大崎市議会 > 2019-06-13 >
06月13日-01号

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  1. 大崎市議会 2019-06-13
    06月13日-01号


    取得元: 大崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-28
    令和 1年 第2回定例会(6月)          令和元年第2回大崎市議会定例会会議録(第1号)1 会議日時      令和元年6月13日      午後1時00分開会~午後3時47分散会2 議事日程 第1 会議録署名議員指名 第2 会期の決定 第3 表彰状の伝達 第4 市長行政報告   +報告第9号 平成30年度大崎市一般会計繰越明許費繰越計算書   |報告第10号 平成30年度大崎市一般会計事故繰越し繰越計算書   |報告第11号 平成30年度大崎市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書   |報告第12号 平成30年度大崎市下水道事業特別会計事故繰越し繰越計算書 第5|報告第13号 平成30年度大崎市農業集落排水事業特別会計繰越明許費繰越計算書   |報告第14号 平成30年度大崎市工業団地造成事業特別会計繰越明許費繰越計算書   |報告第15号 平成30年度大崎市工業団地造成事業特別会計事故繰越し繰越計算書   |報告第16号 平成30年度大崎市水道事業会計予算繰越計算書   |報告第17号 専決処分の報告について   +報告第18号 専決処分の報告について    (報告)   +議案第51号 専決処分の承認を求めることについて   |議案第52号 専決処分の承認を求めることについて   |議案第53号 専決処分の承認を求めることについて 第6|議案第54号 専決処分の承認を求めることについて   |議案第55号 専決処分の承認を求めることについて   |議案第56号 専決処分の承認を求めることについて   |議案第57号 専決処分の承認を求めることについて   +議案第58号 専決処分の承認を求めることについて    (説明、質疑、討論、表決) 第7 議案第72号 大崎市障がいのある人のコミュニケーション手段の利用を促進する条例    (説明、質疑、討論、表決)   +議案第59号 令和元年度大崎市一般会計補正予算   |議案第60号 令和元年度大崎市介護保険特別会計補正予算   |議案第61号 令和元年度大崎市下水道事業特別会計補正予算   |議案第62号 大崎市の行う選挙等における投票管理者等に対する報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例   |議案第63号 大崎市情報公開条例及び大崎市個人情報保護条例の一部を改正する条例   |議案第64号 大崎市市税条例の一部を改正する条例 第8|議案第65号 大崎市復興産業集積区域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例   |議案第66号 大崎市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例   |議案第67号 大崎市国民健康保険税条例の一部を改正する条例   |議案第68号 大崎市介護保険条例の一部を改正する条例   |議案第69号 大崎市古川カントリーエレベーター条例の一部を改正する条例   |議案第70号 大崎市震災復興基金条例を廃止する条例   +議案第71号 指定管理者の指定について    (説明) 第9 議員派遣について 第10 請願第2号 介護予防施策のさらなる推進を求める請願     (所管常任委員会付託)3 本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員指名 日程第2 会期の決定 日程第3 表彰状の伝達 日程第4 市長行政報告     +報告第9号 平成30年度大崎市一般会計繰越明許費繰越計算書     |報告第10号 平成30年度大崎市一般会計事故繰越し繰越計算書     |報告第11号 平成30年度大崎市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書     |報告第12号 平成30年度大崎市下水道事業特別会計事故繰越し繰越計算書 日程第5|報告第13号 平成30年度大崎市農業集落排水事業特別会計繰越明許費繰越計算書     |報告第14号 平成30年度大崎市工業団地造成事業特別会計繰越明許費繰越計算書     |報告第15号 平成30年度大崎市工業団地造成事業特別会計事故繰越し繰越計算書     |報告第16号 平成30年度大崎市水道事業会計予算繰越計算書     |報告第17号 専決処分の報告について     +報告第18号 専決処分の報告について      (報告)     +議案第51号 専決処分の承認を求めることについて     |議案第52号 専決処分の承認を求めることについて     |議案第53号 専決処分の承認を求めることについて 日程第6|議案第54号 専決処分の承認を求めることについて     |議案第55号 専決処分の承認を求めることについて     |議案第56号 専決処分の承認を求めることについて     |議案第57号 専決処分の承認を求めることについて     +議案第58号 専決処分の承認を求めることについて      (説明、質疑、討論、表決) 日程第7 議案第72号 大崎市障がいのある人のコミュニケーション手段の利用を促進する条例      (説明、質疑、討論、表決)     +議案第59号 令和元年度大崎市一般会計補正予算     |議案第60号 令和元年度大崎市介護保険特別会計補正予算     |議案第61号 令和元年度大崎市下水道事業特別会計補正予算     |議案第62号 大崎市の行う選挙等における投票管理者等に対する報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例     |議案第63号 大崎市情報公開条例及び大崎市個人情報保護条例の一部を改正する条例     |議案第64号 大崎市市税条例の一部を改正する条例 日程第8|議案第65号 大崎市復興産業集積区域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例     |議案第66号 大崎市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例     |議案第67号 大崎市国民健康保険税条例の一部を改正する条例     |議案第68号 大崎市介護保険条例の一部を改正する条例     |議案第69号 大崎市古川カントリーエレベーター条例の一部を改正する条例     |議案第70号 大崎市震災復興基金条例を廃止する条例     +議案第71号 指定管理者の指定について      (説明) 日程第9 議員派遣について 日程第10 請願第2号 介護予防施策のさらなる推進を求める請願       (所管常任委員会付託)4 出席議員(30名)    1番  早坂 憂君         2番  伊勢健一君    3番  鹿野良太君         4番  山口文博君    5番  山口 壽君         6番  佐藤仁一郎君    7番  佐藤仁一君         8番  八木吉夫君    9番  佐藤講英君        10番  佐藤弘樹君   11番  中鉢和三郎君       12番  相澤久義君   13番  鎌内つぎ子君       14番  木村和彦君   15番  加藤善市君        16番  横山悦子君   17番  関 武徳君        18番  遊佐辰雄君   19番  只野直悦君        20番  相澤孝弘君   21番  富田文志君        22番  山田和明君   23番  後藤錦信君        24番  氏家善男君   25番  山村康治君        26番  木内知子君   27番  小沢和悦君        28番  佐藤 勝君   29番  氷室勝好君        30番  佐藤和好君5 欠席議員(なし)6 説明員   市長        伊藤康志君    副市長       高橋英文君   副市長       三保木悦幸君   病院事業管理者   並木健二君   病院事業副管理者  横山忠一君    総務部長      佐々木雅一君   総務部理事(財政担当)        市民協働推進部長  門脇喜典君             赤間幸人君   民生部長      安住 伸君    産業経済部長    後藤 壽君   産業経済部世界農業遺産推進監     建設部長      加藤栄典君             武元将忠君   水道部長      中川 博君    市民病院経営管理部長                                八木文孝君   総務部参事     宮川 亨君    市民協働推進部参事 渋谷 勝君   松山総合支所長   佐藤賢一君    三本木総合支所長  宍戸宏武君   鹿島台総合支所長  熊谷裕樹君    岩出山総合支所長  岡本洋子君   鳴子総合支所長   高橋幸利君    田尻総合支所長   伊藤圭一君   民生部高齢介護課長 安藤 豊君    産業経済部産業商工課長                                小野寺晴紀君  教育委員会   教育長       熊野充利君    教育部長      佐藤俊夫君7 議会事務局出席職員   事務局長      佐藤 基君    次長        寺田洋一君   係長        中嶋慎太郎君   主査        佐々木 晃君               午後1時00分 開会 ○議長(佐藤和好君) 出席議員定足数に達しておりますので、令和元年第2回大崎市議会定例会は成立いたしました。 よって、開会いたします。---------------------------------------               午後1時00分 開議 ○議長(佐藤和好君) これから会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付いたしております議事日程第1号をもって進めてまいります。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員指名 ○議長(佐藤和好君) 日程第1、本日の会議録署名議員を指名いたします。16番横山悦子議員、17番関武徳議員のお二人にお願いをいたします。--------------------------------------- △諸報告 ○議長(佐藤和好君) 大崎市議会会議規則第166条第1項ただし書きの規定により、お手元に配付のとおり、東北市議会議長会定期総会、宮城県知事との意見交換会、議会報告・意見交換会に議員を派遣いたしました。 地方自治法第121条の規定により、お手元に配付のとおり、本日の議場出席者の通知がありました。---------------------------------------               議場出席者名簿                               令和元年6月13日   市長        伊藤康志君    副市長       高橋英文君   副市長       三保木悦幸君   病院事業管理者   並木健二君   病院事業副管理者  横山忠一君    総務部長      佐々木雅一君   総務部理事(財政担当)        市民協働推進部長  門脇喜典君             赤間幸人君   民生部長      安住 伸君    産業経済部長    後藤 壽君   産業経済部世界農業遺産推進監     建設部長      加藤栄典君             武元将忠君   水道部長      中川 博君    市民病院経営管理部長                                八木文孝君   総務部参事     宮川 亨君    市民協働推進部参事 渋谷 勝君   松山総合支所長   佐藤賢一君    三本木総合支所長  宍戸宏武君   鹿島台総合支所長  熊谷裕樹君    岩出山総合支所長  岡本洋子君   鳴子総合支所長   高橋幸利君    田尻総合支所長   伊藤圭一君   民生部高齢介護課長 安藤 豊君    産業経済部産業商工課長                                小野寺晴紀君  教育委員会   教育長       熊野充利君    教育部長      佐藤俊夫君--------------------------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長(佐藤和好君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から6月28日までの16日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和好君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日から6月28日までの16日間と決定いたしました。--------------------------------------- △日程第3 表彰状の伝達 ○議長(佐藤和好君) 日程第3、表彰状の伝達を行います。 去る6月11日に開催されました第95回全国市議会議長会定期総会において、市議会議員として長年市政の振興に努められた功績により、大崎市からは1名の方が表彰されました。 ここに表彰状の伝達を行うに当たり、議員各位とともに心からお祝いを申し上げます。 さらに、今後一層の御精進、御健闘を願うものであります。 これから表彰状の伝達を行います。 受賞者の紹介を事務局長にいたさせます。 佐藤事務局長。 ◎議会事務局長(佐藤基君) それでは、お名前を申し上げますので、前にお進みいただきますよう、そしてお受け取り願います。 15年表彰でございます。 佐藤講英議員、お願いいたします。     〔9番 佐藤講英君登壇〕 ○議長(佐藤和好君)                  表彰状                             大崎市 佐藤講英殿     あなたは、市議会議員として16年市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第95回定期総会に当たり、本会表彰規程によって表彰いたします。                             令和元年6月11日                             全国市議会議長会会長                             野尻哲雄 おめでとうございます。(拍手) ◎議会事務局長(佐藤基君) 以上でございます。 ○議長(佐藤和好君) 以上で表彰状の伝達を終わります。--------------------------------------- △日程第4 市長行政報告 ○議長(佐藤和好君) 日程第4、市長行政報告。 