大崎市議会 2019-06-18
06月18日-02号
◆2番(伊勢健一君) これで心配になるのが、やっぱり私のうちからも大体夜帰って3,600円とか4,000円。高いと5,000円まではいかないかなというぐらいなのですが、今後、事業者さんと2万円ということで1年間の実証実験という形だと思うのですが、その辺のさらに協議をする可能性というのはあるのかどうか、お伺いいたします。
○議長(佐藤和好君)
今野まちづくり推進課長。
◎
市民協働推進部まちづくり推進課長(今野靖夫君) このタクシーの借り上げ料につきましては、地域内交通は収支率と乗車率というものを設定しておりますので、目標に届かない場合は2万円というその借り上げ料がちょっと高いというふうな判断がなされますので、若干下がるということもありますし、あとは今はタクシー車両1台で運行する予定としておりますけれども、例えば予約型なのですが、予約が集中した場合にタクシー車両をもう1台追加するとなれば、もうちょっと借り上げ料はそのままで委託する台数がふえたりというところも今後出てくるのかなというふうには思っております。
○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。
◆2番(伊勢健一君) 続きまして、事業の今後の具体的なスケジュールについてお伺いいたします。
○議長(佐藤和好君)
今野まちづくり推進課長。
◎
市民協働推進部まちづくり推進課長(今野靖夫君) 先ほども申し上げましたが、本日から
清滝地域内公共交通運営委員会というふうに組織を改編して第1回目の会議が行われるのですが、この中でまずは地域の皆さんに地域内交通の周知、それから会員登録をしていただきますので、会員募集を行ってまいります。それから、運行業者が
タクシー事業者さん3社なのですが、この3社と、今後、運行上必要となる書類や手続等の調整を行います。あとは、1台のタクシー車両を乗り合いということで使いますので、乗り合いの許可を運輸局のほうにせねばいけませんので、その準備。そのような形で、ことしの10月からの実証運行の準備をしてまいるということでございます。
○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。
◆2番(伊勢健一君) 10月からの実証運行ということで、1年間ということでよかったのかということと、その1年間の間でどのような形で見直しなり、事業者、それから利用者の声を次なる部分に反映させていくのかについてお伺いをいたします。
○議長(佐藤和好君)
今野まちづくり推進課長。
◎
市民協働推進部まちづくり推進課長(今野靖夫君) 実証運行は、ことしの10月から来年の9月までのまずは1年間ということでございます。この中で、やはり地域内交通の使われ方というのがいろいろと見えてくると思うのです。とても集中する時間帯があったり、あとは誰も予約のない時間帯があるかもしれません。そういうものは見直しをかけて、一番需要の多いところにタクシー車両を運行するという工夫をしてまいりたいというふうに考えております。
○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。
◆2番(伊勢健一君) そうなると、大体1年間を例えば3回なり4回に分けて3カ月ぐらいずつ見直しをしていくとか、こういう声があったよというような形を運営委員会の中でもんでいくというような考え方でよろしいのでしょうか。
○議長(佐藤和好君)
今野まちづくり推進課長。
◎
市民協働推進部まちづくり推進課長(今野靖夫君) はい、そのとおりでございます。
○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。
◆2番(伊勢健一君) 先ほど来お話がありました運行区域、この設定をするに当たって、やはり地区の中からの要望と、それから事業者の考え方と、大変難しい調整があったと思うのですが、この設定の過程に当たっての部分についてお伺いをいたします。
○議長(佐藤和好君)
今野まちづくり推進課長。
◎
市民協働推進部まちづくり推進課長(今野靖夫君) 運行区域の設定につきましては、基本的には地域内交通でございますので、清滝の地区内というのが原則でございます。ただ、市内各地域で地域内交通やっておりますが、松山地区においては鹿島台の
ショッピングセンターまでは行けることにしていたのです。松山の地域内ではちょっと買い物等ができないという声がありまして、そういう例もございましたので、古川駅と市民病院本院の2カ所であれば、まず要望もありましたのでタクシー協会と協議を進めまして、その2カ所であれば何とかいいだろうということで了解をしていただきましたので、そのように決定をしたところでございます。
○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。
◆2番(伊勢健一君) これ、清滝地区から古川に来る場合、今も後ろでお話が出ました。荒谷も通ります。長岡も通ります。それから宮沢も通ってきます。そうなると、先ほどのお話でやはりこの公共交通ということを考えたときに乗車率、それから収支率というのが見られてきます。そうなった場合に、この沿線地域からも、これから地域交通、地域内の公共交通導入を求める声があった場合の対応、特にその沿線です。通っていく宮沢であったり長岡であったりというようなところ、さらに協働してやっていくということも、今後1年間の実証実験の中でそのような声が出てきたり、乗車率、それから収支率の関係で広く周知をしていくということも検討されているのかどうか、お伺いいたします。
○議長(佐藤和好君)
今野まちづくり推進課長。
◎
市民協働推進部まちづくり推進課長(今野靖夫君) 一応、この1年間の実証運行につきましては、あくまでもまずは清滝地域を対象として実証運行をしたいというふうに考えております。その後、やはり議員おっしゃるとおり、その沿線が荒谷だったりというのがありますので、それを今後どうしていくかというのは議論はしていく必要があるだろうなというふうには思っております。
○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。
◆2番(伊勢健一君) それでは、今度、乗車率とこの収支率の部分の関係なのですけれども、やはり地域内交通であって、基本的には地域内で古川にというのはその2カ所、駅と市民病院というお話ではありましたが、やはりどう考えても乗車率と収支率をある程度一定の効果を上げるためには、まず分母も少ないです、地域の住民数も少ない、それから時間もコストがかかる、距離も長いし、その分時間がかかるという部分で乗車率、それから収支率の見方というのを必ず一律何%という見方になってくるとは思うのですが、その辺のところを今後どういうふうに見ていくのか、基本的な考え方についてお伺いをいたします。
○議長(佐藤和好君)
今野まちづくり推進課長。
◎
市民協働推進部まちづくり推進課長(今野靖夫君) まず、乗車率と収支率はもう設定してございますので、15%ということでそれが目標です、あくまでも。最低どれぐらいに乗ってほしいかというと結構厳しいとは思うのです、正直なところ。ただ、利用する方を高齢者と限定しないで、例えば夏休み中の小学生とか中学生、映画を見に古川の中心部まで来ますとかという使い方もできると思いますので、高齢者に限定してしまいますと、なかなかお客さんの幅が狭くなってしまいますので、本当に子供からお年寄りまで使っていただけるように、その周知を図っていきたいなというふうには考えております。
○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。
◆2番(伊勢健一君) 今回、清滝地区ということでしたが、今後それ以外の古川地域でもこのような声が上がってきた場合の対応についてお伺いをいたします。
○議長(佐藤和好君)
今野まちづくり推進課長。
◎
市民協働推進部まちづくり推進課長(今野靖夫君) 古川のほかの地域でそういう声があればということなのですが、もちろんそういう声がありましたならば我々のほうで出かけていって、制度の説明をして検討していくという形になるかと思います。ただ、まずは古川で1カ所目のこの清滝地区を何とかきちんとした実証運行をまず目指したいというところでございます。
○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。
◆2番(伊勢健一君) 最後に、この
地域内交通対策費、先ほどお話があった地域住民への周知の方法をどのような形を考えているのかについてお伺いをいたします。
○議長(佐藤和好君)
今野まちづくり推進課長。
◎
市民協働推進部まちづくり推進課長(今野靖夫君) 周知の方法なのですが、やはりなかなかわかりにくいと、初めての方には。パンフレットを1枚渡して、こういうのを始めますという乱暴なやり方ではなくて、各地区を回ってやっぱり説明会等が必要かなということで思っておりますので、これはちょっと運営委員会なんかにも諮っていきたいなというふうに考えております。
○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。
◆2番(伊勢健一君) 続きまして、2款1項7目財産管理費、市有財産管理経費556万5,000円。こちら旧図書館の解体の設計費用だというお話でありましたが、今後の事業のスケジュールについてお伺いをいたします。
○議長(佐藤和好君) 佐藤財政課副参事。
◎総務部財政課副参事[契約管財担当](佐藤秀宜君) 今回、補正予算を計上いたしました市有財産管理経費につきましては旧図書館の解体設計業務委託料となっております。今回の補正予算可決をいただきました後に解体設計業務に着手してまいりたいと思っております。起工、入札には7月から8月の間に、設計業務については9月から12月までの4カ月間で実施してまいりたいというふうに考えております。
○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。
◆2番(伊勢健一君) 9月から12月で設計をして、その先というのはまだこれからということでよろしいのでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 佐藤財政課副参事。
◎総務部財政課副参事[契約管財担当](佐藤秀宜君) その後につきましては、解体工事を実施後、解体工事につきましては設計完了後、今年度末に着手したいと考えておりまして、解体工事の完了は、おおむね令和2年の10月を目指しているところでございます。
○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。
◆2番(伊勢健一君) 令和2年の10月に全て解体が完了してということになると思うのですが、その後、駐車場というようなお話もあるようなのですが、あと事業の効果についてお伺いします。
○議長(佐藤和好君) 佐藤財政課副参事。
◎総務部財政課副参事[契約管財担当](佐藤秀宜君) 今回の解体後の旧図書館の用地の活用につきましては、市内でその利活用について検討も進めてきたところなのですが、ここにつきましては新庁舎建設に伴う駐車場として利活用したいというところがございますので、そのような形で進めていきたいというふうに考えております。
○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。
◆2番(伊勢健一君) 旧図書館の周辺というのは、結構道路も狭かったり、あと公園があったりというように入り組んでいるのですが、その辺の部分も含めて全体的に使いやすいような形で計画をしていくということでよろしいのでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 佐藤財政課副参事。
◎総務部財政課副参事[契約管財担当](佐藤秀宜君) 旧図書館用地周辺の道路につきましては、一方通行であったり狭隘な道路というところになってございますが、市役所新庁舎建設に伴う駐車場として、建設に伴いまして第2駐車場であったり東庁舎の駐車場であったりというところが使用できなくなりますので、その辺については誘導等をきちっとした中で駐車場としての活用、主に公用車を中心に駐車場として活用してまいりたいというふうに考えております。
○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。
◆2番(伊勢健一君) 先ほどもお話ししたように、狭い道路であって、解体、まだ今回は設計ということではありますが、実際その工事等々も含めて大変危険なのかなと、騒音なんかも含めて考えられるのですが、その辺の安全対策についてどのように考えているのか、お聞きいたします。
○議長(佐藤和好君) 佐藤財政課副参事。
◎総務部財政課副参事[契約管財担当](佐藤秀宜君) これから予算可決いただきました業者のほうを選定してまいりたいと思います。その中で周辺住民の方に業務の概要などを説明しながら、安全・安心に配慮して進めてまいりたいというふうに考えております。
○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。
◆2番(伊勢健一君) 次に、8款4項4目公園維持管理経費760万4,000円。こちら、岩出山の城山公園ののり面の工事ということでございますが、こちらの事業の今後の予定、スケジュールについてお伺いをいたします。
○議長(佐藤和好君) 岡田
岩出山総合支所地域振興課長。
◎
岩出山総合支所地域振興課長(岡田信一君) おはようございます。よろしくお願いします。 今回、補正で要求しましたのは、昨年の3月に市道城山公園線に隣接いたします城山公園ののり面からの小規模な崩落がありまして、その道路下への飛散対策として現在は大型土のうを積んでおります。そして、片側通行としているその部分について、昨年の9月の補正でいただきました測量設計業務を発注しておりましたが、その成果がまとまったことから、今回のり面工事を要求するものでございます。 また、これにつきましては、城山公園につきましては城山城址に設置された公園でもありまして、
文化財の指定も受けているということから発掘調査を行うということになっております。そのスケジュールですが、今回の補正を認めていただきましたら、早速7月から
埋蔵文化財の発掘調査を行いたいというふうに思ってございます。その調査終了後、工事発注をいたしまして、約六、七カ月ということで年度内の完成を目指すものでございます。 以上です。
○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。
◆2番(伊勢健一君) 年度内ということでございました。こちらも現場、昨年会派で視察をさせていただきました。大変狭いですし、土のうが積んであって片側交互通行ということで大変危険な状態、今も続いているというふうに思うのですが、特に小学校なんかも近くにありますし、工事期間中の安全対策についてどのような対策を考えているのか、お伺いいたします。
○議長(佐藤和好君) 岡田
岩出山総合支所地域振興課長。
◎
岩出山総合支所地域振興課長(岡田信一君) 現在、大型土のうを設置していますあの場所に仮設防護柵を設置いたしまして、その中で重機作業、それから人力による作業を行いたいというふうに思っておりますし、また下には小学校のスクールバスの乗りおり場があります。そういったことから学校、それから近隣の住民に対して説明を行いながら安全対策を進めてまいりたいと思います。 以上です。
○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。
◆2番(伊勢健一君) 最後に、観光費140万円、こちら宇和島市との交流の予算の増額だというお話でありましたが、さまざまなイベントをやるという中で、この大崎市内の青少年がそのような行事に参画をする機会があるのかどうか、お伺いをいたします。
○議長(佐藤和好君) 岡田
岩出山総合支所地域振興課長。
◎
岩出山総合支所地域振興課長(岡田信一君) お答えいたします。 今回の補正につきましては、政宗公まつりに姉妹都市である宇和島市から牛鬼2基を今回招聘する経費を増額補正するものでございます。牛鬼につきましては平成3年に岩出山の政宗公入府400年、それから有備館開設の300年記念として、初めて宇和島市から牛鬼を登場させたということでございます。その後、岩出山最後の年であります平成17年に再度牛鬼を呼びました。その牛鬼を呼んで、その担ぎ手として岩出山高校生などがかかわっておりました。その翌年の18年には、その担ぎ手であった岩出山高校の生徒たちが学校で牛鬼を制作して、その後、その牛鬼を毎年岩出山の政宗公まつりに出場させるというようなことになっております。 まず御存じのとおり、政宗公まつりにつきましては幼児からお年寄りまで全員参加のお祭りでございますので、青少年の交流はもちろんございますし、宇和島市の今回の牛鬼を呼ぶことによりまして、岩出山高校との宇和島市との交流がさらに進むものというふうに考えております。
○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。
◆2番(伊勢健一君) 終わります。
○議長(佐藤和好君) 次に進みます。 27番小沢和悦議員。
◆27番(小沢和悦君) 議案第59号令和元年度大崎市
一般会計補正予算(第2号)につきまして、まず質疑をさせていただきます。 歳出2款総務費、1項18目の
地域内交通支援事業について、私からも質疑をさせていただきます。 まず、どういう運行体制になるのかと。1週間に何曜日何曜日何曜日という運行になるのか、毎日になるのか、時間帯はどんなことで始まるのかということをまずお聞かせいただきたい。 それから、3社ということだったのですが、4カ月ずつ3社で、1社ごとに区切ってやるのかとかということも含めて、まずお願いします。それの受け付けはどこになるのかと。
○議長(佐藤和好君)
今野まちづくり推進課長。
◎
市民協働推進部まちづくり推進課長(今野靖夫君) 運行の方法でございます。まず、運行日が週3日、月曜、水曜、金曜日でございます。1日4便の運行です。1便午前8時、2便が午前10時、3便が午後2時、4便が午後4時という時間の設定となっております。3社、今のところといいますか、手が挙がりましたので3社でまず実証運行をやっていただくのですが、今のところ考えているのは2カ月ずつ1社ずつやっていただいて、予約の方法なのですが携帯電話の契約を運営委員会のほうでしていただいて、その携帯を
タクシー事業者さんにお渡しして、そこの番号に予約の電話をかけていただくという方法を今のところ考えておりました。
○議長(佐藤和好君) 小沢議員。
◆27番(小沢和悦君) その場合の予約でありますが、翌日のものは前の日の何時までとか、所によっては当日の何時までということで受け付けているところがあるのですが、どういうふうになりましたですか。
○議長(佐藤和好君)
今野まちづくり推進課長。
◎
市民協働推進部まちづくり推進課長(今野靖夫君) 予約のまず具体のお話なのですが、きょうから開催されます運営委員会のほうで詳細は決めてまいりますので、まだ決まってはいないのですが、今まで出た話ですと、ちょっと当日予約は難しいのではないかということでございますので、前日までの予約になるのかなというふうに今のところは思っております。
○議長(佐藤和好君) 小沢議員。
◆27番(小沢和悦君) 検討委員会の意見を参考にして決めるというか、意見をもとにして決めると。これまで私も総務常任委員会でいろいろ視察をしたり、地区内の大崎市内の予約乗り合い型をやっている地域からお話を承ったことあるのですが、前の日だと予約したのを忘れてしまう人も大分いるということで、当日というのも何時まではいいというふうにしているところもあるのです。その辺はいずれ地元の意向、それから実際に実証運行が始まってみて、その辺はいろいろいかようにも対応するということでよろしいですか。
○議長(佐藤和好君)
今野まちづくり推進課長。
◎
市民協働推進部まちづくり推進課長(今野靖夫君) 当日予約につきましては、やはり受けるのが
タクシー事業者でございますので、こちらの要望としてはやはりあるのです、ほかの地域も当日予約を受け付けてほしいと。ただ、大崎市内のほかの地域の地域内交通では、やはりちょっと当日予約は難しいですというふうに事業者のほうから言われていますので、ちょっと事業者次第というところはあるのですが、要望があれば、それはお伝えしてまいりたいというふうには考えております。
○議長(佐藤和好君) 小沢議員。
◆27番(小沢和悦君) ああ、そうですか。 それでは、清滝地区の検討委員会を立ち上げたのは3年前の7月15日であります。当時
まちづくり推進課長だった今の議会事務局長などに参加もしていただいて話し合いをやったのですが、初めから市が当初考えた、御承知だと思うのですが、清滝からタクシーに乗ってきて、宮沢小学校前の農業研修センターで1回、市民バスに乗りかえてもらうと。そこから町の中心部に行ってもらって、そしてあとは循環バスなりなんなりであちこち行ってもらうというような案だったのです。そんなのではとてもやれないと。そういう乗りかえを自由にできるようだったらば別に予約乗り合い型タクシーでなくたっていいのだということから、いわゆるタクシー協会、市、それから住民のいわゆる市民協働の事業でやるのだから、市だけの考え方で進められるものではないということで、住民の皆さんの意向尊重の中でいこうではないかということで検討委員会が発足したと。先ほど質疑をしていただいた伊勢議員は、当時積極的に事務局を担当していただいて順調に進んだとは思うのですが、それにしても3年というのは大分かかっているのです。 今後のこともありますので、何が一番つまずきの原因だったのか、2番目は何かというところを整理して、ちょっと教えていただきたいと思います。それはいずれ心配な課題となっていると思いますので、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(佐藤和好君)
今野まちづくり推進課長。
◎
市民協働推進部まちづくり推進課長(今野靖夫君) やはり、ちょっと時間を要しましたのは
タクシー事業者との協議です。これがやはり
タクシー事業者さんは普通にタクシー事業をやっていますので、普通に乗せれば4,000円か5,000円取れるものを1日幾らという借り上げで走行されてしまうと、お客さんが乗ってしまうと、やっぱり売り上げに響くということがございますので、やはりその調整に時間を要したというところでございます。
○議長(佐藤和好君) 小沢議員。
◆27番(小沢和悦君) ちょっと一般的なような気がするのですが、一番問題になったのは宮沢の農村研修センターでおろすと。それではだめだと、清滝の皆さんが。やっぱり町まで乗り入れなくてはだめだと。そこで江合川を越すか越さないかでいろいろ時間かかったのではないですか。その辺ちょっと正直に答えていただけませんか。
○議長(佐藤和好君)
今野まちづくり推進課長。
◎
