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令和元年第3回定例会(第7号 6月21日)

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  1. 串間市議会 2019-06-21
    令和元年第3回定例会(第7号 6月21日)


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    最終取得日: 2021-05-07
    令和元年第3回定例会(第7号 6月21日)                          令和元年6月21日(金曜日)午後1時開会 第 1  議案第35号令和元年度串間一般会計補正予算(第1号)から議案第52号     財産の取得について      請願・陳情    (委員長報告委員長報告に対する質疑、討論、採決) 日程追加 串間市交流促進調査特別委員会観光振興まちづくり調査特別委員会、広報     広聴調査特別委員会の設置について 〇本日の会議に付した事件   1.議案第35号 令和元年度串間一般会計補正予算(第1号)   2.議案第36号 令和元年度串間国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(            第1号)   3.議案第37号 令和元年度串間後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)   4.議案第38号 令和元年度串間水道事業会計補正予算(第1号)   5.議案第39号 令和元年度串間農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)   6.議案第40号 令和元年度串間公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)   7.議案第41号 令和元年度串間介護保険特別会計事業勘定補正予算(第1            号)
      8.議案第42号 令和元年度串間市木診療所特別会計補正予算(第1号)   9.議案第43号 串間市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する            条例の一部を改正する条  10.議案第44号 災害被害者に対する市税の減免に関する条例の一部を改正する条            例  11.議案第45号 串間市火災予防条例の一部を改正する条例  12.議案第46号 串間市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定            める条例の一部を改正する条例  13.議案第47号 串間市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条            例の一部を改正する条例  14.議案第48号 串間市介護保険条例の一部を改正する条例  15.議案第49号 串間市串間温泉いこいの里条例の一部を改正する条例  16.議案第50号 串間市都井岬観光交流館条例  17.議案第51号 財産の取得について  18.議案第52号 財産の取得について  19.陳情第 1号 高松キャンプ場(仮称)に関する陳情書  20.串間市交流促進調査特別委員会観光振興まちづくり調査特別委員会、広報広     聴調査特別委員会の設置について 〇出席議員(15名)      1番  堀     透 君      2番  野 辺 俊 郎 君      3番  内 藤 圭 亮 君      5番  菊 永 宏 親 君      6番  福 留 成 人 君      7番  川 﨑 千 穂 君      8番  今 江   猛 君      9番  瀬 尾 俊 郎 君     10番  山 口 直 嗣 君     11番  岩 下 幸 良 君     12番  門 田 国 光 君     13番  福 添 忠 義 君     14番  児 玉 征 威 君     15番  坂 中 喜 博 君     16番  中 村 利 春 君 〇欠席議員(0名)      な し 〇説明のため出席した者の職氏名  市長          島 田 俊 光 君  副市長        串 間 俊 也 君  教育長         吉 松 俊 彦 君  監査委員       吉 本 之 俊 君  病院事業管理者     黒 木 和 男 君  消防長        隈 江 康 弘 君  会計管理者会計課長  前 原 栄 子 君  総合政策課長     江 藤 功 次 君  財務課長        内山田 修 二 君  総務課長       塔 尾 勝 美 君  税務課長        川 﨑 信 子 君  危機管理課長     黒 原 幸 一 君  市民生活課長      遠 山 隆 幸 君  福祉事務所長     野 辺 幸 治 君  医療介護課長      吉 田 寿 敏 君  農業振興課長     武 田 英 裕 君  農地水産林政課長    吉 国 保 信 君  商工観光スポーツランド推進課長                                    高 橋 一 哉 君  都市建設課長      矢 野   清 君  東九州道・中心市街地対策課長                                    津 曲 浩 二 君  上下水道課長      酒 井 宏 幸 君  学校政策課長     増 田   仁 君  生涯学習課長      吉 田 勇 人 君  市民病院事務長    谷 口 勇 人 君 〇議会事務局職員出席者  局長          野 辺 一 紀 君  次長         森   浩 二 君  庶務係長        河 野 伸 廣 君  主査書記       甲 斐 めぐみ 君  書記          横 山 祐 樹 君                                (午後 0時59分開議) ○議長(中村利春君)  これより本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員は15名であります。  この際、諸般の報告をいたします。  去る6月11日に開催されました第95回全国市議会議長会定期総会において、市議会議員20年永年勤続議員として岩下幸良議員門田国光議員が表彰を受けられましたので、御報告をいたします。  それでは、これより表彰状の伝達を行います。  岩下議員並びに門田議員は、前のほうにお願いをいたします。  表彰状  串間市 門田国光殿  あなたは、市議会議員として20年の長きにわたって市政の発展に尽くされ、その功績は特に著しいものがありますので、第95回定期総会に当たり本会表彰規定によって特別表彰をいたします。            令和元年6月11日 全国市議会議長会会長 野尻哲雄                   (拍手)  表彰状  串間市 岩下幸良殿  あなたは、市議会議員として20年の長きにわたって市政の発展に尽くされ、その功績は特に著しいものがありますので、第95回定期総会に当たり本会表彰規定によって特別表彰をいたします。            令和元年6月11日 全国市議会議長会会長 野尻哲雄                   (拍手) ○議会事務局長野辺一紀君)  議長は自席にお戻りください。皆様はその場でお待ちください。 ○議長(中村利春君)  続いて、市長から記念品の贈呈とお祝いの言葉があります。 ○市長(島田俊光君)  目録  1つ、胡蝶蘭1点。  右、串間市議会議員、20年永年勤続議員表彰記念品として贈呈いたします。                               令和元年6月21日  門田国光様                             串間市長 島田俊光                   (拍手) ○市長(島田俊光君)  目録  1つ、胡蝶蘭1点。  右、串間市議会議員、20年永年勤続議員表彰記念品として贈呈いたします。                               令和元年6月21日  岩下幸良様                             串間市長 島田俊光                   (拍手) ○市長(島田俊光君)  おめでとうございます。  一口に20年というのは、早いような気がしますけれども、20年という長い時間の中に、串間市市政発展のため、あるいはまた串間市民の安心安全のために御尽力賜りましたことを、串間市にかわりまして心から感謝とお礼を申し上げたいと思います。また、引き続き串間市の発展のために、またいろいろな難問がございますけれども、その難問を打ち砕くようなリーダーシップをとっていただき、我々を導いていただければ幸いに存じます。  