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03月08日-05号

  • "観光施設整備事業"(1/2)
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  1. 大崎市議会 2017-03-08
    03月08日-05号


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    平成29年 第1回定例会(2月)          平成29年第1回大崎市議会定例会会議録(第5号)1 会議日時      平成29年3月8日      午前10時00分開議~午後3時08分閉会2 議事日程 第1 会議録署名議員指名   +議案第45号 平成28年度大崎市一般会計補正予算   │議案第46号 平成28年度大崎市市有林事業特別会計補正予算   │議案第47号 平成28年度大崎市奨学資金貸与事業特別会計補正予算   │議案第48号 平成28年度大崎市夜間急患センター事業特別会計補正予算   │議案第49号 平成28年度大崎市国民健康保険特別会計補正予算   │議案第50号 平成28年度大崎市後期高齢者医療特別会計補正予算 第2|議案第51号 平成28年度大崎市介護保険特別会計補正予算   │議案第52号 平成28年度大崎市下水道事業特別会計補正予算   │議案第53号 平成28年度大崎市農業集落排水事業特別会計補正予算   │議案第54号 平成28年度大崎市浄化槽事業特別会計補正予算   │議案第55号 平成28年度大崎市岩出山簡易水道事業特別会計補正予算   │議案第56号 平成28年度大崎市水道事業会計補正予算   +議案第57号 平成28年度大崎市病院事業会計補正予算    (質疑、討論、表決) 第3 市役所庁舎建設調査特別委員会の設置 第4 委員会の中間報告    (総務・民生・産業・建設常任委員長報告)3 本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員指名     +議案第45号 平成28年度大崎市一般会計補正予算     │議案第46号 平成28年度大崎市市有林事業特別会計補正予算     │議案第47号 平成28年度大崎市奨学資金貸与事業特別会計補正予算     │議案第48号 平成28年度大崎市夜間急患センター事業特別会計補正予算     │議案第49号 平成28年度大崎市国民健康保険特別会計補正予算     │議案第50号 平成28年度大崎市後期高齢者医療特別会計補正予算 日程第2|議案第51号 平成28年度大崎市介護保険特別会計補正予算     │議案第52号 平成28年度大崎市下水道事業特別会計補正予算     │議案第53号 平成28年度大崎市農業集落排水事業特別会計補正予算     │議案第54号 平成28年度大崎市浄化槽事業特別会計補正予算     │議案第55号 平成28年度大崎市岩出山簡易水道事業特別会計補正予算     │議案第56号 平成28年度大崎市水道事業会計補正予算     +議案第57号 平成28年度大崎市病院事業会計補正予算      (質疑、討論、表決) 日程第3 市役所庁舎建設調査特別委員会の設置 日程第4 委員会の中間報告      (総務・民生・産業・建設常任委員長報告)4 出席議員(30名)    1番  佐藤仁一郎君        2番  佐藤仁一君    3番  八木吉夫君         4番  氷室勝好君    5番  佐藤弘樹君         6番  中鉢和三郎君    7番  相澤久義君         8番  鎌内つぎ子君    9番  木村和彦君        10番  加藤善市君   11番  横山悦子君        12番  関 武徳君   13番  遊佐辰雄君        14番  只野直悦君   15番  相澤孝弘君        16番  富田文志君   17番  山田和明君        18番  後藤錦信君   19番  氏家善男君        20番  山村康治君   21番  木内知子君        22番  豊嶋正人君   23番  青沼智雄君        24番  佐藤和好君   25番  大友文司君        26番  佐藤 勝君   27番  大山 巖君        28番  佐藤清隆君   29番  小沢和悦君        30番  門間 忠君5 欠席議員(なし)6 説明員   市長      伊藤康志君     副市長     高橋英文君   副市長     小田原雄一君    病院事業管理者 阿部健雄君   病院事業副管理者          総務部長    伊藤 晋君           横山忠一君   総務部理事(財政担当)兼      総務部政策推進監兼   財政課長事務取扱          秘書広報課長事務取扱           佐々木雅一君            後藤 壽君   市民協働推進部長兼震災復興局長   産業経済部長  松ケ根典雄君           金森正彦君   建設部長    加藤栄典君     水道部長    中川 博君   病院経営管理部長          市民協働推進部危機管理監           千葉博昭君             佐藤光弘君   建設部参事兼建設課長事務取扱    会計管理者兼会計課長事務取扱           伊東修市君             鎌田孝博君   病院経営管理部参事兼        松山総合支所長 山口研二君   経営企画課長事務取扱           佐藤貞二君   三本木総合支所長          鹿島台総合支所長           大田良一君             林 啓一君   岩出山総合支所長          鳴子総合支所長 八木文孝君           道塚信市君   田尻総合支所長 千葉嘉一君     総務部総務課長 遠藤睦夫君   市民協働推進部政策課長兼      市民協働推進部防災安全課長兼   震災復興推進室長兼         放射能対策室長 茂和泉浩昭君   元気戦略推進室長兼   10周年事業推進室長           赤間幸人君   市民協働推進部環境保全課長兼    民生部社会福祉課長   災害廃棄物対策室長                 岩崎政浩君           岡崎美津男君   民生部子育て支援課長兼       民生部高齢介護課長   鬼首保育所長事務取扱                安住 伸君           鈴木光代君   民生部健康推進課長         産業経済部産業政策課長兼           山中政裕君     新産業・グリーンエネルギー推進室長兼                     世界農業遺産推進室長                             熊谷裕樹君   産業経済部農林振興課長       産業経済部商工振興課長           千葉秀基君             宮川 亨君   産業経済部観光交流課長兼      建設部都市計画課長兼   温泉観光推進室長          まちなか整備推進室長           岡本洋子君             小松一雄君   建設部建築住宅課長         鳴子総合支所副総合支所長兼           飯田幸弘君     地域振興課長  高橋幸利君   病院経営管理部総務課長兼      病院経営管理部人事厚生課長兼   市民病院中央材料部中央材料室長   保健衛生推進室長兼市民病院           佐々木博顕君    臨床研修管理部臨床研修管理室長                             舘内 寛君   病院経営管理部医事課長兼      病院経営管理部情報管理課長兼   市民病院総合医療支援センター    情報セキュリティ対策室長兼   地域医療連携室長          市民病院学術研究部学術研究室長兼           大内正昭君     診療情報管理部診療情報管理室長                             中川道之君   民生部健康推進課副参事兼      建設部建設課技術副参事   課長補佐事務取扱          (公園・維持担当)           青沼則子君             茂泉善明君  教育委員会   教育長     青沼拓夫君     教育部長    門脇喜典君   教育部参事兼古川支局長事務取扱兼  教育部教育総務課長兼   中央公民館長事務取扱兼       学校教育環境整備推進室長   公民館地域運営推進室長事務取扱兼          佐藤俊夫君   大崎市民会館長事務取扱           藤本重吉君   教育部学校教育課長         教育部生涯学習課長兼           佐藤賢一君     インターハイ推進室長                             荻野信男君   教育部文化財課長          教育部図書館長兼新図書館準備室長           鈴木勝彦君             田口新一君7 議会事務局出席職員   事務局長    中村広志君     次長      山口俊弘君   係長      芦部仁英君     主査      加藤浩司君   非常勤職員   中川 孝君               午前10時00分 開議 ○議長(門間忠君) 出席議員定足数に達しておりますので、議会が成立いたしました。 これから会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付いたしております議事日程第5号をもって進めてまいります。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員指名 ○議長(門間忠君) 日程第1、本日の会議録署名議員を指名いたします。1番佐藤仁一郎議員、2番佐藤仁一議員のお二人にお願いをいたします。--------------------------------------- △諸報告 ○議長(門間忠君) 御報告をいたします。 10番加藤善市議員から遅刻する旨の届け出がありました。 御報告いたします。 地方自治法第121条の規定により、お手元に配付のとおり、本日の議場出席者の通知がありました。---------------------------------------               議場出席者名簿                               平成29年3月8日   市長      伊藤康志君     副市長     高橋英文君   副市長     小田原雄一君    病院事業管理者 阿部健雄君   病院事業副管理者          総務部長    伊藤 晋君           横山忠一君   総務部理事(財政担当)兼      総務部政策推進監兼   財政課長事務取扱          秘書広報課長事務取扱           佐々木雅一君            後藤 壽君   市民協働推進部長兼震災復興局長   産業経済部長  松ケ根典雄君           金森正彦君   建設部長    加藤栄典君     水道部長    中川 博君   病院経営管理部長          市民協働推進部危機管理監           千葉博昭君             佐藤光弘君   建設部参事兼建設課長事務取扱    会計管理者兼会計課長事務取扱           伊東修市君             鎌田孝博君   病院経営管理部参事兼        松山総合支所長 山口研二君   経営企画課長事務取扱           佐藤貞二君   三本木総合支所長          鹿島台総合支所長           大田良一君             林 啓一君   岩出山総合支所長          鳴子総合支所長 八木文孝君           道塚信市君   田尻総合支所長 千葉嘉一君     総務部総務課長 遠藤睦夫君   市民協働推進部政策課長兼      市民協働推進部防災安全課長兼   震災復興推進室長兼         放射能対策室長 茂和泉浩昭君   元気戦略推進室長兼   10周年事業推進室長           赤間幸人君   市民協働推進部環境保全課長兼    民生部社会福祉課長   災害廃棄物対策室長                 岩崎政浩君           岡崎美津男君   民生部子育て支援課長兼       民生部高齢介護課長   鬼首保育所長事務取扱                安住 伸君           鈴木光代君   民生部健康推進課長         産業経済部産業政策課長兼           山中政裕君     新産業・グリーンエネルギー推進室長兼                     世界農業遺産推進室長                             熊谷裕樹君   産業経済部農林振興課長       産業経済部商工振興課長           千葉秀基君             宮川 亨君   産業経済部観光交流課長兼      建設部都市計画課長兼   温泉観光推進室長          まちなか整備推進室長           岡本洋子君             小松一雄君   建設部建築住宅課長         鳴子総合支所副総合支所長兼           飯田幸弘君     地域振興課長  高橋幸利君   病院経営管理部総務課長兼      病院経営管理部人事厚生課長兼   市民病院中央材料部中央材料室長   保健衛生推進室長兼市民病院           佐々木博顕君    臨床研修管理部臨床研修管理室長                             舘内 寛君   病院経営管理部医事課長兼      病院経営管理部情報管理課長兼   市民病院総合医療支援センター    情報セキュリティ対策室長兼   地域医療連携室長          市民病院学術研究部学術研究室長兼           大内正昭君     診療情報管理部診療情報管理室長                             中川道之君   民生部健康推進課副参事兼      建設部建設課技術副参事   課長補佐事務取扱          (公園・維持担当)           青沼則子君             茂泉善明君  教育委員会   教育長     青沼拓夫君     教育部長    門脇喜典君   教育部参事兼古川支局長事務取扱兼  教育部教育総務課長兼   中央公民館長事務取扱兼       学校教育環境整備推進室長   公民館地域運営推進室長事務取扱兼          佐藤俊夫君   大崎市民会館長事務取扱           藤本重吉君   教育部学校教育課長         教育部生涯学習課長兼           佐藤賢一君     インターハイ推進室長                             荻野信男君   教育部文化財課長          教育部図書館長兼新図書館準備室長           鈴木勝彦君             田口新一君--------------------------------------- △日程第2 議案第45号~同第57号 ○議長(門間忠君) 日程第2、議案第45号から同第57号までの13カ件を一括して議題といたします。 昨日に引き続き、質疑を継続いたします。 順次発言を許します。 19番氏家善男議員。 ◆19番(氏家善男君) 皆さん、おはようございます。 昨夜からの雪が大分、西部を中心にして大分積もったようでございまして、きのうちょうど除雪費の補正の関係が質疑で出てきましたけれども、西部のほうでは大分、除雪車がまた出動したのではないかなというふうな感じでございます。 それでは、通告に従って質疑を申し上げていきたいと思います。 議案第45号一般会計補正予算について御質問を申し上げたいと思います。 3款1項2目、障害者福祉サービス事業6,376万5,000円、これの増額です。当初では17億8,230万、当初予算で計上しておりましたが、今回増額になった要因についてお願いしたいと思います。 ○議長(門間忠君) 岩崎社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(岩崎政浩君) おはようございます。 それでは、お答えいたします。 これには2つの理由がございます。 1つは、障害者福祉サービス扶助費で、本年度当初において17億8,000万円の支出を見込んでおったところでございますが、利用される方々の増加に伴いまして、扶助費に4,703万5,000円の不足が生じる見込みとなっているところでございます。 それから、もう一つの理由につきましては、平成27年度の障害者自立支援給付費国庫及び県負担金におきまして、実績に基づく所要額と受入済額を見ましたところ、それぞれ受入済額が所要額を上回っていましたことから、国庫と県に合わせて1,673万円を返還する必要が生じてございます。 これらの理由から、障害者福祉サービス事業で総額6,376万5,000円の増額補正をお願いするものでございます。 ○議長(門間忠君) 氏家善男議員。 ◆19番(氏家善男君) 新年度予算も可決したわけでありますけれども、新年度においては19億を超す、19億225万というような福祉サービス事業、金額が膨らんできているわけであります。やはり、これも利用者がふえる見込みということの御説明でありますけれども、このような水準でふえていくというような考えでいいのですか。 ○議長(門間忠君) 岩崎社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(岩崎政浩君) 扶助費の本年度支出見込額につきましては18億2,703万5,000円でございまして、当初予算との比較ですけれども、2.6%の増ということになってございます。特に、就労系サービスを利用される方がふえておりまして、例えば雇用計画に基づき働く場の提供や就労に必要な訓練など必要な支援を行います就労継続支援A型の場合でございますけれども、本年度の月平均利用者につきましては55人となっておるところでございまして、昨年度との比較では2人増、それから一昨年度との比較では17人の増というふうになってございます。また、非雇用型の就労継続支援B型では、本年度の月平均利用者数が237人でございまして、昨年度より6人、それから一昨年度より37人、それぞれふえているといった状況にございます。 これらの要因としましては、市内に就労系のサービス事業所がふえてきているという理由もございますし、それから卒業後の進路に向けまして、支援学校に生徒が在学のうちから事業所で実習を行いましたり、それから保護者や学校、市、それから障害福祉サービス事業所の間でやはり互いに連携をとり合っていることなどが功を奏しているというふうに分析しておりまして、今後もこういった形で伸びは推移していくものと考えているところでございます。 ○議長(門間忠君) 氏家善男議員。 ◆19番(氏家善男君) わかりました。 では、次の高齢者福祉費の介護保険施設整備事業については、きのうの説明でわかりました。 ただ、介護保険福祉計画によりますと、それぞれの地域にこのような施設の建設等々あるわけでありますけれども、やはりこれらを、大崎市全体的な形の施設の整備計画に持っていかないと、きのう挙げられました土地の確保とか、あるいは人員の確保等々、いろいろ課題があるようでありますけれども、そのような観点からすれば、もう少し全体で取り組むというような考え方というのはできないのですか。 あと今後、例えば岩出山地域ですと学校の統廃合等々進んでまいりますし、いろいろな公共用地、用地を確保する面からすれば一つの利用の方法かなというようなちょっと考えもございます。その辺の考えについてお伺いしたいと思います。 ○議長(門間忠君) 安住高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安住伸君) おはようございます。 第6期計画でございますけれども、高齢者福祉計画、介護保険事業計画につきましては、それぞれの地域ごとの計画を作成するというような内容になってございますので、計画といたしましては、それぞれの地域で不足となっている施設等の計画ということで計画を立てたところではございますが、計画そのものも3年間の事業ということで、その中で完結しなければならない事業ということになってございまして、実情となかなか合わない部分もあるということですので、第7期計画を作成するに当たりましては、第6期計画の積み残し、それから第8期計画への結び方というのも考えまして、長期的な計画の中間点として理由づけをしたいなと考えているところでございますし、また施設計画等につきましてもそれぞれの地域にこだわらず、大崎市全体で必要量を見込んでということもそこに組み入れていかなければならないというふうに考えてございます。 その中におきましては、それぞれの地域で持っています資源の活用法ということでございますので、施設の再利用が可能かということも考えていかなければなりませんし、また敷地につきましても、積極的にその利用する事業所の方がいらっしゃれば賃貸において利用していただくというふうなことで方向性を持っていかなければならないというふうに考えてございます。 ○議長(門間忠君) 氏家善男議員。
