都城市議会 2009-09-25
平成21年第6回定例会(第8号 9月25日)
平成21年第6回定例会(第8号 9月25日)
平成二十一年第六回
都城市議会定例会議事日程(第八号)
九月二十五日(金曜日) 午前十時開議
※ 議案の審議(委員長報告・質疑・討論・採決)
第 一 議案第一一〇号 平成二十一年度都城市
一般会計補正予算(第三号)
第 二 議案第 九七号 都城市
情報公開条例の一部を改正する条例の制定について
第 三 議案第 九八号 都城市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び都城市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第 四 議案第一四〇号 三股町との定住自立圏の形成に関する協定の締結について
第 五 議案第一四一号 鹿児島県曽於市との定住自立圏の形成に関する協定の締結につ
いて
第 六 議案第一四二号 鹿児島県志布志市との定住自立圏の形成に関する協定の締結に
ついて
第 七 議案第一四六号 財産の取得について
第 八 議案第 九九号 都城市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
第 九 議案第一〇〇号 都城市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
第一〇 議案第一〇一号
都城市立小中学校条例の一部を改正する条例の制定について
第一一 議案第一一二号 平成二十一年度都城市
国民健康保険特別会計補正予算(第二号
)
第一二 議案第一一三号 平成二十一年度都城市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第一
号)
第一三 議案第一一五号 平成二十一年度都城市
老人保健特別会計補正予算(第一号)
第一四 議案第一一七号 平成二十一年度都城市
介護保険特別会計補正予算(第一号)
第一五 議案第一〇二号 都城市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
第一六 議案第一〇三号
都城市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について
第一七 議案第一〇四号 都城市
山村定住みやざきの家条例の一部を改正する条例の制定
について
第一八 議案第一〇五号 都城市
簡易水道事業等給水条例及び都城市
水道事業給水条例の
一部を改正する条例の制定について
第一九 議案第一〇六号 都城市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改
正する条例の制定について
第二〇 議案第一一一号 平成二十一年度都城市
下水道事業特別会計補正予算(第二号)
第二一 議案第一一八号 平成二十一年度都城市
御池簡易水道事業特別会計補正予算(第
一号)
第二二 議案第一一九号 平成二十一年度都城市
簡易水道事業特別会計補正予算(第一号
)
第二三 議案第一二〇号 平成二十一年度都城市
電気事業特別会計補正予算(第一号)
第二四 議案第一二二号 平成二十一年度都城市
水道事業会計補正予算(第一号)
第二五 議案第一四三号 都城市
公共下水道中央終末処理場の建設工事委託に関する協定
の締結について
第二六 議案第一四五号 市道の認定及び廃止について
第二七 議案第一〇七号 都城市
土採取事業条例の制定について
第二八 議案第一〇八号 都城市
公設地方卸売市場業務条例の一部を改正する条例の制定
について
第二九 議案第一〇九号 都城市農業委員会の選挙による委員の定数等に関する条例の一
部を改正する条例の制定について
第三〇 議案第一一四号 平成二十一年度都城市
公設地方卸売市場事業特別会計補正予算
(第一号)
第三一 議案第一一六号 平成二十一年度都城市
農業集落下水道事業特別会計補正予算(
第一号)
第三二 議案第一二一号 平成二十一年度都城市
山之口総合交流活性化センター特別会計
補正予算(第一号)
第三三 議案第一四四号
市営土地改良事業の施行について
※ 議案の審議(閉会中の継続審査)
第三四 議案第一二三号から議案第一三九号まで(決算議案十七件)の閉会中の継続審査
について
※ 諮問の審議(討論・採決)
第三五 諮問第 四号
人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることにつ
いて
第三六 諮問第 五号
人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることにつ
いて
※ 請願の審議(委員長報告・質疑・討論・採決)
第三七 請願第 四号
大淀川水系河川整備計画の見直しと事業促進に関する請願書
※ 本日新たに上程するもの(提案理由説明・質疑・討論・採決)
第三八 議案第 一四七号 平成二十一年度都城市
一般会計補正予算(第四号)
第三九
議員提出議案第 八号 厳しさを増す森林・林業・木材産業の活性化を求める意
見書
第四〇
議員提出議案第 九号 陸上自衛隊の定数確保を求める意見書
第四一
議員提出議案第一〇号 細菌性髄膜炎から子どもたちを守るワクチンの早期定期
接種化等を求める意見書
本日の会議に付した事件
日程 第一 議案第一一〇号から、日程 第四一
議員提出議案第一〇号 まで
出 席 議 員
神 脇 清 照 君 橋 口 浩太郎 君
本仮屋 勉 君 福 留 明 君
荒 神 稔 君 今 村 美 子 君
竹之下 一 美 君 坂 下 邦 男 君
末 永 悦 男 君 岩 切 正 一 君
相 葉 一 夫 君 西ノ村 清 君
永 井 弘 美 君 村 吉 昭 一 君
美 原 純 裕 君 福 留 一 郎 君
江内谷 満 義 君 藤 井 八十夫 君
宮 元 正 文 君 東 口 良 仲 君
中 田 悟 君 竹 森 隆 雄 君
坂 元 良 之 君 徳 留 八 郎 君
大 浦 覚 君 永 田 浩 一 君
楡 田 勉 君 植 村 浩 三 君
永 田 照 明 君 黒 木 優 一 君
榎 木 智 幸 君 下 山 隆 史 君
西 川 洋 史 君 橋之口 明 君
山 田 裕 一 君 児 玉 優 一 君
蔵 屋 保 君 森 重 政 名 君
上 杉 順 市 君 来 住 一 人 君
永 山 透 君
欠 席 議 員
な し
説明のための出席者
市長 長 峯 誠 君
副市長(総括担当) 池 田 宜 永 君
副市長(事業担当) 前 田 公 友 君
山之口町自治区長 轟 木 休 五 君
高城町自治区長 黒 川 純 一 君
山田町自治区長 蔵 満 勇 君
高崎町自治区長 佐 藤 忠 房 君
総務部長 岩 﨑 透 君
企画部長 二 見 重 弘 君
市民生活部長 田 爪 邦 士 君
環境森林部長 日 髙 裕 文 君
福祉部長 松 岡 忠 昭 君
健康部長 松 元 清 光 君
農政部長 有 馬 章 一 君
商工部長 西 川 英 男 君
土木部長 佐土原 裕 一 君
会計管理者 福 永 利 文 君
水道局長 松 尾 久 丸 君
消防局長 明 利 敏 博 君
総務課長 上之園 誠 君
教育委員会委員長 内 田 國 昭 君
教育長 玉 利 讓 君
教育部長 石 川 清 君
農業委員会会長 穂之上 満 君
選挙管理委員会委員長 中 川 興 二 君
監査委員 宮 原 忠 人 君
事務局職員出席者
局長 高田橋 厚 男 君
次長 元 明 晃 君
補佐兼総務担当主幹 栄 留 誠 一 君
議事担当主幹 藤 﨑 雄 三 君
議事担当副主幹 川 島 和 之 君
議事担当副主幹 中 元 和 浩 君
議事担当主査 浜 田 剛 史 君
議事担当主査 川 崎 武 継 君
=開議 十時〇〇分=
○議 長(村吉昭一君) おはようございます。
ただいまの出席議員は定足数に達しております。
これより直ちに本日の会議を開きます。
本日の会議は、お手元に配付いたしております議事日程第八号によって進めることにいたします。
◎諸般の報告
○議 長(村吉昭一君) 日程に入るに先立ち、この際御報告いたします。
「例月出納検査結果報告書」を各位のお手元に配付しておりますので、御了承願います。
◎日程第一 議案第一一〇号
○議 長(村吉昭一君) 日程第一 議案第一一〇号「平成二十一年度都城市
一般会計補正予算(第三号)」を議題といたします。
◎
総務委員長報告
○議 長(村吉昭一君) 本件について各委員長の報告を求めます。
まず、総務委員長の報告を求めます。
○総務委員長(永井弘美君) (登壇)ただいま議題となりました、議案第一一〇号「平成二十一年度都城市
一般会計補正予算(第三号)」について、総務委員会が付託を受けた部分について、審査の概要と結果を御報告申し上げます。
本件の補正予算は、歳入歳出それぞれ二十三億四千七百五万八千円を追加するものでありますが、今回、総務委員会が付託を受けましたのは、総額十一億四千七十万九千円の歳入予算、総額七億四千二百五十五万九千円の歳出予算及び第二表の「継続費補正」から第六表の「地方債補正」であります。
まず、歳入予算については、地域活性化・
経済危機対策臨時交付金、前年度繰越金、市債及び
ふるさと応援基金を初めとする
基金運用収入等が計上されております。
次に、歳出予算について、その主なものは、
職員管理事務費や
雇用創出ゾーン整備事業費、市民税・
固定資産税還付金、
財政調整基金等各基金への積立金等が増額されるとともに、
