△日程第10.議案第8号
△日程第11.議案第9号
△日程第12.議案第10号
△日程第13.議案第11号
△日程第14.議案第12号
△日程第15.議案第13号
△日程第16.議案第14号
△日程第17.議案第15号
△日程第18.議案第16号
△日程第19.議案第17号
△日程第20.議案第18号
△日程第21.議案第19号
△日程第22.議案第20号
△日程第23.議案第21号
△日程第24.議案第22号
△日程第25.議案第23号
△日程第26.議案第24号
△日程第27.議案第25号
△日程第28.議案第26号
△日程第29.議案第27号
△日程第30.議案第28号
○議長(日高幸一君) 日程第4、議案第2号、
綾町行政不服審査会条例等の一部を改正する条例から日程第30、議案第28号、
大淀川左岸地区水利施設管理強化事業の事務の委託に関する規約の協議についてまでを一括議題といたします。 当局の説明を求めます。町長。
◎町長(籾田学君) おはようございます。3月定例議会ということですけれども、まず、最初に、本日は早い時間から──追加の議案もございました──議員の皆様には早い時間に来ていただき、説明等に来てただけたかと思います。このことに対してお礼を申し上げます。 議案に関しまして説明いたします前に、令和3年度の私の所信並びに施策方針について説明させていただきたいと思います。 令和3年度所信並びに施策方針。 令和2年度は
新型コロナウイルス感染症に翻弄された1年でした。町内でも感染者が確認されましたが、町民の皆さんのご協力と細心の注意により最小限にとどめることができています。安心・安全な日常生活を送れることが一番の幸せです。
感染防止対策として各種活動や県外往来の自粛などが必要な状態がしばらく続きそうですが、この困難を乗り越え、皆さんと一緒に楽しいときが過ごせるようになるまで対策に取り組んでまいります。 さて、就任以来、「町民が真ん中」という視点で行政の信頼回復と財政再建を最優先事項で掲げてきました。令和3年度は、この2つの事項に本格的に取り組み、確実な一歩を踏み出す年と位置づけたいと思います。 信頼回復の点では、新年度からは組織体制を新しくし、より丁寧でスピード感のある
住民サービスが提供できるように努めます。感染症発生・拡大時や災害時にも迅速かつ確実に対応できる強靭な組織づくりを進める考えです。 財政再建に向けては、硬直化した財務体質を改善するため
経常収支比率を抑え、
ふるさと納税や
財政調整基金に依存しない財政構造に変えていかなければならないという決意を強く持っています。 さて、令和3年度の国の
一般会計予算は、総額106兆6,097億円となり、9年連続で過去最大となっています。歳入では、主財源となる税収を57兆4,480億円と見込んでいますが、不足する財源を補う
新規国債発行額は43兆5,970億円となっています。一方、歳出では
地方交付税交付金が15兆9,489億円、
新型コロナウイルス対策として予備費が5兆円計上されているほか、社会保障費と防衛費が増大しています。
コロナ対策の財源調達の多くを短期債に頼った影響で、
普通国債残高は令和3年度末に990.3兆円に膨らむ見通しで、令和2年度末に比べ84.3兆円増大し、
名目実質国内総生産(GDP)に対する比率は、177%程度と前年度末比18.1%上昇する見込みです。 宮崎県の令和3年度当初予算は6,255億500万円で、安心の基盤づくり、つながりの再構築へ、
ポストコロナへの挑戦を柱に、第4波への備えを含めた
新型コロナウイルス対策、防災・減災・
国土強靭化対策、
人口減少対策などに向けた継続的な事業を実施するとされています。 綾町の令和3年度
一般会計予算は、54億3,800万円で編成しました。前年度比7億5,200万円の増となります。その主な要因は、総務費や
農林水産業費の増額によるものです。まず総務費については、
ふるさと納税寄附額の伸びを1億円と見込んでいるためです。次に、
農林水産業費は、広沢地区における
養豚繁殖農場の建設による増額です。これは、県内の養豚生産者へ肥育用子豚を供給することを目的とした
JA宮崎経済連の事業で、母豚1,000頭程度を飼養し、約30キログラムの子豚を年間3万頭出荷する子豚供給施設が建設されることになっています。施設完成後は、町内における母豚頭数は2,600頭に増えることになります。総事業費15億6,000万円のうち町負担分は約7億円で、全額、国の
畜産クラスター事業の補助事業費を活用する計画です。 令和3年度の中核事業は、「役場の機構改革」と「
活性化協会宿泊3施設の民営化」です。機構改革については、行政ニーズに対応すべき人材の育成や組織の機能性向上が求められていることから、役場の幹部会・係長会・
若手連携会議からも意見を聞きながら最終案としてまとめたものについて、昨年12月議会で承認を得ました。新年度のスタートに向けて、町民が利用しやすい窓口や、より効率的な配置などについて具体的な検討を行っているところです。 綾川荘をはじめとした宿泊3施設の民間委託に関しては、新たな
まちづくりへの転換に位置づける事業と認識しています。民間力の活用により、誘客数の回復を目指すとともに商工業の活性化にもつなげていきたいと考えています。 また、近年、共働き世帯や
ひとり親世帯の増加等により
保育サービスへの需要が年々高まっていますが、保育だけではなく
高齢者福祉や小規模集落の維持など様々な分野で課題が増えている状況により、行政にはこれまでよりさらに多様な取組が求められるようになってきました。
保育サービスの維持向上と効率的な保育行政の運営をするための一つの方策として、公立保育所の民営化を検討します。 農業分野については、依然として少子高齢化や耕作放棄地の増加など、厳しい状況が続いています。令和2年度はコロナ禍でヒト・モノの動きが制限され、飲食業などの経済活動が沈滞化したことにより、町産農畜産物の取扱いが減少しました。新年度は、
有機JAS農産物の販路を拡大するとともに、
自然生態系農業の安心・安全の信用力とブランド力を武器に「稼げる就農」の地として、また自然豊かな移住定住の地として、真の発展を遂げられるよう尽力します。なお、
農業生産者の労働力不足の解消や農畜産物の販路拡大の役割を担っている
農業支援センターに関しては、経営改善に向けた業務の整理などについて検討を進めます。 さらに、
SDGs実践モデル地域としての取組も行います。綾町は、半世紀前から
自然環境保全に取り組んでいます。その本質は地域資源を活用した持続可能な社会づくりであり、
自然環境保全にとどまらず、自然の恵みを生かした暮らしを再認識して次世代につなげるものです。 綾町は、SDGsが掲げる17の目標達成に貢献すべく具体的な対策を講じながら、エコロジーやサステーナブルの先進地として対外的にその必要性を発信していく使命があると考えます。あわせて、
まちづくり活動の中心的存在となり得る民主団体を支援し、観光企画・商品開発・
イベント開催などによる地域経済の循環を図りながら、持続可能な
まちづくりの仕組み構築を目指します。 綾町は依然として厳しい財政状況にありますが、令和2年度に投入した
財政調整基金(1億8,500万円)及び
ふるさとサポート基金(1億7,700万円)については、令和3年度当初予算ではそれぞれ5,350万円及び1億4,700万円に抑えて編成することができました。令和4年度以降もこれらの基金にできるだけ依存しない予算編成に取り組んでまいります。 世界的なコロナ禍により、働き方・生き方や持続可能な
社会システムの見直し(
グレートリセット)が叫ばれるようになっています。経済成長だけではなく、価値観や創造性にも重きを置く考え方です。その鍵となるのが、
気候変動対策、自然との調和、
ライフワークバランスなどの分野です。住みよいまち・住みたくなるまち、そして地方創生のモデル地域と認知してもらえるような綾町独自の持続可能な
まちづくりを町民を中心として推進していきたいと思いますので、町民の皆様をはじめ議員各位の格別なご協力とご支援をお願い申し上げます。 令和3年3月4日。 綾町長、籾田学。 私の令和3年度の所信及び施策方針でございました。 それでは、順次議案について説明させていただきます。 議案第2号、
綾町行政不服審査会条例等の一部を改正する条例。 それでは、議案書の1ページをお開きください。 議案第2号、
綾町行政不服審査会条例等の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。 本条例の一部改正は、役場の機構改革による課の名称変更に伴い、関連する条例の一部を改正するものです。 綾町条例の中で、課名変更に伴う3つの条例が該当しますので、一括して本条例で改正します。 第1条、
綾町行政不服審査会条例、(事務)第7条中、「
総務税政課」を「総務課」に改正します。 次に、第2条、
綾町特別報酬等審議会条例第6条の見出し、「庶務」を「事務」に、同条中「
総務税政課」を「総務課」に改正します。 2ページをお開きください。 第3条、綾町いじめ問題再
調査委員会条例、(事務)第8条中、「
総務税政課行政係」を「総務課」に改正します。 附則としまして、令和3年4月1日から施行します。 以上、簡単でございますが、ご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げまして、議案第2号の説明に代えさせていただきます。 それでは、議案第3号、
綾町廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例につきまして、3ページをお開きください。 この改正は、令和3年4月から宮崎市が
エコクリーンプラザみやざきの管理運営主体となることに併せまして、条文の整理を行うものであります。 主な改正についてご説明いたします。 第2条第2項第1号の改正につきましては、
一般廃棄物の中で
事業系廃棄物に対して家庭の日常生活で生じる廃棄物を
生活系廃棄物という用語で使われていることから、
家庭系廃棄物から
生活系廃棄物に改めるものであります。 同条同項第5号の改正につきましては、資源物について、
一般廃棄物処理計画で定める資源化を目的とするものと定義づけを行うものであります。 4ページをお開きください。 第14条第3項及び第16条第1項の改正につきましては、第14条第3項で規定する集積場所と第16条第1項で規定する集積場所について、意味を混同する懸念があるため、第14条第3項では占有者等が
