延岡市議会 2020-12-18
令和 2年第10回定例会(第5号12月18日)
11議案第一〇四号 令和二年度延岡市
下水道事業会計補正予算(二次分)
○議長(松田和己君) 日程第二 議案第五五号令和二年度延岡市
一般会計補正予算外十件を一括議題といたします。
予算審査特別委員会委員長の審査結果の報告を求めます。
〔
予算審査特別委員会委員長(
中城あかね君)登壇〕
○
予算審査特別委員会委員長(
中城あかね君)
予算審査特別委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
ただいま議題となっております議案第五五号令和二年度延岡市
一般会計補正予算外十件の補正予算につきましては、議長を除く全議員で構成する
予算審査特別委員会を設置し、これに審査を付託されたのであります。
本委員会といたしましては、十二月十一日に委員会を開き、市長をはじめ、
関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これより、審査の経過を御報告申し上げます。
初めに、議案第五五号令和二年度延岡市
一般会計補正予算は、一次補正といたしまして、歳入歳出それぞれ二億九千七百九十八万千円を追加し、予算総額を七百八十六億三千七十二万四千円とするものであります。
主な内容といたしましては、
健康マイレージアプリと
地域ポイントアプリの構築及び連携に必要な経費や、小中学校のほか、不特定多数の利用が想定される道の駅や
ヘルストピア延岡、屋内外の
体育施設等の水道蛇口の
自動水栓化を整備するための経費の計上などであります。
また、
子育て支援総合拠点施設えんキッズにおいて、
TR線路跡地に第二駐車場や
歩行者用通路を整備する経費や、庭園に大型遊具を設置するための経費なども計上されております。
そのほか、
新型コロナウイルス感染症の影響により中止、または減額となった事業費の調整や、国の
地方創生臨時交付金を予算計上することに伴う財源更正、国・
県補助事業の内示調整などが行われております。
審査において、まず委員より、
市史編さん事業に関して「
市史編さん懇話会委員を十人から二十五人に増員しているが、委員の構成と増員した経緯について伺いたい」との質疑がなされ、当局より「内訳としては、各年代、時代ごとに専門で研究している学識者が六人、
PTA連絡協議会や
商工会議所、
青年会議所など市内の団体の代表が六人、市民公募による方が十三人となっている。市民公募では、
市史編さんへの思いについて作文を提出していただき、選考面接を実施したが、いずれも非常に熱心で、事業に対し思いの強い方ばかりであったため、こういった方々の意見を反映して基本計画を策定すべきものであると判断し、全てを委員に加え、二十五名としたところである」との答弁があったのであります。
さらに、委員より「委員の増員により経費が倍増しているが、効果は期待できるのか」との質疑がなされ、当局より「これまで二度の懇話会が開催され、積極的な意見交換が行われたが、その結果、収集した歴史資料をデジタル化していくことや、調査の段階で市民の協力を得ていくことなどの意見を
基本計画案に反映したところである」との答弁があったのであります。
さらに、委員より「予算が限られているため、様々な案件に関して、懇話会や
専門家会議の構成員が、当初の予定より増えていくことがないようにすべきであると考えるが、その点について見解を伺いたい」との質疑がなされ、市長より「当初想定した人数で進めていくのが基本的な形ではあるが、
市史編さんの場合、選考過程における絞り込みが難しく、むしろ積極的に参画していただくことで、より事業効果が高まるという判断を選考に当たった
担当部局等において行ったところであり、このようなケースも例外的にあるものと考えている」との答弁があったのであります。
次に、委員より、
教育関係施設アスベスト含有調査事業に関して「
アスベストには三千種類の用途があると言われているが、本事業における調査対象は外壁のみか」との質疑がなされ、当局より「
アスベストの飛散のおそれのある断熱材や仕上げ材などについては、既に除去や封じ込めを終えている。今回、調査対象となる外壁については飛散のおそれがないため、これまでは解体、改修時に含有調査を行っていたが、国の補助対象となったため調査を実施するものである」との答弁があったのであります。
次に、委員より、
健康マイレージアプリ構築事業及び
地域ポイント制度導入推進事業に関して「委託先が同じだが、同時発注はできなかったのか」との質疑がなされ、当局より「
健康マイレージアプリについては、例えば
GPS機能を活用するなど、複雑で特殊なものとなっており、アプリでポイントをためる場面などにおいて、システムの根底に違いがあるため、同時発注ではなく、別々の発注となったところである。しかしながら、システム及びアプリの構築においては、それぞれの所管課及び委託先とも一緒に協議を行ってきており、それぞれの
スケールメリットを生かして、可能な限りコストは下げた上で、別々のシステムとして提案したところである」との答弁があったのであります。
さらに、委員より「今後、
地域ポイント制度を様々な企画やイベントで導入するに当たり、追加費用が必要になる場面はあるのか」との質疑がなされ、当局より「行政においては、ボランティアやイベントに参加していただいた市民に対して、また加盟店においても、販促活動として買物していただいた方に対して、ポイントを付与するための
ポイント原資などが発生することになると想定している」との答弁があったのであります。
次に、委員より、
空気ボンベ充填用設備整備事業に関して「
空気ボンベ充填用設備の取り扱いにおいて、免許や資格は必要ないのか」との質疑がなされ、当局より「設備の取り扱いには、免許や資格は必要ない」との答弁があったのであります。
さらに、委員より「設備運用における点検基準はあるのか」との質疑がなされ、当局より「年一回の点検が必要になる」との答弁があったのであります。
さらに、委員より「
メンテナンス費用、
ランニングコストをどの程度見込んでいるか」との質疑がなされ、当局より「他市の状況を確認したところ、一台当たり約二十万円と伺っているが、今後、メーカーにもしっかり確認していく」との答弁があったのであります。
