えびの市議会 2019-03-20
平成31年 3月定例会(第 6号 3月20日) 閉会
平成31年 3
月定例会(第 6号 3月20日) 閉会
平成三十一年三月二十日 午前十時開議
第 一 議案第 六号から議案第三十四号まで
陳情第 六号
第 二 議案第三十五号 平成三十年度
えびの市
一般会計予算の補正(第十一号)に
ついて
第 三 議案第三十六号 平成三十一年度
えびの市
一般会計予算の補正(第一号)に
ついて
第 四
委員会提出意見書案第二号
介護従事者を確保するために
実効性のある対策
を講じることを求める
意見書(案)
本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件
平成三十一年三月二十日 午前十時開議
一 議案第 六号から議案第三十四号まで
陳情第 六号
二 議案第三十五号 平成三十年度
えびの市
一般会計予算の補正(第十一号)に
ついて
三 議案第三十六号 平成三十一年度
えびの市
一般会計予算の補正(第一号)に
ついて
四
委員会提出意見書案第二号
介護従事者を確保するために
実効性のある対策
を講じることを求める
意見書(案)
出 席 議 員(十四名)
一番 上 原 康 雄 君 一〇番 北 園 一 正 君
二番 小 宮 寧 子 君 一一番 竹 中 雪 宏 君
三番 吉 留 優 二 君 一二番 西 原 義 文 君
四番 金 田 輝 子 君 一三番 西 原 政 文 君
五番 中 山 義 彦 君 一四番 蔵 園 晴 美 君
六番 遠目塚 文 美 君
七番 小 東 和 文 君
八番 田 口 正 英 君
九番 松 窪 ミツエ 君
欠 席 議 員( 一名)
一五番 栗 下 政 雄 君
議会事務局職員出席者
事務局長 坂 本 和 彦 君
議事運営係 遊 木 凡 子 君
事務局次長 外 村 幸 一 君
議事運営係長 鶴 田 淳一郎 君
地方自治法第一二一条による説明のための出席を求められた者
市長 村 岡 隆 明 君
健康保険課長 原 田 和 紀 君
副市長 杉 元 真 一 君
介護保険課長 田 中 良 二 君
教育長 萩 原 和 範 君
観光商工課長 白 地 浩 二 君
総務課長 宮 浦 浩 二 君
市民環境課長 林 敏 廣 君
企画課長 谷 元 靖 彦 君
会計管理者 白 濱 美保子 君
財政課長 山 口 忍 君
水道課長 馬越脇 浩 君
税務課長 中 満 敦 雄 君
市立病院事務長 藺牟田 順 子 君
畜産農政課長 米 倉 健 一 君
企業誘致対策監 松 葉 洋 之 君
建設課長 森 隆 秀 君
財産管理課長 築 地 厚志郎 君
福祉事務所長 萩 原 博 幸 君
開議 午前 十時 〇分
○議長(
上原康雄君) おはようございます。
ただいまの
出席議員は、十四名で定足数に達しております。
報告します。
栗下政雄議員より、本日の会議に欠席する旨の届け出がありますので報告いたします。
これより、直ちに本日の会議を開きます。
本日の会議は、議席に配付いたしております
議事日程第六号によって進めます。
これより本日の日程に入ります。
日程第一、議案第六号辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画の策定についてから、議案第三十四
号平成三十一年度
えびの市
病院事業会計予算についてまで、及び陳情第六
号介護従事者を確保するために
実効性のある対策を講じることを求める
意見書を国に提出することを求めることに関する
陳情書、以上
一括議題といたします。
この際、各
委員長の報告を求めます。
まず、
総務教育常任委員長の報告を求めます。
遠目塚文美総務教育常任委員長。
○
総務教育常任委員長(
遠目塚文美君) おはようございます。
それでは、本
定例会において
総務教育常任委員会に付託されました議案十件について審査をいたしましたので、
総務教育常任委員会としての
委員長報告をいたします。
本
定例会で当
委員会へ審査を付託されましたのは、議案第六号辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画の策定について、議案第七号第三次
えびの市
男女共同参画基本計画の策定について、議案第八
号えびの市
空家等対策計画の策定について、議案第十六
号えびの市営住宅条例の一部改正について、議案第十七
号えびの市小
集落改良住宅条例の一部改正について、議案第十八
号えびの市
水道事業布設工事監督者の
配置基準及び
資格基準並びに
水道技術管理者の
資格基準に関する条例の一部改正について、議案第二十六
号平成三十年度
えびの市
水道事業会計予算の補正(第五号)について、議案第二十七
号平成三十年度
えびの市
病院事業会計予算の補正(第五号)について、議案第三十三
号平成三十一年度
えびの市
水道事業会計予算について、議案第三十四
号平成三十一年度
えびの市
病院事業会計予算についてであります。
議案審査については、去る三月一日、四日の二日間で審査をいたしました。
審査結果につきましては、討論はなく、採決の結果は、いずれも
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
付託議案につきましては、特に報告すべき事項について報告をいたします。
まず、議案第八号について報告いたします。
執行部からの
説明内容については、
えびの市
空家等対策計画にて行われました。
委員からの質疑として、数年前の大寒波の際、凍結破損した水道の
復旧作業に時間を要した要因の一つが空家の漏水だったが、今回の
計画策定において
給水状況も調査されたものかとの質疑がありました。
答弁では、机上の抽出の段階で、まず閉栓している家屋は空家の可能性が高いということもあり、台帳に記載し調査した。閉栓があった家屋は全て把握できている認識であるとの説明でした。
また、委員からの質疑として、早急に対応いただきたい空家に関する苦情等について、対応はどのようになっているのかとの質疑がありました。
答弁では、法に基づいて
特定空家をどうしていくかという手順以外で、市民の苦情等の対応については、空家の
庁内協議を立ち上げ、各課が単独で行うのではなく、市役所全体の関係課で解決に向けて取り組む。
特定空家である、ないにかかわらず、苦情などが来た場合には、
庁内協議にて方向性などを検討し、本人に通知をしたり、本人に助言したりしていくとの説明でした。
なお、
庁内関係所管としては、
定住促進、
空家バンクなどの関係は企画課、
環境全般は
市民環境課、税情報は税務課、景観・市道の管理は建設課、
空家等対策計画、
特定空家は
財産管理課などとなっています。
あわせて十ページ、一、空家等の発生の抑制と
適正管理の促進、丸の二番目、
老人福祉施設などと連携した
適正管理にかかる周知、啓発について、同じ自治会内でいつの間にかお宅にいらっしゃらなくなり、しばらくたってから
高齢者施設などに入所されたとか、子供さんのところに行かれたということを知ることもある。
個人情報となるので取り扱いは難しいと思うが、
自治会長などとも連携を図っていただけると、
空家対策のみならず、
安全対策や
防犯対策にもつながるのではとの質疑がありました。
答弁では、八ページの
えびの市
空家等対策庁内会議の組織表の中には
市民協働課が入っており、自治会との連携も考えている。確かに
個人情報関連となるため難しいところもあるかと思うが、
庁内会議所属課でもある基地・
防災対策課の所管となる
防災防犯の面からも考慮し、
庁内会議の中で各課の意見を出し合いながら検討していくとの答弁でした。
次に、議案第三十四号について報告いたします。
執行部からの
説明内容については、
予算書並びに
予算説明書に沿って行われました。
委員からの質疑として、歳入、款一、
病院事業収益、項一、
医業収益、目一、
入院収益について百二十九ページ、
えびの市
病院事業予定損益計算書中の一、
医業収益、(一)
入院収益は平成三十年度は二億六千一百三十二万二千円、百二十三ページ、平成三十一年度
えびの市
病院事業会計予算実施計画中の同項目は二億八千一十万七千円であり、一千八百七十八万五千円の増額となっているが、その理由について問われました。
答弁では、今回
一般病床五十床のうち平成三十一年度から五十床分のうち八床分を
地域包括ケア病床に移行する予定である。それにより、
一般病床分は減らした分二千三百四十三万二千円の減額としているが、
地域包括ケア病床の導入により、四千三百一十一万二千円の増額を見込んでおり、その差額分が増額となった要因であるとの説明でした。
また、当年度未
処理欠損金九億三千五百六十四万二千円について、平成二十九年三月に策定、配付された
えびの市立病院改革プランをどのように活かし、今後
病院経営を考えるものかとの質疑がありました。