    ◆19番(氏家善男君) そうですね、これまでの計画の反省を踏まえながら今後の計画を立てていただいて、この事業が円滑に進むように希望するものでございます。 それでは次にですが、3の1の9、臨時福祉給付金支給事業ですが3,157万3,000円の減額となっております。この要因についてお願いしたいと思います。 ○議長(門間忠君) 岩崎社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(岩崎政浩君) 3つの理由がございます。 1つにつきましては、臨時福祉給付金支給事業事務費で、通信運搬費、それから需用費に不用額が生じましたことによりまして870万7,000円の減額を行うものでございます。 2つ目につきましては、当初予算で給付金支給額を1人当たり3,000円の3万2,000人分として9,600万円の支出を見込んでおったところでございますが、これまでの支給実績が2万3,949人でありましたことから、不用額の2,400万円を減額するという内容でございます。 それから、3つ目ですが、平成27年度の臨時福祉給付金給付事業費国庫補助金において、実績に基づく補助金受入済額と給付金支給実績に差異が生じてございまして、受入済額で113万4,000円ほど超過しておりますので、超過分につきましてはこちらを国庫分に返還するための補正増ということになります。 以上、あわせまして、臨時福祉給付金支給事業で総額3,157万3,000円の減額補正をお願いするものでございます。 ○議長(門間忠君) 氏家善男議員。 ◆19番(氏家善男君) わかりました。 次の3款1項10目の年金生活者等支援臨時福祉給付金支給事業、これも同じような内容になりますでしょうか。 ○議長(門間忠君) 岩崎社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(岩崎政浩君) この事業につきましては、障害・遺族基礎年金受給者向けの臨時福祉給付金でございまして、当初予算を組む段階では日本年金機構のほうから受給者数データをいただきまして算出基礎としているところでございました。 当初予算で給付金支給額を1人当たり3万円の3,000人分として9,000万の支出を見込んでおったところでございましたが、昨年4月21日から3カ月間受け付けを行いました高齢者向け臨時福祉給付金を既に受給された方でありましたり、それから市民税の課税者または課税者の方に扶養されている場合などにつきましては支給対象から外れるため、結果としまして873人の支給実績となってございます。このため、不用額6,360万円の減額補正をお願いするものでございます。 ○議長(門間忠君) 氏家善男議員。 ◆19番(氏家善男君) それで、この2つの事業ですか、これが27年と28年の2カ年の事業ということで、29年からは廃目ということになっているようであります。今後、このようないわゆる給付金の支給事業にかわる援助というのはないのでしょうか。 ○議長(門間忠君) 岩崎社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(岩崎政浩君) まず、12月補正でもお願いしたところでございますけれども、今年度につきましては臨時給付金の経済対策分というのが行われることになりまして、その受け付けを3月17日から28日まで、本庁及び各総合支所の窓口で行うことにしております。また、3月17日から6月30日までにつきましては郵送によります受け付けも行うところでございます。このため、広報おおさき3月号に市民の皆様への周知とあわせまして、給付金の支給対象者の方々へ、本日付ですけれども案内パンフレットの申請書、これを発送することにしてございます。こちらの給付金につきましては1人1万5,000円でございまして、これは消費税率8%引き上げに伴います低所得世帯における食料品支出分の増加分、これらを参考として、本年4月から平成31年9月までの2年半分を支給するといった内容でございます。 それ以降につきましては、軽減税率制度が開始される予定となっておりますので、この後につきましては、臨時福祉給付金の支給は行われない見込みとなっているところでございます。 ○議長(門間忠君) 氏家善男議員。 ◆19番(氏家善男君) わかりました。 それでは次に、児童保育運営事業、これは、子ども医療助成についてはきのうあったので、次の児童保育運営事業ですが1億3,800万円の減額ということになっております。これもきのうあったのですね。 それで、次の3款2項5目の一般管理経費、これについては、やはりこの児童保育運営事業を行うに当たって、児童数が見込みより少なかったことによる、いわゆる一般仮経費の減額の要因と考えていいのでしょうか。 ○議長(門間忠君) 鈴木子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長兼鬼首保育所長事務取扱(鈴木光代君) 3・2・5、5目、6目に関しましては、公立の保育所、あと子育て支援総合施設の経費となります。こちらに関しましては、非常勤職員の人件費ということで予算を組んでおりましたところ、168名を採用する予定で組みました予算でございますが、実際には50名ほど採用に至らなかったというところでございます。その不足の保育士に関しましてはパート保育士、そういった採用の仕方で穴埋めをしてきたところでございます。 児童保育費との違いは、児童保育費も運営費ということで民間の保育施設へ支払いを行うものでございますが、子供の数が少なかったのではなく、児童保育費のほうはきのうもお話ししまして、マッチングができなかったという形になります。あと、公立の保育所に関しましては非常勤職員の採用がなかなか思うように至らなかったというところでございます。 ○議長(門間忠君) 氏家善男議員。 ◆19番(氏家善男君) わかりました。 非常勤職員、それでパートで対応したということですけれども、運営上は支障なかったのかどうか、その辺については保育所を運営していく上でどうだったのか、その辺を確認しておきたいと思います。 ○議長(門間忠君) 鈴木子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長兼鬼首保育所長事務取扱(鈴木光代君) 保育所には保育所運営の基準がございます。子供の年齢と人数に合わせまして、ゼロ歳児であれば3人に保育士1人、1、2歳児であれば6人に1人というふうに基準が決まっておりますので、その基準を守って保育をしているところでございます。 ですので、月給で働く保育士の採用は難しかったところでございますが、その分、不足する分をパートの方にお手伝いいただきながら保育してきたということで、保育の中身については支障はなく行えていると思っております。 ○議長(門間忠君) 氏家善男議員。 ◆19番(氏家善男君) ちょっと前に戻りますけれども、児童保育運営事業のことですけれども、先般、民生常任委員会で保育所の園長先生方と懇談をする機会があったのですが、これからの少子化時代にあって、保育所を運営していく上で、いわゆる少子化に伴って、将来的には園児を奪い合いするような時代に入っていくのではないかというようなお話がございまして、ということは、現在まだ待機児童もいるのですけれども、やはり保育所を今後拡張するにしても、あるいは定員を増加していくということを図っていくにしても、将来の少子化というのがどうも頭に残っているようでございまして、これが待機児童を解消していく上に障壁とならなければいいなと思っているのですが、その辺の市としての指導というのですか、そういうものをどのようにして理解を得ながら進められていくのか、その考えについてお伺いしたいと思います。 ○議長(門間忠君) 鈴木子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長兼鬼首保育所長事務取扱(鈴木光代君) 少子化に対しますこれからの保育所のあり方という形になろうかと思いますけれども、現在、大崎市では公立保育所の民営化計画を策定いたしまして、公立保育所は規模を縮小していく予定でございます。そして、大崎市の子ども・子育て支援事業計画も策定しております。こちらの計画の中では保育の量を見込んでそれに見合った保育の量の提供を行うということで、要は定数管理ですか、定員管理を行っているところでございます。 ですので、むやみやたらに保育所が乱立することのないように市のほうで調整をかけていきたいというふうに考えておりますし、また国のほうでは企業内保育施設とか、そういったものも進めてきております。そういった動きも見逃すことのないように、市内全域でどういう動きがあるのか見定めながらこれからの計画を立てていきたいというふうに考えております。 ○議長(門間忠君) 氏家善男議員。 ◆19番(氏家善男君) そうですね、ぜひそういうような形で、理解を深めながらやっていただきたいなと思います。 それでは次に、6款に入ります。 6款1項6目、土地改良事業負担金で、今回1億4,019万8,000円の増額補正となっております。今、大崎市では20地区で圃場整備を実施しているようでございますし、また新たな圃場整備区域も出てくるようであります。今回の補正額について、どのような配分になるのか、その辺についてお伺いしたいと思います。 ○議長(門間忠君) 千葉農林振興課長。 ◎産業経済部農林振興課長(千葉秀基君) 主なものについては県営土地改良事業の負担金でございまして、1億3,944万8,000円の増額となったものでございます。これについては、宮城県が実施する農地農村整備事業、いわゆる圃場整備事業を初めとする県営の事業の市町村負担金でございまして、今お話にあったように、国の補正予算による増額でお願いをするものでございます。 内容といたしましては、平成28年度当初の予算の前倒しとして、平成27年度において追加補正予算がついたことによる、一部その分については減額になったということでございまして、平成28年度当初、通常予算の中で2億9,374万1,000円が1億6,789万9,000円に減額となっておりまして、28年度の当初、通常予算分として1億2,580万2,000円となったものでございます。 さらに、国のTPPの関連として平成28年度の大型補正予算がついたことによる追加補正という形の中で事業費が増額になったということでございまして、補正額については3億734万7,000円ほど増額になりまして、総額で1億3,944万8,000円の増額補正ということでお願いするものでございまして、主なものについては圃場整備事業の部分で、今までおくれていた部分を、メーン工事を主に、満遍なく大体配分になったということでございまして、その内容についてはいろいろ、その事業の実施状況を見ながら配分をしたということでございます。 ○議長(門間忠君) 氏家善男議員。 ◆19番(氏家善男君) わかりました。 それでは次に、7款1項2目、経営安定化資金貸付金であります。 1,500万減額ということでありますが、この内容についてお伺いしたいなと思います。 ○議長(門間忠君) 熊谷産業政策課長。 ◎産業経済部産業政策課長兼新産業・グリーンエネルギー推進室長兼世界農業遺産推進室長(熊谷裕樹君) 今回のこの経営安定化資金貸付金の減額理由でございますけれども、この貸付金につきましては、鳴子温泉地域におけます第三セクターに対しまして運営資金を貸し付けるというものでございまして、当初予算におきまして、歳入歳出同額の1,500万円を計上していたという経緯がございまして、今年度は貸し付け申請が行われる見込みがないということで、今回減額補正をいたしまして、年度末におけます所要の整理を行ったものでございます。 こちらの貸付期間が1年以内ということでございまして、会計年度の末日まで償還を完了ということになってございまして、当初で歳入歳出同額を計上して対応しているというものでございます。 ○議長(門間忠君) 氏家善男議員。 ◆19番(氏家善男君) この事業の目的は達成されて今回不要になったのか、あるいはまた後年度に必要としているのか、その辺はどうなのでしょうか。 ○議長(門間忠君) 熊谷産業政策課長。 ◎産業経済部産業政策課長兼新産業・グリーンエネルギー推進室長兼世界農業遺産推進室長(熊谷裕樹君) この第三セクターの経営状況等を見てみますと、ここ5年間程度の状況を確認してみますと、やはり震災の影響等によりましてマイナス基調で推移してございましたが、平成26年度からは営業利益がプラスに転じているという状況、それから貸し付けの実績という部分につきましても、平成25年度以降につきましては貸付実績はないということでございまして、こういったところも踏まえて、今回貸し付けはなかったのですが、ただなかなか営業的に、季節的なもの、あるいは景気に左右されるという部分もございますので、基本的にはこの貸付規則につきましては当面運用していきたいというふうには考えているところでございます。 ○議長(門間忠君) 氏家善男議員。 ◆19番(氏家善男君) わかりました。 それでは次に、8款1項2目、8款2項2目、昨日の質疑のやりとりでわかりましたので、次、8款2項3目です。 道路橋りょう新設改良費2,283万3,000円の減ということでございます。 これ、減額補正ですけれども、実施予定の事業量、それの何割ぐらい達成して、要はこれぐらいの減額になったのか。 それから、もう一つ聞きますけれども、減額された事業の理由、これについてお伺いしたいと思います。 ○議長(門間忠君) 伊東建設部参事。 ◎建設部参事兼建設課長事務取扱(伊東修市君) 道路改良舗装工事費の減額ですけれども、主な要因としては、市道新幹線東線橋梁耐震補強工事の工事内容が既存橋脚の補強等ですけれども、施工範囲がJRの陸羽東線の近接工事区域内と判断し、当初はJRへの委託工事を予定しておりました。しかし、JRとの協議を進めていった結果、市発注工事として実施することが可能となりましたことから工事費を減額いたしました。また、その他の事業の増減をあわせ、今回の減額となっております。 ○議長(門間忠君) 氏家善男議員。 ◆19番(氏家善男君) わかりました。 それでは、その次の用地購入費でありますけれども、この1,521万9,000円減額ですが、これの要因です。お願いしたいと思います。 ○議長(門間忠君) 伊東建設部参事。 ◎建設部参事兼建設課長事務取扱(伊東修市君) 減額の要因としましては、下伊場野山王線道路改良工事ですが、今年度の用地測量業務によりまして、当初見込んでいた取得面積に変更が生じたこと、また同業務により対象となる事業用地の一部に取得困難な用地があることが判明しましたので、計画補正について修正を行った結果、取得面積が変更となり、公有財産購入費の減額ということになりました。 ○議長(門間忠君) 氏家善男議員。 ◆19番(氏家善男君) 不足面積、取得面積が変更になったということですが、これで用地買収についてはあと残っている部分はないですか。 ○議長(門間忠君) 伊東建設部参事。 ◎建設部参事兼建設課長事務取扱(伊東修市君) 用地測量によりまして取得する面積が変更になりましたけれども、本来の取得すべき事業用地については今回の補正を行いましても取得することができます。またあと、減額した金額については工事費に流用して事業の推進を図っていきたいと考えております。 ○議長(門間忠君) 氏家善男議員。 ◆19番(氏家善男君) わかりました。 それでは、次に移ります。 10款1項2目、スクールバス業務委託料でありますけれども、2,201万2,000円の減額ということですが、これはどうなのでしょう、いわゆる入札による請け差なのか、いわゆる減額理由についてお願いしたいと思います。 ○議長(門間忠君) 佐藤学校教育課長。 ◎教育委員会教育部学校教育課長(佐藤賢一君) お答えさせていただきます。 スクールバスの運行管理の減額の理由につきましては大きく2つございます。 まず、1点目でございますが、こちら、通常のスクールバスの運行で、松山地域の運行、それから幼稚園バス、鹿島台第二小学校の統合による運行、田尻地域の契約につきまして入札執行した結果、請け差ということで約930万ほどという形になってきております。 この大きな請け差が生じる原因でございますが、こちらバスにつきましては、安全・安心な輸送サービスの提供を受けるために、さまざまなコストが適正に反映されるような運賃料金ということで料金の設定改正がありました。その中で、新制度による適正な料金につきましては、時間制の運賃それから距離運賃などを合算して計算するような形になっております。こちらの標準的な運用につきましては各運輸局によって定められておりまして、なおかつバス会社の繁忙期、閑散期により幅があり、いわゆる稼働率というのも加味いたしまして、それぞれ上限額であったり下限額の間から入札をしていただくような形になりますので、そういう大きな差が生じたものが1点でございます。 2点目でございますが、2点目につきましては幼稚園、小学校、中学校が園外、校外学習等で利用いたしますバスの利用料が当初の見込みより少なかったために、約1,270万ほどの減額という形になってきております。 こちらの校外学習につきましては、通常のスクールバスを登下校後に影響のない時間帯に利用するものでございまして、それぞれクラス数に1.5倍等の数を掛けまして、各学校に割り当てをして校外学習に使っていただくという形になっております。こちらの使用料につきましても、先ほど申し上げたとおり、時間単価と距離単価というものを計算いたしまして料金を設定する単価契約という形になりますので、遠方へ行くほど高額の利用料という形になるところでございます。 例といたしましては、例えば古川地域の幼稚園が岩出山の感覚ミュージアムに来る場合と、鹿島台の幼稚園が感覚ミュージアムに来る場合ではやはり時間等が違ってきますし、目的によってもその辺の距離が違いますので、その辺の関係で1,200万ほどの減額が生じたところでございます。 以上でございます。 ○議長(門間忠君) 氏家善男議員。 ◆19番(氏家善男君) わかりました。 それでは、最後になります。 10款2項3目学校建設費です。 きのうもありましたけれども、第二小学校、第三小学校、第四小学校、それぞれ1億3,700万から2億6,310万の補正が組まれておりますが、29年度事業を前倒して予算化されたというきのうの御説明でありますけれども、この改修事業の国の申請はいつごろ行ったのでありましょうか。 ○議長(門間忠君) 佐藤教育総務課長。 ◎教育委員会教育部教育総務課長兼学校教育環境整備推進室長(佐藤俊夫君) 国の2次補正が大体10月の下旬ころに確定しました。交付申請の時期については、ちょっと済みませんが、資料の持ち合わせがございません。 ○議長(門間忠君) 氏家善男議員。 ◆19番(氏家善男君) 10月に申請して、たまたま国の予算がついたということで補正ということのようであります。 このそれぞれの学校、一応小学校改修事業となっていますけれども、耐震化とか、あるいはその事業の内容ではトイレの改修なんかにも踏み込んで改修されるのかどうか、お伺いしたいと思います。 ○議長(門間忠君) 佐藤教育総務課長。 ◎教育委員会教育部教育総務課長兼学校教育環境整備推進室長(佐藤俊夫君) 今回、古川第二小学校と三本木小学校はプールの改修事業になります。また、古川第三小学校と古川第四小学校が屋内体育館の改修になります。いずれも既設建物の改修のほかに耐震化も行いますし、あわせてトイレの洋式化も行う、またあと、強化ガラス化等の、そういう対応も行ってまいります。 ○議長(門間忠君) 氏家善男議員。 ◆19番(氏家善男君) わかりました。 それでは、これで私の質疑を終わらせていただきます。 ○議長(門間忠君) 次に進みます。 18番後藤錦信議員。 ◆18番(後藤錦信君) おはようございます。 18番後藤錦信でございます。 補正予算に対する質疑を行います。 何か鬼首で大分雪が降ったそうでございまして、非常に気にかけております。今の時期ですからなごり雪なのでしょうか、ふるさとに思いをはせながら質疑をさせていただきたいというふうに思います。 まず、議案第45号一般会計補正予算、庁舎管理費、前段の議員も質疑をいたしておりますけれども、私からも若干お聞きしたいと思います。 550万と60万ということで610万円、新しい総合支所建設についてのスタートということで、補正予算で計上し、繰越明許を行い、新年度早々から事業スタートできるというふうなことだと思います。鳴子総合支所の新庁舎につきましては、現在地から東鳴子に移転というふうなことを踏まえて今回進めるわけでございますけれども、その移転する場所の決定に当たりましては、市民の皆さんと十二分な話し合いを重ねた上でこういう結果になっているなというふうに理解しております。 こういったプロジェクトをやる際には、やっぱりそこに住んでいる市民の皆さんがこういったプロジェクトに積極的に思いをかかわるというふうな土壌づくりをしていくことが非常に大事だというふうに思いますけれども、今後、基本構想、基本設計、実施設計、そういったものを進めていく中で、市民の皆さんとはどのようなやりとりをこれから進めてこれを実施していく予定でしょうか。 ○議長(門間忠君) 高橋鳴子総合支所地域振興課長。 ◎鳴子総合支所副総合支所長兼地域振興課長(高橋幸利君) おはようございます。 地域の皆様方との意見の交換なのですけれども、予定としましては、今現在、基本構想のほうを策定中でございます。