都城市議会 2013-03-22
平成25年第1回定例会(第10号 3月22日)
平成25年第1回定例会(第10号 3月22日)
平成二十五年第一回
都城市議会定例会議事日程(第十号)
三月二十二日(金曜日) 午前十時開議
※ 平成二十四年度関係議案の審議(
委員長報告・質疑・討論・採決)
第 一 議案第五七号 平成二十四年度都城市
一般会計補正予算(第五号)
第 二 議案第五八号 平成二十四年度都城市
下水道事業特別会計補正予算(第三号)
※ 議案の審議(
委員長報告・質疑・討論・採決)
第 三 議案第一六号 平成二十五年度都城市
一般会計予算
第 四 議案第二四号 平成二十五年度都城市
工業用地造成事業特別会計予算
第 五 議案第三二号 都城市
職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例の制定につ
いて
第 六 議案第三三号 都城市税条例の一部を改正する条例の制定について
第 七 議案第三四号 都城市
防災会議条例の一部を改正する条例の制定について
第 八 議案第五三号 財産の無償貸付けについて
第 九 議案第五四号 字の区域の変更について
第一〇 議案第一九号 平成二十五年度都城市
国民健康保険特別会計予算
大 浦 覚 君 榎 木 智 幸 君
荒 神 稔 君 西 川 洋 史 君
本仮屋 勉 君 杉 村 義 秀 君
神 脇 清 照 君 児 玉 優 一 君
永 田 照 明 君 森 重 政 名 君
欠 席 議 員
な し
説明のための出席者
市長 池 田 宜 永 君
副市長(総括・事業担当)野 村 秀 雄 君
総務部長 池 田 吉 平 君
企画部長 宮 原 弘 安 君
市民生活部長 田 口 博 巳 君
環境森林部長 二 見 重 弘 君
福祉部長 桑 山 英 久 君
健康部長 東 博 久 君
農政部長 上 西 利 茂 君
商工部長 下 村 謙 一 君
土木部長 日 高 覚 助 君
会計管理者 瀬戸口 耕 一 君
水道局長 宮 元 公 明 君
消防局長 櫻 田 公 一 君
山之口総合支所長 綿 屋 政 典 君
高城総合支所長 中 園 伸 夫 君
山田総合支所長 日 高 勝 幸 君
高崎総合支所長 上 原 孝 市 君
総務課長 西 留 文 夫 君
教育委員会委員長 小 西 宏 子 君
教育長 酒 匂 醸 以 君
教育部長 池 田 文 明 君
農業委員会会長代理 坂 元 和 雄 君
選挙管理委員会委員長 中 川 興 二 君
監査委員 宮 原 忠 人 君
事務局職員出席者
局長 渡 辺 一 生 君
次長 久保田 修 巳 君
次長補佐兼
総務担当主幹 田 中 耕 君
議事担当主幹 中 島 恵利子 君
議事担当副主幹 羽田野 信 拓 君
議事担当副主幹 野 﨑 康 治 君
議事担当副主幹 浜 田 剛 史 君
議事担当主査 川 崎 武 継 君
=開議 十時〇〇分=
○議 長(楡田 勉君) おはようございます。
ただいまの出席議員は、定足数に達しております。
これより直ちに、本日の会議を開きます。
本日の会議は、議席に配付いたしております議事日程第十号によって進めることにいたします。
◎日程第一 議案第五七号
○議 長(楡田 勉君) 日程第一 議案第五七号「平成二十四年度都城市
一般会計補正予算(第五号)」を議題といたします。
◎
総務委員長報告
○議 長(楡田 勉君) 本件について、各委員長の報告を求めます。
まず、
総務委員長の報告を求めます。
○
総務委員長(西ノ村 清君) (登壇)ただいま議題となりました、議案第五七号「平成二十四年度都城市
一般会計補正予算(第五号)」のうち、
総務委員会が付託を受けた部分について、審査した概要と結果を申し上げます。
今回、本委員会に付託されましたのは、歳入予算のみであり、総額一億八千五百十四万五千円、第二表「
繰越明許費補正」及び第三表「
地方債補正」であります。
歳入予算については、今回の補正予算の歳入の不足額を措置するため、
地方交付税の
特別交付税を計上したものであります。
次に、第二表「
繰越明許費補正」については、国の経済対策に伴う
農業水利施設保全合理化事業ほか七事業等が、年度内に完了しない見込みであるため、
繰越明許費の手続をとるものであります。
第三表「
地方債補正」については、国の経済対策に伴い、今回の補正予算に計上している事業の財源として、長期資金を借り入れるため、四起債事業の限度額をそれぞれ増額するものであります。
採決の結果、議案第五七号のうち、本委員会が付託を受けた部分については、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。
◎
文教厚生委員長報告
○議 長(楡田 勉君) 次に、
文教厚生委員長の報告を求めます。
○
文教厚生委員長(本仮屋 勉君) (登壇)ただいま議題となりました議案第五七号のうち、
文教厚生委員会が付託を受けた部分について、審査した概要と結果を申し上げます。
今回、本委員会が付託を受けた歳入予算は、総額二千五十二万五千円、歳出予算は、総額四千五万円となっております。
予算の内容としまして、福祉部の予算につきましては、歳入として百万円の指定寄附金があったものを、歳出として「
すこやか福祉基金」に積み立てるものです。
教育委員会の予算につきましては、国の補正予算による
国庫支出金の内定等に伴い、小・中学校の
教材整備事業に要する経費を増額したものです。
以上の内容について、所管部長及び課長に説明を求め、審査いたしました。
採決の結果、議案第五七号のうち、本委員会が付託を受けた部分については、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。
◎
建設委員長報告
○議 長(楡田 勉君) 次に、
建設委員長の報告を求めます。
○
建設委員長(中田 悟君) (登壇)ただいま議題となりました議案第五七号「平成二十四年度都城市
一般会計補正予算(第五号)」のうち、
建設委員会が付託を受けた部分について、審査いたしました概要と結果を御報告申し上げます。
今回、本委員会が付託を受けた歳入予算は、十億二千四百五十九万九千円の増額となっております。
次に、歳出予算は、十億五千三百四十八万七千円の増額となっております。
歳出予算の主なものにつきましては、国の補正予算による
国庫支出金の内定等に伴い、
道路ストック緊急点検・
整備事業費等の新規計上、
公営住宅ストック総合改善事業費の増額などであります。
以上の内容につきまして、所管部長及び課長に説明を求め、審査いたしました。
採決の結果、議案第五七号のうち、
建設委員会が付託を受けた部分につきましては、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。
◎
産業経済委員長報告
○議 長(楡田 勉君) 次に、
産業経済委員長の報告を求めます。
○
産業経済委員長(神脇清照君) (登壇)ただいま議題となりました議案第五七号「平成二十四年度都城市
一般会計補正予算(第五号)」のうち、
産業経済委員会が付託を受けた部分について、審査した概要と結果を申し上げます。
今回、本委員会に付託されました歳入予算は、総額三億九千二百五十五万円、歳出予算は、総額五億二千九百二十八万二千円となっております。
歳出予算の主なものとしましては、国の大型補正による県の事業費の増に伴い、
県営畑地帯総合整備事業費及び
県営経営体育成基盤整備事業費等が増額されております。
また、新規事業としまして、
農業水利施設保全合理化事業及び
震災対策農業水利施設整備事業費が計上されております。
採決の結果、議案第五七号のうち、本委員会が付託を受けた部分については、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。
◎質 疑
○議 長(楡田 勉君) 各委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(楡田 勉君) これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(楡田 勉君) これより、議案第五七号について採決を行います。
本件につきましては、
委員長報告のとおり、原案を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第五七号は、原案を可決いたしました。
◎日程第二 議案第五八号
○議 長(楡田 勉君) 次に、日程第二 議案第五八号「平成二十四年度都城市
下水道事業特別会計補正予算(第三号)」を議題といたします。
◎
建設委員長報告
○議 長(楡田 勉君) 本件について、
建設委員長の報告を求めます。
○
建設委員長(中田 悟君) (登壇)ただいま議題となりました議案第五八号「平成二十四年度都城市
下水道事業特別会計補正予算(第三号)」につきまして、
