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平成30年第16回定例会(第2号 3月 6日)

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  1. 延岡市議会 2018-03-06
    平成30年第16回定例会(第2号 3月 6日)


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    最終取得日: 2021-05-18
    平成30年第16回定例会(第2号 3月 6日) 議  事  日  程  ( 第 二 号 )  第十六回延岡市議会(定例会)第八日 平成三十年三月六日(火)午前十時開議   第一   1議案第 八二号 平成三十年度延岡市一般会計予算      2議案第 八三号 平成三十年度延岡市国民健康保険特別会計予算      3議案第 八四号 平成三十年度延岡市食肉センター特別会計予算      4議案第 八五号 平成三十年度延岡市介護保険特別会計予算      5議案第 八六号 平成三十年度延岡市後期高齢者医療特別会計予算      6議案第 八七号 平成三十年度延岡市水道事業会計予算      7議案第 八八号 平成三十年度延岡市下水道事業会計予算      8議案第 八九号 エンジン01のべおか振興基金条例を廃止する条例の制定      9議案第 九〇号 延岡市個人番号の利用等に関する条例の一部を改正する条               例の制定     10議案第 九一号 延岡市一般職職員給与条例等の一部を改正する条例の制定     11議案第 九二号 延岡市火災予防条例の一部を改正する条例の制定     12議案第 九三号 延岡市都市公園条例の一部を改正する条例の制定     13議案第 九四号 延岡市風致地区内における建築等の規制に関する条例の一
                  部を改正する条例の制定     14議案第 九五号 延岡市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条               例の一部を改正する条例の制定     15議案第 九六号 延岡市手数料条例の一部を改正する条例の制定     16議案第 九七号 延岡市山村定住住宅条例の一部を改正する条例の制定     17議案第 九八号 延岡市水道事業給水条例の一部を改正する条例の一部を改               正する条例の制定     18議案第 九九号 延岡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定     19議案第一〇〇号 延岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定     20議案第一〇一号 延岡市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例               の制定     21議案第一〇二号 延岡市特別職職員給与条例の一部を改正する条例の制定     22議案第一〇三号 延岡市駅前複合施設条例の一部を改正する条例の制定     23議案第一〇四号 延岡市介護保険条例の一部を改正する条例の制定     24議案第一〇五号 延岡市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する               基準を定める条例の制定     25議案第一〇六号 延岡市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運               営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定     26議案第一〇七号 延岡市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設               備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る               介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定め               る条例の一部を改正する条例の制定     27議案第一〇八号 延岡市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指               定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の               方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制               定     28議案第一〇九号 延岡市学校給食共同調理場条例の一部を改正する条例の制               定     29議案第一一〇号 延岡市北方運動公園条例等の一部を改正する条例の制定     30議案第一一一号 財産の取得(クレアパーク延岡工業団地第二工区用地)     31議案第一一二号 財産の処分(クレアパーク延岡工業団地第二工区用地)     32議案第一一三号 財産の処分(クレアパーク延岡工業団地第二工区用地)     33議案第一一四号 平成二十九年度延岡市一般会計補正予算     34議案第一一五号 平成二十九年度延岡市国民健康保険特別会計補正予算     35議案第一一六号 平成二十九年度延岡市介護保険特別会計補正予算     36議案第一一七号 平成二十九年度延岡市後期高齢者医療特別会計補正予算     37議案第一一八号 平成二十九年度延岡市水道事業会計補正予算     38議案第一一九号 平成二十九年度延岡市下水道事業会計補正予算     39議案第一二〇号 延岡市職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例の制               定 第二    一般質問 本日の会議に付した事件 日程第一   1議案第 八二号 平成三十年度延岡市一般会計予算        2議案第 八三号 平成三十年度延岡市国民健康保険特別会計予算        3議案第 八四号 平成三十年度延岡市食肉センター特別会計予算        4議案第 八五号 平成三十年度延岡市介護保険特別会計予算        5議案第 八六号 平成三十年度延岡市後期高齢者医療特別会計予算        6議案第 八七号 平成三十年度延岡市水道事業会計予算        7議案第 八八号 平成三十年度延岡市下水道事業会計予算        8議案第 八九号 エンジン01のべおか振興基金条例を廃止する条例の                 制定        9議案第 九〇号 延岡市個人番号の利用等に関する条例の一部を改正す                 る条例の制定       10議案第 九一号 延岡市一般職職員給与条例等の一部を改正する条例の                 制定       11議案第 九二号 延岡市火災予防条例の一部を改正する条例の制定       12議案第 九三号 延岡市都市公園条例の一部を改正する条例の制定       13議案第 九四号 延岡市風致地区内における建築等の規制に関する条例                 の一部を改正する条例の制定       14議案第 九五号 延岡市地区計画の区域内における建築物の制限に関す                 る条例の一部を改正する条例の制定       15議案第 九六号 延岡市手数料条例の一部を改正する条例の制定       16議案第 九七号 延岡市山村定住住宅条例の一部を改正する条例の制定       17議案第 九八号 延岡市水道事業給水条例の一部を改正する条例の一部                 を改正する条例の制定       18議案第 九九号 延岡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制                 定       19議案第一〇〇号 延岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定       20議案第一〇一号 延岡市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する                 条例の制定       21議案第一〇二号 延岡市特別職職員給与条例の一部を改正する条例の制                 定       22議案第一〇三号 延岡市駅前複合施設条例の一部を改正する条例の制定       23議案第一〇四号 延岡市介護保険条例の一部を改正する条例の制定       24議案第一〇五号 延岡市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関                 する基準を定める条例の制定       25議案第一〇六号 延岡市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及                 び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条                 例の制定       26議案第一〇七号 延岡市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員                 、設備及び運営並びに指定地域密着型介護                 予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の                 方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例                 の制定       27議案第一〇八号 延岡市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並び                 に指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的                 な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正                 する条例の制定       28議案第一〇九号 延岡市学校給食共同調理場条例の一部を改正する条例                 の制定       29議案第一一〇号 延岡市北方運動公園条例等の一部を改正する条例の制                 定       30議案第一一一号 財産の取得(クレアパーク延岡工業団地第二工区用地                 )       31議案第一一二号 財産の処分(クレアパーク延岡工業団地第二工区用地                 )       32議案第一一三号 財産の処分(クレアパーク延岡工業団地第二工区用地
                    )       33議案第一一四号 平成二十九年度延岡市一般会計補正予算       34議案第一一五号 平成二十九年度延岡市国民健康保険特別会計補正予算       35議案第一一六号 平成二十九年度延岡市介護保険特別会計補正予算       36議案第一一七号 平成二十九年度延岡市後期高齢者医療特別会計補正予                 算       37議案第一一八号 平成二十九年度延岡市水道事業会計補正予算       38議案第一一九号 平成二十九年度延岡市下水道事業会計補正予算       39議案第一二〇号 延岡市職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例                 の制定 日程第二    一般質問 ◎午前十時零分 開議 ○議長(佐藤裕臣君)  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付しております日程表のとおりであります。 ◎日程第一 1議案第 八二号 平成三十年度延岡市一般会計予算       2議案第 八三号 平成三十年度延岡市国民健康保険特別会計予算       3議案第 八四号 平成三十年度延岡市食肉センター特別会計予算       4議案第 八五号 平成三十年度延岡市介護保険特別会計予算       5議案第 八六号 平成三十年度延岡市後期高齢者医療特別会計予算       6議案第 八七号 平成三十年度延岡市水道事業会計予算       7議案第 八八号 平成三十年度延岡市下水道事業会計予算       8議案第 八九号 エンジン01のべおか振興基金条例を廃止する条例の制定       9議案第 九〇号 延岡市個人番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例の制定      10議案第 九一号 延岡市一般職職員給与条例等の一部を改正する条例の制定      11議案第 九二号 延岡市火災予防条例の一部を改正する条例の制定      12議案第 九三号 延岡市都市公園条例の一部を改正する条例の制定      13議案第 九四号 延岡市風致地区内における建築等の規制に関する条例の                一部を改正する条例の制定      14議案第 九五号 延岡市地区計画の区域内における建築物の制限に関する                条例の一部を改正する条例の制定      15議案第 九六号 延岡市手数料条例の一部を改正する条例の制定      16議案第 九七号 延岡市山村定住住宅条例の一部を改正する条例の制定      17議案第 九八号 延岡市水道事業給水条例の一部を改正する条例の一部を                改正する条例の制定      18議案第 九九号 延岡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定      19議案第一〇〇号 延岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定      20議案第一〇一号 延岡市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定      21議案第一〇二号 延岡市特別職職員給与条例の一部を改正する条例の制定      22議案第一〇三号 延岡市駅前複合施設条例の一部を改正する条例の制定      23議案第一〇四号 延岡市介護保険条例の一部を改正する条例の制定      24議案第一〇五号 延岡市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関す                る基準を定める条例の制定      25議案第一〇六号 延岡市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び                運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定      26議案第一〇七号 延岡市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、                設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに                係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準                を定める条例の一部を改正する条例の制定      27議案第一〇八号 延岡市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに                指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支                援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定      28議案第一〇九号 延岡市学校給食共同調理場条例の一部を改正する条例の制定      29議案第一一〇号 延岡市北方運動公園条例等の一部を改正する条例の制定      30議案第一一一号 財産の取得(クレアパーク延岡工業団地第二工区用地)      31議案第一一二号 財産の処分(クレアパーク延岡工業団地第二工区用地)      32議案第一一三号 財産の処分(クレアパーク延岡工業団地第二工区用地)      33議案第一一四号 平成二十九年度延岡市一般会計補正予算      34議案第一一五号 平成二十九年度延岡市国民健康保険特別会計補正予算      35議案第一一六号 平成二十九年度延岡市介護保険特別会計補正予算      36議案第一一七号 平成二十九年度延岡市後期高齢者医療特別会計補正予算      37議案第一一八号 平成二十九年度延岡市水道事業会計補正予算      38議案第一一九号 平成二十九年度延岡市下水道事業会計補正予算      39議案第一二〇号 延岡市職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例の制定 ○議長(佐藤裕臣君)  日程第一 議案第八二号平成三十年度延岡市一般会計予算外三十八件を一括議題といたします。  なお、ただいま一括議題といたしました議案のうち、本日提出されました議案第一一四号平成二十九年度延岡市一般会計補正予算から、議案第一二〇号延岡市職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例の制定までの七件については、提案理由の説明がなされておりませんので、この際、本七件について当局の提案理由の説明を求めます。      〔市長(読谷山洋司君)登壇〕 ○市長(読谷山洋司君)  ただいま議題となりました議案の概要につきまして、御説明を申し上げます。  まず初めに、議案第一一四号平成二十九年度延岡市一般会計補正予算及び議案第一一五号から議案第一一九号までの各特別会計、各企業会計補正予算につきまして御説明を申し上げます。  今回の補正は、各会計におきまして、それぞれの科目ごとの最終見込み額をもとに、歳入・歳出予算の調整を行うものでございます。また、繰越明許費及び地方債の補正をあわせて計上いたしております。  議案第一一四号平成二十九年度延岡市一般会計補正予算は、歳入・歳出それぞれ八億六千七百七万九千円を追加し、予算総額を六百八億六千七百六十六万円といたしました。補正予算の主な内容でございますが、国の第一次補正予算に伴い、学校施設関係で小中学校のトイレや、校舎の外壁等の改修に係る事業について採択を受けましたことから、事業費を新たに計上いたしますとともに、岡富古川土地区画整理事業などにつきましても、事業費の追加を行っております。  また、障がい福祉サービス給付事業生活保護事業などの扶助費に関しまして、実績による事業費の追加を行いますほか、地域づくり推進事業基金など、各種基金の調整、退職手当の追加、地方バス路線維持に係る補助金の追加など、事業執行や交付決定に合わせて調整をいたしております。  なお、この補正財源といたしまして、市税、地方消費税交付金、繰越金等を追加計上いたしております。  繰越明許費は、防災行政無線統合デジタル化整備事業ほか三十七件で、二十八億四千四百六十五万四千円を地方自治法第二百十三条第一項の規定により繰り越すものでございます。  次に、議案第一一五号平成二十九年度延岡市国民健康保険特別会計補正予算は、歳入・歳出それぞれ六億六千五十五万八千円を減額いたしまして、予算総額を百七十一億千百三十四万二千円といたしました。補正予算の主な内容は、保険給付費の実績による減額等でございます。  次に、議案第一一六号平成二十九年度延岡市介護保険特別会計補正予算は、歳入・歳出それぞれ一億三千六百七十六万八千円を減額し、予算総額を百三十八億五千八百三十四万三千円といたしました。補正予算の主な内容は、保険給付費の実績による減額等でございます。  次に、議案第一一七号平成二十九年度延岡市後期高齢者医療特別会計補正予算は、歳入・歳出それぞれ百三十六万千円を追加し、予算総額を十六億九千九百八十万四千円といたしました。補正予算の主な内容は、健康診査事業の実績による増額等でございます。  次に、議案第一一八号平成二十九年度延岡市水道事業会計補正予算は、収益的収支におきまして、収入額を百五十六万九千円増額するとともに、支出額において、給配水管の修繕費の増額等により三千二百九万四千円増額いたしております。  次に、資本的収支におきましては、建設事業費の調整等によりまして、収入額を二百二十一万七千円、支出額を千四百三十五万二千円、それぞれ減額いたしております。  次に、議案第一一九号平成二十九年度延岡市下水道事業会計補正予算は、収益的収支におきまして、収入額を千八百八十二万三千円減額いたしますとともに、支出額において、企業債の利息の実績等により千二百三十二万九千円減額いたしております。  次に、資本的収支におきましては、収入額を千百三十万千円減額する一方、国の補正予算に伴う事業費の追加等により、支出額を千四百二十五万八千円増額いたしております。  以上が、一般会計、各特別会計、各企業会計補正予算の概要でございます。  次に、議案第一二〇号は、延岡市職員退職手当支給条例等の一部改正でございます。  本案は、国に準じて、本市職員に対する退職手当の支給水準を引き下げるものでございます。  以上が議案の概要でございます。  よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。 (降壇) ◎日程第二  一般質問 ○議長(佐藤裕臣君)  これより、ただいま一括議題といたしました議案三十九件に対する総括質疑及び日程第二の一般質問を行います。  なお、ただいま提案理由の説明のありました議案第一一四号から議案第一二〇号までの七件については、質問通告締め切り後に提出されておりますので、通告書になくても、本七件に対する質疑は許可いたします。  御報告いたします。  今期定例会における総括質疑及び一般質問の通告者、並びに抽せんにより決定いたしました質問順位は、お手元に配付しております一覧表のとおりであります。  これより三番 甲斐行雄議員の総括質疑及び一般質問を許可いたします。      〔三番(甲斐行雄君)登壇〕 ○三番(甲斐行雄君)  おはようございます。友愛クラブ、甲斐行雄でございます。
     まず、さきの市長選挙では大接戦の末、第二十七代延岡市長に就任されました読谷山市長、おめでとうございます。  極めて重要な今議会に、代表質問の機会をいただきまして、同僚議員に対する感謝とともに、責任の重さを強く強く感じているところであります。今こそ、議会のあり方、その存在意義が問われていることを肝に銘ずるところであります。  当然のことながら、市民の皆様お一人お一人の思いを胸に、税金の正当な使い方について、市長を初め、当局の皆様と徹底した討論が必要であります。そのことにより、市民お一人お一人に寄り添える延岡市の実現のための議会となることを心より望むところであります。  以下、通告順に従い、質問させていただきます。  まず初めに、安倍一強政治が続く国政に対する所見からお伺いいたします。  さきの市長選挙の中で、市長は市民の方々から生活が苦しい、先々が不安だ、私たちの声が届かない、延岡を変えてほしいなど、多くの声をいただいたとのことでありました。これは、そっくり日本の国民が今の国政に対して思う切実な思いだとも思います。  地方分権とはいうものの、現実は国からの交付金頼みの地方創生であり、国の政策が地方の政治に多大な影響を及ぼすことは、今も昔も変わりはありません。  このような視点から、あえて国政に対する質問をさせていただいてるわけでありますが、安倍首相が政権に返り咲いて五年二カ月余り、この間、積極的な財政・金融政策を続けてきたことにより、短期的には景気を押し上げるものの、地方創生、一億総活躍、働き方改革などなど、次々と看板のかけかえを繰り返すだけで、何の検証も総括もされずに、対応は全てが中途半端、いまだに財政再建のめども立たず、増大し続ける国と地方の借金に、国民の将来への不安は募るばかりであります。また、安倍政治のひずみが生んだと言える森友、加計学園の問題も、疑惑の核心は依然として解明されておりません。  このような状況の中、相変わらず内輪の混乱も続いている野党のあり方等も含め、最近の国政に対する市長の御所見をお聞かせください。  次に、市長の市政運営の基本方針についてお伺いいたします。  市長は、冒頭の施政方針の説明で、本市の特性や資源を最大限に生かしながら、新しい延岡づくりに取り組むとのことであります。課題が山積する中での市政運営は厳しい船出でありますが、これからの四年間、延岡を思う斬新な発想に加え、現場主義はもとより、行政職員の皆様方との徹底した対話主義を実行されながら、新生延岡のかじ取りをお願いしたいと思っております。  そこで、次の二点についてお伺いいたします。  一点目、選挙期間中、市長は、このままでは今までと何も変わらない、今までと違った新しい延岡に変えたいと訴えてまいりました。読谷山市長も十分に理解されていると思いますが、御存じのように、我が延岡市は市制九十周年を迎えようとする県内屈指の歴史と伝統のある町であります。これまで、我々の先達であります市民の皆様を初め、当局、職員、そして私ども議会議員が、営々と積み上げてまいりましたまちづくりの成果を、どのような評価のもと、受けとめておられるのでしょうか。また、きょうまで、当局を初め、民間団体、さらに市民の皆様の懸命な努力で、高速道路や生活施設など、ハード面の整備も進行してまいりました。また、これにあわせた歴史、文化、自然を生かした、いわゆるソフト事業の立ち上げなどによって、本市も元気を取り戻しつつあるのではと思っております。  そこで、市長に延岡市の現状認識と、これから描こうとする新しい延岡の都市像をお伺いいたします。  二点目、これまで本市のまちづくりは、第六次延岡市長期総合計画に基づいて進められております。スポーツにおいては、指揮官が変わればがらりと戦術が変わることもありますが、行政運営においては、混乱や遅滞を招くようなことがあってはならないと思っております。新市長が誕生すれば、新たな視点で行政運営をされることも当然ではありましょうが、ここで、これまで積み重ねてこられた行政運営の歴史に敬意を表した上で、新たな発想と行動のもと、本市を発展させていただきたい。  そのために、初年度はたくさんの課題もあろうかと思いますが、最後は市民にとって最善の判断なのかを考慮していただいた上で、継続中の事業の今後の展開、基本構想段階の事業の継続、そして市長が提案される新規の事業計画などを踏まえ、これからの市政運営に臨まれる姿勢をお聞かせください。  次に、具体的な事案の中で、今、最も関心が集まっている延岡市駅前複合施設エンクロスについてお尋ねいたします。  今議会の冒頭、市長の施政方針及び予算説明の中でありましたように、本市の平成三十年度当初予算は、経常的な経費の計上と継続事業を主体とする骨格予算として編制され、今議会に上程されております。御存じのことと思いますが、昨年十一月十二日には、市役所二階講堂におきまして、エンクロスについての市民報告会が開催されました。この中で、延岡市駅前複合施設の愛称エンクロスの命名披露と、四月一日オープンの概要が発表されました。同時に、スターバックスと蔦屋がテナントとして入ることも発表されました。この報告会の中では、エンクロスに集う人々の縁が交わり、市民の皆様お一人お一人との縁をつくり、出会いときずなをつくる場所になればとの思いを深く共有できた瞬間でもありました。  これまでも御案内のとおり、延岡駅周辺を核とする中心市街地活性化のための拠点施設がエンクロスであります。その役割は日常的なにぎわいを起点として、駅まちエリア全体ににぎわいを創出していくことが基本コンセプトであります。にぎわい創出を願う多くの市民団体、事業所、商店街の皆様方が、オープンを心待ちにしていたところであります。  そこで、次の三点についてお伺いいたします。  一点目、市長が交代されたとはいえ、市民の期待の明らかに大きい事業につきましては、これまでの経緯から、当然、継続されるものと思っておりました。ところが、エンクロスを初め、当初予算に計上されていない事業が明らかとなりました現在、市民の皆様や職員からも、不安と落胆の声は日に日に大きく広がっています。このような状況にもかかわらず、四月一日のオープンに必要なエンクロスの予算が計上されていない理由についてお尋ねいたします。  二点目、予算の計上がありませんので、このままでは四月一日オープンは非常に厳しい状況と言わざるを得ません。延期による影響は、指定管理者であるカルチュア・コンビニエンス・クラブ、CCCを初め、これまで四月一日オープンに向けて準備を進めてきた関係者の皆様、そして延岡駅周辺商店街の方々を含む皆様への影響が危惧されますが、開業延期による影響をどのように考えているのかお伺いします。  三点目、開業延期により、まちづくりの士気がトーンダウンすることは否めません。本市の玄関口としての機能を果たすべく、十年にも上る取り組みの結果生まれたエンクロスが、このまま真っ暗なまま立ちすくむ姿を想像することはできません。当然、読谷山市長が放っておかれないと思っておりますが、いつごろの開業を考えておられるのか、あわせてそのスケジュールについてお聞かせください。  次に、東九州バスク化構想の見直しについてお尋ねします。  この構想は、バスクというネーミングからもなじみの薄いものでした。しかしながら当局の皆様の努力もあり、本市の豊富な食材を活用して、食の魅力を高める地産地活を基本理念として掲げてまいりました。