延岡市議会 2019-07-05
令和元年第 2回定例会(第5号 7月 5日)
○議長(
松田和己君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松田和己君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより一括討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松田和己君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより、議案第五号令和元
年度延岡市
一般会計補正予算及び議案第六号令和元
年度延岡市
介護保険特別会計補正予算の二件を一括採決いたします。
本二件に対する
委員長報告は、いずれも原案可決であります。
本二件は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松田和己君) 御異議なしと認めます。よって、本二件は、原案のとおり可決されました。
◎日程第二 1議案第 七号 延岡市個人番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例の制定
2議案第 八号 延岡市
税条例等の一部を改正する条例の制定
3議案第 九号 延岡市
火災予防条例の一部を改正する条例の制定
4議案第一〇号 延岡市
特別職職員給与条例の一部を改正する条例の制定
5議案第一九号
指定管理者の指定(延岡市
富美山地区コミュニティセンター)
6議案第二〇号 財産の取得(
事務用パソコン(事務用))
7議案第二一号 財産の取得(
事務用パソコン(窓口用))
8議案第二二号 財産の取得(
小型動力ポンプ付積載車)
○議長(
松田和己君) 日程第二 議案第七号延岡市個人番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例の制定外七件を一括議題といたします。
総務政策委員会委員長の審査結果の報告を求めます。
〔
総務政策委員会審査報告(松本哲也君)登壇〕
○
総務政策委員会委員長(松本哲也君)
総務政策委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
今期定例会において、本委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております議案第七号延岡市個人番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例の制定外七件であります。
本委員会といたしましては、七月一日に委員会を開き、
関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これより、審査の経過を御報告申し上げます。
初めに、議案第七号は延岡市個人番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例の制定であります。
本案は、本市の内部において、個人番号を利用した情報連携ができる事務及び個人情報を追加し、または削除する必要があるため、所要の改正を行う者であります。
本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第八号は、延岡市
税条例等の一部を改正する条例の制定であります。
本案は、
地方税法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、
個人市民税の
申告書記載事項を簡素化するほか、令和三年度以降の各年度分の個人の市民税において、
単身児童扶養者を
非課税措置の対象に追加するなど、所要の改正を行うものであります。
また、
軽自動車税について、環境に配慮した税制の推進及び
消費税率引き上げに伴う
需要平準化対策として、種別割の軽減措置や
環境性能割の適用基準の見直しを行うなど、所要の改正を行うものであります。
本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第九号は、延岡市
火災予防条例の一部を改正する条例の制定であります。
本案は、
住宅用防災機器の設置及び維持に関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部が改正されたことに伴い、条例に規定する
住宅用防災警報器などの設置の免除に関する規定について、所要の改正を行うものであります。
本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第一〇号は、延岡市
特別職職員給与条例の一部を改正する条例の制定であります。
本案は、令和元年七月二十八日任期満了の
参議院議員通常選挙の執行に当たり、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律が一部改正されたことに伴い、本市における
投票管理者等の報酬の額を改正するため、所要の改正を行うものであります。
本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第一九号は、
指定管理者の指定であります。
本案は、
地方自治法第二百四十四条の二第三項の規定に基づき、公の施設の管理を行わせる
指定管理者を指定するもので、延岡市
富美山地区コミュニティセンターの
指定管理者に、延岡市
富美山地区コミュニティセンター管理運営委員会を指定するものであります。
本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第二〇号は、財産の取得であります。
