なお、会期中の審議日程については、お手元に配付しております会期並びに
審議日程表のとおりであります。
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◎日程第3号 報告第8号平成30年度串間市
健全化判断比率の報告について及び報告第9
号平成30年度串間市
資金不足比率の報告について、認定第1号平成30年
度串間市
一般会計歳入歳出決算の認定についてから認定第11号平成30年
度串間
市市木診療所特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第53号令
和元年度串間市
一般会計補正予算(第2号)から議案第65号平成30年度
串間市水道事業の剰余金の処分について、諮問第2
号人権擁護委員候補者の
推薦につき議会の意見を求めることについて
(上程、
提案理由説明)
○議長(中村利春君) 日程第3、報告第8号及び報告第9号、認定第1号から認定第11号、議案第53号から議案第65号、諮問第2号までの報告2件、認定11件、議案13件、諮問1件、以上27件を一括して議題といたします。
これより、本27件に対する市長の提案理由の説明を求めます。
○市長(島田俊光君) (登壇)おはようございます。
本日提案いたしました議案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。
まず、報告第8号は、平成30年度串間市
健全化判断比率の報告についてであります。
これは、平成30年度決算に伴い、
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、
実質赤字比率、
連結実質赤字比率、
実質公債費比率及び将来負担比率について、監査委員の意見をつけて報告するものであります。
次に、報告第9号は、平成30年度串間市
資金不足比率の報告についてであります。
これは、平成30年度決算に伴い、
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、
資金不足比率について、監査委員の意見をつけて報告するものであります。
次に、認定第1号、平成30年度串間市
一般会計歳入歳出決算の認定についてから認定第11号、平成30年度串間
市市木診療所特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの認定11件について御説明いたします。
認定第1号の一般会計につきましては、
歳入歳出予算額139億321万3,000円に対し、決算額は歳入において、130億8,678万3,384円、歳出において、127億581万3,889円となり、
歳入歳出差し引きの形式収支について3億8,096万9,495円の残額となっておりますが、繰越財源といたしまして8,882万5,000円を必要といたしますので、実質収支は、差し引き2億9,714万4,495円の残額となり、全額を令和元年度へ繰越決算したものであります。
次に、認定第2号の
国民健康保険特別会計(事業勘定)におきましては、
歳入歳出予算額30億5,203万9,000円に対し、決算額は、歳入において30億8,215万6,804円、歳出において29億9,609万6,088円となり、
歳入歳出差引残額は、8,606万716円で、全額を令和元年度へ繰越決算したものであります。
次に、認定第3号の
後期高齢者医療特別会計におきましては、
歳入歳出予算額6億4,523万2,000円に対し、決算額は、歳入において、6億4,132万9,496円、歳出において、6億4,083万5,880円となり、
歳入歳出差引残額は、49万3,608円で、全額を令和元年度へ繰越決算したものであります。
次に、認定第4号の串間市
病院事業会計におきましては、市内の中核病院としての機能充実を図るため、
透析用粉末自動溶解装置等を更新し、設備の充実に取り組み、医師招聘の取り組みとしまして、大学等への訪問のほか、卒後
臨床研修医の受け入れを引き続き実施いたしました。医師11名による診療体制でありましたが、年度途中において医師の退職等に伴い、9名での診療体制となりました。
業務状況につきましては、一般病床120床で病院運営をいたしました。
延べ患者数は、入院3万1,352名、外来7万1,144人で、前年度に比べ入院につきましては5,824人の増、外来につきましては610人の増となったところであります。
経営状況につきましては、
消費税抜きの
収益的収入及び支出は、
病院事業収益において、18億1,667万4,739円、
病院事業費用において、19億5,960万4,507円となっており、その結果、1億4,292万9,768円の純損失が生じました。
次に、
資本的収入及び支出につきましては、収入額7,193万円、支出額2億2,295万9,804円となり、差し引き1億5,102万9,804円の不足となりますが、この不足分には、
当年度分消費税及び
地方消費税資本的収支調整額及び
当年度分損益勘定留保資金で892万100円を補填し、不足する額1億4,210万9,704円は、一時借入金に措置したものであります。
次に、認定第5号の串間市
水道事業会計におきましては、平成30年度の業務状況といたしまして、簡易水道を統合したことにより、給水戸数は8,149戸で、前年度より1,606戸増加し、給水人口は1万6,909人で、前年度より3,094人の増加となっております。
また、
年間総有収水量は179万1,736立方メートルで、前年度より19万1,009立方メートル増加し、有収率は81.92%で、前年度より0.29ポイント下回る結果となっております。主な事業として、
老朽管更新事業に取り組んでまいりました。
次に、
水道事業経営に当たる
収益的収入及び支出について、
消費税抜きの金額で御説明いたします。
