大崎市議会 2020-09-15
09月15日-02号
◆2番(伊勢健一君) 11月に発注をして年度内となりますと、現在の学校、ちょうど3学期に当たるかと思うのですが、12月、1月頃から工事が始まったとして、その辺の登下校への影響というはないのか、お伺いしたいと思います。
○議長(相澤孝弘君)
安藤教育部参事。
◎
教育委員会教育部参事(安藤豊君) 工事の期間につきましては、年内を完成予定として進めさせていただきたいと考えております。実際、工事発注の部分、実質工事は1か月程度と見込んでいる関係でそのような予定を立てているところで、できれば早期の完成に結びつけていきたいと考えておるところでございます。 それで、御質問の部分でございますが、そういった登下校の部分で、実際、学校の子供たちについては、やはり東側から通学される児童の方、また中学生の方もいらっしゃいますので、工事期間中については当然そういった児童生徒への安全対策に万全を期すとともに、学校サイドとも十分な協議をさせていただいて、児童生徒の皆様にも注意喚起なりをして、その部分の対策というか、配慮をして進めてまいりたいと考えているところでございます。
○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。
◆2番(伊勢健一君) 年内に完成をするとなりますと、この追加場所の部分に限った話になってきてしまいますが、今後の小中学校の児童生徒または保護者の皆さん、それから地域の住民の方々への周知というのをこれから行っていくというような考えでよろしいのか、お伺いします。
○議長(相澤孝弘君)
安藤教育部参事。
◎
教育委員会教育部参事(安藤豊君) 校内通学路の部分につきましては、そのような形で年内に進めて、年明けに可能な限り、冬期間でありますので利用者は減るのではなかろうかとは思いつつも、やはり雪が降ってさらに脇に雪があると、中心というかセンターのほうをどうしても子供たちが通るということになれば、そういったことの部分も考えれば、完成した暁には、3学期といいますか、1月、冬休み明けには通したいと思っております。 また、そうした整備をしたことについては、学校の統合ニュースというものをつくっておりますので、そういった形の中で保護者の皆様、地域の皆様には周知を図っていきたいと考えておりますし、今後、小学校なり北中、特に北中の部分での通学路の部分でございますので、学校での保護者の参観等々の行事があれば、そういった面でもお話しをさせていただきたいと考えておるところでございます。 いずれにしましても、そういった機会を捉えて複数回というか、整備状況の部分を含めて、周知を徹底してまいりたいと考えているところでございます。
○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。
◆2番(伊勢健一君) 利用開始の時期と住民への周知について理解をいたしました。 先ほど来お話があった、この追加された部分の、続きまして利用方法ということになるのですが、先ほどのお話からいくと、主に自転車通学の生徒、中学生がそちらを利用するというような考え方でよろしいのか、お伺いをいたします。
○議長(相澤孝弘君)
安藤教育部参事。
◎
教育委員会教育部参事(安藤豊君) 今回創出する通学路の部分については、今申されましたとおり、北中生の自転車通学の子供たちの安全性を確保するという観点での整備というところが主なものとなります。
○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。
◆2番(伊勢健一君) こちら、完成を見てくると、この校内の通学路、現状でもそんなに教職員の駐車場というふうな形で使われているというよりは、遊休地というか、そんなに利用はされていないのかなと思うのですが、その辺の部分は大丈夫なのか、お伺いをいたします。
○議長(相澤孝弘君)
安藤教育部参事。
◎
教育委員会教育部参事(安藤豊君) 予定地につきましては、現長岡小学校の校長先生と、さらには北部地区の校長会の皆様にも現状は確認していただいております。そういった部分で、今現在、先生方も一部裏側の駐車場に入ってくる、それから来客の方についてはもう少し先の駐車場のところまで入ってこられるということで、そういった車両が校内に入ってくるということもございますので、そういった部分の必要な面積と、それから今回整備する面積の部分で、無理のないというところを確認しまして、今回の東側のところに設ける中で、さらにそういった車両との危険性を回避するために、チェーン、ガードパイプとかで明確に区分けをして安全性を高めてまいりたいと考えているところでございます。
○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。
◆2番(伊勢健一君) あの周辺、それ以外の場所は非常に広いですし、そんなに危なくないのだろうとは思うのですが、あの小学校の周辺だけ密集していて、なかなか空間をうまく使い切れていない部分があるのでこのような形になっているのだというふうに理解をしております。 そうなると、やはり今回の校内の通学路を追加してと、あと先般のお話があった東側、いわゆる幼稚園の前と言ったらいいのでしょうか、あの辺の駐車場を利用する、それからこの校内に通学路を造るということによって、大分人の流れというか車の流れもよくなるのだろうというふうには思うのですが、今後やはり私一番思うのは、東側の砂利道になっている農道のところを舗装して、ぐるっと周遊するような形をつくることであったり、あとは公民館からの入り口、電柱があってライトなんかもあるのでなかなか難しいのかなとは思うのですが、あの植栽を思い切ってよけてしまって広く取ってしまうということも1つ方法としてあるのかなと思うのですが、その辺、さらなる通学路の安全対策ということで、どのようにお考えなのかお伺いをいたします。
○議長(相澤孝弘君)
安藤教育部参事。
◎
教育委員会教育部参事(安藤豊君) 議員にはこれまでもいろいろ御助言、御指導賜ってきております。その押しボタン式のところの部分の入り口を拡幅して、入り方とかをよくしてはということですが、北中のほうから右折する車両についてはあまり問題がないのですけれども、田尻方面から来られて曲がると、あと丁字路というよりは少し斜めの部分なので、そうしますと冬場、万が一にも少しスピードを減速しかねるとそのまま、三角のブロックの花壇とかがないと、子供たちにそのまま滑り込んだ車がぶつかってしまう可能性ということも想定されるわけです。そういった意味では、子供たちの安全性の部分として、あの部分は残しておきたいと考えております。 また、そうしたことで利便が高まると気が緩んでしまうというところもあるので、これまでどおり多くの、通る方々は限定とは申しませんけれども、よく理解されている方々とも思いますので、そういった部分で、あの部分の変更はちょっと今現在は考えておらないところです。 それから、確かにいろいろな意味で、今回の通学路の整備を図ったことでどれだけの効果があるかは、まだ我々としてもあれですけれども、鋭意そういったことで、あそこの通行をストップするというわけにはまいりませんので、やはりお互いに子供たち、生徒も児童も交通安全の意識を高めるということで、これについては教育の部分でも担っていくことになると思いますし、来年以降は中学生の自転車通学に対しても、保険に入ったりとか、学校でもさらにそういうことで自転車での通学といいますか、乗ることへの指導も徹底されるような形になってまいりますので、そういった子供たち自身の意識も高めてと。 それから、我々そこを車両として通る方々へもやはり注意喚起をするということで、啓発等の看板等、また、場合によっては、そういった部分の時間帯においてスクールゾーンがこの先にあるからというようなところで、何回かの広報も含めて、全ての方には周知できないと思いますけれども、多くの地元の方々の御理解も高めながら、安全性に努めていく必要があるかなと思っております。 それから、今後の部分として、前々から言われております一方通行化とか、あとは西側というか、ぐるっと周遊する部分の農道とか、あと今度、南側から来る奥の部分の道路の部分で拡張というか工事が進められていて、沢田といいますか、そちらからのルートとして、そちらからの進入が可能であれば、さらにスクールバスの分散ルートといいますか、その拡充なども図られて、御心配いただいている一般車両との調整も今後可能になっていくかなと。あくまでこれは想定の部分でございますけれども、これらを含めて、今後とも安全対策には鋭意努めてまいりたいと考えているところでございます。
○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。
◆2番(伊勢健一君) 続きまして、債務負担行為、
スクールバス運行管理業務委託、こちら業務委託の内容と書いておりますが、各地区ごとに、例えば清滝は何便、宮沢は何便という形でお示しをいただければと思います。
○議長(相澤孝弘君)
木村学校教育課長。
◎
教育委員会教育部学校教育課長(木村博敏君) お答えいたします。 今回のバスのルートになりますけれども、
古川北部地区統合通学部会におきまして、現在ルート選定の協議を行っております。ただいま想定されているルートにつきましては13コースを予定しております。富永地区が4コース、長岡、宮沢、清滝地区をそれぞれ3コースということで、合計13コースということで考えております。
○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。
◆2番(伊勢健一君) それぞれお示しをいただきました。 続きまして、ここに書いておりますとおり、それぞれのコース、運行ルートの選定の経過についてお伺いをしたいと思います。
○議長(相澤孝弘君)
安藤教育部参事。
◎
教育委員会教育部参事(安藤豊君) このルートの選定につきましては、事務局としても複数回にわたりまして現地確認を行いながら、まず運行ルートの試案を作成させていただいたところでございました。それを通学部会で協議に諮りまして、またそこでいろいろ御意見をいただきまして、それを基に素案を作成させていただきました。その素案も含めて、保護者の皆様を対象とした意向調査というものを実施させていただいております。そこで統合後の通学手法や運行ルートへの御意見、御要望などを保護者の皆様からいただいております。 さらに、その部分を加味する形で、事務局としてもまたさらに現地を見て、そのような状況、御指摘、御要望の部分をどのような形で解決できるかというところも踏まえて、また数回にわたって現地を確認、また、その中においては通学部会の方々自ら、各統合校のエリアから参画をしていただいておりますので、その方々も実際にそのルートなどを歩いていただいて感じたこと、考えたこと、そしてこのような検討をしたほうが望ましいのではないかということで、地域をよく知る方々からの御意見なども寄せていただきまして、それらの内容を反映したよりよい修正ルート案が固まってまいりましたので、今の予定では9月25日の通学部会にお諮りをして、おおむねのルートの確定に進めていきたいと考えているところでございます。
○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。
◆2番(伊勢健一君) 運行ルートの選定に当たっては、本当に教育委員会の皆さんも一生懸命歩いていただいて、つくっていただいたこの素案を私も見させていただいて、その中でやはり地域の皆さんも実際に走ってという形で、これが政策形成過程における協働の作業なのだろうなというふうな思いで見させていただきました。 続きまして、スクールバスの安全対策についてお伺いをいたします。 先般の岩出山小学校のスクールバスの事故がございました。これはやはり様々な複合的な要因が重なってしまってあのような形になってしまったというふうに思います。そうなったときに、果たしてまず、この業務委託の内容と業務委託の金額がしっかりとした妥当なものかどうか、しっかりできているものですというところの根拠となるものをお示しいただければと思います。
○議長(相澤孝弘君)
木村学校教育課長。
◎
教育委員会教育部学校教育課長(木村博敏君) お答えいたします。 スクールバスの委託料につきましては、国土交通省で提示されている年間契約特例の計算方法で算出させていただいております。この計算方法につきましては、時間制運賃とキロ制運賃との合算で算出されております。人件費や車両維持費等の積み上げ型ではございません。その金額のところ、妥当かというところとはまたちょっと算出の方法が違っているということを御理解いただきたいと思います。
○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。
◆2番(伊勢健一君) やはり、実際運行している業者さんのお話を聞いてみると、何もできたばかりの立派な新車に乗せて、立派な運転手さんが運転をしてとは言いません。しかし、やはりしっかりとした債務負担があってこそ安全・安心が図られるのだというふうに思います。様々な複合的な要因が重なった結果、この間のようなことが起きてしまっていると。そのようなことがないようにしっかりとした形をつくっていただきたいと思います。 それから、これに関してなのですが、やはりこの新型コロナウイルスの感染症があって、そんなに、例えば私のところの清滝地区なんかは密にはならないかもしれません、バスに何十人も乗って、座るところもないぐらいいっぱいというふうにはならないとは思うのですが、その辺のいわゆる新しい生活様式というものを踏まえたものなのか、その辺お伺いをしたいと思います。
○議長(相澤孝弘君)
木村学校教育課長。
◎
教育委員会教育部学校教育課長(木村博敏君) お答えいたします。 スクールバスの運行の際には換気をまず行うということは第一に考えております。運転席のほうから窓を開けて、あとは後部座席のほうを開けるといった形、それから、バスを乗り降りする際に大きくドアを開けて、その際に換気をするといった形で、十分そちらのほうは気をつけて運行させていただいていると考えております。 それから、バスに乗る際には、まずは家庭で体温を計っていただいて、オーケーだと、バスに乗れますというところを家族のほうで確認していただいて乗っていただくということもやっております。
○議長(相澤孝弘君) 伊勢議員。
◆2番(伊勢健一君) 今、課長からお話があった換気、これは当然、開け閉めもしますし、あると思います。それから御家庭での体温チェックというか、検温というものもこれは当然だと思うのですが、私がお聞きしたいのは、いわゆる新しい生活様式ということで、例えば小まめに拭きましょうとか、例えば小さな手すりであったりとかそういう部分から感染するということも考えられると思うのです。 そうすると、今お話があった国交省の年間契約特例の中で時間制とキロ制だというお話ありました。ちょっと質問が重なってしまいますが、やはりそれだけでは計れないものも当然、交通事情であったりというのが出てくるのだろうなということと、いわゆる新しい生活様式と言われている中で、実はこれもともと、本来我々も気をつけてやらなければならないことではあるのですが、なかなか今までやってこなかった、そのツケが今回のコロナウイルス、特に掃除であったり消毒という部分だと思うのですが、例えばバスに乗るというのであれば、手すりであったり、いわゆる座席というのですか、そういうところの消毒なんかも含めて、そのような部分もしっかりと入っているのかということについて、お伺いしたいと思います。
○議長(相澤孝弘君)
木村学校教育課長。
◎
教育委員会教育部学校教育課長(木村博敏君) 答弁不足になりまして申し訳ございませんでした。 バス事業者のほうには、運行した際、終了した際には消毒のほうを行うように指示もしておりますし、それに見合った薬品等も配布させていただいて、そちらのほうは十分対応していただいていると考えております。 〔「終わります」と呼ぶ者あり〕
○議長(相澤孝弘君) 次に進みます。 21番富田文志議員。
◆21番(富田文志君) 21番富田文志でございます。 それでは、議案第113号について、質疑通告に従いまして進めてまいります。 まず最初に、歳入11款の地方交付税で通告をしておりますが、普通交付税4億1,694万1,000円の減額と臨時財政対策債1,490万円の増額がありました。まずもって、これの理由についてお伺いしたいと思います。
○議長(相澤孝弘君) 渋谷総務部理事。
◎総務部理事[財政担当](渋谷勝君) 普通交付税と臨時財政対策債の、まずは当初予算の額のことについて若干補足をさせていただきますと、こちらはどちらとも地方財政計画という国の計画によります数値を参考に予算額を定めてございますが、予算の過程におきましては、国で示しております地方財政計画の伸び率などを参考に予算の規模感をつかむわけでございます。その結果、2年度の地方財政計画においては、1年前のほうと比較して2.5%増といったような計画値が示されたことから、元年度の確定の交付税からこの率を参考に、当初予算の規模を158億8,000万円というふうに見立てたところでございます。 その上での本年度の交付税の結果でございますけれども、交付税は基準財政需要額から収入額を差し引いて求めるものでございまして、まずはその需要のほうでございますけれども、私どもはそもそも、保育の無償化といったような財政需要の高まりといったところは見込んでございまして、そのほかに、交付税のほうでは会計年度任用職員の処遇改善によります一時金の支払いであったりといったような需要にも配慮いただきまして、前年度の需要と比べて1.6%増えてございます。 需要が増えておりますので交付税は増える要素となるわけでございますが、一方で、差し引くことになります基準財政収入額につきましては、こちらは固定資産税あるいは消費税交付金といったような費目におきまして、予算で見込んでいたときよりも国のほうでの見立てにつきまして大きく出ました。つまりは収入もそれなりに大崎市にあるだろう、このことが地方財政計画全般に通じて言えるところでもございますけれども、収入も増えまして、その収入の伸び率につきましては全体では3.2%、前年度より増えているといったような算定結果になりまして、この結果におきましては、交付税は前年度と比較しますとプラス2,564万1,000円ということで、0.2%の増にとどまりました。当初予算におきましては国の計画を参考に2.5%くらいの伸びを期待したわけでございましたけれども、結果的にはそれほどの伸びにつながらなかったという算定結果でございます。 なお、臨時財政対策債のほうのお尋ねでございますけれども、こちらにつきましては、前年度の額に地方財政計画の伸び率などを参考に算出しましたところ、ほぼ同規模の結果を得たところから、こちらにつきましては微調整で1,490万円のプラスの補正というふうになったわけでございます。 実は議員のご指摘のとおり、交付税と臨時財政対策債、一緒に見るのが実は正しゅうございまして、そもそも臨時財政対策債は交付税にて交付を得るべき部分であろうというふうに私ども認識してございますが、国の財政の影響もございまして、一部分は地方での借金の許可制度のほうに回されてございます。 この2つを足し合わせた場合の予算の動きでございますけれども、予算に対しては4億204万1,000円の減ということで、2年度における一般財源におきましてこの額が減少したということでございます。
○議長(相澤孝弘君) 富田文志議員。
◆21番(富田文志君) ありがとうございます。 それでなのですが、政府の方針ではできるだけ臨財債を減らして、その分、普通交付税を増額するという方針が取られました。それにのっとった形で数字が動いているということだと思いますが、特に普通交付税の増減には、昨年度の地方消費税交付金の関係も出てくるのだと思いますが、そちらで大きくなれば、結果的には普通交付税も減額に、本来であればなるのだと思いますが、その消費税の交付金、決算審議はこれからですが、昨年度のあれを見ると、地方消費税の交付金はあまり増えていないのですが、その辺の関わりというのはどのように考えればいいのでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 渋谷総務部理事。
◎総務部理事[財政担当](渋谷勝君) 決算にも触れていただきましたので、若干御紹介申し上げますと、決算につきまして議員御指摘のとおりの資料も提供させていただいているところでございますが、やはり消費増税の影響がございまして、10月以降の消費活動といいますか、そちらが思ったより伸びていないという影響が表れておりまして、私どもが見た予算よりは届かず、最終的には減額といったようなところの手当もさせていただいたというところでございます。 一方で、2年度の消費税に関わる見立てでございますけれども、地方財政計画につきましては、昨年12月の経済対策といったような国の動きもある中では、消費税はやはり増税の影響があって伸びるであろうという下の計画でございました。消費税は実際、今年度はまだ確定でございませんで、これから頂くものでございますが、交付税におきましては一定のルールで基準財政収入額に算入されております。つまりは、議員御指摘のとおり消費税交付金が増えると地方交付税のほうが減りますといったようなところで、総額は変わらないといったような、一般財源です、仕組みとなっているがゆえに、今般、消費税が私どもの見立てよりは頂けなかったという理由の一つになっているのだろうかというふうに思ってございます。 つまり、実際の実入りと交付税といったような、一定の見方で見るその収入の在り方につきまして乖離が実際には起きている、それがコロナ禍におきましては大きくなっていくような気がしてございますので、実は消費税のこの乖離分につきまして、しっかりとした精算の仕組みが交付税の算定上は見えてございませんので、3年度の地方財政計画におきましてこの乖離分をどう埋めるのかという議論に注目しているところでもございます。
○議長(相澤孝弘君) 富田文志議員。
◆21番(富田文志君) ざっくばらんな聞き方をして申し訳ありませんが、この普通交付税のことを考えると、例えば市税を含めた歳入で多くなろうがなるまいが、ある程度、基準財政需要額と収入額のこの差で交付税が来るとすれば、そんなに自治体としては一喜一憂することはないのかと、このようなことも考えられると思うのですが、その辺は財政担当としてどのように見ているのでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 渋谷総務部理事。
◎総務部理事[財政担当](渋谷勝君) おっしゃるとおり、市税、交付税、一般財源ということでのくくりに変わりはないわけでございますけれども、他方で、自主的に頂ける財源と依存する財源といったような面がございまして、交付税につきましては国の財政計画に基づく交付金となりますので、私どものほうでいろいろな要望でありましたり、あるいはこういう需要があるという特殊な事情も説明するとしても、最終的にキャスティングボートを握っておりますのは国側になりますので、あくまでも依存財源である以上、制度上で縛られているところがございます。 他方で、市税で頂戴するということにつきましては、市の自主的一般財源になりますので、使い勝手が自由でありましたり、そのことによります年度間の調整といったようなことが非常にしやすくなるといったような面におきましては、やはり自主財源たる市税のほうの確保、これが大事であるというふうに思っているところでございます。
○議長(相澤孝弘君) 富田文志議員。
◆21番(富田文志君) ありがとうございました。 それでは、歳出に移ります。 2款1項9目の企画費で通告をしております企画関係経費191万7,000円のアドバイザーの部分でお聞きをしたいと思いますが、このアドバイザーの役割と期待するものということで通告をしております。 まずもって、どのような方をこのアドバイザーとして求めるのか、具体的なアドバイザーにお願いをする仕事の内容、どのようなものを予定してお願いすることになるのでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 大塲
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(大塲一浩君) おはようございます。よろしくお願いいたします。 アドバイザーのまず役割の部分でございますが、こちらは今回、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、やはり地域経済のほうが低迷しているという状況の中で、もともと抱えております産業経済対策の部分の課題というのがありますので、そういった課題解決に向けた専門的なアドバイスをいただくというところが今回の役割と考えてございます。 どのような方ということでございますが、まず1つが専門性を有した外部人材という想定でございまして、候補として考えてございますのは、民間企業の経営に携わっていた方で、企業ノウハウやネットワークの活用が期待できる方を想定しているところでございます。
○議長(相澤孝弘君) 富田文志議員。
◆21番(富田文志君) 大枠で産業経済対策というお話でした。特にまずはコロナ禍の中でどのようなことに主体を置いて考えなければいけないという捉え方をまずされて、しかもどのような人材をどのようにしてそれに生かそうということでお願いをすることにしたのか、その辺お聞きしたいと思います。
○議長(相澤孝弘君) 大塲