消費生活センター設立の経費等が新たに計上されております。
次に、第二表「継続費補正」については、
高崎地区土地区画整理事業の進捗に合わせて年割額の変更を行うものであります。
第三表「繰越明許費」については、国の補正予算に伴う小・中学校の建設事業が年度内に完成しないことが明白なため、繰越明許費を設定するものであります。
第四表「
債務負担行為補正」については、
クリーンセンター建設事業技術支援業務委託や
畜産経営維持緊急支援資金に対する利子補給金等が将来の予算を拘束することから、債務負担行為として設定するものであります。
第五表「地方債補正」については、
学校教育施設等整備事業及び
地域情報通信基盤整備事業の財源として長期資金を借り入れるため、新たに追加されるものであります。
第六表「地方債補正」については、国・県の内示や事業の進捗状況により、
臨時財政対策金ほか六起債事業の限度額を総体で五億一千二百二十六万四千円増額されるものであります。
採決に当たり、都城島
津家歴史資源活用事業について、次のような反対討論がありました。
「本事業に関しては、実際に工事が進められているが、いまだに市民に幅広く周知されていない状況である。本事業には当初から反対の立場で、都島の歴史資料館を活用していくべきとの観点から反対するものである。」という討論がありました。
採決の結果、議案第一一〇号のうち、付託を受けた部分については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。(降壇)
◎
文教厚生委員長報告
○議 長(村吉昭一君) 次に、
文教厚生委員長の報告を求めます。
○
文教厚生委員長(荒神 稔君) (登壇)ただいま議題となりました議案第一一〇号「平成二十一年度都城市
一般会計補正予算(第三号)」のうち、
文教厚生委員会が付託を受けた部分について、審査いたしました概要と結果を御報告申し上げます。
今回、本委員会が付託を受けた歳入予算は、福祉部二億七千五百八十九万七千円、健康部三千五百九十六万八千円、教育委員会五億二千九百五十万三千円で、総額八億四千百三十六万八千円となっております。
次に、歳出予算は、福祉部三億九千四百七十三万二千円、健康部二億一千六百五十七万三千円、教育委員会五億五千二百九十二万九千円で、総額十一億六千四百二十三万四千円となっております。
以下、歳出予算について、款の順に主なものを報告いたします。
総務費には、平成二十年度国・
県補助金等返還に要する経費が計上されております。
民生費には、
高齢者クラブ活性化促進モデル事業費補助金等を減額する一方、
保育所事務費、
児童福祉施設環境整備事業費等を増額するとともに、国の補正予算に伴う
子育て応援特別手当給付事業費、
住宅手当緊急特別措置事業費が新たに計上されております。
衛生費には、
志和池最終処分場第二期建設事業費、
クリーンセンター建設事業費を減額する一方、
がん検診事業費等を増額するとともに、
新型インフルエンザ対策費、
定住自立圏構想に基づく
救急医療施設整備事業費が新たに計上されております。
教育費には、国の補正予算に伴い、庄内・高城の両小学校の建設事業費を増額するとともに、志和池・庄内・西の三中学校に
太陽光発電設備を設置する経費、
島津寒天工場跡屋根補修事業費補助金等が新たに計上されております。
以上の内容について、所管部長及び課長に説明を求め審査いたしました。
採決の結果、議案第一一〇号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
以上で報告を終わります。(降壇)
◎
建設委員長報告
○議 長(村吉昭一君) 次に、建設委員長の報告を求めます。
○建設委員長(今村美子君) (登壇)ただいま議題となりました議案第一一〇号「平成二十一年度都城市
一般会計補正予算(第三号)」のうち、建設委員会が付託を受けた部分について、審査いたしました概要と結果を御報告申し上げます。
審査に当たりましては、土木部長、水道局長及び所管課に対して説明を求め、質疑を行いました。
今回、建設委員会に付託されました一般会計の補正予算は、歳入がマイナス三千六十四万四千円、歳出が二千八百三十万五千円でありまして、衛生費及び土木費に予算が計上されております。
以下、補正予算の内容を歳出について申し述べます。
国庫補助事業につきましては、事業の見直しに伴う
まちづくり交付金事業の減額、
生活関連道路緊急整備事業の増額及び
橋りょう長寿命化修繕計画策定事業を新たに計画するものです。
そのほか、宮崎県
市町村合併交付金を活用し、みどりと景観の
まちづくり計画策定事業を新たに計上するもの、山村定住住宅の維持管理に要する経費の増額、
公営住宅施設整備事業の増額及び
下水道事業特別会計・
簡易水道事業特別会計への繰出金などであります。
採決の結果、議案第一一〇号で、建設委員会が付託を受けた部分につきましては、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。(降壇)
◎
産業経済委員長報告
○議 長(村吉昭一君) 次に、
産業経済委員長の報告を求めます。
○
産業経済委員長(竹之下一美君) (登壇)ただいま議題となりました議案第一一〇号「平成二十一年度都城市
一般会計補正予算(第三号)」のうち、
産業経済委員会が付託を受けた部分につきまして、審査いたしました概要と結果を御報告申し上げます。
今回、本委員会が付託を受けた歳入予算は、環境森林部七億四千百五十二万九千円、
農政部マイナス三億五千百四十四万五千円、商工部五百五十四万一千円で総額三億九千五百六十二万五千円となっております。
次に、歳出予算は、環境森林部七億三千三十八万二千円、
農政部マイナス三億三千二百九十一万九千円、商工部一千四百四十九万七千円で、総額四億一千百九十六万円となっております。
以下、歳出予算について主なものを申し上げます。
衛生費には、
志和池最終処分場第二期
建設事業関係委託料及び
クリーンセンター建設事業関係委託料の減額、
技術支援業務等に要する経費の増額等が計上されております。
農林水産業費には、強い
産地づくり対策事業に要する経費等の減額、
農林業組織育成に要する経費等の増額、また、
みやざきモデル食育・地産地消推進事業に要する経費、
宮崎牛資質向上緊急対策事業に要する経費、
農地有効利用支援整備事業に要する経費及び
森林整備加速化・林業再生事業に要する経費等が新たに計上されております。
商工費には、
高崎総合公園施設整備事業に要する経費を減額する一方、
高崎総合公園施設の運営に要する経費や
公設地方卸売市場事業特別会計への繰出金の増額等が計上されております。
以上の内容について、所管部長及び所管課長等に説明を求め、審査いたしました。
採決の結果、議案第一一〇号の本委員会に付託された部分につきましては、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。(降壇)
◎質 疑
○議 長(村吉昭一君) 各委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(村吉昭一君) これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
森重政名議員の発言を許します。
○(森重政名君) (登壇)ただいま議題となっています議案第一一〇号「平成二十一年度都城市
一般会計補正予算(第三号)」について、反対の討論を行います。
今回の補正予算は国・県支出金、内示等に伴った予算であり、二十三億四千七百五万八千円が追加され、予算の総額を七百七億九千五百二十万七千円とするもので、中でも国の補正予算に伴う
子育て応援特別手当給付事業、給付対象が限定をされている部分がありますが二億二千六百八十万円、
新型インフルエンザ対策費一千二百三十一万九千円、
救急医療施設整備事業一億十七万五千円と経済危機対策を初め、緊急を要する予算については、賛同をするものであります。しかし、今回も提案をされております歳出、都城島
津家歴史資源活用事業に要する経費、合計で一千二百八万九千円には反対をするものです。この予算は来年三月プレオープンに向けた管理費等九百二十一万六千円、
史料館常設展示事業に要する経費百七十五万五千円、
農芸館整備事業九十五万円などとなっています。この島津邸への活用については、平成二十年一月の臨時会で島津邸の土地及び家屋等を約五億七千万円で購入し、史料館を建設することを中心とする
島津邸整備活用計画、総事業費十三億三千五百万円の予算が示されました。
審議の結果は、賛成多数同数で議長の採決にて、かろうじて予算が承認されました。私はこれまで島津家より寄贈を頂いた資料については積極的に活用され、後世に大事に残すために展示・収蔵については現在の歴史資料館を核として活用すべきであるとして、島津邸を活用した事業には反対をしてきました。
また、この事業は
まちづくり交付金、
合併特例事業債等の活用によって、都城市の負担は少ない、後に国から交付金で戻されるということでしたが、今回政権が代わったことで今後約束どおり交付されるのか、心配もするところであります。
以上のようなことから、議案第一一〇号「平成二十一年度都城市
一般会計補正予算(第三号)」には同意できません。
以上で討論を終わります。(降壇)
○議 長(村吉昭一君) 次に、岩切正一議員の発言を許します。