答弁では、当年度未
処理欠損金、いわゆる
累積赤字額九億三千五百六十四万二千円につきましては、平成三十一年度予定額として掲載しているが、
経営状態が厳しいとの認識はもちろんある。
えびの市立病院改革プランにも記載してある
地域包括ケアシステムを導入することで収入増が見込まれる。今年度、平成三十一年度の現段階では、最初の
導入年度でもあるため、八床のうち稼働率を五〇%として収入を計上している。今後この事業を行うことによって、この
累積赤字も少しずつ軽減できればと考えているとの説明でした。
そのほか、
委員会にて、
市立病院での働き方改革にもかかわる
電子カルテの導入についての検討や、
医師確保に対して、より一層市長を主とした率先した
医師確保対策等を求める意見が出されました。また、
えびの市立病院改革プランに基づく
病院経営について、病院、執行部、議会とともに検証しながら活用等すべきとの意見も出されました。所管する当
委員会としても閉会中
審査項目として努める所存です。
審査結果につきましては、討論はなく、採決の結果は
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、
総務教育常任委員会の
委員長報告とさせていただきます。
○議長(
上原康雄君) 次に、
産業厚生常任委員長の報告を求めます。
西原義文産業厚生常任委員長。
○
産業厚生常任委員長(
西原義文君) それでは、本
定例会において
産業厚生常任委員会に付託されました議案等について審査を行いましたので、報告いたします。
本
定例会で当
委員会へ審査を付託されましたのは、
議案付託表のとおり、議案第九号から議案第十五号、議案第十九号、議案第二十号、議案第二十二号から議案第二十五号、議案第二十九号から議案第三十二号、以上、議案十七件であります。
また、前
定例会で
継続審査といたしました陳情第六
号介護従事者を確保するために
実効性のある対策を講じることを求める
意見書を国に提出することを求めることに関する
陳情書についても採決を行いましたので、あわせて報告いたします。
議案等の審査については、去る三月一日及び四日の二日間で審査を行いました。
審査結果につきましては、議案十七件について討論はなく、採決の結果、いずれも
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
陳情第六号については、反対、賛成の討論があり、挙手による採決の結果、賛成多数により採択すべきものと決しました。
以下、特に報告すべき事項として議案第九号、議案第十号、議案第二十五号、議案第三十二号、陳情第六号について報告いたします、
まず、議案第九
号えびの市
景観計画の策定について報告いたします。
担当課からの説明では、最初に全体的な説明として、今回のこの計画は景観法の規定に基づき、
景観づくりを総合的かつ計画的に推進するため、
えびの市の今後の
景観づくりの施策を実現していく基本的な方向性を定めるもので、内容としては、
まちづくりに関する
景観づくりの面から景観法に基づき、そのルールを作成するものであるとの説明があり、その後、各章ごとの内容について説明がありました。
その中で、本計画は必ずしも強い規制をかけることではなく、身近なところから景観をよりよくしようと実践していける計画となっており、また、
各種関連計画に示される理念や将来像を
景観形成の面から実現していくための計画と位置づけているとのことでありました。
質疑については、各章ごとに質疑を行いましたので、その中から主なものについて報告いたします。
まず、第一章の内容に対し、委員から、この
景観計画が今後の事業などを進めたりするいろいろなことについては、それを制約するものでないという説明だったが、その点はどうなのかとの質疑がありました。
答弁としては、公共的なものをつくるとなったときは、この
景観計画で協議をしてもらうということで、その協議により制約をかけるものではないと考えており、施設をつくるとき、県道であれば県だけでやっていくが、市にも協議をしていただき、この
景観計画と見合わせながら、よりよい景観をつくっていくという考え方になると思うとの答弁でありました。
次に、第四章の内容について、委員から、色彩について視覚障がいを持った方が、光の関係で街なかで生活する上で妨げになったりするところがある。忘れがちだが、そういったところの弱者に対する配慮とか、何かしらの条例等に組み入れる
計画等はあるのか。このことについては、歩行に困難を生じたりとか、そういう声を聞いたので、この点は
策定段階で協議がなかったのかとの質疑に対し、答弁としては、
策定委員会の段階ではそのような話は出なかったところであるとの答弁でありました。
また、この答弁に対し、できたらそういった調査や協議をされ、条例か、この
景観計画の中に入れてもらえれば何かしらの役に立つと思うので、まず
調査研究をしていただきたいとの意見がありました。この意見に対し、その内容については我々も心得ていなかったところもあるので、
専門家等に話を聞いて、その条例ができるのか、そういうものも検討させていただきたいとの答弁でありました。
次に、
景観形成重点地区の指定、
重点地区指定の候補として
京町温泉郷が上げてあるが、今後は地域のブランディングをより促進していくためにも、
景観形成重点地区に指定し、統一感のあるおもてなしの
景観づくりを行っていく必要があると記載があるが、当然統一感を出した
まちづくりが求められているが、現在行政側の考えとしては、何か案があるのかとの質疑がありました。
答弁としては、行政側の考え方というか、
地域住民の方の考えをより取りまとめて、どのような
まちづくりにしていくかということを今後協議していくような形で、
景観計画に載せていただきたいと考えている。
まずは、
京町温泉活性化プロジェクトがあるので、こちらの方で協議していただきたいものを
審議会等にかけ、色の統一といった色等について規制をかけていきたいと考えているとの答弁でありました。
この答弁に対し、この情報はあまり市民の方は知らないと思うので、ある程度行政がリーダーシップをとりながら進めていくアプローチというのは必要である。そこについては、やはり市が主導して統一感のある
街並み形成に努めていただきたいとの意見がありました。
また、同じ候補地の件で、委員から、
産業団地計画予定地、
湯田西郷地区が候補地として記載があるが、この点についての質疑がありました。
答弁としては、この
産業団地計画が今ある中で何かの計画が始まったときに、その時点から
重点地区という順番では間に合わない状況もあり、また規制をかけるにしても順番が逆になるので、今候補地として掲載している状況で、一応この計画に入れさせてもらったという考え方である。このことについて、
都市計画審議会、
景観審議会では承認を得ているとの答弁でありました。
次に、第八章の内容について、委員より、
屋外広告物は
壁面広告や野立て広告など、これは
私有地等に立てられた看板等が極端に景観に悪いとなったときは、この計画あるいは条例の中で指摘ができるのか、規制がかけられるのかどうかとの質問がありました。
答弁としては、看板等であれば色彩や大きさ、そういうもので
屋外広告物ということで
届け出対象となる。
届け出対象となって許可を出すか出さないかという判断はできると思うが、届け出が出されてない、今立ててあるものについては、できないものと判断しているとの答弁でありました。
この答弁に対し、そのような規制がかけられるものであれば、よい条例あるいは
景観計画と思うが、新しいものであればそういう規格、あるいは基準になったものに規制ができる、既存のものにはそういったことはできないということで、そういうのも今後必要だと思うが、そのことに関して協議等はされていないのかとの質疑がありました。
答弁としては、担当課でもいろいろな対策等について検討を行い、専門家の話も聞いてみたが、そういう規制をするとしたら、逆に看板設置する中で、今後は看板の設置ができなくなるとか、別の意味で余りにも規制が厳しい状況が出てくるということで、他の市民の方に迷惑がかかることもあるので、そういうのも厳しいということで、他に何らかの対策ができないかということで協議をしていただいたが、この景観法、
景観条例によって規制をするのはなかなか難しく、あとは他の刑法によって取り締まるしかないのではないかとの回答をいただいているとの答弁でありました。
最後に、委員から、この
景観計画は七月一日から施行ということだが、何年かに一回とか
見直し等をしていくのかとの質疑があり、何年かに一回ということではなく、必要性が生じたときに変更していきたいと考えているとの答弁でありました。
次に、議案第十
号えびの市
