらんと人の気持ちやら分からんからねというようなことで、アルバイトはいろんなアルバイトをせえと、夜中でも働いてやってみろと、夜中働いている人たちの気持ちも分かると、それが教育になるんだと言ってさせてきました。 でも、本当に今子どもたちがそのアルバイト先が解雇になったり倒産して、育った地域でないとこで格闘しているわけですので、そういう気持ちを本当に分かっていただいて、綾にお金がないのなら仕方ないですけど、今あるわけやから、綾は君たちを本当に大切にして育てるから、また将来は綾のため、社会のために頑張ってくれというような気持ちで支援すれば、必ず帰ってきてくれると思いますので、どうかよろしくお願いいたします。 それから、3番目の町内企業よりの徴収ですけど、これ今手元に資料がありますけど、29社から35万8,000円頂いておるわけですけど、今までどおり町が補助金を出して、企業からの支援もしていただいて、その理由として企業の人材、町の、あと町内の活性化のための人材のために使うというようなことを目的として広報すれば、各企業もまだ納得して支援していただけるんじゃないかと思いますけど、いかがでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 町内企業より会費等徴収してと、そして人材を育てるためのシステムを構築ということのご質問ですけれども。 綾町育英会では、町内の企業、特別会員の皆様から本町の明日を担う学生等を支援するために、現在厳しい経済状況の中ではありますけれども、特別会費、寄附を頂いております。今ご説明ありましたけれども、昨年度分は令和3年1月末現在で、町内企業から38万5,000円頂いております。 今後、町といたしましても、町内企業より会費を徴収して人材を育てるためのシステムを構築すべきとのご指摘については、企業の皆様のご意見を伺いながら検討してまいりたいと思っております。 そこで、私ももう兒玉千歳議員からこれまでも何回もこの育英会の件で、未来の綾を育てる子どもたちと、そのために何か支援するシステムはないかというのでいろいろ考えてみたんですけれども。 例えば昔は藩校というのがありまして、古い話ですけど、一番古いのは1669年岡山藩、岡山学校というのがそのときの藩主池田光政がつくっているんです。日本中でも米沢興譲館とか九州でも佐賀の弘道館、熊本の時習館、鹿児島にある造士館とあります。 今の時代にどうかと思いますけれども、例えば町内を見回しても町の施設でまだまだ活用されていないところもあります。例えば、綾の子どもたち、将来を帰ってきてもらいたい、高齢者の方が若者たちに何か話しかけ、藩校じゃないですけれども、町校という、何かそういうのも綾としておもしろいんじゃないかなというふうに考えたような次第です。 そして、議員、ちょっとここのところ、一念発起頑張ってもらって、みんなで協力して、今ある施設の中で、古い人たちと言いますか、いろんな機会で若い人たちに綾のことを教えてあげる、何かそういうのもあってもいいんじゃないかなと。そうすれば、もしかしたら将来地元に戻ってきてくれるかもしれないですし。何かそういうのを考えていけば、施設とかそういうのは結構あります。そういうところを使って。そういうことも、このご提案がありました人材を育てるためのシステムの構築、こういうところでちょっと皆さんから意見をもらうと。育英会のお金、こういうとこに活用するとか。支給するのも、もちろん今生活大変です。でも、やっぱり長い意味でそういうふうなシステム、そういうのも考えていくということで、ぜひともご協力頂きたいなというふうに思います。 以上です。 ◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。 ○議長(日高幸一君) 兒玉千歳議員。 ◆議員(兒玉千歳君) 大変貴重なご意見というか、内容を頂きましてありがとうございます。 こういうことに対してでも、本当に町長の先頭を切っていくことを町民に分かりやすく、広報あやとか防災行政無線とかそういうのでも告知すれば、みんな納得すると思います。その方向性、その先のことまで皆さんが関知するんじゃないかなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 次に、2番目に行きます。 9月議会での意見書、その後の対策として、我々議会でも北麓地区の皆さんの署名活動による陳情書で、小田爪橋とか堤防のことを話しました。堤防については、もう議会でも散々、数年かけて国会に陳情に毎年行ってきました。何とか、本当に実を結んでもらえるかなというようなところで、この前は北麓地区の方に皆さんでちょっと署名活動をして頑張ってもらえんですかと、また我々もそれに応えるように努力いたしますというようなことで、9月議会の中で話をしました。 その後、何の音沙汰もないもんですから、昨日、国会議員の秘書の方に2名、小浦さんと児玉さんに電話を入れて、綾町のほうは少しはそういうことについて国交省やら県庁やらに話をしているのかと、どれだけ確認しているのか確認してくれんかとお願いしました。 回答が来ましたけど、やはり、これは、町長、北麓の住民もですけどそれ以外の町民もみんな願っているわけです。洪水が出て小田爪地区が流されたげなと言われても、ああそうですかと済まされることじゃないんです。町民全員が感じていることなのを、やはり我々が議会として上げたやつのその追跡調査、それを怠ったというふうに私は受けておりますけど、その内容について説明をお願いします。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 兒玉千歳議員からは、令和2年9月25日に、綾北川小田爪橋及び小田爪左岸の整備を求める意見書というのを出されているということ、実際にこうやって動きをしていただいているということは、本当に非常にありがたく思っております。 地区の方は、当然のことですけれども早くあの小田爪橋がもっと広くなって安全に渡れるようにというのは望んでおられるのは当然のことだと思っております。 町としましても、小田爪橋の改良や堤防整備については議会の皆さんと一緒になって長年にわたって国・県に対して要望を行ってきているところです。 今年は、コロナの中、積極的な活動ができなかったんですけれども、要望活動できなかったんですけれども、今後、担当課、建設課が中心になりますけれども、国・県へ行くたびにお願いをこれまでしておりますけれども、まだ満足いく回答を頂いていないとこでございます。 最初に、これ、県のほうの対応なんですけれども、交通量が多いところで歩道整備を優先的に進めているところでありまして、小田爪橋のほうは、現在老朽化していることから、橋梁の長寿命化を図る観点から維持補修工事を実施すると県のほうはいうふうに言っております。 また、国のほうの反応についてですけれども、橋梁管理者である宮崎県と情報共有を行うなど連携を図っており、ご要望の歩道設置など橋梁の改良や架け替えに関する河川協議が道路管理者よりあった場合には速やかな対応を図っていくということでなっております。 もう一つ、小田爪橋の左岸の築堤についても、3点ありまして、1点目は、堤防整備については平成30年6月に策定した河川整備計画に位置づけを行っております。2点目の令和2年12月には、地域と連携し、小田爪地区を含めた河川の利活用に向けた検討に着手しており、周辺のサッカー場など運動施設、宿泊施設などの利用と相まって水辺のにぎわいを創出するため、将来の河川整備の構想について検討を始めたところであります。 3点目の綾町と連携し、将来の河川整備構想について検討を進め、河川整備計画に基づき順次推進していくというふうに伺っております。 町といたしましては、今後も引き続き、異常気象等の河川の氾濫・堤防の決壊等も含めて多数の死傷者が発生する事態がないように、これを防止する意味でも河川の環境整備、また橋梁の歩行者の安全確保に向けて、国・県に働きかけを引き続き続けていきたいというふうに考えているとこでございます。 ◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。 ○議長(日高幸一君) 兒玉千歳議員。 ◆議員(兒玉千歳君) これも国交省からの資料による今の文面だったと思います。 今、高岡土木事務所の所長が行田所長で、前、建設課の課長を県から出向してきてされた方なんですけど、私たちもこの前12月24日、宮原地区の歩道の問題がありましたので、橋本議員と2人でお伺いしていろいろ話をしたんですけど、やはりもうなじみのあるそういう担当者には、毎月でも随時話をするとか、町長が無理なときは課長でもしていただいて、情報収集して、なら、今度どのぐらいせんにゃいかんねとか、対策を練ろうかねとか話し合いをしようかねとか、そういうのも町政座談会の中というか、地域の公民館長さんたちも本当にいろんなことで奮闘されていると思います。そういうことも一報を入れてやれば安心されると思いますので、ぜひ今後ともそういうふうに。一番近い行田所長なんかにはいつでも電話できると思いますので、対応して頂きたいと思いますけど、いかがでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 行田所長は、一応、役場の言わばOBでもありますし、一番声をかけ安い方でもあります。事あるごとに、先日も別な会議のところで同席させてもらいました。もちろん行田さんだけじゃなくして、県のほうにもまた国のほうにも必ず、もう行ったときにはこのことをしっかり話していきたいと思います。 実際に、綾南川、北川の架かっている橋を見ていきますと、小田爪橋だけが本当1つぽつんともう1つ時代が前の、2つぐらい前かもしれません。歩いていても怖いです。私も本当そう思います。ですから、ここのところをやっぱり優先順位は高いと思いますので、積極的に働きかけしていきたいと思います。 ◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。 ○議長(日高幸一君) 兒玉千歳議員。 ◆議員(兒玉千歳君) ぜひ、その方向で頑張っていただきたいと思います。 3番目の二反野メガソーラー建設予定について。 現在の会社の働きというか動きは今どのようになっていますか。説明をよろしくお願いします。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) ご質問にお答えします。 現在、二反野地区において、綾町自然を守る条例による土地開発行為届出書の提出を受けている事業は3件ございます。 詳細な内容につきましては、議会の特別委員会で情報を共有しておりますので割愛させていただきますが。 面積の大きい順に23万平方メーター、これはA事業者と、9,000平方メーター、事業者B、そして今年1月に届けのあった約2,200平米の事業者、それをC事業者というふうに言いますけれども。 まず、A事業者、B事業者につきましては、2月14日に二反野公民館におきまして、地区住民向けの説明会が行われました。それぞれにおいて事業内容の説明や地区住民との意見交換が行われ、地区住民からは、パネルによる反射や温度上昇等の環境に与える影響について懸念される意見や、畜産に与える影響、補償等についての意見が出ております。 これに対して、事業者側からは、出た意見に対して一旦持ち帰って社内で検討するという回答を頂いております。今のところ、その回答については頂いておりません。 また、C事業者については、2月15日付、綾町長名で勧告通知を発出しました。勧告通知というのは、国が策定しているガイドラインにのっとって環境に配慮した取組を促しております。こちらのところも、今のところ回答のほうは頂いていないような状況です。 以上です。
    ◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。 ○議長(日高幸一君) 兒玉千歳議員。 ◆議員(兒玉千歳君) 2月14日、その前に2月8日にあそこの班長会がありまして、その中で、やはり賛成派、反対派と言うといかんけど、住民同士の活発な意見が出て、1回会社からの説明を聞こうというようなことで2月8日にもう2月14日にするというのを決めてされたわけですけど、その14日にも話を聞きに行きました。 その中でも、会社は結局メガソーラーを造っても20年は面倒見ると。それから先のことは今の時点では言えないというようなことを言っているもんですから、若い、今生産者の人たちは、あんたたちは20年やろうと、俺たちは先祖代々の土地を今からまだ100年もやっていく気持ちでおると、その差があると、だからその20年ぐらいでだめだったとか、20年から先は知らないとかいうようなことで開発してもらっても困るというようなことを散々言っておりました。会社のほうも、それから先のほうは予定がぴしゃっと立たないというようなことであります。 でも、私たちの中にその話が来ているのは、建設をしているときに災害が出たときは誰が面倒見るとかって。大雨が降らないということもないし、それと建設が一、二日で終わるわけじゃないし、そういうときのこともあると。だから、そのときにぼわって土が流れて落ちたときやら川が濁ったときやらと、地形が変わったときには誰が面倒見るのか、誰が補償するか、誰が責任取るのかというような話まで出ております。 私としては、もう次に、2番目に書いておりますけど、現在も会社が恐らく土地を所有しているとこがあると思います。会社がもしメガソーラーの事業をやめますとかいうことになってきた場合、町としてももう次の対策ぐらい練っておかなくてはいけないんじゃないかなと思っております。 今の二反野地区の山野、ほとんどが、これをどういうふうにするかというようなことももう町もある程度少しは認識しちょったほうがいいんじゃないかなというようなことからこの提案したんですけど。 二反野は、土地が赤ホヤで尾立地区みたいに土地が肥えてないんです。だから、痩せているとこの土地としては、前も言いましたけどオリーブなんかが育ちやすいんです。今これは日南の南郷町で一生懸命やっておりますけど、なかなか地質の問題で難しい、日置町も一生懸命しましたけど、あそこも本当に今難しいんじゃないかなと思っております。 そういうふうに、もうああいう土地に合うような品目を先にある程度検討つけておくのも必要じゃないかなと思っておりますけど、いかがでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 二反野地区のメガソーラーのところ、あとA事業者、B事業者、C事業者それぞれあるんですけれども。 やっぱり、太陽光、ソーラーパネルを設置するに当たってはいろんな問題が考えられるんじゃないかなと私も思っております。事業者のほうは事業を実施したいと、ただ20年後というのは分かりませんと。そのほかにも、やっぱりこれは二反野だけじゃなくて、その下流側の宮ノ谷地区にもこれだけの広さでしたら影響がないわけではない。さらには、綾南川全域、それこそ下流になっていけば国富も宮崎のほうにもなってくるという意味じゃ、以前からお願いしておりましたけれども、しっかりとした環境社会影響調査を実施してくださいと、その中に防災の面も含めて、あと地元にとって本当にこれが有益なのかどうかということで、そういうふうにお願いしているようなとこです。 それに対する十分な調査とかが実施されて、それで地区住民そして関係する方が納得できればできるのかもしれませんけど、やっぱりそこのところをしっかり説明してもらうのが事業者としての役目じゃないかなと思います。 ここの二反野地区のほうは、会社所有の建設予定地において事業が行われなかった場合は、その土地というのはどうなるかということですけれども、これはやっぱり個人、各土地に関してはそれぞれ所有されておりますので、もちろんそこのところが一番は判断になってくるのかなと。ある意味、こういう事業ができなかったら、今度はほかの業者に転売することも考えられますし、そうなってくるとまた分からなくなってくると。 だから、よその土地だから、でもそこの周辺にも生活していらっしゃる方がありますんで、そういう意味じゃ、地域でどういうふうな仮定をしたらいいのかというのをある程度広域的にビジョンを持って考えることも必要なのかなと思います。 地区の方にも何回か話ししたんですけれども、今ご提案、オリーブの話もありました。それも案としてこれから一案として出てくるかと思いますし。例えば、あそこ二反野って畜産振興地域ですよね。