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03月10日-06号

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  1. 大崎市議会 2021-03-10
    03月10日-06号


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    令和 3年 第1回定例会(2月)          令和3年第1回大崎市議会定例会会議録(第6号)1 会議日時      令和3年3月10日      午前10時00分開議~午後3時56分延会2 議事日程 第1 会議録署名議員指名 第2 議案第49号 副市長の選任について    (説明、質疑、表決) 第3 議案第50号 令和3年度大崎市一般会計補正予算    (説明、質疑、討論、表決)3 本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員指名 日程第2 議案第49号 副市長の選任について      (説明、質疑、表決) 日程第3 議案第50号 令和3年度大崎市一般会計補正予算      (説明、質疑)4 出席議員(29名)    1番  早坂 憂君         2番  伊勢健一君    3番  鹿野良太君         4番  山口文博君    5番  山口 壽君         6番  佐藤仁一郎君    8番  八木吉夫君         9番  佐藤講英君   10番  氷室勝好君        11番  佐藤弘樹君   12番  中鉢和三郎君       13番  相澤久義君   14番  鎌内つぎ子君       15番  木村和彦君   16番  加藤善市君        17番  横山悦子君   18番  関 武徳君        19番  遊佐辰雄君   20番  只野直悦君        21番  富田文志君   22番  山田和明君        23番  氏家善男君   24番  山村康治君        25番  木内知子君   26番  佐藤和好君        27番  小沢和悦君   28番  佐藤 勝君        29番  後藤錦信君   30番  相澤孝弘君5 欠席議員(なし)6 欠員(1名)    7番7 説明員   市長        伊藤康志君    副市長       高橋英文君   副市長       三保木悦幸君   病院事業副管理者  横山忠一君   総務部長      門脇喜典君    総務部理事(財政担当)                                渋谷 勝君   市民協働推進部長  赤間幸人君    民生部長      佐藤俊夫君   産業経済部長    茂和泉浩昭君   建設部長      茂泉善明君   上下水道部長    佐藤 基君    市民病院経営管理部長                                八木文孝君   総務部参事     遠藤富士隆君   市民協働推進部参事 大塲一浩君   松山総合支所長   佐藤賢一君    三本木総合支所長  荻野信男君   鹿島台総合支所長  熊谷裕樹君    岩出山総合支所長  岡本洋子君   鳴子総合支所長   高橋幸利君    田尻総合支所長   伊藤圭一君   総務部人財育成課長 坪谷吉之君    総務部市政情報課長 佐藤秀宜君   民生部高齢介護課長 高橋亮一君    民生部健康推進課長 宮野 学君   産業経済部産業商工課長        産業経済部観光交流課長             小野寺晴紀君             古内康悦君   検査課長      齋藤淳一君    民生部健康推進課副参事                      (新型コロナウイルス                      ワクチン接種担当) 角田 強君   建設部建設課技術副参事   (公園・維持担当) 宍戸 淳君  教育委員会   教育長       熊野充利君    教育部長      宮川 亨君   教育部参事     安藤 豊君    教育部参事     鈴木勝彦君   教育部生涯学習課長 高橋和広君    教育部松山支所長兼松山公民館長                                千葉悦郎君   教育部鹿島台支所長兼鹿島台公民館長             鹿野英行君8 議会事務局出席職員   事務局長      尾形良太君    参事        寺田洋一君   係長        佐々木 晃君   主幹        角力山真美君   主事        高島和法君               午前10時00分 開議 ○議長(相澤孝弘君) 出席議員定足数に達しておりますので、議会が成立いたしました。 これから会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付いたしております議事日程第6号をもって進めてまいります。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員指名 ○議長(相澤孝弘君) 日程第1、本日の会議録署名議員を指名いたします。18番関武徳議員、19番遊佐辰雄議員のお二人にお願いいたします。--------------------------------------- △諸報告 ○議長(相澤孝弘君) 御報告いたします。 地方自治法第121条の規定により、お手元に配付のとおり、本日の議場出席者の通知がありました。---------------------------------------               議場出席者名簿                               令和3年3月10日   市長        伊藤康志君    副市長       高橋英文君   副市長       三保木悦幸君   病院事業副管理者  横山忠一君   総務部長      門脇喜典君    総務部理事(財政担当)                                渋谷 勝君   市民協働推進部長  赤間幸人君    民生部長      佐藤俊夫君   産業経済部長    茂和泉浩昭君   建設部長      茂泉善明君   上下水道部長    佐藤 基君    市民病院経営管理部長                                八木文孝君   総務部参事     遠藤富士隆君   市民協働推進部参事 大塲一浩君   松山総合支所長   佐藤賢一君    三本木総合支所長  荻野信男君   鹿島台総合支所長  熊谷裕樹君    岩出山総合支所長  岡本洋子君   鳴子総合支所長   高橋幸利君    田尻総合支所長   伊藤圭一君   総務部人財育成課長 坪谷吉之君    総務部市政情報課長 佐藤秀宜君   民生部高齢介護課長 高橋亮一君    民生部健康推進課長 宮野 学君   産業経済部産業商工課長        産業経済部観光交流課長             小野寺晴紀君             古内康悦君   検査課長      齋藤淳一君    民生部健康推進課副参事                      (新型コロナウイルス                      ワクチン接種担当) 角田 強君   建設部建設課技術副参事   (公園・維持担当) 宍戸 淳君  教育委員会   教育長       熊野充利君    教育部長      宮川 亨君   教育部参事     安藤 豊君    教育部参事     鈴木勝彦君   教育部生涯学習課長 高橋和広君    教育部松山支所長兼松山公民館長                                千葉悦郎君   教育部鹿島台支所長兼鹿島台公民館長             鹿野英行君--------------------------------------- △日程第2 議案第49号 ○議長(相澤孝弘君) 日程第2、議案第49号副市長の選任についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 議案第49号副市長の選任について御説明申し上げます。 市議会の御同意を得て選任いたしておりました本市副市長三保木悦幸氏は、令和3年3月31日をもって辞職いたしますことから、次期副市長に尾松智氏を適任と認め、選任いたしたく、地方自治法第162条の規定により議会の同意を求めるものであります。 何とぞ御同意賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(相澤孝弘君) これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第49号については、大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(相澤孝弘君) 御異議なしと認めます。よって、議案第49号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これから議案第49号を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(相澤孝弘君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第49号副市長の選任については、同意することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程第3 議案第50号 ○議長(相澤孝弘君) 日程第3、議案第50号を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 議案第50号の補正予算について御説明いたします。 議案第50号令和3年度大崎市一般会計補正予算(第1号)につきましては、本年4月から実施する新型コロナウイルス感染症対応としてワクチン接種に必要となる経費のほか、求職者の緊急雇用や社会福祉サービス、農林業、商工業の事業者支援、教育支援員の配置に要する経費を計上するほか、国の第3次補正予算に対応し令和2年度に前倒しすることとした事業費を減額補正するものであります。 なお、詳しい内容につきましては担当から補足説明をいたさせますので、御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(相澤孝弘君) 次に、補足説明を求めます。 渋谷総務部理事。     〔総務部理事(財政担当) 渋谷 勝君登壇〕 ◎総務部理事[財政担当](渋谷勝君) 私からは、議案第50号令和3年度大崎市一般会計補正予算(第1号)について補足説明を申し上げます。 令和3年第1回大崎市議会定例会追加議案、令和3年3月10日提出の2ページを御覧願います。 第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれに8億8,292万6,000円を追加し、予算総額を700億3,292万6,000円に定めるものであります。 歳入歳出予算は3ページに記載しております第1表のとおりであります。 第2条は債務負担行為の補正で、4ページに掲載しております第2表のとおり、2か件を追加するものであります。 第3条は地方債の補正で、4ページに掲載しております第3表のとおり、1か件を変更するものであります。 次に、一般会計の歳入歳出予算の主な内容につきまして御説明を申し上げます。 冊子番号1の令和3年度補正予算に関する説明書、令和3年3月10日提出の6ページ、7ページを御覧願います。 初めに、歳出予算の主な内容につきまして御説明を申し上げます。 2款総務費、1項総務管理費は、3目人事管理費で、感染症対策緊急対応型雇用創出事業に2,328万3,000円を、20目事務改善費で、感染症対策テレワーク実証実験事業に111万6,000円を計上するものであります。 3款民生費、1項社会福祉費は、1目社会福祉総務費の感染症対策社会福祉サービス継続支援事業に150万円を、4款衛生費、1項保健衛生費は、3目一般予防費の新型コロナウイルスワクチン接種事業に7億1,614万4,000円を計上するものであります。 8ページ、9ページを御覧ください。 6款農林水産業費、1項農業費は、3目農業振興費で、農業生産災害対策支援事業に318万8,000円を追加し、4目畜産業費には、感染症対策畜産業支援事業に3,500万円を計上するものです。 7款商工費は、1項商工費の6目感染症経済対策費に、感染症対策商工業支援事業として、割増商品券発行事業等業務委託料鳴子温泉郷応援宿泊助成事業補助金など合わせて1億692万2,000円を計上するものであります。 8款土木費、2項道路橋りょう費の2目道路橋りょう維持費では、社会資本整備道路修繕事業に計上いたしました事業費1億3,860万円について、国の第3次補正予算による採択を得て、本市の令和2年度補正予算に計上したことから、重複計上となった令和3年度の当該事業費を減額補正するものであります。 10款教育費、1項教育総務費は、2目事務局費の教育支援員等配置事業に3,259万3,000円を、5項社会教育費は、1目社会教育総務費の感染症対策社会教育事業オンライン化環境整備事業に81万1,000円を計上するものであります。 次に、歳入の補正予算につきまして御説明申し上げます。4ページ、5ページを御覧願います。 15款国庫支出金、1項国庫負担金、4億828万7,000円及び、2項国庫補助金の3目衛生費国庫補助金3億785万7,000円は、新型コロナウイルスワクチン接種事業に対する財源を計上するものであります。 5目土木費国庫補助金は、社会資本整備道路修繕事業の令和2年度への前倒し計上に伴い、充当財源6,830万円を減額補正するもので、22款市債の1項市債、6目土木債も同様の理由で6,300万円を減額するものであります。 なお、19款繰入金、1項基金繰入金は、本補正予算の財源調整といたしまして、1目財政調整基金に2億9,553万2,000円を計上するものでありますが、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の採択を得た後には財源補正を予定するものであります。 以上、議案第50号の補足説明とさせていただきます。 ○議長(相澤孝弘君) これから質疑に入ります。 新型コロナウイルス感染症対策として中座される議員は、別室にて質疑の視聴をお願いいたします。 質疑の通告がありますので、順次発言を許します。 2番伊勢健一議員。 ◆2番(伊勢健一君) おはようございます。 二十四節気における啓蟄を過ぎまして、本議会が開会した当初から比べると、少しずつ温かさを感じる今日この頃でございます。 それでは、ただいまから、議案第50号、令和3年度大崎市一般会計補正予算につきまして、質疑を行わせていただきます。 まず初めに、歳出3款1項1目、感染症対策社会福祉サービス継続支援事業、こちらの事業継続支援金の概要について、お尋ねをいたします。 ○議長(相澤孝弘君) 高橋高齢介護課長
    民生部高齢介護課長(高橋亮一君) おはようございます。よろしくお願いします。 概要を説明申し上げます。新型コロナウイルスの感染者が発生し休業した社会福祉サービス事業者への事業継続支援金の交付と、休業した事業所に代わり利用者にサービスを提供した事業者への利用者支援協力金の交付の2本立ての支援金交付事業でございます。 大きな目的は2つ、1つ目は、利用者の方のサービス利用の機会を確保すること、2つ目は、休業した事業所の円滑な再開と事業の継続を支援することでございます。 感染者が発生して休業した事業所には、事業継続支援金として50万円、休業した事業所の利用者に対し代替的なサービスを提供し、利用者のサービス利用の機会の確保に協力した事業所には、利用者支援協力金として10万円、また、居宅介護支援事業所については、その利用者のケアマネジャーに利用者1人当たり2万円の支援金の交付としています。 以上です。 ○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) まずこの事業継続支援金の事業を構築するに当たって、大変な御苦労があったことと推察いたします。その中で、この休業された事業所に対して50万円、それから代替サービスを提供した施設に対して10万円、それから、いわゆるケアマネジャーに利用者1人当たり2万円ということですが、この金額の根拠についてお尋ねをいたします。 ○議長(相澤孝弘君) 高橋高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(高橋亮一君) 根拠について説明申し上げます。 まず事業継続支援金につきましては、国の2次補正、宮城県及び仙台市の3者が、おのおの支援事業を設定しておりまして、そのうち、かかり増し経費に対する助成金事業があります。助成金額はサービス種別ごとに上限額が設定されております。そのうち、おおよそ代替サービスの提供者となり得る通所訪問サービス系の上限額を用いました。上限額の平均に近い切りのいい数字として50万円とした次第です。 続きまして、利用者支援協力金の積算根拠につきまして、こちらは宮城県と仙台市で同様の支援制度を設定しております。感染者が発生した事業所へ応援職員を派遣した事業所への支援制度を整備しておりまして、職員派遣に係る感染対策のかかり増し経費に対して助成金を支給しております。こちらも、おおよそ代替サービスの提供者となり得る訪問サービス系の上限額の平均に近い切りのいい数字として、10万円とした次第です。 それと、居宅介護支援事業者ケアマネジャー業務になりますけれども、こちらにつきましては、感染者が発生し事業者が休業した場合、利用者と非常に緊密に関わらなければならない。通常業務以外に利用者の健康状態を伺い、要望に沿った代替プランを策定したり、あるいは代替サービス業者を探すなど、利用者と連絡を取り合うことになります。さらに、ケアマネジャーについては、利用者一人一人、違う方と契約されていらっしゃいますので、こちらは事業所に対しての金額ではなくて、利用者1人当たり2万円ということで決めさせていただきました。 ○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) この休業をしたところに50万円ということなのですが、これは例えば、別な部分になりますが、鳴子温泉郷応援宿泊助成事業補助金などですと、施設によって大きさ、規模によって様々違いがありますし、やはり休業したときのいわゆる損失の大きさというものもあったと思うのですが、その辺、どのように考慮したのか、もしくはその一律としたという部分の根拠についてお示しをいただければと存じます。 ○議長(相澤孝弘君) 高橋高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(高橋亮一君) この発案、制度設計については令和2年11月のことでした。それ以前、事業所と接触する機会の中で、社会福祉サービス事業所で感染者が発生してしまったときの支援制度を要望する声を頂戴しておりました。 国や県、仙台市では、感染対策のかかり増し経費に対する助成金でございます。ただ、本市のこの事業につきましては、支援金、例えば休業に伴う減収分への支援ですとか、あるいは利用者に代替サービスを提供した協力事業者に対する支援金ということから、かかり増し経費とは一切関わりがないという部分、さらに、減収に至る事業者というのは、やはり休業を伴うものでございます。例えば入所施設ですと、逆に申し上げますと、休業したくても休業できないような状態でして、ずっと利用者を入所させている状態が続きます。ということは、それは報酬の請求はできますので、必ず全く減収にならないかといえばそうではないかもしれないですけれども、そういう部分で、やはり休業という部分をメインにして減収分の補填ということを考えました。ただ、その金額の大小につきましては、やはりメインとなるのが通所事業所ですとか、一定の規模の事業所ですので、一律という部分で当初から検討をさせていただきました。 ○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 今一律ということで、様々、いわゆる事業者の方の声を反映されているとは思うのですが、今の課長の御答弁の中で、休業の減収部分ということのお話でございましたが、やはり現場の声を聞いてみると、休業の減収部分ということだけではなしに、やはり利用者の利用控えによる減収というものも大分多くございます。今お話もあったとおり、いわゆる入所系の施設のほうを聞いてみると、いわゆる感染に対する、恐れというか、それに対応をしながら、なおかつ、例えば通所系であればその利用控えという部分もあるのですが、その辺のところというのは今回検討はしなかったのか、お伺いをいたします。 ○議長(相澤孝弘君) 高橋高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(高橋亮一君) 例えば通所系ですと、昨年のたしか5月分の利用分から、2段階上の報酬の請求ができるということを厚生労働省から通達されておりまして、確かに利用者さんがちょっと控えられたという部分は見受けられます。件数で見ますとそういう部分はあろうと思いますが、ただ報酬額的にはさほどその減収に至っていないという部分は見受けられました。 ただ、議員おっしゃるとおり、事業所によってはやはり何人も控えられたという部分はあったかと思います。ただ、そこの部分については大変申し訳ございません。今回は、あくまで感染者が発生したという部分で決着させていただいた次第です。 ○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) これは、バランスが非常に大事だと思います。利用控えをされると、やはり認知症というのはどうしても進行してしまうと思うのです。社会との接触がない。それから、通所系のサービスに限ってお話をさせていただければ、やはり通所系のサービスが高齢者の健康に対して担っている一番大事なことは何かというのは、これは、私はやはりやってみて思っているのですが、身体清潔を保持すること、それから、いわゆる社会的なコミュニケーションを取る、それによって認知症の進行を遅らせるという部分だと思うのですけれども、その辺を、12月の補正の中でもいわゆる灯油代というか、燃料代の部分でも充当というか、予算をつけていただきましたが、その辺をしっかりとフォローをしていかないと、これから2025年を迎えて、この団塊の世代が75歳以上に突入していくという中で、事業所がなくなってしまうということはやはり大変な問題になると思います。その辺もしっかりと頭の中に入れて、このような事業を行ってほしいと思います。 その中で、利用者支援協力金、いわゆるケアマネジャーへ2万円ということのお話がございました。これは、この2万円がどのような形で入るのか。ケアマネジャーに直接入るのか、それとも事業者のほうにいくのかという部分についてお尋ねをいたします。 ○議長(相澤孝弘君) 高橋高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(高橋亮一君) 事業所に入ります。ケアマネジャー個人に入るのではなくて、あくまで申請者は事業者ということになります。 ○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 本当にケアマネジャーも、多分そのような形で休業されて、また、なかなかどの施設も、やはり職員が足りなくて大変な状況になっている中で、次のサービスというものを探していると思いますので、この事業、効果が非常に出てくるものだというふうに存じます。 続きまして、4款1項3目、新型コロナウイルスワクチン接種事業についてお尋ねをいたします。 このコロナウイルスのワクチン接種事業というのは、恐らくこの令和3年度に、これから1年間、これが一番いわゆる市民、県民、国民の最大の関心事になってくるものだと思います。その中で、まず初めに、このコールセンターの運営業務、この業務の内容と委託先、その委託先の選定の経過についてお尋ねをいたします。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) お答えいたします。 コールセンターの運営委託先につきましては、コールセンターの運営の内容なのですけれども、まずコロナウイルスワクチンに関する相談の窓口として、民間委託を検討しております。それで、現在複数社による見積り合わせで選定するということでその作業に今着手しているところでございます。 ○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 連日、テレビ、新聞の報道を見ましても、このワクチンに関するやっぱり不安であったり、また世界的な情勢で、いわゆるロシア製のスプートニクVであったり、中国のワクチンの話であったり、常にマスコミ、紙上をにぎわしております。その中で、このワクチンの相談ということで、今、民間の業者を何社か想定されているというお話でございましたが、民間といいましてもどのような専門的な、ノウハウというか、技術を持っているそのような業者というようなことでよろしいのか、お尋ねをいたします。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) こちらのコールセンターの運営につきましては、市が事前にシナリオを作成しまして、それにお答えしていただくことを想定しております。そのために、職種はそういった医療関係者ということではなく、人材派遣会社であったり、中には旅行代理店といったところも参加を希望されているということなので、そういったところとこちらの条件が合ったところということで、選定したいと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 今、民間の業者ということで、旅行会社であったり人材派遣会社ということで、市のほうでいわゆるマニュアルのようなものをつくってというお話だと思うのですが、やはり市民の不安というのはかなり大きいと思うのです。それにしっかりと答えるためには、やはりある程度専門的な知識のある方が答えるということも一つ選択肢として必要であるのではないかと思います。そのようなことの検討はなかったのか。また、市のほうでいわゆる想定問答集をつくってそれに答えるというのであれば、よほどつくり込んだ、その想定問答をつくらなければ、通り一遍な仕事になってしまうと思うのです。その辺のところ2点お伺いをしたいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) おっしゃるとおり、市民、初めてのワクチンということで不安というものは大きいかと思います。そして、市だけではなく国・県もそれぞれ役割を持って、そういう相談窓口を開設するということにしております。その中で、市といたしましては、そういった国レベルのお話ではなく、市民目線で本当に身近な不安にお答えできるような、そういう体制を組ませていただければと考えております。 