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平成26年第5回定例会(第1号11月25日)

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  1. 串間市議会 2014-11-25
    平成26年第5回定例会(第1号11月25日)


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    平成26年第5回定例会(第1号11月25日)                        平成26年11月25日(火曜日)午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名 第 2  会期の決定 第 3  議案第73号平成26年度串間市一般会計補正予算(第5号)から議案第85      号串間市議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例      、議案第109号平成26年度串間市一般会計補正予算(第7号)      (上程、提案理由説明、質疑、委員会付託委員長報告委員長報告に対する      質疑、討論、採決) 第 4  報告第8号和解及び損害賠償の額の決定についての専決報告について及び報告      第9号和解及び損害賠償の額の決定についての専決報告について、議案第86      号平成26年度串間市一般会計補正予算(第6号)から議案第108号固定資      産評価審査委員会委員の選任につき議会の同意を求めることについて      (上程、提案理由説明) 第 5  認定第1号平成25年度串間市一般会計歳入歳出決算の認定についてから認定      第13号平成25年度串間市市木診療所特別会計歳入歳出決算の認定について      (特別委員長報告特別委委員長報告に対する質疑、討論、採決) 第 6  陳情の取り下げについて
    〇本日の会議に付した事件  1.会議録署名議員の指名  2.会期の決定  3.議案第 73号 平成26年度串間市一般会計補正予算(第5号)  4.議案第 74号 平成26年度串間市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算            (第3号)  5.議案第 75号 平成26年度串間市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)  6.議案第 76号 平成26年度串間市民病院事業会計補正予算(第1号)  7.議案第 77号 平成26年度串間市簡易水道特別会計補正予算(第3号)  8.議案第 78号 平成26年度串間市水道事業会計補正予算(第2号)  9.議案第 79号 平成26年度串間市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号            ) 10.議案第 80号 平成26年度串間市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号) 11.議案第 81号 平成26年度串間市介護保険特別会計事業勘定補正予算(第            3号) 12.議案第 82号 平成26年度串間市市木診療所特別会計補正予算(第2号) 13.議案第 83号 串間市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 14.議案第 84号 串間市市長等の給与に関する条例及び串間市教育長の給与、勤務            時間、その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例 15.議案第 85号 串間市議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改            正する条例 16.議案第109号 平成26年度串間市一般会計補正予算(第7号) 17.報告第  8号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決報告について 18.報告第  9号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決報告について 19.議案第 86号 平成26年度串間市一般会計補正予算(第6号) 20.議案第 87号 平成26年度串間市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算            (第4号) 21.議案第 88号 平成26年度串間市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号) 22.議案第 89号 平成26年度串間市民病院事業会計補正予算(第2号) 23.議案第 90号 平成26年度串間市簡易水道特別会計補正予算(第4号) 24.議案第 91号 平成26年度串間市水道事業会計補正予算(第3号) 25.議案第 92号 平成26年度串間市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号            ) 26.議案第 93号 平成26年度串間市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号) 27.議案第 94号 平成26年度串間市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号            ) 28.議案第 95号 平成26年度串間市介護保険特別会計事業勘定補正予算(第            4号) 29.議案第 96号 串間市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例 30.議案第 97号 串間市選挙公報に関する条例 31.議案第 98号 串間市国民健康保険条例の一部を改正する条例 32.議案第 99号 串間市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護            予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する            基準を定める条例 33.議案第100号 串間市包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例 34.議案第101号 公の施設の指定管理者の指定について 35.議案第102号 公の施設の指定管理者の指定について 36.議案第103号 公の施設の指定管理者の指定について 37.議案第104号 公の施設の指定管理者の指定について 38.議案第105号 公の施設の指定管理者の指定について 39.議案第106号 工事請負変更契約の締結について 40.議案第107号 固定資産評価審査委員会委員の選任につき議会の同意を求めるこ            とについて 41.議案第108号 固定資産評価審査委員会委員の選任につき議会の同意を求めるこ            とについて 42.認定第  1号 平成25年度串間市一般会計歳入歳出決算の認定について 43.認定第  2号 平成25年度串間市国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出            決算の認定について 44.認定第  3号 平成25年度串間市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定            について 45.認定第  4号 平成25年度串間市民病院事業決算の認定について 46.認定第  5号 平成25年度串間市簡易水道特別会計歳入歳出決算の認定につい            て 47.認定第  6号 平成25年度串間市水道事業決算の認定について 48.認定第  7号 平成25年度串間市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認            定について 49.認定第  8号 平成25年度串間市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定            について 50.認定第  9号 平成25年度串間市漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認            定について 51.認定第 10号 平成25年度串間市物品特別会計歳入歳出決算の認定について 52.認定第 11号 平成25年度串間市介護保険特別会計事業勘定歳入歳出決算            の認定について 53.認定第 12号 平成25年度串間市介護保険特別会計サービス事業勘定)歳入            歳出決算の認定について 54.認定第 13号 平成25年度串間市市木診療所特別会計歳入歳出決算の認定につ            いて 55.陳情の取り下げについて 〇出席議員(16名)      1番  木 代 誠一郎 君      2番  川 﨑 千 穂 君      3番  武 田 秀 一 君      5番  今 江   猛 君      6番  武 田 浩 一 君      7番  実 藤 賢 次 君      8番  英   聡 子 君      9番  井 手 明 人 君     10番  中 村 利 春 君     11番  山 口 直 嗣 君     12番  岩 下 幸 良 君     13番  門 田 国 光 君     14番  武 田 政 英 君     15番  児 玉 征 威 君     17番  瀬 尾 俊 郎 君     18番  田 上 俊 光 君 〇欠席議員(0名)     な し 〇説明のため出席した者の職氏名  市長          野 辺 修 光 君  副市長        佐 藤 強 一 君  教育長         土 肥 昭 彦 君  監査委員       清 水 秀 人 君  消防長         井 上 雄 次 君  総合政策課長     内 野 俊 彦 君  財務課長        門 川 勇一郎 君  総務課長       田 中 良 嗣 君  商工観光スポーツランド推進課長        会計管理者会計課長 谷 口 政 勝 君              諏訪園 達 夫 君