以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第五六号令和二年度延岡市
国民健康保険特別会計補正予算から議案第五九号令和二年度延岡市
下水道事業会計補正予算までの四件及び議案第九九号令和二年度延岡市
一般会計補正予算二次分から議案第一〇四号令和二年度延岡市
下水道事業会計補正予算二次分までの六件の計十件につきましては、それぞれ採決の結果、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、
予算審査特別委員会における審査の経過並びに結果についての御報告といたします。
よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○議長(松田和己君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより一括討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより、議案第五五号令和二年度延岡市
一般会計補正予算から議案第五九号令和二年度延岡市
下水道事業会計補正予算までの五件及び議案第九九号令和二年度延岡市
一般会計補正予算二次分から議案第一〇四号令和二年度延岡市
下水道事業会計補正予算二次分までの六件、計十一件を一括採決いたします。
本十一件に対する
委員長報告は、いずれも原案可決であります。
本十一件は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 御異議なしと認めます。よって、本十一件は、原案のとおり可決されました。
◎日程第三 議案第一〇五号 令和二年度延岡市
一般会計補正予算(三次分)
○議長(松田和己君) 日程第三 議案第一〇五号令和二年度延岡市
一般会計補正予算三次分を議題といたします。
当局の提案理由の説明を求めます。
〔市長(読谷山洋司君)登壇〕
○市長(読谷山洋司君) ただいま議題となりました議案の概要につきまして、説明を申し上げます。
議案第一〇五号令和二年度延岡市
一般会計補正予算は、歳入歳出それぞれ九千六百二十四万円を追加し、予算総額を七百八十四億九千四百九十七万四千円といたしました。
補正予算の主な内容でありますが、国の総合経済対策を受け、
新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい状況にあるひとり親世帯を支援するために、臨時特別給付金を再支給するものであります。
この補正財源といたしまして、全額国庫支出金を計上しております。
以上が議案の概要であります。
よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○議長(松田和己君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより、ただいま議題となっております議案について、委員会への付託を行います。
本件については、厚生教育委員会に付託いたします。
委員会審査のため、しばらく休憩いたします。
午前十時十八分 休憩
午後一時 零分 再開
○議長(松田和己君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
議案第一〇五号令和二年度延岡市
一般会計補正予算三次分について、委員会審査が終了しておりますので、本件を議題といたします。
厚生教育委員会委員長の審査結果の報告を求めます。
〔厚生教育委員会委員長(小野正二君)登壇〕
○厚生教育委員会委員長(小野正二君) 厚生教育委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
本日、本委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております議案第一〇五号令和二年度延岡市
一般会計補正予算の一件であります。
本案は、国の総合経済対策を受け、
新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい状況にあるひとり親世帯を支援するため、臨時特別給付金を再支給するものであり、歳入歳出それぞれ九千六百二十四万円を追加し、予算総額を七百八十四億九千四百九十七万四千円とするものであります。
本委員会といたしましては、本日、本会議休憩中に委員会を開き、
関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これより、審査の経過を御報告申し上げます。
審査において、まず委員より「一回目の基本給付の未申請世帯があるとのことだが、その理由は何か」との質疑がなされ、当局より「ひとり親世帯については、住民票等を確認しても、配偶者が市外で住民票を取得している場合などもあるので、どの世帯がひとり親世帯かを確認するのはなかなか難しい面がある。該当する可能性のある家庭には、七月に臨時特別給付に関する文書で通知しているが、今後も啓発や再度の通知を行い、さらに周知を図っていきたい」との答弁があったのであります。
次に、委員より「一年間の収入がどのぐらいの金額までであれば、支給の対象になるのか」との質疑がなされ、当局より「世帯の構成で異なるが、親一人、子供一人の家族の場合は、年間の収入が三百六十万円程度を下回るようであれば、対象になり得ると考える」との答弁があったのであります。
以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、厚生教育委員会における審査の経過並びに結果についての御報告といたします。
よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○議長(松田和己君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより議案第一〇五号令和二年度延岡市
一般会計補正予算三次分を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、原案可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
◎日程第四 1議案第六一号 延岡市
火災予防条例の一部を改正する条例の制定
