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平成24年第4回定例会(第7号 6月15日)

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  1. 串間市議会 2012-06-15
    平成24年第4回定例会(第7号 6月15日)


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    平成24年第4回定例会(第7号 6月15日)                        平成24年6月15日(金曜日)午前10時開議 第 1  市政総体に対する一般質問 第 2  報告第 2号平成23年度串間市一般会計繰越明許費繰越計算書について      議案第50号平成24年度串間市一般会計補正予算(第2号)から議案第57号      平成24年度串間市市木診療所特別会計補正予算(第1号)、議案第60号串間      市国民健康保険条例等の一部を改正する条例から議案第62号串間市青少年問      題協議会条例の一部を改正する条例      (質疑(報告第2号終了)、委員会付託) 第 3  請願・陳情      (上程、委員会付託) 〇本日の会議に付した事件   1.市政総体に対する一般質問   2.報告第 2号平成23年度串間市一般会計繰越明許費繰越計算書について   3.議案第50号平成24年度串間市一般会計補正予算(第2号)   4.議案第51号平成24年度串間市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(     第1号)
      5.議案第52号平成24年度串間市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)   6.議案第53号平成24年度串間市簡易水道特別会計補正予算(第1号)   7.議案第54号平成24年度串間市水道事業会計補正予算(第1号)   8.議案第55号平成24年度串間市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)   9.議案第56号平成24年度串間市介護保険特別会計事業勘定補正予算(第1     号)  10.議案第57号平成24年度串間市市木診療所特別会計補正予算(第1号)  11.議案第60号串間市国民健康保険条例等の一部を改正する条例  12.議案第61号串間市国民健康保険税条例の一部を改正する条例  13.議案第62号串間市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例  14.陳情第 4号30人以下学級・義務教育費国庫負担金2分の1復元に係る意見書     の提出を求める陳情書 〇出席議員(17名)      1番  川 﨑 千 穂 君      2番  武 田 秀 一 君      3番  今 江  猛  君      5番  武 田 浩 一 君      6番  瀬 尾 俊 郎 君      7番  実 藤 賢 次 君      8番  井 手 明 人 君      9番  中 村 利 春 君     10番  山 口 直 嗣 君     11番  岩 下 幸 良 君     12番  福 添 忠 義 君     13番  武 田 政 英 君     14番  田 上 俊 光 君     15番  木 代 幸 一 君     16番  児 玉 征 威 君     17番  英   聡 子 君     18番  門 田 国 光 君 〇欠席議員(0名)     な し 〇説明のため出席した者の職氏名  市長          野 辺 修 光 君  副市長        森   光 昭 君  教育長         土 肥 昭 彦 君  監査委員       高 山 暉 男 君  消防長         井 上 雄 次 君  総合政策課長     田 中 良 嗣 君  商工観光スポーツランド推進課長        総務課長       佐 藤 強 一 君              武 田  修  君  財務課長        内 野 俊 彦 君  会計管理者会計課長 谷 口 政 勝 君  税務課長        吉 本 之 俊 君  市民生活課長補佐   矢 野   清 君  福祉保健課長      諏訪園 達 夫 君  医療介護課長     前 田 宜 良 君  農政企画課長      菊 永 宏 親 君  農林水産課長     野 辺 一 紀 君  都市建設課長      武 田 盛 充 君  上下水道課長     鈴 木 政 伸 君  学校政策課長      川 﨑 伸 幸 君  生涯学習課長     塔 尾 勝 美 君  監査委員会事務局長   日 高  斎  君  市民病院事務長    瀬 口 俊 郎 君 〇議会事務局職員出席者  局長          武 田   宏 君  次長         平 塚 俊 宏 君  庶務係長        鬼 塚 荘史郎 君  書記         黒葛原  俊  君  書記          後 藤   豊 君                                (午前10時00分開議) ○議長(門田国光君)  おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員は17名であります。  本日の会議は、お手元に配付してあります議事日程第7号によって行うことにいたします。  直ちに日程に入ります。 ──────────────────────────────────────────── ◎日程第1 市政総体に対する一般質問 ○議長(門田国光君)  日程第1、きのうに引き続き一般質問を行います。  それでは、6番瀬尾俊郎議員の発言を許します。6番瀬尾俊郎議員。 ○6番(瀬尾俊郎君)  (登壇)おはようございます。  今議会最終日における一般質問となり、皆様いささかお疲れの御様子かとお見受けいたしますが、御答弁よろしくお願いいたします。  ほとんどが先輩議員の皆様と重複しておりますので、割愛させていただき、若干の追加質問をさせていただきます。  舌弁より竹刀を振るうほうが好きな2人のうちの1人でございますが、一生懸命頑張りますのでよろしくお願いいたします。  まず、市長の政治姿勢についてお伺いいたします。  道州制についてお尋ねいたします。平成の大合併と言われた市町村合併の動きについては、県内各市町村においても、一定の方向性が示され、当串間市は独自の道を歩むことになったところですが、次に迎える地方の大きな側面として、道州制に向けた動きではないでしょうか。  現在の都道府県をより大きな広域自治体である道州に統合し、中央政府の権限を移譲するというものであり、いわば国より小さく都道府県より大きな単位の行政体をつくろうとするものでありますが、メリット、デメリットをかんがみて、果たして串間市にとってどうなのか、私が議員をさせていただいて2年になろうとしていますが、行政とかかわり、改善すべき点など、多々あるように感じております。  また、議会においても質疑応答などから行政側も十分承知しておられると感じております。それがなぜ早急に改善できないのか、串間市独自の行政活動が展開されていないのか、大きな原因としては、そのほとんどが、まず経済的な理由からではないでしょうか。市独自の安定した財源がないこと、決して職員が積極的だからではないと信じております。  行政のほとんどを国庫交付金に頼るしかない串間市のような小規模な農産漁村の共同体にとって、道州制のメリットはデメリットに上回るのか、市長は経済優先の選択肢とも考えられる道州制を積極的に推進すべきという立場を示されていると認識しておりますが、仮に九州府へ移行した場合、本当に宮崎県串間市にとってよい方向に進んでいくとお考えなのでしょうか。  また、現在道州制の前段として進められようとしている九州広域行政機構の動きについて、串間市長の立場からどのような意見を述べていかれるおつもりなのか、あわせてお伺いいたします。  私自身は、道州制が成立したとしても、あくまでも地方自治体である以上、中央政府と同様な権限を有することはできないのですから、このまま九州府へ移行するとなると、きめ細かな地方自治は今以上に困難になり、九州府内の大都市部へ人口や経済力が集中してしまい、串間市のような小規模な共同体は、さらなる衰退を余儀なくされるのではないかという懸念があります。  また、余談ですが、私たちが切に願っている高速道路においても、九州管内での宮崎県の供用率は50%、国・県道の改良率においては、九州では最も低い整備水準となっており、道州制の中で、宮崎県がどれほどの力を発揮できるのか、若干の不安も感じております。  野辺市長の将来を見据えた見解をお聞かせ願いたいと思います。  次に、県南地域の広域連携についてお尋ねいたします。  先月兵庫県において、姫路市を初めとする15の市町長が一致団結し、播磨広域連携協議会を設立したとの報道がありました。防災や観光など広域的な課題に協力して取り組むことにより、地域の総合力を高めることを目的とし、各地域の資源を有効に活用しながら市民、町民のニーズに効率的、効果的にこたえていこうというものでした。  市町村合併の動きについては、ある程度落ちついた段階だと思うのですが、やはり一自治体での行政全般における対応には、先に述べたとおり財源的な限界があることは皆感じておられることだと思います。皆さん懸念しておられる災害時の対応や訓練の実施など、単独で取り組むよりは協働で実施したり、協定を結んで取り組むなどのほうがより効果的であり、安全性の面からも利点が多いのではないかと考えます。  そこで野辺市長にお伺いいたしますが、日南市、志布志市、あるいはさらに拡大した広域連携取り組みについて、積極的なお考えはないか。もし検討されているものがあれば、具体的内容や時期などをお示しいただきたいと思います。  さて、憂うつな梅雨の時期も残りわずか、暑い夏が訪れようとしていますが、本年度の夏の節電対策についてお伺いいたします。  5月18日、政府はエネルギー環境会議を開き、ことしの夏の電力不足を乗り切るため、各電力会社の管内ごとに2年前の平成22年度と比較しての節電目標を決定しましたが、このうち九州電力管内では、7月2日から9月7日の期間において、午前9時から午後8時までの時間帯で10%の最大使用電力の節電を目標値として病院や鉄道などを除く企業や一般家庭等における取り組みを要請するようになったようです。  九州電力によりますと、平成22年度並みの暑さの想定では、ことし8月の最大使用電力は、九州管内で1,634万キロワットが見込まれ、供給能力である1,574万キロワットを大幅に上回ってしまうことが想定されているようです。市長にお伺いしますが、九州電力から本市への節電要請は既になされているのか、また串間市としては、ことしの夏においてどのような節電対策を考えておられるのか、市民や各事業所にどのような要請をされているのか、現時点での取り組み状況をお聞かせください。  次に、子育て対策についてお尋ねいたします。  政府は、少子化の進行や幼児教育、保育のニーズの多様化に伴い、待機児童の解消等を図るという理由から、子ども、子育てシステムに係る関連法案を国会に提案し、審議が進められているところでございます。しかし、このシステムに対しては、宮崎県保育連盟、連合会を初め、各種団体から保育に市場経済の競争原理を持ち込み、利潤追求を目的とする企業を参入されているなどの懸念から、反対意見も数多く出されているようです。  児童憲章には、児童は人として尊ばれ、社会の一員として重んじられ、よい環境の中で育てられると規定され、これを踏まえて制定されている児童福祉法において、国家の責任として保護者とともに児童を心身ともに健やかに成長するとうたわれております。  今回の新システムに本当に我が国の少子化対策として機能し、産み育てやすい社会の移行につながっていくものなのか、幼保一元化を急ぐ必要があるのか、私ども地方の意見を上げていくべきではないでしょうか。  前回にも申しましたが、少子化は、串間市にとって非常に重要事項です。産み育てやすい環境をいち早く築き、串間市の人口を上向きにするのが活性化の第一歩につながるのではないかと考えております。  厳しい財政状況であることは承知しておりますが、財政力の弱い串間市だからこそ、前例のない串間市独自の行政展開を打ち出し、予算を重点的に医療費補助、助成などに配したりなど、子どもを大事にしている市をアピールしてもいいのではないかと思います。単身赴任率も少しは改善できるのではないでしょうか。  そこで市長にお伺いしますが、この子ども子育てシステムの構想に対し、どのようにとらえておられるのか、どう対処されていかれるのか、お聞かせください。  以上で壇上からの質問は終わり、あとは自席から質問させていただきます。(降壇) ○市長(野辺修光君)  (登壇)瀬尾議員の質問にお答えしてまいりたいと思っております。  まず、九州府へ移行した場合、串間市はよい方向へ進んでいくのかというお尋ねであったと思いますが、道州制につきましては、十分な議論や説明がない状況でありますので、現時点ではどのように進んでいくのか不透明な状況でありますので、今後情報等をしっかりと精査してまいりたいと考えております。  いずれにいたしましても、道州制の導入には、最終的に国民的な議論の動向を踏まえて決定すべきであるものと思っているところであります。  次に、九州広域行政機構に対する意見についてのお尋ねであったと思いますが、九州広域行政機構につきましては、九州地方知事会が提案している構想でございます。これは、民主党のマニフェストにおきまして、国の出先機関の原則廃止というものが掲げられ、また閣議決定までなされたという状況の中で、これを受けて実現するとすれば、このような案があるのではないかということを九州地方知事会において、議論の上に一つの提案として示されたものであります。  現時点では、国から具体的な制度設計の素案というものが示されていないという段階でありますので、その動向を注視してまいりたいと考えております。  次に、広域連携取り組みについてのお尋ねでありますが、現在本市におきましては、日南市との間で日南串間広域市町村圏協議会日南串間広域不燃物処理組合日南串間地域介護認定審査会など、さまざまな分野で広域的行政課題の協議や事務の共同処理等連携した取り組みを行っております。  また、志布志市とは、これまで消防相互応援協定や口蹄疫等の防疫対策に関する協定を締結し、危機事情に対応できる体制、仕組みづくりを構築しております。また、串間志布志地域連絡協議会を設置し、県境を越えた地域活性化を目的に、定期的に分野横断的な情報交換を行っているところであります。  また、県内八つの地域ブロックに各振興局を事務局とする地域連携推進協議会が設置され、日南串間連携推進計画を昨年度策定し、地域交通の確保や地域医療体制の維持確保や新たな産業の創出、移住・定住の促進等々盛り込んでおります。今年度は、実施計画を策定し、事業実施となるところでございます。  今後さらなる人口減少、高齢化の進展が予想される中で、限られた人員や財源といった行政資源を効率的に活用するため、広域連携は引き続き重要な手段であると認識しているところでございます。  既に、共同処理等連携している分野も多々あるところでございますが、今後におきましても必要に応じ、近隣自治体と協議しながら、広域行政を推進してまいりたいと考えております。  節電対策については、担当課長より答弁がございます。  次に、子ども子育てシステムにつきましては、そのほとんどが都市部を中心とした考え方になっているようであります。幼保一元化につきましても、待機児童の解消につながるのか、疑問の声も上がっているところでありますが、しかしながら子ども子育てシステムでは、市町村新システム事業計画を策定することになっておりますので、串間市に即した計画を作成し、子育て支援策を実施したいと考えております。  以上でございます。(降壇) ○総合政策課長田中良嗣君)  (登壇)お答えいたします。