ある程度は中間案としてできましたので、これにつきましては早々に市民の皆様に、以前に提言いただきました住民検討会議でありますので、そちらの方々に説明して、あるいは意見交換をして、最終的な基本構想の案としてまとめたいというふうに考えております。 基本計画につきましては4月早々にでも早速取りかかりますけれども、委託の内容としましては、各種基準ですとか関連法規等の整備、あるいは新庁舎の規模、各部屋の面積の算定ですとか用地条件等の整備、それとあとは建物の配置ですとか、道路との接続、駐車場など、それと概算工事の算定などを予定しておりますけれども、それ以外にいろいろな、住民への説明会ですとか住民検討委員会ですとか、そういうものへの会議資料の作成等の支援をいただきたいというふうに考えております。 ○議長(門間忠君) 後藤錦信議員。 ◆18番(後藤錦信君) 鳴子温泉エリアにとりましては、こういった新庁舎を今後建設するというその一つの計画は、そこに住んでいる人にとっては一つ大変大きな夢になると思いますので、ぜひそこに住む市民の皆さんの思いや力がこういった業務にしっかりと取り組んでいっていただいているようなストーリーをつくっていってほしいなというふうに思います。 あわせて、現庁舎の跡地の利活用というのも非常に大きな関心事だと思いますけれども、そちらのほうも並行して進めていかなければならないというふうに考えますが、そちらのほうの計画はどのようになっているでしょうか。 ○議長(門間忠君) 八木鳴子総合支所長。 ◎鳴子総合支所長(八木文孝君) ただいまは新庁舎について課長のほうから御説明申し上げましたけれども、現在の庁舎の跡地の利用についてということは、新年度になりまして早々、取り組んでまいりたいと思っております。その中で、まずは庁舎跡地に何をつくりましょうかというような直接的な話し合いをするということではなくて、まず鳴子の温泉街のこのまちづくり、方向性をどういったものかという、その目指すべき目標を定め、その第一歩としての跡地利用はどうあるべきかという、そういうストーリーで進めていきたいと考えております。 ○議長(門間忠君) 後藤錦信議員。 ◆18番(後藤錦信君) ぜひ頑張ってください。 人口減少やら何やらということで、非常に住んでいる我々にとっては負のイメージが常につきまとっておりますけれども、こういった事業をきっかけに、また新たな、次の時代に向かったステップに向けて、しっかり市民が心一つにできるように、こういった事業を通してぜひ醸成していってほしいなというふうに思います。 相澤久義議員への答弁にもありましたが、確かに人口減少、進みますけれども、10年後、20年後、それでもまだそれだけの人が住んでいるのだという現実に向かってしっかりと取り組んでいってほしいなというふうに思うところであります。 それでは次に、3款3項1目生活保護総務費についてお聞きいたします。 これ、私、このストーリーがちょっと今なかなか理解できないところがあるものですから、勉強のために教えていただきたいというふうに思います。 この返還金なのですが、これまでのを見ますと、今の時期に補正を組んで返還をするというふうなシステムになっているようですけれども、例えて言いますと、平成26年には約4,783万2,000円、平成27年度には2,394万2,000円、今年度が3,679万1,000円という返還金を計上して処理されているようですけれども、この返還金の生ずる流れ、どういった流れでこういったものが今の時期に予算計上されていくのか、教えていただきたいと思います。 ○議長(門間忠君) 岩崎社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(岩崎政浩君) 3つの理由がございます。 1つにつきましては、平成27年度の生活保護費等国庫負担金においてですけれども、実績に基づく所要額と受入済額を見ましたところ、受入済額が所要額を上回っておりましたことから、差額分の3,280万2,000円を国庫に返還する必要がございます。 それから、2つ目の理由ですが、平成27年度において遡及して年金を受給した方が2人おります。その間、既に生活保護費は支給しておりますので、全額市への返還の手続をとったところでございます。また、受給した金額の4分の3につきましては国庫分となりますことから、金額にして379万1,000円を国庫へ返還するものでございます。 それから、3つ目でございますけれども、生活保護相談員の賃金などに充てています生活困窮者就労準備支援事業費等補助金の額の確定に伴いまして、多く受け入れた分の19万8,000円を国庫へ返還するといった内容でございまして、以上の理由から総額で3,679万1,000円の増額補正をお願いするものでございます。 ○議長(門間忠君) 後藤錦信議員。 ◆18番(後藤錦信君) そうしますと、今年度の対象は平成27年度の実績に基づいた数字ということで、以降もこういった形で処理されていくということの理解でよろしいですね。 それからあと、いざというときは国庫のお金ということで予算に計上しますよね。返済するときは一般財源ということになっていますが、その辺の兼ね合いはどうなっているのですか。 ○議長(門間忠君) 岩崎社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(岩崎政浩君) 確かに、いただくときにつきましては国庫負担金ということで歳入に組み入れますけれども、既に27年度については多く国庫金をいただいておりますので、多くいただいた分につきましては一般財源で補正を組みまして、そして国庫にお返しするといった流れでございます。 ○議長(門間忠君) 後藤錦信議員。 ◆18番(後藤錦信君) なるほど、国庫でもらっているけれども、もらったものはもらったもので国庫補助金、返すものは返すもので一般財源で返済するということですね、わかりました。 あと、予算特別委員会の際にも質疑いたしましたが、受給者の方々から未納になって返されていない部分、平成29年度ですと1,900万でしたか、いただくような予算計上されていますけれども、このお金についてはこれとは一切関係ないということになりますか。 ○議長(門間忠君) 岩崎社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(岩崎政浩君) ただいまの御指摘いただいた件につきましては、今回の補正とは直接は関係のないといった状況でございます。 ○議長(門間忠君) 後藤錦信議員。 ◆18番(後藤錦信君) わかりました。 もう少し勉強していきたいというふうに思います。 次に、7款1項5目観光施設費277万1,000円、これは鳴子駅の「四季島」を受け入れるためだけではないと思いますが、大分老朽化している部分を直すということで、当初予算のほうにもトイレ関係のそういったものが計上されていますので、少しはきれいになるのかなというふうに期待をしております。 このごろ、私、駅のお出迎えにちょっと時間があったのでお邪魔をしてみましたが、やっぱり駅の役割って改めてすごく大きいなというのを、お客さんの動向を見てすごく感じています。やっぱり、駅は、そのエリアの顔としてもっともっと売り出していく必要があるなというのを実感しております。 その中で、ついこの間まで駅のある一部で売店があって営業されていたのですが、あそこが今度やめましたよね。そのスペースが、ちょっと空間があき過ぎちゃって何か寂しさを感じるなという感じがしたものですから、JR側との協議ももちろん必要になると思いますが、ああいったスペースもやっぱりしっかりと今後活用するように準備していってほしいなと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(門間忠君) 高橋鳴子総合支所地域振興課長。 ◎鳴子総合支所副総合支所長兼地域振興課長(高橋幸利君) お答えいたします。 今回の補正ですけれども、議員がおっしゃられましたように、JR東日本の「四季島」のほうが鳴子温泉駅に運行してくるということで、それに伴いましてJRのほうで内装工事を行いますので、市の所有している部分について市のほうで内装工事を行うものでございます。 内容につきましては、壁面の塗装ですとか壁紙の張りかえ、あるいは階段手すり等の補修を予定しておりますけれども、議員先ほど言われました売店のほうにつきましては、ただいまJRのほうとも協議しておりますので、できれば気持ちよくお客様を出迎えられるようにしていきたいというふうに考えております。 ○議長(門間忠君) 後藤錦信議員。 ◆18番(後藤錦信君) あと、いつも感じることなのですけれども、鳴子の駅におり立って一歩外に出たときに、自分は一体どこへ向かえばいいのだという目的地探しに結構ちゅうちょしているお客さんが見られるなというのをこのごろ感じています。観光案内所に行きますとパンフレットとか、そういったチラシなどはありますけれども、おりた瞬間に簡単な案内図というか、サイン計画というか、そういったものはもう少し駅前に充実すると利便の向上になるのではないかなというふうに思いますけれども、そういった計画は当面持っていらっしゃいますか。 ○議長(門間忠君) 高橋地域振興課長。 ◎鳴子総合支所副総合支所長兼地域振興課長(高橋幸利君) その辺のサイン計画といいますか、それにつきましても4月から予定しております鳴子温泉街をどうしていったらいいかというふうなワークショップみたいなのを計画しておりますので、そちらのほうで検討していきたいというふうに考えております。 ○議長(門間忠君) 後藤錦信議員。 ◆18番(後藤錦信君) よろしくお願いをいたします。 次に、道路橋りょう維持費でございますが、これまでの答弁で理解をいたしました。 このごろの最高額ですと平成26年に約4億2,000万ぐらいの除雪費用がかかっておりますので、今年度、昨年度も少なかったのですが、今年度などはかなりの下回った金額で除雪の業務が終わるのだろうなということで、一方では仕事が少なくて、除雪をされる業者の皆さん、かえって逆に苦しい部分もあったのかなというふうなことを思いますけれども、この件については了解をいたしました。 次に、8款4項3目市街地開発事業費の中の景観形成事業補助金200万の減額について、その内容をお願いいたします。 ○議長(門間忠君) 小松都市計画課長。 ◎建設部都市計画課長兼まちなか整備推進室長(小松一雄君) この事業につきましては、大崎市中心市街地復興まちづくり計画に基づきまして、緒絶川周辺地区の蔵風な町並み、さらには歴史的な街道イメージを形成するために、建物の建てかえ時に景観に配慮した建物を建築した建物所有者に対しまして、大崎市景観形成補助金交付要綱に基づき景観に要した費用の一部、限度額100万ですけれども、その一部を補助するものでございます。 対象の区域としましては、三日町及び横町地域を現在指定しております。この地域では現在、宮城県で進めております都市計画道路並柳福浦線の道路整備工事が行われております。その整備工事に合わせて、建物が道路にかかって建てかえるといった部分につきまして、こういった町並みを形成するような建物を建築していただくといったところでお願いしているところでございます。 本年度につきましては、三日町地区におきまして、この県道拡幅に伴いまして1件の対象者がおりました。その1件の対象者に対しまして100万円を補助してまいりましたが、年度内の対象者が今後ないというようなことで予算を減額させていただくといったものでございます。 ○議長(門間忠君) 後藤錦信議員。 ◆18番(後藤錦信君) わかりました。 300万ほどの予算計上しておりまして、そのうち1件だけが実施できたということであります。平成29年度でも同金額程度予算計上しておりますが、その事業の目標みたいなものはしっかり捉えているのでしょうか。 ○議長(門間忠君) 小松都市計画課長。 ◎建設部都市計画課長兼まちなか整備推進室長(小松一雄君) この事業、28年度から用地買収が始まっておりまして、それで事業進捗しております。32年度までこういった建てかえ等が、今後、用地買収に伴いまして進んでくるというようなことで見込んでおります。 この区域の方と地域の方々とこれまで話し合いをさせていただきまして、いろいろとこの景観につきましてお話をさせていただきました。その中で、どうしても地区計画とか、それから条例等というような考えもあるのですけれども、あくまでも地域の申し合わせといったところでこの事業が進んでおります。この趣旨に賛同していただきまして、そういった蔵風な、それから街道を、町並みを醸し出していきたいというふうに思っています。 なお、この道路に合わせまして、今度29年度から緒絶川の整備も入ってございます。その緒絶川の整備に合わせましてもこれと同じような景観を形成させていきたいというようなことで、緒絶川沿いの川端地区、それから荒川小金町の地区も入りますけれども、そういった緒絶川の沿線の方々につきましても、今後、建物を建てかえるとき、こういった蔵風の町並みを形成するような協力をお願いしていきたいというふうに考えています。 ○議長(門間忠君) 後藤錦信議員。 ◆18番(後藤錦信君) やっぱり、まちづくりにおいて景観を保全して後世に伝えていくという非常に大事な部分だというふうに思いますので、こういった緒絶川エリアのみならず、景観を重要視していく事業に、ぜひ積極的に取り組んでいっていただきたいなというふうに思います。 スクールバスの経費、10款1項2目ですが、これは前段の説明で了解をいたしました。 やっぱり、私が一番心配しているのは、前にも申し上げたことがありますけれども、何といってもこれからの未来を背負って立つ子供たちを輸送するわけですので、その輸送体制、特にこのごろは運転される方の高齢化なども大分言われてきておりますので、そういった安全・安心面をいつも非常に心配しているところでございますので、そういったものに対する配慮というのをこれからもぜひ注視していっていただきたいというふうに思いますが、そのことだけちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(門間忠君) 佐藤学校教育課長。
    ◎教育委員会教育部学校教育課長(佐藤賢一君) 大変ありがとうございます。 教育委員会のほうでも子供たちの安全のために、先ほど料金改定の話も出ましたが、そのような形で、安全性を重視しながら今後も努めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(門間忠君) 後藤錦信議員。 ◆18番(後藤錦信君) よろしくお願いいたします。 次に、10款1項3目教育指導奨励費、私立幼稚園の補助金800万を減額しておりますけれども、この要因についてお願いいたします。 ○議長(門間忠君) 佐藤学校教育課長。 ◎教育委員会教育部学校教育課長(佐藤賢一君) お答えをいたします。 こちらの幼稚園補助金でございますが、これは私立の幼稚園の就園奨励費の減額ということになります。こちらのほうは、国のほうでこれまでも幼児期の教育は生涯にわたる人格形成の基礎を担うものという形で、全ての子供に質の高い幼児教育を保障するために、幼児教育に係る保護者の負担を軽減するために幼児教育の無償化に向けた取り組みの段階的な推進をしてきたところでございます。29年度におきましては、当初の制度の改正でひとり親世帯の制度が新たに設けられたこと、そのほかに多子世帯における負担軽減が図られることというものの制度改正がございまして、当初ではその申請件数や交付金額がふえるものということで、約617名の予算を計上しておったところでございますが、園児数の減少もある傾向にあるということから、実際には565名の申請件数にとどまったということで、今回減額補正をお願いするものでございます。 ○議長(門間忠君) 後藤錦信議員。 ◆18番(後藤錦信君) 現在、この就園奨励費の補助金の対象になっている私立の幼稚園というのは何園でしょうか。 ○議長(門間忠君) 佐藤学校教育課長。 ◎教育委員会教育部学校教育課長(佐藤賢一君) 対象園でございますが、こちらは子ども・子育て新制度に移行した3園を除きます、市内では5園という形になっております。 ○議長(門間忠君) 後藤錦信議員。 ◆18番(後藤錦信君) 了解いたしました。 それでは次に、議案第46号市有林事業の特別会計補正予算について少しお聞きをいたしたいというふうに思います。 歳入のほうでございますけれども、造林事業費の補助金、当初で計上してまいりまして、今回25万3,000円の減額でございます。これは事業補助金の事業名称が当初と変わっておりますけれども、この辺の内容について御指導いただきたいと思います。 ○議長(門間忠君) 千葉農林振興課長。 ◎産業経済部農林振興課長(千葉秀基君) 造林事業補助金については、今、議員さんのほうからお話あったように、当初、これは造林、下刈り、間伐ということで森林育成事業の国庫補助事業を予定しておりましたが、県のいわゆる事業の補助の調整によりまして、今回、復興木材供給対策間伐推進事業、これは県の補助なのですが、県の補助で実施することになったということでの項目の変更ということでございます。 ○議長(門間忠君) 後藤錦信議員。 ◆18番(後藤錦信君) そうしますと、歳出にあります造林事業費、今回100万減額をいたしまして3,858万6,000円が造林事業費としてありますが、この事業全てがこの県の補助金の対象なのでしょうか。この造林事業費の事業の内訳についてお知らせをしていただきたいと思います。 ○議長(門間忠君) 千葉農林振興課長。 ◎産業経済部農林振興課長(千葉秀基君) この事業費の内訳でありますが、今回100万円の減額の理由といたしましては、造林の下刈り業務の委託料ということで283万6,000円ということでございます。さらには、間伐業務の委託、最終的に、見込みなのですが、183万6,000円の増額ということで、最終的な総額が100万の減額になったということでございます。 内容については以上でございます。 ○議長(門間忠君) 後藤錦信議員。 ◆18番(後藤錦信君) ちょっとわかりづらいのですが、3,858万6,000円の総事業費があります。この事業費の事業の内訳内容、実施する事業の名称とその面積、それをちょっとお聞かせいただきたいのと、この事業全部が県の補助金の対象事業になっているかどうか。 ○議長(門間忠君) 千葉農林振興課長。 ◎産業経済部農林振興課長(千葉秀基君) 詳細につきましては、1つは市有林の保育事業業務の委託料でございます。内容としては、造林実績として、これはいわゆる鳴子の事業ということで583万2,000円、面積的には4ヘクタールほど実施をしております。さらに、下刈りということで138万2,400円ということで、総額721万4,400円、全体的には下刈りが7ヘクタールほどの実施をしております。 もう一つは市有林の間伐業務の委託料でございまして、これについては3地区実施をしております。鹿島台の間伐ということで1,882万円、田尻地域の間伐ということで700万3,000、三本木地域の間伐ということで48万6,000円ということで、面積については鹿島台については12.35、田尻については3.79、三本木については0.12ヘクタールということでございまして、この全体の事業についてはそういう形で委託をしております。 なお、一部単独事業もあるということでございまして、三本木の間伐、あるいは田尻に間伐する際の測量作業業務については一部単独事業も実施をしているという内容でございます。 ○議長(門間忠君) 後藤錦信議員。 ◆18番(後藤錦信君) ありがとうございます。 造林事業費の中で主たる事業として行ったのは、この今の答弁から考えますと間伐事業を重点的に実施したということのようであります。恐らく、この間伐事業中心だったので、補助金についてもこういった形の補助金で対応できたのかなというふうに思うところであります。殊さら、鹿島台、松山、三本木、そういったところの市の山に目を向けて手入れをしていただいたというのは非常によかったなというふうに考えているところでありますけれども、なおまだたくさんそういう対象林がある場所がありますので、ぜひこれからも継続してやっていってほしいと思います。 なので、この造林事業費からのこの間伐事業においては、収入は恐らくゼロだというふうに思います。その収入があったのは不動産売払収入の立木売払収入だと思いますが、この300万の予算減、これはどういった事情でこのように発生したのでしょうか。 ○議長(門間忠君) 千葉農林振興課長。 ◎産業経済部農林振興課長(千葉秀基君) この売り払いの減については、いわゆる売り払い単価の減ということで、搬出材が予想以上に悪かった、腐れ等が入っていたということで、チップ用への売り払いが多かったということでございまして、支払い単価の減によりまして、特に鹿島台関係なのですが、それによっての減ということでございます。 ○議長(門間忠君) 後藤錦信議員。 ◆18番(後藤錦信君) 何か今、産経部長、にやっと笑いましたが、特別に他意はないですね。 材木が悪かったということのようでありますけれども、結局やっぱり手入れが不行き届きの山で間伐なんかが恐らくおくれてしまっている林分なので、こういった林質も悪くなったのだろうなというふうに思いますけれども、現在その木材単価というのはどういう状況になっているのでしょうか。横ばいでしょうか、上がりぎみでしょうか。 ○議長(門間忠君) 千葉農林振興課長。 ◎産業経済部農林振興課長(千葉秀基君) これについては、材の単価についてはほぼ横ばいということでございまして、今回については立米当たりで、当初見込みが7,500円ほど見込んでおりましたが、いわゆる決算で6,300円ということになりました。