本案は、現在使用している職員の
事務用パソコンについて、機器の経年劣化による処理能力の低下や搭載している
オペレーティングシステムの
サポート期間が終了することに伴い、システムの安定稼働が保障できない状況が発生することから、業務効率の向上及びシステムの安定稼働のほか、
セキュリティのより一層の強化を図るため、新たに
事務用パソコン六百六十五台を取得するものであります。
次に、議案第二一号は、財産の取得であります。
本案は、主に、
住民情報システム等を取り扱う、
窓口用パソコンについて、機器の経年劣化による処理能力の低下や搭載している
オペレーティングシステムの
サポート期間が終了することに伴い、システムの安定稼働が保障できない状況が発生することから、業務効率の向上及びシステムの安定稼働のほか、
セキュリティのより一層の強化を図るため、新たに
窓口用事務パソコン五百台を取得するものであります。
本二件につきましては、関連する議案でありますので、一括して審査いたしましたところ、審査において、まず委員より「更新後、不要になったパソコンについてはどのように取り扱うのか」との質疑がなされ、当局より「重要な情報が入っているため、基本的に再利用はせず、廃棄処分を行うことになっているが、災害時などにおいて緊急に必要となる場合もあるため、状態がよいものは予備用のパソコンとして確保しておきたい」との答弁があったのであります。
さらに、別の委員より「処分されるパソコンのデータはどのように消去されるのか」との質疑がなされ、当局より「
パソコン本体からハードディスクを抜き取り、データを消去した後、引き取り業者の専用機器を使い、本市職員が破砕処理を行う」との答弁があったのであります。
次に、委員より「リースではなく購入を選択したのは、どのような理由か」との質疑がなされ、当局より「
事務用パソコンと
窓口用パソコンについて、
一括購入費用と五年間の
リース費用を比較検討した結果、購入の方が約九百五十万円安価であるとの結果が出たためである」との答弁があったのであります。
以上のような質疑応答を踏まえ、それぞれ採決の結果、本二件につきましては、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第二二号は、財産の取得であります。
本案は、消防団に配備している消防車両の老朽化に伴い、消防力の充実・強化を図るため、最新の資機材を装備した
小型動力ポンプ付積載車五台を取得するものであります。
審査において、まず委員より「更新対象の車両は廃車すると聞いているが、備品もあわせて廃棄するのか」との質疑がなされ、当局より「車両については廃車となるが、積載している備品で有用なものは、消防本部において取り置きする」との答弁があったのであります。
さらに、委員より「走行距離にかかわらず、更新基準の年数に従って車両の更新を行っているのか」との質疑がなされ、当局より「
消防団車両更新計画に基づき更新を行っているが、仮に、継続して使用できる状態であれば、他の緊急を要する車両を優先するなどの対応をしている」との答弁があったのであります。
以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、
総務政策委員会における審査の経過並びに結果についての御報告といたします。
よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○議長(
松田和己君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松田和己君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより一括討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松田和己君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより、議案第七号延岡市個人番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例の制定から、議案第一〇号延岡市
特別職職員給与条例の一部を改正する条例の制定までの四件、議案第一九
号指定管理者の指定から議案第二二号財産の取得までの四件、計八件を一括採決いたします。
本八件に対する
委員長報告は、いずれも原案可決であります。
本八件は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松田和己君) 御異議なしと認めます。よって、本八件は原案のとおり可決されました。
◎日程第三 1議案第一一号 延岡市
森林環境譲与税基金条例の制定
2議案第一二号 延岡市
山村定住住宅条例の一部を改正する条例の制定
3議案第一三号 延岡市
手数料条例の一部を改正する条例の制定
4議案第二三号 市道の路線認定(二路線)
○議長(
松田和己君) 日程第三 議案第一一号延岡市
森林環境譲与税基金条例の制定外三件を一括議題といたします。
産業建設委員会委員長の審査結果の報告を求めます。
〔
産業建設委員会委員長(上杉泰洋君)登壇〕
○
産業建設委員会委員長(上杉泰洋君)
産業建設委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
今期定例会において本委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております議案第一一号延岡市
森林環境譲与税基金条例の制定外三件であります。
本委員会といたしましては、七月一日に現地調査を行った後、委員会を開き、
