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令和 3年 3月定例会(第 3号 3月12日) 一般質問

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    令和 3年 3月定例会(第 3号 3月12日) 一般質問


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    令和 3年 3月定例会(第 3号 3月12日) 一般質問                        令和三年三月十二日 午前九時三十分開議 第  一 一般質問           本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件                      令和三年三月十二日 午前九時三十分開議    一 一般質問 出 席 議 員(十四名)     一番   北 園 一 正  君     一〇番   上 原 康 雄  君     二番   小 宮 寧 子  君     一一番   竹 中 雪 宏  君     三番   吉 留 優 二  君     一二番   西 原 義 文  君     五番   中 山 義 彦  君     一三番   西 原 政 文  君     六番   遠目塚 文 美  君     一四番   蔵 園 晴 美  君     七番   小 東 和 文  君     一五番   栗 下 政 雄  君     八番   田 口 正 英  君     九番   松 窪 ミツエ  君
    欠 席 議 員(一名)     四番   金 田 輝 子  君 議会事務局職員出席者   事務局長    山 口   忍 君  議事運営係     遊 木 凡 子 君   事務局次長   塚 田 和 孝 君   議事運営係長  鶴 田 淳一郎 君 地方自治法第一二一条による説明のための出席を求められた者   市長      村 岡 隆 明 君  市民協働課長    大木場   操 君   副市長     杉 元 真 一 君  こども課長     永 田 祐 雄 君   教育長     永 山 新 一 君  市民環境課長    林   敏 廣 君   総務課長    谷 元 靖 彦 君  観光商工課長    吉 留 伸 也 君   企画課長    黒 松 裕 貴 君  水道課長      馬越脇   浩 君   財政課長    宮 浦 浩 二 君  市立病院事務長   藺牟田 順 子 君   建設課長    森   隆 秀 君  企業立地課長    松 葉 洋 之 君   農林整備課長  栗 下   徹 君  基地・防災対策課長 外 赤 裕 二 君   畜産農政課長  川 越 政 文 君  財産管理課長    有 村   充 君   学校教育課長  白 濱 美保子 君  健康保険課長補佐  西 峯 由 美 君   社会教育課長  領 家 修 司 君                     開議 午前 九時 三十分 ○議長(北園一正君)  ただいまの出席議員は十三名で定足数に達しております。  報告します。金田輝子議員より、体調不良の理由で、本日の会議に欠席する旨の届出がありますので報告いたします。吉留優二議員より、不慮の都合により、本日の会議に遅刻する旨の届出がありますので報告いたします。  これより、直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、議席に配付いたしております議事日程第三号によって進めます。 ○議長(北園一正君)  これより、本日の日程に入ります。  日程第一、一般質問を行います。  今期定例会一般質問発言順位については、議席に一般質問通告一覧表を配付しておきましたから、御了承願います。  本日は、上原康雄議員蔵園晴美議員中山義彦議員、小東和文議員の四人を予定しております。  まず、十番上原康雄議員の発言を許します。上原康雄議員。 ○十番(上原康雄君)  皆さん、おはようございます。令和三年三月定例会のトップバッターを務めさせていただきます。初めよければ終わりよしという言葉もありますけれども、後のほうにうまくつなげられればいいなと思っているところであります。  昨日、三月十一日、東日本大震災の十年目に当たり、十年前、ちょうど三月定例会の開催中でありました。そして私はその日の一般質問の四番目でありまして、ちょうど私の一般質問の最中に起きた震災であります。そして自分の一般質問を終わってから、議会控室に行ったときに、もちろん議員、職員全員、テレビの画面にくぎづけになっておりました。とんでもない画面がテレビに映し出されておりまして、何か映画の一場面かなというような衝撃的な映像がテレビで映し出されておりました。これはとんでもないことが起きたなと、このことが昨日のように鮮明に記憶の中に残っているところであります。  そしてまた今、昨年から今年にかけて、七月の豪雨災害、人吉のああいう悲惨な状況、ましてやえびの市でもかなりの被害が出ました。そしてまた、新型コロナウイルス感染症によって、多くの尊い人命が失われている。改めまして、自然の脅威、猛威というのを感じている次第であります。  新型コロナウイルス感染症におきましては、昨日の時点で、県内で千二百人余りの方の感染が確認されておりまして、そしてまた、昨日、新たに一人の死亡が確認をされまして、二十二名の方が県内でも命を落とされております。改めまして、亡くなられた方の御冥福を祈るとともに、今、病気療養中の方の一日も早い御回復を願わずにはいられないわけであります。そしてまた、この新型コロナウイルス感染症によって、医療従事者、そして関係機関、そしてまた市長を初めとする市の職員の皆さん方、日々大変な御尽力をいただいていることに心から敬意を表するものであります。  前置きが長くなりましたが、一般質問に入らせていただきます。今回が通算四十七回目の一般質問であります。そしてトップバッターが七回目であります。かなり高い確率でトップバッターをさせてもらっているようにも感じておるところでもございます。  いつものことながら、今回のテーマについて少しだけお話をさせていただきます。四十七回、通算で一般質問をしましたが、それぞれテーマを設けて質問させていただきましたけれども、今回のテーマは「動き」であります。この「動き」というテーマは、今回で十回目だと自分でも記憶をいたしております。  いろいろと御提言等を申し上げてまいりましたけれども、その後、市長はどのような動きをされて、どのように人を動かされて、そして今どのような動きがあるのか。そして今後どのように動かされていくのかという意味合いで質問をさせていただきます。このように御理解をいただきたいと思います。  それでは、質問に入らせていただきます。まず、一番目に、令和二年七月の豪雨災害についてであります。  昨年の七月の豪雨災害、自分たちが想像した以上の今までに経験したことのないような雨の降り方でありました。前の晩に雨が降りましたので、そんなに多い雨ではなかったと感じておりましたが、朝一番に自治会長と二人で地域内の状況を確認をしました。川内川の増水、かなり水かさが増えてはいましたけれども、そんなに心配するような状況ではありませんでした、朝一番に行ったときはですね。  ところが、それから自宅に帰って、もう八時がちょっと回ったと思いますが、とんでもない、暗くなってきてですね。そして自宅で着替えている途中にもうびっくりするような雨の降り方になって、これはただ事ではないなという感覚で、また、雨がっぱに着替えて準備しておったわけですが。ちょっと降り方が尋常でなかった。三、四人集まって、麓の橋のあそこの詰所のところで話をしていましたが、かっぱを着て話をしているその言葉すらちょっと聞き取りにくいというように。初めての経験でしたが、ちょっと息苦しさも感じたような状況でありました。  そして御存じのように、その後、大変な雨が降りまして、それから、それぞれの安全対策を取らないかんということで、できる範囲のことだけをみんなで確認をして、まず、自宅に帰ったわけですけれども。自宅の前から、川内川の川がちょうど見える位置にありますので、見ていたら、川の導水の今まで見たことのないような川の水面が上ってきてまして、そうしているうちに、自宅の前の約五百ヘクタールのある基盤整備をしている圃場があるわけですが、水田があるわけですが、あっという間に濁流が、本流ではなかったんですが、堤防の一部低いところからの濁った水が入ってきて、田植をしてから約四十日、五十日はたっていたんですけれども、稲は全然見えなくなった。どこがあぜなのか道路なのかも分からないで、ああ、今年のもう米の収穫はちょっと厳しいかなと、そのときには思った次第であります。  これ以上降ったら、どうなるんだろうかというかなり心配をしましたが、もうぎりぎりだなというところになってから、東のほうがかなり明るくなって、幸いにして、それで雨がひと段落ついたのかなという感覚もあったわけです。  確かに水の出るのも早かったんですが、引くのも早かったです。その後、現場を見てきたりいたしましたが、もう自分の田んぼのところはただ浸水しただけで、水が引いた時点で、また稲の姿が見えましたので、一安心をしたわけですけれども。  これは上流は大変なことになっているだろうということで、私の自宅から久保原を通って、下大河平に行く道路があります。そういったときに、皆さん御存じのように、平田橋というとこがあって、あそこに行ったときの状況を見たときは半端でなかったですね。流木が引っかかっている、後から分かったわけですけれども、橋げたも約三十センチぐらいずれているというような非常な状況でありました。  それから、日にちがたって、被害状況がいろいろと確認できたわけであります。市長も御存じのように、それぞれ県の選出の国会議員やいろいろ関係機関の方々も一緒に視察も同行させていただきました。  そこでお伺いいたします。現在の復旧状況についてをお伺いをいたします。これは予算委員会の中でも少し触れさせていただきましたが、確認のために、現在の復旧状況を御報告をお願いします。 ○農林整備課長(栗下 徹君)  令和二年に発生しました災害の進捗につきましては、農地災害三十か所のうち二十か所を、また、農業用施設災害三十九か所のうち二十五か所を発注しております。残りの箇所は計画的に発注する予定でございます。  下大河平地区の埋没等の農地災害につきましては、箇所数が十四か所、面積は十六・四ヘクタールであり、工事発注済みでございます。 ○建設課長(森 隆秀君)  建設課分の復旧状況についてお答えします。  市道、市河川、橋梁において、合計百四か所の被災がありました。令和三年二月末時点で、七十四か所の復旧を完了しているところでございます。 ○十番(上原康雄君)  ただいま答弁を頂きました。かなりのひどい被害状況でありましたけれども、それぞれの対応ができる範囲内で今進められているところであります。  そこで、この通告書の順番がちょっと前後いたしますが、いろいろな耕地災害等があった中で、地域の関係農家被害農家に説明会が開かれたと思っております。最初は班ごとのそれぞれの関係者でも意見の集約をしなくてはいけないということで、もちろん私も被害農家の一人でありましたので、班ごとの話合いには、そのときはまだ説明会という段取りではなくて、関係農家だけの、今後どうしたらいいのだろうかという形の集まりがありまして、その中でいろいろな意見等が出てまいりました。  その中で、いろいろ出たのが、どうしても情報が足りない、これは申し訳ない、言いにくい表現かもしれませんが、市役所の説明がかなり説明不足だったということは否めないと思います。たまたま上原が議員という立場でありましたので、いろいろな形で農家の方から御意見等を賜りました。どうしてもこれは説明不足だなということで、担当のほうに、もう少し詳しい情報を説明してほしいということで申入れをいたしました。その後に、説明会が開催されたと思っております。  そこで、その説明会の中で、この関係農家から、どういう御意見、御要望があったのかをお伺いをいたします。 ○農林整備課長(栗下 徹君)  令和三年一月十七日に地元説明会を行っております。地元関係者からは、賦課金の納入期間について、期限を延ばしてほしいでありましたり、水田に残っている流木、雑石等の除去についての質問があったところでございます。 ○十番(上原康雄君)  説明会での要望と御意見ということで、今、答弁を頂きました。私のほうに入ってきた御意見、要望というのは、それ以上のものがあったわけですね。  まず、今年、どれぐらい、また作付できるんだろうかと、それが一番農家の心配なところであったわけであります。そしていわゆる河川改修が先だということでありましたので、工事の段階では河川改修が出たわけでありますが、説明会の中で、工事額の一割は地元負担という説明がなされて、それを一割の工事額の負担を納入しないと、事業が進めていけないという説明があって、農家の方々からすれば、激甚災害という指定を受けたということが情報が入っていましたので、その激甚災害がどういう中身のものかということが、まだ全て伝わっていませんでしたので、全て国が責任を持ってするんだというような感覚でおられた方が大半でございました。工事額の一割は地元負担があっとげなと。  そこで一番心配されたのが、それぞれの農家の方で、水田面積が違います。そしておのずとその面積に応じて工事額も差があるわけであります。すると一割は自腹を切らないかんと、自腹という表現は悪いかもしれませんが、自己負担があると。  自分の水田がどれぐらい工事額がかかって、その一割の数字はどれぐらいになるんだろうかという、これが一番農家の方が心配されていることでありました。余り自己負担が多いのであれば、もうこのままで作付もしなくてもいいというような意見も言われた方もおりまして、そこら辺が説明が足りなかった部分ではないかと思うのですが。そういう意味合いの御意見等は出ませんでしたか。 ○農林整備課長(栗下 徹君)  説明会でのそのような御意見は頂きませんでしたけれども、農地災害復旧費の一割の農家負担があるということの説明が伝わってなかったことに対しましては、今後しっかり検証していきたいと考えております。 ○十番(上原康雄君)  先ほども申しましたように、立場を変えて、農家よりに立った対応というのが少し足りなかったのではないのかなと、そこまでをやっぱり想定した中で、被害農家に沿った形の対応というのが足りなかったように思います。  それぞれ今復旧作業が始まっておりますが、昨日も、また現場を見させていただきました。まだ水田には手つかずの状態であります。それで一番心配されているのが、予算委員会の中でも説明を受けましたけれども、それぞれの工区での工期も説明を受けました。それで、今年間違いなく作付ができる面積というのをどのように考えておられるのか、お答えを願います。 ○農林整備課長(栗下 徹君)  現段階ではございますが、今年作付できる面積としまして、令和三年五月引渡しが六・六ヘクタール、六月引渡しが三・九ヘクタールを予定しているところでございます。 ○十番(上原康雄君)  被害面積からすると、今年作付できる面積というのは、もう少し伸びてもいいのではないかなという気がしますけれども、現場の状況を見た場合には、かなり厳しいのかなというふうにも判断をまたしているところであります。  面整備は終わっても、水田であります。まず、水が来なくてはどうしようもないので、水路関係等復旧作業というのが一番ポイントになると思うので、もうそれも含めた上での、今年作付できる面積というのは、先ほど説明があったとおりの面積であると思います。これは理解できるのですが、今後の対応ということで質問させていただきます。  先ほど課長のほうから答弁がありましたように、工期の説明がありました。六月の、早い人は五月の末から水田の作付、田植が始まるわけですけれども、その工期によって、少し若干のまたずれが出てくると。ましてや一番雨の多い時期の復旧作業が入ってくるわけで、本当に工期内にできるのかなという不安も農家の方がかなり持っておられますので、早い段階での面整備等ができればいいと思いますけれども。さっき言いましたように、いろいろな条件等で思うように工事が進まない可能性もあります。  そこで、今後の対応ということで、いわゆる農家の、これは予算委員会の中でも質問しましたが、まず、苗の問題ですね。苗も播種してから植付けまでの日数というのは限りがありまして、余り長く置いておくと、いろいろな収穫にかなり影響が出てくるので、そこら辺の調整も農家の方も心配しておられますので、このことに関しては、それぞれ育苗を受託をされている農家、またJAを含めていろいろありますが、JAのほうにも相談をさせていただきました。こういう状況であるので、これに対応した形の育苗を相談できないかということであります。  それで、昔は田んぼにたばこを作付しておりまして、田んぼの収穫が終わってから、田植をした。これは七月の末までかかって作付をした。それでもある程度の収穫はあったので、そこら辺を踏まえた形での育苗の扱いという対応も考えていかなくてはいけないのだがということでJAのほうにも相談いたしましたら、それは十分それで対応するという回答をもらっております。  今後の対応ということでしましたが、その苗、もしくは農家の生産資材、肥料関係等のことで、市役所としてはどのような、JAを含めて関係機関とのどのような協議がなされたか御説明を願います。 ○畜産農政課長(川越政文君)  今、議員がおっしゃったとおりでございますけれども、私どもJAとも協議をさせていただきました。水稲の苗につきましては、予約をされていましても、作付が万が一できない場合には、事前の連絡があればキャンセルは可能だということ、そしてまた肥料、農薬等につきましては、購入後であっても使用していない状況であれば、返品が可能だということで、JAと協議を行っております。 ○十番(上原康雄君)  ただいま答弁を頂きました。いち早く関係機関との協議をなされたということは確認はできましたので。  今後の対応については、いろいろなまた問題等が発生する等もあると思いますので、その状況に応じて、一番大事なことは関係農家との意思の疎通、情報、説明不足等ということがないように、農家の不安を極力取り除いた形での対応をしていただくように御要望いたしまして、このことに関しての質問は終わります。  次に、公共施設等安全管理についてであります。このことに関しては、議員になってからずっと一般質問の中で取り上げなかったことはない、毎回危機管理という形で質問をさせていただいております。  今回、公共施設安全管理ということで通告書を出しましたけれども、自分がいろいろと言った中で、やっぱり公共施設チェック体制、いろいろに問題があるということで、何か対策をしなくてはいけないのではないかということで、何回となくこの場で質問させていただきました。  そして今回、定例会前に「公共施設安全マニュアル」という、これがまだ案ではありますけれども、こういう資料を頂きました。ああ、今まで言ってきたことが無駄ではなかったなと。この点検マニュアルの中身を見させてもらいましたが、かなりよくできていると思います。本当なら、もう少し早くこういう対応ができてもよかったのではないかなという気はしますけれども。  この中に、最初、点検の目的というところで、それと点検の効果というところで、かなりいい文言が入っていますので、これをそのままここで読ませていただきます。  建物の故障や不具合を放置したまま、もし結果的に利用者に事故が発生してしまった場合、管理上の責任は当然問われます。ここから大事なところだと思います、施設を管理するということは、万が一の事故に対して責任が発生するということです。事故を未然に防ぎ、市民の皆様に施設を安全安心して利用していただけるよう、施設を管理する私たちには点検を行い、日頃から常に意識して建物の健康状態を把握しておくことが求められます。公共施設における安全の確保は、私たちに課された重要な責務です。小さな危険の芽を取り除き、大きな事故を未然に防ぎましょう。これが点検の目的でうたわれている。  そして点検の効果であります。建物の故障や不具合を放置したまま維持管理を怠ると、結果的に修繕範囲の拡大を招き、ひいては施設全体に大きなダメージを与え、回復に多大な経費と時間を費やすことになりかねません。そこで、これまでの事後保全から予防保全に考え方をシフトし、日頃の点検、観察を行うことにより、早期に変化や異変に気づき、適時、適切な対処をすることで、事故発生のリスクを軽減することができます。場合によっては、施設の利用中止などの事態を防ぐことができるかもしれません。また、長期的に見れば、修繕に必要な出費を最小限に抑え、保全にかかる経費を削減するとともに、施設の長寿命化につながる効果も期待できます。  一番結びのところでありますが、点検での思わぬ発見が大きな効果をもたらすことにつながり、この点検の目的、点検の効果という、この文章はよくできていると思います。全くそのとおりだと思います。このことに関しては、私も一般質問でこれと同様な意味合いの質問をさせていただきました。  今回こういう点検マニュアル等ができたということは、非常にいいことだと思いますが、これが表現は悪いかもしれませんが、絵に描いた餅になってはいけない。  少し苦言を呈しますけれども、学校樹木の管理について、樹木台帳を作らんといかんということで、樹木台帳も作成をしていただきまして、何の目的にするのかということ、樹木の安全管理のためには樹木台帳を作らんと、一本一本の安全管理はできんだろうということでお願いをしまして、当時の担当の方が樹木台帳を作っていただきました。市内小中学校の樹木、約四千本全てに番号、タグがつけてあります。かなりの作業だったと思います。しかしながら、いかんせん、それが現在うまく活用されていない。現場を見れば分かるんですが、番号札、タグの番号の数字も判読できないような状況であります。何のためにそういう予算も投入して、そういう樹木台帳まで作ったのか、それが生かされてなければ、何もならんのです。  自分で、どうしてこういうことになるのかなということで、夕べちょっと自分なりに考えてみました。やっぱりその当時、樹木台帳等を作られて、それに担当関係した職員の方々の苦労は大変なことがあったと思うんですが、しかし、その当時、そういう作業をされた方がもちろん定年退職をされたり、配置転換でその場所にいなくなる。おられなくなると。それは、それだけの作業をしたのが活用されていない、その原因は何だ。市長はどのように思われますか。 ○市長(村岡隆明君)  樹木台帳のこともそうですけれども、今回、御提示させていただいたマニュアルの作成、財産管理課のほうで作っていただいたわけでございますが、三月の課長会の中でも、すばらしいマニュアルができたけれども、これを使わないと意味がないと。しかも後年度に継続して、今だけの緊張感ではなくて、担当が変わったり当然していくわけでございますが、そういったことがないように、しっかりルールを決めて、例えばほかの部署の人が定期的にほかの部署の管理をマニュアルをチェックするであったりとか、そういった後年度にわたって担当課にマニュアルを渡したのでこれでお願いしますということではなくて、しっかり活用をしていただきたいと、そういったルールも作っていただきたいということで指示はしたところでございます。  そのマニュアルの意味だったり、樹木台帳であったら、その意味、なぜ台帳があって管理する必要があるのかということも含めて、しっかり伝えていくことが大事だと思っております。風化しないように、しっかりしていきたいと思っております。 ○十番(上原康雄君)  市長の答弁を頂きました。よく分かっておられると判断をしますが、今、市長の答弁の中で、継続という言葉が出た。先人の言葉に、「継続は力なり」という言葉があります。何を言いたいかというと、やっぱり引継ぎがされていない。