一般廃棄物を収納する容器と、第16条第1項では町長が指定する
一般廃棄物の集積所と、明確に区分して規定する改正であります。 第24条の改正につきましては、手数料の額について、エコクリーンプラザみやざきが定めた額としている規定を、
地方公共団体が手数料を徴収することができる根拠となる地方自治法の規定に基づく手数料と改める改正であります。 その他の条文の整理を行うものであります。 以上、簡単ですが、
綾町廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例の説明に代えさせていただきます。 続きまして、議案第4号、
綾町国民健康保険条例の一部を改正する条例につきまして、ご説明申し上げます。 6ページをお開きください。
新型コロナウイルス感染症対策の実効性を高め、より確実に取組を推進するとして、
新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律の施行に伴う
新型コロナウイルス感染症の定義について、「
新型インフルエンザ等対策特別措置法に規定する
新型コロナウイルス感染症」としていたものを、「
新型コロナウイルス感染症」と改めるものです。 なお、この改正とともに、財政支援についてこれまで同様の取扱いがされ、適用期間も令和3年6月30日まで延長されております。 以上、簡単ですが、
綾町国民健康保険条例の一部を改正する条例の説明に代えさせていただきます。 それでは、議案第5号、
綾町介護保険条例の一部を改正する条例につきまして、説明申し上げます。 8ページをお開きください。 令和3年度から5年度を計画期間とする
綾町高齢者保健福祉計画・第8期
介護保険事業計画における保険料を定めるとともに、
介護保険法施行規則の一部改正されたことに当たり、条例の一部を改正するものです。 第7期の実績見込みや被保険者の推移などから推計を行い、保険料の月額基準額について、第7期の5,800円から400円の増額となる6,200円としております。 また、平成30年度の税制改正により、給与所得及び公的年金等の控除額を10万円分引き下げ、その分、基礎控除額を10万円引き上げることとされ、令和2年度以降の所得について適用がなされます。 基礎控除へ振り替えられた結果、
保険料算定に用いる
合計所得金額についてこれまでより10万円分高く算定されることとなり、所得段階とともに保険料が上がることとなるため、
介護保険法施行規則の改正を基準として、保険料の所得段階6から段階10の
基準所得金額について、それぞれ10万円引き上げることが合理的であると見直しております。 併せて、
住民税非課税世帯の経済的負担を軽減する目的で、段階1から段階3の
保険料軽減後の額、いわゆる「低所得者軽減」について改正するものです。 以上、簡単ではありますが、
綾町介護保険条例の一部を改正する条例の説明に代えさせていただきます。 議案第6号、農業等の利用施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきまして、11ページをお開きください。 まず、最初に、第8条使用料のところをご覧ください。
育苗センターで供給しております苗代については、従前は使用料として町に納付しておりましたが、現状では利用料として指定管理者の収入となっておりますので、第8条の使用料の規定を廃止するものでございます。 別表第4につきましても、同様の廃止となります。 続きまして、12ページをお開きください。 別表第1及び別表第2のうち、地場産業開発センターの区分につきましては、本年度末をもちまして農産物等の加工事業としての利用を終了することに伴いまして廃止するものでございます。 続きまして、13ページをお開きください。
指定管理者の選定に伴いまして、別表第3の取り扱い品目の入替えと、その上限単価について改正するものでございます。 水稲苗については1箱「550円以下」を「600円以下」に、飼料用稲については1箱「450円以下」を「550円以下」に、以下各区分ごとにお目通しください。また、カボチャ、レイシ、花卉、パプリカの項目については、供給予定がありませんので廃止となります。 以上、農業等の利用施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の説明に代えさせていただきます。 続きまして、議案書の16ページをお開きください。 議案第7号、
綾町消防団条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。 本条例の一部改正理由は、綾町消防団の団長、副団長、指導員の任期について、これまで1期3年の任期を2年に改正するものです。消防団幹部からの要望があったものであり、これまで1期3年の任期を部長、副部長と同じ2年に改正するものです。 具体的には、(任期)第3条中、第1項及び第2項で改正します。併せて、第2条の任命、第10条の機械員の報酬、第11条の公務災害補償について、新設及び一部改正をしておりますが、現行に則した条例の改正です。 附則としまして、令和3年4月1日から施行します。 以上、簡単でございますが、議案第7号の提案理由の説明に代えさせていただきます。 続きまして、議案第8号、福祉施設の指定管理者の指定について、提案理由を説明いたします。 議案書の18ページをお開きください。 今年度末で福祉施設の指定管理期限が満了を迎えることから、改めて指定管理者の募集を行ったところ、それぞれ1件の応募者がありました。 そのため、指定管理者候補者選定委員会を開催し、ご意見を伺った結果、3施設の指定管理者の候補者として、社会福祉法人綾町社会福祉協議会が選定されましたので、令和3年4月1日から令和5年3月31日の間、
指定管理者として指定いたしたく、公の施設の設置及び管理に関する条例第9条の2第3項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 以上、簡単ではございますが、議案第8号の提案理由の説明に代えさせていただきます。 それでは、議案第9号、
綾町総合長期計画基本構想の策定について提案理由を申し上げます。 議案書の19ページをお開きください。 綾町総合長期計画の基本構想の策定について、令和3年度から令和7年度までの5か年間を計画期間とした綾町総合長期計画の基本構想を次のとおり策定したので、綾町総合計画策定条例第4条第1項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 本構想は、令和2年9月9日に綾町総合開発審議会に諮問し、令和3年2月19日に答申を得たものでございます。 別紙、綾町第8次総合長期計画基本構想案の2ページをお開きください。
まちづくりの基本理念は、昭和58年に制定した「綾町憲章」に基づき、「照葉樹林都市・綾を基調とし、自然と調和した豊かで活力に満ちた教育文化都市」として、これまで
まちづくりを推進してまいりました。第8次綾町総合長期計画においてもこの基本理念を踏まえ、
まちづくりの総合的な施策の体系を定めています。 3ページをお開きください。 目指すべきまちの姿は、「自然と共に生き、人と共に生きるまち綾」として、町民と行政がともに目指すべき町の姿を定めております。この、目指すべき姿については、第5次以降同じといたしております。 4ページをご覧ください。
まちづくりの枠組み、将来人口予測は、人口減少社会の中で、自然減などの人口減少から自然増、社会増へ転じ、将来にわたり持続的な発展を続けていく
まちづくりを目指すことを基本としますが、将来推計人口は国立社会保障・人口問題研究所の推計数値を一つの目安として掲げております。 それでは、6ページをお開きください。 将来像を実現するため、6つの基本目標を定めています。安全で安心して暮らせる
まちづくり、力強く活力に満ちた住み続けられる
まちづくり、健康でいきいきと暮らせる
まちづくり、郷土を担う人づくり、共に支え合い自立する
まちづくり、快適で美しい
まちづくりを掲げ、基本目標を達成するため26の施策を定めております。 7ページ以降は、基本目標ごとの施策について記載しております。 19ページをお開きください。 基本構想推進に当たっては、今後の変化やリスクに的確に対応し、持続可能な形で行政サービスを提供していくこととし、社会を支える様々な主体と議論を重ね、ともにビジョンを共有しながら構想推進に当たっていくこととします。 以上、概略の説明を申し上げましたが、これまで進めてきた
まちづくりを一層、町民とともに進めていくための基本構想を策定いたしましたので、ご審議、ご決定くださいますようお願い申し上げます。 それでは、議案第10号、尾立辺地に係る
総合整備計画の策定について提案理由を申し上げます。 議案書20ページをお開きください。 この
総合整備計画は、辺地に係る公共施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づき、辺地における公共施設等の整備を図る際、辺地対策事業債を活用するために必要な計画でございます。 尾立辺地につきましては、令和2年度末をもって、平成28年に策定した計画が期限を迎えることから、令和3年度から令和7年度までの計画を新たに策定するものでございます。 整備計画を策定する際、また変更する際には議会議決を要することから、このたびの策定について、県との協議を終え、今回提案に至ったところでございます。 21ページをご覧ください。 この計画の中で、町道南麓竹野線、四枝尾立線の2路線拡幅改良工事に2億8,000万円、飲雑用水施設整備工事に5,700万円、合計3億3,700万円の事業費を計上し、特定財源を除く一般財源の全てを辺地対策事業債から充当する予定でございます。 以上、議案第10号、尾立辺地に係る
総合整備計画の策定についての提案理由を申し上げました。 それでは、議案第11号、令和2年度
綾町一般会計補正予算(第12号)の提案理由を申し上げます。 一般会計補正予算の1ページをお開きください。 令和2年度
