○三番(
北園一正君) ですからね、当時そういったような事件が発生したのは、今
環境センターは職員がいませんけれども、
環境センターの職員、
美化センターの職員、
最終処分場の職員の
皆さんが本庁に在席する
環境保全課長、現在のこの
条例改正を見ますと、
市民生活環境課長です。その
決裁を受けて、また
財政課長の
決裁を受けるということで、今は
環境業務課長については、
美化センター所長を兼務して、ちゃんとそこで一本で済むんじゃないですか、わかりませんかね。
環境業務課長は、
美化センター所長でそこの
決裁、みんな
美化センターで済んで、
市民課の窓口なんか全然寄らずに全部上に上がっているんですよ。
ですから、私はそれが複雑になったということを全く議論されなかったかということなんですよ。ですから、これはいろいろな案でされたんでしょうけれども、将来的に、ちょっと話はぶれますけれども、
生活環境係の中で、
事務分掌の中でこの
生活環境係ですね、それについていろいろな
環境行政やら書いてありますけれども、今度は大きな問題、
環境業務の
ごみ処理、大きな問題について、今広域処理をするということで、ちゃんと決まっていますよね。それらについては、どこが担当して事務を進められるんですか。
○
環境業務課長(
福田孝正君) 現在
環境業務課では広域問題につきまして、一応
課長が各市町と協議をいたしております。協議いたしまして、その内容を
市長に報告、また西諸の四R協議会がございますが、その中で首長同士の協議ということで現在広域化についても協議を進めているところでございます。
今後、
市民環境課になった場合には、当然幹事会に出席といいましょうか、事務レベルでは
美化センター所長が行うものということで、
課長及び上司等とその最終的な協議につきましては整えていくということになろうかと考えております。
○三番(
北園一正君) ですから、やはり今これから見ますと、とにかく今の窓口で受けている
合併浄化槽の受付、それに伴う
合併浄化槽の合議といいますか、そういったものがちょっと複雑化する。そして
ごみ処理やらいろんなものについての
苦情処理が二重になっているから、それを解決するためだけのこの
市民課と
環境業務課の合併のように私はとるんですよ。
そこで、私が言いたいのは、やはり
市長はこのマニフェストの中で、この十三の中で、いろんな民間でできることは民間でやりますというようなことで、先ほどから
組織再編の総仕上げだとおっしゃいましたけれども、
市長になられてどうなんですか、この課の組織改革なんていうのは、特に民間サービスの問題とか、人員削減の経費削減の問題あったんですけれども、このマニフェストに沿って
市長がやられた
行政改革部門というのは、何があったんでしょうかね。そしてこの際、今度そういったような
美化センター等について、
行政改革部門、
市長がマニフェストに書いていらっしゃるそういう方向からは議論はなされなかったんですか、どうなんですか。
○
市長(
村岡隆明君) この
環境行政のみならず、全体的にアウトソーシングができるところはないかということで、法的にできる部分であったり、そういったことも当然指示をいたしましたので、この
環境行政の統合の中でも、そういった検討はされたというふうに考えています。
○三番(
北園一正君) どうなんでしょうかね、今ここに四ページの資料を見てください。
市民環境課のいろんな一覧表をもらっているんですけれども、課の
課長のもとに
美化センターがあり、そしてその下には民間委託の業者がいらっしゃいます。そして本庁には
生活環境係、
市民・
年金係、そして
出張所、真幸
出張所がありまして、
市民環境課の職員数が二十四名ですね。そして管理委託
業務が二十二名、これはニチゾウですね。それから保全、これを合わせますと四十六名の大所帯になるんですよ。そしてそのほか、さっき言ったごみ収集の直接収集部門についても、四社が入っていらっしゃいますし、相当な
市民環境課長の
業務範囲が非常にふえるんですよ。そうしますと、今回また一回統合して、ちょっと都合が悪かったということで、ちゃんと
畜産農林課はまた再編されるんじゃないですか。私はその二の舞になるんじゃないかと非常に心配しておるんですよ。
ここに予算等も書いてございますけれども、この予算等の中を見てみますと、清掃総務費というのが一十万八千二百円しか書いていないんですけれども、これについて、ほんのわずかなんですけれども、これは実際は四千一百六十五万一千円ありまして、これは正職員の人件費等を含めて、二十四年度の決算を見ますと、五億四千九万二千円ですよ。五億四千万円という
