大崎市議会 2017-06-21
06月21日-03号
平成29年 第2回定例会(6月) 平成29年第2回
大崎市議会定例会会議録(第3号)1 会議日時 平成29年6月21日 午前10時00分開議~午前11時34分散会2 議事日程 第1
会議録署名議員指名 +議案第94号 平成29年度大崎市
一般会計補正予算 |議案第95号 平成29年度大崎市
介護保険特別会計補正予算 |議案第96号 大崎市市税条例の一部を改正する条例 |議案第97号 大崎市松山B&
G海洋センター条例及び大崎市
松山体育研修センター条例の一部を改正する条例 |議案第98号 大崎市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 第2|議案第99号 大崎市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例 |議案第100号 大崎市道路標識の寸法を定める条例の一部を改正する条例 |議案第104号 大崎市
過疎地域自立促進計画の変更について |議案第105号 市町の境界変更について |議案第106号 境界変更に伴う財産処分の協議について |議案第107号 字の区域を新たに画することについて +議案第108号 市道の路線の認定について (質疑、討論、表決)3 本日の会議に付した事件 日程第1
会議録署名議員指名 +議案第94号 平成29年度大崎市
一般会計補正予算 |議案第95号 平成29年度大崎市
介護保険特別会計補正予算 |議案第96号 大崎市市税条例の一部を改正する条例 |議案第97号 大崎市松山B&
G海洋センター条例及び大崎市
松山体育研修センター条例の一部を改正する条例 |議案第98号 大崎市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第2|議案第99号 大崎市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例 |議案第100号 大崎市道路標識の寸法を定める条例の一部を改正する条例 |議案第104号 大崎市
過疎地域自立促進計画の変更について |議案第105号 市町の境界変更について |議案第106号 境界変更に伴う財産処分の協議について |議案第107号 字の区域を新たに画することについて +議案第108号 市道の路線の認定について (質疑、討論、表決)4 出席議員(30名) 1番 佐藤仁一郎君 2番 佐藤仁一君 3番 八木吉夫君 4番 氷室勝好君 5番 佐藤弘樹君 6番 中鉢和三郎君 7番 相澤久義君 8番 鎌内つぎ子君 9番 木村和彦君 10番 加藤善市君 11番 横山悦子君 12番 関 武徳君 13番 遊佐辰雄君 14番 只野直悦君 15番 相澤孝弘君 16番 富田文志君 17番 山田和明君 18番 後藤錦信君 19番 氏家善男君 20番 山村康治君 21番 木内知子君 22番 豊嶋正人君 23番 青沼智雄君 24番 佐藤和好君 25番 大友文司君 26番 佐藤 勝君 27番 大山 巖君 28番 佐藤清隆君 29番 小沢和悦君 30番 門間 忠君5 欠席議員(なし)6 説明員 市長 伊藤康志君 副市長 高橋英文君 副市長 小田原雄一君 病院事業副管理者 横山忠一君 総務部長兼政策推進監 総務部理事(財政担当) 松ケ根典雄君 兼
財政課長事務取扱 赤間幸人君
市民協働推進部長兼震災復興局長 民生部長兼
社会福祉事務所長 金森正彦君 佐々木雅一君 産業経済部長 平山周作君 産業経済部理事(産業振興担当) 後藤 壽君 建設部長 加藤栄典君 水道部長 中川 博君
病院経営管理部長 総務部参事(税務担当) 佐藤貞二君 兼
税務課長事務取扱 佐々木睦夫君 松山総合支所長 高橋正幸君
三本木総合支所長 大田良一君
鹿島台総合支所長 岩出山総合支所長 岡崎美津男君 岡本洋子君 鳴子総合支所長 八木文孝君 田尻総合支所長 千葉嘉一君
総務部総務課長 佐藤俊夫君
総務部市政情報課長 兼
消費生活センター長 高橋光浩君
市民協働推進部政策課長 市民協働推進部まちづくり 兼
震災復興推進室長兼元気戦略 推進課長 大塲一浩君 推進室長 渋谷 勝君
民生部子育て支援課長 民生部高齢介護課長 鈴木光代君 安住 伸君
産業経済部観光交流課長 建設部建築住宅課長 兼
温泉観光推進室長 飯田幸弘君 藤島善光君 田尻総合支所副総合支所長 兼地域振興課長 門田正美君 教育委員会 教育長 青沼拓夫君 教育部長 門脇喜典君
教育部学校教育課長 教育部生涯学習課長 佐藤賢一君 兼
インターハイ推進室長 荻野信男君
教育部文化財課長 教育部古川支局長 鈴木勝彦君 兼中央公民館長兼公民館地域 運営推進室長兼大崎市民 会館長 中村弥生君 教育部図書館長兼新図書館 準備室長 田口新一君7
議会事務局出席職員 事務局長 佐藤 基君 次長 遠藤富士隆君 係長 芦部仁英君 主査 加藤浩司君 再任主査 藤本重吉君 午前10時00分 開議
○議長(門間忠君) 出席議員定足数に達しておりますので、議会が成立いたしました。 これから会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付いたしております議事日程第3号をもって進めてまいります。
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△日程第1
会議録署名議員指名
○議長(門間忠君) 日程第1、本日の会議録署名議員を指名いたします。7番相澤久義議員、8番鎌内つぎ子議員のお二人にお願いいたします。
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△諸報告
○議長(門間忠君) 御報告いたします。 地方自治法第121条の規定により、お手元に配付のとおり、本日の議場出席者の通知がありました。
並木病院事業管理者から、本日、公務のため欠席する旨の届け出がありました。
--------------------------------------- 議場出席者名簿 平成29年6月21日 市長 伊藤康志君 副市長 高橋英文君 副市長 小田原雄一君 病院事業副管理者 横山忠一君 総務部長兼政策推進監 総務部理事(財政担当) 松ケ根典雄君 兼
財政課長事務取扱 赤間幸人君
市民協働推進部長兼震災復興局長 民生部長兼
社会福祉事務所長 金森正彦君 佐々木雅一君 産業経済部長 平山周作君 産業経済部理事(産業振興担当) 後藤 壽君 建設部長 加藤栄典君 水道部長 中川 博君
病院経営管理部長 総務部参事(税務担当) 佐藤貞二君 兼
税務課長事務取扱 佐々木睦夫君 松山総合支所長 高橋正幸君
三本木総合支所長 大田良一君
鹿島台総合支所長 岩出山総合支所長 岡崎美津男君 岡本洋子君 鳴子総合支所長 八木文孝君 田尻総合支所長 千葉嘉一君
総務部総務課長 佐藤俊夫君
総務部市政情報課長 兼
消費生活センター長 高橋光浩君
市民協働推進部政策課長 市民協働推進部まちづくり 兼
震災復興推進室長兼元気戦略 推進課長 大塲一浩君 推進室長 渋谷 勝君
民生部子育て支援課長 民生部高齢介護課長 鈴木光代君 安住 伸君
産業経済部観光交流課長 建設部建築住宅課長 兼
温泉観光推進室長 飯田幸弘君 藤島善光君 田尻総合支所副総合支所長 兼地域振興課長 門田正美君 教育委員会 教育長 青沼拓夫君 教育部長 門脇喜典君
教育部学校教育課長 教育部生涯学習課長 佐藤賢一君 兼
インターハイ推進室長 荻野信男君
教育部文化財課長 教育部古川支局長 鈴木勝彦君 兼中央公民館長兼公民館地域 運営推進室長兼大崎市民 会館長 中村弥生君 教育部図書館長兼新図書館 準備室長 田口新一君
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△日程第2 議案第94号~同第100号、同第104号~同第108号
○議長(門間忠君) 日程第2、議案第94号から同第100号まで、及び同第104号から同第108号までの12カ件を一括して議題といたします。 昨日に引き続き、質疑を継続いたします。 順次、発言を許します。 6番
中鉢和三郎議員。
◆6番(中鉢和三郎君) 改めまして、おはようございます。 質疑も2日目ということで、10名、きのう終わりましたので、ほとんど聞くところがないのかなと思ってはいたのですが、まだまだ何かあるようなので重複しないように、事前に重複しないものを出していますけれども、お聞きをしていきたいと思います。 きょうは晴天ということではないのですが、このまたグリーンの感じが新緑と相まって非常にいいのかなというふうに思っていますけれども、きょうは夏至ですので、昼が長いので、ゆっくりやっていきたいと思います。 では、後ろのほうから攻めていきたいと思いますけれども、第106号は先ほどというか、きのう、
事情聴取をいただいたときに了解しましたので、第104号、過疎計画をお聞きしたいと思います。 まず、過疎計画の中で交通通信体系の整備、情報化及び地域間交流の促進ということに関しまして、情報通信の分野ですが、まず1つ、
光ブロードバンド環境整備というの、これはここ数年というか、合併後随分進めてきたわけですが、一応、過疎地域全域がカバーできたというふうになっておりますけれども、本当にそうなのということ、ちょっと確認しておきたいと思います。
○議長(門間忠君)
高橋市政情報課長。
◎
総務部市政情報課長兼
消費生活センター長(高橋光浩君)
光ブロードバンド環境整備につきましては、平成22年度に総務省の補助事業を活用し、岩出山地域の真山、池月地区、それから鳴子温泉地域の川渡、鳴子、中山平、鬼首地区につきまして、市が光ファイバー網を整備したことにより、平成23年4月1日から当該地区での全世帯で
光ブロードバンドサービスの利用が可能となっております。
○議長(門間忠君)
中鉢和三郎議員。
◆6番(中鉢和三郎君) そういうことで、これまでの過疎対策ということで、希望すれば全戸、光ファイバー引けるという状況になっているということでありますが、大変ありがたいなというふうに思います。この件はこれぐらいにしておきたいと思います。 続きまして、携帯電話の通話エリアの整備ということもここのところに書いているわけですけれども、去年でしたけれども、鬼首に岩入のほうに小型のものを2基つけていただいたということで、これも一歩進んだということなのですが、それで過疎地域といいますか、大崎市内はほぼ人が住んでいるところカバーできているのかなというふうに私は思っていたのですけれども、どうもそうでもないということなのですが、特に過疎地域の通話エリアのカバーといいますか、どのような状況か確認したいと思います。
○議長(門間忠君)
高橋市政情報課長。
◎
総務部市政情報課長兼
消費生活センター長(高橋光浩君) お答えいたします。 大崎市における携帯電話の不感エリアにつきましては、先ほど議員おっしゃいましたとおり、平成28年度に実施した鳴子温泉地域、鬼首岩入地区の整備完了で、携帯電話3社がウエブサイト等で公開しているエリアマップ等で確認する限りにおきまして、市が整備すべき居住地における不感エリアは解消されたものというふうに認識しております。
○議長(門間忠君)
中鉢和三郎議員。
