大崎市議会 2021-02-17
02月17日-01号
○議長(
相澤孝弘君) 日程第5、諮問第2
号人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。 〔市長
伊藤康志君登壇〕
◎市長(
伊藤康志君) 諮問第2
号人権擁護委員の候補者の推薦について御説明申し上げます。
本市人権擁護委員稲村和男氏は令和3年6月30日をもって任期満了となりますことから、その
後任委員として中嶋亨氏を最適任者と認め法務大臣に推薦いたしたく、
人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
相澤孝弘君) これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております諮問第2号については、
大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
相澤孝弘君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第2号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これから諮問第2号を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
相澤孝弘君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第2
号人権擁護委員の候補者の推薦については、同意することに決定いたしました。
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△日程第6 諮問第3号
○議長(
相澤孝弘君) 日程第6、諮問第3
号人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。 〔市長
伊藤康志君登壇〕
◎市長(
伊藤康志君) 諮問第3
号人権擁護委員の候補者の推薦について御説明申し上げます。
本市人権擁護委員小林春美氏は令和3年6月30日をもって任期満了となりますことから、その
後任委員として
工藤由美子氏を最適任者と認め法務大臣に推薦いたしたく、
人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
相澤孝弘君) これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております諮問第3号については、
大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
相澤孝弘君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第3号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これから諮問第3号を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
相澤孝弘君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第3
号人権擁護委員の候補者の推薦については、同意することに決定いたしました。
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△日程第7 諮問第4号
○議長(
相澤孝弘君) 日程第7、諮問第4
号人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。 〔市長
伊藤康志君登壇〕
◎市長(
伊藤康志君) 諮問第4
号人権擁護委員の候補者の推薦について御説明申し上げます。
本市人権擁護委員中鉢幸一氏は令和3年6月30日をもって任期満了となりますことから、その
後任委員として、引き続き中鉢幸一氏を最適任者と認め法務大臣に推薦いたしたく、
人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(
相澤孝弘君) これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております諮問第4号については、
大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
相澤孝弘君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第4号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これから諮問第4号を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
相澤孝弘君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第4
号人権擁護委員の候補者の推薦については、同意することに決定いたしました。
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△日程第8 諮問第5号
○議長(
相澤孝弘君) 日程第8、諮問第5
号人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。 〔市長
伊藤康志君登壇〕
◎市長(
伊藤康志君) 諮問第5
号人権擁護委員の候補者の推薦について御説明申し上げます。
本市人権擁護委員伊東栄氏は令和3年6月30日をもって任期満了となりますことから、その
後任委員として、引き続き伊東栄氏を最適任者と認め法務大臣に推薦いたしたく、
人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(
相澤孝弘君) これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております諮問第5号については、
大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
相澤孝弘君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第5号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これから諮問第5号を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
相澤孝弘君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第5
号人権擁護委員の候補者の推薦については、同意することに決定いたしました。
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△日程第9 議案第3号
○議長(
相澤孝弘君) 日程第9、議案第3
号教育委員会教育長の任命についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。 〔市長
伊藤康志君登壇〕
◎市長(
伊藤康志君) 議案第3
号教育委員会教育長の任命について御説明申し上げます。
本市教育委員会教育長熊野充利氏は令和3年5月29日をもって任期満了となりますことから、その後任の教育長として、引き続き熊野充利氏を最適任者と認め任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 何とぞ御同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
相澤孝弘君) これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第3号については、
大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
相澤孝弘君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第3号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これから議案第3号を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
相澤孝弘君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第3
号教育委員会教育長の任命については、同意することに決定いたしました。
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△日程第10 議案第4号
○議長(
相澤孝弘君) 日程第10、議案第4号
教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。 〔市長
伊藤康志君登壇〕
◎市長(
伊藤康志君) 議案第4号
教育委員会委員の任命について御説明申し上げます。 本市
教育委員会委員佐藤寛氏は令和3年5月29日をもって任期満了となりますことから、その後任の委員として、引き続き佐藤寛氏を最適任者と認め任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 何とぞ御同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
相澤孝弘君) これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第4号については、
大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
相澤孝弘君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第4号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これから議案第4号を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
相澤孝弘君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第4号
教育委員会委員の任命については、同意することに決定いたしました。
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△日程第11 議案第5号
○議長(
相澤孝弘君) 日程第11、議案第5号
固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。 〔市長
伊藤康志君登壇〕
◎市長(
伊藤康志君) 議案第5号
固定資産評価審査委員会委員の選任について御説明を申し上げます。 本市
固定資産評価審査委員会委員千葉憲一氏は令和3年5月23日をもって任期満了となりますことから、その
後任委員として三浦賢治氏を最適任者と認め選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 何とぞ御同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
相澤孝弘君) これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第5号については、
大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
相澤孝弘君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第5号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これから議案第5号を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
相澤孝弘君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第5号
固定資産評価審査委員会委員の選任については、同意することに決定いたしました。
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△日程第12 議案第6号
○議長(
相澤孝弘君) 日程第12、議案第6号
固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。 〔市長