料理人や生産者の連携によって、食を通して多くの人々が集う地域になることを目指して、さまざまな事業が展開されています。これまで、料理人部会や生産者部会を設立し、地元食材を活用した料理の開発や意見交換会、さらに食材の見本市などの開催により、多くの飲食店、レストランの料理人と第一次産業の生産者、農家の方々が、お互いの顔が見える関係にもなりつつあります。この流れは、今後、延岡創生の推進に大きく寄与するものと期待も膨らむところであります。  このような中、市長はこの構想をどのように見直し、より効果的な展開をと言われておりますが、具体的にどのような見直しを考えておられるのかお伺いいたします。  続きまして、第七次延岡市行財政改革の取り組みについてお伺いします。  本市は、昭和六十年度以降、第六次にわたる行財政改革に取り組んでまいりました。この結果、民間委託の推進や組織機構の見直し等により、さまざまな経費を節減するなど、着実に成果を上げてこられました努力に対し、高く評価をさせていただいてるところでもあります。今後、歳入においては、市税の減少に加えて地方交付税の段階的な縮減、歳出においては社会保障費の増額等、さまざまな懸念があります。このような状況の中、本市が今後も基金に頼らない健全な財政運営を維持していくためには、行財政改革も永遠のテーマであると認識しております。  そこで、次の二点についてお伺いします。  一点目、平成二十七年度にスタートし、現在進行中の第七次延岡市行財政改革は、目指す姿を延岡新時代における市民サービスのさらなる向上とし、これまでの量の改革から質の改革に重きを置いて進められています。目標とする三十一年度まであと二年ありますが、五十八の取り組み項目、職員数六十人の削減、年間六億円の経費削減効果という主要目標の進捗状況と達成見通しをお伺いいたします。  二点目、市長は、五つの財源対策で財源確保と提言されております。特にふるさと納税日本一の実現は、財政改革で財源確保という新しい視点ではあります。具体的な目標数値があればお示しください。  また、地域電力会社の売り上げによる財源についても計画をお持ちのようでありますが、よく理解ができておりませんので、どのような仕組みで費用対効果を考えておられるのか、その概要をあわせてお示しください。  続きまして、延岡新時代創生総合戦略の取り組みについてお伺いします。  国の推計によると、二〇六〇年には本市の人口は今より五万人少ない、七万二千人台になると予想されていますが、本市におきましても人口減少問題は喫緊の課題であり、活気のある未来実現のために、二〇六〇年人口九万人を目標とし、延岡新時代創生総合戦略を策定されました。  具体的には、延岡新時代のエンジンと名づけた四つのエネルギー、仕事、移住者、子供、まちの魅力をふやす施策に取り組んでいます。まさしく生まれてくる命、子供の存在はかけがえのない本市の宝であり、重要な課題であることは誰もが認識するところです。人口減少問題の対策として、平成二十七年から三十一年までの五年間をスタートダッシュと位置づけ、それぞれ具体的な施策について目標値を定め、取り組まれてまいりました。現時点での達成状況を踏まえ、新たな施策等についてお聞かせください。  続きまして、教育と子育てについてお伺いいたします。  本市におきましては、教育、子育て環境の発展充実については、これまでも内藤政擧公にも代表されますように、熱心な取り組みが受け継がれてきたところでもあります。このような中、市長は公約として世界一の教育、子育てのまちづくりについて訴えられています。  そこで、次の三点についてお伺いいたします。  まず一点目、延岡こども未来創造機構についてお伺いいたします。  本機構は、関係機関や地域と連携し、地域の大人たちの知恵をもらい、人として大切なことをわかりやすく伝え、育んでいくという内容ですが、現在も行っているキャリア教育やふるさと教育施策との違いも含め、本機構の内容についてお伺いいたします。  次に、二点目、乳幼児等医療費助成事業の拡充についてお伺いいたします。  市長が本市の課題の一つとして上げられている中に、医療費の助成が他市町村より少ないという点があり、若い子育て世代が子育ての地として延岡市を選ばないケースがあるとのことです。そこで市長は、子供の医療費を中学三年まで応援すると述べられていますが、医師不足で時間外の診療等、医師が多忙を極めている現在、どのように実現されようとするのかお伺いいたします。  次に、三点目、(仮称)子どもの城の基本構想、基本計画についてお伺いいたします。  市長は、全ての世代が楽しく有意義に過ごせ、県外から家族連れが訪れる施設を目指すとありました。しかしながら、本来、子どもの城は、平成二十四年六月に子育て支援協議会ほか五団体より元わかあゆ支援学校の活用に関する提案書が出され、子育て拠点施設として延岡新時代創生総合戦略の策定の中でも平成三十一年度までに整備することが公表されました。その後は、子育て支援施設の利用者や運営者側も含めてのヒアリング、また、学校や医師会等の関係団体や子ども・子育て事業従事者や保護者及び地域代表者を含めた方々で構成される子ども・子育て会議においても、二年間話し合われてきました。  このようにさまざまな積み上げがあって、整備基本構想、基本計画が策定されました。また、第六次延岡市長期総合計画においても、子どもの城は育児に関する相談や子育て家庭の支援、また発達に関する相談や、発達障がいの疑い等を早期発見する機能及び体験、遊び場、交流機能など、子育てに関する幅広い総合的な機能を持つ、新しい子育て支援の拠点を目指しています。  ここで、市長の言われる県外から家族連れが来るような複合的機能をあわせ持つ施設につきましては、エンクロスの活用も含めまして、新規事業として取り組まれることを提案いたします。そして、まず、子育てに悩む家庭や母親への支援を拡大する施設であること、さらに、現在、既に機能や規模ともに限界に来ている支援施設の拡充が差し迫った課題であり、一日も早い完成を待ち望む方々の思いに応え、速やかに建設されるべきものと考えております。市長の御所見をお伺いいたします。  続きまして、産業振興についてお伺いします。  本市の企業誘致につきましては、これまでに企業立地促進条例を制定し、差木野工業用地、リサーチパーク向洋台への誘致、そして近年ではクレアパーク延岡工業団地を造成し、企業誘致活動を展開中であります。市長は、具体的には新たな政策として、延岡経済リンケージ機構や東九州クロスポイント構想などが打ち出されております。今後、示される政策のもとで民間投資が喚起され、雇用拡大や景気の好循環を生み出すために展開されることかと思いますが、次の三点についてお伺いいたします。  一点目、市長は今回、新たな経済政策を提言されていますが、本市がこれまでに取り組んできた企業誘致活動についての評価と、現状認識についてお伺いします。  二点目、産業育成、事業継承の観点からも、企業連携や若手育成は重要な視点だと思っております。そこで、この延岡経済リンケージ機構について、具体的な取り組みや効果についてお伺いします。  三点目、東九州随一の工業集積を誇る延岡市は、高速道路の開通に伴い、海上交通の拠点である細島港をつなぐ重要な交通の結節点となりました。この特性を生かし、企業誘致を初め、さまざまな政策を進めているところです。市長提言の東九州クロスポイント構想はこれまでの企業誘致戦略をさらに進めることができるのでしょうか。具体的な考えをお聞かせください。  続きまして、延岡南道路の料金体系の見直しについてお伺いします。  東九州自動車道の一部である延岡南道路は、もともと国道一〇号の渋滞緩和を目的として整備されたにもかかわらず、その料金が一般の高速道路に比べて著しく高いことから、この区間を回避する車が多く、これまで料金の改定が叫ばれてきました。私たち友愛クラブもシンポジウムを開催するなど、真剣にこの問題に取り組んできたところであります。  先日、一月二十四日付の新聞で、延岡南道路の大型自動車等の料金改定の要望報道がなされ、一歩前進したかの感はありますが、その中身については理解に苦しむような内容となっています。今回の要望の具体的な説明と、本来の普通車を含めた全体の料金改定に対する今後の取り組みをお伺いいたします。  最後に、アスリートタウンの再構築について伺います。  まず、アスリートタウン延岡という名称の登場は、実に平成八年にさかのぼります。当時、かなり注目を集めたようで、アスリートタウン延岡の看板を掲げ、イメージアップと、多くの人が訪れたくなるようなまちづくりを目指し、現在に至るものです。平成二十八年度からの第六次延岡市長期総合計画にも、アスリートタウン延岡づくりのため、魅力的なスポーツ施設の整備充実に努め、安全で安心して利用できる施設環境を目指しますと高らかに掲げています。  しかしながら、本市スポーツ施設の実態はいかがなものでしょう。本市体育協会に寄せられる施設環境整備への要望は、多くの市民アスリートを初め、たくさんの方々から寄せられているようです。今後、スポーツを生かしたまちづくりを進めていくには、スポーツ施設整備のおくれは致命的であります。そこで、もう一度アスリートタウンづくりの方針を市民と行政が共有する必要があると思っておりました。  このような中、市長は公約の中で、アスリートタウン再構築を目指すと発表されています。交流人口をふやすための施策としても、さらにこれまで思い続けた延岡市民アスリートの切なる要望に応える意味からも、是が非でも達成せねばなりません。  そこで、次の三点についてお伺いします。  まず一点目、市長はアスリートタウンの再構築を目指す提言をされております。市長の描くアスリートタウン構想についてお尋ねいたします。  二点目、本市のスポーツ施設の老朽化は著しく、施設整備の要望もこれまで多くのスポーツ団体からも出されていますが、遅々として進まないのが現実のようです。今後、全国・九州規模の大会や合宿の誘致も、現状では限界があると思います。ぜひ既存施設の有効活用や、近隣市町村との連携も含め、本市のスポーツ整備について今後の考え方をお伺いいたします。  三点目、体育協会を初め、各企業・団体の方々の御尽力により、県営体育館が本市に建設される予定となっております。これから二〇二六年開催の二巡目国体に向けて整備を進めていくことになりますが、建設場所を初めとした今後の整備方針についてお聞かせください。  以上で、壇上からの質問を終わりますが、三月は別れの季節でもあります。今月末をもって退職される職員の皆様、長年にわたり本市の発展に御貢献いただきましたことに心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。そしてお疲れさまでございました。心からお礼と感謝を申し上げまして、退職後も健康に留意され、ますますの御活躍を御祈念申し上げます。  以上、再質問については質問席から行わせていただきます。 (降壇)      〔市長(読谷山洋司君)登壇〕 ○市長(読谷山洋司君)  ただいまの甲斐行雄議員の御質問にお答えいたします。  まず初めに、国政に対する所見についてのお尋ねでございます。  地方自治にかかわる立場からしますと、地方分権の推進に大きな関心を持っておりますが、これまでの国政におきまして、例えば国の補助金の使途について細かく縛りをかけてきた、これをなくしていこうという考え方で、地方分権一括交付金制度をかつて創設し、これは私も創設にかかわった人間の一人でございますが、そしてまだまだ改善の余地はあった制度としてスタートはいたしましたけれども、それをもっと成長、進化させていくべきだと考えておりましたところ、それが廃止となってしまいましたように、安倍政権におきまして、地方分権の取り組みが後退した面があることは大変残念であると考えております。  人口減少、少子高齢化など、地方を取り巻く状況がますます厳しさを増してきている中、国政において、それぞれの地方がみずからの判断で、そしてみずからの実情に応じた機動的な政策を推進できるよう、財源や権限の地方分権をぜひ強力に進めてほしいと考えており、そのための取り組みを最優先課題としていただきたいと考えているところでございます。  次に、本市の現状認識と新しい延岡の都市像についてのお尋ねでございます。  議員御指摘のように、これまで多くの皆様がさまざまな分野で本市のまちづくりに御尽力され、数々の成果、実績を残してこられましたことに対しましては、私自身も敬意を表させていただきたいと考えているところでございます。その上で、本市が置かれている現状を見ますと、例えば人口減少につきまして、これまでの努力をはるかに上回るスピードで進んでしまっていると言わざるを得ない現実がございます。この荒波に対して、これまで以上の思い切った取り組みによって、延岡を再生することが求められておると考えております。そして、それを次の世代につないでいく必要があると考えているところでございます。  新しい延岡の都市像といたしましては、人口減少などの厳しい現状を着実に克服しながら、市民目線の改革により、市民の声が形になり、真に市民が主役となる町にしていく必要があると考えており、生活の面でも、産業の面でも、私たちが税金を納めたら、その分暮らしがよくなっていく、そう信じ、実感でき、延岡人でよかった、そう思えるまちにしていくことが都市像であると考えているところでございます。  次に、市政運営に臨む姿勢についてのお尋ねでございます。  もとより、私自身も市政運営の停滞などがあってはならないものと考えているところでございます。したがいまして、継続中の事業につきまして見直す必要があると考えたものについては、十分な検証、精査等を行った上で、見直しを行わせていただく一方、それ以外の継続事業につきましては、しっかりと成果を出せるよう着実に取り組んでまいる必要があると考えているところでございます。  また、新規に取り組む事業につきましては、今後、予算の肉づけを行ってまいりたいと考えております。  いずれにいたしましても、人口減少が県内で一番多く、そしてまた公益財団法人九州経済調査協会が調査した結果といたしまして、人口十万人以上の九州内の都市の中で、人口減少率が二番目になるという非常に厳しい状況も示されている中にありますことから、一期目の市政運営に当たりましては、危機感を持ち、かつ思い切った施策をスピーディーに展開していく必要があると考えているところでございます。  次に、エンクロスの予算計上についてのお尋ねでございます。  平成三十年度当初予算に、エンクロスの管理運営に必要な予算を計上しなかった理由といたしましては、施政方針でも述べさせていただきましたけれども、まずは指定管理料の金額等につきまして、事前に市民に明らかにした上で着工の是非を判断すべきであること、さらには、管理経費約一億三千五百万円に対する費用対効果等を検証した上でないと、責任を持って提案することはできないと判断したことにあります。  私はこれまで多くの回数、たくさんの回数、市民の皆様方との対話を積み重ねてまいりましたが、その中で、例えば次の三点について、多くの市民の方々が御存じなかったという現実もまた、直接目の当たりにしたところでございます。  まず、一点目でございますけども、類似の施設が、全国のほかの都市にもできている現実はありますけども、ほかの都市の場合は図書館の建てかえであると。ところが、延岡市は図書館とは別の施設としてつくると。そうなりますと、それは是非それぞれあるわけですけれども、経費的に見れば図書館の経費に加えて、新しい施設の運営費もかかる、図書館費、一億数千万円計上されていると思いますけれども、それに加えて今回の一億三千五百万円なりがかかるという、このことについて多くの方々、実は御存じなかったということがまずございました。  それから二点目でございますけども、ほかの都市の類似施設、同一の施設ではございませんけれども、類似施設で年間一億円以上の委託料、指定管理料が払われてるということにつきましても、実は私が対話をたくさん重ねてきた中では、御存じない方が非常に多かったという現実がございました。  そしてまた、三つ目でございますけれども、そもそも民間事業者の方に委託料を払うということを御存じない方もたくさんおられ、逆に家賃をもらうというふうに思われていた方も少なくなかったという現実もございます。  そしてまた、これまでワークショップ等で市民の皆様方の意見をお聞きするという経緯を積み重ねた、その取り組みを積み重ねてきたわけですけれども、途中で変更になって、いわば平家建てが二階建てになり、そして指定管理制度を入れるという方針になる前と後と比べますと、やはりワークショップの回数や市民の皆様方との意見交換の回数の頻度、あるいは参加者の人数などがぐんと減っているということも影響してるのではないかなということも推測しておるところでございます。  そのようなことから、今議会に駅前複合施設条例の施行日を改正する条例案を提案させていただいてるところでございまして、早期に費用対効果の検証等を行いたいと考えているところでございます。  次に、エンクロスを開館しないことでの影響に関するお尋ねでございます。  エンクロスを四月一日に開館しないことでの影響につきましては、開館に向けて準備されてこられた交通関係者の皆様を初め、さまざまな影響があると認識しているところでございます。そして、その中で一番影響が大きいと思われます指定管理者に対しましては、直接、私が出向いて社長に会いまして、意見交換、協議をさせていただき、今回の判断の理由等について説明し、現在も継続して協議を行っているところでございます。  今後とも、関係者の皆様に対しましては、丁寧に説明を申し上げ、御理解をいただく努力を払っていかなければならない、そのように考えているところでございます。  次に、エンクロスの開館に向けてのスケジュールについてのお尋ねでございます。  先ほども申し上げましたように、本議会には、駅前複合施設条例の施行日を延期させていただく条例案を提案させていただいているところでございますが、さまざまな影響を考慮しまして、早期に結論を出さなければならないという問題意識の中で、その期限を六月末までとさせていただいているところでございます。そのため、本議会における審議内容を踏まえさせていただきまして、そしてまた、市民の皆様にパブリックコメントという形などで御意見をお聞きするなど、そしてまた、関係者との協議等を重ねていきながらら、エンクロスの費用対効果等を検証し、開館についての判断を行わせていただきたいと考えているところでございます。  次に、東九州バスク化構想の見直しについてのお尋ねでございます。  第一次産業の振興と観光誘客による経済の活性化を図るためには、食を切り口とした取り組みが重要であると、私も認識しているところでございますが、これまで進めてきた東九州バスク化構想の取り組みにつきましては、地元の第一次産業の振興という面において、効果が見えないという意見もたくさんあるのも現実でございます。  また、より効果的な観光誘客を図るためには、佐伯市との連携に加えまして、近隣に多くの観光客が来ているところとの関連した中での取り組みなども強化すべきではないかと考えているところでございますし、また、情報発信の方法につきましても、改めて手法を検討するべきだと考えているところでございます。  さらに、ふるさと納税の返礼品の発掘や磨きをかけることが必要な場面も今後、出てくると考えられる中で、それもまた食を切り口として考える、そうなったときに、この構想の中でどう位置づけていくかという視点での見直しも大事な点ではないかと考えているところでございます。  こうした観点から、必要な見直しを行ってまいりたいと考えているところでございます。  次に、市長提言の新しい財源確保の目標値についてとのお尋ねでございました。  このたび、財源確保対策といたしまして、歳出のゼロベースからの見直し、年度末予算の使い切りの廃止、国の政策・補助金等のフル活用、新しい地域電力会社の売り上げを市のまちづくりの財源に活用、ふるさと納税日本一、この五つの取り組みを公約に掲げさせていただきました。  議員御案内のふるさと納税日本一の取り組みによる具体的な目標値につきましては、これから検討を進めてまいりたいと考えております。  また、地域電力会社の仕組みといたしましては、卸電力取引所というものがございまして、そこを中心に安価な電力を調達することで、安価な電力を市民の皆様に供給するとともに、会社の利益を市に寄附させ、市のまちづくりの財源とすることで、よりよいまちづくりを行い、市民の皆様の生活に還元される仕組みにしたいと考えており、これにより会社としての収益を確保し、電力料金を下げながら市の財源確保に寄与するという、一石二鳥を実現したいと考えております。  費用対効果につきましては、卸電力市場からだけの調達で安価な電気を提供しながら経営が継続しているという純粋の民間企業が現にございまして、そこの地域新電力会社の経営が、現在、継続しているということを考えましても、会社を設立したという形をとった場合、そのコストを上回る効果が十分期待できるものと考えているところでございます。
     いずれにいたしましても、持続可能な財政基盤を確立するため、新たな財源の確保に真剣に取り組み、引き続き行財政改革を推進していく必要があると考えてるところでございます。  次に、延岡こども未来創造機構についてのお尋ねでございます。  私は、常々、島根県の隠岐島の海士町に関心を持っております。海士町には、都会から家族連れの移住者がふえている、その理由は、教育のすばらしさにあるとのことでございます。  また、例えば、医師確保のためには、医師の家族にとって大事な点である教育の充実が必要だとの指摘もかねてからありますなど、教育、子育て支援策を思い切って充実させていくことは、ほかのさまざまな分野の問題解決にも大きく寄与することになると考えておるところでございます。  これらのことからも、延岡の持つすばらしさを十分に生かした独自の教育、子育て支援策を行っていくことで、延岡の再生を図る考えでございます。  ところで、教育につきましては、従来から、地域、家庭、そして学校の三者がそれぞれの役割を果たすことが必要であると言われております。このうち地域につきましては、これまで地域の大人たちがさまざまな形でかかわり、また御貢献いただき、成果を上げているところではありますが、ボランティア的な活動に寄りかかってしまっている部分も現実的には少なくないなど、より組織的、恒常的な取り組みが行われるための仕組みづくりが必要であると考えております。  また、家庭につきましては、最終的には各家庭の判断に任せる部分が大きいということで、行政から、どこまで、何を働きかければいいのか、それがなかなか悩ましいという場面も現実にある中、誰がどう働きかければ、よりよい家庭での教育が充実なされるのか、そこも検討をする必要があるポイントの一つであると考えております。  そしてまた、学校につきましても、一人一人の個性、能力、そして志望等があり、もっと難しい勉強をしたい子もいれば、学校の勉強についていけない子もいる、そのような中におきまして、全ての生徒に合った教育をきめ細かく行うことにはおのずから限界もあり、ケースによっては、例えば勉強の面では、民間の学習塾や予備校との連携が効果的な場合もあると考えられます。  また、いわゆる人間力を育む場面におきましては、人生経験豊富な地域の大人たちが主な役割を担うことが、より効果的な場面もあり、それを恒常的、組織的にする上でも、新たな仕組みが必要と考えているところでございます。  これらの課題を解決する上で、地域の大人たちの参画などをより組み込むなどの形で、物事を動かしていくための恒常的な組織、法人等を新たにつくることが有用であると考えているところでございます。  そして、その新たな組織では、人として大切なことについての子供たちへの伝え方、例えば困難をどう乗り越えるかということや、人間関係の悩みなどをどう解決していくのかなどの力を育んでいくために、人として大切なことを伝える場合の伝え方、特にスマホ世代、スマホが普通にある中で小さいときから育っている子供たちに、どうわかりやすく、ぴんとくるように伝えるのか、これを研究する組織も必要だと考えているところでございます。  延岡の子供たちが人間関係の達人として育てば、将来とも人間関係でつまずくことなく、どの分野に進んでも、その能力や個性を存分に発揮できると考えられますが、そのためには人として大切なことを、小さいときからどうわかりやすく伝えるのかということが鍵になると思われます。  さらに屋外体験、自然体験などでたくましい子供を育むことについて、今、既にある施設等での活動ももちろんございますが、その活動以上に、より頻繁に、かつ身近にその自然体験、農作業体験も含めてできるような仕組みを構築する、あるいはそれを動かしていく組織、これをも考えていくことが必要であると考えておりまして、すばらしい超一級品の自然に恵まれている延岡ならではの人づくりは、この点をどう強化するかにかかっているとも言えると思います。  そして、世界一の工業技術が市内のあちこちで展開されている、私たちのまち延岡、多くの世界的なトップアスリートたちが市民として暮らしている私たちのまち延岡。だからこそできる、知力、体力、人間力をともに育む人づくり、これが実現できるはずでございまして、これらを推進する新しい組織が必要だと考えてるところでございます。  さらに、この組織は、幼稚園や保育園の関係者の皆様方にとっても有用なものにできると考えておりまして、例えば小一プロブレム、あるいは中一ギャップといった問題の解消、子育てに不安を抱える保護者の皆様方の学びの提携、そして放課後児童クラブの活動強化などにも貢献できると考えております。  これまでのキャリア教育やふるさと教育の取り組みと連携し、また、あわせて行うことを検討することも含めまして、人づくりに関する総合的な取り組みを行うこの組織を、仮称としまして延岡こども未来創造機構と呼び、その具体化に向け、今後、取り組んでまいりたいと考えているところでございます。  次に、乳幼児等医療費助成事業の拡充についてのお尋ねでございます。  若い子育て世代の皆様にとりまして、子供の医療費に対する助成拡大に寄せる期待は非常に大きいものと考えてるところでございます。このため、就学前の児童だけではなく、中学校三年生までの子供の医療費を応援することが必要であると私は考え、このたびの選挙の公約に掲げさせていただきました。  しかしながら、本市の小児医療体制は、小児科医等が不足する中、何とか維持されている厳しい状況にあることも周知の事実でございます。助成対象を拡充することで、小児医療体制が崩壊することがあっては決してなりませんので、今後、小児科医の皆様方の御意見等も伺いながら、過重な負担が生じないような方策も含め、十分検討してまいりたいと考えております。  なお、昨年十二月議会でも提案のございました歯医者、歯科診療に係る分だけでも、まず先に助成することができないかということにつきましては、現在、歯科医師会等の関連機関の皆様に御意見を伺いながら、検討を進めているところでございます。  次に、(仮称)子どもの城につきまして、新たな要素については、エンクロスの活用も含め、新規事業として取り組み、現在の構想で速やかに建設するべきではないかとのお尋ねでございます。  (仮称)子どもの城の整備につきましては、現在の構想では未就学児とその家族を対象とした施設内容が一つの柱になっております。  市民の皆様に期待される施設を整備するに当たりましては、例えば小学生や、その家族を初め、より多くの市民の皆様に喜ばれる施設として必要な要素は、現時点で可能な限り盛り込む必要があると考えております。現に、また平成二十五年に行われましたニーズ調査におきましても、遊び場、あるいはイベント、これに対するニーズも大変高かったという結果にもなっているところでございまして、これについてもどう取り組むか、考える必要があると考えているところでございます。  また、実際に、休日や雨天の日に子供を連れていくところがないという声が多くの子育て家庭から上がっており、また、健全な遊び場を求める声が多くの青少年からも上がっているところでございます。自然に恵まれている延岡で自然体験、農作業体験などもどう組み込んでいくか、これも大事な観点かと考えております。  そして、予算面からも効率的な整備となるよう、全ての世代が楽しく有意義に過ごせる施設として、現時点で内容を拡充することを提案させていただいてるところでございます。  (仮称)子どもの城の一日も早い完成を待ち望んでいる方々が多数いらっしゃることも承知しておりますので、皆様の御期待にお応えすべく、新しい構想を早い時期にまとめ、一日も早い完成を目指してまいりますので、何とぞ御理解を賜りたいと考えているところでございます。  次に、これまでの企業誘致活動の評価と現状認識についてのお尋ねでございます。  企業誘致活動につきましては、議員御案内のとおり、これまで工業団地等への立地が着実にふえているところでございます。  例えば、クレアパーク第一工区では、事務職を希望される方々の受け皿として、大規模なコールセンターが二社立地しておりますが、この二社だけで、これまでおよそ五百名の雇用を生み出していることから、今後のさらなる事業拡大を期待しているところでございます。  また、第二工区におきましては、平成二十七年にミツワハガネが操業を開始して以降、県外企業の富士チタン工業の誘致など、今年度に入って相次いで進出が決まったところであり、これからの雇用の拡大や地域経済の活性化が期待されるところでございます。  こうした企業の本市への立地は、本市に高い技術力を持つものづくり企業が集積していること、そして災害リスクが低い地域に団地を整備していることなどに加えまして、東九州自動道の整備に伴い、物流環境が格段に向上したことなどを積極的にPRした結果と考えております。  一方で、第二工区の残りの用地も少なくなっている中、進出に意欲のある企業も現にありますことから、こうした案件を着実に実現してまいりますとともに、新たな工業団地の整備に関しましても、本年度の調査結果を踏まえまして、整備の方針を示してまいりたいと考えております。  いずれにいたしましても、企業への誘致活動につきましては、本市のポテンシャルを十分に生かしながら、私みずからも精力的に企業訪問いたしまして、中心市街地への情報関連産業の誘致も含めまして、新たな企業立地に向けてしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。  次に、延岡経済リンケージ機構についてのお尋ねでございます。  