都城市議会 2002-12-19
平成14年第6回定例会(第7号12月19日)
平成14年第6回定例会(第7号12月19日)
平成十四年第六回
都城市議会定例会議事日程(第七号)
十二月十九日(木曜日)…………午前十時開議
※ 議案の審議(
委員長報告・質疑・討論・採決)
第 一 議案第一二七号 財産の取得について
産 経
第 二 議案第一一三号 都城市
退職年金の年額の改定に関する条例の一部を改正する条
例の制定について
第 三 議案第一二九号
議決事項の変更について
総 務
第 四 議案第一三〇号
議決事項の変更について
第 五 議案第一三一号
議決事項の変更について
第 六 議案第一一四号 都城市
手数料条例の一部を改正する条例の制定について
第 七 議案第一一五号
都城市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第 八 議案第一一六号 都城市
水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について
建 設
第 九 議案第一一七号 都城市
駐車場条例の制定について
第一〇 議案第一三二号 市道の廃止について
第一一 議案第一一八号 都城市
公設地方卸売市場業務条例の一部を改正する条例の制定
について
産 経
第一二 議案第一二八号 財産の処分について
第一三 議案第一一九号 平成十四年度都城市
一般会計補正予算(第五号)各委員会
第一四 議案第一二一号 平成十四年度都城市
国民健康保険特別会計補正予算(第二号)
第一五 議案第一二三号 平成十四年度都城市
老人保健特別会計補正予算(第三号)
文 教
第一六 議案第一二五号 平成十四年度都城市
介護認定審査会特別会計補正予算(第一号)
第一七 議案第一二六号 平成十四年度都城市
介護保険特別会計補正予算(第二号)
第一八 議案第一二〇号 平成十四年度都城市
下水道事業特別会計補正予算(第二号)
建 設
第一九 議案第一二二号 平成十四年度都城市
公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第一号)
産 経
第二〇 議案第一二四号 平成十四年度都城市
農業集落下水道事業特別会計補正予算(第
二号)
※ 本日新たに上程するもの(
提案理由説明・質疑・討論・採決)
第二一
議員提出議案第 九号
パート労働者及び
有期契約労働者の適切な
労働条件の整
備と均衡待遇を求める意見書
第二二
議員提出議案第一〇号 年金制度の改善を求める意見書
第二三
議員提出議案第一一号
道路特定財源の堅持及び高
規格幹線道路網の
早期整備を
求める意見書
第二四 報告第 二三号 専決処分した事件の報告について
第二五 議案第一三三号 都城市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
の制定について
第二六 議案第一三四号 都城市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
の制定について
第二七 議案第一三五号 都城市
教育委員会教育長の
給与、勤務時間その他の勤務条件に
関する条例の一部を改正する条例の制定について
第二八 議案第一三六号 都城市外国の
地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等
に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第二九 議案第一三七号 都城市特別職に属する
非常勤職員の報酬・
費用弁償等及び証人
等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定につい
て
第三〇 議案第一三八号 都城市
公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正
する条例の制定について
第三一 議案第一三九号 都城市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改
正する条例の制定について
第三二 議案第一四〇号 都城市
障害者施策推進協議会条例の一部を改正する条例の制定
について
第三三 議案第一四一号 平成十四年度都城市
一般会計補正予算(第六号)
第三四 議案第一四二号 平成十四年度都城市
下水道事業特別会計補正予算(第三号)
第三五 議案第一四三号 平成十四年度都城市
国民健康保険特別会計補正予算(第三号)
第三六 議案第一四四号 平成十四年度都城市
公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(
第二号)
第三七 議案第一四五号 平成十四年度都城市
老人保健特別会計補正予算(第四号)
第三八 議案第一四六号 平成十四年度都城市
農業集落下水道事業特別会計補正予算(第
三号)
第三九 議案第一四七号 平成十四年度都城市
介護認定審査会特別会計補正予算(第二号)
第四〇 議案第一四八号 平成十四年度都城市
介護保険特別会計補正予算(第三号)
第四一 議案第一四九号 平成十四年度都城市
水道事業会計補正予算(第一号)
第四二 議案第一五〇号
議決事項の変更について
本日の会議に付した事件
日程 第一 議案第一二七号 から、日程 第四二 議案第一五〇号まで
出席議員
山 田 裕 一 君 黒 木 優 一 君
楡 田 勉 君 奥 野 琢 美 君
蔵 屋 保 君 森 重 政 名 君
西 川 洋 史 君 本 田 和 夫 君
益 留 道 雄 君 福 留 一 郎 君
山 下 博 三 君 児 玉 優 一 君
永 山 透 君 杉 村 義 秀 君
今 村 美 子 君 新 西 貞 夫 君
岩 切 正 一 君 藤 井 八十夫 君
下 山 隆 史 君 龍ノ平 義 博 君
東 口 良 仲 君 徳 留 八 郎 君
有 満 忠 信 君 橋之口 明 君
本 郷 貞 雄 君 有 川 昌 廣 君
内 村 仁 子 君 松 永 義 春 君
植 村 浩 三 君 来 住 一 人 君
中之丸 新 郎 君
欠席議員
山 下 和 也 君
説明のための出席者
市長 岩 橋 辰 也 君
水道局長 原 澤 直 昭 君
助役 坂 元 義 昭 君
総務課長 松 元 清 光 君
収入役 川 崎 春 男 君
財政課長 前 田 四一郎 君
総務部長 柿木原 康 雄 君
教育委員会委員長 鎌 倉 嵩 君
企画部長 長谷川 慈 弘 君
教育長 北 村 秀 秋 君
財務部長 小路口 一 身 君
教育部長 轟 木 保 紘 君
生活環境部長 西 川 慎一郎 君
選挙管理委員会委員長 江 夏 由宇子 君
◎日程第一三 議案第一一九号