伊藤康志君登壇〕
◎市長(
伊藤康志君) 議案第6号
固定資産評価審査委員会委員の選任について御説明を申し上げます。 本市
固定資産評価審査委員会委員早坂剛氏は令和3年5月23日をもって任期満了となりますことから、その
後任委員として、引き続き早坂剛氏を最適任者と認め選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 何とぞ御同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
相澤孝弘君) これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第6号については、
大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
相澤孝弘君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第6号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これから議案第6号を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
相澤孝弘君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第6号
固定資産評価審査委員会委員の選任については、同意することに決定いたしました。
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△日程第13 議案第7号
○議長(
相澤孝弘君) 日程第13、議案第7号
固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。 〔市長
伊藤康志君登壇〕
◎市長(
伊藤康志君) 議案第7号
固定資産評価審査委員会委員の選任について御説明を申し上げます。 本市
固定資産評価審査委員会委員高橋彰氏は令和3年5月23日をもって任期満了となりますことから、その
後任委員として、引き続き高橋彰氏を最適任者と認め選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 何とぞ御同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
相澤孝弘君) これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第7号については、
大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
相澤孝弘君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第7号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これから議案第7号を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
相澤孝弘君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第7号
固定資産評価審査委員会委員の選任については、同意することに決定いたしました。
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△日程第14 議案第1号、同第2号
○議長(
相澤孝弘君) 日程第14、議案第1号及び同第2号の2か件を一括して議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。 〔市長
伊藤康志君登壇〕
◎市長(
伊藤康志君) 議案第1号及び議案第2号の2か件の専決処分の承認を求めることについて御説明いたします。 初めに、議案第1号専決処分の承認を求めることについて御説明いたします。 令和3年第1回
大崎市議会定例会議案の8ページを御覧願います。 議案第1号、令和2年度大崎市一般会計補正予算(第15号)につきましては、この冬の強い寒気の流れ込みに伴い、本地域においては度々の大雪に見舞われていることから、市道の除雪等に要する経費を追加補正するものであります。 第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ3億円を追加し、予算総額を852億1,278万円に定めるものであります。 歳入歳出予算は、9ページに掲載しております第1表のとおり、歳出の8款2項道路橋りょう費に、除雪に要する経費として3億円を計上し、この財源として、歳入の19款1項繰入金に、財政調整基金繰入金を同額計上するものであります。 以上、議案第1号につきましては、令和3年1月25日、
地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により、議会の承認を求めるものであります。 次に、議案第2号専決処分の承認を求めることについて御説明いたします。 10ページを御覧願います。 議案第2号、令和2年度大崎市一般会計補正予算(第16号)につきましては、
新型コロナウイルスワクチン接種についての接種方針が国から示されたことから、対象となる市民への迅速かつ適切なワクチン接種に向けた準備を行うため、必要となる経費を補正計上するものであります。 第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ4,808万2,000円を追加し、予算総額を852億6,086万2,000円に定めるものであります。 歳入歳出予算は、11ページに掲載しております第1表のとおり、歳出の4款1項保健衛生費に、ワクチン接種クーポン券の発行などに要する経費として4,808万2,000円を計上し、この財源として、歳入の15款2項国庫補助金に、
新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金を同額計上するものであります。 第2条は債務負担行為の補正で、12ページの第2表のとおり、令和3年度にかけて必要となるワクチン接種に要する費用について、期間及び限度額を定めたものであります。 以上、議案第2号につきましては、令和3年2月1日、
地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により、議会の承認を求めるものであります。 何とぞ御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
相澤孝弘君) これから質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、順次発言を許します。 17番横山悦子議員。
◆17番(横山悦子君) まず初めに、13日未明に起きました大崎市震度5強の地震によりまして本当に被害を受けた皆様方にお見舞いを申し上げます。この議場も壁、天井にひびが入り、昨日、早急なる処置によりまして、今日、このように議会もできますことを感謝を申し上げます。また、ちょっと若干、見苦しい点もございますけれども、まず気にしないで頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 まず、通告しておりましたけれども、議案第2号専決処分の承認を求めることについて、令和2年度大崎市一般会計補正予算(第16号)、
新型コロナウイルスワクチン接種事業、この件について質疑させていただきます。 まず、この
新型コロナウイルスの感染が広まって約1年がたちますけれども、コロナはこのとおり目に見えず、誰に感染するかも分からない。そして、このコロナによって、私たちの生活は大きく一変してしまいました。本当に、このように日常的にマスク着用、それから子供たちは学校に通えない日々も続きました。そして、あらゆる分野、特に産業、そういった形で、経済も本当に大きな打撃、影響を受けたわけで、やっぱり、コロナのワクチン接種、これに私たちも期待して質疑させていただきますけれども、このコロナの感染によって、やはり3密回避ということで触れ合いが断ち切られ、人と人との交流、触れ合いも以前とはまるきり違くなってしまいました。しっかり、このワクチン接種で、前のように希望を持てるような政策になればいいということで私は質疑させていただきます。 まず、昨年12月のイギリスを皮切りに、世界各国でも、世界60か国で接種が始まっております。日本におきましては、今日から医療従事者先行接種、当初は約1万人ということでございましたけれども、希望者を募りましたら約4万人、今日から第1例目が始まりまして、今日のインターネットを見ますと、接種30分後、異常はなかったということが、インターネットにも掲載されております。この国庫支出金、
新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業補助金として4,808万2,000円計上されていますが、まずこの内容について詳しく説明願います。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) それでは、お答えいたします。 内容といたしましては、需用費のうち消耗品といたしまして、集団接種を行うことを予定していますので、集団接種会場で使用します消耗品、また印刷製本費といたしましては、クーポン券と予診票、こちらの印刷費、そして通信運搬費といたしまして、こちらはクーポン券のうち高齢者へ郵送する分の郵送料となります。 また、委託料といたしましては、電算委託料として、接種の履歴を入力するためのプログラムの作成委託料、またコールセンターの運営の委託料、こちらも3月分だけとなります。また、電話回線を増設します。こちら対策チームを健康推進課内に設置いたしまして、専任職員を3名設置いたしましたので、その増分の電話回線の増ということになります。 また、使用料といたしまして、電算システムの使用料ですが、こちらはワクチン接種の予約システムの初期設定費等使用料でございます。 また、備品購入費といたしましては、エフ・プラザへの電話機の増設という内容でございます。
○議長(
相澤孝弘君) 横山悦子議員。
◆17番(横山悦子君) 大変詳細に説明していただきました。ありがとうございます。 ワクチンということで、政府は、アメリカ製と、それからイギリス製の3製薬会社から1億5,700万人、約2回分の3億1,400回分の供給を受ける契約を結んでおります。 そして、16歳以上ということで、大崎市も16歳以上だと思いますけれども、その中でこの大崎市、接種は多分大きく分けて、先に医療従事者、それから65歳以上の高齢者、その次にその他の人の3段階に分かれると思いますが、その辺の形の順番で大崎市もよろしいのでしょうか。お尋ねします。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) 本市といたしましても、国から示されているこの優先順位のとおりで接種を進めていきたいと考えてございます。
○議長(
相澤孝弘君) 横山悦子議員。
◆17番(横山悦子君) 本市のワクチンの接種の人員、どのくらいなのか。 それから、その前に本市のワクチン供給とスケジュールについて、大体、どのようなイメージを描いているのか、その辺についてお尋ねいたします。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) 接種のスケジュールにつきましては、65歳以上が4月に入ってからということで、国から示されておりますが、それ以降につきましては、依然、ちょっとワクチン自体の供給の時期ですとか量が示されていない状況ですので、今後、国や県からの情報を待って、今後の接種のスケジュールは決まっていくと考えています。
○議長(
相澤孝弘君) 横山悦子議員。
◆17番(横山悦子君) 国のほうでは、まだワクチンの供給が決まっていない。 今、テレビとかマスコミで、1瓶、1バイアルから最初は6人分ということで言われていましたけれども、6人目を取るのが特殊な注射針でないと取れないということで、当初5人分ということでした。ところが、今日の読売新聞を見ますと、特殊な針をもう購入することができまして、一応、今回は1回分ということで6人分を接種するということですけれども、大崎市には、6人分の注射器が入るかどうか分かりませんが、そうすると、大体医療従事者は何名、それから65歳以上は何名、そして16歳以上は何名と、この人数的な割合は、どのようにつかんでおりますか。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) 申し訳ない話で、医療従事者についてはこちらで把握しておりませんが、65歳以上の高齢者の方については約3万8,000人、16歳から64歳までの方は7万4,000人と把握してございます。