そのためには、しっかりとした想定問答をつくっておき、対応したいと考えているのですけれども、その際に市民病院とか、先生方、そういった専門的な意見も取り入れた想定問答、マニュアルを作成して、本当に市民目線、小さなことでも答えられるような、不安に応えられるような、そういったコールセンター相談窓口をつくりたいと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 市民目線で身近な相談ということでございます。その辺、まずどのようなことを想定をなされているのか。 それから、やはり病院としっかりと連携を取って、せっかく病院があるわけですから、市民病院と連携を取ってその想定問答集なり、もしくはもう、こういう部分に関してはこちらに聞いてくださいとか、そのようなしっかりと仕分をしてやらないと、せっかく電話をかけたのだけれどもという話になってしまうことが懸念をされると思います。その辺もう一度お尋ねをいたします。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 確かにそういう市民目線というところで、専門的な知識のある方から意見を聴取しまして、例えばなのですけれども、一番多いのは、私はすぐにワクチンを打ったほうがいいのかというところから始まるかと思います。そういった方のために、現在の市の接種状況でありますとか、市でそういった健康被害が起きてしまった、そういったところも逐一情報を共有しまして、そういった事実をしっかり伝えながら相談に乗るということを想定しております。 ○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 続きまして、この予防接種の委託先ということなのですが、これはどのようなところを想定をしているのか、また、現在のいわゆる進捗についてはどのような状態なのかお伺いをいたします。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 本市の予防接種につきましては、個別接種と集団接種を併用して行うことを考えております。その個別接種につきましては、市内医療機関と実施していただくことで話合いをしているのですけれども、こちらのほうにつきましては、国のほうで全国知事会と日本医師会の集合契約がございますので、そちらのほうに、大崎市としては宮城県のほうに委任状を提出して、市内の医療機関におきましては、同じように宮城県医師会に委任状を提出するということで、集合契約を行うこととなっております。そちらの集合契約に参加される医療機関の皆様と、今度は大崎市と大崎市医師会との間で条件を整理した覚書を締結して、接種していただくという体制をつくりたいと考えております。 その医療機関なのですけれども、事前の調査では、条件次第ではあるのですけれども、50以上の機関が協力できるというお話でしたので、今回もその医療機関の協力をいただけるのではないかということで、現在最後の調整を行っているところです。 そしてもう一つの集団接種については、健診団体のほうができるところがあるということで、そちらのほうと、現在、契約に向けた協議を行っております。それと、大崎市民病院でも集団接種については協力できるというお話でしたので、そちらとも今調整中というところです。 ○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) この集団接種の部分につきまして、今お話の中で、いわゆる健診団体ということと市民病院というお話がございました。 この辺、個別接種の中ではいわゆる日本医師会と厚労省ですか、あと県は各県の医師会ということになってという今お話がございました。集団接種に関して、いわゆる医師会というものの選択肢はなかったのかお尋ねをいたします。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 個別接種と集団接種両方とも市内の先生方にお願いするということも考えたのですけれども、まず、本来の診療時間の合間を縫って個別接種をしていただくというところもありますので、先生方の負担、そのほかにも、PCR検査のほうも従事していただいております。そういうところもありましたので、なるべく先生方の負担がこれ以上にならないようにということで、今回は個別接種をお願いするということで、集団接種は別な枠組みで実施することで、今調整を進めているところです。 ○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) その辺、何か例えば医師会といろいろな意見交換なり情報交換というのがあってそのような結果になったのか、お尋ねをします。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) そちらのほう、医師会の理事の先生方と打合せをしながら、こういった内容で進めたいということを調整してこのような手続に進んでおります。 ○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 続きまして、予防接種健康被害調査委員ということですが、こちらの職務内容、それから、どのような方に委嘱をするのかお尋ねをいたします。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 今回のコロナウイルスワクチンにつきましても、予防接種法に基づく健康被害調査、健康被害が起きた場合はそういった対応となります。こちらのほう、大崎市では現在、予防接種健康被害調査委員会というものを設置しておりますので、その先生方に依頼したいということを考えております。そのための経費としまして、委員報酬を計上しているところでございます。 ○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 続いて、これは会場設営の委託先ということになっております。これは集団接種ということなのでしょうが、その辺の具体的な内容についてお伺いをいたします。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 会場の設営委託先としましては、集団接種の会場のことになりますけれども、そちらのほうをこれから契約いたします健診団体、そちらのほうには会場を、個人医療機関と違いまして、もともと診療するそういった機材がないというところから始まりますので、そのために、接種に必要な経費ということでそちらのほうを計上させていただいております。そのほかに、各集団接種会場における駐車場整理のための費用、そういったものを計上しております。 ○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 今のお話ですと、健診団体というお話を聞くとどうしてもその、今駐車場という話も出てきましたけれども、どうしても何か献血のバスみたいなのが来てというようなイメージをしてしまうのですが、どこかその箱物というか会場を使って接種を行うというようなことでよろしいのか、お尋ねをいたします。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 健診のようにバスでということではなく、そういった公共施設などの会場を使って、その中で接種を受けていただくことを想定しております。 ○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 最後に、この運搬業務ということでございます。この業務内容ですが、いろいろとこの一、二週間、ずっとこのウイルスに関する新聞、テレビ、マスコミ報道を見ていますと、ワクチンが1,000人分無駄になったということであったり、昨日は、1回分余計に打てる、針を変えるとというようなテレビでの報道などもありました。 この運搬業務、どのような業務内容なのか、それから、その委託先というものをどのようなところを想定されているのかお尋ねをいたします。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 運搬業務の内容なのですけれども、まず、運搬の前に、ワクチンが市まで来る過程をお話ししますと、まず、宮城県のほうからワクチンというのが各市町村に割当てになるのですけれども、そこまでは、今回ですとファイザー社製のワクチンということで、ファイザーが運搬することになるのですが、それ以降、そこから市町村までもそのファイザーが運搬いたします。そこから、市ではいろいろな接種会場に運搬することを想定しておりまして、その運搬を、可能であれば、製薬会社のほうに依頼できないかということで今調整しております。そちらのほうに、県から割り振りされたワクチンを全て管理していただいて、そこから、予約に応じたワクチン数を医療機関、接種会場まで運んでいただく、そこまでをこの業務委託でできないかということで、こちらについても今、具体的にその調整段階に入っております。 ○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) いわゆるファイザー社が運ぶという中で、3社ぐらいですか、運送会社もテレビなどでずっとやっておりましたけれども、その辺、製薬会社でいわゆるそのノウハウというか、何度以下で運ばなければならないとかという条件等々があると思うのですけれども、その辺、具体的にどのような想定をされて、この委託を考えているのか、お尋ねをいたします。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) その委託先に、特にファイザー社製のワクチンにつきましては、マイナス75度で管理するということで、そちらのほう、各市町村に国から、いわゆる超低温冷凍庫、ディープフリーザーというものが配置されます。そちらのほうを使ってワクチンを保管することになるのですけれども、そのディープフリーザー自体を製薬会社に配置しまして、そちらのほうで大崎市のワクチンを管理していただく、そこから必要本数を各接種会場に運んでいただくというところも想定しております。 ○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 最後に、この運搬業務、今、製薬会社というお話でありました。なかなか製薬会社も、私もその企業規模であったり、いわゆるノウハウ等々をよく存じ上げないところがあるのですが、1社だけで可能なのか。もしできないのであれば何社かで共同して、やはり、このような、これから、今までやったことのないワクチンの接種事業を行うわけでありますから、総力を結集してそのような運搬業務も含めてやったほうがいいのかと思うのですが、その辺どのようにお考えなのかお尋ねをいたします。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 今のところは1社で大丈夫だということで、そちらと最終的な詰めに入っている状態でございます。 ○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 続きまして7款1項6目、感染症対策商工業支援事業、それぞれ3点につきまして、これまでも様々な経済対策が行われてまいりました。さらにこの対策を行うに当たって、これまで様々な声があったと思います。新たにこの事業の中でどのような思い、改善点を盛り込んだ事業になっているのか、お尋ねをいたします。 ○議長(相澤孝弘君) 小野寺産業商工課長。 ◎産業経済部産業商工課長(小野寺晴紀君) おはようございます。それではお答えいたします。 基本的な話ではございますが、これまでの経済対策につきましても、事業を推進しながら、期間の延長とか、申請様式や提出書類に対しまして簡素化の見直しとか、あとは制度の緩和などを行ってまいったところでございますが、今般の各事業においても、古川商工会議所をはじめとした経済団体から要望をいただいた事業でもございますし、この事業の中でと言いますと、前年度と一緒の形の事業がほとんどでございますので、そういったところでの改善点というところでございますと、小規模事業者等への支援の中では、クラウドファンディングというのを昨年度までその対象事業にしていたのですが、あまり好評でなかったということで、それらのところを除いたりとか、そういったところと、私どもも小規模事業者等への支援、経営支援につきましては、古川商工会議所を含めたところの会員とかというところの組織団体の都合とか、そういうところもございますので、そういったものを、会員以外にもできるような形で支援いただけるように、こういった事業のほうを創設したというところになっております。 ○議長(相澤孝弘君) 古内観光交流課長。 ◎産業経済部観光交流課長(古内康悦君) 私からは、鳴子温泉郷応援宿泊助成事業について御答弁させていただきたいと思います。 これまで観光事業者に向けまして、大崎市ではプレミアム宿泊券の販売に対する支援のほか、宿泊施設で配布して飲食店やお土産屋で使える誘客促進クーポン事業、また、宿泊施設に対する緊急支援事業などを行ってまいりました。また国では、宿泊料金などに対して割引となるゴー・トゥー・トラベル事業、県でも割引のキャンペーンなど、様々な経済対策の事業を実施しておりまして、それぞれ事業に参加された方からはおおむねいい評価をいただいているところでございます。 それぞれの事業、実施時期ですとかその対象になる業者、業種の方が微妙に異なっておりまして、コロナ禍で行うその支援事業については、その実施する時期と支援内容がマッチしていることが重要なのかと考えておりました。そこで今回、鳴子温泉郷観光協会で実施する事業にある程度幅を持たせるということで、より現場で求めている支援に沿ったものが実施できるように改善しているところでございます。 ○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 今、鳴子温泉郷のお話がございました。これまでも様々ないわゆる補助事業を行ってまいったと思うのですが、今後、やはり先般の会派代表質問でも少しお話をさせていただきましたが、少しずつワクチンが届いて接種が行われて、安全な状態になってくるといったときには、やはりまだまだインバウンドというのは、まだまだ程遠い話になるのだろうと思います。特に今年の夏に行われる東京オリンピックも、海外からの誘客というのは行わないということになってきていると。そうなると、やはりこの地域内の経済循環ということに主眼を置いた事業を、これから展開していく必要性というものがあるのではないかと思いますが、その辺どのようにお考えか、お尋ねをいたします。 ○議長(相澤孝弘君) 古内観光交流課長。 ◎産業経済部観光交流課長(古内康悦君) 議員おっしゃるように、どのタイミングで全国的な人の流れが復活するかというのはなかなか見えないところでございまして、何となく国のゴー・トゥー・トラベル事業なども、エリアを絞って実施したらいいのではないかというようなお話も聞こえているところです。 大崎市といたしましては、まず最初に鳴子のプレミアム宿泊券を販売したときにその施設によって購入された方の客層というのは若干異なるものではあるのですが、おおむね購入いただいた方が県内の方であるという、県内の方もしくは大崎市内の方が多かったということを伺っておりますので、そういったものに活用できれば、まず地域内の経済の循環というものに寄与できるのではないかと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 続きまして、8款2項2目、社会資本整備道路修繕事業、こちらの減額の理由についてお尋ねをいたします。 ○議長(相澤孝弘君) 宍戸建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](宍戸淳君) お答えいたします。 社会資本整備道路修繕事業につきましては、ここ数年、要求額に対しまして内示率が50%程度と低く、なかなか進捗を図れない状況にありました。 令和2年12月末に、国の令和2年度第3次補正の要望の調査がありまして、その際、交付率については令和3年度の当初予算よりも有利との情報を受けまして、国の第3次補正予算に、令和3年度要求額の同額の1億3,660万円を要求しまして、1月末に100%の内定通知をいただいたところです。 3月補正予算には、市の単独費200万円を加えまして1億3,860万円を計上し、あわせて、これからの予算執行となるために、繰越予算としても承認をいただいたところでございます。 今回の減額補正の理由ですが、第3次補正予算への要求につきましては、令和3年度の前倒し予算として100%の内定通知をいただいたことによりまして、さきにお認めいただいた令和3年度当初予算について減額を行うものであります。 ○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 今、前段のお話の中で、要求額について進捗がなかなか追いついていないというお話がございました。やはり、いわゆる建設業界が抱える構造的な問題というのもあるのかと思うのですが、その辺の改善、少しずつ道路もよくなってきているとは感じるのですが、その辺、その進まないところをどのようにこれから改善をしていくのか、お尋ねをいたします。 ○議長(相澤孝弘君) 宍戸建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](宍戸淳君) 要求額のほうが、今回の社会資本整備道路修繕事業につきましては、通常、例えば令和2年度だと39.8%ぐらいしか、その内示率というのがなくて、これぐらい必要ですというのに対しましてそれぐらいしか来ていないという状況なのです。 議員おっしゃいました、その舗装の修繕をどのように進めていくのかということですけれども、今回の補助事業である社会資本整備道路修繕事業と、あと公共施設等適正管理推進事業債、そちらのほうも活用しながら、こういった補助率のよい事業とか情報を収集しながら、事業を推進してまいりたいと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 続きまして、10款1項2目、教育支援員等配置事業、こちら改めましてこの教育支援員の職務内容、それから職務に取り組んでいる時間とか、その辺の具体的な中身についてお示しをいただければと存じます。 ○議長(相澤孝弘君) 安藤教育部参事。 ◎教育委員会教育部参事(安藤豊君) 今回、この中身につきましては、スクールサポートスタッフというものになるものでございます。 この分野については今、議員からお話のありました教育支援員の部分とスクールサポートスタッフの事業費が前年度計上されておったところでございますが、今回ここに計上させていただいたものについてはスクールサポートスタッフという形で、前年度8月から、学校の新型コロナ対策によりまして、業務の負担となっておりました先生方の負担軽減を図るべく、学校の清毒、清掃作業等々、それからあと先生方の業務、学習資料とか家庭への連絡資料等の作成の支援を図るべく、配置をさせていただいているものでございます。 それから、時間的には、これも昨年度の実績に基づきまして4時間ということで、午前8時から午後5時までの間で学校長が指定する時間ということで4時間勤務という形で、平日5日勤務というような中身で考えておるところでございます。 ○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 確かに、いわゆるこのようなコロナ禍ということで、このような支援員の方というのも当然必要になるとは思うのですが、やはり教育ということを考えた場合に私たちは、私も思うのですが、やはり先生方の後ろ姿を見て、やはりそういう、清潔の大事さというのを改めて私も、今この質問をするに当たって感じております。 というのは、確かに教員の負担解消という部分も理解はいたします。ただ、では支援員がいらっしゃる中で、やはりしっかりと、では先生方がこの教育支援員の方の職務の内容を理解をして、そして子供たちにその職務内容を理解をさせ、いわゆる感謝の念をしっかりと、抱かせると言ったらちょっと押しつけるわけではございませんが、やはりそういう教育というのが必要だと私は思うのです。その辺のところをどのようにお考えなのかお尋ねをいたします。 ○議長(相澤孝弘君) 安藤教育部参事。 ◎教育委員会教育部参事(安藤豊君) 今回、子供たちにとっても、いろいろ抑制された中で学校生活を送ってきたというところもございますが、今回のこの清掃というか、従来は消毒ということでなかなかコロナウイルス、当然見えないものですけれども、どのように取り組んでいったらいいかというところも分からないまま、それがだんだん経過を追うことによって、それぞれのデータ分析とかがありまして、今回は、消毒も大事ですけれども、清掃のほうが学校生活においては特に重要だという形になってまいりました。その中においても、従来は子供たちにはそういった部分はさせてはいけないというようなニュアンスもありましたけれども、今現在は、子供たちも含めて学校の清掃業務に当たるというような姿を見せております。 それで今回、先生方も含めてでございますが、教育支援員の方々と子供たちも一緒になって、時間帯によっては清掃を行うということで、一部のスクールサポートスタッフの方にお聞きしたのですが、子供たちのほうから、何か手伝うことありませんかとか、どうしたらいいのですかとかというところに、そのスクールサポートスタッフの方はその子供たちにねぎらいの言葉をかけると、また子供たちも意欲を持って自分たちの学校の清掃の大事さみたいなのに気づいて、非常に協力的で、私のほうも励まされるというようなお言葉もいただいているところでございます。 そういった意味で、共にこのコロナ対策に取り組んでいるという部分が、少なからず子供たちの中にも芽生えてきて、自分たち自らもそういったことで取り組まなければならないと、子供たちは成長の中で感じているのではないかと捉えているところでございます。 ○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) しっかりと理解のある御答弁をいただきました。私もそのような思いでこの部分に関して質疑をさせていただきました。 余談にはなりますが、私もコロナ禍になる前、毎週日曜日に鹽竈神社にある一森山道場というところに、朝7時に稽古に行くと、70を過ぎた先生がもう既に来ていて雑巾がけをしている。やはりその姿というのを見たときに、それがやはり教育のあるべき姿だと私は思ったものですから、その負担軽減という部分も理解はいたしますが、やはりその姿で教育を施すということも非常に重要ということを感じましたので、このような観点で質疑をさせていただきました。 続きまして、10款5項2目、感染症対策社会教育事業オンライン化環境整備事業についてお尋ねをいたします。 これからこの社会教育の在り方というのも大きく変わっていくのだろうと思います。それは、いわゆる地域の人口構造、人口形態、いわゆる世代の違いであったり、やはりその地域と地域がオンラインでつながっていくということも、これから必要になっていくのだろうと思います。そのような中で、今回のこのオンライン化環境整備事業の備品の購入内容、それから事業効果についてお尋ねをいたします。 ○議長(相澤孝弘君) 高橋生涯学習課長。 ◎教育委員会教育部生涯学習課長(高橋和広君) 今回、社会教育事業の一部につきまして、インターネットを活用しました動画配信またはオンラインで実施するための機材を整備しながら、新しい生活様式に対応した社会教育事業の発展を図りたいと考えまして、デジタルビデオカメラやアクションカメラなどの動画撮影機器、ノートパソコンですとか動画編集ソフトなどの動画編集機材、プロジェクターやスクリーンなどの映写機材、タブレットやウェブカメラなどのリモート会議機材をそれぞれ1台ずつ購入を予定しております。 事業効果として期待しているものにつきましては、実際、生活に即した知識や技術を身につけるのが公民館事業などの社会教育事業であります。学び合いなどの参加者同士のコミュニケーションが非常に重要と考えておりますけれども、やはり対面での社会教育事業の実施が私は基本だと考えております。しかしながら、このような新型コロナ禍においては、なかなか従来どおりの事業形式では、実施については非常に困難を極めた事業もありますので、事業内容によっては、その効果を補完する手段として、やはり動画やリモートの活用も有効であると考えております。 今回の事業で必要な機材を整備しながらその有効活用を図ることによりまして、新しい生活様式に対応した事業転換のみならず、社会教育事業への新しい参加者を獲得する手段としても期待しているところであります。 以上です。 ○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。
