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12月11日-02号

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  1. 大崎市議会 2018-12-11
    12月11日-02号


    取得元: 大崎市議会公式サイト
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    平成30年 第4回定例会(12月)          平成30年第4回大崎市議会定例会会議録(第2号)1 会議日時      平成30年12月11日      午前10時00分開議~午後4時21分延会2 議事日程 第1 会議録署名議員指名   +議案第126号 平成30年度大崎市一般会計補正予算   |議案第127号 平成30年度大崎市国民健康保険特別会計補正予算   |議案第128号 平成30年度大崎市介護保険特別会計補正予算   |議案第129号 平成30年度大崎市下水道事業特別会計補正予算   |議案第130号 平成30年度大崎市農業集落排水事業特別会計補正予算   |議案第131号 大崎市放課後児童クラブ室設置条例   |議案第132号 大崎市住民基本台帳カードの利用に関する条例の一部を改正する条例   |議案第133号 大崎市地区集会所条例の一部を改正する条例   |議案第134号 大崎市放課後児童クラブ実施条例の一部を改正する条例   |議案第135号 大崎市都市公園条例の一部を改正する条例   |議案第136号 工事請負契約の締結について   |議案第137号 指定管理者の指定について   |議案第138号 指定管理者の指定について   |議案第139号 指定管理者の指定について   |議案第140号 指定管理者の指定について   |議案第141号 指定管理者の指定について   |議案第142号 指定管理者の指定について   |議案第143号 指定管理者の指定について   |議案第144号 指定管理者の指定について   |議案第145号 指定管理者の指定について 第2|議案第146号 指定管理者の指定について   |議案第147号 指定管理者の指定について   |議案第148号 指定管理者の指定について   |議案第149号 指定管理者の指定について   |議案第150号 指定管理者の指定について   |議案第151号 指定管理者の指定について   |議案第152号 指定管理者の指定について   |議案第153号 指定管理者の指定について   |議案第154号 指定管理者の指定について   |議案第155号 指定管理者の指定について   |議案第156号 指定管理者の指定について   |議案第157号 指定管理者の指定について   |議案第158号 指定管理者の指定について   |議案第159号 指定管理者の指定について   |議案第160号 指定管理者の指定について   |議案第161号 指定管理者の指定について   |議案第162号 指定管理者の指定について   |議案第163号 指定管理者の指定について   |議案第164号 指定管理者の指定について   |議案第165号 指定管理者の指定について   +議案第166号 指定管理者の指定について    (質疑、討論、表決)3 本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員指名     +議案第126号 平成30年度大崎市一般会計補正予算     |議案第127号 平成30年度大崎市国民健康保険特別会計補正予算     |議案第128号 平成30年度大崎市介護保険特別会計補正予算     |議案第129号 平成30年度大崎市下水道事業特別会計補正予算     |議案第130号 平成30年度大崎市農業集落排水事業特別会計補正予算     |議案第131号 大崎市放課後児童クラブ室設置条例     |議案第132号 大崎市住民基本台帳カードの利用に関する条例の一部を改正する条例     |議案第133号 大崎市地区集会所条例の一部を改正する条例     |議案第134号 大崎市放課後児童クラブ実施条例の一部を改正する条例     |議案第135号 大崎市都市公園条例の一部を改正する条例     |議案第136号 工事請負契約の締結について     |議案第137号 指定管理者の指定について     |議案第138号 指定管理者の指定について     |議案第139号 指定管理者の指定について     |議案第140号 指定管理者の指定について     |議案第141号 指定管理者の指定について     |議案第142号 指定管理者の指定について     |議案第143号 指定管理者の指定について     |議案第144号 指定管理者の指定について     |議案第145号 指定管理者の指定について 日程第2|議案第146号 指定管理者の指定について     |議案第147号 指定管理者の指定について     |議案第148号 指定管理者の指定について     |議案第149号 指定管理者の指定について     |議案第150号 指定管理者の指定について     |議案第151号 指定管理者の指定について     |議案第152号 指定管理者の指定について     |議案第153号 指定管理者の指定について     |議案第154号 指定管理者の指定について     |議案第155号 指定管理者の指定について     |議案第156号 指定管理者の指定について     |議案第157号 指定管理者の指定について     |議案第158号 指定管理者の指定について     |議案第159号 指定管理者の指定について     |議案第160号 指定管理者の指定について     |議案第161号 指定管理者の指定について     |議案第162号 指定管理者の指定について     |議案第163号 指定管理者の指定について     |議案第164号 指定管理者の指定について     |議案第165号 指定管理者の指定について     +議案第166号 指定管理者の指定について      (質疑)4 出席議員(30名)    1番  早坂 憂君         2番  伊勢健一君    3番  鹿野良太君         4番  山口文博君    5番  山口 壽君         6番  佐藤仁一郎君    7番  佐藤仁一君         8番  八木吉夫君    9番  佐藤講英君        10番  佐藤弘樹君   11番  中鉢和三郎君       12番  相澤久義君   13番  鎌内つぎ子君       14番  木村和彦君   15番  加藤善市君        16番  横山悦子君   17番  関 武徳君        18番  遊佐辰雄君   19番  只野直悦君        20番  相澤孝弘君   21番  富田文志君        22番  山田和明君   23番  後藤錦信君        24番  氏家善男君   25番  山村康治君        26番  木内知子君   27番  小沢和悦君        28番  佐藤 勝君   29番  氷室勝好君        30番  佐藤和好君5 欠席議員(なし)6 説明員   市長        伊藤康志君    副市長       高橋英文君   副市長       三保木悦幸君   病院事業副管理者  横山忠一君   総務部長兼政策推進監         総務部理事(財政担当)兼             佐々木雅一君   財政課長事務取扱  赤間幸人君   市民協働推進部長  門脇喜典君    民生部長兼社会福祉事務所長                                安住 伸君   産業経済部長    後藤 壽君    産業経済部世界農業遺産推進監                                武元将忠君   建設部長      加藤栄典君    水道部長      中川 博君   病院経営管理部長  佐藤貞二君    松山総合支所長   佐藤賢一君   三本木総合支所長  宍戸宏武君    鹿島台総合支所長  岡崎美津男君   岩出山総合支所長  岡本洋子君    鳴子総合支所長   八木文孝君   田尻総合支所長   日野洋祐君    総務部総務課長(併)                      選挙管理委員会事務局長                                岩崎政浩君   市民協働推進部政策課長兼       市民協働推進部まちづくり推進課長   元気戦略推進室長  渋谷 勝君              大塲一浩君   市民協働推進部環境保全課長兼     民生部社会福祉課長 高橋幸利君   放射能対策推進室長兼   空き家対策推進室長 尾形良太君   民生部子育て支援課長         民生部高齢介護課長 安藤 豊君             宮野 学君   産業経済部世界農業遺産推進課長    産業経済部農林振興課長             熊谷裕樹君              安部祐輝君   建設部都市計画課長兼         建設部建設課長兼用地対策室長   まちなか整備推進室長                   茂泉善明君             小松一雄君   三本木総合支所副総合支所長兼     田尻総合支所副総合支所長兼   地域振興課長    荻野信男君    地域振興課長    柳原正則君   総務部財政課副参事(契約管財担当)  建設部建設課技術副参事             今野靖夫君    (公園・維持担当) 村田正志君   建設部建築住宅課技術副参事兼     建設部下水道課技術副参事兼   庁舎建設室長    渡邊義昭君    河川・冠水対策室長 齋藤 弘君  教育委員会   教育長       熊野充利君    教育部長      佐藤俊夫君   教育部教育総務課長兼         教育部学校教育課長 遠藤富士隆君   学校教育環境整備推進室長             宮川 亨君   教育部生涯学習課長 伊藤圭一君    教育部古川支局長兼中央公民館長兼                      公民館地域運営推進室長兼                      大崎市民会館長   中村弥生君   教育部三本木支所長兼         教育部松山支所長兼松山公民館長   三本木公民館長   門脇陽一君              千葉悦郎君7 議会事務局出席職員   事務局長      佐藤 基君    次長        高橋和広君   係長        中嶋慎太郎君   主幹        加藤浩司君   再任主査      藤本重吉君               午前10時00分 開議 ○議長(佐藤和好君) 出席議員定足数に達しておりますので、議会が成立いたしました。 これから会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付いたしております議事日程第2号をもって進めてまいります。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員指名 ○議長(佐藤和好君) 日程第1、本日の会議録署名議員を指名いたします。18番遊佐辰雄議員、19番只野直悦議員のお二人にお願いをいたします。--------------------------------------- △諸報告 ○議長(佐藤和好君) 御報告いたします。 28番佐藤勝議員から遅刻する旨の届け出がございました。 御報告いたします。 地方自治法第121条の規定により、お手元に配付のとおり、本日の議場出席者の通知がありました。 並木病院事業管理者から、本日、公務のため欠席する旨の届け出がありました。---------------------------------------               議場出席者名簿                               平成30年12月11日   市長        伊藤康志君    副市長       高橋英文君   副市長       三保木悦幸君   病院事業副管理者  横山忠一君   総務部長兼政策推進監         総務部理事(財政担当)兼             佐々木雅一君   財政課長事務取扱  赤間幸人君   市民協働推進部長  門脇喜典君    民生部長兼社会福祉事務所長                                安住 伸君   産業経済部長    後藤 壽君    産業経済部世界農業遺産推進監                                武元将忠君   建設部長      加藤栄典君    水道部長      中川 博君   病院経営管理部長  佐藤貞二君    松山総合支所長   佐藤賢一君   三本木総合支所長  宍戸宏武君    鹿島台総合支所長  岡崎美津男君   岩出山総合支所長  岡本洋子君    鳴子総合支所長   八木文孝君   田尻総合支所長   日野洋祐君    総務部総務課長(併)                      選挙管理委員会事務局長                                岩崎政浩君   市民協働推進部政策課長兼       市民協働推進部まちづくり推進課長   元気戦略推進室長  渋谷 勝君              大塲一浩君   市民協働推進部環境保全課長兼     民生部社会福祉課長 高橋幸利君   放射能対策推進室長兼   空き家対策推進室長 尾形良太君   民生部子育て支援課長         民生部高齢介護課長 安藤 豊君             宮野 学君   産業経済部世界農業遺産推進課長    産業経済部農林振興課長             熊谷裕樹君              安部祐輝君   建設部都市計画課長兼         建設部建設課長兼用地対策室長   まちなか整備推進室長                   茂泉善明君             小松一雄君   三本木総合支所副総合支所長兼     田尻総合支所副総合支所長兼   地域振興課長    荻野信男君    地域振興課長    柳原正則君   総務部財政課副参事          建設部建設課技術副参事   (契約管財担当)  今野靖夫君    (公園・維持担当) 村田正志君   建設部建築住宅課技術副参事兼     建設部下水道課技術副参事兼   庁舎建設室長    渡邊義昭君    河川・冠水対策室長 齋藤 弘君  教育委員会   教育長       熊野充利君    教育部長      佐藤俊夫君   教育部教育総務課長兼         教育部学校教育課長 遠藤富士隆君   学校教育環境整備推進室長             宮川 亨君   教育部生涯学習課長 伊藤圭一君    教育部古川支局長兼中央公民館長兼                      公民館地域運営推進室長兼                      大崎市民会館長   中村弥生君   教育部三本木支所長兼         教育部松山支所長兼松山公民館長   三本木公民館長   門脇陽一君              千葉悦郎君--------------------------------------- △日程第2 議案第126号~同第166号 ○議長(佐藤和好君) 日程第2、議案第126号から同第166号までの41カ件を一括して議題といたします。 これから質疑に入るのでありますが、毎回申し上げますが、質疑は一般質問ではありませんので、議題からかけ離れた関連質疑や自己の意見及び要望を述べることは極力避けるようにお願いをいたします。 また、執行部の皆様におかれましては、質疑に対する答弁の際は必ず職氏名を申し出ていただき、質疑者名や質疑内容の復唱はしないで、直ちに答弁に入られますようお願いをいたします。 それでは、質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、順次発言を許します。 20番相澤孝弘議員。 ◆20番(相澤孝弘君) おはようございます。 ことしの夏は暑いと思ったら、冬は暖かいのではなくて急に寒さが厳しくなって、何か非常に寒さが、こんなに寒かったのかなと思うくらい厳しく感じるような季節になりました。ことしももうあとわずかでありますけれども、振り返ってみていろいろな出来事がありましたけれども、今、私たちが、大崎市が抱えているいろいろな諸問題の中から、今回提案されました議案の中から大きく2点ほど通告をさせていただきました。その中から通告を順次させていただきたいと思います。 まず、126号と137号を通告しておりますが、まず137号のほうからお尋ねをしていきたいと思います。 指定管理者の指定についてでありますけれども、大崎市の中心市街地の振興施設、道の駅というふうな表現をされてきております。これは大崎市内の中心地域のにぎわいを醸し出すのかどうか非常に注目をされる、非常に中心市街地が落ち込んできた中でありますので、これからどうなるのか、それが突破口となって、昔のようなにぎわいのある中心市街地の一助になればいいなというふうな期待も込め、そして、世界農業遺産の認定になったことが直接どのようにかかわってくるのか、ちょっと私自身は余り理解しておりません。ただ、こういったことを拠点として世界農業遺産のいろいろな取り組みを後押しする施設になるのかどうか、全くわからない部分もありますので、そういった思いも込めて、幾つか質問をさせていただきます。 まず改めて、この設置の目的について、簡単に説明をお願いしたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) それでは、この(仮称)道の駅おおさきにつきましての設置目的でございますけれども、この整備に関しましては、まずはまちの元気を創造する交流拠点、それからシティープロモーションによる交流の推進、そして私たちの安全・安心を支える防災拠点の3つの整備コンセプトに基づきまして整備を推進しているところでございます。 これを受けまして、この道の駅の果たす役割、機能を高める上での管理運営でございますけれども、これにつきましては中心市街地のにぎわいの拠点施設として捉えてございまして、地域の農産品等の販売場所としての生産拡大、観光情報の提供による観光拡大、農産品等の生産者間の交流や地域の交流の場といたしまして、地域コミュニティーの拡大などそれぞれの機能が十分に生かされるように管理運営に努めて、道の駅の機能を高めてまいりたいと考えているところでございます。 こういった地域の特産品、観光資源等を生かしまして、周辺の施設や店舗とも連携しながら地域振興に努めていきたいと考えているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 相澤議員。 ◆20番(相澤孝弘君) 非常にいろいろな役割を担うというか、相当期待をされているということはわかりますが、オープンしてみないと現実には、果たしてその機能がどのように生かされるかというようなことがなかなか見えてこない状態でありますし、もちろん今ここでそれを細かく申し上げるつもりは余りないのですけれども、非常に期待をさせていただきたいと思うのです。 そうしますと、次に、この指定管理の費用あるいは応募団体数についてですが、何か応募は2社だということでありました。しかし、池月あるいは三本木と違う点は、市が出資している三セクではなく民間事業者ということでありますから、しかも賃貸契約ではなく指定管理ということで、5年契約、そして1年に890万を上限に5年間で大体4,500万近いのですか、を支払うということでは相違ないのかどうか、お伺いをしたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) 今回の道の駅でございますけれども、今、指定管理者候補者といたしまして民間企業が候補として上程させていただいておりますけれども、これにつきましては、やはり民間ノウハウを活用しながら、ただいま御質問のございました指定管理料につきましても節減を図っていく、削減を図っていくという視点を捉えながら進めていきたいというふうには考えております。 ただ、当初段階におきまして、この指定管理料全体に係る所要額、そして見込まれる収入と、その分の差し引きということをベースにして捉えてございますけれども、こちらにつきましては、今回年間890万ということで、5年で4,450万ということで設定させていただいておりますけれども、この債務負担につきましては、毎年度の予算計上に際しましては精査をしながら検討していきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 相澤議員。 ◆20番(相澤孝弘君) ありがとうございます。 施設や什器、備品は事業者が自前で用意せずに全て大崎市に用意していただく、そんな中で新店舗をオープンできるということは、事業者にとっては、採算等のリスクを考えたときにこんなにおいしい状況はないと受けとめることができるのです。家賃を払う必要がない、民間事業では到底考えられないです、事業を行うというときに土地は買う必要ない、あるいは借りる必要がない、店舗もつくる必要がない、要は品物だけ入れればいいというふうな、非常に民間事業では到底考えられないというふうなことであります。 募集要項等で指定管理費用を支払うということを前提に、通常の物産販売のほかにどのような条件を付加したのか。先ほどいろいろな期待をみんな担うのだというふうなことでありました、この890万の費用、これ全部、明細といいますか、積算した上での890万ということでありましょうが、もう少し掘り下げて説明するとどういったものがこの890万に含まれているのか。要は、人件費相当分ではないのかというふうなことを言われてもわからないです、いわゆる事業者が、参入する事業者が、人件費の部分なのか、あるいは電気料、水道代がどうなのか、その辺が全くわからない。 なぜそういった質問をするかというと、やっぱりあの施設の近くには民間の小売店を運営されている方々もいらっしゃるわけです。そういう方々から、そこまで条件いいのだったらおらいも入るところ与えてくれないかなんていうようなお声がこれから出てきても困るわけですから、その辺、誤解のないように、この積み上げた内容、全てと言いません、こういったものがいわゆる大きな要素になったというふうなことがあるのであれば、ぜひお尋ねをしたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) 今回、この指定管理料の積算に当たりましては、まずはこの施設の管理経費のうち、道の駅の機能のうち道路情報の情報発信施設、観光情報でありますとか、こういった情報発信施設、それから休憩施設でありますトイレ、それから駐車場といった公益性の高い非営利部門における管理運営費を上限といたしまして、まずは捉えてございます。その上で、事業収入の合計見込み額と、それから人件費、それから管理運営費の支出合計見込み額の差引額をベースにして算出したものでございます。 この事業収入のほうにつきましては、この指定管理者が直営を前提にして収入を得るということを前提にしてございますけれども、この物産販売施設あるいはコミュニティーカフェ等におきまして、この年間の交通量と立ち寄り率といったものから来客数を見込んで積算したものでございます。 それから、支出につきましては、清掃管理ですとか、あるいはその設備の保守管理、そして水道光熱費と、こういった管理運営経費につきましての見積もりですとか、あるいは通信費、広告宣伝費、イベント費と、こういったものにつきましては先進事例を参考にしながら、これらの先進事例の実績も参考にしながら算出したものでございます。 なお、人件費につきましては、本市における指定管理者制度の運用指針に基づきまして、本市の一般職員の給与、それから臨時職員の賃金をベースにした標準人件費を単価で積算しているところでございます。 支出の合計といたしまして4,501万と、それから収入合計の見込みといたしまして3,608万5,000円と、その差し引きということで890万ということで、年間の経費ということで捉えたものでございます。 ○議長(佐藤和好君) 相澤議員。
    ◆20番(相澤孝弘君) 実際オープンして1年たってみないとわかりませんから、ここでいろいろな仮の話はできませんが、そうしますと、さっきありました道路情報とか観光情報、これはいわゆる本来市が設置目的に合わせてやるべきところをこの業者の方々にある程度対応していただくというふうなことだと思うのですが、トイレとか駐車場は、これ自営業者であれば当然のことなのだ、別にその、自分が直営でやるにしても、トイレの管理だとか駐車場の管理は委託業務の中に入れなくてもやるのが当たり前のことなのです。だから、そういったものの積算がちょっとどうかなというふうな、思ったのです。あとは1年ぐらいたったらしっかり見させていただきますが。 そうしますと、これは道路情報とかいろいろなことの市民サービス向けに考えるということであれば、営業時間はこれは24時間ということになると思うのですが、それは例えば全ての店舗の中の、物販の販売も含めて24時間というようなことでイメージしてよろしいのですか、その辺いかがですか。 ○議長(佐藤和好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) 24時間の終日営業という部分につきましては、トイレ、それから情報発信施設、そして駐車場という形になりまして、物産販売施設ですとか、あるいは飲食提供、この部分につきましては、今のところ条例では19時までというふうになってございましたが、これについてはなお、指定管理者が正式に決まれば、具体的にそういった営業の時間といったものも調整を図っていきたいと考えているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 相澤議員。 ◆20番(相澤孝弘君) ぜひ、怖いのはそういうふうなことで9時まで物販は営業しているけれども、あとは駐車場であったり道路情報であったり、観光案内も夜中にはしないでしょうから、こういうときにどうしたらいいかというマニュアル化したものはないかもしれませんが、たまり場的な形にはならないようにしっかりと協議をして対応を考えるべきです。 いわゆる、夜中に職員が常駐するかどうかわかりませんけれども、常駐していたとしても、複数ではなくて例えば1人2人で、たまり場的な形にもしなって、何かトラブルがあったときに対応できないわけですから、そういった場合の安全というか、安心ができるような施設というふうなことは、ぜひしっかりとこれから打ち合わせをしていただきたいと思います。 次に、この選考基準の中で、市内の農産加工品についての扱いについてどのような条件を課したのか、募集要項で課しておったのか、お尋ねしたいわけであります。 そして、新たなこの施設に、今までは道の駅に、池月とか三本木に出品したことはないと、出店したことはないけれども、あるいは直売所にも出したことないけれどもぜひという農家が、出店意欲のある生産者が、もしその思いがあったときに、その扱いはどのように整理して対応していくというふうなことなのか、その辺も選考のときにはどの程度議論したのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) 物産販売施設におけます農産物等の販売提供ということになりますけれども、こちらにつきましては、この募集する際に指定管理者に要求する管理運営の業務内容及び基準といったものを示してございまして、この中で農業遺産というこの枠組み、こういったものも意識しながら、大崎地域内で生産される新鮮な農産物等の提供と、それから出荷組合を組織するということで、出荷組合を組織いたしまして、地域団体等との連携を図りながら農産物等の栽培や出品計画といったものの調整を図っていくといったことで、こういったものを前提条件といたしまして、選定基準のほうにも掲げているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 相澤議員。 ◆20番(相澤孝弘君) ありがとうございます。 ぜひいろいろな、加工品の中には、新鮮な野菜類はともかく、農産加工、そういったものを加工して新たな販売を目指したい方々がなかなか入り込めないような雰囲気だけはつくらないで、事業者とやっぱりしっかり協議して、そういうふうな方々の後押しをするような施設にもぜひなっていただきたいというふうに思っております。 そして、一番問題なのは、私がちょっと危惧しているのは、いわゆる出店あるいは出品された、出荷されたその店頭の販売価格の設定とか管理、そしてこの売り上げから指定管理者が得る利益というか手数料、何か20%ぐらいというふうに聞いているのですが、そうすると生産者の、物によっては手間暇かけたかいがないのではないかというふうなことにもなりかねないのです。かといって、周辺部の小売店あるいはスーパーと比較して価格が同じであれば、消費者から魅力は感じられないです。わざわざあそこに新鮮な野菜がある、あるいは加工品があるから行くべというふうな気持ちにするための魅力、そういったものもやっぱり感じられなければ集客に影響が出てくる。それがなければ結果的には不採算になる可能性もあるわけです。 例えば、店頭価格を下げてという求めをしても、手数料が20%だったら生産者の生産原価に大きな影響が生じてくる、量販店とか繁盛店であればその分、数でカバーするということもあるのですが、オープン前ですからそういったノウハウを持った事業者を選定したと、選考したということでしょうが、その辺についての考えというふうなものはどのように市のほうでは持っていらっしゃるのか、お尋ねをしたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) 農産物の販売施設におけます出荷手数料に関しましては、これは今後、指定管理者が正式に決まれば、指定管理者と、それから生産者との話し合いの中で今後協議していくものということで、今後それにつきましては詰めていきたいと。 ただ、20%というお話がございましたが、これ20%と何も決まったものは現時点では持ち合わせてございませんので、当然ながらこれまでの他の直売所との状況、実績、こういったものも参考にしながら、あとは指定管理あるいは出荷組合の中での調整という形で検討していきたいというふうに考えております。 