綾町一般会計補正予算(第12号)は、次に定めるところによります。 第1条歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,226万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ62億9,106万1,000円とします。 第2項歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によります。 第2条繰越明許費の追加は、第2表繰越明許費補正によります。 第3条債務負担行為の廃止及び変更は、第3表債務負担行為補正によります。 第4条地方債の追加及び変更は、第4表地方債補正によります。 それでは、6ページをお開きください。 第2表繰越明許費補正、1追加の新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業は、国のワクチン接種計画に応じ予算化したもので、4月以降に高齢者を対象にワクチン接種が開始される予定でございます。 次の強い農業・担い手づくり総合支援交付金事業は、綾・野菜加工館の冷凍倉庫整備に対する補助金交付事業でございます。 町を通じて県から交付された全額を補助する事業であるため、県の予算措置に応じて3月補正で計上し繰り越すものです。 次の町単独道路整備事業は、宮原道路の用地交渉に時間を要するため、繰り越すものです。 次の社会資本整備総合交付金事業(道路)は、八日町尾原線、千草通り線、第一灰原橋工事等における関係機関との協議に時間を要したことから、完成が遅れるものです。 次の交通安全施設設置事業は、隣接地の伐採工事遅延に伴い、南麓・竹野線防護柵設置工事の完成が遅れるものです。 次の農地・農業施設災害復旧事業は、宮原地区の水路災害と農地災害工事に当たり、資材と人員確保に時間を要したため完成が遅れるものです。 次の公共土木施設災害復旧事業は、四枝尾立線ほか5路線の道路復旧工事の資材・人員確保に時間を要するため、完成が遅れるものです。 7ページをご覧ください。 第3表債務負担行為補正、1廃止、県統合型校務支援システム共同調達事業は、年度ごとの費用を県統合型校務支援システム共同調達運用協議会へ負担金として支出する方法に変更されたため、債務負担行為を廃止するものです。 2変更、利子補給事業の期間と限度額の変更に伴う計上です。 8ページをお開きください。 第4表地方債補正、1追加、単独災害復旧債は、公共土木災害復旧事業における補助対象工事のうち、実施設計に係る事業費に対する財源として追加するものです。 また、減収補填債は、農地耕作条件改善事業と農業水路等長寿命化事業の財源として追加するものです。 次の2の変更は、事業費と起債枠の確定に伴い限度額を変更するものです。 それでは、歳入歳出の主なものを事項別明細書で説明いたします。 13ページをお開きください。 歳入の説明をいたします。中央の節、区分をご覧ください。 中ほどの1地方消費税交付金は、額の確定に伴う2,288万6,000円の増額計上です。 続きまして、16ページをお開きください。 中ほどの1新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業と17ページ上段の5新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業は、ワクチン接種に係る国庫負担金と国庫補助金の予算計上です。 19ページをお開きください。 前のページから続く2
農業費補助金の説明欄、これ一番下の強い農業・担い手づくり総合支援交付金9,324万4,000円は、綾・野菜加工館の冷凍倉庫整備に係る県補助金です。同額を町からの補助金として歳出予算の
農林水産業費に計上いたしております。 20ページをお開きください。 上から2段目の1寄附金は、立元氏から、てるは図書館の図書整備のために頂いた寄附金の計上でございます。 21ページをご覧ください。 下から2段目以降の町債については、8ページの地方債補正で説明したとおりでございます。 次に、歳出について説明します。主なもののみ説明します。 30ページをお開きください。 左の目の欄をご覧ください。 一番下の2児童運営費、18負担金補助及び交付金の減は、私立保育園の児童数を昨年度の実績を参考に計上しておりましたが、実際の入所児童数は見込みより少なかったため、私立保育園運営費負担金を減額するものでございます。 31ページをご覧ください。 一番下の3予防費の1報酬から、32ページ13使用料及び賃借料は、新型コロナウイルスワクチン接種の体制整備に係る予算計上でございます。会計年度任用職員として雇用する准看護師5名分の報酬等のほか、需用費、役務費、会場セッティングのための委託料、医師・看護師への委託料、プレハブ事務所リース使用料等の繰越予算計上でございます。 34ページをお開きください。 一番下の3農業振興費、次のページの18負担金、補助及び交付金の説明欄、強い農業・担い手づくりの総合支援交付金の9,324万4,000円は、歳入で説明いたしました綾・野菜加工館への補助金計上でございます。 36ページをお開きください。 説明欄の上から4段目、
農業支援センター運営補助金600万円の増は、前回の補正予算において、
ふるさと納税からの委託料を減額したため、代わりに補助金を交付するものです。 最後に46ページをお開きください。 中ほどの11公債費、1元金、22償還金、利子及び割引料640万円の減は、償還元金の据置期間の誤りによる減額でございます。また、同じ欄のその他の財源550万円の減は、本補正において余剰金が発生することから、前回の補正予算で計上した減債基金繰入金を相殺するものでございます。 以上、議案第11号、令和2年度
綾町一般会計補正予算(第12号)の提案理由の説明に代えさせていただきます。 続きまして、議案第12号、令和2年度
綾町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)です。 1ページをお開きください。 令和2年度綾町の国民健康保険特別会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによります。 歳入歳出予算の補正、第1条歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,481万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ11億7,716万7,000円とします。 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によります。 それでは、主なものについて、事項別明細書で説明いたします。 6ページをお開きください。歳入です。 一番上の1国民健康保険税は、今年度の収納見込みによる増額です。 中ほどの5国庫支出金、こちらは
新型コロナウイルス感染症関連の減免の増加による災害臨時特例補助金の増額です。 一番下の6県支出金の増額は、保険給付費の増加による普通交付金の増額及び
新型コロナウイルス感染症減免対応分の特別調整交付金の増額、都道府県繰入金(2号分)の減額によるものです。 7ページをご覧ください。 10繰入金、保険基盤安定繰入金の確定による増額及び出産育児一時金の実績見込みによる繰入金の減額です。 下の12諸収入は、一般被保険者延滞金の実績見込みによる増額です。 8ページをお開きください。歳出です。 一番上の総務費は、研修会等の中止に伴う8旅費及び12負担金の減額及びシステム改修に伴う12委託料の増額です。 その下の2保険給付費1療養諸費の1一般被保険者療養給付費及び3一般被保険者療養費は、実績見込みによる減額です。 一番下の2保険給付費2高額療養費は、実績見込みによる増額です。 9ページをご覧ください。 一番上の2保険給付費の1出産育児諸費及びその下の5葬祭諸費は、本年度の実績見込みによる減額です。 一番下の6保健衛生費は、
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、特定健診未受診者戸別訪問活動を中止したことによる減額、はり・きゅう・あんま施術・脳ドック検診補助の実績見込みによる減額です。 10ページをお開きください。 一番上の7基金積立金は、保険税収入の増額による基金積立額の増額です。 その下の諸支出金は、保険税還付金等の実績見込みによる減額です。 一番下の10予備費は、高額療養費等の高騰に備えるための増額です。 以上で、議案第12号の説明に代えさせていただきます。 次に、議案第13号、令和2年度
綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)について説明いたします。 補正予算書の1ページをお開きください。 議案第13号、令和2年度
綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによります。 歳入歳出予算の補正、第1条歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ106万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億1,539万2,000円とします。 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によります。 詳細は事項別明細書でご説明申し上げます。 6ページをお開きください。歳入です。 款の1保険料は、特徴捕捉に伴う増額及び実績に伴う減額によるものです。 款の2使用料及び手数料は、手数料の実績に伴う減額によるものです。 款の4繰入金は、保険基盤安定負担金額確定に伴う減額によるものです。 款の6諸収入は、健診事業収入実績に伴う減額によるものです。 7ページをご覧ください。歳出です。 款の1総務費は、研修会や会議中止に伴う減額及び人事異動に伴う減額によるものです。 款の2後期高齢者医療広域連合納付金は、本算定賦課処理業務支出額確定に伴う減額、保険料実績に伴う減額及び保険基盤安定負担金額確定に伴う減額によるものです。 款の3保健事業費は、健診事業実績に伴う減額によるものです。 以上、議案第13号の説明に代えさせていただきます。 続きまして、議案第14号、令和2年度
綾町介護保険特別会計補正予算(第4号)について説明いたします。 1ページをお開きください。 令和2年度
