延岡市議会 2013-09-24
平成25年第16回定例会(第6号 9月24日)
続いて、
議案第三四号は、町の区域の変更であります。
本案は、多々良土地区画整理事業による新しい区画に合わせた町の境界とするため、岡富町に隣接する古川町の一部と富美山町の一部を岡富町に編入するものであります。
本案につきましては、採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、
議案第三五号は、訴えの提起であります。
本案は、市営住宅の家賃を長期間滞納している入居者に対し、住宅の明け渡しと滞納家賃等の支払いを求める訴えを提起するものであります。
審査において、
委員より「訴えの提起をする上で、滞納期間や金額の判断基準はあるのか」との
質疑がなされ、当局より「本人の事情や納付に対する誠意の有無等を総合的に考慮して、訴えの提起をするかどうかの判断をしている」との答弁があったのであります。
次に、
委員より「滞納が一定期間を過ぎたら法的措置を行うといった規定を設けることはできないのか」との
質疑がなされ、当局より「滞納整理については、指定管理者制度を導入したことにより、一定の効果は上がってきている。しかしながら、さらに強化させていく必要があることから、今後とも、指定管理者と協力しながら、法的措置に関する規定について、調査研究していきたい」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、本案につきましては、採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、
都市建設委員会における
審査結果の御
報告といたします。
よろしく御審議いただき
ますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○議長(佐藤 勉君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
これより
一括討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより
議案第三〇
号延岡市
手数料条例の一部を改正する
条例の制定、
議案第三一
号延岡市
公共下水道事業受益者分担金徴収条例及び
延岡都市計画下水道事業受益者負担に関する
条例の一部を改正する
条例の制定、
議案第三四号町の区域の変更、
議案第三五号訴えの提起の四件を一括採決いたします。
本四件に対する
委員長報告は、いずれも
原案可決であります。
本四件は、
委員長の
報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 御異議なしと認めます。よって、本四件は原案のとおり可決されました。
◎日程第四 1
議案第三二号
延岡市
清掃施設条例の一部を改正する
条例の制定
2
議案第三六号
議決事項の一部変更(新
最終処分場本体造成工事請負変更契約)
3
議案第三七号 字の区域の変更(北川町
舞見田地区)
4
議案第四〇号
平成二十五年度
延岡市
一般会計補正予算(二次分)
○議長(佐藤 勉君) 日程第四
議案第三二
号延岡市
清掃施設条例の一部を改正する
条例の
制定外三件を
一括議題といたします。
経済環境
委員会委員長の
審査結果の
報告を求めます。
〔経済環境
委員会委員長(佐藤 誠君)登壇〕
○経済環境
委員会委員長(佐藤 誠君) 経済環境
委員会における
審査の経過並びに結果について、御
報告を申し上げます。
今期定例会において、本
委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております
議案第三二
号延岡市
清掃施設条例の一部を改正する
条例の
制定外三件であります。
委員会といたしましては、九月十八日に
委員会を開き、
関係部課長の出席を求め、慎重に
審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これより
審査の経過を御
報告申し上げます。
まず、
議案第三二号は、
延岡市
清掃施設条例の一部を改正する
条例の制定であります。
本案は、川島埋立場における埋め立て処理の終了並びに北方最終処分場の供用開始に伴い、所要の改正を行うものであります。
審査において、
委員より「北方最終処分場は、川島埋立場よりも埋め立て容量が半分程度であるが、搬入量が大きく変わってきているのか」との
質疑がなされ、当局より「川島埋立場が供用開始された当時は、まだ破砕処理施設が整備されておらず、また、現在はごみの分別や資源化が進んでいるため、搬入量が大きく減少してきている」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、本案につきましては、採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続きまして、
議案第三六号は、
議決事項の一部変更であります。
本案は、
平成二十三年六月議会において議決した、新最終処分場本体造成工事の掘削工事について、想定していた以上にかたい岩盤が出現したことから、経済性や工程などを検討した結果、火薬を使用した掘削とする設計変更を行い、十五億六十万円で、前田・山崎・富高特定建設工事共同企業体と変
更契約を締結するものであります。
審査において、
委員より「当初設計におけるボーリング調査の方法、あるいは岩盤の判定に至った経緯」についての
