大崎市議会 > 2017-09-12 >
09月12日-01号

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  1. 大崎市議会 2017-09-12
    09月12日-01号


    取得元: 大崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-28
    平成29年 第3回定例会(9月)          平成29年第3回大崎市議会定例会会議録(第1号)1 会議日時      平成29年9月12日      午後1時00分開会~午後2時35分散会2 議事日程 第1 会議録署名議員指名 第2 会期の決定 第3 市長行政報告 第4 決議案第1号 北朝鮮の弾道ミサイル発射及び核実験に抗議する決議    (説明、質疑、討論、表決)   +報告第16号 専決処分の報告について   |報告第17号 専決処分の報告について   |報告第18号 専決処分の報告について 第5|報告第19号 平成28年大崎市水道事業会計継続費精算報告書   |報告第20号 平成28年度大崎市健全化判断比率   +報告第21号 平成28年度大崎市公営企業の資金不足比率    (報告) 第6 諮問第5号 人権擁護委員の候補者の推薦について    (説明、質疑、表決) 第7 諮問第6号 人権擁護委員の候補者の推薦について    (説明、質疑、表決) 第8 諮問第7号 人権擁護委員の候補者の推薦について    (説明、質疑、表決)   +議案第114号 平成29年度大崎市一般会計補正予算   |議案第115号 平成29年度大崎市国民健康保険特別会計補正予算   |議案第116号 平成29年度大崎市後期高齢者医療特別会計補正予算 第9|議案第117号 平成29年度大崎市介護保険特別会計補正予算   |議案第118号 工事請負契約の変更契約の締結について   +議案第119号 財産の取得について    (説明)    +議案第120号 平成28年度大崎市水道事業会計処分利益剰余金の処分について    |議案第121号 平成28年度大崎市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定について 第10|議案第122号 平成28年度大崎市水道事業会計決算認定について    +議案第123号 平成28年度大崎市病院事業会計決算認定について     (説明、質疑、決算特別委員会付託) 第11 請願第1号 大崎市手話言語条例(仮)制定を求める請願書     (所管常任委員会付託)3 本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員指名 日程第2 会期の決定 日程第3 市長行政報告 日程第4 決議案第1号 北朝鮮の弾道ミサイル発射及び核実験に抗議する決議      (説明、質疑、討論、表決)     +報告第16号 専決処分の報告について     |報告第17号 専決処分の報告について     |報告第18号 専決処分の報告について 日程第5|報告第19号 平成28年大崎市水道事業会計継続費精算報告書     |報告第20号 平成28年度大崎市健全化判断比率     +報告第21号 平成28年度大崎市公営企業の資金不足比率      (報告) 日程第6 諮問第5号 人権擁護委員の候補者の推薦について      (説明、質疑、表決) 日程第7 諮問第6号 人権擁護委員の候補者の推薦について      (説明、質疑、表決) 日程第8 諮問第7号 人権擁護委員の候補者の推薦について      (説明、質疑、表決)     +議案第114号 平成29年度大崎市一般会計補正予算     |議案第115号 平成29年度大崎市国民健康保険特別会計補正予算     |議案第116号 平成29年度大崎市後期高齢者医療特別会計補正予算 日程第9|議案第117号 平成29年度大崎市介護保険特別会計補正予算     |議案第118号 工事請負契約の変更契約の締結について     +議案第119号 財産の取得について      (説明)      +議案第120号 平成28年度大崎市水道事業会計処分利益剰余金の処分について      |議案第121号 平成28年度大崎市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定について 日程第10|議案第122号 平成28年度大崎市水道事業会計決算認定について      +議案第123号 平成28年度大崎市病院事業会計決算認定について       (説明、質疑、決算特別委員会付託) 日程第11 請願第1号 大崎市手話言語条例(仮)制定を求める請願書       (所管常任委員会付託)4 出席議員(29名)    1番  佐藤仁一郎君        2番  佐藤仁一君    3番  八木吉夫君         4番  氷室勝好君    5番  佐藤弘樹君         6番  中鉢和三郎君    8番  鎌内つぎ子君        9番  木村和彦君   10番  加藤善市君        11番  横山悦子君   12番  関 武徳君        13番  遊佐辰雄君   14番  只野直悦君        15番  相澤孝弘君   16番  富田文志君        17番  山田和明君   18番  後藤錦信君        19番  氏家善男君   20番  山村康治君        21番  木内知子君   22番  豊嶋正人君        23番  青沼智雄君   24番  佐藤和好君        25番  大友文司君   26番  佐藤 勝君        27番  大山 巖君   28番  佐藤清隆君        29番  小沢和悦君   30番  門間 忠君5 欠席議員(1名)    7番  相澤久義君6 説明員   市長      伊藤康志君     副市長     高橋英文君   副市長     小田原雄一君    病院事業管理者大崎市民病院長                             並木健二君   病院事業副管理者          総務部長政策推進監           横山忠一君             松ケ根典雄君   総務部理事(財政担当)       市民協働推進部長震災復興局長   兼財政課長事務取扱                 金森正彦君           赤間幸人君   民生部長兼社会福祉事務所長     産業経済部長  平山周作君           佐々木雅一君   産業経済部理事産業振興担当)   建設部長    加藤栄典君           後藤 壽君   水道部長    中川 博君     病院経営管理部長                             佐藤貞二君   会計管理者会計課長事務取扱    松山総合支所長 高橋正幸君           遠藤睦夫君   三本木総合支所長          鹿島台総合支所長           大田良一君             岡崎美津男君   岩出山総合支所長          鳴子総合支所長 八木文孝君           岡本洋子君   田尻総合支所長 千葉嘉一君     総務部総務課長 佐藤俊夫君   市民協働推進部政策課長   兼震災復興推進室長兼元気戦略   推進室長    渋谷 勝君  教育委員会   教育長          教育部長    門脇喜典君           青沼拓夫君  監査委員   監査委員          監査委員    中本奈美君           遠藤猛雄君   事務局長    佐々木強悦君7 議会事務局出席職員   事務局長    佐藤 基君     次長      遠藤富士隆君   係長      芦部仁英君     主査      加藤浩司君   再任主査    藤本重吉君               午後1時00分 開会 ○議長(門間忠君) 出席議員定足数に達しておりますので、平成29年第3回大崎市議会定例会は成立いたしました。 よって、開会いたします。---------------------------------------               午後1時00分 開議 ○議長(門間忠君) これから会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付いたしております議事日程第1号をもって進めてまいります。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員指名 ○議長(門間忠君) 日程第1、本日の会議録署名議員を指名いたします。17番山田和明議員、18番後藤錦信議員のお二人にお願いをいたします。--------------------------------------- △諸報告 ○議長(門間忠君) 御報告いたします。 7番相澤久義議員から、本日欠席する旨の届け出がありました。 大崎市議会会議規則第166条第1項ただし書きの規定により、お手元に配付のとおり、議会報告会に議員を派遣いたしました。 地方自治法第121条の規定により、お手元に配付のとおり、本日の議場出席者の通知がありました。