ですから、大規模な牧場、それも今までみたいにJAがやっているような集約的な、キャトルに入れてそこでやるという伸び伸びとした環境で、例えば綾牧場とか、そこの中でホルスタインも入れて牛乳も飲めるとか、ある意味プラス思考の観光の施設にもなるかもしれないと。 本当に地域の方が納得いけるような形、そしてその周辺の方にも安全、安心でもう防災の面でも、あるいはプラスイメージになるようなそういうものを考えて行くことも必要かなと思いますので、今後いろんな意見を聞いて、どういうふうに進めていくかと。 ただ、やっぱり各土地の所有者がいらっしゃいますんで、その方とも含めて二反野の住民の方とも含めて話し合ってどういうふうにしていったらいいのかなと、また事業者に対してもその辺のところを、逆に何か意見とかあったらそこのところを出してもらうということが必要かなというふうに思います。 以上です。 ◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。 ○議長(日高幸一君) 兒玉千歳議員。 ◆議員(兒玉千歳君) ぜひ、地域住民の思いを酌み取っていただいて、本当に先頭に立って対応していただきたいと思います。 そのためにもいろんな綾町に環境に関する条例とかも早めにつくっていただいて、本当に、綾町民が、ならもうそれはだめだと、あれがあるからだめどというぐらい、みんなが思いを一つにできるような体制をつくっていただきたいと思います。 次に、4番目に町内の経済対策をすべきということで、飲食店以外の小規模事業者に支援をと。 我々零細企業とか、本当の理髪店、小売店、また小さな個人事業をしておりますけど、そういうほうには今何の支援もありません。町民全員に飲食店の2,000円の商品券が出たのと、あとはもう飲食店には国が政策したほど、県が対応したほど出ておりますけど。 各市町村の中で、川南、門川、高鍋、国富、美郷、この方面はいろいろ独自にそれに上乗せして対策を取っております。綾町も何か先日アンケートやら来ましたけど、今後これに対する町の取組をお聞かせください。よろしくお願いします。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 町内の経済対策についてですけれども、お答えいたします。 今般の新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて大きく冷え込んでいる町内の経済対策として、昨年5月に飲食店で利用できる1人2,000円の商品券を発行させていただき、1,298万9,000円の利用を頂いたところであります。 その後、プレミアム付き商品券第1弾、第2弾、この2つ合わせて1億1,960万円相当分を発行させていただき、このうち99.78%の1億1,934万円ほどのご利用を頂いたとこであります。 さらに、今回1人当たり2,500円の商品券の発行を予定しております。1,800万円相当のご利用を予定しているとこであります。 こういう形で飲食店以外のところも、この商品券を活用して町民の皆様が消費活動に図ってもらえれば少しはお役に立つかなというふうにも考えております。 さらに、小規模事業者等への支援についてでありますけれども、2月下旬に商工会の協力も頂きながら、町内事業者にアンケートを実施しております。そのアンケート結果を踏まえた上で、今後の対策についても十分検討してまいりたいと思います。 実際に、工芸家の方々から具体的な要望も頂いております。コロナ対策全体を見た中で、可能な限り支援を早い段階で行いたいと考えておるところでございます。 ◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。 ○議長(日高幸一君) 兒玉千歳議員。 ◆議員(兒玉千歳君) ぜひ、積極的にこういう方面には取り組んでいただいて、町内の経済効果を生み出す意味と、本当に少ない業種の方たちは黙っておられる方が多いんです。飲食店ばっかり、何で、喫茶店でビールを1本置いちょけば金が出るとか言われます。それは、もう国がそういうふうに政策をしているからそういう流れになるわねとか、やはり営業で困っているわねとか言いますと、我々も何もしてくれんじゃないかとか言われます。それについては、今後私たちも動くわねというようなことで、最初、松下課長のほうにもその旨を言って、今の動きになっていると思います。 でも、本当に零細企業というのは家族単位でされているところがほとんどです。やはり、そういう営業、売上げ、それについては本当に苦慮していると思いますので、ぜひ綾は綾なりの独自の政策をしていただいて、また綾のいいイメージアップにもつなげていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 最後に、災害避難所の充実について。 災害トイレ、保存食の確保、ペット対策をしますけど、冷暖房対策についても、我々は今の公民館を回っていろいろ班長会のほうで出していただいて、意見を求められれば述べておりますけど、それ以外は傍聴しておるというようなことなんですけど。 やはり、公民館長さんが一番心配しているのは、もう地域の公民館は避難所となっとると。ここに本当に避難者が来たときは対応でけんと。もう冷房もない、暖房もない、暖房はどうでもなりますけど、冷房がないと。そういうのに、冷房をつければどんげですかと言うたら、そんな金もねえと言われるわけです。これは、やはり切実なる公民館長さんの声じゃないかなと思っております。ぜひ、そういうとこも踏まえて対策を取っていただきたいと思いますけど。 この災害トイレについても、今町の中では下水道が通っておりますので、それに対して取扱いができるのと、あと下水道が通っていないとこは簡易型のこの防災トイレがあります。いろんな様式やらありますけど、そういうのもすれば対応できると思いますけど、そういう面についての対策はいかがでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 災害トイレ、保存食の確保、ペット対策等に関してですけれども。 災害トイレについてです。災害時の衛生管理は非常に重要な問題と思っております。避難所の水道が断水した場合、水洗トイレが使用不能となりますが、水が流せない場合に洋式便器を衛生的に使用することができる簡易袋を1,000回分は確保しております。 今後は、公共下水道の管路を利用して使用できるマンホールトイレなどの緊急時に使用できる設備の整備にも検討してまいりたいと思います。 次に、保存食の確保についてでございます。 綾町では、てるはの森の宿をはじめとした宿泊施設を設けていることから、昨年の台風10号の際にもこの施設の食材を用いて配布させていただきました。 ただ、4月からは宿泊施設の指定管理や民間へ変わることや、コロナの影響で休業することも予想されますので、今後は計画的に食料の備蓄に備えていきたいと思います。 非常食についてですけれども、これまで町民の皆様に避難時に二、三食分の持参をお願いしてまいりました。各家庭において、避難の際に持参できるよう食料の備蓄を引き続きお願いしたいなと思います。 次に、ペット対策についてでございます。 災害時の避難対策の中で問題となっているのが、ペット対策です。この対策としまして、同行避難と同伴避難、2つございます。同行避難とは、避難場所の指定された空間にケージ等を利用して避難させることです。同伴避難は、飼い主とペットが同じ空間で避難生活を送ることと。 昨年の台風10号の際は、ペット同行避難として馬事公苑の施設を案内したところです。現在の避難所では、同伴避難として施設内で同じ空間で一緒に避難できる避難所は設けておりません。緊急避難時では、ペット愛好家がいらっしゃる一方、ペットが嫌いな方やアレルギーの方もいらっしゃいます。その中での避難所対応となるため、同行はできるが同伴はできないということ、こういうことをご理解頂きたいと思います。 各家庭において、動物愛護の観点からも避難時に使用するケージやペットの非常食の準備もお願いしていただくよう、今後も啓発していきたいと思います。 冷暖房対策についてですけれども、一時避難所として指定している各自治公民館につきましては、公民館の建替えに併せて空調設備が整備されております。 また、小学校、中学校につきましては、避難所となる各クラスには空調設備が設置されております。 しかし、てるはドームや小中学校の体育館においては空調設備がないような状況です。避難が長期化するような場合には、その場合には大型のスポットクーラーとかそういうもので対応していくことを検討しております。 このように、災害避難があった場合の対応に関しては検討してまいりたいと思います。 以上です。 ◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。 ○議長(日高幸一君) 兒玉千歳議員。 ◆議員(兒玉千歳君) 今、基本的なことを述べられたと思います。 保存食については、フリーズドライなんかは、物すごく今進歩しております。日もちもしますし、簡単にもう水に戻せば食べられます。衛生的にもよいので、そういう方面についても、綾にもいろいろ企業がありますし、またこれについては西都市のほうで大きな工場もありますので、十分対応していただいて、いろんな食材なんかも使っていただいて確保していただきたいと思います。 あと、ペット対策ですけど、そのペットも連れていってもいいとかそういう場所を、やはり正確に皆さんに伝えておかないと、今はペットは家族の一員ですので、避難所に連れていったらだめだったからと車中泊をされる方がいます。そういう方も災害弱者になりますので、そういう人たちをつくらないためにも、やはりどこどこの施設は大丈夫と、そういうふうなとこをはっきりと言って示しておけば、その人たちもやっぱりかわいいというのと、さっき言ったように自分たちのもう身内でありますので、十分対応していただけるんじゃないかなと思っております。 だから、町のほうはしっかりとしたそういう対応をしていただいて、場所を提供していただきたいと思います。 それから、この防災マップがもう、これは18年に出ています。今、災害でも大雨の場合とか集中豪雨は、台風やらも事前に分かります。いつどこに何時に来るかというのも、どこを通るというのも。でも、一番怖いのは、前から言っております地震です。綾町の場合は、後ろのほうがえびの地震、前が日向灘。日向灘も昨日も宮大の原田教授が出ておりましたけど、あの人たちの講演を聞くと、低周波地震が日向灘をもうどんどん北に上って行っているんです。もう、一番最初は四国の沖近くまで行っております。これが、いつ大きな地震を起こすかというのは分からない。でも、確実に南のほうから北には動いていることは確実というのは、もう地震計の装置やらで判断しております。 だから、綾町も先日新聞でも防災専従員やらがいないというようなことになっておりますけど、防災士を早く地域につくっていただいて、消防団以外につくっていただいて、対応できるような方向に持っていってもらいたいと思いますけど、いかがでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 総務税政課長。 ◎総務税政課長(蓮子浩一君) 防災士の養成につきましては、毎年9月前後に講習会をやって、今メインとなっておりますのは消防団員がメインになっておりますけれども、町民の方も防災士資格を持っていらっしゃいます。 ただ、その防災士の活動というか活躍の場がないというようなことで、意識についても当初からすると下がってきているという面もありますので、今後この防災士の活用についてと、あと養成についても新年度も行ってまいりたいと思っております。 ◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。 ○議長(日高幸一君) 兒玉千歳議員。 ◆議員(兒玉千歳君) 消防団やらそういうのは分かっておりましたけど、一般住民が本当にいざ対応するときに、さっき言ったようにいつ地震は起こるか分かりません。集中豪雨とかそういうのはもう事前に予測がつきますけど、独り暮らしの人、あとお年寄りの方やら障がい児の方が近くにおっても、まず我が身を心配するわけですので、我が家が崩れたりしているときはもう人ごとではないというような気持ちになります。 でも、この防災士が本当に近くに何人もいらっしゃれば、その時点で公民館単位で話し合っていただいて、安心カードがあの人は出ているから、もし何かあったときは3人ぐらいで対応してねというぐらいの心構え、そういう対策をしていただければ、公民館長さんたちも、それとまた役員の方も助かると思います。 民生委員も、本当に、前から言っているっちゃけど、少ないというのは感じております。でも、これはなかなか成り手がないです。宮崎市なんかでも、もう40%ぐらいしかないんじゃないですか。だから、綾町でもそういうふうな取組をしていただいて、民生委員さんやら班長、公民館長に負担がかからないように、地域住民でそういう見回り、対応ができるような政策を取っていただきたいと思いますけど、いかがですか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 地域のことはやっぱりそれぞれの公民館のところが、どこどこに誰々さんがいらっしゃるとかと、そういうことは一番把握されているかと思います。また、改めて、公民館長もそうですけれども、シミュレーションといいますか、あそこには誰々さんがいるよねと、何かあったときには誰と誰が行くとか、そういうのを事前にみんなで話し合う、そういうふうな機会を設けて何か困ったときには支援してあげるという方法を、それぞれの公民館でつくれるようなそういうことを啓発、促していきたいなというふうに思います。 また、そのときにいろんな救急救命士みたいな、そういうところも今後準備、整理していく必要があるんじゃないかなというふうに考えます。 ◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。 ○議長(日高幸一君) 兒玉千歳議員。 ◆議員(兒玉千歳君) これの見直しはまだないですか。 ○議長(日高幸一君) 総務税政課長。 ◎総務税政課長(蓮子浩一君) 基本的なものはございませんが、今後、大雨等、台風等によります、毎年台風時に避難準備情報、避難勧告、避難指示というような段階で出しておりますが、この避難準備情報の次の避難勧告、避難指示が同一の形になるということで、また広報というか、町民のほうにもお知らせしたいと思っておりますが、国のほうがこれまでの避難勧告、避難指示というのが分かりにくいというようなこともありまして、今回改正が出てきておりますので、その部分は改正してまいりたいと思っています。 ◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。 ○議長(日高幸一君) 兒玉千歳議員。 ◆議員(兒玉千歳君) この防災マップも、その地域ごとのものが出ていないので、それやら崖崩れとかそういうのがあると書いてあるけど、その地域の人たちは今までずっと住んじょって、ああそれはあるっちゃろうかというような感じなんですけど、これは見ただけでは分からないです。これの説明も、言えば、宮原は宮原の人はみんな集まってこれ説明しますというような説明会もあったような記憶はありませんけど。 ぜひ、その地域の公民館長さんやら、長老と言うといけませんけど、年配者の方に聞いて、それとまちの中の人たちは、雨がどのぐらい降ったときはもう避難する準備をしてくれと。その避難先は高台の、こっちでいえば小学校とか、神下の方であれば、もう早い場合は宮原でもいいですというような感じでもいいです。だから、そういうやつを本当に的確にしていただいておけば、安心するんじゃないかなと思っておりますので、ぜひそういうとこまで踏み込んだ防災マップというか、避難経路というか、そういうマニュアルをつくっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 以上で終わります。 ○議長(日高幸一君) 千歳議員、訓練に関してはよろしいですか、避難訓練。通告ありますが。 ◆議員(兒玉千歳君) すみません。ごめんなさい。3番目の地域に合った避難訓練ですけど。 これ、先ほども言いましたとおり、やはり、言うたら悪いですけど、宮原なんかはもう絶対水に浸かることはないというぐらい自信があります。 