建設委員会が審査いたしました概要と結果を、御報告申し上げます。
議案第五八号は、
公共下水道事業・
補助事業費を増額し、一億一千八百万円を追加するものであります。
なお、第二表「
繰越明許費補正」から第四表「
地方債補正」までにつきましては、今回の
事業費補正等にあわせて、それぞれ所要の措置を講じたものであります。
以上の内容につきまして、所管部長及び課長に説明を求め、審査いたしました。
採決の結果、議案第五八号につきましては、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。
◎質 疑
○議 長(楡田 勉君)
建設委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(楡田 勉君) これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(楡田 勉君) これより、議案第五八号について採決を行います。
本件につきましては、
委員長報告のとおり、原案を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第五八号は、原案を可決いたしました。
◎日程第三 議案第一六号
○議 長(楡田 勉君) 次に、日程第三 議案第一六号「平成二十五年度都城市
一般会計予算」を議題といたします。
◎
総務委員長報告
○議 長(楡田 勉君) 本件について、各委員長の報告を求めます。
まず、
総務委員長の報告を求めます。
○
総務委員長(西ノ村 清君) (登壇)ただいま議題となりました議案第一六号「平成二十五年度都城市
一般会計予算」のうち、
総務委員会が付託を受けた部分について、審査した概要と結果を申し上げます。
今回、本委員会に付託されました歳入予算は、総額四百八十二億七千四百三十二万九千円、歳出予算は、総額二百五十八億二千二百万三千円、第二表「
債務負担行為」及び第三表「地方債」であります。
以下、歳出予算について、主なものを申し上げます。
総務部の予算には、気仙沼市及び南三陸町へ四名の職員を派遣する
東日本大震災被災地職員派遣費、中継局二基及び再送信子局二基を新たに設置する新
防災行政無線整備事業、災害時避難所に必要な非常食等の備蓄品を購入する
新燃岳噴火活動対策避難所関連事業、
小型動力ポンプ付積載車及び
消防ポンプ自動車等の
消防団車両八台を購入する
消防団車両整備事業等が計上されております。
また、主な新規事業では、本年七月二十八日任期満了に伴う
参議院議員選挙費及び来年二月四日任期満了に伴う
市議会議員選挙費、
高崎新田土地区画整備事業による
町界町名整理事業等が計上されております。
企画部の予算には、
建設工事等負担金・補助金、多目的広場及び駐車場等の土地造成を行う
健康医療ゾーン整備事業、大井手地区及び穂満坊地区での
工業団地造成に伴う道路や緩衝帯等の公共施設を整備する
雇用創出ゾーン関連整備事業、廃止路線での代替バス及び
乗合タクシー等を運行する
廃止路線代替バス運行費、
山之口地区で試験運行している
デマンド型乗合タクシー運行委託料等の
地域公共交通対策事業等が計上されております。
また、主な新規事業では、東京で開催される県主催の
移住相談会へ職員を派遣する中
山間地域移住・
交流推進事業、専門家三名、公募及び推薦による三名の合計六名の委員で構成される
市歌選定委員会を設置し、歌詞を公募・選定する
市歌制定事業、
山之口サービスエリアスマートインターチェンジ整備事業等が計上されております。
市民生活部の予算には、
男女共同参画推進及び
家庭内暴力等の相談に対応する
女性総合相談事業、国際化や多文化共生について理解を深めるために国際交流員を設置する
国際交流員事業、防犯灯設置など地域の安全を図る
地域安全対策事業、
文化振興基金を活用して、市内の小・中学生に生の芸術文化を触れさせる
芸術文化アウトリーチ事業、旧市十一地区への「我が
まち交付金」及び高崎町における
まちづくり協議会設立検討会議への補助金等の
まちづくり協議会設置推進事業、
自治宝くじ助成金を活用して自治公民館の建設や
屋外放送設備を充実する
コミュニティ助成活用事業等が計上されております。
消防局の予算には、
消防救急無線が
電波法審査基準の一部改正により、平成二十八年五月三十一日までに
デジタル方式になることに伴う施設整備のための
消防救急無線デジタル化整備事業、築四十年が経過し老朽化が著しい
北消防署高崎分署を
高崎総合支所敷地内へ新築移転する
高崎分署移転事業、高崎分署の
高度救命処置用資器材購入及び南消防署の
ポンプ自動車の更新等、消防施設の整備の充実を図る
常備消防施設整備事業等が計上されております。
会計課の予算には、
郵便振替手数料及び
金融機関窓口収納手数料等が計上されております。
監査委員事務局の予算には、監査委員の報酬及び旅費等が計上されております。
議会事務局の予算には、
市議会議員の報酬及び旅費、
政務活動費交付金等が計上されております。
次に、第二表「
債務負担行為」については、複数年にわたって契約の必要な事業、平成二十六年四月一日から業務を開始するため、契約を二十五年度中に行うもの及び二十五年度貸付決定となる各種資金に対する利子補給金について、将来の予算を拘束することから、あらかじめ
債務負担行為として設定するため、議会の議決を求めるものであります。
次に、第三表「地方債」については、当初予算に計上している各種事業の財源として長期資金を借り入れるため、その限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めるため、議会の議決を求めるものであります。
採決の結果、議案第一六号のうち、本委員会が付託を受けた部分については、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
ここで、
総務委員会としての意見・要望を申し上げます。
まず、
地域公共交通対策事業として、
山之口地区で試験運行している
デマンド型乗り合いタクシーについては、全体的なまちのバランスも考慮し、他の中山間地域の交通弱者に対しても、早急な事業への取り組みをお願いしたい。
また、
まちづくり協議会については、市民からの意見を十分に聞き、市民の声を反映させ、地域の実情にあった
まちづくりを進め、地域内分権がしっかりできるよう、財源・権限・人間の「三げん」の移譲を確実に履行し、住民が主役の
まちづくりを推進していただきたい。
以上で報告を終わります。
◎
文教厚生委員長報告
○議 長(楡田 勉君) 次に、
文教厚生委員長の報告を求めます。
○
文教厚生委員長(本仮屋 勉君) (登壇)ただいま議題となりました議案第一六号のうち、
文教厚生委員会が付託を受けた部分について、審査した概要と結果を申し上げます。
今回、本委員会が付託を受けた歳入予算は、総額百四十一億一千四百四十一万一千円、歳出予算は、総額二百九十四億五千十四万二千円となっております。
福祉部の予算におきましては、
福祉サービスの充実を図るための継続的な事業に要する経費が計上されるとともに、新たに、県からの権限移譲による
社会福祉法人指導監査事業や、
障害者福祉サービス給付費の対象事業を拡大して、
障害幼児言語訓練事業に要する経費が計上されております。
健康部の予算におきましては、個別通知によるさらなる検診事業の充実等による市民の
健康づくり、初期及び
高次救急医療体制の構築等による地域医療の充実、
社会保障制度の運営などにかかわる継続的な事業に要する経費が計上されております。
教育委員会の予算におきましては、教育、文化、
スポーツ等の推進及び充実を図るための継続的な事業が計上されるとともに、ALTの増員により英語教育のさらなる充実を図るためのALTによる語学指導事業や、また、新たに、学校・家庭・地域が一体となって学校を支援していくための学校運営協議会制度推進事業等に要する経費が計上されております。
採決に当たり、一部委員から「がん検診事業について、平成二十五年度から自己負担率が引き上げになるが、むしろ受診しやすくして予防医療に役立つようにすべきであるため、反対する。」との反対討論がありました。
採決の結果、議案第一六号のうち、本委員会が付託を受けた部分については、賛成多数で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
ここで
文教厚生委員会としての意見・要望を申し上げます。
スポーツ施設の整備等に当たっては、
教育委員会及び整備所管部が横断的に連携・協力を図り、利用される市民及びスポーツ団体等の意見・要望を十分に聞き、取り入れるべきものは取り入れるとともに、プロ・学生スポーツのキャンプや合宿を呼び込めるような適正な規模・設備を持つ施設を、長期的な視野で整備していただきますよう要望いたします。