○議長(
中之丸新郎君) 次に、日程第一三 議案第一一九号「平成十四年度都城市
一般会計補正予算(第五号)」を議題といたします。
◎
委員長報告
○議長(
中之丸新郎君) 本件について各委員長の報告を求めます。
まず
、総務委員長の報告を求めます。
○
総務委員長(有満忠信君) (登壇)ただいま議題となりました議案第一一九号「平成十四年度都城市
一般会計補正予算(第五号)」について、総務委員会の審査の概要と結果を御報告申し上げます。
今回の
一般会計補正予算は、予算の総額に歳入歳出それぞれ五億五千四百六十万七千円を追加し、予算の総額を五百六億三百十二万八千円とするものであります。
まず、歳入予算について申し上げます。歳入予算補正総額は、ただいま申し上げましたとおり五億五千四百六十万七千円であります。その主なものを申し上げますと、臨時財政対策債を二億四千四百八十万円を増額するのを初め、木材乾燥施設等整備への林業構造改善事業費補助金二億百九十六万六千円、県支出金の現年発生農地農業用施設災害復旧事業費補助金五千六百万円及び野菜花卉安定対策への活動火山周辺地域防災営農対策事業費補助金四千二百七十九万二千円を増額する一方、普通交付税を一億三百六十三万三千円減額補正するものであります。その他、民生費、衛生費、農林水産業費、土木費、教育費など、歳出各款にわたる事業の確定、あるいは進捗により決定または内示のあった国・県支出金、諸収入並びに市債等が増額もしくは減額補正されるものであります。
次に、歳出予算について申し上げます。今回、付託を受けました所管の部及び委員会の歳出予算補正総額は八百七十一万円の減額補正であります。総務費で一千二百四十九万一千円、消防費で三百二万四千円、それぞれ増額する一方、総務費で二千三百六十三万四千円減額するのを初め、民生費二十一万円、農林水産業費三十八万一千円、それぞれ減額することにより、差し引き八百七十一万円の減額補正となるものであります。
以下、主なものを款ごとに申し上げます。
総務費では、庁舎等管理運営費の電気料に要する経費として三百三十万円、庁舎南別館周辺整備並びに第二駐車場及び第三駐車場の照明、フェンス等附帯工事等に要する経費として四百六万円、祝吉郡元
土地区画整理事業完了後の行政区の変更に伴う住民基本台帳及び税オンラインシステムの変更に要する経費四百四十一万円をそれぞれ増額する一方、生活交通路線十路線への国・県補助の確定に伴い、当初の市単独補助金不用額四百一万八千円、固定資産評価システム等事業費の確定に伴う不用額五百七十三万四千円、本年七月に実施された農業委員会委員選挙に要する経費の確定に伴う不用額一千二百五十六万一千円などを減額するものであります。
また、民生費及び農林水産業費におきましては国・県支出金の決定または内示のあった関係事務事業費の変更等に伴う人件費にかかわる分の組みかえ補正として五十九万一千円の減額を行うものであります。
消防費におきましては、平成十五年度に入団する消防団員六十三名分の被服費三百二万四千円を増額するものであります。
なお、第二表「債務負担行為補正」につきましては、国際規格ISO14001認証を平成十五年度中に取得するための債務負担行為を初めとする四事業について、雇用対策や事業の効果を早急にあげるために債務負担の期間及び限度総額二億二千九百九十二万五千円について債務負担行為の設定を行うものであります。
また、第三表「地方債補正」は、県補助金の内示または事業の進捗状況等により、臨時地方道整備事業ほか二つの起債事業並びに臨時財政対策金を発行可能額に合わせて、それぞれ限度額を増額もしくは減額して限度額総額を二億六千三百九十万円増額するものであります。
採決の結果、総務委員会が付託を受けました部分につきましては
、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。(降壇)
○議長(
中之丸新郎君) 次に、文教厚生委員長の報告を求めます。
○文教厚生副委員長(永山 透君) (登壇)去る十二月十六日の文教厚生委員会の審査当日に文教厚生委員長が忌引により欠席されましたので、委員長の職務を代行しまして
委員長報告を、ただいまより行います。
ただいま議題となりました議案第一一九号「平成十四年度都城市
一般会計補正予算(第五号)」につきまして、文教厚生委員会が付託を受けました部分について、審査いたしました概要と結果を御報告申し上げます。
今回、当委員会が付託を受けました歳出予算の補正総額は一億七千二百三十九万二千円であります。以下、款の順に主なものを報告いたします。
まず、第一〇款 総務費には、平成十三年度老人在宅福祉事業費補助金の精算に基づく返還金など、国・県補助金等返還金五千四十一万三千円が計上されております。
第一五款 民生費には、老人保健特別会計への繰出金五百二十五万五千円、重度心身障害者に対して医療費を助成するための経費六千八百三万四千円、母子家庭医療費助成事業に要する経費一千三万二千円、介護保険特別会計への事務費繰出金一千百七十八万七千円が計上されております。
第二〇款 衛生費には、高野簡易水道組合への飲料水供給施設整備事業費補助金百六十二万八千円、塵芥収集車車庫整備事業費等に要する経費一千三百万円が計上されております。
第五〇款 教育費には、体育施設の維持管理に要する経費二百二十七万七千円、平成十五年度に開催する浜口陽三版画展の開催準備に要する経費百二十万円が計上されております。
以上の内容について、所管部長及び課長に説明を求め、審査いたしました。
採決の結果、議案第一一九号は
全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。(降壇)
○議長(
中之丸新郎君) 次に
、建設委員長の報告を求めます。
○
建設委員長(本郷貞雄君) (登壇)ただいま議題となっております議案第一一九号「平成十四年度都城市
一般会計補正予算(第五号)」のうち
、建設委員会が付託を受けました部分につき、審査いたしました概要と結果を御報告申し上げます。
今回
、建設委員会に付託されました
一般会計補正予算の歳出予算の補正総額は二千二十七万九千円であります。
まず、土木費に計上された主なものは、都城運動公園野球場東側の花繰通線の事業進捗に伴う補正として一千七百七十九万八千円、公営住宅管理運営費のうち国の公営住宅ストック総合改善事業に採択されたことに伴う補正として六千九百四十六万九千円など、これらを増額するとともに事業の進捗に合わせて市町村道整備事業、臨時地方道整備事業、地方特定道路整備事業、
中央東部土地区画整理事業等の組みかえ措置を行い、このほか一万城団地、蓑原団地の事業確定に伴う公営住宅建設事業等の減額措置がとられております。