でも、地震によっては橋が壊れた場合やら、どうしたらよいかというようなこともありますので、ぜひその避難訓練を、さきの議員さんも言われたとおり、行っていただいて、地域に合った話をしていただければ。 川も流れていないとこに水に対してとかいうことよりも、やはりそういうふうに地震によって被害を受けられることなんかが重大なところはそれに対応していただいて。 それと、あとは町外に出ているときに地震があって津波が来たときは、とにかく高いとこに逃げてくれというようなことを十分周知しとけば大丈夫でないかなと思っておりますので、この避難訓練をぜひ早急に、そういう目的のある避難訓練をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(日高幸一君) 町長、答弁お願いします。 ◎町長(籾田学君) 特に避難訓練に関してなんですけれども。 これまで定期的な訓練は行っておりませんでした。しかし、新年度は、実施する方向で、綾町でどんな訓練ができるのか検討しております。 自治公民館長の任期替えの年でもありますけれども、新規の館長、新しい館長も含めて、台風等災害時の避難所開設、運営の訓練も必要と考えております。 また、災害の種類とか規模など想定状況やお住まいの地域の地理的な要因もあると思いますし、それぞれ避難方法が異なると思います。その地域に合ったその地域の特性があります。 避難訓練をどのような方法で実施しているかについて、内部で検討して、よりよい訓練となるようこれから準備していきたいと思います。 千歳議員のほうから宮原の例も挙げて説明していただきましたけれども、その地域地域で違うんです。やっぱりこの辺のところと、北川、南川のほうと違いますから、その地域によってやる対策というのは違うと思います。例えば、今年地区座談会とかもありますけれども、そういうとこでもちょっと時間設けて、皆さんから意見聞いて、この班のこの辺はちょっと危ないとよねと、そういうのをまとめて、今言われた防災マップの中にそれを落とし込んでいくとか。そういうことをして、もうちょっと本当に自分たちの身近ではこんなんかなというのが分かりやすいように、もっとそれをつくり変えていかんのかなというふうに思います。 ぜひ、地区の話し合いの中にも役場のほうからもそういうときには参加させていただいて、地区座談会とかそういうところでも、実際、そういうのを話し合う機会をちょっと設けてから、それを集約してから整理していきたいなと思います。 ありがとうございます。 ○議長(日高幸一君) 兒玉千歳議員の一般質問を終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(日高幸一君) ここで、暫時休憩いたします。(休憩午前11時07分)………………………………………………………………………………(再開午前11時16分) ○議長(日高幸一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 青木議員の一般質問を許可いたします。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) よろしくお願いします。 たくさんありますので、私は簡潔にいきたいと思います。町長のほうもなるべく簡潔にお願いいたします。 まず、1番目、私の一般質問、12月議会での私がちょっとおかしいかなと思っている疑問点、それから私にとっては未消化の部分についてお伺いいたしたいと思います。 1番、2番、これまとめます。一つは町長の姿勢、その12月議会で「我がなすことは我のみぞ知る」というふうに言われました。まず、2番目として、私への忠告、インターンシップ、それから善管注意義務ということを言われました。これを改めてちょっとお聞きしたいと思います。 まず最初に、「我がなすことは我のみぞ知る」と、泰然自若ということをおっしゃいました。これはどういう意味で言われたんでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) お答えします。「我がなすことは我のみぞ知る」と、これ坂本龍馬が言った言葉です。彼も、彼っておかしいですけれども、本当とても偉い方なんでしょうけれども、明治維新のときにいろんな貢献されたと。やっぱりものを変えようとするときにはいろいろあると思います。なかなか説明しても理解してもらえないことがたくさんございます。そういうときに、やっぱり自分が正しいと思うことは自分で判断しないといけないと。自分が正しいと思うことを実施するということで、自分がやろうとすることは自分が知ってそれに従ってやるということで、そういう言葉を使った次第です。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) よく分かりますけれども、この危険性というのもあると思います。といいますのは、これものの見方によってですけれども、そのお釈迦様が天上天下唯我独尊ということをおっしゃいました。これどういう意味かというと、自分以外には偉い者はいないと、唯一自分が正しいんだということだと思います。これをさらに延長しますと独裁政治につながります。 町民が真ん中、綾町大家族主義とおっしゃっております、町長は。この辺の整合性はどうお考えでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) お答えします。 私は、これで独断的にやろうとかそういうことじゃなくして、やっぱりできるだけ皆さんに理解してもらいたいなという意味で使ったことでありまして、これのプラスの意味でこの言葉を使わせていただきました。 以上です。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 私は木工をやっております、仕事として。町長はかんなの刃研ぎはできますか。やり方は知っておりますか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 存じ上げません。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) ということで、私も入札やら町長が言われましたけれども、役場のその行政の中での仕事というのは分かりません。ご存じですかって私にお聞きしましたけれども。だから、私もかんなの刃研ぎをお聞きしたんです。そうでしょう。 だから、ありもしない制度をこのみんなの場でインターンシップどうのこうのとか、それから私への忠告としておっしゃいましたよね。これは、町長が上で議員は下だというような、その非常に独善的なものの見方から出てくる発言ではないかと思うんですけれども、どう、この前からあまり変わらんとですかね、この辺の考えは。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) そこの捉え方ですけれども、私はかんなの刃研ぎは知りません。ただ、私人と公人の違いというのはしっかり理解していただきたいなと。ご忠告しましたのは、議会の途中で中座されました。公人としてです。公人として、果たしてこういうことは許されるのかと、そういうことを注意した次第です。 役場職員のことも質問あったかと思うんですけれども、本当にどういう業務をやっているのかというのは、やっぱりこれは中の者が、本当の苦労というかそういうのは、先ほどの言葉じゃないですけれども、「我がなすことは我のみぞ知る」、自分たちのことを理解してもらおうと思ってもなかなか分からないことがあるんです。結構ストレスを抱えてやっていることがあります。そういう意味で、中の仕事を本当に体験してもらえば分かるかなという意味でインターンシップという言葉も使いましたし、善管注意義務、これは先ほどの議場を勝手に中座したと、私がここで説明している最中に。こんな非礼なことはないんじゃないかなという思いで忠告した次第です。 以上です。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 町長は、国会中継とかご覧になったことありますか。ありますよね。答えるほうと質問するほうがいて、質問するほうがその回答に対して非常に不満だと、あるいは回答しておらんということで、質問者が途中で退席する、そういうシーンは幾らでもありますよね、国会で。 それから、昔で言えば、青嵐会の浜幸さんが議会の中で椅子をぶん投げたりとかですよ、ありましたでしょう。あれは何か法的に違反なんですか。ここから出ること違反なんですか。そうじゃないでしょう。というのは、投票のときに議長は議場閉鎖と言いますわ。わざわざ議場閉鎖と言うんですよ。そうでしょう。ご経験ありますよ、みんな。議場閉鎖、出ちゃいかんですよですよって。そのときは出ちゃいかんと思いますよ。でも、出ていくことに関してどうのこうの言われる筋合いはないんですよ。 で、私が出ていったというのは、この前も言いましたけれども、これ政治的な行動ですよ。町長のものの考え、それに対する抗議の意思で出たんですよ。だから、町長は私への面当てかっておっしゃいましたけれども、その通りですよ。だから、これは別に政治的な活動の一つです。だから、善管注意義務というのは644条、おっしゃいましたのはこれは民法です。どういうことかというと、人との約束とか、それからものの、その預かったものに対する善管注意ですよ。これ混同されていますよね。違いますか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) ご自分の行為を正当化された発言だと思いますけれども、私はそうは思いません。 ほかの議員の方にも聞いてみてください。いまだかつて綾町の議会のときに途中でそういうふうに中座された方、それは体調的に悪いとか、何も断りなくして、今松本議員行かれていますけれども、ちゃんと手続を踏んで出て行かれました。 これを正当化するというのは私ちょっと理解できないんですけれども、そこのところを。あと議員というのは、税金をもらって仕事をしているんですよ。そこを放棄して出た。ちゃんと私、(「青木議員」と呼ぶ者あり)そこのところはしっかり考えていただいて。私にもそういう意見言われますけれども、ほかの議員にもちょっと意見を聞いてみてください。 以上です。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) そんなことは分かっていますって。だから、私は、町長はそういうお考えでしょうけれども、私は違う考えで言ったので、だからどっちがどうのこうのって一方的に言われる筋合いはないということを私は言っているわけですよ。議員が退席したというのは、私が初めてじゃないんですよ。私○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○そういうことは言っておきます。 だから、私は、別に町長に対して謝罪すべきだとか何だとかというのは一切思っておりません。 次いきます。 まちづくり座談会と去年ありました。これも繰返しになりますけれども、その私が分からないのは、個人攻撃的なところということをおっしゃって、おかしいんじゃないかと。このまちづくり座談会だからということでおっしゃったんですけれども、個人攻撃的なところってどこなんでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 私もその意味がよく分からないんですけれども、このまちづくり座談会というのは、2回やったときに何かこう発言をどうのこうのって言ったところですかね。(発言する者あり) ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 12月議会で、私だからほら、これ見て言っているわけですよ、議事録を。それで、その中で町長が言われた言葉です。個人攻撃しているところがあるからよろしくないというような発言をされたから、だからどこを指してそう言われたのかなと。質問者の話を、私もあそこにいましたから聞いていました。それで、その誰々さんがよくないって。その個人の趣味とか言っているわけじゃないんですよ。例えばこの背広が格好悪いとかですよ。そんなことを一切言っていないんですよ。その行政の中での、お仕事の中での話ですから、皆さんが質問したのは。だから、個人攻撃じゃなくて、その方がやっている仕事の内容について質問をされているわけです。だから、どこが個人的な攻撃なのか、私聞いていてもちょっとよく分からないんです。だから、改めてお聞きしています。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) もう一度、あのときのまちづくり座談会を思い出してみますと、第1回と第2回目やられましたよね。個人的な攻撃といいますか、一個人に対する質問攻めだったと思います。それで、終始1回目の座談会というのは終わったんですよね。で、2回目やったときに同じような展開になってきたというところで、まずあのとき議長をお願いしていた玉田連協長からまずそういう意見がありました。どうですかということで。私もそう思いますと答えたんですけれども。 あのときに来られた方、まずは1回目の座談会終わった後に、どういうふうな声があったかと。これは青木議員には届いていないのかもしれませんけれども、私のほうにも来ました、玉田連協長のほうにも来ました、こんな座談会なんか、私たちが期待しているような座談会じゃない。もっと建設的なことをやってください。個人を攻撃するのであれば、ああいう公の場ではなくして別の機会でやっていただいたらいいんじゃないでしょうか。 ですから、第2回目の座談会のときに、司会者である玉田さんもそういうふうに振られましたし、話がそういうふうに向いたときに私のほうにも言われて、私もそれは別な機会で個人としてやっていただいたほうがいいんじゃないかということで述べた次第です。 以上です。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 繰返しになりますけれども、その行政の仕事のことで質問をされています。相手の個人的な面をどうのこうの言っている質問ではありません。 それから、たくさんその拍手が来たとか何だとかっておっしゃいましたけれども、全部じゃないですよ。それはものの見方で町長は全部のように思えるかもしれないし、私は一部のように思えるかもしれないし、カウントしているわけでもないですから。二百何人でしょう、出席された方。で、あまりどうのこうの言われてもあれですけれども。 この前、町長は故きを温ねて新しきを知るって私が言ったときに、私はその故きの中にいいことも悪いこともあるだろうと、いいことはそれはそれでいいんですけれども、次にまた生かせますから。でも、悪いことも、あるいは失敗したことも、失敗は成功の基とかも言いますわ。だから、悪いことも出していかないと、新しいものがそこに乗っかりませんよというふうな発言をしたと思います。そしたら、町長は私の考えとは違いますって言われました。ここに書いてあるからですよ。後で見てください。自分の発言ですから。どう違うんですか、私と。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) ちょっと後ほどその議事録を見てみたいと思います。ちょっとその状況がいまいち思い出せませんので、ちょっと見てから考えたいと思います。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) よろしくお願いします。ご自分の発言ですから。 自治公民館活動の、これも町長になられてもう2年近くなります。この町長の構想、今同僚議員もいろいろ言われましたけれども、いま一つちょっと分からないんですね、そのどんな形にこれから持っていくのかということが一向に見えません。これは、私最初の質問の頃から出していると思いますけれども、何か具体的な、その目に見える形というのは何かあるんでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 私も、正直どういう方向がいいのかというのは、こういう具体的なものというのはまだはっきりないんですよ。難しいんですよね。結いの心、自治公民館制度、じゃあ国富町とどう違うんだ、宮崎市とどう違うんだ、区長制とどう違うのかといったときに。 でも、古い先輩たちは、そういう結いの心を持っていて。この間、結いの心というのを調べたんです、どういう意味かって。