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(大塲一浩君) 現在は産業経済対策ということで、当初予算に掲げております事業に加えて、今の新型コロナウイルス対策ということで、そちらのほうがやはりどうしても中心になりがちという形になってございます。 その中で、今回こちら企画部門のほうとして期待をしておりますのが、まずこれまで、やはりこれから先といいますか、現在根本的に抱えております課題の部分ということで、そちらのほうに着目した形でございます。 こちらで考えております大崎市の課題という部分でございますけれども、1つは例えば工業団地への企業誘致であったり、中小企業あるいは小規模企業の振興、さらには観光産業の振興など、こういった部分に関しての助言、指導をいただきたいという内容でございます。 あと、先ほどどのような部分ということでございますが、民間企業の方ということを想定してございますので、1つには民間企業で培っておりますノウハウの部分、例えば企業への指導、助言という部分であったり、人やネットワークの関係でいきますと、例えば様々な民間企業からの情報提供をいただく部分であったりとか、先ほど申し上げた今後の産業経済対策の部分でのその課題、こちらに的確にアドバイスをいただけるようなそういったものも考えているところでございます。
○議長(相澤孝弘君) 富田文志議員。
◆21番(富田文志君) 非常にいい取組だと思うところではありますけれども、一くくりで産業経済対策というお話でしたが、その中で、今、大きくは物づくりといいますか、企業誘致等々、それから観光、言わば入り込み客の誘致というのですか、その辺の大きく2つに分けられたお話だと思いましたが、それをお一人のアドバイザーということでお願いを果たしてできるものかどうか、非常に疑問に思うところですけれども、その辺はどのように考えていますか。
○議長(相澤孝弘君) 大塲
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(大塲一浩君) 現在のところは、政策アドバイザーの設置規則に基づきまして、基本的にはまず1年間ということでお願いしようと考えているところであります。 議員おっしゃるとおり、幅広に全てのことに対してこの間にというのはなかなか難しいのではないかという部分も考えてございます。そういう意味で、まずは御本人様とのいろいろ意見交換の中で、また、大崎市の課題をいろいろ議論する中で、まずここからと優先順位をつけていただきながら進めていくという考え方で、そういった整理をさせていただいているところでございます。
○議長(相澤孝弘君) 富田文志議員。
◆21番(富田文志君) まだ決まらない中で個人的なことをあまりお聞きはしたくありませんが、個人の資質をどうのこうのと言うわけでありませんけれども、ある意味ではしっかりとお願いできる人でなければやっぱり駄目だとこのように思うのですが、その辺、要は民間からのお願いだということでありますので、どのような形でその人選に今当たっているのか、その辺はお話しいただけるのでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 大塲
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(大塲一浩君) 具体的なところに関してはなかなかちょっと申し上げられないところもあるのですけれども、基本的には、これまでも大崎市の中で御自身の意見、意見提案などをしていただいたり、講演などをしていただいたこともある方ということでございます。
○議長(相澤孝弘君) 富田文志議員。
◆21番(富田文志君) それでは、どのような方のお名前が出るか楽しみに待っていたいと思います。 それで、感染症対策指定管理施設運営費短期貸付事業、1億1,200万何がしがありますが、この貸付審査の基準と財源ということで通告をしております。この金額に対して、大体どれほどの三セクを想定してこの金額、まずは短期貸付けを予定するのか、お伺いしたいと思います。
○議長(相澤孝弘君) 大塲
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(大塲一浩君) 今回の新型コロナウイルス感染症の影響を鑑みまして、まず第1四半期の指定管理者に対する実績といいますか、まず減収額のほうの調査をさせていただきました。具体的には4月から6月分までということで、各指定管理施設のほうに照会をさせていただいたところ、やはり一定の減収額があるというところが把握できたところでございます。 それを受けまして、今回、具体的に申し上げますと、指定管理者から例えば減収の部分の申出がなかったのが2協定、収入額のほうが多かった、今回の赤字にならなかったそういったところが3協定、あと増減がないあるいは前年実績がないが6協定、100万円以下が32協定、100万円以上が13協定ということで、こちらの部分を積算させていただいたところであります。 それで、今回短期貸付けを検討するに当たりまして、少額な部分についてはまず削除させていただいて、今回積算に加えましたのが、100万円以上の減収額があったところについてを積算させていただいたというところであります。 加えまして、特に大口のところに関して貸付けの希望の有無があるかどうかというところも一部確認させていただきまして、最終的に1億1,292万9,000円という金額を計上させていただいたというところでございます。
○議長(相澤孝弘君) 富田文志議員。
◆21番(富田文志君) そこでなのですが、今回あまり大きな影響がないというところもあったということを聞いて、幾らかほっともしておりますが、大分それでも総事業所の中からすればかなり多くの事業所がやっぱり影響を受けているということになったのだと思います。 100万円以上の減収に限定をして今回の対応を考えているということでありますので、このシート、言わば受託事業者との情報共有、もちろん事業実績、4から6までの第1四半期で求めて、それに対してすり合わせをしたということだと思いますが、将来的にまだ終息の見通しが立たないというところで、まだまだ続くのではないかとこのように思っていますが、今のこの金額は一体どこまでの対応を想定して、この金額がまずはじかれてきたのか。言わば年度末までの一時的な貸付け、年度末で一旦は精算をしてもらうと、方法はいかなる方法であるか、この後、示されてくるということは伺っておりますので、その間、この金額で間に合うと、間に合うと言っていいのかどうかちょっと分かりませんが、この金額でということだと思いますが、その辺の考えをお伺いしたいと思います。
○議長(相澤孝弘君) 大塲
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(大塲一浩君) 御紹介いただきましたとおり、12月議会に向けましてその辺の支援策については今後検討してまいるということでございます。 今回の短期貸付けに関しましては、1つには、要は運転資金がショートすることをまず避けたいというのが大きな理由でございます。そういう意味で、これまでは指定管理料の前倒しということで、今、基金ごとに、四半期ごとにお出しする形になると思うのですが、それの前倒しなども行いながら、要は減収があっても資金ショートしないようにということでの取組をまずさせていただいたという内容であります。 一方で、今回まず4月から6月までの減収額の確認をさせていただきまして、まず大きな影響がある部分というのが見えたということでございます。前倒しをしたにもかかわらず、それでも万が一、要は資金ショートしないようにという万が一の備えという意味で、その公共施設の要は事業継続を行うためという意味合いも含めて、今回つなぎの資金的な形で短期貸付けを行うものでございます。
○議長(相澤孝弘君) 富田文志議員。
◆21番(富田文志君) 今回のコロナの影響は当然想定のできなかった、まずは自然災害と一緒で、大きな災害と言っていいのだと思います。その中で、この第三セクターの言わば災害だけで済ませられるかどうかという意味では、経営陣の経営努力というところが非常に大きく見ていかなければいけないことだとこのように思っております。 市としてこの三セクの経営体質といいますか、経営管理等々の在り方、これは市としてもはっきりした方針をもう既にお持ちなのか、考え方、三セクのほうに明確にこれまでも示しながら進められてきたのか、今後のためにも、やっぱりこういうときの対応というのははっきり決めておいて、はっきりと進むべきだとこのように思いますが、その辺いかがお考えでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 中田産業振興局長。
◎
産業経済部産業振興局長(中田健一君) 御質問の点については、第三セクターという形での御質問ということですので、私のほうからお答えをさせていただきたいと思っております。 第三セクターにつきましては、各第三セクターの設立趣旨に従って、地域振興ですとか雇用の創出、それから地域における産業の振興に貢献することを目的に設立したものだというふうに考えております。市としての基本的な考えといたしましては、第三セクターは独立した主体でありますことから、自主自立を基本に自らが主体的に行うべきものと考えているということでございます。 それから、今回の指定管理に関係して、経営の努力、要は不可抗力ではあるのですけれども、不可抗力があったとしても、第三セクターにかかわらず各指定管理者もそうですけれども、必要な措置を取って、その影響額を少なくするというようなことにも取り組むというような基本協定にはなっておりますので、そういった形で進んでいくことになると思います。 以上でございます。
○議長(相澤孝弘君) 富田文志議員。
◆21番(富田文志君) 今、不可抗力という言葉もありましたが、今回は、想定できなかった出来事ということもありますし、経営努力だけで乗り越えられるかという大きな出来事だと思いますので、しっかりと支える分は支える、しっかりと頑張ってもらう分は頑張ってもらうということの取組を続けていただきたいと思います。 次に、3款2項7目の児童厚生施設費であります。これの追加理由、児童館を造るということにして、現在あるプールの排水管、この埋設物に伴う補正だというような理由だと思いましたが、なぜこのようなことになったのか、説明をいただきたいと思います。
○議長(相澤孝弘君) 大石子育て支援課長。
◎
民生部子育て支援課長(大石淳君) 今回の補正予算につきましては、議員お話しのとおり、古川第五小学校の放課後サテライトクラブの建設に当たりまして、今年6月から7月にかけて実施設計を行いました。その際に、先ほどお話があったとおりプールの配管等の移設工事あるいは軟弱地盤等の費用分が今回新たに実施設計になったものから積算したところ不足だということで、補正予算を上げたものでございます。 この図面等につきましては、予算要求時ではまだ実施設計、基本設計が終わっておらず、学校内の配置計画のみということで、実際の古川第五小の地盤の図面等を参照していなかったことが原因というふうに考えております。
○議長(相澤孝弘君) 富田文志議員。
◆21番(富田文志君) 多分原因はそういうことだろうなと、これは私たちでも想像がつくところですが、それでは建設部のほうにお伺いしますが、こういう事業がある場合、建設部のほうでのアドバイスというか、建設部としてこの事業への関わりや取組というのは普段からあるものでしょうか、ないものでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 茂泉建設部長。
◎建設部長(茂泉善明君) 今回の事業についてはすみません、私、承知していなかったところですが、いろいろな建築に関わる工事、例えば学校の改築でありましたりそういった部分については、予算要求の事前の段階でいろいろな御相談を受けながら、予算要求の仕方、あとはその概算、工事費のはじき方、そういったものは事前にいろいろと御相談を受けているというふうに思っております。
○議長(相澤孝弘君) 富田文志議員。
◆21番(富田文志君) それでは、教育委員会のほうにお伺いしますが、子育て支援課のほうと言わば学校の敷地を提供するということでありますから、そういう意味では教育委員会も当然関係をしていると思います。 そういう中で、プールも教育委員会では事前にあそこに造っているのです。そういう関わりの中で、一定の相談、連携というのは教育委員会と子育て支援課のほうではあるのでしょうか、ないのでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 宮川教育部長。
◎教育委員会教育部長(宮川亨君) 子育て支援課のほうからは、この第五小学校のサテライトの建設に当たりまして、当然、第五小学校の敷地の中でこのサテライトを建てられる可能性のあるところというところで、それを子育て支援課と教育委員会、それから学校と協議して、その位置を決めたというところでございます。子育て支援課のほうからは逐次協議のほう、あったというふうに認識してございます。
○議長(相澤孝弘君) 富田文志議員。
◆21番(富田文志君) それでは、改めて子育て支援課のほうにお伺いしますが、その協議は重ねてあるという中で、子育て支援課ではそういう事態になるということを想定する余地が全然なかったという判断なのでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 大石子育て支援課長。
◎
民生部子育て支援課長(大石淳君) これまで、今回の第五小学校の前に古川第三小学校、古川第四小学校のほうにも既にサテライトのほうを建設しておりました。そのうち古川第三小学校につきましては、やはりプールの近くというところはございましたけれども、その際にはそういったところがなかったので、子育て支援課のほうでは、そういった今回のところについて配管が入っているという想定はございませんでした。
○議長(相澤孝弘君) 富田文志議員。
◆21番(富田文志君) 承知をしました。それでは、今後はしっかりとそういう見えないところまで連携を取りながらぜひ進めていただきたいとこのように思います。 次に、7款1項5目の観光施設費、オニコウベスキー場の運営管理費1,900万円の増額理由について、なぜこの時期に指定管理費の見直しと言っていいのかどうか、増額になったのか、この補正に至る経緯をまずお伺いしたいと思います。
○議長(相澤孝弘君) 高島
鳴子総合支所地域振興課長。
◎
鳴子総合支所地域振興課長(高島賢二君) お答えいたします。 まず、県内のスキー場のスキー客の入り込み動向につきましては、かつて一時回復傾向にございましたけれども、ここ数年減少傾向にございまして、このオニコウベスキー場におきましては、平成30年度の入り込み数は前年度比で約10%減となってございます。加えまして、昨年12月から今年2月までの冬季シーズンにつきましては、例年であれば積雪量、平均しまして約4メートルあるわけなのですけれども、昨シーズンにつきましては59センチと過去40年でも最も少ない積雪量、記録的なものとなってございます。したがいまして、スキー客の入り込み数につきましては、昨シーズンは前年度比で40%減となってございます。 本市の公の施設でございますオニコウベスキー場の指定管理者であります株式会社オニコウベでは、この雪不足によりましてスキー場の収入が激減したということで、営業期間を3週間早く、3月の上旬にクローズするなど、なるべく経費を節減するということで、損失をなるべく最小限にするような運営を行ってきたところでございます。 しかしながら、スキー場の事業単独収支はもとより、他の指定管理施設でございます鳴子峡レストハウスや吹上高原キャンプ場など、一体的に管理運営を行っております指定管理施設を含めた収支におきましては、今回約2,850万円の大幅な赤字となったところでございます。今回の雪不足につきましては災害級のものであると認定いたしまして、指定管理施設の基本協定書の42条の第3項に定めます不可抗力の発生に起因して損失が発生したものに該当するものといたしまして、合理性の認められる範囲で指定管理者と協議を行い、指定管理料を補填するものでございます。 なぜ今の時期になったかということでございますが、元年度の決算、3月末までの決算につきましては確定をしまして、今年6月17日の株主総会で認定をされたと。その後にこの補填の協議を行ったところでございます。この決算状況に基づきまして協議を行った上で、今年度の予算を補正いたしまして補填をするものでございます。 以上です。
○議長(相澤孝弘君) 富田文志議員。
◆21番(富田文志君) 雪不足で大きく収入減になったということ、分かりました。しかも3月上旬には経費を削減する意味合いも含めて、早めにクローズもしたという説明もいただきました。 そこでなのですが、この1,900万円の積算根拠なのですけれども、入場者数でまずもって計られるのではないかとこのように思いますが、実は手元に頂いた資料、株主総会を終えたこの事業報告書の入場者数、約4万4,000人でありました。ところが、同じく今回の決算に配付をいただきました成果表では約6万3,500人と大きく数字が違っております。この違う数字で同じことの事象を積算すれば、大分金額が違ってくるのではないかとこのように思うところですが、なぜこのように大きく数字が違う入り込み客数になっているのか、お伺いしたいと思います。
○議長(相澤孝弘君) 中田産業振興局長。
◎
産業経済部産業振興局長(中田健一君) それでは、株式会社オニコウベの事業報告書と主要施策の成果の数値の違いということで御説明をさせていただきたいと思います。 株式会社オニコウベの事業報告書につきましては、当然、法人の会計年度であります4月から翌年3月までの年度というくくりとなっております。株式会社オニコウベについては年度になっております。それから、事務事業評価表については県の観光統計書ということになっておりまして、県の観光統計については対象期間が1月から12月までの年という期間になっておりますことから、数字について差異があるものでございます。 以上でございます。
○議長(相澤孝弘君) 富田文志議員。
◆21番(富田文志君) そうしますと、一番、言わばスキーシーズンの入り込みが多く予想される時期に来なかった分で差が生じたということの理解でよろしいのですか。それで約2万人くらいの人数が違ってくる。さっき高島課長からのマイナス人数をちょっと筆記できなかったのですが、それと大体整合性が取れるくらいの人数になっているということでよろしいのか、確認したいと思います。
○議長(相澤孝弘君) 中田産業振興局長。
◎
産業経済部産業振興局長(中田健一君) すみません、先ほどの答弁の中で事業報告書の期間が4月から12月というふうに私、説明したかと思いまして、大変申し訳ありません、4月から翌年3月までございます。大変申し訳ございませんでした。 基本的に今のところ、今年度の県の観光統計、新しいやつもまだ出ていませんので、数字については比較する対象がないので何とも言えませんけれども、年度と年の違いによって、1、2、3月の取扱いが変わってきますから、そこが大きな要因になっているというふうに判断しているところでございます。 以上でございます。
○議長(相澤孝弘君) 富田文志議員。
◆21番(富田文志君) 年と年度の違いで統計を整理していると思いませんでしたので、この大きな数字の違いで一体どのくらいの金額が違ってくるのか、どのようにして同じことを積算するのだろうなと大きく疑問に思いましたので聞いてみました。 続けてお伺いしますが、先ほども感染症対策の貸付けのところで出てまいりましたが、この予知できない事態と営業努力、言わばこのオニコウベスキー場ではどのようにそのことを、今回スキー場といろいろ協議を重ねて1,900万という数字になったのだと思いますので、伺っておきたいと思います。
○議長(相澤孝弘君) 高島
鳴子総合支所地域振興課長。
◎
鳴子総合支所地域振興課長(高島賢二君) 今回の雪不足に対しまして、指定管理者であります株式会社オニコウベの対応ということでございますが、今回は雪不足もありましたので、なるべくコースのほうに雪を集めるということで、なるべく滑走可能なコースを広げるという形で、従業員がほかの場所から雪を運搬し配置するなど、コース整備に尽力をしたところでございます。 経費面につきましては、ナイタースキーのほうは休止したり、アルバイトの出勤調整等々で経費削減策を実施しておりまして、あと先ほども申し上げました早めのコースのクローズという対策を取ったということでございます。
○議長(相澤孝弘君) 富田文志議員。
◆21番(富田文志君) もちろん営業努力、収入が少ないときは経費を削減するというのは当然のことでありますけれども、まずもってその収入減をどのように防いでいくかということも大きな要因の一つだと思います。 例えばホワイトシーズンが無理であれば、グリーンシーズン、成果表ではグリーンシーズンとたしかなっていると思いますが、そのシーズンにこれまで思い描いていない事業を取り入れて活性化を図るとかということが、言わばその事業所の営業努力、企業努力だと思いますが、その辺どのように連携が取れているかということをもう一度お願いしたいと思います。
○議長(相澤孝弘君) 高島
鳴子総合支所地域振興課長。
◎
鳴子総合支所地域振興課長(高島賢二君) 今回のような不可抗力と認められる損失について、最小限にする努力についてでございますが、経営の損失につきましてはこのように予測不能な点もございますけれども、株式会社オニコウベにつきましては、今後、今議会にも提案してございますが、吹上高原のキャンプ場のフリーWiFiの整備でございますとか、トイレの改修、これらの整備等々を予定してございます。これらによりまして一体的、総合的にグリーンシーズンの収益の確保、利用者の増加を図っていただきながら、このような小雪、雪不足にも対応できて弾力的な運用ができるなど、同様の事態が発生しても損失をできるだけ少なくするという取組につきましては協議、助言等を行っていきたいと考えております。
○議長(相澤孝弘君) 富田文志議員。
◆21番(富田文志君) そこでなのですけれども、実はこういう言い方をしていいかどうか分かりませんが、勘ぐるわけではないのですけれども、今回のこの説明資料、説明書を見ますと、すぐこの近くにほぼ同額の1,989万6,000円、地域まつり事業で減額されておりますが、それをこの部分に振替えしたというようなことはないのでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 中田産業振興局長。
◎
産業経済部産業振興局長(中田健一君) たまたま数字が近かったというようなお話をせざるを得ないのかと思っています。 私ども、指定管理料の今回の増額についても決算額を踏まえて、収入額がどれだけ減ったのか、それから経費も、当然人が来なければ経費も減りますから、その分も踏まえて金額を算定していきながら、指定管理者である株式会社オニコウベと十分協議をさせていただいて、金額を1,900と定めたものでございまして、そういった意図があっての数字ではないということは御理解いただければと思います。
○議長(相澤孝弘君) 渋谷総務部理事。
◎総務部理事[財政担当](渋谷勝君) 予算の調整の件で補足させていただきますと、今般は国内都市交流事業でありましたり、あるいは農業委員会といったようなところでもコロナ禍の影響によりまして事業費が不用だった部分については減額補正をさせていただいておりますことを御理解願いたいと思います。
○議長(相澤孝弘君) 富田文志議員。
◆21番(富田文志君) 下手な勘ぐりをしてしまいましたが、申し訳ありません。 それでは、今回の指定管理委託料の増額、これは今回一過性のものだということでよろしいのかだけ、確認しておきたいと思います。
○議長(相澤孝弘君) 高島
鳴子総合支所地域振興課長。
◎
鳴子総合支所地域振興課長(高島賢二君) 今回のように雪不足等々、不可抗力の発生ということになれば、今回と同じように基本協定書に基づきまして、損失の発生があれば基本協定に基づいた協議を行いまして補填をするということは今後もあるかと思います。 以上です。
○議長(相澤孝弘君) 富田文志議員。
◆21番(富田文志君) 一事業所の資金運営のところまで聞くのはおこがましいのですが、先ほどからホワイトシーズンの入り込み客が非常に減少したので今回の予算措置だということですので、少なくとも今年に入ってからは収入が激減していると、言わばコロナの影響の前から収入が激減しているのでそれの補填だということであります。 この金額で果たして、次の対応を取るまでの間、言わばつなぎの資金、来年の3月までのつなぎの資金ということの意味合いでも結構ですし、12月に例えば補正で改めて出てくると思うかもしれない金額には、この金額は一切関わりなし、この金額でここまでの運転資金、決して足りているとはさっきの説明からも思われないのですが、もっともっと大きな金額が不足しているように思われるのですが、そうではないのでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 中田産業振興局長。
◎
産業経済部産業振興局長(中田健一君) まず、1点目として、今回の1,900万につきましては、昨年12月から2月までの間の雪不足による減収に対する補填という形になっております。それを御理解いただければと思います。鳴子の高島課長からも説明しましたけれども、その後、例えば同じようなことがあればそういった協議が、同じような状況に陥った場合には様々な協議を進めていくということになると思います。 それから、次の質問として、株式会社オニコウベの経営状態についてはどうなのだという御指摘だと思うのですけれども、まず1つ目としては小雪、雪不足があった、その次にはコロナウイルスがあるということですから、当然、小雪、冬期間の雪不足によっての減収分については、今年度、新しい年度になってからだと聞いておりますが、制度融資であったりそういったものを活用しながら、資金ショートしないようにということでつないでいる状況にあるということでございます。 以上でございます。
○議長(相澤孝弘君) 富田文志議員。
