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平成21年 3月定例会(第 2号 3月 9日) 質疑

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  1. えびの市議会 2009-03-09
    平成21年 3月定例会(第 2号 3月 9日) 質疑


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    平成21年 3月定例会(第 2号 3月 9日) 質疑                       平成二十一年三月九日 午前十時開議 第  一   諮問第一号        議案第一号~議案第六号、議案第八号~議案十九号、議案第二十一号~議        案第三十六号           本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件    一   諮問第一号        議案第一号~議案第六号、議案第八号~議案十九号、議案第二十一号~議        案第三十六号 出 席 議 員(十五名)      一番   高牟禮 宏 邦  君     九番   西 原 政 文  君      二番   上 原 康 雄  君    一〇番   井川原 志庫男  君      三番   池 田 孝 一  君    一一番   溝 辺 一 男  君      四番   竹 中 雪 宏  君    一二番   蔵 園 晴 美  君      五番   竹 畑 澄 明  君    一三番   宮 崎 和 宏  君      六番   本 石 長 永  君    一四番   外 園 三千男  君
         七番   西 原 義 文  君    一五番   栗 下 政 雄  君      八番   村 岡 隆 明  君 欠 席 議 員(なし) 議会事務局職員出席者  事務局長    柳 田 和 幸 君   議事運営係     西 原 邦 浩 君  事務局次長   福 田 孝 正 君  議事運営係長  萩 原 博 幸 君 地方自治法第一二一条による説明のための出席を求められた者  市長      宮 﨑 道 公 君   財産管理課長    若 松 秀 一 君  教育長     萩 原 和 範 君   福祉事務所長    上加世田たず子 君  総務課長    坂 本 謙太郎 君   健康保険課長    竹 下 京 一 君  企画政策課長  小 崎 久美子 君   環境業務課長    便 元 益 男 君  行政管理課長  木 村 政 一 君   観光商工課長    松 永 康 二 君  財政課長    上加世田 章人 君   税務課長      堀 川 純 一 君  建設課長    下別府 敏 則 君   水道課長      平 野 浩 二 君  畜産農林課長  菅 田 正 博 君   市民課長      西 田   健 君  農村整備課長  境 田 次 男 君   病院事務長     坂 本 健一郎 君  学校教育課長  山 下 寿 男 君   会計管理者     泊   秀 智 君  社会教育課長  白 坂 良 二 君                     開議 午前 十時  〇分 ○議長(高牟禮宏邦君)  おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。  本日の会議は、お手元に配付いたしております議事日程第二号によって進めます。  これより本日の日程に入ります。  日程第一、諮問第一号人権擁護委員候補者の推薦について、議案第一号監査委員の選任についてから、議案第六号えびの市定住促進住宅の設置及び管理に関する条例の制定についてまで、議案第八号えびの市道路占用料条例の一部改正についてから、議案第十九号市道の路線認定についてまで、議案第二十一号平成二十年度一般会計予算の補正六号についてから、議案第三十六号平成二十一年度病院事業会計予算についてまで、一括議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑通告のため、そのまま休憩いたします。                     休憩 午前 十時  二分                     開議 午前 十時  五分 ○議長(高牟禮宏邦君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  なお、施政方針にかかわる質疑も許します。質疑の通告がありますので順次発言を許します。  まず、八番、村岡隆明議員の発言を許します。村岡隆明議員。 ○八番(村岡隆明君)  それでは、早速通告に従いまして質疑をさせていただきたいと思います。  まず、議案第二十一号平成二十年度一般会計補正予算書の第六号について質疑をさせていただきたいと思います。まず、予算書の十七ページ、使用料及び手数料の中の労働使用料、勤労青少年ホーム使用料というのが十一万五千円の減額になっているんですけれども、本年度は飯野地区公民館の建てかえもございまして、それの代替としてもこの勤労青少年ホームの使用料というのは、上がるのではないかということが当初予想されていたと思うんですけれども、この使用料が当初より見込みよりも十一万五千円低くなった理由というのは、どういうことなんでしょうか。 ○観光商工課長(松永康二君)  勤労青少年ホームの使用料につきましては、社会教育課で取り組んでおります総合型地域スポーツクラブへの移行がありまして、ホームの体育館フロアの方の利用が少なくなったということで、減額になったのが主な理由でございます。 ○八番(村岡隆明君)  ということは、飯野地区公民館の代替としての使用に関しては、十分あったということなんでしょうか。 ○観光商工課長(松永康二君)  公民館としての利用の代替施設ということで、これまで社会教育課の方が減免にしていた部分につきましては、同様な措置をとらせていただきましたので、収益としては前年とそうかわっていないところでございます。 ○八番(村岡隆明君)  続きまして、予算書の二十七ページ、諸収入の中の受託事業収入の中の清掃費受託事業収入、これも当初の見込みよりも大分減額されているんですが、この減額の理由というのは、どういったことなんでしょうか。 ○環境業務課長(便元益男君)  この受託事業収入につきましては、二町一市のごみの受け入れをするものでございますが、高原、野尻、これが生活系と事業系に今度二十年度から分かれまして、事業系の分につきましては、ほかの焼却あるいは処理施設の方に持って行かれたのが減になったというところでございます。生活系につきましては、このまま持ってきておる状況でございます。 ○八番(村岡隆明君)  その下の二十九ページの諸収入の中の雑入の中の資源ごみ売却代、これは逆に増額になっているんですが、説明資料の方には売却価格の高騰ということだったんですが、これは入札で価格が決まるのでしょうか。 ○環境業務課長(便元益男君)  これは、四半期ごとに何社か、四、五社ずつ見積もりをお願いいたしまして、それで価格を決定しております。  特に二十年度は、夏場にオリンピック等の関係がございまして、それまでの関係で売却代がたくさん入ってきたというところでございます。 ○八番(村岡隆明君)  これは、資源ごみとしての量の変化というよりも、売却価格が上がったということなんでしょうか。 ○環境業務課長(便元益男君)  はい、そういうところでございます。オリンピック需要といいますか、それに伴って鉄、アルミ、古紙、そういった資源ごみが単価的に上がったところでございますが、現在はしかし第4四半期に入りましたところが、価格的にはその当時の三分の一から極端なものについては、四分の一ほどに下落をしている状況でございます。 ○八番(村岡隆明君)  続きまして、三十九ページ、民生費の中の社会福祉費の中の福祉事業費、これの中の報償費九十一万二千円の減額、これが乗り合いタクシー活動報償金の減額ということなんですが、現計予算執行予定額が四万八千円だけの執行になっているんですが、この乗り合いタクシーの活動報償金がほとんど使われなかった形になったんですが、これの大きな要因というのは、どういったものだったんでしょうか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  当初二十カ所予定していたんですけれども、二十年度は二カ所ということになりました。一番やはり難しいのは、地域のお世話役の人をどうするか、あるいは地域の高齢者がどうまとまっていくかということに課題がございました。今後、またそれに対して取り組んでいきたいというふうに考えております。 ○八番(村岡隆明君)  この二カ所についてのみ、当初二十カ所の予定が二カ所しか執行できなかったということなんですが、この二カ所の運用状況は、どんなものだったんでしょうか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  一カ所におきましては、四十名程度、あと一カ所は十名程度ということで、二カ所で十二月から始まったということでございます。 ○八番(村岡隆明君)  あと予算書の四十七ページの農林水産業費の中の農業費の中の野菜等価格安定対策事業費、これは補助金の交付がなかったということなんですが、これはどういったことだったんでしょうか。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  野菜等価格安定対策事業につきましては、キャベツ、白ねぎ、ニガウリ、ピーマンなどの価格が下がったときに、その価格差を補てんするものでございますが、価格がそれほど基準より下がらなかったということで、発動されなかったから減額したものでございます。 ○八番(村岡隆明君)  ということは、告知等は十分されていたが、使わなくて済んだという予算ということでしょうか。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  はい、そのようなことでございます。 ○八番(村岡隆明君)  あと、その下の畜産業費の中の負担金、補助金及び交付金の中の飼料稲生産拡大緊急対策事業補助金、これも当初予定していた面積がつくれなかったという減額になっているんですが、これはどういった理由で飼料稲をつくることができなかったのでしょうか。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  当初、百ヘクタールを予定しておりましたが、実績は六十二ヘクタールでございました。  一番の要因は、当初の三月議会で決めていただきましたけれども、その転作等の計画がもう既になされていた、そういうことで一年目でございましたが、予定に達しなかった。今年度につきましては、今皆さんに推進しておりますので、そういった百ヘクタールに達するように、今努力しているところでございます。 ○八番(村岡隆明君)  ということは、当初予算に上げた時点では、既にほかの活用の仕方が決まっていて、十分効果が発揮できなかったと、新年度は十分できるということでよろしいでしょうか。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  はい、そのように理解していただければいいと思います。 ○八番(村岡隆明君)  続きまして、議案第二十二号平成二十年度国民健康保険特別会計補正予算書について、一点だけ質疑をさせていただきたいと思います。  今回は、国庫支出金でありますとか、県の支出金とかの補正が入っていると思うんですが、十九年度の決算の中で徴収率が上がらずにペナルティを受けたことがあったと思うんですけれども、現時点での月例の徴収率等も出ていると思うんですけれども、二十年度に関しましては、そのような心配はないものか、お伺いしたいと思います。 ○健康保険課長(竹下京一君)  現時点での収納率等は、この場で把握はできないところでございますが、見込みといたしましては、九〇パーセント前後、ぎりぎりのところかなというふうに考えております。  したがいまして、ペナルティのボーダーラインとなります九二パーセントは難しいかなという感触でございます。 ○八番(村岡隆明君)  ということは、十九年度に引き続き二十年度もペナルティを受ける可能性の方が高いということなんでしょうか。 ○健康保険課長(竹下京一君)  はっきりしたことは申し上げられませんが、感触としてその可能性が高いのかなという感じでございます。 ○八番(村岡隆明君)  続きまして、議案第二十六号平成二十年度観光特別会計補正予算書の第三号について質疑をさせていただきたいと思います。  この中で、事業収入の中の使用料、キャンプ村の施設使用料が十八年度、十九年度とずっと落ち込んでいたんですが、今回当初の予想よりも施設使用料が増額されているんですが、この点はどういった要因だったんでしょうか。 ○観光商工課長(松永康二君)  キャンプ村につきましては、環境省の方で直接事業でリニューアルをしていただきましたので、その効果が出たものと理解しておるところでございます。 ○八番(村岡隆明君)  設備がリニューアルされたことが要因だという答弁だったと思うのですが、逆にその下の白鳥温泉上湯の施設使用料に関しましては、かなり減額になっているんですが、この点についてはどのような要因だったのでしょうか。 ○観光商工課長(松永康二君)  施設使用料につきましては、昨年の三月議会でおおむね一〇%程度の見直しをさせていただきました。  それを含めまして、当初予算で見込んだところでございますけれども、年度当初の四月、五月、六月の原油の高騰等もございまして、大幅な落ち込みということで今回減額をさせていただいたものでございます。 ○八番(村岡隆明君)  ということは、これは減額の理由としては、原油の高騰というのが一番の要因だと分析されているのでしょうか。 ○観光商工課長(松永康二君)  第一の原因としては、原油の高騰が影響したものというふうに考えております。 ○八番(村岡隆明君)  次に、議案第二十九号平成二十一年度一般会計予算書について質疑をさせていただきたいと思います。  まず、予算書の二十一ページ、分担金及び負担金の中の民生費負担金の中の児童福祉費負担金、これが八千百七十六万八千円ということで、昨年度当初予算よりは増額になっていると思うんですが、単価計算の方も少し上がっているようなんですが、この入所者の負担金を前年度より多く見込んだという理由はどこなんでしょうか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  今、保育園に通っていらっしゃる方の対象者を見たときに、三人目の方が無料ということで、その対象者が少なくなっております。ですから、一人目が全額、二人目が半額ということで、その対象者を見込みまして単価を上げたところでございます。 ○八番(村岡隆明君)  ということは、人数は減っているが、子供の構成、第一子、第二子、第三子の構成の変化があるので、全体としては単価がふえてくるという計算になるということなんでしょうか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  はい、そのとおりでございます。 ○八番(村岡隆明君)  あと予算書の二十三ページ、同じく使用料及び手数料の中の衛生使用料、この中の清掃使用料、美化センターの浴場の施設使用料というのが予算化されているんですが、これが十九年度の十月から使用料金を取るようになったと思うんですけれども、十九年度の決算が二十三万二千二百円、二十年度の当初予算が五十四万円、二十年度の補正予算が三十九万円、今回二十一年度の当初予算としては四十二万円とまた少し増額で見込んでいらっしゃるんですが、この美化センターの浴場施設の使用料を四十二万円と見込んだ理由というのは、どういったところなんでしょうか。 ○環境業務課長(便元益男君)  これにつきましては、昨年三月におきましては、炉の施設等で焼却する日数が長引いて浴場の使用ができなかった日数がちょっと長引いたという関係で、浴場の利用人数が減ったというところでございます。  今回につきましては、一応それをできるだけ私たちの方も短かめにできるように考えながら入浴者をふやそうという考え方のもとで、ちょっと微増でありますけれども計画をして、また出前講座とか地区座談会等におきましては、この利用の増強を図っていきたいというふうに考えておるところでございます。 ○八番(村岡隆明君)  受益者の負担を均一にするということで、十九年度から料金を取るようになったと思うんですが、これは実際の利用者というのは、昨年は炉の利用、お風呂を利用する期間が少し少なかったということで、減額になっているんですが、月ごとの利用者というのは、料金を取るようになってからはふえているんでしょうか、減っているんでしょうか。 ○環境業務課長(便元益男君)  これを有料としたその当時は、十二、三人ずつ毎日利用者があったわけですけれども、それから後、平成二十年度におきましては、これが一日平均でいたしますと二人ぐらい、あるいは多いときで三人ぐらいの減があったりしている状況でございます。 ○八番(村岡隆明君)  料金を取るようになってから、一日当たり二、三人の減ということでしょうか、それとも一日二、三人の利用ということ、どっちでしょうか。 ○環境業務課長(便元益男君)  十九年度の十月から料金を取るようになったわけですけれども、その当時は一日十四、五人おりました。しかし、今現在は十人をちょっと超えるか、あるいは下回ったりというような状況でございます。  そういうところで、今回の予算を組ませていただきました。 ○八番(村岡隆明君)  予算書の二十九ページの衛生費国庫補助金の中の保健衛生費国庫補助金の中の次世代育成支援対策交付金、これが基本額がかなり減額になっていると思うんですが、この支援に対する補助金が減額になった理由というのは、どういうことなんでしょうか。 ○健康保険課長(竹下京一君)  これにつきましては、今年度からの取り組みでございましたが、当初、四月からの事業開始を予定いたしておりました。  しかし、この資格を持った保健師等がなかなか見つからなかったために、七月から開始をいたしましたために、三カ月分が減額となったものでございます。  失礼いたしました。ただいまのは補正予算のことを答弁をいたしておりました。これにつきましては、しばらくお時間をいただきたいと思います。 ○八番(村岡隆明君)  予算書の四十九ページ、諸収入の中の雑入の中の民生費雑入の中の児童クラブの徴収金なんですが、これが昨年と比べると単価で千円程度値上がりしているんですが、この理由というのは、どういったことなんでしょうか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  この児童クラブの補助に関しまして、県の方から四千円以上の自己負担を取らないと一〇〇%の補助は来ないということでございました。  現在、月三千円市の方に入れていただいているんですが、実際は児童クラブでは三千円プラスおやつ代ということで二千円、五千円取っております。ですから、四千円を市の方に入れていただきまして、そしてその歳出も同じようにおやつ代として使っていただくように、今度は歳出として出したということでございます。  これは、補助金を一〇〇%いただくための一つの工面でございまして、御理解いただきたいというふうに考えております。 ○八番(村岡隆明君)  ということは、これは、今まで三千円と別におやつ代ということで、個人負担が五千円だったということなんですが、今回は個人負担というのは六千円になるんでしょうか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  保護者の負担は五千円でかわりありません。五千円のうち四千円を市の方にいただいて、そして同じように委託料として差し上げるという形で取り組みたいというふうに考えております。 ○八番(村岡隆明君)  これは、実際に児童クラブを直営でやっていらっしゃる先生方の負担というのは、別にかわらないんでしょうか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  はい、かわりはございません。
    ○八番(村岡隆明君)  児童クラブに関しましては、ほかの民間の方にも委託で出されていると思うんですが、民間でやっていらっしゃる委託している児童クラブと、この個人の負担というのは統一されている負担なんでしょうか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  はい、これは統一しております。どこも五千円ということでお願いしているところでございます。 ○健康保険課長(竹下京一君)  先ほどは失礼いたしました。  次世代育成支援対策交付金が少なくなった理由でございますが、今年度までは平成二十年度につきましては、保健師の嘱託員を雇用いたしておりましたけれども、新年度からは保健師の正職員が復帰いたします。  したがいまして、自前でやるということになりましたので、その嘱託員の人件費が減ったものでございます。 ○八番(村岡隆明君)  あと予算書の五十一ページの衛生費の雑入の中の資源ごみ売却代なんですが、再商品化に伴う売却代金も昨年と比べると大分売却代を少なく見積もってあるんですが、この点については、どういったことなんでしょうか。 ○環境業務課長(便元益男君)  この点につきましては、先ほど触れさせていただきましたけれども、主に例えば一点とりますと、アルミ缶これが百九十八円ほどしていたものが、現在ではもう七十二円程度の単価下落と言いますか、オリンピックの需要の関係でこれが相当下がっておる状況でございます。  そういうことから、ほかの品目につきましても全体的に下がりまして、逆今度は、ひょっとしたら逆有償というようなものも出てくるんではないかという予想はしておりますけれども、今のところ今この最低の価格での予算計上をさせていただいたところでございます。 ○八番(村岡隆明君)  続きまして、予算書の九十五ページ、民生費の中の社会福祉費の中の福祉事業費の中の負担金、補助金及び交付金の中の地域福祉乗り合いタクシー事業補助金なんですが、先ほど補正予算の中でも所長の方から説明があったと思うんですが、新年度の予算としては、少し減額はされているものの中身をかえた内容になっていると思うんですが、この地域福祉乗り合いタクシー事業補助金、この事業の中身がかわった部分をもう一回説明していただきたいと思います。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  地域福祉乗り合いタクシー事業につきましては、地域福祉推進会議の中で本当に協議をしながら、どのように進めていったらいいかということで、市民の皆さんの御意見をお伺いしたところでございます。  その中で、まず一つかわったことに対しましては、今まで十名ということの基準を設けておりました。それを五名でも行っていただきたいということです。  それと、一番大きく変わりましたのは、例えば十名でも結構なんですが、十名を基準といたしまして、タクシー基本料金、市内で五百六十円ですけれども、それを二十四枚差し上げて、それを利用していただきたいということで、お世話役だけではなくてプラス利用する方に基本料金をお渡しいたしまして、それを運営していただきたいということで、より取り組みやすい方法にかえさせていただいたところでございます。 ○八番(村岡隆明君)  これは、いろいろ話し合った上で利用しやすい方向にかえたということだったんですが、この世話役をしていただく方への補助というのは、二十年度とかわらない金額なんでしょうか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  お世話役に対しましては、二十年度とかわらずに、そのままにお願いしたいということで考えております。 ○八番(村岡隆明君)  ということは、二十年度の中では、世話役が見つかる見つからないという話ではなくて利用しにくいと、タクシーの料金そのものにも補助をしていただきたいということがあって、タクシーの基本料金を補助することで、これが活用されるんじゃないかと期待しているということでよろしいでしょうか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  やはり、乗り合いタクシーは高齢者の方の声が届きませんと、私もこれを利用したいという声が届きませんと、なかなか始まりません。  そういうことに関しまして、やはり利用される方にある程度の特典がないと、手を挙げる方もいらっしゃらないかなということの考え方がございます。そして、それに声が挙がったときに初めてじゃ私がお世話役をやりましょうという声が挙がるんじゃないかということで、二年目でございますけれども、このような改正をさせていただいたところでございます。 ○八番(村岡隆明君)  あと、予算書の九十七ページの負担金、補助金及び交付金の中なんですが、昨年までは地域活動支援センター運営事業補助金というのが入っていたと思うんですが、今年度はこれはなくなった理由というのは、何かあるんでしょうか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  地域活動支援センターの補助を福祉作業所の方に行ったところでございます。  これは二年間行っておりますが、二十一年度から県の指定を受けまして、就労継続支援事業所ということで指定事業所にかえていきたいと、そうなりますと、この扶助費の中にあります就労継続支援の中の事業費として、個別に月ごとに給付をしていきたいという考え方でございます。 ○八番(村岡隆明君)  ということは、県の方から直接福祉作業所の方に出るようになったということなんでしょうか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  この障害者の扶助費につきましては、指定を受けますと国庫負担金が二分の一、県負担金が四分の一ということになります。  ですから、指定を受けますと、国の公的な事業ということになりますので、より取り組みやすくなるということで今回事業変更ということでかえさせていただいたところでございます。これは直接に市の方で給付をしていきます。 ○八番(村岡隆明君)  その下の日中一時支援事業費が増額になっているわけですよね。これの変更というのも同じ理由なんでしょうか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  この地域活動支援センターがなくなりますと、一般のどなたでもということのセンターがなくなりますので、やはり日中一時でデイサービス的なものもないといけないということで、充実して就労及び日中一時支援ということの二つの事業で取り組みたいというふうに考えております。 ○八番(村岡隆明君)  続きまして、予算書の九十九ページ、社会福祉施設費の老人ホーム運営費なんですが、これも指定管理者を受けて定額でずっと委託料金が決まっていると思うんですが、今回の当初予算にもあるように、指定管理をしていただいたところが財政的に無理になって直営でする形になってきているところもあるんですが、その社会の変化を見ながら、委託料というのは一応何年契約で定額で決まっている料金だとは思うんですが、この老人ホームの管理業務委託料、当然このまま支給される形になると思うんですが、これで十分な金額だと受け取ってよろしいんでしょうか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  十二月議会の中でもやはりLPガス等が高騰しているということで、補正をいたしました。  二十一年度は、この契約どおりの委託料をお支払いいたしまして、内容的にこの面は節約が必要だ、また単価がかわるということでございますので、そのあたりを見計らいながら、また補正等もお願いする場合があるとは思いますけれども、当面はこの事業委託料でお願いしたいというふうに考えております。 ○八番(村岡隆明君)  ということは、事務所としては、少し無理がきている委託料であるなという認識はあるということなんでしょうか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  やはり燃料等の高騰ということは、避けられませんので、このあたりは問題かということで考えております。 ○八番(村岡隆明君)  続きまして、予算書の百一ページ老人福祉費の中の老人福祉事業費の中の委託料なんですが、昨年までは在宅介護支援センターの運営委託料というのが、ふれあい館を含めて四カ所に委託料が発生していたと思うんですが、今年度この予算が上がっていないのは、どういったことなんでしょうか。 ○健康保険課長(竹下京一君)  これにつきましては、介護保険特別会計の地域支援事業費の中で予算執行するということにいたしましたので、一般会計の方には計上いたしておりません。 ○八番(村岡隆明君)  あと、その下の負担金、補助金及び交付金の中に高齢者クラブ活性化促進モデル事業補助金というのが、昨年度は三十四万円組まれていたんですが、これもそんなに何年も出している補助金じゃなかったと思うんですけれども、今年度入っていないのは、これはどういった理由なんでしょうか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  このモデル事業におきましては、県の補助二分の一いただく形で今まで執行しておりました。県からこの事業は二十年度で終わりますよということが来ております。また、しかし高齢者に対する生きがい事業等もございますので、新しい事業がまたできるんじゃないかというふうに考えております。  ですから、今回はこのモデル事業につきましては、予算を計上していないところでございます。 ○八番(村岡隆明君)  それでは、その新しい事業になると思うんですが、その下の高齢者生きがい対策事業補助金というのが、新しい予算でふるさと納税のお金から予算執行されているんじゃないかと思うんですが、この中身について詳しくお聞かせ願いたいんですが。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  高齢者の生きがい対策事業ということで、議員の皆様からいろいろな御指摘や課題ということで挙げられたところでございます。  その中で、今回新規事業といたしまして、高齢者の生きがいづくり事業を予算化しております。これは、二つございまして、全体的には高齢者の皆さんが地域での小菜園事業いわゆる一つ目は、例えば自治公民館の一つのふれあい農園、公民館の近くでそういうほ場をつくっていただきまして、例えば十坪以上つくっていただきまして、おおむね十人以上、できれば高齢者が半数おられまして、世代間交流で若い方も入っていただく。そういう中で、一地区に対しまして五万円以内、これも土地の賃借、苗代、肥料代と、二十一年度は十地区考えているところでございます。これは、生産によりますけれども、その物を使っていただきたいと思います。  指導におきましては、畜産農林課等の指導、あるいはボランティアによる専門家の指導等をお願いしたいということで、ほ場としては三年間を考えているということです。  この二つ目の個人の小菜園といいますか、高齢者がたくさんの小菜園をつくっていらっしゃいますので、この農産物のコンテストをしたらどうか。元気づくりの一つのきっかけづくりになるんじゃないか。それと一・五地産品、漬物とかみそとかありますけれども、そういうコンテストをしたらいいんじゃないかということで、考えているところでございます。  以上でございます。 ○八番(村岡隆明君)  この十地区の指定というのは、どういった方法で指定されるんでしょうか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  この事業におきましては、地域支え事業等の連携等もございます。地域福祉でございますので、これは社会福祉協議会に一括補助をしながら、十地区につきましては、公募をしたいというふうに考えているところでございます。 ○八番(村岡隆明君)  三年間の補助ということだったと思うんですが、ということは、二十二年度はまた別に十地区公募があれば、そういった形で広がっていく事業だというふうに認識してよろしいでしょうか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  この事業をすべての地区にまたがるようにしたいというふうに考えておりますけれども、これが十地区じゃなくて三地区かもしれないし、いろんなことがございます。基本的には、一応三年間ということで考えているところでございます。 ○八番(村岡隆明君)  あくまでも、生きがいづくりということで、自主的に手を挙げられたところを指定していくという形が望ましいとは思うんですが、いろいろ公募制の悪い点もありまして、手が挙がってこない可能性もあるんじゃないかなと思うんですが、その点については、あくまでも公募制でいくというお考えなんでしょうか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  今地域の方では、地域支え事業を三十五カ所で行っております。  ですから、地域の触れ合いの場ができているということで、そのあたりを起点として、さらに多くの方の参加者を募って、そういう小菜園等に関心のある方、そういう形がさらにふえていければいいかなということで考えているところでございます。 ○八番(村岡隆明君)  これの財源というのをもう一回説明していただきたいんですけれども。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  この財源につきましては、ふるさと納税で一部、それと一部は敬老すこやか基金ということで考えているところでございます。 ○八番(村岡隆明君)  そのふるさと納税された方の趣旨というのは、どういったものだったんでしょうか。 ○企画政策課長(小崎久美子君)  ふるさと納税に対応いたしますえびの市の心のふるさと基金の方で受け入れました寄附金の中で、寄附の使途を四項目の選択肢を設けておりますが、その一項目めで地域福祉の充実などに関する事業というのに指定をされた方が結局三十五万円、合計で四名ほどいらっしゃいましたので、これをそのままこういった財源に使わせていただいたということでございます。 ○八番(村岡隆明君)  あと予算書の百五ページの民生費の中の児童福祉費の中の児童福祉総務費の中の消耗品費の中に、今回子育て支援啓発ののぼりというのが、説明資料の中には書いてあるんですが、これはどういった内容で、どういったところで、どういった目的で使うんでしょうか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  今度、次世代育成行動事業計画のちょうど見直しの年に二十一年度がなります。いろんな協議をしたり、またアンケート等をとっていくわけでございますが、やはり我々といたしましては、議会からもございましたとおり、子育て支援の啓発が足らないんじゃないかということもございましたので、保育園、幼稚園、そして各施設等にのぼり、ステッカー等を張りながら、やはりこの計画書を作成するに当たりまして、いろんな声も聞きますので、その一つの啓発の一環としたいというふうに考えているところでございます。 ○八番(村岡隆明君)  その下の委託料の中なんですが、委託料の中の地域子育て支援センターの事業委託料、これはなかよし保育園の中でやっているんだと思うんですけれども、これの委託料の基本額というのが毎年変更になると思うんですけれども、この委託料の金額というのはどういった算定で決めるんでしょうか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  これにつきましても、次世代育成の交付金という形でやっておりますので、国が基準単価をやはり毎年かえております。その基準単価に合わせまして、市の方も委託料を組むという形でおります。 ○八番(村岡隆明君)  基準単価というのは、その利用されている人の数とかで決まるんですかね。どこが一番影響があるのか、教えていただきたいんですが。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  地域子育て支援センターの施設の一カ所にこの七百二十五万円を基準として、国庫補助をやるという形になっておりますので、この基準額ということで御理解いただきたいと思っております。 ○八番(村岡隆明君)  ということは、ほかの市町村も子育て支援センターを持っているところは、すべてこの金額で委託しているということなんでしょうか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  はい、そのように理解しております。 ○八番(村岡隆明君)  その下の児童遊園地遊具点検委託料が今回上がっているんですが、これは場所はどこになるんでしょうか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  これは四カ所ございます。飯野の光が丘団地、そして飯野駅前の近くにあります公園、そして八幡丘公園、そして真幸出張所の北側の方にあります、その四カ所を考えております。 ○八番(村岡隆明君)  八幡丘も含めてなんですが、かなり老朽化も進んでいると思うんですけれども、この点検の委託というのは、どういった形で、どういったタイムスケジュールで行われるんでしょうか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  これは、日本公園施設業協会認定の整備士という方がおられまして、その方を四カ所ということでお願いするんですが、その内容といたしましては、どの程度の腐食がある、どの程度がまだいいという程度的なものをお示しいただくということでございますので、一カ所に当たりまして一日そういうのを見ていただくという形でおります。 ○八番(村岡隆明君)  ということは、もしふぐあいがあったら別の予算でまた予算立てして改修していくということになるんでしょうか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  修繕料も一部出しておりますが、それにそぐわない場合は、やはり予算化をお願いしたいというふうに考えております。 ○八番(村岡隆明君)  次に予算書の百十一ページ、衛生費の中の保健衛生費の中の工事請負費が四十九万九千円出ているんですが、これの中身について説明をまずお願いしたいと思います。 ○市民課長(西田健君)  この件につきましては、まず中身といたしましては、行路死亡人、福祉事務所が取り扱っておりますが、現在までは真幸のお寺さんの方にお願いをしているという実態がございました。  したがいまして、福祉事務所と協議をいたしながら、このような規模で設置するわけでございますが、九市の中では設置していないのが、実はえびの市だけというようなこともございますし、今後もこのような方がふえていくんじゃないかと、悪い見方をすればですね。そういうこともございましてお願いするものでございます。 ○八番(村岡隆明君)  ということは、今までお墓に入っていらっしゃる方の遺骨というのも、この新しいお墓に入れられるんでしょうか。それか、今後の亡くなられた方のやつだけを対応されるのか、今はその真幸のお寺に入っていらっしゃる無縁仏の方々の遺骨というのは、そのままお寺で管理していただけるんでしょうか。 ○市民課長(西田健君)  真幸のお寺の分も新しい無縁納骨堂に移す予定でございますし、またかつてはもともと御仕立山市営墓地にあるわけなんですが、土葬でございました。そこで土葬だったところに建てる、その際、改葬も当然出てくるということで、その分も見てございます。 ○八番(村岡隆明君)  続きまして、百十三ページの育児等健康支援事業費なんですが、昨年はこの中に助産師さんが回わっていかれる助産師さんの賃金というのが発生していたと思うんですが、今回は当初予算の方には賃金が入っていないんですが、これはこの事業そのものをもうやられないものか、その点はどうなんでしょうか。 ○健康保険課長(竹下京一君)  これは先ほどの次世代育成支援対策事業交付金とも関連いたします。  まず訂正をお願いしたいわけですが、先ほどは保健師の嘱託員というふうに御答弁申し上げましたが、正しくは臨時職員で看護師にお願いをしたところでございます。したがいまして、先ほど申し上げましたように、市の保健師で行うということでございますので、必要なくなったということでございます。 ○議長(高牟禮宏邦君)  しばらく休憩いたします。                     休憩 午前十一時  一分                     開議 午前十一時 十二分 ○議長(高牟禮宏邦君)  休憩前に引き続き会議を開きます。村岡議員。 ○八番(村岡隆明君)  続きまして、予算書の百十五ページ、環境衛生費の中の報酬の中の環境審議会の委員の報酬なんですが、これは計画もできて本年度はほかの部署からなんですが、バイオマスの取り組みでありますとか、えびの市として、この環境に取り組む事業というのがふえてくると思うんですけれども、相変わらず審議会の開催数が一回なんですが、これは一回で十分大丈夫なんでしょうか。 ○市民課長(西田健君)  本年度で審議会といたしましては、二カ年目に入るわけですが、昨年度の審議会におきまして、今後の審議会の開催の方向も議論をいただきました。  その中で、予算上の都合もあるわけなんですが、環境基本計画、これの進捗状況を年度末に一回開催をして、それぞれ報告をいただくと。本年度につきましては、先週開催いたしましたが、それぞれ各課に事前に環境に関する取り組みの事前調査、アンケートを行いまして、直接には今申し上げられました畜産農林課のバイオマスタウンの構想については、直接説明もしてもらったところでございます。 ○八番(村岡隆明君)  この環境審議会だけに限らないんですが、ほかの審議会も私は数少ないなと思っているんですが、今の時期でありますれば、新年度の予算にも反映されないタイミングになると思うんですけれども、十分この一回で機能する、その審議会の中ではそういった進捗状況を見守っていこうというお話だったと思うんですが、担当課としてもこれで十分だというふうに考えていらっしゃるんでしょうか。 ○市民課長(西田健君)  今、御指摘がありましたように、でき得れば最低二回というふうに近い将来的には考えております。  したがって、新年度予算の策定前、そして今年度みたいに年度末というのがよろしいんじゃないかと。ただ、二カ年目でございましたから、一回目については、年度総括ということでさせていただきました。 ○八番(村岡隆明君)  続きまして、予算書の百十七ページ、保健事業費の中の特定健診・特定保健指導事業費の中の委託料なんですが、特定健診の委託料なんですけれども、これが昨年度よりもかなり減額になっているんですが、この委託料減額になった理由というのは、どういったことなんでしょうか。 ○健康保険課長(竹下京一君)  今年度から始まったわけですけれども、今年度につきましては、まず後期高齢者につきましては、健康診査と言いますけれども、この分とそれから介護保険での生活機能評価という事業がございます。これも、同時に実施いたしておりました。  新年度からは、ここの費目では国保の一般被保険者のみに限ったために少なくなったわけでございます。 ○八番(村岡隆明君)  重複していたところがなくなって、一般の保険者のみが対象になっているということなんですが、この予算というのは、対象者というのは一〇〇%対象者を見込んだ予算になっているんでしょうか。 ○健康保険課長(竹下京一君)  これは一〇〇%ではございませんで、一応年度ごとに健診の目標値を設定をいたしております。  したがいまして、新年度におきましては、ちょっと今は正確な数字は失念いたしておりますけれども、二十年度につきましては、二五%を予定をしておったところでございます。 ○八番(村岡隆明君)  二十年度は二五%を見込んだ委託料だったということなんですが、これは他市町村と比べるとパーセントとしては、どうなんでしょうか。 ○健康保険課長(竹下京一君)  正確には把握いたしておりませんけれども、どの市町村におきましても五箇年をかけて目標値の六五%に持っていきたいという計画でございますので、大体近い数字じゃないかというふうに思っております。 ○八番(村岡隆明君)  続きまして、予算書の百二十一ページの衛生費の清掃費の塵芥処理費の中の報償費なんですが、これまではこの中に資源再利用推進団体の報償金というのが入っていて、地区の育成会でありますとか、そういった団体がよく利用していたと思うんですが、今回当初予算の中には、この報償金というのが入っていないんですが、これはどういった理由なんでしょうか。 ○環境業務課長(便元益男君)  この報償金制度につきましては、過去一カ所を例えて申しますと、西長江浦の桜ケ丘、ああいうところなんかに一応埋め立てをしていたころの平成三年にこの制度を設けまして、できるだけ資源化しようという考え方のもとで、この制度要綱をつくったわけでございます。  しかし、そのころからしますと、この目的は十分達せられたということで、今回この見直しを行いまして、要綱の廃止をいたしたところでございます。 ○八番(村岡隆明君)  中にはこの報償金というのをあてにして年度の活動の計画等が立てられているところもあると思うんですが、これの周知というのは既にされているんでしょうか。 ○環境業務課長(便元益男君)  これにつきましては、平成二十年度におきまして、申請のありました団体等に対しまして、一応来られたところにつきましては口頭と文書で、もう先に来られておられたところにつきましては、文書等で周知をいたしておるところでございます。 ○八番(村岡隆明君)  と言いますと、担当課としては資源の再利用の推進というのが一つの目的が達成できたと、この報償金を払わなくても十分再資源が進むという判断のもと、停止をされたということなんでしょうか。 ○環境業務課長(便元益男君)  そういうことでございます。 ○八番(村岡隆明君)  予算書の百二十一ページのし尿処理費の中の施設管理等委託料なんですが、この中で昨年度と比べて委託料が、説明資料の中では、新しい委託料が発生していると思うんですが、この点についてお聞かせ願いたいと思います。
    環境業務課長(便元益男君)  これにつきましては、この委託料でございますが、新規ということにつきまして資料の打ち合わせをしてまいりたいと思いますので、しばらく時間をいただきたいと思います。 ○八番(村岡隆明君)  それでは、百二十五ページの労働費の中の労働諸費の中の勤労青少年ホームの運営費について質疑をさせていただきたいんですが、この中で職員手当というのは上がっているんですが、これはもう新年度はこの勤労青少年ホームには、職員は置かないという形になるんでしょうか。 ○観光商工課長(松永康二君)  勤労青少年ホームにつきましては、二十年度は嘱託員をお願いしております。この中で、平成二十年度の勤労青少年連絡協議会の方で、総会の場で活動を当面休止したいという決定がなされました。  内容といたしましては、年齢が勤労青少年の規定されている年齢を相当オーバーしているということ等がございまして、当面勧誘活動をしながら活動そのものは休止をしたいということで、平成二十年度の夜間の利用がほとんどないということで、二十一年度は嘱託員の報酬を要求をしなかったところでございます。 ○八番(村岡隆明君)  ということは、この勤労青少年ホームの夜間だれもいなくなるということなんですが、二十一年度の活用というのは、どういった見込みなんでしょうか。昼間の活用状況とかは、活用される予定があるのか、お伺いしたいと思います。 ○観光商工課長(松永康二君)  活用そのものにつきましては、継続して今休止中のメンバーの方にも引き続き勧誘活動をお願いしますということと、勤労青少年ホームの協力会の方にも要請をしまして、それぞれの事業所の若い従業員の方々に、勤労青少年ホームの活動に参加をお願いしますという形で依頼をしておりますので、当然昼間の活動、夜の活動も運営はできるようにしていきたいというふうには考えております。 ○環境業務課長(便元益男君)  失礼いたしました。  前年度と比べまして、新規で今回出てきましたものについては、三つほどございまして、精密機器検査委託料、袋詰機点検委託料、廃油処理委託料のこの三つでございます。 ○八番(村岡隆明君)  この精密機器の検査の委託料が二百七十九万三千円ということで、この機械が袋詰め、関連があるのかどうかはわからないんですが、委託料が発生した理由というのは、どういったことで活用される目的で委託料が発生しているんでしょうか。 ○環境業務課長(便元益男君)  この精密機器とかあるいは袋詰機器、これらにつきましては、あそこに建設をされた当初から相当な年数がたっておりまして、いろいろ年度途中におきましても故障等が出たりしております。  そういう関係もございまして、できるだけ運転を停止することのないように、あるいは停止したとしても短くて済むように、事前に把握しておくという必要性からこの点検委託料をお願いしたところでございます。 ○八番(村岡隆明君)  それでは、予算書の百三十五ページのオーエスキー病清浄化対策事業費が、今回新たに予算化されていると思うんですが、これの中身について教えていただきたいと思います。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  これは、豚の病気でございまして、届け出の伝染病の指定がされております。法定伝染病ではありません。ストレスによる流産や死産が起こる病気でございます。  日本におきましては、昭和五十六年に山形県で国内で初めての発生でございまして、宮崎県では平成四年に確認されております。平成二十年六月に国の防疫対策の要領が改正されまして、清浄化に向けて地域において、集中して対策をとれば二十一年度から二十四年度までの四年間ですが、そのうちの三年間にワクチンの助成をするということでございまして、そのワクチンの接種をしながら採血検査を行いまして、陽性豚につきましては、淘汰をして清浄化を図っていくと、そういうことでございます。 ○八番(村岡隆明君)  ということは、三年間はこの事業に取り組んで三年目で清浄化を目指したいという事業なんでしょうか。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  はい、そのようなことでございます。 ○八番(村岡隆明君)  あと予算書の百三十七ページの農地・水・農村環境保全向上活動支援事業なんですが、市内の十地区に今負担金として出されていると思うんですが、これは当初はこの十地区でいくというお話だったと思うんですけれども、新規の募集というのは、これは考えていらっしゃらないんでしょうか。 ○農村整備課長(境田次男君)  農地・水・農村環境保全向上活動支援事業の負担金でございます。  市内十地区に負担金を行っておりますけれども、新規ということでございました。当初、国からの指示があったときには、平成十九年度から五カ年ということでございましたので、市といたしましては、新規というのはそれと市の状況等を考えまして、新規箇所につきましては考えていないところであります。 ○八番(村岡隆明君)  予算書の百四十一ページのバイオマスタウン構想の事業費が新年度新たに上がっていると思うんですが、この事業費の活用と概要について説明をいただきたいと思います。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  えびの市のバイオマスタウン構想につきましては、ことしの二月にできまして農政局へ提出いたしまして、日本全国へ向けて公表されたところでございます。  それの活用をどうするかということで、来年度からバイオマス利活用推進協議会を立ち上げて、いろいろ協議をしていく、えびの市で取り組んでいくということになろうかと思います。 ○八番(村岡隆明君)  今回の予算というのは、報償費とか旅費とかなんですが、今後はこの構想の中で予算組みが必要になってくるということが予想されているんでしょうか。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  これは協議会でいろいろ協議をしていただきまして、えびの市の取り組みをどうするかと、協議をしていただくわけですが、そのほかに企業がいろんなバイオマスの利活用について入ってくる可能性がありますので、えびの市としては、今のところはそういった企業を待っているというところでございます。 ○八番(村岡隆明君)  次の百四十一ページの下のえびの市畑地かんがい事業基金費について質疑をさせていただきます。  久しぶりに積立金を積まれると思うんですけれども、これは実際に何年度にこの基金を積み立てる計画というのは、どのような計画になっているんでしょうか。 ○農村整備課長(境田次男君)  えびの市の畑地かんがい事業基金でございます。  積立金として三千五百万円お願いいたしています。平成十一年度から十四年度まで、それと十六年度まで積み立てをいたしてきておりました。国営分の償還金の事業の分と県営分とでございますが、一応予定といたしましては、えびの市の考えの中では、平成四十三年ぐらいまでを考えております。 ○八番(村岡隆明君)  財政がある程度建て直しができたということと、事業が進んできたことでの積み立てだと思うんですが、今後かなり計画的にこれを積み立てていかないと、事業はうまく進まないと思っているんですが、今後の積み立ての何年度幾ら積み立てというような計画というのはできているんでしょうか。 ○農村整備課長(境田次男君)  一応考え方の中では、平成二十六年度ぐらいまで三千五百万円ペースということで考えております。  それ以降につきましては、やはり今のシミュレーションではございますけれども、三十七年ぐらいまでは四千万円程度ということで考えております。それと、先ほど四十三年ごろまでということで申し上げましたけれども、申しわけありません、四十二年ごろまででございます。訂正方をお願いいたします。 ○八番(村岡隆明君)  続きまして、予算書の百四十七ページ、商工費の中の企業誘致対策費について質疑させていただきたいと思います。  今回、旅費も前年度と比べますと、かなり増額になっていると思うんですけれども、逆に景気が悪い中なんですが、逆にチャンスでもあると思っているんですけれども、新年度の企業誘致の活動に対する新たな予算づけがされたんですが、新しい戦略というのが何かあるんでしょうか。 ○観光商工課長(松永康二君)  御指摘のとおり、昨今の景気が悪化しております。私どもも逆にこれを機にいわゆる営業活動をしたいということで、景気が好転したときに、そのときにはもう遅いだろうということで今県の方で宮崎県地域産業活性化協議会の中で、コーディネーターを東京に二名、大阪、名古屋、福岡にそれぞれ一名ずつということで配置されておりますので、この方々と連絡をとりながら情報収集、そしてまた各種展示会等に出向きましてえびの市の立地環境のよさをPRをしていきたいというふうに考えているところでございます。 ○八番(村岡隆明君)  確かに次のチャンスが来る前に動かなければいけないと思うんですけれども、市長、中には職員を関東でありますとか関西に配置しているような自治体もあるんですけれども、今後そういった思い切った職員の配置まで考えたような新しい企業誘致の情報収集、そういった政策というのはお考えになっていらっしゃらないものか、お伺いしたいと思います。 ○市長(宮﨑道公君)  私は、実は市長に当選させていただいたときから、今議員が質疑されましたようなことを考えておりましたけれども、当時は大変財政的にそういう余裕がありませんでした。ですから、そのことは口に出すこともできませんでしたけれども、今議員が言われるようなことは考えておるところでございますが、財政のこともありますので、十分そこら辺を考慮しながら今後前向きに検討していきたいというふうには考えておるところでございます。 ○八番(村岡隆明君)  あと予算書の百四十九ページ、公園管理費の中の補償、補てん及び賠償金の中の補償金なんですが、流竹木伐採補償費というのが今回上がっているんですが、これはどこの補償金で、どういった目的のために使われるんでしょうか。 ○観光商工課長(松永康二君)  この補償費でございますけれども、八幡丘の桜並木の最初の登り口の坂のところでございますけれども、距離として百五十メートルぐらいの小林寄り東側でございますが、実は民有地に桜が植栽されております。  現在、杉、ヒノキが成長しまして、桜を圧迫しているということで、できれば地権者の方に相談をしてみたいということで、予算をお願いしたものでございます。 ○八番(村岡隆明君)  予算書の百六十一ページ、土木費の中の河川費の中の河川総務費の中の報償費、水辺の楽校の推進協議会の委員の報償金というのが上がっているんですが、今工事も進んでいると思うんですけれども、この水辺の楽校の推進協議会というのは、これはいつまで委員会が存続するのか。楽校ができた時点で終わる性質のものなんでしょうか、どういったものなんでしょうか。 ○建設課長(下別府敏則君)  水辺の楽校の報償金でありますが、審議会という形で平成二十年度と二十一年度の二カ年で事業が整備されていきます。ですから、ここの整備後の管理、そういう管理が必要になりますので、完成した後でも水辺の楽校の審議会の費用というのは、予算が必要になってくるのかなということを考えております。 ○八番(村岡隆明君)  今回の協議会二回開催される予定だということなんですが、今推進協議会の中ではどういったことが話されて、この二回の推進協議会の中では、どういったことを協議される予定なんでしょうか。 ○建設課長(下別府敏則君)  現在、協議会の中では地域の人たち及びこの審議会のいろんな関係機関の人たちが、この水辺の楽校にどう親しんでいくかという利用の関係の問題、それと完成後の管理のあり方、それと近くに市の文化センター等がありますので、こういう市の公共施設との一体的な利活用というのができないかということで、完成後を含めた全体的な協議が現在行われております。 ○八番(村岡隆明君)  今、二十年度、二十一年度で事業が終わるということだったんですが、これはえびの市の負担とか建物の建設予定とか、そういったものはないんでしょうか。 ○建設課長(下別府敏則君)  市の負担といたしましては、水辺の楽校に行く進入道路の舗装、駐車場の整備、トイレ関係がありますが、一番今この整備計画の中で、トイレをどうするかというのが大きな課題にもなってきますので、市がかかわっていく事業というのは、完成後の利用の整備というのが伴ってまいります。 ○八番(村岡隆明君)  ということは、トイレを設置するかどうかというのは、まだ決まっていないということなんでしょうか。 ○建設課長(下別府敏則君)  全体計画の中では、トイレ整備というのが入っております。しかし、仮設的なトイレで対応できるのではないかというのもあります。  ですから、やはりトイレ全体の事業費というのが相当かさんできますので、少しでも経費がかからないためにはどういうトイレ等が必要かということで、今後完成後を見込みながら全体的な管理の中で市がかかわっていくトイレ等については、今後この協議会の中で十分協議をしていきたいということを考えております。 ○八番(村岡隆明君)  あと予算書の百六十三ページ、土木費の中の都市計画費の中の委託料、路線検討委託料というのが四百二十七万五千円上がっているんですが、この委託先はどういった形で検討される予定なんでしょうか。 ○建設課長(下別府敏則君)  平成二十一年度京町地区に都市計画道路というのが五路線入っております。  