◆6番(中鉢和三郎君) 今お答えありましたけれども、総務省等々の資料を見ましても全国ベースでいくと、ちょっと古いデータですけれども、平成25年11月で人口カバー率が99.97%ということで、100分の3%ぐらいしかカバーできていないところはないという状況まで至っているということで、ほとんどどこのうちといいますか、人が住んでいればどこのエリアでも携帯が使われるというふうに一般的には言われているということです。 しかしただ、この人口カバー率というのはどういうことかというと、500メートル正方形のメッシュに切ったときにそのエリアの面積の半分が電波が来ればオーケーということなので、それも携帯4社ありますけれども、4社の中の1つでもカバーしていればオーケーということなので、たまたまAさん、Bさん、CさんとDさんとあるわけですけれども、A社がカバーしていればカバーされていると、こういう話になっちゃうのです。 ですから、例えば携帯電話というのは何でこれまでも我々が言ってきているかというと、格差とか、要するに田舎のそれの代名詞みたいなものなのです。よく、これ、総務省の資料がここにありますけれども、何で携帯電話がないとだめかという話が出てくると、携帯電話がつながらないと嫁も来ない、孫も帰ってこないと、よく言われる話なのです。 今言ったように、エリアというのは、さっきも言いましたように、4社あったうちの1社でも通話できればもうカバーされているというふうになるのです。ところが、普通の人は4つ携帯持っているわけではないのですよね。ということは、どれか4社の中の1つしか持っていないとすれば、いろいろなところに行ったときにたまたまそのエリアで、ある会社のものが使えないということになれば、やっぱり使えないわけなのです。ですから、4社といっても一般的には3社です。3社のうちのせめて1社ではなくて、せめて2社の電波が来るぐらいの状況にならないと、やはり実用的なものではないのではないかということが一つあります。 今、盛んに言われているのが鬼首もこの間は、ちょっと名前出しちゃいますけれども、ドコモさんが1社入ったということですけれども、ではドコモ以外の電話持っていた人が使えないときに、いや、それはドコモ持たないのが悪いでしょうといって、それで通用するのでしょうかという話なのです。もともと携帯というのはそこに住んでいる人のためだけのものではなくて、そこに訪れた人も当然使えなければだめだという話ですから、やはりその最低1つというのはよくわかる話ですが、やっぱり訪れた人もしくは、さっきから言っているように、嫁さんだとか孫という話からすれば、ほかの2つのどっちかでも使えるようにもう少し努力していかなきゃないという意味からすれば、この過疎計画の中でさらなるその拡充といいますか、そういったものを打っていかなきゃなかったのでないかということと、あともう一つは、通話と、今、昨今、私もちょっと携帯を持ってきましたけれども、携帯ではなくてスマホが多くなっています。このスマホが多くなってくると、結局その通話以外の
コンピューターアクセスといいますか、
ネットワークアクセスができるようになっていかなきゃいけないということなのですけれども、さっきから言っていますその携帯エリアの中で一番広いのが3Gと言われている規格なのです。これは使えているけれども、4GとかLTE、これについてはまだまだ使えないというエリアが多いのです。特に、真山地区は4G、LTEはだめだということです。ですから、結果的にその各会社が公表しているエリアにはなっているのだけれども、実用上は全く使えていないという実態があります。そのことについて調査していますか。
○議長(門間忠君)
高橋市政情報課長。
◎
総務部市政情報課長兼
消費生活センター長(高橋光浩君) ただいまの携帯電話のエリアの件でございますが、昨年度実施いたしました鬼首地区におきます
携帯電話等エリア整備事業につきましては、議員お話のとおり、その補助事業の条件として、事業実施を予定している地区において同市の
携帯電話サービスが1社でも既に提供されている場合については除外されるということ等がございまして、さらに加えまして、
既存サービスエリア内の品質改善を目的とする場合をその補助事業の活用から除外されるということになっておりまして、現在のところそういったようなことで補助事業を活用しての対応は難しい状況となっております。そういったことから携帯電話各社のいわゆる電波改善に向けた努力に期待するしかないというような状況となっております。
○議長(門間忠君)
中鉢和三郎議員。
◆6番(中鉢和三郎君) 2つ聞いたのの1つしか答えていただいていませんけれども。 要するに、今言っているのは、普通の話だったらそれでしようがないのかなという話なのですけれども、今、過疎計画なので、補助事業とほぼ匹敵するといいますか、過疎債で有利にできるわけです。ですから、別に補助事業ではなくても過疎対策でできませんかという話なのです。どうでしょうか。
○議長(門間忠君)
高橋市政情報課長。
◎
総務部市政情報課長兼
消費生活センター長(高橋光浩君) 議員から御質問でありましたLTEというようないわゆる高品質の通話環境の実現につきましては、従来からも携帯電話3社がそれぞれいわゆる企業努力というところでやってきたところでございまして、そういった観点からいたしますと、今後もそういったいわゆる各自の企業努力に期待する面もございますが、その場合によっていわゆる行政がかかわる部分があるのであれば、今後それらについても研究してまいりたいというふうには考えております。
○議長(門間忠君)
中鉢和三郎議員。
◆6番(中鉢和三郎君) ですから、そのアリバイづくり的にその携帯が使えればいいという話ではないでしょうと言っているのです。要するに、なぜその携帯が使えないと困るかって、これは格差なのです。格差をどう是正していくか、それが過疎計画、過疎対策の本質なわけです。ですから、しっかりと補助事業としてあるとかないとかという話ではなくて、やっぱりその格差を埋めるということに政治もしくは政策として責任を果たしていかなきゃいけないということだと思うのです。そういう中で、やはり1つしかつながらないということの格差、これを解消していかなきゃいけないという面と、あとやはり高速通信ができていかなければいけない。今ガラケー持っている人とスマホ持っている人、どっちが多いかわかっていますか。
○議長(門間忠君)
高橋市政情報課長。
◎
総務部市政情報課長兼
消費生活センター長(高橋光浩君) ただいま中鉢議員から御質問のありましたスマホ、それからガラケー等のいわゆる利用におきますシェアについては今のところ、私段階では把握しておりません。
○議長(門間忠君)
中鉢和三郎議員。
◆6番(中鉢和三郎君) いや、課長さん、それぐらい勉強していてもらわないと困るのだよね、はっきり言って。念のために調べてきたはずだったのですが、スマホの今、世帯普及率が既に72%です。それで、ガラケーが今23.5%、フューチャーフォンというのですね、ガラケーのこと。スマホは72%、もう逆転しているのです、はっきり言って。ですから、ガラケーが使えれば携帯が使えているエリアだという話ではないのです。もうスマホが使えて、LTE、4Gで使えなればもう役立たないという、そういう状況の中で過疎地では格差が現前としてあるということなのです。ですからしっかりとした対策を、今回のせていただけていないようですけれども、次の改定のときにはしっかりとしていただけなければいけないということです。 JAいわでやまで金融車というやつつくりましたね。あれ、やっぱり携帯の電話でやっているらしく、携帯の電話というか、携帯の電波を使ったネットワークでやっているのですけれども、ああいった便利なものをつくっても、4GとかLTEが使えないところに行って、結局営業ができないということなのです。これも格差です。こういったことをぜひ解消していこうという話ですので、人ごとのような話をしないで、ぜひ頑張っていただきたいと思います。 次に行きたいと思います。 続きまして、高齢者等の保健及び福祉の向上及び増進ということについてお伺いしたいと思います。 その中でも児童福祉の部分をお聞きしたいのですが、通告していますように、1つは現状と問題点というところで、家庭も地域も教育力が低下している傾向にあると分析をしているのでありますけれども、その対策の部分にその具体の取り組みについての言及が全くありません。これはどういうことなのでしょうか。
○議長(門間忠君)
鈴木子育て支援課長。
◎
民生部子育て支援課長(鈴木光代君) 過疎計画の中で取り上げているのは、児童福祉の部分では放課後児童の留守家庭への支援ということで計画の中には入れております。子供が生まれてから接する一番小さい社会集団としては家庭、家族がありまして、次に幼稚園や小学校、中学校、そういったものがあります。そして、地域社会があるというふうに言われております。そのどれもが、できましたら同じ目線に立って、子供の自主性や個性を大事にした子育てや教育を行っていければというふうに考えています。近年、保護者の状況、共働き家庭がふえまして、毎日が多忙で子供と触れ合う時間も心のゆとりもなくなってきている、そういったところを放課後児童の関係では支援員がきちんと研修を受けて、研さんを積み重ねた上で子供たちと触れ合うことで、子供の成長を促し、そして家族とのつながりも深めながら、子育てをしていける、そういう社会をつくり上げていくというふうに考えておりますので、ここであえて計画にはのっておりませんけれども、こういったことは過疎地域に限ったお話ではなく、大崎市全体、社会全体の問題でございますので、過疎計画というよりは総合計画にのせている内容というふうに捉えています。
○議長(門間忠君)
中鉢和三郎議員。
◆6番(中鉢和三郎君) 今、答弁いただいた内容については理解をしております。 ただその中で、昨今、宮城県が国の動向も受けながら、家庭教育支援、これを随分活発化させてきております。それにつきまして、大崎市の取り組みがどうも鈍いというようなことがありますので、特に過疎地域ではやはり所得が低かったりだと、いろいろな格差がある中で、やはり家庭の教育力が著しくという言い方はちょっと違うと思いますけれども、比較的低いということがあるのかなというふうに思っていますので、やはり過疎計画の中にそういう対策をしっかり盛り込んでいくべきではないかというふうに思うのですが、お考えをお聞かせください。
○議長(門間忠君) 門脇教育部長。
◎教育委員会教育部長(門脇喜典君) 生涯学習分野のことだというふうに理解しておりますので、私のほうから答弁させていただきます。 議員おっしゃりましたように、宮城県では協働教育、家庭教育支援に力を入れていただいておりますし、それを大崎市でも補助事業を活用しながら、これまでやってきたことについては多分、議員も御承知のとおりと思います。全体的なお話をしますと、大崎市が県、ほかの地域と比べて取り組みが低いというわけではないというふうに教育委員会としては思っております。教育委員会としての協働教育に関して、特に鹿島台地域、三本木地域、松山地域を中心として、これまでも取り組んできましたし、現在は古川第三小学校からほかのナンバースクールにエリアを広げて、コーディネーター等の配置も行ってきたところでございました。今年度につきましては、家庭教育支援チームを大崎市としても立ち上げようということで、6月、7月に入ってからになるかと思いますが、そのチームを立ち上げる予定でございます。なので、そのチームを教育委員会と立ち上げて、地域の方々にぜひ利用していただくようなPRをしていきたいと思っておりますし、ぜひ例えば鳴子地域であれば鳴子地域の方々もそういうチームをうまく利用していただけるように、ぜひその辺のPRも議員からもお願いしたいなというふうに思います。