そしたら、結いの心というのは、人から言われるのでもなく自分で、言わば忖度のような考えを持って行動すると、これ前向きの意味です。ですから、言われてからするというんじゃなくて、こうしたほうがいいなとか、人との付き合いこうしたほうがいいなと、そういうのが結いの心というふうに書いてありましたけれども。特に、先輩の方というのはそういうところを大切にしているんだなというふうに思いますけれども。 この、これから綾町の自治公民館制度をどういうふうに持っていくかなと。私、一つこれ試金石があると思うんですよ。高齢者クラブ今ありますよね。(発言する者あり)ですから、これが今どんどん少なくなってきていると。やっぱりこれはみんなでやったほうがいい。それに対する改善点とかそういうものから展開していって、女性のほうの組織もそうだし、壮年会、若者もそうですし、みんなが参加して楽しいなと思えるような、そういうふうな自治公民館活動というのに持っていけたらいいかなというふうに思っています。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 町長はしばらく綾におられないで、公民館の活動もされていないと思います。なぜ館長のなり手が不足しているのか、住民参加の意識が低下しているのか、原因はどこにあると思われますか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) なかなか難しい質問ですね。ちょっと話脱線しますけれども、私いなかったんですけれども、この間小学校の運動会に行ったら、綾小の校歌の2番が歌えたんです。やっぱり私のこのDNAの中に綾の血が流れているんだなというふうに感じました。2番を歌える方というのは何人ぐらいいらっしゃるか。もちろん先輩方たくさんいらっしゃると思いますけれども、私は歌えたので自分でもうれしかったんですけれども。 そういう意味で、いませんでしたけれども、なり手がないというのが、さっきの試金石じゃなくて、あんまりノルマを課せられると。自分の家のことでも心配だ、生活も大変なんだけれども、いろんな活動に動員される、そういうので自分の時間を拘束され過ぎるから難しいのかなというのも一つあると思います。 ですから、ちょっとハードルを下げてやるとか、そういうことですればなり手の問題とかそういうのもあるのかなと思っていますけれども、どこに原因があるのかというのは、ちょっといろんな人から話を聞いて考えてみたいと思います。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 最初の昔話はちょっと笑っちゃいましたけれども。 これ、簡単なんです。どういうことかというと、役場がこの自治公民館制度というものを上手に都合のいいように使ってきたんですよ。要するに、今町長も言われましたわ、負担が大きくて義務や責任が大きくて、じゃあ自分たちが勝手にできること、権利自由の部分は少ないんですよ。一言で言えば下請け工場みたいなもんですよ。だから嫌になっちゃうんですよ。どう思います。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 本当簡単なんですかね。言葉で言うのは簡単ですけれども、実際に本当にどこに問題があるのかというのは、そんなに私は分かりませんね。 ただ、確かに町でやったことの今伝達、公民館長会でも、来月こんな事業やりますよって地区の人に伝達してくださいというところは結構あると思います。でも、やっぱりそれだけじゃないんですよね。今度は、逆にこれがワンウェイじゃなくてそれが戻ってくる。そういうのがあって本当の自治公民館だと思うんですよ。 ですから、我々も決して役場のほうから押しつけで公民館長とかに言っているつもりは全然ございません。少なくとも私は、そういうふうになったらいけないなと思っていますんで、そういうところから改めていけばいいと思いますけれども。これが目的であれば、手段は多分、目的は一つにしても手段は100通りあるんですよ。その中の一つの方法として公民館長会議をやって情報を伝える。ほかにもいろんなことがあります。 ですから、この100通りぐらいの手段で、ちゃんと機能しているところと機能していないところがあるんですよ。これが、全体として自治公民館がうまくいっていない。目的は一つです。町民がみんなで協力して仲良くやると。そのためにいろんな活動やっているんですけれども、ある一面だけを見て、ただ町が伝達機関として使っている。それだけじゃないと私は思います。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 毎月広報が出ます。これを役場が郵送すると。もう自治公民館に頼らんで、あるいは自治公民館がもう配りたくねえということで郵送にします。1戸100円として、100円じゃ多分行かないと思いますけれども、100円として3,000戸あります。と月30万円、年間360万円。町長は数字がお好きですから具体的な数字を挙げましたけれども。これで足らんと思いますよ。300円だったら1,000万円かかります。1戸がですよ、1戸配るのに300円だったら1,000万円かかります。それだけ多額な費用をかかるわけです。だから、そういうことも考えて自治公民館というのをお考えにならないと、○○○○○○○○○ 極端な話を言います。自治ですから、自分たちでやろうと思えばやれるわけです、制度的には。だから、役場と手を切るということもできるわけです。一方、納税者ですから、その納税の分は自治公民館のほうに回す義務はあると思います。極端な話しましたけれども、どう思いますか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 広報1冊100円いっていないんですね。68円か9円か何かその辺の数字だったと思います。それを3,000枚毎月出していると。そこで、綾の人たちですね、7,000人、3,000戸あります。確かに作るよりも郵送するほうが高くなって、今度はくるんじゃないかなという気がするんですよ。郵便局通じて何とか続いていきそうですけれども。 そこの中で、皆さんに協力いただいて公民館長から各班に回して、その中に人がものを持っていく。誰かと会う、併せて話をする、どうですか、元気ですかと。そこでコミュニケーションができる。そういうふうなプラスの面もありますし、もちろん広報の配布の件も一例ですけれども、そこの中のやっぱりよい面、メリット・デメリットというのはあると思いますし、それで綾町というのは成り立ってこれまで来たのかなというふうに思います。
    ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 次に移ります。 教育長罷免、署名活動についてお聞きします。 出さないということで、この前お答えを頂きました。署名活動、これされていました。これの中心人物はどなたかってお聞きしたら、分かりませんと町長は言いました。町長から資料を預かって署名活動をされた方がいらっしゃいます。町長が中心ではなかったんですか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) ちょうど1年前ですね、3月議会だったと思います。教育長の罷免を出したのが。(発言する者あり)それ以降の活動のことを言っているんですけれども、私もいろいろ調べました。その中で、これものすごい時間と労力をかかるなと。悪いことは正さないといけないなというふうに思いましたけれども、もう一度じっくり話しまして、今後も引き続きこういうことがあると、そのときはまた再度ということで考えましたけれども。 そういうところで、途中でものすごい時間、パワー、署名というのは有権者の3分の1以上が必要なんですよね。これものすごいパワーも時間、費用かかるんですよ。これを実現させるよりは、もっと本当にやらないといけないことがあるというふうに判断しましたので、そこのところは途中で皆さん、これはもうやってられないなというふうに思ったんじゃないかなと思います。私、最初話したときには、私の考えというのは3月に示していますから、そのことを伝えた次第です。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 3月のことじゃなくて、その後の署名活動なんですよ。 私の質問は、町長が中心ではなかったのですかという質問です。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) ございません。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 1,000名集めたという話も聞きます。直接、さっきも言いましたけれども、町長から書類を預かって頼まれたって言う人がいます。これ全然違うわけですよね、話が。片一方がうそをついているわけですよ、そうでしょう。ですよね。違うんですから、言い分が。だから、どっちかがうそをついているわけです。 もし町長がうそをついている場合だったら、これで私は3度目です。1回目は100円バスの件、2回目はコロナで困っている人はいませんって。そしたらあのときは橋本議員でしたっけ。そしたら、副町長が橋本さんのほうが自然に聞こえるって言いましたわ。 だから、これまたうそつけば3回目です。別に否定しても肯定しても別に構わないんですけれども。そういうことじゃあんまりよくないんじゃないかなと。やっぱり町政は、政治は誠実に、素直にうそをつかないでやるのがやっぱり信頼獲得の一つでしょう。それやらんかったらどんどんおかしくなりますよ。 次、旧総合基金についてお聞きします。 裁判をされる予定だということでこの前お話されました。どうなっていますでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) そのことについて説明します。 12月議会の一般質問でも申し上げましたとおり、横領事件によります生産者の皆様への遺失財産を少しでも多く回収し、全額返還するべく取り組まさせていただいております。 現在、黒木氏に対する賠償請求を務めておりますが、1月29日に2万円が振り込まれております。これまでの返済累計額は19万3,086円です。ということで、依然として全額返還にはほど遠いような状況になっています。 7年間の間、総合基金の実施要領で定められた監査を一度も実施せず、横領を見逃し続けたということに対する前会長の管理責任はどの程度あるのかということを司法の場で明らかにするために、損害賠償請求訴訟を行っているところでございます。宮崎地方裁判所に訴状を出しておりまして、1月18日に受理されております。今裁判中ですので、これ以上のことは説明はお控えさせていただきたいと思います。 以上です。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) ちょっと公判が始まっているということでよろしいですか。──はい。 この裁判費用、これどこから捻出されるんでしょうか。基金から出されるんであれば、その基金の関係者、理事さんとかいろいろいらっしゃると思いますけれども、納得済みなんでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) そこのところは、ちゃんと手続を踏んでやっております。これに関しては、協議会といいますか推進会議のほうの会長として訴状を出しております。その中で、事務経費の中に係争費用というのも含まれておりまして、これは去年の7月の総会、推進会議が総会なんですけれども、その中で承認を頂いております。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) すると皆さん納得されたということでよろしいんですか。(「はい」と呼ぶ者あり) 議会からも、有志の方ですけれども、みっともないと。現町長が前町長の裁判をするのはみっともないからやめたらどうかという申入れ書というのが届いているんではないかと思いますけれども、私は署名しませんでしたけれども、これどう思われますか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) その内容をちょっとしっかり見させていただきたいなというふうに思います。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) また繰返しで申し訳ないですけれども、こち風のあの豚舎の件で、町長は国に届けたりすると1億5,000万円ぐらい返さなきゃならんから、結果的に町民に迷惑をかけるからそれはやらないんだと。で、今回はなぜ一生懸命やるんですか。その同じく負の部分ですよね。この対応が違うわけです。どうしてですか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 横領事件の被害者がまだ残っているということです。町民の多くの方で、まだその被害を受けてそれが弁済されていないということが主たる理由になっております。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 町長自身が理事長という名前ですかね、分かりませんけれども、もししなかったら、町長自身、理事長自身が訴えられるという可能性はありますか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 具体的にそういう話もあります。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 次に行きます。 綾城の屋外トイレの件ですけれども、今度予算に入れていただいたから直されるんだと思いますけれども、どうしてあんな設計、施工になったか。これ責任はどなたにあるんですか。どなたかがあるわけですよね、間違ったものをできたということは、どっかにか原因があるからああいうものができたわけですから。どうしてですかね。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 綾城屋外トイレの件ですけれども、12月議会でも答弁しましたとおり、スペースの問題、浄化槽との距離の関係で、トイレの高さの問題など制約を受けた中で設計をいただき、整備をさせていただいた次第です。 結果として、使い勝手の悪いような状態になってしまったと。設計をいただいた業者にも再度確認をいただいたところです。 それに対して、トイレのブースの位置とか向きを変えて対策を講じたと。図面で見て、ちょっと私もこの図面を施工する前に見たわけではないですけれども、その辺の実際の把握というのが十分じゃなかったのではないかなというふうに推察します。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 私の仕事はもの作りです。もうゼロから始まって、ほぼ100%やらんと最高のものはできないんです。だから、一瞬たりとも気が抜けないんです。そういう仕事です。あれを見たときに、これ役場の職員がストレスが過重でもって、ストレスストレスっておっしゃいましたから、ストレスが過重でもってああいう結果になったのか、怠慢でなったのか、どちらでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) ちょっとそこのところは直接ストレスとは関係はないんじゃないかなと思いますけれども。ですから、それを見る目がなかったのかなと。図面を見て出来上がりがイメージできなかったのかなと想像するしかないんですけれども、やっぱりそこは人それぞれ職員の資質向上を図っていく必要があるなと思います。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 能力がなかった上に怠慢だったんでしょう。次に移ります。 電気料の、この間見直しをしていただいて、結果的に1,600万円という数字でよかったねという話ですけれども、追加の部分、まだ全部終わったわけじゃなくて、この前何か10か所っておっしゃいましたんで、またほかにも学校とか、ここもそうなのかもしれんですけれども、あると思いますけれども、その辺のその計画といいますか、これからのこと。 それから、LEDに換えればかなり電気料というのは安くなります。ただ入れるときに設備投資はしなきゃならないんですけれども、これもそんなに10年も20年もかかって改修するって話じゃなくて、LEDこれだけたくさんあるから安く手に入りますから。