美化センターの経費なんです。これを
決裁をするためには、二十万円以下というのは、ほんのわずかの事務でその職員は
美化センターに配属をされて、現在の
美化センターに配属をされて、
所長の
決裁を受けて、また
市民環境課長の
決裁を受けて、また
財政課長なりに行くような
システムになっています。
そこで、二十四年度の予算もちなみに五億七千五百二十三万四千円という非常に大きな予算になっていますから、果たしてこのただ
窓口業務、
苦情処理だけの一本化で考えて、この
市民課と
環境業務課の統合を考えられたのかということにちょっと私は疑問を思うんですけれども、やはり一方では、先ほど申し上げましたように、逆に
市民協働課と先ほど申し上げましたいろんな
行政相談とか一から五、そこを統合して一本化し、そしてこの
環境業務を一本化してするというのが私はいいんじゃないかと考えて、そこでまた具体的に中に入りますと、他の市町村においてこのほとんど
ごみ処理とかそういうものについては、民間委託を進んでおるんですけれども、この表を見ますと、
美化センターには
所長以下正職員が六名、臨時職員が三名、臨時職員の運転手作業員の方が七名という形で配置をされておりますし、先ほど申し上げました
市長は、アウトソーシングを検討したと言われますけれども、この
美化センター全体的なこの
業務委託を考え、そしてこの管理部門、
廃棄物処理、
環境業務の管理部門を本庁に統合し、技術管理者とかそういうのがいますけれども、技術管理者等についていろいろ確認をしてみますと、
美化センターに常駐する必要はない、ちゃんと本庁に職員がいればいいわけですから、それを総括的に技術管理者と配置をして
環境行政を行う、そしてこの現場については、もう少しアウトソーシングを考えるということ。
市長はそこら辺を気づかれて指示はされなかったんですか、どうなんですか。
○
市長(
村岡隆明君) アウトソーシングの検討の中で一番テーマにさせていただいたのは、実は
美化センターでございまして、現時点ではなかなかそういった
環境行政が複雑化する中で、民間に出すという心配等もございまして、今回はアウトソーシングというところまで至りませんでしたけれども、この
組織再編でとりあえず二十五年度スタートさせていただいて、全体的なアウトソーシングについては、今後も当然引き続き並行して全体的に検討していく必要はあろうというふうに考えております。
○三番(
北園一正君) 先ほど説明の中で、この
組織再編の総仕上げだったということでおっしゃいましたからあえて聞いたんですよね。それについては、このマニフェストにはちゃんと
市長掲げていらっしゃいましたけれども、
市長が就任されてから全くそういうのが見えてこないですよ。全くないでしょう。前
市長、前々
市長が給食センターからいろんな保育所とか、そういうもの、前
市長、前々
市長がされた部分だけであって、
市長がマニフェストに書いていらっしゃいますけれども、全くないじゃないですか。
そこら辺をやはり私は、今大きな課題については、
美化センターと今おっしゃいましたから、もう少し詰めてそういったものを検討していただいて、問題になっている
環境行政の
窓口業務をどうすればいいかということを、私は提案したいのは、やはり
市民協働課、そして
市民課、
環境業務課、それをもう一回練り直して、本当に
窓口業務、全部
窓口業務じゃないですか。
市民協働課も窓口でしょう。それから
市民課も窓口でしょう、それで
環境業務課も窓口じゃないですか。そこら辺をしていただいて、もう少し検討すべきだと思いますけれども、どうですか。恐らくは最終とおっしゃいましたけれども、総仕上げのあれだとおっしゃいましたけれども、本当に総仕上げで、今言ったようなことは今後取り組まれるんですか、どうなんですか。
○
市長(
村岡隆明君) 当然組織の再編というのは、時代、
市民ニーズによって変わってくる部分があると思いますので、二十五年度のスタートはこれで行きたいというふうに考えておりますが、当然後年度も
組織再編については、並行して取り組んでいくということを考えておりますので、そういった中で、
市民ニーズを十分調査しながら考えていきたいというふうに考えております。
○三番(
北園一正君) 先ほど繰り返しますけれども、もう一回
市民協働課、
市民課、
環境業務課、これはもう一回練り直してすれば、そういったような
窓口業務なんか一括にできるんですよ。そういったものを希望しまして、これについては終わります。
それでは、二番目に
建設課についてお伺いをしたいと思いますが、
建設課のこれを見ますと、
建設課の
業務の中に、資料の二ページに、再編の中で