本件に関し、市長の報告を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 行政報告を申し上げさせていただきますが、その前に、私からも一言お喜びを申し上げます。今ほど、長年にわたります市政に対する功労とこれからの御活躍を御祈念申し上げましての全国市議会議長会からの表彰の栄に浴されました佐藤講英議員に、議場におられます皆様、そしてまた市民の皆様ともどもにお喜びを申し上げ、この間の御活躍に感謝を申し上げ、ますますの御活躍を御祈念を申し上げさせていただきます。 それでは、行政報告を申し上げさせていただきます。 本日ここに令和元年第2回大崎市議会定例会が開催されるに当たり、当面の諸問題及び行政の一端を申し述べ、議員並びに市民皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。 5月1日に天皇陛下が御即位され、新しい元号として「令和」に改められました。新しい元号である令和は、万葉集にある「初春の令月にして 気淑く風和ぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫す」との文言から引用されたものであります。「令」はよい、めでたい、「和」は平和を意味し、穏やかで平和な時代を連想させる元号です。平和で希望にあふれる新しい時代となることを心から期待するものであります。 令和元年を記念する催しも全国各地域で行われ、本市においても、改元に関係するさまざまな催しが行われたところでございます。元号が平成から令和に変わった5月1日に大安と重なったことから、この日を一生の記念日にしようと婚姻届の提出も多く見られ、市役所本庁と各総合支所において、合わせて34件の婚姻届を受け付けいたしました。婚姻された方々につきましては、希望に満ちた新しい生活を迎えていただきたいと思います。 本年10月22日には、国の内外に即位を宣明する「即位礼正殿の儀」がとり行われます。当日は国民の祝日となりますので、市民ともどもに謹んで祝意をささげたいと思います。 新元号が発表される前の2月24日には、「天皇陛下御在位三十年記念式典」へお招きいただき、平成の天皇像を築かれた上皇、上皇后両陛下への感謝の念と、皇室の繁栄を祈りながら参列いたしてまいりました。上皇陛下は、記念式典の中のお言葉で、日本は国民の平和を希求する強い意志に支えられ、近現代において初めて戦争を経験せぬ時代を持ちましたが、決して平たんな時代ではなく、相次ぐ自然災害により、多くの悲しみに遭遇しながらもけなげに耐え抜いてきた人々の姿は、天皇の在位中の忘れがたい記憶の一つと述べられ、復興に携わったさまざまな人々への感謝の意を示されました。全国をくまなく訪ね歩き、被災された多くの国民のもとに駆けつけられた両陛下のお姿を記憶にとどめて、今後の市政運営に当たってまいります。 4月25日、大崎市図書館を会場に、宮城市長会議が県内全市長の出席のもと開催されました。大崎市での開催は、東日本大震災が発生した平成23年以来8年ぶりで、会議の議事では、東日本大震災からの復旧復興に関する決議を初め、行財政、厚生、教育・経済、建設・交通の各分野にわたる議案について意見が交わされました。また、会議終了後には、大崎市中心市街地復興まちづくり計画に掲げている大崎広域行政本部や道の駅おおさき、子育て支援拠点施設の整備状況を見学した後、古川駅から鳴子温泉駅まで団体専用臨時列車リゾートみのりに乗車し、世界農業遺産に認定された大崎耕土を車窓から眺め、本市の魅力に触れていただきました。 おめでたい話題について申し上げます。 本市にかかわる多くの民間有志の協力により製作された、鳴子温泉や世界農業遺産、特産品等を盛り込んだPR動画「C’mon,babyオオサキ「湯ですぜ!」」が、5月13日に、放送番組「ジモト動画アワード2019」にて最優秀ジモト動画に選ばれました。この受賞を機に、さらなる市の知名度向上や観光振興に期待しているところであります。 大崎市岩出山地域出身で、プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルス今野龍太投手が、5月18日に行われた千葉ロッテマリーンズとの試合で、プロ入り初勝利を上げました。早速、市役所本庁舎東庁舎玄関口にお祝いの横断幕を掲げ、祝意を表しました。東北楽天ゴールデンイーグルスにおいて、宮城出身の生え抜き選手が勝利投手になったのは、今野投手が初めてということもあり、さらなる飛躍に向け、地元としてでき得る限りの支援や応援をしてまいります。 また、新聞報道されておりますが、6月7日に開催された「ディスカバー農山漁村(むら)の宝サミット」の場において、初代アンバサダーに、ささ結農家の本市古川高倉の鈴木至さんが選出されました。けさほど、その報告にも表敬訪問いただいたところでありました。向こう一年間のアンバサダー活躍を御期待申し上げますとともに、ささ結や本市の魅力を全国に、世界に発信していただきたい、活躍を期待しているところであります。 5月28日に神奈川川崎市で、スクールバスを待つ児童など20名が刃物で襲われた大変痛ましい事件が発生しました。お亡くなりになられた方々の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた方々に対しまして、お見舞いを申し上げます。この事件を受け、本市でも各学校等に対し、改めて不審者等に対する安全指導の徹底を指示したほか、スクールバス運行委託事業者に対しましても、児童生徒等の安全に配慮いただくよう周知を行ったところであります。また、古川警察署やスクールガードリーダーとも連携し、学校内外での不審者対策及び安全指導の徹底に努めてまいります。 それでは、以下、本年第1回大崎市議会定例会以降の行政報告を申し述べます。 第13回東北水防技術競技大会について申し上げます。 5月26日に福島で開催された東北水防技術競技大会に、大崎市消防団古川支団荒雄分団の団員20名が宮城の代表として出場いたしました。この大会は、競技を通じて水防技術の向上を図るとともに、水防団への参加機運を高め、また各水防団相互の技術交流の場として、平成18年より国土交通省東北地方整備局が実施しているものであります。当日は、月の輪工とシート張り工の2つの工法について、作業中の規律、できばえ、作業時間などを東北の各から選ばれた水防団によって競われました。荒雄分団の団員は、消防署などの御指導のもと、日夜練磨し大会に臨んだところ、大会当日は訓練で磨き上げた技術を十分に発揮いたしました。惜しくも入賞には至りませんでしたが、これまで培った技術と大会への出場経験を財産とし、今後とも地域防災のかなめとして大いなる活躍を期待しているところであります。 防犯対策について申し上げます。 低炭素社会への寄与と管理経費の削減を目指し進めてきた防犯灯LED照明導入事業につきましては、既存防犯灯の実態調査及びLEDへの改修工事が完了し、本年4月からリース方式による運用を開始しております。また、防犯灯の新規設置につきましては、できるだけ地域の御要望に沿うように整備に努めてまいります。 市役所本庁舎等の建設について申し上げます。 市役所本庁舎の建設につきましては、4月27日に大崎市役所本庁舎建設市民説明会にぎわい交流シンポジウム」を開催し、参加された77名の皆様に、建設事業の概要と進捗等を説明しました。第2部では、市民活動を実践している3名のパネラーから、新庁舎建設への思いや考えなどを御披露いただきました。当日、アンケート調査などで参加者から頂戴した御意見等につきましては、9月を目途に進めております基本設計の検討に生かしてまいります。 田尻総合支所庁舎の建設につきましては、令和2年2月の供用開始を目指し、本年12月の建設工事完成に向け進めてまいります。 鳴子総合支所庁舎等複合施設の建設につきましては、基本設計が完了し、本年11月の実施設計業務完了に向け進めてまいります。 移住支援策について申し上げます。 人口減少を緩やかにするため、移住者の増加を図る事業として実施しております若者世帯の移住支援につきましては、5月末の申請件数が21件となっており、昨年を大きく上回るペースで推移しております。また、新たに宮城が7月から行う移住希望者と地元企業のマッチングを促進する取り組みに参加するとともに、移住希望者が地元企業の就労を検討する際には、地元企業までの移動を支援するなど、引き続き移住者の増加を図る事業を推進してまいります。 地域自治組織の支援と市民協働の推進について申し上げます。 大崎市地域自治体制整備実証事業につきましては、市民協働推進コミュニティビジネスの創業などの専門的な知識と経験を有する外部有識者3名に御委嘱を申し上げ、大崎市地域自治体制整備実証事業検討委員会を設置いたしました。当該委員会による審査を経て、高倉地区振興協議会岩出山地域づくり委員会及び池月地域づくり委員会実証事業モデル地域として選定したところであり、固有の課題解決に向けた創意工夫による取り組みが展開されております。今後は、実施団体の四半期ごとの評価、検証を行うとともに、地域自治組織の皆様の御意見や御提案を集約しながら、人口減少社会に適合する地域の多様性に対応した地域課題解決のための持続的な取り組み体制の構築につきまして、調査研究してまいります。さらに、地域自治組織活性事業交付金及び庁内連携による地域計画策定支援などを通じ、地域自治基盤の形成と市民協働によるまちづくりを一層推進してまいります。 男女共同参画の推進について申し上げます。 本年3月に策定、公表を行いました第3次大崎市男女共同参画推進基本計画につきましては、男女共同参画社会の実現に向け、具体的な取り組み事業を進めております。また、第2次基本計画から継承した生命を守るプロジェクトと新たに掲げた宝をつなぐプロジェクトを展開するため、具体的な手法の検討を始めています。今後も作業部会等と企画立案した施策を実践につなげ、人間として尊重され、個性豊かに生きることができる男女共同参画社会の形成を目指してまいります。 地域公共交通について申し上げます。 地域内公共交通につきましては、新たに古川地域の清滝地区において導入の検討を行っており、実証運行に向けて、地域の検討組織、事業者及び行政が三位一体となって取り組んでまいります。また、本年4月からは、高齢運転者による交通事故の防止を目的として、運転免許自主返納者に対し支援事業を実施しております。5月末時点で17名からの自主返納がなされました。 環境政策について申し上げます。 大崎市地球温暖化対策実行計画・事務事業編を推進するため、温室効果ガス排出削減実施計画を策定しました。また、地球温暖化の防止や市民の環境意識の高揚を図るため、エコ改善推進事業につきましても、事業者を補助対象に加え実施してまいります。 放射性物質に汚染された農林業系廃棄物の処理について申し上げます。 三本木地域の農林業系汚染廃棄物だけでは必要な量が確保できないため、試験焼却の実施時期を変更しておりましたが、監視体制の整備、前処理作業の体制及び試験焼却対象物の諸準備が整ったことから、6月10日に再開いたしました。第6クールまでの試験焼却に際しましては、引き続き処理の安全性の確認を徹底するとともに、住民の不安が解消されるよう努めてまいります。なお、これまで実施した試験焼却において、排ガスを初め各種の放射性セシウム濃度の測定結果につきましては、いずれも基準値内でありました。今年度は農家の方々と話し合いを行いながら、すき込みによる処理を着実に進めてまいります。 プレミアム付商品券事業について申し上げます。 本年10月に予定されている消費税、地方消費税率の引き上げへの対応として、低所得者、子育て世代の消費に与える影響を緩和し、地域における消費の喚起を促すことを目的に、プレミアム付商品券事業を実施いたします。対象経費の全額が国から補助されるもので、対象者は非課税者と3歳児未満児の世帯主であり、本市では約3万2,000名が対象となります。事業を進めるに当たっては、これまでの実績を踏まえ、古川商工会議所等で構成する実行委員会に委託することで準備を進めております。商品券の引きかえや利用が長期間になることから、事業の周知に努めてまいります。 子育て支援について申し上げます。 4月から5月にかけての大型連休中における保育の対応につきましては、子育てわくわくランドの子育てサポート保育事業を活用し、乳幼児の受け入れを行いました。4月中旬までに各施設等を通じてニーズ調査を実施し、利用者の人数を把握した上で体制を整え、期間中は延べ16名の乳幼児を受け入れることができました。 放課後児童クラブの受け入れ枠の拡大として、古川第三小学校及び古川第四小学校の校地内に整備いたしました古川南放課後児童クラブ室、古川大宮放課後児童クラブ室につきましては、4月1日から民間事業者による運営が開始されております。両クラブ室では、4月1日現在で計184名の児童を受け入れ、待機児童の解消が図られました。今後とも保護者や学校、既存の児童センターや地域と連携しながら、児童が安心して過ごせる居場所づくりの充実に努めてまいります。 今年度は第2期子ども・子育て支援事業計画の策定の年度に当たり、本年1月中旬から下旬にかけて郵送によるニーズ調査を実施しました。保護者の保育ニーズや量を的確に反映させ、一人一人の子供が健やかに成長することができる社会の実現を目指し、計画の策定に取り組んでまいります。本年10月からは幼児教育・保育の無償化が始まりますが、保育現場を混乱させることなく円滑に移行できるように、教育委員会を初め関係機関と連携を図りながら、万全を期してまいります。 風しんの追加的対策について申し上げます。 風しんの感染拡大防止のため、抗体保有率が特に低い昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性に対し、抗体検査及び予防接種を実施いたします。この制度は、3年間の時限措置であり、今年度は昭和47年4月2日から昭和54年4月1日生まれの方を優先して対応するよう定められていることから、対象者には5月中旬に無料クーポン券を郵送しました。抗体検査の結果、抗体保有率が基準に満たない方は、さらに予防接種を受けていただきますが、まずは多くの方に受検していただきますよう周知啓発に努めてまいります。 夜間急患センターの運営状況について申し上げます。 月曜日及び水曜日の外科診療につきましては、東北大学病院から医師の派遣を受け、昨年度当初より診療を開始しております。その一方で、地元医師会の協力が難しくなってきており、運営に支障を来すことも想定されますので、将来的に現行の診療体制を継続するため、昨年度、宮城主催の救急医療体制の検討会が開催されました。検討会では、診療体制の維持に向けた建設的な提案もあったことから、その実現に向け、関係機関と協議、調整に取り組んでまいります。 世界農業遺産に関する取り組みについて申し上げます。 世界農業遺産につきましては、今年度をアクションプラン実践元年と位置づけ、地域の誇りの醸成と生きた遺産を未来につなげる取り組みを進めてまいります。世界農業遺産ブランド認証制度につきましては、本年5月より米の認証をスタートいたしました。加工品や工芸品などの品目につきましても制度設計を進め、順次導入してまいります。また、大崎耕土が誇る地域資源のストーリー化や副読本の作成につきましても、アクションプラン推進会議を核として、地域の方々や関係機関、団体との連携を密にして取り組んでまいります。 