延岡市議会 2015-07-03
平成27年第 2回定例会(第6号 7月 3日)
〔
矢野戦一郎君 登壇〕
○副
議長(
稲田雅之君)
表 彰 状
延岡市 矢 野 戦一郎 殿
あなたは、
市議会議員として十年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第九十一回
定期総会に当たり、
本会表彰規程により
表彰いたします。
平成二十七年六月十七日
全国市議会議長会 会長 岡 下 勝 彦
〔拍 手〕
○
事務局長(
甲斐研二君) 以上で、
表彰状の伝達を終わります。
続きまして、
首藤市長から
感謝状及び
記念品の贈呈を行います。
最初に、
松田和己議員
〔
松田和己君 登壇〕
○市長(
首藤正治君)
感 謝 状
松 田 和 己 様
あなたは、
延岡市議会議員として二十年の長きにわたり、豊富な見識と卓越した手腕をもって
市民福祉の向上に努められ、市政の発展に多大な貢献をされました。
よって、ここに深く感謝の意を表します。
平成二十七年七月三日
延岡市長 首 藤 正 治
〔拍 手〕
○
事務局長(
甲斐研二君)
西原茂樹議員
〔
西原茂樹君 登壇〕
○市長(
首藤正治君)
感 謝 状
西 原 茂 樹 様
あなたは、
延岡市議会議員として二十年の長きにわたり、豊富な見識と卓越した手腕をもって
市民福祉の向上に努められ、市政の発展に多大な貢献をされました。
よって、ここに深く感謝の意を表します。
平成二十七年七月三日
延岡市長 首 藤 正 治
〔拍 手〕
○
事務局長(
甲斐研二君)
熊本貞司様
〔
熊本貞司君 登壇〕
○市長(
首藤正治君)
感 謝 状
熊 本 貞 司 様
あなたは、
延岡市議会議員として二十年の長きにわたり、豊富な見識と卓越した手腕をもって
市民福祉の向上に努められ、市政の発展に多大な貢献をされました。
よって、ここに深く感謝の意を表します。
平成二十七年七月三日
延岡市長 首 藤 正 治
〔拍 手〕
○
事務局長(
甲斐研二君)
上田美利議員
〔
上田美利君 登壇〕
○市長(
首藤正治君)
感 謝 状
上 田 美 利 様
あなたは、
北方町議会議員並びに
延岡市議会議員として、長きにわたり、豊富な見識と卓越した手腕をもって
市民福祉の向上に努められ、市政の発展に多大な貢献をされました。
よって、ここに深く感謝の意を表します。
平成二十七年七月三日
延岡市長 首 藤 正 治
〔拍 手〕
○
事務局長(
甲斐研二君)
矢野戦一郎様
〔
矢野戦一郎君 登壇〕
○市長(
首藤正治君)
感 謝 状
矢 野 戦一郎 様
あなたは、
北川町議会議員並びに
延岡市議会議員として、長きにわたり、豊富な見識と卓越した手腕をもって
市民福祉の向上に努められ、市政の発展に多大な貢献をされました。
よって、ここに深く感謝の意を表します。
平成二十七年七月三日
延岡市長 首 藤 正 治
〔拍 手〕
○
事務局長(
甲斐研二君) 以上で、
感謝状及び
記念品の贈呈を終わります。
ここで、稲田副
議長より、
お祝いの言葉をいただきたいと存じます。
恐れ入りますが、
受賞者の皆様は御起立をお願いいたします。
○副
議長(
稲田雅之君) それでは、議会を代表いたしまして、一言御挨拶させていただきます。
このたび、
全国市議会議長会、永年
勤続表彰を受けられた
議員の皆様、まことにおめでとうございます。
まず、今回、二十年
表彰を受けられたお三方でありますが、共に
平成七年に初当選され、
熊本貞司さんにおかれましては、前期御勇退までに五期連続、そして
松田和己議員、
西原茂樹議員におかれましては、今期を含め、六期連続の当選を果たされております。
また、十年
表彰を受けられたお二方におきましては、合併前からそれぞれ
町議会議員として、また、合併後からは
市議会議員として御活躍され、
矢野戦一郎様におかれましては、前期御勇退までに二期
連続当選、一方、
上田美利議員におかれましては、今期を含め、三期連続の当選を果たされるとともに、五月からは
議長に就任されております。
今回、
表彰を受けられた五人の皆様において、特に申し上げるべきことは、全員が
監査委員という要職を務めていらっしゃるということでありまして、その卓越した見識をもとに、それぞれ長きにわたり、市政の発展と
住民福祉の向上に、終始一貫して御尽力いただいたところであります。その御功績に対しまして、深甚なる敬意をあらわすところであります。
現在、
延岡市は、
東九州の
中心都市にふさわしい
自治体として、
延岡新時代と銘打ち、さまざまな施策を積極的に展開し、大きく飛躍しようとしております。
また、特に本年は、
延岡新
時代創生総合戦略や、第六次
延岡市
長期総合計画の策定といった、本市の今後のあり方を定める重要な年であります。
このような中、市民の誰もが生き生きと輝く
延岡市と築くためにも、
皆様方におかれましては、今後とも健康に留意され、ぜひとも、その豊富な経験と見識を生かし、
市政発展、また、開かれた議会の推進のため、御尽力を賜りますよう心から御祈念申し上げ、
お祝いの言葉とさせていただきます。
本日は、まことにおめでとうございました。
○
事務局長(
甲斐研二君) 続きまして、
首藤市長より、
お祝いの言葉をいただきたいと存じます。
○市長(
首藤正治君) それでは、私のほうからも
一言お祝いの言葉を申し述べさせていただきたいと思います。
全国市議会議長会より、はえある
勤続表彰を受けられました
松田和己様、
西原茂樹様、
熊本貞司様、
上田美利様、
矢野戦一郎様、それぞれに、これまでの御功績が評価されたものと考えております。まことにおめでとうございます。心より
お祝いを申し上げたいと思います。
皆様方は、これまでの長きにわたる、
市議会議員及び
町議会議員としての在職、そしてその中で
市政発展のために御尽力をいただいたきたところでございます。これまでの御貢献に対しまして深く敬意を表しますとともに、市民を代表して、心から御礼申し上げたいと思います。
さて、去る三月には、
東九州自動車道におきまして、
大分県内の区間全て開通をいたしました。そして、これによって
九州初の循環型の
高速道路ネットワークが実現をしたところでございます。
また、続いて、四月には
九州中央自動車道の一部ともなります
北方延岡道路が
全線開通をしたところでもございます。
この
高速道路開通の効果というもの、さまざまな分野で市民の皆様から教授していただけるように、
交流人口の増加や
観光産業の振興を初め、また、
東九州メディカルバレー構想、
延岡市
メディカルタウン構想など、
高速道路時代における
地域活性化の取り組みを、今後とも加速してまいる所存でございます。
何とぞ、
皆様方におかれましては、今後とも御自愛くださいまして、
延岡新時代に向けての御指導、御支援を重ねてお願い申し上げまして、甚だ簡単でございますけれども、本日の私からの
お祝いの言葉とさせていただきたいと思います。
本当におめでとうございます。
○
事務局長(
甲斐研二君) それでは、ここで
受賞者を代表されまして、
松田和己議員から謝辞がございます。
○(
松田和己議員) 御指名をいただきましたので、僭越ではございますが、
受賞者を代表いたしまして、
一言お礼を申し上げたいと思います。
ただいま、副
議長より、
全国市議会議長会からの十年、二十年の永年
勤続表彰、その伝達をいただき、また、市長からは
感謝状をいただきまして、まことにありがとうございます。
さらには、私ども、身に余るお言葉をいただきまして、大変光栄に思っております。これもひとえに、長年にわたりまして、私どもを支持、応援いただきました市民の皆様、そして市長を初めとする
市当局の皆様、
議員各位の御指導があったからこそと、衷心から厚くお礼を申し上げます。
振り返ってみますと、私ども二十年
表彰をいただきました三人が、
延岡市議会議員として初当選いたしましたのが、
平成七年度でございます。ちょうど国道一〇