2議案第六六号
指定管理者の指定(
延岡市民協働まちづくりセンター)
3議案第六七号
指定管理者の指定(延岡市
島野浦島開発総合センター)
4議案第六八号
指定管理者の指定(延岡市
森林総合利用促進施設鹿川キャンプ場)
5議案第六九号
指定管理者の指定(延岡市
ETOランド速日の峰)
6議案第七〇号
指定管理者の指定(延岡市
祝子川温泉美人の湯)
7議案第七一号
指定管理者の指定(延岡市
祝子川森林レクリエーション施設)
○議長(松田和己君) 日程第四 議案第六一号延岡市
火災予防条例の一部を改正する条例の制定外六件を一括議題といたします。
総務政策委員会委員長の審査結果の報告を求めます。
〔総務政策委員会委員長(甲斐正幸君)登壇〕
○総務政策委員会委員長(甲斐正幸君) 総務政策委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
今期定例会において、本委員会に付託されました案件は、議案第六〇号延岡市政策等の形成過程における市民等参加条例の制定外七件であります。
本委員会といたしましては、十二月十四日に委員会を開き、
関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、議案第六一号及び議案第六六号から議案第七一号までの七件につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと、また、議案第六〇号につきましては、継続審査の申出を行うものと決定いたしました。
これより、審査を終了した議案について、審査の経過を御報告申し上げます。
初めに、議案第六一号は、延岡市
火災予防条例の一部を改正する条例の制定であります。
本案は、条例の基準となる国の省令の一部が改正されたことに伴い、急速充電設備を設置する際の位置及び構造など、火災予防上必要とされる基準及び措置等について、所要の改正を行うものであります。
本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第六六号から議案第七一号までの六件は、いずれも地方自治法第二百四十四条の二第三項の規定に基づく
指定管理者の指定であります。
これらは、
延岡市民協働まちづくりセンター、延岡市
島野浦島開発総合センターなどの公の施設の
指定管理者を指定し、その管理を行わせるものであります。
それぞれの審査における主な質疑応答を申し上げますと、初めに、議案第六六号の
延岡市民協働まちづくりセンターの管理者指定に関する審査の中で、委員より「指定管理料について、平成二十年の約六百万円から約千二百万円と倍になっているが、その要因は何か」との質疑がなされ、当局より「センターの事務局職員について、当初の一名から四名へ増やして対応しており、その分の人件費が増えたことによるものである」との答弁があったのであります。
さらに、委員より「センターの事務局職員が増えたことは、市民活動が活発化していると思われるが、センターの利用実績について伺いたい」との質疑がなされ、当局より「センターの年間利用者については、平成二十年度の約一万二千人が、令和元年度には約二万五千人へと、約二倍に増えているところである。また、センターへの入居市民団体数についても、当初の十団体が十六団体へと増えているところである」との答弁があったのであります。
次に、議案第六七号の延岡市
島野浦島開発総合センターの管理者指定に関する審査の中で、委員より「本年度の指定管理料が昨年より増えているが、その要因は何か」との質疑がなされ、当局より「指定管理料については、過去三年間の利用料金の平均額を
指定管理者の収入として算出しており、利用者の増減で金額が変動するものとなっている。本年度の指定管理料の算定の際に、過去三年間の利用者数が減っているため、指定管理料を増額している」との答弁があったのであります。
次に、議案第六八号の延岡市
森林総合利用促進施設鹿川キャンプ場の管理者指定に関する審査の中で、委員より「
指定管理者の従業員の高齢化が課題となっているとのことであるが、組合員の年齢構成を伺いたい」との質疑がなされ、当局より「管理人は七十代、組合長は六十代前半であり、そのほか、組合には六十代前半の方が数名いるが、ほぼ七十代の方たちで構成されている。そのため、組合では四十代の管理人育成に取り組んでいるところであり、現時点で施設運営に大きな影響はないと判断しているところである」との答弁があったのであります。
次に、議案第六九号の延岡市
ETOランド速日の峰の管理者指定に関する審査の中で、委員より「指定管理料は、主に人件費となるのか」との質疑がなされ、当局より「施設では、現在、正規職員が三名おり、また、連休時、夏休み時などの繁忙期は臨時的にアルバイトを雇用しているなど、ほとんどが人件費となっている」との答弁があったのであります。
次に、委員より「設置されているソーラー施設の土地の賃貸料については、
指定管理者の収入になるのか」との質疑がなされ、当局より「土地については市が直接貸し付けているので、
指定管理者の収入にはならない」との答弁があったのであります。
次に、議案第七〇号の延岡市
祝子川温泉美人の湯の管理者指定に関する審査の中で、委員より、施設利用者の市内客、市外客の比率についての質疑がなされ、当局より「本年十一月分では、市内客は四四%、市外客は五六%となっている」との答弁があったのであります。
さらに、委員より「県外客の誘客についてのPRはどのように行っているのか」との質疑がなされ、当局より「現在は、
新型コロナウイルス感染症の影響もあり控えているが、施設の管理人によるフェイスブックの情報発信を行っている」との答弁があったのであります。
次に、委員より「選定時の採点において、管理経費の節減の項目を十点満点としているが、節減が図れる見込みがあるのか」との質疑がなされ、当局より「採点については、提出された資料や過去の実績を基に行っているが、営業時間の見直しを行うなど、会社はかなりのコスト縮減を行っている」との答弁があったのであります。
次に、議案第七一号の延岡市
祝子川森林レクリエーション施設の管理者指定に関する審査の中で、委員より「施設の利用者に美人の湯の利用の案内を行っているのか」との質疑がなされ、当局より「コテージの宿泊者に対して、管理人から美人の湯の利用の案内を行っているところである」との答弁があったのであります。