道の駅おおさきについて申し上げます。 道の駅おおさきにつきましては、本年3月に県内初の市街地立地型道の駅として登録され、7月5日のオープンに向け、準備を進めております。道の駅おおさきは、まちの元気創造、シティープロモーション、安全・安心を整備コンセプトとし、道路利用者のための休憩施設に加え、情報発信コーナーや物産販売、コミュニティーカフェを併設した施設となっております。この道の駅を通じて、世界農業遺産大崎耕土ブランド認証品を初めとする農産品や食文化などに触れていただくとともに、近隣商店街と連携したクーポン券の発行など、町なか回遊によるまちの元気の創造に向けた準備を進めて行ってまいります。道の駅おおさきが、地域内外の多くの「ヒト・モノ・コト」が行き交うゲートウエーとしての機能を発揮できるよう、環境整備に努めてまいります。 大崎市の米ささ結の販売、作付状況について申し上げます。 昨年開催のささ王決定戦で、第2代ささ王を受賞したささ結につきましては、本年4月12日、13日の両日、東京都内の百貨店などにおいて販売を行い、来店された国内外のお客様から好評を得るなど、ササニシキ系米の復権に向けた販売促進を行うことができました。また、実需者側からの生産拡大の要望もあり、本年産の作付面積については、昨年を上回る約130ヘクタールとなっております。本年でデビュー5年目を迎えるささ結が、大崎市の米を牽引できるよう、さらなるブランド力の向上と国内外への消費拡大を推進してまいります。 有害鳥獣対策について申し上げます。 鳥獣による被害につきましては、近年、特にイノシシによる農作物被害が拡大しております。捕獲頭数も平成29年度の55頭に対し、平成30年度は180頭と3倍を超えており、農村地域の重要な課題となっております。このため、鳥獣被害対策実施隊の増員による捕獲対策の強化、ソーラー電気柵や金網柵などによる侵入防止対策の実施にあわせ、今年度、新たにICT捕獲システムの実証を行い、効果的な捕獲に向けた検討を進めてまいります。 林業振興について申し上げます。 本年4月より森林経営管理法が施行され、その財源として森林環境譲与税が配分されます。この財源を有効活用し、本市の林業振興につなげられるよう、県内では初となる地域林政アドバイザーを配置し、体制の整備強化を図ったところであります。今後は、森林所有者に対する経営管理に関する意向調査を実施し、森林の適正な管理、整備を行ってまいります。 中小企業・小規模企業振興について申し上げます。 中小企業・小規模企業振興の基本指針となる大崎市中小企業及び小規模企業振興基本条例を本年4月1日に施行しました。中小企業及び小規模企業の振興に関する施策を総合的かつ計画的に推進するとともに、活力ある産業のまちづくりを推進するため、7月4日には大崎市中小企業及び小規模企業振興基本条例制定記念シンポジウムを開催いたします。 商業振興について申し上げます。 今年度も、総務省の地域力創造アドバイザーを活用した事業を展開しております。岩出山地域では、実行委員会を立ち上げ事業化に向けた検討を進めております。5月17日には、商店街活性化に関するセミナーを開催しました。引き続き商店街の魅力アップに向けて支援するとともに、商工会議所、商工会など関係機関、団体と連携を図りながら、地域経済の活性化とにぎわいの創出に取り組んでまいります。 工業振興について申し上げます。 愛知県のポートメッセなごやで、4月17日から19日までの3日間にわたり開催された機械要素技術展に地元企業3社とともに共同出店し、地元企業の販路拡大と、本市のものづくり企業の集積状況や立地環境のPRを行ってまいりました。 若者の地元企業への定着を促進させる取り組みとして、大崎地域の高等学校での企業合同による大崎ものづくり企業出張説明会を8月下旬から順次実施することとしております。これに先立ち、4月24日に地元企業に対し、参加を呼びかける説明会を開催しました。 また、ITを活用した新しい働き方の啓発や技術習得につきましては、5月28日に市民を対象とした「ライフスタイルにあわせた働き方講座」を開催したところであり、引き続き地域の潜在的労働力の掘り起こしを行ってまいります。 企業立地について申し上げます。 三本木SIC東部工業団地の整備につきましては、造成工事及び管理用道路の整備が完了し、本年秋からの分譲開始に向け、取りつけ道路の整備を進めております。8月に東京都、11月に名古屋市で開催されます宮城企業立地セミナーや企業訪問を通じて、本市の立地環境や生活環境などの優位性をPRし、企業誘致活動を積極的に展開してまいります。 観光プロモーションについて申し上げます。 昨年度から取り組んでおります石巻港への大型客船の誘致事業につきましては、4月12日にイギリス船籍のダイヤモンド・プリンセス号の受け入れを実施しました。今年度は、今後4回の寄港が予定されており、7月28日の寄港では、石巻港から鳴子温泉駅まで直行の団体専用臨時列車リゾートみのりが運行される予定になっております。多くの来船者が鳴子温泉を訪れていただけるよう、関係機関、団体と連携してまいります。 都市交流について申し上げます。 5月1日から5日まで、千葉のANAクラウンプラザホテル成田において、愛媛宇和島市とともに、地元の食材を使用したメニューを提供する、伊達な姉妹都市、味めぐり「宇和島&大崎フェア」オープニングイベントを開催しました。本フェアは、5月から6月まで開催され、本フェアの結果等も見きわめながら、ホテルのブランド力を介した今後のさらなる事業展開について検討してまいります。 「NARU-Go!再生プロジェクト」の進捗状況について申し上げます。 鳴子温泉地域の新たな視点での地域の活性化を図るため、昨年度、住民主体で組織された「NARU-Go!再生プロジェクト」につきましては、本年に出店を希望する事業者とのマッチングに向けた温泉街の空き家調査が行われたところであります。これらの調査結果を踏まえ、鳴子温泉地域の活性化に向けた支援を行ってまいります。 教育旅行の受け入れについて申し上げます。 グリーンツーリズムと連動させた教育旅行の受け入れにつきましては、今年度は5校573名と、昨年度の220名を上回る生徒の皆様に来訪いただくことになっております。5月13日には、早稲田大学高等学院の生徒126名にお越しいただき、植林体験や民泊による交流を深めていただきました。引き続き関係機関と連携し、本市の交流人口拡大に向けた取り組みを進めてまいります。 下地獄源泉群の状況と対策について申し上げます。 下地獄源泉群につきましては、昨年11月から給湯が安定しない状況が続いております。このため、安全確保を最優先するとの考えのもと、下地獄源泉群周辺への立入規制を行い足湯の休止などの措置をとっておりましたが、源泉の状況は沈静化に向かっており、鳴子温泉駅前の足湯については、6月5日に再開したところであります。現在の下地獄源泉の状況が、鳴子温泉の宿泊施設の給湯へ影響を及ぼすものではないものの、風評被害等により、鳴子温泉全体の観光への影響が生じないよう、関係機関と連携し、早急かつ適切な対応を図ってまいります。 中心市街地復興まちづくりについて申し上げます。 市役所周辺の整備につきましては、仮換地指定に伴う土地の先行取得や建物の移転補償を進めており、地下埋設物などの移転とあわせた道路整備工事を進めております。 七日町西地区の再開発事業につきましては、権利変換計画の速やかな認可取得に向け、引き続き細やかな行政支援を行ってまいります。 緒絶川周辺整備につきましては、魅力ある高質空間形成施設として、石畳風舗装や安全性かつ景観に配慮した誘導灯の設置などの整備を引き続き進めてまいります。 また、大崎地域広域行政事務組合による大崎広域消防本部古川消防署庁舎の建設事業につきましては、既に事業が完了し、4月1日から本格運用に移行しておりますことから、さらなる圏域住民の安全・安心の確保を期待しているところであります。 景観計画について申し上げます。 昨年度に設置した学識経験者や関係団体の構成員等で組織する景観計画検討会議において、計画に対する御意見をいただきながら、景観計画区域や景観形成基準などの検討を行っており、令和2年度内の計画策定を目指してまいります。 市道整備事業について申し上げます。 三本木地域の町なか通過交通の減少と、歩行者の安全確保を期待される市道多高田線道路改良事業につきましては、三本木パークゴルフ場へのアクセス道ともなることから、今年度内の事業完了を目指し、改良工事の契約手続を進めております。市道古南1号線道路改良事業につきましては、並行して流れる一級河川新大江川の整備工事と一体的に事業を進めております。 道路舗装修繕事業につきましては、個別施設計画に基づき、国の交付金や事業債を最大限に活用しながら、舗装修繕工事の契約手続を進めております。また、それ以外の簡易な舗装修繕等につきましては、引き続き地域皆様の協力をいただきながら、材料支給による整備についても積極的に対応してまいります。 橋梁長寿命化修繕事業につきましては、2巡目の橋梁点検に入っております。引き続き、定期的な点検とあわせて、長寿命化と安全性の向上に努めてまいります。 三本木パークゴルフ場建設について申し上げます。 平成29年度に着工した造成工事が、本年3月に完成いたしました。現在は、造園工事や附帯工事を進めており、6月末にはクラブハウスが完成する予定であります。引き続き、本年秋の暫定オープン及び来年春の全面オープンに向けた準備を進め、全国大会が誘致できるパークゴルフ場を目指してまいります。 耐震改修促進事業について申し上げます。 大阪府北部地震による痛ましい事故を受け、昨年度市内25の各小学校を中心とした、おおむね500メートルの範囲内の生活道及び通学路に面した全てのブロック塀等の調査を行いました。調査箇所数は全部で4,281カ所、そのうち除去が必要なものが62カ所、改修等が必要なものが1,072カ所となっております。除去が必要とされた62カ所のブロック塀等の所有者等に対しましては、職員が戸別訪問による調査結果を示した文書の内容を説明し、安全対策の意向等を聞き取りいたしました。聞き取りの際には改善に向けた指導を行うとともに、市の助成制度の活用につきましても働きかけを行っております。また、改修等が必要とされた1,072カ所のブロック塀等の所有者等に対しましては、調査結果を示した文書等を送付し、改善に向けた指導を行っております。 公営住宅整備事業について申し上げます。 鹿島台鈴掛住宅整備事業につきましては、2階までのコンクリート打設が完了し、現在は3階部分の鉄筋組み立て及び型枠工事を行っております。引き続き、年度内の移転、入居に向け工事を進め、入居者の住環境の改善に努めてまいります。 松山駅前住宅集会所整備事業につきましては、入居者との協議をもとに設計を進めており、今年度内の工事完了に向け、事業の推進に努めてまいります。 下水道事業について申し上げます。 農業集落排水事業につきましては、平成25年度に着手した古川地域西古川地区の汚水処理施設及び管路施設の機能強化事業が本年3月末に完了いたしました。 浄化槽整備事業につきましては、公共下水道の事業認可区域や農業集落排水事業の整備区域を除く市内全域を対象として、今年度も270基の設置を予定して、5月末で80件の申請を受理しております。引き続き公共下水道整備とあわせて、浄化槽設置による汚水処理施設整備を進め、汚水処理人口普及率の向上に努めてまいります。 山王川第一号隧道改修事業について申し上げます。 劣化調査、概略設計業務の契約を4月9日に締結し、現在、劣化状況などの調査を進めているところであります。早期に概略設計が完了するよう努めてまいります。 学校施設等の施設整備について申し上げます。 市立幼稚園におけるエアコン整備につきましては、本年3月末までに、全ての園で設置工事が完了したところであります。また小学校につきましては、古川第一小学校から古川第五小学校までの5つの小学校と鹿島台小学校及び岩出山小学校を合わせた全7校が、7月上旬の設置に向け工事を進めております。また他の学校につきましても、可能な限り早期の設置完了に向け進めてまいります。 小中学校プール耐震化改修工事につきましては、5月末に古川北中学校プールが完了したほか、古川第三小学校プールにつきましても、6月末に完了の運びとなっております。今後とも、児童生徒が充実した学校生活を送れるよう、安全・安心な教育環境の整備に努めてまいります。 学校教育環境整備について申し上げます。 古川西部地区、古川北部地区における小学校再編にかかわる進捗につきましては、本年3月末に、小中学校のPTA及び地域の代表者18名で構成する合同検討委員会をそれぞれの地区で立ち上げ、第1回目の検討委員会を開催いたしました。今後は、鳴子温泉地域での合同検討委員会の立ち上げも含め、学校再編に向けた方針等を丁寧に説明し、地域や保護者の皆様との話し合いにより理解を深めながら、よりよい学校教育環境の充実に取り組んでまいります。 学校教育について申し上げます。 本年4月から、全ての児童生徒が学校や学級で自分らしさを発揮し、充実した学校生活が送られるよう、不登校児童や生徒、さらにはその保護者や学校の先生方をサポートする大崎市子どもの心のケアハウス事業をスタートいたしました。中央公民館を拠点に、スーパーバイザーや心のケアコーディネーターが中心となり、各小中学校を訪問し、現状を適切に把握した上で、関係機関と緊密な連携と情報交換を行いながら、児童生徒の実態に応じた、きめ細やかな支援を行ってまいります。 図書館の運営について申し上げます。 図書館第三駐車場の整備工事につきましては、本年4月末に普通車16台と軽自動車4台の計20台分の整備が完了いたしました。今回の第三駐車場の整備により、全部で122台の駐車が可能となり、利用者の利便性向上につながったものと考えております。引き続き、市民の皆様が利用しやすく集い学べる図書館を目指してまいります。 水道事業について申し上げます。 平成30年度に計画いたしました水道施設及び管路の耐震化事業並びに鉛製給水管解消事業につきましては、今年度から本格的に進めることとしており、現在、入札執行に向け準備を進めております。また、令和2年4月からの水道部と建設部下水道課の組織統合につきましては、現在、水道部の庁舎等の改造及び整備の設計業務に着手したところであります。今後とも、お客様へのより一層のサービス向上と、上水道事業及び下水道事業の双方が、より一層効率的で能率的な経営となるよう進めてまいります。 病院事業について申し上げます。 本院につきましては、看護体制の整備を図り、6月1日から新生児治療回復室の運用を開始したところで、許可病床500床全てが稼働となりました。引き続き、病床を効率的に稼働させながら、北の基幹病院として高度かつ緊急、急性期の医療を提供してまいります。 岩出山分院につきましては、3月にリハビリテーション施設が完成し、3月30日に完成式典を挙行いたしました。5月7日からは、入院患者のリハビリテーションを開始したところであり、今後は地域包括ケア病床を11月から稼働できるよう準備を進めてまいります。 鳴子温泉分院の新病院建設事業につきましては、基本設計が完了し実施設計に取り組んでおりますが、今年度後半には建設工事を発注し、令和2年度中の完成に向けて事業を進めてまいります。 愛媛宇和島市病院事業との交流事業につきましては、3月に宇和島病院の若手医師1名が、約2週間、当院の診療や手術に立ち会うなどの現場研修を行いました。引き続き、医療分野での交流事業を進めてまいります。 以上、主な事業について申し上げましたが、今定例会へ提案いたします補正予算等議案に関する説明は別途申し上げることとし、行政報告といたします。--------------------------------------- △日程第5 報告第9号~同第18号