号延岡道路が事業着手され、そして市民の念願であった四年
制大学、
九州保健福祉大学の誘致に関する
基本協定が締結され、そういった時期でもございました。
また、十年
表彰いただきましたお二人が、
町議会議員として当選されたのが
平成十五年でありまして、ちょうど任意の
合併協議会が設立された時期でもあったと思っております。
このように、私どもは、本市が新しい
まちづくりをスタート、動きが始まった、そういう重要な時期に
議員として第一歩を踏み出したように思っておりますし、本市にとりましても、この歳月は大変な激変、激動の時期であったのではないかと私は思っております。
長年にわたりまして、五人一生懸命やってまいりました。そして、合併をして九州で二番目の
行政面積を持つ本市といたしましても、ようやく
高速道路が
全線開通をしております。また、新しい
東九州の
中心都市として、新しく発展に向けてスタートしたところでございますが、ますます激化する
地域間競争、そして直面する
少子高齢化による人口減少問題等々、
地方分権の進展に移りまして、
自治体の
自己決定、
自己責任がますます問われる、そういった時代になってきているんじゃないかと思っております。
それに伴いまして、議会といたしましても、その
二元代表制の一翼を担う立場として、その責任、また役割も大きなものになってきていると思っております。
今回、お二人の方は既に勇退をされておりますが、
郷土延岡を思う心は、皆、同じだと思っております。これからも
市政発展のため、そして
市民福祉向上のために、
誠心誠意、
全力投球をする所存でございます。皆様にとりましても、今後とも、私どもに御指導いただきますよう心からお願いを申し上げまして、措辞ではございますが、お礼の御挨拶とさせていただきます。
本日は、まことにありがとうございました。
(拍手)
○
事務局長(
甲斐研二君) 以上をもちまして、
表彰状の伝達及び
感謝状の贈呈を終わります。
本日は、まことにおめでとうございました。
◎午前十時二十三分 開議
○
議長(
上田美利君) これより本日の会議を開きます。
本日の
議事日程は、お手元に配付いたしております
日程表のとおりであります。
◎日程第一 1
議案第一九号
人権擁護委員候補者の推薦
2
議案第二〇号
人権擁護委員候補者の推薦
○
議長(
上田美利君) 日程第一
議案第一九
号人権擁護委員候補者の
推薦外一件を
一括議題といたします。
当局の
提案理由の説明を求めます。
〔市長(
首藤正治君)登壇〕
○市長(
首藤正治君) ただいま議題となりました
議案につきまして、御説明を申し上げます。
議案第一九号及び
議案第二〇号は、
人権擁護委員候補者の推薦でございます。
本案は、
人権擁護委員の
池田拓二氏、並びに
甲斐棋悊氏の任期が本年九月三十日をもって満了となることから、その
後任候補者を法務大臣宛て推薦するものでございます。
まず、
議案第一九号は、
人権擁護委員に、引き続き
池田拓二氏を推薦するものでございます。
池田氏は、昭和四十四年から
平成十七年まで
延岡市役所に勤務され、その間、
社会同和教育等を担当されております。退職後は、本市の
民生委員・
児童委員を一期務められ、現在、保護司として活動されております。
人権擁護委員としましては、
平成二十四年から一期務められ、
市民相談や
各種啓発活動に積極的に取り組んでいただいております。
次に、
議案第二〇号は、
人権擁護委員に、引き続き
甲斐棋悊氏を推薦するものでございます。
甲斐氏は、昭和四十四年から旧北浦町職員として、合併後は
延岡市職員として勤められ、
平成二十年三月に退職されております。退職後は、北浦町大井区の区長及び
公民館長を初め、
延岡市
社会福祉協議会の
評議員を務めるなど、広く
地域社会の実情にも精通しておられます。
人権擁護委員としましては、
平成二十四年から一期務められ、地域と密着した
人権擁護委員活動に積極的に取り組まれております。
両氏とも、人格・
識見ともに
人権擁護委員として適任であると考えますので、推薦に御同意いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
(降壇)
○
議長(
上田美利君) これより
一括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
上田美利君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております
議案第一九号及び
議案第二〇号の二件については、
委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
上田美利君) 御異議なしと認めます。よって、本二件については、
委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これより
一括討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
上田美利君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより
議案第一九
号人権擁護委員候補者の推薦及び
議案第二〇
号人権擁護委員候補者の推薦の二件を一括採決いたします。
本二件は、原案のとおり推薦に同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
上田美利君) 御異議なしと認めます。よって、本二件は原案のとおり推薦に同意することに決定いたしました。
◎日程第二
議案第六号
平成二十七年度
延岡市
一般会計補正予算
○
議長(
上田美利君) 日程第三
議案第六
号平成二十七年度
延岡市
一般会計補正予算を議題といたします。
予算審査特別委員会委員長の
審査結果の報告を求めます。
〔
予算審査特別委員会委員長(
稲田雅之君)登壇〕
○
予算審査特別委員会委員長(
稲田雅之君)
予算審査特別委員会における
審査の経過並びに結果につきまして、御報告を申し上げます。
ただいま議題となっております
議案第六
号平成二十七年度
延岡市
一般会計補正予算につきましては、
議長を除く、全
議員で構成する
予算審査特別委員会を設置し、これに
審査を付託されたものであります。
本
委員会といたしまして、六月二十六日に
委員会を開き、市長を初め、
関係部課長の出席を求め、慎重に
審査いたしました結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これより
審査の経過を御報告申し上げます。
今回の補正は、歳入・歳出それぞれ一億八千三十六万七円を追加し、
予算総額を五百七十八億一八百三十六万七千円とするものであります。
主な内容といたしましては、「ひむか遊パークうみウララ」エリア内の、北浦町
古江地区に
状況発信及び集客の
拠点づくりとして、市が
観光案内所等の整備を行うとともに、
民間事業者が行う
農林水産直売所等の整備に対する助成を行うほか、
延岡インターチェンジ・
バス停留所利用者の
利便性向上のための
駐車場整備や、
自治宝くじコミュニティ助成を活用した事業などであります。
審査において、まず、
委員より「
自治公民館施設等整備助成事業に関して、毎年、
自治宝くじコミュニティ助成事業に要望を申請し、採用される地区は何地区あるのか」との質疑がなされ、当局より「
平成二十六年度に申請があった地区は十九地区であり、例年、二から四
地区程度が採用されている」との答弁があったのであります。
さらに、
委員より「
当該事業に採用されなかった地区はずっと整備を待つことになるが、
一般財源からの助成はできないのか」との質疑がなされ、当局より「
当該事業を利用するより負担は大きくなるが、市の
単独事業である
自治公民館建設補助事業を利用し、整備を行っている地区もある」との答弁があったのであります。
次に、