◆21番(富田文志君) 決算議会と言われるこの9月定例会、これから決算に関して特別委員会で審議される前に決算に関わることを多少聞いてしまいましたが、今回のこのオニコウベスキー場の増額理由に関しては、昨年12月から言わばホワイトシーズンの問題だということで、決算に関わる部分、多少関連としてお聞きしてしまいました。その部分はお断りをしながら、次に移りたいと思います。 次に、観光施設整備事業、先ほども答弁の中でこれからの取組に関して、オートキャンプ場のWiFi設置等々をしながらグリーンシーズンの対応も図っていくということですが、そのオートキャンプ場、非常ににぎわいを呼んでいるということは報告で伺っておりますが、その辺含めて、私が鬼首のほうに行った際に拝見すると同じような様子に見える荒雄湖畔公園のこれからの活用策というのはどのような思いで、今回のこの整備事業約400万は予定するのでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 高島
鳴子総合支所地域振興課長。
◎
鳴子総合支所地域振興課長(高島賢二君) 先ほども一部申し上げてしまいましたけれども、今回は観光施設の整備事業といたしまして、吹上高原キャンプ場におきますフリーWiFiのアンテナ設置工事と、その中にあります和式トイレの洋式化ということで補正予算を組んだところでございます。 議員おっしゃるとおり、最近のキャンプブームの高まり等がございまして、コロナ禍の状況におきましてもいわゆる3密も避けながら楽しめるレジャーとしてキャンプをする人が急増しておりまして、2つのキャンプ場の状況を見ますと、緊急事態宣言のあった5月までについては大幅に減少していたところでございますけれども、宣言解除後におけます6月から8月までの利用者数につきましては、吹上高原につきましては前年同期と比較しまして約45%の増、荒雄湖畔公園につきましては約88%の増となってございます。 傾向といたしましては、吹上高原にはすぱ鬼首の湯が併設されておりまして、そちらのほうの利用がありまして、そちらのほうであふれたといいますか、そちらのほうで予約が取れなかった方々が荒雄湖畔公園のほうにも流れているという状況があるのかなと考えられるところでございます。 荒雄湖畔公園も同様にキャンプ場として今後も整備等々を進めていかなければならないとは考えておりますが、今回の補正予算のほうにはちょっと含まれておりませんけれども、今後も利用者の増に対応できるような施設整備等を進めていかなければならないと考えてございます。
○議長(相澤孝弘君) 富田文志議員。残り時間ありません。
◆21番(富田文志君) 全ての第三セクター、経営状態が皆いいわけでもありませんし、地域振興に大きな力を発揮していただいていると、しかも地域雇用もしっかり支えているということでありますので、ぜひ市としてもしっかりとした連携を取りながら、指導、助言を重ねていっていただきたい、このようにお話しをいたしまして、質疑を終わりたいと思います。 ありがとうございました。
○議長(相澤孝弘君) 次に進みます。 4番山口文博議員。
◆4番(山口文博君) 私も、議案第113号、
一般会計補正予算について伺います。 歳入でございます。17款2項1目不動産売払収入2,802万3,000円の内訳について伺います。
○議長(相澤孝弘君) 中鉢財政課副参事。
◎総務部財政課副参事[契約管財担当](中鉢豊君) 今年度の内訳でございます。 法定外公共物の払下げが2件、58万8,730円、もう1件が国道108号古川東バイパス工事に伴う国への事業用地の提供として3,343万5,018円、こちらの3件の収入がありましたので今回の補正に至ったところでございます。
○議長(相澤孝弘君) 山口文博議員。
◆4番(山口文博君) 要するに、国交省のほうの108号バイパスの事業用地としての売却が大きいのだと思いますけれども、面積も1,932平米という形ですが、この物件の査定についてですが、ここだけで構いませんので、1平米当たり幾らぐらいで売却なさったのでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 中鉢財政課副参事。
◎総務部財政課副参事[契約管財担当](中鉢豊君) 今回の売却、平米単価でございますけれども1万7,300円という単価での提供になってございます。 こちらのほうでございますけれども、国のほうで査定といいますか、用地鑑定を行いまして、また、近隣の路線価等々を基にいろいろ算定した結果、市のほうに提示がございました。その額を市のほうで持っています価格と合わせまして、この価格で契約に至ったというところでございます。
○議長(相澤孝弘君) 山口文博議員。
◆4番(山口文博君) 国の査定ということですので、路線価も含めてですが、うち辺りに比べると随分いい値段で買ってもらったのだなというふうに思いますので、よかったなと思います。 それで、大崎市の売却可能資産の現状と書いておりますけれども、私の手元では8物件がございますが、その売却の現状的なものはどういうふうになっているのか、これもちょっとお伺いします。
○議長(相澤孝弘君) 中鉢財政課副参事。
◎総務部財政課副参事[契約管財担当](中鉢豊君) 現在、市の売却可能資産につきましては、市のウェブサイトにて公表しておりますが、議員お話しのとおり土地が8件、建物が1件という形で今現在、市の売却可能資産として計上しているところでございます。 これらのものにつきましては基本的に、個別に売却の希望がありましたら、競争入札による手続を進めて売却といった形で進めていく形になってございます。
○議長(相澤孝弘君) 山口文博議員。
◆4番(山口文博君) こういう物件はやっぱり管理というのが結構かかると思うので、早めに頑張って売却したほうがいいと私も思います。 ただ、この管理は市で管理しているのか、それとも年に何回か管理しているのか、ちょっとお伺いします。
○議長(相澤孝弘君) 中鉢財政課副参事。
◎総務部財政課副参事[契約管財担当](中鉢豊君) 売却可能な資産の管理についてなのですけれども、土地につきましては、基本的に古川地域にあるものは財政課、あと各総合支所のエリアにございますのは各総合支所の地域振興課で資産の管理を行っているところでございます。基本的には近隣の皆様に御迷惑がかからないよう、年数回の草刈りなどを直営等で行いながら管理をしていると。また、建物につきましても定期的に見回りを行う、また、一応火災保険等にも加入して管理を行っているというような現状でございます。
○議長(相澤孝弘君) 山口文博議員。
◆4番(山口文博君) 実は、ウェブサイトという形もあるのですが、そこで見ましたら、私のところの旧上志田集会所というのが面積だと204平米という形であるのですが、この管理は総合支所でやられているわけでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 熊谷
鹿島台総合支所長。
◎
鹿島台総合支所長(熊谷裕樹君) 鹿島台地域のこの売却可能な資産の一つとして、旧上志田集会所という御質問でございますけれども、こちらにつきましては草刈り業務あるいは除草業務といった管理業務につきまして、シルバー人材センターのほうに委託した形の中で対応しているという状況でございます。
○議長(相澤孝弘君) 山口文博議員。
◆4番(山口文博君) そうすると、年何回か管理をなさっているのだと思うのですけれども、何回くらい管理をなさっていますか。
○議長(相澤孝弘君) 熊谷
鹿島台総合支所長。
◎
鹿島台総合支所長(熊谷裕樹君) 通常1回から2回ということで、基本的にそういった頻度で行うということになっておりますが、ただ、この旧上志田集会所につきましては、ちょっと今年度は見直しを図った部分もございまして、当初で追加したという形になっておりまして、今回見直しを図ったことから、この現状も踏まえながら、今後の管理につきましては対応してまいりたいと考えているところでございます。
○議長(相澤孝弘君) 山口文博議員。
◆4番(山口文博君) そうですね、管理が大事ですので、物件が高く売れるか安く売れるかはやっぱり管理次第だと思いますので、その辺はよろしくお願いいたします。 それと、売却物件の情報というのでしょうか、ウェブサイトだけなのか、ほかにも売るためにそれなりの広報を出しているのか、ちょっとお聞きします。
○議長(相澤孝弘君) 中鉢財政課副参事。
◎総務部財政課副参事[契約管財担当](中鉢豊君) 現状では、議員御指摘のとおりウェブサイトのみということになってございます。ただ、今年度から発足いたしました財産管理等審査会がございますけれども、そちらのほうからやはりこの普通財産の売却を進めるべきという御提言をいただきましたので、今後は例えば一覧表にしてチラシを配るとか、あとは市の広報に載せて啓発するといったPR方法を使いまして、普通財産の活用を進めてまいりたいと考えているところでございます。
○議長(相澤孝弘君) 山口文博議員。
◆4番(山口文博君) そうですね、長く持てば持つほど経費がかかるというものでしょうから、いち早く、できるだけ早めに売却になるようにお願いいたします。 続きまして、歳出の3款2項7目児童厚生施設費について伺います。 これは先ほど富田議員も言われましたが、放課後児童支援施設整備事業の施設整備費の内容、その他は聞きましたので理解をいたしました。 そこでですけれども、実はこれ、もともとは第五小学校を建てる前は水田だったと思うのですが、間違いないでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 大石子育て支援課長。
◎
民生部子育て支援課長(大石淳君) 第五小の敷地の付近につきましては、水田だったというふうには私も認識しております。
○議長(相澤孝弘君) 山口文博議員。
◆4番(山口文博君) そうしますと、あのプールの排水管とかの前に、この建設予定地が軟弱地盤であってということも書かれていますので、そうしますと、これ地盤の調査は全然しなかったのですか。
○議長(相澤孝弘君) 大石子育て支援課長。
◎
民生部子育て支援課長(大石淳君) 先ほど議員にもお答えしたとおり、事前には地盤のほうの調査のほうは行っておりませんでした。これまで古川第三小学校、第四小学校のサテライト工事を行った際に、古川第四小学校の敷地につきましても第五小学校と同じように学校を建てる前は水田だったということで、若干地盤の費用は含んでおりましたけれども、今回実施設計を行った金額がここまで大きくなるというふうには、こちらのほうでは想定していなかったということでございます。
○議長(相澤孝弘君) 山口文博議員。
◆4番(山口文博君) そこが不思議なのです。水田であったというところと、あと古川第五小学校も既に建っているわけです。そうしますと、第五小学校を建てるのに多分、地盤調査というのはなさっていたはずなのです。すると、そのデータというのは全然参考にはしなかったということでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 大石子育て支援課長。
◎
民生部子育て支援課長(大石淳君) 予算計上時点ではあくまでも建物の配置計画ということで、そういった土地の調査のところについては検討しておらずに、今回、今年度基本設計、実施設計を出した段階で、そういった古川第五小学校あるいは古川南中学校の地盤調査結果を基に積算していただいたということになっております。
○議長(相澤孝弘君) 山口文博議員。
◆4番(山口文博君) それは古川第五小学校の敷地の中です。ですので、これ建てるときにそれなりの調査を、地盤調査なりをしているはずなのです。その敷地で同じ水田だったと、そんなに代わり映えないと思うのですけれども、これを参考にして積算すれば何の問題もなかったと思うのですが、なぜそれは考えられなかったのか、ちょっとお聞きします。
○議長(相澤孝弘君) 大石子育て支援課長。
◎
民生部子育て支援課長(大石淳君) 議員おっしゃるとおり、本来ですと基本設計、実施設計を先に行いまして、その結果を基に予算要求をするのが本来の流れかと思いますけれども、こちらとしましては放課後児童クラブ、いわゆる待機児童解消を急ぐということで、実施設計、基本設計部分につきましては、これまで建設しておりました第三小学校、第四小学校を参考に予算を計上いたしまして、建設費用につきましても、当初は第三小学校、第四小学校、それらの建った規模を参考に予算計上をしておったというような結果になっております。
○議長(相澤孝弘君) 山口文博議員。
◆4番(山口文博君) 第五小学校の敷地内です、何でそちらを参考にしているのかちょっと分からないのですが、もう一つはプールの排水管があったということなのですが、これも不思議なことで、プールを造るときにこれ、排水管の図面というのはあるはずなのです。図面もないのにプールを造るということはあり得ないのですけれども、それも参考にしなかったのですか、お聞きします。
○議長(相澤孝弘君) 大石子育て支援課長。
◎
民生部子育て支援課長(大石淳君) そちらにつきましても大変申し訳ございません、当初予算要求時点では参考にしておりませんでした。
○議長(相澤孝弘君) 山口文博議員。
◆4番(山口文博君) 教育委員会に聞きますけれども、この2つの資料を、こういうのがあります、どうぞ参考にしてくださいということは行わなかったわけですか。
○議長(相澤孝弘君) 宮川教育部長。
◎教育委員会教育部長(宮川亨君) お答えします。 この協議については、昨年度ということでのことだと思いますけれども、その当時、恐らく図面を教育委員会のほうから提出してくれというふうな話はなかったものというふうに認識しているところでございます。
○議長(相澤孝弘君) 山口文博議員。
◆4番(山口文博君) 言われなければ出さないということなのでしょうけれども、こういうことが度々起きると余計な経費がかかります。予算が限られている中で、やっぱりここはしっかりと、図面というのはあるはずなのです、学校が建っているしプールがあるわけなのですから。そしてこういうミス、ミスという言い方するとあれですけれども、こういう問題というのは起きないと思うのですが、今後はこういうことがないようにしていただきたいということでございます。 そこでですが、これを建てる場所、予定地を変更することはできなかったのでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 大石子育て支援課長。
◎
民生部子育て支援課長(大石淳君) 今回の予算不足の関係から、改めて建設時期がずれるということもございまして、古川第五小学校のほうと協議はさせていただきました。ただ、やはり一番最初に配置計画を立てた時点で、児童生徒の安全面であったり、送迎ルートであったり、あるいは学校生活での支障ということがございまして、協議の中ではやはり予定地、現在地でということでお話がございましたので、今回の内容となっております。
○議長(相澤孝弘君) 山口文博議員。
◆4番(山口文博君) 実は私も児童館をやっている身ではございますが、本当に一日も早くこれは建ててほしいという気持ちがあったものですから、こういうことで延びるのは非常にどうなのだろうなというふうに思っておりますので、今後こういう計画がある場合はきちんとしたデータとか図面とか、それなりに蓄積しているものが大崎市にあると思いますので、その辺を確認しながらやっていただきたいと思います。 次に、7款1項5目観光施設費、スキー場運営管理費について伺います。これも前段の富田議員に大分詳しく聞いていただきましたので、私のほうからは少しだけお聞きしたいと思います。 スキー場の経営についてでございますが、先ほども聞きましたがかなり減少をしているということでございますので、たしか、ちょっと調べましたら1998年が全国的にピークで、たしかこのとき、「私をスキーに連れてって」という映画があったくらいスキーがすごく、皆さん50代ですから、私の年代ですから覚えていると思いますけれども、かなり人気がありました。そうした中で、今現在は全国的にも770万人だけと、このピークのときは1,800万人という形で、かなりスキーをする人数が減っているわけでございます。そうしますと、やっぱりこれ、富田議員も言いましたが、ホワイトシーズンだけに頼ってはこのスキー場を運営していくのは非常に難しいと私も思うのです。 そこで、グリーンシーズン、キャンプ場が先ほども質疑の中でかなり増えているということで、実際のところ、「ゆるキャン」というくらいの、アニメーションがあるのです、山梨県の「ゆるキャン」という。それだけかなりキャンプ場が増えている、人が来ているということですので、思い切ってこのスキー場も夏の間、グリーンシーズン、キャンプ場にしてみてはいかがでしょうか。そうすることによって大分収入が出ると思うのですが、考えてはいないのですか。
○議長(相澤孝弘君) 高島
鳴子総合支所地域振興課長。
◎
鳴子総合支所地域振興課長(高島賢二君) 議員御提案のスキー場にキャンプ場を設置してはいかがかということでございますが、現在、オニコウベスキー場のエリアには釣堀エリア内にもキャンプ場がございますが、現在は休日のデイキャンプ、いわゆる日帰り利用のみとなってございます。 また、スキー場においてグリーンシーズンに運営しているものといたしましては、パラグライダー、バッテリーカー、ファミリーカート、アクアボート、パターゴルフ、ドッグランドなどがございます。 あと、例年であれば夏休みの時期にはカブトムシふれあいの森を開催いたしまして、大勢の子供さんたちでにぎわいまして大変好評いただいているところでございますけれども、今年は新型コロナウイルスの影響によりまして、世界の昆虫展示館につきましては中止をいたしまして、スキー場の山頂でございます鍋倉山頂でのカブトムシ自然観察園のみの開催となったところでございます。 しかしながら、株式会社オニコウベのほうで指定管理をしていただいております鬼首地域内には吹上高原及び、先ほど申し上げました荒雄湖畔公園の2つのキャンプ場がございます。この指定管理を担っているということでございまして、先ほど申し上げましたが、吹上高原につきましては温泉施設も併設してございます。これらの来場者の増加傾向に対応する形で、キャンプ場につきましてはこれらの2つのキャンプ場を充実させることによりまして、グリーンシーズンにおける中心的な収益施設として注力して充実を図っていきたいと考えてございます。 今後、コロナ禍の状況ではございますけれども、グリーンシーズンにおける誘客につながる新たな事業メニュー、オニコウベスキー場における事業メニュー創出につきましては、事業主体であります株式会社オニコウベとともに検討してまいりたいと考えております。
○議長(相澤孝弘君) 山口文博議員。
◆4番(山口文博君) アクティビティマップというのをインターネットで調べましたが、今言われているのは全部載っているのですが、いろいろやっておられるのは分かっています。けれども、やっぱりホワイトシーズンが振るわなければどうしても赤字になってしまうということで、そうしたらグリーンシーズンでその分は補っていかなくてはならないと思うのです。 なので、いろいろやっているとは思うのですが、今後さらなる経営の安定を図るためにいろいろ考えていかなくてはならないのですが、そういった話合いみたいなのは全然なさっていないのですか。
○議長(相澤孝弘君) 高島
鳴子総合支所地域振興課長。
◎
鳴子総合支所地域振興課長(高島賢二君) 現在のグリーンシーズンでスキー場で行っているものは、先ほど申し上げたのが中心となってございますけれども、その中でも現在はコロナ禍の状況があって、ちょっと自粛している事業メニューもございますけれども、今後も、キャンプ場はこちらのほうでということになりますが、キャンプ場以外で、スキー場内でできる他の事業メニューについては常日頃、株式会社オニコウベとも協議を進めてまいりたいと思いますし、現在も協議をしているところでございます。
○議長(相澤孝弘君) 山口文博議員。
◆4番(山口文博君) 私もこのオニコウベスキー場、随分利用させていただいたので、やっぱり経営は安定してもらって持続していただきたいという願いがあるのです。 宮城県のスキー場、大体10くらいあるのですが、今、オニコウベスキー場、上野々のスキー場も含めてですけれども、オニコウベスキー場が県内で人気ランキングが4位と、上野々のスキー場は10スキー場中10位ということで人気がちょっとないということでございますので、私は、スキー場が鳴子に2つあることによって、スキーをする利用者が減っている中でお互いに取り合ってしまっていると、経営もお互いに取り合っているから悪化してしまうような状況になると思うのですが、どうしてもこれ、オニコウベスキー場とこの2つのスキー場は両輪でやっているのか、それとも、これからスキー場として1つだけの経営のほうが本当はいいのではないかなと思うのですけれども、その辺どう考えているのですか。
○議長(相澤孝弘君) 中田産業振興局長。
◎
産業経済部産業振興局長(中田健一君) まずもって、オニコウベスキー場は市の施設でございます。上野々スキー場の運営については民間が行っているということでございます。それから、スキー場には山口議員、たくさん来ていただいていたようでありがとうございます。 それから、実は10年ぐらい前になりますけれども、鬼首にはスキー場とそれからキャンプ場を運営する会社が2つありました。夏はそのキャンプ場を運営する会社がお客さんが入ると、冬はスキー場が入るという形だったのを1つの会社にして、通年として、夏は吹上の高原キャンプ場に来ていただく、それから秋は鳴子峡に来ていただく、冬はスキー場に来ていただくという形で、通年を通してお客様に来ていただいて収益を上げていくということから、2つの会社を合併させたということはございます。 それから、スキー客の奪い合いがあるのではないかということですけれども、若干、スキーヤーから見れば、御存じかと思います、ゲレンデの質としては若干違いますので、上野々スキー場はファミリー向けの本当に初心者向け、オニコウベスキー場については各種大会も開催されるなど上級者向けという部分もございますので、相乗効果で誘客を大崎市にしていくというような取組をしていきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(相澤孝弘君) 山口文博議員。
◆4番(山口文博君) 上野々スキー場については今ちょっと触れましたけれども、要するに2つあることによって取り合って、共倒れになるのではないかというちょっと懸念があったものですから、今お話ししました。 そこで、宮城県のいろいろな大会はこのオニコウベスキー場でやっていると思うのですが、使用料を頂いていると思うのですが、使用料だけなのかちょっとお聞きします。
○議長(相澤孝弘君) 高島
鳴子総合支所地域振興課長。
◎
鳴子総合支所地域振興課長(高島賢二君) 議員おっしゃるオニコウベスキー場において県大会等を開催する場合につきましては、大会を主催する団体、国体予選であれば県のスキー連盟などを指しますけれども、これらから通常の施設利用に係る費用の負担はございます。ただ、宮城県から直接の費用負担は頂いていないところでございます。
○議長(相澤孝弘君) 山口文博議員。
◆4番(山口文博君) そうですか、使用料だけということですね。 これやっぱり、大崎市では持続的に維持しなくてはならないスキー場だと思いますので、市長、できれば県のほうから何ぼか助成金なり補助金なり、こういうシーズンのときは頂けるように検討していただけないかなと思うのですが、いかがでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 高島
鳴子総合支所地域振興課長。
◎
鳴子総合支所地域振興課長(高島賢二君) 県から何らかの費用負担をということでございますけれども、これまでの例を申し上げますが、鳴子温泉地域でオニコウベスキー場等々を会場といたしまして、国民体育大会など全国レベルの大会が開催された場合につきましては、県にも大会推進の課が設置されたりしまして、会場設備の整備につきましても県の費用負担はあったところでございます。 このスキー場は観光産業の振興に加えましてスポーツ振興にも寄与する施設でございまして、その面では市町村ができる分、あとは県の支援をいただかなければならない部分、それぞれ役割があるものと思います。確かに県内のスキー大会、各種中体連や高体連、それらの予選大会も蔵王等々で行われませんで、ずっと鳴子のオニコウベスキー場、あと上野々スキー場付近のゴルフ場とかそちらのほうで開催されてきたということで、県内唯一のという感じで、議員おっしゃるとおりで維持していかなければならないスキー場であることは間違いないと思います。 議員おただしのとおり、県に費用負担をいただくことはなかなか難しい状況ではあるかもしれませんけれども、県の支援が必要と思われる部分につきましては、要請したり協議をしていきたいと考えております。
○議長(相澤孝弘君) 山口文博議員。
◆4番(山口文博君) これは大切な市の財産でもありますので、持続的に維持していただきたいと思いますので、今後も安定した経営をしていただきたいと思いまして、質疑を終わらせていただきます。
○議長(相澤孝弘君) 次に進みます。 14番鎌内つぎ子議員。
◆14番(鎌内つぎ子君) 議案第113号令和2年度大崎市
一般会計補正予算(第7号)について質疑をさせていただきます。 私からも、3款2項7目児童厚生施設費についてお伺いいたします。 軟弱地盤対策については当初予算にちゃんと含まれていたはずだと思うのですが、どれぐらい含まれていたでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 大石子育て支援課長。
◎
民生部子育て支援課長(大石淳君) 細かい数字のところまではちょっと把握はしていないのですけれども、費用的には第三小、第四小学校を比べると、第四小学校のほうが200万程度多かったので、その分は考慮していたということでございます。
○議長(相澤孝弘君) 鎌内つぎ子議員。