市長のほうから風化という言葉がありましたけれども、それが一番大事なところなんで、そういうことに今回マニュアルに作った方々の努力がやっぱり伝わっていかないといけないと思うので、そこが一番大事なことだと思います。  公共施設安全管理というところで、通告の中からちょっと外れたような感じで、マニュアルについてのことに触れましたけれども、何のためにそういうことをしたのかということだけは、やっぱり全ての方が意識をしてほしい。  今回、このマニュアルのところでちょっと触れますけれども、やっぱりそれぞれこのマニュアルを全ての職員がやっぱり見ていただきたい。そして毎週とは言いませんが、月一度ぐらいは、それぞれの課で、何か気づいたことはなかったか、いろんなところにこの安全点検をする、マニュアルの中で職員もそういう目を通した中で、公共施設をちょっと見たときに、何か気づいたことはなかったのかと、それぞれの課でまとめていただいて、それを担当課にまた報告をする。そういう意味合いの私はマニュアルだと思いますので、そういうつながりをつくっていただきたいと申し上げておきます。  少し前置きは長くなりましたけれども、まず、カーブミラーの安全管理についてであります。このことに関しては、何回となく一般質問でも取り上げさせてもらいました。非常にカーブミラーの安全確認、車のために人のためにも非常に一番安全なものだとは理解しておりますが、しかし、万が一これが安全管理が十分でないために、カーブミラーが倒れた場合には、一番安全を守るはずの施設、機具が、凶器に変わるわけであります。  今回、交通安全協会の人たちがボランティアでカーブミラーが汚れているところやら、いろいろ清掃作業をされまして、やっぱり話を聞いてみると、ちょっとぐらつきがあったり、カーブミラーの方向がずれていたりというのがあったみたいです。  一番心配なのは、過去にも、カーブミラーに関する事故が起きております。事案があります。これまでの議会の中でもちょっと触れさせていただきましたが、そのときは当時は市役所の臨時職員の女性だったと記憶をしておりますが、夜帰るときに、たまたまいつも通るところのカーブミラーが倒れていた。そしてそれを除去しようとしたところ、かなり重いです、それを除去するときに、その職員がちょっと腰を痛めたという事案も、これも定例会の中でちょっと触れさせてもらいましたけれども。幸いにして大事に至らんかったからよかったなという気もしますが。  それぞれの自治体で、いろいろ調べてみると、やっぱりカーブミラーに関する事故等は発生していることは事実でありますので、このカーブミラーの安全点検というのは今どういう形で行われているのかお伺いをいたします。 ○建設課長(森 隆秀君)  安全点検の状況でございますが、通学路におきましては、年一回の通学路合同点検で、各学校より危険箇所を提出していただくようになっており、合同点検の中で確認を行い、取替え等の対応をしております。  また、通学路以外においても、各自治会、地域住民、また建設課職員はもとより、他課の職員の移動中、通勤や管内出張等でございますが、気がついたときには連絡を頂くようになっております。また、その対応をしているところでございます。 ○十番(上原康雄君)  今、答弁を頂きました。それぞれの対応はされていると理解するのですが、自分もいろいろ全体を見るわけいきませんでしたので、まず、自分の地域内のカーブミラー等を見させていただきました。どういう形で点検をしていったほうがいいのかなと考えたとき、やっぱり経年劣化でポールもしくはカーブミラーのふち、色があせている、これで立てられた時期とかいろいろ確認をされていますが、かなり前の確認はできないと思うんですね。見た目で判断、このマニュアルの中にもありますが、まず見てみるということです。自分なりにちょっと見させてもらいました。やっぱり色あせたやつは、かなり傷んでいます。色の鮮やかなやつは、まだ新しいという判断はできるので、そこら辺はやっぱり考えた上で点検をする必要があるのではないかなと。  課長のほうから答弁頂きましたが、通学路ですね、やっぱりこれが一番心配です。いろいろな意味で、小学校、通学、下校時には、ヘルメットをかぶっておられますので、それも一番安全のためには大事なことだと思いますけれども、カーブミラーのポールとミラーがついたあれは、一本ながら倒れたときの重さというのは、ちょっと半端ではないと思います。自分もさせてもらいましたが、新しく立て替えるために備蓄してあるのを一回見させていただきましたが、あれ、ミラーとポールを一緒にしたときの重さというのは半端ではないです。勢いがついて倒れてきたら、とんでもない事故になるということは、もう言うまでもないと思うので。  このカーブミラーの安全点検については、先ほど課長のほうからも答弁もありましたが、それぞれの自治会あたり、それぞれの組織、もちろんPTA、そういう組織もありますので、そういういろいろなところからの協力を得ながら、もちろんまた四月になりますと、新入学児の問題も出てくるので、やっぱりそこ辺は十分、そのタイミングに合わせた形での、この危機感なり管理意識の際たる一番の目的は、未然防止でありますから、その意味を十分理解されて、このカーブミラーの安全管理については、徹底していただきたいと申し上げておきます。  次に、テレビアンテナの安全管理について、通告書を見られた方が、テレビアンテナ、何のこっじゃろかいと。実は、これもかなり危険な要素を含んでおります。過去に市営住宅の四階のテレビアンテナが、もう今にも落下しそうなところもあって、倒れているのもあったので、相談をして撤去していただきました。今回また現場を見させていただきました。やっぱりちゃんと真っすぐ立っていないアンテナがかなりあります。構造上、やっぱり上のほうに重心があるので、非常にやっぱり不安定な要素があります。そして構造上、かなり細いパイプがあるので、万が一これが落ちた場合は、かなりのやっぱり大きなけが等につながる可能性がある。これも全国でもこのテレビアンテナに関する事故、事案というのは、報告はなされております。  それぞれの公共施設にアンテナも立っていますが、まず、市営住宅に入居者、退去者おられます。入居するときは、やっぱり必要なアンテナ等を個人で個別に立てられるところもあると思うんですが、これを退去する場合に、それをそのまま放置されて出ていかれる方が多いのではないかなと、そういう感覚で見ておりますが、そこら辺の施設の、市営住宅を含めて、今言いました退去する場合の後始末という形のそういう取組はどのようになされているのか、少しだけお伺いいたします。
    財産管理課長(有村 充君)  市営住宅に入居されている方が個別にアンテナを出されている件数がかなりあると思います。この方々が退去される際には、必ずこのアンテナは撤去して出ていただくということで約束をしていただいているところでございます。 ○十番(上原康雄君)  要はそういうことでされているけれども、最終的に確認もしていなくて、そのまま放置されているのを、私は現場を確認しました。そのときは対応してもらって、それは撤去してもらいましたけれども。  非常に怖いんですね。危ないです。そこら辺も十分見ていきながら、さっきのマニュアルのところにあるように、見ればすぐ分かるんですよ。傾いている、ちょっとおかしいというのは。そこ辺も十分皆さんで、もちろん議員も含めてですが、見ていく必要があるのではないかと。  そしてこれは、公共施設だけではなくて、市民一般家庭にも十分周知徹底していく必要があると。これはやっぱり自己管理をしてもらわければいけないので。  そこで一つの方法として、市の広報等あたりで、やっぱりこういうことにもやっぱり注意してほしいということも市民の皆さん方にやっぱり意識してほしいというのがあります。万が一、あってはならないことですけれども、このテレビアンテナにいろいろな人災が起こった場合には、かなりややこしい問題になると思います。  しかし、その可能性を含んでいますので、これから先、またどういう台風が来るのか分からん、どういう強い風が来るのか分からない、それを踏まえた上で、やっぱりそういう市民の皆様方にも周知、注意喚起というのは必要だと思うので、今後はそのような取組をしていただきたいと思いますが、市長の見解を伺います。 ○市長(村岡隆明君)  先ほどの共同アンテナ等も、今回作りました点検箇所の一つに含めておりますので、行政が持っている財産に関しては、またしっかり管理をしていきたいと思っておりますし、一般の皆さん、アンテナだけではなくて、自分が持っている財産が人に迷惑をかける可能性があるということでございますので、アンテナだけというよりは、そういった災害等でもしっかり安全性が確保できるようなアンテナも含めた財産の管理というような形で広報ができないか、担当のほうにはまた指示をしていきたいと思っております。 ○十番(上原康雄君)  くどくど言いますけれども、未然防止であります。それが一番大事なことだと思うので、今、このテレビアンテナに関しては、やっぱり一般の市民にもかなりそういう意識を持っていただきたいと思いますので、何らかのそういう措置をしていただきたいと申し上げておきます。  次に、これも安全管理でありますけれども、のぼり旗の安全管理ということであります。  いろいろな取組に対する啓発をするために、のぼり旗が市内いろいろなところに、もちろん庁舎の入り口にもありますし、いろいろとのぼり旗が立ててあります。これは目的があって、さっき言いましたように、いろいろなことの啓発をする意味で、もちろん交通安全であったり、家畜の防疫体制の問題であったり、自治加入の問題だったり、いろいろな種類ののぼり旗が立っております。なぜ今回、こののぼり旗の安全管理についてということで通告を出したかということを、ちょっと説明をさせてもらいますが。  非常に道路沿い等にやっぱり目につくところに立てないと啓発の意味がないので、ほとんど道路沿いにのぼり旗は立っております。昨年のことであります。稲の収穫作業、コンバインですね、昨年ちょっといろいろと台風が、豪雨災害の後にも台風等が来て、いろいろコンバインで作業をされた方は分かると思うのですが、かなりよく見ていかないと、異物が入った場合は、かなり大きな機械の損傷になるわけであります。かなり念入りに刈り取るバリカンのところをずっと見ながら作業していきます。  その中で、昨年あったのは、たまたまよく見ていたがために、バリカンにはそこまで行かない手前でオペレーターの方が気がつかれたので、のぼり旗のポールがそのまま稲の下部のところに倒れてなくて真っすぐ立っていたんです。早く気がつかれたからよかった。こういうのも実際起きているんですね。  そして栃木県の矢板市だったと思いますが、こののぼり旗の旗が強風で飛んで行って、通行車両の前のフロントガラスに張りついてしまって、全く前の視界がきかなくなって、そのときには大事故にはつながらなかったけれども、かなり車の物損があったということも報道でちょっと見たことがあります。  今、この通告書を出した後から、市内全体とは言いませんが、かなりのぼり旗を見させていただきました。旗がもうちぎれて、何が書いているのか分からないようなものもある、そしてのぼり旗のポールが折れ曲がったままそのままある。三本ほどは自分でちょっとこれ危険だと思いましたので、勝手ながら自分で自主的に撤去させていただきました。  それぞれの自治会長あたりが、それぞれのぼり旗も立てておられると思うのですが、もし何かあったときの責任はどこが取るのか。こののぼり旗の管理上の責任はどこが問われるのか、そこをお伺いいたします。 ○財産管理課長(有村 充君)  庁舎において、設置されているのぼり旗に関してお答えをいたします。  庁舎におきましては、様々なイベントや啓発活動に伴うのぼり旗が設置されておりますが、設置を希望する課が財産管理課へ届出をして設置する形を取っております。  これにつきましては、設置の期間を定め、また、確実な固定などの条件をつけた上で設置を認めており、届出をした課において管理がなされております。  市内のほかの公共施設においても、施設を所管する課において管理がなされているものと考えております。 ○十番(上原康雄君)  今、答弁を頂きました。  やっぱりそれぞれの意味合いがあって、啓発のためにポール、のぼり旗を立てておられるということは理解できると冒頭に言いましたけれども、要はその後の安全管理ですね。これを徹底していかないと、さっき言いましたような事案、事件等が起こる可能性をかなり含んでおります。  今回見させてもらいましたけれども、いわゆるのぼり旗のポールももうかなりさびが来たような状況のやつ等がありまして、さっき言いました三本撤去したのはもう全くぽっきり折れて倒れていると。もうそこら辺も踏まえて、それぞれの担当のところへのぼり旗等も立てられると思いますけれども、まず、立てる前に、そのポールの状況、旗の状況を確認しないで立ててしまっているところがあるのではないかなと。さっき言いましたように、もう何の意味で書いてあるのか分からない、ちぎれたような旗がそのまましてあるところもあります。  極端な言い方をしますが、確かに啓発の意味で、それで効果はあると思うんですけれども、私はこののぼり旗を立てることに関しては、最小限度にとどめたほうがいいのではないかなと。確かに効果はあると思いますけれども、逆にそういう角度から見ると、必要以外のものは立てないほうがいいのではないのかなと。安全が一〇〇%担保できるようなものしか立てるといけないという形の、一応一通りの、もちろん自治会長もかなり一生懸命立てておられることもありますけれども、そこら辺も十分認識された上でのこののぼり旗の管理については、お願いをしたいと思います。  そういう意識でのぼり旗を見ている人がどれぐらいいるのかなと。上原が余計な感覚で見ているかもしれませんが、そういう危険性があるのであれば、それは十分考慮した上でののぼり旗の設置については一通りのやっぱりルールと決まりというものをやっぱり設定する必要があるのではないかなと。  万が一という言葉がありますが、可能性があるので、そこ辺ののぼり旗のことに関しては、定例会でもこういうことが取り上げられたというような形で、できれば自治会会長の定例会等で、そこら辺はやっぱりそういう形での周知をしていただきたいと思います。市長、もう一回、答弁を求めます。 ○市長(村岡隆明君)  確かに各自治会長に啓発のためにお願いしているケースが多々ございます。そういった中には、もう古くなっている部分等も私も確認をしておりますので、まず、是非、次の定例会、行政事務連絡会議が毎月ございますので、現在新型コロナウイルス感染症の影響も少し弱まってきたということで、前回並みに、これまでどおり並みに全員集合で始めておりますので、しっかりまた次の行政事務連絡会議で伝えてさせていただきたいと思っております。 ○十番(上原康雄君)  やっぱり誰一人危険な目に遭わせたくない、そしてまた一生懸命に自治会の取組をされている自治会長に嫌な思いさせたくないんです。一生懸命されておるのに、こういうことが起きてしまっていろいろ問題が出てくると大変なので、そこらはやっぱりその意味合いも含めて、さっき市長が言われたように、そういう形の周知をしていただくように申し上げておきます。  二番目の公共施設安全管理については、これで締めさせていただきます。  次に、三番目の下方井堰の改修についてであります。  これは、前回も質問させていただきました。最初の質問の令和二年七月豪雨災害のところでも触れましたけれども、当時、昨年の七月の豪雨災害のときに、もちろん一番雨が増水したときに、麓橋の詰所と樋門管理所に、麓の消防団の中にも市役所の職員がおられますが、そこに一緒に樋門管理所に行っていたら、もうびっくりするぐらいの、ものの十五分、二十分でびっくりするぐらいの水位が上がってきていました。  そのときに、上原の頭をよぎったのは、これ以上降ったら、前から言っていました飯野出張所のあそこの堤防が越水、決壊をする可能性があると、もうそのとき瞬間に思って、ここまで市長に市役所のほうに電話して、飯野の町区の住民は、避難勧告、もしくは避難指示を出すべきではないかという、そこのぎりぎりのとこまで自分も判断に迷ったところはありましたけれども、もちろん国交省の京町出張所の方も来ておられましたが、それから少し時間がたって、それ以上に降らなくなったので、少しは安心をしましたが、その増える状況を見ていたときに、市長も御存じのように、麓橋のあそこに市営住宅があります、杉水流団地がありますが、あそこの堤防が決壊じゃなくて越水ですね。堤防の高さが足りないばかりに、そこに越水をして、皆さん御存じのように、あそこに止めてあった個人住宅の方が止めておられる車も三台水没、そして市営住宅におられる方の車も、まだ新車でありまして、下ろしてまだ何か月しかたっていないという車が水没をしまして。ぎりぎりのところで床上浸水までは至りませんでしたが、かなり皆さんが恐怖心を抱いて、どうしてもどうかしてくれということで、今回、市のほうで避難道路の設定も農道を少し整備をしていただきまして、コンクリート舗装で、いわゆる避難路、逃げ道ということも確保していただきました。そして住宅の東側にあるところも、少し余裕の土地がありましたので、そこも今かさ上げをされております。  下方井堰の改修については、いろいろな形で申し上げてきましたが、市長も御存じのように、今回、昨年の七月豪雨のああいう状況を見られた国交省、いわゆる川内川の関係者の方が、かなり危機感を持たれたと思います。その結果が今御存じのように、麓橋上流下流合わせて約一キロ、正確な数字ではありませんけれども、堤防補強もしていただいております。そして堆積土砂の浚渫、これは今までにない一番大きな仕事であります。今まで私たちが見た中では、一番大きな堤防の補強工事、堆積土砂の浚渫、搬出がされております。  今の状況でできる、災害の防止でできる最大限の努力をされているとは認めますけれども、しかしながら、前から言っていましたように、抜本的な対策にはならない。その証拠に、昨年の七月の豪雨災害で新たな堆積土砂がかなりたまったわけですけれど、その前、二年前にも堆積土砂のいわゆる産業団地の造成に盛土のために麓橋上流のかなり多くの堆積土砂を持ち出していただきましたが、昨年の七月豪雨のただ一回の雨で、その持ち出した以上の堆積土砂があそこに発生したわけであります。  これはまた今年ああいう形の、ないほうがいいのですが、あれば、また全く同じような状況になる。全く同じ繰り返しのことをしなくてはならない。抜本的対策になっていないので、下方井堰、固定化井堰であります。それが流下阻害になっているがために、堆積土砂が一回の雨でかなり。そして言いましたように、堤防の高さのかさ上げ工事はかなり無理がありますので、堆積土砂がたまった状態で、堤防の高さが確保できない、それがために堆積土砂は浚渫をする、今回、そうされたわけであります。表現は悪いのですけれども、応急処置であります。  下方井堰の改修については、市長も御存じのように、いろいろな関係機関で鹿児島県とも連携を取りながら、阿波井堰の改修も終わりました。あの阿波井堰の改修による効果というのは、本当によく目に見えて分かっています。昨年の七月の豪雨災害でも、あれは阿波井堰の効果ですよね。あれだけ降ったのに、京町地区の浸水被害はかなり軽減された。阿波井堰から京町までの距離がどれぐらいあるか。それも、ああいう距離があっても、あの阿波井堰の効果があったということです。全くなかったとは言いませんが、かなりあの阿波井堰の効果で被害は軽減されたということは、市長もよく御存じのとおりであります。  阿波井堰の改修も終わり、いろいろな改修作業が終わった中で、どうしてもこの下方井堰の改修は、一年でも早くしていただく。前回、七月豪雨であの程度という表現は悪いかもしれませんが、収まったけれども、あれ以上の雨が降った場合には、あの出張所の東隣の堤防は、私は最悪の場合は越水、決壊する可能性がかなりあるだろうと思います。それを踏まえた上での今度の今の国交省の今の浚渫等もされたと思うので、前置きが長くなりましたが、今のこの下方井堰の改修について、進捗状況をお願いいたします。 ○市長(村岡隆明君)  まず、要望についてでございますけれども、下方井堰の改修については、私どもも国交省のほうも最重要課題と認識をいたしておりまして、川内川上流河川改修期成同盟会で、今年も要望活動を行いましたし、十二月には独自の要望として、下方井堰の流下阻害により浸水被害を受けるおそれのある飯野の町自治会長、麓自治会長、上方土地改良区の理事長より要望書を提出していただきまして、川内川河川事務所長に別途要望もしたところでございます。  現在の進捗状況につきましては、建設課長をして答弁をいたさせます。 ○建設課長(森 隆秀君)  下方井堰の改修につきましては、国土交通省川内川河川事務所に確認したところ、ボーリング調査を行いながら、現在改修に向けた詳細設計に取り組んでいるとのことです。  今後の予定としましては、調査結果を基に、概算要望を行い、予算確保次第ではありますが、令和四年度から事業を目指したいということもお聞きしているところであります。 ○十番(上原康雄君)  ただいま、市長の答弁、担当課長の答弁を頂きました。かなり前向きに動いているということも納得をいたしました。  今回の施政方針の中で、治水対策のところで、市長が特にという表現で下方井堰の改修に取り組んでまいりますと明文化されました。非常に力強く思っているところであります。  今後の取組についてということで聞こうかと思いましたけれども、市長のほうから先ほど答弁がありました。このことに関しては、私も議長時代に市長とも何回となく国交省のほうにも要望、陳情等してまいりました。一つの駆け引きの材料として、飯野出張所のあそこの堤防が決壊した場合には、その下流には国の施設がありますよと、何の施設があるのかなと、自衛隊官舎がありますと。そこには連隊長の官舎もありますと。いざ、災害が起こったときに、一番協力してもらわなければいけない、そこがそういう状況になるのはちょっとどうしようもない。これも一つ、考えていただけませんかという、上原の身勝手な駆け引きというか、そういうことでも発言をさせていただきましたけれども。これ、大事なことなんですね。  いざ何かあったときに、一番協力をもらわなくてはいけない自衛隊の隊員の皆さんが、そういう状況の中では救助活動、応援活動等はできないと思うんです。そこ辺も十分に認識された上での取組がなされて、先ほど市長が言われましたように、かなり前向きに取り組んでいかれているということも十分分かりました。  これ、やっぱり下方土地改良区の話も出ましたけれども、いつ頃、どういう時期に始まるのかなと、ましてや今のところの下方井堰の場所がどうなるのかなとか、取水口がどこになるのかなとか、いろいろな心配もされております。それはもう今の技術で十分対応できるんだと認識はしておりますけれども。  一番心配なのは、さっきも申したように、その下方井堰の改修は一年でも早く、極端な言い方をすれば、一日でも早くということがもういつも思っています。昨年の七月豪雨のあの状況を見たときにですね、ちょっと想像した以上の、現場を見たわけでありますから、いつも言いますが、上原は現場主義であります。現場を見てないと、こういうことは言えない。水が引いた後に、被害調査をされるのもよく分かるのですが、一番最悪な状況、それをやっぱり確認する必要がある。もちろん現場に行くことはできなくても、それぞれの資料、データは、もちろん写真もありますし、動画等もあるので。  先ほど言いました杉水流団地のあそこが越水、浸水する状況を動画に撮られておられました。それも国交省の京町出張所の方にも見ていただきました。やっぱり一番、被害状況が一番ひどい状況、こういう形でこうなったんだと。水が引いた後はそれぞれの状況は見えますけれども、こういう形で、結果的にこういう被害になったんだという現場の確認というのが一番大事だと思うので。  市長、できるだけ現場に足を運んでいただきたい。