○議長(門間忠君)
中鉢和三郎議員。
◆6番(中鉢和三郎君) 今、部長から答弁がありましたように、少しずつ構想を進めてきていただいておりますので、その歩みについては評価をしているところですが、やはり大崎全体として盛り上がりがまだまだかなということで、当然先行している鹿島台とかの状況はよく存じておりますけれども、特にその過疎対象になっています岩出山、鳴子は支援チームのメンバーといいますか、そういう支援員もまだいない状況ですので、やはりそこをもっと底上げといいますか、していかないことにはやはりだめなのかなと。それで、ちょうどその過疎計画の中にそういったものを盛り込んで加速をしていけばいいのかなというふうに思いましたので質疑させていただきましたけれども、次の改定ではその辺のものもぜひ入れていただきたいというふうに思います。このことはこれだけにしたいと思います。 続きまして、その次のところに書いています過疎地における幼児教育、保育の施設整備、これで子供がどんどん今減少していますけれども、特に過疎地ではその減少が激しいので、事業性の低下リスクが拡大しておりまして、やはり特段の対策、げたを履かすようなことをしていかないと、保育だとか幼児教育、これがなかなか、公でやっている部分も、例えば鬼首の場合だったら、僻地保育所が休園しなきゃないというような状況になっていますし、民でも例えば老朽化している施設を建て直すに当たって、なかなかその児童の数の確保ができないというようなところもありまして、なかなかその民の力だけでも難しいという分がありますので、そういったことの支援をぜひその過疎計画、過疎対策の中でやっていかなきゃならないと思うのですが、その記述が全くないので、その辺の考えをお聞きしたいと思います。
○議長(門間忠君)
鈴木子育て支援課長。
◎
民生部子育て支援課長(鈴木光代君) こちらの計画の中には、先ほど申し上げましたとおり、放課後の児童のことだけしか今のところ計画にはのせておりません。鳴子温泉地域の子育て支援施設といたしましては、公立の川渡幼稚園と、あと民間の認可保育園2園がございます。施設整備に関しましては、公立におきましては計画はございません。民間保育所につきましては、1つは平成24年度に新しい園舎を建設しております。もう1つに関しましては、これから施設整備に取りかかる予定というふうに聞いております。 子供が減少する中ではございますが、現在、定員相当の児童を保育している現状から、老朽化した施設の建てかえは必要なことと考えております。事業者からは数年前から建設に関する相談を受けておりまして、市からは補助金などの情報の提供や県への協議も進めております。過疎地域での保育につきましては、確かに子供の数が減少するというリスクが伴うことについては考慮すべき点ではございますが、今年度に見直しを図ります、子ども・子育て支援事業計画により必要な保育の量を示し、適切な施設整備となるよう民間事業者と綿密に相談を重ねてまいりたいと考えております。それの建てかえの時期につきましては、この計画より先というお話を聞いておりましたので、次回の計画にのせられるように配慮してまいりたいと思っております。
○議長(門間忠君)
中鉢和三郎議員。
◆6番(中鉢和三郎君) そうですね、次の計画でも多分いいのだと思うのです。ただ、そういう議論をしっかりやっていただくということが大事だと思いますので、今のようなことの中で次の計画にぜひ盛り込んでいただきたいと思いますし、あと今のは保育園のほうですが、今、民間の岩出山の幼稚園のほうも市の公立保育所の統廃合の考えを受けまして、近い将来においては認定こども園に移行したいという意向を持っているようです。これは先般、民生常任委員会で現地視察をしてきた際に、いろいろ聞いてきたところですけれども、ただその中での課題として、公は要するに市立の保育所を将来的には統廃合すると言っているのですけれども、だったら、岩出山の保育所をいつ例えば民間に移譲する、もしくはするのだということをしっかり計画を明示していただかないとなかなか私立のほうは先が読めないということを言っていました。確かに、今の計画を見ますと、今ある岩出山の保育所を民間移譲して維持をしながらというような雰囲気なのですが、ただ、では今の岩出山の保育所を民間に移譲してというふうに、移譲される側としてそれを選択するのだろうか、もしくはそういう事業者がいるのだろうかということを考えてみるとなかなか難しい問題があるだろうと。ということであれば、やはりその意思のある岩出山のそういう私立の幼稚園のそういった計画をうまく取り込んでといいますか、連携をする中で将来の過疎地といいますか、岩出山の幼児教育、そして保育の受け皿を今の段階でしっかりと計画づくりをしていくということが大事だと思いますので、このことについてもぜひ次の改定の際には書き込むようにしていただきたいと思いますけれども、その辺の考えについて確認しておきたいと思います。
○議長(門間忠君)
鈴木子育て支援課長。
◎
民生部子育て支援課長(鈴木光代君) 岩出山地域におきましては、議員からお話がありましたとおり、岩出山の幼稚園が認定こども園に移行したいという御相談を受けております。市といたしましても、田尻、三本木、鹿島台、松山にそれぞれ幼保一元化施設としまして、認定こども園と同じ形態で施設がございますことから、岩出山地域にも同様に認定こども園ができるということは保護者の選択の幅が広がるという意味からも期待しているところでございます。 そして、公立保育所の民営化計画につきましても、岩出山幼稚園の定員数、これから先どれくらいの保育部門の定員数をふやすかということを確認した上で進めることとしておりまして、民間によります施設運営を公立のところで圧迫することのないように進めていきたいというふうに考えております。ただし、計画書にのせるかどうかという話につきましては、もう既に再来年度に認定こども園に移行したいという希望を受けておりますので、本計画書のほうに掲載するのはちょっと難しいというふうに考えております。
○議長(門間忠君)
中鉢和三郎議員。
◆6番(中鉢和三郎君) 計画にのせる、のせないということだけの問題ではなくて、やはり公として、しっかりと、さっきから言っていますように、子供の数が過疎地ではやはり通常よりも激しくというか、勢いよく減っていくわけですから、やはりその設備を抱えるリスクがあるわけです。そこのところをやっぱり公がある程度支えていかないと、過疎地でのそういう幼児教育なり、保育という事業は成り立たないということが考えられますから、そのことに対してちゃんと手だてしてくださいということです。ですから、計画に書く、書かないはそれは手法の問題ですから、手法の問題といってもここで聞いている限りは書いてほしいのですけれども、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 あと、最後というか、このことの最後で、鬼首の僻地保育所が休園になっています。これについてはやはり子供の数が減ったことによって、集団での保育が難しくなったということですが、ただし、そうは言いながらもその地域に子供がいないわけではないのです。その保育を必要としている、保育に欠けている子供がいるわけですから、やっぱり行政の責任として預かる方策を公ができないのであれば、民間事業者もしくは民間の個人をお願いするか、見つけてでも何とか確保するということをやらなきゃならないと思うのですけれども、そういったことについても過疎計画の中で言及がないということは、落ち度というわけでもないですけれども、ちょっと寂しいなということなのですが、いかがでしょうか。
○議長(門間忠君)
鈴木子育て支援課長。
◎
民生部子育て支援課長(鈴木光代君) 僻地保育所に関しましては、保育に関する計画として、先ほど申し上げました大崎市の子ども・子育て支援事業計画がございますことから、過疎の計画のほうには掲載しておりませんでした。今後はその必要性について、ほかの部署とも相談しながら進めていきたいと考えております。保育に関しましては、どこに住んでいても何らかの保育を受けられる環境を担保することが市の責務と考えております。利用する児童の状況、その一人一人の状況に寄り添った形での保育のあり方につきまして、保護者や地域の皆様方と一緒に模索してまいりたいと思います。
○議長(門間忠君)
中鉢和三郎議員。
◆6番(中鉢和三郎君) よろしくお願いしたいと思います。 いずれにしましても、この過疎計画についてはここに書くことが目的では当然ないわけで、過疎地のやはりその格差の是正をどのようにしていくのかという議論をぜひ庁内でしっかりしていただいて、対策打っていただきたいというふうに思います。では、この件は以上にしたいと思います。 第99号にさかのぼりまして、国保についてはここに通告していますとおり、施行日が公布の日から施行するとなっているのですけれども、市のホームページを見ると、もう既に戻っているのですけれども、私が見た段階では既にもう議決後を想定して、早々と書きかわっていたのです。これ、準備がよ過ぎたということなのだと思いますけれども、私が通告しましたので、気づきましてもとに戻されたようですので問題はないのですが、これ間違いといえば、ただの間違いだと思うので、重箱の隅をつつくような話なので、あんまり聞くこともないのかなと思います。しかし、行政がやはりその施行日を間違うとか、もっと言えば議会が議決しないことをやっちゃったら、これ、やっぱり議会の軽視の話ですよね。ということからすれば、相当な大きな問題ではないかと思っているのです。多分、担当課長さんは十分反省されていると思いますので、副市長、どうですか、こういうことがあっていいのですか。
○議長(門間忠君) 高橋副市長。
◎副市長(高橋英文君) 御指名でございますので、私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。 税務関係のことにつきましては、6月上旬に市県民税の特別徴収の関係でも、決定通知書の誤送付が3件ほど発生をいたしたというふうなことで、今回のケースにつきましては市民の方に有利になることとはいえ、議会で議決をいただく前に市民の皆さんにその内容をお知らせしてしまったというふうなことでございまして、具体的な被害というか、そういうのは発生いたしてございませんが、おっしゃるとおり、議会というものを私たちの受けとめ方、職員の受けとめ方として、本当に重いものというふうなことの認識がやはりわかったのではないかというふうに考えておりますので、今後、市民の行政に対する信頼を損なうことのないよう注意してまいりたいというふうに思いますし、再発の防止に努めてまいりますので、御理解をいただければというふうに思います。
○議長(門間忠君)
中鉢和三郎議員。
◆6番(中鉢和三郎君) しっかり仕事していただきたいと思います。 では続きまして、文化財保護経費、お聞きをしたいと思います。 これにつきましても、前段の議員から随分いろいろな角度から質疑ありましたので、今さらという感じですけれども、確認をしておきたいのがこの計画をつくる対象、これ千手観音であることはよく理解するのですけれども、そのおつき人が何か2体あって、あとその後ろに何か十二神というのですか、何か、要するに今の市の文化財だったり、県の文化財指定をしているほかのものがありますよね。そういったものも含めた保存、活用ということになるのか、その辺、いかがでしょうか。