今後ともひとつ健康に留意されまして、串間市発展のために御尽力賜りますことを心からお願いを申し上げ、お祝いの挨拶とさせていただきます。  本日は、本当におめでとうございます。(降壇)                   (拍手) ○議会事務局長野辺一紀君)  市長は自席のほうにお戻りください。受賞者の皆様は、後方の扉のところまで御移動願います。 ○議長(中村利春君)  続いて、受賞者を代表いたしまして、門田国光議員から謝辞がございます。 ○12番(門田国光君)  (登壇)皆さん、こんにちは。  議長より、貴重な時間をお与えいただきまして、一言御挨拶申し上げます。  本日、我々岩下議員と2人は、20年という表彰をいただいたわけですけれども、これもひとえに市民の皆様方のおかげでございます。本当に市民の皆様に心から感謝申し上げます。と同時に、私たちがここまで20年間という日々の中にありまして、どれだけ市民の期待に応えられたかと問われますと、いささか不安もございます。私からは体も丈夫で元気にやってきたものでございます。また、先ほど市長からも御挨拶のありましたように、これからも、さらに努力、精進してまいることをここにお誓い申し上げます。  思い起こせば20年前、平成11年4月の選挙ではじめてこの議場に入ることができました。当時の一般質問は3回でございました。そして質問はしたけれども、行政からの答弁が本当に理解しにくい点が数多くありました。当時、私たちは5人の新人議員が当選したんですけれども、今席におられます福添議員と3人が現在同期でございます。当時、本当に行政経験の深かった福添議員から相当な御指導と御支援をいただいたことを、本当に心から感謝しておりますとともに、先輩議員、そして同僚議員、そして市長をはじめ行政の皆様方の温かい御指導と御協力があってからこそ、今があると思います。私たちもこれから議員として、議会の使命とは何ぞや、本当に議会の本来の役割を再認識し、さらに努力、精進してまいります。今後とも皆様方の御指導と御鞭撻を心からお願いいたしまして、挨拶とさせていただきます。  本日は、どうもありがとうございました。(降壇)                   (拍手) ○議長(中村利春君)  以上で諸般の報告を終わります。
     本日の会議は、お手元に配付しております議事日程第7号によって進めることにいたします。  直ちに日程に入ります。 ──────────────────────────────────────────── ◎日程第1 議案第35号令和元年度串間一般会計補正予算(第1号)から議案第52       号財産の取得について       (委員長報告委員長報告に対する質疑、討論、採決) ○議長(中村利春君)  日程第1、議案第35号から議案第52号、今期受理いたしました陳情第1号の議案18件、陳情1件の以上19件を一括して議題といたします。  この際、本19件について各委員長の報告を求めます。  まず、総務常任委員長の報告を求めます。 ○総務常任委員長(今江 猛君)  (登壇)門田議員岩下議員、このたびの受賞まことにおめでとうございます。心からお祝い申し上げます。  今定例会におきまして、当総務常任委員会に付託を受けておりました議案6件につきまして審査いたしました結果を御報告申し上げます。  まず、議案第35号令和元年度串間一般会計補正予算(第1号)中、分割付託を受けておりました関係部分につきましては、コミュニティ助成事業において屋外放送施設の整備にかかる経費のほか、平成31年4月1日付の人事異動に伴う職員の現員現給による給与費などを予算計上したもので、採決の結果、全会一致をもちまして原案のとおり可決することに決しましたが、次のような意見がありました。  まず、歳入でありますが、別段異議がなかったところであります。  次に、歳出でありますが、第2款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費において名誉市民顕彰碑設置工事費を予算計上しているが、どのような顕彰碑ができるのか、市民にわかりやすく説明を行うべきとの意見や、序幕式などとり行うときは市民に周知を図るべきとの意見がありました。  また、これまでの歴代市長の名前を石碑に入れるなど、しっかりと基準を設けて設置するべきとの強い意見がありました。  次に、第2款総務費、第1項総務管理費、第7目企画費においてコミュニティ助成事業補助金が予算計上されているが、この事業は長野自治会が屋外にワイヤレス放送設備を整備し、自治会の情報等を屋外に設置するスピーカーを通して発信し、自治会住民に周知を行うことを目的としている。このような事業があることをほかの自治会は知らないため、周知の徹底を図るべきとの意見がありました。  同じく、くしまdeスローライフ推進事業補助金が予算計上されているが、これは東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県から串間市へ移住され、中小企業等に就職した場合に助成するものである。以前から行っているくしまdeスローライフ推進事業との整合性をしっかり見きわめ、事業を推進すべきとの意見や、宮崎県が認定した企業とのマッチング事業とのことであるが、串間市内企業とのマッチングについては、募集期間が12月までと限られているため、積極的かつ慎重に取り組むべきとの意見がありました。  また、補助金を交付するに当たり、基準が定められているが、基準に該当しなくなった場合は返還しなければならないとのことである。返還することができず、市民が負担することがないよう事務処理などを慎重に行うべきとの意見がありました。  同じく、第2目危機管理費においてコミュニティ助成事業を予算計上しているが、これは上塩地区においてテント、発電機などを購入するとのことである。ほかの自治会へも周知し、事業の推進を図るべきとの意見がありました。  次に、第8款消防費、第1項消防費、第1目常備消防費において人件費の減額を計上しているが、補正額が大きいため当初予算においてしっかりと精査し、予算計上しなければならないとの意見や、人件費は総務課との認識が強く説明できていないため、内容をしっかり把握し、説明を行うべきとの意見がありました。  次に、議案第51号財産の取得については、採決の結果、全会一致をもちまして原案のとおり可決することに決しましたが、次のような意見がありました。  消防本部において消防ポンプ自動車の老朽化に伴い、予算を計上し入札を行っているが、見積書を徴した業者が落札しており、落札金額と予定価格の差が36万6,000円しかなく、落札率が99.14%、2年前に購入した救助工作車両も落札率が99.47%、ともに非常に高かった。市民の生命、財産を守るため購入する必要はあるが、競争原理が全く機能してないため、見積書を徴した業者は入札に参加させないなど、基準を設けるべきとの強い意見や、消防自動車の購入については、物品購入に当たり制限価格は設けないとのことであるが、購入金額の高いものについては、基準などを定めて制限価格を設けるべきとの強い意見がありました。  次に、議案第52号財産の取得については、採決の結果、全会一致をもちまして原案のとおり可決することに決しましたが、次のような意見がありました。  消防団に配備している小型動力ポンプ付積載車が老朽化したことにより、3台購入するものである。3台あわせて入札を行っており、串間市外の業者が落札されている。地元業者の育成を行う上からも、1台ずつ入札を行うべきとの強い意見がありました。  また、消防自動車に限らず、入札においては地元業者の育成を考え執行すべきとの意見がありました。  次に、議案第43号串間市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例、議案第44号災害被害者に対する市税の減免に関する条例の一部を改正する条例、議案第45号串間市火災予防条例の一部を改正する条例の以上3件については、別段異議なく全会一致で可決することに決しました。  以上で、総務常任委員会の報告を終わります。議員各位の賛同方、よろしくお願いいたします。(降壇) ○議長(中村利春君)  次に、文教厚生常任委員長の報告を求めます。 ○文教厚生常任委員長(瀬尾俊郎君)  (登壇)今定例会におきまして、当文教厚生常任委員会に付託を受けておりました議案8件につきまして審査いたしました結果を御報告申し上げます。  議案第35号令和元年度串間一般会計補正予算(第1号)中、分割付託を受けておりました関係部分につきましては、採決の結果、全会一致をもちまして原案のとおり可決することに決しましたが、次のような意見がありました。  まず、第2款総務費、第3項戸籍住民基本台帳費、第1目戸籍住民基本台帳費において戸籍住民基本台帳費にかかわる人件費が予算計上されている。