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平成27年第 2回定例会(第3号 6月24日)

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  1. 延岡市議会 2015-06-24
    平成27年第 2回定例会(第3号 6月24日)


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    平成27年第 2回定例会(第3号 6月24日) 議  事  日  程  ( 第 三 号 )  第二回延岡市議会(定例会)第十日 平成二十七年六月二十四日(水)午前十時開議   第一   1議案第 六号 平成二十七年度延岡市一般会計補正予算      2議案第 七号 延岡市土々呂コミュニティセンター条例の制定      3議案第 八号 延岡市税条例の一部を改正する条例の制定      4議案第 九号 延岡市自動車駐車場条例の一部を改正する条例の制定      5議案第一〇号 延岡市自転車駐車場条例の一部を改正する条例の制定      6議案第一一号 延岡市山村定住住宅条例の一部を改正する条例の制定      7議案第一二号 延岡市国民健康保険税条例及び延岡市税条例及び延岡市国民              健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例              の制定      8議案第一三号 延岡市立保育所条例の一部を改正する条例の制定      9議案第一四号 財産の取得(小型動力ポンプ付積載車)     10議案第一五号 市道の路線廃止(二路線)     11議案第一六号 市道の路線認定(一路線)     12議案第一七号 延岡西臼杵いじめ問題対策専門家委員会共同設置規約の変更
                 に関する協議 第二    一般質問 本日の会議に付した事件 日程第一   1議案第 六号 平成二十七年度延岡市一般会計補正予算        2議案第 七号 延岡市土々呂コミュニティセンター条例の制定        3議案第 八号 延岡市税条例の一部を改正する条例の制定        4議案第 九号 延岡市自動車駐車場条例の一部を改正する条例の制定        5議案第一〇号 延岡市自転車駐車場条例の一部を改正する条例の制定        6議案第一一号 延岡市山村定住住宅条例の一部を改正する条例の制定        7議案第一二号 延岡市国民健康保険税条例及び延岡市税条例及び延岡市                国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正                する条例の制定        8議案第一三号 延岡市立保育所条例の一部を改正する条例の制定        9議案第一四号 財産の取得(小型動力ポンプ付積載車)       10議案第一五号 市道の路線廃止(二路線)       11議案第一六号 市道の路線認定(一路線)       12議案第一七号 延岡西臼杵いじめ問題対策専門家委員会共同設置規約の                変更に関する協議 日程第二    一般質問 ◎午前十時零分 開議 ○議長(上田美利君)  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしております日程表のとおりであります。 ◎日程第一 1議案第 六号 平成二十七年度延岡市一般会計補正予算       2議案第 七号 延岡市土々呂コミュニティセンター条例の制定       3議案第 八号 延岡市税条例の一部を改正する条例の制定       4議案第 九号 延岡市自動車駐車場条例の一部を改正する条例の制定       5議案第一〇号 延岡市自転車駐車場条例の一部を改正する条例の制定       6議案第一一号 延岡市山村定住住宅条例の一部を改正する条例の制定       7議案第一二号 延岡市国民健康保険税条例及び延岡市税条               例及び延岡市国民健康保険税条例の一部を               改正する条例の一部を改正する条例の制定       8議案第一三号 延岡市立保育所条例の一部を改正する条例の制定       9議案第一四号 財産の取得(小型動力ポンプ付積載車)      10議案第一五号 市道の路線廃止(二路線)      11議案第一六号 市道の路線認定(一路線)      12議案第一七号 延岡西臼杵いじめ問題対策専門家委員会共               同設置規約の変更に関する協議  日程第二  一般質問 ○議長(上田美利君)  日程第一 議案第六号平成二十七年度延岡市一般会計補正予算外十一件を一括議題といたします。  これより、ただいま一括議題といたしました十二件に対する総括質疑及び日程第二の一般質問を行います。  これより一四番 上杉泰洋議員の総括質疑及び一般質問を許可いたします。      〔一四番(上杉泰洋君)登壇〕 ○一四番(上杉泰洋君)  おはようございます。  市民派クラブの上杉泰洋でございます。  本日は、議会基本条例に基づき、市民の皆様に御案内したところ、多くの方が議場においでいただきました。本当にありがとうございます。  さて、四月に、市議会議員の選挙により新たに二十九人の議員が選出されました。市民の方から、当選された議員の皆様が掲げられた公約を実践されたら、すばらしい延岡市になりますと激励も受けました。市議として、責任を感じる重き言葉です。とにかくも、「市政をチェックする」「政策を提言する」そして、最も大事な「市民の立場に立ち、市民の声を市政に」を基本として、過去の人生経験を生かしながら、延岡市のために頑張りたいと思います。  それでは、一般質問を行います。  質問は、市長の施政方針、そして市民の皆様からいただいた貴重な意見などをもとにして実施したいと思います。  初めに、首藤市長の政治姿勢についてお聞きいたします。  国も、地方創生を旗印に、将来の人口減防止や地方活性化のため、地方創生施策を推し進めています。  延岡市も、地方版総合戦略など策定する会議も始まったようでございます。また、地方創生先行型を活用し、市内の活性化のため、プレミアム商品券等も発売いたしました。他の県・市町村も、地域特性を生かしての地方創生先行型の施策を実施しているようでございます。  そこでお聞きいたします。  延岡市の特性を生かした地方創生の取り組みについて御教示ください。  次に、公共施設の維持管理についてお聞きいたします。  消防庁舎、クリーンセンター、いのちの杜、新庁舎、そして延岡駅や内藤記念館等の新築と大型事業が続き完成しております。  その中で、旧消防庁舎に見られますように、撤去等に膨大の費用がかかり、維持管理もままならない現実もございます。新庁舎等の建設は、高速道路時代を見据えた将来の延岡市として私も否定するものではありませんが、将来予測される人口減や過去の箱物行政の失敗等から、ここ数年間でできた新施設の維持管理に心配な面もございます。  そこでお聞きいたします。  将来の公共施設の維持管理計画について、御教示ください。  次に、第六次行財政改革の、市民の声を市政に反映についてお聞きいたします。  この五年間に、職員百人削減、年間十二億円の経費節減と、大きな成果があったようでございます。しかしながら、市民の声は「臨時職員がふえたのでは」、また「十二億円の経費節減したのに、なぜ道路等の整備で予算がないと言われるのか」の声を耳にいたします。また、市職員の係が交代すると、それは聞いておりません、担当がかわりましたのでと言われたとの声も聞きました。  また、区長や地区の推進チームの方たちが、道路の整備やアパートなどの区未加入などの現況を市に説明しても、なかなかよい施策を示してくれないとの声を聞くこともあります。  そこでお聞きいたします。  行政改革の成果にある、市民の声の市政の反映の施策は、どのようになされているのか、御教示ください。  次に、今後、建設が予定されている内藤記念館と城山の有効な活用についてお聞きいたします。  内藤記念館も、城山も高速道路を見据えた観光拠点とされており、私も、ある程度の観光の拠点になると思います。特に城山は、先日、青年会議所で実施された「まちの魅力を考える講演会」で、全国的に城が話題になっており、観光に役に立つという話もありました。しかし、一過性のものであってはなりません。  その中で、市長が、延岡市の運営として、歴史・観光、そして市民の日々の暮らしに重点を置かれると話をされました。城山等の整備は、歴史と観光と私も理解していますが、多額の建設費をかけるなら、延岡市民が愛着と誇りが持て、気軽に行ける施設、すなわち日々の暮らしで市民が楽しめる施設になれば、予算の有効、かつ効率的運用になり、最高の施設になると思っています。  そこでお聞きいたします。  市民が誇れて、日々の暮らしとして市民が楽しめる施策がございましたら、お示しください。  次に、特命副市長にお聞きいたします。  市民は、副市長二人制について、企業誘致による雇用の拡大に大きな期待を抱き、了承したと思います。メディカルタウン等、その他の業務をされておりますが、市民の期待は、延岡市に企業誘致がなされ、孫が、子供が働ける場所の確保にあると思います。  岩本副市長で三代目です。特命副市長の抱負と企業誘致の方策について、お示しください。  次に、合併十周年記念事業「エンジン01文化戦略会議オープンカレッジinのべおか」についてお聞きいたします。  旧三町と旧延岡市との合併記念事業として実施され、予算も計上されております。本事業は、多くの著名人が延岡市に来られると聞いており、楽しみでもあります。  そこでお聞きいたします。  延岡市として、どのように連携されるのか、お示しください。  次に、本年五月二十六日に全面施行されました、空き家対策特別措置法についてお聞きします。  市民から、これで延岡市も対応してくれる、隣の空き家について、どうにかなると安心する声も出ております。それは、環境が悪くなる、犯罪のもとになる、火災の発生等の人為的な災害の発生防止を期待しているからです。  今回の特措法は、自治体が所有者に解体や修繕などの勧告・命令ができるようになっています。三月の議会の私の質問で、全面施行されるのが予想されているので、市民のため、並行的に計画などの準備をとの質問もしております。  そこでお聞きいたします。  空き家対策法が具体化になりました、市の対策についてお示しください。  次に、農地中間管理事業、農地バンクについてお聞きいたします。  この事業は、主に高齢者や担い手不足による耕作放棄地の解消のため、日本再興戦略にて示された、十年後に目指す姿の農業スタイルとして設置されており、その実現のため、耕作地や農業器械などの一元化による便利性を追求した施策になっています。  放棄耕作地は、害虫の発生、鹿・イノシシ等の隠れ地になり、影響を及ぼします。先日の農林水産省による全国の進展状況では、なかなか進んでいないこともわかりました。延岡市も、耕作放棄地等、至るところにあるようでございます。  そこでお聞きいたします。  市の農地中間管理機構進展の現況についてお示しください。  次に、高速道路開通の観光施策について、二点ほどお聞きいたします。  先日、和田越慰霊碑や西郷隆盛宿陣跡について、再度、観光の観点から確認してまいりました。多くの議員が質問されましたが、西郷隆盛宿陣跡、そして和田越慰霊碑も、駐車場の問題や案内看板等、まだまだ整備がなされていないようでございます。  そこでお聞きいたします。  高速道路開通に伴う、この施設に対する観光施策について御教示ください。  次に、南部地域の観光施策についてお聞きいたします。  高速道路の開通、行政が危惧していた「通過地点になるのでは」も、実感としてあるようでございます。特に、南部地域の観光開発については、何もなされていない状況でございます。南部地域に観光拠点があれば、市内を巡回する観光客も増加します。  お聞きいたします。土々呂海浜公園跡地等を利用するなど、南部の観光拠点を整備するお気持ちはございませんか。
     次に、市民の心の琴線にふれる安心・安全対策についてお聞きいたします。  旭ヶ丘・松原・土々呂地域の市民を、昼も夜も悩ましている交通渋滞に対する「心の悩み解消」についてお聞きいたします。  高速道路ができました。残念ながら、南道路は有料でございます。車両、特に大型車両については、高速道路料金の節約でしょうか、南道路から旭ヶ丘などの生活道路に流れてきます。南道路が無料化や料金改定等がなされまい限り、これは続くでしょう。  そこでお聞きいたします。  高速道路が開通し、早朝も昼も、夜も夜中も、流れが多くなった大型車両等に対する交通からの安全確保、安眠妨害、そして生活道路の構造上から早くに傷む現況から、市民のための「心の悩み」を解消をされる何らかの施策をとられたのでしょうか、御教示ください。  次に、郊外地の交通確保についてお聞きします。  九州経済調査協会によると、二十五年後には、宮崎北部等含め約十一万人の買い物困難者が発生するそうです。その話を地区でしたところ、上杉さん、もう延岡は買い物難民が出ているよ、買い物に行くのに交通を確保するのに大変なんだよ、と厳しく言われました。確認しますと、現実のようでございます。  そこでお聞きいたします。  郊外地の交通機関の現況についてお示しください。  次に、郊外地の傷んだ道路、特に区画整理のなされていない地域の整備等についてお聞きいたします。  まさに、延岡市も高齢者社会。ちょっとした物でもつまずき、転んでしまいます。健康長寿のため、せっかく散歩に出たのに、転んでしまい寝たきりになってしまった。道路の傷みは、その要因にもなります。その連鎖は、介護保険料や国民健康保険税の増加につながります。  道路の整備は、土木課長でしょう。でも、この道路の穴ぼこや亀裂を心配しなくていけないのは、高齢者を守る高齢福祉課長や国民健康保険税を値上げで悩む国民健康保険課長かもしれません。そのように、仕事に幅を広げて考えたならば、すばらしい延岡市になると思いますが、そこでお聞きいたします。  高齢者も、また、通学する子供たちも安心して通行できる道路整備として、一点目、狭隘道路整備事業の実施状況と問題点についてお示しください。  二点目、消えてしまっている道路標示や傷んだ道路整備等の現況についてお示しください。  「市民のための市民の市政」  以上で、壇上からの質問を終わります。 (降壇)      〔市長(首藤正治君)登壇〕 ○市長(首藤正治君)  ただいまの上杉泰洋議員の御質問にお答えいたします。  まず初めに、地方創生の取り組みに関するお尋ねでございます。  御指摘の地方創生先行型交付金は、総合戦略に盛り込む事業を先行して実施するものでございまして、中小企業に対する支援や雇用対策、観光資源の魅力向上、地域農業の活性化など、産業振興策を中心とした取り組みや、本市のPR動画を制作し、インターネット上で公開するシティプロモーション事業などを、昨年度の三月補正予算で計上させていただいたところでございます。  現在策定を進めております総合戦略には、これらの先行型事業に加えまして、高速道路の開通、東九州有数の工業集積、九州保健福祉大学の存在、豊かな自然、歴史、文化などの本地域の特性を生かし、若い世代が本市に住み続けたいと思えるような施策を盛り込みながら、実効性のある地方創生の取り組みを進めてまいりたいと考えております。  次に、城山公園整備についてのお尋ねでございます。  延岡城跡は、かねてより、近世城郭として大変貴重であるとの評価をいただいておりましたが、先月開催されました「まちの魅力を考える講演会」におきまして、奈良大学の千田学長さんから「延岡城は天下の名城である」と、さらにありがたい評価をいただき、その価値を再認識したところでございます。  このようなことから、城山公園については、まずは歴史的な価値を踏まえた整備方針とすることが前提であり、それを踏まえつつ、観光振興にもつなげていきたいと考えているところであります。  また、城山公園は、天下一薪能や神楽まつりなどのイベントの開催の場として、また、桜やヤブツバキ等に彩られた散策や憩いの場として、既に市民の皆様に親しまれておりますが、今後、樹木の伐採等により石垣や城の形状を効果的に見せることで、市民の皆様に城跡を実感していただくこともできますし、延岡に誇りを持っていただけるものになるのではないかと考えているところでございます。  以上でございます。 (降壇)      〔副市長(岩本真一君)登壇〕 ○副市長(岩本真一君)  お答えいたします。  特命担当副市長としての抱負と企業誘致の方策についてのお尋ねでございます。  私は、相次ぐ高速道路の開通や延岡新時代の創生を掲げた重要な時期に、延岡市政の一翼を担うことになり、大変光栄に存じますとともに、その責任の重さを感じているところでございます。  また、特命担当副市長の担う職務は、これまでの地域医療の維持・充実、企業誘致や工業の振興、メディカルタウン構想の推進のほか、新たに、六次産業化・農商工連携の推進、祖母傾山系のユネスコエコパーク登録の推進に関する事務が加わり、どれも地方創生の鍵となる大変重要な課題であると認識しているところでございます。  高速道路網など都市基盤の整備が着々と進む中、その効果を市政の発展に着実につなげていくため、私は、原田元副市長や野口前副市長の培ってきた人脈や取り組みも継承・発展させながら、与えられた職務に全力を傾注してまいる所存でございます。  人口減少に歯どめをかけ、持続可能な地域社会を構築していくためには、まずは雇用の確保が最重要課題の一つとなりますが、事業所の新設を伴う企業誘致は、既存事業所の規模拡大と並び、新たな働く場の確保に非常に効果的な方法であると認識しております。  このため、まずは、クレアパーク第二工区への誘致を念頭に、県を初めとする関係機関とも緊密な連携を図り、時代の変化や企業ニーズを的確に捉えつつ、高速道路の開通効果や本市が持つ地域特性を積極的にPRするなど、戦略性を持ちながら、全力で企業誘致に取り組んでまいる所存でございます。  以上でございます。 (降壇)     〔企画部長(中村慎二君)登壇〕 ○企画部長(中村慎二君)  お答えいたします。  まず初めに、将来の公共施設維持管理についてのお尋ねでございます。  本市では、これまで、清掃工場やいのちの杜、新庁舎等、これ以上建てかえを先送りすることができなかった大型施設について、必要な範囲内で整備を行ってきたところでございます。  一方、今後、過去に整備した多くの施設が集中的に更新期を迎えることで、維持管理費が増大する懸念や、人口減少社会を迎えていく中、これまでと同規模の公共施設が将来にわたって必要なのか、といった課題もございます。  そのようなことから、本市では、今年度中に「公共施設維持管理計画」を策定し、今後必要となる維持管理費を把握するとともに、人口推移の予想等ともあわせて、将来の本市にとって望ましい施設数や、公共施設維持管理のあり方等を明らかにしてまいりたいと考えております。  現在、計画の策定に向けた調査等を行っているところでございますが、いずれにいたしましても、長期的な視点から、より効率的で安定的な維持管理が図られるよう努めてまいりたいと考えているところでございます。  次に、市民の声の市政への反映施策についてのお尋ねでございます。  市政に市民の皆様の意見を反映させることは重要なことであると認識しており、本市ではこれまで、意見箱やインターネットメールを通じて「市民の声」を伺ったり、「まちづくり懇談会」や「移動市長室」を開催し、直接、御意見や御要望を伺うとともに、意見交換を行ってきております。  また、さまざまな計画等を策定する際に、その過程において、希望者を募って市民ワーキングを開催して議論を行う取り組みや、パブリックコメントを実施して市民の御意見を伺う取り組み、登録制の市政モニター制度を活用して意見を求める取り組みなどについても積極的に実施しているところでございます。  このような取り組みを通じて実際に施策に反映した事例もございますが、今後とも、市民の皆様の御意見や御要望をしっかりと伺い、これらを踏まえながら、さまざまな施策に取り組んでまいりたいと考えているところでございます。  次に、エンジン01オープンカレッジと本市との連携についてのお尋ねでございます。  「エンジン01オープンカレッジinのべおか」は、百名を超える一流文化人が本市に集結し、十一月二十一日から二十三日までの三日間、九州保健福祉大学と延岡総合文化センターをメーン会場に、市民の方々など地域住民と交流を行うという大変すばらしいイベントであります。  現在、延岡大会委員長を務められる料理評論家の山本益博さんや副委員長を務められる作家の林真理子さんを中心にエンジン01会員による実行委員会が組織されております。また、本市においても、市長が会長を、知事が名誉会長を務められ、市内のさまざまな団体の代表の方々に加わっていただいた地元実行委員会を組織し、受入態勢の準備を進めているところでございます。  今後も、主催団体であるエンジン01側の実行委員会はもちろん、地元実行委員会の方々ともしっかり連携しながら、市民の方々へのイベントPRを初め、三日間に及ぶシンポジウムや大学での講座等における運営体制の構築、講師の方々への対応、本市ならではのおもてなしなど、イベントの成功に向け、全力で取り組んでまいりたいと考えております。  次に、郊外地の交通機関の現状についてのお尋ねでございます。  本市では、路線バスが運行していない三北地域を初めとする山間地等におきまして、コミュニティバスや乗り合いタクシー十九路線の運行を行っております。  また、三北地域におきましては、市の中心部までを結ぶ路線バスが、それぞれ、北方地域は一日二十六便、北浦地域は二十二便、北川地域は十二便、運行されておりまして、コミュニティバスや乗り合いタクシーは、路線バスと乗り継いで郊外から市の中心部へ移動したり、地域内で買い物や通院をするための役割を担っております。  さらに、旧延岡地域におきましては、市内はもとより、市の中心部から一ヶ岡地域や三輪地域、東海地域など各地域へ路線バスが運行されており、高齢者を初め、地域の皆様の日常生活の移動手段として御利用いただいております。  今後も、バス事業者等と連携を図りながら、公共交通の確保・充実に取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 (降壇)      〔農林水産部長(田中文靖君)登壇〕 ○農林水産部長(田中文靖君)  お答えいたします。  