それから、他の施設との差別化といいますか、価格帯が一緒であったとき、なかなかほかの店舗との差別化が図られないのではないかというふうなお話でございますけれども、こちらにつきましては、農業遺産のプロモーションというふうなお話もさせていただきましたが、やはり鮮度がよいと、味もよいと、そして安全・安心だと、こういったものにつきましては非常に付加価値が高まって、他の店舗とも差別化が図られるのではないかなというような思いもございまして、こういった部分をコンセプトにいたしまして、提供する野菜の品の内容といったものもそろえていければなというふうに考えております。 ○議長(佐藤和好君) 相澤議員。 ◆20番(相澤孝弘君) ありがとうございます。 ぜひ、一番最初が肝心なのです。ですから、繁盛店というのは一番最初のスタートのときに消費者の支持を得るという形が大事ですから、民間事業者が幾らノウハウを持っているといえども、やっぱり民間事業者が自分のところの会社の方針で今までやってきたのとちょっと違うわけです、条件をつけているわけですから。ぜひその辺、打ち合わせしながらやっていただきたい。 もう一つ、例えば日曜朝市であったり八百屋市であったり常設で場所をやっている団体の方々が、この際、その場所で常設というか、定期的にやらせてほしいというときに、その辺の対応はこの事業者ときちっと打ち合わせ済みなのですよね、恐らく。でなければ、いや、うちも同じものを扱っているからこれは困るとかそういうことであれば、市がお金を渡してやる施設でありますから、その辺どうなるのかなと思うのですが、その辺いかがですか。 ○議長(佐藤和好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) 八百屋市ですとか、それから日曜朝市、こういった方々とはこれまで2回ほどヒアリングを行いまして、その意向といたしましては、道の駅ができればそちらのほうに場所を移して活動をしたいというふうな意向を伺っております。ですので、今回の選定に当たりましては、この八百屋市、日曜朝市が道の駅を会場に屋外広場を活用してにぎわいを創出するということで、こちらのほうに移転をされるというふうなことにつきましては伝えているという状況にございます。 ○議長(佐藤和好君) 相澤議員。 ◆20番(相澤孝弘君) オープン前ですから、業者が決まったということと、今回の議決によって来年のオープンに向けて準備が進んでいくのでしょう。ぜひ期待をして、また、事業者にお任せだけではなくて、いろいろなコンセプトを持った形での指定管理でしょうから、その辺しっかりと一つ一つ検証して進めていただきたいと思います。 次に移ります。 次に、議案第126号平成30年度大崎市一般会計補正予算(第5号)から、10款教育費の関係で、空調設備整備事業がそれぞれ計上されております。 共通しておりますのであわせてお伺いいたしますが、ことしの猛暑を受けて、宮城県内の自治体が相次いで小中学校へのエアコン設置に向けて予算化をしております。大崎市でも同様に取り組んでいくとの方針に、子育て世代の保護者を初め児童生徒の笑顔や安堵の声が聞こえてくるようであります。 しかし、設備業界では降って湧いたこの特需とも言えるべきこのような形を歓迎する一方、業界の能力をもう明らかに超えると、先行きに不安視する声もあります。来年の夏までの設置は無理だろうという懸念が広まっているようでありますけれども、大崎市ではどのように対応していくのか、お伺いをしたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 宮川教育総務課長。 ◎教育委員会教育部教育総務課長学校教育環境整備推進室長(宮川亨君) お答えをいたします。 大崎市におきましては、学校施設におけるエアコンの整備でございますが、こちらにつきましては、当初はリース方式、それからPFI方式での整備ということも検討したところではございますが、今回のエアコン整備につきましては、エアコンを買い取り方式ということで整備をしたいというふうに考えているところでございます。 新聞報道では、宮城県内でも教室数が1万を超え、エアコン業界の能力を明らかに超えているというふうな記事もございましたけれども、大崎市におきましては、地元業者の皆様の御協力をいただきながら早期の完成を願っているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 相澤議員。 ◆20番(相澤孝弘君) ぜひ、来年の夏まで設置がされるということを、設置していただきたいということの前提でいろいろ質疑させていただきますが、この整備手法についてお伺いします。 取りつける箇所の調査等については専決処分をして、専門業者に対して現在調査中であると理解をしておりますけれども、その調査結果はいつごろまで示されるのか、その結果をどのように設備機械等の手配、確保して施工していくのか。何か伊藤市長の記者会見では、全て終わるのは、夏では終わらないのではないかと、何か来年にまたがるのでないかというような、そういう趣旨の見解を定例記者会見でも明らかにされたようですけれども、来年の夏までに全てを完了させるための工夫というふうなことはどのように検討されているのか、改めてその辺、考え方をお尋ねしたいと思いますが。 ○議長(佐藤和好君) 宮川教育総務課長。 ◎教育委員会教育部教育総務課長学校教育環境整備推進室長(宮川亨君) まず現在、教育総務課のほうで想定をしております工期でございますけれども、幼稚園につきましては、これは今年度中に完成をしたいというふうに考えているところでございます。 それから、小学校でございますが、小学校の一部、7学校ですけれども、こちらにつきましては来年7月までの完成を目指して今現在進めているところでございます。 それから、その他の小学校と中学校につきましては、こちらは大変申しわけございませんけれども、7月までの完成は難しいものというふうに担当課のほうでは考えてございます。こちらについては、再来年3月までの完成を目指して事業のほうを進めていきたいというふうに考えているところでございます。 それから、対象とする教室でございますけれども、教室の抽出はもう教育総務課のほうで、普通教室の全て、それから特別教室の一部、それからあと、その他の教室といたしまして校長室、それから職員室、事務室等ということで考えているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 相澤議員。 ◆20番(相澤孝弘君) 最初から無理だというふうに決めつけて事業計画を進めていかず、どうでもやるという気持ちで取り組んでいただきたいなというふうに期待はしていたのですけれども、これまた後でその議論させていただきます。 次に、冷暖房設備ということになるのでしょうが、その機能や選定についてどのようにするのかお尋ねをしたいのですけれども、家庭用の広く普及しているエアコンと違って、業務用だと思うのです。このエアコンの機種は天井からの吹き出し口、ここも見えませんが吹き出しになっています、あるいは脇からも出ていると思います、そういう吹き出しタイプや壁かけタイプといった方式があって、建築の築年数や構造などで選択する必要があると思うのです。大崎市ではどのようなタイプが多くなると想定をしているのか。 また、室内機、いわゆる1基に対して外も室外機も1基という考えなのか、私は室外機、外につける装置が1つでも1基に対して室内機が、中につける装置が3基までの装置のほうが整備費用が抑えられるというふうに認識をしております。学校によってはキュービクルなどの工事も必要になることも予測されます。それについても専門業者の調査結果を見なければ回答できない状況でしょうが、その辺についての考え方。 また、エアコンでありますけれども、その機能が冷房だけなのか、冷暖房兼用となるのか、その考え。この冷暖房設備そのものの機械の中にはガスによる機械もあると聞きますけれども、いわゆる電気あるいはいろいろな触媒というのですか、そういったものではなくて天然ガスによる機械もあると聞いているのですが、費用対効果も含めてそういったことも検討されたのかどうか、しているのかどうか、伺いたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 宮川教育総務課長。 ◎教育委員会教育部教育総務課長学校教育環境整備推進室長(宮川亨君) それでは、お答えをいたします。 冷暖房設備の機器でございますけれども、まず方式、電気方式、それからガス方式ということで検討させていただいてございます。大崎市におきましては、都市ガスの供給エリアにつきましてはガス式のほうを採用したいというふうに考えてございます。それ以外の地域につきましては電気式を全て採用したいというふうに考えてございます。 熱源が電気方式のエアコンにつきましては、室外機1台に対しまして室内機1台を運転する店舗用パッケージエアコンの個別式空調機を選定したいというふうに考えてございます。また、集中管理システムといたしまして、デマンドコントロールを行いまして電気のほうを制御できる機種のほうを選定したいというふうに考えてございます。これをもちまして電気代の節約が図れるものというふうに考えてございます。 それから、ガス式のエアコンにつきましては、ガス配管工事等の関係から、室外機1台に対して室内機を複数台運転するマルチ方式のほうを採用したいというふうに考えているところでございます。それから、エアコンは壁に据えつけ、天井に埋め込み型と、それから据え置き型、それから天つり型というふうにございますけれども、大崎市といたしましては基本的には天つり式を基本と考えているところでございます。 それから、暖房機能でございますけれども、こちらは電気式、ガス式のエアコンとも冷暖房を使用できる機種のほうを選定したいというふうに考えているところでございますが、能力につきましては夏の冷房能力を基準に選定をしたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 相澤議員。 ◆20番(相澤孝弘君) ありがとうございます。 次に、この機械の保証といいますか、あるいはメンテナンスというふうなことについてお伺いいたします。 設置したクーラーは定期的な点検も必要なことでありますから、その点検費用も見込んでおかなければなりません。保証期間を付しておくことによって費用の低減化は図られると考えますが、入札の際に条件化するなどについて考えているのかどうか。 また、メーカーの製造した責任として、製造して出荷してから10年とか15年間とかの長期間、消耗等により設備が故障したりした際には、交換に必要な部品の供給が義務化されていると認識しておりますが、その保証期間や部品の管理などをどのように入札の条件に求めていくのか、その考えについてお伺いしたいのです。 クーラーは基盤というのがあるのですが、その基盤が命なのです。基盤が壊れるとその交換だけでも相当な金額がかかるわけです。ですから、最初のうちはメーカーに基盤があるからその基板交換するだけで済むのですが、これが期間を過ぎますとつくらなくちゃいけない、つくるには相当高額ですからそっくり装置をかえなくちゃいけないというような事態に将来なってしまうことがあるのです。 例えば、10年、15年というふうなことの中でも、その老朽化が、基盤の命は老朽化ですから、老朽化が進むこともあります。一番怖いのが落雷で基盤やられると、1年でも2年でも基盤やられたら終わりなのです、基盤を取りかえなくてはいけない。そういった場合の費用負担というふうなこともあります。あるいは、定期的な点検も必要です、ごみが詰まったりしていることもあるわけですから。そういったこともこの入札の条件にきちっと細かく付して対応していくのかどうか、これからある程度考えていくのかどうか、その辺どんな考えでしょうか、いかがですか。 ○議長(佐藤和好君) 宮川教育総務課長。 ◎教育委員会教育部教育総務課長学校教育環境整備推進室長(宮川亨君) 保証とメンテナンスについてでございますけれども、初めに、保証につきましてはメーカー保証の1年間を想定しているところでございます。それから、その後のメンテナンスにつきましては、市独自で契約のほうを毎年契約していきたいというふうに考えているところでございます。したがいまして、入札にメンテナンスをあわせてというふうな考えは持っていないところでございます。 それから、メンテナンスの方法でございますけれども、年に1回のフィルターの清掃と、それから年4回の目視による点検を行ってまいります。それから、電気式については有資格者の点検のほうは必要はございませんが、ガス式につきましては有資格者による年1回の定期点検のほうが義務づけられているということで、こちらについてはその費用を見込みたいというふうに考えているところでございます。 それから、故障した際の部品の保証でございますけれども、こちらにつきましては業務用のエアコンの耐用年数は一応15年程度というふうにされてございます。特にエアコンの心臓部でございます圧縮機につきましては、10年を超えるとだんだん故障率が上がってくるというふうに伺っているところでございます。また、メーカーの補修用部品の保有期間でございますけれども、こちらにつきましては製造打ち切り後9年から10年というふうにされてございまして、年数がたちますと部品が入手困難となり、修理に時間を要したり修理ができない場合や、長期使用による汚れの付着などによる能力低下で冷房、それから暖房のききが悪くなって、快適性や経済性が損なわれていくというふうなところでございます。 エアコンの更新時の15年後には、今よりも恐らく消費電力の抑えられた最新の省エネ機器が登場しているというふうに考えてございます。それから、イニシャルコストも今よりもずっと抑えられている可能性もございます。したがいまして、メーカーに長期の部品のストックを指示したり、それからあと市において一定程度の部品をストックするという考えのほうは、現在のところは持っていないというところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 相澤議員。 ◆20番(相澤孝弘君) 御答弁いただきました。ガスと電気と両方、場所によって導入をしていくということであります。 そうすると、この機器のメーカーについて次にちょっとお尋ねしたいのですが、国内の製造メーカー、こういった機械をつくっている製造メーカーが何社あるのか私は把握しておりませんけれども、いろいろなメーカーがつくっているのです。テレビのコマーシャルとか何かで見るのはほんの数社で、それぞれインターネットで検索しようと思ったら相当な数でした。 そして、これまで一般的に物品調達ということの際には市内業者を基本としておりますけれども、本件をどのように進めていくのか大変注目したいと思っているのです。いわゆる規格や仕様を示して、類似品の申し出を受けて、現在の入札方法に異論を申し上げるつもりはありません、今のやり方は。ただ、国内で製造される設備装置で納入実績あるいは技術力等を考慮して数社を指名するということも検討する一つにあってもいいと思うのですが、そういう選択はないのかどうか。 あわせて、大崎市において入札参加資格登録業者にこういった製造メーカーは登録されているのでしょうか。要は、そのメーカーが登録されていればメーカーが直接入札に参加したほうが、いわゆる複数の業者にわたるよりも非常に安く入札に応札されるのではないかと思うのですけれども。もし、資格登録がいつでも受け付けるということであれば、今回の事業に、では参加したいと、製造メーカーが登録すると入札参加資格業者になり得ると思うのですが、そういう理解していてよろしいのでしょうか。 要は、逆に言うと大手のメーカーに促すというのも一つは、いいものを安く取得する方法だと思うのですが、そういった考えはどうですか、いかがですか。 ○議長(佐藤和好君) 宮川教育総務課長。 ◎教育委員会教育部教育総務課長学校教育環境整備推進室長(宮川亨君) 今回のエアコンの整備の手法でございますけれども、こちらについてはエアコン機器を買い取るのではなくて、設置工事の中にエアコン機器を含めた形で入札に付したいというふうに考えているところでございます。 それから、エアコンのメーカーの選定でございますが、こちらについては現在、設計業務のほう、一部行っているところがございますが、その仕様の中では特にメーカーのほうは指定していないところでございます。機種、それから性能を有するものであればメーカーは問わないというところではございますが、先ほど電気式のほうの中でデマンドコントロールという性能を有するものというふうに指定をしたいというふうに考えてございますので、そういたしますとやはり国内の大手の電機メーカーにならざるを得ないのではないかというふうに考えているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 相澤議員。 ◆20番(相澤孝弘君) ぜひ、ありとあらゆる形で、結局、国内で何万台と発注されれば、つくるほうは極端な話、1日のつくる、製造メーカーが全部フル稼働して間に合うかどうかわからないわけです。ですから、逆に言うとそういった点を考慮すると早目に納入していただく、あるいは安く出していただくにはいろいろな工夫を重ねていかなくてはいけないと思うのです。ぜひ、これからというふうなことなのでしょうから、ぜひ考えていただきたいと思います。 次に、施工業者の確保あるいは施工についてお尋ねします。 この設備の施工業者となると、電気工事あるいは管工事等専門業者がかかわることになると考えますが、入札において1者が受注して、それで施工することになれば当然、完了時期はことしの夏では終わらないですよね。当然、同業者なり外注なりで対応するかといったら、相当それもどうなるかとした場合、その辺でいろいろ考えなくてはいけない。それがなければ、ひょっとすると大崎市を含めた各自治体の発注時期が重なったりすれば、入札参加者や落札者がゼロになるという可能性もあります。そうなったら大変なことになりますので、そのような事態にならないために何かやっぱり検討することは必要だと思うのです。 この施工時期もそうであります。設置の目的は児童生徒の命を守るために行うのでしょう、それは間違いないですよね、基本的には。そのほかに理由いっぱいあるでしょう、そうすると来年7月までというの、7月末になったら夏休みでしょう。あと再来年、一番欲しいときになくて、何かちょっとその辺。 ということであれば、全ての工事を早期に完了させると、猛暑に備えると、どのようなことをしても来年の猛暑までに行うという覚悟というのがやっぱり必要だと思うのです。その辺、やっぱりできないですか。手だてがないというふうに理解していいのですか。 ○議長(佐藤和好君) 宮川教育総務課長。 ◎教育委員会教育部教育総務課長学校教育環境整備推進室長(宮川亨君) 市におきましては、エアコンの整備工事は管工事のほうに分類となるようでございます。今回は学校数も非常に多く、工事の発注本数も多くなります。市内業者においては技術者の配置が困難となる場合も想定されますので、31年度のできるだけ早い時期に工事が完了するよう、今後、市の関係部署とも発注方法については協議をしてまいりたいというふうに考えてございますので、御理解をお願いいたします。 ○議長(佐藤和好君) 相澤議員。 ◆20番(相澤孝弘君) 時間がありませんので、次に進みます。 これ、予算の関係でお尋ねいたします。 11月7日に全国の公立小中学校の熱中症対策として、空調設置支援費として817億円を盛り込んだ2018年度補正予算が国会で成立したのを受けて、各自治体の配分額などが決まるという見通しだということであります。大崎市ではどれぐらいなのか、もうその辺出てあるのかどうか。その差額分はいわゆる自主財源ということになるのか、何か別な指定寄附とかいろいろなのがあるのか、その辺についてお伺いをいたします。 ○議長(佐藤和好君) 宮川教育総務課長。 ◎教育委員会教育部教育総務課長学校教育環境整備推進室長(宮川亨君) 今回の学校施設へのエアコン設備の導入に当たりまして、国に対し冷房設備対応臨時特例交付金の補助申請を行ってまいりましたが、12月4日に交付金の内定が通知されたところでございます。大崎市におきましては2億8,131万9,000円が通知されたところでございます。 内定の内訳でございますが、当初申請をしておりました普通教室、特別教室、その他の教室のうち、普通教室と特別教室のみが採択されまして、職員室や事務室などその他の教室については採択がなされなかったところでございます。 このことから、今回の国の交付金については普通教室と特別教室の面積の基礎配分額の3分の1ということになります。また、市負担の残りの配分の基礎額3分の2の事業費につきましては、学校教育施設等事業債を発行することができまして、そのうちの元利償還金の60%が交付税として算入されるということになります。 ○議長(佐藤和好君) 相澤議員。 ◆20番(相澤孝弘君) 予算の関係はわかりました。相当、2億何ぼでは、安倍総理が熱中症対策と言う割には大したことないのだよね、総額は817億といっても日本全国で、おらほという表現はちょっと適切ではないですけれども、相当やっぱりそれだけ、本来は毎年、少しずついろいろなところをやっていればそういうことはなかったのでしょうが。非常に、これからも増額をいろいろな機会に求めていく必要があるのだなと思いました。 最後に、伊藤市長にお伺いします。 今のやりとりで市長がどう感じたかわかりませんが、発注をして、やっぱり来年の夏あるいは再来年までかかるというようなことを何とか回避するための、今回の発注方法、入札方法とも言えるのでしょうが、特別、特例で考えることできないかどうか。 さっきも言いましたが、設備機械と施工を別にして、とにかく入札、あるいは施工は随契とかという方法を検討している方法あると思うのです。例えば、管工事とさっき分類別で入札あると言いましたが、やれる方々は電気工事の関係の方々もできる、管工事の方も、そのほかにいろいろな団体の方ができるかもしれません。そういう方々にいろいろな御協力いただいて、全てを来年の夏までに完成させるという強い意思あるいは覚悟を大崎市はやっぱり示していただきたいと思うのですが、そういった業界の方々に協力をいただくということは無理でしょうか。 私は市長が声をかければ可能だと思うのですが、物だけ確保して、機械だけ確保できれば。その辺、工夫が必要だと思うのですが、市長、その辺は何とかなりませんか、考えられませんか、いかがでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 伊藤市長。 ◎市長(伊藤康志君) できるだけ早く子供たちの安全・安心の体制をとりたいということは議員と同じでございます。よって、その手法の一つとして専決で設計を先行させていただき、他の自治体が動き出す前にできるだけ早くということで動き出しをいたしております。 ただ、議員からも御懸念の御紹介がありましたように、全国一斉でございますので、量にしても業者にしても限りあるという形のあることであります。その状況の中で、議員からもお尋ねがありましたようにできるだけ早い時期にということで、でき得るいろいろな方法を研究、指示をしているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 時間考慮ください。 ◆20番(相澤孝弘君) 市内に電気工事組合あるいは管工事組合、そういった方々もいらっしゃるわけですから、団体として申し入れていい方向をぜひ打ち合わせして、来年の夏まで完了させていただきたいということを申し上げ、私の質疑を終わります。 以上。 ○議長(佐藤和好君) 次に進みます。 27番小沢和悦議員。 ◆27番(小沢和悦君) 27番小沢和悦でございます。 通告に基づきまして質疑をさせていただきます。 初めに、議案第126号平成30年度大崎市一般会計補正予算(第5号)について質疑をさせていただきます。 歳出の3款民生費の2項7目児童厚生施設費、放課後児童健全育成事業8万4,000円が計上されております。 まず初めに、プロポーザル方式での業者選定方法、これは主に建築コンサルタント業務やシステムに係る業務に活用されていると思うのでありますが、今回の放課後児童健全育成事業にその方式を利用するのはどういう理由なのかを、まずお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) 今回プロポーザル方式を採用いたしましたのは、いわゆる価格競争での入札という内容ですと、今回の事業の業務委託内容が放課後児童健全育成事業ということで、子供たちの放課後の児童の育成をしていただくという事業内容でありますので、単純に価格競争ですと、どのような方針で運営あるいは子供たちの育成がなされるかという部分の判断をしかねる部分がございますので、いわゆる企画提案方式、プロポーザル方式により適切な事業者を選定したいと考えているものであります。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) そうしますと、どれだけの金額で受託するかという金銭面は、プロポーザル参加される方からは示していただかないのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) いわゆる見積もり金額につきましては、今回の議案でも債務負担行為のほうを設定させていただいておりますが、見積もりも徴した上で、その部分も審査の一項目の対象としてプロポーザル審査会を行う予定で考えております。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) そうしますと、審査をする際に金額面は何点というふうな見方をしていますか。 ○議長(佐藤和好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) 現在、担当課部分でございますが、100万点中の10%、10点での審査点数で考えております。 なお、このプロポーザル方式での契約事務につきましては、今後、市の契約等審査会の中で審議をいただいて最終決定という流れにございますので、現状として、担当課として考えているのは100点満点中の10点という中身で想定をしております。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) 市役所の本庁建設事業などでもプロポーザルが活用されておるのでありますが、先日、市長名で出されました11月9日付の文書がありましたが、それを見ますと、審査結果1位は786.2点、2位は782.2点、その差はわずか4点でありました。審査がどう行われたかの情報公開がしっかり行われることがプロポーザル方式の前提だと思うのでありますが、そこはそういう認識でよろしいのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) 募集要項から始まり、それぞれの提案内容あるいは審査の経過、点数の明示等々、当然のことながら透明性は確保しながら進めなければならないものと認識しております。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) ああ、そうですか。 そうしますと、この決定までの経過、意思形成過程ということになりますが、その経過が言ってみれば公表できるような形、つまり審査委員のどなたがどういう発言をし論議が重ねられていったのかという会議録、それから審査項目、何項目か定めると思うのです。それぞれの項目に対してどなたが何点を入れたのかというのはしっかり公開されるようになっているのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) 当然のことながら、審査項目等については明示した上で事業者を募集ということはいたしますが、現在、議員がお話しの点数の詳細な部分、あるいは誰がどの事業者に何点を入れたかというような部分については、これまでのプロポーザル方式の公表内容で今回の案件についても対応したいというふうに考えております。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) ここに、まだ完全なものではありませんが、合併後の大崎市で行った1,000万円以上、部局によっては5,000万円以上でありますけれども、入札調書がございます。まだ完成品ではありません。 この中に、公募型プロポーザルで業者選定を行って、どの業者にどの項目で何点入ったかというのが、一人一人の名前は載っているのですが、こういうのは出すのですか。今のお話ですと、何か出さなかったような答弁なさっているようですけれども。 ○議長(佐藤和好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) これまで公表してきた内容に準じて、今回の事業内容についても公表していくという答弁でございます。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) 私、今、業者を決める入札もしくはプロポーザルでもそうなのですが、経過がいわば公表されなければ、このプロポーザルというのはその点では、制度をスタートしたときから透明性、これをしっかり担保しなくてはだめだという前提で始まっているのだと思うのです。 ただ、今回示された資料が全て100%ではなくて別な資料もあったはずなのですが、それは今回出てこない。それは私は過去に頂戴しております。それは非常にはっきりした資料でわかりやすいのでありますけれども、市が行うプロポーザルについては、今、議題となっておりますのは放課後児童健全育成事業でありますが、その辺しっかり透明性、公開、これは例えば病院なんかだと前はすばらしいのつくっていましたよ、会議録は。どこのメーカーが、ある委員がどういう意見を述べて、別な委員が何をしゃべったのか、その経過が全部わかるのです。これやらなかったら、巨額な事業になればなるほどいろいろ隠したりすると疑われると、私は思っています。 その点で、ただいまの御答弁は、過去にというのは、過去にはどなたがどういう点数をどの業者に入れたかというのはもっと明らかにされる資料が出たことがありますが、今回、公開請求をして11月30日に出た資料には入っていないものがありました。その辺、過去のことを参考にしてということでございますが、透明性、公開が担保されるように、私は強く要望しておきたいと思います。 次に進みます。 歳出4款衛生費、保健衛生費、5目環境衛生費の空き家対策事業であります。 特定空家等除却費補助金95万9,000円が計上されました。これ、担当課などの努力によって空き家対策がやっと、いわば改定しなくてはならないようなものの処理が一歩進んだのだろうなというふうに思うのでありますが、ここにたどり着いたケースというのはどういうケースで、何件の空き家対策が進んだのかをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 尾形環境保全課長。 ◎市民協働推進部環境保全課長放射能対策推進室長空き家対策推進室長(尾形良太君) 今回の補正の危険空家等除却費補助金についてでございますけれども、今年1月に計画を策定しまして、それに基づき実施しているところでございます。昨年7件、本年度7件の除却をさせていただいているところでございます。 それで、どのようなケースかといいますと、補助金の交付要綱に記載しているとおりの内容となりますが、外見上、危険度が目視できる建物を要件といたしまして、あと建築年度、そういったものを考慮しながら実施しているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) わかりました。 そうしますと、まだしっかりした骨格だと、しかし、あたりから見るといかにも危ないというのがありますよね。かねがね、大震災発生後、市街地の目立つところ、中心市街地の、国道、県道沿いというところで、言ってみればいろいろな努力されてきたようには私もお聞きしているのでありますが、そのままになっていると、外見からすれば。大崎市は何をやっているのだと、議会ではこのことなんか議論しているのかというような厳しい御意見もあるのでありますけれども、この解体撤去が望まれる空き家が、そういった意味で、市民の間では言ってみればコンセンサス得られるというものについては進められていいのではないかと私は思うのですが、そこはいろいろな努力しているというのは私わかりますが、何ともならないものでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 尾形環境保全課長。 ◎市民協働推進部環境保全課長放射能対策推進室長空き家対策推進室長(尾形良太君) 大崎市の空き家等対策計画でさまざまな事業内容を計画の中に盛り込みまして、実際に本年度から本格的に着手しているところでございます。 今言ったような、どうしても活用ができないものについては除却という方法があるわけですけれども、今回、この補助金につきましても全額出ているわけでありませんで、2分の1上限、50万ということでございますので、一定程度の所有者等の御負担があるわけです。そういった意味で、空き家を調査している中でさまざまなタイプがございますが、こういった長い間空き家になっているところにつきましては、個人的にいろいろ問題もありますけれども、経済的にそういった部分もあって、補助金の活用すらちょっと手の届かないような状況もあって残っているところもあるようでございます。 そういったところについては、どうしても議員の目についてしまってなかなか進まないように見えるわけですが、地域の方々も非常に協力的なところもございまして、そういったところといろいろ協議を重ねながらよりよい方向に進めているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) 相手のあることですので、思うように進まないというのはわかるのでありますけれども、簡単に解体撤去できない事情もあるのかもしれません。そこのところは手助けをして進むようにしてほしいなと私は思っておりますし、地域からもそういう声が私たちのところにも寄せられております。108号線沿いの北町、それから県道の十日町周辺、ぜひ対応してほしいなというふうに思っております。 ここはつぶやいただけで、以上で終わります。 次に、歳出8款土木費、1項から4項までの関係について伺いたいと思います。 社会資本整備道路修繕事業、同じく道路整備事業費など、社会資本整備交付金8,652万9,000円の減額に伴う補正でありますが、うち一般財源分というのは3,903万あるようであります。これを土木費の中で組み替えをして、道路舗装や道路補修など市民から寄せられている要望に応えることには活用できないものかどうかを伺いたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 赤間総務部理事。 ◎総務部理事[財政担当]兼財政課長事務取扱(赤間幸人君) 予算計上の仕方についてですが、あくまでも大崎市は事業費予算という視点で計上しておりますので、その事業費が縮小あるいは今年度できなくなったといったような場合には、事業費としての全額を減するというのが原則でございます。 今、議員からおただしのありました一般財源をどうせ削減するのであればその分、市民ニーズのほうの事業に充当してはどうかというお話でありますが、財政的な見地から申し上げれば、今回減額する事業のほとんどは次年度以降または継続して行う事業ということで、決して財源がその分ことし浮いたというわけではございません。これが全く事業中止でもうしませんということであればそういった手法もとれるかというふうには思いますが、次年度以降も継続する事業でありますので、次年度以降の財源として留保をさせていただくというのが現在の考え方でございます。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) よく決算なんかやりますと、大分不用額がたくさん出るのです。そういったのを見ますと、一体これは市民のために使うべき予算が、この事業がだめになったからといって、ほかに振り向けられないということないのではないかというふうに考えることがあるのです。 私、なぜこのようなことをお聞きするかといいますと、11月22日に鹿島台の鎌田記念ホールを借りて開催した議会報告と意見交換会の席上、住民の方から、40年ほど前、旧鹿島台町時代に舗装してもらった道路が傷んできたので補修なり舗装しかえなりしてほしいと、議員さん方にもお願いしてきているのだけれどもなかなか進まない、大崎市の中心、古川にだけお金がつぎ込まれているような気がしているがどうなっているのかという質問がありました。 これ、各総合支所でも要望に応えかねているという要望がたくさんあると思うのでありますけれども、1つだけ、鹿島台の場合、どれだけの舗装要望なり補修要望があって、その件数とおおよその金額それぞれ、どのくらいあって今年度で対応しようというふうになっているのか、ちょっと参考のためにお聞かせいただきたいと思います。 私から申し上げます。舗装、砂利道を舗装してほしいという要望は、鹿島台地域では20路線、8,433メーター、概算事業費1億6,638万5,000円だと。平成30年度単年度事業費は1,250万円であって、今後、県営補助整備事業が完了し舗装要望がふえる見込みであると。この要望に対する金額的に今年度で対応されるのはわずか7.5%だと。 それから、舗装補修修繕事業でありますが、オーバーレイだね、要望箇所14路線9,378メーター、概算事業費3億1,981万円、平成30年度単年度事業費1,430万、たったの4.47%だと。これは住民の要望が実現するのは一体何年かかるのだということで、それぞれの総合支所を全部調べたわけではありませんが、職員の皆さんも大変御苦労なさっているのではないかと、私は思っているのです。 その点で、今の答弁はいただいたのでありますけれども、何かこの減額補正をやるという、それから決算のときにどさっとこういうのが出てくるというこのやり方、これを変えてその要望に応えられるようにするということは考えられないものでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 赤間総務部理事。 ◎総務部理事[財政担当]兼財政課長事務取扱(赤間幸人君) まずは、その予算の置き方からお話し申し上げますと、実施しなくなったあるいはできなくなったという事業については、当然その時点で減額をさせていただくと。それとは別に、必要な事業はまた新たに追加して御審議を得た上で実施をしていくというのが一定のルールというふうに思っていますので、今、議員おただしの道路整備が必要であれば、その部分は補正であっても、緊急性あるいは安全性の観点からどうしてもやはり必要だというのであれば、補正でも計上していくというスタンスではおります。 ただ、不用額の話にもありました、大崎市、不用額につきましては全体の4%、5%だったかというふうな記憶はありますが、決して不用額自体については多いわけではございません。その不用額につきましては、一部は財政調整基金への積み立て、さらには繰越金ということで処理いたしますが、その繰越金あるいは財政調整基金につきましても次年度で必要な事業に充当させていただいて、市民サービスの向上あるいは市民の安全・安心に寄与した事業に充当しているということにつきましては御理解を頂戴したいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) 先ほど私が申し上げたのは、大崎市、大分広いわけでありますが、旧6町にお住まいになっている方々が中心市街地のほうに来ると、これからどういう計画があるか、今やっている工事は何なのか、いろいろ目につくわけです。そうしますと、例えば100億超えた財政調整基金、これがどこに使われているのか、こういったようなことも含めて考える人たちがいると思うのです。さっき私が申し上げたようなことについて、やっぱり大いに積極的に対応を私はすべきものだと思っておりますので、市民の信頼に応えられるように対応してほしいというふうに、私は思っております。少しずつでもです。 では、次に進みます。 歳出8款土木費の3項2目の排水路改良費、排水路改良整備事業3,170万円の減額でありますが、減額理由をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 齋藤河川・冠水対策室長。 ◎建設部下水道課技術副参事兼河川・冠水対策室長(齋藤弘君) お答えいたします。 これまで排水路整備事業では現況の排水路の状況や構造について調査し、当該年度に測量設計を行った後に工事を実施してまいりました。当初予算しておりました工事のうち、農業用排水路として利用されております水路につきましては4月からの農繁期の影響やJRとの協議に十分な期間がとれないなど、また換地の境界の確認に時間を要するなど、現在、年度をまたいで完成が予想されるものや未契約が見込まれる工事について今回減額補正を行うものでございます。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) この排水路改良整備工事を進めるためには、初めの段階で確かに測量業務から始まると思うのです。測量業務について、市内の登録業者全部が指名停止を受けておるという中で、その影響はあるのですか、ないのですか。 ○議長(佐藤和好君) 齋藤河川・冠水対策室長。 ◎建設部下水道課技術副参事兼河川・冠水対策室長(齋藤弘君) ことしの入札につきましては、議員おっしゃるとおり入札が、委託の関係ですけれども、6月に当初予定しておりましたけれども、その後、入札に関する試行という形で今回の入札が10月まで延期になったということで、やはり測量設計のこの契約のおくれが影響しているものと考えております。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) 10月まで延期になったということでありますが、それとあわせて指名停止、市内業者、この間、大崎市の入札に応札をしてくれたところ、これは指名停止中というのも影響していますか。 ○議長(佐藤和好君) 加藤建設部長。
    ◎建設部長(加藤栄典君) 指名停止ということでの影響でございます。それについてはなかったということではないと思ってございます。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) これは排水路整備要求というのは、これまた要望が大分多いのです。そして、普通ですと田んぼの水を使わなくなってから大体わっと、こうやるのですが、ことしは何か始まらないなということで、だめになったのだろうかとこういうようなお話もあるようであります。 そこでちょっとお聞きをしたいのでありますが、もしも今、建設部長からお話があったようなことだとすれば、県内に指名の、入札の参加を広げるということをしているところでありますから、それはそれで対応できるのではないかという思いもするのでありますが、もう一つ、指名停止中でないのに市が登録を拒否している業者がいるようであります。指名停止中でないのに指名だけでなく登録受け付けもしないということが法的にどういう根拠でできるのかをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 赤間総務部理事。 ◎総務部理事[財政担当]兼財政課長事務取扱(赤間幸人君) 済みません、ちょっとおただしの件がすぐ思いつかないというか、浮かんでこないので、ちょっとその件については調べさせていただければというふうに思います。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) 法的に指名停止中は指名できないということはわかるのです。指名停止していないのに指名もしないし入札にも参加させないし、新たに登録しようとするときは登録を受け付けないというケースがあるようですので、調べていただきたいと思います。 次に、議案第136号の工事請負契約の締結についてお聞かせいただきたいと思います。 この参考資料を見たのでありますが、入札の経過が口頭ではあったのかもしれませんけれども、いつもですと何社で入札してとあるのです。それが今回書かれていないわけであります。これ簡単に言うと、昔よくあった不落随契の形でしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 今野財政課副参事。 ◎総務部財政課副参事[契約管財担当](今野靖夫君) お答えをいたします。 議員おっしゃるとおり、不落随契ということでございました。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) よく、以前の契約、入札における不落随契というのは予定価格を超えて、そして前ならえしたような形だったと、徐々に予定価格に到着して一番札を入れる業者が多いというようなケースがあったのでありますけれども、今回のケースはどんな形になっていますか。 ○議長(佐藤和好君) 今野財政課副参事。 ◎総務部財政課副参事[契約管財担当](今野靖夫君) 今回の入札につきましては2社が応札ございましたが、1回目の入札、それから再度入札でも予定価格に達しないということで、最低価格で入札をした業者さんと随意契約のための協議を行って、協議が調ったということでございます。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) 入札契約制度の改善努力が今いろいろ、庁内やられているようでありますけれども、今回の入札等に何か反映されたものはありますか。 ○議長(佐藤和好君) 今野財政課副参事。 ◎総務部財政課副参事[契約管財担当](今野靖夫君) 今、入札契約事務検討会議、それから入札契約制度監視会議に意見を頂戴しながら入札制度の見直しを検討している最中でございます。新しい入札制度につきましては来年度からの入札、これから実施するということにしておりますので、まだその入札の改善というところまでは至っておりません。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) この調書、まだ分析しぱぐっているのですが、この中にこういうのがあります。同じ日の2件の入札で、大きな金額の入札で2件とも最低制限価格費の落札率が100%ぴったりというのが1日のうちでありました。1件は10億1,741万1,000円、もう一件は9,423万5,000円、つまり1,000円台までぴったり同額になっております。 今回の場合は同じ日に入札何件かあって同じようなことはあったのでしょうか、なかったのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 今野財政課副参事。 ◎総務部財政課副参事[契約管財担当](今野靖夫君) このときの入札はたしか3件やったと思うのですが、同じような傾向のものというものはございませんでした。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) なお、私、こうした契約案件が議会に議案として出されたときに、やっぱりどういう観点から質疑をして、議会としてのチェック機能を果たさなければならないのかという思いがありまして、合併後の9月議会では5,000万円以上の入札の件数、その中で100%、それからそれに近いものということで答弁をいただきました。 今度はその裏づけとなる入札調書もぜひということで、今度は1,000万円以上ということで、何か前に用意しているような話を私、聞き間違ったのかわかりませんがあったものですから、すぐ出るものかと思って10月の初めに情報公開条例に基づいて公開請求をしました。ところが、平成18年から24年度までの市長部局の調書はまだ出ておりません。11月30日に公開してもらったのですが、これはなぜでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 今野財政課副参事。 ◎総務部財政課副参事[契約管財担当](今野靖夫君) お答えをいたします。 こちらの入札調書につきましては、議員さんにもちょっとお願いをしたところだったのですが、数がかなり多いということで、まず5カ年分をお出しさせていただいたというところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) これ、もしかして私が余計な、余りにも膨大な資料を要求したからなのかなという反省もあるのですが、しかしながら、チェック機能をしっかり果たすためには、必要な資料はいただかなければ分析ができない。 私、今回、一般質問でもやろうと思ったのですが、資料がそろわなかったのです。それでもしかして、今、市内の庁舎の電気、夜中までついているのです。それから、土曜日、日曜日も仕事やっている人とかがいっぱいあるようなのです。もしかして、私ちょっと耳にしたことあるのですが、過労死ラインの100時間を超えて150時間ぐらい働いても残業手当はそのまま出せないというようなことでそういう職場があるようでありますが、もしかしてこの大事な仕事をなさっている財政課の皆さん方の部署もそういったふうになっているのではありませんか。 ○議長(佐藤和好君) 赤間総務部理事。 ◎総務部理事[財政担当]兼財政課長事務取扱(赤間幸人君) 今回の入札契約制度の見直しにつきましては、ほかの課の職員の応援も頂戴しながらやっているところでございますが、確かに議員御指摘のとおり、平日の時間外勤務、さらには土曜日、日曜日と勤務の要しない日も出勤していただいて、職員には大変頑張っていただいているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) この部分の質疑は終わりたいとは思うのですが、ただ、過労死ラインを超える仕事をやっているのもですが、これはそのまま職員が頑張っているということで耐え忍んでもらうというわけには、私はいかないと思うのです。この人事関係を、労働条件を担当している部署におられる方、市長はそこまで詳しくわからないと思うのですが、その辺、残業の実態を正確に把握して、過労死のラインを超えるようなことは絶対にないようにしてほしいと思うのですが、それはどうですか。 ○議長(佐藤和好君) 佐々木総務部長。 ◎総務部長兼政策推進監(佐々木雅一君) 議員おっしゃいますように、役所見ておりますと夜も遅くまでどの部署も電気がついております。あとは、土日出てみますと、出てきている職員も結構います。その方々につきましては人事のほうで全てといいますか、ほぼ把握しているところでございますので、過労死ラインを超えないというか、なるべく減らすような指導はしているところでございます。 また、議員が先ほどおっしゃいましたが、やっても時間外を出さないというお話が先ほどございましたが、やった分については時間外、代休等でそれぞれ措置することは徹底しているところでございますので、その点は誤解のないようにお願いしたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) 私、この議会で市民病院のことも大分取り上げました。そして、過去2回、労働基準監督署から勧告受けて是正措置をとっていただきました。これ、市役所の職員の皆さん方についてはできるだけ過労死ラインを超えないようにという答弁では、私は納得いきません。その辺どうでしょうか、市長。 私は求めた資料があればもっと的確な質疑ができたと思うのですが、とにかく多忙を極めていると、それから職員の中には土日も出勤し、平日も夜中まで仕事してということで、100時間を超えるような労働実態があるようでありますが、調査して、是正していただけませんか。 ○議長(佐藤和好君) 赤間総務部理事。 ◎総務部理事[財政担当]兼財政課長事務取扱(赤間幸人君) 今回、議員に資料を一部お示しできなかったというのは、職員の多忙によるという部分は全くないとは言えないかもしれませんが、ただ今回、24年度以前については入札調書だけではわかり得ない情報も入っています。具体的には、平成19年、20年、21年とこの3カ年に実は予定価格の事前公表といったものも行っております。そういったものは入札調書からはちょっと判明できず、その入札調書だけで御判断されるとちょっと間違った判断もしてしまうのかなということで、担当部署としては、そういった過去の入札制度も今あわせて確認をさせていただいているということでございます。 したがって、もう少しお時間は頂戴できればなというふうに思っております。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) 私が今、労働時間のことを申し上げましたのは、契約担当の話だけでは実はないのです。今、同僚議員からもそこの部署だけでないぞという声が出ましたけれども、私は他の職場についてもそういったことについては直接話をお聞きしたことがありますので、ぜひしっかりした実態把握をして、改善を図ってほしいというふうに申し上げておきたいと思います。 次に、議案第137号指定管理者の指定について質疑をさせていただきます。 これは大崎市中心市街地振興施設ということで、旧市民病院跡地、国道108号と都市計画道路並柳福浦線の交差点角に建設中の(仮称)道の駅おおさきの指定管理の案件であります。 市民病院の移転に伴ってさまざまな議論をこの議場でもやってまいりましたが、結論的には、市街地のにぎわいを取り戻す起爆剤としての施設、日常的な生活に欠かせない、あの地域の方にとっても買い物できる場所、そして地元農家がこの施設を利用して農業振興の弾みにもなるというものにしたいという期待が込められている施設であります。 指定管理者の選考に至る過程と選考に特に留意したことをお聞かせいただきたいのでありますが、先ほど相澤議員に対して答えたもの以外で、私が申し上げたことに、こういった点で配慮したものであるということがあればお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) この選考に当たりましては、先ほど農産物販売施設等の差別化といったお話もさせていただきましたけれども、そのほかにも、例えば飲食の提供に関する部分、それから観光情報、地域情報の発信に関する業務、それから地域との交流、屋外広場を活用した地域との交流と、こういったものを活用しながらにぎわい創出を行いまして、町なかとの相互交流ということでの町なか誘導と、こういったものにも努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) おてんとさんというお話、具体的にお聞きしまして、実績のある、安心して、言ってみれば委託できる方だなと、業者であるなというふうに私も思っているのでありますが、ただ手数料を、一般の方々があそこにいろいろなものを出せるような配慮、それと私も、先ほど朝市というお話があったのですが、古川八百屋市の話でしょうか、あそこで。できれば地元の方々と一緒になってあそこでやれれば最高だなと思ってお話しした、その方向で今、話は進められているのかどうか、お聞かせください。 ○議長(佐藤和好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) この道の駅の運営につきましては、単なる店舗というのではなくて、やはり市の施策とのすり合わせ、調整という部分も必要ですし、地域内の企業であったり、あるいは関係する団体との連携、こういったものを踏まえながら、今後の道の駅の業務といったものを構築していかなければならないというふうに考えております。 そういった中にあって、この屋外広場の活用という部分につきましては、八百屋市ですとか日曜朝市、こういった部分も出店する予定になってございますので、こういった内容につきましては選考の中でも出店されるということで、今回提案いたしました株式会社おてんとさんのほうにもお伝えしているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) 道の駅で農産品等を販売していくと、地産地消を大いに進めていくということだけではなくて、よそからもお客さんを呼び込めるような魅力あるものにしていくという努力が必要だと思いますし、その点で、生産者の組織状況については心配ない相手だということが言えるのかどうか、これお聞かせください。 ○議長(佐藤和好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) これまでの店舗展開の業務内容を参考にさせていただきますと、その店舗の周辺地域の方々との生産者との連携といった中で、出荷組合あるいは生産者協力会といった形の中で、農産品等の供給体制といったものがつくられているというふうに見られております。 ただ今回、道の駅に関しましてはそういった周辺地域、大崎市内を中心といたしまして、大崎地域ということでエリアを捉えて考えてございますので、まずこの出荷組合につきましては広く公募によって組織していきたいというふうに考えておりますので、こういった具体的な取り組みにつきましては、今後正式に指定管理者に決まれば、内容について検討してまいりたいと考えているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) うちも出したいのだという話している方もいらっしゃるのでありますが、そうしますと公募で出荷組合にお入りいただいて出荷するという格好になるのだと思うのですが、ところで債務負担行為の年度なのですが、これ30年度からとなっていますが、31年度の間違いではないですか、30年度から35年度でよろしいのですか。 ○議長(佐藤和好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) 債務負担行為の設定の期間につきましては30年度からということにしております。これにつきましては、年度内に議決賜れば年度内中に先方と協定の締結に入りたいということで、その締結の行為に際しての債務負担をとる必要があるということで、30年度からの期間ということで設定させていただいているものでございます。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) そうですか、そうしますと具体的にはその指定管理が決まれば、来年4月からでもオープンできるような体制は、年度内から体制づくりを始めるというふうになるのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) 現在、議案のほうにも指定の期間の始期といたしましては31年7月1日ということで、若干、年度内中にそういった協定のほうは締結をさせていただきたいという予定で進めておりますが、今度はやはり店舗の開業準備ということで、そういった、あるいは品ぞろえの準備、こういった部分についてはある程度ノウハウは持っている企業だというふうには認識してございますが、そういった開業準備といった手続も必要ですので、4月当初というのではなくて、もう少し施設の完成を見込んだ中でその後の準備行為、こういったものを踏まえた中での今後のスケジュールということで捉えているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 小沢議員。 ◆27番(小沢和悦君) そうしますと、ただいまの御答弁をお聞きしまして、約400年の歴史のある古川八百屋市、これがとにかく、あそこの稲葉村三日町と大柿村七日町でそれぞれ、御日市がいわば許可されたのが1604年といいますから大分歴史のあるものでありますが、そうした古川八百屋市や朝市がそこを中心にして開かれると。これまでの地域の伝統を引き継ぐ形でにぎわいの大きな拠点になって、市街地中心部への入り口としての役割を十分果たせるように、今後とも頑張っていただくようにお願いしたいと思います。 以上で終わります。ありがとうございました。 ○議長(佐藤和好君) 次に進みます。 28番佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) 後ろのほうから、通告書、債務負担行為やらせていただきます。 ふるさとプラザ改修工事でありますけれども、主たる改修の目的は何なのでありますか。 ○議長(佐藤和好君) 大塲まちづくり推進課長。 ◎市民協働推進部まちづくり推進課長(大塲一浩君) 今回のふるさとプラザ改修工事の主たる目的でございますが、これまでふるさとプラザの利活用に関しましてなかなか有効な手だてが見つからなかったという中で、今回、駅前にありますそのふるさとプラザという施設を最大限有効活用するという意味合いで、今回改修工事を行うものでございます。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) その有効活用とは何ぞやということであります。 つまり、このふるさとプラザは30年以上も経過していますけれども、大崎、栗原の定住圏構想というのがあったのです、私、議員になる前でしたけれども。そのいわゆる核となるという、モデルとなる、これどこだったか、国土交通省かな、どこだったかわかりませんけれども、あそこに建てたのです。それは当然おわかりだと思いますけれども、その目的に、地域振興に供する建物であったはずであります。課長の答弁では余り、なかなか効果が薄かったということでありますけれども、今度はその地域振興に寄与するための改修なのかということを聞きたかったのですけれども。 ○議長(佐藤和好君) 大塲まちづくり推進課長。 ◎市民協働推進部まちづくり推進課長(大塲一浩君) ただいま御紹介いただきましたとおり、ふるさとプラザにつきましては地域振興に関するそういった目的の施設という認識でございます。 ふるさとプラザは愛称でございまして、正式名称につきましては地域産業創造センターという名称でございました。