関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これより、審査の経過を御報告申し上げます。
初めに、議案第一一号延岡市
森林環境譲与税基金条例の制定であります。
本案は、
森林環境譲与税及び
森林環境譲与税に関する法律が、本年四月に施行されたことに伴い、国から市へ譲与される
森林環境譲与税を市が実施する森林等の整備や木材の利用促進のほか、林業の担い手の育成・確保、林業版六次産業化の推進等に活用するための基金を創設することについて、
地方自治法第二百四十一条第一項の規定に基づき条例を制定するものであります。
審査において、まず委員より「基金を人材育成に活用する場合、具体的にはどのようなことを考えているのか」との質疑がなされ、当局より「子供向けの林業教室など、若い世代に対する林業の
普及啓発等に活用していきたいと考えている」との答弁があったのであります。
次に、委員より「今後、本市で生産される木材を延岡産材として流通させるために、どのような方法を考えているのか」との質疑がなされ、当局より「現在、延岡市内で木材を加工できる業者が少ないことから、今後は近隣の
木材関係者で
サプライチェーンを構築し、将来的には延岡産材にネーミングをつけて、
大都市圏等への流通を確立させていきたいと考えている」との答弁があったのであります。
次に、委員より「市において、
森林環境譲与税を活用するための要綱等を策定する予定はあるのか」との質疑がなされ、当局より「
森林環境譲与税の使途については法で定められており、その使途について、地方自治体はインターネットで公開しなければならないなど、森林を守り、育てること以外には活用できないことが厳格に定められていることから、自治体による要綱等の策定は制度になじまないと考えている」との答弁があったのであります。
以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第一二号は、延岡市
山村定住住宅条例の一部を改正する条例の制定であります。
本案は、延岡市山村定住住宅のうち、北浦町の市振日用住宅及び中野内壱町畠住宅を、条例の規定に基づいて入居者に譲渡したことに伴い、本条例の両住宅についての規定を削除するものであります。
本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第一三号は、延岡市
手数料条例の一部を改正する条例の制定であります。
本案は、建築基準法の一部改正により、特例の建築許可を受ける建築物について、手続の合理化に関する規定が設けられたことから、その審査手数料を新たに定めるほか、条例において、同法の条文を引用する部分を整理するなど、所要の改正を行うものであります。
本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第二三号は、市道の路線認定であります。
本案は、寄附採納に伴う細見二二号線及び開発行為に伴う惣領東西一二号線の二路線、総延長九十七メートルを市道として認定するものであります。
本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、
産業建設委員会における審査の経過並びに結果についての御報告といたします。
よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○議長(
松田和己君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松田和己君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより一括討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松田和己君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより、議案第一一号延岡市
森林環境譲与税基金条例の制定から、議案第一三号延岡市
手数料条例の一部を改正する条例の制定までの三件、議案第二三号市道の路線認定の計四件を一括採決いたします。
本四件に対する
委員長報告は、いずれも原案可決であります。
本四件は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松田和己君) 御異議なしと認めます。よって、本四件は原案のとおり可決されました。
◎日程第四 1議案第一四号 延岡市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定
2議案第一五号 延岡市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定
3議案第一六号 延岡市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基
準を定める条例の一部を改正する条例の制定
4議案第一七号 延岡市
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定
5議案第一八号 延岡市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定
める条例の一部を改正する条例の制定
6議案第二四号
製造請負契約の締結(
内藤記念館再整備
展示製作業務委託)
○議長(
松田和己君) 日程第四 議案第一四号延岡市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定外五件を一括議題といたします。
厚生教育委員会委員長の審査結果の報告を求めます。
〔厚生教育委員会委員長(北林幹雄君)登壇〕