これは職員の現員現給による予算措置であるとのことであるが、本年度に整備を行うコンビニ交付サービス事業の導入によるものであれば、今後、全国一円のコンビニにて、マイナンバーカードを使い戸籍等の証明書を発行することが可能となることで、市民の利便性の向上が見込まれると思慮されるが、さらなる窓口業務の改善及び市民のニーズにあったサービスの提供に努めるべきとの意見がありました。  あわせて、令和元年5月31日時点におけるマイナンバーカードの交付率は、全国平均が10.01%のところ、串間市は22.67%となっている。この割合は全国的に見ても普及が進んでいるものの、より多くの市民が利用できるよう、また導入経費が3,000万円程度、年間における運営経費が600万円から700万円程度とのことであるが、費用対効果の観点からも、さらなるマイナンバーカード取得に向けた周知、啓発に注力していくべきとの意見がありました。  次に、第3款民生費、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費においてプレミアム付商品券事業が計上されている。消費増税によって低所得者、子育て世帯の消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起、下支えすることを目的とした事業との説明であった。当該事業の趣旨からも購入対象者の個人情報、プライバシー等に留意し、事務処理においては慎重を期すべきとの意見がありました。  次に、第9款教育費、第1項教育総務費、第2目事務局費において連携型中高一貫教育コミュニティスクール設置事業が予算計上されている。福島高等学校及び串間中学校学校運営協議会を設置し、令和3年度に、その両協議会を統合して連携型中高一貫教育校学校運営協議会を設置することを目指すための調査研究費との説明であった。福島高等学校存続の一助となるよう事業を展開し、設置者の異なる中高の垣根を超え、実効性のある事業となるよう努めるべきとの意見がありました。  同じく、第4目共同調理場費において経常経費、調理場運営費が予算計上されている。給食での地産地消率の向上を図るとともに、引き続き安心安全な食の提供に努めるべきとの意見や、要保護及び準要保護児童生徒数の割合が24.3%とのことであるが、教育的見地からも給食費の無償化を検討する時期を迎えているのではないかとの意見がありました。  次に、第2表債務負担行為補正において串間市旧吉松家住宅指定管理業務委託費が計上されている。旧吉松家住宅については、施設の老朽化等により、今後多額の維持管理費用が見込まれるが、施設使用料としての収入は微々たるものである。国指定重要文化財であり、その歴史的な価値については十分理解できるものの、施設利用状況は伸び悩んでいることから、市及び指定管理者による施設利用の周知、啓発等により、利用者をふやす取り組みに努めるとともに、利用料金制度の導入や施設使用料の無料化についても検討していくべきとの意見や、旧吉松家住宅敷地内の愛宕神社の通年開放については、利用者の安全確保や警備上の課題があるとのことであるが、広い視野を持ち、今後は国、県、関係団体と協議を重ね、取り組んでいくべきとの意見がありました。  次に、議案第36号令和元年度串間国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第1号)につきましては、採決の結果、全会一致をもちまして原案のとおり可決することに決しましたが、医療費が高い背景として、高度医療少子高齢化が要因となっており、増加する医療費の抑制対策として健康づくり推進事業生活習慣病等への対策に注力しているが、医療介護課福祉事務所市民病院等の関係機関と密な連携のもと、さらなる取り組みの強化を図っていくべきとの意見がありました。  次に、議案第37号令和元年度串間後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、議案第41号令和元年度串間介護保険特別会計事業勘定補正予算(第1号)、議案第42号令和元年度串間市木診療所特別会計補正予算(第1号)、議案第46号串間市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、議案第47号串間市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、議案第48号串間市介護保険条例の一部を改正する条例の以上6件については、採決の結果、別段異議なく全会一致をもちまして原案のとおり可決することに決しました。  以上で文教厚生常任委員会の報告を終わります。議員各位の御賛同方、よろしくお願いいたします。(降壇) ○議長(中村利春君)  次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。 ○産業建設常任委員長(菊永宏親君)  (登壇)今定例会において、当産業建設常任委員会に付託を受けておりました議案6件、陳情1件につきまして審査いたしました結果を御報告申し上げます。  議案第35号令和元年度串間一般会計補正予算(第1号)について、分割付託を受けました関係部分につきましては、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決することに決しましたが、次のような意見がありました。  まず、第5款農林水産業費、第1項農業費、第2目農業総務費において、串間温泉いこい里管理運営費が計上されている。太陽光発電施設及び木質バイオマス施設は、市が直接管理し、温泉の光熱水費が削減される説明であるが、チップからペレットへ当初計画が変更になっている。ペレット購入価格及び仕入れ企業を明確にし、安定供給できるようしっかりと体制を整えるべきとの意見がありました。  また、温泉の再開へ向けての集客力、企画力のスキルアップと魅力発信できるよう努めるべきとの強い意見がありました。  同じく、第5目園芸振興費において食用かんしょ産地維持緊急対策事業が計上されている。本市の特産品でもある食用甘藷は、甘藷茎根腐敗病により大きな問題となっていることから、食用甘藷の産地の維持・強化のためにも早急な対応が求められている。緊急対策本部の設置や特産品を守る体制を整えるべきとの意見や、作付前の今すべき4つの対策が示されていることから、有効な基本対策ができるよう行政支援を行い、1日も早い解決に努めるべきとの意見がありました。  また、農業用ハウス強靭化緊急対策事業が計上されている。既存のハウスの被害防止対策としてハウス本体の補強及び防風ネットの設置の助成である。台風の時期が目の前に迫っていることから、早急なる執行に努めるべきとの意見がありました。  同じく、第6目畜産業費において畜産クラスター事業が計上されている。昨年度も同事業が繰り越しされていることから、畜産業振興のためにも早急なる執行に努めるべきとの意見がありました。  次に、第2表債務負担行為補正において、串間市都井岬観光交流館指定管理業務委託費が計上されている。給水施設指定管理者から外し、市の管理とするとのことだが、安心安全な水の供給ができるよう関係課と連携に努めるべきとの強い意見がありました。  また、指定管理者の公募に当たっては、競争原理が働くよう広く公募すべきであるとの意見がありました。  次に、議案第39号令和元年度串間農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、議案第40号令和元年度串間公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決しましたが、公共下水道事業においては、加入率が7割を切っている状況にある。農業集落排水事業及び公共下水道事業は、空き家、空き地についての実態調査を行った上で、今後の対応策を講じるべきとの意見がありました。  次に、議案第49号串間市串間温泉いこいの里条例の一部を改正する条例について、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決することに決しましたが、次のような意見がありました。  今回の条例改正においては、本城支所、公民館及び本城ふれあいセンターの機能を串間温泉いこいの里へ移転させることに伴い、観光交流の推進を図り、地域コミュニティ機能を活性化させるとのことである。本来の住民サービスが維持され、温泉を利用する住民の休憩所においても十分に確保できる体制を整えるべきとの意見や、リニューアルオープンに向けての企画力、集客力が求められる。地元住民、本城地区再生活性化推進協議会と連携し、行政が主体となり、魅力発信できるよう努めるべきとの意見がありました。  また、ゆったり館については、用途廃止するとのことだが、今後の利活用を含め早急に検討を行うべきとの意見がありました。  次に、議案第50号串間市都井岬観光交流館条例について、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決することに決しましたが、次のような意見がありました。  