水道事業収益は、5億790万1,022円で、前年度より1億1,130万1,586円増加し、
水道事業費用は4億5,928万2,921円で、前年度より1億2,904万8,159円の増加となっております。この結果、4,861万8,101円の純利益が生じました。
次に、
資本的収入及び支出について、収入額6,623万3,600円、支出額2億9,138万41円となり、差し引き2億2,514万6,441円については、
過年度分損益勘定留保資金等で補填したものであります。
次に、認定第6号の
事業集落排水事業特別会計におきましては、
歳入歳出予算額4,465万円に対し、決算額は、歳入において、4,470万7,539円、歳出において4,437万6,125円となり、
歳入歳出差引残額は33万1,414円で、全額を令和元年度へ繰越決算したものであります。
次に、認定第7号の
公共下水道事業特別会計におきましては、
歳入歳出予算額9,832万8,000円に対し、決算額は歳入において、9,866万1,770円、歳出においては、9,788万8,265円となり、
歳入歳出差引残額は、77万3,505円で、全額を令和元年度へ繰越決算したものであります。
次に、認定第8号の
漁業集落排水事業特別会計におきましては、
歳入歳出予算額208万7,000円に対し、決算額は歳入において、212万508円、歳出において203万4,556円となり、
歳入歳出差引残額は8万5,952円で、全額を令和元年度へ繰越決算したものであります。
次に、認定第9号の
物品特別会計におきましては、
歳入歳出予算額5,240万円に対し、決算額は歳入において、5,239万7,674円、歳出において、5,239万7,674円となり、
歳入歳出差引残額は0円となったところであります。
次に、認定第10号の
介護保険特別会計(事業勘定)におきましては、
歳入歳出予算額27億1,104万円に対し、決算額は歳入において、27億1,853万8,509円、歳出において、25億7,674万2,169円となり、
歳入歳出差引残額は1億4,179万6,340円で、全額を令和元年度へ繰越決算したものであります。
次に、認定第11号の
市木診療所特別会計におきましては、
歳入歳出予算額は5,650万円に対し、決算額は歳入において、5,502万334円、歳出において、5,463万2,746円となり、
歳入歳出差引残額は38万7,588円で、全額を令和元年度へ繰越決算したものであります。
次に、議案第53号は、令和元年度串間市
一般会計補正予算(第2号)であります。
主な内容は、5月及び7月の豪雨により被災した農地・
農業用施設及び
公共土木施設の
災害復旧事業費を追加したほか、本年10月からの幼児教育・保育の無償化に伴う
子育て支援の経費等を措置したものであります。
まず、歳出について御説明いたします。
第1款議会費において、167万7,000円を追加いたしましたが、その主なものは、
特別委員会の調査活動に伴う経費を追加したものであります。
第2款総務費において、764万7,000円を減額いたしましたが、その主なものは、職員の現員現給による給与費等を措置したものであります。
第3款民生費において、320万3,000円を追加いたしましたが、その主なものは、
保育料無償化子育て安心くしま事業を追加したものであります。
第4款衛生費において、31万2,000円を追加いたしましたが、その主なものは、
医師確保活動等に要する経費を追加したものであります。
第5
款農林水産業費において、8,254万6,000円を追加いたしましたが、その主なものは、
農業水路等長寿命化・
防災減災事業を追加したものであります。
第6款商工費において、52万2,000円を追加いたしましたが、これは
市木フィールドミュージアム幸島公園の
防護柵設置工事費を追加したものであります。
第7款土木費において、4,417万4,000円を追加いたしましたが、その主なものは、串間市
中心市街地まちづくり事業に係る
測量設計委託料を追加したものであります。
第9款教育費において、510万7,000円を追加いたしましたが、これは職員の給与費等を措置したものであります。
第10
款災害復旧費において、2億4,244万1,000円を追加いたしましたが、これは、5月及び7月の豪雨により被災した農地・
農業用施設及び
公共土木施設の
災害復旧事業費を追加したものであります。
次に、歳入について御説明いたします。
第2
款地方譲与税において、1,800万円を追加いたしましたが、これは国からの
森林環境譲与税を措置したものであります。
第14款分担金及び負担金において、112万5,000円を追加いたしましたが、これは、歳出の事業費に見合う負担金分を措置したものであります。
第16
款国庫支出金において、7,882万6,000円を追加いたしましたが、これは歳出の事業費に見合う補助率により措置したものであります。
第17
款県支出金において、1億1,250万7,000円を追加いたしましたが、これは歳出の事業費に見合う補助率により措置したものであります。
第20款繰入金において、2,716万4,000円を追加いたしましたが、これは
介護保険特別会計及び
後期高齢者医療特別会計からの繰入金を措置したものであります。
第21款繰越金において、4,945万8,000円を追加いたしましたが、これは前年度繰越金を追加したものであります。
第22款諸収入において、1,245万5,000円を追加いたしましたが、その主なものは串間市
中心市街地まちづくり事業の実施に伴う雑入を追加したものであります。
第23款市債において、7,280万円を追加いたしましたが、これは耕地現
年災害復旧事業費及び土木現
年災害復旧事業費を追加したものであります。
以上、
歳入歳出補正予算について御説明いたしましたが、この結果、予算の規模は136億7,235万4,000円となっております。