○議長(
相澤孝弘君) 横山悦子議員。
◆17番(横山悦子君) 65歳以上では3万8,000人、この方たちが4月頃にということですか。 それから、16歳から64歳は7万4,000人ということで、そうなるとこのワクチン接種の人員の、かなりの人数が注射をするということは今までなかったわけでありますので、その辺の医師、看護師の人材確保。 それから、ワクチン接種者の優先順位も、人数も分かりました。 それから、接種会場の確保。 そして、大崎市、伊藤市長によりチームが結成されまして、伊藤市長から辞令が渡され、その人たちは、私たちも資料を頂きましたけれども、医療機関との調整、それから市民への接種勧奨、接種に係る相談対応、それから接種による健康被害の救済、集団接種が必要な場合の接種の整備及びその実施に関すること、それから6番として、前5号に掲げるもののほか接種に関して必要な事項という、全部私たちも頂きましたけれども、この医療機関との調整、やはり大崎市もかなり病院数、医院数も多いわけでありますが、チームとして医療機関とどのように調整され、また医療機関で何か所ぐらいするのか。 そのほかに、集団接種、例えばほかのですと総合体育館とか、いろいろありますけれども、それをどのように考えているのかお尋ねします。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) ワクチン接種は実際1人2回いたしますので、先ほど申し上げました人口の掛ける2という接種回数になるということになります。 体制といたしましては、各市内のクリニック等の医療機関等々での個人接種と公共施設等々での集団接種という併用を考えてございます。 個人接種につきましては、医師会のほうと調整をさせていただいております。各医師会の会員の先生方に意向調査等をさせていただいて、個人接種について、今のところおよそ52の医療機関、先生方から協力の了解をいただいているところです。 また、集団接種につきましても、民間の検査団体と、あとは市民病院のほうで集団接種の機会を設けて、そちらでも対応していきたいと考えてございます。
○議長(
相澤孝弘君) 横山悦子議員。
◆17番(横山悦子君) この大崎市内、特に古川の中央部に医師が多い割合がありますけれども、それは個人的に予約してするものなのですか。クーポン券が来ますけれども、そのクーポン券に、どの病院に行ってくださいという、そういうところまで書かれているのでしょうか。その点についていかがでしょうか。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) 予定ですけれども、クーポン券を郵送する際に、接種ができる医療機関の一覧表を同封させていただきます。 それで、予約については、こちらでコールセンターを設置する予定にしてございます。集団接種についてはコールセンターで受付をする予定にしておりますが、各クリニック等で接種する際の予約については、まだ医師会のほうと調整しておりまして、それぞれのクリニックに予約するか、もしくはコールセンターで予約するか、その方法についてはもうちょっと事前に調整をしているところです。
○議長(
相澤孝弘君) 横山悦子議員。
◆17番(横山悦子君) そのときによって、市民の皆さんは、いつどの病院に行くかは、一覧表を見ながら行くわけでありますが、基本型施設人口約5,000人につき1か所程度ということで、古川の町なかはいいのですけれども、旧6町の場合、どのように鳴子から鹿島台まで、鹿島台にも分院もあると思いますけれども、大崎市民病院は初めに分院全部、そのような接種対応をされるのか、またそれについてお尋ねします。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) 市民病院のほうにも集団接種等で協力をしていただくということとしてございます。 また、各6地域、古川地域以外のところについても、やはり民間、クリニック等の医療機関がちょっと数が少ないですから、それをやはり補うためには、市民病院の分院並びに民間の検査機関に依頼を予定しています集団接種等を活用して、漏れなくワクチンの接種をしていただけるような体制を取りたいと考えています。
○議長(
相澤孝弘君) 横山悦子議員。
◆17番(横山悦子君) 先ほども申し上げましたけれども、この大崎市の人口が短時間で接種するわけでありまして、病院も通常の診療があるわけです。それに、またさらにこのワクチンの接種となると、かなり人数的にも、お医者さん、看護師さんも、そしてコロナ対応ということで、かなり日常よりも忙しくなると思うのですけれども、そういったときに、土曜、日曜の対応というのはどのように考えておられますか。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) 各医療機関の先生方等にも、今回のこのコロナワクチンの接種については十分に御理解をいただいておりまして、大変な日常の診療の中でも何とかこなしていただけるということで御理解をいただき、御協力をいただけると認識してございます。各医院では、通常の診療時間内での接種になるのかと思います。 一方で、土日について、基本的には平日の各クリニックでの接種並びに集団接種も平日に実施したいというふうになりますが、一部、土日の集団接種についても対応を考えていきたいと思います。
○議長(
相澤孝弘君) 横山悦子議員。
◆17番(横山悦子君) やっぱり会社勤務の方もおりますので、土日対応もよく考えていただきながらやっていただきたいと思っております。また高校生、大学生も土日に対応していただけるとかなり助かるのではないかと思っております。 なお、今回の接種費用として、通常の医療機関でワクチン接種のために基本的に必要とされる費用は、接種1回当たり2,070円という措置がされており、医療機関とこの金額で協議されていると思いますけれども、病院からどういった御意見等があるのかちょっとお聞かせ願いたいと思います。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) 医師会の先生方とのお話の中でも、2,070円という単価を示させていただきました。十分な単価という認識はございませんが、医師会の先生方も、統一の単価ということで、この単価で仕方ないという感じなのだと思います。
○議長(
相澤孝弘君) 横山悦子議員。
◆17番(横山悦子君) では、医師会からも市の先生からも何とか御了解いただいたというような形でありますけれども、しっかりしていただきたいと。医師会の皆さんには、本当にコロナ禍に入ってからいろいろと御面倒から大変な思いをしていただいていますけれども、本当に最後まで、接種までどうぞ面倒を見ていただきたいと、このように思っております。 それから、このワクチンへの不安解消策、そして接種後の反応における相談体制、窓口についてですけれども、ワクチン接種に関する世論調査を見ますと、15か国対象に実施されましたが、日本はワクチン接種に強く同意すると回答した人が19%と、調査した15か国中14位になったのです。そして、このワクチン接種に慎重な理由が、副反応が心配だというのが66%でありましたが、この不安への解消策、そして接種後の反応ということで、今日の第1例は30分後でも何もなかったということが、インターネットに載っていますけれども、やっぱり注射された後の痛みとか腫れ、吐き気をする人とか、いろいろかなりいるみたいです。 その中で、一番心配なのがアナフィラキシー症状で、ファイザー社の接種後、100万人に5人程度起きたようでありまして、そのような、大崎市での不安解消、そして接種後の副反応、これに対しては大崎市でどのように取り組まれるのか、その辺についてお願いします。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) まずは、市民の不安の解消ということですけれども、こちらはやはりまだ国内接種が今日からということで、海外の情報しかないというところもあると思うのです。十分な情報、正確な情報が市民に届いているかということもあると思いますが、今後、今日から始まった国内でのワクチン接種について、国のほうも当然、科学的知見からいろいろと情報を提供してくると思います。それらの正確な情報を分かりやすく、市としては市民の方へそれを迅速に的確にお伝えすることで、市民の方々がきちんとワクチンを詳しく理解していただけるのかと思いますので、そういったところに取り組んでいきたいと考えております。 広報やウェブサイト等は当然ですが、また今後、コールセンターを設置する予定にしております。当然、コールセンターはいろいろな市民の方々が不安に思っていること等々についての相談の窓口となりますので、そちらのほうも市民の方に活用していただければと思ってございます。 また、副反応については、当然それはきちんと対応していかなければならないと考えてございます。当然、接種後は一定程度の時間、その場で安静にしていただいて、副反応が起きるかどうか、その辺の状況をしっかりと確認をして、その上で大丈夫であったら接種会場から帰宅していただくというような体制を取りたいと思ってございます。 また、この副反応への対応策として、事前に、市民病院のほうは先生方が非常にこちらについて詰めてございますので、市民病院の先生の御協力もいただいて、各クリニック等の先生方にショックの対応の仕方について事前に研修等を行って、十分な体制を取っていきたいと考えています。
○議長(
相澤孝弘君) 横山悦子議員。
◆17番(横山悦子君) 市民病院とかで受ける人は大丈夫だと思うのですけれども、集団接種の各会場で受けて、そのときにちょっと具合が悪くなったというようなことも、やっぱりそういったところにも、ベッドとかで休むような、そのような体制も整えると思いますけれども、その辺いかがでしょうか。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) もちろん、集団接種会場でも接種後に安静にして時間を過ごしていただくスペースを設けますし、そちらには人も配置して、様子をしっかりと観察させていただくということにさせていただきます。
○議長(
相澤孝弘君) 横山悦子議員。
◆17番(横山悦子君) まず、その次に、2回目の接種はいつ頃かということで、ファイザー社は3週間後ということで、それは先ほど一番最初にスケジュールとか、いろいろ委託されてやるようでありますけれども、もしどうしてもうっかり忘れてしまったとか、それからどうしても接種できない場合というのは、やっぱりこの大崎市民、たくさんいらっしゃる中で何人かはいらっしゃるのではないかと思うのですが、2回打つと免疫が増強されるほか、1回目で不十分であった人に2回目で免疫をつける狙いがあると。そこでこの2回目を接種するようでありますけれども、1回目の接種後、2回目で効果が現れ始め、2回目の接種は今度3週間空けるわけでありますけれども、もし万が一、2回目がどうしてもできなかった場合とか、それはどのように考えればよろしいでしょうか。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) 基本的に、必ず2回を受けていただきたいということで市民の方へは働きかけていきたいと思います。例えば、1回目の接種をされたときに2回目の予約をしていただくとか、そういった形で2回目もきちんと決めておく。そうすることで漏れなく2回目も接種していただけるのかと考えます。
○議長(
相澤孝弘君) 横山悦子議員。
◆17番(横山悦子君) 2回目もやはり皆さんに忘れないで、横の関係で、友達同士も今度2回目も必ずという、何かそういう感じで、友達同士とも約束しながら接種していただければいいのかと思っております。 それから、市民への周知方法ですけれども、大崎市のホームページを見ますと、このコロナワクチン接種に関して随分掲載されており、インターネットのない方、それからスマホもどうしてもこういった形で見られない方、そして交通弱者、独居老人、それから誰も面倒を見てくれないで独り暮らしの人とか、そういう方たちへの、市民の周知方法をどのようにされるのか。それが一番、人口の約7割がワクチン接種をするとコロナの解消になるということが今よく言われていますけれども、大崎市でも7割の方が2回接種するという、その方向性、これは本人次第でありますが、その辺のところ、大崎市としてはどのように考えているのか。その辺お願いします。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) 市民への周知方法につきましては、広報紙であったりウェブサイト等も当然行いますが、クーポン券を全ての市民へそれぞれ個人宛てに郵送させていただきます。65歳以上につきましては3月中旬に送らせていただきます。その中に、大切なお知らせについては同封をさせていただいて、確実に開封をしていただいて、中を見ていただければ必要な情報が見られるというような体制を取っていきたいと思います。 また、独居老人等については、民生委員さん等にちょっと協力などをいただいてということも考えられるかと思います。