     節電対策についてのお尋ねでございました。このことにつきましては、田上議員にお答えしたとおりでありますが、国や九州電力からも市のほうに要請が来ております。  市といたしましては、本日発行の広報紙、さらに7月の広報紙、ホームページにおいて市民向け、事業所向けに国が示した夏季の節電メニューを掲載し、節電への協力を呼びかけてまいりたいと考えております。  以上でございます。(降壇) ○6番(瀬尾俊郎君)  ありがとうございます。  前向きに取り組んでもらっているということでございますので、市長のリーダーシップを発揮しながら前向きに考えていただきたいと思います。  節電のことですけれども、具体的には、広報紙で出すということですが、それだけぐらいの広報しかないんでしょうか。 ○総合政策課長田中良嗣君)  串間市としましては、そういった広報紙、ホームページの媒体を使って、市民の皆さんには協力を呼びかけていくと。一方では、九州電力のほうも、今月の検針時に各契約家庭のほうにそういったチラシが配付されていると思います。  当然串間市としましても、この庁舎また出先機関といった節電につきましては、これまでも取り組んでおりますので、さらにそれを徹底してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○6番(瀬尾俊郎君)  庁内ということでございますけれども、串間市には大きな企業というのは余りありませんので、そこまではないということで理解してもいいんでしょうか。 ○総合政策課長田中良嗣君)  企業向けにつきましても、同様に節電を呼びかけていくということには変わりありませんので、そういった大規模な工場というのはないわけですけれども、これは市民向けとあわせて呼びかけをしてまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○6番(瀬尾俊郎君)  次に、農林振興についてお伺いいたします。  前回から議会で質問しておりました地元木材を使って新築住宅をつくる場合に、助成金は考えておられないのかという質問なんですが、庁議にかけて前向きに検討すると答弁されておりましたが、その後どのような形で進めてこられたのかお聞かせください。 ○農林水産課長野辺一紀君)  地元産材を使っての補助金についてお答えしたいと思います。  地元産木材につきましては、その利用促進につきましては、これまで幾度となく議員御提言いただいたところでございます。このこともございまして、県の木材利用促進基本方針に従いまして、本市でも公共建築物等における地域材等の利用促進に関する基本方針を作成するところでございます。この基本方針を策定することにより、まずは公共建築物等における木材利用の拡大を図り、またその波及効果として一般建築物における木材利用の促進を図る基盤としてとらえているところでございます。  さらには、当課でも所管しております施設整備等に係る制度事業にも反映させることも視野に入れながら補助事業の導入、関係処理を進めてまいりたいと思っているところであります。 ○6番(瀬尾俊郎君)  そうなると、まだ前向きではないということではないということですね。前向きですか。  きのうも児玉議員も三股町のことを紹介されておりましたが、私も住みやすい環境であれば、みんなその土地を選んで家をつくったり、定住化促進にもつながっていくと思うんですけれども、串間市は人口は2万人を切ったと、人口の減少の歯どめとしても、やはりUターン、Iターン者が帰ってくる中で、家をつくって子どもができれば、本当に歯どめにはなると思うんですよね。活性化にもつながってきます。  私が一番言いたいのは、やはり地元県産材を使って、地元の業者を使ってという形で、定住促進につなげていく。そういうやはり方向性をずっと見ていかないと、今から串間市の人口減少はとめられないと思うんです。いろいろな形で行政の皆さんが一生懸命考えて、いろんな形の中で頑張っておられるわけだから、やはりそういうことに対しても進めてもらいたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。  木材等の利用促進法というのが、今答弁されておりましたけれども、24年度の3月に12市町村が方針を策定されておられるんですよね。なぜ串間市は今なのか。そこを教えてください。 ○農林水産課長野辺一紀君)  御指摘のように、公共建築物等における木材利用促進に関する法律につきましては、平成22年度に国のほうで制定されまして、これに従い、地方公共団体は、この義務的ではございませんけれども、自主性を持って策定するという方向づけがとられております。  県内26市町村中、12市町村が策定しているところでございますが、策定市町村につきましては、県北部、山間部、それと日南市ということで12市町村となっているところです。  本市におきましても、策定を早目に取り組むべきであったと思いましたが、各市町村の状況を踏まえながらという形になっておりました。しかしながら、議員御指摘のとおり、木材利用の促進につきましては、非常に重要な課題だと思っておりましたので、本年4月よりその作業を進めさせていただいているところでございます。 ○6番(瀬尾俊郎君)  出おくれたということで理解していいですか。  本当に、出おくれてもいいんですけれども、何かあれば情報をとりあえず先に自分たちが持ってくるというような形で前向きに、先ほども答弁しましたけれども、先にやってください。やはりその方向を見せないと、やはり市民は後から話を聞いて、他の市町村に行って、聞いて自分たちはまだ知らないというような形になると、ちょっと語弊がありますので、早目に取り組んでいただきたいと思います。  次に、森林組合が、大径材ってあるんですけれども、大径材って大きい、50年から上の材料ですね、製口が大体55センチ以上ぐらいの大きな材料なんですけれども、これの販路先はないわけですね。今森林組合が取り組んでいるのは、大径材を使って福岡県のほうに市場を求めて工務店さん、木材屋さんに売り込みをかけております。というのは、串間市、地元で大径材を割っても、割る機械もないんですけれども、割っても需要がない、家を建てる人がいない。  昔は、在来工法で梁げたという大きな柱を使ったりやっていたんですけれども、今はもうプレハブ住宅が主流になってきていますので、木材を使うというのが少なくなっております。  そこで、考え方によって、その大径材を使って、先ほどの補助金のこともそうなんですけれども、串間市のよさという、在来工法を使った家づくりというのを根本的に進めていくような方策はないのか。何か知恵があればちょっと教えてもらいたいと思うんですけれども。 ○農林水産課長野辺一紀君)  御指摘のように、大径材につきましては、その需要や製材機械がないことから、非常に低価格での推移を示しております。在庫という形でも残っておりますけれども、今回23年度から森林組合のほうでその大径材の販路拡大を図ることで鹿児島県曽於郡の森林組合、それと都城森林組合と木材輸出のトライアル事業を開始しております。  これは、韓国に向けての販路拡大ということで進めているわけでございますが、これに日南市、串間市、都城市、行政等も支援する形で参画することになっております。大変大径材につきましては、販路流通が厳しい状況でございますけれども、先ほどの補助事業等の検討課題にもその在来工法等を含めた形での検討をしてまいりたいと思っております。 ○6番(瀬尾俊郎君)  ちょっと関連になるんですけれども、在来工法で木材を大量というか、大半を占めて家をつくった場合に、税務課の方にお伺いしますが、税金はちょっと上がるんでしょうか。在来工法とか、一般住宅のプレハブ住宅に比べて、純木造でつくった場合の固定資産税というのは上がりますか。 ○税務課長(吉本之俊君)  お答えいたします。  建物の評価につきましては、その材質、大きさといいますか、寸法といいますか、そういう基準がございますので、そういうところでの評価ということで評価をすることになっております。 ○6番(瀬尾俊郎君)  大体在来工法でつくると少しは税金が上がると聞いておりましたけれども、もう少し勉強して、私たちもお客さんを対象にしたときに、このぐらい税金が上がるんだ、このくらいになるんだというのもちょっと勉強したいと思いますので。  また、今在来工法で家をつくって、今回今の国会で消費税も値上げということで10%になるかもしれません。2,000万円の家をつくったときには、消費税は200万円かかります。ということになると、やはりお客さんというのは、どんどん遠ざかってくるわけですね。  そこで、私も冒頭に言いましたように、助成ができればということで今質問させていただいておりますが、とにかく串間市の活性化のためにどんどん市民とともに、皆さんとともに、補助制度を活用しながら家をつくり、住民をふやすという形の方向性を生み出したいと思います。  それと、漁協の地元魚介類を店頭販売とかするときに、助成なんかは考えておられるのかお聞きいたします。 ○農林水産課長野辺一紀君)  漁協の地元魚介類の店頭販売の助成についてでございますが、現在串間市漁協におきまして、種子島周辺漁業対策事業を活用いたしまして、漁協の市場内、荷さばき場に活魚槽2槽の設置工事を行っております。この活魚槽を設置することから、魚類等の備蓄が可能となり、その利活用も含め、漁協の荷さばき所に隣接して直売所の開設を検討計画中でございます。  今後は、制度事業の導入も視野に、検討を行政としても行ってまいりたいと思っております。 ○6番(瀬尾俊郎君)  前向きでいいと思います。前管内視察で漁協のほうに行ったところ、やはりそういう施設をしてもらいたいとかいろいろ要望がありまして、そういう方向でなっているということでうれしく思っております。  やはり、串間市の魚介類はやはり一番おいしくてみんなから好評があります。日南市で食べる魚よりか串間で食べた魚のほうがおいしいと言われるぐらいおいしいそうです。私もそう思いますけれども、グルメ等の開発もその中でやってもらえば、串間市の活性化にはなるのではないかと感じております。  次に、観光振興についてお伺いいたします。  イルカランドから夫婦浦までの観光開発のことですが、前回までの議会で質問等がかなり出ておったと思います。そこで、商工観光課としては、今まで取り組んだ計画と今からどのような方向で取り組むのかについて伺います。 ○商工観光スポーツランド推進課長(武田 修君)  お答えいたします。  イルカランドから夫婦浦まで77キロの観光振興策についてのお尋ねでございました。  本会議でも御答弁を申し上げておりましたけれども、地域創造計画において、イルカランドと連動させる高松海水浴場活性化事業と夫婦浦、幸島、恋ヶ浦と魅力的な地名が点在する海岸線を整備いたします恋ヶ浦サーフスポット及び夫婦浦観光施設整備事業を展開することとしているところでございます。  昨年度につきましては、ふるさと雇用再生特別基金を活用して串間市観光協会において、高松や市木の幸島、鳥島、築島の3島をめぐるシーカヤック体験を計画して施行したところでございます。  今後は、高松海水浴場活性化事業につきましては、マリンスポーツ、ヨゴセ島や赤池等を活用した自然体験のメニューを開発、導入して、隣接にオープンしたイルカランドと連動して活性化を図っていきたいというふうに考えております。  また、恋ヶ浦サーフスポット及び夫婦浦観光施設整備事業につきましては、都井岬再興プランに基づいてトイレ、駐車場等ハード面の整備を行いまして、前段申し上げました夫婦浦、恋ヶ浦、幸島等の地名を生かしながら、滞在型の観光地を目指したいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○6番(瀬尾俊郎君)  串間市の観光開発には、77キロの海岸を生かすところが非常にあると思います。これは計画並びに推進されていかれるわけですけれども、これは年度年度の段階でやっていかれるのか、もうことは進んでいますので、どういう形で計画というのは何年に何をつくって、マリンスポーツに対しては、つながりというのはありますので。  私は、いろいろ考えています。釣り船を活用したダイビングとか、遊覧とかですね。釣り公園をつくったらどうか、釣り公園をつくれば、入場料をとって活性化につなげていく。恋ヶ浦海岸の宿泊施設等を考えるべきではないかとか、いろいろ今課長が言われたような考え方ですけれども、前向きに実現できるといいかなと考えております。  それと、都井岬にサンゴ礁が発見されたことについて、どのような形でアピール、観光につなげていくのか教えてもらえれば。 ○商工観光スポーツランド推進課長(武田 修君)  都井岬下のサンゴ礁についてのお尋ねでございます。  都井岬下のサンゴは九州最大規模の群落であるということが先月宮崎大学と実施いたしました調査によって確認がなされたところでございます。宮崎大学によりますと、岬のサンゴ群落は、市道のすぐ下にあることから、アクセスがよくて観光面でも活用しやすいのではないかとのアドバイスをいただいたところでございます。  現在このサンゴ群については、早速観光協会のホームページ等で紹介をしておりますけれども、今後もこのすばらしい串間の海をPRをして、串間の観光振興にもつなげていきたいというふうに考えているところでございます。  今後の活用につきましては、群落が存在する海域が潮の流れが速いのではないかという情報もありますことから、まずは安全面の調査を行ってその後、スキューバーダイビングであるとか、シュノーケリングであるとか、そういうマリンスポーツとして活用できないか、そういう面を、その可能性を調査研究してまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○6番(瀬尾俊郎君)  前向きに進めていただきたいと思います。  串間の観光拠点として、また都井岬が1番、またサンゴ礁が2番になるぐらい、またそういう方向性をお願いしたいと思います。  その件の岬のことなんですけれども、管内視察で都井岬のビジターセンターに行く機会がありまして、業務内容の報告があって、その中で23年度と24年度の4月と5月ですけれども、利用状況が示され、入り込み数を比較されました。  4月の一般と小学生、中学生の利用人数が558名、前年度が225名と248%上回っていると。5月に入りますと、一般、また小中学生が911名、前年度が651名で151%上回っているということです。  なぜ上回るかというと、答弁でもありましたように観光ガイドさんですね。観光ガイドさんが物すごくいいんです。地元のことを一生懸命アピールというか、都井岬のことを知っておられて、いろんな方に声かけ、バスが入るとサッサッと走っていかれて、観光ガイドいたしますけれどもどうでしょうかということを説明されますけれども、物すごく人当たりがよく、おもしろいんですね。だから、観光ガイドさんが3名おられるということですけれども、その観光ガイドさんをふやすということはできないものか、観光協会に委託している事業でありますので、予算の組み方とかあると思いますけれども、そこらあたりはどうお考えか、お聞きしたいと思います。 ○商工観光スポーツランド推進課長(武田 修君)  お答えいたします。  ビジターセンターのガイドについてお尋ねでありました。議員御紹介がただいまありましたように、本年度から観光ガイドが配置されてセンターを観光ガイドの基地として事業展開しまして、参加型メニューの第一歩が動き始めたというところでございます。  見るだけの都井岬から脱却して、ガイド人が本物の素材を活用して魅力の紹介を行う。野生馬ガイドが大変好評をいただいているところでございます。今回配置されました3名の優秀な熱意のあるガイドの方たちでありまして、おもてなしの体制が始まったということで、ビジターセンターの観光客の受け皿としての機能が出始めたんじゃないかというふうに感じているところでございます。  お尋ねのセンターの人員体制でございますけれども、昨年度に比べますと、2名体制からガイド職員3名体制へということで、今年度から増員をして新しい組織体制で運営が始まったところでございます。  本年度は、現在のガイド職員にさらに実践経験を積ませて、スキルアップを図って、この体制を育てていって、より盤石なものにしながら都井岬における野生馬ガイドの知名度を高める発信、PRを進めていきたいというふうに考えております。  ガイドの体制の拡充につきましては、本年度のデータを分析しながら、そうした都井岬の再開発計画と連動させながら総合的な検討が必要だというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○6番(瀬尾俊郎君)  前向きにしてもらいたいと。本当にすばらしいです。私たちも一緒になって聞きましたけれども、いろいろな話ができて、すばらしいガイドさんだったと見受けられます。  今回ビジターセンターの前の展望台を撤去されるということですが、撤去されると、本当に岬に入ってくると、今市長が言われたビジターセンター、きれいに見えるようになると、また観光客も多く入ってこられるんじゃないかと思います。見えないものですから、なかなかそこのビジターセンターに足を運ぶというのは、大体少なくなっているんじゃないかなと。見えればまた足を運ぶんじゃないかなと思っております。早くなくして整備してもらえばいいかなと考えております。  それと、さんふらわあトラベル社が南九州を題材に都井岬を紹介しておりますけれども、実際さんふらわあを利用して、鹿児島、志布志市のコースにあわせて野生馬、都井岬観光ということでコースに入れておりますが、串間市の観光をアピールしていくのに、インターネット関係とか、旅行会社、交通公社、宮崎放送とか、どのような展開で宣伝されておるのかお聞かせください。 ○商工観光スポーツランド推進課長(武田 修君)  都井岬関係の情報発信については、まずビジターセンターの実績を御紹介いたしますと、ことし4月にはNHKのぐるっと8県九州沖縄、こういうテレビでPRをしています。21日にはUMKとか、14日にはMRTのネクストであったり、あと金環日食では、フジテレビ等を通じてとか、あと4月8日付では、日本農業新聞で新むら・まち百景というので1ページをオールカラーで載せていただいたというふうな状況になっておりまして、さらにさんふらわあトラベル、それから各ツアー会社を訪問いたしまして、都井岬への誘致を図っているところです。  参考に、6月の入館予定を申し上げますと、9日現在でありますけれども、七つのツアーが入ってきている状況にございます。さんふらわあトラベルであったり、産経旅行会社であったりとか、各エージェントの方が都井岬のほうに興味を抱いておられる状況が出てまいったというふうに考えております。  さらに、うちの担当課のほうでも文化専門員がおりますので、この文化専門員を活用しながらといいますか、いろんなところに講演会で呼ばれて、例えば動物学会であるとか、宮崎大学の講師であるとか、あとメディアでもいろいろ取り上げられますので、こういう中で、こういうことを使って都井岬を情報発信をやっているところでございます。  以上でございます。 ○6番(瀬尾俊郎君)  私たちの情報不足でございますので、また勉強をさせていただきたいと思います。  次に、防災対策についてお伺いいたします。  今回、市木石波地区の津波による防災訓練、大束大平地区の土石流による防災訓練などがあり、防災意識が訓練によって向上していくような気がします。  1人1人の災害に対する認識が一番大事なことではないかと思うのですが、そこで今後の防災訓練の計画等があれば教えてもらいたいと思います。 ○総務課長(佐藤強一君)  今後の訓練予定でございますけれども、詳細な計画はこれから積み上げていきますけれども、10月をめどに総合的な防災訓練を実施する予定でございます。また、各自治会での小規模な防災訓練につきましては、消防本部と協力をしながら随時実施してまいりたいと考えているところでございます。 ○6番(瀬尾俊郎君)  ありがとうございます。前向きに防災意識は市民に対してもみんなに対しても本当に重要なことだと思いますので、訓練を実施することによって前向きになるんじゃないかなと思っております。ひとつ頑張って、何回となく防災訓練をやっていただきたいと思います。  避難場所の確保についてなんですけれども、防災時に対策本部から指示が各自治会のほうに避難指示を告げるわけですけれども、各自治会は、防災マップとかで記載されている場所を避難場所として誘導するわけですが、普通の自治会、また地区においてはある程度把握されていると思いますけれども、避難場所がない地区、あるいは遠い場所に避難場所がある地区などがあると思います。特に高齢者がいる地区なんかは、なかなか避難施設に行けない、だれか手を添えなきゃ行けないということが考えられますけれども、避難施設の確保、場所、設置のないところ、普通は自治公民館とかありますけれども、設置がないところはありますかね。 ○総務課長(佐藤強一君)  お答えいたします。  自治会によっては、公民館はあるが、地理的条件等によって避難場所に指定していない場所もございます。  また、近くに避難場所がない自治会も中にはございます。 ○6番(瀬尾俊郎君)  ないとこもあるということですが、そこで防災無線ということで、各地区には有線放送があるわけですよね。前回も質問したと思いますけれども、防災無線のかわりに有線放送を使うとかやると、自治会長に言うたら、対策本部から各地区に指示があるわけですけれども、その指示を受けて防災無線のかわりの有線放送で流して、避難場所を導くというような形が、ないところではできるんじゃないでしょうか。  有線放送がないところというのは、串間市でどのぐらいあるのか、ちょっと教えてもらいたいと思います。 ○総務課長(佐藤強一君)  現在有線放送がある地区は、大束地区はほとんどございますけれども、全体の153地区のうち42%の地区が有線放送が整備されている地区でございます。 ○6番(瀬尾俊郎君)  42%というと、半分以下なんですけれども、いざ災害となったときに、串間市全体がやられるわけではありませんけれども、地区によっては、全滅ということもあろうかと思うんですよね。  やはりいち早く避難をしろということになると、有線放送が一番早いんじゃないかなと思うんですが、この有線放送をつけるにおいて、10万円ほどだったですか、上限10万円ほどの補助があるということなんですが、全体的には大体どのぐらいの予算でできるのかちょっと教えてもらいたいと思います。 ○総務課長(佐藤強一君)  最近新たに有線放送を整備した地区というのが平成18年が最後だったと思いますけれども、最近ございません。そのときは、大体40万円程度の設置だったというふうに記憶しています。ただこれは自治会の規模にもよるものですから、一概には言えないところでございますけれども、前回は40万円程度だったと記憶しております。 ○6番(瀬尾俊郎君)  その40万円というのは、40万円から10万円ぐらいの補助が出るから30万円ぐらいでできるということですかね。 ○総務課長(佐藤強一君)  現在の補助の要綱の中には、新設の場合は、補助率3分の2、ただし上限10万円を限度とするというような要綱になっております。したがいまして、10万円の補助という形になったということでございます。 ○6番(瀬尾俊郎君)  高くても10万円しか出ないということですが、地区によっては、やはり防災無線のかわりに有線放送が欲しいというような事例はないんですか。 ○総務課長(佐藤強一君)  新たに設置するというような問い合わせといいますか、照会は最近ないんですが、既に設置してある地区が42%と申しましたけれども、その既に設置しているところから、維持補修経費なんかの補修部分、新たにアンプのつけかえとか、そういった部分についての補助はないかというようなことがございました。本年度からそういった維持補修についても、上限10万円を限度として補助をする補助金の要綱改正を行ったところでございます。 ○6番(瀬尾俊郎君)  できるだけ、防災無線は高くつくということで、1機が何百万と、そういう自治会と話を進めながら、有線放送を広く勧めていってもらいたいと思います。  以上で私の質問を終わりたいと思います。本当にありがとうございました。
    ○議長(門田国光君)  次に、11番岩下幸良議員の発言を許します。11番岩下幸良議員。 ○11番(岩下幸良君)  (登壇)お疲れさまです。一般質問も14番目、最後の質問となりました。13人の議員の方からいろいろ質問が出ました。私も通告していましたが、割愛するところはしますけれども、私なりに質問してまいりますので、答弁をしっかりとしてもらいたいと思います。  串間市も24年度出発しましたけれども、出発した途端に温泉の問題が出まして、出発に当たり多難なスタートを切ったわけです。今は、全庁を挙げて温泉の再開に向けて取り組んでおられます。市民の再開に向けての願いを早くかなえるようにしてもらいたいと思っております。私たち議員も一日も早い再開を願っているところであります。  それでは、質問してまいります。  まず、市長の政治姿勢について質問いたします。  私は、昨年12月の議会で第5次串間市長期総合計画について質問いたしました。それはすばらしい基本構想や基本計画が作成されたことにより、24年度予算編成にもそれらの目標に向かっての取り組みがなされるものと大きな期待をして質問したのであります。  3月議会では私は質問をいたしませんでしたが、同僚議員等がいろいろ質問されており、また本会議でも質問がありましたが、私も改めて質問をしてまいりたいと思います。  御案内のとおり、串間市の第5次長期総合計画は、基本構想、基本計画、そして実施計画の三つの区分に作成されています。いずれも一般市民、市民の団体、議会、行政が月日を重ね、協議して作成されたものであります。  基本構想は、23年度より32年度までの10年間の構想であり、基本計画については、前期と後期にそれぞれ5年間に分けられております。そして実施計画においては、23年度より25年度までの3カ年間と区切り、別途作成し、それを毎年必要に応じて見直しを行いながら、基本構想等から離れないように進行管理をしていくのだと規定をされております。  実施計画は、基本計画に示した施策に基づくことはもちろんでありますが、大切なことは時代に即応した事業、そして優先しなければならない事業の推進の決定ではないかと思います。23年度より25年までの実施計画策定、進行管理、その3カ年は、あと2、3カ月たてば半年は過ぎてしまいます。先ほども申しましたが、すばらしい長期総合計画が策定され、特に基本目標の1から6までのほぼ具体的な目標施策も示されていて、串間の未来像も早い時期の実現を期待しているのは全市民の願いであります。  本日で24年度になって2カ月半を過ぎてしまいました。23年度を含め、本年度の具体的な取り組みとその見通しの状況を質問していきます。  まず、第1の基本目標の市民と行政が思いを一つに前進する串間とありますが、これについては、特に市民と行政との協働のまちづくりの取り組みについて伺います。  まちづくりの体制の確立や協働社会の構築は、市民の市政参画が不可欠であり、どのような取り組みをしているのか質問いたします。市民の意見や要望を気やすく受け入れる体制は確立されているのかなどについてもお聞きいたします。  第2の目標のともに暮らし、ともに支え合う串間、これについては、保健、医療、地域福祉の充実などと思いますが、この目標の取り組みについてお聞きします。  第3の目標のわくわくがとまらない、驚く串間、これについては、生涯教育や生涯スポーツの振興、地域文化の継承、創造などの事業の振興と思いますが、わくわくがとまらない、この表現がわかりやすい表現でありますが、最も期待したいものであり、第4の目標のみんなでつくる元気でにぎやかな串間についても同様に言えることであり、農林水産業の振興や地場産業、観光振興、交流活動、そして雇用対策等、すべてで暮らしが豊かになる、心も豊かになる施策の実現であり、その具体策の取り組みをお尋ねいたします。  第5の目標の安全安心で暮らす安らぎのある串間と、第6の目標として自然の宝庫、暮らしやすい串間、以上六つのだれもが願うものであります。私たち議会も市民や行政と思いを一つにして、この推進に当たらなければならないと思いますが、そのためにともに情報の共有を図って計画の推進をしなければならないと思います。  行政の重点的に取り組む姿勢、行財政の状況、新しい仕組み等をお聞きしておきたいと思います。すばらしいこの計画が一日も早く実現すべく祈念してやまないものであります。まず、その体制づくりから始めなければならないと思います。  宮崎県や鹿児島県、その他の市町村でも真剣に取り組んでおります。その成果が聞こえてきています。一層の努力を願うものであります。  ここで串間の活性化について、市民より提言とまでは言われなかったのでありますが、お聞きしたことを申し上げてみたいと思います。  計画にも入っている福島港を中心とした開発事業がありますが、今町地区の活性化として県境での串間の玄関口でのイルカ岬の開業がありました。これを機会に今の時代は古事記編さん1300年にも当たるこの年に昔の神話などの関心が深まる時代なので、全国的にも、宮崎県でも観光資源の一つとしていろいろ活用していますが、今町地区には大きな資源が存在しているので活用してはとの意見でありました。歴史的に詳しい人から言われたことですが、有名なのが隣保館保育園があります。  若い人は知らないと思いますが、昭和3年開設されたもので、行政託児所としては日本で最初の託児所であり、85年たった現在も隣保館保育園として存在していること、設立までのいきさつ、目的、運営なども特別であり、記念碑も園内に立っております。  次に、通称みかん山法泉寺があります。明治39年、時の神戸四郎氏が広大な敷地を寄進し、今度これを新築、石の丸橋や仁王の石造、88カ所の石造安置等の寄進があり、現在こそ寂れているが、大正から昭和初期までは縁日には2万人ほどの参詣者で埋まり、盛大を極めたそうであります。この寺の再建は、現在少しずつ有志の手で実現しつつあり、行政の支援を望んでいるとのことです。  次に、あの小村寿太郎大使の姉が神戸家に嫁いでいたということです。写真等もあり、神戸家の家も現在はあり、これの保存の話も出ているそうです。  そのほか、昔の福島港と大阪港との港の交流、今町橋から夕日や志布志湾の景色、福島漁港の海産物、養殖漁業など、これら串間の玄関口にふさわしい資源にしてはとの意見があったところであります。  私は、市民の小さな意見などにも真摯に耳を貸していくことが大切だと思いますが、気軽に受け付ける窓口の開設や職員の訓練も必要かと思います。その取り組みについてお尋ねいたします。  串間市は、とうとう人口2万人を割ってしまいました。今こそ市民力を結集する仕組みづくり、人口減少を克服する仕組みづくり、人をつくり育てる仕組みづくり、計画推進体制を確保する仕組みづくりなどについて具体的なその取り組みをお尋ねいたします。  次いでに、執行に当たって細かいことをお尋ねいたしますが、その一つとして行政サイドにおいて、常にコスト意識を持った効率的な行政運営や協働のまちづくりのコーディネーター、いわゆる物事を調整する職員の育成体制は整っているのかどうか。また、まちづくりのでの市民会議の開催は、その後開催されたのか、その後提言、助言があったかどうか、また市民の意見を聞くパブリックコメントの実施及び意見の反映はどうなのかをお尋ねしておきます。  次に、23年度中に調査結果が出ていると思いますが、西部都市計画について進捗状況と今後の動きについて伺っておきます。  教育行政、そのほかは自席より質問いたします。(降壇) ○市長(野辺修光君)  (登壇)岩下幸良議員の質問にお答えしてまいりたいと思っております。  いろんなお尋ねがありましたが、その中で、串間駅西部都市計画事業についてのお尋ねでございます。  昨年度計画策定に必要な調査を実施し、国土交通省を初めとする関係機関との事業実施に向けた協議資料を作成したところでございます。この中で複数の素案を作成しており、財政負担と事業の長期化を考慮し、市街地道路網の再整備を目的に、駅前交差点から変則交差点を中心とした約2.4ヘクタールを対象とした現実的なコンパクト整備案を作成したところであります。  概算事業費は、コンパクト整備であっても、20億円を超える事業費を要することから、国土交通省との事業連携を図りながら、市財政に大きな影響を与えるとともに、事業の長期化が予想されます。したがいまして、現実的なコンパクト案をベースに国土交通省を初めとする県担当所管などと具体的な協議を始めたところでございます。  今後の作業についてでありますが、国との事業連携の確約を最優先とし、制度及び法令上の手続の確認と問題点の整理解消を県の協力を得ながら行い、さらに国庫補助制度事業を最大限活用するため、旧吉松家住宅周辺整備計画との整合を図った上で、最終的に補助等の財源、事業認可を行う県の確認を受けて確実に事業実施可能な計画原案を策定することとなります。  計画の事業実施に当たっては、関係地権者の合意形成が必要不可欠でございます。したがいまして、その計画事案をまずは地元住民に説明することとなりますので、今年度中には説明会が実施できるよう努力してまいりたいと思っております。  以下、それぞれの所管課長等より答弁がございます。(降壇) ○総合政策課長田中良嗣君)  (登壇)お答えします。  まず、第5次長期総合計画についてのお尋ねでございました。  実施計画に位置づけております主な事業で申しますと、基本目標1の協働の取り組みにつきましては、市民協働による地域づくり推進事業において、市民団体、NPOの活動を中間的組織として支援する串間市民活動支援センターを本格オープンさせたところであります。今後もセンターの機能が十分発揮できるよう、その充実強化に努めてまいります。  基本目標2においては、がん検診事業により、胃がん、大腸がんなどの早期発見の取り組みや、健康づくり推進事業等により、市民の健康づくりの機運を醸成しております。また、本年度は、地域福祉計画を策定することにしており、これらの取り組みを通して、今後も医療費抑制と地域福祉の充実に努めてまいります。  基本目標3では、生涯学習推進事業により、市民の生涯を通じての学習を推進するとともに、スポーツ振興支援事業により、豊かな地域社会をはぐくむスポーツの振興や、文化振興事業により市民の芸術、文化、技術の向上が図られております。  基本目標4では、農業振興対策事業により、農政推進会議の活動を支援し、本市農業が抱える諸問題について、協議検討を重ねております。今年度は、連携と交流による頑張る農村支援事業により、6次産業化に向けた取り組みを活発化させてまいります。また、スポーツ&カルチャーランド推進事業により、昨年は77件、2,363人のスポーツ合宿等を誘致したところであります。さらに、緊急雇用創出事業により、一時的ではありますが、180名の雇用を創出したところであります。  基本目標5では、公営住宅整備事業により、計画的な市営住宅の建てかえと防犯対策事業により、地域の安全安心活動を推進するとともに、防災対策事業により、自主防災組織の組織率向上が図られたところであります。  基本目標6では、水辺環境保全事業やごみ減量化促進対策事業、住宅用太陽光発電システム設置事業により、環境施設を総合的に推進したほか、今年度においては、再生可能エネルギー活用調査研究事業により、本市の新エネルギーの取り組みに本格的に着手したところであります。  総括しますと、第5次長期総合計画に掲げます成果市場の実績値では、計画策定時の実績値より伸びている項目がある一方、後退している項目もありますことから、各主要施策に位置づけております、各種事業の取り組みについては、行政評価における事務事業評価を徹底させながら、平成27年度前期計画の中間目標値の達成を各課一丸となって目指してまいりたいと考えております。  次に、基本構想推進のための仕組みづくりとしての人口減少を克服する仕組みづくりにつきましては、子どもを産み育てたいと考える親の増加を図るための支援制度の一つとして、一時保育促進事業や病児・病後児保育事業など、働きたいと考える人を増加させるための1次、2次、3次産業の振興としての農業振興対策事業、地場産業振興対策事業や緊急雇用創出事業など、住みたいと考える人を増加するための移住のための取り組みとしての定住化等推進事業など、市民力を結集する仕組みづくりとしては、市民協働による地域づくり推進事業や、自治会活動支援事業など、市の優しさを醸成する仕組みづくりとしては、障害者住宅介護助成事業や、知的障害者団体助成事業など、人を育てる仕組みづくりとしては、生涯学習推進事業や文化振興事業など、計画推進体制を確保する仕組みづくりとしては、長期総合計画振興管理事業など、施策に基づく事務事業を総合的に実施することが基本構想の施策推進に相乗効果を上げるものと考えているところでございます。  次に、市民協働の体制についてのお尋ねでございますが、市民協働につきましては、平成23年度に総合政策課内に協働推進係を新設し、市民の皆さんが市民活動を身近なものとして取り組めることができる環境の構築を目指しているところであります。  行政側の体制としまして、市民協働についての職員研修を23年度に延べ9回、約340名を対象に実施し、24年度は新規採用職員への研修を行ったところであります。  また、24年度は、協働推進担当職員を各担当課へ配置し、各担当課の新たな協働事業の掘り起こしと職場内での市民協働の理解を深めるため、推進を対象とした研修会や協働推進会議を行うほか、市民からの相談や助言等ができる基本的な体制をつくっていくこととしております。  次に、まちづくり市民会議についてのお尋ねでございました。  串間市まちづくり市民会議におきましては、平成22年6月から11月の間に3回開催したところでございます。この会議の目的は、第5次長期総合計画の策定に当たり、広く市民の意見、提言等を計画に反映するために設置したものであり、その任期は総合計画の策定が終了するまでとしたところであります。したがいまして、計画策定後にまちづくり市民会議は開催していないところでございます。  また、パブリックコメントについてのお尋ねでありますが、平成23年度につきましては、串間市農業振興基本計画ほか、3件の行政計画のパブリックコメントを実施したところでありますが、いずれの計画においても市民からの御意見はなかったところであります。  なお、各分野の行政計画策定時や事業実施段階においては、市民からの御意見をできる限り取り入れられるような仕組みづくりに努めているところであります。  以上であります。(降壇) ○11番(岩下幸良君)  自席から質問してまいりたいと思います。  まず、長期総合計画について20年、3回ということで、今はまちづくり市民会議とかパブリックコメントの実施はしたけれども、農業基本計画3件となって、意見は出なかったということでありますが、これは市民会議は、長総の市民会議、20年3回はあったわけですね。ほかはなかったということですね。今はもうやっていないと。  これはこの基本計画、長期総合計画については、目標に向かって進めてもらいたいと思っておりますが、実施計画は23年から始まって、もう1年半が来ると思うんですよ、さっき言ったように。  