建設課の中でア、イ、ウありますよね、そこでウの中に都市計画に関する事項というのはここに掲げてございますけれども、具体的に今度は七ページを見てみますと、別表六条関係ですね、これずっと拾っていきますと、後のほうですね、
建設課の建設係に(一)市道の改良及び舗装に関すること、(二)橋りょうに関すること、(三)国道及び県道に関すること、そして最後に都市計画等に関することと書いてございますが、かつて
えびの市は
まちづくりを推進するために都市計画課を設置しておりました。
しかし、
行政改革のあおりを受けまして、
建設課に都市計画課が統合され、実際は今現在は
業務の
事務分掌の中には、条例等には書いてございますけれども、都市計画係とか、都市計画というものは実際表面に出てきていませんが、
市長はこの都市計画に関する
業務というのをどの程度理解をされて、今後この都市計画
行政をどのように進められるか、ちょっと
市長のお考えをお伺いしたいと思います。
○
市長(
村岡隆明君) 先日
えびの市でも四十年ぶりに都市計画審議会を開催させていただきましたけれども、現在都市計画の見直しが長期間にわたって見直しされていないということが企業誘致等大きな面で支障になっている部分もございますので、現在真幸地区を中心に取り組んでおりますが、今後加久藤、飯野というふうに広げてマスタープランの作成も取り組んでおりますので、重要政策として進めていきたいというふうに考えております。
○三番(
北園一正君) その重要政策として進めたいということでございますけれども、現在はこの
事務分掌は建設係ですよね。建設係の配置表を見ますと、相当職員は苦労していらっしゃるような状況ですが、どうなんですか、都市計画
行政については、今京町周辺の、今
市長が説明されました都市計画の変更等で相当時間と労力を費やしていると思います。
そこで先ほどの議会で私が提案をいたしました景観条例の制定等もございますよね。それはあえて申し上げますけれども、いろいろ状況を調べてみますと、霧島山の山麓にももう既に中継基地は建っていますし、全く市は知らないのか。当然この景観条例については、一刻も早い制定が望まれるわけですよ。
そして今度は、都市計画の街路事業、
えびの市には街路が相当指定されたものがございますが、今は飯野高校の前、あれは街路の一環でしょうけれども、都市計画事業ではなくして、別途の建設事業でされておりまして、実際今は都市計画事業というのは、取り組んでおられないわけですね。
そこで
まちづくりを進めるためには、やはりこの都市計画街路事業というのを計画する必要があるんじゃないですか。
そこで一番今、近年問題になったのが加久藤橋ですよね。あれの加久藤橋の
課長、ちょっと確認ですけれども、あれは都市計画街路でしょう。街路の中に入っていますよね。街路の中に入っていると思いますが、やはりいろんな今度の加久藤橋の議論の中の情報を私どもが入手した中では、やはり橋を架けかえてもらいたいというのが大方の予想です。当然あれはもう五十年、六十年近くなっておる段階で、耐震構造的には全く不合格の橋梁なんですから、当然あそこの安全を確保するためには、加久藤橋の架けかえというのも必要になってきます。加久藤橋の架けかえということは、松原交差点から橋を経由しての都市計画事業を実施しなくては、当然あの今期に発生した問題は解決できないんですよ。
そこで、どうなんですか。都市計画について、今後
市長はいろんな街路が数本あるわけですよ。当然飯野高校の前が済んだら、ほかのところもいっぱいあるんですけれども、緊急に浮き上がってきたのが、この松原地域の都市計画事業ということになってくると思いますけれども、そこら辺について、今後のいろんな対策会議がございましたけれども、どの程度
市長は説明されておるんですか。
○
市長(
村岡隆明君) 今回の事故に関して、都市計画について地元住民に説明はいたしていないところであります。
○三番(
北園一正君) それはこれまでにしておきますけれども、もう少し
市長、内容のある答弁をしてください。
市長はしてないというふうに、自分はどう考えているかということを、将来ある問題、会議に送った問題をどう解決すればいいかと。まず
市長が担当
課長に指示をするなり、ましてや意見を聴取するなりが当然必要だと思いますよ。聞くところによると。
○議長(
蔵園晴美君)
北園議員、自己主張とか提案ではなくて、質疑ですので、あくまでも。それで進めてください。
○三番(
北園一正君) はい、では都市計画の再編ですからね。都市計画の
組織再編に関する重要なことなんですよ。
○議長(
蔵園晴美君) 重要は重要ですけれども、またその点について一般質問等でやってください。