以上のような質疑応答を踏まえ、本六件につきましては、それぞれ採決の結果、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、総務政策委員会における審査の経過並びに結果についての御報告といたします。
よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○議長(松田和己君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより一括討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより、議案第六一号延岡市
火災予防条例の一部を改正する条例の制定及び議案第六六号
指定管理者の指定から議案第七一号
指定管理者の指定までの六件、計七件を一括採決いたします。
本七件に対する
委員長報告は、いずれも原案可決であります。
本七件は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 御異議なしと認めます。よって、本七件は、原案のとおり可決されました。
◎日程第五 1議案第六二号
新型コロナウイルス感染症緊急対策利子補給基金条例の制定
2議案第六五号 市道の路線認定(二路線)
3議案第七二号
指定管理者の指定(延岡市
黒仁田地区営農飲雑用水供給施設)
4議案第七三号
指定管理者の指定(延岡市
家畜排せつ物処理センター)
5議案第七四号
指定管理者の指定(延岡市
共同作業場)
6議案第七五号
指定管理者の指定(
農林産物集出荷貯蔵施設)
7議案第七六号
指定管理者の指定(
下鹿川林業者健康増進用建物)
8議案第七七号
指定管理者の指定(
高齢者活動促進施設)
9議案第九七号
工事請負契約の締結(市営住宅(一
ケ岡A団地)三工区O棟建築
主体工事)
10議案第九八号
工事請負契約の締結(市営住宅(一
ケ岡A団地)三工区P棟建築
主体工事)
○議長(松田和己君) 日程第五 議案第六二号
新型コロナウイルス感染症緊急対策利子補給基金条例の制定外九件を一括議題といたします。
産業建設委員会委員長の審査結果の報告を求めます。
〔産業建設委員会委員長(田村吉宏君)登壇〕
○産業建設委員会委員長(田村吉宏君) 産業建設委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
今期定例会において、本委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております議案第六二号
新型コロナウイルス感染症緊急対策利子補給基金条例の制定外九件であります。
本委員会といたしましては、十二月十四日に現地視察を行った後、委員会を開き、
関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これより、審査の経過を御報告申し上げます。
初めに、議案第六二号は、
新型コロナウイルス感染症緊急対策利子補給基金条例の制定であります。
本案は、県の
新型コロナウイルス感染症緊急対策貸付を利用した市内事業者に対し、融資利子のうち年一%に相当する額を市が補助する利子補給事業について、国の
新型コロナウイルス感染症対応
地方創生臨時交付金を活用して基金を積み立て、事業の財源に充てるため、地方自治法第二百四十一条第一項の規定に基づき、条例を制定するものであります。
本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第六五号は、市道の路線認定であります。
本案は、開発行為に伴う野地五八号線及び寄附採納に伴う別府三二号線の合わせて二路線総延長八十三・〇メートルを市道として認定するものであります。
本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第七二号から議案第七七号までの六件は、いずれも地方自治法第二百四十四条の二第三項の規定に基づく
指定管理者の指定であります。
これらは、延岡市
黒仁田地区営農飲雑用水供給施設などの公の施設の
指定管理者を指定し、その管理を行わせるものであります。
それぞれの審査における主な質疑応答を申し上げますと、まず、議案第七二号の
黒仁田地区営農飲雑用水供給施設の管理者指定に関する審査の中で、委員より「施設修繕が必要な場合は、どのように対応しているのか」との質疑がなされ、当局より「仕様書において、金額が十万円未満となる修繕については施設管理者が行い、それ以上になった場合は市が行うこととなっている」との答弁があったのであります。
次に、議案第七五号の
農林産物集出荷貯蔵施設の管理者指定に関する審査の中で、委員より「当該施設の壁面に民間の店舗のPR等の表示があるが、広告料等の取り扱いはどのようにしているのか」との質疑がなされ、当局より「基本的には原状回復を条件に、申請に対して許可しており、広告料などは徴収していない」との答弁があったのであります。
さらに、委員より「今後、トラブル等が生じないように、広告料などを徴収する考えはないか」との質疑がなされ、当局より「現在までの経緯等を含めて調査し、取り扱いを整理したい」との答弁があったのであります。
以上のような質疑応答を踏まえ、本六件につきましては、それぞれ採決の結果、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第九七号及び議案第九八号は、いずれも市営住宅に係る
工事請負契約の締結であります。
これらの工事は、狭小で老朽化した住宅の解消と居住水準の向上及び良好な住環境の整備を図るため、今回、新たに二棟二十四戸を建設するものであります。
まず、議案第九七号は、市営住宅一
ケ岡A団地三工区O棟建築
主体工事の請負契約の締結であります。
条件付一般競争入札による特定建設工事共同企業体五者の入札の結果、朋幸・那智特定建設工事共同企業体が落札し、一億六千五百七十七万円で同企業体と契約を締結するものであります。
次に、議案第九八号は、市営住宅一
ケ岡A団地三工区P棟建築
主体工事の請負契約の締結であります。
条件付一般競争入札による特定建設工事共同企業体四者の入札の結果、加行・高建特定建設工事共同企業体が落札し、一億六千六百十万円で同企業体と契約を締結するものであります。