今回の売り払いした部分については、特に合板用が多かったということでございまして、合板用については運搬費を含んで約8,000円ぐらい、いわゆるチップ材ということで44%ほどということで、これについては立米当たり約2,800円ぐらいの単価ということでございます。 ○議長(門間忠君) 後藤錦信議員。 ◆18番(後藤錦信君) 依然本当に厳しい材木の値段だなというふうに感じます。ですから、なおさら手厚い助成事業などが必要だというふうに思いますが、先般の話題になりましたが、国では森林環境税というものにこれから本格検討するというふうなマスコミ報道などもあります。その担い手となるのがいわゆる市町村というふうに言われておりますけれども、これからこの森林環境税などが本格導入されて、そういったものが市町村にどんどんお金が来るようになりますと、やっぱり市としての体制なり、あるいはみずから持っている市有林の経営というものにもう少し積極的に、前向きに事業計画を立てていく必要があるのだろうなというふうに思いますが、そういったものに向けてのお考えがもしありましたらお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(門間忠君) 千葉農林振興課長。 ◎産業経済部農林振興課長(千葉秀基君) これについては国のほうで環境税のお話が出ておりまして、森林については今後やはり森林の機能が見直されて、きちんとした管理をしていくということでございます。市といたしましても膨大な市有林を有しているということでございまして、これについては今の体制の中ではかなり難しい面もあるということでございまして、森林組合なりを活用した中での最終的な管理という形の中での移行等も含めて、今後検討してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(門間忠君) 後藤錦信議員。 ◆18番(後藤錦信君) ぜひ積極的な取り組みを期待いたします。 私、かつて17年ほど、今お話のあった森林組合というところに勤務した経験があるのですが、勤務したときから、必ず今に国産材の時代が来る、国産材の時代が来るって言い続けて退職してしまって、いまだにまだ国産材の時代というのがなかなか到来していない現状にあります。ただ、少しずつではありますけれども、森林に対する国民の皆さんの捉え方というのは、もう昔なんか、国有林なんか物すごい国民の皆さんから批判を、害庁だなんて林野庁が言われるくらいの時代もあったようですけれども、今やっぱりそれ以外の有益性というのを感じてくれる国民の皆さんがふえてきましたので、昔のことではありますけれども、必ずやっぱり国産材の時代は来なければならないというふうに思っていますので、ぜひその体制に向けて。 それから、森林組合という組織は大崎市も出資をして組合員になっていますから、これは積極的に活用すべきだというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 それでは次に、議案第57号病院事業会計補正予算について何点かお聞きをいたします。 前段の同僚議員からこの病院会計につきましても質疑がございましたので、若干重なるところがあるかもしれませんが、お聞きをしたいと思います。 まず、医業収益です。 入院収益、外来収益、それからその他の医業収益なども含めまして、医業収益では4億4,208万4,000円の減収補正になっています。これは、前段の答弁によりますと、特に分院の患者さんの減少が大きな要因だというふうなお話であります。 その中にありまして、ふえておりますのが介護保険収益の入院介護収益808万9,000円、鳴子温泉分院患者数の増ということで増額になっておりますけれども、この部分の増額要因についてお聞きをしたいというふうに思います。 ○議長(門間忠君) 大内医事課長。 ◎病院経営管理部医事課長市民病院総合医療支援センター地域医療連携室長(大内正昭君) お答えいたします。 平成28年度の当初予算編成時におきましては、介護療養病床の直近1年間の入院患者数をもとに、年間の延べ患者数を4,521人、1日平均12.4人と見込んだところでございますが、それに対しまして、今年度12月までの実績、残り3カ月の見込みによりまして、年間の入院患者数を5,004人、1日当たり13.7人と見込んだところでございます。 その要因といたしましては、実人数数については減少しているものですが、長期入所者がふえたということ、また収益の面では要介護度の高い患者様がふえたということとあります。また、リハビリテーションの実施件数がふえたことなどによって1人当たりの診療単価がふえたということが要因でございます。 参考としまして、1月末現在の患者の状況についてご報告したいと思います。介護療養病床につきましては20床でございますが、1月末では長期の入所者の方が9人、短期、ショートステイの方が1人で10名でございます。介護度につきましては、9人につきましては要介護3が1名、要介護4の方が4名、要介護5の方が4名という状況でございます。 ○議長(門間忠君) 後藤錦信議員。 ◆18番(後藤錦信君) そうしますと、実際の人数は減っていますけれども、長期に入院されている方がふえたということ、それから要介護度が高い患者がふえたというふうな答弁でございましたが、この長期入所者がふえたこと、あるいは要介護度が高い患者がふえたこと、この要因は何だとお考えでしょうか。 ○議長(門間忠君) 大内医事課長。 ◎病院経営管理部医事課長市民病院総合医療支援センター地域医療連携室長(大内正昭君) その方々がふえた要因といたしましては、やはり療養病床に入所されている方につきましては、次の施設ということで、特に特養に申し込みをされている方がおりまして、その入所待ちがやはりあるところがあるというふうに思っております。 それで、ちょっと調べてみたのですけれども、この間、分院の減少の理由として、介護施設の充実によってそこに入所されている方がふえている部分もありますということをこの間、御回答してきたところがありますけれども、平成28年度に退院された方、28年1月まで429名いらっしゃいますけれども、介護施設のほうに移られた方が78名いらっしゃいます、18%でございます。うち地域内の施設に入られた方が26名、ほかの地域に行かれた方が52名でございます。27年だと、これは1年間でございますが、退院された方が516名に対しまして、施設に入られた方が74名ということで、もう28年はそれを超えている状況であるということでございます。74名の内訳としましては地域内の方が33、ほかの地域に行かれた方が41名でございます。そのような待ちとかなんかもあると思います。 ○議長(門間忠君) 後藤錦信議員。 ◆18番(後藤錦信君) やっぱり、現実的に、そばに住んでいらっしゃる皆さん方の状況を見てみましても、特別養護待ちの方々がたくさんいます。そして、今のお話あったように、私が住んでいる鬼首からも、いわゆる鳴子温泉エリア以外の、古川なり、あるいは栗原市だったり、そういった鳴子温泉地域以外の介護施設に入所をやむなく、本当は近いところに入りたいのだけれども、病院にもいられない、どこかを探さなきゃならないということで、やっぱり苦肉の判断で鳴子温泉地域以外のその施設にも入所しなければならないという実態がもうしばらくずっと私は続いているなというふうに感じております。 今般、なおさら病院改革プランなどなどで、これから病床数の計画などもお話をいただきましたが、やっぱりこういう実態は今のところ避けては通れない現実の姿でありますので、この現実の姿をしっかりと現状認識をしていただいて、今後の病院ビジョンなり、そういったものにしっかり、そこに住んでいる皆さんの今の現状というのを計画の中にしっかり位置づけていってほしいなと。その中で病院経営というものもしっかり捉えていっていただきたいなというふうに心から切に願うのですが、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(門間忠君) 佐藤病院経営管理部参事。 ◎病院経営管理部参事兼経営企画課長事務取扱(佐藤貞二君) お答え申し上げます。 まず、地域に根差した病院をきちんと確立しなければならないというのは病院事業の使命であるというふうに考えてございます。先ほど医事課長より御説明申し上げましたけれども、実質的に実人数が減ったとしても延べ患者数がふえたということは、入所している、入院している期間が長いということになります。その要因は、先ほどの医事課長の説明の中でもございましたけれども、そのように私どものほうも認識をしてございます。 それで、病院ビジョンを作成するに当たりまして、介護療養病床の実患者数が減少している現状ではありますが、地域包括ケアシステムの環境が整うまで、医師会やら、それから行政と連携をとりながら、地域包括ケア病床で対応してまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(門間忠君) 後藤錦信議員。 ◆18番(後藤錦信君) これは民生部のほうとのさまざまな連携もこれから出てくると思いますが、今の答弁、大変心強くお聞きをいたしました。 大いに地域実情に御配慮をいただければというふうに思いますし、特に過疎地域と言われる地域にとっての分院の役割というのは、本当にそこに住む人にとっての命綱でございますから、病院を直すことも含めて、それからやむなく介護施設に入らなければならないという実態も踏まえて、両方連携をとっていただいて、これからの事業運営をぜひ模索していただきたいというふうに心から思います。 最後に、こまい点ですけれども、支出の中で、材料費については、昨日、鎌内つぎ子議員への答弁で理解いたしました。 いろいろな経費、特に光熱水費を中心に経費もかなり減少しておりますけれども、こちらのほうの減額要因についてお願いいたします。 ○議長(門間忠君) 佐々木病院総務課長。 ◎病院経営管理部総務課長市民病院中央材料部中央材料室長(佐々木博顕君) お答えいたします。 光熱費の減額は6,440万円となっております。 内訳として特に大きいのは本院で4,732万1,000円の減額になっております。その主な要因としましては、本院はエネルギーの調達から院内への供給までをエネルギーサービス事業者により実施しておりますが、その事業者により、電気やガスのその時々の価格を見据えた効率的な使用と、院内の需要に合わせた温度設定や設備機器の選択など、最適な運転管理による効果が大きいものと考えております。また、夏季期間におきましては、昨年度より平均的に気温が低かったことから、冷房に使用する冷水や電気使用量が減ったことも減額の一因となっております。 以上でございます。 ○議長(門間忠君) 後藤錦信議員。 ◆18番(後藤錦信君) 経費が縮小されるというのは大変いいことだというふうに思います。 再生可能エネルギーということで、ペレットボイラーの活用もしていると思いますけれども、そのペレットボイラーの稼働状況などはどのような状況になっているでしょうか。 ○議長(門間忠君) 佐々木病院総務課長。 ◎病院経営管理部総務課長市民病院中央材料部中央材料室長(佐々木博顕君) ペレットボイラーの使用実績につきましては、28年4月から29年2月までで累計の運転時間が708時間運転してございます。温水製造量については214.5メガジュールで、燃料の換算消費量が1万7,700キロでございます。それで、ペレットの受け入れについては1万9,064キロとなってございます。 以上でございます。 ○議長(門間忠君) 後藤錦信議員。 ◆18番(後藤錦信君) ちょっと燃料の換算消費量とかというの、ちょっと私、詳しく理解できないのですけれども、運転時間が708時間ぐらいだということと、それからペレットの受け入れは1万9,064キログラムというような今答弁だったと思いますけれども、これ、今後もっともっと、恐らく当初の計画よりはまだ相当下回っているというふうに思いますが、これは伸ばせていくことができる事業でしょうか。 ○議長(門間忠君) 佐々木総務課長。 ◎病院経営管理部総務課長市民病院中央材料部中央材料室長(佐々木博顕君) システムの見直しを、平成28年12月にペレットボイラーの排熱回収システム機器の運用改善を図っております。そのことから、ペレットのほうは暖房需要でございますが、夏のほうの夏季の稼働も可能になるということになって、使用料がふえるということになります。 以上でございます。 ○議長(門間忠君) 後藤錦信議員。 ◆18番(後藤錦信君) ありがとうございました。 なお、こういった環境に優しい再生可能エネルギーも市民病院ではやっているのだというふうなことなどもあわせてPRをしていただきながら、患者様に優しい病院をぜひ目指してほしいというふうに思います。 今般、29年度の当初予算も無事可決になりました。病院事業会計については、先ほど私が申し上げましたことなどの思いも込めて、附帯という形を全会一致でとらさせていただきました。くれぐれも民生部と連携をとっていただいて、介護と病院というものがしっかり、それこそ包括ケアシステムが順調に推移するような形での取り組みに向けて御期待を申し上げて、私の質疑を終わりたいと思います。 ありがとうございました。 ○議長(門間忠君) 次に進みます。 11番横山悦子議員。 ◆11番(横山悦子君) それでは、私のほうからも議案第45号一般会計について質疑させていただきます。 質疑項目は約3点でありますけれども、よろしくお願いいたします。 まず初めに、3款1項2目、障害者福祉サービス事業、この件につきましては前段の氏家議員が質疑されておりまして、大体のことわかりましたけれども、またそれに追加して聞かせていただきたいと思っております。 まず、今は平成27年から29年まで、第4期障害者福祉計画ということで計画をなさって、今ちょうど真ん中の期間でありますけれども、これに向けまして、やはり今、この障害者サービスの内容でありますけれども、今回この補正では2点ほど、障害者施設と、それから平成27年の障害者自立支援、こういう形において今回はこの補正予算であるということをお話しされていましたけれども、第4期計画におきましてのこの28年度のまずグループホーム、施設に入っている障害者、このグループホームや一般住宅に移行されている、こういった形の28年度の成果はいかがだったでしょうか、お尋ねします。 ○議長(門間忠君) 岩崎社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(岩崎政浩君) 現在ですけれども、市では平成27年度から29年度までを目標としまして、第4期の障害福祉計画の推進を図るというところでございます。この計画につきましては、障害者総合支援法に基づきまして、障害者福祉サービスの種類ごとに必要な量でありましたり、それから実施に関する目標を定めているところでございます。 このうちですけれども、ただいま御質問ございましたグループホームの件ですが、このグループホームにつきましても、今、利用につきましては伸びております。計画では月平均155人に対しまして、実績は162人ということで、7人ふえているといった状況でございます。 それから、ふえているものにつきましては、雇用契約に基づきます就労継続支援A型の場合ですけれども、これは28年度の計画目標につきましては月平均38人を計画していたところでございますけれども、今年度のこれまでの実績につきましては月平均で55人ということで、計画に対して17人の増ということになっています。同様に、非雇用型の就労支援B型でございますけれども、こちらは220人の計画に対しまして実績は237人ということで、こちらも17人の増ということになっております。これらの要因で今回補正をお願いしておりますけれども、障害福祉サービス扶助費の伸びにつながっておるといった状況でございます。 ○議長(門間忠君) 横山悦子議員。 ◆11番(横山悦子君) 大分、雇用型のAと、それから非雇用型のB、かなりふえて、雇用型のAなんかは17人もふえるという、大変すごいことをしていただきました。それから、非雇用型のBが17人、これもかなりの伸びということで、この辺の今回の補正ということですけれども。 このように増になった要因というのは、対象者が何名で、大体このような増になるという一番の要因は何だったのでしょうか。 ○議長(門間忠君) 岩崎社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(岩崎政浩君) 全体的な障害福祉サービス等の現状ということでお話しさせていただきますけれども、このように伸びている要因としましては、平成20年4月からでございますが、実質的な応能負担としての低所得の事業者負担ですが、これは無料化になってございます。そういうわけでございまして、障害者の福祉サービス利用者のうちですけれども、全国的に見ますと9割以上は無料で利用されているといった実態がございます。 それから、全国的な傾向でございますけれども、サービスの利用者とか利用額におきましては生活介助というのがあるのですけれども、これは常に介護を必要とする方に日中、入浴であったり、それから食事など、こういった介護の提供とか、それから創作的な活動、それから生産活動の機会を提供するサービスなのですけれども、この生活介護でありましたり、やはり全国的に見ますと非雇用型の就労支援のB型が多くなっているといった状況でございます。 それから、本市も同じですけれども、全国的にもやはりグループホーム利用者は着実に増加しておる状況にございまして、施設等から地域への移行が推進されているといった状況でございます。 ○議長(門間忠君) 横山悦子議員。 ◆11番(横山悦子君) 本当に障害者の方の雇用の問題とか、今いろいろありますけれども、大分、A型、B型ということで、かなり雇用も本当に努めていただきましてありがとうございます。 ちょっとこれは通告していなかったのですが、A型の雇用型で、これで大体雇用の人件費というのは、大体1人当たり、大分かなり、月何千円だと思うのですけれども、その辺のところを、28年度はもしおわかりなら教えていただきたいと思います、平均でいいですから。 ○議長(門間忠君) 岩崎課長。 ◎民生部社会福祉課長(岩崎政浩君) 賃金ということになろうかと思いますけれども、A型ですけれども、多いところでは月7万9,000円余りということになっていますし、それから7万4,000円とか6万4,000円という、そういった数字となってございます。 以上でございます。 ○議長(門間忠君) 横山悦子議員。 ◆11番(横山悦子君) それでこの事業者数、大崎市で、AとBとありますけれども、大体どのくらい今、28年度、あるのでしょうか。 ○議長(門間忠君) 岩崎社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(岩崎政浩君) こちらの事業所数でございますけれども、現在、市のウエブサイトにも掲載しているところでございますけれども、28年1月1日現在でございますけれども、A型の事業所が4施設ございます。それから、B型の施設につきましては9施設といった状況になってございます。 ○議長(門間忠君) 横山悦子議員。 ◆11番(横山悦子君) A型が4、B型が9ということで、今、29年まで第4期障害者福祉計画ですけれども、この次は、29年になれば今度は第5期になると思うのですけれども、今後の大崎の事業所の増加、その辺のところはどのように動いていらっしゃいますか。 ○議長(門間忠君) 岩崎社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(岩崎政浩君) 今後のこういった事業所の推移ですけれども、今現在、市としましてはちょっとそこまでは把握していない状況でございますけれども、やはり支援学校を卒業されて、ことしなども15人がこういったサービスを利用されるようでございますので、今後とも利用者は伸びる要素がございます。ですので、今の段階では何とも言えませんが、こういった事業所は今後もふえていくものと考えているところでございます。 ○議長(門間忠君) 横山悦子議員。 ◆11番(横山悦子君) 障害者を持つ親というのは一番、年齢からすると、やはり自分が先に亡くなって、障害者の子供を残していくという、それに一番、心に残るということなのですけれども、その辺のところは、親の気持ちと、このいろいろなグループホームなり施設なりに入られて、今後やっぱり心配されている、だんだんみんな高齢になってきますので、その辺はどのようにお考えでしょうか。 ○議長(門間忠君) 岩崎社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(岩崎政浩君) 確かに、親御さんもこれから高齢を迎えるということで、やはり今後、親亡き後の障害を持った方々の支援というのが必要になってくるのだろうなという、こういう思いでございます。 そういった形で、65歳になりますと今度は介護保険のほうに移行していきますけれども、地域包括支援サービス、そういったほうにつきましても今後力を注いでいきたいと、このように考えているところでございます。 ○議長(門間忠君) 横山悦子議員。 ◆11番(横山悦子君) そうですね、親御さんの気持ちを考えながらやっていただきたいと思っています。 それから、昨年4月に障害者差別解消法が施行されましたけれども、これは地方公共団体で職員対応要領について策定しなければならないということで義務づけられておりまして、私も一般質問した経緯があるのですけれども、そのときには28年度中に策定いたしますという、そのような答弁をいただいておりますけれども、この障害者差別解消法、これについては策定は終わったのでしょうか。