◆12番(
相澤久義君) 次に移ります。 歳入の16款1項2目
財産運用収入、利子及び配当金ということで、前回、私の書き方悪かったのです。昨日、鹿野議員に篤と聞いていただきましたのでわかりました。そうだったなと私も再確認いたしました。 ところで、いろいろな基金があると思うのですけれども、今、各基金の総額は幾らくらいになっているのかお聞かせください。
○議長(
佐藤和好君)
中村会計管理者。
◎
会計管理者(
中村弥生君) 改めて済みません、おはようございます。よろしくお願いします。 各基金の残高、総額でございますが、現在、基金積立てしているものは22本ございます。総額が241億7,524万7,976円となっております。 以上です。
○議長(
佐藤和好君)
相澤議員。
◆12番(
相澤久義君) そうすると、年間利子というのはどのぐらいつくのですか、この約241億円には。
○議長(
佐藤和好君)
中村会計管理者。
◎
会計管理者(
中村弥生君) 当初予算では、利子の予算としては、
特別会計の部分も含めまして2,284万ほどの利子収入
を見込んでおります。
○議長(
佐藤和好君)
相澤議員。
◆12番(
相澤久義君) 私も以前、議会選出で監査委員
を務めさせていただきましたけれども、毎回、毎月例月検査がありまして、この基金のほうずっと見ていました。本当に利率の高いところと利率の低いところがあって、
会計管理者から見れば大変この運用方法に苦労しているなという思いであります。本当に、私の場合は有価証券
をもっともっと買って高い利率で運用したらいいのではないのということ
を言った記憶があります。そんな意味で、
会計管理者にはこの運用方法もよろしくお願いしたいと思っております。 次に、歳入の16款2項1目、
財産売払収入とあります。この売り払った場所と内訳と坪単価、どのくらいで販売したのかお聞かせください。
○議長(
佐藤和好君)
佐藤財政課副参事。
◎
総務部財政課副参事[
契約管財担当](佐藤秀宜君) 今回の
増額補正予算に係ります売払い場所につきましては、
古川地域が5件、
松山地域が1件、
三本木地域が2件、
鹿島台地域が1件、田尻地域が1件となっております。 売却の面積は全体で1,576平米ほどとなっております。坪に換算いたしますと約477坪となりまして、坪単価の平均なのですけれども約3万3,383円ということになっております。ただし、単価については物件の条件にもより差がありますので、例えば
古川地域の宅地であれば約11万4,340円、
松山地域の雑種地で約2万6,100円という単価になっております。
○議長(
佐藤和好君)
相澤議員。
◆12番(
相澤久義君) ちなみに、私、三本木なのですけれども、三本木はどの部分が売れたのでしょうか。
○議長(
佐藤和好君)
佐藤財政課副参事。
◎
総務部財政課副参事[
契約管財担当](佐藤秀宜君) 三本木については雑種地のほう
を売却させていただいておりまして、単価、ちょっと計算してよろしいでしょうか。済みません。
○議長(
佐藤和好君)
相澤議員。
◆12番(
相澤久義君) では次に、昨日もほかの議員が売れる土地何ぼくらいあるのということで質問しましたけれども、昨日ぼうっとしていたものでよく中身がわからなかったもので、再度お聞かせいただければなと思います。
○議長(
佐藤和好君)
佐藤財政課副参事。
◎
総務部財政課副参事[
契約管財担当](佐藤秀宜君) 売却可能な土地につきましては、市のウエブサイトのほうでも公表させていただいておりますが、件数で8件、面積で5,986平米、約6,000平米ほどということになっております。
○議長(
佐藤和好君)
相澤議員。
◆12番(
相澤久義君) ちなみに、この土地の評価額というのは幾らくらいになっているのですか、総額で。
○議長(
佐藤和好君)
佐藤財政課副参事。
◎
総務部財政課副参事[
契約管財担当](佐藤秀宜君) これらの評価額につきましては、売却の手続に入る際に
不動産鑑定等により適切に算出することにしておりますので、現在の段階で正確な単価については算出されていないということになってございます。
○議長(
佐藤和好君)
相澤議員。
◆12番(
相澤久義君) わかりました。 次に、歳出のほう、
納税貯蓄組合ということで、委員会の中でもそういう細かい額まで審議というかなかったもので、お聞かせいただければなと思います。 前に説明
を出して、回答はもらっているのですけれども、今、
組合員数、納税者の約26.8%ということで、あとはその納税者の中で
貯蓄組合員の中で自動振替している人たちが41.2%ということ
をお聞きしました。その中で、
納税貯蓄組合の収納額と一般の市税の収納額、どれくらいになっているのかお聞かせください。
○議長(
佐藤和好君)
平地納税課長。
◎
総務部納税課長(
平地久悦君) おはようございます。お答えさせていただければと思います。 大体、一般市税なのですけれども、年収大体160億相当ございます。そのうち
納税貯蓄組合加入者の納付率というのは大体10%の16億ぐらいが加入して、現年課税分として収入済額として処理させていただいていると。あとあわせて、国保税に関しても25億の調定額のうち同じくやはり1割相当、2億5,000万の収入済額
を確保させていただいているという現状でございます。
○議長(
佐藤和好君)
相澤議員。
◆12番(
相澤久義君) 31年の当初予算で見ますと、徴収経費ということで多分銀行などの金融機関への手数料だと思うのですけれども、それが1,500万ほど、そして
納税貯蓄組合の事務費の助成が1,600万くらいということでなっているのですけれども、その中で徴収するための通信費というのが800万ほど、みんなに配付するもの、その中で
納税貯蓄組合で納付書
を配付するのに、組合では何件くらいの人に納付書
を配っているのか、件数。
○議長(
佐藤和好君)
平地納税課長。
◎
総務部納税課長(
平地久悦君) 大体1組合、平均いたしますと大体20世帯ぐらいがイメージされるところでございます。その20世帯のうち、
組合員数にもよるのですけれども、1人の世帯で例えば4人とか5人加入されている方もいるのが実情でございます。
納付書割のほうなのですけれども、納付書の配付数という理解でよろしければ、大体1万5,000件ぐらいが
組合加入者の納付書
を配付するという現状でございます。これにあと、口座利用であれば課税明細もあわせて送らせていただいているということで、これが約1万件ぐらいというふうに、合わせて2万5,000件ぐらいが各組合の方々に、いわゆる切符というものがお届けされているというふうに御理解いただければと思います。
○議長(
佐藤和好君)
相澤議員。
◆12番(
相澤久義君) そうすると、
納付書割ということがあるのですけれども、これの件数に200円掛ければ出てくるということでいいのですか。
○議長(
佐藤和好君)
平地納税課長。
◎
総務部納税課長(
平地久悦君) 基本、そういうふうにまずお考えいただいて結構でございます。
○議長(
佐藤和好君)
相澤議員。
◆12番(
相澤久義君) そうすると、相当額の
納付書割の部分の金額が発生してくると思います。郵送でしたほうがかなり浮くのではないかなという気持ちでいるのですけれども、その辺どのように考えているのでしょうか。
○議長(
佐藤和好君)
平地納税課長。
◎
総務部納税課長(
平地久悦君) そこは実は、私どもも毎年度発送時に庁内で議論させていただいているところでございます。しかし、根本に
納税貯蓄組合法というものがまだ、戦後間もなく制定されてから今現在も脈々と生き続いていることも事実でございます。また、その
納税貯蓄組合、地域におけます、ある
意味組合員の方々のコミュニケーションみたいなものも一つ図りながら対処させていただいておるところでございますので、郵送代と納付の配付方法、一概には比較できないのかなと、ちょっと私的には考えているところでもございます。
○議長(
佐藤和好君)
相澤議員。
◆12番(
相澤久義君) 前にも何かこういう話、監査
をしていたとき聞いたことがあるなと、全く変わっていないなという思いもありますけれども、この
組合員数、前年度比較すると、先日いただいた資料
を見ますと前年度より組合員が、23組合が減って、世帯では3,356件減ったという数値が出てきました。このような減る原因はどこにあると思いますか。
○議長(
佐藤和好君)
平地納税課長。
◎
総務部納税課長(
平地久悦君) 実は私、今年度に入りまして、
古川地域の役員さん方ともちょっと非公式、インフォーマルではございますけれども、そういった点、実はお宅にまでお邪魔して相談とかさせていただいている現状でございます。 そういった役員の方々に聞きますと、やはり自分たちもなかなか身体的にも高齢だということが1つございます。また、それ
を引き継いでいける地域での話し合いもなかなかまとめることができないということであれば、うちの地区も20年30年やってきたけれども、一旦ここで解散しようというのもやむなしかなといった意見の方々が結構多数いるというふうに、私は認識しているところでございます。
○議長(
佐藤和好君)
相澤議員。
◆12番(
相澤久義君) 私の集落にも4つの
納税組合がありまして、総会のたびに区長さんから、滞納しないで完全に払うようにということでお言葉
をいただいて、みんなが期間中納入できるように努めているところでございますので、また長い目で見ていきたいなという思いでおります。 次に、10款2項3目ということで、
三本木小学校の改修ということで、これも回答いただきました。そして、田尻や鳴子の庁舎
を建てるとき地場木材
を使いました。パークゴルフ場、今、建設終わったのですけれども、そこのクラブハウスにも三本木産の木材
を使いました。この
三本木小学校に地元木材、要するに三本木産の木材
を使えないものかということでお聞きいたします。
○議長(
佐藤和好君) 尾形
教育部参事。
◎
教育委員会教育部参事(尾形良太君) おはようございます。
三本木小学校の大規模改造工事におきましては、市で公共建築物における木材利用の促進に関する方針というものがございまして、それに基づきまして、地元産の木材の使用は予定しております。ただ、現時点で産地についてはちょっと特定がまだできませんので、その辺は今後調整
をさせていただきたいと思います。
○議長(
佐藤和好君)
相澤議員。
◆12番(
相澤久義君) 実は今、三本木の総合支所で支所対応経費ということで、館山公園の古くあった桜の木の伐採
をして、伐採するとともに新しい苗
を植えるという事業が5カ年計画で進められています。今、古い桜の木も大分伐採されて、館山の形状がこういうのだったのと、昔あそこに桑折城というのがあったそうで城跡になっております。その景観がすっかりと出てきまして、そしてこの前の台風19号で、その館山の一部に民間の山がありまして、その杉の木が倒木して、その杉の木
を民家の人が伐採して、すっかりと館山の姿が現れております。 そしてまた、市長
を初め、議長も初め、各議員の皆様に二階堂トクヨ先生
を顕彰する会の会員や役員になっていただいています。そこで、生誕の地、館山の麓にあるのですけれども、そこにトクヨ先生の生家
を再現したいという計画も出てきております。その東側に山があるのですけれども、そこに杉の木が今、私が生まれる前に多分植えたのか、生まれる頃植えたのか、杉の木があります。その杉の木
を伐採して
三本木小学校の校舎に使われないものかと。 子供たちが、先日の大崎タイムスに載っていたのですけれども、二階堂トクヨ杯ということで縄跳びの大会が毎年行われています。トクヨ先生の、裏山から切った杉の木だということで小学校の校舎に使ってもらえば、子供たちも二階堂トクヨ先生ということで長く言い伝えられるのではないかなという思いでおりますし、また、