---------------------------------------               議場出席者名簿                               平成29年9月12日   市長      伊藤康志君     副市長     高橋英文君   副市長     小田原雄一君    病院事業管理者大崎市民病院長                             並木健二君   病院事業副管理者          総務部長政策推進監           横山忠一君             松ケ根典雄君   総務部理事(財政担当)       市民協働推進部長震災復興局長   兼財政課長事務取扱                 金森正彦君           赤間幸人君   民生部長兼社会福祉事務所長     産業経済部長  平山周作君           佐々木雅一君   産業経済部理事産業振興担当)   建設部長    加藤栄典君           後藤 壽君   水道部長    中川 博君     病院経営管理部長                             佐藤貞二君   会計管理者会計課長事務取扱    松山総合支所長 高橋正幸君           遠藤睦夫君   三本木総合支所長          鹿島台総合支所長           大田良一君             岡崎美津男君   岩出山総合支所長          鳴子総合支所長 八木文孝君           岡本洋子君   田尻総合支所長 千葉嘉一君     総務部総務課長 佐藤俊夫君   市民協働推進部政策課長   兼震災復興推進室長兼元気戦略   推進室長    渋谷 勝君  教育委員会   教育長     青沼拓夫君     教育部長    門脇喜典君  監査委員   監査委員    遠藤猛雄君     監査委員    中本奈美君   事務局長    佐々木強悦--------------------------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長(門間忠君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から10月6日までの25日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日から10月6日までの25日間と決定いたしました。--------------------------------------- △日程第3 市長行政報告 ○議長(門間忠君) 日程第3、市長行政報告。 本件に関し、市長の報告を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 本日、ここに平成29年第3回大崎市議会定例会が開催されるに当たり、当面の諸問題及び行政の一端を申し述べ、議員並びに市民皆様の御理解と御協力をお願いいたします。 8月29日早朝の北朝鮮による弾道ミサイル発射に対し、Jアラートにより発射及び通過情報が発信されました。本市においては、防災行政無線で情報伝達を行うと同時に大崎市国民保護計画に基づき、体制を整え対応を図ったところでありますが、発射からわずか数分間で日本に到達し、もし着弾した場合には多くの人命や財産を奪う恐れのあるこの行為に対し、激しい恐怖と怒りを感じざるを得ません。 さらに、北朝鮮が9月3日に核実験を強行したことは、誠に許しがたい行為であり、「平和希求のまち大崎市」を宣言する本市といたしまして、北朝鮮の脅威から市民の安全・安心を守るため、国を初め関係機関の外交努力により、早期にこの情勢が解決されるよう強く願うものであります。 おめでたい話題について申し上げます。 秋篠宮殿下、妃殿下の長女、眞子内親王殿下と大学時代の同級生であります小室圭氏との御婚約が内定いたしましたことに、心よりお喜び申し上げます。 結婚式は、来年の秋に行われる見通しとのことであり、秋篠宮家には世界農業遺産への認定を目指す大崎耕土で収穫された新米を毎年献上させていただいておりますことから、本年も、そして来年も市民皆様のお祝いの気持ちを込めてお届けしてまいりたいと思います。 若い世代の活躍について申し上げます。 平成28年10月1日に14歳2カ月でプロ棋士となった藤井総太四段は、本年6月26日、プロデビュー以来、無敗連勝歴代1位の最多記録となる29連勝を達成いたしました。 8月27日、卓球のワールドツアーチェコオープン男子シングルス決勝では、仙台市出身の張本智和君が14歳2カ月で優勝し、史上最年少優勝記録を達成いたしました。10代の若者の活躍は、私たちにより大きな感動を与えてくれます。 8月1日から行われました全国中学校総合体育大会東北大会では、県大会において卓球男女で優勝した三本木中学校を初め、5種目5校が出場いたしました。 熱戦の末、卓球男女それぞれ個人部門でいずれも三本木中学校の相澤琴美さん、入江崇武君、結城涼太君が全国大会へ出場を果たしました。日々の練習の成果が実を結んでいることを心からたたえ、生徒の皆さんがさらなる高みを目指し健闘されますことに大きな期待を寄せるものであります。 8月2日には、全国高等学校総合文化祭軽音楽部門が市民会館で開催され、全国各地から精鋭のバンド20組、109名の高校生が若さあふれる演奏を披露し、観客の皆様とともに盛り上がりました。前日の交流会では、参加した高校生の願いを込めた手づくり短冊を七夕の竹ざおに飾り、生徒同士の交流が深められました。 8月4日から6日までの3日間は、全国高等学校総合体育大会相撲競技大会鳴子スポーツセンターで開催され、全国から団体戦に46校296名が、個人戦に142名の選手が出場し、熱戦が繰り広げられました。団体戦では、石川県の金沢学院高等学校が優勝し、個人戦は、鳥取県の鳥取城北高等学校アマルサナー選手が優勝しました。宮城県代表の小牛田農林高等学校加美農業高等学校の2校は、ともに団体予選は勝ち上がったものの、決勝トーナメント1回戦で惜しくも涙をのむ結果となりました。 大会運営に当たりまして、全国高等学校体育連盟、宮城県相撲連盟、宮城県高体連相撲専門部鳴子温泉地域の方々の協力、そして何より運営補助員として協力いただいた小牛田農林高等学校加美農業高等学校の生徒には、高校生らしい若さと元気を発揮して運営を支えていただきました。関係者の皆様より多大なる御声援、御支援、御協力を賜り、大会を成功裏に終えることができましたことに対し、心より感謝申し上げます。 もう一つ、相撲の話題について御紹介申し上げます。 おおさき宝大使であります第69代横綱白鵬関が大相撲七月場所において2場所連続の幕内最高優勝を果たし、通算で39回目、さらには通算勝ち星数でも歴代1位となり、記録を更新いたしております。 9月の今場所は休場されておりますことは寂しい限りでございますが、今後も横綱白鵬関のさらなる御活躍と相撲界の発展を願っております。 それでは、以下、第2回大崎市議会定例会以降の行政報告を申し述べます。 市役所本庁舎等の建設について申し上げます。 市役所本庁舎の建設につきましては、9月に基本構想を策定したところであります。今後は、市民の皆様からの御意見もいただきながら、今年度中に基本計画を策定する予定であり、平成34年度中の供用開始を目指してまいります。 田尻総合支所庁舎建設につきましては、国指定重要文化財の保存場所や活用について検討を行うため、業務を一時中断しておりましたが、9月に方針を決定したことに伴い、基本設計、実施設計業務を再開したところであります。 鳴子総合支所庁舎建設につきましては、住民検討会議を立ち上げて基本計画策定に向けた検討を行っております。 市の花、木、鳥及び市民歌の普及啓発について申し上げます。 7月から市民と職員とで構成するパートナシップ会議を開催し、普及啓発事業について検討しているところであり、11月には報告をまとめることになっております。現在実施しております普及啓発の補助事業と合わせまして、引き続き市民皆様に広く親しまれるよう普及啓発活動を行ってまいります。 防災対策について申し上げます。 冒頭申し上げました北朝鮮による弾道ミサイルの発射情報がJアラートで放送された後、どのような行動をとったらよいのかという問い合わせが20件ほどあり、国が示す避難行動をとっていただくよう対応したところでありますが、Jアラートの放送内容が聞き取れなかったという御意見も数件ありましたことから、引き続き補完システムを含めた情報伝達のあり方を体系的に検証してまいります。 また、防災対策につきましては、自助、共助に資するため、広報おおさきに防災ファイルと題した特集を連載し、防災に関する基本的な情報を広く周知するとともに、市ウエブサイトで防災情報をわかりやすく、効率的かつ効果的に入手できるよう工夫しながら、今後も災害に強いまちづくりを推進してまいります。 放射性物質汚染廃棄物の処理について申し上げます。 7月15日に開催されました第14回宮城県指定廃棄物等処理促進市町村長会議において、「みずからの圏域内で農林業系廃棄物の処理を開始する」、そして「処理能力に余力を生み出すために一般ごみの受け入れを全圏域で協力する」という処理方針の合意がなされました。 このことを受け、8月20日、市全域を対象とした住民説明会を開催し、試験焼却の具体的な方法や監視体制について説明をさせていただきました。約50名の方々に御参加いただき、放射能への不安や処理方法に対する意見をいただいたところでございます。 今後は、いただいたさまざまな意見を参考として、試験焼却に対する考え方を整理するとともに、改めて焼却施設や最終処分場の周辺地域における説明会を開催し、皆様の理解を深めていただけるよう努めてまいります。 また、牧草のすき込み事業につきましては、5月末に事業を実施し、8月2日に一番草の刈り取りを行っております。モニタリングの結果につきましては、全て牛等に給与可能とのことでありました。 空き家等対策について申し上げます。 