公営住宅ストック総合改善事業の中で、一部委員から「具体的な施工箇所は」との質疑に対し、「電気容量を上げる工事として都原団地が百五十一戸、藤田住宅が六十九戸、都北団地が六十六戸の計二百八十六戸を予定している。また、妻壁の防水、塗装の改修として都原団地が七棟、都北団地が六棟、川崎団地が三棟、神田団地が二棟、一万城、今町の両団地が各一棟の予定である」とのことでした。
次に、衛生費につきましては、合併処理浄化槽設置費補助に要する十五基分の経費の補正として一千九十八万円が計上されております。合併処理浄化槽については、これにより平成十四年度の合計が六百基となる見込みであります。
採決の結果、議案第一一九号で当委員会が付託を受けました部分は
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。(降壇)
○議長(
中之丸新郎君) 次に
、産業経済委員長の報告を求めます。
○
産業経済委員長(
黒木優一君) (登壇)ただいま議題となっております議案第一一九号「平成十四年度都城市
一般会計補正予算(第五号)」について
、産業経済委員会が付託を受けました部分につきまして、審査いたしました概要と結果を御報告申し上げます。
今回
、産業経済委員会が付託を受けましたのは、歳出総額を二億九千八百五十六万五千円増額するものであります。以下、款の順に従いまして、その内容を申し上げます。
まず、第三〇款 農林水産業費は、合計で二億八千九百七十一万五千円の増額補正であります。主なものは、県補助金の交付決定に伴い、県単独水と緑のみやざき農村整備事業費、降灰防止・降灰除去施設等整備事業における被覆園芸施設導入に要する活動火山周辺地域防災営農対策事業費等を新たに計上したのを初め、木材乾燥施設等整備特別対策事業費に要する経費等を増額したものであります。
一方、団体営ため池等整備事業費等を県補助金の交付決定に伴い減額したのを初め、議案第一二四号「平成十四年度都城市
農業集落下水道事業特別会計補正予算(第二号)」での減額補正に伴い、同会計に対する繰出金を減額したものであります。
次に、第三五款 商工費に追加されております八百八十五万円の主なものは、中心市街地活性化基本計画に基づきTMOを支援するための経費及び中小企業者特別融資資金預託業務に対する宮崎県信用保証協会への負担金等を計上するとともに、企業立地促進奨励措置に要する経費及びマーケティング支援事業に要する経費等を減額するものであります。
以上の内容について、所管部長及び所管課長の説明を求め、審査いたしました。
採決の結果、議案第一一九号で当委員会が付託を受けました部分は全
委員異議もなく
、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、ここで産業経済委員会としての要望を申し上げます。
寿屋閉店跡地の有効利用について、調査及び研究を行う寿屋跡地検討委員会がTMO構想関連事業の担い手である商工会議所において平成十四年四月に立ち上げられました。市においても今回、同委員会の調査及び研究に対する支援として三百五十万円の補正予算を計上し、TMO活動を支援する体制が整いつつあります。寿屋閉店が周辺地域に与えた影響は深刻であり、今後の跡地活用方法については商工業者を初め周辺住民の皆様は特に高い関心を持っています。跡地利用に対する具体的な試案や現状について、寿屋跡地検討委員会の調査及び研究内容を地域住民の方々へ積極的に開示し、中心市街地活性化対策を早期に講じていただきますよう要望いたします。
以上で報告を終わります。(降壇)
◎質 疑
○議長(
中之丸新郎君) 各委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中之丸新郎君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議長(
中之丸新郎君) これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中之丸新郎君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議長(
中之丸新郎君) これより議案第一一九号「平成十四年度都城市
一般会計補正予算(第五号)」の採決を行います。
本件は、各
委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中之丸新郎君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第一一九号は原案を可決いたしました。
◎日程第一四 議案第一二一号から 日程第一七 議案第一二六号まで
○議長(
中之丸新郎君) 次に、日程第一四 議案第一二一号「平成十四年度都城市
国民健康保険特別会計補正予算(第二号)」から、日程第一七 議案第一二六号「平成十四年度都城市
介護保険特別会計補正予算(第二号)」までの、以上四議案を
一括議題といたします。
◎文教厚生
委員長報告
○議長(
中之丸新郎君) 本件について、文教厚生委員長の報告を求めます。
○文教厚生副委員長(永山 透君) (登壇)ただいま議題となりました議案第一二一
号、議案第一二三
号、議案第一二五号及び議案第一二六号の四議案につきまして、文教厚生委員会の審査の概要と結果を一括して御報告申し上げます。
まず、議案第一二一号「平成十四年度都城市
国民健康保険特別会計補正予算(第二号)」の事業勘定に追加されました四百三十一万九千円は、平成十三年度収納率低下給付金の確定に伴う国民健康保険中央会への償還金等を計上したものであり、歳入予算につきましては基金繰入金を充てるものであります。
次に、議案第一二三号「平成十四年度都城市
老人保健特別会計補正予算(第三号)」に追加されました五百二十五万五千円は、医療保険制度改正に伴う電算システム開発費等を計上したものであり、歳入予算は一般会計からの繰入金を充てるものであります。
次に、議案第一二五号「平成十四年度都城市
介護認定審査会特別会計補正予算(第一号)」に追加されました一千三百二十四万円は、介護認定審査会委員報酬及び一次判定ソフトの変更に要する経費を計上したものであり、歳入予算は都城市及び北諸五町の介護認定審査会費負担金を充てるものであります。
次に、議案第一二六号「平成十四年度都城市
介護保険特別会計補正予算(第二号)」に追加されました二千三十万二千円は、要介護認定調査等事務費及び居宅介護支援住宅改修費等を計上したものであり、歳入予算につきましては国・県支出金及び事務費繰入金等を充てるものであります。
採決の結果、議案第一二一
号、議案第一二三