この五路線についても、県道の京町小林線、これの整備と重複するという形の中で緊急を要するということで二十一年度に計画いたしておりますが、この委託先、都市計画道路にかかわる専門のコンサルさんというのが相当いらっしゃいますので、そういう専門的な知識を計画変更の中にお願いするということで、専門業者を検討いたしているところであります。 ○八番(村岡隆明君)  見直しに踏み切られた原因というのは、その県道の整備だということだと思うんですけれども、この県道の整備ということは確実な状況なんでしょうか。 ○建設課長(下別府敏則君)  都市計画道路そのものが、昭和四十二、三年、高度成長の一番交通量が予測されるという時代にできた計画でありまして、その後事業をするところについては、それぞれ見直しを行いながら都市計画道路の変更をいたしておりますが、今回真幸地区を中心に県道の道路整備に合わせて真幸地区から順次計画していきたいという考えを持っております。  ですから、県道の整備というのは、ある程度一定の計画をするという方針ができておりますので、それと平行して市がやれる分については、市の準備という形で進めていきたいという考えを持っております。 ○八番(村岡隆明君)  これは、地区民の方の意見を聞くとか、そういった場はどこか設定されているんでしょうか。 ○建設課長(下別府敏則君)  都市計画の審議会の委員でありますが、必然そういう地域の代表者の方、あるいはまたそこを利用されるであろうPTAとか育成会とか、子供たちの道路としてのいろんな利用形態もありますので、そういう関係沿線のいろんな代表者の方をこの都市計画審議会の委員にお願いする予定を考えております。 ○八番(村岡隆明君)  最後に議案第三十四号、平成二十一年度の観光特別会計の予算について一点だけお伺いしたいと思います。  この予算は、工事の請負費が一般会計の方から入ってきていると思うんですけれども、それと同時に基金の積み立ての方もこの特別会計の方でされるということなんですが、この基金の積み立てのやり方に関しては、どのようなお考えをお持ちなんでしょうか。 ○観光商工課長(松永康二君)  今回の補正で基金が枯渇したような状態でございます。  昨年の十二月に内湯の補修をさせていただきまして、その際に天井裏の梁の部分まで相当傷んでいるということで、今回やむなく大規模改修につきましては、一般会計の方の支援をいただくということでしております。と同時に観光特別会計でこれまで人件費を一名分お願いしておりました。その部分も今特別会計に関しましては、職員がほとんど指定管理委託に回しておりますので、本来の観光振興業務にかかわっているということで、一般会計の方にお願いしたところでございます。  そういう人件費の見直し等をしまして、今回基金を三百十七万三千円ということで、今後三百二十万から三十万程度は毎年基金の積み立てをできるような体制をして、将来の大規模改修に備えたいということでお願いしたものでございます。 ○農村整備課長(境田次男君)  先ほどの御答弁の訂正をお願いいたします。  百四十一ページのえびの市畑地かんがい事業基金の積立金でございます。先ほど四十二年と申しました。申しわけありません、四十一年ということでお願いをいたします。申しわけございませんでした。 ○議長(高牟禮宏邦君)  次に十三番、宮崎和宏議員の発言を許します。宮崎和宏議員。 ○十三番(宮崎和宏君)  続きまして、私の質疑をしたいと思います。質疑と言いますと、いろんな今回の議案に対しましてわからないところ等を聞いて、自分でまたそれについて聞くのが質疑じゃないかと思っております。  通告してあります、まず議案第三号訴訟上の和解に伴う損害賠償の額の決定について、これはせんだって全員協議会の中で事務長の方から詳しく説明があったわけでありますし、この中で今回議案の中に和解条項というのが八点ほど記載してあります。  まず、そこで先ほどちょっと休憩時間に私も聞いたんですけれども、条項の中の三番目、「原告らは、本件に関する刑事責任につき、本件医療従事者である医師二名を宥怨する」この漢字がなかなかわからなくて、先ほど事務局の方で聞いてみたんですけれども、これは事務長はわかっていらっしゃるかと思いますので、詳しく漢字の読み書きとその内容、どういう意味なのかということをちょっと皆さんに知らせてほしいと思います。 ○病院事務長(坂本健一郎君)  お尋ねの件ですが、法律用語で「ゆうじょ」と読みます。意味といたしましては、寛大な心で許すこと、許してとがめないことという意味があるようでございます。  以上でございます。 ○十三番(宮崎和宏君)  今事務長の方から言われたとおりであります。やはり我々一般の人たちは、このような裁判用語、恐らく独特な言葉づかいじゃないかなと思います。やはり中身をわかった上で判断しないと、読めない、わからないじゃなかなかいけないんじゃないかなと。今回の場合は、あえて私はこれを聞いたわけでありますので、これからこのような事案等が出た場合には、振り仮名をつけるとか事前に内容についてどういう意味なのかということについては、親切に知らせるべきと考えたからあえて聞いたようなわけであります。  続きまして、その中で五百五十万円というのがうたってあります。そして、事務長が説明の中でいわゆる今回の和解案は敗訴的な和解としてではなく、当事者の精神的、肉体的な苦痛が長期に及ぶことをかんがみ、和解したんだというような説明が書いてあります。  この五百五十万円というのは、どのような当事者に精神的、肉体的な苦痛を長期的に及ぶことというのは、どのような意味でとったらこの精神的な苦痛というのが五百五十万円になったのか。そこら辺を詳しくわかっておればお聞きしたいと思います。 ○病院事務長(坂本健一郎君)  当事者の精神的、肉体的な苦痛が長期に及ぶということですが、これは双方のもちろん被告も原告もそうですが、ここで申し上げたかったことは特に医師、看護師のことを申し上げておるつもりでございます。  こういう表現は、他のこういう訴訟の関係でも表現されておりますが、一番の精神的、肉体的な苦痛というのは、裁判、もしくは警察での事情聴取、警察庁での聴取等の私たち被告の方のことを表現したつもりでございます。 ○十三番(宮崎和宏君)  これにつきましては、もちろん大変な肉体的な精神的な苦痛を何年もかかってされたと、それはよくわかります。それで、これが五百五十万円という数字が、どれぐらいで何年間の間に金にかえるのは、どういうような形でこういうような数字が出るんかなとわかりませんので、そこら辺を聞いているわけでありますから、事務長が率直な考え方で知らせていただければいいんじゃないかなと思うんですけれども、結構ですから、どういう意味だろうと思っていらっしゃいますか。 ○病院事務長(坂本健一郎君)  当初、訴えといたしましては、損害賠償請求の方は、五千四百万円の請求を受けたわけですが、保険側と交渉をした段階では、見舞金程度しか出ない、事件性がないので三百五十万円という提示が保険会社からされました。  その経緯の中で裁判を続けていく中で、相手方ですけれども、最低一千万円は市の方で払っていただきたいと、保険会社が払わなければ市の方の負担として、あとの六百五十万円は市の経費として払っていただきたいということが裁判の過程でもございました。  しかし、私どもはどうしてもこの三百五十万円という当初のことを主張してきまして、最終的に裁判官の方がその中間と言いますか、保険会社と交渉してどれだけなら出せるかというような協議になってきましたが、その段階で裁判官の判定といたしまして、五百五十万円という数字が出てきたものでございます。  それをもとにして、保険会社と協議いたしましたところ、特例としてこの五百五十万円、先ほど申しました精神的、肉体的な苦痛を伴うということを保険会社も容認してくれまして、この五百五十万円という金額が出たものでございます。 ○十三番(宮崎和宏君)  それはわかりました。何でも大体双方の要求が合わないときには、仲裁、大体折半というのがいろいろあるようでありますから、この内容については大体わかりました。  しかし、この中で一番最後の方に訴訟費用は、各自の負担とするとあります。これは訴訟費用というのは、総額幾らかかったものか、まずお聞きいたします。 ○病院事務長(坂本健一郎君)  相手方の訴訟費用は存じ上げておりませんが、私どもは保険会社が担当弁護士を依頼するということで、保険会社の方から弁護士の方にこの費用は払われるわけですけれども、一年前の一番最近の保険費用は、弁護士費用は聞いておりませんが、二百五十万円、ちょうど一年前に聞いたところでは払ったということでお聞きしております。  その後の一年間の費用を考えると、またそれ相応の金額が支払われているかというふうに確認しております。 ○議長(高牟禮宏邦君)  しばらく休憩いたします。                     休憩 午後 〇時  二分                     開議 午後 一時  〇分 ○議長(高牟禮宏邦君)  休憩前に引き続き会議を開きます。宮崎議員。 ○十三番(宮崎和宏君)  先ほどの議案第三号でありますけれども、和解条項の中で、その中で五番目に「原告ら及び被告は、本和解条例の内容を正当な理由なく他に漏洩しないことを相互に確約する」と。これは人にしゃべったらいけないというようなことだろうと思いますけれども、こうして公になっている。これについてはどのような解釈をしたらよろしいでしょうか。 ○病院事務長(坂本健一郎君)  この条項に関しましては、マスコミ等に対して漏洩してはいけないというような条項を弁護士等とも協議してつくったものだと考えております。 ○十三番(宮崎和宏君)  議案第三号につきましては、これで一応終わりたいと思います。  続きまして、議案第四号えびの市過疎地域自立促進計画の変更についてであります。これは、説明書によりますと、過疎法案は平成二十一年度で大体終わるというようなこと等で、どうしても今できないところ、見直しをするというようなことで今回変更の議案が出たわけであります。  その中で、道路等については所管の委員会でまた聞きますけれども、教育の振興というところで飯野中学校危険校舎改築事業管理棟を廃止、変更前であって、今度変更した中で飯野中学校校舎耐震補強事業管理棟、真幸小学校校舎耐震補強事業というのが変更の後に計画されております。  その中で、予算案を見てみますと、真幸小学校と加久藤小学校の耐震補強事業費というのは、予算に一億三千九百二十一万六千円と工事費として計上されておりますけれども、飯野中学校耐震補強事業の管理棟については、全然予算上に計上されていないようでありますが、これはどうなんでしょう。 ○学校教育課長(山下寿男君)  過疎自立促進計画の中にあります真幸小学校の補強工事、それから飯野中学校の校舎の耐震補強関係につきましては、平成二十一年度に関しては実施設計分のみをお願いしたところであります。  平成二十一年度におきましては、加久藤小学校の屋内運動場の補強対策事業、それから真幸小学校の屋内運動場耐震補強事業ということで、そういう意味で加久藤小学校の屋内運動場、真幸小学校の屋内運動場については、平成二十一年度でお願いしていますし、今議員さんお尋ねの飯野中学校の校舎耐震補強、それから真幸小学校関係については、実施設計関係だけを二十一年度でお願いしておるところです。 ○十三番(宮崎和宏君)  これは、過疎事業でといって、ほかについては実施設計、測量の予算を上げてあるというようなことでありますけれども、それについては二十二年度以降に補強工事等をする計画につながっていくんですか。 ○学校教育課長(山下寿男君)  過疎自立促進計画につきましては、平成二十一年度までですので、一応この計画の中には補強関係については上げることはできませんでしたけれども、平成二十年度で耐震診断を行いましたので、二十二年度以降については、そういった方向で計画を進めていきたいというふうに思っているところです。 ○十三番(宮崎和宏君)  議案第四号についてはわかりました。  続きまして、議案第六号についてお聞きしていきます。えびの市定住促進住宅の設置及び管理に関する条例の制定についてと、これは新しく定住促進住宅の新規の事業であります。  この取得につきましては、財産の取得については、市の条例の中で事前に議会の承認を必要とするというような条例もあるようでありますけれども、実際この促進住宅については、購入というのは確定しているわけですかね。まずそこを聞きます。
    財産管理課長(若松秀一君)  まだ取得しているわけではございません。 ○十三番(宮崎和宏君)  これを取得していない、まだ市の住宅としては認められていないということでありますよね。  これについては、今回の予算の中に予算計上してありますよね、四千何百万円、それはどういう意味なんでしょうか。私はこの辺をまず決定を見てから、今度はまた私はその予算計上というのはするべきじゃないかなと思うわけですけれども、これはちょっと順序が反対じゃないかなと私は思うわけですが、どうなんでしょう。 ○財産管理課長(若松秀一君)  この件に関しましては、定住促進住宅として購入を見込んでの予算をお願いいたしまして、併せて条例をお願いしているところでございます。 ○十三番(宮崎和宏君)  当初予算、年間の予算の中でこの見込みで予算計上できるんでしょうか。大体今新規の取得等については、やはりある程度議決が必要とするのは事前に何らかの形で議決を見るのが本当じゃないかなと。  そして、その事前について、この雇用促進住宅についての話は全員協議会の中で話は聞いております。あくまでも事前に話を聞いていただきたいというようなことで市長の方から詳しく話は聞いておりますけれども、それで当初四千何百万円と言ってきていると、しかし実際買うときには少々安くしていただきたい、買うつもりだと、そこら辺あたりまでは説明されております。  その後、全然話はなかったわけですけれども、それで今回にこうして四千何百万円という金額まで上がって、議案として出たというのはどうなんでしょうか。それでは、今回買う見込みで予算まで計上されたと言われますけれども、これは見込みで予算計上できるんでしょうかね。 ○財産管理課長(若松秀一君)  失礼いたしました。  これは、今回予算を上げまして予算の範囲内で取得したいという執行部側の考えでございまして、実際にこの予算がないことには相手方との契約とかそういったことが一切できないわけでございまして、今後の予定といたしましては、これが予算等条例が議決されました暁に年度明けになると思いますけれども、市といたしまして仮契約という形で契約を締結していくことになると思います。  その後に、六月議会等におきまして、この契約を承認していただきたいというふうに考えているところでございます。 ○十三番(宮崎和宏君)  私は、この購入に対する一つの議案としていろいろ議論していただいて本当に買うべきか、買ったらどうなるのかと、いろいろな運営の条項がいろいろとあろうかと思います。その辺を意見を約して、それならせっかくだから、この見通し、市のためになるから財産として購入して運営しようと決まった後で、私がその後に六月でもまた補正でも予算を計上して市が契約すればいいんじゃないかなと、それが筋じゃないかなと私は考えておるんですけれども、そうじゃないでしょうか。 ○議長(高牟禮宏邦君)  そのまましばらく休憩いたします。                     休憩 午後 一時 十五分                     開議 午後 一時 十九分 ○議長(高牟禮宏邦君)  休憩前に引き続き会議を開きます。上加世田財政課長。 ○財政課長(上加世田章人君)  今回の定住促進住宅に関係いたします議案と予算の関係でございますけれども、まず条例につきましても予算を伴うものにつきましては、同時提案というのが一体的に御審議をしていただくというのが通例でございます。  したがいまして、今回の定住促進住宅の管理関係の条例及び二十一年度当初予算の中の定住促進住宅管理費、これにつきましては同時に御審議をいただきまして御判断をお願いしているところでございます。 ○十三番(宮崎和宏君)  話はよくわかりますけれども、予算がないと購入はできない、取得はできないんだというような意味であります。これは話はわかります。  しかし、これがどうしても購入すべきか、するべきじゃないのかと、その審議は大きな問題になってくると思うんですね。これからの公有財産として今の市営住宅等についても、なかなか思うように運営ができないということについて、今度一般の定住促進住宅として一般の住宅ですよね。これを言われますと高額所得者の人たちに入ってもらうための住宅として確保するんだと、そして鉄筋五階建ての八十戸部屋がある。しかし、それなら今何戸入居されているのか、それを聞いてみます。 ○財産管理課長(若松秀一君)  現在八十戸のうち二十三戸入居されておりまして、五十七戸が空いているという状況でございます。 ○十三番(宮崎和宏君)  今八十戸の中で五十七戸は空き家だと言いますよね。促進住宅として、一般住宅として購入するのに何でそんなに入居率が悪いのかと言いたいですよね。その目的がどのような形で購入目的なんでしょうか、その目的をお聞きしてみたいと思います。 ○財産管理課長(若松秀一君)  この雇用促進住宅につきまして、雇用能力開発機構が解体するということが一番最初の原因としてあると思いますけれども、そのことにつきまして、えびの市に雇用促進住宅を譲渡したいというのが、一つの能力開発機構の選択肢でございまして、もしそれがないとすれば、これは入居者に退去していただいて撤去するということを明確にしております。  そのためにえびの市といたしましては、それがえびの市にとってどういう意味があるか、どういう活用の方法があるかということでございますけれども、これにつきましては提案理由の中でも申し上げておりますように、現在入居している人がこれを回避することによって市外に流出したり、あるいは現在の入居している人たちへの居住の安定を図るというようなことがまず第一点にあるかと思います。  その後に、今後えびの市に移管されることによって、子育て育成でありますとか、いろんな手法によって、これを購入していくことで人口定住の促進を図ったりしていきたいということでございます。 ○議長(高牟禮宏邦君)  今答弁が違っておりますので、正確に答弁させます。財産管理課長。 ○財産管理課長(若松秀一君)  従来この雇用促進住宅というのは、雇用保険に入っている方で単身者ではない方が入居するということが前提になっておりました。今後はこういうことを撤廃することによって入居率が上がるんではないかというふうに想像しております。 ○十三番(宮崎和宏君)  これにつきましては、条例の中で五階建てで一番安いところで四階、五階で三万円、下の方は三万三千円という今までの入居料、毎月の家賃というのが決まっております。ここに書いてあるようでありますが、雇用保険、働く人たちの住宅として実際その住宅の足らない人というのは、何人いらっしゃるか把握していらっしゃるんですか。家の困っている人、住むところがないという人が、えびの市にどれぐらいいるのか、最低のその辺を何人ぐらいいらっしゃるのか把握していらっしゃるんでしょうか。 ○財産管理課長(若松秀一君)  働く人でどれぐらいの方が家がなくて困っていらっしゃるかということについての明確な調査とか結果は持っておりません。 ○十三番(宮崎和宏君)  今、前も民間アパート等について、日章学園等の誘致の問題等についても住宅が足らない、不足するだろうというようなことで、民間のアパートに対して経営に対して補助金を出したことがあります。このようにして、民間の人たちに今から頑張っていただこうと、そのためにはえびの市も何らかの補助をしましょうということについて、補助をして民間のアパート等について入居を高めるためにしたことがありますよね。  これについて、今度はえびの市が自前でアパート経営をしようという計画につながっていくんですよね。また、いろいろ規制が今まであったから、今度は規制を省いて子育て支援やら福祉のためにも空き家等については、利用できるというような説明もありました。  確かにいいことだろうと思いますけれども、しかし、これをすることによって、これからの非常に財政的に維持をするために金がかかるんじゃないかなと、今回の当初の予算の中でも修繕費として早速七十五万円ぐらいの予算計上してありますよね。かなりの年数がたっておりますので、私はそれを慎重に購入すべき、しないというのは、これからのえびの市財政的に負担にならないように検討すべきじゃないかなと思っております。それについて、市長はどのようなお考えでこれを購入するというようなお考えになられたんでしょうか。お聞きしてみたいと思います。 ○市長(宮﨑道公君)  えびの市といたしましては、現在市営住宅があるわけでございますけれども、この市営住宅にはいろいろと制限がありまして、入ることのできない人もあります。  ですから、そのような方をこの雇用促進住宅に入るようにしたらいいと、そして、また企業誘致をしたときに社員の方々の住宅がない、住むところがないというのに対しまして、非常に定住促進につながっていくというようなことを考えましてやっております。  そして、また子育て支援にも使いたいというようなふうに計画を立てておるところでございます。これがもし取得できたならば、子育て支援にも子育ての方々もできるならば大いに使っていただきたいなというふうに考えておるところでもあります。  ですから、今回のこの予算を認めていただきますと、担当課の方で精力的にこの雇用促進住宅の方と交渉いたしまして、正式に値段を決めていって、そしてまたその暁には議員の皆様方に御報告をするようになっておると思っておるところでもありますので、ぜひ今回のこの予算を認めていただきまして、そしてこれを購入するようにしていただきたいということでございますので、よろしくお願いを申し上げておきます。 ○十三番(宮崎和宏君)  市長の考え方もよくわからないのではないですが、今これから学校につきましても、いろんな市営住宅につきましても、空きがありますよね。いっぱい部屋が空いてきます。そういう子育て支援等に利用したいと思うんであれば、そういうのは私は部屋については、どこでもこういう施設が空いてくるんじゃないかなと思っておりますが、これはこれでよしとしましょう。  それで、もう一点聞きますけれども、これを今市長は子育て世帯に対して大いに利用していただきたいというようなことを言われましたけれども、現在二十三戸入居されて、五十七戸空き家と、早速今度これはしますと、これは入居のために中身を整備しながら、また募集もしないといけないんじゃないかと、認められたら、えびの市が購入したらアパートとして整備もして、入りやすいようにしないと人は入らないと思うんですね。足りないと思います。今、民間のアパートどれぐらい空き家があるか知っていらっしゃいますか。(発言する者あり)  これは議案に対してのあれじゃありませんので、これはまた注意を受けましたのでやめておきます。  この議案に対しましては、今後また折を見て真剣に私は討議する必要があると思っておりますので、この議案に対しての質疑は終わりたいと思います。 ○学校教育課長(山下寿男君)  先ほどの議案第四号えびの市過疎地域自立促進計画の答弁につきまして、ちょっと訂正をさせていただきたいと思います。  飯野中学校の校舎補強事業及び真幸小学校の校舎補強事業等につきましては、過疎自立促進計画の中では、実施設計の件については考え方を変更ということで提案させていただいておりますけれども、予算関係についても、今回の当初で計上しているという答弁をいたしましたけれども、予算関係については、今後補正の方でお願いしたいということで考えていますので、そちらの方向に訂正させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○十三番(宮崎和宏君)  補正の方で言われましたけれども、今回の予算に中に真幸小学校、加久藤小学校の耐震補強事業費一億三千何百万円と予算計上してありますよね。これじゃないんでしょうか。 ○学校教育課長(山下寿男君)  今回当初でお願いしていますのは、加久藤小学校の屋内運動場、それと真幸小学校の屋内運動場です。  先ほど答弁の変更をお願いしたのは、飯野中学校の校舎耐震補強事業に対する実施設計、それから同じく真幸小学校の校舎の方の補強事業の実施設計について補正の方でお願いしたいという方に訂正をお願いしたいということです。 ○十三番(宮崎和宏君)  それでは、議案第二十九号平成二十一年度一般会計予算について質疑をさせていただきます。  まず、五十九ページの総務費の中の総務管理費の中の特別旅費、職員研修という名目で百二十二万五千円計上してあります。説明書を見ますと市町村職員中央研修所に三人、そして電源地域振興センターに三人、県市町村職員研修センターに一人、七十三万五千八百円とそれぞれ説明書きをしてあります。総額百二十二万五千円でありますけれども、市町村職員中央研修所三人、一人が六万千四百円、これを順によって説明していただきますか、中身について説明いただきたいと思います。 ○行政管理課長(木村政一君)  まず、市町村職員中央研修所三人、十八万四千二百円お願いいたしておりますが、これにつきましては、研修の内容は自治体経営改革、人事制度改革と人事評価、それと人口減少時代の子育て支援、もう一点が自治体管理職のための危機管理、この三点を二十一年度は予定をいたしております。  次に、電源地域振興センター、十七万千円お願いをいたしておりますが、これにつきましても三点ほどでございます。市民との協働による循環型社会への挑戦、少子化社会における地域づくりを学ぶ、農業再生の方策を学ぶ、所得向上と担い手対策、こういう項目で予定をいたしております。  次に、県市町村職員研修センター七十三万五千円でございますが、これにつきましては、四十六研修で九十一人ほど予定をいたしておりますが、階層別の一般研修いわゆる新任係長、新任課長補佐あるいは新任課長、それと一般職員、それと新規採用職員、そういったメニューで研修を計画しております。  もう一点は、能力開発研修でございまして、政策形成セミナー、危機管理セミナー等々でございます。もう一点が、専門実務研修、契約事務とか企業会計事務あるいは税務関係の職員の研修ということで予定をいたしております。もう一点が、人材育成研修、接遇、リーダー養成、行政サービス向上のための接遇研究会、公務員倫理研修指導者研究会、こういったメニューを考えているところでございます。  次に、全国市町村国際文化研修所、十万六千二百八十円お願いをいたしておりますが、これは二点でございまして、行政経営とその改革の手法、もう一点がごみ減量化に向けた仕組みづくり、この二点を計画をいたしております。  最後に、日本経営協会九州支部二万七千三百円お願いをいたしておりますが、一点でございます。人事評価制度基礎の研修を行うことといたしております。 ○十三番(宮崎和宏君)  これだけの特別な研修を職員の皆様方がしていただくということは、非常にすばらしいことだろうと思います。これをえびの市で発揮していただきたいと、行っただけでは何もならないと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、同じく六十一ページ職員厚生会活動補助金、百四十万円、職員団体の皆さん方の活動補助金だろうと思いますけれども、その中身についてどのような人数はどれぐらいいらっしゃって、どのような活動を今まで実績があるのかお聞きいたしたいと思います。 ○行政管理課長(木村政一君)  大変申しわけございません。具体的な数字は申し上げられませんが、この職員厚生会の助成金につきましては、いわゆる職員の健康診査、日帰り人間ドック等の助成金、あるいは厚生会活動として職員がリフレッシュして新たな気持ちで職務にまた励んでもらうための活動助成金、宿泊助成金とかそういったものも予定をいたしております。  そして、年一回は必ず開催いたしておりますけれども、職員の新旧交代いわゆる退職者、新規採用者、そして職員全体との交流会そういったものを計画いたしまして、それらの支出に当てることといたしております。  ただ、この財源といたしましては、職員一人当たり月三百円の負担もいただいておるところでございまして、自己負担を加えながら、この助成金を充当いたしまして利用をさせていただいているというところでございます。 ○十三番(宮崎和宏君)  続きまして、同じく財産管理費の庁舎管理費の中になります六十五ページの中でありますけれども、この中ほどにエレベーター法定検査手数料二万二千五十円、そしてまた下の方に保守点検委託料というのが、三十六万六千円あるようでありますが、これについてその違いについてどのような、保守点検の中で大体そこの検査までできるんじゃないかなと思うんですけれども、この違いというのはどのようになっているのかをお聞きいたします。 ○財産管理課長(若松秀一君)  これにつきましては、実際にはメンテナンス会社が同時に行っております。  ただ、内容的には法定検査に関する内容につきましては、手数料として取り扱うことが必要であるということでございまして、それ以外の一般的なエレベーターの保守点検につきましては、建築基準法の十二条の定期検査報告とか、そういう施行令等がございまして、それに基づいて安全点検を各種やっているところでございます。 ○十三番(宮崎和宏君)  保守点検委託、点検を毎年、毎月やっていらっしゃると思うんですけれども、これは検査というのは別のものになるんでしょうか。同じ業者が恐らく点検やら検査もするんじゃないかなと思うんですけれども、これは違うんでしょうかね。 ○財産管理課長(若松秀一君)  これは法定検査分と良好に管理するための自主検査ですね。扉がうまく閉まるかとか、あるいは一般的なところでのオイル切れでありますとかそういったものと、それからワイヤーとかそういったものが規定の磨耗とかがないことを確認するとかいう、そういう法定的なものとの違いがございます。  それぞれ内容が違うものですから、その内容ごとにやっているということでございます。 ○十三番(宮崎和宏君)  続きまして、七十五ページ国際交流事業費の中の今回国際交流センターは、委託じゃなくて自前で今回からまたするようになっておるようでありますが、その中で、昨年度は総額千五百八十五万六千円かかったのが、ことしは千五百六十九万八千円と若干安くなっております。それで、相対的に見てやはり自前でした方が少しは安くなるのか、どうなんでしょう。 ○企画政策課長(小崎久美子君)  昨年度の当初予算と比較いたしまして、十五万八千円の減になっているところでございます。  これにつきましては、昨年度の当初予算におきましては、国際交流員の関係の予算が百六十六万二千円ございましたので、この分が交流員がおりませんので、今年度は減になったところでございます。この国際交流員を除く国際交流事業費の純粋な比較をいたしますと、昨年度当初予算よりも百五十万四千円の増となっているところでございます。 ○十三番(宮崎和宏君)  それでは、今回のこの予算について、それぞれ委託料等がありますけれども、これは全然昨年度とかわらない予算計上でしょうかね。 ○企画政策課長(小崎久美子君)  委託料につきましては、今年度五百四十四万五千円お願いしておりますが、これは市の方で直接それぞれの民間会社等に委託をしたときの予算ということで、個別にそれぞれ七件ほどお願いしておりますが、昨年はこういったものをすべて含んだ形で指定管理委託料として千三百七十七万八千円をお願いしておりました。  ですから、若干含まれる項目等はそんなにかわりませんけれども、市として個別にそれぞれ委託する場合と指定管理者の方で一括してされる、内容はかわりませんけれども、予算的にはちょっとかわってくるかと思います。 ○十三番(宮崎和宏君)  続きまして、款の総務費、項の徴税費、ページ数の八十三ページ、これは徴収の項目になりますけれども、二番目の四百五十万円職員手当てと時間外勤務手当てとありますけれども、これは一切徴収時間の超過勤務手当てだろうと思いますが、ただ大まかに四百五十万円と書いてあるだけで、何人この徴収に何時間徴収すればこれぐらいの額になるんじゃないかなと、そこら辺が一つもわかっておりません。  こういう、ただ時間外手当てと書いたのがまだ何項目かありますけれども、とりあえずこれについてどのようになっているのか、お聞きしておきます。 ○税務課長(堀川純一君)  時間外勤務手当等について御説明申し上げます。  これにつきましては、税務課の方で市県民税の申告認定作業と言いますか、申告相談に出ております。それから、固定資産税の課税業務、固定資産税が一月一日現在の基準にいたしまして、四月一日付で四月に納付書を送付するわけでございます。  それから、徴収対策といたしまして、関係課と夜間徴収等も実施しておりまして、これをそれぞれ試算をいたしまして、五百万円ぐらいの予算要求をいたしました。しかし、やはり厳しい財政状況の中、これが四百五十万円になったわけですが、積算をするときにはそれぞれ係員何人ということで出しておりましたが、今回説明資料では四百五十万円ということで、ちょっと説明不足のところがありましたけれども、今後はちゃんと気をつけていきたいと思います。 ○十三番(宮崎和宏君)  私の聞きたいのはそこなんです。この下の方は、臨時パート賃金等につきましては、時給幾ら何人何時間というのをここまで聞かなくてもわかるように説明書に書いてあります。このようにして、ある程度、説明書に書いてあれば聞かないでも結構結果はわかるところでありますので、今後はぜひそのようにしていただきたいと思います。  続きまして、百六十五ページ、先ほど議案第六号で言いました定住促進住宅管理費の中のまだ買わないうちに七十五万円の修繕費が計上されております。どこを修繕、何を修繕するこの予算の数字が出てきたのかお聞きいたします。 ○財産管理課長(若松秀一君)  雇用能力開発機構は、この住宅を譲渡するに当たりまして、原則は現状での引き渡しになるということを一番当初に申しているわけですけれども、ただし、各住戸については、直ちに使えるレベルまで畳をかえ、ふすまは張りかえ、そして塗装すべきところは塗装し、ということで全く問題のないようにしてから渡すということでございました。  ですけれども、私どもが過去に先進地で実際に引き渡しを受けたところの調査を行いますと、現実には細やかな部分、例えば使っていてしばらくしたら水漏れが発生したとか、そういった問題がどうしても出てくるということがあるということでございましたので、私が直接雇用能力開発機構の担当者にこの件を申し上げましたところ、鑑定価格の二分の一になっているということもあり、そういう本当の意味での小さいところまでは譲渡の際、見えないところがあると、そういったことはお含み置きくださいということでございました。  また、大きな修繕につきましては、これを現実的に実際に管理しております雇用振興協会というのが福岡にございますけれども、そこの技術部門等々からお聞きしましたところ、「外壁改修とか、それは三千万円以上かかっているわけですが、平成八年に終わらせておりますし、防水工事等につきましても平成十四年ごろ終わらせておりまして、当面大きな修繕は私どもが見る限りではありません」という回答を得ておりますので、大きなものはないということで考えております。  ただ、実際運用しようとしますと、市営住宅の十分の一ぐらいの規模で年間百万円程度は何らかの形で、通常でも出てくるのかなということは考えておりまして、この数字につきましては現地を詳細に見ることができないという事情もありまして、見込みで計上いたしているところでございます。 ○十三番(宮崎和宏君)  続きまして、百七十一ページ常備消防団の消防費の中の総務課の災害対策費の百七十一ページの常備消防費、これは広域行政事務組合の分であります。  この中で、結構広域消防につきましても、えびの市が二億六千四十六万一千円という多大な予算を投入して維持しているわけであります。この中の西諸広域行政事務組合消防費負担金の中のえびの市単独分百十五万四千八百八円とありますが、この市の単独分というのは、どのような負担する区分でしょうか。 ○企画政策課長(小崎久美子君)  広域の経費につきましては、構成市町で案分して負担する経費と単独で負担する経費とに分かれておりますが、えびの市の消防署、西消防署の経費のうち消耗品とか修繕料とか、そういったものはえびの市で単独で負担をするというそういった申し合わせ等に基づきまして、別立てになっているところでございます。  失礼いたしました。西消防署と申しましたが、えびの消防署に訂正をお願いいたします。 ○十三番(宮崎和宏君)  市の西署にあるいろんな負担分。百十五万幾らかかかるというようなことでありますけれども、えびの消防署じゃったですね、これは百十五万円というのは、どのような経費で単独で負担百十五万円という数字はどこから出てきたんでしょうか。 ○議長(高牟禮宏邦君)  しばらく休憩いたします。                     休憩 午後 二時  〇分                     開議 午後 二時  十分 ○議長(高牟禮宏邦君)  休憩前に引き続き会議を開きます。宮﨑市長。 ○市長(宮﨑道公君)  訂正をお願いいたします。  先ほど財産の取得につきましては、皆様方に御報告申し上げますというふうに説明いたしましたけれども、議決をいただくようになっておりますので、よろしくお願いを申し上げたい、そのように訂正をさせていただきます。 ○企画政策課長(小崎久美子君)  えびの消防署の備品購入費につきましては、四十万五千八百三十五円ということでお願いをしております。  この中には、エスチールエンジンカッター、これは火災現場での破壊作業とか救助現場における切断作業等に用いる機材でございます。それから消防用ホース、救助用資機材といたしましてロープで登るときの機材とかそういったスペルチカ、ブルージュクコードといった専門的な救助用の道具の購入でございます。それから、草刈り作業に使用する刈り払い機等を購入したいということでございます。  それから、庁舎関係で清掃の委託料、それから修繕料は通年経費で八万四千円、それから役務費の手数料し尿浄化槽が三千円となっております。そのほか委託料といたしまして、電気工作物保安業務委託料、非常用発電機保守点検委託料、それから調査清掃委託料、し尿浄化清掃保守委託料がございます。あと、中央署のえびの市もありますが、委託料のさまざまな保守点検委託料がございますが、これの一般財源で支出する分の中の単独分の支出が若干ございます。  こういった内容になっております。 ○十三番(宮崎和宏君)  それでは、続きましてその下のえびの市負担分というのが、えびの消防公債費負担金というのが千八百二十七万円計上されておりますが、この公債費というのは総額幾らあって、あと何年償還すれば終わるものなのかお聞きいたします。 ○企画政策課長(小崎久美子君)  公債費につきましては、えびの市で償還をかかわっているものが三件ほどございます。  これにつきましては、消防施設に関する経費で借りた分が一件、すべて消防施設整備事業に関する公債費でございますが、三件ほど残っております。元金と利子合わせまして、千八百二十六万九千三百二十六円というふうにえびの市分がなっております。  償還につきましては、余り償還年度は残っていないかと思いますが、えびの市分につきましては、平成二十四年度ですべてが終わる予定になっております。(発言する者あり) ○企画政策課長(小崎久美子君)  失礼いたしました。
     先ほどの公債費の金額は今年度分でございました。全体では、公債費の残高が四千三百万九千六百四十五円でございます。 ○十三番(宮崎和宏君)  続きまして、社会教育の方に入っていきます。  百八十七ページの青少年健全育成対策費とあります。百六十七ページの一番上にあるんですけれども、この中で青少年問題協議会委員等の報酬三万八千三百五十円、すぐ下に青少年育成関係者等情報交換会議出会報償、今度はまた費用弁償で青少年問題協議会というのがありますけれども、この青少年問題と青少年育成関係者というのはどのような形で構成されていらっしゃるんでしょうか。 ○社会教育課長(白坂良二君)  当初予算説明書でございますが、青少年問題協議会につきましては、条例にのっとりまして設置しているものでございまして、青少年育成関係者等情報交換会というのは、これは任意で設置しておりまして、各学校の小中の校長先生、それから飯野高校、九州国際高校、それに防犯協会並びに、もちろん警察もですけれども、PTAそれから育成会等も含めまして、青少年育成に対する情報交換会をするものでございます。  青少年問題協議会と若干人間が重なっている面もございますが、条例にのっとってやりますのが青少年問題協議会、任意の情報交換会といたしまして、青少年育成関係者等情報交換会を設置しているものでございます。 ○十三番(宮崎和宏君)  続きまして、百九十七ページの中に教育の保健体育費の中に一番下の方になりますが、保健体育総務費の中で手当等というのが、時間外手当とそれこそ金額だけ七十八万八千円というのは、どういう計算の仕方でこの数字が出てきたんでしょうか。 ○社会教育課長(白坂良二君)  現在、市民体育係に三名の職員がおりますけれども、三名の平均的な金額が二千五百円、これの三時間の三人の三十五日分を見て実際七十八万七千五百円でございますけれども、七十八万八千円ということでお願いいたしております。記載していなくて、まことに申しわけございません。 ○十三番(宮崎和宏君)  わかりました。  続きまして、同じく百九十七ページ負担金、補助及び交付金の項目であります。その中で第二十二回全国スポーツレクリエーション祭えびの市実行委員会補助金というのが、百九十五万千円計上してあります。その中身について、どのようなレクリエーションをするのか、どのような祭りがあるのか教えていただきたいと思います。 ○社会教育課長(白坂良二君)  ことしの十月十七日から二十日まで宮崎県におきまして、第二十二回全国スポーツレクリエーション祭、スポレク宮崎二〇〇九というのが開催されます。  このうち十七日から十九日までの三日間、えびの市におきましてターゲットバードゴルフの開催をすることが決定いたしております。昨年、えびの市の実行委員会を立ち上げまして、ことしの本番に向けまして今準備をいたしておるわけですけれども、それにつきまして、えびの市の方から実行委員会に百九十五万千円、そして宮崎県の方から五百四万五千円が補助金として来ることになっております。  大体全国から選手、役員を含めまして二百七、八十名の参加が予定されているところでございます。そのスポーツレクリエーション祭の開催に向けての補助金ということで今回お願いをしているところでございます。 ○十三番(宮崎和宏君)  わかりました。  それから、その下の体育協会運営補助金というのの体育協会の運営内容等どれぐらいの人数で、どのような活動をされていらっしゃるのかお聞きいたします。 ○社会教育課長(白坂良二君)  体育協会の補助金でございますが、各それぞれの軟式野球、それから先ほど申し上げたターゲットバードゴルフ、グラウンドゴルフ等々の団体が二十数団体加盟してえびの市体育協会を組織いたしております。各会員よりの会費、それから各団体よりの負担金、それと市補助金で運営をいたしておりますが、前に行っておりました県民体育大会でございますけれども、そちらの方等の出場団体への旅費、それから各種団体のそれぞれの育成費等々に補助金を充てて、えびの市の体育力の向上に努めていただいているところでございます。 ○十三番(宮崎和宏君)  いろいろ体育協会というのは、多大な団体があるかと思いますので、この辺についてわかりやすい団体名、その加盟人数等についての中身がわかる資料をいただけますでしょうか。 ○社会教育課長(白坂良二君)  各加盟団体、それからその加盟の会員の方々につきましては、後ほど資料として御提出させていただきます。 ○十三番(宮崎和宏君)  以上をもちまして、終わります。  どうもありがとうございました。 ○議長(高牟禮宏邦君)  次に、十四番、外園三千男議員の発言を許します。外園三千男議員。 ○十四番(外園三千男君)  質疑をさせていただきますが、まず議案の第六号なんですが、えびの市定住促進住宅の設置及び管理に関する条例の制定について一点だけお伺いをさせていただきたいと思います。  まず、この条例を見ますときに、条例の第六条の中に、「市長は次の各号に掲げる事由に係る者を公募を行わず、定住促進住宅に入居させることができる」ということで、まず一、災害による住宅の滅失、そして二が不良住宅の撤去、三が定住促進住宅建替事業及び公営住宅建替事業による住宅の除却、それから四番、都市計画事業その他各種事業の施行による定住促進住宅及び公営住宅の除却ということであります。  何を言いたいかというと、まず公営住宅いわゆる市営住宅を取り壊すときには、その住居者に別な市営住宅に移ってもらうのがありました。そのときに、家賃の免除をしてきた過去があると思うんですね。この場合に例えば市営住宅を壊してここの定住促進住宅に入ってもらうときに、この軽減策というお金の軽減、これはなぜ設けられなかったんでしょうか。 ○財産管理課長(若松秀一君)  今手元に持ってきていないんですが、建替等にかかわる家賃の減免等についてということで、別に規則があるわけですけれども、それによりまして同じようにできるというふうに考えておるところでございます。 ○十四番(外園三千男君)  これは今さっきくださったえびの市定住促進住宅の設置及び管理に関する条例施行規則の中でということですかね。できるというのが、どこでできるのかがはっきりしていないんじゃないかなと思っております。 ○財産管理課長(若松秀一君)  済みません、ちょっと時間をいただきたいと思います。 ○十四番(外園三千男君)  次に、議案第十七号えびの市国際交流センターの設置及び管理に関する条例の一部改正についてでありますが、何年間、日章学園の方に指定管理者として受け入れていただいたんでしょうか、管理していただいたんでしょうか。 ○企画政策課長(小崎久美子君)  指定管理者の国際交流センターへの導入は、平成十八年度からでございます。十八年度、十九年度、二年間を一期として管理していただきました。二十年度から向こう三年間ということで、二期目の指定管理者の指定ということになっております。通算十八、十九、二十年の三年間管理運営をしていただきました。 ○十四番(外園三千男君)  三年間ですけれども、まずこの先ごろだった指定管理に関して日章学園ができないということで、理由を述べられて、全協の中で述べていただいたんですが、もう一度、どういう理由でこれが受け入れが指定管理者として業務ができないのか、再度理由を教えてください。 ○企画政策課長(小崎久美子君)  まず日章学園の方の御説明では、私立学校経営が少子化時代の学生生徒の減少、それと国家等財政改革による教育費、補助金減額等々により厳しい運営があるということを前提にいたしまして、まず大きく事情として二つに分けて述べられております。  まず、学園教育事業にかかわる諸事情といたしまして、まず一点目が少子化時代により学生生徒募集が低迷し、特に専門学校における経営環境の悪化が急速に進んで、定員減、募集停止や廃科のやむなきに至ったということです。  このことに伴いまして、人員削減等の合理化が避けられずセンターへの教職員配置が困難となったということが述べられております。  それから、その専門学校におきましては、生徒募集が先ほど申し上げましたように不調でございまして、国際留学学科及び日本語学科の募集を停止、ソーシャルケア学科も二十年四月生の募集を停止して、二十三年四月には廃科を予定ということでございます。  そして、これまで学園全体でこの国際専門学校並びに国際交流センターの運営を支えてきたけれども、国、地方公共団体財政改革による教育費補助金減額や学生生徒減少に伴う学費納入金収入減等々により、厳しくなってきたということでございます。  それから、大きな二番目でその他の理由といたしまして、その中の一番目でございますが、イベントとか宿泊等の利用者確保に努力したけれども、十分な成果を出し得ずえびの市民への還元を十分に果たし得ることができないと判断したと。それから、専門学校への諸外国からの留学生については、地理的な諸般の状況も考えられるけれども、入国審査基準の厳しい制限等があり、今後に期待が持てない状況となったと。それから、学園の人的資産を持って、外国人教職員のセンター派遣等実施してきたが、これまでに述べました学園等の事情から外国人教職員派遣や常駐配置が困難となった。それから今後は、日章学園九州国際高等学校での留学生受け入れを中心に事業を展開していくため、そちらでの交流活動に特化していく予定であると。このため、国際交流センターでの主催事業及び自主事業等の実施が困難になることが予想されるというようなことで、説明を受けているところでございます。 ○十四番(外園三千男君)  大体理由はわかりました。  この間、三年間のうちにそういう情報というものを取り入れられていたんだと、この間についてこういう諸問題というのを聞いておられたんでしょうか。それで、この間に協議をされればこういう結果出たのかなという思いがしております。  なぜかと言うと、例えば結局人数は減っていくし、そしていわゆる宿泊の関係とか、そういうイベントの関係とかそういうのがどんどん減少したということで説明を受けているんですが、この委託料が平成二十年度からは一千三百七十七万円余りだったですかね、これが妥当であったのかということはどういうふうな見方をされているんでしょうか。(発言する者あり) ○企画政策課長(小崎久美子君)  市の方の委託料の予算が十分であったのかという観点に関しまして、考え方を御説明したいと思います。  この指定管理者につきましては、予定予算というのを示しまして、公募いたしまして独自の計画を立てていただき手を挙げていただく、そして手を挙げていただいた方々の中で、公募の中で選定をさせていただいたところでございます。  したがいまして、この予算そのものは、一応それを前提にして取り組んでいただいておりますし、この予算についての増額の要求とかそういった御相談はなかったところでございます。 ○十四番(外園三千男君)  ということは、全体的な経営の状態が悪いという方向に流れているのかなと思うんですが、そういうふうにして流れているから、どうしてもできないというそういう理由の受けとめ方でいいんですかね。 ○企画政策課長(小崎久美子君)  日章学園全体の経営のことはよくわかりませんが、この学園都市構想の中で高等学校、それから専門学校、国際交流センターというものを日章学園で一体的に管理していただいた、その効率的な管理につきましては、大変貢献をいただいたところでございます。  ただ、先ほどの理由からありましたように、専門学校の方が留学生が減少してきたり、日本人のソーシャルケア科も減少してくると、そういった中では、この長期留学、短期留学、こういった留学生等を中心に交流センターの方も活用していただきながら、えびの市民の交流事業もやってきたところでございますけれども、そういった運営の事業展開の大きな基盤をなす専門学校のあり方が、こういった状況になってきたということで向こうとしては、一体的な管理はちょっと難しいという事情と受け取っております。 ○十四番(外園三千男君)  もう一点だけお伺いします。  えびの市国際交流センターの管理運営に関する協定書がありますが、この協定書には全く違反していないというふうで受けとめていいんですか、きちっとしたいわゆる経営上の問題であって、この管理の運営に関する協定書には一切違反はしていない運営をしてきてもらったこの三年間というふうに受けとめていいんでしょうか。 ○企画政策課長(小崎久美子君)  私どもは毎年きちんと報告書をいただきまして評価をしておりますが、評価の内容としては、合格点と言いますか、よくやっていただいておるというふうに判断いたしております。 ○財産管理課長(若松秀一君)  先ほどの御質問でございますけれども、公募の例外のところの三項にあります定住促進住宅建替事業及び公営住宅建替事業による住宅の除却というところに関連しての減免ができるかということでございますけれども、現在ありますえびの市市営住宅建替事業に関する要綱というものがございまして、これの第十一条に仮住宅の家賃の保証というのがございますので、免除という形ではございませんけれども、その間入居する家賃については補助という形でやっていくことになっておりますので、これを準用するという方向でやっていきたいと考えております。 ○十四番(外園三千男君)  これは、えびの市定住促進住宅の設置及び管理に関する条例という一つの公営住宅とはまた別な条例になっているわけですよね、市営住宅の方の規則を準用するということは、関連性はあるのはあるんですけれども、別だからちょっとその辺のところはどうなんでしょうか、規則として。規則だからうたえると思うんですけれども。 ○財産管理課長(若松秀一君)  先ほど準用と申し上げましたけれども、この市営住宅を仮に取り壊すということについて、今回のこの定住促進住宅に入居するということになりました場合には、えびの市市営住宅建替事業に関する要綱の方で補助をしていくという形をとりたいというふうに考えております。 ○十四番(外園三千男君)  わかりました。  次、六条の第四号ですが、都市計画事業その他各種事業の施行による定住促進住宅及び公営住宅の除却とありますが、これについてはどんなふうになりますかね。今の公営住宅を壊すときには、補助しますよということですけれども、これを壊した場合はこれはそういうのはつきませんかね。 ○財産管理課長(若松秀一君)  都市計画事業と各種事業の施行による建物の除却というのが、にわかに出てくる問題ではないということで、要綱等の整備がおくれているところは否めないところでございますけれども、今後そういうことも協議しながらこれを整備していきたいというふうに思います。 ○十四番(外園三千男君)  ぜひ整備してきちっとしていただきたいと思っておりますが、再度御答弁ください。これは市長お願いいたします。(発言する者あり) ○市長(宮﨑道公君)  今議員が質疑になっておりますこの項目につきましては、整備してまいります。 ○十四番(外園三千男君)  よろしくお願いしておきます。  先にえびの市国際交流センターの設置及び管理に関する条例の一部改正ということで、管理については管理運営について、きちっとしていただいたということですけれども、これについてはやはり二十年から三年までいわゆる債務負担行為まで組んで契約を結んでいるわけですね。これからいくと、違反は違反なんですね。その辺のとこがどうなのかなというのがあるんですけれども、それはどのようにお考えでしょうか。これは市長でしょうかね。(発言する者あり)  わかりました、あとだれか言うでしょうから。  次に議案第二十一号の関係ですが、ここの中で少しお伺いいたします。今度ページ数が七ページです。この中の第三表ですが債務負担行為の補正で追加がなされておりますけれども、一番目が農業経営基盤強化スーパーL資金の資金利息助成をということでなっておりますが、これはいつ事業が完成して、そして二十一年度からということ三十五年度までになっておりますが、これは何人の方々が対象になって、事業総額はどのくらいの総額だったんでしょうか。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  手元に資料を持っておりませんので、後でお答えいたします。 ○十四番(外園三千男君)  畜産農林課長、四番まで家畜飼料特別支援資金利子助成補助金これまでお願いしておきます。  次に、変更になった分ですが、自動車借上料、これが平成二十一年度から二十五年度までということで、最初が二百六十二万四千円、次が二百四十一万九千円で、二十万五千円の差があるんですけれども、これは予算を見るときには自動車借上料契約確定に伴い変更するものということでしてあるんですけれども、これは二十年度は一部予算として支出がなされているわけですね、そのときが契約確定じゃないんですか、どうなんでしょうか。ちょっとその辺を説明をお願いいたします。 ○財政課長(上加世田章人君)  自動車借上料につきましては、二十年度予算でお願いをし、契約等を実施したところです。契約が確定に伴って速やかに債務負担行為の補正を行うのが適正だろうかと思いますけれども、三月この時期になったところでございます。その点についてはおわび申し上げます。 ○十四番(外園三千男君)  それはわかるんですが、二十年度に車を借りて、それで二十年度分の借りた部分というのは、一部は支出していますよね。そして、後は支出して負担行為を二十一年度から二十五年度まで組んでやる二百六十二万四千円、これで契約という形にはならないんですかと聞いているんですよ。  要するに、負担行為をするということは、それだけの金額で契約をしたということに私は受けとめているんですよね。だから、変更になったというのは、向こうが安くしてくれるのはありがたいんですけれども、ここには契約が確定したものですからと書いてあるからちょっと疑問に思っているんですけれども。 ○議長(高牟禮宏邦君)  そのまましばらく休憩いたします。                     休憩 午後 二時五十八分                     開議 午後 二時五十九分 ○議長(高牟禮宏邦君)  休憩前に引き続き会議を開きます。財政課長。 ○財政課長(上加世田章人君)  二十年度につきましては、予算につきましては、一般会計の予算の方です。二十一年度から二十五年度までを債務負担行為でお願いしているところでございましたけれども、自動車購入の契約が完了し、二十一年度から二十五年度までの債務負担行為の限度額が確定いたしましたので、それに伴い今回補正をお願いしたところでございます。 ○十四番(外園三千男君)  結局は、今回この限度額が決まったということは、二十万五千円、いわゆる減額するわけですね。この二十万五千円減額するということは、何によって決まったわけですかね。契約をしたから決まったわけでしょう、契約をしているから。だから、結局は二十一年度から二十五年度までの間、二百六十二万四千円を限度として組んでいたということですよね。このときが契約をしたときのあれじゃないのかなと思っているんですよね。だから二十万五千円ですよ、これは結局今になって二十年度の今、年末になって初めてこれがわかったということになりますかね。 ○財政課長(上加世田章人君)  この債務負担行為は、二十年度に設定をしていただいたところです。その時点では、予算の限度額としてお願いをいたしまして、六年間でこの自動車について支払いをしていくという内容のものでございました。  予算として債務負担行為を設定させていただいておりましたが、その後契約をいたしまして、単年度の支出額と債務負担行為の五年分が確定いたしましたので、それを確定額として今回二十万五千円の減額をして補正をお願いしているところです。 ○議長(高牟禮宏邦君)  しばらく休憩いたします。                     休憩 午後 三時  三分                     開議 午後 三時 十五分 ○議長(高牟禮宏邦君)  休憩前に引き続き会議を開きます。外園議員。 ○十四番(外園三千男君)  先ほどの債務負担行為ですけれども、これはまじめに年度を越さないで年度内で処理してくださったということには、普通だったら限度額があってそのままずっと今まで来ていたんですけれども、この債務負担行為については、車に対してはきちっとして年度を越さずに上げていただいたということには、まじめにしていただいたということで言っておきます。  課長は、これはちょっと変更するのにおくれたということで、実際契約はいつだったんですか。 ○財産管理課長(若松秀一君)  四月になりまして、予算を執行できることになりましたので、四月に条件等を整備いたしまして入札を行って、四月末に契約を締結しているところでございます。 ○十四番(外園三千男君)  債務負担行為の補正の部分で、追加の畜産農林課の関係ですが、これは課長、ちょっとどんなふうになりましたですか。