○議長(門間忠君) 鈴木文化財課長。
◎教育委員会
教育部文化財課長(鈴木勝彦君) 今回、重要文化財に指定されたのは木造千手観音坐像1体、それから重要文化財のつけたり指定というものがございます。同等に扱うというような形になるのですけれども、これが両脇侍になります不動明王、それから毘沙門天、この2つも同様になります。基本的にはこの3体の基本計画という形になります。
○議長(門間忠君)
中鉢和三郎議員。
◆6番(中鉢和三郎君) それと、薬師堂のほうに木造十二神将立像というのですか、もあるということなので、こういったものも確かに文化財としての価値という意味ではちょっと違うのかもしれませんけれども、やはり重要な歴史的なものなのかなということなので、そういったことも当然配慮というか考慮に入れながらやることになるのだと思うのですけれども、それで、きのうの議論を聞いていて思ったのですけれども、やはり非常にめでたいことというか、いいことだと思うのです。やはり、歴史的にこの地域にそういう文化といいますか、そういったものが根づいているということなので、非常に喜ばしいことだと思います。 確認なのですけれども、何か、その何とか遺産というのをよく最近聞くのです。世界農業遺産とか、あと土木遺産とか、何かそういう遺産、山ほど、山ほどという言い方は失礼ですが、あって、そのたびに横断幕とかでえらくPRしているのですけれども、何かこのことってあんまりPRされていないような気がするのですけれども、ちょっと寂しくないですか。
○議長(門間忠君) 鈴木文化財課長。
◎教育委員会
教育部文化財課長(鈴木勝彦君) 重要文化財指定は、まだ国の文科大臣に対する答申があったという段階で、正式な指定は8月ころになるというふうに言われております。これから官報告示で8月ころをめどに指定になりますので、その際に考えていきたいと思っております。
○議長(門間忠君)
中鉢和三郎議員。
◆6番(中鉢和三郎君) では、8月には盛大にPRをぜひ、市長、よろしくお願いしたいと思います。 それで、それをやりながら、結局そのラムサール条約なんかでよく言われているワイズユースというのですかね、要するに保存だとかをやりながら、やっぱり有効に活用していかなきゃならないと。これがやっぱりこういったものの宿命というか、だと思うのですけれども、それを考えたときにやっぱりこれ1つではなかなか活用というの難しいのだと思うのです。これが田尻に置こうが、古川に置こうが、松山に置こうが、1つだけではなかなか、活用というのは結局、人を集めるということですよね、多分。やっぱり、多くの人に来てもらって見てもらう。見てもらった中で、それでにぎわいをつくったり、にぎわいをつくる中でお金が落ちて、それをまた保存のために使われていくという、そういうサイクルをうまくつくっていくというのが今言っている保存と活用ということだと思うのです。それから考えるとなかなか1つだけのものでは難しいということなので、そこについていろいろ頭を絞って、委員の方たちに考えてもらうということになると思うのですけれども、そのときに、ではどういう切り口で今のところその活用が考えられるのか。非常に委員の方たちに適当に、適当にという言い方は変ですけれども、ぜひゼロベースで考えてくださいというのは簡単な話だと思いますけれども、これ、非常に難しいと思うのです。だとすると、今例えば課長が想定している活用法というのはどんなことがあるのでしょうか。
○議長(門間忠君) 鈴木文化財課長。
◎教育委員会
教育部文化財課長(鈴木勝彦君) 今回、重要文化財に指定されることになったこの木造千手観音坐像ですけれども、12世紀代の仏像ということで平泉文化の関係の仏像だというふうに言われております。そして、この仏像が伝えられていた小松寺、北小松の付近、そのあたり古代それから中世にかけて、非常に戦が多かった場所でもありますし、それからお寺と当時のその権力者との関係ということもあって、お寺そのものが焼かれてきたこともある。そういった中で、800年以上にもわたって現在に伝えられたということはある意味奇跡的なことだと思います。そして、それを地域の方々が守って今日まで伝えてくれた、そういった歴史の流れをこの仏像を通じて伝えられればいいのかなというふうに考えております。
○議長(門間忠君)
中鉢和三郎議員。
◆6番(中鉢和三郎君) すごく歴史とか、芸術品なので、芸術的なその価値ということもあるのかもしれませんけれども、以前、京都の京博に行ったときに鳥獣戯画像というのですか、その展示をやっていたのですが、もうすごい人の列なのです。ですから、やっぱり本当にこういったものを見たいと思う方は多分いるのだと思うのです。だとすれば、やっぱりそれにどのようにアピールしていくというか、出していくかということだと思いますので、今言われているようなしっかりとしたストーリーを書き上げて、やっぱり本当に当然大崎の地がそれにどうリンクしていくかということにしていただいて、大崎のほかの観光資源なんかとうまく結びつけていくということが多分大事だと思うのです。やっぱり、こういう言い方すると失礼だと思うのだけれども、お宝になっちゃうとだめだと思うのです。お宝でなくて、やっぱり本当の宝になるようにぜひお願いしたいと思います。これはこれぐらいにしたいと思います。 続きまして、あと10分しかありませんので、事務改善費のところをお聞きしたいと思います。 これ、指定管理の事務手数料といいますか、事務費だと思うのですけれども、中身についてちょっと確認したいと思います。
○議長(門間忠君) 生涯学習課長。
◎教育委員会教育部生涯学習課長兼
インターハイ推進室長(荻野信男君) 事業内容でございますが、本件につきましては松山地域の体育施設8つの施設につきまして、来年度から体育協会松山支部に指定管理者制度を導入したいということで、当初の予定しておりました案件にその分プラスということで、選定委員会にかかわる開催経費2回分、報酬、費用弁償、11万円を補正計上するものでございます。
○議長(門間忠君)
中鉢和三郎議員。
◆6番(中鉢和三郎君) 中身は理解しました。 岩出山がこの間やりましたから、それを松山に広げるというような感じなのかなというふうに思うのですけれども、この指定管理の問題については随分以前からしつこくやっているわけですけれども、選定委員会、今回も構成をされまして、そこで選定について協議をするということだと思いますけれども、その委員、何名、どんな方が予定されているのか確認したいと思います。
○議長(門間忠君) 荻野生涯学習課長。
◎教育委員会教育部生涯学習課長兼
インターハイ推進室長(荻野信男君) 選定委員の選任方法につきましては運用指針の中で定めておりますので、その中で基づいて決定していくことになりますが、岩出山地域で前例がございますので、そういった方、例えば経営のマネジメントコンサルをされている方とか、専門知識を有する方等を想定してございます。これから検討してまいりたいと思います。
○議長(門間忠君)
中鉢和三郎議員。
◆6番(中鉢和三郎君) ここにもちょっと、質疑のところにも書いていますけれども、もともと条例等々では市政にすぐれた識見を持っている方を選べと、こうなっているのです。例えば、以前のように町協から誰でも、誰でもという言い方は失礼ですけれども、フリーに出してくださいという話ではなくて、やはりこういう経験を持った方をということでやっぱり集めるというか、出ていただいて検討していただくということが本来的だと思いますので、岩出山のときにそういった形でやっていただいたので、今回も多分大丈夫だと思いますけれども、ぜひ趣旨をしっかり果たせるようにお願いしたいと思います。 ちょっと、通告していますけれども、ついでにお聞きしたいのですけれども、指定管理制度、これは多分こっちのになるのだと思いますけれども、指定管理制度のところのホームページを見ると、全然データが更新されていないのです。これは何でですか。
○議長(門間忠君) 渋谷政策課長。
◎
市民協働推進部政策課長兼
震災復興推進室長兼元気戦略推進室長(渋谷勝君) 御指摘いただきましたのは、恐らく平成28年度で行いました指定管理者の募集状況及び選定状況ではないかというふうに思ってございます。具体的には、昨年指定されました大崎市の岩出山体育センター、それから岩出山武道館、テニスコート、そして真山屋内運動場に係る結果でございました。こちらの更新を失念しておりました。深くおわび申し上げます。現在は更新済みではございますが、ウエブサイトの管理体制が曖昧であったことを反省いたしまして、制度の運営全般を所管いたします政策課においては、今後、教育委員会が所管する施設を含めまして管理徹底させていただくことといたしますので、どうぞ御理解をお願いいたします。
○議長(門間忠君)
中鉢和三郎議員。
◆6番(中鉢和三郎君) 選定の結果についてはそのようなことで理解をいたします。ただ、ホームページに公表しているデータはこれだけではなくて、要するに各指定されている管理者の年間のパフォーマンスといいますか、どういうことをやりましたと、その評価がこうでしたということも載っているのです。24年ぐらいのやつが載っているのです。これはもともと条例だか規則だか運用指針の中で、毎年載せるとなっているのです。毎年、要するに指定管理者、このように仕事しましたということを公表するとなっているのです。これ、公表していないのは瑕疵ではないですか。
○議長(門間忠君) 渋谷政策課長。
◎
市民協働推進部政策課長兼
震災復興推進室長兼元気戦略推進室長(渋谷勝君) 議員御指摘の点は本当にごもっともでございまして、いろいろと反省しているところでございまして、ただいま平成27年度のものが最新ということで情報提供させていただいてございますし、28年度の直近のものはただいま現在取りまとめの作業に入ってございまして、8月末には掲載するように今、作業を進めているところでございますので、御理解お願いいたします。
○議長(門間忠君)
中鉢和三郎議員。
◆6番(中鉢和三郎君) 指定管理者制度というのはやっぱり公民協働していく上で非常に重要な仕組みなのです。やはり、そのことをもっと透明性を高めて、市民がやっぱりチェックできるようにしていかないと、市民もです、我々もです、チェックできるようにしていかないと、結局何のために指定管理やっているのだという話になりますので、ぜひしっかりと制度設計をしたのであれば実行していただきたいというふうに思います。このことはそれぐらいにして。 もう一つ、岩出山の千葉家住宅、これ、ここに書いていますけれども、もう1年も何も動きがないですけれども、どうなっているのですか。
○議長(門間忠君) 岡本
岩出山総合支所長。
◎
岩出山総合支所長(岡本洋子君) 旧千葉家住宅につきましては、これまで2回にわたり、指定管理者の選定を進めてきたところでございますが、選定に至っていない経緯につきましては、議員御承知のとおりだというふうに思っております。現在は条例及び施行規則に基づきまして、直営での施設管理を行っており、宮城大学の連携事業や農村体験を目的とした教育旅行、各種会合の場などに御利用をいただいている状況となっております。今後につきましては、指定管理者の選定について、今、再三度、取り組んできておりますけれども、旧千葉家住宅を生かした地域活性化への思いはあるものの、なかなか、指定管理の選定が不承認になった影響も少なからず、地域の熱意が高まっていないのかなというふうに感じているところでございます。改めて、地域の振興会や地域自治組織、観光団体等々に加え、岩出山に立ち上がりました官民プロジェクト等々の方々とも話し合いを重ねながら、旧千葉家住宅の管理運営のありようについて見出していきたいというふうに考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