委員より「
高速バスストップ整備事業に関して、
整備場所が五ヶ瀬川の堤防敷きとなっているが、
大雨等の場合の対策は行っているのか、との質疑がなされ、当局より「国土交通省
延岡河川国道事務所と協議を行いながら進めており、バスの運行がない日、
大雨等の災害時は、駐車場を閉鎖することとなっている」との答弁があったのであります。
以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、
予算審査特別委員会における
審査の経過並びに結果についての御報告といたします。
よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○
議長(
上田美利君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
上田美利君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
上田美利君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより
議案第六
号平成二十七年度
延岡市
一般会計補正予算を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、原案可決であります。
本案は、
委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
上田美利君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
◎日程第三 1
議案第 七号
延岡市
土々呂コミュニティセンター条例の制定
2
議案第 八号
延岡市
税条例の一部を改正する条例の制定
3
議案第一四号 財産の取得(
小型動力ポンプ付積載車)
○
議長(
上田美利君) 日程第三
議案第七号
延岡市
土々呂コミュニティセンター条例の制定外二件を
一括議題といたします。
総務財政
委員会委員長の
審査結果の報告を求めます。
〔総務財政
委員会委員長(早瀨賢一君)登壇〕
○総務財政
委員会委員長(早瀨賢一君) 総務財政
委員会における
審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。
今期
定例会において、本
委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております、
議案第七号
延岡市
土々呂コミュニティセンター条例の制定外二件であります。
委員会といたしましては、六月二十九日に、現地視察を行ったのち、
委員会を開き、
関係部課長の出席を求め、慎重に
審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これより
審査の経過を御報告申し上げます。
初めに、
議案第七号は「
延岡市
土々呂コミュニティセンター条例の制定」であります。
本案は、土々呂地域におけるコミュニティ活動の振興を図るため、旧
延岡たいよう支援学校跡地の一部を活用し、
平成二十七年度中に公の施設「
延岡市土々呂コミュニティセンター」を設置することに伴い、地方自治法の規定に基づき、その設置及び管理に関し、必要な事項を定めるものであります。
審査において、まず、
委員より「なぜ、利用料金は、指定管理者の収入となるのか」との質疑がなされ、当局より「指定管理者には、施設を管理運営するための人件費、光熱費、修繕費等の経費から利用料金等の収入を引いた残りを指定管理料として支払うことにしているためである」との答弁があったのであります。
さらに、
委員より「施設の修繕等が必要となった場合は、利用料金を市が徴収し、その中から修繕料に充てるべきではないのか」との質疑がなされ、当局より「市が利用料金を徴収し、その中から修繕料に充てることになると、指定管理者に対しては、利用料金収入分を指定管理料に上乗せする必要があり、結果的に支払う指定管理料が多くなることなどから、利用料金は指定管理者の収入としている」との答弁があったのであります。
また、
委員より「休館日については、公民館がいつでも利用できるのと同じように、コミュニティセンターも同様の形態をとるべきではないのか」との質疑がなされ、当局より「休館日については、立地条件や設置目的等を踏まえ、地元の方との協議によって設定している。土々呂コミュニティセンターの休館日については、同じく郊外に立地している南方東、恒富南コミュニティセンターと同様となっており、地元の方にもこれらのコミュニティセンターの休館日を提示して説明し、了承を得ている。なお、実際に運営する上で、休館日の変更等についての要望があった場合は、柔軟に対応する」との答弁があったのであります。
以上のような質疑応答を踏まえ、討論の後、採決の結果、本案につきましては、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、
議案第八号は、
延岡市
税条例の一部を改正する条例の制定であります。
本案は、地方税法等の一部が改正されたことに伴い、地方税法で定められていた固定資産税の特例措置である税額の軽減率について、市町村が条例で決定できる、いわゆる「わがまち特例」が、サービス付き高齢者向け住宅である貸家住宅に対して導入されたため、その特例率を定めるものであります。
審査において、
委員より「この条例が適用されることにより、税収への影響はどの程度あるのか」との質疑がなされ、当局より「
平成二十七年四月一日から
平成二十九年三月三十一日までに新築された物件が対象となるが、現在のところ該当となる物件が新築される情報がないため、現時点での税収への影響については不明である」との答弁があったのであります。
以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、
議案第一四号は、財産の取得であります。
本案は、消防団に配備している消防車両の老朽化に伴い、消防力の充実・強化を図るため、最新の資機材を装備した小型動力ポンプつき積載車五台を取得するものであります。
審査において、
委員より「土々呂分団へ配備されるものは二輪駆動車となっているが、当該地区にも四輪駆動車でないと登れない箇所があるため、四輪駆動車を配備するべきでないのか」との質疑がなされ、当局より「地域に適した駆動車を配備することとしており、消防団幹部と協議の上、土々呂分団には二輪駆動車を配備することとした」との答弁があったのであります。
以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、総務財政
委員会における
審査の経過並びに結果についての御報告といたします。
よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○
議長(
上田美利君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
上田美利君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより
一括討論に入ります。
通告がありますので、一三番 小田忠良
議員の発言を許可いたします。
〔一三番(小田忠良君)登壇〕
○一三番(小田忠良君) 会派に属さない無所属の小田忠良でございます。
私は、ただいま議題となっております
議案第七号
延岡市
土々呂コミュニティセンター条例の制定に、反対の立場から討論を行います。
本条例は、
延岡市内に立地するコミュニティセンターの第十一番目に誕生する土々呂コミュニティセンターの設置及び管理に関し、必要な事項を定めるものであります。
市長は、既存の空き施設等を活用しながら、
平成二十五年度までには二十一カ所を整備したいと公言されていましたが、ようやく半分が整備されることになります。