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  債務負担行為の補正の追加の分については、後ほど資料で提出させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○十四番(外園三千男君)  それでは、平成二十一年度一般会計当初予算議案第二十九号でお尋ねを申し上げたいと思いますが、まず今回二十一年度予算編成に当たって、どういうことを留意されて予算組みがなされたのか、これは市長、答弁をいただきたいと思います。 ○市長(宮﨑道公君)  当初予算編成によってでございますが、えびの市は行政運営の根幹となるべき市税収入が新年度で約十八億二千万円であります。経常的一般財源の六割以上を普通交付税に大きく依存をしておるところであります。  このような中で、国は歳出歳入一体改革により、地方財政計画の規模の抑制を図っていく方針は維持することとしており、えびの市の財政運営は今後も厳しくなることが予測されますが、今年度はこれまで強力に推進してまいりました財政改革により捻出できた財源に加えて、国から地方への緊急かつ臨時的な措置による財源の拡充に伴い、今日の厳しい経済情勢を踏まえ、厳しい中にも私の三大目標を極力反映し、また後年度の安定的財政運営を視野に入れながら、極力市の活性化及び市民の安心の確保のためにさらに財源の重点的、効率的な配分に留意したところでございます。 ○十四番(外園三千男君)  大体わかりました。  そこで、まず予算編成に当たって、そういう管理をされたということでそういうのを網羅してされたということでありますけれども、えびの市の予算編成に当たっては、毎年ずっと例えば前年度の当初予算に対して何パーセント、例えば九五%で二十一年度の予算を上げなさいとか、あるいは物件費については三%削減しなさいとか、前年度の当初予算について、そして二十一年度の当初予算とかそういうふうにされてきた経緯があると思うんですが、今度はどうだったんでしょうか。ことしの予算編成に当たっての削減策と言いますか。 ○財政課長(上加世田章人君)  予算編成につきましては、毎年度予算編成方針を立てまして、その中で今議員さんおっしゃいますような経費節減を要請しているところでございます。  本年度につきましても、義務的経費を除き一般財源ベースで九五%。五%のカットを各課には要請いたしたところでございます。また、国・県補助事業等についても、三%の見直しを要請したところでございますが、ただ予算編成方針を立てた時点と、実際に予算編成をする時期、ここにおきまして国の政策がかわってまいりました。  二十一年度につきましては、それまでは普通交付税で申し上げますと三・九%の出口ベースで減少ということで示されておりましたが、その後経済対策の一環といたしまして、規定の交付税の算定枠とは別に、国が一兆円措置するという状況がございました。そういうことを踏まえての予算編成を行ったところでございます。 ○十四番(外園三千男君)  大体わかりました。  そこで、議案第二十九号ですが、二十年度の当初予算が九十三億九千万円です。二十一年度が当初予算で九十七億二千万円、この差が三億三千万円増額になっているわけですが、この要因はどういうところが予算の三億三千万円の要因になっているんでしょうか、挙げるとすれば。 ○財政課長(上加世田章人君)  歳出について性質別でお答えしますが、まず義務的経費につきましては、総体で二千四百七十二万円減額となっております。〇・五%の減となっておりますけれども、人件費、公債費については減少しているところです。ただ、扶助費につきましては、前年度対比二・八%の増、額にいたしまして四千七百九十九万一千円増額となっております。  それから、その他の増額の要因でございますが、まず積立金が三千七百十五万円増額になりました。これにつきましては、畑地かんがい基金積立金これを三千五百万円今回お願いしておりますので、それが原因でございます。  それから、投資的経費でございますけれども、投資的経費につきましては、全体で一億七千三百五十八万六千円増額となっております。災害復旧費については、前年度並でございますけれども、投資的経費のうち普通建設事業費が伸びた結果でございます。  それから、物件費についても八・九%の伸びを示しておりますが、主なものといたしましては、小中学校の耐震診断委託料、それから選挙費のうち市長選挙費、衆議院議員選挙費等がございますので、伸びを示しているところです。  主な要因としては、以上のような状況でございます。 ○十四番(外園三千男君)  大体わかりました。  そこで、今回政府が打ち出した二十一年度予算、この中に地域雇用の創出とかいろんなものがあるわけですけれども、これは政府が打ち出した予算はえびの市ではどのような取り入れ方が、どのようにされているんでしょうか。事業別でわかればちょっと教えてほしいんですが。 ○財政課長(上加世田章人君)  国の方で地方財源の充実を図る措置がされたところでございますけれども、その中身といたしましては、地域雇用創出推進費及び地方の財源充実のための措置、これがともに普通交付税の中で行われることになっております。
     地方雇用創出推進費といたしましては、現在試算でえびの市に九千三百万円という試算値が示されているところでございます。先ほど増額要因で申し上げましたとおり、例えば投資的経費の中の普通建設事業費の中に、これは一般財源でございますので、どこに個々具体的に当てているというわけではなくて、今年度の財源の中で普通建設事業費等に重点的に財源を持っていったというふうに御理解いただきたいと考えております。 ○十四番(外園三千男君)  話、飛び飛びになりますけれども、地域雇用創出推進については、ちょっと後でお伺いしますが、このいわゆる予算要求に対して、計画どおりに執行できなかった事業というのがあるんですかね、要求に対して、予算的なものがあるから組めないよというのがあったんでしょうか。 ○財政課長(上加世田章人君)  当初予算につきましては、平成二十年十二月二十四日で各課の要求をこちらで把握をしたところでございます。暫定的に予備費については、約三千万円ぐらいということで数字を申し上げたいと思います。そうした場合、大体百億二千八百万円ぐらいの要求があったものととらえております。  今回の九十七億二千万円と比較しますと、約三億円程度二十一年度予算が少ない状況となっております。その原因といたしましては、まず一点目が、今回国の二次補正で当初予算の要求の方から二次補正予算に回した分に庁舎エレベーター設置工事、あるいは庁舎非常用電源施設工事、それから市単独の道路改良工事等がございます。  また、今回お願いしております真幸小学校と加久藤小学校の屋内運動場の耐震化事業費ですけれども、これも事務査定の段階で原課と調整いたしまして、事業費を落としたところでございます。これについては、事業費を精査したということで担当課にもう一回試算を出していただいたところでございますので、物理的に財務査定で金額を落としたという性格のものではございません。  それと、中学校の耐震化事業費が予算要求で一億四千万円ほどございましたけれども、これが二十一年度実施しないという方向が固まりましたので、こういったもろもろの経費を合わせて大体三億二千万円ほどございます。ですから、今申し上げた経費が当初予算の方に計上されなかったということでございます。 ○十四番(外園三千男君)  そうすると、結局国の第二次補正で待って、新たに二十一年度の予算要求は、皆さんが要求されたとおりに計上されたという受けとめ方でいいですか。 ○財政課長(上加世田章人君)  大まかにはそういう方向でよろしいかと思うんですけれども、あと事務査定の段階で微調整を加えたもの、それから議場の空調工事等も出ておりましたけれども、今回は見合わせていただいたというところはございます。 ○十四番(外園三千男君)  パーセントでお答え願いたいと思いますが、結局は二十一年度の予算要求があって、それに対しては何パーセントがきちっとできたと、予算化されたと思っているんでしょうか。金額は出ていますけれども、皆さんが出されたこれでいくと大体。 ○財政課長(上加世田章人君)  ちょっとパーセントでお示しすることは難しいところでございますが、ただ予算編成におきましては、緊急度、優先度そういったものを考えながら、そういった面で必要なものにつきましては、予算要求に対して、ほぼ計上できたのではないかというふうに思っております。 ○十四番(外園三千男君)  今後、二十一年度当初予算で予算計上できなかった部分に対しては、今後要求があった場合は事業を補正として組まれるおつもりですか。その点はどうですか。 ○財政課長(上加世田章人君)  予算につきましては、通年予算というのが原則でございます。したがいまして、補正予算につきましては、補助事業等にかかわるもの、どうしてもやむを得ない状況が突発的に発生するとか、そういうものに限ってお願いをしているところでございますので、御理解いただきたいと思います。 ○十四番(外園三千男君)  あくまでも当初予算が通年予算ということになるということですけれども、この補助事業に限っては、しましょうということでございますけれども、実際当初予算で要求があった部分に対してできなかった事業というのは、結局は来年度、緊急度とかそういうものがなかったということで、いわゆる二十二年度回しというような感じになるんですか。補正が組めないとなった場合は、どうなんですか。 ○財政課長(上加世田章人君)  二十二年度の予算でございますので、二十二年につきましては、それぞれの項目について、まず担当所管課の方で十分検討してもらい、それが緊急性が高い優先性が高いという判断があれば、予算要求していただいて、また予算編成の事務査定、市長査定を含めて検討しながら予算計上する、しないを判断していかなければならないと考えております。 ○十四番(外園三千男君)  結局は、補正を組むということは、これは補助事業のみを限定してやっていきますよと、こういう受けとめ方でいいんですね。 ○財政課長(上加世田章人君)  先ほど答弁いたしましたように、補助事業にかかわるもの、例えば県の補助事業でありますと当初予算編成時点ではまだ県の補助がつくかどうかわからないというのもございます。  したがいまして、補正予算で六月なり九月で県の補助が内示が来るとか、そういう状況を受けまして算出するべき案件もございますし、後は突発的に緊急的な必要が出てきた場合には、お願いしなければならないというふうに考えております。(発言する者あり) ○十四番(外園三千男君)  二十一年度の新規事業は、幾つあったのか。廃止した事業は幾つあったのか、それがわかっていたら今言ってほしいんですが、皆さんに二十一年度の新規事業と今までずっと継続できてきたのがどんなふうに廃止になったのか、それは後で資料で欲しいんですけれども。(発言する者あり)  次に、二十一ページの款の地方交付税、項の地方交付税をお伺いいたしますが、今回地方交付税が一兆円とも言われたり、雇用創出のために交付税の中に算定されて、えびの市で九千三百万円来るというお話ですけれども、今後見通しとしては、今大体どのくらいの最終的にはなるんでしょうか。 ○財政課長(上加世田章人君)  今年度の交付税につきましては、先ほど申し上げましたとおり、国から地方への財源の充実が図られたところでございまして、国の出口ベースでは二・七%の伸びを示したことになっております。  ただし、えびの市の場合におきましては、昨年度国が示した伸び率が一・三%でございました。それに対して交付額は前年度に対しマイナス一・三%ということになったわけでございますので、国の出口ベースの数値がそのまま適用されるものではないというふうに考えております。  したがいまして、現在見込み得る範囲内で地方財政計画を読み取りながら、交付税の算定をいたしておりますが、まだ不確定な要素もございまして、ここでどれぐらい伸びるかという金額的なものは申し上げられないところでございますけれども、当初予算額の部分におきましては、予算ベースの比較で対前年度比〇・二%の増、金額にいたしまして五百二十四万六千円の増ということで、予算計上はいたしたところでおります。  これを昨年度の交付額と比較いたしますと、現在見込みの数字ということで御理解いただきたいのでございますけれども、約三千万円等は前年度に対して伸びるんではないかと今試算はしております。 ○十四番(外園三千男君)  この中にいわゆる地域雇用促進推進費を含めてということでされておるんですが、これは結局はどういう形で使われるんですか。 ○財政課長(上加世田章人君)  地域雇用創出推進費は、普通交付税の算定の中で規定の算定とは別枠で交付税として措置されるものでございますけれども、基準財政需要額に措置されるものでございますので、交付税という形をとる以上、一般財源ということになります。  したがいまして、具体的にどの部分に財源として充てたかということではなくて、国の公共工事等の国の補助事業の一般財源分、そういったところを含めて地域の雇用の創出が図れる事業として充てているところでございます。 ○十四番(外園三千男君)  そうしたら、交付税の中でということで漠然としているということですね。いわゆる公共事業の中の一般財源ちゅか補助が来た部分の一部で補っていくというような形になるわけですか。雇用創出となった場合は、大体計画とかそういうのは立てなくてもいいんですか。ただ公共事業をして、そして人がそれに雇用されればそれでいいというような形の計画になっているんでしょうか。どうなんですか、それは。 ○財政課長(上加世田章人君)  二十一年度につきましては、地方への財源充実が図られまして、予算的にも三億三千万円程度伸ばしたところでございます。  国の財源充実につきましては、地方がこれまで単独でやってきた分、それらのところに財源が不足することを見込んで財源措置をされているものでございまして、必ずしも新規事業のみならず、現在行っている継続事業を例えばやめることなく継続していく、そういったものの財源にも使っておりまして、そういう意味では、先ほど申し上げました投資的経費以外のもろもろの経費についての市の単独分に充てられるという意味で、それぞれの効果が得られるものと思っております。 ○十四番(外園三千男君)  わかったようなわからないような感じですけれども、結局は九千三百万円、この根拠というのは何ですか。えびの市に九千三百万円も地域雇用促進創出推進費ということで。 ○財政課長(上加世田章人君)  この地域雇用創出推進費につきましては、五千億円国の予算がございますけれども、都道府県に二千五百億円、市町村に二千五百億円配分されます。  現在の試算値でえびの市には九千三百万円、試算値でございます。それで九千三百万円という数字が出ておりますので、市町村につきましては、単位費用に人口等の基礎にした補正等がかかりまして、後は全国の平均に対する市民税の所得割の額、あるいは全国平均に対する第一次産業就業者等の比率を算定の中で用いまして、推進費の需要額が決定することになっております。 ○十四番(外園三千男君)  わかりました。次に行きます。  次がページ数でいくと、市債の関係では八ページにも載っておりますし、五十二ページですけれども、この中でちょっとお伺いを申し上げたいと思いますけれども、今回これを見ますと、款の市債、項の市債についてですけれども、まずこの一番のほ場整備事業負担金、これが二十年度は五千七百六十万円、それが今年度は四千八百十万円になって、場所は尾八重野と環野となっているんですが、環野はこれに入るあれになっているんですか、えびの市としてはどうなんでしょうか。 ○農村整備課長(境田次男君)  市債の分の五十一ページでありました。畑地帯総合整備事業の負担金の中の環野地区ということでございました。千歳・環野地区百二十ヘクタールぐらいあると思っています。その中のほとんどは小林地区ですが、えびの市が二十八ヘクタールぐらい入っております。その分でございます。 ○十四番(外園三千男君)  わかりました。  次に、四番目、これで地域活力基盤創造交付事業ということで、計画が立ててありますが、これは交付金事業債ですが、これは私、初めて聞いたものですから、これはどういう事業のものでこんなふうになっているんでしょうか。何か新しくできたいきさつというのをちょっと教えていただきたいんですが。 ○財政課長(上加世田章人君)  地域活力基盤創造交付金事業債でございますけれども、これについての路線は市道坂元苧畑線と、それからえびの中央線でございます。二十年度につきましては、えびの中央線については街路事業、市道坂元苧畑線につきましては、地方道路交付金事業ということで実施しておりました。  また、特定道路財源の一般財源化に伴いまして、市道坂元苧畑線が実施しておりました地方道路交付金事業というものが廃止されまして、そのかわりに先ほど申し上げた地域活力基盤創造交付金事業というのが新しくできたところでございます。  また、街路事業で実施しておりましたえびの中央線につきましても、地域活力基盤創造交付金事業の方が、予算がつきやすいという状況もございまして、進捗を考えたときに二十一年度からこの事業で実施するということで、それに伴う市債をお願いしているところでございますが、これにつきましては、過疎対策事業債で起債の区分としては、過疎対策事業債でございます。  予算名といたしまして、国の事業と合わせた場合に、わかりやすくするために、それぞれの事業をつけている場合がございますので、今回地域活力創造交付金事業債ということで、予算をお願いしているところでございます。 ○十四番(外園三千男君)  そうすると、過疎対策事業債の中の地域活力基盤創造交付事業という形なんですか。事業別によって名前はかわりますか、どうなんですか。いわゆる起債の名前。 ○財政課長(上加世田章人君)  この地域活力基盤創造交付金事業債というのは、市の予算科目として過疎対策事業債の中ということではなくて、予算の費目として、よりどの事業によって実施されているか、そういうことがわかりやすいように過疎対策事業債の起債区分としては借りるわけですけれども、予算としては地域活力基盤創造交付金事業債ということでお願いしたところです。  これまでも、地方道路交付金事業につきましては、地方道路交付金事業債という形でお願いしておりますので、同じような形をとったところでございます。 ○十四番(外園三千男君)  そうすると、例えばほかに単独といいますか、市道の整備とかをする場合は、結局今から出てくるところは地域活力基盤創造交付金事業債というこういう名目で出てきますか。いわゆる過疎債の中のあれだけれども、市の予算の科目としてはこういうふうに使いますよということですので。 ○財政課長(上加世田章人君)  国の事業として、地域活力基盤創造交付金事業として採択を受けるものにつきましては、この中で出てくるというふうに考えております。 ○十四番(外園三千男君)  わかりました。目的でこういうように出てきますよということですね。  次に、市債の中の十一番、臨時財政対策債なんですが、これを見ますときに地方債計画の増減率で二十一年度は一五五・三%で借りておられるんですね。二十年度実績額では、二億三千二百三十二万六千円掛ける一五五・三%で、今度は三億六千八十万二千円が計上されています。二十年度は十九年度の実績額で九三・七%として、いわゆる二億四千八百四万一千円掛ける九三・七%でしてあって、二億三千二百四十一万四千円が計上されているわけですね。二十年度と比較して一億三千万円弱、これがふえているわけですけれども、内容としてはわかるんですね。一五五・三%限度額でいっぱい借りましたよというのもわかります。  何を聞きたいかと言うと、結局はえびのは今どうなんですか。これだけ一五五・三%もこういう臨時財政対策債を借りなければ財政は逼迫しているんですか、どうなんですか今。いいのか悪いのか、借りれれば借りて交付税の算定基礎の中に入るのは入れるんですけれども、どうなんですかね。 ○財政課長(上加世田章人君)  地方財政法第五条の特例として、臨時財政対策債、一般財源でございますけれども、借り入れをすることができることになっております。えびの市の場合は、これまでも限度額いっぱい借り入れを行ってきたところでございます。  当初予算におきましては、今回も財政調整基金を当初で四億七千二百十万七千円、公共施設等整備基金を二億一千二百万円取り崩しをして、予算編成をいたしているところでございます。もちろん、これは臨時財政対策債を一〇〇%借り入れをした上での繰り入れでございます。  これにつきましては、先ほど議員さんがおっしゃいましたように、元利償還金相当額については、交付税措置がされるというところでございますので、一般財源として有用な財源であるというふうに考えているところでございます。 ○十四番(外園三千男君)  だから、それだけ借りるということは、うちでも財政が逼迫しているんですかと。この財政状況からいって、例えばこの収入からいったら歳入なんかをずっと見たら三千万円から、前からすると予定額ではふえていますよね、それ以上か。だから、なぜ借りるのかというのをちょっと理由を教えてください。交付税の算定の元利償還はなると思うんですけれども、算定の中に入ると思うんですけれども。 ○財政課長(上加世田章人君)  当初予算編成時点におきましては、見込める財源を見込みまして、特に交付税等につきましては過大算定にならないように財源不足を結果的に生じないように留意して予算編成を心がけているところでございます。  そういう中におきまして、先ほど申しましたように当初予算で財政調整基金を四億七千二百万円ほど、また公共施設等整備基金を二億一千二百万円取り崩しをいたしまして、予算編成をしている状況です。仮に臨時体制対策債が三億六千万円入らなくなりますと、非常に財政調整基金からの取り崩しも多額になりますし、後年度の財政運営にも支障を来たしてくると、また、現在予算化しております社会福祉関係、あるいは地域の活性化のための予算と市民の安心のための予算とそのものの施策にも支障を生じてくるというふうに考えてきているところでございます。  したがいまして、臨時財政対策債につきましては、有利な地方債でございますので、借り入れをお願いしたいというふうに考えております。 ○十四番(外園三千男君)  わかりました。  結局は、地方財政計画というのを立ててやるわけですよね。立てた場合に、どうだったんでしょうか、今さっき聞くと、これは予算の要望では十億以上あったと、九億、三億幾らは不足したということでありますけれども、結局は地方財政計画に基づいて全部分析していくわけですが、これからいっても、やはりそれだけの不足というのが出てくるものなんですか。財政計画を立てる中において、どうなっているんですか。財政計画立てるでしょう。国が立てるけれども、結局市としてはそれに基づいて計画をつくるわけでしょう。だから、そのときにやはり不足分というのはかなり出てくるんですかというのを聞いているんですよ。  例えば、財調とか公共施設等のそれをおろさないかんというのはわかるんだけれども、実際それをつくってみて、そういう不足分というのはかなり出てくるんですかね。市長はいつも言われるが、うちは財政は二番目によかち言われているけれども、そういう面からしてどうなのかなというのがあるんですね。市長はいつも財政は三十市町村の中ではナンバーツーと、市長はよく言われるから、そんなに財政が逼迫しているのかなというのをちょっと懸念するものですから、その辺はどうなんですか。 ○議長(高牟禮宏邦君)  しばらく休憩いたします。                     休憩 午後 四時  十分                     開議 午後 四時 二十分 ○議長(高牟禮宏邦君)  休憩前に引き続き会議を開きます。外園議員。 ○十四番(外園三千男君)  自分の所管ですけれども、少し聞かせてください。  百十一ページになりますが、この中の款の衛生費、項の保健衛生費、目の保健衛生総務費ですけれども、この妊産婦診査委託料ということで五百三十七万円が上がっておりますが、これは何人分で一人何回分の予定がされているんでしょうか。 ○健康保険課長(竹下京一君)  回数といたしましては、現在五回の助成を行っておるところでございます。  人数につきましては、実績で申し上げますと、本日現在で百八十六人でございますので、新年度におきましても大体それぐらいじゃないかというふうに考えております。 ○十四番(外園三千男君)  いわゆる国の二次補正では、妊産婦健診に関しては、個人負担あるいは市町村負担の任意助成で市町村の五回までは地方交付税で見てくれていたわけですよね。二〇〇八年度の予算の中には、公費負担として大胆に見直しましょうということで、国はその九回分の個人負担分そして任意負担分のこれについて、国、市町村が二分の一ずつは見ていきましょうということで、そういうふうに打ち出しが予算案がなっていたわけですけれども、今回見ると五回分の百八十六人分だということですが、これについては、なぜ予算計上がされなかったんでしょうか。検討されたんでしょうか。 ○健康保険課長(竹下京一君)  議員おっしゃいましたように、国の方では大体妊婦健診が十四回ほど行われるそうでございますけれども、今回国の方では十四回の助成をするようにということで、国の方でも財政措置をするということでございますが、これにつきましては、県内自治体との協議、それから県医師会との協議がございます。そして、また西諸でも自治体の協議を現在行っているところでございます。  したがいまして、これが固まりましたら今のところ、補正予算でできれば六月補正でお願いをしたいというふうに考えているところでございます。したがいまして、適用につきましては年度内に協議が固まるんじゃないかというふうに思っておりますので、四月一日からの適用ということになろうかと思いますが、予算的には、いわゆる現年度予算で六月までは対応できるというふうに見込んでおるところでございます。 ○十四番(外園三千男君)  ぜひお願いします。  質疑を終わります。ありがとうございました。(発言する者あり) ○財産管理課長(若松秀一君)  まことに申しわけございませんが、先ほどの答弁で一カ所だけ訂正をお願いしたいと思います。  私、先ほどのリース契約の契約日を四月末日と申しましたけれども、今確認してきましたところ、最終的には五月一日の契約となっております。 ○議長(高牟禮宏邦君)  本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめこれを延長したいと思います。  次に、十番井川原志庫男議員の発言を許します。井川原志庫男議員。 ○十番(井川原志庫男君)  時間が大分長くなっておりますけれども、しばらくの間、我慢をしていただきたいと思います。  それでは、ただいま三議員の方からいろいろ質疑がございましたが、ちょっとスタンスをかえて同じような内容で質疑をされたところもあると思いますので、質疑をしてまいりたいと思います。  まず最初に、平成二十年度一般会計補正予算書第六号について質疑をしてまいります。  説明資料でしたいと思いますが、十七ページの民生費の関係の扶助費の関係についてまずお尋ねをいたしたいと思います。今回、かなりの不用額が発生をいたしておりますが、扶助費は今、生活あるいは教育など九種類に分類されるわけでございますが、高齢者、母子などの低所得者に対する生保であるわけです。これだけの不用額が発生したということは、この認定に伴ってまず適正に行われたものかどうか、まずお尋ねをしたいと思います。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  認定におきましては、法に基づきまして認定したというふうに考えております。 ○十番(井川原志庫男君)  生活扶助費関係については、二千三百五十万円、これだけの不用が出ております。かなりの減でございますけれども、今現在、昨年度より非常に景気が後退いたしました。そのような中で、非常に現状の市民生活というのは、厳しい状況が発生していると思いますけれども、その点についてはどのように把握されて、またいろいろ就業活動とか、そういう面についても指導が行われ、また対応がなされているものか。その点についてお尋ねしたいと思います。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  この生活扶助費が大幅に減ということでございますが、当初やはり大幅に見ておりまして、二百三十世帯ということで見ております。最終的に見込みが二百十六世帯ということで減額になっている部分がございます。  また、今言われました厳しい中での生活保護はどうなっているかということであったんでございますが、今回のリストラ等での生活保護というのは今のところ窓口等には来ていないところでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  認定の関係において、まず基準というのがあると思いますけれども、これに伴って間違いなく、そういう状況の基準に従ってなされていらっしゃると思うんですけれども、しかし現状を見ますと、なかなか仕事を探そうと思っても探せない、ないという状況の中であろうかと思いますが、そこら辺の取り扱いについてはどのようになっていますか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  生活保護におきましては、民生委員さん等に逐次そのような情報等を流していただきながら、行政の方と一緒になって相談に応じているということでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  わかりました。  続きまして、十八ページに移らせていただきます。説明資料で款の衛生費の中の項の保健衛生費の中で、助産師の賃金ということで百十一万五千円減額がなされておりますけれども、この中で説明資料を見ますと、乳幼児の訪問相談を助産師でしていたが、応募がなく看護師が実施したため、看護師の賃金が二十九万二千五百円、そしてまた当初の予算額が四十万八千円で不用額が出たものであると、こういう説明資料の中で書いてありますけれども、助産師で予定して応募がなく、看護師が実施されたためだということでございますけれども、別に看護師で対応されて何も問題はなかったものか、その点についてお尋ねしたいと思います。 ○健康保険課長(竹下京一君)  この訪問事業につきましては、生後間もない家庭を訪問いたしまして、いわゆる育児相談、そういった指導を行うわけでございますが、でき得るならば助産師の方がふさわしいというふうには思っているわけですが、特にこれは資格を要する業務ではございませんので、看護師でも対応できるというふうに考えたところでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  それでは、やはりこの指導については、助産師の方が資格を得ていると、だから二十一年度こういう資格を得られた方を応募されて、対応されるつもりであるものか、その点についてはどうですか。 ○健康保険課長(竹下京一君)  これにつきましては、村岡議員にもお答えいたしましたけれども、新年度では市の保健師が育児休業から復帰いたします。したがいまして、保健師で対応するという予定にいたしております。 ○十番(井川原志庫男君)  一応、十一万五千円の不用額が出たということでございますけれども、賃金に対していわゆる看護師と助産師の差、これはこのような差があるわけですかね。 ○健康保険課長(竹下京一君)  それぞれの単価につきましては、今手元に資料がございませんのでわかりかねますが、この差が出ましたのは、当初四月から採用したいというふうに考えておったわけですが、ここに書いてあるとおり助産師がなかなか応募がなくて、やむなく看護師に切り替えたところでございます。  したがいまして、実際に雇用できたのが七月からでございましたので、その間が不用額として残ったということでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  それでは、その下の保健事業の特定健診、特定保健指導事業費についてお尋ねをしますが、説明資料の中で後期高齢者健康診査委託料の関係、これで三百万円ほど一応不用額は出ております。これについての主な理由を御説明を願いたいと思います。 ○健康保険課長(竹下京一君)  これにつきましては、後期高齢者の健康診査でございます。  県の広域連合が保険者となっておりますので、広域連合から委託を受けて当市で実施をするという形にいたしております。  したがいまして、結果的に広域連合からの委託数がいわゆる受診者数が少なかったということでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  続きましては、二十一ページについてお尋ねをしますが、農林水産業費の中の項の林業費、その中で説明の中の工事請負費で、治山事業費の関係、事業費の確定額に伴って減額するということでございますが、この事業については今から何年前ですか、二年、三年前ですか、台風災害で非常にいろんな危険箇所が県の関係の林地保全の関係で出たわけでございますが、一応事業等についても、この治山事業関係については、まだかなり何カ所か残っておると思います。  今年度二十年度にまず実施された件数は何件あるものか、その点についてお尋ねいたします。