本二件につきましては、関連する議案でありますので、一括して審査を行ったところ、審査において、まず委員より「今回建設する二棟については、同じ建物となるのか」との質疑がなされ、当局より「戸数、間取り、構造の全てが同じものとなる」との答弁があったのであります。
さらに、委員より「同じ建物とのことであるが、入札時の予定価格に差がある理由は何か」との質疑がなされ、当局より「進入するための道路の改修工事等、必要となる仮設工事の費用が異なるためである」との答弁があったのであります。
以上のような質疑応答を踏まえ、本二件につきましては、それぞれ採決の結果、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、産業建設委員会における審査の経過並びに結果についての御報告といたします。
よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○議長(松田和己君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより一括討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより、議案第六二号
新型コロナウイルス感染症緊急対策利子補給基金条例の制定、議案第六五号市道の路線認定、議案第七二号
指定管理者の指定から議案第七七号
指定管理者の指定までの六件、議案第九七号
工事請負契約の締結、議案第九八号
工事請負契約の締結、計十件を一括採決いたします。
本十件に対する
委員長報告は、いずれも原案可決であります。
本十件は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 御異議なしと認めます。よって、本十件は、原案のとおり可決されました。
◎日程第六 1議案第六三号 延岡市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定
2議案第六四号
延岡市立保育所条例の一部を改正する条例の制定
3議案第七八号
指定管理者の指定(
北老人福祉センター、
南老人福祉センター)
4議案第七九号
指定管理者の指定(延岡市
東海デイサービスセンター)
5議案第八〇号
指定管理者の指定(延岡市
岡富デイサービスセンター)
6議案第八一号
指定管理者の指定(延岡市
島浦デイサービスセンター)
7議案第八二号
指定管理者の指定(
緑ケ丘児童館)
8議案第八三号
指定管理者の指定(旭児童館)
9議案第八五号
指定管理者の指定(
島浦保育所)
10議案第八六号
指定管理者の指定(
延岡ライトハウス盲人ホーム、延
岡
ライトハウス点字図書館)
11議案第八七号
指定管理者の指定(
余熱利用健康施設ヘルストピア延岡)
12議案第八九号
指定管理者の指定(延岡市
北方南部地区体育館)
13議案第九〇号
指定管理者の指定(延岡市
北方健康福祉センター)
14議案第九一号
指定管理者の指定(延岡市
北方デイサービスセンター)
15議案第九二号
指定管理者の指定(延岡市
北浦デイサービスセンター)
○議長(松田和己君) 日程第六 議案第六三号延岡市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定外十四件を一括議題といたします。
厚生教育委員会委員長の審査結果の報告を求めます。
〔厚生教育委員会委員長(小野正二君)登壇〕
○厚生教育委員会委員長(小野正二君) 厚生教育委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
ただいま議題となっております議案第六三号延岡市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定外十四件につきましては、十二月十五日に委員会を開き、
関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これより、審査の経過を御報告申し上げます。
初めに、議案第六三号は、延岡市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定であります。
本案は、国の印鑑登録証明事務処理要領の一部が改正されたことに伴い、印鑑登録証明事務において外国人が登録できる印鑑に関する規定の追加や、成年被後見人の欠格条項の見直しを行うなど、所要の改正を行うものであります。
審査において、委員より「成年被後見人が印鑑登録の申請を行う場合は、法定代理人が同行しており、かつ当該成年被後見人本人による申請があるときは、意思能力を有する者として受け付けることになるが、このほかに審査の要件はないのか」との質疑がなされ、当局より「審査においては、申請書に署名することで意思能力があるとみなすことになる。その方が身体的な事情で署名できない場合は、口頭などにより確認を行い、申請したい旨の意思表示をした場合は、職員が代わって署名を行うことにより、意思能力があったとみなすこととする」との答弁があったのであります。
以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第六四号は、
延岡市立保育所条例の一部を改正する条例の制定であります。
本案は、
島浦保育所について、入所児童数が条例で規定する定員を下回っている状況が続いていることから、利用定員の見直しを行うことで、より適正な指定管理料の支給をするため、所要の改正を行うものであります。
審査において、委員より「保育所の定員を三十人から二十人に改正した場合は、
指定管理者の経営状況にどのような影響があるのか」との質疑がなされ、当局より「適正な定員に設定することにより、適正な給付費が
指定管理者に入ることになるので、経営としては安定していくものと考えている」との答弁があったのであります。
以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第七八号から議案第八三号までの六件及び議案第八五号から議案第八七号までの三件、並びに議案第八九号から議案第九二号までの四件、計十三件は、いずれも地方自治法第二百四十四条の二第三項の規定に基づく