     税務課長        江 藤 功 次 君  市民生活課長     河 野 博 彦 君  福祉事務所長      塔 尾 勝 美 君  医療介護課長     田 中 浩 二 君  農業振興課長      菊 永 宏 親 君  農地水産林政課長   野 辺 一 紀 君  都市建設課長      武 田   修 君  上下水道課長     三 橋 文 夫 君  学校政策課長      都 成   量 君  生涯学習課長     平 塚 俊 宏 君  監査委員事務局長    久保野   登 君  市民病院事務長    吉 岡 久 文 君 〇議会事務局職員出席者  局長          前 田 宣 良 君  次長         川 野 真由美 君  庶務係長        鬼 塚 荘史郎 君  主任書記       長谷部 弘 幸 君  主任書記        野 辺 大 介 君  (開会前に市歌の斉唱あり)                               (午前10時00分開会) ○議長(田上俊光君)  これより平成26年第5回串間市議会定例会を開会いたします。  ただいまの出席議員は16名であります。  直ちに本日の会議を開きます。  この際、諸般の報告をいたします。  監査委員から例月出納検査結果報告がありましたので、写しを各議員の文書だなに入れておきました。御了承を願います。  その他の報告につきましては、お手元に配付してあります会務報告により御了承願います。  以上で諸般の報告を終わります。  本日の会議は、お手元に配付してあります議事日程第1号によって進めることにいたします。  これより日程に入ります。 ──────────────────────────────────────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(田上俊光君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、1番木代誠一郎議員、2番川﨑千穂議員を指名いたします。 ──────────────────────────────────────────── ◎日程第2 会期の決定 ○議長(田上俊光君)  日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から12月15日までの21日間としたいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田上俊光君)  御異議なしと認めます。  よって、会期は21日間と決定いたしました。  なお、会期中の審議日程については、お手元に配付しております会期並びに審議日程表のとおりであります。 ──────────────────────────────────────────── ◎日程第3 議案第73号平成26年度串間市一般会計補正予算(第5号)から議案第8       5号串間市議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する       条例、議案第109号平成26年度串間市一般会計補正予算(第7号)       (上程、提案理由説明、質疑、委員会付託委員長報告委員長報告に対す       る質疑、討論、採決)  日程第4 報告第8号和解及び損害賠償の額の決定についての専決報告について及び報       告第9号和解及び損害賠償の額の決定についての専決報告について、議案第       86号平成26年度串間市一般会計補正予算(第6号)から議案第108号       固定資産評価審査委員会委員の選任につき議会の同意を求めることについて       (上程、提案理由説明) ○議長(田上俊光君)  日程第3、議案第73号から議案第85号並びに議案第109号、日程第4、報告第8号及び報告第9号、議案第86号から議案第108号までの報告2件、議案37件の以上39件を一括して議題といたします。  これより、本39件に対する市長の提案理由の説明を求めます。 ○市長(野辺修光君)  (登壇)本日提案いたしました議案について、その提案理由を御説明いたします。  まず、平成26年9月定例会市議会以後に専決処分しました報告2件について一括して御説明いたします。  報告第8号及び報告第9号は、和解及び損害賠償の額の決定についての専決報告についてであります。  これは平成26年6月13日午後2時ごろ、市道泉町小路線において、相手方所有の自動車が東方面へ走行中、市道のグレーチングが右前輪通過後に側溝内に落下、その後右後輪が側溝に落下し、当該車両の右後部の足回り全般に損害を与えた事故及び平成26年8月11日午後2時50分ごろ、私有地駐車場にて本市嘱託職員介護認定調査を終えて公用車で公道に出ようとしたところ、公用車左側面土地境界ブロック塀に接触し、当該ブロック塀を破損して損害を与えた事故の2件につき、市長の専決処分事項の指定について第1号及び第2号に該当することから、地方自治法第180条第1項の規定により、相手方との和解をなし、及び損害賠償の額の決定について専決処分を行いましたので、同条第2項の規定により報告するものであります。  次に、議案第73号から議案第82号までの予算議案10件につきましては、議案第83号から議案第85号までと関連しておりますので、一括して御説明申し上げます。  今回の補正予算は、給与改定等に伴い、それぞれの会計ごと歳入歳出の各款項の費目において、給与費等を計上したものであります。  まず、議案第73号、平成26年度串間市一般会計補正予算(第5号)は、2,675万2,000円を追加し、この結果、予算の規模は、116億7,353万5,000円となっております。  次に、議案第74号平成26年度串間市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第3号)は、103万7,000円を追加し、この結果、予算の規模は、34億3,381万3,000円となっております。  次に、議案第75号平成26年度串間市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)は、14万1,000円を追加し、この結果、予算の規模は、6億6,502万2,000円となっております。  次に、議案第76号平成26年度串間市民病院事業会計補正予算(第1号)は、収益的収入及び支出のうち、収益的支出において2,129万3,000円を追加し、この結果、病院事業費用は、19億4,896万6,000円となっております。  次に、議案第77号平成26年度串間市簡易水道特別会計補正予算(第3号)は、1万4,000円を追加し、この結果、予算の規模は、2億6,036万2,000円となっております。  次に、議案第78号平成26年度串間市水道事業会計補正予算(第2号)は、収益的支出において22万8,000円を、資本的支出において14万8,000円をそれぞれ追加し、この結果、水道事業費用は、3億7,349万5,000円、資本的支出は4億1,346万9,000円となっております。  次に、議案第79号平成26年度串間市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)は、6万9,000円を追加し、この結果、予算の規模は、3,870万8,000円となっております。  次に、議案第80号平成26年度串間市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)は、408万9,000円を減額し、この結果、予算の規模は、1億7,915万4,000円となっております。  次に、議案第81号平成26年度串間市介護保険特別会計事業勘定補正予算(第3号)は、105万5,000円を追加し、この結果、予算の規模は、27億1,764万6,000円となっております。  次に、議案第82号平成26年度串間市市木診療所特別会計補正予算(第2号)は、20万円を追加し、この結果、予算の規模は、6,612万5,000円となっております。  次に、議案第83号串間市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例から、議案第85号串間市議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例までについて、一括して御説明いたします。  これは、一般職の職員の給与に関する法律等の一部改正に伴い、一般職の職員は初任給などの若年層に係る給料月額を重点的に平均0.3%引き上げ、通勤手当については、交通用具使用者に係る通勤手当について、使用距離の区分に応じて見直しを行うものであります。  また、一般職の職員の12月期の勤勉手当の支給割合について、100分の67.5から100分の82.5に、特別職の職員の12月期の期末手当支給割合について100分の155から100分の170に、市議会議員の12月期の期末手当支給割合について、100分の157.5から100分の167.5にそれぞれ引き上げるものであります。  次に、議案第86号は、平成26年度串間市一般会計補正予算(第6号)であります。  まず、歳出について御説明いたします。  第2款総務費において、780万2,000円を減額いたしましたが、その主なものは、市長選挙及び市議会議員補欠選挙等の不用額を減額したものであります。  第3款民生費において、1億2,175万3,000円を追加いたしましたが、その主なものは、障害福祉サービス等給付費及び生活保護費を追加したものであります。  第4款衛生費において、2,018万円を減額いたしましたが、その主なものは、日南串間ごみ広域化建設事業費負担金を減額したものであります。  第5款農林水産業費において、2,097万1,000円を追加いたしましたが、その主なものは、経営体育成支援事業補助金及び機構集積協力金を追加したものであります。  第6款商工費において、164万6,000円を追加いたしましたが、その主なものは、小規模事業者への融資に係る保証料の補助金を追加したものであります。  第7款土木費において、1,747万9,000円を追加いたしましたが、その主なものは、道路維持費及び住宅改修経費を追加したものであります。  第8款消防費において、38万円を追加いたしましたが、これは光熱水費等を追加したものであります。  第9款教育費において、129万9,000円を追加いたしましたが、その主なものは、福島高等学校支援事業補助金を追加したものであります。  次に、歳入について御説明いたします。  第13款分担金及び負担金において、247万円を追加いたしましたが、その主なものは、法人保育所保護者負担金を追加したものであります。  第15款国庫支出金において、6,557万7,000円を追加いたしましたが、これは歳出の事業費に見合う補助率により措置したものであります。  第16款県支出金において、4,043万6,000円を追加いたしましたが、これは歳出の事業費に見合う補助率により措置したものであります。  第17款財産収入において、1,006万5,000円を追加いたしましたが、これは立木売払収入を追加したものであります。  第18款寄附金において、10万円を追加いたしましたが、これは串間市管工事協同組合からの寄附金を追加したものであります。  第20款繰越金において、1,009万1,000円を追加いたしましたが、これは前年度繰越金を追加したものであります。  第21款諸収入において、680万7,000円を追加いたしましたが、その主なものは、台風被害による住宅損害に伴う災害共済金を追加したものであります。  以上、歳入歳出補正予算について御説明いたしましたが、この結果、予算の規模は、118億908万1,000円となっております。  次に、第2表債務負担行為補正について御説明いたします。  串間市情報システム保守業務委託費等9件につきましては、平成27年度以降の予算執行において、それぞれの事項、期間、限度額を定め、スムーズな事務執行を行う必要から提案するものであります。  次に、議案第87号は、平成26年度串間市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第4号)であります。  まず、歳出について御説明いたします。