都井岬を中心とした本市の観光の魅力を広く宣伝するとともに、訪れる観光客に対して的確な情報及び休憩施設を提供するとあるが、休館日及び開館時間については、都井岬の気象条件もあることから、今後の経過を見て運用できるような体制にすべきとの強い意見や、都井岬へとつながる国道448号の工事が終われば盤石な体制ができることから、都井岬全体の構想を構築するとともに、本市の核となる観光地となるよう努めるべきとの意見がありました。  また、串間市都井岬観光交流館の名称についても、親しみやすく人目を引くような名称に変更をすべきとの意見や、ビジターセンターについては、用途廃止するとのことだが、今後の利活用を含め早急に検討を行うべきとの意見がありました。  次に、議案第38号令和元年度串間水道事業会計補正予算(第1号)については、別段異議なく全会一致で可決することに決しました。  次に、陳情第1号高松キャンプ場(仮称)に関する陳情書につきましては、当産業建設常任委員会へ高松漁村広場近隣住民の会の関係者を招致し、陳情書の主旨の補足説明並びに意見聴取を行ったところであります。その後の審査の結果、高松キャンプ場(仮称)に関しては、近隣住民の理解が得られるような説明、正確な情報を発信し、高松振興につなげられる施策と整備となるよう進めていくべきとの意見がありました。  なお、現状利用者が望む整備、課題解決策をしっかり近隣住民に伝え、理解を求めることであるため、これらの活動の推移を改めて確認する必要があることから、継続審査の申し出をした次第であります。  以上で産業建設常任委員会の報告を終わりますが、議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。(降壇) ○議長(中村利春君)  以上で、各委員長の報告は終了いたしました。  質 疑 ○議長(中村利春君)  これより、各委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。 ○14番(児玉征威君)  私は、議案第49号に関して総務委員長と文教委員長にお尋ねいたします。  この条例は、産建委員会に付託を受けましたが、中身は支所の機能をここに移転する。それから公民館の機能を移転する。ふれあいセンターの機能を移転する。こういうことになっているわけですが、当然私はこれに疑問を持ってから、議案質疑でもそういう点を指摘しましたが、産業建設常任委員会は、この問題について改めて連合審査ということで議長に要請をしましたが、同意が得られなかったということで、産業建設常任委員会で審査をいたしました。  ただ、審査して、担当常任委員会で私は限界を感じたのは、特に公民館の機能ですが、今の公民館には体育館も含めてあるわけですけれども、温泉に移すとこういう機能はなくなります。それから、ふれあいセンターの機能を本城温泉に移すんですが、ふれあいセンターは現在無料でですね、カラオケとか、そういう健康づくりとかに使われてますけれども、今度の条例改正の中で、じゃあその場がどこに確保できるかというと、今回の大広間、無料で使ってたところなどは有料という条例が出されてます。  したがって、これは、こういうところは、関係常任委員会の中で、私は議論すべきというのを改めて審査してみて感じました。それで、両委員会とも、私たちは20日まで、5時近くまでそのため委員会審査をやりましたが、審査の時間はあったんじゃないかなと思いますので、その経緯についてですね、これははじめての連合審査というのはありますから、今後の議会運営にかかわってきますので、教訓にしなければならないと私は思いますので、それぞれの常任委員長は、どういう判断のもとにお断りされたのかということだけお尋ねします。 ○総務常任委員長(今江 猛君)  具体的には細かいところまでは審議はしなかったんですが、一応議長のほうから要請がありまして、それぞれ内容を聞いたわけですが、一応総務委員会としては、もう時間がないから、もうちょっと会期延長というような意見も出ました。最終的には、一応今申し上げました延長ですね、その線を一応議長には報告しまして、そういったことを議長に報告して、一応私たちは、総務委員会としては19、20日いろいろ議論はしたところであります。 ○文教厚生常任委員長(瀬尾俊郎君)  要請がありまして、当文教厚生常任委員会のほうにですね、連合審査をということでありましたけれども、この連合審査というのも、私たちもなかなかちょっと難しくわからない点があったんですけれども、案件が、産業建設常任委員会のほうに付託をされておりました議案ですので、私たち文教厚生常任委員会としては、審議のほうは産業建設常任委員会のほうでお願いしたいということが、委員会としては持ち出されたところでございます。それ以上の審議はしなかったところであります。  以上です。 ○14番(児玉征威君)  なれてないという点もありますし、ですが、これは産業建設常任委員会のほうから議長に要請したと、議長からは20日の午後、連合審査を開きたいと、それで総務、それから文教の委員長にそういう話をするということだったんですが、我々はそれを待ってたわけですけれども、結果的には、同意が得られなかったということで、それを受けて審査をして、先ほど委員長が報告したような結果になってるんですけれども、今聞きますと、それぞれの20日の午後の日程はとれたんじゃないかというふうに私は理解しました。  だから、これは1つの議会というのは、慣例とかいろいろなことが起こりますので、私はこの問題については、やはり1つの教訓として、今後こういう問題の処理に当たっては、その機能が発揮できるというような形での議会改革が、さらに進んでいくような方向で、ぜひ今後こういう問題については対応していただきたいということを要望して、答弁は要りませんが、言っておきたいと思います。  以上です。 ○議長(中村利春君)  ほかにありませんか。 ○11番(岩下幸良君)  私も産建委員長にお聞きいたしたいと思います。  陳情第1号ですね、高松の陳情書について継続審査の報告が今あったわけなんですけれども、どういう審査をされて継続審査になったのか。3月当初の予算で、議会は予算を認めてるんですよ。その陳情書も読んで、意見を聞いたと思うんですよね。その予算と執行とするのに継続審議はないと私は思うんですよね。どういう議論があったのか、それを詳しくお願いいたします。  それと、第49号、この付託は産建にあったわけなんですよね。何度となく二転三転して、今14番の質疑もあったんですけれども、なぜ最初、議長から付託案件を受けて、産建は受けたわけなんです。最初から、連合審査をしてくださいという要請は何もなかったんですよ。そして総務委員会と文教委員会はもう討論採決まで終わってるんですよ。それで、もう連合審査の申し出があったから、またしなさい、やりません、また来たらやります、やりません、やりません、最後は産建でやります。こういう議会運営があっていいものか、そういう議論もあったのか、それを産建の委員長にお聞きします。  そしてまた、議長が2日前に、正副議長を集めて連合審査の要請をしたわけなんですよ。もう終わってるんですよ。2つの委員会はですね。議会運営をどうやって考えているのか、委員長として答弁をお願いします。最初に、付託案件で議長がやったとき受けたんですよ。それと連合審査をしてくださいと、おかしいんですよ、それは。最初申し出せんといかんとですよ。それを詳しく説明してください。  それと、さっき言いましたけれども、高松の継続審査の分はやっぱり再審査してくださいよ。これは当初認めてるんですよ、予算も。それから継続審査いうのはおかしいんですよ。執行はどうなりますか。それは、陳情者のあなたたちの意見も聞いてるんですよ。陳情者の意見も聞かないかんとですけれども、執行はどうなっていくんですか、今からは。あなたたちは継続審査して、この継続審査の回答をいつ出すんですか。その辺までの話がされたのかどうか、それもお答えください。  それと、49号なんですけれども、公民館の機能について審議があったのか、それも教えてください。この公民館は、設置するのには人口密度、地形、交通条件、日常生活、社会教育関係団体の活動状況を勘案してから公民館をつくることになってるんですよ。その話はあったのかどうか、それも教えてください。  それと、支所機能の意見はどういう意見が出たのか。交流館の名称は委員長報告で大体わかりましたけれども、これから交流館をどういう進捗で行われるか、まず1点目、答弁詳しくお願いします。 ○産業建設常任委員長(菊永宏親君)  お答えいたします。  まず、陳情書の案件でございますが、先ほど報告書に述べましたように、陳情者の代表者ともう1人、2名の方から陳情内容について委員会でお聞きしております。内容を詳細に説明していただいた結果、内容は、高松海水浴場周辺の方が中心になって陳情書を出したと。ただ、今回の計画について、昨年から4回の説明会が、役員会を含めて4回の説明会があったけれども、事業内容について詳細な説明がなかったと。  それと、また近隣の一番、高松キャンプ場(仮称)の近くの地域住民には理解が得られてないという状況です、当局からの説明で、その辺の努力が足りないんじゃないかと委員から話があったところでございます。