    ◆2番(伊勢健一君) 様々な制約がある中で、ではどのようにこの様々な事業をこれから行っていくかということが、このコロナ禍を乗り切ることにつながるのだろうと思います。 私たちはいわゆる先進国という呼ばれる地域で暮らしております。そうしていますと、全て何でもできる、何でも当たり前に、例えば蛇口をひねれば水が出る、トイレに行けば全て水洗、3食困らないで食べられる、そのような状況にあると、どうしてもこのような、コロナという感染症が出てきて、なかなか制約されてしまう、そのような中でも、それを乗り越えていくためにどうしなければならないかということを考えていかなければならないと思います。 その中で、先ほど課長がおっしゃられたように私も、この社会教育というのはやはり対面というのが基本であるとは思います。それをベースに、この地域全体が少しずつオンラインでつながっていくということによって、やはり新たな可能性というものも秘めているのだろうと思います。その辺の新たな可能性、どのような部分を考えておられるのか、お尋ねをいたします。 ○議長(相澤孝弘君) 高橋生涯学習課長。 ◎教育委員会教育部生涯学習課長(高橋和広君) 今、非常にITというのは充実してきております。特にこういうコロナ禍の中では、地域だけの人に限らず全国、もしくは世界の方々がその動画を見て学ぶということも可能でありますし、やはりなかなかコロナ禍で外に出られないという方も気軽にそういうオンラインの事業に参加できるというメリットもあると思いますので、その辺をしっかりと整理させていただきながら進めてまいりたいと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 今お話をお聞きして、私、10年前の東日本大震災のことを思い出しました。大震災になって一番最初に実はつながったのはインターネットでエクアドルから来たEメールで、フェイスブックで来て、大丈夫でしたかというメールでした。やはりそのような部分、これからこのオンライン化を進めていくことによってやはり、基本的にはやはりフェース・ツー・フェースでコミュニケーションを取るというのが重要だとは思いますが、さらにそれを飛躍をさせた形でこのオンライン化を進めていただければと存じます。 以上で質疑を終わります。ありがとうございました。 ○議長(相澤孝弘君) 次に進みます。 19番遊佐辰雄議員。 ◆19番(遊佐辰雄君) 私からも質疑をさせていただきます。 まず7款1項6目であります。感染症対策商工業支援事業、前段の議員がもう少し詳しく聞くのかと思ったのですが、今回4項目上げられておりますが、まずそれぞれ、もう少し具体的に事業の内容をお示しいただきたいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 小野寺産業商工課長。 ◎産業経済部産業商工課長(小野寺晴紀君) 私からは、3項目御説明させていただきます。 1点目といたしまして、割増商品券等発行事業でございまして、こちらにつきましては、市内の経済及び市民の消費動向を支援して市内の需要の喚起を図っていくために、商品券を発行するものでございます。 続きまして、小規模事業者等経営支援事業補助金でございますが、こちらにつきましては、昨年、2年度も実施しているところではございますが、補助団体というのが古川商工会議所及び大崎商工会、玉造商工会というところでございますが、補助団体に感染予防対策を実施いただき、地域経済が落ち込む中、深刻な影響を受けております市内の小規模事業者等に対して、国・県、市等の申請書類の提出に関し、会員以外も対象に含めていただき、ガイダンスの実施や活用支援の指導や経営相談など、支援を実施していただくものでございます。また、感染症終息期の経済活動の回復に寄与するイベント事業に対する支援のほうも実施していただく補助金という形になっているものでございます。 続きまして、もう一つの商工業振興支援事業補助金でございますが、こちらは地域経済の活性化を図るために国が行う中小企業等事業再構築促進事業に要する経費の一部を補助するものでございまして、補助率といたしましては6分の1で、限度額が500万円という形の予定をしているところでございます。 ○議長(相澤孝弘君) 古内観光交流課長。 ◎産業経済部観光交流課長(古内康悦君) 私からは鳴子温泉郷応援宿泊助成事業補助金についてお答えいたします。 こちらにつきましては、鳴子温泉郷観光協会に対して補助するもので、宿泊客が減少しまして経営が逼迫している宿泊施設などを取りまとめて行う誘客事業に対して補助してもらうというものでございます。 事業の内容といたしましては、鳴子温泉郷観光協会が行うプレミアムつきの誘客事業、例えば宿泊券の販売ですとか、割引プランの造成、もしくはクーポン事業なども視野に入れておりますが、そういったものを行う場合に、いわゆるプレミアム部分というところの原資になるものを補助する。また事務費等も含まれております。そのプレミアムの上限のみ1泊当たり3,000円ということで決めさせていただきまして、内容、また実施時期等は、鳴子温泉郷観光協会のほうで適切な時期に行っていただくということでございます。 プレミアム部分の原資は5,250万円を考えておりまして、こちらの積算根拠といたしましては、昨年11月の宿泊客数が約3万5,000人でございましたので、その50%程度、1万7,500人を想定した人数で積算しているところでございます。 以上です。 ○議長(相澤孝弘君) 遊佐辰雄議員。 ◆19番(遊佐辰雄君) ありがとうございます。 実は、これまでも多くの支援事業をやりました。特に年末にありました緊急支援、そして、さらにはこの間、追加までやりまして、非常に多くの方々が喜ばれております。非常によかったと今でも思っていますが、また、ワクチン接種が始まろうとしておりますが、残念ながら急速なやっぱり経済回復はまだまだ望めないと思うし、これからもこういう制度などはあるとは思うのですが、まずこういう状況の中で、コロナ禍が早く収まってほしい気持ちなのですが、仮になかなか収まらず長引いた場合、いろいろまた追加支援とか、今後はやっぱり考えていかなければいけないと思うのですが、その辺、まず見通しをお聞かせください。 ○議長(相澤孝弘君) 茂和泉産業経済部長。 ◎産業経済部長(茂和泉浩昭君) 議員お話しのとおり、ワクチン接種が鍵だとは感じておりましたけれども、ワクチンを接種したからといって、それでも万全ではないというところも、私たちはきちんと捉えていかなければならないと考えてございます。 4月からは東北版のDCも始まります。いずれ関東圏の緊急事態宣言も解除されるでありましょうし、東京オリンピックも開催されていくであろうと思います。その中におきまして、アフターコロナを見越してはおりましたけれども、まだまだウイズコロナが続くのだろうと思ってございますので、その状況に応じまして、本市としては、経済対策を検討していかなければならないものと考えてございます。 ○議長(相澤孝弘君) 遊佐辰雄議員。 ◆19番(遊佐辰雄君) ありがとうございます。 実は今月、3月、また4月になるのですが、県のほうで知事から、送別会とか花見まで自粛するようにと出されて、ますます、まだ大変だと。我々議会の送別会も、各常任委員会ごとに今検討されておりますが、結局やっぱり県のああいう要請がありますと、自粛せざるを得ないのかと。ますます市内のお店屋さんが大変だと思っております。 そういう中で、やっぱり支援策、少しでもやっていかなければならないと思いますけれども、今、部長が申しましたように、今後も、第2弾、第3弾となった場合、できるだけやっぱり申請の手続の簡素化、それから、もう少し減収率の幅を下げて、せめて2割程度にして、それから比較月の幅もぜひ持たせていただきたいと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 小野寺産業商工課長。 ◎産業経済部産業商工課長(小野寺晴紀君) これまでも事業を推進しながら、期間の延長とか、申請様式とか提出書類については簡素化のほうの見直しとかもやっているところでございますし、制度内の中で使いやすいような形の緩和とかというのも行ってまいりました。 そういった考え方は同じにいたしまして、あと、どうしても今回を含めたところでは、初めてのところでありまして、その実態というところがなかなかつかめない中で支援策のほうを行わせていただいたところもございましたので、そういったところでは、今般いただいていた事業者の実態とか、そういったことを含めた分かるところは把握させていただいていますので、そういったものを活用しながら、今後行う場合には、そういった考えを基に構築していきたいと思っております。 ○議長(相澤孝弘君) 遊佐辰雄議員。 ◆19番(遊佐辰雄君) 今回の緊急支援の追加、あれは送られてきた書類に判こをついて送ってやればいいというだけで、非常に喜ばれて早速出したという方からたくさん連絡が入りまして、あれは2回目だからそういうふうにやれたとは思うのですが、できるだけやっぱり手続申請の簡素化を望みたいと思います。 それから、さっき最初に聞いたとき、割増し商品券の部分。これはやっぱり3割程度と理解していいのか、その説明がちょっとなかったものですから、お願いします。 ○議長(相澤孝弘君) 小野寺産業商工課長。 ◎産業経済部産業商工課長(小野寺晴紀君) 今回計画しております割増し商品券につきましては、2万冊で3割増しというところで、1冊1万円の額面で売るのですが、実際は1,000円の券が13枚入っているので1万3,000円分という形になります。 ○議長(相澤孝弘君) 遊佐辰雄議員。 ◆19番(遊佐辰雄君) 時期はまだはっきりしないと言いましたが、早くやっぱり収まることを祈りつつ、長引いた場合にはやっぱり支援策を引き続き、市民レベルで検討していただくことに期待して、私の質疑を終わります。 ○議長(相澤孝弘君) 次に進みます。 1番早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) 1番早坂憂でございます。私からも、順次質疑をさせていただきたいと思います。 議案第50号令和3年度大崎市一般会計補正予算(第1号)の歳出です。 まず初めに、7款1項6目、感染症対策商工業支援事業から伺わせていただきたいと思います。 今回御提案のいわゆるプレミアム商品券についてですけれども、こちら、前回大変好評であったお店独自の指定券については、今回含まれていないということであったと思うのですが、その考え方について、改めて伺いたいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 小野寺産業商工課長。 ◎産業経済部産業商工課長(小野寺晴紀君) おはようございます。 今般の事業につきましては、参加店舗等で直接販売し利用することのできる指定券という形で表現させていただいておりましたが、この事業にはその業務までは入っていないというところでございます。 令和2年度に行いました割増商品券発行事業につきましては、感染予防という観点を鑑みまして、販売方法の検討も含め、実際の販売、使用が9月7日からという状況でございました。特に飲食店をはじめとした事業者から、もっと早く商品券を販売できないかという御意見を非常に多くいただいておりまして、それは事業者がかなり苦しい状況であったという認識でございますが、そういった観点から、感染予防対策、特に密を避けながら、販売と、使用期間を前倒しするために、この指定券という考え方を構築させていただいたものでございます。 そういった意味で今回は、当初から割増し商品券の予算化をいたしまして、ゴー・トゥー・イートというのが6月30日までということで、その後すぐにという形で7月にこの割増し商品券を発行できればと考えているところでございます。 ○議長(相澤孝弘君) 早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) ありがとうございます。 このコロナ、予測が本当に難しい今後の状況がありますけれども、個人的な希望も含めて申し上げますと、このワクチン接種、どんどん進んで、ある程度世の中が落ち着き始めた、そして消費喚起を心置きなく促せるというような状況になったときには、この指定券についても改めて検討いただく可能性もあるということで認識してよろしいのでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 小野寺産業商工課長。 ◎産業経済部産業商工課長(小野寺晴紀君) 私どもとして、指定券の中で、事業者からのいろいろな御意見もいただいた中で、どうしても今回やりました指定券のほうにつきましては額面で1,300円というところで、それはどうしても、既存の額面と間違わないようにということで、急遽そういう考え方でやらせていただいたのですが、なかなか事業者の中には使いづらさ、多々そういうふうな御指摘もいただいたところでございまして、私どもとしては、今後の考え方でございますが、同業者組合や商店街などの団体をはじめとした一定規模のグループという形になるかとは思うのですが、そういったものを対象として、クーポンを発行していくような形を補助するような制度の構築というのは、検討してまいりたいと思っております。 ○議長(相澤孝弘君) 早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) ありがとうございます。ぜひさらに使いやすい制度の構築に研究を重ねていただければと思います。 次に、4款1項3目、新型コロナウイルスワクチン接種事業について細かく伺っていきたいと思っております。 まずはこの高齢者向けのワクチンの確保、見込み時期と確保数の見通しを伺いたいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 高齢者向けのワクチンの確保時期と確保数につきましては、現時点で国から示されている情報になるのですけれども、まず、宮城県に出荷される見込みとしましては、4月5日の週に2箱、これは宮城県に2箱来る予定となっております。4月12日の週に10箱、4月19日の週に10箱、そして、4月26日の週に、全国全ての市区町村に1箱ずつ配送される予定となっております。 ○議長(相澤孝弘君) 早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) ありがとうございます。 こちら、高齢者向けの接種がいざ開始となった場合、2回目の接種終了までをどれくらいの期間と想定されているのか、伺いたいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) こちらのワクチンの全市区町村への配布の見込みなのですけれども、国では、3,600万人分の2回分、これを6月末までに配布したいという計画にしております。それを受けまして、本市といたしましては、高齢者の接種の完了を7月末と見込んでおります。 ○議長(相澤孝弘君) 早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) ありがとうございました。 こちらはいわゆるクーポン券を発送するということで、当初は高齢者の方には3月下旬以降、そしてそれ以外の方には4月下旬以降という御案内をしておったと思うのですが、こちらに変更はないのか、伺いたいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) ワクチンの配布時期に応じてこちらの見直しが必要ということで、当初は、3月下旬にクーポン券を発送するということを考えておりました。ただ、現在の見通しでは、早くても4月中にしかワクチンが届かないということで、こちらの見直しも検討しております。 ですので、ワクチンの接種に合わせてクーポン券を発送するという変更をかける予定なのですけれども、その考え方としましては、ワクチン接種を開始する1週間ぐらい前にクーポン券を発送したいと考えております。こちらは、全ての地域に配達が完了する時間をある程度設定するというのと、あと、直ちに接種ではなくて予約をする、予約を受け付ける時間も確保しなければいけないということで、接種開始の実際の1週間ぐらい前を、クーポンの発送時期として考えております。ただ、こちらも、具体的にその1箱というのは確実に来るようなのですが、それ以外、前もって来るワクチンがあるのかというところも、現時点ではまだ見通しが立っておりませんので、少しそちらのほうが確定した時点で、クーポン券の発送の時期をお示ししたいと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) ありがとうございます。 本当にこちらの情報、ある意味では周知が非常に問題になってくるということで、いち早く広報のほうにも、見通しとして今回掲載をしていただいた。ただ、その内容が残念ながら状況によって変わってくる可能性も非常に高いということで、広報を見ていた市民の方に、改めて変更したものを周知するということは今後課題になってくると思います。 さらに、先ほども議論の中にもありましたが、集団接種について、やはりこちら心配をされるのは、運営に携わるスタッフというか、職員の方の人数ということもあると思います。こちら人員の確保というのはしっかり進んでいるのか、改めて伺いたいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 集団接種は、医師、看護師とは別に会場を運営するスタッフというのはかなりの数が必要ということで、市の職員として15人程度、医師と看護師とは別に従事していただくことを予定しております。 その業務内容としましては、受付や体温測定、あと交通整理、誘導、そういったものですとか、接種済み証の発行、そういった事務職員10名程度に加えて、予診票の事前確認や経過観察などを行う保健師5人程度を予定しております。こちらに従事する方につきましては、現在、募集をかけておりまして、その確保に今努めているところでございます。 また、こちらのほうに従事する職員なのですけれども、保健師などは健康推進課の職員が中心となるのですけれども、様々な接種会場がありますので、総合支所の職員や会計年度任用職員を雇用して、全庁体制で臨ませていただきたいと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) ありがとうございます。 集団接種あるいは個人接種、医師、看護師の方ももちろん携わっていただくということで、現在、医療従事者の皆さんのワクチン接種というものが国で進められてきてはおりますけれども、大崎市周辺については、この医療従事者の皆さんのワクチン接種、どれぐらい進んでいるものでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 医療従事者につきましては、先週から、市民病院のほうで接種がスタートしているということで、そちら2回分のワクチンが届いたということで、そちらのほうは毎日、接種しているという状況です。 ○議長(相澤孝弘君) 早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) 現在進行中ということで、理解いたしました。 病院からもお願いいたします。 ○議長(相澤孝弘君) 八木市民病院経営管理部長。 ◎市民病院経営管理部長(八木文孝君) 市民病院の医療従事者の接種状況でございます。 先週の金曜日にワクチンが到着いたしまして、その日の夕刻から、まず20人に打ちまして、今週から本格的にということで、月曜日に140人、そして昨日は145人に接種して、ほぼ140人から150人ということで、2週間をかけて1回目の接種が終わると。1週間、間隔を置いて、2回目がその翌週から2週間かけて行うというようなスケジュールで今進めているところでございます。 ○議長(相澤孝弘君) 早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) 詳細にありがとうございました。 同様に、例えば、先ほどスタッフの方のお話がありましたけれども、この会場の受付、案内、あとは会場内の整理と様々な形で集団接種に携わる、医療従事者の皆さん以外の職員やスタッフの方たちについてというのは、ワクチン接種を受けた方が担当するのでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 医療従事者の接種につきましては、事前に市でも、何人ワクチンが必要だというところで報告しております。それに加えまして、そういった集団接種に関わる人員についても先行接種の対象になるということで、まだ名簿までは出していないのですけれども、想定人数ということで県のほうに報告させていただいております。ですので、ワクチン供給の日程に合わせて先行して接種をすることとなります。 ○議長(相澤孝弘君) 早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) ありがとうございます。 あと、市民の方から数多くお聞きする意見の中で、テレビ等での報道もあったのですが、外国のほうだと、注射をする方がいわゆるボランティアの方が手伝って、医療従事者ではなくてという方、非常に簡単な作業で行えるのでボランティアに打っていただいていますなどという報道があったのですが、大崎市としてはそのような方を募集するという考え等はあるのでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) このワクチンにつきましては、初めて皆さんが接種するということもあります。ですので、どのような副反応が起こるかというところありますので、どうしても医師の方の立会いの下、接種をする必要があると。しかも筋肉注射になりますので、そちらのほう、誰彼接種が行えるものではないということで、こちらにつきましても看護師等、医療従事者の方に接種をお願いしたいと考えております。大崎市としましては、ボランティアの方にお願いするということは、現時点では考えておりません。 ○議長(相澤孝弘君) 早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) ありがとうございます。 そういったテレビの報道等のイメージで、そういったやり方がされるのだろうとイメージをされている市民の方も結構いらっしゃるようですので、そういった内容、こういうふうに進めていますということもしっかり周知をしていただいて、どのような方が携わっているかということの周知もしていければなおいいのかと思います。 あと、高齢者の皆さんに接種を行うということなのですが、高齢者の皆さんの受ける順番です、単純に予約をしていただいた順で行うのか、あるいはその年齢等で、さらに御高齢の方から進めるとか、そういったお考えはどのようになっているのかお聞きします。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) まず、高齢者の方から先行して接種していただくことになるのですけれども、その高齢者の中でも、年齢を2段階に分けてクーポン券を発送することを考えております。第1弾目として、75歳以上の方を少し早めにお送りする。その後、おおむね1週間期間を空けて、65から74歳の方にお送りすると。そちらのほうが、先ほど申し上げたとおり、7月末までをめどに高齢者の方、2回接種を考えております。そちらの、完了がおおむね見えてきたところで、今度は64歳以下の方、16歳から64歳以下の方にクーポン券をお送りして接種をすることを考えております。 ただ、その中で、実際、基礎疾患をお持ちの方には優先して接種をすることになっているのですけれども、このクーポン券をお送りする段階では、市のほうではどの方が基礎疾患をお持ちの方かというのは把握できておりませんので、その予約を受け付ける際に、基礎疾患の方を優先して予約を入れるような仕組みをつくれるよう検討しております。 ○議長(相澤孝弘君) 早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) ありがとうございます。 今、基礎疾患のお話もありましたが、集団接種の場所とか、あとは予約方法などの周知について、こちらは郵送されるものだけで対応されるのか、特に高齢者の方は市のウェブサイトを確認するということも難しい方々も多くいらっしゃるのではないかと思いますが、その辺の周知の市独自の工夫について伺いたいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) こちらの周知につきましては、やはり高齢者の方ということで、紙媒体が一番有効と考えておりました。それで、市の広報紙はもちろんなのですけれども、それ以外でも、新聞の折り込み広告、こういったところで、集団接種会場はここですとか、個別接種の医療機関はこういうところで何時から何時までですといったものを、そういった新聞のほうでお知らせするということを考えております。そのほかにも、区長会ですとか民生・児童委員の皆様にも周知のほうをお願いしたいと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) ありがとうございます。 あと、接種をした後の副反応というものに非常にやはり関心が高まっているのかと思いますが、国が示していた資料の中で、接種をした方、15分から30分ほど、一定時間、会場内での待機を求めて対応していくということでありましたが、アナフィラキシーについては接種から4時間以内の症状確認で副反応の疑い報告を行うことだとされているというのを拝見しました。会場での待機後に症状が出てくる可能性もあるのかと考えるのですけれども、この辺の対応策については、マニュアル化などをして対策、対応をされるのか、伺いたいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 集団接種会場で何かそういった副反応が発生した場合、スタッフもかなり焦ってしまうと思いますので、そういうことがないように、共通理解できるマニュアルを作成して、事前の訓練も含めまして、全員がしっかり役割を持って対応できるように、そういったマニュアルづくりと模擬訓練をしっかりやりながらシミュレーションをして、スムーズな会場運営と、何かあった場合、有事の際の対応というものをしっかりやっていきたいと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) ありがとうございます。 これに関連して、接種後の経過観察というところ、例えば接種していただいた方、何名かに日記をつけていただくとか、そういった御協力をいただく考えはあるのか、お伺いいたします。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 今のところそういう日記をつけていただくということは考えておりません。 ○議長(相澤孝弘君) 早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) こちら今、市民病院で接種が始まっていると思いますが、そちらについて、経過観察等などは記録されているものなのでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 八木市民病院経営管理部長。 ◎市民病院経営管理部長(八木文孝君) まず副反応ということなのですけれども、どんな注射とか何かでもそうしたリスクというものはあるということで、そして今回のワクチンにつきましては、痛みとか発熱とか、そういったものは、特に2回目の接種のときには結構高い割合で出るというような報告がされております。そして、ただ、それはほとんどが1日か2日で消失する症状だということで、心配には及ばないということをまず御理解いただきたいと思います。 その上で、今、職員に接種を行っている状況でございますけれども、まず、保健師の1次的な窓口、そして、その症状を伺った上で、必要があれば医師につないで、担当医師が判断して、診察につながるかどうか、そうした体制を取っております。そして、保健室に連絡があった時点では全て記録に残すというような対応になっております。 また、副反応ということで、ある一定以上の症状が出た場合には国に報告するということが義務づけられております。それとは別に、ファイザー社のほうではホームページのほうを開設して、これは一般の方が始まってからも、一般の方からもそうした報告を登録できるというようなシステムを構築するというようなことは、説明の中で聞いているところでございます。 ○議長(相澤孝弘君) 早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) 理解いたしました。ありがとうございます。 さらに、市民の不安を取り除くということで数々聞かせていただきたいと思いますけれども、自治体向けの説明会が、Zoomで、12月18日、1月25日、2月17日、3回行われたということのようで、今月、4回目も予定をされているということでございましたが、こちらは、まず大崎市の担当の皆さんは3回全ての説明会に参加することができたのでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 12月、1月は課の職員が対応しましたし、2月につきましては、接種対策チームの職員全員がZoomで同じ会議に参加させていただいて、視聴させていただいております。 ○議長(相澤孝弘君) 早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) ありがとうございます。 こちらは私も説明資料を拝見させていただいて、ワクチン接種円滑化システム、V-SYSというものを、こちらの大崎市ではどのような活用を想定されているのか。また、今後開設が予定をされておりますコロナワクチンナビについても併せてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) V-SYSにつきましては、様々な機能があるのですけれども、大崎市としましては、ワクチンの供給スケジュールに合わせた使用を考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) こちらを活用して、いわゆる予約の受付支援等なども行う想定でいるのでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 予約機能も任意で搭載しているということなのですが、こちらのほうの予約は、あくまでも個人が登録する形でして、いわゆるデータベースを持たない予約システムになっております。それに対して市では、住民情報、クーポン券の発行情報を基にした予約システムを独自に導入する予定でして、そちらのほうの予約で一本化したいと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) ありがとうございます。 この予約等の周知について、ほかの自治体、いろいろと調査をさせていただきますと、いわゆる自治体公式のLINEとかSNSを活用して発信をしているというところも数多くあるようです。その辺の大崎市の可能性はいかがでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。
    ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) SNSを利用したもの、LINEを利用したものというのも検討いたしましたが、まず、予約がいろいろなシステムにならないようにということで、予約システムにつきましては一本化したいと考えております。それは先ほど申し上げましたとおり、クーポン券の発行情報を基にしたもので、なおかつ異動などがあった場合でも追いかけられるようなシステム、それに一本化したいと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) ありがとうございます。 あと、先ほどの議論の中でもありました予防接種健康被害救済制度、こちらを準備をしていただいているといっても、その救済制度があるから、では接種を受けようとはあまりならないのかと感じますし、その内容そのものが非常に分かりにくいというのも事実でございまして、もう少し制度が分かりやすい、簡潔な周知について、お考えはありませんでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) おっしゃるとおり、その制度というものはちょっと複雑であると思います。 ただ、幅広く周知するということが必要ということで、まず1つ目としましては、クーポン券と一緒にお送りする予診票、こちらのほうにも、そういった健康被害があった場合はこういう手続ができますというところをまずお知らせをしつつ、予診の際にも必ず、こういった副作用、副反応があるかもしれないというところ、お医者さんから説明がありますので、そういったところをもうちょっと分かりやすい形で説明していただける方策を取りながら、それで確かに安心してとは言えないのですけれども、万が一何かあった場合はこういったものもあるというところを覚えていただいた上で、接種をしていただけるよう、分かりやすい説明資料を御用意したいと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) ありがとうございます。 先ほどのSNS、LINE等のところで1つお聞きするのを忘れたのですが、コールセンターの設置、先ほどの伊勢議員への答弁である程度そちらは理解をさせていただいたのですけれども、いわゆるそのコールセンターが、ある意味では非常に問合せが多くなって、パンクをしてしまうということはないのかもしれませんが、一時つながりにくいとか、そういった懸念もあるのかと思います。そういったことを想定した場合に、そのLINE、SNSということでもないのですが、いわゆるチャットボットといいますか、こういった質問にはQアンドA、すぐに答えてもらえるAIのようなものを準備して、電話をせずとも、簡単な質問には答えることができるといったシステムの御用意についてのお考えはいかがでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) そのようなチャットボットの準備というのは、今のところ考えておりませんでした。 ○議長(相澤孝弘君) 早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) それは今後の検討課題ということで理解してよろしいでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 必要に応じて、そういった問合せが多い場合は、少し考えたいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) こちらはどちらかというといわゆる若い世代で、やはりなかなか電話というものに慣れていないということもありますし、そういったもので簡単に分かるといいのだけれどもという話もあったもので、話題として出させていただきました。 あと個人接種についてなのですが、日頃から健康で、かかりつけ医がないという方、あるいは近くに残念ながら医療機関がない、あるいはそこまで行く足がないということで、個人接種を希望するそういった方についての対応、どのように想定をされておりますでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) かかりつけ医を基本とはしているのですけれども、そちらの先生方、登録し協力していただける先生方、必ずしも初めてだから受けられないということではなく、事前に御相談していただければ、そういった初めての患者さんでも接種は可能、これはあくまでもワクチンが十分に供給されていることが前提にはなってしまうのですけれども、そういった対応が可能だということになっております。 ○議長(相澤孝弘君) 早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) あとその関連で、その個人接種について、在宅医療との連携というのはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 在宅医療に携わっている先生方に相談したところ、訪問した際に接種することは可能だと。なのですけれども、先ほどからお話があったとおり、1バイアル当たり5とか7とかという数字になりますので、もし3人しかそういった患者さんを診ていない場合は必ず余るというところは指摘がされております。 そちらのほう、取扱いについて県のほうに確認中ですけれども、国のほうで、そういったワクチンが余った場合の取扱いについては周知、通知しますという回答はあったのですが、今のところその方法が分からないという状態になっている。ただ、市としましては、せっかく先生方がやってくれるということですので、ぜひお願いしたいと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) ありがとうございます。 確かにその1回、注射器のことで、5回の接種、6回の接種ということがある。さらにはその患者さんの人数によって、やはりワクチンが余ってしまう場合があるということも、もちろんおっしゃるとおりだと思います。そういった中で、どのようなシステムを皆さんで構築をして、なるべく無駄にならないようにすること、さらにはその中での効率化を図ることというのをぜひ、一緒に検討していただければいいのかと思います。 またワクチン接種、3社のもので情報提供がありましたけれども、全て基本的にどこのワクチンを使わせていただいても、接種は2回受けなければならないとされております。ただ、これが何らかの事情で、受けるべきタイミングに1回目を受けたのだけれども、2回目の接種を受けることができなかったという場合というのを想定はどのようにされているのでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 基本は1回目を打ってから、ファイザー社製ですと3週間後に2回目の接種を考えております。ただ、中にはいろいろな事情があって受けられないという場合もあると思います。ただ、そちらのほう、同じワクチンをきっちり3週間で打つのではなく、何日間か経過しても打てるということになっておりますので、そちらのほうはまた時間を見て、都合のいい時間に予約をしていただいて、接種していただくということになるかと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) ありがとうございます。我々にはその辺、詳しいワクチンの接種の時期というもの、2回目どれぐらいの範囲でというのは、なかなか情報が来ていない部分もあるのですが、それについての周知というのはお考えでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) おっしゃるとおり、その3社のワクチンについて、ファイザー社製のワクチンの話ばかりさせていただいていたのですけれども、その3社のワクチンとも2回打つというところ、そして、必ずしもファイザー社製ではなく、地域によっては違うワクチンになるかもしれないというところ、そういったところも広く周知していきたいと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) ありがとうございます。 想定の話になりますので、なかなか御答弁が難しい部分があるかと思うのですが、例えば、1回目の接種を無事に終えました。そして、2回目の接種の前日に残念ながら新型コロナウイルスに感染して発症しまったという方が、前日に分かった場合はどのような対応を想定されていますか。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) その場合は、その接種会場ですとか市役所のほうに、キャンセルの連絡をいただいて、それでまた改めて接種をしていただくということになります。 ○議長(相澤孝弘君) 早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) もちろん我々、みんなそうですけれども、これから全然経験のしたことのないことを進めるということで、いろいろな不安の話が、我々議員の中に連絡が来ている状態であります。そういった不安を取り除くために一番やはり今必要なことは、なるべく必要な情報を市民の皆さんに一つでも多く届けていただく。このことが一番今重要なことなのかと思いますし、なかなかその自治体単体ではワクチンの供給を早急に受けるということはなかなか難しい状況の中で、皆さんに一生懸命携わっていただきながらその量を確保していただいている状況だということを、これは我々も市民の皆さんに伝えていきたいと思っております。 まさに、何度も申し上げますとおり、初めての試みとなるワクチン接種でありますから、念には念を入れて準備をしていく必要があると思います。様々な想定を重ねること、これは本当に大変な作業だと思いますけれども、ぜひ、しっかりと御対応をいただいて、このワクチン接種が、感染症の終息に向かう希望の光となりますことを御期待申し上げまして、私の質疑を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(相澤孝弘君) 質疑の途中でありますが、暫時休憩いたします。 再開は午後1時といたします。               -----------               午前11時45分 休憩               午後1時00分 再開               ----------- ○副議長(後藤錦信君) 再開をいたします。 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続行いたします。 11番佐藤弘樹議員。 ◆11番(佐藤弘樹君) それでは、私からも午前中の質疑に続きまして、午後からの部、質疑をさせていただきます。 午前中、早坂憂議員、そして伊勢健一議員からも、同様の部分につきまして通告がありまして質疑がなされましたが、私の部分につきましても若干質疑が残っている箇所がございましたので、これからの項目の部分で質疑をしてまいりたいと考えてございます。 議案第50号、一般会計補正予算(第1号)でございます。 まず10款5項1目、感染症対策社会教育事業オンライン化環境整備事業、81万1,000円でございます。午前中にも質疑があったわけでございますが、インターネットを活用しました社会教育事業に対するオンライン化であるということで、動画撮影機器の購入などへの予算であるということでございました。 具体的になのですが、まず、これはどういう想定で、どなたが撮影されるようなことを想定し、この事業を今回の補正計上としているのか、いかがでしょうか。 ○副議長(後藤錦信君) 高橋生涯学習課長。 ◎教育委員会教育部生涯学習課長(高橋和広君) この事業につきましては、先ほどもお話ししたとおり、通常対面で行っております社会教育事業の一部にオンライン環境を導入するということで、講師または参加者が直接的に接触する機会の減少ということを目的としておりまして、動画の撮影については、職員が、研修を行いながら撮影する予定で考えております。 ○副議長(後藤錦信君) 佐藤弘樹議員。 ◆11番(佐藤弘樹君) 社会教育事業というお話があったわけなのですが、具体的にその事業を少し紹介いただけますでしょうか。 ○副議長(後藤錦信君) 高橋生涯学習課長。 ◎教育委員会教育部生涯学習課長(高橋和広君) 例えば、遠方の講師によりますリモートでの講話ですとか、あとものづくり、創作活動など手元を映した映像、また、軽運動など健康づくりのための動画ですとか、文化芸術団体等のイベントの動画などの利用を想定しております。 ○副議長(後藤錦信君) 佐藤弘樹議員。 ◆11番(佐藤弘樹君) 今回せっかくのこの予算でございます。私がこの予算を拝見したときに、瞬間的に思いましたのが、せっかくそういった動画を、新型コロナということもございますから、非対面、非接触で撮影されるのは全く結構なのです。ただ、ここで培ったこういった動画ですとか画像、いろいろなものを今後のやっぱりこのライブラリーといいましょうか、ひとつやっぱりこの大崎市の財産として継承していく必要があると思われますし、また、一般の方が自由に閲覧ができるような体制なのかどうか、ここの発展性に対して重要な役割を果たしているのかと私は思っております。 もちろんこれを子供たちがいつでも見られるという体制づくりに関しても非常に必要かと思いますし、小中高、また大学生等々もいらっしゃいますので、いろいろな形で出前講座もあります。一つは誰もが見られるような、大崎市ではこういった社会教育事業を果たしているのだというところで、ぜひこういった予算を生かしていただきたいと思ってございましたので、まず今回、頭出しという部分でございますが、ただその、実際の動画撮影というのは非常に難しいのです。やはり、実際やってみた方の話を聞きますと、私も素人でございますから、こういう角度か、構図かという部分で撮っていても、なかなか興味があるような、そのものを上手に伝えることができる動画を撮影するためには大分習熟が問われるということもありますので、いろいろな試行錯誤というのはあるかも分かりませんが、ある意味そういった動画を撮影するための専門の職員ですとか、会計年度任用職員の方ですとか、こういった方も設置しまして、いわゆるその教育委員会部門としましては大変、動画を撮影すべきような財産がたくさんございますので、そういった部分を私は考えていただきたいと思っているのですが、こういった考えというのは想定されていますか。 ○副議長(後藤錦信君) 高橋生涯学習課長。 ◎教育委員会教育部生涯学習課長(高橋和広君) 今、議員おっしゃったとおり、当然、機械の利用方法につきましては、研修の必要もありますし、あと、やはりオンライン環境におけるコミュニケーションを促進するために、IT技術の習得だけではなく、広い視野を持ちながら創意工夫のできるファシリテーションスキルも必要になってくると思いますので、その辺はきっちりと検証しながら、構築していきたいと考えております。 ○副議長(後藤錦信君) 佐藤弘樹議員。 ◆11番(佐藤弘樹君) 予算書を見ますと、消耗品費8万5,000円ですとか、借上料9万6,000円ですとか、あと事業用備品購入費63万円という部分でございます。実際そういった人材の育成ですとか、動画の撮り方ですとか、こういったもののスキルアップというお話が今あったところでございますが、ぜひともそういった部分を念頭に置きながら、せっかく撮った財産を、いろいろな方々、やっぱり市外や市民の方、子供たちへも含めまして、有効活用をしていただきたいと考える部分でございます。 また市内には、かなり社会教育施設や文化財施設もあるわけでございます。ちょっと私はこの事業を拝見したときに、昨年新型コロナで、いわゆるそのステイホームの期間がございましたので、なかなか皆さん方のほうが自由に来館、自由に訪問、自由に社会教育、生涯学習の現場に行くことがなかなかかなわないという部分があったのです。この間やっぱりその各地域にあります文化財、社会教育施設、こういったものの見直しといいましょうか、そのオンライン化といいましょうか、全国的にも現在、非常に流行している部分でございまして、例えば城を撮影するとか、その場には行かないのですけれども、そのお城の探索がオンラインでできるということをやっているような県や自治体もあるわけです。こういったものも大崎市としても、貴重な文化財、貴重な施設をたくさん持っているわけでございますから、私は市内外の方々に対する理解啓蒙、あるいは、観光振興という部分につながるかもしれませんし、活性化という部分につながる可能性がありますし、また市内におりましても、なかなか市内の全施設を見て回るということが、市民の方々ができないところも日頃からありますので、こういった機会を捉えて、ぜひ教育委員会のほうとしましては、この事業を大きく今後向上させていただきたいと思っているわけでございます。 質疑にも書いてございますけれども、松山ふるさと歴史館がございます。すばらしいところでございますが、せんだっての議会のほうでも、第9代の法華三郎信房さんによります大和伝の作刀を令和3年度予算で議決したところでございますが、例えば展示された場合、そういったものをオンラインで見れるとなれば、非常に市内外の方々に対する効果もあるかと思うのです。クローズアップして映さなくても、例えばこうありますという部分を、外側のほうから映すことによって、実際にきちんと見るためには来てくださいというものですとか、そういったアイデア、工夫なども今後必要なのかと、教育委員会のほうには、私は考えていただきたいと思っておりますが、その松山ふるさと歴史館の役割、あるいはここに対するオンライン化、文化施設のオンライン化への考えという部分の質疑を出させてもらってございますが、松山地域においての、こういった今までの議論ですとか、この歴史館に対するその地域での役割、在り方、こういった部分に関しまして、千葉松山公民館長、その点いかがでしょうか。 ○副議長(後藤錦信君) 千葉松山公民館長。 ◎教育委員会教育部松山支所長兼松山公民館長(千葉悦郎君) 私のほうからは、松山ふるさと歴史館のオンライン化の考え、さらには新型コロナ禍における活用について、お答えを申し上げたいと思います。 御案内のとおり、松山ふるさと歴史館は平成元年9月に開館をいたしまして今年で33年を迎えるということで、現在は、仙台藩の重臣になります茂庭家に関する資料を中心とした歴史展示室、さらには松山地域出身のフランク永井のレコードや愛用品を展示したフランク永井展示室の2つの展示室があります。それぞれビデオのコーナーがございまして、まずは、このオンライン化の環境整備事業につきまして、歴史館の動画を撮りまして、年4回企画展を開催しておりますので、そちらの動画配信を行い、より効果的な発信をしながら、入館者の増員を見込んでおるところでございます。 さらには、年4回の企画展の開催、さらには、企画展をオンラインで結ぶことによりまして、文化財の活用、さらには保護ということで、子供から高齢者の方々まで、その文化財の在り方についていろいろな形で学習につながるということと併せて、その文化財の友の会、さらには文化財の愛護団体の協力をいただきながら、このオンライン化、さらには動画配信という形でつなげていきたいと考えておりますし、さらには、この事業を通じまして、松山ふるさと歴史館の近隣に酒ミュージアム、さらにはコスモス園というところで、連携を深めながらさらなる観光発信をいたしまして、観光の振興、さらには松山地域の活性化を図ることができると考えておりますので、そういう形で今のところは考えているところでございます。 ○副議長(後藤錦信君) 佐藤弘樹議員。 ◆11番(佐藤弘樹君) さらにさらにということで、大変、しっかりと地域を挙げて考えている部分が今、読み取れた答弁であったかと思ってございます。 まだこちらの松山地域を代表すべき施設のほうにも行ったことがないという市民の方もたくさん多分いらっしゃるかと思います。たくさんと私が言うのは大変失礼かも分かりませんが、ぜひともそういったオンライン化を踏まえて、松山ふるさと歴史館に対するそういう興味、あるいは皆さん方のほうの関心を深めていただきまして、ぜひ教育委員会、本庁部局とも、連動、連携しまして、3年以降の大和伝などの展示も含めまして、このオンライン化という中で環境整備をするわけですから、ぜひそういった理解促進のほうに当たっていただければと思ってございます。 続きまして、鹿島台瑞・華・翠交流施設には、これは通称、鎌田記念ホールでございますけれども、鎌田三之助翁の展示室があるわけでございますが、こちらのほうも、御存じのとおりオンライン化に対するお声ですとか、あるいは昨年1年間などを踏まえて、市内外からもかなりたくさんの子供たちが社会科見学に来ているというところもありますので、ぜひとも今回の事業を含めまして、これを拡大していく中で、この展示室の役割ということも、市内外問わず、いろいろな子供たちから大人の方まで関心を深めていただきたいと思うのですが、ここもオンライン化ですとか、こちらのほうの施設の役割ですとか、地域のほうでいかがでしょうか。 ○副議長(後藤錦信君) 鹿野鹿島台公民館長。 ◎教育委員会教育部鹿島台支所長兼鹿島台公民館長(鹿野英行君) 鎌田三之助展示室の運用につきましては、コロナ禍ということで制約も多くございましたが、その中で、利用者、見学者の分散を図りながら、3密を避けながら運用をしてきました。これからも利用者の利便性を図りながら対応していきたいと思います。なおさら、そのオンライン化につきましても、足を運ばなくてもある程度勉強できるというようなことでございますので、検討していきたいと思います。 ○副議長(後藤錦信君) 佐藤弘樹議員。 ◆11番(佐藤弘樹君) 社会教育の事業で、私も小学校4年生の頃だったでしょうか。必ず子供たちは鎌田三之助翁に触れるというのがございますけれども、やはり昨年からの新型コロナ禍におきましては、家庭学習、家庭教育、ステイホームということもございますので、なかなか施設のほうに行くことがかなわないということもあったりですとか、学校の1年の計画が大幅に見直しが必要になったりとかしたわけでございますので、ぜひこのオンライン化の環境整備という中で、こういったものをライブラリー化していくというところで努めていただきたいと考えるものでございます。 また、市内の文化財施設といえば、代表的なものが、国指定史跡名勝の旧有備館及び庭園でございますが、こちらは昭和8年に指定されてございます。その後いろいろな地震被害等々もあったわけでございますが、江戸時代の仙台藩家臣であります岩出山伊達家が開設した学問所であるということは周知のとおりでありますが、こちらも庭園を含めまして、ぜひこのオンライン化という部分の中で、この事業の中で協議をしまして、ぜひこの有備館という部分が脚光を浴びるような事業として、今回、予算計上になっているのでしょうか。 ○副議長(後藤錦信君) 鈴木教育部参事。 ◎教育委員会教育部参事(鈴木勝彦君) 先日校長会があった際に、校長先生方に、有備館の工事が今年度で完了する、それから木造千手観音坐像も10月から公開していますということで、コロナ禍が収まったところでぜひ見に来てくださいと御案内はしたところでありますけれども、実際はこういった状況で、なかなかコロナ禍が収まっていかないと校外授業というのも難しいのかと、案内をしながら感じたところであります。 そうした中、今回のこのオンライン化、そして、リモート学習などを活用してそれで補完するという形で、基本的には現地に行って現物を見るというのが、文化財の場合も基本にはなるのですけれども、このような状況の中ではそれがかなわないというのが実情でありますので、ぜひこのオンライン化を進め、そしてこのリモート授業などを通して子供たちに見てほしいということ、それから、庭園の様子も日々変わっていきますので、そういったものも配信して、全国に発信していきたいと考えております。 ○副議長(後藤錦信君) 佐藤弘樹議員。 ◆11番(佐藤弘樹君) ただいま答弁を頂戴したところでございますが、これこそやっぱり非常に誇れる文化財でありますので、ぜひ、今、参事のほうからも答弁がありましたとおり、これも教育委員会全体の中で、こういった文化財、文化施設、社会教育施設に関しましては、啓蒙、普及啓発に努めていくのだという御判断をと考えてございます。 この部分の最後になりますが、旧千葉家住宅、これは凛菜・上の家でございますが、この扱いが、ちょっと私の手元の大崎市の教育にもないですし、どこにもないのです。現在、岩出山総合支所のほうで管理をされているかと思うのですが、私は非常にすばらしい施設だと思ってございます。この施設の管理、有効活用、これは議題外になりますから、この部分ではございませんが、今後、旧千葉家住宅というものもこのオンライン化という中で、きちんと市内外の方にこういった施設があるのですということは、私は理解促進すべきだという観点もございますが、こちらのほうの役割ですとか現在の位置づけですとか、この辺はいかがでしょうか。 ○副議長(後藤錦信君) 岡本岩出山総合支所長。 ◎岩出山総合支所長(岡本洋子君) お答えさせていただきます。 旧千葉家住宅をはじめとする社会教育系施設におけるオンライン化につきましては、観光客の誘客に極めて有効な手段だと思っております。 旧千葉家住宅につきましては、御存じのように、現在は直営管理で行っているところでありますが、各種体験イベントであったり、各種講演等で積極的に導入活用を図りながら、市内外への動画配信であったり、情報発信等を行いながら、交流人口拡大に努めていきたいと思います。 