仙台市議会 2002-02-22 平成14年第1回定例会(第4日目) 本文 2002-02-22
市長は現在の状況を、一層混迷の度が深まっていること、さらに、内外の社会情勢は先行きに不透明感が加わり、市民生活にかつてない不安と痛みが広がっているという認識を述べておられます。 また、一方、これは新世紀の試練であり、強い志を持って乗り越えなければならないものと、御自分自身を励ましておられるようでもあります。以下、市長の並々ならぬ御決意のほどを感じる文章が続くのであります。
市長は現在の状況を、一層混迷の度が深まっていること、さらに、内外の社会情勢は先行きに不透明感が加わり、市民生活にかつてない不安と痛みが広がっているという認識を述べておられます。 また、一方、これは新世紀の試練であり、強い志を持って乗り越えなければならないものと、御自分自身を励ましておられるようでもあります。以下、市長の並々ならぬ御決意のほどを感じる文章が続くのであります。
要約させていただきますと、現在の不安と痛みの社会情勢を、強い使命感と決意を持って臨むと述べられ、次に市民生活の安心、安全の確保、新たな可能性への挑戦と都市の活力の創造、二十一世紀都市への取り組み、現在の情勢に対応し得る都市経営の構築の四点を掲げられました。 ここで述べられている施策に異論を唱えるつもりはありませんが、大事なのは現在という時代をどうとらえるかという一点にあります。
それは、痛みを強いる側が、その痛みを我がものとして受けとめているかどうか、その痛みを分かち合い共有する決意があるかどうかということであろうかというふうに思うわけであります。 そのような認識に立ちまして、具体に質問をさせていただきたいと思います。 まず、給与カットであります。 御案内のとおり、昨年十二月の完全失業率は五・六%、昨年の平均失業率は前年度よりも三ポイント上昇して五・〇%。
さらには、昨年の米国テロ事件や牛海綿状脳症問題などを背景として、内外の社会情勢は先行きになお不透明性を加え、市民生活にはかつてない不安と痛みが広がっております。 しかし、これは乗り越えなければならない新世紀の試練であります。この中で我が国の社会経済システムはいや応なく大きな構造的転換を余儀なくされており、本市もまたこの時代の激流に覚悟を持って対峙しなければなりません。
結局、小泉改革は、浪費を温存して、国民には痛みを押しつけるだけの政治で、自民党政治の地金が明瞭に出てきました。 こうした中で、来年度予算の編成に求められているのは、落ち込んだ国内消費を回復させて景気を立て直すとともに、財政再建の道筋をつけることです。
とりわけ、完全失業率が五・四%という空前の大失業時代に突入し、雇用不安は拡大の一途であり、小泉内閣の痛みを伴う聖域なき構造改革、特に七特殊法人の民営化や廃止などの中身によってはますます矛盾が膨らみかねません。 小泉内閣は、景気が悪いから構造改革だと強調していますが、その本質は、より一層の規制緩和を柱とした市場経済主義の拡大でしかありません。
その上、小泉内閣の骨太方針は、不況打開策も暮らしや福祉向上の施策もなく、あるのは不良債権処理、社会保障切り捨て、大増税など、国民の生活を破壊し、耐えがたい痛みを国民に強いるものばかりです。国に対して解雇規制法の制定やサービス残業根絶促進を求めるべきです。
国民には耐えがたい激痛となる痛みを次々と押しつけようとする小泉内閣も、認可保育所に入れない待機児童が、昨年十月、全国で五万八千人、潜在的には数十万人と見られる中で、待機児童ゼロ作戦を掲げ、三年間で十五万人の受け入れ増を打ち出しました。
初めに、第百二号議案平成十二年度一般会計・特別会計決算認定に関する件と第百九号議案平成十三年度一般会計補正予算(第一号)に関連して、国民に痛みを押しつける小泉内閣の政治から、住民の暮らしや命、雇用や地域経済を守る施策の展開について伺います。