それで当局は説明に努めると、そうであれば、やはり先ほど報告で申し上げましたように、その辺の推移を見てから、やっぱり陳情内容について検討すべきじゃないかという委員の意見がございましたので、継続審議にしたところでございます。  ですから、行政の今後の取り組みを見ながら、委員会としては審査するということで継続審査というふうにしたところでございます。  続きまして、議案第49号の関係でございますが、付託として支所、公民館機能で、またコミュニティセンター等が入っていた関係で、委員のほうから、関連する条例について産業建設常任委員会で審議できるのかという意見がございまして、皆さんの意見の相違で一応議長に連合審査という審査がございますので、一応私のほうから議長に連合審査の要請をいたしましたところ、議長のほうから、ただこの要件が、本市には3つの委員会がございますけれども、1つの委員会が出席できない場合には、開催できないという返事を、議長のほうから報告がございましたので、そしたら、もう産業建設常任委員会で審査しなくちゃいけないという結論に達しまして、審査をいたしまして、産業建設常任委員会の別の支所機能、公民館の担当課に委員会に参加していただいて、今質疑がございました公民館機能、ですから、機能のことになると条例にあります。  ですから、連合審査をお願いしたんですけれども、付託を受けた以上、受けた委員会がやらなくてはいけないということで、その辺の委員から、その辺の機能をまた温泉施設に一元化した場合の不都合な場合、要するに入浴者と支所、公民館に来られた方との接触、その辺の心配の意見とかですね、そういう場合の対応の仕方、さまざまな問題がある中で、今度は温泉利用客の利用する場合と、公民館活動の施設を利用する場合の問題点とか、いろいろな問題点が出てまいりましたけれども、やはりその辺につきましては、行政のほうから十分な配慮をしながら、指定管理者との協議を円滑に行って、温泉機能の集客力等に努めてまいるということで、説明を受けたところでございます。  だから、今議員から御指摘のあったそういう内容になっていきますと、我々産業建設常任委員会につきましては、附則の部分の審議しかできないということで、いろいろ行政に対しまして意見をつけまして、円滑な運営をしていただくようお願いしたところでございます。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  私は詳しい説明してください、審議しなくて附則の分だけ審議してですよ、採決できるんですか。あなたのところは付託を受けて審議したんですよ。それで議長にお願いして二転三転してるんですよ、これは。付託を受けたときに、やっぱり議長に申し入れをして、これは連合審査が必要じゃないですかということを言わないと、みんなが終わってから連合審査をしてください。これは3分の2とかいろいろありますよ。これは最初から決まっておれば、3分の2おればできるんですよ。急遽、3分の2出席あるからできるというもんじゃないんですよ、これは。  慎重審議をしてないわけですがね。賛成多数で決まりましたですよ。3委員会の付託を受けた意味がないですがね。もうちょっとその辺を詳しく説明してもらわんと、それは条例と決まってるんですよ。公民館は住民の教育の向上いろいろあるんですよ。あなた方の市の条例ですがね。連合審査会は103条にあるんですよ、市議会の規則で。採決の権利は産建にあるんですよね。私たちは連合審査しても意見だけの聴取であって、決裁権、賛否をとるのは産建で決まるんですよ。私たちの連合審査はもうただ意見の聴取なんですよね。だから附則の分だけ審査してから、そういう中身が入ってないということは、前から審査し直しですがね。  陳情もそうですがね。みんな3月で予算も認めてるんですよ。それは住民の陳情書を守るというか、尊重しなければいけないんですけれども、予算執行どうなりますか。それも審議されたんですか。これも賛成多数ですよ。賛成多数ですがね、これも。当局が困りますよ。本当にもう、予算は通ってる、みんな議会の課題が多くなったわけですがね、これはもう。議会審議についてですよ。当局も困りますよ、やっぱり。議会が、予算は通した、陳情があれば継続審査、執行どうやっていくんですか。  そしてまた、今14番議員から各委員長に、連合審査はなぜ拒否したかの理由を言いなさい、これはあるんですか、こういうことが。途中からこういう審査してくださいと議長から申し入れあったんですよ。その辺はちゃんと答えてくださいよ。公民館とか交流館、支所機能のそれを聞いたんですよ。そういう審査したんでしょう。してなかったらもう一遍審査やり直してきてくださいよ。 ○産業建設常任委員長(菊永宏親君)  まず、陳情書につきましては、先ほど申し上げましたように、状況を判断して、状況を見ながら判断する必要があるということで、産業建設常任委員会としては継続審査ということで報告をさせていただきました。  議案第49号の関連につきましては、いろいろ委員の中から意見はありましたけれども、各関連附則の中の設置条例の中身までは十分な審議はなされておりません。ただ、設置場所の変更、それと温泉施設内の設置箇所について委員の中で集中審議したところでございます。
     以上です。                 (発言する者あり) ○議長(中村利春君)  ほかにありませんか。 ○11番(岩下幸良君)  議長答弁になってない、答弁になってないが何でですか。ちゃんと答弁させてくださいよ。質疑ありませんかじゃないですがね。私は、答弁なってないからちゃんとさせてください、そしたら。言うたことみんな。 ○議長(中村利春君)  しばらく休憩します。  (午後 2時00分休憩)  (午後 2時31分開議) ○議長(中村利春君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 ○産業建設常任委員長(菊永宏親君)  お答えいたします。  まず、陳情書の案件でございますが、先ほども申し上げましたように、陳情者からの意見聴取を行い、いろいろと内容の説明を受けまして、当局におきましては、説明不足ということで再度説明会を開催、また、出席できない方には戸別訪問等をやりまして、陳情の内容を精査いたしまして、建設に向けて取り組むという意見がございました。その結果、委員会採決の中で継続審議の意見がございましたので、結果としては、継続審査という議決を、議決と申しますか、委員会の結論を出したところでございます。  続きまして、議案第49号でございますけれども、これにつきましては、いこいの里の条例改正の中で、いこいの里に支所機能、公民館機能等を設置するという内容がございまして、委員の中からは、議員御指摘の公民館機能、条例関係等の質問も多々ございまして、各担当課長からの説明を受けて、まだ、いろいろな先ほども申しましたように、入浴者等と温泉利用者とやはり支所、公民館等の利用者等の関係、また、施設の利用等でいろいろ問題ございまして、その説明を受けて採決を行った結果、条例改正案を賛成多数で議決したところでございますので、やはりこの案件につきましては、皆様に、議員各位に迷惑かけましたけれども、連合審査を要請しましたけれども、開催できなかったと。  やはり、今後こういう条例改正案については、やはり議会で検討してスムーズな運営ができるように取り組むべきだと、私は個人的な考えですけれども、こういう考えでございますので、今後とも議員各位の御指導をいただきますようよろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(中村利春君)  続きまして、13番、福添忠義議員。 ○13番(福添忠義君)  少しお尋ねいたします。  いろいろ議論があることは、真剣に皆さん方が議論された結果というふうに私は受け取っておりますので、大変いいことだというふうに思っております。そしてまた、それぞれの議案で意見が分かれておるということは、それだけ市民の関心の高い問題、それからまた難しい問題、そういう問題、それから賛否あるわけですが、その中身が、私は単純でないものだというふうに理解をしておるのでありますから、十分な審議を私は保証されなければならないというふうに思っているところであります。  その中で、1つだけ産建委員長にお聞きしますが、陳情第1号高松キャンプ場の設置に関する陳情書の案件についてでありますが、審査の結果は継続審査と、こういうような形であります。11番議員からも関連して質疑があったわけでありますが、これはもちろん長い間、私は高松振興という形で懸案の問題だったというふうに思っております。私の記憶では、少なくとも40年来の課題だというふうには私は思っておるところであります。それがようやく日の目を見たという形で、3月議会等では、その方向づけが出たところでありますが、それに基づいて、着々と事業の推進がされてる説明がされたりしておる。その説明が十分か不十分かは別として、あったところであります。  