延岡市議会 > 2019-06-27 >
令和元年第 2回定例会(第4号 6月27日)

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  1. 延岡市議会 2019-06-27
    令和元年第 2回定例会(第4号 6月27日)


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    令和元年第 2回定例会(第4号 6月27日) 議  事  日  程  ( 第 四 号 )  第二回延岡市議会(定例会)第十一日 令和元年六月二十七日(木)午前十時開会   第一    1議案第 五号 令和元年度延岡市一般会計補正予算       2議案第 六号 令和元年度延岡市介護保険特別会計補正予算       3議案第 七号 延岡市個人番号の利用等に関する条例の一部を改正する条               例の制定       4議案第 八号 延岡市税条例等の一部を改正する条例の制定       5議案第 九号 延岡市火災予防条例の一部を改正する条例の制定       6議案第一〇号 延岡市特別職職員給与条例の一部を改正する条例の制定       7議案第一一号 延岡市森林環境譲与税基金条例の制定       8議案第一二号 延岡市山村定住住宅条例の一部を改正する条例の制定       9議案第一三号 延岡市手数料条例の一部を改正する条例の制定      10議案第一四号 延岡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定      11議案第一五号 延岡市介護保険条例の一部を改正する条例の制定      12議案第一六号 延岡市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基               準を定める条例の一部を改正する条例の制定
         13議案第一七号 延岡市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する               条例の制定      14議案第一八号 延岡市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定               める条例の一部を改正する条例の制定      15議案第一九号 指定管理者の指定(延岡市富美山地区コミュニティセンタ               ー)      16議案第二〇号 財産の取得(事務用パソコン(事務用))      17議案第二一号 財産の取得(事務用パソコン(窓口用))      18議案第二二号 財産の取得(小型動力ポンプ付積載車)      19議案第二三号 市道の路線認定(二路線)      20議案第二四号 製造請負契約の締結(内藤記念館再整備 展示製作業務委               託) 第二    一般質問 第三    陳情の付託 第四    議会活性化特別委員会の設置 本日の会議に付した事件 日程第一    1議案第 五号 令和元年度延岡市一般会計補正予算         2議案第 六号 令和元年度延岡市介護保険特別会計補正予算         3議案第 七号 延岡市個人番号の利用等に関する条例の一部を改正す                 る条例の制定         4議案第 八号 延岡市税条例等の一部を改正する条例の制定         5議案第 九号 延岡市火災予防条例の一部を改正する条例の制定         6議案第一〇号 延岡市特別職職員給与条例の一部を改正する条例の制                 定         7議案第一一号 延岡市森林環境譲与税基金条例の制定         8議案第一二号 延岡市山村定住住宅条例の一部を改正する条例の制定         9議案第一三号 延岡市手数料条例の一部を改正する条例の制定        10議案第一四号 延岡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制                 定        11議案第一五号 延岡市介護保険条例の一部を改正する条例の制定        12議案第一六号 延岡市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関す                 る基準を定める条例の一部を改正する条例の制定        13議案第一七号 延岡市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正                 する条例の制定        14議案第一八号 延岡市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準                 を定める条例の一部を改正する条例の制定        15議案第一九号 指定管理者の指定(延岡市富美山地区コミュニティセ                 ンター)        16議案第二〇号 財産の取得(事務用パソコン(事務用))        17議案第二一号 財産の取得(事務用パソコン(窓口用))        18議案第二二号 財産の取得(小型動力ポンプ付積載車)        19議案第二三号 市道の路線認定(二路線)        20議案第二四号 製造請負契約の締結(内藤記念館再整備 展示製作業                 務委託) 日程第二    一般質問 日程第三    陳情の付託 日程第四    議会活性化特別委員会の設置 ◎午前十時零分 開議 ○議長(松田和己君)  これより、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付しております日程表のとおりであります。 ◎日程第一  1議案第 五号 令和元年度延岡市一般会計補正予算        2議案第 六号 令和元年度延岡市介護保険特別会計補正予算        3議案第 七号 延岡市個人番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例の制定        4議案第 八号 延岡市税条例等の一部を改正する条例の制定        5議案第 九号 延岡市火災予防条例の一部を改正する条例の制定        6議案第一〇号 延岡市特別職職員給与条例の一部を改正する条例の制定        7議案第一一号 延岡市森林環境譲与税基金条例の制定        8議案第一二号 延岡市山村定住住宅条例の一部を改正する条例の制定        9議案第一三号 延岡市手数料条例の一部を改正する条例の制定       10議案第一四号 延岡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定       11議案第一五号 延岡市介護保険条例の一部を改正する条例の制定       12議案第一六号 延岡市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する                基準を定める条例の一部を改正する条例の制定       13議案第一七号 延岡市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定       14議案第一八号 延岡市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を                定める条例の一部を改正する条例の制定       15議案第一九号 指定管理者の指定(延岡市富美山地区コミュニティセンター)       16議案第二〇号 財産の取得(事務用パソコン(事務用))       17議案第二一号 財産の取得(事務用パソコン(窓口用))       18議案第二二号 財産の取得(小型動力ポンプ付積載車)       19議案第二三号 市道の路線認定(二路線)       20議案第二四号 製造請負契約の締結(内藤記念館再整備 展示製作業務委託)  日程第二  一般質問 ○議長(松田和己君)  日程第一 議案第五号令和元年度延岡市一般会計補正予算外十九件を一括議題といたします。  これより、ただいま一括議題といたしました二十件に対する総括質疑及び日程第二の一般質問を行います。  これより一二番 長友幸子議員の総括質疑及び一般質問を許可いたします。      〔一二番(長友幸子君)登壇〕 ○一二番(長友幸子君)  皆さんおはようございます。社民党市議団、長友幸子でございます。本日、議場は熱帯低気圧の影響の災害対策のため、全員作業服を着用しています。私が一番似合っているのではないかと思っております。現在、雨、風もなく穏やかな状態のようです。このまま災害が起こらないことを願って、一般質問を始めさせていただきます。  元号が平成から令和に変わりました。平成という時代のイメージについて、NHK世論調査によると、社会的弱者に優しい時代という質問の回答は三〇%にとどまっており、多くの国民が生きづらい時代であったと感じていたのだと思っています。  また、平成の三十年間は大地震や豪雨、火山噴火などによる大規模な自然災害が頻発し、全国各地で甚大な被害が発生をしています。そして今なお多くの方々が不便な避難所生活をされている現状があります。  令和の時代は、戦争も自然災害もない平和で安心して暮らせることを願うばかりです。  しかし、先月には、五十代男性による無差別殺人事件で五年生の女性児童と宮崎県出身の男性が亡くなってしまうという悲惨な事件が起きてしまいました。亡くなられた家族の方々の気持ちを思うと言葉もありませんし、決して他人事ではないと感じています。また、親からの虐待により幼い子供が命を落としてしまう事件や、いじめに遭った子供たちがみずから命を絶ってしまうという事件も後を絶ちません。  このような悲惨な事件が立て続けに起きている社会に生きづらさを感じている市民も多くいるのではないかと思います。市長は、このような現代社会の現状についてどのように感じていますでしょうか、お聞きいたします。  次に、ひきこもりについてお伺いいたします。  今回、無差別殺人事件を起こした男性は、ひきこもり傾向にあったようです。全国では中高年、四十歳から六十四歳のひきこもりの人が六十一万人とも言われていますが、実態を把握することは難しく、もっといるのではないかと言われています。  今回のような悲惨な無差別殺人事件については、そのニュースを見た父親が四十代の我が息子を殺害してしまうという痛ましい事件も新たに起きてしまいました。また一方で懸念するのは、このような事件の報道などにより、ひきこもり状態にある方々が偏見の目で見られなければよいなと考えますし、相談することをちゅうちょすることがなければよいと思うところです。  ひきこもりの原因も個人でさまざまにあるものと考えられますが、いずれにしても早急な支援が必要であると考えています。本市でのひきこもりの現状と相談支援体制の取り組みはどのようになっているのか、お聞かせください。  次に、児童虐待についてお聞きいたします。  児童虐待のニュースなどを聞くたびに、何とか子供を助けることができなかったのかといつも歯がゆい思いをしています。そのような中、先月、北海道で二歳の女児が母親などからの暴行によって命を落としてしまうという痛ましい事件が起きてしまいました。  児童虐待については、これまでにも事件が起きるたびに児童相談所や警察など関係機関の対応などの問題が指摘されていますが、根本的な解決になっていないと感じています。虐待をなくすためには子供たちへの支援が大前提ですが、我が子を虐待してしまう親への支援も必要であると考えています。本市での児童虐待の現状と相談と支援体制について健康福祉部長にお伺いいたします。
     次に、市内小・中学校でのいじめの問題についてお伺いいたします。  さまざまな悪口や暴力などのいじめに遭ったことが原因で、子供たちが不登校になったり、みずから命を絶ってしまう場合があります。  いじめの問題についてのニュース報道や新聞記事等によると、子供や保護者が学校や教育委員会などへ相談しても対応が不適切であると感じることがある、また、いじめに遭った子供たちの気持ちにもっと寄り添ってほしかったとの声も上がっています。  学校や教育委員会でも、いじめをなくすためにさまざまな取り組みをされていると考えますが、本市での小・中学校での現状はどのようになっているのでしょうか。また、いじめ問題に対する本人や家族などへの相談と支援体制について教育長にお聞きいたします。  以上、壇上からの質問を終わります。 (降壇)      〔市長(読谷山洋司君)登壇〕 ○市長(読谷山洋司君)  ただいまの長友幸子議員の御質問にお答えいたします。  最近の社会情勢についての御質問でございます。  最近報道される悲惨な事件事故に接するたびに暗たんたる気持ちになりますとともに、また、市として何とかしなければならないのではないかという焦燥感などを強く感じているところであります。  そのような中で、例えば多発している交通事故につきましても、本市が宮崎県全体の平均以上に高齢化が進んでいるそのような状況にあることからも、例えば車の運転に頼らなくても生活ができるような長寿社会に対応してまちの構造を変えていくこの取り組みもさらに真剣に行っていく必要があると考えております。  そのため、本年四月一日に、ほかの市町村にはありませんが、延岡市では交通政策課を設置いたしまして、新しい視点に基づくバス交通ネットワークの構築などを強力に推進しようと考えているところであります。  また、虐待やいじめなどの問題につきましても、現在設置に向け取り組んでおりますなんでも総合相談センターにおきまして、市民の皆様にいわば最も身近な存在である市役所が早目に対応する、その市民を守り、市民に寄り添い、早い時期から相談を受けるような敷居の低い施策、そしてネットワークづくりを展開していく必要があると確信しているところであります。  今後も市民の皆様方が将来に希望が持てるようなまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。 (降壇)      〔健康福祉部長(甲斐俊二君)登壇〕 ○健康福祉部長(甲斐俊二君)  お答えいたします。  まず初めに、ひきこもりに対する市の現状及び相談支援体制についてのお尋ねでございます。  議員御指摘のとおり、ひきこもり状態にある方の実態等を把握することは難しい状況にありますが、昨年、県が行った調査によりますと、おおむね十五歳から六十五歳まででひきこもり状態にある方は県全体で六百一人、その中で県北部は百十五人となっております。  ひきこもりの発生要因は多様で複合的であり、本人の心身の状況に家庭や学校、職場及び地域などの要因が複雑に関係しております。  そのため、ひきこもり支援につきましては、現在本人や家族の相談や求めに応じ、担当課並びに関係機関によるきめ細かな対応を行っており、相談窓口として社会福祉協議会に、のべおか自立相談支援センターを設置しているところでございます。また、現在検討しておりますなんでも総合相談センターにおきましても対応するとともに、地域に潜在するひきこもりの早期発見に努めたいと考えております。  今後とも本市におきましては、ひきこもり状態にある方々の心情に寄り添い、丁寧な対応を心がけながら、庁内関係課室はもとより県ともしっかり情報を共有し、相談支援体制の充実強化を図ってまいりたいと考えております。  次に、本市での児童虐待の現状と相談支援体制についてのお尋ねでございます。  本市における平成三十年度の児童虐待に関する相談の件数につきましては、市が受理したものが八十四件ございました。内訳といたしましては、ネグレクトが二十九件、心理的虐待が二十八件、身体的虐待が二十七件となっております。  議員御指摘のように、児童虐待の再発防止や未然防止のためには、対象となる家庭の保護者へ寄り添う支援が非常に重要であると考えておりますので、子育て支援センターおやこの森や社会福祉協議会、障害福祉サービス事業者などとも連携して支援に当たっているところでございます。  また、早期発見・早期対応も重要であることから、四月に開所した子育て世代包括支援センターや今後開設するなんでも総合相談センターがしっかりと役割を果たす中で、寄せられた相談や情報の中から児童虐待をいち早く察知し、効果的な支援につなげてまいりたいと考えております。 (降壇)      〔教育長(澤野幸司君)登壇〕 ○教育長(澤野幸司君)  お答えいたします。  本市小・中学校のいじめの現状と相談支援体制についてのお尋ねでございます。  本市における平成二十九年度のいじめの認知件数は小・中学校合わせて四百五十件を超える現状でございます。  各学校では、平成二十八年度より学校の実態に応じたいじめ防止基本方針を作成し、いじめ発生時の対応やいじめ防止のための取り組みを行っており、毎月全児童・生徒を対象としたいじめアンケートや教育相談を実施し、いじめの早期発見及び早期解決に努めているところでございます。  また、本人や家族への相談支援体制として、青少年育成センターやアウトリーチ・オアシス教室に相談員や指導員を配置し、電話や来所による学校生活全般に関する相談を行っております。さらに、今後は市が開設する予定のなんでも総合相談センターとの連携も行っていくなど、相談窓口を数多く設置し、広く周知することで、相談及び支援体制の充実に努めていきたいと考えているところでございます。  今後とも、いじめは誰にでも起き得る問題という危機意識に立ち、早期発見・早期解決に当たっていきたいと考えております。 (降壇) ○議長(松田和己君)  長友幸子議員の発言を許可いたします。 ○一二番(長友幸子君)  市長にお聞きをいたします。  ただいま健康福祉部長、教育長からの御答弁、市長の御答弁の中にもありましたが、なんでも総合相談センターを活用し対応していくとの答弁がありました。まだ開設されていませんので、きのう二階にできるということはわかりましたが、どのようなものなのかがちょっと私はイメージとして湧かない状態です。ぜひ市長、具体的に教えていただきたいと思います。 ○市長(読谷山洋司君)  重点分野としましては、介護・医療・福祉の分野、そして子育て支援、そして教育・いじめ・不登校を含めた分野、この二つの分野を重点分野としつつも、何でも三百六十五日御相談いただく窓口として設けさせていただく考えであります。それによりまして、例えば一例ですが、中年のお子様のひきこもりに関して、実は年金の御相談があって、年金の御相談を対応しているうちに、実はお子様がそういう状態だったということがわかった事例があったというふうに聞いたことがありますけれども、何でも御相談をしていただくことによって顕在化していない、実は潜在的には非常に苦しんでいらっしゃる状態を早期に発見できるというきっかけにもなるかと思いますので、そのような機能もぜひ果たしていく必要があると思っています。  現在例えばひきこもりの方あるいはいじめ・不登校の方、それぞれに確かに相談窓口や相談対応がありますけれども、インターネットの世界で例えますと、ポータルサイトがなくて、それぞれ別々のサイトだけがあると、最初からそこを目指していくということがわかっている方にとっては相談ができますけれども、誰に何をどう相談していいかわからないけど苦しいと、そういう方には、なかなかどこにどう相談していいかわからない、これが現状だと思いますので、いわば総合的なポータルサイト、まずそこに行けば、そこから先はナビゲーションが得られる、そのようなものを一つつくる必要があると考えておりますので、その役割をなんでも総合相談センターに担わせまして、あとは関係機関とのネットワークをしっかりつくると、そのような形で対応していきたいと考えているところであります。 ○一二番(長友幸子君)  ちょっとまだ私としては理解できない部分があるんですけど、私、今登壇させていただいて質問させていただいた分があるんですけど、全てひきこもり、虐待、いじめの問題、長期に寄り添う必要がある問題だと思っております。本当に専門的に寄り添っていただけないと、とてもちょっと難しい問題であると考えてるんですが、市長、専門的な職員とか、そういう配置は考えていらっしゃるでしょうか。 ○市長(読谷山洋司君)  やはりさまざまな相談に対応していくためには専門的な資格などを持った人材も必要だと考えておりますので、今後公募をさせていただきまして、いわば市役所の職員との混成チームを形成するような形で専門性のあるスタッフも含めて対応していくということを考えたいと考えているところでございます。 ○一二番(長友幸子君)  センターにそういう相談ができる専門職員を配置するということですか。 ○市長(読谷山洋司君)  そのように考えておりますし、一方で、センターで全て解決ということにならない場合もありますので、ほかのところに適切につなぐということもまた専門性があれば、より適切につなげるということもあるかと思いますので、そのように考えておりますし、また先ほど御指摘のありました長期間ということがありますけれども、御相談されたお一人お一人の記憶をずっといわば保存し、そして担当職員がいつでもそれを見るようにして、以前からの経過がちゃんとわかるように引き継ぎ等が漏れることのないような、そのような仕組みもしっかりつくっていく考えであります。 ○一二番(長友幸子君)  本当に難しい問題だと思うんですね、私が言ってる長期に支援が必要な方たち。  例えば窓口に来ました。窓口に来て、本当に相談に来れる人は本当に助かります。相談に来たときに対応される職員の対応によって、来なければよかったと、ここに市役所に何でも相談に来ればいいって思ったけど、来なければよかったということがないようにぜひお願いしたいのと、各部署に例えば引き継ぐにしても、各部署にも専門的な人が必要だと思うんですよね。今職員が減らされる状況にありますよね、市役所として職員の数を減らすという部分がありますけど、センターにはどれくらいの人数を配置する予定なのかも、それもちょっとお聞かせください。 ○市長(読谷山洋司君)  現在まだ体制等の人数などについては検討中でありますけれども、例えば昨日も御答弁申し上げましたけれども、ある時点で四名程度の御相談まで同時に受けられる、それに加えましてさらに複数の対応ができると、その程度の体制がとれるように今後準備を進め、検討を進めていきたいと考えているところでございますし、今ほど御指摘のございました、やはり相談しなければよかったと思われるようなことがあっては絶対にいけませんし、それでは設ける意味が全くありませんので、やはり丸ごと受けとめると、そのような考え方とそのような姿勢でお聞きをしていく。特に複雑な問題は複数の事案が絡まっているあるいは担当部署も複数にまたがることが十分考えられますので、その複数の部局たらい回しということに絶対ならないように、しっかりと適切につないでいって、そして常に全体は受けとめ寄り添うと、そのような姿勢で取り組んでいく必要があると考えております。 ○一二番(長友幸子君)  まだ来年からの設置でしょうから、まだ検討する余地がたくさんあると思いますので、ぜひしっかり検討していただきたいと思っております。 ○市長(読谷山洋司君)  今ほどの来年からというお話ありましたけども、今年度中に何とかスタートはできればと考えておりますけれども、ただ、やはり経験を積みながら進化をさせていくという必要もあるかと思いますので、今年度中にスタートしつつ、またさらに成長し磨きをかけていく、そのような姿勢で取り組ませていただきたいと考えているところでございます。 ○一二番(長友幸子君)  ぜひよろしくお願いいたします。  それでは次の質問に入りたいと思います。  乳幼児健診時の駐車場の利用状況についてお聞きをいたします。  乳幼児健診に来た保護者から、市役所駐車場が満車の場合、第一から第二駐車場へ案内されます。第二駐車場も満車の場合は城山北駐車場へ案内をされるようです。市役所まで子供をだっこして荷物を持っての移動は、とても大変であるとの話を聞きました。市役所はさまざまな市民の皆様が利用されますので、このような事態もあるのだと気づかされました。  乳幼児健診は市役所の二階の保健センターで水曜・木曜日の午後に実施をされています。ほかの会議やイベントなどが重なり、駐車場が満車となるようです。乳幼児健診の場合はミルクやおむつ等の荷物もあり、身軽にということは難しいと考えています。  総務部長にお聞きをいたします。今後庁内で行われる会議などを計画されるときは、駐車場の利用が重ならないよう時間や曜日の設定や調整をするなど配慮はできないのかと考えていますが、いかがでしょうか。 ○総務部長(川島 登君)  市役所駐車場につきましては、第一・第二駐車場に加えまして、北玄関前駐車場と庁舎南側のおもいやり駐車場で運用しておりまして、このうちおもいやり駐車場につきましては、利用証をお持ちでなくても、妊婦さんや体の不自由な方々等に配慮し御利用いただいております。  こうした中、現在一日平均で約千三百台の駐車場利用がありまして、特に乳幼児健診が実施される水曜日、木曜日には大変混雑することもあるという状況でございます。  そのため、議員の御提案にもございますように、講堂や災害対策本部室を使用する多くの方の駐車場利用が想定される会議につきましては、乳幼児健診を初め、市役所での行事等を考慮し、できるだけ日程を調整して開催するよう課室長等が出席するリーダー会議で依頼するとともに、庁内メールにおいても全課室に通知したところでございます。  駐車場の混雑解消につきましては、今後とも各課室に協力を呼びかけ、来庁される方々に御不便をおかけしないように取り組んでまいりたいと考えております。 ○一二番(長友幸子君)  きょうは木曜日ですので、きょうの午後も健診があると思います。きょうは昼から雨が降らなければいいんですけど、雨の降った日に傘を持って、子供をだっこして荷物を持ってという、想像できると思うんですよね、そういう方々のために、ぜひ調整できるものは早急に調整をしていただきたいと思いますが、もう一度よろしいでしょうか、総務部長。 ○総務部長(川島 登君)  特に水曜、木曜の乳幼児健診の際には、ぜひ日程の配慮をして重ならないようにということを、また再度いろんな機会に御協力を各課に呼びかけていきたいと思います。また、いろんな多くの利用が見込まれる会議の日程調整について、会議室の予約システムを工夫するとか、そういった仕組みができないか、ちょっと考えてみたいと思います。 ○一二番(長友幸子君)  ぜひ早急によろしくお願いいたします。  次の質問に参ります。  次に、プラスチックごみ削減問題についてお聞きをいたします。  今、廃プラの処理問題が大きくクローズアップされています。延岡市ではプラごみの分別を平成十八年から行っていますが、分別が始まったとき、自分の家庭から出るプラごみの多さに驚いたことを思い出しております。  このプラスチックごみは、自然界では分解することができないことや、燃やせばダイオキシンが発生することなど、環境問題を取り組む中ではとても厄介なものだと考えています。  先日、NHKの番組で、プラを使用しているものを一切使わないで生活をするという実験が行われているものを見ました。スーパーなどで買い物をする場面では、商品のほとんどがプラで包装されているため、野菜や肉、魚などを何ひとつ買うことができない状況でした。改めて自分の身の周りを見回すと、ほとんどがプラ製品であり、プラなしでは生活ができない状態であることに気づかされました。  現在レジ袋の有料化が言われていますが、レジ袋を有料にするだけでプラごみ削減の問題が解決するものではないと感じています。未来の子供たちにきれいな地球を残すには、今からの取り組みで間に合うのかと、とても疑問には思いますが、やらなければ、もっと大変なことになる状況になると考えています。  市民環境部長にお聞きをいたします。プラスチックごみ削減問題を解決するために今後どのような取り組みが必要であると考えますでしょうか、お聞かせください。 ○市民環境部長(有野公教君)  議員御指摘のとおり、私たちの生活になくてはならない存在となっているプラスチックは、耐久性、価格の安さなどの面から幅広い製品や包装に使用されておりますが、使い捨てされることで大量に出るごみが問題になっております。  このような状況の中、世界的にもこの問題に取り組み、プラスチック製ストローの廃止やマイクロビーズを含む洗顔料等の製造の禁止、従来のプラスチックにかわる紙製品や生分解性プラスチックなど新たな素材の開発、分別回収の徹底などのいろいろな対策が進められているところでございます。  また、国におきましても、昨年六月に閣議決定された循環型社会形成推進基本計画に基づき、プラスチック資源循環戦略が先月末に策定され、リデュース等の徹底としてレジ袋の有料化・義務化や、海洋プラスチック対策としてポイ捨て・不法投棄の撲滅などがうたわれているところでございます。  本市におきましても、国の動きを注視しながら、さまざまな機会を通してイベント等での啓発活動や小学生を対象とした環境学習などを実施し、不必要なプラスチック製品は使わない、もらわない、マイバッグの活用、分別による再資源化の重要性など、市民の皆様にさらに周知することで一人一人の意識の高揚を図り、リサイクルの徹底とともにプラスチックごみの削減につなげてまいりたいと考えております。 ○一二番(長友幸子君)  使い捨て時代といいますか、安くて手軽であるということで、何も考えずに生活していたなということを反省しています。自分の生活を見直してみれば、プラスチック製品に囲まれている状態です。本当皆さんも帰って自分の周りを見ていただけたらわかると思いますが、全てにプラスチック製品が使われているような状態で、本当にとても大変な状況になっているなと感じています。私も水筒を毎日持参していますし、マイバッグ、マイ箸、いろいろ自分でやれることはやっていますが、とても追いつかない状態であるのかなとは思っています。  そして本当に海洋プラスチック汚染が問題になっている状況なんですけど、延岡市で今プラも分別をしていただいています。本当にそれはもう私たちも助かっていますが、今の状態でよいと考えていますでしょうか、その点についてお聞かせください。 ○市民環境部長(有野公教君)  本市ではプラスチックのほうは分別回収して、本市で回収されましたプラスチックにつきましては、広域財団法人の日本容器包装リサイクル協会、これを通しまして国内で一〇〇%リサイクルをされております。ですから、この分別収集を推進することが非常に大事なことだと考えております。 ○一二番(長友幸子君)  発展途上国ですかね、廃プラが山積みにされている場面を時々テレビで目にしたりするんですけど、そういうことで、それが日本から多分行ってる廃プラも含まれていると思っています、あの状況を見て。本当に恐ろしくなってくるんですけど、世界各国の中ではプラスチックをもう使わない、もう製造しないという禁止する動きも出ている国もあるようです。  今、日本ではレジ袋の有料化を取り組む段階なんですけど、聞くところによると、京都府亀岡市でプラスチックごみの削減を目指す取り組みがなされていると聞いています。ぜひとも本市でも取り組みを始めていただきたいなと思っておりますが、いかがでしょうか。 ○市民環境部長(有野公教君)  他自治体でも当然そのような取り組みが行われていることは承知しております。先ほど答弁でも申し上げましたように、国のほうでもプラスチック資源循環戦略、こういうのを策定しておりますし、延岡市でも、このプラスチックのごみ、これをいかに減らしていくかという取り組みも今現在もずっと行っているところです。  先ほど答弁でもお答えしましたように、やっぱり不必要なプラスチック製品はもう使わない、もらわないなどの取り組みに加えまして、不法投棄の防止も含めて市民に広く啓発していきたいというふうに思っております。 ○一二番(長友幸子君)  行政だけの問題ではないということも十分わかってますし、延岡市民、国民も含めて、それぞれ生活を見直す時期に来ているのかなというふうに思っています。  特に延岡市は自然が豊かで、海、山、川がきれいであるということが売りでありますので、ぜひ市民の啓発に向けて一層取り組みをよろしくお願いしたいと思います。  それでは次に、道路の除草剤使用についてお聞きをいたします。  一般道路での除草剤使用について、雑草が勢いを増してくる時期になり、市民からの草刈りの要望も多くなりました。最近よく目にするようになりましたが、道路脇の雑草が茶色く変色をしており、明らかに除草剤がまかれていることがわかることがあります。緑が続いている中に茶色く変色をしている部分があり、景観上も余りきれいでないと感じていますが、一番は生態系への影響や環境問題健康被害もあるのではと考えるところです。  本市では市道での除草作業での除草剤の使用はどのようになっているのか、お聞かせください。 ○都市建設部長(片伯部光太郎君)  市道管理を実施する上での除草剤などの薬品を用いた除草対策は基本的に行っておりません。ただし、特に交通量が多く、機械等による除草作業により交通渋滞を招く路線や、周辺環境への影響が少ないと想定される中央分離帯などに限定して使用しているところでございます。 ○一二番(長友幸子君)  市道での除草剤は基本的には使ってない、一部中央分離帯では使っているがということですが、それでは市民環境部長に環境問題の観点からお伺いをいたします。  国道横ののり面が茶色く変色している、除草剤散布が行われたと思われる場所に行ってきました。また、除草剤がまかれるということは、当然雨などによって地下にしみ込んでいくと思われますが、生態系や環境に影響はないのかと考えるところですがいかがでしょうか。 ○市民環境部長(有野公教君)  お尋ねの除草剤についてですけれども、市販の除草剤は安全性と環境への負荷がいかに少ないかを重視して開発されておりますので、正しい使い方をすれば、通常の範囲では問題ないと言われております。 ○一二番(長友幸子君)  そう言われるとは思ってました。  雑草ってコンクリートのすき間からでも出てくるんですよね、物すごく勢いがいいです。その雑草が枯れるというぐらいだから、そこに住んでいる小動物とか昆虫類とかそういうものが、もしかしたら死んでしまってるんじゃないかなということも思うんですよね。  ただ、生態系には余り影響はないようなという感じで言われますけど、とてもそういうふうには思えないもんですから、実は私が茶色に変わってるところを見に行ったところでワラビをとった人がいまして、ワラビをとった二、三日後に立ち枯れが始まったと、もしかしたら除草剤がまかれたときに、すぐには枯れないから、ワラビをとったんじゃないかなとかいう話も出たりします。  それは健康被害で心配するところですが、私は環境問題で言いますが、そういう意味では地下にしみ込んで、特に水、川等に流れていって、それがまた海に流れてという薄めていれば大丈夫と言われますが、そういうことが心配されますので、ぜひ除草剤の使用については慎重に取り扱っていただきたいなと思っておりますが、市民環境部長、もう一度よろしいでしょうか。 ○市民環境部長(有野公教君)  今回国・県道に使われている除草剤の使用状況を確認しましたところ、当然農林水産省に登録された薬剤を適正に使用しておるというような返事はいただいております。市民の皆様に対しましても、市としても市の広報、ホームページのほうで、除草剤につきましては適正に使用していただきたいという広報はいたしております。先ほどの地下水とか、川とかいうような御心配もありますけども、ほとんどの市販の除草剤につきましては、土に付着して地下水までには影響を及ぼさないというふうに言われておりますので、適正な使用をよろしくお願いしたいと思います。 ○一二番(長友幸子君)  ぜひよろしくお願いいたします。  それでは次の質問に入ります。  放課後児童クラブの整備についてお聞きをいたします。  私は、これまでにも何度か放課後児童クラブについて質問を行ってきました。  仕事をしている保護者にとって、我が子が小学校に入学し、下校後に子供が一人で家にいることは、不審者などへの不安があるため、子供が入学予定の小学校に放課後児童クラブが整備されているかどうかは重要な問題となっています。  私が初めて相談を受けた児童は既に中学生になりました。別な児童も六年生になっていますが、整備されないまま卒業となります。保護者からの声は、自分の子供は間に合わなかったけど、自分の子供だけの問題ではないので、ぜひ放課後児童クラブを早く整備してほしいとのことです。今年度は南方小学校で施設整備工事、伊形小学校では実施設計が予算に計上されています。保護者も待ち望んでいましたので、安心できるものと思います。