当時の資料をひもときますと、地域住民主導による1.5次産業の創出という、これを目標にいたしまして、大崎・栗原圏域の農林業振興、そして地域経済活性化、地域特産品の開発などによる活力ある地域社会づくりを進めるための施設と、こういった位置づけでございました。 議員篤と御承知のとおり、当初は財団法人地域産業創造センターというものが、当時こういった目的の中で管理運営を行ってきたわけですが、やはり地域経済の低迷とあわせましてなかなか経営がうまくいかないという中で、地域産業創造センターも解散に至りまして、さらにその後、その中でいろいろと営業活動などしておりました団体のほうが組織いたしました宮城の地場産品販売事業協同組合、こちらが一時期営業事業などを行ってきたわけですが、なかなかうまくいかなかったということで、現在は行政的な利用、公共的な利用をさせていただいているという状況でございます。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) 私が聞いていることに、課長、全然答えていませんね。今回の会社は何だと、何が目的だと、こういうことです。 ○議長(佐藤和好君) 大塲まちづくり推進課長。 ◎市民協働推進部まちづくり推進課長(大塲一浩君) ただいま経過の御説明をさせていただきましたが、総括いたしますと、なかなかその営業事業が、駅前の一等地でありながらなかなか採算が合わないという、こういった状況にあったという経過でございます。その中で、営利を目的としたそういった事業をこの施設の中でできるのかという中で、なかなか具体的な取り組みが見えていなかったという状況でございます。 市といたしましては、この間、市民活動サポートセンターということで、実際市内で御活躍いただいておりますNPO団体あるいは公共的団体を支援させていただきながら、これで地域振興、地域活性化のほうを目的という形で、施設利用を維持していただいているという状況でございます。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) 確かに、この間の、前の日曜日でしたか、市民活動サポートセンターの交流会がありました。市長も出席し来賓の御挨拶があり、大塲課長からはあのふるさとプラザ、地域産業創造センターの改修の理由はちらっと申し上げましたけれども、ここではなかなか言われないようですけれども。 当然、地域振興に市民活動センターは尽くしているということは、私も同感であります。ただ、市民活動サポートセンターは一生懸命やっていますけれども、あの場所でなくてもいいのです、寄与していただいていることは大変ありがたいことですけれども。つまり、その中で筒砂子ダムという話が、あのとき課長の改修目的というお話が出ました。本当に筒砂子ダムに半分、何か貸すようですけれども、あの4階までの。本当なのですか。それが主たる目的ではないのですか。別ですか。 ○議長(佐藤和好君) 大塲まちづくり推進課長。 ◎市民協働推進部まちづくり推進課長(大塲一浩君) これまでの経過の中で、特に3階にございますササニシキ資料館、あちらのスペースを中心になのですが、なかなか有効利用が図れなかったという中で、御承知のとおりJA古川、宮城県、大崎市、3者の所有施設という形になっておりますので、その3者協議の中で利活用策を模索してきたところでございました。 改修等についてもいろいろ議論してきたわけですが、やはり先行きが見えない中で改修工事も進められないという中で、今回、国土交通省の出先機関ということで筒砂子ダム建設の計画が出てきたという内容で、その事務所という、そういった場所を探しているという、そういった情報を頂戴いたしましたので、ふるさとプラザが一つの候補になるのではないかということで、利活用策の一つとして情報のほうをお渡ししたという経過でございます。 また、筒砂子ダムにつきましては鳴瀬川上流ということで、大崎圏域の治水、利水対策を担う組織ということもございますので、こちらについても十分その地域の利益に影響するのではないかという、そういった考え方で利活用策とさせていただいたところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) 地域振興の一つであろうかと、私も思います。しかし、駅前のあの土地に地域振興とはいっても、ダムの工事事務所ではないのですけれども、それに近い、現場事務所とは違う工事事務所です。あそこに設置という、国交省ですか、そして大崎市がそれを見越してというような御答弁ですけれども、果たしてそれが本当に大崎市のやることですか、あそこの土地に。 地域振興施設として市民活動サポートセンター、ダムもそうでしょう、大崎誠心会のさてらもそうでしょう、何の施設でも地域振興に寄与しているのは間違いないです。それを幾ら国だからといって、市長が幾ら、筒砂子ダムの事業復活に努力をしたのは、私も認めます、私も浅野知事が鹿島台の記念ホールに地域住民の説明会に来たとき、五、六回浅野さんとやりとりをして、あんたと話したってわからないと、あのとき大崎市で、今、三本木のパークゴルフ場、あれもだめにする、筒砂子ダムもする、あんた大崎市の何が憎いのだという話をしましたけれども。話は余計なこと言いまして申しわけありません。 その筒砂子ダムが振興には寄与しますけれども、本来の地域振興からちょっとずれてはいませんかということです。 ○議長(佐藤和好君) 門脇市民協働推進部長。 ◎市民協働推進部長(門脇喜典君) 経過については先ほどまちづくり推進課長からお話ししたとおりでございますが、平成18年にササニシキ資料館が閉館した後、10年以上にわたって3階等のスペースは活用できないで来た経緯がございました。 市といたしましては、いろいろ議員のおっしゃるような地域振興の形で利用できれば一番いいというのは、重々それは承知をしておりますが、いろいろこれまでの10年以上にわたって空きスペースをそのままにしていたという経過もございます。そういう意味では、今回それを有効に活用できる方策が出てきたと、実をとりたいということで今回事務所としての貸し出しを考えた次第ということも御理解いただきたいというふうに思います。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) では、譲りまして、何十年貸して、何平米を、約半分のようですけれども、賃金というか何というか、地代というか、建物貸与料を市がいただいて、どのくらい、具体的な額をお知らせいただきたい。金額に入るのはまだ早いのですけれども、聞きます。 ○議長(佐藤和好君) 大塲まちづくり推進課長。 ◎市民協働推進部まちづくり推進課長(大塲一浩君) 現在、国のほうといろいろ協議をさせていただいているところでございますが、面積については、今、議員御紹介のとおり3階、4階を中心にというところで、今いろいろ協議をさせていただいているところでございます。 面積については、多分700か800平米前後になるかと思いますけれども、なお金額等に関しては、当然ながらこれからいろいろとその協議の中で決めていく内容になるかというふうに考えているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) 私は、計算したところ約800平米という答弁でしたけれども、約1,000平米です、国交省に貸すの。下の分もありますから。それを貸すなとは言いませんけれども、せっかく改修するのですから、国土交通省全部でなく、3階、4階、やはり地域振興の核となるような、地域振興というの今いっぱいあるでしょう、伊藤市長も、答弁は今までなかなか有効な活用策見つからなかったと、それでというような話ですけれども、市長は市長就任の職員訓示に温故知新を温故創生と言いましたよね、温故創生。つまり、これまではなかなか見つからなかったけれども、世界農業遺産もあります、地方創生もあります、今、地方は競争の時代です。大崎定住自立圏構想もあります、これは全国百何カ所でしたっけ、あの駅前にそういう、いわゆる全国からお客さんが来られるようなモデル的な一部をつくることが私は今、必要だと思うのです。 それを市民活動サポートセンターと筒砂子ダム工事事務所に貸すという、本当に何という発想でしょうかと、こういう思いであります。その一部を地域振興のために、本当に地域振興になるための施設に変えられないか、改修はいいから、国交省に貸すのもだめだとは言わないから。ないですか。それらを、あるいはこれから3カ月も6カ月もあります、皆さんたちが市民を交えて本気になって考えて、その設備のために、地域振興のために使う工夫をやらなければならない時期だと思うのです、ちょうどいい時期です。皆さん方、試されているのです。どうですか。 ○議長(佐藤和好君) 大塲まちづくり推進課長。 ◎市民協働推進部まちづくり推進課長(大塲一浩君) 地域振興的な利活用についての御提言というふうに捉えさせていただきました。 現在、市民活動サポートセンターで、要はNPO活動団体等に提供しております機能については、今回の利活用に関しましてもこれまで以上に面積のほうを確保する形で、機能については維持確保していくという、そういった大前提の中で、現在利活用案を考えているところでございます。 御案内のとおり、その交流スペースであったりとか情報発信スペースというのはこれまでも市民活動サポートセンターの中であったわけでございますが、こちらにつきましても再配置後もそういった機能をしっかりと確保しながら、地域振興に資するよう利活用のほうを検討してまいりたいと考えております。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) 何か答弁わかりませんけれども、将来の見取り図が7の1にありますけれども、農協の土地ですから農協は当然でしょう。アグリセンターというのは、協議中というのは何ですか。 それから、市民活動センターがほとんど2階と1階で一部を占めています、3、4階は国交省と。つまり、この一部にその地域振興のための、大崎市の表玄関にふさわしい宣伝するあるいはお土産を売る場、大崎の。そういうものをつくってもいいのではないかと。売り方-笑っているのですけれども、課長。笑い事でないのです。今までだめだったからやってもだめだということではなく、どうなのですか。アグリセンターから、まず。 ○議長(佐藤和好君) 質疑の途中でありますが、暫時休憩いたします。 再開は午後1時といたします。               -----------               午前11時57分 休憩               午後1時00分 再開               ----------- ○副議長(氷室勝好君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 質疑を続行いたします。 28番佐藤勝議員に対する答弁を求めます。 門脇市民協働推進部長。 ◎市民協働推進部長(門脇喜典君) 午前中最後に、一角を地域振興に活用してはということでいろいろな具体的な提案もいただきました。 その提案も含めてなのですが、例えば今、JRの2階には観光案内所がございますし、そこでは世界農業遺産の情報発信もしておりますし、今後ますますいろいろなメニューが出てくる中では、その機能がそこには求められるのだろうというふうに思います。また、駅の1階にはもう既に物販機能も入っておりますし、また平成31年度には新しい道の駅で地域振興策も計画されているところでございます。 市といたしましては、それらの機能をしっかりと果たしていくということがまず今大切なのだろうというふうに思いますので、駅前の一等地でその事務所以外の活用はないのかという議員の御指摘は重々わかりますが、市として今、有効に活用できる、ベストとは言いませんがベターな選択というふうに理解をしているところでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) 市民協働推進部長から答弁をいただきましたけれども、観光案内所、駅前の、あるいは今度できる道の駅、それから世界農業遺産、それはそれで結構でしょう。しかし、あの駅前のふるさとプラザ、地域振興の核です。そこに来れば、駅からちょっとおりて、あるいは次の電車で行くまでは大崎市に触れることができる、そういう施設でなければならないはずであります。なぜ、あの一等地に国交省の事務所を、三保木副市長の出身ですけれども、貸さなければならないのか。合庁もあいているはずです、何であそこなのか。 あのふるさとプラザが本来の目的に沿った、つまり今、地域間競争なり自治体間競争が非常に激しい時代で、定住、移住もそのとおり、あそこに持ってきてもいい。全てとは言いませんけれども、あそこに、本当に国交省に貸すというのは策がない、私は思います。 市長、今までは温故知新、これからは温故創生と言うあなたが職員に訓示をしましたね。全然なっていないような。優秀な職員が考えればもっと、私は有効利用ができると思います。第三者機関を入れて、この6カ月なり1年、検討することの委員会をつくる考えは、市長、ありませんか。 ○副議長(氷室勝好君) 伊藤市長。 ◎市長(伊藤康志君) 佐藤勝議員からこれまでの歴史的な経過も含めて御提案をいただきました。 市民協働推進部長やまちづくり推進課長が経過や考え方をお示しさせていただきましたが、より、ある機能を現実的に活用するという形で、地主であります農協、あるいは共同所有者であります県等々とも協議をし現在進めてきた経緯もございますので、ただ議員からのあの場所での活用策ということの考え方等々は御指摘に値するものもございますので、現在進めている計画は計画として進めながら、御指摘、御教授については、全体的な形の中でさらに検討を加えてまいりたいと思います。 ○副議長(氷室勝好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) 全体的な検討の中でと、改修はそれはいいでしょう。国交省に貸すのもいいでしょう、一部。市民活動サポートセンターに貸すのもいいでしょう。やっぱり、一角は大崎市の地域振興のためにそういう施設を私はつくる、設置すべきだと、一部に。そう申し上げまして、これからの議論の経緯を見ていきたいと思います、あしたまでの。 ササニシキ資料館に、余計な話ですけれども、釜2つ、私も貸しているのです。大きな釜と中くらいの釜、三十数年前。設置目的違うから返してもらう必要があるのかなと思っているのですけれども、それは余談ですけれども。 やはり私は、地方創生という観点に立てば、交流人口をふやすという市長の二大重点プロジェクトからすれば、あそこがその場所であってほしいと、こう願うのはばかではない考えだと思いますので、よろしく検討方お願いします。 次に、道の駅でありますけれども、この事業は、いろいろお二人の質疑ありましたけれども、おてんとさんはみずからが荒谷から福浦ですか、新装開店をして産直の施設を持っております。その産直の施設を持って、市内の農家を含めて出品をしております。その中でおてんとさんを指定したということは、選んだということは、選定したということは、それらを含めてどう価格なり、あるいは品ぞろえなり、競合する部分をどうしようとしているのかをお伺いします。 ○副議長(氷室勝好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) おてんとさんにつきましては、産直の店舗展開ということで行われておりまして、数多く手がけているというふうなところがございまして、そういった経験、実績をもとに安定的な財政運営を前提にいたしまして、今後の道の駅での活用と、指定管理といったものに反映していければというふうに思っております。 それぞれの店舗のお話はこれから、詳細につきましてはこれから詰めていくことになりますけれども、それぞれの地域を中心にということで提供品の収集といったことで努めているようでございますけれども、道の駅につきましても基本的には古川エリア、そして大崎市内、大崎地域ということで、特に野菜が不足する時期の対応とか、そういった部分もありますので、これは基本的に各店舗との連携というものも出てくるかもしれませんし、あるいはまたその関係のほかの企業との連携というのも出てくるかもしれませんけれども、そういった部分につきましては今後詳細に協議していきたいというふうに考えております。
    ○副議長(氷室勝好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) 詳細な協議をしていきたいということですけれども、何か今回、おてんとさんともう一つの法人か何かあったということなのですけれども、選定した、おてんとさんの最大のポイントは何だったのでありましょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) 指定管理者の選定委員会の中で、事業の遂行能力ですとか、あるいは今後の事業計画、そういった多方面からの視点で審査をしていただいております。選定委員会の中では、この指定管理候補者のおてんとさんにつきましては、持続可能な、安定的な財政の基盤を前提といたしまして、地域の関係団体との連携、推進によりまして、今後その道の駅の機能を活用した事業性を高められる可能性が高いのではないかというふうな御意見が大きかったというふうに認識しております。 これまでの事業実績をもとにいたしまして、物産の販売施設だけではなくて、そのほかの部分につきましても利用者の目線に立った運営と、そういった部分について、地域の関係団体と連携を図りながら進めていければというふうな期待感も込められているようでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) 差し支えなかったら、もう一つの法人の名を教えていただきます。 ○副議長(氷室勝好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) 次席の提案者ということになりますけれども、こちらにつきましてはみやぎ大崎観光公社のほうがもう一方の法人という形になります。 ○副議長(氷室勝好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) 観光公社はなぜ落選したのですか。そのノウハウを持っていなかったのですか。 ○副議長(氷室勝好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) これは審査の過程の中でも非常に議論がございまして、審査委員の方々にも慎重審議、審査をしていただいたというふうに認識してございます。 こちらは、どちらも世界農業遺産に対するプロモーションですとか、あるいはほかの地域からの誘客の施策の質などを非常に、それらを念頭に置いた、どちらも魅力的な提案だったのではないかというふうに認識しております。ただ、観光公社のほうにつきましては、今後、非常にプロモーションや周遊観光の促進という部分につきましては高い評価であったというふうに考えてございますが、施設の管理運営に関する人員配置あるいは財務構造と、こういった部分の視点も捉えられたという形で認識しているところでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) 観光公社、そうですか。 この間、観光公社の見て触れての世界農業遺産ツアーに私、参加させてもらいました。早坂議員と佐藤弘樹議員も一緒でしたけれども、すばらしい企画でした。岩出山の総合支所長さんは旧千葉家で前かけかけて雑煮運びをやっていましたけれども、最終的に5時にマガンのねぐら入り見たのですけれども。 観光公社はなぜ、選考委員会だからですけれども、市が公設でつくって民間の人に何で貸さなければならないの、賃貸業者でないのですかと、不動産屋みたいなものでないかと、今回のこのおてんとさん。おてんとさんのノウハウは確かにわかります、それが最大の決定的な理由だったのでしょうけれども、やはり地域振興です、あれは。余計物を売るということではないのです、地域があの道の駅を使ってどう振興するかと、ふるさとプラザと同じです。 であれば、私はおてんとさんにかわって、今さら言ってもしようがないけれども、大崎観光公社を育てていくと、地域の人たちが一緒になって地域振興のために。ただ野菜つくって産品つくって売るということでは、行政のやり方ではないと、私は思うのです。課長、どうですか。今さら決まったからしようがないですけれども、考え方が間違っていませんか、行政。 ○副議長(氷室勝好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) 今回、指定管理での活用ということでございまして、民間事業者のノウハウを活用してということでございまして、ただこれについては民間事業者の当然ノウハウを活用して相乗効果があるような形で運営はしていきたいというふうに考えておりますが、民間事業者の運営だけではないという、これはノウハウを生かすだけであって、これについては、道の駅につきましては市が、その市の施策ですとか、あるいは地域との関係の団体も含めて、そこで新たな運営形態をつくり上げると、そういった部分に参画いただいたものというふうに認識してございます。 ですので、今後その観光公社、こういった結果にはなりましたけれども、審査の過程の中では、双方が運営については連携が図られる形で道の駅の運営に携わっていただければというふうな御提案もあったようでございます。(「最後もう一回、何か」と呼ぶ者あり)失礼しました。選定会議の委員の方からは、観光公社のノウハウも生かして、お互いに連携ができるような形で道の駅の運営に携わっていただければなというような形での提案もございました。 ○副議長(氷室勝好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) そういう提案できますか、おてんとさん。 それからあわせて、選考委員というのはどなたさんで何人ですか。 ○副議長(氷室勝好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) 指定管理者の選定委員会の委員は8名で構成してございまして、まちづくりの分野ですとか、あるいは学術機関の方、あるいは金融機関、それから商工団体、そして県の機関といったような、それからあるいは女性の人材登録者といったような形で、8名の方々で構成しております。 ○副議長(氷室勝好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) あと何だろう、聞いたの。忘れてしまった。 8名の方々、その選考委員のメンバーといいますか、名前は伏せておきますけれども、ちょっと私たちの考えからずれているというような感じがします。まちづくりとか学校とか金融機関とか商工とか。 確かに品物、産品が売れなければ話になりません。その、売れるように、にぎわいをつくるようにどう地域がそれにかかわって、生産者がかかわって、みずからがつくり上げる努力を求めるのが、私は道の駅だと思うのです。せっかく役所で何億もかけて、5億も6億もかけてつくるのです。それを民間の人たちに、民間に貸すなんて、ちょっと私は考えられないのです。やっぱり、第三セクターなりをつくって地域振興を図るべきではなかったのかと。余りにも発想が貧弱な感じがします。産業経済部長、どうですか。これ今、産業経済部長かな、担当が。 ○副議長(氷室勝好君) 後藤産業経済部長。 ◎産業経済部長(後藤壽君) 御指名でございますので、答弁をさせていただければと思っております。 確かに今、世界農業遺産推進課長がこれまでの経緯、経過、設置の目的等々も含めまして御説明をさせていただきました。議員がおっしゃる御提案の部分もうなずけない部分ではないのですけれども、それだけその選考委員会、この8名の方々が、2回の委員会だったですけれども、苦渋の決断といいますか、予定を大幅に上回る議論の時間も含めてですけれども、御判断を下されたという経緯でございます。最終的には第三セクター等々の考えもないわけではございませんが、あくまでも持続可能な安定した経営というのが大きなポイントになったのかなというふうに考えているところです。 課長が先ほど申したとおり、委員の中からそういった形で一緒に公社と連携をとりながらのイベント企画もできるのではないかという御提案もいただいているということでございます。 以上でございます。 ○副議長(氷室勝好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) それは選んだほうですから、自信を持って答弁するでしょう。第2次総合計画なり産業振興計画を知っていない委員です。それをきちっと説明して理解を求めて、そして選考委員会、数字ではないものに私は委ねるべきではなかったのかと、私はこう思います。 市長、どんなものですか。また市長ですけれども。これちょっと、私の考え間違っていますか。正しいと私、思っているのですけれども。 ○副議長(氷室勝好君) 伊藤市長。 ◎市長(伊藤康志君) 選考をお願いしている方々については、その趣旨も考え方も御理解をいただいて選考に臨んでいただいております。選考委員会でいろいろな角度から検討された結果でありますので、その結果を尊重して契約を進めていきたいと思っております。 なお、議員からさらなるいろいろな思いについては、なお契約者にしっかりとその趣旨を御理解いただけるように、周知方図ってまいりたいと思います。 ○副議長(氷室勝好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) 先ほども、ふるさとプラザもそうです、この中心市街地の振興施設もそうです。やはり地域が、大崎市の市民が企業的な感覚を持てるような、あるいは地域振興、定住自立を含めた希望の持てるような事業を展開していくのが行政の筋であります。そのことを忘れないで今後、両方に求めるものであります。 あと14分ですので、小中学校のエアコン整備事業、これまでの質疑の経過でわかりました。メンテナンスに幾らぐらい、年間予算がかかるのか、予算というより年間の経費がかかるのか。 それからあわせて、子供たちに、児童生徒に、ガスですから、ガスも電気使いますから、自然を利用して節電、あるいは暑さをしのげる教育を考えなければならないと。その教育については子供たちにどう指導していく考えでありますか。つまり、暑ければエアコンということではなく、もっと教室を含めて、例えば土のあるところに何かを植えるとかそういう、教育委員会はどう考えていますか。 ○副議長(氷室勝好君) 宮川教育総務課長。 ◎教育委員会教育部教育総務課長学校教育環境整備推進室長(宮川亨君) お答えいたします。 初めに、エアコンのメンテナンス料でございますけれども、電気式の場合は特にメンテナンス料は今のところ考えてはございません。ただし、ガス式については1年間に、1校当たり約36万円ほどのメンテナンス料がかかるというふうに考えているところでございます。 それから、子供たちへの教育でございますけれども、こちらについては、日ごろ学校のほうでも省エネとか、そういう自然環境を大事にするといった教育はしているところでございますので、今後もそういった教育を進めていきたいというふうに考えているところでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) 社会資本道路整備事業、先ほど小沢議員のほうからもありましたけれども、その減額の、そいつ減額しましたね、減額理由は説明いただきました。 例えば、減額分の一般財源、道路維持補修工事費の一般財源も減額している、166万円ですけれども、それは附随する一般財源。それも全部返すということは、市民の要望に全然応えていないのではないの。構えです。そこは道路修繕に使ってもいいという思いはしますけれども、どうなのですか。166万6,000円、一般財源減額。 ○副議長(氷室勝好君) 茂泉建設課長。 ◎建設部建設課長兼用地対策室長(茂泉善明君) お答えいたします。 先ほどの答弁にもありましたとおり、それぞれ道路橋りょう維持費の中の道路修繕事業あるいは雪寒地域道路事業、新設改良費の中の道路整備事業ということで、それぞれ目的を持って当初予算をいただいたものでありますので、その中で交付金が今回減額されたということに合わせまして、それに伴う一般財源のほうもあわせて減額ということでございますので、この予算を通常の維持補修であったり、そういったところに回すというところについては、今回の補正とは切り離して考えた上で、9月補正のほうでも必要な部分、年度当初不足していた部分については補正をお願いして、増額の予算をお認めいただいたところでございますので、その中で今、補修なり修繕を行っているというところでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) 考え方だと思います、先ほど財政理事もお話ししたように、この事業に準備した予算だと、だからと、こういうことですけれども。これは例えば、では震災があったらどうしますか。余った金使うのでしょう。これも私は、震災に匹敵する騒音災害とか政治災害みたいなものです、市道のパッチワークは。災害でありますと余った金は恐らく回せると思うのです。そういう観点に立てないかということ。 ずっとそうやってきたからだめだということでは、先ほども言いましたけれども温故創生にならないのです。そういう使い道はできないのですか。できるでしょう、やる気があればだよ。そんなの法律で決まっているわけではないもの。 ○副議長(氷室勝好君) 赤間総務部理事。 ◎総務部理事[財政担当]兼財政課長事務取扱(赤間幸人君) 震災の件を例に挙げてお話しされましたが、震災の場合は震災という一つの決まった目的のために予算を使うというふうになってございます。今回につきましては、社会資本整備という関係の道路予算については減額をさせていただくと。ただ一方で、ほかに必要な道路修繕であったり、今回そのほかにも補正で事業費計上させていただいておりますけれども、必要なものは必要なものでまた補正予算で御審議をいただいて、お認めをいただくという手続を踏みたいというふうに思います。 ○副議長(氷室勝好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) かたくなに原理原則でやっているようですけれども、まあ任せておけば安心なのかな、それも。理事、余りにも融通性がないので。 では、社会資本総合整備事業、今、何路線あって、29年度に44%の進捗率、この減額になることによってことしはどこまで、進捗率どこまでいきますか。まだ半分いっていないですよね、9路線だかありますけれども。 ○副議長(氷室勝好君) 茂泉建設課長。 ◎建設部建設課長兼用地対策室長(茂泉善明君) 今年度行っております社会資本整備総合交付金を活用した事業でありますけれども、社会資本整備道路修繕事業につきましては、道路の定期点検といたしまして橋梁の定期点検が83橋、それから歩道橋、トンネルの定期点検も行っております。