質疑がなされ、当局より「ボーリング調査は、処分場全体で二十カ所行ってるが、そのうち埋め立て部分については四カ所行い、加えて、請負業者が自主的に新たに三カ所行っている。調査結果から、掘削箇所付近に『頁岩(けつがん)』という岩盤が存在することが判明し、ある程度の固さのある岩盤であることはわかっていたが、ハンマーによる通常の打撃によって、割れ目に沿って剥がれ落ちることが確認されたため、軟岩と判定した」との答弁があったのであります。
さらに、
委員より「当初から、もっと厳密な調査が必要ではなかったのか」との
質疑がなされ、当局より「ボーリング調査の結果から軟岩と判定し、機械での掘削工事を組み立てていたが、工事を進めたところ、想定以上にかたく、大きな広がりを持つ岩盤が出てきたため、今回の変更を余儀なくされたものである」との答弁があったのであります。
さらに、
委員より「変更時の岩質の判定は、どのように行われたのか」との
質疑がなされ、当局より「岩質の判定に当たっては、新最終処分場建設室の技術職員三名が、施工管理委託業者や請負業者と一緒に現地で立ち会い、目視確認や掘削が困難な状況を確認した。また、岩盤の固さを測定する試験も立ち会いの上行い、その結果、得られた数値データを文献に照らし合わせ、中硬岩との判定を行ったものである」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、本案につきましては、採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続きまして、
議案第三七号は、字の区域の変更であります。
本案は、農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業における
舞見田地区土地改良事業に伴い、整備後の区画に合わせ、字の区域を変更するものであります。
審査において、
委員より「今後、土地所有者の方々は、手続や費用の負担が必要となるのか」との
質疑がなされ、当局より「換地計画の了承が得られれば、換地処分後、登記を行っていくことになるが、土地所有者の方々に費用や手続上の負担が発生することはない」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、本案につきましては、採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続きまして、
議案第四〇号は、
平成二十五年度
延岡市
一般会計補正予算であります。
本案は、
延岡地域雇用促進協議会が雇用機会の創出と拡大を図るため、全額、国の委託事業である実践型地域雇用創造事業を活用し、各種セミナー等を実施することに伴い、国の委託金が同協議会に交付されるまでの間、運転資金の貸し付けを行うものであり、
歳入歳出それぞれ一千九百四十五万七千円を追加し、
予算総額を五百三十三億三千五百六十四万一千円とするものであります。
審査において、
委員より「本事業では、機械購入費は入っていないようだが、市内の企業が三次元プリンター等の購入を希望する際は、何か補助があるのか」との
質疑がなされ、当局より「本市では、技術支援等に関する各種制度はあるが、機械等の物品購入に対する補助制度がないため、そのような場合には、国や県等の制度活用について、案内や相談をさせていただく」との答弁があったのであります。
次に、
委員より「人材育成メニューについては、初心者よりも、ある程度キャド等の技術を習得した実務者に対して能力開発を行うほうが、より効果的ではないのか」との
質疑がなされ、当局より「まずは、三次元キャド及び三次元プリンターになれていただき、その後、段階を踏んでスキルアップを図るなど、知識や技能の習得や、さらなる向上につなげていきたい」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、本案につきましては、採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、経済環境
委員会における
審査結果の御
報告といたします。
よろしく御審議いただき
ますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○議長(佐藤 勉君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
これより
一括討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより
議案第三二
号延岡市
清掃施設条例の一部を改正する
条例の制定、
議案第三六号
議決事項の一部変更、
議案第三七号字の区域の変更、
議案第四〇
号平成二十五年度
延岡市
一般会計補正予算の四件を一括採決いたします。
本四件に対する
委員長報告は、いずれも
原案可決であります。
本四件は、
委員長の
報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 御異議なしと認めます。よって、本四件は原案のとおり可決されました。
◎日程第五 1
議案第三八号
工事請負契約の締結(
東小学校校舎新増改築建築主体工事)
2
議案第三九号
工事請負契約の締結(
西階中学校校舎新増改築建築主体工事)
○議長(佐藤 勉君) 日程第五
議案第三八号
工事請負契約の締結外一件を
一括議題といたします。