◆14番(鎌内つぎ子君) 200万だけだったでしょうか、あそこが軟弱地盤というの分かっていたので、500万ぐらい当初予算で含まれていたという感じはするのですけれども。民生常任委員会でも昨年三小、四小を調査して、早期にということで、実施計画、基本設計、それは本来であれば昨年中にやればよかったのですけれども、なぜできなかったのでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 大石子育て支援課長。
◎
民生部子育て支援課長(大石淳君) すみません、昨年度の部分につきましては、ちょっと詳細分からないところもありますけれども、昨年度につきましてはあくまで建物の配置計画というところで進めてきておりまして、当初の配置のところからある程度、何か所か候補を絞りながら現在の配置になったというふうに聞いておりますので、それが決まった後、今回、今年度予算で基本設計、実施設計のところを組んでいるというふうに認識しております。
○議長(相澤孝弘君) 鎌内つぎ子議員。
◆14番(鎌内つぎ子君) 先ほど軟弱地盤対策で200万ということなのですけれども、今回の地盤改良だけで、200万であれ何円であれ、2,000万近くになるということ考えられない。そこら辺は今回の軟弱地盤とプールの配管の移設工事、軟弱地盤対策に何ぼ、プールの配管の移設工事に幾らなのでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 大石子育て支援課長。
◎
民生部子育て支援課長(大石淳君) 全体の中で地盤の部分につきましては大体1,300万程度、プールの配管の移設の部分につきましては360万程度、あとその他の機械、電気設備関係で約26万程度ということになっております。
○議長(相澤孝弘君) 鎌内つぎ子議員。
◆14番(鎌内つぎ子君) そうしますと、軟弱地盤だけで1,500万ということになる。なぜかと申しますと、第三小、第四小のサテライトは軽量鉄骨なので、重さとかそういうの、そんなにかからなくて、それで同じやつを造るということで現地を私たち民生常任委員会で調査に行ったものだから、こんなにかかるのか。これ地盤改良で1,500万、今回実施計画で、経費増になったのは、単価が上がったのか、何が上がったのでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 大石子育て支援課長。
◎
民生部子育て支援課長(大石淳君) 地盤そのもののところもございますけれども、前回部分につきましては建物2施設を1回で建てているということもございますので、共通経費の部分ですとかそういったところでも上回っているところがございまして、この金額になっているものと認識しております。
○議長(相澤孝弘君) 鎌内つぎ子議員。
◆14番(鎌内つぎ子君) 上回っている、ちょっと納得いかないのですけれども、そういうことだけでよく財政のほうで許可したなと思っているのですけれども、そこら辺は財政のほうではちゃんと認識してこういう予算をつけたのでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 渋谷総務部理事。
◎総務部理事[財政担当](渋谷勝君) 補正予算計上の際には、当然私どものほうでヒアリングをさせていただきながら、あるいはその必要性でありましたり、これまでの経緯なども確認させていただきながら措置はさせていただいているところでもございます。 今般の場合、やはり当初予算で足らない部分があったということを深く認識いたした上での措置でございますので、何とぞ御理解のほどをお願い申し上げたいというところでございます。
○議長(相澤孝弘君) 鎌内つぎ子議員。
◆14番(鎌内つぎ子君) 昨年なのです、待機児童が37人ということで、急いで造ろうということで、三小、四小を含めて、時間も経費も削減をして早期に造りたいという答弁を議会の中でも委員会の中でもそういう答弁をいただいているのですけれども、今年の待機児童の、待機者はどれぐらいいらっしゃるのでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 大石子育て支援課長。
◎
民生部子育て支援課長(大石淳君) 今回建設します第五小地域の稲葉児童センターに設置しています古川つくしんぼ放課後児童クラブでは、4月の時点では待機児童が26名、あともう一か所、古川東児童センターに設置しております古川なかよし放課後児童クラブで13名の待機という形になっております。
○議長(相澤孝弘君) 鎌内つぎ子議員。
◆14番(鎌内つぎ子君) 今回、実際には4月に開所する予定だということなのですけれども、その待機児童の親に対しては、途中でも、今年10月頃とかそういう、早くできればそういうふうになるというお話を聞いていたものだから話をしていたのです。その待機している児童の保護者の方たちは本当に早期にと言っているので、児童館の募集は11月なのですけれども、4月開所ではなくて前倒しして開所できないでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 大石子育て支援課長。
◎
民生部子育て支援課長(大石淳君) 現在の計画からしますと、3月までの建物の建設が若干ぎりぎりなのかなというふうに見ておりますので、例えばその3月1日からの開所というのはなかなか難しいことだと考えております。
○議長(相澤孝弘君) 鎌内つぎ子議員。
◆14番(鎌内つぎ子君) なるたけ早めにそういう手だてを取っていただきたいなと思います。軟弱化地盤について、今後のこともありますので、1,500万で改良工事、やっぱりそういうのは基本設計、実施計画を早くして、予算をつけないと、予算要求をしないと駄目だなと思いますので、繰り返し、そういうことないようにまずしていただきたいと思います。
○議長(相澤孝弘君) 質疑の途中でありますが暫時休憩いたします。 再開は午後1時といたします。 ----------- 午前11時57分 休憩 午後1時00分 再開 -----------
○副議長(後藤錦信君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続行いたします。 14番鎌内つぎ子議員。
◆14番(鎌内つぎ子君) 続きまして、8款3項1目河川管理費、6,000万円計上されておりますが、まずこの内容についてお伺いいたします。
○副議長(後藤錦信君) 蓮沼河川・冠水対策室長。
◎
建設部建設課技術副参事兼河川・冠水対策室長(蓮沼康君) 今回の補正は、今年度新たに創設されました緊急浚渫推進事業において個別計画を提出していたところでございますが、緊急浚渫推進事業債の対象事業に該当することの確認をいただいたことから今回の補正になったものでございます。 緊急浚渫推進事業は、昨年の台風19号による河川氾濫などの大規模な浸水被害が相次ぐ中、被災後の復旧費用を考慮しても維持管理のための河川などのしゅんせつが重要であることから、地方公共団体が単独事業として緊急的に河川などのしゅんせつを実施できるよう新たに創設された事業でございます。 本市でも昨年の台風19号をはじめ、これまでの出水などによる土砂の流出、堆積による流下能力の低下、流下断面の阻害がある河川について治水安全度を高め、近年多発する大規模自然災害に備え、流下能力の確保に努めるため、緊急浚渫推進事業を活用ししゅんせつを進めるものでございます。
○副議長(後藤錦信君) 鎌内つぎ子議員。
◆14番(鎌内つぎ子君) 何か所なのでしょうか。
○副議長(後藤錦信君) 蓮沼河川・冠水対策室長。
◎
建設部建設課技術副参事兼河川・冠水対策室長(蓮沼康君) この事業につきましては、今年度から令和6年度までの5か年となっておりますけれども、5か年で32河川について実施していく予定でございます。
○副議長(後藤錦信君) 鎌内つぎ子議員。
◆14番(鎌内つぎ子君) 古川地区は、どことどこなのでしょうか。
○副議長(後藤錦信君) 蓮沼河川・冠水対策室長。
◎
建設部建設課技術副参事兼河川・冠水対策室長(蓮沼康君) 古川地域につきましては、清水川でありましたり緒絶川、それから荒川、旧渋川、市管理分の大江川でありましたり、古川江、稲葉江など、名のついている河川、水路のほか、その支流も含めてやっていきたいというふうに考えております。
○副議長(後藤錦信君) 鎌内つぎ子議員。
◆14番(鎌内つぎ子君) 大江川なのですけれども、市管轄のところだけをやっても、本来の県の大江川のところを掘削しないとなかなか流れが、すぐ冠水してしまうような状況になるのではないかと思うのですけれども、そこら辺は県に対しての大江川の掘削とかそういうのも一緒に本当はできればいいのですけれども、そこら辺はどのように考えていらっしゃるのでしょうか。
○副議長(後藤錦信君) 蓮沼河川・冠水対策室長。
◎
建設部建設課技術副参事兼河川・冠水対策室長(蓮沼康君) 河川の管理の中では、市管理部分だけではなくて、下流の県管理でありましたり、国管理も行うことによってなおさら治水安全度が高まるというふうに考えております。県管理の大江川につきましても、今年も7月でありましたり、この間の9月10日の雨でも冠水したような状況でございまして、7月の段階では緊急的に水草の除去などもしていただいたところではございますけれども、引き続き安全度を高めるためにしゅんせつなども行っていただくように要望してまいりたいというふうに考えております。
○副議長(後藤錦信君) 鎌内つぎ子議員。
◆14番(鎌内つぎ子君) 砕石の土砂の危険度を調査した結果、今回の場所を選定して、要するにそこの川だったら1か所だけではなく何か所かやると思うのです。そうすると、今年は古川であったら先ほど言った市管轄分の大江川であったりとか、古川江とか稲葉江とかもろもろあるのですけれども、それは1か所だけではなく何か所もやって、5か年でそれはやるということなのですか。今回、さっき言ったのは1か所だけやるとか、どういう捉え方をすればよろしいのでしょうか。流れをよくして水害にならないためにするための対策で、いいなとすごく思うのですけれども、そこら辺は流れを、そういう堆積の調査して、そこを決めていくのかどうなのか。
○副議長(後藤錦信君) 蓮沼河川・冠水対策室長。
◎
建設部建設課技術副参事兼河川・冠水対策室長(蓮沼康君) 今回につきましては、今年度だけで例えば大江川なんかは終わるわけではなくて、計画的に堆積の状況なども見ながら、5年間で対策していきたいというふうに考えております。
○副議長(後藤錦信君) 鎌内つぎ子議員。
◆14番(鎌内つぎ子君) ですから、その堆積土砂の危険度の調査を最初にして、手だてを取っていかないと駄目だと思うのです。今年度、今回は江合地区だけは測量調査をするということになっていますけれども、そういうところをやって年間計画を立てていかないと本来は駄目なのではないかなと思う。なぜかというと、今雨が、台風とか何かでも半端でないものだから、そこら辺を早めに手だてを取っていったほうが、すごく今回のはいいのではないかなと思うので、そういう調査を早くして手だてを一気にやるとかそういうことをできないでしょうか。
○副議長(後藤錦信君) 蓮沼河川・冠水対策室長。
◎
建設部建設課技術副参事兼河川・冠水対策室長(蓮沼康君) 基本的には、下流側のほうからしゅんせつしていきたいというふうに考えておりますけれども、状況によって流れの悪いところなどを優先して進めてまいりたいというふうに考えております。
○副議長(後藤錦信君) 鎌内つぎ子議員。
◆14番(鎌内つぎ子君) 今回5か年計画ということなのですけれども、32か所を5か年計画で全て完了できる見込みはあるのでしょうか。
○副議長(後藤錦信君) 蓮沼河川・冠水対策室長。
◎
建設部建設課技術副参事兼河川・冠水対策室長(蓮沼康君) 今の予定では、5か年で実施してまいりたいというふうに考えております。
○副議長(後藤錦信君) 鎌内つぎ子議員。
◆14番(鎌内つぎ子君) そうするといい。今回のこの予算については本当に、とてもありがたい予算ですので、早急にそう進めていただきたいのですけれども、今回こういう古川地域全部、あと6つの地域なのですけれども、こういう業者なんかはそれぞれの地域のところを考慮してそういう掘削をしてもらうのかどうなのか。そこの業者については地域の管轄でやるのかどうなのか。
○副議長(後藤錦信君) 蓮沼河川・冠水対策室長。
◎
建設部建設課技術副参事兼河川・冠水対策室長(蓮沼康君) 今回のしゅんせつ業務につきましては、通常の維持補修や災害時と同様に、市と維持補修業務契約を締結しております大崎市建親会などと業務委託をして進めたいというふうに考えております。
○副議長(後藤錦信君) 鎌内つぎ子議員。
◆14番(鎌内つぎ子君) ぜひそのように進めてもらいたいと思います。 次に進みます。 10款6項2目の体育施設改修事業1,485万円の減額ですけれども、この内容と減額の理由をお伺いいたします。
○副議長(後藤錦信君) 佐藤鳴子公民館長。
◎教育委員会
教育部鳴子支所長兼鳴子公民館長(佐藤康幸君) 対象となりました改修事業の工事の内容について御説明申し上げます。 現在、鳴子スポーツセンターの消防設備、電気設備、水道については隣の鳴子公民館と共有で利用しております。そのため、鳴子総合支所と鳴子公民館を合わせました鳴子総合支所庁舎等複合施設の供用を開始した際には、現在の鳴子公民館を解体する予定となっておりますので、鳴子スポーツセンターが単独で使えるようにするための消防、電気設備等を改修する工事が必要となっております。 今回予算を減額する理由についてでございますが、鳴子総合支所庁舎等複合施設につきましては、前回6月の議会におきまして建築が承認され、当初計画の4月上旬を供用開始予定としていたものが、6か月遅れの10月上旬の供用開始となりました。それに伴い、切替工事の時期も6か月間ずれ込むため、当初、令和2年度から3年度の2か年度で予定していた工事が令和3年度中の工事に変更になったことより、今年度の予算から減額するものでございます。
○副議長(後藤錦信君) 鎌内つぎ子議員。
◆14番(鎌内つぎ子君) 今回の減額の費用を市内の社会教育施設の修繕に回せなかったのかどうなのか、お伺いしたいと思います。
○副議長(後藤錦信君) 高橋生涯学習課長。
◎教育委員会教育部生涯学習課長(高橋和広君) 本事業、過疎地域自立促進計画に基づいたいわゆる過疎債を活用した事業になります。そのため、今回減額する事業費につきましては新年度、令和3年度計画の事業費として予算要求を考えております。 確かに修繕を要します体育施設が多くあることはこちらのほうでも認識しております。計画に基づいた事業の推進に御協力をいただきたいと考えております。 以上です。
○副議長(後藤錦信君) 鎌内つぎ子議員。
◆14番(鎌内つぎ子君) 古川の総合体育館なのですが、雨漏りをしています。この修繕計画だけではなくて、早めにこれ修繕しないとまずいのではないですか。見に行ったことありますか。市民からはちょっと早く直せないのかという声を聞いて、私も現地に調査に行ったのですけれども、これは早く調査して直さないと意味がないのではないでしょうか。
○副議長(後藤錦信君) 高橋生涯学習課長。
◎教育委員会教育部生涯学習課長(高橋和広君) 体育館の雨漏りについてはこちらのほうでも伺っております。それで、ただいま体育館の雨漏りについては起工しておりますので、今後調査を行って、その結果待ちで早急に対応してまいりたいと考えております。
○副議長(後藤錦信君) 鎌内つぎ子議員。
◆14番(鎌内つぎ子君) それ、いつ頃になるのでしょうか。台風とか来る時期だとちょっと大変かなと思いましたので、それはいつ頃になりますか。
○副議長(後藤錦信君) 高橋生涯学習課長。
◎教育委員会教育部生涯学習課長(高橋和広君) 今、起工のほうを急がせておりますので、議員おっしゃるとおり台風前にできればいいなとは思っておりますけれども、やはり調査がありますので、その結果を待ちたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○副議長(後藤錦信君) 鎌内つぎ子議員。
◆14番(鎌内つぎ子君) 古川総合体育館の大規模改修工事はいつ頃と考えていらっしゃるのですか。
○副議長(後藤錦信君) 高橋生涯学習課長。
◎教育委員会教育部生涯学習課長(高橋和広君) 古川総合体育館、こちらといたしましては令和4年度にアリーナの床改修の実施設計を行いながら、翌5年度に工事に入れたらということで計画はしております。 以上です。
○副議長(後藤錦信君) 鎌内つぎ子議員。
◆14番(鎌内つぎ子君) 指定管理は来年までです、再度募集をかけてやるということなのですけれども、指定管理の目的としては、きちんとそういう整備をして渡すということでやらないと駄目だと思う。 本来の目的が本当に今、指定管理の人たちは困っている、そこまで手だてを取ってやるということではなくて、指定管理の目的と、それと来年そういう募集をかけることについてはきちんと修理をしてやるだけではなくて、前倒ししてそういうことできないものか。令和3年ぐらいに大規模で5年に工事をしてと、そういう前倒しにしないと、もつのかしら、あそこの総合体育館。利用者がすごいです、今。コロナでちょっと今下がっていますけれども、実態は結構利用者が多くて、私が日中に行ったときも結構、トレーニングから卓球から何からということでもういっぱいいましたけれども、そういう点では前倒しして手だてを取れないものかしら。
○副議長(後藤錦信君) 高橋生涯学習課長。
◎教育委員会教育部生涯学習課長(高橋和広君) 議員も御承知のとおり、大崎市にはたくさんの施設がございまして、できるだけ多くの施設に対しまして改修、修繕のほうを実施しておりますが、多くの施設がやはり築30年以上経過しているわけでございます。老朽化でやはり新たに修繕箇所が発生しているのも事実でございます。今後も施設の状況把握に努めながら、幾らかでも指定管理者のほうに施設の管理をお願いできるような状況で引渡しできるような形で進めていきたいと考えております。 以上です。
○副議長(後藤錦信君) 鎌内つぎ子議員。
◆14番(鎌内つぎ子君) 私は早めに、前倒しをしてでもそういうことできないかということに対して、ほかの施設も30年ぐらいたっているからどうのこうのでなく、総合体育館はどうなのだと聞いているので、そこら辺、答弁していただきたいのです。 それから、ちゃんとして指定管理者に引渡しをするということなのですけれども、本来の指定管理の目的をどのように考えていらっしゃるのですか。
○副議長(後藤錦信君) 高橋生涯学習課長。
◎教育委員会教育部生涯学習課長(高橋和広君) まず最初に、体育館のお話としては、なるべく御希望に沿えるようにやってはいきたいと考えておりますが、先ほども申したとおり、なかなかほかの施設の部分の改修の計画もございますので、その辺はしっかりと指定管理者のほうと現状把握に努めながらやっていきたいなと考えております。 また、指定管理者のほうには、きちんとした予算の中で、市民の方々にたくさん利用していただけるような形で、行政とは違ういろいろな角度から施設のほうを見ていただきながら、たくさんの市民の方々に使っていただいて喜んでいただけるような管理をしていただければと思っております。
○副議長(後藤錦信君) 鎌内つぎ子議員、質疑項目から大分幅広になってきておりますので、御注意いただきたいと思います。 鎌内つぎ子議員。
◆14番(鎌内つぎ子君) 最後になります。 体育施設改修事業を聞いて、ずっと総合体育館の質疑になってきたのでそのようになっているのですけれども、最後ですけれども、このほとんどの体育施設、緊急度を踏まえてちゃんと計画を立てていると思うのです。緊急度を踏まえて計画を立てていて、総合体育館は令和4年ということなのですか。もっと前倒しして検討できないのかと私は言っているのです、今の実態、緊急度を踏まえて。雨漏りはしている、そういうことを踏まえて前倒しできないのかと、最後に伺いたいと思います。
○副議長(後藤錦信君) 高橋生涯学習課長。
◎教育委員会教育部生涯学習課長(高橋和広君) 前倒ししたいのはやまやまではございますが、やはりほかの施設のこともございますので、その辺は、またあと議員おっしゃったとおり、雨漏り等の緊急の工事も出てきますので、その辺を加味しながらきちんと対応させていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 以上です。 〔「終わります。よろしくお願いします」と呼ぶ者あり〕
○副議長(後藤錦信君) 次に進みます。 13番相澤久義議員。
◆13番(相澤久義君) それでは、質疑させていただきます。 歳出2款1項9目の企画費、感染症対策指定管理施設運営費短期貸付事業1億1,292万9,000円、貸付金額の各施設への算出根拠について伺います。
○副議長(後藤錦信君) 大塲
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(大塲一浩君) 今回の短期貸付金1億1,292万9,000円の算出根拠でございますが、こちらにつきましては指定管理施設に対しまして、4月から6月までの減収額についてを調査させていただきました。そちらの結果を受けまして、100万円以下のものについてはカットをさせていただいて、100万円以上のものということで積み上げをいたしまして、さらに一部、使用しないという事業者の分を外した形で、残った額ということでこちらの金額になっているものでございますので、要は一指定管理者ごとの積算という形ではございませんので、その点、御承知おきいただきたいと思います。
○副議長(後藤錦信君) 相澤久義議員。
◆13番(相澤久義君) それでは、対象となる施設名をお聞かせください。
○副議長(後藤錦信君) 大塲
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(大塲一浩君) 今回の短期貸付金に関しましては、どうしても要は運転資金が足りなくなる場合にお使いいただきたいという内容でございまして、基本的には全ての施設で使っていただくという考え方ではございません。逆に言いますと、必要なところについてはお手を挙げていただいて、無償で貸付けをしたいという考え方となってございます。
○副議長(後藤錦信君) 相澤久義議員。
◆13番(相澤久義君) それでは、施設はまだ決まっていないのですね。決まっていて、どこどこは幾ら、どこどこは幾らというのでまとめてこの金額だったのかなという思いでいましたから、勘違いしていました、すみません。 となると、三本木のほうに今度パークゴルフ場ができました。本来ならば昨年オープンの予定でしたけれども、事情がございまして4月オープンとなりまして、行政報告の中にもありますように、コロナの影響で延期になったと。そういう三本木のパークゴルフ場も対象になるのでしょうか。
○副議長(後藤錦信君) 大塲
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(大塲一浩君) さきの新型コロナの特別委員会の際にそちらのお話を頂戴いたしまして、今回調査するように指示を出させていただいております。 さらに現在、最初にちょっとお話しさせていただきましたが、12月補正に向けまして、全体的な支援策についても現在検討中でございます。そちらの調査ということで、9月までの要は収支の状況についても調査をさせていただいておりますので、そちらを見ながら貸付けについては実施していきたいというふうに考えてございます。 なお、対象に関しましては、4月から6月までの減収額、こちらを上限額として貸付けを行いたいという考え方でございます。
○副議長(後藤錦信君) 相澤久義議員。
◆13番(相澤久義君) となると、減収額というか、前年度と比較しての減収額と思うのですけれども、三本木のパークゴルフ場の場合は今年から始まると、昨年度は実績がないということは、貸付けはできないということでよろしいのでしょうか。
○副議長(後藤錦信君) 大塲
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(大塲一浩君) ただいま御指摘いただきましたとおり、前年度の実績がないということでございます。ただ、繰り返しになるのですが、実際のところは、一番の目的は、指定管理施設を要は途中で資金ショートして止めることのないようにというところが一番の命題となっておりますので、その辺については指定管理者と話をしながら、必要な分については検討させていただきたいというふうに考えてございます。
○副議長(後藤錦信君) 相澤久義議員。
◆13番(相澤久義君) これは総務常任委員会の中で、最初、貸し付けておいて、3月までに返してもらうと、来年の3月末に。その間、12月に補正を組んでその分給付するというような話でした。その中で、多分この指定管理の施設を想定しますと、田尻のさくらの湯なりパークゴルフ場なり、古川の体育館なりそういうところかなという思いでおります。 日帰り温泉さくらの湯ということで、三本木地域にも民間の日帰り温泉、2つほど今やっているのですけれども、その辺、たまたまお邪魔したら客数が落ち込んで経営が大変だというような話を聞きまして、いろいろな支援策があったのではないのということで聞いたら、休むにも休まれない状態だと、自粛期間中以外はです。そのようなことで従業員も雇っているのだと。ハローワークのほうに手続に行ったら資料をどっさりよこされて、書いていたら、次の次になったら様式が変わったとか、そういうことで出さなかったという話も聞きますし、同じような施設で、市の第三セクターの施設にこういうの、資金とかこういうのを出して、民間の同じような施設にはそういう支援策がないというのが、少しという思いでいますし、大変失礼ですけれども、おたくでは固定資産税なんかは幾らくらい市に納めているのということを話しました。3桁は出していますと、3桁のうちのもっと上の3桁ですということでした。そういう人たちが、市内にいる民間業者の方々がいっぱいいると思います。 納税する者にとって不公平感があってはいけないのではないかなと、一緒にそういう同じ施設に支援するなら民間も同じように支援するべきではないかと思いますけれども、その辺どのように考えておりますか。