延岡経済リンケージ機構は、地元産業を積極的に応援するために新たに立ち上げるものでございまして、その目的は、本地域と地域外をつなぎ、幅広い産業におきまして、いわゆる外貨を稼ぐための有効な仕組み、いわば商社機能を持った機構を提案、構築したいという考えでございます。  具体的な取り組みといたしましては、東九州有数の工業都市を基盤としたすぐれた工業製品を初め、豊かな農林水産物、さらには蓄積されてきたものづくり技術などで外貨を稼げるよう、新たな顧客とのマッチングや有用な人材の紹介などを行う考えであります。  こうしたことによりまして、市内企業、地場産業の売り上げを伸ばしながら、市民の現金収入をふやし、多くの雇用を生み出していく考えであります。  また、新たに起業する事業者等に対しましても、機構による支援を行うことで、起業を促進することができるものと考えております。  今後は、産業界を初め、関係機関や関係団体の皆様に本構想の趣旨を丁寧に御説明し、御理解、御協力をいただきながら、本構想を力強く進めてまいりたいと考えております。  次に、東九州クロスポイント構想についてのお尋ねでございます。  本市には、高い技術力を有するものづくり企業が多く集積していることや、日向市には、九州で一番東京にもアメリカにも近い重要港湾、細島港があります。さらには、東九州自動車道の整備や九州中央自動車道の進展により、物流環境が大幅に向上していることや、データセンターが立地していることなど、多くの強味がございます。  本構想は、この延岡の強味を生かし、国を初め、関係機関と連携しながら、本市を製造、物流、ITの拠点都市として発展させていくものでございます。  この構想の中で、企業立地は大きな意味を持ちますことから、延岡の強味を生かしながら、私みずからが先頭に立って、クレアパーク延岡工業団地第二工区への企業誘致や、中心市街地への情報関連産業の誘致、さらには新たな工業団地の整備等にもしっかり取り組んでまいりたいと考えております。  次に、アスリートタウン構想についてのお尋ねでございます。  本市におきましては、スポーツによる健康づくり、体力づくりとともに、トップアスリートの活躍やスポーツイベント等の開催を通じて、本市のイメージの向上や交流人口の増大を図る、スポーツを生かしたまちづくりを推進してきており、これまでの取り組みにより、合宿や大会開催の増加による交流人口の拡大など、アスリートタウン延岡としてのイメージアップなど、一定の成果があらわれてきているものと考えているところでございます。  しかしながら、既存の大会、合宿の魅力アップや内容の充実はもとより、東九州のクロスポイントとしての優位性を生かした九州、全国規模の大会の開催、プロスポーツや実業団などの合宿等にも対応できる施設の整備、改修など、アスリートタウンづくりの再構築を図る時期に来ていると考えております。  アスリートタウンの再構築、私の描くアスリートタウン構想の実現には、多額の費用が伴いますとともに、安全・防災面や観光振興、地域振興の視点も重要でございますので、各スポーツ競技団体等の御意見もお伺いしながら、計画的、段階的に進めてまいりたいと考えております。  次に、スポーツ施設整備についてのお尋ねでございます。  本市は、西階公園内の陸上競技場や野球場、庭球場を初め、市民体育館や三北地域の体育館など、多くのスポーツ施設を有しておりますが、これまで必要な改修、修繕等を行うなど、安全性の確保など図ってきているところではございます。しかしながら、それぞれの施設の老朽化が大きな課題でありますとともに、アスリートタウンの再構築に必要な整備、改修、あるいは駐車場不足等の問題の解決、さらに災害時における避難所としての役割を有しているスポーツ施設もありますことから、施設の安全性の確保や長寿命化の対策も必要であると考えております。  スポーツ施設の整備、改修等につきましては、多額な費用がかかります上、近隣との連携などを初め、さまざまな観点からの検討が必要でございますので、これらを総合的に勘案し、市民の皆様や各スポーツ競技団体等の御意見もお聞きしながら、計画的に進めてまいりたいと考えております。  次に、県営体育館の整備方針についてのお尋ねでございます。  二巡目国体に向けた県営体育館の整備につきましては、県北地域におけるスポーツランドの拠点として、延岡市民体育館敷地に県と本市が共同整備するという方針が示されております。  現在、県と市のそれぞれの関係部署が、具体的な建設場所も含め協議を進めているところでございますが、国体開催時の利用はもとより、国体後におきましても、県レベル以上の大会や強化合宿等にも十分活用されるよう、また、県北地域におけるスポーツランドの展開や競技力向上支援等のソフト対策等についても、検討してまいりたいと考えております。  いずれにしましても、限られた時間の中で整備方針を決めていく必要がございますので、県との連携、協議を強化してまいりたいと考えております。  以上でございます。 (降壇)     〔企画部長(浜松泰宏君)登壇〕 ○企画部長(浜松泰宏君)  お答えいたします。  まず初めに、第七次行財政改革についてのお尋ねでございます。  第七次行財政改革は、職員数は六十人の減員、経費節減効果は年間六億円を目標に、平成二十七年度から全庁を上げて五十九の項目について取り組みを進めているところでございます。  主要目標の達成状況といたしましては、昨年度までの二年間におきまして、職員数二十四名の減員、節減経費年間五億八百五十四万二千円となっているところございます。  今年度の取り組み状況といたしましては、昨年十一月から、マイナンバーカードを利用し、コンビニエンスストアで住民票を初め、各種証明書を交付するコンビニ交付サービスを開始いたしておりますし、本年四月からは、水道料金収納業務及び延岡地区の資源物収集運搬業務の民間委託を実施することになっております。  第七次行財政改革は三年目を終えようとしておりますが、主要目標の達成はもとより、引き続き、効果的で効率的な行財政運営を図り、市民サービスの向上に努めてまいりたいと考えております。  次に、延岡新時代創生総合戦略についてのお尋ねでございます。  議員御指摘のとおり、全国的に人口減少問題が喫緊の課題となっており、本市の総合戦略では四つの施策でその対策に取り組んでおります。  雇用創出の施策では、機能強化を果たしたクレアパーク延岡工業団地第二工区への企業立地が着実に進んでおりますし、移住・定住促進では、平成二十八年度に専門窓口を設置し、お試し滞在支援や家賃補助等の新たな取り組みを行った結果、移住者世帯の目標百世帯に対し、七十一世帯を達成するという成果も上げているところでございます。  また、結婚・出産・子育て支援につきましては、子育て世帯の住宅取得やリフォームに対する助成のほか、産科、小児科における勤務医の確保を促進するため、環境整備や、一般不妊治療を受けている夫婦に対する治療費の助成や相談対応なども行っているところでございます。  このほか、持続可能なまちづくりの取り組みといたしましては、祖母・傾・大崩ユネスコエコパークや西郷隆盛ゆかりの地など、新たな地域の魅力を生かした地方創生の推進を図りながら、人口減少対策につなげてまいりたいと考えております。  新たな施策等につきましては、今後、肉づけ予算となる六月補正予算に向け、検討を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 (降壇)     〔都市建設部長(甲斐久敏君)登壇〕 ○都市建設部長(甲斐久敏君)  お答えいたします。  延岡南道路の料金体系の見直しについてのお尋ねでございます。  今回の要望は、住宅地の安全性を可能な限り確保するための要望であり、一点目が大型車等の料金見直し、二点目が大型車等を延岡南道路に誘導する対応策を要望いたしました。  二点目の要望の狙いは、有料の高速道路を利用している大型車等の走行ルートを、住宅地経由から延岡南道路経由へと変更を促すことです。具体的には、延岡道路の延岡ジャンクションから延岡南インターチェンジの区間を利用する中型車、大型車、特大車に限定して、南進、北進とも延岡南道路を回避して、再び一定時間内に高速道路を利用する車両について、延岡道路の通行料金を徴収するものです。  石井国土交通大臣から、要望内容に沿って、事務手続を今年度末までに行うよう指示したいとの発言がありましたので、今月中には、料金水準や区分等について公表されるのではないかと期待しております。  今後の取り組みにつきまして、その内容を踏まえて検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 (降壇) ○議長(佐藤裕臣君)  甲斐行雄議員の発言を許可いたします。 ○三番(甲斐行雄君)  丁寧に答弁いただきまして、時間のほうがちょっと気になりまして、目いっぱいできるかどうかちょっとわからないんですが、まず一点目、エンクロスについての再質問をさせていただきます。  市長は、予算を計上しなかった理由について、指定管理料を市民に明らかにした上で着工是非を判断すべきと答弁されました。さきの記者発表では、エンクロスに関しましてこのようなコメントです。非常に怒りを感じている、何で今ごろ、しかも建物が完成する直前になってなのか、非常に疑問に思っているとまで述べられております。しかしながら、その一方で平成三十年度当初予算の観光費の中に、かわまち広場管理運営事業として千四百四十四万三千円が計上されています。もちろん市長、御存じですよね、いかがでしょうか。 ○市長(読谷山洋司君)  かわまち交流館の施設整備について予算を計上させていただいてること、運営費も含めて計上させていただくこと、そのとおりで、今回、提案させていただいてるところでございます。 ○三番(甲斐行雄君)  実は、かわまち広場の指定管理料も、エンクロスの指定管理料も、同じ指定管理業者を指定した業務、同じ範疇のものであります。商工観光部所管でもあり、同じ考え方のもとで同様の対応が行われて当然のものだと思っておりますが、確かに額は違いますが、考え方が同じである指定管理事業なのに、一方のかわまち広場交流館については認め、エンクロスについては延期をする、この点につきましては、僕は矛盾ではないかと、このように考えているところですが、いかがでしょうか。 ○市長(読谷山洋司君)  これにつきましては、まち全体に与える影響の規模の大きさなどを勘案しまして、今回、このような判断をさせていただいたところでございます。 ○三番(甲斐行雄君)  詳しい論点、根拠につきましては、また常任委員会等もございますので、これから先のということで考えますが、視点を変えてぜひお聞きしたい点がございます。管理経費の一億三千五百万円、市長はレクチャーを受けてると思うんですが、その内訳を教えていただけませんか。 ○市長(読谷山洋司君)  詳細についての内訳は、追ってちょっと整理させていただき、ちょっと今、手元にございませんけれども、大きく分けますと、まず運営に関する人件費がございます。その運営につきましては、いわゆる建物の維持管理の部分、それからにぎわいを創出するための、いわば企画をするマンパワーの人件費、これらが両方あるところでございます。それからまた、施設の例えば光熱費等、これが一億三千五百万円のうち、約三千五百万円ということになっているところでございます。 ○三番(甲斐行雄君)  大事な論点だと思いますので、テレビでも人件費、それから企画を含めた料金というようなことで一億円、そして三千五百万円が電気事業、光熱といったようなことだと、概略は逆に市長の記者会見と報道で知ったようなとこで、僕はやっぱりその人件費がどのぐらいなのかとか、大変重要なとこなんですが、所管部長に答えていただくわけにいかないんでしょうか。 ○市長(読谷山洋司君)  済みません、資料が手元に出てまいりましたので、改めて答弁をさせていただきます。  まず、人件費でございますが、金額で申しますと七千二百万円余という見込みでございます。それから、先ほど申しましたイベント関係の経費で百九十七万円ほど、そしてまた、施設管理経費、これは消耗品、その他燃料費などですけども、六百万円余りということでございます。  そして先ほど申しました電気・光熱費料、これら警備委託料も含めて千五百万円ほど、その他Wi-Fiの経費などを含めて、トータルで一億三千五百万円ほどということになっているところございます。  御無礼いたしました。 ○三番(甲斐行雄君)  当然、今、七千百万円、消費税も当然つくかと思うんです、八%。それでいきますと、概算で八百万円ぐらいかという中で、その積算の基準となりました、もう四月一日を目指しておったわけですから、当然、積算の基本となるCCCのエンクロス業務の開設の積算の基準、それは何名になっとったんでしょうか。 ○市長(読谷山洋司君)  まず、人件費の内訳でございますが、二十三人ということで見込んでいるところでございます。  人数については以上でございます。 ○三番(甲斐行雄君)  これは大変興味のあることなので、私、直接CCCにも、申しわけありません、ちょっと伺いました、状況を。それによりますと、既に四十五人が雇用の決定をしておったと、これは事実であろうかと思います。この中で、当然、今、市長に答えていただきました二十三が、積算の額ですから、これはやっぱりあくまで初めての体験であり、想定でこれは十分理解していただいてると思ってるんです。その経費がと考えたときに、私、逆に蔦屋もスターバックスも入っていただく、同じグループとして。この四十五人の内訳というのが、いわゆる現時点で、スターバックスも含めて、積算はあくまで指定管理料の二十三名ですので、これとは別個の雇用が生まれようとしていると。そして、三月末までには約六十人の雇用が望まれていたということなんです。  これが延期によりますと、今まで恐らく準備をされてきていた、当然、四月一日に集まってオープンではありませんので、それ以前に契約をした、なおかつ四月一日から六月末までのということであれば、この雇用関係はどうなるのか、継続して当然、雇い入れをするんであれば賃金が発生いたしますし、この点についていかがでしょうか。 ○市長(読谷山洋司君)  まず、人件費、そして契約関係、マンパワーに関することでございますけれども、やはり予算が成立して、そして開館するという段階での契約ということでの、現在では内定という段階であるというふうに理解をしているところでございます。その意味でも、実は通常、労働法規等では、御存じのとおり遅くとも一カ月以内には何か変更があったら通知するということもございましたので、取り急ぎ私自身が当該会社の本社の社長にお会いして、いろいろ考え方を説明したのは、その急ぐ必要があるということも考えたところでございます。  いずれにしましても、やはり多額の経費が、しかも毎年度、今後、かかっていくということの中で、やはり市民の皆様方にしっかりその費用対効果をお示しした上で、最終的に判断していく必要があるというふうに考えております。現時点においては、何とかその検証作業を取り急ぎさせていただきたい、そして六月の末までに取り急ぎ結論を出させていただくよう取り組ませていただきたいと、そのように考えているところでございます。
    ○三番(甲斐行雄君)  たくさんの問題があろうかと思うんですが、結局、四十五名の方の中には、この延期報道によりまして、もう残念だが辞退させていただきたいという方も現実におられるようです。しかもこの採用予定者の方々は二十代、三十代、東京から帰ってこられる方もあるやに聞いております。その中で、やはりあすの延岡のために、まさしく私が申しました最終的には六十名の雇用が予定されていた。これは、地元企業にとっても、あるいは企業誘致の観点からしても、大きなやっぱり創生の一つだと思っております。  そのためには、今、何とか検証と市長は言われましたが、この検証の点については、やはり四月一日にオープンしていただいて、オープンをした中で、実際の数字はそこからしか生まれないんじゃないかと思ってるんです。その意味で、ぜひ四月一日オープンをされた上での検証をされてはいかがかと思うのですが、いかがでしょうか。 ○市長(読谷山洋司君)  今ほどの御提案も含めて御質問ございましたけれども、しかしながら、やはり毎年度多額の経費がかかる、しかもそれが開館直前になって初めて示される、それではやはり市民の皆様方に対する説明責任を果たしていないと私自身は考えております。  いろいろ経緯を聞きましたところ、昨年の七月に、実は事業者側から一定の金額の提示があったということも聞いておりますので、ある意味で、その時点からでも検証するということは必要だったというふうに考えておりますけれども、いずれにしましても、やはり多額の経費を、しかも一カ年度の一過性の経費ではなくて、恒常的に今後、財政負担が生じていくということの中で、その費用対効果等の検証はぜひしなければならない、そのように考えておりますし、その意味では、オープンをするかどうかは、その後に結論を出さなければいけない、そのように考えているところでございます。  そしてまた、契約のあり方につきましても、目標を設定して、何人例えば集客すると、そういう目標につきましても、ぜひ指定管理者事業者ともある意味で目標を共有していただいて、そして目標が達成できるのかどうか、その成果に応じたまた対応ということも組み込む形で、今後、契約をさせていただけないかということもこちら側として申し入れているところでございまして、それらも含めての検証並びに協議が必要であるというふうに考えているところでございます。 ○三番(甲斐行雄君)  もちろん、いろんな考え方はあるんですが、四月一日からの営業はできない、先ほど申しましたように、やはりこの雇用、今現在、四十五名の、もう確実に二十三人もCCCのということで、これは積算の中でも人数が出てきておるわけですから、この方々をそのまま四月いっぱい、五月いっぱい、六月いっぱい、こうなりますと、当然、その経費が発生するかと思うんです。この点も考えていかがでしょうか、もう一度。 ○市長(読谷山洋司君)  雇用が生まれるということも大変大事でございますが、一方で、例えば市内全体のいわばパイは変わらずに、そしてこの施設だけが売り上げをふやす、雇用をふやすということになれば、それは裏を返せば、市内のほかの地域がいわばマイナスのダメージを受けるということになるとも考えられます。ですから、プラスの雇用を生むのとあわせて、要するに市外からどれだけのいわば外貨が稼げるのか、その見込み、試算についてもあわせて行うことが、検証作業の一つとして必要であると考えておりまして、それらについても、最終的に見比べ、比較考慮をした上で結論を出さなければならない、そのように考えているところでございます。 ○三番(甲斐行雄君)  今、市長が言われた観点は、また一点、別の角度だと思うんです。外貨を稼ぐということは、また改めて討論させていただきたいと思いますが、ここでもう一点、確認させていただきたいと思います。  大方一億円だというのは認識できましたが、指定管理料の成立した場合。そのときに、スターバックスや蔦屋のいわゆる民業部分としての人件費や経費は、当然、含まれておられず、施設使用料も当然いただくわけですよね、いかがでしょうか。 ○市長(読谷山洋司君)  コーヒーショップの取り扱いについては、議員御指摘のとおりでございます。  なお、少し指定管理料の定義に関して申し上げますけれども、実は公募要領の際には、指定管理料の中には光熱費も含むということになりますので、従来の、実は定義で申し上げれば、一億三千五百万円が指定管理料ということになるかと思いますが、その後の双方の話し合いによってそれをどう捉えるかということかもしれませんけど、一応、言葉の定義に関して補足して答弁をさせていただきます。 ○三番(甲斐行雄君)  ちょっと余り数字ばっかり並べてあれなんですが、一億三千五百万円ということで、今回の場合の支払いについては、いわゆる、もちろん全てが初めての試みですよね。その中で水道、光熱、維持管理ということでの経費は、必要な分を払う、一億円と三千五百万円と別立てて支払われていくというふうに私は認識しておるんですが、その点はいかがですか。 ○市長(読谷山洋司君)  支払いの形については、今、そのような形でやっていくということについて、双方で協議をしておるということは聞いているところでございますが、私が申し上げましたのは、従来、公表した資料等での指定管理料の定義はこうなっているということをお答えしたまででございます。 ○三番(甲斐行雄君)  スターバックスと蔦屋についてはということは確認をいただいたという認識で、さらにもう一点、行政経験の豊富な読谷山市長に、行政の継続という観点から、どのようにお考えなのかお尋ねしたいと思います。  この延岡駅前複合施設の計画は、平成二十年度から、行政と民間との連携でずっと取り組まれてきた事業であります。継続すべき事業、すなわち行政の継続が問われる、維持されるべきものではないかと考えてるんですが、この観点からはいかがでしょうか。 ○市長(読谷山洋司君)  確かに継続すべき、継続する必要があるものについて継続し、停滞が起きないようにしなければならないことは言うまでもございませんが、しかし、選挙という、いわば市民の皆様方の御意見を四年に一回集約するという、いわば節目がございます。その中で掲げた公約、それに対して市民の皆様方がどのような対応をされたか、それらも踏まえて市政というのもまた展開されるべきものであるというふうに考えているところでございます。その意味では、今回、私はこのエンクロスの問題については、やはり再度、改めて費用対効果の検証等を行った上で判断するということで掲げさせていただきましたので、その方針に沿って取り組ませていただきたいと思います。  それは、何も公約を守るということが目的ではなくて、やはり市民の皆様方が税金を納めたら自分たちの暮らしがよくなる、そう信じて、そしてそういわば実感できる、そのことがまちづくりにとっては何よりも必要だ、そう考えたときに、やはり多くの方々が御存じない、あるいは御疑問を呈されているこの大きな案件につきましては、私が今回、申し上げたような対応をさせていただく必要があると考えているところでございます。 ○三番(甲斐行雄君)  長くなりましたが、かなり内容的にはやっぱり、市長のお考えも含めて、いわゆる指定管理料の中身であったりとか、かなり明らかにはなってきたと思うんです、この場で。その中で、開業延期によるさまざまな影響、損失も、これはやっぱり発生するものと考えざるを得ないと思っております。エンクロスを当初予定に、やはり四月一日開館すべきだと思うんですが、ちょっともう一回確認になりますが、市長の言われる費用対効果の検証の意味からも、実際の数値を検証するためには、やはり営業されてから、開店されてから検証することが最善なのではないかと思います。開館の向けての手だてはないものでしょうか、もう一度お尋ねいたします。 ○市長(読谷山洋司君)  やはり開館いたしますと、永続的に続くということが前提になって、さまざまな取り組みも行われていくのが現実でございますので、開館前にやはり費用対効果等の検証も含めて、そしてまた市民の皆様方にパブリックコメント等で御意見を聞くこと、そのような手順も踏まえた上で、最終的な判断をしていく必要があると考えてるところでございます。  そうすることによりまして、先ほど来申し上げました、やはり市民の皆様方が税金を払って、それによって暮らしがよくなっていくと、そのように確信し、納得し、そしていわば実感できる、そのようなまちづくりをしていく一歩一歩を築く上でも、大変重要なことだと考えているところでございます。 ○三番(甲斐行雄君)  市長の思いは、私も延岡発展のためには全く変わらないつもりなんです。市政の発展のためには。その意味でマイナスをつくってはいけない、市長が考えられる検証、それから新しく出されている条例もございますが、そういったものも含めて、やはり走りながらと申しますか、一度、この私が盛んに言っております十年以上も取り組んでこられた継続事業ということも鑑みて、そして市長が思われる今後の改革をともに推し進めていただきたいというふうに私は思っております。  ここでもっと続けていきたいところなんですが、一応このエンクロスにつきましては、ぜひ四月一日の開館をお願いしまして、次の再質問に移らせていただきたいと思います。  バスク化構想の見直しについてという点で再質問をさせていただきます。  この東九州バスク化構想については、地方創生交付金、これは今回、このバスクにかかわる創生金は、三種類あるんです、いただいておる経緯が。実は五年間の取り組みが予定されております。五年間で何とか第一次産業、それから料理人、これのコラボをして、延岡の地産地活を盛り立てようと、こういう事業であると認識しておるところなんです。当然、市長もその三つの交付金の内容は御存じかと思うんですが、いかがでしょうか。 ○市長(読谷山洋司君)  御指摘の点は、私も承知をしているところでありますけれども、しかしながら、やはり最大の効果を生むために何をなすべきか、その観点で改めて見直していく必要があると考え、今回、このような表明をさせていただいてるところでございます。 ○三番(甲斐行雄君)  一つ、一番最後の五年間の交付金というのはもちろん御存じかと思うんですが、昨年度一年間の中身で、私が質問でも申し上げましたように、料理人と生産者の方々が、例えばイベントで一堂に会した姿であるとか、先ほど御挨拶いただきました花物語でもそうなんです。生産者の方と料理人が一緒に物を販売している。これは、やはり目の前で現物、生産物がおいしい料理に変わって、それを来られた市民の方々が喜んで食される、これによって自分たちの物のプライド、延岡のプライド、ともに言いやすい環境ができつつあると思った一年間なんです。  これは地方創生の地域として、最初に東九州バスク化構想ということで、本市と佐伯が結ばれた。次に、バスク化の拠点施設として、伝統鮎やな漁法の、あのかわまち交流館二階建てが固定の施設として国から補助されてきた。最初の東九州バスク化構想の十分の十、一〇〇%国の交付金であります。  そして、この五年間の金額というのは五億七千万円かに及ぶ、一年に直しますと一億二千万円ほどの交付金になるかと思うんですが、この点がちょっと心配なんです。県を通して、国に対してこの加速化交付ということで、地方創生の交付金としていただいとるわけですから、見直しということが国に伝われば、これは果たしてもうやめてしまうのかなとか、そういう懸念が生まれるんではないかと私は心配しているとこなんです。いかがでしょうか。 ○市長(読谷山洋司君)  見直しを行うことにつきましては、既に国の担当の幹部にも、私みずから直接伝えたところでございますけれども、やはり首長がかわって見直すという事例も全国にもあるということ、そしてまた食を切り口とした観光振興、あるいは食を切り口とした活性化ということ自体を変えるわけではないということを説明する中で、見直しについては理解を得て、引き続き応援をいただく、そのようなことを理解いただいてると、そのように考えてるところでございまして、一方で、御存じのとおり計画の中での変更になりますので、これは取り急ぎやはり変更の内容を固めていかなければならない、そのようにも考えているところでございまして、その意味では、できるだけ早くその方向を定めてまいりたいと、そのように考えているところでございます。 ○三番(甲斐行雄君)  済みません、この件で最後の一点、その五億円、五年間にわたる補助金の確保といいますか、お金が必要だということじゃないんです。やっぱり市長が言われてるように、第一次産業を活性化させる、そのためには料理人との関係が見える形にしたい。当然、延岡にも地産地活のクラブというのは当初からあるわけなんです。市長ももちろん御存じかと思います。これを活用して、せっかく船出をした事業でありますので、ただ、今の市長の答弁の中で、僕は安心していいのかなと思ってるんです。  これから、あと四年間もこの交付金については担保されるんですねという点で、いかがでしょうか。 ○市長(読谷山洋司君)  もちろん、見直し内容を固めて、そして正式に協議をして、それで初めて引き続きの交付金支援ということが確定するわけですけれども、方向性と姿勢については、現時点では理解をしていただいてるということですので、その方向性の中で、取り急ぎ内容を固めていく必要があるというふうに考えているところでございます。 ○三番(甲斐行雄君)  時間がなくなってまいりましたが、教育についてちょっとお尋ねしたいと思います。  世界一の教育ということで真っ先に掲げられております延岡こども未来創造機構、このかかわる、市長の考えられるトータルな教育ですので、これは当然、同じ路線、私どもも考えてきとるところがあるわけです。その中でちょっと挙げてみます。  トップアスリートと言われてる保健体育課、最先端技術、工業振興課、大学の研究成果ということで企画課、学校と連携、学校教育課、こども家庭課、これは幼稚園・児童クラブ等ですね。それから自然体験・スポーツクラブ、社会教育課と、所管課がもう本当に多岐にわたっておるわけです。これを具体的にどのようにされるのか、これは大きなテーマだと思います。  今、どのようなお考えなのか、本当は答弁の中で知りたかったところなんですが、いかがでしょうか。 ○市長(読谷山洋司君)  御指摘のように、やはりどのような推進体制で進めていくか非常に重要でもあり、また、そこが非常に大事であると、そしてそこがやっぱり全庁的な取り組みとしてしっかり進めていかなければ、やはり連携して力を合わせていくことができないという現実もありますので、なるべく早い時期に推進体制を固めまして、そして、その体制のもとでそれぞれの分野が一致協力して取り組んでいけるような、そんな進め方をしなければならないと考えているところでございます。 ○三番(甲斐行雄君)  最後に、アスリートタウンの再構築の構造についてお尋ねいたします。  一点目は、市長が一生懸命、防災拠点ということで言われておりますが、既に前回の議会で防災拠点施設としての国の補助金を活用いたしまして、西階の運動公園、今、プール跡地にこの防災拠点の施設をつくれないだろうかということを行政のほうからも一生懸命していただいとるわけです。佐伯、堅田の施設であったり、高城の施設であったり、これはかなり実現可能なところなんです。これもぜひ頭に入れておいていただきながら、実は質問の趣旨が、市長が言われているアスリートタウン構築の中で、県営体育館と延岡市民体育館を二本立てでやりたいと、この点についてお聞かせ願えませんか。現状の施設整備等の絡みもありますが、今、どのように考えてるのかお聞かせください。 ○市長(読谷山洋司君)  私は、かねてから御指摘のような体育館の体制につきましては、必要であるというふうに考えているところでございます。  