佐藤仁一郎議員がうんと詳しいのですけれども、あの山一帯に桑折城の社やあとは石垣などがあそこにあるそうなのです。杉の木
を切ると、きっとすっかり姿が出てくるという、前の旧三本木町時代の手代木教育長が話しておりました。そして、あそこは館山総合運動公園という構想がありまして、合併とともになくなったということでおりますので、その辺、何とかしてこの杉の木
を小学校の校舎に使えないのかなと。 再度のお願いと言うと怒られるから、できないものか、教育長なり市長なりの所見
をお伺いします。
○議長(
佐藤和好君) 尾形
教育部参事。
◎
教育委員会教育部参事(尾形良太君) 現在、設計段階ですが、木材
を使用するのは約3立方程度くらいになると思います。議員の思いは理解いたしましたので、そのような配慮ができるかどうか調査
をさせていただきまして、可能であればそのような意向に沿って、材料としてし得る方向
を検討させていただきたいと思います。
○議長(
佐藤和好君)
相澤議員。
◆12番(
相澤久義君) 質疑と違うと多分議長から怒られるのはわかるのだけれども、議長も二階堂トクヨ先生の会の顧問
をしているもので多分許してくれるのではないかという思いでおります。あの周辺に蛇沼公園というものがありまして、あそこは蛇沼があって散策コースになっております。 私たちの思いとしては、あの杉の木
を切って、ドングリの木やそういうの
を植えて、市民が散歩できるような、例えばパークゴルフ場から館山のほうに行って散歩とか、子供たちが今、室内トレーニングは、前は、私も昔やっていたもので、基本は外
を走ることだと、そして体力
をつけることだという思いでおりましたけれども、今になって中でウエートトレーニングというほうに向いてきたのですけれども、本来なら野山
を駆け巡って、走るのがトレーニングだと、そういうトレーニング場も将来的には造りたいという思いで仁一郎議員と一緒に活動しているのですけれども、そういう思いがありますので、何とかしてあの山林、4ヘクタールくらいだと思いますけれども、山林
を切って、新しい大崎市の南の玄関口として遠くから人が集まって、あそこにスポーツ等
を親しめるような環境
をつくりたいと思いますので、ぜひ第一弾目として、小学校のほうにトクヨ先生の裏山の木
を使って校舎の工事
を願うものでございます。 尾形参事、よろしくお願いします。以上で終わります。
○議長(
佐藤和好君) そのまま。答弁はいいの。 〔「できれば下さい」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤和好君) 尾形
教育部参事。
◎
教育委員会教育部参事(尾形良太君) 繰り返しの答弁になりますけれども、まずは現地の状況
を調査しまして、材料として可能かどうか、その後、建築担当課、それから工事担当業者もこれから決まりますので、そちらと協議しまして方向性
を検討させていただきたいと思います。 〔「以上で終わります」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤和好君)
中村会計管理者から、先ほどの
相澤久義議員の質疑に関し、基金の利子収入について、一部訂正の申し出がありますのでこれ
を許可いたします。
中村会計管理者。
◎
会計管理者(
中村弥生君) 先ほど、基金の利子総額の説明、
会計管理者としてこれだけ利子が入るといいなというちょっと希望もあっての額だったのですけれども、実際の額は、申し訳ございません、2,284万ほどになります。よろしくお願いいたします。
○議長(
佐藤和好君) ただいまの訂正の申し出については、これ
を認めることとし、会議録については所要の措置
を講ずることといたします。 続きまして、先ほど答弁
を保留いたしました
三本木地域の坪単価の部分について、
佐藤財政課副参事から答弁
をさせます。
佐藤財政課副参事。
◎
総務部財政課副参事[
契約管財担当](佐藤秀宜君) 大変申し訳ございませんでした、答弁
を保留させていただいていた部分について答弁させていただきたいと思います。
三本木地域については2カ所、売却のほう
をさせていただいておりまして、1カ所の坪単価が96円、もう1カ所の単価が1万6,832円ということになっております。これについては法定外公共物の売却でして、その土地の形状、つまり山林中にある道とか、あとは平場にある水路の土地だったりということで、その坪単価に差が生じてございます。 〔「ありがとうございました」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤和好君) 次に進みます。 10番佐藤弘樹議員。
◆10番(佐藤弘樹君) 今次定例会最後の質疑者でございますので、しっかりと質疑
をしてまいりますので、よろしく答弁方お願い申し上げます。 私は、議案第30号から質疑
をしてまいります。
一般会計補正予算、歳入、14款2項でございます。
東日本大震災復興交付金という部分でございまして、時間の都合もございますので中身に入っていきますが、大崎市の場合ですと、この東日本大震災以降、第2次大崎市総合計画ですとか、あるいは地方創生総合戦略、また、中心市街地復興まちづくり計画等々、大変重要な施策がずっとあったわけでございますが、こういったものとの相互調整ですとかそういった進捗につきまして、この交付金との関わり方、その辺いかがでしょうか。
○議長(
佐藤和好君)
渋谷市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(渋谷勝君) 切り口が、まずは震災復興交付金ということでございましたので、このことにつきましては、まず私ども言わなくてはいけないのは、震災復興計画がまずありましたというところでございまして、こちらでこの震災復興の交付金
を活用した事業も含めて298事業、これ
を平成29年度までの間に実施してまいりました。そのところの総括につきましては、30年度において議員の皆さんにも実施経過
を御説明申し上げましたが、完了138、おおむね完了113、そして事業継続としていたものが47ということで、これはその後の総合計画、そして実施計画の中で組み入れながら推進してきたと。 また、議員から御紹介ありましたとおり、震災の関係で申しますと、中心市街地復興まちづくりというところの計画におきまして、消防庁舎でありましたり、道の駅といったような施設整備
を進めつつ、今はいよいよ最後の庁舎建設に関わってきて、中心市街地のにぎわい
を市内に還流させるべく事業
を進めてきたというようなところでございまして、すべからくはその総合計画の調整の下、実施計画3年間
を繰り返しローテーションしながら進めてきたという取り組みの内容でございます。
○議長(
佐藤和好君) 佐藤弘樹議員。
◆10番(佐藤弘樹君) 大変膨大な事業数との整合性がございますので、その辺、ローリングしながら、また、その実施計画にきちんと下ろされてきたということに、私も十分な配慮
をしたものだと思ってございますし、また敬意
を表したいなと思ってございますが、そういった政策調整部分につきましては、特に佐々木
総務部長がその任に携わる最高責任者になっているようでございますが、今回、令和2年度の補正というふうなところまで来たところでございますけれども、今までの進捗に関しましては滞りなく、問題なく速やかに令和2年度のほうに入っていけるというふうな補正予算の形づけとなっているのでしょうか。
○議長(
佐藤和好君) 佐々木
総務部長。
◎
総務部長(
佐々木雅一君) 御質問いただきまして大変ありがとうございます。 政策調整ということでございますが、財政に私いなかったものですから、財政のほうから申し上げますと、政策
を実行するための財政予算というのは、ちょっと古い話から申し上げますと、二十数年前からもう政策財務というところが言われてきておったところでございます。財政で最も大事なのは入る
を量っていずる
を制するというのが当然ですけれども、政策財務というのはその考え方で言えば逆に、いずる
を量って入る
を量ると、出るほうからまず量りなさいということで、あとは入るほうも企てなさいと、それも企画しなさいということでございますので、現在の計画がいろいろございます。全て必要な計画でございます。それら
を実行していくためには令和2年度以降、大崎市といたしましても入るほう
を企てるほう
をちょっと、もうそろそろ検討する段階に来ているのかなと思っているところでございます。 例えば、県の環境税とか宿泊税、問題になっていますけれども、あれがちょっと近づいてきているのですけれども、決定的に違うのは、あれは入るほうから企画していますので、出るほう
をまず量ってから入るほう
を。ですので、出るほうの政策がはっきりしてから、こういう政策
をやるのでこういう財源が必要ですという形で、大崎市としてもそういうこと
を令和2年度以降はそろそろ考えていく時期に来ているのかなとは思っていたところでございます。
○議長(
佐藤和好君) 佐藤弘樹議員。
◆10番(佐藤弘樹君) 財政のバランスというのは大変難しいところも今まで来たのかと思います。その一方で取捨選択
をして、スクラップ・アンド・ビルドでつくらなくてはいけないという部分がありますし、統合しなくてはいけないということもありますし、また、復興するためのものだったりとか、新規につくるものだったりございますので、大変そういった中で、その相互調整という任に当たられてきましたことに対して、私からも敬意
を申し上げるものでございますが、今、
総務部長もたまたま答弁の中でおっしゃいましたけれども、県の宿泊税などというものは、内容がはっきりと決まっていないという段階で、説明も不十分な中での、今回、県知事のほうも取り下げたようでございますが、部分でございますので、大崎市は当然そういうことはなく、やはりいずれのものに関してもきちんと考えながら、今後とも財政の問題と政策調整と、その重要施策との兼ね合い
を考えながら進んでいただきたいなと思ってございます。 続きまして、歳入の17款でございますが、防災対策経費も前段の質疑の中で内容は大体把握したところでございますが、私のほうからも、いわゆる屋外拡声子局という部分
を設置いたしますと、その場所によって電波伝搬調査ですとか、あるいは拡声子局のすぐ下というのは音声が聞き取りにくいといういろいろな問題があったりしますし、また、鹿島台の志田谷地地区という部分で考えますと、北側のほうにも点在している御自宅とかがございますので、その辺
を十分に考慮した上で、いわゆる合計で7基と質疑のほうで判明してございますが、設置
をするお考えがあるかどうか、いかがでしょうか。
○議長(
佐藤和好君) 三浦防災安全課長。
◎
総務部防災安全課長(三浦利之君) お答え
をいたします。 まず、聞き取りにくいところというお話でございますけれども、やはり気象条件や、それから昨日も申し上げましたけれども、最近の住宅の気密性の高さ、そういうものもございまして、屋内の場合ですとかなり制限があるのかなというふうに考えております。その中でも可能な限り、音達範囲
を広げるような形で設置
を考えていきたいというふうに考えてございます。 それからあと、北側に点在する住宅地というところでございますが、こちらにつきましては、どうしてもその戸数が限られてしまうということもございまして、今のところ、設置場所については吉田川の左岸のメインストリートといいますか、道路の周辺部ということで現在考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(