号、議案第一二五号及び議案第一二六号の四議案は、いずれも
全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。(降壇)
◎質 疑
○議長(
中之丸新郎君) 文教厚生委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中之丸新郎君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議長(
中之丸新郎君) これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中之丸新郎君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議長(
中之丸新郎君) これより議案第一二一号「平成十四年度都城市
国民健康保険特別会計補正予算(第二号)
」、議案第一二三号「平成十四年度都城市
老人保健特別会計補正予算(第三号)
」、議案第一二五号「平成十四年度都城市
介護認定審査会特別会計補正予算(第一号)」及び議案第一二六号「平成十四年度都城市
介護保険特別会計補正予算(第二号)」の、以上四議案を一括して採決を行います。
本件は、いずれも
委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中之丸新郎君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第一二一
号、議案第一二三
号、議案第一二五号及び議案第一二六号は、いずれも原案を可決いたしました。
◎日程第一八 議案第一二〇号
○議長(
中之丸新郎君) 次に、日程第一八 議案第一二〇号「平成十四年度都城市
下水道事業特別会計補正予算(第二号)」を議題といたします。
◎
建設委員長報告
○議長(
中之丸新郎君) 本件について
、建設委員長の報告を求めます。
○
建設委員長(本郷貞雄君) (登壇)ただいま議題となりました議案第一二〇号「平成十四年度都城市
下水道事業特別会計補正予算(第二号)」について
、建設委員会が審査いたしました概要と結果を御報告いたします。
今回の補正は、歳入歳出それぞれ一億四千九十六万五千円の減額補正であります。これは国庫補助金の内示に伴う補正及び
中央東部土地区画整理事業の進捗に伴う公共下水道事業に要する経費等を減額したものであります。
採決の結果、議案第一二〇号は
、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。(降壇)
◎質 疑
○議長(
中之丸新郎君)
建設委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中之丸新郎君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議長(
中之丸新郎君) これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中之丸新郎君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議長(
中之丸新郎君) これより議案第一二〇号「平成十四年度都城市
下水道事業特別会計補正予算(第二号)」の採決を行います。
本件は
、委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中之丸新郎君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第一二〇号は原案を可決いたしました。
◎日程第一九 議案第一二二号及び 日程第二〇 議案第一二四号
○議長(
中之丸新郎君) 次に、日程第一九 議案第一二二号「平成十四年度都城市
公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第一号)」及び日程第二〇 議案第一二四号「平成十四年度都城市
農業集落下水道事業特別会計補正予算(第二号)」の、二議案を
一括議題といたします。
◎
産業経済委員長報告
○議長(
中之丸新郎君) 本件について
、産業経済委員長の報告を求めます。
○
産業経済委員長(
黒木優一君) (登壇)ただいま
一括議題となりました議案第一二二
号、議案第一二四号について
、産業経済委員会における審査の概要と結果について御報告申し上げます。
まず、議案第一二二号「平成十四年度都城市
公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第一号)」について申し上げます。
今回、都城市公設地方卸売市場事業特別会計に追加されました二十二万七千円は、公設地方卸売市場の管理業務に要する経費を計上したものでありまして、歳入としましては施設使用料及び雇用保険料本人負担分を充てるものであります。
次に、議案第一二四号「平成十四年度都城市
農業集落下水道事業特別会計補正予算(第二号)」は、安久地区及び平田地区の農業集落下水道事業費を、事業の進捗に伴い一千二百六万八千円減額するものであります。
以上の内容について、所管部長及び所管課長の説明を求め、審査いたしました。
採決の結果、全
委員異議もなく
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。(降壇)
◎質 疑
○議長(
中之丸新郎君)
産業経済委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中之丸新郎君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議長(
中之丸新郎君) これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中之丸新郎君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議長(
中之丸新郎君) これより議案第一二二号「平成十四年度都城市
公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第一号)」及び議案第一二四号「平成十四年度都城市
農業集落下水道事業特別会計補正予算(第二号)」の、二議案を一括して採決を行います。
本件は、いずれも
委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中之丸新郎君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第一二二号及び議案第一二四号は、いずれも原案を可決いたしました。