     健康福祉部長にお聞きをいたします。放課後児童クラブについて今後の整備方針やスケジュールについてお聞かせください。 ○健康福祉部長(甲斐俊二君)  現在本市では放課後児童クラブや放課後子ども教室を各小学校区に設置することを目指して整備に取り組んでおりまして、これまでに十八カ所の放課後児童クラブと六カ所の放課後子ども教室を設置してきたところでございます。  今年度は南方小学校と緑ヶ丘小学校での設置に向けた調整を行っているところであり、このうち南方小学校につきましては、夏休みの期間から開設できる状況となりましたので、現在その準備を進めております。  今後は伊形小学校の施設整備工事と土々呂小学校の実施設計、さらには施設整備工事について来年度以降順次行ってまいりたいと考えておりまして、これによりまして全ての小学校区におきまして、放課後に児童が過ごす場所がまずは整備されることとなります。 ○一二番(長友幸子君)  あと二校で全ての学校に設置されるというふうに今聞きました。  質問にも書かせていただきましたが、保護者も児童も何年も待っています。伊形小は来年度、土々呂小は再来年度ということになりますが、本当に親は毎日のことですので、大変な思いをしています。ぜひあと二校ですので、同時に進行させていただけないかと思っておりますが、いかがでしょうか。 ○健康福祉部長(甲斐俊二君)  あと二校の早期の整備ということでございますが、今後のこれまで年次的に整備をしてきているところでございますけれども、設計の業務あるいは施設整備の工事の発注のスケジュール、こういったことも十分勘案しながら、踏まえながら、把握をしながら、まずはそういったことが前倒しでできるかどうか、その可否につきまして、関係者とも十分な協議をしてまいりたい、こういうふうに考えております。 ○一二番(長友幸子君)  本当に心待ちにしていますので、ぜひ早急に対応をよろしくお願いいたします。  それでは最後に、ICT教育について教育長にお伺いいたします。  教育の質を向上させるために、本市では平成二十九年から三十三年度に取り組む延岡市ICT教育推進計画があります。今回改めて推進計画を読ませていただきました。ICT教育で期待される教育的効果や本市の取り組みの現状、機器の整備のおくれなどの課題が書かれています。  この教育については専門家の声もさまざまです。政府や機器のメーカーは、楽しく、わかりやすく、効果的に学べるや、効率的となり教育のゆとりも生まれるなど、メリットばかりを強調しているようです。  その一方、専門家の中には、インターネットやスマホを使っている子供たちがふえている現在、依存や有害サイト、いじめなどの弊害も指摘されており、子供たちの健康面や心身に及ぼされる影響を心配する声もあります。  私も現在の学校において子供たちの状況を見聞きする中で、本当にICT教育が効果的なのかと疑問を感じています。子供たちへの健康面や心身への影響はないのか、また先生方の働き方改革の取り組みとして負担軽減になっていくのかと感じます。  教育長にお伺いいたします。このICT教育を取り組む上でのデメリットやリスクなど、どのように考えていますでしょうか、御所見をお伺いいたします。 ○教育長(澤野幸司君)  議員御案内のとおり、児童・生徒のネット依存やSNS上でのトラブル、心身の健康等への影響については本市においても大きな課題であると捉えておりますが、ICTの活用というのは、やはり子供たちにとって必要不可欠なものであるというふうに思います。ゆえに児童・生徒への適切な指導が必要であると考えているところでございます。  教育委員会といたしましては、昨年度から市内の中学一年生を一堂に集めまして、脳科学者の第一人者である川島隆太教授の講演会を開催しております。講演の中で教授は、スマートフォンの長時間利用が脳の発達に悪い影響を与え、学力が下がるという調査結果を紹介されながら、本市の生徒に警鐘を鳴らしてくださいました。本講演会は本年度も全中学一年生を対象に六月二十八日、あすです、実施予定でございます。  各学校におきましては、情報モラル教育等をしっかりと行い、ネット上の情報に惑わされず、自分でしっかり考え判断し、正しく安全に活用することができる力の育成もICT教育の一環といたしまして実践していかなければならないと考えているところでございます。  また、教職員につきましても、ICTの利用時間や情報セキュリティーに十分留意をしながら、適切に活用することで、児童・生徒の学習効果を高めたり自身の事務作業の軽減を図ったりすることができる、このように考えているところでございます。 ○一二番(長友幸子君)  子供たちの生活を見ていますと、うちの孫も含めてなんですけど、学校から帰ってきたらまずゲームをしたり、テレビももちろん見ますし、ゲーム、それからスマホはまだ中学生ですので持ってませんが、スマホをずっとにらんでるとかいう子供たちがたくさんいると思うんですよね。そういう中で、学校でもまたタブレット、いろんなところでそういうふうにしてされることが本当にいいものか、子供たちのために本当になってるのかなというのがずっと疑問に思ってます。  ただ、ICTがこれだけ進んだら、それを取り組まないわけにはいかないということも十分理解をしています。ただ、適切な活用が必要であるということは教育長も先ほど答弁でいただきました。適切な活用がどんなことなのかがちょっと具体的にわからないもんですから、適切な活用をどのように考えているのか、ちょっと教えていただきたいと思います。 ○教育長(澤野幸司君)  今議員が御案内いただきましたように、やはり適切な活用というのは、学校教育の中で学習指導要領の中にもこういったICTの活用について示されておりますので、そういった指導要領に基づきながら、子供たちは学習をする一つのツールとして、このICTを活用していく。これを使うことが目的になってしまっては本末転倒だと、これは共通の学校教育を進める上で大事なことだと思います。  例えば授業中の中で四十五分間ずっとパソコンを使う、このような授業は僕はあり得ないというふうに考えております。どのようにこのツールを使って自分たちの理解を深めていったり自分たちが表現をしていったり、こういった力を高めていくための適切な活用が学校教育には求められている、このように考えているところでございます。 ○一二番(長友幸子君)  本当にちょっと難しい時代になってるのかなと、子供たちが置かれてる時代が難しくなってるのかなと思っております。スマホにしても、先ほど講演会の中で脳の発達に悪い影響を与えてるんじゃないか、学力が下がってるんじゃないかというふうな講演会の内容であるようですので、そういう意味では学校で使われるICTを非難するわけではないんですけど、子供たちが全体に置かれている状況がまず今のところ、んんって首をかしげたくなるような部分がありますので、ぜひ学校でも、家庭ではノーメディアデーですかね、そういうことを取り組んでおられるようですので、ぜひ注意喚起といいますか、啓発していただける分がありましたら、いろんなところでそういうことをやっていただきたいと思っておりますが、時間が来ましたので、答弁していただけましたら答弁お願いいたします。いいでしょうか。 ○教育長(澤野幸司君)  議員が御心配されるのは私たちも気持ちは一緒でございます。  教育委員会も実は携帯電話スマートフォン等の使用の指針というリーフレットをつくりまして、それを子供たち、保護者の方にお配りしているところでございます。その中には、当然このリスクスマートフォンとか携帯電話を使うリスクも盛り込まれておりますし、また市のPTA連絡協議会も、そのことに関しまして非常に危機感を覚えておりまして、研究の中で市のPTA連絡協議会の中でも十分議論をなされているというふうに思っています。  私たちとしましては、これは学校教育だけでなく家庭教育も巻き込んだ課題だと思っておりますので、PTAの連絡協議会とも連携しながら進めていきたいというふうに思っております。 ○議長(松田和己君)  これをもって長友幸子議員の総括質疑及び一般質問を終わります。  これより三番 松田勝則議員の総括質疑及び一般質問を許可いたします。      〔三番(松田勝則君)登壇〕 ○三番(松田勝則君)  友愛クラブ、松田勝則でございます。昨夜来の豪雨、それからきょうの小康状態のこの天気、緊張の中に少しの安堵の心を覚えながら、きょうのこの議会を迎えました。ゆうべのような豪雨を私たち延岡の先人は、雨がばんばんと降る、雨がばんばん降るという表現を使っておりました。すなわち延岡市民熱愛のフォークソングばんば踊りの語源となったばんばがここにあるでないかと言われている延岡言葉の一つでございます。きのうのような雨が決して荒ぶることなく、雨を待ち望んでいた延岡の大地、とりわけ市民の皆様のお庭ですとか、田や畑、そういったものへの恵みの雨となり、ひいては来る出来秋に、野に山に川に海に大きな恵みをもたらしてくれることを祈念しながら、質問に移ります。  外国人観光客の増加を図るインバウンド本格化元年、市のさまざまな施策の中で、インバウンド本格化元年、この言葉に私、大変引かれました。  先日、台湾88商工協進会を迎えての商談会が本市で開催をされました。大変市長は活躍をされました。市民の中には市長のトップセールスという見方をされた方は多ございました。トップセールスの定義は何かと担当局に聞きましたら、特にないと。特に市長はこういうふうに先陣を切ってセールスをされていることをトップセールスと捉えてもよかろうということで、私もトップセールスという言葉を使わせていただいております。  それで、昨今の宮崎県のインバウンド、外国人訪日客の推移を見てみますと、まず日本政府観光局並びに宮崎県観光入り込み客統計調査の結果を総合しましたらば、前年度、平成三十年の訪日外客数は前年比八・七%増の三千百十九万人、過去最高の記録となっております。人口比率で見ますと、実に九州七県の人口合計の三倍にも上る外国人の方々が日本を訪れております。  御承知のように、政府は来年のオリンピック・パラリンピックの開催までに外国人旅行客を四千万人にという目標を持っておられますし、ことしは四月だけで二百九十二万人という方々が日本を訪れられました。  一方、宮崎県はいかがでしょう。宮崎県の訪日外客は、平成二十八年の数字になりますが、十三万九千人で三%増、豪華客船の寄港、日南や細島ですね、それから格安航空会社の就航によりまして、本県でも外国人旅行者が急増しております。  しかし、インバウンド宿泊客数は、九州・沖縄では宮崎県、最下位になっておる。しかしながら、宮崎県、そうはいっても平均宿泊日数においては四・七泊と比較的長目の数値となっており、リゾート地として宮崎県を訪れる方が多いんだということを聞いております。  また、訪日外客のお国を見てみますと、台湾が三二%、香港が二六%、韓国一九%といったことがあり、宮崎県宮崎国際化推進プランというものを設けて、この現象に対応しようとしております。また昨今、延岡におきましては、延岡日台友好親善協会が設立され、またこういった友好を開こうとしているそのさなかに、時をえてして台湾88商工協進会の四十人の方々を迎えて商談会が本市で開催をされました。今回の商談が成立した経緯を伺いたいと思います。  また、市長が先ほど使いましたトップセールスというカテゴリーの中で実現したものは幾つかあると伺っておりますが、その市長のトップセールスに対する御姿勢を伺いたいと思います。  以下は質問席にて質問させていただきます。 (降壇)      〔市長(読谷山洋司君)登壇〕 ○市長(読谷山洋司君)  ただいまの松田勝則議員の御質問にお答えをいたします。  観光振興に対するトップセールスについての御質問でございます。  本市では本年度をインバウンド本格化元年と位置づけまして、外国からの積極的な誘客活動に取り組んでいるところであり、今月十四日には今ほど御指摘のありました台湾の経営者四十人の方々に本市にお越しいただいたところであります。これは、私が市長に就任する前から存じ上げておりました前台北駐福岡経済文化弁事処の処長でありまして、現在はみやざき大使をお務めの戎 義俊様と話をする中で実現したものであります。  今回の御来延で企業誘致支援策の説明を申し上げたほか、工場の視察あるいは現地商談会によりまして、本市の企業立地環境や水産物、特産品等の紹介を行いましたが、台湾内の大型店舗チェーン店の経営を行っておられます台湾88商工協進会の王義郎会長からは、多くの市職員からの歓迎、もてなしに感激したとのお言葉をまずいただいたところであります。そして、その上での商談会等におきましては、豊かな自然に育まれました水産物などを高く評価していただきまして、これからは毎年会員を連れて延岡に来たいという御発言とあわせまして、来年一月に台北市内の大手百貨店におきまして、延岡物産展を開催したいという具体的な御提案もいただいたところであります。  加えまして、今回の現地商談会に参加しました延岡の事業所の中には、王会長から早速実際に取引しようとの提案を直接受けた事業所もありまして、一定の成果があったものと考えております。  そのほかにも、本年一月には外務省の事業でありますカケハシ・プロジェクトのアメリカ柔道青年団を延岡に誘致いたしまして、本市の民泊事業者の方々と連携をしまして受け入れを行いましたほか、先週は総務省自治大学校国際協力機構JICAが共同で実施をいたしますアジアアフリカ中東オセアニアの十一カ国の国家公務員地方自治研修団の誘致を、私のいわばトップセールスの一環として行い、実現したところであります。  さらに本年度は、ラグビーワールドカップが開催されますけれども、特に延岡から近い試合会場となります大分県からの誘客につきまして、さまざまな取り組みを検討しているところであり、このたびの六月補正予算案におきましても、必要な予算案を本議会に提案しているところであります。  来年度には東京オリンピック・パラリンピックも開催される中、私みずから先頭に立ちながら、そして職員一丸となって全力で走り回りまして、海外に向けた情報発信を進めるとともに、インバウンドの誘客に積極的に取り組んでまいる考えであります。 以上であります。 (降壇) ○議長(松田和己君)  松田勝則議員の発言を許可いたします。 ○三番(松田勝則君)  大変インバウンドに対する取り組みの熱意を聞かせていただいたんですが、さはさりながら、本県におけますWi―Fiの登録件数が千二百二十一施設で全国では三十九番目、外国人観光案内所設置数は八施設、同じく全国で四十一番目、免税店の数は百四十九店舗、これも三十六番目、インバウンド対策施設内案内表示の英語化は二五%からよく見て五〇%だという結果が出ております。まだまだ課題が残るんですが、こういったものに対して市はどのように取り組むおつもりでしょうか、お聞かせください。 ○市長(読谷山洋司君)  まだまだ取り組まなければならない課題が山積みしている現状でありますけれども、今年度は特に例えばキャッシュレス対応、店舗でのキャッシュレス対応ですとかあるいは飲食店などを中心としまして多言語による情報発信、これなどにつきましては、市も予算を計上して支援をするということなども行っておりまして、段階的にということになりますけれども、しっかりとインバウンドのお客様が楽しんでいただけるようなそんな延岡にしていかなければならない、その取り組みを具体的に始めているところであります。 ○三番(松田勝則君)  こういったことは市役所だけではなく市民一丸となって、おもてなしという態度が大事になるかと思いますので、市民を巻き込んだまた施策を展開いただければと思います。  続きまして、同じことで質問いたします。  先ほどこういうことおっしゃいましたね。ラグビーワールドカップ、大分で開かれますが、大分からの誘客を望むということでしたが、それはさはさりながら、やはり延岡が台湾の方々、特に宮崎県に一番お越しいただいている台湾の方々をお迎えをした場合に、周辺の市町村にも大変魅力的なポイントがございます。ですので、延岡でまず一回おもてなしを受けて、そしてホスト役となって、ほかの市町村あるいは大分のほうにもそういった方々を回す、いわゆる回遊型の拠点として延岡が機能することはできないか、そういうおつもりはないか、市長にお伺いいたします。 ○市長(読谷山洋司君)  県北、特に近い近隣の市町村との連携というのも大変大事な取り組みとして必要だと考えております。実際に例えば高千穂町長などとも、かねてから今後の取り組みについていろいろと話をしておりますし、また日向市、御指摘のありましたように細島港に時折大型クルーズ船が来ると、そのときの視察先として、まだまだ今延岡が選ばれてない現状でありますけれども、今後選んでいただくということも必要ですし、そのことによって県北全体が評価されれば、またクルーズ船もふえるということにもなりますので、互いに連携をし合うことが県北のそれぞれの市町村共通の利益といいますか、プラスになっていくというところがあるかと思いますので、さらに協議をし、そしてまた広域行政事務組合でもこれまでさまざまな取り組みはしておりますけれども、実際にもう少し強化していこうという提案もほかの市町村からもあることも現実でありますので、今後連携をさらに強める効果的な連携について検討し、取り組んでいく考えであります。 ○三番(松田勝則君)  他市町村との連携ということを強くおっしゃっていただきました。  台湾におきましては、県北で一番台湾との方々の交流を進めたところは五ヶ瀬町ですね。民泊という形で台湾の高校生の方々を迎えて、しかも台湾でも体験のできない田舎の暮らしを実感すること、また体感することによって、大変多くのリピートを呼んでおります。また、先ほどおっしゃいました細島港に私たち延岡も呼んでいただきたいということでしたが、日向市は全市を挙げてへべすという特産品の売り込みに全力を傾けております。  その辺、延岡市、余り協力がないようでございますけれども、苗木の移植等々の問題はありますが、そういった他の市町村が一生懸命頑張っていらっしゃることを延岡も受けて、お互い応援しながら、県北の雄として延岡が発展されるように位置づけていただきたいと思います。  この件について最後なんですが、先ほどの答弁の中で職員一丸となって全力で走り回りということがございました。全ての施策において、市長がまず自分がトップに立って、それから職員一丸になってということをおっしゃいます。このこと大変各課の担当の方に聞きますと、皆さん市長の獅子奮迅の動きにちょっとついていけない部分があるように伺っております。と申しますのは、意思疎通の部分ではないんでしょうけれども、皆さん方突き詰めて聞きますと、私たちが市長の能力についていくように頑張りますといった表現で返されるんですが、インバウンドに話を戻します。  インバウンドということを、若い職員の方々あるいはさまざまな職員の方々には、今さまざまな人脈を持っていらっしゃる方がおられますよね。そういった方々を使って、このインバウンド、そのほかにもいろんなことがございます。特に私たちの会派が視察した中に市長が得意としていらっしゃいます国からの国庫補助、助成金をどんなものがあるのか、どうやったら使えるのか、多種多様複雑な助成金、それだけを一生懸命検証する部局をつくったところもあるように聞いておりますが、さはさりながら、インバウンドに関しまして、さまざまな職員さんの意見あるいは人脈を集合するために、横串を刺すとおっしゃいましたよね、きのう、あれは延岡弁で横番を切ると言うんですけども、そういうふうに部局横断で一つのプロジェクトをつくるようなそういった形でもっともっと拡大していくようなおつもりはないでしょうか、お願いいたします。 ○市長(読谷山洋司君)  先ほど台湾88商工協進会の実例を答弁申し上げましたけれども、あの王会長が一番感激しましたのは市役所の職員の対応ということでありまして、そこから次々に来年もあるいはことしの一月もという話にもつながっていったと思いますので、今回の台湾の四十人の経営者の方々との商談会に一定の手応えを感じることができましたのは、まさに職員一丸となっての取り組みの成果であると改めて実感をしているところでありますし、また現在本当に職員手分けをしまして、例えば二百社を超える旅行会社などを訪問して、インバウンドのみならず国内の誘客にも鋭意走り回っているという状況でもありますので、それらの経験で培ったもの、それをまた合わせる形で今後取り組んでいく。  また、先ほど申しましたように、台湾88商工協進会の商談会というのは単に特定の一つの部署の話ではなくて、企業誘致とかあるいは観光振興とか複数の部局にまたがるものについてセールスを行ったということもありますので、今のところは、その事業に応じて連携をしながら当たっているというところでありますけれども、今後またこの形を積み重ねていく中で、より一層関係部局間の連携を強めながら一体となって取り組んでいく必要があると考えております。 ○三番(松田勝則君)  次の質問に移ります。  先日、民放で歴史ドラマがございまして、延岡が舞台になりましたね。水戸光圀公が延岡を訪れて地元の破れまんじゅうを食し、あとは空にはのぼりざる、それから延岡の誇る染物、のぼり旗が翻るというシーンが出ました。より一層延岡の城下町としてのイメージを強くしたと思います。  また今、延岡、特になかんずく市役所周辺は、町並みが変わるチャンスに来ております。建設が予定されております野口遵記念館、内藤記念館、それから県立体育館の各施設は城山を中心とする川中地区に位置しておりまして、川中エリアのにぎわいの創出が期待をされております。  今後城山を中心としましたまちづくりについて観光振興という視点からどのような展望があるのか、伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○商工観光部長(熊谷俊一君)  城山につきましては、平成二十九年度に続日本百名城に選ばれたことに加え、三階やぐら跡のライトアップ、また時を告げる城山の鐘、加えて周辺には歴史的にも由緒がございます例えば亀井神社、三福寺などなど、城下町としてのたたずまいが残る本市を代表する観光スポットでないかと考えております。  特に、最近では歴女と称される歴史ファンの女性を初めとして、お城の人気も高まりを見せる中、国内の大手旅行会社の行程に城山並びに城山周辺が組み込まれるなど、旅行商品の素材としても注目を集めているところでございます。  