○副議長(後藤錦信君) 大塲
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(大塲一浩君) 今回、短期貸付けのほうの御提案をさせていただいたわけなのですけれども、こちら大きなスキームでいきますと、実はこちらの内容については指定管理施設と結んでおります管理協定、こちらの協定書に基づく不可抗力条項、こちらを該当させながらその支援を行っていきたいという内容でございます。 それで、これから12月に向けてと申し上げましたのがそちらに該当する分になるのですけれども、その間、12月に御提案させていただく内容、これを出す前に、要は資金がショートしてしまっては公共施設の市民サービスの部分の継続性が失われてしまうということで、万が一にも資金がショートしないようにという意味での短期貸付けという内容でございます。 そういう意味で、公共施設を事業継続させるためのものということで、まずそこについては民間とはちょっと制度、仕組みが違うということをまず御理解いただきたいと思います。 一方、指定管理施設に関しましても、実は市のほうから、今回の新型コロナウイルスに関しまして、例えば休業協力金、持続化給付金、雇用調整助成金など、こういった各種支援策についてはもうできる限り、頂けるものは頂いてくださいということでお願いをしながら、さらには経費縮減なども行っていただきながら指定管理施設の運営をお願いしたいということで取り組まさせていただいているという内容でございます。 また、民間に関しましては、これは多分第三セクターなんかも同様の扱いかと思うのですが、例えばセーフティーネット資金というような無利子無担保の枠のあるそういった資金もあるようですので、必要な場合についてはそちらを使いながら運営されているということも耳にしているところでございます。
○副議長(後藤錦信君) 相澤久義議員。
◆13番(相澤久義君) このコロナで誰も予想していないとんでもない事態になっております。前にも言ったことがあるのだけれども、第二次世界大戦以上に経済とかいろいろな面で支障が出ているということです。これをみんなで乗り切らないことには明日がないと思いますので、いろいろなことで、民間の人もよく支えながら進めていってもらいたいなと思います。 次に、道路橋りょう維持費の委託費について、各地の路線名といったら相当ありますと言われたのですけれども、三本木のだけ教えてと言ったら、三本木のだけは教えられましたけれども、大崎市内に何路線くらいあるかお聞かせください。
○副議長(後藤錦信君) 宍戸建設課技術副参事。
◎
建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](宍戸淳君) 市内の路線数という形だと思われますけれども、今回の維持補修費で計上している部分につきましては、今、各地から上がってくるやつで200か所以上の箇所を想定しております。 以上となります。
○副議長(後藤錦信君) 相澤久義議員。
◆13番(相澤久義君) 相当な面積で、資料をもらって見たらこんなに、この金額でできるのというような路線数が出てきております。 その中で、先ほど建親会に委託という話が答弁にありましたけれども、建親会の人たちの努力は確かに分かります。ただ、建親会に入っていない業者の方々も結構いるはずだと思います。建親会ばかりでなく、建親会に入っていないところもこの事業に参加させて、スムーズに早く済ませるように、下の河川のほうもですけれども、建親会ばかりでなく入っていない民間の業者も入れて速やかにこの工事を完成させるべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。
○副議長(後藤錦信君) 宍戸建設課技術副参事。
◎
建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](宍戸淳君) お答えいたします。 今、建親会のほうとの業務委託に関しましては、緊急の工事という形がありますので、その辺で建親会を中心に契約させていただいているところでございます。大崎市内全か所につきまして建親会を中心に今契約させていただいておるのですけれども、建親会そのほかの業者さんも入れてということなのですけれども、例えば去年の台風のときなどはある程度の、急ぎの工事とかそういった依頼等を建親会以外の業者にもしたという実績はございますので、今後その辺をちょっと考えていきたいと思っております。
○副議長(後藤錦信君) 相澤久義議員。
◆13番(相澤久義君) 十分に考えてもらいたいと。そして、この路線名、下の河川のほうも、単価的に見れば支所単位で発注できるような単価だと思いますけれども、その辺も考えながらやってもらいたいという思いでおりますけれども、いかがでしょうか。
○副議長(後藤錦信君) 宍戸建設課技術副参事。
◎
建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](宍戸淳君) お答えいたします。 業務委託関係につきましては、各地域のほうで、その各支部の建親会のほうと契約いたしましてお願いしている状況でございます。
○副議長(後藤錦信君) 相澤久義議員。
◆13番(相澤久義君) まさか宍戸副参事が答弁に立つとは思いませんでした。昨年まで支所のほうにいて、パークゴルフ場の管理をしていて、本庁舎に電話したら、担当を出してくださいと言ったら宍戸副参事が私担当になりましたと、大変つらい立場にいるなと。これを何とか乗り切ってほしいなと、近い将来、建設部長にでもなって仕切ってもらいたいなという思いでございます。御活躍を期待しているところです。 次に、道路橋梁の中で、木橋の撤去ということが出てきました。よく聞いたら矢目の木橋の撤去ということで、私も、議員になってから初めてあの辺を何となく歩いた記憶はあるのですけれども、前回行ったらバリケードが張られていて行けないという状態で、この間行ってきたら橋桁が欠けているという大変危険な状態になっておりました。これを撤去するということでいいことだなと思いましたけれども、この木橋の架け替えというのは考えているのでしょうか。
○副議長(後藤錦信君) 宍戸建設課技術副参事。
◎
建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](宍戸淳君) この木橋は古川の高倉地区矢目2号橋という橋になりますけれども、これは大分前に、平成15年から老朽化のためにほとんど一部通行禁止しておりまして、その後、震災後は危険であると判断して通行止めを行っておりました。28年度に地域の方々とその橋についてお話合いをいたしまして、その橋についてはもう通行しないという形になっております。 令和元年度でその橋の撤去設計のほうを発注いたしまして、本来であれば令和3年度に工事を行う予定だったのですけれども、7月中の増水とかそういったことが影響しまして、橋のほうでは落橋したりしている箇所がありまして、ちょっと危険な状態だということで、今回の補正のほうに上げさせていただいております。
○副議長(後藤錦信君) 相澤久義議員。
◆13番(相澤久義君) 本当にコロナで大変な、職員の方も苦労していると思います。このコロナのいずれにしても早い終息を願って、質疑を終わらせていただきます。 ありがとうございました。
○副議長(後藤錦信君) 次に進みます。 28番佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 3つ4つ私からも、やらない通告もありますけれども。 条例の一部改正、下のほうから。121号、施設整備工事費と用地購入、それからスクールバス、債務負担行為を併せてやらせていただきます。 まず、学校の設置条例の一部を改正する条例の附則、来年の4月1日から施行すると。あと半年ありますけれども、この9月に上程をしなければならない理由をお聞かせいただきます。
○副議長(後藤錦信君)
安藤教育部参事。
◎
教育委員会教育部参事(安藤豊君) 古川北部地区の4小学校の統合の開設に向けて、議員も御承知のとおり、今現在、地域の皆さんとともにその開校に向けて準備を進めさせていただいているところでございます。基本的にそういった、今年につきましてはコロナ禍の中で、当初4月からの動き出しを考えておったところでございますが、2か月遅れでの動き出しとなっているところは御承知のとおりでございます。 そういった部分も含めまして、改めて6月からの統合に向けたスケジュールを地域の皆様、検討委員会、準備委員会等々の皆様と御協議し、御承認をいただいて、今現在それぞれの役割を担いながら順調に進んでいるものと認識しているところでもございます。 そういった準備の過程におきまして、来年4月の開校に向けた1つの流れとして、今回の定例会において統合小学校に向けた条例の改正をお諮りし御承認いただいて、残りの部分の期間においてしっかりと開校に向けて進んでまいるというところで、今回条例の改正、また、これに伴いまして、今後スクールバス等々の関係する環境整備といいますか、そういったものも進めていくという関係で、今回の第3回定例会での条例改正をお願いしたところでございます。
○副議長(後藤錦信君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 12月議会への上程では間に合わないのですか。
○副議長(後藤錦信君)
安藤教育部参事。
◎
教育委員会教育部参事(安藤豊君) 12月の部分で間に合わないかということの御質問に対しては、基本的に今申し上げましたとおり、今回併せましてスクールバスの債務負担行為等も含めて補正予算というか、債務負担行為も御承認いただきたく提案させていただいております。 今後そういった意味で、スクールバス業者の選定等々に当たる意味でも、今回の第3回定例会での条例改正をお認めいただく中で、しっかりとした期間をもって進めてまいりたいと考えているところでございます。
○副議長(後藤錦信君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) つまり、今の時期、来年4月1日に統合するというこのリスクを背負っての、住民は不安を抱えながらの統合です。コロナなりインフルエンザの状況を見て12月の上程でもよかったのではないか、整備は進めておくと。そういう考え、教育委員会あたりでは出ませんでしたか。 テレビニュースによると、丸森で4月1日統合の学校が延期します、今年。その状況と今、同じではないですか。
○副議長(後藤錦信君)
安藤教育部参事。
◎
教育委員会教育部参事(安藤豊君) 議員お話しのとおり、今現在多くの皆様も新型コロナウイルス感染症への心配は尽きないところでございます。明確な対処法とかが確立されて、その終息の見通しがついているわけでもありませんので、ウイズコロナというような環境下を皆さんで共有する中において、今現在、鋭意それぞれの立場で皆様の日常の生活を構築されているものとも考えております。 現在、新型コロナウイルスのそういった心配等はございますけれども、来年4月の開校に向けて、先ほども申し上げましたとおり、地域の皆様と再確認をしたスケジュールでおおむね順調に進んでいるという認識でございますので、我々といたしましてはこれまで令和3年4月ということで皆様と目標を定めて進んできたものをしっかりと達成できるように進めていくということと、今現状の段階においてはそれが進められるというような認識で取り組んでいるところでございます。
○副議長(後藤錦信君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 担当参事の言うことは分かります。これ事務方ですから、整備指針に従ってやっていくと。 ただし、状況がまさしく不安な今、時期であります。整備は進めていく、状況を見て12月議会でも条例は間に合うと思います。地域住民も一部で不安、私たち、総務常任委員会で
PTA連合会とお話合いをしました。意見交換、コロナウイルスの。そのときも大崎市
PTA連合会の役員からも意見が出ました。こういう心配は8月20日の協議会の定例会では出ませんでしたか、教育委員の中から。
○副議長(後藤錦信君)
安藤教育部参事。
◎
教育委員会教育部参事(安藤豊君) 先ほど来申し上げておりますけれども、この新型コロナウイルス感染症への心配、また懸念は、今の状況下で拭い去ることはできないという認識ではおります。教育委員会での質問はということでございますが、こうした同様の御説明をさせていただきながら、教育委員の皆様にも現状下を踏まえ、また、我々の取組、またこれまでの地域との進め方等について御報告を申し上げておりますので、そういった中で御了解、御認識をいただいているものと捉えておるところでございます。
○副議長(後藤錦信君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 保護者なり地区民の理解の上とこういうことですけれども、統合準備委員会の地区の代表者と
PTAの会長だけではないですか。私も長岡地区の説明会に行かなかったのは悪いのですけれども、全体の会議とか何かではもう、過去にやったことは全然、地区民全体がこぞって、閉校行事も開校行事もやれないような状況の中で、そういう声は聞こえませんか。統合委員会だけの声が皆さん方の耳に入っているだけではないですか。
○副議長(後藤錦信君)
安藤教育部参事。
◎
教育委員会教育部参事(安藤豊君) 今回のこの件、確かに6月から再開をさせていただいて、それぞれの会議の中で進める方針を確認しながら、また、それぞれの役割の部会の会議の席にもそういったこと、ただ、その中でも確かにコロナ禍、コロナ感染症のこの状況下の中での不安についての御意見は頂戴しておりました。ただ、その中でも御説明をしながら、例えば我々のほうで強制的にというような意識は持っておりませんので、皆様とお話をして意見交換をして、そして今後このような中で進めていくということを確認しながら、これまで一つ一つ前に駒を進めてきたという認識でおります。 それで、統合準備委員会、それぞれ三部会の方々が協議の中心とはなっておりますけれども、それぞれ決定した事項については統合準備委員会のニュース等々でも
PTAの保護者の方にはまず先に速報を出し、それから地域との合意というか情報共有ということで、改めて統合準備会ニュースをお出しして、また、可能な限り学校での授業の参観等についても、必要な場合についてはそういったお話をしていただくということで、こういった中でもその情報共有とかには努めてきたところでございます。 それぞれの御意見の中には、確かにそういった不安をお持ちで、それを例えば今回の市P連との会議の中でお話しになった方もいらっしゃるということでございますが、我々としてはそういった声も踏まえておりますけれども、多くの協議の中で皆様との合意を図って進めているという認識でございます。
○副議長(後藤錦信君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 今、8月20日の教育委員会定例会では何も出なかったかということにちょっと答えていなかったのです。つまり、そういう話もあると、不安解消のために、でも合意を得てということ。そこで反論を唱える地区振の会長なり保護者は、
PTAの会長はなかなかいないのです、思っていても。私この2日間その人たちのところを歩きました。言えないと、役所がそういうことと。統合にもちろん反対ではありませんから、私も。 そういう状況の中で、これまでの、今月の部会なり、それから統合準備委員会、先月末の。何か協議会の説明は一方的に終わっていると。そういう声を聞かないと、聞く耳を持たないという声も出ているのです、統合に反対ではなく。そういう声があるのであれば、まだ状況を見てでもいいのではないですか。
○副議長(後藤錦信君)
安藤教育部参事。
◎
教育委員会教育部参事(安藤豊君) 基本的に、教育委員会が例えば進行を仕切って、全て有無を言わさずというのではなくて、基本的には地域内の会の中でそれぞれ代表といいますか、部会長なり会長がおられてその次第に基づいて進行をして、皆さんの意見を取りまとめて会議を進めているという認識でございます。その中において事務局として必要な答弁をさせていただいているというところで、できる限り皆様の御質問には丁寧にお答えして、御理解を頂戴してきたものと認識をしているところでございます。そういったことで御理解を頂戴できればなと思っております。
○副議長(後藤錦信君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) これからは部長なり教育長に答えていただきます。担当はありがとうございました。 6月議会で我々の附帯決議が否決されましたけれども、北小学校区ではいいアイデアを出してもらって、非常に努力されていると認めます。しかし、地域民からは今、一方的な教育委員会という批判があるのです、これは全部ではないにしろ。だから、地域民の理解を得て、つまり閉校式も開校式もやれません、この状況では。100年もたった、そういう学校の閉校行事にも地域は参加できないとそういう状況の中でいいのですかということなのです。地域の理解を得てと、地域の理解は一部です。その地域民の声を聞いているのかと。 なぜ私はこういうことを聞くかというと、最終的には議会で条例を可決して決定です。私たちも責任があります、大きな責任があるのです。その辺のところを十分参酌しているのかと。 では、話題を変えます。学校です。 今回の行政報告です。これで問題を提起します。学校環境整備について申し上げます。 古川北部地区の学校再編につきましては、8月28日に開催した統合準備委員会で、校章が選定されたところでありましたと、4つの小学校が1つになるためよつばをモチーフにした校章が選定されたと。ここからです。古川西部地区におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、各部会の設置や施設整備に係る会議などが予定どおり開催できなかったことなどから、統合に向けたスケジュールの見直しが必要と。その理由は、コロナと小中一貫教育と新しく増築する校舎が必要だからと。それが8月25日に開催された第2回、これは西部地区です、統合準備委員会によって令和5年1月の開校を目指し統合の協議を進めていくと、つまり1年遅れて準備を進めていくと。 小学校の
PTA会長さんたち、北部はコロナは関係ないのかと、西部はコロナで遅れたと、計画は1年遅れです。建物を建てて増築するのも最初から分かっているわけですから、建物の整備期間があるわけだから、同時発車か、前に西部地区はやっておかなければならないのです。そういう計画がありながら、何ですかこれ。これを説明いただきたい。北部地区はコロナは関係ないとは書いていません。西部地区はコロナで延期だと、会議を開かれないと。だけど、北部地区は会議を開いているのです。一体これどういう理由ですか。教育長、お答え願います。
○副議長(後藤錦信君) 宮川教育部長。
◎教育委員会教育部長(宮川亨君) 北部と西部ということで、北部については来年の3月、それから西部地区については1年遅れの統合というところで、教育委員会としては、今回のコロナの休業期間を受けまして、おのおのの地区のスケジュールのほうを見直したというところでございます。 その中で、やはり北部地区につきましては、統合のもととなります長岡小学校についてはもう既に十分なキャパが、子供たちを受け入れるキャパがあるというところ、それから西部地区につきましては、西中学校を核とした小中一貫校というところで整備をするというところで、こちらにつきましては北部とは違って校舎の増築であったり改築、それからあと、周辺の整備というところで、北部と西部ではもともとの置かれている環境が違いますので、そういったことから、私たちとしては一旦コロナの中、スケジュールを見直して、西部についてはやむを得ず1年延期させていただいたというところで、こちらについては統合準備委員会のほうに教育委員会のほうでお邪魔しまして、おわびを申し上げたというところでございます。
○副議長(後藤錦信君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 部長、置かれている環境が違うと、それは分かります。整備をしなければならない、長岡はキャパがあると。1年遅れだったらそういう計画で予定を立てたのです。それは当然建物を建てるのですから時間がかかります、北部地区の前年度あたりから協議をやっていかなければならないのです。同時発車でそんな、1年遅れで同時発車、たとえ北部と同じようにしても、コロナがなくても、私は西部地区はもっと遅れると思います。 だから、いわゆる小学校単位の、一部ですけれども、西部はコロナ感染症の影響があると、北部地区はないのかと。キャパという問題もあるでしょう。しかしやっぱり同列に扱ってほしいという不満が
PTAにあります。このことを覚えておいて。 行政報告のこの書き方、何ですか。それが如実にこれに表れているのではないですか。不平というよりも不公平だと。そうは単純的に思いませんか。
○副議長(後藤錦信君) 宮川教育部長。
◎教育委員会教育部長(宮川亨君) 西部地区、それから北部地区もそうですけれども、統合を同列に進めようという気は持ってございません。統合のための話合いの期間でありましたり、それからあと、統合準備委員会の設置について合意をいただく期間がおのおの違いますので、たまたまそこで北部地区、それから西部地区が同じ頃の統合準備委員会に至ったというところでございます。
○副議長(後藤錦信君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) そこは議論の分かれるところでありますから、話題を変えます。 では、時系列的に進捗、小学校統合に係る進捗状況の資料をもらっていますが、8月28日の北部地区統合の準備委員会、最高機関です。そのときは部会報告、校章選定、校歌単語・フレーズ募集報告等という協議内容でありますけれども、そのとき委員の中からそのような意見は出ませんでしたか。私が今まで言ったような意見は出ませんでしたか。 その人たちに聞くと、割と教育委員会は事務的に進めていくと。聞くは聞くけれども、私たちは地域の皆さんから理解をいただいたと、計画どおりに進めていくと、こういうふうな答えが返ってくるという、これは私は見ていたわけではありませんから分かりません。それは複数の人が言っているのです、
PTA会長。それは8月28日の統合準備委員会ではそういうお話出ませんでしたか。
○副議長(後藤錦信君)
安藤教育部参事。
◎
教育委員会教育部参事(安藤豊君) 私の記憶に間違いがなければ、お二人からそのような御意見は出たものと承知はしております。 ただ、基本的には確かにこちらの説明のその先に、新型コロナウイルス云々という、つまり西部地区については会議ができかねたというところが、その1人の方については深く捉えられて、それの不公平感というようなところでの御意見はございました。 あと、もう一人の方については、こういった新型コロナの環境下において閉校式もままならないというようなところで、非常にそういった環境下での進めに残念だという、そういった意味での御意見は頂戴したところでございました。 先ほど西部が1年遅れたことについては、これまで議員も御承知のとおり、統合の準備委員会の形成までには地域の統合への合意形成ということで、複数年をかけてスタートラインに立って統合準備を進めて、それで皆様と目標を定めて、例えば北部であれば令和3年4月、またそういった中で、西部地区においてはいち早く学校の環境整備を進めてほしいという地域柄でもあったと伺っておりますが、そういった意味で可能な限り、令和4年4月という1年遅れでの西部地区の皆様のお声にも対応してまいりたいということで目標を設定したところです。 そういった御意見をいただく中において、御説明はお一人の方、つまり1年遅れた西部と北部の部分でという方については、先ほど部長からもお話あったような中身で、そういった北部の皆様との約束ではスケジュールを見直す中で、その目標達成について進めていけるということで、今鋭意やっているのですと。それから、西部地区につきましては、皆様との合意が達成できない状況と判断して1年間延ばしていただくということで、おわびをして御承認をいただいて、鋭意これから大崎市初の義務教育学校の整備に取り組んでいくということで、改めて御確認と御承認をいただいたところでもございました。 そういった意味で、私どもとしては、このコロナ禍の不安というのは先ほど申し上げましたとおり、解消して進められれば何事もないのかもしれません、その不安があるということでいろいろ御意見もいただくものと思っておりますけれども、現状そういった意味で、北部地区の皆様と目標を定めた子供たちの環境整備の部分については、現況下の部分としての判断としては、来年4月の開校に向けて取り組んでいけるという判断の中で、教育委員会としては考えているということをお話し申し上げました。 それから、地域への愛着度も住民の皆様から分かりますので、閉校記念式典をできれば地域総意で、総参加でやりたいという思いも、それも重々分かります。ただ、こういった中でございますので、鋭意、ほかの団体とか、この閉校、開校の部分だけでなくても、ほかのいろいろな諸行事に対しても皆様にそういったコロナ禍での御理解をいただいて、それぞれ創意工夫の中に開催をしていただいておりますので、例えば閉校式であれば、地域の学校ということですぐさま校舎がなくなるわけでございませんので、改めて地域の学校の誕生なり、地域の学校の一つの区切りとして、改めてその閉校的な部分を学校主催、教育委員会主催の閉校とは別に、地域づくりの観点とか地域の総意の中で、皆様と懐かしの校舎に一つの区切りをつけていただくというようなセレモニーなど考えていただければ、こちらとしては大変ありがたいなとも思っているところでございます。 そういった意味で、強硬にという考え方ではなく、皆様との合意ということを心に置いて今後とも進めてまいりますので、御理解をお願いしたいと思います。