○(岩切正一君) (登壇)ただいま議題となっています議案第一一〇号「平成二十一年度都城市
一般会計補正予算(第三号)」について、日本共産党を代表して反対の立場から討論をいたします。
本議案は、二十三億四千七百五万八千円追加補正し、予算の総額を七百七億九千五百二十万七千円にしようというものであります。補正の主なものは、
保育所事務費、
児童福祉施設環境整備事業費、
がん検診事業費、
新型インフルエンザ対策費、
営農研修館等整備資金貸付事業費、
生活関連道路緊急整備事業費、庄内・高城の両小学校の建設事業費の増額など、市民生活に欠くことのできないものであり、評価するものであります。同時に、島津邸開発に関連する予算が総額一千二百八万九千円追加補正されていることには、同意できないものであります。
島津邸開発に関する問題点については、本件の計画の段階から一貫して述べてきましたのでここで繰り返すことはいたしませんが、我が党が主張してきた問題ある事業を推進する補正予算となっているものであり、賛成できないものであります。
以上で討論を終わります。(降壇)
○議 長(村吉昭一君) 以上で、通告による討論は終わりました。
ほかに討論はございませんか。
山田裕一議員。
○(山田裕一君) (登壇)ただいま議題となっております議案第一一〇号「平成二十一年度都城市
一般会計補正予算(第三号)」につきまして、反対の立場で討論をいたします。
この中で、建設委員会に付託されております、先ほど説明がございました、
まちづくり交付金事業活用によります
母智丘通線都城中央地区道路整備事業の見直し減額五千百五十九万一千円についての減額に異議を唱えるものでございます。
これにつきましては、全員協議会で御説明があった、その内容等についての反対意見があったのでこういったものを見直したということでございますが、これに関しましては長年、通り会におきまして、あるいは市民とたくさんの調査と研究を行ってきたものでございます。そして、非常に
まちづくり交付金事業という有利なものを活用するといった形で、地元の住民、付近の交通体系の抜本的改正に向けての計画でありまして、非常に期待をしておりました。
今回、全員協議会の説明のみをもって、こういった形での減額を出されたということにつきまして、私は議論等が不十分ではなかったかと思っております。建設委員会の中では可決をされたということでございますけれども、私は議員として、この予算の減額に納得がいきませんので反対をさせていただきます。議員各位の皆様方の御賛同と御理解をお願い申し上げます。(降壇)
○議 長(村吉昭一君) ほかに討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(村吉昭一君) これより、採決を行います。
本件につきましては、反対の意見が出ておりますので、起立により採決を行います。
議案第一一〇号「平成二十一年度都城市
一般会計補正予算(第三号)」は委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議 長(村吉昭一君) 起立多数。
よって、議案第一一〇号は原案を可決いたしました。
◎日程第二 議案第九七号から 日程第七 議案第一四六号まで
○議 長(村吉昭一君) 次に、日程第二 議案第九七号「都城市
情報公開条例の一部を改正する条例の制定について」から、日程第七 議案第一四六号「財産の取得について」までの、以上六議案を一括議題といたします。
◎
総務委員長報告
○議 長(村吉昭一君) 本件について、総務委員長の報告を求めます。
○総務委員長(永井弘美君) (登壇)ただいま議題となりました、議案第九七号、議案第九八号、議案第一四〇号、議案第一四一号、議案第一四二号及び議案第一四六号の六議案について、総務委員会の審査の概要と結果を御報告申し上げます。
まず、議案第九七号「都城市
情報公開条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。
本件は、本市の情報公開制度を何人にとっても利用しやすい制度として運用を図るため、すべての請求者に対し公開請求手数料を無料とすることについて、所要の改正を行うものであります。
次に、議案第九八号「都城市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び都城市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。
本件は、一般職の職員の勤務時間、休暇等に関する法律等の改正に伴い、本市の一般職の職員等の勤務時間を短縮するため、所要の改正を行うものであります。
次に、議案第一四〇号から議案第一四二号までの「定住自立圏の形成に関する協定の締結について」申し上げます。
本件は、本市が国の
定住自立圏構想の中心市として三股町、鹿児島県曽於市及び鹿児島県志布志市と協議を重ねた結果、それぞれの協定のとおり各市町と合意に達したので、各協定を締結することについて、議会の議決を求めるものであります。
次に、議案第一四六号「財産の取得について」申し上げます。
本件は、市の電算基幹系業務システム機器一式の売買契約に関して、先般行われた指名競争入札の結果、議案のとおり落札されたので、当該落札者と契約を締結することについて、議会の議決を求めるものであります。
採決に当たり、議案第一四〇号から議案第一四二号までの定住自立圏の形成に関する協定の締結について、次のような反対討論がありました。「協定は広域救急医療を中心としたものであり、これに異議を唱えるものではないが、
定住自立圏構想の進め方について同意できないものである。自立の道を選んだ小規模自治体を中心市に従わせるというもので、小規模自治体の自治権を奪うとともに、これが道州制への一つの布石であることは明白であり、道州制そのものが自治権の破壊につながるものであり、こうした問題点を持つ本議案には同意できない。」という討論がありました。
採決の結果、議案第九七号、議案第九八号及び議案第一四六号の三議案については、全会一致により、また議案第一四〇号、議案第一四一号及び議案第一四二号の三議案については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。(降壇)
◎質 疑
○議 長(村吉昭一君) 総務委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(村吉昭一君) これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
西ノ村清議員の発言を許します。
○(西ノ村 清君) (登壇)ただいま議題になっております六議案中、議案第一四〇号、議案第一四一号及び議案第一四二号の三議案について、日本共産党を代表して反対の立場から討論いたします。
本議案は、三股町、曽於市、志布志市とそれぞれ定住自立圏の形成に関する協定を締結しようとするものであります。協定の内容はそれぞれ若干の特徴がありますが、共通しているものは、広域救急医療にかかわる生活機能の強化に関するものが中心になっているものであります。協定の具体的内容について異議あるものではありませんが、このような協定は
定住自立圏構想の一環として締結せずとも、一般に自治体が活気ある問題について、独自に締結できるものと考えます。
本件は、政府・財界が道州制を押し付けるその一つとして、
定住自立圏構想に合わせて締結させるものであります。
定住自立圏構想は総務省が構想をまとめ、いわゆる骨太方針に盛り込ませたものであります。現在の市町村で、フルの行政サービスを実施する財源がないとして、五万人以上の市を中心市に指定して、ここに行政と民間の財源を投入し、必要な整備を進め、圏域内の自治体はそれを利用する契約を結ぶというものであります。
合併をせず、自立の道を選んだ町村は数多くあります。合併新法は来年三月末その効力を失いますが、合併推進や道州制推進勢力から見るなら、自立の道を選んだ町村をどうするかが問題になるのですが、自立の道を選んだ自治体には、国保や介護などの窓口行政しか認めない案などが既に検討されている状況であります。
本件は、こうした流れを、軌を一つにしているものであります。結果的には、圏域市町の自治権を奪うものとなるものであります。同時に、広く見るなら、本市の自治権も奪われるのにつながるものであり、同意できないものであります。
以上で討論を終わります。(降壇)
○議 長(村吉昭一君) 以上で、通告による討論は終わりました。
ほかに討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(村吉昭一君) これより、採決を行います。
本件のうち議案第一四〇号から議案第一四二号までの、以上三議案については、反対の意見がありますので、先に起立により採決を行います。
まず、議案第一四〇号「三股町との定住自立圏の形成に関する協定の締結について」は、委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議 長(村吉昭一君) 起立多数。
よって、議案第一四〇号は原案を可決いたしました。
次に、議案第一四一号「鹿児島県曽於市との定住自立圏の形成に関する協定の締結について」は、委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議 長(村吉昭一君) 起立多数。