○議長(
相澤孝弘君) 横山悦子議員。
◆17番(横山悦子君) 民生委員さんには大変な御苦労をおかけいたしますけれども、その辺のことはやっぱり民生委員さんに協力をいただきまして、やはり誰が独居老人とか独り暮らしとか、一番、民生委員さんが分かっているわけでありますので、その辺のところを協力をよろしくお願いいたします。 また、今、介護施設に入所されている方が大分おりまして、やはりこの間も市の方といろいろお話ししたときに、介護施設の65歳以上の方は一緒にワクチンの接種をしますけれども、介護職員の若い方たちにも接種はどうなのですかということもお聞きしました。そうしたら、マスコミ、新聞等でも、介護施設で働いている方、若い方も一緒にというお話で新聞等にも載っていましたけれども、そのように理解してよろしいでしょうか。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) 国から示されている内容にも、入所者の高齢者の方等の接種の際に、その職員も一緒に接種することも可能であるというのが示されてございます。
○議長(
相澤孝弘君) 横山悦子議員。
◆17番(横山悦子君) まず、円滑に、何とかコロナが発生する前の大崎市に戻りますように、やはり自営業の方とかいろいろな産業の方が大変このコロナで四苦八苦して、店も倒産したりとか、大変な状況が続いておりますので、何とか接種を円滑にしていただきたいと思います。 終わります。
○議長(
相澤孝弘君) 次に進みます。 27番小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) 議案第2号につきまして、私からも質疑をさせていただきます。 債務負担行為4億7,800万4,000円の内訳について事前に資料を頂きまして、大変ありがとうございました。 それで、私からもこのワクチン接種事業について伺いたいと思います。 この接種は、医師会の全面的な御協力がなければ体制は取れないと思うのでありますが、債務負担行為で、ワクチン接種業務委託料として4億828万7,000円が計上されておりますけれども、この委託先は大崎市の医師会ということでしょうか。各ドクター方に個別に委託するということなのでしょうか。その辺、まずお聞かせいただきたいと思います。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) 医師会とのこの契約につきましては、集合契約ということで、全国の知事会と日本医師会で契約を締結して、各市町村については県へその契約の委任をし、県知事が知事会へ委任して集合契約を結ぶという形になります。
○議長(
相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) そうしますと、いずれ委託先は医師会ということになると。これは、大崎市と個別の医師会ではなくて、日本医師会と政府、それから宮城県医師会と宮城県ということなのですか。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) すみません。市から県へ委任をしまして、あと県が全国の知事会へ委任して、集合契約は全国の知事会と日本医師会が契約を締結するということでございます。
○議長(
相澤孝弘君) 小沢議員。
◆27番(小沢和悦君) そうですか。 そして、この4億828万7,000円というのはどういう計算ですか。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) こちらは、ワクチン接種1回が2,070円の単価に人数、こちらは想定する接種回数を掛けさせていただいたものです。
○議長(
相澤孝弘君) 小沢議員。
◆27番(小沢和悦君) すると、19万7,240人分ですか。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) こちらは、今回の接種の件数の予想としましては、人口の8割、全体の接種対象者の8割を想定して、単価を掛けて算出しているところです。
○議長(
相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) そうですか。先ほど、4月1日から接種が始まるのは65歳以上で約3万8,000人とおっしゃった、75歳ではなくて65歳と言ったように思いますが、これは新年度となる4月から来年3月までに65歳になる方の人数は含めた数ですか。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) こちらは、今年の3月1日時点を基準日に年齢を定めてございます。
○議長(
相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) 最優先で接種をする65歳以上の高齢者というのは、来年の3月までに新たに65歳になる方も含むとなっているのではないのですか。
○議長(
相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。
◎
民生部健康推進課副参事[
新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) お答えいたします。 そのとおりでございます。
○議長(
相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) そうすると、この3万8,000人というのは8掛けをした数ですか。
○議長(
相澤孝弘君) 角田健康推進課副参事。
◎
民生部健康推進課副参事[
新型コロナウイルスワクチン接種担当](角田強君) その3万8,000人に対して80%を掛けた、それを接種する人と見込んでの数字になっております。
○議長(
相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) 民生常任委員会でも約3万8,000人という報告があったのですが、では令和2年4月1日段階の大崎市内の65歳以上の方の数というのは3万8,600人ぐらいになっているはずなのです。それからしますと、新たに65歳になる方という分があればもっと数が増えるのです。3万8,000人ではなくて、ここは恐らく100%の人の数を民生常任委員会でもおっしゃったと思うのです。だから、新年度で新たに65歳となると、これが例えば4万とか何ぼになって、結果的に受けるのは8割くらいになるかもしれないということなのではないですか。
○議長(
相澤孝弘君) 宮野健康推進課長。
◎
民生部健康推進課長(宮野学君) この債務負担行為の接種負担部分の額につきましては、来年3月1日も含め65歳以上の、かついわゆる16歳以上の市民の方、総数にしますと11万2,000人程度。その人数に対しまして先ほどの単価2,070円とこれに消費税10%が掛けられまして、単価としては2,277円。それに対しまして、11万2,000人の接種2回分、かつ先ほど来のをならして、いわゆる8割程度の接種を何とかということで、その額として4億828万7,000円の債務負担行為を設定させていただいているという中身になります。
○議長(
相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) 先ほどの御答弁の中で、16歳から64歳まで7万4,000人というお話があった。私がなぜ今この数にこだわるかというのは、最優先で接種を受けられる年齢が、現在65歳以上、そして新年度、4月1日から来年3月31日までの方々を含む方々が優先して接種を受けられるのですかということ、そこの確認なのです。
○議長(
相澤孝弘君) 宮野健康推進課長。
◎
民生部健康推進課長(宮野学君) 今、議員お話のとおり、年齢の設定については、そのとおりの方々が、この4月から始められるように今、体制整備をしている優先接種の対象者ということになります。
○議長(
相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) 分かりました。そこが大事なのです。今64歳の人たちは、我々はずっと後だと思われると困るので。 続けてお聞きしますが、その次に接種を受ける方々なのですが、基礎疾患を持つ方、これ第2優先順位、この方々は何人いらっしゃいますか。
○議長(
相澤孝弘君) 宮野健康推進課長。
◎
民生部健康推進課長(宮野学君) 基礎疾患を持つ方の詳細の人数は、市の部分としては把握しておりませんけれども、全国的に国が示している数値から申し上げますと、総人口二十歳以上というもので国のほうは計算しており二十歳から64歳までの方で基礎疾患をお持ちの方は、おおむね全人口の割合の6.3%程度であるということで国が目安を示しておりますので、本市の二十歳以上から64歳の人口にその率を当てはめますと、おおむね8,000人程度が基礎疾患をお持ちの方かということで推計はしているところです。
○議長(
相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) そこでですが、基礎疾患を持っている方々については、いわゆる優先順位は2番目に入っていると。その疾患の方というのはこういった方々ですということで、それぞれから証明書か診断書などを出してもらって対象に決めるということでしょうか。市のほうで掌握している分については連絡をする。その辺、どう考えていますか。
○議長(
相澤孝弘君) 宮野健康推進課長。
◎
民生部健康推進課長(宮野学君) 現時点で、国の見解としましては、例えば高血圧も基礎疾患の一つということで含まれておりますが、そういう基礎疾患をお持ちの方は自己申告ということの扱いで、それをワクチン接種を受ける前の予診票という、いろいろな聞き取りをする部分があり、その予診票の部分にそのような欄が実際ございまして、それを本人が申し出て、かつ医師が確認の上で接種の対象とするというような扱いとするということで現段階はなっておりますので、本市の場合は個別接種、あるいは集団接種併用型で現在準備を進めておりますが、基礎疾患のある方については、その方の体の状況が分かるという意味からしましても、かかりつけ医の先生のほうでお願いできればというあたりを何とか誘導できればと考えているところです。
○議長(
相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) かかりつけ医の先生方から、その該当する方にお知らせをしていただいて予診票を出してもらうというのが一番いいのでしょうけれども、本人、または御家族が申告したいという場合には、今度新しくつくった対策室にその予診票を頂きに行って、そして申し出ればまずよろしいのですか。
○議長(
相澤孝弘君) 宮野健康推進課長。
◎
民生部健康推進課長(宮野学君) 現段階で想定しておりますのは、接種のためのクーポン券をこちらから郵送する際に、予診票のほうも同封をさせていただいて、事前に記入、あるいはかかりつけ医の先生に行く場合も相談をしていただきながらということで、ワクチン接種対策チームのほうに一々取りに来ていただくという方法ではなくて、まず1段階目としては、クーポンと一緒に郵送する。さらに、当然なくした方、そういう方の対応のために、それぞれ個別接種、あるいは集団接種の会場等にも当然予備は備え付けての対応をしていくという考え方です。
○議長(
相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) そうですか。65歳以上の人も、16歳以上の人たちには一気に全部クーポン券を出すのですね、そうすると。そして、基礎疾患の人はそうして出してもらうということですね。
○議長(
相澤孝弘君) 宮野健康推進課長。
◎