○副議長(後藤錦信君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 半分は分かります。皆さんの合意、8月25日に西部地区で統合準備委員会をして、コロナウイルス感染症で予定より遅らすと、増築の問題もある、了解をいただいた。その後の8月28日の北部の準備委員会ではそういう話は一切教育委員会から出なかったです。そして北部はキャパが違う、建物ができている、不安を抱えながらも判断の中でやっていくと。そっちのほうが違うのでないですか。そのこと1つと。 それから、9月10日に北部地区で総務部会を開いたそうですね。通学部会、学校教育部会、総務部会と。総務部会というのは何かというと
PTAの会則なり運動着のデザイン選定、そのときも、本当かどうか分かりませんけれども、運動着のサンプルも持ってこなくて今日決めてくださいと。こういう相談の仕方、それを捉えて言うわけではありませんけれども、そういう進め方で本当にいいのかと
PTA会長は思っていました。間違っていたらごめんね。そういう話、出ましたか。教育委員会では今日決めてくれと言ったのですか、やっぱり。今日中に決めてくれと、初めて出して。サンプルを持ってこなくて。そうでないと間に合わないと。
○副議長(後藤錦信君)
安藤教育部参事。
◎
教育委員会教育部参事(安藤豊君) 議員のほうにお伝えされた部分で、一部誤解があると思いますが、今回のこの部分につきましては、体操着のデザインにつきましては既に御了解といいますか、1つのサンプル、例えば基本の色は何にする、デザインはこういうものでということはその前の段階で総務部会の皆様に選定をいただきまして、それで二者面談という保護者の皆様が学校に来られる機会を通じて、保護者の皆様からも投票をいただきました。つまり、実際にサンプルをお手元に取って見ていただく環境をつくって、それで私はこちらのほうのデザインがいいというような保護者からの御意見も頂戴して、それを踏まえて、9月10日に皆様にその結果を踏まえて最終的な選定をお願いしたところでございました。 そこのところで、先般、決定された校章の部分をどういった形で、つまりカラーでつけるとか、それから俗に言う反転といいますか、青で白抜きとか白の中の半袖には青でとかというそういった部分についてお決めいただけないでしょうかということは申し上げたところでございました。 その中で、やはり白黒、つまりカラーというのはこれまでの中で初めての部分だと思いますので、カラーとそれから白抜きの部分のデザインの部分も見て判断したいというような御意見もいただきましたので、教育委員会としては業者とも相談しまして、その日の決定は延期いたしまして、皆様から希望された内容を次回用意して選定をしていただくというような形で進んだものでございます。
○副議長(後藤錦信君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 私のほうが聞き違えだったか。話す人のそういう考えが強かったから、謝ります。そうでなかったら。 この間、総務常任委員会でその
PTA連合会と話した1つの内容ですけれども、これは小学校の会長ではなく、
PTAの役員ですけれども、北中の
PTAの会長が、これ7月末だったでしょうか、日にちをちょっと忘れましたけれども、委員長が総務分科会でこういう資料でまとめています。
新型コロナウイルス感染症対策に関する所管調査事項ということで、分科会をやりまして、
PTA連合会と区長会連合会、いろいろお話をしたまとめを読んでみます。課題、古川北小学校の統合については、統合することにより3密が助長されるのではないか。保護者からは果たしてこのタイミングで統合していいのかという声も上がっている。子供たちに残る閉校行事も行えるのだろうかと。そこで私たち議会はどう返事したかといいますと、それは継続的に保護者たちで話をしてみてくださいと、4月1日の統合に向けて進んでいますので。もしそれが総意として大きな声であれば、私たちもいろいろ調査をします。私たちは、議会としては継続的な調査を検討すると、総務分科会でこれ一応報告を出しているのですけれども、こういう答えをしているのです。 ですから、このことは執行部ばかりではないのです。私たちも、もし何かそういうことが、ないのが当たり前なの、何かあったら私たちも責任を取らなければならないのです。もし、万が一ですけれども。そして仙台市でも、宮城県でも非常に多くなっているのでないですか。それとインフルエンザもこれからです。 いろいろ説明は聞きました。結論はちょっと、あと15分ありますから。跡地利用も関連して聞きますけれども、こういう、古川北部地区統合準備委員会ニュース、各家庭に回ってくるものです。2月号と3月号を私持っているのですけれども、跡地利用について、学校統合後の跡地について構想を持って進めてほしいと思うが、いつから検討を進め、市役所内のどの部署が担当するか等についての情報をいただきたいと地域民が出しています。 それから、跡地利用、利活用の話合いは、統合準備委員会が立ち上がってからになりますと。つまり、来年4月1日に向けて、北部地区は統合準備委員会を1月に立ち上げました。それら来年の統合までにどう跡地利用していくのか地域から話がありましたか、あるいはこっちから問題を投げかけましたか、教育委員会で。 昨年の9月議会の私への答弁では、跡地利用についてはモデルになるような取り組み方をしたいと。ただ、地域の皆さんから声があれば教育委員会、市長部局、門脇部長、私たちのほうから積極的にというより、地域から声があれば教育委員会も相談に乗ると。その跡地利用の推進体制を整備していくと答えた、1年前、市長をはじめ。ですから、跡地利用について準備委員会を立ち上げてから約8か月、問題を投げかけていますか、あるいは地域民から声が上がっていますか。準備委員会で。
○副議長(後藤錦信君)
安藤教育部参事。
◎
教育委員会教育部参事(安藤豊君) 跡地利用の活用関係につきましては、まだ地域というよりは、各古川地区の公民館長からお声がけをいただきまして、公民館長方とそういったことでのお話合いをさせていただいたというところはございます。
○副議長(後藤錦信君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) それはいつ頃でしょうか。地区公民館長の反応はどうでしたか。
○副議長(後藤錦信君)
安藤教育部参事。
◎
教育委員会教育部参事(安藤豊君) すみません、開催日はあれなのですが、ここ1か月前くらいの範疇だと記憶しておりますが、中央公民館の会議室をお借りしてさせていただきました。 反応の中では、そういったことで地域として使い方とか、こういった考えも持っているところも出始まったと。このように使っていきたいとか、1つの例としては、お話の中に出たのが、例えば公民館、古川地区の場合は公民館と小学校が近い位置にあるので、連携した施設管理なり施設利用というのも考えられるものでしょうかということとか、そういった御意見などもいただいて、どうするとかということではなくて、今後地域として話合いも話題提供もしていきたいというようなお話はいただいたところでございます。 ぜひそういった意味で、地域としての利活用の部分でのお考えとかがあるというような部分であれば、そういった会合の部分を持ちながら、統合後の地域の利活用についてもお話しいただくことは、こちらとしては差し支えないという言い方もあれですけれども、そのような進め方をしていただいて構いませんという、改めてそういったことと、必要に応じて、皆様の考え方に応じて、行政としての利活用の提案も今後必要になってくるかもしれませんし、皆様の御提案には民間活力の導入がふさわしいとか、そういったそれぞれの意見交換をする場を今後設けていく形になると。 ただ、その点については大変申し訳ないけれども、教育委員会が主体となってということではなくて、教育財産から地域の財産というような、地域振興に資する財産と移行していくという考え方を持っておりましたので、今後はこれまで岩出山と同様な形での推進体制の中で、皆様と御協議をしていくというようなことでお話をしたところでございました。
○副議長(後藤錦信君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) そうですか。去年、門脇
市民協働推進部長が答えたとおりに、この統合準備委員会で私が見たようなことの問いかけをしていることは非常にいいことで、ただ、公民館長と言いましたけれども、統合準備委員会にあえて、なぜ地区振興協議会長をそれぞれ4人選んでいるのですか。その人たちにまず声をかけるでしょう、館長ではないと思いますが、あるいは両方でもいいです。その人たちに、4月1日、これからの統合準備委員会もあるでしょう、どう呼びかけをしていきますか。つまり、誘いかけをしていきますか、跡地利用の。 役所の跡地利用の考え方、組織体制なり、あるいは支援の度合いをどう説明していきますか。それが遅れているのです。提言書が出ても行政が動かないと、なかなか動いてくれないと。動いてはいるのですけれども実績が上がってこないと、そこなのです。
○副議長(後藤錦信君) 大塲
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(大塲一浩君) 小学校の跡地利用の関係ということでございます。そして、庁内体制という話をいただきましたので、政策課のほうからお話しをさせていただきます。 小学校に関しましては、先ほど来、議員からお話がありますとおり、やはり地域の中でシンボル的な施設であるという認識の中で、地域の方々との話合いの中でそういった利活用について検討しなければならないという、そういった意識の中で庁内体制を組みながら進めていきたいという考え方でございます。 具体的には、地域振興担当課を中心といたしまして、庁内の調整については政策課、そして教育財産の部分に関しては教育委員会等々、それぞれの役割分担を行いながら進めていくということでございますが、現状、古川北部、あと古川西部等々、そちらのほうについてはまだ動き出しを行っていない状況ということでございますので、こちらの庁内のほうでその進め方等も含めまして検討させていただきたいと思ってございます。
○副議長(後藤錦信君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 去年9月からそういう答弁が続いているのです。一向にそれが進まないというのはどういうことですか。政策課。統合の地域活性化の跡地利用はモデルになるものをやっていきたいと市長は答えているのです、遅れているのですけれども。この問題も最後までやりますか、あと7分ですから。 議論は、皆さん方の理由なり、4月1日に統合するという条例の理由は聞きました。最後、市長、設置者でしょう。この条例を、これからの議論の展開もありますけれども、一回取り下げて12月に再上程するか、あるいは、それはあとは修正案しかないのです、私たちの選択肢の範囲は。最後、市長にそこを聞きます。 統合はこの辺にして、もう一つ大事なこと、政策アドバイザーを聞きます。 最後に、統合のことについて聞きますけれども、大崎市教育委員会の重点施策として冊子、毎年もらっています。その中で、幼稚園、小中学校の教育環境の充実と、1の1。その中の5番目、家庭や地域に開かれた信頼される幼稚園と学校づくりと。まさしくこれに意を傾注してもらいたい。何か一方的過ぎるという評価があります。 それでは、政策アドバイザー。これは政策アドバイザー設置規程によって、去年12月議会で提案をしたら拾っていただきまして、これは市長に改めて感謝を申し上げます。 それで、役割なりなんなりは大体理解いたしました。日本語に訳せばアドバイザーというのは顧問とか相談役もしくは助言者ということなのですけれども、安過ぎないかと。月に8日で1回1万4,000円、この報酬は、3人目ですから、櫻井先生、トヨタの高橋顧問と、安過ぎないかと。それだけの仕事をやりますか、14万幾らで。
○副議長(後藤錦信君) 大塲
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(大塲一浩君) 政策アドバイザーの報酬の件ということでお問合せをいただきました。 こちらにつきましては、大崎市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例、こちらの中に、政策アドバイザーの報酬については規定がございまして、これは月額報酬で最大上限が24万という内容でございます。それで、今回報酬として計上させていただいておりますのは、半年分、10月から3月までの分ということで報酬額については設定させていただいておりますので、現在、要求に関しましては一月当たり上限額の24万ということで積算をさせていただいているという内容でございます。
○副議長(後藤錦信君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) すみませんでした。そうですね、補正予算ですから3月までです。任期が1年だから1年分の報酬だと思って、ではどこから割り出したのだと。日額にすれば最高3万円、月額で24万。政策顧問なり政策アドバイザー、3人目です、今回やられれば。3人目のアドバイザーですよね。端的に。
○副議長(後藤錦信君) 大塲
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(大塲一浩君) これまでの政策アドバイザーの内容でございますが、まず1人は、現在も御指導いただいております櫻井先生ということで、これが1人目。 そしてあと、自動車産業等工業振興担当ということで、過去に1名おられました。こちらが現在の実績ということで、今回で3人目というふうに認識してございます。
○副議長(後藤錦信君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 最後に市長の時間を取っておきたいと思いますが、つまりこのアドバイザーの組織上の立ち位置です。助言者、顧問というのは何も権限もない。今、組織もちょっといろいろ大崎市、問題が、機構上問題があるのかなと思うのです。 今、産業に部長と振興局長がいます。そこに政策アドバイザーが入ってきます。その政策アドバイザーに、あまり出しゃばってもらっても困りますけれども、それは人次第だと思うのですけれども、きっちりと立ち位置を政策課あたりで考えて設置してほしいと。 それから市長、これまでの議論の中で、この際、12月に4月1日の状況、そこまでは私はコロナが落ち着くかなという思いは持っています。当たるか当たらないかは分からないですけれども。12月までこの議案を一回引っ込めないかと。そうしなければ私は設置条例を1年延ばす修正案を出すしかないのです。今こういう議論をした。そういう考え、このまま進めていきますか。誰が例えばコロナなりインフルエンザに感染したら、誰が責任を取りますか、統合して。それが目に見えないから私は言うのです。誰が責任を取りますか。私たちも責任を取らなければ駄目でしょう、私たちが決めたのですから。 どうぞ、1分ありますからお答え願います。
○副議長(後藤錦信君) 伊藤市長。
◎市長(伊藤康志君) いろいろな形や制度を変えるときに、不安と期待が交差することは当然であります。ましてや、こういう目に見えないコロナ禍ということで不安を抱かれる関係者がおられることは、私もあり得ることだと認識をさせていただいているところであります。 しかし、与えられた条件の中でいろいろと取り組んできた中で着実に準備を進めてまいりました。不安を抱いている方々にはしっかりと丁寧に説明を申し上げさせていただきながら、この新たな姿形をぜひ計画的に進めてまいりたいと思っておりますので、ぜひ御理解をいただきたいと思います。 〔「終わります」と呼ぶ者あり〕
○副議長(後藤錦信君) 次に進みます。 3番鹿野良太議員。
◆3番(鹿野良太君) 3番鹿野良太でございます。私からも通告に基づきまして質疑をさせていただきたいと思います。 まず、歳出の2款5項2目、国勢調査からお伺いをしたいというふうに思います。 こちら国のほうでは、今年の国勢調査70万人というような予定であったというところなのですが、実際61万人と、調査員の方については減ってしまったというふうに報道されているわけですけれども、今回92万6,000円、これの補正内容からお伺いしたいと思います。
○副議長(後藤錦信君) 佐藤市政情報課長。
◎
総務部市政情報課長(佐藤秀宜君) 新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴いまして、国では、当初予定していなかったマスク等の保健衛生用品について、市町村で購入するための委託費が追加交付されたことから、保健衛生費購入費として78万8,000円を補正予算に計上させていただきました。 また、旅費につきましては、会計年度任用職員の通勤手当につきまして、当初遠方からの通勤者を想定していなかったことから、13万8,000円を通勤手当及び駐車場補助費として補正予算に計上させていただいたところでございます。
○副議長(後藤錦信君) 鹿野良太議員。
◆3番(鹿野良太君) マスク購入ということでありましたけれども、今回、今までですと直接手渡しでお渡しをしていたというものを、ポストに投函となったり、あとはインターホン越しに説明をするというような形で感染症対策が取られているというようなことであります。手袋というのは実際どうなのか分からないのですけれども、マスクはしていくということで、手袋とかそういうところまでは今回、感染症対策としては行われないのか、また、そういったものを国からどういった感染症対策をして実施してくださいというようなガイドライン、こういったものはあったのでしょうか。
○副議長(後藤錦信君) 佐藤市政情報課長。
◎
総務部市政情報課長(佐藤秀宜君) まず、手袋等の着用につきましては、国のガイドライン等については示されておりません。いわゆる咳エチケット等に伴うマスクの着用という部分で対応させていただいております。 そのほか調査員さんへの説明会の開催はどうしても必要になりますので、その説明会においでいただいた際の調査員さんの手指消毒用の消毒液、こちらも衛生費のほうで購入させていただいているところでございます。
○副議長(後藤錦信君) 鹿野良太議員。
◆3番(鹿野良太君) 感染症対策のその工夫というようなところでありますので、国としてはやはりインターネットでの回答、スマートフォンも含めてでありますけれども、こういったものもかなり強化をしたいというようなことでありました。調査員の方々が何かそういったインターネットの回答を増やすための工夫というようなものは、今回はあるのでしょうか。
○副議長(後藤錦信君) 佐藤市政情報課長。
◎
総務部市政情報課長(佐藤秀宜君) インターネット回答の推進については、国含め県及び市でも対応させていただいております。特に国のほうではマスメディアを利用したり、ユーチューブとかSNSを活用して、インターネットで回答いただくよう促進をさせていただいているということになっております。 また、本市では広報紙へ掲載させていただいて周知を図ったり、公共施設、各種企業、商業施設等にインターネット回答の促進について啓発をお願いしているところでございます。 また、今回は前回の調査と異なりまして、最初に調査票を配付する段階で、既にインターネット回答できる状態で各世帯のほうに調査票をお届けしておりますので、速やかな回答に入れるというような体制を取っているところでございます。
○副議長(後藤錦信君) 鹿野良太議員。
◆3番(鹿野良太君) 昨日、我が家にも早速到着いたしまして、インターネット回答をする上でのIDですとかそういったものも入っていたということを確認しております。 被災地などでは提出期限の延長というようなことも聞かれております。今回、一般的には10月7日、これが提出期限ということでありますけれども、今回大崎市ではそういった延長、これはお考えでしょうか。
○副議長(後藤錦信君) 佐藤市政情報課長。
◎
総務部市政情報課長(佐藤秀宜君) 本市においては、一般的なスケジュールに沿って進めさせていただくということで、提出期限の延長等については行わないこととさせていただいております。
○副議長(後藤錦信君) 鹿野良太議員。
◆3番(鹿野良太君) 承知いたしました。回答率の向上と提出率の向上、こういったものをより一層図っていただきたいというふうに思います。 次に移ります。 6款1項6目農地費ということで通告をさせていただきました。これは歳入の19款1項2目、これと併せてお伺いをしたいというふうに思います。 まず、土地改良事業135万円、あとは農業用施設維持管理経費78万1,000円、これの内容についてお伺いしたいと思います。
○副議長(後藤錦信君) 柳原田尻総合支所副総合支所長。
◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) 土地改良事業135万円のほうの内容について御説明いたします。 こちらは田尻地域内の大坊浦水利組合というところで管理しておりますボーリング施設が、揚水施設になりますけれども、経年劣化によりまして揚水不能となったために、改修費の一部を補助するものでございます。 事業の内容につきましては、この大坊浦水利組合が事業主体となりまして、県単の土地改良施設機能診断事業を活用しまして実施するもので、市の農林業振興対策事業補助金交付要綱に基づき、事業費の30%を補助いたします。負担割合といたしましては県が30%、市が30%、組合が40%で、全体事業費450万円の30%に当たる135万円を市の補助金として予算計上させていただいたものでございます。
○副議長(後藤錦信君) 早坂
松山総合支所地域振興課長。
◎
松山総合支所地域振興課長(早坂浩治君) お答えいたします。 78万1,000円の内容につきましては、松山地域の下伊場野地区にあります鈴根五郎排水機場の稼働時に発生しますごみ上げ作業等に対する経費であります。今年度は4月から7月にかけて、鳴瀬川の予期せぬ増水に伴いまして例年より排水機場の稼働時期が早く、稼働時間も多くなったことから要求するものであります。 なお、歳入とセットということでございますので、御質疑いただいています歳入のまちづくり基金繰入金1,647万2,000円のうち307万2,000円につきましては、こちらの排水機場の運営経費でありますこの78万1,000円と当初予算の229万1,000円を足したものにつきまして、まちづくり基金繰入金から財源振替を今般行うものでございます。
○副議長(後藤錦信君) 鹿野良太議員。
◆3番(鹿野良太君) この予算の説明書を頂いたときに、まちづくり基金からの繰入金ということで307万2,000円というふうに読ませていただきましたので、通告時点ではこのまちづくり基金の充当ということでこの2事業が本当に適切なのかという意味合いで通告をさせていただきました。中身については承知をいたしました。 ちなみに、土地改良事業135万円、田尻のほうですけれども、これの財源についてはどのようになっておりますでしょうか。
○副議長(後藤錦信君) 答弁を求めます。 渋谷総務部理事。
◎総務部理事[財政担当](渋谷勝君) 6款のその部分につきましては、一般財源での措置ということで、そういった理解でお願い申し上げます。
○副議長(後藤錦信君) 鹿野良太議員。
◆3番(鹿野良太君) 承知しました。こちらは一般財源からということでありましたので理解をさせていただきました。 次に移らせていただきたいと思います。 10款5項7目文化振興費というところです。まずこれの補正内容からお伺いしたいのですが、この文化振興費、学校の体験型のアウトリーチ事業ですとか、あとは文化協会への補助などというふうに理解をしております。今回の補正内容をお伺いしたいと思います。
○副議長(後藤錦信君) 高橋生涯学習課長。
◎教育委員会教育部生涯学習課長(高橋和広君) 新型ウイルス感染拡大の影響によりまして、芸術文化活動の場が制限され、発表の場が失われています小中高校生に、これまでの練習の成果を発表する場を与えることで今後の活動に活力を育んでいただくために、大崎市文化芸術活動支援事業を開催するものです。 事業内容といたしましては、出演する団体に対しての謝礼金を計上しているものです。出演団体は吹奏楽、ダンス、和太鼓、神楽などの文化、伝統芸能活動を行っている、先ほど申し上げました市内の小中高校生が対象になります。 また、実施場所につきましては、このコロナ禍でありますので、野外で開催したいということで、道の駅おおさきのオープンテラスですとか、あ・ら・伊達な道の駅の特設ステージを予定しております。
○副議長(後藤錦信君) 鹿野良太議員。
◆3番(鹿野良太君) コロナ禍の中でのそういった文化芸術振興、そういったものに充てるための補助金と。学生たちの発表の場を確保する意味合いということでお話をお伺いいたしました。 そういった学生さんの中には、やがて音楽などでプロの道を目指していると、夢を持って取り組んでいる方もいらっしゃるというふうに思います。このコロナ禍の中での文化芸術振興の支援の在り方というものでありますけれども、この部分については現在、身近に大崎市の中で実際にプロとして活躍をしている方、こういった方々がやはり身近な存在として目標になるものであるというふうには考えるのですけれども、今現在そういった方々というのは何人、音楽に限らずでもいいのですが、文化芸術、演劇、そういったものも含めていらっしゃるかどうか、そういった把握はされておりますでしょうか。
○副議長(後藤錦信君) 高橋生涯学習課長。
◎教育委員会教育部生涯学習課長(高橋和広君) 文化団体の方々等々は把握はしておりますけれども、文化芸術活動をなりわいにされている方々につきましては把握はしておりません。 ただ、このようなコロナ禍においても、イベント等実施のために、やはりガイドラインをきちんと基本といたしまして、感染対策を恒常的に行いながら事業を実施することによって、その輪が広がっていければよいのかなと思っております。 以上です。