◎日程第二一
議員提出議案第九号
○議長(
中之丸新郎君) 次に、日程第二一
議員提出議案第九号「
パート労働者及び
有期契約労働者の適切な
労働条件の整備と均衡待遇を求める意見書」を議題といたします。
◎
提案理由説明
○議長(
中之丸新郎君) 議題に対する提案理由の説明を求めます。
児玉優一議員。
○(児玉優一君) (登壇)ただいま上程されました
議員提出議案第九号「
パート労働者及び
有期契約労働者の適切な
労働条件の整備と均衡待遇を求める意見書」について、提案理由の説明を行います。
我が国の
パート労働者の数は一千二百万人を超え、実に雇用労働者の二〇%以上を占める状況になっています。しかしながら、その労働形態は低賃金の上、社会保険や補償制度もないまま過酷な就労を強いられているのが実態であります。世界は就労形態での多様化が進むなか、我が国の
パート労働者の就労状況は逆行するものと言わざるを得ません。我々は、
パート労働者、
有期契約労働者が良好な
労働条件のもと、安心して働けるよう適切な
労働条件を確保する法律の制定及び均等待遇を法律で規定するよう要望しようとするものであります。
以上で提案理由の説明を終わりますが、議員各位の御賛同を賜りますよう、お願いいたします。(降壇)
◎委員会付託の省略
○議長(
中之丸新郎君) 提案理由の説明が終わりましたので、この際お諮りいたします。
本件については委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中之丸新郎君) 御異議なしと認めます。
よって、お諮りいたしましたとおり委員会付託を省略することに決定いたしました。
なお、質疑、討論につきましては、通告を省略することにいたします。
◎質 疑
○議長(
中之丸新郎君) これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中之丸新郎君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議長(
中之丸新郎君) これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中之丸新郎君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議長(
中之丸新郎君) これより
議員提出議案第九号「
パート労働者及び
有期契約労働者の適切な
労働条件の整備と均衡待遇を求める意見書」の採決を行います。
本件は、原案を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中之丸新郎君) 御異議なしと認めます。
よって、
議員提出議案第九号は原案を可決いたしました。
◎日程第二二
議員提出議案第一〇号
○議長(
中之丸新郎君) 次に、日程第二二
議員提出議案第一〇号「年金制度の改善を求める意見書」を議題といたします。
◎
提案理由説明
○議長(
中之丸新郎君) 議題に対する提案理由の説明を求めます。
森重政名議員。
○(森重政名君) (登壇)ただいま議題となりました
議員提出議案第一〇号「年金制度の改善を求める意見書」について、趣旨説明を申し上げます。
公的年金制度は、現在の年金受給者の年金給付に充てる額を現役世代が支払う保険料によってまかなう世代間扶養の仕組みとなっています。サラリーマンや公務員などの雇用労働者である第二号被保険者は、厚生年金の場合で毎月の賃金の一七・三五%を保険料として支払っています。一方、自営業者等の第一号被保険者は毎月定額の一万三千三百円を負担しており、制度が分かれております。公的年金制度は強制加入であり、厚生年金の保険料は原則給与天引きです。一方、国民年金は事実上、自主納付となっています。
現在、第一号被保険者は制度に対する不信・不安から、あえて保険料を払わないなど、未納、未加入者が年々増加しており、所得が低く保険料を免除されている人を含めると四割近い人が保険料を支払っていないようです。保険料を払わない人が増えれば増えるほど、まじめに保険料を払う現役世代の負担が重くなり、ますます不公平が拡大します。また、保険料を納付しなければ将来は無年金、低年金となる恐れがあるなど、皆年金の基盤が揺らいでいます。
基礎年金についてはこうした不公平を是正し、基盤を安定させるため二〇〇〇年、平成十二年の年金改正法の附則で、二〇〇四年、平成十六年までの間に安定した財源を確保し、国庫負担割合の二分の一への引き上げを図ると決められました。この二分の一への引き上げを早急に実施することが必要です。国庫負担引き上げ、約二兆六千億円により、一人当たりの保険料、国民年金で月額三千円、厚生年金等の保険料率で一%を引き下げることができ、加入促進と制度への制度回復につなげることができます。
また、女性の年金制度については制度上確立されているものの、ライフスタイルの多様化に伴い、種々問題の指摘がされ、本議場でも制度の改善を求める意見書も従来出されていましたが、今回の年金制度の見直しに合わせて改めて改善を求めるものであります。
現在、二〇〇四年、平成十六年の財政再計算に向けた制度見直し議論が始まっています。次期年金制度改正では世代間扶養を基本に、現役世代と高齢世代双方に安心と信頼の年金制度を要請します。
以上、年金制度の改善を求める意見書を関係機関に提出いただきたく、各議員の賛同をよろしくお願い申し上げます。(降壇)
◎委員会付託の省略
○議長(
中之丸新郎君) 提案理由の説明が終わりましたので、この際お諮りいたします。
本件については委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中之丸新郎君) 御異議なしと認めます。
よって、お諮りいたしましたとおり委員会付託を省略することに決定いたしました。
なお、質疑、討論につきましては、通告を省略することにいたします。
◎質 疑
○議長(
中之丸新郎君) これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中之丸新郎君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議長(
中之丸新郎君) これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中之丸新郎君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議長(
中之丸新郎君) これより
議員提出議案第一〇号「年金制度の改善を求める意見書」の採決を行います。