綾町介護保険特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによります。 歳入歳出予算補正、第1条歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,998万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9億2,259万2,000円とします。 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によります。 それでは、主なものの内容を事項別明細書で説明いたします。 6ページをお開きください。歳入です。 1保険料は、今年度末の収納見込みによる減額です。 3国庫支出金から、9ページの9財産収入までは、実績見込みによる増減額です。 それでは、10ページをお開きください。歳出です。 1総務費から16ページの4地域支援事業費は実績見込みによる増減と財源組替えによるものです。 16ページをご覧ください。 5基金積立金は、実績見込みによる減額です。 以上、簡単ですが、議案第14号、令和2年度
綾町介護保険特別会計補正予算(第4号)の提案理由の説明に代えさせていただきます。
○議長(日高幸一君) 町長、お疲れさまです。 ここで暫時休憩いたします。(休憩午前11時07分)………………………………………………………………………………(再開午前11時17分)
○議長(日高幸一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 町長、よろしくお願いいたします。
◎町長(籾田学君) それでは、続きまして、議案第15号、令和2年度
綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について説明いたします。 1ページをお開きください。 令和2年度
綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによります。 歳入歳出予算の補正。第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ214万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,944万1,000円とします。 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によります。 地方債の補正。第2条、地方債の追加及び廃止は、第2表地方債補正によります。 詳細は事項別明細書で、主なところのみ、ご説明申し上げます。 7ページをお開きください。 款の2繰入金については、執行残に伴う一般会計繰入金の減額であります。 款の7町債についても同様に執行残によるものですが、借入先を下水道事業債から公営企業会計適用債に組み替えての減額であります。 次に、8ページの歳出をご覧ください。 款の1農業集落排水事業費についても、歳入と同じく執行残に伴う214万8,000円の減額で、修繕料、委託料が減額となります。 以上、簡単ですが、議案第15号の説明といたします。 次に、令和2年度
綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)です。 補正予算書の1ページをお開きください。 議案第16号、令和2年度
綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによります。 歳入歳出予算の補正。第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,284万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億2,260万円とします。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によります。 地方債の補正。第2条、地方債の追加及び変更は、第2表地方債補正によります。 4ページをお開きください。 第2表地方債補正です。 まず、上段の追加は、公営企業会計適用債です。これは、公共下水道事業会計を官庁会計から公営企業会計に移行するためのもので、当初、下段の下水道事業に120万円を計上していましたが、その組替えを行い、あわせて入札残が生じましたので、今回30万円を減額し90万円としております。 下の段の下水道事業は、今説明しました公営企業会計適用債への組替え分120万円減に、管渠や舗装補修等の不用額1,300万円を加えて1,420万円を減額し、補正後の限度額を1,970万円とするものです。 それでは、詳細について、事項別明細書で主なところのみ説明いたします。 7ページをお開きください。 2、歳入です。 款の2使用料及び手数料は滞納繰越し分の補正ですが、過年度分は収納対策を強化した成果として30万円を増額します。 一方、遡及請求分は、これまで同様、訪問して、納入依頼を丁寧に行っておりますが、不定期で納入される方が多いため、予算としては10万円減額します。 なお、2月末時点の遡及対象者は16世帯、未納額は49万5,380円となっております。 一番下の款の9町債は、先ほど、第2表地方債補正で説明したとおりでございます。 以上、歳入です。 次に、8ページをお開きください。 3、歳出です。 歳出については、ほとんどが執行残に伴う減額ですが、中ほどの節の26公課費98万5,000円の増額は、3月末に支払う消費税の中間前払いに対するものです。 以上が、歳出です。 簡単ですが、令和2年度
綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)の説明に代えさせていただきます。 続きまして、議案第17号、令和2年度
綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第3号)です。 1ページをお開きください。 令和2年度
綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによります。 歳入歳出予算の補正。第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,025万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を4,283万9,000円とします。 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によります。 地方債の補正。第2条、地方債の追加及び変更は、第2表地方債補正によります。 今回の補正は、浄化槽設置基数27基で見込んでおりましたが、実績見込みを19基としたことによる減額が主なものです。 詳細は事項別明細書で、主なところのみ、ご説明申し上げます。 7ページをお開きください。 款の1分担金及び負担金については、実績見込みが減じたことによる減額であります。 次の国庫支出金と県支出金についても同様です。 款の6繰入金、8ページの款の9町債についても、同様に設置基数の減によるものであります。 次に、9ページの歳出をご覧ください。 款の1浄化槽事業費についても、歳入と同じく設置基数の減が主な要因で、1,025万2,000円の減額で、委託料、工事請負費及び積立金が主な減額となります。 以上、簡単ですが、議案第17号の説明に代えさせていただきます。 次に、令和2年度
綾町水道事業会計補正予算(第2号)について、説明いたします。 補正予算書の1ページをお開きください。 議案第18号。総則。第1条、令和2年度
綾町水道事業会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによります。 収益的収入及び支出の補正。第2条、令和2年度
綾町水道事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を、次のとおり補正します。 収入、支出とも、第1款の行をご覧ください。 まず、第1款水道事業収益は、既決予定額9,900万円に、補正予定額500万円を増額し、1億400万円とします。 下の支出の第1款水道事業費用は、既決予定額9,901万2,000円から、補正予定額1,051万2,000円を減額し、8,850万円とします。 資本的収入及び支出の補正。第3条、資本的収入及び支出の補正ですが、予算第4条本文、括弧中、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額3,000万円を2,970万円に改め、その補填財源としては記載のとおりとし、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正します。 2ページをお開きください。 収入、支出とも、第1款の行をご覧ください。 まず、第1款資本的収入は、既決予定額2億2,000万円から、補正予定額9,420万円を減額し、1億2,580万円とします。 下の第1款資本的支出は、既決予定額2億5,000万円から、補正予定額9,450万円を減額し、1億5,550万円とします。 企業債の補正。第4条、企業債の補正は、起債限度額を9,420万円減額し1億2,580万円とするもので、起債の目的などの変更はございません。 では、詳細について、事項別明細書でご説明します。 5ページをお開きください。 まず、収益的収入ですが、一番上の真ん中にあるとおり、補正予定額は500万円の増額です。節の欄の一番下の行の消費税及び地方消費税還付金に記載があるとおり、主に消費税に関する補正となります。 6ページをお開きください。 収益的支出ですが、一番上の真ん中にあるとおり、補正予定額は1,051万2,000円の減額です。 節の区分の備考欄をご覧ください。 一番上の行の修繕費については、漏水などに伴う修繕工事費と量水器の交換費用の執行残を、それぞれ減額しております。 2、営業外費用については、消費税に関する補正が主なものです。 7ページをご覧ください。 資本的収入については、先ほど企業債補正で説明したとおりです。 次に、資本的支出ですが、節の区分と備考欄をご覧ください。 一番上の行の委託料は、配水管の工事設計業務の入札残です。 次の工事請負費ですが、上段の水源地施設更新は電気設備等更新工事の入札残と、取水ポンプ4台の更新を取りやめたことによる事業費の減額です。取水ポンプについては、調査の結果、想定より状態がよかったため、来年度以降に更新するものです。 次の配水管布設替えは、主に郷鴫橋に添架している水道管の更新事業を令和3年度に延期したことによる事業費の減額です。郷鴫橋は県が管理する橋梁のため、水道管を更新するには県の許可が必要となりますが、県において県内の許可条件を統一する必要が生じたということで、その手続に時間を要したことで事業を延期しました。 なお、来年度は許可が下りる予定です。 その下の中継ポンプ更新については、水の供給が不安定だった宮谷地区の一部の地域において、水道管と中継ポンプの更新を計画しておりましたが、水道管の更新によって状態が改善しましたので、中継ポンプの更新を中止しております。 以上、簡単でございますが、令和2年度