御案内のとおり、コミュニティセンターは、地域住民の生涯学習や社会福祉活動の拠点として、あるいは大規模災害時の避難場所となる重要な施設であります。
今回、危機管理室から配布されました、洪水時の避難施設の中にも、東海、岡富、南方東コミュニティセンターが含まれております。だからこそ、コミュニティセンターは自治公民館と同様、いつでも、誰でも利用できる施設の管理運営が求められるゆえんであります。
本条例の第十一条は、センターの休館日は次の通りとする。(一)月曜日、(二)国民の祝日に関する法律に規定する休日、(三)八月十三日から八月十五目まで、(四)十二月二十八日から翌年一月三日まで」と休館日について規定しています。
しかしながら、東海、岡富、川中コミュニティセンターは、既に条例改正を行い、月曜日と祝日を撤廃し、お盆と正月以外は休まずに運営いたしております。また、コミュニティセンターを含む公の施設については、地方自治法第二百四十四条第三項で、「普通地方公共団体は、住民が公の施設を利用することについて、不当な差別的取り扱いをしてはならない」と規定していることから、毎週、月曜日を休日としている美容室や理容室などの御商売をされている市民にとっては、まことに不公平な差別的取り扱いになるのではないかと危惧いたしているところであります。
すなわち、月曜日と国民の祝日に関する法律に規定する休日を休館日とする本条例は、市民に不利益をもたらすことになり、市民目線で市民のための条例とは言えません。
よって、
議案第七号
延岡市
土々呂コミュニティセンター条例の制定に反対であります。
皆様方の御賛同を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○
議長(
上田美利君) 以上で、通告による討論は終わりました。
ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
上田美利君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより、まず、
議案第七号
延岡市
土々呂コミュニティセンター条例の制定を採決いたします。
本案件に対する
委員長報告は、原案可決であります。
本案は、
委員長の報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○
議長(
上田美利君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、
議案第八号
延岡市
税条例の一部を改正する条例の制定、
議案第一四号財産の取得の二件を一括採決いたします。
本二件に対する
委員長報告は、いずれも原案可決であります。
本二件は、
委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
上田美利君) 御異議なしと認めます。よって、本二件は原案のとおり可決されました。
◎日程第四 1
議案第 九号
延岡市
自動車駐車場条例の一部を改正する条例の制定
2
議案第一〇号
延岡市
自転車駐車場条例の一部を改正する条例の制定
3
議案第一一号
延岡市
山村定住住宅条例の一部を改正する条例の制定
4
議案第一五号 市道の
路線廃止(二路線)
5
議案第一六号 市道の
路線認定(一路線)
○
議長(
上田美利君) 日程第四
議案第九号
延岡市
自動車駐車場条例の一部を改正する条例の制定外四件を
一括議題といたします。
都市建設
委員会委員長の
審査結果の報告を求めます。
〔都市建設
委員会委員長(下田英樹君)登壇〕
○都市建設
委員会委員長(下田英樹君) 都市建設
委員会における
審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
今期
定例会において、本
委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております
議案第九号
延岡市
自動車駐車場条例の一部を改正する条例の制定外四件であります。
本
委員会といたしましては、六月二十九日に現地視察を行った後、
委員会を開き、
関係部課長の出席を求め、慎重に
審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これより
審査の経過を御報告申し上げます。
初めに、
議案第九号は、
延岡市
自動車駐車場条例の一部を改正する条例の制定であります。
本案は、現在進められている
延岡駅周辺整備により、
延岡駅東自動車駐車場を廃止することに伴い、所要の改正を行うものであります。
審査において、
委員より「
延岡駅東自動車駐車場を廃止した場合に、現在、月決め等で利用している方への影響はないのか」との質疑がなされ、当局より「今回廃止する東側の駐車場は、現在十九人の方が月決めで利用しているが、西側の駐車場には五十二台分の駐車スペースがあり、日中平均、約三十台の利用状況である。また、周辺には民間駐車場もあることから、十分対応可能であると考えている」との答弁があったのであります。
以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、
議案第一〇号は、
延岡市
自転車駐車場条例の一部を改正する条例の制定であります。
本案は、現在進められている
延岡駅周辺整備により
延岡駅前自転車駐車場が取り壊されるため、
延岡市土地開発公社が所有する土地に臨時駐輪場を設置することに伴い、所要の改正を行うものであります。
審査において、まず、
委員より「今回取り壊される自転車駐車場の建設費用については、償還の必要はないのか」との質疑がなされ、当局より「日本自転車普及協会が
平成七年に建設し、市に寄附をしてもらったものであるため、建設費用の償還の必要はない」との答弁があったのであります。
さらに、
委員より「今後、整備される新しい自転車駐車場については、活用できる補助金等はあるのか」との質疑がなされ、当局より「自転車駐車場については、駅周辺整備事業の中で、国の社会資本整備総合交付金を活用して整備していくことになる」との答弁があったのであります。
以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、
議案第一一号は、
延岡市
山村定住住宅条例の一部を改正する条例の制定であります。
本案は、
延岡市山村定住住宅のうち、北浦町の阿蘇東谷住宅について、
平成二十六年度に、本条例第二十三条に基づき、入居者へ譲渡したため、条例から削除するものであります。
審査において、
委員より「現在、本市にある山村定住住宅の入居状況はどうなっているのか」との質疑がなされ、当局より「現在、本市にある山村定住住宅二十戸のうち、十八世帯が入居している状況である」との答弁があったのであります。
以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、
議案第一五号は、市道の
路線廃止であります。
本案は、北方町の中部公民館線など二路線、総延長六百九十三・二メートルを廃止するものであります。
次に、
議案第一六号は、市道の
路線認定であります。
本案は、桜園町の桜園南北四号線、一路線、四十六メートルを市道として認定するものであります。
本二件につきましては、関連する
議案でありますので、一括して
審査いたしましたところ、
委員より「未登記の市道の解消」に関する質疑がなされ、当局より「未登記の市道については、過去の経緯から現在もそのままになっているものがあり、解消できるものについては、速やかに対応していきたい」との答弁があったのであります。
以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本二件につきましては、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、都市建設