7月6日、第1回大崎市空き家等対策協議会を開催し、10名の方々に委員を委嘱いたしております。9月6日には、第2回目の協議会において大崎市空き家等対策計画案について諮問し、審議をお願いいたしました。今後、年内の計画策定を目指しますとともに、課題解決に向けて具体的な施策を実施してまいります。 平和体験事業について申し上げます。 本市の未来を担う子供たちが戦争や平和について学ぶ平和体験事業を7月31日から8月2日の日程で実施いたしました。市が主催する小中学生平和作文コンクールで入賞した中学生と高校生の11名が参加し、被爆地長崎を訪れ、被爆体験者の講話を聞いたり、長崎原爆資料館や被爆した建造物などの見学を行いました。 8月27日に開催した事後研修会では、参加者から平和な世界を築いていくために必要なことへの提言がございました。今後も子供たちが平和について深く考え、学び、恒久平和の実現を目指す意識を高めるため、平和体験事業を実施してまいります。 戦没者・戦災死没者追悼式について申し上げます。 本市及び本市遺族会地域遺族関係者社会福祉協議会で組織する実行委員会は、8月30日、パレットおおさきにおいて追悼式を開催し、参列された御遺族の皆様を初め、一般市民の皆様、市や県の関係者など160名がさきの戦禍で犠牲になられた市内の4,000名を超える方々と、終戦間近の8月10日に空襲でとうとい命を奪われた十数名の方々の御冥福をお祈りいたしました。 当日は、参列した皆様で1分間の黙祷をささげ、ともに供養塔が設けられた祭壇に献花を行い、歴史の教訓を風化させることなく、これからも生命、いのちや平和のとうとさを語り継いで行くことを誓い合いました。今後も市民の皆様との協働により恒久平和につなげるための平和祈念事業を推進してまいります。 子育て支援について申し上げます。 子育て支援拠点施設建設につきましては、平成31年秋の完成に向けて、6月に基本設計及び実施設計を担当する事業者を決定しました。今後は、子育て支援拠点施設整備基本計画に掲げている「利用者に優しい環境づくり」、「周囲の環境と適合した集いやすく親しまれる環境づくり」の整備方針のもと、機能的で利便性が高い施設となるよう建設に取り組んでまいります。 世界農業遺産について申し上げます。 世界農業遺産の認定に向けた申請につきましては、8月23日に申請書及び保全計画の日本語版及び英語版を農林水産省に提出いたしました。9月1日には、国内の世界農業遺産等専門家会議での最終検討が行われ、9月8日、農林水産省よりイタリア・ローマにある国連食糧農業機関FAOへ認定申請が行われたところであります。今後は、FAOによる書類審査や現地調査が行われることになりますので、引き続き関係機関や団体との緊密な連携を図り、対応してまいります。 パタ崎さんのゆるキャラグランプリ2017出場について申し上げます。 みやぎ大崎ふつふつ共和国広報大臣パタ崎さんは、地域のイベントなどへの参加で市民の皆様に愛着を持っていただくとともに、全国の皆様に特産品や自然、温泉など、本市の宝の情報発信を行い、地域イメージの向上に努めております。本年のゆるキャラグランプリでは、東北地区で第1位という高い目標に向かって、8月3日の古川まつりでの出陣式を皮切りに、11月10日の投票締め切り日まで、各種イベントへ参加、ソーシャル・ネットワーキング・サービスでの呼びかけ、そしてパタ崎さん市民応援サポーター企業団体応援団を募集しながら、市民の皆様と協働による効果的なシティープロモーション活動をあわせて展開をいたしております。 鳴子温泉峡の温泉総選挙2017へのエントリーについて申し上げます。 温泉総選挙2017につきましては、うるおい日本プロジェクトが主催し、環境省、観光庁、内閣府及び経済産業省が後援しております。この温泉総選挙は、泉質や効能のほか、旬な取り組みなどを知っていただき、温泉地の活性化につなげていくことを目的に実施され、本年は全国83カ所の温泉地が名乗りを上げており、本市の鳴子温泉峡は歴史・文化部門、ファミリー部門及びうる肌部門の3部門でエントリーをしております。投票は10月31日までとなっており、観光協会などへの呼びかけにより、東北エリアで第1位、各部門でも上位進出を目指すとともに、この企画を通して鳴子温泉峡の魅力を全国に発信してまいります。 現時点では、パタ崎さんと鳴子温泉峡、皆様の御支援のおかげで順調にポイントを重ねておりまして、宮城県で1位と東北1位を堅持しておりますので、引き続きの応援をよろしくお願い申し上げたいと思います。 水稲の作況状況について申し上げます。 県内では、8月10日に仙台管区気象台により日照不足と低温に関する気象情報が発表され、その後、日照時間の少ない状態が続き、水稲を初めとする農作物の生育が心配されております。 東北農政局が8月30日に発表した平成29年産水稲の8月15日現在における全もみ数及び登熟の状況による作況概況では、宮城県北部の作柄はやや良と見込まれており、8月下旬以後の天候はやや回復しているものの、今後の残暑に期待するものであります。作柄の落ち込みも懸念されることから、今後も気候の変動に注意しながら、農家の皆様には適期刈り取りができるよう、市内3農協等関係機関と連携し、情報提供に努めてまいります。 第11回全国和牛能力共進会宮城大会について申し上げます。 9月7日から昨日11日まで、全国和牛能力共進会が本県を会場にして開催されました。 この共進会は、5年に一度全国から選ばれた和牛が一堂に会して、その優秀性を競い合い、この大会で上位成績をおさめることが和牛ブランドの市場価値を高めることにつながるものとなっております。 本市からは、県代表として、種牛の部の第4区系統雌牛群でみどりの和牛育種組合から、田尻地域2頭、鹿島台地域1頭、松山地域1頭の計4頭、そして肉牛の部の第7区総合評価群で古川地域から1頭が出場いたしました。その結果、みどりの和牛育種組合が優等賞第5席で特別賞として肩付賞を受賞しております。これを契機に仙台牛の主産地として、優良な繁殖雌牛及び肥育牛の生産が維持できるよう、引き続き地域一貫の生産体制を構築するなどにより、本市産牛のブランド化を推進してまいります。 ささ結の販売促進について申し上げます。 デビュー3年目となるササニシキ系新ブランド米ささ結につきましては、昨年からタンパク含有率6.5%以内という新たな食味基準を設けて品質の向上を図り、消費者から高い評価をいただいており、首都圏でのスーパーでの取り扱いも始まったところであります。 本年は、栽培面積も約100ヘクタールにも拡大し、8月には東京ビッグサイトで開催されたアグリフードEXPO東京2017に出展して発信に努めてきたところでございます。引き続き、10月からの新米販売に向け、農協や県、寿司組合及び姉妹都市などと連携しながら、和食に最適な米として販売促進を行ってまいります。 工業振興について申し上げます。 市内企業支援策として、6月21日から23日まで東京ビッグサイトで開催された日本ものづくりワールド2017・機械要素技術展に本市ブースを設け、市内企業の共同出展を支援いたしました。期間中は、8万8,554名もの来場者があり、市内企業の新技術、新製品につきまして商談が成立したものが5件、見積もりの依頼が23件、商談数は497件などの成果が得られました。市内企業の新技術、新製品の発信を図ることで、今後の新規取引や販路拡大のさらなる展開を期待するものでございます。 次に、8月2日に東京都で開催された宮城県企業立地セミナーでは、トップセールスにより192社、322名の企業の皆様に本市の立地環境や生活環境などの優位性を紹介いたしました。 また、北原工業団地に続く新たな工業団地の整備につきましては、三本木スマートインターチェンジ近くの事業計画地の地権者と交渉を行いましたところ、このたび取得のめどが立ちましたことから、今後、団地造成及びアクセス道路の整備を推進してまいります。 新鶴巻地区につきましては、農村地域への産業の導入の促進等に関する法律に基づき、農工団地として整備を予定しておりますが、この法律が本年7月に改正されたことから、現在、県と改正への対応など実施に向けた調整を行っているところでございます。 商業振興について申し上げます。 「宝の都(くに)・大崎」プレミアム商品券が7月8日から販売されました。市民皆様の関心は非常に高く、販売開始から4日間で完売をいたしております。この商品券の使用期限は、10月末日までとなっておりますが、8月31日現在の利用率は57.3%となっております。今後は、経済効果を把握するため、全ての加盟店と市民皆様を対象としたアンケート調査を行い、その結果を踏まえ、地域経済の活性化につなげてまいります。 四季島の受け入れについて申し上げます。 東日本旅客鉄道株式会社が最上級の鉄道の旅をつくり出すためデビューさせた「TRAIN SUITE四季島」が8月17日に本市にやってまいりました。当日、トランスイート四季島受け入れ大崎市実行委員会が準備した鳴子温泉駅でのおもてなしを初め、西古川駅や岩出山駅周辺及び陸羽東線沿線などでさまざまなお出迎えを行い、市全体で乗客の皆様を歓迎したところであります。12月からは、冬期間の鳴子温泉峡を訪ねていただくことから、今回の成果を生かし、市内関係団体などとの連携をさらに強化しながら、市全体でのおもてなしを実践してまいります。 首都圏での大崎アンテナショップ開設に向けた取り組みについて申し上げます。 交流人口さらには定住人口の拡大を目指し、定住自立圏域市町の中心地として、誘客、移住及び販売の機能を有するアンテナショップの開設に向けた動向調査の一環として、7月13日から18日までの間、姉妹都市台東区で準備していただいたふるさと交流ショップに出店し、みやぎ大崎観光公社と連携しながら、特産品販売及び観光案内を実施いたしました。