佐藤和好君) 佐藤弘樹議員。
◆10番(佐藤弘樹君) そうしますと、その北側のほうに点在しているいろいろ御自宅とか法人とか、いろいろなところに対して聞こえるかどうかという問題も出てきますので、その辺
を十分検討いただいての設置ということ
を私からも望みたいと思ってございます。 あと、この防災対策経費という部分では、自主防ですとか総合防災訓練ですとかいろいろな経費が入っている事業でございまして、今回は屋外拡声子局という部分でございますけれども、気象観測システムとか、あるいはメール配信システムですとか、鹿島台姥ケ沢地域などにおいては水位の観測システムなどもあったと記憶してございますし、また、河川映像システム等々もありますので、いろいろなシステムがあるのはわかるのですが、なかなか一般の方がそのシステムであることの認知がまだ薄い部分がございまして、この情報
をどこに行けば取得できるのか、その辺のこともありますので、運用面という部分で、その屋外拡声子局の実運用も含めまして、その辺もしっかりと内部議論
をいただければと思ってございます。 せっかく立派な拡声子局
を設置しても、それ
をどのタイミングで、いつそれ
を鳴らすのかとまた違う問題になってきますので、その運用面につきましては、やはり本庁の部分と、また支所という部分での連携
をきちんと果たしていただいて、実際の運用とかシミュレーションですとか訓練ですとかということも含めて考えていただきたいなと思うのですが、その点はいかがでしょうか。
○議長(
佐藤和好君) 櫻井危機管理監。
◎
総務部危機管理監(櫻井俊文君) 今、御提案いただきました部分では、あと本庁と総合支所との連携というようなところも含めまして、あるいは現在、最終校正というところでハザードマップ
を作成中でございますが、そういったハザードマップにつきましても、今お話しいただきました情報伝達の補完システムとかそういったものも紹介しながら、どこでそういった情報がつかめるのかといったところも明記しながら、市民の皆様に丁寧に説明
をしながらそういったところ
を補完してまいりたいと考えてございます。
○議長(
佐藤和好君) 佐藤弘樹議員。
◆10番(佐藤弘樹君) 危機管理監からそういうふうな答弁でございましたので、よろしくお願いできればと思ってございますが、今、答弁でもハザードマップ、私も質疑のほうでも出させてもらってございますが、これは年度末までにはハザードマップ
を作成したいというふうなものでございましたが、これは間違いなくハザードマップの作成は間に合うような感じになっているのでしょうか。
○議長(
佐藤和好君) 櫻井危機管理監。
◎
総務部危機管理監(櫻井俊文君) 今年度末にはハザードマップは完成します。来年度早々には説明会
を伴って、今申し上げましたとおりいろいろな情報伝達のあり方とか、あとは、今回工夫した中ではマイタイムラインということで、今までの漠然とした避難方向ではなくて、いつどこで、どのルートでというような形で、各家庭でそういったマイタイムライン
を作成していただきながら、有事には早めに避難
をするというような意識づけの啓発も含めて浸透させてまいりたいと考えてございます。
○議長(
佐藤和好君) 佐藤弘樹議員。
◆10番(佐藤弘樹君) 今、マイタイムラインと出てきましたが、日頃やっていらっしゃいますNPO法人の防災士会みやぎさんなどのような連携体制もあるかと思うのですけれども、実際に避難されてから自主的な避難所運営ですとか、あるいは何
を持っていくのかという細かい部分でもさまざまないろいろな課題が見えてくると思われますので、ぜひそこも協力や御支援
をお願いするというふうなことで、今後ともハザードマップや防災対策経費のほうに生かしてほしいと思ってございます。 また、質疑のほうにも書いてございますが、それに関連しますけれども、各地域での避難場所の検証というふうな部分でございまして、時間の都合もございますので、特に
三本木地域のほうで避難場所等々の検証は図られているのかどうかという部分
を、これは防災対策経費の中で聞きたいと思ってございますが、いかがでしょうか。
○議長(
佐藤和好君) 宍戸
三本木総合支所長。
◎
三本木総合支所長(宍戸宏武君) おはようございます。 現在、
三本木地域では、三本木中学校が指定避難所となっております。また、予備の指定避難所につきましては
三本木小学校と三本木総合体育館の2カ所となっております。また、17行政区の集会施設
を一時避難所としておりますけれども、全てが高台にあるわけではございませんので、台風などの洪水時には
一時避難所として適さない集会施設もございます。昨年10月の台風19号の際には、自主避難所のふれあいホール、指定避難所の三本木中学校、
三本木小学校、それから福祉避難所の百才館に最大269世帯656人が避難
をいたしましたが、国・県道、それから市道の冠水によりまして避難ができない世帯もございました。 昨年10月8日の区長会議の際に、まちづくり協議会の安全部会でつくりました、本日持ち合わせておりませんが、災害対応行動表というものがございます。その災害対応行動表なのですけれども、表面と裏面にございまして、表面がそれぞれの家で避難所、
一時避難所、指定避難所、それから避難経路、それともう一つが近くの独り暮らしの方ですとかそういう方々
を連れていくような、そういうの
を書き込むことができるのです。裏には災害等のときのQRコードとか、あとはテレビのdボタンで災害の情報など見られるところがあるのですが、それ
を記載しております。本当に災害のときに役に立つものかなと思っております。 その災害対応行動表が全戸に、全世帯に配布されたの
を機に、自主防災組織の再確認、そして各世帯おのおのに合わせた
一時避難所
を確保できるよう、区長会の際にお話
をさせていただいたところですけれども、そんな矢先の台風19号の襲来でございました。もちろん安全に指定避難所に到着できるための国・県道、それから市道の冠水対策が最優先ではございますが、今後はそれぞれの家の状況に応じまして、例えば持家が平家で隣が2階だという場合もございます。隣の家での垂直避難も含め、各自主防災組織と連携
を図りながら、命
を守るための
一時避難所が確保されるよう検討してまいりたいとそのように考えております。
○議長(
佐藤和好君) 佐藤弘樹議員。
◆10番(佐藤弘樹君) 大変丁寧な答弁
を頂戴したところでございましたが、時間の都合もありますので、三本木総合支所の部分につきましては、代表して今、答弁で聞かせていただいたわけでございますが、各総合支所のほうも、各地域のほうもこういった今、三本木のほうでの例、答弁いただきましたが、マイタイムラインですとか行動計画という部分につきまして、実際にやっぱり、いつ何どき起こるかわからないというふうな部分がありますので、常にいつ起こってもおかしくないという想定
をした上で準備方していただければと思ってございます。 次に移ります。 歳出のほうに移らさせてもらいますが、歳出の3款2項でございます。地域子育て支援センター事業という部分でございます。 私もこちらいつも注視、注目させてもらっている事業でございますが、かなり、実績や成果
を拝見させてもらいましても、30年度は特に低い数値が出てきている部分がございまして、例えば年齢別地区サークル参加者数、これも減少、そしてあとは
一時預かり利用者数、これも伸び悩むという部分があったりしますので、子育て支援センターというふうな部分につきまして、令和2年度の中では当然ここ
を拡充、向上していくのだという思いは強いかと思うのですが、この補正予算をもちましてどの程度、令和2年度に向かっていく事業となるのか、その辺いかがでしょうか。
○議長(
佐藤和好君) 宮野子育て支援課長。
◎
民生部子育て支援課長(宮野学君) 支援センター事業の部分につきましては、いわゆる子育て、家で子育て
をしている親子の皆さんが主に利用していただいていると。保育所の待機児童等々からわかりますとおり、いわゆる就労して働く親御さんの世帯が増えているということもあって、若干減少に転じているところもございます。しかしながら、11月30日オープンしております子育て支援拠点施設のほう
を核としまして、その他6地域で実施しております支援センター事業について、今後拡充
を図っていくということで、今、計画
を立てているところであります。
○議長(
佐藤和好君) 佐藤弘樹議員。
◆10番(佐藤弘樹君) 私は11月30日、わいわいキッズ大崎ですか、ちょっと中
を拝見させてもらいましたけれども、非常に明るくて、また、遊戯室等々も広く感じましてすばらしい施設だなとは思ったのですが、子育てわくわくランドと古川中央児童館機能、これ合築しているというふうな部分でございますので、こういったところ
を含めまして、子育て支援センターという部分の事業もきちんとやっぱり、御自宅のほうで悩み
を抱えているお母さん方もたくさんいるかもしれませんので、公園にしてもこういった子育て支援センターにしても、一つでも多く行ける場所
を増やしていただく、そこで悩み
を聞いていただける環境
を充実していくということが非常に大事な話だなと思ってございますので、ぜひその部分も、今後とも進化していっていただきたいなと思ってございます。 続きまして、同じく3款2項の部分でございますが、子育て支援拠点整備建設事業でございます。整備内容という部分と運営状況という部分で質疑
を出させてもらってございますが、今、前の質疑で私もわいわいキッズ大崎という紹介も、また答弁のほうでもしたところでございましたが、その部分の現状はいかがでしょうか。
○議長(
佐藤和好君) 宮野子育て支援課長。
◎
民生部子育て支援課長(宮野学君) 現状といたしましては、大変盛況となっておりまして、いわゆる児童館部分の自由来館については、これまで月平均450名だったものが約600名と、さらには、子育てわくわくランド部分のいわゆる親子で自由に遊びに来ていただけるつどいの広場ポッケのほうの部分については、これまで月平均1,800だったものが2,450程度に数字が伸びております。 さらには、鹿野議員あるいは早坂憂議員からもお話ありましたとおり、新規の登録の方も増えておりまして、土日祝日につきましては親子連れ100名程度が来て、結構大盛況ということで、今、運営させていただいております。
○議長(
佐藤和好君) 佐藤弘樹議員。
◆10番(佐藤弘樹君) 恐らく、道の駅おおさきという部分も多分関係もしてくるし、その相乗効果も私は期待していいのかなと思ってございます。新しいから行ってみるのだということもありますけれども、環境がいいですから、遊具がありますから。ただ、遊具はもっとふやしてほしかったかなという思いはありますが、そういった相乗効果
をもって、御飯
を食べる部分が道の駅おおさきのほうにもありまして、子供が遊んでいただけるような遊具も道の駅のほうにもあって、こちらのほうのわいわいキッズのほうにもあるという、相乗効果でお互いにふえていくということは非常にすばらしいことでございますので、その辺も民生部と産経部のほうの関係がございますけれども、ぜひとも市内の施設の利用者の向上に全てつなげるような方向で考えていただければ幸いでございます。 次に移ります。 歳出のほうの6款1項のほうに入ります。先ほど
相澤久義議員からもあったのですが、私も実は産業関係が2年ぶりの質疑となっておりまして、もっと若い頃は産業ばかりどんどん質疑、質問させてもらっておったのですが、2年ぶりの質疑になっていますので、緊張していませんけれども、その質疑
を果たしてしていいのかという問題はございますが、そこの思いも置いて質疑
をしてまいりたいなと思ってございます。 6款1項の部分でございますが、まず、新規就農総合支援事業でございます。ちょっと今回の補正予算の予算書