市民協働推進部まちづくり推進課長(今野靖夫君) これまでの記録を見ますと、やはりそういうところもあったように思っております。
○議長(佐藤和好君) 小沢議員。
◆27番(小沢和悦君) それで、清滝だけだからこんなことが起きたのだね。この古川なり、それから清滝の元清滝なり朴木欠なり、奥深いところと比べれば大崎市にはこの、例えば三本木も清滝より近いかもしれません。そういったことを考えますと、同じようなパターンがあるとすれば、古川には他の地域と違ってタクシー会社が1社ではなくて6つか7つか、統合したりしていますが、あるので、1社にだけあそこにお客さんがとられると営業に響くという、そういう考えがあったのではないかと思うのです。そこが大きな私は問題だったと思うのです。 ですから、清滝を突破口にするというか、トップランナーでやるのはいいのですが、障害はそこに1つあった。幸いタクシー協会の皆さんの御理解をいただいて、そして市民病院と、それから古川駅、それと今度7月5日にオープンする道の駅おおさき、あそこもという話を私はちょっと聞いておったのでありますけれども、いずれ町のほうに乗り入れが可能となったと。これはタクシー協会の皆さんに御礼申し上げなくてはならないものだけれども、その辺、例えば三本木のデマンドもやめてグループタクシーという形になったのは、三本木の中だけくるくる回っていて、そこに市民病院が立派に見えるのに、あそこに行けないというのはやっぱり問題だというようなこともありまして、やはり利用率も低いというようになったのだと思うのです。 今後やはり大崎市の公共交通、デマンドについては合併してから13年にもなるのですから、田尻なら田尻、どことかどこという、余り限定し過ぎないで住民の利便性を考えて、私はやるべきだと思うのです。その辺が今回の長引いた原因と今後の取り組みについての教訓を我々に示唆しているのではないかと思うのですが、そこは
まちづくり推進課長、行ったばかりで大変御苦労さんですが、そんな研究はなさって今回の議案提案しているのでしょうね、恐らく。
○議長(佐藤和好君)
今野まちづくり推進課長。
◎
市民協働推進部まちづくり推進課長(今野靖夫君) そうですね、いろいろ各地域でやっておりますので、それのまずいところも見直しながら検討をしてきたというところでございます。
○議長(佐藤和好君) 小沢議員。
◆27番(小沢和悦君) ひとつ、今後に生かしていただきたいと思います。タクシー協会の皆さんは、今後タクシー事業を続けるためには市の公共交通の関係とタイアップして、世の中のために役立つように頑張るところに生き残りの道があるというふうにおっしゃっている方々もいらっしゃるので、ひとつ、まさにタクシー協会、市、それから市民協働という事業として、いい方向に持っていっていただきたいなと思います。 それから、163万円の予算内訳なのでございますが、これをちょっと積算根拠、教えていただきたいと思います。
○議長(佐藤和好君)
今野まちづくり推進課長。
◎
市民協働推進部まちづくり推進課長(今野靖夫君) これは先ほど来申し上げておりますが、まず1日の借り上げ料が2万円となっております。運行日数が週3日でございますので70日ございます。それに補助率をちょっと収支率を低目の5%で想定しまして95%というふうに見まして、それで133万円。あと、運営委員会のほうに事務管理費ということで30万円支出できることになっておりますので、これをプラスして163万円ということでございます。
○議長(佐藤和好君) 小沢議員。
◆27番(小沢和悦君) ああ、そうですか。これは163万円で足りるかどうかは実際運行してみないとわからないです。どれだけ乗車していただけるかわからないという問題があります。そこで、この問題の最後に、実証運行から本格運行に持っていく上で何が判断材料になって、このレベルをクリアしないと本格運行には入れないよというのがもしあれば教えていただきたいと思います。
○議長(佐藤和好君)
今野まちづくり推進課長。
◎
市民協働推進部まちづくり推進課長(今野靖夫君) まず、先ほど来申し上げておりますが、収支率と乗車率というのを設定しておりますので、その目標は15%なのですが、ただそれを10%までいけば、まずは実証運行から本格運行に移行できるのかなと思っておりますし、あとやはり地域の方も初めての乗り物となりますので、やっぱりこの1年間でいろいろな工夫をしながら、あと走らせる時間帯を変えるとか予約の仕方を簡単にするとか、そういうことを見直してやっていけたらなというふうに考えております。
○議長(佐藤和好君) 小沢議員。
◆27番(小沢和悦君) ところで、実証運行中は清滝線はそのまま運行しておくのでしたよね、その辺ちょっと確認しておきたいと思います。
○議長(佐藤和好君)
今野まちづくり推進課長。
◎
市民協働推進部まちづくり推進課長(今野靖夫君) 現在運行しております清滝線は、そのまま運行するということでございます。
○議長(佐藤和好君) 小沢議員。
◆27番(小沢和悦君) ありがとうございました。 では次に、議案第69号、公園については他の議員にお任せをすることにしましたので。議案第69号大崎市
古川カントリーエレベーター条例の一部を改正する条例でありますが、乾燥調製及び貯蔵施設の生もみ玄米換算60キログラム当たり1,700円を1,900円、乾燥もみを700円から800円に引き上げるというものでございますが、この値上げの理由をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(佐藤和好君) 安部農林振興課長。
◎
産業経済部農林振興課長(安部祐輝君) それでは、お答えいたします。 こちら、古川カントリーエレベーターの指定管理者になっております古川農業協同組合ですけれども、これまで古川地域で約26年間見直されていなかったカントリーエレベーターの使用料について見直しの協議を行いまして、その結果、その見直しに合わせてこの同じ古川地域内にある復興で建てました古川カントリーエレベーターも同様に見直したい旨、大崎市古川カントリーエレベーター指定管理者基本協定書の規定に基づきまして、使用料に係る協議の申し出を提出されて、受理したところです。 そもそも当初ですが、古川カントリーエレベーター利用料金の設定に当たりましては、こちらが復興という中で建てられたもので、被災した古川地域のほかのカントリーエレベーターと不公平なく利用できるように、古川地域の既存の西部カントリー、それから南部カントリーエレベーターの利用料金と同額とした経緯がありました。そこで、今回の見直しに当たっても基本的には古川地域は統一の金額が望ましいという考えのもと、料金改定の妥当性についても本市のほうで本年の農作業標準賃金表等も活用して積算した結果、その金額が妥当なものと判断して、それに関連する
古川カントリーエレベーター条例で使用料の上限を定めておりますので、その使用料の金額の一部を改めるために条例を改正したいというものでございます。
○議長(佐藤和好君) 小沢議員。
◆27番(小沢和悦君) 古川の渋井に、もともとJAのカントリーエレベーターがあるわけです。それと上埣に震災復興でつくったものがあると。それぞれで独立採算というか、計算上それぞれでどれだけ収入があって、どれだけ経費かかってという計算はあるのですか。
○議長(佐藤和好君) 安部農林振興課長。
◎
産業経済部農林振興課長(安部祐輝君) ただいま西部カントリーエレベーターの話がありましたけれども、西部カントリーエレベーターの収支については、ちょっと持ち合わせていないですけれども、古川カントリーエレベーターについては収支状況は把握しております。 古川カントリーエレベーターにつきましては、30年度実績で収入のほうで約3,400万円でございます。そして、支出のほうにつきましては約2,500万ということで、収益としましては約900万円という形でプラスという形で出ているというところでございます。
○議長(佐藤和好君) 小沢議員。
◆27番(小沢和悦君) そうしますと、古川カントリーエレベーターだけを見れば別に値上げする必要はない。しかし、古川地域にある2つのカントリーエレベーターのいわば均衡をとるという形で、さっきは妥当と判断したというのはそういったことなのでしょうね。それでさっきの答弁が大体そんなことだと思うのですが、すると900万円の黒字だと。古川カントリーエレベーターについてはさっき言ったような経過、つまり国から全額頂戴して建てたものであるということから、あちらと一緒の料金にした場合に、こちらは黒字が出てくると。それは農業振興のための資金として使うのだということであったのです。この間、毎年500万でしょうか、JAから収益金から上げていただいたということだと思うのですが、そうしますと今度はその収益をもっとこちらの大崎市に農業振興のために使っていい金というのはふえるという判断でよろしいですか。
○議長(佐藤和好君) 安部農林振興課長。
◎
産業経済部農林振興課長(安部祐輝君) お答えいたします。 こちらの先ほど議員さんのおっしゃった部分につきましては、基金の積立金の話と思います。こちらの基金につきましては、大崎市古川カントリーエレベーターについては東日本大震災復興交付金を活用いたしまして、この交付要綱に基づきまして被災地域農業復興総合支援事業の規定で、将来的に地域農業の発展に向けた再投資に活用されるような仕組みの導入を図るとされております。それに基づきまして、基金を年額500万円を10年間積み立てるというふうに覚書のほうを結んでいるという形となっております。こちらのほうにつきましては10年間という形で覚書で結んでおりますので、金額のほうは変えられないという形で認識しております。
○議長(佐藤和好君) 小沢議員。
◆27番(小沢和悦君) 10年間500万と決めたから、収益金はもっとふえるだろうけれども、これ上げられないのですか。そうしましたら、ちょっとこの際お聞きします。農業委員会から、私たち議会と交流会やった際に、あのカントリーエレベーターを活用して青森県の田舎館村、あそこに農業委員の方々が視察に行って、あの施設を活用して田んぼアートで集客なり活性化に生かそうではないかということで市長に提案したのだそうです、農業委員会として。日本で一番最初に田んぼアートをやったのはあそこなのです。大分歴史もあって、あのシーズンになりますと20万を超えるお客さんが来るということだったのです。それでなお、あのカントリーエレベーターをつくるときには農産加工施設、それから販売施設、これ3点セットで、国にせっかくだから応援してもらおうということで市は働きかけた経緯があるのです。しかしながら、それがなかなかうまく進まなかったのだけれども、その収益金を活用して農業委員会さんが提案しているそうしたことも含めて、あのカントリーエレベーターを活用した何かを考えたほうがいいのではなのかと。なおさら、500万から収益金がなお今後上がるだろうけれども、それが農協のほうに行くのだとすれば、市と農協が共同でせっかくの農業委員会から提案されたそういったものを具現化するということを検討したらいかがでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 安部農林振興課長。
◎
産業経済部農林振興課長(安部祐輝君) 議員さんから今提案いただきました。これまでも田んぼアート、青森県で農村地帯の中の観光拠点として成功している例ということで、農業委員会のほうからも過去に提案とかもいただいております。現在のところは本市としては予定は今のところはないのですけれども、ただ今回この基金につきましては10年間積み立てるという形になりますので、その期間にできるだけさまざまな手法を考えて、この地域の農業の発展に寄与するようなものをこの基金を活用していきたいというふうに思っております。その際には、もちろん地域関係機関からも意見を十分に聞いた上で、有効な手法で基金を活用していきたいというふうに思っております。
○議長(佐藤和好君) 小沢議員。
◆27番(小沢和悦君) 理屈として、いわゆる現在年間900万円の黒字を出していると。しかし、値上げをするのは古川地域にある別なほうのカントリーとのつり合いからだとすると、こちらの古川カントリーから上がる剰余金はもっとふえてくると。それも活用して農協と市と、それから農業委員会さんのせっかくの提案でありますから、これは10年になってから考えるのではなくて今から考えていくということをやっていかがでしょうか。今度11月1日に農業委員会と議会で三本木のパークゴルフ場の暫定オープンに合わせて交流会やるのですが、そのときに議会何かやってくれたのですかと聞かれたら、何と答えるの。そのときにちゃんとお話をする内容になりますので、課長、もう一回答弁お願いします。
○議長(佐藤和好君) 安部農林振興課長。
◎
産業経済部農林振興課長(安部祐輝君) お答えします。 先ほど、若干答弁で不足していた部分としまして、その収益がふえる部分なのですけれども、カントリーエレベーター5年経過しまして、修繕料のほうもちょっと金額が上がってきているという部分がありまして、そちらのほうにもかなりその収益のほうからは基金とは別に上がってくるというところが実際には出てくるという形です。ただ、その収益部分につきましては基金が中心ですけれども、そちらを有効に活用できるように話し合いはしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(佐藤和好君) 小沢議員。
◆27番(小沢和悦君) 農業委員会の提案は無視しないで検討の対象にしてこなかったのだかもしれないけれども、するのですか、しないのですか、そこをはっきり答えてください。
○議長(佐藤和好君) 安部農林振興課長。
◎
産業経済部農林振興課長(安部祐輝君) 基金の活用につきましては、例えば農産加工施設、6次化施設です、そういう部分も案としてあったと思います。6次化施設、それから今、議員さんからありました田んぼアートという部分もあったと思います。なので、総合的に考えていきたいと思います。 以上です。
○議長(佐藤和好君) 小沢議員。
◆27番(小沢和悦君) では、次に移ります。 議案第71号指定管理者の指定について伺います。 これは、現在工事中の三本木パークゴルフ場の指定管理者についてでありますが、この指定管理者に管理を行わせようとする公の施設の名称、ここに大崎市新世紀公園三本木パークゴルフ場とあるのですが、この名前はいつどこでどなたが決めたのでしたか。 それと、この大崎市三本木振興公社に指定管理をお願いすることになった経過をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(佐藤和好君) 荻野
三本木総合支所地域振興課長。
◎
三本木総合支所地域振興課長(荻野信男君) まず、名称につきましては去る12月の定例会のほうでだったと思います。条例改正のほうを提案させていただいて、料金設定、債務負担行為の議決をいただいたかと思っております。 それから、経過についてでございますけれども、まず指定管理者の募集期間としまして平成31年1月4日から2月12日まで募集を行いました。1月17日には応募者を対象に説明会を開催した際には6社9名の参加がございましたけれども、最終的には3社からの申請になりました。3月に指定管理者選定委員会を設置しまして、2回の選定委員会を開催して指定管理者の優先候補者を選定していただきました。 選考方法につきましては、3社それぞれからの申請、それに基づいたプレゼン、質疑応答を行いまして審査表による採点をしまして、委員8人分を集計しました審査表を参考にして委員の合議によりまして選考を行っていただきました。その結果、合計点数につきましては2番目でありましたが、委員の合議として全会一致で三本木振興公社が選定されたという結果でございます。 主な選定理由につきましては、三本木振興公社は提案された自主事業の内容や大崎市内の関係団体との連携による取り組みが評価できるとのことが多く上げられております。 以上でございます。
○議長(佐藤和好君) 小沢議員。
◆27番(小沢和悦君) 今の説明ちょっとよくわからなかったのだけれども、2番になった三本木振興公社が最終的には指定管理決定となったのですか。
○議長(佐藤和好君) 荻野
三本木総合支所地域振興課長。
◎
三本木総合支所地域振興課長(荻野信男君) まず、委員8人、1人100点の持ち点で審査基準に基づきまして審査を実施いたしました。その結果、点数については1番が別の業者、2番目に振興公社でございましたが、その審査の点数を参考にして合議によって決定するということで募集要項、審査基準を定めておりましたので、委員8人の合議によりまして、2番目でありましたけれども振興公社のその期待度のほうが上回りまして選定されたという結果でございます。
○議長(佐藤和好君) 小沢議員。
◆27番(小沢和悦君) この8人の選定委員で点数100点満点で点数を、いろいろな基準決めて。その数からいくと1番は別なほうなのだと。しかしながら、合議で公社になったということですよね。こういうやり方というのは今までもやっぱりあったのですか。こういうやり方、初めてですか。道の駅おおさきのときとまた違うのですか。
○議長(佐藤和好君) 渋谷
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(渋谷勝君) 過去の選定経緯につきまして、制度を総括している立場のほうから答弁申し上げますと、決め方自体については前と同じ手法をとられているというふうに思ってございます。ただ、今回の選定委員会の中の最終的には合議というやり方も、これも過去とやり方自体は同じとなっていると認識しているところでございます。
○議長(佐藤和好君) 小沢議員。
◆27番(小沢和悦君) ちょっと待って。議長、前、道の駅おおさきのときはその合議というのはなかったという説明だったと、私は記憶しているのです。後から整理して議会に出してもらったほうがいいのでないか。片っぽは公社がやっぱり1番ではなかったわけですよね。別のところが1位になった。それは点数でそういうふうになったというふうに私たちは議会で説明を受けたと思うのです。その辺、同じやり方だとすれば、ばらばらの対応をしたということになるのではないですか。その辺、後で議長から整理を求めていただきたいと思います。
○議長(佐藤和好君) 小沢議員、ここでその辺の今の質疑と同じような形式で、一回その見解を出させます。 渋谷
市民協働推進部参事、今の質疑を踏まえて。
◎
市民協働推進部参事(渋谷勝君) 道の駅につきましては、私の認識上のお話で申し上げましたので、再度確認しながらというふうにさせていただきますけれども、基本的に私どものほうで選定を行う際の手続について御相談受けた際には、今回の三本木パークゴルフ場のようなやり方を一般的な手法というふうに捉えているところでございます。
○議長(佐藤和好君) 小沢議員。
◆27番(小沢和悦君) そうすると、もし道の駅おおさきのほうが手順間違ったとすればやり直しすることになりますか。
○議長(佐藤和好君) 渋谷
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(渋谷勝君) この選定委員会自体は、その指定管理者を選定する都度にメンバーを決めまして開催しますということで、第1回目の会議におきましてどのような選定方法をするのかといったことを協議いたします。よりまして、私どもが一般的に申している手法でないやり方をその選定委員会のほうで、今回はこのようにといったような議論の末決められることにつきましては、そのことについてはその決定は尊重されるべきだというふうに思ってございます。
○議長(佐藤和好君) 小沢議員。
◆27番(小沢和悦君) 後で、いずれ何であれ確認をして報告をいただくようにお願いしたいと思います。 ところで、この指定管理者がこの公社になったからかどうかわかりませんが、この過程で近隣のパークゴルフ場の利用料金よりも高い大人700円程度にするという方向で話し合いが行われてきたというような情報が私に寄せられております。これは指定管理料とか何かの関係があるのかどうかわかりませんが、どうも協会絡みで三本木パークゴルフ場の利用料金がどこかで議論されているようですが、それ、もし議論されているとすればここでちょっと報告をいただきたいと思います。
○議長(佐藤和好君) 荻野
三本木総合支所地域振興課長。
◎
三本木総合支所地域振興課長(荻野信男君) 利用料金につきましては、条例で定める金額を上限として、その範囲で指定管理者が選べると、設定できるということになっておりますが、まだ正式に指定になっておりませんので三本木公社からも正式に相談は受けておりません。実際正式になったその後には、やはり同規模のパークゴルフ場と足並みをそろえるのがベターかと考えますし、公社のプレゼンの中でも、市内にある加護坊パークゴルフ場と連携して共通のプレー券の発行をしたいとか共同開催なども考えていきたいという提案もございましたので、同じ料金設定で相互に進められるのかなというふうに今考えてございます。
○議長(佐藤和好君) 小沢議員。
◆27番(小沢和悦君) 一応そういう話を聞いたものですから、県内のパークゴルフ場の利用料金、ずっと調べてみますと、ふれあいの森500円、やくらい500円、加護坊600円、おおひら万葉、これは一般500円、さくら、かつらを除くと。石巻市かなんも500円、あぶくま400円、登米市高森が600円とこんなふうになっているのでありますが、そうすると先ほど話のあった公社との間での話し合いの中で700円にすると、他のところよりも高く。そしてこの近隣も大体そいつに足並み並べて700円にしていくというような報告がどうのこうのという議論はやっていませんね。やっていないと。やっていないならやっていない、そして考えられるのは、今、加護坊とここの統一料金ということですか。
○議長(佐藤和好君) 荻野
三本木総合支所地域振興課長。
◎
三本木総合支所地域振興課長(荻野信男君) 私のほうとは一切そういう料金設定のことについての話し合いはしておりません。ただ、その業界のほうで何か話し合っていることについては把握していないということでございます。
○議長(佐藤和好君) 小沢議員。
◆27番(小沢和悦君) これ、業界というのですか、それ。そういう話が行われているやに私の耳に入ってきていますので、気をつけてこの指定管理、議会で議決をするのでありますが、ここがぐんと上げて、それに合わせて後からよそも上げようという話し合いがやられているように私聞いておりますので、そんなことのないように、ひとつしていただきたい。 それから、ちょっと調べていて、こういうところがあったのです。荒浜海岸公園運動広場・パークゴルフ場、ここは身障手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方本人と付き添い1名の料金無料という免除制度を使って、そういった方々に運動の場を与えているのだ、これ。これは指定管理者の範囲でできることなのでしょうか。その辺ちょっとお聞かせいただきたい。最終決定するのに議会からはそういったところが一方であるのだけれども、三本木はそういうことをやらなくてもいいよではなくて、やる方向で考えていただけないかというような注文をつけることもあり得るので、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(佐藤和好君) 荻野