景観条例の制定について報告いたします。
この条例については、
えびの市
景観計画に基づく
届け出対象行為の種類及び規模や
えびの市
景観審議会の
設置目的や運用について定めているとの説明でありました。
委員から、条例の最後に別表で十一条関係のいろいろな届け出やそういう行為等が書いてあるが、これに違反した場合の
罰則規定、別表の届け出を無届け出で設置したなどの違反した場合はどうなるのかとの質疑がありました。
答弁としては、届け出があって、この
景観計画等にあわなかった場合は、勧告等を行い、勧告等に従わなかった場合は、十六条に勧告または
変更命令を受けた者が、正当な理由なく従わなかった場合は、氏名及び住所、行為の場所及び内容、それと
不適合事由を公表することになっているとの答弁でありました。
次に、議案第二十五
号平成三十年度
えびの市
産業団地整備事業特別会計予算の補正(第一号)について報告いたします。
委員からの質疑として、今回の補正額二千二十万円減額の要因と、当初契約の金額について質疑があり、減額の要因として一番大きいところは、
実施設計委託料の減額であり、また当初
契約金額については七千三百四十四万円で契約しているが、現在
実施設計の
最終段階に入っており、設計の中で分筆の必要性がなくなったところや、そういった細かな部分での測量の必要がなくなったことにより、三月中に
変更契約を結ぶ予定で、さらに減額になる予定であるとの答弁でありました。
また、委員より、地方債について質疑があり、この資金については県の
貸付金等があるが、どういった資金になっているのか。貸し付けを行うこの金額を受けて期間がどれくらいか、また利子等があれば利子額は幾らになるのか、その内容を償還の方法など全体的な説明を求める質疑がありました。
答弁としては、資金については県からの貸付金であり、貸付額の一〇%を十年で返済するので、一〇%が翌年からの返済ということになり、利子等はないとの答弁でありました。
次に、議案第三十二
号平成三十一年度
えびの市
産業団地整備事業特別会計予算について報告いたします。
委員からの質疑として、
事業総務費について具体的にどういう業務を行うための予算なのか、また総務費は
通常一般会計で計上されると思うが、ここで計上されているのはどうしてなのかとの質疑がありました。
答弁としては、まず、
事業総務費の内容については、
産業団地造成に伴う調整や、それに伴う時間
外勤務手当、各
関係機関との協議等に伴う旅費、そういったものであり、また
一般会計部分については、普通地にかかる部分ということで理解いただき、
産業団地にかかる部分の総務費については、
特別会計のほうで予算計上させていただいている。まだ
産業団地事業が今後議会のほうに予算等を上程させていただきながら進展するということになるが、例えば進めていく、それともとどまる、ここはしばらく中断するという場合になったとき、当然地権者への説明などは必要であり、また国県とのこれまでの協議、
事前協議の経過を踏まえながらの説明も出てきたり、さらに協議も必要になってくるので、いずれにしても必要な経費であるということで、予算計上させていただいているとの答弁でありました。
最後に、陳情第六
号介護従事者を確保するために、
実効性のある対策を講じることを求める
意見書を、国に提出することを求めることに関する
陳情書について報告いたします。
この陳情については、反対、賛成の討論がありましたので、その内容を報告いたします。
反対の討論として、既に国のほうも
処遇改善を進めているところであり、また市長会においても、
厚生労働省などに要望書を提出しているとの説明があった。このような陳情については、請願書として提出し、
紹介議員を通して、その団体、政党を明らかにする必要性があるため反対するとの内容でありました。
次に、賛成の討論として、団塊の世代が七十五歳以上になる二〇二五年には、
介護人材が全国で三十四万人不足、
処遇改善などで年間六万人確保を目指すという
厚生労働省の調査結果も出ており、
介護ニーズが飛躍的に増加していくことは明らかである。あわせて医療、介護の支えも強化させなければならないと、
厚生労働省は発表している。このことによって、
介護現場の
人手不足を解決するには、どうしても早急にこういう陳情、請願等を国に上げて、そしてなるべく早く
実効性のある制度をつくってもらうためには、こういう
陳情書は大事ではなかろうかと思っているため賛成するとの内容でありました。
以上、討論を受け、挙手による採決を行ったところ、賛成多数で採択すべきものと決したものであります。
以上、
産業厚生常任委員会の
委員長報告とさせていただきます。
○議長(
上原康雄君) 次に、平成三十年度
予算審査特別委員長の報告を求めます。
北園一正平成三十年度
予算審査特別委員長。
○平成三十年度
予算審査特別委員長(
北園一正君) 平成三十年度
予算審査特別委員会委員長報告をいたします。
今期定例会において当
特別委員会に付託された議案は、議案第二十一
号平成三十年度
えびの市
一般会計予算の補正(第十号)についての一件であります。
この議案は、平成三十一年三月六日の一日間の日程で審査を行いました。審査の結果は、討論もなく
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以下、審査の内容の主なものを報告いたします。
予算書七ページ、第二表
繰越明許費補正の追加、款、土木費、項四、
都市計画費、事業名、
都市再生整備計画事業三千一百六十五万六千円についてであります。
質疑、
京町温泉観光交流センターの
駐車場整備等において、
関係機関との協議に不測の期間を要し、年度内の完成が見込めないことから、繰越明許費を設定するとあるが、説明を求めるとの質疑であります。
答弁として、JR九州、宮崎県及び
えびの市がそれぞれの用地買収を行うが、買収単価の協議、用地境界の立ち会い等についての協議のおくれがあったものであるとの答弁であります。
次に、歳入、
予算書十四ページから十五ページ、十二款、分担金及び負担金、二項、負担金、目一、民生費負担金、保育所入所者負担金現年度分、減額の九百六十六万七千円についてであります。
質疑、減額の理由について説明を求めるとのことであります。
答弁、当初の予定では、前年度の最大値の十二カ月分の延べ人数三千八百四十人で積算したもので、二月一日現在の二千六百八十八人で、人数の減及び在園二百二十四人中、百六十二人が国の基準により無料となっている世帯であるため減額になったものであるとの答弁であります。
予算書十六ページから十七ページ、十四款、国庫支出金、一項、国庫負担金、目一、民生費国庫負担金、節二、児童福祉費国庫負担金、減額七千四百一十四万六千円について。
質疑、減額の要因についての質疑がございました。
答弁、児童扶養手当と児童手当については、当初見込みを前年度ベースで計算していたが、人数の予想がつかなかったため、児童扶養手当についてはひとり親に関しての手当であるため、転入転出によるものであるとの説明、そして児童手当についても、出生、転入転出等の人数が変わったためであるとの答弁であります。
予算書二十六ページから二十七ページ、十七款、寄附金、一項、寄附金、一、総務費寄附金、
えびの市心のふるさと寄附金減額二億五千万円について。
質疑、当初見込みは五億円であった。当初と比べても減額になっているので、主な要因は何かとの質疑であります。
答弁、減額補正は総務省からの通知がきっかけで、返礼率四割の見直し及び地場産品の規定の見直しが大きく影響しているとの答弁であります。
歳出、
予算書五十二ページから五十三ページ、六款、農林水産業費、一項、農業費、目一、農業
委員会費、三、農業
委員会交付金事業費の委員報酬六百三万五千円についてであります。
質疑、農業
委員会交付金事業は、能率給としての支給とのことであるが、能率給とはどのようなことかという質疑がございました。
答弁、能率給は、農業委員及び農地利用最適化推進委員に支給するもので、平成三十年一月から十二月までの活動実績として月額報酬とは別に支給するものである。
質疑、報酬制度の説明を求める質疑がございました。
答弁、通常の農地法に関連する活動、農業支援、農業者年金の活動報告の中から、基盤強化法による担い手への農地集積部分の活動が報酬の対象となるものとの答弁でありました。
そのほか、補正のほとんどが事業確定による減額の予算であるため、特段報告する事項はありません。
以上で平成三十年度予算審査
特別委員会の
委員長報告を終わります。
○議長(
上原康雄君) 次に、平成三十一年度
予算審査特別委員長の報告を求めます。
北園一正平成三十一年度
予算審査特別委員長。
○平成三十一年度
予算審査特別委員長(
北園一正君) 平成三十一年度
予算審査特別委員会委員長報告をいたします。