足を運んでおられないとは言いませんが、それが一番大事なことだと思います。失礼な物の言い方かもしれませんが、現場が一番、現場に問題があって、現場で解決策はあると思っていますので。そのような思いを失礼な言い方をしましたが、市長も一回御見解願います。 ○市長(村岡隆明君)  今回の豪雨での反省材料でもあったのですけれども、なかなか監視体制が整っていないと。川内川、長江川も含めて水系であったりとか、カメラが一部設置はされておりますが、全部確認できない状況でもございますので、国県にもお願いをいたしまして、カメラの設置であったり、そういった監視体制も強化していただくようにしておりますので、庁舎であってもいち早く、これまで分からなかった情報が分かるようになってくると思っておりますし、自主防災組織であったりとか消防との連携、そういったところも含めて、当然結果としては、そのときの写真等を後日見るというようなこともあろうかと思いますが、そういった把握も含めて、しっかり監視体制も強化していきたいと思っております。 ○十番(上原康雄君)  ただいま市長の答弁を頂きました。今の答弁を聞いて、今後市長がどのような動きをされるのか、今回のテーマでありますけれども、どのような動きをされるのか、どのような指示を出されるのか、そしてそれでどういう動きがあるのか。今後また、その動向については注視をさせていただきます。  まとめに入りますが、今回の一般質問、昨年度の豪雨災害復旧状況、そして施設の安全管理について、何回となく質問する中で、少しずつはいろいろな私の言っていることがちょっと通じてきたのかなと、その最たるものは、今回のこの公共施設マニュアルの、これに点検マニュアルというのができたようで、ここはやっぱり一番大事なことだと思うのです。  上原は今までずっと定例会の中で言ってきましたが、できないことを言ったことはないと思います。できるはずのことをやっていないから、徹底してないから、盲点があるからという形で、失礼な物事をかなり言ってきたと思いますが、全てこれは市民の安心安全を守るという、それだけで議員になった人間でありますから、この旨だけはしっかりと伝えておきたい。  市長の答弁の中でありましたが、継続は力というものがあります。続けないと意味がないんです。やっぱり職員が定年でいなくなったり配置換えでいなくなったりする。その引継ぎというのが一番大事なことだと思いますので、これから先のそういう形の職員の皆様方の意識の動きや心の動きも注視させていただきます。  今回のテーマは動きでありました。これで今回の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(北園一正君)  しばらく休憩いたします。                     休憩 午前 十時四十五分                     開議 午前 十時五十五分 ○議長(北園一正君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、十四番蔵園晴美議員の発言を許します。蔵園晴美議員。 ○十四番(蔵園晴美君)  それでは、これより一般質問に入らせていただきますが、その前に、昨日三月十一日は東日本大震災から丸十年を迎えたわけでありまして、震災の関連死を含め、亡くなられた方、また行方不明者は合計二万二千二百人に上りまして、今なお四万人以上の方が全国各地で避難生活を強いられているとの、今朝ほどの宮崎日日新聞での報道でございました。この方々に心から御冥福をお祈りいたしますとともに、お見舞いを申し上げます。  当時は定例会中であったと記憶いたしておりますが、先ほども上原議員もその日が質問のときであったということもおっしゃっていらっしゃいます。当時、私はちょうど入院いたしておりまして、その後、術後の体調が悪く、高圧の治療室において治療中でありました。長時間に及ぶ治療で、この治療室にはテレビが備えられ、津波の状況を目にしたところであります。津波によりまして、右往左往する車を巨大化した津波が次々と飲み込むその光景は、悪夢を見ているかのように、今でもはっきりと目に焼きついております。  本日も防災について、市長の見解を求めてまいりますけれども、市民の安心安全を確保しながら、財産、生命を守る上で必要不可欠な課題であります。  それでは、これより一般質問に入らせていただきますけれども、先般、宮崎日日新聞報道によりまして、全国調査で防災に対する職員の調査が行われたようでありますが、令和三年の三月八日の宮崎日日新聞の報道であります。防災専従職員不在二割という自治体がありまして、人手不足や底上げが不可欠という見出しで掲載されておりました。  その中で、本県三町村では専従員が不在していると。またその中で、霧島連山の周辺自治体は小林市が九名のほか都城市五人、高原町が兼務のみで三人、えびの市は無回答であったという報道であります。何らかの行き違いで無回答であったとは思いますけれども、こういうことはあってはならない問題であると私は認識いたしております。  このことにつきまして、状況等をお示しいただきますようお願いいたします。 ○市長(村岡隆明君)  私も宮崎日日新聞で、共同通信社のアンケートが紹介されたということで、えびの市が無回答という、専属がいるわけでございますけれども、無回答という表示がございましたので、担当課にはどういう経緯だったのか、しっかり、無回答ということが報道されますと、市民の皆さん方の不安にもつながるところがありますので、しっかりこういったことがないようにという指摘はしたところでございます。  どういった経緯だったかにつきましては、企画課長をして答弁をいたさせます。 ○企画課長(黒松裕貴君)  今回のアンケートにつきましては、昨年の十月二十六日に電子メールにて企画課のほうが受信をしております。数多くメールを受信をした中で、本アンケートには回答済みと誤認をしてしまいまして、無回答となってしまいました。大変申し訳ございませんでした。  記事が出てから分かりましたので、遅ればせながら共同通信社、宮崎日日新聞社のほうにはアンケートの内容を回答をさせていただきました。今後二度とこういうことがないように、対処していきたいと考えております。この度は大変申し訳ございませんでした。 ○十四番(蔵園晴美君)  先ほども申し上げましたけれども、やはり霧島火山を抱えている本市、また都城市、高原町、小林市、霧島市もそうでありますけれども。やはりこういうことがあっては、大変、市長も申されたように市民から見ますと、大変不安に思えるわけでありますので、今後そのようなことがないように申し上げておきます。  それでは、本来の一般質問に入らせていただきます。  まず初めに、施政方針について、全般的にお伺いしようかと思ったんですけれども、時間等の都合上におきまして、観光振興において重点的にお聞きをしてまいりたいと思います。市長の施政方針の中に書いてございましたので、基本的な考えをお伺いいたしたいと思います。  商工業振興につきまして、「事業継承を支援するための商工会や金融機関と連携を図る」と言われておりますけれども、この人材確保については具体的にどのような施策をもって対応されるものかお伺いをいたします。 ○市長(村岡隆明君)  事業継承の支援につきましては、後継者不在を理由に廃業する中小企業の数が年々増加する中、約五割の企業が黒字経営で廃業するというような報告もあるところでございます。優良企業の損失や雇用の損失が問題となっております。これまでも、起業支援センターにおいて、廃業された市内事業者と操業を希望する家族、親族以外の第三者から事業継承の相談を受け、譲渡価格や資金繰り等の対応を行っておるところでございます。  また、宮崎県事業引継ぎ支援センター、これが事業継承の窓口となっておりますので、事業者と新たな後継者とのマッチングを行っておりますが、日常的な業務ではないことから、観光商工課を初め商工会や企業支援センターによる相談対応を随時行ってまいりたいと考えております。 ○十四番(蔵園晴美君)  報道等によりますと、市長がおっしゃったように、かなりの廃業、高齢化に向けて、そしてまた従業員の方も後を継ぐ人がいないというような状況等もテレビ等で報道されておりますけれども、やはりこれにつきましては、えびの市民はもとよりでありますけれども、えびの出身者、県外に就職していらっしゃる方、例えば関西えびの会とか関東えびの会とか、そういうところにもお願いをされて、田舎に帰ってきたい、そしてまた、こういう事業があるんだけれども継承者がいないと、何とか田舎に帰って事業継承をする考えはないものかとか、そういうPR等も必要だと私は考えておりますが、その点につきまして、市長はどのようにお考えになるかお示しをお願いいたします。 ○市長(村岡隆明君)  現在は企業の誘致であったりとか、企業の人材確保の情報提供等は、そういったふるさと会等々も含めてさせていただいておりますが、個別の中小企業の継承については、まだ十分な情報提供、まずは情報把握もまだまだ十分できていないところもございますので、現在は相談等があれば、起業支援センター等でマッチングをやっていくと、宮崎県の先ほどの支援センター等も使ってということになろうかと思いますが、まだ、データが十分に取りまとまっていないところもございますので、そこら辺はまた調査をさせていただきたいと思っております。 ○十四番(蔵園晴美君)  このことにつきましては、市長の一つの施政方針ということに掲げてありますので、やはりえびの市内におきまして、継承するべき事業もたくさんあると思います。そしてまた、もう継承できない事業等もあります。おっしゃったように早急な調査をされまして、取り組んでいただきますよう申し上げておきます。  次に、観光振興でありますけれども、「感染症によりまして落ち込んだインバウンド需要に代え、国内旅行に対応するための情報発信など効果的な誘客に積極的に取り組む」とございます。えびの市内におけますインバウンド需要の落ち込み、実績は、コロナ禍以前と比べてどの程度であったのか、分かっておれば数値をお示しいただきたいと思います。 ○市長(村岡隆明君)  ここに記載しておりますインバウンドの落ち込み、感染症により落ち込んだインバウンド需要ということは、国内全体的なものも含んで記載しております。もともとえびの市そのものが大きなインバウンド需要がこれまであったという経緯はないわけでございますが、例年三十人から百人程度、八代港からのクルーズ船の乗客が八百名程度来たというような過去の実績はございますが、今回の新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、これまで大きな需要だったインバウンドが大きな影響を受けているというところは余り、もともとの需要が余りインバウンドにはなかったというところでございます。  キャンプ村であったりとか、エコミュージアムセンター等での件数のデータぐらいしかございませんが、エコミュージアムセンターへの外国人来館者数等は、例年であれば千人を超えるところが、令和二年度は月に十人程度ということで推移しているということでございますので、そういった影響はやはりえびの市にもあるとは感じております。 ○十四番(蔵園晴美君)  施政方針から外れると思いますけれども、今回、一般質問におきまして、市内におけます観光客動向について、市長就任時からどのように変化しているか、調査資料を求めるということでありまして、私も具体的に資料の要求をしておりませんでしたので、今回、えびの市の観光入込み客数ということで、宮崎県観光推進課の発行しております宮崎県観光入込客統計調査結果より資料を頂いたところでございます。  この資料を県が作成する上には、やはり市の担当課のほうが調査をして、それらについて県に報告、それが県でまとめられると私は理解して、認識しておるんですが、この平成二十一年が百六十四万人、また、令和二年が百六十九万人、これを見ますと、コロナ禍による観光客減少というのは見られない数値でございますけれども、実際的にはどのような状況になっているのかお伺いいたします。  また、小林市の観光農園の方とよく交流をするわけでありますけれども、観光農園の方によりますと、逆に増えたというような意見もお伺いいたしております。例年より増加の傾向にあったと。それに対して、この動向人口からしますと、減少は見られない。ということは、都会とか大きな観光地、そういうところについてはもうかなりの減少傾向が見られておりますけれども、小林市、えびの市におきましては、田園地帯でございますので、そのような減少は見られないのではないかと私は推察するところでございますけれども。  実際のところは、この統計表はえびの市から発行されたものであるものか、確認のために御答弁をお願いいたします。 ○観光商工課長(吉留伸也君)  ただいま御質問のございました観光統計の数字につきましては、議員御指摘のとおり、市の観光商工課のほうから県のほうに報告した数字でございます。 ○十四番(蔵園晴美君)  それでは、実際のこの観光動向につきまして、宿泊客とか食事のお客さんとか、県内、県外とか、そういうところまで私が実際資料を要求、相談すればよかったのでしょうけれども、このことにつきましては、また、議長を介しまして資料を要求したいと思いますけれども、いかがでしょうか。担当課長、お答えをお願いします。 ○観光商工課長(吉留伸也君)  具体的な中身、当然、えびの高原であったり京町温泉であったり、道の駅であったり、いろいろな来場者の数字を取りまとめておりますけれども、分かる範囲で詳細な部分が内訳が出ればお示しいたしたいと思います。 ○十四番(蔵園晴美君)  是非そのようにお取組をされるように申し上げておきます。  次に、観光振興計画の見直しについてでありますけれども、毎回、観光振興計画が見直しされまして、見てみますと、まちづくりにつきまして、よく記載してありますけれども、私がえびの市は観光のまちだとかねがね申し上げておりますけれども、京町温泉郷のまちづくりにつきまして、一向に進んでいるというような気配が見えません。そのことにつきましては、後ほどまた質問をしてまいるつもりでございますけれども、この観光振興計画見直しにつきまして、矢岳高原の施設整備の考え、このことにつきまして、もう数年、施設整備等も行われずに、指定管理者のみでやっているという状況が続きまして、全然進歩していないのが現状でありますけれども、この矢岳高原の施設整備につきまして、市長はどのように考え、どのように活性化に結びつけるか、お示しをお願いいたします。 ○市長(村岡隆明君)  今回の施政方針の中でも、観光振興計画の見直し、これまでは外部のコンサルタント等のお力を頂いて、五年計画であったりとか、まちづくり、観光全体的な考え方等の見直し等も含めてやっておったわけでございますが、今回は具体的な、短い三か年期間の計画を立てようということで、課内での検討も含めて、身近な計画を具体的に練っていこうということで、今回、施政方針の中にも計上させていただいております。  具体的に現時点で矢岳高原の施設等の改修については、この三か年の中の計画を立てる中で、そういった検討も入ってくるかと考えておりますが、現時点では確実にこの検討を進めていくというような指示はしていないところでございますので、矢岳高原ベルトンオートキャンプ場の施設改修等についても、この三か年計画を練る中で議論が進むものだと思っております。 ○十四番(蔵園晴美君)  観光行政につきましては、一般質問等で通告いたしておりますけれども、関連がございますので、ここで質問をさせていただきたいと思います。  矢岳高原がベルトンオートキャンプ場がオープンしまして間もないときに、オーナー制度によります宿泊施設の建設につきましても、質問した経緯がございますけれども、先ほどのコロナ禍のお話もありましたけれども、こういう御時世の中で、やはり涼を求めて、自然を求めて、そしてまたアウトドアを求めて、かなりの人たちが利用をされている。これはもう全国的な傾向であります。報道等でも確認はされております。  このことにつきましては、やはり行政側でコテージとかバンガロー等の整備ができないのであれば、オーナー制度をもって施設整備をして、そしてシーズン中にはオーナーは利用制限をしていただく。あと数日の利用につきましては、シーズンオフと、そういう考え方もあるのではなかろうかと私は常々思っております。  矢岳高原につきましては、眺望もよく、加久藤カルデラ、湧水町から小林市の手前まで非常にカルデラがはっきりと見えております。ジオパーク関係でも私はこちらが表だと思っております。そういう観点から、全国に発信してオーナー制度によるコテージ等の整備、これを募集される考えはないか、また、検討されるお考えはないものかお伺いをいたします。 ○市長(村岡隆明君)  現在、矢岳高原につきましては、確かに利用者も増えてきている状況もございます。また、新たにバイクのトライアルの選手権であったりとか、電動アシストつき自転車、アウトドアビジターセンターとの連携による観光客の増、それをもってSNS発信をしていただいたりとか、かなり矢岳高原の露出というのは増えているのではないかなと。また、新たな活用の方向性が希望が持てる部分ではあります。  確かに現在では、過去に造ったケビンがありますが、かなり老朽化もしてきておりますし、オートキャンプ場という機能のみで新しい施設等は現在造られていないわけでございますけれども、先ほども申し上げました具体的な三か年計画、こういった中でも、そういったものの必要性も含めて検討していただければと思っております。 ○十四番(蔵園晴美君)  是非、この観光振興計画、これらを作成するに当たりましては、いろいろな角度から全国的な動きを視野に入れて取り組まれますよう申し上げておきます。  次に、湧水町との連携による自転車活用のまちづくり推進計画策定によるその効果、これはどのように市長として期待をされていらっしゃるものかお伺いいたします。
    ○市長(村岡隆明君)  現在、自転車の活用ということで、湧水町との連携ということになりますと、やはり川内川を活用したサイクリングコースの活用であったりとか、二つのまちが共通の目的を持って取り組めるというメリットもございますし、今、アウトドアビジターセンターのほうでいろいろ進めている事業であったり、先ほどの矢岳高原の活用であったり、そういったものも含めて、大量に観光客が来るというケースではない形だとは思いますけれども、非常にえびのを体感できる、じっくり体感できる、リピーターになり得る方々が増えてくる可能性が非常にあると思っておりますし、この自転車を活用した観光ということに関しては、地元の若い方々もそういったものに参加するケースが増えてくるのではないかということも期待しておりますので、これまでにない観光ニーズに応えることができるのではないかと大変期待をしているところでございます。 ○十四番(蔵園晴美君)  これも一般質問に記載してございますけれども、関連がございますので、今お聞きいたしますけれども、アウトドアビジターセンターに置いてありますレンタサイクルと申しますか、いろいろあるようでありますけれども、これの活用状況、利用状況等について把握しておればお示しをお願いいたします。 ○観光商工課長(吉留伸也君)  レンタサイクルの利用状況につきましては、令和二年度におきまして、アウトドアビジターセンターで電動アシストつき自転車が八十三回、クロスバイクが三十三回の貸出しを行っているところでございます。 ○十四番(蔵園晴美君)  まあまあの利用率ではあると思いますけれども、利用される方が、アシストの場合に、えびの高原に行くとか、先ほど話が出ました湧水町に行くとか、私はちょうど、私の場合は飯野あたりまで、また湧水町あたりまで時々出かけるんですけれども、そういう利用者に対するマップとチラシができております。このマップ等につきましては、ビジターセンター独自で作られたものか、観光協会のもあるんですけれども、それと行政側と、三者で協議して作られたものかお伺いをいたします。 ○観光商工課長(吉留伸也君)  自転車のルートマップに関しましては、令和元年度中に一つのパンフレットを作成いたしておりますが、これは市のほうで作成したものでございます。  それと令和二年度に入る前にジャパンエコトラックのほうに登録をさせていただいて、このジャパンエコトラックでルートマップを作成したものもございますが、これも市のほうで作成したものでございます。 ○十四番(蔵園晴美君)  これを見ますと、初級コース、中級コースというのを二枚私頂いたんですけれども、コースとしては堤防沿いを川内川沿いをずっと行って、北側に行って、それから菅原神社から西川北、東川北、グリーンパークのところを通って帰ってくるというコースでありまして、観光施設としては、PRがしてあるのが、田の神さあとかレストラン、それと牛越祭りで有名な菅原神社等があります。また、島内古墳もありますけれども。  えびの市は温泉のまちでありますし、サイクリングは足を使います。足を使うわけですから、足湯の場所が書いてないのが非常に残念だなと思うわけであります。やはりサイクリングされる方は、足を癒やすために休憩をされたりされるわけですので、やはりそこでサイクリングされる方が足湯を利用することによって、ああ、温泉のまちだなと、垂れ流しの足湯だなと、そういう印象を持たれると私は考えておりますけれども、今後、このようなマップ、チラシ等を作られる場合には、やはりビジターセンターとともに、観光協会とともに、力を合わせながら作成されるように申し上げたいと存じますけれども、お考えをお示しいただきたいと思います。 ○観光商工課長(吉留伸也君)  ただいま御提案のございました、そういったいろいろな観光地でありますとか温泉関係につきましても、パンフレットの中に記載できるように、今後取り組んでまいりたいと思っております。 ○十四番(蔵園晴美君)  えびの市はやはり観光のまちでありますので、いろいろな角度から温泉のまちというPRをする必要があると考えての提案でございました。  次に、かわまちづくり事業活用で、市内周遊の体験型ツーリズムを構築して、新たな誘客対策をされるようでありますけれども、どのようなことを想定されているものか、市長のお考えをお示しいただきたいと思います。 ○市長(村岡隆明君)  えびの市及び湧水町を流れる川内川沿いには、盆地に広がる田園と霧島山々からなる里山の風景を初め、温泉旅館であったりとか道の駅、物産施設、飲食店など、地域性豊かな町並みがそろっております。それらの特性を生かしたサイクルツーリズムを重点に置いた推進計画でございますので、協議会が昨年の十一月十八日に設立をされておりますが、サイクリストの受入れ環境の充実であったりとか、拠点づくり、情報発信、そういったものをこの推進計画の中で盛り込んで取り組んでいきたいと思っております。 ○十四番(蔵園晴美君)  主にサイクルツーリズムとか、また今回の予算もついておりますけれども、サップの体験とか、いろいろなことが考えられるわけでありますけれども、もちろんカヌーもその中に入っていることは協会の方も御存じではあろうかと思いますけれども、自然をいかに生かすかということで、行政として取り組まれる姿勢がかいま見えてきているわけでありますけれども、やはりえびの市の自然を大いに生かした取組が必要ではないかと思います。  先ほども申し上げましたけれども、小林市の観光農園では、幾らかコロナ禍の中でも増えていると。実際、えびの市に訪れた方も増えているかもしれません。残念なことに大々的に観光農園、専門的にやっている方は少ないようでありますけれども、この体験型ツーリズムの政策につきましても期待を申し上げておきます。  次に、地域情報化の推進ということで、光ファイバー回線の整備促進についてお伺いをいたしますけれども、また後でもお伺いしますが、光ファイバー回線につきまして、発電機等があれば停電時にもこれは活用はできます。私が一番心配しているのは、これを市長が家庭に普及させるための光ファイバーなのか、企業に対して光ファイバー回線の促進を図っていかれるのか。