    ○議長(佐藤和好君) 日程第5、報告第9号から同第18号までの10カ件を一括して市長から報告を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 報告第9号から報告第18号までの10カ件について御報告申し上げます。 報告第9号から報告第16号までの8カ件につきましては、各会計における令和元年度への繰越額を報告申し上げるものであります。 報告第9号の一般会計繰越明許費につきましては、2款1項総務管理費の本庁舎の建設事業ほか29件で、総額37億9,962万4,000円の繰り越しとなりました。 次に、報告第10号の一般会計事故繰越しにつきましては、8款2項道路橋りょう費の社会資本道路整備事業繰越明許費のほか2件で、総額2,228万5,240円の繰り越しとなりました。 次に、報告第11号の下水道事業特別会計繰越明許費につきましては、2款1項建設費の下水道建設事業で6億1,201万1,000円の繰り越しとなりました。 次に、報告第12号の下水道事業特別会計事故繰越しにつきましては、1款2項施設管理費の汚水管渠管理事業繰越明許費ほか1件で、3億8,021万8,960円の繰り越しとなりました。 次に、報告第13号の農業集落排水事業特別会計繰越明許費につきましては、1款2項施設管理費の管路施設管理費ほか1件で、総額3,632万2,000円の繰り越しとなりました。 次に、報告第14号の工業団地造成事業特別会計繰越明許費につきましては、2款1項工業団地造成事業費の三本木SIC東部工業団地造成事業で341万4,000円の繰り越しとなりました。 次に、報告第15号の工業団地造成事業特別会計事故繰越しにつきましては、2款1項工業団地造成事業費の三本木SIC東部工業団地造成事業繰越明許費で2,392万2,000円の繰り越しとなりました。 次に、報告第16号の水道事業会計予算繰り越しにつきましては、1款1項建設改良費で2,600万円の繰り越しとなりました。 次に、報告第17号の公の営造物の管理の瑕疵に係る和解及び損害賠償に関する専決処分について御報告申し上げます。 まず、事故の概要から申し上げます。平成30年12月7日午後4時45分ごろ、大崎市鳴子温泉字田中30番地先の市道野際幹線を走行していた車両の右前タイヤが、舗装の破損箇所に入り、はね上がった舗装板が車体下部に接触したため、エキゾーストパイプ等が損傷し、走行が困難な状況となりました。 事故は、舗装の破損箇所を見逃していた市の管理不備と、相手方の前方不注意によるものであり、市の過失割合を80%とし、相手方に損害賠償額35万9,111円を支払うことで合意をいただきました。 本件を地方自治法第180条第1項の規定により、平成31年4月10日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により御報告申し上げます。 次に、報告第18号の公の営造物の管理の瑕疵に係る和解及び損害賠償に関する専決処分について御報告申し上げます。 事故の概要から申し上げます。平成31年3月13日午後7時ごろ、大崎市古川江合本町二丁目地内の市道福沼福浦線を走行中の車両が、対向車とすれ違う際に舗装端の破損箇所に落ち、左後部のタイヤ及びホイールが変形、損傷いたしました。 事故は、舗装の破損箇所を見逃していた市の管理不備と、相手方の前方不注意によるものであり、市の過失割合を70%とし、相手方に損害賠償額1万8,144円を支払うことで合意をいただきました。 本件を地方自治法第180条第1項の規定により、平成31年4月18日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により御報告申し上げます。 以上、報告第9号から報告第18号までの説明といたします。--------------------------------------- △日程第6 議案第51号~同第58号 ○議長(佐藤和好君) 日程第6、議案第51号から同第58号までの8カ件を一括して議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 議案第51号から議案第58号までの8カ件の専決処分の承認を求めることについて御説明いたします。 初めに、補正予算関係の専決処分について御説明申し上げます。 議案第51号、平成30年度大崎市一般会計補正予算(第11号)につきましては、年度末における歳入歳出の実績に基づき、主に地方交付税、寄附金、基金等の繰入金のほか、各種事業費の確定に伴う予算調整のため、国・支出金及び市債について補正するものであります。 次に、議案第52号、平成30年度大崎市奨学資金貸与事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、寄附金収入に伴い補正するものであり、議案第53号、平成30年度大崎市介護保険特別会計補正予算(第5号)及び議案第54号、平成30年度大崎市浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出の実績に基づく予算調整のため補正するものであります。 次に、議案第55号、平成30年度大崎市工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、繰越明許費の補正をするものであります。 次に、議案第56号、令和元年度大崎市一般会計補正予算(第1号)につきましては、国の補正予算に伴う風疹対策及び消費税率引き上げに伴うプレミアム付商品券に係る経費並びに小学校の施設整備工事費について補正をするものであります。 以上、議案第51号から議案第56号までの6カ件につきましては、平成31年3月31日、地方自治法第179条第1項の規定により、それぞれ専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により、議会の承認を求めるものであります。 続きまして、条例関係の専決処分について御説明申し上げます。 一部改正するものにつきましては、議案第57号の大崎市市税条例等の一部を改正する条例、議案第58号の大崎市都市計画税条例の一部を改正する条例の2カ件であります。 以上、議案第57号及び議案第58号の2カ件につきましては、平成31年3月29日、地方自治法第179条第1項の規定により、それぞれ専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により、議会の承認を求めるものであります。 なお、詳しい内容につきましては、担当から補足説明をいたさせますので、御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(佐藤和好君) 次に、補足説明を求めます。 赤間総務部理事。     〔総務部理事(財政担当) 赤間幸人君登壇〕 ◎総務部理事[財政担当](赤間幸人君) 私からは、議案第51号から議案第55号までの平成30年度予算に係る5会計の補正予算及び議案第56号の令和元年度一般会計補正予算について補足説明を申し上げます。 令和元年第2回大崎市議会定例会議案の12ページをごらん願います。 議案第51号、平成30年度大崎市一般会計補正予算(第11号)について御説明申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ2億1,796万4,000円を追加し、予算総額を682億5,445万1,000円に定めたものであります。 歳入歳出予算は、13ページから15ページに掲載しております第1表のとおりでありますが、主な内容につきましては、後ほど御説明いたします。 第2条は繰越明許費の補正で、16ページに掲載しております第2表のとおり、11件を追加し、4件を変更したものであります。 第3条は地方債の補正で、17ページと18ページに掲載しております第3表のとおり、21件を変更したものであります。 次に、19ページをごらん願います。 議案第52号、平成30年度大崎市奨学資金貸与事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ10万円を追加し、予算総額を3,070万1,000円に定めたものであります。 歳入歳出予算は、20ページに掲載しております第1表のとおり、寄附金を基金に積み立てするものであります。 次に、21ページをごらん願います。 議案第53号、平成30年度大崎市介護保険特別会計補正予算(第5号)について御説明申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ1億801万2,000円を減額し、予算総額を126億6,142万1,000円に定めたものであります。 歳入歳出予算は、22ページに掲載しております第1表のとおりでありますが、主な内容は、歳入の4款1項支払基金交付金で1億267万5,000円を減額し、歳出の2款1項介護サービス等諸費で1億801万2,000円を減額したものであります。 次に、23ページをごらん願います。 議案第54号、平成30年度大崎市浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ3,568万1,000円を減額し、予算総額を5億3,825万1,000円に定めたものであります。 歳入歳出予算は、24ページに掲載しております第1表のとおりでありますが、主な内容は、歳出の2款1項建設費の減額に伴い、歳入の3款1項国庫補助金、4款1項他会計繰入金及び7款1項市債を減額したものであります。 第2条は地方債の補正で、25ページに掲載しております第2表のとおり、1件を変更したものであります。 次に、26ページをごらん願います。 議案第55号、平成30年度大崎市工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 第1条は繰越明許費の補正で、27ページに掲載しております第1表のとおり、1件を追加したものであります。 次に、28ページをごらん願います。 議案第56号、令和元年度大崎市一般会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ2億3,672万9,000円を追加し、予算総額を634億3,672万9,000円に定めたものであります。 歳入歳出予算は、29ページに掲載しております第1表のとおりでありますが、主な内容につきましては、後ほど御説明いたします。 第2条は地方債の補正で、30ページに掲載しております第2表のとおり、1件を変更したものであります。 次に、一般会計の歳入歳出予算の主な内容について御説明申し上げます。 冊子番号1の平成30年度補正予算に関する説明書の4ページ、5ページをごらん願います。 初めに、歳入の補正予算について御説明申し上げます。 2款地方譲与税から7款ゴルフ場利用税交付金につきましては、交付額の確定に伴い、予算額との差額を補正したものであります。 次に、6ページ、7ページをごらん願います。 10款1項地方交付税は、普通交付税の追加及び特別交付税の確定に伴い、5億8,502万9,000円を増額したものであります。 8ページ、9ページをごらん願います。 14款2項国庫補助金は、6目教育費国庫補助金で各種交付金の確定に伴い、総額5,742万2,000円を減額したものであります。 10ページ、11ページをごらん願います。 15款2項補助金は、4目農林水産業費補助金で農地集積・集約化対策事業費補助金などの減により、12ページ、13ページの上段に記載のとおり、総額1億7,689万2,000円を減額したものであります。 また、17款1項寄附金は、1目一般寄附金で大崎市土地開発公社の解散に伴う清算金を、2目指定寄附金につきましては、ふるさと納税寄附金の確定に伴い、総額3億3,172万8,000円を増額したものであります。 18款1項基金繰入金では、1目財政調整基金、14ページ、15ページの8目地域自治組織支援基金、16ページ、17ページの9目長寿社会対策基金などの繰入金の減により、総額8億938万3,000円を減額したものであります。 20款4項雑入では、1目雑入の賠償金収入として東京電力からの賠償金を、違約金収入として独占禁止法違反による公正入札違約金を、合わせまして1億2,219万5,000円を増額したものであります。 21款1項市債では、主に事業費の確定に伴う減額と、18ページ、19ページの7目教育債での国の補正予算に伴う増額など、合わせまして総額1億6,070万円を増額したものであります。 続きまして、歳出の主な内容について御説明申し上げます。 20ページ、21ページをごらん願います。 2款1項総務管理費では、9目企画費でまちづくり基金積立金への追加や、22ページ、23ページに掲載の22目財政調整基金費では運用額の確定に伴う追加など、総額2億8,200万1,000円を増額したものであります。 24ページ、25ページをごらん願います。 3款2項児童福祉費は、3目児童保育費で児童保育運営事業の減などにより、総額5,858万4,000円を減額したものであります。 26ページ、27ページをごらん願います。 6款1項農業費は、7目地域農政対策費で農地集積・集約化対策事業などの事業の減などにより、総額1億7,965万3,000円を減額したものであります。 28ページ、29ページをごらん願います。 8款1項土木管理費では、2目建築指導費で耐震改修促進事業などの減により、1,386万6,000円を減額したものであります。 30ページ、31ページをごらん願います。 8款3項河川費、4項都市計画費、5項住宅費は、各種整備事業などの事業費の確定に伴い、それぞれ減額したものであります。 32ページ、33ページをごらん願います。 10款2項小学校費は、3目学校建設費で、国の補正予算に伴い、小学校天井等落下防止対策事業など総額1,595万3,000円を増額し、同様に3項中学校費の3目学校建設費につきましても、古川中学校改修事業など総額3億3,560万円を増額したものであります。 34ページ、35ページをごらん願います。 10款5項社会教育費、6項保健体育費は、各種事業費及び充当財源の確定などに伴い、それぞれ減額したものであります。 次に、冊子番号2の令和元年度補正予算に関する説明書の4ページ、5ページをごらん願います。 初めに、歳入の補正予算について御説明申し上げます。 14款2項国庫補助金は、プレミアム付商品券事業費補助金や風しん対策補助金など総額2億2,330万7,000円を増額したものであります。 続きまして、歳出の主な内容について御説明申し上げます。 6ページ、7ページをごらん願います。 3款1項社会福祉費では、1目社会福祉総務費でプレミアム付商品券事業として2億1,768万5,000円を追加し、4款1項保健衛生費では、3目一般予防費に各種予防接種事業として風しん対策に要する経費4,347万6,000円を増額したものであります。 