今期定例会において当
特別委員会に付託された議案は、議案第二十八
号平成三十一年度
えびの市
一般会計予算について一件であります。
この議案は、平成三十一年三月六日から十二日までの五日間の日程で審査を行い、採決に至りましたので、報告いたします。
まず歳入、
予算書十八ページから十九ページ、六款、地方消費税交付金、一項、地方消費税交付金、目一、地方消費税交付金三億二千九百八十二万三千円についてであります。
質疑、地方交付税消費税交付金の算出根拠を示せという質疑でございました。
答弁として、現行消費税の配分割合は、八%のうち国が六・三%、地方が一・七%である。一〇%になったとき、国が七・八%、地方が二・二%となり、地方分が〇・五%増加することになる。内訳として一般財源一億九千六十三万八千円、社会保障財源分として一億三千九百一十八万五千円である。また、大都市に税収が集中する構造的な課題に対処し、都市と地方が支え合い、ともに継続的な形で発展するような税制改正が行われており、従来まで都市が有利であった部分が、地方に対しての割合が有利となり、期待が今後もされている。
予算書二十ページから二十一ページ、十一款、地方交付税、一項、地方交付税、目一、地方交付税、普通交付税、三十億五千九百二十一万八千円、特別交付税六億一千一百三万八千円について。
質疑、施政方針で地方交付税が平成三十年度比一・一%増となっているが、
予算書では〇・七%増となっている。この差は何かとの質疑がありました。
答弁、平成三十年度の交付決定額に国の伸び率の一・一%を掛けて、また当初予算資料にあるように、九〇%を乗じた額が〇・七%の増となったものであるとの答弁であります。
質疑、普通交付税、特別交付税の中に硫黄山噴火に伴う交付金、交付税等の財政措置が反映されているかとの質疑であります。
答弁、特別交付税の中で活動火山対策に対する経費の中に一部措置される部分があるが、それに措置されない部分は、特殊財政事情として県に申請して、その中で措置をお願いすることになるとの答弁であります。
質疑、硫黄山関連について、どの程度の特別交付税を見込んだ予算となっているかとのことであります。
答弁、活動火山対策に要する経費と特殊な財政事情に要する経費として要求する部分がある。当初予算に計上した硫黄山関連の予算をもとに算定した結果、五千六百三十八万円程度を交付税として見込んでいるとの答弁であります。
予算書二百五十四ページ、地方債の前々年度末における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書についてであります。
質疑、地方債について平成二十七年度から右肩上がりにふえている。これは大型土木工事があると理解しているが、中長期財政見通しを踏まえながら、基金が減ってる中で地方債がふえることについて担当課はどのように考えているかとの質疑であります。
答弁として、土木関係の地方債がふえており、これは市道宮崎水俣線の加久藤橋架け替え工事が大きな要因となっている。また、小中学校の空調設備を前倒ししたことで、起債額の増額となったものである。大型事業が完了したこと等により、中長期財政見通しに近い状態で今後推移していくのではないかと分析している。
次に、歳出に入ります。
予算書八十八ページから八十九ページ、二款、総務費、一項、総務管理費、目十三、無線放送費、一、無線放送施設管理事業費、工事請負費四百四十七万三千円についてであります。
質疑、
えびの駅周辺に駐車場が必要であるという声がある。無線放送施設を移設しないで敷地を取得して、駐車場を整備する考えはないかとの質疑であります。
答弁として、敷地の今後の利用等を含め企画課、基地・
防災対策課と農協と協議をさせていただきたいとの答弁であります。
予算書百十六ページから百十七ページ、款、民生費、一項、社会福祉費、二、社会福祉施設費、一、老人ホーム運営事業費の選定
委員会委員報償金四万六千円についてであります。これについては、
委員会条例第二十一条による市長の出席を求め質疑に入った部分について報告いたします。
質疑、譲渡の場合の応募範囲はどうなるかとのことであります。
所長答弁として、募集要項案の段階であるが、公募時点の四月一日現在において、
えびの市内にある事務所または事業所を有する社会福祉法人と考えている。
質疑、選定
委員会委員報償金四万六千円を検討
委員会報償金に変更する考えはないかとの質疑であります。
市長答弁として、平成三十二年度以降の経営方針として選考
委員会で民営化できる組織を選考することで民営化していきたいということで進めていきたいとの答弁であります。
質疑、民営化して経営が行き詰まったときに、万一閉鎖されるようなことがあった場合の対応はどのように考えているかとの質疑について。
市長答弁、最終的に受け皿である民間側が破綻した、そういったリスクは今でもある。今の指定管理者が突然やめることになれば、同じような状況になる。そうならないように経営状況の分析や指導もしていく。県内でも民間がこの役を担っているところがたくさんあるので、十分安定的なサービスは提供できると考えているとの答弁であります。
質疑、民営化に決めているとのことであるが、このことについて、第三者
委員会的な方から意見があったかとの質疑であります。
市長答弁、経営のやり方について第三者の集まりをもって答申をしたということはないとの答弁であります。
質疑、市民が一番心配しているのが超高齢化社会を迎える中で、公の施設がなくなることである。その不安に対して市長はどのように説明されるかとの質疑であります。
市長答弁、指定管理者が五年に一回、三年に一回変わっているが、民営化になれば、組織がしっかり自分の病院と連携をとり、サービスが提供できること、また市が持っている責任、市が措置する部分も残っているので、今利用している方にも引き続き残っていただける環境ができることを説明できると思っているとの答弁であります。
質疑、第三者
委員会で協議した上で議会に再度提出する考えはないかとの質疑であります。
市長答弁、市民サービスはこれまで以上に向上につながっていると判断している。選定のプロセスとか契約するときに担保を取っていくので、第三者
委員会で審議する必要はない。現時点で、今のこの判断を議会で検討していただき、結論を出していただきたいと思っているとの答弁であります。
質疑、老人ホームを最初
えびの市に設立される思いは踏みにじってはいけない。高齢化が進む中で利用する方が年々ふえていく。もう一回思い直して、直営の考えはないかとの質疑であります。
市長答弁、過去には直営でやっていたが、直営では難しい点も出てきた。入所者に関しては病院の利活用が必要な方も多いので、病院との連携もとれるので、民間の力を借りた方がベストであるということで、指定管理者で管理を行っている。直営に現時点で戻す考えはない。
質疑、県内で同じように民営化に移行したところがあると説明であった。調査をしたとか、そういったところがどのような過程を踏んで協議したとか、何かあれば教えていただきたいとの質疑であります。
所長答弁、一つ一つ当たったわけではない。ネットで拾ったところでは、そういった情報を参考にしながら民営でやっている施設もあり、また市内でも形態は違うが、特老も民間の法人がやっているので、やれる能力と力があるとの判断のもと答弁したと考えているとの答弁であります。
質疑、譲渡に関して建物と土地はどのようになるのかとの質疑であります。
市長答弁、現時点では、建物を譲渡、土地は市が持っていると思っているとの答弁であります。
質疑、今後の日程で五月に募集要項ということであるが、入所者やその家族にどのような段階で説明されるのかとの質疑がありました。
所長答弁として、入所者、身元引受人には応募をかけて、応募があった段階で説明会を開催したいと考えているとのことであります。
質疑、真幸園の定員は五十名であるが、市内からの入居、市外からの入居者は何名か、また、市内から真幸園に入居できなくて、市外の施設に入居されているのは何名かとの質疑であります。
答弁、真幸園は全員市内の方で、市外の施設への入居者は九名である。内訳は視力に障害のある方が宮崎市の施設に六名、あと高原町の施設に二名、都城市山田町の施設に一名である。
質疑、真幸園の入居希望者がおられるのかとの質疑に対して。
答弁、二月末現在で二十四名であり、今月も相談があり、ふえているところであるとの答弁であります。
次に、
予算書百二十四ページから百二十五ページ、三款、民生費、二項、児童福祉費、目一、児童福祉総務費、保育所施設整備事業補助金一億二千七百六万六千円について。
質疑、上江保育園の施設整備とのことだが、場所はそのままのところかどこかに移設されるかとの質疑であります。
答弁として、現在の位置に建て替えの予定であるとの答弁であります。