     第10款諸支出金において、4,373万8,000円を追加いたしましたが、これは国県支出金等返還金を追加したものであります。  次に、歳入について御説明いたします。  第11款繰越金において、2,831万1,000円を追加いたしましたが、これは前年度繰越金を追加したものであります。  第12款諸収入において、1,542万7,000円を追加いたしましたが、これは国保連合会返還金を追加したものであります。  以上、歳入歳出補正予算について御説明いたしましたが、この結果、予算の規模は、34億7,755万1,000円となっております。  次に、議案第88号は、平成26年度串間市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)であります。  まず、歳出について御説明いたします。  第2款後期高齢者医療広域連合納付金において、537万6,000円を減額いたしましたが、これは後期高齢者医療広域連合納付金を減額したものであります。  第4款諸支出金において、17万2,000円を追加いたしましたが、これは保険料還付金を追加したものであります。  次に、歳入について御説明いたします。  第1款後期高齢者医療保険料において、671万2,000円を減額いたしましたが、これは後期高齢者医療保険料を減額したものであります。  第4款繰入金において、133万6,000円を追加いたしましたが、これは一般会計からの繰入金を追加したものであります。  第6款諸収入において、17万2,000円を追加いたしましたが、これは保険料償還金を追加したものであります。  以上、歳入歳出補正予算について御説明いたしましたが、この結果、予算の規模は、6億5,981万8,000円となっております。  次に、議案第89号は、平成26年度串間市民病院事業会計補正予算(第2号)であります。  まず、収益的支出について御説明いたします。  第1款病院事業費用において、368万9,000円を追加いたしましたが、これは経費及び研究研修費の見込額により増額し、この結果、病院事業費用は19億5,265万5,000円となっております。  次に、第5条債務負担行為について御説明いたします。  給食調理業務委託及び医事業務委託につきましては、平成27年度以降の予算執行において期間、限度額を定め、スムーズな事務執行を行う必要から提案するものであります。  次に、議案第90号は、平成26年度串間市簡易水道特別会計補正予算(第4号)であります。  まず、歳出について御説明いたします。  第1款水道費において、687万3,000円を追加いたしましたが、その主なものは、送水管実施設計に係る経費を追加したものであります。  次に、歳入について御説明いたします。  第3款国庫支出金において、206万3,000円を追加いたしましたが、これは簡易水道統合事業に伴う国庫補助金を追加したものであります。  第5款繰入金において、148万8,000円を減額いたしましたが、これは一般会計からの繰入金を減額したものであります。  第7款諸収入において、219万8,000円を追加いたしましたが、これは水道管布設替えに伴う補償金を追加したものであります。  第8款市債において、410万円を追加いたしましたが、これは簡水債を追加したものであります。  以上、歳入歳出補正予算について御説明いたしましたが、この結果、予算の規模は、2億6,723万5,000円となっております。  次に、第2表債務負担行為について御説明いたします。  簡易水道修繕工事等待機業務委託費及び簡易水道水質検査費につきましては、平成27年度の予算執行において、それぞれの期間、限度額を定め、スムーズな事務執行を行う必要から提案するものであります。  次に、議案第91号は、平成26年度串間市水道事業会計補正予算(第3号)であります。  まず、資本的支出について御説明いたします。  第1款資本的支出において、617万1,000円を減額いたしましたが、これは簡易水道統合事業に係る経費を減額し、この結果、資本的支出は、4億729万8,000円となっております。  次に、資本的収入について御説明いたします。  第1款資本的収入において、617万1,000円を減額いたしましたが、これは資本的支出を減額したことに応じ、その財源であります国庫補助金及び他会計出資金を減額し、この結果、資本的収入は1億3,214万6,000円となっております。  次に、第5条債務負担行為について御説明いたします。  上水道修繕工事等待機業務委託費及び上水道水質検査費につきましては、平成27年度の予算執行において、それぞれの期間、限度額を定め、スムーズな事務執行を行う必要から提案するものであります。  次に、議案第92号は、平成26年度串間市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)であります。  歳出の第1款農林水産業費において、光熱水費を22万7,000円追加し、その財源として歳入の第3款繰入金において、一般会計からの繰入金を同額追加したものであります。  以上、歳入歳出補正予算について御説明いたしましたが、この結果、予算の規模は、3,893万5,000円となっております。  次に、第2表債務負担行為について御説明いたします。  平成27年度の予算執行において、平地区農業集落排水処理施設維持管理業務委託費の期間、限度額を定め、スムーズな事務執行を行う必要から提案するものであります。  次に、議案第93号は、平成26年度串間市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)であります。  歳出の第1款土木費において、光熱水費を58万7,000円追加し、その財源として歳入の第5款繰入金において、一般会計からの繰入金を同額追加したものであります。  以上、歳入歳出補正予算について御説明いたしましたが、この結果、予算の規模は、1億7,974万1,000円となっております。  次に、第2表債務負担行為について御説明いたします。  平成27年度の予算執行において、串間中央浄化センター施設等維持管理業務委託費の期間、限度額を定め、スムーズな事務執行を行う必要から提案するものであります。  次に、議案第94号は、平成26年度串間市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)であります。  第1表債務負担行為について御説明いたします。  平成27年度の予算執行において、築島地区漁業集落排水処理施設維持管理業務委託費の期間、限度額を定め、スムーズな事務執行を行う必要から提案するものであります。  次に、議案第95号は、平成26年度串間市介護保険特別会計事業勘定補正予算(第4号)であります。  歳出の第5款地域支援事業費において、食の自立支援事業に係る経費を76万3,000円追加し、その財源として歳入の第9款繰入金において、一般会計からの繰入金を同額追加したものであります。  以上、歳入歳出補正予算について御説明いたしましたが、この結果、予算の規模は、27億1,840万9,000円となっております。  次に、議案第96号は、串間市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例であります。  これは、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。  次に、議案第97号は、串間市選挙公報に関する条例であります。  これは、選挙人の候補者選択及び候補者の政見等の周知に資するため、公職選挙法第172条の2の規定に基づき、串間市議会議員及び串間市長の選挙において選挙公報を発行するために提案するものであります。  次に、議案第98号は、串間市国民健康保険条例の一部を改正する条例であります。  これは、国民健康保険運営協議会委員の定数について平成27年5月13日から現行の15人を9人に、出産育児一時金の額について平成27年1月1日以後の出産に係るものから現行の39万円を40万4,000円に改めるため提案するものであります。  次に、議案第99号は、串間市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例であります。  これは、介護保険法の一部改正に伴い、串間市地域包括支援センターが行う指定介護予防支援等の実施に係る基準について、新たに条例を制定するため提案するものであります。  次に、議案第100号は、串間市包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例であります。  これは、介護保険法の一部改正に伴い、串間市地域包括支援センターが行う包括的支援事業の実施に係る人員等の基準について、新たに条例を制定するため提案するものであります。  次に、議案第101号から議案第105号までは、公の施設の指定管理者の指定についてであります。  これは、公の施設の管理を行わせるため、串間市市木デイサービスセンターの指定管理者として社会福祉法人串間市社会福祉協議会を、串間市立図書館の指定管理者として一般社団法人串間スポーツクラブを、串間市農村環境改善センターの指定管理者として串間市シルバー人材センターを、串間市アクティブセンターの指定管理者として特定非営利活動法人元気になろう会を、都井岬ビジターセンターの指定管理者として一般社団法人串間市観光協会をそれぞれ指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により提案するものであります。  