を見させてもらいますと返還金という内容になっております。基本的にはその新規就農の方々、数はあまり多くはございませんが、その地域や地区で今後の営農活動ですとか、ハウス、施設、いろいろな米、麦、豆等々ございますけれども、新規就農というところで若手の方々が頑張っていくのだというふうな部分
を応援するための事業予算となってございますが、今回のこの補正予算の計上という部分で、残念ながらというか、表記的には返還金というふうになっているものですから、その今回の補正の持つ内容のほう
をお聞かせいただけければと思ってございます。
○議長(
佐藤和好君) 安部農林振興課長。
◎
産業経済部農林振興課長(安部祐輝君) それでは、お答えいたします。 こちらの新規就農総合支援事業については、初期段階の青年就農者に対して支援
を行って、安定していくというために支援しているものですけれども、今回補正計上させていただいた返還金225万円については、歳入歳出同額ですけれども、農家から自主返納されたということで、県を通じて国に返納するというものとなっております。 この自主返納したその農家さんですけれども、就農者ですけれども、平成26年から制度の対象となっておりまして、給付金
を活用しながら就農した方でございます。実は営農状況もかなりよくて、この給付金の給付停止などの基準などもあるのです、制度には。実は農業に伴う総所得がかなり高くてこの給付金が停止するぐらいということで、大崎市で初めて給付停止したぐらい状況がいい方でございます。優良事例となるような就農者であるのですが、これまでの受領した給付金
をどうしても自主返納したいという申し出がありまして、県も市も何度もお宅にお邪魔して、返納する必要がないので返納しなくてもいいですという話で説明はしたのですけれども、本人としてはどうしても、助成金は使わないで自分の力で農業
をやりたいというちょっと強い希望、意思がありまして、それについては国や県も同意して、残念ながら今回返納するということになったものでございます。
○議長(
佐藤和好君) 佐藤弘樹議員。
◆10番(佐藤弘樹君) 返還金といっても、こういう今の話
を聞きますと、事業的にも非常に頑張られていらっしゃいまして、たくましく今後とも新規就農という部分でやっていきたいというふうな方だと、私も今、答弁のほうで理解
をさせてもらった部分でございまして、すばらしいことだなと思ってございますし、こういった農業者の方が1人でも多く、ぜひ地域に還元されて、また、伸び伸びと自分の営農活動の中で生活、あるいは営農指針とか行動ができるような環境づくりも我々もぜひ協力していきたいなと思ってございますけれども。 武元世界農業遺産推進監は農水省出身でございますけれども、その新規就農という部分につきまして、やはり今後の農業
を取り巻く環境がなかなか厳しいという部分ではございますけれども、いわゆるこの令和2年度の補正予算に向けた、この事業に向けたそこの見通しという部分につきまして、今後の新規就農、農業情勢につきまして、その点のお考えいかがでしょうか。
○議長(
佐藤和好君) 武元世界農業遺産推進監。
◎
産業経済部世界農業遺産推進監(武元将忠君) 新規就農についてということなのですが、大崎市、これまでもさまざまな場で御答弁させていただいておりますが、農業次世代人材投資資金、県内でも最も活用させていただいている自治体ということでございます。そのような意味で、大崎市、全体として高齢化だったり人口減少という課題、ほかの自治体と同じく持ってはいるのですが、やる気のある若者、農家さん、非常に多くいらっしゃるというのも同時であるのかなと思っております。 国の事業、このような事業
をしっかりと活用させていただくということ、また、大崎市でも独自の支援制度
をつくっております。そのようなこと、国の事業であったり県の事業、市の事業、うまく使いながら農家の方
を後押しできるような仕組み
をぜひこれからもつくってまいりたいというふうに思っております。
○議長(
佐藤和好君) 佐藤弘樹議員。
◆10番(佐藤弘樹君) ありがとうございます。 次に移ります。 7款1項のほうなのですが、商工業育成対策事業でございます。 まず、前段の質疑のほうでこちらのほうの内容は、かいつまんで私どももちろん理解
をさせてもらってございますが、一方で、大崎市の場合には大崎市中小企業及び小規模企業振興基本条例等々が策定されてございます。円卓会議という部分で、今こういった新型コロナということがございますから、いろいろな会議関係が全て
中止や延期という形になってございますけれども、その一方で、商工業育成のために進めていかなくてはいけないという部分がございます。 そういった中でのこの減額の内容という部分で、今回の事業はそれも全部含めた中で、一切問題がなく、令和2年度に向けた遂行ができるというふうなための今回の事業内容になっているのでしょうか、いかがでしょうか。
○議長(
佐藤和好君) 小野寺産業商工課長。
◎
産業経済部産業商工課長(
小野寺晴紀君) おはようございます。お答えいたします。 確かに、まず基本的にこの育成対策事業の300万の減額の内容でございますが、いずれも補助金の減額ということになっておりまして、補助金の確定等によります減額という形になっております。 先ほど議員のほうからも御指摘あったとおり、今後のこと
を考えますと、補助金
を有効に使っていただくべきところではございますが、単年度というところの補助金のものでございまして、どうしても事業
を完了しなければならないというところではございますので、事業完了の見込みがないものについてはどうしても次年度のほうの対応という形で御紹介させていただいておりますし、また、有効利用ということでありますと、基本的に予算額としては限度額ベースで取らせていただきまして、有効に利用するような形でありますと、どうしても商工会議所とか商工会と連携しながら調整
をさせていただいて、有効に活用させていただいているところもございますので、そういったところでは御理解いただきたいとは思っております。 次年度に対しましても、現在、産業円卓会議ということでこれから開催していく予定でおりましたが、どうしてもコロナウイルスの関係で、書面のほうで会議
をやらせていただくという形にしております。 また、この基本条例
を遂行していくためには、どうしても推進体制ということの考え方が必要だと思っております。その中で、1つといたしましては円卓会議等の部分と、意見
をしっかり言える場所の設定と、あとはもう一つ、産業振興
をしていく上での推進体制ということの構築に向けたものも必要と認識しておりまして、そちらにつきましては構築するための会議のほう
を設置しておりまして、3回ほど今年度開いております。その中でヒアリングも含めて委員の皆様にやらせていただいて、今後のこの地域における対応の方針というところまで、委員の皆様から御意見
を提出していただいているようなところでございます。 以上でございます。
○議長(
佐藤和好君) 佐藤弘樹議員。
◆10番(佐藤弘樹君) 今回の補正予算に対しましては、端的なその執行残の部分だということでございまして、今後の商工業育成対策も含めましたその支援体制というのはもう極めて重要なテーマになってございますし、強烈に進めていかなくてはいけないと思ってございますけれども、今までのこの補正も含めて、後藤
産業経済部長は商工関係、特に造詣が深いと私も理解しているものでございますが、今回の補正も含め、商工業育成対策事業にかけるその産経部として取り組みの部分、また、振興基本条例含めまして、その辺も、今後とも地域全体で推進
をしていくのだというふうな部分での、今回の補正計上も絡めながらの答弁
をお願いできればと思ってございます。いかがでしょうか。
○議長(
佐藤和好君) 後藤
産業経済部長。
◎
産業経済部長(後藤壽君) 御指名
をいただきました、ありがとうございます。 昨年4月にこの条例、この場でお認め
をいただきました。特に産業常任委員会の皆様には、発足前から関係する商工会議所だったり商工会だったり、金融機関だったりということで、一緒になって議論
を深めていただきました。本当にこの場
を借りて御礼
を申し上げたいというふうに思っているところでございます。 1つ、私どもが取り組んでいるというか応援している事業
を御紹介させていただきたいのですけれども、古川商工会議所青年部が実施
をしておりますジュニアエコノミーカレッジという事業がございます。小学校の高学年の子供たち
を対象にした事業でございまして、自分たちで会社
を、模擬体験にはなるのですけれどもつくって、いろいろ企画、商品の開発だったり、それに伴う仕入れ、そして最後は販売までということで、一連の流れ
を体験していただく事業でございます。今年度で5年目になります。 大崎市の商店街、過去10年で約450店舗が減少しております。いろいろな要因があるのでしょうけれども、その中の一つに後継者不足というのが非常に大きなポイントになるのかなと。将来、今回のこの事業に参加していただいた子供たちが一人でもそういった、起業も含めて取り組んでいただければなというふうに期待
をしているところでございます。 以上です。
○議長(
佐藤和好君) 佐藤弘樹議員。
◆10番(佐藤弘樹君) 今回の補正というふうな部分も含めた中での答弁で、今後の商工業振興にかける産経部の思いも伝わる部分でございましたので、いろいろな方々
を巻き込んで、いい意味で巻き込んで、教育的な部分もございますけれども、今後そういった将来的な子供たちの関心や興味、また、地域に移住
をしてその産業に関係しながら活性化
をしていくのだという、一員として考えられるような自覚
を持ってもらうための取り組みでもジュニエコはあるかなと私も思ってございますので、大変貴重な答弁
を感謝申し上げたいと思ってございます。また、産経部皆様方の今後の取り組みにも私も期待
をしたいと思ってございます。 次に移らさせてもらいます。 先ほどの答弁の中で、ちょっと私の質疑漏れが1カ所だけございまして、歳出のほうに行ってそこだけ端的に述べさせてもらいますが、3款2項の子育て支援拠点施設建設事業という部分でございまして、運営状況の部分だけちょっと質疑漏れ、1点ございました。 実は、ここの部分につきましては、市長との約束2019というもので、各部長さん方というのは市長との約束
を交わしているのです。まさかその市長の約束
を、報告
を、市長側にも、また議会のほうにもせずに御退職というふうなことではまずいのかなと私など思っているものですから。 さて、見ますと、子育て支援拠点施設の開設運用により子供の笑顔があふれ子育て
を楽しめる環境
を充実させます、一般論的な感じで無難にといいましょうか、書かれてはございますが、ちょうど質疑の部分で、私も子育て支援拠点の運営状況という部分でございますので、部長、決裁トップの自らがこういった部分
をきちんと達成目標として書かれてございますが、これ
をもってまだ達成と思ってもらってはまた困る部分がありますし、今後とももっと子育て支援環境
を充実してほしいなと思ってございますが、その点だけ質疑
をしたいなと思ってございますが、いかがでしょうか。
○議長(
佐藤和好君) 安住民生部長。
◎民生部長(安住伸君) 一瞬安堵したのでございますが、だめでございました。 子供は宝ということでございます。大崎市がこれから存在し続ける上で一番大事なことは、安心して子供
を産み育てる環境の整備ということだと思ってございます。また、今般の新型コロナウイルス感染予防に関しまして、佐藤弘樹議員の御尽力
をいただきまして、今日から妊婦の皆様にマスク