委員会における
審査の経過並びに結果の御報告といたします。
よろしく御審議いただきますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○
議長(
上田美利君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
上田美利君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより
一括討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
上田美利君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより
議案第九号
延岡市
自動車駐車場条例の一部を改正する条例の制定から
議案第一一号
延岡市
山村定住住宅条例の一部を改正する条例の制定までの三件、及び
議案第一五号市道の
路線廃止並びに
議案第一六号市道の
路線認定の計五件を一括採決いたします。
本五件に対する
委員長報告は、いずれも原案可決であります。
本五件は、
委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
上田美利君) 御異議なしと認めます。よって、本五件は原案のとおり可決されました。
◎日程第五 1
議案第一三号
延岡市立保育所条例の一部を改正する条例の制定
2
議案第一七号
延岡西臼杵いじめ問題対策専門家委員会共同設置規約の変更に関する協議
○
議長(
上田美利君) 日程第五
議案第一三号
延岡市立保育所条例の一部を改正する条例の制定外一件を
一括議題といたします。
福祉教育
委員会委員長の
審査結果の報告を求めます。
〔福祉教育
委員会委員長(白石良盛君)登壇〕
○福祉教育
委員会委員長(白石良盛君) 福祉教育
委員会における
審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
今期
定例会において、本
委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております
議案第一三号
延岡市立保育所条例の一部を改正する条例の制定外一件であります。
本
委員会といたしましては、六月三十日に
委員会を開き、
関係部課長の出席を求め、慎重に
審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これより
審査の経過を御報告申し上げます。
初めに、
議案第一三号は、
延岡市立保育所条例の一部を改正する条例の制定であります。
本案は、第六次行財政改革の取り組みの一つであります、市立保育所・児童館の民営化計画に基づき、島浦保育所につきまして、来年四月から指定管理者制度を導入することや、子ども・子育て支援新制度の施行に伴い、延長保育の定義に関して見直しを行うなど、所要の改正を行うものであります。
審査において、まず、
委員より「延長保育の定義について、『一日につき十一時間を超えて行う保育』から『当該児童に係る通常の利用時間帯以外の時間において行う保育』という表現に改めた理由は何か」との質疑がなされ、当局より「子ども・子育て支援新制度の施行に伴い、八時間の短時間保育も利用可能となった。この短時間保育を利用される方については、八時間を超える部分が延長保育となるため、このような表現に改めたものである」との答弁があったのであります。
次に、
委員より「民営化計画では、市が直接、運営するのは二園だけとのことであるが、その理由は何か」との質疑がなされ、当局より「恒富保育所と東保育所の二園が残る理由としては、恒富保育所については子育て支援室を有していること、また、東保育所については、障がいのある子供の支援を行っていたことが理由である」との答弁があったのであります。
以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続きまして、
議案第一七号は、
延岡西臼杵いじめ問題対策専門家委員会共同設置規約の変更に関する協議であります。
本案は、いじめ防止対策推進法に基づき共同設置している「
延岡西臼杵いじめ問題対策専門家
委員会」の事務所の住所を変更することに伴い、当該規約を変更することにつきまして、関係地方公共団体と協議を行うためのものであります。
本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、福祉教育
委員会における
審査の経過並びに結果についての御報告といたします。
よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○
議長(
上田美利君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
上田美利君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより
一括討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
上田美利君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより
議案第一三号
延岡市立保育所条例の一部を改正する条例の制定、
議案第一七号
延岡西臼杵いじめ問題対策専門家委員会共同設置規約の変更に関する協議の二件を一括採決いたします。
本二件に対する
委員長報告は、いずれも原案可決であります。
本二件は、
委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
上田美利君) 御異議なしと認めます。よって、本二件は原案のとおり可決されました。
◎日程第六
議案第二一号
延岡市議会会議規則の一部を改正する規則の制定
○
議長(
上田美利君) 日程第六
議案第二一号
延岡市議会会議規則の一部を改正する規則の制定を議題といたします。
提出者の
提案理由の説明を求めます。
〔議会運営
委員会委員長(内田理佐君)登壇〕
○議会運営
委員会委員長(内田理佐君) ただいま議題となっております
議案第二一号
延岡市議会会議規則の一部を改正する規則の制定につきまして、
提案理由の説明を申し上げます。
本案は、近年の男女共同参画の状況に鑑み、本市議会でも女性
議員が活躍できる環境を整備し、議会活動を促進するため、本市議会の会議規則中、出産に伴います会議への欠席及び
委員会の欠席に関し、明確に規定するものであります。
以上、よろしく御審議いただきますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○
議長(
上田美利君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
上田美利君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
上田美利君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより
議案第二一号
延岡市議会会議規則の一部を改正する規則の制定を採決いたします。
本案は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
上田美利君) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
◎日程第七 1報告第四号
平成二十六年度
延岡市
繰越明許費繰越計算書の報告
2報告第五号
平成二十六年度
延岡市
水道事業会計予算繰越計算書の報告
3報告第六号
平成二十六年度
延岡市
下水道事業会計予算繰越計算書の報告
○
議長(
上田美利君) 日程第七 報告第四
号平成二十六年度
延岡市
繰越明許費繰越計算書の報告外二件の報告を行います。