次に、議案第106号は、工事請負変更契約の締結についてであります。  これは、現在進めております、串間市庁舎耐震改修工事におきまして、当初、施工範囲に含まれていなかった部分につきまして補強工事を行う必要が生じ、工事内容を変更した結果、変更後の予定価格が1億6,198万1,000円となり、議会の議決を要する金額となりましたので、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により提案するものであります。  次に、議案第107号及び議案第108号の固定資産評価審査委員会委員の選任につき議会の同意を求めることについては一括して御説明いたします。  固定資産評価審査委員会委員のうち税田義己氏が、平成27年1月26日をもって、森洋子氏が、平成27年1月31日をもって任期満了となりますので、その後任委員について提案するものであります。  固定資産評価審査委員会委員は、串間市の住民、市税の納税義務がある者または固定資産の評価について学識経験を有する者のうちから選任することとなっておりますので、人選に当たりましては慎重に検討いたしました結果、税田義己氏及び野見山美代子氏を適任者と認め提案するものであります。  次に、議案第109号は、平成26年度串間市一般会計補正予算(第7号)であります。  今回の補正予算は、衆議院の解散に伴い執行される衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査に必要な経費を措置したものであります。  この選挙経費といたしまして、歳出の第2款総務費において、1,863万8,000円を追加し、その財源として、歳入の第16款県支出金において同額を追加したものであります。  以上、歳入歳出補正予算について御説明いたしましたが、この結果、予算の規模は118億2,771万9,000円となっております。  以上、本日提案いたしました議案について、その提案理由を御説明いたしましたが、御審議賜りますようお願い申し上げたいと存じます。よろしくお願いいたします。(降壇) ○議長(田上俊光君)  市長の提案理由の説明はお聞きのとおりであります。  ただいま議題となっております報告2件、議案37件のうち報告第8号及び報告第9号、議案第86号から議案第108号までの以上25件に対する質疑については、12月8日に行うことにいたします。  しばらく休憩いたします。  (午前10時37分休憩)  (午前11時07分開議) ○議長(田上俊光君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより議案第73号から議案第85号並びに議案第109号の議案14件に対する質疑に入ります。  それでは、15番児玉征威議員の発言を許します。15番児玉征威議員。 ○15番(児玉征威君)  1点だけお尋ねいたしますが、人勧に伴う補正が出されておりますが、公共下水はマイナス408万9,000円という形が出てますが、この理由をちょっと教えていただきたいと思います。 ○総務課長(田中良嗣君)  お答えします。  公共下道の予算で減額になっているわけですが、これにつきましては、10月1日付で東九州自動車道・中心市街地準備室を設置しました。その関係で、上下水道課の補佐を都市建設課の補佐に、係長兼務ですが、異動をさせておりますので、その関係で予算の組み替えをさせていただいた分でございます。  以上です。 ○15番(児玉征威君)  いわゆる異動に伴う減員減給という点での補正というのは、いつもどこでやっているんですかね。結局、今回の異動は10月1日付ですかね、やられたのは。全体としてこの出されている補正、今回の人勧に伴うやつというのは、どこをベースにして、これは予算として出されているのかというのが1点と、公共下水は、今度決算委員会の報告にもありますが、公共下水は加入率が非常に悪くて、本来企業会計であれば料金値上げか、もう事実上破産というような状況だと思いますが、この辺は、確かに東九州自動車道とかまちづくりで必要な市長の判断といえば判断かしれませんが、現実的に、これはそういう財政状況ですが、この辺の議会がこれまで指摘した指摘事項から見て、これは改善できるということなり、どういう対策がとられているのか、あわせてその2点をお聞きします。 ○総務課長(田中良嗣君)  お答えします。  通常、減員減給につきましては、4月の定期異動で6月議会で減員減給の予算を計上してお願いするわけでありますが、今回のように、途中でやむなく異動を余儀なくされる場合につきましては、その都度予算の組み替え等についてはお願いしているところです。  あと、いわゆる公共下水道の加入率が低いという御指摘を毎回いただいているわけでありますが、現状におきましては、1人補佐が欠員になっておりますけれども、これにつきましては、やはり今、上下水道課挙げて業務に取り組んでいただいておりますので、また、この4月の定期異動等において、これにつきまして、また非常に職員数が限られている中でありますけれども、いろいろな創意工夫しながら、組織体制、職員配置については今後検討していきたいと思っております。  以上です。 ○15番(児玉征威君)  今回の人勧に伴うやつで職員の状況見ると、一般会計でプラス2というのが出てますね。公共下水は1人だったから、一定の賃金も高い人だったからこういうマイナスが出てるわけですけれども、全体としてこの、じゃあ4月異動以降ですね、どこがどういう形で、これはほかに減ったところがあるんですかね。そこをちょっと、当然説明としては要りますので、わかれば示していただきたいと思います。 ○議長(田上俊光君)  しばらく休憩します。  (午前11時13分休憩)  (午前11時14分開議) ○議長(田上俊光君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 ○総務課長(田中良嗣君)  失礼しました。
     ただいまの公共下水道の1名の異動のほかに中途退職者が出ましたので、新規採用1名しておりますが、その分が出てるということでございます。  以上です。 ○議長(田上俊光君)  次に、12番岩下幸良議員の発言を許します。12番岩下幸良議員。 ○12番(岩下幸良君)  私もちょっとわからないところありますから、教えてください。  議案第84号特別職の期末手当支給割合について、100分の155から170になってますけれども、この内訳ですかね、これは率が上がっておるのに手当、予算が減額55万8,000円になってます。その意味をちょっと教えてください。 ○総務課長(田中良嗣君)  お答えします。  議案第84号ですが、期末手当の率の増額ということでございますけれども、当初予算におきましては、6月2日から12月1日の勤務期間に応じた予算を計上しておりましたが、現副市長が10月1日の就任ということでございまして、その在職期間に応じ100分の30を乗じた額に減額をするため、予算の減額という形になっております。  以上です。 ○議長(田上俊光君)  以上で通告による質疑は全部終了いたしました。  質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第73号から議案第85号並びに議案第109号の議案14件については、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。  それでは、委員会審査のためしばらく休憩いたします。  (午前11時15分休憩)  (午後 3時40分開議) ○議長(田上俊光君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより議案第73号から議案第85号並びに議案第109号の議案14件に対する各委員長の報告を求めます。  まず、総務常任委員長の報告を求めます。3番武田秀一委員長。 ○総務常任委員長(武田秀一君)  (登壇)総務常任委員長報告。  本日、当総務常任委員会に付託を受けました議案6件につきまして、審査いたしました結果を御報告申し上げます。  議案第73号平成26年度串間市一般会計補正予算(第5号)中、当総務常任委員会に分割付託を受けました関係部分、議案第76号平成26年度串間市民病院事業会計補正予算(第1号)、議案第83号串間市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、以上3件については、一般職の職員の給与に関する法律等の改正及び職員の現員現給によるものであり、採決の結果、別段異議なく全会一致をもちまして原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第84号串間市市長等の給与に関する条例及び串間市教育長の給与、勤務時間、その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例、議案第85号串間市議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例、以上2件につきましては、採決の結果、賛成多数により可決することに決しました。  次に、議案第109号平成26年度串間市一般会計補正予算(第7号)につきましては、衆議院の解散に伴い執行される衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査に必要な経費を措置したもので、採決の結果、別段異議なく全会一致をもちまして原案のとおり可決することに決しました。  以上で、総務常任委員会の報告を終わります。  議員各位の賛同方、よろしくお願いいたします。(降壇) ○議長(田上俊光君)  次に、文教厚生常任委員長の報告を求めます。13番門田国光委員長。 ○文教厚生常任委員長(門田国光君)  (登壇)本日、当文教厚生常任委員会に付託を受けました議案5件につきまして、審査いたしました結果を御報告申し上げます。  議案第73号平成26年度串間市一般会計補正予算(第5号)中、分割付託を受けました関係部分、議案第74号平成26年度串間市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第3号)、議案第75号平成26年度串間市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)、議案第81号平成26年度串間市介護保険特別会計事業勘定補正予算(第3号)、議案第82号平成26年度串間市市木診療所特別会計補正予算(第2号)、以上5件につきましては、いずれも人事院勧告受けて、一般職の給与に関する法律等の一部改正に伴い措置するものであり、採決の結果、別段異議なく全会一致をもちまして原案どおり可決することに決しました。  以上をもちまして、文教厚生常任委員会の報告を終わります。  議員各位の賛同方よろしくお願いいたします。