○議長(門間忠君)
中鉢和三郎議員。
◆6番(中鉢和三郎君) 時間もないので、きょうはこのぐらいにこの点はしておきたいと思いますけれども、直営でやるような話ではないと思います。やっぱり、観光施設だったら観光施設として、指定管理をしっかりしていくべきだと思いますので、時間をかけていいかどうかは別にしましても、当初のやっぱり目的を果たすようにぜひ検討していただきたいと思います。もうちょっとやりたいのですが、3分なので、やめます。 以上です。ありがとうございました。
○議長(門間忠君) 次に進みます。 5番佐藤弘樹議員。
◆5番(佐藤弘樹君) 本定例会最後の質疑者でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 私も下のほうからちょっと、議案番号第95号から順次質疑をしてまいります。こちらも誰も質疑をしていなかったかと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 平成29年度大崎市
介護保険特別会計補正予算(第1号)でございますが、まずはこの地域ケア会議等々でございますが、その補正内容、お願いいたします。
○議長(門間忠君) 安住高齢介護課長。
◎
民生部高齢介護課長(安住伸君) 地域ケア会議推進事業の内容でございます。この事業でございますけれども、厚生労働省の事業でございます介護予防活動普及展開事業の一つでございます。元気な高齢者をふやすことを目的としておりまして、平成20年度から行われている事業となってございます。平成29年度におきまして、大崎市がモデルの指定を受けたものでございますけれども、事業実施の申請に伴う意向調査が本年1月に通知されたものであり、その決定が今年度に行われたということから、今回の予算計上となったものでございます。 事業内容としては大きく2つございまして、1つはこの地域ケア会議を有効なものとするための具体的なケア会議の運営の仕方の検討でございまして、講師を招いての研修等でございます。もう一つは実際の会議の開催ということになります。要介護状態になる前の総合事業対象者あるいは要支援1、2の方の個別事例に対しまして、専門職の助言をいただきながら自立支援に向けたケアプランの検討を行うという自立支援型地域ケア会議の開催となってございます。予算といたしましては総額で73万6,000円でございますが、そのうちの多くを占めますのが、助言者の報償でございまして、8回の回数で8人分で67万2,000円となっているものでございます。 以上でございます。
○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。
◆5番(佐藤弘樹君) 2つの大きな柱はこれでよくわかった今、答弁でございました。 私は非常にこの地域ケア会議に関しましては注視をしてございまして、やはりこれから高齢者の方々が生き生き元気にお過ごしになるために、比較的程度が低い方々が生きがいを持って自立をした生活ができるような取り組みだと認知しているわけなのですが、ところが、包括支援センター、大崎市も非常に頑張っていらっしゃいます。いろいろな特定案件、個別の案件に関しましても、丁寧に対応されているということは私も自分でも御紹介しますし、まず聞いてもいますので、大変もうありがたいなと思ってございますが、この地域ケア会議なのです。この会議も重ねてきている。大変いろいろな連携をしている。いろいろな業種の方が入っていらっしゃるという会議です。この方々のその情報公開の一端なのですけれども、例えば栃木県ですか、足利市のほうではホームページのほうで地域ケア会議でいろいろ種々いただきましたような事例、案件に対しまして、ホームページで、もちろん個人情報には十分注意をして、ほぼ全て公開しているのです。かなりわかりやすいものになってございました。大崎市はこういった地域ケア会議の公開とか取り組みというのはどのような御紹介をされているのでしょうか。
○議長(門間忠君) 安住高齢介護課長。
◎
民生部高齢介護課長(安住伸君) 大崎市でのこの市レベルのケア会議というのは、昨年度から始めたものでございまして、まだその回数がふえていないという状態でございまして、本年度この補正が認められれば本格的に進めていきたいと考えているところでございまして、先ほど申しましたように、会議の目的の一つとして、会議の進め方というのもこれから包括ケアセンターの職員等も含めて勉強していくということになります。その中で今、議員さんがおっしゃいましたように、会議の内容について公開をするというふうなのも有効であるということになれば、そちらのほうも検討していくということになるかと思います。 以上です。
○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。
◆5番(佐藤弘樹君) やはり、この地域ケア会議とはいっても、その参集範囲というのは決まってきているのですよね。今まではないような皆さん方に集まっていただいて会議をし、情報交換、共有、取り組み等々、課題整理等々やっていらっしゃる、非常に頑張っている会議だなと思うのですが、例えばその足利市さんの例で見ますと、各センターとか、いろいろなところで参集者が何名だったですとか、あるいは一事例目ということで、草むしり、家庭菜園などを行うアクティブな90歳代男性とか、その方に対する会議から見えたもの、具体的な支援内容、必要なサービスなどを紹介している。また、2例目としまして、腰痛や筋力低下のため外出の機会が減った90歳代女性ですとか、大崎市にもたくさんいらっしゃいます。この方々の具体的な支援内容ですとか、必要なサービスを御紹介していると。こういったものを広く周知することによって、例えば会議に参加している方々が職場に帰って引き継ぎする以上に手軽に市民の方も、あるいは民生委員さんですとか、関係する方々も情報を仕入れて、こういう取り組みをされているのであれば、私のほうでもこのように工夫しようかなとか、いろいろな反映ですとか、改善が図られるのかなというふうに思うのですが、ぜひともそういった地域ケア会議の今後の課題、論点整理、会議の開催時にはこういった公開あるいは共有、もっと進められるようにしていただきたいなと思うのですが、いかがでしょうか。
○議長(門間忠君) 安住高齢介護課長。
◎
民生部高齢介護課長(安住伸君) ありがとうございます。 ケア会議には大きく分けて3種類ございまして、個別ケア会議と言いまして、包括が主体となっている各地域の課題を解決する会議、それから日常生活圏域地域ケア会議と言いまして、4包括ありますけれども、そのエリアでの会議、それからもう一つ、今回の補正に上がってございます大崎市レベルでの自立支援型ケア会議というものがございまして、この今回の自立支援型地域ケア会議で研修等により培ったノウハウにつきましては、地元に持ち帰りまして個別地域ケア会議に資するというふうなものでございますし、また始まってからまだ浅いものですから、それぞれの事例につきまして検討を行っていくわけでございますけれども、昨年度行いましたケア会議におきましても、その後、外出ができない方という方に対しまして、ケア会議でケアマネジメントを行ったところ、その方は敷居の高さが高くて、またげなくて外出ができなかったというふうなことでございます。外出ができないという方に対しますと、通常考えますのは外出支援でタクシー券とか、そういうことになるかと思いますけれども、このように個別の事例を検討いたしまして、その方が敷居をまたぐためにはどうしたらいいか、あるいは外出はこういうふうにしたら幾らかはできますよというふうなことで支援した結果、今では自分で買い物に行くというふうな姿も見られるということになってございますので、これからもそれぞれの個別ケア会議の結果につきましては広く周知をしていきたいというふうに考えてございます。
○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。
◆5番(佐藤弘樹君) 大変納得する答弁でございました。 これからますます需要がふえるのですよね。あと、出たくても出られないという方、何かきっかけが欲しい方、いろいろなケースがあるかと思います。皆さんでそういった方に対して教えてあげて、救ってあげて、出るように段取りをするというような支援体制、非常に細々と充実して図っていただきたいなと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 次に移ります。 私からも、10款5項6目文化財保護経費でございます。 前段、相当数質疑がございましたので、そこははしょります。いわゆる平安時代に多分つくられたと思われる木造の千手観音坐像でございまして、たしか98.8センチメーターの坐像だったかと思うのですけれども、5月末ころにはかなり多くのマスコミの方々に情報がシェアされましたので、恐らく松山総合支所のほうなんかにもいろいろな電話とか照会とか、どこで展示はしているのですか、なんていう話もあろうことかだったろうと、こういうふうに思うのですけれども、まずは今、前段にお話があったのですが、いわゆる田尻地域の皆さん方の今まで800年以上、大事に大事に保存、保管されてきましたという思いもある要望書等々もいただいてございますが、そういったものをかなり検討されていくような案、一つの案だとします。2つ目としまして、例えば今後のその市役所の本庁舎建設ですとか、やはり大崎市としての文化財のかかわり方ということも再構築をして、全体で考えていくというような2つの案、例えばあったとします。そういった2つの案とかに基づくような計画なんかを今後考えていくというふうなことなのでしょうか。いかがでしょうか。
○議長(門間忠君) 鈴木文化財課長。
◎教育委員会
教育部文化財課長(鈴木勝彦君) 田尻地域の皆さんから今、要望をいただいている。そして、そのことは所有者の方も含めて各地域の各種団体の方が名を連ねての要望ですので、そのこと自体はやはり重く受けとめているところであります。ただやはり、重要文化財として本来どうあるべきなのか、どのように保管し、どこでどのように保管すべきなのか、そういったことの検討をした上で、その上での意思決定ということで今回、有識者会議を設置することにしております。
○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。
◆5番(佐藤弘樹君) その程度になるかと思うのですが、そういった部分もしっかりと議論していただきたいなと思ってございますが、5月末、各マスコミのほうで情報公開されましたけれども、松山総合支所のほうにはいかがでしょうか。いろいろなお電話とか照会とかということは御連絡は頂戴していましたでしょうか。
○議長(門間忠君) 高橋松山総合支所長。