○副議長(後藤錦信君) 鹿野良太議員。
◆3番(鹿野良太君) この事業に文化振興費、こういったものには先ほど申し上げましたとおり演劇のアウトリーチだとかそういったものも含まれております。県内のプロの劇団の方とかそういった方々に依頼をしているわけでありますけれども、本来であればやっぱり市内でそういった活動が盛んに行われて、芸術部門でプロとして活躍をしていると、そういった身近な方々に依頼するというのも1つの在り方なのかなというふうに思います。 現在把握をされていないということ自体が、この文化振興の事業についてやはりもっと取り組んでいただきたいという思いもあります。アマチュア、プロ、これに問わず、こういったところにしっかりと支援をしていただきたいということで、次の質疑に移らせていただきたいと思います。 頭のほうに戻りまして、2款1項9目企画関係経費というところであります。これまでも質疑が出ておりますけれども、政策アドバイザーについてお伺いをしたいというふうに思います。 前段の質疑の中で期待する役割、こういったものはお話をお伺いいたしました。産業経済全体のアドバイスをいただく、または工業団地の誘致、企業誘致、あと中小企業これらの支援、さらには観光事業ということでお話を伺っております。 先ほどの答弁の中にもありましたとおり、設置規則に基づいて今回お願いをするのだというところであります。その設置規則を見させていただきますと、2つアドバイザーの所管事項と名称が記載されております。今回はこの2つのうちどちらに該当するということになるのでしょうか。
○副議長(後藤錦信君) 大塲
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(大塲一浩君) 今回は規則のほうの、まだ別表のほうに今回のアドバイザーの名称、そして所掌事務については掲載をしておりませんので、今後、規則の改正のほうで対応してまいりたいと考えてございます。 なお、地方地域経済再生担当というところで考えているところであります。
○副議長(後藤錦信君) 鹿野良太議員。
◆3番(鹿野良太君) 規則の改正も視野にということであります。 この中で今申し上げた2つのアドバイザーは、先ほどお話ありました櫻井先生ともうお一方、自動車関連、こういったことになります。そこはそこで改正ということなのでしょうが、3条のほうには学識経験者を有するというような記載もあります。これまでのお話を伺っていると、ちょっと学識経験者には当てはまらないような方ということなので、この部分も改正、変更を念頭にということなのでしょうか。
○副議長(後藤錦信君) 大塲
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(大塲一浩君) 今回、その学識経験というところの取扱いの中で、現在想定しております方が該当するかどうかも含めまして、検討させていただきたいと思ってございます。
○副議長(後藤錦信君) 鹿野良太議員。
◆3番(鹿野良太君) 承知しました。規則は議会の承認が必要ないということですので、しっかり取り組んでいただきたいというふうに思います。 次に移らせていただきます。2款1項20目事務改善費であります。 まず、住民情報管理経費の内容についてお伺いをしたいというふうに思います。これは平成30年にシステムの改修がありまして、かなり窓口での待ち時間ですとかそういったストレスは軽減しているというふうに伺っております。実際私も窓口で住民票などを頂く場合には、本当に、結構待っている方がいらっしゃるのですけれども早いなというふうに感じているところであります。今回の補正内容、お伺いしたいと思います。
○副議長(後藤錦信君) 近江市民課長。
◎
民生部市民課長(近江美紀君) お答えいたします。 今回の住民情報管理経費は、デジタル手続法の改正に伴う事業として、市民課所管業務に係ります住民基本台帳システム及び戸籍の附票システムの改修を行うものでありまして、委託料として合計1,047万2,000円を計上しております。 委託の内容は、システムの設計、開発、テスト等に係る経費でありまして、例えば戸籍の附票の記載事項追加や、国外転出者がマイナンバーカード及び公的個人認証を利用できるようにするというもので、本市をはじめ全国の自治体において同時に改修が行われることになります。 なお、財源については10分の10の国庫補助として、令和2年度社会保障・税番号制度システム整備費補助金の交付決定を受けておりまして、歳入に同額を計上しているところでございます。
○副議長(後藤錦信君) 鹿野良太議員。
◆3番(鹿野良太君) 承知いたしました。システム改修というところであります。これはもちろんクラウドということでよろしいですか。 では、この住民情報管理経費の話になると必ず出てくるのが自治体クラウドというところに議論が行くかと思うのですけれども、宮城県では先日、8月25日に新聞報道がありました。隣の加美町で自治体クラウドに参加をすると。県内では1つのグループがあるわけでありますけれども、村田町とあとは富谷市が参加をしているというところであります。 これも昨年の総務部長の答弁によりますと、加美町は大崎市と同じベンダーを使っているというようなことで御答弁いただいております。そうしたことから考えれば、大崎市がこのグループの中に入っていく、こういったことも現実的にはさほどハードルは高くないのかなと。さらに、昨年の総務部長の答弁では業務内容の平準化、そのグループに入る上においてそこの調整が必要だというお話が出ておりました。その辺の検討、また進み具合、これはどのようになっておりますでしょうか。
○副議長(後藤錦信君) 佐藤市政情報課長。
◎
総務部市政情報課長(佐藤秀宜君) 前段御紹介いたしました県内の自治体クラウドの加入状況ですが、御紹介がありました富谷市、村田町、加美町、こちらは私が確認したところ、大崎市とは違うベンダーを使っていまして、3市町とも同じベンダーを活用されておったということで自治体クラウドを構成しているというふうに話のほうは伺っております。 現在、国のほうでも標準化システムを検討いたしまして、自治体クラウドの推進ということで進められております。我々も実際に住民情報系についてはクラウド上で運用させていただいております。今後、同じベンダーを活用する自治体と業務の標準化ができるのかどうなのか、そういったところも検討しながら、将来に向けて、そういった自治体クラウドを他の自治体と共同で実施できるような検討を進めてまいりたいというふうに考えております。
○副議長(後藤錦信君) 鹿野良太議員。
◆3番(鹿野良太君) 昨年、その議事録のほうでは、大崎市と加美町、また色麻町、これが同じベンダーだというような旨の御答弁がありましたので、今お伺いをさせていただきました。 宮城県には今、その1グループなのですけれども、こうやって今、グループ一覧というのがありまして、これを見ますと岩手県なんか3グループあるのです。それぞれに協議会など立ち上げて取り組んでおりますし、秋田県は共同事業組合など立ち上げてその中で運用しているというふうにあります。 やっぱり大崎市、この県北をリードする自治体としてしっかりこの辺もリーダーシップを取って、同じグループの中でやっていこうというようなことについてもしっかり取り組んでいただきたいというふうに思います。 次に移らせていただきます。地域情報化推進事業、こちらについてお伺いしたいというふうに思います。 これも住民情報系ですとか、あとは内部情報系のネットワークなどの地域イントラネットの整備というふうに理解をしておりますけれども、今回の補正内容をお伺いしたいというふうに思います。
○副議長(後藤錦信君) 佐藤市政情報課長。
◎
総務部市政情報課長(佐藤秀宜君) 設備改修工事費の98万1,000円の補正内容につきましては、地域イントラの光ケーブルを添架しております電柱の移設、建て替え等に伴いまして、市の自営光ケーブルを移設するために必要な工事費ということになります。 当初予算要求時には移設工事費等の予定を把握することができないことから、これまで実績等により予算額を見込んでおりました。6月に事業者より移設工事等の予定が示され、見積りを取ったところ、当初予算要求額よりも98万1,000円の不足が見込まれましたことから、今回補正予算に計上させていただくものであります。
○副議長(後藤錦信君) 鹿野良太議員。
◆3番(鹿野良太君) 自営ケーブルの移設のための補正ということでありますけれども、この自営線、やっぱりキャリア回線に替えていくというようなことも常々言われておりますし、今回この自営線の在り方についても考えなければいけないということは以前からお話はいただいておりますので、その中での今回こういった補正になるわけであります。 実際、その辺の自営線についての考え方、これについて議論は進んでいるのでしょうか。
○副議長(後藤錦信君) 佐藤市政情報課長。
◎
総務部市政情報課長(佐藤秀宜君) 自営線の光ケーブルにつきましては、合併前の平成11年から14年度、この期間にかけまして、合併前の旧市町のほうで整備した光ケーブルという形になっております。総務省の光ファイバーケーブルの耐用年数を確認いたしますと、おおむね20年がその耐用年数ということになっておりまして、おおむねもう耐用年数に達してきているものもあるというような形になっております。 ただ、まだ使える線は十分に活用させていただきながら、今後改めて市のシステム、ネットワークを考えたときに、この自営線を活用したほうがいいのか、それともキャリア回線に替えたほうがいいのか、これについてはシステムの検討と併せて検討のほうを進めさせていただきたいというふうに考えております。
○副議長(後藤錦信君) 鹿野良太議員。
◆3番(鹿野良太君) その設備の劣化であったり、また、災害時の場合の利用、こういったものも考えて、さらに経費の削減というのが一番大きいところだというふうには思うのですけれども、その点を含めてやはりこれは議論を早急に進めていただきたいというふうに思っております。 では、次に移らせていただきたいと思います。最後の感染症対策のオンラインコミュニケーション環境整備事業というところであります。 これは総務常任委員会でも内容についてはお示しをいただいて、一定の理解をしているところであります。経費削減効果についてお伺いしたいというふうに思います。
○副議長(後藤錦信君) 佐藤市政情報課長。
◎
総務部市政情報課長(佐藤秀宜君) 今回の感染症対策オンラインコミュニケーション環境整備事業におきましては、インターネット上でコミュニケーション手段を確保するために必要なネットワークを整備いたしまして、併せてコミュニケーションを実現するためのタブレット端末を購入するという内容になってございます。これによりまして、新型コロナウイルス感染症などの拡大防止や、本庁と支所間の距離、または悪天候や災害時でも移動を伴わずにコミュニケーションを確保することができるものというふうに考えております。 この事業の実施によりまして、具体的に削減される経費につきましては、それぞれ職員等の移動に要する経費が想定されております。 そのほか、会議出席等の移動時間が削減されるため、その時間を他の業務に充てることができることや、移動に伴う事故等のリスクを低減できること、災害時等につきましてはより早く情報収集が可能になるのではないかということを想定しております。
○副議長(後藤錦信君) 鹿野良太議員。
◆3番(鹿野良太君) 今、御答弁いただきましたその本庁と支所間の連携というところでありますけれども、実際に、もう既に市政情報課の中にはそういった会議ブースのようなものはつくられております。例えば研修のようなもので、今回整備する施設、機器を使うというようなことについてはどのようにお考えでしょうか。
○副議長(後藤錦信君) 佐藤市政情報課長。
◎
総務部市政情報課長(佐藤秀宜君) これは職員同士のオンラインのコミュニケーションだけに限らず、例えば関係機関等のウェブ会議、国・県、他の自治体や大学、民間等の研修会議、打合せ、こういった用途にも活用できるものを整備したいというふうに考えてもおりますし、現在は、市政情報課のほうに設置させていただいておりますブースのほうでは、オンラインでのセミナーを受講するケースが増えてきております。これについては、どうしても出張、あるいは仙台なり東京なりという形で遠距離でしか受けられなかったセミナーなども庁舎にいながら受けることができるというメリットがありますので、現在このようなセミナーの受講についても利用されているところでございます。
○副議長(後藤錦信君) 鹿野良太議員。
◆3番(鹿野良太君) そうすると、今回の整備費として1,080万4,000円計上されておりますけれども、これに先ほどお話しいただいたように、外部に行って受ける研修などこういったものの経費の削減効果も見込まれるというところで、この費用対効果については十分あるというような認識でよろしいでしょうか。
○副議長(後藤錦信君) 佐藤市政情報課長。
◎
総務部市政情報課長(佐藤秀宜君) そのように認識しております。
○副議長(後藤錦信君) しばらくお待ちください。 渋谷総務部理事から、先ほどの鹿野議員の質疑の中の6款1項6目農地費の財源内訳に関し、一部訂正の申出がありましたのでこれを許可いたします。 渋谷総務部理事。
◎総務部理事[財政担当](渋谷勝君) 先ほどの6款1項6目農地費の財源内訳について少し不十分な点がございましたので、補足といった点で答弁させていただければと思います。 6款1項6目農地費の補正額につきましては、予算に関する説明書14ページ、15ページのほうにありますとおり、補正額につきましては213万1,000円のうち、特定財源については307万2,000円、こちらにつきましてはまちづくり基金繰入金である旨の答弁はさせていただいているところでございますが、こちらに当たりますのが農業用施設維持管理経費の78万1,000円、具体的には12節委託料でございます。そうしますと229万1,000円の過充当が生じますが、この部分につきましては本事業費に当初予算で計上しておりました当該施設の管理費、こちらにも基金を充当するということでございまして、そうしますと、今回この当初予算の部分まで充当いたしますと、一般財源が229万1,000円余ってしまいますが、そこに土地改良事業費補助金に135万、こちら新たな計上でございまして、こちらに充当しましてもなお一般財源では94万1,000円の残高が出る。すなわち、土地改良事業費の補助金につきましては全て一般財源での措置でありまして、その結果、もう一つの事業との相殺の形で一般財源がマイナス94万1,000円といったような整理になるというものでございます。 よろしくお願い申し上げます。
○副議長(後藤錦信君) 質疑の途中でありますが、暫時休憩をいたします。 再開は午後3時20分といたします。 ----------- 午後2時58分 休憩 午後3時20分 再開 -----------
○議長(相澤孝弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続行いたします。 27番小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) 27番小沢和悦でございます。 私から、議案第113号と115号について質疑をさせていただきます。 初めに、議案第113号令和2年度大崎市
一般会計補正予算(第7号)について質疑をさせていただきます。 歳出の3款民生費、1項1目に行旅死亡人取扱費55万3,000円という計上がされております。これは身元引受人のおられない方が大崎市内でお亡くなりになられたということだと思いますが、経過と大崎市の対応について伺いたいと思います。
○議長(相澤孝弘君) 齋藤民生部参事。
◎民生部参事(齋藤満君) 経過と対応ということで、本日までの経過を御説明させていただきます。 本年度、引取手がないということで取扱いさせていただいた案件が4件ございました。そのうち2件が医療機関での死亡ということと、あと2件が在宅での死亡で警察から市のほうに通報があり、警察等が取り扱う死体の死因又は身元の調査等に関する法律により市に引き渡されて対応したという状況になっております。基本、警察が関わった部分も、あと医療機関でお亡くなりになった方についても、戸籍と、あと近隣の方々からお聞きして調査して、親族の方を探しまして、遺体の引取りについて意思確認をしながら対応しているという状況になります。 いずれの案件につきましても、親族の方とは連絡が取れている状況なのですが、そのうち3件が明確に引取りを拒否されたという状況になっております。1件につきましては8月6日にこちらで通知により連絡させていただきまして、その結果、昨日、親族の方がお見えになって1体は引取りになったという状況になります。 このように、市として対応しているという状況で、そのときに火葬までにかかる経費の部分と、あと実際に意思確認にどうしても時間を要してしまいますので、安置料とドライアイス代等でちょっとかかる部分があって、その分で今回補正をお願いしているという状況になっております。
○議長(相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) この取扱費というこの予算計上項目でありますが、やはり行旅死亡人取扱法という法律に基づく名称でこういうふうになっているのでしょうか。何か、物でないのに取扱云々というのはあまり適切でないような気がするのですが、いいのでしょうか、これで。
○議長(相澤孝弘君) 齋藤民生部参事。
◎民生部参事(齋藤満君) 法律で行旅死亡人の取扱いということで、引取手のない遺体ということで予算上も計上しています。本来であれば、山間部とか川とかそういったところ、あと行き倒れということを想定して法律に基づいて行っていたという状況になりますが、ここ数年につきましては、医療機関の中でお亡くなりになったりとか、在宅でお亡くなりになったという事例のほうが逆に多くなってきているという状況でして、行旅死亡人の法律に基づいた取扱いになっているという状況になっております。
○議長(相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) 名称は適切なのでしょうかということをちょっと聞いたのですが。ただ、調べてみましたらば、これ明治32年にできた法律で、この頃は物と同じ扱いだったのでしょう。 ところで、今の御答弁をお聞きしますと、お一方については身元引受人がいらっしゃったと。あと3人の方は拒否をなさったということのようでありますが、この法律に基づきますと、要した費用はそれぞれ関係者に請求するというふうになっておるようですが、それはなさったのでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 齋藤民生部参事。
◎民生部参事(齋藤満君) この取扱いにつきましても、その明治時代の法律に基づいて明確に書かれている状況で、まず本人に現金の持ち合わせがあればその現金で取扱いさせていただくということと、あとその関係者にそのかかった費用を請求するという状況になっております。 3遺体につきましては、引取りを拒否という状況になりますので請求はしていない状況になりますが、昨日引取りされた方については請求をさせていただいて、納入通知書を発行させていただいたという状況になっております。
○議長(相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) 分かりました。 ところで、御遺骨はどうなさったのでしょうか、その3人の拒否された方の分は。
○議長(相澤孝弘君) 齋藤民生部参事。
◎民生部参事(齋藤満君) この3人の方については、今現在、住所といいますか、お亡くなりになった場所、氏名、日付等を明確にしまして、これまでお亡くなりになって保管してある人たちと同じように、いつ誰がお亡くなりになったのかというのが分かるように明確にして保管させていただいて、基本的に5年間保管させていただいて、5年後に永代供養を含めて納骨させていただくという形で、今、保管をしているという状況になっております。
○議長(相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) 行旅死亡人取扱台帳というのを作っていると思うのですが、それに記載をしたと。5年間保管後、納骨ということでございますが、今、保管されているお骨は何人分か。
○議長(相澤孝弘君) 齋藤民生部参事。
◎民生部参事(齋藤満君) 今現在の、今年度お願いする分も含めてになりますが、39の柱を保管しているという状況になります。その内訳としまして、行旅死亡による取扱いの分が4柱、生活保護受給者で引取手のない分が17柱、生活保護受給者でなくて引取手のない柱が18柱ということで、今現在39の柱を保管させていただいているという状況になっております。
○議長(相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) この保管でありますが、市役所の中に保管しているのですか。
○議長(相澤孝弘君) 齋藤民生部参事。
◎民生部参事(齋藤満君) 保管場所として、倉庫のほうに保管しているという状況です。この遺骨だけのための倉庫に保管しているという状況になっております。
○議長(相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) そのための倉庫というのがあるのですね。どこにあるのですか。
○議長(相澤孝弘君) 齋藤民生部参事。
◎民生部参事(齋藤満君) 実際にはそのために設けた倉庫ではなかったのですが、そうせざるを得ない状況に徐々になっていって、そのために、実際、遺留品も一緒に保管しますので、きちっとその保管をしておかないと、あとで引取手が現れたときに引渡しできなくなってしまうというのは大変失礼な話になりますので、そのため明確に、何年何月の誰というところを明確にしなければならないということで、その倉庫のほうをそういう保管に今使っているという状況になります。
○議長(相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) そうですか。その保管して5年したらば納骨というの、どこに納骨していらっしゃるのですか。
○議長(相澤孝弘君) 齋藤民生部参事。
◎民生部参事(齋藤満君) 納骨につきましては、市内の葬儀の業者さんのほうに見積りを徴収させていただいて、納骨ができるお寺さんが市内にあるということで、そちらのほうに納骨させていただいているという状況になります。
○議長(相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) 何か前にこのことで議会でお聞きしたことがあったような気がしますが、新しい霊園ができた際にはそこにしっかりした納骨堂を造って納められるようにしたいというお話だったようですが、やっぱり将来はそういったふうに考えているということですか。
○議長(相澤孝弘君) 齋藤民生部参事。
◎民生部参事(齋藤満君) 新しい霊園等での納骨の場所ということ、一番理想的になるかと思うのですけれども、ただ実際、今このように家族関係が希薄になって、子供さん、兄弟でも引取手がないというそういう状況になってきている時代ですので、数が止まるかというと、ちょっと止まるかどうか不安な状況がありますので、何らかの方法で保管場所、納骨できる場所というのは考えていかなければならない時代に来たのかなという認識ではいるところになります。
○議長(相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) 分かりました。ぜひ考えていただきたいと思います。 では次に、歳出3款の同じく民生費でありますが、放課後児童支援施設整備事業1,683万9,000円について質疑をさせていただきます。 私よりも先に質疑なさった方に対する答弁で大体様子は分かりました。よもやそんなにひどいとは思わなかったとこういうことだったようでございます。 ところで、支持杭を何本打つ予定ですか。
○議長(相澤孝弘君) 大石子育て支援課長。
◎
民生部子育て支援課長(大石淳君) 細かいところにつきましては手元に持っておりませんので、後ほどお出しできればと思います。
○議長(相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) この施設よりもっと小さい大体似たような場所に家を建てた人で、普通の住宅、40本打ち込んで、大した広い敷地ではないのだけれども。とにかくこれをやらないと、傾く児童施設で子供を預かるわけにいかないので、しっかり、今度は失敗しないようにやっていただきたいと思います。 この児童館とか、放課後児童クラブの指導的立場にある方々と意見交換をやった際に、このコロナの問題で、エアコンのない部屋で預からざるを得なくなってしまって大変な目に遭ったというお話を聞きましたが、エアコンはちゃんと入る予定になっていますか。
○議長(相澤孝弘君) 大石子育て支援課長。
◎
民生部子育て支援課長(大石淳君) 今回のサテライトの建物の中には、エアコンを整備させていただきます。 また先般、民生常任委員会の意見交換会のときに御意見をいただいております。これまでは児童のいる部屋というのはある程度限られておったのですけれども、今般、コロナウイルス関係である程度分散する必要があるということで、これまで使っていなかった部屋にはエアコンが設置されていないところもありますので、ここの部分については、今後こちらのほうでも整備を考えております。