農地中間管理事業の進捗状況についてのお尋ねでございます。  本事業は、都道府県ごとに設置された農地中間管理機構が農地を借り受け、担い手への農地集積と集約化を図るものであり、御案内のように、規模拡大と生産コストの縮減、耕作放棄地の解消などを加速させる事業であります。  本市におきましては、機構からの委託を受け、昨年七月から事業に取り組んでおり、さまざまな方法で農家への周知・説明に努めているところではございますが、貸し手側に「十年間の白紙委任」が必要になることから、制度に対する理解がなかなか得られていないのが実情でございます。  したがいまして、今後は、さらなる周知に努めるとともに、早期に事業の進捗が図られるよう、まずは「人・農地プラン」を作成し、担い手が明確になっている地域をモデル地区として設定し、重点的に取り組んでまいりたいと思います。  以上でございます。 (降壇)      〔商工観光部長(野々下博司君)登壇〕 ○商工観光部長(野々下博司君)  お答えいたします。  まず初めに、西郷隆盛に関する観光施策についてのお尋ねでございます。  西郷隆盛は、今なお多くの人々を魅了している歴史上の人物であり、西郷隆盛宿陣跡や和田越慰霊碑につきましては、歴史的に価値の高い場所と認識しております。  案内看板に関しましては、国道沿いやインターチェンジ付近にも設置しているところであります。また、駐車場につきましては、大型バスの進入は困難でありますので、宿陣跡では、近隣の営農研修センターを大型バスの駐車場に利用しているところでございます。  宿陣跡と隣接した可愛山陵には、時空を超えたロマンあふれる物語性があることから、今後、新たな切り口としてPRしていくとともに、鹿児島の城山や熊本の田原坂などをつなげた観光ルート開発にも努めてまいりたいと考えているところでございます。  次に、市南部地域の観光施策についてのお尋ねでございます。  議員御案内の土々呂海浜公園跡地は、今後の改修計画の策定のため、本年度より現地測量を実施する予定と伺っているところでございます。  市南部地域には、歴史的な建造物や史跡などが点在するとともに、「土々呂浜まつり」や「貝掘りデー」など、市民の方々から愛される地域イベントも毎年開催されております。  また、特徴ある水産資源や加工品もございますが、観光拠点づくりは、地域資源の磨き上げと地元の皆様の機運が高まることが重要でございますので、今後も、地域の関係者とともに研究してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 (降壇)     〔都市建設部長(山本昌男君)登壇〕 ○都市建設部長(山本昌男君)  お答えいたします。  まず初めに、空き家対策特別措置法に基づく本市の空き家対策についてのお尋ねでございます。  本市といたしましては、空き家の総合的な対策や相談等の窓口の一本化などについて、庁内で協議したところでございます。また、実態調査の第一段階として、現在、自治会の協力によるアンケート調査の準備を進めているところでございます。  今後は、この結果をもとに、空き家の発生抑制や有効活用、管理不全の解消に向けたさまざまな施策等を取り入れた、空き家対策の基本計画を策定することといたしております。  また、市民の皆様や事業者の方々と連携しながら、地域社会の健全な維持のため、空き家の総合的な対策に取り組んでまいりたいと考えております。  次に、旭ヶ丘や松原地域における渋滞と大型車両進入の問題に対する対応についてのお尋ねでございます。  議員御指摘のとおり、旭ヶ丘や松原地域におきましては、延岡南インターから大型車両等の流入が増加したことは十分認識しているところでございます。  このため、国・県・市などの道路担当者で組織する「延岡南地区道路行政合同打ち合わせ」を開催し、問題点の把握と今後の対策を検討しているところでございます。  また、大型車両の国道一〇号への誘導を促す案内標識の設置を行うとともに、騒音対策として、段差の解消や舗装の打ちかえなどを実施しているところでございます。  いずれにいたしましても、今後も引き続き、地域住民の方々と協議を重ねながら、安心・安全対策に努めてまいりたいと考えているところでございます。  次に、狭隘道路拡幅整備事業の実施状況と問題点についてのお尋ねでございます。  狭隘道路拡幅整備事業は、平成二十六年度までの十五年間で四百九十七件の寄附があり、総延長で約十・二キロメートルの道路拡幅整備を行っております。そのほとんどが、市民の方の住居の建てかえ時に行う部分的な拡幅と舗装整備であるため、路線全体のセットバックが終わるまでには相当の時間を要することが課題となっております。  今後とも、市民の皆様へ一層の周知を図り、拡幅後の道路整備につきましても早急に対応できるよう、関係各課と連携をとりながら事業を推進してまいりたいと考えております。  次に、郊外地における道路整備等の現況についてのお尋ねでございます。  議員御指摘のとおり、高齢者や子供たちが安心して通行できる道路の安全確保は、本市にとりましても重要な課題と考えているところでございます。  道路面の標示や舗装状況につきましては、日ごろのパトロールや市民の皆様からの通報により危険箇所などを把握し、緊急性・危険性を考慮し、応急的な修繕を行っております。  今後とも、より効果的な修繕方法の検討などを行いながら、敏速な対応に心がけていきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 (降壇)
    ○議長(上田美利君)  上杉泰洋議員の再質問を許可いたします。 ○一四番(上杉泰洋君)  それぞれの答弁、ありがとうございました。  時間もございませんので、ちょっと再質問させていただきます。  市民の声を市政にということを主体にして、骨太にしまして、ずっとおろしてきました。行政会議やリーダー会議、それからCFTですか、これは命題が決まっているようでございますが、やっておられることで理解をしております。それを基本と、私は市議会議員で選挙で選ばれて、ここに来ました。ほかの議員さんも、政策提言はいろんな勉強をされてする方もおるかもしれませんが、私は大体、市民の声を主体にして聞いております。一期は四年間、ずっと質問いたしました。そういうことを基盤にして、今から再質問したいと思います。  まず、空き家対策についてですが、答弁は、今からアンケートを進めると。なぜですか。 ○都市建設部長(山本昌男君)  お答えいたします。  空き家の特別措置法が五月二十六日に適応がされまして、その前までは生活環境課のほうで条例としてやっておったんですが、これをちょっと拘束が強いものができて、ガイドライン等で示されましたので、それについて、今までの情報はあるんですけど、漏れがないようにもう一度、区長さんを中心でありますけど、調査を行いまして、現状把握をしたいと考えております。  以上でございます。 ○一四番(上杉泰洋君)  主文でも言いましたが、三月でも私も質問してるし、二十四年ごろにも私は質問してます、空き家については。きのうの三上議員も、何遍もしておられます。国から出る規則は出ても、大きな形はかわらんと思うんですね。だから、三月には並行的にやっときなさいと言いました。なぜかというと、市民が物すごい苦しんでいるわけです。  私が言いたかったのは、市民の声の市政への反映というのは、議員がここで質問した以上は、そういうことをリーダー会議とかで言って、やるだろうと思うんですね。何かそういうのが、市長、指導されましたか、お願いいたします。 ○市長(首藤正治君)  お答えいたします。  これは空き家対策に限らず、そうした日常的な主要な課題等については、さまざまな場で私からもお話もしますし、また、行政経営会議等でも議題にし、いろんな話をしています。これは空き家対策という意味ではなくてですね。ということでございます。 ○一四番(上杉泰洋君)  今言ったのは空き家だけではないんですが、市民の声を反映するならば、道路が荒れてる、側溝が悪い、植樹が物すごい伸びてる、そして空き家、多分、区長さんから出た声だと思うんですね。それを総合して、やっぱり市民の声を市政に反映しないといけない。  この空き家について質問したのは、もう並行的にやってて、出た時点で危ない所についてはすぐ処置をする。そういうことをしてほしかったんですね。きのうは二軒と聞きましたが、私が防災上、回りますと、十軒どころじゃありません。その辺のとこを早急に、市のPRとして広報とか流して、早急にやっていただきたいと思います。  次に、郊外地の交通の現況についてお聞きいたします。  交通が確保できなく、買い物難民がここ数年で予測される地区を何か把握されているでしょうか。 ○企画部長(中村慎二君)  お答えいたします。  買い物が困難になる地域ということで具体的な調査は行ってはおりませんけれども、やはり三北地域を初めとする山間地、そういうところがやはり人口も減ってきておりますし、高齢者の方々もふえてきておりますので、なかなか買い物が困難になるんではないかなと考えております。  以上でございます。 ○一四番(上杉泰洋君)  三北と今、こうやって出て一生懸命やられていると思うんですけど、例えば新興団地って昭和ごろできたのが、四十年前にできれば、家を建てる人は四十歳以下は余りいませんから八十歳ですね。その方たちは、例えば土々呂の浦上ヶ丘とか、港ヶ丘、一ヶ岡にAコープがありますからですね。出てきてるんですよ。だから、五年先を見たときに、例えばコミュニティバスを市で運営するのか、移動販売車なんかをどうするのかと、今の段階から見積もっていかないと、そのときに部長に申し送ってもいいんですけどね、今から見積もるべきだと思うんですね。その辺をちょっとお願いいたします。 ○企画部長(中村慎二君)  お答えいたします。  議員がおっしゃられるとおり、高齢化が進んできておりまして、また、人口が減るということで、お店屋さんなどもやっぱり減っていくということも考えられますので、今後の人口減少社会の中で、そういう方々への支援についましては、やはり関係課と協議を進めてまいりたいと考えております。 ○一四番(上杉泰洋君)  ぜひ、地方創生と絡めて、緻密な計画をしていただきたいと思います。  なお、提案でございますが、老人ホームとか、結構、過疎化になったところがあるんですね。そこに市が関与して、食事をつくって弁当を格安で販売するとか、そういう施策も今から必要になると思います。一日行かれる方が持って帰ってもいいんですね、夕方とか、そういう施策もぜひ検討していただきたいと思います。  次に、旭ヶ丘、松原地域等における交通の渋滞ですが、生活道路という観点から、あれだけの車が来ると道路が傷みます。よその地区も道路が傷んでることは、しょっちゅう、私も知っております。ただ、そういう高速道路ができて悪い面が出てきているわけですから、ここには先行的に予算か何かつけて、整備なんかする計画はあるんでしょうか。 ○都市建設部長(山本昌男君)  お答えいたします。  今、議員がおっしゃったとおり、市内全域に悪いところはございますので、緊急性と危険性等を加味しながら、特に南道路近辺については、重点的にやっていきたいと考えております。 ○一四番(上杉泰洋君)  ぜひ、生活道路の路盤を調べると、部長が一番よく知ってると思いますが、路盤が弱いですわね。そうなって、大型車がどんどん入ってくると、わだちができます。多分、高齢者の方があそこで軽トラで通って、何遍か聞いてます。多分、専決処分になると思いますね。そこ辺がないように、専決処分よりも、老人の方が亡くなるってことにならんように、ぜひ先行的にやっていただきたいと思います。  無料化について、リーダー会議等いろいろやられていると市長が言われましたが、農林水産部長にちょっとお聞きいたします。広域農道が動いてますよね。それ御存じでしょうか。 ○農林水産部長(田中文靖君)  お答えいたします。  動いておりますというのは、今、工事が進んでるということでしょうか。 ○一四番(上杉泰洋君)  はい。 ○農林水産部長(田中文靖君)  はい。そのように承知しております。 ○一四番(上杉泰洋君)  南道路の無料化ということで、物すごく市民も、ここの当局の方も関心持ってます。この広域農道、上伊形とか石田の人には苦痛を与えるんですが、大型車を流したら改良できるんですよ。そういうのが全然、CFTとの連携がとれてないように私、思うんです。  都市建設部長、何かそういうことをお聞きになりましたか。ちょうどいいとこ通るんですよ。 ○都市建設部長(山本昌男君)  お答えいたします。  広域農道の計画は認知しておりますけど、計画そのものの、門川から延岡に入って伊形を抜けて、県道タッチでラインを直したということで、これにつきましては、国土交通省さんも入れながら協議するということで、今、段取りをしているところでございます。 ○一四番(上杉泰洋君)  いろんな会議を聞いても、南道路が無料化なんで渋滞するということのテーマから入ってないんですよ。本当に真剣に考えてるなら、つなげないのかと、そういうことをぜひ言ってください。そして、広域農道は県道を主体にやりますから、市道が相当あります。その辺をあわせもって整備すれば、立派な迂回路になると思うんですね。そこら辺のとこ、本当に、心の琴線に触れると私言いましたけど、そしたら地域の人は涙流して喜ぶと思いますよ。それが私は行政の仕事だと思います。よろしくお願いいたします。  次に、地方創生の取り組みについて、先行型も二次補正の予算で出たんですが、プレミアム商品券で過去、延岡がやってたことで、なぜやめたかということがわかりましたら、教えてください。 ○商工観光部長(野々下博司君)  お答えいたします。  以前やったのというのは、元気のべおか商品券という形で市の事業でやっておったんですが、当初はイベント連動型というようなこともやっておりましたけれども、その中で、だんだんに大型店舗の使用あたりもふえてまいりましたので、その辺のちょっと見直しなんかというようなことで、一度中止しているところでございます。  以上でございます。 ○一四番(上杉泰洋君)  大型店にはまことに申しわけないんですが、商工会議所の方たちも、非常に商店街も苦しんでおります。  このプレミアム商品券は、国が補助を出すもんですから、いろんな制約もあるんでしょうけど、本当に延岡の人たちのことを考えるならば、限定したプレミアム商品券、こういうのとか、あと、商工観光部長、湯河原で芸者さんにプレミアム商品券が出たという話を知っておられますか。 ○商工観光部長(野々下博司君)  その件は承知しておりません。 ○一四番(上杉泰洋君)  先ほど言った、町なかで使える限定したやつというと、ともに、市長が高速道路を開通したから頑張らにゃいかん、いうならば、湯河原は芸者さんの、よく観光客が来るということで、東京辺に売ってるんですよ。言ってる言葉とやってることが違ったら、市民は悩みます。高速道路で戦わなきゃいけないのなら、地域連携を図らないけないながら、別府とか熊本、高千穂に来るお客さんたちを対象に、プレミアム商品券を売って、鮎を食べにきてください、うみウララに遊びに来てください、そういう施策はとれなかったんでしょうか。 ○商工観光部長(野々下博司君)  お答えいたします。  延岡でも、提案型ということで、北浦でサバを中心にして食べさせるというプレミアム商品券を作成いたしまして、これは非常に成果が出ているということでございます。  以上でございます。 ○一四番(上杉泰洋君)  まさに、高速道路ができて、観光客を呼び込まないかんし、今、サバの話も出ましたけど、もうちょっと幅を広げて考えてもらいたいと思います。  時間もございませんので、エンジン01についてお聞きいたします。  これは、三北は何か絡むんでしょうか。 ○企画部長(中村慎二君)  お答えいたします。  「エンジン01文化戦略会議オープンカレッジ」を合併十周年記念事業ということで位置づけをしております。このほかにも幾つかあるんですけれども、まずは、合併して十年目、新しい延岡になったということを、三北の皆さんも含めて、市民全体でお祝いをする。そして、これを全国に発信していくと、そういう事業で位置づけておりますので、市民全体でイベントを運営していきたいと思っております。  以上でございます。 ○一四番(上杉泰洋君)  三町と合併して、合併事業という名前をつけた以上は、今回の計画が出たのを楽しみにしていたんですけどね。例えば、ホタルの館とか、よっちみろ屋で何か催しをするのかなと。それができないならば、三北の区長さんや老人会を延岡にマイクロバスで輸送して、楽しませるというのを連携してほしいなと思います。やっぱり合併事業ですので、その辺はよろしくお願いいたします。  時間もございますんで、狭隘道路についてお聞きいたします。  もうこれは単刀直入に問題点を、セットバックです。  伊形のとこでセットバックを、地区の人が土地を提供してやってくれました。電柱が一本、真ん中にドンと残ってるんですよ。なぜでしょう。 ○都市建設部長(山本昌男君)  お答えいたします。  現状について私も見ておりますけど、まずは、その電柱が当初、個人の宅地内に占用されていたことが一点で、九州電力なり、NTTのものだと考えられますが、そのときの契約がありまして、そこを解除する際には、個人さんのほうから占用物件ではないという申し出を行っていなかったと聞いております。  以上でございます。 ○一四番(上杉泰洋君)  狭い土地で市民は土地を提供するんですね。大手企業です。そんな、どうのこうの言うような、即抜かないと、あれにぶつかっているんですよ、車なんか。そこ辺が、もう一年たちますかね、もう。その辺、やっぱり市民の声を反映して、やっていただきたいと思います。  時間がございませんので、副市長に最後にお聞きいたします。  延岡に来られました。副市長がどっかの社長だった場合、延岡市に会社を出そうかといったときに、どんな問題点があるか教えてください。 ○副市長(岩本真一君)  お答えいたします。  まず、一つは、新たな投資ということでありますので、それなりのコストの問題ですとか、あるいは人員確保の問題ですとか、さまざまな経営がしっかりと成り立っていくかといったところを、まず第一に考えるのではないかと考えております。 ○一四番(上杉泰洋君)  本当に真剣にやっていたら、失礼な言い方ですがね。まず、道路の問題。高速道路ができたからって威張っとったらだめですね。見てください。朝は渋滞。どこから品物運ぶか。どこから入ってくるか。社長はそういうところを見ます。きのうもお話が出ました高圧線。本当にそういうことを解消しなければ、会社の社長が来ても、やっぱり会社は来ないですよね。そこ辺が私は、三代目ですので、これで来なかったらもう、私も二期目で、私がなる前に副市長の二人制とったんですけど、責任、私たちもとらないかんと思います。了承した議員もですね。だから、ぜひそこら辺を分析して、やってもらいたいと思います。  ちなみに、私は、十年前に自衛隊を定年になって、自主防災の担当で職命もってやりました。二つお話があります。市役所に来たときに、ある方から、自主防災が一個もできなかったら、やめないかんねと厳しいいじめにあいました。そのために、ここに辞職願を蓄えて各地区を回りました。命がけでした。それは、延岡市民の安心・安全を守るということ、自衛隊の看板を背負ってること、市長から特命を受けた防災推進であったこと、そういうことで頑張りました。本当に岩本さんはいい方だとわかります。話してですね。頑張っていただきたい。私たちも応援するから、そのくらいのことやっていただきたいと思います。  最後の決意をお願いいたします。 ○副市長(岩本真一君)  ちょっと先ほどは言葉足らずでございました。  当然、高速道路開通しました。この効果を最大限、PRしていきます。それから、クレアパーク第二工区ですが、ここは防災にも強いといったことで、そういった立地もございますし、延岡市の持つ地域力といいますか、地場産業の技術力の高さ、こういったもろもろ魅力がありますので、そういったものを最大限、PRしてまいります。  また、私が特命担当副市長を拝命しています以上は、当然、常に成果を意識しながら全力で取り組んでまいる覚悟でございます。よろしくお願いいたします。 ○一四番(上杉泰洋君)  時間が来ましたので、以上で終わります。  再質問がまだあったんですが、九月議会にやりたいと思います。  ありがとうございました。 ○議長(上田美利君)  これをもって上杉泰洋議員の総括質疑及び一般質問を終わります。  これより一九番 佐藤 誠議員の総括質疑及び一般質問を許可いたします。      〔一九番(佐藤 誠君)登壇〕 ○一九番(佐藤 誠君)  自民党きずなの会、佐藤 誠でございます。  まず、四月の地方議会選挙におきまして、延岡市市民五万六千百五十七人の有権者が清き一票を投じていただきました。このような市民の皆様方の政治意識に期待できますように、これから四年間、選ばれた二十八人の議員とともに、全力を挙げて、市政発展に向けて努力いたしますことをお誓い申し上げます。  さて、国は、人口減少の現実的な数字を提示し、将来の日本社会を維持するために、「まち・ひと・しごと創生」長期ビジョン総合戦略として、重大かつ責任ある課題を全国民に提示しました。  これから、私が質問いたします項目についても、全てが「本市の地方創生」につながる案件だと考えています。十分な検討、協議を重ね、希望の持てる延岡市発展に寄与できれば幸いでございます。  それでは、通告に従いまして質問をいたします。  市長の政治姿勢についてお尋ねいたします。  これまで、延岡市長として、東九州高速道路や最終処分場などの大型事業を次々となし遂げました。市長の経営手腕のたまものと推察いたします。財政的な意味においては、旧三町との合併効果もその一因であったとも感じています。  しかしながら、少子高齢の人口構造の変化により、子育て支援、医療救急、雇用促進、防災など、魅力ある地域づくりに向けての多くの課題が山積しています。  市長は、これまで「民間の経営感覚を市制に向けて」と取り組んでまいりました。その思いは、市の幹部を初め、職員全体に十二分に浸透してきましたでしょうか、御所見をお伺いいたします。  大型事業等の説明手法についてお尋ねいたします。  これまで、新庁舎建設や、九州保健福祉大学への支援など、節目節目での大型事業がございました。市と議会も協議を重ね、一定方向の結論を見い出し、全力で邁進してまいりました。  しかしながら、市民の中には、「広報のべおか」や市のホームページなどを通しても、十分に理解いただけないところもあるように感じてなりません。一般的には、大きな数字のみが記憶に残り、細かな説明まで読み取れないで終わっているような気もしないでもありません。  そこで、市民の方々が、十二分に理解いただくためには、多額の予算を投入する事業や多くの市民生活に関係する事柄については、「延岡市独自の号外新聞」のような物を特別に配してでも、大きな文字で、いきさつや将来の効果などを、より詳しく説明することも必要と考えますが、御所見をお願いいたします。  第六次長期総合計画策定についてお尋ねいたします。  将来の延岡市が進むべく指標となる、第六次長期総合計画を、本年度中に策定中であります。  そこで、総合計画にぜひとも検討していただきたい項目がありますので、御質問をいたします。  まず、愛宕山を中心とした整備計画についてであります。  愛宕山は、東側の頂は、神話伝説の要所であり、夜景百選にも選ばれた風光明媚な場所であります。西側は、傾斜が緩やかで、昔ながらの風景は一向に変わっていません。これからの開発に大いに期待できるところであります。  以前にも申し上げましたように、この周辺は、災害時での避難場所としての要素もあり、また、市の中央に位置していることから、市民が集う憩いの場としての要素も兼ね備えています。将来にわたる、この周辺の利用促進を、これから十年間のまちづくり「長期総合計画に」組み入れるお考えはあるのか、お伺いいたします。  また、県内には、清武町のように、プロ野球が訪れる施設の充実した野球場が次々とでき上がっています。本市の西階野球場は、既に五十年経過し、両翼が九十八メートルと、既にプロの使用基準には合わない広さとなっています。また、センターの掲示板も、いまだに電光掲示板にかえられておらず、施設の整備もおくれています。さらには、他市にあるような室内練習場も備わっていません。オリンピックや国体の開催も予定されています。今後の野球場の新築、改装を含む運動施設について、どのように総合計画に組み入れられるのか、御所見をお願いいたします。  地方創生についてお尋ねいたします。