市長の報告を求めます。
〔市長(
首藤正治君)登壇〕
○市長(
首藤正治君)
平成二十六年度事業の繰越計算書につきまして、御報告を申し上げます。
報告第四号は、
平成二十六年度
延岡市
繰越明許費繰越計算書の報告でございます。
本件は、議会の御承認をいただきました
平成二十六年度事業の繰越明許費につきまして、地方自治法施行令第百四十六条第二項の規定に基づき、繰越計算書を調製し、報告するものでございます。
繰越額は、一般会計におきまして、防災行政無線統合・デジタル化整備事業ほか三十件で十一億六千八百十二万九千三百七十七円、介護保険特別会計では、在宅医療・介護ネットワーク構築モデル事業で一千万円となっております。
報告第五号は、
平成二十六年度
延岡市
水道事業会計予算繰越計算書の報告でございます。
本件は、建設改良費のうち、他の工事事業者との工程調整等の関係で、年度内に完工することができなかった工事等につきまして、地方公営企業法第二十六条第三項の規定に基づき、繰越計算書を調製し、報告するものでございます。
繰越額は、資本的支出におきまして、管路整備事業等に係るもので、七千二百二十五万円となっております。
報告第六号は、
平成二十六年度莚岡市
下水道事業会計予算繰越計算書の報告でございます。
本件は、先ほどの水道事業会計と同様、繰越計算書を調製し、報告するものでございます。
繰越額は、資本的支出におきまして、下水道事業に係るもので、八億七百七十万三千五十五円となっております。
以上で、繰越計算書の報告を終わります。
(降壇)
○
議長(
上田美利君) ただいまの報告について
一括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
上田美利君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
以上で、報告を終わります。
◎日程第八
意見書第一号
地方財政の充実・強化を求める
意見書(案)
○
議長(
上田美利君) 日程第八
意見書第一号
地方財政の充実・強化を求める
意見書(案)を議題といたします。
〔議会運営
委員会委員長(内田理佐君)登壇〕
○議会運営
委員会委員長(内田理佐君) ただいま議題となっております、
意見書第一号
地方財政の充実・強化を求める
意見書(案)につきまして、
提案理由の説明を申し上げます。
現在、地方
自治体におきましては、子育て支援などを初め、さまざまな分野において、その果たす役割が拡大するとともに、人口減少対策を含む地方版総合戦略策定といった新たな政策課題にも直面しており、このような中、公共サービスにおける人材確保とこれに見合う
地方財政の確立が必要であります。
そのため、二〇一六年度の政府予算や
地方財政の検討に関し、国民生活に支障を来さないよう、人的サービスとしての社会保障予算の充実、また、
地方財政の確立が図られるよう、国に対して強く要望するものであります。
以上、
意見書の案文及び送付先につきましては、お手元に配付しておりますとおりでございます。
よろしく御審議の上、御賛同いただきますようお願いいたします。
(降壇)
○
議長(
上田美利君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
上田美利君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
上田美利君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより、
意見書第一号
地方財政の充実・強化を求める
意見書(案)を採決いたします。
本案は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
上田美利君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。
◎日程第九 請願の処理
○
議長(
上田美利君) 日程第九 請願の処理を行います。
請願第一号「集団的自衛権」に関わる法整備に反対する
意見書の提出を求める請願が
委員会審査を終了しておりますので、本請願を議題といたします。
総務財政
委員会委員長の
審査結果の報告を求めます。
〔総務財政
委員会委員長(早瀨賢一君)登壇〕
○総務財政
委員会委員長(早瀨賢一君) 総務財政
委員会における
審査結果を御報告申し上げます。
今期
定例会において、本
委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております、請願第一号「集団的自衛権」に関わる法整備に反対する
意見書の提出を求める請願の一件であります。
本
委員会といたしましては、六月二十九日に
委員会を開き、慎重に
審査いたしました結果、本請願につきましては、お手元の
審査報告書のとおり、近年における国際社会の中で、我が国の安全保障に関する法整備はおくれており、現在の世界情勢を鑑みると、早急に整備する必要があること。また、集団的自衛権は、他国へ対する抑止力となり、戦争をしない国とするためにも、その法整備は必要なものであるなどの理由により、不採択すべきものと決定いたしました。
以上、総務財政
委員会における
審査結果の御報告といたします。
よろしく御審議いただきますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○
議長(
上田美利君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
上田美利君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより討論に入ります。
通告がありますので、順次、発言を許可いたします。
まず、二七番 中城あかね
議員の発言を許可いたします。
〔二七番(中城あかね君)登壇〕
○二七番(中城あかね君) 請願第一号「集団的自衛権」に関わる法整備に反対する
意見書の提出を求める請願の採択について、反対の立場から討論いたします。
現在、国会にて審議されている安全保障関連法案でありますが、特に、存立危機事態における事案につきまして、集団的自衛権が議論されております。
安倍内閣における閣議判断では、「我が国に対する武力攻撃が発生した場合のみならず、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合において、これを排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るために、他に適当な手段がないときに必要最小限度の実力を行使することは、従来の政府見解の基本的な理論に基づく自衛のための措置として、憲法上、許容されるものと考えるべきであると判断するに至った」となっており、極めて限定的な範囲での行使容認であります。
今まで、時の内閣により、幾度となく憲法解釈が変更され、その時々に応じた我が国に対する安全保障が行われてきたことは、歴史が示すとおりであり、この臨機応変な対応こそが、これまでの我が国の平和を維持してきたと言っても過言ではありません。
まず大事なことは、この「安保保障関連法案」のどの法律も、今の国際情勢や我が国を取り巻く周辺諸国情勢を鑑みても、今まで不備だった安全保障分野をカバーするためにも、早急に必要なものであるということであります。
このたび、政府は、慎重な審議を求める声に十分応えられるよう、衆議院本会議において、今国会の会期を戦後最長となる九十五日間延長することを議決いたしました。
そのため、同請願の趣旨中にある「日本をいつでも、どこでも戦争できる国へ変えるための法案」という認識、「同盟国が始めた戦争に日本が加担し、自国民と他国民を傷つけかねない」という心配は杞憂であったと認識に足る、十分な慎重審議の機会が確保されたものと考えます。