一方で、国体を見据えて、現在、県が方針を決めたわけですけども、ただ、方針は決まったものの、具体的な内容、例えば基本計画、これについてはまさに今、作成しているという過程にあるというふうに聞いてございます。そして、その間に当然、私どもとも協議をしながら策定しているということになりますので、その協議の中でいろいろと延岡側の実情もお話をしながら、どのような形がベストなのかということを検討してもらうと、また、私どもとしてもいろいろと意見を申し上げていくということになると考えているところでございます。 ○三番(甲斐行雄君)  ぜひ市長の掲げられてる、本当に対話ということで行政の職員の皆様方とも徹底して対話をされ、また私ども議員とも対話を重ねることで、本当に広く市民のためになるような市政をお願いしまして、私の質問を終わらせていただきます。 ○議長(佐藤裕臣君)  ほかに関連して質問はありませんか。      〔四番(吉本 靖君)挙手〕 ○議長(佐藤裕臣君)    四番 吉本 靖議員の発言を許可いたします。 ○四番(吉本 靖君)  南道路について、関連質問させていただきます。  いよいよ、もう今月中に新たな料金が発表されるということなんですが、もともと無料化を南道路は要求してたんですが、なぜ今回、河野知事、前首藤市長が出された要望書というのは、昨年の国の回答に合わせた要望にしか思えませんが、いかがでしょうか。 ○都市建設部長(甲斐久敏君)  今回の要望につきましては、先ほどの答弁の中でも申し上げましたとおり、住宅地の安全を可能な限り確保するためということでございまして、以前から要望しております普通車とか軽自動車につきましては、ずっと要望しておるところでございまして、市としても大事だと思ってますから、今回の要望でもそれについては要望しております。 ○四番(吉本 靖君)  今回、新たに延岡道路の有料化が打ち出されてるんです。当局は、これをどう思いますか。 ○都市建設部長(甲斐久敏君)  料金値下げについては要望しておりまして、料金を値下げすることによって大型車等が流入するのは一定の効果があると思いますが、さらに住宅地の安全を図るために、課金することによって大型車の住宅地への流入を防ぐという意味がございますから、その料金値下げとあわせて要望を行ったものでございます。 ○四番(吉本 靖君)  今回の道路は無料道路で料金を徴収するんじゃなくて、料金を徴収するなら、少なくともきちっと有料道路になるんですね。料金所も設けられるんです。今後、大きな問題になると思うんですが、どうでしょうか。 ○都市建設部長(甲斐久敏君)  今回の料金付加につきましては、大型車、特大車、中型車に限定しておりまして、その点につきましては、普通車とかそういうものについては除外しております。 ○四番(吉本 靖君)  考え方としては、延岡道路が有料になって、そして軽とか普通車は免除という形はすごく立場が弱くなると私は思うんです。当局は迂回した車といいますが、ETCとかつけてない一般車両はどうやって通ってるか通ってないか判断しようとしてるんですか。 ○都市建設部長(甲斐久敏君)  現時点では、私もちょっと資料を持って把握しておりません。済みません。 ○四番(吉本 靖君)  私は、今のような十分な論議がされてないんじゃないかと物すごく不安を抱いてるんです。この件についてきちっと出していただけませんでしょうか。 ○都市建設部長(甲斐久敏君)  先ほど答弁で申しましたように、国交省大臣のほうも、そういう区分とか、料金の値下げとか、そういう見直しについて事務方に指示したいというような御回答もいただいておりますから、その内容を見ないとちょっとわからないところでございますけど、今後、それについて対応してまいりたいと考えています。 ○四番(吉本 靖君)  私は、今回の要望書はすごく不安を抱いてるんです。大型車に料金が限定されて、余り下がらずに、あげくの果て、南道路の無料化はもうなくなって、延岡道路の有料化が私は先行してしまうと思ってるんです。  将来の延岡市の発展のため本当にこれでいいのか、もう三月、時間がないと思うんですが、これについてはもうちょっと時間をもらうという、そういうことはできないんでしょうか。 ○都市建設部長(甲斐久敏君)  その点につきましては、県とも連携しておりまして協議しておりますけど、そういう懸念等もあるかもしれませんけど、その点につきましてお聞きしましたところでは、市長のほうも近々本省のほうにもお伺いしたいというようなことも聞いておりますから、その御懸念の点につきましても、ちょっと御要望なり、ちょっとお話しさせていただくということの機会があるんじゃないかと思ってます。 ○四番(吉本 靖君)  私も大型車の地区への流入、すごく大きな問題と思ってるんです。だから料金を下げれば済む話なんです。延岡の道路をなぜ迂回するかといったら、料金が高いから迂回するわけです。だから、南延岡の料金が高いから下げる、これは筋です。でも、延岡南道路の料金が高いからといって、延岡道路を有料化すると、これは筋が違うと思うんです。 ○議長(佐藤裕臣君)  これをもって、甲斐行雄議員の総括質疑及び一般質問を終了いたします。  議事の都合により、しばらく休憩いたします。                       午前十一時四十九分 休憩                       午後 一時  零分 再開 ○議長(佐藤裕臣君)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。  傍聴の方に申し上げます。  立って傍聴してる方は、別席を用意しておりますので係の者に従ってもらいたいと思います。  これより一四番 上杉泰洋議員の総括質疑及び一般質問を許可いたします。      〔一四番(上杉泰洋君)登壇〕 ○一四番(上杉泰洋君)  市民派クラブの上杉泰洋でございます。  質問通告の訂正をお願いします。  広域農道の、市道「上伊形神社前」を「上伊福形神社前」に、「県道遠見線」を「県道遠見半島線」に訂正をお願いします。  さて、新年早々の延岡市長選で、激戦の末、読谷山市政が誕生いたしました。読谷山市長、おめでとうございます。延岡市民のためのかじ取りをよろしくお願いいたします。  さて、数十年前の図書で、「君たちはどう生きるか」が漫画化され、中高年主体に人気となり、百七十万部発刊と大変な評判だそうです。なぜ中高年なのか、それは、この本の中には生きていく上での悩みや疑問、人間関係で生じる葛藤など、人が乗り越えなくてはならない壁に対してどうするかや、学生時代友達を助けられなかった教訓などの対応が書かれてあり、過去の経験から悩む人に助言をする本であるようです。私の感想は、人生、人の考えに付和雷同せず、何事も自分の信念を持つことであると感じました。市議になり七年、市民のために働くという当初の思いの信念を忘れず、市議活動をすると心を新たにした次第です。読谷山市長も今の気持ちを忘れず、信念を曲げず、大きな大局と視野で市民のために頑張ってほしいと思います。  さて、国会では、働き方改革関連法案の裁量労働制の審議において、不適切なデータにより紛糾し、法案提出を見送りました。  延岡市も、四月一日、開業予定のエンクロスについて、再度検証し、開業したいとの施政方針もございました。その管理料の査定の基本となる集客が八十五万人と提示後、ちょっとの調整で七十万人になったこと、十五万人の減少のデータは何だったのか、国会のように疑問が生じない正しいデータでの検証をお願いしたいものです。どのように検証されるのか楽しみでありますが、しかしながら、建物は完成間近であり、市民の中にも開業を望んでおられた方が多くおられたことも、ぜひ考慮してほしいと思います。  それでは、一般質問と総括質疑をします。  まず、読谷山市長の延岡市政に対する思いについてお聞きいたします。  読谷山市長は、東京大学を卒業し、日本の地方自治行政の総元締め自治省に入り、自治省財政局主査、大蔵省銀行局課長補佐、総務省大臣官房企画官、徳島、青森、新潟、沖縄県に出向、そして愛媛県の総務部長、岡山市の副市長を歴任と、すばらしい経歴の持ち主であります。特に私が驚いたのは、多くのところに出向されていることでした。私は、防衛省という国の本部で勤務した経験があるのですが、会社などに出向する隊員、職員は、本当に優秀な人ばっかりでした。このような、経歴を持たれる読谷山市長は、将来、日銀総裁か事務次官でもなれた方だったのではないかと思います。  そのような方が政治の世界に、特に延岡市長に熱意をなぜ持たれたのか、その思いなどについてお聞きかせください。  次に、市長選後の各団体などとの連携についてお聞きします。  延岡市を二分する戦いでした。私たちの知事であり、公平公正であるべき河野知事と応援候補者とのツーショットポスターが延岡市内あちらこちらに張り出され、異様に思えました。知事も、延岡をよくするための行動とは理解したいと思います。選挙も終わりました。ノーサイドです。平昌オリンピックで戦いの終わった選手が、肩を組みお互いをたたえ合う、健闘を認め合う、その姿に感動したのは私だけではなかったと思います。  市民が結論を出した市長選の結果を重視し、オリンピック精神のように両陣営とも、延岡市の発展のため頑張ってほしいと思います。特に、読谷山市長におかれましては、延岡市の市長になられました。賛成派、反対派の区分なく、大きな視野で市政運営をお願いしたいものです。  そこでお聞きします。県や各企業団体との今後の連携について、お示しください。  次に、市長の市民目線での公約についてお聞きいたします。  私も、市民から選挙で選ばれ、執行権をもつ市長に対してチェック機能と政策を提言するなどの二元代表制の立場にあります。市長の公約はすばらしいと思いますが、実現の可能性も確認しなければいけません。  まず一点目、市民の現金収入をふやす地域電力会社、(仮称)延岡電力会社についてお聞きいたします。  平成十六年四月から電力の自由化が始まりました。市長の言う岡山電力会社のような会社が延岡市にできたなら、市民への最高のプレゼントと思います。  電力の自由化は、一に広域系統運用の拡大、二に小売の全面自由化、三に発送電分離が基軸になっているようでございます。市長の考えられておられる(仮称)延岡電力会社は、小売の全面自由化の活用だと推察できますが、市民からそんなことができるのかとの質問を受けます。市民の皆さん、全国にある地域新電力会社は、新聞によりますと、電力自由化により自治体が関与している電力会社が約四社、単独での電力会社も約四社あり、電力は地産地消での合い言葉で運営され、市民に還元されています。市長が言われる延岡電力会社は夢ではありません。(仮称)延岡電力会社設立実現のため、どのような工程で臨まれるのかお示しください。  次に、ワンストップ何でも総合相談センター設立についてお聞きします。  先日、男女共同参画会議の研究発表会を傍聴することができました。内容は、女性による地域コミュニティづくりの提言講座で、三つのグループがそれぞれ発表されました。すばらしい発表内容でした。全ての研究提言が、子育て不安、高齢を迎える不安、障がい者の皆さんへの支援、交通機関の減少などの不安からの問題点と、その対応を上げておられました。  また、先月の福祉祭の会場での市長の挨拶で、市役所の中に三百六十五日駆け込み寺設置、すなわちワンストップ何でも総合相談センターのお話をされていたとき、涙を浮かべて聞いておられた市民の方もおられました。  まさに、この二つの行事から、市長の言われる、この心ある制度を待ち望んでいる市民が多いなと実感した次第です。  さて、この制度をつくる上に置いて考えなくてはいけないことがあると思います。市長が言われる市役所内でのたらい回し防止は当然ですが、国、県が担当している業務への橋渡しも必要と思います。  よい例として、都市建設、すなわち土木関係では、国県事業対策副主幹がおられ、国、県との調整に即行動で本当に頑張っておられ、区長を初め、市民は喜んでおられます。しかし、福祉の関係では、業務の多さと難しさからなのか、難病関係は保健所担当、障がいをお持ちの方の就職相談は県担当となっており、市に相談に来ると、これは県担当ですから、これは保健所担当ですからと言われて困ってしまったとの市民の声も上がっております。  市の職員、特に健康福祉部の皆さんは、市の大事な福祉を担当する役割と使命感から、大変であるとは十分承知しておりますが、市の心の仕事の骨幹、福祉という業務から、もう一歩進んだ福祉支援を求める市民の皆さんに寄り添うことが重要ではないでしょうか。そのようなことを考慮してのワンストップ何でも総合相談センター編成要領についてお示しください。  次に、国、県等の補助事業の活用についてお聞きします。  市長は、国とのパイプを生かし、各種補助事業等を活用すると市長選で言われておりました。私も、ぜひ、そのような補助予算を活用し、延岡市民の福祉、教育のみならず、安心・安全と生活に生かしてほしいと思います。  国は、高齢者の免許証返納推奨策としてタクシー定期券での運行を施行するとか、県の予算でも、地域子ども・子育て支援事業新規事業も実施するとか、活用できる補助の宝がたくさんあります。国、県等の補助事業を確認し、活用する組織体制を設置すべきと思いますが、お考えをお示しください。  次に、ふるさと納税の取り組みについてお聞きいたします。
     二十八年度のふるさと納税は、都城市で約七十三億円、都農町で約五十億円、隣の日向市が約三億円、残念ながら、延岡市は約六千万円と非常に少ない納税になっております。市長が言われるように、市民に恩恵をもたらすなら、この制度の充実に即対応し、実施すべきと思います。各地域の返礼品を見ますと、地域の特産品、特に食料品が多くあります。食に関しては、延岡市も負けない返礼品が用意できます。  そこで、お聞きいたします。ふるさと納税の取り組みの考えについてお示しください。  次に、バス交通ネットワーク整備についてお聞きいたします。  JRも、三月ダイヤの改正で、佐伯・延岡までの普通列車が六本から三本に減少との発表もされました。また、延岡市も高齢者社会になり、買い物や医療機関への交通に不便を抱えている地域も多くなっています。早期の市民の交通の確保が必要になります。バス交通ネットワーク整備について考えをお示しください。  次に、防災対策についてお聞きいたします。  南海トラフ発生の確率が、政府の調査委員会発表ごとに高くなっております。過去の災害の教訓を生かし、多くの事前対策の必要性があります。  特に、災害発生後の避難場所などの不備は多くの二次災害を起こしております。事前に、被害を受けない地域の避難場所の設定は、有効な減災手段とも言えます。東日本大震災では、津波被害のない内陸部の施設を避難場所として運用しました。市内でボランティア、笑顔と花で活躍の西の丸も、被害の少なかった蔵王のホテルに宿泊し、そこから防災ボランティア活動を実施したとお聞きしております。  南海トラフ発生時は、海岸部は大きな被害を受けるでしょう。南海トラフ発生時、比較的被害の影響のない熊本などのホテル等との避難所事前協定は、有効になる可能性があります。そのような事前協定を結ぶ考えはございませんか。  次に、熊本地震では、行政の指定した避難場所ではなく、自主的に避難された人たちの現況の把握が不十分であり、支援物資が届かなかったことなど、二次災害に遭ったとの教訓も残っております。  延岡市は、三北と合併し、九州で二番目に広い地域となりました。うれしいことではありますが、災害発生時の広範囲な救助支援は大きな弱点になります。  そこでお聞きします。個人的に自主避難した市民の把握についてのお考えを、お示しください。  次に、津波避難経路・場所については、当局の御尽力により、協働・共汗による地域の津波避難経路や、長浜の津波避難タワー、方財小学校を活用しての津波施設が完成し、二ツ島や伊形支所を活用しての土々呂の複合防災施設などが進行中です。このように市民の命を守る施設が完成しております。防災を担当していた私として、安心しております。  しかしながら、東日本大震災から七年、発生後、建設された避難経路について、経年変化と申しましょうか、ふぐあいも散見されております。当局として完成した避難経路について、ふぐあい状況等を確認されているのかお示しください。  次に、一ケ岡地域に建設予定のA団地は、昭和町、川原崎町の団地のように、津波避難場所づくりになると聞いており、津波避難場所のない旭ヶ丘や北一ケ岡などの地区住民は、大変完成を待ち望んでいます。一ケ岡A団地の建設予定についてお示しください。  次に、学校などの通学時の防災訓練の現況についてお聞きします。  学校なども、校内での地震発生時の訓練や防火訓練は実施されているようでございます。約十年前、恒富小学校では、子供と保護者の皆さんなどと通学路を歩きながら、また図上訓練で防災・防犯点検をし、非常に効果があったのを記憶しております。  しかしながら、最近は、通学路における防災訓練の実施はないようでございます。災害は、時間、場所を選んでくれません。大事なお子さんをいつ、どこでも守る対策が必要です。通学路における防災訓練の実施状況などについてお示しください。  次に、異常気象を考慮した土砂災害地域の再検証についてお聞きします。  九州北部豪雨では、福岡と大分の県境に大きな被害をもたらしました。朝倉市では、最多雨量の五百八十六ミリを記録しております。あの線状降水帯が少し南にそれていたら、平成十七年、古川や岡富など、延岡市全域に水害を及ぼしたような大きな被害をもたらしたかもしれません。被害を受けた朝倉などの現地を見れば、丘陵帯のような低地でも土砂災害が起きているようでございます。  そこで、お聞きします。延岡市の土砂災害指定地域の再度の検証が必要と思われますが、お考えをお示しください。  次に、島浦町の安全対策、防災無線の充実について質問します。  島浦町も高齢化が進んでおり、災害発生時の連絡体制が大事であります。その連絡として放送設備が有効な手段となります。現在活用している島浦町の放送設備は、数十年前に漁業関係の予算で設備されたとも伺っており、ふぐあいが常に生じておるようでございます。早急な対応が必要でしょう。島浦町の防災無線設置計画についてお示しください。  次に、小学校などの通学路の交通安全確保についてお聞きします。  最近の、新聞報道で、通学路に車が突入し、子供の死傷事故が相次いでいます。一例を紹介しますと、昨年、大阪府枚方市の事故では、路側帯を縦一列になって集団登校中の児童の列に車が突っ込んで、五人の児童と中学校の女性教諭が負傷しました。このような事故が起きるたびに言われることは、危ないところと思っていたとか、近くでこんなことが起きるなんての言葉をお聞きします。事故の原因は、運転する側に大きな責任があると思いますが、子供の安全確保のため、延岡市も事故が発生する前に十分なる対応を実施すべきと思います。  幸い、警察と教育関係者、そして学校見守りの人たちの通学路安全点検は、定期的に実施されていることは承知しておりますが、最近の歩道などに車両が突入する事故などの多発を考慮してのさらなる対策が必要と思います。小学校などの通学路の安全確保についてお考えをお示しください。  次に、高齢者の免許証返納推進施策についてお聞きします。  七十八歳の男性の車が歩道に突っ込み、歩行者死亡、車が歩行者をはねて七人けが、八十五歳の運転手逮捕と、御存じのとおり高齢者の交通事故が多発しております。本当に悲しいことです。  この原因の一つとして、免許証を返納すると交通手段が確保できないなどの理由があり、高齢になっても乗り続けなければいけない現況もあるようでございます。返納を推奨するには、返納してからの交通手段確保が必要と思われます。延岡市の免許証返納推進施策についてお示しください。  次に、延岡市もデイサービスなど民家を活用するなど、多くの高齢者福祉施設が誕生しております。喜ばしいことであり、介護の皆さんが現場で頑張っておられます。  そのような中、他県では、その福祉施設が災害や火災、そして犯罪などに巻き込まれております。高齢者社会が進むにつれて、福祉事業所も形態や用途、規模、利用者の身体状況などを考慮した、複雑な事業所が多くなると思われます。行政側も、そのような福祉施設環境に対応する先行的な安全確認対策が重要になります。高齢者施設の安全確認体制についてお示しください。  次に、認知症の方が自由に散策できるまちづくりについてお聞きします。  京都市右京区では、認知症の疑いのある人たちの写真を、許可を得て駅員やお店に掲示し、町全体で認知症対策を実施しておられます。また、福祉教育委員会で先進地視察をした前橋市では、認知症になる時代は必ず来るとの考えで、市民が認知症になった後の仕組み、歩ける町について考えておられたのが印象に残りました。  認知症の増加は、高齢者社会を迎える延岡市として、市民の皆さんの不安事項でもあります。認知症の方が自由に歩ける明るいまちづくりについてお考えをお示しください。  次に、子育て支援、乳幼児医療費助成拡充についてお聞きします。  延岡市を取り巻く小児医療などの現況は承知しております。しかし、実現できれば、子育て支援には十分役に立つ施策と思います。市民からも医療費の助成を拡充してほしいとの声もお聞きします。  乳幼児医療費助成拡充については、何人かの議員が何度となく質問いたしました。市当局として、議会での質問の重要性から、どうにかならないかの検討がなされていると思いますが、昨年十二月議会の平田議員の歯科医療のみの無料化の検討の質問に、初めての聞いたことであるとの答弁もございました。びっくりしました。私も議会以外で、何度となく市民のために検討できないかの要望もしており、このような質問には即答できるはずと思ったからです。その検討とは、昼間だけでもの無料化、お子様の医療が最もかかる小学校三年生までの無料化、歯科医療の無料化、小児科医療の先生たちの意見のまとめなどが検討がなされていると思ったからです。  議会の質問の重さと市民を守る市政、そして市民の子育て支援や人口減少防止の一環として検討し、市長に答申すべきではないでしょうか。  そこでお聞きします。今まで実施された乳幼児医療費助成の拡充の検討についてお示しください。  なお、この質問については、読谷山市長も検討を公約に上げておられることも、当局として重く受けとめてもらいたい質問でもあります。  次に、さんさんクラブの補助金見直しについてお聞きします。  延岡市の地域社会のきずなの基軸であるさんさんクラブの補助金は、構成されたクラブ単位ごとに補助金が設定されていると認識しております。二十人以上が構成の基準であり、それ以上に会員が増加しても同じ補助金です。組織結成の認定は二十人にしても、それ以上の人数の場合は、人数割りによる補助金交付は考えられないのか、お考えをお示しください。  次に、沿海北部広域農道六期地区の供用区間の整備についてお聞きします。  広域農道六期区間は、残念ながら既存道路を供用することとなり、その中には、広域農道としての整備計画に含まれていない既存の市道も、県道もあります。交通量が多くなると推測される地区住民は、供用区間で整備計画にない道路の整備を市に対して要望書を提出しております。  そこで、二点お聞きします。  一点目は、広域農道の計画とあわせ、当局の御尽力により整備予定のある市道上伊福形神社前通線の整備計画についてお示しください。  二点目は、広域農道供用区間でありながら整備計画がなく、現在も多くの車が通行しており、通学路でもあることから、県道八重原延岡線の小野町地区付近の狭隘道路拡幅整備は、恒富・伊形区長会、そして地元小野地区からの要望も出ております。お考えをお示しください。  次に、観光施策についてお聞きします。  市は、テレビ西郷どん放映による観光客の増加を予想して、西郷隆盛ゆかりの地、俵野の宿陣跡の整備、そして入場料を無料との施策も実施しました。おかげで入場者が増加したようでございます。  でも、その観光客は、宿陣跡から高速で大分や宮崎に行ってしまう現状が起きているのではないでしょうか。早期に市内へ観光客を誘致する施策をとるべきと思います。  昨年九月に質問いたしましたが、観光客を市内に誘致する簡単で効果のある看板などの設置はどう考えておられるのかお示しください。  次に、延岡市南道路の料金見直しについてお聞きします。  昨年の二月にも見直すとの報道がありました。伊形・旭ヶ丘や松原、土々呂などの渋滞で悩む南部住民は、非常に喜びました。しかしながら、一年たっても何の音沙汰もありませんでした。  そのような中、今年の一月に、今年度中に大型車などの料金見直しの報道がございました。昨年の教訓から、確認しないと立ち消えになるのではとの心配もございます。  そこでお聞きします。本年一月の報道の料金見直しの進展状況についてお示しください。  次に、岡富古川地区の区画整理の進展状況についてお聞きします。  区画整理が始まり、工事の延期が続いております。現場を確認しますと、急ぐ反面、平成十七年の水害の教訓を踏まえ、国土交通省や市の防災、そして地区の自主防災組織と合同防災図上訓練で得た、市民の命を守る避難道路である公民館までの高千穂鉄道高台の箇所の土砂まで運び出し、埋め立てに使っているとの現況もあるようでございます。今後の進捗状況についてお示しください。  次に、区画整理がなされていない、方財、川原崎、粟野名、大武、伊形、大門、別府などの狭隘道路拡幅整備事業についてお聞きします。  区画整理は、多額の予算を必要とし、なかなか難しいようでございます。でも、区画整理のなされていないこの地域は、消防車のみならず、救急車も進入できない狭隘道路があります。先月の東海地区合同訓練と、今月四日の方財の防災訓練でも判明しております。  区画整理が難しいのであれば、ミニ区画整理と申しましょうか、市の道路整備の単独事業で実施するか、狭隘道路整備事業、いわゆる建築基準法四十二条によるセットバックによるしかないと思われます。区画整理のなされていない、この地域の道路拡幅整備の考えをお示しください。  次に、県道遠見半島線の拡幅工事についてお聞きします。  この道路は、土々呂、鯛名、赤水から門川に通じる道路であります。災害発生時、孤立するこの地域の避難道路ともなり得ます。また樫の浜や鰤見山などの景勝地もあり、観光にもなり得る道路でもあります。  しかしながら、門川まではきれいに整備されておりますが、延岡市に入ると、軽自動車も交差できない道路になっています。幸い、当局も地区の要望により道路調査を開始したと聞いております。県道遠見半島線の拡幅整備計画についてお示しください。  市民のための市民の市政、以上で壇上からの質問を終わります。 (降壇)      〔市長(読谷山洋司君)登壇〕 ○市長(読谷山洋司君)  ただいまの上杉泰洋議員の御質問にお答えいたします。  まず初めに、市政運営に対する思いについてのお尋ねでございます。  私はもともと、子供のころに延岡でオイルショックなどを目の当たりにする中で、政治家になりたいと思い、また、就職に当たりましても、地方を豊かにすることで日本をよくする仕事をしております当時の自治庁、現在の総務省に就職し、以後、二十六年間、総務省で働き、地方自治などにかかわってまいりました。その中で、よりその考えが強くなってきたところでございます。  その後、六年前に帰郷し、ふるさとに貢献したいと考え、子育て支援の民間企業を立ち上げ、経営するなど行っておりましたが、今まで延岡のみならず、県北から参議院議員が一人も出ていないこの状態を解消したいと考え、ふるさと延岡のお役に立ちたいと、一昨年、私は参院選挙に無所属で挑戦いたしました。その際、多くの市民の皆様から、私たちの声が届かない、どうせ誰がなっても一緒などという政治に対する悲観的な声をたくさんお聞きし、そして、そのことが、どうせ私たちの地域も、私たちの将来も、何も変わらないという全ての諦めにつながっていることを目の当たりにした気がしました。  さらに、ふるさとを再生するには、全国的、抽象的な政策よりも、毎日の生活に直接かかわる市政が、目の前の問題をちゃんと市民の声を聞いて解決しているのかどうか、そして声が通っていると市民の皆様方が実感できるかどうか、そこが市民の皆様方の心に大きな影響を与えていることに気づかされた気もいたしました。目の前の問題をいかに解決してくれるのか、毎日の生活にかかわることをどうよくしてくれるのか、そのことについて、多くの市民の皆様方がよくなっていっていると実感ができることこそが、ふるさとの再生には何よりも必要であることを気づかされた気がした次第でございます。  そこで私は、市民の皆様方の声がちゃんと通り、税金を払ったら暮らしがよくなる、そう信じ、またそう実感でき、少しずつでもよくなっていると市民の皆様方が実感できるように、毎日の生活に直接かかわる政治、市政の必要性を痛感し、市政運営の中でこのことを実現する決意をさせていただき、今に至っているところでございます。  市民目線の改革を行い、真に市民が主役となる新しい延岡づくりを進めてまいる決意でございます。これまで培ってきたもの全てを市民の皆様方にささげ、全身全霊で市政運営に臨んでまいりたいと考えております。  次に、選挙後の県や各団体等との連携についてのお尋ねでございます。  今後の市政運営におきましては、公約に掲げた内容を含めまして、市民の皆様のために全力で市政運営に取り組む決意であります。  御質問の県や各企業団体などとの連携につきましては、申し上げるまでもなく重要なことだと考えておりまして、既に関係方面にも時間の合間を縫って伺って、実際に御挨拶並びに意見交換も順次させていただいてるところでございますが、今後も密接に連携をとらせていただく考えでございます。  次に、(仮称)延岡電力会社の工程についてのお尋ねでございます。  私の公約の一つに掲げております市民の現金収入をふやすの取り組みであります電力会社の設立につきましては、市民の皆様に実感を持っていただくためにも、なるべく早く取り組ませていただきたいと考えております。  御指摘の小売電力の自由化によりまして、発電施設を持たなくても、卸電力市場から安価な電力を調達することで安価な電力が提供できることになり、現にそれを実現している事例もあるところでございます。したがいまして、電力会社の設立につきましては、財源対策、市の財源確保ということも目的としておりますことから、一期のうちに設立したいと考えております。  特に、許認可等の手続につきましては、できるだけ早く、できる限り一年以内に終わらせる、それぐらいのスピード感を持って取り組ませていただき、そして今後の経営形態や料金、運営の体制も早いうちに決めていきたいと考えております。  次に、ワンストップ何でも総合相談センターについてのお尋ねでございます。  