     延岡市が策定しようとしている「延岡新時代創生総合戦略」についてお尋ねいたします。  総合戦略の策定内容において、メディカルバレーやメディカルタウン構想の取り組みが上がっています。政策目標対象期間を五年間としていますが、これらの事業は、果たして五年間の短いスパンで地方創生に寄与できるものか、疑問視するところであります。当局のお考えをお聞きしたいと考えます。  もう一点、外部組織から意見提案をいただく、「地方創生有識者会議」のメンバーは、二十一の個人団体で構成されていますが、観光スポット「うみウララ」など漁業関係者、行政面積の七〇%を超える林業関係者は含まれていないようです。この外部組織の延岡市地方創生有識者会議からの意見提案は十分に総合戦略に反映できるのか、御所見をお伺いいたします。  地方創生を促進することは、観光事業と緊密な関係にあります。海・山・川・空といった、一級の観光資源素材が備わっている延岡市においても、市民がその貴重な宝を知らなくては、市外の観光客に延岡の魅力を発信できません。  そこで、まず市民が本市の観光地に出向き、それを体験することで、改めて延岡市を再確認することができると考えています。延岡市には、体験コース、ハイキングコース、文化・歴史コースなど、見どころがいっぱいです。延岡市の勧める観光地めぐりと、健康増進課が実行しています「健康長寿ポイント・十三万人のチャレンジ」を組み合わせることはできないでしょうか。新たな取り組みとして、市民に健康増進を兼ねた観光体験、このことについて御所見をお願いいたします。  第一次産業振興対策についてお尋ねいたします。  国、県、そして延岡市も「もうかる農林水産業」を掲げ、政策を思案しています。このことは、一般経費を少なく抑えることと販売力を高めることにより、その結果、所得が向上することにつながります。  本年三月二十三日に、農林水産業に関する「制度事業説明会」を開催していただきました。総勢三十人ほどが出席したと聞いています。このことは、今後の第一次産業振興にとても重要と認識しています。  国が勧める「人・農地プラン」や「生産法人の拡充」にあわせて、もうかる農林水産業の起点となるものです。毎日、作業に没頭する生産者は、延岡市の事業内容や、県の単独事業など、その特典や利用条件など知らない人が多いようです。事業内容を知ることで、自分自身の経営改善が図られるものと考えます。  このような事業説明会は、一年一回でなく、業種や地区ごとに開催することで、事業の理解が得られるものと考えます。今後の事業説明についての御所見をお願いします。  もうかる農林水産業の政策の販売力強化についてお尋ねいたします。  先日、宮崎県も、県産の農産物の海外輸出が大幅に増加したことを発表しました。販売先は、国内とどまらず、国外も視野に入れた情勢になってきています。空飛ぶ新タマネギ、シキミ、ひむか本サバ、カンパチなど、それぞれの生産者が必死にブランド品の開発に努めています。  生産者と行政担当が同伴して、宣伝、販売、営業を行うことは、品物の価値にプラスして、相手方への信用力が増し、ブランド力が上がり、絶対的な効果が上がると考えます。  一級の素材を「ブランド」にするのは、行政の力が必要不可欠と考えます。平成二十六年度に立ち上げた「延岡市六次産業化商工連携推進チーム」の販売支援も含め、販売力強化について、担当責任者を配属するなどのお考えはないのか、御所見をお願いいたします。  家族経営の後継者支援対策についてお尋ねいたします。  農林水産業の担い手は、年ごとに減少ぎみです。そのような中、国は、新規就農などの対策で後継者や担い手をふやそうと図っています。  しかし、本市において、新規就農者が農業への定職を図ることは、相当な努力が要るようです。  そこで、本来、農林水産業で働く家族経営者に対する支援体制に力を入れることは、農林水産業振興に賢明な政策と考えます。既に、家族労働で、その経営体の特徴も体で感じており、後継者としての意識も高いものを持っています。延岡市内には、そのような家族後継者は多数いらっしゃいます。本市のやる気のある人材に対し、どのような支援ができるのか、関係団体と協議しながら、延岡独自の支援対策は考えられないものか、お伺いいたします。  農業委員会の指導的な役割についてお尋ねいたします。  国は、農業の大規模化を進め、生産法人の立ち上げや農地の集約化を推進しています。反面、耕作者の高齢化や離農などの影響により、耕作放棄地は年ごとにふえ続けています。高齢で耕作できない農家は、水稲作付を委託し、農作業とは無縁な状態になりつつあります。  これまで、土地持ち農家が行ってきた水路の清掃作業などは、委託する農業者の増加で、用排水路清掃は人手不足の事態を招き、農業に不安を投げかけています。  農業委員会の本来の仕事は農地保全であり、耕作放棄地解消や効果的な用排水路の運用は、その指導下にあると言ってもいいのではないでしょうか。  そこで、二点ほど質問いたします。  一点は、農業委員会において、地区の用排水路作業がうまくいくように、土地改良区や農業団体と連携し、マニュアル的なものを作成し、委託者や受託者が共通の認識が図られるような指導体制はできないものでしょうか。  二点目は、地域の基盤整備実態や耕作放棄地などの実情を知る上で、毎月の委員会を地区巡回する形で開催場所を変えながら会議ができないものか、御所見をお願いいたします。  猟友会増員支援対策についてお尋ねいたします。  年々増加する獣害駆除には、狩猟資格者の人材は欠かせません。延岡地区の猟友会は、平成十七年度に四百六十七人いたものが、平成二十六年度は三百五十六人と大幅に減少しています。高齢化や銃の取り扱いが厳しくなったことが原因と考えられますが、年々増加傾向にある獣害駆除対策には、捕獲をすることが一番効果的です。このままの推移だと、猟友会の構成員は、ますます減少し、鹿やイノシシは増加するばかりです。  獣害駆除の対策は、新たな狩猟資格者を育てることが急務であります。  そこで、その担い手を育てるため、新規の資格者対策を講じる必要があります。試験講習費用や学科試験、狩猟税まで、行政での支援対策は考えられませんか。このことは、農林水産業の雇用対策としても関連すると考えますが、御所見をお願いいたします。  クレアパークのアクセス道路についてお尋ねいたします。  クレアパーク第二工区に新しい企業が進出し、新たな歴史が始まろうとしています。  さて、九州保健福祉大学と隣接するこの区域は、朝の通勤時間帯は、車の運行台数が半端ではありません。地元住民からは、車両の多さから、将来への不安の声も出ています。そこに企業が進出してくれば、さらに車の台数は多くなり、地域の環境は、ますます厳しいものとなります。  市としましては、工業団地への企業誘致は、雇用の確保からみても喫緊の課題であります。  そこで、クレアパークから、北へ走る広域道路を利用した緩和策が有効と考えられます。この広域道路と国道二一八号線に直結する市道を大幅に拡張して、大型車両が交差できるような道路整備を図ることが車両渋滞の緩和策とも考えます。  この市道については、例年、当地区から道路整備の要望が提出されており、整備拡張の促進を進めるべきと考えますが、御所見をお願いいたします。  小中一貫校の施設跡地利用についてお尋ねいたします。  急速な少子化の影響で、小中一貫校は本市でも四学校となり、地域周辺の過疎化を心配するところであります。  国は、地方創生を盛んに叫びますが、小中一貫校への移行は、財政的な改善は図られても、地域から子供の姿が見えなくなることは、地方創生に逆行するようにも思えてなりません。  そこで、にぎわいを少しでも維持するために、統合された学校の建物や、跡地の有効的な利用はどのような対策がとられるのか、地域に還元し、学校を拠点とした地域住民の憩いの場所としての多世代交流などの活用は、長期総合計画に、地域戦略プランとしてどのように組み入れられるのか、お伺いいたします。  以上をもちまして、私の質問を終わります。 (降壇)      〔市長(首藤正治君)登壇〕 ○市長(首藤正治君)  ただいまの佐藤 誠議員の御質問にお答えいたします。  まず初めに、民間的経営感覚の市職員への浸透についてのお尋ねでございます。  昨今、地方においては、人口減少問題や地方創生という課題を抱える一方、本市においては、本格的な高速道路時代という追い風の中、新たなステップの時期を迎えていると感じております。  こうした現状の中で、本市におきましては、部局長マニフェストの策定や予算編成権の部局への一部委譲など、庁内分権を推し進めながら、職員一人一人が主体的に知恵を出し合い、創意工夫し、攻めの姿勢で各種施策を実行できるよう努めてまいっております。  また、民間企業になぞらえて、いわば取締役会に相当する「行政経営会議」を毎月開催し、各般にわたる議論を重ねつつ、各部局間の相互連携を図りながら、市政を効率的、効果的、戦略的に遂行できるよう努めております。そして、この行政経営会議の終了後には、各部局において経営行動会議を開催し、全職員が市の経営目標を共有しながら、市政運営に取り組んでいるところでございます。  私自身の経営感覚に基づいて、職員に浸透させようとしてきていることをあえて一言で申し上げるとするならば、それは、やりがい、あるいは生きがい、使命感、情熱など、いわば仕事に対する意識ということに尽きます。  こうした考えについては、定期的に電子メールで発信しております、私から全職員へのメッセージなどを通して、繰り返し伝えてきたところでございます。  ここ数年、市民の皆様から、職員の応対に対するお褒めの言葉をいただくことがふえてきたのは事実として実感しております。このようなことからも、私の考え方が、幹部を初め職員全体に浸透してきているのではないかと思料するところでございます。  次に、大型事業等の市民への説明についてのお尋ねでございます。  御案内のとおり、大型事業等に関しましては、これまでも「広報のべおか」やケーブルテレビ「のべおか市政だより」等で数回にわたり特集を組むなど、市民の皆様にできるだけわかりやすく、興味を持っていただけるよう内容の充実に努めているところでございます。  また、毎年開催しております「まちづくり懇談会」におきましても、市政の重要課題や新庁舎建設、あるいは九州保健福祉大学への支援というような、こうした大型事業などにつきまして、私が直接市民の皆様に御説明する機会を設けており、市の進める大型事業の現場を市民の皆様に直接見ていただく公共事業見学会も毎年二回実施をしております。  このような中、より効果的な広報活動を推進するため、現在、広報紙等の読みやすさや市民の皆様が求める内容など、広報機能に関する市民アンケート調査を実施し、分析作業を行っているところであります。  今後は、その結果も踏まえながら、市民の市政への理解がより深まるよう、さらなる広報機能の充実に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 (降壇)     〔企画部長(中村慎二君)登壇〕 ○企画部長(中村慎二君)  お答えいたします。  まず初めに、愛宕山の利用促進についてのお尋ねでございます。  御案内のように、愛宕山はこれまで、「日本夜景遺産」や「美しい日本の歩きたくなる道五百選」に選定されておりますし、市街地に近く、気軽に登ることのできる山として、市民の皆様に親しまれているところでございます。  また、かつては「笠沙山」と呼ばれ、古事記に登場するニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの出会いの場所であるとの伝説もあることから、展望台付近に、カップルが南京錠をかけるモニュメントや、二人で鳴らす鐘などを設置し、観光客や市民の皆様の憩いの場として整備いたしております。  このように、観光資源としての愛宕山の価値は高まっておりますし、その活用等については、今回策定いたします第六次長期総合計画においても、しっかりと位置づける必要があると思いますが、具体的な開発の可能性や災害時の活用方法等につきましては、今後、関係課と協議していくことになると考えております。  次に、地方創生有識者会議に関するお尋ねでございます。  本市の地方創生有識者会議につきましては、人口ビジョン・地方版総合戦略の策定について御意見をいただくため、国が示している方針に基づき、産官学金労言の関係者二十一名で設置したところでございます。  一方で、総合戦略の策定に当たりましては、今回の有識者会議のメンバー以外の業界や団体等の皆様に対しても、担当課が意見を伺いながら、各部局や課室において、しっかりと議論することにいたしております。  議員御指摘の漁業関係者や林業関係者の皆様につきましても、この中で御意見を伺ってまいりたいと考えております。  次に、学校跡地の対策と第六次長期総合計画に関するお尋ねでございます。  本市では、近年の少子化、人口減少を背景とした、小中学校の閉校や編制により、現在では十五校の学校施設が跡地となっております。  その跡地の多くは、地域の方々に、運動や健康づくりのため屋内運動場を活用いただいており、また、校舎につきましても、地域の住民型デイサービスやボランティア団体の活動等に活用いただいていることから、地域住民の方々の交流の場として重要な役割を果たしているものと理解をいたしております。  施設の中には、老朽化のため危険な施設もございますが、活用できる施設については、今後とも有効活用を図ってまいりたいと考えております。  また、御提案の多世代交流につきましては、地域の活性化に有効であると思いますので、今後、関係課とも協議を行いながら検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 (降壇)      〔農林水産部長(田中文靖君)登壇〕 ○農林水産部長(田中文靖君)  お答えいたします。  まず初めに、農業関係者に対する事業説明会についてのお尋ねでございます。  御案内のとおり、三月に実施した説明会では、市の事業を初め、国・県の機関も出席し、それぞれ、施策の説明もしていただいたところでございます。  また、参加者からの「自分の地域でも実施してほしい」という要望を受け、地域説明会を開催したところ、その後の定期的な勉強会につながっているケースもあり、その効果を実感いたしております。  したがいまして、今後の事業説明会のあり方につきましては、さきの説明会を検証するとともに、御提言も踏まえながら、効果的な手法を検討してまいりたいと思います。  次に、農林水産物の販売強化支援についてのお尋ねでございます。  食料の消費・流通構造が大きく変化する中で、今後、農林漁業者の所得向上を図るためには、これまでの市場流通に加えて、スーパーや外食産業、加工業者等との直接取引、あるいは海外輸出など、多様な販売チャンネルを構築していく必要があると考えております。  このようなことから、これまで福岡や東京方面での商談会には職員を同行させ、生産者、関係団体と一体となって自慢の農林水産物の販路開拓に努めてきております。  また、昨年は、花卉の香港輸出支援や、延岡商工会議所と連携し、本市においても商談会を開催したところでございます。  今後とも、このような取り組みを継続しながら、効果的な販売力強化支援策について、庁内の六次産業化推進チーム、並びに推進会議の中でも検討してまいりたいと思います。  次に、家族経営における農業後継者支援策についてのお尋ねでございます。  御案内のとおり、家族内農業後継者は、一定の農業資産と農業に対する高い意識を持ち合わせており、それぞれ地域の農業を担う中心的経営体として期待いたしているところでございます。  このような中、新規就農者に対する国の支援制度では、いわゆる親元就農の場合には、新規作物や新技術の導入、農産物加工への取り組みなど要件が設けられており、対象者とならないケースが多いという現状がございます。  したがいまして、今後、関係団体等と協議しながら、この親元就農を含め、家族内後継者を地域の中心的経営体へと導くための支援策等について検討してまいりたいと思います。  次に、猟友会会員の増員支援対策についてのお尋ねでございます。  議員御案内のとおり、狩猟免許は、網猟、わな猟、装薬銃、空気銃に区分されております。特に、銃による狩猟は、人身事故のおそれもあり、高い専門性も要求され、鉄砲所持許可の費用も必要となります。  一方、わな猟は、手続も簡易で費用の負担も少ないため、免許取得者は増加傾向にありますが、全体としては狩猟免許者の数は減少傾向にあるため、県も免許試験の回数をふやすなど、減少対策に取り組んでおります。  市といたしましては、今後の有害鳥獣の生息数や捕獲の状況、免許取得の状況などを参考に検討を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 (降壇)      〔商工観光部長(野々下博司君)登壇〕 ○商工観光部長(野々下博司君)  お答えいたします。  まず初めに、延岡新時代創生総合戦略におけるメディカルタウン構想についてのお尋ねでございます。  メディカルタウン構想は、医療機器産業や高度な技術力を有するものづくり企業の集積、さらには医療人材を育成する九州保健福祉大学の立地など、地域の有する特徴や強みを最大限に生かす取り組みでございます。  そのため、延岡新時代創生総合戦略の策定内容におきましても、東九州自動車道の整備に伴う高速道路時代の到来などとあわせ、本地域の特性として掲げさせていただいているところでございます。