本件は、原案を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中之丸新郎君) 御異議なしと認めます。
よって、
議員提出議案第一〇号は原案を可決いたしました。
◎日程第二三
議員提出議案第一一号
○議長(
中之丸新郎君) 次に、日程第二三
議員提出議案第一一号「
道路特定財源の堅持及び高
規格幹線道路網の
早期整備を求める意見書」を議題といたします。
◎
提案理由説明
○議長(
中之丸新郎君) 議題に対する提案理由の説明を求めます。
本郷貞雄議員
○(本郷貞雄君) (登壇)ただいま議題となりました
議員提出議案第一一号「
道路特定財源の堅持及び高
規格幹線道路網の
早期整備を求める意見書」について、少々長くなりますけれども大変大きな問題でありますので、お許しをいただいて御説明を申し上げます。
議員各位が十分御承知のとおり、平成十五年度は道路整備に関する新たな長期計画のスタートの年であり、
道路特定財源の税率が見直される年であります。また、聖域なき構造改革を掲げる小泉内閣が改革の一つとして
道路特定財源制度を見直し、一般財源として使途拡大を図るという意向を鮮明に打ち出しております。
現行の
道路特定財源制度は受益者負担の考えに基づき、自動車燃料の消費、自動車の取得・保有に着目して自動車利用者に道路整備の負担を求める制度であります。現在、消費に際して消費税以外の税が課されているのは自動車関係諸税くらいであり、提供されるサービス、つまり道路整備と税との間に密接な関係がある場合には大変合理的な制度であると言われております。また現在、自動車関係諸税には本来の税率の二倍以上の税率が課せられております。これは必要とされる道路整備費に対し、国や地方の財源が著しく不足するため、自動車利用者に特別な負担を求めているものであります。
このような性格を持つ
道路特定財源に関し、一般財源化という議論が盛んに行われております。一般財源化とは、
道路特定財源を税率をそのままにした上で、道路とは関係ない他の用途に活用するということであり、いわば
道路特定財源を所得税や消費税と同じような取り扱いにしようとするものであります。
道路特定財源諸税があくまで道路整備のために活用されるために創設され拡充されてきた経緯を踏まえれば、このような議論が簡単に認められるべきではないことは改めて説明するまでもないでしょう。県の試算によりますと、県と市町村の道路建設事業費は合わせて年間一千四百億円程度ですが、半分以上が
道路特定財源でまかなわれており、
道路特定財源が一般財源化されるとすれば約三割の事業量が削減されると見込まれております。そうなりますと待たれている圏域の道路整備事業の着手も整備改良先送りなどとして深刻な影響が及んでくることは必至であります。
また、高速道路の整備について先日示された道路関係四公団民営化推進委員会の最終報告では、道路関係四公団の債務の確実な返済だけに重点を置いた料金値下げ、採算を超える高速道路は国・地方の財源による建設などが盛り込まれています。これは高速道路の整備がようやく始まろうとしている本県にとって、高速道路網整備の大幅な遅れとともに新たな費用負担増が懸念されます。高速道路は地域経済の活性化はもとより、救急医療、災害時の代替ルート、国土保全機能維持のための定住促進等に寄与し、地域の自立ある発展につながるものであり、国土形成がいかになされるべきかという長期的視点に立って、地方に新たな負担を求めることなく国の責務として整備される必要があります。
私たち地方に住む市民にとって、道路は産業振興、生活基盤充実のための最も大切な生活密着型社会資本であると認識しております。しかしながら国・県・市道などの道路改良率が全国平均から大きく遅れている状況と、自動車交通への依存が極めて高い我が地域の特性を考えますと、道路整備総体の望むべき水準には到達していないとの実感を強く持つものであります。
以上、日常生活に大きな利便性をもたらしている道路を早急・緊急かつ計画的に整備していくためには財源の安定確保は極めて大切であり、現行の
道路特定財源制度を堅持すること、さらに高速道路網の整備水準が依然として低い本県などの地方の実情と地方の自立的な発展のための整備の重要性を深く認識された上で、東九州自動車道を初めとする一万一千五百二十キロメートルの予定路線を建設凍結することなく着実に整備することを強く要望し
、地方自治法第九十九条の規定により意見書の提出をするものであります。
議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。(降壇)
◎委員会付託の省略
○議長(
中之丸新郎君) 提案理由の説明が終わりましたので、この際お諮りいたします。
本件については委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中之丸新郎君) 御異議なしと認めます。
よって、お諮りいたしましたとおり委員会付託を省略することに決定いたしました。
なお、質疑、討論につきましては、通告を省略することにいたします。
◎質 疑
○議長(
中之丸新郎君) これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中之丸新郎君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議長(
中之丸新郎君) これより討論に入ります。
岩切正一議員。
○(岩切正一君) (登壇)ただいま議題となりました
議員提出議案第一一号「
道路特定財源の堅持及び高
規格幹線道路網の
早期整備を求める意見書」について、日本共産党を代表して反対の立場から討論いたします。
本議案は、
道路特定財源制度を堅持するとともに高速道路予定路線である一万一千五百二十キロメートルの全区間を国の責務で早期に整備するよう強く求めるものであります。道路関係四公団民営化推進委員会の最終報告と本議案は深くかかわっておりますので、最終報告についての我が党の基本的立場について述べておきたいと思います。
報道によると、辞任した今井委員長が推した事務局案に対して、むだな道路建設そのものに歯止めをかけるのが五委員の立場であるかのように言われておりますが、実態は違います。両者は、民営化に当たっては新会社が高速道路の建設と運営を担当し、道路資産と債務は新設する保有債務返済機構に引き継ぐ上下分離方式で一致しております。猪瀬委員らが高速道路をつくらないとは一言も言っていないと明言しているとおり、両者ともに整備計画そのものを変えようという立場ではありません。