それをやれば長くても5年あれば改修できると私は思っているんですけれども、その辺の具体策はお取りになっているんでしょうか。まだなんでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) ご質問にお答えします。 役場施設の高圧契約のある施設10施設を対象に令和2年11月に指名入札を行い、4社による入札を行いました。入札の結果で、令和3年の1月から12月までの電気料金が42.3%、1,590万円ほど削減になるということが分かりました。 電気の見直しのご提案を頂いたところで、本当諸手続に時間を要しましたけれども、今後電気料の大幅な節減につながっていくと思います。 庁舎のLEDの照明についてですけれども、既存の設備が故障した際に順次LEDへの更新をしている状況で、まず一つ、役場に入ってこられたところの会計室がLEDになっています。あとロビーの会議室もなっています。あとこの議場もLEDのほうに替わっております。初期投資が若干高くなるんですけれども、全体的にLED化のほうに進めていくことで、今順次進めているところです。 以上です。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 次にいきます。 町長の危機管理ということで、この前もお聞きしましたけれども、庁舎爆破の予告ありましたでしょう。そのときに出張されていました。ある意味、町民の命にも関わってくる話だと思うんですけれども、いたずらという判断で行かれたんだと思いますけれども、それほど重要な出張の内容だったんでしょうか。その内容と運転した車、車で行かれたんだと思うんですけれども、その費用とか運転日誌、そういう記録の提出とかというのはできますでしょうか、求めたら。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 10月の十何日かでしたね、その日ですね。これ調べたんですけれども、去年の8月から10月までの間に、この間も説明しましたけれども、全国の18都道府県で自治体に対して同じ内容が来ていました。こういう愉快犯、これを見て面白がっている、そういう悪い人がいるんですけれども、本当こういうことに関しては残念で仕方ないんですけれども。 宮崎県警、宮崎消防局にもしっかり一応連絡してその時間は退避させてという手続を取って行きました。 私は、その翌日に福岡のほうで安全、安心日本道路に関する総会がありましたから予定しておりました。ただこのときは、ちょうどコロナの第2波が収まって一番動きやすいときだったんですよ。その前にも、Jリーグチームを呼ぶために東京、大阪ずっと回ってきて、来てくださいというトップセールスをしていたところです。この日には、福岡のほうへ3社行ってトップセールスをして、その翌日にこの全国総会に臨むというスケジュールを組んでおりましたので、それに従って実施した次第です。 そのときは、福岡大学のサッカー部、あとは西鉄の陸上部、あと黒崎播磨ですかね、九州陸上関係の3者に回る連絡をしておりましてアポも取っておりましたので、そちらのほうに出張させていただいた次第です。 以上です。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) それは、この前聞きました。 私が聞いているのは、その出張内容とか運転日誌とかそういう記録、これを求めたら提出できますかと、もらえますかという話です。 そこのところが1点と、代理人じゃ駄目だったんですか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) そのときは、役場の車を使いました。その車に関しては、運転日誌というのは作っていない。そのときの出張の復命書というのがありますから、必要であればご覧いただけることができると思います。 これに関しては、代理といいますかトップセールスということで、その翌日の全国総会とも兼ね合わせていましたので、私が行った次第です。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 今年の予算の中で、もう公用車は使わないということで、今度タクシーにすると。これ大丈夫ですか。その緊急のときとかいろいろおありだと思うんですよ。タクシーが呼んだけれどもすぐ来なかったとか、綾のタクシー使うんであれば、何か2台か3台しかないという話も聞きましたんで、対応できるのかなと心配しておりますけれども、どうでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 対応できると思います。 去年1年間やって、私はまだ新米の町長ですので、そんなに役職は多くありません。例えば、国富町の中別府町長とか、西米良の黒木村長とかというのはいろんな役職を兼ねられているんで本当出る機会多いんですけれども、まだまだ修行の身です。そういう意味ではそんなに出る機会もございませんし、最初の1年目のときの行動を見て、コロナの昨年を見て、これからまだ新年度もあると思うんですけれども、大体平均したら、もし行くとしても週に1回か2回かなと。宮崎で1往復だったらタクシーでも1万円です。 で、綾のタクシーと言いますけれども、よくあそこに止まっているんですよね、1台。一つは綾タクシーも使うことできます。もし忙しければ国富から来ていただくということで十分対応できると思いますし、経費の面でも、これをやることによってかなり3分の1ぐらいに抑えることができることが分かりましたので、この体制で取りあえず1年間やってみたいと思います。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 町長の見込みどおりにいくことをお祈りいたします。 もう一つ、先日、危機管理ということでお伺いしますけれども、尾立の養豚センターから汚水が流れたということがありました。このとき町長はどう対応されたんでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) その件は、この通告にはなかったんですけれども、危機管理に関するということで説明します。 私は、2月の26日ですか、上畑の奥のほうの清水の谷から黄色い汚水が流れてきているというので連絡が来まして、すぐ駆けつけました。そうしましたら、本当、結構大雨の降った後だったですけれども、その流れている量が多くて、南川のほうにも流れていましたし、これはいかんなということで早速そのときに農協の黒木常務にも来なさいと、ちょうど会議やっていたんで来てもらってこれを説明して、これをしっかり調べて報告を上げるようにというふうにも伝えましたし、その場に宮崎県の保健所の方も来られていました。 そこで見ておりまして、やはりこれは綾の大切な森の中にそういうふうな汚物が投棄されたということで、この問題に関してはしっかり対応するようにということで農協のほうに指示をしたところです。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) これ、法的にはどういう法律に抵触すると思われますか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) これに関してはこれから出てくると思います。 実際に農協のJAの施設、そしてそこを運営していた業者の方ということも含めて、まずはその問題をちゃんと調べてそれからということになるかと思います。その報告を受けたいと思います。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) どういう法律というのは今お答えできませんか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 産業廃棄物の投棄ということになりますよね、と思います。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) もう一つありますでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) まだまだ勉強足りません。教えてください。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 多分私はそうやって言われると自信なくなるんですけれども、環境汚染防止法とか何かありません、ですよね。明らかに見てそれですよね。現物がもう流れちょるんだから。これ、警察には連絡しましたか。 ○議長(日高幸一君) 町長。(「犯罪だよ」と呼ぶ者あり)傍聴席にお伺いします。静粛にお願いいたします。(「はい、分かりました」「明確に発言してください」と呼ぶ者あり) ◎町長(籾田学君) そちらのほうは、これは農協のほうで、私のほうからじゃなくて農協、そして実際にそこを運営しているところのほうで対応していくということで指示を出したところです。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 確認しましたか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 報告を今週月曜日の、途中ですけれども、今の段階のところを報告を受けたところです。(発言する者あり) ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 私も保健所に電話したんですよ。そしたら、簡単にいうと、発生源が発生源がって2度も3度も言われるんですよ。ということは、どういうことかというと、地元の対応がまず第一番ですよと。その上で、保健所は指導しますというような言い方でした。 だから、地元綾町役場、農協、その辺の対応がしっかりなされていないと適当になってしまいますよという、そういう危険性があるから改めてここで言うわけです。 次、南俣保育所の民営化ということで町長は考えていらっしゃるというお話が以前からありまして、全協の中で突然出てきて、そういう気持ちだということでお話されました。 その後、その南俣保育所に関して、じゃあこういう方向で進めますよとか何だとかいうそういう機会が一度もありません。大分たっています。でも一度もありません。これ、南俣保育所やから、町長は教育が一番って日頃からおっしゃっています。綾の教育ということを考えたときに、小さいうちから綾はこういうことでやっていきますとか何だとかといういいチャンスだと思うんですわ。 これ、民間に移したら、民間の運営の仕方でやられるわけですから、でしょう。違いますか。ちょっとその点、教えてください。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 公共のサービスでございますよね。例えば、どうしてもお役所のほうでやらないといけないと、やったほうがいいという業務もあると思います。 実際に綾の保育所を見ていったときに、私立では綾保育園がやられております。あと、認定こども園のほうで綾幼稚園のほうでもやられております。あと、綾町のほうでも南俣、そして中坪保育所というふうにやられています。それらを見ていったときに、必ずしも民間だからよくない、町立だからいいということじゃなくして、実際にこうそれぞれ見たときに、例えばその辺のところは必ずしも公共サービスでしかできないというものでもないんじゃないかなと思います。 あと、これいろんな問題が関わってきて、昨日の質問からもありましたけれども、役場職員の人数とか労働環境とか、本当にこの体制でいいのかどうかと、今そこを考える時期じゃないかなと思います。 これ、後ほどの質問にも出てくるのかもしれませんけれども、活性化協会の3施設、町のほうで行っておりましたよね。これも今までは公共サービスでやってきたんですよ。果たして、これが公共がやることのメリットがあったのかどうかと。逆に民間の力を使うことによって、そのサービスがもっと向上するということであれば、それを導入することも決しておかしいことではないかなというふうに思います。
    ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 町長の話を聞いていると、うちら埼玉の言葉で言うとくそみそですわ。くそもみそも一緒って感覚で私受け止めています。 私が聞いているのは、いい機会、その小さいうちから綾の教育を、綾町として公の機関として携わればいい機会じゃないですかという、そういう質問ですよ。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) ちょっと議場で使うには汚い言葉かなと思いますけれども、必ずしもそれが町でやることによって、公立でやることによってそれが、じゃあ民間のほうでやることによってそれがつながらないということには、つながるかどうかというのは私もそこのところはちょっと理解に苦しむところがあります。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) これ、先生の処遇とか親ごさんが払う費用とか、そういう具体的なところまで詰めていらっしゃいますか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 一応令和4年度からということで考えておりますので、今それに向けて準備しているところでございます。 それに対する調査というのも今調べておりますし、早いうちにその計画、スケジュール等もお示ししたいと思います。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。一般質問の途中でありますが、ここで暫時休憩をいたします。午後は、1時半から開会いたします。(休憩午後0時07分)………………………………………………………………………………(再開午後1時30分) ○議長(日高幸一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 青木議員の一般質問、よろしくお願いいたします。 ◆議員(青木實君) ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ じゃあ、早速質問に入らせていただきます。もう少しですので、ご辛抱ください。 2番目の宿泊3施設の民間委託についてですが、まず、選定委員会というところが決めたということですけれども、これのメンバーとか、その議事録とか、おありだと思うんですけれども、そういうのは見せてというか、教えていただけるんでしょうか。メンバーはどうでしょうか、まず最初に、その2つお聞きしますけど。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 確認してみますけれども、多分見てもよろしいと思います。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) ありがとうございます。この中に、多分全協か何かで町長ちらっとおっしゃいましたけど、町長は入っていらっしゃらないんですよね。これ、どういう理由でしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) もともと、私が最終的に決裁するんですけど、副町長が、規約の中にあるんですかね、副町長がこれの、公の施設の設置及び管理に関する条例っていうのがあるんです。その中でそういうふうに決めてあって、町長じゃないということになっています。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) この委員を選んだのは、そしたら委員長である副町長ということでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) そこに対しては、私もちょっとコメントを入れさせてもらいました。 ○議長(日高幸一君) 産業観光課長。 ◎産業観光課長(松下栄一郎君) すみません、補足をちょっと説明させていただきます。 今回の選定に関しまして、選定委員会設置要綱を定めさせていただきまして、その中で、副町長を委員長とする選定委員会を設置しまして、その中で委員を選定してございます。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) だから誰が選んだんですか、そしたら、メンバーを。