気仙沼市議会 2017-12-20 平成29年第94回定例会(第5日) 本文 開催日:2017年12月20日
また、気仙沼の文化や歴史に触れ、庭園のすばらしさを感じてもらう場として、身近な文化財に触れ親しむ機会を提供するための特別公開、伊達氏重臣の鮎貝氏の歴史を学ぶ講演会、子供お茶会等のおもてなしイベントを開催し、文化財所有者や地元住民等と連携しながら、多くの方々に煙雲館を貴重な財産として再認識してもらうための事業を展開しております。
また、気仙沼の文化や歴史に触れ、庭園のすばらしさを感じてもらう場として、身近な文化財に触れ親しむ機会を提供するための特別公開、伊達氏重臣の鮎貝氏の歴史を学ぶ講演会、子供お茶会等のおもてなしイベントを開催し、文化財所有者や地元住民等と連携しながら、多くの方々に煙雲館を貴重な財産として再認識してもらうための事業を展開しております。
武田氏は、その後藩の重臣に列せられ、幕末の戊申の役の際、武田安之助信昌が仙台藩の一隊長として福島方面に出陣して戦死し、和渕の耕徳院の武田家墓前には伊達家から贈られた石でつくられた花立てや灯籠があります。伊達家より与えられた屋敷は、現存はしておりませんが、屋敷が建っていたところは今でもお邸と呼ばれております。
これをつくった趣旨はと申しますと、大崎地方のネームバリューであります伊達家、岩出山と涌谷町、そして伊達家の重臣である茂庭家、松山との伊達家でのつながりを持たせた三都宝物語と称して、歴史、文化や観光ルートを中心とした企画を作成し、城跡や城下町、自然、工芸、芸能等、大崎地域を啓発するというものであります。
松山地域では、仙台藩伊達家の重臣茂庭家の歴史的素材を生かした着地型観光事業の展開を図るため、三都(みくに)宝訪ね歩き事業の推進を取り組んでおります。三本木地域ではまちづくり活動へ参加する住民の1割アップを図ることを目標に、地域づくり活動、協働の仕組みの強化に取り組んでおります。鹿島台地域では、市内外のリピーター確保につながる新企画の創設など南の玄関にぎわいのまちづくりの取り組みを行っております。
言うまでもなく、松山は仙台藩伊達家の重臣茂庭家の城下町として栄え、町並みの各所に当時の面影がしのばれ、文化遺産や伝統芸能も数多く継承されているところであります。また、昭和の歌謡界を代表する国民的歌手フランク永井の出身地として、フランク永井展示室を昨年10月27日オープンし、好評を博しております。