この実施計画の、私たちはもう実施計画案をもらっていますかね。当局だけが持っているわけですか。私たちに実施計画として示されておりますかね。その内容がちょっとわからんもんだからですよ、今質問もできないんですけれども、どうですか。 ○総合政策課長田中良嗣君)  実施計画につきましては、議員各位には配付をいたしておりません。行政内部の手持ち資料として作成はいたしているところでございます。 ○11番(岩下幸良君)  これは行政が持って、私たちには渡さないということですかね。この基本計画は渡っておるわけですかね。どうやって実施していくかも私たちはわからないわけなんですね。これはもう行政がやっていくから私たちはいいということですか。これはやるといけないものですかね、実施計画案は。 ○総合政策課長田中良嗣君)  お答えします。  実施計画につきましては、3カ年ローリングで作成をしております。お尋ねがございました第5次長期総合計画につきましては、平成23年度からスタートしているわけでございまして、その23年度の当初予算が確定した段階で、24、25年については、この計画ということで作成しております。  24年度につきましては、現在当初予算確定をしておりますので、今24年度を基本として、今度は24、25、26という形で作成をしております。  議員さん各位にこれを配ってはいけないということでは決してございませんので、これにつきましては、早急に配付するようにしたいと思っております。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  もうあと3カ月で半分過ぎるんですけれども、基本計画通り実施計画はやっておられればいいんですけれども、計画どおりいっていればいいんですよ。渡っていないからわかりませんけれども、何が進んで何がおくれているということは、聞きたいんですけれども、時間がないので私はもう聞きませんけれども。  それと、通称みかん山の整備、これをいろいろ聞くんですけれども、高畑山がありますよね、見晴らしのいいところ。通称みかん山も観光の目玉にしたらどうかという意見もあるんですよ。その辺の整備は、今後考えられることか。それと今ボランティアでいろいろ整備とかしておられるみたいなんですけれども、その点の少しでも補助金とかそういうことは考えられないかどうかお聞きします。 ○総合政策課長田中良嗣君)  お答えいたします。  先ほど、串間の魅力的な資源について、いろいろ御披瀝いただきましたけれども、その宝泉寺の整備等につきましては、ちょっとこの場でお答えはできないわけでございますけれども、お寺ということもあって、その補助金の執行が適切なのかどうかということもありますので、この件につきましては、また検討させていただきたいと思います。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  検討するということで、これは多分行政用語で、しないということでありますね。前向きに取り組んでもらいたいと思います。  次に、西部都市計画事業について、今市長から答弁をもらったんですけれども、今年度中に住民と会合していくということなんですけれども、今、国・県に相談とか、制度事業、補助事業ということを言われたんですけれども、12月も都市建設課長に聞いたんですけれども、答弁が変わっていないんですよ。  前も前向きに考えていくということであったんですけれども、今年度中というのは、地元説明会は今年度中、いつごろになりますか。やはり早い段階にそういうことをしていかないと、やはり不安があって、これは国道220号の歩道の設置の兼ね合いがあるんですけれども、もう巷では、区画整理はしないっちゃがいう話も出てきているんですよ。それは私は、12月も言ったんですけれども、平成13年の9月議会では、今の野辺市長が2004年度から着工いたしますと言われているんですよ。  前の鈴木市長は、22年度から着工します。二転三転変わっているんですよ。地元住民はどう考えればいいんですか。行政は、計画性はないんですか。二転三転変わっていますがね、話が。だから、いつから地元説明会をするとか、きちっと計画を出してください。答弁お願いします。 ○都市建設課長(武田盛充君)  お答えいたします。  先ほど市長も申し上げましたように、事業費が約20億円程度必要だというところであります。これも概算でございますが、その中には、国道220号の交通安全対策ということで、歩道等の改修も含めた国道改修ということでの事業費も含まれているところなんですけれども、これらに国道等の改修にかかる費用が約10億円程度ということで見込んでいるところなんですけれども、そうしますと、この事業につきましては、国道管理者であります国、国土交通省がこの事業に乗っていただかないと、なかなか事業の着手が見込めないというような状況になりますので、こういった案件を今年に入りまして、国土交通省宮崎河川国道事務所の日南維持出張所等も協議を進めているところでございます。  今後は、また予定をしているところなんですけれども、宮崎のほうの宮崎河川国道事務所等の協議をしていくということで、予定をしているところでありますので、これらの課題が解決をしていかないと、今後のまた先に進めないというような状況もありますので、今現在のところは、先ほど市長が申し上げましたように、今年度中には関係者の方に説明をしていきたいというふうな計画で今持っているところでございます。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  市長が答えたから大体わかるんですよ。2.4ヘクタールでコンパクトに縮小していくということでわかるんですよ、計画は。今また一緒ですがね、今国交省とか、日南の河川事務所とか相談していく。前もそういう答弁、変わっていない。だから、私がさっき聞いたのは、地元説明会はいつからしますかということを聞いているんですよ。ちゃんと質問に答えてください。 ○都市建設課長(武田盛充君)  今のところ、具体的にいつというのは申し上げられませんが、本年度中にはやっていくという目標で私どもは今スケジュールを組み立てているところでございます。 ○11番(岩下幸良君)  今年度中がいつかということを聞いておるんですよ、今度は目標に言葉が変わってきたんですね。これは東九州と一緒ですがね。20年ですよ、もう。東九州も20年、この西部開発も20年ですよ、もう。  1回は、20年前に説明会もやっているんですよ。それが東部になったわけですね。なぜそうやって二転三転して、今度は目標、何で言葉が変わるんですか。何月しますと言ってください。 ○市長(野辺修光君)  ただいま所管課長が答弁したとおりでありますが、やはりこれらの問題は、財源の問題とか、やはり単独ではできない事業でありますので、国土交通省と協議をしているわけでありますが、時間もかかっているわけでありますが、御案内のようになるだけ早い時期に説明会ができるような形で努力をしてまいりたいと思いますので、御理解をいただきたいと思っております。 ○11番(岩下幸良君)  市長、わかるんですよ。今度は市長が早い時期に行くと変わってきました。だから、するしないは別として、私は12月から言っているように、今国・県と話し合いをしている、2.4ヘクタール、コンパクトに縮小していきますとかいう説明会とか、そういうのはしていってもいいんじゃないですかということも私は12月に言っているんですよ。  この間、12月は市の単独でできないかと言ったら、予算的にできないということでありますので、それはそういう内容は、地元説明会をしないと、できないとかできる、不安になっちょっとですよ。はっきりしたそういう説明会を1回開かないと、この問題は、地元の方に迷惑かけているわけですがね。  20年前は西部からすると言っておって、説明会はあったですがね。今になったら、今年度中にする。市長はまた今度は早い時期にするとか、1回、1回変わってきますがね。だから、いつできるとかそういう問題じゃなくて、今こういう状態であれば、そういう説明会をしないと、地元住民は不安視しているんですよ。どうですか、それは。 ○都市建設課長(武田盛充君)  お答えいたします。  地元住民に早く説明すべきじゃないかということでございますけれども、まだ2.4ヘクタールということでお答えしておりますが、確実なエリア等もまだ決まっていない状況でございますので、また国の状況もまだ確定していない状況と、また事業費等も正確なものをつかんでいない状況でございますので、今の段階では、まだ地元の方へはお出しにくいというような状況でございますので、そこらあたりがある程度確定しました段階では、お知らせできるのではないかなと考えているところでございます。 ○11番(岩下幸良君)  内容説明はできない、2.4とか、そういう数字的なことは言わなくても、こうやって24年度中はこうやって進んできます。国との協議がありますとか県との協議があります、そういう段階を踏んでいかんと、決まってから説明するということでありますけれども、不安視する声があるから、そういう内容的には言わなくても説明会はしてもいいんじゃないですか。20年前と今度はどこが違うんですか。20年前の説明はどんな説明をしているんですか。今とどこが違ってきているんですか、そしたら。 ○市長(野辺修光君)  国土交通省やらと今鋭意協議をしているわけでありますので、ある程度しっかりした見通しが立ってからやはり地元におろしていかないと、またいろいろ問題が出てくるんじゃないかと思っておりますので、そういう方向でなるだけ早く説明会ができるような方向で取り組んでいきますので、どうぞひとつ御理解をいただきたいと思います。 ○11番(岩下幸良君)  市長が早い段階という言葉を聞きましたので、これ以上言いませんけれども、やはり計画性を持ってやってもらわんと、全く計画性がないですがね。  また後で言いますけれども、運動公園なんかぼんぼん、温泉もぼんぼん、普通経費をどんどんやって、何年も前に約束したことは一向に進まない。早い段階での説明会をお願いしておきたいと思います。  それと出張のときに、職員の出張旅費が組まれています。決算委員会でいつも不用になっているんですよ。これはなぜ不用があるかというと、聞くと、会議に出席していない。これが大半ですわ。私が言うのは、出張に行ったときは旅費はやはり交流会とかいろいろあるわけですがね、県に行ったときなんかは。その交流会、意見交換会ですか、そういうのがあるときの経費をなぜみないんですか、役所は。役所の職員もやはり営業なんですよ。  私も前行ったことがあります。やはり議員になった当時、県に勉強会へ行ったとき、やはり課長クラスですか、意見交換会がありました、夜。そのときにやはり課長さんや部長さんが、予算をつけてやるのに、高千穂さんと串間さんが来ていたとき、高千穂さんは、泊まってからすぐきますということやったでしたわ。串間さんは1回帰ったら、1週間も1カ月も来ないと。  その意見交換会にも出席していないと。やはり県としては、そういう出席して明日、朝一番に行ったほうが予算がつくわけですがね。職員に聞くと、出張費が何も出らんと、そういうことがあります。なぜ意見交換会の経費なんか、黒字が出ているのに、そういう営業経費として役所は見ていないんですか。 ○財務課長(内野俊彦君)  お答えいたします。  意見交換会についてのお尋ねでございました。  議員御指摘のとおり、県やほかの自治体と情報交換を深めるということは、大事なことだというふうには考えております。  これにかかる経費につきましては、今後必要性を精査いたしまして、対応してまいります。 ○11番(岩下幸良君)  財務課長、本当ですね、それは。検討していくことは、しないということだとさっきも言ったですがね。そういう意見交換の経費なんかみてやらんと、今公用車でしょう。帰ってきなさいでしょうが、やはりそういう意見交換は必要だと思います。財務課長、補正でも組んでみてください。当初は組んでいないでしょう。補正でも組んでください、どうですか。
    ○財務課長(内野俊彦君)  お答えいたします。  必要経費につきましては、今現在、今年度の地元開催とか、そういう負担金につきましては組んでおります。  従来やっている方法、これは好ましくないというような御指摘ですので、今後必要性を精査いたしまして、対応してまいりますのでどうぞ御理解賜りたいと思っています。 ○11番(岩下幸良君)  言わんと思っていましたけれども、今出ましたね。  なぜ、地元では食料費というのがあるんですか。なんで県がないんですか。県やら出張に行ったときは。地元でありますがね、予算書を見ると、食料費は。何で宮崎やら行ったときはないんですか、一緒ですが。 ○財務課長(内野俊彦君)  お答えいたします。  御指摘のように、地元開催でやるときには、やはりコストということで、多くの職員の動員という形の中でやりますので、そのときには予算措置という形の中で上げておりますが、出席負担金というのと旅費というような、その中の食料費というので、従来意見交換会ということでございますので、懇親会経費という意味合いもございますけれども、そこで区別をしておりましたが、やはり旅費と負担金という意味合いでは、やはりそういうふうに必要性というところがございますので、先ほどから答弁しておりますように、今後検討させていただきたいと思います。 ○11番(岩下幸良君)  必要やから出張に行くんでしょう、用事があるから。必要ない出張は行かんでいいわけですがね。そしてまた課長会議とか、多いごたるですね。電話するとだれもいない。会議、会議、何の会かわからんけどですよ、会議が多過ぎますわ。だれもおらんですがね、電話しても。  それは直していくところは直していかんとですよ、出張は必要だから出張へ行くわけですから、地元開催のところは、ホストやからつけると。向こうは今の話では出るんですか、そしたら。  もうこれ以上言いませんけれども、前向きに取り組んでほしいと思います。  それと12月に言っておりました、職員の自治会への加入、その後どうなったのか。この間、5人か何かと言われたんですけれども、臨時は若い人が来ていますけれども、そこの親とか、嘱託職員、自治会加入はどうなっているんですか。 ○総合政策課長田中良嗣君)  自治会を担当しております私のほうでお答えいたします。  今回職員を対象に加入調査をいたしましたところ、未加入者が現在5名となっております。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  議長、ちょっと注意してもらわんと、私が5名で、その後どうなっていますと、5名、何ですか、それは。進歩していないということですか。  職員と嘱託と臨時と何名ずついますか。 ○総合政策課長田中良嗣君)  失礼しました。  今回調査した中で5名という数字は、前回5名というふうに答弁をしたということでありますけれども、そのうちの1名につきましては、4月に転入してきておりまして、これについては、すぐ加入する予定だということでございます。  あとの4名につきましては、共同住宅といいますか、マンション等に入居しておりまして、ちょっと地元の自治会との自治会のほうからは共同住宅単位で加入をしてくれということで、ちょっとまだ加入ができていない状況でございます。  今回調査しましたのは、職員を対象にしておりますので、嘱託等については、調査はしていないところでございます。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  なぜしないんですか、私12月に聞いているんです。そしたら職員だけ5名ということでもらっているんです。一緒ですがね、みんなやはり自治会長とか、自治会の人たちが言われるんですよ、これは。一緒ですがね、調査していない、12月から半年たっているんですよ、なぜしないんですか。  それと、6月の第2は県のクリーン作戦ですね、大体掃除ですわ。これは何年前か決まったんですけれども、6月中にしなさいということがあるんですけれども、ごみ処理場が6月の第2には開いていますので持っていきます。これは第3とか第4になったら閉めれば、ごみを捨てるところがありません。  これは去年かおととしから県民スポーツ祭が始まりますよね、この第2にですよ。このクリーン作戦は前から決まっておったと思うんですよ。県民総合スポーツ祭は、後から、前は5月に県民大会ということでありましたわね。みんな若い人なんかは、今はグラウンドゴルフ、ゲートゴルフもありますけれども、みんなそっちに行くんですよね、市の代表として。380人ぐらいだったですかね、串間から。  行くわけですがね、やはり清掃するときに少ないんですよ、出る人が。だからそういう県が最初決めたことを、市としても要望するわけにはいかないんですか。スポーツ祭を変更するとか。前は福島小学校が参観日がありましたね。会議所のゴルフ大会とかあったんですよ。何も行事が決まっているのに、そういうのを入れる。高齢者のところは若い人がいないと進まないんですよ。その辺はどう考えておられますか。今度は串間は参加は少なかったですよ、どうですか。 ○生涯学習課長(塔尾勝美君)  お答えいたします。  議員御指摘のとおり、宮崎県民総合スポーツ祭が県の清掃の日と重なっていることにつきまして、別の方面から教育委員会といたしましては、この県民総合スポーツ祭の開催時期については、梅雨の関係もありまして、もう少しずらしていただけないかというような要望は、反省を踏まえて県のほうに申し上げているところでございます。  以上です。 ○11番(岩下幸良君)  言っているということでありますが、強く言ってもらいたいと思います。それやったら、市でしなさいということであれば、ごみの焼却のほうを6月の期間はいつでも開いていますということを、6月中に掃除とかいろいろしてもらうような方策もとっていかないかんわけですがね。県が絶対6月の第2にスポーツ祭をするということになればですよ。それをだからごみのほうもやはり6月中は開けておくとか、そういう方向転換をしていかんと、ごみがたまる一方になりますので、その辺を言っておきたいと思います。  それと広報串間についてでありますが、23年の10月号からいろいろ広報紙が変わってきたと思うんですよ。ちょっと私が市民から要請を受けて、総合政策課長から、そんなもの読みやすいがねという答弁だったんですね、私が相談に行ったら。  前は、持ってきているんですけれども、俳句、川柳とか中にあったんですね。今、外ですね。レイアウトの関係でそうなったとか言いますけれども、あなた達は図書館なんか指定管理者ですよ。