このような中、特に現在整備を進めています内藤記念館につきましては、まさしく城下町延岡を発信する拠点施設にすべきものと考えており、また野口遵記念館が加わることにより、城山周辺そして川中エリアのにぎわいも大きく前進させていかなければならないものと認識をいたしているところでございます。  この両施設に加え、全国規模の大会も開催できる県体育館が完成することで、川中地区はもとより町なかの回遊も促進できるものでございまして、観光振興の視点も含めまして、その戦略づくりに今後取り組んでまいりたいと考えております。  いずれにいたしましても、このことを絶好の機会として捉え、今のうちから積極的にPRを行ってまいりたいと考えております。 ○三番(松田勝則君)  今、亀井神社という一つの施設が出ました。亀井の丘夢づくりということで、地域の方々が戦後荒廃しておりました内藤記念館の西側のエリアを再整備しようと頑張っている、その中で亀井神社という名前を聞いてうれしく思ったわけですが、そうはいいながら、川中地区で城下町をほうふつさせるものが今もう少ないんですね。私が見た中では、市役所のそばの三福寺さん、それから野口記念館の隣にありまして、いずれかは撤去されると聞いております後藤邸、これぐらいしか戦前から残っている建物、史跡はないようにお見受けいたしますが、市民にとって城山とその周辺の町並みがそろってこそ、郷土意識を高揚させるまちづくりであり、国家百年の計だと思うんです。  私の周りにいます小学校中学校・高校の子供たちに聞きました。延岡のイメージは何か。真っ先に出るのが七万石の城下町、城山の鐘、鮎やな、これが鉄板ですね。それから西郷さんが最近出てまいりました。それから山、川、海、おいしいチキン南蛮ですとか、それぞれの食べ物といったものが出るんですが、どうしてもやはり七万石の城下町、それが何を意味するものか、ほとんど子供たちは知らないにしても、やはり城山であり城下町というのが私たち延岡市民のステータスシンボルであろうかと思います。  こういった城下町というものを生かしたまちづくり、これは観光課だけではなしに、さまざまな部局の協力があってこそ成就できるものだと思いますが、可能でしょうか、いま一度、商工観光部長にお伺いをいたします。 ○商工観光部長(熊谷俊一君)  城山周辺には議員今御指摘のとおり亀井神社、三福寺以外にも、例えばですけど、お寺でいえば専念寺さん、妙専寺さん等々、内藤家及び有馬家等々の歴史的な由緒あるものが存在していると私は認識しているところでございます。  そのような中、今回絶好の機会となるのが内藤記念館、そして野口遵記念館等々の整備ではなかろうかと考えております。この整備をすることによりまして、このエリアが城下町延岡としてイメージを定着させて、かつ拠点施設にもなろうかなと思っております。ひいては市民の皆様方が城下町を意識した郷土意識の高揚とか誇りなんかにもつながる、最終的にはそれがまちづくりなんかにもつながっていけばいいのかなと考えているところでございます。  今後市内外に対しまして、城下町延岡を視野に入れましたPRを展開をしていくとともに、あわせて幅広い視点から検討してまいりたいと考えているところでございます。 ○三番(松田勝則君)  壮大な計画になりますが、市民の声を聞きながら、五十年後、百年後、私たちの子や孫が本当に住んでよかった延岡、誇れる延岡という町並みをつくっていただければ幸いと存じます。  続きまして、文化財保護という観点から質問をさせていただきます。  以前、読谷山市長、平成三十二年度に本県で開催されます国民文化祭並びに全国障害者芸術文化祭につきまして、市外、県外から多くの誘客を行うチャンスでもあり、芸術文化活動にとどまらず、市内の文化歴史資源の活用と結びつけながら誘客に努め、さらにここからですね、歴史文化の掘り起こしや世代を超えた文化活動の振興につなげたいと考えているといったことを発言されました。  また、ことしは延岡市文化連盟が創立七十周年を迎えるなど大きな節目なんですけれども、本市にはもう皆さん御存じの天下一の能面を初めとする歴史文化遺産がたくさん存在しています。しかしながら、まだまだ地域に残っているいわゆる地域のお宝、我が家のお宝というものが未発掘の文化財があると思うというか、あるんですね。  今後まちづくりに活用できる遺産もあろうかと思います。観光に資するものもたくさんありましょう。これらの未発掘の文化財保護、それから活用方法について今後どう考えているのか、教育部長にお伺いいたします。 ○教育部長(尾畑教秋君)  市内には郷土ゆかりの絵画や陶磁器、考古遺物、古文書や古い写真など、市民の皆様が所有されている多くの資料や文化財がございまして、これまでにも主なものにつきましては、文化財資料調査を行うなど、その一端を明らかにしてきたところでございます。  また、昨年度策定いたしました延岡市文化振興ビジョンでは、三つの基本方針の一つをのべおかの歴史・文化再発見と定め、既存の文化資源の保存・継承・活用にとどまらず、新たな文化遺産の掘り起こしなどをその施策の方向性としたところでございます。  地域に眠っている資料や文化財につきましては、大変貴重なものも多くあると思われますので、今後もその把握に努めるとともに調査研究活動を行うなど、その保護や活用についても進めてまいりたいと考えているところでございます。 ○三番(松田勝則君)  わかりました。そういう掘り起こしを行うという熱意は感じたんですが、ではその生活環境の急激な変化によって、たくさんの文化財が失われていっております。  例えば言葉一つでもそうですね。無形の文化財ということで私たちがこよなく愛して使っております、よだきいという言葉。これ今の中学生、高校生、特にボキャブラリーを駆使して会話を楽しんでいる世代に聞きますと、よだきいって余り使わないんですね。何になるか、想定できます。まず、だりいです。それから今はやりのやばい、こういった言葉にかわってきて、よだきいは、あれだけ使ってたよだきいという言葉でさえ廃れていってしまう。  特に言語学者に言わせますと、宮崎県の方言の中で一番変化が激しいのが、この延岡、旧延岡の言葉の変化が一番激しいと伺っております。刻一刻として私たちを取り巻く環境、特に文化という部分は変化をしております。  考古学という言葉に対して考現学、今を残していく学問もございますが、そういったことも含めまして、今おっしゃった未発掘の文化財、どのようなものを想定していらっしゃるのか、お教えをいただきたいと思います。 ○教育部長(尾畑教秋君)  答弁でもお答えいたしましたように、本市ゆかりの絵画、陶磁器、考古遺物、古文書などが考えられますが、具体的に申し上げますと、本市を代表する幕末から明治期に活躍した絵師岡部南圃などの作品、本市で焼かれていた小峰焼のつぼやかめ、また幕末から昭和にかけての古い写真、これらのものを市民の方が持たれているというふうに伺っております。 ○三番(松田勝則君)  まさに今お示ししようとした文化財がつらつら出てきまして、私びっくりしておるんですが、岡部南圃さん、延岡だけではなしに、日本画家の中にも少なからず影響を及ぼした名前を残している郷土の画家さんです。延岡のお抱え絵師、愛宕山の下にお墓がございます。子孫は今東京に行っていらっしゃいますが、その方が描かれた約二百年前の絵がこのようなものですね。当時の岩石、岩絵の具という自然染料をもとにした絵がいまだにこのような形できれいに残っております。これは市内のコレクターの方がお持ちでございまして、当家に残されたものでなく画商から、県外から購入されたということで、十二万円ということであったそうでございます。  当家にもこういった岡部南圃さんの描いた絵がありますが、みんなもうすすで真っ黒になっておりまして、恐らくそういった経済価値はないんでしょうけれども、しかし郷土に残された資料には、何と申しましょうか、郷土価値ですとか、地域のお宝的な価値が多々ございます。  こういったものも、ほとんどがこういったきれいなものはなくて、よくいわゆるこやんつちと申します。納屋の二階に上げてある木箱の中にいろんなゴソと一緒に一括されたものもございますので、行き違いするとお宝ということはなかなか市民にはわからないんですが、そういったことを啓発していくことも一つの務めかと存じます。  さはさりながら、三北を含めたこの延岡、大変多くの史跡があり、各家庭には未発掘の文化財がたくさん残ってると思うんですよ。それを今文化課の専門の職員さんだけでというと、これはとても無理だと思うんですが、部長いかがでしょうかね。 ○教育部長(尾畑教秋君)  無形文化財の保存・記録については、議員がおっしゃるようにスピード感を持って対応する必要があるというふうに思っております。  これまでにも文化庁の助成金などを利用いたしまして、記録などをしてきたところなんですけれども、その際には郷土芸能保存会を初め各団体の方にも御協力をいただいております。  今後とも各方面の方々に御協力をいただきながら、協働して取り組んでまいりたいというふうに考えております。
    ○三番(松田勝則君)  各方面とおっしゃいました。確かに郷土芸能保存会ですとか、史談会あるいは市史編さんを願う方々もたくさんそういった延岡の歴史あるいは文化に思いを寄せる方がいらっしゃいますが、そういった方々、特に市史編さんとか今新たに浮上して調査室も設けられると聞いておりますが、そういった方々と協働するという姿勢はいかがでしょうか。 ○教育部長(尾畑教秋君)  いろんな手法とか、場面とかあると思いますので、そういった場合にはまた御協力をお願いするということもあろうかと思います。 ○三番(松田勝則君)  ぜひぜひ市民総当たりで市民の力をいただいて地域の宝を発掘をしていただきたいと思います。  続きまして、二〇二〇年第三十五回国民文化祭・第二十回国民障害者芸術文化祭が開催されます。本市は十五もの事業が実施をされます。宮崎市に次ぐ数の多さですね。まさに延岡の文化力の強さを感じます。  その特色と開催までの本市の取り組みについてお伺いをいたします。 ○教育部長(尾畑教秋君)  本市におきましても、延岡市実行委員会を昨年六月に設立をいたしまして、分野別事業といたしまして、第九演奏会や神楽、薪能を初め人形劇や障がい者の皆様が取り組む事業など、現在十五に上る多彩な事業が検討されているところでございます。  特に、これまで市民団体の皆様が主体的に実施されてきた活動を基本に、国民文化祭・障害者芸術文化祭向けに内容を拡充して企画提案されたものが多いようでございます。  また、市実行委員会ではこの機会を活用して、例えば本市の城下町としての歴史文化や鮎やな等の食文化、また三北地域を含む豊かな自然に育まれた地域文化や日向神話などをアピールしながら、文化活動の活性化や歴史文化の掘り起こしと、それを活用した誘客活動の展開、さらに障害の有無にかかわらず多くの市民が文化活動に積極的に楽しく参加する企画となるような機運の醸成を目指して取り組んでまいりたいと考えております。 ○三番(松田勝則君)  先ほどのインバウンド、それから国文祭、続きます国体ですね、そういったもの、よそからのお客様を迎えることによって、より延岡市民が郷土のことを知り、郷土のよさをもっと実感をする、そしてみずからが郷土のよさを発信していく、そういった流れになってくれればありがたいなと思っております。  次の質問に移ります。  市役所本庁が完成して三年が過ぎました。利用者の満足度も大変高く、また市民スペース、特に七階、この上の展望フロアですが、その開放とかあるいは市民スペースの存在ですとか、従前には見られない取り組みも大変市民からの評価も高うございます。  野口遵記念館の完成、ひいては内藤記念館、県立体育館やあとは延岡駅といった施設の回遊を予想すると、もっともっと市民に開放された庁舎をアピールすべきではないかと考えております。  現在の市役所本庁舎利用についての取り扱い、現状をお伺いをいたします。 ○総務部長(川島 登君)  市役所の庁舎や庁舎敷地、庁舎駐車場などは市が所有する行政財産ですが、この行政財産は、その用途または目的を妨げない限りにおいて目的外使用を認めておりまして、例えば公用もしくは公共用または公益を目的とする事業の用に供する場合や、災害その他緊急事態の発生などの場合に使用の許可ができると規則で定めております。  そのような中、市役所の市民スペースや庁舎南側広場、駐車場等におきましては、市役所に来庁される皆様に利用していただいているほか、例年実施されております、まつりのべおかやのぼりざるフェスタ、西日本マラソンなどの公益的なイベントに加えまして、福祉の向上を目的とする障がい者就労支援施設による物品販売や、地域の活性化に資するイベントである、わくわくマーケットなどにも活用されているところでございます。  現在の市役所本庁舎は市民の皆様が安心して利用しやすく利便性の高い施設として、また市民の皆様に親しまれるまちづくりの拠点となる市民に開かれた施設として計画し、建設されております。  この考え方を踏まえまして、今後も市役所本庁舎などの行政財産の使用申請があった場合につきましては、関係規定に基づきながら、市民の皆様に喜ばれるようなにぎわいにつながる各種イベントの活用にも配慮して対応してまいりたいと考えております。 ○三番(松田勝則君)  まさに市民に開かれた施設ということを実行していただいていると思うんですが、特に市民から要望がありますのが市役所の一階のエントランスと申しましょうか、入り口のひさしの下ですね、あそこの巨大な空間、大変使いやすいんだと、あそこをコンサートで使わせてほしい、あるいは何かイベントで使わせてほしい、お芝居で使わせてほしいというお声も聞いております。そういったことに対応されるということなんでしょうが、そういった市役所をもっと使えるんだということをどういう形でPRしていかれます、部長。 ○総務部長(川島 登君)  市役所の庁舎は、あくまでも行政財産でありますので、御要望があった際には、一定の利用の制限ございますけれども、御利用いただくような工夫はしたいと思いますけれども、積極的に御利用くださいというような広報は今のところは考えておりません。 ○三番(松田勝則君)  きのう猪之鼻議員が指摘されましたホームページという回答があるかと思いましたら、慎重にということですね、わかりました。  続きまして、市役所周辺には数カ所の駐車場が点在するのですが、利用できない時間帯も多いですよね。市民から開放を求める声も大きいと聞きますし、また市外からお越しになるお客様方も、延岡市役所の周辺には大きな駐車場があるっちゃけんど使えんがというお声も聞いております。また、こういった駐車場のさらなる共用はできないのか、お伺いをいたします。 ○総務部長(川島 登君)  駐車場のさらなる開放ということですけれども、休日・夜間の常時開放ということになろうかと思いますけれども、庁舎駐車場は、基本的には市民の皆様が市の本庁舎を利用する際の駐車場という位置づけでございまして、土・日でも期日前投票所ですとか住民健診あるいは市民を対象とした説明会といった市の業務で使っておりますし、また答弁でお答えいたしましたイベント等での利用もございます。そういった場合の参加者の駐車場として確保しておくという必要もございますし、また周辺には民間の駐車場も幾つかございまして、これへの影響といったことも考慮する必要がございますので、原則としては現在の取り扱いを継続して、休日・夜間の常時開放は難しいのではないかというふうに考えております。 ○三番(松田勝則君)  続きまして、駐車場でもう一点。  今申し上げましたような野口遵記念館等々を初めとする大きな施設の誕生により、またそれが同時イベントを開催される場合、駐車場がこの市役所周辺では確実に不足されると思われます。また、今現在の市役所の利用者の利便性の向上、安全性を確保する上から、都市計画道路でありますところの市役所と第一駐車場の間の中町通線を一部廃止して第一駐車場を拡大するあるいはそこを緑地化するということを提案したいんですが、所見を伺いたいと思います。 ○都市建設部長(片伯部光太郎君)  中町通線は昭和二十一年に都市計画決定された川中地区の重要な幹線道路であり、地域全体のネットワークを形成しておりまして、平成二十八年十一月十六日に行いました交通量調査の結果、十二時間で三千七百二十一台の交通量があることから、その区間を廃止することになれば地域全体の交通への影響を含めた検討が必要な課題となってまいりますが、現在内藤記念館、野口遵記念館の整備を進めるとともに、これらの施設と町なかの回遊を促進し、中心市街地全体がにぎわうための新たな戦略の策定に取り組むこととしておりますことと、また関連して必要となる駐車場についての全庁的な検討も行われていることから、それらの結果を見ながら改めて考えてまいります。 ○三番(松田勝則君)  この提案は平成二十八年の九月議会におきまして、当時の小田忠良議員が質問したことでございます。そのときは検討しないというような答弁でございましたが、今回は検討されるということで、今後の進捗を大変楽しみにしております。よろしくお願いいたします。  続きまして、交通事故の問題、これまで議員たちが再三質問しておりますが、私も質問させていただきます。  事故事件、いつどのような形で自分の身に降りかかるかわからないため、他人事ではなく、常日ごろから安全意識を持って行動することが必要であることは言うまでもありません。  市民に安全意識を高めてもらい、予期せぬ交通事故事件から守るための取り組みが急務と思われますが、所見をお伺いをいたします。 ○企画部長(小村周司君)  交通安全対策を取り組むことによりまして、市民を悲惨な事故から守っていくということは大変重要なことと認識をいたしております。  本市のこれまでの交通安全対策の取り組みといたしましては、昭和四十年に延岡市交通安全対策本部を設置し、さらに平成十二年には、市民みずからが進んで参加できる市民参加型の交通安全運動を展開することにより、自己の安全は自分で守るという基本的心構えの定着を目指して、安全で平穏な延岡市の実現を図るという目的で、五十七の関係機関・団体が参加する、めひかり交通安全運動推進本部を設置し、春・夏・秋の交通安全キャンペーンの実施、高齢者交通安全教室の実施、交通指導員による街頭指導など、年間を通して取り組んできているところでございます。  このような中、先日開催をいたしました延岡市交通安全対策本部の総会におきまして、組織の強化を図るために、この二つの対策本部を統合し、新たな施策を推進することとしたところでございます。  また、このたびの六月補正予算では、安心安全プラスワン改良事業として、通学路点検の結果をもとに、西階通線や西高通線ほか四路線三校区にラバーポール設置や区画線設置等に係る交通安全対策費を計上しております。そのほか、行政機関や地域のボランティア企業などが自主的に青色パトロールカーによる地域住民の見守り活動、巡回監視を行っております。  今後はこうした取り組みを鋭意行いながら、より効果的な取り組みを推進してまいりたいと考えております。 ○三番(松田勝則君)  交通安全に関します質問をもう二問。  高齢者事故件数を調べてみました。平成二十八年が延岡市における事故の総数七百六十八件のうち高齢者事故の責任が大きいと思われる事件事故ですね、それが百九十七件、二五・七%、平成二十九年が総数七百五十六件に対しまして二百二件、二六・七%、平成三十年が七百十八件に対しまして百九十五件、二七・二%、県の平均と比べても少し高いように思われます。  高齢者が運転する車の事故が社会問題になっている一方で、交通手段を自家用車に頼らざるを得ない方も少なくありません。  全議員が聞いております。免許証を返納するのはさらさらなんだけども、その後どうしたらいいんだろう、どうやって生活したらいいんだろうと、本当にこれは本市だけではなく全国的な逼迫した喫緊の課題であります。  