指定管理者の指定であります。
これらは、
北老人福祉センター、
南老人福祉センターなどの公の施設の
指定管理者を指定し、その管理を行わせるものであります。
それぞれの審査における主な質疑応答を申し上げますと、初めに、議案第八〇号の延岡市
岡富デイサービスセンターの管理者指定に関する審査の中で、委員より「審査基準の法人等の財務状況に問題はないかという項目の採点が、他の項目よりも低くなっている理由は何か」との質疑がなされ、当局より「
指定管理者候補者の延岡市高齢者福祉協会については、介護保険事業の通所介護の収益が法人全体の収益の大きな部分を占めている。そのため、通所介護事業の利用者数の増減等により財務状況に与える影響が大きいことから、このような採点結果としている」との答弁があったのであります。
次に、議案第八二号の
緑ケ丘児童館の管理者指定に関する審査の中で、委員より「審査基準の職員体制に関する項目が満点になっているが、指定管理料は、
緑ケ丘児童館よりも利用人数が少ない児童館と同額である。利用実態に応じていないように感じるが、どのように考えているのか」との質疑がなされ、当局より「児童館の指定管理料は、主に人件費を考えているが、配置職員は、国のガイドラインに準じて二名と考えている。児童館の年間の利用人数を開設日数で割ると一日当たり四十数人となり、児童クラブの基準とほぼ同じとなるため、児童厚生員二名で指導、管理が可能であると考えている。今後、さらに利用者数が多くなる場合には、児童厚生員の人数や指定管理料等について考えていく必要がある」との答弁があったのであります。
続いて、議案第八六号の
延岡ライトハウス盲人ホーム、
延岡ライトハウス点字図書館の管理者指定に関する審査の中で、委員より「審査基準の利用者の満足度や要望の把握及びその実現策は適当かという項目が満点となっているが、利用者からの要望に対してどのように対応しているのか」との質疑がなされ、当局より「本市の点字図書館にないものは、視覚障害者情報総合ネットワークシステムを通じて、国立国会図書館、公立図書館、点字図書館などと連携し、利用者が要望するものを入手している。また、他の施設にない場合は、点字図書館が独自に録音システム等で作成して貸し出しているところである」との答弁があったのであります。
次に、議案第八九号の延岡市
北方南部地区体育館の管理者指定に関する審査の中で、委員より「審査基準の施設管理を安定的に行う能力を期待することができるかという項目の採点が、他の項目よりも低い理由は何か」との質疑がなされ、当局より「この施設は管理人が一人で管理しており、その方に何かあった時のフォロー体制の点で若干不安があるため、他の項目に比べて点数が低くなっているところである」との答弁があったのであります。
次に、議案第九〇号の延岡市
北方健康福祉センターの管理者指定に関する審査の中で、委員より「審査基準の利用者の平等利用を確保することができるかという項目が満点になっているが、主な業務内容は高齢者に特化した事業と考える。全体としての平等利用が確保できているのか」との質疑がなされ、当局より「業務内容は高齢者に関係するものが多くなっているが、このセンターは広く地域の方の利用があり、昨年度は約千八百名が利用しているところである」との答弁があったのであります。
次に、議案第九二号の延岡市
北浦デイサービスセンターの管理者指定に関する審査の中で、委員より「審査基準の行政等の関係機関や地域との連携を適切に行うことができるかという項目の採点が、他の項目に比べて低い理由は何か」との質疑がなされ、当局より「事業所からの市への連絡等が若干足りない部分があると考えることから、このような採点結果となっている」との答弁があったのであります。
以上のような質疑応答を踏まえ、本十三件につきましては、それぞれ採決の結果、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、厚生教育委員会における審査の経過並びに結果についての御報告といたします。
よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○議長(松田和己君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより一括討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより、議案第六三号延岡市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定、議案第六四号
延岡市立保育所条例の一部を改正する条例の制定、議案第七八号
指定管理者の指定から議案第八三号
指定管理者の指定までの六件、議案第八五号
指定管理者の指定から議案第八七号
指定管理者の指定までの三件、議案第八九号
指定管理者の指定から議案第九二号
指定管理者の指定までの四件、計十五件を一括採決いたします。
本十五件に対する
委員長報告は、いずれも原案可決であります。
本十五件は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 御異議なしと認めます。よって、本十五件は原案のとおり可決されました。
◎日程第七 議案第八四号
指定管理者の指定(
長井保育所)
○議長(松田和己君) 日程第七 議案第八四号
指定管理者の指定を議題といたします。
地方自治法第百十七条の規定により、北林幹雄議員の退席を求めます。
〔北林幹雄議員退席〕
○議長(松田和己君) 厚生教育委員会委員長の審査結果の報告を求めます。
〔厚生教育委員会委員長(小野正二君)登壇〕
○厚生教育委員会委員長(小野正二君) 厚生教育委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
ただいま議題となっております議案第八四号
指定管理者の指定につきましては、地方自治法第二百四十四条の二第三項の規定に基づき、公の施設の管理を行わせる
指定管理者を指定するもので、
長井保育所の
指定管理者に社会福祉法人鏡山会を指定するものであります。
本委員会といたしましては、十二月十五日に委員会を開き、
関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、厚生教育委員会における審査の経過並びに結果についての御報告といたします。
よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○議長(松田和己君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより、議案第八四号
指定管理者の指定を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、原案可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
北林幹雄議員の出席を求めます。
〔北林幹雄議員出席〕
◎日程第八 議案第八八号
指定管理者の指定(
田園都市中核施設延岡総合文化セン
ター、延岡市公会堂「
野口記念館」)
○議長(松田和己君) 日程第八 議案第八八号
指定管理者の指定を議題といたします。
地方自治法第百十七条の規定により、田村吉宏議員の退席を求めます。
〔田村吉宏議員退席〕
○議長(松田和己君) 厚生教育委員会委員長の審査結果の報告を求めます。
〔厚生教育委員会委員長(小野正二君)登壇〕
○厚生教育委員会委員長(小野正二君) 厚生教育委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
ただいま議題となっております議案第八八号
指定管理者の指定につきましては、十二月十五日に委員会を開き、
関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これより、審査の経過を御報告申し上げます。
本案は、地方自治法第二百四十四条の二第三項の規定に基づき、公の施設の管理を行わせる
指定管理者を指定するもので、
田園都市中核施設延岡総合文化センター及び延岡市公会堂
野口記念館の
指定管理者に、公益財団法人のべおか文化事業団を指定するものであります。
審査において、まず、委員より「公募に応じた二者を比較すると、審査基準の利用者の満足度や要望の把握及びその実現策は適切かなどの項目は、もう一方の申請団体よりも、今回の
指定管理者候補者の方が低い点数であるが、今後、次期
指定管理者に対しどのように指導するのか」との質疑がなされ、当局より「もう一方の申請団体は、全国で六十以上の公の文化施設、ホール等を運営しており、自主文化事業等のノウハウや顧客の満足度を把握するアンケートの方法などを具体的に示した点で評価されたと考える。今回のプレゼンテーションは、担当課としても大変参考になったものであり、プレゼンテーションから得た他の文化施設の取り組みやノウハウについて伝えていきながら、利用者の満足度を高めていただくような取り組みをしていただきたいと考えている」との答弁があったのであります。
次に、委員より「他の施設の
指定管理者の採点結果と比べて、点数自体は高いが、満点の点数が違うため、全体的に点数が低く感じる。採点が厳しい、提案が弱い等の理由が考えられるが、どのように判断しているのか」との質疑がなされ、当局より「今回提案されている他の施設の
指定管理者については、主に市職員で構成される選定会議で選定されていると考えるが、本施設は選定会議のメンバーを独自に選んでおり、行政の職員は委員長の副市長だけで、そのほかは、学識者、文化連盟、保護者や学生など、幅広い分野、視点から十一名で審査を行っている。応募した二者ともプレゼンテーションの内容は非常によかったが、二者の比較という点でシビアに採点した結果、他の施設の
指定管理者との得点水準に差が生じていると考える」との答弁があったのであります。
以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、厚生教育委員会における審査の経過並びに結果についての御報告といたします。
よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○議長(松田和己君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより、議案第八八号
指定管理者の指定を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、原案可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
田村吉宏議員の出席を求めます。
〔田村吉宏議員出席〕
◎日程第九 議案の継続審査
○議長(松田和己君) 日程第九 議案の継続審査を議題といたします。
総務政策委員会委員長から、同委員会において審査中の議案第六〇号について、会議規則第百四条の規定により、お手元に配付しております閉会中継続審査一覧表のとおり、閉会中継続して審査したい旨の申出がありました。
お諮りいたします。
本件については、委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 御異議なしと認めます。よって、本件については、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
◎日程第十 1報告第二三号 専決処分の報告(負傷事故に伴う和解及び損害賠償の額の決定)
2報告第二四号 専決処分の報告(負傷事故に伴う和解及び損害賠償の額の決定)
3報告第二五号 専決処分の報告(物損事故に伴う和解及び損害賠償の額の決定)
○議長(松田和己君) 日程第十 報告第二三号専決処分の報告外二件の報告を行います。
市長の報告を求めます。
〔市長(読谷山洋司君)登壇〕
○市長(読谷山洋司君) 専決処分につきまして、報告を申し上げます。
報告第二三号から第二五号は、市の管理施設及び市道における事故に関し、地方自治法第百八十条第一項の規定により、和解及び損害賠償の額を決定する専決処分をいたしましたので、同条第二項の規定により、これを報告するものであります。
まず、報告第二三号は、本年六月二十七日、本市が管理しております延岡勤労者体育センターで、相手方が勤務する会社のチームでバスケットボールの試合を行っていたところ、プレー中に右手を壁についた際、壁面から出ていたくぎの頭の部分が右手のひらに食い込み、裂傷したものであります。
次に、報告第二四号は、本年六月十九日、相手方が市道旭ケ丘東西五号線を徒歩で荷物を配達中、同市道上に生じていた穴につまずき転倒し、負傷したものであります。