◎松山総合支所長(高橋正幸君) 直接の問い合わせについては、総合支所の何件あったかというのはちょっと把握していないのですけれども、総合支所内の課長会議等でパンフレットをいただきまして、その内容等はわかっておりますので、あとは公民館の電話番号とか、そちらのほうをお知らせしているような状況でございます。ちょっとその辺の人数は把握していないのですけれども、もしわからなければ公民館の場所と電話等はパンフレットを支所でもいただいていますので、そちらのほうで周知しているという形です。
○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。
◆5番(佐藤弘樹君) いずれ設置する場所がどこであれ、やはりこの大崎市の宝でございますから、市民の方々に周知していただいて、やっぱり多くの方に坐像を見ていただきたいなと。毘沙門天立像、あとは不動明王ございますので、見ていただきたいなと思ってございます。 次に移ります。 10款5項3目の施設管理運営経費でございますが、図書館の消耗品だということなのですが、300万円、具体的な内容はどうなのでしょうか。
○議長(門間忠君) 田口図書館長。
◎教育委員会教育部図書館長兼新図書館準備室長(田口新一君) お答えを申し上げます。 今回の補正につきましては、平成28年度末に佐藤病院様から新しい図書館への本の購入にと300万円の御寄附をいただきました。年度末でありましたために平成28年度においてはまちづくり基金に積み立てをし、平成29年度に改めてまちづくり基金から繰り入れをして、図書の購入をするための予算として計上させていただいたものでございます。
○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。
◆5番(佐藤弘樹君) 大変ありがたい御寄附でございます。 7月20日、開館記念式典ということで議員各位のほうにも招待状をいただいてございますけれども、非常に、この大崎市でいよいよ合併しまして、新しく図書館をつくって、7月20日開館をするのだということで、今まで大変、準備室から始まって、この建設事業、大変な御苦労をされてきたのかなと思ってございますが、期待している方も大変多いものなのでございます。また、鹿島台からも千田豊治様からの寄附を頂戴しておって、移動図書車等々が配備されるはずなのですが、あと本も配備されるはずなのですが、その佐藤病院様、そして鹿島台、千田様含めまして、あとは納税から来るその貴重な資金を使いました配備体制、7月20日には間に合うものなのでしょうか。いかがでしょうか。
○議長(門間忠君) 田口図書館長。
◎教育委員会教育部図書館長兼新図書館準備室長(田口新一君) この佐藤病院様からいただいた本の購入を現在進めておりまして、もう7月20日までには納本ができるようにということで全部準備を進めております。また、千田様からお話をいただいております移動図書館車につきましても、式典に間に合うように現在検討というか、もう準備を進めている段階でございます。
○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。
◆5番(佐藤弘樹君) こちらも議決をする前に進めているというお話を頂戴したわけなのですが、納税ということもありますし、個人の思いの性質もございますので、私もその辺に関しては承知をしておきたいなというふうに思うのですが、7月20日になるべく万全たる体制で市民の方、多くの方から20日以降来ていただくというふうなことも考えていただきたいですし、あと私、工事やっている間に市民の方と一緒になって、中を拝見させてもらいました。非常に工夫されている図書館でございまして、いろいろ設計されてきました方々、そしてその準備におかれました知恵、工夫が盛り込まれたようないい図書館に仕上がってきているのかなと思いますし、また床暖房ですか、あるいは冷房ですか、の工夫ですとか、地震が来てもびくともしないような基礎の部分とか、全てそこ、設置の完了がされておる状況で見に行ったのですが、非常に広くてのびのびして開放的な図書館なのかなと思いましたので、7月20日に、ちょっとお顔が見えませんけれども、ぜひ無事に開館に間に合わされるように整備を進めていただきたいなと思ってございます。 次に移ります。 10款5項2目の公民館施設改修事業でございますが、この内容のほうは前段の質疑のほうで、中央公民館の3階空調というふうなことお聞きしたのですが、この公民館もいずれはこの現在地から移動するものとなると予測されますが、その間の年数とその公民館の備品の耐用年数と、こういったものをかなり検討されて今回出されたと。もちろんやむを得ない部分ではございますけれども、こういった公民館のまずは中央公民館の整備計画に基づいて、今回の補正のほうを出されているのでしょうか。
○議長(門間忠君) 門脇教育部長。
◎教育委員会教育部長(門脇喜典君) 議員御指摘のように、今回この空調設備等の改修に当たっては、中央公民館のほうの要望を受けながら、教育委員会の内部でも検討させていただいたところでございます。その理由は今、議員がおっしゃられたことでございます。ただ、新しくオープンする図書館の複合施設等での受け入れ等もいろいろ、これまでの中央公民館の利用状況を加味しながら検討したところではございましたが、やはり全てをそちらで賄い切れるとは言い切れないというか、賄い切れないというふうに最終的には判断をいたしました。その上で開館まで、生涯学習拠点構想に基づく拠点施設の整備まで4年を要するというふうな観点から、今回エアコンの設置を財政当局とも相談しながら要望したところでございます。
○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。
◆5番(佐藤弘樹君) 了解しました。 いずれこの中央公民館も新しい、新築なのでしょうか、された場合にもっと使いやすい形になったりですとか、今はなきそのエレベーターの問題ですとか、いろいろなその改善策が図られるのかなと。あと、バリアフリーとかございますけれども、来るのかなと思ってございますので、今お話のとおりで、施設整備計画に基づきまして、もちろん必要なものですので、これは十分に補正ということで対応していただきたいなと思ってございます。 次に移ります。 10款1項2目行事開催経費でございます。 私のほうからは、鑑賞事業の質疑をさせていただきたいのですが、結果、本年度の見込みということで、ことしはこの100万円の経費を使いまして、どういう事業を具体的にするのでしょうか。
○議長(門間忠君) 佐藤学校教育課長。
◎教育委員会
教育部学校教育課長(佐藤賢一君) お答えをいたします。 今回につきましては、昨年度10周年記念事業という形で、幼児のほうに大変動きのあるパフォーマンスをさせていただいて、大変子供たちが喜んだという体験の実績がございます。今回、100万の内容につきましては、前回と対照的な静かなパフォーマンスということで音楽鑑賞という形で子供たちに実際そのような音楽鑑賞に触れていただいて、感性を養っていただくような形で考えているところでございます。
○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。
◆5番(佐藤弘樹君) 静と動ですよね、そうしますと。 いろいろなものを聞いて見ていただいて、触れ合っていただいて、体験してくれてということで、多分よろしいのだろうと思うのですが、先ほど生涯学習課とか学校教育課、ふえて、いろいろな事業関係、きょう、自主文化のほうは割愛させてもらったのですけれども、かなり積極的に取り組まれておりまして、和太鼓ですとか、ジャズですとか、あるいは歌ですとか、いろいろな形で学校を回っていただいている。その子供たちに対して、授業をこうやって聞いていただいて、見ていただいているということがありまして、私は非常にすばらしいアイデアマンがいらっしゃるなと思って、ずっとここ何年か来て、思ったのです。ぜひこれも継続してやっていただきたいなと思いますので、今回これ補正に入っているわけなのですが、これ、その年度当初のほうには間に合わないといいましょうか、その毎年やるかどうかというふうなこともあって、確定した段階で今回補正みたいな形になっているのでしょうか。
○議長(門間忠君) 佐藤学校教育課長。
◎教育委員会
教育部学校教育課長(佐藤賢一君) この件に関しましては、御寄附をいただいたということで補正を上げさせていただきましたが、今後の継続についてでございますが、やはり直接その芸術とか、こういう鑑賞に触れる、感じることについてはやはりその人間形成の中で大変重要なことと思われております。今後につきましては、やはりその財源的なこともございますので、財政当局と協議しながら、今後どのような形で、例えば年代を区切ってするとか、各年をするとか、そういう形を少し研究、協議して考えてまいりたいと思っているところでございます。
○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。
◆5番(佐藤弘樹君) 小学校だけで29校ありますし、その在校生、在校児童の数もやはり随分違いますので、その辺結構バランスが問われるのかなと思うのですが、その子供たちにおかれましてはやはりこのいろいろな演目、歌、踊り、いろいろ、演奏含めて、実際にやっぱり生で見るというチャンス、子供のころはやっぱり少ないのですよね。その家の中においては忙しいものですから、なかなかそういった文化事業というのは触れ合える機会が少なかったり、なかったりする御家庭もありますので、ぜひともこれ、積極的に継続をして、子供たちに対する鑑賞事業は充実していっていただきたいなと思ってございます。 次に移ります。 7款1項4目、これもまた質疑がなかったと思うのですが、温泉事業の内容、いかがでしょうか。
○議長(門間忠君) 藤島観光交流課長。
◎
産業経済部観光交流課長兼
温泉観光推進室長(藤島善光君) お答えをさせていただきます。 この温泉事業につきましては、昨年、鳴子温泉全体が国民保養温泉地として指定になりました。この国民保養温泉地の全国の大会が毎年、輪番制で開催されておるのですけれども、鳴子温泉が昨年指定されたということで、実は来年度この大崎の地で全国大会が開催されるということで、今回引き継ぎのために山口県の長門市のほうに引き継ぎに行く職員等の旅費ということと、あともう一つが健康と温泉フォーラムというふうな組織があるのですけれども、今後、温泉事業を推進していく上で、この団体に加入したほうが有利というふうに判断いたしましたその負担金等ということで55万3,000円のほうを今回補正予算をお願いするものでございます。
○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。
◆5番(佐藤弘樹君) 内容はわかりました。 この国民保養温泉地、来年全国大会があると。その前段としての長門市へのその訪問、旅費であるのだというふうなことなのですけれども、では、この国民保養の温泉地に指定されまして、全国大会が行なわれるのですが、ある意味でプレですよね。そうなると、全国大会をする前にプレという年になるわけなのですけれども、その辺のやっぱりその受け入れ態勢といいましょうか、ここの国民の保養温泉地の指定になったことによるその活性化といいましょうか、その辺、鳴子の地元のほう、いかがなのでしょうか。
○議長(門間忠君) 藤島観光交流課長。
◎
産業経済部観光交流課長兼