綾町水道事業会計補正予算(第2号)の説明といたします。 続きまして、議案第19号、令和3年度
綾町一般会計予算。令和3年度綾町の
一般会計予算は、次に定めるところによります。 1ページをご覧ください。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ54億3,800万円と定めます。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算によります。 第2条、地方自治法第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、第2表債務負担行為によります。 第3条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、第3表地方債によります。 第4条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は5億円と定めます。 第5条、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定めます。 第1号、各項に計上した給料、職員手当及び共済費に係る予算額に過不足が生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用であります。 2ページから6ページまでは、第1表歳入歳出予算です。後ほど、別冊の予算資料でご説明いたします。 それでは、7ページをご覧ください。 第2表債務負担行為です。 町マイクロバスリース事業は、町マイクロバスのリース期間が令和3年3月で満了となるため、再リースをするものです。期間は令和3年度から4年度までの2か年と定め、限度額を213万2,000円とするものです。 次に、資源ゴミ収集車リース事業は、リース期間が令和3年5月で満了となるため、再リースをするものです。期間を令和3年6月から令和5年5月までの2か年と定め、限度額を340万6,000円とするものです。 次に、立地適正化計画策定事業は、都市再生整備事業の採択要件として策定するもので、集約型の都市構造形成を推進するものです。期間を令和3年度から令和4年度までの2か年と定め、限度額を1,600万円とするものです。 次に、リールモア(芝刈り機)リース事業は、スポーツ施設の芝刈り機を新規に1台リースするものです。期間を令和3年度から令和7年度までの5か年間と定め、限度額を462万円とするものです。 8ページをご覧ください。 第3表地方債ですが、起債の目的をご覧ください。 一般単独事業債1,050万円は、尾堂資材置場排水整備工事に充当します。 次の、宮崎県市町村地域づくり支援資金370万円は、花壇展開プロジェクト事業のナータリー(育苗施設)整備、宮原地区排水路整備、灰原地区・中川原地区及び水窪地区用水路整備に充当します。 次の、公共事業等債6,400万円は、道路メンテナンス事業及び社会資本整備総合交付金事業に充当します。 次の、一般補助施設整備等事業債620万円は、農地耕作条件改善事業に充当します。 次の、臨時財政対策債1億1,000万円は、地方交付税(普通交付税)の振替分として計上いたしますが、後年度、全額交付税として措置されるものであります。 次の、辺地対策事業債8,850万円は、尾立地区営農飲雑用水整備工事と上畑・倉輪線及び南麓・竹野線の道路改良工事に充当します。 次の、公共施設等適正管理推進事業債7,540万円は、施設の長寿命化対策として、中学校の体育館屋根防水改修工事と道路舗装補修工事及び立町住宅屋根・外壁防水改修工事に、除却事業として湯之谷温泉施設解体工事及び麓住宅南側解体工事に充当します。 次に、大変恐縮ですが、予算書の110ページ以降に給与費明細書、債務負担行為、地方債に関する調書を掲載しておりますので、後ほどご確認ください。 ここからは、別冊の予算資料で説明いたします。 令和3年度予算資料1ページをお開きください。 ここは、1、予算分析の歳入(性質別)となりますが、増減額1,000万円以上のものをご説明いたします。 自主財源から、ご説明いたします。 上段の1の町税をご覧ください。令和3年度予算額5億7,969万1,000円で、増減額△3,479万7,000円、5.7%の減は、主に
新型コロナウイルス感染症の影響による町民税及び固定資産税の減収を見込んだことによるものです。 次に、17の使用料及び手数料1億2,321万1,000円で、増減額△1,311万8,000円、9.6%の減。こちらは、主に千尋自然公園及び国際クラフトの城入場料、馬事公苑使用料の減額によるもので、こちらも
新型コロナウイルス感染症の影響を見込んだものです。 次に、23の財産収入2,543万3,000円で、増減額、プラス1,939万1,000円、320.9%の増は、主にエコクリーンプラザみやざきの土地に関して、綾町の持分を宮崎市に売り払うものと、町有林の伐期を迎えている杉がありますので、皆伐、間伐を行い売り払うものです。 次に、25の寄附金4億円で、増減額1億円、33.3%の増は、
ふるさと納税寄附金の増額によるものです。 次に、27の繰入金2億6,482万2,000円で、増減額△1億1,123万9,000円、29.6%減は、
財政調整基金及び
ふるさとサポート基金の減額によるものです。 次に、31諸収入4,339万6,000円で、増減額△1,979万3,000円、31.3%減は、主に
農業支援センターへの貸付金及びエコクリーンプラザみやざき関係の貸付金を皆減したことによる貸付金収入の減額によるものです。 以上が、自主財源です。 続いて、依存財源です。 11の地方交付税18億6,100万円で、増減額、プラス9,100万円、5.1%増は、普通交付税の増額を見込んだものです。 次に、19の国庫支出金4億8,112万8,000円で、増減額3,240万1,000円、7.2%増は、主にまちなか無電柱化整備に伴う社会資本整備総合交付金、道路補修に伴う道路メンテナンス事業補助金及び障害者自立支援給付費負担金の増額によるものです。 次に、21の県支出金10億2,606万9,000円で、増減額7億262万9,000円、217.2%増は、主に畜産競争力強化整備事業補助金によるものです。
JA宮崎経済連が国の事業(
畜産クラスター事業)を活用し、広沢地区に繁殖豚1,000頭規模の子豚供給農場を建設するものです。 次に、33町債3億5,830万円で、増減額△2,340万円、6.1%減は、主に緊急防災・減災事業債及び地方道路等整備事業債の皆減、辺地対策事業債の減額によるものです。 今年度は自主財源比率27.8%、依存財源比率72.2%となっております。増減率は自主財源比率が3.8%減、依存財源比率が26%増となり、依存財源比率が増えた要因は、県支出金でも説明しました
JA宮崎経済連の
畜産クラスター事業による補助金によるものです。 以上が、予算分析の歳入の説明となります。 次に、2ページをお開きください。 ここは、予算分析の歳出(性質別)となりますが、こちらも増減額1,000万円以上のものをご説明いたします。 義務的経費からご説明いたします。 上段の1人件費をご覧ください。令和3年度の予算額9億1,847万8,000円で、増減額△2,135万3,000円、2.3%減は、主に退職手当組合負担金が見直しにより減額となったことによるものです。 次に、3公債費4億8,699万8,000円で、増減額4,198万2,000円、9.4%増は、主に据置期間終了による元金償還が増えたことによるものです。 次に、その他の行政費の4の物件費7億5,466万9,000円で、増減額△4,843万6,000円、6.0%減は、主に総合長期計画などの委託料、消耗品費、旅費などを精算し削減したことによるものです。 次に、5の維持補修費6,690万5,000円で、増減額3,303万8,000円、97.6%の増は、主に道路メンテナンス事業によるものです。 次に、6の補助費等16億3,941万2,000円で、増減額7億4,914万2,000円、84.1%の増は、主に予算分析の歳入でも説明しました
JA宮崎経済連畜産クラスター事業によるものです。 次に、7の積立金1億4,388万5,000円で、増減額4,562万5,000円、46.4%の増は、主に
ふるさと納税事業によるものです。 次に、9の貸付金7,250万円で、増減額4,350万円、150%の増、こちらは町有地維持管理として、土地開発公社に対して貸付けするものです。 次に、10の繰出金3億7,738万4,000円で、増減額1,450万5,000円、4.0%増は、主に公共下水道事業特別会計、介護保険特別会計によるものです。 次に、投資的経費の12の普通建設4億4,043万6,000円で、増減額△1億797万5,000円、19.7%減は、主に消防詰所の建て替え完了と道路改良事業の減額によるものです。 以上が、予算分析の性質別の歳出予算の説明となります。 3ページをご覧ください。 ここは、予算分析の歳出(目的別歳出)となりますが、こちらも増減額1,000万円以上のものを説明いたします。 2総務費9億3,731万1,000円で、増減額9,146万2,000円、10.8%増は、主に
ふるさと納税事業によるものです。 次に、3の民生費14億1,191万2,000円で、増減額△3,196万5,000円、2.2%減は、主に職員給与費等、児童運営費(保育所)、障害者自立支援医療費の減額によるものです。 次に、5
農林水産業費10億220万円で、増減額6億7,759万3,000円、208.7%増は、主に