以上、本委員会の総意として、御報告申し上げます。
以上で報告を終わります。
◎
建設委員長報告
○議 長(楡田 勉君) 次に、
建設委員長の報告を求めます。
○
建設委員長(中田 悟君) (登壇)ただいま議題となりました議案第一六号「平成二十五年度都城市
一般会計予算」のうち、
建設委員会が付託を受けた部分につきまして、審査いたしました概要と結果を御報告申し上げます。
今回、本委員会が付託を受けた歳入予算は、二十六億二千五百一万二千円となっております。
次に、歳出予算は、五十六億三千三百三十六万円となっております。
歳出予算の主なものにつきましては、ゆとりある都市基盤の整備を進めるために、社会資本整備総合交付金事業・西之前通線、神之山・高木線及び鷹尾上長飯通線に係る経費、市民生活に密着した市道の路面及び側溝の整備など道路維持補修に要する経費、サブアリーナ、武道館、駐車場の整備及び弓道場の改修を行う社会資本整備総合交付金事業・早水公園整備事業に係る経費、下水道事業特別会計繰出金などが計上されております。
また、新たな事業につきましては、郡元東南地区の、安全で快適な居住空間を形成するために、
郡元東南地区緊急整備事業に係る経費などが計上されております。
以上の内容につきまして、所管の部局長及び課長に説明を求め、審査いたしました。
採決の結果、議案第一六号のうち、
建設委員会が付託を受けた部分につきましては、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
ここで、本委員会としての意見・要望を申し上げます。
まず、通学路となっている市道及び橋梁の整備に当たっては、児童・生徒の安全を図るために、土木部及び
教育委員会が、横断的に連携・協力して取り組んでいただきますようお願いいたします。
次に、委員会説明資料における歳入の積算内訳及び歳出の事業内容につきましては、委員会審査を円滑に進めるために、詳細な内容の記載と、同一内容の事業では、記載内容等の統一をしていただきますようお願いいたします。
最後に、浄化槽設置費の設置費補助につきましては、消費税増額前の新築住宅着工件数の増加等が予想される中、社会情勢の大きな変化を的確に捕捉し、今後、補助枠の拡大等を含めた検討をしていただきますようお願いいたします。
以上で報告を終わります。
◎
産業経済委員長報告
○議 長(楡田 勉君) 次に、
産業経済委員長の報告を求めます。
○
産業経済委員長(神脇清照君) (登壇)ただいま議題となりました議案第一六号「平成二十五年度都城市
一般会計予算」のうち、
産業経済委員会が付託を受けた部分について、審査した概要と結果を申し上げます。
今回、本委員会に付託されました歳入予算は、総額八十七億一千六百二十四万八千円、歳出予算は、総額百二十八億二千四百四十九万五千円となっております。
以下、歳出予算について主なものを申し上げます。
環境森林部の予算には、環境啓発事業費、有害鳥獣の被害防止及び捕獲促進に要する経費、ごみ収集運搬費、志和池最終処分場第二期建設事業費、クリーンセンター建設事業費及び清掃工場の管理運営に要する経費等が計上されております。
また、主な新規事業では、森林整備加速化・林業再生事業費及び農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業費が計上されております。
農政部の予算には、青年就農給付金事業費、畑地かんがい推進事業費、家畜防疫日本一の
まちづくり推進事業費及び農道
整備事業費等が計上されております。
また、主な新規事業では「はばたけ都城」六次産業化推進事業費、養豚生産性向上対策事業費及び全国和牛能力共進会対策として和牛共進会プロジェクト事業費などが計上されております。
商工部の予算には、まちなか活性化プラン事業費、霧島ジオパーク推進事業費、企業立地促進奨励措置費、プロモーション媒体開発・工業見本市出展事業費、あじさい公園維持管理費、
高城農村婦人の家の管理運営に要する経費、山田パークゴルフ場整備事業費及び高崎総合公園施設指定管理料等が計上されております。
農業委員会の予算には、農地制度実施円滑化事業費等が計上されております。
採決の結果、議案第一六号のうち、本委員会が付託を受けた部分については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。
◎質 疑
○議 長(楡田 勉君) 各委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(楡田 勉君) これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
有田辰二議員。
○(有田辰二君) (登壇)ただいま議題となっております議案第一六号「平成二十五年度都城市
一般会計予算」について、日本共産党を代表して、反対の立場から討論いたします。
本年度の
一般会計予算は、前年度に比べ五十七億二千万円、八・四%増の七百三十七億三千万円であります。予算全体は、長引く不況のもとで、市民生活が深刻になる中、市民の命と暮らし、教育や地域産業を守り発展させる上で欠くことのできないものであり、評価をするものであります。
障害者福祉サービス給付費、市民の最後の命綱である生活保護費、また、事業としては志和池最終処分場第二期建設事業、
消防救急無線デジタル化、
高崎分署移転事業、
郡元東南地区緊急整備事業、学校運営協議会制度推進事業、六次産業化事業、地域活性化事業など、市民にとって大変重要な予算になっています。
しかし、次のような問題点を持つ予算ともなっているため、同意できないものであります。
サブシティ構想の一つである雇用創出ゾーン整備として、二つの工業団地の造成を同時に進めていることであります。当初予算では、
雇用創出ゾーン関連整備事業大井手地区に二百万円、穂満坊地区に一億二十万円、工業用地造成事業に四億二千四十五万八千円となっています。この事業は、高城大井手地区、穂満坊地区に同時に二カ所二十二・八ヘクタールの団地造成をするものであります。
今、県や市町村が造成した土地は、誘致のためにもろもろの優遇措置をもって誘致合戦を行う状況にあります。日本の雇用形態は、低賃金と無権利の非正規労働に置きかえられ、大企業は史上最高の内部留保をため込んでいる一方、若い人は結婚もできない労働状態にあります。日本経済の六割を占める内需は冷え込み、日本は他の先進国に見られない成長のとまった国になっています。TPPへの参加、消費税の増税など行われるなら、新たな企業の誘致はなお困難になります。同時に二つの工業団地に同意できない理由はここにあります。
第二の問題点は、市民が税を滞納するなら生活手段まで差し押さえ処分が強行される中、企業立地促進奨励措置費に九千七百十八万円もの予算が組まれています。さらに、固定資産税の減免も行われていることを考えれば、対照的な処置であります。
がん検診の受診率が県内九市で七番目になっているとして、受診向上対策として、対象者に個別通知をする事業の予算化がされています。一方で、今回の歳入では、がん検診の利用者負担を二〇%から二五%に引き上げる予算になっています。予防医療の立場から見て、受診率を上げるために市民への通知を徹底することは大変結構なことですが、負担金の引き上げは、これに水を差すものであり、認められません。
今回、国の「十五カ月予算」に伴う予算関連で、十六億円を超える学校耐震化事業の前倒し、さらに、今度出されました国の平成二十四年度補正予算緊急対策関連の補正予算で、道路関係などの事業に十六億円を超える予算が提案されました。合わせて三十億円を超える事業が新年度にプラスされ、取り組まれることになります。国の補正予算関連の事業では、取り組んだ事業の起債額の八割ほどを、地域の元気臨時交付金として平成二十五年度に配分されます。交付金は七億円を超えると見込まれますが、基金にすれば、平成二十六年度にも使うことができます。市の一般財源分を地域の元気臨時交付金で対応することにより、一般財源にゆとりも生まれることになります。市全体の景気浮揚策として、住宅リフォーム事業、ソーラー事業に対する助成事業、市営住宅のリフォームなど、いろいろな職種、いろいろな分野に大きな経済効果のある取り組みが今日必要なことを述べ、討論といたします。
○議 長(楡田 勉君) 以上で、有田辰二議員の発言を終わります。
以上で、通告による討論を終わります。
ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(楡田 勉君) これより、議案第一六号について採決を行います。
本件につきましては、反対の意見が出ておりますので、起立により採決を行います。
議案第一六号は、
委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議 長(楡田 勉君) 起立多数。