(降壇) ○議長(田上俊光君)  次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。7番実藤賢次委員長。 ○産業建設常任委員長(実藤賢次君)  (登壇)本日、当産業建設常任委員会に付託を受けました議案5件につきまして、審査いたしました結果を御報告申し上げます。  まず、議案第73号平成26年度串間市一般会計補正予算(第5号)について、当産業建設常任委員会に分割付託を受けました関係部分につきましては、全会一致をもちまして原案のとおり可決することに決しましたが、議案を提出した以上は、各課がしっかりと内容を把握し、適切な説明ができるようにすべきとの強い指摘がありました。  次に、議案第77号平成26年度串間市簡易水道特別会計補正予算(第3号)、議案第78号平成26年度串間市水道事業会計補正予算(第2号)、議案第79号平成26年度串間市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)、議案第80号平成26年度串間市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)の議案4件については、採決の結果、別段異議なく全会一致をもちまして可決することに決しました。  以上で、産業建設常任委員会の報告を終わりますが、議員各位の賛同方、よろしくお願いいたします。(降壇) ○議長(田上俊光君)  以上で各委員長の報告は終了いたしました。  これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田上俊光君)  ないようでありますので、質疑を終結いたします。  討 論 ○議長(田上俊光君)  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田上俊光君)  ないようでありますので、討論を終結いたします。  採 決 ○議長(田上俊光君)  これより採決いたします。  まず、議案第84号を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。  本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(田上俊光君)  起立多数であります。  よって本件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第85号を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。  本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(田上俊光君)  起立多数であります。  よって本件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第73号から議案第83号並びに議案第109号の以上12件を一括して採決いたします。  本12件に対する委員長の報告は原案可決であります。  本12件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田上俊光君)  御異議なしと認めます。  よって、本12件は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。  ただいま原案可決となりました議案第109号については、議案第86号平成26年度串間市一般会計補正予算(第6号)よりも先に可決したことによりまして、計数の整理が必要となります。この計数整理については、会議規則第43条の規定により、議長に委任することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田上俊光君)  御異議なしと認めます。  よって、お諮りしたとおり、議長に一任することに決しました。 ──────────────────────────────────────────── ◎日程第5 認定第1号平成25年度串間市一般会計歳入歳出決算の認定についてから認       定第13号平成25年度串間市市木診療所特別会計歳入歳出決算の認定について       (特別委員長報告特別委委員長報告に対する質疑、討論、採決) ○議長(田上俊光君)  日程第5、認定第1号から認定第13号までの認定13件を一括して議題といたします。  これより本13件に対する決算審査特別委員長の報告を求めます。17番瀬尾俊郎決算審査特別委員長。 ○決算審査特別委員会委員長(瀬尾俊郎君)  (登壇)閉会中の継続審査に付されておりました、認定第1号から認定第13号までの認定13件について、平成25年度決算審査特別委員会における審査の結果を報告いたします。  本決算審査特別委員会は、平成26年9月16日設置以来、今日まで3分科会に分かれ、予算執行が議決の趣旨目的に沿って適切に運営されたか、所期の目的が達成されたかなど、決算審査方針に留意し、当局より説明を求め慎重に審査をしてまいりました。  以下、審査の結果について報告いたします。  初めに、認定第1号平成25年度串間市一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成多数により認定することに決しましたが、次のような意見及び指摘がありました。  まず、財政構造についてであります。  一般会計の決算額は、歳入総額が117億2,542万4,344円、歳出総額が112億7,640万8,515円となり、歳入歳出差し引きの形式収支額は4億4,901万5,829円となっている。  このうち、翌年度へ繰越すべき財源は20万円となっており、形式収支額から翌年度へ繰越すべき財源を差し引いた4億4,881万5,829円が実質収支額となっている。  歳入の性質は、自主財源が23.1%、依存財源が76.9%となっている。  次に、前年度との増減額について、自主財源は、市税が2,174万1,092円、分担金及び負担金が22万8,051円、財産収入が2,063万7,428円、寄附金が75万6,685円、繰入金が、7,252万3,169円、繰越金が、653万9,993円の減となっているが、使用料及び手数料が556万162円、諸収入が2,147万5,067円とそれぞれ増となっており、自主財源が総額では9,539万1,189円の減となっている。  一方、依存財源は、地方譲与税が610万9,168円、地方消費税交付金が146万6,000円、自動車取得税交付金が108万8,000円、地方交付税が7,546万2,000円、県支出金が8,304万7,108円、市債が2億7,943万3,000円の減となったが、株式等譲渡所得割交付金が268万5,000円、国庫支出金が4億5,308万6,948円の増となり、依存財源総額では942万440円の増で、歳入全体としては8,597万749円の減となっている。  次に、市税についてであります。  まず、課税調定額は、17億5,718万885円で、前年度比、2,351万4,369円の減となっている。徴収率は89.34%、0.05%減で、収納額につきましては前年度比、2,174万1,092円の減収となっている。  不納欠損額は、1,130万3,951円で、前年度比、157万9,847円の減となっている。その結果、収入未済額は1億7,593万6,682円で、前年度比、19万3,430円の減となっている。  歳入の特徴としては、市税は今般の経済状況により市民税等が減っているものの、市町村たばこ税が税率の改正により増となっている。また、国庫支出金については、道路改良事業費、消防救急デジタル無線設備整備事業費など国の大型補正に伴い増となっており、県支出金については、災害復旧費、緊急雇用創出事業費の減等が上げられるところである。  まず、歳入、市税については、固定資産税、軽自動車税の滞納繰越分について、公平公正の原則から、今後も鋭意、収納対策による収納率の向上に努めるべきとの意見や、軽自動車税の収入未済の要因として、廃車手続の不備もあるとのことなので、周知の徹底及び業者指導も適宜行うべきとの意見がありました。  次に、分担金及び負担金については、法人、市立保育所保護者負担金過年度分について、収入未済件数、法人1,099件、市立369件であるが、公平公正の原則からも収入未済件数の解消に努めるべきとの意見がありました。  次に、使用料及び手数料については、住宅使用料について、年々徴収率の改善がされてきている。今後も100%徴収を目指して取り組むべきとの意見がありました。  次に、県支出金については、緊急雇用創出事業臨時特例基金事業費について、基本的な事業目的としては、緊急に雇用し、その後収入ある事業については、独自に事業継続できる基盤となるべきと思われる。継続した雇用ができるように、検証、計画を行い当事業の活用をすべきとの意見がありました。  次に、財産収入については、立木売払収入について、市有林等の立木は、年数により価値が下がってくることもある。伐期年数到来分の売払いのできるものについては、関係機関と協議することや、有益な売払い時期を考慮し、計画的に実施すべきとの意見がありました。
     次に、諸収入については、生活保護費返還金について、現年度分、過年度分ともに収入未済額、件数が多い。収納対策については、さまざまな対策を検討し、返還に努めるべきとの意見や、受給者も年々増加傾向とのことである。不正受給のないように受給者に対しての受給条件等の確認、精査についても適宜行うべきとの意見がありました。  次に、歳出についてであります。  まず、第2款総務費中、一般管理費については、人事評価研修を2日間、係長級以上、80名の職員を対象に実施しているが、研修期間については1名、1日間であり、研修が不足していると思われる。今後、人事評価により処遇にも影響が出てくることから、研修内容及び時間の充実、また、被評価者への制度を理解する上での研修の実施も検討すべきとの意見がありました。  また、顧問弁護士委託料については、一般管理費より支出しているが、裁判着手金については、文書広報費より予備費の充用を行い、支出している。同じ一般管理費より支出すべきとの意見がありました。  同じく、企画費については、市民発にぎわい創出事業について、平成19年度の事業開始より7年目となり、趣旨はよいと思う。補助の要件等、これまでの事業の見直しを行い、新たな事業として取り組むことも検討すべきとの意見がありました。  同じく、支所及び出張所費については、支所は風水害時の住民の避難施設としての役割もあることから、空調等の各機器の点検、更新を年次的に行うべきとの意見や、地域の見守り役としての機能の充実を図るべきとの意見がありました。  次に、諸費については、みんなでつくる安心のまち推進協議会の委員に交通安全協会が入っていないが、安心のまちのテーマとして交通安全は密に関係しているので、委員に選任すべきとの意見や、交通指導員の月額報酬額については、活動状況、取り組み内容及び他市の状況を踏まえて検討すべきとの意見がありました。