○三番(
北園一正君) それでは後に置きますけれども、そういった中で全くこの
組織再編をもう少し、十分本当に現場が必要とする
環境業務、それから
市民協働、
市民課、都市計画、本当に
行政が必要とする、そして
市民が必要とする
組織再編をもう一回再検討していただくことを希望しまして私の質疑を終わります。
○
財政課長(
原田和紀君) 申しわけございません。発言の訂正をお願いしたいと思います。
先ほど、
市民環境課長の
決裁権限のところで、
決裁と申し上げるところを合議と申し上げました。
決裁に訂正方をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(
蔵園晴美君) しばらく休憩いたします。
休憩 午前十一時 六分
開議 午前十一時 十五分
○議長(
蔵園晴美君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、六番竹中雪宏議員の発言を許します。竹中雪宏議員。
○六番(竹中雪宏君) それでは、議案第一
号えびの市
課設置条例の一部改正について質疑いたします。
中身に入ります前にお伺いしますが、
臨時会というのは急を要する案件を審議する場と認識しております。したがって、本件については、昨年度から計画されていて、二十五年四月より実施される案件ですが、本来ならばもう少し早い時期に審議する案件と思っております。なぜ今回提出されたのか、まずこの件からお伺いします。
○
市長(
村岡隆明君) これまでも一般質問の答弁等で二十五年度の四月一日から
組織再編を完了するということを答弁いたしておりまして、十二月議会の当初予算で提案をさせていただく予定にいたしておりましたけれども、事務手続が遅くなってしまいまして、どうしても当初予算に間に合わないということで、十二月議会中の追加提案も検討いたしましたが、十分
組織再編ということもありまして、議員さんたちの御意見を聞く場をつくったり、そういったことも必要であろうということで、全員協議会を開催させていただきまして、イレギュラーではございましたけれども、一月の
臨時会ということで御提案をさせていただいて、二十五年度当初から反映させていただきたいというふうに考えております。
○六番(竹中雪宏君) それでは、まず一点目ですけれども、先ほど
北園議員のほうからも質問があった案件で、重複する部分があるかもしれませんけれども、わからない点について質疑を行いたいと思います。
今回の
組織再編について、先ほど質疑をされましたが、
提案理由説明の中で、
環境行政を効率的に進めるためには一体的に行う必要があるため、
市民課と
環境業務課を統合して、
市民環境課とするものでありますが、この件については、以前先ほどもあったように問題が発生して、現行に再編されたと聞いておりますが、今回二課を統合することで以前のような問題が発生することは予想されないのか、再度念のために確認をいたします。
○
市長(
村岡隆明君) 今回の
組織再編をもって前回のような印鑑偽造というようなことが起きないのかという御質問でありますが、前回はその
環境センターに一人の技術職員が配置されて、その職員が直接本庁まで毎回
決裁のために来なければいけないという状況がございましたが、その事件を受けて、今回の
組織再編とは別に、現段階で既に技術職員は
美化センターのほうに配置されておりますし、そういった係員等が
決裁が煩雑でそういった印鑑偽造というようなことをするということはないというふうに考えておりますので、前回のような事件は再発防止できているというふうに考えております。
○六番(竹中雪宏君) 前回のような、以前のような事故は発生しないのではと、そういう考えのようでございますけれども、事故防止等についての議論も当然されたと思いますが、どのような議論をされて、どのような結論が出されたものかお尋ねいたします。
○
市長(
村岡隆明君) 現在の
課長職が
所長という立場にかわりますけれども、そういった形で職員の数も変更ございませんし、管理も十分できるというふうに考えております。
所長がこれまでよりも一つ
決裁がふえますけれども、十分管理はできるというふうに考えております。
○六番(竹中雪宏君) 次に、
美化センターについては、耐用年数等々もそろそろ来るのではないのかと思っているところでありますけれども、そのような対応等も視野に入れての統合ということで理解してよろしいでしょうか。
○
市長(
村岡隆明君) 先ほどの広域処理であったり、
美化センターの耐用年数等も勘案した上での
組織再編でございます。