よって、議案第一六号は、原案を可決いたしました。
◎日程第四 議案第二四号から 日程第九 議案第五四号まで
○議 長(楡田 勉君) 次に、日程第四 議案第二四号「平成二十五年度都城市
工業用地造成事業特別会計予算」から、日程第九 議案第五四号「字の区域の変更について」までの、以上六議案を一括議題といたします。
◎
総務委員長報告
○議 長(楡田 勉君) 本件について、
総務委員長の報告を求めます。
○
総務委員長(西ノ村 清君) (登壇)ただいま議題となりました六議案について、
総務委員会が審査した概要と結果を一括して申し上げます。
まず、議案第二四号「平成二十五年度都城市
工業用地造成事業特別会計予算」は、工業用地を将来売却する際に他の公共的な施設と造成に要した経費を明確に区分するために設置されたものであり、本年度は、工業用地部分の土地造成工事、調整池工事及び水道工事の工事請負費等が計上されております。
次に、議案第三二号「都城市
職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例の制定について」は、国家公務員の退職給付の給付水準見直し等のための国家公務員退職手当法の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、本市においても退職給付の見直しを行うため、所要の改正をするものであります。
次に、議案第三三号「都城市税条例の一部を改正する条例の制定について」は、固定資産評価審査委員会委員の定数を、現在の四人から地方税法に定める下限の三人に減じるため、所要の改正をするものであります。
次に、議案第三四号「都城市
防災会議条例の一部を改正する条例の制定について」は、災害対策基本法の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、地域防災計画の策定に当たり、女性や高齢者等の多様な主体の意見を反映できるよう、地方防災会議の委員として、現在、充て職となっている防災機関の職員のほか、自主防災組織を構成する者または学識経験のある者を委員構成に追加すること等について、所要の改正をするものであります。
次に、議案第五三号「財産の無償貸付けについて」は、旧四家中学校校舎を株式会社アクア分析センターに環境計量事業所として無償で貸し付けることについて、議会の議決を求めるものであります。
次に、議案第五四号「字の区域の変更について」は、平成十二年十月二十八日付決定に係る県営経営体育成基盤整備事業東水流地区二換地区の工事施工に伴い、従来の字界が原形をとどめなくなったため、新字界を定めることについて、議会の議決を求めるものであります。
採決に当たり、議案第三二号「都城市
職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例の制定について」は、一部委員から、「退職金は、いわば賃金の後払いであり、生涯の生活設計において最も重要な予定額であり、退職後の暮らしに必要な額である。長年勤務しての大幅削減は納得できない。本市は、県内九市で二番目の人口でありながら、職員の賃金水準は下位になっており、国が削減を実施したから地方自治体もでは、「地方分権」「地域主権」など全く無視といえる。」との反対討論がありました。
採決の結果、議案第三二号については賛成多数で、議案第二四号、議案第三三号、議案第三四号、議案第五三号及び議案第五四号の以上五議案については、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。
◎質 疑
○議 長(楡田 勉君)
総務委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(楡田 勉君) これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
まず、有田辰二議員の発言を許します。
○(有田辰二君) (登壇)ただいま議題となりました六議案中、議案第二四号、議案第三二号について、日本共産党を代表して、反対の立場で討論いたします。
議案第二四号「平成二十五年度都城市
工業用地造成事業特別会計予算」についてでありますが、先ほど一般会計の反対討論で述べたとおりでありますけれども、歳入の繰入金九百三十一万八千円、市債である工業用地造成事業債四億二千三十万円の財源を受け入れて、工業用地造成事業四億二千四十五万八千円の事業を行うものであります。巨額の借金をして、同時に二つもの工業団地の事業を行うことには問題があり、認められないものであります。
次に、議案第三二号「都城市
職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例の制定について」述べます。
本条例案は、国家公務員の退職手当の支給水準の引き下げ措置に合わせて、市職員の退職手当の引き下げを行うものです。今回の措置により、退職手当の調整率は一七ポイントも引き下げられ、平均削減額は約四百万円減になると試算されています。これまでも、職員給与は、民間に合わせるとして連続して引き下げられてきました。その上、四百万円もの退職手当の削減は、職員とその家族の生活設計を大幅に狂わせることになります。また、勤労世帯の年収が減り、消費が落ち込んでいるときに、さらに所得を減らすことはデフレ不況と地域経済の落ち込みを一層深刻にすることは明らかであります。今、まさに、国会の議論でも、国民所得を引き上げることがデフレ不況からの脱却の最重要課題であることが政府答弁でも明確になっています。今回の退職手当の問題も、低い水準に合わせていくという国の施策そのものが矛盾に満ちたものになっています。国の要請にきっぱり反対して、削減はしないという市なりの判断をする姿勢こそが真の地域主権のあり方に沿うものではないでしょうか。認められないことを述べ、討論を終わります。
○議 長(楡田 勉君) 以上で、有田辰二議員の発言を終わります。
次に、森重政名議員の発言を許します。
○(森重政名君) (登壇)ただいま議題となっています議案第三二号「都城市
職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例の制定について」、社会・市民クラブを代表して、反対の立場で討論を行います。
この議案は、昨年十一月十六日に国家公務員退職手当改正法が可決成立したことを受けて、総務省が地方公務員の退職手当制度の見直しに関し、技術的助言として、副大臣通達及び改正条例案を自治体に示したことによる退職手当の削減を求めたものであります。
今回の条例改正は、当局の説明によりますと、大卒採用で定年退職を迎える場合を例として、平成二十五年四月一日以降に退職する場合、約百三十八万円の減額、平成二十六年四月一日以降で約二百七十四万円、平成二十七年四月一日以降には約三百八十八万円の減額となるということでした。
職員の皆さんも労働者です。人には、それぞれ家族があり、生活があります。その退職金は、いわば賃金の後払いであり、生涯の生活設計において最も重要な予定額であり、暮らしの必要額でもあります。住宅ローン、教育ローンを支払う予定の人もいると思います。何年も勤務して定年を迎えるときに、大幅な削減では、納得できるものではありません。
さらに、国は、退職金の削減と同じように、給与の七・八%削減を自治体に強く求めており、言うことを聞かなければペナルティーとして
地方交付税の交付額の減額まで考えています。
そもそも、
地方交付税は、自治体の自主性と独立性を強化し、財政の均等性を図ろうというものです。また、その財源も自治体共有の財源であり、国のものではありません。「言うことを聞かなければペナルティーだ。」などというのは、地方自治の無視といえます。
ここで、ある職員のつぶやきを紹介します。
今、公務員をたたけば受けがいい。これがここ近年の風潮で、たたいて当たり前になっている。賃金は現職員のモチベーションに少なからず確実に影響する。また、今後、有望な若手職員が入庁するかに影響するだろう。
そして、もう一人は、
公僕としての立場を自覚し、責任感を持って日々職務を遂行している。しかし、自分も一人の労働者であり、その糧によって家庭生活を維持している。国会において、公務員給与の削減がいとも簡単に行われ、それに対する国民の反対はほとんど聞かれない。まるで悪者退治をされているような気さえする。労働者に対する対価、これに不満を持つようになれば、必ず意欲は低下する。そうなれば、幾ら公僕を唱えても職員に浸透するはずがない。組織自体が分裂に陥ってしまう。
と言います。
十数年ほど前から、公務員をたたいて、連続した給与の引き下げ、退職金の減額が行われ、その上、人は減らされ、仕事の量と責任はどんどん強められています。都城市は、県内九市で二番目の人口でありながら、職員の賃金水準は下位にあり、職員の健康状態から見ても、精神的病による休職者や退職者が相次いでいます。各地方自治体で賃金の格差がありながらの今回の退職金の一律削減は納得できません。