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 私も含めて、私も意見入れさせてもらいました。(発言する者あり)そうですね、私と副町長で相談して、大体決めました。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) ここに、観光とか宿泊とか、プロ、いわゆるプロですよね。そういうことに通じた方っていうのはいらっしゃいますか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) そのときのメンバーとして、議会からお一人、役場から1人、副町長ですね、あと議会からは議長に入っていただきましたし、あとは民間の方で事業を行っている方、あと女性の方、事業を行っている方は2人ですか。(発言する者あり)あと町民の代表の方、民間企業の方、あと女性の代表の方という形で、5人選びました。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) プロの方がいらっしゃったかどうか、それだけ聞いているんですけど。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 民間でこういう事業を行っている方、お一人入っていただきました。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 観光、宿泊関係ですか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 野菜加工館の税所さんでしたっけ、(発言する者あり)税所さんでしたね。すみません、名前が出てきませんで、そうですね。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) TOPIKAと契約されたということで、この進捗状況というのは、同僚議員が聞いていますんで、おおよそのところは分かっているんですけれども、いわゆる協定書ですか、これはまだ結ばれていないということで、もう3月のもう少しで半ばという段階で結ばれていないというのは、何か原因があるんでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 3月の末、いわば31日までですよね。最後までしっかり協議してから決めるというスタンスですので、今、随時協議を行っているところです。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) これ、結ばれましたときには、一般的にというか、議員というか、これは見せていただけますか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 公文書になるから、見てもよろしいと思います。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) ありがとうございます。何ていうんですか、基本ベースというか、基礎ベースというか、議会でも町長説明されたと思いますけれども、2,500万円の委託料、それから、何かの修繕があったら、これは町費だと。それから、従業員は全員雇用ということでよろしいんですか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 今の質問の中の3つ目、全員雇用というのは、それは最初から条件の中には入っておりません。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) ちょっとおかしいと思います。12月の私の質問に対して、町長はこうお答えしております。最初スタートするときに、今働いている方は全員雇用してくださいと、よろしいですかと、「はい、分かりましたということで頂いています」とお答えしております。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) これはお願いベースで、できるだけ今働いている雇用をお願いしますということでお願いしました。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 募集要綱の、これはTOPIKAさんが出したのかなと思うんですけど、その中に、雇用の安定及び雇用環境の向上が図られていることっていう文言があります。これは、全員雇用ということを意味していないわけですね。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) はい、必ずしもそういう意味ではございません。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 今、TOPIKAでは、従業員に対する面接が行われているというふうに聞きました。役場としてどの辺まで把握されていますか。 ○議長(日高幸一君) 産業観光課長。 ◎産業観光課長(松下栄一郎君) 先日も答弁の中で説明させていただきましたけど、今いる職員、嘱託、パート、アルバイトを含めて、一覧表に名簿を落としまして、年齢、経歴、それから賃金、給与等を示した一覧表をTOPIKA側に提示しているところでございまして、面談の結果をまたご報告いただくことにはなっていますけど、その報告をまだ頂いていない段階でございます。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 役場として従業員に対する、役場としてですよ、TOPIKAさんじゃなくて、役場として従業員に面接はしましたか。例えば、従業員がこういう希望を持っているとか、ありますでしょう、普通、会社でも。役場は、そういうことの面接で従業員の、何ていうんですかね、権利、利益というか、そういうものを把握しないとおかしいと思うんですけれども、されていますか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 雇用契約というのがありますから、その中で、活性化協会とそれで働いていただく従業員の方というところで契約しております。個別にお一人お一人、今回のことに関しての面接は行っておりません。ただ、全員の方に集まってもらって、それに対して、今年度3月いっぱいで活性化協会との契約は完了しますということをお伝えしました。 以上です。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 私が知っている範囲で、TOPIKAとの面談の中で、TOPIKAから言われている内容は、1人が正社員、あとはアルバイトだそうです。アルバイト、正社員とアルバイトの違い、分かりますよね。 その中で、名前は挙げないからいいと思うんですけれども、私も名前までは知りませんけれども、お一人女性の方がいらっしゃって、ほかにもいるんですけど、その方はいわゆる母子家庭で、高校生、中学生、小学生を抱えていらっしゃるそうです。当然アルバイトになれば、給料は下がります。この方は、前日松浦議員が指摘されたハローワークから入られて、いずれ正社員になるという約束でもって入られた方です。待てど暮らせど正社員にはなれないと、そうこうしているうちに経営者が替わって、アルバイト扱いでどうですかと言われたって。これ、ちょっと異常じゃないですか。 また、松本議員が、雇用契約書、正社員だから、それで入ってきているわけだから、雇用契約書がないとおかしいって、ほんで町長は調べるとおっしゃったから、その辺はどうでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 今のお一人が正職員とかっていうのは、私今初めて青木議員から聞いたところです。詳細は、全くまだ聞いておりません。 雇用計画の関係なんですけど、一応こちらのほうは、昨日担当の課長のほうに、どういうふうになっているかというのは調べさせましたので、そちらのほうで説明してもらいます。 ○議長(日高幸一君) 産業観光課長。 ◎産業観光課長(松下栄一郎君) その方につきましては、先日、昨日話が出ました方につきましては、ハローワークを通して募集をした方でございまして、その方が実際に綾川荘に入られて、職に当たられるに当たって、雇用労働条件通知書ですか、を提示しないといけなかった分を提示しないまま雇用していたということのようでして、そういうことを言われましたんで、社員を通してその条件通知書を提示させていただいたところでございます。 以上でございます。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 私、その辺の話、プロじゃないんで、何だかよく分からないんですけど、結局ハローワークで正職員ということで募集したんで入られたわけです、ですよね。いつになっても正社員にならないと、なれないと。どこかでか止まっていると、誰かが拒否しているということだと思いますけど、違いますか。 ○議長(日高幸一君) 産業観光課長。 ◎産業観光課長(松下栄一郎君) すみません、そっち、ハローワークを通して正社員前提で雇われた方のところの部分に対しては、先ほど名簿を通してTOPIKA側に渡したと言いましたけど、その名簿の中にそういう注記をしてTOPIKA側に渡してあります。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) そうじゃなくて、もう先月入ったとかっていうんじゃないわけですよ、もう。1年ぐらい前でしょう、入られたのは。なぜしなかったのかっていうのを聞いているんです、活性化協会で。 ○議長(日高幸一君) しばらくお待ちください。 町長。 ◎町長(籾田学君) 約1年ぐらい前に働くようになったと、もうその後、宿泊3施設が指定管理のほうを民営化するということになりましたので、そのまま正職員となることはしなかったということです。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。
    ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 何回も言わせないでください、私の時間もないんですから。私が聞いてんのは、入って、どうして今まで時間がありながらやらなかったのかということを聞いています。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) ですから、今申し上げましたとおりに、今後の運営について、指定管理業者を民間のほうにお願いしようという方向になりましたので、その方を正職員としては上げなかったということになります。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) そうしますと、意図的に宙ぶらりんにさせたということですか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 意図的にじゃなくして、そのまま今度の3月で活性化協会は経営しない、運営しないということでしたので、そのまま正職員にしなかったということです。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) もうばからしくて話にならんとです。この方は、フロントの係なんですけれども、まだお若いし将来性もあるから、支配人も目をかけていて、これからホテルマンとしてやっていけるような力を持ってほしいということで、いろいろ本を読ませたりとか一生懸命やられていたんですけれども、そういう人に対して芽を踏みにじったというか、そういうことを言われてもしょうがないような対応だと思うんです。本人は、一生懸命これからやろうなと思ったら、うん、どうなんだっていうことで。個人の問題だと言われればそうですけど、これ、ちょっとやっぱり冷たくないですか。私はそう思うんです。 その雇用について、4月以降TOPIKAが判断するって言われましたよね、昨日か、昨日。その事業を継承する、つなぐときに、そのつなぎ方のルールというのもあるわけですけど、それがどこかのそういう専門の労働局だか何か分かりませんけど、ありますよね、そこで何かお聞きにならないんですか。自分たちの判断だけで事を進めて穴が空くというようなことの危険性もあるわけですから、そういう公のところへ行って、こういうつなぎ方でよろしいんですかっていう話を聞かれんかったですか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) そのような、何ていいますか、規則、ルールがあるっていうのは承知しておりません。ただ、これまでにも申し上げましたけれども、活性化協会が宿泊3施設を運営するというのは今年度いっぱいですよと。新年度からは、指定管理業者として民間のほうも入ったところで、そちらのほうに運営のほうはお願いするというふうに決断しましたので、それに従ってやっております。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) ルールも知らないで、そういうことをよくなさいますね。基本的には、半年から1年、以前の状態のままで引き受けて、そこから先は何かあるんでしょうけれども、最初から正社員だった人たちとかそういう人を、今度は俺が雇うときはアルバイトだよって、それを、事業を渡した人も、何も口出しもせんし、法律的なことも知らんし、大丈夫なんですか、後で訴えられるとかってないですか。 ○議長(日高幸一君) 産業観光課長。 ◎産業観光課長(松下栄一郎君) 雇用等に関しましては、ハローワークであったり、県の機関にも相談しながら手続を、手続といいますか、内容を確認させていただいているところではあります。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) それで大丈夫だったんですか。 ○議長(日高幸一君) 産業観光課長。 ◎産業観光課長(松下栄一郎君) はい、確認をしながら進めさせていただいているところでございます。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) そう願います。もし間違っていたら、大変なことになりますよ、いいですね。私は、ここで確認はできないんです。 これ、私事になりますけど、うちも木工やっとって、私が小さい頃は人も雇っていたんです。その従業員が次のところへ行くっていうときに、うちの父は冷たい人やったから、その世話もしないんです。次の職はここだから安心して辞めて、次へ行ってくださいって、そういう作業をせんかった人なんです。だから、陰にひなたに、普通はねって言われるわけです。次の仕事のことも考えて、従業員がかわいかったらアプローチしてあげないといけないって。これは私が小さい頃、50年以上前の話です、50年以上も前の話。今、そういう雰囲気、今町長が、活性化協会がやろうとしているのはそういうことじゃないんですか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) これまでにも説明しておりますけれども、宿泊3施設を町で運営することが、これ以上、何ていいますか、経済的にもかなりもう難しくなったと、その中で判断したということです。もちろん、この3月、4月で状況が変わるわけなんですけれども、そこのところはTOPIKAのほうにできるだけこれまでの流れというのを、状況というのを分かっていただきたいということで話しておりますし、それにできるだけ応えたいというふうにも言われておりますんで、ただ、最終的には、これに対する新しい経営者となるのがTOPIKAのほうですので、そちらのほうは判断のほうにお任せしたいですし、しなければいけないと思います。 今後、途中で経営が行き詰まってしまったと、できなくなって放棄されるようなことになるとまた大変ですので、そこのところはある程度そういう判断のほうは、TOPIKAのほうに最終的なところは任せるということになるというふうに思います。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 従業員の人もかわいそうだと思います。町長の頭の中には、従業員よりも次のTOPIKAということで、血も涙もないつっちゃあ言い過ぎかもしれんですけれども、非常に冷血な動物だなというふうに思われてもしょうがないんじゃないんですか、普通のあれと違いますよ。町民がさらに、町民が真ん中という政策を掲げながら、その実態はこういうことだということになれば、町長も悪く言われますよ。 