両方かもしれませんけれども、お示しをお願いいたします。 ○市長(村岡隆明君)  基本的には両方だと思っております。これまで都市部では光回線が当たり前になっておったわけでございますが、えびの市では中山間地域を中心に、やはり企業としては採算が取れないということで、これまで光が、行っていないところがあったわけでございますが、今回市のほうでも取り組むことによって、企業誘致であったりとか、リモートワークであったり、それぞれの市民の皆さん方の情報の取得のしやすさ等も含めて、まずは必要最低限のインフラ整備ではないかということで、市民、企業も含めて、便利になる政策だと思っております。 ○十四番(蔵園晴美君)  基本的にはNTTとか国土交通省とか光ファイバーの路網を整備されているのが通常でありますけれども、市長のお考えで行政として整備したいということでありますので、個人でも結構インターネットされていらっしゃる方も多いようでありますけれども、また、全くそういうことには興味もない、しかし情報伝達は欲しい、そういう方もたくさんいらっしゃいます。そこらあたりは、市長のお考えで、今後推進していただければと考えております。  以上で、施政方針の一部につきましては、お聞きするのは終わりにさせていただきたいと思います。  次に、観光行政について、再びお伺いをいたしてまいります。  えびの市は、田の神さあを標榜するというか、いろいろなところでパンフレット等とかに活用をされていらっしゃいます。赤の色彩の入った田の神さあ、非常に目立っていいなという印象がありますけれども、これは末永の田の神さあをモデルにして作られたものと思いますけれども。  この田の神さあ活用につきまして、観光地に観光施設にこのような田の神さあ像を設置して、えびの市は田の神さあのまちですよということをPRしたらどうかと思いまして、お聞きするわけでありますけれども、このことにつきまして、市長のお考えをお聞きいたしたいと思います。 ○市長(村岡隆明君)  えびの市が田の神さあをいろいろモチーフにしていると、みなほちゃんも田の神さあをモチーフにしたキャラクターなわけでございますが、いろいろな形で田の神さあのまちづくりという形では情報発信をさせていただいておりますし、多くの方々にそういったイメージを持っていただいていると思っておりますが、実は田の神さあが信仰の対象になっているということもありまして、特定の神様の像を、例えば公費で作るであるとか、そういったことに関しては、政教分離に違反するというような判例も過去にございまして、過去にも御提案を頂いたこともあったんですけれども、なかなか難しいなと、慎重に考えなければいけない部分だと思っております。 ○十四番(蔵園晴美君)  それではお伺いしますけれども、公共施設には信仰の関係からふさわしくないようなお話でございますけれども、文化センターにある田の神像、大きなのがありますけど、あれができたとき、私はこっちに見えるところに設置したらどうかというようなことも申し上げたわけでありますけれども。公の施設の中に、あの大きな田の神像があることについては、どのようにお考えでしょうか。 ○市長(村岡隆明君)  文化センターの田の神さあにつきましては、企業からの寄附ということでございましたので、田の神さあを作る財源としては、公費は使っていないところでございますし、当然、いろいろなところに市民の皆さんが作られた田の神さあを置いておったりとか、市役所の入り口等にも置いておりますので、置くこと自体に関しては問題はないのかなとは考えております。 ○十四番(蔵園晴美君)  誰か寄附をすれば、できるということで理解をしたわけでありますけれども。やはりえびの市の入り口、西小林から入ってくるところにも交通安全協会か知りませんが、大きな田の神像があって、印象があるんですね、田の神のまちに来たなというのが。だからそういうのを至るところに設置することによって、えびの市の標榜しているというか、PRしたい田の神のまちということが市内全体でできるのではないかなと考えて、お聞きしたわけであります。  公共施設であっても、寄附の中ではできるということでありますけれども、仮に今の指定管理者であります道の駅のJAさんが、あそこに、今、島津義弘公ですかね、銅像があるわけでありますが、あれは別な実行委員会で作って、それをあそこに設置されたのですけれども。あそこに仮に、仮にと言ったらよくありませんけれども、指定管理者であるJAが田の神像を設置したいということであれば大丈夫なのか。確認のためにお伺いいたします。 ○市長(村岡隆明君)  先ほど申し上げました政教分離とか、そういった部分の規制はないと思っておりますが、あとは置く場所であったりとか、目的であったり、当然、その際に検討する必要はあろうかと思いますが、作ることはなかなか難しいという判断でございますけれども。寄附を受けて、誰かが設置するということに関しては、当然、検討は、その場所がいいのかどうか、安全性の問題であったりとか、そういったことは検討する必要はあろうかと思いますけれども、そういった政教分離の部分には及ばないのではないかと思っております。 ○十四番(蔵園晴美君)  そういうことができるように期待を申し上げておきます。  次に、真幸駅舎の購入について、現在も肥薩線は悲惨な状況でございまして、JR九州としては、いよいよ協議等も進めていらっしゃるところではないかと思いますけれども、その後の真幸駅購入について、JRとの交渉、協議はどのようになっておるものかお示しをお願いいたします。 ○企画課長(黒松裕貴君)  昨年の十一月九日に人吉の水害後に開催されました肥薩線利用促進魅力発信協議会におきまして、JR九州熊本支社副支社長がお越しでありましたので、これまでの経緯の説明と今後の協議の進め方につきまして、御依頼を申し上げました。  当時、肥薩線復旧の復興計画を策定に取りかかる前でございまして、概算費の算出がまだできていない状況であることという状況でございましたので、当市といたしましては、相手方でございますJR九州熊本支社の御事情に応じまして、協議を進めていくことをお願いを申し上げました。  ここまではせんだっての十二月定例会のほうで御答弁申し上げましたけれども、改めて、またJR九州熊本支社熊本鉄道事業部工務担当のほうと連絡を取り合っておりますが、支社としては、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために、県外出張のほうをまだ自粛をしていた状況でございます。熊本支社としては、真幸駅舎附帯設備も含めまして、現地を確認して、しっかりと協議をしたいという方針がございますので、本市といたしましては、熊本支社の御意思を尊重いたしまして、協議を進めてまいりたいと考えております。 ○十四番(蔵園晴美君)  現在でも真幸駅友の会の方々は活動されていらっしゃいます。また、周辺につきましても、きれいに整備をされていらっしゃる状況でございますので、今後とも引き続き熱意を持って、協議、交渉を進められるように申し上げておきます。  次に、えびの駅の活用ということで、これも毎回ぐらいにお聞きしておりますけれども、加久藤のまちづくり委員会というか、そういう組織との協議がなかなか一向に進んでいないようないつも答弁でございますけれども、このえびの駅の活用で、私はえびの市の中心のまちでありますし、駅であります。何らかの形で活用し、加久藤地区の活性化に結びつけないか、常々考えております。  霧島連山を含めてカルデラの外輪山であります矢岳高原のこっちの九州山脈、それらをやはりすることによって、えびの市の歴史、火山の歴史、そういうことが一目瞭然で分かるように、立体的な大型な模型を作って、そしてえびの市民はもとより観光に訪れた方々もえびの市に対する認識、認知度というものも上がるのではなかろうかと思って毎回御提案申し上げるわけであります。  このことにつきまして、協議会との協議の進捗状況、そして今後のえびの駅を中心としたまちづくり、先ほども申し上げましたけれども、加久藤地区はえびの市役所もあります、本庁があります。えびの駅はえびの市の中心地でもあります。どのように活性化に結びつけていかれるものか、お考えをお示しをお願いします。 ○企画課長(黒松裕貴君)  えびの駅を中心といたしました加久藤地区のまちづくりに関しましては、本年度に入りましてから二度ほど加久藤地区、中島地区の有志の方々を中心とした方々と協議をする機会を得ております。 特に空き家の活性化とか、そういったところを中心的にまた改めて具体的に話を進めてまいりましょうということで、そこまで行ったところではございましたけれども、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために、会議のほうは見送っているところでございます。  今後、改めてえびの駅のそういったような加久藤カルデラのPRとかえびの駅の価値とか、そういったことを含めまして加久藤のまちづくりにつきまして、より具体的な話合いを進めてまいりたいと考えております。 ○十四番(蔵園晴美君)  今まで行政としての取組をお聞きしますと、やはりいろいろな面で市民提案とか協議会との協議とか、ほとんど外部との協議だけで進められている。行政としての考え、町並みをどうするか、このまちの通りをどうするか、空き家をどうするか、やはり行政として物事を考えて、それをいろいろな協議会、地域の人々に持ちかけていく、これが私は基本だと思います。  観光にしろ、観光協会に丸投げとまでは言いませんけれども、十数年、二十年ぐらい前は、いろいろな観光宣伝とか観光関係につきまして、またまちづくりにつきましても、担当課で推進していたと私は記憶をいたしております。アウトドアビジターセンターにしろ、各観光施設にしろ、ほとんど指定管理者任せです。  このえびの駅周辺につきましても、もう何回も言いますが、中心地でありますので、いかにえびの市行政が、どういうまちづくりをするか、そこをよく職員間で議論をしながら、こういうまちづくりで、こういう予算があるから、そんなまちづくりを地域の協議会、地域の方々に提案していこうではないかと、そういう考えを示すべきであると私は考えております。  市長はこの点につきまして、どのようにお考えなものかお示しをお願いいたします。 ○市長(村岡隆明君)  これまでも、議員から御提案を頂いておりますえびの駅舎の近くのまちづくりであったりとか、京町温泉のまちづくり、残念ながら私も就任をして、振り返ると、足りてないところが、目標に達していないところがたくさんあるなという反省は持っているところでございます。  当然、新型コロナウイルス感染症の影響等で観光需要も変わってきておりますし、テレワークであったりとか、これまでにないチャンスに変えられる部分も出てきておりますので、なかなかまちそのものがどんどんどんどん投資をしていく状況ではございませんけれども、コロナ禍、今後の時代に沿ったまちづくりというのは、逆にチャンスに考えられるところ等も出てくると思いますので、しっかり市の考えを煮詰めながら、地元の人と協力してまちおこし、駅前だけではございませんけれども、そういったしっかりとした方向性もやはり行政のほうで示すべきだろうとは考えております。 ○十四番(蔵園晴美君)  市長の答弁をお聞きしまして安心したわけですが。  それでは、市長のお考えを今述べられましたけれども、職員の方に対しいろいろな方面からの知恵を絞りながら、まちづくりについて協議をする研究の部署といいますか、優秀な職員の方ですので、そういうグループをつくって政策提言へ向ける、まちづくりに向けてやっていく、そういう組織づくりをつくるお考えはないものか。そうすることによって、行政からの提案で市民のほうへと発信ができると私は考えています。市長、いかがでしょうか。 ○市長(村岡隆明君)  確かにまちづくりとなりますと、都市計画であったり、そういったハード面から市民協働課のような自治会との連携であったり、観光であったり、企画であったり、観光DMOのお話等もありますが、単なる一個の課では解決できない問題だと思っておりますので、全庁的な取組は当然必要だと思ってきております。  ただ、現時点で何とかまちづくり室とか、なかなかまだそこをつくるところまで、行政の考え方がまとまってないのかなというところもありますので、現在、なかなか進まない観光のまちづくりであったりとか、当然、担い手である市民の皆さん方との情報共有というのが一番大事になってこようかと思います。  新型コロナウイルス感染症の影響でなかなか会議等ができない状況もありましたけれども、今後はそういった会議の開催等もできてくると思いますので、しっかり情報を共有しながら、当然、いろいろな補助金であったりとか、活用となれば、市がいろいろな情報提供をしていく必要も当然出てこようかと思っておりますし、それは一つの課で解決できるようなものではないと思っておりますので、しっかり連携を取らせるように、まずはそのまちの方向性といいますか、そういった加久藤であったりとか、具体的なまちの方向性みたいなものをしっかり論議していきたいと思っております。 ○十四番(蔵園晴美君)  大変難しい課題であるとは私も認識しておりますけれども、一つ一つそういう課題を解決していかなければ、いつまでたっても同じような状況、ひなびたまちではなくて、寂しいまちになってくると思います。ひなびたまちは、ああ、田舎のまちだなという印象がありますけれども、やはりそういうところを大切にしながら、ある程度は行政主導のまちづくりが必要ではないかと申し上げておきます。  次に、観光まちづくりの成果として、どのように評価をされていらっしゃるかということでありますけれども、京町のことをよく言いますけれども、えびの市は温泉のまちです。そういう観点から、市長とされまして、京町温泉に特化したわけでありませんけれども、例に取りまして、今までの京町温泉まちづくりについて、どのような成果があって、どう評価されていらっしゃるかお伺いいたします。 ○市長(村岡隆明君)  全体的に見ますと、口蹄疫であったりとか新燃岳の噴火、硫黄山の噴火、今回は新型コロナウイルス感染症等のいろいろな様々な影響も受けてきておりますが、時代に合った観光サービスの創出といいますか、そういったことはビジターセンターであったりとか道の駅であったりとか、そういったものを造ることで対応はできてきているのかなとは思っております。  ただ、これまでも、私たちとしても懸案であった、議員のほうからは提案がありました昭和のまちづくりであったりとか、今の温泉という財産をどう磨き上げていくかということについては、なかなか進んでいないところもございます。これまでも温泉旅館組合の皆さん方にはいろいろな御提案もさせていただいた経緯もございましたけれども、特に新型コロナウイルス感染症の影響等でそういった会議等もできていない状況もありますし、観光ニーズも変わってきている状況もございますので、そういったところのまちづくりということに関しては、なかなか取りかかることができていないなと、大きな反省材料でもあるところでございます。 ○十四番(蔵園晴美君)  大きな反省事項でもあるということでありますけれども、やはり三期十二年、市長の座にいらっしゃるわけでありますけれども、先ほども申し上げましたけれども、課題である一つ一つをやはりクリアしていかないといけません。それにやはり職員の方々の知恵を借りながら、市長も交えてまちづくりに対する一つのプロセスといいますか、まとめてそういうのをやはり地域の方々と推進していくと、これが一番ベターだろうと思います。  以前も申し上げましたけれども、京町温泉の町並み形成で、日南市を例に条例を策定して、温泉町にふさわしいひなびた景観形成を求めておりました。この京町温泉につきましては、令和三年度施政方針にも示されておりません。京町温泉町並み形成をどのように計画を持って推進していかれるものかお伺いをいたします。 ○市長(村岡隆明君)  これまでも御提案があった昭和のまちづくり、そういった京町温泉の特徴を生かしたまちづくりということも当然含めてやっていくことになると思いますが、先ほど御質問の中にもありました湧水町とのレンタサイクル事業等も、当然、京町温泉街が中心といいますか、大きな通過地点、拠点にもなってまいりますし、国交省のほうでは、かわまちづくりの中で、そういった拠点づくりについても現在計画も前向きに進んでいるような状況もありますので、新たなニーズ等も含めて、京町の魅力が発信できるように、温泉というのは、かけがえのない大きな財産でもありますので、呼び込む材料には当然なってくると思いますので、しっかりマッチングをしていきたいと思っておりますし、今回提案をさせていただいております観光振興計画、具体的な三か年ということで指示をしておりますので、そういった中でもしっかり検討させるようにしていきたいと思っております。 ○十四番(蔵園晴美君)  京町の温泉郷をどのような形で形成していくのか、是非、観光振興計画のほうにも提示されて、それに向けて御努力をされるように申し上げておきます。  また、サイクル事業につきましても、京町温泉が通過地点だということでありますけれども、ただ通過地点では駄目ですね。やはり先ほど申し上げましたけれども、温泉を活用したまちづくりですので、足湯の活用をしながら、やはり温泉のまちとしてのPRも忘れないで取り組んでいただきたいと、このように申し上げておきます。  最後に、防災対策でありますけれども、これも毎回申し上げておりますけれども、今回、この無線受信機等につきまして、新年度予算に反映されておりますけれども、この情報伝達手段の比較検討、これは現在の行政無線と、私が言っております全戸に対する戸別受信機、これの比較検討なのか、どういう検討なのかお示しをお願いいたします。 ○市長(村岡隆明君)  情報伝達の手段の比較につきましては、施政方針の中でも述べさせていただいておりますが、実は現在の防災行政無線、防衛事業で作っておりまして、後年度には更新をするという計画でございます。現在の防衛予算で作った無線の補助の問題等もありまして、継続して使わなければいけない状況もありますが、後年度にはシステム全体を見直すというタイミングも近づいてきておりますので、そこを見越した上で、今年度の予算につきましては、現在のシステムを使った中での戸別無線機、戸別受信機の増ということで計上させていただいておりますが、近い将来、また全体的な見直しも必要になってくると考えておりますので、そこら辺も勘案して、全戸配付というよりは、難聴地域を中心に予算の範囲で戸別受信機を配置するというところを考えているところでございます。 ○十四番(蔵園晴美君)  時間が迫っておりますけれども、施政方針の中でも「防災無線のシステム更新等を見据えた検討を進めつつ、現状のシステムに対応した戸別受信機の配置増を図ることで、確実な情報伝達に努めていく」と記述してあります。また、難聴地区に対し、今回は百台の受信機設置の予算も計上されております。戸別受信機は市民に対し確実な情報伝達であるということは、毎回のように定例会で発言してきております。  市長も、戸別受信機設置については、市民の安心安全確保上、十分認識をされていらっしゃいますことは承知をいたしております。増設を図りながら、計画的に全戸配置する施策は必要不可欠であると私は考えております。このことにつきまして、市長の考えをお伺いいたします。 ○市長(村岡隆明君)  現在、防災の中で、情報の確保ということは、非常に大事な要素だと私も思っております。  先ほども答弁いたしましたように、今のシステムを使ってということであれば、今の戸別受信機の数を増やしていくという政策で、今回もそういった予算組みをさせていただいているわけでございますが、当然多様な情報の伝達の方法であったりとか、将来また伝達のシステムが周波数が変わったりとかいうことになれば、別な戸別受信機に代わるような、戸別に情報が得られるようなものの設置ということも当然考えていかなくてはならないと考えておりますので、その更新の時期を見極めながら、その次の更新のときの情報伝達の方法、そういったものも含めながら、今後また検討して、その更新のタイミング等も含めて結論を出していかなければいけないと思っております。 ○十四番(蔵園晴美君)  戸別に対する情報発信は必要だということであります。  防災情報伝達手段検討調査委託料、これを五百二十八万円の予算が計上されておりますけれども、防災無線機能、設備の次期更新を見据えての情報手段の比較検討を行うものということで説明がありますけれども、えびの市は田園地帯でありますし、現在の防災無線放送設備は、もちろん確保の上に戸別受信機設置は欠かせない施策であると考えております。  重ねて市長の決意のほどをお聞かせ願います。 ○市長(村岡隆明君)  当然、現在、防衛事業で整えていただいた屋外の無線機、これを使いながら戸別受信機に対応していくわけでございますが、後年度の見直しについても、当然今の機能が悪くならないように、当然、では防災無線をやめるというようなことではなくて、新しいシステムの中での対応という形になりますので、基本的には今のような施設を使いながら、伝える手段を変えていくと、中身を変えていくということになるのか、日々情報伝達の中身も変わってきておりますので、将来的に一番効果的な情報の発信の方法、当然、今以上にしっかり伝わるような方法という形で検討していきたいと。後戻りするようなことは考えていないところでございます。 ○十四番(蔵園晴美君)  それぞれ個々にしっかりとした情報が伝わるということは、戸別受信機以外にはありません。この分、申し添えておきまして、私の一般質問を終わらせていただきます。 ○議長(北園一正君)  しばらく休憩いたします。                     休憩 午後 〇時  六分                     開議 午後 一時  〇分 ○議長(北園一正君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、五番中山義彦議員の発言を許します。中山義彦議員。 ○五番(中山義彦君)  皆さん、御苦労さんです。皆様のお顔を拝見していますと、明るい雰囲気がこちらのほうに伝わってきております。大変頼もしいことだと感じております。  一般質問に入る前に、今後のポストコロナ時代や予想されます大型災害に対して、日本の地方の疲弊は止まるところを知りませんけれども、えびの市の安全安心をどのようにして守るかということにつきましては、今まで以上により深く考えていくことが必要ではないかと思っております。  東日本大震災から十年たち、さらに去る二月十三日に震度六強、マグニチュード七・八の地震が発生いたしました。当地のえびの市でも、えびの地震が発生しまして五十年を経過しましたが、三年前には硫黄山の噴火が二百五十年ぶりに発生し、地震、水害等の災害が全国で多発しております。  このような災害に対するえびの市としても大きな備えが急務ではないかと考えております。そのためには、市民の気持ちに寄り添って、市民の考えや納得を得た行動を促すこと、こういった市民全体の雰囲気、これが今から非常に大事なのではないかと考えております。  いわゆるレジデンスな行政運営、しなやかな行政運営ということになるのでしょうけれども、会社の経営でよく判例というか使われていますのが、アコーディオンのようになければいけないということわざがあります。必要なときには大きく、締めるときには小さく、こういったアコーディオンの演奏にちなんで、こういう格言が生まれたと聞いております。  このような状態の中で、行政の業務は多角化し、それから課題山積の中で、職員の皆さんには大変な御苦労をおかけしている状態でありますが、何とぞ引き続き行政の職員の方に頑張っていただき、我々ができるチェック、支援、これは惜しみなくやっていくという覚悟で臨んでいきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  では、一般質問に入りますけれども、いつも申し上げていますように、私の一般質問は、市長の決断、判断、これを中心に質問してまいりますので、そのように御理解いただきたいと思います。  