福祉教育
委員会委員長の
審査結果の
報告を求めます。
〔福祉教育
委員会委員長(佐藤裕臣君)登壇〕
○福祉教育
委員会委員長(佐藤裕臣君) 福祉教育
委員会における
審査の経過並びに結果について、御
報告申し上げます。
今期定例会において、本
委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております
議案第三八号
工事請負契約の締結の外一件であります。
委員会といたしましては、九月十八日に現地視察を行った後、
委員会を開き、
関係部課長の出席を求め、慎重に
審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これより
審査の経過を御
報告申し上げます。
まず、
議案第三八号は、
東小学校校舎新増改築建築主体工事に係る
工事請負契約の締結であります。
この工事は、東小学校校舎のうち、老朽化の著しい普通教室棟二棟及び、体育倉庫一棟を解体撤去し、新たに鉄筋コンクリート造三階建ての校舎一棟、延べ床面積三千八百三十八・八五平方メートルを建設するものであります。
特定建設工事共同企業体四者による条件つき一般競争入札が行われた結果、加行・大喜・吉本・朋幸特定建設工事共同企業体が落札し、六億三千五百二十五万円で同企業体と契約を締結するものであります。
審査において、
委員より「今後、少人数教育が推進され、クラス数が増加した場合には、どのように対応するのか」との
質疑がなされ、当局より「少人数教室や多目的室などを活用して、対応するよう考えている」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、本案につきましては、採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続きまして、
議案第三九号は、
西階中学校校舎新増改築建築主体工事に係る
工事請負契約の締結であります。
この工事は、現在の運動場用地に新たに鉄筋コンクリート造三階建ての校舎一棟、延べ床面積五千四百八十六・七六平方メートルを建設し、新校舎完成後、既存校舎を解体撤去するものであります。
特定建設工事共同企業体五者による条件つき一般競争入札が行われた結果、村上・黒木・久米・高見特定建設工事共同企業体が落札し、八億八千百八十九万五千円で同企業体と契約を締結するものであります。
審査において、まず、
委員より「今回設置する太陽光発電は、どの程度の発電量を見込んでいるのか」との
質疑がなされ、当局より「学校で使用する全ての電力を賄える発電量ではないが、これまでの電気代が年間三割程度削減できる見込みである」との答弁があったのであります。
次に、
委員より「来年四月に消費税の増税が行われた場合、契約金額については、新旧どちらの税率が適用されるのか」との
質疑がなされ、当局より「仮に来年四月に消費税率の引き上げが行われ、その後に、完成引き渡しを受けたとしても、ことし九月三十日までに契約を締結したものについては、現行の消費税率五%が適用されることになる」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、本案につきましては、採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、福祉教育
委員会における
審査結果の御
報告といたします。
よろしく御審議いただき
ますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○議長(佐藤 勉君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
これより
一括討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより
議案第三八号
工事請負契約の締結、
議案第三九号
工事請負契約の締結の二件を一括採決いたします。
本二件に対する
委員長報告は、いずれも
原案可決であります。
本二件は、
委員長の
報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 御異議なしと認めます。よって、本二件は原案のとおり可決されました。
◎日程第六 1
報告第 五号
延岡市
土地開発公社の
経営状況に関する書類の提出
2
報告第 六号
公益財団法人延岡総合文化センターの
経営状況に関する書類の提出
3
報告第 七号
一般財団法人延岡市
高齢者福祉協会の
経営状況に関する書類の提出
4
報告第 八号
株式会社ヘルストピア延岡の
経営状況に関する書類の提出
5
報告第 九号
有限会社延岡市
リサイクルプラザゲン丸館の
経営状況に関する書類の提出
6
報告第一〇号
一般財団法人速日の峰振興事業団の
経営状況に関する書類の提出
7
報告第一一号
一般財団法人北浦町
農業公社の
経営状況に関する書類の提出
8
報告第一二号
北浦総合産業株式会社の
経営状況に関する書類の提出
9
報告第一三号
株式会社北川はゆまの
経営状況に関する書類の提出
10
報告第一四号
一般社団法人北川町
畜産公社の
経営状況に関する書類の提出
11
報告第一五号
専決処分の
報告(
車両損傷事故に伴う和解及び
損害賠償の額の決定)
12
報告第一六号
健全化判断比率の
報告
13
報告第一七号
資金不足比率の
報告
○議長(佐藤 勉君) 日程第六
報告第五
号延岡市
土地開発公社の