従業員にしてみれば、給料を下げられて、アルバイトにされて、さらに何かシーズンとシーズンオフに分けるそうです。ということは、シーズンオフはさらに要らなくなるわけですから、また仕事の量を減らされると、従業員の立つ瀬がないですよ。 町長は、TOPIKAはようよう言うんです。でも、従業員のことは何か、どこか行っちゃっているよう、そんな感じです、違いますか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) そこで、TOPIKAとも話しているんですけれども、これから協定書を結んでいくと。でも、そこでもう全てバトンタッチ、もう全部任せるということじゃなくして、お互い協力していって、お客を連れてくると、この努力をしていかないといけないんです。正直、今のままではできないんです。数字見て分かるでしょう。だから、そこなんです。ですから、これから一緒になって、もう一度綾川荘、てるはの森の宿、合宿センターを維持していかないといけないと、持続可能となるためには、これから協力して、今まで合宿だけでやってきたけれども、民間の方を、民間のほうからのお客さんも集めてくる努力、これ、全員で営業活動をやっていかないといけないですし、私もそのつもりで、これまで1年間やってきました。ですから、4月以降も一人でも多く来てもらうための努力、そうすることが雇用の場を少しでもつくっていくことになるというふうに考えております。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) それは当たり前です。ただその前に、従業員のことをもうちょっと考えてあげないとかわいそうだと、普通に人情味がある人やったら、そんなことはせんとですよ。 もしTOPIKAが撤退したら、町にも共同責任ありますか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) そうならないようにしないといけないです。もし撤退したら、もうこれ以上は運営できないということになります。 以上です。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) そうですよね、運営できなくなりますよね。私は、だから、それが最初から心配だったんです。だから、当然、町にも責任があるわけです。綾町活性化協会にも責任ある、町長も責任あるわけです。重大な責任を背負っているわけです。TOPIKAだけが撤退して、はい、終わりってわけじゃないですから、そこは重々感じてください、責任の重さを。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 確かにこの3月、4月でがらっとターニングポイントを迎えるんですけれども、これまでに至った経緯のことを考えてください。実は、今までが悪かったんじゃないんですか。こういうことを許してきたみんながいけなかったんです。それに対して何も口を挟んでこなかったと。ここで、やっぱり決断しなければならなかったということです。当然、私のほうに、今回やったということで、決断そして責任がかかってくると思います。でも、皆さん全員で考えてください。町民全員で考えましょう。まちづくりってそんなもんですよ、まちづくりって。 以上です。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 今の話は12月議会でやっていますから、改めてここでって、私の時間なくなりますから、次行きます。 てるはの森の宿のトイレ、浴室改修ですけど、追加で2,700万円、これ取り下げられましたから、それはないんですけれども、もう一度聞かせてください。なぜ、その2,700万円追加しないとできないのか。ほんで、取り下げましたから、それでできるんですか、今度、一番最初の予算の6,000万円で、どういうふうになっているのか、さっぱり分からんとですけど。 ○議長(日高幸一君) 産業観光課長、答えられますか。 ◎産業観光課長(松下栄一郎君) てるはの森の宿の本館の改修工事についてですけど、12月の全員協議会でのご意見を基に、再度設計業者と協議を進めさせていただいています。12月議会でも、全員協議会でも説明させていただきましたけど、当初5,500万円の改修ということで設計業者と契約をさせていただきました。その後、現場を含めて、我々ひっくるめて協議をしていく中で、どうせやるんだったらここまでやってほしいというところまで積み上げた結果が8,000万円相当の改修費になってしまったということでございます。今回、5,500万円の予算の範囲内でということでしたんで、それでどこまでできるかというのを、今、設計業者に詰めさせていただいているところでございます。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 今の件で、2,700万円云々というところで、これ町長、私すぐ、議員の人もみんなです。おかしいと思ったわけです、すぐと。町長はそのとき、どういう形で見るのか知りませんけど、見たときにおかしいと思われました。それとも、当たり前だというふうに思いました。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 私のほうは、コロナの臨時給付金というのがありましたし、今後、将来先々の町の財政とかも考えて、その中で今のうちにできるだけ補修をやっといたほうが、これが来年以降の、何ですか、持ち出しを抑えることにもつながるということなんで、一応この機会にできるだけ改修工事を進めていくという方向の話でしたので、その方向でということで、私のほうは判断した次第です。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) いや、そういうことを聞いているんじゃなくて、見たときに、追加で2,700万円出てきたんですから、おかしいと思ったか思わなかったかということを聞いています。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 私は、これは仕方ないなというふうに思いました。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 私もしつこいようで申し訳ないんですけれども、コロナ対策で今回予算組んでおりますよね、その6,000万円云々も、これ、もしですよ、後日、1年先か2年先か知りませんけど、会計検査院から、これおかしいから返してくださいっていう可能性もありますよね。ないですか、自信ありますか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) これに関しては運用条件もありますし、今のこの状況で、かなりこれの将来に対する投資と、使うことに関してもかなり優遇されていると思います。ですから、恐らくそれには引っかからないというふうに思っております。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) この前も聞いたんですけれども、その町長の答弁が、私ちょっとよく分からないで、TOPIKAと契約して、ノウハウはミネックスがあると。町長が言われたのは、ミネックスはノウハウがあって、TOPIKAは小回りが利くという説明だったんです。意味が分かりませんでした。どういう意味で言われたんでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) いわば、ミネックスとTOPIKAっていったら、どういうことかな、親会社と子会社みたいなもんですか。その中で提案してきたのは、TOPIKAということです。 最初、我々もミネックスのほうとも、最初話がありましたけれども、判断、最終的にプロポーザルというか、提案書が出てきたのはTOPIKAのほうだと。話を聞いていましても、ミネックスのほうも応援するということでしたので、そこのところは協力いただけるのかなというふうに思っております。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 本当は、ミネックスと結びたかったんじゃないんですか。TOPIKAは、いわばダミーで、最初からミネックスという線で動かれていたんじゃないんですか。だから、町長とミネックスは、きっちりと癒着していたんじゃないですか、どうでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 全くそういうことはございません。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) そのほかに、活性化協会で残った部分ありますよね。サッカー場とか、つり橋とか何やかんや、TOPIKAが引き受けないところありますよね。これの見通しというか、これも多分赤字が、スポーツ関係だと、私の記憶だと毎年6,000万円とかって言っていたような気がするんですけど、これは、どういう見通しを持ってこれから運営されるんでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) これらの施設は、利益を生むものではないと。もちろん、例えば綾にJリーグのチームが合宿に来てくれる、それはなぜかというと、立派な天然芝のグラウンドがあるからです。だから、来てくれるんです。川がきれいとか、森を守っているとかじゃなくて、冬場このグラウンドで練習ができるということから来てくれるんであって、これもやっぱり考えないといけないんで、でも、できるだけその分の費用を抑えるという努力はしていかないといけないと思っています。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) いや、これ、やり方によっては利益生みますよ。生みますわ、やろうとしないだけで、知恵がないだけで。だから、そういうものの考えで、もう最初っから利益を生むものじゃないという前提で、こういうふうに関わっていれば、それは生みませんよ、何だって。何とかしようと思えば、そこから利益が出てくるんじゃないんですか。サッカー場だって、使い方一つであるわけでしょう、知恵出せば、そういうことを聞いているんですけど。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) その知恵があったら、ぜひ教えてください。スポーツ合宿の町ということで、これまでJリーグのチームを連れてきていると、来てくれると。昨日ですか、おとといですか、郡司副知事が来られて、言われていましたけれども、川崎フロンターレが来なくなって本当に寂しいと。これに関しては、町としては全然経済的なメリットというのはなかったんですけれども、それでもやっぱり来てもらえるというのは、やっぱりこの綾町の一つの魅力なんです。ですから、もちろん、例えばやり方によっては、もうグラウンドじゃなくて、そこを不動産開発したら高くなるかもしれません。そういうことじゃなくて、ビジョンを持って、スポーツランドのまちだということが、一つの我々のこの町の運営の仕方なんで、そこのところはご理解いただきたいなと思います。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) だから、以前から、あのサッカー場にしてもアイデアを出していました。町長が忘れているだけじゃないですか。ゲートボール場にして、そこを上手に活用すれば、年間幾ら幾ら数千万円利益が上がりますよって言われていた方いたでしょう、忘れました。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 私も、そこのところは、てるはの広場ですか、あそこのことで最初言っていたかと思います。実際に町長に就任してから言っているんですけれども、1つのJリーグのキャンプが来ると、それだけで延べ約2週間の間に500人日相当分ぐらいの宿泊が埋まるんです。500人日の人を入れるためには、どれだけの一人一人の営業が必要か、だから、そこのところは団体のお客さんって非常に大切だなというのが分かりました。そのグラウンドで実際に、実はあした試合するんですけれども、テゲバジャーロ宮崎とグルージャ盛岡があのグラウンドで練習してくれていると。そういうことを考えますと、なかなかそうは簡単に変えられるもんじゃないと。 全体の方針の中で、グラウンドと宿泊、お客を連れてくるというのは、やっぱりセットになって考えないといけないというふうに思っていますので、やっぱりスポーツランドのまち綾っていうのは大切にしていかないといけないというふうに考えている次第です。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 何回言っても同じだから、困っちゃうんですけど、要するに営業すれば何とかなるわけです。道は開けるんです。何でも、ドアをたたけば扉が開くんです。そういうことをせんから、いつまでたっても同じなんです。 次に行きます。二反野地区の諸問題についてということで、まず1番、メガソーラーについてお尋ねします。 同僚議員が聞かれたので、その部分は外して、現状、地権者それから地元、それぞれいらっしゃいますけど、地権者の賛成、それから地元の賛成、これ数的にはどうなんでしょう。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) いや、私のほうでは、何人の方が賛成で、何人の方が反対というふうな数字は把握しておりません。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) いや、困りますね、それは知っておかないと、私でさえ知ってんだから、私、一議員ですよ。情報のあれを、いろいろアンテナ張っておけば、いろいろ言ってくれる人います。そういうアンテナがないっていうことですわね。地権者は、全員賛成です。地元の人は過半数が賛成、そういう状況です。 町長は、この前も聞いたから一緒になるかもしれんですけれども、環境アセスということで、調べてくださいと。これの法的な妥当性というのはあるんですか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 私も、今、青木議員が言われた数値は聞いております。でも、本当にそれが正確なものかっていうのは、確認しないといけないなというふうに思っています。 これは、二反野地区だけの問題ではないと、その下流の宮ノ谷地区もあります。その下流の綾町民もあります。ひいては、国富、宮崎まであります。もっと掘り下げて考えないといけないと。もしここで災害があったら、人吉とか、球磨川とか、去年、実際に見に行かれたと思いますけれども、そういうふうな状況になったらいけないんです。だからこそ、環境影響調査を実施してくださいと。 法的には、環境省のほうでそういうガイドラインがあります。ですから、それに従ってやってもらわないといけないんですけども、私は、新たにこれに対して追加してお願いしております。綾町は、そういう意味で、何ですか、綾北川、南川って、2つの大きな川があると。 昨年、一昨年、倉敷の真備町のほうで、2つの川に挟まれたところで物すごい災害がありましたよね。全く地形的に同じなんです。もし災害があったときに、町の予算の20倍ぐらいの災害復旧費かかります。700億円、800億円の復旧かかります。そうなったときには、取り返しつかなくなるんです。 そういうことも含めて、事業者がやりたいと、それはもちろんやる権利はあります。でも、それに対する責任というか、説明っていうのをしっかりして、本当に納得いくような形でやらないと、単に地権者がオーケーだからいいですよと、そういう簡単な問題じゃないと思います。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。
    ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 広沢で養豚施設、今度ありますよね。ここに関しても、環境アセスの提出を求めていますか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) こちらのほうは、県の経済連のほうで実施されておりますし、そちらのほうで調査されておりますから、その結果を今度見せてもらおうと思っています。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) ダブルスタンダードではありませんか、おかしくないですか。 この前の質問で、今町長が言われたように、何かあったら町の予算の10倍、500億円から1,000億円と、──あと何分ですか、──5分。500億円から1,000億円という数字を挙げられました。これの積算根拠を教えてください。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 500億円から1,000……、災害復旧費ですか。これ、人吉の事例です。あそこに、錦町だったかな、隣にあるんです。そこの災害復旧費が、町の年間の予算の20倍近くでした。 以上です。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 随分アバウトなお話で、はい、そうですかっていうわけにいかないと思いますけれども。 それとあともう一つ、町長面白いこと言っていらっしゃいます。「私は、ちょっと防災の専門家ですが、それはちょっと分かりません」って。どういうことかというと、私が、あそこ1時間当たり150ミリ、160ミリの雨が降っても大丈夫なような設計、排水設備をしているという問いかけに対して、町長は「私はちょっと防災の専門家ですが、それはちょっと分かりません」って、何だかよく私も分からないんですけど、防災の専門家だということですので、どういう資格をお持ちなんですか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 私は、かつて地熱発電所を造るときの環境影響評価をするときの主任ジオロジスト、地質学者でした。これで、アフリカ、ケニアのオルカリア地熱発電所を建設したときの環境影響調査のチーフジオロジストでした。 その関係で、ここの地形を見ているんです。皆さん、お気づきになっていると思うんですけれども、あそこの三本松の上、地滑りやっていますよね。宮ノ谷、あそこは向こうの大平山、二反野側から常に崖から水が染み出ているんです。さらにあそこ、上畑に行くところの角、山の斜面が、地滑りの箇所が3か所、4か所ありますよね。私は、ここは一連の断層の延長じゃないかなというふうに考えております。 それだけじゃなくても、地表の沖積層とかありますから、あの地形を見れば、ああ、これかつて地滑りが起きた地形だなっていうのは判断できるんです。 さらにその状況を見ていって、上畑の宇都地区、あそこでも滑りやっています。綾南川の南側っていうのは、正直言って危険なんです。そういうのは、やっぱり見る人が見たらすぐ分かるということです。 以上です。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 資格というのは、公的なものではないんですか、そしたら。その会社でいろいろ仕事されていたそういう経験とか、そのノウハウの蓄積とかそういうことがあって、専門家ですというふうに言われているわけですね。 「ちょっと分かりません」って、これ、何だか私も分からないんですけど、勘違いされたのかな、そしたら。私が150ミリ云々って言ったときに、専門家だけど、150ミリの影響について分かりませんっておっしゃったのかなと思うんですけど、記憶あればお答え願えれば。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 私は、雨水といいますか、雨水のほうの専門家じゃなくて、地質のほうの専門家なので、下の地層ですか、そちらのほうだったら分かりますけれども、降水量が幾らあるからどうのって、そっちのほうは判断できません。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 今、二反野で、国有地の土地の払下げということがあって、なかなか町にもお願いしているけど、進みませんという話は聞いたんですけど、これ、所管はどこでしょうか、分かりませんけど。 ○議長(日高幸一君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(森園由美子君) ただいまの二反野の国有地の払下げの件につきましてですが、二反野公民館につきまして、郷土史によりますと、昭和26年の7月に綾小学校の二反野分校として創立されまして、38年の3月まで小学校として利用されました。その後、二反野自治公民館として利用されているところですが、用地につきましては、自作の財産用地として、農林水産省の名義となっております。 教育委員会としましては、九州農政局にこれまでの土地の経緯を説明して、公民館用地として払下げの申入れを行っております。 現在、九州農政局から、事務委託委任をされている宮崎県農村計画課と協議を進めておりまして、不用地認定事務というのがあるらしいんですが、それが完了して、今、固定資産評価を行っているところと聞いております。 今後、評価額等に基づいた土地の売買価格とか、10年に遡っての土地の賃借料が示されるものと思っております。現状では、そのような状態です。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) ありがとうございます。そしたら、順調にいっているという判断でよろしいですか。 ○議長(日高幸一君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(森園由美子君) 今のところは、ちょっとペースはそんなに速くはないとは思っておりますが、進めてはいるところでございます。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 公民館が一部増築されて、増築された部分が非常に危ないというか、建築確認も取っていないんじゃないかと、土台も、何ですか、ブロックの上に造られたって話も聞くんですけれども、これ、公民館は避難場所だと思うんですけれども、大丈夫でしょうか。 ○議長(日高幸一君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(森園由美子君) 先ほども申し上げましたが、二反野公民館は、綾小学校として26年頃に建築されております。 建物の安全性につきましては、建築基準法が基になるとは思っております。建築年から推測しまして、新耐震基準、昭和56年以降の建築基準法の新耐震基準には該当しないと思っておりますが、施設そのものの耐震性は測定していないので、地震に対する強度は明らかになっておりません。地震に対する強度を知るためには、また耐震診断を受ける必要があると思っております。 以上です。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) この工事に絡んで、300万円の収支の不明があるということは、役場は把握していますか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) いや、存じておりません。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) そしたら、よく聞いてください。そういう今問題が、上がっております。 二反野地区の予算、決算、これはほかの公民館も同じだと思いますけれども、役場に提出することになっていると思いますけど、上がっていますでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(森園由美子君) 公民館の令和元年度の分につきましては、頂いております。(発言する者あり)元年です、令和2年度は今現在なので、まだ、予算は頂いておりますが、決算は頂いておりません。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) ちょっと違うことを言われるかと思いますので、しっかりと把握しておいてください。 次に移ります。総合政策課で、今度まちづくり会社設立支援という項目が入っていますよね。その中で、これ、私も全然つかみどころがないというか、どういうふうに判断していいのかも分からないんですけれども、これの具体的内容を教えてください。会社ですから、社名、社長、社員数、その会社の目的、責任体制、有限会社なのか無限会社……、無限会社ってないのか……、よく分かりませんけど、要するに責任体制がどうなっているのかお知らせください。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) まちづくり推進会社、DMOの以前資料をお見せしましたよね。今、まちの若い人たちが、年度内に合同会社を設立する計画にあるというふうに聞いております。それで、合同会社っていうのは、何ですか、決まり、ルールがあるんですけれども、要するに町のいろんなイベントとか事業とか、そういうことに関しても実際の運営とかに入っていただくとか、いろんなことを考えていらっしゃると。そこを支援するような形で、総合政策課まちづくり推進係というのがサポートしていくと、そういうふうなイメージで考えております。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 当然これ、町の予算も支出されるわけでしょう。その支出の対価として、何をもってはかればいいんですか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) いや、それは多分これからなんです。例えば、いろんな形で夏祭りをやると、今までは町の予算で全部やってきましたけれども、そういうところは実際にイベントやってくれるとか、あとは、マラソンは別か……、彼らは独自ですけれども、そのほかいろんなことがあると思います。花火大会であるとか、これまでは全て町のほうでやっていましたけれども、そういうものの実際の準備とか、あるいは、その中でいろんなお店を連れてくるとか、そういうところで逆に収益を上げるとか、そういうこと、いろんなことを考えているみたいなんですけど、まだはっきりとした形は。まずは会社を年度内につくって、それからいろんなイベントとかやるときに、町が100%とかじゃなくて、そこにも、そういうところにも入ってもらって、経費を抑えていくというふうなことで、そこの中で自分たちも利益を上げていくということです。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) まちづくりの政策に対して、町としては、丸投げするわけでもないし、参考程度でもないしっていうことですか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) それがDMOなんです。デスティネーションマネジメントオーガニゼーションっていうんですけれども、これまでは観光協会とかってありましたね。綾町観光協会って、何とかします、やるんですけれども、今度はそれを民間のほうとやりながら、そこが自分たちの事業としてやっていくと。それ……、ちょっと私もまだしっかり勉強しないといけないんですけれども、実際に町のそういうふうなものを支援、事業を一部やっていきながら、できるところをやっていきながら、そこに対してお客とかテナントとか、そういうのも集めてきてやるし、ロイヤリティー、マージンとかもその中で取って、もちろん町のほうとしても今までずっとやってきたんですけれども、それに対して必要なところは、従来補助金とかそういうのはありましたけれども、補助金丸投げっていうんじゃなくして、一緒にやっていくような形と。それが相乗的な効果を生んで、町と民間のほうが一緒になってやっていくことによって、町のアピールをしていくということになっていくと思います。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) ぐつぐつにならないようにお願いしたいと思います。一歩間違うと、今までの活性化協会と同じようになるんじゃないかなと、今、ちょっとひらめいたんですけど、そうならんように期待しています。 新富町に児湯財団というのがありますけど、そんな感じのイメージですか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 100%そうではないんですけども、児湯財団のほうは、地元の特産品とか、そういうのを扱って出していますけれども、かなり近いところがあるかなと思います。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 採算的にフィフティー・フィフティーであればいいなというお考えですか。極端に赤字になっても困るわけでしょうから、町として持ち出しが多くなるわけだから、どうでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) それは民間のほうでやられますから、それは収益を上げないといけないですよね。やり方をいろいろ考えられていくんじゃないかと思います。町は、あくまでも町の予算の中で、それこそたくさんのをつけてやるんじゃなくて、しかるべき必要なところと、今までのそういう観光プロモーションにかけた金額よりはぐっと抑えた形でやるというふうな形になってくると。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 町長もよく把握できないし、私も把握できないと思うんですけど、上手にやっていってください。 時間ですね。じゃあ、最後。 ○議長(日高幸一君) 最後の質問としてください。 ◆議員(青木實君) 最後に、書いてありますけれども、議員は役場の資料を自由に開示請求できるのかお伺いします。国には、国会議員は国政調査権というのがあって、調べられることができると思うんですけれども、地方自治体にはそういう権利が議員に対してあるんでしょうか。町長は、日頃数字で上げてくださいとよく言われるんで、私たちにしてみれば数字はないんです、資料的に。もらったものはありますよ。もらったものはあっても、何かもうちょっと欲しいなと思うときも当然あるわけです。そういうときに、もらいに行くわけです。そのときに、対応が、情報公開ありますよね、一般の人が。情報公開の制度にのっとって申請してくださいって言われたことがあります。20円かな、コピー代、払いました。あと、無料でくれるときもあります、物によって。この辺の違い、どこに基準があるんだか、私も分からんのですけれども、どういうふうに考えたらいいんでしょうか。ちょっとお教え願えれば、ありがたいんですけれども、一般の人と議員の人との違いも含めてどうなっているのか、分かる範囲で結構です、教えてください。 ○議長(日高幸一君) 総務税政課長。 ◎総務税政課長(蓮子浩一君) 議員さん方の調査権のご質問です。どこまで対象になるかということでございますが、調査権自体は、議員個人が保有するものではなくて、議会が保有するものということで考えております。 もしくは、議員個人が執行部に対して資料請求を行われた場合、執行部がその対応をどうするかという点でございますが、資料請求は議員個人でされる場合と、議会、議会事務局を通じてされる場合があると思いますが、いずれの場合でも、まず内容を確認して、その上で、例えばおでかけバスカの利用の状況であったり、職員の時間外勤務の状況とかというのは、これまでも資料提供させていただいております。 それと、一方個人情報に関するものや未確定なもの、こういったものについてはまだ確定しておりませんので、外部流出した場合にいろいろ支障が出る場合がございますので、その状況状況に応じて判断しているということでございます。 以上です。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 最後の。 ◆議員(青木實君) 簡単に言うと、そしたら裁量権は役場、執行部にあるということでよろしいですか。 ○議長(日高幸一君) 総務税政課長。 ◎総務税政課長(蓮子浩一君) その状況次第で判断させていただきたいと思います。 ○議長(日高幸一君) 青木議員の一般質問を終わります。────────────・────・──────────── ○議長(日高幸一君) 以上で、本日の議事日程の全部を終了いたしました。 これをもちまして、本日の会議を散会いたします。(散会午後2時28分)──────────────────────────────...