次に、第2
表債務負担行為補正について御説明いたします。
福島高等学校支援事業費等、2件につきましては、令和2年度以降の予算執行においてそれぞれの期間、限度額を定め、スムーズな事務執行を行う必要から提案するものであります。
次に、議案第54号は、令和元年度串間市
国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2号)であります。
まず、歳出について御説明いたします。
第1款総務費において、204万6,000円を追加いたしましたが、これは
電算業務委託料を追加したものであります。
第7
款諸支出金において、91万1,000円を追加いたしましたが、これは平成30年度精算に伴う
国県支出金等の返還金を追加したものであります。
次に、歳入について御説明いたします。
第4
款県支出金において、204万6,000円を追加いたしましたが、これは
保険給付費等交付金における
特別調整交付金分を追加したものであります。
第7款繰越金において、91万1,000円を追加いたしましたが、これは前年度繰越金を追加したものであります。
以上、
歳入歳出補正予算について御説明いたしましたが、この結果、予算の規模は、30億9,653万4,000円となっております。
次に、議案第55号は、令和元年度串間市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)であります。
まず、歳出について御説明いたします。
第2
款後期高齢者医療広域連合納付金において、65万4,000円を追加いたしましたが、これは
後期高齢者医療広域連合納付金を追加したものであります。
第4
款諸支出金において、841万7,000円を追加いたしましたが、これは一般会計への繰出金を措置したものであります。
次に、歳入について御説明いたします。
第5款繰越金において、49万3,000円を追加いたしましたが、これは前年度繰越金を追加したものであります。
第6款諸収入において、857万8,000円を追加いたしましたが、これは
後期高齢者医療給付費の
市町村負担金返還金を措置したものであります。
以上、
歳入歳出補正予算について御説明いたしましたが、この結果、予算の規模は、6億5,395万1,000円となっております。
次に、議案第56号は、令和元年度串間市
介護保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2号)であります。
まず、歳出について御説明いたします。
第6
款基金積立金において、7,625万9,000円を追加いたしましたが、これは
介護給付費準備基金への積立金を追加したものであります。
第8
款諸支出金において、6,752万5,000円を追加いたしましたが、その主なものは、平成30年度精算に伴う
国県支出金等の返還金及び一般会計への繰出金を追加したものであります。
次に、歳入について御説明いたします。
第5
款支払基金交付金において、154万5,000円を追加いたしましたが、これは過年度分の
介護給付費交付金を追加したものであります。
第9款繰入金において、44万3,000円を追加いたしましたが、その主なものは、過年度分の低
所得者保険料軽減繰入金を追加したものであります。
第10款繰越金において、1億4,179万6,000円を追加いたしましたが、これは前年度繰越金を措置したものであります。
以上、
歳入歳出補正予算について御説明いたしましたが、この結果、予算の規模は、27億2,278万9,000円となっております。
次に、議案第57号は、串間市
総合計画策定条例であります。
これは、総合計画の策定根拠が
地方自治法に規定されておりましたが、同法の一部改正に伴い削除されたところであります。しかしながら、同計画は市の最上位計画に位置づけられ、長期的な方向性を示すものとして今後も必要な計画であるため、その策定根拠となる条例を定めるものであります。
次に、議案第58号は、串間市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例であります。
これは、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行により、成年被後見人等を資格、職種、業務等の欠格条項として規定されていたものが見直されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。
次に、議案第59号は、市税条例の一部を改正する条例であります。
これは、地方税法の一部改正に伴い、個人市民税に関する規定の整備、軽自動車税の環境性能割及び種別割についての規定の整備を行うほか、所要の改正を行うものであります。
次に、議案第60号は、串間市使用料及び
手数料条例の一部を改正する条例であります。
これは、令和元年10月1日に予定されております消費税率の引き上げに伴い、
地方公共団体の手数料の標準に関する政令が一部改正されたため、所要の改正を行うものであります。
次に、議案第61号は、串間市印鑑条例の一部を改正する条例であります。
これは、住民基本台帳法施行令の一部改正により印鑑登録証明書への旧氏の表記、条ずれの整備を行い、また、個人番号カードを利用することにより印鑑登録証明書の交付を受けることができるようにするため、所要の改正を行うものであります。
次に、議案第62号は、串間市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例であります。
これは特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部改正に伴い幼児教育・保育の無償化に伴う食事の提供に要する費用の見直し及び
特定地域型保育事業者における連携施設の確保等について所要の改正を行うものであります。