お尋ねするのは、これがこの継続審査となっておるわけですね。そうなれば、産建はこれは休会中の審査にするのか、または、いつこの問題については結論を見るのか、私は反対でも賛成でもはっきりせないかんと思うんですね。これはもう行政は執行せないかん、そしてまた、反対する人はもうつくらんでほしいと、意見分かれるわけですから、ここでやっぱり議会は、大所高所から見て、私は専門的な知見を持って判断をする。賛成があろうが、反対が少なかろうが、賛成が少なかろうが議会としての判断をする。これが時間が足らなくて継続審査ということは、議会の議員のやっぱり任務を私は放棄しとるとこう思うわけであります。これは私の考えですよ。  私はこの間を受けて、高松の人に話を聞きました。そしてオートキャンプ場の設置者にも聞きました。そして常にオートキャンプを利用して全国を旅しておる方にも聞きました。今日のオートキャンプ場は、ぴたっとした決まりの中で措置されて、管理人がおって、そういうところでは、そういう今までのこの海岸でのキャンプ、そういうような野放しのところのキャンプというような感覚的な感覚を持ってもらったら困ると、そういうような話も聞いたところでありますけれども、それはまあそれぞれのところですが、どういう日程、今後ですね、この問題の決着せないかんわけですね。少なくとも今年度中に早目に着工して、今年度中に完成を見るという予定で、3月議会あたりでは審議がされてきたと思うんですけれども、今日を迎えておるんですが、今回この中で閉会中の審査にせずに、9月議会の審査にして結論を見るとするならば、9月中にやっとこさ月末にこの問題のいいか悪いかの決着が出ると、こういうことになるわけですから、具体的に、産業建設常任委員会は、この問題にはいつをめどにこれは決着をしていくという形になって継続審査にしたのかですね。そのことをまずお聞きしたいと思います。 ○産業建設常任委員長(菊永宏親君)  お答えいたします。  いつまでに結論を出そうかという質問でございますけれども、その辺のいつまでという期限は、委員会の中では決めていない状況でございますけれども、担当課の説明では、先ほどもお答えしましたように、内容を十分地域住民に説明すると、ですから、当局はその辺を1カ月以内にするのか、それともその辺の理解を9月議会までに終わるのか、その辺はやはり当局は十分認識しただろうというふうに思っておりますので、委員長といたしましては、委員には大変申しわけございませんけれども、目標として9月にはもう結論は出したいというふうに考えておりますので、その辺はまた、委員会の中で決めていくのが本当ですけれども、そういう質問でございますので、委員長の見解としては9月までには出すという覚悟でおりますので、そのように理解していただきたいと思っております。  以上です。 ○13番(福添忠義君)  私は別に委員長を責めるわけじゃありませんけれども、私は、この陳情が出たのは5月24、25日だったと思うんですけれども、受け付けは5月28日だということになっておりますけれども、私は、やっぱりこれはどういう取り扱いになって、委員会に回ってきたのかわかりませんが、この内容を見れば、当然私は今議会で結論を出さなきゃならない内容だったと思うんですね。これはやっぱり議会事務局の事務局も含めて、誰が悪いとかは言いませんけれども、ただ機械的に受け付けて本会議がはじまる、一般質問がはじまる、何時までにこの受け付けて出せばいいというような形じゃなくて、内容を見て、やっぱりこれは受け付けてすぐ、協議を全協でも開いて産業建設常任委員会に渡して、今議会中に結論を出すと、少なくとも30日近く間があったわけですから、そうしてほしかったというふうに思って、今後生かさなきゃならないというふうに思っておるところであります。  私が言いたいのは、あの議会は当局の追認機関じゃないわけですから、当局が説明すると、説明しろとこう言えばいいわけで、議会はですね、当局に。だから、私はやっぱりそういう議会としての権能は、やはり住民の立場に立つことも正しい、いろいろ中には住民の立場に大局的な立場から見れば立てないと、そういうときも私はあるだろうと思います。そういうことを判断できるのが、やっぱり私は議会の権能でもあるし、任務でもあると思いますから、今後はこういう形を含めて、私はできるならこの問題はこれで終わるわけじゃない、これに基づいて次のステップをせないかんわけですから、私は休会中の審査にしていただいて、早目にこの結論出して、そして結論が出たならば臨時議会でもして、この旨早急に左か右かを出して、決着をして私は進むべきと、こういうふうに思いますから、そこらあたりのはまりをもう1度、産建の委員長に聞きたいと思います。 ○産業建設常任委員長(菊永宏親君)  お答えいたします。  議員御指摘のとおり、やはり身近な問題につきましては、解決するときには早く解決して、地域住民の理解を求めた内容にして、当局におかれましては、できるように努力をしていただきたいと。御指摘のように、できれば、結論が出ましたら、やはり臨時議会でも市長に要請いたしまして結論を出して、地域住民が納得できる施設にするべきだと私も思っておりますので、委員もその辺でやはり継続審議にいたしましたので、そのように取り組ませていただきたいと思っております。  以上です。 ○議長(中村利春君)  ほかにありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村利春君)  ないようでありますので、質疑を終結いたします。  討 論 ○議長(中村利春君)  これより討論に入ります。  討論はありませんか。 ○14番(児玉征威君)  (登壇)それでは討論を行いたいと思います。  「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く」こういうことが言われた時代がありました。今回、3月議会で、市長は都井観光施設、それから温泉施設、こういうものは完成した後で条例は出すと、こう答弁されておりましたが、今回、温泉と都井岬の条例改正と都井岬の債務負担の予算が出されております。いろいろ議論なり一般質問でもありましたように、都井岬に関しては、名前がこれでいいのかと、休館を設けていいのかと、もっと議会などの意見を聞いて、なぜ提案しないのか、こういう意見が出されました。常々、いや、議会は基本条例を定めて、二元代表として議会は政策提言を行う、こういうことをちゃんと条例で定めています。これが、私は今回も機能していない、ここに大きな問題があると思います。  温泉の条例改正案、これは先ほども議論になっております。温泉施設に支所、公民館、ふれあいセンターを移すという条例です。では温泉はどうなるのか、大広間の休憩室、これは研修室として料金を取る、こういう条例が出されています。そしてトレーニング室はここに公民館の機能を移す。そして支所を移す。今ある本城地区の公民館は、これはなくすと。  しかし温泉に公民館を移して、体育館などはあの施設にはありません。当然、公民館活動が今までよりも制限されることになります。ふれあいセンターは、現在カラオケがあって、体力づくりなど高齢者が楽しむ施設ですが、使用料は無料です。これを温泉に移すその場所は、委員会審議では定まっておりません。恐らくトレーニング室か、あるいは有料の大広間、こういうとこを使うということになると思います。この施設は指定管理者を7月に公募するということですが、今度の温泉は、先ほど言ったように、大広間などの休憩室は有料化されて研修室になります。温泉を利用している高齢者が、温泉を利用しても、昼は小さい休憩室が温浴施設の前にはありますが、多くの方が休憩できるスペースはありません。  今高齢者が大きな問題になっております。免許証の返納など、しかし串間で返納が進めば、免許証返納した人は生きがいを失って、非常に急速に高齢化が進む、こういう事態が起こっているわけです。温泉施設は、高齢者にとって元気の活力の源だと私は思います。温泉の利用にも制限を受ける。公民館も活動の分野が狭まる。無料だったふれあいセンター、この使い場所も具体的には定まっていない。こういうことを、7月に指定管理者を公募するために、この6月議会に条例を出して議会の議決をもらわないと、4月1日からのオープンに間に合わないという理由だと思います。  しかし、温泉は20数年たちましたが、全て指定管理者は赤字でした。串間市の大きな財政負担になっており、この点から収支の見通しを厳密にする必要があります。そういう点では何も急いでこの議会の意見も聞かずに、こういう条例を出して議決する、これは私は一旦否決をして、温泉のあり方をどうすべきか、議会の中でも議論をして方向性を出す、このことが今求められてると思います。  都井岬の観光施設、隣に8億円近くかけた都井岬ビジターセンターがまだ使えます。これを廃館にする。そして4億円かけてつくるわけですが、これは明らかに、3月議会で指定管理者の費用概算は約1,600万円でした。今回債務負担で出されているのは、その半分です。