よって、議案第一四一号は原案を可決いたしました。
次に、議案第一四二号「鹿児島県志布志市との定住自立圏の形成に関する協定の締結について」は、委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議 長(村吉昭一君) 起立多数。
よって、議案第一四二号は原案を可決いたしました。
次に、議案第九七号、議案第九八号及び議案第一四六号の、以上三議案の採決を一括して行います。
本件はいずれも委員長報告のとおり、原案を可決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 御異議なしと認めます。
よって、以上三議案は、いずれも原案を可決いたしました。
◎日程第八 議案第九九号から 日程第一四 議案第一一七号まで
○議 長(村吉昭一君) 次に、日程第八 議案第九九号「都城市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」から、日程第一四 議案第一一七号「平成二十一年度都城市
介護保険特別会計補正予算(第一号)」までの、以上七議案を一括議題といたします。
◎
文教厚生委員長報告
○議 長(村吉昭一君) 本件について、
文教厚生委員長の報告を求めます。
○
文教厚生委員長(荒神 稔君) (登壇)ただいま議題となりました議案第九九号、議案第一〇〇号、議案第一〇一号、議案第一一二号、議案第一一三号、議案第一一五号及び議案第一一七号の以上七議案について、
文教厚生委員会が審査いたしました概要と結果を、一括して御報告申し上げます。
まず、議案第九九号「都城市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。
本件は、出産に係る被保険者等の経済的負担を軽減するため、出産育児一時金の支給額を暫定的に四万円引き上げ、支給総額を三十九万円とすることに伴い、所要の改正をするものであります。
次に、議案第一〇〇号「都城市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。
本件は、老人保健法の改正に伴い、介護保険運営協議会の所掌事務を変更すること、また市の審議会等の整理方針に基づき同協議会の委員の数を減らすこと等に伴い、所要の改正をするものであります。
次に、議案第一〇一号「
都城市立小中学校条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。
本件は、本年度をもって四家小学校を廃止するため、所要の改正をするものであります。
次に、議案第一一二号「平成二十一年度都城市
国民健康保険特別会計補正予算(第二号)」につきましては、後期高齢者支援金、老人保健医療費拠出金、介護納付金等を減額する一方、出産育児一時金支給費、前期高齢者納付金、国民健康保険運営基金積立金を増額するものであります。
次に、議案第一一三号「平成二十一年度都城市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第一号)」につきましては、後期高齢者医療広域連合納付金を増額するものであります。
次に、議案第一一五号「平成二十一年度都城市
老人保健特別会計補正予算(第一号)」につきましては、平成二十年度老人医療費交付金等の確定に伴い、県費負担金等の返還金を計上する一方、一般会計への繰出金を減額するものであります。
次に、議案第一一七号「平成二十一年度都城市
介護保険特別会計補正予算(第一号)」につきましては、地域住民グループ支援事業を減額する一方、介護給付費準備基金積立金、国庫補助金の返還金等を増額するものであります。
以上の内容について、所管部長及び課長に説明を求め審査いたしました。
採決の結果、議案第九九号、議案第一〇〇号、議案第一〇一号、議案第一一二号、議案第一一三号、議案第一一五号及び議案第一一七号の以上七議案については、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。(降壇)
◎質 疑
○議 長(村吉昭一君)
文教厚生委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(村吉昭一君) これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(村吉昭一君) これより、議案第九九号から議案第一〇一号まで、議案第一一二号、議案第一一三号、議案第一一五号及び議案第一一七号の、以上七議案について採決を行います。
本件はいずれも委員長報告のとおり、原案を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 御異議なしと認めます。
よって、以上七議案は、いずれも原案を可決いたしました。
◎日程第一五 議案第一〇二号から 日程第二六 議案第一四五号まで
○議 長(村吉昭一君) 次に、日程第一五 議案第一〇二号「都城市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」から、日程第二六 議案第一四五号「市道の認定及び廃止について」までの、以上十二議案を一括議題といたします。
◎
建設委員長報告
○議 長(村吉昭一君) 本件について、建設委員長の報告を求めます。
○建設委員長(今村美子君) (登壇)ただいま議題となりました議案第一〇二号、議案第一〇三号、議案第一〇四号、議案第一〇五号、議案第一〇六号、議案第一一一号、議案第一一八号、議案第一一九号、議案第一二〇号、議案第一二二号、議案第一四三号及び議案第一四五号の以上十二議案について、建設委員会が審査いたしました概要と結果を一括して御報告申し上げます。
審査に当たりましては、土木部長、水道局長及び所管課に対して説明を求め、質疑を行いました。
まず、議案第一〇二号「都城市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。
本件は、長期優良住宅の普及の促進に関する法律の施行に伴い、長期優良住宅に該当する建築物の認定申請に係る審査等の手数料を新たに設けるため、所要の改正を行うものです。
次に、議案第一〇三号「
都城市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。
本件は、市営住宅への入居手続における連帯保証人の地域要件を拡大すること、また、高城町の弓細工団地及び和田団地の各一戸を用途廃止することに伴い、所要の改正を行うものです。
次に、議案第一〇四号「都城市
山村定住みやざきの家条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。
本件は、笛水団地の二棟を入居者に譲渡するため、所要の改正を行うものであります。
次に、議案第一〇五号「都城市
簡易水道事業等給水条例及び都城市
水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。
本件は、合併後不均一であった水道事業及び簡易水道事業等に係る水道料金及び水道加入金を平成二十二年度から統一するため、所要の改正を行うものであります。
次に、議案第一〇六号「都城市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。
本件は、国家公務員退職手当法の改正に伴い、企業職員についても一般職の職員と同様に、在職期間中に懲戒免職等の処分を受けるべき行為をしたと認められる者の退職手当について、新たな支給制限及び返納等の制度を設けること等に伴い、所要の改正を行うものであります。
次に、議案第一一一号「平成二十一年度都城市
下水道事業特別会計補正予算(第二号)」について申し上げます。
歳入歳出補正予算の総額は、いずれも二千八十六万七千円となっており、中央終末処理場施設修繕料の増額、公共下水道事業の起債単独事業分の都城地区工事請負費の減額及び高城地区工事請負費の増額、都城地区及び高崎地区の公共桝布設事業費の増額及び下水道管理総務に要する経費として消費税及び地方消費税の確定に伴う公課費の増額等であります。
次に、議案第一一八号「平成二十一年度都城市
御池簡易水道事業特別会計補正予算(第一号)」について申し上げます。
歳入歳出補正予算の総額は、いずれも二百三十八万九千円となっており、施設修繕料として御池簡易水道の管理に要する経費を増額するものであります。
次に、議案第一一九号「平成二十一年度都城市
簡易水道事業特別会計補正予算(第一号)」について申し上げます。
歳入歳出補正予算の総額は、いずれも五百二十万三千円となっており、山之口地区簡易水道事業の配水管布設替工事による増額及び高城地区簡易水道事業、山田地区簡易水道事業及び高崎地区簡易水道事業の施設修繕料等として維持管理に要する経費の増額等であります。
次に、議案第一二〇号「平成二十一年度都城市
電気事業特別会計補正予算(第一号)」について申し上げます。
歳入歳出補正予算の総額は、いずれも三百六万六千円となっており、前年度繰越金の確定に伴いまして、それを電気事業特別会計準備基金に積み立てるものです。
次に、議案第一二二号「平成二十一年度都城市
水道事業会計補正予算(第一号)」について申し上げます。
