平成四年三月に改定いたしました現行の地域防災計画は、宮城県沖地震と同規模の地震を想定して策定しておりますが、直下型や震度が七の烈震という今回の兵庫県南部地震の教訓を踏まえまして、今後の計画見直しにおきましては、これまでの計画になかったさまざまな災害のシミュレーションを想定いたしまして、大規模災害に総合的、機動的に対応できる計画を策定することといたし、各局、区におきまして、現在検討委員会を設置いたしまして
宮城県沖地震と比較いたした場合、都市規模や都市構造、また自然、地理的な条件等々、固有の相違はございますけれども、兵庫県南部地震は都市直下型地震でございますし、また震度も七という烈震を記録したあたりが一番大きな相違点であろうかと思います。
それから家族の防災会議の関係でございますが、幸いと申しましょうか、私どもは５３年に震度５の洗礼を受けておりますので、ある程度そういった中で建物の弱いものはなくなってきているという感じは持っておりますが、しかしなかなか経年変化の老朽化の問題もございますので決して安心できない、特に今回のような瞬時に広域的に出る災害に対しましては、あくまでも個々の方々がどう対応するかというのが一番大きな問題でございますので
２点といたしまして、マイコンメーターの採用ということで、震度５以上の地震になりますとメーター部分で停止するということで、家の中は安心だということでございまして、これも、昭和６３年の６月から採用しておりまして、１０年計画でやっております。ですから、今６年経過したということで、６０％ぐらい、このマイコン化になっております。
震度からいえば２ないし３ぐらいだと思うんです。これが朝夕のラッシュ時間、平時は、あの場所あたりは大体５０分に１便のバスのようでありますから……。いずれにしても、バス以外は大型トラック、普通の４トン車、小型トラックも通過する場所であります。振動するたびに非常に大きなショックを受けているのが周辺の住民のようであります。