を配布させていただくということができてございます。感謝申し上げるところでございます。 安心して子供が育つ、育てられる環境の整備でございますけれども、その時代時代で必要な基盤整備というものが大事かなと思ってございます。場当たり的な補助金とか交付金の増加ではなくて、安心して子供が育てられる基盤ということで、今の時代であれば、先ほど来お話のあります子育て支援拠点施設の充実ですとか、待機児童の解消、それから子育て世代包括支援センターによる体制の構築等々、これら
を、大崎市民病院という全国に誇れる医療機関がございますので、その存在
を後ろ盾といたしまして施策
をしっかり進めていくことが重要だというふうに考えてございます。 住みやすい大崎市
を目指しまして、安心して子育てができるまちづくり
をこれからも進めていきたいと考えております。
○議長(
佐藤和好君) 佐藤弘樹議員。
◆10番(佐藤弘樹君) 今までで最高の答弁ではなかったかなと私認識してございますけれども、その思いがぜひ後進にも伝わるようなというところでございますけれども、今後とも民生部皆様方におかれましては、生まれた子供さんから高齢の皆様方のほうまで、かなり事業が、分掌が大きい部分でございますが、法定受託事務も増えまして、ぜひともその辺頑張っていただきたいなと思ってございます。 次に移らさせてもらいます。 歳出の8款2項でございます。道路橋りょう新設改良事業でございます。 前段のほうの質疑でもございましたので内容は割愛
をさせてもらいますが、本文に入りますけれども、市道整備及び舗装修繕体制という部分でございますが、毎回予算の問題もあるのか、決まって優先順位の下にその市道の補修ですとか修繕に当たっているという部分は、大変な思い
をされて内部のほうでは優先の入れかえですとか、緊急性ですとか、そういった思い
をされているのかなと思ってございますが、その部分につきまして事業の中身
を伺わせていただきます。
○議長(
佐藤和好君) 加藤
建設部長。
◎
建設部長(加藤栄典君) 市道整備と維持管理というところでございます。 市道整備につきましては、合併以来、主に新市建設計画に基づき進めてきているというところでございます。現状といたしましては、新市建設計画で計画されていた路線がほぼ完了に近づいているというところでございますので、新たな道路計画
を策定する必要があるだろうと、その中でも優先順位
を決めながらというところでしていきたいというふうに思っているところでございます。 また、舗装の修繕というところでございます。こちらもよく優先順位というお話
をさせていただいてございます。今現在、個別敷設計画
を策定しているところではございますけれども、これも事業債
を活用しながら今現在進めているところでございます。 ただ、この前、建設常任委員会の皆様と随行させていただきまして、ほかの自治体の舗装修繕の実態というところ
を学ばせていただいてございます。その舗装修繕の仕方として、委託業務によって、すぐやるのだというふうな形も聞いてございますし、それによって経費も削減できるのではというお話も聞いてございます。この部分からすると、やっぱりスピード感
を持って行うことが大切だろうというところでございますので、事業債の可能性についても研究していかなければならないのだろうというふうに考えてございます。 まず、安心・安全なまちづくり
を実現するためにも、円滑な道路環境の整備が必要不可欠でございますので、今後も意
をもって取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(
佐藤和好君) 佐藤弘樹議員。
◆10番(佐藤弘樹君) 了解しました。 次に移ります。 8款3項の排水路改良整備事業でございます。いわゆる常習冠水地区の排水対策と通告
を出させてもらってございますが、これも成果表
を見ますと、一般的な排水路整備という部分と、あとは浸水対策という部分での成果というふうな部分がございまして、大崎市内もかなり冠水地区が点在している状況でございますし、また、前回の令和元年東日本台風の際には冠水
を長期間、10日以上冠水するような地区もあるという部分でございますので、なかなかその辺が、毎年何もない年というのは逆に少なくて、建設担当の部分にかかってくる負担というのも通常よりも本年も大きかったのかなと思ってございますが、今回のこの補正予算
をもって、その常習冠水地区に関しましてはどういうふうな排水対策が寄与できるのか、また、今後の見通しにつきまして伺わせていただきます。
○議長(
佐藤和好君) 蓮沼河川・
冠水対策室長。
◎
建設部下水道課技術副参事兼河川・
冠水対策室長(蓮沼康君) 排水路整備のうち冠水対策につきましては、これまでは
古川地域の常習冠水地域
を対象に整備
を進めてきたところでございますけれども、昨年の台風19号
を受けまして、令和2年度からは全地域の冠水地域の整備もあわせて進めていくというところでございます。 なかなか進まないところでもございますけれども、そのほかに下水道事業の雨水対策なども含めまして、浸水対策に対しては推進していきたいというふうに考えております。
○議長(
佐藤和好君) 佐藤弘樹議員。
◆10番(佐藤弘樹君) 成果表にも書かれてございますけれども、平成25年に
古川地域の常習冠水地区地帯6地区、27行政区より浸水冠水の地区特有原因及び対策について現地調査
を行ったりとか、あるいはそういった地域の方の御意見
を伺ったりとかという機会
を設けたということでございますので、一刻も早くそういった常習冠水地区に関しましては解消ができる、あるいは解消につながるような取り組み
をしていただきたいと思ってございますが、特に加藤部長におかれましても、昨年度の台風から含めて、大変、早期復旧復興というふうな部分での御尽力、また、ちょうど下水道課という部分では地方公営企業法、全適という部分でございますので、そういった部分での組織内調整等々もあったかと思いますので、今後ともそういった建設部皆様方の御尽力も、ぜひとも後進の方のほうで引き継いでいただいてと思ってございます。 時間がありませんので、次に移らさせてもらいます。 次になりますが、議案第38号令和元
年度大崎市
水道事業会計補正予算(第1号)でございます。 まず、全体に対する補正となってきますので、詳細はちょっと割愛して結構でございますので、全体の大まかな補正内容
を御答弁いただきたいと思います。
○議長(
佐藤和好君) 中川水道部長。
◎水道部長(中川博君) 今回の補正につきましては、前段、木村議員のほうでも御質疑がございまして、今後の収入というようなことでの御質疑もあったところですけれども、今年に入って大分、欠損収益のほうが大分減ってきているということで、今年度も3,000万近くの減額
をさせていただいたというのがまず1点大きなところと、あとは受託工事等々の、国や県、市などからの移設工事等々の工事が減っての減と。あるいは先ほどお話出ていましたけれども下水道課との組織統合での整備費について、一般会計からの繰り入れということで増と。大きく申し上げますとそのような点で今回補正
を出させていただいたということでございます。
○議長(
佐藤和好君) 佐藤弘樹議員。
◆10番(佐藤弘樹君) 建設常任委員会の資料等々
を見ましても、私もこの間拝見させてもらいまして、あらっと思ったのは、なかなか対前年比と比較しまして水道料金の部分ですとか、あるいは基本料金や水量、料金等々も含めていろいろな項目がありますけれども、かなり減額とか低い数値になってきているという部分がございまして、私もちょっとこの辺、少し心配
をするという部分でもございますが、ただ今後、未給水だったりとか老朽管の更新だったりですとか、一方で果たさなくてはいけないという水道事業としての役割が大変あるかと思ってございますので、水道部長のほうからは先ほど答弁
をるる頂戴したところでございましたが、そういった水道部としての、水道の今後のビジョンや戦略等々がずっとあるかと思うのですけれども、今回の補正、拝見させてもらいますと、今回の有収率、また利益見込み
を水道部長は1億というふうに、決算では純利益
を1億以上としているようでございますが、まだもちろん水道決算は5月というところで、まだ3月ですから、まだまだ決算ができる状況ではありませんけれども、見込みとか戦略等々に対しましてかなり近づけているような現況なのでしょうか、いかがでしょうか。
○議長(
佐藤和好君) 中川水道部長。
◎水道部長(中川博君) ただいまお話ありました、これも市長との約束の項目ということでございますけれども、まずやはり有収率、これについては経常経費に大分関わってくることですので、この部分については目標
を立てて今年もやってきたところでございます。ただ、目標には若干届かないというところでしたけれども、前年度よりはプラスというふうなところになったということでございます。 あと、利益について1億以上の純利益
を確保するということで、経営基盤の強化につなげてまいりたいというふうにしておったのですけれども、令和2年度の予算書の中でも前年度分の損益計算書の部分も載せてございますけれども、あの中では見込みとしましては2億800万ほどの利益が出るというふうな形で現在のところ見込んでございます。 今後、先ほど申し上げましたように、大分収益のほうが減ってまいりますので、今回の議会の中でも料金の改定のことについてはお話
をさせていただいたところですけれども、今後はやはり水道の中でも経営努力、これはもちろんでございますけれども、今しきりに騒がれております宮城県の宮城方式ですか、ああいったことでもいろいろなことが問題視されておりますが、県のほうではとにかく責任
を持って安全性のある水
をしっかりとつなぐというふうなこと
をお話しいただいておりますので、私どもはそういったこと
をしっかりと県のほうに申し入れて、できれば料金のほうも、削減額
を料金のほうにも展開いただいて、料金
をできるだけ安価な形でうちのほうも買うというふうなことであれば、今後の経営に関しても大分プラスになるなというふうに思っておりますので、そうしたことの県のほうの成功もぜひお願いしたいなと思いますし、あとは広域連携、これは大崎市のほうでも1市6町合併して、これは広域化
をやってきたわけですけれども、やっと一本化になっているのですが、やはり今後のこと
を考えますと、周辺の地域ですとかそういったところとどういう広域化ができるのかは今後の進め方になると思いますけれども、そういった広域化の部分についてもぜひ進めていけば、何とかかんとか、急激な値上げ
をしないで済むのではないかなというふうに思っております。 ただ、あと最後にはやっぱり料金の改定というものはどうしても避けて通れない道だというふうに思っておりますので、その点については今後精査
をしながら進めていきたいというふうに思っております。
○議長(
佐藤和好君) 佐藤弘樹議員。
◆10番(佐藤弘樹君) 中川水道部長から答弁
を頂戴したのですが、ちょうど水道部におきましても、今回、28年か何かにつくった計画の3年目だということもございまして、また、水道事業の10カ年の年になっているということもありますし、また、水道事業の広域連携、今、答弁にもございましたが、広域連携だったりとか、あと令和2年4月からのいわゆる上下水道の組織統合というふうなこともありますので、いろいろな意味での節目の年になったのかなと思ってございます。 その上下水道事業が組織統合されるわけなのですが、そこに関しましては、最後の質疑になりますけれども、そこはもちろん万全というふうなことで進めていらっしゃるでしょうか、いかがでしょうか。
○議長(
佐藤和好君) 中川水道部長。
◎水道部長(中川博君) もう日にちがない中で4月からということですので、これはハード面、ソフト面、両面において万全に準備