     また、両構想の策定から四年が経過する中、地元企業が参画した複数の医療機器の開発案件が進むとともに、九州保健福祉大学を中心としたアジア医療従事者との交流も活発化してきております。  そうしたことから、今後、延岡新時代創生総合戦略において、これまでの取り組みを多くの成果につなげていくとともに、五年間という期間に捉われることなく、産学官の緊密な連携のもとで両構想の着実な推進を図ってまいりたいと考えております。  次に、観光案内と健康増進を組み合わせた取り組みについてのお尋ねでございます。  本市には、数々の観光資源がございますが、その資源に市民が誇りと愛着を持ち、自信を持って市内外に発信することが大切であると認識しております。  そのことから、今年度より、次代を担う児童生徒を対象にした観光学習推進事業を始めることといたしました。  議員御案内の観光地めぐりと健康長寿ポイントを組み合わせた事業につきましては、市内の方々に本市の観光地を知ってもらうよい機会となりますので、関係課と協議、検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 (降壇)     〔都市建設部長(山本昌男君)登壇〕 ○都市建設部長(山本昌男君)  お答えいたします。  クレアパーク延岡工業団地と国道二一八号とのアクセス道路の整備についてのお尋ねでございます。  議員御提案のとおり、今後、新しい企業が進出し、交通量が増加した場合、クレパークから北へ向かう小峰町の広域農道から分岐し、国道二一八号に接続する市道小峰一二号線を拡幅整備することは、クレアパーク周辺道路の通行車両が分散化され、渋滞緩和策として有効だと考えているところでございます。  しかしながら、本市道の拡幅整備を必要とする箇所は、国道二一八号との交差部であることから、国道を含め交差点付近の全体的な協議や整備が必要となります。  したがいまして、現段階で早期の拡幅整備は困難でございますが、今後、クレアパークへの企業進出や交通量の状況を見ながら、十分に検討してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 (降壇)      〔農業委員会会長(福富幸男君)登壇〕 ○農業委員会会長(福富幸男君)  お答えします。  まず初めに、関係団体と連携し、マニュアル的なものを作成し、委託者や受託者が共通の認識が図れるような指導体制はできないかのお尋ねでございます。  議員御指摘のとおり、耕作者の高齢化や離農者の影響により、用排水路の清掃がままならない地域があることは、認識しているところでございます。  農地法上は、権利を有する者が適切に管理することとなっておりますが、受け手農家の人手不足という現実もあり、問題解決に至っていないのが現状でございます。  今後は、受託者・委託者が共通の認識を持って、地域の課題解決が図られる体制づくりを関係機関と協議していきたいと考えております。  次に、定例委員会の開催場所の巡回についてのお尋ねでございます。  定例委員会は、農地法に基づく議案についての審議を行うところでございます。また、延岡市農業委員会規則第五条により、会議の日時、場所等を公示することとなっていることや、農業委員、事務局職員合わせて五十名程度となり、会場や駐車場の確保が難しい観点から、本庁舎において行うこととしております。  しかしながら、基盤整備や耕作放棄地解消は農業政策にとって大変重要な課題であることから、地域の実情を把握するためにも、定例委員会において意見等を聞きながら、検討していきたいと考えております。  以上でございます。 (降壇)      〔教育部長(穴井誠二君)登壇〕 ○教育部長(穴井誠二君)  お答えいたします。  運動施設の整備についてのお尋ねでございます。  本市の老朽化したスポーツ施設整備の重要性につきましては、十分に認識しているところでございます。  そのため、「アスリートタウンのべおか・スポーツ振興計画」の改定に伴い実施する市民アンケート調査などを参考にし、今後、整備等の必要な施設を把握するとともに、各競技団体や関係団体の要望等ともあわせて検討してまいりたいと考えております。  その結果を踏まえ、大会、合宿の充実や国体、オリンピックを見据えた施設整備の基本的な方針について、第六次長期総合計画に盛り込んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 (降壇) ○議長(上田美利君)  佐藤 誠議員の再質問を許可いたします。 ○一九番(佐藤 誠君)  それぞれの御答弁、ありがとうございました。  それでは、時間が少しありますので、御質問したいと思います。  まず、市長の、民間的な経営感覚の中で、市長の答弁で、やりがい、生きがい、使命感、情熱、そして仕事に対する意識が浸透してきているというような御答弁をいただきました。  ここで、部長さんにちょっとお聞きしたいと考えていますが、簡単な質問ですので、「はい」か「いいえ」でお答えいただいたらと思いますが、教育部長、商工観光部長、農林水産部長、都市建設部長にお聞きしたいと思っております。  教育部長には、先ほどお話のありました、二〇二〇年、オリンピック開催、県は二〇二六年の国体も要請しようとしております。その中で、各種競技団体から多くの要望が上がっているとのことですが、その整備は新規施設整備の支援を県の教育委員会、そういったところ、県に対して支援の陳情、もしくは新規事業の起業とか、協賛のノウハウ、そういった事務レベルでのお願いというか、御相談に行ったことはありますでしょうか。あるか、ないかでお答えいただけたらいいと思いますけど、よろしくお願いします。 ○教育部長(穴井誠二君)  お答えいたします。  補助金等につきましては、いろんな制度がございますので、そういった活用につきまして相談にお伺いしたことはありますが、議員のおっしゃるようなセールスという点では、今までやったことはございません。  以上でございます。 ○一九番(佐藤 誠君)  それでは、商工観光部長にお伺いします。  同じような御質問ですけど、企業誘致の推進で、宮崎県内に打診が数カ所あったと思いますけれども、延岡市への誘致のお願い、また、ほかの市町村との状況、そして、延岡市に企業が進出できる取り組みで何が必要なのかとか、そのような相談、またはお願いに、直接、商工観光労働部にお願いに行かれたことはございますでしょうか。 ○商工観光部長(野々下博司君)  お答えいたします。  県との間では、例えば、クレアパーク延岡工業団地については、企業立地の促進協議会、これは事務局が県の企業立地課にあるんですが、そこの中で一緒に議論をしたり、あるいは一緒に企業訪問をしたり、情報交換を密にするようにしております。  そして、本市には特命副市長もおられますので、県との情報交換というのはたびたび行っておりまして、延岡の強み・弱み、そういうのも県と相談しながら、企業立地のほうに励んでいるところでございます。  以上でございます。 ○一九番(佐藤 誠君)  それでは、農林水産部長にお尋ねいたします。  先ほど、猟友会の御質問をいたしました。免許取得の確保について、延岡市の獣害の実態や問題解決について、また、そういったものを県の森林部あたりに直接お願いに行ったことは。また、農林水産部に県の単独事業の条件の緩和、要するに延岡市にふさわしいような状況にしてくれとか、また、生産法人の設立のモデル地区などのノウハウ、そういったことでお伺いしたことございますでしょうか。 ○農林水産部長(田中文靖君)  お答えいたします。  私の場合は、まだ、直接その案件で伺ったことはございません。今後、それに努めたいと思っております。  以上です。 ○一九番(佐藤 誠君)  最後に、都市建設部長にお願いいたします。  年々、予算が削減されています急傾斜事業。先ほどもお話がありました南延岡インター線南向き道路、それから伊達構口の道路拡張などの、そういった支援、要望、状況説明等に、直接、県にお願いに行ったことはございますでしょうか。 ○都市建設部長(山本昌男君)  お答えいたします。  直接、県土整備部長と担当課長のほうに、私のほうから、去年からやっておりますので、要望しております。  以上です。 ○一九番(佐藤 誠君)  それぞれありがとうございました。  首長である市長が、直接、延岡市の要望をするのは当然のことでありまして、また、国会にもそういったことで、地元の生の声を国に届けるということで、日数をかけて、高い費用をかけて国のほうにも陳情いたします。首長としては当然のことなんですけど、私が言いたいのは、その事務レベルで、やはり同じように、県の財政課なり、そういった担当に直接、今まで延岡にあった要望、その声を直接お願いに行って、事情を説明して、そうすることが予算の獲得に少しでもなるんじゃないかなと思うわけです。  今、延岡市の職員の方は、本当に事務レベルが上がっているというか、私たちも委員会でそれぞれ視察に行きますが、これは延岡のほうが数段上だなと、延岡のほうがしっかりやってるよというところが、最近よく見られるようになりました。以前は本当に勉強に行くばっかりだったんですけれども、最近は延岡市のほうが充実しているというような感じを盛んに受けます。  でも、予算の獲得とか事業の進捗状況からすれば、県の県会議員と懇親会で当然、執行部が年に一回、要望を取り交わす機会があるんですけど、その進捗状況を見ても、なかなか県に対する要望が延岡市に対して伝わってきてないというのも見えますので、ぜひ事務レベルの中で、再三やはり、そういった部門部門に応じて、やはり延岡の実情を訴えて、ぜひほかのところからでも、県から国から、そういったいい事業があるように、ぜひそこら辺を進めていただきたいなと思います。  それで先ほどから、市長のほうから、いろんな会議のお話がありました。経営行動会議とか、それから行政経営会議とか。そういった中で、もう少し、やはりもっと創意工夫をした、そういったお話も、もう一歩足を踏み入れた会議にしていただけたらなと思うところでございます。  その点、市長、どんなですかね。私が感じたことを今申し上げたんですけど、その会議の内容について、もうちょっと工夫してみたらどうかなと。ちょっとお考えがあれば、お聞きしたいと思います。 ○市長(首藤正治君)  お答えいたします。  行政経営会議についてということでございますが、もちろんその会議だけで市政を運営しているわけではございませんので、さまざまな場があり、あるいは組織としての取り組みようというのはさまざまにある中での、一つの場ということでございます。ここは、もちろん、いろんな形で工夫しながら進めてきているところでございますが、もちろんこれからも、その工夫はさらに進めてまいりたいと思っております。  今、議員からは、県との連携といいますか、県への要望についてのお話など、いろいろいただいたところでございます。どうしても物理的に距離感があって、これは昔から延岡市は県庁との距離が、物理的にやっぱり距離感があるということもあって、なかなか意思疎通というものが、もっと近隣の自治体と比べると進めにくいというようなこともあったようでございますけれども、そういったあたりは、しっかり是正をしていこうということで号令をかけてきた経緯もありますし、県から副市長に来ていただいて、こういった面は、本来の特命事項とは別ですけれども、随分、意思疎通といいますか、風通しということでは、よくなったなと私は実感として思っております。  こういったさまざまな角度からの取り組みによって、全体の行政経営ということについては、よりよいものにしていきたいと感じております。  以上です。 ○一九番(佐藤 誠君)  次の質問に移りたいと思います。  農水産物の販売力強化の件ですが、これにつきましては、総務部長にお伺いしたいんですけれども、辞令交付の段階で、役責上に例えば販売担当、販売主任といったことを記載することは可能でしょうか。 ○総務部長(高浜公善君)  お答えいたします。  辞令を発令するということにつきましては、可能でございます。  ただ、その際には、所管の部長、課長のほうから、そういう意向ですね、事務事業を効率的に進めるためには必要であるという意思があれば、そのようなことも可能でございます。  以上でございます。 ○一九番(佐藤 誠君)  ありがとうございます。  販売担当としてモチベーションが上がるには、やはり私は販売担当員だと。そういった責任を感じることによって、やはりやりがいがあると思うんですよ。例えば、農林水産部の中で、今回は君が行ってくれ、君が行ってくれとなると、自分の仕事もありながら、何で僕がというようなこともありますので、販売担当だという認識があれば、しっかりしたお仕事もできるんじゃないかと思いますが、農林水産部長、その点は、再度、どういうふうな考えでおられるか、お聞きしたいと思います。 ○農林水産部長(田中文靖君)  お答えいたします。  今、私たちが考えている「もうかる農林水産業」、農業もそうですけれども、そういう販売にかかわることを促進することは、非常に重要なことだと思っております。  今現在、第六次産業化の商工連携ということで今、事業を進めておりますけれども、その中に、そこの担当でもって、いろんな六次産業化のきっかけづくりをする担当がおりまして、最終的には販売促進についても実施、一緒にやっていくと、その連携体と一緒にやっていくということで今、努めております。  それ以外にも、ひむか本サバであったり、タマネギについては、それぞれの事業体で今、そういう販促のところを一生懸命やっているのは事実でございますので、まずそこをちょっと見定めて、その結果を、ことしまたその集大成をやるときでもありますので、見定めてからまた検討してまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○一九番(佐藤 誠君)  ありがとうございました。  これで終わりたいと思います。 ○議長(上田美利君)  これをもって佐藤 誠議員の総括質疑及び一般質問を終わります。  議事の都合により、しばらく休憩いたします。                       午前十一時四十三分 休憩                       午後 一時  零分 再開 ○議長(上田美利君)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。  これより六番 北林幹雄議員の総括質疑及び一般質問を許可いたします。      〔六番(北林幹雄君)登壇〕 ○六番(北林幹雄君)  皆様、こんにちは。  自民党きずなの会の北林でございます。  北川を初め、多くの皆様の御支持をいただき、このたび当選をさせていただきました。心より感謝申し上げます。  一般質問を行うに当たり、まず、この新庁舎が関係各位の御努力によって完成できましたことを心からお喜び申し上げますとともに、感謝申し上げたいと思います。  この新庁舎、新議事堂に入りまして、かつて明治・大正・昭和の時代に「憲政の神様」と呼ばれた尾崎行雄氏が、現在の国会議事堂が完成した折に、「このような立派な議事堂にふさわしい議論がなされることを期待する」との発言をしたようでございます。私も同様の思いで、議会に臨みたいと思います。  通告に従って質問いたします。  まず、地方創生について。
     現在、政府は、地方創生の戦略目標として、地方の雇用創出や地方への移住、出産・子育ての希望実現等々を挙げています。これは地方の人口対策であり、この観点から質問いたします。  国立社会保障・人口問題研究所が、二十五年後の延岡市の人口を、九万六千百四十五人と推計いたしました。これによれば、延岡市は千百六十八人ずつ減少していくことになります。人口対策先進国のフランスは、GDPの三、四%を子育てに充て、子育て世代への税制優遇策等がとられた結果、合計特殊出生率を二にできたとの分析があります。  また、日本創生会議は、子育ての新たな費用は、高齢者から次世代支援にシフトすべきと言っています。前者は高福祉高負担の政策のようですし、後者は福祉政策を根本的に転換する重要問題であり、政府や国会の判断にゆだねられる問題ではありますが、市長はこれについて、どのように思われるか、御所見をお伺いいたします。  次に、人口維持については、子育て環境の整備が不可欠です。ここでは、子育て関係施設職員の処遇改善等についてお尋ねします。  まず、本市の子ども子育て支援計画の中には「保育の質の改善」の文言が見られます。これには、民間の関係施設職員の処遇改善も含まれるのでしょうか。ゼロ歳から六歳までの就学前児童は、昔から「三つ子の魂百まで」と言われ、ユニセフの「世界子供白書」にも「子供が三歳になるまでに脳の発達がほぼ完了し、終生のパターンがつくられる」と報告しているとおり、人生最初の最も重要な時期を過ごす子供たちの教育保育が、人生の質を決めると言っております。  ところが、この時期の子供を預かる関係施設職員の給与べースは、女性の職場ということからでしょうか、全国的に低水準であり、特に保育所は十分な研修を受ける余裕さえなく、アレルギー疾患、気になる子の存在もあり、勤務は過酷です。延岡市として、職員の処遇改善並びに研修体制の充実等々、就学前教育保育の質の改善にどのように取り組まれるか、お聞きします。  今日、保育士不足が懸念される原因に、これらの問題があることを指摘しておきます。また、このたび九保大が保育士の学生募集を停止いたしましたが、その一要因もここにあるかと考えております。  次に、子育て環境の充実について、三点質問いたします。  まず、小児科医の充実と小児医療のあり方について。  延岡市では、最近、小児日曜当番医が増員され、十人体制となりましたが、いまだ昨年より少ない状況にあります。健康や生命を守っていただく医療関係者への感謝や同関係者の負担軽減のために、各家庭で健康管理に努めるべきことは当然でありますけれども、小児医療体制を充実させることは、子供を産み育てる上で不可欠であり、市として小児科医の適正人数をどの程度に考えておられるか、お伺いします。  次に、放課後児童クラブ増設並びに利用のあり方について。  本市は、同施設を毎年徐々に増設する計画のようですが、利用者の需要は高く、安心して子供を預けられる施設の不足に保護者は困惑しているようです。利用者の需要に沿って前倒しで増設すべきではないでしょうか。  また、応急措置として、学校その他の施設の空き教室等の利活用の許可のあり方を緩和すべきだと思いますが、どうでしょうか。  次に、就学前児童、青少年が活用できる公園の充実について。  近年、高齢者の方々の公園の利用がふえ、子供たちのボール遊び等が制限されるようになったようです。子供たちが部屋遊びやゲームに流されていると言われて久しいですが、就学前児童が親子で遊んだり、小学校児童が遊べる公園の整備充実は、子育て家庭にとっては喫緊の課題であり、子供の安心・安全が出産・子育てに影響を及ぼすことを考えれば、公園の整備は避けて通れない課題であります。どのように考えられますか。  次に、地域産業の振興と定住人口の維持の観点から、五つの質問をいたします。  まず、市内中核企業本社の本市への移転要請について。  旭化成を初め、東京に本社を置く延岡市の中核関連企業本社の延岡移転を要請してはどうでしょうか。  旭化成は、首都圏での大規模災害発生時には延岡市に本社機能を移転する考えのようですが、大規模災害発生時と言わず、早い時期に本社移転を実施していただければ、延岡市の雇用状況は充実し、それに伴って税収向上にもつながると思います。  次に、現在、延岡市全域において、休耕地、休耕田がふえる状況にあります。これを積極的に活用し、農産物の生産性向上を図り、できるならば輸出産業にまで育てる施策が必要かと思います。  その一つが農業法人の設立ですが、法人化に限らず、営農集団の充実や農地中間管理機構の活用や、農地を活用し、生産性を上げる方策を推進できる体制を構築すべきと思いますが、いかがでしょうか。徹底した経営管理、幅広い人材確保、経営の多角化、就業条件の明確化など、休耕地、休耕田の有効活用を実施し、生産性を向上させ、雇用環境の充実を図るべきだと思いますが、いかがでしょうか。  次に、森林資源活用についてです。  その一つに、エネルギー確保と自然環境保護を満たす、木質バイオマス発電事業があります。既に、本市並びに周辺地域では発電事業が実施されているようですが、オーストリアでは、既に石油燃料を上回るコストパフォーマンスを実現しているらしく、木質発電ペレットを各家庭でも燃料用ペレットとして利用するシステムがあり、森林資源が大いに利活用されているようです。これは国家プロジェクトなので可能だとは思いますが、地方創生の観点から、本市でもバイオマス発電を始め、森林資源の活用を雇用の確保につなげてはどうでしょうか。  次に、平成二十三年度には、全国で四十五万頭、環境省調べのイノシシ、鹿等が駆除され、食肉に利用されることなく廃棄されたとのことです。  現在、これに対し、その肉を食品化する、いわゆる「ジビエ食品」の開発が全国各地で進められており、本年二月には、日本ジビエ振興協議会が第一回ジビエサミットを開催し、同月には石破 茂地方創生担当大臣が会長となって「烏獣食肉利活用推進議員連盟」を結成し、その需要と供給の掘り起こしを協議し、二十八年度予算に組み込もうとしているようです。国の予算がつけば、ジビエ食品の開発や、この商品のブランド化や販売促進が進展し、雇用確保につながると思いますが、いかがでしょうか。  五点目、現在、中山間地域で空き家・空き部屋が増加しています。ここへの入居を促進するため、いわゆる、Uターン、Jターン、Iターン政策を推進し、都会から多くの若者を呼び寄せ、転入者や子育て世代への住居支援策を実施すべきだと思いますが、いかがでしょうか。  中産間地域、特に私の北川町では、この十年間で千人が減少しております。部局長マニフェストにも「元気のいい三北地域づくり支援事業」や「定住人口の維持」の文言が見られますので、ぜひ、転入者や子育て世代への住居支援策を実施するよう御提案いたします。  次に、わかあゆ支援学校跡地利用について。  現在、わかあゆ支援学校跡地は、三年間ほど放置されたままにあり、これまで数名の議員がこの問題について質問をされていますが、そろそろ一定の方向が見えてきてもよいのではないでしょうか。  市の財政と事業規模の合理的な判断の上で、広域的な事業を目指し、県北の子育て支援拠点事業とするならば、県の合意も得られると思います。  また、延岡市の子育て支援センターである「おやこの森」は、献身的なスタッフや多数の市民ボランティアによって運営され、施設規模以上の成果を出していますが、病児病後児への対応や母子家庭への対応では、その需要を満たし切れていません。子育て支援は市内全域に及ぶべきであり、市長も、ことしの年頭に夕刊デイリー紙上で、おやこの森移転や子育て支援施設整備を明言されていますので、わかあゆ支援学校跡地活用についての進捗状況をお教えいただきたいと思います。  次に、延岡市の観光文化振興策について。  「エンジン〇一文化戦略会議オープンカレッジinのべおか」についてお伺いします。  多くの文化人が、この秋、延岡に来訪され、三日間かけて市民との交流を展開される。これはビッグプロジェクトであり、本市の文化振興に大いに寄与するものと期待されます。この企画の充実、広報並びに市民参加の促進や、終了後の文化振興策を聞かせてください。  文化振興という面では、現在、県は、平成三十二年の東京オリンピックの年までを「記紀編さん千三百年」として位置づけ、事業を推進しています。知事も、「オリンピックのオープニングには、天岩戸開きの演出をさせたい」との目標を語っておられます。天孫ニニギノミコト御陵や、神話にまつわる神社や史跡が多数点在する延岡市は、神話の宝庫であり、この活性化は延岡の文化振興上、重要です。この事業への十分な予算配分は検討されるべきだと思います。  次に、延岡の観光文化振興の一環として、北川の家田・川坂湿原について。  ここは、かねてより希少生物の宝庫とされ、地元の方々の御努力によって、その維持がなされています。この地の自然環境を守り、観光資源として生かすため、希少生物保護条約である「ラムサール条約指定登録地」にする推進体制が必要だと考えますが、いかがでしょうか。  それには、我が国の「種の保存法」の「生息地等保護区」に指定されている等の条件が必要のようですが、同地はその指定を受けていますでしょうか。また、今後、ラムサール条約指定登録地へ向けて、どのように取り組むかをお聞きします。  次に、道の駅北川はゆま支援協議会の今後の構想について。  北川はゆまは、国土交通省が定める「重点『道の駅』候補」となり、道の駅北川はゆま支援協議会が第一回会議を開催いたしました。これから、段階的に、候補地から「重点道の駅」、「全国モデル道の駅」へ昇格を目指すようです。  その企画提案の内容には、防災拠点、駐車場の整備、広域観光案内、高速バスストップの設置、EV充電設備、レストラン等の増床等々が挙げられています。  国道一〇号線と接合する「北川はゆま」は、東九州自動車道の開通とともに売り上げが三倍増になりました。これを持続させるには、周辺地域の農林水産業者と連携し、地場産品の供給体制を充実させることと思います。それは雇用確保、人口維持につながるものと確信します。地方創生の観点から、同協議会の委員であり、北川はゆまの社長である市長に、北川はゆまの構想と、そのプラン実現についての志を語っていただきたいと思います。  次に、家庭教育支援条例について。  現在、熊本県と鹿児島県では、既に家庭教育支援条例を制定し、その運用を開始しているようです。  鹿児島県の、平成二十五年十月十一日、条例第五十九号の前文には「家庭は教育の原点であり、全ての教育の出発点である。基本的な生活習慣、豊かな情操、他人に対する思いやり、善悪の判断などの基本的な倫理観、自立心、自制心などは家庭で育まれるものである。