○厚生教育委員会委員長(北林幹雄君) 厚生教育委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
今期定例会において、本委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております議案第一四号延岡市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定外五件であります。
本委員会といたしましては、七月二日に委員会を開き、
関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これより、審査の経過を御報告申し上げます。
初めに、議案第一四号は、延岡市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定であります。
本案は、地方税法施行令の一部が改正されたことに伴い、国民健康保険税の低所得者に対する軽減措置を拡充するため、所要の改正を行うものであります。
本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第一五号は、延岡市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定であります。
本案は、本年十月の消費税一〇%への引き上げに合わせて、低所得者の介護保険料の負担の軽減強化を行うため、介護保険法施行令等の一部が改正されたことに伴い、保険料の軽減措置に関して所要の改正を行うものであります。
本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第一六号は、延岡市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定であります。
本案は、条例を定めるに当たっての基準となる国の
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準が一部改正されたことに伴い、放課後児童支援員の資格要件に係る規定について、所要の改正を行うものであります。
審査において、委員より「放課後児童クラブにおいては、配置される全ての支援員に放課後児童支援員の資格が必要なのか」との質疑がなされ、当局より「放課後児童クラブにおいては、基本的に二人の支援員の配置が必要であり、二人のうち一人は放課後児童支援員である必要があるが、もう一人については、補助員という位置づけであれば資格の必要はない」との答弁があったのであります。
以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第一七号は、延岡市
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定であります。
本案は、
災害弔慰金の支給等に関する法律及び
災害弔慰金の支給等に関する法律施行令の一部改正に伴い、災害援護資金の貸付利率の設定や、保証人の有無にかかわらず、貸し付けができる規定及び新たな償還方法を設けるなど、所要の改正を行うものであります。
審査において、まず委員より「災害援護資金の貸付金額の上限は幾らとなるのか」との質疑がなされ、当局より「被害の規模によって異なるが、上限は三百五十万円となる」との答弁があったのであります。
次に、委員より「現在までの貸付件数の実績はどのくらいあるのか」との質疑がなされ、当局より「平成九年度からの合計で、百十三件の実績がある」との答弁があったのであります。
以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第一八号は、延岡市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定であります。
本案は、条例を定めるに当たっての基準となる国の
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、保育所等との連携施設の確保に関する規定の新設及び特定の要件を満たす家庭的保育事業者等における連携施設の確保に関する経過措置の期間延長など、所要の改正を行うものであります。
本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第二四号は、
製造請負契約の締結であります。
本案は、
内藤記念館の再整備に当たり、展示室等に係る展示製作、設置及び空間演出について、業務委託を行うものであります。
審査において、まず委員より「今回の業務委託契約が完了した後の維持管理については、今回の業者が行うことになるのか」との質疑がなされ、当局より「基本的には文化財の展示等になるため、本市の学芸員が維持管理を行うが、大きな展示内容の変更の必要性が生じた場合には、その都度対応を検討する」との答弁があったのであります。
次に、委員より「展示等の企画内容によっては、パーテーションや展示ケースの位置の変更なども考えられるが、その際はどのように対応するのか」との質疑がなされ、当局より「さまざまな企画については、主に特別展として一階の企画展示室で開催することになり、可動間仕切りにより対応する」との答弁があったのであります。
以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、厚生教育委員会における審査の経過並びに結果についての御報告といたします。
よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○議長(