を進めているということでございます。
○議長(
佐藤和好君) 佐藤弘樹議員。
◆10番(佐藤弘樹君) ずっと今、私も質疑
をしてきていて、今はっと気がついたのですが、答弁
をされている皆様方でございましたが、佐々木
総務部長もですけれども、そして安住民生部長もなのですが、また、後藤
産業経済部長、そして加藤
建設部長、そしてあとは中川水道部長、そしてあと宍戸
三本木総合支所長、この3月で退職なのです。本当に今年度のこの質疑まで、提案が至るまで、大変極めて皆さん方、一生懸命努力
をされてきたという部分に関しましては伝わる答弁でございましたし、また、その気持ち
をぜひともこの同じ部課の後進のほうにもきちっと伝えていただいて、この大崎市がますますの繁栄、発展いたしますこと
を祈念申し上げまして、私の質疑
を終わらせていただきます。 終わります。
○議長(
佐藤和好君) 以上で、質疑
を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第30号から同第39号までの10カ件については、
大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託
を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤和好君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第30号から同第39号までの10カ件については、委員会の付託
を省略することに決定いたしました。 これから討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤和好君) 討論がなければ、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤和好君) 御異議なしと認めます。 これから議案第30号から同第39号までの10カ件
を一括して採決いたします。 各案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤和好君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第30号から同第39号までの10カ件は原案のとおり決定いたしました。 暫時休憩いたします。 再開は午後1時30分といたします。 ----------- 午前11時23分 休憩 午後1時30分 再開 -----------
○議長(
佐藤和好君) 休憩前に引き続き会議
を開きます。
---------------------------------------
△日程第3
令和元年請願第3号
○議長(
佐藤和好君) 日程第3、
令和元年請願第3号
を議題といたします。
令和元年請願第3号に関し、
総務常任委員会の
審査の経過と結果について委員長から報告
を求めます。 総務常任委員長、12番
相澤久義議員。 〔12番
相澤久義君登壇〕
◆12番(
相澤久義君) 令和元年第4回定例会において、
総務常任委員会に付託されました
令和元年請願第3号
松山公民館の
バリアフリー化に関する請願の
審査経過と結果につきまして、
総務常任委員会を代表して報告申し上げます。 本請願につきましては、令和元年12月6日、11日、26日、令和2年1月28日、2月25日に委員会
を開催し
審査を行いました。5回の委員会での
審査では、令和元年12月6日の委員会で、まず
審査方法について協議し、
審査方法
を決定しました。12月26日の委員会では、請願者及び請願紹介議員の出席
を求めて、請願の趣旨や考え方
を伺いました。令和2年1月28日の委員会においては、執行部からの現在の状況及び今後の方向性について説明
を求めました。その後、委員会で協議
を行い、慎重に
審査を進めてまいりました。 請願者からの説明においては、
松山公民館が生涯学習施設として地域のコミュニティーづくりに活用されている現状や、建物の構造、ホールが2階にあり、高齢化も進んできている状況から階段で2階まで上るのがきつくなっている状況の説明
を受けました。あわせて、社会教育施設として公民館
を利用している団体が使う太鼓やブラスバンドサークルの皆様の楽器、また、イベント開催に当たっても音響設備は持ち込み
をしている状況であり、2階に上げるのに難儀している状況ということで、エレベーターの設置
を望む
バリアフリー化という部分
を望んでいる等の話
を受けました。そうすることで高齢者や障害者の参加も促せるという部分につながると考えているところでした。 執行部に説明
を求め確認
を行った部分としては、請願の実現可能という部分、ほかに、ほかの施設の公民館のホールの状況などについて確認
を行いました。執行部から、エレベーター設置という考えより、
松山公民館を含む近隣の3つの施設の複合的な利用により利用者の利便性
を図りたいということと、
バリアフリー化になっていない部分についても全体的な
バリアフリー化を進めることで対応したいということであり、請願内容にあった音響設備の整っていないためイベントの主催者が機材
を運び上げる現状についても、携帯用の音響設備
を近隣3つの施設で共通利用という形で整備も可能であると考えている旨の話がありました。また、地域の方々の意見交換、話し合いの場
を早期に設けたいとのことでもありました。 令和2年1月の執行部への確認、委員会での協議の後、請願者から、令和2年2月5日に請願の訂正申出書の提出
を受け、最終的に2月25日の委員会において訂正した請願の内容については、請願者が求めることが述べておられており、執行部としても対応することが可能であり、利用者の利便性につながると
総務常任委員会として判断しました。 よって、本請願の採択に当たっては、全会一致により本請願
を採択すべきと決定した次第であります。 なお、執行部に対しても、本請願の処理経過と結果につきましてその報告
を求めるものであります。 また、執行部からの説明にありました地域の方々との意見交換、話し合いの場
を早期に設けたいとのことについては、まずそこがスタート地点と考えますので、早期に実現
を望むものです。 以上、
審査の結果報告といたします。
○議長(
佐藤和好君) 委員長は答弁席に着席願います。 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤和好君) 質疑なしと認めます。 委員長は議席にお戻り願います。 これから討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤和好君) 討論がなければ採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤和好君) 御異議なしと認めます。 これから
令和元年請願第3号
を採決いたします。
令和元年請願第3号に対する委員長報告は採択であります。 この請願
を委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤和好君) 御異議なしと認めます。 よって、
令和元年請願第3号は委員長報告のとおり採択と決定いたしました。 お諮りいたします。 議案第44号
大崎市議会会議規則の一部
を改正する規則
を日程に追加し、日程の順序
を変更して、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤和好君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第44号
大崎市議会会議規則の一部
を改正する規則
を日程に追加し、日程の順序
を変更して、直ちに議題とすることに決定いたしました。
---------------------------------------
△日程追加 議案第44号
○議長(
佐藤和好君) 日程追加、議案第44号
大崎市議会会議規則の一部
を改正する規則
を議題といたします。 提出者から提案理由の説明
を求めます。 議会運営委員長、11番
中鉢和三郎議員。 〔11番
中鉢和三郎君登壇〕
◆11番(
中鉢和三郎君) 議案第44号
大崎市議会会議規則の一部
を改正する規則につきまして、提案理由の説明
を申し上げます。 今回の改正は、今般発生しております新型コロナウイルス感染症対策、そして今後発生が予想されます市民の生命、身体及び財産に重大な被害
を与え、もしくは生じるおそれがある危機に対応するために、この大崎市議会危機管理対策連絡会
を設置するものでありますけれども、これは大崎市の行政のほうが立ち上げております大崎市危機管理対策本部、これと連携するという意味
を持っておりますので、災害対策と同じようなスキームで対策
をしていくということでありますので、会議規則第165条に定める協議または調整
を行う場として、別表に新たにこの大崎市議会危機管理対策連絡会
を設けるものでございます。 以上、議員皆様の御賛同
をお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。よろしくお願いいたします。
○議長(
佐藤和好君) 提出者は議席にお戻りください。 これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 これから討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤和好君) 討論がなければ採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤和好君) 御異議なしと認めます。 これから議案第44号
を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤和好君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第44号は原案のとおり決定いたしました。 お諮りいたします。 閉会中の継続調査の申し出について
を日程に追加し、日程の順序
を変更して、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤和好君) 御異議なしと認めます。 よって、閉会中の継続調査の申し出について
を日程に追加し、日程の順序
を変更して、直ちに議題とすることに決定いたしました。
---------------------------------------
△日程追加 閉会中の継続調査の申し出について
○議長(
佐藤和好君) 日程追加、閉会中の継続調査の申し出について
を議題といたします。
--------------------------------------- 〔写〕 大崎議第229号 令和2年3月6日 大崎市議会議長
佐藤和好様 総務常任委員長
相澤久義 閉会中の継続調査の申し出について 本委員会は、所管事務のうち下記の事件について調査が終了するまで閉会中の継続調査
を要するものと決定したので、
大崎市議会会議規則第110条の規定により申し出ます。 記1 事件(1)公共交通体系の整備推進と安全・安心のまちづくりについて(2)教育行政と施設整備について(3)行財政改革の推進について(4)地方分権と広域行政について(5)高度情報化の推進について(6)市民協働と男女共同参画の推進について(7)環境・衛生全般について(8)所管事務に係る災害対応について(9)測量業務等に係る入札について(10)所管事務に係る危機管理対応について2 理由 調査
を必要とするため
--------------------------------------- 〔写〕 大崎議第223号 令和2年3月6日 大崎市議会議長