家庭を取り巻く学校、地域、事業者、行政、その他県民皆で家庭教育を支えていくことが必要である」と記されています。  母子家庭を含む平均的家庭において、家庭の教育力が低下していると言われて久しいですが、ここに来て、ようやくその対策がとられるようになりました。  この条例制定は、宮崎県議会でも「宮崎のこども対策特別委員会」で議論が始まったようですが、延岡市の今後の条例制定の見込みについてお伺いします。  最後に、教科書採択について。  このたび文部科学省から、平成二十七年四月七日付で、各都道府県教育委員会に「二十八年度使用教科書の採択について」と題する通達が出され、そこには、採択権者の権限と責任において、公正かつ適切な採択を行うこと、教科書の採択に関する情報の積極的な公表に取り組んでいただきたい等々が書かれています。それは、文部科学省の全国調査で、教育委員に見本を提供しているのは、わずか一三%だったからのようです。そもそも、教科書は子供の教育において最も重要であり、その選択には積極的な情報公表と公正な採択がなされるべきです。  現在、教科書見本は、教育委員には配付されているでしょうか。また、ここで言う「採択権者」とは誰のことか、さらに、情報公表や公正・適切な採択とはどういうことかを明らかにしていただきたいと思います。  教科書採択には、前例踏襲は禁物であり、内実ある教科書採択には、研ぎ澄まされた眼力が必要だと思います。  以上をもって、壇上からの質問を終わります。 (降壇)      〔市長(首藤正治君)登壇〕 ○市長(首藤正治君)  ただいまの北林幹雄議員の御質問にお答えいたします。  まず初めに、人口維持対策と高福祉高負担政策についてのお尋ねでございます。  国及び地方自治体における政策と、それに伴う負担のあり方につきましては、議員のお話にありました子育て支援や少子化対策も含めて、政策ごとに、また、それぞれに置かれた立場ごとに、多種多様な意見があると思われます。  また、政策と税等の負担の関係でございますが、基本的には、単に負担の増加をどう捉えるかということだけではなく、国の将来のあり方にかかわることとして、あらゆる角度から検討されるべきものであると考えております。  議員御指摘の高負担高福祉政策や次世代支援への費用のシフトにつきましても、国の制度の中で構造的にどうあるべきか、熟考の上、判断すべき課題であると認識いたしております。  このような中、先日開催されました県と市町村の連携推進会議の中で、人口減少問題に関して、国の枠組みの構造的転換を図るべきとの意見を申し上げたところでございますが、今後とも、市長会等を通じて意見を申し述べるとともに、本市といたしましては、総合戦略の策定を初め、次世代育成、人口減少対策などに、市民の皆様とともに、引き続きしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。  次に、わかあゆ支援学校跡地利用に関するお尋ねでございます。  わかあゆ支援学校跡地の利用につきましては、これまで、関係団体や地域住民の皆様からいただいた御提案のほか、もともとが教育施設であったという従来の機能を踏まえ、子育て支援などにつながる施設について検討を進めてきたところでございます。  また、現在、人口減少対策として進めております地方創生におきましても、子育て支援は、出生率の向上や若年層の雇用創出という面で大変重要な要素であるものと認識しているところであります。  このような状況を踏まえ、わかあゆ支援学校跡地につきましては、地域の子育て支援の拠点となる(仮称)子どもの城として、具体的な検討を深めることとし、現在策定を進めております総合戦略に盛り込んでまいりたいと考えております。  現時点で想定しております、この(仮称)子どもの城の機能といたしましては、これまで、おやこの森で実施しております育児に関する相談や、病後児の一時預かりなどの子育て支援や子育ての悩みを抱える保護者の交流、情報交換の場など、多様な保育サービス機能の充実を図りますとともに、さらには、自然体験や社会教育の場、遊び場など、子供や子育てに関する幅広い総合的な機能を持たせたいと考えております。  今後、このような機能を備えた子育て支援の拠点施設の整備に向け、必要となる面積や建物の構造、整備手法などについて、さまざまな観点から検討していくことにいたしております。  次に、道の駅北川はゆま支援協議会の設立と今後の構想についてのお尋ねでございます。  道の駅北川はゆま支援協議会は、ことし一月末に国土交通省より「重点『道の駅』候補」に選定されたことを受け、設立したものでございます。  これは、国土交通省や県、商工会議所、観光協会など、さまざまな機関や団体の皆様に御支援をいただきながら、道の駅「北川はゆま」を地域活性化の核となる施設にしていこうということで組織されたものでございます。  道の駅「北川はゆま」は、高速道路の開通により、利用者、売り上げも大きく伸びておりまして、これが基幹産業である農林水産業の振興に大いに寄与していると感じております。  これからも、施設の機能強化、地場産品の供給体制の充実、観光情報の発信などにつきまして、関係団体などと連携を密にし、道の駅「北川はゆま」が宮崎県の北の玄関口として、また、地方創生の拠点として大きな役割を果たすよう努めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 (降壇)     〔企画部長(中村慎二君)登壇〕 ○企画部長(中村慎二君)  お答えいたします。  まず初めに、空き家、空き部屋対策としての転入者、子育て世代への支援についてのお尋ねでございます。  本市の人口は減少を続けており、特に三北地域では、合併から平成二十六年度までに約二千人減少するなど、人口減少対策は大変重要な課題と認識しております。  このような中、国においては地方創生の取り組みとして、地方への新しい人の流れをつくるという基本的方向が示され、U・I・Jターン等の移住の受け入れ促進や、空き家の活用といった取り組みの重要性が示されているところでございます。  議員御提案の転入者や子育て世代に対する空き家等への入居支援につきましては、空き家等の解消や定住人口の増加、リフォーム等による地元経済の活性化など、多くの効果が期待されるものと考えられます。  現在、総合戦略の策定を進めているところですが、この中でしっかり協議してまいりたいと思います。  次に、「エンジン01オープンカレッジinのべおか」についてのお尋ねでございます。  オープンカレッジでは、百名を超える文化人の方たちが本市に集結し、数多くの講座やイベントが行われますが、現在、エンジン01側会員による実行委員会が組織され、趣向を凝らしたさまざまなプログラムが検討されており、充実した企画になるものと考えております。  中には、ワークショップ形式の講座や卓球大会といったプログラムも検討されていると伺っており、市民参加型のイベントとなるものと思われますし、ことし二月に組織されました地元実行委員会においても、多くの市民団体が参加し、本市の食を生かした、講師や参加者へのおもてなしなど、さまざまな企画の検討を行っているところでございます。  また、九州では二回目の開催であり、内容に比べてイベントの認知度が高くないことから、チラシやポスターを作成・配布し、市内団体の総会等にて説明を行っているほか、広報のべおかでも特集ページを設けるなど、知名度の向上を図っているところでございます。  さらに、イベント終了後も、エンジン01文化戦略会議との御縁を保ちながら、今後とも、本市の文化振興に寄与できるような関係を構築していきたいと考えております。  以上でございます。 (降壇)      〔健康福祉部長(山本雅浩君)登壇〕 ○健康福祉部長(山本雅浩君)  お答えいたします。  まず初めに、子育て関連施設職員の処遇改善を含めた就学前教育・保育の質の改善についてのお尋ねでございます。  保育士の処遇改善につきましては、平成二十五年度から二カ年にわたり、国の「保育士処遇改善事業」を活用して、処遇の改善に努めたところでございます。  平成二十七年度からの「子ども・子育て支援新制度」におきましては、公定価格の中で、保育士等の処遇改善が加味されております。  また、就学前教育・保育の質の改善につきましても、公定価格の中で研修の充実が加味されております。  したがいまして、未来を担う子供たちのための保育等の質の改善とあわせ、大切な時期を責任を持って預かる保育士等の、さらなる処遇の改善により、働きやすい環境となるよう期待しているところでございます。  次に、小児科医の適正人数についてのお尋ねでございます。  本市における小児科医師数は、四月と六月に市内の二医療機関に常勤医師が雇用され、増加はしておりますが、夜間の初期救急医療体制を担う夜間急病センターの診療には、宮崎大学、大分大学、九州保健福祉大学などから医師の診療応援を受けております。  また、休日の初期救急対応体制である、日曜・祝日在宅当番制においても、日向市内の二小児医療機関も含めた広域的な対応となっていることから、医師数の充足が依然として必要であると認識し、各種施策を展開しております。  なお、小児科を受療する年齢の人口が経年変化し、小児医療に対する正確な需要量の把握も困難であることから、小児科の適正人数の設定などは実施しておらず、関係機関と連携した医療体制確保に努めているところでございます。  次に、放課後児童クラブの増設並びに活用のあり方についてのお尋ねでございます。  現在、市が実施しております放課後児童クラブの利用児童数は、十七カ所で七百五十二人となっており、要件を満たしている方については、申し込みがあれば利用できる状況でございます。
     また、ほかにも自主事業として、法人立保育園等十八園において、卒園児等を対象とした学童保育を実施していただいており、感謝しているところでございます。  御案内のとおり、放課後児童クラブの拡充につきましては、延岡市子ども・子育て支援事業計画においても、地域子ども子育て支援事業の主要施策の一つとして位置づけているところであり、仕事と育児の両立支援のため、確実に事業が推進していくよう努めてまいりたいと思っております。  今後の学校の空き教室、余裕教室の活用促進につきましては、教育委員会と連携を図りながら、取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 (降壇)      〔農林水産部長(田中文靖君)登壇〕 ○農林水産部長(田中文靖君)  お答えいたします。  まず初めに、休耕地・休耕田の活用による法人化等についてのお尋ねでございます。  現在、本市のみならず、全国で休耕地・休耕田、いわゆる遊休農地が増加傾向にあり、その対策として、規模拡大を目指す農業者や営農集団、農業法人等がこれを借り受け、農地として有効に活用していく施策が進められております。  本市におきましても、その一例として、北川町では、道の駅と連携しながら、遊休農地を活用し、集落営農によるソバの栽培が行われており、今後の広がりに期待しているところでございます。  いずれにいたしましても、今後、御案内の法人化を含め、営農集団など、地域の担い手への農地集積を推進しながら、その有効活用により、生産性の向上・経営基盤の強化を図り、雇用につながるよう支援を行ってまいりたいと思います。  次に、森林資源活用と木質バイオマス発電事業の促進についてのお尋ねでございます。  本市では、木質バイオマス発電所の稼働を見据え、平成二十二年度からバイオマス材の搬出調査を始め、伐採方法や搬出までのコストの算出、発電事業者や関係者との協議を進めてまいりました。  また、二十三年度から、搬出費用を助成することで資源の活用を促した結果、建築用として使わない木材や山林内に放置されていた木材が活用されるようになっております。  現在は、木質バイオマス発電施設が複数整備され、需要量に対して供給量が不足するのではないかという懸念もされておりますので、県、森林組合、発電事業者と連携強化を図りながら、さらなる森林資源の有効活用に努めてまいります。  次に、ジビエ商品の開発とブランド化の促進についてのお尋ねでございます。  以前より、鹿の捕獲の促進と肉利用による地域活性化を目的に、市内の事業者が猟友会と連携し、加工品の試作や試食会の開催などを行ってきました。  現在、カレーやジャーキー等の商品を開発し、販売するとともに、料理のレシピを公開するなど、鹿肉の利用拡大も図られているところです。  しかしながら、鹿は、食用となる肉の歩どまりが悪いことや加工に手間がかかること、安定した食肉の確保が難しいなどの課題があるようでございます。  このような中、国内においても、ジビエの活用推進に向けた意見交換が始まっておりますので、先進的な取り組みを参考にしながら、事業者や猟友会とともに調査研究を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 (降壇)      〔商工観光部長(野々下博司君)登壇〕 ○商工観光部長(野々下博司君)  お答えいたします。  まず初めに、地元中核企業本社の本市への移転についてのお尋ねでございます。  御案内のとおり、国会では、本社機能を地方に移した企業に対して税制面で優遇することを柱とした地域再生法の改正案など、地方創生関連法案が成立したところでございます。  地元中核企業につきましては、これまで、定期的な意見交換を初め、経営トップや事業部門の責任者との面談を通じて、機会あるごとに、新たな投資案件などの情報収集や本市での事業拡大、さらには雇用確保に関する要望を行ってきているところでございます。  そうした中、近年、市内に立地している工場の事業拡張に伴い、新規の採用も拡大していただいております。  議員のお話にございます、国が進める民間企業の本社の地方移転につきましては、その目的が地方での安定した雇用確保にあるものと理解しておりますので、今後、国の動向も注視しながら、事業拡大の要望などとあわせて、お話をさせていただきたいと考えております。  次に、記紀編さん千三百年事業の推進についてのお尋ねでございます。  本事業につきましては、市民レベルにおいて、平成二十四年に「記紀編さん千三百年延岡実行委員会」が立ち上がり、これまで、県・市の補助金を活用しながら、講演会の開催や神話をモチーフとする冊子の制作など、積極的な取り組みが行われております。  観光振興面では、宮内庁より御陵墓参考地として指定された可愛山陵と、隣接する西郷隆盛宿陣跡が、時空を超えた物語性の高い観光資源であると認識いたしており、引き続き、旅行エージェントなどに提案してまいりたいと考えております。  また、文化振興面におきましては、本年度、教育委員会が県の記紀編さん記念事業推進室との連携のもとに、日本ペンクラブとの共催で「第三十二回平和の日の集い」を、県内で初めて、本市において開催することにしております。  今後とも、県や地元実行委員会の皆様との連携はもとより、各種補助金等の研究を行いながら、神話を生かした観光・文化事業を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 (降壇)     〔都市建設部長(山本昌男君)登壇〕 ○都市建設部長(山本昌男君)  お答えいたします。  就学前児童が親子で遊んだり、小学校児童が遊べる公園整備についてのお尋ねでございます。  子供たちの公園内におけるボール遊び等の制限に関しましては、主として、公園周辺住民の方々の御意向を反映して、「注意・禁止」の看板を設置しておりますが、周囲の方々に迷惑をかけない遊び方であれば、構わないと考えております。  子供たちが遊べる公園に関しましては、少子高齢化のため、高齢者のグラウンドゴルフ等での公園利用がふえており、「高齢者が利用していたため、子供たちが遊びたいのに遊べなかった」等の苦情が寄せられております。  担当課としましては、特に住宅街の公園予約の際は、午前中に高齢者の予約を入れ、放課後や土日等については、極力、予約を入れないなど配慮してまいります。  また、「公園の利用」に関しましては、公園内に看板を設置したり、ホームページや各種説明会等で「公園利用のマナー」について啓発してまいります。  児童が居住する地域の公園整備に関しましては、現在、老朽化した遊具の撤去・更新を進めておりますが、その際は、地元の声を反映しながら、また、公園利用に関する協議を地元と進めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 (降壇)      〔教育長(町田訓久君)登壇〕 ○教育長(町田訓久君)  お答えいたします。  まず初めに、家庭教育支援条例の制定についてのお尋ねでございます。  近年、家庭の教育力の低下が言われており、これまでより家庭教育の重要性が高まっている状況でございます。  そこで、本市におきましては、子育て講座の開催や、家庭教育学級などを通しまして、家庭の大切さや、保護者としてあるべき姿を学ぶ機会を提供するとともに、PTA連絡協議会などとも連携しながら、家庭教育を支援するさまざまな取り組みを進めているところでございます。  家庭教育支援条例につきましては、全国的に幾つかの県で制定されているようでございますので、本市におきましても、県の動向や他市の取り組みなどを参考にしながら、今後、調査研究してまいりたいと思っております。  次に、教科書採択についてのお尋ねでございます。  まず、教科書採択につきましては、法律に基づきまして、県北九市町村で北部採択地区協議会を設置し、北部地区で使用する教科書を選定いたしまして、その選定結果をもとに、それぞれの市町村教育委員会で採択することとなっております。  教育委員への教科書見本の提供についてでございますが、昨年度は、教科書採択のための定例教育委員会で、各資料と合わせまして配付しておりましたが、本年度は、御案内の文部科学省の通知を受けまして、事前に教科書見本を提供していきたいと考えているところでございます。  次に、採択権者についてでございますが、採択権者は、市町村教育委員会でございます。  次に、情報の公表についてでございます。  法律が改正され、教科書採択に至った経緯につきましては、「公表に努める」となったところでございます。北部採択地区協議会及び本市教育委員会におきましても、「選定・採択の結果や理由」、「研究資料」及び「議事録」につきましては、正式に教科書採択が決定する九月一日以降に公表する予定でございます。  最後に、公正な採択についてでございます。  採択を行うには、外部からの働きかけに左右されない、静ひつな採択環境を確保することが必要でございますので、会議につきましては非公開で行うこととしております。  そのような環境で、専門家による綿密な調査・研究をもとに、採択地区協議会で選定を行い、その結果を受けまして、教育委員会において十分に審議し、公正かつ適正な採択を行うこととしております。  延岡市教育委員会といたしましても、文部科学省の通知にのっとり、公正かつ適正に教科書を採択してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 (降壇)      〔北川町総合支所長(小野 貢君)登壇〕 ○北川町総合支所長(小野 貢君)  お答えします。  家田・川坂湿原のラムサール条約指定登録促進についてのお尋ねでございます。  家田・川坂湿原につきましては、二〇〇一年に日本の「重要湿地五百」に指定され、二〇〇八年には宮崎県の重要生息地に指定されるなど、希少な動植物の生息する、すばらしい自然に恵まれた場所であります。  この環境が認められ、既に二〇一〇年に、環境省が「ラムサール条約潜在候補地」として家田・川坂湿原を選定しております。  種の保存法による「生息地等保護区」には指定されておりませんが、家田・川坂湿原の現在のすばらしい環境を守り保っていくことが、ラムサール条約指定登録地となる条件であると考えております。  地域の皆様が大切に守り続けてきた宝であると思いますので、今後とも、地元の皆様と協力しながら、家田・川坂湿原の環境保全に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 (降壇) ○議長(上田美利君)  北林幹雄議員の再質問を許可いたします。 ○六番(北林幹雄君)  わかあゆ支援学校跡地利用につきまして、市長の大変意欲的な御見解をいただきまして、大変感謝しているところでございます。  ただし、今後、いつをめどにそれを実施しようとしているのか等々、具体的な目標がありましたら教えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○市長(首藤正治君)  お答えいたします。  このわかあゆ支援学校跡地における(仮称)子どもの城でございますが、これについては、先ほど主答弁で申し上げましたように、幾つかのこういう機能を盛り込んでいきたいというような議論を深めてきているところでございますけれども、申し上げましたように、敷地面積でありますとか、あるいは今、御質問にありましたようなスケジュールとか、そういったあたりについては、まだまだこれから詰めていかなければいけないものと考えております。今現在は、まだ申し上げる段階に至っておりません。  以上です。 ○六番(北林幹雄君)  ありがとうございました。  ぜひ早急な取り組みをお願いしたいと思います。  続きまして、学童保育の件ですが、教育委員会との連携をするということでございましたけども、教育委員会でどう受けとめておられるか、御意見を伺いたいと思います。 ○教育長(町田訓久君)  お答えいたします。  児童クラブの関係で福祉のほうからお話があった場合には、前向きに教育委員会といたしましても対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○六番(北林幹雄君)  休耕地活用の件で、ソバの活用という言葉がありました。これを少し具体的にお示しいただければと思います。 ○農林水産部長(田中文靖君)  お答えいたします。  北川町の家田・川坂地区におきまして、遊休農地を利用してソバの栽培が行われているわけですけれども、ここのソバは昔から、西郷さん献上ソバと言われておるらしくて、そういう歴史的なストーリー性も持った人気のメニューと聞いております。  現在、道の駅「北川はゆま」と家田そばうどん会という組織でもって、そういうことをやられているということで、二十五年から始めたようですけれども、二十六年、二十七年、二十八年には、もっと規模を拡大して取り組むという話を聞いております。  市としましても、六次産業化支援事業におきまして、ソバの刈り取りのコンバイン購入の支援等を行ったところでございます。  以上でございます。 ○六番(北林幹雄君)  最後、質問ではありませんが、北川はゆまにつきまして、市長も大変積極的な御意向を述べていただいたわけですが、北川はゆまの社長が市長で、総合支所長が副社長という関係になっておりますので、ぜひ総合支所長、御尽力いただきまして、北川はゆまが、まさに延岡、そして宮崎県の北の玄関として立派な拠点となりますように御尽力いただきますことを御期待申し上げまして、私からの質問とさせていただきます。  以上で、質問を終わります。 ○議長(上田美利君)  これをもって北林幹雄議員の総括質疑及び一般質問を終わります。  これより二二番 松田和己議員の総括質疑及び一般質問を許可いたします。      〔二二番(松田和己君)登壇〕 ○二二番(松田和己君)  六月定例会、九番目の登壇となりました。友愛クラブの松田和己でございます。  睡魔に襲われる時間帯ではありますが、変化球なしのストレート勝負で質問いたしますので、当局の明快な答弁をよろしくお願いいたします。  まず初めに、市長の政治姿勢からお伺いしたいと思いますが、通告書一番目の「第六次延岡市長期総合計画策定の取り組み」につきましては、昨日からの答弁でよく理解できましたので、全て割愛をさせていただきます。  それでは、二番目の「延岡駅周辺整備事業について」から、お伺いをいたします。