事故を減らすためには講習会等による交通安全教育の徹底が必要と思いますが、本市における交通安全教育の内容と効果についてお伺いをいたします。 ○企画部長(小村周司君)  本市では、延岡警察署や延岡地区交通安全協会等と協力をしまして、各地区で講話やDVD視聴による高齢者交通安全教室を実施したり、戸別訪問での交通安全教育を実施しておりまして、昨年度は約三千百名の高齢者の方々に教育を実施をさせていただきました。本年度は、全国的に高齢者による大きな交通事故が頻発していることや、担当課も県内他市町村にはない交通政策課となりましたので、交通安全教育の内容も強化してまいりたいというふうに考えております。  まず、運転に不安のある方や徒歩で移動中の方の事故を減らすために、バスを積極的に利用してもらうべく、公共交通の充実を図るとともに、バスの乗り方教室等利用促進策を包括支援センター等と協力し実施しながら、バスで生活できる延岡を実感してもらうことで免許返納を促したり運転の機会を減らすことで交通事故を減らしたいというふうに考えております。  また、従来の講話やDVDの視聴に加え、事故を起こしやすい場所や時間で運転を控える、無理をしない、自分の運転を過信しないという、事故を起こす可能性を下げる運転習慣を心がける、めひかりひむか運転自主宣言、これを新たに実施いたします。このほか、動画で再現した交通場面を体験いただき、危険予測能力を身につけるためのトレーニングを実施することで、事故を起こす可能性を下げる効果が期待できますので、運転を継続する必要がある高齢者の方々の事故防止につなげてまいりたいと考えております。  さらには、自動車学校において高齢者に対する実車での交通安全教育の実証実験を計画しておりまして、実施後にはその計画を検証してまいりたいというふうに考えております。 ○三番(松田勝則君)  バスで生活できる延岡というフレーズどおり、既存のバス路線、まちなか循環バスの取り組みがポイントであるというふうに理解をいたしました。  では、そのまちなか循環バスの運行状況をお伺いいたします。 ○企画部長(小村周司君)  まちなか循環バスの運行状況でございますが、まちなか循環バスイオン延岡を発着点としまして、内回り・外回りの双方向で一日計十六便ということで運行いたしております。年間約四万七千人の市民の皆様に御利用いただいておりますが、運営収支については、それでもまだ赤字の状況ということでございます。 ○三番(松田勝則君)  目標値にはまだまだ遠いようなんですが、では私たち市民が協力できることとして、一路線当たりといったらいいんでしょうかね、何人あたりが利用すれば目標値に届くんでしょうか。 ○企画部長(小村周司君)  現在の一便当たりの平均乗車人数は約十人ということでございます。赤字解消には、一運行に要する経常費用、こういったものを算出した結果、一便当たり十七人程度の利用が必要であるというふうに考えております。 ○三番(松田勝則君)  十人に対してあと七人乗れば採算ベースにのるということですね。まさにこれこそ市民に私としても知らしめていきたいですし、ホームページ等でも大きく大きくPRをしていただきたい、啓発をしていただきたい、このように思います。  続けます。森林環境譲与税、たくさんの議員が質問していただいております。かつてない形で、この大きな国からの助成金を利用して延岡が大きく飛躍しようとしているんですが、雇用創出という観点から、どのような形で同税を利用すれば延岡市は雇用が獲得できるのか、延岡独自の取り組みをどうぞお示しください。 ○農林水産部長(永野 浩君)  近年、木材需要の増加が続く中、木材の安定供給への期待と再造林の責務はますます高まっておりますが、林業就業者の高齢化に伴い、担い手の育成や確保対策は最優先の課題となっております。  そこで、今定例議会におきまして、森林環境譲与税を活用した九つの新規事業を提案しておりますが、後継者不足並びに新たな雇用を生み出す施策として、林業機械の免許取得助成や高性能林業機械の導入補助、新規就業者等に対する生活支援など、延岡独自の施策を盛り込んでいるところでございます。  今後とも雇用創出のための延岡スタイルの林業施策の展開に努めてまいりたいと考えているところでございます。 ○三番(松田勝則君)  五千万円近くの予算をつけていただいていますが、どうしても大規模林業経営体に対する施策のようにも思えてなりません。  一方で、私も林業を生業としているわけですけれども、再造林といいまして、木を切った後、山を整備をしてスギ苗を植えていくという地道な作業ですね、あるいは夏に今まさに行っております下刈り、下草刈りといった作業というのは比較的初心者でも若い方でも取り組める作業かと存じております。こういった再造林、下刈り作業の雇用創出につながる支援策はありませんでしょうか、もう一言よろしくお願いいたします。 ○農林水産部長(永野 浩君)  議員御案内のとおり、再造林や下刈り作業というのは、将来の森林を守り育てる上で大変重要な作業でございます。  一方で、特に下刈り作業なんですが、夏場の暑いときに行う作業でございまして、大変な体力を要する作業であるというふうに聞いております。その結果、希望する従事者が少ないというようなことで、そういったことが労働力の確保の問題となっているというところになっております。  また、この問題は本市だけの問題ではなくて、県内各市町村も同じような問題を抱えております。そこらと連携を図りまして、先進的な取り組みを行っている自治体、そういったところの調査も参考に、どのような支援ができるのか、そういったことを検討してまいりたいというふうに考えておるところでございます。 ○三番(松田勝則君)  既に林務課の職員が他の市町村の方々に呼びかけて、東・西臼杵郡林業先進地ではどのような施策をしているのかをヒアリングをして、それを取り組むといった活動もしていると伺っております。ぜひぜひよろしくお願いいたします。  最後の質問になります。  医療費助成、市民が待ち望んでいた医療費助成なんですが、ここを聞きたいです。  中学三年生までの助成拡大までが、もうそれを目的にしていらっしゃるのは重々知っておりますが、検証期間を設けていらっしゃいますよね。その中で一番重視する点はどこでしょうか、お願いいたします。 ○市長(読谷山洋司君)  既に歯科診療については中三まで拡大しましたけれども、歯科以外の小児科、内科等は小学校六年までを来年から診療時間に限って行うということでスタートするわけでございますけども、これはやはり医師不足、特に小児科を中心とした医師不足、それから夜間等の看護師不足、これらに対して、広げることに対して非常に難しいという医療現場あるいは医師会等からの意見があったところでございまして、それでもなお何とか拡大できないかという協議を行う中で、診療時間内においての治療費の助成ということであれば対応が可能だと、ただ中学校三年まで一気に拡大するということについてはまだ懸念が残るので、まずは小学校六年生まで拡大をし、そして合わせていわゆるコンビニ受診と言われる安易な受診などを控えるという市民の皆様方の意識づくり、これなどを並行して市のほうでも啓発などをするということでもって、さらに確認ができれば、中学校三年まで拡大するということで今日まで話し合いを行ってきているところでございます。 ○議長(松田和己君)  時間が参りましたので、打ち切らせていただきます。  これをもって松田勝則議員の総括質疑及び一般質問を終わります。  議事の都合により、しばらく休憩いたします。  次の会議は午後一時から再開いたします。                        午前十一時四十五分 休憩                        午後 一時  零分 再開 ○議長(松田和己君)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。  これより二番 吉本 靖議員の総括質疑及び一般質問を許可いたします。      〔二番(吉本 靖君)登壇〕 ○二番(吉本 靖君)  皆さんこんにちは。友愛クラブの案ずるより吉本 靖です。ただいまより一般質問をさせていただきます。  まず初めに、浜川河口の悪臭対策についてお尋ねします。  一番目の汐留堰付近の悪臭対策の現状に対する認識についてです。  浜川の河口付近は、干潮になると干潟があらわれ、ヘドロの悪臭がひどい状態です。この件につきましては、延岡市区長連絡協議会が平成二十六年度に浜川の汐留堰上流付近のヘドロと悪臭対策について市へ要望書を提出しています。  現在管理者である宮崎県の対策として、試験的に覆土とヨシの植栽及びカキ殻の設置が行われています。しかし、悪臭はその後も変わらず、カキ殻の塊はそれ自体がごみ同然となっています。また、ヨシの植栽についても、ヨシの植栽された部分は、かなりの部分が雑草に覆われ、また、ごみもたまっています。  覆土とヨシの植栽を進めると、浜川の中にごみたまりができるのではないかと心配されます。市としては、この現状をどう受けとめているのか、お尋ねいたします。  次に、二番目のヘドロの除去についてお尋ねします。  浜川におきましては、過去に悪臭対策として、ヘドロの除去が行われてきたとお伺いしています。早急にヘドロの除去をお願いできないのか、お伺いします。  続きまして、延岡南道路の料金見直しについてお尋ねします。  まず一番目に、新たな料金所の建設費及び管理費についてお尋ねします。  現在延岡南インターチェンジでは、延岡道路の通行料金徴収のため、車線をふやし、上下六レーンの料金所設置のため、取りつけ道路を初め大規模な工事が行われています。一体どれくらいの費用がかかっているのでしょうか。  このことにつきましては、昨年の十二月議会でもお尋ねしましたが、まだ公表されていないとのことでした。ネクスコ西日本は、もともと国の団体であり、高速料金は公共料金です。具体的に工事も始まり、入札等も終わっていると思いますので、改めてお尋ねしたいと思います。料金所の建設費、また運営に係る人件費等の管理費についてどのくらいになるのか、お尋ねします。  次に、新たな料金所における通行料金の積算根拠についてお尋ねします。  ことし三月議会での市当局の答弁では、延岡道路、ここでは延岡ジャンクションから延岡南インターチェンジ間を指しますが、この延岡道路は、延岡南道路の料金見直し後も無料であるとの答弁でした。  しかし、当局の資料や新聞の記事を見ますと、延岡道路については、現金による大型車等の通行の場合は有料となっています。一体これはどういうことでしょう。延岡道路は無料であるが、しかし料金所の通行だけは有料ということでしょうか。その積算根拠について、わかりやすく説明をお願いします。  次に、三番目の住宅地への大型車流入に対する抑止効果についてです。  今回の料金見直しは、大型車等の市街地への流入対策に特化したものだとお伺いしています。市当局の説明ですと、朝七時から夜七時までの十二時間で千台の大型車等の流入があるとのことでした。今回の見直しでどれくらいの抑止効果が見込まれているのか、具体的にお示しください。  最後に、四番目の延岡南道路の収支状況についてお尋ねします。  延岡南道路の収支については、これまでの質問の中で平成二十四年度は三億九千万円の黒字とのことでした。平成二十五年度以降の収支については公表されていないとのことでしたが、延岡南道路はもともと個別採算制の道路であり、その収支は大変重要な問題です。  延岡南道路は平成二年に八十六億五千万円で建設され、平成二十六年に宮崎・延岡間が高速道路としてつながり、さらにはその後、延岡・大分間もつながることによって交通量が飛躍的に伸びることにより、料金収入もふえていると思われます。高速道路の料金は公共料金であり、当然公表すべきものと考えますが、一体どうなっているのでしょうか、改めてお伺いします。  続きまして、国道十号の土々呂・塩浜間の四車線化についてお尋ねします。  国道十号の塩浜・土々呂間は、二車線のため、朝夕の渋滞は特に激しいものがあります。その渋滞解消のために、平成二年に延岡南道路が建設され、有料道路ではありますが、平成三十二年、すなわち来年、令和二年には無料になる予定でした。それが償還期限が四十年も延ばされ、無料化は令和四十二年となっています。さらに、今回の延岡南道路の料金見直しでは、普通車は全国平均の三倍、大型車は二倍など、全国一高い水準はそのままです。果たしてこれで国道十号のバイパスと言えるのでしょうか。  国道十号は、門川町では全て四車線、日向市においても、財光寺までの四車線化工事が終わろうとしそいます。残されたのは、十万都市延岡市の塩浜・土々呂間だけです。もう四十年もほったらかしにされています。交通渋滞時での交通事故や災害時の救急車両の対応にも困難が生じると思います。この区間が四車線化されれば、市の南部地域の活性化にもつながります。今こそ市の最重点課題として国道十号の四車線化に取り組むべきでないでしょうか、御所見をお伺いします。  続きまして、長浜海岸の侵食問題です。  まず、一番目のしゅんせつ土砂の海岸への搬入についてお伺いします。  長浜海岸では、かつては松林から波打ち際までなだらかな砂浜が続いていましたが、今では松林のもとまで波が打ち寄せ、崖の状態、いわゆる浜崖となるなど侵食が続いています。  国においては、平成二十九年六月に津波防災地域づくりと砂浜保全のあり方に関する懇談会が設置され、国土の保全上重要な砂浜について、効果的な保全対策、景観対策や利用のニーズなど、その検討が進められています。  地域においては、最近の頻繁に発生する日向灘沖を震源とする地震に不安を感じているところであり、長浜海岸の保全に対しては、地元の皆さんが以前から国や県に対し、その対策を強く要望しているところです。
     長浜海岸の保全については、平成十九年度から、県が土々呂の延岡新港のしゅんせつ土砂を侵食対策として長浜海岸に搬入していますが、海岸の保全に効果があらわれているとお伺いしています。現在同じようなしゅんせつでは、延岡港沖の方財海岸の五ヶ瀬川河口付近において、長年にわたり大規模な土砂のしゅんせつが行われています。これらのしゅんせつした土砂はなぜ長浜海岸に搬入できないのか、お伺いします。  次に、二番目の延岡港河口のしゅんせつ土砂の処分状況についてお尋ねします。  以前の一般質問で、しゅんせつ土砂については骨材供給に利用されているとのことでしたが、利用の仕組みや販売の状況について具体的にどのようになっているのか、お尋ねします。  続きまして、カーブミラーの設置基準についてお尋ねします。  平原西区の錦団地は、団地内を通る唯一の幹線道路が一部区間私道となっています。この団地は、昭和四十年ごろから開発により造成されたとお伺いしています。その際、実際には団地内に幹線道路はあるのですが、一部道路が字図上に表示されておらず、宅地となっており、そのことから、この道路は市道とは認定されていません。  地元からはカーブミラーの設置が要望されていますが、これまで市道ではないとの理由で設置がなされていません。地区内の下水道は、一般の市道と同じように、平成十四年度にこの私道である幹線道路の地下に配管されています。下水道のような大きな構造物は埋設できるのに、カーブミラーがなぜ設置できないのか、不思議です。  他市の事例では、両端が市道につながる私道についてはカーブミラーの設置が可能であるとの基準もあるところです。この事例については、本市ではカーブミラーを設置できないのか、改めてお伺いします。  最後に、鹿川の天然滑り台の再開についてお尋ねします。  この件につきましては、昨年六月に一般質問をさせていただきました。その後、ことし一月の市からの報告事項では、鹿川渓谷活用の可能性について、ノウハウのある団体によるインストラクターつき、安全装具着用等の条件での水に親しむイベントの実施を検討していきたい、こうした取り組みにより鹿川地区の観光と地域振興を図っていきたいとの報告があったところです。今年度、天然滑り台再開に向けた具体的な取り組みについてお尋ねします。  以上で壇上からの質問を終わらせていただきます。 (降壇)      〔都市建設部長(片伯部光太郎君)登壇〕 ○都市建設部長(片伯部光太郎君)  ただいまの吉本 靖議員の御質問にお答えいたします。  まず初めに、浜川河口の悪臭対策の現状認識についてのお尋ねでございます。  浜川につきましては、県により実施していただいたしゅんせつ等の対策により、以前より環境が改善しておりますが、現在も夏場のにおいなどの問題があることは把握しているところでございます。  今後も県の延岡土木事務所や延岡保健所、市の関係部署と連携し、浜川の現状を確認するとともに、過去の対策工の効果検証や今後の対応について検討してまいりたいと考えております。  次に、浜川河口のヘドロ除去についてのお尋ねでございます。  県の延岡土木事務所では昭和五十四年から平成二十八年にかけまして、ヘドロの除去等を行っていた実績がございますが、悪臭の原因となっていると考えられるヘドロ除去については、事業費が多大となることから、除去以外の悪臭対策を行う必要があると聞いております。  しかしながら、ヘドロ除去は重要な問題であるため、今後も地元の皆様と一体となり、水質浄化や悪臭対策についてさらなる対策を県に要請してまいりたいと考えております。  次に、延岡南道路に設置予定の料金所の建設費及び管理費についてのお尋ねでございます。  ネクスコ西日本に問い合わせましたところ、新たな料金所の建設費及び今後の運営費に係る人件費などの管理費の見込みにつきましては、現在工事を行っているところであり、現時点ではお答えできませんとの回答でございました。  なお、日本高速道路保有・債務返済機構とネクスコ西日本の現在の協定では、供用中路線の工事費を含めた予算として二十億五千四百万円が計上されております。  次に、新たな料金所における通行料金の積算根拠についてのお尋ねでございます。  延岡道路につきましては、延岡南道路が新たな料金に移行した後も無料のままでございます。  今回の新たな料金につきましては、延岡南道路と延岡道路の連続利用を促し、延岡南道路を回避した交通の市街地への流入抑制を目的として変更するものでございます。この変更は、市街地への流入抑止効果をさらに高めるため、延岡南道路の区間料金の範囲を変更することで、延岡南道路を回避して一般道へ迂回する中型車以上の車両に対しましても、延岡道路と延岡南道路を連続利用した場合と同額の料金が課金されるようになります。  法的根拠につきましては、国土交通大臣よりネクスコ西日本が、道路整備特別措置法第三条により日本高速道路保有・債務返済機溝との協定に基づいた許可を昨年の三月三十日に受けております。  次に、料金見直しによる大型車等の流入抑止効果についてのお尋ねでございます。  新たな料金では、特大車が九百三十円から三百五十円に、大型車が四百十円から二百八十円と大幅な値下げになりますので、事故の危険性が低く、所要時間も短い延岡南道路を通行する特大車や大型車が増加するものと期待しております。  現在住宅地を通行しております大型車等のうち、何台程度が延岡南道路を通行するようになるかという具体的な数字はございませんが、今後交通量調査などにより抑止効果を検証してまいりたいと考えております。  次に、延岡南道路の収支状況についてのお尋ねでございます。  ネクスコ西日本に問い合わせましたところ、日本高速道路保有・債務返済機構が公表しておりますファクトブックの中に路線別の営業収支差があり、平成二十九年度の料金収入は九億八千万円、管理費は一億八千万円、営業収支差は八億円となっております。  次に、国道十号の塩浜・土々呂間の四車線化への取り組みについてのお尋ねでございます。  これまで国道十号の四車線化や延岡南道路の無料化を国にお願いしてまいりましたが、非常にハードルが高く、進展を見ておりませんでした。  