温泉観光推進室長(藤島善光君) 昨年5月に指定を受けまして、大崎市の観光振興ビジョンのほうにも鳴子温泉地域の活性化ということが挙げられております。そういった中で、昨日もお答えをさせていただきましたけれども、観光従事者のみならず地域全体でこの受け入れ態勢等を整えていこうということで、昨年の12月と、あとことしの2月に地域でタウンミーティングを開催したり、多くの方にその観光に対する認識を持ってもらおうということで、今いろいろな取り組みをしているところでございます。加えまして、例えば地元の中学校、鳴子中学校1校あるのですけれども、こちらの子供たちが鳴子温泉11種類のうち9種類の温泉を有しているというふうに言われておりますけれども、ではどこどこの宿は温泉はどんな温泉なのということも来たお客様に案内できるように、例えばことしの夏休みに限ってなのですけれども、生徒手帳を宿屋のほうに示すと、その宿のお風呂に無料で入浴できる、体験できるというような状況を整えておりますので、来年の全国大会に向けて訪れていた際は、そういった御案内ができる体制づくりを今年度、力を入れてまいりたいというふうに思います。 以上です。
○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。
◆5番(佐藤弘樹君) ずっと私はこの観光事業で温泉事業ですとか鳴子のお話聞いてございますけれども、鳴子でシンポジウムをするのもいいです。フォーラムをするのもいいです。また、いろいろな事業関係をやるのもいいです。ただ、この広がりがなかなかどうなのかなというの、課長さん、感じるものでございます。何をお話ししているかといいますと、毎回、議会、私、定例会等々、特別委員会等々で、鳴子の観光の話も質疑をさせてもらうわけなのですけれども、やっぱり市民の方が10万5,000、それぞれの口を使って、対外的にも対内的にも鳴子に行きたい、何とか頑張ってほしいので、市民の皆様方も鳴子を利用する、また対外的にいた場合には必ずやいとこ、はとこ、親戚いっぱいいますから、全国にも。来ていただくときには鳴子温泉というふうになっていただくためには、鳴子の魅力を市民の方々、つまり市内にも十分にわかっていただく必要があると思うのですよね。単なるおもてなしの紙ですとか、そのシンポジウムやっていますよという案内ですとか、フォーラムやっていますからという、関係者が集まって、なかなか市民の方がみんな集まるわけではないので、その辺の取り組み方が私はちょっとした広報、宣伝で鳴子のPRをするよりも、よっぽど市民の方々がその気持ちが入って、鳴子というのを頑張っているので、ぜひやらせてくださいと。年間1回の方が2回行かなくちゃいけない。あるいは、あそこの旅館よかったね、あそこのホテルよかったなというふうな話を多くしてもらうことが最大の効果ではないのかなと、私はずっと思っていまして、例えば地震、6年前もだったのですが、温泉のお風呂の源泉なんかも供給しましたよね。市民の方にも無料で入ってもらったとか。いろいろな取り組みなんかも必要だったのかなと思うのです。そういった市内向けのPR事業というもので温泉事業というものも捉えていらっしゃるのかどうか、いかがでしょうか。
○議長(門間忠君) 藤島観光交流課長。
◎
産業経済部観光交流課長兼
温泉観光推進室長(藤島善光君) 議員おっしゃるとおりだと思います。そういったことで、現在例えば市民の皆さんに気軽に鳴子温泉に訪れていただける仕組みづくりといたしまして、観光公社のほうで着地型の商品、市民向けの商品ということで、例えば鳴子温泉の宿の日帰り入浴を活用いたしましたお年寄りが気軽に行って帰ってこられるようなスポーツジムのトレーナー等のお手伝いをいただいた日帰りツアーの企画とか、そういったところを今後市民の皆様が多く利用できる機会をどんどんどんどんつくってまいりたいというふうに考えております。
○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。
◆5番(佐藤弘樹君) ここは質疑なので、この辺で、あとは一般質問で続きをやらせていただきたいと思ってございます。 次に移ります。 7款1項4目の、私からも観光振興事業でございます。 台湾です。親日国で、大変私が好感を持っている国でございます、から有名なブロガーを呼んで、鳴子温泉のPRをしていただこうというような夢がある話でございまして、非常にこれ、成功すれば台湾という国からどんどん日本が好きな皆様方に鳴子温泉のほうに来ていただくというふうなものになるのかなと思ってございますけれども、ずっと前段の質疑を聞いてきましたので、中は割愛させてもらいますけれども、ちょっと私のほうとしましては、いわゆるその台湾の方が来たときに一過性で終わらないように、台湾というのは、ちょっと調べてみますと、かなりリピーターが多いのです。中国、観光の方、わりと1回、2回の方、多いのでしょうか。台湾から来るお客様、4回以上来る方が実に3割ぐらいいらっしゃるということで、大変1回気に入ると何回も来ていただけるというのがすごいデータとしても、はっきりと出ているところでございまして、また気に入ったものはとことん紹介をしていただくと。あと、日本とは違ってブログ大国でございまして、かなり情報を皆さん調べて、ブログの影響が大きく、来ていただけるということがありますので、本当に気に入って、つくったものではなくて、本当に鳴子温泉のことを気に入っていただいて、ここに来ていただければ、2回、3回、4回、中には10回ぐらい来ている方が日本に最近でもいらっしゃるようなのですが、鳴子温泉という地域の魅力も高まってくるのかなと思うわけなのですが、その中で一部その台湾の方々の誘致をしている団体等では、例えば免税手続のカウンターですか、こういったものを設けまして、非常に買い物しやすくしているような取り組みなんかもあるのですが、その免税カウンター等々は商店街、商工会含めて、そういったお話し合いってしているのでしょうか。
○議長(門間忠君) 藤島観光交流課長。
◎
産業経済部観光交流課長兼
温泉観光推進室長(藤島善光君) ただいま議員のほうから御指摘ございましたけれども、例えば免税手続、そういったものは現段階ではしておりません。ただ、今回の御指摘を受けまして、地域の皆さんと今後話し合ってまいりたいというふうに思います。
○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。
◆5番(佐藤弘樹君) あと、非常にこれ大事なことなのですが、こういった皆様方に来ていただいた場合に旅行業の方がコーディネートをして回っていただく、これは簡単なのですよね。ただ、2回目、3回目以降には、旅行業の方々はいませんから、もう基本的にはその台湾人の皆様方が個別に来るかもしれない。御夫婦や友人や親戚等々で、そうした場合に、ちょっと私、疑問にずっと思ってきたのですが、何か大崎市役所あるいは鳴子温泉の地元あるいは藤島課長さんのお知り合いの中には台湾語とか中国語話せる方がいらっしゃるのですよね。
○議長(門間忠君) 藤島観光交流課長。
◎
産業経済部観光交流課長兼
温泉観光推進室長(藤島善光君) お答えをいたします。 鳴子の宿、数多くあるのですけれども、何軒かは台湾語のみならず英語とか、ハングル語を話す方がいらっしゃいます。あと、動線でいいますと、岩出山の道の駅には台湾語を話せるスタッフのほうをこの春から雇用しているという状況でございます。残念ながら、私はちょっと台湾語は話せないのですけれども、今後勉強してまいりたいと。
○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。
◆5番(佐藤弘樹君) その勉強は必要ないので、いろいろなコーディネートを勉強していただきたいと思ってございます。話せる方に十分に骨折っていただければありがたいなと思います。 また、宮城県内で一番そういった、いろいろなルートとか、その留学生の方とか、台湾人の方の情報を持っているのが宮城県の国際化協会ってあるのですね。私も先日、ある石巻の方から紹介、連絡をいただいて、たまたま協会に友人がいるものですから、台湾人の方を御紹介したということがあったのですが、地元の大崎市からはっぱりそういう連絡が来ないのですけれども、ぜひともいろいろ県内にも機関がたくさんありますから、その方々にも連絡をして、今インバウンドということでいろいろな自治体からもいろいろな連絡がいっぱい来るらしいです。大崎市はどうですか、来ていませんということで、その藤島課長さんがどの方向を向いているのか。民間のその旅行業の方だけのほうを向いているのか。例えば全体としてどういうふうに裾野を広げる感じでいるのか。自分が持っているものだけではやはり足らなくなる可能性もありますから、全体で取り入れられるものが全て大崎市のために、市民のために、また鳴子温泉の活性化のために知恵と工夫で取り入れていただきたいなと思いながらも質疑でございますので、あとは一般質問にさせていただいて、次に移りたいと思ってございます。 次、6款1項4目の畜産総合対策推進事業でございます。 田尻のジャンボ肉まつりということでございまして、こちらのほうなのですけれども、今、前段のほうでも山村議員のほうで質疑があったところでございました。私はこの事業は、今となっては大崎市でも本当に唯一の事業となっている部分でございますので、もっと畜産振興のためにも広めていただきたいなという部分がある、そういった質疑でございますけれども、質疑通告にも書いてございますとおり、他団体との連携状況という部分で、ほかの地域とか、大崎市全体としてもっとこれを畜産振興という観点から踏まえて、このお祭りの意義ですとか、その根拠を深めるような取り組みにつきまして、いかがでしょうか。
○議長(門間忠君) 門田田尻地域振興課長。
◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(門田正美君) 他団体との連携につきましては、畜産まつりの開催に当たって、これまで畜産団体の方々が中心となり実施してきております。実行委員長につきましては、各畜産団体の代表者に持ち回りでお願いしているところでありましたが、畜産農家の高齢化と主要の農業などの構成員が減少している状況でありまして、難しい状況となっております。このことから、新たな団体から賛同者を募り、実行委員に加わっていただき、その中から実行委員長を選任していただくことになり、4月27日に第1回実行委員会を開催いたしまして、新体制のもと実行委員長が選任され、現在、協力団体との調整を図りながら事業を進めておるところでございます。
○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。
◆5番(佐藤弘樹君) 門田課長さん、非常に穏やかで謙虚な人柄でございますから、お祭りですから、もっと元気に答弁をしていただくと、もっと肉を食べたいなと、こういうふうに思うと思うのですよね。私はその中の内容の話もいろいろあるかと思うのですが、そこではなくて、もっと広報とか周知という意味で各地域の団体の皆様方との連携とかはいかがでしょうかという質疑させていただいてございました。というのは、鹿島台でもたまたま昨年からデリシャストマトまつりというのを新規にやったのです。かなりお客様に来ていただいて、今回も延べ3,000人の方が来て、市長にも早食いコンテスト等々では表彰者になっていただいたところがあったのですけれども、そこでもトマトだけでもすごい来るのです。遠くは東京とかからも来る方がいらっしゃいまして、私が知る範囲では静岡の方が1名、一番遠かったかなと思うのですが、わざわざ買いに来ていただくという方もいて、びっくりしたのですが、ここでも来年からは何か肉でもちょっと取り扱ってみようかなという話もされているようなのですよね。肉といえばどこですか、はい、田尻地域ですよね、ジャンボ肉まつり。そういう団体間や地域お祭りのどういう連携ができるのかなというふうな構築で、せっかく総合支所長さん方もいらっしゃいますので、そういった連携というのが、簡単に連携というのですけれども、本当の連携ですね、実の経済行為、肉を消費する、大崎市の肉もおいしいのだ、ブランド牛もこれだけつくっているのだというようなPRに対内的にも対外的にもつながるようにやっていけばいいかなと思うのですが、その点いかがでしょうか。