○議長(相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) この前、民生常任委員会との意見交換会に最初から最後までいていただきましてありがとうございました。早速そうした形で対応を考えていただいているということで、心から感謝申し上げたいと思います。ぜひしっかり、他の支援施設含めて対応を急いでいただきたいと思います。 では次に、歳出10款教育費の6項1目、感染症対策スポーツ活動支援事業750万円について伺いたいと思います。 スポーツ少年団活動環境整備支援事業補助金に550万とこういうことになっておるようでありますが、改めてこの際、大崎市教育委員会としてスポーツ少年団をどう位置づけているかとの関係で、この事業内容をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(相澤孝弘君) 高橋生涯学習課長。
◎教育委員会教育部生涯学習課長(高橋和広君) お答えいたします。 今年3月の新型コロナウイルス感染拡大に伴いまして、市内小中学校の休校、部活動などの自粛など、子供たちの健康、安心・安全を第一に考えまして、市内のスポーツ少年団につきましても、3月2日から5月末までの長期間にわたりまして活動の自粛に御理解と御協力をお願いしてまいりました。今後、新しい生活様式や各競技団体のガイドラインに従いながら活動を活性化させていく上で必要な感染予防対策経費として、今回、スポーツ少年団活動環境整備支援事業ということで550万を計上させていただいております。 中身といたしましては、使い捨てマスク、手袋、フェースシールド等々、あと非接触型体温計等の購入に活用していただければと思います。 スポーツ少年団は子供たちが本当に一生懸命スポーツ活動をする場ということで、精神的にも肉体的にも非常に成長する場と捉えております。 以上です。
○議長(相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) ここで改めて、スポーツ少年団の位置づけとの関係を質疑させていただきましたのは、スポーツ少年団の指導員の皆さんと、議会の総務常任委員会が意見交換をさせていただいたときに、大崎市はスポーツ少年団とその指導員をどう位置づけているのだろうかということが質問として出されたりもしました。これ、今年のことではないのですが。 それで、今年3月に大崎市教育委員会はスポーツ推進計画をつくった。これ、前のものよりも大きく発展させられたもののようであります。そして、スポーツ基本法が平成23年につくられまして、大崎市は平成23年11月29日に様々な具体化を図ったという経過がありました。 それで、スポーツ少年団でありますが、そのスポーツ振興計画の中では、スポーツ少年団活動を推進し、児童生徒の健全育成と子供の発育、発達状況に応じた正しいスポーツへの理解を深めるのだというのが、この振興計画にきっちり位置づけられている。これに基づいて今回の財政措置も取ったのだと思います。単なる任意団体だから放っておけということではなくて、この計画にも位置づけられているのだと、こういうことだというふうに私は認識しているのでありますが、私の認識どおりでよろしいですか。
○議長(相澤孝弘君) 高橋生涯学習課長。
◎教育委員会教育部生涯学習課長(高橋和広君) まさに議員のおっしゃったとおり、スポーツ少年団、そのように捉えております。今後も子供たちの安全・安心なスポーツ環境を十分に整えてまいりたいと考えております。
○議長(相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) このスポーツ推進計画、非常に、ここまで至れり尽くせり、目をかけた計画だということで、議会の中にスポーツ振興議員連盟をつくって、相澤会長を先頭にして様々なことを議論しているところでありますが、先取りするような形で計画をつくっていただいたと。 ところで、このスポーツ少年団の位置づけとの関係で、ちょっと1つだけ質疑させていただきたいと思います。 このような予算措置を取ると、今後、指導員の方々の位置づけと、そしてそれに対する一定の予算措置というものを、大崎市のスポーツ推進委員というのがあります、このスポーツ振興、スポーツ基本法ができるまでは表現が違っておったのです。大崎市では体育指導員ということでございました。 合併協の資料を私、つぶさに当時のことを調べてみますと、年間で一番高くて、鳴子、松山で4万7,500円、年間です。それから鹿島台で4万とかいろいろありまして、結果的に新市大崎市は3万8,000円、年間ということで、そして100名以内ということで人数限定でやっているようでありますが、スポーツ少年団指導員との交流の中で、自分たち指導員の位置づけをはっきりしていただきたいという希望も出されたのでありますが、その辺、このただいま私が申し上げていることとの関係で御答弁いただければと思います。
○議長(相澤孝弘君) 高橋生涯学習課長。
◎教育委員会教育部生涯学習課長(高橋和広君) スポーツ推進委員におかれましても、各地域でスポーツ推進のほうに多大なる御協力をいただいております。今度10月にノルディックウオーキングを開催するのですけれども、それに際してもたくさんの方々に踏査ということで参加いただいております。非常に大崎市の力とスポーツ振興の大きな力だと認識しておりますので、きちんとした体制で今後も進めてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。
○議長(相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) ありがとうございました。 スポーツ少年団の指導員の方々、大体休みの日は自分の家庭がどうのこうのではなくて、子供たちのためにとにかく徹底して尽くすということでやっていらっしゃって、車にぎっちり乗せては駄目なのでしょうが、父兄も動員かけて先頭に立って、とにかく車であっちこっち遠征などもして頑張っているということのようでございまして、大変な御苦労いただいて、スポーツ振興、青少年の健全育成に努めていただいていると思っておりますので、先ほど私申し上げましたような位置づけにふさわしい、何か対応といいますか、スポーツ推進委員並みなどとは私申しておりませんが、何らかの手当を考えてはいかがかなと思っていますが、教育長、いかがですか。
○議長(相澤孝弘君) 熊野教育長。
◎教育委員会教育長(熊野充利君) 小沢議員からスポーツ少年団への熱い思いを聞かせていただきました。 教育委員会では、今回の予算についてもスポーツ少年団に思いをはせながら、今回予算計上させていただいております。今後、推進委員それからスポーツ少年団の皆さんへの対応についても、審議会も含めて協議をしてまいりたいと思っております。
○議長(相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) ありがとうございました。 直接私もお話をお聞かせいただいて、スポ少の指導員の方々、とても一生懸命にやっていらっしゃる。そして、スポーツ少年団の指導員の方々の交流などもいろいろやられているようでありますし、国のスポーツ関係の文献を読みますと、スポーツ少年団の中にやっぱり指導スタイルといいますか、若干乱暴にやられるところの心配もあるなどというところもあるようでありますが、いずれ研修の機会なども持っていただいて、大崎市の青少年の健全育成になお一層力を発揮していただけるようにひとつ、先ほど教育長答弁のように御検討いただきたいと思います。 次に移ります。 6月の議会で、中体連の代替大会ができないというお話を賜りまして、少し厳しい批判を申し上げたのでありますが、それが一転、一定の種目で開催ができたということを私たちは大変喜んでいるところであります。 今回の予算措置は、中学校体育連盟主催大会代替大会支援事業補助金として200万ということでございますが、教育長には幾つかの種目の会場にも顔を出していただいて、御挨拶もいただいたようでありますが、教育委員会としてのこの200万円の予算措置と、教育委員会としての御努力をひとつお聞かせいただきたいと思います。
○議長(相澤孝弘君) 菅原学校教育課副参事。
◎教育委員会
教育部学校教育課副参事(菅原栄治君) ただいまの御質問にお答えいたします。 議員おっしゃったとおり、中体連の代替大会の開催につきましては、中学校長会とともに協議し、その中で大会を望む生徒がいる半面、部活動に区切りをつけ高校進学に新たな目標を持っている生徒も多数いたことや、保護者からの学力保証というところを第一に考えたそういった意向に沿いながら、今回、代替大会の開催は見送ることと決断させていただいた経緯がございました。この決断につきましては、これまで部活動に情熱を注いできた生徒、また、その活動を支えてこられた保護者の方々の心情を考えますと苦渋の決断でございました。 しかしながら、一定の種目で実施できた理由につきましては、これまで部活動に熱意を持って取り組んできた3年生に、せめて最後に大会を開催し引退の花道を与えてやりたいとの各種目の体育協会の方々や親の会の皆様方、また、業者の方々等の思いが代替大会という形で多くの種目で開催されたことに、教育委員会といたしましても感謝しているところでございます。 教育委員会といたしましても、大会参加への希望を持つ生徒の活動の場を設けていただくという観点から、今回、代替大会を開催する各団体につきまして、開催運営費や感染防止対策費、それぞれ10万円を上限として、可能な限り応援してきたところでございます。
○議長(相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) この代替大会を成功させるために、教育委員会としてもそうした財政面含めて対応していただきましたこと、この場をお借りいたしまして御礼を申し上げておきたいと思います。 今後とも同じようなことがある場合もあろうかと思いますが、その際はぜひそうした生徒たちの思いなども大事にして、諸団体等の力を借りて、ぜひ生徒たちの希望が実るように努力していただきたいというふうに希望を申し上げておきたいと思います。 では、次に移ります。 議案第115号大崎市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について質疑をさせていただきたいと思います。 歳出1款の2項1目、賦課事務経費3万円という計上でございます。経費の説明内訳が、印刷製本費と通信運搬費ということですので、後期高齢者医療保険該当者等への文書発送の経費と思いますが、私が保険給付課に問い合わせた件との関連があるのではないかと思われますので通告をさせていただきました。 実は、私が住む地域の75歳を超えた後期高齢者医療保険の該当者、既に75を超えた方のところに、伊藤市長の名前で、後期高齢者医療保険者証の負担割合変更に係る保険証の交付についてという通知書が届きました。この内容、この書類を持ってこられたので私も読んでみたのですが、あなたの後期高齢者医療の被保険者証の自己負担割合、つまり窓口負担が下記のとおり変更になりますと、さきに交付していました後期高齢者医療保険者証を回収いたしますので、同封した返信用封筒で返送をお願いいたします。変更内容はこうなのです。配偶者が後期高齢者医療保険者になったことにより世帯の負担割合が変更になったため、負担区分変更日令和2年7月1日、負担区分変更内容、これ窓口負担が1割から3割、3倍になるという通知なのです。 これだけ見ますと、伊藤市長は間違ったのでないかということで、私に調べてほしいということで、保険給付課に行ったわけです。そうしたら、これ伊藤市長が悪いのではないということが分かりました。国がこういうへんてこりんな制度をつくって、夫婦の収入は変わらないのに、年取ってもう一方も75歳になった途端に、これまで1割負担だった旦那さんの窓口負担が3倍になるという通知なのです。なぜこうなるのかという理由は書いていないのです。 そこで私は、保険給付課長から話を聞いて、これは伊藤市長が悪いのでなくて国のほうが悪いのだということを言ったら、ああそうかと、それで納得と、これで納得したのでなくて、国のほうがこれは間違っているのではないかと。収入が増えるのでなくて、年を取ったのに1割が3割に、3倍になるというのはおかしいとこういうことだったのです。 私は、これまでの説明不足を、同じようなケースの場合に、これは伊藤市長が悪いのではなくて国のせいなのですと書いた通知を、同じような御家庭に出したのではないかと私なりに勝手にそう思ったのでございますが、そういうことでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 浅野総務部参事。
◎総務部参事[税務担当](浅野浩昭君) 今般の補正につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響によります減免関係の経費となってございます。 内容といたしましては、減免申請書や減免決定通知書、減免における還付通知書の送付、また、それに係る印刷代ということで計上させていただいたところでございます。
○議長(相澤孝弘君) 小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) そういうことですか。 それでは、私の言わんとしたことは十分理解されたと思いますので、どうぞ改善に努力していただくよう希望して、私の発言を終わります。
○議長(相澤孝弘君) 先ほどの小沢議員の質疑に対し答弁を保留しておりました放課後児童施設整備事業に係る支持杭の本数について、大石子育て支援課長から答弁いたさせます。 大石子育て支援課長。
◎
民生部子育て支援課長(大石淳君) 大変申し訳ございません。 先ほど質疑がありました支持杭の本数ですけれども、建物としては軽量鉄骨造プレハブ工法の2階建て、支持杭の本数は12本となっております。 〔「終わります。ありがとうございました」と呼ぶ者あり〕
○議長(相澤孝弘君) 次に進みます。 19番遊佐辰雄議員。
◆19番(遊佐辰雄君) 19番遊佐辰雄でございます。それでは、短時間で質疑をさせていただきます。 6款1項3目、ソーラー電気柵等導入支援事業補助金です、315万円。これ非常にいいなというふうに思っていますが、この補正に至ったまず経過をお知らせください。
○議長(相澤孝弘君) 安部
産業経済部参事。
◎
産業経済部参事(安部祐輝君) それでは、お答えいたします。 このソーラー電気柵等導入支援事業補助金ですけれども、やはりイノシシ等の被害も多くなっておりまして、こちらのほう、導入を進めて支援していましたけれども、8月末段階で申請件数が85件、補助金額が約600万ということで、ほぼ予算を使っている状況、利用していただいている状況というふうになっておりました。ただ、イノシシ被害というのがなかなか収まらないという状況の中で、今回、今年度の実績として85件申請がありましたけれども、その半数となります約45件ほどに対応できるように今回補正させていただく内容となっております。
○議長(相澤孝弘君) 遊佐辰雄議員。
◆19番(遊佐辰雄君) これは当初からも、イノシシの被害がどんどん増えていて、本当にしっかりと対応しないと中山間地の農地が荒れ放題となって、中にはそれによって農家を辞めようかという方もかなりいらっしゃいます。そういうことをなくすためにもやはりしっかり対応していかなければならないというふうに思いますが、この315万、45件で何とか今年は間に合うでしょうか。私はもうちょっとあれば、もっともっとその補助を求めている方がいらっしゃると思うのですが、その辺いかがでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 安部
産業経済部参事。
◎
産業経済部参事(安部祐輝君) こちらにつきましては、先ほどお話ししました実績の件数が8月末段階で85件ということで、その半数を超える45件分、補助の支出の単価平均が7万円という形になっていますので、7万円掛ける45件ということで、こちらのほうで合計315万という形になりまして、こちらのほうで間に合うという形で計算しているところでございます。 以上です。
○議長(相澤孝弘君) 遊佐辰雄議員。
◆19番(遊佐辰雄君) 今回限度額が10万円で2分の1補助なのですが、以前は30万円が限度額だったのです。多くの方が利用できるように補助を下げていっぱいやるというけれども、私はこの考え方は逆ではないかなと思う。30万はそのままにして、多くの方が利用できるように予算額を上げるべきだと、これがやっぱり農家にとっては一番いいことだなというふうに思いますが、私は下げたことは非常に残念に思います。 今年度はちょっと間に合いませんが、来年度以降その辺をもう一回再検討していただいて、上限を30万に戻して、そして多くの方ができるようにしっかりと予算措置を取っていかなければ、私はますますイノシシ被害が増えると思いますが、その辺いかがでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 安部
産業経済部参事。
◎
産業経済部参事(安部祐輝君) お答えします。 今、議員がお話しされたとおり、毎年予算については上げておりまして、当初予算でも前年度から約200万ほど、今年度、2年度の当初予算でも上げているという状況でございます。 予算額についてもできるだけ、その需要といいますか、イノシシの被害に合わせて拡大のほうはしていきたいと思っています。ただ、その中でどうしても、やはり初めて電気柵を導入する方であるとか、担い手の農家の方、それから小さい農家の方を含めて、イノシシ被害はあらゆる方たちが被害に遭っている状況ですので、私たちとしては、まず初めての方であったり、小さい農家も含めて、多くの人に対応できるようにということで、上限額10万という形でやったところでございますので、まずはこのような形で進めていきたいなというふうに思っております。
○議長(相澤孝弘君) 遊佐辰雄議員。
◆19番(遊佐辰雄君) その考えも分からないわけではないですが、やはり大きな規模でやっている方は本当に大変な投資のようです。ソーラー電気柵なのですけれども、実はもっと効果があって多くの面積を囲わなければならないという方は、ソーラーではなくて一般の100ボルトを利用してやれる設備もあるということで、それが非常に効果もあるということなので、今はソーラー電気柵しか補助がないと思うのですが、今後そういう100ボルトでも、効果のいい電気柵に対しても支援をしていかなければならないと思うのですが、その辺の考え方はないでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 安部
産業経済部参事。
◎
産業経済部参事(安部祐輝君) 今、議員からボルト数の話等がありましたけれども、私たちは国のアドバイザーに御指導いただきながら行っておりまして、やはりその電圧の関係も適正な電圧という形で、ある程度数値も決まっている部分があるということも指導いただいておりますので、適正な電圧の範囲内でソーラー電気柵については推進していければというふうに思っています。 また、ソーラー電気柵と併せて、地域全体で守っていく際には物理柵というものもかなり有効な策となりますので、この電気柵、そして物理柵を併せて利用することでイノシシから防御していければなというふうに思っております。
○議長(相澤孝弘君) 遊佐辰雄議員。
◆19番(遊佐辰雄君) 聞くところによると、大体ソーラー電気柵は約1.6ヘクタールぐらいに対応できるということだそうです、電圧の関係で。それから、天気次第でも多少、能力が低下する場合もあると。 ただ、家庭用の100ボルトのやつは約6町歩、6ヘクタールまで大体対応できるという、そのぐらいの能力があるというふうにも伺っておりますが、大規模にやっている方に対しては、それやると大体100万円を超えるぐらいの設備になるそうなのですけれども、そういう人たちにも少しでも援助できるようなシステム、やはりそういう人たちというのは小さい隣近所の、なかなかこのままやると荒らしてしまうということを引き受けてやってきて、本当に農地、耕作できるように、いい傾向で人がやっていますので、そういう人たちにも少なからず支援は必要ではないかなというふうに思いますが、ぜひ来年度、当初予算で検討されるよう、いかがでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 安部
産業経済部参事。
◎
産業経済部参事(安部祐輝君) このイノシシ対策につきましては、捕獲、侵入防止策、それから地域ぐるみ策、やっぱり総合的に対策をしっかりしなければいけない。そういう中で、有効な侵入防止策については様々なことを検討しながら進めていきたいというふうに思っています。
○議長(相澤孝弘君) 遊佐辰雄議員。
◆19番(遊佐辰雄君) ぜひ、新年度でそういう新たな方向性も示していただきたいなと期待しております。 次に移ります。 8款3項1目、しゅんせつです、6,000万円。これは先ほど鎌内議員も申しまして、大体は分かりました。 若干分からないのが、1つは、32か所という答弁があったのですが、私が頂いた資料には幾ら数えても28か所にしかならないので、増えた分は別にいいのですけれども、それで、これ5年間で国の予算は、今年度は900億円で、2年から6年度で4,900億円だそうです。そうしますと、来年度、3年度からは毎年1,000億円程度になるのかなというふうに思いますが、この資料をもらって、最初、9月補正で32か所を今年で全部やるのかなと一瞬思ったのです。これは一回では全部できないなというのは思ったのですが、それで、この5年間でやる優先順位、国からは示されております。それから、一級河川、二級河川、これも適用になるということなので、この辺をもう一回確認。5年間で32か所、全部終わる計画なのかどうか、それをもう一回確認したいと思います。
○議長(相澤孝弘君) 蓮沼河川・冠水対策室長。
◎
建設部建設課技術副参事兼河川・冠水対策室長(蓮沼康君) 浚渫事業は今のところ5年間というところで、5年間で32、今のところ河川、水路、排水路というところでございまして、そのうち今年度は28河川、水路というところを予定しているところでございます。
○議長(相澤孝弘君) 遊佐辰雄議員。
◆19番(遊佐辰雄君) そうすると頂いた資料、この28か所、今年度、令和2年度はこれで一応、基本的には全て終わるという認識でよろしいのですか。
○議長(相澤孝弘君) 蓮沼河川・冠水対策室長。
◎
建設部建設課技術副参事兼河川・冠水対策室長(蓮沼康君) 今年度でその28河川、全部今年度で終わるというわけではございませんで、計画的に5年間でというところもございますし、今年度で終わるところもございます。
○議長(相澤孝弘君) 遊佐辰雄議員。
◆19番(遊佐辰雄君) 分かりました。そうしますと、優先順位をいろいろ検討して5年間でやっていくということだと思います。 それで、先ほど鎌内議員も言いましたが、一級河川、二級河川もあるということで、県管轄、国の管轄も、当然県も地方自治体の一つなので、県は県で独自の予算でこの一級河川、二級河川、やるのでしょうか。その辺、聞いていませんか。
○議長(相澤孝弘君) 蓮沼河川・冠水対策室長。
◎
建設部建設課技術副参事兼河川・冠水対策室長(蓮沼康君) ちょっと情報的に、この緊急浚渫事業を活用してのしゅんせつかどうかというのは、ちょっとまだ分からないところはあるのですけれども、去年の台風被害を受けまして、国土強靭化の関係とかその辺でもしゅんせつ、河道掘削などの予算も入っているというところは聞いておりますので、このしゅんせつの部分を活用した、そのしゅんせつの内容かというところはちょっとまだ把握していないところでございます。
○議長(相澤孝弘君) 遊佐辰雄議員。
◆19番(遊佐辰雄君) 具体的に、1点だけ指摘したいと思います。 実は、鳴子温泉地区、川渡地区、築沢川というのがあります。それは県の管轄で、県にも以前から要望して、橋の下に砂利が塞がって、あまり隙間がなくなってぜひ掘削してほしいと、今度水が来たら洪水のおそれがあると。それは県は県でそのうちやりますと明確に答えたのですが、2年になるけれどもいまだにやっていないのです。 それはそれで、だから先ほど鎌内議員も言いましたように、強く、以前から要望もやっているのがあるので、この際、こういうことがあったので、県にも強くその旨やっていただくように要請していただきたいと思いますが、多分言うと思いますが、もう一回確認します。
○議長(相澤孝弘君) 蓮沼河川・冠水対策室長。
◎
建設部建設課技術副参事兼河川・冠水対策室長(蓮沼康君) 河川につきましては、下流側の国・県の河川のしゅんせつも大事なところになってくると思いますので、引き続き要望してまいりたいと思います。
○議長(相澤孝弘君) 遊佐辰雄議員。
◆19番(遊佐辰雄君) 期待いたしております。 次に、10款6項2目、これは鳴子温泉地域のスポーツセンターであるということが、これも鎌内議員の質疑で分かりました。もう一回再確認します。 そうしますと、これ半年延びたから、一旦今年は減額して、来年度の当初予算で予算化して、来年10月には工事が終わるというこういう認識でよろしいのでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 佐藤鳴子公民館長。
◎教育委員会
教育部鳴子支所長兼鳴子公民館長(佐藤康幸君) 今後の見通しについてでございますが、改修工事に係る予算については、議員おっしゃったとおり新年度予算で再度要求して入札、工事と実施したいと考えております。
○議長(相澤孝弘君) 遊佐辰雄議員。
◆19番(遊佐辰雄君) 分かりました。 これ、過疎債が適用というふうにさっき答弁があったのですが、そうすると過疎変更計画も同時に出さなければ駄目だと思うのですが、その辺は。それも併せて一緒に来年度になるのでしょうか。
○議長(相澤孝弘君) 大塲
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(大塲一浩君) 過疎計画の変更が必要な場合につきましては、例年どおりのスケジュールの中で調整の上、変更に当たるかどうか確認しながら提出させていただきたいと思います。
○議長(相澤孝弘君) 遊佐辰雄議員。