今回の補正は、配水管布設に伴う給水管切替件数の増加に伴い、給水費を補正するものでありまして、収益的支出の営業費用を一千四百万円増額するものであります。
次に、議案第一四三号「都城市
公共下水道中央終末処理場の建設工事委託に関する協定の締結について」申し上げます。
本件は、都城市
公共下水道中央終末処理場の建設工事委託に関し、日本下水道事業団と三億二千六百九十万円で協定を締結するものであります。
最後に、議案第一四五号「市道の認定及び廃止について」申し上げます。
本件は、乙房五百七十五号線ほか二路線の認定と、出水六百八十五号線ほか二路線の廃止を行うものであります。
採決の結果、議案第一〇二号、議案第一〇三号、議案第一〇四号、議案第一〇五号、議案第一〇六号、議案第一一一号、議案第一一八号、議案第一一九号、議案第一二〇号、議案第一二二号、議案第一四三号及び議案第一四五号の以上十二議案については、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
ここで建設委員会からの意見・要望をお伝えいたします。
市営住宅への入居手続における連帯保証人について、地域要件が拡大されることに伴い、連帯保証人への定期的な現況確認をしていただくようお願いするものです。
以上で報告を終わります。(降壇)
◎質 疑
○議 長(村吉昭一君) 建設委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(村吉昭一君) これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(村吉昭一君) これより、議案第一〇二号から議案第一〇六号まで、議案第一一一号、議案第一一八号から議案第一二〇号まで、議案第一二二号、議案第一四三号及び議案第一四五号の、以上十二議案について採決を行います。
本件はいずれも委員長報告のとおり、原案を可決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 御異議なしと認めます。
よって、以上十二議案は、いずれも原案を可決いたしました。
◎日程第二七 議案第一〇七号から 日程第三三 議案第一四四号まで
○議 長(村吉昭一君) 次に、日程第二七 議案第一〇七号「都城市
土採取事業条例の制定について」から、日程第三三 議案第一四四号「
市営土地改良事業の施行について」までの、以上七議案を一括議題といたします。
◎
産業経済委員長報告
○議 長(村吉昭一君) 本件について、
産業経済委員長の報告を求めます。
○
産業経済委員長(竹之下一美君) (登壇)ただいま議題となりました議案第一〇七号、議案第一〇八号、議案第一〇九号、議案第一一四号、議案第一一六号、議案第一二一号及び議案第一四四号について、
産業経済委員会が審査しました概要と結果を御報告申し上げます。
まず、議案第一〇七号「都城市
土採取事業条例の制定について」申し上げます。
本件は、旧山田町の区域のみで施行している山田町
土採取事業条例が本年度限りで失効することに伴い、災害の未然防止等をかんがみ、土採取事業の規制の対象を市全域に拡大するため、新たに条例を制定するものであります。
次に、議案第一〇八号「都城市
公設地方卸売市場業務条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。
本件は、公設地方卸売市場に指定管理者制度を導入すること及び卸売業者等の手続等の簡素化を図るため、所要の改正を行うものであります。
次に、議案第一〇九号「都城市農業委員会の選挙による委員の定数等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。
本件は、選挙による農業委員の選挙区ごとの定数を次の一般選挙から見直すため、所要の改正を行うものであります。
次に、議案第一一四号「平成二十一年度都城市
公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第一号)」について申し上げます。
今回の補正は、歳入歳出それぞれ一千三百二十七万一千円が計上されております。
歳出予算については、地域活性化・
経済危機対策臨時交付金事業を活用した、公設地方卸売市場の消防設備等に要する経費を増額したものであります。
次に、議案第一一六号「平成二十一年度都城市
農業集落下水道事業特別会計補正予算(第一号)」について申し上げます。
今回の補正は、歳入歳出それぞれマイナス一千円が計上されております。
歳出予算については、農業集落下水道使用料還付金を計上する一方、志和池地区施設の維持管理に要する経費のうち、修繕料を増額し、委託料を減額したものであります。
次に、議案第一二一号「平成二十一年度都城市
山之口総合交流活性化センター特別会計補正予算(第一号)」について申し上げます。
今回の補正は、歳入歳出それぞれ二百九十四万円が計上されております。
歳出予算については、同センターの管理に要する経費を増額したものであります。
次に、議案第一四四号「
市営土地改良事業の施行について」申し上げます。
本件は、山田町の山中・中村地区を土地改良事業として施行するため、議会の議決を求めるものであります。
以上の内容について、所管部長及び所管課長等に説明を求め、審査いたしました。
採決の結果、議案第一〇七号、議案第一〇八号、議案第一〇九号、議案第一一四号、議案第一一六号、議案第一二一号及び議案第一四四号については、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
ここで、
産業経済委員会としての意見・要望を申し上げます。
平成二十一年九月十六日に「都城市リサイクルプラザ」で火災が発生したことに対し、昨日二十四日、本委員会で担当課より説明を受け調査いたしました。再度、安全性の確認を行い、今後、火災が発生しない対策を講ずるよう要望いたします。
以上で報告を終わります。(降壇)
◎質 疑
○議 長(村吉昭一君)
産業経済委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(村吉昭一君) これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(村吉昭一君) これより、議案第一〇七号から議案第一〇九号まで、議案第一一四号、議案第一一六号、議案第一二一号及び議案第一四四号の、以上七議案について採決を行います。
本件は、いずれも委員長報告のとおり、原案を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 御異議なしと認めます。
よって、以上七議案は、いずれも原案を可決いたしました。
◎日程第三四 議案第一二三号から議案第一三九号まで(決算議案十七件)の閉会中の継続審査について
○議 長(村吉昭一君) 次に、日程第三四 「議案第一二三号から議案第一三九号まで(決算議案十七件)の閉会中の継続審査について」を議題といたします。
◎継続審査の申し出
○議 長(村吉昭一君) 本件については、決算特別委員会委員長より閉会中の継続審査の申し出がありました。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております「議案第一二三号から議案第一三九号まで(決算議案十七件)の閉会中の継続審査について」 は、委員長からの申し出のとおり、これを認めることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第一二三号から議案第一三九号までの決算議案十七件は、いずれも委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
◎日程第三五 諮問第四号及び 日程第三六 諮問第五号
○議 長(村吉昭一君) 次に、日程第三五 諮問第四号及び日程第三六 諮問第五号「
人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて」の、以上二議案を一括議題といたします。
◎討 論
○議 長(村吉昭一君) 提案理由の説明と質疑は、既に終わっておりますので、これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(村吉昭一君) これより、諮問第四号及び諮問第五号の、以上二諮問の採決を一括して行います。
本件は、これに同意することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 御異議なしと認めます。
よって、諮問第四号及び諮問第五号は、これに同意いたしました。
◎日程第三七 請願第四号
○議 長(村吉昭一君) 次に、日程第三七 請願第四号「
大淀川水系河川整備計画の見直しと事業促進に関する請願書」を議題といたします。
◎
建設委員長報告
○議 長(村吉昭一君) 本件について、建設委員長の報告を求めます。
○建設委員長(今村美子君) (登壇)ただいま議題となりました請願第四号「
大淀川水系河川整備計画の見直しと事業促進に関する請願書」につきまして、建設委員会の審査の概要と結果を御報告申し上げます。
本請願の趣旨は、「庄内川の大淀川合流点付近左岸側の暫々定堤防区間及び高崎川の大淀川合流点付近における河川整備計画区間以外の左岸側及び右岸側の暫々定堤防区間を