○議長(門間忠君) 門田田尻地域振興課長。
◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(門田正美君) 連携につきましては、各総合支所にチケットの販売とか、今までお願いしておるところでございます。そのほかに各種団体にも協力いたしまして、販売を協力しておるところでございますが、今後につきましては、佐藤議員おっしゃるとおり、推進してまいりたいと思っております。
○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。
◆5番(佐藤弘樹君) 穏やかな形で推進してまいりたいというお気持ちを聞いたところでございましたけれども、会議録のほうには推進していきたいというふうなことなのですが、言葉で議会で話す場合には、議会中継もございますから、元気な声でぜひ今後とも、はい、というふうなことで手を挙げていただいて、推進してまいりますという感じでお話しいただければ、もっと肉がおいしくPRもできるのかなと思いますので、よろしくどうぞお願い申し上げます。 次、まいります。 2款1項21目国際都市交流事業でございますが、三本木の件かと思うのですけれども、違いますかね、こちらの内容、いかがでしょうか。
○議長(門間忠君) 藤島観光交流課長。
◎
産業経済部観光交流課長兼
温泉観光推進室長(藤島善光君) お答えをさせていただきます。 こちらの補正のお願いでございますけれども、こちらは鳴子の国際交流協会が8月9日から25日までドイツのほうに国際交流の親善団を送るという補助金の経費となってございます。
○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。
◆5番(佐藤弘樹君) 済みません、三本木のダブリンのほうは当初のほうにございますので、観光交流課のほうだったのですね。 そのドイツのほうというのは、なぜドイツに行く必要があるのでしょうか。
○議長(門間忠君) 藤島観光交流課長。
◎
産業経済部観光交流課長兼
温泉観光推進室長(藤島善光君) お答えをさせていただきます。 こちらのほう、合併前から旧鳴子町の時代のほうから、東京のほうにあります国際ハーモニー協会という団体がございまして、そちらのほうと、ここの鳴子の国際交流協議会のほうが長年にわたって交流を続けてきているということで、毎年ドイツのほうと相互に行ったり来たりの交流がこれまで図られてきているということなので、前任に倣って今回も補正予算をお願いしているところでございます。
○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。
◆5番(佐藤弘樹君) 何名分のその予算というか、内容になっているのか、いかがでしょうか。
○議長(門間忠君) 藤島観光交流課長。
◎
産業経済部観光交流課長兼
温泉観光推進室長(藤島善光君) お答えをさせていただきます。 今回の募集は一応10名を想定しておりまして、現段階で9名ほどのお申し込みがございます。内訳といたしまして、鳴子3名、田尻1名、鹿島台2名、古川3名というところでございます。 済みません、補助内容でございます。 補助内容は一応お一人当たり、対象経費といたしまして10万円ということで、その2分の1の5万円を交付するということで、今回10名分ということで50万円の補正をお願いしてございます。
○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。
◆5番(佐藤弘樹君) 内容はわかりました。 この国際都市交流というところで各地域のほうでもいろいろな関係団体のほうから国際都市交流まさしく図られているのだと思うのです。今10名で行かれるのだというふうな、そのうち9名ですか、現在は募集がされているということでございましたけれども、そのドイツからいらっしゃる、こちらから行くというふうなことで、2年に一遍の多分、費用負担なのかなと思ってございますけれども、ドイツのほうに行きまして、その実際の交流の内容ですとか、あるいは実際にドイツのほうから大崎市のほうとのある意味取引ですとか、そういった成果というのはあるのでしょうか。
○議長(門間忠君) 藤島観光交流課長。
◎
産業経済部観光交流課長兼
温泉観光推進室長(藤島善光君) お答えをさせていただきます。 基本的には、この交流団につきまして、ホームステイがメーンになっておりまして、ドイツのほうに例えばこちらのほうから行かれた団員については、国際的な感覚を身につけて帰ってくる。そして、ドイツのほうからこちらのほうに訪れていただく際には、地域の皆さんとの交流の場を設けていただいて、その地域の皆さんに国際的な感覚をグローバルな感覚を身につけていただいているということでございます。
○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。
◆5番(佐藤弘樹君) 了解しました。 それでは次に、最後になりますが、1つ飛ばしまして、2款1項8目の新庁舎建設事業でございます。 私の前段の各議員からの質疑を行いまして、内容はおおむねわかったのですが、特にその教育委員会、岩出山にございます。あと、合庁のほうには農業委員会がございます。議会はここ三本木にございます。ずっとお話を聞いていてもその問題、そういったこともこれからのいろいろな計画策定の中に入れていきたいというだけでございますけれども、中に初めに入れるかどうかという前提がやっぱりあるのですよね。岩出山からこの三本木に来るのもかなり30分ぐらい時間かかるのではないでしょうか。また、古川本庁舎から三本木に来るのも20分ぐらいかかるのではないでしょうか。時間もその行って来いという往復の問題とかもありますよね。議会も定期的に開催をされてございますので、議決の問題とか決裁の問題もあるかもしれません。まずはその箱として、コンパクトに箱はつくっていただきたいのですが、一応52億円とは聞いていますが、つくっていただきたいのですが、必要な組織機構は中に入れていかないと、なかなか行政というのも非常に柔軟に対応ができないのではないのかなと、私なんかは逆に今後の将来を考えて心配するものなのですが、前段の質疑の中で庁内のプロジェクトチームが発足されていると聞いてございますが、このメンバー構成というのは比較的若い方もいらっしゃるのでしょうか。いかがでしょうか。
○議長(門間忠君) 渋谷政策課長。
◎
市民協働推進部政策課長兼
震災復興推進室長兼元気戦略推進室長(渋谷勝君) お答え申し上げます。 本庁舎建設のプロジェクトチーム、本年の4月に設置したものでございますが、構成はチーフを高橋副市長、サブを
市民協働推進部長、以下は部課長級の構成でございますが、ここの中には各関係課から担当者も入れるような仕組みにしてございまして、議論するテーマによりましては若いメンバーも入れることが可能な仕組みとなってございますが、これまでの第1次案の計画策定までにおいてはまだそのような形で招聘した職員はいないものでございます。
○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。
◆5番(佐藤弘樹君) 今は大きな概要分で多分やっているでしょうから、各庁議メンバーみたいな感じなのでしょうけれども、これから実際に実像としての中に入っていく場合には若手職員にも、皆様方、繰り返しますが、全員が退職をされますので、実際につくってからこの新しい新庁舎のほうに入れる方がここに何人いらっしゃるかという問題にもなっています。私が今申し上げているのは事実ですからね、事実です。今、若い方がずっとこれから使い続けますので、やはりそういった若い職員の方々からも知恵とか使いやすさ、いろいろなものを取り入れて、お金がかからず効率的な、箱物と言われないような、そういった組織的な効率が図られるようなものをぜひつくっていただきたいなと思いますし、あと内部の検討に関しましては、かなり時間をかけてじっくり議論をしまして、若い人から、もう一回言いますが、若い人からも、女性も含めて十分に話を聞いて新庁舎の建設に当たらないと、つくったもののこんなはずではなかったというふうに総事業費も内容もならないように注意をしながら進めていただきたいなと思ってございます。 質疑をこれで終わります。
○議長(門間忠君) 以上で、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第94号から同第100号まで、及び同第104号から同第108号までの12カ件については、大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第94号から同第100号まで、及び同第104号から同第108号までの12カ件については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これから討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門間忠君) 討論がなければ採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 これから議案第94号から同第100号まで、及び同第104号から同第108号までの12カ件を一括して採決いたします。 各案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第94号から同第100号まで、及び同第104号から同第108号までの12カ件は原案のとおり決定いたしました。
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△散会
○議長(門間忠君) お諮りいたします。 議事の都合により、6月22日から6月25日までの4日間、休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、6月22日から6月25日までの4日間、休会することに決定いたしました。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 なお、6月26日の本会議は、大崎市議会会議規則第9条第2項の規定により、午前10時に再開をいたします。 本日は、これをもって散会いたします。 午前11時34分 散会
---------------------------------------地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 平成29年6月21日 議長 門間 忠 署名議員 相澤久義 署名議員 鎌内つぎ子...