松田和己君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松田和己君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより一括討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松田和己君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより、議案第一四号延岡市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定から、議案第一八号延岡市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定までの五件、議案第二四号
製造請負契約の締結の計六件を一括採決いたします。
本六件に対する
委員長報告は、いずれも原案可決であります。
本六件は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松田和己君) 御異議なしと認めます。よって、本六件は原案のとおり可決されました。
◎日程第五 1報告第二号 平成三十
年度延岡市
繰越明許費繰越計算書の報告
2報告第三号 平成三十
年度延岡市
水道事業会計予算繰越計算書の報告
3報告第四号 平成三十
年度延岡市
下水道事業会計予算繰越計算書の報告
○議長(
松田和己君) 日程第五 報告第二号平成三十
年度延岡市
繰越明許費繰越計算書の報告の報告外二件の報告を行います。
市長の報告を求めます。
〔市長(読谷山洋司君)登壇〕
○市長(読谷山洋司君) 平成三十年度事業の繰越計算書につきまして、報告申し上げます。
報告第二号は、平成三十
年度延岡市
繰越明許費繰越計算書の報告であります。
本件は、議会の御承認をいただきました平成三十年度事業の繰越明許費につきまして、
地方自治法施行令第百四十六条第二項の規定に基づき、繰越計算書を調製し、報告するものであります。
繰越額は、一般会計におきましては、小学校及び中学校の空調設備整備事業、岡富古川土地区画整理事業、なかしま保育園及びかわなか保育園園舎改築助成事業、ほか三十九件で、三十七億八千四十四万九千五十一円となっております。
報告第三号は、平成三十
年度延岡市
水道事業会計予算繰越計算書の報告であります。
本件は、建設改良費のうち、他の工事との工程調整等の関係で、年度内に完工することができなかった工事等につきまして、地方公営企業法第二十六条第三項の規定に基づき、繰越計算書を調製し、報告するものであります。
繰越額は、資本的支出におきまして、三輪水源地電気室外建築工事など、水源施設整備事業等に係るもので、六億九千四百二十九万千百九十七円となっております。
報告第四号は、平成三十
年度延岡市
下水道事業会計予算繰越計算書の報告であります。
本件は、先ほどの水道事業会計と同様、繰越計算書を調製し、報告するものであります。
繰越額は、資本的支出におきまして、妙田下水処理場反応タンク設備散気装置更新工事など、下水道事業に係るもので、十億二千三百八十六万四千四百九円となっております。
以上で繰越計算書の報告を終わります。
(降壇)
○議長(
松田和己君) ただいまの報告について一括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松田和己君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
以上で、報告を終わります。
◎日程第六 意見書第一号
過疎地域自立促進特別措置法の失効に伴う新たな法律の制定を求める意見書(案)
意見書第二号 地方財政の充実・強化を求める意見書(案)
○議長(
松田和己君) 日程第六 意見書第一号
過疎地域自立促進特別措置法の失効に伴う新たな法律の制定を求める意見書(案)外一件を一括議題といたします。
提出者の提案理由の説明を求めます。
〔議会運営委員会委員長(下田英樹君)登壇〕
○議会運営委員会委員長(下田英樹君) ただいま議題となっております意見書(案)二件につきまして、それぞれ提案理由の説明を申し上げます。
初めに、意見書第一号は、
過疎地域自立促進特別措置法の失効に伴う新たな法律の制定を求める意見書(案)であります。
本案は、現行の
過疎地域自立促進特別措置法は、令和三年三月末をもって失効することとなりますが、過疎地域が果たしている多面的、公共的機能を今後も維持していくためには、引き続き、過疎地域に対し、総合的かつ積極的な支援を行い、地域住民の暮らしを支えることが重要であることから、国に対して新たな法律の制定を強く要望するものであります。
次に、意見書第二号は、地方財政の充実・強化を求める意見書(案)であります。
本案は、地方自治体が、子育て支援、医療、介護の社会保障、地域公共交通の維持などの役割の拡大とともに、人口減少対策、防災・減災事業の実施など、新たな政策課題にも直面している状況の中で、これらに対応するための人材確保と、これに見合う地方財政の確立が急務となっていることから、二〇二〇年度の政府予算及び地方財政の検討に関して、社会保障予算の充実、地方財政の確立が図られるよう、国に対し強く要望するものであります。
以上、それぞれの意見書の案文及び送付先につきましては、お手元に配付しているとおりでございます。
よろしく御審議の上、御賛同いただきますようお願いいたします。
(降壇)
○議長(
松田和己君) これより一括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松田和己君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより一括討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松田和己君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより意見書第一号