また、10款2項小学校費は、3目学校建設事業で、財源の関係から平成30年度事業として施工することとなりました古川第五小学校の天井等落下防止対策事業について、2,443万2,000円を減額したものであります。 以上、議案第51号から議案第56号までの補足説明とさせていただきます。 ○議長(佐藤和好君) 次に、佐々木総務部長。     〔総務部長 佐々木雅一君登壇〕 ◎総務部長(佐々木雅一君) 私からは、議案第57号及び議案第58号の条例の一部改正について補足説明をさせていただきます。 議案第57号の大崎市市税条例等の一部を改正する条例につきましては、平成31年度税制改正による地方税法等の一部改正により、その一部が本年4月1日及び6月1日から施行されることに伴いまして、市税条例等の一部改正を行うものでございます。 主な改正内容といたしましては、市民税について、寄附金税額控除における特例控除額の措置対象を特例控除対象寄附金とする、いわゆるふるさと納税制度の見直しによるもの、住宅借入金等特別控除額に係る控除期間の拡充、また、固定資産税について、税法において高規格堤防の整備に伴う建てかえ家屋に係る税額の減額措置が創設されたことによりまして、条例においてその手続等を定めるほか所要の改正を行うものでございます。 議案第58号の大崎市都市計画税条例の一部を改正する条例につきましては、こちらも平成31年度税制改正に伴いまして、引用条項を改めるための改正を行うものとなってございます。 以上、議案第57号及び第58号の補足説明とさせていただきます。 ○議長(佐藤和好君) これから質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、順次発言を許します。 27番小沢和悦議員。 ◆27番(小沢和悦君) 私からは、議案第53号専決処分の承認を求めることについて、平成30年度大崎市介護保険特別会計補正予算(第5号)につきまして質疑をさせていただきます。 1億801万2,000円の介護サービス等諸費の減額ということでございますが、介護認定を受けている方の数、ちょっと見ますとふえていると思うのですが、この1億円以上のお金の減額の理由について、まずお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 安藤高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安藤豊君) 今回の減額の理由につきましては、現計予算におけます歳入総額127億6,943万3,000円に対しまして、平成30年度の国・負担金等の交付額の決定に伴い、歳入総額が1億801万2,000円減額の126億6,142万1,000円となりましたことから、歳出の保険給付費のうち介護サービス等諸費において、歳入減と同額を減額調整させていただいたことによるものでございます。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) 第7期大崎市高齢者福祉計画・介護保険事業計画というのがあります。これは平成30年から32年度までの3年間の計画でありますけれども、この介護サービス等給付費の30年度の計画値は幾らだったのですか。 ○議長(佐藤和好君) 安藤高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安藤豊君) 失礼いたしました。111億2,694万2,000円というところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) ちょっと今、金額を答弁いただいたばかりでございますが、計画値に対するこの給付費の割合、これずっと平成24年からのやつを見ますと、前は計画値よりも給付値のほうが103.5%なのです。27年、28年は95.7、93.1、30年度は何%になったようですか。 ○議長(佐藤和好君) 安藤高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安藤豊君) 済みません、今、手元の資料でお答えできません。申しわけありません。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) それを誰か割り出してくれないですか。私、申し上げましたのは、24年、25年は計画値よりも実績が多かった、3.5%も。それが27、28年度は95.7、93.1と下がっていると。もしかしたならば、30年度は同じような傾向で下がりつつあるのではないかというふうに思われますので。 このいわゆる高齢者がふえて、介護認定を受ける方がふえているのに、計画値よりも実績が下がってくるというのは、何か問題あるのではないかという、そういう問題意識をこの際はっきりさせたいという思いからお聞きしているのでありますので、ふえているのか減っているのか、そこのところはどうですか。 ○議長(佐藤和好君) 安藤高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安藤豊君) ふえているか減っているかということで御回答させていただきますと、基本的には100に満たないという、満たないと思います。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) 私、言ったのは103.5、103.5、95.7、93.1、これがさらに減っているということですか。 ○議長(佐藤和好君) 安藤高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安藤豊君) その数値につきましては、大変申しわけありません。今、手元の部分で詳細にお答えできません。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) それでは、ちょっとお聞きしたいと思いますが、今、要支援1から2が1,648名、要介護1から2、これが3,090名で4,738名が要介護2以下となっております。 それででございますが、私心配しているのは、減額の背景に、高齢者の方々が介護認定は受けたけれども、必要な介護を受けようとすると、生活、いわゆる食べ物なりふだんの生活に支障を来すから介護サービスを控えるという傾向、もう一つは介護体制が、人材確保が困難なためにサービスを受けられないという問題が背景にあるのではないかという、そういう心配をしているからでありますが、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 安藤高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安藤豊君) 介護サービスにつきましては、ケアプランに基づきまして、その方の自立支援を第一原則にして必要なサービスを提供するという形の中で取り組ませていただいているものでございます。基本的には、そう申し上げましても、それぞれ個人の負担もございますので、介護限度枠内とか個人の負担のその部分も含めまして、そのケアプランには基づくものの、その部分の範疇で介護サービスを受けながら、日常の生活、自立支援を図っていきたいというところでサービスの提供、またはその契約者といいますかサービスを受ける方との中で合意性を持って取り組ませていただいているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) 必要な介護サービスを受けたいのだけれども、経済的な理由でいわゆるサービスを抑えるという傾向と、もう一方でサービスの提供体制が、介護職で働いている方々の給与水準というのは、基本的には国が決めるのです。これが低過ぎるために定着しないという問題などがあるというふうに言われておりまして、せっかく施設をつくっても、例えば特養なんかは、ベッドはあるのだけれども、働く人がいないから入れられないとかという現状もあるというふうにも聞いています。その辺、そういう問題はないのですかということを私は聞いているのです。 ○議長(佐藤和好君) 安藤高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安藤豊君) 基本的に、今おっしゃられますとおり、介護人材の問題等々は、確かに事業者が介護人材を十分事業所で確保できかねつつあったり、確保できていない事業所も出てきていることは事実であります。そのために、一部事業所においては、サービスの提供の部分を休止して、全体の中で他の、例えば複数のサービスを提供しているところは、そちらの特養とかグループホームとか、そういったほうにやりながら、全体の中で人的調整をする関係から、議員おっしゃられるとおり、サービスの提供を一時休止している事業所も出てきているところでございます。 それから、特養老人ホームとかそういうところで大崎市にも12の特養老人ホーム等ございますが、1施設について、今、半分というところで、残りは98前後の稼働率、98から100くらいの利用になっておりますけれども、1施設が50%という特養老人ホームも正直ございます。そこの部分の利用については、今、議員おただしのとおり、それに即した介護人材の確保ができかねておるということが大きな要因となっているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) 人材不足というのは、どの程度の数ですか。 それと、あと私、もう一つお聞きしているのは、高齢者の貧困というのは問題になっていないのですか。そのためにサービスを控えると。 ○議長(佐藤和好君) 安藤高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安藤豊君) 正確な、介護人材の不足ということについて、詳細なデータを持ち合わせておりませんが、で29年度に調査した大崎圏域で申し上げますと、168名という数値をのほうの資料から確認しているところでございます。また、大崎市においても、アンケート調査等々しながら、そういった部分で、介護人材の不足等々は当課においても確認に努めているところでございますが、やはり何名かというところで介護人材が不足していると、もう少し増員したいというふうなところの意見は賜っているところでございます。 あと、貧困の部分ということで、そのようなことからサービスを受けられないのではないかという方はいないかということでございますが、基本的に、そういった部分で当課のほうで詳細な事実として確認をさせていただいているものは今現在ございません。ただ、そういった部分の方々に不利益が講じないように、当然ながら、包括支援センター等々の相談事業等含めながら、そういった方々への対応に当たらせていただいているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) 大崎市がこの計画をつくる際、どのくらいの施設がこれから3年間でふえるのか、ふやすのかと、そして費用がどのくらいかかるのかというの組むのです。そのときに、当初見込んだよりも少なくなるというのは、喜ばしいというよりもむしろ心配な面が私はあると思うのです。 そこで、介護認定を受けている方が、家族の介護だけで十分に間に合っているという方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、そうではない方もいらっしゃる。そこの正確な実態を、私はつかむ必要があると思うのです。そして、しかるべき必要な対応をしていくということ。必要な対応というのは、例えば生活保護基準以下であるならば、やっぱりその制度活用をやっていくというのは、これ当然の話なのです。そういうことをすべきだと思うのです。 それと、人材不足が明確になるようにアンケート調査もやるという話のようでありますが、その対策についても、これさっき言ったように国が給付水準を定める制度ですが、国に働きかけると同時に、市独自でもさまざまなことをやらなくてはならないと、こういうふうに思うのです。その辺どうでしょうか、そういう努力を今までやっていないとすれば、やる必要があると思うのですが、どうですか。 ○議長(佐藤和好君) 安藤高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安藤豊君) 当市におきましても、慢性的な人材のこの不足の課題については、これまでも事業として取り組むというか、打開策について検討はこれまでもさせてきていただいているところでございます。基本的に、今回、新規で就労される学生さんがその卵になるわけでございますが、宮城県内にも10校ほどの養成校がございますが、どの養成校もほぼ定員の5割を切っているような状況下で、入学者の少ないところは1桁というところもございまして、中には今年度、新入生の募集をやめたということで、在校生の今後の卒業をもって養成課程を終了する、ないしは既にここ数年来、三、四人の生徒だったということから、受け入れを中止している養成校もございます。 そういった中で、なかなかこの介護分野のほうに進路を向けていただく学生さんといいますか、その方々も少ない現状下があります。そういった中で、介護人材を確保していくという形においては、やはり潜在的なマンパワーということで、やはり子育て世代等々を含めた中高年層、それから就労意欲のある高齢者の方々のマンパワーを活用した中での仕組みづくりとか、そういった部分を考えておるわけでございますが、こういったことについては、当該市内にあります社会福祉法人等の方々と今年度、ニーズを含めました意見、調査を含めて、そういった市としての介護人材に向けた取り組みについては検討するということにしておるところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) 前にこの議会で申し上げたことあるのですが、石巻市の場合は、こういった介護職場で働きたいと、そういったところで勉強したいという若者、これに対する奨学金返還支援金制度をちょっとつくっています。それから病院で看護師不足とか何かという場合もやっている。 片方の介護保険というのは、いや応なしに、ちょっと表現が悪いけれども年金から自動的に差っ引かれているわけです。それもだんだん下がってくるのではなくて、だんだん上がってくるのです。年金支給額は減っているのに対して、引かれる介護保険料は上がってくるという状況の中で、いざというときに、介護サービスを利用すべきときに受け入れ体制が整っていないというのは、これは詐欺と呼ばれてもやむを得ないような状況だと思うのです。 そういったことも含めて、この問題というのは、私、真剣に考えるべきだというふうに私は思うのですが、石巻市のようなことを検討する考えはないですか。この4月に課長さんになったばかりだそうですが、思い切ってどうぞ答えてください。 ○議長(佐藤和好君) 安藤高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安藤豊君) 2年目を迎えておりまして恐縮でございます。 御紹介いただきました石巻市の部分につきましては、短大にだけなのですが、奨学金の返済を持たれた看護師さんとか保育士さん、作業療法士、介護医療分野の方々の部分に対して、1年間最大20万、3年間で最大60万、これにつきましては、1年間の就労実績を確認して、またその方の返済の総額、年間の総額を確認して、最大20万までの部分であれば満額になりますが、25万、30万だったら20万でというふうなところで、そういった形の就労支援につながるような奨学金の返済制度を石巻市さんのほうは持たれているところでございます。 