2カ月で1,600万円が半分になる。こんなことができるなら、串間市がこれまでつくってきた公の施設が赤字になるはずがありません。だから、この問題も指定管理を7月に選ぶために、まだ施設が完成していないのに公募して決めてしまう。こういうやり方です。  公の施設は、何回も言いますが、地方自治法244条の2で住民の福祉の増進を図るための施設だと言われております。都井の交流館、条例が出されましたが、目的のどこにも住民の福祉の増進を図る項目はありません。委員会の審査では、観光施設のための観光客のための施設、こういうことです。じゃあ、住民の福祉の施設どの程度かと、都井岬ビジターセンターの利用の5%が地元の皆さんが利用してる。それを推計すると、その程度だという答弁がされました。  高松オートキャンプ場、先ほど質疑等がされました。近隣住民の同意もなく建設が進められ、騒音や盗難、近隣住民にとっては迷惑施設になるのではないか。住民の意見を聞かなくて一方的に建設が進められてる。高松は、かつて海水浴場でにぎわい、今も海水浴場を開いておりますが、施設を管理する民宿の方々が高齢化して数件になって、海水浴場の運営もままならない。トイレもない。海水浴場には休憩所もない。こういうところを先に何とかしてほしいというのが陳情の意見であります。  この住民、市長は常々「住民との団結」と言われています。この施設を進める上に当たって、現状のまま進めていけば住民との団結はこれは確保できるでしょうか。今大事なのは、串間市は第5次総合計画、あと1年で終わろうとしています。私も議員を長年していますが、10年間の長期計画のもとで、これほど串間の実態が大変な事態になっていることはありません。この解決は、住民の皆さんと行政、議会が団結をして、この難局を乗り切っていく、その立場にきっちり立つことが求められていると私は思います。そういう点では、何も急いで指定管理者を選ぶために今議会で温泉施設の条例、都井岬の条例を決めるのではなくて、議会、市民の意見を聞いて、十分論議をして、串間のあるべき方向にこれらの施設がなるように取り組むべきだと私は思います。  そういう点から、議案第35号、議案第49号、議案第50号には反対をし、陳情第1号高松キャンプ場建設の見直しを求める陳情書については賛成をいたします。同僚議員の御賛同をよろしくお願いいたして討論を終わります。(降壇) ○議長(中村利春君)  ほかにありませんか。 ○13番(福添忠義君)  (登壇)採決に当たり、私も討論に参加をさせていただきます。  私は、議案第35号、それから議案第50号、議案第51号、陳情第1号、陳情は別ですけれども、議案3件について私の意見を申し添えていきたいと思います。もちろん提案されておる原案には賛成をしていくわけでありますが、しかしこの3件につきましては、強く意見を付して、願わくば私は執行の段階でこれが生かされる、そのことを強く期待をして討論に参加をいたします。  議案第35号総務費の臨時庁費86万2,000円の執行についてであります。これは名誉市民の顕彰碑の建設についてであるわけでありますが、私はこの問題が提起されまして、市内外の皆さんの多くの人にこの問題を提起して意見を聞いてまいりました。  しかし、この問題については、私が聞く範囲では誰も賛意をあらわした人はおりません。もちろん名誉市民というのは、本当に継承されなければならないことであることは、私はわかりますが、市役所の前に税金を使ってその顕彰碑をつくるということには、市民の多くの皆さんが賛成はできないという意思表示であります。皆様御存じのとおりに、市長というのは、自らが市長をさせてくれということで手を挙げて、そして市民の皆さんの期待に応えるのが市長の務めであります。それにはそれなりの市民の税金が投入されて報酬として支払われておるわけであります。皆様御承知と思いますが、市長の報酬と退職金は1期で大体6,000万円以上です。2期務め、2期8年務めると1億2,000万円以上の報酬が伴うわけで、退職金と報酬が伴うわけであります。こういうものを明確にして、今串間の中でこれだけの報酬を8年間にもらう人というのはいない。それはそれなりの仕事を、反対給付、仕事をするからその反対給付があるということになるわけでありますので、私は顕彰という形は、私は顕彰碑は市民側に私は与えるべきものであって、そういう人が顕彰碑まで税金で立てるということは、市民の合意は得られない。これは市長のエゴだというふうに私はこれはもう明らかに申し上げて、これは再考をぜひ、予算は、全体の予算の中に行くわけでありますので、予算には賛成をしますが、この執行だけは私はぜひ良識ある判断をして、時代錯誤するようなこの顕彰碑建設については、強くそのことを申し添えて、予算には賛成をしていくものであります。  それから、議案第50号都井岬の観光交流館の休館日、開館時間等のこの条例改正についてであります。これも、私は市内外の観光業者、観光に関連する人、そういう人の意見をたくさん聞かせていただきました。これはもう直接今、都井で営業されておる方にも聞いたところでありますけれども、そういうことを考えることが役所的だと、役所が考えることだから、だから串間の観光というか、そういう交流人口というのはなかなか前に進んでいかないぞという形の市民の声というのが、ここに出てきておるわけでありますから、私は、これは議案は出ておりますけれども、附則で受託者と契約をすることができるようになっておりますから、この中で私は時期的なものを、そういうものも入れて再契約の附則の中で、私は詳細な契約を結んでいただきたい。そのことができるわけでありますので、そのことを強く申し添えておいて、原案に賛成をさせていただきます。  それから、議案第51号でありますが、これは消防車の消防ポンプの購入の問題でありますが、委員会審査での意見が、今日までのいろいろ議会での議論、それから審査等が全く生かされてない。もちろん消防車だけの問題ではないと思いますけれども、特に代表されるこの消防車のポンプ車の問題では、県内の2社の事業者が、数年来この2社で納入が行われております。その中で、こういうような99%以上の高額な落札率で入札がされておるということが、毎回議会で指摘をしておるにもかかわらず、改善されてない。これは市の全体の契約のことが、ここに凝縮されておると、これが串間市の契約に関する、私はあらわれておるんだというふうに思っております。少ない経費で最大限の効果を求めると、これが市行政の推進、私は方針だと思いますが、全く逆行しておるというふうに思わざるを得ないので、このことも今後の入札の執行に私は注意をしていただいて、改善されることを強く望んで、この議案にも賛成をさせていただきます。  それから、陳情第1号高松キャンプ場の問題につきましては、委員長質疑の中に申し添えておりましたけれども、私は何遍も言うようでありますが、オートキャンプの事業者、それからオートキャンプを利用しておる利用者、それから高松のこの陳情の提出者、それから周辺の人というふうに話を聞かせていただきました。  先ほど申しましたように、今日のオートキャンプ場は規則をつくって、管理を徹底されておるのが普通のオートキャンプ場でどこも問題はそう起きていない。時期的なものもあるわけであります。ややもすると、従来の海岸でそのファイアーキャンプですか、これをしよったのと同列に扱って判断がされる恐れがあると、それだけは、福添、注意をして議論に参加してくれと、こういうことを言われたところであります。そういうものがぴしゃっと守られて、必要時には警備員をちゃんと配置して、そして入り口に施錠をすると、こういうふうにそのキャンプ場が管理されておれば問題は起きないと、こういうことを強く言われたところでありますので、どうかそういうことも含めて、1日も早いこの方向が確定をして、串間市の交流人口をふやす高松、道の駅、それから本城温泉、都井岬、この誰か議員が言われましたように、黄金ルートが1日も早い日の目を見るように、ひとつ強く要望して討論を終わりたいと思います。(降壇) ○議長(中村利春君)  ほかにありませんか。 ○11番(岩下幸良君)  (登壇)私も討論に参加させていただきたいと思います。  議案第49号串間市串間温泉いこいの里条例の一部を改正する条例及び議案第50号串間市都井岬観光交流館条例に賛成の立場で討論に参加いたします。  まず、議案第49号串間市串間温泉いこいの里条例の一部を改正する条例についてでありますが、串間温泉いこいの里につきましては、いろいろと問題もあります。きょう委員長報告にも賛成でありました。皆さんの御案内のとおり、これまで管理運営者が度々かわるなど、長年にわたり安定的な管理運営ができていないことが課題となっております。これまで歴代市長により、課題解決に向けさまざまな形で御尽力をいただいているところでありますが、なかなか解決の糸口が見つからない状況であります。  今回、その解決方法として懸案事項となっております経費、特に燃料費の削減を目的とした木質バイオマス発電、太陽光発電の活用、支所、本城公民館等の機能移転による温泉施設のコミュニティ施設の活用、さらには市民の交流、スポーツ合宿を見据えた対策など、これまでにない取り組みとして条例案が出されております。