経営状況に関する書類の提出外十二件の
報告を行います。
市長の
報告を求めます。
〔市長(首藤正治君)登壇〕
○市長(首藤正治君)
報告第五号から
報告第一四号までの十件は、地方自治法第二百四十三条の三第二項の規定により、同法第二百二十一条第三項の法人につきまして、各法人から本市に提出された書類に基づき、その
経営状況を
報告するものでございます。
まず、
報告第五号は、
延岡市
土地開発公社の
経営状況報告でございます。
平成二十四年度につきましては、用地の取得はありませんでしたが、主にクレアパーク
延岡工業団地第二工区用地の整地工事等により、総事業費が増加しております。また、須崎中川原通線道路改良事業用地の処分を行い、同事業は全て完了しております。
経常収支につきましては、二万八千七百二十二円の損失を計上いたしております。
平成二十五年度につきましては、引き続き、クレアパーク
延岡工業団地第二工区用地等の処分を行うとともに、経費削減を図り、一層経営改善に努めてまいる計画でございます。
次に、
報告第六号は、
公益財団法人延岡総合文化センターの
経営状況報告でございます。
平成二十四年度の
延岡総合文化センターと野口記念館の年間入場者数は、約二十一万人で、経営収支につきましては、二百三万八千四百四十三円の利益を計上いたしております。
平成二十五年度につきましても、文化活動の拠点としての役割を担うため、引き続き、すぐれた芸術鑑賞の機会の提供と芸術文化活動の支援を計画いたしております。
次に、
報告第七号は、
一般財団法人延岡市
高齢者福祉協会の
経営状況報告でございます。
平成二十四年度につきましては、デイサービス事業における利用者数の減少や利用時間区分の制度変更による減収、一般財団法人への移行業務に係る経費の支出増により、経常収支につきましては、五百二万三千四百十八円の損失を計上いたしております。
平成二十五年度につきましては、デイサービス事業やホームヘルプサービス事業を初めとする全ての事業において、きめ細やかなサービスを提供しながら、利用者の確保を図るとともに、経費の削減に努め、経営の効率化を図ってまいる計画でございます。
次に、
報告第八号は、
株式会社ヘルストピア延岡の
経営状況報告でございます。
平成二十四年度につきましては、入館者数、収入ともに増加し、経常収支につきましては、五十八万六千四百六十九円の利益を計上いたしております。
健康長寿のまちづくりを推進する上で重要な役割を担う施設であり、
平成二十五年度につきましても、引き続き、施設の安全管理を最優先に取り組み、必要な箇所の改修を図ってまいる計画でございます。
次に、
報告第九号は、
有限会社延岡市
リサイクルプラザゲン丸館の
経営状況報告でございます。
平成二十四年度につきましては、景気低迷による資源製品価格の下落により出荷額が減少し、経常収支につきましては、二百九十一万八千三十二円の損失を計上いたしております。
本施設は、ごみ減量及び資源化を推進する上で重要な役割を担う施設であり、
平成二十五年度も、引き続き、質の高い製品づくりを目指し、資源製品の安定した流通の確保に努めてまいる計画でございます。
次に、
報告第一〇号は、
一般財団法人速日の峰振興事業団の
経営状況報告でございます。
平成二十四年度につきましては、農林産物販売所「よっちみろ屋」及び「ETOランド」において、利用者、売り上げとも前年度を下回りましたが、経費節減など経営内容の見直しに努めてきた結果、経常収支につきましては、五百四十八万二千三百三十一円の利益を計上いたしております。
平成二十五年度は、各施設が効率的に連携しながら集客に努めるとともに、積極的に事業の見直しにも取り組み、さらなる経営改善を図ってまいります。
次に、
報告第一一号は、
一般財団法人北浦町
農業公社の
経営状況報告でございます。
平成二十四年度につきましては、粉末茶等の新たな製品化の取り組みや、農作業受託事業の推進、また、作業の合理化に努めてまいりましたが、茶販売額の減収により、経常収支につきましては、五百二十四万四千三百二十円の損失を計上いたしております。
平成二十五年度につきましては、さらに経営の合理化・効率化を図り、経費の削減に努めた健全な運営を図ってまいる計画でございます。
次に、
報告第一二号は、
北浦総合産業株式会社の
経営状況報告でございます。
平成二十四年度につきましては、各部門において経費節減に努めてきたこともあり、また、
東九州自動車道「須美江〜
延岡間」、さらには「蒲江〜北浦間」の相次ぐ開通により、利用者数が大幅に伸びたことなどから、七百七十八万二千三百七十九円の利益を計上いたしております。
平成二十五年度につきましても、引き続き、東九州伊勢えび海道、伊勢えびまつりにおける観光客の誘致や、観光協会、各種団体等との連携による事業を展開するほか、新たなメニューや商品の開発、組織の強化等に努め、さらなる利用者の増加を図ってまいる計画でございます。
次に、
報告第一三号は、
株式会社北川はゆまの
経営状況報告でございます。
平成二十三年度は、二十七万七百四十五円の損失を計上いたしましたが、
平成二十四年度の経常収支につきましては、
高速道路の開通効果もあり、三十七万二千十一円の利益を計上いたしております。
平成二十五年度につきましては、
東九州自動車道「北九州〜宮崎間」の全線開通を見据え、物産販売スペースの拡充を行うなど、道の駅としての機能強化に努めてまいる計画でございます。
次に、
報告第一四号は、
一般社団法人北川町