畜産クラスター事業によるものです。 次に、7の土木費5億3,575万8,000円で、増減額2,382万6,000円、4.7%増は、主に道路メンテナンス事業によるものです。 8の消防費1億5,794万4,000円で、増滅額△5,977万9,000円、27.5%の減は、主に消防詰所建て替え完了による緊急防災・減災事業の減額によるものです。 11の公債費4億8,699万8,000円で、増減額4,198万2,000円、9.4%増は、先ほど予算分析の歳出(性質別)のところでご説明申し上げました。 以上が、予算分析の目的別歳出予算の説明となります。 4ページから8ページまでは、歳入に関する資料であります。後ほど、ご確認ください。 9ページは、地方消費税交付金の社会保障財源化分を充当した経費一覧です。後ほど、ご覧ください。 10ページは、歳出款別分析表であります。こちらもご覧ください。 11ページからは、事業内容及び財源内訳となります。資料の説明としまして、左端に印字してある米印、これが新規事業で、丸印、こちらがふるさと綾サポート基金を充当した事業となります。では、米印、新規事業につきましてご説明いたします。 13ページをお開きください。 総務費、5財産管理費の6
新型コロナウイルス感染症対策庁舎関連予防事業は、第3次分となる
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して、庁舎玄関、職員通用口にサーモカメラを設置し体温管理を行い、感染予防を図るものです。 次に、20ページをお開きください。 民生費、2社会福祉対策費、20生活保護相談事業、こちらは生活保護に関する実効的な相談支援を実施するものです。 24ページをお開きください。 衛生費、2保健対策費の2地域自殺対策強化事業は、自殺対策を支える人材の育成として、ゲートキーパー養成等の研修を実施するものです。まずは、役場職員を対象に実施を予定しております。 次に、31ページをお開きください。
農林水産業費、3農業振興費の38
畜産クラスター事業は、
JA宮崎経済連が国の
畜産クラスター事業を活用し、広沢地区に繁殖豚1,000頭規模の子豚供給農場を建設するものです。国からの補助金と同額を補助するものです。 32ページをお開きください。39
新型コロナウイルス感染症対策(肉用牛)、こちらは新型コロナウイルスによる外食産業の低迷やインバウンド効果低下による肉用牛の価格下落に対応するため、子牛競り市での購買者への輸送費の助成を行い、購買者誘致と魅力ある競り市場の形成につなげるものです。 次に、37ページをお開きください。 土木費、2道路維持修繕費、3道路メンテナンス事業、こちらは道路橋が重大な損傷や致命的な損傷に至る前に予防的な補修を行い、健全な状態を保つことでライフスタイルコストの縮減を図っていくものです。 次に、39ページをお開きください。 消防費、2非常備消防費の8
新型コロナウイルス感染症対策防災活動支援事業、こちらは
新型コロナウイルス感染症予防対策として、現在500本の消毒液を備蓄していますが、ストックローテーションを行い、3年で入替えを行う予定としております。 以上、新規事業についてご説明いたしましたが、詳細については委員会で担当課長がご説明いたします。 2回目の予算編成となりましたが、各事業精査し、今後、綾町が持続していくために必要な事業として計上しております。十分なご審議を賜りますよう、よろしくお願いします。 以上で令和3年度
一般会計予算の説明といたします。
○議長(日高幸一君) お疲れさまでした。 ここで暫時休憩をいたします。午後は1時半から開会いたします。(休憩午後0時05分)………………………………………………………………………………(再開午後1時30分)
○議長(日高幸一君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 町長、よろしくお願いいたします。議案第20号、よろしくお願いいたします。
◎町長(籾田学君) それでは、午前中に続きまして、議案第20号から説明いたします。 議案第20号、令和3年度
綾町国民健康保険特別会計予算です。 令和3年度
綾町国民健康保険特別会計予算は、次に定めるところによります。 1ページをご覧ください。 歳入歳出予算。第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ11億8,500万円と定めます。 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算によります。 一時借入金。第2条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は4,000万円と定めます。 歳出予算の流用。第3条は、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定めます。 1、保険給付費の各項に計上された予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用の場合です。 それでは、予算書に記載はありませんが、概要について説明いたします。 被保険者数につきましては、前年度と比較し41人減の1,257人を見込んでおります。 歳入歳出総額は、前年度当初予算と比較し3.4%の増で11億8,500万円を計上しております。そのうち保険給付費は73.2%で8億6,720万9,000円を計上しています。主な増額理由は、1人当たりの医療費の伸びと高齢化による受診者の増加によるものです。 それでは、予算の説明に移ります。主なものについて、事項別明細書で説明いたします。 7ページをお開きください。 1国民健康保険税は2億941万円で、334万8,000円の減額です。 令和3年度は、
新型コロナウイルス感染症の影響で市町村の保険税収入の落ち込みが危惧されることから、県の国民健康保険特別会計剰余金を投入し、県への納付金の減額措置がとられました。そのため、保険税で賄う歳出額が減ったことにより、令和3年度は減額となりました。この措置により、1人当たりの国民健康保険税が当初予算時点で前年度比102.3%、11万8,830円となりました。
新型コロナウイルス感染症の影響が、どの程度あるか把握するには、令和3年5月の本算定を待つ必要があるため、当初予算では国民健康保険準備積立基金の投入を見送り、税率等を決める本算定時に基金投入の有無及び投入額を検討いたします。 8ページをお開きください。 2段目の6県支出金のうち、普通交付金は歳出の保険給付費の対する交付金であり、特別交付金は保険者努力支援金等の交付金です。主な増額理由は、保険給付費の増額によるものです。 一番下の10繰入金、1他会計繰入金は、保険基盤安定繰入金、職員給与費等からの繰入金です。 主な歳入は以上です。 10ページをお開きください。歳出です。 1総務費、1総務管理費は、職員給与費やシステム委託料、国保連合会への負担金等です。 12ページをお開きください。 2保険給付費、1療養諸費は、主に医療機関に支払う医療費であり、歳入でも説明しましたとおり、1人当たりの医療費の伸びを見込み、3,016万4,000円の増額です。 下の段の2高額療養費は、先ほどと同じ理由により、2,895万1,000円の増額です。 次に、13ページの一番下の3国民健康保険事業費納付金は、一般保険者、1医療給付費分、続く14ページの一番上の2後期高齢者支援金等分、その下の3介護納付金分がございまして、これらは県に支払う納付金です。 納付金は、令和元年度の被保険者1人当たりの診療費を基準とし、県において算定されます。3つを合わせまして1,784万2,000円の減額です。 なお、歳入でも説明しましたが、令和3年度の納付金は、
新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、県国民健康保険特別会計剰余金を投入する減額措置が図られております。 次に、14ページ一番下の6保健事業費、1特定健康診査等事業費は、特定健康診査や特定保健指導になどに係る費用で34万円の減額です。 その下、15ページの2段目の2保健事業費は、消防団員健診、フレッシュ健診等の費用です。99万円の増額です。 主な説明事項は、以上です。 以上で、議案第20号の説明に代えさせていただきます。 続きまして、議案第21号、令和3年度綾町後期高齢者医療特別会計当初予算です。 予算書の1ページをお開きください。 令和3年度綾町後期高齢者医療特別会計当初予算は、次に定めるところによります。 歳入歳出予算。第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億1,850万円とします。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算によります。 第2条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は500万円とします。 詳細は、事項別明細書で説明申し上げます。 それでは、6ページをお開きください。 2、歳入です。主なものについてご説明いたします。 款の1後期高齢者医療保険料は、見込みによるものです。 款の4繰入金は、主に職員給与費、保険基盤安定繰入金によるものです。 款の6諸収入は、健診受診者数600人を見込んだ額になります。 次に、8ページをご覧ください。 3、歳出です。 款の1総務費は、主に職員給与費、システム保守委託料、賦課処理業務委託料によるものです。 款の2後期高齢者医療広域連合納付金は、保険料及び保険基盤安定負担金によるものです。 款の3保健事業費は、会計年度職員給与費及び健康診査委託料によるものです。 以上で、議案第21号の説明に代えさせていただきます。 続きまして、議案第22号、令和3年度
綾町介護保険特別会計予算、こちらの説明をいたします。 1ページをご覧ください。 令和3年度
綾町介護保険特別会計予算は、次に定めるところによります。 歳入歳出予算。第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ9億3,619万1,000円と定めます。 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算によります。 一時借入金。第2条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は3,000万円と定めます。 歳出予算の流用。第3条、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定めます。 (1)保険給付費の各項に計上された予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用であります。 当初予算書には記載はありませんが、介護保険の状況についてご説明いたします。 令和3年度は、第8期