    畜産農林課長(菅田正博君)  平成二十年度は五件行っております。 ○十番(井川原志庫男君)  これから緊急性があるとか、必要性のあるところ、この点についてはあと何件残っているんですか。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  緊急性のあるところにつきましては、二カ所残っておりました。それは、今回の補正予算でお願いをしたところでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  緊急性がある箇所はどことどこですか。二カ所残っていると。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  今回の二次補正でお願いした分につきましては、池島地区と東長江浦下地区でございました。 ○十番(井川原志庫男君)  緊急性については、第一が山が上で下に住宅があるところが優先度が一番だと思います。そして二番目にまず下の方が崩壊して、次に上の方が若干住宅等面しているというところが二番だと思うんですね。  そういう中で、ちゃんと今まで調査をされていますか。非常にこういう治山事業について二番目の下の方が山で上の方が住宅があって、危険地域というのもまだかなり残っております。その辺の調査については、どのようになさったものか、お尋ねいたします。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  調査に当たりましては、県と合同で毎年行っております。平成十八年の災害を順次やってまいりまして、下の方に家屋とか施設等があると、非常に危険であると、そういうところ、本当に危険性のところは二カ所ということで、まだ災害としては残っている状況でございます。毎年県と合同で調査を行って、大きなところは県にお願いをしているところでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  ぜひ県の方に要請をしていただきたいと思います。  次に、二十九ページについてお尋ねをしてみたいと思います。  先ほど債務負担行為の補正の追加について、いろいろ質疑がなされたと思います。この中で百七十四万七千円分が債務負担行為としてスーパーL資金農業経営基盤強化の関係で出ておるわけでございますが、まずこの関係について、これは新たな農家の債務負担行為である、いわゆる基盤強化のスーパーL資金に対しての利子補助であるものか、その点についてお尋ねをしたいと思います。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  これにつきましては、新規のものでございまして、今さっき外園議員さんに申しましたとおり、資料で整理をして提出させていただきたいと思います。 ○十番(井川原志庫男君)  ぜひ資料で返済計画を含めて資料で提出をしていただきたいと思います。それと、名前はちょっと出せないと思いますから、その点ではっきりとわかるように提出をしていただきたいと思います。この件については、終了させていただきまして、次に平成二十年度観光特別会計補正予算についてお尋ねをして、まずこの点については、一点だけお尋ねをしてまいりたいと思います。  先ほどいろいろこれも質疑が出たと思いますけれども、款の事業収入、目の白鳥温泉上湯の施設使用料の関係については、村岡議員の方から石油の高騰によって主なものとして減になったと、こういう理由でございましたが、逆に利用者についての状況、これについてはどのようになっているのか。ここ十九年、二十年度を含めて状況等はどのように把握されているものか、お尋ねしたいと思います。 ○観光商工課長(松永康二君)  利用状況につきましても、減少傾向にあるところでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  減少傾向にある理由として、どのようにお考えなのか、この点についてイベントとか開催されていらっしゃるのか、その点についてお尋ねします。 ○観光商工課長(松永康二君)  白鳥温泉への誘客につきましては、観光協会の職員の皆さんも二日市等でチラシ配付とかされてPRをしていただいておるところでございます。  それと、秋口に白鳥観光祭という形で取り組みをさせていただいているところでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  この事業については、御承知のとおり指定管理者で管理がされていらっしゃると思いますが、この検証に当たっては、どのようになさっているものか、お尋ねいたします。 ○観光商工課長(松永康二君)  収益の減少につきましては、十九年度がいわゆる渇水がございまして、そして二十年度は原油高騰等が主な原因というふうにとらえてはおりましたけれども、お客様の御意見等も聞きながらということで、各上湯、下湯に御意見の箱を置きまして、意見を聞きながらサービスの向上にも努めていきたいということで、観光協会とともに内容等の分析もしているところでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  自主事業について、指定管理者制度の中でこれは要綱の中にうたわれておりますけれども、この点についてはどういう自主事業が行われていますか。 ○観光商工課長(松永康二君)  上湯、下湯の自主事業につきましては、主に食堂の事業、それと物産の販売という形で取り組みをされておるところでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  非常に指定管理者をさせて、減額が発生した不用額が発生したということについては、非常に問題だと思います。ちゃんとした目的が達成されていないと思います。だから、この点については、やはり今後ちゃんと指定管理者制の中でもうたってありますように、検証しながらちゃんと指導していただきたいと思います。  それと、上湯の関係です。一応資料で十九年、二十年、十八年ぐらいからどの程度利用されたものか、後で提出をしていただきたいと思います。 ○観光商工課長(松永康二君)  上湯の利用状況につきましては、後ほど御報告をさせていただきたいと思います。 ○十番(井川原志庫男君)  先ほど外園議員の方からいろいろ当初予算に当たって、市長の姿勢とか、そしてまた予算の決定に当たって、いろいろ中身について質疑がされましたが、私は市長の方にまずお尋ねしたいと思います。  まず二十一年度予算の総額と比較して、二十年度と二十一年度と比較して、先ほどもございましたが、三億三千万円増となっておるわけでございますが、やはり市長も政治姿勢の中で、いわゆる方針が示されているわけですよね。そうしたときに市長としてその方針に従って、今残すところ任期もあと一年ということになっておられると思いますけれども、まず総合長期計画とか、あるいは緊急改革プランの関係とか、あるいは行政改革大綱とかいろいろあろうかと思います。その中での整合性の問題とかいろいろあって、また市長公約もあろうかと思います。どこを市長として重点にして、農業振興とかいろいろ言われますけれども、まずそういうものが予算の中で見えてこない部分ともいうのもかなりあるんじゃないかのかと、施政方針の中を見てもですね。だから、その点について、市長としてどこを重点とされて予算編成に当たられたものか。この点について、お尋ねをしたいと思います。(発言する者あり) ○議長(高牟禮宏邦君)  そのまましばらく休憩いたします。                     休憩 午後 四時五十三分                     開議 午後 四時五十六分 ○議長(高牟禮宏邦君)  休憩前に引き続き会議を開きます。宮﨑市長。 ○市長(宮﨑道公君)  施政方針の三ページの下から八行目から書いておりますけれども、平成二十一年度当初予算の編成に当たりましては、依然として厳しい財政運営の中、事務事業の整理、合理化と経費の節減に努めて、財政健全化に向けた取り組みを継続しながら、さらなる市の活性化と市民の安心の確保に意を払い、なお一層の財源の重点的、効率的な配分に留意をいたしたところであります。  投資的経費は、前年度に対し二〇・八%増の十億八百四万七千円とし、国の補助制度を活用しながら、景気対策、雇用対策として重点的な財源配分に努めたところであります。また、定住促進住宅の運営管理などの新規事業を三十一事業盛り込みながら、幅広い分野にわたって市の活性化と市民の安心の確保のための施策を実施してまいりたいと考えておるところであります。 ○十番(井川原志庫男君)  市長の方からいろいろお話がございましたけれども、財政健全化に向けてそれぞれいろいろ効率的な予算配分もされたというようなことを先ほど外園議員の方にも説明がございました。その中で投資的経費の関係についても説明がございましたけれども、私が申し上げましたのは、重点的にどこの項目をどのように予算に反映されたものか。ちょっとそういうものが、これからの財政の健全化に向けたものが明らかに見えてこない面が若干あるのじゃないのかなと、その点についてお尋ねをしますけれども、まず、各課が今回の予算の概算要求に対して、百億二千八百万円まず概算要求をされたと思います。その中で、非常に緊急性、あるいは必要性のあるもの、そしてまた優先順位の関係、それでいろいろ予算の配分がなされたと思います。その点について、各課どのような受けとめ方をされていらっしゃるものか、その点について大幅な予算要求をされて大幅な削減はなかったものか、その点についての各課の状況をまずお尋ねしたいと思います。(発言する者あり)  市長にお尋ねします。今の質問の中で百億二千八百万円の中で、まず緊急性、またいろいろな必要性、そして優先順位、これと各行政改革大綱を初めとし、集中改革プラン、そして総合長期計画等のいろいろなほかの計画を踏まえた中で、その中についての特別に必要性であると市長が考えられたものについては、すべて予算をつけたということで理解してよろしいでしょうか。 ○市長(宮﨑道公君)  今議員が質疑になりました点につきましては、おおむね予算はつけております。 ○十番(井川原志庫男君)  それでは、もう一点だけお尋ねをしますけれども、景気対策として緊急対策で国の方がいろいろ打ち出して予算も当初の中に入っているわけでございますが、国も長引く不況に基づいて、国債の発行も今までの三十兆円を一つの限度額としていろいろ予算を組んでおりましたが、二十一年度当初においては、いわゆる景気対策を中心とした中でのそういう暫定予算というか、そういう形の中であろうかと思いますが、我が市において、景気対策費として、まず今回の緊急対策を別にして、ほかに何か予算として上がっているものか、その点についてまずお尋ねしたいと思います。 ○財政課長(上加世田章人君)  当初予算の中で、私ども財政課の方で景気対策等に資するものであるというふうに分析しているものについて御報告いたします。  まず、総務費につきましては、市有林整備として市有林保育委託料を九百七十二万二千円措置しまして、前年度より事業を拡大しているところでございます。また、市有林の作業路開設委託料、これについても予算づけをしているところです。  項目別で申し上げます。道路維持補修費、過疎対策事業費、防護さく設置事業費、地域活力基盤創造交付金事業費、調整交付金事業費、霧島演習場周辺道路改修等事業費、河川維持費、公営住宅の整備事業でございますけれども、地域住宅ストック総合改善事業費、小学校の職員室等の空調設置工事、小学校の耐震化事業、飯野地区公民館建設事業等につきまして、景気対策の一環として効果が出るんじゃないかというふうに期待しております。 ○十番(井川原志庫男君)  ある程度投資的経費についてはわかりましたけれども、全体予算の中でまずは構造、義務的経費を含めてこの割合というのはどのようになっていますか。扶助費、公債費、義務的経費。 ○財政課長(上加世田章人君)  義務的経費でございますけれども、歳出予算に占める割合が人件費が対前年度一・三%減の二二・七%、扶助費が二・八%増の一八・〇%、公債費が三・三%減の一三・六%となっております。義務的経費合計で申し上げますと、対前年比〇・五%減となっておりまして、二千四百七十二万円減額となっております。 ○十番(井川原志庫男君)  わかりました、ありがとうございました。  続きまして、議案第二十九号一般会計予算について質問をしてまいりたいと思います。  まず最初に、二十一ページの中で最初の方にも出てくるんですけれども、まとめの関係で最初にこっちの歳入の方からまとめたものですから、後の方の歳出はもうしませんので、質疑をしてまいりたいと思います。  まず、民生費負担金の関係の老人ホームの入所者の負担金の関係についてまずお尋ねいたします。まず、全体の老人ホームの入所者数、これは幾らであるのかお尋ねをしたいと思います。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  老人ホームの入所者につきましては、真幸園が五十名、そしてその他の施設ということで八名を考えているところでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  入所待ちの方は何名いらっしゃるものか、お尋ねしたいと思います。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  今の判定を行ったところでは、三名程度の方がいらっしゃいますけれども、まだ入所の当初希望があったけれども、なかなか今入れないという方もいらっしゃいますし、また申請等が今逐次来ておりますが、いろんな申請の中で十名程度はいらっしゃるんじゃないかというふうに考えております。 ○十番(井川原志庫男君)  入所者に対しての扶養義務者、この状況はどのようになっていますか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  ちょっと今、五十八名のうちの何人が扶養義務者なのか数値を持ち合わせておりませんので、後ほどお願いしたいと思っております。 ○十番(井川原志庫男君)  それでは、その下の同じ児童福祉費の負担金の関係で、保育所の入所者負担金、この現年度分、過年度分の関係です、過年度分についてお尋ねしたいと思いますが、これについては二十年度分は、一応過年度分の入所者負担金というのは同額でございますけれども、これはいつごろ発生したんでしょうか。いつごろからいつごろまでのやつですかね。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  過年度分の滞納につきましては、平成四年度からあるものでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  人数にして何名ですか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  十九年度を含めますと、ちょっと数字は出ておりませんが、十八年度までにおきましては、百八十九名の方の滞納があります。 ○十番(井川原志庫男君)  百八十九名の中の総額は幾らになりますか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  約七百七十万円程度ということで、試算しております。 ○十番(井川原志庫男君)  七百七十万円程度の中で一番多い方は幾らぐらいでしょうか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  人数と年数の滞納につきましてはあるんですけれども、個人的にどなたが幾らというのは資料を持っておりませんので、これも後ほどお願いしたいと思います。 ○十番(井川原志庫男君)  一応滞納者に対する、いわゆる収納に対しての啓発、これはどのような状況で行われていますか、今。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  今の在園中の方は、直接に保育園等に出向きましてお願いしているわけですが、卒園をされた方に関しまして、今個別にお願いにまいっているところでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  それでは、二十三ページに入りたいと思います。  まず二十三ページの衛生使用料の中の説明資料で美化センターの浴場施設使用料ということで四十二万円程度上がっておるわけですが、この利用状況については一応どのようになっているものか、まずお尋ねをしてみたいと思います。 ○環境業務課長(便元益男君)  この美化センターの浴場施設の関係につきましては、けさほど質疑の中でも申しましたけれども、平成十九年十月から有料化いたしたところでございます。大人二百円、子供百円ということでやっておりますが、現在は一日十二、三人とか十四、五人ばらばらでございますけれども、そういう人数の中でございます。その中で四十二万円ほどを今回計上させていただいたところでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  これは営業日数は月当たり何日になるんですかね。 ○環境業務課長(便元益男君)  月三十日と計算いたしまして、それと祝祭日と土曜日曜等を差し引きますので、大体二十一日から二十二日程度ではないかなというふうに考えております。 ○十番(井川原志庫男君)  大体二十二日で計算をいたしますと、一年間の使用料が大体大人二百円になったときに、大体二千百円という数字が出てくると思うんです。二千百人です。今度はこれで一カ月二十二日営業されるわけですから、当然これで割り崩したら一日当たり八名程度だろうと思うんです。だから、かなり利用が少ない状況になっているのが現状ではないかと思います。  この施設について、せっかくいい施設があるわけです。老人ホームもあるわけですけれども、これについての啓発はどのようなものですか。(発言する者あり)  それでは、次の下の項目に入りたいと思います。  オートキャンプ場の関係について、施設使用料の関係について、オートキャンプ場施設使用料についてお尋ねをしてまいりたいと思います。これも先ほど出たかと思いますが、まるっきり同額の予算になっておるわけですよね。ここ近年の利用実績、これはどのようになっていますか。 ○観光商工課長(松永康二君)  十八年度から申し上げたいと思います。  十八年度が利用者が四百五十八名、それと十九年度が四百五十三名、二十年度が四百一名という実績になっております。 ○議長(高牟禮宏邦君)  しばらく休憩いたします。                     休憩 午後 五時 二十分                     開議 午後 五時 三十分 ○議長(高牟禮宏邦君)  休憩前に引き続き会議を開きます。井川原議員。 ○十番(井川原志庫男君)  施政方針の方も通告をいたしておりますから、時間の関係がございませんので、施政方針と併せて必要性があるものについてはお尋ねしてまいりたいと思います。  先ほど実績等についていろいろ三年間において説明がありました。非常に横ばいどころじゃなくて、ちょっと減少傾向にあるのかなということでございますが、施政方針の中においてはいわゆるPR活動をして利用を図るということでございます。しかし、平成二十年度においても、同額予算が組まれておるわけでございますが、そのような効果が余り見えてこないというのが現状であろうかと思います。  平成二十一年度において、PRされるということでございますけれども、平成二十年度との違い、何かかわったそういう活動、そういうものがどのような形でなされるものか、お尋ねします。 ○観光商工課長(松永康二君)  PRにつきましては、もう既に二十年度現計予算の中で二十一年度が始まりますので、観光係が鹿児島方面の小中学校を訪問したりということでキャンプ村のPRと平行してオートキャンプ場のパンフレット等も配付をしたりしてPR活動を既に開始をしているところでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  それとちょっと忘れていましたけれども、まず今鹿児島方面の方にPRしていくということですが、利用客はどのように各県の利用において、どういう方々が利用されているのか、それは全部把握されているんですか。 ○観光商工課長(松永康二君)  オートキャンプ場の利用者につきましては、平成十三年度のオープンから各方面からの入り込み客ということで調査はしているところでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  そこで、あと一点だけですけれども、利用が非常に少ない、上がらないということですけれども、この最大の原因はどのように分析されているのか、お尋ねしたいと思います。 ○観光商工課長(松永康二君)  原因といたしましては、私どもで考えているところでは、他のオートキャンプ場から比較しますと、施設整備面で不十分な部分等もございます。その中で他の施設との競争で若干おくれをとっているのかなというふうに分析しているところでございます。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  先ほどの件につきましてお答え申し上げたいと思います。  まず、一つは老人ホームにおきまして、入所者の中で扶養義務者は何人おられますかということでございまして、九名でございます。  また、保育所の負担金ということで、一人どれぐらい最高額があるでしょうかという質問でございまして、これが一世帯ということで六十万九百四十円の方が最高でございます。  なお、先ほど十八年度以降の人数等で金額を申しましたけれども、今現在、十九年度現在までに変更させていただきたいと思いますけれども、十九年度以前におきまして一千六十万一千八百六十円ということで、七十五世帯の方が未納ということでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  次に、二十五ページに入りたいと思います。  使用料及び手数料の関係についてお尋ねをします。項の手数料の関係、徴税手数料、戸籍住民基本台帳手数料、市民課の関係でございますが、まず各支所、本庁におけるいわゆる手数料の状況、金額、これについてお示しを願いたいと思います。 ○市民課長(西田健君)  ちょっと手元に持ってきておりませんので、資料提出ということでよろしいでしょうか。 ○十番(井川原志庫男君)  後で資料提出いただければ結構と思いますが、それについてちょっとお聞きしたかった面があるわけですけれども、仕方がございませんので、それではまず支所と市民課、まず飯野出張所、真幸出張所、そして本庁の市民課それぞれの担当に携わる職員数をお示し願いたいと思います。 ○市民課長(西田健君)  まず飯野出張所でございますが、所長一名、主査一名、職員が三名という体制でございます。それから真幸出張所につきましては、所長が一名、職員が三名、臨時職員が一名となっております。本庁につきましては、係長が一名、窓の受付が三名、うち一名が産休代替に入っておりますので、臨時職員で雇用をいたしております。内勤の者が係長を含めて四名、以上でございます。 ○十番(井川原志庫男君)  飯野出張所の場合については、臨時職員は入っていないわけですか。 ○市民課長(西田健君)  両出張所とも年度末、年度始にかけましては、短期間ではございますけれども、繁忙期を乗り越えるために、行政管理課の方に臨時職もしくはパートという形でお願いをいたしております。 ○十番(井川原志庫男君)  次に、三十三ページについてお尋ねをしてまいりたいと思います。  まず款の県支出金、項の県補助金の関係で、民生費補助金、社会福祉費県補助金の中の高齢者住宅改造助成事業の県補助金についてお尋ねをいたしますが、この関係についてのいわゆる事業の中身について、限度額が二十七万円ということであるかと思いますが、この中身について御説明をお願いいたします。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  高齢者住宅の改造におきましては、まず介護保険の方から充当されます二十万円ということでございます。その一割負担があると思っております。  また、三十万円を対象にいたしまして、一割負担ということでございまして、一応二十七万円ということでこちらの方に計上しているところでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  これに対する返済利率計画、これはどのようになっているのかお尋ねいたします。