三本木総合支所地域振興課長。
◎
三本木総合支所地域振興課長(荻野信男君) 条例のほうとか施行規則の中で減免規定というのもございます。その中で市長が認める場合ということもありますので、それは指定管理者にお願いした場合には、指定管理者のほうで市と協議の上、設定できるというふうに認識しております。
○議長(佐藤和好君) 小沢議員。
◆27番(小沢和悦君) それでは、今言ったようなところもあるようですので、こうした身障手帳や療育手帳、保健福祉手帳などをお持ちの方々が、御家族なりお友達と一緒にプレーできるようなパークゴルフ場になれば、私らとしてもこんなにうれしいことはありませんので、そういった方向で指定管理を受けられる団体といろいろ協議して、いい方向に進めていただきたいと思います。 以上で終わります。 〔「議長、議事進行」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 私も、次の次に順番なのですけれども、この指定管理の通告をしております。小沢議員と大体似たような質疑を、おてんとさんとの違いを明らかにしてほしいということで、私質疑するまできちっと答弁をするか書類で出してくださるようお願いいたします。
○議長(佐藤和好君) 執行部どうしますか。どちらにしますか。答弁しますか。 ただいまの議事進行に対して執行部に答弁いたさせます。 渋谷
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(渋谷勝君) 先ほど明確に答弁できませんで、大変申しわけございませんでした。道の駅おおさきの指定管理の例でございましたけれども、こちらは30年11月に選定委員会の結論が出てございまして、その際の記述につきまして、申請のあった2団体からの説明、質疑応答を踏まえ、各委員の意見と審査表の結果をもとに合議をし選定した結果ということで書き加えられてございますので、今回と同様の審査手法がとられているというふうに認識してございます。 なお、このことにつきましては、市のウエブサイトのほうにもこの結果につきましては掲示してございますので御参照いただければ幸いでございますし、必要であれば紙での御配付のほうも検討させていただきたいというふうに思ってございます。
○議長(佐藤和好君) 次に進みます。 3番鹿野良太議員。
◆3番(鹿野良太君) 3番手、議席番号3番の鹿野良太でございます。 まず、私も議案番号59、令和元年度大崎市
一般会計補正予算(第2号)、歳入のほうからお尋ねをさせていただきたいというふうに思います。 まず、こちらの地方創生推進交付金ということでございますけれども、こちら地方創生推進交付金、これは国の内閣の目玉の施策であるわけでありますけれども、さまざま過去3年ぐらい、この交付金活用事例ございます。今回のこの補正で上がってきております交付金のもともとの申請の流れから、まずお伺いをさせていただきたいと思います。
○議長(佐藤和好君) 渋谷
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(渋谷勝君) 地方創生推進交付金につきましては、制度上は地方再生法に基づく地方財政の支援制度でございまして、交付を受けるための手続といたしましては、地方創生総合戦略、それぞれの団体で掲げてございますけれども、これに基づく取り組みを事業を具体化するための地域再生計画といったものを策定いたしまして、これを国、所管は内閣府でございますけれども提出しまして、認められた期間の事業費につきましては補助率50%の交付を受けられる仕組みとなってございまして、この支援措置を通じまして国においては地方公共団体が行う自主的、自律的な地域の活力に関する取り組みを支援していくといったような趣旨が盛り込まれてございます。
○議長(佐藤和好君) 鹿野議員。
◆3番(鹿野良太君) そうですね、交付金の概要なんかを見るとそのように記載をしております。今回この地域再生法に基づく交付金ということなのですが、この地域再生計画、当初この質疑の通告を出したときには、ホームページのほうには2つ、地域再生計画、記載されておりました。1つが協働による地域多様性再生事業。平成28年8月30日に認定をされております。もう一つが大崎市の宝しごとづくり事業。これも同じく平成28年8月30日に認定をされております。これ期間は31年度までというふうに計画のほうには記載されております。実際、県のホームページなんかも見ると、その認定事業ということで一覧で出ているのですが、そちらのほうには終了年度30年度というふうに書いてありましたので、ちょっとその辺、県のほうで誤っているのかどうなのかなというところもありました。 まず、そこでお伺いをしたいのですが、今回この地域再生計画に対する交付金申請ということですが、この地域再生計画に記載をされている事業、これに対する全て申請を行ったものでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 渋谷
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(渋谷勝君) まず前段、議員のほうからお話があった件につきましてですが、これ一番初め28年のときに2事業採択をされてございまして、実は片方が30年度まで、もう片方が31年度までという計画期間のずれがございましたが、本市の交付金の取り扱いにつきましては横展開型と申しまして3年間の限定でございまして、期間の長い短い関係なく支援の期間は平成30年度まで、ただし計画の期間は片方は産業系のほうの取り組みは31年度までの期間までかけていたというようなところでございますが、今現在、この1つは終わってございますけれども、今般3つの取り組みにつきまして地域再生計画をかけさせていただいたところでございます。 その1つ目が、世界農業遺産に関する取り組みでございまして、食農文化等の地域資源を生かしたツーリズム創造事業、こちらをまずかけさせていただいたと。それからもう1カ件で未活用人材資産掘り起こし総活躍社会実現計画といったような、こちらは移住に関する支援と起業、新しく事業を起こす方への支援を組み合わせたパッケージで県が行います移住支援金の取り組みに連動させるといったようなことに着目した取り組みとなってございます。 この2つのほかに、企業版ふるさと納税を受けるための地域再生計画をもう1カ件かけてございまして、ものづくり企業等魅力向上・情報発信強化支援事業といった名称になってございますけれども、こちらにつきましては地元企業の魅力向上のための事業に企業様から寄附をいただく、こういった取り組みにつきましても地域再生計画を掲げましての国からの認可が必要になるといったようなことになってございます。 このほか、県が出しております移住支援金につきましては、本市もここに共同の実施自治体といたしまして参画しているといったような実態がございます。 以上でございます。
○議長(佐藤和好君) 鹿野議員。
◆3番(鹿野良太君) そうですね、先ほど私が上げた2つの地域再生計画以外にも3つ、本市としては新たな計画をということで承知をしておりますが、今回この補正で上がってきている事業については、これら今課長お話しになった計画に基づいてのものなのか、それとも先ほど私申し上げました協働による地域多様性再生事業、これ30年度というお話でした。もう一つ、大崎の宝しごとづくり事業、これは31年度ということだったのですが、今回はどちらの計画に基づくものということなのでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 渋谷
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(渋谷勝君) 前段、議員から御紹介のありました協働による地域多様性再生事業と、それから大崎の宝しごとづくり事業、この2カ件は28年度の採択でございまして、28、29、30の30年度までのこの交付決定の期間でございまして、計画自体は31まであるものもございますが、補助としては30年度までの支援といったような対象にございまして、今般新たに提出いたしました2つの事業で、先ほど申し上げましたとおり世界農業遺産に関するツーリズム創造事業と、それから未活用人材資産掘り起こしといった総活躍社会実現計画といったようなこの2つの地域再生計画に基づき、今般は歳入のほうに計上いたしました地方創生推進交付金4,346万2,000円の交付決定を得たものでございます。
○議長(佐藤和好君) 鹿野議員。
◆3番(鹿野良太君) わかりました。新たにホームページのほうに記載してある計画に基づくものと今回の補正ということでございます。 1つ、ちょっと確認をさせていただきたいのですが、今回出てきました未活用人材資産掘り起こし総活躍社会実現計画、そしてものづくり企業等、あとは魅力向上です、情報発信強化支援事業と。もう一つは世界農業遺産ということなのですけれども、この未活用人材資産掘り起こし総活躍社会実現計画、これ県のわくわくパッケージという枠の中でということなのだと思うのですが、移住支援センターは記載されております。そしてalataについても記載がされております。そしてもう一つ、ここに婚活支援センターが入ってくるのかなというような思いもあるのですが、これが計画の中では抜けているというか、入っていないということになります。この点についていかがでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 渋谷
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(渋谷勝君) この地域再生計画につきましては、パッケージ化することで採択しやすくなるといったような側面もございまして、今般は議員おっしゃるとおり移住支援センターと新たな取り組みをパッキングさせながら、県の行いますわくわくパッケージ、移住支援金制度のほうに連動させながら、あの中ではやるのではなくて、あれを促進するために本市として行う取り組みを自主的に行うといったようなものでございますが、この中に婚活支援センターが入っていないことの理由でございますけれども、婚活センターを含めまして30年度まで、前の地域再生計画で補助の対象とされておりまして、30年度終わりますので次の展開を考える際に、これを合わせたパッケージを考えたところでもございました。しかしながらパッキングする際に、婚活支援につきましてはこういった取り組みとはちょっと質が異なるといったような国なり、あるいは県からの御指導やら御意見などもございまして、そちらにつきましては少子化対策のほうの別の交付金のほうにエントリーしようということで、事前の段階で整理をさせていただいたところでございます。したがいまして、今回の地域再生計画のほうには婚活支援事業につきましては盛り込まなかったといったようなところでございます。
○議長(佐藤和好君) 鹿野議員。
◆3番(鹿野良太君) 次の展開ということでお話をいただきました。確かに当初2つあった計画、地域再生計画の中の中身を見ますと大崎の宝しごとづくり事業、これは中を見ると大崎中小企業活性化推進事業が1つ、そしてあともう一つは、みんなで応援わが町のしごとづくり事業が1つ、そしてインターンシップモデルづくり・IT人材育成事業、この3つが柱として上げられております。そしてもう一つの協働による地域多様性再生計画、この中には大崎市移住支援センター運営事業、そして、おおさき婚活支援センター運営事業、そしてユニセフ、赤ちゃんにやさしい病院認定事業、この3つがそれぞれ上げられております。今お話お伺いした上で、それぞれのものを抜き出して今回新たに計画化したのかなというふうに思います。 この地方創生という交付金でありますので、地方創生というこの流れの中で今上げたこの3つ、それぞれ3つで全部で6個ありますけれども、次に発展という中において、今回alata移住支援センター、あとは世界農業遺産、これの推進、そして地場企業活性化推進事業、3つ、市では取り組むと。さらにもう一つ、県の交付金事業ということになるかと思うのですが、移住支援、マッチング支援、企業支援計画とあります。この4つ、それぞれ連携してやっていくものだと思うのですが、今後この補正予算絡んでどのようにつなぎ合わせて連携をしていくか、この辺の方向性というものをもう一度お聞かせいただけますでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 渋谷
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(渋谷勝君) それぞれ市の予算になりますと、それぞれ事業化されました際には所管も分かれましたりというふうになってございますけれども、この地方創生の分野を2款1項の一つの目に固めておりますという意味が、やはりこれはあるわけでございまして、1つは、その予算の流動性みたいなところにおきましては、同じところに固めておいたほうが万が一の場合にはやりとりできるといったような利点もございますが、それにも増して、常日ごろからそれぞれの取り組みの進捗状況を確認しながら、あるいは効果のなかなか出ないところにつきましては、ほかの取り組みと連携させることが大事であるというふうに思ってございます。このことにつきましては担当者同士でのふだんからの情報交換でありましたり、そのような取り組みが具体化する際には庁内の会議、最終的にはプロジェクト本部会議のほうにもお諮りしながら、仕組みについて推進させていただきたいというふうに思ってございます。
○議長(佐藤和好君) 鹿野議員。
◆3番(鹿野良太君) ありがとうございます。先般の総務常任委員会のほうに婚活支援センターの閉鎖について報告がございました。この中で地方創生の流れの中で婚活支援というのも大きな柱として進められてきたというところもあります。この協働による地域多様性再生計画では大崎地域多様性再生協議会というものを設置して広く意見を伺い、そして政策間の連携、官民連携を有機的に連携を図ることで実施体制を確立していくというような文言がございました。この協議会、今も開かれているのでしょうか。この計画の期間が終わりで、そのまま終わりというふうになるのでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 渋谷
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(渋谷勝君) 協議会につきましては、有識者会議の点という理解であれば、私どものほうではその外部委員から成ります推進委員会のほうを設けてございまして、こちらのほうに取り組みを御報告申し上げ、御意見をいただきながら事業を進めてきたと。今後もそのような取り組みを行っていってPDCAサイクルの一つを補っていただこうというふうに思ってございます。
○議長(佐藤和好君) 鹿野議員。
◆3番(鹿野良太君) お伺いしたかったのは、今回その婚活支援センター、閉鎖になってしまいましたけれども、そういったことがこの協議会でしっかりテーブルに上げられているのかどうかということと、そもそもこの協議会、どのように機能していたのかなというところを疑問に思っておりましたので、その点についてはいかがでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 渋谷
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(渋谷勝君) 婚活支援センターの件につきましては、5月にかかる事態になったことでございまして、現在も契約解除をいたしました業者とのさまざまな交渉などを行っているところでございまして、まだそういった協議会組織のほうには御報告申し上げておりませんが、今後の対応方針なども含めまして情報提供等を含めまして、それに対する御意見を頂戴したいというふうに思ってございます。
○議長(佐藤和好君) 鹿野議員。
◆3番(鹿野良太君) この婚活支援センター、大崎市だけではなく定住自立圏の4町、大崎市以外の4町も含めるサポートという位置づけになっておりましたので、影響範囲も大きいというところもございますので、しっかりその辺の対応もとっていただきたいというふうに思います。地方創生はこの程度で、次に移らせていただきたいと思います。 次ですが、15款、農林水産業費県補助金、中山間地農業ルネッサンス推進交付金の内容というところに移らせていただきます。こちらの交付目的について、まずお伺いをさせていただきます。
○議長(佐藤和好君) 安部農林振興課長。
◎
産業経済部農林振興課長(安部祐輝君) それでは、お答えいたします。 こちらのほうは、国のほうが創設しました交付金となっております。こちらにつきましては、中山間地に特化した交付金でございまして、中山間地の人口減少、それから高齢化、担い手不足と厳しい状況に置かれているという観点、また中山間地の地域特性を生かして収益力のある農業を営むことができる可能性を秘めた地域というふうに国でも認識している中で、清らかな水もしくは冷涼な気候で、中山間地の特色を生かした経営の展開を通じて中山間地農業を元気にして多様な取り組みを後押しするための交付金ということで、市町村が事業を実施する際に国が交付を行うという形で目的化されているものでございます。 以上です。
○議長(佐藤和好君) 鹿野議員。
◆3番(鹿野良太君) そうですね、このルネッサンス推進交付金ということで、私も目にしたときに何か情熱的な交付金が入るのかなということで、ちょっと期待をしたところなのですが、実際に交付目的としてはそのような交付目的というところであります。農水省のホームページを拝見したところ、この中山間地農業ルネッサンス事業の取り組み事例ということで記載が出ております。いろいろな地域で多様な取り組みが行われていると。例えば青森県ですと、青森市の北部の地域ですと収益性の高い作物の導入の取り組みを軸にした魅力的な農村の実現というところです。具体的には、タマネギ栽培の先進地視察ですとか実験栽培が行われているようであります。 これと同時に、例えばほかの事業として農地耕作条件改善事業ということでタマネギ栽培のための、これは暗渠排水というのですか、その再整備、ちょっと字が見えないのですが再整備というところも同時に連携をして行われているようです。さらに多面的機能支払交付金等、共同活動の支援等も連携をして行われているというような事例がございます。ほかにも北海道ですとか山梨、長野、福井、三重、兵庫、香川、福岡、こういったところでさまざまな取り組みが行われています。中でも農山漁村地域整備交付金、これの活用も同時に行われているようなのですが、今回この補正を組むに当たって大崎市においてはほかに何か連携を考えていると、もしくは連携を行う予定であるというようなことはございますでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 安部農林振興課長。
◎
産業経済部農林振興課長(安部祐輝君) こちらの事業につきましては、今回初めて大崎市として手を挙げた形になっております。こちらにつきましては幅広くさまざまなソフト事業が実施できることとなっております。場合によっては継続して事業を実施できる可能性もありますので、まず1年目ということで幅広く地域の資源の可能性を探るような調査もしくはPRというような形で事業のほうは実施して、まずスタートしていきたいというふうに思っております。 以上です。
○議長(佐藤和好君) 鹿野議員。
◆3番(鹿野良太君) 歳出でも質疑を出しておりますけれども、この中で資源調査PR業務、具体的内容ということで通告をしております。せっかくですから、こちらのほうも一緒にお伺いをしたいと思います。お願いします。
○議長(佐藤和好君) 安部農林振興課長。
◎
産業経済部農林振興課長(安部祐輝君) お答えいたします。 今回は、ルネッサンスの資源調査PR業務委託料という形で、委託という形で事業を実施することとしております。内容的には、中山間地の農業を持続していける地域の活性化につなげられるために、こちらの事業について中山間地の指定、例えば特定農山村地域、そして山村振興地域等の指定がある中山間地域で取り組める部分ということで、本市内では鳴子温泉地域と岩出山地域が対象という事業となっております。そちらの鳴子地域、それから温泉地域及び岩出山地域の生かすべき特性、農作物、それから人等の資源調査のほうをまず行いたいと思います。 また、それらの農作物を販売につなげていくというために、鳴子温泉内、それから道の駅等での地産地消としての販売であったり、もしくは仙台圏での地域外への販路の可能性など、流通の調査もあわせて行っていきたいというふうに思っています。また、地域の農家を含め人材育成の研修などもこちらで行い、またそれらの資源等をまとめたPR媒体なども制作できればというふうに思っております。 これらを通じまして、中山間地の農作物の生産拡大、それから消費拡大につなげられるような事業を行っていきたいと思います。 以上です。
○議長(佐藤和好君) 鹿野議員。
◆3番(鹿野良太君) 承知をしました。ルネッサンス推進ということですので、例えば再生だとかそういった地域再生だとか、そういった意味合いもあるのかなというような思いもありますが、例えば新たに新規就農される方、そういった方々も鳴子、また川渡、岩出山についてもいらっしゃるというふうに伺っております。そういった方々も幅広くサポートできるものなのか、そこについてお伺いをいたします。
○議長(佐藤和好君) 安部農林振興課長。
◎
産業経済部農林振興課長(安部祐輝君) 今、新たな就農という話がありました。また別の面なのですけれども、青年就農に関しては大崎市内で今かなり就農者が出てきている状況で、鳴子温泉内でも例えば鬼首の高原大根を親から継いで戻ってきて始める方であるとか、それから繁殖農家を新たに始める方であるとか、かなり今戻ってきている状況です。ぜひ次世代につなげられるように、そういう方たちを応援できるようなそういう農作物に資源も当てていきたいというふうに思っております。
○議長(佐藤和好君) 鹿野議員。
◆3番(鹿野良太君) わかりました。最後になりますが、400万円という業務委託料が出ております。お示しされておりますけれども、この成果もしくはその成果物、そういったものはどういったところで判断をしていくものになりますでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 安部農林振興課長。
◎
産業経済部農林振興課長(安部祐輝君) 生産物に関する資源調査、またはその農作物の販路としての方向性、流通としての方向性というのも出てくると思います。また、人材育成の結果、その育成という部分で内容も出てきます。そういう部分として資源等をまとめたPR媒体等も出てきますけれども、全体的な報告書の中で次年度につなげていけるような生産の手法、それから販路の拡大の手法というところを報告書の中で評価して、次の年度につなげていきたいというふうに思っております。
○議長(佐藤和好君) 鹿野議員。