以上のような理由から、都城市
職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例の制定については、反対いたします。
以上で討論を終わります。
○議 長(楡田 勉君) 以上で、通告による討論を終わります。
ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(楡田 勉君) これより、採決を行います。
本件のうち議案第二四号及び議案第三二号につきましては、反対の意見が出ておりますので、先に起立により採決を行います。
まず、議案第二四号「平成二十五年度都城市
工業用地造成事業特別会計予算」は、
委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議 長(楡田 勉君) 起立多数。
よって、議案第二四号は、原案を可決いたしました。
次に、議案第三二号「都城市
職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例の制定について」は、
委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議 長(楡田 勉君) 起立多数。
よって、議案第三二号は、原案を可決いたしました。
次に、議案第三三号、議案第三四号、議案第五三号及び議案第五四号の、以上四議案の採決を一括して行います。
本件は、いずれも
委員長報告のとおり、原案を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 御異議なしと認めます。
よって、以上四議案は、いずれも原案を可決いたしました。
ここで、午前十一時五分まで休憩いたします。
=休憩 十時五十六分=
=開議 十一時 五分=
○議 長(楡田 勉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎日程第一〇 議案第一九号から 日程第一七 議案第三九号まで
○議 長(楡田 勉君) 次に、日程第一〇 議案第一九号「平成二十五年度都城市
国民健康保険特別会計予算」から、日程第一七 議案第三九号「都城市
新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について」までの、以上八議案を一括議題といたします。
◎
文教厚生委員長報告
○議 長(楡田 勉君) 本件について、
文教厚生委員長の報告を求めます。
○
文教厚生委員長(本仮屋 勉君) (登壇)ただいま議題となりました八議案について、
文教厚生委員会が審査した概要と結果を、一括して申し上げます。
まず、議案第一九号「平成二十五年度都城市
国民健康保険特別会計予算」の事業勘定は、予算総額二百二十四億一千八百十二万五千円であり、被保険者療養費に要する経費、後期高齢者支援金等が計上されており、また、レセプト点検、医療費通知、ジェネリック医薬品差額通知等に要する経費などの医療費適正化特別対策事業も計上されております。
また、診療施設勘定は、予算総額四千七十三万三千円であり、西岳診療所の管理運営に要する経費、医薬品衛生材料費等が計上されております。
次に、議案第二〇号「平成二十五年度都城市
後期高齢者医療特別会計予算」は、予算総額十八億五千三百九十九万円であり、後期高齢者医療広域連合納付金等が計上されております。
次に、議案第二五号「平成二十五年度都城市
介護保険特別会計予算」は、予算総額百五十五億九千二百七十三万三千円であり、居宅介護サービス給付費等の保険給付費や介護サービス費等に要する経費などが計上されております。
次に、議案第三五号「都城市議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」は、「地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律」が平成二十五年四月一日から施行されることに伴い、障害者自立支援法の名称等を変更するため、所要の改正をするものです。
次に、議案第三六号「
都城市立図書館条例の一部を改正する条例の制定について」は、図書館本館の開館時間を一部延長し、利用者の利便性の向上を図るため、所要の改正をするものです。
次に、議案第三七号「都城市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について」及び議案第三八号「都城市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定について」は、「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」の施行に伴い、条例で定める基準について、新たに条例を制定するものです。
次に、議案第三九号「都城市
新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について」は、新型インフルエンザ等対策特別措置法の施行に伴い、当該対策本部の設置について、新たに条例を制定するものです。
採決に当たり、議案第一九号「平成二十五年度都城市
国民健康保険特別会計予算」については、「今回は、国民健康保険税を引き上げるような予算にはなっていないが、保険税は相当高いままであり、「払いたくても払えない」という状況が引き続きあるということ、また、一般会計からの繰り入れ等を行い、引き下げを図るべきであることから、反対する」との反対討論がありました。
また、議案第二〇号「平成二十五年度都城市
後期高齢者医療特別会計予算」については、「七十五歳になると、強制的にこの保険に閉じ込められ、年金から保険料を徴収する仕組みになっているが、一定以上の医療は受けられないなど、差別的な制度であり、この制度そのものをなくしていくべきであるため、反対する」との反対討論がありました。
また、議案第二五号「平成二十五年度都城市
介護保険特別会計予算」については、「保険には入っていても、施設不足等で、介護が必要な際に施設に入れないという問題が生じており、「保険あって介護なし」と言われるような状態であるため、反対する」との反対討論がありました。
採決の結果、八議案中、議案第一九号、議案第二〇号及び議案第二五号の以上三議案については、賛成多数で、議案第三五号から議案第三九号の以上五議案については、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
ここで
文教厚生委員会としての意見・要望を申し上げます。
本市の国民健康保険税は、県内のほかの自治体と比べても相当高いような状況です。
これには、市内の医療機関における高度医療体制が充実しているということのほか、重複受診や薬の出し過ぎ等、さまざまな事由があると考えられます。
担当部局におかれましては、レセプトの点検や医療費通知、ジェネリック医薬品等の利用促進を懸命に行われ、医療費の適正化に努められるとともに、健康診断等の受診促進のための緒施策を推進され、予防医療にも努められていることは高く評価いたします。
しかしながら、本市の国保税は現状でも高いだけでなく、今後もさらに高くなることも懸念されます。
つきましては、今まで以上に、予防医療の推進や医療費の適正化を図るための努力をしていただくとともに、国等への財政措置の要望や交付金等の活用を図るなど、本市の国保税がこれ以上上がらないように、また、市民の負担が軽減されるように一層の努力をしていただきますよう要望いたします。
以上、本委員会の総意として、御報告申し上げます。
以上で報告を終わります。
◎質 疑
○議 長(楡田 勉君)
文教厚生委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(楡田 勉君) これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
西ノ村清議員。
○(西ノ村 清君) (登壇)ただいま議題となっています八議案中、議案第一九号、議案第二〇号及び議案第二五号の三議案について、日本共産党を代表して反対の立場から討論いたします。
議案第一九号「平成二十五年度都城市
国民健康保険特別会計予算」について述べてまいります。
一昨年の国民健康保険条例の改正により、旧一市四町で不均一課税であったものが均一課税となり、大幅な国民健康保険税の引き上げとなりましたが、平成二十四年度に引き続き、保険税では何も改善されずに、この税率のまま予算化されていることには同意できません。
国民健康保険は、国民健康保険法第一条に規定するように、社会保障及び国民保健の向上を目的として、国民に医療を保障しているものであります。ところが、今日、