介護保険事業計画の初年度になります。1月末現在の65歳以上の高齢化率は36.6%でありまして、昨年同月と比べ1.1%の増となっています。 また、第1号被保険者数は2,635人であり、昨年同月と比べ36人増、率にして1.4%増となっています。 認定者数は408人で、昨年同月と比べ1名増加とほぼ横ばいであります。なお、認定率については15.5%となっています。 このような状況で高齢化が進む中、介護予防、地域支援事業などに積極的に取り組み、要介護状態とならないよう重症化予防事業の推進を図り、多くの町民の皆様が健康で元気に過ごされるよう、健康長寿を目指してまいりたいと考えております。 それでは、予算の説明に移ります。事項別明細書で、主なものについてご御説明いたします。 6ページをお開きください。 歳入です。 上段の1保険料については、徴収方法は年金天引きによる特別徴収と、口座振替または納付書で納めていただく普通徴収の二通りがあります。割合としましては、特別徴収が9割、残りが普通徴収となり、滞納繰越分をそれぞれ計上しています。 中段の3国庫支出金の1国庫負担金、これは介護給付費負担金です。 次の2国庫補助金は、7ページにかかりますが、調整交付金及び地域支援事業交付金等です。 次の4支払基金交付金は、介護給付費交付金及び地域支援事業交付金です。 次の5県支出金の1県負担金は、介護給付費負担金です。 次の3県補助金は、地域支援事業交付金です。 8ページをお開きください。 6繰入金は、介護給付費、地域支援事業、低所得者
保険料軽減、職員給与費等などの繰入金です。 次の項の2基金繰入金は、介護給付費準備基金繰入金です。 主な歳入につきましては、以上でございます。 10ページをお開きください。 歳出です。 1総務費、1総務管理費は、職員給与費、事務費等です。 11ページをご覧ください。 2徴収費は、システム委託料などです。 3介護認定審査会費、続く12ページにかけまして、認定調査費、介護認定審査会費などです。 12ページをご覧ください。 下の段の2保険給付費、1介護サービス等諸費、続く14ページにかけまして、居宅介護、地域密着型介護、施設介護などのサービス給付費です。 15ページをご覧ください。 上段の4高額介護サービス等費は、自己負担の上限を超過した利用者の公費負担金になります。 次の5特定入所者介護サービス等費は、介護施設利用時の食費等の軽減に関する公費負担です。 次の6高額医療介護合算サービス費は、医療と介護サービス費合算の自己負担限度額を超過した利用者の公費負担金になります。 16ページをご覧ください。 上段の4地域支援事業費、1介護予防・生活支援サービス事業費は、主に要支援認定者と総合事業対象者の通所介護及び訪問介護サービス費用と支援計画費です。 次の2一般介護予防事業費は介護予防事業に伴うものです。 17ページをご覧ください。 3包括的支援事業・任意事業費から、19ページにかけましては、介護手当、認知症対策事業費等及び社会福祉協議会職員派遣負担金です。 以上、簡単ではございますが、令和3年度
綾町介護保険特別会計予算の提案理由に代えさせていただきます。 続きまして、議案第23号、令和3年度
綾町農業集落排水事業特別会計予算です。 予算書の1ページをお開きください。 議案第23号、令和3年度綾町の農業集落排水事業特別会計予算は、次に定めるところによります。 歳入歳出予算。第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2,080万円と定めます。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算によります。 地方債。第2条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、第2表地方債によります。 一時借入金。第3条、地方自治法第235条の3第2項の規定により一時借入金の借入れの最高額は500万円と定めます。 2ページをお開きください。 第1表歳入歳出予算ですが、後ほど5ページ以降の事項別明細書でご説明いたします。 4ページをお開きください。 第2表地方債です。公営企業会計適用債の250万円は、令和5年度までに公営企業会計に移行するため、その準備のための業務委託に充当します。 それでは、7ページをお開きください。 2、歳入ですが、主なものについてご説明いたします。 款の2、項の1使用料902万1,000円は、現年度分として901万1,000円を見込んでおり、事業所使用料は4か所分(綾川荘・てるはの森の宿・エイコウ産業・山福)、一般家庭使用料は47世帯分を見込んでいます。 款の6繰入金877万8,000円は、一般会計から繰り入れるものであります。 次に、款の9町債は、先ほどご説明したとおりでございます。 次に、8ページをご覧ください。 3、歳出ですが、主なものについてご説明いたします。 款項目の1農業集落排水事業費は1,316万3,000円となります。節の10需用費642万3,000円は、主に修繕費と光熱水費が主なものです。節の12委託料653万3,000円は、排水施設維持管理業務、汚泥処理業務、公営企業会計適用業務が主なものです。 次に、款の2公債費701万1,000円は、償還元金、利子を計上しております。 以上、簡単ですが、令和3年度
綾町農業集落排水事業特別会計予算の説明でございます。 議案第24号、令和3年度
綾町公共下水道事業特別会計予算です。 予算書の1ページをお開きください。 議案第24号、令和3年度綾町の公共下水道事業特別会計予算は、次に定めるところによります。 歳入歳出予算。第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出予算それぞれ1億3,600万円と定めます。 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算によります。 債務負担行為。第2条、地方自治法第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、第2表債務負担行為によります。 地方債。第3条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、第3表地方債によります。 一時借入金。第4条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は5,000万円と定めます。 2ページをお開きください。 第1表歳入歳出予算ですが、後ほど8ページ以降の事項別明細書でご説明いたします。 4ページをお開きください。 第2表債務負担行為です。これは、浄化センターと7か所ある中継ポンプについて、令和2年度から試験的に、民間による包括的な管理方法により運営を行ってきましたが、令和3年度からは、その委託期間を令和7年度までの5か年と定め、その限度額については1億1,330万円とするものです。 この管理方法は、従来の方式と比べると職員の負担軽減や経費の削減効果が図られることに加えて、長期契約にすることで、特に専門的知見が必要な機器修繕について、長期的な修繕計画を実施することができる上、民間による人材確保なども図ることができるようになるため、さらに安定した運営につながるものであります。 次に、5ページをご覧ください。 第3表地方債です。上の枠の下水道事業債、こちらは管渠などの整備や浄化センター内にある大型処理機器の更新工事に充当するものです。 次の公営企業会計適用債、こちらは令和6年度からスタートする公営企業会計に移行するため、その準備のための業務委託に充当するものです。 それでは、8ページをお開きください。 事項別明細書の2、歳入です。主に1,000万円以上のものについてご説明いたします。 一番上の款の2使用料及び手数料は4,590万円を見込んでいます。節の欄をご覧ください。下水道使用料現年分として4,500万円、前年比50万円増、過年度分として90万円、前年比20万円減となります。 下から2枠目の款の6繰入金、こちらは一般会計からの繰入れで、全額を起債の元利償還に充てるものです。 9ページをご覧ください。 款の9町債は、先ほど説明したとおりでございます。 以上が、歳入です。 10ページをご覧ください。 3、歳出です。主なものについてご説明いたします。 款の1下水道事業費の節と説明欄をご覧ください。節の12委託料は、主に浄化センター等包括管理業務です。内容は、先ほど債務負担行為で説明しました。下の節の14工事請負費は、新築等に伴う管渠整備工事、延長150メーター、公共枡10基の整備を予定しており、また、浄化センターの攪拌機などの大型機器を更新するものです。 11ページをご覧ください。 款の2公債費ですが、元金は前年度比約9%増、利子は前年度比約5%減になります。 以上が歳出です。 簡単ではございますが、令和3年度
綾町公共下水道事業特別会計予算の説明にいたします。 続きまして、令和3年度