     延岡駅周辺整備事業は、平成二十一年策定の延岡駅周辺整備基本構想を踏まえて、平成二十四年五月に策定された延岡駅周辺整備基本計画に沿って進められてきました。  この計画には、延岡周辺のまちづくりに興味のある住民や地元有識者、さらには交通事業者など、さまざまな分野の人々から構成された市民ワークショップや、駅まち会議などで出された意見・提言などが反映されております。  特に、その中核となる複合施設に関しては、日常的な賑わいの起点となり、それを中心市街地の賑わいの再生につなげたいという関係者の思いから、最終的には民間業者であるカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の案でまとまり、二階建てで、キッズスペースの配置、カフェや読書を楽しめる空間づくりなど、新たな内容も盛り込まれました。  既に、駅構内では跨線橋のかけかえ工事が、また、駅近くの広場では仮設駐輪場の設置工事が始まっておりますが、完成後は延岡駅周辺が交通結節点として、本市の玄関口、そして、複合施設が市民活動の拠点として機能し、中心市街地の賑わいの再生につながることを願っております。  そこで、次の三点についてお伺いいたします。  第一点目、ことし三月の定例会で、当局負担の全体事業費は約四十五億円であり、当初の概算事業費より十五億円増額になったとの答弁がありましたが、JR九州が負担する事業費はどうなっているのか、お聞かせください。  第二点目、JR九州が実施する延岡駅舎及び駅構内の改修概要をお伺いいたします。  第三点目、駅構内の跨線橋や東西自由通路につけられるエレベーターを含め、完成後の各施設の維持管理の考え方をお示しください。  次に、城山公園及び周辺整備についてお伺いいたします。  城山公園の整備は、城山公園が我が国の近世城郭史上において貴重な文化遺産であり、歴史的価値を有することから、平成九年三月に「延岡城跡保存整備基本計画」を策定し、保存と活用の両立と同時に、国指定史跡を目指した方向で進められてきました。  しかし、具体的な整備は遅々として進まず、これまで議会でも、本市のまちづくりに城山をどう生かしていくべきか、多くの質問や提言がなされ、議論が交わされて現在に至っております。  城山は、昔から、延岡市民に最も幅広く親しまれていた公園で、城山の鐘や千人殺しの石垣とともに、市民誰もが延岡のシンボルとして自慢したい場所でもあります。  さらには、その歴史的価値の視点からも、内藤記念館を含めた城山周辺及び城山公園の再整備は、延岡新時代を迎えた今、本市の将来を左右する重要テーマと言っても過言ではありません。  今回、城山公園城跡景観等専門家会議からなされた提言は、より具体的であり、今後の城山の整備に一定の方向づけがなされたと私は思っております。まずは、石垣整備からのスタートになるかと思いますが、市民の意見を早急にまとめ、城山公園の今後の展望を明確にした再整備計画の策定を期待するものであります。  そこで、次の二点についてお伺いいたします。  第一点目、現在、城山城跡景観等専門家会議の提言書に関する市民の意見を募集中でありますが、この提言に対する市長の御所見をお伺いいたします。  第二点目、城山公園の歴史的価値を最大限に引き出すためには、その周辺の整備も重要だと私は思っております。新庁舎のグランドオープン後の周辺整備の構想をお聞かせください。  続きまして、特命副市長への期待についてお伺いいたします。  本市では、他市に先駆けて、平成二十三年四月より副市長二人制を導入しております。この目的は、企業誘致やメディカルタウン構想の推進、地域医療の充実、六次産業化、農商工連携の取り組み等々、本市の抱える喫緊の重要課題を県との連携強化で、より早く、より大きな成果を上げることにあります。  議会では、さまざまな議論の結果、初代の原田副市長、二代目の野口副市長、そして、ことし四月から三代目の岩本副市長の就任を全会一致で承認して現在に至っております。三代目の岩本副市長におかれましては、これまでお二人が積み重ねてこられた実績を土台に新しい発想をプラスして、これらの特命事項の早期実現に向けてリーダーシップを発揮していただくよう期待しております。  そこで、次の二点についてお伺いいたします。  第一点目、副市長に就任されて、まだ三カ月足らずでありますが、市民力、地域力、都市力の視点から、延岡市の印象をお伺いいたします。  第二点目、企業誘致を初めとする各特命事項は、いずれもハードルの高い課題だと思いますが、市民の目線で言えば、成果が全てであります。実現に向けてどう取り組まれるのか、決意のほどをお聞かせください。  続きまして、「第二次健康のべおか21」の推進についてお伺いいたします。  本市では、平成十五年三月に「健康増進計画・健康のべおか21」を策定、さらに平成二十二年度からは地域医療を守る取り組みを発端に、延岡市健康長寿推進市民会議により、健康長寿のまちづくり市民運動行動計画が策定され、市民と行政の協働により「健康長寿のまちづくり」が市民運動として展開されてきました。昨年三月には、これまでの取り組みの評価を踏まえ、「第二次健康のべおか21」が策定され、これからの十年間の健康づくり活動がスタートしているところであります。  「生涯を通じて健康で生活をする」ということは、私たちの共通の願いでありますが、健康づくりは一朝一タに成果が出るものではなく、それぞれのライフステージに応じて目標を定め、継続的な取り組みを習慣化することが第一であり、その環境づくりや仕掛けづくりが必要だと私は思っております。  そこで、次の三点についてお伺いいたします。  第一点目、「第一次健康づくり21」の取り組み結果の評価を定量的にするために、市民アンケートを実施したと聞いております。その調査結果、明らかになった新たな健康課題があればお聞かせください。  第二点目、「第二次健康のべおか21」で設定された、それぞれの基本目標に関する評価指標の目標値の根拠をお示しください。  第三点目、一人一人の健康づくりを推進するためには、家庭、地域、市民活動団体、学校、職場、そして行政などの連携を図ることが重要であります。今後の健康づくり推進体制と、市民の健康意識向上に向けたPR活動の方法をお伺いいたします。  最後に、アスリートタウンづくりについてお伺いいたします。  本市のアスリートタウンづくりの原点は、全国のジョギング愛好者の中で最も人気を誇る「ランナーズ」という雑誌の昭和六十二年一月号で、当時、全盛を誇り、日本代表の選手を常に輩出する旭化成陸上部が育った本市の川沿い、海沿い、登山道など、豊かな自然を利用したコースが特集記事で紹介され、その中で、延岡市が、世界のアスリートが、陸上のまち、陸上の聖地として集うアメリカ西海岸オレゴン州の小都市「ユージン」に匹敵するアスリートタウンであると大々的に絶賛されたことに端を発しております。その反響は大きく、平成八年に策定された第四次延岡市長期総合計画から、本市のイメージアップ、交流人口の増大を図る柱の一つとして、アスリートタウンづくりが位置づけられたのであります。  早速、その中心施設となる西階陸上競技場が大改修され、新装された全国でも珍しいブルーの全天候型トラックが大変な話題となり、「アスリートタウンのべおか」は、一気に全国ブランドとなったのを記憶しております。  市民の多くは、アスリートタウンづくりに対する行政の積極的な取り組みに、他のスポーツ施設の整備にも拍車がかかるものと期待をしたのでした。  あれから十八年、スポーツ施設の整備は、年次的に実施はされているものの、お世辞にも、市民がアスリートタウンと自慢できるレベルに達しているとは言えない状況にあります。  そこで、次の三点についてお伺いいたします。  第一点目、アスリートタウンづくりに対して、トーンダウンぎみの現状を鑑み、アスリートタウンづくりの方針を市民と行政が、もう一度、共有することが必要であると思います。まずは、市長が考えるアスリートタウンのイメージを改めてお聞かせください。  第二点目、第六次長期総合計画で、アスリートタウンづくりの位置づけをどう考えているのか、お伺いいたします。  第三点目、「第二次アスリートタウンのべおか・スポーツ振興計画」では、今後のスポーツ施設の整備を、どのような視点で行おうとされているのか、お伺いいたします。  以上で、壇上からの質問を終わります。  ありがとうございました。 (降壇)      〔市長(首藤正治君)登壇〕 ○市長(首藤正治君)  ただいまの松田和己議員の御質問にお答えをいたします。  まず初めに、城山公園城跡景観等専門家会議から提出されました提言書に対してのお尋ねでございます。  御案内のように、樹木医、景観や石垣等の専門家の方々で構成されました「城山公園城跡景観等専門家会議」を昨年度設置いたしまして、城山公園の城跡景観、特に石垣を見せることに主眼を置きまして、検討していただいたところでございます。  会議では、委員それぞれの立場で活発な意見を出していただき、城山公園の歴史的価値を認識いただいた上で、これからの市の歴史的、観光的なシンボルに、この城山は十分になり得るという報告を受けております。  また、石垣の専門家からは、実際に現地調査をしていただき、園内の残存する石垣は、歴史的価値が高いという評価をいただきました。  先月末に提言書をいただきましたけれども、非常によくまとまった提言書であり、今後、市民の皆様の意見をお聞きした上で、提言書にあります「石垣を見せるための城跡景観整備」を年次的に実行に移していきたいと考えております。  次に、城山周辺整備についてのお尋ねでございます。  城山公園の景観整備につきましては、先ほど申し上げたとおりでございますが、内藤記念館に関しましては、先日、再整備に関する基本構想・基本計画を取りまとめたところであり、国宝や重要文化財なども展示可能な施設の整備を目指しております。  これらの整備を進めることにより、城山周辺エリアを本市の歴史的・文化的雰囲気を醸し出すような空間とすることで、市民が城下町としての歴史をより実感できるようになるものと考えております。  現在、建設中の新庁舎につきましては、城山周辺の景観に配慮したデザインとしておりますし、低層棟部分には、休日等の開放も可能な市民スペースや、イベント等に対応できる市民広場を整備する計画であり、完成いたしますと、市民の皆様の憩いの場としても御利用いただけるものと考えております。また、低層棟完成後は、西別館の建物を解体撤去し、駐車場として整備する計画としております。  今後とも、関係部署がしっかりと連携し、城山公園や内藤記念館、新庁舎等を一体的に整備することで、魅力ある城山周辺エリアを形成してまいりたいと思います。  次に、アスリートタウンのイメージについてのお尋ねでございます。  アスリートタウンとは、世界的に活躍するトップアスリートを継続して輩出するまち、また、その選手育成のノウハウを求め、国内外から多くの競技者が合宿などで集うまち、さらには、競技者はもとより、多くの市民がスポーツを楽しめるまちといったイメージで捉えております。  本市の場合、これまでも多くのトップアスリートを輩出してきており、また、多くの競技者が合宿等で本市を訪れ、交流人口の増大や地域活性化が図られていることは御承知のとおりであります。  その一方、スポーツ施設につきましては、各競技団体から整備に関するさまざまな要望が寄せられており、さらなる整備充実を望む市民の皆様の思いを感じているところであります。  アスリートタウンづくりは、本市の重要な施策の一つであり、市民の関心も高い取り組みでございますので、新聞、テレビ等のメディアや広報紙、SNSなど、あらゆる機会を通じて情報発信を行い、イメージの共有化を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 (降壇)      〔副市長(岩本真一君)登壇〕 ○副市長(岩本真一君)  お答えいたします。  まず、私の延岡市に関する印象についてでございます。  私は日向市出身でございますが、延岡に赴任して、まず気づかされましたのは、意外にも工業都市のイメージばかりではなく、海あり、山あり、川ありの、その自然の豊かさでございました。延岡の食、特に魚介類の新鮮さとおいしさには、感動すら覚えているところでございます。  また、旧城下町としての歴史的文化遺産や伝統行事、さらにはゴールデンゲームズ等、アスリートタウンの取り組みについても、大変魅力を感じているところでございます。  就任直後には、延岡大師祭での大名行列に参加させていただきましたが、市民を挙げて、まち全体を盛り上げていこうというムードと活気を肌で感じたところであり、また、製造業を初めとする市内のさまざまな企業や、関係機関を訪問させていただく中で、すぐれた技術力や真面目で勤勉な人材など、本市の潜在力の高さを改めて実感をさせられました。  さらに、延岡市は、東九州自動車道と九州中央自動車道の結節点に位置するとともに、本県の海の物流拠点である細島港にも近接するなど、県外とのヒト・モノの交流において地理的優位性が非常に高いと感じております。  延岡新時代の到来に、市民の皆様の期待も高まっている印象を受けているところでございます。  次に、特命担当副市長としての決意についてのお尋ねでございます。  私が担当します地域医療の維持・充実、企業誘致や工業振興、メディカルタウン構想の推進、さらに、新たに加わりました六次産業化や農商工連携、並びに祖母傾山系ユネスコエコパークの登録に関する取り組みは、いずれも本市の地方創生を進める上で重要なテーマであり、他の各種施策との相乗効果により、本市の魅力ある都市づくりを一層加速させるものと考えております。  また、四月に就任して、これらの任務を手がける中で、ここ数年間が延岡市の将来にとって非常に重要な時期であることを改めて認識したところでありまして、その責任の重さを感じているところでございます。  特命事項は、いずれも簡単な任務ではありませんが、高速道路の開通など市政発展に向けた環境が整いつつある中、その効果を最大限に生かせるよう、これまでの取り組みもしっかりと継承・発展させながら、県とのパイプや私の持てる力の全てを駆使して取り組む所存でございます。  以上でございます。 (降壇)      〔健康福祉部長(山本雅浩君)登壇〕 ○健康福祉部長(山本雅浩君)  お答えいたします。  まず初めに、「第一次健康のべおか21」の市民アンケートの結果、明らかになった新たな健康課題についてのお尋ねでございます。  御案内のとおり、第一次計画期間の終了に伴い、平成二十四年度に約一万人の市民を対象に、四十の評価指標について、取り組みの評価のためのアンケートを実施いたしました。  その結果、評価項目のうち半数以上が改善傾向でしたが、横ばい、もしくは悪化している項目もございました。これらアンケートの結果と、各種検診結果や統計資料等もあわせて分析を行い、新たな健康課題を明らかにしたところでございます。  特に、肥満者の割合が全国や県と比較しても高く、定期的に運動を行う男女の割合も策定時より悪化傾向で、若年層にその傾向があらわれておりました。また、高血圧者の割合も、県内各市と比較して高くなっております。  本市では、市を挙げて健康長寿のまちづくり市民運動を展開し、その中で、食事や運動を柱に据え、地域全体で健康づくりに取り組む雰囲気づくりを進めているところでございます。  次に、「第二次健康のべおか21」で設定された評価指標の目標値の根拠についてのお尋ねでございます。  市町村の健康増進計画である本計画は、健康増進法において、国及び県の計画を勘案して定めるようにするものとされておりますので、その目標値の根拠につきましても、国と県の計画の値に準じております。  一方で、第一次計画終了時のアンケート調査の結果を踏まえ、本市独自に「意識的に体を動かす者の増加」という指標を設定したり、運動習慣者の割合の目標値を独自に設定するなど、課題の解決に向けた数字を掲げております。  次に、健康づくり推進体制と市民へのPR方法についてのお尋ねでございます。  御案内のとおり、本市の健康づくりにつきましては、延岡市健康長寿推進市民会議が主軸となり、区長連絡協議会や市民活動団体等と協働して、これまでにさまざまな取り組みを行ってきております。  今後は、地域だけではなく、学校や事業所なども巻き込みながら、さらに広く世代の皆様が主体的に健康づくりに取り組んでいけるよう、活動を広げてまいりたいと考えております。  健康志向の向上につきましては、今年度は日本高血圧学会が推奨する一日一人当たりの塩分摂取量六グラム未満に合わせ、毎月六日を「のべおか減塩の日」と定め、高血圧予防の意識づけを図っているところでございます。  今後も、市民の皆様が関心を持っていただけるよう工夫しながら、PRを図ってまいります。  以上でございます。 (降壇)      〔商工観光部長(野々下博司君)登壇〕 ○商工観光部長(野々下博司君)  お答えいたします。  まず初めに、延岡駅周辺整備事業の事業費についてのお尋ねでございます。  本事業につきましては、議員御案内のとおり、交通事業者を含むさまざまな分野の方々により構成された駅まち会議において検討を重ね、平成二十四年に延岡駅周辺整備基本計画を策定したところでございます。  その中で、施設整備につきましては、JR九州、宮崎交通及び県・市の関係者が連携、協力し、それぞれの施設を関係者みずからが整備していくことを基本的な考え方として推進しているところでございます。  JR九州につきましては、東西自由通路工事で支障となります跨線橋の移設工事にあわせたエレベーターの設置や駅舎の全面的な改修、駅構内のホーム上屋につきましても改修を行うと伺っております。  なお、現時点において、JR九州が直接負担するこれらの事業費については把握はしておりませんが、先ほど申し上げた基本的な考え方のもと、今後とも、本事業の早期完成に向けまして、関係機関と一体となって進めてまいります。  次に、JR延岡駅舎などの改修についてのお尋ねでございます。