民生部健康推進課長(宮野学君) まず、クーポンの郵送の時期からちょっと整理をさせていただきますと、先ほど来、65歳以上の方の高齢者が優先接種ということでありますので、その皆さんについて、3月中旬、あるいは下旬あたりをめどにクーポン券を郵送いたします。その後、16歳以上の市民の方、当然、基礎疾患の方も分け隔てなく含まれており、その方々については、まだ国のほうで具体的なクーポン券の発送時期までは明示しておりませんが、クーポン券の発送準備を4月23日までに整えておくようにというような現段階でスケジュールが示されておりますので、一般の方、いわゆる16歳から64歳までの方については、4月23日以降のクーポン券の郵送であろうということで、それを見込んでの準備を進めているところです。
○議長(
相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) そうしますと、その2段目のクーポン券の発送が4月の末になるということですね。その中に予診票も入れておって、それでもって基礎疾患の方々は申告してもらうということですね。その中には、基礎疾患というのはこういったものですというのは当然書いてあるということなのでしょうか。そこまで準備したのですか。
○議長(
相澤孝弘君) 宮野健康推進課長。
◎
民生部健康推進課長(宮野学君) 準備については、今、議員お話のとおりでして、基礎疾患についても、こういうものが該当するという部分のお知らせは、当然、それも明記したものを送付します。 さらに、先ほどのワクチン接種を受けるための予診票というものにも、自分がこういう基礎疾患があるということで丸をつけたり、あるいはその他の部分として記入する欄もあるような予診票となっているようでありますので、まずチラシ等で自分が基礎疾患に該当かを認識し、さらに予診票のほうで記入の上、あるいは記入がない場合は当然、医師がそこで確認をした上で、基礎疾患対象者として認識をしてワクチン接種を行うというような流れになります。
○議長(
相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) そうですか。そうしますと、いずれ4月27日までにでしたか、準備しているというのは。
○議長(
相澤孝弘君) 宮野健康推進課長。
◎
民生部健康推進課長(宮野学君) 国の現段階の指示では、4月23日までに発送できるような準備は整えていてくださいということです。発送の時期については追って指示をするというような中身になります。
○議長(
相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) それから、52の医療機関という先ほどお話をいただきました。これは市内の医療機関の何%になりますか。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) 市内に76の医療機関がございますが、その中で、皮膚科であったり、あまり注射を常時しないという医療機関もございます。そういうところが今回参加されなかったということでございます。
○議長(
相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) それは、医師会との協議の中で、先ほど横山議員もお話をされていましたが、土、日曜日についてはどのような協議になっていますか。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) 基本的に、医師会の先生方に行っていただく個別の接種については、各クリニックの開業時間内でということで想定してございます。 それ以外の集団接種等については、今後、平日以外の土日の接種の在り方について調整をしていきたいというところです。
○議長(
相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) そうすると、これからの協議の詰めということですか。 集団接種の場合はどうですか。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) 申し訳ありません。土日の接種については、集団接種の中で対応を考えていきたいと考えています。
○議長(
相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) 土日については集団接種で対応ということですか。分かりました。そのようにぜひやっていただきたいと思います。 それでは、先ほど、量の見通しの問題、国のほうでも、若干、EU圏域からの日本への輸入体制の問題のお話がありました。ただ、21日後の2回目の接種ということになっていますが、今、大崎市の場合、4月1日以降の65歳以上の接種は2回分の確保の見通しはついたということでしょうか。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) ワクチンの供給量と時期につきましては、まだ全く示されておりませんので、現時点では不確定ということになります。
○議長(
相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) これはまだ不確定ですか。 それから、マスコミの報道を見ていまして、ちょっと私、よく理解できないのですが、ファイザー製のワクチンは零下75度での冷凍保存と。今日、日本に入った分はマイナス78度のようでありますが、マイナス80度を超えたものは使い物にならなかったという話もあるようであり、いずれ空輸されたものは空港近くの冷凍倉庫に移されて、そこからさらに超低温冷凍庫を備えた基本型接種施設まで運び、各自治体が用意した接種会場に配送される。そこまでの配送作業はヤマトホールディングス、セイノーHD、ドイツポストDHLの3社が行うことになっているという報道があるのですが、この報道に間違いないのでしょうか。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) その報道のとおりでございますが、本市の場合をお話ししますと、ワクチンの保存管理につきましては、市のほうで一括して保存管理をしたいと考えています。市のほうへ、ファイザー社製のものであればマイナス75度前後の保管状態で運送していただいて、そちらを本市のほうに設置するディープフリーザーのほうで確実に超低温で保存管理をすると。そして、接種をする際に、その接種会場、個人のクリニックであったり集団接種の会場へであったり、そのワクチンを搬送する。そして接種を行うということを想定してございます。
○議長(
相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) そうですか。なるほど。そうしますと、市がマイナス75度前後での冷凍保存をする施設を確保して、接種をする日に会場に搬送すると。毎日、このマイナス75度のところから運び出す場合には5日以内に接種しないと駄目だと、こうなっているのですが、大崎市では、マイナス75度の冷凍庫から出したものは、その日のうちに接種する分を運び出すということですか。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) 搬送体制については、市が保管しているワクチンを搬送する際は、特殊な専用のドライアイスが入ったクーラーボックスで配送いたしますので、そのままの状態ですとまずは10日間程度は保存が利くと。冷凍されたものを解凍した後は5日以内に、冷蔵庫で冷蔵保存は5日くらいが限度だというお話です。 それは、今後医療機関のほうに、1単位で5回接種とか6回接種とか、その辺の兼ね合いもありますし、効果的にワクチンを使い切るためには3日分をまとめてとか、そういった形も必要になってくると思います。
○議長(
相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) 大変御苦労さまですが、安全な方法ということで。 それから、大崎市として冷凍保管をやる場所を確保するということのようです。そこまで運ぶのは、民間の業者に頼むのですか。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) その辺も、現在、どういう方法が一番いいのか、最終的に調整しているところです。
○議長(
相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) いずれ、この債務負担行為の中にある自動車使用料とか、それから集団接種会場運営業務料、こういったところで言わば処理をされるということですか。
○議長(
相澤孝弘君) 宮野健康推進課長。
◎
民生部健康推進課長(宮野学君) 債務負担行為設定の部分については、いわゆる集団接種会場等々に必要な自動車のレンタルの部分の使用料ということで考えております。 先ほど部長が答弁申し上げました配送の部分の経費については、別途、いわゆる今、調整しているところでありますが、直営というよりは、医薬品メーカー等々に、専門の方に配送をお願いできないかということで現在交渉、調整をしているような段階でございます。
○議長(
相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) 分かりました。いずれ、あまり揺らさないようにとか、いろいろ注意事項があるようですので。 ところで、先ほどコールセンターが相談窓口になり、集団接種のセンター予約もここにやっていただくことになるだろうというお話がございました。 そこでですが、周知の方法やその他について先ほどお話がございました。
新型コロナウイルスワクチンの接種は、予防接種法において、臨時接種で、国民に無料で接種されるということでありますが、16歳以上の方については接種を受ける努力義務というのがあると聞いておりますが、それに反した場合にどうのこうのというような議論が国会でやられておりまして、受ける受けないによって差別が起きたりするようなことのないようにという附帯決議がされたようでありますが、その辺のことについてはどのような議論になっているでしょうか。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) 予防接種を受けるか受けないかは、最終的には各個人の判断ということで認識してございます。受ける受けないによって差別等々は、罰則を科すとか、そういうことは考えてございません。
○議長(
相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) 私が今、申し上げましたのは、本人の判断に委ねられると。接種を受ける受けないによって差別や不利益な扱いがないような措置についての議論というのはやられているかということ。これは附帯決議の内容なのですが。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) 接種を受ける受けないで差別等々が発生しないことは、当然、そういうことが起きてはならないと考えています。 特段、そのための議論というまでもなく、当然そういうことが発生しないように、今後、市民への周知等を図っていかなければならないものなのだと考えます。
○議長(
相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) 順調に進められることを期待して質疑を終わります。ありがとうございました。
○議長(
相澤孝弘君) 次に進みます。
鎌内つぎ子議員。
◆14番(
鎌内つぎ子君) 私からも、議案第2号専決処分の承認を求めることについて質疑をさせていただきます。大体は答弁いただいたのですけれども、まだちょっと分からない点がありますので確認したいと思います。 先ほど、3月中旬にクーポン券、大切なお知らせ、必要な情報ということでありましたけれども、具体的な内容についてお聞かせください。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) 現在、想定してございますのが、まずは集団接種の日程、また個別接種ができる医療機関の一覧、そして予診票も添付いたします。 また、予診票に併せて予防接種を受ける際の説明書というのが、例えば今回ですとファイザー社製のものを使用しますので、そのファイザー社製に合わせた説明書、こちら結構詳細な、予防接種を受けることができない方ですとか注意が必要な方、または接種を受けた後の注意点とか副反応等々についても記載がございます。これらの添付を予定してございます。
○議長(
相澤孝弘君)
鎌内つぎ子議員。
◆14番(