綾町浄化槽事業特別会計予算です。 議案第25号、予算書の1ページをお開きください。 令和3年度綾町の浄化槽事業特別会計予算は、次に定めるところによります。 歳入歳出予算。第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ4,140万円と定めます。 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算によります。 地方債。第2条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、第2表地方債によります。 一時借入金。第3条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は1,000万円と定めます。 2ページをお開きください。 第1表歳入歳出予算の歳入と、3ページが歳出です。5ページ以降の歳入歳出予算事項別明細書で、後ほど説明します。 4ページをお開きください。 第2表地方債です。 下水道事業債1,340万円は、浄化槽建設事業の20基分に充当します。 それでは、7ページをお開きください。7ページの2、歳入を説明します。 主なものについて、款の1、項の1負担金155万1,000円は、浄化槽を設置する際の個人負担金で、5人槽8基、7人槽7基、10人槽1基を見込んでおり、70歳以上の負担金免除分を5人槽4基分で予定しております。 款の2項の1使用料1,060万6,000円は、浄化槽の使用料であります。 款の3国庫支出金632万2,000円は、循環型社会形成推進交付金であります。 款の4県支出金277万4,000円は、浄化槽市町村整備推進事業補助金であります。 8ページをご覧ください。 款の6、項の1基金繰入金333万3,000円は、起債償還として減債基金から繰り入れるものであります。 同じく、款の6、項の2他会計繰入金300万3,000円は、一般会計から繰り入れるものであります。 款の8諸収入20万円は、消費税還付金を見込んでおります。 次の款の9町債、先ほど説明しましたとおりでございます。 9ページの歳出について説明します。 款項目の1浄化槽事業費3,626万9,000円のうち、主なものを説明します。節の10需用費88万7,000円は、ブロアー等の修繕が主なものです。節の11役務費126万5,000円は、手数料の法定検査に関するものが主なものです。節の12委託料1,021万3,000円は、保守点検や清掃などの維持管理分が主なものであります。節の14工事請負費2,112万円は、浄化槽設置工事費の20基分を計上しています。 節の24積立金278万4,000円は、県補助金分と減債基金利子分を減債基金に積立ていたします。 次に、款の2公債費463万4,000円は、地方債償還元金と利子を計上しています。 以上、令和3年度
綾町浄化槽事業特別会計予算の説明でございます。 続きまして、議案第26号、令和3年度
綾町水道事業会計予算。 予算書の1ページをお開きください。 総則。第1条、令和3年度水道事業会計の予算は、次に定めるところによります。 (業務の予定量)第2条、業務の予定量は、次のとおりとします。1、給水戸数3,070戸、2、年間総給水量77万6,000立方米、3、1日平均給水量2,126立方米、4、主要な建設改良事業は、機械設備の更新などです。 収益的収入及び支出。第3条、収益的収入及び支出の予定額は、次のとおり定めます。収入、支出とも第1款の行をご覧ください。収入総額1億600万円、支出総額9,200万円となります。 資本的収入及び支出。第4条、資本的収入及び支出の予定額は、次のとおり定めます。収入、支出とも第1款の行をご覧ください。収入総額1億2,800万円、支出総額1億5,700万円となります。 なお、収入額が支出額に対して不足する額2,900万円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額などで補填します。 2ページをお開きください。 企業債。第5条、企業債ですが、起債限度額を1億2,800万円とし、建設改良費に充当します。 一時借入金。第6条、一時借入金の限度額は2億円と定めます。これは建設改良費の支払い等に備えるものです。 予定支出の各項の経費の金額の流用。第7条、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、(1)(2)のとおりと定めます。 議会の議決を経なければ流用することができない経費。第8条、議会の議決を経なければ流用することができない経費は、(1)職員給与費1,200万円といたします。 棚卸資産購入限度額。第9条、棚卸資産購入限度額は60万円と定めます。 では、詳細について予算別明細書でご明いたします。 19ページをお開きください。 主な予定額についてご説明いたします。 まず、収益的収入ですが、予定額の一番上にあるとおり、収入総額1億600万円となります。内容は、主に、節の列の上から4行目の水道料金で、給水戸数3,070戸、年間総給水量77万6,000立方米で9,570万円を予定しております。 20ページをお開きください。 次に、収益的支出ですが、支出総額は予定額の一番上の行にありますとおり9,200万円となります。まず初めに、項の1営業費用、目の1原水浄水及び配水費です。 21ページの節の欄をご覧ください。 上から2行目、修繕費は、ポンプ等の設備機器及び40件分の水道管漏水修繕を見込んでいます。その下の動力費は、水源地や配水池、中継ポンプ7か所の電気料を見込んでいます。 次の目の3総係費です。節の欄をご覧ください。一番下の行の委託料ですが、主にシステム保守や検針業務費用を見込んでいます。 22ページをお開きください。 節の欄の5行目、貸倒引当金繰入額250万円は、平成26年、27年度分の不納欠損見込額となります。 次の目の4減価償却費は2,960万円を見込んでいます。 次の項の2営業外費用は427万1,000円を見込んでおり、これは企業債と借入金利息となります。 23ページをご覧ください。 資本的収入及び支出です。初めに、上の表の1行目の予定額欄をご覧ください。収入総額は1億2,800万円となり、財源は全て企業債です。 次に、資本的支出です。同じく予定額欄をご覧ください。支出総額1億5,700万円となります。 項の1建設改良費、目の1送配水設備工事費については説明欄をご覧ください。委託料は工事に伴う設計業務、工事請負費は5地区における配水管布設替工事、中川原水源地の外構整備工事などを計上しています。 なお、この財源は全て企業債です。 次の項の2企業債償還金として2,803万4,000円を計上しています。 最後にページが戻りますが、14ページをご覧ください。 令和2年度の予定損益計算書ですが、右端の下から4行目にあるとおり、当年度の純利益は598万1,000円の黒字になる予定でございます。 以上、簡単ではございますが、議案第26号、令和3年度
綾町水道事業会計予算の説明といたします。 議案第27号、財産の処分について。 22ページをお開きください。 財産の処分について、エコクリーンプラザみやざきにつきましては、平成25年に宮崎県が公共関与を終了することを表明して以来、事業参画市町村間で協議を重ね、平成31年3月議会において、
一般廃棄物処理の事務の委託に関する協議について承認をいただき、令和3年4月から宮崎市がエコクリーンプラザみやざきの管理運営を引き継ぐことになっております。 その中で、平成15年に綾町が宮崎県環境整備公社から取得したエコクリーンプラザみやざきの事業参画市町村として所有する共有持分の当該用地を宮崎市に譲渡することについて、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定により、本議案を提出するものであります。 譲渡する土地につきましては、所在地が宮崎市大字大瀬町字倉谷6176番地1ほか9筆でありまして、面積が6,168.2084平方メーターで、譲渡予定価格は1,174万6,500円であります。 以上、議案第27号、財産の処分についての提案理由に代えさせていただきます。 それでは、議案第28号、
大淀川左岸地区水利施設管理強化事業の事務の委託に関する規約の協議について説明いたします。
大淀川左岸地区水利施設管理強化事業の事務の委託に関する規約の協議につきましては、本町が
大淀川左岸地区水利施設管理強化事業の事務を宮崎市に委託するための規約を定めることにつきまして、宮崎市及び小林市と協議するため、地方自治法第252条の14第3項において準用する同法第252条の2の2第3項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 これは、令和3年度に新たに取り組みます国の補助事業、水利施設管理強化事業によりまして、大淀川左岸土地改良区が管理する調整池や揚水機場等に係る経費を同土地改良区に助成し、広沢ダム等からの安定的な農業用水の供給を行うものでございます。 委託する事務の内容といたしましては、補助金交付申請、受領、委託事務の管理、執行でございます。 以上、議案第28号の説明に代えさせていただきます。 以上で、私からの説明を終わります。
○議長(日高幸一君) お疲れさまでした。────────────・────・────────────
△日程第31.発議第1号
○議長(日高幸一君) 次に、日程第31、発議第1号、
綾町議会委員会条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者の趣旨説明を求めます。
◎議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○議長(日高幸一君) 松浦議員。
◎議員(松浦光宏君) それでは、発議第1号、
綾町議会委員会条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由を申し上げます。 今回の改正は、綾町課設置条例の一部を改正する条例が令和3年4月1日に施行されることに伴い、各常任委員会の所管を変更するものです。 資料の4ページをご覧ください。第2条の改正となります。 まず、総務委員会の所管ですが、総務課、財政課、農林振興課、総合政策課、建設課、ユネスコエコパーク推進室といたします。 次に、文教福祉委員会の所管ですが、福祉保健課、町民課、教育委員会といたします。 今回、エコパーク推進室を文教福祉委員会から総務委員会に、町民課を総務委員会から文教福祉委員会に変更いたしますが、エコパーク推進室の業務が森林・林業行政との結びつきが強いこと、町民課の業務に国保運営業務が加わること等を考慮して変更するものです。 なお、この条例の施行日は、令和3年4月1日からであります。 以上、発議第1号の提案説明に代えさせていただきます。
○議長(日高幸一君) それでは、発議第1号に対する質疑を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。発議第1号に反対の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。発議第1号の原案に賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、発議第1号、
綾町議会委員会条例の一部を改正する条例は、原案のとおり可決されました。────────────・────・────────────
○議長(日高幸一君) 以上で、本日の議事日程の全部を終了いたしました。 これをもちまして、本日の会議を散会いたします。(散会午後2時29分)──────────────────────────────...