予算書百五十四ページから百五十五ページ、六款、農林水産業費、一項、農業費、三目、農業振興費、八、硫黄山対策費、
えびの市水田農業緊急支援事業補助金六千一百九十四万円について。
質疑、機械導入の支援であるが、どのような補助金かとの質疑であります。
答弁として、水稲作ができない地域が新たな野菜等の作付転換する際、機械導入を必要とする営農社団等に補助するものであるとの答弁であります。
予算書百五十六ページから百五十七ページ、六款、農林水産業費、一項、農業費、目四、畜産業費、三、畜産振興事業費、
えびの産ハーブ牛流通拡大支援事業補助金三百万円について。
質疑、補助金の内容の説明を求めるとの質疑であります。
答弁、市は
えびの産ハーブ牛をブランド牛として位置づけているが、一元集荷の体制をとるために経費の三分の一を支援して流通体制をつくるための事業に取り組んでいるとの答弁であります。
質疑、錦町で処理された分を
えびの市内で販売できる取り組みはできないかとの質疑に対して。
答弁、乳肥農協の青年部と意見交換を実施した。小林市の鮮度市場で取り扱いが始まっているが、スーパー等にも取り組みを行っていくとの答弁であります。
予算書百六十六から百六十七ページ、六款、農林水産業費、二項、林業費、目二、林業振興費、みなと森と水ネットワーク会議負担金五万円についてであります。
質疑として、みなと森と水ネットワークはどのような会議体かとの質疑がございました。
答弁、東京都港区と間伐材を初めとした国産材の活用促進に関する協定を結んで、市内の森林経営計画がされた森林材を港区に活用してもらう事業となっている。市内の立石林業の本社が東京にあるので、立石林業のほか経営計画をつくっているところもあるので、森林組合とも連携しながら港区に材料供給をしたい考えで協定を結んでいるとの答弁であります。
予算書百七十二ページから百七十三ページ、七款、商工費、一、商工費、目二、商工振興費、一、商工振興費、小規模事業者持続化支援事業補助金一千万円についてであります。
質疑、支援事業補助金であるが、どのような予算を計上しているのかとの質疑がありました。
答弁、新規事業であり、店舗の改修・改築、設備の改修・購入、上限が一千万円、販路拡大、チラシ、広告等、上限が五十万円、先ほどの改修、訂正いたします。店舗の改修・改築、設備の改修・購入等については上限が一百万円であります。
次に、
予算書百七十八ページから百七十九ページ、七款、商工費、一項、商工費、三目、観光費、四、誘客事業費、アウトドアビジターセンター管理業務委託料九百九十万八千円についてであります。
質疑、アウトドアビジターセンターの管理は、平成三十一年度で委託管理を終えて、自立してもらうのが最初の計画だったと思うとの質疑がありました。
答弁として、過去の答弁を確認すると、そのように答弁しているようである。指定管理期間が平成三十一年度で満了するが、新たに平成三十二年度指定管理公募者を選定する必要がある。その際は協議等をして決めていく形になるとの答弁であります。
質疑、確認だが、平成三十二年度は、委託した事業者が指定管理しなくても自主独立で事業を進めていく話であったと思う。新しく指定管理者候補を選定するため、選定
委員会をつくることが解せないとの質疑であります。
答弁、アウトドアビジターセンターは、公の施設として条例を設置して管理運営している。新たな指定管理期間における指定管理候補者を選定する必要があるとの答弁であります。
予算書百八十二から百八十三ページ、七款、商工費、一項、商工費、目三、観光費、三、キャンプ村管理費の工事請負費四千二百八十九万六千円についてであります。
質疑、工事請負費について現状の
えびの高原の入込客を勘案したときに、費用対効果を見込んで計画されたとの質疑に対して。
答弁、国立公園満喫プロジェクトの中で、宮崎県自然公園等総合整備事業補助金を活用して建て替えするものである。残りの三棟が平成三十一年度の改修工事で全て終わることになる。その他歩道のバリアフリー化も含め、整備ができるか検討している。利用しやすいキャンプ村ということで利用率のアップを図っていきたいとの答弁であります。
予算書二百二十ページから二百二十一ページ、十款、教育費、三項、中学校費、目二、中学校教育振興費の一、中学校教育振興費の部活動指導員報酬一百万八千円についてであります。
質疑、外部指導員の任用の仕方を示していただきたいとの質疑であります。
答弁、現在運動部活動の外部指導者でベンチ入りの申請者が十名であるが、外部指導者として指導員になりたい希望者が三名であった。三名を部活動指導員として正式に委嘱して活動していただくことになる。飯野中学校サッカー部、上江中学校新体操部、上江中学校ソフトテニス部を予定しているとの答弁であります。
予算書二百二十六ページから二百二十七ページ、十款、教育費、四項、社会教育費、目三、文化振興費、一、文化振興事業費、国民文化祭
えびの市実行
委員会負担金三十六万九千円について。
質疑、国民文化祭の啓発の仕方、広報の仕方はどのようになっておるか教えていただきたいとの質疑であります。
答弁、国民文化祭は、二〇二〇年度の秋に宮崎県が全市町村で取り組むもので、
えびの市では郷土芸能、島内古墳の企画展と講演等を計画している。今回の予算は次年度開催される新潟県への視察の費用と実行委員の報償費である。広報については、今後機会を捉えてPR等を図っていくとの答弁であります。
以上の質疑終了後、討論に入る前に、委員からの修正動議として議案第二十八
号平成三十一年度
えびの市
一般会計予算について修正動議が提出されました。修正案は原案の三款、民生費、一項、社会福祉費、二、社会福祉施設費、一、老人ホーム運営事業費の選定
委員会報償金四万六千円を削除するものであります。
修正案提出者からの提案理由は次のとおりです。
老人ホーム運営事業費の選定
委員会委員報償金の四万六千円について、これまで議員の一般質問並びに全員協議会において、民営化に向けた方向性は示されているものの、民営化に対するメリット、デメリット、諸問題が予想される中で、問題に対して議会の議論も尽くされない状況で庁議において決定されたものであります。
また、本件については、高齢化が進む本市において、直接市民に影響を及ぼすことが懸念されることから、慎重に取り組まなければならない案件であるため、譲渡先の選考
委員会は時期尚早であり、まずは民営化を検討する
委員会などを設置し、問題点を検討され、議論を尽くすなど、解決策を見出した時点で選考
委員会を設置すべきとの考えから、減額を修正するものです。
提案理由説明後、提出された提案理由と同様の趣旨で修正案に対する賛成討論が二件あり、
えびの市議会会議規則第百二十八条第一項の規定により、挙手による採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。
次に、別紙で配付した修正案が可決されたため、可決された修正部分を除く原案に対して採決を行いました。挙手による採決の結果、賛成多数で修正部分を除く原案は可決すべきものと決しました。
よって、議案第二十八
号平成三十一年度
えびの市
一般会計予算については、当
特別委員会では修正可決すべきものと決しました。
以上で平成三十一年度予算審査
特別委員会の
委員長報告を終わります。
○議長(
上原康雄君) 以上で各
委員長の報告は終わりました。
しばらく休憩いたします。
休憩 午前十一時 七分
開議 午前十一時 二十分
○議長(
上原康雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
質疑通告のため、そのまま休憩いたします
休憩 午前十一時 二十分
開議 午前十一時二十一分
○議長(
上原康雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
総務教育常任委員長、平成三十年度
予算審査特別委員長、平成三十一年度
予算審査特別委員長に対する質疑はありません。
産業厚生常任委員長に対し、まず六番
遠目塚文美議員の発言を許します。
遠目塚文美議員。
○六番(
遠目塚文美君)
産業厚生常任委員会委員長、副
委員長におかれましては、今回一点、議案第九
号えびの市
景観計画の策定についてのみ質疑をさせていただきます。
私自身の執行部への質疑の中でお尋ねをすればよかったのですが、
委員会の中でも十分に御審議いただけたということなので、いま一度確認も含めてお尋ねをいたします。
委員長報告の中に、この計画に障がい者に配慮したというものがあったかなかったかという御質問があったかと思いますが、その点についてもう一度確認をお願いいたします。
○
産業厚生常任委員長(
西原義文君) 障がい者に対する質疑はありました。
○六番(
遠目塚文美君) その質疑の際の執行部の答弁の中で、この計画の中にそのような配慮、策定の段階での