大淀川水系河川整備計画に盛り込んでいただくこと、並びに庄内川及び高崎川の河川改修工事の早期着手について、市当局から関係機関へ強く働き掛けをしていただきたい。」というものであります。
簡単に請願の背景を申し上げます。
庄内川及び高崎川の大淀川合流点付近は、台風等の豪雨の際、河川の外水はんらんによる農作物の冠水被害及び住宅の床上浸水などの甚大な被害を受けております。そのような中、国土交通省が策定した「
大淀川水系河川整備計画」には、今回の請願箇所について、充分な対応策が盛り込まれているとは言えないというものであります。
審査に当たりましては、請願されている場所の現地確認調査を行った上で審査に入りました。
審議の中で出た意見について申し上げます。
まず、初めに、「請願の内容についての確認として、委員会としての共通認識を図りたい。」という意見について、「請願の内容は、都城市の権限外の事業について、三点の要望を市当局から関係機関へ強く働き掛けをしていただきたいというものであります。その三点の内容としては、一点目が、庄内川左岸側の暫々定堤防区間を
大淀川水系河川整備計画に盛り込んでいただきたいということ。二点目が、高崎川右岸側約〇・八キロメートルの河川整備計画以外の左岸側及び右岸側の暫々定堤防区間を
大淀川水系河川整備計画に盛り込んでいただきたいということ。三点目が、庄内川及び高崎川の河川改修工事に早期着手していただきたいというものであります。」
次に、「市の権限外の内容が含まれている請願について、審議することは差し支えないものか。」という意見に対して、まず「請願の形式が整っていれば、受理を拒むことはできないということ。」を確認し、続いて「市の権限外の事項についての請願であれば不採択のほかないが、本請願に関しては、市当局に対してその所管する関係機関への働き掛けを願う趣旨の請願であることから、審議については差し支えないものである。」との認識をいたしたところです。そういった中で「市として、この事業を積極的に実施できるものとして捉えられるおそれはないだろうか。」という意見に対して、「この請願は、権限外の事業を市当局が行ってほしいというものではなく、飽くまでも所管する関係機関への働き掛けをしてほしいというものである。」などの意見が出されたところであります。
採決の結果、請願第四号「
大淀川水系河川整備計画の見直しと事業促進に関する請願書」については、全会一致で採択すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。(降壇)
◎質 疑
○議 長(村吉昭一君) 建設委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(村吉昭一君) これより討論に入ります。
永田浩一議員。
○(永田浩一君) (登壇)ただいま議題となっております請願第四号「
大淀川水系河川整備計画の見直しと事業促進に関する請願書」について、賛成の立場から討論をいたします。
今回の請願は、庄内地区と志和池地区の浸水被害を受ける地域住民の方々が切実な思いを込められて、提出されたものであります。平成十八年三月に国土交通省、宮崎県、鹿児島県により策定されました
大淀川水系河川整備計画のうち、国土交通省の計画対象区間とされています庄内川と高崎川の大淀川合流点付近の早急な河川整備計画の見直しと併せて、河川改修工事の早期着手について都城市当局から関係機関へ働き掛けていただきたいという趣旨の請願であり、庄内川と高崎川の河川整備の必要性を求めたものであります。
この地域の被害状況につきましては、先の一般質問で農政部長と土木部長よりそれぞれ説明があったところですので、被害状況につきましては、説明を割愛いたしますが、大雨による外水はんらんで家屋や農地等に浸水被害を受けることは、ここで生活を営む地域住民の方々にとっては、正に死活問題であります。
また、これまで何十年にも及ぶ浸水被害等への不安と我慢を強いられてきた地域住民にとっては、この河川整備計画に明記されています対象期間、おおむね三十年は絶望的なものであります。なぜならば、今回の請願箇所であります庄内川と高崎川は、一部の区間を除いて平成十八年三月に策定されました
大淀川水系河川整備計画に盛り込まれておりません。河川整備計画の見直しがされない限り、少なくとも今後三十年間は築堤等の本格的な河川改修工事が着手されないということです。しかし、これまでの長年における地域住民の苦悩を察したとき、庄内川と高崎川の河川整備は、大淀川水系への治水対策上、絶対不可欠な案件であり、市民の安心・安全を構築する観点からも重要なことであります。また、地域住民にとっては、堤防ができることは長年の悲願でもあります。
このようなことから、請願第四号「
大淀川水系河川整備計画の見直しと事業促進に関する請願書」につきましては、議員各位の御理解を賜りますようお願いいたしまして討論といたします。よろしくお願い申し上げます。(降壇)
○議 長(村吉昭一君) ほかに討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(村吉昭一君) これより、請願第四号「
大淀川水系河川整備計画の見直しと事業促進に関する請願書」の採決を行います。
本件は、委員長報告のとおり、採択することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 御異議なしと認めます。
よって、請願第四号は、採択することに決定いたしました。
◎日程第三八 議案第一四七号
○議 長(村吉昭一君) 次に、日程第三八 議案第一四七号「平成二十一年度都城市
一般会計補正予算(第四号)」を議題といたします。
◎提案理由の説明
○議 長(村吉昭一君) 議題に対する市長の提案理由の説明を求めます。
○市 長(長峯 誠君) (登壇)ただいま上程されました議案第一四七号「平成二十一年度都城市
一般会計補正予算(第四号)」につきまして御説明申し上げます。
今回、御提案申し上げました
一般会計補正予算は、市民税還付金等、緊急に必要な経費六千七百六十万八千円を追加し、予算の総額を七百八億六千二百八十一万五千円に補正しようとするものであります。
以下、款の順に従いまして、補正予算の概要を御説明申し上げます。
総務費に追加しました六千三百九十三万五千円は、景気後退の影響による市民税還付金や島津邸のアスベスト除去工事に係る経費を計上したものであります。
衛生費に追加しました三百六十七万三千円は、新型インフルエンザ対策として、人工呼吸器等購入に対する補助金を計上したものであります。
以上の歳出予算に対する歳入予算としましては、前年度繰越金及び市債等を計上しております。第二表「継続費補正」及び第三表「地方債補正」につきましては、今回の事業費補正に合わせて、それぞれ所要の措置を講じたものであります。
以上で提案理由の説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。(降壇)
◎委員会付託の省略
○議 長(村吉昭一君) 提案理由の説明が終わりましたので、この際お諮りいたします。
ただいま議題となっております本件につきましては、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 御異議なしと認めます。
よって、お諮りしましたとおり、委員会付託を省略することに決定いたしました。
なお、質疑、討論につきましては、通告を省略することにいたします。
議案熟読のため、午前十一時四十分まで休憩いたします。
=休憩 十一時十三分=
=開議 十一時四十分=
○議 長(村吉昭一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎質 疑
○議 長(村吉昭一君) これより質疑に入ります。
来住一人議員。
○(来住一人君)
新型インフルエンザ対策費として、三百六十七万三千円の補正が出ておりまして、今、マスコミを含めて大きな関心事になっておりますから、この事業の内容、人工呼吸器などを購入するのですけれども、これはどこが購入するのか、何台購入するのか、そういうことも含めて、もう少し詳しく部長の方の説明をお願いしたいと思います。
○議 長(村吉昭一君) 健康部長。
○健康部長(松元清光君) それではお答えします。
交付先は都城市郡医師会でございます。
購入内容は、人工呼吸器等とありますが、人工呼吸器を二台購入するものでありまして、「等」と付いているのは本体がありまして、それに支持アームとか台車、そういったものの付属品を含めて「等」ということでございます。
以上であります。
○議 長(村吉昭一君) ほかに質疑はございませんか。
永山透議員。
○(永山 透君) 議案第一四七号について質疑いたします。
まず、島津邸のアスベストの解体工事についてお尋ねいたします。九月二日に全員協議会が開かれましたが、委員会付託をせずに、一審議にされた理由は何なのか。そして、修復工事が五部屋の壁・天井となっておりますが、構造的にはどのようになっているのか、お尋ねしたいと思います。そして、どこまで撤去されるのか、面積は幾らなのか、工事は別途発注されるのか、作業内容はどのようなものなのか、解体時の近隣への周知徹底はどのようにされるのか、以上四点をお尋ねしたいと思います。
○議 長(村吉昭一君) 企画部長。
○企画部長(二見重弘君) お答えいたします。