こういうのは図書館が別に出すんですよ。図書館は自主事業でやりますからと。図書館なんかこんな、何で市民の言うことをきかなくて、指定管理者のときにこんなにチラシを出すんですか、おかしいですがね。  あなたはここの方が読みやすいがと言ったですがね。前はここをきちっとカラーやらで残っていたんですよ、どうですか、その辺は。指定管理者の広告までやっていますがね。  この間の市木の補助金やったところのレインボーツリーか、レストランか食堂かわかりませんが、あれも載せていた。そういうものを載せれば、開店のところはみんな載せてやってください、そしたら。おかしいですよ。  この間、1番議員が言いましたけれども、たばこを吸ったという記事はどこにあるんですか。 ○総合政策課長田中良嗣君)  お答えします。  広報串間につきましては、昨年10月から見直しを部分的にしております。  今御指摘がありました図書館等のコーナーにつきまして、市の公の施設ということで、指定管理者制度を導入しておりますので、公の施設という観点でそのコーナーを設けております。  確かに今、裏の紙面も私どもは、有効な紙面のページであるというふうに考えております。ただ、その中で俳句、短歌については、これまで中のページの中に入れていたわけですが、紙面の関係もございましたし、また全体をうまく構成していくという観点で、裏のほうに特出しをして今掲載をしているところでございます。これにつきましては、いろいろそういった市民の情報提供者の意見も聞きながらまた改善、見直し等については考えていきたいと思っております。  この前の市職員のたばこの件につきましては、しっかりとこれは情報を出して、こういうことがあってはならんわけですので、職員のそういった戒めといいますか、気づきといいますか、そういったことも兼ねてあえてそこは取り上げたところでございます。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  そうするとまた聞きますよ。広報串間の目的は何ですか、市民の意見を聞かんでですよ。市民の意見を聞かんといかんでしょう。広報、市の行事が何があると出しますがね。やはり市民の意見は聞かんといかんと思うんですよ。  指定管理者の導入は載せて、補助金出しておいてこれを入れてやる。市民の意見は聞かん、これが役所としてすることですか。その辺は直していってもらいたいと思います。  そして防災についてお聞きいたします。  12月でいろいろ聞いているんですけれども、その対策はどうされているのか。学校、教育、福祉、総務、12月の答弁に対してどうされたか、答弁をお願いします。 ○総務課長(佐藤強一君)  12月に防災関係で幾つか御指摘をいただきました。  総務課関係では、2点だったと思いますけれども、まず1点目であります。防災計画の変更について加除といいますか、修正がされていないというような御意見でございました。  これにつきましては、現在先日もお答えしたところなんですけれども、地域防災計画につきまして、今度の大規模な津波の影響で大幅な改定が必要であろうというような見解に立っておりまして、防災計画書の改訂版といいますか、それを計画しております。それはあくまでも国並びに県からの正式な情報が入ってからのことでございますが、その防災計画のつくり直しをする前に、今年の防災会議の中でこの正誤表といいますか、前と修正後の部分については、差しかえを提出するというような計画でおります。  そのときに関係団体、計画書を配付してあるところにも同じようなものを配付する予定でおります。  それともう1点が市民へのアンケートでした。  災害時の身元確認とか、そういった部分が必要ではないかというような御指摘でございました。これにつきましては、現在要援護者の個別プランを作成することとなっており、この個別プランの内容として、家族との連絡方法や避難経路の選定なども含まれておりますので、今モデル地区を選定して、そのモデル地区と協議をする中で、こういったようなアンケートをする計画でおりますので、アンケートをとることはおくれておりますけれども、そういった計画を今進めているところでございますので、御理解をお願いしたいと思います。 ○学校政策課長(川﨑伸幸君)  お答えします。  水の確保ということでお尋ねだったと思いますが、現在ポリ容器等による給水を行うために、20リットルの容器を必要個数整備することとなっておりましたが、現在防災用の容器を発注をしているところであります。  1校当たり20リットルのタンクを5個ということで、今発注をしているところでございます。  以上でございます。 ○福祉保健課長(諏訪園達夫君)  お答えいたします。  20リットル容器の整備につきましては、公立保育所において現在千種保育所3本、塩屋原保育所2本、市木保育所2本に配備しているところでございますが、今後計画につきましては、防災担当課とも協議しながら対応してまいります。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  学校、5個とは何ですか。市内の小中学校何校あるんですか。12月は今後整備に向けて検討していきます。5個、五つでしょう。学校は何校ありますか。 ○学校政策課長(川﨑伸幸君)  申しわけありません。  1校当たり5個で、その一つが20リットルでございます。5個で全部で100リットルというようなことであります。 ○議長(門田国光君)  昼食のためばらく休憩いたします。  (午前11時57分休憩)  (午後 1時00分開議) ○議長(門田国光君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 ○11番(岩下幸良君)  あと防災について何点かお聞きしておきます。  この間、5月27日石波、6月3日に大平で津波訓練と土砂災害の訓練が行われておりますが、その中で私たちも市長から案内をもらったんですが、その中に、参加機関ということで書いてあるんですけれども、その中に防災無線ボランティアとか県の防災市ネットワーク串間支部とか、ボランティア単独の団体の人が来ておられますけれども、その中で、今度当初予算を見てみたら、危機管理費で服代が99万見てあるんですよ。そうすると何か設備に10万円だったですかね、それで私が提案というか、防災のときに、防災用の服か、何か目立つような服を着ていないと、その人がその係だということがわからないわけですから、やはりボランティアとか、そういう委託というか、そういう積極的にしてもらう人に対して、市として補助金とか、衣服の支給とか、そういうことは考えられないかどうかお聞きしておきます。  また、例えば交通安全指導員とか、いろいろそれには予算化されております補助金が来ておると思うんですね。その辺の衣服の支給、帽子の支給は考えられないか。  それと市長、河川のしゅんせつもこの間聞いていると思うんですよ。特に泉町の中村荘の裏とか、上町もあるんですけれども、その河川のしゅんせつはどうなっているか。  それと災害時の補助金が前は50万円だったんですが、今度100万円にふえています。私もこれは前に提案したことがあるんですけれども、民家が裏山が崩れたときに、業者を頼んで少ない金額で車代とか、ユンボの燃料代とか、そういうのを補助したらどうかということを提案していたんですけれども、そのときも50万円含まれていたんですよ。20年度は100万円組んであります。これを聞いてみたら、これは何か役所で災害対策本部を立ち上げたときしか出ないということなんですよね。去年が1件か2件出したということなんですけれども、対策本部を立ち上げたときは、大きな災害だと思うんですね。  こういう小さい災害に対しての補助とか、そういうのは考えられないのかどうか。私は、小さな災害に対して出るものとばかり思っていたんですよ。その点はどうですか。 ○総務課長(佐藤強一君)  2点ほどございましたので、お答えいたします。  まず、ボランティアの方々に対する目立つユニフォーム的なものの支給についてでございますけれども、今後そういったようなボランティアの方々と打ち合わせとか接する機会が多くありますので、その中で協議をしていきたいと思います。できればまたそういったような話が整いましたならば、また関係課とも協議をしてまいりたいというふうに思います。  それから災害時の補助金の使い勝手かと思います。  今御指摘のように、災害対策本部が設置されたときにのみ災害の証明等と一緒に補助金を出しておったんですが、平成24年4月1日から要綱改正をいたしまして、災害警戒本部、これは宮崎気象台から大雨注意報等が出たときにすぐ立ち上げるんですけれども、災害警戒本部を立ち上げたときから対象にするような要綱の改正を行ったところでございます。  以上でございます。 ○都市建設課長(武田盛充君)  お答えいたします。  防災に係る河川のしゅんせつということのお尋ねでございます。  御指摘のありました県管理河川であります馬場川と天神川の合流地点付近につきましての現在広域的にヨシ等が生い茂っている状況であります。所管であります串間土木事務所によりますと、現段階では、治水上は支障がないというところの判断のようでありまして、しゅんせつの計画は今のところはないというような状況のようであります。  本年度のしゅんせつの予定箇所としましては善田川を計画をいたしているというような状況のようでございます。県では、天神川の河川巡視など日常管理を行っておりまして、今後治水上支障があれば、計画的に堆積土砂の除去を行っていくとのことでございます。  また、市管理の河川のしゅんせつ計画でございますが、本年度は本城地区の遍保ヶ野側と城田側の一部を予定しているところであります。  今後におきましても、市民生活に支障を来すような、治水上問題のある箇所につきましては、市民からの情報等も整理しながら調査を行い対処してまいる所存であります。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  今言ったのは、また20年度から災害対策本部、気象台が発令出たときに対策本部を立ち上げたときにまた出るということですよね。今の答弁は、警戒本部。それじゃなくて、崩れたときに5万円でも10万円でもちょっとしたお金を出してもらえないかということを私は言っているんですね。警戒本部とか出たときに、災害は大きいですわ、多分。その辺はどうですかね。  それと防災ネットワークの串間支部のユニフォームとか、これは前向きに、今度また10月に防災計画をするというさっきの答弁だったんですけれども、前向きに考えてもらわないといけないと思うんですけれども、その辺は、もう一度お願いします。 ○総務課長(佐藤強一君)  団体の方々と前向きに検討してまいりたいと思います。  それから、災害対策本部につきましては、相当な大雨警報、これがあったときに立ち上げるといったものです。  大雨注意報が出たときに警戒本部を立ち上げます。大雨注意報が出ましたときには、ある程度の雨量もあると思います。  災害対策本部の場合には、相当な雨量ですので、なかなか対象にならなかったということがございますので、ワンランク下げた形での対象雨量ということにしましたので、そういった部分のときに起きた部分については、適応が可能だと思いますので、よろしくお願いします。 ○11番(岩下幸良君)  前向きに二つとも考えてもらいたいと思います。時間がありませんので。  それともう一つ、何か教諭が防災士への資格取得を進めているということなんですけれども、職員は資格というか、講習ですか、受けさせる考えはないか。  それと次に、串間市スポーツ推進審議会の現状はどうなっておりますか。 ○総務課長(佐藤強一君)  職員に対する防災士の御質問でございました。  7月に実施します防災士研修には、まず我々が参加したいと思いますけれども、職員にも広く呼びかけてまいりたいというふうに思います。 ○生涯学習課長(塔尾勝美君)  スポーツ推進審議会の状況についてのお尋ねでございました。  これにつきましては、前回スポーツ振興審議会を開催し、平成14年3月に答申をいただいてから、既に10年が経過をいたしております。  また、昨年スポーツ振興法が50年ぶりに全面改正され、スポーツ基本法が施行されております。基本理念にのっとりスポーツに関する施策に関し、国との連携を図りつつ自主的かつ主体的にその地域の特性に応じた施策を策定し、及び実施する責務を有するということで、地方公共団体の責務なども定められたことから、これを法の改正を節目にいたしまして、今年度スポーツ推進審議会を開催することといたしております。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  10年ぶりということなんですけれども、私も前に聞こうかと思ったんですけれども、これも審議会が開かれていないということで聞かなかったんですけれども、今度は予算が11万円組んであります、この審議会に。どういう内容の審議会か。  それと審議会で開かれていないのに、このスポーツ振興に影響はないものかどうか、それとスポーツ基本法で都道府県及び市町村のスポーツ審議会となっているが、この目的は31条で決まっているんですね、その辺はどうなっているか。
     それと今度県民スポーツ祭、串間市だけ、何も競技は来ていない。去年ラグビーが来きました。串間市は体育館もあります、野球場もあります、なぜ教育委員会はスポーツ誘致しなかったのか。前もあったんです、これは。全国レクリエーション、これもゼロ、そのとき教育委員会は何と言いましたか。次回はこんなことがないようにします。ありましたがね、これは。どうやって答弁しますか。なぜ串間市だけ来ていないんですか、9市で。 ○生涯学習課長(塔尾勝美君)  お答えいたします。  スポーツ推進審議会に関する予算の御質問でございました。  11万8,000円の内容につきましては、委員報酬6,100円、5人分の3回、これに伴う費用弁償の予算でございます。  以上でございます。  失礼いたしました。前回の答申から既に10年が経過しているということで、スポーツ振興に影響はなかったのかという御質問であったかと思います。  これにつきましては、10年間国の状況等で申し上げますと、スポーツ基本法の施行を受けまして、ことし3月31日にスポーツ基本計画を国のほうも定めております。全市的な状況からことしの基本法の制定に伴って、新たな計画の策定が進められるというふうに考えております。この10年間につきましては、いろんなスポーツを取り巻く状況と情報を収集し、おくれのないように努めてきたという認識でおります。(発言する者あり) ○教育長(土肥昭彦君)  県民スポーツ祭の誘致についてでございますけれ、なぜ誘致しなかったのかということの御質問であったかと思います。  このことにつきましては、率直に私も大変残念なことであると思っているところであります。  御指摘の昨年は、ラグビー競技におきまして、大束の多目的広場、あるいは運動公園の陸上競技場にて開催をされまして、特に陸上競技場につきましては、県のラグビー協会の役員や選手の方々に高い評価をいただいたところでございました。  しかしながら、今年度につきましては、いろいろと県教委を介しまして、グラウンドゴルフ競技、あるいはゲートボール競技についても、誘致も努力したのでありますが、結果として、大会誘致できずに大変寂しい思いをさせてしまったわけであります。  このことにつきましては、今大会の決断壮行式の折にこのことを選手、役員の前でもお話をさせていただいたところでありますが、今後は教育委員会はもとよりでありますけれども、本市の体育協会や競技加盟団体ともしっかり連携調査しながら、競技開催に向けて取り組んでまりたいと思います。  以上です。 ○11番(岩下幸良君)  もう今後とか要らんとですよ、言葉は。  副市長もおられますけれども、ラグビーも副市長が県の協会ですか、持ってきたんですよ。そのときに、ラグビーボールが県道に行くからネットを張ってくださいと言うから、私12月に言ったんですよ、ネットも張っていない、まだ。今からまた聞きますけれども、12月にネットを張るということが決まって、当初予算で組まれているんですよ、まだ張っていないですがね。  入札も行われていない、前も次回はこんなことがないようにしますと言っているんですよ。また今後機関と相談してやりますと。なぜですかと聞いているんです。理屈は要らんとですよ。申し込まなかったのか、ちゃんと答えてください。 ○教育長(土肥昭彦君)  先ほども御答弁いたしましたけれども、具体的にはグラウンドゴルフ競技、あるいはゲートボール競技等を誘致できないかということで、御相談をしてきたわけであります。しかしながら、結果として他市町で開催するという結論に至ったようでありまして、努力はしたわけでありますけれども、実現ができなかったということでございます。 ○11番(岩下幸良君)  努力はしたと言われますけれども、そしたら申し込みの期限はいつだったんですか。どんなふうにこだわりましたか。グラウンドゴルフとゲートボール、何でそれだけですか。陸上競技もネット張るから、サッカーでもサッカーでもあるんですよ、バレーでも、前はバレーも来ていました。  今串間はどんな状況かわかっておられますか。温泉問題もありますよ、まちの活性化に全然つながらんですがね。商工は商工でやっておる。そっちは勝手にそういう申し込みはしたけれども来なかった。それが理由になりますか。次回はこういうことがないようにしますと言っているんですよ。まちの活性化はあるんですか、ないですがね。何も考えておらんわけですがね。どうですか、その辺は。  そんな理由は要りません、いつやったんですか、申し込みは。 ○教育長(土肥昭彦君)  いつまでの申し込み期限であったのかということでございますけれども、ちょっと手元にその要綱等がございませんからお答えできませんけれども、ただ、しかし二十数種のそういった競技がございますので、今後は全般的には対応として、今後は体育協会、あるいはいろんな競技加盟団体がございますので、しっかりそういった団体と連携をとらせていただいて、競技開催に向けて取り組んでまいりたいというふうに思っているところです。(発言する者あり) ○議長(門田国光君)  質問に的確に答えてください。 ○生涯学習課長(塔尾勝美君)  大変申しわけありません。  申し込みの期日等については、今手元にはないところでございますが、まず、順番的に串間市で非常に活発でありますグラウンドゴルフ、これについての誘致を検討、協議をしてまいりました。  