11月にも1週間出店する予定であり、現地での需要動向などの調査を行いながら、新規アンテナショップの開設に向けた検討を進めてまいります。 鳴子温泉源泉掘削事業について申し上げます。 鳴子温泉源泉掘削事業につきましては、5月9日に噴気作業が終了し、その後、県からの温泉利用許可を受けて工事が完了する予定でありました。しかしながら、大量の蒸気噴出に伴い、造成した温泉及び坑口周辺で硫化水素濃度の高い状況が確認されたことから、その対応について専門機関などからアドバイスを受けながら、協議検討を重ねてきたところであります。今般、温泉の供給先や地域住民の安全確保を第一に考え、この源泉については埋め戻すこととし、これに関連する工事について速やかに作業に取りかかりたいと考えております。 中心市街地復興まちづくりについて申し上げます。 千手寺町周辺地区整備につきましては、旧市民病院の解体工事が9月末に完了する見込みであり、完了後は速やかに区域内道路工事に着手してまいります。防災広場を含めた(仮称)道の駅おおさきにつきましては、関係団体とのヒアリングを行い、主要施設の具体的な機能を検討するなど、基本設計業務を進めております。 新図書館周辺整備につきましては、新図書館の開館に合わせ、周辺道路の部分供用をいたしました。引き続き、市道東浦留沼線及び周辺道路の整備を図り、新図書館へのアクセスと回遊性を高めてまいります。 七日町西地区の再開発事業につきましては、本格的な事業着手に向け、本年1月に市街地再開発準備組合が設立され、総会や理事会、地元相談会の開催など、事業実現に向けた取り組みにより、8月30日には事業協力者が決定されております。 今後は、準備組合において測量、調査、施設基本設計及び資本計画書作成などを進めることとなりますが、市といたしましても、これまでどおり適切なアドバイスを実施するとともに、都市計画決定手続を進めるなど、事業支援に努めてまいります。 道路建設事業について申し上げます。 道路新設改良事業につきましては、昨年度より繰り越しました市道旧石巻街道線など工事11路線のうち、5路線が完成し、残る6路線についても早期の完成に向け事業を進めております。 また、今年度事業の12路線につきましても、契約済みが4路線で、他の路線についても準備を進めております。 主な路線の進捗状況について申し上げます。 長者原スマートインターチェンジ利用者の一層の利便性向上を図るための市道宮沢高清水線につきましては、8月に地元説明会を開催し、地域課題を整理しながら詳細設計を進めてまいります。周辺アクセス道路となる市道自動車道西宮沢2号線につきましては、8月に工事着手し、年度内の完成に向け工事を進めております。道路の修繕対策につきましては、6割の舗装修繕工事を契約し、残り路線についても年度内完成を目指し取り組んでおります。 橋梁点検業務につきましては、8月に契約を締結し、修繕対策につきましても点検結果に基づき、より効果的かつ確実な対策を整理しながら準備を進めてまいります。 住宅に係る移住定住支援について申し上げます。 住宅に係る移住定住支援につきましては、住宅購入等移住支援事業により本市へ移住する若者世帯を支援するため、住宅取得に係る費用及びリフォームに要する費用の一部を助成しており、8月末現在で35件の申請をいただいております。 また、空き家を活用した定住支援策を進めるとともに、引き続きこれら事業の周知に努めながら、より多くの若者世帯の移住定住につなげてまいります。 下水道事業について申し上げます。 公共下水道事業の汚水管渠整備につきましては、10件の繰り越し工事がありましたが、うち9件が完成し、残り1件についても早期の完成を目指してまいります。浄化槽整備事業につきましては、今年度270基の設置を予定し、8月末現在で141件の申請を受理しているところであり、引き続き浄化槽設置による汚水処理を進めてまいります。 雨水対策事業について申し上げます。 古川地域の楡木雨水排水ポンプ場の増設工事につきましては、8月に本格着工しており、平成31年度の完成を目指し、事業を進めてまいります。 学校教育について申し上げます。 7月28日に古川西中学校において、「思いやりの心をもち、互いに認め合い、生き生きと活動する中学生」をテーマに、第18回おおさき中学校生徒会サミットが開催されました。 ホスト校であります古川西中学校を初め、本市の未来を担う市内中学校の生徒会の代表約50名が一堂に会し、「生徒会活動を通じて、より快適な学校生活を送るために」を議題に、分科会による熱心な話し合いが行われました。各生徒会の代表は、よりよい学校にしていくために頑張ることを誓い合い、話し合いの成果をそれぞれの学校に持ち帰りました。 文化財保護について申し上げます。 田尻地域に伝来した木造千手観音坐像が9月中にも官報告示により正式に国の重要文化財に指定され、脇侍の木造不動明王立像と木造毘沙門天立像もあわせて附けたり指定となる見込みとなっております。 千手観音坐像の将来的な保存と活用については検討する有識者会議を7月から8月にかけて3回開催し、重要文化財としてのあり方や、保存と活用の手法などについての御意見を数多くいただきました。 委員の皆様には、文化財の保存と活用は守り伝えられてきた地域で行うのがよいという御意見や、田尻総合支所の庁舎内に保管することで、保存と活用という2つの機能が果たせるなどの御意見をいただいたところであります。 有識者会議の意見をもとに検討した結果、市といたしましては、新たに建設する田尻総合支所の庁舎内に専用の施設を設置することといたしました。今後も本市の宝である歴史的財産として後世にわたり保存及び継承するとともに、積極的に活用を行ってまいります。 大崎市図書館について申し上げます。 新しい大崎市図書館、来楽里ホールは、7月20日の開館以来、1カ月間の入館者は延べ5万2,000名となっており、連日多くの皆様に御利用いただいております。特に、夏休み期間中は、主に小学生から高校生の利用が多く、週末には家族連れも訪れ、くつろぎのある館内で子供から御年配の方まで幅広い年代の方々が読書に親しんでいる様子が見受けられました。 また、多目的ホールや各研修室につきましても、多くの皆様に御利用いただいており、学びの場、交流の場としての役割を担っているところであります。また、図書館とあわせて整備いたしました移動図書館車につきましては、運行ルートなどを決定するために試走を行いながら、10月の運行開始に向け準備を進めてまいります。 水道事業について申し上げます。 アセットマネジメント及び経営戦略に基づき進めております管路施設の更新及び整備事業の今年度の進捗状況につきましては、入札準備及び契約済みを含め、約7割の発注状況となっております。今後も速やかな発注に努め、管路施設の強化を図ってまいります。 新大崎市民病院改革プランの実施について申し上げます。 新大崎市民病院改革プラン実施に当たり、地域の実情を的確に把握するとともに、市民皆様の御理解を得ながら進めるために、地域ごとに説明会を開催しております。 岩出山地域においては、7月26日に定例の区長会議で岩出山分院のリハビリテーション機能の整備について説明を行い、ご理解いただきましたので、現在は実施設計に着手したところであります。 鳴子温泉地域は、6月にまちづくり協議会、8月に行政区長会、そして昨日9月11日に地域住民向けに説明会を開催いたしました。 鹿島台地域は、7月に行政区長会とまちづくり協議会の皆様に、地域住民向けには明日9月13日に説明会を開催することとしており、引き続き市民皆様の不安解消に努めながら、新大崎市民病院改革プランの実現に向け取り組んでまいります。 救命救急センターについて申し上げます。 救命救急センターにおきましては、3次救急の適切な運営を図るための取り組みの一つとして、7月24日に大崎市民病院のほか栗原、加美、黒川、登米、南郷及び涌谷の公立病院により、本年2回目となる自治体病院で宮城県北の地域医療を考える会を開催いたしました。 考える会では救急患者の受け入れや循環器疾患の治療に関する機能分担について相互の連携を確認したところであり、今後も地域の医療機関との連携強化を図るとともに、さらなる機能充実に努めてまいります。なお、県において昨年10月より運行を開始したドクターヘリの受け入れにつきましては、昨年度4件に対し、今年度8月末時点で既に11件を受け入れております。 市民病院の公開講座について申し上げます。 今年度より市民病院の診療内容と職員が有する専門的知識を市民皆様に対し広く公開し、医療に関する知識や理解を深めてもらうことを目的とした公開講座を開講いたしております。 第1回目は、7月15日に家族で取り組む誤嚥予防をテーマに開催したところ、他市町村からも含め、約40名に参加いただいたところでございます。 以上、主な事項について申し上げましたが、今定例会へ提案いたします補正予算等議案に関する説明は、別途申し上げることとして行政報告といたします。--------------------------------------- △日程第4 決議案第1号 ○議長(門間忠君) 日程第4、決議案第1号北朝鮮の弾道ミサイル発射及び核実験に抗議する決議を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 総務常任委員長、2番佐藤仁一議員。     〔2番 佐藤仁一君登壇〕 ◆2番(佐藤仁一君) それでは、決議案第1号北朝鮮の弾道ミサイル発射及び核実験に抗議する決議について、総務常任委員会を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。 