畜産公社の
経営状況報告でございます。
平成二十四年度につきましては、耕作放棄地を利用した自給飼料の確保などにより経常収支の削減に努めましたが、キャトルステーション実証事業の出荷方法の変更による収入の減少により、六百九十九万八千円の損失を計上いたしております。
平成二十五年度につきましては、北川鏡山牧場の公の施設の廃止に伴い、本公社解散に向けて、各方面との協議を行ってまいります。
以上で、
経営状況の
報告を終わります。
次に、
専決処分につきまして、御
報告を申し上げます。
報告第一五号は、公用車の運転中における事故に関し、和解及び
損害賠償の額を決定することにつきまして、地方自治法第百八十条第一項の規定により
専決処分をいたしましたので、同条第二項の規定により、これを
報告するものでございます。
本件は、七月八日、緑ケ丘五丁目の路上において、本市職員が
資源物回収のため現場に到着した際、路上に駐車していた相手方車両と接触し、損害を与えたものでございます。
この事故の発生を受けまして、今後の再発防止に向け、運転中の安全確認の徹底を指示したところでございます。
次に、
平成二十四年度決算に基づく
健全化判断比率及び
資金不足比率について御
報告を申し上げます。
報告第一六号は、
平成二十四年度
健全化判断比率の
報告でございます。
本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第三条第一項の規定に基づき、
健全化判断比率の算定結果を
報告するものでございます。
まず、実質赤字比率と連結実質赤字比率につきましては、いずれも赤字額がないために、該当なしとなっております。
次に、実質公債費比率は一〇・四%で、前年度と比較すると、〇・九ポイント改善されております。
将来負担比率につきましても、六九・七%と、前年度に比べ一四・〇ポイント改善されているところでございます。
いずれの比率につきましても、健全な状況にありますが、今後とも、さらに健全な財政運営に努めてまいりたいと思います。
報告第一七号は、
平成二十四年度
資金不足比率の
報告でございます。
本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第二十二条第一項の規定に基づき、
資金不足比率の算定結果を
報告するものでございます。
資金不足比率は、公営企業に分類される会計ごとに算出するものでありますが、いずれの会計におきましても資金不足額は生じておりませんので、該当なしとなっております。
以上、
平成二十四年度の
健全化判断比率と
資金不足比率につきまして、監査
委員の
意見書を添付し、御
報告を申し上げます。
以上で
報告を終わります。
(降壇)
○議長(佐藤 勉君) ただいまの
報告について一括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
以上で
報告を終わります。
◎日程第七
意見書第二二号
地方税財源の
充実確保を求める
意見書(案)
○議長(佐藤 勉君) 日程第七
意見書第二二号
地方税財源の
充実確保を求める
意見書(案)を議題といたします。
提出者の提案理由の説明を求めます。
〔議会運営
委員会委員長(上田美利君)登壇〕
○議会運営
委員会委員長(上田美利君) ただいま議題となっております
意見書第二二号
地方税財源の
充実確保を求める
意見書(案)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
本案は、社会保障関係費などの財政需要の増加や地方税収の低迷等により、地方財政にとって厳しい状況が続いている中、住民サービスや、まちづくりを安定的に行うため、国に対し、地方交付税の増額による一般財源総額の確保や地方税源の
充実確保等が図られるよう強く要望するものであります。
以上、
意見書の案文及び送付先につきましては、お手元に配付しているとおりでございます。
よろしく御審議の上、御賛同いただき
ますよう、お願いいたします。
(降壇)
○議長(佐藤 勉君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより
意見書第二二号
地方税財源の
充実確保を求める
意見書(案)を採決いたします。
本案は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。
お諮りいたします。
各常任
委員会の
委員長から、特定の所管事務調査のため、お手元に配付いたしております一覧表のとおり、閉会中継続調査の申し出がありました。
本申し出を承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 御異議なしと認めます。よって、本申し出は承認されました。
次に、議員派遣についてお諮りいたします。
地方自治法第百条及び会議規則第百六十二条の規定による議員派遣につきましては、お手元に配付しております議員派遣一覧表のとおり決定いたしたいと思います。
なお、今後、閉会中、新たに議員派遣の必要が生じた場合には、議会運営
委員会においてこれを協議し、議長において派遣の決定をしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
以上で、
今期定例会における付議事件の審議は全て終了いたしました。
これをもって、第十六回
延岡市議会定例会を閉会いたします。
午前十時五十八分 閉会...