計画等とは盛り込まれているものかいないものか、いま一度確認をさせてください。
○
産業厚生常任委員長(
西原義文君) 計画には盛り込まれておりませんでした。
○六番(
遠目塚文美君) 策定案の六十九ページには、この策定に当たって、選定
委員会に参加されている方々の所属、またお名前も記載してあります。この中を見る限り、障がい者団体、関連等の団体は含まれていないと思いますが、こちらにつきましては、何か御質問等はあられたものでしょうか。
○
産業厚生常任委員長(
西原義文君)
策定委員会に関しては、質疑がありました。
○六番(
遠目塚文美君) その中で障がい者に関する件での御質問、御質疑はありましたでしょうか。
○
産業厚生常任委員長(
西原義文君) ありませんでした。
○六番(
遠目塚文美君) また先ほど、この策定の中に障がい者に配慮する文言等が入っていないということで、執行部が何かしらの答弁をされたと記憶しておりますが、その答弁に対してのいま一度執行部側の答弁の内容をお答えください。
○
産業厚生常任委員長(
西原義文君) 我々も心得てないところもあるので、専門家に話を聞いて、その条例ができるのかそういうものを検討させていただきたいとの答弁でありました。
○六番(
遠目塚文美君) この計画の策定の中に、障がい者の方への配慮した計画の改善、また新しい案ということで、見直されたり、導入されたりということは何かおっしゃっていらっしゃいますでしょうか。
○
産業厚生常任委員長(
西原義文君) それも含めてとの話でした。
○六番(
遠目塚文美君) 時期的にはどれぐらいをめどにという具体的なものは示されましたでしょうか。
○
産業厚生常任委員長(
西原義文君) ありませんでした。
○六番(
遠目塚文美君) 以前、私の一般質問の中でも、この策定に関しましては、今全国的にユニバーサルデザイン、全ての市民の多様なニーズを考慮し、性別、年齢、身体的特性、国籍の違いなどにかかわらず、全ての市民が安全かつ安心して生活できるよう、建物、施設、サービス、情報など、公共的空間機能を中心に計画的に実施していくというユニバーサルデザインの構想というものが広がっております。今回の策定の中に、障がい者の方に対する配慮、そういったものが組み込まれていないということが大変残念なことに私は感じますが、
委員長、執行部からは何かそのようなことで答弁等はありましたでしょうか。
○
産業厚生常任委員長(
西原義文君) 今質疑された内容については、執行部より今言われる話の内容については、我々も心得てないところもありますので、
専門家等に話を聞いて、その条例ができるのか、そういうものを検討させていただきたいという答弁でありました。
○六番(
遠目塚文美君) 以上で質疑を終わります。
○議長(
上原康雄君) ほかに質疑の通告はありません。
以上で質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。
まず、議案第二十八号
委員会提出修正案に対して賛成、議案第二十八号原案に対して反対、九番松窪ミツエ議員の発言を許します。松窪議員。
○九番(松窪ミツエ君) 平成三十一年度議案第二十八
号えびの市
一般会計予算について、修正案に賛成、原案に反対の立場で討論を行います。
今回、平成三十一年度議案第二十八
号えびの市
一般会計予算において、養護老人ホーム真幸園の運営について、現在の指定管理から民営化への移行が示されました。平成二十九年十二
月定例会におきまして、市長は最後の指定管理の方向性になるであろうと示唆されておりました。
今期定例会に至るまでには一定の期間があり、当然庁議がなされ、民営化への方向づけがなされたものと察します。
この間に、移行に当たって、庁議で
調査研究されたであろう財政効率性等の再検証、メリット、デメリット、入所者の対応、土地建物の処遇、民間事業者募集計画、選定
委員会設立等、移行計画書を持ってお示しいただけることができたのではないかと思います。地域の実情や市民ニーズも視野に入れ、さまざまな角度から、よりよい形を検討する必要があります。計画書が示されなかったことで、安心して民営化へ移行するに当たっての確信が得られないことを大きな理由に上げます。
民営化への抜本的な考え方は、施設の大規模な維持補修にかかる公費負担の発生が一番の要因となっているかと思いますが、しかし養護老人ホームの主な目的は、高齢に達した経済的弱者に救いの手を差し伸べること、長期的な利用が可能な施設ではありませんし、入居者はいずれ社会に戻られるものと認識しています。
このことから、養護老人ホームの最大の目的は、高齢者の養護、健康面のチェックや自立、社会復帰に向けてのサポートが主なサービス内容かと思います。養護老人ホーム真幸園は、本市唯一の養護
老人福祉施設です。市民に対して市の動向を示し理解を仰ぎ、事業を執行されることが本筋ではないかと考えるところでありますし、何よりも市民との対話重視という市長の政治姿勢がここでは見えてきていません。
このような理由から、修正案に賛成し、原案に反対するものであります。皆様の御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
上原康雄君) 次に、議案第二十八号
委員会提出修正案に対して賛成、議案第二十八号原案に対して反対、六番
遠目塚文美議員の発言を許します。遠目塚議員。
○六番(
遠目塚文美君) これより、議案第二十八
号平成三十一年度
えびの市
一般会計予算について原案に反対、平成三十一年度予算審査
特別委員会より提出された議案第二十八
号平成三十一年度
えびの市
一般会計予算修正案に賛成として討論させていただきます。
今回、反対の意を唱え、原案より削除すべきとしたものは、
予算書百十六ページ、百十七ページ、三款、民生費、一項、社会福祉費、目二、社会福祉施設費、説明欄一、老人ホーム運営事業費中の選定
委員会委員報償金四万六千円にかかる歳入歳出費です。この予算は、養護老人ホーム真幸園を民間譲渡するための譲渡先を選定する
委員会の委員報償金となっています。養護老人ホーム真幸園については、現在指定管理者制度にて民間事業者で委託運営がなされています。
執行部からの説明では、平成二十九年十二
月定例会の一般質問の中で、今回の指定管理期間を最終とし、その後は民間譲渡を検討するとの市長答弁にて、議会に対して民間譲渡する旨の意思表示として、あわせて平成三十年度当初予算内で今後の運営のあり方を協議するために必要な不動産鑑定評価に必要な費用を計上し、議会にて可決されており、その後、
庁内会議にて民間譲渡するとの方向性が定まったことを受け、平成三十一年一月の全員協議会にて真幸園を民間譲渡するとの説明を議会に対して行ったとの経過を伺いました。その説明に関しては、時系列どおり議会への意思表示などはあったものと認識してはおりますが、議会として民間譲渡を認めたものではありません。
真幸園に関しては、命をお預かりしている大切な施設であり、十分な協議が必要と考えます。庁内での協議は行われたとのことですが、質疑の中で、外部の関係団体などとの協議はなされたものかとの問いに、そのような協議の場は設けていないとの答弁でした。平成二十九年に民間譲渡を視野に検討を始めたのであれば、一年余りの期間の間、外部、第三者を含めた民営化検討
委員会などを立ち上げ、十分な協議、検討を行えたのではないでしょうか。
先日提出いただいた養護老人ホームの民営化にかかる資料には、デメリットは一項目しか記載されていませんが、この施設管理状況の把握がしづらくなることは何より重要な項目であり、対策等を検討すべきです。他自治体でも、公設民営の方針にて養護老人ホームなどの施設が民営化されている事例があります。その中には、関係団体などで設置された検討
委員会にて協議し、執行部への答申書等をまとめ、民営化計画書を策定したりと慎重かつ十分に官民一体となり、民営化について議論している自治体もあります。
また、事業者が撤退した場合の懸念についても、そうならないために選定時点での項目などを含め、具体的に協議している自治体もあります。リスクマネジメントは必須です。
えびの市においては、緊急財政改革推進計画に基づき指定管理者制度に移行された真幸園ですが、平成十九年三
月定例会では、直営から指定管理者制度へ移行するための指定管理者の指定についての議案が提案され、村岡市長が当時議員の立場でさまざまな質疑をされています。現在の委託事業者においては、指定管理移行後、献身的な運営に努めていただき感謝する次第です。
指定管理者制度も民間事業者が運営に携わるという意味では、民営化の一種とも考えられますが、大きく異なるのは、やはり資料にも記載されていた施設の管理状況の把握のしづらさであると感じます。大きな政策の転換であると捉え、第三者を交えた検討