◆3番(鹿野良太君) 世界農業遺産の関連でも、動画等々制作もしておりますし、ここは中山間地、鳴子・岩出山地域に特化したということでありますが、その辺、重複してダブったりとかすることのないように、それぞれの特性をしっかりと把握した上での作成をお願いしたいというふうに思います。 次に移らせていただきます。失礼しました。通告書が歳入、歳入と2つ続いてしまっております。こちら歳出の間違いでありますので訂正をさせていただきます。 児童保育費についてお尋ねをさせていただきたいというふうに思います。 これは10月の消費税アップに伴うということでシステムの更新、改修というところで伺っております。大体質疑の内容については事前に承知をしたところでありますので、少しお伺いの仕方を変えたいというふうに思います。 これ、今までもこの幼児教育に関する歳入については国費で賄われている部分が多かったと思います。今回のこのシステム改修に伴う部分も国から来ているお金になりますが、これまでも同様にこの財源については全て国から来ていたものでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 伊藤子ども保育課長。
◎
民生部子ども保育課長(伊藤文夫君) 今回のシステム改修につきましては、10分の10で国費全額負担ということになっています。その他、運営に関する分につきましては国が2分の1、県が4分の1、自治体が4分の1という形の補助割合という形になってございます。
○議長(佐藤和好君) 鹿野議員。
◆3番(鹿野良太君) 10月の消費税アップが仮にどうなろうと、このシステム改修、そしてこの事業は継続をして行うということで伺っておりますので、しっかりと行っていただきたいと思いますし、もしそのシステム改修をしても消費税についてだけの改修ではないというふうに伺っておりますので、しっかり行っていただきたいというふうに思います。 次に移らせていただきます。 議案番号62、大崎市の行う選挙等における投票管理者等に対する報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてお伺いをいたします。 こちらのまず変更の経緯についてお尋ねをいたします。
○議長(佐藤和好君) 宮川
選挙管理委員会事務局長。
◎
選挙管理委員会事務局長(宮川亨君) それでは、条例改正の経緯についてでございますが、大崎市の行う選挙等における投票管理者等に対する報酬額につきましては、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律で定める額を基準としてございます。今回この法律の一部改正がございまして、投票管理者等に対する費用弁償の額の改定がございましたので、本市におきましても投票管理者等の報酬額について条例の一部改正を行うものでございます。
○議長(佐藤和好君) 鹿野議員。
◆3番(鹿野良太君) 法律の一部改正に伴う条例の改正ということでございます。200円ないし100円、そういったものが変更になっております。あとは50円上がっているところもあります。これが実際に国のその法律改正というところだと思うのですが、例えば100円ないし200円、これが上がっているというその実際の根拠というのは、どのように市としては認識しているのでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 宮川
選挙管理委員会事務局長。
◎
選挙管理委員会事務局長(宮川亨君) 報酬額の根拠についてでございますが、国におきましては選挙の円滑な執行を図る観点から、参議院通常選挙のある年に地方自治体への選挙を委託するための経費等の基準を定例的に見直ししているところでございます。今回、近年における物価の変動、それから公務員給与の改定等を踏まえまして、その選挙経費の見直しの中で投票管理者等の費用弁償の基準額のほうも100円から200円の改定があったということで、本市の投票管理者の報酬額も国の基準と同額に改定をしたいというふうに思うものでございます。
○議長(佐藤和好君) 鹿野議員。
◆3番(鹿野良太君) 承知しました。参議院議員選挙ごとということですが、3年に1回見直しがされるということですね。物価または公務員の給与の水準に基づくというようなところで理解はさせていただきました。 では、次の議案に移らせていただきます。 議案第64号、大崎市市税条例の一部を改正する条例ということです。 こちら、資料のほうで4番の資料をいただいて見ておりますが、なかなかちょっと理解ができない部分がございます。今回はこの軽自動車の減免もしくは免除というところで出ていたかと思うのですが、こちらの15条の変更というところで記載があります。附則の内容でありますので、附則の第15条というところ、15条の2が略となっていて、その後に15条の2の2に以下をつけ加えるというような議案であります。 ちなみに、この15条の2というのを見ると、土地に関する内容がこの15条の2では書かれているわけなのですが、宅地評価、土地の取得のうち云々ということがあります。この後にすぐ日本赤十字の所有する軽自動車等云々という、これが来るのでしょうか、ちょっとそこに違和感を覚えたのでお伺いいたします。
○議長(佐藤和好君) 浅野総務部参事。
◎総務部参事[税務担当](浅野浩昭君) お答えいたします。 経緯につきましては、平成24年8月に税制抜本改正法の成立によりまして、この軽自動車についての見直しの方向性が示されたところでございます。その後、平成26年度与党税制改正大綱等を踏まえまして、消費税を10%に上げる際に自動車取得税を廃止することが決定されているところでございます。あわせて環境負荷の低減を図るために環境性能にすぐれた自動車の普及促進のために、自動車及び軽自動車につきまして環境性能割が導入されるというところでございます。この環境性能割につきましては市町村税に位置づけられるというところでございますので、今後、市町村の自主財源となるところでございます。 消費税引き上げにつきましては、29年の1月1日から今年度の10月1日に延期されたというところで、今般の改正になったというところでございます。
○議長(佐藤和好君) 鹿野議員。
◆3番(鹿野良太君) 経緯についてはそういうことということなのですが、ホームページのほうの条例確認をさせていただきましたが、軽自動車税の税率の特例というのが第16条にございます。その前が15条に関しては土地に関することが書いてあって、軽自動車に関しては16条から始まっております。 今回のこの附則、15条の2というところを見て、タイトル、括弧して軽自動車税の環境性能割の賦課徴収の特例という文言がありますが、これがどこにもなかったのですが、これは何条のどこに書いてあったでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 浅野総務部参事。
◎総務部参事[税務担当](浅野浩昭君) 済みません、現在その条例の部分、ちょっと持ち合わせておりませんので、後ほどお答えをしたいというふうに考えております。
○議長(佐藤和好君) 鹿野議員。
◆3番(鹿野良太君) 15条の2とありますけれども、これ16条の2の間違いではないですよね。そこだけちょっと確認させてください。
○議長(佐藤和好君) 浅野総務部参事。
◎総務部参事[税務担当](浅野浩昭君) その点につきましても大変申しわけございません。後ほど確認して御報告させていただきます。
○議長(佐藤和好君) 鹿野議員。
◆3番(鹿野良太君) では、ちょっと次の質疑に入らせていただきます。 議案第69号大崎市
古川カントリーエレベーター条例の一部を改正する条例というところです。こちら、先ほど小沢議員のほうから質疑がありまして経緯についてはお伺いをいたしました。3社から申請があったということでございまして、そのうち点数としては2番……(「カントリー」と呼ぶ者あり)ああ、失礼しました。カントリーのほうです。改定の根拠でいろいろ収支に関してもお伺いをいたしました。収入、30年度では3,400万円、そして支出が2,500万円と900万円の黒字が出ているというところで、さまざまな基金に積み立てを行うというようなことも伺ったところでございます。この900万円のうち500万円を積み立てるというようなことで伺いました。一つお伺いをさせていただきますが、この古川カントリーエレベーター、指定管理料はお幾らになっていますでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 安部農林振興課長。
◎
産業経済部農林振興課長(安部祐輝君) お答えいたします。 指定管理料はなし、ゼロ円という状況でございます。
○議長(佐藤和好君) 鹿野議員。
◆3番(鹿野良太君) ありがとうございます。指定管理料なしでこれぐらい収益を上げているということで、農業振興の再分配というところに資する事業というところでございます。金額の根拠について、これも金額を見ますと100円から200円ぐらいだったでしょうか。金額700円から800円、そして1,700円から1,900円と、100円から200円上がっております。これもちょっと先ほど根拠を伺ったところでありますけれども、もう一度この100円と200円、プラス収益、黒字を出している中で、この100円と200円をそれぞれ上げる、それぞれ足並みをそろえるというところの上限額というお話がございました。全てこの上限額いっぱいいっぱいで現状運営をされているのでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 安部農林振興課長。
◎
産業経済部農林振興課長(安部祐輝君) お答えいたします。 このたび、JA古川の中で26年間見直しされていなかったカントリーエレベーターの使用料金の見直しがされたという形でございます。それに伴ってこの古川地域のカントリーエレベーターですけれども、これまで税込みにしまして生もみで1,620円であったところ1,782円に、あわせまして乾燥もみで648円であったところ756円に変更したいという内容で協議のほうはなされております。 それに伴いまして、市としても農家が担い手に作業を委託する際の作業料金等を今年度の農作業標準賃金表等から算出したところ、生もみで1,800円台、それから乾燥もみでも700円台という結果となりました。条例におきましては、使用料の上限額を定めることとなっておりますので、市で試算した金額の100円単位を切り上げた形で、生もみは1,900円、乾燥もみは800円としたところです。 なお、この金額につきましては、その他の周辺カントリーの利用料平均額と比較しても同等な金額であることも確認している状況です。 以上です。
○議長(佐藤和好君) 鹿野議員。
◆3番(鹿野良太君) ありがとうございます。このカントリーエレベーター、実際には利用者というのはふえているのでしょうか、減っているのでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 安部農林振興課長。
◎
産業経済部農林振興課長(安部祐輝君) ただいま、この古川カントリーエレベーターですけれども、貯蔵の能力に比べての稼働率なのですけれども、昨年で95%という稼働率で、ほぼ満杯の状態で動かしているような状況という形で、ほぼ、その稼働状況はフルに動いているというような状況となっております。
○議長(佐藤和好君) 鹿野議員。
◆3番(鹿野良太君) わかりました。値上げすることによって利用者が減ってしまうのではないかなという思いの中でお伺いをさせていただきました。 では、最後に移らせていただきます。 議案第71号、指定管理者の指定についてというところでございます。 これも、先ほど小沢議員が質疑をされていらっしゃいますが、三本木振興公社というところでございます。こちらもこれが先ほど3社から申請があったというところで、点数としては2番目だったと。合議の結果、決定をしたというところでございます。この合議の内容というのは、先ほど自主事業であったり他団体との連携であったりという部分が評価されたというところでございますが、この詳細についてはオープンにできるものなのでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 荻野
三本木総合支所地域振興課長。
◎
三本木総合支所地域振興課長(荻野信男君) その内容につきましては、選定委員会の委員長から市長のほうに報告書を上げてございまして、ウエブサイトのほうにも掲載済みでございます。 具体的な意見の内容としまして、先ほど申し上げたその地域との連携でございますけれども、地元の出資企業や市内の施設との連携が具体的に描けており安定した経営が期待できる点を評価するとか、パークゴルフ場の管理実績はありませんが、芝管理を重視して地元のゴルフ場の芝管理を経験していた人を雇用して地域密着型で運営する姿勢がうかがえるとか、そういったいろいろな意見がございました。
○議長(佐藤和好君) 鹿野議員。
◆3番(鹿野良太君) 例えば、自主事業とか他団体との連携、これは具体的にはどのようなことを想定しておりますでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 荻野
三本木総合支所地域振興課長。
◎
三本木総合支所地域振興課長(荻野信男君) やはり地元振興公社ですので、地元の三本木ならず市内の商工会や企業等の商品についても物産販売をしていくとか、あるいは加護坊パークゴルフ場との共通利用券や共同開催、そういった提案等もされております。
○議長(佐藤和好君) 鹿野議員。
◆3番(鹿野良太君) あとは、指定管理料と収支見込みということで通告をさせていただいております。この辺についてはいかがでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 荻野
三本木総合支所地域振興課長。
◎
三本木総合支所地域振興課長(荻野信男君) 指定管理料と収支の見込みについてでございますけれども、施設のかかる経費、人件費、施設管理費の合計から収入見込みを引いた金額、その不足分を指定管理料で補うという形になります。去る12月の議会で債務負担行為5年分認めていただきました。その中で仕様書等にその金額を明記しておりましたので、公社の収支計画につきましても、その内容とそれほど差異はございません。その範囲内での計画になっております。実際の指定管理料となりますと年度協定の中で決めていくことになりますが、公社の収支計画の内容からお話をさせていただきますと、4年半で支出2億545万8,000円、収入見込みが1億2,711万5,000円、指定管理料が7,834万3,000円という合計になっております。
○議長(佐藤和好君) 鹿野議員。
◆3番(鹿野良太君) そうすると、その分の補填を指定管理料のほうで行うというような計画ということでございます。 もう一つお伺いをさせていただきますと、この三本木振興公社、道の駅三本木を運営しております。これからの流れにもなると思うのですが、例えばですが、一括で指定管理ということでお任せをして指定管理料の削減などと、そういった方向性の検討等はございますでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 荻野
三本木総合支所地域振興課長。
◎
三本木総合支所地域振興課長(荻野信男君) 三本木振興公社は、現在、道の駅と亜炭記念館の指定管理を請け負ってございます。その年度が10年間という期限が令和2年度でたしかいっぱいになるということで、その際は指定管理の新たな見直しになるかと思います。そういったこともございますが、指定管理はそれぞれ期限がございますので一体的に全てというわけにはいかないと思いますけれども、経営の中で指定管理料の削減にも努めていくような指導をしてまいりたいと思います。 〔「わかりました。終わります」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤和好君) 鹿野議員、そのままお待ちください。 先ほど答弁を保留いたしました議案第64号について、佐々木総務部長から答弁をいたさせます。 佐々木総務部長。
◎総務部長(佐々木雅一君) 先ほど御答弁できませんでした市税条例関係の附則の15条の2の関係でございますけれども、この附則の15条の2につきましては、平成29年度の税制改正に伴って改正しているものでございまして、具体的には平成29年に条例改正を行っているところで追加しているところでございます。 ただ、これ環境性能割の賦課徴収の特例でございますので、その条例の施行月日が当時でいいますと平成31年の10月1日、今で言いますと元年の10月1日、ことしの10月1日施行ということになっておりますので、今の例規集には未施行でございますので、まだ反映されていないということで15条の2が出てこないということになっておりますので、御理解をお願いしたいと思います。 〔「終わります」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤和好君) 質疑の途中ではありますが、暫時休憩いたします。 再開は午後1時といたします。 ----------- 午前11時55分 休憩 午後1時00分 再開 -----------
○議長(佐藤和好君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 質疑を続行いたします。 28番佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 通告は大分ありますので、取り下げた部分、最初に申し上げます。 7の1の2の委託料、それから下のほう、道路橋りょう費、公園管理費、学校給食、介護保険会計は取り下げます。残りをやります。 庁舎管理費であります。鳴子総合支所の原材料ということですけれども、庁舎に絡めてお褒めをしたいと思います。人材のことでありますけれども、職員、庁舎管理と人材管理はあわせてはうまくないですが、三本木総合支所の職員、非常に挨拶が立派で、私、エレベーターに乗ってくるからあそこを通るのです。私ばかりではないです。笑顔で、男の人もです。おはようございますと。帰っていくときはお疲れさまでしたと。みんながそういうにこやかな表情ですばらしいと思ったね。公務員にない姿かなと。非常に本当にすがすがしい感じであります。全庁舎ああいうふうになってくれれば、お客さんもいないから、そう頭上げる時間があるかもしれませんけれども、非常にそこを差し引いても雰囲気がいいですね。市民の方にどうぞいらっしゃいと言っているような感じがします。宍戸総合支所長、8級職に上げたいくらいでありますね、管理者として。 それで、庁舎管理に移りますけれども、職員は人材管理の基本となるべき人でありまして、庁舎も立派であれば職員も立派になって市民に接遇をするということが基本であります。そこで、鳴子の原材料でしょうけれども、これは地元産の木材で間違いないのですか、4,154万3,000円というのは。
○議長(佐藤和好君) 渡邊庁舎建設室長。
◎
建設部建築住宅課技術副参事兼庁舎建設室長(渡邊義昭君) 今回、補正計上いたしました4,154万3,000円でございますが、こちらにつきましては市産材を活用してCLT材あるいは集成材を製作するものでございます。
○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 集成材なりCLTは、本物より、そのままより強固だと言われていますけれども、割高になるのが難点でありまして、この4,154万3,000円の根拠を教えていただきます。
○議長(佐藤和好君) 渡邊庁舎建設室長。
◎
建設部建築住宅課技術副参事兼庁舎建設室長(渡邊義昭君) 根拠でございますが、今回CLT及び集成材の原材料となりますひき板材、ラミナ材を購入するわけでございますが、こちらにつきましては森林伐採から乾燥して製材をしてラミナ材までつくるというところで、数量といたしましてはCLT用と集成材用、大体厚さが30ミリから40ミリ近くのところで幅が約150ミリ、それの4メーター物として約2万4,000枚つくるということでございます。
○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) これは市の地元産ということですけれども、その地元産の最後まで、いわゆる製品になって総合支所に使うというところまで、トレーサビリティーと言ったらわからないか、その利益、それはきちっとなっていますか。
○議長(佐藤和好君) 渡邊庁舎建設室長。
◎
建設部建築住宅課技術副参事兼庁舎建設室長(渡邊義昭君) 大崎市産材としての証明というようなことだと思いますが、こちらにつきましては、通常、工場では山から切り出された原木が搬入された際に、通常であれば県内産と県外産ということで区分けをしてストックをしているということなのですが、さらに市産材ということでの指定がありました場合には、これを市内と市外とに区分してストックするということになってございます。これは産地が記載された納品書に基づいてストックするということでございます。 今回、私どもで発注をしまして受注された業者につきましては、これを製材をして材料として納品する際に出荷証明書として提出をすることとしてございます。これまで市の発注におきまして、市産材の使用を義務づけているときには同様の手続を行っているということでございます。
○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 最後は出荷証明書ということでありましょうが、地元産、それから地産材か、あと県内産と海外産と分けるそうですけれども、日本産か、そのことが市と皆さん担当のところで、今まで図書館もずっと来たのですけれども、きちっと見届けていますか、書類だけですかと、こういうことです。それはやっていますか。地元産材ということで。大崎市の産材。
○議長(佐藤和好君) 渡邊庁舎建設室長。
◎
建設部建築住宅課技術副参事兼庁舎建設室長(渡邊義昭君) 山から伐採された木につきましては、納品書のほうに伐採地を記載してあるということで、それで材木屋さんのほうではその産地ごとに区分けをしているというところでございまして、その全てを確認しているかと言われますと、その材木屋さんに行って確認をするという作業自体は行ってはおりません。ただ、そういったことで納品をされたものをさらに製品として製材をするということでございますので、こうした出荷証明書で確認をさせていただいているということでございます。
○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 材木屋さんは市外なのですか、市内なのですか。これは県内の方ですか。それから、伐採地ときちっと証明に入っているということ、確認したことがないということで、する必要はないのですか。全く信用ですか。信用取引で最後は地元産あるいは集成材。だから、言えるのは地元産の本当に集成材だかどうかもわからないでしょう。業者を信頼しないわけではないですけれども、そういうのもあり得ると思うのです、この社会で。本当に、大崎市の産物が地元の施設で本当に利用される。それ1回か2回はやっぱりするべきです、特に鳴子は。鳴子に杉、いっぱい優秀なのあります。今回は鳴子の杉ですか。