その辺のことをお尋ねします。 ○議長(門間忠君) 遠藤総務課長。 ◎総務部総務課長(遠藤睦夫君) 議員の御質疑にお答えをいたします。 障害を理由とする差別の解消の推進に関する職員の対応要領につきましては、障害者差別解消法が平成28年4月1日から施行されましたことに伴いまして、職員が事務事業を実施するに当たり、職員による障害者に対する差別的取り扱いの禁止、社会的障壁を除去するための合理的配慮の提供等について適切に対応するため、必要な事項を定めるというものでございます。 それで現在、関係課と調整を行いながら策定作業を進めているという状況でございまして、今年度内の策定を目指して努力をしていきたいというふうに思っております。 ○議長(門間忠君) 横山悦子議員。 ◆11番(横山悦子君) 今年度内も、もう3月、もう残すところあと20日ぐらいですので、しっかり策定していただきたいと、このように思っております。 次に、3款2項2目、子ども医療費等対策事業ということで、これも前段の議員が質疑されておりますけれども、また別の角度からちょっとさせていただきたいと思います。 子ども医療費等対策、今回の補正が4,737万7,000円ですけれども、この補正の内容は前段議員でお聞きしました。 それから、昨年10月から伊藤市長初め、本当に子育て支援課の皆様のおかげで対象年齢を拡大していただきまして、小学6年生から、入院、通院とも中学3年生まで、義務教育終了までということで拡大していただきました。本当に市民の皆様からの代表で御礼させていただきますけれども、当初、やはり随分これもこの議会で議論となりました。年齢を拡大するためには、まず3,400万の具体的な数字を述べられまして、このくらい必要なのだということをずっとお話しされていましたけれども、この辺の対象年齢拡大によるこの補正との絡みですけれども、今回どのぐらい必要だったのか、お尋ねいたします。 ○議長(門間忠君) 鈴木子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長兼鬼首保育所長事務取扱(鈴木光代君) お答えいたします。 昨年10月から中学校3年生までに拡大しましたが、その拡大した中学生分だけで見ますと、10月診療分から1月診療分、これを全部足しますと1,291万ほどになります。これは4カ月分ですので、これに単純に3を掛けますと大体3,873万円ということで、予定をしておりました扶助費、大体3,600万ぐらいなのですが、それとほぼ見合った金額になったと思われます。 ○議長(門間忠君) 横山悦子議員。 ◆11番(横山悦子君) 大体、ほぼ3,400万見込んで、3,600万、3,800万、似たような形で、3,000万台の、そういう近くになったということで。 それからまず、ことしですけれども、昨年からことしにかけまして、この大崎市、インフルエンザがかなり猛威を振るったわけでありますけれども、このインフルエンザの、やはり学校によっては保健室の先生が各学校の黒板にインフルエンザの感染者何名という形で各学校ごとに書いているところもあるのだそうです。 それで、このインフルエンザ、幼稚園、小学校、中学校、この感染状況をお尋ねします。 ○議長(門間忠君) 門脇教育部長。 ◎教育委員会教育部長(門脇喜典君) ことしのインフルエンザ、ピークは1月の下旬がピークでございました。そのときの1日の最高罹患者数ですが、幼稚園から中学校まで232名という1日の罹患者数という数字が今年度の一番多かった人数でございます。 累計人数でいいますと、3月1日現在まででございますが、2,022人というふうになっているところでございます。 ○議長(門間忠君) 横山悦子議員。 ◆11番(横山悦子君) 2,022人、幼稚園、中学校、大体何割ぐらいなのでしょうか。 ○議長(門間忠君) 門脇教育部長。 ◎教育委員会教育部長(門脇喜典君) 約2割ぐらいというふうな数字になると思います。 ○議長(門間忠君) 横山悦子議員。
    ◆11番(横山悦子君) 大体2割ぐらいということで、1日最高で232名、累計が2,022名ということで、かなり、特に低学年におきましては学年閉鎖、それから学級閉鎖もあったようであります。その辺はどのようにつかんでおりますでしょうか。 ○議長(門間忠君) 門脇教育部長。 ◎教育委員会教育部長(門脇喜典君) ちょっと具体的な数字は持っておりませんが、議員御指摘のように、学級閉鎖、学校閉鎖等、各学校でございました。現在は、きょうから3日間、幼稚園で1園休園となっております。 ○議長(門間忠君) 横山悦子議員。 ◆11番(横山悦子君) 大分小康になって、聞きますとクラスで休んでいる人はいないということで、私も子供に結構聞いたわけでありますけれども、なぜこのようなことを私が聞くかというと、大崎市におきましてはインフルエンザワクチンの予防注射、これは大崎市でなさっていないわけでありますけれども、今、子供たちに聞いたら、インフルエンザになるとイナビル吸入粉末剤というのと、あとリレンザという、この2種類があるそうで、吸引するのだそうです。それで、年齢によって大分違って、この薬によっても違うのですけれども、大体、うちの孫もかかりましたけれども、このイナビルというのを1回吸引すると、1回でこの薬が終わるような、そういった薬もあるようであります。また、別な人はリレンザといって、10歳以下なので1日2回吸引すると、これが今、インフルエンザで発症の発熱も下がって、治るということなのですけれども、特別委員会では鎌内議員がインフルエンザ注射、幾らぐらいかかるかと聞いたら5,400万必要だというお話でありましたけれども、やはり今、中学受験、お受験、それから高校の受験者ということで、高校は大体、ほとんど9.何割方、皆高校受けると思うのです、100%になってくる。 やっぱり、そういったことを考えると、今、このインフルエンザ、かなりマスコミ関係でもいろいろ注目されて、大学受験ももう一回受験の期間が与えられたりしますけれども、インフルエンザ予防注射、この辺のお考え、もう一度確かめたいと思います。いかがでしょうか。 ○議長(門間忠君) 青沼健康推進課副参事。 ◎民生部健康推進課副参事兼課長補佐事務取扱(青沼則子君) インフルエンザについては、以前に横山議員からも質疑をたしかいただいた件がございます。そのときも受験の際のという部分での質疑をいただきました。今回の質疑も同じような形かなというふうに思っております。 インフルエンザにかかりますと、御本人だけではなくて、学業の部分、それから仕事の分野なんかも関連すると思っております。そういう部分から考えますと、経済的にやはり影響がある部分だと思いますので、子育て支援課のほうとも、教育委員会のほうとも相談をしながら、まずデータのほうの比較検討だったりをしながら、予防接種についてどのようにあるべきかというところを、まず比較検討のほうをしていきたいなというふうに思っておりました。 ○議長(門間忠君) 横山悦子議員。 ◆11番(横山悦子君) よく考えていただき、いろいろ協議していただきたいなと、このように思っております。まず、インフルエンザは、私は受験とか書きましたけれども、どちらかというとやっぱり低学年、低学年は抵抗力も弱くて、大きくなるとずっとマスクもしていられますけれども、マスクもしていられない。そういった形で、やっぱり低学年のほうがどちらかというとこのインフルエンザ感染が多いようでありますので、その辺のところを考えていただきながら、できれば、受験とかもあれですけれども、全てにそういったことを考えていただきたいなとこのように思っております。 次に進みます。 3款2項3目、この児童保育費についても補正予算の内容も全部、相澤孝弘議員が事細かに質疑されましたので、ちょっともう一度確認させていただきますけれども、平成28年4月と平成29年4月、保育所の定員、この間、特別委員会のときは477人が増になりましたというお話ですけれども、正確な数をちょっと教えていただきたいと思います。 また、この4月から2園も保育園となりましたけれども、その辺のところ、お尋ねします。 ○議長(門間忠君) 鈴木子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長兼鬼首保育所長事務取扱(鈴木光代君) お答えいたします。--済みません、ちょっと今、資料を見つけ……(「はい、議長」と呼ぶ者あり) ○議長(門間忠君) 横山悦子議員。 ◆11番(横山悦子君) では、調べていただいているうちに。 今、3歳の壁ということで、小規模保育から移行される、大体、この間、相澤議員への答弁には小規模保育が82から83%利用されているというお話でありました。やはり、この小規模保育にマッチングして、何とかそこのところに入れていただければ一番いいわけでありますけれども、親御さんが心配しているのはこの3歳の壁を心配してやはりなかなか入れられない、その辺のところがあるわけであります。 3歳になるとほかの保育園に移行しなければならない、これは定めでありますので、その辺のところがいかにスムーズに子育て支援課でやっていただくかどうかというこのマッチングの問題ですけれども、これが一番重要な問題になってくると思いますけれども、平成28年度、今、29年度に向けて各家庭には保育所の決定した通知が全部家庭に届いているわけでありますけれども、29年度4月の待機児童数と、それから28年から29年度に向けてこの3歳の壁のマッチングの状況、全員、3歳の子供たちはほかの保育園に入れたのかどうなのか、その辺のことをお尋ねします。 ○議長(門間忠君) 鈴木子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長兼鬼首保育所長事務取扱(鈴木光代君) それでは、先に聞かれました28年4月の定員数と29年4月の定員数でございますが、28年4月に関しましては定員数で……、済みません、ちょっと後でこちらのほう。 それでは、小規模の3歳の壁に対しましては、まずマッチングが難しいということもあるのですけれども、小規模からほかの保育所に移らなければならない子供たちに関しては、入所の選考の際に点数制でやっているのですが、点数を高くして入所の優先性を上げている状況でございます。今年度に関しましては、28年度から29年度、新しい施設に移るときに関しましては、1名の方が今、調整中で残っております。全体といたしましては56名の3歳児が新しい施設に移ることになるのですが、そのうちの36名が保育所のほうを望んでおりまして、残りの20名は幼稚園のほうということで、幼稚園のほうに入園という形になりました。 それで、保育所に移行、転籍する36名のうち35名はもう入所決定済みでございます。残りの1名に関しましては、希望する保育所が3カ所だけしか希望されておりませんので、その中でのマッチングが今大変厳しい状況になっております。ただ、何とか1人の枠をあけていただいて入れられるように今、最終調整を図っているところでございます。(「あと、待機児童数」と呼ぶ者あり)4月の待機児童数に関しましては、3月1日の基準日といたしますと、全部で66名、国に示します新定義では39名という状況になっております。 ○議長(門間忠君) 横山悦子議員。 ◆11番(横山悦子君) 66名、国のあれでは39名ということで。 私も民生常任委員会にずっと籍を置いているわけでありますけれども、その中で、やはり今年度、28年度は待機児童なくなりますよとずっと言っていたのですよね、民生部で。私もそのことを市民の皆さんに、今度は大丈夫、また2園もできるし、絶対待機児童はありませんからと言っていたのですけれども、なかなか入れないという。そのように民生部で言われたら、そのまま私も素直に市民の皆さんにお話ししたわけですけれども、その辺のところ、やっぱりどういった、また2園が建って、それだけもう保育園も建っているのに、社会進出する女性が多くなって、そのほうだと思いますけれども、その辺いかがでしょうか。 ○議長(門間忠君) 鈴木子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長兼鬼首保育所長事務取扱(鈴木光代君) 議員おっしゃられるとおりだというふうに感じております。 国のほうでも待機児童ゼロを目指してということでやってきましたが、安倍首相のほうからも今年度は無理だという宣言がされたということで新聞報道等されております。 大崎市におきましては、28年度ではやはりマッチングがしないので、4月の時点では小規模保育施設に70のあきがあるにもかかわらず、待機児童は34名みたいな形でおりましたので、本当にマッチングができなかったということで、そのマッチングをうまくすることで何とか待機をなくしたいということで、29年度にはマッチングできる仕組みづくりをしていきたいというふうに考えておりました。 29年度に関しましては、やはり先ほどの話にもありましたように、女性の社会進出が進み、就労の場もふえて、求人倍率も上がっているというところもありますので、そういった形で、働きたいという保護者がかなりふえております。そういったところから、やはり保育所の定員数、市全体の定員数の見直しというのはこれから必要になると思っております。市で策定しております子ども・子育て支援事業計画、この中で量を見込んで定数管理をしているところでございますので、29年度はその中間年となります。見直しをかけなければならないというふうに今は思っているところでございます。 ○議長(門間忠君) 横山悦子議員。 ◆11番(横山悦子君) ちゃんとやっぱりこのマッチングをうまくできますように、しっかり子育て支援課で努めていただきたいなと、このように思っております。 やはり、保育園に入れなくて悩んでいるお母さんもいらっしゃるわけでありますけれども、今、希望者が3つしか書かないということですけれども、普通は第1から第3希望までだと思うのですけれども、今、第何希望まで書くのですか。 ○議長(門間忠君) 鈴木子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長兼鬼首保育所長事務取扱(鈴木光代君) 保護者には一応3つを選んで書いていただいたほかに、チェックする欄につけていただいて、全ての保育施設の名前と、あとは小規模保育施設ということで、園の名前ではありませんが、小規模保育施設も選ぶかということでのチェックをつけてもらうことでやっております。中には、通える範囲で全てにチェックをつけてこられる方もおりますし、また3つといわず、1つ以外は行かないと、ほかは入らないという保護者の方もおります。 子育て支援課としましては、必ず利用ができなければ困るという方に関しては、大概は入れるところ、あいているところ、そこを希望してこられますので、そういった方が本当に入れるようにしていきたいと思っていますし、今まで、あいているところにどれくらいのあきがあるかという情報もなかなか保護者に伝わらない形でおりました。今年度の募集からはそのあき状況を保護者に通知するということで、12月の末に一度仮の通知を出して、そのときに入れなかった方たち、待機になった方たちには、どこの保育所にどれぐらいのあきがあるかという目安になる一覧表も同封しております。それによりまして、今回は小規模があいているなら小規模を希望するという保護者もふえてきておりますので、そういった何かしらの対策を練って、マッチングをしていきたいというふうに思っております。 あと、先ほどの28年度と29年度の入所定員に関しましてお答えいたします。 僻地保育所を除き、平成28年度の定員は3,122人、平成29年度は3,207人ということで、85名定員が増加している状況でございます。 ○議長(門間忠君) 横山悦子議員。 ◆11番(横山悦子君) 大変いいお話を聞きましたので、12月ごろに小規模保育のあき情報、やっぱりそのような情報を各家庭に送っていただければ、それなりに親御さんも考えると思いますので、どこがあいているかわからない、自分の家の近くはどこなのか、通勤する途中はどこがあいているのか、やっぱりそのような情報が一番親御さんにとっては必要な情報だと思いますので、それは事細かにやっていただければよろしいのではないかなと、このように思っております。 次に、児童扶養手当給付事業、この事業の2,720万2,000円、この減額の内容についてお尋ねします。 ○議長(門間忠君) 鈴木子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長兼鬼首保育所長事務取扱(鈴木光代君) 2,720万2,000円につきましては、児童扶養手当の扶助費になります。これは、働いている保護者の所得が増加したことによりまして、全部支給者、児童手当の全額です、満額の支給者が減少し、一部支給者が増加したことによるものでございます。 ○議長(門間忠君) 横山悦子議員。 ◆11番(横山悦子君) 満額から、かなり一生懸命働いているのですね、ひとり親の家庭の親御さんが。 その減額ということですけれども、現在、母子・父子世帯の状況というのはどうなのでしょうか。 ○議長(門間忠君) 鈴木子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長兼鬼首保育所長事務取扱(鈴木光代君) 母子世帯につきましては、これは平成29年2月1日時点での報告になりますが、母子世帯が……済みません、ちょっと数字は後で。確認します。 ○議長(門間忠君) 質疑の途中でありますが、暫時休憩いたします。 再開は午後1時といたします。               -----------               午後0時01分 休憩               午後1時00分 再開               ----------- ○議長(門間忠君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 質疑を続行いたします。 11番横山悦子議員に対する答弁を求めます。 鈴木子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長兼鬼首保育所長事務取扱(鈴木光代君) お答えいたします。 児童扶養手当の受給世帯に関しましては、全部で1,418世帯が現在受給しております。内訳といたしましては、母子世帯が1,269世帯、父子世帯が132世帯、養育者による世帯が17世帯となっております。 ○議長(門間忠君) 横山悦子議員。 ◆11番(横山悦子君) 今答えていただきました。 母子・父子で1,418世帯ということで、このひとり親世帯ということで貧困状況についてお聞きしますけれども、ひとり親だからといって貧困ではありません、そういった形で児童扶養手当が全面停止になっている、この1,400、これは受給になっている世帯ですよね。それで、受給になっていない全面停止のひとり親世帯は何世帯ぐらいですか。 ○議長(門間忠君) 鈴木子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長兼鬼首保育所長事務取扱(鈴木光代君) 本人の所得によるもの、また同居する親族、2親等の親族による停止も含めますと224世帯が現在支給停止となっている世帯となります。受給者とあわせて見ますと、全体で13%程度が停止中という形になります。 ○議長(門間忠君) 横山悦子議員。 ◆11番(横山悦子君) 13%ということで、大体、児童扶養手当というのはその方の年収をもとに支給されるわけでありまして、そういった形でひとり親世帯の貧困というのは、子育て世帯というのはどのように考えているのか、最後に質疑させていただきます。 ○議長(門間忠君) 鈴木子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長兼鬼首保育所長事務取扱(鈴木光代君) 母子世帯で児童扶養手当の受給者で金額が高い方と言われるところは、やはり正規の就労状況でないという方が多いです。非正規というところがやはり多いのかなというふうに捉えております。やはり、正職員になれるような環境、もしくはいろいろな資格を取得して、給料が高い職種につけるような状況、そういったのも必要だと思っております。 そういったことから、大崎市のほうでは、全国的にですけれども、ひとり親世帯が資格を取るためのそういった支援も行っております。現在ですと、看護師資格を取るため、そういった方たちが看護学校に通うために就労ができないと、勉強するために就労ができないという場合には月額10万円、その前年の所得によりますけれども、最高で月額10万円までの給付をするということもやっておりますので、ぜひひとり親世帯で資格を取って自立したいと考えている方には使っていただきたい制度というふうに思ってございます。 ○議長(門間忠君) 横山悦子議員。 ◆11番(横山悦子君) そうですね、看護師のこういった資格も大崎市でやっておりますので、こういった事業、やはりしっかり皆様、母子世帯なりそういった方たちにやっていただきたいなと、情報提供していただきたいと、このように思っております。 ○議長(門間忠君) この際、門脇教育部長から答弁の一部訂正の申し出がありましたのでこれを許可いたします。 門脇教育部長。 ◎教育委員会教育部長(門脇喜典君) 先ほど、インフルエンザできょう現在、休園、休校しているところはないというふうにお答えさせていただきましたが、きょうから3日間、幼稚園で1園休園となっておりましたので、おわびし、訂正をさせていただきます。 ○議長(門間忠君) もう一カ件。 子育て支援課長よりも答弁の一部訂正の申し出がありましたので、これを許可いたします。 鈴木子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長兼鬼首保育所長事務取扱(鈴木光代君) 先ほど、平成28年度と29年度の保育所の定員数をお答えいたしましたが、一部、小規模保育施設の分が抜けておりましたので、改めましてお答えいたします。 僻地保育所を除きまして、平成28年度は定員数が3,122名、平成29年度は85名増員の3,207名となります。 ○議長(門間忠君) ただいまの訂正につきましては、これを認めることとして、会議録については所要の措置を講ずることといたします。     〔「終わります」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 次に進みます。 9番木村和彦議員。 ◆9番(木村和彦君) それでは、引き続き質疑をさせていただきます。 私は議案第45号について質疑をさせていただきます。 今、子ども医療費についてありましたので、続けていきたいと思います。 医療費についてのこれまでの経過については、おおむね、前段の議員で了解をいたしました。 この財源の確保策について改めてお伺いしておきます。 今回の補正の要因がノロウイルス関係、それと胃腸炎の急増だということと、もう一つはインフルエンザになって、それの経過ということなのですけれども、今回の補正になった分の以降に国庫が確定したために減額という形になるだろうということも、それはそれで仕方がないこと、予算上はこれは仕方がないことだなと私もそれは思うのですけれども、医療費を拡大することによって、こういうふうに年度末になりますと、どうしても補正が出てくると。インフルエンザにしても、今回ノロウイルス、急性胃腸炎にしても、ある程度想定の範囲内にされることもあるのだろうなというふうに思うのです。ということになれば、例えば医療費の拡大とともに、あらかじめこの辺の予算については少し余裕を持って対処しておかれたほうがいいのではないか。 この補正については別に、かかることですから、否決することもないのですけれども、民生費の予算に係る割合40%を超えていることからすると、それでもほかの予算の執行に対して支障を及ぼすということはやっぱり極力避けるべきだろうというふうな考え方がするのです。そうすると、あらかじめ予算立ての中でこの補正額に対する余裕というのを若干、もうちょっと設けておくべきではなかったのかなと私は感じているのですが、その辺の考えについてお伺いします。 ○議長(門間忠君) 鈴木子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長兼鬼首保育所長事務取扱(鈴木光代君) 当初予算の見積もりに関しましては、年度ごとの、過去数年間の平均値から見てきております。今回も過去3年間、平成25、26、27と見てきたわけですが、やはり26年1月にインフルエンザがかなりはやりまして、そのときは対前月比で1.47倍という医療費になっておりましたので、今回もそれを見込んで、大体例月3,000万円なので四千五、六百万かかるだろうということでの補正を出したところでございますが、請求書が届いてみれば3,000万というところで、これは10月に子ども医療費を中学生まで拡大してから一番少ない額なのです、実は。というのは、多分想像する中では、医療機関がインフルエンザのために忙しくて保険の請求ができなかったのではないかなと。今までの中で一番低いということはとてもあり得ないことでしたので、来月にきっと請求が大きく上回ってくるだろうと推測しているところでございます。 ですので、議員おっしゃるとおり、医療費に関しましては多分29年度で大きな金額になってくるのだろうと思われます。そういった年度ごとの推移をよく見ながら、やはり医療費は一旦始めてしまうとやめられないところと思ってもいますし、義務的経費がどんどんふえていくというふうにも思っておりますので、そういった推移をよくよく見ながら検討していきたいというふうには思っております。 ○議長(門間忠君) 木村和彦議員。 ◆9番(木村和彦君) まさにそのとおりだと思います。 子ども乳幼児医療費、多くの議員がその拡大をということになるのですけれども、一旦始めたことはなかなかストップできないだろうということがございます。 これまでのその医療費の拡大の一つについては、大崎市の定住をふやすためにもぜひ必要だと、つまり他市に劣るということではなかなか定住が少なくなるだろうなという意見も大勢を占めたと思うのですが、私はそれをするから定住が少なくなるという考えには立っていないのです。医療費が十分に拡充されている都市が伸びているのかというと、必ずしも数字的な裏づけがそのあたりはないということなので、サービスの横並びはいいということはそれとしてですけれども、私は市長が常に大崎市独自の特色があるということであれば、逆に乳幼児医療費を特化することなく、それ以外にもいいのかなというふうな思いはしていました。 本市ではないのですが、例えば第2子までは医療費は無料、保育園でも幼稚園でも有料なのだけれども、第3子がする場合には例えば無料で入れるようにしますというような施策を講じて、その子育て支援の拡大を図っているというところもほかにもあるわけですよね。ですから、そういうことをすれば逆に、医療に特化することなくやればいいし、私は以前に子供を産んでほしいから、逆に妊産婦の医療費はかかると、子供を抱えながら自分も妊産婦で、しかも病気にかかるというのは大変なので、せめてその母子の医療費ぐらいただにすることによって逆に子育て支援につながるのではないかと、ですから乳幼児医療費に充てるよりはそちらのほうがいいのではないかということも提言したことがありました。 ですから、これは、今回の医療費のやつも、通例を見ればそうなのですけれども、一旦始める施策はとめることができません。やめることはできるのですけれども、なかなかやめづらいことだろうと。そうすると、限られた予算の中でどのように分配するかというのは、当然そこは議論の余地があるのだろうなと思っています。今のお話ですと、29年度に多分、予算通ったばかりで補正の可能性が出てくるということも言われたわけですので、これだけ動くということはなかなか見づらいなというふうな思いはするのです。でも、そこは政策的なものも当然加味されることですので、この辺の補正に対する備えというのは十分にやっていただきたいと思うのです。 ただ、これまた子育て支援課だけではできないことですよね。子育て支援課については実際にかかった分と、つまり支払いの請求書が来て、それを支払うためにこれだけ足りませんということの予算になるのですけれども、そこはもう一つ上の段階の政策課、財政課あたりでもうちょっとそこは意を砕いて考えるべきだと思うのですけれども、この補正、今後また補正だと見えているわけですから、その辺の考え方だけちょっとお伺いしたいと思うのです。 ○議長(門間忠君) 赤間政策課長。 ◎市民協働推進部政策課長兼震災復興推進室長兼元気戦略推進室長兼10周年事業推進室長(赤間幸人君) 子育て、それから乳幼児についての大崎市としての、大崎市らしいサービスのあり方は一体何だろうというのはずっと考えてまいりました。今回、子ども医療費についてのおただしでしたけれども、子ども医療費につきましては県内でも決して大崎市、高い水準ではなかったので、平均の水準までは上げてまいりましょうということで、お認めをいただいて、現行制度に至ってきております。 ただ、御提言のありました妊産婦さんといいますか、そういったところから育児、子育て、あるいは就労まで、できればそういった一連のライフスタイルの中でより有効的な施策が、どういったものがあるかというのはちょっとまだ具体的な策は持っておりませんが、でもそういったトータル的な視点で、限られた財源ですので、ここに充当するのが大崎市としては一番ベストだろうという部分を関係課とも話し合いながら検討してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(門間忠君) 木村和彦議員。 ◆9番(木村和彦君) ありがとうございました。 大変大事なことだと思います。 今回、前段の議員が介護プランだったり包括プランだったりということで、まさに生まれたときから人生の終えんを迎えるまでという非常に広範囲で、今回は民生部に大きな宿題を与えられたと思います。それをなしていくのは、今度は当然、病院事業のほうにかかわってくるのだろうなというふうに思うのですけれども、その辺をしっかりして見きわめていかないと、義務的経費で大崎市、つぶれちゃうよという不安を覚えますので、市長はその後、医療費の拡大についてはぎりぎりいっぱいでやるのだと、それで大崎市がここで踏ん張れる、これは正しい表現かわかりませんけれども、土俵でいえば、徳俵で踏ん張っているのは残しておかないと施策が進まないということは常々施政方針の中でも言っているわけですから、この補正に限らず、きちっとした見きわめがなお必要だなというふうに思いますので、そこは十分に留意されながら、この予算にしっかり当たっていただければというふうに思います。 それでは、次に移ります。 地熱開発事業の調査事業についてお伺いしますが、これは減額の主な理由についてまずお尋ねいたします。 ○議長(門間忠君) 熊谷産業政策課長。 ◎産業経済部産業政策課長兼新産業・グリーンエネルギー推進室長兼世界農業遺産推進室長(熊谷裕樹君) それでは、今回の地熱開発資源調査事業の減額の内容でございますけれども、この地熱資源の開発調査事業につきましては、本年度の当初予算につきまして、JOGMEC、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構が所管する地熱資源開発調査事業3,560万8,000円と、経済産業省が所管します地熱開発理解促進関連事業1,075万4,000円の、2つの補助金を財源といたしまして予算を計上したところでございました。 このうち、JOGMECが所管する地熱資源開発調査事業につきましては、平成27年度に助成金を受けまして、鳴子温泉地域の潟沼周辺の地表調査を実施いたしまして、開発の有望地点を抽出してございます。本年度につきましては、抽出した開発有望地点と既存源泉との関係をできるだけ明らかにしたいという考えから、さらに追加調査を行うということを目的に予算計上したところでございました。しかしながら、JOGMECとのヒアリングを受けた際に、掘削するかどうかを判断するには平成27年度に実施いたしました調査で十分であるという見解が示されたところでございまして、追加調査への助成金は認められないとの回答がありました。このことから今回減額をするものであります。 なお、今回の補正予算の調整につきましては、もう一つの助成事業であります経済産業省が所管する地熱開発理解促進関連事業の執行見込額と調整をした上での減額調整となっているところでございます。 ○議長(門間忠君) 木村和彦議員。 ◆9番(木村和彦君) 多分、今の説明は何をやっているのか、恐らく議場の方々から理解されないと思うのですけれども、平たく言えば、新たな温泉資源を開発すると、どういうふうにして、第3のエネルギーである地熱を有効利用するために、その立地場所を探すということでこの予算計上がたしかされたはずだと私は認識しているのですけれども、まずそれで間違いないでしょうか。 ○議長(門間忠君) 熊谷産業政策課長。 ◎産業経済部産業政策課長兼新産業・グリーンエネルギー推進室長兼世界農業遺産推進室長(熊谷裕樹君) 平成27年度におきまして、そういった熱源としての有望地域ということの立地を確認するということで、これが27年度の調査でございました。 それで、今年度につきましては、源泉の関係、各温泉事業者が所有する源泉との関連性、これが明らかでないということでございまして、さらに追加調査をして、詳細にその辺を確認したいという思いから、27年度につきましては追加調査を申請したというところでございます。 ○議長(門間忠君) 木村和彦議員。 ◆9番(木村和彦君) そうなのですね、つまり源泉を掘りましょうと。鳴子は源泉の保護地域に入っておりますので、むやみやたらに穴を掘ることができません。掘ることによって隣接する源泉が出なくなったらどうするのだという補償の問題になりますよね、つまり温泉で生きている町ですから、その温泉が枯渇することによって自分の商売ができなくなったら、非常にそこは微妙、デリケートになっています。 潟沼の周辺を掘るということ、あそこは地熱の非常に高いところなので熱源としてはいいだろうと。ただ、掘削深度によりましては、あの辺だと100から150ぐらいで出ているわけなのだけれども、多分今回調査されているのはそうではなくて、もっと大口径ですから1,000メーターぐらいの多分深度で掘るということだと思うのです。そうすると、地元の人に理解を得ましょうということを言ってもなかなか、片や100メーター、150メーターの深度でやっているところと、1,000メーター掘りますよと、口径が例えば300、500、例えばそういうふうに大口径で掘ることによって、私の温泉が枯れたら一体どうしてくれるのということで、そのための追加だというふうに思うのです。だから、なかなか地域の方々の理解を得られるにも、ちょっとその比べるのが違い過ぎるということです。 今回、予算で田尻の温泉掘削の話が出ていました。あのとき私としてはすごく疑問だったのですが、つまり近い距離で掘りますよ、距離をあけないで掘ると。例えば、地表で50メーター離れていても、1,000メートル掘ると地下で何メートル離れますかというのは誰もわからないのです。50メートル離れたら、すっかり垂直に掘りますから、下でも50メートル離れているという保証はないです。ですから、答弁の中で大体1,000メートル掘るとこのぐらい出ているから、この次も新しい井戸も掘ればそのぐらい出るだろうということなのだけれども、もう大きなとらぬ狸の皮算用で、掘ってみたら全く違うと。地層というのは平行になっていませんので、隆起と沈降を繰り返していますから、全て斜めに入る。ですから、同じ50メーター離れることによって、同じ深度に行ったときに、片や100メートルずれても、これはごくごく当たり前、温泉でもそうです。ですから、鳴子には7つの温泉があるわけです、同じに掘っても隣同士で違うわけですから。 ですから、そういうことを比べれば、なかなかこの減額理由というのは理解できないだろうなと思っているのです。これ、減額になったら、では大崎市はどうなるの、得するの、損するのという問題ですよね。調査だけで終わっちゃいますかということです。この後に鳴子温泉地域地熱開発協議会というのがあるのですが、これらとのかかわりはどのようになっているのですか。 ○議長(門間忠君) 熊谷産業政策課長。 ◎産業経済部産業政策課長兼新産業・グリーンエネルギー推進室長兼世界農業遺産推進室長(熊谷裕樹君) まず、今後の事業の進め方についてでございますが、平成27年度の事業費につきまして、JOGMEC関係については今回減額をさせていただいておるところでございますけれども、今後につきましてはやはり、今御指摘のとおり、可能な限りやはり詳細なデータを掘削する前に取得すべきだろうという考えに立っております。これについては、市といたしましても、それから協議会、地熱の開発促進協議会との協議の中でもやはり詳細に調査ができるのであれば、可能であれば実施したほうがいいという見解に立っているところでございます。 その後、JOGMEC側と再交渉したという経緯がございますが、そういった際には調査のための井戸の掘削について、地元の方の同意が得られればこの補助金について、助成制度については再検討しますというふうな回答をいただいておるところでございます。 こういった回答を受けた中で、地元の温泉事業の組合の方々との意見交換ということで、これまで具体的な意見交換は進めていなかったのですが、まずはやはり丁寧に地元の方と情報共有しながら意見交換を進めてまいりたいという考えの中で、先月2月に温泉事業の、温泉組合の方々との意見交換をしたところでございまして、やはり事業者の方々からは鳴子特有の、それぞれが大事に使っている特有の源泉をお持ちになっていると、その源泉を大事にしていきたいということで、やはり干渉するという部分が非常に懸念されているようでございます。ただ、今後も話し合いについては継続していきましょうということで了承をいただいたところでございました。 こういった中で、あと理解促進の協議会につきましても、地域内全体の普及啓発を図りながら情報共有を図って、この地熱資源の進め方について検討しているというところでございます。 ○議長(門間忠君) 木村和彦議員。 ◆9番(木村和彦君) 私は順番が逆だと思う。温泉掘れないですよね、同意がなければ、保護地域で。ですから、いつも思うのですけれども、事業を進めるということは大前提、建設部長もいらっしゃいますけれども、道路をつくるときに用地買収が終わればほぼ9割終わったよということになるわけです。今回の源泉は、同意書もらうとまず9割終わったというふうに、ほぼ同じような意味をなしますよ。その辺の兼ね合いをよく理解していないのかなというふうに思います。源泉にかける思いというのは鳴子の人たちは物すごく強いのです。私も源泉に携わっているからよくわかるのですけれども、昔は1本の源泉が1億の価値があると言われていたのです。つまり、これだけ宝なのです、だから宝なのです。その宝のある井戸の隣に全くとんでもない井戸が掘られたときに、私はどうするのですかと思うのは、これは当然だと思うのです。 ですから、今回の企画が出て、27年に出た、それ以前からもいろいろありました。つまり、東日本大震災を受けて自然エネルギーに転嫁しようと、では東北の温泉に熱源の一番高いところありませんかということで、多分東北6県、全部調査して、その中で残って、鳴子温泉、宮城県ではどの辺だということもいろいろ聞いたと思います。一番地温の高いところ、それから湯量の豊富なところというところで潟沼周辺が選択されたと思うのです。ただ、田尻でもあったとおり、あそこは日本で最大級の酸性の高いところです。潟沼は一番酸性度が高いところですから、そうすると源泉掘削にしても大変な、今度はいろいろな条件が、非常に難しい条件が出てくるのです。そういうのも踏まえてもう少し勉強していかないと、なかなか予算とあれだけではできないのだろうなというふうに思いますので、そこはぜひ、担当としてよく勉強していただく。 それから、もう一つは地域の人たちによく聞くということも大事だと思うのです。地域の人たちは温泉とともに生きてきていますので、温泉は生き物だと思っています。恐らく、議場にいる半分は、温泉というのは蛇口をひねれば出ると思っているのです。蛇口をひねれば出るのは水道だけで、温泉は出ませんので、3日でとまる源泉もあれば、3年間とまらない源泉もあります。隣同士で全く違うお湯の源泉もあります。そういう非常に難しい複雑な温泉の問題をこういう形で減額ということにする、そして2月に一度やりましたということでは全くお粗末だというふうに、私は思います。ですから、ぜひここは、前段、錦信議員が地域の声を聞けと言ったのですけれども、ここは逆にプロの声をもうちょっと謙虚に聞くべきだというふうに思いますので、そこは十分気をつけてやっていただければありがたいなというふうに思います。 同じように、去年たしか地熱事業で源泉掘りましたよね。掘りました、出しました、崩壊したのでバルブで閉めてとめましたという報告を産業常任委員会で聞きました。私、それ見たときに、この人本当に温泉わかっているのだろうかなという思いをしたのです。 普通、田尻の源泉も鹿島台の源泉もありましたけれども、あそこは自分で下から噴き上がってきません。ですから、ポンプでくみ上げます。ですから、スイッチを切ればお湯はとまります。ところが、東鳴子はそうでもないのですけれども、鳴子中山平の温泉は地下から噴き上がってきますよね、そうすると地表のほうが地上よりも圧力が高いのです。よくよく考えて、上がってくるやつを上でバルブでとめるということは下で圧力増すということですから、逃げるところなければ上に上がってきますよね。そういうとめ方を普通はしないのです。蒸気ですから、上から水を突っ込んでやると1,000倍の膨張率がありますので、水で1度下げることによって膨張係数がどんと下がりますから、水はとまる。それは源泉業者であればごくごく当たり前のことなのだけれども、プロがバルブで閉めて、下から上がってきたからというので、この井戸は使えないという判断されたということで、2つの意見が出ていました。 その掘るプロと使っているプロと、それから役所の関係で、3つの異なる意見が1つの源泉から出ているということで、腑に落ちない、疑問だなと思ったのです。今回、この地熱開発というのはそれらにも当然生かしていかなくてはいけないことがいっぱいあるのです。田尻の源泉だろうと鳴子の源泉だろうと、穴を掘って下からくみ上げるのには間違いありませんので、そこは十分に情報共有が必要だと思っているのです。 今回、この減額にしましたと、そして私どもで3番目に、責任と今後の運営というのを挙げました。この運営はまさにそこなのです。せっかくお金をかけて、2,000万かけてやった情報を生かしてほしいのです。鳴子だけではなくて田尻にも生かしてほしいわけ、田尻も1億かけて掘るわけですから。潟沼に掘るというのすごいですよ、日本で最高の酸性のところに掘るのですから、鉄のパイプ入れれば1年間で腐食しますから。