社会保障制度の一つであります国民健康保険制度が、国民、市民の生活苦に追い打ちをかけるものとなっています。今日の国保事業の財政悪化と国保税の高騰を招いている大きな原因は、国保に対する国の予算の削減によって起きていることであります。昭和五十九年、当時の自民党政権は、医療費の四五%とされた定率国庫負担を三八・五%に引き下げ、その後も、国保事業の事務費や保険税の軽減措置などへの国庫負担を縮小・廃止してきました。結果、国保の総会計に占める
国庫支出金の割合は、昭和五十九年度の五〇%から、今日では二四%に半減しております。
一方、国民の所得では、一九九七年からの十四年間に働く人の所得は、八八%に減少しています。昨年の勤労者の平均賃金は、一九九〇年以降で最低となり、ピーク時の一九九七年より年収で約七〇万円も減り、非正規雇用は労働者の三人に一人、若者と女性では二人に一人まで広がり、年収二百万円に満たない労働者が一千万人を超える状況にあります。雇用関係が壊され、多くの非正規労働者が生まれ、国保に加入しています。国庫負担の削減と国保世帯の貧困化が同時に進行しているのであります。
国民健康保険税は、財政難、保険税の引き上げ、滞納世帯の増加と悪循環となっています。低所得者が多く加入し、保険料に事業主負担がない国保は、必要な国庫負担なしには成り立つことはできないものであります。こうした国保制度の深刻な事態と原因、その打開の責任は、主に政府にあることは明らかであります。また、保険者である地方自治体が医療費の増加を理由に国保税に転嫁していいのかも問われています。地方自治という「住民の暮らし、命を守る」という一番の使命から言えることであります。
都城市の国保税は、県内で一番高い国保税となっています。所得の二割を超える保険税は、「払いたくても払えない」状況が続いています。こういうときこそ、一般会計からの法定外の繰り入れを行い、税の軽減を行うべきであります。現に、宮崎市を初め、県内の七自治体が繰り入れを行っています。
国保税を値上げされたときに、我が党に相談を受けた一例を紹介しておきたいと思います。
夫婦で夫一人の年金暮らし、アパートに住み、今までは、国保税は年額で三万円、それが税率の改定で年四万円、市の国保税の納期は十期ですから、今までの一期三千円から四千円になった。年金は減らされて、月に千円の支払いが増えれば大変だということでありました。
日本共産党市議団としては、ここに政治の光を当てることこそ重要であることを強調して、この討論は終わります。
次に、議案第二〇号「平成二十五年度都城市
後期高齢者医療特別会計予算」について述べます。
本特別会計の予算は、十八億五千三百九十九万円で、このうち、七十五歳以上の高齢者のわずかな年金の中から天引きされる保険料は、十億八千三百九十二万八千円であります。この制度は、医療費削減を最大の目的に当時の自公政権がつくったものですが、施行前より、高齢者はもとより多くの国民、そして、医師会、医療関係者等から批判されてきたものであります。
後期高齢者医療保険は、七十五歳になると強制的にこの保険に入れられ、収入のあるなしにかかわらず、保険料を年金から取り上げるものであります。しかも、医療には定額制が導入され、一定以上の医療を受けられない差別的な制度となっています。世界に類のない高齢者を差別する制度であり、廃止することこそが強く求められているものであります。
次に、議案第二五号「平成二十五年度都城市
介護保険特別会計予算」について述べてまいります。
平成二十五年度の都城市
介護保険特別会計予算の総予算は、百五十五億九千二百七十三万三千円であります。平成二十五年度は、第五期介護保険事業計画の中間地点でありますが、六十五歳以上の第一号の被保険者の介護保険料の基準額は、年額で六万四千円、月額で五千三百三十三円となります。「保険料の値上げか、サービスの低下か」という板挟みに、市民を追い込むのは、介護給付費の五割を保険料で賄う介護保険制度の根本的な欠陥であります。ここから抜け出すためには、国の負担を増やすことが欠かせません。受け取る年金は年々引き下げになり、円安の影響で石油製品等の生活必需品の物価は大幅に上がってきています。わずかな年金で、どう暮らしていくのか悲鳴が上がっております。
介護保険は、介護度に基づいて、自由契約によって介護サービスが受けられるというもので、保険料さえ納めているならば必要なサービスを受けられるというものであります。ところが、年を追うごとに認定基準は厳しくされるとともに、受けるサービスの給付は減らされてきています。また、本市の介護保険施設への待機者も四百六十五人もおられます。「保険あって介護なし」という状態が一層進んでいます。保険料の減免制度は条件が厳しく、高齢者の実態に合わない減免制度の抜本的な改善を求めるものであります。
以上で討論を終わります。
○議 長(楡田 勉君) 以上で、通告による討論を終わります。
ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(楡田 勉君) これより、採決を行います。
本件のうち、議案第一九号、議案第二〇号及び議案第二五号につきましては、反対の意見が出ておりますので、先に起立により採決を行います。
まず、議案第一九号「平成二十五年度都城市
国民健康保険特別会計予算」は、
委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議 長(楡田 勉君) 起立多数。
よって、議案第一九号は、原案を可決いたしました。
次に、議案第二〇号「平成二十五年度都城市
後期高齢者医療特別会計予算」は、
委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議 長(楡田 勉君) 起立多数。
よって、議案第二〇号は、原案を可決いたしました。
次に、議案第二五号「平成二十五年度都城市
介護保険特別会計予算」は、
委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議 長(楡田 勉君) 起立多数。
よって、議案第二五号は、原案を可決いたしました。
次に、議案第三五号から議案第三九号までの、五議案の採決を一括して行います。
本件は、いずれも
委員長報告のとおり、原案を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 御異議なしと認めます。
よって、以上五議案は、いずれも原案を可決いたしました。
◎日程第一八 議案第一八号から 日程第三二 議案第五五号まで
○議 長(楡田 勉君) 次に、日程第一八 議案第一八号「平成二十五年度都城市
下水道事業特別会計予算」から、日程第三二 議案第五五号「市道の廃止について」までの、以上十五議案を一括議題といたします。
◎
建設委員長報告
○議 長(楡田 勉君) 本件について、
建設委員長の報告を求めます。
○
建設委員長(中田 悟君) (登壇)ただいま議題となりました十五議案につきまして、
建設委員会が審査いたしました概要と結果を、一括して御報告申し上げます。
議案第一八号「平成二十五年度都城市
下水道事業特別会計予算」は、下水道事業債の元利償還金及び人件費のほか、中央終末処理場、清流館、各浄化センター及びポンプ場の維持管理費、
公共下水道事業・
補助事業費などが計上されております。
議案第二六号「平成二十五年度都城市
御池簡易水道事業特別会計予算」は、人件費のほか、御池簡易水道の管理に要する経費、取水施設、導水施設及び浄水施設の整備並びに浄水場等の機器更新に要する経費などが計上されております。
議案第二七号「平成二十五年度都城市
簡易水道事業特別会計予算」は、簡易水道事業債の元利償還金及び人件費のほか、簡易水道施設の管理に要する経費、配水管整備事業、水源開発事業、浄水場等整備事業及び簡易水道統合事業に要する経費などが計上されております。
議案第二八号「平成二十五年度都城市
電気事業特別会計予算」は、人件費のほか、駒発電所施設維持管理委託に要する経費などが計上されております。
議案第三一号「平成二十五年度都城市
水道事業会計予算」は、事業費の主なものとしまして、上水道企業債の元利償還金及び人件費のほか、浄水場関連施設、配水に係る設備及び給水装置等の設備の維持管理に要する経費、浄水場及び配水管網の整備事業費などが計上されております。
また、これらに対する財源としましては、水道料金、水道加入金、下水道使用料一括徴収負担金及び上水道企業債などが見込まれております。
議案第四〇号「都城市
簡易水道事業等設置条例の一部を改正する条例の制定について」は、平成二十五年度から、高城地域簡易水道事業の田辺給水地域を上水道に統合し、また、現在、民営で管理されている山田古江営農飲雑用水施設を、山田地域簡易水道事業に統合することに伴い、所要の改正を行うものであります。
議案第四一号「都城市