     JR九州が整備する延岡駅舎につきましては、当初、部分改修が行われると伺っておりましたが、市の計画にあわせ、利便性の高い駅舎づくりに向け、全面的な改修工事を行っていただけることになっております。  駅舎改修の概要につきましては、跨線橋が現在の位置から北側に移動することに伴い、利用者の利便性の観点から改札の位置も同じく北側へ移動するなど、全体的なレイアウトの変更や耐震工事を行うと伺っております。  また、駅構内につきましては、新しい跨線橋にはエレベーターが設置され、ホーム上屋についても改修が行われると伺っております。  なお、駅舎などの建築物の外観につきましては、市が整備を行います複合施設や東西自由通路などの各施設とのデザインの統一を図るため、デザイン監修者の乾久美子氏による色彩及び素材の提案に基づいて、整備を行っていただくことになっております。  次に、延岡駅周辺整備による各施設の維持管理の考え方についてのお尋ねでございます。  延岡駅構内の跨線橋につきましては、エレベーターも含めJR九州の所有になりますので、JR九州が管理を行い、東西自由通路につきましては、市道という位置づけになりますので、市が直接管理を行うことになります。  また、同じく市の施設であります駐車場及び駐輪場につきましては、現在、市が直接管理を行っておりますが、整備後につきましては、駅周辺全体の効率的な施設管理を見据えた上で、最善の方法を関係部局と検討してまいります。  最後に、複合施設につきましては、効率的で市民サービスの高い施設とするため、指定管理者制度による管理運営を行うことを予定しております。  以上でございます。 (降壇) ○教育部長(穴井誠二君)  お答えいたします。  まず初めに、第六次長期総合計画におけるアスリートタウンづくりの位置づけについてのお尋ねでございます。  御案内のとおり、二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピックの直前合宿誘致に向けて、本市を含めた国内の多くの自治体が手を挙げており、また、本県では、二〇二六年に二巡目となる国体が開催される予定となるなど、スポーツに対する関心が日に日に高まってきていると感じております。  さらに、東九州自動車道「北九州〜宮崎間」の開通を目前に控えた今、スポーツを通じた交流人口の増大を図り、地域の活性化につなげる「アスリートタウンづくり」を推進する本市にとりまして、追い風が吹いている状況でございます。  これらの状況を踏まえ、アスリートタウンづくりの重要性がさらに高まっており、当然、現在策定中の第六次長期総合計画の中でも、交流連携の促進のためには、欠かせない施策の一つであると考えております。  次に、今後のスポーツ施設整備の視点についてのお尋ねでございます。  本市スポーツ施設整備につきましては、既存施設の改修や長寿命化、さらには、新しいスポーツ施設の整備の要望があるなど、課題は十分認識しているところでございます。  そのため、今年度策定いたします「第二次アスリートタウンのべおか・スポーツ振興計画」におきましては、国の基本計画を踏まえるとともに、各競技団体や関係団体の要望、さらには、市民の皆様に実施するアンケート調査の結果などとも、あわせて検討してまいりたいと考えております。  それらの結果を踏まえて、大会、合宿やオリンピック、国体などの特殊な事情にも配慮した整備計画にしたいと考えております。  以上でございます。 (降壇) ○議長(上田美利君)  松田和己議員の再質問を許可いたします。 ○二二番(松田和己君)  理解を深めるために、再質問をいたします。  まず、延岡駅周辺整備事業について、何点か質問させていただきます。  先ほどの答弁で、JR九州負担の事業費は把握してないというような答弁でありましたが、本当でしょうか。 ○商工観光部長(野々下博司君)  JR九州に対する補償というのは、市の東西自由通路とか、複合施設とかいうところの、補償となるために、本来、先ほど主答弁でも述べましたように、それぞれの企業体が、それぞれの事業の中で整備をするという本来の形をとっております。ということでもありますし、まだその実際の工事が、施工方法、いろいろと詳細とかがまだ詰まっておりませんので、まだ我々のほうは、そのことについて詳細に把握していないところでございます。  以上でございます。 ○二二番(松田和己君)  やはり主体事業者として、最終的にはそれぞれの分野の担当のところの事業費まで含んで、再生事業がトータルでこれだけでしたというような部分は、しっかり把握しとっていただきたいと思いますが。  それでは、ちょっと質問を変えます。  それで、四十五億円の中に、JR九州に対する補償費というのが含まれていると思うんですが、これはどういう理由で補償費が求められるのか。また、その金額がわかれば、お示しください。 ○商工観光部長(野々下博司君)  お答えいたします。  JR九州に対する補償は、市が今回施工いたします東西自由通路、あるいは複合施設というところの整備に伴いまして支障のあるもの、そのことに対する補償ということでございまして、実際にはJR九州の、先ほどから御説明しております跨線橋でありますとか、あるいは駅舎、宿泊所等の改修などを予定しておりまして、補償の総額といたしましては、跨線橋の委託工事なども含めまして約六億五千万円程度を予定しております。  また、この実際の補償に当たりましては、民間のコンサルによりまして補償算定を実際やっていこうということで、適正な補償金額を算出し、補償を行う予定にしております。  以上でございます。 ○二二番(松田和己君)  今の答弁が三月の答弁とちょっと違うなという気がしたんですが、三月の御答弁の中で、十八億円というのはJR九州の補償費を含む十八億円、そして跨線橋と東西自由通路の設計施工が別に十八億円というような答弁があったと思うんですが、今の御答弁ですと、補償費の中に跨線橋の設計施工も含まれているというように聞こえたんですが、どうでしょうか。 ○商工観光部長(野々下博司君)  補償費のほうは、跨線橋の委託工事、設計関係も含めまして約六億五千万円程度ということで考えております。 ○二二番(松田和己君)  私が言っているのは、三月の御答弁では、補償費は別の枠のほうに入っておりまして、東西自由通路と跨線橋の設計施工というのは、まだ別枠で十八億円というような御答弁を部長はされてたんですよね。ですから、今回それがごちゃまぜになっているというのが、ちょっと理解できないんですが、そこはどういうことでしょうか。 ○商工観光部長(野々下博司君)  三月議会のほうで私が答弁いたしましたのは、複合施設の事業費についてでございますけれども、その十八億円というのは、設計施工、あるいは用地取得、複合施設の事業費については……。  複合施設の事業費について十八億円程度ということで、その中にはJR九州に対する補償費なども含めているというふうに三月議会では御答弁しております。 ○二二番(松田和己君)  何かごまかされているような感じがしまして。わかりました。じゃあ質問を変えます。  それじゃあ、駅構内の跨線橋の設計施工、これが行政側の事業費というのは先ほど、東西自由通路を引くから、その補償としてというのでよく理解できました。  それでは、この東西自由通路の設計施工をJR九州に委託したというのは、先ほど、市道との位置づけという御答弁もあったんですが、それはどういうことでしょうか。 ○商工観光部長(野々下博司君)  お答えいたします。  本来、延岡市の施設でありますから、延岡市が設計するのが本当なんですが、実は道路法の規定がございまして、道路と鉄道が交差するような場合については、道路管理者であります市と鉄道事業者が事前に工事の方法であるとか費用負担ということを協議することになっておりますので、設計段階からJR九州と相談しながらやったものでございます。 ○二二番(松田和己君)  いずれにいたしましても、当初三十億円が四十五億円になったという、十五億円ふえたということに非常に私は疑問だったもんですから、先ほどのような質問をしたわけなんですが、答弁で、それぞれのエリアで、それぞれの担当のところが工事を施工するということなんですが、もう私の性格が悪いのか、その四十五億円の中に、全部JRの工事の分も含まれているんじゃないかというような、そういう気持ちもいたしたもんですから、きょう、このような質問をさせていただきました。  ぜひ、この工事については、それぞれの分野の、それぞれの事業者の工事の部分というのは、ぜひしっかりと把握して、そしてトータルでこれだけかかったというのを終了時点では報告願いたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○商工観光部長(野々下博司君)  こういう事業費の妥当性というものにつきましては、平成二十年に、「公共事業における鉄道委託工事を行う場合の透明性確保の徹底に関する申し合わせ」があっておりますので、本市の工事におきましても、そのようなことをきちっとやりまして、できるだけJR九州からも関係書類の提出をやっていただきながら、詰めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○二二番(松田和己君)  それから、駅についてもう一点。  実は昨日もエスカレーターの話が出たと思うんですが、これは駅まち会議等では全く議論として出てこなかったんでしょうか。 ○商工観光部長(野々下博司君)  お答えいたします。  エスカレーターというのが駅まち会議で出たかどうかというのは私もちょっと記憶にないんですが、いろんな方々から「エスカレーターあったほうがいいんじゃないですか」という話は実は伺っております。  以上でございます。 ○二二番(松田和己君)  きのうの答弁で、エスカレーターをつけられないという理由はよく理解できたんですが、恐らく将来、超高齢化社会を迎えるわけですから、何であのときエスカレーターをつけんかったのかというような、市民の御不満の声が僕は出てくるような気がするんですね。ですから、ぜひ後輩の職員のためにも、そういったつけれなかった理由というのは明確に議事録等に残して、やはり伝えとってほしいなと思いますが、いかがでしょうか。 ○商工観光部長(野々下博司君)  エスカレーターにつきましては、確かに、全部が橋上化されているような駅の場合にはつく場合がありますけれども、自分の足で歩けて健康に暮らせるような、そういうこと、そういうまちを、人をつくるというようなことも大事でありますし、本当にどうしようもない御不自由な方々に対しては、今度のエレベーターが、車椅子でも、重い荷物を持っても使えるというエレベーターの有効性もぜひ使いながら、そして、この施設そのものはJR九州が設置するということですので、そのことも含めまして、エスカレーターを今回つけなかったという理由でございます。  以上でございます。 ○二二番(松田和己君)  ですから、私は、そのつけなかった理由はよく理解できるので、後世のためにきちっと残してほしい、いかがですかという質問をしているんですが、その点どうですか。 ○商工観光部長(野々下博司君)  松田議員のほうから、そういうようなお話があったということを、私もよく肝に銘じておきたいと思います。  以上でございます。 ○二二番(松田和己君)  それでは、ちょっと視点を変えまして、城山公園の周辺整備について、再質問させていただきます。  先ほどの御答弁で、周辺整備というのが、古い建物は撤去して駐車場にするとか、そういうお話をいただいて、私も全く同じような考えで、せっかく立派な市役所ができたわけですから、周辺をきちんと、広々と、中央公園のような施設にして、駐車場も含めながら整備をしていただきたいと思うんですが、そこでちょっと気になるのが、もう既に老朽化しております野口記念館なんですね。  この野口記念館については、この六次長期総合計画の中では、どのような位置づけになるのか。解体撤去までいくのか、新しくつくり直すような形になるのか、その辺の構想があればお聞かせいただきたいと思います。 ○市長(首藤正治君)  お答えいたします。  野口記念館についても、いろいろと議会でも御指摘もいただいておりますし、老朽化もしておりますから。これからどうするんだということでございますが、これについてもいろんな考え方がございます。そして、今、そうした考え方の整理、検討の最中でございますので、現時点ではまだ申し上げる段階に至っていないということで御理解いただければと思います。 ○二二番(松田和己君)  もう一点、先月の、奈良大学学長の千田嘉博さんですが、この方の講演を聞きますと、本当に城山があんなに価値があるのかと。もう天下の名城であるというような内容のお話をいただいて、石垣だけじゃ非常にもったいないなというような気もしております。  市長おっしゃいましたように、新庁舎も、そういったイメージでデザインされていますし、また、僕は新庁舎の色も、そういう意味では三階やぐらに匹敵したような、それに合わせて庁舎の色を選んだんじゃないかなというようなふうにも僕は勝手に思っているんですが、そういう意味で、石垣を見せるとこからまずスタートするんでしょうが、最終的には三階やぐらというところまで、市長の気持ちとしては行き着こうというお気持ちがあるのかどうか、その辺の御見解をお聞かせください。 ○市長(首藤正治君)  個人的な見解をということでございますので、そういった意味合いで申し上げますと、石垣を見せるというところから手をつけていくことは答弁を何遍もさせていただいておりますが、その三階やぐらについては、スケジュール的にどうということは、なかなかこれは長期にわたる形になるかもしれませんが、ただ、延岡の市民にとってのまちのシンボル、あるいは延岡の歴史のシンボルというようなことも含めて、そして観光ということを考えたときに、市外・県外からお越しになった方々のお立ち寄りいただく施設の代表的なものの一つとして、そういった意味合いでの整備というのは、ぜひしていく必要があると考えております。 ○二二番(松田和己君)  それでは、次に「第二次健康のべおか21」に関しての再質問をさせていただきます。  第二次での目標値ですね。これが国や県の考えに従ってというようなお話でございますが、どうせ健康づくりをやるなら、僕はやっぱり延岡は日本一健康なんだよというような、そういった活動をしていただきたいと思うんですよね。ですから、並みのことをやってちゃ日本一にはなれんわけですから、ぜひ目標値も、日本一の自治体がいっぱいあるはずですから、いろんな項目、そういう日本一の自治体が、どういった数字を今、示しているのかというのを検討されて、ぜひその数値を目標値にして活動していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○健康福祉部長(山本雅浩君)  主答弁でも述べさせていただいたように、健康長寿のまちづくりを進める中で、今後もさまざまな仕掛けを工夫しながら取り組んでいきたいと思っておりまして、現在の計画を上回る数値を目指していきたいと思います。  議員御提案の、その結果、日本一を目指すということは、やはり目標としなければならないと考えております。  以上でございます。 ○二二番(松田和己君)  ありがとうございます。  その中で、健康なまちというのは、やっぱり僕は健康寿命をいかに延ばしていくかということだと思うんですね。ですから、この健康づくりも、平均寿命も大事なんですが、それよりもやはり健康寿命をいかに延ばすか。それによって医療費抑制、介護保険料の抑制とか、そういう形につながるわけですから、ぜひそういうところをもうちょっと市民の方にもPRをしていただいて、やはり健康であれば医療費も少なくて済みますし、また、要介護者の数も減るわけですから、ぜひそういったことを住民にPRをしていただきたいと。保険料が上がると、みんな文句を言いますから、それならやっぱり健康でおろうやという、そっちのほうを僕は主体にPRしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○健康福祉部長(山本雅浩君)  議員のおっしゃるとおり、健康寿命を延ばしていくことは、さまざまな面でプラスの連鎖が発生すると強く認識しております。  したがいまして、「健康のべおか21」の計画の中で、目標値として数値化するのは難しいんですけれども、ただ、市民運動を進める中で、関係機関と連携しながら研究してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○二二番(松田和己君)  時間がありませんので、最後の質問にしたいと思います。  市長から、アスリートタウンのイメージというのを御答弁いただきました。であれば、現在の延岡が、そのイメージどおりになっているのかどうかについて、どうお考えか、御所見をお伺いします。 ○市長(首藤正治君)  お答えいたします。  一言で申し上げますと、大きなギャップがまだあるなと感じております。 ○議長(上田美利君)  これをもって松田和己議員の総括質疑及び一般質問を終わります。  議事の都合により、しばらく休憩いたします。                       午後二時四十分 休憩                       午後三時 零分 再開 ○議長(上田美利君)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。  これより二三番 平田信広議員の総括質疑及び一般質問を許可いたします。      〔二三番(平田信広君)登壇〕 ○二三番(平田信広君)  皆さん、こんにちは。  日本共産党の平田信広でございます。  ただいまから、一般質問並びに総括質疑を行いたいと思います。  きょう最後の質問になります。これまでに何人か、似たような質問がありましたので、一部割愛をしたいと思います。  過疎問題と対策における、小中一貫校実施による廃校施設の利活用については、きょう午前中の質問である程度理解ができましたので、割愛をしたいと思います。  それでは、まず、市長の政治姿勢からお聞きしたいと思います。  私は、定例会ごとに、いつも最低一つは国政問題についてお聞きしてきました。この国政問題については、市議会等にはなじまないという意見もありますけれども、私は、国政に関する市長の認識や見解が、行政を執行する際に大きく影響して、私たち日本国民、すなわち延岡市民の暮らしや営業に大きな影響を与えると考えるからであります。ですから、延岡市の最高責任者の市長に、その考えをお聞きするわけです。  今議会は、改選して最初の定例議会ですので、新人の方もいらっしゃいますので、改めてこのことを述べて質問に入りたいと思います。  さて、何といっても、今の最大の政治問題は、現在、国会で論議されている安保法制問題です。平和なくして暮らしも営業も福祉もありません。  今国会に提出されている安保関連法制は、新聞などマスコミ報道を見ても、なかなかわかりにくい法案であります。しかし、この法案を簡単に言いますと、まさに「戦争は平和の顔をしてやってくる」という「戦争法案」そのものなのであります。「歴史は繰り返す」という言葉もありますが、まさに、その言葉が当てはまるような事態になっています。  この安保法制は、誰が見ても憲法違反の法律であります。四日の国会では、自民党を含む与野党推薦の憲法学者が、三人とも「違憲」だと述べたのは、記憶に新しいところであります。  日本は、憲法の縛りがあったために、自衛隊が海外に行くことは基本的にはできませんでした。今回の法案は、憲法を変えるのではなくて、一内閣の閣議決定で、憲法の解釈を百八十度変えて法改正をしようというものであります。
     政府は、「合憲」だと強引にこじつけて、平和安全法制などと名づけていますが、これは国民をだまし、愚弄するものであります。この法案には、憲法九条を根底から破壊する、三つの大問題があります。  第一に、アメリカアフガニスタン戦争やイラク戦争のような戦争に乗り出した際に、自衛隊が従来の戦闘地域まで行って軍事支援を行うようになります。戦地に自衛隊を派兵し、殺し殺される戦闘を行うことになります。  第二に、形式上、停戦合意がつくられているが、なお戦乱が続いているような地域にも自衛隊を派兵し、治安維持活動などにも取り組めるようにします。三千五百人もの戦死者を出した、アフガニスタンの国際治安支援部隊などへの参加の道が開かれます。  第三に、日本がどこからも攻撃されていなくても、集団的自衛権を発動して、米国の海外での戦争に自衛隊が参戦して、武力行使に乗り出すことにもなります。先制攻撃というのは、国際法違反の侵略行為です。日本が無法国家になってしまいます。  このように、その内容は、日本の国の「平和」も、国民の「安全」とも、全く無緑と言っていい内容なのであります。アメリカが世界で行う戦争に、いつでも、どこでも、どんな戦争でも自衛隊が支援・参加する戦争法案そのものなのであります。  この法案を安倍首相は、まだ国会で審議もされていないうちから、また、世論調査でも国民の八割近くが法案に納得していないという結果が出ている中で、アメリカの議会で、夏までに成立させると演説をしました。ここに至っては、国民無視、アメリカ従属の安倍首相の「独裁政治」がきわまった感があります。  戦後の日本国憲法の平和主義を根本から破壊し、憲法九条を踏み潰す危険きわまりない「戦争法」を絶対に許してはならないと思います。「戦争だけは絶対ダメ」「夫や家族、愛する人を戦場にはやりたくない」「子や孫に引き継ぎたいのは戦争しない日本」、これが私たちの願いであり、国民、市民の多くの声ではないでしょうか。  今、日本の社会が戦後最大の歴史の分かれ目にあります。あの悲惨な戦争を二度と起こしてはなりません。このことは、今、歴史的なこの時期に遭遇している一人の政治家として、私が市民や議場の皆さんに訴えたいことでもあります。  そこでお聞きしますが、市長は、今国会で論議されている安保法制について、どのような見解と認識を持っておられるか、お聞かせください。  次に、過疎問題とその対策についてお聞きします。  国における地方創生総合戦略が昨年末に出され、その地方版をつくることが市に求められているそうであります。今月の十二日には、地方創生有識者会議なるものの初会合が開かれたと報道されていました。  この会議は、人口減少と地域経済縮小を克服するための地方版総合戦略策定を進めるために、市内の有識者からの意見を聞くものと理解しています。まだ始まったばかりでありますので、そんなに深くは論議されていないのだろうと思います。報道だけではわかりませんので、少しお聞かせください。  出た意見の中に、周辺の過疎問題などの意見が出たようには報道されていないようにありました。地方創生にとって、周辺対策、過疎問題対策は大変重要なテーマだと思うのですが、どのような意見があったのでしょうか。また、なかったのでしょうか。また、地方版総合戦略のテーマにはならないのでしょうか。  次に、過疎問題や過疎対策といってもいろいろあります。そんな中で、今月六月二日の朝日新聞に、「九州の買い物難民、二〇四〇年に十一万人超」という記事が出ていました。民間シンクタンクの九州経済調査会がまとめた試算です。  内容は、人口減が進めば、採算がとれなくなって閉店する商店やコンビニが相次ぎ、小売店の空白地帯がふえて、日常的に不自由する人がふえるという調査結果が示されています。この調査は、二〇四〇年を見通しての調査ですが、私はこの前の選挙期間中、この問題の陳情を受けました。ある民生委員の方から「現実に、現在も買い物に困っているひとり暮らしの高齢者が多くなっている。対策を講じてほしい」「できたら、現在のコミュニティバスや乗り合いタクシーの便をふやして対応できないか」などというものです。  市としては、この買い物難民、買い物弱者問題をどう認識して、どう対応しようとされているのか、まずお聞きしたいと思います。  次に、買い物難民対策の一つとして、この九州経済調査会は、移動販売や買い物代行など、近くの拠点と住民をつなぐ手法づくりが必要と指摘しています。私は、この要望を受けたときに、コミュニティバスや乗り合いタクシーの便をふやすことは、乗車率の状況を考えると、なかなか困難だと思ったのですが、この「移動販売車」というのに大変共感を覚えたのです。このことを、さきの相談者に話したところ「ぜひ実現してほしい」と言われました。また、選挙でも政策の一環として話をしたところ、多くの方に共感を得たところです。  そこで、私は、今期、この実現に取り組んでいきたいと思っているところであります。要するに、買い物難民に対する移動販売車ですが、その制度設計などはいろいろ考えられますので、それは別に考えるとして、私のこの提案を市当局はどのように考えられるか、お聞きしたいと思います。  次に、国民健康保険の条例改正についてお聞きします。  今議会で提案されています議案第一二号は、国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定であります。  内容を簡単に言えば、国保税を引き上げる内容のようであります。私は、選挙前から、当局が国保財政が「厳しい、厳しい」と言われていましたので、引き上げを示唆されていましたので、やっぱりという感じがしています。しかし、私はとても「はい、そうですか」と言うわけにはいきません。市民は、「国保は高い、どうにかしてくれ」と言っています。  そこで、お聞きします。  今回の改正の内容を市民にわかりやすく説明し、報告してください。  最後に、交通安全施設整備の問題で質問します。  昨年の十二月議会で、子供の通学路の安全確保について質問しました。そのとき、当局は「延岡市通学路交通安全プログラムを策定し、その方針に基づき、対策が必要な箇所については、警察や道路管理者に改善を依頼した」との答弁をもらっていたところであります。今回は、それに関連して質問したいと思います。  