そのほかに橋梁の修繕事業といたしまして……(「橋梁ではなく道路修繕、橋梁ではないです、道路修繕事業」と呼ぶ者あり)はい、道路修繕事業の中にこういった事業も含まれております。道路橋梁修繕事業が、橋梁の修繕が28橋でございます。それから、道路の舗装の修繕事業、こちらが3路線でございます。 雪寒地域道路事業につきましては、現在行っております堤根矢目線の1路線を行っております。 それから、社会資本道路整備事業、こちらのほうは道路改良事業のほうでございますが、こちらは現在7路線を行っているところでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) 積極的に進めていってほしいのですけれども、こう書いてあります、この事業は。これまでの簡易的補修の繰り返しによる平たん性と走行に劣る道路と事故につながりかねないクラックの生じている路面状況を修繕することで安全第一な道路環境。こういうことです。なかなかこれが実現されていないのですけれども、別なのに移ります。 まちづくり基金、今回まちづくり基金に指定寄附金が5,060万ですか、そして積立額の総体的な歳出に1億4,179万2,000円というので、今、5月現在に6億8,000万ほどありました基金が今度、この議決が採決されれば8,200万、8億2,000万ほどに積み立てることになりますか。 ○副議長(氷室勝好君) 渋谷政策課長。 ◎市民協働推進部政策課長元気戦略推進室長(渋谷勝君) まちづくり基金の残高の件のお問い合わせでございますけれども、まず、まちづくり基金ですが、29年度末の残高から申し上げますと6億7,963万4,000円でございました。それで今回の積立なのでございますけれども、1億4,179万2,000円を足して、年間の合計では1億4,348万5,000円の積み立てでございます。 一方、崩すほうもございまして、既に3億ほどの取り崩しのほうを計上させてもらっていますが、今回も170万円ほどを加えましての3億1,138万4,000円取り崩すこととしてございます。つまりは、取り崩しのほうが強うございまして、年度末の残高見込みといたしましては5億1,173万5,000円の見込みとなってございます。 ○副議長(氷室勝好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) この3億の取り崩しは何の事業に、1つ2つでいいですからお答えをいただきます。今現在5億と、積み立てて5億ですね、今度1億4,000万積み立てて。 ○副議長(氷室勝好君) 渋谷政策課長。 ◎市民協働推進部政策課長元気戦略推進室長(渋谷勝君) 3億ほどの取り崩しということでございますが、こちらは当初予算のほうでまず2億6,000万ほど取り崩すという予算を組んでございまして、そのうち2億5,500万につきましてはふるさと納税を財源とするものでございました。 内訳を申し上げますと、当初予算のほうではこの2億5,000万の内訳として一番多いのがふるさと応援ということで、市長が決定いたしました古代の里の遊具等の整備でありましたり、それから活力ある産業の創出という分野で産業部門あるいは観光部門に対する充当5,100万円などなどで、ふるさと納税分としては2億5,513万7,000円、これが当初予算からの充当でございます。 その後も、補正などをもちまして、幾度かの補正を経まして、ふるさと納税分につきまして2億9,893万2,000円、これがふるさと納税分としての現時点での充当でございます。 以上です。 ○副議長(氷室勝好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) まちづくり基金は、設置目的は住みよい豊かなまちづくりを推進するためと、設置目的に合っている処分、取り崩しだと思います。 そして、第5条に1から6まであります。ほとんどの事業、市の事業一切この処分に該当すると思っています、私は。先ほど言いました道路補修、修繕に、市道の補修、修繕に所望することも妥当なのです。聞いておきます。 ○副議長(氷室勝好君) 渋谷政策課長。 ◎市民協働推進部政策課長元気戦略推進室長(渋谷勝君) 議員おっしゃいますとおり、基金条例の第5条に処分の項目がございまして、おっしゃいますとおり6つの項目の中には公共施設等の整備を促進する事業の財源に充てるときといったものもございますので、この中には道路などの施設も入るものだというふうに認識してございます。 ○副議長(氷室勝好君) 佐藤勝議員。 ◆28番(佐藤勝君) それを聞いておけば一般質問の材料がそろいましたので、ありがとうございます。 それから最後、零分ですけれども、指定寄附、観光の100万円、加護坊山の桜の植栽というものの内容をお知らせいただきます。 ○副議長(氷室勝好君) 柳原田尻地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) お答えいたします。 内容でございますけれども、田尻地域の大貫出身で、現在、埼玉県在住の方から加護坊山のほうに桜を植えてほしいということで100万円の指定寄附をいただいております。その同額を観光施設費の工事請負費に植栽工事費として計上させていただいたものでございます。 寄附者からは、できれば現在、加護坊山にない種類の桜を植えてほしいという御要望がございまして、昨年度、加護坊山、桜の病害虫防除等を行った造園業者のアドバイスもいただき、加護坊山山頂南側斜面にコシノヒガンザクラという桜を25本植栽するということとしたものでございます。     〔「ありがとうございます」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(氷室勝好君) 次に進みます。 18番遊佐辰雄議員。 ◆18番(遊佐辰雄君) 18番遊佐辰雄でございます。 第135号大崎市都市公園条例の一部を改正する条例について伺います。 今回まず別表4、中学生以上800円、小学生400円、用具300円と、こうありますが、この根拠はどういう形で設定されたのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 荻野三本木地域振興課長。 ◎三本木総合支所副総合支所長兼地域振興課長(荻野信男君) 三本木総合支所がパークゴルフ場の管理運営にかかわる部分を担当していますので、私のほうから回答させていただきます。 この条例で案を出しました800円、400円についての根拠になります。 まず、800円のほうの根拠でございますけれども、パークゴルフ場に係ります年間の維持管理経費、人件費、施設管理経費、諸経費と、それから減価償却費を加えました経費の合計を算出いたします。それを年間の利用日数、ここでは213日と試算しましたが、それと1日当たりの利用推定人数172人で割りまして、その金額がおおむね1,500円になります。それを使用料、手数料の選定するときの根拠、受益者負担割合50%ということになっておりまして、それを掛けまして750円、おおむね800円ということで、1人1日当たりの使用量を算定したわけでございます。 子供、小学生の400円につきましては、加護坊のパークゴルフ場に倣いまして条例の半額ということで、小学生については半額の400円ということで案を出させていただきました。 以上でございます。 ○副議長(氷室勝好君) 遊佐辰雄議員。 ◆18番(遊佐辰雄君) 用具の根拠は、私、一緒に言ったつもりなのですけれども、計算方法はわかりました。しかし現在、加護坊山は600円の利用料だと思います。今、調べましたが、大衡村のパークゴルフ場も600円です、54コースどちらもですが、中新田、やくらいは500円です。それから、栗原市の小田ダムの湖畔のこれは410円で、4コースですけれども安いと。 それで、これ多分800円だと誰も来ないと思うのですが、これちょっと聞いたら上限が800円で実際の使用料はこれから設定するという認識でいいのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 荻野三本木地域振興課長。 ◎三本木総合支所副総合支所長兼地域振興課長(荻野信男君) 議員おっしゃられたとおり、今回の800円につきましては上限という考え方になります。実際に加護坊のパークゴルフ場につきましても条例上は700円の設定で実際は600円の料金設定になっております。ということで、三本木のパークゴルフ場におきましても、今後決まります指定管理者制度を導入しますので、そちらのほうと協議はいたしますけれども、その指定管理者の裁量のほうで近隣のパークゴルフ場の状況を勘案しながら設定できるものとなります。 ○副議長(氷室勝好君) 遊佐辰雄議員。 ◆18番(遊佐辰雄君) それを聞いてちょっと安心はしました。ぜひ、同じ大崎市で新しいから高い使用料というのはやっぱりふさわしくないと思います。最低でも田尻の加護坊山に、私は合わせるべきだと思います。ぜひそういう形で、田尻よりは高くならないようにやるべきだと思います。 ところで、田尻の場合は中学校から半額だと思うのですが、この三本木は小学生ということ断定したのですけれども、これは非常に問題ではないかなと思います。ずっと調べましたが、よそのコースは全て中学生以上から半額になっています。全部とは言いませんがほとんどが中学生からもう半額。小学生はもちろん半額ですけれども、中学生から半額だと。小田の場合、これ高校生から半額になっているのです、これは1カ所だけですけれども。 そうしますと、田尻は中学生も半額なのに三本木は小学生からだとなると、これは非常につり合わないし不公平だし、これやっぱり統一すべきだと思うのですが、いかがでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 荻野三本木地域振興課長。 ◎三本木総合支所副総合支所長兼地域振興課長(荻野信男君) 実は、田尻も条例上につきましては、区分については小学生と中学生以上の設定になっております。そこで運営上、中学生を小学生並みに下げているということで、これも指定管理の裁量の中で値下げをしているということで認識しております。 三本木パークゴルフ場におきましてもその条例に倣って策定をいたしましたので、実際の利用するときの区分、小学生以下にするのか中学生以下、それから高校生以上にするということにつきましては田尻のほうと整合性をとって進めたいと思っております。 ○副議長(氷室勝好君) 遊佐辰雄議員。 ◆18番(遊佐辰雄君) ああ、そうですか。そうしますと、ここの条例の設定の仕方、非常に紛らわしいというか、見た感じ、これを上限とするとなかったものですから、ある方に聞いたら大体、三本木そろそろ、来年仮オープンしますので、どのぐらいなのですかと言ったら、今回こういう条例が出て800円だと、こう誰が見ても思ったので、あららと言われて、800円なら誰も行かないとそっち行っている人から聞いて、ぜひその辺質疑してほしいということもありまして今やっているわけですが。 これ、田尻のほうの条例も含めて、上限だと、運用でそのとおりにするということもあって、将来統一してわかりやすい条例にしていくべきだと思うのですが、その考えはどうでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 荻野三本木地域振興課長。 ◎三本木総合支所副総合支所長兼地域振興課長(荻野信男君) 議員御提言のその紛らわしい部分については、今後検討させていただきまして、周知のほうをさせていただきたいと思います。 ○副議長(氷室勝好君) 遊佐辰雄議員。 ◆18番(遊佐辰雄君) 次に、今回、大崎市として2つ目のパークゴルフ場ができます。これ当然、考えているかどうかわかりませんが、要するに加護坊山と三本木のパークゴルフ場、同じ大崎市で同じ料金体系になれば当然だと思うのですけれども、共通のシーズン券なんていう発行は考えていないのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 荻野三本木地域振興課長。 ◎三本木総合支所副総合支所長兼地域振興課長(荻野信男君) 使用料の割引サービス等につきましては、これから決まります指定管理者のほうで、利用者の増ですとかリピーターの確保のために、関係する機関・団体と連携しましたり調整をしていただけるものと考えます。市としましても、そのような助言もしてまいりたいと思います。 議員御提言の、例えば加護坊山と三本木との共通の回数券ですとかポイントカード等の発行につきましても考えていければなというふうに考えております。 ○副議長(氷室勝好君) 遊佐辰雄議員。 ◆18番(遊佐辰雄君) この1市町村に2カ所以上あるところは、大体シーズン券を通してどっちにも行きたいとき行くと。それから、年間いつ行ってもいいように、年間1万円とか7,000円とか、全国的にそういうシーズン券も発行して利用回数をどんどんふやしていくと、そのことによって健康も増進し、国保財政にも将来的には大分寄与されるというふうに言われております。ぜひ、今後についてはそういう方向で、できるだけ多くの方が親しまれるように、そういうサービス券、割引券、回数券なんかを検討していただきたいなというふうに思います。 それから、当初暫定で2コースが先行にオープンします。この場合どういうふうな料金を考えていらっしゃるのか、お伺いいたします。 ○副議長(氷室勝好君) 荻野三本木地域振興課長。 ◎三本木総合支所副総合支所長兼地域振興課長(荻野信男君) 来年の秋、10月からは6コースのうち2コースの暫定オープンということですので、当然コース数が少なくなりますので割引等の検討をさせていただきたいと思います。それも指定管理者のほうと協議してまいりたいと思います。 ○副議長(氷室勝好君) 遊佐辰雄議員。 ◆18番(遊佐辰雄君) 当然、2コースの場合、よその例を見ますと高くても大体200円相当だというところもあります。それから、当面は無料にしてお客さんに協力金という形で100円なりなんなりを協力いただくと、そういう方法をやっているところもありますので、ぜひ暫定的には安くして、皆さんが気軽に来られるようにしていただきたいなというふうに思います。 それで、これも今後だと思うのですが、立派な54ホールのパークゴルフ場ができます。やはり、これは市民として、ぜひ市民感謝デーの特別料金、例えば体育の日には一般市民無料開放にするか特別半額にするかとかあります。それから、年1回何々杯、大崎市長杯なんていうのも、公選法に多分ひっかからないとは思うのですが、そういうのも企画して盛り上げて、市民が本当に利用しやすい、そして大会にも参加しやすいような、そういうイベントなんかも当然とるべきだと思うのですが、その辺いかがでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 荻野三本木地域振興課長。 ◎三本木総合支所副総合支所長兼地域振興課長(荻野信男君) そちらのイベント等も、これから決まります指定管理者と協議して決めるわけでございますけれども、市民感謝デーですとか、市長杯につきましてはことし30年度、田尻の加護坊のパークゴルフ場で1回目始められたようなので、その辺も連携して進められるように検討してまいりたいと思います。 ○副議長(氷室勝好君) 遊佐辰雄議員。 ◆18番(遊佐辰雄君) 早急に、予定どおりコースが運営できるように願うわけですが、これは将来、先ほども言いましたが、これは市民の健康増進に大きく役立つと、これは立証済みです、全国的に。これが国保会計に大きく、財政にも大きく寄与することになっておりますので、今後、今54コースつくっていますけれども、将来はファミリーコースとか、一部そこは市民に親しまれるように。 紹介しておきます、今、色麻町の愛宕山にある4コースは基本的に無料なのです。私もびっくりしましたが、そこでお客さんには協力金として100円程度を置いていってくださいと呼びかけているそうでございます、そういうところがあります。今後そういう点で市民が健康に恵まれまして、国保財政にも大分余裕が出たら、もっともっとそれらを生かして、市民がより多く健康になるような作戦もこれから大きく広がってくるのではないかと思います。 とりあえずオープンが待たれるわけでございますが、先ほど言った料金の統一、そしていろいろな割引券、セールとか、それを今後やりまして、ぜひ三本木パークゴルフ場が、ほかのパークゴルフ場より来られるような策を練っていただいて、大きく繁栄することを心から願って、私の質疑を終わります。ありがとうございました。 ○副議長(氷室勝好君) 次に進みます。 13番鎌内つぎ子議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) では、私からも質疑をさせていただきます。 議案第126号平成30年度大崎市一般会計補正予算について質疑をさせていただきます。 まず初めに、3款1項2目障害者福祉費についてお伺いいたします。 大崎地域広域行政事務組合負担金(ほなみ園)、750万円減額されておりますけれども、この内容についてお伺いいたします。 ○副議長(氷室勝好君) 渋谷政策課長。 ◎市民協働推進部政策課長元気戦略推進室長(渋谷勝君) 大崎広域負担金の担当は政策課でございますので、私のほうから御答弁させていただきます。 今般、大崎広域の負担金につきましては、組合側の負担額確定によりまして、おただしの民生費のほか、総務費、衛生費、消防費、教育費などで補正の計上をさせていただいております。 おただしの3款1項2目のほなみ園に関する負担金につきましては、本年度から始まりました医療的ケア児の受け入れに関する事業費でございまして、当初は通常の運営費にこの医療的ケア児分の受け入れ事業の係る負担金も組まれていた状態で、広域のほうから額の通知を頂戴したところでございますが、去る9月でございましたでしょうか、補正予算におきまして、本市の取り組みにつきましては既に補正のほう措置させていただいて、あるべき姿にしたところでございましたが、今般、負担金の確定に伴いまして、この750万円につきましては今回全て減額とさせていただくものでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 鎌内つぎ子議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) 内容は了解いたしました。 しかし、今、ほなみ園では重度の障害児がふえて、多動の児童も抱えて、教室も狭い課題などの認識がありますけれども、そこら辺はどのように考えていらっしゃるでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 高橋社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(高橋幸利君) 確かに、ほなみ園につきましては、本年度、医療的ケア児の受け入れのほうを開始しておりまして、また重度の障害児の受け入れのほうの割合も高くなっているということでございます。ですので、クラス編成ですとか人員体制の検討はもちろんでございますけれども、発達障害児につきましては近年増加傾向にもございます。ということから、当然受け入れの規模についても検討しているところでございます。 内容としましては、広域のほうでまず人員体制とか検討していただきまして、その結果につきまして1市4町で検討してまいりたいというふうに思っております。 ○副議長(氷室勝好君) 鎌内つぎ子議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) そうですね、受け入れ態勢とかいろいろと検討、1市4町で検討して、大崎広域で議論してもらうのはそのとおりだなと思うのですけれども、大崎市がリーダーシップとって対応していただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。
    ○副議長(氷室勝好君) 高橋社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(高橋幸利君) 確かに、ほなみ園のほうで受け入れしている人数につきましては大崎市が最も多いものですから、その辺は大崎市がリードしていきながら進めていきたいと思っております。 ○副議長(氷室勝好君) 鎌内つぎ子議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) 次に進みます。 次に、3款2項3目児童保育費についてお伺いいたします。 児童保育運営事業974万2,000円のこの内容についてお伺いいたします。 ○副議長(氷室勝好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) 今回補正計上しております内容ですが、平成29年度の子ども・子育て支援事業交付金の実績額確定に伴う返還額、それぞれ国、県分ということで要求をさせていただいております。 ○副議長(氷室勝好君) 鎌内つぎ子議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) それで今回、国の補助分と県の補助分の返還なのですけれども、この内容についてはいかがでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) 内容につきましては、詳細に御説明しますと少し時間をいただきますので、かいつまんで御説明させていただきますが、例えば延長保育事業で利用する児童数が見込みと若干の相違があって、県分で20万7,000円の返還額、あるいは放課後児童健全育成事業については、これも当初の利用の状況と実績が差があったということで返還額としては285万1,000円、そのほか病後児保育事業等々、地域子育て支援事業あるいは一時預かり保育事業等、10の事業メニューを合わせた形での実績確定に伴う返還額という内容になっております。 ○副議長(氷室勝好君) 鎌内つぎ子議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) わかりました。 来年の入所状況はいかがでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) 第1期と申しますか、新年度の入所申し込み、11月22日で終了という形で、その後も随時受け付けはしているところなのですけれども、今週末に第1回目の選考会議ということですので、状況的には保護者とのマッチングがどの程度進むかということではあるのですけれども、新規の要望が大分ふえているというような、申請件数からはその部分が読み取れる状況となっております。 ○副議長(氷室勝好君) 鎌内つぎ子議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) 今回、認可園の保育園で見学に来るお母さん、保護者の方が結構多いそうです。ことしは、今回は難聴の子供や弱視の子供とか、そういうのが来ているそうなのですけれども、そういう、配分するときといろいろな希望はやっぱり優先的でありますけれども、そこら辺は公立で責任持って見るとか、そういうことは、そういう調整とかは今していないのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) 保護者の第1希望、あるいは第3希望ぐらいまでを優先に選考はさせていただきますが、園との調整の中で、園のほうでの例えば受け入れが難しいとかそういう場合については、公立の園でいかがですかということで保護者の方と御相談させていただいて、保護者の方が了承いただければそちらのほうで保育所に入っていただくというような措置をとっているところです。 ○副議長(氷室勝好君) 鎌内つぎ子議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) そうですね、まずは保護者と連携とって対応していただきたいなと思います。 それと、認可園の保育園の行事など、公的施設の使用料は今どうなっていらっしゃるでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) 公立あるいは認可園、私立の認可園ともに、例えばお遊戯会というような中で使う場合には減免という措置をさせていただいているところですが、公立、私立ともに同額の減免の率ということになっております。 ○副議長(氷室勝好君) 鎌内つぎ子議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) 減免になっていないところ、ありますよね。 ○副議長(氷室勝好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) 今、私、御説明したのは市民会館の一例だったのですが、例えばパレットおおさきを利用する場合などは減免率が当然半分ぐらいということで、異なっている実情がございます。 ○副議長(氷室勝好君) 鎌内つぎ子議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) 今後、そういうところ、公民館使ってもですし、結構額が大きいということで、いろいろな行事とかやるときにそうした負担軽減、今後そういう考えはないでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) 現状としてそういう補助というような仕組みは持ち合わせておりませんが、次年度からの制度設計に向けて、これまで認可園の先生方と随分協議を重ねてまいりましたので、今回のお遊戯会のときの使用料のみならず、例えば保育実習生の受け入れ、いろいろございますけれども、園として通常業務以外の、当然受け入れなければならないのですがそういう負担もございますので、それらも見据えた上で、園にとっていい形でちょっと助成的な事業を今、検討しているところですので、そちらのほうでぜひ考えさせていただきたいと思います。 以上です。 ○副議長(氷室勝好君) 鎌内つぎ子議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) それと、保育運営費のかかわりですので、来年、5月連休前後、ずっと10連休とかといろいろと言われていますけれども、そうした対応は一律に考えていらっしゃるのでしょうか。 なぜかと申しますと、介護職員とか看護師とか、そういう人たちは交代で休んでいるものだから、子供を預けられないとなると本当に大変なことなので、そこら辺の対応はどのように考えていらっしゃるでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) 議員おっしゃるとおり、そのとおりの状況もございますし、あとはそれ以外のいわゆる市民サービスの部分も連休の部分どうするかというのは、今ちょうど検討を進めているところでありますので、具体のことはちょっと申し上げられませんが、その部分も考慮しながら検討してまいりたいと考えております。 ○副議長(氷室勝好君) 鎌内つぎ子議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) ぜひ、いい方向で検討していただきたいなと思います。 次に進みます。 次に、8款3項2目の排水路改良費についてお伺いいたします。 内容についてはわかりました、理解はしました。次年度以降の排水路、緊急の計画どれぐらいあるのでしょうか、緊急のです。 ○副議長(氷室勝好君) 齋藤河川・冠水対策室長。 ◎建設部下水道課技術副参事兼河川・冠水対策室長(齋藤弘君) 次年度以降の計画でございますけれども、今年度並みの事業を現在計画しております。 ○副議長(氷室勝好君) 鎌内つぎ子議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) 今回、議会報告などで出されたところなのですけれども、古川のまず李埣地内なのですけれども、ここの排水路整備については前後整備されて間だけが残されているというところなのですけれども、こういうところは計画に次年度から組み込まれるということはできるのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 齋藤河川・冠水対策室長。 ◎建設部下水道課技術副参事兼河川・冠水対策室長(齋藤弘君) 李埣の排水路につきましては、現在、雨水事業のほうで整備されている幹線の排水路となっております。 それで、今現在、旭のほうで施工しているのが排水路整備ということで、環境対策と現在の流れの悪い区間の現況の排水路の整備という形で、排水路整備と雨水整備と分けて整備を進めております。 ○副議長(氷室勝好君) 鎌内つぎ子議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) そうしますと、李埣のほうはどのようにしてそこの中間、間のところは整備していこうとしているのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 齋藤河川・冠水対策室長。 ◎建設部下水道課技術副参事兼河川・冠水対策室長(齋藤弘君) 李埣のほうにつきましては、環境が非常に悪いところは先行的に排水路として整備いたしますけれども、基本的には雨水の幹線事業として整備を進めてまいりたいと考えております。 ○副議長(氷室勝好君) 鎌内つぎ子議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) そうすると、先がずっと長いということでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 齋藤河川・冠水対策室長。 ◎建設部下水道課技術副参事兼河川・冠水対策室長(齋藤弘君) 雨水事業につきましては末端から順次整備を進めていかなければならず、やはり期間は相当かかるというふうに考えております。 ○副議長(氷室勝好君) 鎌内つぎ子議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) 下流からするというのは本当にそのとおりだなと思っていますけれども、その間だけ残っているというのはどうにか早くしたほうがいいのではないですか。前後はちゃんと整備されているのです、間だけ残っているというのはちょっと。だって、そこは早くということで区長さん初め水利組合の人たちと建設部との懇談もしたのですけれども、要望書も出してやったのですけれども、そこら辺は早目にできないでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 齋藤河川・冠水対策室長。 ◎建設部下水道課技術副参事兼河川・冠水対策室長(齋藤弘君) 要望のあった区間につきましては、整備の順位という形で、現在、浸水の実績とか流れの悪いとかという形で優先順位を定めて計画的に進めております。