基本的に、介護人材の確保ということにつながる一つの手だてということで石巻市さんは取り組まれておりますので、先進的な事例ということでの一つとしては検討という形になるかと思いますが、なかなかここに必ずしも予算というものが組み込まれてまいりますので、私どものほうとしては、こういった先進的な事例とあわせまして、まだ今ここで具体的には申し上げられませんけれども、やはり基本的に大学の先生方、就職を支援している先生方と今回、4月、5月と訪問して意見交換をさせていただいております。その中で、当該学生のニーズとか、奨学金のほうが欲しいのか、その手だてをしてほしいのか、いろいろ聞いたところでございますが、そういった学生のニーズで、今回、宮城で最大の、名前を出していいものかあれなのですが、福祉大でさえ40人の定員がやっとことし埋まったというところの現状下も踏まえますと、そういったところではないというようなお話でございました。 そういったことも含めまして、私たち市は、そういった一般的には即効性と思われるような事業も検討させてはいただくところではございますが、基本的にはやっぱり将来に、この介護分野のほうに進路を向けていただくようなということであれば、トータル的な形で小中学生、教育委員会等々の御協力などもいただきながら、学校で福祉分野に対して深めていただくとか、中高生であればやっぱり職場体験とか、そういったところの思いがその後につながっているということで、大学、専門学校に進学している方が多いと伺ってまいりましたので、そういったところもあわせて検討させていただきたいと考えているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) 私の孫2人が介護の職場で働きたいということで、1人は大学に行って、もう一人は来春勉強に行くというふうなことで言っているのですが、えらい金がかかるの、これ。何か応援しないと、これ大変です。 ところで、さっきことし4月と言いましたが、私、高齢介護課にたまたま行くのですが、入ってすぐの受付のところで、大体用がすぐ済んでおりまして、担当の方々が非常によく対応してくれるので、課長さんのところまで行った機会がなかなかこの一年間なかったものですから、御存じありませんで大変失礼しました。ついこのごろお会いしたばかりですから、課長になった、こっちに来たばかりだなと誤解をしておりました。大変失礼をしました。おわびを申し上げます。なお、これ2年目であればなおさら、やっぱりいいお仕事をここでやっていただいて、そのうちどこかでかわるだろうけれども、いい仕事を残していただきたいなどと思っております。 私、貧困化が原因で、受けるのをセーブしているという場合は、それを手助けする制度をしっかり活用できるようにすべきだという、役所のほうですべきだというふうに思いますし、スタッフ不足のために受け入れ体制がないというのであれば、それをしっかりつくるということを、これを同時に考えていかなくてはならないというふうに思うので、ぜひ御努力をお願いしたいと。 あと、もう一点だけお聞きします。介護保険制度ですから、介護保険料、それから国の負担などで運営をしているわけですけれども、予定したくらい金額的にも使われないという場合は、介護保険料の引き下げということも考えなくてはならない、こんなふうに思うのですが、当然そんなふうにつながってくるのではないかと思うのですけれども、どうですか。 ○議長(佐藤和好君) 安藤高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安藤豊君) 介護保険料の設定につきましては、もう既に議員御承知のとおりだと思います。3年計画の中で6期、7期と計画をされるわけですが、そのときに当然ながら人口動向、それからサービスを提供する施設等々、また要介護、後期高齢の年齢等々のそういった部分とか含めて、今後の推計値に基づいて計画をしていくわけでございます。 当然、それに必要な浄財といいますか費用として、国が公費として半分、1号、2号で50%やって、対策ごとに若干変わりますが、今現時点では1号が23%、2号が27%という、50%のうちの負担をいただいてなっているわけでございます。 おっしゃるとおり、そういった部分での準備基金等々の、これからで申し上げますと8期に向けてという形になると思いますが、当然ながら、そういったところも含めて8期の部分として、介護保険料の部分については、適正な部分ということに心して介護保険料の設定に当たるということになると思います。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) 地域密着型の特別養護老人ホームなどの施設計画があります。これ順調に進んでいないのです。あれがつくられることを見込んだ介護保険料になっているのではないのですか、そうでないの。 ○議長(佐藤和好君) 安藤高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安藤豊君) おただしのその部分についても入ってのことということで、7期についての初年度については、計画というか施設導入年的なことなので、31年、32年も含めて3年間の部分になっていますが、それも含めての数値というか介護保険料の算定となっておるところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) その介護提供体制がこう整うよと、ですから例えば、待機者が今、要介護3以上でも500人以上いるのでしょう、いるのだよね。そうすると、その方々、入れないでいるわけでしょう。費用がかからないでしょう。その分、介護保険料を下げなくてはならなくなるのではないですかと私、言っているのです。3年間だけれども、29年、3カ所つくりたいというのが1カ所だけだった、2つはつくれなかったでしょう。去年もつくれなかった。というふうになってくると、保険料をいただく計算をした際の根拠が狂ってくるのではないかと。途中で変えることはできないのですか。 これ、年金が上がらないで下がってきて、そういう引かれる金額が多くて困っているという声もあるので、私はこの1億801万2,000円の減額が出たときに、私、今言った3つのことを心配したの。貧しくなってきて、サービスを受けられなくなった。体制が、余りにも低賃金のために体制が悪くなっていると。あともう一つは、介護保険料を取っていながら、いただいていながら、この3つの問題、これ解決しなくてはならないのではないかなと思ったのです。どうですか、その3つ目の介護保険料の関係は、やっぱりその次の8期のときにだけですか、考えられないの。 ○議長(佐藤和好君) 安住民生部長。 ◎民生部長(安住伸君) 高齢介護課長を前にやっていたので、少しわかるのでお答えさせていただきます。 介護保険料ですけれども、3年間の保険料ということで、一括して3年間の事業費で計算しているということでございまして、その中に、今、議員おただしの施設の分の給付費というのも見込んで保険料を出しているというところでございます。 7期におきましては、昨年度から施設を公募しましたが、できていないという事実がございまして、今現在も公募をしているというところでございまして、もし手が挙がる事業者がいれば積極的に導入したいというところでございます。それにおきましても、これから建設を進めましても、今年度あるいは来年度ということで、現行の期間よりは短い時間というふうになってございますし、さらに保険料につきましても、今回下げるということになりますと、これまでの影響等々もございますし、それから今後どのような事業展開になるかというところが不透明なところでございますので、そのことは避けたいと思います。 8期計画を作成するのが来年度に迫っておりますので、その中で、今後3年間の事業をしっかりと見定めた中で保険料も定めていきたいと思いますし、その中で、事業費が今年度よりも少ない、あるいは基金が予想よりも多くたまるというふうな場合には、それを保険料に反映させて、現行の保険料よりも下がるということも出てくるかなというふうに考えているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) 1億何がしかの減額との関係で質疑をさせていただきました。質疑の中で、課長さんにちょっと失礼なことを申し上げましたけれども、私の言わんとしたところを捉えていただいて、今後もさらなる努力をいただきたいと思います。終わります。 ○議長(佐藤和好君) 次に進みます。 28番佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) 専決処分、質疑するの私も初めてであります。今、前段の小沢議員も私も昭和19年生まれで大分年齢が高いですけれども、何か理解力が乏しくなったのかどうか、あるいは議会の役割を果たそうとするのか、私もわかりませんけれども、あ、そうそう、市長さんには休憩のときくらいまで休んでいただくかなという思いを込めて質疑をいたします。 一般質問を私も出していましたので、この企業立地のことについて、参考にするためにもあわせてお伺いをいたします。 きょうのこの行政報告に、スマートインターの東部工業団地の報告がありました。本年秋からの利用開始に向けて整備を進めていくと、こういうことでありますが、まず最初に、この341万4,000円というのは、何で繰越明許になったのかということ。 ○議長(佐藤和好君) 小野寺産業商工課長。 ◎産業経済部産業商工課長小野寺晴紀君) お答えいたします。 こちらの繰り越しにつきましては、取りつけ道路の用地を確保するための用地購入費と補償費という形になります。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) 寺田次長が議会事務局に来たから、今度、小野寺課長。 取りつけ道路ということなのですけれども、当初の予定より若干のおくれ、若干というのか約1年近くおくれているのですけれども、この団地造成が、いわゆる分譲開始も含めて。何、文化財か何かの関係でおくれたのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 小野寺産業商工課長。 ◎産業経済部産業商工課長小野寺晴紀君) お答えいたします。 繰り越しとなった主な状況でございますが、地権者との交渉に年度内に至らなかったというのがおくれた主な原因でございまして、ただし、4月下旬のほうには、もう契約のほうは済んでおりますし、今年度にしっかりと整備できるような形でということでは進める予定とはなっております。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) この工業団地、約3ヘクタールかな、小規模工業団地でありますけれども、ことしの秋から販売開始できるということで、当初は2区画のようでしたけれども、今現実にはそのとおりなのかと、2区画なのかと。 それから、販売予定価格は平米1万円以下ということだったのですけれども、その見込みは、現実どういうふうになっているか、当初と同じかと。 それから、面積的によりも、今、取りつけ道路というお話あったのですけれども、その取りつけ道路と造成費で概算、今の時点、完成するまで幾らぐらいの金額なのか、教えていただきます。 ○議長(佐藤和好君) 小野寺産業商工課長。 ◎産業経済部産業商工課長小野寺晴紀君) お答えします。 まず、1点でございますが、本年度、確定測量という形で測量をするような形にしております。その中で、区画につきましては、当初2区画という形のほうの考え方もございましたが、そちらにつきましては基本的に団地につきまして、その企業さんのことで、できれば1社でもよろしいのかなというふうには認識しているところでございます。 あとは、価格というところでございますが、現在、分譲価格を1平米当たり1万2,000円程度でということで考えてございます。 また、これまでの総事業費という形でよろしいかとは思うのですが、約3億8,200万ほどが総事業費で見込まれているというところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) 本年度当初予算で8,000万弱、物件移転補償費が1,100万。それでは道路改良舗装が5,400万と500万かな。測量設計、今お話ありましたように1,400万と。当初予定では3億、今回の今の答弁では3億8,000万と、当初予定は2億9,000万かな、約1億弱の造成費というよりは、何といいますか、事業費がかかった原因は何だったのでありましょうか。 ○議長(佐藤和好君) 小野寺産業商工課長。 ◎産業経済部産業商工課長小野寺晴紀君) 主な原因として、一つ挙げるとすれば、多高田線というところの直接入る前の道路でございますが、そちらのほうの右折レーンの増設も含めての工事費という形、総事業費ということで、今、把握しておりますので、主な要因のところでは、一番高いところなのはそちらも含めてという金額ということで、説明したところだと思います。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) さっきおくれたと、1年近くという形で表現しましたけれども、役所が計画して造成してやるにしては早いほうです。割合に頑張ったほうです。そういう計画の中で、つまり担当が希望する業種というか、あるいは今の時点で引き合いもありますか、企業から。 ○議長(佐藤和好君) 小野寺産業商工課長。 ◎産業経済部産業商工課長小野寺晴紀君) お答えいたします。 この工業団地の造成につきましては、切り土により造成しております。地質、地盤とも大変によい場所で、ちょっと詳しい説明になりますと、第1種N地の50、くい下の地盤までの深さが3メートル程度となっておりますので、製造ライン等にも適していると評価しております。 目指すところといたしましては、自動車産業部品製造業を想定した団地造成をしてまいりましたし、トヨタ自動車東日本の大衡工場から約10キロ、車で15分に位置する立地となりますので、できればというところなのですが、トヨタ自動車関連の企業さんに誘致をとは願っております。 これまでに、問い合わせはございましたが、現在、具体となっている企業はございません。 以上でございます。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) 小規模というよりも、そのとおりですけれども、北原工業団地が1回目、5ヘクタールほどですけれども、あれは見事にアルプスに買っていただいて、後がないという状況の中で、中規模工業団地もということで目指したのですけれども、それがなかなか時間的に長くかかるだろうと。産業法の改定、そしてこのような状況になったのですけれども、この販売には、つまり自動車産業を含めた、地盤がいいと、製造業もふえたと、条件がいいわけです。新任ですから、小野寺課長、売る自信はありますか。 ○議長(佐藤和好君) 小野寺産業商工課長。 ◎産業経済部産業商工課長小野寺晴紀君) 新任ですので、フレッシュな気持ちで取り組みたいと思っております。 以上です。