まずもって、本日、午前7時過ぎ、国連安全保障理事会は、対北朝鮮制裁決議を全会一致で採択されました。大変重いものであります。 それでは、市民の思いを案文といたしまして朗読をいたしまして、提案とさせていただきます。お手元の資料を御参照願います。 北朝鮮は8月29日、同国西岸から弾道ミサイル1発を北東方向に向けて発射した。ミサイルは、北海道の襟裳岬の上空を通過し、襟裳岬の東約1,180キロメートルの太平洋上に落下した。通告なしに発射を強行したことは、航空機や船舶に危険を及ぼすものであり、国際ルールに違反するものである。 また、9月3日には、北朝鮮の北東部豊渓里(プンゲリ)で大陸間弾道ミサイル搭載用の水爆実験を実施した。北朝鮮の核実験は6回目となり、爆発規模は過去最大の約150キロトンと推定され、北朝鮮の脅威が新たな段階に入った。 これらの行為は、国連安全保障理事会決議に明確に違反するもので、我が国の安全に対する重大な直接的脅威でもあるとともに、北東アジア及び世界平和の安定を著しく損なう暴挙であり、国際社会の反発や制止を無視した挑発行為と言わざるを得ず、断じて許すことはできない。 よって、本市議会は、連続して強行されている北朝鮮の軍事的暴挙に抗議と非難の意を強く表明し、今後、弾道ミサイル発射や核実験、さらには核兵器開発を含め、あらゆる軍事的挑発的な行為を放棄することを強く求めるとともに、政府においては国民の安心・安全な生活と我が国の安全保障環境を脅かす不測の事態への対処に引き続き万全を期すと同時に、軍事衝突回避に向けて総力を挙げた外交努力を重ねるよう強く要請する。 以上、提案理由の説明とさせていただきます。議員各位の賛同をよろしくお願い申し上げるものであります。 以上であります。 ○議長(門間忠君) 提出者は自席にお戻りください。 これから、質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております決議案第1号については、大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、決議案第1号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これから討論に入ります。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 討論がなければ、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 これから決議案第1号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、決議案第1号は、原案のとおり決定いたしました。--------------------------------------- △日程第5 報告第16号~同第21号 ○議長(門間忠君) 日程第5、報告第16号から同第21号までの6カ件を一括して市長から報告を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 報告第16号から報告第21号までの6カ件について御報告申し上げます。 初めに、報告第16号交通事故に係る和解に関することについての専決処分について御報告いたします。 事故の概要につきましては、平成28年8月2日午後1時ごろ、本市職員の運転する車両が大崎市古川大宮3丁目地内のスーパー駐車場において、前方走行中の相手方車両が停車後に後退し、後方を追従走行していた本市職員の運転する車両に接触し、双方の車両が損傷したものであります。 事故の主たる原因は、相手方運転者の後方不注意と本市職員の前方不注意でありましたが、事故の過失を双方において立証することが困難であり、事故の状況及び損害額を勘案し、自損自弁による示談とし、各自の損害額をそれぞれ負担するものであります。 本件につきましては、地方自治第180条第1項の規定による市長の専決事項の指定に基づき、平成29年5月22日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により、御報告を申し上げます。 次に、交通事故に係る和解及び損害賠償の額を定めることについて、専決処分2カ件について御報告申し上げます。 まず、報告第17号の事故の概要につきましては、平成29年3月15日午前11時40分ごろ、本市職員が東松島市小松地内のスーパー駐車場に駐車し、降車しようと不注意にドアをあけた際、ドアが突風にあおられ、相手方車両の運転席側後部に接触し、破損させたものであります。事故は本市職員が不注意にドアをあけたことであり、市の過失割合は100%とし、相手方に損害賠償額6万3,569円を支払うことで合意をいただきました。 本件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定による市長の専決事項の指定に基づき、平成29年5月29日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により、御報告申し上げます。 次に、報告第18号の事故の概要につきましては、平成29年4月6日午後3時ごろ、本市職員の運転する車両が大崎市古川北稲葉1丁目地内の自動車整備工場内において後進する際、停車していた相手方車両に衝突し、前部バンパーを損傷させたものであります。事故は本市職員の後方不注意であり、市の過失割合を100%とし、相手方に損害賠償額19万7,000円を支払うことで合意をいただきました。 本件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定による市長の専決事項の指定に基づき、平成29年6月3日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により、御報告申し上げます。 次に、報告第19号平成28年度大崎市水道事業会計継続費精算報告書について御報告いたします。 本件は、平成26年度から継続事業である青山浄水場施設整備事業について、平成28年度で事業が完了したことに伴い、地方公営企業法施行令第18条の2第2項の規定により、精算の報告をするもので、全体計画の事業費12億3,312万円に対しまして、実績は11億3,117万2,560円となったものであります。 次に、報告第20号平成28年度大崎市健全化判断比率について御報告いたします。 平成28年度決算における本市の健全化判断比率は、実質公債費比率が9.1%、将来負担比率が41.9%となりました。なお、実質赤字比率及び連結実質赤字比率につきましては、算定対象の赤字がなかったことを御報告申し上げます。 次に、報告第21号平成28年度大崎市公営企業の資金不足比率について御報告いたします。 平成28年度決算による本市の公営企業の資金不足比率につきましては、全ての公営企業会計において算定対象の資金不足が生じていないことを御報告いたします。 以上、報告第16号から報告第21号までの説明といたします。 以上でございます。--------------------------------------- △日程第6 諮問第5号 ○議長(門間忠君) 日程第6、諮問第5号人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 諮問第5号人権擁護委員の候補者の推薦について御説明申し上げます。 本市人権擁護委員會田征子氏は、平成29年12月31日をもって任期満了となりますことから、その後任委員として引き続き會田征子氏を最適任者と認め、法務大臣に推薦いたしたく人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(門間忠君) これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております諮問第5号については、大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第5号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これから諮問第5号を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第5号人権擁護委員の候補者の推薦については、同意することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程第7 諮問第6号 ○議長(門間忠君) 日程第7、諮問第6号人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 諮問第6号人権擁護委員の候補者の推薦について御説明申し上げます。 本市人権擁護委員瀬川一夫氏は、平成29年12月31日をもって任期満了となりますことから、その後任委員として引き続き瀬川一夫氏を最適任者と認め、法務大臣に推薦いたしたく人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(門間忠君) これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております諮問第6号については、大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第6号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これから諮問第6号を採決いたします。 