延岡市議会 2003-12-19
平成15年第 4回定例会(第5号12月19日)
経済環境委員会委員長の
審査結果の
報告を求めます。
〔
経済環境委員会委員長(
甲斐英孝君)登壇〕
○
経済環境委員会委員長(
甲斐英孝君) 経済環境
委員会における
審査結果について御
報告を申し上げます。
今期
定例会において、本
委員会に付託されました案件は、
議案第五四号
延岡市
手数料条例の一部改正の一件であります。
本
委員会といたしましては、十二月十六日に
委員会を開き、
関係部課長の出席を求め、慎重に
審査いたしました結果、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
本案は、九州運輸局細島海事事務所が閉鎖され、宮崎運輸支局に統合されることに伴い、同事務所が行ってきた船員関係者に対する証明事務を本市が行うに当たり、所要の改正を行うものであり、この事務については、ほぼすべてが島浦町漁協所属の漁船に関するものであります。
これより
審査の経過を簡単に御
報告申し上げます。
まず、
委員より「証明手続は島浦支所のみで行うのか」との
質疑がなされ、当局より「もちろん本庁でも行える。手続に関しては、各運輸支局及び指定市町村において、全国的に行うことができる」との説明があったのであります。
また、
委員より「職員の負担増とならないのか」との
質疑がなされ、当局より「年間十件ほどの件数増であり、航海日誌及び船員手帳に書かれている内容をそのまま証明する事務であることから、それほどの負担増にはならないと思われる」との説明があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、経済環境
委員会における
審査結果の御
報告といたします。よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○議長(
甲斐勝吉君) ただいまの
委員長報告について
質疑に入ります。御
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
甲斐勝吉君) 御
質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
甲斐勝吉君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより
議案第五四号
延岡市
手数料条例の一部改正を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、原案可決であります。
本案は、
委員長の
報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
甲斐勝吉君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
◎
日程第六
報告第一二号
専決処分の
報告
○議長(
甲斐勝吉君)
日程第六
報告第一二号
専決処分の
報告を行います。
市長の
報告を求めます。
〔市長(櫻井哲雄君)登壇〕
○市長(櫻井哲雄君)
専決処分について御
報告申し上げます。
報告第一二号は、和解及び損害賠償額を決定することにつきまして、地方自治法第百八十条第一項の規定により
専決処分をいたしましたので、同条第二項の規定により、これを
報告するものであります。
本件は、
平成十三年十月十七日午前五時ごろ、市道に埋設した給水管からの漏水により、相手方が所有する宅地の法面が崩壊した事故につきまして、相手方に対して九十一万円の損害賠償金を支払ったものであります。
なお、漏水箇所につきましては、既に修理工事を完了いたしております。
以上で
報告を終わります。
○議長(
甲斐勝吉君) ただいまの
報告について
質疑に入ります。御
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
甲斐勝吉君) 御
質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
以上で
報告を終わります。
◎
日程第七 1
意見書第 九号 国から地方への
税源移譲に関する
意見書
(案)
2
意見書第一〇号
中小企業・
商店街対策の推進および中小
企業向け金融対策に関する
意見書(案)
3
意見書第一一号
雇用対策の
拡充強化を求める
意見書(案
)
4
意見書第一二号
地方警察官の抜本的な増員を求める意見
書(案)
○議長(
甲斐勝吉君)
日程第七
意見書第九号国から地方への
税源移譲に関する
意見書(案)外三件を
一括議題といたします。
提出者の
提案理由の説明を求めます。
〔二二番(
山田良市君)登壇〕
○二二番(
山田良市君) ただいま議題となっております
意見書第九号国から地方への
税源移譲に関する
意見書(案)外三件について、
提案理由の説明を申し上げます。
まず、
意見書第九号国から地方への
税源移譲に関する
意見書(案)についてですが、
平成十二年四月に地方分権一括法が施行され、国と地方の役割分担が明確になり、国と地方は対等・協力の関係を基本とすることとなっております。
真の地方自治を確立するためには、国への財源依存を縮減し、自主財源の確保がぜひとも必要になってきます。しかし、国庫
補助金の縮減は決まったものの税源の移譲については税目も額もはっきりとはしていません。地方
自治体の事務量に見合った額を速やかに国税から地方税に
税源移譲されるよう国に対して強く要望するものであります。
次に、
意見書第一〇号
中小企業・
商店街対策の推進および
中小企業向け金融対策に関する
意見書(案)についてですが、現在の厳しい不況により、
中小企業は金融機関からの貸し渋り、貸しはがし、担保価値の下落などにより深刻な経営危機に追い込まれております。このような中、日本経済における
中小企業の重要な役割を再認識し、商店街の活性化対策、貸し渋り、貸しはがし対策を強化し、政府系金融機関による個人補償の段階的撤廃を図るよう国に対し強く要望するものであります。
次に、
意見書第一一号
雇用対策の
拡充強化を求める
意見書(案)についてですが、昨今の景気・経済状況の悪化に伴い、依然失業率は高い水準となっており、特に中高年、若年者などの就職難は社会問題となっております。
ついては、
雇用対策の推進のため、抜本的な制度改革、財源確保を速やかに実施し、雇用保険財政の安定化を図り、失業給付期間終了後の人や自営業廃業者などを対象とした求職者能力開発支援制度を創設すること。また、二十一世紀型産業への重点投資を行い、新たな雇用を創出することを国に対し強く要望するものであります。