また、新型コロナ禍における同施設の活用の検討協議状況ということで、ちょっとお答えさせていただきたいと思いますが、旧千葉家住宅につきましては、大崎耕土が世界農業遺産に認定され、地域資源を巡り、そして地域の食の文化を体験する場として、これまでも多くのゲストを受け入れ、評価の高かった施設であります。今後さらなる活用が期待されるところでありますけれども、指定管理者の再募集までには解決すべき多くの課題があるということは議員も御承知のことと思います。これまでそれらの課題解決に取り組んでまいりましたけれども、今定例会に方向性を示すことができずに、大変私も悔いが残るところであります。 今般の新型コロナ禍といいますか、新型コロナウイルス感染拡大によりまして、旅行形態も変わり、そしてまた価値観も大きく変わったと思っております。あの重厚な建物を管理、保存しながら、アフターコロナを見据え、使用目的等に留意した内容で条例改正を行い、指定管理者の指定に向け、作業を今後とも続けていきたいと思っております。 以上です。 ○副議長(後藤錦信君) 佐藤弘樹議員。 ◆11番(佐藤弘樹君) ただいまの答弁では、鹿島台地域と松山地域、また岩出山地域を代表するような施設等々の答弁を頂戴した部分でございますが、繰り返しますが、この大崎市内のほうには社会教育施設や文化施設がたくさんございます。こういったものが非常に地域で愛されていて、大事にされている施設でございまして、これが合併した大崎市にも引き継がれ、今後もずっと継続的に、ぜひ皆さん方のほうに多くの関心や興味を寄せていただきたいという、今答弁でも発言があったのかと、私も理解する部分でございますが、たまたまではございましたけれども、文化財という観点では、鈴木教育部参事、そしてあとは松山の千葉公民館長、また鹿野鹿島台公民館長、そして岩出山の岡本洋子総合支所長、退職だということでございますので、どうぞ今までの御奉職に私も感謝を申し上げ、次の質疑に移らさせていただきたいと考えてございます。 続きまして、8款2項2目でございますが、社会資本整備道路修繕事業でございます。 先ほどの質疑のほうで内容、減額事由は分かったのですが、令和3年度当初予算全額を減額をしたものであったというわけでございまして、要求額への内示率が50%であるというところも聞かせていただいたところでございました。 その地域要望に対する優先の考え方と予算配分と、私もこちらのほうに記載させてもらってございますが、道路修繕というのは、繰り返しになってきます。やっぱりいろいろな要望が地域のほうから多く、大なり小なり上がってきているということは、もちろん承知しているわけでございますが、まず担当課といたしまして、この道路修繕に関してのその要望、あるいはその内容に対する優先というのは、きちんと明確化されておりまして、その明確にされたものに対して、いろいろな当初に対する補正等々で予算を充てていくということなのでしょうか。詳しくお願いします。 ○副議長(後藤錦信君) 宍戸建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](宍戸淳君) まず最初に、社会資本整備道路修繕事業につきましては、今回50%の内示ではなくて100%の内示、要求額に対して頂いてはおります。 舗装修繕につきましては、社会資本整備道路修繕事業という国からの交付金のある事業と、あとは公共施設等適正管理推進事業債という起債を活用しました舗装修繕事業を主に今、2本立てで行っているような形になっております。 この舗装修繕事業につきまして、おのおの個別施設計画を策定しておりまして、社会資本整備道路修繕事業につきましては、補助要件といたしまして、その舗装構成が2層以上であるとか、あとは、大型の交通量が現状よりも多く見込まれるために、その舗装構成自体をランクアップするという要件に合致した場合は、その社会資本整備道路修繕事業のほうでできるということになりますので、現在市内のほうで9路線指定されておりまして、その9路線について事業を展開しております。 公適債、公共施設等適正管理推進事業債を活用しました舗装修繕事業につきましては、今年度その路面調査等に基づきまして個別施設計画を見直しまして、路面性状や路線環境、あとはそういったものを勘案しまして、順位づけを行っております。それに伴う予算配分の実施をしているところであります。 ○副議長(後藤錦信君) 佐藤弘樹議員。 ◆11番(佐藤弘樹君) ただいま、社会資本整備道路修繕事業について詳細な話を聞かせていただいたという部分でございまして、多分私のほうではこの部分で今お話が、前段のところでちょっと含まれておったのが、道路修繕という部分でもあったわけなのですが、ちょっと質疑外になってしまうところでございまして、割愛をさせていただきたいと思ってございます。 いろいろ社会資本整備道路整備修繕事業ですとか、いろいろな道路関係、道路橋梁関係です、こういったもので、今3月といいますと大変こう、その道路関係も含めて工事が増えている状況でございまして、それに対するこの3月末に向かって検査体制、通告書にも書いてございますが、工事及び製品等の検査、測量及び設計の業務委託の検査等、大変な作業を検査課のほうではされているのかと思ってございますが、大崎市の場合ですと、この検査体制、当然万全でしょうか。いかがですか。 ○副議長(後藤錦信君) 齋藤検査課長。 ◎検査課長(齋藤淳一君) お答えいたします。 当課では、大崎市工事等検査規程に基づき、契約金額が300万円を超える工事及び工事に関連する測量設計等の委託業務の検査を行っております。 人員の配置といたしましては、工事において土木関係が多いことから、土木関連では2人で、建築設備関係は1人で、当課では3人体制で検査を行っております。 検査の実施体制といたしましては、工事にあっては工事請負契約書、設計図書、その他関係書面について行う書類検査と、現地による実地検査を行うものとし、委託業務にあっては、設計業務等委託契約書、その他関係書面について履行を確認するものとして、検査規程等に基づき、適正に行っているところでございます。 今、議員御指摘のとおり、3月はやはり工期が集中するということで、かなり忙しい部分はありますが、その辺は担当課と密に連絡を取り合いながら、検査日程を調整して進めさせていただいております。 以上です。 ○副議長(後藤錦信君) 佐藤弘樹議員。 ◆11番(佐藤弘樹君) しっかり日頃から検査をしていただいていると思ってございます。 このようにして建設部のほうでは、大変この3月末に向かっていろいろな工事が集中してきているわけでございますが、今回の予算、補正予算の上程もそうなのですけれども、その一つ一つに対して、きちんとやっぱり検査があり、そしてあとそういった予算執行の中で、きちっといろいろな把握をしながらの作業という部分で、常にフィードバックをしているところだと思ってございます。今気がついたのですが、検査課長も3月で御退職だということでございましたので、大変お勤めお疲れさまでございました。 次に移らさせていただきます。 1つ飛ばしまして、10款1項2目、私からも教育支援員等配置事業の質疑でございます。 前段の質疑の中で、スクールサポートスタッフの予算であるということで3,259万3,000円という部分でございました。私もこのスクールサポートスタッフ、総務常任委員会の委員でもございますので、提案をしているほうでありましたが、市内の36校中のうち、既に35校で配置がされておりまして、昨年、令和2年8月18日から順次配置がされているものであると。また議会のほうとしても、昨年の10月2日、議長から執行部への緊急要望という形の中にも盛り込まれている案でございました。 こちらのほう、繰り返しますが、配置数は適切かという質疑でございます。いわゆる大規模校、特に500人を超すような学校がありますので、生徒の数がやはり多い学校というのは、それだけ新型コロナに対する感染のリスクが高まる、あるいはそれだけ防御する場所が増えるということもございますので、そういった部分に加配をすべきだと議会側のほうとしても申し入れてきたところでございましたが、今回の予算としましては、この加配措置は十分に盛り込まれて予算計上になっているのでしょうか。 ○副議長(後藤錦信君) 安藤教育部参事。 ◎教育委員会教育部参事(安藤豊君) 今回の部分でございますが、小学校の統合もございまして、令和3年は小学校22校、中学校11校、33校への配置ということで、今、原則として、各学校1名ということで考えております。 それで、議員おただしの大規模校と言われるところについては、令和2年、今、議員から御紹介がありましたとおり、要望などもございまして、可能な限り対応をさせていただいてきたところでございます。 そういったところの校長先生の話も受けながら、今回大規模校に、例えばその加配も含めてということではなくて、今現在申し上げるのは、各校1名をもって事業に取り組んでいきたいということでございます。 そういった考えに至った一つには、確かに学校の規模がございますので、その規模だけで比較しにくいところもございますけれども、先ほど伊勢議員に答弁させていただいたとおり、学校での生活における衛生マニュアル等々の改善というか、見直し等にもよりまして、子供たちも含めて、自らがその新型コロナウイルス感染症の予防というようなところで取り組まれてきておりまして、最初にあった、教職員等が総出で消毒、清掃するという段階から、だんだんに子供たちも含めて、そういった段階的に現在取り組んでいただいて、それぞれ感染症予防の部分として、手洗い、それから小まめな手指消毒等々が定着をして学校生活が送られてきているものとも認識しているところでございます。 ただ、今後の社会情勢といいますか、コロナの変化によりましては、議員からおただしをいただきました、やはり人数の多いところについての配慮が必要ではないかということについては、その状況を鑑みながら対応してまいりたいと考えております。 ○副議長(後藤錦信君) 佐藤弘樹議員。 ◆11番(佐藤弘樹君) 断続的にではございますが、市内の小中学校のほうでも感染例は、最近でも報告されておるところであります。それも私は大事な問題と思ってございますし、あと、総務常任委員会のほうで前に視察をさせていただいた古川西中学校のほうでは、文科省のマニュアル、市教委のガイドラインを根拠にしまして、西中マニュアルを作成し適用しているという部分でございました。また、希望する生徒と教員が共にチームをつくり、西中保健だよりを通じて、コロナの差別や偏見をなくそうという呼びかけや、正しい知識を持って感染予防をしようという啓蒙を行っているということでございまして、こちらのほう、学校以外にも、様々な学校での取組や、学校だよりを通じての啓蒙活動というのは、私も聞いてございますが、本日、時間の都合上御紹介しませんけれども、これは鹿島台から鳴子まで各学校のほうでやられていることだと思ってございます。こういったものも検証しまして、学校のほうで、そのスクールサポートスタッフの方々に対して、西中でも特に感謝を申し上げておりました。校長先生はじめ、非常にこの方々の役割は大きいものであるという話も、中学校でございますけれども、されている部分でございました。 こういった検証を踏まえて、昨年の常任委員会等々の議論では、ひとまず36校中35校に配置をするのだということでございましたが、そこから半年間、8か月間もたっているわけです。なので新年度に向かっては、私はやっぱり大規模校に対する加配や、そのスクールサポートスタッフの方々が現状でどういう活動をされているかということを検証した上での予算計上というのは非常に大事だと思っておったのですが、それはいろいろな答弁を今されましたけれども、そういう観点はいかがでしょうか。 ○副議長(後藤錦信君) 安藤教育部参事。 ◎教育委員会教育部参事(安藤豊君) 今回、十二分な検証とまでには至らなかったところもあろうかと思います。 基本的に今申されましたとおり、1校、申し上げますと鬼首小学校には、前年度、努力した結果、配置ができなかったというところもございます。それで、あと小規模校と言われる学校について、先ほど申し上げましたとおり、こういった令和2年度からの取組で一定の定着が図られている中において、小規模校と言われるところでのスクールサポートスタッフの配置のニーズというところの部分なども、さらに確認をしながら、まず最初に、今回募集をかける中において、採用者については、先んじて大規模校のほうから配置をするような形の中で取組をしながら、全体的な部分として、必要に応じてその加配という部分の判断に至れば、そういった部分についても配慮してまいりたいと考えているところでございます。 ○副議長(後藤錦信君) 佐藤弘樹議員。 ◆11番(佐藤弘樹君) ずっと議論の堂々巡りになるのかも分かりませんが、私もこの予算は、最低限の基準でございます1校1名という部分ですから、これは通します。通したいと思っていますけれども、ただ繰り返しますが、検証もせず、学校の声も聴かずということでは駄目で、聞いているとは思うのですけれども、どういう学校でどういう先進的な取組をされているのか、どういう役割とか、皆さん方がどのような業務に当たられているのか、また、今度採用をいただく側としましては、時間の問題、4時間といってもどの部分の4時間なのか、様々あるかと思うのです。そうすると、2名大規模校に入ったとしても、その2名の方が同時なのか、午前午後なのか、いろいろな観点もあるかと思うのです。頼み方、まちづくり協議会とか地域づくり委員会、いろいろな方々もいらっしゃいますし、何かしたい、あるいは何かをしてあげたいと思っている市民の方も大勢いるかと思うのです。こういった方々の声に対しても、やはりこの広報周知というのが私は極めて大事と思ってございますし、やはり今、学校生活含めた子供たちが、非常に部活動ですとか、スポーツ少年団ですとか、学校の勉強という中でも、非常に停滞を招かないようにということを思いながらも、なかなか我々も日頃から学校のほうに気軽に今訪問ができない状況でありますから、できる部分がありますれば、市の事業一つ一つに、なるべく大きなアンテナを張っていただいて、知恵、工夫を用いまして、学校生活や教員、そして児童生徒のために協力をしていくのだという姿勢をぜひ見せてほしいと思っているわけでございます。 時間の都合もございますが、次に移らさせていただきたいと思います。 4款1項3目の新型コロナウイルスワクチン接種事業でございます。 これも前段の質疑の中でかなり微に入り細に入り詳しく、この事業が判明したところがございますが、私が通告をしている部分といたしましては、いわゆるこれから実際にワクチン接種を市民の方々が順次受けていくわけでございますけれども、それを想定した訓練ということでございますが、実際にその会場の動線ですとか、待機する場所ですとか、対応するそういったマニュアルですとか、こういったものを十分にやっぱり検討して準備しておかないと、その当日にはいろいろなことが想定された場合に対応ができないということにもつながりますので、こういった訓練ですとか想定というのは、現在十分に協議はされているのでしょうか。 ○副議長(後藤錦信君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 接種を想定した訓練についてなのですけれども、現時点では、まだ市で訓練というのは実施したことはありません。ほかの自治体で行った模擬訓練や、市民病院でスタートした医療従事者への接種を参考にして、今後、その訓練の方法を検討していきたいと思います。 また、国から、集団接種の会場を想定した見取図ですとか、必要なものが示されておりますので、そちらの準備には着手しております。さらに、おととしの台風19号の際に、避難所である旧鹿島台第二小学校でインフルエンザの集団接種を実施した経緯がございます。そちらの際に、ここの部分がより時間がかかるですとか、そういったところというのは経験している部分もありますので、そういった経験を、今後の訓練、そして接種に生かしていきたいと考えております。 ○副議長(後藤錦信君) 佐藤弘樹議員。 ◆11番(佐藤弘樹君) これもやはり当日までに、対応できないということにならないようにという部分ではございましたけれども先ほどの質疑でも、ワクチン接種に合わせましてクーポン券を発送するわけでございますが、1週間前ということなのです。非常に遅くないですか。ちょっと早めにクーポン券等々を送って準備する、その方々の予定もやっぱりおありかと思いますので、高齢者の中でも、なおさら75歳以上の方が優先をし、準じまして65から74歳というところも先ほど質疑の答弁であったわけでございますが、7月末までに2回の接種を高齢者の方々にはしていただきたいという答弁でありましたが、そのクーポンの件ですとか、訓練の件ですとか、なかなか短時間の中でそこまで組むというのは難しい可能性がございますが、特別なチームをつくっているというわけでございましたので、実際に接種をするまでの、しかも2回です、接種するまでの動線ですとか、いろいろルーティンですとか、いろいろ対策です。十二分にそのチームの中でも検討をされて、このワクチン接種、市全体に対する影響が大きな事業でございますので、推進をしていただきたいと思ってございますが、その点もいろいろなローリングをしたりですとか、協議をしたりですとか、そのチームの中でも、これは重ねて重ねて、現在対策を進めているという理解でよろしいですか。 ○副議長(後藤錦信君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 何分、最大の課題がワクチンが予定どおり来るかというところが、日程ですとか会場確保というところの大きな課題となっております。そういったところも含めまして、時間的に余裕を持ってクーポンも送りたいと考えておりますし、接種を開始した際は、そういう遅滞なく接種が進むように、そういう訓練ですとか、そういうマニュアルづくり、そういったものにも時間を割いて詳細なものをつくって、そういった対応をしていきたいと考えております。 ○副議長(後藤錦信君) 佐藤弘樹議員。 ◆11番(佐藤弘樹君) ぜひこの重大な懸念事項でございますので、いろいろな課題がおありかと思うのですが、その課題を一個一個確認しまして、ぜひ市民の方々が非常に効率的に、2回の接種を安全・安心に受けることができるような議論をしていっていただきたいと考えておるわけでございます。 また、先ほど市民病院のほうでしょうか、先週5日に20人、そして今週8日に150人、9日に145人の医療従事者の方々がワクチン接種をされまして、2週間で全スタッフを接種したいという答弁でありました。こちらのほうでも一応、なおさら聞かせてもらいますが、民間の病院もあるわけでございますし、もちろん分院等々もございますけれども、もちろん市民病院なので、全部の分院、診療所、本院という体制なのかと考えてございますが、もうちょっと詳しく、民間も含めて、現在の医療従事者の方に対するワクチン接種の件についてお尋ねいたします。 ○副議長(後藤錦信君) 八木市民病院経営管理部長。 ◎市民病院経営管理部長(八木文孝君) 医療従事者向けのワクチンの配布というのは、県が担当して行うということになっております。そして3月中に配布される分というのがかなり限定的な量だということで、これまで配布されている県内の病院というのは、コロナ感染症の患者を受け入れている病院で、そのうち大きな病院、病床を多く持っている病院を中心にということで、まだその受け入れている病院にすら行き渡っていないような状況になってございます。 その後の配布のスケジュールというのは、これもまだ国の状況ということではっきりしないところではございますが、本日、医師会の先生方、あと医療従事者、その中には歯科医師会、薬剤師会、消防の救急関係のもの、保健師等の公務員の一部といったものが第1グループ、先行して接種するグループになっておりますけれども、それらの接種をこの大崎市の中でどのようにやっていくかというような話合いが行われるということになっておりますので、そちらのほうも、順次、体制を固めていくという状況でございます。 ○副議長(後藤錦信君) 佐藤弘樹議員。 ◆11番(佐藤弘樹君) 詳細に答弁をいただいたところでございました。了解しました。 また質疑のほうに戻りますが、先ほどもありました、特に、高齢者の方、独り暮らしの方々は、耳が聞こえにくかったりですとか、文字が読みにくかったりとかしますので、クーポン券を送っても、あるいはその声がけが1回ぐらいあっても、忘れていた、行けない、いろいろな状況が想定されるところであります。 私も話を聞きますと、やっぱりこのワクチン接種に期待はするのだけれども、怖いという声が多いのです。やはりどういうものか分からないので、非常にこう、受けたいのだけれども怖いのだという声を随分、その高齢の方から私も聞かされているところでございまして、勧めればいいのかどうなのかといういろいろなことにもなってこないように、いろいろな現状で、厚労省も含め、国や県や市で把握している部分は情報提供や、あるいはその理解促進に努めていただきまして、特に、高齢者世帯の独り暮らしの方で、いろいろな障害を持っていらっしゃる方ですとか、体もいろいろ調子がという方もいらっしゃると思いますので、こういった方々に重ねてアナウンスですとか、理解を深めていくような、そういった体制に関してはいかがでしょうか。 ○副議長(後藤錦信君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 高齢者、特に独り暮らしの世帯の方に関しては、先ほど新聞折り込み広告という話もさせていただいたのですが、それ以外でも、やはり対面でしっかりお話を聞いて答えていただくという機会が大事かと考えております。そのために、3月と4月の各地域で行われる行政区長会ですとか、あと、保健推進員の皆さんの総会がありますのでそちらのほうと、民生・児童委員の定例会がございますので、そちらのほうに接種チームの職員が赴いて、取組をお伝えして、そういった高齢者世帯にきめ細やかに周知をしていただくようお願いをしていくという計画を立てております。 ○副議長(後藤錦信君) 佐藤弘樹議員。 ◆11番(佐藤弘樹君) その点は重ねて私もお願いしたいと思っている部分でございまして、どうしても漏れてしまわないように、全市民の方に、年齢問わず、16歳以上が接種ができるというものでございますので、その方々に対して正確な情報を重ねて重ねて、アナウンスをしていくということは非常に重要になってくるだろうと、これから数か月間、思うところであります。 あと、ここの部分の最後になりますけれども、先ほどの質疑でもコールセンター体制という部分が2人の質疑者から出たところでございましたが、チャットボットという、最近AIを使いましたいろいろな回答するようなウェブページの仕組みも増えてきたところでありまして、これは導入はしないという部分でございましたが、今、大崎市のホームページも最近リニューアルされたのでしょうか。パタ崎さんが左下のほうにいまして、パタ崎さんにいろいろな質問をしますと回答してくれるというものでございますが、ほとんど回答らしい回答にまだなっていないのです。担当課のほうで情報をお寄せいただかないと回答が全く出てこないという部分があります。 何を言っているかといいますと、今あるものも有効に活用しなさいという話でございます。このチャットボットがありますから、そこに新型コロナの情報も入れたほうがよろしいのではないですか。使わないと言わないで。市のホームページにせっかくある仕組みを使って、そこにQアンドAを入れればいい話でございますから、後から出た情報を、それはそれで一般の市民の方にも普及啓発したほうが、私は効率的にもよろしいかと考えますが、いかがでしょうか。 ○副議長(後藤錦信君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) おっしゃるとおり、最近、市の公式ウェブサイトのほうがリニューアルされております。そちらのほうにチャットボットの機能を搭載しております。 そちらのほうも活用して、こちらのワクチン、危険な部分もかなり多く報道されているのですけれども、有効性というところもかなり高いものと認識しております。そちらのしっかりした正確な情報、そういった様々なメディアを使って周知を図って、このワクチン接種につなげていきたいと考えております。