通告しておりました七項目の中で、まず一番の産業団地関連について質問いたします。  まず、一番の企業誘致についてですけれども、ここでの市長の今までの数々の答弁の整合性、これは本当に一貫しているのか、一番大事なところなんです。そこあたりを含めてお聞きしますので、お答えください。  一点目は、令和三年、今年の全員協議会での説明で、市長が申し上げられたのは、三月末までに用地取得申込書がなかった場合は、予約分譲を終了して、四月からは用地取得申込みが出る早い順番に選考委員会で検討していくということでございました。これは答弁は要りません。  その中で、先月二十八日の全員協議会で市長が答えられましたのは、多種多様な働く場の確保を考えれば、長期的な検討も当然入れながら進めていくべきというような発言があったんですけれども、新型コロナウイルス感染症があっても事業は早く進めることが原則ではないんですか。そこの市長の答弁の真意をお聞かせください。 ○市長(村岡隆明君)  当然、早く企業誘致が進んだ方が市の財政的なメリットもございますし、市民に働く場を早く提供できるという点については、当然なるべく早くという誘致のタイミングについては当然考えていくわけでございますが、先日答弁した中身につきましては、単なる早さということだけでなくて、誘致する企業の中身、そういったものもしっかり検討しながら誘致を進めていきたいという中身でございます。 ○五番(中山義彦君)  市長の答弁は、それは当然のことですよ。企業を選定しながらいくというのは。だからめどがないのに造成を始めたという答弁がありました。そういうところから、こういう答弁が出てくるのではないかと私は思うんです。  というのは、長期的な検討も当然入れながらとおっしゃるんだけれども、今までの答弁では、例えば平成三十一年三月の定例会だったと思いますけれども、一般質問で。十年で元が取れると答弁されているわけです。ということは、十年で企業が完全に決まって、全部が埋まらないと、それだけの税は入ってこないんですから、企業誘致をどのように決定していくことで十年で元が取れる計画だったのか、今まで詳細な説明はありません。それを言われるのであれば、それを説明してください。 ○市長(村岡隆明君)  シミュレーションについては、当然、相手の企業があることでございますので、いついつに何社入れるというような具体的な計画は示すことはできないわけでございますが、企業誘致を進める中でのえびの市の考え方ということで、現在ある企業の納税状況等を考えれば、当然えびの市の一般財源からの負担もあるわけでございますが、それが十年間で企業誘致が完了したということを計算すれば、そういった計算になるということで、当然、目標としたり、考え方としては、そういった考え方を持っておりますけれども、それを優先するということだけではないということでございますし、もっと早く誘致が進めば、さらに財政的な余裕は出てくるわけでございますので、現実と計画とは、そういったものは順次違ってくる部分も出てくると思っております。 ○五番(中山義彦君)  違ってくるというのは、それは絶対ないということはないんでしょうけれども、やはりその前の答弁で、市長が答えられたことを、では、再度言いましょうか。平成三十年三月、一年前ですね、それよりも、先ほどの。私の質疑よりも。答弁で、基本計画の中でも、市負担金五、六億円は、立地から十年をめどに一十億円程度の税収で元が取れるという中で、資金を調達する償還については、十年償還で考えていますというようなことがあって、ここがやはり、この二つは整合が取れているんですよ。だから造成が完了したら、新型コロナウイルス感染症の件はちょっと横に置いておきましょう。企業が進出してきて、早い時点で埋まっていって、それも一、二年か二、三年、埋まっていって、三年間は税の措置がありますから、四年目から七年間、十年間で取るためには、早急に企業が埋まってこないと取れないという一つの、私はビジョンのことを言っているんです。  だから、言葉を聞いていると、そのビジョンが変わってくるというのがちょっとあるのではないかと。それは変わってくるということも、市長がおっしゃったこともあるかも分からないんだけれども、基本的なもの、考え方が、やはり最初言われて、我々に説明されて、公の場で発言された、この言葉と、やはり乖離し過ぎていると私は思うんです。  ですから、最初の、今言われた十年で取り返すというのと、償還期間十年、それから立地から十年でというような言葉を総合すると、やはり十年後ぐらいには、企業から頂く税で六億円程度の最初の投資額、これが回収できると、皆さん、そういうふうに受け止めていると思うんです。  だから、この前の全員協議会での発言あたりで、ああいう言葉が出てくるというのは、私はやはりビジョンがどうなのかなと、一本筋が通っていないのではないかと感じるわけです。ここが一番大事なところで、造成を議会のほうで承認したと、これはもう既成の事実ですから、これはもう別にそこに関与するというか、そこに触れるということではないわけで、ただ、事業を進めるビジョンというのが、本当にやはり曲がらない筋というものがあったのかと私は懐疑的に見るわけです。そこがどうなのかということです。いかがですか。 ○市長(村岡隆明君)  当然、産業団地を造る目的であったりとか、規模であったり、そういった裏づけというのも、これまでもいろいろな調査をしながら行ってきております。企業誘致の方向性、それも当然相手が企業があることでございますので、いつのタイミングでどれぐらいという確証はできないわけでありますが、当然、なるべく早くということは、当然、現在でも思っておりますし、これまでも示しておるような十年償還という計画は変わらないわけでございますので、働く場の確保もそうですし、最終的な税収をもって市の一般財源の負担を減らしていくということも、なるだけ当然誘致が早く進んだほうが還元する時間も早くなるわけでございますので、そういったものは当然現在でも持ちながら、誘致活動を進めているわけでございます。もう遅くなってもいいという考えは全然ないところでございます。 ○五番(中山義彦君)  おっしゃるとおりなんでしょうけれど、やはり冒頭で、何で私が地方が疲弊しているかと、衰退しているかと申し上げたのは、そういう含みがあるからなんです。日本の地方が衰退の一途をたどっている、この中で、えびの市としては、この事業を取り組んで、もう実際、造成も終わってやっているわけです。今からの時代が、昔のよき時代、要するに経済成長時代、こういったものに変換して右肩上がりでもなるのであれば、まだいろいろな要素も増えてきますし、選択肢も増えると思うのだけれども、やっぱり世の中がそういうふうに変わっていく中で、この前、市長の発言がありましたように、長期的な検討も当然入れながらというような考えを持っているというのは、やはり日本の国政というか、えびの市を含めてですが、こういったやっぱり時代の流れに合っている考えではないと、私自身は判断しています。  ですから、そういう時代のやっぱり今の状況あたりをやっぱり勘案するとすれば、当然、コロナもあるだろうし、いい企業も連れてこなきゃいけない。これはいい企業を連れてくるのは当たり前の話で、最初からそうなっていたんです。だけども、そういうものもあるんだけれど、やっぱり時代の大きな観点からいくと、なるべく早くしたいという答弁でなければいけないわけでしょう。だからビジョンがなかったのではないかと言っているわけですよ。二十年も三十年もかけてどうしますか。いかがですか、それは。 ○市長(村岡隆明君)  私、これまで二十年、三十年かけてもいいと答弁したことは一回もないと思っておりますし、なるべく早くというのも、今日の答弁の中でも重ね重ね述べておりますので、当然早く誘致に結びつけていきたいと思っているところでございます。 ○五番(中山義彦君)  これ以上、押し問答しても、回答も質疑も一緒でしょうから、そういったことで、こういう答弁があったんですけれども、やはりこういう言葉が出てきてほしくないという我々の願望、こういったものもあって、ちょっと市長にお聞きしているわけです。  だからやはり発言の中に自分の気持ちが出てくるわけですから、長期的な検討ということになれば長期なんでしょう。ということですよ。だから、今、市長の答弁にあったように、なるべく早く誘致すると、そこの手段はやはり行政のほうで考えていただいて、いろいろな施策があるでしょうから、それを組み込んで進めていくと。  その中には、前も提言しましたけれども、やはり何といいますか、今、市の職員の優秀な方達でプロジェクトチームを作ってやっておられますけど、外部の識者を入れたり、そういったものをやっぱりメンバーの中に入れてやったらどうかという提案をしましたけれど、そこも今までは、もう三年言っていますけど、そこを組み込んでいただいていない。それはそれでいいのだけれども、やはりそういった、何て言うのですかね、早くするための施策というのが、まだほかにもあるのではないかと思っているわけです。
     ですから、この言葉は言葉として、今、市長がおっしゃいましたように、早い時点で、早く企業誘致するということを最大限努力するということで、市長、もう一回いいですか。 ○市長(村岡隆明君)  長期的な考え方というのを、答弁した中身には、取りあえず早く誘致、産業団地を埋めるという考え方だけでいいのかというような御質問がございましたので、なるだけいい企業ということも含めて慎重に対応したいと、とにかく早くということだけではないという意味で答弁しておりまして、当然、早期の企業誘致というのは、これまでも考えておりますし、これからもなるだけ早い時期での誘致ということは、進めていきたいと思っております。 ○五番(中山義彦君)  そういう質問があったかどうか、私も見てませんけれども、そういう質問があったから、こう答えたというのではなくて、自分のポリシーはこうだと、ビジョンはこうだということでやられればいいのではないですか。  そういうことで、なるべく早くということで、尽力していただきたいと考えております。  次に、二番目の事業収支についてですが、これは先般というか、二年ぐらい前になると思いますけれども、順番立ててお聞きします。平成三十一年の四月の説明資料、これで事業計画は組んでいただいているわけですけれども、分譲単価、平米一万二千円ですね。それから借入金利〇・三%等の基本条件を設定したときの総事業費、①を見てもらえばいいです。これが一十七億五千五百万円ということで書いてあります。これには、担当課を初め国土交通省との交渉、こういったもので原価低減されたことについては、非常にその努力は評価します。それはもうありがたいことだと思いますが、これが一番新しい事業計画なんですね。  この中で、この中には、一十七億五千五百万円の中には、調査設計費用、前にかかった適地調査、それから詳細設計までかな、これが約一億五百万円かかっているんですよ。これだとか、平成二十五年頃から関与した職員の給与等が入っていないと思いますけど、私の質問に間違いがありますか。 ○市長(村岡隆明君)  シミュレーションの提出につきましては、議会のほうから御要望がありまして、シミュレーションを出させていただきましたが、その時点でこことこことここの部分のシミュレーションを出していただきたいということで、職員の人件費とかそういうものは入れない形での資料を求められましたので、それに沿って出しているところでございます。当然、職員の人件費とかは別途かかっているところは認識しているところでございます。 ○五番(中山義彦君)  それは失礼しました。議会のほうからのそういう要望でということで、それはそれで、私の申し上げたい本旨はそこではございません。そういったことで、これに入っていない、数字になっているという単なる説明です。  造成が完了しました。一旦、ここで民間の考え方で言いますよ。一旦、ここで造成が終わったんですから、今から販売もある程度の企業も来ているでしょうけど、一旦ここで一つのけじめはついたので、ここで原価を締めて、数字を出して、議会、市民に示してもらいたいと。そのためには、先ほど入っていないと言いましたそういったものですね、調査設計費用だとか人件費、それから今後の予定を入れるとすれば、今後の管理費用、ここらあたりも試算できるでしょうから、こういったものをはじいて、今の時点、一つの区切りですから、造成が完了して竣工検査まで完了された状態ですから、ここで一回締めてもらいたいと。  これについては、平成三十年の九月の定例会で、やはりこういう開発事業というのは、やはりそこにかかった原価を全てやっぱり抽出して、まとめるべきではないかと、まとめていただきたいと提案を私したんですね。そうしたら、市長のほうから、事業には当然市の職員が動いておりますと、人件費がかかっていると、しかし対外的には、そういったものを反映する必要はないという意味のことをおっしゃられて、そこあたりがまだ検討いただいていないということなんですが。  私が申し上げているのは、予算書、決算書、正式な議会に出される書類ですよね、こういったものをどうのこうのではないんです。あの中から、やはりこの事業はこれはインフラではないんですよ、いつも言っているように開発事業で、民間がやっているのをたまたま市のほうで行政でやったということですから、そこにかかる全ての原価、それは細かいところはできないでしょう、多分。ですから、この前の話では、人件費なんかも割り振りあたりが難しいとおっしゃいましたけれど、そこはざっくりと分けて、産業団地にかかった分はこれだけ、その他にかかった分はこれだけ、ざっくりとして、民間でもそうやってやるんです。それで決算かけるわけですから。そういったやり方でできるわけですから。  要するにまだこの企業誘致が当初の計画より前倒しで非常に順調に進んだと、運よくということであればいいんだけれども、やはり想定しなかった新型コロナウイルス感染症の問題もやっぱり影響がないとは言えないでしょう。その中で、やっぱり三月いっぱいでも正式な契約はできなかった、四月以降から順次やっていくということで、やっぱり遅れておるわけですね。事業が遅れているわけです。  だからそういう状態もあるので、やはりそのけじめけじめでは、この事業にかかったある程度の原価を締めて、五億五千万円の赤字と言っていた、六億円の赤字と言っていたものに入っていないものも入れて、まとめてもらいたいと。決算書とか予算書をどうのこうのというのではないんですよ。当然、それはそういうことにして、そういう数字をまとめて、議会なり市民に示す義務というか必要があるのではないかと思いますけれども、市長はいかがですか。 ○市長(村岡隆明君)  当然、当初のシミュレーションと変わってきているところもございますし、現時点でのそういった財政負担、正確な現在のものができておりますので、その点については、企業立地課長をして答弁をいたさせます。 ○企業立地課長(松葉洋之君)  議員御質問の産業団地造成に係るこれまでのトータルの費用ということでございますが、調査事項ということで、議会のほうから依頼がございまして、二月十日付で提出させていただいている部分があったと理解しておるんですが。  議員おっしゃいます人件費につきましては、産業団地に特化した業務ということではございませんで、通常の業務の中で産業団地の造成の業務をやっているということでございますので、そこを分けた形での提出というのはなかなか難しいのかなと考えているところでございます。  これまで、かかりました経費につきましても、先ほど議員のほうからございました、平成三十一年四月二十五日の実施設計の説明資料の中で記載をしてございますし、それ以降につきましては、資料のほうとして提出させていただいていると理解しておるところでございます。 ○五番(中山義彦君)  先般、二年前か三年前にそのお願いをしたときに、課長は同じ答弁をされている。何でできないんですか、市長。何か法に触れるんですか。それとも条例でそういう規約があるんですか。示してください。何で出せないのか。 ○市長(村岡隆明君)  法的には何ら制限はないと思いますけれども、不確実な数字になってしまうと、当然、今の企業のいろいろな調整をしている部分もございますし、造成に係る部分もございますし、それを細かく時間を分けてというのはなかなか難しいと考えております。 ○五番(中山義彦君)  それは細かくはできないでしょう。もともとそういう開発事業、行政の一つの事務処理のやり方として、そういうやり方だということは理解しないこともないです。決算書、予算書ですよね。これはいいのだけれども、やはり今回インフラではなくて、前から言っているように開発事業なんです。幾らかけて幾らもうかったかと。そのもうかったのは、金銭的な収支だけではなくて、それについてきたいろいろな付加価値、こういったものを入れての話になるのだけれども、まずは一番先にやらなければいけないのは原価ですよ。  それは当然職員の方が従事された中で、それに専従されていないわけですから、それはそうでしょう。だけど、そこはさっき言いましたように、そのかかった原価をその月々でもいいし、概算、分離して推定した数字を計上して、そこで市民に対して、議会に対して、ちょっと誤解されるようなことがあれば、下のほうで注釈に、人件費についてはこういうことで出しましたと、概算数字ですとか、やればいいわけで。別にやれないことではないし、何でそこが出せないのかというのが、前から思っていることですが、是非出してもらいたいと思います。市長、いかがですか。 ○市長(村岡隆明君)  現在、ある程度、資料で議員のほうにも示しております。最終的な財政負担があった部分であったり、考え方そのものは、これまでと変わっていない、シミュレーションに関してもまだ具体的な誘致の企業は決まっておりませんので、まだシミュレーションの段階ではございますけれども、精度の高い中身については随時出せるとは思います。人件費の部分に関しては、なかなか仕分が難しいとは思っておりますけれども、これからも具体的な動きに関して、お金の出し入れも変わってくるところもありますので、それは随時また議会のほうにお示しさせていただきたいと思っております。 ○五番(中山義彦君)  一つのポイントというかネックは人件費ですね。何でそんなにこだわるんですか。仕分すればいいのでしょう。あらかたでいいと言っているんだから。当然、あらかたですよ。民間でも行政でも一緒です。ですから、それをまとめて、やはり開発事業だから、やっぱりこれが開発公社でも設立してやっていれば、独立採算で全部そこで原価をまとめるということをやったんでしょうけど、今回は直営でやるということで、その方法については、議会は異論なかったはず。それはそれでいいんですよ。だけど、かかった金、これを整理してくださいと言っているんですから。これはやってもらいたいと思います。いかがですか。 ○企業立地課長(松葉洋之君)  産業団地にかかった経費について、明らかにするために産業団地を特別会計とさせていただいたところでございます。したがいまして、議員御指摘の平成二十五年、平成二十六年から実施した適地調査から基本計画策定までについては、この部分に反映しておりませんが、それ以降については、産業団地特別会計の中で明らかになっておると考えておるところでございます。  あと人件費につきましては、先ほど来答弁させていただいておりますように、産業団地造成に特化した業務ではございませんで、通常の市役所の業務の中の一環として、産業団地造成に取り組んでおるということで理解しておりますので、そのような解釈の下であれば、なかなか按分というのが簡単にできないと、責任を持った数字として示せないと考えているところでございます。 ○五番(中山義彦君)  責任を持った数字を示すのは市長が示すんですよ。課長に言うわけではないんだけれども。そうでしょう。要するにこれが急転直下、企業誘致が思う以上に早く進むということもなきにしもあらずですが、今の客観的な状況を見ると、やはり遅れていくほうが強いのかなという感じの中で、三年たっても五年たっても、産業団地はまだあそこの土地が残っておるんだけれども、あそこには市の財政を投入したんだろうと、実際何ぼもうかったとねと、赤字なのねと言われた場合に、何も答えられない。  そういったもので、インフラではないと言ったのはそこを言っているんですよ。開発行為だと。だから、責任が持てないて、責任が持てないというか、もうちょっとそれは民間ベースで物を捉えてもらいたいと思うんだけれども。そこは今言いましたように、分離してというか、分離して金額を分けてやればいいわけで、そこが細かい端数がどうのこうのではないわけで、一般の民間あたりの決算もそうではないですか。一人の人が同じこと仕事をするわけではない。あちらもやっている、こちらもやっている。僕らもそういうことでした。  だけど、その原価は、会計のほうであらかた分けて、その事業に全部割り振って、事業が始まっていない前には一回ストックして、割り振った原価を事業一つ一つに割り当てるというようなことをやっていたわけですから、全く問題ないです。細かいところの数字を一円までとかそういうことではないんです。  かかった金の中で、今、その都度説明してあるというのは分かるんだけれども、一つで言えば人件費、今の話を聞きますと、ということになると思いますけれども、そこを入れて、ちょうど造成が終わった時期だから、令和三年三月まででもいいではないですか。そこで一回線を引いた数字を出してもらいたいと言っているわけです。是非出してください。 ○市長(村岡隆明君)  先ほど担当課のほうからも答弁がありましたとおり、当然、特別会計で決算を分けておりますので、三月三十一日までに、どういった歳入があって、どういったものが出ていったか、借入れ等も含めて、当然議会のほうにはお示しする形になると思いますので、その中身については正確なものがお示しできると、当然、思っております。 ○五番(中山義彦君)  同じ繰り返しですよ。だから最初言いましたように、一十七・五五億円、この中のことは示していますということを言っているだけなんです。それではなくて、それに入ってなかった一億五百万円、これは適地調査から、さっき言いました設計までの金額、これはもう明快なんです。そのほかに分かってないのが、極端に言うと人件費だけではないんですか。そこあたりを入れて、やはり何というか、赤字でスタートした事業ですから、もうちょっとやはりその内容というのは、議会、市民にそのものにかかったものについては、やっぱり全てそこに網羅して報告するというのが当然だろうと思う。どうも解せないんです。民間の発想からいったら。何でできないのか。  さっき言われたように、条例、法、これあたりで規制するものは何もないでしょう。それよりも何より、自治基本条例なんか見ると、情報公開しなさいというのにあるではないですか。何でできないんですか。もう今日はそこは最終までお願いするまで討議させてもらいます。 ○市長(村岡隆明君)  当然、えびの市の全体の予算の会計については、決算も含めて全て議会のほうに御報告はさせていただいております。当然、ほかの課でも、いろいろな事業を進める、建設課でも河川の管理であったりとか、道路であったり、ある程度細かく分野が分かれている部分に関しては、ある程度の人件費の計算もできるかなと思っておりますが。企業誘致に関しましては、企業の誘致活動をした部分と、当然造成に関わった部分、それから現在の企業のいろいろお手伝いをさせてもらっている時間、そういったものがなかなか明確に分かりませんので、全体の企業立地課の人件費ということに関しては、当然、分かると思いますけれども、産業団地造成に係る人件費というのを細かくはなかなか分けるのは難しいのではないかと思っております。 ○五番(中山義彦君)  同じような答弁だと思いますけれども、それは今おっしゃるとおりでしょう。だけど、給与あたりが一般会計に入っているわけですよね。特別会計で予算を組んで運用していく部分と、職員等については一般会計の中に入っているわけでしょう。