漏れているところがありましたときは、再度御指摘、御質問を頂きたいと存じます。
上程をいたしましたのが本日ということになりましたのは、アスベスト除去工事に要する経費の算定をいたしますのが、ギリギリまで掛かったということでございまして、先週算定ができまして、その分を追加上程ということで、本日上程をさせていただいたという経緯でございます。時間的な関係ということでございまして、そのように御理解頂きたいと存じます。
それから、アスベストが含まれている構造材といいますか、どういったところにということでございますが、一つには、壁の塗り材の中に含まれております。これは事務室でございます。そのほか、壁・天井等で使われています、いわゆるボードといわれます成形材です。この中にアスベストが含まれているということでございます。それから、廊下の一部に天井ですが、吹きつけがなされているということでございます。吹付材として、含まれているということでございます。
次に、撤去の方法でございますが、これは完全除去工事ということで行います。今回の修復工事に該当しない部分もあるのですが、アスベストが含まれているこういう成形材等も含めまして、すべて除去するということでございます。
面積でございますが、面積のとらえ方が私も分からない部分がございますが、本宅全部を一応対象として行います。二階建ての部分にアスベスト材が含まれていないところがございますけれども、工事としましては、密封して行いますので、本宅全体の除去工事を行うということで考えております。面積につきましては、後で確認をしてお答えしたいと思います。
それから、工事でございますが、除去工事につきまして別途発注ということにいたしますと、時間が更に掛かってしまうということがございますので、本宅の修復工事を発注しております会社の横山建設の方と変更契約を行うということで、進めております。
作業内容ですが、本宅全体を密封して行うという作業でございます。
それから、周辺住民の皆様への周知でございますけれども、本日の夜、早鈴自治公民館に加入されている皆様には説明会を開催いたしますということで、御案内をいたしております。その他に、一番近い方たちには別途御案内を申し上げまして、九月十七日のお昼にお集まりを頂きまして、そのときは五名の方が御出席でしたけれども、御説明をさせていただきました。
以上のような状況でございます。
○議 長(村吉昭一君) 永山透議員。
○(永山 透君) 壁の構造は、もともと土壁ではないかと想像するのですが、その上にこの前言われましたアスベストの混じった漆喰を塗っていると。そして、その上に表面加工されているということになってくると、アスベストのものだけは撤去できないと思うのです。下壁まで全部撤去するという方法でされるのかどうか、その一点だけお尋ねします。
○議 長(村吉昭一君) 土木部長。
○土木部長(佐土原裕一君) 先ほどの面積ですけれども、壁撤去面積が三百八十六平方メートル、天井が四十六平方メートルでございます。それと厨房は別になりますけれども、壁十四・五平方メートルです。天井が二十六・四平方メートルということでございます。
それと和室の入洛壁ですけれども、土壁の上に薄い漆喰があって、入洛になっているということで、これについては、一応レベル1という工事の工法ですべて撤去すると。そして、修復をしていくということになります。
実際は吹きつけ壁というのがレベル1になるのですけれども、レベル1相当の工事をするということで、密閉作業を行いまして、床・壁、全部を密閉をして、その壁を全部撤去していくという工事になります。
以上です。
○議 長(村吉昭一君) 永山透議員。
○(永山 透君) 壁や天井も全部取り壊すのかどうか。というのは、塗装してある天井はアスベストだけをはがすことはなかなか難しいと思うのです。壁も裏打ちされていれば、その時代であれば、竹組みされていると思うのですが、その上に釜土を塗って、その上に漆喰を塗ってという順序だろうと思うのですが、その漆喰だけをとるとなると、裏も全部とれるのではないかということで、その点をお聞きしたいのです。
○議 長(村吉昭一君) しばらく、休憩いたします。
=休憩 十一時五十分=
=開議 十一時五十分=
○議 長(村吉昭一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
土木部長。
○土木部長(佐土原裕一君) 竹組みと土壁は一部残ることになります。
以上です。
○議 長(村吉昭一君) ほかに質疑はございませんか。
徳留八郎議員。
○(徳留八郎君) 議案第一四七号で、市民税の予定納付に関する還付金の額が三千八百八十三万五千円出ているのですが、これは、景気後退の影響による市民税の還付金ということが提案理由で説明がありましたけれども、大分景気が後退したのかなと思いまして、これは対象者の何%ぐらいがこれに該当するのかをお知らせいただきたいと思うのです。
○議 長(村吉昭一君) 市民生活部長。
○市民生活部長(田爪邦士君) 今回、追加でお願いをいたしました市民税の還付金でございますけれども、今回の法人の件数は六十二件と考えております。これは法人市民税の法人税割を納められる法人数が全体で七百四十件ございますので、そのうち六十二件というものでございます。
以上です。
○議 長(村吉昭一君) 徳留八郎議員。
○(徳留八郎君) 我々は景気後退を非常に懸念しているわけですけれども、今後やはり、そういう還付金が続くのか、見通しとしていかがでしょうか。
○議 長(村吉昭一君) 市民生活部長。
○市民生活部長(田爪邦士君) 今後の見通しでございますけれども、決算期が企業によってそれぞれ違いますので、今後も還付が発生するということはあろうと思います。ただ、今後につきましては歳出還付という形ではなくて、現年度に予定納付をされた分の歳入還付、歳入分から還付をしていくという格好になると思います。今現在での予測でございますけれども、試算で申し上げますと、法人市民税でございますけれども、一億三千六百九十六万一千円ほどが還付額になるのではないかと想定をいたしているところでございます。
○議 長(村吉昭一君) ほかに質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(村吉昭一君) これより討論に入ります。
森重政名議員。
○(森重政名君) (登壇)ただいま議題となっています議案第一四七号「平成二十一年度都城市
一般会計補正予算(第四号)」について、反対の討論を行います。
追加予算として提案されました予算六千七百六十万八千円のうち、都城島
津家歴史資源活用事業二千五百十万円については同意できません。この事業は既存の建物のアスベスト対策工事を行うもので、さきの全員協議会でも説明を受けたところですが、使用されているアスベストについては、購入段階や国の有形文化財に登録される段階でチェックができなかったのか。もっとしっかりと調査をすべきではなかったのか。そして、そうなると家屋の購入費にも影響をしてきたのではないかとも考えます。また、アスベストが使用されるような建物が歴史的価値があるといえるのかとも考えております。
同意できない理由につきましては、先ほどの議案第一一〇号で述べております。
以上のようなことから、議案一四七号には同意できません。これで討論を終わります。(降壇)
○議 長(村吉昭一君) ほかに討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(村吉昭一君) これより、議案第一四七号「平成二十一年度都城市
一般会計補正予算(第四号)」の採決を行います。
本件につきましては、反対の意見が出ていますので、起立により採決を行います。
本件は、原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議 長(村吉昭一君) 起立多数。
よって、議案第一四七号は原案を可決いたしました。
◎日程第三九
議員提出議案第八号
○議 長(村吉昭一君) 次に、日程第三九
議員提出議案第八号「厳しさを増す森林・林業・木材産業の活性化を求める意見書」を議題といたします。
◎提案理由説明
○議 長(村吉昭一君) 議題に対する提案理由の説明を求めます。
永田照明議員。
○(永田照明君) (登壇)今回提出されました
議員提出議案第八号「厳しさを増す森林・林業・木材産業の活性化を求める意見書」の提出者を代表し、補足説明を行います。
都城市周辺も霧島盆地という地域にあることから、周囲に山を抱え、特に、森林が市内面積の約五五%を占める都城市において、農林業従事者の高齢化が進む中、里山、奥山ともに森林の再生機能を考えるとき、木材価格の低迷、林業関係従事者の減少・高齢化等により未整備の山が増加し、木材生産機能のみならず、森林の持つ水源涵養等の公益機能自体も低下しつつある厳しい状況にあります。
都城市内の山間部においては、地域の存続や集落崩壊の危機が将来的にやって来ると思われます。そうした状況を踏まえ、民有林・国有林ともに担い手や木材産業を通じた事業の活性化、山間地域の活性化、地域産業である林業の活性化のために連立政権の下で、安全で安心でき、国民の暮らしや地域住民の生活を守るため、厳しさを増す森林・林業・木材産業の活性化を求める意見書を提出するものであります。
議員各位の御理解をよろしくお願い申し上げ、補足説明といたします。(降壇)
◎委員会付託の省略
○議 長(村吉昭一君) 提案理由の説明が終わりましたので、この際お諮りいたします。