そこに穴掘って井戸を出そうという計画なのですから、だったら田尻なんか全然心配ないではないですか、それに比べたら。酸性なんか大したことないです。そういうことを只野議員もたしか言っているはずなので、そういう情報共有を持つべきだと私は思うのです、減額だけではなくて。その辺の情報のあり方というのをもう一回検討してもらえませんか。 ○議長(門間忠君) 熊谷産業政策課長。 ◎産業経済部産業政策課長兼新産業・グリーンエネルギー推進室長兼世界農業遺産推進室長(熊谷裕樹君) 下地獄源泉、今、不都合が生じているというふうな状況にはございますけれども、これについては、本来予定しておりましたポテンシャル調査といったものがございました。この中で、今現在、井戸の中の状況を確認するという作業も進めたところでございまして、今御指摘のとおり、やはり鳴子地域における温泉、源泉につきましても、なかなかこれまで客観的な資料がないというふうな現状がございまして、今回のこういった状況ではございますが、ポテンシャル調査を行って、その中で次に生かせるような形での情報を整備したいというように考えているところでございまして、これについては情報共有を図りながら、地域の方々、あるいは当然、役所内初め、それぞれ情報共有を図りながら進めてまいりたいというふうに思っております。 この今御指摘いただいた下地獄源泉の取り扱いでございますけれども、これにつきましては現在、庁内の関係課、それから掘削の業者、そしてポテンシャル調査の受注業者、それから私有源泉の管理者といったことで、そういったプロの方々の視点も交えながら、御出席いただきまして、その中でこういった対応策を現在協議しているということでございます。 この下地獄源泉につきましては、これまでも注水をした中にあって、今、現時点では安定的な状況に保たれているということにはあります。ですので、産業常任委員会のほうに所管課のほうから資料としてお示ししたものがございますけれども、その中に方針的には2つ、埋坑と、それからもう一つにつきましてはしゅんせつをした中で利活用を探るという2つの考え方をお示ししたというふうに思いますけれども、これらについては最終的な方針についてはまだ庁内で決まってございませんけれども、早急にこれについては対応しながら方向性を決めたいというふうに思っております。 ただ、先ほど申し上げましたポテンシャル調査の結果といいますか、対応協議についてはまだ決まってございませんので申し上げられませんけれども、やはり産業常任委員会の際に御報告したとおり、深度150メーターよりも深いところで崩落があるだろうというふうなことだったのですが、やはり検層器といいますか、それが150メーター付近でとまるということで、そこで砂れきが詰まっているか、あるいは砂れきが噴き上げたことによって広い棚ができて、そこでとまっているというふうな状況でございまして、これにつきましても、温度的には安定した温度になっておりまして、念のため注水については継続しているという状況で完了しているという状況でございます。 いずれ、こういった今回の調査を踏まえながら、専門家の意見を聞きながら対応を協議しまして、今回の対応策、またはこれからの源泉管理、こういったものに役立てていければというふうに考えております。 ○議長(門間忠君) 木村和彦議員。 ◆9番(木村和彦君) 150メーターですね、ちょうど一番崩れやすい高さと。多分、中央は130度から140度ぐらいでしょう、高いよね、大体そんなものでしょう。そして、崩れると。私は、これ当たり前なのです、つまり井戸というのはお湯が出るところは鉄管でとめませんので、途中までは鉄管が入っていって、例えば130メーターからお湯を出すよといったらそこからただ穴をあけるだけです、井戸ですから。そこは130度の蒸気で気圧を、水をくみ上げることで圧力下げて自噴させるわけですから、すごい勢いで出てくるから、当然ただの土で掘った井戸ですから、崩れるのが当たり前。それをいかに安定させるかというのが温泉屋さんの腕になるのさ、技術なのです。崩れたから、ではだめだから埋めましょうというあの結論を見たときに、いや、お金持ちは違うなと。1,000万かけて掘った井戸をだめだからすぐやめましょうという、こういう発想にはならないと思って。 生かすこと考えて、殺すのは簡単ですけれども、崩れるのだったらいいのですよ、ケーシングパイプを入れるわけです、穴あけケーシングを入れればとまるのですから。それで、掘ればできるわけですから、いろいろな方法があるのです。そうでなければ、地熱の穴に突っ込んでいって、一旦そこを充填して、さらにもう一回掘ればまだ先にも進めるわけですから、いろいろな方法がいっぱいあります、選択肢は山ほどありますよ。今の日本の技術というのは砂漠のど真ん中で油田を掘る技術を持っているわけですから、水のないところで砂漠に穴を掘るわけですから、それだけの技術を持っている日本ですから、150メートルだったらスコップで行って掘ってこいというぐらいの気力でやってください、できますから。そうすると、一生懸命、鳴子頑張れ頑張れと言って、片方で温泉は危ないからと言って、危険物を扱うみたいにしないでください。温泉は友達ですから、友達として生かしてください。そうすればきっと観光につながるのです、それを忘れないでほしいなというふうに思いますので。 とにかくきちっと、協議会かどうかわかりませんけれども、協議会以外に、まちづくり公社でも市有地の源泉は管理しているはずですよね。そうすると、あそこは100個近い源泉を常に管理している、つまりまさにその温泉の井戸とお友達の担当がいっぱいいらっしゃるのですけれども、そういう現場の声というのも当然、産業常任委員会の報告に出ていましたよね、まちづくりの中で出ている。彼らの意見は、生かしましょうという意見ですよね、たしかそうだと思うのです。ですから、生かすことを考えるということが第一なのです。殺すのは一番最後にできますから。最後はいいのですよ、穴からセメントを詰めればいいですから。1,000万かけたものにセメントを埋めて、はい、これでさようならねと、それでは寂しいでしょうということなのですね。貴重なお金ですので、その生かし方をもうちょっと考えてほしいのですけれども、その考え、もう一度、ここは部長に聞いておいたほうがいいですよね。 ○議長(門間忠君) 松ケ根産業経済部長。 ◎産業経済部長(松ケ根典雄君) 現在、その生かすか埋坑するかといったような二者択一というお話ではなくて、まずその当時出た話はやはりガスが噴出したということ、それから非常に民家と近いということで、周辺住民の安全・安心のために埋坑もといったような方法が出ましたが、やはり現在としては、議員お話しのように、せっかく5本の源泉を廃坑にして新たなものを、新たな宝として、資源として有効に使いたいという思いは、我々は持っております。それを実現するためには、まださまざまな課題がございます。それをどのような形で掘る業者がいるのか、時間的な問題、それからこういった年度またぎの予算をどのようにするかということで、現在、諸般の事情の調査をして、近いうちにそういったしかるべき判断をしたいと思っております。 いずれにしましても、やはり、議員お話しのように、鳴子の温泉は宝でございます。それとどうやって向き合っていくか、有効に活用していくか、そのためにはそのような経験をお持ちの方、プロの方、まちづくり会社でふだんそのような作業を行っている方の意見を聞きまして、最終的な判断をしてまいりたいと思っております。 ○議長(門間忠君) 木村和彦議員。 ◆9番(木村和彦君) そうですね、5本の源泉をとめたということは5億円を埋めたということですから、1億円の評価あったやつを。それで、またさらに1本をつくるということですから、それを埋めると6本なくなるのです、6億円がなくなるのです。それをどこかに覚えていてほしいというふうに思っていました。一生懸命やっているのはわかります。ぜひ、この宝を生かす方向で、予算の減ということではなくて、この減らすことによって3倍に生きるのだというふうに議会に答えられるような予算をやっていただければうれしいなというふうに思います。 最後、社会教育総務費を伺います。 図書館の整備、報告となりました。 お聞きしますと、7月20日ごろでしょうか、そろそろデビューされるのだろうなというふうにお聞きしているのですが、それに向けて大体その段取りはほぼできたというふうに思ってよろしいのでしょうか、まずそこからお伺いします。 ○議長(門間忠君) 田口図書館長。 ◎教育委員会教育部図書館長兼新図書館準備室長(田口新一君) お答えいたします。 備品につきましては、図書館の書架及び事務室、研修室やホールの机や椅子、収納など、また盗難防止装置や自動貸し出し機などの図書館機器など、主なものにつきましては契約を締結し、建設工事等の進捗に合わせ、順次搬入、設置をしてまいります。 また、現在購入の準備を進めているものでございますが、大きいものですとピアノ、そのほか図書館用のカートなどの一部図書館用品や事務機器類などについて入札の準備を進めております。これにつきましても7月の開館に間に合うように現在進めている状況でございます。 ○議長(門間忠君) 木村和彦議員。 ◆9番(木村和彦君) そうですか。 図書館をめぐっては、あとは大きな買い物ではピアノなのでしょう。私、ちょっとピアノにこだわってきたので、ここはきちんと聞いておきたいというふうに思います。 そこなのですけれども、図書館をつくるとき、前の教育長さんが知の揺りかごということで、図書館は知の宝庫であって、なかなか音楽とは一致しないのだという方向づけから、途中から今度は「音楽が聞こえる都市(まち)づくり」ということで、音楽情操教育がまたこれも一つの教育に重要だろうなというふうな思いをしてきました。多分、図書館の形から、本当の図書館という機能から、ホールを併設して多目的ホールというふうにして少しずつ変わってきたのだろうなと、私は思っているのです。本来、図書館を追求していけば、そういうホールを併設というのはなかなか一致しないところなのですけれども、でも全ての芸術文化、教育からすると、私はあの形が一番よかったのだろうなというふうな思いがするのです。 今回、「音楽が聞こえる都市(まち)づくり」、つまり知の揺りかごから「音楽が聞こえる都市(まち)づくり」にと言って、その図書館の名称、愛称も決まりました。教育委員会として図書館がある、つまり本を貸すというだけではなくて、それから一歩進んだこの図書館のイメージというのは当然持っているはずなのですけれども、このイメージづくりとして、今私が聞きましたけれども、つまり知の揺りかごから、音楽、情操教育まで育む一つのシンボルとしての図書館だよというふうな思いになっているのだろうなと思うのですけれども、その辺の認識を改めてお伺いしておきます。 ○議長(門間忠君) 田口図書館長。 ◎教育委員会教育部図書館長兼新図書館準備室長(田口新一君) 新図書館には、議員今おっしゃられましたとおり、複合施設として研修室、それから学習室、さらにはそういったミニコンサートなどができるような多目的ホールを設置しました。それで、そのところにピアノを常設するということでございますので、そういった「音楽が聞こえる都市(まち)づくり」にどうかかわっていけるのかというところは、その活用方法につきましては今後、生涯学習課、図書館など、部全体で調整をしていくということで進めていきたいと考えております。 ○議長(門間忠君) 木村和彦議員。 ◆9番(木村和彦君) そうですね、図書館長さん一生懸命やっていらっしゃるのは当然わかるのだけれども、ここまで出てくると図書館だけではなくて、もう複合施設ということで、社会教育全般に、生涯学習にわたってくるのだろうなという思いがします。当然今、同時進行で、民間で開発されているところに例えば公民館機能を移そうという一つの流れの中で一緒に動いているのですが、そういう全体の流れの中でこの図書館の占める割合というのもかなり重要だというふうに思っています。 今回、その減額になりながら、今度はピアノを入れるということでした。これの要望については、以前からいろいろな団体から要望も受けていたり、それから音楽にかかわらない、それにかかわらない、いろいろな方々からもこのホールの利便性について高く評価されて、ぜひ使ってみたいなということに当たって、なかなか情報が出てこないのですね。この情報を早く知りたいよということがあって、私、先ほど、7月20日ごろだというふうに言ったのですけれども、きちんとこういうホールについての説明も、当然PRしていかないと、なかなか市民の利用につながらないのだろうなという思いもするし、それだけ期待感が高いということですから、それをうまく周知していっていただきたいと。逆に言うと、ここのホール、小コンサートできるのですから、ここには少なくともこれだけの装備がありますよということもあわせてPRする必要もあるのだろうなというふうに思っていました。 今回、コンサートピアノも購入する予定だということもあるのですけれども、それらも含めて、その備品についてお伺いしておきます。 ○議長(門間忠君) 田口図書館長。端的に答えてください。 ◎教育委員会教育部図書館長兼新図書館準備室長(田口新一君) お答えいたします。 まず、そういった設備、現在は市のウエブサイトの中の図書館のコーナーの中で、建設を中心にその様子をお伝えしておりますが、今後はそういった設備、施設等についても順次紹介をしていきたいと考えております。 それから、ピアノでございます。 ピアノの購入につきましては、社会教育委員を初め、各委員や市民の皆様から、多目的ホールにはミニコンサートやピアノ発表会ができるような設備とピアノを設置してほしいなどの要望をいただいておりましたことから、図書館といたしましてはそれらの要望を踏まえ、今回購入するピアノにつきましては、1,000人規模の文化会館のような専門的な施設で使用する、いわゆるフルコンサート用のグランドピアノより一回り小さなクラスで、そのクラスの中では最上級のグレードのもののピアノを購入する予定でおります。今回購入を予定しているピアノにつきましては、主に文化ホールの中ホールやリハーサル室で使用されておりまして、新図書館の多目的ホールのミニコンサートやピアノの発表会を開催する場合にも十分対応できるものでございます。近隣では鎌田記念ホールや石巻市の遊楽館、それから仙台市の戦災復興記念館のリハーサル室で使用されているものと同等のものでございます。 ○議長(門間忠君) 木村和彦議員。 ◆9番(木村和彦君) 非常に微妙な答えですね。 1,000人ホールではないのだけれども、中ホールで最上級という、一体どのグレードにすればいいのかなと思ったのですけれども、1,000人規模で1人頭1万にしても1,000人規模だと1,000万、そうすると中ホールだとその半分ぐらいという考え方でいいのでしょうかね、そこはお任せしますけれども。とにかく、せっかく音楽設備をつくって、多分大崎市、買うと、あと買わないですよね、ピアノは。買わないです。ですので、後悔しないようにしていただきたい。 なぜこれを言いますかというと、今、市民の篤志家の方々から学校の音楽設備の中でいろいろ篤志の寄附をいただいて、整備をしました。やっとそれに合わさって音楽のレベルが上がってきたというのですから、逆に大崎市も、篤志家の寄附を当てにするのも大事なのですけれども、私たちでもこれだけの用意をしますのでどうぞ安心して発表してくださいと、負けないぐらいの気持ちはせめて示してほしいと思うのです。ここで100万、200万けちらないほうがいいと思います。あと20年買いませんから、間違いなく。そこは頭に入れていてください。 音楽の器械は高ければ間違いなくいいですから、高くてもだめというのではないです。バイオリンとか、そういうのは別ですよ、バイオリンは1億でも2億でもという話になりますけれども。今市販されている金額は、グレードが高いということはそれだけの音色も追求されて一致していますので、そこはぜひ頑張っていただいて、ぜひ教育長に頑張っていただいて、やっていただきたいと。 1つだけ不安があるのです。それは、時間がないので端的に言います、コンサートピアノを運びました、あそこたしかステージをつくるかと思うのですけれども、ピアノをステージに上げられるのかなとちょっと疑問に思っていたのです。 ピアノというのはただ引っ張るわけではないですから、ピアノの足というのはただ立つだけの台であって、移動するためのキャスターでありませんから、当然リフトアップして運んでいくのですが、それをステージに上げるとなると、片手で、よいしょと持てる大きさではないので、当然そこにスロープだったりエレベーターだったりと必要だと思うのですけれども、今まで拝見した図面の中にはそういうのが全然なかったような気がします。ピアノをしまう収納庫は見ました、ステージもあります、そこをどうやって運ぶかというの、いまだにちょっと私、理解できないのですけれども、そこは説明できますか。 ○議長(門間忠君) 田口図書館長。 ◎教育委員会教育部図書館長兼新図書館準備室長(田口新一君) 説明不足で大変申しわけございませんでした。 今回、多目的ホールにはパレットおおさきの多目的エリアと同じように、自動昇降の舞台装置を設置するということで現在工事を進めております。 ○議長(門間忠君) 木村和彦議員。 ◆9番(木村和彦君) わかりました。 そこまで知りませんでした。それだけ聞けば結構でございます。終わります。 ○議長(門間忠君) 次に進みます。 5番佐藤弘樹議員。 ◆5番(佐藤弘樹君) 最後のバッター、佐藤でございます。 大体、この前段の質疑のほうで解明してはきたのですが、たまたま私の質疑項目が聞いていない部分が多くて、端的に、順次質疑させていただきたいなと思ってございますので、よろしくお願い申し上げます。 私の場合、まず議案番号の57号から伺わせていただきます。平成28年度大崎市病院事業会計補正予算でございます。 特に今回、病院の額も大きいのですが、人事給与、庶務事務システム更新事業ということで2億4,540万円ほどの計上となってございますが、まずこの内容はいかがでしょうか。 ○議長(門間忠君) 中川情報管理課長。 ◎病院経営管理部情報管理課長情報セキュリティ対策室長市民病院学術研究部学術研究室長診療情報管理部診療情報管理室長(中川道之君) お答えいたします。 まずは、今回更新の対象となっておりますのは人事管理及び給与計算処理を担う人事給与システムと勤怠管理を担う庶務事務システムでございます。具体的には、庶務事務システムでは出退勤や時間外勤務の申請など、各職員からの申請届け出から決済までの管理を行い、人事給与システムでは庶務事務システムで管理するデータを反映した上で毎月の給与支払いデータの作成を行います。これら両システムをより充実した機能を備える新たなシステムに更新することによりまして、職員の利便性の向上や業務効率化を図るものでございます。 以上でございます。 ○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。