佐藤和好様 民生常任委員長 後藤錦信 閉会中の継続調査の申し出について 本委員会は、所管事務のうち下記の事件について調査が終了するまで閉会中の継続調査
を要するものと決定したので、
大崎市議会会議規則第110条の規定により申し出ます。 記1 事件(1)福祉行政について(2)少子化対策と児童福祉について(3)保健・医療行政について(4)国民健康保険事業の運営について(5)後期高齢者医療制度について(6)介護保険制度と高齢者保健福祉行政について(7)市民病院の経営について(8)所管事務に係る災害対応について(9)所管事務に係る危機管理対応について2 理由 調査
を必要とするため
--------------------------------------- 〔写〕 大崎議第232号 令和2年3月6日 大崎市議会議長
佐藤和好様 産業常任委員長 佐藤弘樹 閉会中の継続調査の申し出について 本委員会は、所管事務のうち下記の事件について調査が終了するまで閉会中の継続調査
を要するものと決定したので、
大崎市議会会議規則第110条の規定により申し出ます。 記1 事件(1)農林業・農山村の振興策について(2)商工業の振興と中心商店街の活性化策について(3)観光産業の振興策について(4)地場産業の育成と企業誘致の推進及び起業者への支援策について(5)雇用の安定と確保対策について(6)六次産業化の推進について(7)第三セクター事業について(8)再生可能エネルギーの推進について(9)原発事故対応について(10)世界農業遺産の活用策について(11)所管事務に係る災害対応について(12)所管事務に係る危機管理対応について2 理由 調査
を必要とするため
--------------------------------------- 〔写〕 大崎議第231号 令和2年3月6日 大崎市議会議長
佐藤和好様
建設常任委員長 佐藤仁一郎 閉会中の継続調査の申し出について 本委員会は、所管事務のうち下記の事件について調査が終了するまで閉会中の継続調査
を要するものと決定したので、
大崎市議会会議規則第110条の規定により申し出ます。 記1 事件(1)道路整備計画と推進策について(2)道路の維持管理について(3)中心市街地活性化と各地域の再開発事業について(4)下水道事業の推進策について(5)地震・水害等自然災害対策について(6)水道事業の施設管理と経営について(7)公営住宅政策の推進について(8)除雪・融雪対策について(9)公共施設建設の新たな手法について(10)耐震診断関係について(11)震災復興まちづくりについて(12)所管事務に係る災害対応について(13)所管事務に係る危機管理対応について2 理由 調査
を必要とするため
---------------------------------------
○議長(
佐藤和好君) 各常任委員長から、目下、委員会において調査中の事件につき、
大崎市議会会議規則第110条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり、閉会中の継続調査の申出がありました。 お諮りいたします。 各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤和好君) 御異議なしと認めます。 よって、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。
---------------------------------------
△日程第4 委員会の中間報告
○議長(
佐藤和好君) 日程第4、委員会の中間報告
を議題といたします。 各常任委員会、
市役所庁舎建設調査特別委員会、
議員定数・
報酬等調査検討特別委員会及び情報化対策特別委員会で調査中の事件については、
大崎市議会会議規則第45条第2項の規定により、中間報告
を行いたい旨の申出がありますので、これ
を許します。 初めに、総務常任委員長、12番
相澤久義議員。 〔12番
相澤久義君登壇〕
◆12番(
相澤久義君) 令和元年度において
総務常任委員会が行いました特定事件の調査の概要について、委員会
を代表しまして御報告いたします。 本委員会における特定事件は、公共交通体系の整備推進と安全・安心のまちづくりについて、教育行政と施設整備について、行財政改革の推進について、地方分権と広域行政について、高度情報化の推進について、市民協働と男女共同参画の推進について、環境・衛生全般について、所管事務に係る災害対応について、測量業務等に係る入札について、所管事務に係る危機管理対応についての10項目であります。 本委員会は、平成31年3月25日、令和元年5月14日、5月31日、8月26日、8月29日、11月14日、11月25日、11月26日、令和2年1月20日から21日まで、1月28日、29日、それぞれの項目について調査いたしました。 これらのうち、令和2年1月20日から21日までは、愛知県豊橋市、静岡県沼津市
を視察地として設定し、行政視察
を実施してまいりました。豊橋市においては豊橋市結婚支援事業について、沼津市においては沼津市の小中一貫教育についての調査
をしてまいりました。 調査の詳細につきましては、議場でもその報告書
を配付されていますので、詳細な報告は省略させていただきます。 なお、これらの特定事件については、今後も引き続き調査
を行ってまいりたいと考えております。 以上、調査の概要
を申し上げ、委員長報告といたします。
○議長(
佐藤和好君) 次に、民生常任委員長、23番
後藤錦信議員。 〔23番 後藤錦信君登壇〕
◆23番(後藤錦信君) 令和元年度におきまして民生常任委員会が行いました特定事件の調査の概要について、委員会
を代表して御報告
をいたします。 本委員会における特定事件は、福祉行政について、少子化対策と児童福祉について、保健・医療行政について、国民健康保険事業の運営について、後期高齢者医療制度について、介護保険制度と高齢者保健福祉行政について、市民病院の経営について、所管事務に係る災害対応について、所管事務に係る危機管理対応についての9項目であります。 本委員会は、平成31年4月10日、令和元年5月20日、6月4日、8月28日、10月29日、11月13日、11月26日、12月24日、令和2年1月22日から24日まで、1月31日に、それぞれの項目について調査いたしました。 これらのうち、令和2年1月22日から1月24日までは、新潟県見附市、富山県黒部市、長野県千曲市
を視察地として選定し、見附市においては健幸ポイント制度の取り組み、黒部市においては病児・病後児保育及び
一時預かりの取り組みについて、千曲市においては病児・病後児保育事業について調査
をしてまいりました。 調査の詳細につきましては、議場でもその報告書
を配付しておりますので、詳細な報告は省略させていただきます。 なお、これらの特定事件については、今後も引き続き調査
を行ってまいりたいと考えております。 以上、調査の概要
を申し上げ、共に活動いたしました民生常任委員会の皆様に感謝
を申し上げながら委員長報告といたします。
○議長(
佐藤和好君) 次に、産業常任委員長、10番佐藤弘樹議員。 〔10番 佐藤弘樹君登壇〕
◆10番(佐藤弘樹君) それでは、令和元年度におきまして産業常任委員会が行いました特定事件の調査の概要につきまして、本委員会
を代表しまして御報告いたします。 本委員会における特定事件は、農林業・農山村の振興策について、商工業の振興と中心商店街の活性化策について、観光産業の振興策について、地場産業の育成と企業誘致の推進及び起業者への支援策について、雇用の安定と確保対策について、六次産業化の推進について、第三セクター事業について、再生可能エネルギーの推進について、原発事故対応について、世界農業遺産の活用策について、所管事務に係る災害対応について、所管事務に係る危機管理対応についての12項目であります。 本委員会は、平成31年3月28日、4月23日、令和元年5月21日、6月7日、7月3日、7月31日、8月28日、10月29日、11月7日、11月14日、11月22日、11月25日、12月5日、令和2年1月10日、1月22日から24日まで、1月31日、2月6日、2月10日に、それぞれの項目について調査
をいたしました。 これらのうち、令和2年1月22日から24日までは、静岡県伊豆市、静岡県熱海市、東京都台東区
を視察地として選定し、伊豆市におきましては静岡水わさびの伝統栽培と世界農業遺産認定による活用策について、そして熱海市におきましては温泉観光推進事業について、事業者支援について、A-biz(熱海市チャレンジ応援センター)について、「ADさん、いらっしゃい!」事業について、姉妹都市である東京都台東区におきましては起業者向け創業支援と運営状況について、台東デザイナーズビレッジについて、台東区アンテナショップ運営について
を調査してまいりました。 調査の詳細につきましては、議場でもその報告書
を配付いたしておりますので、詳細な報告は省略させていただきますが、特に静岡県での調査視察は、視察地
を変えて昨年に引き続いての世界農業遺産に係る視察となったため、本市の世界農業遺産アクションプランの調査推進においても大きな参考となりましたこと
を申し添えたいと思います。 また、本年度の委員会調査では、この世界農業遺産認定に伴う諸事業
を初め、道の駅おおさきの運営、小規模企業及び中小企業振興基本条例策定による成果、鳥獣被害対策、観光振興対策、企業誘致対策などに継続的に取り組みながら、新たな課題でもある本市が所有する市有源泉事業のあり方や、今般の宿泊税についての議論も委員会並びに打合会
を各6回開催し、委員会として一定の方針で合意に至ったことに、この場
を借りて、委員皆様の活動に真摯に取り組む姿勢と御協力にも感謝
を申し上げるものでございます。 さらに、所管事務調査の一環として、本年度も市内各団体各位と意見交換など
を継続開催することで、現況の相互理解につながり委員会調査での産業関連施策に反映できましたことに、そして、繁忙の中、御参集いただき、多くの御意見、御提言
をお寄せいただいた団体各位にも改めて感謝
を申し上げるものでございます。 なお、昨年の令和元年東日本台風後には、委員会でも積極的に現地被害調査
を実施させていただきましたが、産業経済部でも台風発災直後の支援物資や救援物資の供給
を初め、その後の農地、ため池、揚排水機場の復旧はもとより、稲わらの除去や農業復旧関連事業でも、被災された団体や個人に寄り添いながら現在も支援
を果たされておりますことにも敬意
を表するものでございます。 最後になりますが、産業振興なくして大崎市の発展なしの気概
を持って事業推進に当たっている産業経済部4課1委員会の職員皆様、そして各総合支所地域振興課の職員皆様にも、委員会運営での御協力に感謝するとともに、今後の産業振興に資する各施策推進に期待するものでございます。 なお、これらの特定事件については今後も引き続き調査
を行ってまいりたいと考えております。 昨今の新型コロナに伴う影響で市内経済にも甚大な影響がありますが、今後とも本委員会、執行部がこれまで同様に、まさにワンチームとしまして調査及び活動に邁進したいと考えております。 以上、調査の概要
を申し上げ、委員長報告といたします。
○議長(
佐藤和好君) 次に、
建設常任委員長、
佐藤仁一郎議員。 〔6番
佐藤仁一郎君登壇〕
◆6番(
佐藤仁一郎君) 令和元年度において建設常任委員会が行いました特定事件の調査の概要について、委員会