以上のようなことを鑑み、本請願の求める「集団的自衛権」に関わる法整備に反対する
意見書を提出することに反対であります。
以上をもって、反対討論といたします。
(降壇)
○
議長(
上田美利君) 次に、一一番 長友幸子
議員の発言を許可いたします。
〔一一番(長友幸子君)登壇〕
○一一番(長友幸子君) 社民党市議団長友幸子です。
請願第一号「集団的自衛権」に関わる法整備に反対する
意見書の提出を求める請願について、女性の立場、母親の立場、祖母の立場から賛成討論を行います。
戦後七十年の節目を迎えました。
延岡においても、昭和二十年六月二十九日に大空襲に見舞われ、市内が焼け野原となり、多数の負傷者が出ました。そのうち、三百十八人もの方々が亡くなっています。ことしも、殉難者慰霊法要や平和祈念資料展などが催され、地元紙の夕刊デイリーなどにも多くの記事が掲載されています。その中でも、平和祈念資料展の関連企画として、先日の二十八日にカルチャープラザで「子供たちへの道」という企画があり、小さな子供から戦争を体験した高齢者まで幅広い世代の人が、戦争の悲惨さなどを伝えるCG映像と音楽を通して、歴史を語り継ぐことの大切さについて考えたとあります。
この企画のパンフレットには、「でも始まったの 争いという、癒えることのない哀しみが」と書いてあります。今、とめていかなければならないという思いで、この場に立っております。
十三歳の中学生の言葉です。
日本政府に聞いてみたい。あなたたちは本気で世界中から戦争をなくしたいと考えていますかと。「国のトップが引き起こす無駄な争い」と表現しています。よく大人を見ていると思います。
国会では、憲法学者が「違憲」と指摘している集団的自衛権の行使を盛り込んだ安全保障関連法案の成立に向けて議論がされていますが、平和憲法を解釈変更して、戦争のできる国へと変えようとしている国会での安全保障関連法案の成立に向けての議論を聞くたびに、私は他の国が怖いのではなく、今の日本政府が怖いと思ってしまいます。
私たち女性には、七十年前まで参政権がありませんでした。戦前には、戦争が始まってしまうことに対しても、反対の声を上げることもできなかったのです。自分自身の子供や孫が戦争に行かされることをとめることができなかった女性たちの気持ちを考えると、今、国会で行われている議論に対し、反対の声を上げずにはいられないのです。
安倍首相は、「アメリカの戦争に巻き込まれることは絶対にあり得ない」と言っていますが、この「絶対」と言う言葉に真実味がないことに、国民は不安を覚えるのだと思います。
この議論をしている政治家が、戦争でみずから戦うことは「絶対」にないでしょう。戦争が始まれば、犠牲になるのは私たち国民なのです。世界中に目を向ければ、毎日のように新聞やテレビ等で報道される戦火の状況、その中で、子供たちのおびえた様子を見ると、とても他人事ではない思いです。
「君、死にたまうことなかれ」この歌は、日本人だけでなく、世界中の人々も、無駄な、そして、酷い戦いの中で死なずにいてほしいと心から願う先人の思いの込められた歌であると私は思います。
私は、孫に「ばあちゃん、戦争が絶対起こらないようにしてね」と言われました。市民からも「胸がざわざわする。安倍総理本当に大丈夫」との声や、また、あのような悲惨な戦争が始まるのではという、不安な気持ちを持っていることを聞かされています。
作家の森村誠一さんが朝日新聞に投稿されている記事がありました。読み上げてみます。
不戦憲法はアメリカ製ではなく、人間性を否定する戦争にうんざりした、日本国民の総意によって生まれたものです。戦争は、敵に殺される前に、国家によって国民の人生が破壊されるものですという投稿文です。
私たち
延岡市議会議員は、四月に市民の負託を受け、二十九名の
議員が選出されました。今、多くの市民が不安に思っているであろう国会の動きに対し、市議会の総意のもとで、政府に対して声を上げる必要があると考えます。
議員各位がみずからの良心に従い、真摯に考えて賛同されることをお願いして賛成討論といたします。
(降壇)
○
議長(
上田美利君) 次に、二三番 平田信広
議員の発言を許可いたします。
〔二三番(平田信広君)登壇〕
○二三番(平田信広君) 日本共産党の平田信広でございます。
ただいまから、今、議題となっています請願第一号について、賛成の立場から討論を行います。少々長くなりますが、よろしくお願いします。
御存じのように、この請願は、国会で現在審議されています安全保障関連法案に反対の
意見書を提出を求める請願であります。この「安保法案」については、私はさきの一般質問で、その危険性について、るる述べたところです。
私は、今回の一般質問で、市長にどれだけ国会を注視しているかと質問をいたしました。それは、小なりとはいえ、政治家である市会
議員の皆さんにも言いたかったことです。今の国会を横目で見るのではなく、よく注視して見ると、今の法案の「違憲性」また「危険性」などがよく見えてきます。どうか
議員の皆さん、客観的に自分の耳で聞いて、目で見て、自分の良心で判断してもらいたいと思うのです。
先日の二十九日には、総務財政
委員会で真剣な討議が行われました。
委員の皆さんには、敬意を評したいと思います。そこで出た意見も交えながら、討論したいと思います。
まず、この請願には「不備がある」との意見が出されました。私が紹介
議員になった、この請願のどこに不備があるのかがよくわかりませんでしたが、内容についての事実関係での意見の相違のようでありました。
それについては、
委員の一人から、現在のこの法案に対する多くの国民の不安からの請願であり、それを尊重すべきではないかとの趣旨の、一段レベルの高い立場からの発言がなされました。全く同感であります。
この請願は、日本の平和という、大変大きな日本の進路についての問題を提起している請願であります。このような請願自体を門前払いするような、請願の不備を問題にするのではなく、その本質的問題を考えて議論してもらいたいと思ったところでした。その後の
委員会審議が、そのような運営と審議になったことを感謝したいと思います。
論議の中で、
委員から「安保法案は、今までおくれていた日本の防衛の法整備を整えるものである」との趣旨の発言が何度もされました。これについては、日本の法整備がおくれていたのではなくて、今回のような法案は、憲法違反、つまり違憲なのでできなかったわけであり、それが今の国会の最大の論点の一つであります。
国会の憲法
審査特別
委員会で、三人の与野党推薦の憲法学者が三人とも「違憲」と述べたのは記憶に新しいところであります。憲法学者のほとんどが違憲と述べています。わずかに安倍首相取り巻きの数人が合憲としているだけであります。また、今までの内閣法制局長官も「今までの政府解釈を逸脱しており、やはり違憲」であるとも述べております。歴代の内閣もそう判断してきたわけで、このような法案はできなかったのであり、当然であります。法に則って行うなら、憲法を改正してからやるべき内容なのです。
この前の憲法
審査会で「違憲」だとの述べた憲法学者の小林氏は、知っている方も多いと思いますが、改憲論者です。その方が「裏口入学みたいなものだ」と批判していますが、まさに、法治国家の日本では、このような安保法案は違法なのです。
政府答弁で、憲法を今回の法案にどのように合わせるかという逆立ちした答弁も出て、撤回にも追い込まれました。憲法のもとに法律をつくるのではなく、自分たちのやりたいことを法案にして、それに憲法の解釈を百八十度変えて合わせる、数の力に物を言わせてやるという本末転倒のことをしているのです。憲法は、時の一内閣が、安保環境が変わったからといって臨機応変にといって、ころころ変えられるものではありません。わかり切ったことでありますが、このことが立憲主義の基本中の基本であることを述べておきたいと思います。
また、
委員会では、