本案は原案のとおりに決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第6号人権擁護委員の候補者の推薦については、同意することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程第8 諮問第7号 ○議長(門間忠君) 日程第8、諮問第7号人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 諮問第7号人権擁護委員の候補者の推薦について御説明申し上げます。 本市人権擁護委員今野光悦氏は、平成29年12月31日をもって任期満了となりますことから、その後任委員として今野睦男氏を最適任者と認め、法務大臣に推薦いたしたく人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(門間忠君) これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております諮問第7号については、大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第7号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これから諮問第7号を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第7号人権擁護委員の候補者の推薦については、同意することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程第9 議案第114号~同第119号 ○議長(門間忠君) 日程第9、議案第114号から同第119号までの6カ件を一括して議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 議案第114号から議案第119号までの6カ件について御説明いたします。 議案第114号平成29年度大崎市一般会計補正予算(第2号)につきましては、震災復興交付金返還金、鳴子温泉源泉掘削事業、道路橋りょう維持補修経費などの予算を計上し、また、債務負担行為及び地方債を補正するものであります。 次に、議案第115号平成29年度大崎市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第116号平成29年度大崎市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)及び議案第117号平成29年度大崎市介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、平成28年度の事業費が確定したことにより、国・県及び一般会計との精算などを行うため、補正等を行うものであります。 次に、議案第118号工事請負契約の変更契約の締結について御説明申し上げます。 本議案は、平成27年12月14日付で御可決いただきました旧大崎市民病院本院解体工事及び改修工事請負契約につきまして、くいの抜き取り数量及び廃棄物の運搬、処分数量等について出来高に基づく精算を行うため、契約金額から3,975万4,800円を減額し、総額で10億1,750万4,720円に変更いたしたく、大崎市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議決を求めるものであります。 次に、議案第119号財産の取得について御説明いたします。 本議案は、三本木スマートインターチェンジ近くの地権者との交渉を続け、このたび工業団地用地として取得できることになったため、大崎市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 本件につきましては、大崎市三本木在住の鴇田茂登子様を相手方とし、平成29年8月23日に土地売買仮契約書を取り交わしたものであります。 以上、議案第114号から議案第119号の提案説明といたしますが、詳しい内容につきましては、担当から説明をいたさせますので、御審議の上、御可決賜りますようお願いをいたします。 私からは以上でございます。 ○議長(門間忠君) 次に、補足説明を求めます。 赤間総務部理事。     〔総務部理事(財政担当)兼財政課長事務取扱 赤間幸人君登壇〕 ◎総務部理事[財政担当]兼財政課長事務取扱(赤間幸人君) 私からは、議案第114号から議案第117号までの4会計の補正予算に関する議案について補足説明を申し上げます。 平成29年第3回大崎市議会定例会議案の10ページをごらん願います。 初めに、議案第114号平成29年度大崎市一般会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ6億2,191万5,000円を追加し、予算総額を635億6,296万1,000円に定めるものであります。 内訳は11ページ、12ページに掲載しております第1表のとおりでありますが、主な内容につきましては後ほど御説明をいたします。 第2条は債務負担行為の補正で、13ページの第2表のとおり、4件を追加するものであります。 第3条は地方債の補正で、第3表のとおり1件を変更するものであります。 次に、14ページをごらん願います。 議案第115号平成29年度大崎市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ1億1,668万1,000円を追加し、予算総額を162億12万2,000円に定めるものであります。 歳入歳出予算は15ページに掲載しております第1表のとおりでありますが、主な内容は平成28年度事業の確定に伴う精算として、国・県などに対する償還金、一般会計繰出金を追加するものであり、それらの財源として繰越金を計上するものであります。 次に、16ページをごらん願います。 議案第116号平成29年度大崎市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ131万8,000円を追加し、予算総額を13億1,612万4,000円に定めるものであります。 歳入歳出予算は17ページに掲載しております第1表のとおりでありますが、主な内容は平成28年度事業の確定に伴う精算として、一般会計繰出金を追加するものであり、その財源として繰越金を同額計上するものであります。 18ページをごらん願います。 議案第117号平成29年度大崎市介護保険特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ3億233万1,000円を追加し、予算総額を130億7,642万8,000円に定めるものであります。 歳入歳出予算は19ページに掲載しております第1表のとおりでありますが、主な内容は平成28年度事業の確定に伴う精算として、国・県などに対する償還金、一般会計繰出金を追加するものであり、それらの財源として介護給付費準備基金繰入金及び繰越金を計上するものであります。 次に、一般会計の歳入歳出予算の主な内容について御説明申し上げます。 冊子番号1の平成29年度補正予算に関する説明書の4ページ、5ページをごらん願います。 初めに、歳入の補正予算について御説明申し上げます。 10款1項地方交付税は、1目地方交付税で、普通交付税の平成29年度交付額が決定したことにより4億6,967万円を増額するものであります。 14款2項国庫補助金は、1目総務費国庫補助金に社会保障・税番号制度システム整備費補助金を計上するなど、総額924万2,000円を増額するものであります。 15款1項県負担金は、3目教育費県負担金に図書館地下埋設物処理費用負担金を計上するなど、総額3,300万6,000円を増額するものであります。 6ページ、7ページをごらん願います。 17款1項寄附金は、2目指定寄附金で指定寄附金9,651万円とふるさと納税寄附金500万円を合わせた1億151万円を増額するものであります。 18款1項基金繰入金は、7目震災復興交付金基金繰入金で2億468万5,000円を計上し、1目財政調整基金繰入金で本予算の財源調整として1億7,972万7,000円を減額するなど、総額1,270万1,000円を増額するものであります。 8ページ、9ページをごらん願います。 21款1項市債は、9目臨時財政対策債で平成29年度の決定額に基づき5,660万円を減額するものであります。 続きまして、歳出の主な内容について御説明申し上げます。 10ページ、11ページをごらん願います。 2款1項総務管理費は、24目震災復興基金費で震災復興交付金返還金2億468万6,000円を追加するなど、総額2億2,264万5,000円を増額するものであります。 12ページ、13ページをごらん願います。 3款2項児童福祉費は、6目子育て支援総合施設費で鹿島台なかよし園運営経費の増などにより、総額307万1,000円を増額するものであります。 4款1項保健衛生費は、11目公害対策費で若瀬地区揚水施設維持管理経費として549万3,000円を増額するものであります。 6款2項林業費は、2目林業振興費で地域林業整備事業1,000万円を増額するものであります。 7款1項商工費は、4目観光費で鳴子温泉源泉掘削事業の増などにより、総額7,025万2,000円を増額するものであります。 14ページ、15ページをごらん願います。 8款2項道路橋りょう費は、2目道路橋りょう維持費で維持補修経費として1億7,000万円を増額するものであります。 16ページ、17ページをごらん願います。 10款2項小学校費は、1目学校管理費で小学校管理経費の増などにより、総額4,241万7,000円を増額するものであります。 