    ○副議長(後藤錦信君) 佐藤弘樹議員。 ◆11番(佐藤弘樹君) 私もちょっとこれは担当課だけのお話ではないのですけれども、大崎市は非常に取組はよろしいかと思うのですけれども、市長の動画に関しても、その動画も継続しているのか継続していかないのか分かりませんけれども、せっかくいろいろな事業を出していますから、その事業のときに市長が自らトップリーダーで動画撮影を行っていくというのは、ユーチューブでも動画サイトのほうでも確認できておりますが、なかなか視聴回数が上がらないわけです。なぜかといいますとやはりこの見せ方、その内容ですとか、こういった部分に関する工夫が必要と思いますし、先ほどもSNSの活用も出されました。入れればいいということでは確かにないです。デジタル関係、通信関係を。ただし、ちょっと私はこの大きな人口を誇る大崎市の場合には、その情報ですとか生かし方、共有の仕方、広報の仕方、SNSの活用の仕方、ちょっと残念だというのをずっとこう思っているのです。特に災害を含めて。この辺は、まず、今あるものは活用しましょうよ。そして足らない部分は詳しい職員がいっぱいいますから、ちょっとアイデアをもらいましょうよ。せっかく今、一番、市としての施策の課題ですとかというのが十分ありますので、ポイントポイントでは市長自らが動画できちんと公開をしていく、広報していく。細かい部分では、担当課のほうで、せっかくいい事業もやっているのですから、公開をしていく、見やすいように工夫をする、情報共有の在り方を考えていく。そういったことにぜひ打ち込んでいただきたいと思うのです。これは総務部なのですか、全体の話としましたならば。多分3月で勇退されるかも分かりませんが、総務部長。その情報公開の在り方、その辺いかがですか。 ○副議長(後藤錦信君) 門脇総務部長。 ◎総務部長(門脇喜典君) 午前中の質疑も聞きながら、議会が終わったら、ぜひうちのウェブサイトを活用できるのではないかという話をしようかと思っておりました。 あとは、ちょっと秘書広報課とも今話をしているのは、せっかくウェブサイトを新しくしたので、いろいろな意見が多分来るだろうと、その意見を、どうしても我々としては批判を恐れて否定に回ってしまうところがあるのですが、いやいや、せっかく新しくしたのだからそれをプラスの意見として受けて、できるものからどんどん取り入れていくようなプラス思考で考えましょうということで今取り組んでおりますので、まだ何かアクセスをすると、まだ検索エンジンのほうが古いままだというところもあるようでございますが、そういうのを含めて、やはり批判は批判として、指摘は指摘と受け入れながら、少しでもいい方向に進むように活用してまいりたいと思っています。 ○副議長(後藤錦信君) 佐藤弘樹議員。 ◆11番(佐藤弘樹君) 今回リニューアルされましたウェブサイトのほうも、私のほうにも連日いろいろなお声を頂戴してございまして、もちろんこれは分かっています。リニューアルされましたので、まだ検索になかなかつながりにくかったりですとか、内容がまだ少し薄かったりというのは分かっておりますが、例えば要介護というものを検索したりですとか、障害という検索をしていっても、回答が何とかについてというだけなのです。具体的な内容につながって出てこなかったりするのがチャットボットであったりしますし、せっかくきれいな風景や文化財を映したトップページでありますが、ちょっとその内容につきましては、まだまだこれから充実をしていかなくてはいけないということでございますので、各担当課のほうからいろいろな情報をどんどんお寄せいただいて、市民の方や市内外にもアピールできるようなものにしていただきたいと思ってございます。 先ほどの新型コロナの部分でございましたけれども、やはり一義はトップリーダーでございます。市長自らが、現在進めている施策ですとか事業関係をきちんと皆さん方のほうに広報していくことだと思ってございますので、ぜひ定期的にいろいろな事業とか紹介していただきたいような内容をつかんで、マスコミへのプレス発表だけではなくて、そういった動画関係も使いながらと思ってございますが、その点、市長いかがでしょうか。 ○副議長(後藤錦信君) 伊藤市長。 ◎市長(伊藤康志君) いろいろと御指摘をいただき、御提案をいただきましたことをしっかり対応していきたいと思います。御指導よろしくお願いします。 ○副議長(後藤錦信君) 佐藤弘樹議員。 ◆11番(佐藤弘樹君) これで私の質疑は終わるわけでございますけれども、今までこの新型コロナ禍の中でしっかりと業務に対して頑張ってこられました、3月で退職される方々からも今回質疑に答弁をいただいたところでございました。心から感謝をしたいと思ってございます。今ある施策ですとか事業を有効に活用しまして、今後ともこの大崎市が、新型コロナにぜひ打ち勝っていくのだという大きな旗印の中で、今後とも行政職員の皆様方のほうには頑張っていただきたいということを申し上げまして、質疑を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○副議長(後藤錦信君) 次に進みます。 27番小沢和悦議員。 ◆27番(小沢和悦君) 私からは議案第50号令和3年度大崎市一般会計補正予算(第1号)、歳出、7款1項6目、感染症対策商工業支援事業について、1点だけ質疑をさせていただきます。 当初予算案が可決された直後の令和3年度補正予算による感染症対策商工業支援事業でございますが、特に留意したことについて伺いたいと思います。 ○副議長(後藤錦信君) 小野寺産業商工課長。 ◎産業経済部産業商工課長(小野寺晴紀君) お答えいたします。 こちらの事業でございますが、令和2年度も実施しております事業でございまして、この補助対象団体が、感染症予防対策を実施いただきながら、地域経済が落ち込む中、深刻な影響を受けている市内の小規模事業者等に対し、国・県、市等への申請書類の提出に関し、会員以外も含めたところにガイダンスをしていただいたり、活用支援の指導や経営相談など、支援を実施していただくための補助事業という形になっているものでございます。 留意したことについてということでございますが、深刻な影響を受けております小規模事業者等に対しまして、国・県等へのそういった申請のガイダンスを含めた支援と、あとは経営支援、経営相談というのが大変必要だという認識の下、この補助制度を創設させていただいております。 ○副議長(後藤錦信君) 小沢和悦議員。 ◆27番(小沢和悦君) 12月の議会の補正で、思い切った支援事業を、感染症対策商工業支援事業を打ち出していただいたと思うのでありますが、あの場合の対策については、年越しができないと、このままでは。それに何とか対応できるものをということで、思い切った策を打ち出していただいたと思っているのでございますが、1,400件の中小企業・小規模事業者緊急支援事業については、1,400件を想定した予算づけをしたのでありますけれども、780件ということで、想定件数との関係からいえば55.7%であったと。実際に年を越してみまして、申請の期限が迫るに従って、件数は思ったほど伸びていないということで、業者の間からは、実は私、年末にあの予算が通った後に、知り合いのところにそれをお知らせして歩いたのでありますが、3割まで減収はしないけれども2割は超えているところは対象として駄目なのですかということが言われました。 2割か3割かということについては、いろいろ役所の中でも検討されたとは思うのでありますが、よその市などを見ますと、本市も2割以上の減収を対象とした事業もあったわけでありますが、今回、そういった点で、どこで線を引くかということについていろいろ迷ったのではないかと思うのです。そのときに該当にならなかったと、しかしながらコロナで苦しんでいるというところに対する手当てという意味での配慮は、今回の議会に提案するに当たっては、検討はしなかったのでしょうか。 ○副議長(後藤錦信君) 小野寺産業商工課長。 ◎産業経済部産業商工課長(小野寺晴紀君) お答えいたします。 まず1点目として、減収率のお話の中で、2割または3割の線引きというところがございますが、私どもは、12月の場合にはどうしても緊急的な支援の中で、年も越せないくらいという状況と、11月、12月のみでその対象月として、減収のほうを確認したいということもございまして、そういった中では、やはり3割の減収がもし3か月以上続いたら1か月分の収入がないというような状況に陥っているところについては、やはり緊急的な支援が必要だという認識の下に、3割というところで減収率のほうというのを検討させていただいた経緯がございます。 そういった中で、新年度の支援でございますが、まず最初に、緊急支援事業につきましては、まずその減収率の状況を見た中で、上乗せが必要というところで、そちらのほうの対応をさせていただいたところでございますが、今後の考え方では、もともと私どもも、経済対策を行う上で考えてございましたのが、市の独自の経済支援というのはこれまでも取り組んできたところなのですが、基本的な考え方といたしましては、支援対策をする上で、事業継続を支える緊急的な支援、市内の需要の喚起を目的とした支援、県内外の交流を促進する支援という形で、3段階に分けた支援を、地域内外の感染症の状況や国・県の方針を踏まえた中で、段階的に支援してまいりましょうという考え方に基づいてやってきているところでございまして、今後の追加支援等につきましても、この基本的な方針に基づきまして検討してまいるということでございます。 ○副議長(後藤錦信君) 小沢和悦議員。 ◆27番(小沢和悦君) 私のほうからの申入れの中で、この商工業支援事業の中でも、中小企業・小規模事業者緊急支援事業について、3割でなくて2割の減収に変更できないかという申入れを口頭でしました。あとゴー・トゥー・トラベルの関係で、11月、12月は3割以上の減収にはならなかったけれども、ゴー・トゥー・トラベルが停止した途端に鳴子周辺では、飲食店では一気に5割以上に減ったということなので、1月も対象に入れてくれないかというような声もございました。そういった意味で、2割減か3割減か、それから、11、12月か、11、12、1月かということで、対象に少しの差でならなかったけれども、苦しいのはこれは間違いないという事業者もいらっしゃることは間違いないのです。 そういったことからしますと、産業経済部長は、やはり今打ち出したものについては、やはり区切りをつけて、次に打つときにどう検討するかだというようなお考えをお持ちであったようであります。 3月5日であったでしょうか。コロナの特別委員会の際に、つまり国からの地方創生臨時財政調整交付金の関係で、言わば交付金は、残った場合に返さなくてはならない。それを返すのではなくて、いわゆる割増しをこの際思い切ってやって、受付期間を3月26日までやって、年度内に支給という思い切った措置をやってもらった。これは非常に立派であったと私は思うのです。 本来だったならばさっき言ったように、2割減か3割減がという線引きで、対象にならなかった人たちも本当は救ってあげたかったのだと思うのです。しかしながらそれはできなかったのだと思うのです。あの段階では。つまり、国に対して示しておった計画の範囲でしかお金は使えませんから。 そこで、できなかったことをこの補正でやるという思いにはならないものでしょうか。そういう心は、温かいお気持ちはお持ちでないですか、産業経済部長。 ○副議長(後藤錦信君) 茂和泉産業経済部長。 ◎産業経済部長(茂和泉浩昭君) 今の御質問、今回の議案と直接的なつながりはないものとは思いますけれども、これまで小沢議員から御指摘を頂戴しまして、ほかの議員からもその時期の問題、そして割合の問題については御指摘を頂戴しておりました。 ただ、やはり今回の緊急支援事業、そちらのほうの申請の状況を見ますと、2割減、3割減どころではなくて、中身がもっとすさまじい数字であったと。大体、飲食店に関しましては6割近く減収しているのが平均値でございましたし、先日の特別委員会の中でもお話ししたとおり、金額に関しましても、62%以上がもう20万円以上の減収になっていると。そういった実態を勘案しまして、今回の2年度の追加支給となったところでございます。 ただ、あのときお話ししたとおり、今後も、そういった経済状況の変化に応じまして、さらなる経済支援対策、必要に応じて展開してまいらなければならないということは、午前中、遊佐議員にも答弁申し上げたとおりでございます。 ○副議長(後藤錦信君) 小沢和悦議員。 ◆27番(小沢和悦君) 関係なくはないのです。やっぱり商工業者に対する感染症対策の支援事業でありますので、やはり手当てをして、手当てができなかったところに対してどうするかというのは、次に予算化するときに当然検討しなければならないところなのです。 今回残念ながら、そういったところについての対策は取られていなかったようですが、ちょっとその3月5日のコロナの特別委員会で説明を受けた令和2年度中の上乗せについては、その3割減に満たなかった人たちからすれば、我々のところにも目を向けてほしかったという思いを持っているだろうと思うのです。私が言わんとしている趣旨は大体分かったと思うので、今後、対策を考えるときには十分に考慮していただきたいと思います。 以上で終わります。 ○副議長(後藤錦信君) 次に進みます。 21番富田文志議員。 ◆21番(富田文志君) 富田文志でございます。 通告に従いまして質疑をしてまいりますが、6番手で、大分もう質疑項目、前段の議員でかなり明らかにされておりますので、ダブらない程度に質疑をいたします。ただ、途中失念をしていて聞き漏らしのところ多々あるかもしれませんので、御容赦をいただきながら質疑をさせていただきます。 まず、2款1項3目の人事管理費、感染症対策緊急対応型雇用創出事業の2,328万3,000円についてお伺いをします。この事業で採用される職員数については分かりましたが、具体的な仕事内容について、まず確認をしたいと思います。 ○副議長(後藤錦信君) 坪谷人財育成課長。 ◎総務部人財育成課長(坪谷吉之君) まず、今回の職員採用につきましては、一般事務の職員を募集したいと考えてございます。ですので、一般事務の補助業務といたしまして、まずはデータ入力であったり、会議録の作成であったり、他には窓口対応等の補助業務などを考えているところでございます。 ○副議長(後藤錦信君) 富田文志議員。 ◆21番(富田文志君) ①から④まで書いております。多少順番が違うかもしれませんが、御容赦いただきながら、資料として頂いた新型コロナウイルス感染症対策事業の一覧で示されておりました。昨年の8月補正で、この会計年度任用職員1,386万2,000円が計上されております。そのほかに、さきに可決をいたしました当初予算では、報酬、期末手当、それから共済費、費用弁償等、合計で5,398万9,000円、約5,400万円ほどの計上がありました。 私は、例えばこの当初予算だけを考えても、約5,400万円ほどで、この人事管理費でいわゆる必要な会計年度任用職員、これで年間の言わば必要人数は確保できているという判断で間違いないかどうか確認をしたいと。 ○副議長(後藤錦信君) 坪谷人財育成課長。 ◎総務部人財育成課長(坪谷吉之君) まず、当初予算のところで5,390万円ほど、今回お認めいただきました。ここに計上されている経費につきましては、職員の産前産後休暇であったり育児休業、そこに関わる職員補充ということであったり、あるいは障害者雇用のところで私ども予算を持っておりますから、その部分で5,390万円となってございますので、今回約2,300万円を要求させていただきますけれども、それとは別な職員を雇用したいという内容でございます。 ○副議長(後藤錦信君) 富田文志議員。 ◆21番(富田文志君) コロナで大変な生活をされて職に就けないという方を救済しようということに関しては私も大賛成でありますが、少なくとも当初予算で必要であった金額ははっきりとしていますので、それ以外の人数も、当然、この人事管理費の部分で必要であったということでよろしかったのですか、そうすると。 ○副議長(後藤錦信君) 坪谷人財育成課長。 ◎総務部人財育成課長(坪谷吉之君) 今回2,300万円ほど要求させていただいておりますけれども、まだ当初予算の段階では、臨時交付金がさらに追加になるというお話はなかったので、この時点では予算要求はしていませんでした。ただ、今回財源が1つ見いだせましたので、ここでもう一度、8月に続き、もう一つ踏み込みたいと、10名を雇用したいということで要求させていただいたところでございます。 ○副議長(後藤錦信君) 富田文志議員。 ◆21番(富田文志君) ちょっとくどいようで申し訳ないのですが、何度もお話ししているとおり、大変な状況の人を何とかという思いは私も一緒です。ただ、少なくとも予算がついたから10人分というのはその理由にはならないと、このように思うのです。 そもそも、前から我が会派でいろいろな機会を設けてお話をさせていただいておりました。正規の職員が集中改革プランで大分減員されました。その分、目に見えなくはないのですが、予算的に見てはっきりしているのは、今で言うこの会計年度任用職員として、きちんと人数だけは確保されるくらいの人数の皆さんが、しっかりと大崎市の行政を支えているということ自体は間違いないことだと思うのです。ですから、国からお金が来ようが来まいが、必要な人数は必要な人数でしっかりと働いてもらわなければいけない人数というのは、しっかりと確保しなければいけないことだと思うのですが、その辺の考えをもう一度。 ○副議長(後藤錦信君) 坪谷人財育成課長。 ◎総務部人財育成課長(坪谷吉之君) まず、やはり正職員でもって職員を確保するべきという前提はもちろんございます。また、今回さらに、病気休暇の職員であったり、育児休業に入っていく職員等が、またここ最近多くなってきたことがまた最近分かっているものでございますから、そこでまたさらに人数が足りないということが分かったものですから、今回、予算要求をさせていただいているところでございます。 ○副議長(後藤錦信君) 門脇総務部長。 ◎総務部長(門脇喜典君) 議員おっしゃるとおり、当初予算に計上した会計年度任用職員が、令和3年度、市として必要な会計年度任用職員という考えの下に当初予算を計上させていただきました。ただ、若干その後、病休等があって、若干の補充も必要だという考えが一つと、一番大きかったのは、やはりリーマンショックと同じように、職を失う方が我々が思っている以上に増えてきている、その方々の職を、次の職が見つかるまでの食いつなぎのような意味合いが、今回の10名の予算の主な理由でございますので、その辺を御理解いただければと思います。 ○副議長(後藤錦信君) 富田文志議員。 ◆21番(富田文志君) そこでなのですが、この1年間、会計年度任用職員として働いていただいた皆さんに、次の職が見つかるようにという手助けというか、再雇用に向けた支援というのは、働きながら、その方にどういう支援を、言わば人事管理費の中でできることなのでしょうか。 ○副議長(後藤錦信君) 坪谷人財育成課長。 ◎総務部人財育成課長(坪谷吉之君) まず、今回につきましては、やはりその職のつなぎの期間として支援できないかということで実施しているところがまず一つございます。ですので、私どもでできる支援といたしましては、次の職が見つかるまで、そこは多分、恐らく、勤務しながら就職活動などをされていくかということが想定されますので、そこは大いに認めまして、就職活動もお仕事も両立しながら進めていきたいというところで、支援をしていきたいと考えてございます。 ○副議長(後藤錦信君) 富田文志議員。 ◆21番(富田文志君) ハローワークに通う方は、特に若い方のお声を聞くと、なかなか、臨時でも何でも、一旦勤めてしまうと、そこに勤めながら次の職を求める、その活動というのはかなり制約を受けて大変だという声を聞きますが、その辺そういう声を聞いているということはありませんか。 ○副議長(後藤錦信君) 坪谷人財育成課長。 ◎総務部人財育成課長(坪谷吉之君) ハローワークのほうと直接的なやり取りはないのですけれども、ただ状況として分かっているのは、今現在で大崎管内で161名の方が解雇されているということで、年々増えているということは把握してございます。そういう意味からすれば、ハローワークに通っている方はかなり多くなっているものと推察しているところでございます。 ○副議長(後藤錦信君) 富田文志議員。 ◆21番(富田文志君) どこまでお話をすればいいのかちょっと私も迷っているのですが、ハローワークの方のお話、直接ではないのですけれども、人伝えに聞くと、この市の会計年度任用職員の採用は今は毎年しっかりとやられております。その期間期間で。ところが、ある程度やっぱり、その業務に慣れた方と言っていいのかどうか分かりませんが、そういう方が優先されるので、新たな方はなかなかハローワークで推薦しても、なかなか採用までこぎ着けられないというようなお話も聞きますが、そういうことに関してはどうですか。 ○副議長(後藤錦信君) 坪谷人財育成課長。 ◎総務部人財育成課長(坪谷吉之君) 経験者が、既得権というわけではないのですけれども、優遇されるということを避けるために、私どものほうでは2年前から採用試験の在り方を見直しいたしまして、1つは筆記試験、こちらのほうも行ったり、そして面接試験も行ってということで、公平公正さについてはしっかり議論して、そして進めているところでございます。 ○副議長(後藤錦信君) 富田文志議員。 ◆21番(富田文志君) ぜひしっかりと対応されて、なかなか職に就けない皆さんを支えていただきたいとこのように思います。 それでは次に、新型コロナウイルスワクチンの接種事業について私も伺いたいと思います。 先ほど来からのお話で、ワクチンの確保に関しては、大崎市は直接の関わりは強くないと、とにかく国で幾ら確保できるかと。そこからの分配が基本的には大崎市のワクチンの接種になるというお話でありました。しかも、かかりつけ医の個別接種と集団接種の2本立てで行うと。 私ももう既に、年齢的には高齢のほうに入れていただいて、最初の接種の一人に多分なるのだろうと思いますし、かかりつけ医にある程度、月に1度ずつ通っていますので、その辺も早い対応になるのかというような思いはしておりますけれども、このかかりつけ医の個別接種、まだ今のところ、各病院、医院には詳しいお話として届いていないということも聞いておりますが、どの時点で私たちが、言わば予約をする、クーポン券が配られるのはまだまだ後だと思いますが、その前にしっかり、かかりつけ医のところではもう既にパンフレットを頂いて、当院で行うことになるかもしれないみたいなパンフレットだと思いましたが、そういうのも既に出ているのです。ですからその辺のタイミング的なお話を伺いたいと思います。 ○副議長(後藤錦信君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 個別接種につきましては、市内の各医療機関と大崎市のほうで覚書を締結して実施することになっております。その覚書の内容についてなのですけれども、かかりつけ医のほうで最大の懸念は、予約をどうするかというところと、ワクチンをどう管理するかというところでした。そこの部分さえうまく市がやってくれれば協力するという医療機関が、事前のアンケートではそういった意見が多かったので、そこの部分を今現在、最終的な調整をしております。 そして、その予約に関しては、個別接種、集団接種を含めて、両方とも市が一括してシステムを導入して、そこで予約を把握すると。それに応じてワクチンを配送するという手はずとしようと考えておりまして、その部分、覚書にそういったのをどのように明記するかを、今、医師会のほうと最終調整している段階でございます。 ○副議長(後藤錦信君) 富田文志議員。 ◆21番(富田文志君) 先ほど佐藤弘樹議員も、ちょっと期間があまりにもこう、予約というのですか、クーポン券の配布の時期にしても、時期があまりにも接種の期間から短いのではないかというお話がありました。私も率直に感じたのは、やっぱりあまりにも期間が短いという思いがしましたし、本来であれば、こちらで予定したワクチンが予定した時期に入らない可能性もありますので、まず準備だけはしっかりと整えて、いつ入ってもいいように、ぜひその辺はしっかり対応をしていただきたいと、このように思います。 次に、感染症対策商工業支援事業、先ほど来何人からも質疑が出ておりますが、特に私は割増商品券発行事業の委託料について、まず伺いたいと思いますが、今回も前回と同じようなこの7,800万円ほどの使い方になるのかどうか、まず伺っておきます。 ○副議長(後藤錦信君) 小野寺産業商工課長。 ◎産業経済部産業商工課長(小野寺晴紀君) お答えいたします。 委託事業の内容でございますが、一番大きいところがその3割増しで、2万冊分で6,000万円がその3割増し分の金額になります。それと合わせて、事務費等で、1,842万2,000円というのが委託の内容でございまして、どうしてもこちらのほうの発行事業を行う場合に、まず最初に参加店の募集をかけまして、商品券の発行、商品券の販売、最終的には商品券の換金といったように業務が流れていくわけですが、その中でやはり人件費であったり、実際の商品券の発行、印刷であったり、あとは換金に伴います手数料、そういったものになっております。 ○副議長(後藤錦信君) 富田文志議員。 ◆21番(富田文志君) この事業は、古川商工会議所なり各商工会とタイアップして行っている事業という理解でよろしいのですか。 ○副議長(後藤錦信君) 小野寺産業商工課長。 ◎産業経済部産業商工課長(小野寺晴紀君) 基本的な考え方でございますが、委託というところでございまして、委託先というところが、古川商工会議所、大崎商工会、玉造商工会で成ります実行委員会を設立していただきまして、そちらのほうに委託をする予定となっているものでございます。 ○副議長(後藤錦信君) 富田文志議員。 ◆21番(富田文志君) 商品券1枚の印刷の話は後からにしても、その委託料のお話なのですが、お互い事業者を支えるという意味では行政も、商工会議所、商工会も一緒だと思うのです。必要な委託料は必要な委託料で、もちろんお支払いはしなければいけないにしても、それなりに商工会も、新たに職員をたくさん採用してどうのこうのというよりは、現有勢力でできるだけ協力をいただくというようなシステムを、商工会、商工会議所で考えていただいて、できるだけ人件費は現有勢力でということにして、サービスをまずは提供していただくということが必要だと、このように思います。 その中で、前回も質疑をしておりますが、この使い勝手のよい商品券の金額についてなのですが、1,000円券、これはよく皆さんにお聞きをしますと、印刷代がかさむから500円は無理だと。これは使い勝手とか、使って便利だというようなお話ではなくて、印刷代がかさむという考えのようでした。まずその辺の基本的なところを確認しておきます。 ○副議長(後藤錦信君) 小野寺産業商工課長。 ◎産業経済部産業商工課長(小野寺晴紀君) 商品券の1枚当たりの額面というところでは、1,000円で13枚つづりという考え方で計画してございますが、議員御指摘のとおり、金額を500円にしてはどうかと。また、タクシー、小売、飲食、旅行など、業種ごとに分けた額面としてはいかがかという御意見もいただいているところではございますが、そのほかに、今回の商品券発行に当たりましてアンケート調査をした中では、この商品券の発行の効果というところで、売上げの増加、維持につながった、顧客単価が増えたという回答が約6割を占めるようなところでございまして、そういった中で今回、委託を予定しております実行委員会と、こちらの額面についても協議、調整をしていくところではございますが、今回、市民の消費動向を支援する、あとは市内の需要の喚起を促すという観点も含めますと、額面は1,000円が妥当というところで認識してございますが、例えばという話で大変申し訳ございませんが、割増し商品券をお使いいただき、いつもはざるそばのところを、例えば天ざるへ、ラーメンというところをチャーシューメンへ、また輸入牛を国産牛にといった、消費動向が上向くような形につながることを期待して行いたいと思っているところでございます。 ○副議長(後藤錦信君) 富田文志議員。 ◆21番(富田文志君) 使う方、消費者にとっては、グレードアップすることももちろんですが、やっぱり1回のところが2回行けるというところも非常に、もっとグレードアップよりも、この大変な時期では、そういう考えも必要だと思いますし、ちょっとだけ気になったことで、またこまいことで恐縮なのですが、客単価が上がるという判断には納得してそうかと聞くわけにはいきませんので、500円券と1,000円券で客単価が上がると、売上げとして全体的な金額が上がるということはあるにしても、客単価というのはそういう仕組みでないので、多分そうはなかなかならないと思います。 そこでなのですが、この販売時期と利用期間、既に答弁でも何度か出ています。できるだけ早めたいというお話も伺いましたが、その早めたいという思いを、1か月でも早めるということを、今からではやっぱり。例えば、今年初めてやる事業ではないのですから、こういう言い方をすると大変失礼ですが、ある程度のひな形はもう既に出来上がっていると。それによって発注をしっかりと、競争原理が働くように発注すればいいということだけだと思うのですが、そうはなりませんか。 ○副議長(後藤錦信君) 小野寺産業商工課長。 ◎産業経済部産業商工課長(小野寺晴紀君) お答えいたします。 今般の事業にいたしましては、前段の議員にも御答弁させていただいておりますが、ゴー・トゥー・イートが6月30日までというところに続き、7月に販売、使用を開始できるように計画しているところでございます。 先ほど申しましたとおり、その流れというところでは、まず参加店のほうを募集いたしまして、その間に商品券の発行とか、あとはチラシ、そういったものを含めて行うとともに、販売方法というのも、今回コロナ禍で、前回は抽せんをするような予約制、予約をしていただいて抽せんするような形を取らせていただいたところもございまして、そういった販売方法も含めて、今回もちょっと検討しなければならないところもございますので、その販売方法の調整が進んだ後に、販売するところとの調整もございますので、私どもとしては、早く頑張りたいというところはあるのですが、実行委員会と協議をしながら、その時期については、今は7月というところが妥当ではないかと認識してございます。 ○副議長(後藤錦信君) 富田文志議員。 ◆21番(富田文志君) ゴー・トゥー・イートが6月末までだからというお話もありました。あまり、それが行われているからこっちが、その間、様子を見ながらということではない、そういう答弁ではなかったと思いますが、何となくそう受け止めるような言い方に聞こえてしまいます。それとは関係なしに、逆に、一つやっていればそこに相乗効果というのが生まれてくるのではないかとこのように思うのですが。 そこで、④ですが、市独自の定額給付商品券と抱き合わせということで、勝手に私が事業をつくって、市でこういうことやったらいいのではないかということを書かせていただきました。 定額給付金10万円、会派代表質問のときにも取り上げさせていただきましたが、貯蓄に多く回ったのではないかとも言われております。貯蓄に回らないためには、使ってもらえるような商品券、持っていても貯金にはならないというのを発行して配るというのも、今回のコロナが終息して、このままワクチンの接種が進めば、アフターコロナにどんどんと進んでいくのでしょうから、市の経済回復のためにもそういう事業を立ち上げて、ぜひタイアップしながら相乗効果が生まれるように、元気をなくしている中小商店、企業の皆さん方が元気を出せるようなことは考えられないものか。市民協働推進部長どうでしょうか。 ○副議長(後藤錦信君) 赤間市民協働推進部長。 ◎市民協働推進部長(赤間幸人君) コロナ禍において地域経済、できれば地域内循環を進めていきたいという思いはあります。やはりせっかく大崎市に入った交付金ですから、それを大崎市内でより有効に循環するように検討していきたいと思っていますので、関係部課とも相談しながら進めてまいります。 ○副議長(後藤錦信君) 富田文志議員。 ◆21番(富田文志君) ぜひ前向きに検討をお願いしたいと思います。 それでは、8款2項2目、最後の項目になりますが、道路橋りょう維持費、これは既に何人もの議員が取り上げていますし、さきの補正で、大志会、相澤久義議員も取り上げました、社会資本整備道路修繕事業の1億3,860万円なのですが、これは率直に言って、第3次補正だというのが頭からすっかり離れていて、この仕組みが非常に実はこんがらがって分からなくなっていました。ようやく3次補正で入ったのを処理したということで頭の整理はついたのですが、やっぱり何回考えても、当初予算にさえ載っていなければあまり混乱しなかったのかと。今回補正減することもなかったのではないかというような思いもしていましたが。 その中で実施計画、今回3年度は1,580メーター4路線であります。これ、いろいろ社会資本整備の道路、道路だけでなくてこの制度自体を改めて調べてみたのですが、おおむね3年から5年で終了するような事業を計画として取り上げて国に申請をするということで認められた事業が、この事業に相当しているということでありましたが、そういう取扱いで間違いないでしょうか。 ○副議長(後藤錦信君) 宍戸建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](宍戸淳君) 社会資本整備道路修繕事業につきましては、今、市のほうでは9路線がそちらのほうに合致しておりまして、その9路線につきまして、年度ごとにその事業を実施している状況であります。 令和3年度の予算を執行しますと5路線のほうが完了路線となりまして、今後、残りの4路線につきましては、令和6年度までで事業を完了させる予定となっております。全体延長としては11キロほどございますけれども、そのうちの6.4キロが完了するという形になります。 ○副議長(後藤錦信君) 富田文志議員。 ◆21番(富田文志君) なるほど。そうしますと、ちょっと全部の資料を見るわけにいかないので大変失礼な質疑になりましたが、実施計画で今年度の事業というところだけ実は探して、この予算に相当する分が1,580メーターということだけしかちょっと調べられませんでした。そうするとまだまだ、一緒の路線内でこのくらいということです、分かりました。 それでは続けて聞いておきます。そうするとこの事業は、今もう既に答弁いただきましたが、単年度事業か継続事業かということで聞こうと思ったのですが、継続事業で、そのうちの一部分という、その予算設定です。それでは、何でそのように継続事業になっているのに、今年度1億3,860万円、4年度は1億2,300万円、5年度が8,100万円と年々、来年度は1,000万円ぐらいですが、5年度には5,000万円ぐらい減るのです、何でそういうふうに差が出る計画になっているのか。5年度で平均して行う事業というようなわけではないのでしょうか。しかも路線、次の年には全然違う路線も出てくるということになりますし、今計画されているこの路線だけがこの社会資本整備道路修繕事業に該当するのではなくて、来年度また新しい事業として別な路線も出てくるのか、その辺だけ確認しておきます。 ○副議長(後藤錦信君) 宍戸建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](宍戸淳君) 事業費自体がその年度年度で変わっていくということかと思われますけれども、舗装修繕の事業になりますので、その年度計画の中でその悪い部分を直していくという形にはなるのですけれども、それに当てはまる事業費という形になるのですが、今9路線のうち、令和3年度で8路線まで着手する形となりまして、古川地域の新幹線東線が、残りの1路線となるのですけれども、それの完了を令和6年度まで見ているような状況になっております。令和3年度はその4路線、新規には、古川地域の中里大通線と、鳴子温泉地域の鳴子鍛冶谷沢線が令和3年度から着手する事業となります。 ○副議長(後藤錦信君) 富田文志議員。 ◆21番(富田文志君) それでは最後になりますが、ほかの道路修繕事業とこの社会資本整備の予算を使った事業でどのように違うのでしょうか。それはただ、選択が違うだけなのですか。 ○副議長(後藤錦信君) 宍戸建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](宍戸淳君) 大きく分けまして、今回の社会資本整備道路修繕事業につきましては、補助事業となりますけれども、その要件が、舗装構成が2層以上の舗装、あと、大型交通量の増加が見込めまして、その舗装構成自体をランクアップする場合の舗装修繕事業が交付対象の要件となります。そのほかが、公共施設等適正管理推進事業債を使いましての一般の舗装修繕事業という形で行っております。     〔「終わります」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(後藤錦信君) 質疑の途中でありますが、暫時休憩をいたします。 再開は午後3時5分といたします。               -----------               午後2時39分 休憩               午後3時05分 再開               ----------- ○議長(相澤孝弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続行いたします。 3番鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) では、3番鹿野良太、質疑をさせていただきます。 先ほど、議員控室の前で観光交流課長のほうから、このデスティネーションキャンペーンのバッジを頂戴しましたので、つけて質疑に挑みたいと思います。我が西古川商店街のおかみさん会も、この東北サポーターというのがありまして、それに加盟をしていると。市内でも多くの団体が加盟しているということですので、一緒に盛り上げていきたいと思います。ただ、その部分はちょっと質疑は出しておりませんでしたので、別なところからいきたいと思います。 議案第50号令和3年度大崎市一般会計補正予算(第1号)というところ、歳出、2の1の3、人事管理費というところであります。2,328万3,000円。先ほども御答弁をいただいております。 実際の雇用創出事業としまして、コロナで職を失った方、10名採用していくのだということ、救済する目的ということでありました。実際にそのコロナで職を失ったという前提がありますので、この採用条件の中にそういった部分を確認すること、さらには、コロナ禍による失業というのをどのように確認していくのでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 坪谷人財育成課長。 ◎総務部人財育成課長(坪谷吉之君) まず、今回採用条件の中で、離職を余儀なくされた方、あと内定を取り消された方という2つの項目をまず置きますが、さらに加えて、就職が困難となっている方という3つ目の項目を設ける予定でございます。 それは、8月に募集をかけましたら、2つの要件だけを出したときには実際応募がゼロでございました。それで、石巻市とか栗原市、登米市などに聞いても、実際数名の雇用しかできていなかったということがございましたので、就職が困難となっている方と今回掲載しようと思ってございます。そして、その方がコロナ等で離職したのかといったところにつきましては、1対3の関係で面接をしていきますので、その中で、本人のほうから直接聞いて確認していくという予定でございます。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) そうすると、申出ベースというか、その履歴書の中等々でどこを退職したとか、そういった部分までは求めないと、申出いただいた内容を基に、それで判断をしていくということでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 坪谷人財育成課長。 ◎総務部人財育成課長(坪谷吉之君) まず、応募される方につきましては、履歴書を求めてございますので、その履歴書を全てチェックさせていただきます。その中で、お辞めになっている時期が多分その頃だと思いますので、これはコロナの関係でお辞めになったのですかみたいな質問をさせていただいて、さらに確認を行うということで進めていく予定でございます。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。
    ◆3番(鹿野良太君) 承知しました。その両方でしっかりと確認を取った上で、その対象の方を採用していくのだということで理解をいたしました。 ただ、一つ、通告もしております、デジタル人財枠の有無ということで通告をしておりました。今回コロナ禍ということでの就職が難しかった、もしくは離職したというところでありますけれども、例えば従事していただく仕事の中でデジタル関連、例えば今回の、実際の部署は違くても、例えばコロナ対策におけるOCRだとか、その辺の活用、RPAの活用だとかそういった部分も多々あると思います。そういったところに配属をしていくと、そこで仕事に従事していただくというようなお考えもあるのでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 坪谷人財育成課長。 ◎総務部人財育成課長(坪谷吉之君) まず、今回の採用につきましては、一般事務の採用ということで動こうと考えてございます。なぜかといいますと、それは、大崎管内でコロナで解雇された方161名につきまして、中身を見ますと、やはり製造業とか飲食業の方も多いので、ちょっとデジタル人財のところまで踏み込んではいけないのかと思ってございました。 それで、これから市政情報課ともまた協議しながら、ケース・バイ・ケースで募集をかける可能性はございます。ただ、一つの考えといたしましては、これも市政情報課長と何回か話をしているのですけれども、会計年度任用職員という1年間の雇用の中では、デジタルの推進というのは思い切って進めることはできないのではないかと思っていますので、できれば3年から5年ぐらい雇用ができる任期付職員のほうを採用いたしまして、思い切ったデジタルの推進を図れればとは考えてございます。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) そうです、先ほどお話しいただいた任期付というところでいうと、例えばほかの自治体も、いわゆるネット上でよく言われるRPA女子というような方々、女性活躍という視点からも、例えばウェブなどでセミナーを受けてそういった技能を習得をしているという女性の方々が多くいると伺っております。これ、例えば転勤などで異動されるような方々などは、そういったいろいろなところに短期間で異動しますので、そこで就職がなかなか難しいというようなこともあるようであります。そういった方々が、例えばこういう任期付であったり会計年度任用職員で、その技能を使っていただくというようなことも可能なのかということで、これは今回、雇用創出事業ということでしたので通告をさせていただきました。そういった考えをお持ちだということで、今回理解をさせていただきます。 さらに、先ほど富田議員がおっしゃっていたとおり、1年勤務をしていただいて、その後、就職が本当にできるのかというようなことを私も考えておりました。例えば、もしうまくいって、就職活動もしながら勤務をしていただいて、さらに、会計年度ではありますけれども、途中で就職が決まったのだという方の退職ということは想定されておりますでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 坪谷人財育成課長。 ◎総務部人財育成課長(坪谷吉之君) 今回はやはり、次の職が見つかるまでの一つの支援策と考えてございますので、仮に1か月後に次の就職先が見つかるのであれば、それはそれでよろしいかと思ってございます。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) 安心しました。その今回採用されていくであろう方々も、そういったことを念頭にお仕事ができるというのは大変いいことだと思います。 次に移らさせていただきます。 2款1項20目事務改善費というところであります。感染症対策テレワーク実証実験事業、111万6,000円というところ、まず、補正内容からお伺いしたいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 佐藤市政情報課長。 ◎総務部市政情報課長(佐藤秀宜君) 感染症対策テレワーク実証実験事業については、新型コロナウイルス感染症への対応をはじめとして、職員のワーク・ライフ・バランスの充実と、災害時の事業継続のため、テレワークの導入に向けた実証実験を行うものという予定を立てておりまして、そのネットワークに必要な回線接続料金として、111万6,000円を補正計上させていただいたところでございます。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) テレワーク、地方創生でも大きく今回クローズアップされております。今回は職員の皆様対象ということの実証実験事業ということであります。 ネットワークの回線接続というお話がございました。実際、御自宅なり、テレワークを行うような場合、ネットワークの回線整備というお話でしたけれども、セキュリティーをどのあたりで担保するおつもりでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 佐藤市政情報課長。 ◎総務部市政情報課長(佐藤秀宜君) セキュリティーの確保につきましては、まず通信面におきましては、インターネットを経由せずに、閉域網を活用してアクセスをするという方法を取らせていただきたいと考えております。 また、人的セキュリティーの面で、端末を持って在宅で仕事するということになりますので、業務用の画面が家族なりにも見られないように、そういった人的なセキュリティーも図りながら運用していきたいと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) そこの部分をもう少し伺いたいのですが、通常のインターネットの錠は使わずに、そこの部分、閉域網とおっしゃっていたのでしょうか。理解としては、仮想化したようなものというような理解でいいのでしょうか、そこの閉域網というところ、ちょっと詳しくお聞かせいただけますか。 ○議長(相澤孝弘君) 佐藤市政情報課長。 ◎総務部市政情報課長(佐藤秀宜君) 閉域網につきましては、専用のルーターにSIMを差しまして電話番号で接続するという方法を取りますので、通常のインターネット回線ではなくて、市のシステムにアクセスする際に、IDとパスワードのほか、電話番号でも認証を行うということで、アクセスする端末を制限していくという考えで運用していく予定となっております。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) 承知をしました。そのネットワーク上のセキュリティーをまずそこで確保するのだということです。 ではその接続先をお伺いしたいのですけれども、例えばインターネット回線、インターネットが1層目にあります。2層目にLGWANがあると想定して、3層目に基幹情報系があると、この3層として考えた場合に、今回どこまで、家からテレワークとしてアクセスできるのでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 佐藤市政情報課長。 ◎総務部市政情報課長(佐藤秀宜君) 今回テレワークで接続する業務につきましては、基幹情報系、いわゆる住民情報を扱う業務ではなくて、内部情報系のシステムにアクセスするということにしております。それにつきましては、市内で既に総合支所を含めた光のネットワークがございます。それと同じように、閉域網を利用して、直接にサーバーのほうにアクセスをしていくという形になっております。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) 具体的な業務内容としてはどういったものが考えられますか。今時点で想定しているものをお伺いしたいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 佐藤市政情報課長。 ◎総務部市政情報課長(佐藤秀宜君) 現在想定している業務につきましては、内部情報系システムにアクセスするということになりますので、財務会計システムでありましたり、庶務事務システム、文書管理システム、そのほか、全庁で共有しております共有フォルダ、こちらのほうにもアクセスできます。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) そうすると、住民情報系以外の部分についてはある程度、広範囲で接続ができるという認識でよろしいでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 佐藤市政情報課長。 ◎総務部市政情報課長(佐藤秀宜君) そのとおりでございます。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) はい、承知をしました。 次に、通告をしております国の支援状況と今後の支援見込みという部分でお伺いしたいと思います。 実証実験事業ということでありますので、国の支援というのがあるのかと推察をしております。今回の事業に対する国の支援と、さらには今後の、テレワーク事業に関する支援の見込みについてお伺いしたいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 佐藤市政情報課長。 ◎総務部市政情報課長(佐藤秀宜君) 今回の事業につきましては、あくまでも地方創生臨時交付金を活用したいと考えております。そのほか、国のほうの支援策を見ますと、特別交付税措置に算定されるというような支援が出ております。これについては現在、令和2年度限りということで出ておりますけれども、令和3年度以降の支援内容につきましてはこれから出てくるものと承知しております。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) やっぱり国でもこのテレワーク、どんどん推進していくということで様々な支援事業などが出てくるかもしれませんので、その辺についてはアンテナを高く見ていただきたいというふうに思います。 もう1点、民間への事業拡大を考えているのかというようなことで通告をしております。今回、市役所職員ということでありますけれども、そういった今回のノウハウだとか、その辺の経験、これらを、例えば創業する方、alataであったり、さらにはMSOであったり、そういった部分への連携にも生かしていっていただきたいとは思うのですけれども、その辺はどのようにお考えでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 佐藤市政情報課長。 ◎総務部市政情報課長(佐藤秀宜君) 接続先の情報レベルによって、大分技術的にアクセスする方法も異なってくるとは思いますが、市役所で取り組みましたテレワークの実証実験の結果等につきましては広く公表しながら、そういった形で、市内各民間の企業などにも広めていきたい、紹介していきたいと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) その辺の部分、なかなか業務的に難しい部分もあると想像はしますけれども、しっかりと取り組んでいただいて、他自治体との協力、情報共有です、これも含めて進めていただきたいと思います。 次に移らさせていただきます。 感染症対策オンラインコミュニケーション推進事業、96万9,000円、ここもまだどなたも聞いていなかったと思いますが、補正内容からお伺いしたいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 佐藤市政情報課長。 ◎総務部市政情報課長(佐藤秀宜君) こちらの感染症対策オンラインコミュニケーション推進事業につきましては、今年度オンラインコミュニケーション環境整備事業ということで、庁舎内のオンライン環境を整備させていただいております。このネットワークを活用いたしまして、オンライン専用のタブレットを購入して、業務への拡大、コミュニケーションツールの業務への拡大を図っていきたいと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) 総合支所への対応、これはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 佐藤市政情報課長。 ◎総務部市政情報課長(佐藤秀宜君) さきのオンラインコミュニケーション環境整備事業では、総合支所、地域振興課を中心に会議の使用の目的でタブレットを配付する予定としておりましたが、今回、推進事業実施に当たりまして、総合支所も含めた各課に照会をかけていたところ、例えば市民が来庁した際に、本庁の職員と相談をしたいというような場合に、この端末を使って、顔の見える形で相談を実施したいという要望がありましたので、そちらの職員だけではなくて、市民に向けても利用できるような環境を整備したいと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) 市民も使えるようにということで、すごくいい視点で取り組まれるのかと思います。 その総合支所での活用策という部分では、もちろん総合支所と本庁での活用もそうでありますけれども、今まであまりそう、あるのかないのかも私もちょっと不明ですけれども、その総合支所間での連携というのも取りやすくなるのかと感じています。例えば、先日いろいろな質疑がありました、松山総合支所で刀とか酒ミュージアムなどがありますというようなことも、あそこからお客様を、観光客の皆さんに鳴子に行ってもらいたいのだというような具体的なお話もありました。そういったことの情報連携だとか、例えばちょっとした会議、こういったものもこのツールを使ってできるのかと思いますけれども、その辺のお考えがあればお伺いしたいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 佐藤市政情報課長。 ◎総務部市政情報課長(佐藤秀宜君) 当初想定した用途でオンラインコミュニケーション推進事業のタブレット端末を導入するわけなのですけれども、これは配置された課で活用策を自由に検討していただいて、様々な場面でこういったものを活用していただければと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) 様々な場面でということで、もっと言えば、姉妹都市、友好都市、こういったところとのきめ細かな連携、情報交換、または交流というようなものにも大いに役立つものだと思いますので、この辺、しっかり引き続き整備をしていただきたいと思います。 もう一つだけお伺いしたいと思います。さっき市民へということであったのですが、民間の例えば団体の方が、それを使って会議をしたいのだと、オンラインで結びたいのだというようなときの貸出しなどは想定しているのでしょうか。後ほどまた公民館のほうでも出てくるのですけれども、ちょっとそこをお伺いしたいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 佐藤市政情報課長。 ◎総務部市政情報課長(佐藤秀宜君) 現在のところ、一般への貸出しは想定しておりませんので、必ず職員がつく形で利用していただくということであれば、可能かと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) ありがとうございました。次に移らさせていただきます。 4款1項3目の一般予防費というところで、何度も出ております新型コロナウイルスワクチン接種事業というところ、これについて私もお伺いしたいと思います。もうかなり様々な角度で質疑が出ておりますので、なかなか難しいのですが、細かいところ、少し気になっているところをお伺いしたいと思います。 全体の補正内容としては承知をいたしました。次の予防接種健康被害調査委員会、これについても承知をいたしました。 次の広告料というところであります。先ほども広告、市民への周知啓発、そういったところでのお話はありました。そういった部分の広告費、広告料という理解でよろしいでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 広告料につきましては、新聞社各社一斉の折り込み広告、それとタウン誌への掲載を数回することを見込んでの計上となります。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) ぜひこれも、効果的に広告を打っていただきたいと思います。例えばホームページの誘導であったり、コールセンターへの番号であったり、あとはもっと言えばQRコード、こういったものもしっかりつけて、いろいろな世代の方々がアクセスできるようにということに配慮をしていただきたいと思います。 次に、コールセンターについてお伺いしたいと思います。 このコールセンターが、今回のこのコロナ対応、特にこのワクチン接種についてはかなり大きな、重要なポイントなのかと。