○六番(竹中雪宏君) 次に、本市の基幹産業は農業でありまして、中でも畜産が八〇%を占める中で、畜産課の設置要望等も出されておりましたが、今回
畜産農林課と
建設課を三課に再編されることによって満足ではありませんけれども、一定の理解をいたしております。
特に、畜産部門においては、現在子牛部門は全共の効果や正月前の肥育牛出荷の集中、さらには以前発生した口蹄疫の影響により子牛の出荷減少等で肥育農家の牛舎に空きがあるため、ここ二、三カ月高い相場で取り引されておりますが、畜産部門を全般的に見てみれば、ここ数年大変厳しい状況と言わざるを得ません。
また、現在に至っては、配合飼料価格の高騰にどう対応するのかという問題も懸念されるところです。仮に一円の円安で飼料価格は一トン当たり二百二十円高くなり、これに伴って運賃、肥料、燃料、資材等々値上げの可能性もあり、こうした生産コストの上昇は農家がどのように努力しても解消できないと思っております。
さらには、二月末には米国産の牛肉の輸入規制等が緩和される見通しのようであり、畜産農家はさらに厳しい経営が続いてくるというふうに思います。このような情勢の中で、
畜産農政課を新設されることについては、評価いたしますが、そこでお尋ねいたします。
改正に関する資料二ページの課の分掌の事務の
畜産農政課の中で、畜産に関する事項がありますが、技術員は何名体制を考えられての改正であるものかお尋ねいたします。
○
市長(
村岡隆明君) 現時点では、平成二十五年度スタート時点では二名ということを考えております。
○六番(竹中雪宏君) 現時点では二名ということでございますけれども、現在本市の職員の中に畜産農家を指導できる職員は何名おられるものかお尋ねいたします。
○
市長(
村岡隆明君) 現時点で組織として畜産農家を指導できる職員は、今申し上げました技術員が二名であります。職員全体としては、そういった専門的な知識を持っている職員もほかに二名いますけれども、直接農家に指導ができる職員は二名だというふうに考えております。
○六番(竹中雪宏君) 私もそのように思っておりましたけれども、現在担当が二名、そしてあと二名の方におかれましては、
課長職、あと二年、三年されれば退職、そういう状況ではないのかと思っておるところでございますけれども、畜産のまちと言われながら、現在室長一名、担当二名で十分な指導ができていると思っておられるのか、これではいけないというふうに考えておられるのか、そこらあたりをお示し願いたいと思います。
○
市長(
村岡隆明君) 現在の職員体制で畜産の振興に当たっているところでありますけれども、当然政策として取り組むべき部分であったり、今議員さんからおっしゃっていただいた、そういった人的な体制が十分であるかどうか、当然畜産の振興となりますと、JAさんであったり、ほかの技術者等の連携等も出てこようかというふうには考えておりますが、防疫、そういった面を考えますと、もう少し技術職が必要ではないかなということは考えておりますが、正職員の配置としては、二十五年度スタートはこの体制でいこうというふうに考えているところであります。
○六番(竹中雪宏君) 関係機関との連携等々を含めて、今後推進してまいるということでございますけれども、先ほど私が一例を申し上げましたとおり、大変畜産農家の情勢というのは厳しいものがあるということは認識されておられるというふうに思います。
その中で、農家を指導できる一人前の技術員になるためには、一、二年ではできないと思っております。せめて四、五年はかかるのではないかと思っておりますが、そのようなことを勘案されて、技術員の新規採用等はどのような対応を考えて、今回の編成をされたものかお伺いいたします。
○
市長(
村岡隆明君) 畜産農家の指導等に関しては、必要性を感じておりますが、二十五年につきましては、新規採用の試験も終わっておりますし、考え方としては、新たに二十五年度当初から技術員を入れるという考えは持っておりませんけれども、そういった技術者の嘱託職員の採用であったり、そういった可能な部分を二十五年度では取り組んでいきたいというふうには考えております。
○六番(竹中雪宏君) 二十五年度当初には、そういった新規採用等は考えておられないということでございますけれども、一昨日だったですか、小林の土木技師の追加採用、そういったこと等も記載されておりましたが、やはり先輩方々がおられるうちに、やはり新しい職員を育てていかないとなかなか
えびの市の畜産は発展していかないのではないのかなとこのように思っておりますけれども、今後
市長がそういったこと等を考えて、職員、畜産技術員の増等を計画されるものか、お示し願いたいと思います。
○
市長(
村岡隆明君) 今回の