また、交通指導員報酬8万7,800円の不用額については、1名欠員によるものとのことであるが、市民や児童の安全確保に重要な事業であるので、指導員の補充に努めるべきとの意見がありました。  また、高齢者の免許返納時にバス回数券を支給しており、平成25年度においては、40名分を支出し33名に支給している。常時対応するために、回数券を準備しているとのことであるが、繰り越し分についても、当初予算、決算において状況を示すべきとの意見や、実績を踏まえた予算計上をすべきとの意見がありました。  また、借上料については、行政相談を実施した際、各会場で相談者がいなかったため、不用額となったとのことであるが、よい機会であるので、市民に周知を徹底し、利用してもらうように努めるべきとの意見がありました。  また、障害者自立支援給付費等国県返還金については、平成24年度の実績報告において、数値誤りのまま訂正がなされなかったために、財源不足が生じ、389万3,000円の充用を行ったとのことであるが、今後このようなミスがないように、対策をすべきとの強い指摘がありました。  同じく、危機管理費については、津波避難路等整備補助金として整備に対し補助を行っているが、津波浸水開始時間予測図も作成していることから、これを参考とし、整備に際しての指導を行うことや、整備完了後の検証等も行うべきとの意見や、助成を行った場所であっても、必要であるなら実情を把握した上で、再度助成することも検討をすべきとの意見がありました。  同じく、がんばっどふるさと応援基金費については、平成26年度より寄付者に対して特産品等の付加価値をつけた事業を実施されるが、自主財源確保、当市のPRのためにも付加価値等の内容については適宜、検討することと、各種催し等の情報を収集し、その会場で周知を行うなど、周知の方法についても検討すべきとの意見がありました。  同じく、選挙啓発費については、全国的に選挙投票率が低下しており、全年齢低下傾向ではあるが、若者の選挙離れも要因の一つと思われる。教育現場での模擬投票など、選挙にふれあう体験を実施されているとのことであるが、今後も啓発活動については、投票率向上のためにさまざまな対策を検討すべきとの意見がありました。  次に、第3款民生費中、老人福祉費については、温泉利用補助事業について、温泉券を支給しており、75歳以上が年間36回を限度として利用できるとのことである。市民の健康増進のためにも、支給枚数をふやすことについて検討すべきとの意見がありました。  また、ねたきり老人等介護手当については、在宅で介護している家族に対して月に5,000円を支給しているが、介護施設入所となると、月に約27万円の介護給付費が必要となる。このことを考慮して、支給金額について見直すべきとの意見がありました。  同じく、児童福祉総務費については、病児・病後児保育業務として業務委託料を支出しているが、委託事業と自主事業で実施しているところがあり、不公平感があるので、委託料の分配や新しい助成についても、検討すべきとの意見がありました。  また、法人保育園放課後児童クラブ事業として、事業補助金を支出しているが、補助事業と自主事業で行う放課後児童クラブがあるので、保護者に対して負担が重くならないよう同じ条件で運営できるように検討すべきとの意見がありました。  次に、第4款衛生費中、予防費については、ふん公害防止看板、清掃総務費については、市指定ごみ袋を購入しているが、在庫を抱えている状況であるので、当初予算、決算においては、在庫についても示すべきとの意見がありました。  同じく、環境衛生費については、市営墓地の水道料など管理費を支出している。市が管理費を全額負担しており、墓地利用者からは、管理費等の徴収は行っていない。負担金を一度支払えばよいのではなく、受益者負担の面からも水道料等についての一定の管理費を徴収するなど検討を行い、適切な管理を行うべきとの意見がありました。  同じく、じん芥処理費については、日南串間広域不燃物処理組合負担金を支払っているが、これは、資源ごみリサイクルの収益金を相殺した額とのことであるが、収益金の正確な金額がわからない状況であるので、把握すべきとの意見や、資源ごみのリサイクルについては、自治会での運動が広がるように、利益は自治会に還元する取り組みを行うべきとの意見がありました。  次に、第5款農林水産業費中、農業委員会費については、耕作放棄地の解消指導を行い、3.4ヘクタールが解消されたとの説明があったが、まだ多くの耕作放棄地が存在するため、一層予算を強化して取り組むなど、早期の解消に努めるべきとの意見がありました。  また、農村男女共同参画支援事業として女性農業者及び後継者の経営参画への補助を行っているが、JA女性部についても年々減少傾向にあるため、家族経営協定の締結や協議会への参加を推進することにより、振興に努めるべきとの意見がありました。  同じく、農業総務費については、くしま温泉いこいの里は、平成25年度の1年間における決算が1,200万円の赤字となっているが、厳しい経営状況を踏まえ、将来に向けてのビジョンを明確にし、真摯な経営努力に努めるべきとの意見や、利用者の満足度を上げ、利用度の向上及びリピーターの獲得により客足の回復を図り、串間市の宝であるいこいの里が市民に愛される温泉として存続できるよう、徹底した指導をすべきとの意見がありました。  また、接客態度については、苦情等もある状況であるので、サービス業であることを自覚し、接遇教育等、適宜実施すべきとの意見がありました。  また、電気料については、現在、市が先に払い込み、指定管理者から歳入で受ける形になっているが、指定管理者が直接支払うようにすべきとの意見がありました。  また、修繕料については、まとめて3万円以上にすることで市が負担しているものが見受けられるため、執行が適当であるか厳しく管理すべきとの意見や、随意契約については、30万円未満については予定価格調書の作成は省略が可能であるが、しっかりと積算をして見積もりを徴収すべきとの強い指摘がありました。  また、電気料金削減のためにエアコンの設置工事が行われているが、料金の改定等により明確な削減がみられていないため、より一層、電気料金の削減に努めるべきとの意見がありました。  また、修繕料で入浴券の発券機の部品交換を行ったにもかかわらず、2カ月ほどで新しい発券機を購入しているため、計画的な執行に努めるべきとの意見がありました。  次に、県産農作物の販売戦略対策として、みやざきブランド推進南那珂地域本部に負担金を支出しているが、より多く串間市の特産品を宮崎ブランド化できるよう取り組みを強化すべきとの意見がありました。  同じく、農政企画費については、農地集積協力金は、地域の中心経営体への農地の集積を進めることで、農作業の効率化及び耕作放棄地の未然防止につなげる効果があるため、広報誌等で周知を徹底し、積極的に進めるべきとの意見がありました。  同じく、園芸振興費については、全国的な消費量の減少に加え、降灰等の影響により本市の茶業農家が苦しい状況にあるとの説明があったが、適切な指導と充実した支援により茶業振興に力を入れるべきとの意見がありました。  同じく、農地費については、地籍調査業務は事業完了まで、あと40年ほどかかるとのことである。行政、推進員及び森林組合が協力して対策を講じることや、事業規模を拡大することも検討し、立会人が健在のうちに、一年でも早い完了を目指し、事業の実施に努めるべきとの強い意見がありました。  また、塩屋原地区のほ場整備事業申請に伴う調査計画業務委託については、条件をクリアすれば地元負担がゼロになる可能性があるとの説明であった。農地保全の取り組みとして積極的に推進すべきとの意見がありました。  同じく、林業振興費については、有害鳥獣駆除対策等の事業について、JA等との連携を深め、ハンター養成等、計画的で適切な執行を行うとともに、効果を詳細に検証すべきとの意見がありました。  同じく、水産業振興費については、水産業の振興を図るため、魚介類のえさ場や産卵場となる藻場の再生に取り組み、漁業者の所得向上につながるような支援を充実させるべきとの意見がありました。  同じく、漁港費については、漁港の整備も重要だが、後継者育成と漁場整備を優先して補助事業等を充実させるべきとの意見がありました。  次に、第6款商工費中、商工業振興費については、景品つき年末大売出し事業について、3億5,000万円の経済効果が見られたとの説明であったが、波及効果があったとは言えず、まだまだ課題が見受けられるため、改善を加えて今後につなげるべきとの意見がありました。  同じく、観光費については、地域資源活用型観光ビジネス拡大事業について、観光商品の新たな方向性として、海を活用したプランや内陸部の地域に対するPR効果があったとの説明があったが、単年度で終了し、継続した事業展開や雇用につながっていない。行政及び受託団体が将来のビジョンを明確にして事業を行い、将来的に串間市の観光振興につながるような人材育成や商品開発をすべきとの指摘がありました。  また、観光・グルメ情報発信及びモニターツアー業務委託については、話題性があり、比較的安価で福岡等のエリアに本市のPRができたことは評価できるが、観光客増加等の効果につながったかどうかは定かでないため、クーポン券等の発行により効果を検証すべきとの意見がありました。  次に、第7款土木費中、道路橋りょう総務費については、旅費の不用額が見られたが、東九州自動車道の要望活動等により積極的に活用すべきとの意見がありました。  また、道路台帳に関して、台帳に記載されていない市道があり、固定資産税等の不都合が見られる。早急に市道として確立すべきとの強い意見がありました。  また、串間の道を考える女性の会の事業補助金については、本市にとって重要な課題である国道448号や東九州自動車道早期整備の要望活動に加え、沿線の美化活動等、多様な事業を積極的に展開されている。特に重要なこの時期においては、補助金を増額して重点的に取り組むべきとの意見がありました。  同じく、道路維持費については、焼付け白線引き機を購入しているが、使用されたのは1カ所のみである。公の施設の駐車場等、必要とする箇所は数多くあるはずなので利用頻度を上げるべきとの意見がありました。  同じく、橋りょう維持費については、橋りょう長寿命化修理計画策定業務について、本市には251の橋りょうがあるとのことだが、莫大な事業費と期間を必要とするため、計画的な執行に努めるべきとの意見がありました。  同じく都市計画総務費については、国道220号歩道整備に係る中心市街地まちづくり検討業務委託について、関係機関との計画協議資料と市街地まちづくり検討図書等を作成したとの説明であったが、早急に計画を情報公開して、幅広い意見の聴取と多角的な情報収集を行い、まちづくりを展開していくべきとの意見がありました。  次に、第8款消防費中、非常備消防費については、防寒着を購入しているが、これは幹部のみの支給とのことである。