その誘致について、なかなか厳しいということで、次に同時にゲートボールのほうとも協議をいたしましたが、結果として誘致の協議が整わなかったということでございます。  また、昨年皆様方の御尽力によりましてラグビーを開催したわけでありますけれども、ラグビー競技の大会の反省後におきまして、こちらのほうから今後とも開催についてよろしくお願いしますということでお願いをいたしましたが、向こうのほうからは、続けてはあれですので、3年後、4年後でしょうねということまでは交渉をいたしているところでございます。  さらに今年度は、そういう県体の関係機関の主力であります市の体育協会との選手から県体の応援に行っている中で、関係機関の体協とも連携をしながら、来年度の誘致に向けて既に協議を行っているという状況でありますので、来年の誘致に向けて鋭意取り組んでまいりたいというふうに考えております。御理解を賜りたいと思います。(発言する者あり)  大変失礼しました。昨年の11月に県のスポーツ振興課に誘致開催用地について協議申し込みを行っているということでございます。  昨年11月に先ほど申しましたように、県のスポーツ振興課のほうに開催地の希望ということで申し込みをしましたが、全体的な調整ができないということで、誘致の実現には至らなかったということでございます。 ○11番(岩下幸良君)  9市ある中で、串間だけだめということですか。本当ですか、それは。9市あるんですよ、串間だけ申し込みがだめですか。その理由は何かあったんですか、会場がないとか、いろいろ理由がありますがね。ラグビーはだめでしたと言いますけれども、何か理由があるんですか。ほかにバレーもありますよ、野球もあります、サッカーもあります。理由は何ですか、串間だけ来ない。 ○議長(門田国光君)  しばらく休憩いたします。  (午後 1時24分休憩)  (午後 1時26分開議) ○議長(門田国光君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 ○生涯学習課長(塔尾勝美君)  失礼いたしました。  誘致に至らなかった理由については、ゲートボール等につきましては、県の体協との協議の中で、串間が県全体から見ますと遠隔地であり、高齢者の対応、参加が非常に厳しいということで、県の中央部での開催になったというような理由であったようでございます。失礼しました。 ○11番(岩下幸良君)  ゲートボールとグラウンドゴルフは、遠隔地、高齢者やら来ないということですか。ちょっと串間に対して失礼ですがね、そんなことでやれば。失礼ですよ、県は。市長どうですか、失礼なことですがね、これは。遠隔地だから来なかった、本当ですか、それは。  もういいですけれども、次もこんなことがないように、何回も聞きますから、何遍も聞きます。今後こんなことのないようにということは、絶対来年はまた聞きますよ。  それと生涯学習推進指導員について、前に聞いたんですけれども、何か各地区におられるということで、5人ですかね。これは専門員は非常勤となることがあるんですよね。これは週3回、大体基本は週に3回ですか。公民館とか、出勤というか出ていくのは、週に3回ぐらい活動があるんですか。これの目的は、職務の第4条にはいろいろ書いてあるんですけれども、これを全うされていますか。 ○生涯学習課長(塔尾勝美君)  お答えいたします。  生涯学習専門指導員の勤務等の状況についてのお尋ねであったかと思います。  勤務形態といたしましては、月水金の週3日の勤務となっております。生涯学習専門指導員の職務について、生涯学習専門指導員に関する規則の第4条の中で示しがされておりますけれども、この職務を現在のところ遂行しているというふうに認識をいたしております。  以上です。 ○11番(岩下幸良君)  何地区あるか、5地区ですかね、6地区ですかね。私が聞いた内容では、ここ数年そういう実態がないということを聞いているんです。本当ですか、課長、みんなちゃんとしていますか。日報というか、出勤簿とかそういうのはあるんですか、ありますか、本当に。ここ数年そういうところに来ていないという人もいると聞いているんですよ、本当ですか。 ○生涯学習課長(塔尾勝美君)  生涯学習専門指導員の勤務といいますか、今御指摘がありましたように週に3日、串間中央地区、大束地区、本城及び都井地区、市木地区とそれぞれの担当のエリアを分担して活動を行っているということでございます。  勤務場所といたしましては、中央公民館、大束公民館、本城公民館、市木公民館を拠点といたして活動いたしております。それについての実態でございますけれども、勤務の実態につきましては、毎月の生涯学習専門指導員に関する月別活動報告をそれぞれの専門指導員から毎月提出をいただいているところであります。また、年間を通しましては、1年間の総括活動報告書ということで、活動の内容、それから活動に対する状況、今後の課題等ということで、報告をいただいている状況でございます。 ○11番(岩下幸良君)  報告書はあるんですね。これは今言われた公民館に出勤してから活動しておられますか。これは目的が生涯学習及び社会教育に関する深い関心と理解を持ち、その職務を行うものであるとなっているんですよ。公民館に来てからそういう活動をされておりますか、自宅じゃないですか。報告書は自宅でもできるんですよ。活動拠点は公民館じゃないとですか。報告書は家でも書けるんです。調べていますか。 ○生涯学習課長(塔尾勝美君)  先ほど御答弁いたしましたように、5人の現在生涯学習推専門指導員の配置によって、生涯学習、社会教育の推進を担っていただいておりますが、生涯学習専門指導員と生涯学習課とは月1回の企画調整会議、それから週1回の連絡会議ということで実施をいたしまして、情報の共有交換をいたしておるところでございます。  それから、勤務につきましては、先ほど申しましたように、各地区の公民館を拠点に活動いたしております。その活動の状況やいろんなイベント等のスタッフとしての勤務状況につきましては、一部自宅での勤務も変動的に考えられるケースもあるものと考えております。  以上です。 ○11番(岩下幸良君)  自宅でもいいということですね。今の答弁も聞いていると、変動もある、自宅でもいいんですか。拠点は公民館じゃないとですか、これは。もう一遍その辺を聞いておきます。  それと運動公園整備について、テニスコート、今度は2面補修ですね。25年度また2面、2,350万円ことしがですね、来年がまた2,350万円。これが愛好者から言うとプール側からしてくださいということです。折衝したときには便所側からする。希望は今使っているほうから直していったほうがいいですがね。  私が言いたいのは一つ。弓道場の整備、これは全然ないですがね。これは前弓道場も載っていたんですよ、整備計画に。これはずっと外れているんですよ。今教育委員会ですけれども、今学校で弓道部はどこがあるんですか。何人おりますか。  そして、中央公民館の横の弓道場は、弓道連盟か何かの借り物ですがね、あれは。どうですか、その辺は。弓道場の整備について、都市建設課長、お尋ねします。 ○都市建設課長(武田盛充君)  運動公園整備についてお答えいたします。  まず最初に、テニスコートについてであります。  整備計画としましては、今ありましたように2カ年度で全体4面を整備していくこととしております。  まず、今年度は西側の2面を改修する予定としているところでございます。西側より整備する理由としましては、工事自体はどちらからでも施工はできるわけでございますが、既存のコート排水施設の勾配がプール側のほうに流れるよう設置してあること、それにあわせてコートを整備することとしたところであります。  したがいまして、下流部となるプール側を先に整備するとしますと、台風等の大雨等によりまして、上流部の未整備コートの砂が人工芝のほうに流れ込むというおそれも発生するのではないかということで、維持管理上、これをすることと人工芝の張りかえ等も生じる場合が想定されることから、手まどる工事等の発生など危惧したことから上流部である西側からの整備が妥当ではないかというところで、現在のところ判断しているところでございます。  また、これにつきましては、今ありましたように、利用者の団体等につきましては、プール側のほうからというような要望もありますので、整備の実施前には、また再度利用者団体と協議を行っていきながら関係機関と十分協議をしていきたいというふうに考えております。  それと弓道場についてお答えいたします。  総合運動公園の弓道場につきましては、都市計画決定の中では、弓道場については御指摘のように入っているところでありますが、事業認可の時点におきましては、昭和47年からの第1期整備、また平成4年からの第2期整備につきましては、弓道場については、実施に至っていないというようなところでございます。  今後の考え方についてでございますが、来年度予定している総合運動公園の長寿命化計画並びに改修計画を策定する過程で関係機関からの御意見をいただくなど、十分議論を深めてソフト、ハードとの連携を図りながら、検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○学校政策課長(川﨑伸幸君)  中学校の弓道部の件についてのお尋ねにお答えいたします。  現在弓道部がありますのは、福島中学校1校のみでございます。男子が11名、女子が23名、計34人の所属となっております。先月の時点での人数でございます。  以上でございます。 ○生涯学習課長(塔尾勝美君)  お答えいたします。  生涯学習専門指導員の勤務の拠点の御質問でございました。  活動の内容が各地区における高齢者教育、また家庭教育学級のアドバイス、公民館講座の講師として、それから生涯学習活動全般へのアドバイスやスタッフということで、活動内容を実施しておるわけでありますので、もちろん活動の内容によりましては、場所や曜日、時間帯を変更するなど、柔軟かつ適切な対応をとるようにいたしておりますが、ただし、議員が御指摘のように基本はあくまでも公民館を拠点に活動するというのは基本であります。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  拠点が決まっているなら決まっているように、そういう指導をしていかんといかんですよ。毎日でもそういうことを私はまた調べて教えますので、毎日来てください、調べに。ちゃんとしているごと言うたらいかんですがね、していないですがね。  それと、弓道場は47年4月10日、当初決定があるんですよ。ずっと横なんです。計画はあったらなぜないのか。今34人ですか、福中におるんですよ。今どうやって福中は弓道練習をしていますか。 ○学校政策課長(川﨑伸幸君)  現在は、福島中学校校舎の北側の練習場で練習しております。顧問が2人の指導体制でございます。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  その設備はどんな設備ですか。的は何射あるんですか。 ○学校政策課長(川﨑伸幸君)  申しわけございません。しっかりと把握しておりません。二つ的があったような気がいたしております。確認をまた後でしたいと思います。 ○11番(岩下幸良君)  学校教育なっとらんですよ。3射なんですよ。1射は壊れています。部員は34人ですよ。そして下級生、1年生、2年生は土手撃ちですよ。中央公民館の横も3射でしょう。今中学校の県体での成績はどんな状態ですか、そしたら。 ○学校政策課長(川﨑伸幸君)  お答えします。  本年度南那珂の大会がございまして、本年度も県大会に出場するというようなことで、好成績を残しております。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  それだけじゃないですがね。この間都城で全国大会があったんですよ。それで優勝していますがね。そこの坂の看板にも書いてありますがね。3人団体で、なぜそういうことがわからんですか。  そういう成績を上げておってですよ。練習場もないのにそうやって子どもは努力して、勝っているんですよ。  そしたら教育長に言いますよ、福島高校存続、今言っていますよね。こういう優秀な子は、また外に出るんですよ。これも存続につながるんですよ。免許をとるのに補助をするとか、通学を補助するとか、それもいいですよ。そういう優秀な子は、弓道が強ければ弓道のいいところへ行くんですよ。福島高校には来ないんですよ。何が福島高校の存続ですか、それは。おかしいですよ、考え方が。子どもに対してちゃんと設備もしてやらん。総合計画には何と載っていますか、子どもに対しても。全然把握してとらんですがね、教育委員会も。  都市建設もそうですよ。つくってやらないかんですがね、平等に。人のところのを借りたり、34人もおるのに3射しかない、どう考えていますか。子どもの成績も上がらんで、福島高校存続、こういうことばっかり言っちょるですがね。また他校に行ってしまうんですよ。何のスポーツでも一緒ですがね、頭がいいのはまた宮崎へ行く、スポーツの優秀な子はほかの学校へ行く、それで福島高校の存続できますか、どうですか。 ○教育長(土肥昭彦君)  議員の御指摘のとおりだと思っております。  本当に県立福島高等学校は、市内唯一の高校であるわけでありまして、特に今回は三つの支援事業を今回初めて県立高校に通う子どもたちへの支援ということで予算措置もさせていただいたわけであります。そういった意味では、今後学力で高校に入る子、あるいはスポーツで進学する子、いろいろとそういったことでいるわけでありまして、今後ともしっかりそういった形が整えられるよう進めてまいりたいと思っております。 ○11番(岩下幸良君)  やるということなんですけれども、やはりそういう体制を整えて、そして福島高校でそういう子どもを入学させて、福島高校の名前も売らないかんですがね。  9番議員もありましたけれども、私たちは津和野高校に行きました。これは島根県が県外募集をしています。校長先生が積極的に募集をかけています。神奈川県、大阪、地元の隣の山口県とか、今度は津和野町がそういう県体とかいろいろあるときに、バスを出して、津和野市内までは4時間か5時間かかります。それは町のバスを出して、送り迎えですよ。そういうことをやっているんですよ。そういうことをしてからやはり地元に残ろうとか、出てくるんですよ。  隣の福山町は、保護者やらOBが昇り旗を立てています、地元の高校に行きましょうとか。見たことありますか、そういうことをしているんですよ。ああいう会議ばっかりしておっても何もならんとですよ。会議してもいいことばかりですがね、言うことは。実際していませんがね、全然そういうこと、子どもに対して。  ただ、お金でこうしたら来るとか、そういうことばかりですがね。やはり設備をちゃんとしてやって、弓道なら弓道が福中のここはやれば、福島高校もそういう弓道場もありますよとか、昔弓道場は福島高校にもあったと思うんですが、やはりそういうのも県にお願いして、そして上がってもらうような体制を整えないと、みんなよそに流れますよ。野球でもしかりですがね。  そういうことを教育委員会もしていかんと、福島高校本当になくなりますよ。津和野高校の校長は自分で写真を撮ってカレンダーやらつくっていましたよ。町内にそのカレンダーを配ったりして、今度はPTAは何をするかというと、津和野高校がなくなったときに、経済効果はどれぐらい減りますかということを生徒に聞いたりして、アンケートをとっていますよ。福島高校はそういうことをしていないですがね、全然。  部活でも何でもですよ、やはり存続するのは市役所の車もあるわけですから、そういうこともやはり体制を整えていかんと、逃げていくばかりですがね、子どもは。  ぜひ弓道の施設をつくってもらいたいと思います。そういう施設で3射しかない、何射あるかもわからん、そういう教育委員会ありますか。ぜひ福中でも運動場でも弓道場の設備をつくってもらいたいと思います。でないとみんな逃げてしまいますよ、学生は。  ゲートボールとグラウンドゴルフばかりしていてですよ、若い人の育つ市でないと伸びないんですよ。  それと運動公園、ちっとは言いましたけれども、その弓道場に対して、教育委員会の考えはどうですか。 ○生涯学習課長(塔尾勝美君)  お答えいたします。  弓道場の建設の件でございましたが、これにつきましては、施設整備担当課の都市建設課がハード的な面、それから利用や管理についてが教育委員会ということで、今年度から両者で連携をとりながら、運動公園全体の施設の管理について協議をいたしているところでございます。  また、今年度は先ほど御答弁いたしましたように、スポーツ審議会の開催等も控えておりますので、その中でスポーツに関する現状の把握と課題の整理という中に当然弓道場の建設の件も入るかと思いますので、その辺を総合的に考えて協議をしていきたいというふうに考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。