議員御指摘のように、市民の皆様、例えば高齢者の皆様方が、介護や福祉の制度が難しいということでお困りになったり、御不安になってる中、誰に何をどう相談していいかわからない、そのような現実もたくさんあるものと考えております。また、子育て支援制度につきましても、新たに変更になった都度、多くの人たちが戸惑いを感じておられる現実もあると考えております。  そのような中、市民に最も身近な役所、市民に最も身近な存在である市が、ワンストップでお悩みやお困り事を受けとめ、そして必要なところにつなぐ、このことは大変重要であると考えておりまして、そのためにワンストップ何でも総合相談センター、いわゆる三百六十五日駆け込み寺の設置を考えているところでございます。  具体的には、介護・福祉の分野や、教育・子育てに関する分野にまず取り組ませていただきたいと考えております。  なお、相談につきましては、直接お越しいただく、あるいは電話という形で受け付けることを想定しており、市の関係セクションはもとより、国や県の機関など、関係機関への橋渡しなども積極的に行うことで、市民サービスの向上を図ってまいりたいと考えておりますが、必要に応じまして、県に権限移譲のための条例を制定してもらい、例えば、県の保健所等の事務の一部を本市に委任してもらって、本市で一括して対応することも検討してまいりたいと考えております。  次に、国、県予算や補助事業等の活用についてのお尋ねでございます。  国、県の予算や補助事業等につきましては、フルに活用すべきであることは申し上げるまでもないことだと考えております。  これまで、それぞれの課、室が事業計画を立案する段階や、予算編成の段階において、国、県の政策や補助金等の情報を収集し、企画や財政担当課と調整しながら、財源の検討や、その活用を図ってきたところでございます。  今後も、こうした各課での情報収集等をしっかり行いますとともに、私が培ってまいりました国等とのつながりなども生かさせていただきながら、国、県の政策や補助金等の情報収集と活用を行い、各事業に対する最適な財源の確保に努めてまいりたいと考えております。そのような取り組みを実際に行いながら、組織体制のあり方等も順次検討してまいりたいと考えております。  次に、ふるさと納税の取り組みについてのお尋ねでございます。  ふるさと納税につきましては、本市の観光や物産を全国に情報発信する上で、大きな効果が期待できる地域活性化の大きな大事な手段であると考えておりますとともに、地方自治体の財源確保の観点からも非常に有効な制度であると考えております。  こうした中、本市におきましては、寄附された皆様方の思いを届けるというふるさと納税の趣旨を踏まえながら、例えばでございますが、全国の旭化成関係者の方々を初めとした多くの延岡ファンの皆様方との御縁を生かし、そしてそこからさらに取り組んでいくということが一つのやり方であると考えているところでございます。  また、昨年四月の総務省の通知によりまして、返礼品の返礼率の上限の目安が三割という状況になりましたが、豊かな自然に恵まれた私たちのまち延岡は、海の幸、山の幸などの第一次産品を初めとした魅力ある返礼品の付加価値を高めながら、ストーリー性を持たせるなど、工夫次第で寄附の増額につなげることが可能であると考えているところでございます。  このような全国各地の延岡の味方になっていただいてる方々との御縁は、魅力ある返礼品を生かしながら、ふるさと納税日本一を目指してまいりたいと考えているところでございます。  次に、バス交通のネットワーク整備についてのお尋ねでございます。  本市におきましては、高齢化が進み、高齢者の免許証の自主返納数も年々増加傾向にありますことから、今後、ますます交通弱者が増加するものと考えております。  このような中、現在のバス交通のネットワークは、例えば自宅からバス停までの距離が遠いという問題もありますなど、いわゆる公共交通空白地帯も現に存在しているものと考えており、移動手段が確保できていない市民の皆様方も多くいらっしゃるものと考えているところでございます。  したがいまして、この問題の解決のためには、例えば地域ボランティア等による巡回車がバス停までの送迎を行い、バス停からは路線バスやコミュニティバス、また乗り合いタクシーを御利用いただくといった交通ネットワークの整備が一つ考えられると思っております。また、この中には、時間帯によってはスクールバスなどの活用もできないか、検討していきたいと考えているところでございます。  詳細につきましては、今後、関係機関や運行事業者との協議や、公共交通空白地帯にお住まいの市民の皆様方の御意見もお聞きしながら、検討してまいりたいと考えております。  次に、延岡南道路の料金見直しの進展状況についてでございます。  昨年二月の石井国土交通大臣からの、料金水準や区分を見直す方向で、事務方に指示するとの発言を受けて、国、県とこれまで延岡市は協議を続け、ことしの一月に県知事と当時の市長が要望に行ったところであり、住宅地の安全性を可能な限り確保するため、大型車等の料金体系の見直しとあわせて、大型車を延岡南道路に誘導する対応策を要望したところでございます。
     石井国土交通大臣から、要望内容に沿って、事務手続を今年度末までに行うよう指示したいとの発言がありましたので、立ち消えになるとは考えておりませんし、私も限られた時間ではありますが、着任早々、国土交通省幹部に要請に行ったところでありますが、確実に実現するよう今月中に何とか私自身、改めて国土交通省に出向くことも検討したいと考えております。  次に、狭隘道路の拡幅についてのお尋ねでございます。  議員御案内のセットバックによる道路拡幅につきましては、道路沿線にお住まいの方々が新築や増改築などを行う場合に、建築基準法により必要な道路幅員の確保を行うものでございまして、道路全体の狭隘の解消自体にはならない面もありますけれども、部分的な拡幅を行うことにより、一定の効果が生じるケースも現実にはあると考えているところでございます。  一方、市の事業として行います道路改良では、幅員確保のための用地協力が必要となりますことから、地元住民との合意形成が重要となってまいりますので、地域の皆様の御協力のもとで、地域の実情や緊急度を勘案しながら、整備してまいりたいと考えているところでございます。  なお、例えば、緊急車両の進入や待機場所などの用地として用地協力を得られるケースがある場合に、それが地域の皆様の安心・安全の向上につながるのであれば、そのようないわば道路的なスペースなどの確保に取り組む必要性もあるものと考えておりますので、今後の体制のあり方も含めまして、そのような取り組みについても検討してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 (降壇)     〔総務部長(溝田輝男君)登壇〕 ○総務部長(溝田輝男君)  お答えいたします。  まず初めに、避難場所の他県等との事前協定についてのお尋ねでございます。  南海トラフ巨大地震が発生した場合に、約四万八千人が避難生活を送るとされていることから、現在まで、市内に避難所を八十一カ所指定し、約二万人の避難者を収容できるよう取り組んでおりますが、まだ、約二万八千人分の施設が不足している状況でございます。  そのため、広域避難が必要と考え、本年一月十一日に、ユネスコエコパークを御縁とし、本市と西臼杵三町及び大分県の三市の合計七市町で、大規模災害時における相互応援協定を締結し、近隣自治体との連携した支援体制を整備いたしました。  また、県が主体となり沿岸市町村で構成いたします宮崎県津波対策推進協議会におきまして広域避難等の協議を行っており、その中で県境を越えた避難体制についても協議を行っているところでございます。  これまで、他県や他県の施設等との連携につきましては、県を通じて調整を図ることとしておりますので、今後、さらに県との協議を深める中で、他県等との連携に努めるなど、必要な働きかけを行ってまいりたいと考えております。  次に、災害時指定避難所以外に避難した市民の把握についてのお尋ねでございます。  指定避難所以外に避難している被災者の把握につきましては、延岡市地域防災計画に、指定避難所以外の被災者への支援という項目を設けており、防災関係機関、NPO法人、ボランティア等が連携して行うことといたしております。  また、地域防災計画に基づいた「避難所運営マニュアル」では、屋外班が各指定避難所周辺において、車やテントで生活している屋外避難者の状況把握を行うこととしております。  さらに、その他の地域や場所で屋外避難をしている方に対しましては、防災行政無線や緊急速報メール、FMのべおかなどを通じまして、避難状況を災害対策本部や最寄りの指定避難所まで連絡していただくよう、周知を図ることとしております。  このように熊本地震での教訓を踏まえ、指定避難所以外の避難者を把握し、食料品などの物資の支給や保健師などの訪問に漏れが生じないよう、対策を図ってまいりたいと考えております。  次に、ふぐあいのある津波避難経路についてのお尋ねでございます。  南海トラフ巨大地震による津波発生時において、自宅等から指定緊急避難場所まで避難するための避難路整備につきましては、これまでに協働・共汗津波避難路整備事業により、平成二十三年度から現在までの七年間で、六十六路線の整備が完了しているところでございます。  この事業につきましては、事業実施の際に地区と協定を締結しており、整備後は地区において適正な管理を行い機能維持に努めていただくことになりますが、ふぐあい等が発見された場合には、地区より市へ連絡いただくこととしております。  議員お尋ねのふぐあいのある津波避難経路についてでございますが、現在のところ、南一ケ岡地区などから、一部手直しなどにつきましての相談をいただいているところでございます。  今後とも、避難路にふぐあいが判明した場合には、地区の方々とも相談しながら、補修などの必要な整備について検討を行ってまいりたいと考えております。  次に、島浦町の防災行政無線設置計画についてのお尋ねでございます。  島浦町の防災行政無線は、現在、屋外拡声子局設備を一基設置しておりますが、山に囲まれた地形的な要因などにより、この一基では島内全域に情報を伝達できない状況でございます。  このため、現在進めております防災行政無線統合デジタル化整備事業において、新たに屋外拡声子局設備を二基設置し、合計三基の屋外拡声子局により、島内全域に放送が聞こえるような対策を講じる計画となっており、平成三十六年度には完成する予定でございます。  また、さらに、この防災行政無線の整備事業においては、防災行政無線と同じ情報が、FMのべおかや災害情報メールなどからも受け取れる仕組みを構築しており、島浦町においても、こうした環境が平成三十年度中に整いますことから、災害時等におきましては、さまざまなツールを活用して情報を得ていただき、迅速な避難に努めていただきたいと考えております。  以上でございます。 (降壇)     〔市民環境部長(山本一丸君)登壇〕 ○市民環境部長(山本一丸君)  お答えいたします。  高齢者の運転免許証返納の推進についてのお尋ねでございます。  本市では、高齢者の免許証返納者にまちなか循環バスの一年間半額補助を行っているほか、高齢者講習で免許証返納への啓発活動などを行っております。  本市における高齢者の免許証返納数は、平成二十九年度が四百二十二人となっており、年々増加しておりますが、今後、団塊の世代の高齢化がさらに進んでいくため、さらなる施策を行っていくことが必要と考えております。  平成二十七年に警察庁が実施しましたアンケートによりますと、運転免許証の自主返納をためらう理由として、車がないと生活が不便なことが上げられ、交通手段に関する支援の充実という移動手段に関する支援が必要という結果が出ております。  そこで本市においても、高齢者の運転免許証返納の推進のためにも、バス交通ネットワークの整備など、公共交通手段の拡充を図っていかなくてはならないと考えております。  以上でございます。 (降壇)     〔健康福祉部長(佐藤純子君)登壇〕 ○健康福祉部長(佐藤純子君)  お答えいたします。  まず初めに、福祉施設等の安全確認についてのお尋ねでございます。  高齢者福祉施設は、自力で避難することが困難な方も多いことから、利用者の安全確保のため、災害などに備え十分な対策を講じる必要があり、施設の指定の際には、消防法等に基づき、建物の構造や消防設備等の検査を行っております。  また、市が開催しています実地指導や集団指導において、非常災害対策等に関する指導、助言を行うとともに、必要に応じて注意喚起や安全対策を講じるよう通知しております。  このほか、施設が定期的に開催している運営推進会議に出席し、関係機関や地域住民を交えた避難訓練を実施するよう、指導を行っているところでございます。  今後とも、適宜、指導、助言等を行いながら、高齢者福祉施設の安全体制が確保されるよう努めてまいりたいと考えております。  次に、認知症の方が自由に散策できるまちづくりについてのお尋ねでございます。  地域包括ケアシステムを構築するためには、認知症について正しい知識と理解を深め、誰もが暮らしやすい地域をつくっていくことが大変重要であると考えております。そのため、認知症を自分の問題として捉え、認知症に対する理解者をふやしていく一つの方法として、認知症サポーター養成に取り組んでおります。  また、認知症について考えるきっかけをつくることを目的として、昨年九月に市内の大型店で啓発イベントを開催するとともに、ことし一月には、認知症専門医による認知症フォーラムを開催したところでございます。  いずれにいたしましても、地域の中で認知症の方を見守っていくためには、多くの関係者がかかわっていくことが必要であると考えております。市内には、認知症高齢者の徘回模擬訓練を通して見守りを行っている地域もありますので、このような取り組みも参考に、今後、地域住民や関係機関と連携しながら見守り体制を充実し、認知症になっても安心して外出できるようなまちつくりを進めてまいります。  次に、乳幼児医療についてのお尋ねでございます。  議員から御指摘がございましたとおり、乳幼児等医療費の助成は、子育て家庭の負担軽減を図る大変重要な課題であると認識いたしております。  昨年十二月には、入院費の助成対象を中学生まで拡充したところでございますが、その後の制度のあり方などの検討につきましては、県内外自治体の助成状況を踏まえ、入院外の医療費について、拡充する対象者の範囲や設定する自己負担額を想定し、一般財源の必要額など、さまざまな試算等を行ってきております。  入院外の医療費助成の拡充につきましては、医師会の小児科医師全員の御意見を伺ってはおりませんが、議員お話しのように、依然として県北の小児科医療体制については厳しい状況があり、医療関係者の皆様に過重な負担が生じないような方策も含めて、検討していかなければならないと考えております。  昨年十二月議会でも提案のありました歯科医療費の助成につきましては、歯科医師会等の関連機関の皆様からは前向きな御意見をいただきましたので、今後、医療機関の事務処理などの調整や財源の確保など、引き続き、検討を行ってまいりたいと考えております。  次に、高齢者クラブへの補助金見直しについてのお尋ねでございます。  高齢者クラブは、平成二十九年四月一日現在、百四十四クラブ、会員数は五千百九十五名で、会員数の平均は約三十六名となっております。高齢者クラブの補助金につきましては、県の補助基準に従い、一クラブ当たり年間四万五千六百円の活動助成を行っており、その内三分の二が県から市へ交付されています。  また、この活動補助金のほかに、高齢者クラブの活動支援として高齢者福祉バスの運行を行いますとともに、高齢者の健康づくりのためのヘルストピア延岡の利用や、インフルエンザ等の予防接種についても助成を行っております。  高齢化が今後、さらに進展する中、高齢者福祉はますます重要になってまいりますので、補助の見直しにつきましては、高齢者の社会参加といった施策の中で、財源の問題も含めて総合的に判断してまいりたいと思います。  また、人数割りによる補助基準の見直しにつきましては、県に対して問題提起をしてみたいと考えております。  以上でございます。 (降壇)     〔商工観光部長(甲斐俊二君)登壇〕 ○商工観光部長(甲斐俊二君)  お答えいたします。  西郷隆盛宿陣跡などの観光客を市内へ誘致する施策についてのお尋ねでございます。  西郷隆盛宿陣跡資料館の来館者数は、平成二十八年度の三千三百十六人に対して、本年度は、二月までに既に一万千八百五十一人の方が訪れており、前年度比、約三・六倍にふえております。この方々を市内の観光地へ誘客することが、観光消費額を高めるためにも重要であると認識いたしております。  そのため、特に市外、県外から観光バスでお見えになる団体客ツアーにつきましては、旅行会社に対し、資料館以外に三蔵めぐりや島浦クルージングなどの観光地、さらには食事や宿泊を組み込んだ滞在型プランを積極的にPRしておりまして、本年度は三十を超える団体ツアーの誘客につながっております。  また、個人客向けには、資料館におきまして本市の観光パンフである「トリップ延岡」などをお渡ししており、今年度資料館に設置するテレビモニターで、市内の観光情報などもPRしてまいりたいと考えております。  議員お尋ねの看板の設置につきましては、資料館の来館者が急増している中で、今後、前向きに検討してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 (降壇)     〔都市建設部長(甲斐久敏君)登壇〕 ○都市建設部長(甲斐久敏君)  お答えいたします。  まず初めに、一ケ岡A団地の建設予定についてのお尋ねでございます。  来年度、建設工事を計画しております第三工区の市営住宅につきましては、鉄筋コンクリートづくりで、高さが十五メートルの五階建てになっております。この建物は、おおむね千二百名の地区住民が、外部の階段から直接、屋上や五階通路に避難可能な施設として、平成三十一年度中の完成を予定しているところでございます。  次に、土砂災害指定地域の再度の検証についてのお尋ねでございます。  本市には、二千カ所を超える土砂災害危険箇所があり、県におきまして順次、調査を行い、土砂災害警戒区域と土砂災害特別警戒区域の指定を進めております。なお、現在の区域指定の進捗率は約五〇%となっております。  また、この危険箇所の調査を進める中で、新たに危険が想定される箇所が発見された場合、区域の追加を行っているところでございます。  今後とも、近年の被害状況等を踏まえ、県と連携を図りながら、土砂災害警戒区域等の指定にしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。  次に、市道上伊福形神社前通線の整備についてのお尋ねでございます。  市道上伊福形神社前通線の松本水産から、高速道路ガード下までの住宅に面した道路につきましては、歩道整備を含めた道路改良を計画し、残りの区間につきましては、状況に応じて舗装の打ちかえ等を計画しているところでございます。  歩道整備を含めた道路改良につきましては、本年度に測量設計等を完了し、来年度は用地買収を行い、平成三十一年度早期完成を目指し、事業を進めてまいりたいと考えているところでございます。  次に、県道八重原延岡線の整備についてのお尋ねでございます。  本路線につきましては、小野神社から東側の一部区間において幅員が狭小であるため、毎年、本市から県へ拡幅の要望を行っております。また、昨年末には、地元区長などから県道整備の要望書が提出されております。  当箇所につきましては、用地に関する問題があると伺っており、早期の整備は困難と考えますが、地元区長から県に協力していくとの発言もございますので、市としましても、県、地元と連携してまいりたいと考えております。  次に、岡富古川土地区画整理事業の進展状況についてのお尋ねでございます。  議員御指摘のとおり、当初予定の完成時期がおくれ、地区住民の抱える御心労や体力への不安などにつきましては、十分認識しているところでございます。  平成二十九年度末の進捗状況といたしましては、事業費ベースで約七八%、家屋移転率で約七三%の見込みとなっております。また、事業の推進に必要な予算につきましては、平成二十八年度からさらに確保に努めているところでありますが、事業の進捗のためには、予算の確保だけではなく、地権者の皆様の御理解も重要であり、例えば家屋移転などは、地権者の皆様の御理解なしでは事業推進が図れないところであります。このため、引き続き地域の皆様の御協力をお願いしたいと考えております。  なお、高千穂鉄道敷地の土砂搬出につきましては、今後の排水路整備に備え、暫定的に必要最小限の掘削を行ったものでございます。  これからも、地元の方々と協議を行いながら、事業の進展を図りたいと考えております。  次に、県道遠見半島線の拡幅整備についてのお尋ねでございます。  県道遠見半島線は、土々呂町から門川町を結ぶネットワーク路線であり、観光面及び防災面からも重要であると認識しておりますが、市道として管理している区間がかなりあり、その中には技術的に整備が難しいところもございます。  本路線の課題を解決するためには、県道移管が必要であると考えられますので、現在、移管に向けて登記事務を鋭意行っており、本年度におきましても九筆の登記を完了させたところです。  また、拡幅整備につきましては、県事業として取り組んでほしい旨、延岡土木事務所へ要望を行っているところでございます。  今後も引き続き、県道移管に向けて事業を進めてまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 (降壇)     〔教育長(笠江孝一君)登壇〕 ○教育長(笠江孝一君)  お答えいたします。  学校等の通学路の防災訓練の状況についてのお尋ねでございます。
     自然災害は、時と場所を選ばず発生するおそれがあり、児童生徒がみずからの判断で行動する力が大切になります。また、近年では自然災害のみならず、弾道ミサイル発射等の新たな危機事象への対応も求められるようになりました。  先月、文部科学省から「学校の危機管理マニュアル作成の手引」の一部が示されましたが、その中にもさまざまな場面における避難行動として登下校中の場合が示されており、学校では、事前に指導しておくことが求められております。  登下校時の通学路における防災訓練につきましては、児童生徒の通学路の環境や、距離、登下校手段はさまざまであるため、時間や場所、訓練内容の設定が難しく、また、訓練エリアが校区全域にわたり、訓練の進行管理や安全面の確保など、さまざまな課題があるため、状況を踏まえて、今後、研究してまいりたいと考えております。  いずれにいたしましても、教育委員会としましては、学校の危機管理マニュアルにのっとりながら、児童生徒への指導を充実させるとともに、交通安全とあわせて、地域での見守り活動をお願いしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 (降壇)      〔教育部長(穴井誠二君)登壇〕 ○教育部長(穴井誠二君)  お答えいたします。  小学校等の通学路の交通安全確保についてのお尋ねでございます。  通学路の安全対策につきましては、延岡市通学路交通安全プログラムに基づき、警察や道路管理者等の関係機関と連携しながら、毎年、通学路合同点検を実施し、通学路の安全確保を図っているところでございます。今年度も、学校ごとに危険箇所の合同点検を行い、検討した対策案に基づき、警察や道路管理者に改善を依頼しながら、計画的に対策の実施を進めているところでございます。  また、各学校におきましても、学校安全計画に基づき計画的に児童生徒への安全指導を行い、意識の高揚に努めたり、登下校時に学校支援ボランティアやPTA、地域の方々による見守り活動などの御協力もいただいたりしております。  ハード面の整備につきましては、さまざまな基準もあり、対策が難しい面もございますが、教育委員会といたしましては、各学校において、児童生徒みずからが危険を予測し、それを回避して安全な行動がとれるよう、安全教育を一層充実させながら、通学路の安全確保に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 (降壇) ○議長(佐藤裕臣君)  上杉泰洋議員の発言を許可いたします。 ○一四番(上杉泰洋君)  平昌オリンピックのカーリングの選手ではありませんけども、そだねージャパン、そだねーという言葉は非常に心和むそうです。今から再質問をしますけども、当局の人もそだねーと、私もそだねーと言えるような答弁をお願いしたいと思います。  それでは、市長にちょっとお聞きします。  (仮称)延岡電力会社について、非常にいい計画だと思いますし、延岡市もソーラー関係の工事もどんどん大きなものが入ってきております。早くしないと、そういうのが後手後手に回ると思いますが、専門担当を設けて、いろいろ勉強させて、市長も大変でしょうから、そこへん設ける予定はございませんか。 ○市長(読谷山洋司君)  やはり専門の担当の人間に検討してもらうということが必要だと思いますし、また、例えば法人の形にしましても、株式会社形態にするのか、あるいは公益法人形態にするのか、そしてまた許認可の手続等も進めていかなければなりませんので、新しくその担当の職員、そしてまたどの部署にどういう仕事として位置づけるか、これを取り急ぎ検討しなければならないと思っておりますが、年度内のなるべく早いうちにそのような体制も整えるように、また検討してまいりたいと考えてるところでございます。 ○一四番(上杉泰洋君)  市民は期待しておりますので、ぜひ早目にやっていただきたいと思います。  次に、ワンストップ何でも総合相談センターなんですが、市長の考えておられるように、県とか国のたらい回しじゃないようにということもちょっと答弁でいただいたんですが、条例なんかを県につくってくれというと、時間がかかると思うんです。市民の感覚からすると、今の受付の女性の方といい、本当に頑張っておられます。だけども、専門職じゃありませんですから、だから、これを設ける期日、条例なんか県を待ってたら、多分四年以内にはできない可能性があるんです。その辺のとこの、当面はすぐにそういう簡単でもいいからつくると、受付の、そういう考えはございませんか。 ○市長(読谷山洋司君)  なるべく早くスタートさせたいという考えがございます。  県のほうの条例の件も、先ほど答弁いたしましたけど、それはまた必要が深まればということで、当座は、まずそういうものがなくても、とにかくできる限りのことをするということでスタートをさせていただきたいと思いますけれども、やはり専門性の持った職員、並びに場合によっては外部人材も含めて、誰がこの担当をするかということが非常に大事な要素になってくると思いますので、そのような人選、そしてまた体制づくり、そこをまず急がなければならない、そのように考えているところでございます。なるべく早くスタートできるよう頑張ってまいりたいと思います。 ○一四番(上杉泰洋君)  ちなみに、市長、十八年に延岡で竜巻がありました。そのときに、私は防災担当だったんですが、ミニ市役所を七カ所、延岡市内につくりました。そのときも市の職員が、非常にどうなるんだろうかということだったんですが、本当に能力が高いです。一週間ぐらい勉強して、罹災証明書とかやられました。  だから、今言われたように早期に設置すれば、市の職員の能力は高いですので、そこら辺も期限を早目に決めてやってもらいたいと思いますが、それを加味して何か意見がございましたら。 ○市長(読谷山洋司君)  再度お尋ねでございますが、七カ所の対応の事例も振り返らせていただきながら、なるべく早くつくらせていただきたい。その場合には、やはり専門性のあるマンパワー、これが鍵になってくると思いますので、人選も含めて、取り急ぎ検討していきたいと、そのように考えておるところでございます。 ○一四番(上杉泰洋君)  よろしくお願いいたします。  次から順不同になりますが、よろしくお願いいたします。  狭隘道の整備について市長から答弁いただいたんですが、数的なこともございますので、都市建設部長にお聞きいたします。  答弁で、緊急車両、そして用地協力、地域の安心・安全の向上につながる場合など、これが解決した場合ということで、解決しているのは狭隘道路で悩む地区住民の代表の区長が、拡幅整備を文書により要望している地区は解決してると思うんです、必要性がある。都市建設部長、言ってることはわかりますね。この要望はどのぐらい出てますか。 ○都市建設部長(甲斐久敏君)  要望件数のお尋ねということですけど、本年度の狭隘道路の整備事業の対象でございますけど、七十七件が相談を受けまして、三十二件を対応しているということであります。  また、例えば市道の中の四メートル未満の道路とかの改良要望等もかなり件数等も、六十件ぐらい要望として、未処理として控えております。 ○一四番(上杉泰洋君)  そこで市長、今、七十七件あると、ただ私が把握してるところでは、本当に密集地帯の必要性があるとこもあるんですね、市長も答弁されてましたが。このような、現場主義ということで、ぜひ各区長たちと現場確認をして、本当に市長の目で見られて必要性を確認されたらいいと思いますが、その辺はどうでしょうか。 ○市長(読谷山洋司君)  この問題、私も大変重要だと思っております。特に、道路としての用地の了解がいただけないケースであっても、いざというときには提供すると、そういうところをなるべく確保できれば、それだけ一人でも多くの命を救うことができるということにもつながると思いますので、私自身もいろいろな地域に出向いていって、そして特に道路の幅員が狭いところ、狭隘なところなどの区長を初め、皆様方との意見をお聞きしながら、できることからやっていくという基本的な姿勢で臨ませていただきたいというふうに考えております。 ○一四番(上杉泰洋君)  わかりました。  次に、運転免許証の返納、市民環境部長にお聞きしたいんですが、車がないと生活できない、交通手段に関する支援に充実を市民が求められてるということの答弁がありました。延岡市内巡回バスの一年間の半額券を渡して、これが解消できるんでしょうか、お願いいたします。 ○市民環境部長(山本一丸君)  循環バスの場合、路線も限られておりますし、範囲の問題ということもございます。また、行きたいところにそこで行けるのかというようなこともございます。これで、この免許証返納が一挙に済むいうような施策ではないというふうに、私は認識いたしております。 ○一四番(上杉泰洋君)  部長が言うとおりで、本当に三北を含めて、三北はコミュニティバスが走ってますけど、南部のほうについては非常に買い物、不便を来してるところがあるんです。  じゃあ巡回バスの券をもらって延岡に出てくるまで、どうするのかと、歩いてくるのかと、タクシーで自分で払うのかと、したら買い物の代金がなくなってしまいますね。だから、そこのところをぜひ検討されて、福岡なんかのタクシーの定期券なんかは、もう先ほど試行をやってる、国がやるということも言いましたけども、福岡県なんかはタクシー定期券を安くで交渉してやってるところもあるんですけど、その辺の検討はどうでしょうか。 ○市民環境部長(山本一丸君)  全国的に見ますと、タクシー乗車券の助成であるとか、定期券化というようなこともあるようでございますけれども、やはりコストということも一方では考える必要があるというふうに考えてます。  そういうことで、一番やっぱりバスというような公共交通機関の充実、またタクシーを使うにしても有効な使い方、こういったものの考え方をまとめ上げていくといいますか、構築していく必要があるのかなというふうに私のほうでは考えております。 ○一四番(上杉泰洋君)  このときに、今、運転免許証返納のことで私は質問してるんですけど、運転免許証を持ってなくても、高齢者になってバスの便が悪くなった人たちも、反面、考えないかんと思うんです。これは市民環境部長のとこだけじゃなくて高齢者とも絡むんですけども、その辺の連携をとって、高齢者全体で考えないかんということもあるんですね。そこ辺の連携はどうでしょうか、とれてますか。 ○市民環境部長(山本一丸君)  公共交通という移動手段の確保ということを考えました場合、運転免許証のある方だけということには、到底、もちろんならないというふうに考えております。  そういうことでありますので、当然、高齢になった場合の移動手段の確保ということについては、公平にと申しますか、平等に考えていく必要があるのかなということで、これはもう市全体の問題として考えていく問題じゃないかなというふうに考えております。 ○一四番(上杉泰洋君)  よろしくお願いします。  次に、延岡南道路の料金見直しなんですが、要望書を見ましたら、大型車にまず限定されたような要望書が大項目で出てるんですが、これは大型車に限定した意味について、ちょっと教えてください。都市建設部長ですか。 ○都市建設部長(甲斐久敏君)  今回の要望につきましては、住宅地に流れてくる大型車等を極力本線のほうに通っていただくということの目的でございまして、当然、全体的な車両通行料の値下げもありますけど、大型車対策として住宅地に流れないような形での、先ほど、午前中の中でも課金とありましたけど、これはあくまでも大型車等が途中でおりて、再度また南部地域の、例えば門川とか日向から乗り直した場合、そういう住宅地をわざわざ通って避けるような車を、対策としてそういう形で課金するということで、有料化ということではあくまでもありませんで、あくまでも対策として、そういう迷惑になるような車を直接本線のほうに乗っていただくような形として要望したところでございます。質問の趣旨はよかったですね。 ○一四番(上杉泰洋君)  本当に、よくこれで国土大臣がこれで意味がわかったかなと、今、思ったので、もとの市長と県知事はよく説明されたなと思うんですけど、じゃあ延岡のジャンクションから南インターチェンジの間で車をはかるとか、料金を取るということは、どこかに料金所か何かをつくる計画が延岡市としてはあるんですか。 ○都市建設部長(甲斐久敏君)  料金をかけるとか、そういうことにつきましてはETCの対応で、インターのところに設置するんじゃないかと思いますけど、そこを通った車に対して課金するということでございまして、ちょっと詳しく説明しますと、南部地区に用があっておりる車については、当然、かからないわけなんですけど、そこの南部地域でおりて、再度また乗り直すと、高い南道路を通らなくて住宅地に入る車についてのみかけるということでございまして、当然、セットで直接延岡道路を通って南道路を通った車については金はかからないものですから、当然、安く通れるということになってます。 ○一四番(上杉泰洋君)  これに時間を余り使うとあれなんですけど、要望を見たときに、やっぱり今、部長が一生懸命説明するんですけど、どういう体系になるのかなというのがわからんところがあります。だから、その辺は市民に一回、何かヒアリングか何かをして説明されたらどうでしょうか。お願いします。 ○都市建設部長(甲斐久敏君)  今すぐ妙案は浮かばないんですけど、そういう形で、今度の料金体制についての仕組み、それを市民の方にお知らせ、示すような形の手段をちょっと検討してみたいと考えております。 ○一四番(上杉泰洋君)  あと、もう一つの要望で、軽自動車とか普通自動車は影響がないと、こういうことで大臣に要望されてますが、そうなりますと大臣の頭の中には、これは無料化も何もせんでいいんじゃねという先入観が入らなかったんでしょうか。通過したら通してもいいよということであれば。  もう一回言います。軽自動車とか普通自動車は影響がないということを大臣に答申しました。私たちは、それも含めて無料化にしてくれと話をずっとしよったですね、南部住民は。こういう要望を出されると、普通車とか、そういう車は下を通ってもいいんじゃなという先入観が入らなかったですかという質問でございます。 ○都市建設部長(甲斐久敏君)  普通車とかも、当然、今までも要望をずっと、料金体系の見直しとか、区分の見直し等を以前からずっとやっておりまして、今までも諸先輩方も要望してまいりましたし、いろんな団体方も御支援をいただきながら要望してまいったということで、これについても十分市のほうからは値下げとか、それについても十分要望してまいったところでございます。 ○一四番(上杉泰洋君)  市長、先ほど、再度、国土交通省に行かれるということなんですが、今の部長たちもいろいろ頑張って要望書を出されたと思います。そういう不明とは言いませんけど、わからない点もありますので、そこのところをよく整理されて、南部地域の声を聞いて、ぜひ行かれるときに、今の都市建設部長が出されたことも踏まえて、これは非常に出してもらってうれしいことなんですけど、そこら辺をちょっと見積もりして出されるということで、ちょっと何かありましたら。 ○市長(読谷山洋司君)  この要望につきましては、確かにわかりにくくなってしまっていますけども、いろいろと関係方面に確認しましたところ、普通車、軽自動車も含めて要望すると、まさに地域の皆様方、あるいは延岡市民の今まで要望してきていることと基本的には変わらないんだということではあるということは確認しております。  ただ一方で、書き方がこうなっているというのは、これは私が着任する前の要請書ですけれども、推測をするに、やはりまず切り口として、実現できるところから獲得していこうと思ったときに、そういう表現をすることが一つのやり方だという判断をされたのかなというふうに推測はしておりますけれども、ただ、もとよりこの南道路の料金の問題については、やはり普通車、軽自動車も含めて見直すということは、私自身は声を上げていきたい内容ではございますけど、ただ、一方でとにかく実現を獲得していくということもまた大事でございますので、そのあたりも関係方面含めて、いろいろと協議や話し合いもしながら、いずれにしましてもその必要な見直しの実現に向かって、とにかく働きかけを行っていくという考えでございます。 ○一四番(上杉泰洋君)  通学路の防災訓練の実施についてなんですが、非常に難しいなと思います。やっぱり学校と地区、だけど子供の安全にはかえられないです。  それで、このやり方について、危機管理室や自衛隊出身の防災推進などに相談されたことはありますか。 ○教育長(笠江孝一君)  通学路に限っての御質問ということであれば、そういったところまでまだ、私どもが相談してやってるところまでは至っておりません。 ○一四番(上杉泰洋君)  私もよく学校、教育長がしてる横をうろうろしてるんですが、なかなか難しいんであれば、五年生ぐらいの土曜授業で防災図上訓練DIG、それとHUG、こういうので地図を広げてやると、どこに避難経路があって、ここだったら学校に帰ってくればいいねとか、ここで地震が起きたら家に帰ればいいねとか、そういうのができるんですね、簡単な位置ですと。その辺の検討をなされて、子供を守ることはできないでしょうか。 ○教育長(笠江孝一君)  図上訓練についての御提案ということなんですけど、一つには、この地域との連携ということもございましたので、その辺をちょっと絡めて御説明いたしますと、まずこの地域の連携ということについては、さまざま学校との連携ができてきております。  例えば通学路ということではないんですけれども、子供たちが学校にいるときではなくて、地域にいるとき、あるいは自宅にいるときに、例えば津波を想定した、そういった避難訓練を地域とともに学校が実施したと、地域で。そういった事例も出てきておりますし、学校が避難所になったときの避難所対応訓練みたいなことをシミュレーションしていた学校も出てきておりますので、議員が今おっしゃったような図上での訓練も一つの方法かなと思いますので、今後、ちょっと校長会等を通じて、学校に投げかけをしながら研究してまいりたいと思います。 ○一四番(上杉泰洋君)  そのような検討もぜひやっていただきたいと思います。  もう一つ、通学路の安全対策について、教育部長になりますか、本当に点検とかをよくされてることも重々承知しておりますが、予算の関係があってガードレール等は非常に難しい、また地区の了承も得るものですから。  ただ心配なのは、間もなくぴかぴかの一年生も入学して歩き出すんですけども、その近くの道路標示というか、横断歩道とか、それが非常に薄くなってるところがいっぱいあるんです。この辺だけでも早目にやって、一年生が気持ちよく、車を運転してる人もストップができる、そういう施策がとれないでしょうか。 ○教育部長(穴井誠二君)  おっしゃるとおり、そういうところもございますので、今後とも、各学校で行います通学路交通安全点検の場等を通じまして、また道路管理者と警察等々に要望していきたいというふうに考えております。 ○一四番(上杉泰洋君)  よろしくお願いいたします。  次に、さんさんクラブの補助金の件についてお聞きいたします。  前回、今回、二回目になるんですが、今回の答弁では県のほうに再度提起しますということで、県との絡みが補助金はあるようでございますけど、答弁的には。前回のときにはもうアクションを起こさなかったんでしょうか。 ○健康福祉部長(佐藤純子君)  これは国と県の交付金をいただきながらの補助制度になっております。国の要項がございましての補助金なものですから、これまで県、国のほうに要望したことはございませんでした。 ○一四番(上杉泰洋君)  要望しなかったということで、今回、質問をしてまた提起をするということですので、多分、日南とか、私も聞いてみたらやっぱりそういうことで、ふやしてほしいなということもあるみたいですので、ぜひ調べて、できないこともあるかもしれません、提起してもらいたいと思いますが、提起していただけますね。もう一回お願いいたします。 ○健康福祉部長(佐藤純子君)  提起していきたいと思います。 ○一四番(上杉泰洋君)  次に、乳幼児医療のことについてお聞きいたします。  さまざまな試算をしているとの答弁でしたが、拡充する対象者の範囲の試算結果というのは、何か一例があれば教えてください。 ○健康福祉部長(佐藤純子君)  小学生までした場合ですとか、中学生まで拡充した場合等、想定して算定しました。 ○一四番(上杉泰洋君)  そういうことで試算された中で、よく出るのが、小児科の先生方に負担になる患者の受診とはどんなことなんですか。 ○健康福祉部長(佐藤純子君)  先ほども答弁で申し上げましたけれども、まだ全ての小児科医にお話を伺ってるわけではございませんが、あるお一方に聞いた話で申し上げますと、大変小児科医院は、特にインフルエンザ時期ですとか、大変込み合うのですけれども、中にはもう電話ぐらいで相談をしてくださる保護者もおられるそうです。電話相談で安心して受診を次に延ばすという方もおられるようなんですが、もしこれが小学生まで拡充したりとかしたときに、今までだったら電話相談でしてたところが、無償化で例えばかなりお金もかからない範囲で受診ができるとなれば、そういった方たち、電話相談で済むぐらいの方たちも受診に来るのではないかということも、ちょっと懸念しておられる言葉がありました。  それと、小児科は大変忙しいということで、病院は医者だけでは運営できるものではなくて、看護師とか事務員も必要なんです。小児科の診療所、病院が看護師を募集したときに、やはり多忙なので避けられる傾向があって、なかなか看護師が集まらないということもあります。これ以上忙しくなると、診療所の運営そのものが難しくなっていくという話も聞いております。 ○一四番(上杉泰洋君)  今、聞いておって、昼間、受診者が多いのも負担になるということなんですか。昼間、この前、前回も質問したんですが、例えば大分市に名医がおったら、こっちから行きますわね、がんの手術がうまいとか、目の手術がうまいと。だけど、延岡でそういう人がおって、どんどん来て、昼間だけ来た場合も負担になると先生たちは答えられてるんでしょうか。 ○健康福祉部長(佐藤純子君)  私がお話をお聞きした方については、今でももう一二〇%、昼間に診療してるので、これが、これ以上患者がふえるともうオーバーワークになってしまうということで、負担だというお話は聞きました。 ○一四番(上杉泰洋君)  わかりました。その後も、そこのとこを、今の一二〇%といったら、そのようなとこを解消せないかんということですね。無料化になると、コンビニ受診が多くなると。  それじゃ歯科医療についての助成なんですが、答弁でも前向きの歯科先生からいただいてるということで、ただ、引き続き検討と、いつものような答えを私もいただいております。検討というのは、福祉部長が定年までやるのかなと思ったりしたんですが、システムを入れないかんでしょ。だから、市長から指示が来てシステムを入れなさいといったら、どのぐらいかかるんですか。 ○健康福祉部長(佐藤純子君)  システムを入れるためには、恐らく二百万円、三百万円という改良費がかかりますので、補正予算に提出することになります。予算が通りましたら、すぐに発注いたしましてシステムを改良いたします。それとあわせて条例の変更もしなければいけませんので、どこかの議会で条例の変更をさせていただきます。それと、子供さん方に送っている受給者証があるんですけども、そちらも改めて、対象となる医療の枠を拡大するわけですから、受給者証の変更も出てきますので、少なくとも一年近くかかるかなと思っております。 ○一四番(上杉泰洋君)  市長、公約でも上げておられて、福祉部長とのやりとりで、無料化とかはなかなか難しいだろうと私も推測いたします。  去年の十二月に平田議員が質問された中で、歯科医師ならということで、私も部長と話しながら要望を出しとったんですが、これは今みたいにシステムとかを変更したり、予算は別として、予算も二、三百万円かかる。これは早急に市長が指示しないと、多分一年以上、二年以上になるんじゃないかと思うんですが、その辺を市長の公約でもありますから、速やかにやるように指示されたらどうでしょうか。御意見ください。 ○市長(読谷山洋司君)  私自身、本当に公約に掲げたのは、それだけ必要性の高い施策だという考え方に基づいているものでございます。  まず、歯科から話し合いが整ったからというやり方も一つございますので、それをまたさらに詰めまして状況が整えば、先ほど部長が答弁したような手順を踏んで、今後、御審議いただきながら、早期の実現を目指していきたいというふうに思ってます。  また、あわせまして小児科医につきましても、私自身も直接お話、やりとりをさせていただきながら、負担がかからない方法、例えば受付時間内に限るということから何とかスタートできないかということについても、粘り強く提案いたしまして、なるべく早期の実現を図るように全力で取り組ませていただきたいというふうに考えてるとこでございます。 ○一四番(上杉泰洋君)  今回、出された予算が、今、補正予算も出されたんですが、骨格予算ということで市長はよく言われますけど、もちろん、小児科先生らと再度の検討もあると思いますけど、今のところ、この歯科医師については、歯科受診についてはそんなに負担がないと思うんです。だけど、また今の市長の答弁のように検討して、検討してといったら、もう一年かかるわけですから。だから、この辺のところは早期に調査予算とか、そのような早目に計上してやられる考えはございませんか、お願いいたします。 ○市長(読谷山洋司君)  とにかく早く実現しなければならないという考え方が根底にまずございますので、実現、なるべく早くやるようにということで、必要な取り組みを行ってまいりたいということでございます。よろしくお願いいたします。 ○一四番(上杉泰洋君)  よろしくお願いいたします。  全体時間がちょっとしかなくなりましたので、ちょっと整理しながらいきたいと思います。  まず、土砂災害指定地域の再度の検証なんですが、二千カ所、延岡にあるということで、今、半分ぐらいと、非常に大変だと思います。  ただ、先ほどデイサービスなどの福祉施設がいっぱいできてるということの、この関係はないんですか。そういう話を私は質問しました。都市建設部長、今後、この検証をする場合、この福祉施設とか、こういうあるとこの土砂災害の予想地域を優先的にやるべきだと思いますが、いかがでしょうか。 ○都市建設部長(甲斐久敏君)  そういう重要な施設を優先的にということですけど、こういう指定につきましても、そういう場所的なことにつきましても、県のほうが指定するわけでございますけど、その点につきましては市のほうからもいろんな申し入れとか、協議とかしていけるんじゃないかなと思っているところでございます。 ○一四番(上杉泰洋君)  非常に朝倉等の災害を延岡市民は見られまして、心配されてるとこがありますので、その辺はぜひ検討してやっていただきたいと思います。  もう一点、三月二十八日に門川からのトンネルが抜けます、広域農道、抜けます。供用開始が始まります。  先ほど、上伊福形神社前通線は、市のほうの御尽力で計画路線にはなっとるんですけど、ただ、県道八重原線、これについては非常に県のほうも関心を持ってるけど、進んでないんです。それで、県のほうから未確認用地、これについての市がやることを早目にやっていただければということも、要望に行ったと聞いております。この辺の計画はないんでしょうか。 ○都市建設部長(甲斐久敏君)  計画のお話でありますけど、先ほど答弁で申しましたように、用地的なところが困難なところがありますから、そういったところにつきまして、県のほうからもそういう資料の提供とかでも受けましたら、市のほうとしましても地元と連携しながら、調査とか、県のほうに協力してやっていきたいというスタンスは持ってるところでございます。
    ○一四番(上杉泰洋君)  よろしくお願いいたします。  全体の持ち時間がなくなりましたので、市長に最後にお聞きしたいと思います。  よくわかりました。市民の目線で改革をやりたいと、熱意のほうはわかりました。早急にやってほしいと思いますが、急ぐ余り、いきなり水をとめると延岡市が混乱してしまいますが、そこ辺にじっくりやると、その点についてちょっとお考えがありましたら、オーソドックスな質問で申しわけないんですけど、お願いいたします。 ○市長(読谷山洋司君)  やはり形にして実際に動かしていくというとこまで思って仕上げなければ、本当に市民の皆様方の、まさに市民目線で改革するということが実現したということになりません。ですから、形をつくる上では当然、いろんな方々が当事者となっていただいて、そしていろんな皆様方と本当に力を合わせて一つのものを仕上げていくということが必要でありますので、時間をかけるという意味ではありませんけれども、ただやっぱり皆様方の理解を丁寧に、かつやっぱり当事者となっていただく、そのような意識づくりというのが何より大事だと思いますので、そのような取り組みにさらに努めてまいりたいと考えてるところでございます。 ○一四番(上杉泰洋君)  最後になりますが、三月で退職される職員の皆さん、本当に御苦労さんでした。お世話になりました。  以上で質問を終わります。 ○議長(佐藤裕臣君)  これをもって、上杉泰洋員の総括質疑及び一般質問を終了いたします。  議事の都合により、しばらく休憩いたします。                       午後 二時四十一分 休憩                       午後 三時  零分 再開 ○議長(佐藤裕臣君)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。  これより二五番 西原茂樹議員の総括質疑及び一般質問を許可いたします。      〔二五番(西原茂樹君)登壇〕 ○二五番(西原茂樹君)  公明党市議団を代表し、一般質問をさせていただきます。  初めに、通告の訂正をお願いいたします。  災害対応の項目の中の「災害復旧対策計画」を「災害応急対策計画」に変更をお願いいたします。  また、市長の政治姿勢について、きょう、お二人の方が質問されましたので、割愛させていただきたい箇所がございます。「国政から市政への転身について」、「新しい視点でのバス交通ネットワークの整備について」、「延岡経済リンケージ機構の創設について」、「三百六十五日駆け込み寺の創設について」、「草の根活動やさんさんクラブなどへの支援について」、「ふるさと納税日本一への方策について」を割愛させていただきます。  まずは、激戦を制しての市長就任、まことにおめでとうございます。ただ、正直申し上げまして、私は永山候補を応援してきましたので、複雑な心境でございます。  選挙中、市民の中に、現職議員が市長選挙の応援をするのはおかしいのではないかという声がありましたので、永山候補の応援演説でも申し上げたのですが、私たち議員も一人の有権者として、どなたが市長にふさわしいかという考え方から応援しているのであって、市長の政策を全て信任してのことではありません。ですから、市長に当選された暁には、是々非々で対応していきますと話をさせていただきました。応援をした、応援をしなかったに関係なく、市民の立場から是々非々で質問をしてまいります。  前首藤市長は、後を任せられる後継者が出てくれば三期以上はしないとの公約のとおり、潔く退任されましたが、読谷山新市長の任期についてのお考えと、いずれは国政を目指されるのかについてお伺いいたします。  次に、二月七日の夕刊デイリーに、「市長選挙では、現市政の問題、課題を指摘し、新しい施策をアピールした。一体どんな市政が始まるのだろうかと、市民は戦々恐々と固唾をのんで見守っている」と記者手帳にありました。私もその一人でありますので、以下質問をしてまいります。  まず初めに、よみやま洋司通信の中の、現在の延岡市にはこんな問題、課題があるというところで、八項目上げられています。その中から二つ質問をさせていただきます。  一つ目は、市の人口が毎年千五百人程度減少していると書かれていますが、この数字はどこから出ているのでしょう。  次に、生活が苦しい市民税課税標準額二百万円以下の人が約八一%とあります。これを見た御婦人が、年間の総収入が二百万円以下と勘違いをされていました。この市民税課税標準額とは、まず総収入額から必要経費を差し引いた所得額を算出し、この所得額から、さらに扶養控除や社会保険料控除を差し引いた額が、市民税課税標準額になります。  例えで話しますと、パート勤務の妻と大学生の子供の三人家族の場合、総収入は六百万円でも、市民税課税標準額が二百万円を下ることもありますが、一般的には生活が困窮しているとは言えないのではないでしょうか。生活が苦しいという市民が約八一%という数字は、どこから引用されているのでしょうか、お尋ねいたします。  次に、市長は七つの提言を発表されています。施設建設に当たっては、後年の維持管理経費も事前に公表とありますが、施設については、施設の規模、使用状況、管理の状況によって維持管理経費が変わってきます。理想的にはそうだと思いますが、それを事前に公表するということは難しいのではないでしょうか、御見解を伺います。  次に、本市は今、内藤記念館の建てかえや、野口記念館の建てかえを計画しているところですが、建てかえ前に維持管理費が明確になること、市民に計画を提示して賛同が得られることが、建設の前提になるのでしょうか、お伺いいたします。  市が中心となって新しい地域電力会社をつくり、電気代を下げますと公約を掲げておられます。市民にとって夢のあるすばらしい企画であると思います。(仮称)延岡電力株式会社を設立し、九州電力等や電力生産会社等から仕入れた電力を安く市民に供給し、さらにもうけたお金を市に寄附し、市はそのお金で、子育て支援、教育、介護、福祉、バス整備等に活用するとの計画ですが、このような事例がありましたら教えていただけないでしょうか。  次に、五つの財源対策の中で、財源確保として、年度末の予算使い切りの廃止とありますが、本市では、各部課において予算を使い切ってしまうのではなく、残った予算を集めて、足りなかった事業に振り分け、市民生活の活性化に再度活用していますが、予算使い切り廃止とはどのようなことなのでしょうか、お伺いいたします。  市長は、総務省での経験や、地方自治体での経験から、数多くの公約を発表されておりますが、ちょっとやり過ぎたかなという思いはございませんでしょうか。今回、市長の公約が多過ぎて、その中の一部しか触れることができませんでした。  これまでは候補者の立場から、自分の思いのみで話をされてきたと思いますが、現場の職員の声と関係者の話もよく聞いて、正確な情報のもと、公約の見直しをお勧めいたしますが、御所見をお伺いいたします。  前市長は、御自身の公約の進捗を議会等に公表されてきましたが、読谷山市長はどうなさるのでしょうか、お伺いいたします。  次に、延岡市駅前複合施設エンクロスについてお伺いいたします。  エンクロスについては、老朽化して、エレベーターもない延岡駅を改修した上で、駅前を中心とした中心市街地活性化を図ること、空き店舗が目立つ商店街の解消、そのために市民の皆さんに大いに中心市街地に来ていただく仕組みづくり、さらに、来た人に商店街を回遊していただく仕組みづくりということで、平成二十三年度から足かけ八年の間、多くの市民を初め、JR九州、宮崎交通、県と、さまざまな機関の御協力をいただきながら協議し、つくってまいりました。その結果、商店出店もふえ、活気が出てきております。さらに、マンションが五棟も建設され、そこの住民も楽しみに待っています。  市長のおっしゃる外貨を稼ぐことも大事でありますので、今後のCCCの運営の中で取り組んでいけばよいと考えます。また、担当部署においては、費用対効果の検証はできていませんが、試算はできていると思います。新しい試みであり、何もしていないうちから検証はできません。まずは、半年か一年の運用の中で検証していくべきであると考えます。  四月一日の開館の運びでありましたが、市長の一声で延期となろうとしています。市長選挙戦の中で、開館に一部反対の声もあったと思いますが、平成二十三年から携わってきた人々からすると、開館の延期は残念至極であり、迷惑な話であると思います。読谷山市長が一市民という情報不足の中で、一時凍結を話されたことは理解できます。私も、何の情報もないままに、一億円以上の維持費が要ると聞かされたら、簡単に賛成というわけにはまいりません。あくまでも積算根拠を聞いた上で、納得する必要があります。  しかしながら、市長に就任されて、担当部課より詳しいこれまでの経過等を聞いた上で、延期をされようとしています。その理由として、費用対効果の検証不足を上げられています。担当部課も、費用対効果については十分に検討されていると思いますが、市長の考えられる費用対効果と、担当部課の費用対効果の相違点についてお伺いいたします。  次に、(仮称)子どもの城の見直しについて質問いたします。  現在、子どもの城は、子育て支援の総合的な拠点となる施設整備ということで、ワンストップの相談窓口、病後保育、一時預かり、ファミリーサポートセンター事業などの子育て支援センター機能や、発達相談、早期発見、障がい児対応などの発達支援機能、利用者支援事業等、さらなる子育て支援の充実と子育て世帯の負担軽減を図り、安心して子供を産み育てることのできる環境づくりを進めるため、三十一年度完成予定で整備を進めているところで、子どもの城の完成による子育て支援を待ち望んでいる声も数多く聞いています。  しかし、三十年度当初予算に計上されるはずであった予算が計上されておらず、そのことについて、市長は記者会見の中で、全ての世代が楽しく有意義に過ごせる施設として、また自然体験や農業体験などもできるように、さらに、県外から家族連れが来る施設として、より内容を充実する方向で見直すと言及されました。市長が言われるように拡充をするとなると、完成が大幅におくれ、子育てに悩む家庭や母親に十分な支援が行き届かない状況になるのではないかと危惧しております。  市長の拡充の方向性は大変重要で必要なことと思いますが、それは子どもの城の構想から大幅に外れたものであり、別事業として行う事業ではないかと思います。子どもの城については、当初の構想で三十一年度完成に向けて準備を進めていくべきだと考えますが、市長の御所見をお伺いいたします。  次に、南海トラフ地震等の災害対応について伺います。  倒壊家屋からの被災者救出については、二次災害の発生についての懸念は理解できるのですが、広域的、かつ多発の状況では、消防や消防団の救助を待っている時間の余裕はなく、近くにいる人の共助に頼るしかないと考えます。もちろんこれは強制ではなく、自発の行いであることの共通認識が前提です。阪神淡路大震災では、この共助によって多くの人命が救われたと記憶していますが、いかがでしょうか。  次に、地震発生後の火災を防ぐ方法として、感震ブレーカーの設置が考えられますが、本市の設置状況と、設置推進の取り組みについて伺います。  次に、津波による被害として、市内で危険物を取り扱う事業所からの危険物の流出が考えられますが、対策はとっておられるのでしょうか、お伺いいたします。  大規模災害における医療救護計画の中で、災害拠点病院を県病院と定め、延岡医師会や日赤などの関係機関と調整をしていくとの答弁をいただいております。最悪の想定では、負傷者の数が二千八百名であります。