最終報告となった五人の委員案は、十年後をめどに新会社が道路資産を買い取り、保有機構を解散するというものです。五委員の一人が八月に示した指針では、優良な上場企業なりに借金を年間の現金収入の十倍以内に引き下げることが上場の条件だとされていました。したがって、十年後に上場するためには八兆円以上の債務を税金投入で削減する必要があるというものです。結局のところ株式上場を視野に入れ、債務圧縮を第一にして新会社の経営を最優先するというのが最終報告の立場であります。委員長側と五委員の対立は、従来どおり鉄鋼やゼネコンに大儲けを続けさせようという勢力と、新会社と投資家の利益を追求する立場の対立に過ぎないのではないでしょうか。
道路四公団について国民が求める改革は、採算がとれず必要もない高速道路の建設をやめることであり、また巨額債務のつけを国民にまわさず、どう処理するのか。さらにファミリー企業を使った癒着と利権の構造を直ちに是正することにあると思います。民営化しさえすれば問題が解決するかのような主張をくり返してきた小泉首相の責任は重いと言わなければなりません。
次に、
道路特定財源について述べます。
道路特定財源は、一リットル当たり五十三円八十銭が課税されるガソリン税や軽油引取税、自動車重量税、自動車取得税など、年間およそ六兆円を法律などの定めによって道路建設などに使用目的が特定されているものであります。川崎・木更津間の延長十五・一キロメートルの東京湾アクアラインの交通量は当初予定の三割にすぎず、また本州・四国を結ぶ本四連絡道路も通行量が予想をはるかに下回り、百円の収入を得るのに二百十一円も経費がかかるというものであります。空を見れば空港をつくりたくなり、海峡を見れば橋を架けたくなる。このような意識をかき立てられる物質的保障となっている一つに
道路特定財源があると思います。年間約六兆円の税収ありきで
道路特定財源として使い切るためにむだな事業が膨らむ仕組みになっているからであります。
我が国の税金の使い方は、国・地方合わせて公共事業に約五十兆円、社会保障に二十兆円でありますが、この仕組みが世界にまれに見る逆立ちであります。アメリカは公共事業費に対し社会保障は四倍、イギリスは六倍であるのに、日本は逆に半分以下であります。これが七百兆円にもなろうというとてつもない借金をつくりだし、国民の購買力を冷え込ませ、不況を一層深刻化させる要因の一つとなっております。
我が党は、生活道路の整備はもちろん、過疎地を含めて国民の暮らしを守るため、均衡のとれた交通網の整備は不可欠であると考えています。そのために総合交通特別会計を創設し、道路偏重でなく中小の民間鉄道や地方バスなどの地域の公共輸送機関を整備維持する制度的保障を確立することを提起いたしております。車の交通による環境問題、交通事故などによる医療問題も発生するなど、社会的コストもかかります。したがって
道路特定財源の一般財源化は国民の納得を得られる方向にあると思います。
以上で、討論を終わります。(降壇)
○議長(
中之丸新郎君) ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中之丸新郎君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議長(
中之丸新郎君) これより
議員提出議案第一一号「
道路特定財源の堅持及び高
規格幹線道路網の
早期整備を求める意見書」の採決を、起立により行います。
本件は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
中之丸新郎君) 起立多数。
よって、
議員提出議案第一一号は原案を可決いたしました。
◎日程第二四 報告第二三号から 日程第四二 議案第一五〇号まで
○議長(
中之丸新郎君) 次に、日程第二四 報告第二三号「専決処分した事件の報告について」から、日程第四二 議案第一五〇
号「議決事項の変更について」までの、以上一報告及び十八議案を
一括議題といたします。
◎
提案理由説明
○議長(
中之丸新郎君) 議題に対する市長の提案理由の説明を求めます。
○市長(岩橋辰也君) (登壇)ただいま上程されました報告第二三号「専決処分した事件の報告について」御説明申し上げます。
報告第二三号は、平成十四年十月三十日午後三時三十分頃、都城市関之尾町六千三百二十八番地四、母智丘関之尾公園内道路において発生した街路樹の損傷事故に係る和解の成立について
、地方自治法第百八十条第一項の規定に基づき専決処分したものでありまして、同条第二項の規定により御報告申し上げるものであります。
次に、議案第一三三
号「都城市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」から、議案第一三九
号「都城市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について」までの七条例議案につきまして一括して御説明申し上げます。
本七議案は、平成十四年八月八日の人事院勧告に基づき、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律並びに「特別職の職員の給与に関する法律及び二〇〇五年日本国際博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法の一部を改正する法律」が平成十四年十一月二十二日に公布されたことに伴い、本市においても国家公務員に準じて特別職の職員等の期末手当を改定するため、及び一般職の職員等の給料、期末手当、扶養手当等を改定するため所要の改正を行うものであります。
次に、議案第一四〇
号「都城市
障害者施策推進協議会条例の一部を改正する条例の制定について」御説明申し上げます。
本件は、障害者基本法の一部が改正されたことに伴い、条文の整備を行うものであります。
次に、議案第一四一号「平成十四年度都城市
一般会計補正予算(第六号)」について御説明申し上げます。
今回御提案申し上げました補正予算は、人事院勧告による国家公務員の特別職及び一般職の給与改定に準じて実施する特別職及び一般職の職員の給与改定に伴い、所要額を計上するほか職員の期末手当の改定に伴う不用額を減額するものであります。このため歳入歳出予算の総額から、それぞれ三億八百二十三万七千円減額し、予算の総額を五百二億九千四百八十九万一千円に補正しようとするものであります。
なお、これらの歳入予算としましては、地方交付税、分担金及び負担金を計上いたしております。
次に、議案第一四二号「平成十四年度都城市
下水道事業特別会計補正予算(第三号)」から、議案第一四九号「平成十四年度都城市
水道事業会計補正予算(第一号)」までの八議案につきまして、一括して御説明申し上げます。