本城地区の活性化はもとより、市外からの誘客も見据えたものであり、交流人口の増加、人口減少対策の一環としての期待も高まるところであると思います。  課題としては、温泉までの交通手段などの課題もあるようであります。このことにつきましては、自治会、各種団体、地域住民の方々、さらには温泉を核として本城地区の活性化に取り組まれております本城地区再生活性化推進協議会の皆さん方と十分協議をいただき、地域住民から愛される施設として生まれかわるように要望するものであります。2度と以前の繰り返しのないことを意見を付して、議案第49号に賛成するものであります。  次に、議案第50号串間市都井岬観光交流館条例についてでありますが、設置目的として、都井岬を中心とした串間の観光の魅力を広く宣伝し、観光客に対して的確な情報の提供により、串間市の観光振興、さらには地域経済の活性化に寄与すると上げておられます。これまで都井岬の再開発につきましては、さまざまな政策をとられてきましたが、海外旅行ブーム、さらには、相次ぐ国道448号の崩落なども重なり、年々観光客も減少してきております。本市にとって厳しい状況は続いておりますが、都井岬からながめる風景は、観光客に感動を与え自然の雄大さを感じさせるものがあり、本市のPR、地域活性化、経済振興のためには、このすばらしい自然を最大に生かす工夫が必要であります。  本市においては、既に木質バイオマス発電、小水力発電が稼働し、来年10月には風力発電も稼働予定となっております。既存のメガソーラーとあわせ、本市は新エネルギーのまち、産業観光のまちとして事業の展開がされておりますが、これらの新エネルギーと道の駅、串間温泉いこいの里、都井岬などの観光とマッチングさせ、観光、周回、周遊させる施設としての役割を担う施設が今回提案されております。都井岬観光交流館であります。東九州自動車道の早期開通を見据えた対策、本市の情報発信の意味からも両議案を一体的なものとして捉え、いち早く取り組む必要があります。  また、今回念願でありました水道施設の整備も計画されており、都井岬一帯の開発に貢献するものであります。この施設は、指定管理者に管理運営を行わせるようでありますが、経営、運営が懸念されております。休日、開館時間等を考えて運営することを考え、そして指定管理者の手腕、ノウハウによるところが大きいと思いますので、経営感覚にたけた指定管理者の選定が行われることを期待して、議案第50号に賛成するものであります。  討論を終わります。(降壇) ○議長(中村利春君)  ほかにありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村利春君)  ないようでありますので、討論を終結いたします。  採 決 ○議長(中村利春君)  これより採決いたします。  まず、議案第35号を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。  本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(中村利春君)  起立多数であります。  よって本件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第49号を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。  本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(中村利春君)  起立多数であります。  よって本件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第50号を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。  本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(中村利春君)  起立多数であります。  よって本件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第36号から議案第48号、議案第51号及び議案第52号の以上15件を一括して採決いたします。  本15件に対する委員長の報告は、原案可決であります。  本15件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村利春君)  御異議なしと認めます。  よって本15件は、原案のとおり可決されました。  次に、陳情第1号については、会議規則第111条の規定により、お手元に配付しておりますように、閉会中の継続審査の申し出があります。本件は委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(中村利春君)  起立多数であります。  よって本件は、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決しました。  お諮りいたします。この際、串間市交流促進調査特別委員会観光振興まちづくり調査特別委員会、広報広聴調査特別委員会の設置について日程に追加し、議題としたいと思います。
     これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村利春君)  御異議なしと認めます。  よってこの際、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。 ──────────────────────────────────────────── ◎日程追加 串間市交流促進調査特別委員会観光振興まちづくり調査特別委員会、       広報広聴調査特別委員会の設置について ○議長(中村利春君)  串間市交流促進調査特別委員会観光振興まちづくり調査特別委員会、広報広聴調査特別委員会の設置について議題といたします。  まず、串間市交流促進調査特別委員会の設置については、当市が進めるスポーツアンドカルチャーランド推進の一環としてのキャンプ誘致活動を通じ、当市の交流人口の増加及び増加による経済効果と交流促進の課題について調査活動を行うべく7名の定数をもって、観光振興まちづくり調査特別委員会の設置については、都井岬をはじめとする観光振興による交流人口の増加を図ることと、旧吉松家住宅周辺及び道の駅整備を含めた当市のまちづくり政策の調査を行うべく7名の定数をもって、広報広聴調査特別委員会の設置については、議会としての二元代表制のもと、市民の意思を代弁する合議制機関としての役割を果たすため、市民にわかりやすい開かれた議会を目指し、広報広聴を通じて議会情報の発信を行い、議会が果たすべき役割の実現に取り組むため6名の定数をもって、それぞれ構成することにしたいと思います。  また、本3特別委員会は、閉会中もなお調査を行うものとしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村利春君)  御異議なしと認めます。  よって、お諮りしたとおり、決定いたしました。  次に、ただいま設置されました3特別委員会の専任を行います。  特別委員会の専任については、委員会条例第8条第2項の規定により、議長が指名することになっております。  それでは、ただいまから指名をいたします。  串間市交流促進調査特別委員会に野辺俊郎議員、福留成人議員、今江猛議員、瀬尾俊郎議員、岩下幸良議員門田国光議員、坂中喜博議員の7名を、観光振興まちづくり調査特別委員会に堀透議員、内藤圭亮議員、菊永宏親議員、川﨑千穂議員、山口直嗣議員、福添忠義議員、児玉征威議員の7名を、広報広聴調査特別委員会に堀透議員、野辺俊郎議員、内藤圭亮議員、福留成人議員、川﨑千穂議員、門田国光議員の6名を、議長において専任する3特別委員会の委員は、ただいま指名いたしたとおり決定をいたします。  それでは、各特別委員会は正副委員長の互選を行い、議長まで報告を願います。  しばらく休憩いたします。  (午後 3時19分休憩)  (午後 3時19分開議) ○議長(中村利春君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  各特別委員会の正副委員長の互選の結果が参りましたので、御報告をいたします。  串間市交流促進調査特別委員会委員長に岩下幸良議員、副委員長に福留成人議員。観光振興まちづくり調査特別委員会委員長に内藤圭亮議員、副委員長に福添忠義議員。広報広聴調査特別委員会委員長に川﨑千穂議員、副委員長に堀透議員。  以上であります。  以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  これにて、令和元年第3回串間市議会定例会を閉会いたします。  (午後 3時20分閉会)...