医師会の先生方も、お忙しい仕事の中であると十分認識しておりますが、どのようにして対応していかれると聞いておられるのか、お伺いいたします。  次に、地域防災計画の中に、災害応急対策計画があります。大規模災害発生時の応急対策の中では、まずは道路の確保、被災ごみの集積と処理、仮設住宅の建設場所と建設箇所についてお伺いいたします。  災害時には、学校が避難所になるケースが多いようでありますが、学校のトイレの洋式化はどの程度進んでいるのでしょうか。また、計画についてお示しください。  次に、十一月から市が取り組んでいる事業系廃棄物処理でありますが、事業所から排出される廃棄物は、木くずや紙類などを除いて、ほとんどのものが産業廃棄物であり、収集も持ち込みもできなくなっています。このことに対し、中小・零細企業から多くの戸惑いと不満の声が寄せられています。  このことは、条例等の改正ではありませんので、議会の承認は要らないことから、議会の代表者会での説明にとどまっています。市のいわく、本来は事業系ごみであるので、産業廃棄物として処理されるべきところを、これまでの慣例として市で処理をしていたが、他市の状況や施設の延命、処理費の軽減から考えて、長年の検討の結果、実施に踏み切ることになったとの説明に、私も一度は納得をしたのですが、事業者の声を聞くと、今すぐ実施しなければならない状況にはないと思います。焼却施設に余裕もありますし、収集業務がこのことで影響があるのでもないし、行政の都合ばかりではなく、もっと事業者の声を聞くべきではないでしょうか。  市長は、このことについて、二月十七日の施政方針の中で、関係方面への説明が十分ではなく、御迷惑をおかけしましたことをおわび申し上げますと話されています。おわびをして済ますのではなく、まずはこの事業こそ凍結をすべきではないでしょうか、市長にお伺いいたします。  本市は工都延岡であり、企業等での発明等については、相談体制が進んでいるようです。子供発明クラブの催しも、毎年行われています。  知的財産権は十種類あります。身近なものでは、発明の保護のための特許権、物品の形状等の保護のための実用新案権、物品のデザイン保護のための意匠権、マーク等の保護のための商標権、文芸・学術・美術・音楽等の保護のための著作権などがあります。  知的財産権を守り生かす団体として、県には一般社団法人宮崎県発明協会が佐土原にあります。延岡市にはその出先機関として、月に一回、外部相談会が中小企業振興センターで行われています。ここでは、中小企業を守り育てる支援活動をしています。  今年の初めに訪問しました土々呂町にお住まいの主婦で、長谷川博子さんから伺った話です。少しでも世の中の役に立つことがしたいという気持ちで、四年前から発明に取り組んでおり、今、二つの特許出願をしているところです。昔、実家の仕事を手伝っていたとき、父親から常に、便利になる方法を考えなさいと言われていたので、何かにつけて工夫する習慣を身につけたそうです。四年ほど前に、公明新聞の広告欄でアイデア商品発明講座の案内を知り、受講することにしました。費用は約三万円、九カ月ほどで講座が終了しました。もっと勉強をしたい人はということで勧められ、発明学会に入会。一年八千円の会費で、発明等に関する相談を受けることができます。この四年間で彼女の周りには、中学一年の男子を含め、八人の発明に関心を持っている人がいます。市内にはもっと多くの人がいると考えられます。いずれも素人で、自分の工夫や発明が広く社会に普及することへの希望があるようなのですが、それを実現することが難しく、皆さん、悩んでいるそうです。  全国組織である発明学会のもとに、各県に日曜発明学校が月一回開催されています。福岡では活発に活動されていますが、宮崎県内では休止の状況です。四年目の彼女に会の運営をやってほしいとの話が来たそうですが、まだ自分のことだけで精いっぱいで、人のお世話をする状況ではなく、断られたそうです。  話は変わりますが、百円ショップではアイデア商品があふれていますし、テレビでは、一般人や主婦の方がアイデア商品でもうけたという報道も目にします。しかしながら、本市では、中高生や一般の人に対する知的財産権の話や、支援活動について取り組まれているとは言いがたい状況です。彼女の希望は、この工都延岡の中で知的財産権を活用することで、自分を、延岡を、そして社会をよくしていくことができる、それには発明に関心を抱かせるPRをする取り組み、最終的には特許の申請までサポートできる体制をつくっていただきたいそうですが、御所見をお伺いいたします。  次に、大雨時の浸水被害についてお伺いいたします。  私の知っている場所では、別府町と石田町で起きています。昔は田や畑がたくさんあり、雨水がたまることで家屋の浸水被害から守られてきたのですが、田畑が少しずつ宅地に転用されたことで、大雨のときに床上や床下浸水に毎年悩まされ、冷や冷やしながら生活をしておられます。何十年もその地で生活をしてきたのに、いつの間にかそのような状況になっております。これは市の政策の上での人的災害ではないでしょうか。そうであるならば、市が率先して問題の解決をすべきであると思います。  これまでも各課で動いていただいていますが、根本的な解決には至っておりません。市長の強力なリーダーシップをお願いしたいのですが、御所見をお伺いいたします。  次に、昨年行われました衆議院選挙におきまして、台風の影響で島野浦からの投票用紙が開票日に届かなかったことについてお伺いいたします。  全国的にも十二カ所で、同じような状況が起きたと聞いております。今回の原因は、台風の速度が急に速くなったことから起きたようであります。台風や豪雨等は自然現象ですから、予想どおりにはいかないということを前提に、投票日や時間の設定をしなければならないと考えます。  しかしながら、国、県の選挙においては、市の選挙管理管理委員会が、県の選挙管理委員会に対して情報を伝えるのみで、県選管に決定権があるようです。この繰り上げ投票には、相当の要件がないと繰り上げの許可がおりないそうですが、先ほども述べましたように、自然に対して完全な予測は可能であり、早目の対応が不可欠であると思いますが、県選管との協議はどうなっているのでしょうか、お伺いします。  最後に、図書館運営についてお伺いします。  図書館における本、雑誌、新聞の購入予算が千二百万円となっていますが、これは県内の九市の中で下から二番目の低さです。本市の財政規模からいって、考えられない低さです。国の交付金算定では、幾らになっているのでしょうか、お伺いします。  図書館は、毎週月曜日と、本等の整理の一部の日を除いて開館されています。平成二十八年度の年間利用者は約三十七万人で、一日の利用は千二百七十八人、横ばいの状況です。利用冊数は約三十五万冊で、一日当たり千二百十九冊になっています。市職員十二名と、臨時職員と嘱託職員十八名で運営しています。その中で、学校図書の支援も四名でしております。また、市で行われる催しに合わせて、図書館の展示にも力を入れています。  そのような図書館ですが、近年は図書運営を外部に委託する自治体がふえているようです。県内と全国の自治体の状況、委託の考え方についてお伺いいたします。  以上で、壇上からの質問を終わります。 (降壇)      〔市長(読谷山洋司君)登壇〕 ○市長(読谷山洋司君)  西原議員の御質問にお答えいたします。  まず、市長の任期についてのお尋ねでございます。  市長として最も重要なことは、選挙で掲げた公約をしっかり実現することであり、市長の任期はそのために必要な期間だと認識しております。したがいまして、自身の任期につきましては、あらかじめ決めるというようなことは考えずに、公約の実現に向け、全力で市政運営に取り組んでまいりたいと考えております。  また、私は、市民がちゃんと声が通ってると実感ができ、着実に課題が解決されていることが実感できる、このことがふるさとの再生には何より必要だと考え、だからこそ、一番その担い手である市政の運営の仕事をさせていただきたいと考え、市長選挙に挑戦をさせていただきました。したがいまして、国政を目指す考えはございません。  次に、市の人口の減少数についてのお尋ねでございます。  市の人口が毎年千五百人程度減少しているという記載につきましては、平成二十七年、本市の人口減少数が千五百三十一人減少しており、その前後も千四百人弱減少しておりましたので、この減少数を参考として記載をさせていただいたところでございます。  次に、市民税課税標準額の考え方についてのお尋ねでございます。  課税標準額が二百万円以下の人の割合につきましては、市町村課税状況等の調べを踏まえたもので、個々人の所得状況等をあらわす指標がないものかいろいろと探す中で、一つの例として示したものでございます。二百万円以下の延岡市の人の割合は、例えば宮崎市に比べ六%ほど高くなっていることからも、延岡の厳しさをあらわす一つの例として考えたところでございます。  一方で、議員御指摘のとおり、所得額から扶養控除等の所得控除額を差し引いたものが課税標準額でございますので、課税標準額が二百万円以下の方であっても、扶養家族の人数が多い場合などは、所得額はこれをかなり上回る場合もございます。  このようなことから、市民税課税標準額だけで家計の困窮度合いがはかれるものではないことは十分認識いたしておりますが、先ほども申し上げましたように、私としましては何かあらわす指標はないかと探す中で、一つの例としてお示ししたものでございます。  なお、県が三年おくれで一人当たり所得額というものをまとめ、各市の数値を公表していますが、この数値は三年おくれであるということ、そして個々人の所得ということにとどまらず、各市の経済全体の状況をあらわす性格を持っているところもございますので、私は採用しなかったところではございますが、この数字を見ますと、平成二十二年に、既に延岡市は日向市を下回った状況があり、以後、ずっと続いており、そしてさらに県平均よりも延岡市の平均が、現在、低くなっている。例えば直近の数字で二百三十八万円が県全体の平均であるのに対しまして、延岡市の数値は二百三十一万円となっているということからしますと、この数字であらわすことも適当だったのかなと、今にして思っているところでもございます。  引き続きまして、施設建設における維持管理運営費の事前公表についてのお尋ねでございます。  議員御指摘のように、施設整備費用や維持管理費用につきましては、施設の設置目的や種類、規模、または管理方法などによりまして大きく異なってくることが予想されますので、精度の高い金額の明示につきましては、相当程度、計画の熟度が高まった段階でなければ行うことが難しいということにつきましては、十分に認識いたしております。  しかしながら、市民が判断をする、その判断材料といたしまして、大規模事業を決める際に、後年度負担も含め、事前に市民の皆様の御意見を伺い、民意を反映した形で取り組む、この努力をさせていただく必要があると考えましたときには、事業費、運営費などにつきまして、市民の皆様に御意見を伺うその時点におきまして、可能な限り最大限、想定可能な金額を明示したいと考えております。  次に、内藤記念館及び野口念館建てかえについてのお尋ねでございます。  内藤記念館につきましては、現在、旧施設を解体し、南別館に仮移転している状況でございますので、文化財の収蔵、展示施設の早急な建てかえが望まれているところでございます。  また、野口遵記念館につきましては、開館時期を、御寄附をいただいた旭化成株式会社の創業百周年に当たる二〇二二年としておりますので、速やかに着手する必要がございます。  市民の皆様への情報提供につきましては、内藤記念館では、これまで市民懇談会、専門者会議を経て、現在、パブリックコメントを行い、報道機関等で整備概要の周知を図ってきたところでございますが、一部見直し作業を経て、見直し後の整備内容と予想される維持管理経費を明らかにし、改めて市民の皆様の御意見をお聞きしたいと考えております。  また、野口遵記念館につきましても、まず整備に関する基本的な考え方について、現在、パブリックコメントを行っているところでございますが、今後、設計作業を行う過程で、適切な時期に維持管理費の試算を行い、改めてそれを含めたパブリックコメントを行いたいと考えております。  このようなステップを踏み、市民の皆様の御意見をお聞きした上で着工する考えでございます。  次に、地域電力会社に関する事例についてのお尋ねでございます。  平成二十八年四月の電力小売全面自由化により、全国的に地域電力小売会社の設立が相次いでおりますが、私が、現在、延岡で想定しているケースとは少し異なる面もありますけれども、私が岡山市の副市長を務めた、その岡山市では、平成二十九年二月に岡山電力株式会社という、これは純粋の民間企業ですけれども、小売の電力会社が事業を開始し、地域貢献の一環として電気料金の一部を、その地域を拠点とする女子サッカーチームの育成に充てたり、あるいは教育問題に取り組む一般社団法人に対して支援金として寄附を行う、そしてそのための料金プランも設けると、このような取り組みをしている事例があるところでございます。  また、福岡県みやま市が出資しております電力会社では、電気の契約を結んだ方に対し、高齢者の見守りサービスなどの生活支援を行い、エネルギーを起点にした地域課題解決のための取り組みを行っているとお聞きしております。  このような事例も参考に、経営形態や料金、運営の体制などについて、検討を進めていきたいと考えております。  次に、年度末の予算使い切りについてのお尋ねでございます。  予算の使い切りにつきましては、官公庁の予算単年度主義による弊害が一般的に指摘されているところでございます。このことにつきまして、本市における具体的な事例を把握しているものではございませんが、最小の経費で最大の効果を上げるためには、予算編成のときだけではなくて、予算執行の段階においても、より一層の経費節減を図るためのさまざまな努力を行い、そして予定よりもなるべく安い経費で目的を実現できるよう、不断の点検、そして実践が必要であると考えているところでございます。  議員御指摘のとおり、本市ではこれまでも、予算執行後の入札残額などについては補正予算で調整するなどによりまして、全体として予算の有効な活用に努めているところではございますが、一方で、先ほど申し上げましたように、予算の執行段階において、例えば発注の時期を平準化させることによりまして、より多くの市内の小さな事業者も含めて参入の機会がふえる。そうなりますと、競争がふえて、さらにコストが軽減できるということも結果的に実現する可能性も十分出てまいります。  このように、さらにもう一段の工夫をさまざまな観点から行い、なおかつ経費節減の努力をすることで、財源の確保につなげていく必要があると考えているところでございます。  次に、公約の見直しについてのお尋ねでございます。  私は、市長選挙を通じまして、市民の皆様に、延岡には八つの問題、課題と六つのすばらしいところがあること、そして、そのことを踏まえた七つの提言について訴えてまいりました。この七つの提言は、いわば公約と呼べるものですが、市長就任後、この公約を初め、さまざまな施策や事務事業に関して、現場の職員や関係者の方々と精力的に意見交換、情報収集などを行うよう努めているところでございます。
     私としましては、真に市民が主役となる新しい延岡づくり、この観点から、また市政とは総合行政でありますことから、いずれの公約も延岡にとって必要なものと考えておりますので、これらを着実に実行していくことに全身全霊で取り組みたいと考えているところでございます。  次に、議会への公約の進捗状況の報告についてのお尋ねでございます。  私の七つの提言の進捗状況につきましては、市議会並びに市民の皆様に適宜御報告申し上げる考えでございます。その方法や時期につきましては、現段階では具体的なものに決めておりませんが、できるだけわかりやすい形で報告させていただきたいと考えております。  次に、エンクロスの費用対効果に関するお尋ねでございます。  エンクロスにつきましては、担当課から、指定管理料等、管理経費が約一億三千五百万円と積算しているとの説明を受けた際に、あわせて担当課が試算している経済効果の概要についても、説明を受けております。その際、担当課からは、エンクロスの来館者により、周辺商店街に一定額の新たな消費が発生すること、また、民間投資による固定資産税の税収増も見込まれているなどの説明を受けております。  私は、この数値をさらに精査を高め、具体的には類似施設があるほかの都市の実績値が、年数とともにより出ているところも鑑みまして、さらにこの効果の精査を指示しているところでございます。  そしてまた、市内のほかの地域における消費がこの地域の消費に変わる、それだけではなくて市外からの消費、つまり外貨獲得、つまり市全体のいわば経済のプラス効果、これが実現することが重要であると考えておりまして、その試算の検証も担当課に指示しているところでございます。  次に、(仮称)子どもの城の見直しにつきまして、当初の構想どおりに整備を進めるべきではないかとのお尋ねでございます。  まず、完成のおくれについてでございますが、多くの方々が早期の完成を待ち望んでおられることは十分に理解しているつもりであり、私としましても、一日も早く完成させる考えでございますので、一からやり直すということではなく、これまでに取りまとめてきた基本構想等の成果を生かしながら、より短期間のうちに、新たな構想や設計を取りまとめていきたいと考えております。  また、内容の拡充につきましては、これまで市民の皆様から、小中学生や若者も楽しく過ごせる健全な遊び場が必要だとの声を多くいただいており、また、平成二十五年のニーズ調査におきましても、遊び場、あるいは連れていく場所、イベントなどの声もたくさんいただいているところもございますので、これらを実現し、また延岡のすばらしい自然の中での自然体験、農作業体験なども、どう組み込むのがよいのかということなども、この機会に検討させていただきたい、そう考え、現在の構想に必要な要素をつけ加えたいと考えております。  いずれにいたしましても、完成の時期は多少おくれることになるかとは思いますが、よりよい施設の整備を予算面からも効率的に行うために、現時点で検討させていただく必要があると考えておりますことを、どうか御理解を賜りたいと考えております。  次に、事業系ごみの取扱いについてのお尋ねでございます。  平成十三年の循環型社会形成推進基本法の施行以来、国において資源循環型社会の構築が取り組まれており、本市におきましても、一般廃棄物処理基本計画を策定し、市民・事業者・行政の協働によるごみの減量化・資源化の推進、それと環境に配慮したごみの適正処理、この二つを基本方針に掲げ、廃棄物行政を進めているところでございます。  このような中、昨年十一月に開始しました事業系廃棄物の適正処理推進の取り組みにつきましては、家庭系ごみの減量化が進む一方で、減量化がなかなか進まないため、このたびの適正処理を推進することにより、環境保全や循環型社会の実現を目指すものでありまして、既に県内では宮崎、都城、日向、西都、小林の各市において、同様の取り組みが行われております。  この取り組み開始に当たりましては、関係方面への説明が不十分であり、御迷惑をおかけいたしましたが、本市としても引き続き推進しなければならないと考えており、今後、この取り組みの必要性や意義につきまして、市民の皆様に十分御理解いただけますよう説明責任を果たしてまいる考えでございます。  なお、事業者の皆様には、分別や処理費用について新たな負担をおかけすることになりましたが、現在、処理費用の軽減策につきまして、関係団体との協議や調整を進めているところでございますので、あわせて御理解を賜りますようお願い申し上げます。  次に、大雨時の浸水被害対策についてのお尋ねでございます。  近年の台風の大型化や、局地的集中豪雨の発生に加え、農地から宅地への転用等により、道路の冠水や宅地の浸水が市内各所に発生している状況は、十分に認識しております。  抜本的な対策につきましては、十分な調査と全庁的な検討が必要だと考えますが、まずは問題が生じているそれぞれの地域の実情をより詳しく把握した上で、それぞれ個々の対策を考え、応急措置的なものからでも、まず対応できないか、検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 (降壇)     〔総務部長(溝田輝男君)登壇〕 ○総務部長(溝田輝男君)  お答えいたします。  まず初めに、大規模災害時の医療救護計画についてのお尋ねでございます。  南海トラフ巨大地震などの大規模災害時におきましては、延岡市医師会などの関係機関と連携を図りながら、医療体制を確立することになりますが、市内の医療機関も当然、被災することが想定されます。  このため、発生直後は、県を通じて全国の医療機関に組織されております災害派遣医療チーム、いわゆるDMATなどに要請し、県立延岡病院を拠点として災害医療活動を行ってもらうこととなります。  また、延岡市医師会におかれましては、発災後の迅速な医療体制構築のために、災害医療の担当理事を配置し、市内医療機関での医療提供を初め、被災後の限られた人員における市と連携した医療救護体制など、効率的な救命体制の構築について検討していただいていると伺っております。  今後は、この検討内容の進捗状況を把握するとともに、延岡市医師会と調整を図りながら、市民の安心・安全に努めてまいりたいと考えております  次に、災害応急対策計画についてのお尋ねでございます。  本市では、南海トラフ巨大地震発生時に速やかな応急対応ができるよう、災害応急対策計画を地域防災計画に定めているところでございます。  その中で、道路の確保につきましては、災害対応のための人員や支援物資の輸送等を迅速に行うため、各道路管理者と連携し、災害現場や指定避難所に通じる道路の啓開作業を優先的に行うよう、計画で定めているところでございます。  また、大規模災害発生時には多くの災害ごみが発生することから、災害廃棄物処理計画におきまして、市内の各地区に災害ごみの集積所を約九百カ所、仮置き場を四カ所指定しており、収集体制などについても同様に定めているところでございます。  最後に、仮設住宅の建設につきましては、現時点では、延岡植物園や北方総合運動公園など、二十二カ所の公共用地を候補地として選定しておりまして、約千九百戸の整備が可能となる計画を定めているところでございます。  以上でございます。 (降壇)     〔商工観光部長(甲斐俊二君)登壇〕 ○商工観光部長(甲斐俊二君)  お答えいたします。  発明活動の推進についてのお尋ねでございます。  本市では、中小企業の知的財産を守り、ビジネスに生かすため、宮崎県発明協会が主体となって中小企業振興センターに総合支援の窓口を設置するとともに、昨年度は、市の共催によりセミナー等も開催したところでございます。  このうち支援窓口の相談につきましては、中小企業に限らず、個人の方も対象とするなど、幅広く対応していただいているところであり、今年度二月までの実績では、九十四件の相談をいただき、そのうち個人の方の相談が九件となっているところでございます。  発明に関するPRやサポートにつきまして、市としましても、宮崎県発明協会を初め、関係機関と連携しながら、総合支援窓口の設置やセミナー開催などに引き続き取り組むとともに、市民の皆様にも幅広く関心を持っていただけるよう、積極的なPRなど、きめ細やかな対応に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 (降壇)     〔消防長(上ノ原一道君)登壇〕 ○消防長(上ノ原一道君)  お答えいたします。  まず初めに、共助による被災者救出についてのお尋ねでございます。  議員御指摘のとおり、大規模かつ広域的な地震等災害時には、防災機関による救出活動には限界があり、共助に負うところが極めて大きいと認識しております。  平成二十六年十一月、長野県北部地震発生時、白馬村では、あらかじめ手助けを必要とする高齢者等の住まい情報を地図に記した支え合いマップを活用し、消防団、自主防災組織、事業所が連携し、救助・避難誘導を実施し、一人の犠牲者も出すことなく、一時間半で全世帯の安否を確認したとの報告がなされています。  このような教訓を踏まえ、本市では自主防災組織活動において、災害図上訓練などを通じ、消防団との連携のもと、避難誘導や安否確認などの訓練を初め、一部の地域では、バールやジャッキを活用した救出訓練も行ってきております。  今後も、消防としましては、各地域の自主防災組織活動の実情に即した、自助、共助の教育、訓練を支援しながら、地域防災力の向上を図ってまいりたいと考えているところでございます。  次に、感震ブレーカーの設置状況と設置推進の取り組みについてのお尋ねでございます。  設置状況につきましては、消防法上義務化されていないことから調査はいたしておりませんが、設置推進の取り組みといたしましては、平成二十七年三月、内閣府、消防庁、経済産業省がまとめた大規模地震時の電気火災の発生抑制に関する検討会報告を踏まえ、火災予防運動等の機会を通じ、普及啓発を図っているところです。  あわせまして、日ごろから適切な方法で機器の使用すること、分電盤の位置の確認や不要な電気プラグを抜く習慣を身につけることなどの啓発を行ってまいりたいと考えております。  次に、津波に対する危険物の流出対策についてのお尋ねでございます。  危険物施設の津波対策につきましては、平成二十六年五月、危険物施設の震災等対策ガイドラインが公表されており、製造所、屋内・屋外貯蔵所、屋外タンク貯蔵所、給油取扱所など、六つの危険物施設の類型ごとに、事前対策、応急措置、復旧対応などが示されております。  このうち、屋外タンクを例にいたしますと、市内に設置されている容量千キロリットル以上の特定屋外タンク貯蔵所につきましては、危険物が通過する配管への緊急遮断弁の設置や施設の耐震化などの流出防止対策を行うことで、安全性の確保がなされております。  また、その他の危険物施設につきましても、危険物の貯蔵取扱量や施設形態に応じた対策を講じており、一定規模以上の施設につきましては、消防の定期査察を行っております。  引き続き、施設の関係者に対し、定期点検の徹底や教育及び訓練の実施など、ソフト面も含め、指導に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 (降壇)      〔選挙管理委員会委員長(岡田秀一君)登壇〕 ○選挙管理委員会委員長(岡田秀一君)  お答えいたします。  島浦町の投票所における繰り上げ投票についてのお尋ねでございます。  昨年の衆議院議員総選挙は、台風第二十一号の影響を受ける中での投開票事務となりましたが、当委員会は、県選挙管理委員会、本市の危機管理室、地元の島浦区及び海上タクシー業者等と、台風の進路が心配された十月十七日から常に連絡をとり合い、台風に関する最新の情報を共有しながら、投票期日の繰り上げも含め、その対応を模索してきたところでございます。  結果的には、投票日当日の閉鎖時刻を最大限の四時間繰り上げる措置をとりましたが、予定していた開票時間までに投票箱の送致が間に合わないことが想定されましたので、法令に基づき、全ての投票箱の送致を受けた日、またはその翌日に当たる十月二十三日に開票開始時刻を変更いたしました。このような混乱の中におきましても、市長部局の協力を得ながら、適切に開票事務を執行することができたところでございます。  繰り上げ投票につきましては、投票の機会が減ることから安易にすべきではないという意見もありますが、議員の御指摘のように、自然は何が起きるかわからないという現実も踏まえまして、今回の教訓を今後に生かすべく、県選挙管理委員会を初めとする関係機関との緊密な連絡を図り、引き続き、法令にのっとって適切な選挙の管理執行に努めてまいります。  以上でございます。 (降壇)      〔教育部長(穴井誠二君)登壇〕 ○教育部長(穴井誠二君)  お答えいたします。  まず初めに、学校トイレの洋式化についてのお尋ねでございます。  学校施設は、子供たちが学び、活動する場であるとともに、非常災害時には避難所としての役割を果たすことから、児童生徒、教職員はもちろんのこと、地域の皆さんが使われることも考慮に入れる必要があると考えております。  そのようなことから、昨年度、全小中学校の校舎及び屋内運動場を対象に、洋式トイレの設置されていない男女の各トイレ一カ所につき、少なくとも一基の洋式トイレを整備したところでございまして、現在の洋式トイレの整備率は、小中学校合わせまして四八・五%となっております。  また、国庫補助の採択状況を踏まえながら、年次的にトイレの大規模改造工事を実施し、引き続き、洋式化率の向上を図っているところでございまして、本議会におきましても補正予算に計上させていただいているところでございます  次に、図書購入予算についてのお尋ねでございます。  図書購入予算につきましては、平成二十九年度の予算が千二百万円となっており、平成三十年度当初予算も同額を計上しております。平成二十九年度当初予算額における住民一人当たりの資料費の額は、平成二十九年度宮崎県公共図書館・公民館等図書室の概要によりますと、本市は九十八円となっており、県内九市の中では、宮崎市の八十四円に次ぎ、二番目に低い金額となっております。  図書館におきましては、限られた予算ではありますが、定期的にしっかりとした選書を行い、計画的な収集ができるよう努めているところでございます。  国の交付税の算定につきましては、具体的な個別費用での算定が示されておらず、図書購入費用のみの交付税算入額をお示しすることは困難でございますけども、平成二十九年度における本市の図書館費、約一億九千万円に対しまして、交付税算入額は約一億二千七百万円となっております。  今後とも、高度化、多様化する市民ニーズに応えられるよう、継続的な購入整備に努めますとともに、予算確保に向け努力してまいりたいと考えております。  次に、図書館運営の外部委託についてのお尋ねでございます。  市立図書館で、図書館運営そのものの外部委託を行っているのは、県内九市のうち三館でございます。また、全国の状況につきましては、平成二十八年に文部科学省が行った調査では、市町村立図書館の約一五%が指定管理者制度を導入しております。  生涯学習の拠点である図書館には、地域に密着したサービスが求められます。九州保健福祉大学を初め、関係機関と連携し、企画展示などに力を注ぐとともに、市内各小中学校の図書館への支援業務などを行っているところでございます。  図書館は、図書資料を収集、整理し、一般の利用に供することで、教養や調査に役立てることを目的としております。本市固有の歴史や文化に関する貴重な資料を収集し、利用に供することや情報を発信していくことは、公立図書館としての重要な責務であると考えております。この責務を途切れることなく果たしていくためにも、現時点では、外部委託については考えていないところでございますが、今後も他自治体の動向等の把握に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 (降壇) ○議長(佐藤裕臣君)  西原茂樹議員の発言を許可いたします。 ○二五番(西原茂樹君)  それでは、時間の許す限り再質問をさせていただきます。  まず、市長にお伺いしたいんですけれども、大雨のときの浸水被害についてでありますけれども、根本的には気象の変動が多いと思いますけど、質問でも言いましたように、土地利用における人的災害の要素もあると私は思っているんですが、市長の御所見をお伺いいたします。 ○市長(読谷山洋司君)  例えば、ある大きな施設があるところ、例えば農地だったところに建設されたりする、そのときに一定の規模等になりますと、御存じのとおり、市の要綱等に基づいた各種の協議が行われ、その中で、実は排水対策についても確認をするというところは一つございます。ですので、実は整備の段階におきまして、一定の排水対策についてはチェックをしている建物等もあるところではございます。  ですから、そういう意味では、その許認可がクリアされるということは、その問題について一定の対応をしているということが確認できているということにはなるかと思います。  しかしながら、一方で、現にいろいろなところで大雨のときなどに困ってらっしゃるという現実がある実態を考えますと、とにかくも個々の地域によって事情や原因、理由はそれぞれの地域ごとにさまざまであると思いますが、それをよく把握し、その中で対策を考えて、できることからやっていく、これもまた必要なことだと思いますので、そのような全体的な取り組みについては、現在の大きな施設、大規模な施設整備をするときの手続等に、さらに加えるべきところがあるかどうか、それを考えるとともに、あるいは個々の既にできてしまった施設の周辺の地域におきましては、それぞれの事情や原因などを明らかにしながら、それぞれ個々に対策を考えていくということではないかと考えているところでございます。 ○二五番(西原茂樹君)  もう一度お尋ねいたします。  土地利用における人災の要素があるのか、ないのかについてお答えください。 ○市長(読谷山洋司君)  仮に、例えば一定の規模の施設整備等が農地の上に行われて、その際に市の協議等を行うと。その協議等の中で、市が例えば排水の確認が十分じゃなかったということになりましたら、そこのチェックの問題が一つ大きな問題だということになるかもしれませんが、そうでない場合には、その現行のいわゆる制度においては、十分な確認をしたということに、一つにはなるのではないかと思います。  ただ、実際に、その今の制度が十分なのかどうか、これはまた検証する必要も考えているところでございます。 ○二五番(西原茂樹君)  次の質問に移ります。  図書購入費ですけれども、これも市長にお伺いいたします。  教育部長より、予算確保に努力していくという答弁がございました。県内九市の中で、宮崎市が一人当たり八十四円と最低ですけれども、宮崎市には県立図書館があり、その利用の九割が宮崎市民だそうです。そういうことからいいますと、延岡市が実質で最下位と、一人当たり九十八円ですね。ちなみに都城市が百四十五円、日向市が百八十円、最も高い串間市が二百八十六円と、本市の約三倍近くになっております。  市民の教育の向上を図るためにも、ぜひ増額をすべきであると思いますが、市長の答弁をよろしくお願いいたします。 ○市長(読谷山洋司君)  私も、現在の延岡市の状況は、このままではいけない、そのような問題意識を持っているところでございます。