痛みのみならず、批評、批判、そしてかゆみもあるでしょう。他都市のまねをしていればいいものではありません。仙台方式の積極的な行政改革を願うものですが、市長はいかかがでしょうか、お答え願います。 次に、具体的に企業会計であります。 交通はバスと地下鉄があるわけです。地下鉄の方は心配しておりませんが、バス事業、今々のことのみならず、どのような改革をしていくのか、お伺いします。
そういう方々、同じ職員の方々が苦労して、何とかしたいんだけれども目いっぱいここまで今努力しておりますという話を聞いているけれども、ここに居並ぶ皆さん方はそういう市民の深刻な痛みとか悩みとか苦しみとかというのがどういうふうに伝わっているのか、本当にちょっとがっかりしましたけれども、これ以上言うとあれですから。
一方、湯布院では、二年前から水中運動教室を始めて、百人以上の高齢者が腰やひざの痛みを改善したと言われております。温泉利用によって病院のサロン化が解消すると、温泉を活用した保険事業を積極的に推進している自治体では、高齢者の医療費の削減の実態は明らかであります。本市におきましても、温泉を高齢者の健康増進、疾病予防に積極的活用を図るべきと思いますが、御所見をお伺いいたします。
4)生きる力、思いやりの心をはぐくむ人間教育の推進 義務教育における基礎的学力の修得と並んで、みずから学び、考え、行動する 力、すなわち「生きる力」をはぐくむとともに、子育てにかかるボランティア体 験学習や高齢者、障害者との触れ合い交流を通じて、命の尊さを学び、人の痛み に共感できる優しい心、豊かな感性をはぐくむ人間教育の推進が望まれます。
また、施設におきましては、施設の利用者が歯の痛みですとか、入れ歯が合わないですとか、そういった歯科的な問題や困り事があると答えた施設が、老人施設では89.2%、障害児者施設では73%となっております。 次に、予防処置や歯科医療の受療状況についてでございます。
当局がどこまで負担するか明らかにして住民と痛みを分かち合う姿勢がない限り、この適用は市政に対する住民の不信感を永久にぬぐい去ることはできないと考えます。私は本市西部の地域中心拠点の実現を目指す立場から、将来の市政に対して危惧の念に耐えません。この点について市長のお考えをお伺いいたします。
朝の読書を始めて一年もたつと、子供たちから、本を通して家族との会話がふえた、一冊の本を読み終える充実感、自分に自信が持てたとか、人の悲しみや痛みを思いやれるようになったなどの声が寄せられているとあります。 本市の小中高校における朝の読書運動は、その後どのように対応されたのか。また、本市の全校に朝の読書運動を推進すべきと思います。お考えをお聞かせください。
将来的にという話ですので、どこまでの将来なのかわかりませんけれども、それとあわせて給与表の改定によって相当の減額というか、職員の皆様には痛みを求めているわけですが、その部分での削減のトータルとしての──その将来の時期がどの程度の時期なのかよくわかりませんけれども、何とあわせて将来なのか。
半世紀にわたり権利を制限され、事業化を待たされてきたのに、また先送りされる市民の胸の痛みが本当にわかっているのでしょうか。長町副都心計画では五十メートルの大通りをつくる計画ですが、これは当面の必要性が全くないのにお金を湯水のように注ぎ込むものであります。その一方で、五年前に説明した約束さえ守らず、住民に一方的に我慢と犠牲を強いるやり方では、市民の合意を得ることはできないでしょう。
総じて行財政改革ということを進めるためには、どうしても行政だけではなくて、市民の方々に痛みを伴っていただかなければならないという側面も残念ながらこれはあるわけございまして、そういった中で、しかしお互いが大変なところを理解し合う、いいところを伸ばし合うという市民と行政との今後の行財政改革を進めていく上で新しい関係をどのようにつくっていくのかということが非常に問われているだろうというふうに考えております