ですので、その整備の順位を定めて今後整備していきたいと考えております。 ○副議長(氷室勝好君) 鎌内つぎ子議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) 早目に、そういう整備は、農家組合の人たちとか一生懸命やっていますので早目に、高齢化もなって大変だということもありますので、早目に整備していただきたいなと思います。 次に、10款2項3目の学校建設費です。 小学校、中学校、幼稚園の空調設備整備事業の内容についてはわかりました。ですが、小中学校のエアコンの、今回は空調を全部設置するのですけれども、エアコンつけるのは、31年度つけるのが一部の小学校だけだということがちょっと納得いかないの。整備全部したら、全部つけたらいいのではないかと思うのですけれども、そこら辺は交付金とのかかわりなのか、なぜなのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 宮川教育総務課長。 ◎教育委員会教育部教育総務課長学校教育環境整備推進室長(宮川亨君) お答えいたします。 教育委員会といたしましても、小学校できれば全校一緒に7月まで完成目指しますというふうに御答弁できれば大変よろしいのですけれども、確かに学校数が非常に多いということもあってなかなか、それからあとほかの自治体でも同様にエアコンの整備事業に入るというところでそういった関係もございまして、なかなか全ての学校を7月まで完成させるというのはちょっと難しいというふうに判断したところでございます。 教育委員会といたしましては、体力の弱い、まず初めに幼稚園児を最優先にしたいと。その次に小学校、それから次に中学校というふうな形で考えているところでございますが、先ほど答弁したとおり、小学校についても学校数が多いというところでなかなか一気にはできないというところでございます。 現在のところ、一部の小学校といいますのは1教室当たりの児童数の多い学校をまず最初に優先したいというふうに考えているところでございまして、現在、古川第一小学校から第五小学校までのナンバースクール、それに岩出山小学校と鹿島台小学校の7校につきましては、何とかこれは7月までの完成を目指して、教育委員会としても頑張っていきたいというふうに考えているところでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 鎌内つぎ子議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) そうしますと、学校数が多いということで、交付金とのかかわりとかそういうことではないということですね。学校数が多いというだけで、補正とかいろいろなことでも考えて何らかの手だてはできるかもしれないということですか、よくとれば。 ○副議長(氷室勝好君) 宮川教育総務課長。 ◎教育委員会教育部教育総務課長学校教育環境整備推進室長(宮川亨君) 交付金の関係は何もございません。ただ、この無理というのはスケジュールの関係でなかなか難しいというふうな判断でございます。 ○副議長(氷室勝好君) 鎌内つぎ子議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) スケジュールの関係で難しい、そうすると発注は複数に分けて発注するということなのでしょうか。そういうふうにやらなかったらスケジュール、7校に、全部の空調設備を一気にやるわけですから、分けて手だてとったり、どのようにして発注するのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 宮川教育総務課長。 ◎教育委員会教育部教育総務課長学校教育環境整備推進室長(宮川亨君) 小学校の7校につきましては、おのおのの学校それぞれ1本で発注をしたいというふうに考えてございます。残りの小学校につきましては数校組み合わせということで今現在想定しているところでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 鎌内つぎ子議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) そうしますと、学校というか、保護者に対しては、この7校だけですよと、あとは順次、来年度に向けて手だてをとりますよという説明をしていくのでしょうか。保護者の方から、せっかく空調全部につけるというのだったら一気にしていただくといいのだけれどもねという話があったものだから、ああ、それはそうだなと私も思ったのですけれども、そこら辺はどのようにして説明、一緒に全校に、教育施設はそういうふうにやって全校にそういう手だてをとるというのが本来ですよね、もし、小さい大きい関係なくそういう手だてをとってやるというのが本来だと思うのですけれども、そこら辺はどういう説明を保護者の方たちにしていくのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 宮川教育総務課長。 ◎教育委員会教育部教育総務課長学校教育環境整備推進室長(宮川亨君) 現在、保護者様のほうには教育委員会から特にお話しするというところは考えてはいないところではございますが、毎月1回、校長会議、教育委員会のほうで校長会議開いてございますので、その会議の中で校長先生にお知らせをしてまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 鎌内つぎ子議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) 小学校はそのようにしてやると。中学校は32年度稼働予定になっていますけれども、中学校も大規模の中学校については今回そういう、来年、31年7月に稼働できるようにできなかったのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 宮川教育総務課長。 ◎教育委員会教育部教育総務課長学校教育環境整備推進室長(宮川亨君) 中学校につきましては、小学校7校以外のところと、それから中学校については平成31年度中の完成を目指してございますので、32年の夏の稼働には間に合うというふうに考えているところでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 鎌内つぎ子議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) わかりました。 そうしますと、32年ですよね、稼働が、中学校の場合は。31年に稼働できないのかと聞いているのですけれども。31年中には整備をすると、空調は全部整備をすると、そして32年度に稼働ということですよね。中学校の大規模校、古川中、東中、西中、北中とあるのですけれども、そこら辺は31年度中にはできないのでしょうかということなのです。 ○副議長(氷室勝好君) 佐藤教育部長。 ◎教育委員会教育部長(佐藤俊夫君) 現在、まず設計を実施いたします、まず専決です、専決の予算をつけていただきましたので現在設計の作業に取り組んでおります。そこの設計が、先ほどから申し上げています7校をまず先行して第1弾として行いまして、残りの学校については第2弾として今後入札をするために、今現在、建築住宅課のほうで日々一生懸命準備をしております。設計が各学校ごとに設計会社から上がってきたものごとに、できたものから順次、工事の入札を進めていきたいというふうに考えているのですけれども、ただその順番が、一斉に全部早く上がってこないので、順番になってしまいますので、その関係がどうしてもあります。 さらには、学校ですので工事をする時期というものがどうしても、今考えられますのは、夏までに間に合うものは、例えばゴールデンウイークの長期の休みとか、そういう期間を利用するのが中心になったり、あとはどうしても夏休み、通常ですと夏休みですとか、そういう時期に工事が入ってしまいます。教室にエアコンつけるので工事も当然騒音も出ますし、教室内の作業も出ますので、その辺のスケジュール感をもってするとどうしてもなかなか、全部の学校を来年の夏までというのはなかなかいかんともしがたいところで、ちょっと教育委員会としても非常にその辺が悩ましいところではございます。 ○副議長(氷室勝好君) 鎌内つぎ子議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) わかりました。 そうしますと、そのほかのところは平成32年7月には稼働できるように努力してやっていくということ、配置をしていくということでよろしいのですね。そのように頑張っていただきたいなと思います。 以上で終わります。 ○副議長(氷室勝好君) 次に進みます。 19番只野直悦議員。 ◆19番(只野直悦君) 19番只野直悦でございます。通告に従って質疑させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 まず、説明書4ページでありますけれども、歳入の17の1の2、指定寄附金について。あわせまして、歳出の企画費もあわせてお伺いしたいと思います。 まず、1億4,683万5,000円の内容等についてお伺いをいたします。 ○副議長(氷室勝好君) 渋谷政策課長。 ◎市民協働推進部政策課長元気戦略推進室長(渋谷勝君) 歳入17款でございますが寄附金、これさまざまな予算がございますが、私のほうの額が大きいものですからまとめてお答えさせていただきたいと思います。 まず、寄附金のうちの指定寄附と言っている部分でございますけれども、内訳としてこちらが5,160万円ということで、充当につきましては5ページのほうに記載のとおりでございまして、まちづくり基金のほうに行くものが5,060万円でございます。そのほか7款のほうの観光施設維持管理経費のほうに充当しますのが100万円というような内訳でございます。 それから、指定寄附のうちふるさと納税のほうも今回計上してございまして、こちらが9,523万5,000円ということでございまして、このうち使い道としては同じようにまちづくり基金に行くものがございますが、こちらが9,119万2,000円で、そのほか同じふるさと納税の推進事業というところにも充当してございますけれども、こちらが404万3,000円、こちらにつきましてはふるさと納税の仕組みにおきまして代理収納制度がございます。本市の場合、7月の際に被害に遭われました宇和島市のふるさと納税につきまして寄附の受領代行をさせていただきまして、10月までに頂戴いたしました御寄附が合計で404万3,000円ほど頂戴しましたので、今般、これを年内にでも宇和島市のほうにお届けいたしたく、歳出予算のほうを立てまして充当させていただいたところでございます。 以上です。 ○副議長(氷室勝好君) 只野直悦議員。 ◆19番(只野直悦君) 本当に寄附金につきましては感謝申し上げたいと思います。また今、答弁もありましたが、ふるさと納税の代理収納している宇和島市の一日でも早い復旧復興を御祈念したいと思います。 このふるさと納税寄附金についてまたお伺いいたしますけれども、今年度の実績ですが、最新情報も含めて、これまでの実績と今後の見通しについてお伺いをいたします。 ○副議長(氷室勝好君) 渋谷政策課長。 ◎市民協働推進部政策課長元気戦略推進室長(渋谷勝君) 今般は10月まで頂戴しておりましたふるさと納税につきまして、本市のいただく分といたしまして9,100万円ほどを計上させていただき、基金に積むところでございますが、これ10月時点の実績でございまして、11月一月での実績申し上げますと4,500万円といったような数字、こちらは3,600件ほどの申し込みとなってございまして、この分を含めますと1億3,600万円ほどの実績が確認されてございます。 前年度の実績同期では1億600万円ほどでございましたので、これとの比較においては、前年から1.3倍の金額の伸び、件数におきましては1.6倍の伸びとなってございます。金額に比べまして件数のほうが伸びているということでございますけれども、取り組みやすい、比較的少額と言われている寄附のほうが多くなっているのではないかなと認識してございます。 要因といたしましては、ふるさと納税の制度が年々広く周知され、利用されてきておりますので、全国的に寄附をされる方がふえてきているというふうに認識してございます。 また、ふるさと納税につきましては所得税の控除対象となりますために、年間の所得額が見通せるようになります12月に入ってから寄附が増加する傾向にございますので、昨年度でも12月の一月で5,000万円を頂戴してございます。約5,000万円でございますが、昨年度の総額においてもこの12月一月で25%ほどお受けしているというような実績もございますので、ことしも、ただいま12月に入ってございますけれども、寄附の件数の増加を感じているところでもございまして、昨年以上を確保したいということであれば、2億を総額では超すというような見込みも立つところでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 只野直悦議員。 ◆19番(只野直悦君) 詳しく答弁いただきました、ありがとうございました。 11月末現在では1億3,600万、前年度比較しますと1.3倍ということで本当にありがたいです。たしか前々年、一昨年よりは、昨年度は9,000万台ダウンしたのですけれども、その後、今年度はまた件数、金額ともにふえたということで、大変本当に担当課としてもうれしいと思っていますし、私どももそう思っております。ありがたいことです。 この寄附金の使い道ですけれども、世界農業遺産認定のこともあって、30年度、ふるさと納税寄附金の使い道について見直しておりますけれども、この見直し方も私はよかったのかなと思いますが、その辺についてはどのように考えていますか。 ○副議長(氷室勝好君) 渋谷政策課長。 ◎市民協働推進部政策課長元気戦略推進室長(渋谷勝君) 議員おっしゃいますとおりでございまして、寄附を集めるいろいろな理由もあったりするのですが、返礼品もそうだと思いますけれども、やはり本市において今回は、ふるさと納税の中で使い道の一つのイの一番に世界農業遺産の保全活用といったものを掲げてございまして、また応援のメッセージもふるさと納税と一緒に頂戴してございます。そういった意味からしても、そのような取り組みがこの額の上積みのほうにも多少なりとも反映されているのかなというふうに思っているところでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 只野直悦議員。 ◆19番(只野直悦君) そうだと思います。世界農業遺産関連の事業あるいは未来を担う人材育成のための事業など、新たに見直したということ、とてもよかったと思います。ぜひ有効な活用、期待しております。 そこでですが、ふるさと納税の寄附金ですけれども、一旦これは、先ほどのように2の1の9に、一旦基金に入れて後で充当することになりますけれども、この30年度の基金の活用ですが、5つの使い道への流れといいますか、これは今現在、31年度、次年度予算のいわゆる組み立ての時期なのですが、それに合わせながらですが、各担当部署からの要望等々、そういう流れでよろしいのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 渋谷政策課長。 ◎市民協働推進部政策課長元気戦略推進室長(渋谷勝君) 寄附でございますが、いただいてすぐ使い道が定まれば、それは一番よろしいのだとは思うのですけれども、このように多くの皆様からの寄附をいただき、そしてこのような額になるものでございますから、ぜひ有効に活用させていただこうということで、年度内では昨年までいただいたものを基金から崩しまして活用させていただいていると。 言いかえますと、今年度頂戴いたしました約9,000万円ほどのものは一度基金のほうに積ませていただくことで基金残高にいたします。そのことによりまして、来年当初も特定財源として活用することができますので、おっしゃるとおり、ただいまは31年度の予算編成に向けまして、各部各課からふるさと納税を活用した事業につきましての御要望、御提案を頂戴しまして、その中でどのような使い方をするのか検討している段階でございます。 ○副議長(氷室勝好君) 只野直悦議員。 ◆19番(只野直悦君) わかりました。 もう少し聞きますけれども、29年度のふるさと納税の使い道につきましてはホームページでも実績紹介されておりますけれども、29年度は1億9,500万円いただいて、4つのメニューの充当額の合計が1億1,798万円になっておりました。このまま計算しますと充当率は60.5%にとどまっているように見えます。大崎市のためにという思いで御寄附なさっていらっしゃる方々を思えば、60.5というのは私は低い感じがしますが、あるいは現状はもっと使ったことになっているのでしょうか、お伺いいたします。 ○副議長(氷室勝好君) 渋谷政策課長。 ◎市民協働推進部政策課長元気戦略推進室長(渋谷勝君) ただいま昨年度、29年度にいただきました寄附金の額1億9,000万円ほどというふうに御紹介申し上げていただきましたが、この分につきましては、昨年度においては一度基金のほうに一回積み立てておりますので、その活用につきましては、平成30年度の当初予算におきまして約2億5,000万円ほど当初予算から充当させていただいているということで、多いのではないかなというお考えもあるのですが、実は28年度以前のものもございましたので、それを足し合わせて、29年度にいただいたもの以上に30年度で活用させていただいております。 他方で、29年度活用事業につきましては28年度以前に頂戴した、そして基金にためておきましたものの活用でございますので、単年度の入った額、活用額とはなかなか一致しないというか、1年度ずつずれていくようなイメージとお考えいただければ結構かと思います。
    ○副議長(氷室勝好君) 只野直悦議員。 ◆19番(只野直悦君) 28年度、前のいわゆる基金を次々入れかえというかな、ずらしていくのでしょうけれども、その実績報告を見ますと、報告書を見ますとどうしても、予算は2億幾らにはなりますけれども、使ったメニューの充当額を見ますと60.5にしか見えないのです。あるいはその後、新たな事業で、紹介した事業のほかに新たな事業で29年度いただいたものを30年度に活用しているのか、その辺のところはどうなのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 渋谷政策課長。 ◎市民協働推進部政策課長元気戦略推進室長(渋谷勝君) 29年度の活用事業1億1,000万ほどというようなお話でございまして、いただいたものに比べての充当率ということでございますと思いますが、この1億9,000万は29年度ではなかなか充当できなかったものですから、30年度の当初予算のときにこちらの充当先を定めまして、ただいま本年度で活用させていただいているということでございますので、この1.9億からの充当率60%というのは、そういう因果関係にはなかなかないものかなというふうに思ってございます。 ○副議長(氷室勝好君) 只野直悦議員。 ◆19番(只野直悦君) ちょっとまだ私も理解ができないところもありますが、後で教えていただきたいと思います。ぜひ2億、あるいは2億何千万となるわけですけれども、御寄附なさった方の思いをぜひ実績として反映していただきたいと思います。 今、各部各課から上がっている状況と思いますが、例えば新しいメニューで未来を担う人材育成のための事業とありますけれども、これは教育委員会かなりかかわっていると思いますけれども、昨年度も質問いたしましたが、例えば中学校の教育環境整備なら老朽化している楽器、なかなか予算つけられないので、こういうのもぜひ活用してほしいと思いますし、あるいは校庭内にある大きい樹木の伐採や剪定なり、そういった事業にも活用していただきたいと思っております。寄附者の意向に沿ったさらなる活用を期待申し上げたいと思います。 それから、返礼品のメニューですけれども、本市のホームページ見まして、私、気になったところ2つありましたが、御礼の品に入っていく前に、御礼の品なしの寄附とありました。これ昨年までなかったような気しましたが、これはどのような理由でいつごろ加えたのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 渋谷政策課長。 ◎市民協働推進部政策課長元気戦略推進室長(渋谷勝君) お礼の品なしというふうに扱っておりますのは、現在、宇和島市への代理収納の寄附につきましては、こちら制度上、他市の寄附金のお預かりということでございますので、他市の寄附に対しまして本市からの返礼品の取り扱いはいたさないということでございまして、これはサイト運営をしておりますこのインターネット専用サイトの決まりでもございまして、災害への支援というものである場合は、これは返礼品なしで御厚意のみを頂戴しまして、本市の場合は宇和島市のほうから市長さんのお礼状をお預かりしておりまして、寄附証明とともに宇和島市からの感謝のメッセージをお届けしているというものがお返しということになろうかというふうに思ってございます。 そのほかにつきましては、現状においては寄附額の3割以内におさまるような返礼品をお選びいただくような形をとってございますので、御理解のほどお願いしたいと思います。 ○副議長(氷室勝好君) 只野直悦議員。 ◆19番(只野直悦君) そうしますと、いわゆる寄附者の皆様からはお礼用の品はいいですよという、災害関係なしでお礼の品はいいですよという方は余りいないということなのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 渋谷政策課長。 ◎市民協働推進部政策課長元気戦略推進室長(渋谷勝君) 寄附された方につきまして必ずこの返礼品を選ばなくてはならないということは義務ではございませんが、ほとんどの皆様、ほぼ9割9分と言ってよろしいかと思いますが、返礼品を希望されているような状況でございます。 ○副議長(氷室勝好君) 只野直悦議員。 ◆19番(只野直悦君) わかりました。 2つ目もあったのですが、これにつきましては、通告のときには返礼品の見直し追加やっておりまして、中に新米でささ結入っていないと私思ったのですが、2日ほど前に見ましたらささ結とササニシキの米粉うどんのセットと載っておりました。これである程度納得したのですけれども、登米市ではメニューの初めに、登米市産の新米、牛肉、豚肉、結構大きいスペースで、これ繰り返し紹介していましたので、私これ参考にしたいなと思いました。 では、次に入らせていただきます。 地域振興関係経費ですが、2の1の14です、地域振興費です。990万円の減でありますけれども、この内容についてお伺いいたします。 ○副議長(氷室勝好君) 大塲まちづくり推進課長。 ◎市民協働推進部まちづくり推進課長(大塲一浩君) 地域振興費の990万円の減額でございますけれども、こちらにつきましては一般財団法人の自治総合センターが実施しております宝くじ助成の減額でございます。 それで現在は、平成30年度分につきましては、大崎市ですと10団体ほど申請をさせていただいたのですけれども、結果といたしましては1団体のみの採択という形になってございます。当初予算では10団体のうち上位5団体分、金額にいたしますと1,170万ほど予算を計上させていただいておりましたが、結果として採択の金額が180万ということで、その差額の990万円を減額するものでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 只野直悦議員。 ◆19番(只野直悦君) そうしますと、私は毎年複数団体助成金いただくなと思っていましたら、ことしは1団体ということでかなり思いもよらぬ結果だなと思います。これ要綱変わったのでしょうか、あるいは厳しくなったのでしょうか。大崎市、枠があるのかなと、私は思っていましたので。 ○副議長(氷室勝好君) 大塲まちづくり推進課長。 ◎市民協働推進部まちづくり推進課長(大塲一浩君) 現在の宝くじ助成の内容につきましては、確認をさせていただいたところ、やはり宝くじの売り上げが伸びていないというのが現状のようでございます。情報、データをちょっと見させていただいたのですけれども、県内の仙台市を除きます13市のデータを見ますと、平成28年度は34団体ほど採択をされているのですが、ことしについてはそれが18団体ということで、約半数まで減っているという状況でございます。御案内のとおり、これまで3団体から5団体程度採択をいただいていたところですが、今回については1団体ということでございます。 なお、先ほど10団体申請というお話をさせていただきましたが、来年度以降については5団体以内でという、そういった内容で御連絡をいただいているところでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 只野直悦議員。 ◆19番(只野直悦君) そうしますと、思ったよりも厳しくなったなと思いました。なおまた、挑戦される団体がありますので、ぜひアドバイスをお願いしたいと思います。 では、次に移ります。 7の1の5の観光施設費、観光施設維持管理経費100万円、先ほどの答弁である程度わかりました。埼玉県に在住の方からの桜の苗木の植栽ということで、大変ありがたいと思います。 先ほど聞いた中では、これまでにない品種を山頂付近についてことで、コシノヒガンザクラと言いましたよね、なかなか、私は初めて聞くなと思いました。これ25本ですので1本当たりざっくり4万円なのですが、この咲く時期というのはいつ、彼岸ですか、早いのか、あるいはどの程度の大きさの桜の苗木なのでしょうね。 ○副議長(氷室勝好君) 柳原田尻地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) お答えいたします。 先ほどコシノヒガンザクラという桜を植栽するということでございまして、この咲く時期につきましては、ヒガンザクラということもありまして、ちょうど彼岸のころに咲くということで、ソメイヨシノよりも大体1週間ぐらい早く咲くという桜でございます。 それで、苗木でございますけれども、3メートルの苗木を植栽したいというふうに考えてございます。通常1.5メーターぐらいの苗木ということにはなるのですけれども、3メートルですと根づきも早いということで成長も早くなるということもございまして、それで3メーターの幼木といいますか、その苗木を植栽することといたしまして、その結果、25本という本数になったものでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 只野直悦議員。 ◆19番(只野直悦君) 3メーター、思ったよりも大きい苗木だなと思いましたけれども、早く咲くのでこれまたいいなと思いますが、頂上、平たん地よりも5日ぐらいおくれて咲きますから、逆に下と同じ、頂上咲かない時期にそれが咲くなと思いますが、いいかと思います。 植える間隔というのはある程度、今まで加護坊山の桜は2,000本植えて、間伐をしながら今あるのですけれども、3メーターの桜ですとある程度間隔を見ながら、そのまま成長して間伐しないということでよろしいのですよね。 ○副議長(氷室勝好君) 柳原田尻地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) 今、議員おっしゃるとおり、その3メーターの幼木を植えて、あと間引かない形で間隔はそれなりにとりまして、将来間引かない形で間隔をとりたいということで、あと請負業者のほうとよく協議しながら植栽したいというように考えております。 ○副議長(氷室勝好君) 只野直悦議員。 ◆19番(只野直悦君) 新しい品種ということで、これ大崎市内では初めての桜かと思いますので、ですよね。私だけわからないのか、だと思いますので、ぜひPRをしながら、新しい、また更にボリュームアップの加護坊山の名所にしてもらいたいと思います。 では、次に移ります。 6の1の6の農地費でありますけれども、これにつきましては農業用施設維持管理経費150万6,000円、この内容についてお伺いいたします。 ○副議長(氷室勝好君) 安部農林振興課長。 ◎産業経済部農林振興課長(安部祐輝君) お答えいたします。 こちらについては農業施設の維持管理で行う経費ですが、今回の補正予算内容につきましては、平成30年7月に西日本豪雨ありまして、ため池の決壊等があったことで全国一斉のため池の緊急点検が実施されました。そちらにより本市でも下流に人家等があるため池の点検を行いまして、その中で例えば洪水吐の倒木の撤去が必要であるとか、そういう補修等の対応が必要となりましたので、今回は緊急点検で把握した補修部分などを早急に補修できるよう、ため池5カ所の補修を行う内容となっております。5カ所合計で210万円の事業費になりますけれども、既存予算の残額が59万4,000円となっておりますので、今回150万6,000円の補正を行う内容となっております。 ○副議長(氷室勝好君) 只野直悦議員。 ◆19番(只野直悦君) 緊急点検後の必要な経費ということでわかりました。これは市では豊かなふるさと保全整備事業というのがあって、ため池についての整備等々やっておりましたが、これまでも毎年計画的に実施されておりますけれども、このため池の要望箇所というのは、これから整備する箇所、要望件数どれくらいあるのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 安部農林振興課長。 ◎産業経済部農林振興課長(安部祐輝君) こちらにつきましては、詳細の件数、今ちょっと持ち合わせていないのですけれども、こちらのほうにつきましては各支所エリアごとに毎年点検等を行って、その中で先ほど事業名の紹介がありましたけれども、どうしても県事業、豊かなふるさと保全整備事業で行うような、ある程度大きな規模の補修が必要なものにつきましては、優先度をつけながら各エリアで補修のほうを進めている状況となっております。 ○副議長(氷室勝好君) 只野直悦議員。 ◆19番(只野直悦君) これはかなり待っているところもあると思いますので、よろしく対応してもらいたいと思います。 では、次に移ります。 10の5の2公民館費、社会教育バス管理経費280万円の内容についてお伺いいたします。 ○副議長(氷室勝好君) 中村中央公民館長。 ◎教育委員会教育部古川支局長兼中央公民館長兼公民館地域運営推進室長兼大崎市民会館長(中村弥生君) お答えいたします。 本市の社会教育バスにつきましては、大崎市社会教育バスの利用に関する規則に基づきまして、社会教育の振興及び充実を図るため、公民館事業のみならず社会教育関係団体の事業、研修のほか、市が主催いたします事業等に御活用いただいております。 