次に、報告第二五号は、本年七月十七日、市道富美山山月二号線の道路のり面の石積みが一部崩落し、同市道に隣接する相手方が管理する家屋の水道管を損壊させ、漏水したものであります。
これらの事故の発生を受けまして、今後の再発防止に向けた事故防止策の実施や安全確認の徹底を指示したところであります。
以上で、専決処分の報告を終わります。
(降壇)
○議長(松田和己君) ただいまの報告について一括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
以上で、報告を終わります。
◎日程第十一 陳情の処理
○議長(松田和己君) 日程第十一 陳情の処理を行います。
陳情第七号「愛宕山公園」を「愛宕山笠沙の御碕公園」へ改称することを求める陳情外一件が委員会審査を終了しておりますので、本二件の陳情を一括議題といたします。
初めに、総務政策委員会委員長の報告を求めます。
〔総務政策委員会委員長(甲斐正幸君)登壇〕
○総務政策委員会委員長(甲斐正幸君) 総務政策委員会における審査結果を御報告申し上げます。
今期定例会において、本委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております陳情第八号緊急雇用者の契約期限延長の条件等について緩和を求める陳情であります。
本委員会といたしましては、十二月十四日に委員会を開き、慎重に審査いたしました結果、本陳情につきましては、お手元の審査報告書のとおり、新型コロナウイルスの影響で休業や収入の著しい減少となった方の実情については理解できるが、本市の緊急雇用創出事業については、四度にわたり業務の洗い出しを行い、今年度、百五十名を超える新たな雇用を創出している中で、就労者の雇用期間の終了時において、引き続き就労を希望された場合であっても、業務とのマッチングが困難な場合があること、また、応募者のうちには未配置の方もおり、公平性の観点から、就労者が引き続き就労を希望しても、その希望に添えない場合もあること、また、当該事業で雇用される会計年度任用職員については、地方公務員法の趣旨に基づき、正規職員が行う業務とは性質の異なる業務に従事することとされているため、正規職員の業務を直ちに分担することについては制度上難しいことなどの理由から、不採択すべきものと決定いたしました。
以上、総務政策委員会における審査結果の御報告といたします。
よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○議長(松田和己君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより、討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより、陳情第八号緊急雇用者の契約期限延長の条件等について緩和を求める陳情を採決いたします。
本陳情に対する
委員長報告は、不採択であります。本陳情は、採択の可否についてお諮りいたします。
本陳情を採択することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(松田和己君) 起立少数であります。よって、本陳情は不採択と決定いたしました。
次に、産業建設委員会委員長の報告を求めます。
〔産業建設委員会委員長(田村吉宏君)登壇〕
○産業建設委員会委員長(田村吉宏君) 産業建設委員会における審査の結果を御報告申し上げます。
今期定例会において、本委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております陳情第七号「愛宕山公園」を「愛宕山笠沙の御碕公園」へ改称することを求める陳情であります。
本委員会といたしましては、十二月十四日に委員会を開き、慎重に審査いしました結果、本陳情につきましては、お手元の審査報告書のとおり、趣旨妥当と認め、採択すべきものと決定いたしました。
以上、産業建設委員会における審査結果の御報告といたします。
よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○議長(松田和己君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより、討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより、陳情第七号「愛宕山公園」を「愛宕山笠沙の御碕公園」へ改称することを求める陳情を採決いたします。
本陳情に対する
委員長報告は、採択であります。
本陳情は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 御異議なしと認めます。よって、本陳情は採択と決定いたしました。
お諮りいたします。
各常任委員会の委員長から特定の所管事務調査のため、お手元に配付しております一覧表のとおり、閉会中継続調査の申出がありました。
本申出を承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 御異議なしと認めます。よって、本申出は、承認されました。
次に、議員派遣についてお諮りいたします。
地方自治法第百条及び会議規則第百六十二条の規定による議員派遣については、お手元に配付しております議員派遣一覧表のとおり決定したいと思います。
なお、今後、閉会中、新たに議員派遣の必要が生じた場合には、議会運営委員会においてこれを協議し、議長において派遣の決定をしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松田和己君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
以上で、今期定例会における付議事件は全て議了いたしました。
新型コロナウイルス感染症に翻弄された二〇二〇年も、残すところあと僅かとなりました。この感染症の一日も早い終息と、来る二〇二一年が延岡市にとりまして、また本議場に御参集の皆様にとりまして、幸多いすばらしい年となりますよう心から御祈念申し上げます。
これをもって、第十回
延岡市議会定例会を閉会いたします。
午後一時五十四分 閉会...