鎌内つぎ子君) 無料とか、個別、集団でするところの医療機関の一覧は入っていますけれども、公共施設の場所、そういうのも入っていないと、予約とか取るときにできないのではないかと思いますし、それと今回、先ほども出ましたけれども、同意書などはどのようにされるのでしょうか。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) まず、集団接種の会場や日程については、当然、同封させていただく予定としてございます。 また、同意書でございますが、今回クーポンに同封いたしますワクチン接種の予診票ですが、こちら国のほうから2月17日に示された様式がございます。こちらにおいて、予診票の中に接種に関する同意の希望書という欄がございまして、そちらで接種を希望するか希望をしないかチェックをするという形になってございます。
○議長(
相澤孝弘君)
鎌内つぎ子議員。
◆14番(
鎌内つぎ子君) ぜひ、同意書の中には、ワクチンの接種は強制ではありませんとか、それからそういう感染予防の効果と副作用のリスクの双方がありますといった情報、それから同意がなければ接種は行われませんとか、受ける方の同意がなくては受けられませんということをきちんと明記、ほかのところを見るとされているのですけれども、そこら辺は入らないということですか。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) 今、いただいたところも含めて、分かりやすい、市民がきちっと理解できるような、必要な内容をきちんと分かりやすく、充実したものを示したいと思います。
○議長(
相澤孝弘君)
鎌内つぎ子議員。
◆14番(
鎌内つぎ子君) それから、無料ですということもちゃんと入れないと、今、新型コロナのワクチン接種を全国でやられるということで、費用が必要だと金銭を要求する詐欺がはやっているそうですので、そこら辺をきちんとやらないと、高齢者は全然分からなくて、私も聞かれたのですけれども、お金かかるのですかと。かからないのと言っても分からないので、もしかかるという電話など来たら、それに乗ってしまうと思うのです。そこら辺、詐欺に遭った場合、そういう場合は警察署に連絡してくださいとか、そういうところも徹底しないと、これ全国的になのですけれども、そこら辺はどうなのでしょうか。
○議長(
相澤孝弘君) 佐藤民生部長。
◎民生部長(佐藤俊夫君) 今、御指摘いただいた点も含めて、市民に送付する書類についてきちんと作成していきたいと思います。 〔「終わります」と呼ぶ者あり〕
○議長(
相澤孝弘君) 以上で、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第1号及び同第2号の2か件については、
大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
相澤孝弘君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第1号、同第2号の2か件については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これから討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
相澤孝弘君) 討論がなければ、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
相澤孝弘君) 御異議なしと認めます。 議案第1号及び同第2号の2か件を採決いたします。 各案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
相澤孝弘君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第1号及び同第2号の2か件については、原案のとおり決定いたしました。
---------------------------------------
△日程第15 議案第8号~同第34号
○議長(
相澤孝弘君) 日程第15、議案第8号から同第34号までの27か件を一括して議題といたします。 市長から施政方針及び提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。 〔市長
伊藤康志君登壇〕
◎市長(
伊藤康志君) 本日ここに令和3年第1回
大崎市議会定例会が開催されるに当たり、市政に対する所信の一端と施策の大綱を申し述べ、議員並びに市民皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。
新型コロナウイルスの感染者が国内で初めて確認されてから既に1年が経過いたしましたが、いまだ終息のめどが立っておりません。市民の皆様には不自由な生活を余儀なくされ、また事業者の皆様には危機的状況の中で懸命に御努力をされ、感染拡大防止に御理解、御協力をいただき感謝いたしております。さらに、命がけで最前線で働いておられる保健、医療機関の皆様にも深く敬意と感謝を申し上げます。 国においては、感染対策の決め手としてワクチン接種の準備を進める中、本市においても2月1日付でワクチン接種対策チームを設置し、迅速かつ円滑な実施を図るべく、体制の強化を進めております。県においては、3月中に医療関係者の接種を実施するための準備を行っており、本市では、4月上旬から高齢者への接種を開始できるよう、医師会と連携しながら準備を進めております。
新型コロナウイルス感染症の終息に向けて、市民皆様にワクチン接種が速やかに実施できるよう、きめ細やかに対応してまいります。 また、昨年12月の令和2年第4回定例会でお認めいただいた福祉サービス事業者及び医療施設等に対する緊急支援、中小企業及び小規模事業者の事業継続を支える緊急支援並びに宿泊客が激減し経済的損失を受けている市内宿泊施設事業者に対する緊急支援につきましては、年明けから申請の受付及び給付を開始しております。 引き続き、感染拡大防止対策に努めるとともに、1月28日に成立した国の令和2年度第3次補正予算も有効に活用しながら、本市の感染症対策及び経済対策に取り組んでまいります。 さて、1月18日に召集された第204回通常国会の冒頭で、菅内閣総理大臣は施政方針演説を行い、一人一人が力を最大限発揮し、互いに支え、助け合う、安心と希望に満ちた社会を実現すると述べられました。 その中では、
新型コロナウイルス感染症を一日も早く終息させると明言し、総理自身もこの闘いの最前線に立ち、都道府県知事をはじめ、自治体関係者とも連携しながら難局を乗り越えたいとの決意を述べられました。 また、グリーンとデジタルを次の成長の原動力と位置づけ、特に秋に創設される(仮称)デジタル庁については、組織の縦割りを排し、強力な機能と予算を持った司令塔として国全体のデジタル化を主導するとともに、自治体のシステム統一、標準化を進めていく考えを示されました。 さらに、コロナ禍により地方への関心が高まっているこの機会を捉え、地方にいても都会と同じ仕事、同じ生活ができる環境をつくり、都会から地方への大きな人の流れを生み出すための施策を表明しております。 本市といたしましても、これらの国の動向を注視しながら、新しい時代の潮流に対応できるよう着実に取り組んでまいります。 本市が合併してから、令和3年3月31日で15年を迎えます。令和へと元号が変わった新しい時代でのさらなる飛躍に向け、大崎市の宝を全ての市民がより深く理解し、市民自らが発信することを目的に、「宝の都(くに)・おおさき 魅力“真”発見」をテーマに15周年記念事業を実施してまいります。 また、甚大な被害を受けた東日本大震災から、令和3年3月11日で10年を迎えます。震災の教訓と復興への取組を風化させることなく後世に継承していくため、発災から10年間の復興の歩みを取りまとめてまいります。 本市の明るい話題について触れさせていただきます。 正月に行われた第97回東京箱根間往復大学駅伝競走において、三本木出身、帝京大学3年の遠藤大地選手が3年連続で出場を果たし、往路3区で8人抜きの好走を見せました。来年に向けて、さらなる飛躍を期待しております。 また、3月からメキシコで開催される第9回WBSC女子野球ワールドカップの日本代表、侍ジャパン女子代表として、松山地域出身の只埜榛奈選手が選出されました。日本代表は現在6連覇中ですので、ぜひ7連覇に向けての活躍を御期待いたしております。 令和3年度の本市の予算について申し上げます。 歳入においては、
新型コロナウイルス感染症の影響による地域経済の低迷に伴い、市税収入の大幅な落ち込みが見込まれることなどから、財源の確保に苦慮しているところであります。このため、非常に厳しい予算編成となりましたが、新市建設計画や中心市街地復興まちづくり計画に掲げた事業の推進に取り組むとともに、令和元年東日本台風による被災者の生活再建や、学校教育、学校給食の環境整備といった新たな課題にも対応した編成を行い、一般会計におきましては、令和2年度と比較して31億2,000万円増の691億5,000万円の予算案を計上いたします。
新型コロナウイルス関連の予算につきましては、マスクや消毒液など行政運営に係る感染予防対策経費は当初予算に計上しておりますが、地域経済対策やワクチン接種などの事業費については別途計上させていただきます。 なお、事業の執行に当たっては、ウイズコロナ、アフターコロナに意を用いて取り組んでまいりますので、今定例会において御審議の上、お認めいただきますようお願いを申し上げます。 それでは、以下、令和3年度の主な施策について、順を追って御説明申し上げます。 総合計画について申し上げます。 第2次総合計画につきましては、令和3年度で基本計画の前期5年が経過することから、これまでの評価、検証及び社会情勢の変化を踏まえ、進展する人口減少問題、ウイズコロナ、アフターコロナ及び自然災害への対応、世界農業遺産アクションプランの推進、SDGsへの取組などを新たな視点に加えながら、将来像に掲げる宝の都(くに)・大崎の実現に向け、後期基本計画を策定してまいります。 宝の都(くに)・おおさき市地方創生総合戦略について申し上げます。 総合戦略につきましては、計画期間を延長し、総合計画の前期計画と併せて見直しを行うこととしており、これまでの評価、検証を踏まえ、進展する人口減少問題への対応及び持続可能な地域社会の実現に向け、第2期総合戦略を策定してまいります。 大崎定住自立圏について申し上げます。 大崎定住自立圏につきましては、大崎圏域1市4町による大崎定住自立圏形成協定を締結、大崎定住自立圏共生ビジョンに基づき、11分野16項目にわたり事業を展開してまいりました。この共生ビジョンも令和3年度で計画期間が終了することから、これまでの取組を検証し、圏域内4町と協議しながら、第3次共生ビジョンの策定を進めてまいります。 市役所本庁舎等の建設について申し上げます。 市役所本庁舎につきましては、建設工事に着手し、計画どおり、令和4年度中の供用開始を目指してまいります。 鳴子総合支所庁舎等複合施設につきましては、昨年7月から建設工事を進めており、行政機能と公民館機能を有する複合施設として、本年8月の工事完了を目指し、10月の供用開始に向けて準備を進めてまいります。 デジタルトランスフォーメーションの推進について申し上げます。 行政サービスについて、デジタル技術やデータを活用し、住民の利便性を向上させるとともに、AIやRPAの活用により業務の効率化を図り、人的資源を行政サービスのさらなる向上につなげてまいります。このため、総合計画の後期基本計画の策定に併せ、デジタルトランスフォーメーション推進計画を策定し、業務の見直しや次期情報システムの更新に取り組んでまいります。 水防対策について申し上げます。 大崎市を含む北上川等の流域市町村、国土交通省東北地方整備局、宮城県の主催により、5月30日に、大崎市古川渕尻地区を会場に令和3年度北上川下流及び江合川・鳴瀬川総合水防演習を実施いたします。この水防演習を通じ、水防技術の向上、関係機関や地域住民の皆様との連携強化を図ることにより、水害の未然防止や被害の軽減に努めてまいります。 地域自治組織の支援と市民協働の推進について申し上げます。 地域自治組織活性事業支援交付金につきましては、ステップアップ事業交付金の移住定住促進・交流促進事業及び空き家対策事業のさらなる周知を図るとともに、地域の支援に努めてまいります。 また、地域自治体制整備実証事業につきましては、人口減少社会への適応や地域課題解決のための持続的な取組体制について調査、研究を進めてまいります。 また、コロナ禍の中でも可能な話合いの手法を市民の皆様とともに調査、研究し、市民協働をより一層推進してまいります。 地域公共交通について申し上げます。 持続可能な公共交通ネットワークの再構築に向けて、本市公共交通のマスタープランとなる地域公共交通網形成計画の見直しを進めてまいります。 