○議長(佐藤和好君) 渡邊庁舎建設室長。
◎
建設部建築住宅課技術副参事兼庁舎建設室長(渡邊義昭君) 最初の御質問でございますが、確認というのは確かに行っておりませんで、信用しているということにはなるということです。材木屋さんにつきましては、材木屋さんをこちらで指定するということではございませんので、受注した業者がその材木屋さんを選んで作業をするということになるわけですけれども、実際にこれほどの数量のラミナの製材ということになりますと、それなりに設備の整った材木屋さんになるのかなというふうに思いますし、例えば乾燥ということで申し上げますと、大量に乾燥をかけることになりますので、市内にはその乾燥の施設はございませんので、市外での乾燥というふうな作業になるというふうに考えるところでございます。 それから、鳴子産の杉かということでございますが、やはりこれだけのボリューム、切り手も含めて市産材ということでは進めてまいりますが、可能な限り鳴子産の杉を使っていきたいというふうに考えているところでございます。
○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) まずは、10回に1回ぐらいは確認すべきです。忙しいかもしれませんけれども、みずからのやっていることが正しく業者の中で行われているかと。 それから、鳴子産材を可能な限りということですけれども、ちょっと調べました、地産の。29年の決算審査の意見書で山林面積が2,745ヘクタールあるのです、大崎市に。立木の推定蓄積量というの、62万3,189立米。それで、分収林も合わせて62万5,699の伐採適齢期、50年以上の杉が大崎市の市有林というところにあるのです。元古川であれば川渡の名生定、私たちも何回も見に行ってみました。田尻では田尻の加護坊山の後ろにもあります。余り立派ではないのだ。私も見ました。それから、鳴子はもちろんいっぱいありますから。 余談ですけれども、合併協議会のとき、鳴子の人たちは財産を一緒にするのはだめだと、鳴子には山林いっぱいあると、結論は待ってほしいという異議申し立てがあって、結論はなかなかつかなかったのです。鳴子にはいっぱいあると思うのですけれども、杉もヒノキもあって、杉は伐採可能な植林面積、伐採可能な立木の推定値、蓄積量かな、13万6,380、杉は。ヒノキは763立米。これらは使えないのですか、今回は。どういう形ですか。総合庁舎もあるのですけれども、田尻もありますけれども。
○議長(佐藤和好君) 渡邊庁舎建設室長。
◎
建設部建築住宅課技術副参事兼庁舎建設室長(渡邊義昭君) 初めに、検査体制ということでございますが、材料の検査は材料ができ上がった時点で行っておりますが、その過程での検査というのは現在行っておりませんので、今後その検査体制については少し検討させていただきたいというふうに思います。 それから、鳴子地域の山林伐採ということでございますが、可能な限りということで鳴子の指定をいたしますけれども、例えばその切り手の問題ですとか、そういったところ、あるいは伐採適齢期にある杉は全て今回の事業で伐採ができるかということについては、発注の段階で伐採計画というものを立てながら、その業者のほうで伐採をしていくというふうに考えてございますので、そのように進めたいと思っております。
○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 何か回りくどい言い方ですけれども、その検査は少し検討してみたいということは、少し検討だから、しないのが答えだなと。こういういわゆる答弁用語で言えば、やらないのだなと。 あとそれから、つまり鳴子の杉、これ非常に優秀なのです。優秀というよりも有名なのです、わかっているように。そして鳴子産材と。鳴子総合支所では、なるべく市有林ですよね、なぜ市有林、何かはっきり言っていないのです。伐採適齢期って50年以上の立木を算定しているのです。なぜそれを使わないのですか。それで地元産材、民有地も大事でしょうけれども、もう一回、これ市のもっと上のほうの人だ、答えるの。担当よりももっと上層部。まず、いいから答えてください。市の構えです、構え。
○議長(佐藤和好君) 渡邊庁舎建設室長。
◎
建設部建築住宅課技術副参事兼庁舎建設室長(渡邊義昭君) 私のほうで、その伐採、今回ラミナの製作ということで検討を進めている中では、伐採につきましては事前に木の太さで伐採する木を選ぶというような作業が必要だというふうにお話を聞いておりまして、それが全て今回のボリュームに間に合うような作業になるかどうかということも含めて、できればそういった作業を進めながら鳴子の木を使っていきたいとは思いますが……(「市の鳴子の木という意味ですか。それは鳴子の……」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤和好君) 勝議員、答弁の最中ですのでルールを守ってください。 答弁続けてください。
◎
建設部建築住宅課技術副参事兼庁舎建設室長(渡邊義昭君) 鳴子のその切る木を決めて切っていただくということになるわけですけれども、それが今回のボリュームで工期の期間内で終わらせられるということであれば、そういったことで進めていきたいと思いますが、どうしても本体の工期に影響が及ぶような状況であれば、鳴子以外の木も使わざるを得ないというようなこともあると思っております。
○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 議長、私の聞いていることに答えさせてください。鳴子の木か、市有林の鳴子の木か、わからないです。私、さっきから聞いているのです。
○議長(佐藤和好君) 渡邊建設室長。
◎
建設部建築住宅課技術副参事兼庁舎建設室長(渡邊義昭君) 今回は市有林だけではなくて、市有林を含めた民有林ということで考えてございます。
○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 割合はどのくらいになっているか。それから、古川の財産であった名生定の杉、あれは本当に適齢期過ぎているのもあると思います、あれは使わないのか。
○議長(佐藤和好君) 渡邊庁舎建設室長。
◎
建設部建築住宅課技術副参事兼庁舎建設室長(渡邊義昭君) 大変申しわけありません。割合については想定は現在のところしてございません。 それから、名生定の杉というところでございますけれども、それについても現在のところ検討しているというところではございません。
○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 執行部、ちょっと責任ある答えを求めたいのですけれども、検討していないと。一体何なのですかということです。財産管理も含めて、杉を利用するために植えているわけです、100年も前から。後世に何か使うとき、それを伐採して使うというのが、私も山を持っていますけれども、息子や、娘を嫁にやるとき役に立つからなと、学校を卒業したとき植林したのですけれども、今は何もならないのですけれども。つまり、市有林の伐採適齢期の山をなぜ対象にしないのか。それを切って林業のとうとさ、あるいは公共的に学校の生徒なり児童も植林をして初めて山のありがたさというのはわかるのです。民有林をやったのではわからないでしょう。なぜそういうところまで及びつかないのかと、考えられないのかと、あるいは面倒くさいからかと私は言いたい。どうですか。担当課長ではなく、もっと構え、市の構えです。答えて。 〔発言する者なし〕
○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 答えられないということは、私の考えに幾らか傾いているのかなと。やる気があるのだかないのだか最後に聞きます。そういうこと全然ないのだか。
○議長(佐藤和好君) 加藤建設部長。
◎建設部長(加藤栄典君) この部分につきましては、私のほうでCLTというふうな形を使う部分でございます。CLTを使っているものでございます。(「できれば説明も」と呼ぶ者あり)はい。この部分につきましては、現在補助金が入らないかというところでの検討をさせていただいて、今、申請させていただいているところでございます。その部分も含めて市有林を使っていいかという部分も含めて、今は確認はとれていないというところでございます。 例えば、これが市有林でも何も問題ないということであれば、それも含めて関係部署と検討させていただきながら使用をしていきたいというふうに考えてございます。
○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 考えていきたいという答弁ですけれども、林野庁の予算にCLT、あと集成材もやっぱり割高になるので補助金体制がきちっと出ています、補助金。去年の12月に私質問したとき、国の施策として聞きました。きちっと勉強して割高にならないぐらいの補助金は出ます。そういう利用の仕方もあるということを頭の中に入れて、やはり後々の次世代につなぐ道具としてツールとしてそういうことを考えていかないと、行政は商人みたいに面倒くさいという考え方では、利益優先に走ってはだめだと思います。 では、次に移ります。 それから、農業総務費の財源組み替えの農業予算推進事業が、どんな事業をやるのかということをこの2,370万でお伺いいたします。
○議長(佐藤和好君) 大塲世界農業遺産推進課長。
◎
産業経済部世界農業遺産推進課長(大塲一浩君) 地方創生推進交付金にかかわる部分ということで、平成30年度の世界農業遺産推進事業の内容ということでございます。先ほどの2,370万につきましては交付金の金額ということでございまして、実際の事業費ベースでいきますと4,740万の事業規模で事業のほうを実施してまいる予定でございます。こちらの内容については、世界農業遺産推進協議会のほうに負担分として入れまして、その中でさまざまな事業を行う予定としてございます。 具体的には、やはり世界農業遺産という言葉はある程度の認知度も上がってまいりましたが、なかなかそれが具体化、見える化できていないということで、そちらを解消するための取り組みについて今回事業化している予定でございます。具体的には、そういった地域資源の基礎調査であったりデータベース化、あと映像であったり写真撮影、そしてそれらを使いましてフィールドミュージアムマップの策定、あと看板の設置、あと周遊ルートづくりなど、こういったさまざまなツール作成に向けた予算でございます。
○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) ことしがアクション元年、令和元年と、令和のほうが合わせたのです。世界農業遺産、いよいよ本格的にアクションプランにのっとって動き出したことには改めて感謝を申し上げます。大塲課長が言ったPRが足らないと。当然足りません。PRって、市民の認識が、市民意識調査で31%の方が「世界農業遺産、次世代につなぐ活動に参加したいですか」、「参加したくありません」というのが3人に1人です、現実。つまり、初年度2年目だからしようがないのですけれども、世界農業遺産の活動に参加したくないという人たちをまず上げると。水路の掃除とかいろいろ食文化の継承とかというのを参加したくないという人がそのくらい。その人たちの理解度を深めることと、それから農家を含めて世界農業遺産に関心ある人たち、世界農業遺産が精神論で終わっているのです、今、精神論。何となくすばらしい、これは次代に引き継がなければならないな、そう思っているうちに農家は倒れてしまいます。ですから、継承していくために農業の所得を世界農業遺産に絡めてどうしていくかというのを、やっぱり市民にわかってもらわないとと思います。 日曜日に雨降ったとき、私、米のブランド認証を申し込んだから生き物調査に行ってきたのです、雨の中。さっき話題になったカントリー近くの田んぼ、田んぼ調査。豊饒の大地「大崎耕土」世界農業遺産ブランド認証制度実施要綱、私申請しましたから、行って、生き物調査に。生き物調査をやってどうなるのやという声もありました。何だと、幼稚園と小学生みたいだと。しかし、そこから生き物を調査して多様性の生物がいっぱい田んぼの中にいて、カエルを初めアメンボとか何かいて、その土壌がユリミミズで栄養が豊かになって肥料が要らないと。結論は肥料が要らなくなるのです。だから、肥料費の節減になるのです。そういうことを言わないで調査ばかりしたって何もならないです。 だから、これでブランド米でシールを張るのだけれども、シール張って、うちの米、ブランド米だと。それブランド米のシールも生産者が買わなければならないのです、この程度。くれるのでないのです。生産者がシール張るの買うのだよ。だから、買わせるならそのブランド米をどう一般の米と差をつけて売るのかという説明がない、これに。名前はブランド米だけれども。ということを、ああ、質疑から外れているかもしれませんけれども、そういうことの考えは一体持っているのですか、それを説明しなければ、これ一過性に終わる可能性もある。市長には大変悪いけれども、一過性に終わる可能性もあります。
○議長(佐藤和好君) 大塲世界農業遺産推進課長。
◎
産業経済部世界農業遺産推進課長(大塲一浩君) 御指摘いただきましてありがとうございます。現在、そのブランド認証につきまして、今年度まずスタートという段階でございます。まず地域、特に農業者の方々にまず普及啓発、定着させることというのが、まず今の段階の大きな目標ということでございます。その中で先ほど御紹介ありましたとおり、その生物多様性というものが市の今回のブランド認証米の付加価値になるように、そういった部分も含めまして、関係機関・団体などと協議も進めてまいりたいという考えでございます。 いずれにいたしましても、誇りといいますか思いの部分、これなしには逆に言いますと持続可能性もないのかなというふうにも捉えてございますので、何とか皆さんが継続できるようなそういった仕組みづくりについて今後検討してまいりたいと考えてございます。
○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) これが日曜日の資料でありました。わざわざ岩渕先生から、NPO法人の田んぼから講師先生が来て、最後はみんな笑ってやるべきだなと。自分のうちでもやらなければならないのです、認証を受けるのには。 余計な話だけれども、市長の奥さんが詳しいのね。馬放集落の多様性生き物という、これ本出したの。えらいすばらしい本で、このときも話してきました。私たち、アメンボだの何だかがいっぱいいるの、ユリミミズとか、わからないと。その図鑑つくってくれないかと、ちゃんとしたのと言ったら、つくる予定だと言うから。その話も出てきた。馬放の生き物語り、えらいいいねと言ったら、あっちでもわかっていたっけ。私はもらってきたのだけれども。 それは余談でありまして、市長、よく聞いていてください。そして、できればこういうこともやってほしいと、議長にお許しを得て。世界農業遺産11地域あります。世界農業遺産のサミットやったら、大崎市がリードして。大崎市は農水省からも県からも他町村からも出向していただいています。11地域が協議会みたいなのをつくれば、私は国にもその力が、予算なり提起が生きてくると。だから、大崎市が先頭に立って、やっぱりその11地区の協議会をつくってやるべきだと、対外的に。やっぱり、国にもアピールできると思いますけれども、その考えがあればお聞きします。
○議長(佐藤和好君) 勝議員、今のは勝議員の御意見として聞きますけれども、議題外でありますので、答弁まではちょっといかがなものかなと議長は思っていました。 質疑、続けてください。 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 議長に議事進行はかけるのいいのですけれども、あえてかけません。議題外と言われれば議題外、議題内と言われれば議題内。これは議長の主観だから。ただ、このくらいは私は大事なことですから、さらっと聞いてもいいのでないか、2回、3回とは言っていません、と私は思いますので、別なのをやります。 その世界農業遺産ですけれども、先ほどは農業遺産サミット、これ悪いことでない、議題外なんて言われたらもってのほかです。さっきも大分ありました、こういうの。ほかから世界農業遺産に行ったり、別なの聞いていて。何で俺だけそういうふうに言うのかなと、こう思います。これも議事進行で。 それで、世界農業遺産の次世代につなげる継承ということですけれども、先ほどに戻りますけれども、次世代につなぐ必要は私はもちろんだと思います、財産ですから。ただ、その次世代につなげていけるのかどうか心配です。ですから、今度の意見書に出た小農を大事にする施策も大事なのですけれども、このルネッサンスの施策も大事なことであります。そういう施策が見えてきましたので、少し安心はしているのですけれども。 では、もう一つ、言われついでに一つ話をします、世界農業遺産に絡めて。 ルネッサンス事業にも絡めて、大崎市の、絡めます。国の交付金制度にのってルネッサンス事業も、これ質疑通告していますから、地域農政対策費。これは国の施策の中の一つということで、選定地は中山間地と岩出山、鳴子ということですけれども、中山間地、過疎地域になっているのは岩出山と鳴子ですけれども、ほかの地域は中山間地に似た地域もありますけれども、大崎市全体の中山間地やれないのかと、今回の調査。どうして岩出山と鳴子だけかと。
○議長(佐藤和好君) 安部農林振興課長。
◎
産業経済部農林振興課長(安部祐輝君) それでは、お答えいたします。 今回の中山間地農業ルネッサンス推進交付金という事業ですけれども、こちらのほうについては、中山間地が厳しいという状況の中で、そこに光を当てていくというふうになっています。こちらにつきましては国の事業の要綱の中で中山間地が指定されておりまして、その中では特定農山村地域、それから山村振興地域等の指定がある部分の中山間地域となりますと、市内では鳴子温泉地域と岩出山地域が対象であったということですので、こちらのほうで事業を実施するという形になります。 以上です。
○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) つまり、国の補助金要綱がそうだということですけれども、では、ほかの中山間地はどういう調査をするのかと、あるいは今回調査した結果をもとに、どういうふうに方向づけを持っていくかと考えたかということをお伺いします。
○議長(佐藤和好君) 安部農林振興課長。
◎
産業経済部農林振興課長(安部祐輝君) お答えします。 ただいま言いましたとおり、今回の事業は、まずはこの国の事業をぜひフル活用して、やはり一番厳しい本当に上流部の鳴子温泉エリア、そして岩出山地域で実施できる事業ですので、まずここで、この地域資源の可能性の部分を調査をしっかりと行っていきたいと思います。議員おっしゃるとおり、中山間という大まかな定義であれば、そこに隣接したエリアであったりとか、いろいろな部分で中山間エリアというのは山に接している部分とかあると思います。当然そういうところも厳しい環境であると思いますので、そちらについては今回の事業については活用することはちょっとできませんので、そのほかの農業振興を図るための事業等で、市内全域的に振興を図るような何かがあれば推進していければというふうに思っております。
○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) その調査をして資源を調べて、それからどうするのですか。その後です、大事なのは。つまり、この産業振興計画、32ページに地域資源を活用した内発型産業創造の推進と、これらも全部載っているのです。それにあわせて今回の事業に取り組んだといえばそれまでですけれども、何十年も前から言われているの。例えば、この中の③発酵まちづくりの推進と、全然進んでいないです。なくなったのでないかなと、こういう思いもするものですから、きちっと調査をしてその資源をどう生かすか、他の地域にも参考になるか、岩出山、鳴子だけでなく、そういう方向づけを安部課長なら考えていると思いますから、考え方を一つ、何か1点か2点ありましたら。あると思いますので、教えていただきます。
○議長(佐藤和好君) 安部農林振興課長。
◎
産業経済部農林振興課長(安部祐輝君) ただいまありました。一つの例として発酵まちづくりというような話で、産業振興計画にある部分であるとかという話があったと思います。今回の調査の中では、単に農作物をつくるだけという部分についての調査だけではなくて、やはり議員がおっしゃるとおりに、そこでつくられたものがしっかりと消費者に求められていて、そして流通がされるというところまで持っていかないと、農業収益にはつながらないというふうに思っておりますので、今回の調査の中でも農作物、それから人の調査も含めて流通調査というものもして入れておりますので、例えば地産地消的な観点からいえば鳴子温泉、それから道の駅等の販売につなげていくところがあると思います。 それから、地域外でいえば仙台圏は大きな都市圏になりますので、そういうところにつなげていく、そういうところの方向性を今回の中で出していければというふうに思っています。
○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 委託業者は調査はどこですか、業者、先の予定は。
○議長(佐藤和好君) 安部農林振興課長。
◎
産業経済部農林振興課長(安部祐輝君) 今、委託業者という形でありました。委託業者については、先ほどお話ししたとおり生産だけの視点ではない部分の調査になってきますので、例えば流通であるとか、その販路につながっていくような、そういうことの経験のある専門的な視点を持った業者になるべきというふうに考えております。
○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) コンサルタントの業者ですけれども、この業者の方たちをまるっきり信用してはだめです。きちっとこっちの方向づけ、行く方向、どういうことをどう位置づけてということを注文書にきちっとやらないと、あの人たちは全国10も、そういう入札なんかに行っているのです。大体、地域変えればどこにも合うように、どこにでもないのですけれども、合うようにできているのです。みんなもわかっている。ですから、本当に大崎市の実情を理解する、岩出山、鳴子を理解する業者をやっぱり中に入れてやってほしい。全く知らない仙台市だの東京のコンサルが、いい考えは持っています、でもなかなかそこに追いつけないのです、ここでは。そのことを。 それから、もう一つ注文つけますけれども、ずっと鳴子の向山の振興をやっているのですけれども、特に向山地区は重点的に調査をしてください。安部課長、返事は。
○議長(佐藤和好君) 安部農林振興課長。
◎