過疎地域自立促進特別措置法の失効に伴う新たな法律の制定を求める意見書(案)、意見書第二号地方財政の充実・強化を求める意見書(案)の二件を一括採決いたします。
本二件は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松田和己君) 御異議なしと認めます。よって、本二件は、原案のとおり決定いたしました。
◎日程第七 陳情の処理
○議長(
松田和己君) 日程第七 陳情の処理を行います。
陳情第一号五ヶ瀬川・大瀬川分派事業計画の即時中止を求める陳情外一件が、委員会審査を終了しておりますので、本二件の陳情を一括議題といたします。
産業建設委員会委員長の審査結果の報告を求めます。
〔
産業建設委員会委員長(上杉泰洋君)登壇〕
○
産業建設委員会委員長(上杉泰洋君)
産業建設委員会における審査結果を御報告申し上げます。
今期定例会において、本委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております陳情第一号五ヶ瀬川・大瀬川分派事業計画の即時中止を求める陳情外一件であります。
本委員会といたしましては、七月一日に委員会を開き、慎重に審査いたしました。
まず、陳情第一号五ヶ瀬川・大瀬川分派事業計画の即時中止を求める陳情につきましては、当局から参考意見を聴取するなど、十分な事実確認や委員間の意見交換を経て、討論を行った結果、お手元の審査報告書のとおり、五ヶ瀬川・大瀬川に安全に洪水を流すためには、一、大瀬川河口の開口、二、隔流堤の整備、三、五ヶ瀬川・大瀬川の適正分派、この三つの事業をセットで行うことが必要であり、この適正分派が本整備計画の最終段階であること、また、事業完了後には、市から国に対し、さらに大きな洪水に耐え得る河川整備の要望を行うこととしているため、早期の事業完了が望まれるとの理由から、全会一致により、不採択すべきものと決定いたしました。
続いて、陳情第二号奥山等のスギ・ヒノキ放置人工林を、
森林環境譲与税で順次計画的に皆伐または、強間伐を進め、天然林に戻すことを求める陳情につきましては、お手元の審査報告書のとおり、森林環境税及び
森林環境譲与税に関する法律案に対する附帯決議の中で、放置人工林の広葉樹林化を進めることとなっており、その必要性は認められるところである。
しかしながら、
森林環境譲与税の譲与は制度として始まったばかりであり、国において広葉樹林化に対する指針等が確立されていないため、現時点では
森林環境譲与税を広葉樹林化に活用することは時期尚早であるとの理由から、全会一致により、不採択すべきものと決定いたしました。
以上、
産業建設委員会における審査結果の御報告といたします。
よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
(降壇)
○議長(
松田和己君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松田和己君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより一括討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松田和己君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより、まず、陳情第一号五ヶ瀬川・大瀬川分派事業計画の即時中止を求める陳情を採決いたします。
本陳情に対する
委員長報告は、不採択でありますので、本陳情は採択の可否についてお諮りいたします。
本陳情を採択することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔起立者なし〕
○議長(
松田和己君) 起立者はありません。よって、本陳情は不採択と決定いたしました。
次に、陳情第二号奥山等のスギ・ヒノキ放置人工林を、
森林環境譲与税で順次計画的に皆伐または、強間伐を進め、天然林に戻すことを求める陳情を採決いたします。
本陳情に対する
委員長報告は、不採択でありますので、本陳情は採択の可否についてお諮りいたします。
本陳情を採択することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔起立者なし〕
○議長(
松田和己君) 起立者はありません。よって、本陳情は不採択と決定いたしました。
お諮りいたします。
各常任委員会の委員長から特定の所管事務調査のため、お手元に配付しております一覧表のとおり、閉会中継続調査の申し出がありました。
本申し出を承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松田和己君) 御異議なしと認めます。よって、本申し出は、承認されました。
次に、議員派遣についてお諮りいたします。
地方自治法第百条及び会議規則第百六十二条の規定による議員派遣については、お手元に配付しております議員派遣一覧表のとおり決定したいと思います。
なお、今後、閉会中、新たに議員派遣の必要が生じた場合には、議会運営委員会においてこれを協議し、議長において派遣の決定をしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松田和己君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
以上で、
今期定例会における付議事件は全て議了いたしました。
これをもって、第二回
延岡市議会定例会を閉会いたします。
午前十時五十二分 閉会...