その一般会計の中から抜いて、予算書、決算書ではないと言っているわけです。  特にここ四、五年前、さらにもう少し古いかも分かりません。この産業団地の事業というのは、インフラではなくて、一般の開発であると同時に、えびの市にとっては、その時点、今の時点でもそうですけれども、最大の事業です。いろいろな意味で。非常に厳しい事業に取り組んでいる。だからそういった数値等もやはり市民の方にも報告できるようなことにやっぱりしていかなければいけない。だから細かい数字は必要ないと思いますよ。だから、ざっくりした民間ベースであるような振り分け。  余談ですけれども、Aさんが、一事業、二事業、三事業、当然、三つも四つも掛け持ちしてやるんです。だけどそれは、それこそ一事業、二事業、三事業のウエートを見て、会計のほうで振り分けて入れる、それがだけど一円まで正しいかというと、そういうわけではないんでしょう。ただ、そこぐらいのことで仕分だとか決算というか原価というのは認められているわけですから。  そういったことで、細かいことはできないかも分からないんだけれども、あのときのこの人はこれぐらいだったなと、五〇%だったなと、この人は一〇〇%だったなというような感覚はあるんでしょうから。そういった認識でやれば、出ない話ではないと思う。  ちょっと、議長、時間とめてください。 ○市長(村岡隆明君)  当然、先ほど来、答弁しておりますが、一人の職員がいろいろな業務をしております。感覚で、今日半分ぐらい造成かなというようなところは、なかなか難しいと。丸一日企業誘致の活動をしたという日と、では、何か数字を計算してというのは、なかなか難しいところがあると思いますので、何らかのもし考え方を当てはめてお示ししたとしても、かなり不確実な、データとして使えないような数字になるのではないかと考えております。 ○五番(中山義彦君)  目的は、産業団地にかかった原価を全て一回まとめてほしいというこの一点なんだけれども、その中でネックになっているのが、もう二、三年前からなんだけれども、人件費でしょう。一日のどうのこうのって言っているわけではないんです。一年でもいいし二か月でもいいのよ。それはだからそういうことで、こういうふうにして仕分けましたということで、議会、市民に説明できるように注釈入れてやればいいわけで、そこは皆さん、理解されるでしょう。  だから、そういった一日の時間単位だとか一日単位のそういう細かいとこではなくて、もうちょっと大きな仕分しかできないのでしょうから。そういったものを入れて、やってもらいたいと。何も難しいことはないでしょう。 ○市長(村岡隆明君)  先ほど来、答弁いたしましたように、一日の動きがまずなかなか難しい状況の中で、では、年間を通して三人の職員の何%がこれに費やしたかというのを割り出すのは、ざっくりも含めてなかなか難しいと考えております。 ○議長(北園一正君)  そのまま休憩します。                     休憩 午後 一時四十四分                     開議 午後 一時四十六分 ○議長(北園一正君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 ○五番(中山義彦君)  また同じ繰り返しを言っても仕方ないのだけれど、やはり何というか人件費、一言では人件費なんだけれども、それを最初から言えばよかったんだけど、そうではなくて、やっぱり手順を追って私も話したつもりなんだけど、そこあたりを開発だと、インフラではないんだという感覚で、非常に厳しい事業に取り組んでいるということをやる上で、その原価という捉え方、それから重要性、こういったものを、では、どう捉えとったのかと言いたくなるわけよ、そうなりゃ。  もうそういうことを議会から言われなくても、手元資料として、ある程度、行政のほうがどういう作業内容というか、一日か月か知りませんけど、どういうふうになっているのか私は知りません。そこはもう関与する話ではない。そういうものがあるのかないのかも分かりませんけれども。やはりそういった思想、もともと五億、六億円赤字を出して、市民には五億五千万円の赤字です。市民が見たら、はあ、こんな赤字になって。だけど、それには設計費も入っていませんよ。職員の人件費は入っていませんよと。そげなことなと。何でそげな話になるとよ。まとめさせんな、中山さんち。こういうことなんですよ。市民の声も。  だからそれを言われれば、やはり今言われた道路だとか災害復旧とインフラと一緒に、市長、答弁されても、ちょっと困りますねという感じがあるんですけどね。やはりこれは民間と全く同じ開発事業です。だからそれには当然収支バランス、プライマリーバランスというか、そういった面で、金というのが大事なわけではないですか。それももともと五億円も六億円も赤字スタートでやった事業で、誘致企業の関係も厳しいというような事業ですから、議会からどうのこうのと言われる前に、やっぱり市長のほうは、それはこの事業については、収支が職員も当然その中に関与しているんだから、やっぱりそういうものは入れて、ちゃんとした原価をやっぱりちょっとまとめとかんないかんのやないかと。  最終的に企業が早く来て、いろいろな付加価値あたりが出てきた、効果が出てくりゃそれは万々歳です。だけど遅れることは、言えないかも分からないんだけど、遅れた場合なんかには、やっぱり赤字が増えていく、金利から全部含めてね。そういったやっぱり可能性がある事業なので、やっぱりそういったものまで含めて、ここに携わった、ここに関与したものは全て、仕分の仕方はいろいろありますよ。費目によって違うのでしょうから。人件費は人件費の中の仕分の仕方があるでしょうから。それをもってやっぱりまとめておいて、どうなったのかなということは、ちゃんとまとめておけよというのが、一般的なトップの指示ですよ。それぐらいです。 ○議長(北園一正君)  市長、これを、今後の産業団地の運営というか、その方向性だけを示してください。 ○市長(村岡隆明君)  当然、これまでのシミュレーションも含めて、企業誘致の進め方等も含めて、なるだけ早く、当然、これまでも五億円近い一般財源の投入が必要だということと、それは将来的に誘致が決まれば、税の収入が入ることで回収ができる、プラス市民に働く場の提供ができて、人口流出の抑制につながるという大きな観点がございますので、その目的は当然しっかり早期に達成していきたいと思っておりますし、当然、売れないということになれば、市民のその財政負担というのも返ってこないわけでございますし、そういった危機感といいますか、早期に誘致を進めなければいけないということは、当然この事業をスタートしたときから、職員も含めて感じておりますので、しっかり誘致に結びつけていきたいと思っております。 ○五番(中山義彦君)  誘致に関する意気込みというのは、市長は前からおっしゃったとおりで、同じように受け止めましたが、私は原価の話をしているんですけど。原価。これをちゃんと整理してくださいと言っている。この一点ですよ。それは非常に大事なことだと。行政の会計のやり方、これは民間とちょっと違いますからね。それは確かにあるんだけれど、物の考え方は一緒ですがね。そこを言っているんです。  企業誘致は是非そうしてください。長期的にどうのこうのではなくて。それは腹の内にあっても、やはりそういうことは、いろいろ考えられるけれども、早い誘致を目指しますぐらいの回答はこの前あってれば、今日私は言っていませんよ。ただ、その企業誘致はいいです。だけど、それに係るやっぱり厳しい事業ですから、最終的に幾ら、どうなったのかと、収支が。というためには、市民に示した、市報で示した、あの金の中にも入っていないでしょう。もともとの事業の計画の中には。人件費も入っていない。設計費なんか。だから、あれに基づいて、あの分だけを市民に発表したって、駄目じゃないですか、それでは。  ということで、御検討いただくということで、時間もあれですから、市長から回答いただきたいのですが、いかがですか。 ○市長(村岡隆明君)  収支に関しましては、これまでも答弁しているように、特別会計の中で全部明確にお示しをさせてもらっています。その他の人件費、それについては基本的にはもう一括して一般会計の中に入っているわけでございますけれども、例えば企業立地課の職員全体の人件費の中の企業誘致に当たった時間帯というのが、例えば四分の一というような仮な計算みたいなものであれば、当然、数字としてはありますけれども、出てこようかと思いますが、実際にその中のどれぐらいの人力をそれに費やしたかというのは、正確には残っておりませんので、そういった考え方を限定した中での示し方というのは、また検討させていただきたいと思っております。 ○五番(中山義彦君)  やり方については、今、市長がおっしゃったとおりですよ。そのとおりです。だけども、なぜ言っているのかというと、この人件費が多分積み上げてみれば分かります。今からの感じも入れて。億単位の金になるんですよ。だから、そこの総事業費、一十七億五千五百万円の中の軽微なもので人件費が終わってりゃ、それはちょっと一般管理の中でストックの中に入れさせていただきましたと、これでいいでしょうけれども、金額がかなり大きいですよ、やっぱり人件費は。だからそういうものもやっぱり併せ持って、収支がどうだったかということを示す上では、ちょっとウエートの高い数字だと私は思っていますから、そこを今市長がおっしゃったようなやり方で結構ですから、それでまとめていただきたいと思いますが、御検討いただけますか。 ○市長(村岡隆明君)  そういった限定的な考え方になります、現実の数字とは違う部分も出てくるかもしれませんけれども、そういった限定的な考え方でお示しできるのかどうか、検討していきたいと思っております。 ○五番(中山義彦君)  検討するというのは何かという方がいらっしゃいますけど、いつまでに返事いただけますか。 ○市長(村岡隆明君)  これまでも、一般質問で御質問いただいたやつに関しては、言いっ放しではなくて、ずっと経過もお伝えしておりますので、いつという期限はちょっと申し上げられませんけれども、しっかり誠意を持って伝えていきたいと思っております。 ○五番(中山義彦君)  では、誠意を持って伝えていただきたいと思います。  時間の関係で、六項目、大事な一般質問でございましたけれども、三番目行きましょうかね。市長の政治姿勢についてということで、私、初めて市長の政治姿勢について質問させていただきます。  市長任期、今期三期目で約十二年で、えびの市はどのように変わったのかを示してほしいということで、具体的な内容を記載しておりますが、これをやり取りするには、市長のマニフェストに沿った形が一番いいのではないかなと思いながら、時間の範囲の中で、私のほうから、どういったことについて、こうだということで、質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。  ここに市長の三期のマニフェストが一覧表であります。第一期目出られたときのマニフェスト、それの二期目に出られたときに、その四年間の実績、それから二期目に出られたときに八年間の実績、こういったものをマニフェストとして作られて、皆さんにお配りされています。これを一覧表にしてまとめただけです。これをもってちょっとお聞きしたいと思いますが。手元にございますか。  なければ、市長の頭の中に入っていますでしょうから、お答えいただければ結構ですが、よろしいですか、始めて。  一つ、経過があるわけですけど、第一期目、第二期目、第三期目で、それぞれマニフェスト、公約を作っておられます。それに対してまとめた分について、少し分からないところ、疑義があるところをお聞きしたいと思いますが。  まず一期目の政策の中に、定住の問題について、定住政策を進めますというようなことをうたってあるんですね。これについて、今の段階でもいいです。この公約が満たされたのか、それとも公約どおりにいかなかったのか、実態はどうなのか、これについてお答えできますか。 ○市長(村岡隆明君)  今ちょっと、一期目か二期目か三期目かは、ちょっと定かではないんですけれども、当然、定住政策につきましては、就任当初から力を入れて政策にも入れてきたところでございます。当然、その延長線には子育て環境の充実とか、そういったものも含めて定住につなげていきたいということで、様々な施策をつくっております。  そういった中で、全体的な人口というのは、残念ながら減少のスピードが止まらない状況ではありますけれども、移住者、定住者の実績は伸びてきておりますので、定住を促したということに関してはいろいろな政策の成果が出てきているとは考えております。 ○五番(中山義彦君)  市長が御答弁いただきました。私が調べた結果を言います。今の状態がどうなのかということですよね、定住人口について。二〇二〇年、これ国の人口問題調査研究所というのが、全国の市町村の人口推計なんかをやられていますよね。これをえびの市の人口ビジョンでも使われています。これと、ほかの市町村でも一緒なんですけれども。  そこの中で、二〇二〇年の断面を見ます。小林市は、そのときの、研究所が推定した人口というのが四万三千七百五十四人なんですね、予測が。そのときのえびの市は、同じように、同じ団体がつくった予測というのが、一万八千六百七十四人を予測しているわけです。ここまで落ちますよと、十五年から見たら。  これに対しての実態はどうかということで、一つの指標として申し上げますと、小林市は、その二〇二〇年の同じ予測した年度の月の人口を見ますと、四万三千四百五十人が実態なんですね。ということは、予測に対して三百四人の人口減を発生していると。えびの市はどうかというと、実態が一万八千六十二人、これは広報でも市民のほうにいつもお知らせされていますから、その数字です。そうすると、やはり予測と比べた場合に、えびの市の人口というのは、六百十二人減っているんですよ。というのは、人口が約倍以上ある小林よりも、人口減少は激しい状態にあるというようなところだということですね。  それから、三点ほど、このマニフェストとその成果についての市長の帳票をまとめましたけれど、まず、今の定住人口の話です。もう一点は、行財政改革、三点目が、市民の生活はどうなったか、この三点に私は絞ってちょっとまとめてみましたけれども。  まず、二番目の行財政改革、これは一期目に出られたマニフェストに対して、二期目に出られたときの私のやった実績ということで多分書かれている数字だと思うんですけれども、二〇一三年実績として、基金一十九億円の積み増しを達成しましたということで書いてあります。確かに数字を見ればそうなんです、数字見れば。着任されてから。だけども、実態は、それは確かに今の村岡市長体制になってからの御努力で、当然基金も増えた分も多少あるでしょう。その細かい分析はちょっと一両日中にはできませんものですから。  ただざっくり見ると、やはりこの表が過去二十年間、財政の基金、それから市債、これの数字と、これをグラフにして、私が一旦まとめたものです。これは何でまとめたかというと、前から話しています五か年計画の財政計画を出されたときに、前の考え方が多少違うんだけれども、平成二十九年に十五年計画を出されたのと比べて、非常に基金、市債が厳しい数字になっていたものですから、過去からの数字の推移をちょっといろいろ勉強するためにまとめたものですが、これを単純に見ると、宮﨑市長政治になったのが、平成二十一年ですかね。二〇〇九年。ですか。二〇〇九年ですね。二〇〇九年になられて、今の数字というのは、四年後を見られているんだけれども、やはりこのグラフなんかを見たり中身を見てみると、私に言わせたら大半は前の市政政権というか、前市長市政時代につくったいろいろな政策、これの効果がじわりじわり出てきて、市債は減っていく、基金は増えていくという、そういうカーブがまだ効果が残っているときに、村岡市長に代わられた残りの分が、この一十九億円ということに、ほとんどですよ、全部とは言いません、ほとんどがそのときの成果が出てきているのではないかなと私は判断したところです。それについて、何か市長のほうからあれば、お聞きしますけれども。 ○市長(村岡隆明君)  当然、財政の推移というのは、単年度で極端に変わるわけではございませんので、前市長が民営化とか進めてきていただきました。それを引き継いで、私のほうでも民営化を進めたり、職員の数の抑制をしたりしながら、その効果を発揮してきたというところでございます。 ○五番(中山義彦君)  これはお答えいただけなければお答えいただかなくてもいいのですけれども、もう次が、次の二〇〇九年の選挙時の公約に対する次の選挙時での実績として、市長がうたわれているのが、市長給与削減で約二千六百万円捻出しましたということですが、これが一期目で消えていますね。二期目はない。これについて、コメントできなければできないでいいです。できればしてください。 ○市長(村岡隆明君)  これは一期目のときに、非常に財政が厳しいえびの市の状況もございましたし、職員の皆さん方の数も減らしていくというようなところもあって、共に財政改革を進めていきたいということで、マニフェストに掲げさせていただいて、そのとおり、議会でも認めていただいたわけでございますが、議会の中では、やはり給与削減というのを政策の前面に出すのはいかがなものかというような御意見もかなり一期目のときに頂きましたので、二期目のときには、給与削減ということは約束としては挙げなかったところでございます。 ○五番(中山義彦君)  それはその程度でいいです。  それから、二〇一三年の選挙時ですから、市長の二期目になりますかね。二〇一三年のマニフェスト公約に対して、二〇一七年ということは、前期の選挙ですかね、このときに、これまでの八年間の実績ということでつくられているんです。その中でちょっとお聞きしますけれども、公約として、行政のスリム化ということをうたっているんですね。これ、どういう内容、どういう意味で、そういうスリム化というのはどういう内容なんですか。 ○市長(村岡隆明君)  これまでも行政のスリム化と、民間委託であったりとか、指定管理者を活用して、なるだけ行政規模を小さくしてコスト削減というようなことが、一期目も含めて続けてきておりましたので、引き続き、まだその時点では指定管理者にお願いできるような部分も残っておりましたし、引き続き、行政のコストの削減というのは目標にしていきたいということで掲げさせていただいております。 ○五番(中山義彦君)  おっしゃったとおりなんですが、実際は、ここに二十年間の、例えば行政のスリム化ですから、スリム化とすれば、例えば一つは職員の数ということにもなるのかどうか分かりませんが、そういう意味のことをおっしゃったので、これ持っていますけれど、凸凹はありますけれど、そう大きくは変わっていないですよね。だから、これに対する達成度は、本人はどう思われているんですか。 ○市長(村岡隆明君)  正職員の数に関しましては、基本的には定数というのがあるものでございますけれども、目標として三百人という目標を掲げて、三百人になるまでは退職者が出ても、その補充をしないという年度を続けてきたところでございます。  私の任期中に、結果として三百人に達成しましたので、その以降は三百一人とか二百九十九人とか若干の凸凹はあろうかとは思いますが、基本的には三百人を中心とした人数で推移していると思っております。 ○五番(中山義彦君)  それは、今、三百人というのは条例にも決まっている定数ですよね。違うんですか。(発言する者あり)  では、次に行きます。同じように、二〇一三年ですが、財政の健全化の継続ということで、財政の健全化を継続していくということなんだけれども、この公約に対して、今の時点、それからこの前出された財政見通しのもの、数値、これを見られて、市長の見解はどういうふうに考えておられますか。 ○市長(村岡隆明君)  一期目、二期目ぐらいまでは、財政の健全化という目標に向けてある程度の成果を出せたと思っておりますが、当然、防災食育センターであったりとか加久藤橋の架け替えであったり、大きな事業が入ってまいりましたので、その分の起債が増えたりとか、そういった部分はございますし、結果としては、基金の残が減ってきておりますし、起債の償還しなければいけない部分は増えてきているという状況でございますので、いろいろ指定管理者に出したりとか、市役所自体のスリム化はある程度進んでおりますが、財政の負担というのは、当然、ここ近年は増えてきているというような認識を持っております。 ○五番(中山義彦君)  行政のスリム化は進んできているという判断を市長は持っておられるということで、ちょっとそれはまた次回、こちらもちょっと調べてというか勉強して、もう一回お聞きします。  もう一点、二〇一七年に出られた公約で、今まで二期訴えられてこられた行財政改革、これは不変のテーマではないかなと、一般的にはですよ、思うのですが、これがないですよね。そこは何か理由があったのですか。 ○市長(村岡隆明君)  特に行財政しないというわけではなくて、政策の中では、当然、財政改革の推進のチームも庁内にも作っておりますし、引き続き、財政改革は現在でも進めておるところでございます。  三期のマニフェストに関しましては、一期目、二期目で項目が非常に多過ぎると、マニフェストの管理がしにくいというような評価委員会の中等での御意見も出ましたので、なるだけ少ない数で分かりやすいマニフェストと、当時はマニフェストという形での発行が最終的にはできませんでしたけれども、そういった形で全体的な数が減った部分もあるというところでございます。 ○五番(中山義彦君)  項目には、公約に上げていないのだけれども、当然やるんだというようなことでしょうけれども、やはりこの前つくられた財政見通しの数字だとか、その前にも、それがなくても、それをつくられる前でも、やはり市債が増える方向で進んでいって、基金が減る方向で進んでいって、数年たっているわけです。  その中で、この前たまたまそういう機会だったので、平成二十九年度の十五年間を五年間に変えてつくられたということなんですが、その前から、そういう兆候はあっているんですよ。ですから、そこはこれになくても、当然、行財政改革をやるということでしょうけれども。  やはりどういうのですかね、やはり先ほどのしなやかな行政運営というのを言いました。あの中にはいろいろな意味があって、一つはやっぱり何というか、行政から見ても、市長から見ても、多少ここは無駄な事業だなというものについての英断とか、そういったものだとかいうようなことをあたりも、やはりまだ見えてきていない、現実。そういった行政運営をやっぱり行財政運営についても、そういったものをちょっとやっていただいていれば、そういうことは余り大きな発言の中には出ないのだけれども、やはり今が一番大事な、これ市長の公約ですから、僕らがどうのこうのということには言えないわけだけれども、行財政改革というのが三期目には消えていたので、そこ辺がなぜかなと。だから行財政改革に対しての捉え方がどうだったのかなということを知りたかったものですからお聞きしたんです。答えは要りません。  もう一点、時間もあれですから、三点目が、政治姿勢については言いましたように、市民の生活、これが極端には豊かになったのかということなんですね。これについて、二〇一七年、前回のマニフェストでのこれまでの八年間の実績というところで記載してありますけれども、農業粗生産、これが二十七億六千万円ぐらい増えましたということが書いてあります。これは私も調べてみましたので、これはもうおっしゃるとおりですが、粗生産というよりも、農家の収益が本当に上って、前も言いましたけれども、昔の豊かな農業えびの市、これに返ったのかということだと思うんですよ。農業のやり方が形態が変わったり、機械化したり、いろいろなことでなかなかそこの農業のやり方の変革によって、収益率がやっぱり落ちたということもあるのでしょうけれども、やっぱりこの粗生産だけが上った、それはすごい政策だなと、実績だなというふうには、なかなか取りづらい。ここの中でやはり各農家の収益が本当にアップしたのかと。  変えて言いますと、昔の豊かな農家の生活を取り戻したのかということが一番大事なとこではないかなと思いますが、そこの点を最後の答弁でお願いします。 ○市長(村岡隆明君)  農業政策の評価、豊かな農業になったのかと、なかなか豊かなという表現を具体的に成果として表すのがなかなか難しいと思いますので、ここに関しましては、粗生産額、具体的な数字をもって、成果として、皆さん方にお示しをさせていただきましたが、当然、農業はいろいろな牛の価格であったりとか、相場であったり、いろいろな形で毎年毎年変わってくる部分もございますし、好調、不調というものもございます。そういったものを不調なときに行政のいろいろな施策で支えたり、好調なときにさらに後押しをするような政策、そういったものを進める中で、全体的な粗生産額が上ってくる、そのことによって、商工業者への影響も出てくると思っておりますので、そういったものをもって、豊かな農業政策、農家の皆さん方も豊かな生活をしていただいているとは解釈しておりますが、豊かさというところの具体的な評価というのはなかなか生産額のような数字ではないと示しにくいとは思っております。 ○五番(中山義彦君)  申し訳ありません。六項目、通告いたしましたけれども、四項目について今日質問できませんでしたので、次の機会にさせていただきたいと思います。これで一般質問を終わります。 ○議長(北園一正君)  しばらく休憩いたします。                     休憩 午後 二時 二十分