産業経済部農林振興課長(安部祐輝君) ただいま、地区の中で向山地区も重点的にという話がありました。向山地区についても、例えばこれまでですと新たな法人も入りながらニンジンとか、それからニンニクとか、いろいろな新しい作物が今、向山地区でも入ってきて振興を図られてきているところなので、そういうところもしっかり光を当てていければと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 最後に聞きますけれども、また議長に注意を受けるかもしれません。これだけはお許しいただきます。 安部課長は鳴子で山形出身だと、こう聞いていたのですけれども、向山もよく御存知でしょう。この間、市長会で、市長さん、鶴岡市、地方創生で豊かな食の郷土づくり研究会というのをつくったのです。平河町だから、市長会です。鶴岡市の市長さんと三重県志摩市の市長さん、鹿児島市長さん、宮城県では気仙沼市がこれに参加するそうです。大崎市は参加しない手はないだろうと。10月に研究会。これは世界農業遺産と全く同じ。資源を大切にその地域の食文化を再発見する。そして、地方創生の提案につなげることを目指すと、2つある。今言った3市長が発起人。八戸市、宮古市、気仙沼市、鹿角市、郡山市。市長さんに話はなかったですか。ちょっと担当、担当はなかったですか。鶴岡市から。
○議長(佐藤和好君) 武元世界農業遺産推進監。
◎
産業経済部世界農業遺産推進監(武元将忠君) 鶴岡市中心として、そのような取り組みをしていくということ自体は承知しておりましたが、具体的なお声がけを大崎市のほうでいただいたわけではないというのが事情でございます。
○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 入れとは言いませんけれども、研究してください。その鶴岡市は就農支援は非常に独自の、これも河北です、鶴岡市。若手就農手厚く支援。奨学金や独自の農機具購入補助、来春には育成学校、後継者が全国から18人集まって学校を開く。つまり、こういう一連の、鶴岡市は私12月議会でも食のまちづくり、食ということを紹介しましたけれども、一連で進めているのです。大崎市は何か世界農業遺産がなかなか大崎市だけで、ほかの4町も何だか足並みそろえているのでしょうけれども、何か薄い、4町は。せっかく農水省から武元さん、優秀な出向してもらって県からも来ていただいて、市長さんは自慢していますけれども、もう少し戦略があってしかるべきだと思いますけれども、もう一回、武元さん、特命担当ですから。
○議長(佐藤和好君) 武元世界農業遺産推進監。
◎
産業経済部世界農業遺産推進監(武元将忠君) 世界農業遺産の取り組み、議員おっしゃるように、まだ力強く進めていけていないということに関しては私の不徳のいたすところでもございますが、とはいいながらも、やはり農業遺産に認定されたからといって一気に物事が自動的に進むわけではないわけでございまして、その中でやはり仕掛けをしていく部分も時間がかかる部分も当然あるものだと思っております。そのような中で今年度、まず農業遺産のブランド認証を立ち上げたということで、来年度は学校教育の中で地域学習として取り入れていくこと、そのような方針は固めてきたつもりでございます。 あと、地域連携ということではあるのですが、例えばつい先日、東アジア世界農業遺産学会というのがございまして、日本、中国、韓国の3カ国の農業遺産地域で一堂に会してネットワークをつくっていくというような取り組みも行っていますし、日ごろから国内の世界農業遺産地域とも連絡を取り合っておりますので、これをさらに強固にすることで全体的なネットワークをつくりながら大崎地域の農業遺産の価値というものも、また発信していきたいと思っております。
○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 御期待を申し上げます。大塲課長も新任でありますから、学校で習ったことを実際実践できるようになったようで。 世界農業遺産、やっぱり大崎市が先達となって頑張っていただきたい。そういう姿を見てやはり市民は共感を覚えるのです。そして、幾らかでも米のブランド認証のあれ、努力はしているでしょうけれども、農協と。シールを張って同じ値段なら誰もやらないでしょうから、面倒くさいし、その辺のところをきちっと目的を定めてやっていただきたいと思います。 次に、パークゴルフ場やりますか。今回の選定委員はどなたでしたか、8名という。
○議長(佐藤和好君) 荻野
三本木総合支所地域振興課長。
◎
三本木総合支所地域振興課長(荻野信男君) 今回の選定委員さんにおかれましては、8人委嘱してございます。まず、学識経験者としまして宮城大学からの教授、それから県の中央振興事務所の部長、それから市の社会教育委員、それから経営精通という観点から金融関係の方、それからパークゴルフ場に精通した方ということで、県の協会、それから地元のパークゴルフ協会、それから地域関係団体ということで、まち協と区長会からそれぞれ1名ずつ推薦、委嘱をさせていただきました。
○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 道の駅おおさきと大体似ているのですか、全く別メンバーですか。
○議長(佐藤和好君) 荻野
三本木総合支所地域振興課長。
◎
三本木総合支所地域振興課長(荻野信男君) 前回の道の駅の指定管理の委員からは3名重複していたということで記憶しております。
○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 3名が。その人たちは、やっぱり一貫した考えを持っていますか。経営運営に対して一貫した、わからないですよね、これ。持っている人と思って市が選定するのでしょうから。銀行員というのは道の駅の何、銀行員わかるのだと私は思っていましたけれども、それはわからないですね、担当は。 立派な方ですから、一定の基準を持って当たる人でしょうけれども、やはり今回、私はいいと思います、選定、賛成です。地元をやっぱり育てるという選考委員、そういう考えないです、道の駅おおさき。商人を育てる選考委員になっている、前回は。それを言ってもしようがないですから、やっぱり指定管理者は大崎市の人たちにできればやっていただいて、その人たちを育てると。そして、地域と一緒に盛り上げるという、道の駅おおさきもそういうふうにすると思うのですけれども、それが欠けている。ですから外部の選考者もやんばいだなと、こう私は思います。それは答弁要りません。 確かに課長は、あのとき私聞いたときは、合議制とは言わなかった。小沢議員の言う質疑は本当。答弁の中に合議制というのはなかった。点数がよかったと。それからノウハウ、プレゼンテーションもよかったと。点数も一番高かったと。それからもう一つ、商人のノウハウを持っているということで選定理由です。それが1番でしょうけれども。 次に移ります。 債務負担行為で終わりですから。 この地域交流センター整備事業、3年度まで。これは内訳は概算の内訳と、それからどういう内容かということをお伺いします。
○議長(佐藤和好君) 中川中央公民館長。
◎教育委員会
教育部古川支局長兼中央公民館長兼
大崎市民会館長(中川早苗君) お答えいたします。 この債務負担行為につきましては、古川七日町西地区市街地再開発組合が施行します古川七日町西地区第1種市街地再開発事業で整備を予定してございます、南街区に建設する予定の公共公益施設を含む3階建ての建物の総延べ床面積3,567.2平米のうち、地域交流センターの占有部分として取得する予定の延べ床面積は1,986.42平米、供用部の持ち分面積は占有面積比率に応じて460.68平米を予定しており、保留床買い取り金額は、土地費、建築工事費、内装工事費、調査設計費、その他経費を合わせて19億1,200万円としてございます。 保留床の買い取り金額といいますか、その内訳でございますけれども、土地費が5億3,620万円……(「それはいいです」と呼ぶ者あり)財源内訳につきましては、国庫支出金として社会資本整備総合交付金が7億1,500万円、地方債として一般補助施設等債を8億9,770万円、最後に一般財源が2億9,930万円で予定してございます。
○議長(佐藤和好君) 残時間考慮の上、質疑願います。 佐藤勝議員。
◆28番(佐藤勝君) 今度、本庁舎、今、基本設計かな、に入るのですけれども、市の本庁舎にも1階から3階まで市民交流エリアというのがあるの、約2,000平米ほど。これも地域交流センターだから内容は同じだろうと。どう差別化をしていくのかと。市役所と同じ交流エリアが市役所にもある、あっちもあると、こういうことはお互いに違うのでしょうけれども、どうにぎわいをつくっていくのだということ、差別化はどうなっているの、本庁舎。
○議長(佐藤和好君) 渋谷
市民協働推進部参事。
◎
市民協働推進部参事(渋谷勝君) 地域交流センターにつきましては、生涯学習拠点といたしまして中央公民館機能の移転でございますので、使われ方につきましては、今後、条例によりまして定めるところでありますが、事前予約型の施設になるのであろうというふうに思ってございます。当然、一般的に交流されるエリアもあるのだと思いますけれども、本庁舎の件につきましては庁舎としての機能、この上に置いて地域づくりや今後のまちづくりに寄与するために交流機能を持ちたいという意味で、ただいま計画をしているところでございます。 以上でございます。 〔「終わります。できれば相乗作用のあるような」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤和好君) 次に進みます。 18番遊佐辰雄議員。
◆18番(遊佐辰雄君) 18番遊佐辰雄でございます。1点だけの通告であります。 公園管理費、公園維持管理費でございますが、これは最初の伊勢議員でほぼ内容は把握されました。今回、岩出山の総合支所担当ということだったのですが、公園維持管理というのは建設課と、あと各総合支所に分かれているのかどうか、その辺まずお聞かせください。
○議長(佐藤和好君) 村田建設部技術副参事。
◎
建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](村田正志君) 公園の維持管理につきましては、各総合支所単位、建設課のほうでは古川地域のほうを所管して管理してございます。
○議長(佐藤和好君) 遊佐議員。
◆18番(遊佐辰雄君) そうすると、今、旧古川市内は建設課、あとの公園は全て総合支所管理と今お聞きしましたが、それでいいのですか。予算化もこの項目で総合支所も建設課分も一緒にここに予算化されるのですか。当初予算でも組んでいると思いますが。その辺、もう一回あわせてお伺いいたします。
○議長(佐藤和好君) 村田建設部技術副参事。
◎
建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](村田正志君) 予算につきましては、款項目が公園管理費ということで一緒になっておりますが、それぞれ各総合支所のほうで予算を出すというような形になってございます。
○議長(佐藤和好君) 遊佐議員。
◆18番(遊佐辰雄君) 実は、今回、のり面の崩壊の修復の予算だということでありました。実は私も見に行ってまいりましたが、確かに大きな黒い土のうが積まれて、いつ開通するのかなというふうに思っていましたが、早速やって来年の、要するに今年度中に完成する予定だというふうに伺いました。一安心しておりますが、今回その道路を通って城山公園に行った中で、あわせてのり面のほかにこの公園の整備がされる予算が出るのかなというふうに期待をしていました。当然御存じだと思いますが、ことしの3月の河北新報及び毎日新聞なんかでごらんになっていると思うのですが、あそこを通って城山公園に展示されているSL、これも現場見てきましたが、その辺の整備に、当然新聞報道されていますのでいろいろ検討されたと思うのですが、まだ固まっていないから予算化できなかったのかと理解してよろしいのでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 村田建設部技術副参事。
◎
建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](村田正志君) 今、SLということでお話がありましたので、実は大崎市には市内3カ所に旧国鉄から無償賃貸を受けた蒸気機関車が展示されてございます。各地域で維持管理の方法は異なりますが、現在の状態としては、やはり長年の風雨により腐食している部分もあり老朽化が進んでいるようでございます。現在の状況についても、実はJR東日本とも現地の確認、それを行い、腐食箇所でのけが防止のため、現在はバリケードを設置して安全対策をとっている状態でございます。
○議長(佐藤和好君) 遊佐議員。
◆18番(遊佐辰雄君) そうすると、当然論議されて今検討中だということでJR東日本と協議中だということはわかりました。実は、改めて私3カ所回らせていただきました。いずれも昭和48年から49年に設置されて無償で展示されました。もう45年以上経過して、本当にぼろぼろ状態で、ただ心配なのは一部アスベストがあるという報道がされましたので、その辺は当然市としてこのままにしておけないということで対応はなさったと思うのですが、その辺お聞かせください。
○議長(佐藤和好君) 村田建設部技術副参事。
◎
建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](村田正志君) 今のお話があり、新聞報道なんかございました車両内部に使用されているアスベスト部材の腐食箇所につきましては、専門業者のアスベスト粉じん測定を行いまして、その分析結果といたしましては基準値を大きく下回り安全性を確認しております。また、さらなる安全性の確保のためにアスベストの封じ込め作業も既に実施しておりまして、今後もパトロールなどを行いながら状態を確認しながら、安全確保に努めてまいりたいと考えております。
○議長(佐藤和好君) 遊佐議員。
◆18番(遊佐辰雄君) そうすると、アスベストについては、まず一安心だというふうに認識をいたしました。 実は、新聞にも報道されましたが、中山平にも駅前に展示されています。実は、平成16年からもう解体撤去の要望がされて、ずっとそのままになって野ざらしだったものですから、あれで今までもいろいろあったにもかかわらず、その後、震災が出てそのままになったという新聞には報道されています。ここは中山平の観光協会に鳴子町時代、年に20万ずつ委託料をやって整備を頼んでいたのです。地元の観光協会の会費と一緒に積み立てて、150万円をかけて1回ペンキを塗りかえしたと、そういう歴史もあります。しかし、その後は合併後はその委託料もなくなって、平成16年に地元から解体撤去の要望書が出たということがありましたが、大分経過しておりますが、その辺もっと真剣にもう少し早く対応できなかったのかなと、この新聞報道になる前にやれればよかったなというふうに思います。 西古川の児童公園も見に行ってまいりました。柵というのは、一応立入禁止とありますが、あれで子供たちが中に入って、けがなんかでもしたら大変だなと思いますが、これは今後ずっとJRと協議が終わるまでそのままにしておくのでしょうか。もう少しちゃんと入れないように、せめて子供たちが入れないようにできればいいなと思ったのですが、その辺いかがでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 村田建設部技術副参事。
◎
建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](村田正志君) バリケードを設置したのは、JR東日本と現地を確認した際に、SLのシリンダーだとかボイラー、それらを覆っている鉄の部分、それが大分腐食しておりまして、それが例えば子供たちがさわるとけがをするもとになるというところで、JRさんのほうからもバリケードをまずは設置してほしいということで、早速その当日に設置をいたしました。 あと、今後につきましてはずっとそのままかということですが、まず今後の蒸気機関車の方向性を今後は引き続きJR東日本さんと協議を行いながら、あるいは地域の皆様からも意向をお聞きしながら、今後の方策について検討し、早目にその辺も考えていきたいと考えております。
○議長(佐藤和好君) 遊佐議員。
◆18番(遊佐辰雄君) 大崎市は3カ所も展示されました。これによると栗原市は2008年に撤去したというふうに載っていますし、それから岩手県北上市では再度整備をして新たなお金をかけて展示をしたというふうに載っております。これ聞くところによると新たに直して、せめて野ざらしでなく屋根でもかけて展示するといったら、多分莫大な費用がかかると思うのですが、その辺もあわせて今後解体撤去の方向、もちろん地元の理解を得なければならないと思いますが、その方向性についてお伺いしたいと思います。
○議長(佐藤和好君) 遊佐議員、関連質疑も大分拡大して、一般質問にも通告しているようですので、今度の答弁でこの関連質疑は終わりにしてください。 答弁。 村田建設部技術副参事。
◎
建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](村田正志君) やはり、この蒸気機関車の今後の方向性とすれば、先ほどお話しいただきました、きれいにまた直して保存していく考え方とか、あるいは撤去をしていく考え方、それぞれさまざまあると思います。多少それをいろいろやるにしても多額の費用もかかりますので、その辺もいろいろ検討しながら地元の意見も聞きながら、あと実際蒸気機関車を持っているのがJRさんなものですから、そちらのほうの意向も聞きながら進めたいと考えております。 〔「終わります」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤和好君) 次に進みます。 13番鎌内つぎ子議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) 議案第59号令和元年度大崎市
一般会計補正予算(第2号)について、私からも質疑をさせていただきます。 2款1項7目財産管理費、この市有財産等管理経費については旧図書館の解体ということでわかりました。しかし、本庁舎の解体もろもろで駐車場にするということでありましたけれども、公園などの考えはなかったのかどうなのか、お伺いいたします。
○議長(佐藤和好君) 佐藤財政課副参事。
◎総務部財政課副参事[契約管財担当](佐藤秀宜君) 今回の解体の設計後の利用の方法なのですけれども、庁内各所に解体後の利用についても検討のほうをしていただきましたが、公園等での利用の要望はなく、今回の庁舎建設に伴う駐車場で活用したいという内容での結果になりましたので、今回、解体後は庁舎建設に伴う駐車場の活用ということで進めさせていただきたいと思っております。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) 町の中で駐車場、今まで公園が町の中で必要だということだけれども、場所がないということで、なかなかできなかったのです。そういった中でまちづくりとしては駐車場で本当にあの中心部、いいのかどうなのかということは考えなかったのでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 佐藤財政課副参事。
◎総務部財政課副参事[契約管財担当](佐藤秀宜君) 旧図書館跡地の活用につきましては、庁舎建設に伴う一時的な駐車場の活用ということで、庁舎が建設した後も、ずっと駐車場として活用するわけではなくて、一定の整備が整いましたら、その後の活用についても検討してまいりたいというふうに考えております。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) わかりました。ぜひ、その後の活用については子育て拠点とかあるので、ちょうどぐっと散歩コースとかすごくいいということで子育て中のお母さんたちからのお話もありましたので、ぜひ前向きに公園ということで検討していただきたいなと思います。 次に進みます。 2款1項18目
地域交通対策費。内容についてはわかりました。それで、タクシー業者の方ですので、結構、議会報告会とか懇談会で、よく土日の運行はできないかと検討されないのかということがよく出されます。それで週に3回ということなのですけれども、何曜日と何曜日なのでしょうか。
○議長(佐藤和好君)
今野まちづくり推進課長。
◎
市民協働推進部まちづくり推進課長(今野靖夫君) 先ほども申し上げたのですが、運行は月曜日、水曜日、金曜日の週3日でございます。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) 月水金で2本ということでお話は聞きましたけれども、土日は検討され、こういう調整、いろいろできる要望、地域の要望に沿ってそういうこともできるのかどうなのか、お伺いいたします。
○議長(佐藤和好君)
今野まちづくり推進課長。
◎
市民協働推進部まちづくり推進課長(今野靖夫君) 基本的に、運行計画につきましては地域の方で組織されますその運営委員会で検討されることになります。ですので、その中でそういった御要望があれば、ニーズがあれば、それは土曜日、日曜日の運行も可能ということになります。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) わかりました。運営委員会でそういう地域のニーズに応えて進めていただくということでありますので、地域からそういう要望あれば土日も運行できるということで受けとめたいと思います。 次に進みます。 3款2項3目児童保育費についてお伺いいたします。 先ほども出ました。児童保育運営事業の中で、今回は幼児教育無償化に基づいて電算のシステムということで、消費税10%が延期になった場合でも実行するということで受けとめてよろしいのですね。
○議長(佐藤和好君) 伊藤子ども保育課長。
◎
民生部子ども保育課長(伊藤文夫君) お答えします。 現在、私どもにつきましては10月から無償化がスタートするということで、予定どおり進めるものということで準備を進めているところでございます。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) その電算、今からですので予算案が通って10月に間に合うように、どのようなスケジュールで進めていくのか、電算システムの改修するのか、お伺いいたします。
○議長(佐藤和好君) 伊藤子ども保育課長。
◎
民生部子ども保育課長(伊藤文夫君) 今回の予算が承認をいただければ、6月28日に財政課のほうへ起工伺を送付しながら8月末の入札ということで考えてございます。ただ、それが延びますと9月の中旬の入札ということになりますので、ぎりぎりの状況で今作業を進める予定にしているところでございます。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) 本当にこれ、大変だ。並行してやっていかなくてはならないということは本当に大変な現場だと思います。そうしますと、幼児教育無償化に基づいて、公立、私立、これ保育園、幼稚園の先生たちや保護者にはいつごろ説明されるのでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 伊藤子ども保育課長。
◎