御池簡易水道条例の一部を改正する条例の制定について」は、新水源の開発により、給水人口及び最大給水量を変更するため、所要の改正を行うものであります。
議案第四二号「都城市
道路占用料条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第四三号「都城市
法定外公共物の管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、道路法施行令及び宮崎県道路占用料徴収条例が改正されたことに伴い、道路占用許可対象物件の追加等の見直しを行うため、所要の改正を行うものであります。
議案第四四号「都城市
山村定住みやざきの家条例の一部を改正する条例の制定について」は、山村定住住宅四戸をそれぞれの入居者へ譲渡することに伴い、用途廃止を行うため、所要の改正を行うものであります。
議案第四五号「都城市市道の構造の技術的基準を定める条例の制定について」、議案第四六号「都城市市道の道路標識の寸法を定める条例の制定について」、議案第四七号「都城市都市公園、公園施設及び
特定公園施設等の設置の基準を定める条例の制定について」及び議案第四八号「都城市
移動等円滑化のために必要な市道の構造に関する基準を定める条例の制定について」の四議案は、いずれも、「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」の施行に伴い、条例で定めるべき基準について、新たに条例を制定するものであります。
議案第五五号「市道の廃止について」は、県営畑地帯総合整備事業万ヶ塚地区内の市道を、拡幅改良を伴う農道として整備するため、当該市道を廃止するものであります。
以上の内容につきまして、所管の部局長及び課長に説明を求め、審査いたしました。
採決の結果、以上十五議案につきましては、いずれも全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。
◎質 疑
○議 長(楡田 勉君)
建設委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(楡田 勉君) これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(楡田 勉君) これより、議案第一八号、議案第二六号から議案第二八号まで、議案第三一号、議案第四〇号から議案第四八号まで及び議案第五五号の、以上十五議案の採決を一括して行います。
本件はいずれも
委員長報告のとおり、原案を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 御異議なしと認めます。
よって、以上十五議案は、いずれも原案を可決いたしました。
◎日程第三三 議案第一七号から 日程第四二 議案第五二号まで
○議 長(楡田 勉君) 次に、日程第三三 議案第一七号「平成二十五年度都城市
食肉センター特別会計予算」から、日程第四二 議案第五二号「都城市
チャレンジショップ及び
活性化広場条例の一部を改正する条例の制定について」までの、以上十議案を一括議題といたします。
◎
産業経済委員長報告
○議 長(楡田 勉君) 本件について、
産業経済委員長の報告を求めます。
○
産業経済委員長(神脇清照君) (登壇)ただいま議題となりました十議案について、
産業経済委員会が審査した概要と結果を、一括して申し上げます。
まず、議案第一七号「平成二十五年度都城市
食肉センター特別会計予算」は、事業費の主なものとしまして、地方債の元利償還金及び機械器具の修繕料等が計上されております。
次に、議案第二一号「平成二十五年度都城市
公設地方卸売市場事業特別会計予算」は、事業費の主なものとしまして、地方債の元利償還金及び人件費のほか、老朽化した市場施設及び電気設備の改修費等が計上されております。
次に、議案第二二号「平成二十五年度都城市
農業集落下水道事業特別会計予算」は、事業費の主なものとしまして、地方債の元利償還金及び人件費のほか、施設の維持管理費、公共ます設置等の建設事業費が計上されております。
次に、議案第二三号「平成二十五年度都城市
整備墓地特別会計予算」は、事業費の主なものとしまして、地方債の元利償還金及び清掃業務委託料等の一般管理事務費などが計上されております。
次に、議案第二九号「平成二十五年度都城市
山之口総合交流活性化センター特別会計予算」は、事業費の主なものとしまして、地方債の元利償還金及び人件費のほか、施設修繕料等の管理費などが計上されております。
次に、議案第三〇号「平成二十五年度都城市
高城健康増進センター等管理事業特別会計予算」は、事業費の主なものとしまして、地方債の元利償還金及び指定管理料等が計上されております。
次に、議案第四九号「都城市
高城観音池公園施設条例の一部を改正する条例の制定について」は、都城市高城ふれあいセンターの休館日等を変更するため、所要の改正を行うものであります。
次に、議案第五〇号「都城市高城竹楽のお
サト施設条例の一部を改正する条例の制定について」は、施設の利用形態を考慮して、休館日を変更するため、所要の改正を行うものであります。
次に、議案第五一号「都城市
高城農村婦人の家条例の一部を改正する条例の制定について」は、施設の利用実態を考慮して、休館日、利用時間及び利用料金の区分を変更するため、所要の改正を行うものであります。
次に、議案第五二号「都城市
チャレンジショップ及び
活性化広場条例の一部を改正する条例の制定について」は、施設の所在地の表示に誤りがあったため、所要の改正を行うものであります。
採決の結果、議案第一七号、議案第二一号から議案第二三号、議案第二九号、議案第三〇号及び議案第四九号から議案第五二号までの、以上十議案については、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。
◎質 疑
○議 長(楡田 勉君)
産業経済委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(楡田 勉君) これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(楡田 勉君) これより議案第一七号、議案第二一号から議案第二三号まで、議案第二九号、議案第三〇号及び議案第四九号から議案第五二号までの、以上十議案の採決を一括して行います。
本件はいずれも
委員長報告のとおり、原案を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 御異議なしと認めます。
よって、以上十議案は、いずれも原案を可決いたしました。
◎日程第四三 議案第五六号
○議 長(楡田 勉君) 次に、日程第四三 議案第五六号「都城市副市長の選任につき議会の同意を求めることについて」を議題といたします。
◎討 論
○議 長(楡田 勉君) 議題に対する提案理由の説明と質疑は、既に終わっておりますので、これより討論に入ります。
討論はありませんか。
本仮屋勉議員。
○(本仮屋 勉君) (登壇)ただいま議題となっています議案第五六号「都城市副市長の選任につき議会の同意を求めることについて」、反対の立場から討論します。
私は、これまで、都城市に副市長を二人置くことについては、その必要性という観点から一貫して反対してまいりました。副市長制度に移行する前の都城市は、市長、助役、そして、収入役の三役体制でずっと市政を行ってきましたし、すべての市町村が同様の体制だったはずです。副市長制になって、これまで収入役が行ってきた職務のすべてを
会計管理者に移行し、助役の権限の強化、明確化を目的に、副市長という名前に変えたわけですから、内容的には大きく変わっていないはずであり、市長と副市長がそれぞれ一名いれば十分なはずです。現に、昨年四月から、野村副市長が一人体制で一年間、市政に何も支障もなくやってこられたことを見ても明らかです。池田市長を総括副市長に選任する際も、同様の理由で反対しました。さらに、都城市の行政に全く精通していない方を、話をして意気投合したかのような理由で、副市長という重要ポストにつける動機の軽さも反対理由でした。
十二月議会の折にも申し上げましたが、市長となられたからには、市民を幸せにするために身を粉にして働いてもらいたい。人一倍市民のために汗をかいてもらいたいということを再度申し上げたい。
都城市は、合併して、これまで相当数の職員を削減してまいりましたし、池田市長は、これから、さらに百四十名の職員を削減すると明言されています。削減された職員がこれまで担ってきた職務を残った他の職員が背負い込むわけですから、職員一人一人の負担は、当然増加し、これから、さらに増えていくわけです。さらに申し上げれば、池田市長は、自らのマニフェスト実現のために、新たに複数のプロジェクトチーム等を設置しましたが、同様に、その分は他の職員の負担になります。