委員会を立ち上げ、具体的計画を策定した上で、再度議会に対して方向性を示していただきたいと考え、民間譲渡を選定する選定
委員会開催を前提とした委員報償金は認めることができません。
長くなりましたが、ぜひとも私の意見に賛同いただきますようお願い申し上げ、討論を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。
○議長(
上原康雄君) 次に、陳情第六号に対して反対、十四番蔵園晴美議員の発言を許します。蔵園議員。
○十四番(蔵園晴美君) 陳情第六
号介護従事者を確保するために
実効性のある対策を講じることを求める
意見書を国に提出することを求めることに関する陳情に反対の立場で討論をいたします。
国におきましては、
介護従事者確保に向けてあらゆる施策をもって取り組んでいるところであります。本陳情の審議過程によって述べますが、担当課の説明によりますと、一つ、介護士の確保に向けて市独自の支援事業として
介護人材確保推進事業及び介護福祉就職支援金支給事業の支援策を実施しているところであります。
国におきましては、平成二十九年十二月八日、閣議決定において
介護人材確保のための取り組みをより一層進めるため、経験、技能のある職員に重点化を図りながら、介護職員のさらなる
処遇改善を進めるとしています。具体的には、他の介護職員などの
処遇改善にこの
処遇改善の収入を充てることができるよう、柔軟な運用を認めることを前提に、介護サービス事業の事業所における勤続十年以上の介護福祉士については、月額八万円相当の
処遇改善を行うことを算定根拠に、公費一千億円を投じ、
処遇改善を行い、消費税引き上げに伴う報酬改定において対応し、二〇一九年十月から実施することとされており、これに基づき二〇一九年十月から介護職員にさらなる
処遇改善を図ることとしています。
また、
厚生労働省におきましては、次期介護保険制度の改正及び介護報酬改定に必要な基礎資料を得ることを目的に、平成三十年度において介護報酬改定の効果検証及び調査を実施しており、平成三十一年三月ごろ介護報酬改定検証研究
委員会及び社会保障審議会、介護給付費分科会において評価、調査、結果等を決定する旨の通知が届いているとのことであります。
以上のような説明がなされました。陳情第六号が求めております介護士の人材不足、賃金労働条件などについては、先ほど申し上げましたように、
厚生労働省で平成三十年度に介護報酬改定の効果検証調査の実施、本年三月ごろ介護報酬改定検証、研究
委員会及び社会保障審議会、介護給付費分科会において、評価、調査、結果等を決定する旨の通知が本市にも届いております。国においては、本陳情が求めております
実効性のある対策を着実に進めております。
また、本陳情を提出いたしておりますこの団体につきましては、全国で組織化されておりまして、一政党の政治色が濃く、地方議会において本陳情を採択することは、この政党団体を支持、支援することになります。このような陳情は請願書として提出し、
紹介議員を通してその団体政党を明らかにする必要があります。
よって、本陳情については反対をいたします。反対討論の趣旨に御理解の上、各議員の御賛同をお願いするものであります。何とぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(
上原康雄君) ほかに討論の通告はありません。
以上で討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第 六号 辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画の策定について
議案第 七号 第三次
えびの市
男女共同参画基本計画の策定について
議案第 八号
えびの市
空家等対策計画の策定について
議案第 九号
えびの市
景観計画の策定について
議案第 十 号
えびの市
景観条例の制定について
議案第 十一号
えびの市介護保険給付費準備基金条例の一部改正について
議案第 十二号
えびの市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について
議案第 十三号
えびの市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定め
る条例の一部改正について
議案第 十四号
えびの市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について
議案第 十五号
えびの市道路占用料条例の一部改正について
議案第 十六号
えびの市営住宅条例の一部改正について
議案第 十七号
えびの市小
集落改良住宅条例の一部改正について
議案第 十八号
えびの市
水道事業布設工事監督者の
配置基準及び
資格基準並びに水道
技術管理者の
資格基準に関する条例の一部改正について
議案第 十九号 市道の路線廃止について
議案第二十 号 市道の路線認定について
議案第二十一号 平成三十年度
えびの市
一般会計予算の補正(第十号)について
議案第二十二号 平成三十年度
えびの市国民健康保険
特別会計予算の補正(第五号)に
ついて
議案第二十三号 平成三十年度
えびの市後期高齢者医療
特別会計予算の補正(第五号)
について
議案第二十四号 平成三十年度
えびの市介護保険
特別会計予算の補正(第五号)につい
て
議案第二十五号 平成三十年度
えびの市
産業団地整備事業特別会計予算の補正(第一号)
について
議案第二十六号 平成三十年度
えびの市
水道事業会計予算の補正(第五号)について
議案第二十七号 平成三十年度
えびの市
病院事業会計予算の補正(第五号)について
議案第二十九号 平成三十一年度
えびの市国民健康保険
特別会計予算について
議案第三十 号 平成三十一年度
えびの市後期高齢者医療
特別会計予算について
議案第三十一号 平成三十一年度
えびの市介護保険
特別会計予算について
議案第三十二号 平成三十一年度
えびの市
産業団地整備事業特別会計予算について
議案第三十三号 平成三十一年度
えびの市
水道事業会計予算について
議案第三十四号 平成三十一年度
えびの市
病院事業会計予算について
以上、二十八件を一括採決いたします。
本案に対する各
委員長の報告はいずれも可決であります。本案は、各
委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原康雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも各
委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第二十八
号平成三十一年度
えびの市
一般会計予算について採決いたします。
議案第二十八号に対する平成三十一年度
予算審査特別委員長の報告は修正でありますので、まず
委員会提出修正案について起立により採決いたします。
委員会提出修正案に賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
上原康雄君) 起立多数であります。
よって、
委員会提出の修正案は可決されました。
次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について起立により採決いたします。
修正部分を除くその他の部分を原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
上原康雄君) 起立多数であります。
よって、修正議決した部分を除くその他の部分は原案のとおり可決されました。
次に、陳情第六
号介護従事者を確保するために
実効性のある対策を講じることを求める
意見書を国に提出することを求めることに関する
陳情書については起立により採決いたします。
本陳情に対する
産業厚生常任委員長の報告は採択であります。陳情第六号については、
産業厚生常任委員長からの報告のとおり、採択することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
上原康雄君) 起立多数であります。よって、陳情第六号は、採択することに決定いたしました。
しばらく休憩いたします。
追加議案作成のための休憩であります。準備が整い次第、会議を開きますのでそのように御了承願います。
しばらく休憩いたします。
休憩 午前十一時五十三分
開議 午後 一時 〇分
○議長(
上原康雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第二、議案第三十五
号平成三十年度
えびの市
一般会計予算の補正(第十一号)について、日程第三、議案第三十六