市民満足度というか、今回のコロナ対応、ワクチン接種においては、市民の方々が満足度をどう、満足度という言い方が正しいのか、しっかりと対応してもらったという部分に大きなウエートを占めると考えています。というのは、このコールセンターが全然つながらないということであると、知りたい情報が聞けない、さらには聞きたいことの相談に乗ってもらえないというような部分で、大きな市民の不安につながっていくと思います。 通告しております設置期間、回線数、あとは人員体制、営業時間、それぞれお伺いしたいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) コールセンターの内容についてですけれども、現在選定中ということなのですが、その選定をするための条件というものをお示ししたいと思います。 まず、開設期間につきましては、4月1日からの開設、こちらのほうを予定しております。そして、その前に、いきなりの開設ではなくて、その準備、研修期間を10日間ほど事前に設けるということも条件としております。 そして、その人員体制につきましては、常時5人以上が電話に出られる体制としたいと考えております。 その営業時間、受付時間、そちらのほうは、土日祝日を含む午前9時から午後6時までを予定しております。 そして、コールセンターを市が設置する目的なのですけれども、さきに答弁したとおり、国や県でもコールセンターを設けるのですけれども、それとは別に、制度ですとかワクチンの効能そういったものについては国や県のコールセンターなのですが、市独自の接種できる医療機関はどこですかとか、会場はどこですかとか、時間はいつなのでしょうか、クーポン券の再発行や、転入転出した際の手続はどうするのですかといったものを重点的に取り組んでいきたいと思います。 あと、先ほどちょっと答弁が漏れましたが、それ以外でも、回線の混雑時や営業時間以外の場合は、その旨を自動音声で通知したりとか、外国語にも対応できるような、そういった仕様にしている状況です。 それとは別に、予約についても電話予約ができるということで、そちらのほうも準備しているところでございます。そちらの開設につきましては、クーポン券の発送に合わせて受付を開始するということで、そちらもしっかり周知していきたいと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) いわゆるこの制度とか、効果については国のコールセンターのほうにお願いしたいと。それ以外、大崎市の場所であったり、手続方法などについて、あとは予約ですか。こういったものには対応していくのだということです。 例えばその制度だとか効果について電話が入った場合には、こちらに電話をかけてくださいというような対応になるのですか。そこで答えてしまわないで、あくまでもそこではお答えはしないで、国のコールセンター、この番号にかけてくださいという対応になるのでしょうか。ちょっと冷たいようにも思いますけれども。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) すみ分けということではなくて、その設置する目的としてはそのようなイメージなのですけれども、実際、電話をいただいた方、そちらに転送ということではなくて、市のほうに相談していただいた方には丁寧に対応したいと考えております。転送するということではないという意味でございます。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) そうです、そのように対応していただきたいと思います。 また、コールセンターでやっぱり直接つながるのか、それともさっき自動音声というお話がありました。いわゆるコールセンターの業務などを見てみると、ACDという機能があってそのコールを振り分けたりする自動音声が出てきたりするようなのですが、電話をかけたら直通で人が出て対応していただけるのか。それとも、その前に何番という番号を押して進んでいくスタイルなのか、どういったものなのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) こちらでお願いしているところでは、直接そのオペレーターが取るという方法で見積りを徴することとしております。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) そうです、どうしても御年配の方などは番号を押すことがなかなか大変だというお声がありますので、直通というのが最適かと思います。 ただ、今度直通になるとやっぱり5回線しかない、5人ということで、回線自体はもっとあるのでしょうか。ただ常時出られる契約、KPIが5人ということであって、それ以外の回線も実は10回線ぐらい持っていて、出られる方は常時5人以上というKPIで契約をしていくという意味なのでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) そのコールセンター、相談の回線としては5回線を予定しております。それ以外に予約分としまして、別に電話番号を設けて10回線、そちらを用意する予定となっております。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) そうすると、相談に当たれるのが5回線、予約回線として10回線というような稼働を予定、回線としては設置予定ということだと理解をしました。 もう一つ、今回、75歳以上には4月から、3月中旬ということでしたがちょっと遅れるであろうということ、さらに65歳から74歳、これは7月中に接種を終える方々と、さらに、16歳から64歳は8月以降という話で先ほど理解いたしましたけれども、それぞれ75歳以上、さらに次、次と3段階に分けるわけですけれども、どれぐらいの人数がいらっしゃるのでしょうか。それに耐え得るコールセンターなのかという部分でお伺いしたいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 65歳以上の方、いわゆる高齢者の方は3万8,000人を想定しております。その方たちが全員電話での予約ではないと考えております。その予約のシステムというのは、基本はインターネット予約となっておりますので、御家族の方などのお手伝いがあれば、クーポン券番号で予約ができますので、そちらのほうを活用しての予約も可能となると考えております。 そして、それ以外、高齢者以外の方につきましては、まだそのクーポン券の郵送時期も含めて、ちょっと見通しは立っていないのですけれども、高齢者に比べると、もっと電話での予約ではなくて、インターネットを使った、スマートフォンからですとか、パソコンを使って御自身で予約、ワクチンの供給状況によって、個別がいいですとか集団がいいというのを選びながら自由に予約ができるということなので、こちらの回線数で何とか予約というのは、一度に集中することは、少しはあるかもしれませんけれども、常時10回線あれば、そこまで混み合わないということを考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) 1人大体何分ぐらいの通話を想定されていますか、特に発注、積算する上で、その辺は必要になってくるかと思うのですけれども。それが本当に10回線、5回線、それぞれが、多少は混雑するかもというような御答弁でありますけれども、私はかなり混雑すると思っています。電話をしても、例えばもう回線が埋まっていれば、自動ガイダンスで少々お待ちくださいなのか、それとも、自動的に一定時間が来たら切れてしまうものなのか、その部分によって結構待っていた市民の方々は、途中で切れてしまったりとかとなるとかなり残念というような思いもあると思います。この辺の受信の、もし回線がいっぱいのときに、それはどうやって市民の方は、ああ、いっぱいなんだと分かるのでしょうか、かけ直してくださいというガイダンスが流れるのでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 確かに予約のほうが集中する期間、特にクーポン券を送った直後などは集中する可能性は高いと思います。そこのところでガイダンスを流して、今混み合っていますということは通知させていただいて、また少し時間をおいて電話、もしくはインターネットでの予約も可能だというところもガイダンスさせていただいてそちらに誘導するという方法も取っていきたいと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) そうです、インターネットのほうに誘導していくというのは重要な部分かと思います。 さらに今回、全国で一斉のこのコールセンターの設置ということになりますので、かなり業者も、これを機会にということで様々なアプローチ、営業などもあるかもしれません。要は、言いたいのは、業者の言いなりになるような形で契約を結んでいないかというようなことは懸念としてやっぱり残るわけであります。契約をする上で、さっきも言いましたそのKPIの設定、例えば、コールセンターだと一般的なものは着信件数、応答時間、あとは呼損、受電はしたけれどもつながらなかった件数、さらには、その対応者で満足できずに、上の者を出せというようなことでエスカレーションする件数、こういったものとかが、一般的にKPIの中の項目に入ってくるのかと思います。今回、どのような基準で業者と契約をしようと、さらに、入札になるのでしょうか、随意契約になるのでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) こちらおっしゃるとおり、コールセンター、コールセンターに限らず、この事業全体を委託できるという売り込みも多数の企業からありました。その中から、コールセンターは委託しようということで、そういったノウハウを持っているところの企画書なりを拝見させていただいて、あと、参考までに、そのコールセンター、できるものということで参考の見積りをいただいたりして、内容を確認して、本市の仕様というものを固めさせていただいております。そして、それらの仕様に基づいて、そういう実施できるという企業を募りまして、そういったところから見積りを徴して、見積り合わせにより、契約に至りたいと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) 今、先ほども答弁いただいたその見積り合わせを行っている最中ということで、大体単価積算する上で、一本当たりの単価をお幾らぐらいと見積もって、見込んでいるのでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 年間で幾らというか、1件当たりというよりも1か月間幾らというのの積み上げで、年間で幾らになりますかということで、見積りを徴することとしております。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) やっぱり、業者が一本でも多く市民のお問合せに答える、予約を受け付けるのだというようなことで、すごく効率的に回るようなコールセンター運営をしていただきたいと思います。 なので、例えば一般的なコールセンターがどういった契約なのかというのは私も承知をしていませんけれども、その1本当たりということにすることによって、多くでも、受電を獲得をして、事業につなげていこうというような思惑が働くような契約にぜひしていただきたいと思いますし、事業者主体の契約にならないような形でお願いをしたいと思います。 コールセンターの問合せ内容、これはある程度問答集をつくるというようなお話です。今回、全国一律でこういった事業をやりますので、国からマニュアルですとか、そういったものは示されていないのでしょうか。本市で一からつくらないといけないものなのでしょうか。お伺いしたいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) こちらのほうは、それぞれの仕様、事情があって、コールセンター運営をすることになるかと思いますので、制度的なものにつきましては国・県から来た通知を使って回答をつくるとしましても、市独自の取組の部分、市ならではの部分というところ、そこの部分につきましては市でつくる必要があると考えておりますので、そこは、これからつくりたいと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) 国のほうでもコロナ対策に当たっている職員の残業がかなり伸びているという報道もあります。その辺、しっかり国から来るものは国のものを使っていただいて、あとは一からつくらないといけないものは大変だとは思いますけれども、ぜひ職員の皆さんで頑張っていただきたいと思います。 あともう一つ、基礎疾患の受付についてお伺いしたいと思います。優先接種の対象ということになるわけですけれども、その基礎疾患の確認を、これもコールセンターの受付で行うと。ただ、その方が基礎疾患を持っているかどうかというのは、かかりつけ医のデータなども共有をして、そこで確認して受付をするというような流れになるのでしょうか。それとも、また別なスキームがあるのでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 基礎疾患をお持ちの方というのは優先的に、高齢者への接種以降、優先的に接種していただけることになるのですけれども、こちらのほうの情報というのは市では持ち合わせておりませんので、予約の際に、基礎疾患をお持ちですかというところを確認して、優先的に予約するということになります。ただ、こちらは、現状のようにワクチンが本当にいつ来るか分からないというところでは優先ということになるのですけれども、今後、ワクチンが必要な分だけ供給されるようになりましたらば、そこの部分は必ずしも優先、ほかの方に待ってもらうという必要はなく、空いている時間が合えば、その方は予約できるようになるかと思います。ただ、現在のところは、そういうふうに予約の段階で聞き取りをして、基礎疾患をお持ちの方を優先させていただくということを考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。
    ◆3番(鹿野良太君) そうすると、基礎疾患というものは、私が基礎疾患を持っているのですと言った時点で、それは優先接種の対象になるという理解でよろしいのですか。そこがいまいち市民の方が、私は基礎疾患を持っているのだろうかという部分において、そのかかりつけ医に、慢性的に通っているという方がそういう対象になるのか、そこの判断基準についてお伺いしたいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 基礎疾患につきましては、国から基礎疾患はこういうものだというのが示されております。そして、基礎疾患をどうやって確認するかというところなのですが、クーポン券と一緒にお送りする予診票、そちらのほうに基礎疾患を確認する欄がございます。ですので、接種する前に必ず聞き取りが行われることになります。そちらのほう、特に集団接種の場合ですと、予診票本体に、この集団接種会場で接種するに当たり、かかりつけ医からそういった、ここで受けていいという、そういう承諾をもらっているかというのも聞き取る欄がございます。そして、もしかかりつけ医がいらっしゃる方であれば、当然、最初は個別の医療機関、それこそ自分のかかりつけの医療機関に相談することが最初になると思いますので、その段階で予約をしていただく。ワクチンのそれこそ供給状態にはなってしまうのですけれども、かかりつけ医の先生に相談して予約、もしくは集団接種会場に行っていただくということが必要になりますので、その部分も予約の際にお知らせして、確認していきたいと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) よく分かりました。 次に移らさせていただきます。 運搬業務の内容というところも、少しだけ触れたいと思います。 製薬会社が担っていくであろうというようなお話でありました。私も薬局の向かいに住んでいますので、毎日のように大きなワゴン車のようなものが来て、ああいうものなのかという想像はできるのですけれども、あとお医者さんにもそういった業者の方々が出入りしておりますので、想像はできるのですけれども、そのディープフリーザーから各会場へ運搬をしていくという中において、このセキュリティーの部分、以前、質疑もこれは出ていたかもしれませんけれども、セキュリティーについては必ず、私が見ているとああいう業者は1人で運転をして配達をしているというようなところなのですが、必ず2人体制でしなければいけないのだとか、そういったものは国から示されているのでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) そこまでのセキュリティーに関しての通知というのは国からございません。極端な話、市の職員が運んでもよろしいですし、宅配業者に頼んでもいいというところでした。ただ今回、市としましては、管理も含めて、確実に配送管理できる製薬会社のほうにお願いしたいと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) よからぬことを考える方がいて、そういったものをということもあるかとも思いますし、また、そのディープフリーザーですか、これの場所についても、市では公表しないということでよろしいですか、どこに置くということは一切、市では公表はしないで、配送に当たるというようなことでよろしいでしょうか。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) 市に配置されるという段階でとどめさせていただきたいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) では、次の部分に移りたいと思います。 電算システムの部分については、この後、話に出てくるワクチン接種円滑化システム、またはワクチン接種記録システムなのかどうか、まずここを確認したいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) まず、そのワクチンのシステムなのですけれども、先ほど来お話ししていますのは、本市が独自に予約システムというものを構築して、そこでワクチン接種の予約を取るということになります。そしてもう一つ今お話がありましたのは、ワクチン接種円滑化システム、通称V-SYSというもの、こちらと、現在作成段階でありますワクチン接種記録システムというもの、その3つが、本市においてはシステム化されるということになります。 そのV-SYSにつきましては、様々な公開機能なども用意されているようなのですけれども、あくまでもそういった部分につきましては任意ということで、今回V-SYSにつきましては、ワクチンの管理です、この接種会場で何本必要だ、大崎市としては何本必要だというところを国とやり取りをして、ワクチンを届けてもらう、そこに使いたいと考えております。その公表するサイトなどもございますけれども、そちらにつきましては、先ほど申し上げました市の予約システムに誘導するような、そういうメッセージを載せて誘導したいと考えております。 もう一つのワクチン接種記録システムというのが、V-SYSとは別に国がつくっているシステムなのですけれども、こちらのほうにつきましては、主にワクチンの個々の接種記録を管理するために必要だということで、つくっているということになります。こちらのほうの詳細は、実は今日説明会があるということで、今、Zoomを使ったそういう説明会がされているということなのですけれども、まだ稼働している状態ではないということで、今後、こちらのほうとの連動も見据えて、システム構築をしていきたいと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) V-SYSについて少しお伺いしたいのですけれども、ここは、ある意味、公開サイトは本市の市民の皆さんは使えないということで、このV-SYSの公開サイトから空き状況、医療機関等の空き状況であったり予約受付、連絡先の確認であったり、こういったものができるサイトがあると、私も図のほうで見ているわけなのですけれども、これは使えないと。何でこれを今回使えなかったのかというのが疑問で残るのです。というのは、ワクチン製造メーカーから国、さらに卸業者、配送業者も含めて、医療機関、さらに接種を行う医療機関であったり、あとは都道府県、市町村、そして接種をする市民、これが全て一つのシステムの中で管理できるような見立てになっているのですけれども、なぜこれに任意であったとはいえ、参加しない判断をしたのかお伺いしたいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事[新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) こちらのシステムも、その予約があるかどうか、公開ができるかどうかというのは、最近流れてきた資料でようやく示されたような状態でして、その前にこちらのほう、当然、接種記録も把握しなければいけない、予約も受け付けなければいけないというところで、先行してそういったシステムの構築が必要ということで、こちらのほう、任意で予約システムをつけますというところで通知が来たのですけれども、その仕組みを確認しますと、やはり御自身で全ての個人情報を登録するような予約システムだということで、これではなかなか、自分で予約するにはちょっと敷居が高いということで、こちらのほうのシステムを諦めて、有料ではあるのですけれども、市が契約している住民記録システム、そちらのほうから連動した予約システム、そちらのほうを使って、予約を取ると。 もう一つの、その公表できるような情報、せっかくシステムで持っているのではないかということなのですけれども、こちらにつきましては、接種状況を市のほうで定期的に市公式ウェブサイトのほうで発表しまして、今、市民の何%、何人が接種しているというのも目で見える、追いかけられるような仕組み、これは、市公式ウェブサイトのほうを使って公表していきたいと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) そうすると理解としては、V-SYSよりも簡単な予約システムを大崎市では提供するのだというような理解で、簡単に言えば、そういう理解でよろしいでしょうか。はい、分かりました。 次に移らさせていただきたいと思います。 先ほど出ましたチャットボットなのですけれども、これ最初はやっぱりなかなか扱いにくいというもので、これからどんどん使えば使うほど精度が上がってくるであろうと思います。やっぱりさっき佐藤弘樹議員からありましたとおり、このワクチン接種の情報であったり、問合せ、相談、こういったものには私も絶対これは使うべきだと思うのです。なので、この辺について使うべきと、答弁は先ほどと一緒になると思うのですけれども、この辺については強く、これは必要性を申し上げたいと思いますし、さらに、新しいホームページでは、ツイッターであったりフェイスブック、これも活用をしているという状況であります。こういったところも含めてホームページに誘導していくというようなこと、例えば、入口はどこからでも、最終的にはそのホームページのワクチンの接種情報にたどり着くのだというようなことをしっかり、順序立てて、整備をしていただきたいと思います。これは答弁は結構です。 さらに最後、お伺いしたいと思います。10の5の1、社会教育総務費についてです。これも先ほど質疑が出ておりますので、かぶらないところでお伺いをしたいと思います。 これは地区公民館も使えるものになるのでしょうか。今回整備するものがどういったところで使われるのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 高橋生涯学習課長。 ◎教育委員会教育部生涯学習課長(高橋和広君) まずは、機械は一式、1つということで、今回購入させていただきたいと思います。やはり先ほども申しましたとおり、IT技術の技術取得プラスファシリテーションスキルが必要ということで、きちんとした環境を整備してから進めてまいりたいと考えておりましたので、公民館等につきましては、きちんと環境を整備した後に、貸出し等をしながら進めてまいりたいと考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) その動画を作るということが先ほどありました。職員の方々で作っていくという答弁がありましたけれども、作った動画はどこに配信をする想定なのでしょうか。個別の世帯向けなのでしょうか。それとも、どこかの団体向けになるのでしょうか。その辺の整理をお伺いしたいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 高橋生涯学習課長。 ◎教育委員会教育部生涯学習課長(高橋和広君) 撮影した動画については、やはり事業内容に応じて一般公開、限定公開を使い分けながら適切に活用したいと考えております。事業によって、振り分けを考えております。 ○議長(相澤孝弘君) 鹿野良太議員。 ◆3番(鹿野良太君) 最後の質疑にいたします。 今回オンラインで様々な、世界とつながったり、全国とつながったりというようなことであります。これについても、いろいろなところでやっぱりもう経験値であったり、そういったものが伸びてきて、画像よりもやっぱり音声が大変大事なのだと、このオンラインで結ぶ際、ウェブのセミナー、ウェビナーとか、そういったものを開催するにおいても、その部分、音声の接続が大事で、別枠で配置をしたりと、接続をしたりというようなこともかなり広がってきているようであります。今回の予算にはその音声をしっかりつなぐための機器の購入というのは入っているのかどうか。さらには、これからその音声が大事だという部分の認識についてお伺いしたいと思います。 ○議長(相澤孝弘君) 高橋生涯学習課長。 ◎教育委員会教育部生涯学習課長(高橋和広君) 基本的な機材ということで購入させておりますが、やはり最初の事業でありますので、やってみないと、やはり不具合等は出るかもしれません。小さい単位で試験的に実施できればと考えております。     〔「ありがとうございました。終わります」と呼ぶ者あり〕--------------------------------------- △延会 ○議長(相澤孝弘君) お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(相澤孝弘君) 御異議なしと認めます。 よって、本日はこれをもって延会することに決定いたしました。 なお、3月11日の本会議は、大崎市議会会議規則第9条第2項の規定により、午前10時に再開いたします。 本日は、これをもって延会いたします。               午後3時56分 延会---------------------------------------地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 令和3年3月10日 議長       相澤孝弘 副議長      後藤錦信 署名議員     関 武徳 署名議員     遊佐辰雄...