しかしながら、延岡南地区への大型車等の流入対策を早急に講じる必要があるため、延岡南道路の料金体系の見直しとあわせ、お願いをしました結果、今年度中に新たな料金へ移行していただくことになりました。  国道十号の塩浜・土々呂間の四車線化につきましては、朝夕の渋滞や災害時の対応など市民の皆様から切実な声をいただいており、渋滞解消の必要性を市としても認識しているところでございますが、まずは新たな料金移行後の交通の状況を検証した上で必要な働きかけを行ってまいりたいと考えております。  次に、五ヶ瀬川河口付近の土砂の長浜海岸への搬入についてのお尋ねでございます。  国・県に確認しましたところ、議員御案内のとおり五ヶ瀬川河口付近において、砂利の採取が行われております。この砂利採取につきましては、民間業者による営業目的の採取となっていることから、長浜海岸への養浜は行っていないとのことでございますが、長浜海岸への搬入の可能性について照会をかけてまいりたいと考えております。  次に、五ヶ瀬川河口付近の土砂の処分状況についてのお尋ねでございます。  国・県に確認しましたところ、延岡港河口部分の砂利採取につきましては、民間業者による営業目的の採取となっており、その利用の仕組みや販売の状況についての詳細は把握していないとのことでございます。  次に、カーブミラーの設置基準についてのお尋ねでございます。  議員お尋ねの両端が市道につながる私道へのカーブミラーの設置につきまして、本市としましては、これまでは市の管理する道路でないため、全てお断りしており、設置しておりませんでした。  しかしながら、議員御指摘のとおり、ほかの自治体では設置を行っているところもあることから、今後はほかの自治体の事例等も参考に、新たな設置基準の策定に向け検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 (降壇)      〔北方総合支所長(稲田孝幸君)登壇〕 ○北方総合支所長(稲田孝幸君)  お答えいたします。  鹿川渓谷の天然滑り台の再開に向けての具体的な取り組みについてのお尋ねでございます。  鹿川渓谷につきましては、昨年九月にレスキュー資格を有した専門家によります滝つぼ周辺の調査を行ったところでございます。  この調査によりますと、水中の渦や強い水流が確認され、一般的な遊泳は依然として危険であるが、レスキュー資格保持者等のインストラクターの管理のもと、ライフジャケットやヘルメット等の装具を着用の上であれば、滝つぼを含めた渓谷全体を安全に活用することが可能であるということでございました。  このことを踏まえ、上鹿川の住民の方々やNPO法人ひむか感動体験ワールド、通称ノベスタと、天然滑り台を含みます鹿川渓谷全体の活用の可能性について協議を重ね、来月の十四日にノベスタ主催のもと、安全性に十分に配慮したキャニオニング、いわゆる沢下りが開催されることとなったところでございます。なお、イベント当日は参加者と地元住民の方々との交流も予定されるなど、地域の活性化も図られるものと期待しているところでございます。 以上でございます。 (降壇) ○議長(松田和己君)  吉本 靖議員の発言を許可いたします。 ○二番(吉本 靖君)  それでは再質問に入らせていただきます。  まず、浜川の悪臭対策についてですが、県内の宮崎県の管理する河川で浜川のように悪臭のする川はほかにどれくらいあるのでしょうか、お伺いいたします。 ○都市建設部長(片伯部光太郎君)  問い合わせしましたところ、こういう悪臭がするヘドロの問題になっている河川は、ほかにはないということでございました。 ○二番(吉本 靖君)  地域の方にお伺いしますと、過去にはヘドロの除去が何度かあったようにお伺いしております。実際にどのような実績があるのか、お尋ねをいたします。 ○都市建設部長(片伯部光太郎君)  約二十年ほど前までは定期的にヘドロの除去を行っていただいておりました。 ○二番(吉本 靖君)  ヘドロの除去については今現在覆土、土を入れて、そしてヨシの植栽を試験的にやってるんですけども、土砂の量がふえますと、その除去はさらに困難となると思います。  今後宮崎県として、覆土とヨシの植栽など悪臭対策の試験を進めるのであれば、その効果の検証とごみ対策など地元での説明会を開いて、地域の皆さんの不安にも十分応える必要があるのではないかと思います。この点については市当局の、県の管理河川なんで、市当局の今後の考え方をお伺いします。 ○都市建設部長(片伯部光太郎君)  議員御指摘のとおり、地元の皆様の意見をよく聞くということがまずは一番大事だろうと思いますので、意見を聞かせていただきながら、今後も県ですとか関係機関のほうと連携しながら進めていきたいと考えております。 ○二番(吉本 靖君)  次に、順番としては先に四番目の長浜海岸の侵食についてお尋ねいたします。  延岡港の河口における土砂のしゅんせつですが、どれくらいの量の土砂が採取されているのか、お尋ねをいたします。 ○都市建設部長(片伯部光太郎君)  平成二十八年のデータでございますが、ともに五万五千立方メートルを採取しております。 ○二番(吉本 靖君)  済みません、平成二十八年が五万五千立方メートルで、ともにというのはどういうことですか、済みません。 ○都市建設部長(片伯部光太郎君)  平成二十七年と二十八年の両年ということでございます。 ○二番(吉本 靖君)  わかりました。  五万五千立方メートルというと、なかなか想像がつかないようなんですが、例えば一立方メートルですね、一メートル四角、それを横に並べたときには五十五キロメートル。だから、都農辺まで行くかどうかわかりませんけど、ここからですね、相当なやっぱり量なんですね。だからやっぱり海岸の侵食に影響するのではないかというふうな地元の皆さんは感じております。  県のほうでは調査をやって、汀線測量ということで、なぎさの線の測量とかやってるんですけども、それについては現在のところはそんなに動いてないというようなことが県のほうでは言ってるんですけども、やはりこれほどの量の砂がとるということは、漂砂といって、やっぱり海流とか潮の流れ、風とかですね、やっぱりそういう面で動くんじゃないかと思うので、大変危惧をするところです。  民間の採取ということで、販売金額等はわからないとは聞いたんですけども、こういった採取をすると、県のほうには手数料が入るような話も聞いたんですが、その辺の手数料についてはどうなっているんでしょうか。 ○都市建設部長(片伯部光太郎君)  この五ヶ瀬川河口の砂利採取につきましては、国のほうの許可と県のほうの許可をとりまして、条例によって県のほうが料金を徴収するということになっております。その料金につきましては、一立方メートル当たり約百三十円というふうに聞いております。 ○二番(吉本 靖君)  ただ、砂利の販売金額については、やっぱり何千円かそういった話も聞いてますし、やっぱり相当な金額となってると思いますが、市としては把握できないということはわかりました。  この砂浜の問題なんですけども、平成十二年五月に出された国の海岸保全区域等に係る海岸の保全に関する基本的な方針というのが出されたようなんですけども、その中の記述については、海岸侵食は土砂の供給と流出のバランスが崩れることによって発生する、海岸部への適切な土砂供給が図られるよう河川流域における総合的な管理対策など、関係機関との連携のもとに広域的、総合的な対策を推進するとあるんですね。そういう方針のもとにありながら、海岸侵食が進む方財、長浜海岸において、毎年のように国土交通省によって営業目的の土砂の採取が許可され続けられていることに大変驚きを感じております。  国が砂利採取を許可する場合は、地元自治体にも事前に通報があって、市も毎年回答しているようであります。その回答の際に、市として地元の皆さんの海岸侵食の不安や侵食対策の必要性を訴えることができないのか、お伺いします。 ○都市建設部長(片伯部光太郎君)  砂利採取の際は、市のほうにも来ているのは存じ上げております。  この長浜海岸のしゅんせつの問題ですけれども、潮流でありますとか、河川との関係あるいは五ヶ瀬川河口の砂利採取とか、いろいろな問題が複合的にありまして、原因を特定するのは難しいのではないかと思いますけれども、今後も原因究明に向けて県のほうとかに求めていきたいというふうに考えております。 ○二番(吉本 靖君)  そういった回答の際に市としての意思表示というのは難しいんでしょうか。 ○都市建設部長(片伯部光太郎君)  協定書が参りますときには、環境上問題はないですというようなことを答える形になっておりますので、協定ではなくてまた別にそういった働きかけをしていきたいなというふうに考えております。 ○二番(吉本 靖君)  では次に、延岡南道路の料金見直しについてお伺いします。  今回の料金見直しは、昨年の一月二十三日の首藤前市長と河野知事の要望書から始まっております。都市建設部長におかれましては、昨年四月以降に担当される以前の話もあって申しわけありませんが、質問させていただきます。  今年度、延岡南道路の料金見直しが行われます。見直し後も当局の説明では、延岡道路は無料であるとの答弁でした。  しかし、料金見直し後に延岡道路の延岡ジャンクションから延岡南インターチェンジまで現金の特大車が走った場合は九百三十円という表示になっております。市当局は見直し後も無料だと言っているのに、これは矛盾してないのでしょうか、お尋ねいたします。 ○都市建設部長(片伯部光太郎君)  延岡道路で中型車以上が有料になるといいますのは、結局大型車等が市内に流入するのを防ぐため、いわゆる迂回を防ぐために今回料金所を設置いただくわけですけれども、例えばETCをつけている車であれば、迂回しなければ料金はかからないわけですし、迂回するかどうかが判断できない現金車の中型車のみ現金有料化するということですので、有料化にはつながっていないというふうに考えております。 ○二番(吉本 靖君)  高速道路の料金というのは一般的に全国統一の対距離制と、その路線だけの個別採算制の料金の二つに分けられておると思うんですけども、先ほどの延岡道路を通った現金の特大車の料金というのは、どちらの計算式というふうに考えたらよろしいんでしょうか。 ○都市建設部長(片伯部光太郎君)  延岡南道路はもともと個別採算制で料金が算定してございます。今度の料金改定に伴いまして、個別ではなくて新たな料金に変化させております。 ○二番(吉本 靖君)  対距離制の料金だということだと思うんですけども、この九百三十円という料金の計算は具体的にはどんなふうになるんでしょうか。 ○都市建設部長(片伯部光太郎君)  一キロメートル当たり通行料二十四・六円に距離を掛けまして、特大車大型割り増し率を掛けて消費税を掛けた数字がその金額になっております。 ○二番(吉本 靖君)  実際この九百三十円というのは延岡南道路の距離なんですね、二・六キロという。延岡道路自体は七キロほどあると思うんですけども、私は延岡道路を通るのに延岡南道路の料金を取るというのは、とんでもない話ではないかと思うんですが、これでよろしいんでしょうか。 ○都市建設部長(片伯部光太郎君)  延岡道路のほうは国土交通省のほうでつくっていただいておりますので無料の道路と、延岡南道路につきましては、もともと有料道路ということでできておりますので、これはそれでしようがないのかなというふうに考えております。 ○二番(吉本 靖君)  大変申しわけないです、本当に。  今回の料金見直しで、国道十号のバイパスである延岡道路の建設には何ら携わっていない第三者であるネクスコ西日本が新たに料金所をつくって営業を行います。先ほどの答弁によると、ネクスコ西日本は料金所の設置について国土交通省の許可をとっているということなんですが、延岡市はこれに対して同意をされているんでしょうか。 ○都市建設部長(片伯部光太郎君)  もともと今回の料金改定につきましては、延岡道路から延岡市内のほうに大型車が入ってきまして、それで非常に危険な状況になっているのを何とかしてくださいということでお願いした経緯がございますので、それから考えますと、もうこの今の状態というのはお願いしたとおりではないのかなというふうに考えております。 ○二番(吉本 靖君)  料金の見直し後、無料であるはずの延岡道路を通ると料金所で以外は出られないんですね。そうしますと、延岡道路というのは出口のない国道になってしまいます。  私は国土交通省によるこの延岡道路の料金徴収は、法的にこういうことをしてもいいのかなとすごい疑問があるんですが、読谷山市長は以前、国の官庁、総務省におられたわけですけども、国土交通省のこんな税金でつくった国道に対して料金を取るということについてはどのように思われますか。突然済みません。 ○市長(読谷山洋司君)  その点については改めて確認をさせていただきたいと思っているところであります。 ○二番(吉本 靖君)  さて、私はさらに不思議に思うことがあるんです。  この延岡道路は現金車では九百三十円であった特大車の料金なんですけども、先ほど説明あったとおりETCをつけるとゼロ円になるんです。普通車と軽自動車は料金見直し後ももともと無料です。中型以上の車は、現金車は有料なんですけども、ETCをつけると無料となります。ですから、この料金所では全部の車がETCをつけると全部の車が無料になるんです。  新たな料金所では、料金所収入の見込みはありません。一体何のために料金所を建設するのか、再度お尋ねいたします。 ○都市建設部長(片伯部光太郎君)  繰り返しになるかもしれませんけれども、今現状の延岡道路から大型車等が旭ケ丘周辺に迂回してきまして、そのおかげでいろいろ交通問題が起きている状況があります。それを打開するために、あそこに料金所をつけていただきまして、料金所に関しましては今議員御案内のとおり、中型車以上の現金車ということですので、ETCをつけていただければ、その問題もなくなると思いますけれども、まだそれが完全ではございませんので、料金所を設置していただいて、延岡市内への迂回を防止するということが目的だというふうに考えております。 ○二番(吉本 靖君)  実はこの料金所、昨年の十二月議会もちょっと質問したんですけども、延岡南道路が高いんで、高速道路と高速の間の延岡南道路だけ迂回して、また高速へ戻る、そういった車があるんだということだったんですね。私は門川のスマートインターと日向のインターで乗りおり絶対するわけですから、あそこに行って現地を見てきたんですけども、当局は例えば門川のインターとか、日向のインターには現地行ってみられましたか。
    ○都市建設部長(片伯部光太郎君)  私は個人的に行ったことはございますが、実はこの件に関しましては、今のそういう迂回とかの交通量を把握しておかないと今後の検証もできないと思いますので、交通量調査をやるように検討するように指示しているところでございます。 ○二番(吉本 靖君)  実際そんな台数はないと思うので、それぞれのドライバーの皆さんにどこから来たのか、あるいはどこに行くのかというのをぜひ聞いていただければと思っております。  あともう一つ、今回の特大車の九百三十円の料金は延岡道路は無料になるんですけども、このことですね、実を言うと、この延岡南道路の料金見直しをするときに、もともと料金の無料化ということをずっと話してたんです。私もそれが一番いいと思うんですけども、国のほうは全国の高速道路網の中で延岡南道路だけ無料にはできないんですよということだったんです。  ところが、今回延岡道路の料金設定のときに、現金車のときには九百三十円にして、ETCつけたらゼロですということになってるんですよ。びっくりしたんですよね。何だ、延岡道路から延岡南道路の料金使ってるんですけど、ETCつけてゼロにできるんだったら延岡道路も延岡南道路もゼロにしてもらえばいいんじゃないかと思うんですが、それはどうでしょうか。 ○都市建設部長(片伯部光太郎君)  ETCをつけて無料になるという条件は、南インターチェンジでおりて迂回をしない、そのまま市内に行く方については当然もう使わないわけですから無料ということですので、やっぱり連続走行とは料金が違いますので、そういうやり方になっていると思うんですが、議員がおっしゃるとおり、我々としても今よりも料金が下がるということは同じ思いでございますので、今はまず料金所を設置していただいて、それを検証しながら、今後のまた要望とか、ステップアップしていけばいいかと思っております。 ○二番(吉本 靖君)  なかなか黒板とかを使わないと、言ってる質問もなかなかわからないと思うんですが、現在、国土交通省が進めている今の迂回対策、料金所をつくった場合、これっていうのは実際住宅に大型車が流入しないような抑止効果は、先ほどの質問だと、やってみないとわからないという答弁だったんですね。もし延岡南道路の大型車等の料金ですよ、延岡道路みたいにETCつけて無料になったとしたら、私は全ての車がもう延岡南道路が大型ただなんだから、もう旭ケ丘、一ケ岡を通る必要ないんですね、一〇〇%なくなると思います。そして二十億円もするような無駄な料金所をつくる必要もないと思います。人件費その他の管理費も要らないと思います。おまけに国道十号の渋滞も緩和されると思うんです。ですから、私は今回の国のやってる料金見直しは非常に不満なんです。  延岡南道路の平成二十九年度の収支というのは、先ほどの答弁では八億円の黒字なんですね。大型車等は延岡南道路の一割程度と聞いています。この分が無料になっても営業的には問題ないと思いますが、いかがでしょうか。 ○都市建設部長(片伯部光太郎君)  何度も繰り返しになって申しわけありませんが、今回の料金所の設置といいますのは、大型車の市内への迂回行為をやめていただいて連続走行していただくというのが目的でございます。  議員おっしゃいますとおり、連続走行がふえていけば、当然また料金もふえていくと思います。二十七年度の交通センサスですと、一六%ぐらいが大型車両ですので、それが上がっていけば当然料金収入も上がっていくので、そうしますと、先ほど私申し上げました、またさらなる料金の値下げとかの要望にはつなげていけるのではないかというふうに考えております。 ○二番(吉本 靖君)  延岡南道路は先ほど申し上げましたとおり、平成二年に八十六億五千万円で建設されています。もう二十八年ですね、償還が済んでるところです。相当償還してるんだと思うんです。さらに四十年の延長ですから、単純に八億円の四十年分、三百二十億円の収入も見込まれるわけです。大変な私は黒字だと思ってます。  料金所の工事はもう進んでいます。今、延岡南道路の無料化というのは難しいのかもしれません。でも私は、国にすれば出口のない国道をつくってしまうほうが理由づけはもっと難しいんじゃないかと思ってるんですよね。市当局として現在行われている料金の見直しが最善の方法だったのか、本当にこれでよかったのか、再度検討をしていただきたいと思います。  私からは、国に対しても、議会ではこのような意見が出ているということを、私の指摘は的外れかもしれませんけども、ぜひお伝えしていただけませんでしょうか。 ○都市建設部長(片伯部光太郎君)  今、料金所をもう来年三月までにつくっていただくということをやっていただいておりますので、まずはそのことを進めていきまして、その後の状況を見ながら、交通量調査をすればいろんなものが見えてくると思います。その後に国のほうには働きかけをしていきたいというふうに思っております。 ○二番(吉本 靖君)  続きまして、三番目の国道十号の四車線化についてお尋ねいたします。  延岡南道路は国道十号のバイパスと呼ばれていますけども、バイパスというのは無料であるべきだと思うんですが、いかがでしょうか。 ○都市建設部長(片伯部光太郎君)  延岡南道路につきましては、今話題になっております国道十号土々呂・塩浜間の四車線化がなかなか難しいということで、有料道路でもいいのでということでバイパス的につくっていただいた道路でございますので、有料道路でもいたし方ないと思っております。 ○二番(吉本 靖君)  延岡南道路の建設当時の三十年で無料化という約束は、もう今は裏切られております。国道十号の四車線化は、当然そうなれば国の当然の義務じゃないかと思っています。約束が国は守れてないんですからね。  四車線化に向けた全市民を対象とした署名運動、これは取り組んでもらえないのかと思っています。たくさんの市民のほうから賛同を得るのではないかと思うんですが、御所見をお伺いします。 ○都市建設部長(片伯部光太郎君)  議員が先ほどから申されているとおり、来年度には個別のままであれば償還が終わったわけですけれども、平成十七年度に債務返済機構によるいわゆるプール化された状況で償還の年数が延びたわけですので、そのことによって国道十号の四車線化を要望していくというのを延岡市のほうが主導して署名活動ですか、そういうことをやるのは、ちょっと今のところ考えておりません。 ○二番(吉本 靖君)  最後ですが、鹿川の天然滑り台についてお尋ねいたします。  私は、鹿川の天然滑り台はユネスコエコパークの中でも家族向けのすばらしい観光資源だと思います。既に駐車場とかトイレも整備され、このまま遊泳禁止でいくのは大変残念だと思ってます。構造上とか設備など安全上の課題については、検討していけば解決できるのではないかと思っております。再開に向けての引き続きの検討をお願いしたいと思いますが、御所見をお伺いします。 ○北方総合支所長(稲田孝幸君)  今議員おっしゃられたとおり、鹿川渓谷につきましては、ユネスコエコパークエリアにありまして、大変自然のいいところでございます。以前のように多くの方が来られる方向がいいかと思うんですが、先ほど答弁のほうで言いましたとおり、今利用するに当たりましては、そういったレスキュー資格者等の管理のもとという条件になっておりますので、またいろんな形で今後活用できるように検討はしていきたいと思います。 ○議長(松田和己君)  これをもって吉本 靖議員の総括質疑及び一般質問を終わります。  これより一一番 甲斐行雄議員の総括質疑及び一般質問を許可いたします。      〔一一番(甲斐行雄君)登壇〕 ○一一番(甲斐行雄君)  こんにちは。最後の登壇となりました。友愛クラブ、甲斐行雄でございます。  令和初の今議会は本市の行く末を担うものであり、本市にとって是か非かを念頭に、しっかりと議論を重ねなければなりません。  さて、私自身、四月に行われました二期目の挑戦となりました市議会議員選挙は、二十七の議席に対し三十八人が立候補するという大激戦の選挙となりました。当然注目度も上がり、投票率も高くなるのではとの予想に反し、投票率は五二・三%という低さでした。さらに、昨年一月の市長選挙の投票率も五〇%を切り、四九・七%でありました。延岡市の将来に向けた道筋を決定する市長、議会に対する市民の関心が、この投票率の低さに反映されているのではと危惧するところであります。  このような中、本市の行く末を担う最高の決定機関である議会の中で私も議員としての責務を果たすため、市長を初めとした当局の政策立案に対し、徹底した討論がなされるべきであると考えます。施策の一つ一つが正しく進められているのか、軌道の修正も必要ではないのかなどなど、市民の皆様にわかりやすくお伝えをし、関心を持っていただける議会となるべきではないでしょうか。  このような中、今議会において最も重要なことは、本市の置かれた状況をしっかりと見きわめながら、今取り組むべきことは何なのか、しら真剣に問われなければならないと考えます。  さて、読谷山市長が就任して一年半になろうとしております。果たしてこの間の市長の施政方針及び議会答弁等の文言の中から、十年後、二十年後の延岡の将来像は見えてきたのでしょうか、また進むべき方向も見えてきているのでしょうか。目の前の問題解決は当然のことですが、先を見据えた事業展開、つまり今後の延岡市が末永く発展していくための施策の構想が重要であると考えます。  そこで、将来ビジョンを見据えるという視点も含め、関心度が高く注目すべき施策について伺ってまいりたいと思います。  まず、延岡駅西口街区の再開発についてお伺いをします。  この再開発事業は、昨年九月の定例会においてようやく二次補正として建設に向けた予算が提案され、可決・成立したものであります。この結果、市が医療機関や病児・病後児保育施設専門学校、IT関連企業といった公共性の高い施設を誘致するという市長の力強い御答弁もいただいたところでした。  平成三十年度において基本設計が完了し、本年度はいよいよ実施設計完成に向けた大詰めの時期に来ているものと拝察をしております。この再開発事業は、市はもとより金融機関ほか多くの民間企業の支援と御理解の上に成り立つ大切な事業であること、それゆえに何としても成功に導かなくてはならない事業であることも周知のとおりであろうかと思います。  まず、基本設計の段階で、株式会社まちづくり延岡が担ってきたベースとなるテナント部分は、地元金融機関商工会議所を初め、複数の飲食店の入居者がほぼ確定をしているようです。一方で、市長が先頭に立って誘致を行われている公共性の高い施設については、まだ入居者が確定していないとの現状を聞いております。  そこでお伺いいたします。実施設計の段階で鍵となる医療機関、病児・病後児保育施設専門学校、IT関連企業の誘致はどこまで進んでいるのか、現時点における具体的な内容をお示しいただき、あわせて今後の計画についてお尋ねをいたします。  次に、内藤記念館再整備事業についてお尋ねをします。  当初の計画から考えますと、相当なおくれが生じているのではとの声を多く耳にしております。振り返りますと、昨年度三月、市長の御提案から、外部エレベーターの設置、延岡市産材を使うとの要望から、大きく計画の見直しが必要になったためとも考えられます。  また、設計の見直しとは別に、空調工事についても心配の声が相次いでおり、実際に空調工事業者の入札自体が不調・不落との実態もあるやに聞いております。  そこで、内藤記念館建設工事の進捗及び今後の計画についてお尋ねをします。  次に、延岡市立小・中学校空調設備整備、すなわちエアコンの設置についてお尋ねをします。  前年、安倍総理のエアコン設置発言に市長は、いち早く市の設置を発表いたしました。このような中、本年五月は令和という新時代のスタートの月でありましたが、中旬から異常な暑さ、真夏日の報道が目立つ五月となったのです。ここにきて小・中学生を持つ家庭の一番の関心は、エアコンはいつつくと、この夏には間に合うとと多くの親御さんの声が聞かれます。既に昨年十二月議会において、市内全ての小・中学校四百を超える普通教室にエアコンを整備するための約十九億九千万円の補正予算が議決承認されております。このエアコン設置事業は一刻も早く取り組まれるべき、緊急性の高い事業であります。  そこで、小・中学校空調整備事業のスケジュールはどのようになっているのか、その現状について詳しくお聞かせください。  以上、壇上からの質問を終わります。以下の質問は質問席より行います。 (降壇)      〔市長(読谷山洋司君)登壇〕 ○市長(読谷山洋司君)  ただいまの甲斐行雄議員の御質問にお答えいたします。  延岡駅西口街区における再開発に関する御質問でございます。  この延岡駅西口の再開発ビルは株式会社まちづくり延岡が整備し、市の事業というわけではありませんけれども、かつてのココレッタのように商業ビルとしてうまくいかなかったと、このような失敗は絶対に許されない、その考え方に基づきまして、毎日、人が目的と用事があって行く建物にしていかなければならない、具体的には仕事の場所でもあり、また生活にとって必要な機能がある場所、そのように整備していく考え方が絶対に必要である、そのような考え方に基づきまして、現在株式会社まちづくり延岡と連携をして、さまざまな機能、企業等の誘致を行っているところでございます。  その中で、まず医療機関や病児または病後児保育施設の誘致につきましては、現在中心市街地での施設の開設を検討しております医療機関との協議やあるいは病児または病後児保育に必要な機能、人員体制などの整備を行っているところであります。  また、専門学校につきましては、複数の学校法人との間で必要な教室等の広さや施設、設備、費用などに関する具体的な協議を現在行っているところであります。  また、IT関連企業に関しましても、この再開発ビルに強い関心を持っておられる数社との間で、既に複数回にわたり家賃や床面積など具体的な協議を行っているところであります。  今後とも相手方との個別具体的な協議を進めますとともに、再開発事業の進捗と歩調を合わせながら、なるべく早期に一定の結論を出してまいりたいと考えております。  以上であります。 (降壇)      〔教育部長(尾畑教秋君)登壇〕 ○教育部長(尾畑教秋君)  お答えいたします。  まず初めに、内藤記念館再整備についてのお尋ねでございます。  これまでに、市産材の活用や屋外エレベーター設置に向けて必要な設計の見直しを行いましたので、当初予定より一年おくれることになりましたが、主体工事には本年三月二十七日より着手し、来年の十二月までの工期で工事を進めているところでございます。  また、空調設備工事につきましては、手持ち工事が多く、技術者の配置が困難であることや、機器代が高騰するなどの理由により入札不調となり、その後も要因を踏まえたさまざまな見直しを行ってまいりましたが、現時点では施工業者は決まっていない状況にあります。現在さらに設計等の見直しを行い、再度の入札に臨んでいるところでございます。  いずれにいたしましても、今後も計画に沿った適切な工事の進捗管理等に努め、目標としております令和四年度には開館できるように、しっかりと取り組んでまいる所存でございます。  次に、小・中学校空調設備整備事業のスケジュールに関するお尋ねでございます。  本空調設備整備事業につきましては、原則として市内のほぼ全ての小・中学校の普通教室約四百五十室に空調設備を整備する事業として、昨年十二月議会において御承認をいただいたところでございます。  学校に空調設備を整備するためには、一般家庭と異なり対象となる面積も広く、教室数も一校で二十九室にも上る学校もあり、また受変電設備の設置・改造などの工事も必要となりますことから、これまでは設計業務に取り組んできたところでございます。  また、この中で将来にわたっての効率的な運用を図りますために、電気、都市ガス、プロパンガスといった熱源についての比較検討も行った上で、このほど設計業務を終えたところでございます。  現在整備工事に着手するための入札等諸手続の準備を進めておりますが、児童・生徒の良好な学習環境を確保するために、必要な手続等を速やかに終え、早期の空調設備の整備に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 (降壇) ○議長(松田和己君)  甲斐行雄議員の発言を許可いたします。 ○一一番(甲斐行雄君)  幾つか再質問させていただきます。  まず、延岡駅西口街区の再開発について伺います。  再開発ビルにつきましては、市長御自身が政策として医療機関、病後児保育施設専門学校、IT企業などを誘致したいと明言をされたこと、さらに実現のために強い強い思いを持っておられることも十分に伝わっております。  しかしながら、医療機関を初め、誘致がなかなか具体化しない現状であることも事実ではないでしょうか。既に実施設計に入っている再開発ビルにとっては、もはや待ったなしの状況とも言えるのではないでしょうか。  そこで一点目、この現状に至っては、市が行政目的として床を取得しておくこと、その上で目的達成のため公共性の高い企業の誘致に全力を挙げていくべきではないでしょうか。市の床取得という観点から市長の御所見をお聞かせください。 ○市長(読谷山洋司君)  誘致の相手方との現在交渉、協議を行っている最中でありますので、現時点ではとにかくなるべく早くそれぞれの結論に至るというために鋭意協議をしていくことがまず先決だと考えておりますので、まずはそれに注力をさせていただきたいと考えております。なお、現時点ではまだ実施設計には入ってはいないところであります。 ○一一番(甲斐行雄君)  実は今の答弁は、実は昨年九月、基本設計の段階でということで既に基本設計の段階で公表された公共性の高い四つに及ぶ施設なわけですが、これを基本設計ぎりぎりまで進めてまいりたいというそういう強い市長の決意であったわけですね。ただ、公共性が高いがゆえに誘致に関しては確かに難しい問題であろうかと私自身も思っております。  そこでもう一点、実は角度を変えてと申しますが、提案になるのですが、駅ビルを含め周辺に事務系の働く場所の創出を考えられてはと思っております。  本市の場合、事務系の有効求人倍率はまだまだ低い、つまり事務系で働きたいのに事務系の職場が足りない、これが現状かと思われます。  そこで、公共性の高い四つの中から最も入居可能性の高い施設、ずばりIT企業及び情報関連企業に融資を絞り込んではと思っておるんです。きっと周辺商店会、市民も大歓迎ではないでしょうか。  現に再開発ビルの前には市長のトップセールスで実現したキャスレーも事業展開されており、栄町には延岡出身の方が経営されるエッジコネクションもあります。既にこの二社で十四名の雇用となっております。駅ビルを中心に、一帯をIT関連企業の集積する拠点を目指してはいかがでしょうか、市長、御所見をお伺いします。 ○市長(読谷山洋司君)  IT関連企業あるいは事務系の職場、多種多様な職場が延岡にあるということは、人口減少に歯どめをかける意味でも大変重要だと考えておりますので、IT関連企業の誘致には鋭意取り組んでいるところでありますが、一方でまた医療機関、特に小児科等を中心とした医療機関、延岡で非常に不足をしているところがあります。そしてまた病児保育が現時点で一つもないという問題などもありまして、これらの企業も延岡で整備をする必要性の高い分野であります。  さらに今、保育士不足、幼稚園教諭不足と言われている中で、県北に一校も保育士もしくは幼稚園教諭を養成する学校がないという現状の中で、これらを中心とした専門学校の誘致も地域全体として非常に必要性の高い機能でありますので、これらをそれぞれ現在も誘致のために協議をしておりますが、引き続きその協議に取り組んでいく考えであります。  一方でまたIT関連企業につきましても、今の時代を反映しまして、例えばコワーキングスペースと言われます他者との交流スペース、もしくは共同作業スペースあるいはシェアオフィス的な使い方もできるような柔軟な使用にも対応した、その意味ではIT関連企業の誘致に当たっても、最新のニーズを踏まえたようなそんな施設設計も検討する必要がある、そのように考えているところでございます。 ○一一番(甲斐行雄君)  いつも市長の本当に理想的な実現を目指す強いお気持ちは伝わっております。現実的にという路線で私はもう一個提案をしたい。  それは、駅ビルにこだわることなく、これはあくまで西口街区再開発、この街区の整備という観点で考えたときに、例えば小児科の病院であったりとか、これも市長も御存じのとおり、小児科病棟といいますのは、とてもではありませんが、お母さんかばあちゃんに連れてきてもらって、二階、三階に上がって診療に行くということではなくて、駐車場が広く管理されて、そして車の中で待っとって呼び出しに来られたときに診療を受けると、こういった現状もやっぱりあるかと思うんですね。  ですから、市長がおっしゃられているように、僕は延岡駅周辺にその街区整備という形で小児科医療、先ほど申しました学校等も含めた誘致を考えつつ、このビルについては、やはりこのIT系・事務系の企業といった形で誘致をされてはいかがかと思っているんです。いかがでしょうか。 ○市長(読谷山洋司君)  現在さまざまな法人もしくは事業所等々と協議をしておりますけれども、そのそれぞれの御意向なども把握をしつつ、またどのような展開が可能かということも含めて検討する、そういうことが必要だと考えておりますけれども、一方で、ある程度期限が迫ってきている中でありますので、どこかの段階で一定の答えを出していかなければならないわけですけれども、できるだけまずは目的を達成すべく鋭意協議をしまして、一定の時期にまた結論を出していく、このような手順で検討していく必要があると考えているところでございます。 ○一一番(甲斐行雄君)  実現に向けて、ぜひ具体的な指示をお願いをしたいと思います。  次に、市長の提案で内藤記念館再整備事業の設計が見直しとなりました。これに伴う費用の増額は私、四千五百万円と認識しておるんですが、部長、間違いございませんでしょうか。 ○教育部長(尾畑教秋君)  今回四回の入札が不調に終わっておりますけれども、当初の予定価格から今回最終的に五回目の入札ということになりますけれども、それに上げております予定価格の差額と申しますと、八千七百万円程度ということでございます。 ○一一番(甲斐行雄君)  部長がもう飛び越して一気に最終的な差額を申されましたが、四千五百万円というのは実は市長が申された外部のエレベーターですね、これは実質七千万円かかるわけですが、設計自体の見直しによって発生した、設計の見直しで上がってきた額が四千五百万円ということであります。  再度この後に私が質問するのは、今もう部長が答えられてしまいましたので、設計の見直しということで答えていただきました。その設計を見直していただいたその差額が八千七百万円ということでよろしいんですね。 ○教育部長(尾畑教秋君)  そのとおりでございます。 ○一一番(甲斐行雄君)  実は、トリックではないんですが、四千五百万円と八千七百万円を足して初めてどれだけの増額になったかということなんですね。こうなりますと、一億三千二百万円が今回の内藤記念館建設における事業の増額分ということです。これには先ほども申しましたが、設計の見直し料が四千五百万円、それと改めて五回もの入札やり直し、見直しということで、この間にかかってきた経費がプラスの八千七百万円であったと。でありますので、内藤記念館全体の事業、加えて中身である最終的に不調・不落の空調設備についてトータルで一億七千万円ということになったわけであります。  社会情勢にもより、機器代の高騰というようなお答えでありますが、おおよそ一億三千二百万円の増額となります。この財源はどこからの、市税の投入になるのでしょうか、お答えをいただきたいと思いますが。 ○教育部長(尾畑教秋君)  基本的に事業の見直しによります不足する予算につきましては、今後精査をさせていただいた上で議会のほうにお諮りをしたいというふうに考えております。 ○一一番(甲斐行雄君)  この増額について、市長もやっぱり強い、使うべきは使うべきだというような財源に対してのお考えも、今回の議会の中で強く発表されております。今回の増額について市民の皆様にどのような形で前向きな形でどうやって説明をされるのか、御所見をお伺いしたいと思います。 ○市長(読谷山洋司君)  まず、延岡の木をもっと使うという点、それからやはりシニアの方、車椅子の方などに安心して何度でも来ていただくためのエレベーターの設置の点、これらについては既に案の段階でパブリックコメントをさせていただきまして、市民の皆様方から御意見をお聞きした上で、補正予算の追加ということを昨年度中に行いまして今に至っておりますので、市民の皆様方には説明を果たす努力は最大限させていただいているつもりであります。  やはり延岡は、宮崎県内で一番森林面積の広い森林のまちである、そしてまた合併特例債という三北が仲間になったことによって初めて使える財源を活用するわけですので、三北の皆様方にとってより経済効果も含めた効果をもたらすという意味でも木材を使うという点は必要であるということ。そして、これからの長寿社会を考えますと、やはり安心して階段を上らずに来ていただく、そのエレベーターはぜひとも必要だ、そのような観点から見直しでありますので、今後その考え方に基づいて事業のさらに推進を行っていきたいと考えております。