号平成三十一年度
えびの市
一般会計予算の補正(第一号)について、以上
一括議題といたします。
市長に提案理由の説明を求めます。
○市長(村岡隆明君) それでは、本日の
定例会に追加で提案いたします議案についてその提案理由を御説明いたします。
議案第三十五
号平成三十年度
えびの市
一般会計予算の補正(第十一号)について御説明申し上げます。
平成三十年度
えびの市
一般会計予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ四百一十万五千円を追加し、補正後の予算総額は、歳入歳出それぞれ一百四十三億一百七十四万七千円となります。今回の補正のうち歳出としましては、農林水産業費について、担い手確保・経営強化支援事業補助金を計上するものであります。歳入としましては、歳出に係る財源として県支出金を増額するものであります。また、年度内の事業完了が見込めないことにより、事業を翌年度に繰り越す必要があるため、被災農業者向け経営体育成支援事業ほか一件に係る繰越明許費を追加するものであります。
議案第三十六
号平成三十一年度
えびの市
一般会計予算の補正(第一号)について御説明申し上げます。
平成三十一年度
えびの市
一般会計予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ七百一十三万一千円を追加し、補正後の予算総額は、歳入歳出それぞれ一百二十九億九千八万五千円となります。
今回の補正のうち歳出としましては、消費税及び地方消費税率の引き上げに伴い実施する低所得者・子育て世帯向けのプレミアム付商品券発行に係る事務費を計上するものであります。歳入としましては、歳出に係る財源として国庫支出金を増額するものであります。
以上、御提案申し上げましたが、何とぞ御賛同賜りますようお願いいたします。
○議長(
上原康雄君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原康雄君) 質疑なしと認めます。
以上で、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第三十五号及び議案第三十六号については、議会運営
委員会の決定のとおり、会議規則第三十六条第三項の規定により、
委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原康雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第三十五号及び議案第三十六号については、
委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原康雄君) 討論なしと認めます。
以上で討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第三十五号 平成三十年度
えびの市
一般会計予算の補正(第十一号)について
議案第三十六号 平成三十一年度
えびの市
一般会計予算の補正(第一号)について
以上、一括採決いたします。
本案は、いずれも原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原康雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、いずれも原案のとおり可決されました。
日程第四、
委員会提出意見書案第二
号介護従事者を確保するために
実効性のある対策を講じることを求める
意見書案を議題といたします。
提出者に提案理由の説明を求めます。
西原義文産業厚生常任委員長。
○
産業厚生常任委員長(
西原義文君) それでは、
産業厚生常任委員会より、
介護従事者を確保するために
実効性のある対策を講じることを求める
意見書を読み上げますので、各よろしくお願いいたします。
介護従事者を確保するために
実効性のある対策を講じることを求める
意見書案
昨年、二〇一七年介護報酬臨時改定で、
処遇改善加算の拡充が図られたものの、ことしの改定では目立った対策は講じられず、
介護従事者と全産業平均との給与差を埋めるにはほど遠い状態である。
処遇改善加算については、算定の対象となる職員の限定、手続の煩雑さ、利用料への反映といった問題が改善されないまま推移している。
処遇改善は、利用料の引き上げに直結する介護報酬ではなく一般財源で対応し、対象の拡大などの改善を図るべきである。
介護事業所では、担い手不足が慢性化、深刻化の一途をたどっている。施設を全室オープンできない、新規利用者を受け入れられないなどの事態も広がっており、地域の介護需要に応え切れない状況が生じている。介護福祉士の養成校では定員割れが続いており、養成課程の縮小や廃校を余儀なくされた学校も出ている。
介護労働安定センター、二〇一七年度介護労働実態調査では「職員が不足している」と回答した事業所が約三分の二で過去最高となり、特に、訪問介護では八二・四%の事業所が不足を訴えている。また福祉医療機構が特別養護老人ホームを対象にした調査では、六四・三%の施設が「職員不足」と回答し、このうち一二・四%が「利用者の受け入れを制限している」と答えている。
第七期介護保険事業計画の集計では、二〇二五年度は全ての都道府県で職員の需要数が供給数を上回ることが見込まれており、全国で三十三万七千人、宮崎県で三千六百九人の供給不足が予測されている。
こうしたことから、
介護従事者の処遇を改善し、介護の担い手確保は一刻も早く手だてを講じるべき課題であると考える。よって、国に対して
介護現場の
人手不足を解決するために
介護従事者の賃金・労働条件を大幅に改善し、介護の担い手確保のために
実効性のある対策を講じることを求めるものである。
以上、
地方自治法第九十九条の規定に基づき
意見書を提出する。
平成三十一年三月二十日
宮崎県
えびの市議会
○議長(
上原康雄君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原康雄君) 質疑なしと認めます。
以上で、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております
委員会提出意見書案第二号については、会議規則第三十六条第二項の規定により、
委員会への付託を省略いたします。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原康雄君) 討論なしと認めます。
以上で討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
委員会提出意見書案第二
号介護従事者を確保するために
実効性のある対策を講じることを求める
意見書案を採決いたします。
本
意見書案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原康雄君) 御異議なしと認めます。よって、本
意見書案は原案のとおり可決されました。
次に、各
委員会の所管事務調査の申し出についてお諮りいたします。各
委員会の
委員長から、それぞれ議席に配付いたしております申出書のとおり、閉会中の日程を許可していただきたい旨の申し出があります。各
委員長からの申し出のとおり、許可することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原康雄君) 御異議なしと認めます。よって、各
委員長からの申し出のとおり、許可することに決定いたしました。
お諮りいたします。ただいま議決されました各
委員長からの申し出の日程許可に基づく委員派遣要求書による承認以外の委員等派遣の承認については、議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原康雄君) 御異議なしと認めます。よって、お諮りのとおり決定いたしました。
お諮りいたします。
今期定例会において議決されました議決案件などの条項、字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第四十一条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原康雄君) 御異議なしと認めます。よって、議決案件などの条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに決定いたしました。
これで、本日の日程は全部終了いたしました。
以上で、
今期定例会に付議された案件の審議は、全て議了いたしました。
これをもって、平成三十一年三月
えびの市議会
定例会を閉会いたします。
閉会 午後 一時 十四分...