また、10款5項社会教育費では、3目図書館費で施設管理運営経費の増などにより、総額2,000万2,000円を増額するものであります。 以上、議案第114号から議案第117号までの補足説明とさせていただきます。--------------------------------------- △日程第10 議案第120号~同第123号 ○議長(門間忠君) 日程第10、議案第120号から同第123号までの4カ件を一括して議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 議案第120号から議案第123号まで、4カ件について御説明申し上げます。 平成28年度決算認定につきましては、一般会計のほか11の特別会計に水道事業及び病院事業を加えた14会計の決算であります。 初めに、議案第121号平成28年度大崎市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定について御説明いたします。 冊子番号2の平成28年度一般会計・特別会計歳入歳出決算書の1ページをごらん願います。 一般会計の収入済額は678億6,265万8,308円、支出済額は658億1,268万7,098円で、歳入歳出差引残額は20億4,997万1,210円となっております。 特別会計は、市有林事業から岩出山簡易水道事業まで11会計合わせまして、収入済額の計は368億2,564万5,400円、支出済額の計は352億6,256万1,090円で、歳入歳出差引残額の計は15億6,308万4,310円となりました。 続きまして、議案第122号平成28年度大崎市水道事業会計決算認定について及び議案第120号平成28年度大崎市水道事業会計処分利益剰余金の処分について御説明申し上げます。 平成28年度の水道事業につきましては、これまでに作成した水道ビジョンやアセットマネジメントの実現に向けて、より具体的な経営の取り組みや財政収支の見通しを明らかにするため、計画期間を10年間とする大崎市水道事業経営戦略を策定してきたところであります。 また、市民の利便性の向上とサービスの充実を図るため、これまで取り組んでまいりました大崎市水道事業包括業務につきましても、平成28年4月1日から開始したところであります。 それでは、冊子番号3の平成28年度大崎市水道事業会計決算書の1ページ、2ページをお開き願います。 水道事業の決算概要でありますが、収益的収入及び支出につきまして、収入の決算額は38億5,184万8,567円、支出の決算額は35億666万7,849円となりました。 3ページ、4ページをお開きください。 資本的収入及び支出につきまして、収入の決算額は8億994万6,040円、支出の決算額は17億6,874万4,736円となります。資本的収入額が資本的支出額に不足する額9億5,879万8,696円は、過年度分損益勘定留保資金などで補填をいたしております。 議案第120号平成28年度大崎市水道事業会計処分利益剰余金の処分につきましては、未処分利益剰余金7億1,732万4,229円のうち8,167万2,241円を資本金に組み入れるものであります。 続きまして、議案第123号平成28年度大崎市病院事業会計決算認定について御説明申し上げます。 病院事業につきましては、本院において平成28年4月から大学病院本院に準ずる機能を有する病院としてDPCⅡ群病院の指定を受けたことなどにより増収となった一方で、稼働病床数を増床したことから、給与費や材料費などの医業費用が増加し赤字決算となりましたが、見込んでいた損失額を大幅に下回り、収支改善を図ることができました。今後は、引き続き経営の効率化を図り、地域医療の向上に努めてまいります。 それでは、冊子番号4の平成28年度大崎市病院事業会計決算報告書の1ページ、2ページをお開きください。 病院事業の決算概要でありますが、収益的収入及び支出につきまして、収入の決算額は230億2,889万6,908円、支出の決算額は226億276万6,079円となりました。 3ページ、4ページをお開きください。 資本的収入及び支出につきまして、収入の決算額は11億995万2,000円、支出の決算額は20億9,656万3,244円となり、資本的収入額が資本的支出額に不足する額9億8,661万1,244円は、過年度分損益勘定留保資金などで補填をいたしております。 以上が平成28年度の決算概要でありますが、監査委員から決算審査意見書が提出されておりますので、地方自治法第233条第3項及び同法第241条第5項並びに地方公営企業法第30条第4項の規定により、監査委員の意見を付して議会の認定に付すものであります。何とぞ御審議の上、御認定賜りますようお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○議長(門間忠君) 続いて、監査委員から審査意見の報告を求めます。 遠藤猛雄監査委員。     〔監査委員 遠藤猛雄君登壇〕 ◎監査委員(遠藤猛雄君) 監査委員を代表いたしまして、平成28年度各種会計決算、基金運用状況、財政健全化法に基づく審査の結果につきまして、その概要を申し上げます。 地方自治法第233条第2項及び同法第241条第5項の規定により審査に付された平成28年度大崎市一般会計、特別会計の決算及び関係書類並びに基金運用の状況を示す書類並びに地方公営企業法第30条第2項の規定により審査に付された平成28年度大崎市水道事業会計病院事業会計の決算及び関係書類について、その内容、計数の正確性、予算執行の適正性、財政運営の健全性、さらには財産管理並びに基金の管理運用が適正であるかどうか、あわせて地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定により審査に付された健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類等々について、詳細に審査いたしました。これらの結果につきましては、審査意見書に記述してございますが、その概要を御説明申し上げます。 それでは、お手元の審査意見書の2ページの表をごらん願います。 一般会計並びに11の特別会計を合わせまして、歳入合計は1,046億8,830万3,708円で、歳出合計は1,010億7,524万8,188円であり、歳入歳出差引額である形式収支は36億1,305万5,520円となり、岩出山簡易水道事業特別会計を除き黒字決算であります。 なお、岩出山簡易水道事業特別会計は平成28年度で廃止され、水道事業に引き継がれるため3月31日で打ち切り決算を行い、その結果、赤字決算となったもので、歳入不足額については一般会計資金で繰りかえ運用されております。 続きまして、会計ごとにその概要を申し上げます。 まず初めに、一般会計決算について申し上げます。 5ページの上段の表、平成28年度の欄をごらん願います。 形式収支は20億4,997万1,210円であります。ここから翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額は15億9,365万1,449円となっております。この当年度実質収支額から前年度実質収支額を差し引いた単年度収支は6億7,947万723円の赤字となり、これに財政調整基金への積立金2億510万4,112円、繰上償還金1億8,846万131円を加え、さらに財政調整基金の取り崩しによる繰入金8億9,275万円を減じた実質単年度収支は11億7,865万6,480円の赤字となっております。 しかし、当市では決算剰余金の2分の1を下らない金額を翌年度に繰り越さないで積み立てる方式を採用しておりますので、前年度の決算剰余金積立11億5,000万円を考慮すれば、実質単年度収支は2,865万6,480円の赤字ということができます。 続いて、同じ5ページ下段の表をごらん願います。 歳入については、調定額が増加したものの不納欠損額が約2億3,745万円、収入未済額が約14億5,122万円となり、これらは前年度に比較いたしますと減少しており、歳入確保の努力があらわれたものと判断しております。今後も、より一層の公平性を確保するためにも効果的な滞納整理を行い、収入の確保に努めていただくようお願い申し上げます。 歳出については16ページをお開きください。 支出額は約658億1,269万円となっております。対予算の執行率が91.73%と前年度と比べ0.87ポイント上昇したものの、前年度と同様、多額の繰越額や不用額が生じております。繰り越しは国の政策と連動して事業執行するためのやむを得ない要因などもあると思料しますが、繰り越しは会計年度独立の原則の例外であります。今後も、予算要求や予算編成時点での執行可能額の精査などに十分意を持ち、限りある財源をより市民福祉や市民サービス向上などへ有効活用されることを願うものであります。 さて、平成28年度から地方交付税の合併算定がえによる特例加算額の逓減が始まりました。この逓減措置は新たな加算措置によりまして減額が緩やかになり、結果的に特例加算額の7割程度は維持される見込みとなりました。しかし、平成32年度まで段階的に縮減されていくことに変わりはありません。 また、平成29年度からの3カ年実施計画遂行のための財政計画によれば、平成28年度末で多額になっている財政調整基金の残高は、平成31年度末には65億8,900万円と激減の見込みであり、新たな積み増しも大きな期待を持てません。さらには、人口減少と高齢化により税収の伸びも大きく望めない中、市役所新本庁舎建設や周辺地区の一体整備を初めとした大規模事業も予定されております。