    ○一一番(甲斐行雄君)  説明、パブリックコメントの件、重々心得ております。ただ、今回の空調設備に対しての八千七百万円というのは、これからぜひ市長にまたわかりやすく説明をいただければと、今後ですね、いただけたらと思っておるところであります。  そして次に、小・中学校の設備についての再質問に移らせていただきます。  エアコンの設置は可能な限り早期の設置をしたいとの答弁をいただきましたが、この夏には間に合わないということなんでしょうか、いかがでしょうか。 ○教育部長(尾畑教秋君)  答弁でも答えさせていただいておりますけれども、今現在空調の設計が終わった段階でございまして、今から工事の入札に入っていくということでございます。ということでございますので、夏までに設置ということは、ちょっと難しい状況にございます。 ○一一番(甲斐行雄君)  夏は難しいと。聞いておられる方もがっかりされておるかもしれませんが、決して延岡市の手の挙げ方が遅かったのではありません。私が最初に申しましたように、市長は一番に手を挙げていただいて、何とかこの夏にというようなことであったかと思うんですが、ぜひ今後の健闘を祈りながら、ただもう一点、ここで市長はパブリックコメントされておりますよね。この電気代がいかほどなのかということで一億円ほど見込まれておるんですね、この電気代が。この点に対してはどのようなお考えか、済みません、ちょっと先走ってしまいましたが、市長にお答えいただきたいと思いますけど。 ○市長(読谷山洋司君)  エアコンにつきましては、できるだけこの夏に間に合わないかということで鋭意検討してきましたけれども、なかなか現実にはかなりの事業費とかなりの設計規模ということもありまして、鋭意やってはおりますが、夏に間に合わないという現状にはなっておりますけれども、できるだけ早く整備をする考えでいるところであります。  そして完成後は、毎年電気代という維持費がかかるわけですけど、これにつきましては、今他の市町村につきましても同じような課題を抱えておりますので、全国的に他のいわゆる市長会等とも連携をいたしまして、これに対する国の財源の支援というものを要請しているところでありまして、そのような働きかけを今後も行っていきたいと考えております。 ○一一番(甲斐行雄君)  それでは、早期の設置をお願いして、次の質問に移ります。  須美江家族旅行村の運営状況についてお伺いします。  今年度当初予算でドッグランの整備、テニスコートの改修に係る基本方針を調査・分析するための委託料が提案され、議決・成立をいたしました。とても前向きな決断を高く評価します。  須美江家族旅行は、ひむか遊パークうみウララの一大拠点とも言うべき中核施設であり、今回の取り組みは本市の観光振興に大いにつながることでしょう。既に指定管理者として須美江家族旅行村の協会長、村長を初め職員の皆様が地域一体となって、整備、維持管理、サービスなど熱心に取り組まれております。このような職員の皆様方の努力もあり、旅行村全体の魅力が向上し、来場者の増加へとつながったのではないでしょうか。  そこでお尋ねします。今回のドッグラン施設整備、テニスコート改修調査というハード面の事業への取り組みを好機と捉え、須美江家族旅行村の職場環境といったソフト面の充実にも目を向けていただきたいのです。そうすることで職員のモチベーションも上がり、さらに来場者の増加、施設全体の増収にも期待が持てます。いかがでしょう、職場環境の充実の視点から御所見をお伺いします。 ○商工観光部長(熊谷俊一君)  須美江家族旅行村につきましては、指定管理者であります須美江家族旅行村管理協会によって、これまで安全・安心で良好な施設環境の維持や集客に向けた多数の自主イベント等の取り組みが積極的に行われているところでございます。このような指定管理者の御努力によりまして、例えば本年五月のゴールデンウイーク期間中には、ここ数年間で過去最高となります約一万四千人以上の来場者で大きなにぎわいを見せたところで、議員御案内のとおり、うみウララの中核施設として、また本市を代表する観光施設の一つであると認識いたしておるところでございます。  議員お尋ねの職場環境の充実につきましては、まずは指定管理者において主体的に構築していただく中で、施設の設置者であります市といたしましても、今後も御提案などをお伺いしながら、人材確保や職場環境の整備に向けどういった方法がよいのか、指定管理者としっかりと協議してまいりたいと考えているところでございます。 ○一一番(甲斐行雄君)  環境の充実というと幅広くて、端的になかなか答えにくいかもしれません。ただ、答弁の中にありましたように、指定管理者の方としっかりと協議を進めていくと、これは大変重要なキーワードだと思います。  今回気になりますのが新たな業務となるドッグランの運営についてです。開設による指定管理料は増額ではなく、入場料を見越して減額になると聞いております。同じ職員数で、サービスの内容、仕事の量もふえることも予測され、むしろ職場環境の充実とは逆行してしまうのではとも危惧をしております。もちろんドッグラン開設は施設の魅力が格段に上がり、集客力アップにつながることでしょう。しかし反面、職場環境が厳しくなるのではとの不安もよぎります。当局の御所見をお伺いします。 ○商工観光部長(熊谷俊一君)  須美江家族旅行村、ドッグランの整備ということで、十月オープンということに向けて今鋭意整備を進めているところでございます。  そのような中、須美江家族旅行村の限られた職員の中での対応ということになろうかとは思いますが、最初の答弁でも申し上げましたように、須美江家族旅行村全体の魅力アップ、そして職場改善というところも市としましてもしっかりと踏まえながら、今後とも協議をしっかりとしてまいりたいと考えているところでございます。 ○一一番(甲斐行雄君)  長年、部長が専門的に取り組んでこられた専門の部署であります。しっかりとしていただきたいと思います。  次に、西階運動公園防災等施設整備構想の中で、公園内に計画されている多目的屋内施設、いわゆる屋根つき運動場の整備についてお尋ねします。  長きにわたりアスリートタウン延岡を標榜する本市にとりまして、多くの市民アスリートが望む雨天の練習場、多目的屋内施設整備は悲願とも言える命題であります。また、二巡目宮崎国体も八年後に迫り、大変有意義な構想だと思います。さらに幼稚園保育所、福祉関連施設等のレクリエーション活動の場所としても最適と期待されるところです。  当局の皆様の御努力で、防災拠点整備補助事業として建設費の半分を国庫負担で賄えるという、まさしく願ったりかなったりの事業であります。  そこで、この多目的屋内施設の進捗状況について、建設場所も含め御所見をお伺いします。 ○教育部長(尾畑教秋君)  昨年度実施いたしました西階公園防災等構想策定事業におきまして、建設候補地が示されたところでございますが、現在他市の同様の施設を参考にしながら、本市にとってどのくらいの規模が望ましいのかなどについて調査検討を行っている状況でございます。  なお、今年度につきましては、基本設計を実施する予定でございます。 ○一一番(甲斐行雄君)  今年度中の基本設計と、余りちょっとスピード感が感じられないかなとは思うんですが、完成の場合、平常時でも市民の皆様に幅広く施設の利用が見込まれますが、雨天時となりましたらさらに利用頻度が上がり、野球、ソフトボール、フットサルなど、ほかにも多くの利用が考えられ、多目的屋内施設はこの上ないほどありがたい施設となります。  このように夢のような施設ですが、幅広い活用を考えたときに規模をどのくらいを想定されているのか、ざっくりとで結構ですが、お答えいただきたいと思います。 ○教育部長(尾畑教秋君)  具体的な規模についてはまだ検討中でございます。  例えば先ほど議員がおっしゃいました野球、ソフトボール、フットサル、そういった規模に対応するということになりますと、それ相応の面積等も必要になってくると思いますけれども、そういったことも含めて検討していきたいというふうに思っております。 ○一一番(甲斐行雄君)  先ほど私が言いましたソフト、野球、これの公式記録の規定の広さ、これはもう保健体育課でばっちりと調べてもらっています。その広さはほぼ八十メートル、八十メートルであれば、そういった準硬式的な試合が可能になる広さでございます。いきなり市長に振って申しわけないんですが、せっかくのこれだけ願ったりかなったりの施設であります。何とか八十メートル、八十メートルの規模で完成をいただける暁には、大規模災害時の避難場所にもなるし、食料の備蓄倉庫としての機能も確保され、さらにこの広さのおかげでアスリートタウンとして広く活用され、合宿誘致等にも積極的に躍動できるものと考えますが、済みません、市長、よかったら御所見をお伺いしたいと思いますが。 ○市長(読谷山洋司君)  現在どれぐらいの規模にするのが適当かということを検討しておりますけれども、例えば公式戦で少年野球で八十メートル、八十メートルということでありますけれども、実はプロ野球の誘致などを行っています県内のいわゆる室内施設、これは防災ということではありませんけど、八十掛ける八十という規模のはなくて、大体五十から五十もしくは六十五から六十五ということで、実は八十から八十ということになるとかなり大規模ということになりまして、そこまでの規模が本当に必要なのか、これもまた吟味が必要ではないかということも考えております。  ちなみにお隣の佐伯市で、同じように国庫補助を使って防災機能と室内機能ということでやっている施設が五十掛ける五十ということでありますので、なかなか県内のあるいはほかの自治体の事例なども見ながら、そして延岡市にとって最適な規模は何なのか、これを鋭意まず案を固めていきたい、そのように考えているところでございます。 ○一一番(甲斐行雄君)  市長に諭されておりますが、悔いのないように、ぜひ八十メートルを頭に一つ入れていただいて、決して後悔はいたしません。このぐらい思い切ったことをやらないと市民にやっぱり伝わっていかないんじゃないかと私自身は思っております。  次に、毎年十月の時期に西階陸上競技場で行われる市内の小学校陸上教室運営のあり方についてお尋ねいたします。  私はこの陸上教室の開催に関し、とても強い違和感を感じてしまいました。その理由は、市内小学校陸上教室に応援に行かれた保護者の方から聞いたお言葉です。  行雄さん、開会式はスタンドよ、ソフトボール投げはサブグラウンドよ、何のための市営グラウンドじゃっちゃろかい。  思わず、えっと言葉に詰まってしまいました。恐らく保護者の方にあっては、あの有名なベガル仙台の選手たちを初め多くのアスリートがおり立つフィールドに我が子が立てたらなって、ごくごく自然に思われたのではないでしょうか。確かに小・中学校におけるカリキュラム、いわゆる各種学校行事日程の調整は困難をきわめているのかもしれません。このような状況の中、市内小学校の陸上教室の運営については多くの問題点とともに、いろんな要素を含む根っこの深い深いものだとの認識も持っておりますが、まずは陸上教室の経緯も含め、現在の運営状況についてお尋ねいたします。 ○教育部長(尾畑教秋君)  西階陸上競技場は、芝生の育成のために十月に冬芝の種まきを行う必要があることから、一定期間、芝フィールドを使用できない期間がございます。この期間と陸上教室の実施時期が重なったことから、これまでは開会式とソフトボール投げを芝生フィールド外で行っていただいております。  しかしながら、今年度は開会式については従来どおりということになっておりますが、小学校体育連盟と日程の協議等を行いまして、投てき競技をジャベリックスローに変更をして、芝生フィールドで実施することになっております。 ○一一番(甲斐行雄君)  私はやっぱり子は宝、この子供たちがアスリートタウン延岡の陸上競技場で市の各学校の代表としていろんな負担を抱えて、この陰にはたくさんの御苦労があるわけです。陸上教室自体をやるのかやらないのか、そういった校長先生方、担当の先生方のおつらさが身にしみて伝わってくるような気がしております。  ただ、ここで考えなければいけないのは、きょうはもう時間がありませんが、この間のたくさんの経緯を踏まえた上で、やっぱりPTA、もちろん学校、保護者、この方々の思い、子供が優先だという立場に立ったときに、ことしの場合、私が保健体育課の方と芝を管理されているプロの方に会いに行ってきました。冬芝の種まきというお答えですが、冬芝はまだ種をまく前なら使っていいですよと、いいですよとは言っても立場上使うことも可能だということを僕は聞いてきておるんですが、無理こやりこで言うのではなくて、子供のために、ちなみにことしは十月の十四日が市民体育祭です。その次の十五、十六は小学校の陸上教室と考えてるんです。そして芝の管理者の方は陸上教室が終わった翌日あるいは翌々日に種まきを考えて、私にそうやって前向きなお答えといいますか、検討の余地ありということでいただいておりますので、何とかフィールドに立てて、やっぱりそれぞれの校長先生方、学校の考え方もございますでしょうから、そこをやっぱり皆さん方と前向きな協議の上に答えを出していただければと思っております。  教育長、端的に御所見をお伺いしたいと思うんですが。 ○教育長(澤野幸司君)  今議員御指摘のありました陸上教室については、教育的な意義も含めまして、保護者の方、地域の方の期待も込めまして、そのような声があるということは十分認識をしております。  今教育部長のほうの答弁にもありましたように、ことし少しまた工夫もしておりますが、今後も校長会等とも連携しながら協議を重ねて、所期の目的を達成できるように検討してまいりたいと思います。 ○一一番(甲斐行雄君)  最後の質問に入らせていただきます。  実は、それこそ西階にあります延岡シルバー人材センター、非常にいろいろな取り組みをされておりまして、現状を考えますと、六十歳から六十五歳に延びた雇用年齢、これがさらに国の施策では七十歳まで上がろうかとしております。大変な活躍といいますか、この中で特にことしはコーディネーターという形で新しい取り組みをされておりますが、この点についてお答えをいただきたいと思います。 ○商工観光部長(熊谷俊一君)  シルバー人材センターさんにおけます本年度から配置されておりますコーディネーターさんについてのお尋ねということで御答弁させていただきます。  こちらの事業コーディネーターは、少子高齢化労働力不足などの社会環境の中で、シルバー人材センターの役割そのものを見直すと、そしてさまざまな地域課題の解決にも結びつくような受注業務の開拓を行うために、こちらのコーディネーターを配置したと聞いているところでございます。 ○議長(松田和己君)  これをもって甲斐行雄議員の総括質疑及び一般質問を終わります。  以上で、今期定例会における総括質疑及び一般質問は全て終了いたしました。  これより、ただいま議題となっております二十件の議案について、委員会への付託を行います。  お諮りいたします。  議案第五号令和元年度延岡市一般会計補正予算及び議案第六号令和元年度延岡市介護保険特別会計補正予算の二件については、議長を除く全議員を委員とする予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松田和己君)  御異議なしと認めます。よって、議案第五号及び議案第六号の二件につきましては、議長を除く全議員を委員とする予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。  次に、議案第七号から議案第二十四号までの十八件につきましては、お手元に配付しております議案委員会審査付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 ◎日程第三  陳情の付託 ○議長(松田和己君)  日程第三 陳情の付託を行います。  議長において受理しております陳情は、お手元に配付しております文書表のとおり陳情二件であります。本二件につきましては、お手元の文書表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 ◎日程第四  議会活性化特別委員会の設置 ○議長(松田和己君)  日程第四 議会活性化特別委員会の設置を議題といたします。  お諮りいたします。  この際、本市議会に議会基本条例の検証及び議会版BCPの策定など、今後の議会活動を積極的に推進するため、八名の委員をもって構成する議会活性化特別委員会を設置したいと思います。  これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松田和己君)  御異議なしと認めます。よって、本市議会に八名の委員をもって構成する議会活性化特別委員会を設置することに決定いたしました。  これより、本特別委員会の委員の選任を行います。  本特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第五条第一項の規定により、議長において指名することとなっております。  選任する委員の氏名を職員に朗読させます。      〔職員朗読〕  議会活性化特別委員会    田村吉宏議員    松本哲也議員    小野正二議員    早瀨賢一議員    平田信広議員    河野治満議員    佐藤 誠議員    中城あかね議員 ○議長(松田和己君)  議長において選任する委員は、ただいま指名しましたとおり決定いたします。  なお、ただいま設置いたしました特別委員会につきましては、特に目的終了まで存続することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松田和己君)  御異議なしと認めます。よって、ただいま設置いたしました議会活性化特別委員会につきましては、目的終了まで存続することに決定いたしました。  ここで、議会活性化特別委員会の正副委員長互選のため、しばらく休憩いたします。                        午後二時三十八分 休憩                        午後二時四十五分 再開 ○議長(松田和己君)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。  この際、御報告申し上げます。  議会活性化特別委員会におきまして、正副委員長の互選が行われましたので、その氏名を職員に報告させます。      〔職員朗読〕  議会活性化特別委員会委員長     早瀨賢一議員           副委員長     中城あかね議員 ○議長(松田和己君)  議会活性化特別委員会の正副委員長は、ただいまの報告のとおりであります。  お諮りいたします。  委員会審査のため、明六月二十八日から七月四日までの七日間、休会したいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松田和己君)  御異議なしと認めます。よって明六月二十八日から七月四日まで七日間、休会することに決定いたしました。  以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  次は、七月五日午前十時に会議を開き、委員会審査結果の報告及び陳情の処理等を行います。  本日はこれをもって散会いたします。
    午後二時四十八分 散会...