     具体的に幾らとか、またこのあたりは全体の予算の財源などを見ながら考えていく必要もありますが、何とかふやす方向で対応できないか、そのような考えのもとに、今後、検討してまいりたいと考えているところでございます。 ○二五番(西原茂樹君)  よろしくお願いいたします。  これまでの市政では、たとえ議員であっても、議案という形で議会に上がってきたものでなければ、予算額も予算の中身もわかりませんでした。議員という立場から聞いても、教えてくれないというのが現実でした。エンクロスの予算についても同じでした。今回の市長の発言は、画期的なもので歓迎いたしております。  市長は、三月の広報紙の中で、一定額以上のプロジェクトについて、後年度負担を含めて案の段階で市民に公開し、意見を募る仕組みを新たに設ける必要があると発言されていますが、この一定額以上のプロジェクトの金額というのは、幾らぐらいを指しているのかお伺いいたします。 ○市長(読谷山洋司君)  現時点で幾らというふうに、私自身が案を持っているものではございませんが、これまでの市のさまざまなプロジェクトの実績と、その事業費、それなどを見比べながら、その水準を決めていくということが一つ考えられるのではないかと思います。今後、詰めてまいりたいと考えているところでございます。 ○二五番(西原茂樹君)  これまでは、市民から選ばれた議員に対し、行政情報の開示が優先されてまいりました。今後、案の段階で市民に公開するということの中で、議会への報告はどの段階になるのか教えていただけませんでしょうか。 ○市長(読谷山洋司君)  そのタイミング、まだちょっと細かい部分について、詳細に私自身が案を持っているわけではありませんが、当然、議会もチェックをしていただくという立場でございますので、適時、適切にその情報等はお伝えをしなければならないと考えているところでございます。 ○二五番(西原茂樹君)  大規模プロジェクトについては開示するということでお話をいただきましたが、大規模プロジェクト以外の建設費とか運営費の開示について、市民や議会が尋ねれば開示するお気持ちはあるのでしょうか、お伺いいたします。 ○市長(読谷山洋司君)  どの範囲までというのは、なかなか個別、具体のケースによっていろいろあるかもしれませんが、基本的には同じような考え方で、なるべく公開できるものは公開していくというのが基本的な姿勢として、私どもの市の立つべき位置ではないかというふうに考えているところではございます。実際には、それぞれの運用の中でということはあるかもしれませんが、そのような基本姿勢で臨ませていただきたいと考えているところでございます。 ○二五番(西原茂樹君)  次に、予算編成や大規模事業を決める前に、必ず市民の意見を聞くことを市に義務づける条例を制定するお考えのようですが、市民の意見を聞くというのは、建てること自体の賛否を聞くということなのか、建てることを前提に意見を受けるということなのか、お答えください。 ○市長(読谷山洋司君)  例えば、段階が幾つかあるのではないかと考えております。  まず、施設を建てるということで、調査、検討費を議会で御了解いただいて、それの執行の中で、例えば基本計画的なもの、基本構想的なものができ上がったと仮定しますれば、それをやはりまず意見を市民の皆様方にパブリックコメント等でお聞きすると、そういうことが考えられるところでございます。  その際に、もちろん施設の内容についていろいろ御意見をいただくことのみならず、建設の是非についても御意見がいただけることが予想されます。それらを勘案して、総合的な判断で次のステップに進む、そして建設するということになった場合には、建設するための予算等をまた提案させていただいて、そこで御議決をいただきましたら、今度は整備をするという前提に立って、具体的にまた構想の設計等の中身を詰めながら、予想される運営経費などを試算し、そしてまたしかるべきタイミングで公表していく。そのときにも、実際には建てるべきか否かという御意見もおありかもしれませんが、同時に、同じ建てるならこういうことをすべきだ、ああいうことをすべきと、こういう御意見もおありだと思っています。それらをまた踏まえた上で、最終的に議会の御審議を経て、そして建設が認められれば、その予算を執行して建設する、このような手順になるのではないか、現時点で考えているところは、そのようなところでございます。 ○二五番(西原茂樹君)  このたび、市長がエンクロスについて市民のいろんな意見を聞いたというお話があったんですけど、その内容、どのような意見を聞かれたのかについて教えてください。 ○市長(読谷山洋司君)  まず、そもそも駅前の活性化が成功しないのではないかと、大変心配するお声も今なお大きい、そのような御意見もたくさん聞いているところでございます。これは、例えばココレッタの例などを、皆さん方がまだ記憶に新しいというところから出てきているところもあるのではないかと思います。  それから、次に、建てること、あるいは整備して運営していくということだとしましても、そもそも入居する企業から家賃をもらうものだと思っておられる方がかなり多かったというのが、これまで私が何十回となく対話、集会的なことを行った際、実はほとんどの場面で必ず、皆さんがどの程度御存じか御質問をするようにして心がけておりましたが、多くの方々が指定管理者に委託料を払うということを御存じない、もしくは家賃をもらうものだと思っていたという方が結構多かったという点もございます。  それから、例えば類似施設ということで、佐賀県武雄市の例、あるいは岡山県高梁市の例を申し上げて、私のほうから毎年幾ら払っていると、いずれも一億円以上でございますけれども、そういうようなことをお伝えしますと、大半の方が驚いておられると。そして、やはりそこまでのお金をかけて、本当に成果が上がるのかということの御不安を口にすることがかなり多かったというのが、私のこれまでの対話を続けて、重ねてきた中での私の実体験といいますか、かなりの多数の方がそんな反応でございました。  それから、あともう一つございましたのは、例えばほかの町は図書館の建てかえである、つまり従来、もともとあった図書館を直営にするのか、民間企業に委託するのか、ある意味でその違いといいますか、そういう違いの中で他県の施設はつくられているというケースが多いように思いますけれども、延岡の場合はそれとは全く違う、図書館は図書館で引き続きあり、先ほど御指摘ありましたように、図書館費で一億数千万円という数字がございますが、それに加えまして、もちろん駅前の施設は図書館という機能ではありませんけれども、ある意味外観的に類似している施設に、今度は大きな金額の運営費を重ねる、そのようなほかの町との違いということについても、御存じない方がかなりおられたということがございます。  そして、まして完成する直前まで委託料が公表されないという町はほとんどないということについても、大変驚く方が多いというのが、これまで私が何回も積み重ねてきた意見交換の中で、多くの市民の皆様方からお聞きし、また確認してきた御反応等でございます。 ○二五番(西原茂樹君)  私も市民の方から、やっぱり成功しないのではないかという話は聞いております。また、家賃の話が出ましたけれども、二百五十万円ほどの家賃をもらうということで話は聞いております。  それから、類似市との比較の中で、今回の延岡市の取り組みは初めてのケースであると。結局、CCCを中心にあそこに人を集めて、そして事業というか企画をして、催しをして、集まった人をまた商店街に回遊させるという、そういう新しい発想でありますので、それはしっかり市長として市民のほうに情報開示をしていただきたいと思います。  エンクロスの開館について賛成の請願が出されていると思うんですけれども、どのような団体から請願が出てますか。 ○市長(読谷山洋司君)  請願等について、まだ実は私自身、目にしてないところでございます。 ○二五番(西原茂樹君)  何団体か、請願も出ているみたいです。  今後、そのエンクロスについてパブリックコメントを開くということですけれども、これは白紙の状態で開くのか、どういう状況でパブリックコメントを開くというお考えなんでしょうか。 ○市長(読谷山洋司君)  私の現時点の考えといたしましては、エンクロスがこのような延岡市にメリットをもたらすものだという試算結果などを市民の皆様方にお示しするとともに、一方で、幾ら毎年経費がかかるのかなど、今までかかった経費、そしてこれからかかる経費もあわせてお示しすることで、市民の皆様方が費用とその効果、両方を見比べることができるようなパブリックコメントを考えているところでございます。  その結果、ですから運営することが前提ということではなくて、運営すべきかどうかを判断する上で一つの判断材料といたしまして、市民の皆様方の声をお聞きしながら、最終的にはもちろん市として判断し、また市議会の皆様方の御審査を仰ぐことにはなりますけれども、その大きな判断材料として、そのようなパブリックコメントをさせていただくことを考えているところでございます。  それからまた、あわせまして委託料につきましても、現在のところ、目的、例えば何人集客をするということの達成ができるか、できないかにかかわりませず、一定の金額を支出するというのがこれまでの考え方にあるわけですけれども、例えば成果主義的な考え方を導入して、その委託料について成果に応じて増減するということができないか、これについて、実は私のほうから直接当該会社の社長に検討できないだろうかということを持ちかけましたところ、検討するという答えはいただいています。実際に検討して協議する上で、いろいろな困難も予想されますけれども、その協議の結果についても、またパブリックコメントの中に含める形でお示しすることも考えさせていただくことになるのではないかというふうに、現時点で考えてるところでございます。 ○二五番(西原茂樹君)  エンクロス全体で、六十名の雇用が予定されているようです。現在、四十五名が雇用されているそうですけれども、そのうちの六名がCCCの社員で、他市から延岡市に移住して開園の準備を進めているそうです。  今回、市が委託する一億円は公共施設部分で、担当職員が二十三名、人件費は約七千二百万円、これは従業員の給料として市民に支払われるものです。エンクロスの管理とともに、市民活動のコーディネートをする、現在、市内の五十の市民団体が、もう登録を済ましております。さらに、登録はふえる見込みであるというふうに伺っております。  今回の突然の延期で、CCCに対する損害金は、四月、五月、六月の三カ月だけで三千万円を超えるのではないかと思われます。いかがでしょう。 ○市長(読谷山洋司君)  損害金というお話がありましたけども、現時点で損害というものが生じていることにはならず、そしてまた、申し上げるまでもありませんが、自治体の意思決定というのは議会の審議を経て決まるということは、これは当該会社も御存じのことだと思いますので、そして、なおかつその方針をあらかじめ可及的速やかに私自身が伝える、その努力もしたつもりでございますので、現時点におきまして、損害等々の問題が生じるということに必ずしもならないのではないかということも考えてるところでございます。  さはさりながら、いろいろなこれまで私が必ずしも直接伺ってないことなど、何かあるのかどうかわかりませんが、いずれにしても現時点においてはそのように考えているところでございます。 ○二五番(西原茂樹君)  今、四十五人、雇用しているという話なんですけど、今すぐ解雇すれば損害金はできませんけれども、あと三カ月後の六月に、もしかするとCCCがやるかもしない、もしかするとほかの機関がやるかもしれない、もしかすると別の方法をやられるのかもしれない、そういう中で、CCCに対してしっかりとした意思表示をしないと、彼らもこのまま雇用していけば、それは損害として出てきますので、もうしないならしないとはっきり言わないと、彼らも大変困ると思うんです。その辺はいかがですか。 ○市長(読谷山洋司君)  まさに今回、議案として提案をさせていただいて、期日を六月末まで延期させていただき、そしてその間でさまざまな検証等、あるいは協議等をさせていただくということを、二月のなるべく早い段階に直接お伝えしようということで、私自身、当該会社の代表取締役に伝えてきておるところでございますので、当該会社につきましては、その市の方針、そしてスケジュールも踏まえた上で、少なくとも事前に情報が伝わった上で、あとは当該会社としてのそれぞれの判断をどうするのかということを、今、検討されているのではないかと考えているところでございます。  私のほうから、西原議員にお尋ねさせていただきたいと思います。  現時点で、これまで市民の方々からさまざまな、こういうことは知らなかった、わからなかったということをお尋ねいただきましたので、お答えしましたけれども、一方で、あのプロジェクトがうまくいかなかったときに、最終的に誰にツケが回るのか、そう考えましたときに、やはり市民にツケが回るということになります。ですから、本当に入念にといいますか、市民の皆様方にツケが回るかもしれないということも含めて、十分に情報を開示し、そして検証結果も含めて判断していただくということが、私は必要だと考えているんですけども、もう市民の皆様方に、これ以上情報を伝える必要はないというふうにお考えなのか、あるいは、さらに情報はまだ伝えたほうがいいとお考えなのか、その点をお尋ねしたいのが一点でございます。  それからもう一点でございますけど、仮にでございますけど、委託契約が、例えば成果に応じて委託料を増減できるということが実現しますとすれば、一つの方策ではないかと私自身は思うのですが、もう今のままの契約で成果が上がろうが、上がるまいが、同じ金額を市は払うんだということのほうがいいのか、それとも、難しいかもしれないが、その増減ができる可能性を追求したほうがいいと思うのか、どちらがよろしいと思われるかお尋ね申し上げたいと思います。 ○議長(佐藤裕臣君)  西原議員、今の反問にお答えください。 ○二五番(西原茂樹君)  質問でも述べたんですけれども、これまでの議会、市の運営というのは、議会に上がってきてから初めて内容が開示されるということで、今回のエンクロスについては、議員が尋ねても答えはいただけなかったと、そういう状況です。それが今までの議会でした。  今回、読谷山市長になられて、それではいけないということで、今後についてはそういう方針でいいと思うんですけども、やっぱりこれまでの経緯もありますし、結局、延岡市の信用にかかわる問題ですので、もちろん成功させなくちゃいけないんですけれども、そういうことを考えたときには、前の契約、方針を全くなしにするというのはいかがなものかというふうに思います。 ○市長(読谷山洋司君)  まだもう一問、お尋ねしたつもりでございました。  その委託料、成果にかかわらず同じ額、市が払うという方法と、あるいは、可能かどうかはまだ協議中ですので何とも言えませんが、仮に、その成果に応じて委託料を増減できるという委託料の支払い方法があると、二つの選択肢があるとしました場合に、どちらがよろしいとお考えでいらっしゃいますでしょうか。 ○二五番(西原茂樹君)  それについては、先ほど市長が言われた後のほうが、私もいいと思います。 ○議長(佐藤裕臣君)  傍聴人は静粛にお願いします。 ○二五番(西原茂樹君)  通常ですと、議会に提案されて、議員がいろんな質疑をして、最終的に決めるということに今までなってたんですけれども、それを勝手に市長が議案に上げてこないという結論を下したわけですけど、それはやっぱりすごい議会を無視した越権行為だなというふうに私は思います。いかがですか。 ○市長(読谷山洋司君)  やはり誰が責任を持つか、最終的な決定権者、そして責任を持つのが市長でありました場合に、やはり責任を持って提案できる状況ではないと、そのように考えさせていただいたときに、このような今回の対応をさせていただいた、そしてまた、委託料についても、難しいかもしれないけれども、協議をして、そして成果等に応じて増減ができないかということを提案し、そしてまずは検討するというふうに相手方も言った、その中で、限られた時間でもありますけども、精いっぱい努力をさせていただくための時間をいただきたいということでの、今回の提案でございますけども、それは越権行為になるとお考えでございますでしょうか。 ○二五番(西原茂樹君)  これまでの市政の流れからいうと、私はそのようになるんじゃないかというふうに思います。  次に、同じエンクロスについてですけれども、確かに市長がおっしゃるように、市街地から人を呼び込んで外貨を稼ぐという観点は、確かに今回の計画は欠落していたように思います。  しかしながら、それ以外については何ら問題がないと思います。今後のCCCの運営の中で取り組んでいけばいい問題だと思うんですけれども、三カ月延ばして六月以降の市長の考えるシナリオ、何通りかあると思うんですけど、ありましたらお示しください。 ○市長(読谷山洋司君)  現在、費用対効果の、特に効果、いわゆる延岡市全体のパイをふやすといいますか、そういうことの試算も含めて検証を行っている、これは正確にというよりは、あくまでも試算になりますが、他の類似施設の都市の事例などを踏まえながら、よそからどれだけ富が来るかということの資産もさせていっているところでございます。  そしてまた先ほど申しましたように、難しいかもしれませんが、しっかり当該会社と協議をして、何とか成果に応じて増減できないか、つまり私ども延岡市だけがその目的を達成しようが、しまいが、同じ経費を、つまり市民の税金が同じ程度負担するということではなくて、やはり同じ目標を指定管理者に持っていただいて、一緒に目標を目指す、そのかわり、やはり厳しいときは一緒に痛みを分かち合っていただく、喜ぶときは一緒に喜んでいただく、そのようなことで、仮に、もしその施設がオープンすることがゴーサインということになったとしましても、そのゴーサインした後の運営を確実なものにするために、そのような契約ができるのかどうかということも、今、協議をしているところでございまして、現時点においては、その協議の成果が果たしてまとまるのかどうか、そしてまた、試算の結果もどのような形でお示しできるのか、それに今、注力しているところでございまして、そこから先についての私自身の予見といいますか、そういうものがあることではございませんので、まずは今、六月末まで何とかお時間をいただいて、その間に市民の皆様方への説明責任をしっかり果たさせていただく。それから、あわせて目標達成のために延岡市として精いっぱいできることを、あらゆる手段を駆使させていただいて、そして多くの市民の皆様方、仮にオープンするとしましても、懸念されている二の轍を踏むという言葉になるんでしょうか、失敗することのないように最大限の努力をする、仮にオープンするとしましても、そのような制度がどこまでつくれるのかということに、まず検討の力を注いでいるところでございます。 ○二五番(西原茂樹君)  次に移ります。  子どもの城の取り組みについてでありますけども、市長は子供から大人まで楽しめる施設を併設したいというようなお考えのようですけれども、延岡市にはヘルストピアという施設がありまして、子供からお年寄りまで楽しめる施設ということでできていると思うんですけれども、そのヘルストピアを拡充する、充実させていくという考えではまずいんでしょうか。 ○市長(読谷山洋司君)  例えば、遊び場とか、そういうことを一つ例にとりますと、これは私一人が申し上げてるわけじゃなくて、多くの方が望んでいらっしゃる。特に、これは平成二十五年のニーズ調査でも第二位に位置づけられた回答でもありますので、そういうニーズがたくさんあるというのは、これは事実ということになると思いますけど、それに関しまして、この今回の(仮称)子どもの城のところであわせて展開をするのか、あるいはほかのところで展開するのか、そこはまず議論といいますか、検討をした後に判断する必要があるのではないかというふうに考えているところでございますが、私自身は、その子どもの城の整備に向けたニーズ調査の中で、非常にニーズとして顕在化されている、その遊び場、あるいは連れていくところということが現にありますので、そこについては、やはり(仮称)子どもの城の整備の中で最大限可能性を検討していくということが、まずとる必要があるのではないかというふうに考えているところでございまして、今回、このような形で、本当に大至急ではありますが、時間をいただいて、子どもの城での展開の可否、適否について検討させていただくというのは、そのような考え方によるところでございます。 ○二五番(西原茂樹君)  子どもの城というのは、幼児教育の充実を図るために、長い期間をかけて計画されてきたものです。今回、市長がおっしゃってるのは、子供と大人の遊び場をつくるということで、全くコンセプトが違うと思うんです。だとしたら、それは別の考え方を私はすべきであって、そこに無理やり押し込めていく必要はないと思いますけど、いかがでしょう。 ○市長(読谷山洋司君)  まず、子供という言葉の意味するところでございますけれども、例えば小学校、しかもその小学生も、低学年、中学年、高学年で体の大きいわけでございますけども、そういう子供たちを視野に入れなくていいのかという論点が私にはあると思っております。やはり子育て最中のお子様に関しましては、小学生についてもニーズは高いものと認識しておりますけれども、現在、予定されている例えば百五十平米のプレイルームというところで、面積的に大丈夫なのか、もし小学生がたくさん来るということになれば、そういうような懸念を私自身は持っているところでございます。  そして、その懸念の背景といいますか、先ほどのお尋ねとも関連しますが、私自身がこどもーるという施設、これは二百坪弱でございますが、施設を運営しておりまして、本当に雨の日や土日はたくさんの、実際にちょっと待ち時間でお待ちいただくような、それほどたくさんの方が来られた施設を経営してきた経験もございますので、その中で、実はその施設、大人も一緒に遊べる施設ということで、大人の方も大変楽しんでいただいてたという実態がございましたので、実は大人も子供もという施設を自分自身がやってきた経験から申しまして、私自身は非常にイメージが湧くという以上に、自分で実際やってきたということもありますので、そのような施設、そして多くの方々が喜んでいただいたという経験もございましたので、私自身のイメージとしてはそのようなものがあります。  ただ、それは、いずれにしても検討して、その検討の結果どうなるか、これは関係の皆様方、有識者の皆様方との検討でなければいけないというふうには考えておりますけど、いずれにしましても、やはりニーズの高い分野についてどうするのかということの検討を、何とかさせていただきたいという考え方でございます。 ○二五番(西原茂樹君)  今回の子どもの城は、平成三十一年度完成を心待ちにしているたくさんの方々がいらっしゃるんですけど、もし市長のお考え方をドッキングさせて考えるならば、完成年度は大体いつごろになるとお考えですか。 ○市長(読谷山洋司君)  見直しをさせていただいて、その結果の内容にもよるところはございますけれども、面積等にもよりますけれども、これまでのスケジュール等々から考えますと、施設の設計、基本設計及び実施設計に一年半程度かかるということが、一つ見込まれます。  私としましては、一日も早く答えを出して、スタートさせていただきたいという考えがございますので、仮に今年度内に、なるべく今年度内にといいますか、今年度内に設計を発注させていただくとしましたら、今年度末までの間に発注して、そこから一年半をして設計ができ、そしてそこから着工するということになる、そのようなスケジュールが一つ考えられるところでございます。  着工の期間はどれぐらいかというところは、またちょっと、済みません、今、一概に言えないところがございますけど、少なくとも設計に一年半程度かかるというのが、これまでのこの(仮称)子どもの城の取り組みから、一つ推計される期間ではございます。  いずれにしても延びてしまうというところは延びてしまうんですけれども、そこを一日も早く実現するべく、最大限努力をさせていただくということが、やはり一度つくる以上、後でまた二度、三度ということになるのではなくて、予算のやっぱり効率的な執行からも、この時点でできる限りの検討をさせていただきたい、そのように考えているところでございます。 ○二五番(西原茂樹君)  今回、子どもの城の担当者にお聞きしたんですけれども、もう面積的にはいっぱいだと。駐車場もちょっと台数を聞いたんですけど、忘れたんですが、そんなに多い台数ではありませんでした。  それで、市長のお考えをもし今回の場所に持ってくるならば、とてもじゃないけど面積が足りないと思います。そうなった場合は、別の場所から探さなければならないと思うんですけど、そうなると、果たして三月いっぱいでそういうことができるかというと、できないような気がするんですけれども、今の場所に併設するというなら可能だと思うんですけど、違うところにつくるとなると、今言いました場所から探さなくちゃいけないので、ちょっと不可能だと思うんですけど、いかがですか。 ○市長(読谷山洋司君)  見直し後の規模等々にもよるところではございますけども、確かに議員御指摘のとおり、今のところ、古川の場所でさらに面積を広げるということになりますと、今、建っている施設を除却していくと、その施設、もとの校舎ですので大きな施設でございますので、それには確かに除却の時間等も必要ですし、また所有者が県ということで、そことの手続も踏まなきゃいけないということで、日数がかかるという点がございます。  一方でまた、ほかの土地ということになったときに、じゃあ今すぐでも建設できるところがあるのか、そこはなかなか難しいところがあるかもしれませんが、ただ、そこも含めて議論させていただき、そして最終的に盛り込むべき機能と、それからスケジュール等々を勘案して、関係者の皆様方の御意見も聞いた上で、成案を得て、スタートをさせていただきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(佐藤裕臣君)  これをもって、西原議員の総括質疑及び一般質問を終了いたします。  お諮りいたします。  議事の都合により、本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤裕臣君)  御異議なしと認めます。よって本日はこれをもって延会することに決定いたしました。  明日は午前十時に会議を開き、本日に引き続き、総括質疑及び一般質問を行います。  本日は、これをもって延会いたします。 午後四時三十九分 延会...