     以上です。 ○11番(岩下幸良君)  弓道場に対して都市建設と協議をして、今言ったんです、私は。もう協議をしとっとですか。今協議していると言いましたかね。また詳しく聞きます、どうなったか。  それと、陸上競技場のネット設置、これは去年の12月に私が質問して、財政課長、市長が予算ということで、当初予算がついたんですよ、700万円ですかね。そして、3月に決まったんですよ、これはお金も。なぜ工事発注がしていない。まだ入札もない。私は県民スポーツ祭もラグビーか何か来ると思っていたんですよ。まだ張っていない。  それと、今後は少年サッカーが南九州でサッカーがあるんですよ。7月24日だったかですか、これは大きいんですよ、チームが60から70来るんですよ。大束やら陸上競技場、上の多目的、中学校から使わんとできんとですよ。ネットが張っていなくても、陸上競技場は使用できますか。どうですか。 ○都市建設課長(武田盛充君)  お答えいたします。  陸上競技場の防球ネットについてのお尋ねでございます。各種大会等を見据えて早急に発注すべく年度当初より準備を進めていたところでございます。  また、少しでも財政負担の軽減を図るため、スポーツ振興にかかる県補助を措置していただくよう昨年度末に県に対し要望をしていたところでありました。可能な限り早期発注に努めてまいりましたが、発注時期が大四半期後半になった原因としましては、この県補助金の交付決定の通知が5月下旬ということでありまして、通知日後からの執行手続ということになったことによりまして、この時期の工事発注となったところでございます。  関係団体等には、大変御迷惑をおかけいたしますが、御協力いただき、御理解をお願いしたいと考えているところでございます。  以上でございます。(発言する者あり)  実施に当たりましては、今月下旬の入札の執行というところで予定がしてありますので、工事受注者のほうともいずれにしましても、工事の期間につきましては、防護さく等の設置も必要でありますので、そこらにあわせてそういった競技に支障がないような措置がとれないか、また落札者が決定したときには、協議をしていきたいというふうに考えているところでございます。 ○11番(岩下幸良君)  今課長、補助事業がおくれたと言いますけれども、この5月の資料では予算は確定している、過疎債で。おくれたんですか。市長は工事発注、今月するということですか、間に合いますか。使用できない、陸上競技場は使用できないんですよ。  仮に使用する場合は、仮のネットを張って使用させますか。 ○都市建設課長(武田盛充君)  お答えします。  先ほども言いましたように、そういった仮のネットといいますか、そういった支障がないような措置を業者と協議しながら進めていきたいというふうに考えているところでございます。 ○11番(岩下幸良君)  課長、支障がないように使わせるということですか。工事中は支障があるではじゃないですか。工事中でしょう、横で使うんですよ。トラックや何やら置いて使用できますか。  答弁すればいいもんじゃないですがね、現場、工事やっているのに使用されてけがをしたら、なおいかんですがね。だから、工事と言っても早く、この資料は5月に出ているんですよ、700万円、5月ですよ、今6月ですよ。1カ月でもネットならつきますよ、これは。今月末だったら間に合いませんがね、使用できないですがね。  だから、私は仮のネットを張るんですかと聞いているんです。工事中だったら使用させたらいかんですがね、違いますか。 ○都市建設課長(武田盛充君)  お答えします。  工事中ということでありますけれども、陸上競技場の部分については、競技に支障がないようなところで業者としていきたいと。防球ネットにつきましては、南側の芝生スタンドの現在1メートル20センチ程度のフェンスがありますが、そこのところに立てるということになりますので、グラウンドのほうには支障がないような手だてをしていきたいというふうに考えております。 ○11番(岩下幸良君)  陸上の芝生には支障はないんですよ、それは。防球ネットは県道側につける、わかっています、私も。ちょっとスタンドがありますわね、芝生の。それでトラックがあります。使用ができますか、制限はどこから設けるんですか。使用できないですがね、工事中は。工事中にそういう使用しているところはありますか。できないですがね、工事中だったら。どうせ間に合わんから8月にしたらいいですがね、もう。試合が終わってから。  だから、教育委員会もあなたも都市建設も串間のことは全然考えておらんとですよ。経済効果はどれほどありますか。泊まるんですよ、みんな、親も来て、子どもやから親もついてくるんですよ。全然商工とあなたの言うことと全然歯車が合っていないんですよ。  どうですか、その辺は。危ないですがね、延ばしたらいいですがね、どうせつかないものなら。何でおくれるんですか、3月予算通っているのに。4月ここあるんですよ、遅いですがね、どうですか。 ○都市建設課長(武田盛充君)  お答えいたします。  おくれた理由につきましては、先ほど言いましたように、財政負担の軽減ということで、県の補助金の交付決定を待っていた関係でこういった状況となった次第であります。  それと、工事中ということですけれども、6月の発注ということでしばらくは工事の準備行為というのがありますので、そこらあたり業者と調整ができるのではないかなというふうに考えているところでございます。 ○11番(岩下幸良君)  そういうことを考えて、使用させないならさせないでいいですから、危ないですがね、考えてしてください。  そして弓道場もお願いしておきますよ。  それから教育委員会にもう1点聞きます。  安全対策で危険箇所が14カ所、緊急を要するもの、これは終わっているんですか。 ○学校政策課長(川﨑伸幸君)  お答えします。  ただいま14件ということで整理をした段階でございます。まだ対応は済んでいないところであります。 ○11番(岩下幸良君)  緊急を要するんでしょう。きのうの答弁なんかを聞いていると、地図とか子どものアンケート、保護者、先生アンケートを聞いてから、ただ調べただけですがね。緊急を要すれば早くせんと危ないですがね。あしたからでもかかってくださいよ、緊急を要するところ、お願いしておきます。  それと、選定委員長にお聞きしますけれども、温泉の名前をかえたらどうですか、今度は。ゆったり館、いこいの里、これで二度失敗しているんですよ。名前をかえてから再出発したらどうですか、いい湯だなとか。こうしたらどうですか、ゆったりしておったじゃないですか、今まで。だからこういう二度も失敗している、どうですか、最後に。 ○副市長(森 光昭君)  御意見として賜っておきたいと思います。 ○議長(門田国光君)  以上で一般質問は、全部終了いたしました。  一般質問を終結いたします。 ──────────────────────────────────────────── ◎日程第2 報告第2号平成23年度串間市一般会計繰越明許費繰越計算書について       議案第50号平成24年度串間市一般会計補正予算(第2号)から議案第57       号平成24年度串間市市木診療所特別会計補正予算(第1号)、議案第60号       串間市国民健康保険条例等の一部を改正する条例から議案第62号串間市青       少年問題協議会条例の一部を改正する条例       (質疑(報告第2号終了)、委員会付託) ○議長(門田国光君)  日程第2、報告第2号、議案第50号から議案第57号、議案第60号から議案第62号までの報告1件、議案11件の以上12件を一括して議題といたします。  これより本12件に対する質疑に入ります。  それでは、16番児玉征威議員の発言を許します。16番児玉議員。 ○16番(児玉征威君)  私は、では、一つは補正予算についてお尋ねいたします。  総務費の備品購入費22万円の内容、それから、県人事交流人件負担金635万7,000円、全国過疎地域振興連盟負担金、これは3,000円、それから、コミュニティー助成事業190万円、それから、非常用階段取りかえ撤去工事54万円が出ていますがその内容、それから、運営費補助金で農業再生協議会40万8,000円、たまたまクラブ30万円、これは事業補助団体と事業全体の内容と目的ですね。  次に、事業補助金で園芸、産地基盤強化整備事業133万9,000円、放牧による中山間地域活性化事業32万5,000円、それから、賃金で127万6,000円というもの、それから、負担金で、農地・水・保全管理支払い交付金事業負担金として210万7,000円、それから、素材生産木材加工施設整備事業補助金1,756万1,000円、それから、鳥獣被害防止給付対策交付金133万2,000円、それから、次のところに謝礼として60万円、旅費14万3,000円、手数料48万3,000円、借り上げ料50万円出ていますが、これはどういうことなのか。  それから、漁礁設置工事1,000万円ですが、これまでもいろいろ魚礁は出てきましたが、今回補正で出されているのはどういう内容かですね。  それから、今回企業立地促進事業費として1,140万4,000円、これはイルカランドということですが、これは開業以来の利用状況と雇用状況を含めて現状とこの1,140万4,000円の根拠、それから、測量委託費として146万8,000円。工事請負が57万2,200円減額になっていますが、この変更、土地購入費116万4,000円ですか、補償費310万円、どういう事情なのか、これについて、これは事業補助金運営補助、負担金等については、今回の補正が当初があるのかどうか。補正された理由ですね。それから事業計画、内容と補助負担金の目的。これは時間がかかるようであれば、それぞれの事業の事業計画等を示していただければ、かどうかということで答えていただきたいと思います。  それから、人件費についてだと思いますが、今回減員・減給が出されています。それでこれは串間温泉の問題にひっかかって農政企画と補佐、総務課の補佐、病院の次長、それぞれが併任辞令ですか、こういう形になっていますが、これは今回この減員・減給には関係ないのか、あるいは手続上間に合わなかったのか、今後どうされるのか。特に、病院関係は特別会計ですから、当然一般会計からこの分は補てんすべきだと思いますが、いつまで今の体制がとられてどういう処理がされるのか、それをひとつお尋ねします。  それから、今回一般質問でも取り上げましたが、国保について、今度1億2,000万円出されて、条例改正もされているわけですけれども、今回この国保税が3億1,376万円減額されています。これは23年度からいわゆる基金とか繰入金について、そういう措置をゼロにするというような措置がされたことによって当初予算が大きくなったということですが、ちょっと23年度1億円、一般会計から繰り入れいたしました。それで今回、繰越金として1億9,024万3,000円、それから一般会計からの繰り入れ1億2,000万円ですが、補正では1億1,243万円、基金が2,393万1,000円と、こういう形で出されているんですが、23年の決算見込みで相当の黒字があって繰越金が1億9,000万円というような説明だと思います。  ただ、8億7,273万5,000円の国保税の当初予算、これを今回3億1,376万円、35.9%減額されているわけですけれども、私は当初予算でこれだけ出すということで、これは一般会計の繰り入れとか、財源問題でいろいろ正当性とかいうことがあって、公平性とか市長言われているわけですが、2年続けてこういうことをされるということであれば、私はむしろ施政方針で市長がそれを触れるわけですから、こういう会計の処理の仕方で本当にいいのかと。  どう見たらいいのかですね。結局1億円投入したから23年度は大幅な黒字になったということになると、黒字であるのにまた1億2,000万円投入すると、こういう点はどうも理屈というか、ほかの会計から見てどうかなと。ちゃんと手当てが必要であれば当初として23年は1億円ですが、毎年1億円程度というのは、仮に1億円は当初予算で一般会計から繰り入れするというような処理の仕方というふうにしないと、当初予算で8億7,027万円、私はこれは聞きました。  そのときには、そういう考え方というのははっきりしなかったわけですから、やはり当初の予算審議というのは、非常に重みがあると私は思うんですね。3月やって6月で3億1,000万円という、こういうのが25年度もなっていくのかどうかということになると、問題があるということで23年度からやり方をちょっと変えたんですけれども、これは委員会でどうこうということじゃなくて、この辺について考え方として出ているんですが、どういう論議、理屈でこういう形の会計処理というか補正が出されたのか、以上お尋ねします。 ○総合政策課長田中良嗣君)  お答えします。  総務費、企画費中の第19節負担金、補助及び交付金中の負担金、これは過疎自立促進運営の負担金3,000円の増額をお願いしておりますけれども、これにつきましては、均等割及び過疎債割りで算定されておりますが、過疎債同意額が3月末に確定いたしましたことから、今回3,000円の増額の補正をお願いするものでございます。  続きまして、同じく負担金、補助及び交付金でございますが、コミュニティー助成事業190万円の増をお願いいたしております。これは今年度真萱地区の屋外放送設備がコミュニティー助成事業助成金の決定通知書が来ましたことから補正をお願いしたところでございます。設備の内容につきましては、親機設備、屋外拡声受信機を設置するもので、総事業費190万920円となってございます。  以上でございます。 ○商工観光スポーツランド推進課長(武田 修君)  お答えいたします。  第6款商工費、第1項商工費の事業補助金でございますけれども、これは昨年7月にオープンしましたイルカランドの企業立地助成金でございます。  1,140万4,000円の内容につきましては、施設用地1,116平米の用地代561万5,355円の助成が4分の1となりますことから140万3,838円、用地取得費でございます。  それから、施設整備費といたしまして、3億6,750万円に対しまして、2分の1の助成ということで、上限枠が1,000万円となっておりますから、上限1,000万円、合計の1,140万4,000円の補正をお願いするものでございます。  それから、利用状況につきましては、昨年度プレオープンしました6月から本年5月まで約30万1,000人の利用状況となっているところでございます。  それから、雇用状況につきましては、現在72名の雇用となっているところでございます。串間市在住の方35名ということでございます。  それから、同じく6款商工費の人件費、給料等の補正でございますけれども、これは減員・減給のほか、宮崎県へ出向した職員があったことを受けての補正でございます。  以上でございます。 ○総務課長(佐藤強一君)  お答えいたします。  総務管理費、一般管理費の備品購入費でございますけれども、これにつきましては、副市長室の木製デスクが老朽化いたしまして、引き出し等使用不能になった関係で更新するものでございます。  それから、県人事交流人件費負担金でございますけれども、これにつきましては、本市と宮崎県との人事交流に係る給与費相当分を負担金として措置したものでございまして、宮崎県との人事交流に係る給与については、交流職員の取り扱いに関する協定書というのを結びまして、それに基づきまして派遣団体が支給し、その経費を受け入れ団体が負担するということになっております。負担金は、本市に派遣していただいている職員の給与に見合う額を措置したものでありまして、年2回上期と下期で負担するということになっております。  なお、同じように、先ほど商工観光スポーツランド推進課長が申しましたように、串間市から宮崎県に派遣している職員の分についても、宮崎県のほうで同じような取り扱いがなされているというところでございます。  それから、人件費の総括としての温泉対策兼務の課長補佐級の給与についてのお尋ねでございます。  当分の間ということで兼務辞令を出しておりまして、温泉問題がある程度めどが立ったときに、いわゆる金額が確定してからそういう人件費の調整を今後12月か3月で提案したいというふうに考えております。したがいまして、当面は規定予算の中で対応していくことといたしまして、病院への繰出金、負担金につきましても、そのときに調整をしていくというような形でございます。まずは金額が確定するのを待つという形になろうかと思います。  以上でございます。 ○医療介護課長(前田宜良君)  お答えいたします。  国民健康保険税の今回歳入で3億1,376万円を減額しておりますが、その件についてのお尋ねでございます。  平成24年度串間市国民健康保険特別会計当初予算の積算につきましては、過去5年間の1人当たりの医療費及び平成22年10月から平成23年9月までの実績を用いて給付割合の異なる年齢区分ごとに推計し、その結果に基づき予算の積算を行ったところでございます。  また、当初歳入予算につきましては、課税対象所得額及び繰越金が不明であることから、繰越金及び基金繰入金を見込まず、予算積算を行ったところでございます。  6月補正予算におきましては、平成23年10月から平成24年3月までの実績を踏まえ、医療費の見直しを行ったところでございます。  また、本年4月末において課税対象所得額がおおよそ把握できたこと、及び繰越金の見込みがついたことを受け、前年度繰越金1億9,024万4,000円、及び平成23年度末国民健康保険運営基金2,393万1,000円を全額あて、さらに本年度も激変緩和策として前年度の1億円に引き続き、一般会計から1億2,000万円の法定外繰り入れ措置を行ったところであります。  加えて、医療費見直しに伴う国・県支出金等の見直しを行い、今回提案しております一般被保険者保険税減免課税分において、3億1,376万円を減額したものでございます。  以上でございます。 ○農政企画課長(菊永宏親君)  お答えいたします。  まず、款の5農林水産業費、項の1農業費の中の目の2農業総務費の節の15工事請負費でございますが、この単独事業につきましては、昭和57年度に建設しております北方地区研修センターの非常用階段が老朽化いたしまして、危険性が高いということで、その撤去及び新設を行うための単独事業費54万円でございます。  続きまして、目の3農政企画費、節の19負担金、補助及び交付金、運営補助金でございますが、まず農業再生協議会への補助金40万8,000円につきましては、本年度JAはまゆうと連携いたしまして集落営農推進のための座談会、またそれに伴いまして本年度から始まっております人・農地プランの説明会を一緒にやっておりますが、これらを推進するために各集落に集落営農推進地域リーダーということで、協力員を設置しております。  この推進員の研修会及び推進会議等の出席報酬といたしまして1回3,000円、全部で68名でございます。年間に4回ということで、その2分の1、JAはまゆうと行政と半分ずつ拠出して行う予算化でございます。それの40万8,000円でございます。  続きまして、たまたまクラブへの30万円の補助金でございますが、これは本年県単事業ということで1,000万円を目指す農産加工起業化モデル事業、これを導入いたしまして、JAはまゆう果樹会串間総支部の女性部、完熟キンカンを生産されております15名で構成するたまたまクラブでございます。  このたまたまクラブが県単事業のソフト事業を導入いたしまして、完熟キンカンを使いましたアイスクリームを商品化を行うということで、商品化のための研修費、また試作品等の補助金ということで、県の補助金が13万8,000円、市費が16万2,000円の、計の30万円でございます。  続きまして、目の7農地費の節の7臨時職員賃金でございます。127万6,000円でございますが、これは昨年から本市におけるため池と通し溝調査を行っております。ため池の73カ所につきましては、完了いたしましたが、通し溝が予定よりも倍以上あるということで23年度183カ所終了しましたけれども、残りが221カ所あるということで、この通し溝を調査いたしまして、台帳整備を行うための臨時職員賃金ということで、トータルで11名、内訳を申しますと2名を3カ月、1名を5カ月ということで計の11カ月分を予算計上したところでございます。  続きまして、節の19負担金、補助及び交付金、負担金の210万7,000円でございますが、これにつきましては、本年度より新たに始まります農地・水保全管理支払い交付金事業と、これの負担金ということで、本年度からは本城の永田、江切川、浦地区と北方の秋山地区の4カ所でこの交付金事業に取り組むということになっております。  総面積が207.93ヘクタール、そのうち水田が163.03ヘクタール、畑が44.9ヘクタールでございます。この総事業費が843万520円でございますが、これの市の負担金ということで210万7,000円でございます。ちなみに負担割合は国が2分の1、県が4分の1、市が4分の1ということでございます。  以上でございます。 ○農林水産課長野辺一紀君)  お答えいたします。  まず、第5款農林水産業費、第1項農業費、5目の園芸振興費における事業補助金、園芸産地基盤強化緊急整備事業につきましては、事業内容といたしましては、労働力の負担軽減のための機械の導入、また病害虫防除等の機材の導入に対する経費を補助するものであります。  事業主体といたしましては、JA串間市大束園芸部会、JAはまゆうピーマン部会串間支部、はまゆうキュウリ部会が導入するところでございます。  機材の内容といたしましては、甘藷ハーベスター、防虫ネット、硫黄専用蒸散機導入に対する経費の3分の1補助でございます。  続きまして、第6目の畜産費でございます。事業補助金の32万5,000円でございますが、これにつきましては県単の放牧による中山間地域活性化事業によります笠祇地区に放牧を行うための導入資材の経費3分の1の事業補助でございます。総事業費といたしまして65万円となっているところです。