本八議案は、いずれも人事院勧告による国家公務員の給与改定に準じて実施する一般職の職員及び水道局の職員の給与改定に伴い、所要額を計上するものであります。このため介護認定審査会特別会計に百二十五万三千円追加する一方、下水道事業特別会計を二百六十九万一千円、国民健康保険特別会計事業勘定を一千四百六十六万七千円、公設地方卸売市場事業特別会計を八十八万一千円、老人保健特別会計を六十三万八千円、農業集落下水道事業特別会計を三十万五千円、介護保険特別会計を四百九十二万四千円及び水道事業会計を一千八百八十六万八千円減額するものであります。
なお、これらの歳入予算としましては、介護認定審査会特別会計につきましては分担金及び負担金を増額するとともに、その他の特別会計につきましては一般会計からの繰入金を減額するものであります。
また、水道事業会計につきましては減額補正予算のため、既定の収入予算を留保財源として措置するものであります。
次に、議案第一五〇
号「議決事項の変更について」御説明申し上げます。
本件は、平成十四年第四回
都城市議会定例会において、議案第一〇〇
号「工事請負契約の締結について」の議決をいただいたところでありますが、現在の基礎方式では河床地盤支持力が得られないため基礎方式を変更する必要が生じましたので、これに要する費用七百三十万二千円を増額するため、
契約金額の変更をするものであります。
以上で、提案理由の説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。(降壇)
◎委員会付託の省略
○議長(
中之丸新郎君) 提案理由の説明が終わりましたので、この際お諮りいたします。
本件中十八議案につきましては委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中之丸新郎君) 御異議なしと認めます。
よって、お諮りいたしましたとおり、委員会付託を省略することに決定いたしました。
なお、質疑、討論につきましては通告を省略することにいたします。
議案熟読のため、午後一時まで休憩いたします。
=休憩 十一時二十四分=
◎=開議 十三時 〇〇分=
○議長(
中之丸新郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎発言の訂正
○議長(
中之丸新郎君) 市長より発言の申し出がありましたので、この際お受けすることにいたします。
○市長(岩橋辰也君) この席から、先ほど提案説明を申し上げました中で一部間違いがございますので、こちらに書いてある方が本当でありまして、私のしゃべった方は間違いです。三ページにございますが、一番上に「議員の期末手当の改定」と、こうありますのを私「職員の」と言ったそうであります。訂正させていただきます。
◎質 疑
○議長(
中之丸新郎君) これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中之丸新郎君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
以上で、報告第二三号は終了いたしました。
◎討 論
○議長(
中之丸新郎君) これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中之丸新郎君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議長(
中之丸新郎君) これより、議案第一三三
号「都城市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
」、議案第一三四
号「都城市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
」、議案第一三五
号「都城市
教育委員会教育長の
給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定について
」、議案第一三六
号「都城市外国の
地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
」、議案第一三七
号「都城市特別職に属する
非常勤職員の報酬・
費用弁償等及び証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について
」、議案第一三八
号「都城市
公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
」、議案第一三九
号「都城市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について
」、議案第一四〇
号「都城市
障害者施策推進協議会条例の一部を改正する条例の制定について
」、議案第一四一号「平成十四年度都城市
一般会計補正予算(第六号)
」、議案第一四二号「平成十四年度都城市
下水道事業特別会計補正予算(第三号)
」、議案第一四三号「平成十四年度都城市
国民健康保険特別会計補正予算(第三号)
」、議案第一四四号「平成十四年度都城市
公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第二号)
」、議案第一四五号「平成十四年度都城市
老人保健特別会計補正予算(第四号)
」、議案第一四六号「平成十四年度都城市
農業集落下水道事業特別会計補正予算(第三号)
」、議案第一四七号「平成十四年度都城市
介護認定審査会特別会計補正予算(第二号)
」、議案第一四八号「平成十四年度都城市
介護保険特別会計補正予算(第三号)
」、議案第一四九号「平成十四年度都城市
水道事業会計補正予算(第一号)」及び議案第一五〇
号「議決事項の変更について」の、以上十八議案を一括して採決を行います。
本件は、いずれも原案を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中之丸新郎君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第一三三
号、議案第一三四
号、議案第一三五
号、議案第一三六
号、議案第一三七
号、議案第一三八
号、議案第一三九
号、議案第一四〇
号、議案第一四一
号、議案第一四二
号、議案第一四三
号、議案第一四四
号、議案第一四五
号、議案第一四六
号、議案第一四七
号、議案第一四八
号、議案第一四九号及び議案第一五〇号は、いずれも原案を可決いたしました。
◎閉 会
○議長(
中之丸新郎君) 以上で、本定例会の付議事件はすべて議了いたしました。
これをもって、平成十四年第六回
都城市議会定例会を閉会いたします。
=閉会 十三時〇六分=...