                        開議 午後 二時 三十分 ○議長(北園一正君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、七番小東和文議員の発言を許します。小東和文議員。 ○七番(小東和文君)  皆さん、お疲れさまでございます。初日の最後の一般質問でございます。  昨日は東日本大震災から十年、そしてこの令和二年度は、一年中、新型コロナウイルス感染症で、今までに経験したことのない試練を世界中の人々が被害を被っております。東京オリンピック・パラリンピックも雰囲気すら感じられない状況であります。一刻も早くコロナ禍の収束することを願い、そしてみんなが元の生活を取り戻すことができますことを願っております。  それでは、今日は初めに、宿泊施設クーポン券配付について、国道四四七号の整備状況について、三番目に、産業団地に関する企業誘致の状況について、三つのテーマを質問にしてまいります。  まず、宿泊施設クーポン券配付についてお尋ねしてまいります。  昨年の九月定例会一般質問で、この件に関しましては質問いたしましたが、最終的には、商品券の使用期間が六か月で、九月三十日までとなっており、その時点では、最終実績報告が観光協会から提出されていないということでございましたので、継続いたしまして、今回もお尋ねしてまいります。  この件に関しましては、もう既に一年が経過しようとしているわけですが、発端は昨年の二月二十七日に九州大学女子バレー部連盟より、三月下旬に予定していた強化練習会で、延べ宿泊数八百三十四泊がキャンセル、また、そのほかの中学校、高校のスポーツ合宿等も新型コロナウイルス感染症拡大でキャンセルが多くなってきました。  これに伴い、対策として、宿泊のキャンセル等で京町温泉旅館組合の定例会が開催され、資金繰りが困難な状況であるとの報告があり、旅館組合が緊急招集され、具体的な対策を協議し、三月二十五日に京町温泉旅館組合三役が、新型コロナウイルス感染症の宿泊事業者への悪影響を最小限に食い止めるための緊急要望書を市長へ提出されたとの担当課長の答弁がありました。  そしてクーポン券事業の概要を説明し、事業執行の総意を得て、事業の内容が決定したことから、四月一日に市長が専決処分したということだったのですが、ここまでは間違いありませんか、お伺いいたします。 ○観光商工課長(吉留伸也君)  議員のおっしゃられるとおりで間違いございません。 ○七番(小東和文君)  以前も申し上げましたが、この時点での専決処分に関しましては、夕方のテレビで、えびの市が宿泊施設クーポン券を発行したとマスコミ報道された後に、私たちはこの宿泊施設クーポン券配付について知ったわけであります。その後に、市民の皆さんから、議員はなぜ知らないのだとおしかりを受けたわけであります。それ以来、この専決処分されたことに関して、異議を唱えてきたわけであります。  それから先が市民が不審を抱き、疑惑が取りざたされるようになったと。この田の神さあ商品券は、市内の加盟店五百三十六店舗で使えたわけですが、使用期間が六か月だったということで、その時点では、まだ実績報告書はできていなかったわけですが、一百万円の商品券につきましては、全て通し番号が記載されているとのことでしたので、どういったところで商品券を換金されたのか、実績ということで資料請求しておきました。説明のほうをよろしいでしょうか。 ○観光商工課長(吉留伸也君)  商品券の利用状況につきましては、資料として配付をさせていただいたところでございます。市内の四十五事業所のところで利用されているように報告があったところです。  二千枚の換金枚数でございましたが、配付いたしましたが、千九百三十九枚の換金がなされたということで報告があったところでございます。 ○七番(小東和文君)  今、田の神さあ商品券利用状況一覧を説明いただきました。この商品券に関しましては、使用期間六か月で、九月三十日までということで、九月定例会の間に合わなかったというわけでありまして、今議会での質疑になったわけですが、今言われました四十五件の商店街で使用されているようであります。一百万円の商品券、二千枚のうちの千九百三十九枚が換金され、六十一枚分の三万五百円は未換金ということでございます。十一月以降は換金できませんので、この未換金の三万五百円、これはどのように処理されたのかお伺いいたします。 ○観光商工課長(吉留伸也君)  当事業で利用されました一百万円分の商品券につきましては、事業開始時に観光協会が商工会から買い取ったものとして取り扱われるため、旅館等を通じて、市民に配付された商品券が利用されたかどうか分からず、通常の商品券を含め、商工会内で処理されているところでございます。  ただし、キャンセルとなった商品券代四枚分二千円については、観光協会から返金処理されているところでございます。 ○七番(小東和文君)  観光協会の中で使用されたということでございます。  今回、この産業厚生常任委員会の令和三年二月二十五日、観光商工課提出の調査事項報告書の中に、説明会資料一式、補助金交付申請書、補助事業等実績報告書を提出し、その中に、えびの市観光緊急誘客対策事業について、状況、対策内容、予算額等記載された書類、新型コロナウイルス感染症対策事業フロー図、それに宿泊施設編で、市民向け宿泊等割引クーポン券、一人四千円割引、地域商品券一人二千円分の田の神さあ商品券贈呈と、注意事項まで詳細に記載されてきたのにもかかわらず、今回のような事態が発生したわけであります。  そして以前九月定例会でもお尋ねしましたが、クーポン券の利用状況の中での宿泊施設名が黒塗りになっていた件ですが、市長は情報公開に当たっては、個人情報保護法ではなく、えびの市情報公開条例第七条第三号に基づき非公開と判断して黒塗りにしたと答弁されましたが、今回、資料一、クーポン利用宿泊、食事利用内訳ということで、資料を頂きましたが、九月定例会では黒塗りになっていたと、六月定例会では竹中議員からも指摘があったと思いますが、この間、ずっと黒塗りになっていました。私の考えからすると、市民の税金を投入した観光緊急誘客対策事業ですよ。最初に京町温泉旅館組合三役が緊急要望書を市長に提出されたときとか、チラシにも旅館名は記載されているわけでしょう。不正がなかったというのであれば、なぜ黒塗りにするのか理解できないと言ったんですよ。  それで、今回はびっくりですよ。きれいにクーポン券を利用、宿泊、食事利用した施設名の黒塗りがなくなっている。これですね。最初から、このように黒塗りにする必要はなかったのですよ。今回、この黒塗りを取った理由を市長にお尋ねいたします。 ○市長(村岡隆明君)  前回はまだ事業の途中でございまして、観光協会から正式な事業報告もない状況でございました。結果的には観光協会のほうから報告が上ってまいりました。事業が全て完了いたしましたので、公開できる情報だと判断をしたところでございます。 ○七番(小東和文君)  繰り返しになりますが、そうしたら、以前はなぜ市長は黒塗りにして、えびの市情報公開条例第七条第三号に基づき公開すべきではないと判断したのか、もう一回お尋ねいたします。 ○市長(村岡隆明君)  そのときの情報が、まだ正式に事業が終わって公文書として観光協会から提出された情報ではなかったということで、まだ確定していないという数字でございましたので、間違った数字が独り歩きするといけないということもありまして、公表は差し控えましたが、事業が全て完了しましたので、公表できる情報になったと判断しております。 ○七番(小東和文君)  やはり今後、これに限らず、税金投入となると、黒塗りにするには、それなりに市民が納得する説明責任が必要だと思いますよ。  最後に伺いますが、前回、クーポン券の配付はたったの四時間で終了した状況は、不当利益をした人がいたと思われても仕方がないのではないかとの質問に、このように短時間でなくなるとは予想もしていなかったが、当初の目的は達成されていると思っていると。不審な点等も頂いているが、観光協会のほうから実績が上ってきたら、補助金の最終的な取りまとめの中でしっかりチェックしていきたいと思っていると答弁されています。  どのようにチェックされ、どのようにこの件に関して感じられたのか、市長にお尋ねいたします。 ○市長(村岡隆明君)  事業主体である観光協会のほうにお願いしたわけでございますが、当然、事業を運営する途中の過程で、いろいろな疑義も議会からも寄せられたところでございますので、そういった部分も含めて、観光協会のほうにはしっかり聞き取りをしていただきたいということで、聞き取り等もしていただいたところでございます。  結果としては、当初の目的である地元の旅館業者へのサポートということの成果はあったと思っておりますけれども、やはり数が圧倒的に足りなかったということと、予約の仕方のルールがしっかり徹底されていなかったというところもあって、市民の皆さん方も含めて不信感を持たれるようなケースがございましたので、反省点は多々あると思っております。 ○七番(小東和文君)  反省点があるということでございますので、以後気をつけていただきたいと思います。  この宿泊クーポン券配付の件につきましては、本来ならば、最後まで追求するべき事件とは思いましたが、この新型コロナウイルス感染症という今までに経験したことのない事項でありまして、これで締めたいと考えますが、この問題は、市民に周知しないうちにクーポン券を配付した、分かりますか、市民に周知しないうちにクーポン券を配付した、この一点なんですよ。私を含め多くの市民は不正があったと疑惑を持っているんですよ。  普通、高速道路の最高速度は百キロメートルですが、百五十キロメートルでは捕まります。しかし百二十キロメートルでは捕まりません。見逃される。今回の事件はそういうことかなと、私個人的には思っています。今後は、やはり慎重に、焦ることなく、公金の使い道は常に公正公平に努めていってほしいと考えます。よろしくお願いしておきます。  続きまして、国道四四七号の整備状況についてお伺いしてまいります。この国道四四七号につきましては、整備状況を知りたいということで、白川水系を原水とする全ての自治会長を初め地元で多角経営されている方々が傍聴に来ていらっしゃいますので、責任ある答弁をお願いしておきます。  まず、国道四四七号の整備に至るまでの経緯と、これまでの経過をお示しください。 ○建設課長(森 隆秀君)  国道四四七号線は、昭和五十七年に国道に昇格しております。宮崎県側の整備は、一期工事として、平成九年から十三年にかけて県道矢岳高原京町線から真幸駅西側までの内竪工区、全長四千八百メートルの改良工事が行われております。さらに、二期工事として、真幸駅西側からトンネルを含む真幸工区三千二百メートルについては、平成十四年度から事業が進められております。現在、七百二十メートルが完成しているところでございます。残る区間についても、道路ルートが決定後、平成二十八年五月に西内竪公民館で事業説明会が行われ、現在、改良工事が進められているところであります。  また、県のほうでは、令和二年十二月に真幸工区については、宮崎県公共事業評価委員会に諮問がなされ、事業が継続承認されたことを伺っております。 ○七番(小東和文君)  今、平成二十八年五月に西内竪自治公民館において事業説明会を行ったとありましたけれども、このときの出席者は誰だったのか、また何名ぐらいだったのか教えてください。 ○建設課長(森 隆秀君)  沿線沿いの住民二十九名、西内竪地区と溝ノ口地区の沿線沿いの住民の方ということで伺っております。 ○七番(小東和文君)  同じく令和二年十二月に真幸工区を宮崎県公共事業評価委員会へ諮問したと。事業の継続を承認されたと言われましたけれども、この再評価委員のメンバーが分かれば、教えてください。 ○建設課長(森 隆秀君)  県内の大学教授など五名、そのほか弁護士、経済界、地域の代表の計十名で構成されております。 ○七番(小東和文君)  この国道四四七号の整備の目的をお示しください。 ○建設課長(森 隆秀君)  国道四四七号線は、えびの市を起点に鹿児島県伊佐市を経て出水市に至る県際間の幹線道路であり、九州縦貫自動車道えびのインターと南九州西回り自動車道出水インターを東西に最短距離で結び、さらに九州新幹線へのアクセス道路であるなど、南九州圏域の交通ネットワークの一部を形成する大変重要な道路であります。  また、宮崎県及び鹿児島県の地域防災計画では、第二次緊急輸送道路に指定されるなど、防災上も重要な路線であります。  しかしながら、県境部は道路幅員が狭小で、カーブも多く、また、夏場は豪雨、冬場は降雪によって通行止めになることも多い区間であり、交通の難所となっております。  したがいまして、本路線の整備は宮崎、鹿児島県両県の地域間交流、連携の強化や観光を初め農林業、商工業など、経済発展の支援、また、緊急時の救命、支援物資輸送のための防災機能を持たせることにより、南九州の発展に寄与することを目的としているところであります。 ○七番(小東和文君)  今、整備の目的を説明いただきましたが、私も調査したのですが、この国道四四七号は、えびの市から鹿児島県伊佐市を経由して出水市に至る一般国道で、起点は京町交差点から終点の出水市の米ノ津交差点、総距離六十・三キロでございます。宮崎県が十一・八キロ、鹿児島県四十八・五キロとなっています。現在、えびの市の真幸駅から伊佐市大口の青木までの山間部は一車線から一・五車線で急カーブが多数あるために、現在、真幸バイパスの整備が進められています。昔より西内竪、中内竪、溝ノ口、北岡松、南岡松地区の水田耕作は内竪から来る白川水系よりの水を利用して稲作を行っています。  この際、お聞きいたしますが、各地区ごとに何ヘクタールの耕作面積で白川水系の水を利用しているのかお尋ねします。資料請求をしておきましたので、説明をお願いいたします。 ○農林整備課長(栗下 徹君)  慣行水利届による白川水系の水田面積でございます。内訳としまして、西内竪地区が五地区で合計十二・八ヘクタール、北岡松地区が二地区で、十四・七八ヘクタール、中内竪地区が三地区で合計三十四・九ヘクタール、南岡松地区が二十八ヘクタールで、総受益面積は九十・四八ヘクタールでございます。 ○七番(小東和文君)  今、説明を伺いましたが、受益面積については、九十・四八ヘクタールと出ていますが、これは慣行水利権、これは昭和四十二年に作られたと聞いております。えびの地震の一年前になるのかなと思っております。これは許可水利権というのが、何か聞くところによると、県河川管理の許可で許可水利権というのがあって、これでは百ヘクタール以上あるのかなと思っているところであります。  この白川水系の水質検査について伺います。この白川水系の水は昔から私たちは水田に利用しているわけなんですが、以前は魚がいたのに、今は一匹たりともいない状況であります。魚が、魚介類がいなくなったのはなぜなんだろうかとのことで不思議に思っていたところに、数年前ですけど、伊佐市へと結ぶ国道四四七号線の横断道路、建設ルートの真幸トンネルの掘削工事が始まるとの話を聞きまして、聞き取りで調べてみましたら、真幸トンネル工事にはまだ着手していない、しかしトンネルの手前でボウリングによる地質調査、五か所で基準を超える重金属が確認されたとの話を聞きまして、え、重金属ですかと不安になりまして、硫黄山の爆発による河川の汚濁のことが頭を遮りまして、もしやその水で魚が、魚介類が死滅したのではないかと、地域住民は思ったわけであります。  そうなると、白川水系の水質形態が変わり、数年後には体に影響が出てくるのではないかと。出てきたらどうしようと不安を持つわけですよ。当然心配するのが当たり前です。昨年も今年も、その水を使用して米を作るわけであります。  そこで、当然だとは思いますが、水質検査は行われているのか、お伺いいたします。 ○建設課長(森 隆秀君)  宮崎県では、工事に伴い平成十二年度から水質に影響がないかの確認を行うため、白川の上流部であります堂山川、大河平谷川で定期的に検査をされ、水質に問題はないと伺っております。また、白川水系でも、今後水質検査を検討していることを伺っているところでございます。 ○七番(小東和文君)  その水質検査ですが、市のほうに結果報告はあるものなのですか、お伺いいたします。 ○建設課長(森 隆秀君)  水質については、何度か問合せをしているところでございますが、重金属については、基準値以内であるということをお伺いしているところでございます。 ○七番(小東和文君)  水質検査は行われ、問題はないということですので、安心はいたしますけれども、この国道四四七号については、県では令和元年度に、真幸工区に五億二千万円余りの予算をつけて、工区全体の進捗状況は約二八%となっておりましたが、さらに国から今年度の補正予算四億円のうち約二億円が宮崎県に、二億円が鹿児島県ということであります。恐らく真幸トンネル工事の着工は、令和三年度の後半かなと聞いておりますので、まずは現場の確認をしなければなりませんので、先月中旬に地元住民の方と内竪から伊佐市、青木までの現況を見てきたわけなのですが、とてつもない大工事が行われていました。まさに、国の事業でなければできないと思うほどの難工事であるように思えたのも事実であります。  私の目には、茶褐色な岩石で何かしらこれが重金属かと思わせるようでありました。これが出てきたおかげで工事が遅れたのかと思い、その後、重金属とは、そのリスクとはと調べてみますと、金属の中でも比重が四以上のものを重金属といって、ちょっと危ないのではと思っていたのですが、重金属には有機金属と無機金属があり、例えば体温計に入っている金属、水銀は無機金属、水俣病の原因となったメチル水銀は有機金属で、これは毒性が強く中枢神経に障害を与えますが、金属水銀は、腸管からの吸収率も非常に低く、毒性も強くないということでありました。しかし、問題となるのは、鉱山などから廃滓が流れ出したりするなど、人為的な高濃度汚染に曝露されることにより、人体に影響が発生する場合が問題であるということなんです。  先ほど水質検査が行われ問題ないということでしたけれども、つい先日まで、岡松地区内の白川水系の河川強化工事がありまして、私も何回も工事現場に足を運びましたが、魚が一匹もいない状況であります。その原因は何だと思われますか、お伺いします。 ○建設課長(森 隆秀君)  魚が減少する原因は、様々なものが考えられ、原因の特定については困難であると考えております。  また、魚のいない状況についても、把握はしていないところではございます。先ほども答弁しましたが、水質には問題なく、安全な水であると認識しているところでございます。 ○七番(小東和文君)  原因が困難だと今お聞きしましたけど、それはちょっとどうかなと思いますけどね。硫黄山の場合は、聞くところによると、白濁ということで、濁りでえら呼吸ができなくなって魚が死んだと、そういうことだと伺っております。この白川水系の場合は、コンクリートで護岸工事をされておりますけれども、それも一つの原因ではないかとも思う気もしないではないんですが、一匹もいないというのが、ちょっとどうかなと思っているところでございます。  今、水に問題はないということですけれども、先ほども申し上げましたが、漁協組合の理事の方と一緒に行ったのですが、真幸トンネル入り口までの本道工事視察前に、魚餌づけ用のだんご、グラウンドゴルフボールのこのぐらいの大きさのだんごを五個作っていって、三か所で魚がいるか実験を行ったんですよ。  朝十時半にだんごを投げ入れて、その足で伊佐市まで往復し、午後二時半頃、約四時間後に、そのまいていただんごに投げ網を打ったんですよ。魚はゼロですよ。  以前、市長がうちに人事案件の件で来られたときに、市長には写真をお見せいたしました。やはり魚がいない。自分たちの目で魚がいるかいないか確かめることが先決と思って行動したわけです。紛れもなく三十数年前からムツゴロウ、ハエ、スッポン、ウナギといたんですよ。今、魚がいない。令和元年の夏にえびの市の漁協組合で三千匹のフナの稚魚を放流をしているんですよ。魚が住んでいない水で、先週、霧島地区で特Aを受賞した本市えびの米ヒノヒカリ、それを作っているというのも何かしら不安もあるわけなんですよ。  私たちの地域では、五十数年前には、国土交通省管内の川内川から用水場を設置して、ポンプ小屋を作り、機械なども入れておりましたが、まだ小屋は残っておりますけれども、平成二十八年に岡松用水場は更新せずに、廃止した経緯がありますので、現在はこの白川水系の水しかないわけであります。地域住民が安全で安心な治水事業をと願っているわけであります。  また、真幸トンネル掘削工事が始まりますと、さらなる重金属物質が出たら処分が難しくなることも予想されます。それを心配しているんですよ。そしてこの白川水系に重金属物質が流れ込むという事態が発生しないとも限りませんので、十分に定期的に水質調査、検査を徹底的にされて、地域住民に不安を抱かせないようにお知らせしていただきたいと思います。市長の所見を伺います。 ○市長(村岡隆明君)  まず、この国道四四七号線につきましては、工事がかなり遅れております。この要因は、今御質問の中にもあったように、重金属がトンネル掘削を予定している地中にある可能性があるということで、広範囲にボウリング調査をして調べましたけれども、全ての地域でやはり重金属が出るということで、計画が非常に延びてきている経緯がございます。  そういった中で、国のほうもそういった重金属が空気に触れて悪影響を及ぼす可能性があるので、それを外に出ないような工法ができるまで時間がかかったということでございます。  今回のそういった工法が、新たな工法ができるようになったということもあって、現状一番掘削する中で重金属が少ないであろうルートを選んで掘削が始まると聞いておりますので、現在の工法で、進めていただく過程においては、重金属の流出はないものと思っておりますし、当然、県のほうもそのことについて、一番神経を使っておりますし、私たちも一番、道路はつながったけれども、風評被害であったり、実際の被害が出るようなことがあれば、さらに問題であるということで、この重金属の処理については、過去からも県のほうにはずっとお願いをしておりますので、まだ具体的な掘削までは至っておりませんが、現時点での水質調査もしていただいておりますし、掘削が始まってからも調査をしながら変化がないかというところを確認していただくようにしておりますので、当然、説明会も今後開催されると思います。