組織再編の中では、新規の部分というのは考えておりませんが、比較的現在市内の畜産技術員は、若い世代の方々じゃないかなというふうに思っておりますが、そういった畜産技術の世代交代といいますか、次の部分を育成するということでは、そういったことも必要な時期が来るというふうに思っておりますので、先ほど申し上げましたとおり、関係機関等とも調整をしていきたいというふうに考えております。
○六番(竹中雪宏君) 次に、資料の三ページの係の比較の中で、
畜産農政課の畜産振興室の考え方をお聞きいたします。
○
財政課長(
原田和紀君)
畜産農政課の再編後の四つの係の考え方について御説明申し上げます。
現在の
畜産農林課に三室、三係、こちらにつきましては、
畜産農政課に畜産振興室がそのまま畜産振興室、あと担い手対策室を二つに分けまして、担い手対策係と農政企画係、担い手は、これまでの担い手対策室の
業務を主に行うもので、農政企画係につきましては、農政全般の企画を担当することになります。それと現在の農産園芸係をそのまま農産園芸係というふうな考え方で再編している案でございます。
○六番(竹中雪宏君) 私が今質疑している内容と
課長の答弁とはちょっと私も理解がしにくいわけでございますけれども、私は農政企画、担い手、農産園芸のことは一切尋ねておりません。畜産振興室の考え方を聞いているわけでございまして、現在の畜産課がそのまま
畜産農林課の畜産がそのまま畜産振興室という形になるのですかということをお尋ねしているところでございます。
○
財政課長(
原田和紀君) 申しわけございませんでした、そのとおりでございます。
○六番(竹中雪宏君) そのまま現在の畜産係が畜産振興室という取り扱いのようでございますけれども、今までは
畜産農林課のボリュームが大きかったために、畜産振興室が必要であったと思っておりますが、今回の再編案で
畜産農政課と
農林整備課に二分されることになりますが、畜産振興係、畜産振興室ではなくて、畜産振興室を置けば室長が一人要るわけですね、畜産振興室長、そして技術員が二名、そういう体制になるわけでございますが、今後は
課長の管理もかなり行き届いてくるのではないかと思うわけでございますけれども、そういったこと等を勘案されて畜産係、畜産振興係ということ等の協議はされなかったものかお尋ねいたします。
○
市長(
村岡隆明君) 畜産振興室が
課長が新しい課の中で、畜産振興室ではなくて、係でもいいのではないかという御提案でありますが、やはり重要な施策を進める位置づけとして、係ではなくて室ということで対外的にも畜産振興につながる部分もございますので、室としては残そうということで結論を出したところであります。
○六番(竹中雪宏君) 以上で終わります。
○議長(
蔵園晴美君) ほかに質疑の通告はありません。以上で質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第一号につきましては、
会議規則第三十六条第三項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
蔵園晴美君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会への付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
蔵園晴美君) 討論なしと認めます。以上で討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第一
号えびの市
課設置条例の一部改正についてを採決いたします。
本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
蔵園晴美君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
お諮りいたします。
今期臨時会において議決されました議決案件などの字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、
会議規則第四十一条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
蔵園晴美君) 御異議なしと認めます。よって、議決案件などの字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決定いたしました。
以上で、
今期臨時会に付議された案件は全て議了いたしました。
これにて平成二十五年一月
えびの市議会臨時会を閉会いたします。
閉会 午前十一時 四十分...