委員から「戦争をしないためにつくる」という意見も出ていました。今まで、戦後七十年、日本は一度も戦争はしていませんし、自衛隊員でも民間でも戦死者は出ていません。また、「日本人が危険になったときに自衛隊が外国に行って守る」というようなニュアンスの発言もありました。PKOのことを言っているのだろうと思いますが、法案全体を考えたら、NGO職員や海外ボランティアに、かえって危険がふえるという指摘があることを忘れてはいけません。「アブハチを取らず」ということは、このことではないでしょうか。
また、「外国からの攻撃に対して抑止力になる」との発言もありました。どうして抑止力になるのか、私には理解できません。この法案が成立すると、この趣旨を実現するために、海上自衛隊がもう一つ必要になると言われています。要するに「軍拡」です。今でもその兆候がありますが、さらに、この法をもとに、急速に軍備増強が進むことになると思います。それが抑止力になるとの意味かもしれませんが、この軍拡競争は、戦前のような「欲しがりません、勝つまでは」「日の丸挙げて、生活下げて」のスローガンのように、私たちの生活水準の引き下げにもつながってくるのです。そして、近隣諸国との果てしない軍拡競争につながり、抑止力ではなくて、挑発行為になり、危険性を増すばかりです。
さらに、
委員から「いつでも、どこでも、戦争する国になる」との表現に疑問が出されていました。このことも、国会をよく注視していたら理解できることだと思います。
今回の安保法案は、基本的にアメリカとの共同することが主眼にあることはわかると思います。アメリカは、第二次世界大戦後、他国に行って多くの戦争をしています。「
大量破壊兵器がある」などとでっち上げてイラク戦争をしました。ベトナム戦争のトンキン湾事件も、アメリカの謀略でした。それはアメリカ自身も認めていることですが、アメリカはこのように、国連で非難決議がされるような違法な戦争を地球の各地でたくさんしています。グレナダ侵攻、リビア爆撃、パナマ侵略などの戦争も行ってきました。それらの戦争に、日本は憲法九条があったために、それを理由に、自衛隊は戦闘に参加してきませんでした。しかし、政治的には、アメリカが行ったどの戦争にも、全て日本は「ノー」と言ったことはありません。ですから、この法案が成立したら、今後、アメリカが行う戦争に参加が求められるでしょうし、アメリカは要求してくるでしょう。この法案が成立すれば、日本は断れなくなるのです。これが「いつでも、どこでも」の意味です。
今、国会を見ていると、政権は、まともに野党の質問に正面から答えていません。「自衛隊員のリスクが高まるのではないか」との質問にも、はっきりとは認めません。
議員の皆さんが、誰が考えても法案が通れば自衛隊のリスクが高まると思うでしょう。それをはっきり言わない。そんなごまかしでの答弁が横行しています。この法が実行されたら、必ず自衛隊員に戦死者が出ます。出ないはずがない。私は断言したいと思います。そうすると、自衛隊に行く若者が少なくなる。政権は否定していますが、やがて徴兵制も政治課題になってくるでしょう。今までも、この間に、きなくさいことが続いてきました。日の丸・君が代の国旗国歌の制定は、強制はしないとのことで制定されました。しかし、現状は、罰則も含む強制が教育現場ではなされているところもあります。秘密保護法の制定も強行されました。マスコミへの干渉と圧力、さらに、昨年の集団的自衛権の行使容認の閣議決定、そして、今回のそれを具体化する安保法制の制定。まさに、アリの一穴からです。
「歴史は繰り返す」という言葉が、まさにその言葉が当てはまるような事態が進行しています。
すぐには、そうはならないかもしれません。また、私たちは、もう戦争に参加させられるような年齢ではありません。しかし、私たちには、関係ない日本人が戦争に行く、行かされると思ってはいけません。この法が突破口になって、どんどん事態は進んでいきます。まさに「いつか来た道」であります。私達の親族や関係者に、あの過去の戦争の戦死者がいるように、将来には私たちの子や孫、ひ孫、子の夫や家族の誰かが必ず関係してきます。
議員の皆さん、将来、孫やひ孫に「じいちゃんは、昔、市会
議員じゃったよ。そんときに、安保法というのが問題になっちょったと。じいちゃんは、日本を守るために、反対も多かったけど、頑張って成立させた。今、自衛隊に行くもんが少ねえげなが、お前どんは、家の家業は継がんでんいいかい、自衛隊に入って日本を守るために頑張ってくれ」と言うことができる人まで、この安保法案に反対してくれとは言いません。しかし、他人の子供はいいけど、自分の家族だけは、かかわらせたくないなどというわがままは、許されないと思います。
ですから、自分の子供や孫、その家族を戦場に行かせたくないと思う人は、その良心に添って、ぜひこの法案に反対する声を上げていただきたいと思います。特に、子供を産み育む女性の間でも「自分の腹を痛めた子供を戦場に行かせたくない」と反対の声が大きく広がっています。
私は、何度も言いますが、あの過去の戦争のときにように、今後「かあーちゃん」という言葉を発するような「若者」を出さないためにも、この安保法案に反対していただきたいと思います。この法案の反対の声が、現在全国で大きくなって、自民党の幹部だった人たちも含めて、各界各層の人達が声を上げています。
国会では、与党が圧倒的に多数です。この市議会もそのようです。しかし、世論調査では、国民の過半数が反対をしています。賛成はわずかです。また、八割の人たちが、今国会での成立は必要ないと慎重審議を求めています。この問題では、国論は二分しているわけではありません。国民の民意は圧倒的です。ぜひ
延岡市議会として、この時代に生きている一人の
市議会議員として、歴史に禍根を残さない判断を示そうではありませんか。良識を示そうではありませんか。「憲法違反の法律をつくることはだめ」、「海外で戦争ができる国にすることもだめ」の意見を表明しようではありませんか。
このことを訴えて、この請願に賛成の討論といたします。
(降壇)
○
議長(
上田美利君) 以上で、通告による討論は終わりました。
ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
上田美利君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより請願第一号「集団的自衛権」に関わる法整備に反対する
意見書の提出を求める請願を採決いたします。
本請願に対する
委員長報告は、不採択でありますので、本請願は採択の可否についてお諮りいたします。
本請願を採択することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○
議長(
上田美利君) 起立少数であります。よって、本請願は不採択と決定いたしました。
お諮りいたします。
各常任
委員会の
委員長から、特定の所管事務調査のため、お手元に配付いたしております一覧表のとおり、閉会中継続調査の申し出がありました。
本申し出を承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
上田美利君) 御異議なしと認めます。よって、本申し出は承認されました。
次に、
議員派遣についてお諮りいたします。
地方自治法第百条及び会議規則第百六十二条の規定による
議員派遣につきましては、お手元に配付いたしております
議員派遣一覧表のとおり決定いたしたいと思います。
なお、今後、閉会中、新たに
議員派遣の必要が生じた場合には、議会運営
委員会においてこれを協議し、
議長において派遣の決定をしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
上田美利君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
以上で、今期
定例会における付議事件は全て終了いたしました。
これをもって、第二回
延岡市議会定例会を閉会いたします。
午前十一時三十四分 閉会...