前回は道路の沿線の皆さん方への説明会だったと聞いておりますが、そのお水を使う流域の皆さん方も含めて、しっかり説明をさせていただくような機会を、基本的には、県が開催すると思いますけれども、こちらのほうからも要望して、市の職員も立ち会って、一緒に説明をしていただきながら、後年度の確認もチェックもずっとしていきたいと思っております。 ○七番(小東和文君)  もっともだと思います。経緯につきましては、冒頭説明がありましたが、この一般国道四四七号につきましては、真幸バイパス事業の概要によりますと、事業着手が平成十四年度、延長三・二キロ、平成三十年、三十一年に当初事業に五億円ずつ、平成三十一年の事業内容予定で、水門調査、付け替え、水路工事、真幸五号ボックス工事、真幸四号橋の橋の上下部工事となっておりまして、全体事業費一百五億円の事業となっているようです。  この国道四四七号は、冒頭申しましたが、えびの市、伊佐市、出水市方面への広域交流と、安全安心で快適な交通ネットワークが目的だということなんですが、内容をもう少し説明をお願いいたします。 ○建設課長(森 隆秀君)  国道四四七号の整備が完了しますと、道路の延長の短縮や急カーブの解消、また豪雨、積雪の際の通行規制が緩和され、安全に快適に通行ができるようになると考えております。このことにより、県際を初め南九州の交流がより活発になるものと考えておりますし、企業誘致にとってもより有利になるものと考えているところでございます。 ○七番(小東和文君)  鹿児島県の伊佐市青木からの橋、道路はもう既に完成していて、道路は山の麓に突き当たって、トンネル掘削を待っている状態であります。この真幸バイパス全体延長三・二キロが完成すると、国道四四七号は九州の大動脈である国道三号と国道十号を最短距離で結ぶ南九州の主要道路となり、その中央になるのがえびの市であります。農業と観光を中心とした経済の発展、また、道の駅えびのを拠点としたまちづくり構想に拍車がかかるだろうかとひそかに願っています。  また、産業団地の企業誘致との連携、人・物・金・情報等の動きがより活発になり、活性化され、さらなる経済発展を期待しますが、整備による効果と併せて、市長の見解を伺います。 ○市長(村岡隆明君)  議員おっしゃるように、この国道四四七号線は、えびの市と伊佐市の間の交通ということだけではなくて、出水市から宮崎市まで、広域な道路の開通になりますので、大きな効果が出てくると思っております。  産業団地から伊佐市までの距離、時間におきましても、今よりも約十五分の時間短縮が見込まれておりますので、この道路の開通によって、人・物・金・情報、いざというときの避難ルートも含めて、利便性はかなり向上すると期待をしているところでございます。 ○七番(小東和文君)  この国道四四七号の全線開通はいつ頃になる予定なのかお伺いします。 ○建設課長(森 隆秀君)  今後の国からの予算配分にもよりますが、令和九年度の全線供用開始を目標にしていると伺っているところでございます。 ○七番(小東和文君)  そうしたら、この真幸トンネルの完成はいつ頃になるのでしょうか。 ○建設課長(森 隆秀君)  同時期の令和九年度の開通になろうかと考えております。 ○七番(小東和文君)  では、トンネル掘削に伴う重金属の処理について伺いますが、重金属を持ち出すことは非常に難しいと思うわけなんですが、どのような手法で重金属を封じ込め、処理される計画なのかお伺いいたします。 ○建設課長(森 隆秀君)  重金属を含んだトンネル掘削土については、環境部門の有識者からの意見も踏まえ、適切な処理をした上で、遮水シートで被い、道路盛土材として利用する予定と伺っております。  この遮水シートについては、また、ダムの再開発工事や建設工事においても実績のある工法と聞いているところでございます。 ○七番(小東和文君)  工法については、専門的なことで状況も変わることでしょうから、それ以上は求めません。  このトンネルが出来上がると、一般国道では宮崎県では二番目に長いトンネルとなるということであります。トンネルを試掘すると重金属が出るのが分かったから、本来なら二、三年前に終わっているはずが、十五、六年たっているのが現状であります。  重金属が出たら処分が難しい、将来出ると困るということで、トンネルの場所を変え、カーブの下に入れ込むためにカーブを造るという技法、技術ができたのだと私は理解しているところなんですが、詳細は先ほど説明もありましたけれども、一刻も早く完成することを期待はしますが、やはり重金属の処理の仕方、これを最重要課題と捉え、決してえびの産ヒノヒカリのブランドの名を汚さぬように、風評被害を招かないように、地域住民に不安を与えないように、また、監視体制を厳密にし、安全性を最優先にした様々な調査、検討をされて、この大事業が将来のえびの市にとって本当の意味での南九州のへそに、拠点になってもらいたいと思っております。市長の見解を伺います。 ○市長(村岡隆明君)  国道四四七号線の整備につきましては、昭和五十八年から要望を続け、ようやく最終的な完成のめどがついてきたところでございます。重金属の心配というのは早い時期からあったわけでございますが、国県もようやくそういった技術的な整備も整ったということで、今後工事を進めていくと聞いております。  当然、重金属の噴出による実質的な被害もそうですけれども、風評被害、重金属が入っているのではないかというようなことも払拭するために、先ほど来申し上げているような事前、事後の水質の検査を定期的にしたり、しっかりとした管理を県のほうにもしていただくように、これからも進捗と併せて安全管理のほうも要望して、管理もお願いしていきたいと思っております。 ○七番(小東和文君)  今、市長から技術的な整備が整ったということをお聞きいたしました。この真幸地区バイパス内の真幸トンネルは、二千二百八十メートルの発掘工事が令和三年後半に始まるわけですが、この重金属物質対策をしっかりと監視しながら、地区住民への現況報告、進捗状況の説明会も少なくとも年一、二回くらいは実施してほしいと考えていますので、今後とも注視していきたいと思います。  市長のほうから、約束してもらえますか、伺います。 ○市長(村岡隆明君)  県のほうでも、掘削前に地元の説明会をしたいという内容も聞いておりますので、市も立ち会って、しっかりとした、今後の工事の期間中も含めて、定期的な説明、進捗状況の状況等も含めて説明の機会をしっかりつくっていきたいと思っております。 ○七番(小東和文君)  今回の令和三年度、施政方針の中にも農業振興の中に、「今後も予測される感染症拡大による需要急変に対応するために、引き続き本市の基幹産業である農業部門の安定した生産の継続に必要な経営支援や労働力確保に取り組んでいく」と言われています。また、「新規就農者等の新たな担い手を育成、確保するための支援体制を構築していく」とも言われております。  えびの市の基幹産業である農業を本当に考えるのであれば、当然、この国道四四七号における掘削重金属の問題は、農業を守る上で基本的なことであり、地域住民の死活問題に発展する重大な問題であると思います。この白川水系を水源にする稲作農家、住民にとりましては、不安を抱えながらの農作業に従事しなければなりません。この不安を払拭していただけないことには、今も将来にわたって不安を抱えて生きていかなければならないということです。  この真幸バイパスの真幸トンネル工事の開始になる前に、はっきりとした詳細説明、住民が納得のいく説明をしていただきたいと考えております。市長の考えを伺います。 ○市長(村岡隆明君)  先ほどの答弁と少し重なりますけれども、県のほうでも具体的な掘削の前に地元の説明会を開く予定であると聞いておりますので、先ほども申し上げましたが、道路の沿線の方のみではなくて、水系関係者の方々も含めて参加をしていただいて、市の職員についても参加をさせて情報共有していきたいと思っております。 ○七番(小東和文君)  発生源が問題を抱えたままでは、たとえ水質検査が問題なかったとしても、風評被害の懸念は消えないと思います。農業を生活の糧にしている人たちが安心して水を利用できる環境こそが、稲作の大前提であります。使う水にちょっとでも不安があるという事態は避けなければならないと思います。  最後に、再三申し上げましたが、一番怖いのがえびの米ヒノヒカリ、ブランドに関わる風評被害でありますので、市といたしましては、絶対にそのようなことがないように、十分に監視体制を整え、県にも国にも提言していただきたいと考えています。  この国道四四七号整備促進期成会の役員名簿を見てみますと、副会長が出水市長と伊佐市長、幹事にその議長、えびの市議会議長が理事となっていまして、顧問として中野県議と鹿児島県議の三名となっています。国道四四七号整備促進期成会の会長はえびの市長であります。市長として、会長としての責任ある答弁をお願いいたします。
    ○市長(村岡隆明君)  期成同盟会、当然、過去の期成同盟会の中でも重金属の件についてはずっと問題にもなっておりますし、安全管理ができる範囲での工事ということもずっとお願いをしてきておりますので、当然、会長としてもですけれども、地域の安全、風評被害も含めてしっかり監視をしていきたいと思っております。 ○七番(小東和文君)  県、国とも綿密に連携を取り、この事業が成就することを願っていますが、今の市長の答弁は、議事録に残り、十年、十五年先に市長責任の追及となることのないように、最善を尽くしてほしいと思います。  何事もなく、無事に国道四四七号真幸トンネルが完成し、全線開通しますと、えびのインターと出水インターを東西に最短距離で結ぶアクセス道路であり、九州新幹線鹿児島ルートへのアクセス道路ともなります。また、出水市から新幹線も利用できる、車でえびの市から伊佐市、出水市から長島、長島から島原、そして長崎と簡単に行けるようになるわけですので、よろしくお願いしておきます。  以上で、国道四四七号については終結させていただきます。  続きまして、産業団地に関する企業誘致の状況についてお尋ねしてまいります。  通告書を提出して一か月半過ぎていますけれども、二月八日の全員協議会中の内容について確認いたします。去る二月八日の全員協議会において、産業団地に関する企業誘致の状況について説明がありまして、一月二十五日に完成検査が終わったということでありました。そしてその中で、進出希望していた企業二社が辞退されたとの報告がありました。新型コロナウイルス感染症の影響で多くの業界でなかなか需要が回復しない状況が続いているのが現状であると思います。新しいアイデアやビジネスを始めようと思っても、投資できる余裕がなくなって動けなくなった中小企業の経営者たち、これらの企業の人たちが、今回辞退されたのだろうなと思っております。  そこでお尋ねしますが、辞退されたこの二社の企業とは、これまで事前協議の申込みがあった複数者の企業の中から二社辞退があったということで理解してよろしいものかお伺いします。 ○企業立地課長(松葉洋之君)  議員おっしゃいますとおり、予約分譲において複数社から事前協議申込書を頂いておりましたが、そのうちの二社から辞退があったものでございます。 ○七番(小東和文君)  これまでの事前申込み企業が複数社あるとの説明について伺います。  先日の全員協議会で、二社の辞退申出があったとの説明がありましたが、その辞退された二社を除いて、現在も複数社の企業と事前協議申込みにより協議が継続していると理解してよろしいのでしょうか、お尋ねします。 ○企業立地課長(松葉洋之君)  そのとおりでございます。事前協議を辞退された二社以外の企業とは継続して協議を進めているところでございます。 ○七番(小東和文君)  先日の全員協議会での説明を受けて、企業誘致の見通しについて伺いますが、新型コロナウイルス感染症の影響により企業活動も低迷しているとの執行部からの説明を受け、えびの市にかかわらずほかの自治体も同じような影響を受けているものと推察されますが、例えば県内または近隣で産業団地を保有している自治体の企業誘致の状況を把握している範囲で構いませんので、お示しください。 ○企業立地課長(松葉洋之君)  県内及び近隣自治体の企業誘致の状況につきましては、特定の自治体とは不定期ではありますが、情報交換を行っているところでございます。他自治体における誘致の状況でございますが、地場企業の新設、増設等の案件につきましては数件あるようですが、県外からの新規立地については、新型コロナウイルス感染症の影響を受けており、企業の動きも鈍いようでございます。  また、県が把握している県内への立地状況につきましては、新規の案件につきましては、IT関連が活発ではございますが、その他の業種については動きが鈍いということでございました。 ○七番(小東和文君)  えびの市の場合はほかの自治体とは一概に比較はできないとは思いますけれど、交通のアクセスが非常によいと思っておりますので。  もう一つ、企業活動の見通しについて伺います。全員協議会において、産業団地の予約分譲の受付を三月まで行うとのことでありましたが、昨年末から今年にかけて、新たな企業からも問合せが出てきているとの説明もありました。新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、将来を見据えて事業拡大や進出を計画する企業もあるということは、今後、コロナ禍が収束してくれば、えびの市の産業団地への関心の高まりや進出の可能性もさらに期待が高まるのではないかと考えています。  そこで伺いますが、コロナウイルスワクチン接種の見通しが見えつつある中で、今後、企業活動が活発化してくると私は思っているのですが、市として、これからの企業誘致に対し、どのような展望、例えば企業拡大の時期など、そのような期待感を持っているのか伺います。 ○企業立地課長(松葉洋之君)  先日の全員協議会のときにも御説明しましたとおり、二社の辞退や現在の企業活動の停滞は、新型コロナウイルス感染症の影響等によるものが大きいと考えております。  御指摘のとおり、ワクチン接種が進み、新型コロナウイルス感染症が収束してくれば経済も回復し、社会情勢も好転していくと考えているところでございます。  それに合わせて企業活動も活発化してくると思いますので、本市の企業立地の優位性を最大限発揮できるのではないかと考えております。本市のすばらしい立地条件の場所に整備した産業団地は、必ず企業の目に留まると信じておりますので、引き続き産業団地の情報発信に努め、企業立地を進めていきたいと考えております。 ○七番(小東和文君)  次に、企業誘致の好機、チャンスを待つという考え方について伺います。  社会情勢が好転すれば企業進出のチャンスは必ずやってくると信じ、慌てず焦らず、その時期が到来するまで耐えることこそ、今、必要な時期でもあるという考え方は大変重要だと考えます。先ほど市長もお答えされたとおり、ただ早く産業団地が埋まればよいということではないということです。  産業団地が完成し、四月から正式な分譲開始となるわけですが、ある意味、企業誘致のスタートはこれからだという考え方もできるわけです。やみくもに急ぎ過ぎて企業選定の判断を誤るよりも、社会情勢が好転して来れば、必ず企業も活発化してくると思います。えびの市としては、企業の動向を見極めながら、焦ることなく、粛々と企業立地活動を展開し、好機を狙うという戦略も私個人としては一つの選択肢ではあると思いますが、このような考え方に対してどう考えられるか伺います。 ○企業立地課長(松葉洋之君)  現時点では、複数社と企業立地協議を継続しておりますが、コロナ禍において厳しい状況であることには変わりはないところでございます。  ワクチン接種の普及により社会情勢が好転してくれば、企業立地のチャンスも増えてくると思われます。産業団地につきましては、早期完売が理想ではありますが、えびの市の将来を見据え、働く場の確保を通じて、人口減少抑制や若者の定着に寄与するため、最良の企業に立地してもらうことが重要だと考えております。  現在、協議を行っている企業や、新たに関心を示していただいている企業の立地を進めていくことはもちろんでございますが、あらゆる方面へアンテナを張りながら、チャンスをつかんでまいりたいと考えております。 ○七番(小東和文君)  中小企業等への国の補助金などの活動助言について伺います。  えびの市に進出して立地される企業への優遇制度も幾らか整備されていますけれども、今回、国の令和二年度第三次補正予算で、産業再構築補助金を創設するとの発表がされました。この補助金は、中小企業等が組織再編や新規設備投資等を業態転換に取り組む場合に、一定割合を補助するもので、この事業再構築補助金は、ウィズコロナの時代に対応し、従来の事業の継続が難しくなった中小企業に対し、業態転換や事業の再構築を促すための補助金施策であります。  そこで、えびの市へ事前申込みをされている企業側に対して、このような制度を助言することで、さらなる企業との信頼関係の構築やえびの市への企業の進出きっかけにもなり得ると思いますが、このような厳しい社会情勢のときだからこそ、有利な情報を企業側へ積極的に周知し、企業活動の活性化や企業の進出をサポートする、そういうことも必要だと思いますが、いかがお考えでしょうか。 ○企業立地課長(松葉洋之君)  企業進出等の事業活動への支援策は、国県、市町村、それぞれが用意してございます。特に企業立地に関しては、各自治体が独自の施策を打って誘致合戦を行っております。これらの支援制度について、企業側がどれだけ把握しているか不明な部分もありますが、有利な情報を企業へ提供することで、企業が新規進出や増設などの事業拡大等を行いやすくする効果があると思われます。  本市でも、進出意向のある企業へはもちろんですが、企業誘致パンフレットや市ホームページなどでも市独自の支援策及び県の支援策等について、情報を発信しております。  企業誘致のきっかけは、担当する職員の丁寧かつ情熱を持った対応はもちろんでございますが、補助金等の支援策をきっかけとして立地が進むこともありますので、引き続き、国、県、市、それぞれの支援策を企業へ情報提供していくことは重要だと考えております。 ○七番(小東和文君)  ちょっとこの産業団地造成に至った経緯について整理しますが、えびの市は、以前より産業団地を造り企業誘致をするべきだとの思いが強かったのは皆さん周知のとおりであります。その間、今までは雇用の場が少なく、若者などの流出を招き、人口の減少、少子高齢化に悩まされてきたわけであります。  そこで、このままではいけないということで、若者の雇用機会の確保、移住定住の促進、地域経済の活性化を図り、そして税収確保のために企業誘致を積極的に進める、これが最終目的であります。  そこで、十か所の産業団地候補地の中から、国道二六八号に直結し、えびのインターから五百メートルと近接した交通アクセスの抜群である現在の場所を選定したわけであります。団地面積十七・三ヘクタール、分譲面積十一・三七ヘクタールであります。  そして令和元年八月五日より産業団地造成を開始すると同時に、ホームページでも予約分譲受付を始め、令和三年三月に産業団地造成工事が完成、今に至っているということであると思います。  市長、この経緯について、何か付け加えることがありましたら、お聞かせください。 ○市長(村岡隆明君)  今、議員のおっしゃったとおりでございます。長いプロジェクトで、予算を認めていただく中でも、いろいろと議員の皆さん、そして市民の皆さん方からも御意見を頂いて取りまとめてきたところでございます。  最終的な目的というのが、産業団地の造成ではございませんので、これからの誘致をしっかり進めることで、一番当初に計画した目的がしっかり達成できるように、また、皆さん方のお知恵を拝借しながら事業を進めていきたいと思っております。 ○七番(小東和文君)  付け加えることが一つ足りなかったような気がしますけどね。これ、産業団地の落成式、三月二十四日ということであります。やっとこぎ着けたということであります。  次に、労働力の流出抑制について伺います。  えびの市の労働力の中核を担う若者の流出抑制については、これまでも同僚議員からも指摘されているように、喫緊の課題であります。企業誘致を行う中で、給料の低い企業を幾ら誘致しても、若者は地元に就職してくれません。えびの市が誘致すべき企業は、給料がそれなりに高く、若者が働きたいと思える企業だと考えます。  このような魅力的な企業を誘致することで、地域の給料も相乗効果で引き上げられていくきっかけになると思います。えびの市として、誘致すべき企業は、就職したいと思われる企業の誘致に力を注ぐべきと考えます。そのためにも、目先の厳しい状況に一喜一憂せず、しっかりえびの市の将来を見据え、確実に企業の誘致を実現し、本当に産業団地を整備してよかった、産業団地に立派な企業を誘致してもらってよかったと、そう言われるような企業誘致を実現してほしいと思います。  えびの市産業団地のポテンシャルは非常に高いと考えております。これは担当課長としてどう考えられているのかお伺いいたします。 ○企業立地課長(松葉洋之君)  平成二十八年度に実施しました就業人口予測調査でも指摘されておりますけれども、えびの市を含む周辺地域では、給与面で他の地域に劣るとの認識が労働者側にもあるため、働く場所として受け入れにくい現状があるようでございます。企業立地の考え方としましては、新たに立地する企業が給与や福利厚生面の待遇を押し上げることで雇用を確保することが可能になると考えております。  また、そのことが地域の企業を初めとした雇用条件を向上させ、市外からの労働力、人の流入を促し、地域の労働力不足も解消していくと考えております。  企業との協議の際には、このような考え方をお伝えしておりますが、企業側もおおむね同様のお考えをお持ちであり、御理解をいただいているところでございます。  議員御指摘のとおり、えびの市の産業団地のポテンシャルは非常に高いと思っておりますので、地域の若者の流出に歯止めをかけ、さらには、U・I・Jターンや定住に結びつくような企業の立地を全力で進めてまいりたいと考えております。 ○七番(小東和文君)  すばらしい考えだと思います。ありがとうございます。  最後に、私個人の意見にもなりますが、しっかり今の状況を見極めながら、焦ることなく、先々を見据えながら、えびの市のすばらしい立地条件の可能性を信じて、企業誘致に取り組んでもらいたいと考えています。  そして議会も執行部と両輪となって、前を向いて、切磋琢磨しながら、企業誘致実現という目標に向かって邁進していくということこそが最良の道ではなかろうかと考えています。  これを踏まえ、最後に市長としての企業誘致に対する意気込みを改めてお聞かせください。 ○市長(村岡隆明君)  現在は新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、少し苦戦しているところもありますが、必ずチャンスが訪れると思っておりますし、既に売る材料を持っているという強みもございますので、これまでの引き続き結びついている企業はもちろんですけれども、新たな問合せ等もありますので、しっかり結びつけていきたいと。大きなプロジェクトでもありますし、市民の皆さん方の関心も高いのも承知しておりますので、当初の目的をしっかり見据えて、早期誘致につながるように全力で取り組んでいきたいと思っております。 ○七番(小東和文君)  以上で、今期定例会一般質問を終わります。お疲れさまでした。 ○議長(北園一正君)  お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北園一正君)  御異議なしと認めます。よって本日は、これをもって延会することに決定いたしました。  次の本会議は、三月十五日午前九時三十分から開き、一般質問を続行いたします。  本日は、これをもって延会いたします。                     延会 午後 三時四十二分...