    福祉事務所長上加世田たず子君)  例えば、高齢者の方が介護保険を受けるような在宅での不自由になったと、例えば手すりとか階段とかトイレとかそういうことを改造していくわけですから、その場合、例えば費用が六十万円かかったとします。そうなりますと、そのうちの二十万円の対象は介護保険で残りは四十万円になりますけれども、そのうちの三十万円を補助対象とするというような補助でございます。 ○十番(井川原志庫男君)  時間の都合がございますので、大幅に飛ばします。  まず、農業水産業費についてお尋ねをしてまいりたいと思いますが、百二十九ページについてお尋ねをしてまいりたいと思います。農業振興費の関係についてまずお尋ねをしますが、物産館の検討委員会の委員のメンバー、これはどのような構成の中でなっているものか、この点についてまずお尋ねしたいと思います。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  物産館の建設につきましては、五日の日にJAの組合長、商工会長、観光協会長、物産振興協会長と市長でいろいろ協議をしていただきました。その会を代表者会という位置づけになりました。その下に監事会をつくるということで、監事会で協議をしてプロジェクトの委員を選出していただくということになりました。  今まで私たちが考えていたのは、今予算的には八人を計上しておりますが、それにつきましては、これからまだ人数がふえるかもしれません。そこで協議をしていただくということになりましたので、よろしくお願いします。 ○十番(井川原志庫男君)  監事会をつくるということでございますが、当然プロジェクトチームがいろんなプランを立てられると思うわけですけれども、この構成メンバーはどのような方向で考えていらっしゃるのか。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  監事会のメンバーにつきましては、JA、商工会、観光協会、物産振興協会、それと市でございます。その中でプロジェクトチームをつくっていただくということになっていますので、今のところはまだ決まっていないところです。 ○十番(井川原志庫男君)  物産協会の基本は、いわゆるピラミッド型で目的というのは、物産協会がつくってそれぞれ市民に対しての所得の向上とかいろんなことがあろうかと思いますが、その中で今おっしゃった監事会、プロジェクトチームをつくるということですけれども、この中に別のそういう関係の方々、これは考えていらっしゃらないのか。一番基本となる野菜とか果樹とかいろんなものを含めて、そういう関係も出てくると思うんです。そこら辺についての考え方はどうですか。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  多くの市民の方に参加していただければと思っています。もちろん農家代表とか婦人代表とかそういった人たちも入ってくると思います。 ○十番(井川原志庫男君)  いろんな方々に参加をしていただくということですけれども、どのような計画を持って、いつごろ物産館について建設の運びになるのか。これは市長の施政方針の中にも出ておりましたけれども、この点についてお尋ねします。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  物産館につきましては、補助事業等を導入してつくっていくと、そういう大きな方針がございます。農水省の補助事業とか道の駅であれば、国土交通省の事業になろうかと思います。  その付近の事業の仕組みでございますが、今からプロジェクトチームでどういった構想で行くか、物産館だけじゃなくて道の駅までということになると、そういった国交省の事業も取り組んでいくと、そういうことになりますので、まだ今の段階では補助事業の仕組みによるということになろうかと思います。 ○十番(井川原志庫男君)  ことと次第によっては、かなりおくれると、このように考えてよろしいですか。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  農水省の補助事業については、今年度事業計画書をつくりまして、来年度には補助金の申請ができるんじゃないかなと思っております。国土交通省につきましては、若干おくれるのかなという気がしておるところでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  来年度と申しますと、二十一年度ですよね。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  失礼しました。来年でございました。ことし事業計画するということで、二十一年度に事業計画をつくりまして、二十二年度に補助金の申請ができるんじゃないかなと思っているところでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  続きまして、高原高校の農業後継者育成協議会負担金の関係についてお尋ねをしてまいりたいと思いますが、まずこの協議会の構成メンバー、これはどのようになっていますか。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  西諸の各市町村の長がメンバーになっております。それと、高原高校の校長先生もメンバーになっているところでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  協議会が開催されると思いますけれども、どのような内容の活動がなされていらっしゃるのか、お尋ねしたいと思います。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  活動といたしましては、年に一回総会がございます。この負担金を各市町村が出しておりますので、それの総会とあとそこにおきましては、高原高校のそういった活動の実績報告等が説明があるところでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  年に一回総会がなされるということでございますが、今まで卒業された方、この目的は新規就農ですよね、いわゆる後継者育成ですよね、これが目的だと思います。実績はどのようになっていますか。卒業された中で、何人卒業されて何人農家として従事されているのか、後継者として育っているのか、その点を明らかにしていただきたいと思います。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  今手持ちのところに資料がございません。農業大学校とかそういったところに農業関係では進まれている方が多いようでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  資料がないということでございますが、一番基本的なことなんですよね。だから、こういうことが必要性があるのか、ないのか、ただ総会だけやってどうなのか。だから、こういうことを事務事業の評価とか、そういう中で必要性があるのかということを判断していく必要が、今市長も合理的な財政運営をしていくんだと、健全化に向けてやっていくんだということでございますから、やはりそういう資料等は皆さん議案として出てきているわけですから、当然持ってきていただいて、質疑に対して答弁をしていただきたいと思いますけれども。ないということでございますから、またそれは資料でお願いを申し上げたいと思います。仕方がございません。  それでは、次に下から五番目の有機堆肥利用促進事業補助金、これについてお尋ねをいたしますけれども、この関係については、二百四十万円程度毎年組まれております。いつも今年度も二百四十万円程度だったと思います。同額予算であると思いますけれども、この実績と効果、これをどのように分析をされていらっしゃるものか、お尋ねしたいと思います。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  有機堆肥利用事業につきましては、園芸農家と水田の関係の農家が利用しているわけでございます。えびの産ひのひかりにつきましても、有機堆肥を利用して栽培をする、そういったことを稲作振興会あたりでも大きく目標に掲げております。  そういうことについて、市の方では有機堆肥を使っていただく、そういうことでかなりえびの産ひのひかりが有名になってきている、そういうことでございます。それと、園芸につきましても、有機堆肥で販売をされているところでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  行政評価としては、そういう関係で評価をされているんですかね。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  市といたしましては、この有機堆肥でえびの産の野菜、米が栽培されて評価がされていると、そのように考えているところでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  続きまして、最終の一番下の方で、いちごブランド産地確立推進事業補助金についてお尋ねをしてまいりたいと思います。  この予算については、昨年とほぼ同じ予算でございます。市長は政治施政の中でもいろいろこのブランド化についてはうたわれております。今の部員の部会員数、これはどのようになっているのか、まずお尋ねいたします。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  今現在農家数は五十一戸で、約十ヘクタールでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  約十ヘクタールあるということでございますが、平成十九年度、二十年度、またふえていますか、減っていますか、その状況についてお尋ねいたします。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  今の数字は平成二十年度の数字でございました。十九年度、十八年度から見ると、若干少なくなっていっている状況でございます。 ○十番(井川原志庫男君)  少なくなっているということでございますが、全体の今十ヘクタールの中で一番省力化していくためには、高設栽培というのが今取り組まれております。これは何パーセントぐらいありますか。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  高設栽培につきましては、最近新規就農者とかで導入されておりますが、面積等について今現在資料を持っていないところでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  後で資料を提出いただきたいと思います。  それでは、ここ近年のイチゴ栽培の去年からそういう形でブランド化ということで取り組まれておるわけですけれども、所得の状況、これはどういう状況であるのか。この点について大体イチゴもわかると思いますけれども、十八年度、十九年度、二十年度、まだ完全に終わっていないけれども、ある程度二十年度についても今の相場を踏まえた推移が読めると思います。そこら辺についてお尋ねしたいと思います。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  ことしのイチゴの相場でございますが、景気に大分左右されているようでございます。景気が低迷しております。そういったことで、イチゴはデザートとして食べる、そういったことが買い控えということで価格は下がっております。  それと、ことしは雨が多くて、かなり気温も高くなっております。そういった関係で、日本全国一気にイチゴが市場に出回っている、そういうことでかなりイチゴの価格は下がっている状況でございます。 ○十番(井川原志庫男君)  ブランド化をされれば、どうしても需要と供給のバランスになってくると思います。産地化というのが必要になりますね。そうしたときに産地化ということを形成するために、いわゆる市場開拓の関係が、だからそういう面について、いわゆるこの事業の中でもブランド産地確立推進事業補助金の中にも入っておりますけれども、だから新たな産地、ここの開発はどのようになったのか、この点についてお尋ねします。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  昨年度イチゴの産地化を目指すプロジェクトをつくっていただきました。そこで、いろいろ協議されて補助を市としても考えたわけでございます。そこで、ウィルスフリーの苗の導入とか肥料資材の展示ほ設置とか、そういうことで各農家におきましては、病気対策とかそういったことも十分研修を行いながらブランド化を図っている。そういう状況でございます。  特にイチゴ農家につきましては、例えば真幸地区、飯野地区で各班をつくりまして、その班ごとにハウスを全員で研修する。自分のハウスがほかのハウス農家の方と比べてどういった状況になっているかと、そういうことで一生懸命勉強をされているようでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  時間がございませんので、ちょっと飛ばして必要なことばかりします。百三十三ページ、農業費の中の畜産業費の中で上から八番目、優良牛保留等報償金の関係、二十年度と同額予算であるわけでございますが、二十年度の実績、これがわかっておればお示しをお願いいたします。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  平成二十年度の今現在の実績でございます。優等賞が十一頭でございます。それと一等賞が二十九頭でございます。まだ三月の競り市で若干ふえるんではないかなと思っているところでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  それでは、全体の今生産農家戸数、これは幾らあるのか、これをお尋ねいたします。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  和牛の農家は、今私が持っている資料では六百四戸でございます。 ○十番(井川原志庫男君)  六百四戸ある中の頭数は何頭ですか、全体頭数。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  和牛ですが、四千三百二十三頭でございます。 ○十番(井川原志庫男君)  六百四戸ある中で、平成二十年度に新規就農された農家がありますか。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  今ちょっと資料を持っていないところでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  資料がないということでございますから、後でまた報告を願いたいと思います。  続きまして、貸付家畜購入費の関係についてお尋ねをしてまいります。これについても、まず和牛の飼育農家数、これはまずどれぐらいあるのか、これについてお尋ねいたします。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  飼育農家戸数でございますが、四十四戸でございます。 ○十番(井川原志庫男君)  十九年度と二十年度合わせて実績頭数、どのようになっているのか、お示しを願いたいと思います。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  十九年度はちょっと今資料を持っておりませんが、二十年度につきましては、今現在和牛の雌でございますが、二十六頭でございます。肥育牛こちらの方が四十七頭でございます。 ○十番(井川原志庫男君)  それぞれ家畜購入費について、予算がつけてあるわけですけれども、まず購入に対しての希望者の選定、これはどのように行われているものか。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  希望者でございますが、申し込まれましたら、ほとんど全員該当しているということに今の状況ではなっております。 ○十番(井川原志庫男君)  該当者については、すべて補助を出していると、このように理解してよろしいですか。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  はい、九月でも補正をお願いを毎年しておりますので、ほとんどの方が該当している状況でございます。 ○十番(井川原志庫男君)  それでは、大幅に下に入りまして、繁殖牛生産向上対策牧場事業補助金、これに対して十九年度と二十年度、今までの実績を報告を願います。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  十九年度につきましては、ちょっと手持ちの資料はございませんが、二十年度につきましては今現在では四頭が入っているところでございます。 ○十番(井川原志庫男君)  事業関係について百万円で四頭というのはおかしいんじゃないですか。五十頭の二百円掛けることの五十頭が予算化されています。四頭ですか。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  今現在は四頭が入っております。トータルでは今ちょっと資料がございませんが、今現在の数字でございます。 ○十番(井川原志庫男君)  すべて資料がないようでございますから、それではお尋ねします。実績、受胎、不妊、その実績、それが効果として出てこないといけないんです。目的は受胎というのが目的でございますから、その実績についても把握していないということですね。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  その数字につきましては、また後で説明させていただきたいと思います。 ○十番(井川原志庫男君)  質問しても実績が報告がなくて、予算というのを組む段階でそれが予算化されると、おかしなことじゃないですか。やはり執行部の方々もせっかく説明するわけですから、質疑に対してちゃんとした資料を提出して、その中で答弁をする必要がある。何のためにこれだけの予算を費やしたのか、全然中身がわからない、中に入れない状況じゃないですか。その点については、後の方の質疑もあろうかと思いますので、資料を整理をして、ちゃんと説明ができるようにしていただきたいと思います。  それでは次に入ります。それは資料で結構でございます。  下から五番目、受精卵活用緊急対策事業補助金、これについては平成十九年度と同額だと思います。この点についての受精卵をされた、そしてまたそれに伴う妊娠、そして子牛が産まれた、妊娠すれば子牛が産まれますけれども、この実績をお尋ねしたいと思います。 ○畜産農林課長(菅田正博君)  受精卵移植につきましては、平成二十年度から実施をいたしました。  現在三頭を行って受精卵を三十七個取りまして、今十個を移植したところでございます。まだその実績は出ていないのが現状でございます。あと、三月で二頭をするということで全体で五頭になろうかと思います。 ○十番(井川原志庫男君)  ある程度実績というのは、二十年度から始まる、わかるんですよ、受胎しているのか、受胎していないのか。十九年度も始まっている、だからそこら辺の実績なんかについても、ちゃんと掌握される必要があると思うんですよ。これは事業予算の中で、確か十九年度も入っていると思います。この点については、後で資料でよろしいですから、ちょっと時間がございませんから、飛んでまいりまして、百六十一ページ、土木費の中の道路橋梁費、この用悪水路費五百万円、この件についての場所はどこであって、どうなのか、これについてお尋ねしたいと思います。 ○建設課長(下別府敏則君)  この用悪水路につきましては、県道えびの高原京町線、桜並木の整備が県の方でされるということになりましたので、岡元地区の冠水被害の解消を県道改良と一緒に平行して進めるということで、県道の南側そういうところの冠水する用悪水路の測量設計に入りたいという計画をいたしたところであります。 ○十番(井川原志庫男君)  この事業については、一キロですか。一キロ事業がされると思いますけれども、問題はこの事業は防衛庁事業で一応道路関係についてはなされます。  そして、用悪水路ということで排水改修に当たられるわけですけれども、私が聞く中では幅員が二メートル少々しかないと、非常に農作業等不便を来している、こういう状況の中であろうかと思いますが、この事業については、どのような事業でなされるのか、事業としていつごろからなされるのか、お尋ねしたいと思います。 ○建設課長(下別府敏則君)  予定といたしましては、平成二十一年度沿線にあります延長の千メートル、これを測量設計をする予定をいたしております。  事業といたしましては、土地改良事業の用悪水路というような形で事業が組めたらいいわけですが、なかなかそういう制度事業に乗せて計画したいというのを測量設計等を通じて、事業の方を計画していきたいということを考えております。  それと、今県道から南北に入っている農道及び市道等があります。そういう県道に接する道路の一部改良というのも必要になりますので、実施に向けては県の土木事務所と今後連携しながら、毎年度の予算の状況で土木事務所と連携を図りながら進めていきたいという考えを持っております。 ○十番(井川原志庫男君)  土木事務所と県の方と打ち合わせをしながらやっていくということですけれども、私が聞いた中では市の単独事業でやると、こういうふうな話を聞いております。市の単独事業でなんでやらなければならないのか。いわゆる流末関係、この事業関係については御承知のとおり防衛省の関係が出てきます。そうしたときに、上の方も防衛省の関係が全部あります。そうしたときに事業として何で防衛省の方の予算として事業ができないのか、だから、それに対しての要求とかそういうものはなされたものか、どうなのか、その点についてお尋ねします。 ○建設課長(下別府敏則君)  この用排水路対策については、以前防衛庁の障害防止事業として県道の横に計画しようということで、要望されていらっしゃいましたが、県道の南側の方に本線を計画された経緯というのがあります。  防衛庁の採択要件、演習場との因果関係の中で、この直線部分についてはなかなか採択理由が難しいということでこの線形が南側に計画されたという経緯があります。そういう形で県道の横にあります排水路、これが整備されていないということで、県道の拡幅に係る部分については、防衛省の道路の事業で採択されますが、拡幅にならない箇所、これがありますので、県道改良と一緒に市の方で今後計画をしていきたいという考えを持っております。 ○十番(井川原志庫男君)  流末関係というのは、一番御存じであろうと思います。だから、一つの水とか道路とかできることによって障害が発生した場合、だから上の道路が今度改良されますよね、そこの断面、そういう面についての水の処理の関係も出ます。  そうしたときに上の関係も当然因果関係というのは、全部出てくるわけです、排水関係。なんで県の方にそういう事業の関係で、県との関係というのはどのようになっているのか、その点についてお尋ねいたします。 ○建設課長(下別府敏則君)  道路整備につきましては、県の方が防衛施設の道路整備事業として事業を取り組んでおります。  ですから、道路に降った雨水の処理、これについてはその周辺の排水路に持って行かざるを得ないというのがあります。ですから、道路部分に係る排水対策については県、その拡幅に係らない部分の用悪水路というのを市の方で計画していきたいという考えを持っておりますが、先ほど言われましたように、以前障害防止事業でつくりました岡元用排水路というのができ上がっておりまして、これが入佐原ため池に流入しているという状況があります。  ですから、以前されたこの岡元用排水路の断面に流下できる量、そういうのもこの計画の中で調査しながら、今後計画していきたいという考えを今予算的にお願いしているところであります。 ○市民課長(西田健君)  先ほどの件について、使用料及び手数料、款、そして項の手数料、その中の戸籍住民基本台帳の手数料等でございますけれども、実績ということでございましたから、十九年度ということでよろしいでしょうか。  まず本庁が一万八千三百七十件、七百四十二万六千九百五十円、この中には公用請求、つまり無料になるわけですが、官公署が特に多いんですが、五千百四十四件、真幸が六千二百四十三件で、二百二十五万八千二百円、公用申請が二十八件、飯野が一万二千五百五十五件、公用請求が七十八件、合わせまして三万七千百六十八件で、一千四百十八万二千二百五十円、このうち五千二百五十件が公用申請でございます。 ○議長(高牟禮宏邦君)  しばらく休憩いたします。                     休憩 午後 六時二十三分                     開議 午後 六時三十五分 ○議長(高牟禮宏邦君)  休憩前に引き続き会議を開きます。次に、四番竹中雪宏議員の発言を許します。竹中雪宏議員。 ○四番(竹中雪宏君)  お疲れさまでございます。本日五番目ということで、時間の方も大分経過しておりますので、私も気合いを入れまして早目に終わりたいと思っておりますので、簡潔な答弁をいただいてお願いをしておきたいと思います。  それでは、質疑をさせていただきますが、私の質疑項目は、施政方針と議案第二十九号、三十号、三十五号ということで通告をいたしておりました。三十号、三十五号につきましては、既に整理させていただきましたので、本日はこの三十号、三十五号につきましては、省略させていただきたいと思います。  まず、施政方針を精査する中で、市長は基本的な考え方を述べられておられますので、早速施政方針の中身に触れさせていただきますが、施政方針の二ページの中ほどに市民所得の向上と人口の定住化、交流人口の増大を図って、市内経済の活性化と地域振興に努めてまいりますと記載してあります。  このことは、えびの市において市民が一番望んでおられることであります。まず、市民所得の向上でありますが、市長の考えとして基幹産業を中心に企業誘致の促進や既存企業の振興を図って、就業の場を創出、拡大し、所得の向上に努めるとなっておりますが、現在えびの市の一人当たりの所得は、二百万円前後じゃなかったかというふうに記憶しておるところでありますが、市長はどの程度の所得を目標にされておられるものか、まずお尋ねしてみたいと思います。 ○市長(宮﨑道公君)  私は、施政方針の中で就業の場を創出、拡大し、市民所得の向上と人口の定住化、交流人口の増大を図ってまいりますと、そして市内経済の活性化と地域振興に努めてまいりますというふうに施政方針で示しております。  えびの市の基幹産業は何と言いましても農業でありますので、その農業の振興を図りながら、そしてえびの市には働く場所が少のうございますので、この企業誘致いたしまして働く場をつくらなければいけないということで、今回もこの企業誘致につきましては、真剣にそして、市民所得は今議員が大体二百万円前後だと言われましたけれども、できるだけそれよりも多く所得ができるような形にしていきたいと思っております。 ○四番(竹中雪宏君)  二百万円以上の目標を掲げてなるべく目標は高くされると、このようなお考えでありますから、ぜひそのような取り組みをしていただきたい、このように思っておるところでございます。  次に、人口の定住及び増大でありますが、市長も御承知のとおり心配しておりました人口も二月一日現在でありますが、二万二千人を切って二万一千九百九十二人と発表されております。このことをまず市長はどのように思われておるかお聞きしてみたいと思います。 ○市長(宮﨑道公君)  えびの市の人口は自然減になっておるというふうに考えております。