運行業務に対しましては、市が所有いたしますバス2台と民間バス会社が所有いたしますバス2台を民間バス会社2社に平成29年度から3年契約で委託をし、現在運行を図っております。 今回増額をいたしました理由につきましては、当初、これまでの実績を踏まえ約3,000時間もの運行を見込んでおりました民間バス所有分の2台につきまして、約500時間超えの3,500時間の利用が見込まれたため、委託料280万円を増額するものであります。 ○副議長(氷室勝好君) 只野直悦議員。 ◆19番(只野直悦君) これは時間というのは、いわゆる運転に要した延べ時間ということでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 中村中央公民館長。 ◎教育委員会教育部古川支局長兼中央公民館長兼公民館地域運営推進室長兼大崎市民会館長(中村弥生君) 民間バスのその委託料の積算につきましては、平成26年4月から運行の安全性を確保することを目的に、貸し切りバスの運賃料金制度が見直しが行われまして、車庫を出るときから戻るまでの走行距離1キロ当たりの運賃を乗じたキロ制運賃と、運行開始から運行終了までの時間に、点検とか点呼等に要する時間約2時間を加えた時間に時間当たりの運賃を乗じた時間制運賃を合計した額が民間業者への委託料として計算をしているところです。 ○副議長(氷室勝好君) 只野直悦議員。 ◆19番(只野直悦君) たしか安全運転のため見直しがあったのですよね、厳しくなったのですよね、わかりました。 今、答弁でいわゆる白いバスは市の所有ですけれども、あと緑のバス、4台で今運行していますよね。昨年までは利用状況、5月から11月ごろまでは本当に繁忙期で大変利用、あるいは運転のほうも大変込み合ったということを聞きましたけれども、今年度、これまでの状況というのは昨年度と同じぐらいでしょうか。お聞きいたします。 ○副議長(氷室勝好君) 中村中央公民館長。 ◎教育委員会教育部古川支局長兼中央公民館長兼公民館地域運営推進室長兼大崎市民会館長(中村弥生君) 今年度につきましては、昨年度と同じように5月から繁忙期11月ぐらいまで同じように御利用いただいておりますが、昨年度以上に御利用いただいている状況です。 その増額の要因といたしましてこちらで考えておりますのは、社会教育関係団体の研修、学習機会の増加、また地域関係団体におきましては地域課題が増大したことで先進地視察の機会がふえたことと考えているところです。 ○副議長(氷室勝好君) 只野直悦議員。 ◆19番(只野直悦君) 利用する機会が、利用者がふえたということ、これはすごく私はいいことだなと思います。ただ、いかんせんバスが限られていますので、以前よりも減ったのですよね、たしか。ですから、市民の皆さんは何とか社教バス使いやすいように台数をふやしてほしいという声がすごくありますけれども、これにつきまして、あるいは5月から11月の繁忙期、7カ月になりますか、においてのみでも構わないのですが、台数をふやすという見直しの検討はされているのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 中村中央公民館長。 ◎教育委員会教育部古川支局長兼中央公民館長兼公民館地域運営推進室長兼大崎市民会館長(中村弥生君) バスの台数につきましては、今現在所有している市のバスがもし経年劣化などによりまして使用不可能になった場合については、車両の更新は行わず、現在の4台を維持するような形で民間への委託を考えております。 その繁忙期の御利用の増につきましては、昨年もちょっと御質問いただいたときに、繁忙期だけバスの台数をふやせないかということではございましたが、今現在の委託の内容では難しいということになっておりますので、今後その辺、調査、研究をさせていただければと思います。 ○副議長(氷室勝好君) 只野直悦議員。 ◆19番(只野直悦君) どうぞ調査、研究から検討という一歩前に進んでもらいたいなと思います。 私ども、8月末に団体でお借りして乗ったことありますけれども、先月11月に田尻のある団体が借りて助かったということ聞きました。ただ、そのとき丸森町に行ったらしいのですけれども、着いたと同時ぐらいにバッテリー上がって故障したそうなのです。たまたまスタンドか整備会社が近くにあったので帰りまで間に合ったらしいのですけれども、多分、先ほど老朽化の話ありましたが、そういうバスかなと思いますが、バッテリー液がなかったらしいのです。これ老朽化よりも日ごろの点検だと思いますので、ぜひそういった整備不良のないようにお願いしたいと思います。 では、次に移ります。 4の1の5環境衛生費、空き家対策事業95万9,000円、これにつきましてお伺いいたしますが、これにつきましては先ほどの答弁である程度わかりました。この30年度の重点事業として、空き家台帳の整備など空き家対策についての取り組み状況をまずはお聞きしたいと思います。 ○副議長(氷室勝好君) 尾形環境保全課長。 ◎市民協働推進部環境保全課長放射能対策推進室長空き家対策推進室長(尾形良太君) 今年度の空き家対策事業の取り組み状況ということでございますけれども、本年度は空き家対策計画を策定して本格的な最初の年度ということでございます。 それで、当課としましては、御紹介のあった台帳整備のほかに新規として空き家相談会、それからシルバー人材センターにお願いしています空き家サポート推進事業、それから先ほど話題になりました危険空家等除却費補助金、それから出前講座や、それから空き家予備軍への啓発事業も予定しているところでございますし、政策課のほうでの空き家バンク、それから関係課で協力いただいております住宅購入支援事業等の補助金ですとか、それから産業商工課の空き店舗事業、そういったものも含んで進めさせていただいております。 総括的なところですが、順調に本年度は予算計上している事業は実施しているところですが、法律施行以前から問題となっている空き家が幾つかありまして、その点の解決に少し立ち往生してなかなか、進んではいるものの最終的な解決まで至らないというような状況になっているところでございます。今後、皆さん、関係者の協力を得ましてさまざまな方策で解決をしていきたいと考えているところでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 只野直悦議員。 ◆19番(只野直悦君) 今の答弁いただきまして、大分30年度いろいろと、着々と計画に従って実施されているということで大変いいなと思います。その中で本当に困難な事例もあると思いますけれども、粘り強く解決に向かって進んでほしいなと思います。 今回のようにこのような予算増額ということは、空き家対策事業が進んでいるなというあらわれだと思いますので、こういった形で増額予算に結びつくようにお願いしたいと思います。 ただいまの答弁の中で空き家バンクの例がありましたけれども、この台帳を整備する中で、活用希望の件数という、いわゆる空き家を賃貸あるいは売買として活用したいという件数はどの程度あるのでしょうね。 ○副議長(氷室勝好君) 渋谷政策課長。 ◎市民協働推進部政策課長元気戦略推進室長(渋谷勝君) 空き家バンクを担当しておりますので、私のほうからお答え申し上げます。 空き家バンクにつきましては、ただいまの登録件数7件のうち3件がもう入居済みでございまして、ただいま紹介できる物件につきましては4件というところでございます。 この背景につきましてですが、空き家所有の皆様に本市では3月末にプッシュ型の通知を差し上げまして、空き家バンク制度を御案内申し上げましたところ、幾つかの照会がありまして、そして登録に至った件数はございますが、本市のバンクの制度といたしましては、登録に際しまして不動産事業者様と仲介の契約を先に結んでいただき、いわば物件としては優良な形を整えた上で登録するというのが特徴となってございますがゆえに、なかなかこの登録業者さんとのマッチングまで至っていないというのが現状なのかなというふうに思ってございまして、このバンクにつきましては移住政策の一つとして取り扱っているところでございますので、紹介可能物件わずか4件というのは非常に私どもとしても少ないなというふうに思ってございまして、このためには仲介をさせていただく事業者の皆様の御理解も必要なのだと思いますが、さらに使い勝手のいいような制度を工夫しなくてはいけないなというふうなことで、先進事例も参考にしながら制度の見直しなども検討しているところでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 只野直悦議員。 ◆19番(只野直悦君) いわゆる空き家バンク、今ある空き家を利活用するという状況の中において、どれほどの件数があるかということはまだつかめていないのでしょうか。件数、意向調査があったと思うのですが、その辺のところの件数はどのくらいだったのか。 それから、私も少なくとも何十件かあるのかと思いましたが、7件のうち3件がオーケーで今は4件のみだと。これについては余りに私は少ないなと思いました、正直。 ホームページで紹介されている空き家バンクの登録、あるいはいろいろ市では助成金等々あるのですが、いい制度が多くあるのですけれども、なかなか空き家バンクに登録するための要件といいますか、入り口が厳しくてその助成金にたどり着けないのがかなり多いのでないのかなと思いますが、何とか、今の答弁の中ではこれから検討しますというお答えでありますけれども、何とかその辺、実際広めて動き出すためには、入り口をもっと緩やかに、ほかの市では何かもっと緩やかになっていることを聞きましたけれども、大崎市は厳しいのかなと思いますが、その辺はっきりと検討していただきたいと思います。 ○副議長(氷室勝好君) 渋谷政策課長。 ◎市民協働推進部政策課長元気戦略推進室長(渋谷勝君) 先ほど御紹介申し上げましたとおりなのでございますけれども、課題がございまして、やはり本市の場合、不動産事業者さんであらかじめ物件を見ていただきまして、それで紹介できるものを仲介にのせていただくというような、前段階での整理をしようというところで、バンクに上がったものはいつでもすぐに所有者との間で取引ができるような状態、ここまで仕上げる必要があるのかというようなところかと思います。 不動産事業者の方にお伺いしましたところ、中古物件につきましては目に見えない問題を抱える物件も多いことから、事業者様にとりましては、リスクのある物件であるので余り積極的には取り扱いづらいというところも感想として頂戴しているところでもございますので、そういうようなところからすると、バンクとしてはもう少し敷居を下げまして、その事業者とのかかわりにおいてはまだ整っていない段階でも御紹介できるような仕組みがあって、ただ、その際には、物件につきましてはいろいろと調整が必要である旨もあわせて表示しながら広く御紹介申し上げ、その利活用の可能性を広げていくことのほうも検討しなくてはいけないなというふうな視点を持っているところでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 只野直悦議員。 ◆19番(只野直悦君) 今の答弁で最後のほうが、すごく私、大事だと思います。大崎市のほうに移住、定住の方々が、希望している方々が多いと思いますけれども、その方々はやっぱり空き家バンクのほうをチェックするかと思いますけれども、なかなかそういった状況に今ないようなので、ぜひ前進できるようにこれから検討してほしいと思います。 私どもの会派でも来月、ふるさと回帰支援センター、東京にありますけれども、あそこにも勉強しながら伺ってまいりたいと思います。答弁ありがとうございました。 ○副議長(氷室勝好君) 質疑の途中でありますが、暫時休憩をいたします。 再開は午後3時15分といたします。               -----------               午後2時57分 休憩               午後3時15分 再開               ----------- ○議長(佐藤和好君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 質疑を続行いたします。 5番山口壽議員。 ◆5番(山口壽君) 5番山口でございます。今回、新人1年生として6カ月が過ぎまして、今回初めて議案審議通告いたしまして質疑いたしたいと思います。 通告に従いまして、議案第135号大崎市都市公園条例の一部を改正する条例に関して質疑したいと思います。前段、遊佐議員のほうからも同様な質問がされた中、それ以外のところを質疑したいと思います。 利用料金に関してですが、第16条、第17条、第18条におきまして、新世紀公園の三本木パークゴルフ場に関しての利用料金に関して、先ほども説明ございましたが、その制定根拠なるものは前段の説明でわかりました。ただ、この条例制定に当たりまして、最高額を設定した中で、指定管理団体の指定業者が再度利用料金を市長と協議の上、制定するものと思われますが、ただ、この条例の中で入場1回、中学生以上800円、小学生400円というこの想定は、利用者をどのように想定した中で考えたのか、根拠を教えていただきたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 荻野三本木地域振興課長。 ◎三本木総合支所副総合支所長兼地域振興課長(荻野信男君) 利用者区分につきましては、先ほどの遊佐議員のほうにもお答えしたとおり、加護坊のパークゴルフ場を参考に、小学生、それから中学生以上ということで設定をさせていただきました。 実際の利用者の想定でございますけれども、加護坊パークゴルフ場初め他のパークゴルフ場の実績を聞きますと、ほとんどが大人ということで、大人料金、中学生以上の料金設定ということに該当すると思います。実際、子供については、小学生については1%も満たない入場者と、利用者ということで聞いております。 ○議長(佐藤和好君) 山口壽議員。 ◆5番(山口壽君) 先ほどもそのような説明を受けた中で、その条例はやはり基本になるべきものであり、中途半端な、ある程度基準を満たすような明記の仕方がよろしいかと思うので、その金額に関してはよろしいと思いますけれども、この中学生以上小学生というこの区別は何を根拠にしてこのような区別の仕方をなされるのか。 加護坊パークゴルフ場におかれましても高校生以上小中学生というような、高校生と小中学生の区分、また、万葉の森におかれましても一般と中学生以下というような区分の仕方をされている中で、やはり条例もそのようなことに、今の情勢にあったような区分の仕方をすべきだと思います。その辺お伺いいたします。 ○議長(佐藤和好君) 荻野三本木地域振興課長。 ◎三本木総合支所副総合支所長兼地域振興課長(荻野信男君) 区分につきましては、条例の区分と実際の運用の区分が異なっていると、加護坊ゴルフ場についてもそのようだということですので、実際、三本木のパークゴルフ場も運営が始まりましたら指定管理者のほうと相談はいたしまして、市内の加護坊ゴルフ場とも整合性をとって、そのような形がいいのかなという助言は差し上げたいと思います。 設定については、条例のほうも合わせたということで、御理解のほうお願いしたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 山口壽議員。 ◆5番(山口壽君) わかりました。 ただ、条例はやはり基本となるものでございますので、条例のほうで基本から制定の方法を考えるべきだと、私は思います。 次に移ります。 そのゴルフ場の利用の料金、中学生、小学生以外に、加護坊パークゴルフ場に関しまして、利用者は見ますと他のゴルフ場も同様に高齢者の方が多く利用されているように見受けられますが、その辺の利用者の想定はなされなかったのか、お聞きいたします。 ○議長(佐藤和好君) 荻野三本木地域振興課長。 ◎三本木総合支所副総合支所長兼地域振興課長(荻野信男君) 利用者につきましてはほとんどが大人の方だということですので、高齢者の方につきましても当然、パークゴルフをしていただいて競技を楽しんでいただきたいということで、三本木のパークゴルフ場につきましては意外とフラットなコース設定ということで、中に初級者、中級者、上級者ということで、その利用する方の技量によってコースを選べるような設定状況になっているということでございます。 ○議長(佐藤和好君) 山口壽議員。 ◆5番(山口壽君) 今、高齢化社会という中で、特に高齢者の方、健康増進に多く利用していただきたいというような観点から、できれば、小学生というようなことで半額を設定しておりますが、高齢者の方にもそのような配慮をすることは考えておりますでしょうか、お伺いします。 ○議長(佐藤和好君) 荻野三本木地域振興課長。 ◎三本木総合支所副総合支所長兼地域振興課長(荻野信男君) 減免規定等もこれから整備をしていく予定でございまして、その中で、市長が認める場合とかいろいろな項目がございますので、高齢者の方については今のところ普通の料金というふうに考えておりますが、何か減免になるような公共的な大会とかありましたら、その減免については可能になるかと思います。 ただし、基本的な料金については、高齢者枠というのは設けない予定でございます。 ○議長(佐藤和好君) 山口壽議員。 ◆5番(山口壽君) どのパークゴルフ場を見ても高齢者の方がより多く利用するようなことが見受けられます。この三本木のパークゴルフ場に関しても、どうか特色あるパークゴルフ場、将来、大崎市の宝になれるようなパークゴルフ場をつくっていただきたいと思うわけでございますので、よろしくお願いします。 次に移ります。 議案第164号指定管理者の指定について、大崎市古川カントリーエレベーターの利用状況についてお伺いいたします。 これまでの経営状況と、水田農業を考えた今後の方針をどのように考えているのか、お伺いをいたします。 ○議長(佐藤和好君) 安部農林振興課長。 ◎産業経済部農林振興課長(安部祐輝君) それでは、お答えいたします。 大崎市古川カントリーエレベーターについてですが、こちらは東日本大震災からの復興と地域農業の振興を図る目的で、平成26年9月1日から古川農業協同組合指定管理として指定管理委託しているものとなっております。 こちらの利用状況についてですけれども、利用件数につきましては約280件という形で推移をしております。最大貯蔵能力のうちの総処理量というところを見てみますと、平均稼働率が約94.2%ということで、ほぼフル稼働で毎年動いているという状況となっております。 議員から質問ありました収支状況につきましては、毎年約1,000万円ほどの黒字というような状態で推移をしておりまして、指定管理者側も努力をして事業のほうを進めているという状況となっております。 カントリーエレベーターにつきましては、今回、東日本大震災で乾燥機、それから農作業場等が壊れて、それを機に今回カントリーエレベーターで乾燥部分は効率的にお願いするという形が進んだ部分だと思うのですけれども、今後もさらに効率性を求められてきますので、カントリーエレベーター等は十分に活用して推進していきたいというふうに、良質米を大崎耕土から出すためにも進めていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(佐藤和好君) 山口壽議員。 ◆5番(山口壽君) ありがとうございます。 この古川カントリーエレベーターがJA古川、古川農業協同組合のほうで指定管理をされているわけでございますが、JA古川、古川農業協同組合のエリアの中にカントリーエレベーターが西部、南部、そして東部に当たるのが大崎市古川カントリーエレベーターと3カ所ございます。大崎市におかれましては、市民農業者のかかわる農協が3農協、今現在ございます。そういった中で、みどりの、古川、そしていわでやまとそのような中、カントリーエレベーターがないのはいわでやま農協だけでございまして、そのいわでやま農協に関しましても古川同等の水田面積がございます。 そういった観点で、この古川カントリーエレベーターの指定管理に関しましては、状況、環境を見た中で、JA古川、古川農業協同組合がほぼ指定管理という状況になるかと思います。そういった中、市民農業者といたしましてはやはりその辺、公平さに欠ける面もあるのではないかなというふうに、私目線でも見られますし、また、古川カントリーエレベーターができた当初もいわでやま農協管轄の組合員から多くそのような苦情が寄せられた経緯もあります。 そういった中、大変すばらしい、先ほど説明されたように年間1,000万の黒字でほぼ利用量も94.2%だということでございますので、大変すばらしい事業ではあると思いますが、そういった観点から、このカントリーエレベーター事業は今後、新しいカントリーエレベーター事業が検討されるのかどうか、その辺お伺いします。 ○議長(佐藤和好君) 安部農林振興課長。 ◎産業経済部農林振興課長(安部祐輝君) お答えいたします。 現在、市内には3つの農協があります。古川農協、それからみどりの農協のほうとありますけれども、それぞれカントリーのほうが動いておりまして、ほぼ適正な規模で動いているというふうに思っております。 ただ、議員おっしゃるとおり、岩出山、鳴子エリアの中山間地につきましては、カントリーエレベーターについては現在まだないという状況の中で、これまでも何度か要望等もありまして、本市からも事業実施する際に強い農業づくり交付金という事業がありまして、そちらのほうをぜひ利用をという形で提案をしてきた経緯があるのですけれども、農協さんのほうでもまだ実施にはちょっと至っていないというところがありましたので、本市のほうとしてもぜひ、カントリーエレベーター事業について要望があれば、ぜひこちらのほうでできる国庫事業等を用意して実施するということは可能ですので、例えば来年度以降に当たりましては、新しい事業といたしまして強い農業担い手づくり総合支援交付金という新たな交付金メニューが出ましたので、こういう事業を計画的に使っていくことは可能となりますので、ぜひ私たちのほうからも働きかけしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(佐藤和好君) 山口壽議員。 ◆5番(山口壽君) 大変明るい御答弁いただきましてありがとうございます。 このような、今、農業に関しましては大変厳しい中、農業、各農家、市民の農家の方が日々頑張っております。大崎市全体といたしましてそういった手助けをしていただけると、市民農家が力強くこれからも水田農業に切磋琢磨して頑張っていくものと思われます。また、その結果、世界農業遺産がすばらしい事業展開をなされるものであると、私は信じるものでございます。 大変、この指定管理の中、JA古川、古川農業協同組合も頑張ってやりましたので、ぜひその第2弾、第3弾的なカントリーエレベーターの設置を検討していただくことをお願いし、以上で質疑を終わらせていただきます。 ○議長(佐藤和好君) 次に進みます。 2番伊勢健一議員。 ◆2番(伊勢健一君) 2番の伊勢健一でございます。質疑を行わせていただきます、よろしくお願いいたします。 議案第126号平成30年度大崎市一般会計補正予算(第5号)、歳出4款1項5目環境衛生費、特定空家等除却費補助金、先ほど中身についてはお話をいただきました。本年度7件で昨年度7件ということのお話がございましたが、この7件の地域別の内訳、教えていただければと思います。 ○議長(佐藤和好君) 尾形環境保全課長。 ◎市民協働推進部環境保全課長放射能対策推進室長空き家対策推進室長(尾形良太君) 危険空家等除却費補助金の関係ですけれども、本年度7件の地域の内訳を御紹介いたしますと、古川地域が3件、鳴子地域が2件、岩出山、田尻それぞれ1件、合計7件ということでございます。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 古川で3件とございました。この3件の中のさらにちょっと細部を見ていきたいのですが、いわゆる中心部なのか郡部なのか、ちょっとその辺わかれば教えていただきたいのですが。 ○議長(佐藤和好君) 尾形環境保全課長。
    市民協働推進部環境保全課長放射能対策推進室長空き家対策推進室長(尾形良太君) お答えいたします。 古川地域は比較的住宅地が密集している地域の除却でございます。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 主要事業の評価を見ますと、危険空き家ということで登録が52件あります。今後このような空き家、確かに前段の議員さん方からさまざまな、経済的なものに限らず相続的なものの困難なこともあるとは思うのですけれども、この危険空き家というものをある程度解消していくということを考えたときに、昨日ちょうどテレビで、ニュースでやっていました、仙台市で行政代執行を行うということでテレビでやっていましたが、今後その辺のことも検討に入れることがあるのかどうか、お聞きいたします。 ○議長(佐藤和好君) 尾形環境保全課長。 ◎市民協働推進部環境保全課長放射能対策推進室長空き家対策推進室長(尾形良太君) 空き家の除却を中心とした対策の進め方につきましては、やはり地域の実情に応じてさまざまな対応が必要になると思ってございます。仙台市の事例は、御承知かもしれませんが所有者が市外におりまして、いろいろな指導にもかかわらず対応していないというような悪質なケースだったやに記憶してございます。 本市の考え方としましては、やはり円滑に、地域の力をかりながら除却ができれば、そして市としてある程度の補助事業もありますので、それを活用いただいてというのは基本的な考え方で、円満に進めていきたいとは思っておりますが、仙台市のようなそのような事例が発生すれば、それは特定空き家認定して、助言、勧告、命令で代執行という、そういうやり方も、それは想定に入れながら、実情に応じながらそれは方法を選択しながら進めていくべきかなと考えております。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 今のお話であったその所有者がいる場合というのは確かにさまざまな、法的な手続を進めていくということになるとは思うのですが、今後、郡部、都市部も含めてなのでしょうけれども、所有者がいないとか、例えば相続が放棄されているとかというような空き家がかなりふえていくのではないだろうかというふうに思うのですが、その辺の対応についての考え方をお聞かせいただければと思います。 ○議長(佐藤和好君) 尾形環境保全課長。 ◎市民協働推進部環境保全課長放射能対策推進室長空き家対策推進室長(尾形良太君) 空き家に関しましては、今、御紹介のようなさまざまな難しいケースもあるわけですが、空家法の法律の趣旨の中で、さまざまな情報に照会をかけましてたどっていくことがまず認められておりますので、可能な限り、戸籍、住基、そういったものを中心にですが、所有者を割り出すという対策は一応可能となっております。その上で所有者もしくは相続人等は見つけられます。 ただ、放棄された場合の対応なんかも、相続財産も管理人制度ですとか不在者財産管理人制度、そういったものもありますので、これちょっと私も今、一口に説明できませんけれども、そういう制度も絡めながら、必要に応じてそういった対応もしていかなければならないのかなと思っております。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 郡部のほうの空き家を見ていくと、自然の力というのはすごいなというふうに思うのですが、竹だの草だのがもう家を囲ってしまって、家の残像がなくなっているというような状態のところもありますので、やっぱり地域の方等含めて、いろいろな相談をして住みよい町をつくっていかなければならないと思います。 また、先般、全員協議会で説明があった立地適正化計画の考えからいけば、そのような空き家を、ある程度ふえてきた中でも適切に助言をしながら、一緒になって空き家の解消なり危険なものを少なくしていくということが必要になると思うのですが、その辺の考え方についてお聞かせいただければと思います。 ○議長(佐藤和好君) 尾形環境保全課長。 ◎市民協働推進部環境保全課長放射能対策推進室長空き家対策推進室長(尾形良太君) 前段の、議員の住む地域のお近くの空き家等の御紹介なのかなと思いましたけれども、本年度で相談会というのも実施しておりまして、これももう一度開催予定ですので、詳しい話なんかはそういう専門家の、今回は司法書士さんと宅建士さんにお願いしてやりまして、結構内容的にいろいろなお話ができましたので、そういう機会もありますので、ぜひそれを御利用いただきたいと思っています。 あと、話の後段のほうですけれども、さまざまな都市計画のほうでも空き家を解消するようないろいろと計画があるようですので、それも御相談を受けておりますので、ぜひ空き家対策となり得るものがその計画とリンクできるのであれば、こちらのほうからも要請して空き家対策を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 続きまして、歳出10款1項2目事務局費、教科用図書及び教材経費の内容、それから学校教育環境整備事業の内容についてお伺いしたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 遠藤学校教育課長。 ◎教育委員会教育部学校教育課長(遠藤富士隆君) お答えをいたします。 平成27年3月に小中学校の学習指導要領等が一部改正され、道徳の時間が特別の教科道徳として、中学校において31年度から実施されることになってございます。小学校につきましては平成30年、本年度から実施をされているわけでございますが、それに伴っての教職員用の教科書及び指導書を購入するために補正をお願いするものでございます。 また、その学習指導要領の改訂に伴う移行措置というのがございまして、それに対応するために、小学校4年、5年生の算数、それから中学校1、2年生の数学と化学においても同様に教師用の指導書が必要となりますので、その部分について補正をお願いしたところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 宮川教育総務課長。 ◎教育委員会教育部教育総務課長学校教育環境整備推進室長(宮川亨君) それでは、私から学校教育環境整備事業の内容につきまして御説明をさせていただきます。 本市教育委員会におきましては、平成32年度の新学習指導要領実施に伴いまして、英語教育の転換期となるこの時期を大切な移行期間と捉えまして、市内小学校の外国語活動が円滑に実施できるよう、大崎市小学校外国語科検討委員会を設置いたしまして、指導体制の整備、授業時数の確保、指導教材等に関する事項について検討を行っているところでございます。 