本年4月からは、市民バスの一部のダイヤ改正を行うなど、利用者の利便性向上や効率化を図ってまいります。 また、地域内公共交通につきましては、運営委員会、事業者、行政が三位一体となって、市民の暮らしの足の確保に取り組んでまいります。 男女共同参画の推進について申し上げます。 一人一人が1人の人間として大切にされる社会を目指し、男女共同参画学習会などの啓発事業や相談体制の充実を図るなど、男女共同参画に関する施策を総合的かつ計画的に推進してまいります。 放射性物質に汚染された農林業系廃棄物の処理について申し上げます。 農林業系廃棄物の処理方法につきましては、昨年7月15日から一般ごみとの混焼による焼却処理を実施しております。焼却処理期間は約7年間を予定しており、市民の安全・安心を最優先に、細心の注意を払ってまいります。 なお、汚染牧草については、引き続き適切な一時保管に努めるとともに、すき込み等の減容化を進めてまいります。 空き家対策について申し上げます。 昨年10月に実施した空き家の実態調査では、平成29年の調査と比べ609棟が増加し、2,463棟が空き家となっております。 令和3年度は、空家等対策計画の最終年度となることから、これまでの取組の検証や所有者アンケート調査などを実施し、計画の見直しを行うとともに、適正な管理を呼びかけ、流動化と利活用につながる総合的な対策を推進してまいります。 児童保育事業について申し上げます。 令和3年度において、増改築及び新設により3件の民間保育施設が開設される予定となっております。 保育施設における待機児童の解消策の一つである児童保育施設整備事業により、国の交付金を活用しながら、開設事業者の支援を行ってまいります。 放課後児童健全育成事業について申し上げます。 放課後児童クラブの待機児童対策の一環として、古川第五小学校敷地内に開設する古川第3、第4つくしんぼ放課後児童クラブサテライト室につきましては、4月の開設を目指し、準備を進めてまいります。これまで、施設規模と利用希望児童数とのミスマッチから、小学校3年生以上の児童の受入れが困難でしたが、サテライト室の開設により、待機児童の解消が図られることになります。 今後も、児童の健全育成、働く保護者への支援として、放課後児童健全育成事業を推進してまいります。 地域包括ケアシステムの推進について申し上げます。 高齢者のみならず、障害のある方や子供を含む全ての人々が、それぞれの地域資源を活用しながら自分らしく住み慣れた地域で生活していくための体制支援に引き続き取り組んでまいります。特に、医療と介護がより一層連携した在宅ケアの提供を目指すとともに、地域との話合いを行いながら、地域の実情に合った包括ケアシステムの構築に努めてまいります。 高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業について申し上げます。 地域の医療機関や関係団体と連携を図りながら、医療データ等の分析により高齢者の健康課題を把握し、地域の特性に応じた指導、相談といった保健事業を介護予防の通いの場などで一体的に実施してまいります。本事業は、宮城県後期高齢者医療広域連合の委託を受け、令和3年度から取り組むもので、高齢者の保健事業と介護予防を効果的かつ効率的に行い、生活習慣病の重症化予防と心身機能の低下防止を図ってまいります。 第8期高齢者福祉計画・介護保険事業計画について申し上げます。 現事業計画による取組を評価、検証し、令和3年度からの第8期計画を本年3月に策定いたします。本計画では、高齢者が住み慣れた地域で安心した生活が続けられるよう、引き続き高齢者の自立支援と要介護状態の重度化防止を目標に掲げて取り組んでまいります。 第2次産業振興計画について申し上げます。 令和3年度は第2次産業振興計画前期計画の最終年度となります。これまでの産業振興施策の評価、検証を踏まえるとともに、進展する人口減少問題やウイズコロナ、アフターコロナへの対応、世界農業遺産大崎耕土が育む農畜産物等のブランド化、SDGsへの取組などの新たな視点を加え、本市産業振興の将来像として掲げる「連携・醸成・発信 次世代へつなぐ産業の創造」の実現に向け、後期計画を策定してまいります。 農林業振興について申し上げます。 農業振興につきましては、水田農業を持続し、米価を下落させないよう、関係機関と連携して、需要に応じた生産を推進してまいります。また、農地の集積や直播栽培等による低コスト化、園芸の産地化により、農業者の所得を確保し、さらには世界農業遺産ブランド認証制度を活用するなど、本市のシンボル米「ささ結」を国内外に向けて発信してまいります。 畜産振興につきましては、市産牛のブランド化を推進するとともに、関係機関と連携して、豚熱などの特定家畜伝染病に対する家畜防疫の強化を図ってまいります。 拡大するイノシシ等の野生鳥獣への対策につきましては、新たに有害鳥獣対策専門員を配置し、捕獲対策、侵入防止対策、地域ぐるみ対策を一層強化して推進してまいります。 農村整備事業につきましては、基盤強化や農業生産性の向上が図られるよう、事業の促進に努めてまいります。 あわせて、流域治水対策の一環として、田んぼダムの取組を推進し、グリーンインフラを活用した防災、減災対策の強化を図ってまいります。 林業振興につきましては、森林経営管理制度の運用により、適正な森林整備を促進し、森林資源の利活用を推進してまいります。 商工業振興について申し上げます。 商工業の振興につきましては、関係団体との連携協力により、地域経済を支える中小企業、小規模事業者の活性化を促進する施策を講じてまいります。 商店街の活性化対策や町なか再生の取組につきましては、商店街のにぎわい創出や個店の魅力アップに向けた支援、新たな事業創出者に対する支援を強化してまいります。 産業創造推進事業につきましては、持続可能な産業を確立するため、産業支援機関と連携し、新技術や新製品の開発、経営改善などのコーディネート事業を継続するとともに、さらなる支援体制の構築を検討してまいります。 また、大都市圏で開催される大規模展示会への共同出展を実施することで、販路拡大支援や企業誘致につなげるとともに、大崎管内の高等学校における地場企業が参加するものづくり企業出張説明会を開催することにより、若者の地元定着を図ってまいります。 都市交流について申し上げます。 姉妹都市及び友好都市との交流につきましては、コロナ禍でも交流事業が実施できるよう工夫を凝らし、さらなる連携強化を図ってまいります。
新型コロナウイルス感染症の影響により延期となりました北海道当別町との姉妹都市締結20周年記念事業につきましては、大崎市民親善訪問団を組織するなど、当別町の皆様との交流をさらに推進してまいります。 また、災害時等における相互応援に関する協定を締結するなど、関係を深めている自治体につきましても、さらなる深化に向け、取組を推進してまいります。 観光物産振興について申し上げます。 令和3年度は東北デスティネーションキャンペーンの開催が予定されています。
新型コロナウイルス感染症の影響により大きく落ち込んでいる観光客入り込み数の増加を目指し、宮城県、市内の関係団体などと連携を図りながら、市民と共に取り組んでまいります。 あわせて、観光物産の総合窓口となる一般社団法人みやぎ大崎観光公社をはじめ、市内外の関係団体と連携し、観光物産振興を推進してまいります。 世界農業遺産の保全、活用について申し上げます。 世界農業遺産アクションプランにつきましては、令和3年度が5か年計画の最終年度となり、農産加工物などのブランド認証制度の運用拡大や人材育成プログラムの展開、ジアスツーリズムの発信などを大崎地域世界農業遺産推進協議会と一体となって取り組んでまいります。 特に、第1回全国農泊ネットワーク宮城大崎大会を開催するなど、地域内外に世界農業遺産大崎耕土の魅力の発信と活用を強力に推進してまいります。 中心市街地復興まちづくりについて申し上げます。 市役所周辺整備につきましては、引き続き道路改良事業により周辺道路の拡幅を進めてまいります。 緒絶川周辺整備につきましては、石畳風舗装を行うとともに、親水広場の整備を行い、中心市街地内の回遊性を高めてまいります。 七日町西地区における再開発事業につきましては、地域交流センターが整備される南街区の複合施設を含め、令和3年度中の完了を目指し、工事が進められております。今後も、市街地再開発組合をはじめ、関係機関との協議を進めながら、令和4年春の供用開始に向けて連携を図ってまいります。 良好な景観の形成について申し上げます。 令和2年度中に策定する景観計画につきましては、市民皆様への周知に努め、本市の豊かな自然、歴史、文化などの多様な地域資源を大切に守り、育て、相互の調和を図りながら、美しい大崎市の醸成を目指してまいります。 国及び県の道路事業について申し上げます。 国道につきましては、国道4号の4車線拡幅の早期事業化及び国道108号古川東バイパス事業の全線開通に向けて、関係者皆様と連携しながら要望してまいります。 県の主体事業として整備が進められている古川三日町地内の都市計画道路並柳福浦線の改良工事及び古川七日町地内の都市計画道路古川中央線の無電柱化につきましては、引き続き県と連携、協力しながら事業促進に努めてまいります。 また、都市計画道路稲葉小泉線は国道347号から国道47号までの区間で事業が進められており、鹿島台駅前線は令和2年度の事業着手が見込まれ、令和6年度での事業完了が予定されております。 国道及び県道は市内の各地域を結ぶ基幹ネットワークであることから、本市といたしましては、関係住民の皆様との調整を図りながら事業が推進されるよう、国・県との連携を密にしてまいります。 市道整備事業について申し上げます。 古川地域中心部の北回り環状道路として整備を進めている都市計画道路李埣新田線道路改良事業につきましては、国道4号から主要地方道古川一迫線の区間に着手し、事業を進めてまいります。 道路舗装修繕事業につきましては、国の交付金や、令和3年度までの時限措置である事業債等を最大限に活用し、集中的に取り組んでまいります。 橋梁長寿命化修繕事業につきましては、2巡目の橋梁点検を実施しており、計画的に修繕を進めるとともに、定期的な点検を行うなど、長寿命化と安全性の向上に努めてまいります。 緊急浚渫推進事業について申し上げます。 市が管理する準用河川及び普通河川などにおいて、堆積した土砂の撤去を5年間で集中して取り組むことにより、流下能力を確保し、近年多発する大規模自然災害に備えてまいります。 次に、水害に強いまちづくりに向けた取組について申し上げます。 水害に強いまちづくりを進めるため、東北地域づくり協会との共同研究として、令和2年度に引き続き、有識者による専門家会議や鹿島台地域の住民の皆様との勉強会を開催し、長期的視点での抜本的水害対策に対する国や県への政策提言や意見としての取りまとめを目指してまいります。 令和元年東日本台風の被災者支援などについて申し上げます。 被災された方々の住宅確保対策として、鹿島台商業高校跡地に災害公営住宅及び移転分譲住宅地の整備を行うとともに、被災された方々への情報提供などを通じて、移転、入居の意向を把握しながら、本年8月の分譲用地等の造成完了と災害公営住宅への早期入居に向け、事業を進めてまいります。 また、鹿島台志田谷地地区の吉田川水防災拠点については、国土交通省とともに、災害時には一時避難所として、平常時には地域コミュニティ施設として活用する(仮称)志田谷地防災センターの建設を進めてまいります。 公営住宅整備事業について申し上げます。 岩出山上川原住宅建替事業につきましては、団地造成設計に着手するとともに、事業用地取得に向け、支障となる物件の解体工事を進めてまいります。 また、市営住宅の耐震診断事業につきましては、中層住宅がある6団地16棟を対象に実施することで、建物の耐震性を確認し、入居者の安全性を確保してまいります。 耐震改修促進事業について申し上げます。 令和2年度末を目途に改定を進めている大崎市耐震改修促進計画に住宅耐震化緊急促進アクションプログラムを新たに掲げ、住宅のさらなる耐震化の促進に取り組んでまいります。 また、平成30年度の調査により危険と判定されたブロック塀につきましては、改善等の進行確認をするためのフォローアップ調査を行い、未改善の所有者などに対して是正の喚起を行うとともに、除却制度の活用推進により、歩行者等の安全確保に努めてまいります。 地域振興拠点の整備について申し上げます。 本市のさらなる地域の活性化やにぎわいの創出を目指し、地域振興拠点施設のあり方報告書を取りまとめました。地域振興拠点の空白地帯であり、地域の潜在能力を高め、強化できるエリアについて、それぞれが目指すべき方向性等を整理したものであり、その具現化に向けて、地域住民との協働により、地域特性や優位性を生かせる地域振興拠点整備の検討を進めてまいります。 学校教育環境整備について申し上げます。 古川北部地区につきましては、本年4月の古川北小学校の開校に向け整備を進めており、開校後も円滑な学校運営が図られるよう、学校並びに保護者や地域の方々と連携し、教育環境の向上に努めてまいります。 古川西部地区につきましては、古川西中学校を活用した義務教育学校としての統合整備に向けて、施設の設計業務等の準備を行ってまいります。 学校給食について申し上げます。 食育と地産地消の推進を図り、安全・安心な学校給食の提供に努めるとともに、本年4月1日から、