民生部子ども保育課長(伊藤文夫君) 実は、きのう、県主催の市町村の担当者会議がございました。若干その中身についてはまだ私も承知はしていないのですけれども、想定している部分につきましては、利用者、住民の方々への説明ということではぎりぎりになりますが、9月の中ごろまでには行いたいと。その前段としては施設事業者への説明は8月中旬ころという形で、若干時期をずらして行いたいと思います。 それと、あとは予算とか条例につきましては、9月の議会で皆様方に御承認をいただきながら10月を迎えたいというふうに考えているところでございます。 さらには、周知方法としましては、市のウエブサイト、広報では9月号、そして各施設利用者、特に保護者の方になりますが、施設を通じながらチラシの配付、さらには保育料を送付する際の封筒の中にチラシ等々の同封という形で、極力周知が図れるような形で万全を期してまいりたいというふうに考えているところでございます。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) 親の方たちは、幼児教育無償化に伴っては全部だと言っているの。ゼロ歳から2歳は住民税非課税のみだよということを徹底していかないと、ちょっと大変だなという、親たちは全部だと思っていますので、そこら辺の周知は別個に説明会でするにしても、ちょっと早目にしていかないとだめでないかなと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 伊藤子ども保育課長。
◎
民生部子ども保育課長(伊藤文夫君) ただいま御提言いただきましたとおり、広報等々でも9月号では、1カ月前には予定はしていますけれども、ただいま御提言いただきました形で、なるべく早目に準備は進めてまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) ぜひ、そのようにしていただきたいなと思います。 次に進みます。 3款4項1目災害救助費についてお伺いいたします。 まず、この災害救助費の内容についてお伺いいたします。
○議長(佐藤和好君) 齋藤社会福祉課長。
◎
民生部社会福祉課長(齋藤満君) 今回補正計上したものにつきまして、今回のものにつきましては東日本大震災の災害援護資金の貸し付けについて、特例措置により貸付期間がこれまで平成31年3月31日までとされていたものが、平成31年3月29日付で政令の一部が改正されまして、貸し付けを受けられる期間が再度1年間延長されたということで、これに対応するための補正予算として貸付金額の500万円を計上させていただきました。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) わかりました。それでは、災害援護資金貸付状況についてはどうなのでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 齋藤社会福祉課長。
◎
民生部社会福祉課長(齋藤満君) 平成31年3月31日現在の貸し付け状況になりますが、件数として533件、貸付金額の総額が8億3,220万円となっております。そのうち、この災害援護資金の貸し付けにつきましては、返済の猶予期間ということで6年間猶予期間がありましたので、実質、平成23年11月に最初に貸し付けしたケースについて、平成29年12月から据置期間が終了して償還が開始されているという状況で、今現在の償還金額が平成31年3月31日に現在になりますが1億2,633万5,123円で、うち45件が完済されているという状況になっております。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) 返済をまだされていない方はどれぐらいなのか、何件あるのかどうなのか、金額は幾らぐらいなのか、お伺いしたいと思います。
○議長(佐藤和好君) 齋藤社会福祉課長。
◎
民生部社会福祉課長(齋藤満君) 今現在、533件のうち、済みません、件数につきましては後ほど答弁させていただきます。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) 返済金額なのですけれども、延滞金とかあるのでしょうか。延滞金どれぐらいで、延滞金の利息はどれぐらいなのかどうなのか、お伺いしたいと思います。
○議長(佐藤和好君) 齋藤社会福祉課長。
◎
民生部社会福祉課長(齋藤満君) 国の法律におきまして、延滞金も発生するような状況になっております。それで延滞金につきまして、済みません、ちょっと保留にさせてください。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) 延滞金の利息5%と国で決まっている。ごめんなさい、決まっているのですけれども、この延滞金をなくすことはできないでしょうか。なぜかと申しますと、膨れ上がって今でも苦しくて払えない人たちが332件です、答弁もらわなかったのですけれども。そのまま5%延滞金が膨れたら、返さないで延滞金が膨れたら、苦しくて苦しくて本当に大変な状況になるのではないでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 齋藤社会福祉課長。
◎
民生部社会福祉課長(齋藤満君) 延滞金の関係につきましては、実際には返済に関して相談を受けさせていただきまして、その相談の中で延滞金返済の方法について相談させていただくという方法を今とっているという状況になります。その中で延滞金が既に発生している方等については、その返済の能力、状況、あと相談の内容によって延滞金の徴収猶予というような形をとったりとか、それぞれ相談に応じながら対応しているというのが今の現状になります。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) やっぱり、償還したくても払いたくても払えないという人が332件あるというのはすごく大きいことで、被災したほかにそういう払えない状況でいるということでは、一件一件訪問して被災者に寄り沿って対策をすると。高齢者であれば医療費の免除とか、そして支援、そちらに返済できるようにするとか、いろいろな対策があると思うのです。 石巻市でも被災地の住宅補修、このまま放置されていたところ、3,000件全部訪問して歩いて対応をちゃんとしているということを聞いたときに、私たちのところもこういうところで被災して住宅に入っているのはいいけれども、払えないということで苦しくて自殺など孤独死とかなったら大変なことだなということで、本当に私は心を痛めているのですけれども、神戸市では20年も払えない人を放置してチャラにしたということを聞いたのです。チャラというか、もう払わなくていいよということにしたそうです。いや、そこまで持っていくのかなということで、実態に合わせて被災者に寄り添って対策を講じる考えはあるのかどうなのか、お伺いしたいと思います。
○議長(佐藤和好君) 齋藤社会福祉課長。
◎
民生部社会福祉課長(齋藤満君) 今現在、先ほど苦しんでいる方が332件というお話ありましたが、実際、今償還に入っている方が332件ということで、実際まだ償還が始まっていない方が201件で、あと償還されていない金額が7億586万4,877円となっております。今現在この返済の方法等につきましては、前の定例会において返済の方法が年賦、半年賦だったものをことしの4月1日から月賦ということで、国の改正を受けまして返済方法について改正したという状況になっております。 あと、実際のところ、先ほども答弁させていただきましたが、相談に応じながら少額返済とかそういった形での返済の方法という形をとっている状況になります。実際この貸し付けにつきましては市が県から借りて、市のほうが県のほうに返済するという形になっているという状況になりまして、今、神戸市のお話にもありましたが、この神戸市のほうの扱いについても県のほうに返す部分ということでそういった20年かかっているという状況になっておりますので、実際、市民の方の相談に応じながら、その相談の内容によって分割返納とかそういった形で対応していくという状況になるというところで、あといろいろと今後も発生するところにつきましては、県と協議しながら進めていくということになるかと思います。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) やっぱり返済できるように手だてをとったりとか、寄り添って対策をとっていくということで苦しめないで進めていただきたいなと思いますので、それはいかがでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 齋藤社会福祉課長。
◎
民生部社会福祉課長(齋藤満君) まず、返済の部分、苦しめないでという部分になりますが、まずこちらとしても今も相談という形で毎日に近い状況で相談を受けているという状況になります。その方の今の状況をよくお聞きして、その返済がどうなるのか、実際今年度に入りまして年賦、半年賦で難しい場合は月賦での返済ということで、そちらへの切りかえということで相談させていただくという形になりますし、あと実際その相談の内容によって少額返済という形で対応していると。それらに基づいてそれぞれの措置を講じながら進めているということで、まず最初、相談に来ていただくというのが一番大事かと思いますので、そちらのほう、償還が始まった方については通知を出すとともに、その返済について相談できるということで進めていきたいと思っております。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) ぜひきめ細かく、相談に来てもらうだけではなくて、こちらからも相談に行って寄り添って返済できるように進めていただきたいなと思います。 次に進みます。 8款4項4目、公園維持管理経費についてお伺いいたします。 先ほどから、内容については理解しました。私は公園の遊具の整備についてお伺いしたいのですけれども、さびとかずっとなっていて一気に整備されていない状況なのですが、なぜ一気に整備されないのでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 村田建設部技術副参事。
◎
建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](村田正志君) 今御指摘ありました公園内の遊具について、遊具自体がさびている、そういう遊具もございます。あるいは長年の使用で部分的に塗装が落ちていると、そういう遊具もございます。それで、さびなどでけがが心配される遊具においては、昨年度も一部の遊具で塗装の塗りかえを行っております。今年度も引き続き遊具点検を行いながら順次補修を行ってまいりたいと考えております。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) いつごろまで一気にする考えなのでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 村田建設部技術副参事。
◎
建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](村田正志君) さびの部分の遊具については、実は数多く結構ございます。その中でやはり子供たちに危険が及ぶところ、まずそのさびから直していきたいというふうに考えておりますので、できるだけ早期には対応したいと考えております。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) 早期というと、もう今、子供たちは遊んでいるのだ、外に出て。早目にといって、早期というのはいつごろなのかなと思って、いつも早期と言われるとうんと期待していると全然、次の年になったりするので、早期というのはいつごろなのでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 村田建設部技術副参事。
◎
建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](村田正志君) 今、現状について30年度点検のほうである程度わかってきているのです。あと、実際に優先順位として子供たちが危ない部分の遊具がどれなのか、あるいはそのさびを落とすのはどれぐらいかかるのか、その辺の作業もちょっとしていますので、その辺を整理した上で順次進めさせていただきたいと考えております。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) そうなると秋ごろになるの。今の状況だと秋ごろになる、そうなると、今の聞いていると。今までもそうなのだから。それではだめだと思うのです。そこら辺はもっとスピーディーに、わかっているのだから、どこどこというのは。点検もしているのですから、ちゃんと。そこら辺は早目に手だてをとって早期にと、同じだ。本当にいつごろと月を言ってもらうと私たちも返すことができるの。そこら辺、お伺いいたします。
○議長(佐藤和好君) 加藤建設部長。
◎建設部長(加藤栄典君) 遊具につきましては、さびている箇所というのは当然ございます。その部分につきまして私のほうでも早くしたいというところはございます。いつまでというところでございますと、場所を特定していただきますと、ある程度のところが来ますので、その部分、本来であればすぐにでも全部というところではございますけれども、そういう部分がありましたらお知らせをいただきまして、私のほうでも手だてをとっていきたいというふうに考えてございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) 荒雄公園です。数多く、あそこ利用者がすごい多いのです。それで転勤族とか実家で子供産んで、そういう子供たち結構遊んでいるのです。そこはちゃんと調査していると思うので、そこはいつごろなのでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 村田建設部技術副参事。
◎
建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](村田正志君) 今お話しいただいた荒雄公園につきましては、昨年度、まずは子供たちが遊ぶのに危ない危険な部分、それについて滑り台つきの太鼓のはしごとうんていの部分、それはペンキの塗りかえを実施しております。それで、そのほかに景観という形ですか、そのほかの部分がどうしてもさびががれている部分が目立つような形になって、春先見受けられました。それで、荒雄公園については利用者の方も多いものですから、今現在その作業の内容について、ちょっと打ち合わせを今しているところですので、こちらについては本当に早目に取りかかりたいと考えております。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) 期待しております。 次に進みます。 最後なのですけれども、10款5項3目の図書館費についてお伺いいたします。 施設管理運営経費について、まず内容についてお伺いいたします。
○議長(佐藤和好君) 横山図書館長。
◎教育委員会
教育部図書館長(横山一也君) 今回の補正予算につきましては、本年3月末に一般財団法人佐藤病院様と一般社団法人みやぎ大崎観光公社様から図書購入費としてそれぞれ100万円、また昨年度中にオカリナサークル様から5,000円を図書購入費として御寄附をいただいたものでございます。 200万円につきましては、年度末の寄附であったために年度内での図書の購入が難しいことから、30年度においてはまちづくり基金に積み立てをし、今般、改めて基金から繰り入れをし図書購入予算として計上をさせていただいたものでございます。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) この3年ぐらいなのですけれども、各年度の図書の購入状況はどうなっていらっしゃるのでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 横山図書館長。
◎教育委員会
教育部図書館長(横山一也君) まず、平成28年、29年、30年ということでお答えさせていただきます。一般図書、児童図書、郷土資料の合計ですと28年度が2万6,882冊で決算額で5,792万2,494円、平成29年度は2万2,899冊購入で決算額として4,820万843円、30年度は1万2,175冊購入しまして決算額で2,315万7,401円でございます。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) 毎年、図書の購入が減っていらっしゃいますが、今の答弁ですと。最低年間何冊ぐらい以上購入が必要なのかどうなのか、お伺いしたいと思います。
○議長(佐藤和好君) 横山図書館長。
◎教育委員会
教育部図書館長(横山一也君) 図書館では、新しい図書館が開館したときに、それを基準に5年ごとの図書整備の計画を定めてございます。毎年度分の購入につきましても、その年と当初予算額あるいは5年ごとの計画を見定めながら、一般図書、郷土資料、児童図書、それぞれ予算配分をしているところでございますけれども、そのような計画に近づけるためにも、年間ですとおよそ1万冊ぐらい購入していくと、除籍もいたしますので、そういった減少分も含めますと、1万冊ぐらい新たに購入しないと当初の計画には追いつかないかと思っているところでございます。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) この図書館要覧を見ますと、最低でも年間1万余冊以上の購入が必要となりますとありますが、1万冊だけでいいのですか。1万余冊以上必要ということで要覧の中には書かれているのですけれども。
○議長(佐藤和好君) 横山図書館長。
◎教育委員会
教育部図書館長(横山一也君) 要覧作成、たしか30年度の要覧ではございますけれども、計画した段階で平成29年度あるいは30年度で予定よりも多く購入いたしましたので、今後34年度まで25万冊購入ということになりますと、除籍分、減少分も含めまして、差し引きすると今後年間1万冊程度で間に合うのではないかと考えているところでございます。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) そうしますと、住民1人当たりの資料購入費はどれぐらいになっていますか。
○議長(佐藤和好君) 横山図書館長。
◎教育委員会
教育部図書館長(横山一也君) 住民1人当たりでございますけれども、今年度の当初予算で見ますと1人当たり153円となってございます。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) それも全国平均、県内平均ではどれぐらいなのでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 横山図書館長。
◎教育委員会
教育部図書館長(横山一也君) 一応、県内の状況でございますけれども、私のところ、手元に持っている資料が平成29年度の県内の図書館の住民1人当たりの予算額ということでございますと、県内平均では199円でございます。先ほど申し上げましたとおり、今年度の大崎市の予算で比較しますと153円、また今般この補正予算をお認めいただけますと、1人当たり170円ということになります。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) そうしますと、大崎市はまだ低いということでありますので、やっぱり資料購入費についてもちゃんと予算をつけて対策を、毎年毎年新しい建物のときだけどっと入れて、あとは減らしていくということは、市民から、利用されている人から、蔵書少ないのではないのと、新刊が少ないよと、利用されている方から言われるということは、余り今までなかったの、最初は。だんだん最近そう言われてきたから全部調べてみたのです。そうしたら減っているのです、やっぱり。そこら辺では、せっかく期待されて司書の方なんかもすごくいい対応して、利用状況はどれぐらいなのでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 横山図書館長。
◎教育委員会
教育部図書館長(横山一也君) 利用状況でございますけれども、おかげさまをもちまして開館以来、毎日多くの方に御利用いただいているところでございます。平日ですと少ないときですと600人ぐらいから800人程度、あるいは土曜日、日曜日になりますと、現在の中学校や高校生の試験勉強のために来館する方も大勢おりますけれども、そういった方も含めまして1,500人から1,800人ぐらい御利用いただくときもございます。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) 蔵書計画、先ほど言われました34年度まで25万冊、長期39年、5年ごとに計画立てているみたいなのですけれども、30万冊ということで計画立てているのですけれども、それに基づいた予算づけをきちんとしていかないと、これにならないと思うのです。そこら辺はいかがでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 横山図書館長。
◎教育委員会
教育部図書館長(横山一也君) 図書館の資料購入につきまして、今回補正予算ということで上げさせていただきましたけれども、今般のような特段の要件があった場合のみ、こういった形で補正予算を計上させていただいております。今後、来年度の予算要求に当たりましては、図書館が果たしていく役割あるいは資料を充実していくことの重要性などをさらに説明しながら、前向きに対応させていただきたいと思っております。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) それから、住民1人当たりの蔵書も、県内とか、ちょっと低いような状況なのですけれども、どのように考えていらっしゃるでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 横山図書館長。
◎教育委員会
教育部図書館長(横山一也君) 住民1人当たりの蔵書点数でございますけれども、県内平均ですと2.26冊で、大崎市の平成29年度末の状態ですと1.58冊でございます。今後、蔵書の購入計画などに合わせまして平均に近づけるように努力してまいりたいと考えております。
○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。
◆13番(鎌内つぎ子君) 今の蔵書点数は県内でも市としても下から2番目です。登米市が一番、0.94ですので、下から2番目です。やっぱり少ないなということで、住民の利用されている方のお話を聞いて調べてみましたら、やっぱり少ないなと思いますので、そこら辺はちゃんと蔵書計画どおりに予算をきちんと措置して、建物だけ立派ではなくて、やっぱり新鮮で多様な資料がなければ利用者も減るということにならないように努力していただいたいなと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 横山図書館長。