今回の補正につきましては、三重県四日市市で開催されます第15回全国小学校英語教育実践研究大会へ外国語科検討委員の3名を派遣するための普通旅費18万1,000円を補正させていただくものでございます。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 1点目、教科用図書及び教材経費の内容について理解をいたしました。これ、教職員用の教科書といわゆる指導用のテキスト本ということのお話ではありましたが、これいわゆる児童生徒に配るというか、教科書の選定というのはもう既に終わっているという理解でよろしいのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 遠藤学校教育課長。 ◎教育委員会教育部学校教育課長(遠藤富士隆君) 教科書の採択につきましては、採択といいますか、使用される年の前年度に採択を行って、それで翌年から使用するという形になってございます。 ですので、こちらの平成31年度の使用する教科書につきましては、今年度採択のほうを既に終えているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) それでは、その採択のどのような経過というか、教えていただきたいのですが。 ○議長(佐藤和好君) 遠藤学校教育課長。 ◎教育委員会教育部学校教育課長(遠藤富士隆君) 教科書の採択につきましては、広域の1市4町で構成します大崎地区教科用図書協議会において決定をしてございます。その協議会の中に学校、保護者、学識経験者で構成する選定委員会と、それから教職員で構成する専門委員会というのがございまして、選定委員会のほうでは教科書採択の方針、それから基準等々を協議して決定しているといいますか、そういった内容になってございます。 専門委員につきましては、その教科ごとにそれぞれ出ている教科書を調査、研究して、どれを採択すべきかといったところを調査、研究した上で、それを協議会のほうに報告して、最終的には協議会で決定をして、その決定した内容を教育委員会のほうで報告を受けると、そういった内容になってございます。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 今の御説明の中で、選定に関して教科ごとの先生が専門委員で選ぶということで、これ大分、道徳の教科化というのは、私もずっとトピックを追ってきた中で、なかなか学校現場でも採点をするというのが難しいという事柄であったり、難しい問題もはらんでいるというふうに思うのですけれども、そんな中で教科ごとで選定委員が入って選定をしましたよということ、今、御説明ありましたが、道徳の場合、ちょっと先生いらっしゃらないのですが、その辺ところどうだったのか、お聞かせいただければと思います。 ○議長(佐藤和好君) 遠藤学校教育課長。 ◎教育委員会教育部学校教育課長(遠藤富士隆君) お答えいたします。 教科ごとというのは、全体的な教科書採択の流れとしてはそれぞれ教科ごとに先生方に入っていただくということになってございます。そちらにつきましては校長会なり、そういったところからいろいろ、推薦等々、学校等も含めて推薦をいただきながら、内々に選定といいますか、こちらで委嘱するという形になってございます。 こちらはいろいろと調査のこともございますので、委員そのものは公開をしていないという形になってございますので、校長先生方からの推薦といいますか、そういったものを考慮しながらの選定をしているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) もうちょっとお聞きをしたいのですが、そういう考え方でいくと、道徳という、私の想像ですが、推測でいくと、いわゆるどちらかというと生徒指導の担当の先生のような方が主に入っているというような捉え方でよろしいのでしょうか。ともまたちょっと違うのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 遠藤学校教育課長。 ◎教育委員会教育部学校教育課長(遠藤富士隆君) そういった先生方も入っていると思いますが、委員の選定に当たる部分でございますので、そういった部分も含めて、適切な先生といいますか、そういった方をお願いして調査をしていただいているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 続きまして、学校教育環境整備事業の内容、先ほど内容をお聞きいたしました。 その中で英語教育の転換期であるというお話がございました。これ、どのようなところが転換期であるのか、どう捉えているのか、お聞きをしたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 宮川教育総務課長。 ◎教育委員会教育部教育総務課長学校教育環境整備推進室長(宮川亨君) お答えいたします。 平成32年度から新学習指導要領の実施に伴いまして英語が教科になるということで、それに伴いまして、現在、移行期間というところで学校のほうで英語活動がなされているというところでございます。 それに向けまして、32年度に向けまして、大崎市としての英語の指導をどうしていくかというところで、現在、外国語科検討委員会を立ち上げまして、市内の小学校の英語の先生方中心となる先生方を委員として、委員にお招きして、その中でよりよい、大崎市としての英語活動を検討していただいているというところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 今のお話でいくと、教科化になるのは小学校の教科になるという捉え方でよろしいのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 宮川教育総務課長。 ◎教育委員会教育部教育総務課長学校教育環境整備推進室長(宮川亨君) 小学校の5、6年生が教科になるというところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) その説明、先ほどの説明の中で、英語科の教諭の先生が入って今後の教育体制整備に関しての委員会をつくっているよというお話だったのですが、小学校の場合、大体担任の先生が持ってというようなイメージですが、その辺、今現状ちょっとお聞かせいただければと思います。 ○議長(佐藤和好君) 宮川教育総務課長。 ◎教育委員会教育部教育総務課長学校教育環境整備推進室長(宮川亨君) この委員さんには小学校だけではなくて、中学校の先生も、英語科の先生も入っておりますし、あと小学校の先生でも英語の免許を持たれた先生おりますので、そういった方々に入っていただいております。 それとあと、オブザーバーといたしまして教育委員会内における指導主事とか、それからあと県の北部教育事務所のほうからもオブザーバーとして1名派遣させていただいているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 先ほど言うのを忘れました。歳出7款1項5目観光施設費、植栽工事費の内容については割愛をさせていただきます。 続きまして、歳出10款5項2目公民館費、こちら修繕料の内容についてお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 中村中央公民館長。 ◎教育委員会教育部古川支局長兼中央公民館長兼公民館地域運営推進室長兼大崎市民会館長(中村弥生君) 施設維持管理経費の修繕料の内容についてお答えをいたします。 今回補正をいたします内容につきましては、公民館の利用者の安心・安全を確保するため、本年7月から9月に行われました消防法に基づく公民館施設に係る消防用設備点検によって指摘された設備を修繕するものであります。 具体的に申し上げますと、古川長岡地区公民館の避難口誘導灯交換、中央公民館の避難口誘導灯交換及び自家発電設備の蓄電池交換、松山青少年交流館及び松山公民館の非常動力装置のオイルクーラント交換、下伊場野地区公民館の避難口誘導灯交換、そして三本木公民館の避難口誘導灯交換の6件で、補正予算額99万5,000円となっております。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 消防設備ということで理解をいたしました。 今のお話でいくと、基幹公民館と、それから指定管理になっているところと2つあると思うのですが、それぞれに防災計画なり、さまざまなそういう点検というのは行っているのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 中村中央公民館長。 ◎教育委員会教育部古川支局長兼中央公民館長兼公民館地域運営推進室長兼大崎市民会館長(中村弥生君) 18の地区公民館と中央公民館、あと6つの基幹公民館、全てで行っております。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 続きまして、歳出10款6項2目体育施設費、修繕費の内容についてお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 伊藤生涯学習課長。 ◎教育委員会教育部生涯学習課長(伊藤圭一君) お答えいたします。 ただいまの公民館と同じように、社会体育施設の8月に実施されました消防設備点検による指摘事項を改善するための予算要求でございます。 詳細につきましては、松山B&G海洋センター館内の自動火災報知機修理及び避難口扉の修繕ほか、松山体育センター、三本木総合体育館、鹿島台鎌田記念ホール、鹿島台中央野球場、岩出山体育センター、岩出山武道館、そして田尻総合体育館の8施設における16件の指摘事項について、受信機バッテリーや誘導灯の器具交換、あと消火器のスタンド補修等を行うものでありまして、修繕料としまして197万4,000円を要求してございます。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 先ほどの公民館の修繕と体育施設の修繕の内容、両方とも理解をいたしました。防災計画についても先ほど理解をいたしました。 確かに、私も公民館にいつも会議に行くと、防災点検の、何月にどこどこ商会さんが来ましたよというのが来ていたなというの、今思ったのですが、これこういう設備の点検というのは年間何回ぐらいやっているのか、それぞれ公民館と体育施設、それぞれお聞かせいただきたいと思いますが。 ○議長(佐藤和好君) 伊藤生涯学習課長。 ◎教育委員会教育部生涯学習課長(伊藤圭一君) 公民館施設、体育施設、それぞれ年2回実施しております。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 続きまして、議案第128号平成30年度大崎市介護保険特別会計補正予算(第3号)、それぞれに1つずつ分けてお聞きしていきたいというふうに思います。 高齢者権利擁護事業委託の内容についてお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 安藤高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安藤豊君) この内容につきましては、高齢者の虐待防止、虐待を受けた高齢者の保護及び擁護者に対する支援を行うため、必要に応じて専門家からの助言、アドバイス等により高齢者虐待防止に係る相談体制の強化を図るということで行っているものでございます。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 内容については理解をいたしました。具体的にどういうことをやっていますというようなのをちょっと、一例なり示していただければと思うのですが。 ○議長(佐藤和好君) 安藤高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安藤豊君) 我々も相談を受けた際、基本的には高齢介護課なり包括なり各総合支所で事情の対応、初期の対応をさせていただきます。 ただ、その中でもこれまでの経験値等からでは対応できないような困難事例だとか、中には虐待の一例で申し上げますと、例えば擁護者の方、親御さんが同居の息子さんから虐待、その虐待については暴力もございますが、例えばその方の経済的なものの虐待ということで、年金だとか何らかの形である収入をその同居の方が全部握ってしまうと、そこで暴力を振るわれると。 結局、生命の危険等もございますから、そういった方を分離する形の中に置いて、基本的には、その方が例えば認知とかも入ったりすると個人での判断がつかないとかいろいろなケースがございます。そういったところで、やはり我々としても法的な方の部分が入って、きちんとそこの部分を分けるというところの手法とか、どのような形での、例えば場合によっては警察とかの介入とかも御協力もいただく案件かというようなところも含めながら判断する上で、専門的なところの御指導もいただきながら、適切な措置に向けて取り組んでいるというところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) これは今後、今回の支出予定額で見ると53万6,000円ということになっておりますが、ちょっと今後かなりふえていく可能性が高いのではないかなというふうに私は思っているのですが、その辺、どのように捉えているか、お聞かせいただければと思います。 ○議長(佐藤和好君) 安藤高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安藤豊君) 今回のこの部分については支援強化という形で、我々の対応だけでは処理困難といいますか、対応困難なものについてアドバイスをいただくという形になっております。ですので、このお願いしているところの方に全てを委託して解決してもらうというのではなくて、我々としてはその手法について御指導いただくという形がメーンとなっております。 今申し上げられましたとおり、今後ともそういった事案は多くなっていくとは思いますが、今現在の体制の中では、我々職員並びに先ほど申し上げました包括を含めて、そういったスキルアップをする中においてこういった部分に対応して、可能な部分、我々の超える部分についてはこういった支援の専門機関を活用して、今後とも対応してまいりたいと考えているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 今のお話、まさにおっしゃるとおりだと思います。多分、高齢介護課だけでもなかなか難しいところもあるでしょうし、地域包括だけでも難しいところもあるでしょうし、また、各支所の民生関係の介護福祉課だけでも難しいところはあると思います。 ただ、そんな中で、やっぱりみんなで連携してやっていくことによって一つの解決策を見出していくということが非常に重要なことなのではないかなというふうに思うのですけれども、その辺のところ、お聞かせいただければと思います。 ○議長(佐藤和好君) 安藤高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安藤豊君) 確かに、今申し上げているところで事例困難な部分にできるだけ行かないような案件という形にできればと思います。基本は、それについてはやっぱり地域の方々の見守りとか気づきの観点から、初期の段階でその課題が大きくならないうちに対応する、つまり早期の対応がやはり解決に対しても効果的なものとも捉えております。 そういった意味では、全部この言葉を使うのはよいことではありませんけれども、これから地域包括ケアという中においてもやはりそういう見守りの部分で、安心して暮らせる地域というところでの観点からその部分に対応してまいりたいと考えております。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 続きまして、同じく128号平成30年度大崎市介護保険特別会計補正予算(第3号)の中の家族介護用品支給事業委託の、これの内容についてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 安藤高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安藤豊君) この事業につきましては、通称おむつ券と呼ばせていただいているというか、市民の方々にもそういったことでなっているものですが、常時失禁状態により紙おむつ等の使用を必要とする在宅の高齢者を介護している家族に対して、介護用品の購入に要する代金の一部を助成し、家族等の経済的負担軽減を図り高齢者の在宅生活の継続を支援するという目的で行っているものでございます。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) これ大変助かっている、家族からすれば助かっている事業だというふうに思うのですけれども、主要施策の成果表を見ると利用率が70%ぐらいということになっています。 いわゆるおむつ券は発行はするけれども、さまざまな事情は想定できるものもあるとは思うのです、急に亡くなられたりとかということも含めてあるのですが、ただ、3割使っていないということ、この要因なりこの3割残っている、いわゆる使われていないということをどのように考えているか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 安藤高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安藤豊君) おむつ券については、課税世帯、それから世帯全員が非課税の場合という形で、基本的には1,500円券と2,500円券と、この場ではそういう言い方をさせていただきますが、そのような形がございます。 29年度の例えば実績の利用率で申し上げますと、1,500円の券のほうについては85.62%の交換率という形、つまり使ったということでございます。それから、2,500円のほうは81.59%となっております。約15%から2割の部分となっております。27年、28年についてもほぼ同等の形になっておるところでございます。 それで、今回のその要因という形ですが、まず1,500円のほうから申し上げますと、先ほど常時失禁というような状態というところで対象となってという形になるのですが、この辺についてはプライベートなこともあって、なかなかその部分を我々が行って確認するということは難しいのですけれども、基本的にはその状態の部分が、おむつ券欲しいとようなことで申し込まれる方もいらっしゃるようですけれども、基本的にはその辺は御説明をしているのですけれども、状態の使用頻度の部分によっては、例えば毎月1,500円の助成が行く形になりますけれども、1日に例えば何枚使うというところが少なくなれば、最終的には1枚2枚の、つまり10カ月相当で済んでいるというような部分とかで捉えておるところでございます。利用の必要性がないというところでの15%。 それから、2,500円のほうの部分については、こちらは同じようなところもありますが、基本的に、あと入所されたり入院されたり、あとは大変恐縮なのですが御逝去されたりというようなところでの途中での利用がとまったというような形での部分がこの差額になっているかなと捉えているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 続きまして、高齢者配食サービス事業委託、こちらの部分の内容についてお聞かせいただければと思います。 ○議長(佐藤和好君) 安藤高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安藤豊君) 内容についてお話しします。 ひとり暮らしの高齢者に対して食事を提供することにより、高齢者の地域における自立した生活の継続を支援し、あわせて訪問時に利用者の安否確認を実施し、健康状態に異常があるなどの緊急的な部分に対応していくというような目的で、その両面での事業を実施しているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) この高齢者配食サービスの地域別の、この人数的なのは出てきている、わかるのですが、地域別に大体どこが何割でとかというの、もしわかれば教えていただきたいのですが。 ○議長(佐藤和好君) 安藤高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安藤豊君) それでは、割合で申し上げたいと思います。 古川地域で33%、松山、三本木地域がそれぞれ7%、鹿島台地域10%、岩出山地域が17%、そして鳴子地域が20%で、最後に田尻地域が6%という形になっております。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) これ、さまざまな課題もあるとは思うのですが、なかなかやっぱり高齢者さんの嗜好の問題なんかもあって、食べ残しなんかもあるというようなお話も聞いているのですが、その辺、今後改善するということも含めて検討しているのかどうか、お聞かせいただければと思います。 ○議長(佐藤和好君) 安藤高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安藤豊君) 確かに、届いたものをおいしく食べていただくという部分は重要なことであります。実際こちらに届いている部分としては、揚げ物が多い、私は肉は嫌いだ、魚がいい、たまには生ものも食べてみたいとかいろいろ、あとは漬物がしょっぱ過ぎるとか、甘過ぎるという人はいないのですけれども、そういったところでなかなかニーズが高くて、そして限られた部分で、実際はつくる部分については、課題としてはそういう嗜好の部分のバランスといいますか、御希望に沿いかねているところがまず一点あります。 それからもう一つは、つくる部分まではいいのですが、どうしても配食する、つまりお届けするという部分で、大崎市が細長いというか、イタリア半島のように細長い部分から、どうしてもその事業所の拠点を円で囲ってしまいますと、なかなかそこから採算性ベースに合わない配達地域というのが出てきたりというようなところもございまして、そういったところへの事業者さんの御協力をいただくということになかなか苦慮しているというようなところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。
    ◆2番(伊勢健一君) 今、事業者さんへの御無理をお願いしているところが大分あるのかなというふうなお話でありましたが、そんな中でなかなか聞きづらいところもあるのですが、現在380円でお願いをしているということでは、やっぱりなかなか、確かに需要の部分での趣味嗜好に100%対応し切れないというのも理解はできますが、なかなか事業者さん、これただ弁当配って、はいどうもというわけではないわけですよね。そこのところも考えると、また消費税の増税も入ってくるということもあると、なかなか難しいかじ取りなのかなというふうなところも感じないわけではないのですが、その辺の検討をしているところがあるのかどうか、お聞かせいただければと思います。 ○議長(佐藤和好君) 安藤高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安藤豊君) 29年度につきましては市からの助成、1食当たりの助成額は380円、まだ決定はあれですけれども、新年度におきましては1食当たり20円アップの400円でお願いをすることにして、債務負担のほうのお願いをしているところでございます。 それから、1食当たり利用者負担が350円という形になりますので、1食についての部分は750円となります。ただ、その中に先ほど申し上げましたとおり配達の部分が入ってくるものですから、その部分でどうしても二の足を踏んでしまう業者さんなり地域の遠距離感があるというところが課題の一つともなっているというところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 続きまして、議案第135号大崎市都市公園条例の一部を改正する条例についてお伺いをいたします。 先ほど来、利用料金の上限の設定ということに関しましては理解をいたしました。その中で、用具の部分が300円という設定になっておりますが、一例を私も挙げていきますと、大人であれば利用料、やくらい、中新田、おおひら、小田ダム、それぞれ300円。中学生、小学生はやくらい、中新田、おおひら200円、小田ダムは150円。加護坊山は200円。色麻町のパークゴルフ場は自分で持っていかないとパークゴルフができません。ですけれども、この用具の部分も上限という考え方でよろしかったのかどうか、お伺いしたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 荻野三本木地域振興課長。 ◎三本木総合支所副総合支所長兼地域振興課長(荻野信男君) こちらのほうも上限という考え方で考えております。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 続きまして、第17条の利用料金の減免基準ということで書いてありますが、今後、指定管理者となられる方とのさまざまな打ち合わせをしていった中で、さまざまな形の減免という部分の考えられるものが出てくると思うのですが、今現状、先ほど来さまざまな話も出ておりますが、こういうのを検討していますよというのがもしあればお聞かせいただければと思います。 ○議長(佐藤和好君) 荻野三本木地域振興課長。 ◎三本木総合支所副総合支所長兼地域振興課長(荻野信男君) 減免基準につきましては、ほかの都市公園と同じように、都市公園条例の施行規則の中で定められることになります。現在、条例改正に合わせて施行規則のほうも見直しを進めているところでございます。 基本的には都市公園条例で定めている基準と同様の考えでございまして、内容的には、市または教育委員会が主催する場合100分の100、あるいは市内の幼稚園から高等学校が教育目的のために利用する場合などは100分の100以内ということで、その減免基準を基準に考えております。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) それと、先ほど利用料金の800円が上限ですよということに関しましては、私も前段の質疑の中で理解をしたのですけれども、確かに積算根拠も聞いてみれば理解はできるのです。800円というのが先ほどの話であった213日稼働の中で172人利用してということで1,500円ですよと、そのうちの半分ということで800円という設定をしましたというお話、これも私も理解はいたします。 そうなったときに、上限が800円だけれども600円、例えば仮定して600円だとしたら差額の200円が出てくるわけですよね。その辺を例えば何年かかけてペイをするのだということであれば、利用人数をふやすとか、例えばちょっと稼働日をふやすとかというような工夫というのが当然求められてくるのかなというふうに私は思うのですが、その辺どのように考えたらいいのか、ちょっとお示しいただければと思います。 ○議長(佐藤和好君) 荻野三本木地域振興課長。 ◎三本木総合支所副総合支所長兼地域振興課長(荻野信男君) 議員おっしゃられるように、条例の800円を上限という考え方でございまして、実際の利用料は指定管理者と協議して何百円ということで、例えば600円ですと200円の差が出てくるわけですけれども、指定管理の募集時には、近隣のパークゴルフ場なども参考にしてその料金設定のほうもされるかと思います。そのときには事業計画も提出していただくことになりますので、その事業計画の中では不足等も発生しない計画を当然提出していただくことになると思いますので、指定管理ができる、成り立つということを前提としまして応募されるのではないかと考えられます。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) これはやっぱり上限ということなので、ぜひ近隣並みにということを検討していくべきだというふうに、私も思います。 この話、これを見たとき、私も額の800円というところだけ目が行ったのです。上を見ると、協議をして定めることができるということは書いているのです。800円ってどうなのと、隣町の全国のパークゴルフ協会の副会長さんにかけたら、やっぱりどこも同じだと。800円とか1,000円とはしているけれども実際は600円なのだよと、多分そうなるのではないかという話があったので、その辺、検討をしてというふうに思います。 最後に、議案第137号指定管理者の指定について、これ指定管理者の選定過程については理解をいたしました。 その中で、先ほど来ずっといろいろ説明があった中で、事業性を高める意欲等、構想が提案をされたというお話は出てきたのですが、その辺もう少し具体的に教えていただければと思います。 ○議長(佐藤和好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) この事業性を高める意欲といいますのは、1つは各関係の団体と意欲的に今後連携を図っていきたいという意向が示されております。その中にあって、例えば大崎の発酵食といった農業遺産の関係の、発酵食をテーマにした食べ歩きツアーとか、あるいはバスツアーを組んだりとか、あるいは町なかのウオーキングですとか、そういった連携を図っていこうという姿勢が見られておりまして、ただ、これにつきましては具体的にどういった形でやるのかというのは、当然ながら町なかの商店街、各店舗との連携、こういったものも必要になってきますので、さらに今後につきましては具体的に検討してまいりたいと考えているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 伊勢議員。 ◆2番(伊勢健一君) 終わります。ありがとうございました。--------------------------------------- △延会 ○議長(佐藤和好君) お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和好君) 御異議なしと認めます。 よって、本日はこれをもって延会することに決定いたしました。 なお、12月12日の本会議は、大崎市議会会議規則第9条第2項の規定により午前10時に再開いたします。 本日は、これをもって延会いたします。               午後4時21分 延会---------------------------------------地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 平成30年12月11日 議長       佐藤和好 副議長      氷室勝好 署名議員     遊佐辰雄 署名議員     只野直悦...