学校給食費の公会計化を完全実施してまいります。 大崎東学校給食センターにつきましては、本年8月の稼働に向け、施設の建設工事を進めており、給食の調理及び配送業務については、選定した事業者との契約を完了いたしました。引き続き、給食提供の開始に向けた準備を着実に進めてまいります。 学校教育について申し上げます。 現在、学校のICT環境の充実を図るため、児童生徒への1人1台端末の整備を進めております。児童生徒が自ら課題を見つけ、ICTを含む様々なツールを利用して情報を収集し、整理分析、まとめ、表現するといった、主体的、対話的で深い学びにつなげる学習活動の充実を図ってまいります。 生涯学習について申し上げます。 市民一人一人が自己の充実に主体的に取り組めるよう、学習環境整備や各種事業を推進してまいります。 また、家庭、地域、学校の連携、協働を推進するため、地域学校協働活動推進事業計画に基づき、地域全体で未来を担う子供たちの成長を支えてまいります。 さらには、「音楽が聞こえる都市(まち)づくり」を合い言葉に、学校や市民向けに、引き続き「11(いい)音楽の日」事業、音楽アウトリーチ事業、街角音楽祭など、特色ある事業を展開してまいります。 文化財保護について申し上げます。 国の史跡及び名勝の指定を受けている旧有備館及び庭園につきましては、令和2年度で保存修理事業が完了いたしました。 また、平成29年に重要文化財に指定された木造千手観音坐像は、田尻総合支所での収蔵、一般公開も開始したところであります。 本年は、これらを積極的に活用するために、企画展やライトアップなどの各種事業を実施するとともに、地域の皆様との協働により、本市の宝である文化財の魅力を発信してまいります。 図書館の運営について申し上げます。 図書館では、開館以来多くの方々に御利用いただき、昨年12月には、来館者数が延べ100万人に到達いたしました。また、現在、学校での調べ学習において必要とされる図書等について蔵書の拡充を図っており、図書館から各校に貸出しすることにより、学校での読書活動支援に取り組んでまいります。 今後とも、利用者目線に立って、きめ細やかなサービスの充実を図り、市民の皆様に広く親しまれる図書館運営に努めてまいります。 水道事業について申し上げます。 安全な市民生活を支える安心な水道を目指して、水道ビジョン並びに水道事業経営戦略による事業を推進してきたところでありますが、人口減少とともに水需要の減少が見込まれるなど、社会情勢の変化に対応するため、今後の10年間を見据えた新たな計画を策定いたします。 水道施設耐震補強事業につきましては、令和2年度から施工している上古川配水場第3号配水池耐震補強工事を進めてまいります。 上水道老朽管更新事業につきましては、重要管路である古川清水浄水場からの送水管更新工事を実施するとともに、市内全域において老朽管更新に努めてまいります。 上水道配水管整備事業につきましては、整備計画に基づき、新たな配水管の整備を実施し、未給水地域の解消に努めてまいります。 下水道事業について申し上げます。 雨水対策につきましては、鹿島台地域において、巳待田調整池へ排水する姥ケ沢地内のポンプ及び巳待田第2調整池の整備を進めるとともに、古川地域において李埣第1排水区の雨水管渠整備を進め、浸水被害の軽減に努めてまいります。 公共下水道事業につきましては、公共用水域の水質保全及び生活環境の改善のため、古川処理区を中心に汚水管渠整備を推進するとともに、下水道施設の長寿命化対策として、改築費用の平準化などを踏まえたストックマネジメント計画の策定に取り組み、下水道施設の安全度確保に努めてまいります。 農業集落排水事業につきましては、田尻地域の富岡地区において、汚水処理施設の機能強化工事を進めてまいります。 市町村型の浄化槽整備事業につきましては、公共下水道の事業認可区域や農業集落排水事業の整備区域を除く市内全域を対象として浄化槽の設置を推進し、公共下水道整備と併せて、汚水処理の普及率向上に努めてまいります。
病院事業について申し上げます。 地域において必要とされる医療を継続的に提供するため、大崎市
病院事業病院ビジョンを策定し、施設ごとの経営目標を設定し、その達成を目指してまいります。 本院においては、県北の基幹病院としての役割を担うとともに、日本医療機能評価機構の認定更新のための審査、評価を受け、継続的な医療の質向上に取り組み、より適切な医療の提供につなげてまいります。 分院、診療所においては、かかりつけ医機能の充実や地域包括ケア病床の増床などを実施し、地域包括ケアシステムの一端を担い、地域、介護、行政とのさらなる連携強化に力を注ぐとともに、適正化を図った病床を効率的に運用し、経営の視点にも十分配慮した運営を行ってまいります。 鳴子温泉分院の新病院建設事業につきましては、本年3月の竣工を目指して工事を進めており、6月の開院に向けて準備を進めてまいります。 市民病院本院の
新型コロナウイルス感染症への対応につきましては、引き続き患者受入れ体制を確保するとともに、関係機関との連携を図りながら、感染症指定医療機関としての役割を果たしてまいります。 以上、市政に対する所信の一端と施策の大綱を申し述べましたが、議員皆様並びに市民皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。 引き続き、提案説明を申し上げます。 初めに、議案第8号から議案第19号までの各会計の令和3年度当初予算について御説明いたします。 議案書の18ページを御覧願います。 令和3年度
一般会計予算につきましては、新市建設計画や中心市街地復興まちづくり計画に掲げられた事業の推進に取り組むとともに、令和元年東日本台風による被災者の生活再建や学校教育、学校給食の環境整備といった新たな課題にも対応した編成を行ったことから691億5,000万円となり、前年度と比較して31億2,000万円の増額となりました。
新型コロナウイルス感染症の影響により市税収入が大幅に減少となる中、地方公共団体が通常の行政サービスを継続できるよう、国の地方財政対策において、地方交付税等の一般財源は令和2年度の規模が確保される見通しが示されたところでございます。 しかしながら、扶助費や公債費、投資的経費などに充当する一般財源が増加したことから、市債の活用を最大限図りつつも、最終的には、財政調整基金からの繰入金を、前年度と比較して2億5,566万7,000円増の27億4,365万5,000円を計上して財源手当てを行うこととしております。 次に、特別会計でありますが、26ページの令和3年度大崎市
市有林事業特別会計予算から、42ページの令和3年度大崎市
工業団地造成事業特別会計予算までの8つの特別会計予算の合計は285億2,386万5,000円であり、前年度と比較して3億859万4,000円の増額となりました。 次に、企業会計につきましては、44ページの令和3年度大崎市
水道事業会計予算につきましては、収益的収入は39億9,676万7,000円、収益的支出は39億1,178万9,000円を、また45ページの資本的収入は10億843万9,000円、資本的支出には20億3,172万6,000円をそれぞれ計上いたしました。 次に、48ページの令和3年度大崎市
下水道事業会計予算につきましては、収益的収入は51億1,283万6,000円、収益的支出は45億9,188万円を、また49ページの資本的収入は30億8,035万3,000円、資本的支出には47億6,
576万1,000円をそれぞれ計上いたしております。 最後に、52ページの令和3年度大崎市
病院事業会計予算につきましては、53ページに記載のとおり、収益的収入は238億3,087万7,000円、収益的支出は241億2,233万5,000円を、また54ページの資本的収入は17億8,627万8,000円、資本的支出では24億7,004万3,000円をそれぞれ計上いたしております。 なお、詳しい内容につきましては各担当から説明をいたさせますので、御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、条例案件について御説明を申し上げます。 議案については57ページ以降に掲載しておりますが、新規制定いたしますのは、議案第20号大崎市
学校給食費に関する条例、議案第21号大崎市景観条例、議案第22号大崎市
自然環境等と
再生可能エネルギー発電設備設置事業との調和に関する条例の3か件であります。 次に、条例の一部を改正いたしますのは、議案第23号大崎市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例、議案第24号大崎市
都市計画税条例の一部を改正する条例、議案第25号大崎市
手数料条例の一部を改正する条例、議案第26号大崎市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例、議案第27号大崎市
介護保険条例の一部を改正する条例、議案第28号大崎市
建築基準条例の一部を改正する条例、議案第29号大崎市
病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の7か件であります。 予算及び条例以外の案件につきましては、議案第30号から議案第32号までの
工事請負契約の締結について、議案第33号財産の取得について、議案第34号市道の路線の廃止及び認定についての5か件であります。 以上、議案第8号から議案第34号までの提案説明といたしますが、何とぞ御審議の上、御可決賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
相澤孝弘君) これから質疑に入るのでありますが、ただいま議題となっております議案第8号から同第34号までの27か件については、議長を除く全議員で構成する特別委員会を設置の上、審査をする予定でありますので、質疑は特別委員会の場で行いたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
相澤孝弘君) 御異議なしと認めます。 よって、本会議での質疑は省略することに決定いたしました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第8号から同第34号までの27か件については、大崎市議会委員会条例第6条の規定により、議長を除く全議員で構成する令和3年度予算特別委員会を設置して、これに付託の上、審査をすることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
相澤孝弘君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第8号から同第34号までの27か件については、議長を除く全議員で構成する令和3年度予算特別委員会を設置して、これに付託の上、審査をすることに決定いたしました。
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△散会
○議長(
相澤孝弘君) お諮りいたします。 議事の都合により、2月18日は休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
相澤孝弘君) 御異議なしと認めます。 よって、2月18日は休会することに決定いたしました。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 なお、2月19日の本会議は、
大崎市議会会議規則第9条第2項の規定により、午前10時に再開いたします。 本日はこれをもって散会いたします。 午後3時11分 散会
---------------------------------------地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 令和3年2月17日 議長
相澤孝弘 署名議員
佐藤仁一郎 署名議員 八木吉夫...