小峰町を真っ二つに分断して横切っている沿海北部広域農道についてです。この道路は開通して以来、制限速度が四十キロに制定されているにもかかわらず、この小峰町内を通過する間、直線ということもあって猛スピードで走行する車両や追い越しをかける車両が後を絶ちません。交通量も大幅にふえ、大型車の通行も煩雑です。  そんな中で、この数年間に大小合わせて八件の事故が起こっているそうであります。小峰町の住民にとっては危険きわまりない道路になっています。幸いにも、今まで死亡事故は起こっていませんが、いつ起こっても不思議ではない状況で、区民は大変心配しています。  この交差する市道は、小中学生の通学路にもなっており、朝夕の通学時はもちろん、日常生活で住民は常に危険にさらされています。朝は地元の有志で子供の横断指導をしているそうですが、帰宅時や通常の生活ではそれも困難です。事故が起こってから誰が責任をとるのか、また、とれるのか。事故が起こってから、悔やんでも遅いと訴えられております。  広域農道と、市道との交差する場所に信号機の設置と、この間の広域農道のセンターラインを追い越し禁止ラインにしていただきたいという要望は、数年前から市に対する区の要望でも繰り返し行っているそうですが、一向に進捗がないと地元では嘆いておられました。どのような状況になっているのか、お聞かせください。  以上で、壇上からの質問を終わります。 (降壇)      〔市長(首藤正治君)登壇〕 ○市長(首藤正治君)  ただいまの平田信広議員の御質問にお答えいたします。  まず初めに、安全保障関連法案についてのお尋ねでございます。  議員御案内のとおり、国政においては、今日の国際情勢を背景とし、安全保障関連法案について、各政党や有識者の間で活発な議論が展開されているところでございます。  我が国は、第二次世界大戦後、二度と戦争をしないという平和憲法を定め、これを遵守しつつ、平和国家を築いてまいりました。  このたびの安全保障関連法案につきましては、変化する国際情勢の中、我が国の恒久平和をいかに実現していくかという観点から、大変重要な問題であり、法案の採決につきましては、国民の理解が得られるよう、さまざまな角度から幅広く議論された上で、慎重に行っていくべきものであると考えているところでございます。  次に、国民健康保険税条例の改正内容についてのお尋ねでございます。  今回の改正の主な点は、国民健康保険税の税率改正、課税限度額の見直し、並びに軽減対象の拡充の三点でございます。  国民健康保険の財政運営は、昨年度より一般会計からの支援を行っておりますが、単年度収支では歳入不足が続いており、また、国民健康保険基金の保有額もわずかとなったことから、やむを得ず、税率の引き上げを御提案させていただいたところでございます。  まず、一点目の税率改正についてでございますが、国民健康保険税は、所得割、均等割、平等割などを合わせたものでございまして、その中の所得割の税率を一・四ポイント、そして均等割と平等割で八千二百円、合わせて一一・一五%の引き上げをさせていただくものでございます。  そして、二点目の課税限度額の見直しにつきましては、地方税法施行令の改正に伴い、これまでの八十一万円から四万円引き上げ、八十五万円に改正するものでございます。  そして、三点目の軽減対象の拡充についてでございますが、国民健康保険税は世帯の所得に応じて、税額を七割・五割・二割軽減する仕組みがあります。今回の改正は、五割軽減と二割軽減、この二つの基準を拡充するものでございまして、軽減対象世帯と軽減額の増加が図れるものと考えております。  国民健康保険につきましては、平成三十年度からの県との共同運営の開始や、公費の追加支援による財政基盤の強化など、制度開始以来の大きな改正が行われることとなっておりますが、今後とも、健全な国保運営に努めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 (降壇)     〔企画部長(中村慎二君)登壇〕 ○企画部長(中村慎二君)  お答えいたします。  総合戦略に関するお尋ねでございます。  中山間地域における人口減少問題におきましては、地方創生の中でも特に重要なテーマの一つであると考えております。  総合戦略における位置づけにつきましては、国の基本目標の「時代に合った地域をつくり、安全な暮らしを守るとともに、地域と地域を連携する」というテーマの中で、中山間地域におけるコミュニティの維持や活性化に向け、具体的な取り組みを挙げていく必要があるものと考えているところでございます。  先日開催いたしました有識者会議では、中山間地域における医療・福祉・教育の問題などについての問題提起もございましたが、第一回目ということもあり、具体的な議論には至っておりません。  有識者会議のメンバーには、中山間地域で農業を営む方も加わっていただいておりますので、今後、具体的な取り組みにつきましても、議論を深めることになるものと考えております。  以上でございます。 (降壇)     〔市民環境部長(原岡秀樹君)登壇〕 ○市民環境部長(原岡秀樹君)  お答えいたします。  通学路の安全確保についてのお尋ねでございます。  沿海北部広域農道の小峰町内の交差点につきましては、議員御指摘のとおり、小中学生の通学路でもあり、以前から地区の皆さんより交通安全対策の御要望を受けてまいりました。その都度、関係機関へお願いをしており、今までに、横断歩道や交差する市道側の一時停止線と標識、交差点を強調するためのカラー舗装、自動車の減速を促す路面標示や交差点を予告する警戒標識の設置などが行われているところでございます。  はみ出し禁止規制ラインや信号機の設置につきましては、先ごろ、地元の皆様を初め、信号機の設置などを所管する警察の交通規制部門や、県・市の担当者などを交えた現場検討会が開かれております。この検討会で、地元の熱意や道路の状況などは、関係機関へ十分伝わったものと思いますし、警察においても、前向きに御検討いただけると伺っております。  以上でございます。 (降壇)      〔商工観光部長(野々下博司君)登壇〕 ○商工観光部長(野々下博司君)  お答えいたします。  まず初めに、買い物弱者の認識と対策についてのお尋ねでございます。  中山間地域におきましては、小売店の数も減少してきており、特にひとり暮らしの高齢者の方など、日常の買い物に不便を感じている市民の方もふえてきているのではないかと考えております。  一方、このような方たちへのサービスとして、ケーブルメディアワイワイによる買い物サービスを初め、複数の民間事業者により、食料品や日用品、食事などの宅配サービスが行われております。  本市といたしましても、このような民間事業者の取り組みなども踏まえながら、中山間地域における買い物支援のあり方につきまして、検討してまいりたいと考えております。  次に、移動販売車についてのお尋ねでございます。  移動販売車による販売は、中山間地域における買い物支援策の一つの手段であると認識いたしております。  全国の事例を見ますと、地域性により民間事業者による取り組みが成功している事例もありますが、販売車両への設備投資や維持費等に対して採算性の確保など、困難な課題を抱えている例も多数あると認識しております。  いずれにいたしましても、中山間地域における買い物支援のあり方につきましては、移動販売車による販売や先ほど申し上げました宅配サービスなど、民間事業者による取り組みが行われているところでございますので、これらの成果や課題等を参考にしていきたいと考えております。  以上でございます。 (降壇) ○議長(上田美利君)  平田信広議員の再質問を許可いたします。 ○二三番(平田信広君)  どうも、答弁ありがとうございました。  再質問をしたいと思います。  国政の安保法制の問題については、時間があったら後で市長にお聞きしたいと思いますので、早く質問しろよ、などとやじらんでくださいね。  最初に、国保税の問題について聞きます。  三点の改正ということですが、やはり一番は税率の改正だと思います。答弁では、合わせて一一・一五%の引き上げになるという答弁でしたが、一世帯当たりで平均幾らぐらい上がりますか。 ○市民環境部長(原岡秀樹君)  お答えいたします。  一世帯当たりで、一万三千九百二円ぐらいを想定しております。  以上でございます。 ○二三番(平田信広君)  引き上げというのは、なかなか大変です。私は市民負担の軽減ということで聞きたいんですが、本当に市民は、高い、たまらない、どうにかしてくれという声をよく聞きます。  現実に滞納者も多くなってきてるだろうと思いますが、保険料が払えずに無保険になっている人や、短期保険証の交付状況を教えてください。 ○市民環境部長(原岡秀樹君)  短期保険証の状況でございますが、国保の加入世帯が二万一千四百四十一世帯ございます。そのうちの短期保険証の交付世帯が二千二百六十七世帯でございます。  それから、資格証につきましては、百四十六世帯に交付しているところでございます。  以上でございます。 ○二三番(平田信広君)  今のは、人数として三千人ぐらいの方が何かの形で保険料を滞納したり、そうした形で苦労されている大変な状況になってるということですが、今度の引き上げで、さらにここはふえる可能性がある。保険証がないと、病院に行くのを控えると大変な状況になりますよね。短期保険証も、毎回毎回少し納めてもらうというような形ですし、この資格証明って持ってないわけですから、病院に行きたくてもなかなか行けないという状況であります。本当にこういう問題は、ゆゆしき問題だと思います。  実は四年前にも、やはりこの引き上げが問題になりました。そのときに、当局は、市長は、法定外繰り入れしてでも負担をなくしたいと、少なくしたいと、引き上げをしないようにしたいと議会に約束をしていました。  事前の説明によると、昨年と今年度の予算では一定の法定外繰り入れをして予算化しているということですが、それについて説明してください。 ○市民環境部長(原岡秀樹君)  お答えいたします。  法定外繰り入れにつきましては、平成二十六年度から五千百万円の繰り入れを行いました。今まで、基金を使いながら何とかやってきたわけなんですけど、基金自体が非常にもう寂しい状態になりましたので、一般会計から支援を仰ぐということで、ペナルティーのない分につきまして繰り入れを行ったところでございます。  二十七年度につきましても、五千二百万円を予定しているところでございます。  以上でございます。 ○二三番(平田信広君)  法定外繰り入れを約束どおりというか、して、何とか頑張ってきたという報告でございますけれども、この法定外繰り入れにはペナルティーのないものと、国からペナルティーを受けるものとあるそうでございますが、このペナルティーなしの繰り入れというのは、これ以上できないんでしょうか。 ○市民環境部長(原岡秀樹君)  お答えいたします。  ペナルティーのない法定外繰り入れというのは、あくまでも地域単独事業という形で地域が独自でやっているものでございます。延岡市でいけば、乳幼児医療助成、それから重度心身障害者医療費助成、ひとり親家庭等の医療費助成と、この分が該当するということで、この分を合わせて五千百万円、これが限度ということでございます。  以上でございます。 ○二三番(平田信広君)  要するに、何か事業をした場合には、それは認められると。赤字の分を補填するのは認められないということのようですけれども、全国的には、このペナルティーのある法定外繰り入れというのも、やってるところは結構多いと思います。
     私は、市が、行政が市民の負担軽減のために、法定外繰り入れをするのに、ペナルティーをかけるというのが納得いかないんですよね。国のこういったやり方というのは、とんでもないと私は思うんですが、これについての、ペナルティーがある法定外繰り入れについての考え方をお聞かせください。 ○市民環境部長(原岡秀樹君)  ペナルティーといいますか、どういうことかといいますと、特別交付金が一億六千万円削られるというような内容でございます。済みません、前後しましたけど。医療費に対する赤字を一般会計から補填すると、特別調整交付金が一億六千万円削られるという内容でございますが、これは、国といたしましては、そういう赤字補填をするようなことをすると、保険料の健全さが失われると、そういう考えに基づいて、こういうことをやっていると聞いております。  以上でございます。 ○二三番(平田信広君)  国の考え方はともかくとして、市民負担軽減ということで、私はもうペナルティーがあるやつも含めて繰り入れしてほしいと思います。  それで、平成三十年度からは県に移行するわけですから、あと三年ですよね。この三年間、法定外繰り入れ、ペナルティーなし・ありも含めて繰り入れて、あと三年間、何とか頑張れないのかと、その点いかがでしょう。 ○市民環境部長(原岡秀樹君)  お答えいたします。  法定外繰り入れをペナルティーを受けても頑張ってやるとした場合については、三年間で十二億円ほどの資金が要ることになりますので、これはかなり厳しいと考えているところでございます。  ペナルティーにつきましても、きのうの答弁でもお答えしましたけれども、最初の二十七年度は、保険料を上げることによって若干のプラスでしのいで、次の年、二十八年度は若干の赤字、三年目の二十九年度にペナルティーをくらってでも一般会計から投入するというような、タイミングを見計らいながら行うというのが最も効率的なやり方だと考えて、このような提案をさせていただいたという状況でございます。  以上でございます。 ○二三番(平田信広君)  市の考え方についてはわかりましたけど、本当、たまらないんですよ、市民は。  それで、この国保会計の問題については、以前は国庫負担金、国がお金をくれた。医療給付費に対して国庫負担金というのが四〇%来ていました。それが、平成十七年で三六%、平成十八年で三四%、そして平成二十四年には三二%と、ずっと国庫負担金、国が負担する分を減らしてきたんですよ。自分の分を削ったんです。以前の水準まで戻せば、十分やっていけるはずなんです。  政権は、消費税を昨年の四月に上げました。その消費税を導入したときから、消費税は社会保障費に使うと言ってきたはず。それなのに、さきの三月議会では、介護保険料も上がりました。今回の国保の引き上げです。市民はたまりません。  こう言っても仕方がないかもしれませんけど、今回、再度、市長、再検討する考えはないか、お聞かせください。 ○市長(首藤正治君)  国から、こうした財政について、しっかり負担を従前どおりしてほしいという思いは、全く議員と同じでございます。それで、こういったことについては、しっかりと財政措置をするようにということで、市長会等を通じて、これはずっとでございますが、要望はしてきております。  ただ、現実は現実として、今、部長から答弁申し上げたような現実になっております。ですから、その現実の中で、どう延岡市として対応していくのかということでございますが、これはやはり、先ほど一億六千万円の減額という、ペナルティーということも答弁させていただいたところでございますけれども、そうしたことにもなりますと、これはまた余計、財政面で厳しさが増していくことにもなりますので、やはり財政的な運営ということを考えたときに、今御提案させていただいているような方法が一番合理的であろうと。そして、それが最終的には延岡市民の皆様にとって一番いい、一番得になる方策であろうと考えているところでございます。  以上です。 ○二三番(平田信広君)  わかりました。この問題、きょうはこのくらいにしておきたいと思います。次に移りたいと思います。  買い物難民の移動販売車の問題ですけれども、全国的な多くの事例があるようです。問題や課題があるけれども、成功している事例もあるという答弁がありました。問題はやはり採算性の問題だろうと思いますが、昔は幾つかの業者がいました。私の隣の集落にもいましたが、高齢、採算性で販売車というのをやめていかれた。これは何とかしなければならないと思います。  長野県の長野市では、「JAグリーン長野」というところが、移動購買車「ひまわり号」を運営して、大変喜ばれております。このJAグリーン長野では、やはり赤字覚悟で、組合員のためにやっているそうであります。この事例は結構多いようですけれども、本当はこれは行政の仕事だと私は思います。すばらしい取り組みだと思います。  最初に言いましたように、制度設計はいろいろあると思いますが、ぜひ研究していただきたいと思います。できれば、いろいろ市長はいろんな形で決断をこの間されてきましたけれども、私は今期中にこれ、何とかしたいと思っているんですが、市長の任期はあと三年ぐらいですので、三年ぐらいでめどが立たんかなと思っています。いかがでしょう。 ○市長(首藤正治君)  お答えいたします。  買い物弱者の問題というのは、日本全体の中で非常に大きな問題になってきているわけでございます。その中で、今御提案のようなこと、これは二つ側面がございます。一つは、やはり物販ですから、事業ということですね、経済行為ということにもなります。片や、弱者の救済ということですから、福祉行政ということになるかと思います。この二つをどう位置づけて見ていくかということにもなるわけですね。  ですから、一番いいのは、経済行為として成り立っていくのが一番いい。ですから、先ほど部長答弁の中で民間事業者の取り組みについての御紹介もさせていただいたかと思いますが、こういったものを、我々としてはできる限り支援をするというのが、まずはとるべき道であろうと私としては感じているところでございます。  そういったものが、どうしようもないということになり、もう行政がやるしか何も方法がないということであれば、そこはもうおっしゃるようなことかと思っておりますが、できれば、そうした経済行為ということと、それを民間事業者が主体的に実施する、それを行政が支えるというような、そんなスタイルが望ましいのではないかと、現段階では個人的には考えております。 ○二三番(平田信広君)  今、最後のほうに言われた、私もそう思っているんです。ですから、ぜひ研究をこれから続けていってほしいと思います。  時間が残りましたので、安保法制について質問したいと思います。  この法案は、日本の戦後の安保保障問題を百八十度変える内容になっています。今までの国会とは違う、歴史的な国会になっていると私は思っています。  マスコミによっては、詳しく報道しているところと、余りそうでない無視しているようなマスコミもありますが、そんな中で、政府の説明はよくわからないという声も多数になっています。  市長は今回の答弁で、国会の論議については、活発に論議されているとの認識を示されました。私は、この法案の行方が非常に心配でたまらないために、主要新聞はほとんど目を通しています。市長はこの法案審議について、どの程度、注視されておられますか。 ○市長(首藤正治君)  どの程度ということで、なかなかこういう程度ということが言いづらい御質問かなと思いますが、これは日々、報道もしっかりされていると思っておりますし、そうした報道を通して注視をしております。  以上です。 ○二三番(平田信広君)  平和の問題は、私たちの生活の根本の問題であります。何度も言いますが、平和なくして暮らしも営業も福祉もありません。ですから、今一番大事な問題だと思うんです。  ところで、先週の土曜日、二十日から延岡の図書館で平和祈念資料展が開かれています。教育委員会とデイリー新聞社などの主催です。戦争の悲惨さや平和のとうとさを伝える企画で、ことしで十二回目。大変すばらしい企画だと思います。今まさに、国会で論議されている安保法制を考える上で、時宜にかなっていると思います。  市長は、この資料展、行かれたでしょうか。 ○市長(首藤正治君)  また行こうと思っております。 ○二三番(平田信広君)  教育長はいかがでしょう。 ○教育長(町田訓久君)  私のほうも、まだ今回は行っておりません。  以上でございます。 ○二三番(平田信広君)  この資料展は、今回は戦争と家族に焦点が当てられています。この資料展で紹介されている「岡田四兄弟」という家族が紹介されております。  実は、この四兄弟の二男の功さんは、私の住む岡元在住だったんです。延岡市会議員も経験されている方です。そして、これは四兄弟じゃなくて、六人兄弟なんです。あとの二人は女性だったために、あのころ男が重宝されているので、その影響かなと思うんですが、四兄弟として紹介されています。  この功さんは、軍の将校でもありました。大隊長だった。この功さんが、ちょうど今ごろ、何年前かは覚えてないんですけれども、今ごろですね、田植えが終わって、今度の日曜日、うちの集落はさのぼりがあるんですが、そのさのぼりの飲み方の席で戦争の話をされました。その話なんですけれども、部下を何人も死なせたと。人間はなかなか死なないけれども、鉄砲で撃たれて死ぬときに、部下がみんな何と言って死んだかという話をされました。皆さん、何と言って死んだと思いますか。私は、この功さんは自民党の関係の方でしたので、天皇陛下万歳と言って死んだのかなと。何人もそのように今、思われた方がいらっしゃるんじゃないかなと思うけども、その功さんの話では、最後の言葉は「母ちゃん」または「おっかさん」と言って死んだという話をされました。私、ショックを受けましたね。  市長に改めて聞きます。戦争というものへの、どういうふうに思われておられますか。 ○市長(首藤正治君)  戦争は大変悲惨なものであると。二度と起こしてはいけないものであると考えております。 ○二三番(平田信広君)  ありがとうございます。  そういった認識は、私、共有できると思います。戦争に、よい戦争なんてありません。寂聴さんが、戦争は、よい戦争などないと。みんな人殺しだと。きょう問題にしているこの安保法案は、戦前と同様に、戦争にいや応なしに突き進む危険がある、戦争法案そのものであります。必ず廃案にしなければならないと私は考えております。  日本共産党は、戦前と同様、全力を挙げて戦争への道を閉ざすために、廃案に向けて取り組む決意を述べて、質問を終わります。 ○議長(上田美利君)  これをもって平田信広議員の総括質疑及び一般質問を終わります。  お諮りいたします。  議事の都合により、本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  御異議なしと認めます。よって本日はこれをもって延会することに決定いたしました。  あすは午前十時に会議を開き、本日に引き続き、総括質疑及び一般質問を行った後、議案及び請願の委員会付託を行います。  本日は、これをもって延会いたします。 午後三時四十五分 延会...