冬場の深夜の出動もあることから、団員にも支給すべきとの意見や団車両についても、順次更新はしているが、非常時に備え古いものについては早急に更新できるよう検討することとあわせ、車両のない部については、導入することについても検討すべきとの意見がありました。  また、今後も団員の人員確保に努めるべきとの意見もありました。  次に、第9款教育費中、図書館費については、市立図書館指定管理料を支払っているが、図書館は利用料金制をとれないので、指定管理者制度が適切であるかを協議すべきとの意見や、市内に専門書店やDVD等をレンタルできる店がないので、図書館で書籍の販売やDVD等のレンタルもできるような指定管理についても模索検討すべきとの意見がありました。  同じく、文化会館費については、前回の決算で指定管理者の報告書について、十分に精査するように指摘したにもかかわらず、決算書中の人件費項目に不適切な表記があり、資料の訂正が生じた、大変遺憾である。今後このようなことがないように、担当課において管理指導を徹底すべきとの強い指摘がありました。  同じく、保健体育総務費については、運営費補助金について、補助金削減の対象とするのではなく、市民の保健体育分野の向上のためにも、予算増額を検討すべきとの意見がありました。  次に、認定第2号平成25年度串間市国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出決算の認定については、賛成多数により認定することに決しましたが、次のような意見がありました。  まず、歳入において、国民健康保険税の一般被保険者分における現年度と滞納繰越分の医療・介護・後期分の各収納額が予算現額を下回っており、被保険者全体の収納率についても78.6%であり、昨年度を下回った。経済状況等の厳しい状況はあるが、公平性の観点からも、納付相談や状況調査等を徹底し、収納率の向上に努めるべきとの意見がありました。  また、県補助金における財政調整交付金の特別調整交付金において、当初予算では、2,394万2,000円を見込んでおり、取り組み状況で交付額が変更になるとのことであるが、収納率の向上等が県内で15位以内に入らなかったため、1,938万2,000円であったとのことである。平成26年度は、目標額を達成するように努めるべきとの意見がありました。  また、国民健康保険の運営については、平成25年度は、一般会計から法定外繰り入れや運営基金から繰り入れを行っておらず、医療費が見込み額を下回ったことで基金として積み立てができたとのことであるが、突発的な事由のために基金を積み立てることよりも、今の市民の状況を踏まえて、国民健康保険税を引き下げるべきとの意見や、国民健康保険加入者以外の市民からすると一般会計からの法定外繰り入れを行うことは、優遇されているという意見もあるので、繰り入れは慎重にすべきとの意見がありました。  また、国保運営協議会については、会議や先進地視察の出席者が少ないが、国保運営について勉強する必要があるので、会議の時間設定の見直しや勉強会への切りかえ等を検討し、しっかりとした運営に努めるべきとの意見がありました。  また、禁煙補助薬助成事業については、平成25年度の実績はなかったとのことであるが、禁煙を試みる人にとって、必要な事業であるので、実績にかかわらず目的を考慮し、今後も事業を実施すべきとの意見がありました。  また、保健師活動費及び健康推進費については、各地区での説明会や対象者への訪問等を実施しており、市民の健康づくりと医療費抑制に取り組んでいる。今後も引き続き努めるべきとの意見がありました。  また、医療費通知については、健康や医療に対する理解及び医療費請求の確認等を目的として年に6回送付しているが、1年間に通知する回数が適切であるかを検討すべきとの意見がありました。  また、温泉保養券補助については、保健事業の一環として、年間36回を限度として利用できるとのことだが、市民の健康増進のためにも、支給枚数をふやすことについて検討すべきとの意見がありました。  また、医療費を抑制するために、特定健診等の保健事業及び後発医薬品の利用促進等のさまざまな事業に取り組んでいるが、医療だけでなく、介護保険等を含めて全体的にも取り組みを行い、事業を行った後の効果についても数値化できるものは、決算で示すべきとの意見がありました。  次に、認定第3号平成25年度串間市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算については、全会一致により認定することに決しましたが、次のような意見がありました。  滞納整理については、現年度と滞納繰越分で317万6,988円の滞納額となっているが、特別徴収者も多いので、収納率の向上に努めるべきとの意見や、特別徴収分の未還付については、年金から強制的に天引きされていることも考慮して、速やかに還付を行うべきとの意見がありました。  次に、認定第4号平成25年度串間市民病院事業会計決算の認定については、全会一致により認定することに決しましたが、次のような意見がありました。  平成25年度の患者数は、延入院患者数2万9,011人、延外来患者数6万9,901人で、前年度に比べ入院においては671人の減、外来において1,626人の増となっている。  また、収支決算状況は、事業収益が17億7,582万9,206円で、前年度に比べて1.35%の増、事業費用は17億6,787万2,710円で、前年度に比べて3.51%の増となっている。その結果、795万6,496円の純利益を生じている。  病院事業については、未収金の対策について、年々改善はされているが、公平公正の原則から今後も、鋭意、収納対策に努めるべきとの意見や、いまだ苦情等もある状況であるので、今後も接遇や業務研修など、院内全員で取り組み、市民サービスの向上を図るべきとの意見がありました。  また、今後、退職等により年々、医師が減少することが心配される。県内外、積極的に医師招聘に努めることとあわせ、医師の給料、手当等についても適宜、同規模病院等と比較検討すべきとの意見や子育て世代が安心して、暮らせるよう小児科医の招聘及び開設に努めるべきとの意見がありました。  次に、認定第6号平成25年度串間市水道事業会計決算の認定については、賛成多数により認定することに決しましたが、次のような意見がありました。  高松及び秋山の簡易水道が水道事業に統合されたことにより給水人口が625人ふえているが旧高松秋山は785人の給水人口であり、これを除くと給水人口の減少は顕著である。今後、維持管理等の外部委託、諸経費削減に取り組み、より一層の改善に努めるべきとの意見がありました。  また、有収水量が減少する中、平成25年度における漏水は、量にして35万4,000トン、金額にして約6,900万円との説明があり、改善には長期にわたる対策が必要とのことである。計画的な執行と徹底した取り組みをすべきとの意見がありました。  また、滞納対策として、委託事業者だけでなく職員も滞納者の実態を把握し、状況に応じて訪問するなど効率的な取り組みをすべきとの意見がありました。  次に、認定第8号平成25年度串間市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については、賛成多数により認定することに決しましたが、次のような意見がありました。  起債忘れ対策として、スケジュール表などのチェック体制をとられているとの説明であったが、全庁的な取り組みが必要との強い意見がありました。  また、公共下水道の接続率については、平成24年度末で55.8%、平成25年度末で56.6%である。平成26年度の目標を80%としているが、現実的な目標を掲げ、接続率の向上に努めるべきとの意見がありました。  次に、認定第11号平成25年度串間市介護保険特別会計事業勘定歳入歳出決算の認定については、賛成多数により認定することに決しましたが、次のような意見がありました。  第5期で介護保険料を上げたが、当初計画した介護給付費に達していないので、次期計画の介護保険料については、十分に精査し、介護保険料の引き下げについても検討すべきとの意見がありました。  次に、認定第13号平成25年度串間市市木診療所特別会計歳入歳出決算の認定については、全会一致により認定することに決しましたが、次のような意見がありました。  市木住民にとって、大切な医療施設であるので、引き続き医師との連携及び医師確保に努めるべきとの意見がありました。  次に、認定第5号平成25年度串間市簡易水道特別会計歳入歳出決算、認定第7号平成25年度串間市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算、認定第9号平成25年度串間市漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算、認定第10号平成25年度串間市物品特別会計歳入歳出決算、認定第12号平成25年度串間市介護保険特別会計サービス事業勘定歳入歳出決算についての以上5件の認定については、別段異議なく全会一致で認定することに決したところであります。  次に、各会計・各課共通の意見・指摘等についてであります。  まず、運営費補助金及び事業費補助金については、毎年指摘がされているが、事業実施後の処理方法が、ゼロ精算、繰越、返還など統一されていない。事業実施後の補助金の取り扱いに関しては、事業ごとに補助金交付要綱・基準等を見直し、庁内で統一された基準を設けるべきとの強い指摘がありました。  また、決算書の様式についても、庁内で統一した様式を設けるべきとの強い指摘がありました。  次に、指定管理者が運営する各公共施設については、利用者代表によるモニター会議を行っているが、人数等を含め、より幅広く、かつ掘り下げた議論ができるような対策を検討し、充実した内容にするとともに、モニターの意見が反映されるような運営を行っていくべきとの意見や、指定管理業務においては、指定管理者と協議し、運用指針やその本旨に沿った適切な運用をすることと、市の指定管理における報告書については、統一し、報告すべきとの意見がありました。  次に、入札については、いまだ、辞退が見受けられる状況であるので、指名業者の状況等については、適宜、調査を行い指名すべきとの意見や、今後も指名、受注状況等把握し、平等かつ競争性のある入札の執行に努めるべきとの意見や市内業者の受注機会の確保に努めるべきとの意見がありました。  次に、依然として不用額が多く、流用及び充用も見られる状況である。昨年度も指摘している事項であり、予算編成時の積算及び審査を徹底すべきとの強い意見がありました。  最後に、毎年、議会決算審査特別委員会で同様の指摘をしている。改善が見られる事項もあるが、指摘事項については、真摯に受けとめ、内容を十分に精査し、改善すべきとの強い指摘がありました。  以上で、平成25年度決算審査特別委員会の報告といたします。  議員各位の御賛同方よろしくお願いします。(降壇) ○議長(田上俊光君)  決算審査特別委員長の報告はお聞きのとおりであります。  これより決算審査特別委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田上俊光君)  ないようでありますので、質疑を終結いたします。  討 論 ○議長(田上俊光君)  これより討論に入ります。  討論はありませんか。15番児玉征威議員。 ○15番(児玉征威君)  お疲れだと思いますが、もうしばらく御協力をお願いいたします。  25年度決算認定について、私は、認定第1号25年度一般会計決算、認定第2号25年度国民健康保険特別会計決算、認定第6号25年度水道事業会計決算、認定第8号25年度公共下水道事業決算、認定第11号介護保険特別会計決算認定について反対討論を行います。  まず、自治体の仕事は何でしょうか。地方自治法第1条の2で住民の福祉の増進を図ることとなっています。私たちは、今行っている市民アンケートが寄せられていますが、この中間集約でも、串間市が力を入れて取り組むべき課題の第1位は国保税、介護保険料等の附帯軽減です。第2位が働く場の確保、第3位が子育て支援、第4位が高齢者・障害者対策となっています。
