仙台市議会 1997-06-16 平成9年第2回定例会(第3日目) 本文 1997-06-16
市立大学構想は、諸般の事情から困難と判断をいたし、昨年度の施政方針の中で明らかにいたしたところでございますが、その後も引き続き地元進学機会の拡大に対するニーズを初めとする諸課題にこたえていく取り組みの検討を進めてまいったところでございます。
市立大学構想は、諸般の事情から困難と判断をいたし、昨年度の施政方針の中で明らかにいたしたところでございますが、その後も引き続き地元進学機会の拡大に対するニーズを初めとする諸課題にこたえていく取り組みの検討を進めてまいったところでございます。
これは、先ごろ制定された大学整備促進補助金交付要綱を受け、市内において東北科学技術短期大学と二つの専門学校を設置している東北文化学園から申請があったことに伴うものでありますが、こうした制度によって大学や短大の新増設などが促進されることは、地元進学機会の拡大を望んできた多くの市民の願いにこたえるものであり、大変有意義なものであると考えます。
その一つ、地元進学機会の拡大という点につきましては、既存大学の学部学科の新増設や推薦枠の確保等、可能な支援のあり方を含め努力してまいりたいと考えますし、第二の生涯学習環境の充実につきましては、地元高等教育機関と地域との連携を深める中で、学都仙台にふさわしい高次な生涯学習システムを構築し、リカレント教育を含めた、市民や産業界への多様な生涯学習ニーズへの対応を図ってまいりたいと考えておるところでございます