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) 余計なこと申しましたけれども、寺田次長は北原をだろうと思います。 ただ、歴代の担当は大分苦労しているのです。中規模工業団地の前にちょっと話しますけれども、法律が変わって、そこは当分どういう形になるのですか。事業に手がつけられるとき、時期は大体いつころになりますか。そこがすぐ売れてしまったら、あとないのですよね。 ○議長(佐藤和好君) 小野寺産業商工課長。 ◎産業経済部産業商工課長小野寺晴紀君) これの次という考え方というところでお話ししますと、確かに議員御指摘のとおり、すぐにという形の造成というところでの計画をしているところはないものと認識しております。 先ほど議員が御指摘していただいたとおり、農村産業法に伴って、それで開発等を進めていきたいという意向はございますが、こちらのほうの法律改正に伴いまして、今までより農地、農用地域の厳格化という形のほうの通達のほうも含めて来ておりますので、そういったところでは、どうしても農振地域内のほうの造成については、なかなか難しいのではないかというところの認識はしているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) 仮定の話を議場でするのは不見識だと思うのですけれども、21年に産業団地構想をつくりました。あれは半々でした。前の市町村が予定していた工業団地と、民間、市民から公募でというのかな、候補地にということで。その中で、十何年かかるのですけれども、たったの2つ、それも小規模、5ヘクタールと、4.幾らと3、今度の3ヘクタール。11年でたったの2つしか。当時、オーダーメード方式がなかなか企業の条件、企業の希望に沿えないと、長期かかるということで、レディーメード方式に切りかえて、今後どういう、例えばこれが小野寺新任課長がすぐ売ったら、あとないのです。一体どうする気なのでしょうか。仮定の話は、次なる予定地はありますか。これは今のところないと。 ○議長(佐藤和好君) 後藤産業経済部長。 ◎産業経済部長(後藤壽君) それでは、御答弁申し上げたいと思っております。 やっと北原に次ぐ団地が、この秋に三本木にでき上がります。議員のほうからは、その次というおただしではございますけれども、今の段階で我々は、まずはその三本木に、いかに誘致企業を迎え入れることができるかということで頭がいっぱいになっておりますし、担当課、課長答弁しておりますけれども、職員も一丸となって企業誘致に努めていきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) 行政報告にそのことも書いてあります。8月に東京都、11月に名古屋でセミナー、企業誘致活動を積極的に展開してまいります。これは行政報告の決まり文句です。だったら成果はどうだったのかと。アルプス電気以外、目ぼしいものはここ10年ないというような状況の中で、雇用の拡大という、市民意識調査の一番市民の望んでいることについて、やっぱりきちっと行政が計画を持って酌むべきだと思うのですけれども、その覚悟のほどをお伺いします。 ○議長(佐藤和好君) 小野寺産業商工課長。(「いや、これは課長の答弁かな。いや、それはおかしいです」と呼ぶ者あり)小野寺産業商工課長、答弁してください。 ◎産業経済部産業商工課長小野寺晴紀君) 済みません、お答えいたします。 先ほど議員の御指摘のとおり、一丸となって、まずその企業立地のほうに努めてまいりたいと思っております。 成果の一つといたしまして、先ほどアルプス電気さんのほうも御紹介いただいておりましたが、そのほかに、私どものほうでも企業優遇制度を活用してという中で、雇用の拡大を含めた中での奨励金というふうに出しておりまして、そちらのほうを活用している企業さんも地元の企業のほうでもございますので、そういったところを含めまして、もう一度見つめ直しながら取り組んでまいりたいと思っております。     〔「では、最後に」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。
    ◆28番(佐藤勝君) やはりこれ市長に、やっぱり最後答えていただきたいと思うのですけれども。 3日ばかり前の河北新報に、村田町にケーヒンという企業が、関連産業が来て、トヨタ関連ですか、来ることになったと。村井知事さんとちょっと。私は、伊藤市長も村井知事と盟友だと思っているのですけれども、経済面の新聞に、知事と市長さんが企業誘致で載った写真が、ここ10年ほど見たことないのですけれども。 市長、この企業誘致、非常に懸案の課題でありますけれども、これからのいわゆる誘致活動のポイントを挙げてみるとすれば、どういうことが考えられますかということと、覚悟ですね、やっぱり覚悟。行政報告にもトップセールスといつも書いているのです。今回の行政報告にもそういう覚悟のことは示されているのですけれども、覚悟はいつでも立派な覚悟であります。実績がどうなのかということが評価されるのでありまして。市長さん、最後に、2回と聞きませんから、お答えをいただきます。 ○議長(佐藤和好君) 伊藤市長。 ◎市長(伊藤康志君) 議員からのお尋ねでございます。 市民や議会の最も関心の高い内容の一つが雇用の場、なかんずく企業誘致だということの認識はいたしております。行政の重要課題として位置づけもさせていただいているところであります。 もとより、そのためには新たな企業の誘致と、それと大崎市には、先ほどアルプスさんのお話もありましたが、アルプスさんやYKKのように大規模で、既にこの地域に定着しているところもあると。その既存の地元に根づいている企業のラインの拡大、また規模集積、そしてまた内発型、地元の持っておりますそういう力を育てていくと、そういうような形で企業誘致あるいは雇用の拡大、産業の育成をしていくべきだと思っているところであります。 非常に地の利に恵まれているところは、他の地域からもうらやまれているところでありますが、同時に大崎市の地下あるいは地質等々で、なかなか企業との見合いがうまくいかなかった経緯もあるわけでありますが、それらを克服しながら、市民の期待に応えるように、重要度の高い企業誘致あるいは雇用拡大、新たな内発の起業の起こし等々に、大崎市の優先度を高めながら努力していきたいと思っております。     〔「終わります」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和好君) 先ほどの27番小沢議員の質疑に対し、答弁を保留した介護サービス比率の部分について、安藤高齢介護課長から答弁をさせます。 安藤高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安藤豊君) 先ほど小沢議員にお答えできなかった部分について、介護給付率、30年度の計画値に対する給付率でございますが、計画値に対する実績見込みで申し上げますと、97%となっているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第51号から同第58号までの8カ件については、大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和好君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第51号から同第58号までの8カ件については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これから討論に入ります。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和好君) 討論がなければ、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和好君) 御異議なしと認めます。 これから議案第51号から同第58号までの8カ件を採決いたします。 各案は承認することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和好君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第51号から同第58号までの8カ件は承認することに決定をいたしました。 会議の途中でありますが、暫時休憩いたします。再開は午後3時20分といたします。               -----------               午後3時00分 休憩               午後3時20分 再開               ----------- ○議長(佐藤和好君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。--------------------------------------- △日程第7 議案第72号 ○議長(佐藤和好君) 日程第7、議案第72号大崎市障がいのある人のコミュニケーション手段の利用を促進する条例を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 民生常任委員長、23番後藤錦信議員。     〔23番 後藤錦信君登壇〕 ◆23番(後藤錦信君) 議案第72号大崎市障がいのある人のコミュニケーション手段の利用を促進する条例について、提案理由の説明を申し上げます。 初めに、この条例制定の発端は、平成29年8月29日に、大崎市手話言語条例の制定を求める請願が発端でありました。この請願活動から、私ども民生常任委員会が主催しました意見交換会への参加など、中心的に活動を担ってこられました大崎ろうあ福祉会の安田惠会長さんにおかれましては、先月お亡くなりになられました。私からも、ここに謹んで哀悼の誠をささげ、心から御冥福をお祈りいたします。 それでは、条文の説明を申し上げます。 まず、前文では、条例制定の背景や趣旨を述べさせていただきました。手話が言語であることの意義を初めとして、多様な手段によるコミュニケーションの必要性などを誰もが認識し、大崎市民憲章にうたわれていますように、大崎市に生きる一人一人を尊重し、障害の有無にかかわらず、誰もが安心して安全に暮らすことのできる地域の実現を目指して、ともに手をとり行動をする、そのような大崎市を実現するための思いを込めた前文であります。 次に、第1条は、本条例の制定目的を定めたものであります。障害の種類や有無にかかわらず、誰もが安心して安全に暮らすことのできる地域の実現を目指すことを目的と定めたものであります。 第2条は、本条例で使用している用語について、その意味を明確にし、解釈に疑義が生じないように定めた条文であります。 第3条は、本条例の基本理念を定めています。意思疎通に関する合理的な配慮は、障害の特性に応じ、障害のある人が真に必要とするものでなければならないという基本理念を定めさせていただきました。 第4条は、市の責務を定めています。この条例における市が果たす役割は非常に重要であるため、責務として定めさせていただきました。 第5条は、市民の役割を定めています。本条例の目的達成は、市の取り組みだけでは実現するものではなく、市民の理解と協力も必要になりますことから、役割として定めさせていただきました。 第6条は、事業者の役割を定めています。市民と同様に、事業者の理解と協力も必要となりますことから、役割として定めさせていただきました。 第7条は、施策の推進について定めております。施策を推進するに当たっては、市は障害のある人やコミュニケーション支援者、その他関係者の意見を聞き、その意見を尊重しながら施策の推進を図ることを定めております。 第8条は、財政上の措置について定めています。本条例の目的を達成するために、必要となる財政上の措置をできる限り講ずるよう努めるものとして定めさせていただきました。 附則では、社会環境の変化や条例の施行状況に応じ、必要があると認めるときは、その条例の施行状況について検討を加え、その結果に基づいて必要な見直しを行うこととしています。議員提案の条例でありますことから、この文言を附則としてつけさせていただきました。 今、市が実施しております第3次障害者計画、第5期障害福祉計画、第1期障害児福祉計画が網羅されている計画でございますけれども、これら施策の一層の推進を図るとともに、この計画に書かれてあります「地域で支え合い、心がかようまちづくり」を、市、市民、事業者、そして我々議会も、共通の思いを持って取り組むよりどころとしての条例として、民生常任委員会、全会一致で提案するものであります。 議員各位の御賛同を切にお願いを申し上げ、極めて簡単ではありますけれども、提案理由の説明といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(佐藤和好君) 提出者は議席にお戻りください。 これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 これから討論に入ります。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和好君) 討論がなければ、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和好君) 御異議なしと認めます。 これから議案第72号を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和好君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第72号は原案のとおり決定いたしました。--------------------------------------- △日程第8 議案第59号~同第71号 ○議長(佐藤和好君) 日程第8、議案第59号から同第71号までの13カ件を一括して議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 議員発議によります議案第72号の成立に敬意を表しながら、私からは議案第59号から議案第71号までの13カ件について御説明申し上げます。 初めに、議案第59号から議案第61号までの補正予算関係について御説明いたします。 議案第59号令和元年度大崎市一般会計補正予算(第2号)につきましては、鳴子総合支所新庁舎建設事業、緒絶川周辺整備事業、公園維持管理経費、古川中学校改修事業、公正入札違約金収入に伴う国交付金や地方債の繰上償還金などの予算、債務負担行為及び地方債を補正するものであります。 次に、議案第60号令和元年度大崎市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、一般管理経費、訪問型サービス事業費を追加補正するものであります。 次に、議案第61号令和元年度大崎市下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、下水道建設事業、地方債償還元金及び地方債を補正するものであります。 続きまして、条例案件について御説明いたします。 