◎教育委員会
教育部図書館長(横山一也君) 今のとおり、施設だけではなく蔵書のほうも十分そろえる、また人的な部分でもきちっと対応できるような、そういった図書館づくりに努めてまいりたいと思っております。 〔「終わります」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤和好君) 質疑の途中でありますが、暫時休憩いたします。 再開は15時0分といたします。 ----------- 午後2時37分 休憩 午後3時00分 再開 -----------
○議長(佐藤和好君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 質疑を続行いたします。 5番山口壽議員。
◆5番(山口壽君) 5番山口です。私、通告書を、2つほど質疑、提出しております。 前段議員の質疑で大方の答弁はいただきました。それを踏まえまして、まだ私の聞きたいところを質疑したいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 まず最初に、議案69号の大崎市
古川カントリーエレベーター条例の一部を改正する条例ということで、改正の根拠は何かということは前段の議員の質疑で理解いたしました。しかしながら、古川の農協で指定管理しているこのカントリーエレベーター、古川農協の中では3つほどカントリーエレベーターがある中で料金の統一をなされると。そして、26年改正をされていないという中での今回の改正。26年間改正されない中で、なぜ今回だという理由をお聞かせ願いたいと思います。
○議長(佐藤和好君) 安部農林振興課長。
◎
産業経済部農林振興課長(安部祐輝君) それでは、お答えいたします。 古川農協のほうで、今回26年間これまで西部カントリー、それから南部カントリーの利用料金を改正はしてこなかったという部分ですけれども、これまでも何度か改正する部分の議論はあったとのことですけれども、今般この古川農協内で利用料金、それからカントリーだけではなく各農協の部門ごとにそれぞれ収支状況を含めて計画をもう一度見直して、しっかりとした経営を行っていけるようにということで見直しが行われたというふうに、私たちのほうでは聞いております。その中でカントリーエレベーターも適正な料金にしていくということで、今般古川地域全エリア、同じ金額で改正を行いたいという旨、協議があったものでございます。
○議長(佐藤和好君) 山口議員。
◆5番(山口壽君) そのような中で、いろいろこの料金改定、なぜ今まで行われなかったのか、本当に理解ができないような状況で今回の改定、しかも全利用料金等々の改定も含めた中で改定するということでございました。 ただ、この要請は古川農協のほうからいつごろありましたか。その辺お聞かせ願いたいと思います。
○議長(佐藤和好君) 安部農林振興課長。
◎
産業経済部農林振興課長(安部祐輝君) それでは、お答えいたします。 JA古川につきましては、昨年の12月から協議のほうを開始して、経営戦略検討委員会というものがJA古川の中で組織されまして、その中で検討してきたという形で、部門別の収支改善をしっかり検討してきたという形で聞いております。私たちのほうに提示されましたのは3月下旬でございます。そちらでこの協定に基づく協議のほうが提示されたという経過でございます。
○議長(佐藤和好君) 山口議員。
◆5番(山口壽君) 了解いたしました。昨年12月にTPPが発効になり、そしてその後のことし春、田植え作業がもう終わり、そしてあと1カ月半過ぎで出水が始まり実りの秋が始まる中で、各カントリーの該当するエリアの農家の方々は、TPPの影響で米値段が下がるのではないかという懸念の中、このようなカントリーエレベーターの利用料金が値上げになるということで、この100円から200円、値上がり改定の想定がなされているわけでございますが、先ほど95%稼働であるということで、それを基本としての100円から200円上がる、その差額というのはどれぐらい見込んでおりますでしょうか。お聞かせ願いたいと思います。
○議長(佐藤和好君) 安部農林振興課長。
◎
産業経済部農林振興課長(安部祐輝君) お答えいたします。 今回、このJA古川のほうで想定しております利用料金の改正によりまして、収支のほうの計画のほう、収入のほうがどのぐらい変わるのかという部分ですけれども、約500万円ほどプラスになるというふうに考えております。
○議長(佐藤和好君) 山口議員。
◆5番(山口壽君) そうしますと、昨年の収支は900万ほどのプラスになり、積み立てが毎年500万ほど積み立てをすると。そうしますと、この500万プラスになるということは、今年度はまた再度900万ほどのプラスということで見込んでいるというふうに考えられます。 この利用料金に関しましては、農業委員会で出しています農作業の標準賃金表があります。この賃金表は、ただ単に農業委員会で出しているのではなくて、各大崎管内の農協が査定に当たってこの賃金を出されております。その辺、今回の古川カントリーエレベーターの料金改定に伴って全般的に値上げがされるというわけでございますが、大変、市民、農家が厳しい中、経営をやっている中、このように改定されるということは、ますます厳しい経営に拍車がかかるものではないかなというふうに思われます。 そういったところ、今回の議案が可決されるに当たりましては、料金改定になるかと思うのですけれども、古川農協のほうの古川カントリーエレベーターに関しましてもその辺、農家の実情を踏まえながらいろいろ対応していただきたいなというふうに深く思う次第でございます。その辺、市のほうから古川農協のほうにお伝え願えれば幸いかと思います。 次に移ります。 指定管理者の指定について(大崎市新世紀公園三本木パークゴルフ場)、これも前段の議員の質疑の中でおおよそ把握しましたが、ただやはり道の駅おおさきの新しい指定管理のときと比べますと、どうしてもこの6月議会において指定管理者の指定を行い、そして10月1日からのオープンというその短い期間、これをどのように考えているのか、考えをお聞かせ願いたいと思います。
○議長(佐藤和好君) 荻野
三本木総合支所地域振興課長。
◎
三本木総合支所地域振興課長(荻野信男君) 暫定オープンまでの今後の予定、スケジュールにつきましては、今議会を経まして7月に協定書の締結、基本協定と年度協定の締結をし、10月からの指定管理になります。準備段階といたしまして、オープンの日は現在10月の中旬を考えております。10月中旬で調整をしております。それまで芝管理につきましては、協定締結後に現在市が委託しております芝管理の造園業者に指定管理者のほう、正式に決まりましたら、指導を受けながら技術や知識の向上を図りたいという意向を聞いておりますし、指導を受けたいということでございますし、市内の加護坊パークゴルフ場にも出向きまして、見学や指導を受ける予定とも聞いております。 また、オープンまで短いという御懸念ですけれども、設備や備品等の使用方法についても当然熟知する必要もございますので、クラブハウスは7月に完成、引き渡しという予定でございますので、8月以降、運営のシミュレーションや厨房も実際使用していただきまして、機械の操作等も試運転などもしていただきまして、10月の暫定オープンに備えていただくことを考えております。
○議長(佐藤和好君) 山口議員。
◆5番(山口壽君) わかりました。また、それと同様に大崎市としては2つ目のパークゴルフ場であり、新しい大崎市としての宝でもあり顔にもなるようなパークゴルフ場になるように思うわけでございますが、これを市民の方々に広くPRして利用していただくために、その期間的に約3カ月の間にどのような広報活動または市民に対してのいろいろな対応等をなされるのか、その辺いかがか、お考えをお聞かせ願いたいと思います。
○議長(佐藤和好君) 荻野
三本木総合支所地域振興課長。
◎
三本木総合支所地域振興課長(荻野信男君) 新しいパークゴルフ場のオープンにつきましては広くPRしてまいりたいという考えでございますが、まず暫定オープンの10月から3月までの期間ということで冬期間に入りますし、暫定2コースのオープンということもございまして、来年の4月からは6コース54ホールの全てオープンになりまして、人も誘客も対応できるということで考えておりますけれども、逆に暫定2コースですと入場規制などもしなければ、ちょっと来た方に迷惑をかけるのではないかということで、今後、指定管理者のほうとその辺についても協議を進めたいと思っておりますが、指定管理者のほうで新しいパークゴルフ場、三本木パークゴルフ場のパンフレットなどもつくりますし、今後、市の広報やウエブサイトも活用して周知の方法については工夫してまいりたいと考えております。
○議長(佐藤和好君) 山口議員。
◆5番(山口壽君) ありがとうございます。その指定管理者のほうから見ても、時間的に大変厳しい中だと思われるのです。そういった中、指定管理者としての不安とか問題点等はないのか、その辺お聞きしたいと思います。
○議長(佐藤和好君) 荻野
三本木総合支所地域振興課長。
◎
三本木総合支所地域振興課長(荻野信男君) 指定管理者の予定の三本木振興公社も、やはり心配はしてございます。まずは議決を経ないと正式に人的な募集にもハローワークのほうにも入れないということ、人材の確保ですとかそういったこともございますし、議決を受けましたら早速そういった人員の体制整備ですとか年度協定、基本協定、それからいろいろな研修等も重ねて準備を進めたいということで考えていると聞いております。
○議長(佐藤和好君) 山口議員。
◆5番(山口壽君) この三本木のパークゴルフ場、ぜひ執行部のほうとしてもできるだけ協力した中で、落ち度のないようなオープンにしていただきたいなというふうに思いまして、私から以上で終わりにしたいと思います。どうもありがとうございます。
○議長(佐藤和好君) 次に進みます。 8番八木吉夫議員。
◆8番(八木吉夫君) 8番八木でございます。 多分、私が最後というようなことでして、時間目いっぱい使って結構ですというふうに言われました。質疑通告は1点でございますので。
一般会計補正予算の6款1項4目の畜産産業の関係でございますが、項目の中に内容と目的に合致するかどうかということでお伺いしております。 初めに、これはもう毎年のことなのですが、この田尻の畜産まつり、これの決算額、議会のほうには全然届いておりませんので、決算額をまずお示しいただきたいなと思っております。
○議長(佐藤和好君) 柳原
田尻総合支所地域振興課長。
◎
田尻総合支所地域振興課長(柳原正則君) お答えいたします。 決算額ということでございまして、昨年度の決算額を申し上げたいと思います。 それで、収入のほうなのですけれども、まず事業収入といたしまして336万9,000円ほどでございます。これはチケットの売り上げの額でございます。それから次に、市の負担金といたしましては400万円。これは市からの負担金ということになります。それから、協賛金をいただいておりまして、その協賛金の額が203万5,000円ということになります。それから繰越金が12万2,000円、雑収入が12万4,000円ということで、965万円ということになります。 それから、支出の部でございますけれども、総務費、これはスタッフのTシャツ等、そういったものを購入した額で22万3,000円でございます。それから消耗品費が5万円、宣伝費が77万2,000円ということで、これはポスターとか、あとはチラシの印刷、イベントの看板等、そういった経費でございます。それから事業費でございますけれども、こちらが308万7,000円。これはチケットの精算の金額ということになります。チケットを売り上げた分のそれの支出分、精算分ということになります。それから、イベント費といたしまして511万7,000円。これは内訳につきましてはステージの設営費、それから音響費、景品代、それから景品代というのは抽せん会の景品代ということです。それから、レンタル料といたしましてテントのレンタル料、こういった内容でございます。それから、賄い費は従事者の昼食等で12万9,000円。それから雑費が11万9,000円で、合計で950万ほどの支出ということになります。大体、収支の決算としましては、繰越金としては15万ほどあるということになります。
○議長(佐藤和好君) 八木議員。
◆8番(八木吉夫君) 昨年度はこのような形で黒字になったということでございましたが、その前の年でしたか、赤字になったというような状況で私は承っていたわけなのです。そういった中で今回200万円、市で400万という形、これは寄附して寄附も含めてということです。そういう形になっているのですけれども、今回、本来ですとこの畜産振興、こういったものを目的としてイベントとしてこの田尻が、前は鳴子もやっておりました。しかし今、大崎市でこの畜産関係なり肉のそういったものの一大イベントとしては田尻が大崎市を背負った形です。そういった形で一大イベントとしての事業として取り組んでいらっしゃる。 この中で、ふと思ったのが、まず今のお話ですとイベント経費のほうで511万、イベント関係。こういった形になっておりました。ただ、その中で音響とかステージとか、そういったものが大半を占めてしまう。中身を言えばです。本当に肉に関してのその仕入れとか、そういったものは今回はどのように見ていたのでしょうか、それをお伺いしたいと思います。
○議長(佐藤和好君) 柳原
田尻総合支所地域振興課長。
◎
田尻総合支所地域振興課長(柳原正則君) お答えいたします。 今回の肉の代金ということでございますけれども、この肉まつり、3年ほど前から、平成28年から、以前は地元の肉を使って鉄板で焼くバーベキュースタイルということで実施をしていたのですけれども、ここ3年は肉料理を提供していただくような形で、そういった店に出店をしていただいて、それで肉を皆さんに買っていただいて食べていただくと、そういった形で進めてまいりまして、去年もそういった形で肉ブースといいますか、店を出店していただくためのテントの設営のほうが余計その分にかかっておりまして、肉はその出店していただく方々に調達していただいて、それで提供していただくという形に昨年からしております。 それで、その肉につきましては、大崎市産または宮城県産の肉を使っていただきたいということで、その肉料理を提供していただく店についてはそういった形でお願いして、その分のテント設営、会場設営代が結構な金額を占めているという状況になっております。
○議長(佐藤和好君) 八木議員。
◆8番(八木吉夫君) 私も2回ほど頼まれまして、組合として参加させていただいたのです。そのときは三本木の方、生産者が三本木の方の仙台牛を提供するという形でお出しさせていただきました。2回目のときは、仙台牛だけでははっきり言って原価が高くなりますから、宮城県産黒毛和牛も使ってということで参加させていただきました。ただ、今のお話ですと、一番大事なのは、やっぱりこの大崎市産、できれば、大崎市産の豚肉、牛肉、鶏肉とかあれば、そういったものを使って提供していく、そして世界農業遺産で認定されたこの大崎の地が、お米もいい、野菜もいい、そして肉もいいと、そういった形でやっていくのが本来のあり方かなと、私は思っていました。 ただ、今のお話ですと肉の調達は各自にお任せするという形になりました。そして、一応は宮城県産の肉を使ってくださいねというお話を今おっしゃっていましたけれども、その証明はできるのですか。
○議長(佐藤和好君) 柳原
田尻総合支所地域振興課長。
◎
田尻総合支所地域振興課長(柳原正則君) お答えいたします。 出店していただいている店の方には、産地証明書を提出していただきたいということでお願いして出店していただいております。
○議長(佐藤和好君) 八木議員。
◆8番(八木吉夫君) それならば、逆に地元産なり宮城県産の肉だということで、それでお出しできると。 ただ1つ、総額950万のうち、今お話を聞いてびっくりしたのです。チケット販売が334万でチケットの印刷、それにかかる費用が308万というお話でした。334万の売り上げを、308万円もかかっているということでした。こういう数字もちょっとおかしいなと思っているのですけれども、まださらにこれともう一つ、本当に肉だけの畜産で、今イベント、要するに肉のイベントでなく、単なる何か興業のための事業になってはいまいかという危惧をしているところなのです。2つ、ちょっとお答えいただきたいと思います。
○議長(佐藤和好君) 柳原
田尻総合支所地域振興課長。
◎
田尻総合支所地域振興課長(柳原正則君) まず、チケットの関係なのですけれども、ちょっと先ほど説明不足だったかもしれないですけれども、チケットをまず売りまして来場者の方々に購入していただくと。それをその出店している店で使った後にその店に精算をするということで、ほぼ同額が店のほうに入るというような形でこのような金額になっております。 それからもう一つの、先ほど議員さんから御指摘ありましたけれども、ステージにかかる金額がかなり大きいということで、確かに実行委員会の中でもそういった形で先ほども申し上げましたけれども、鉄板で焼いていたときのそういったスタイルから離れてしまって、肉まつりとは言っていますけれどもジャンボ肉まつりではないのではないかということも、実際は実行委員会の中でも話は出ているところでございます。そういったこともありまして、昨年開催した後にいろいろ協議も議論も重ねまして、去年も一部行ったのですけれども、ことし、地場産品や農産物のコーナーを設置してPRと販売もしましょうということで、いろいろな団体に協力をいただいて一部行っております。 それから、ステージイベントも幅広い年齢層にも楽しんでもらえるようなステージにしたほうがいいのではないかというところもありまして、ことしはそういったことも踏まえて、新たにバーベキューコーナーという去年のアンケートの中でも要望がありまして、ことし一部肉の販売、牛肉、豚肉の販売とあわせて一部バーベキューコーナーも設置して、PRとあわせて、その辺、焼き肉も楽しんでいただくような形にしたいというふうに考えております。
○議長(佐藤和好君) 八木議員。
◆8番(八木吉夫君) 前まで、お話を聞いたときは、加護坊山でバーベキューをやっているときにお話を聞いたのですが、その場で焼いて食べて、要するに召し上がっていただくならいいのですけれども、肉を買って、そのまま家に帰られるお客さんも結構いらっしゃった。食品衛生上、その場で販売している肉、家に持ち帰って召し上がって今までは事故は起きなかったと思うのですけれども、本来は食品衛生上よくないことなのです。ですから、持ち帰りができないようなシステムでお売りする。いいですか、食品衛生上、そこで買って持ち帰って家に帰ってからお客様の勝手で煮炊きして食べるのも本来よくないことなのです。要するに主催者側の責任として。そういったことからすると、その場で販売したものはその場で食べていただくような形につくっていかないと大変だと思うのです。 私、なぜ質疑したかというのは、これ、肉の販売を私は反対するものではないのです。肉をもっともっと多くの方に召し上がっていただく、その御努力を私はすべきだなと。ですから逆にいろいろな形で、ただ焼肉もあるでしょうけれども、ビーフシチューとかいろいろ加工してお出しするやり方、カレーももちろんです。そういった意味からすると、そういった料理を提供してくれる、協力してくれる方々にも協力をお願いする形をとる。 ただし、今回私なぜ質疑したかというのは、やっぱり今お話出たように965万の収入がありましたと、たまたま。ただ、支出のほうで950万かかっています。私が参加して決算見たときびっくりしたのが750万以上の数字だったのです、前は。これがふえていますから、それだけ知れ渡ってチケットも購入というか、買っていただく方々がふえてきたなというようなのがありました。そういった意味からすると、私はこれを潰すのではなく、前に戻すのではなく、イベントはイベントで別に分ければいいことだと。要するに、今回この実行委員会でなさるこの牛肉まつり、肉まつり、このことに関しては、やっぱりこの実行委員会できちんとやっている。そして、その場で皆さんにおいしいお肉を食べていただいて、大崎市のよさを知っていただくというような形、これは田尻でやる唯一の秘訣だなと、私は思っているのです。今、鳴子も食楽まつりやっていますけれども、肉の販売はやめました。今は大崎市の中で田尻だけなのです。ですから、肉にはもっと力を入れて進んでいただきたい。 ただし、余計なものと言ったら大変語弊がありますけれども、地域の方々が協力して、いや、俺も協力するから、俺も協力するからという形ででき上がるならいいのですけれども、余計に費用がかかるもの、そういったものは、やはりこれはそれを望む人たちは別にグループをつくっていただいてやっていただく形にしたほうが、今後この事業が未来永劫につながる形になるのではないかなと私は思うのですけれども、いかがでしょうか。
○議長(佐藤和好君) 柳原
田尻総合支所地域振興課長。
◎
田尻総合支所地域振興課長(柳原正則君) 今、議員さんからお話をいただきましたそういった内容、実行委員会、今年度になりましてから2回ほど行っているわけですけれども、これから詳細協議していくわけなのですけれども、今、議員さんから御提言いただいたものも含めまして検討していきたいと思っております。
○議長(佐藤和好君) 八木議員。
◆8番(八木吉夫君) やはり、何回もくどいようですから、今、議場でのお話では多分努力しますというようなお話しかできないと思うのですけれども、やっぱりやる役所というのですか、市としてはやっぱり責任もありますから、だめなものはだめだと、いいものはいいと、やっぱりはっきりした形できちんと線引きをしなければならないのかなと。幾ら実行委員会でああだこうだと言っても、そこまで責任とれるのですかと。そういったことも必要になってくる。そして、市がこれだけの予算もつけてやるということは、やっぱり肉の普及拡大、消費拡大を担ってもらわなきゃならない、そういったことをやっぱり念頭に置いて進めていただきたいなというふうなことを申し上げまして、私からの質疑は終わりにさせていただきます。ありがとうございました。
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△延会
○議長(佐藤和好君) お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤和好君) 御異議なしと認めます。 よって、本日はこれをもって延会することに決定いたしました。 なお、6月19日の本会議は、大崎市会議規則第9条第2項の規定により、午前10時に再開いたします。 本日は、これをもって延会とします。 午後3時35分 延会
---------------------------------------地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 令和元年6月18日 議長 佐藤和好 署名議員 遊佐辰雄 署名議員 只野直悦...