本件につきましては、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 御異議なしと認めます。
よって、お諮りしましたとおり、委員会付託を省略することに決定いたしました。
なお、質疑、討論につきましては、通告を省略することにいたします。
◎質 疑
○議 長(村吉昭一君) これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(村吉昭一君) これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(村吉昭一君) これより、
議員提出議案第八号「厳しさを増す森林・林業・木材産業の活性化を求める意見書」の採決を行います。
本件は、原案を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 御異議なしと認めます。
よって、
議員提出議案八号は、原案を可決いたしました。
◎日程第四〇
議員提出議案第九号
○議 長(村吉昭一君) 次に、日程第四〇
議員提出議案第九号「陸上自衛隊の定数確保を求める意見書」を議題といたします。
◎提案理由説明
○議 長(村吉昭一君) 議題に対する提案理由の説明を求めます。
本仮屋勉議員。
○(本仮屋 勉君) (登壇)ただいま議題となりました、
議員提出議案第九号「陸上自衛隊の定数確保を求める意見書」について、提案理由の説明をいたします。
現在国は、平成十六年度に閣議決定した防衛大綱に基づき、新たな安全保障環境に対応するための部隊改編を行いつつ、陸上自衛隊の定数をこれまで約二万人削減し、次期中期防衛力整備計画において、平成二十六年度までに更に約五千人を削減すると計画しています。しかしながら、ここに至って今年末をめどに、現防衛大綱の見直しを図り、これに基づき次期中期防衛力整備計画の策定を行うとしており、更なる陸上自衛隊の定数削減を行うことも検討しているところです。
ところが、今日の国際情勢を見ますと、国際テロ、
大量破壊兵器などの拡散という新たな脅威に直面し、我が国から遠く離れた地域で発生した事態であっても、その脅威や影響が我が国に及ぶことが懸念されます。また、我が国周辺においても、北朝鮮の核や弾道ミサイル問題は、より深刻なものとなっており、我が国のみならず、国際社会の平和と安全に対する重大な脅威と認識されます。
一方、自衛隊は本来の我が国の防衛任務のみならず、更に、国際平和協力活動や国民保護法に基づく自衛隊活動など、その行動はより一層の多様性が求められており、国民の生命や財産を守る自衛隊の役割と重要性はますます高まってきているものと考えられます。また、過疎化や高齢化が進む地方においては、自衛隊の存在は雇用など地域の社会的機能を維持する上で、様々な役割が期待されています。
特に災害対応については、平成七年の阪神・淡路大震災での災害派遣以降、自衛隊の災害救助活動に対する国民の期待はますます大きくなっており、ここ五年間で中越地震、岩手・宮城内陸地震等、延べ十五万二千人の自衛官が災害派遣されております。
本市においても、平成十七年の台風十四号を初め、過去幾多の台風や集中豪雨の折には、都城駐屯地の地元自衛隊による献身的な復旧・救助活動が行われており、その存在は市民の安全な暮らしへの大きな支えとなっているところであり、半世紀以上に及ぶ本市と自衛隊の密接な関係は、地域経済や行政運営にも大きな影響を与えています。陸上自衛隊の定数削減は末端部隊にまで影響が及び、これ以上の削減が行われようとしていることに対し、地元では都城駐屯地の人員削減や駐屯地廃止を危惧しており、豊かで安心できる市民生活を希求する我々としては、都城駐屯地の現状維持を強く要望するものであります。
特に危惧しますのは、今回の政権交代によって鳩山内閣が発足しましたが、これにより防衛予算の削減が加速される可能性もあり、新政権には我が国の置かれている安全保障環境を冷静に分析し、性急な予算削減や安易な陸上自衛隊の定数削減に走ることなく、本市を初め、全国の地方が抱える不安の実情を充分に認識し、陸上自衛隊の定数確保が図られるよう強く要望し、地方自治法第九十九号の規定により、意見書を提出するものであります。
議員各位の賢明な御判断を頂き、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。(降壇)
◎委員会付託の省略
○議 長(村吉昭一君) 提案理由の説明が終わりましたので、この際お諮りいたします。
本件につきましては、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 異議なしと認めます。
よって、お諮りいたしましたとおり、委員会付託を省略することに決定いたしました。
なお、質疑、討論につきましては、通告を省略することにいたします。
◎質 疑
○議 長(村吉昭一君) これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(村吉昭一君) これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(村吉昭一君) これより、
議員提出議案第九号「陸上自衛隊の定数確保を求める意見書」の採択を起立により行います。
本件は、原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議 長(村吉昭一君) 起立多数。
よって、
議員提出議案第九号は、原案を可決いたしました。
◎日程第四一
議員提出議案第一〇号
○議 長(村吉昭一君) 次に、日程第四一
議員提出議案第一〇号「細菌性髄膜炎から子どもたちを守るワクチンの早期定期接種化等を求める意見書」を議題といたします。
◎提案理由説明
○議 長(村吉昭一君) 議題に対する提案理由の説明を求めます。
来住一人議員。
○(来住一人君) (登壇)ただいま議題としていただきました
議員提出議案第一〇号「細菌性髄膜炎から子どもたちを守るワクチンの早期定期接種化等を求める意見書」について、提案理由の説明をさせていただきたいと思います。
意見書の趣旨は、速やかに細菌性髄膜炎を予防接種法による定期接種対象に位置づけること、二つに、Hibワクチンの安定供給のための措置を講じることを政府に求めるものであります。
意見書案でも述べているように、細菌性髄膜炎発症者の約五%が死亡し、約二〇%に後遺症が残ると言われています。後遺症も知能障害や聴力障害、てんかんなど様々なものに及ぶと言われております。髄膜炎発症の原因は、流行性インフルエンザのウイルスと異なり、ヘモフィルスインフルエンザB型という細菌で、略称「Hib」によるものが全体の六〇%と言われております。
髄膜炎の初期症状は発熱、嘔吐で、風邪や急性胃腸炎によるものなのか、症状から原因を見抜くのはベテラン医師でも難しいとされております。Hibによる髄膜炎は発症後急激に高熱になり、数時間で一気に悪化する怖さと薬が効きにくいという特徴から、ワクチン接種が効果的と言われており、既に多くの国々でワクチンの定期接種が行われているところであります。一九八七年より接種が強力に進められたアメリカにおいては、髄膜炎の発症率が百分の一に激減し、ほとんどHibによる感染症がなくなったといわれております。定期接種対象の一類疾病に位置されることによって、ジフテリアや破傷風、ポリオ、風疹などと同じ扱いとなり、費用についても保護者の負担はなくなり、基本的には政府の責任で行うこととなり、大きな効果が期待されるところであります。ワクチンはフランス国内で製造されておりました。我が国では、平成十九年一月に承認されており、現在国内でも製造されていると聞いておりますが、製造から出荷までに二十カ月以上を要するとされており、第二項として安定供給の措置を入れたものであります。
議員各位の賛同をお願い申し上げ、簡単ではありますけれども、提案理由の説明とさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。(降壇)
◎委員会付託の省略
○議 長(村吉昭一君) 提案理由の説明が終わりましたので、この際お諮りいたします。
本件につきましては、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 御異議なしと認めます。
よって、お諮りいたしたとおり、委員会付託を省略することに決定いたしました。
なお、質疑、討論につきましては、通告を省略することにいたします。
◎質 疑
○議 長(村吉昭一君) これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(村吉昭一君) これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(村吉昭一君) これより、
議員提出議案第一〇号の採決を行います。
本件は、原案を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(村吉昭一君) 御異議なしと認めます。
よって、
議員提出議案第一〇号は、原案を可決いたしました。
◎閉 会
○議 長(村吉昭一君) 以上で、本定例会の付議事件はすべて議了いたしました。
これをもって、平成二十一年第六回都城市議会定例会を閉会いたします。
=閉会 十二時十二分=...