一部改正するものにつきましては、議案第62号大崎市の行う選挙等における投票管理者等に対する報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例、議案第63号大崎市情報公開条例及び大崎市個人情報保護条例の一部を改正する条例、議案第64号大崎市市税条例の一部を改正する条例、議案第65号大崎市復興産業集積区域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例、議案第66号大崎市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、議案第67号大崎市国民健康保険税条例の一部を改正する条例、議案第68号大崎市介護保険条例の一部を改正する条例、議案第69号大崎市古川カントリーエレベーター条例の一部を改正する条例の8カ件であります。 次に、条例を廃止するものにつきましては、議案第70号大崎市震災復興基金条例を廃止する条例の1カ件であります。 予算及び条例以外の案件につきましては、議案第71号指定管理者の指定についての1カ件であります。 以上、議案第59号から第71号までの提案説明といたしますが、詳しい内容につきましては、担当から説明をいたさせますので、御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(佐藤和好君) 次に、補足説明を求めます。 赤間総務部理事。     〔総務部理事(財政担当) 赤間幸人君登壇〕 ◎総務部理事[財政担当](赤間幸人君) 私からは、議案第59号から議案第61号までの3会計の補正予算について補足説明を申し上げます。 令和元年第2回大崎市議会定例会議案の44ページをごらん願います。 議案第59号令和元年度大崎市一般会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ5億7,889万9,000円を追加し、予算総額を640億1,562万8,000円に定めるものであります。 歳入歳出予算は、45、46ページに掲載しております第1表のとおりでありますが、主な内容につきましては、後ほど御説明いたします。 第2条は債務負担行為の補正で、47ページに掲載しております第2表のとおり、1件を追加するものであります。 第3条は地方債の補正で、第3表のとおり、1件を追加し、5件を変更するものであります。 次に、48ページをごらん願います。 議案第60号令和元年度大崎市介護保険特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ207万6,000円を追加し、予算総額を130億1,641万1,000円に定めるもので、歳入歳出予算は、49ページに掲載しております第1表のとおりであります。 次に、50ページをごらん願います。 議案第61号令和元年度大崎市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ6,650万9,000円を追加し、予算総額を47億4,139万6,000円に定めるもので、歳入歳出予算は、51ページに掲載しております第1表のとおりであります。 第2条は地方債の補正で、52ページに掲載しております第2表のとおり、2件を変更するものであります。 次に、一般会計の歳入歳出予算の主な内容について御説明申し上げます。 冊子番号3の令和元年度補正予算に関する説明書の4ページ、5ページをごらん願います。 初めに、歳入の補正予算について御説明申し上げます。 14款2項国庫補助金は、1目総務費国庫補助金で地方創生推進交付金として4,346万2,000円を追加し、6目教育費国庫補助金では中学校施設環境改善交付金4,669万1,000円を追加するなど、総額1億1,523万3,000円を増額するものであります。 15款2項補助金は、4目農林水産業費補助金で中山間地農業ルネッサンス推進交付金として400万円を追加するなど、総額433万6,000円を増額するものであります。 15款3項委託金は、3目教育費委託金で学力向上マネジメント支援事業委託金として286万7,000円を追加するなど、総額447万円を増額するものであります。 6ページ、7ページをごらん願います。 18款1項基金繰入金は、1目財政調整基金繰入金で1億3,811万2,000円を追加し、2目まちづくり基金繰入金では3,162万円を減額するなど、総額では1億1,016万円を増額するものであります。 21款1項市債は、6目土木債で公園整備事業債として6,900万円、8目教育債では中学校施設改修事業債として1億8,750万円を追加するなど、総額3億4,370万円を増額するものであります。 続きまして、歳出の主な内容について御説明申し上げます。 8ページ、9ページをごらん願います。 2款1項総務管理費は、8目庁舎管理費で鳴子総合支所新庁舎建設事業に4,154万3,000円を追加するなど、総額5,530万6,000円を増額するものであります。 3款2項児童福祉費は、児童保育運営事業で2,508万円を増額するものであります。 10ページ、11ページをごらん願います。 6款1項農業費は、7目地域農政対策費で中山間地農業ルネッサンス推進事業に400万円を計上するなど、総額624万7,000円を増額するものであります。 8款4項都市計画費では、3目市街地開発事業費で緒絶川周辺整備事業に3,850万円を、4目公園管理費では公園維持管理経費に7,600万4,000円を追加するなど、12ページ、13ページの上段に記載のとおり、総額1億4,678万3,000円を増額するものであります。 10款3項中学校費では、3目学校建設費で古川中学校改修事業費に2億7,634万3,000円を計上するものであります。 14ページ、15ページをごらん願います。 12款1項公債費は、1目元金で地方債償還元金4,090万円を増額するものであります。 続きまして、24ページ、25ページをごらん願います。 介護保険特別会計の補正予算につきましては、歳出の1款1項総務管理費の1目一般管理費で報酬改定に伴う電算委託料129万6,000円を増額し、3款3項介護予防・生活支援サービス事業費に訪問型サービス事業費として78万円を増額するものであります。 続きまして、31ページ、32ページをごらん願います。 下水道事業特別会計の補正予算につきましては、歳出の2款1項建設費の2目下水道建設費で5,300万9,000円を増額し、3款1項公債費では、1目元金で1,350万円を増額するものであります。 以上、議案第59号から議案第61号の補足説明とさせていただきます。 ○議長(佐藤和好君) 次に、佐々木総務部長。     〔総務部長 佐々木雅一君登壇〕 ◎総務部長(佐々木雅一君) 私からは、議案第62号から議案第71号までの10カ件について補足説明を申し上げます。 令和元年第2回大崎市議会定例会議案の53ページをごらん願います。 議案第62号大崎市の行う選挙等における投票管理者等に対する報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例につきましては、選挙執行の際に国が負担する経費の基準を定める、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の改正にあわせまして、選挙委託金相当額を従事者に支払えるようにするため、条例を改めるものでございます。 54ページをごらん願います。 議案第63号大崎市情報公開条例及び大崎市個人情報保護条例の一部を改正する条例につきましては、大崎市土地開発公社が解散したことに伴い、文言の整理が必要であることから、所要の改正を行うものでございます。 56ページをごらん願います。 議案第64号大崎市市税条例の一部を改正する条例につきましては、軽自動車税における環境性能割の導入に際し、所要の改正を行うものでございます。 58ページをごらん願います。 議案第65号大崎市復興産業集積区域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例につきましては、東日本大震災復興特別区域法第43条の地方税の課税免除又は不均一課税に伴う措置が適用される場合等を定める省令の一部改正に伴いまして、所要の改正を行うものでございます。 60ページをごらん願います。 議案第66号大崎市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の省令改正が行われましたことから、基準省令を参酌し、同様の改正を行うものでございます。 62ページをごらん願います。 議案第67号大崎市国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきましては、平成31年度税制改正による地方税法及び地方税法施行令の一部改正に伴いまして、国民健康保険税の賦課限度額及び低所得者に対する軽減判定所得基準の改正を行うものでございます。 63ページをごらん願います。 議案第68号大崎市介護保険条例の一部を改正する条例につきましては、介護保険法施行令の一部改正に伴いまして、低所得の第1号被保険者に対する介護保険料の軽減措置を図るため、保険料率の規定の一部改正などを行うものでございます。 64ページをごらん願います。 議案第69号大崎市古川カントリーエレベーター条例の一部を改正する条例につきましては、古川カントリーエレベーターの使用料について規定する使用料の金額の一部を改めるものでございます。 65ページをごらん願います。 議案第70号大崎市震災復興基金条例を廃止する条例につきましては、からの補助金である東日本大震災復興基金交付金を財源とした基金事業につきまして、平成30年度で完了いたしましたことから、当該基金を廃止するものでございます。 次に、その他案件について御説明申し上げます。 66ページをごらん願います。 議案第71号指定管理者の指定につきましては、大崎市新世紀公園三本木パークゴルフ場の指定管理者として、株式会社大崎市三本木振興公社を指名いたしたく、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議決を求めるものでございます。 以上、議案第62号から議案第71号までの補足説明とさせていただきます。--------------------------------------- △日程第9 議員派遣について ○議長(佐藤和好君) 日程第9、議員派遣についてを議題といたします。---------------------------------------            議員派遣について                               令和元年6月13日 次のとおり議員を派遣します。1 議会報告・意見交換会 (1)目的   大崎市議会基本条例第6条第3項に基づき議会活動の報告を行い、市民の意見を広く聞くことにより、政策提言や今後の議会改革に生かすため (2)派遣場所 岩出山地域 (3)期間   令和元年6月14日(1日間) (4)派遣議員 佐藤弘樹、早坂憂、山口壽、木村和彦、横山悦子、山村康治、木内知子--------------------------------------- ○議長(佐藤和好君) お諮りいたします。 お手元に配付のとおり、議会報告・意見交換会に出席のため、議員を派遣することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和好君) 御異議なしと認めます。 よって、お手元に配付のとおり、議員を派遣することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程第10 請願第2号 ○議長(佐藤和好君) 日程第10、請願第2号を議題といたします。---------------------------------------          令和元年第2回大崎市議会定例会 請願文書表受理 番号受理年月日件名請願者の住所 及び氏名請願の要旨紹介議員氏名付託 委員会2令和元年 6月5日介護予防施策のさらなる推進を求める請願仙台市青葉区上杉2-9-8 一般社団法人 宮城柔道整復師会 代表理事 櫻田裕別紙のとおり相澤孝弘ほか1人民生………………………………………………………………………………………………………  〔写〕  請願第2号                               令和元年5月28日 大崎市議会議長 佐藤和好殿                            請願紹介議員 相澤孝弘                               〃   横山悦子     介護予防施策のさらなる推進を求める請願1.請願の趣旨 今後、大崎市の地域包括ケア体制充実のために介護予防施策のさらなる推進を求めるもの。2.請願の理由 平成26年の介護保険法改正に伴い、介護予防・日常生活支援総合事業(以下「総合事業」)が平成30年4月から全国一斉で開始され、平成30年度内の宮城県内の総合事業の実施状況は、緩和型通所介護事業の整備状況2市、現行相当通所介護事業での総合事業の実施状況は12市20町1村の現状です。 大崎市においても今後さらなる高齢化の進展が予想されます。しかし、事業者にあっては、職員不足、介護保険法における基本報酬単価は減額が進み健全な事業運営が困難になりつつあります。そのような中、既存の通所介護施設のみならず、緩和型通所介護施設を開設することにより、要支援や要介護状態から脱する環境整備が求められています。 具体的には、地域資源として既存の事業所(例えば接骨院、整骨院、鍼灸指圧院、整体院)で要支援者を受け入れ、改善(軽度化加算)をできる支援体制を実施していくことです。 大崎市においても、緩和型通所介護施設の開設を検討いただき、要支援者と要介護者の介護サービスの棲み分けを図り、市民が安心して暮らせる環境整備を行っていただくことを請願いたします。               請願者                  宮城仙台市青葉区上杉2-9-8                  一般社団法人 宮城柔道整復師会                  代表理事 櫻田 裕--------------------------------------- ○議長(佐藤和好君) ただいま議題となっております請願第2号については、お手元に配付いたしております請願文書表のとおり、民生常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- △散会 ○議長(佐藤和好君) お諮りいたします。 議事の都合により、6月14日から17日までの4日間、休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和好君) 御異議なしと認めます。 よって、6月14日から17日までの4日間、休会することに決定いたしました。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 なお、6月18日の本会議は、大崎市議会会議規則第9条第2項の規定により、午前10時に再開いたします。 本日は、これをもって散会いたします。               午後3時47分 散会---------------------------------------地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 令和元年6月13日 議長       佐藤和好 署名議員     横山悦子 署名議員     関 武徳...