を代表いたしまして報告いたします。 本委員会における特定事件は、道路整備計画と推進策について、道路の維持管理について、中心市街地活性化と各地域の再開発事業について、下水道事業の推進策について、地震・冠水等自然災害対策について、水道事業の施設管理と経営について、公営住宅政策の推進について、除雪・融雪対策について、公共施設建設の新たな手法について、耐震診断関係について、震災復興まちづくりについて、所管事務に係る災害対応について、所管事務に係る危機管理対応についての13項目であります。 本委員会は、令和元年6月4日、7月8日、8月27日、10月31日、11月8日、11月18日、11月25日、令和2年1月20日から1月22日まで、1月28日にそれぞれの項目について調査いたしました。 これらのうち、令和2年1月20日から1月22日までは、岐阜県各務原市、大阪府岸和田市、兵庫県西宮市
を視察地として選定し、行政視察
を実施してまいりました。各務原市においては景観計画について、岸和田市においては上下水道の組織統合について、西宮市においては舗装修繕計画について
を調査してまいりました。 調査の詳細につきましては、議場でもその報告書
を配付しておりますので、詳細な報告は省略させていただきます。 なお、これらの特定事件については今後も引き続き調査
を行ってまいりたいと考えております。 以上、調査の概要
を申し上げ報告といたしますが、各委員におかれましても、たび重なる災害対応に多大なるお力添え
をいただきました。市民の安心・安全に関する調査というものがいかに大事であるかというもの
を痛感したものであります。ここに感謝
を申し上げ、委員長報告といたします。
○議長(
佐藤和好君) 次に、
市役所庁舎建設調査特別委員長、17番関武徳議員。 〔17番 関 武徳君登壇〕
◆17番(関武徳君)
市役所庁舎建設調査特別委員会
を代表いたしまして中間報告
を申し上げます。 平成30年第2回定例会におきまして、市役所本庁舎、田尻総合支所庁舎及び
鳴子総合支所庁舎の建設について調査すること
を目的に、議員9名、そして令和元年9月からは議員10名で構成する
市役所庁舎建設調査特別委員会が設置されまして、昨年度は9回、今年度は13回にわたり委員会
を開催し、執行部から説明
を求めるとともに、課題の分析、
鳴子総合支所庁舎建設に伴う木質チップボイラー導入特定事案の調査、現状把握と先進地視察、委員間討議など積極的に調査に取り組んでまいりました。 調査結果
を踏まえ、昨年11月には、
鳴子総合支所庁舎建設への木質チップボイラーの導入について委員会として調査、議論し、その中で得た評価と課題について整理したほか、市役所本庁舎についても、議会フロアと市民交流エリアに当たっては特に委員間討議
を行いながら本委員会の考え方
を整理し、執行部に示しました。 調査経過や執行部への提言につきましては報告書に記載のとおりであり、詳細な説明は省略
をいたしますが、先進事例の調査として令和元年5月23日から24日の2日間、栃木県大田原市、埼玉県秩父市
を調査いたしました。栃木県大田原市の新庁舎では、市民サービス向上のための執務環境、市民相談窓口、会議室等の配置、議場におけるペーパーレス化、市民交流エリアの状況等
を調査し、埼玉県秩父市では市有林資源
を生かした地元木材の活用と複合施設庁舎の運営状況等の諸課題について、本庁舎や
鳴子総合支所建設に向けて大変参考となるものでありました。 また、鳴子庁舎への木質チップボイラー導入については、鳴子温泉地域の林業振興と地域資源の活用について、令和元年7月31日、先進地であります山形県最上町
を視察、山林の地域資源
を活用した取り組みで、木質バイオマス事業
を推進し地域循環型社会システム
を構築しておりました。これらの施設は官民連携による取り組みで循環型社会の仕組み
を上手に使い、原料となる木質チップが安価で安定して供給できる体制が築かれておりました。こうした取り組みがこの大崎市にも必要だと実感したものの、本市において早急にこうしたシステム
を構築し、木質チップボイラー
を導入運用することは現状では難しいとの判断に至りました。 新庁舎は、市民が誇り
を持てるシンボルであり、安全と安心の拠点であります。昨年10月12日から13日にかけて本市
を襲った令和元年東日本台風に伴う豪雨は、鹿島台初め市内に甚大な被害
をもたらしました。庁舎は災害対策本部となり、市民生活
を守るとりでであり、情報収集及び発信の場であります。その機能が十分発揮でき、市民の心のよりどころ、市民誰もが集えるところ、郷土愛が育まれるところでもあるため、執行部は今後ともワールドカフェやタウンミーティング、パブリックコメント等、広く市民の方々からの意見
を傾聴するべきであり、本委員会としましても議会報告・意見交換会、議員活動を通して、市民の意見
を尊重しながら、市民に長く親しまれる庁舎施設であること
を見据え、引き続き調査
を継続してまいります。 以上、報告
を申し上げ、中間報告といたします。
○議長(
佐藤和好君) 次に、
議員定数・
報酬等調査検討特別委員長、25番山村康治議員。 〔25番 山村康治君登壇〕
◆25番(山村康治君)
議員定数・
報酬等調査検討特別委員会が行いました調査、検討の中間報告について、委員会
を代表いたしまして御報告申し上げます。 平成31年第1回定例会において、
議員定数・報酬等
を調査、検討すること
を目的に、議員14名で構成する
議員定数・
報酬等調査検討特別委員会が設置されました。 本委員会が設置されて以降、大崎市議会基本条例にのっとり、二元代表制の議決機関として徹底した委員間討議、市民に信頼される議会
を念頭に、これまで13回にわたり委員会
を開催してきました。 また、初めて全議員対象の意向調査
を実施し、望ましい
議員定数、議員報酬、政務活動費について議員ごとの認識
を把握いたしました。さらに、議員の活動量
を把握することで報酬
を考える手法も取り入れ、この活動量シート
を全議員が作成しているところであります。 以下、これまでの検討結果
を踏まえ、本委員会の考え方
を御報告申し上げます。
議員定数については、広大な面積や多種多様な地域資源、自然環境、多発する災害等
を考慮すると、大幅な削減は望ましくありません。また、委員会活動
を充実するためにも必要人数
を確保する必要があるため、現定数30人から2減の28人の範囲で調整しております。 議員報酬については、県内同規模団体
を参考に報酬月額
を44万4,000円から50万円の範囲内で調整しております。 政務活動費については、県内14市の中でも低額、現行年12万円であるため、現状は会派による調査、研究にとどまっており、今後、会派活動の広報など
を充実するためにも、近隣市並み、年30万円に増額すべきと考えております。 本委員会は、令和4年の改選期
を目途に、
議員定数、議員報酬、政務活動費の3項目に絞り継続的に調査、検討、議論
をしてまいりました。委員間での議論の深化
を図るため、3項目について2グループに分かれて毎回委員間で討議
を行い、その後、互いに発表、質疑
を重ねてきました。それでも一案にまとめることができなかった項目がありますが、今後、人口減少、少子高齢化、そして議員のなり手不足の解消、議会の機能強化などに向けて精力的に取り組んでまいります。 令和2年度においては、市民との意見交換の場
を重ね、最終的な方向性
を見いだしていくため、引き続き調査
を継続してまいります。 以上、調査、検討の概要
を申し上げ、
議員定数・
報酬等調査検討特別委員会の中間報告といたします。
○議長(
佐藤和好君) 次に、情報化対策特別委員長、8番八木吉夫議員。 〔8番 八木吉夫君登壇〕
◆8番(八木吉夫君) 情報化対策特別委員会が行いました調査の中間報告について、委員会
を代表しまして御報告いたします。 高度情報化の進展により、地方公共団体
を取り巻く環境が著しく変化しております。情報の共有化、情報の公開等
を考慮した場合、積極的に情報の公開
をするシステム並びに広聴のあり方など
を調査する必要があり、情報公開等の調査、研究、議会広報編集のため、議員8名で構成する情報化対策特別委員会が大崎市議会に設置されました。 設置されて以降、情報の共有化、広聴のあり方について、現状把握と先進地視察、課題の分析などの調査に取り組んでまいりました。 これまでの委員会調査の概要について報告いたします。 初めに、議会広報について申し上げます。 平成18年に1市6町の合併以来、平成18年7月1日に創刊号
を発行してから、市議会定例会終了後に発行してまいりました。現在は第62号まで発行しており、各号の発行に当たっては3回の委員会
を開催し、紙面構成、レイアウト、原稿の確認、編集等
を行い発行しております。 また、今年度より紙面のリニューアル
を行い、各委員会活動などこれまで伝え切れなかった情報
を掲載するため、ページ数
を増やし、文字
を大きく表示するなど、見やすく、読みやすくするための改善
を行ってきました。 次に、議会のペーパーレス化について申し上げます。 情報通信技術
を効率よく使うことにより、議会活動の活性化、市民サービスの向上が求められる時代となり、このような時代背景に即時に対応するため、情報化対策特別委員会では、議会のペーパーレス化について議会運営委員会より付託
を受けまして、議会運営の効率化・迅速化と省資源の推進
を進めるために、委員会の開催、先進自治体への行政視察
を重ね調査
を行ってまいりました。 また、ペーパーレス化に向けたシステム導入について、委員会においては市民への情報提供、議会運営、議員活動の効率化・迅速化、資源、費用の削減効果、災害時の活用など
を導入目的とし、大崎市議会に必要なシステムはどのようなものなのか、機能や導入端末、通信環境など
を調査、研究、検討
を行ってまいりました。そして、調査内容
を取りまとめ、10月に議会運営委員会に報告し、導入についての提案
を行いました。 最後に、まとめとなりますが、市議会だよりにつきましては、これからも紙面づくり
を工夫し、魅力ある広報紙となるよう検討しながら発行してまいります。 また、議会のペーパーレス化につきましては、大崎市議会はこれまで議会基本条例の制定や
議員定数削減など、議会改革の推進に積極的に取り組んでおり、ICT推進や環境への配慮も議会改革の大きな前進となります。そこで、大崎市議会のペーパーレス化に向けたシステム導入につきましては、令和2年度の導入に向け、今後も情報化対策特別委員会としても推進してまいります。 以上をもって報告といたします。 〔「議長、議事進行」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤和好君) 6番
佐藤仁一郎議員。
◆6番(
佐藤仁一郎君) 私が行いました建設常任委員会の行政視察の報告につきまして、日時が1月20日から1月22日でございますので、議事録
を精査の上、訂正していただくようにお願いいたします。
○議長(
佐藤和好君) 了解しました。訂正の件、精査して訂正いたします。 以上で、各委員長の報告
を終わります。 なお、皆様方に配付しております各常任委員会の調査報告書については、会議録に掲載することにいたします。
---------------------------------------
△閉会
○議長(
佐藤和好君) これ
をもって、本議会に付議された案件の審議は全部終了いたしました。 よって、令和2年第1回大崎市議会定例会
を閉会いたします。 午後2時17分 閉会
---------------------------------------地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 令和2年3月6日 議長
佐藤和好 署名議員 後藤錦信 署名議員 氏家善男...