副市長を置くということは、市長の権限に属する事務の幾つかを副市長に委任するということで、その分、市長の職務が軽減されるということになります。職員には負担を増やし、自らの職務を軽減しようとしている。すなわち、部下に苦労させ、自ら楽をするに等しい処置であるということです。
宮崎県も、今議会で、副知事を二人体制にすることに決定いたしましたが、この知事は、二年間以上副知事一人体制でやってこられた結果の副知事二人体制です。ところが、池田市長は、まだ一滴の汗もかいていない前から、副市長を二人置こうとされているのです。まず現体制で最大限頑張って、それでも不都合が生じるのであれば、その時点で改めて検討すべきです。
もう一点、副市長候補の児玉氏は、経歴を見ますと、県庁職員として土木一筋で奉職されてきた方です。事業担当副市長の所掌は、環境森林部、福祉部、健康部、農政部、商工部、そして、土木部と多岐にわたっており、土木一筋の方が適任であるのか、都城市の実情に果たして精通されているのか、疑問です。また、池田市長のマニフェストの中で、最も力を入れようと強調されている分野は、土木ではなく農政分野であり、これに精通された方を副市長とするならよほど納得ができます。
最後に、児玉氏は、県庁退職後は、公益社団法人宮崎県建設技術推進機構理事長に就任されていましたが、児玉氏の経歴からみた現在の職務こそ最適の職務であり、宮崎県の利益につながる立場にあるにもかかわらず、一年でその職を投げ出そうとされていますが、いかにも無責任に思えますし、次の方に席を空けるという図式は、まさに天下りそのものです。
以上の理由で、私は議案第五六号に反対をいたします。
○議 長(楡田 勉君) 以上で、本仮屋勉議員の発言を終わります。
ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(楡田 勉君) これより、議案第五六号の採決を行います。
本件には、反対の意見が出ておりますので、起立により採決を行います。
本件は、これに同意することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議 長(楡田 勉君) 起立多数。
よって、議案第五六号は、これに同意いたしました。
◎日程第四四 諮問第一号から 日程第四九 諮問第六号まで
○議 長(楡田 勉君) 次に、日程第四四 諮問第一号から、日程第四九 諮問第六号までの「
人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて」の六諮問を一括議題といたします。
◎討 論
○議 長(楡田 勉君) 提案理由の説明と質疑は、既に終わっておりますので、これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(楡田 勉君) これより、諮問第一号から諮問第六号までの、以上六諮問の採決を一括して行います。
本件は、これに同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 御異議なしと認めます。
よって、以上六諮問は、これに同意いたしました。
◎日程第五〇 請願第四号
○議 長(楡田 勉君) 次に、日程第五〇 請願第四号「「「教育の日」制定に関する請願書」の閉会中の継続審査について」を議題といたします。
◎継続審査の申し出
○議 長(楡田 勉君) 本件については、
文教厚生委員長より閉会中の継続審査の申し出がありました。
お諮りいたします。
本件は、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査を認めることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 御異議なしと認めます。
よって、請願第四号は、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
◎日程第五一 請願第五号
○議 長(楡田 勉君) 次に、日程第五一 請願第五号「「
農業集落排水事業が実施された安久地区及び平田地区の公共下水道使用料の見直し及び特別措置の要望に関する請願書」の閉会中の継続審査について」を議題といたします。
◎継続審査の申し出
○議 長(楡田 勉君) 本件については、
産業経済委員長より閉会中の継続審査の申し出がありました。
お諮りいたします。
本件は、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査を認めることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 御異議なしと認めます。
よって、請願第五号は、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
◎日程第五二 請願第一号
○議 長(楡田 勉君) 次に、日程第五二 請願第一号「「二厳寺橋、歌舞伎橋への
歩行者安全帯設置についての請願書」の閉会中の継続審査について」を議題といたします。
◎継続審査の申し出
○議 長(楡田 勉君) 本件については、
建設委員長より閉会中の継続審査の申し出がありました。
お諮りいたします。
本件は、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査を認めることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 御異議なしと認めます。
よって、請願第一号は、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
◎日程第五三 議案第五九号
○議 長(楡田 勉君) 次に、日程第五三 議案第五九号「都城市
固定資産評価員の選任につき議会の同意を求めることについて」を議題といたします。
◎
提案理由説明
○議 長(楡田 勉君) 議題に対する市長の提案理由の説明を求めます。
○市 長(池田宜永君) (登壇)ただいま上程されました議案第五九号「都城市
固定資産評価員の選任につき議会の同意を求めることについて」御説明申し上げます。
本件は、瀬戸口耕一氏が、平成二十五年三月三十一日をもって都城市
固定資産評価員の職を辞職されますので、その後任として常明俊也氏を選任いたしたいと存じ、議会の同意を求めるものであります。
以上で、提案理由の説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。
◎委員会付託の省略
○議 長(楡田 勉君) 提案理由の説明が終わりましたので、この際、お諮りいたします。
本件につきましては、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 御異議なしと認めます。
よって、お諮りいたしましたとおり、委員会付託を省略することに決定いたしました。
なお、質疑、討論につきましては、通告を省略することにいたします。
◎質 疑
○議 長(楡田 勉君) これより、質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(楡田 勉君) これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(楡田 勉君) これより、議案第五九号の採決を行います。
本件は、これに同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第五九号は、これに同意いたしました。
◎日程第五四 閉会中の各
常任委員会及び
議会運営委員会所管事務調査について
○議 長(楡田 勉君) 次に、日程第五四「閉会中の各
常任委員会及び
議会運営委員会所管事務調査について」を議題といたします。
◎継続審査の申し出
○議 長(楡田 勉君) 本件については、各委員長から議席に配付いたしておりますとおり、
所管事務調査のため、平成二十六年二月四日まで閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております「閉会中の各
常任委員会及び
議会運営委員会所管事務調査について」は、各委員長からの申し出のとおり、これを認めることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(楡田 勉君) 御異議なしと認めます。
よって、本件は、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。
◎閉 会
○議 長(楡田 勉君) 以上で、本定例会の付議事件はすべて議了いたしました。
これをもって、平成二十五年第一回都城市議会定例会を閉会いたします。
=閉会 十一時五十四分=...