これらのまちづくり事業を含む行政事業や市民要望に終期はないことから、今後財政運営は厳しさを増していくことが予想されます。 これからも将来を見据えた適切な財源見通しを立て、入るを量って出ずるを制すという財政運営の基本により、一層行財政運営の効率化を進めて、不断の適切な財政運営に心がけ重要な行政課題の解決や安全・安心な市民生活の維持向上の実現に邁進いただくことを望むものであります。 次に、特別会計決算について申し上げます。 24ページの市有林事業特別会計から各特別会計の収入状況並びに執行状況を記載しておりますが、各特別会計とも計数、証書類と合致し、正確であり、その内容及び予算の執行状況についても適正であると認めるものであります。 その中から、国民健康保険特別会計決算について申し上げます。 29ページの上段の表をごらん願います。 形式収支は10億4,414万571円となっております。決算総額を前年度と比較いたしますと、歳入歳出とも減少しております。歳入の収入未済額は前年度より2億9,316万円ほど減少して約11億338万円、不納欠損額は2,338万円ほど減少し、約2億1,294万円となっております。収入未済額と不納欠損額のほとんどは国民健康保険税であります。国民健康保険税は、歳入全体において大きなウエートを占めておりますし、収入率の低下が納税者への負担増につながりますので、徴収にはなお一層努力されるよう望むものであります。 歳出について申し上げます。 30ページ下段の表をごらん願います。 予算現額に対する執行率は97.12%となり、支出済額を前年度と比較いたしますと約7億2,115万円減少しております。 なお、31ページに保険給付費年度比較表、国民健康保険税負担と保険給付状況の年度比較表、これらを掲載いたしましたので、御参照ください。 次に、財産の状況について申し上げます。 43ページをごらん願います。 提出されました財産に関する調書を関係する諸帳簿等と照合し、さらには有価証券などを確認いたしました。また、基金の運用状況は、116ページから117ページに記述のとおり、適正に運用されておりますことを申し上げておきます。 続きまして、公営企業会計の決算について申し上げます。 まず初めにお断わりですが、各公営企業会計決算書の記載に合わせ、審査意見書におきましても決算報告書につきましては消費税込みで、その他につきましては消費税抜きで作成しております。 それでは、水道事業会計決算について申し上げます。 119ページごらん願います。 収益的収入から収益的支出を差し引いた決算の金額は、約3億4,518万円の黒字となりました。 次に、120ページ。 資本的収入及び支出の決算につきましては、下段の表をごらんください。 資本的収入から資本的支出の決算額を差し引いた結果、不足する額、約9億5,880万円は過年度分損益勘定留保資金などで補填されております。これらの計数につきましては証書類と合致し正確であり、その内容及び予算の執行状況につきましても適正であると認めるものであります。 経営成績につきましては、122ページをごらん願います。 損益収支は、総収益約35億7,874万円に対し、総費用約33億2,855万円で、差し引き約2億5,019万円の純利益となっております。 また、128ページに記載のとおり、キャッシュフロー計算書では業務活動と財務活動で資金増となり、これらを投資活動の費消に充てても約1億7,026万円の資金が増加となっております。今後、給水人口は減少傾向にあり、給水収益の増加は見込みにくい状況でありますが、管路や構造物の大規模更新の必要性が今後増していき、費用の増大が見込まれています。安定した経営を継続していくためにも、想定されるさまざまな変化を財政へ終始見通しに反映させながら、いつでもどこでも安定して水を供給し続けられるよう、今後の効率的な経営を期待するものであります。 次に、病院事業会計決算について申し上げます。 132ページをごらん願います。 上段の表をごらんください。 収益的収入から収益的支出を差し引いた決算の金額は、約4億2,613万円の黒字となっております。 次に、133ページの資本的収入及び支出の決算につきましては、下段の表をごらん願います。 資本的収入から資本的支出を差し引いた結果、不足する額約9億8,661万円は、過年度分損益勘定留保資金などで補填されております。 これらの計数につきましては、証書類と合致し正確であり、その内容及び予算の執行状況についても適正であると認めるものであります。 病院事業の経営成績は、135ページの表のとおり、純損益は昨年度より大きく損失が減じられたものの、約4,725万円の純損失となりました。この主な要因はDPCⅡ群病院の指定やがん治療薬使用量増による診療単価の増などにより、患者1人1日当たりの収益は増加したものの、本院の500床フル稼働に向けた医療スタッフの増員による給与費や診療材料費の増加などにより費用の増加もあったためであります。しかし、141ページに記載のとおり、キャッシュフロー計算書では約3億4,981万円の資金増加となりまして、約26億7,334万円の資金を保有しております。 さて、平成27年度決算によれば、大崎市民病院本院の1日平均の入院及び外来患者数、さらには患者1人1日当たりの入院及び外来診療収入は、それぞれ県内市町村立病院のトップであります。また、医療の質の向上を目指した病院機能評価の認定とともに、DPCⅡ群病院のうち機能評価計数Ⅱが高い病院として全国市町村立病院の中で全国1位の評価を受けており、これは病院理念である市民が安心できる医療の提供の成果のあらわれと評価するものであります。 しかしながら、今後は医療従事者の不足や人口減少により、医療を取り巻く状況は厳しくなることが想定されております。持続可能な病院経営のためにも新大崎市民病院改革プランに基づき、4つの視点に立った改革を進め、平成32年度に見込んでいる総収支の黒字化をより効率的な運営で一日も早い段階での実現を期待するものであります。 最後に、健全化判断比率資金不足比率について審査を行いましたので、その結果を164ページ、165ページに記載しております。 まず、164ページの健全化判断比率につきましては、実質赤字比率、連結実質赤字比率ともに算定されておりません。実質公債費比率は9.1%となり、前年度よりも0.6ポイント改善され、将来負担比率は41.9%となり、前年度より11.4ポイント改善されておりますし、早期健全化基準を下回っております。また、165ページに記述しております資金不足比率につきましても各会計とも算定されませんでした。このように各指数は、早期健全化基準、経営健全化基準以下となっておりますものの、引き続き効率的な財政運営に努められるよう望むものであります。 以上、平成28年度各種会計決算等の審査概要を申し上げましたが、各会計の決算内容、予算執行状況並びに基金運用状況、あわせて健全化判断比率等に係る書類は、いずれも適正、妥当であると認めたものであります。審査結果等の詳細につきましては、審査意見書を御参照いただきますよう申し添えまして、審査意見の概要といたします。 ○議長(門間忠君) 大変御苦労さまでございました。 これから質疑に入るのでありますが、ただいま議題となっております議案第120号から同第123号までの4カ件については、議長を除く全議員で構成する特別委員会を設置の上、審査する予定でありますので、質疑は特別委員会の場で行いたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、本会議での質疑は省略することに決定いたしました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第120号から同第123号までの4カ件については、大崎市議会委員会条例第6条の規定により、議長を除く全議員で構成する平成28年度決算特別委員会を設置して、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第120号から同第123号までの4カ件については、議長を除く全議員で構成する平成28年度決算特別委員会を設置して、これに付託の上、審査することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程第11 請願第1号 ○議長(門間忠君) 日程第11、請願第1号を議題といたします。 ただいま議題となっております請願第1号については、お手元に配付いたしております請願文書表のとおり、民生常任委員会に付託いたしたいと思います。--------------------------------------- △散会 ○議長(門間忠君) お諮りをいたします。 議事の都合により、9月13日から9月14日までの2日間、休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、9月13日から9月14日までの2日間、休会することに決定いたしました。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 なお、9月15日の本会議は、大崎市議会会議規則第9条第2項の規定により、午前10時に再開いたします。 本日は、これをもって散会いたします。               午後2時35分 散会---------------------------------------地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 平成29年9月12日   議長       門間 忠   署名議員     山田和明   署名議員     後藤錦信...