     串間市会議員に一番期待しているのは、税金の無駄遣いをチェックしてほしいとなっています。25年度決算では、一般会計で4億4,881万円、国民健康保険会計では、1億7,856万円、介護保険会計では、6,086万円、水道事業会計では3,847万円の黒字決算となっています。予算は使うのが原則ですが、過大な見積もりや市民の願いに背を向けてきた結果がこのことを示しているのではないでしょうか。  今市民の暮らしは大変深刻です。市民アンケートでは、アベノミクスで暮らしがよくなった人はたったの1.2%、悪くなったが51%です。高い国保税を引き下げてほしい人は80%になっています。25年度決算は、市民の願いに応えていないのではないでしょうか。  それどころかどうでしょう、串間温泉や文化会館の指定管理選定では、いずれも総得点が第3位の企業・団体が選定されました。市民から、公正公平でないとの大きな批判が起こりました。串間温泉は決算委員長の報告にもありましたが、24年度、1,494万円、25年度、1,259万円、そして26年度も現在684万円の赤字で、あわせると3,437万円になります。21日に急遽全員協議会が開かれ、10月30日付で指定管理者が返上、取り消しの申し出がされていることが明らかになっています。  しかし、市は不公正な選定をしただけでなく、水道料金の全額を市が負担、さらに入湯税150円を廃止して、そのうち100円は指定管理者の収入にしました。市民からは、市と業者との癒着との批判が起こり、入浴客もふえずに年間4万3,000円近くも落ち込んでいます。このような事態をつくった市の責任は重大です。  もう一つの文化会館は、市に指定管理者が提示した事業経費企画書が極めてずさん、2,100円で済む貯水槽法定点検料を180倍の38万円にしているなどのずさんな実態が明らかになりました。25年度決算で438万5,000円の不用額、予算が余ったとして市に返却しています。しかし、これも指定管理者の言いなりに過大な予算編成をしたもので、業者との癒着で生じたものではないでしょうか。  一方、市民は、歴代市長が改善を約束していたのに、いまだに固定資産税では、標準税率100分の1.4%より高い100分の1.55の税率となっています。  そのほかでは、委員長報告にもありましたが、ごみステーションの設置のときには、ごみ袋代として導入されたごみ袋手数料は取り過ぎて、毎年千数百万円の黒字となっています。自治会が協力して回収している資源ごみも同じく、千数百万円の収益があると言われています。抜本的な改善が求められています。  利用客が少しふえて1万人に達した都井ビジターセンターの指定管理料は、25年度1,623万円です。旧吉松家の利用客も1万人弱です。どちらも大幅な赤字です。25年度、旧吉松家周辺整備委託費770万円、道の駅可能性調査192万6,000円が支出されています。しかし、市民アンケートでは、吉松家周辺整備を期待できる人はたったの4%、期待できない人が72%です。道の駅は賛成が10%、反対、再検討が69%になっています。税金の使い方をこのような無駄な開発優先から市民の暮らし優先に抜本的に改めるべきです。  認定第2号国民健康保険会計決算では、これまで一般会計から23年度1億円、24年度1億2,000万円の繰り入れと前年度の積み立て基金を繰り入れてきました。しかし、25年度は、基金からも一般会計からも1円の繰り入れもしていないのに、1億7,859万円の黒字決算となっています。基金残高も1億1,378万円、1世帯約3万円になっています。  一方、高くて払えない国保税の納入率は、95.92%から95.71%と前年度を下回り、滞納額は1億5,531万円、1世帯約4万円にもなっています。市民アンケートでは、8割が引き下げを願っています。議会にも引き下げの請願書が提出されています。この願いに応えるべきです。  認定第6号水道事業決算については、24年度から21.9%値上げされました。25年度決算では、3,847万円の黒字となっています。人口減が続く中で、高度浄水設備や老朽管更新に膨大な費用がかかります。企業会計だからと、これらの経費を水道料金に転嫁すれば、天井知らずの水道料金になります。  串間市の水道、先ほど報告がありましたが、有収率は平成23年度、90.88%が、25年度は10%も落ち込んで80.25%と、県内9市で最悪です。決算報告では、漏水を金額に換算すると、漏水が35万4,000円と、金額に換算すると約6,900万円になると報告されています。水道事業の落札率は97.7%から98.99%と高く、これらが全て水道料金に転嫁するのは道理がありません。  この2つの問題が改正されるだけでも、水道料金の値上げはしなくても済みます。この点でも抜本的な改善が求められています。  一方、公共下水道は、あってはならない記載忘れで3,800万5,000円のマイナス決算です。25年度末の加入率は56.6%です。その結果、一般会計から繰り入れがなければ毎年大幅な赤字です。企業会計なら、破産か料金の大幅値上げが必要になります。この点でも抜本的な改善対策が必要です。  介護保険は3年ごとに介護保険料が決まります。25年度は6,086万円の黒字です。介護給付費の計画に対しての給付費は96.05%です。計画が過大に見積もっていたことになります。その結果、基金は1億2,740万円、1人1万7,217円です。年金は毎年引き下げられています。保険料は半ば強制的に年金から天引きされています。亡くなれば保険料の還付が必要になりますが、25年度、45件、25万1,096円の未還付があることが決算でも明らかになっています。正確な算定など、そして介護保険料利用料の引き下げを実施すべきです。  以上、反対討論を終わります。 ○議長(田上俊光君)  ほかにありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田上俊光君)  ないようでありますので、討論を終結いたします。  採 決 ○議長(田上俊光君)  これより採決いたします。  まず、認定第1号を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、認定であります。  本件は、認定することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(田上俊光君)  起立多数であります。  よって本件は、認定されました。  次に、認定第2号を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、認定であります。  本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(田上俊光君)  起立多数であります。  よって本件は、認定されました。  次に、認定第6号を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、認定であります。  本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(田上俊光君)  起立多数であります。  よって本件は、認定されました。  次に、認定第8号を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、認定であります。  本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(田上俊光君)  賛成多数であります。  よって本件は、認定されました。  次に、認定第11号を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、認定であります。  本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(田上俊光君)  起立多数であります。  よって本件は、認定されました。  次に、認定第3号から認定第5号、認定第7号、認定9号及び認定第10号並びに認定第12号及び認定第13号の以上8件を一括して採決いたします。  本8件に対する委員長の報告は、認定であります。  本8件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田上俊光君)  御異議なしと認めます。  よって、本8件は認定されました。 ──────────────────────────────────────────── ◎日程第6 陳情の取り下げについて ○議長(田上俊光君)  日程第6、陳情の取り下げについてを議題といたします。  お諮りいたします。  陳情第10号旧都井岬観光ホテル土地買収並びに観光振興については、お手元に配付しておりますように、陳情者から取り下げの申し出がありましたので、これを許可することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田上俊光君)  御異議なしと認めます。  よって、陳情第10号の取り下げは許可することに決定いたしました。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  次の本会議は、12月2日午前10時に開き、市政総体に対する一般質問を行います。  一般質問をされる方は、あす26日の午後1時までに発言通告書を議長まで提出願います。  なお、質問順位は質問通告の受付順による抽せんといたします。抽せん日はあす26日午後1時30分より議会委員会室にて行います。  本日はこれにて散会いたします。  (午後 4時50分散会)...