     続きまして、第5款農林水産業費、第2項林業費、第2目の林業振興費の事業補助金1,756万1,000円の内容でございますが、これにつきましては、県単独の生産木材加工施設等整備事業により森林組合ほか1事業者が導入します高性能木材集積機械導入に対しまして、2分の1以内の補助を行うものでございます。総事業費といたしまして3,678万9,000円となっているところでございます。  続きまして、第2目の林業振興費、鳥獣被害防止総合対策交付金事業でございますが、この事業補助金131万2,000円につきましては、これにおきましても県単の鳥獣被害防止総合対策交付金事業により鳥獣害防止のための箱わな10基の導入と放任果樹の除去に関する経費の補助を行うものであります。  続きまして、第5款農林水産業費、第3項水産業費、第3目の水産業振興費でございます。水産業振興費における謝礼、普通旅費、謝礼60万円、普通旅費14万3,000円、手数料48万3,000円、借り上げ料50万円の内容でございますが、謝礼、手数料、借り上げ料につきましては、今回オニヒトデの駆除の支援を行いますために、ダイバーへの謝礼、エアポンプの借り上げ、ダイビング用の用船の借り上げ料等でございます。なお、旅費につきましては、漁礁設置に伴います水産庁への申請協議のためのヒアリングのための普通旅費でございます。  続きまして、漁礁設置工事でございますが、この1,000万円につきましては、漁礁設置に伴う補助金でございまして、工事内容につきましては、串間市漁協管内であります金谷、高松沖に2カ所、今回1カ所追加いたしまして、金谷、高松沖に2カ所の漁場を造成するものでございます。  以上でございます。 ○都市建設課長(武田盛充君)  お答えいたします。  第7款土木費、第2項道路橋梁費、第3目道路新設改良費についてでございます。  これは市町村道整備事業の今年度、最終年度として完成を見込んでおります本城地区、居城田線並びに北方地区古川谷之口線において、用地取得の困難箇所が発生したことに伴いまして、若干道路線形の変更をせざるを得ない状況となったところでございます。  したがいまして、これに伴う測量設計業務委託費146万8,000円、土地購入費115万4,000円、物権等補償費として310万円の増額及び一部工法等の見直しに伴います工事請負費572万2,000円の減額補正をお願いするものでございます。  以上でございます。 ○議長(門田国光君)  答弁漏れはございませんか。 ○16番(児玉征威君)  一つは、温泉の3名の職員の配置は確定した後に9月か12月でという説明ですね。実際4月いつから配置になって、今の時点でいけばどこまで、9月15日の出発後も体制をとるのか、一応のめどがつけば途中でになるんじゃないかと思うんですけれども、大体それによってどの程度かというのはわかると思うんですね。特に4,440何万円の改修やら指定管理者に伴うあれが出されているわけですから、この3名の人件費がおおよそどの程度かというのは、わかるんじゃないかと思いますね、総務課長は人事の担当ですから。  それがわかればちょっと示していただいて、いつまでのときには9月、いつまでのときには12月というような形に。大体4月の異動に伴うのが6月で減員・減給が出されているというふうに理解しますから、その点でいけばどうなるのかなという点が一つですね。  それから、先ほど漁礁の設置で高松と金谷で、これは追加で出ていますよね。だから、事業当初じゃなくて追加で出るというのは、いろいろ申請してどういう事情でこういうのが出てきたのか、どれぐらいの規模なのか、以前環境保全の立場から、前はコンクリートか何かを投入していたんですけれども、いろいろ木材なんかでいえば、そういうことが問題になった点もあって、私は今の環境問題とかなったときに、漁礁の設置についても考え方というのは変わってきているんじゃないかなと。  それから、大体この漁礁設置もいろいろありますが、主にどういう魚類を目的にして設置されて、これによる効果というか、大体これぐらいかけてどういう効果が出てくるのかと。今までの実証例もあると思いますので、そういうのがわかれば、わかっていなければ、後で資料でも出してもらうといいと思います。  それから、私もわかりにくいんですけれども、ただ基本的な論議なので、予算の組み方としていろいろ議論があって出されたんですが、23年度が7億5,995万9,000円だったのに、6月に2億2,710万3,000円、国保税が来たんですね。このときは基金から9,123万円、6月ですよ、繰越金が7,999万9,000円、一般から9,808万4,000円と、1億円のこれは投入ということですが、こういうことを23年やりました。  だから、今度24年が当初8億7,273万5,000円に対して、先ほども言った3億1,376万円、これで今回補正で出されているのが繰り越しが1億9,024万円ですか、それから一般から1,124万円、それから基金から2,393万円と、国保税というのは、一定の医療費を見込んで、それに対して国の補助を見込んで、そして一定の税を課けると、こういうことになっているわけですよ。  それで、一般から繰り入れするときには、ペナルティーがかかる、厚労省などはこう言っている。だから、なかなかこれには慎重だったんですね。今後、広域圏になるにしても、それはやめさせるために県、広域化しようという、そういう国の今の流れがあるわけですから、そういう点から見ると、やったように窓口の44条の負担、減免制度、これは税が心配だからというようなことを言われたんですね。しかし実際調査もされていない。何ぼかかるかもわからない。  そして今度はこういうことで出してあるでしょう。だからこの当初の組み方と、こういう形で、これは市長の権限で投入は判断されたというんですよ。だから、そういう点から言ったときに、私はある程度投入するなら投入するとして、施政方針、当初予算にその分はきちっと上げるべきじゃないかと。課長で言えば、幾らになるのか、やってみないとわからんというようなことを言われているわけですよ。  だから、法的に国から言えば、一般からの繰り入れは公平性に欠けますよと、市長もそれをお認めになった上で出されるわけでしょう。それをやはり施政方針でもきちっと触れて、私としてはこういう形でしますと、だから当初にその分はするというような考え方もあるんじゃないかと思うです。  だから、こういう組み方がいいのかどうか、これは基本的なことですから、これ以上は質疑ですから聞きませんが、また委員会でもいろいろ議論しますから。ただ、そういう問題点があるということだけは、今後の課題として検討していただきたいということを、これは要望しておきます。 ○総務課長(佐藤強一君)  温泉対策の兼務辞令の職員の人件費のことでございました。  辞令発令は5月1日から発令しておりまして、当分の間ということでございます。オープンが9月中旬でございますので、最長で5カ月ぐらいになるのではないかと思っておりますけれども、推移を見守るというようなことにしておりますが、例年、先ほど申しましたのは、人件費の調整をいたします12月か3月議会で御提案申し上げたいというふうに考えております。まだ期間がどのぐらいかかるかというのは、確定しておりませんので、数値の積み上げは今のところしておらないところでございます。 ○農林水産課長野辺一紀君)  お答えいたします。  漁礁設置、築磯でございますが、今回なぜ1基追加になったかということでございますが、この築磯の設置事業につきましては、昨年度におきまして東漁協管内に地域協議会を設置いたしまして、3基ほど投入いたしました。今回におきましては、市漁協管内に地域協議会を設けまして、1基という当初の予定でございました。  なぜ、今回1基追加したかということになりますと、地元の要望が強いというのが前提でございますが、この事業の仕組みから考えますと3カ年間、事業を申請してから3カ年間は追加できないと、追加の築磯設置事業はできないという内容になっておりますので、今回地元要望もあり、今回取り入れたほうが事業的な効果も高いということを判断いたしまして、今回追加の補正をお願いするものでございます。  内容につきましては、築磯の規模でございますが、1基が1トン程度の自然石を投石いたしまして、25メートル掛ける40メートル、高さ1.5メートルといたしまして、1,383立米の漁場を造成することになります。なお、内容といたしましては、地先資源として、イセエビの魚礁を対象としているところでございます。 ○16番(児玉征威君)  質疑ですからあれですけれども、温泉の配置ですよね、これは病院は企業会計ですね、大変赤字で今年度は黒字が見込まれるということですね。もう一つの農政企画課ですね。ここは農業委員会なんかを抱えているんですね。あとは総務課の補佐ですが、そういう点から言うと、それぞれ事業現場を持っているところは、大変どこまでかという点では、やはりこういうところは早目にやはり対応をしていただかないと、私はそこそこ多くの問題を抱えて、先ほど農政企画課長も臨時職員の賃金を今回出されているというような状況のもとで、一般行政がそういうことでも影響を受けるという点では、私はやはり本来は一審議で通ったわけですから、そういう点でいけば、やはり本来の部署がそれを果たすような形で、早急にそうしないと、病院は大変だと思います。それから、農政企画のほうも大変だと思います。現状を見ますと、そんなに余裕があるわけじゃないと思うんですね。  だから、その辺はひとつ今後の執行に当たっては、十分そういうものを組んでからしていただきたいということを、そういう点で、一応終わります。 ○議長(門田国光君)  次に、12番福添忠義議員の発言を許します。12番福添忠義議員。 ○12番(福添忠義君)  何項目かあったんですが、理解ができましたので、2点だけお尋ねします。  一つは歳入でありますが、地方交付税を当初予算49億9,654万6,000円組んであるわけですけれども、今回補正として3,214万6,000円を追加をされております。  昨年は、交付税総額53億円か何かだったと思うんですけれども、これを見るとあと3億円とこうなるわけですけれども、どのくらい最終的に見込んでおるのか。総計予算主義ですから、こういう組み方をするんでしょうけれども、補正財源の最たるもので、足らなければ基金を取り崩すわけですけれども、どのぐらい見込んでいるのか。  なぜ、こういうことを聞くかというと、以前発行した臨時対策債とか、そういう事業債あたりの交付税措置されたものがだんだん減ってくると、積算基礎は少なくなってくるわけですから、相殺できるものだとしても、額は減ってくるから減る可能性があるわけですね。  それから、特交は特交で、大震災の措置のほうに金が要るということになれば、どうしてもやはり有利な状況というのは、こっちのほうにはないわけですから、どの程度見込んでおられるのかをお聞きしたいと思います。  それから、これは先ほど16番のほうでもありましたけれども、3項の農林水産費の畜産費の中で、2分の1の補助という形で放牧による中山間地域活性化事業、非常に省力化をするため、もちろん休耕田とか植林がされない山とかふえてきたりすれば、こういう希望はあるかないかは別として、政策的に今進める必要があると思うんですね、放牧を含めてですよ。  だから、実証放牧なのかこの事業は、もう完全に一つの事業として串間は政策的にも取り入れていくのか、そういうどっちなのか、それを。いいことですから、ここで実証されていい結果が出れば、当然それを進めていけばいいわけですけれども、笠祇は多分あの丘をするんだと。減作やら山地畑の工事費だということでありますけれども、そういう意味では非常に場所はいいわけですけれども、しかしこれは市内全域に私は今日の状況の中では、いい結果が出れば利用できると思うんですけれども、そこらあたりも実証、実証経費というのは田のことだけれども、そういうものなのか、完全に事業として、これは一つの事業として政策的に行われておるのか、それをお聞かせをいただきたいと思います。  それから、これは私は文教ですから聞かんでいいんですが、全体的にかなうものですから、少し。  教育委員会の教育費で共同調理場に人件費503万6,000円が計上されておるわけですね。私はこれをパッと見たとき、給食センターに1人人間が配置になったもんじゃとかということを思っていたんですよ。そしたらそうじゃなくて、所長が退職されたから定年で退職されたところは、新人の新卒の配置の人件費で積み上げるんだとこういうことですけれども、しかし、ここは課長補佐級ですよね、はっり言って、それから1人職場ですから、これは支所とか公民館とかいうのは1人のところが何カ所かある。10カ所ぐらい。そうなると、そこが定年退職になると、常にこういう状態が出てくるわけですから。複数職員がおればそれはないんですけれども、1人のところは、こうではなくて平均給料を積み上げるとか、余り格差が出ないように、これは予算の組み方でしょうから、全体的なものがあると思うんですけれども、そういうことは考える必要があるんじゃないかというふうに思うですが、この3点を教えてください。 ○財務課長(内野俊彦君)  お答えいたします。  第11款地方交付税、第1項地方交付税、第1目地方交付税についての御質疑でありました。  今回普通交付税を3,214万6,000円の追加補正をお願いしております。普通交付税の補正後で45億3,214万6,000円となっております。また特別交付税を含めた地方交付税の補正後の予算額といたしましては、50億2,869万2,000円となっております。  議員御指摘のとおり、東日本大震災の影響など厳しい状況が考えられますが、地方交付税の交付見込額は約52億円程度を見込んでいるところでございます。 ○総務課長(佐藤強一君)  人件費の措置について御指摘がございました。  御指摘がありましたように、今機会的に措置した部分でございますので、今後は指摘されたことを含めて参考にしたいと思います。 ○農林水産課長野辺一紀君)  県単独の放牧による中山間地域活性化事業につきましては、御指摘のように作業の省力化や飼料戸数の低減等に効果があるものとして、今回笠祇地区において導入を行うものであります。  実証法であるかということでございますけれども、今回は実証的な導入という形で、今後継続に向けては確認をとってまいりたいと思っております。  事業の内容といたしましては、24年度から27年度までの3カ年事業となっておりますので、結果が良好で効果的なものがあるようでございましたら、さらなる事業の拡大なりを求めてまいりたいと思っております。 ○12番(福添忠義君)  放牧のところは、そういう実証みたいな形だということ、側面もあるということでございます。そういうのが今後も拡大ができるように、ぜひ3カ年計画だということですけれども、私は補助をやるという形ではなくて、行政、JAも含めてやはりサポートをして一緒に研究といいますか、実証をしながらこの事業は当然さっき課長が言うように省力化、それから飼料高騰しておるわけですから、そういうものがカバーができる形になれば一番いいわけですから。しかし、任せちょったらいかんわけですよね。だから、行政の事業団体、事業者本人、農家もそうですけれども、サポート体制をぜひつくっていただいて、やはりいい結果が出るように指導してください。  以上で終わります。 ○議長(門田国光君)  以上で通告による質疑は全部終了いたしました。  質疑を終結いたします。  委員会付託 ○議長(門田国光君)  ただいま議題となっております議案第50号から議案57号及び議案第60号から議案第62号までの議案11件については、お手元に配付しております議案付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会へ付託いたします。  なお、報告第2号については、以上で終了となります。 ──────────────────────────────────────────── ◎日程第3 請願・陳情 ○議長(門田国光君)  日程第3、請願、陳情を議題といたします。  委員会付託 ○議長(門田国光君)  今期受理陳情第4号については、お手元に配付しております請願陳情文書表のとおり文教厚生常任委員会へ付託いたします。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  各常任委員会は、6月21日の正午までに審査を終了願います。  次の本会議は、21日午後1時から開きます。  本日は、これにて散会いたします。  (午後 2時52分散会)...