     ですから、できるならば新生児、赤ちゃんが産まれて、そして人口増につなげるようにしていきたいと思っております。若者の触れ合いの場もつくってまいります。そして、働く場所をつくりまして、人口の流出をとめ、そして交流人口がふえて定住化を図ってまいるというふうに考えておるところであります。 ○四番(竹中雪宏君)  人口の減は自然の減であると、このように受けとめたわけでございますけれども、これから子供の育成に十分力を入れて人口をふやしていくんだと、こういうことでございますけれども、これからそれも大変必要なことと私は思っております。  やはり二十年先を見越せば、それも一番大事なこと。今私が申し上げておるのは、ここ四、五年の間にどれぐらい人口をふやせられる対策をされるのかなと、こういう思いがありましたので、今質疑をいたしたところでございます。そういった計画でございますけれども、市長、もう一回お伺いいたしますが、市長の考えとして、来年度末人口をどの程度見込んでおられるものか、お尋ねしてみたいと思います。 ○市長(宮﨑道公君)  えびの市の人口を例えば二十一年度末にどれぐらい考えておるかというようなふうに受けとったわけでございますけれども、人口をふやす手だてが今のところえびの市においてはありません。  だから、高齢者の皆さんが多ございまして、自然減ということになっておりますけれども、そのためにもそれを歯どめをかけるために、企業を誘致して一人でも多くの人がえびの市に定住できるように頑張っていきたいというふうに思っております。また、四月になりますと、一応段階的には長期的な展望にはないかもしれませんけれども、人口増につながるような施策もあります。  しかし、それが将来にわたってできるかということになりますと、非常に厳しいことでございますが、でき得る限り人口が減少しないようにやっていきたいというふうに考えております。  二十一年度末の人口をどれぐらい考えておるかということでございますが、最低現時点の人口は保っていきたいというふうに考えております。 ○四番(竹中雪宏君)  施政方針の中で、市長、先ほど言いましたように人口の定住化、人口交流の増大を図ってと、こういうふうに施政方針の中でうたってございましたので、今のような質疑をさせていただいたわけでございますが、市長といたしましては、いろいろ施策もあるんだけれども、最低限来年の三月三十一日現在では現在の二万一千九百九十二名を維持するんだと、こういう考えであるようでございます。  ただ、今言われるように、漠然とした文書片だけでなく、やはり長期的な目標を持って、人口の増というのは大変厳しいというふうに私も考えておりますけれども、厳しい中にも目標を持った計画等を示すことがやはり市長が施政方針でこれをするんだということを掲げておられるわけですから、これを達成するためには、そういった長期的な計画を示す必要があるというふうに思っているんですけれども、市長、この長期的計画、そういったものを示すお考えはございませんか。 ○議長(高牟禮宏邦君)  しばらくそのまま休憩いたします。                     休憩 午後 六時四十七分                     開議 午後 六時四十八分 ○議長(高牟禮宏邦君)  休憩前に引き続き会議を開きます。宮﨑市長。 ○市長(宮﨑道公君)  えびの市の第四次総合長期計画の中で一応人口の推計と目標を立てておるところでございます。  しかし、現時点におきまして、目標数値を自然減というような形で幾らか割っておるようでございます。とにかく人口増については、いつの時代でも真剣に考えておるわけでございますけれども、なかなか思うようにいかないというのが現実でありますが、しかし、目標を大きくは割らないような形で頑張っていきたいと思っております。 ○四番(竹中雪宏君)  ぜひ私もその数字は確認させてもらっておったわけでありますけれども、そういったことを含めて市長もこれから頑張られると、こういうことでございますから、ぜひ御期待を申し上げたいと思います。  次に、企業誘致の関係でありますが、二十一年度は予算的にも前年対比二・五倍計上されておられて、積極性が伺われるところでありますが、二十一年度は何社誘致されまして、何名の雇用を確保される計画であるものか、計画があればお示し願いたいと思います。どうですか。 ○市長(宮﨑道公君)  目標は大きく持っておるわけでございますけれども、実際それができるかできないかということになりますと、大変苦慮するわけでございますが、企業誘致をことしは全面的にやろうと、攻めの企業誘致をやろうということで今議員が質疑になりましたように、企業誘致の方の予算は多目につけておるところであります。  希望といたしましては、一社でも二社でも多く企業を誘致したいと思っておるのでございますけれども、実際的には難しゅうございますので、最低一社か二社かは誘致したいと思っておるところであります。 ○四番(竹中雪宏君)  市長の心意気も十分伝わってくると、このように思っております。ぜひ先ほどから言いますように、計画書は大変重要なものでございますから、私も本当に計画をつくるときには大変だろうなと、このように思いますけれども、計画書をやはり重要視されて次の六月の定例会等でもお示しされる考えはないものかなと、このように思っておるところでありますけれども、ぜひ市長、ことしの計画書を提出される考えはございませんか。 ○市長(宮﨑道公君)  企業誘致の計画書が提出できればいいのでございますけれども、最低一社は誘致をしたいというふうに考えております。 ○四番(竹中雪宏君)  わかりました。ぜひ前向きに取り組んでいただきたいと思います。  次に、四ページの上から四行目、職員と地域住民との連携をより一層深めるため、地区担当職員制度を発足いたしましたということですが、活動内容はどのようなことを取り組みされておられるものか、まずお尋ねいたします。 ○総務課長(坂本謙太郎君)  二十年度の地区担当職員制度の取り組みということで、御報告申し上げます。  区長文書等の配付、これについては二十日配付分を全地区担当職員制度に載せて配付をいたしております。それと、地域住民の要望、もしくはいろんな相談というものに対しましても、既に連絡表をお配りをしまして、その中でいろんな区長さんなり、そして地域住民の声を吸い上げるということをいたしております。  十分かという状況もございますが、徐々に充実したものにしていきたいというふうには考えているところでございます。 ○四番(竹中雪宏君)  当市は、高齢化率三四%という中で、このような制度を導入されたことは、大変すばらしいことと思っております。  そこで、市民の皆様の評価はどのようなものであるか、わかっておれば聞いてみたいと思います。 ○市長(宮﨑道公君)  地区担当職員の制度を発足いたしまして、現在行っておるところでございますが、市民の評価はどのようなことかということでございますけれども、もう少し職員が積極的に地域の皆様方に飛び込んでいかなければいけないというふうに私は考えておりますし、市民の皆様方もこの職員制度をつくっていただいたことは、ありがたいことだというふうに思っていらっしゃるようであります。 ○四番(竹中雪宏君)  非常に私もこの制度につきましては、評価をいたしておりますので、先ほどの課長の答弁では区長文書の配付、それから地区住民の相談、そういったことが中心だと、こういうことでございますけれども、やはり三百二十七名現在職員がおられるわけですから、やはり各地区に何人配置されておるかわかりませんけれども、できたら各分区ごとに職員を配置していただいて、この区長文書の配付だけではなくて一軒一軒この市民宅の巡回ではありませんけれども、そういった一戸一戸巡回することが行政にとって非常にありがたい御意見とかそういったもの苦情等も含めてあるというふうには思いますけれども、ためになる制度ではないかなというふうに思うんですけれども、そういった方向に切りかえる考えがないものか、聞いてみたいと思います。 ○総務課長(坂本謙太郎君)  現在、区といたしましては六十五区、分区長さんとして一応委嘱を受けている状況の中では、四百四十名程度いらっしゃいます。  ですから、結局分区が四百四十ぐらいあると、その中で職員は今後三百名体制という形になります。その中で十分にその地域に職員を配置できるかというのは、非常に困難だと考えております。区単位で今現在三名ないし四名の職員を担当職員として配置をいたしておりますので、これについては、やはりその区ごとに十分各職員と地域の皆さんのそういう意見交換なりの場とか、そういうものが設けられれば非常にいいのかなというふうに思っておりますけれども、分区ごとに職員の配置、それは当然一人の職員が相当数の分区の担当を持たないと厳しい状況にありますので、そこは今現在では、非常に厳しい状況にはなるということで難しいんじゃなかろうかというふうには考えております。 ○四番(竹中雪宏君)  分区が四百四十ぐらいあると、こういうことでございますが、現在では各地区に三名程度ずつお願いをしておるということでございますけれども、やはり中には五、六戸とか十二、三戸とか、そういった分区もあるわけですね。分区にこだわれば四百四十名要りますけれども、そこらあたりはやはり公平に割り振りをすると言いますか、そういったことでお願いをしたらできないことはないと、こういうふうに考えておりますから、ぜひそこらあたりも再度また検討をしていただきたいなと、このように思っておるところでございます。  後で一般会計予算の中で申し上げますが、この制度を利用した郵便物等の配達、そういったものを含めて、そういった制度に確立させる考えはないものか、お聞きしてみたいと思います。 ○総務課長(坂本謙太郎君)  この制度を活用して行政文書の配付、これは相当充実したものにつくり上げていけるんじゃなかろうかというふうに思っておりますが、それ以外の、今言われた郵便物、この辺が行政文書だと思うんですけれども、そういうものについては、やはり地域の皆さんと十分話をしながら、可能であれば、やはり今の文書配分体制をもうちょっと広げていければいいなというふうには感じておるところでございます。 ○四番(竹中雪宏君)  後でもう一回この件につきましては、質疑をさせていただきたいと思います。  次に、七ページの三行目、地域福祉の乗り合いタクシー事業につき、利用しやすい制度へ改正を行いますとありますけれども、ここは私の所管のところでございますから、施政方針の中で市長にお尋ねしてみたいと思いますけれども、このように改正をされたということでございますが、何か不都合、そういったものが発生したものかどうか、お聞きしてみたいと思います。 ○市長(宮﨑道公君)  この地域福祉乗り合いタクシー事業につきましては、今までは十人単位ということでやっておりまして、なかなかそれが広がらないというようなことでございましたので、いわゆるその十人を半分程度にしたならば、さらにこの乗り合いタクシーを利用する人たちがふえてくるのではないかと考えまして、担当課の方でこのような形にいたしておるところでございます。 ○四番(竹中雪宏君)  わかりました。この事業で二十一年度は、二十地区のみ予算計上となっておりますが、この二十地区で問題はないか、お尋ねしてみたいと思います。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  地域福祉推進会議を開きましたときに、高齢者の買い物等、生活支援について家族等の支援があるということで、六十五のうち二十八地区がそのように答えられておりました。  今回、二十地区ということで、細かなところでサービスを利用していただくということで考えております。 ○四番(竹中雪宏君)  二十地区を限定されたということは、そういった理由があるようでございますが、全体的な福祉対策といいますか、この方向に担当課長はつながるというふうに考えていらっしゃいますか。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  やはり地域福祉と申しますのは、地域の支えでございます。これは見守り等も入っておりますし、一つの生きがいづくり事業でもあるというふうに考えております。ですから、やはり地域の高齢者が仲よく、そしていつでも自分が一人暮らしであっても、いろんな方が私を知っていらっしゃるという、そういう見守りもできるということで考えておりますので、市の方としましても、こういう高齢者の見守り体制の一つとしても考えておりますので、これを充実していただきたいというふうに考えているところでございます。 ○四番(竹中雪宏君)  課長が答弁をされるようになりまして、所管のところですから、ちょっと心苦しいんですけれども、見守りを兼ねてこういった改正をするということでございますが、されることは結構といたしまして、税金の平等性、そういったところは考えておられないのか、そういったことで地区を限定してすることによって税金の平等性、そういったところは欠けないものか、お尋ねしてみたいと思います。 ○福祉事務所長上加世田たず子君)  今の二十地区と申しましたのも、基本的には公募でございます。たくさんの方に御利用いただきたいというふうに考えております。基本は、自治公民館の中でそれを使っていただきたいという考えでございまして、本当にこちらとしましても、たくさん使っていただきたいというふうに考えております。 ○四番(竹中雪宏君)  この件につきましては、まだまだ突っ込んで質疑をさせていただきたいとこのように思っておるところでありますけれども、最終的には、循環バスの問題、そういったところまで話をさせていただこうかなと思っておりましたが、この件につきましては、今後十分協議をして取り組む必要があるというふうに思っておりますので、市長どうですか、今この事業に取り組んで二年目ですけれども、今後そういったことも視野に入れながら、やはり前向きに検討していくと、こういう考えは市長、ございませんか。最後にお伺いします。 ○市長(宮﨑道公君)  今議員が質疑をされましたようなことを十分私も考えてみました。今宮交バスも運行いたしておりますが、幸いか何かわかりませんけれども、私の店舗の前にバス停がございますけれども、非常に乗っていらっしゃる方が少ないんです。そのようなことを考えますときに、えびの市が循環バスを走らせて、そしてこのような形になったら大変だなと思いながら、いろいろと考えているところでございますが、以前宮交が景気のいいときにえびの市内の主要な道路のところを通っておりました。例えば白鳥とか大河平とか、そしてまたその以前になりますと、上浦とか西内竪とかありましたけれども、大河平線、そして白鳥線も大手であります宮交あたりが見切りをつけて廃止をしたということでございまして、そのようなことになったら大変だなというようなことで、いろいろと考えてはおるところであります。 ○四番(竹中雪宏君)  市長の方も宮交と同じような体制になるのではないかと、そういった心配も懸念されておると、このように思っておるわけでございますけれども、ちょっとお話をさせていただきますと、宮交とは、この循環バス等の考えというのは違ってくるんじゃないかなと。ですから、これ以上突っ込んで言えば、質問になってきますから言いませんけれども、そういったことを今後十分検討するべきじゃないかなと、このように思っておりますので、ぜひ前向きの対応をお願いしておきたいと思います。  次に、七ページの下から十一行目、適正な水道料金について、検討を開始しますとありますが、どの程度の適正料金をお考えになっておるものか、お聞きしてみたいと思います。 ○市長(宮﨑道公君)  適正な水道料金をどのように検討しておるかということでございますが、非常に市民の皆様方の御協力をいただきまして、水道事業の方も着々と伸びてきております。そして以前水道を布設いたしたときの、いわゆる起債もほとんど終わるようでございます。それが終わります平成二十二年度になりますと、幾らか基本料金でも下げることができるんじゃないかというふうに考えておるところでございますので、市民の皆様方に喜んでいただくような形にしていきたいということだけは考えているところであります。 ○四番(竹中雪宏君)  ぜひ市民が納得できるような料金改正になるようにお願いをいたしまして、施政方針についてはこの程度にとどめまして、市長が九ページの最後にまとめておられるように、えびの市の力強い未来に向かって着実に前進させていただきますようにお願いをしておきます。  次に、議案第二十九号につき質疑をいたします。  まず、全体的なことを申し上げますと、昨年度の予算書から勘案いたしまして、本年度の予算書の算出は、一部を省いて単価なり人数等も綿密に組みつけがされておりました。これもひとえに職員の皆さんの意識の改革と市長の精査のたまものと高く評価するものであります。今後とも自覚を持って対処していただきますようにお願いをしておきます。  二つ目に、これも全体的なことでありますけれども、どことは申し上げませんが、この二十九号の全体的なことを申し上げれば、先ほど総務課長にも質疑をさせていただきましたけれども、役務費の中に通信運搬費が計上されております。年間通して発行される手紙等の枚数を勘案いたしますと、私ちょっとはじいてみたんですけれども、十万通を超える枚数ではないかと考えるところであります。仮に、十万通とした場合に、今単価が八十円ですね、八十円のときに十万通で八百万円、単価六十五円というのもあります。枚数が多くなれば値段が下がると、こういったことではないかと思いますが、これで計算しますと、六百五十万円になるわけでございますが、経費節減から考えますと、せっかく地区担当制度を発足されたわけですから、この制度を利用して職員の皆さんには大変だろうというふうに思いますけれども、職員による全戸配付に取り組む考えはないものか、全体的なこととしてお尋ねいたします。 ○総務課長(坂本謙太郎君)  行政の方から発送する郵便物につきましては、公共性の観点においてお知らせする文書等については、区長文書でやっております。郵送でやる分については、一応個人情報の取り扱いというものを踏まえると、今現在非常に厳しくなっております。  ですから、どの行政の中でも郵便の発送料というのは非常に多くなってきております。なぜかというと、そういう情報というものの取り扱い、これが厳密になってきたということで、その間にいろいろなトラブルも発生したり、そして時間的なものもございます。そういうものを全体的に考えると、行政が発送する文書なり請求書なり納付書なり、そういうものを個々の職員がすべて対応するというものにつきましては、現実的には不可能ではなかろうかというふうに私は考えているところでございます。 ○四番(竹中雪宏君)  現実的には無理だと、こういうことでありますけれども、現にJA等は、個人情報保護法の関係もありますけれども。(発言する者あり)  わかりました、済みません。このことは、また次に一般質問なり何なりさせていただくことにいたしまして、そういった考えもあるということをきょうは質疑の中で耳の中に入れておいていただきたいと思います。ぜひ経費節減もしなくてはならない、こういう状況ですから、ぜひ今後努めていただきたいと考えます。  早速中身の方に入りますけれども、説明資料じゃなくて、こちらの方でいきますので、三十九ページ、財産収入の中の財産貸付収入、説明の中の教職員住宅貸付料五百四十九万千円が計上されております。全戸で十七戸あると思うわけですけれども、利用率はどのようになっているかお尋ねしてみたいと思います。 ○学校教育課長(山下寿男君)  教職員住宅の利用状況であります。川原教職員住宅、これが十五戸あるわけですけれども、平成二十年度につきましては、二戸が利用であります。それから中原田教職員住宅五戸ありますけれども、全戸利用されております。それから飯野校長住宅、これは一戸ですけれども、利用されております。それから飯野駅前教職員住宅二戸ですけれども、これも利用されております。加久藤校長住宅、これも一戸ですが、利用されております。真幸校長住宅二戸、これも利用されているところでありまして、課題といたしましては、川原教職員住宅、非常に古い状況等がありまして、現在講師の方々が利用されておりまして、平成二十一年度、まだ人事異動等も内示がされておりませんので、ここについては、できるだけ利用していただきたいということで、対応としては、六戸程度については、入居可能ということにしているわけですけれども、非常に古い住宅でありまして、利用が難しい、なかなかふえないというような状況であります。 ○四番(竹中雪宏君)  六戸が未使用と、こういったことであるようでございます。課長の説明では、古くなってなかなか入り手がないといったようなことも見受けられるようでございますから、そういったところについては、早期に改装なり、できないのであれば、撤去なり、そういったことも視野に入れながら、今後四月には異動があるわけでありますから、そういった今後の対応もお願いをしておきたいと思います。(発言する者あり) ○学校教育課長(山下寿男君)  ちょっと補足させていただきたいと思いますが、川原教職員住宅は十五戸あります。そういった中で非常に古い住宅でありまして、すぐ利用できるような状況が六戸あるわけなんですけれども、現実的には二名の方しか二十年度は利用されていらっしゃいません。  ただし、この川原教職員住宅のあり方につきましては、集中改革プランの中で平成二十一年度までに今後の問題等について検討するということになっておりますので、教育委員会としましては、この川原教職員住宅について、今後のあり方については、二十一年度で検討していきたいというふうに思っているところです。 ○四番(竹中雪宏君)  わかりました。ちょっと私が勘違いしまして、申しわけなかったと思っておりますが、ぜひ利用できないものは、早目の対応を今課長が答弁されましたように早目の対応をやはりするべきではないかなとこのように思っておりますから、取り組んでいただきたいと思います。  次に行きます。四十一ページ、寄附金の中の総務費寄附金、説明のえびの市心のふるさと寄附金でございますが、補正予算六号補正では、二百七十二万五千円計上されておったというふうに思うわけでありますが、今回の予算の中では、千円とこのように計上がされております。  人の寄附金をあてにしてするわけですから、なかなか予想がつかないと、こういうことで千円の計上がされておるのではないかと、このように思うわけでございますけれども、やはり市長も一生懸命関東、関西、そういったところへ行ってお願いをされておられるわけですから、せめて補正予算程度は計上されて努力される考えはないものか、お尋ねしてみたいと思います。 ○市長(宮﨑道公君)  今議員がお尋ねになっておられるのは寄附金であります。ですから、私も東京や名古屋の方に行きましてお願いはいたしてきておりますけれども、やはり相手の方がそれに御協力いただくか、いただかないかということでございます。私といたしましては、六号補正で示したような金額はぜひというふうには考えておるところでございますが、何せ相手があることでございますので、そういうことも十分考えまして、精いっぱいそちらの方に対しての努力はしていきたいと思っております。 ○四番(竹中雪宏君)  市長の心意気はわかりました。  ただ、私がお尋ねしたのは、ここに千円しか計上がされていないと。これではなかなか市長が言われる答弁と、課長がここに計上された金額とは、釣り合っていかないのではないかなと、このように思っておりますので、これは答弁は要りません。やはりそういった前向きの心で取り組んでいただくように要望をしておきます。  次、五十九ページにまいります。総務費の中の一般管理費、この中の説明資料の中の下から二行目、委託料でございます。職員採用試験委託料三十四万五千円が計上されております。説明資料を見てみますと、三千百五十円掛ける百人プラス基本料金三万円で計上してありますが、毎年この程度の受験があるものかお尋ねしてみたいと思います。 ○行政管理課長(木村政一君)  今回お願いをいたしておりますのは、約百人程度と見込んでお願いをいたしております。試験を実際行う場合は、一応全国統一試験日に行います。例年そのような統一試験日に行っておりますが、その統一試験日でほかの自治体も行っております。そういう関係で若干人数は少なくなってきているという状況にございます。 ○四番(竹中雪宏君)  わかりました。次に行きます。  六十一ページの同じ一般管理費の中でございますけれども、説明の中の職員自主研究グループ活動補助金、本年度二十一年度も同じ二十万円が計上されておりますけれども、自主研究の内容等はどのようなものかお尋ねしてみたいと思います。 ○行政管理課長(木村政一君)  自主研究グループが行います研究内容といいますのは、大体五、六人で構成してその研究内容を自分たちで決めまして、そして申請がなされます。ですので限定した研修内容ということではございません。まちづくりもありますし、現在自治基本条例とかいうまちづくり委員会からの案も提案されておりますけれども、そういう内容の勉強をしたり、いろいろ範囲が広うございます。ですので、限定した研修内容ということではございません。 ○四番(竹中雪宏君)  二十年度は、一グループの実績であったようでございますけれども、五、六名でグループをつくって実施をされると、こういうことになっておりますけれども、担当課としてはどのぐらいのグループといいますか、構成を希望されておるものか、聞いてみたいと思います。 ○行政管理課長(木村政一君)  私どもの方では、過去の実績においては十名で一グループというのもございました。現在は五名で一グループという形になっておるようです。ただ、このグループが活動しやすい人数でやっていただきたいと。ですので、その五人では少ないから七、八人以上でやってくださいという限定はしていない。(発言する者あり)  失礼いたしました。現在二グループを予定してお願いをいたしております。ただ、業務の都合等もありまして、現在までの実績については、ほとんど一グループになってきているという状況にございます。 ○四番(竹中雪宏君)  二グループとこういったことでございますけれども、せっかくここに予算が計上されておるわけでございます。私は非常にいいことだなとこのように思って見ておるんですけれども、ぜひこういったことを、やはりグループを一つでも多くつくっていただいて、そしてぜひ有効活用を図っていただいて、知識なり、また意識の向上に努めていただきたいと、このように思っております。  次に行きます。七十九ページにまいります。総務管理費の中の諸費の中の負担金でございますけれども、県防犯協会連合会負担金、そしてちょうど下から三分の一程度のところに人権擁護委員連合会負担金、この二つがあるわけでございますが、最初の方が二万三千円、後から申し上げた方が五万九千円計上してございます。防犯協会連合会負担金の方の積算基礎、この人口が二万二千二百三十八人、それから人権擁護の方が積算基礎の人口が二万二千百九十七人、このようになっております。  前年度のものを見てみますと、ここが同じ数で統一されておるようでございますけれども、今年度はなぜここが違っておるものか、お聞きしてみたいと思います。 ○総務課長(坂本謙太郎君)  御指摘の人口の取り方ですけれども、基準日によって当然人口もかわってきますので、そういう基準日に合わせた形の人口だろうと思います。それと県の組織等につきましては、負担金審議会の中で数字が決まってまいります。ですから、それで本来は基準日が統一されるのが一番いいと思いますが、この人口の違いについては、ちょっと私の方も確認はしておりませんけれども、やはり基準日の問題で当然人数がかわってくるものというふうに考えております。 ○四番(竹中雪宏君)  私もそのとおりだろうというふうに思っておったわけでございますけれども、昨年度は、同じ取り方であったものですから、ことしはまた別に考え方があるのかなと、このような思いもいたしましたので、お尋ねいたしたようなところでございます。わかりました。  次、百一ページにまいります。社会福祉費の中の老人福祉費、この中の補助金でありますが、ここはちょっと所管のところでございますので、ちょっと質疑をさせていただきたいと思います。  高齢者生きがい対策事業補助金でございますけれども、七十万円計上がしてございます。新規でありますけれども、午前中に村岡議員の方からもお尋ねがあったようでございますが、非常にいい事業を組んでいただいたなということで、私も期待をして、けさほどの課長の答弁を聞いておったわけでございますけれども、ちょっと私の考えといいますか、課長の答弁を聞いておりますと、農園が中心になっておると、こういうことでございますけれども、高齢者に農園をつくっていただいてコンテストをされるんだということでございますが、もう少し生きがいにつながるというか、そういったものも今後は考えていただきたいなと、こういう思いを持っているところでございます。この件につきましては、所管のところでございますから、回答は要りません。委員会でお尋ねいたします。  次に、百十三ページ、保健衛生費の中の保健衛生総務費、その中の九番目になります簡易水道事業費でございますが、私の認識違いかもしれませんけれども、ここは確認をさせていただきたいと思います。一般給与一千十三万三千円、それから扶養手当三十九万円、通勤手当、一般職分が十四万六千円、期末勤勉手当、一般職分でありますけれども、四百十三万七千円、今申し上げましたこの四項目ですね、全く昨年と同額の給料が計上してございます。ことしは給料の変更はないものか、これでよいのか、まずお尋ねしてみたいと思います。 ○行政管理課長(木村政一君)  簡易水道費の一般職給ですけれども、昨年と全く同じだということでございます。一応今後四月一日になりますと、人事異動等もございます。そういった関係で、見込みということで予算計上をさせていただいております。この職員給は二人分ということでお願いをいたしておりますが、今後において職員の状態によっては、扶養手当、あるいは通勤手当、こういったものもその配置された職員によって変動がございます。その変動が生じた段階で補正予算でまたお願いをしていくという形になろうかと思います。見込みということで計上させていただいております。 ○四番(竹中雪宏君)  今課長の方から見込みで同額を上げたと、こういうことでございますが、私はほかの課の分もずっと精査させていただいて、どこも見込みでそういうふうな計上がされて、そして単価を設定されて金額がかわってきておりますね。今おっしゃるように、ここだけが見込みということで通るものか、再度お尋ねしてみたいと思います。 ○行政管理課長(木村政一君)  ここだけということではございませんで、議員さんも御存じのとおり、職員数は減少してまいります。そういった中で今回の一般会計での当初予算での予算要求は、人件費は九名減、前年度当初と比較して九名減という形でお願いをいたしております。ですので、それぞれの科目において、現状での見込みで一応計上させていただいておりますけれども、たまたまこの簡易水道費については、前年度と同額の計上でお願いしたという形になっているというふうに思っております。 ○四番(竹中雪宏君)  ちょっと私、今課長の答弁では、理解ができないんですけれども、ほかの担当課では、ほとんど修正がされておるんですよ。これを見れば、給料はこの課は全然上がらないということになりますよ。そして後でまた尋ねますけれども、ただ職員共済組合負担金ですね、その下の方にありますけれども、二百九十九万九千円、そして計上されておりますが、これは昨年度分は二百九十三万八千円ですよ。これとの整合性については、どうですか、 ○行政管理課長(木村政一君)  先ほどもお答えしましたけれども、現在の配置の状況でお願いをしております。たまたまこの簡易水道費のこの給料につきましては、変動がなかったということです。ただ、おっしゃるようにこの職員共済組合負担金、これにつきましては、負担率の変動がございますので、その分が計上がなされているということでございます。 ○四番(竹中雪宏君)  まだ私の言うことがおわかりにならないようでございますが、全くこの二人については、そういう給料の体系はかわらなかったということで御理解してよろしいですか。 ○行政管理課長(木村政一君)  そのように御理解いただいて結構かと思います。 ○四番(竹中雪宏君)  わかりました。  次に、百六十七ページ、消防費の中の非常備消防、説明の中の消防団員報酬でございますが、ここも先ほどと同じようなことで、質疑を申し上げますけれども、消防団員報酬一千百八十八万六千円、これも前年度と同額でございます。それから、中ほどの消防団員等公務災害補償等共済基金八百五十三万九千円が計上されておりますが、前年度と同額で計上されておりますけれども、ここは団員数に変動等はないですか。 ○総務課長(坂本謙太郎君)  消防団員につきましては、定員三百五十とう定数が定まっております。それに基づいて現実的には若干の差がある、団員確保が難しい状況等が生まれますけれども、当初予算については、その定数三百五十で積算をして予算をお願いをしているところでございます。 ○四番(竹中雪宏君)  わかりました。  冒頭に申し上げましたとおり、早期に終わるという約束でございましたから、以上をもちまして、私の質疑を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(高牟禮宏邦君)  お諮りいたします。  本日の会議は、この程度にとどめ、延会したいと思います。これに御異議ございませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(高牟禮宏邦君)  御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって延会することに決定いたしました。  次の本会議は、明日十日午前十時から開き、議案等に対する質疑を行います。  本日はこれをもって延会いたします。                     延会 午後 七時四十五分...