次に、
意見書第一二号
地方警察官の抜本的な増員を求める
意見書(案)についてですが、かつて世界一安全な国と言われていた我が国も、昨今の治安状況の悪化ぶりには目を覆うばかりであります。その原因の一つとして、警察のマンパワーの不足が挙げられています。国におかれては、十四年度から
地方警察官の増員計画が進行していますが、さらに三万人以上の増員が不可欠であり、さらなる拡充を強く要望するものであります。
以上の四件についての
意見書の案文及び送付先につきましては、お手元に配付しておりますとおりでございます。よろしく御審議の上、御賛同いただきますようお願いいたします。
(降壇)
○議長(
甲斐勝吉君) これより
質疑に入ります。御
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
甲斐勝吉君) 御
質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
お諮りいたします。
この際、本四件については、
委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
甲斐勝吉君) 御異議なしと認めます。よって、本四件については、
委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これより
一括討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
甲斐勝吉君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより
意見書第九号国から地方への
税源移譲に関する
意見書(案)から
意見書第一二号
地方警察官の抜本的な増員を求める
意見書(案)までの四件を一括採決いたします。
本四件は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
甲斐勝吉君) 御異議なしと認めます。よって、本四件は原案のとおり決定いたしました。
◎
日程第八 陳情の処理
○議長(
甲斐勝吉君)
日程第八 陳情の処理を行います。
陳情第四号「年金改悪反対、大増税の中止を求める
意見書の提出について」外一件が
委員会審査を終了しておりますので、本二件の陳情を
一括議題といたします。
経済環境委員会委員長の
報告を求めます。
〔
経済環境委員会委員長(
甲斐英孝君)登壇〕
○
経済環境委員会委員長(
甲斐英孝君) 経済環境
委員会における
審査結果について御
報告を申し上げます。
今期
定例会において、本
委員会に付託されました案件は、陳情第四号「年金改悪反対、大増税の中止を求める
意見書の提出について」と、陳情第五号「安心できる年金制度の確立を求める
意見書の提出について」の二件であります。
本
委員会といたしましては、十二月十六日に
委員会を開き、慎重に
審査いたしました結果、両陳情につきましては、陳情趣旨の一部について理解できる点はあるものの、現在の年金制度運営と比較して極端な改善内容となっていること。また、前回の九月
定例会において、一部内容は異なっておりますが、年金制度に関する
意見書を提出したばかりであることから、いずれも全会一致により不採択とすべきものと決定いたしました。
以上、よろしく御審議いただきますよう、お願いいたします。
(降壇)
○議長(
甲斐勝吉君) ただいまの
委員長報告について
質疑に入ります。御
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
甲斐勝吉君) 御
質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
これより
一括討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
甲斐勝吉君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより、まず、陳情第四号「年金改悪反対、大増税の中止を求める
意見書の提出について」を採決いたします。
本陳情に対する
委員長報告は、不採択でありますので、本陳情の採択の可否についてお諮りいたします。
本陳情を採択することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
甲斐勝吉君) 起立少数であります。よって、本陳情は不採択と決定いたしました。
次に、陳情第五号「安心できる年金制度の確立を求める
意見書の提出について」を採決いたします。
本陳情に対する
委員長報告は、不採択でありますので、本陳情の採択の可否についてお諮りいたします。
本陳情を採択することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
甲斐勝吉君) 起立少数であります。よって、本陳情は不採択と決定いたしました。
お諮りいたします。
各常任
委員会の
委員長から、特定の所管事務調査のため、お手元に配付しております一覧表のとおり、閉会中継続調査の申し出がありました。
本申し出を承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
甲斐勝吉君) 御異議なしと認めます。よって、本申し出は承認されました。
次に、議員派遣についてお諮りいたします。
地方自治法第百条及び会議規則第百六十一条の規定により、今後予定されている議員派遣については、お手元に配付しております議員派遣一覧表のとおり決定したいと思います。
なお、閉会中に議員派遣の必要が生じた場合及び従前の決定に変更があった場合には、議会運営
委員会においてこれを協議し、議長において派遣決定をしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
甲斐勝吉君) 御異議なしと認めます。よって、お手元の議員派遣一覧表のとおり議員派遣を行うことに決定いたしました。
なお、前期九月
定例会以降に議長において決定し、実施した議員派遣については、お手元の議員派遣一覧表のとおり
報告いたします。
以上で今期
定例会における付議事件の審議はすべて終了いたしました。
さて、いよいよ二〇〇三年も残すところわずかになりました。新しい年が
延岡市にとりまして、また、本議場に御参集の皆様にとりまして、幸多い、すばらしい年になりますよう心から御祈念申し上げます。
以上で第四回
延岡市議会定例会を閉会いたします。
午前十時五十五分 閉会...