    ◆5番(佐藤弘樹君) 平成26年4月に新市民病院ということでオープンしてございますけれども、このときにもかなりシステムのいろいろな、トラブルとは言いませんけれども、皆さん習熟するのに時間がかかっているはずなのです。この一点一点、ここでは時間がないので言いませんけれども、そういったところで全面的に更新を、2億円以上かけましてされるのでしょうが、いわゆるわかりやすいシステムになっていて使いやすいような内容になっているのかどうか。そしてあと、現在のシステムと比べてどういう利便性があるのかどうか、いかがでしょうか。 ○議長(門間忠君) 中川情報管理課長。 ◎病院経営管理部情報管理課長情報セキュリティ対策室長市民病院学術研究部学術研究室長診療情報管理部診療情報管理室長(中川道之君) お答えいたします。 現行の人事給与システムにおきましては、議員御指摘のとおり、例えば一部手当等を表計算ソフトなどで別途管理を行っているなど、そのデータについては職員がシステムに入力するなどの手間が発生しているなどの状況がございます。こうした問題を解消するため、データを一元的に管理できるシステムに更新することによりまして、例月の給与支払い業務の効率化、省力化とともに担当職員の事務負担の軽減、ひいては職員の時間外勤務、過重労働の解消を図られるものと考えております。 また、庶務事務システムにおけます勤怠情報の入力方法が複雑であることから、この点につきましても、簡易な操作性とわかりやすい画面構成をあわせ持つシステムに更新することによりまして、利用する職員の利便性が向上する効果が期待できるものと考えております。 以上でございます。 ○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。 ◆5番(佐藤弘樹君) 大体はわかったのですが、平成28年度から平成34年度までということで結構長い時間の整備になっているわけなのですが、電子カルテではなくて、いわゆる給与システムですとか、そういう事務システム、こういったものが更新になるということなのですが、これ、病院経営管理の観点から、私もこちらのほうもいろいろ自分でも調べてみたのですが、この市民病院本院というのは、2億4,000万ほどの補正というのは割と適切な補正予算というふうになっているのでしょうか。いかがでしょうか。 ○議長(門間忠君) 中川情報管理課長。 ◎病院経営管理部情報管理課長情報セキュリティ対策室長市民病院学術研究部学術研究室長診療情報管理部診療情報管理室長(中川道之君) 確かに、議員御指摘ありましたとおり、今回の債務負担の金額につきましてはかなり金額も高目になっているかと考えております。ただ今回、数者からの見積もりをとりましたところ、その中でも業者によってばらつきは確かにございました。その中で最も高い金額を限度額として設定したものでございます。今後、公募型プロポーザルにより選定されます優先交渉権者と詳細な仕様を詰めた上で契約金額を決定していけるものと考えております。 確かに、金額も非常に重要な要素ではございますけれども、職員の時間外勤務の縮減等によります職員の労働環境の改善がいかに図れるかとかといったことですとか、非常に重要なことと捉えておりますことから、金額のみではなく、多方面からの検討を加えてシステム更新を行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。 ◆5番(佐藤弘樹君) きっちりとした丁寧な御答弁、まことに感謝申し上げます。 病院事業、そういったところでいろいろ、効率化とか、いろいろな合理化とかを図りながら、そこで少し余った時間とは言いませんけれども、そういうところ、いろいろな大所高所の経営の問題です、1病院3分院1診療所等々含めまして、医師派遣ですとか、あるいは看護師、保健師さんの問題ですとか、そういった部分に少しでも時間を充てていただきたいなと。 もちろん、職員の待遇の問題の一環としてのこのシステムの更新というのは私も了解をするところでございますが、部長さん、いかがですか。その病院の経営のあり方、今後とも全体を通じまして市民に奉仕するべき自治体病院として頑張っていくというふうな気持ち、いかがでしょうか。 ○議長(門間忠君) 千葉病院経営管理部長。 ◎病院経営管理部長(千葉博昭君) 今回は人事給与システムの更新ということで提案をさせていただきました。具体的に担当する部署は人事厚生課ということで、その給与だけではなくて医師、看護師、専門職等の人事にも携わる人事課ということでございますので、省力化、効率化を図ることによって余裕を持ったその時間、人員については、病院の健全経営、あるいはその人的な働きやすい職場づくりということの人事体制づくりということで、そちらのほうにも傾注していけるのかなと思ってございます。 ○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。 ◆5番(佐藤弘樹君) それでは、次に移ります。 続きまして、繰越明許費でございます。 前段の質疑のほうで総合支所対応経費ということで、田尻地域だったでしょうか、円形庁舎の映像記録ということだったのですが、もう一度よろしいですか。 ○議長(門間忠君) 千葉田尻総合支所長。 ◎田尻総合支所長(千葉嘉一君) 繰越明許費でお願いしましたのは、田尻総合支所の現庁舎、円形庁舎の記録、並びに地域の四季の映像の撮影についての予算でございます。 どうしても加護坊山の桜、4月下旬に満開となりますが、それまでに契約が至らないということで、今回28年度予算を繰り越しさせていただくものでございます。 ○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。 ◆5番(佐藤弘樹君) 総合支所対応経費という性質等々もあるかと思うのです。消耗品費ですとか、あるいは備品費ですとか、そういった地域課題に対してこれは必要だという残っていくべきもの、現在どうしても市民活動や生活といいましょうか、地域のために資するものという部分なのかなと私は思ってございましたけれども。 今、たまたま田尻のほうはそういった繰越明許ということになってしまったのですが、もちろんそれは了解です。桜4月ですから、なかなか3月には咲かないということですから、4月以降ということで了解するものなのですが、例えばそうしますと、岩出山なんかも桜まつりとか聞きますので、岩出山などはそういった対応経費どうなっているのか、ちょっと私も気になる部分ではあったのですが、ちょっと関連でいかがでしょうか。 ○議長(門間忠君) 道塚岩出山総合支所長。 ◎岩出山総合支所長(道塚信市君) 御指名をいただきました。 28年度の総合支所対応経費につきましては、竹細工のほうに特化させていただいて組ませていただいております。私、地元に着任をいたしまして、いろいろな状況を振り返ってみたときに、竹細工の状況に危機感を抱きました。1つは、指導者があと4年で退職を迎えるという年にもありました。それから、旧態依然の、やり方が変わっていないということから、従事者が高齢化で少なくなってきて、このまま右肩下がりに従事者が少なくなってくれば、県の工芸品たる竹細工が消えてしまうのではないだろうかという危機感を持ったところでありました。 そんなところで、平成28年度は竹細工を救出するためのマニュアルづくりであったり、映像の部分を対応経費でやらせていただいておったところでございます。これは28年度にそういった形で基礎的なことをやらせていただいて、29年度につきましてはこれを発展させるためのグランドデザインを起こしまして、5年間のアクションプランを29年度にはつくっていきたいなというふうに思ってございました。それで、竹工芸品の道筋を示していきたいなということで考えて、29年度に計画をさせていただいております。願わくば岩出山の竹細工が大崎市の竹細工として発展していければなというふうに願いを込めてやっておりますので、議員各位の御指導方、御鞭撻方、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。 ◆5番(佐藤弘樹君) ちょっと参考、関連がてら伺った割には、かなり内容がすばらしい内容でございまして、いろいろ、竹細工の紹介をいただいたのですが、というような総合支所の対応経費の使い方、あり方の問題等々ございます、300万円になってございますけれども、地域の課題、これは年々変わるものです。今必要だというものも変わってくるところがございます。どうしても手当をする部分に関しては総合支所対応経費だけではなくて、そこに一般財源ですとか、場合によってはそこの部分にスポットを当てまして、端的にその地域の特性といいましょうか、個性を伸ばしていくと、尊重していくということも大事だなと思うのですが、その点、総務部長いかがでしょうか。 ○議長(門間忠君) 伊藤総務部長。 ◎総務部長(伊藤晋君) 御指名をいただきまして、大変幸せに思っております。 総合支所対応経費でございますが、たしか26年度、私も財政にかかわっていたときに300万という予算にしたというふうに記憶いたしてございますけれども、そのときにもいろいろな議論いただきました。本庁予算との区別をどのようにするのかとか、本当にその金額でいいのか、内容はどういうものがふさわしいのだろうかというような、この議場でもいろいろな議論をいただいた中で、現在の形の総合支所対応経費ということで御理解いただきながら、市民の方々にも御理解いただき、現在事業が進められているというふうに認識いたしてございます。 この予算につきましては、各支所においてもその年度何をするかということについてはしっかりと市民の方々と議論をいただいておりますし、その計上については支所のほうでも本当に大変な苦労があるというふうに認識いたしてございます。ただ、地域、今、議員のほうからもお話ございましたように、地域にとっては大変重要な予算でございますので、今後もこのような形でしっかりと事業の執行に努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。 ◆5番(佐藤弘樹君) 次に移ります。 繰越明許費、観光施設整備事業でございますが、まずこの内容、いかがでしょうか。 ○議長(門間忠君) 高橋鳴子総合支所地域振興課長。 ◎鳴子総合支所副総合支所長兼地域振興課長(高橋幸利君) 観光施設整備事業の繰越明許費でございますけれども、これにつきましてはJR東日本の「四季島」が陸羽東線のほうに運行してくると、それに伴いまして、JRのほうで鳴子温泉駅の改札部分ですとか、JRで管理している部分の内装工事を行うということでございます。それに合わせまして、大崎市で管理している部分、これにつきましても内装等の修繕を行うものでございます。 「四季島」の最初の運行が8月17日に予定されておりますけれども、できればこちらとしましてはゴールデンウイーク前には内装の工事のほうを完了させたいというふうに考えております。 ○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。 ◆5番(佐藤弘樹君) 「TRAIN SUITE四季島」ということで、大変な期待を持って迎えなくてはいけないというところがあるのですが、おもてなしの精神ですよね、観光交流課長がいらっしゃいますけれども、そういった部分を忘れずに、やはり一個一個来るチャンスを決して逃さないというところが大事なので、プラス、そこに対して、地域の方とか、地域を超えて皆さんが集まりますよね、話しますよね、あるいは会議しますよね、この人脈とか経験を生かして、少しでも多く、鳴子温泉を初めとしまして、大崎市の観光行政のほうに頑張っていただきたいなと思ってございます。 次に移ります。 債務負担行為でございますが、まずは1つ飛ばしまして、起業応援体制構築業務委託という部分なのですが、これはいかがでしょうか。 ○議長(門間忠君) 熊谷産業政策課長。 ◎産業経済部産業政策課長兼新産業・グリーンエネルギー推進室長兼世界農業遺産推進室長(熊谷裕樹君) 起業応援体制構築業務につきましては、コワーキングスペースのalataの運営経費ということでございまして、創業相談を中心にいたしまして、共有オフィス、会議室の創業準備スペースの提供と、創業者同士の交流イベントなどの開催を実施するものでございますが、これにつきましては、相談窓口及び事務スペースにつきまして、3月に引き続きまして新年度当初から創業者支援を切れ目なく実施したいという考えからの債務負担でございます。 ○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。 ◆5番(佐藤弘樹君) 了解いたしました。 次に移ります。 湯治文化ビジネス創造事業委託というところでございますが、この点いかがでしょうか。 ○議長(門間忠君) 岡本観光交流課長。 ◎産業経済部観光交流課長兼温泉観光推進室長(岡本洋子君) 湯治文化ビジネス創造事業の内容については、平成27年度から30年までの継続事業ということで、鳴子温泉の地域活性化を図るべく、地方創生関連の交付金を活用して各事業を行っているものでございます。平成28年度におきましては、それらが事業として持続性を持つための手法等について検証を実施してまいりましたが、29年度におきましては、それらの実績データをもとに、自立した事業化に向けて経営内容の再検討や改善を行いながら、より評価されるものにつなげていければいいかなというふうに思っております。また、それぞれの取り組みを連携した中で、観光商品開発と、観光公社とタイアップした商品販売等にもつなげてまいりたいというふうに思っております。 また今回、実証から実運営の感触も得られたということから、平成29年度は情報発信の強化も図りながら、利用者の増加につなげてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。 ◆5番(佐藤弘樹君) 了解しました。 今、私が質疑しましたこの2つありますね、起業応援体制構築業務委託、また湯治文化ビジネス総合事業委託、こういった委託といいましょうか、事業に関しましては、単なる債務負担行為ということで任せましたのでその期間頼むということではなくて、やはり常に考えながら、課題があって、成功があって、またそのフィードバックがあってというふうに動いていかないとそれが反映ができない。あと、もちろんものによっては3年間、あるいは2年間、1年、複数年度に及んでいますけれども、何か得るものがあった場合に、また違った事業なのか、拡充すべきなのかというような問題が出てくると思うのです。ただ2年間、3年間という時間を消費するわけではなくて、やはり市が主となって、一体になって、大変忙しいのは存じていますけれども、もちろん現地のほうに行かれているのも存じていますが、打ち合わせをしながら、双方一緒に課題とか、今後の議会等々を考えていくという部分が大事なのかなと思ってございます。 その湯治文化のほうで、さとのわってありましたね。こちらも3月からは毎週土日、何か営業するような話も聞いてございますので、かなり着実に、鳴子温泉に来るファンですよね、そういった方々をふやされているということもありますし、キッチンなの花も好評だというのも聞いていますので、鳴子もいろいろな、地域おこし協力隊もあれば、そういった湯治文化のこういった事業もあって、いろいろな方に来ていただいてというところで、鳴子そして大崎市を知っていただくという部分につながっていただきたいなと思ってございます。 続きまして、おおさき移住地検索システム活用事業委託でございます。 これも本当は実はすばらしい事業なはずなのですね。余りこれ、事業を聞かないのですよね。一体どういうふうな現在状況になっているのか、運営されているのか、その点いかがでしょうか。 ○議長(門間忠君) 赤間政策課長。 ◎市民協働推進部政策課長兼震災復興推進室長兼元気戦略推進室長兼10周年事業推進室長(赤間幸人君) この移住地検索システムにつきましては、大崎市に移住を希望する方々が大崎市のウエブサイトから入っていただきまして、QアンドA方式であったり、あるいは自分の趣味を入力することによって、大崎市、大変広い地域となっておりますので、例えばあなたの条件に合うのは鹿島台地域ですよとか、あるいは鳴子地域ですよという、その地域までお示しするようなシステムということになってございます。 ただ、いかんせん不動産情報がまだ充実しておりませんで、その辺は今後の検討課題ということに思っておりますが、28年度からはさらにこの移住地検索システム、最後まで行ってもらいますと、移住支援センターのほうのホームページのほうに、ポップアップが出まして、つながるような仕組みもとっております。したがいまして、移住の情報提供機会を逃さないようなつくりにしておりますので、今後ともそういった機能を深めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。 ◆5番(佐藤弘樹君) 確かに、そのQアンドA方式はわかるのですけれども、イメージがいいということを多分PRしたい部分でまだ進めているのでしょうね。やっぱり、これから見る方は、具体的には物件情報ですとか、あるいは場所、位置等々、生活、暮らし、環境というのを気にされるものですから、そういった部分の情報をふやしていただいて、もっともっとこの大崎市という部分の住みやすさ、暮らしやすさ、定住の、あるいはIターン、Jターンのしやすさということを伝えてほしいなと思ってございます。 次へ移ります。 1個飛ばしまして、産業創造推進事業委託でございますが、こちらのほうの内容はいかがでしょうか。 ○議長(門間忠君) 熊谷産業政策課長。 ◎産業経済部産業政策課長兼新産業・グリーンエネルギー推進室長兼世界農業遺産推進室長(熊谷裕樹君) この産業創造推進業務につきましては、MSOのコーディネーターと連携を図りまして、企業間の連携、それから産学官連携、農商工連携等、多様な連携による内発型の産業創造を目指しているという状況でございまして、地域経済を活性するためにこのコーディネーターの力をかりまして支援業務を行っておるということで、あわせて技術相談、それからマッチング支援、こういったものも充実を図っているというところでございます。 ○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。 ◆5番(佐藤弘樹君) 私は昨年、何回かセミナーとか事例紹介、発表会ですか、拝見させてもらったのですが、かなりコーディネーターの方々も頑張っていらっしゃいますね。来た方に対して窓口相談体制という部分で、皆さん方からは好評の部分であったりですとか、もっと教えてほしいという声もあったりですとか、いろいろと、現在、課のほうとしても進めているところもあるかと思いますので、今後とも充実させていただきたいなと思ってございます。 時間の都合もありますから次に行きますが、こういった債務負担行為なのですけれども、やっぱりこの支出負担行為という確認、そういったところ等は審査をどういうふうな観点から、会計管理者、されているのか。いかがでしょうか。 ○議長(門間忠君) 会計管理者。 ◎会計管理者兼会計課長事務取扱(鎌田孝博君) お答えいたします。 今回の補正、一般会計、特別会計合わせまして360億ほどの増額補正になっていますけれども、補正後の金額が合わせると1,000億円超ということで、それらの執行の最後、いわゆる、ただいま議員がおっしゃいました支出負担あるいは支出命令等々、そういったものの確認については当会計課が行っているところでございます。 それで、支出負担行為から支出命令、そういった流れには2つがありまして、通常であれば契約等に基づいて最終支出負担行為を行うと。あと、その結果として請求書等々が送られてくれば、それに基づいて支出命令を作成するというような流れが1つ。あとそれから、給与とかの人件費、あるいは光熱水費等々の公共料金、そういったものについては支出負担行為と支出命令を同時に行うという形の2つの流れがありまして、いずれにしましてもそれぞれ実際の支払いであります支出命令書がそれぞれ会計管理者のほうに送られてくるところでございます。 こうした支出命令書の確認、チェックというか審査についてなのですけれども、会計課の各職員が日々行っているところでございまして、これらの確認作業については、いわゆる法令等々できちんと規定がなされているところでございます。例えば、地方自治法におきましては関係法令または予算に反していないかどうかとか、支出負担行為に係る債務が確定しているかどうかというようなことがうたわれております。また、本市の会計規則におきましても、所属年度、支出科目、支出金額、債権者名、こういったものが誤りがないかどうかをチェックするというようなこと、さらには請求書や、あるいは契約書等で使われている印鑑、そういったものが正しいか誤りがあるか、そういったもの、さらには支出の内容がそういう法令等々に違反していないかどうかと、あと最後、支出に当たってのそういった関係書類等々がきちんと添付なされているかと、そういった一つ一つの項目についてきちんと審査等々を行いまして、適正な会計事務処理を日々、当課職員は行っているところでございます。 そういった件数が、前にもお話ししましたように、本当に年間15万から16万件という、1日当たりにすると600件近く、そういったものを日々、真摯にこつこつと、そういった地道な作業を職員は行っているところでございまして、その結果として、これまでそれなりの決算を皆様に示してきたところでございます。 以上です。 ○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。 ◆5番(佐藤弘樹君) 日ごろは途中でとめる可能性もあります私も、きょうはじっくりと、せっかくですから会計課の職掌全てを聞かせていただいたのですが、適切、適正に仕事をされているなと思いましたので、次に移らさせてもらいます。ありがとうございます。 10款5項2目、公民館施設改修でございますが、こちらのほうも、まずはこの内容、いかがでしょうか。伺っておきます。 ○議長(門間忠君) 藤本教育部参事。 ◎教育委員会教育部参事兼古川支局長事務取扱兼中央公民館長事務取扱兼公民館地域運営推進室長事務取扱大崎市民会館長事務取扱(藤本重吉君) この公民館の施設改修の減額については、古川東大崎地区公民館の耐震補強工事が請け差がありまして、442万6,000円の減額となったものです。 ○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。 ◆5番(佐藤弘樹君) 今の内容は了解したのですが、いわゆる公民館です、私は先だって伺いましたが、中央公民館、工事やっていましたよね。必ずどこかの公民館が工事やっているような状況です。その公民館、中央公民館、基幹公民館、地区公民館と、公民館いっぱいございますが、その設備、あるいは整備改修、大変大事だなと思ってございます。もちろん金額もかさみます、でも必要ではありますね。 今後、その中央公民館、一部出てございますけれども、公民館としてのあり方、どの程度まで現在、現況、進められているのでしょうか。その話し合われている内容等々ございましたならば伺いたいと思います。 ○議長(門間忠君) 藤本教育部参事。 ◎教育委員会教育部参事兼古川支局長事務取扱兼中央公民館長事務取扱兼公民館地域運営推進室長事務取扱大崎市民会館長事務取扱(藤本重吉君) 公民館のあり方につきましては、今、議員おっしゃるとおり、中央公民館、基幹公民館、地区公民館とございますが、それぞれのいろいろな問題がございます。それに対しましてただいま指針をつくっておりまして、今現在ある指針が23年1月につくられたものですので、これを改定して今後の公民館の運営のあり方について対応していきたいと思っております。 ○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。 ◆5番(佐藤弘樹君) 地震等々もございましたので、ちょっと順番が変わってしまったりですとか、今までの中でも随分改修とか修繕をやってきたかと思うのです。ただ、大崎市の場合はこれからやっぱり公民館活動というのがもちろん市民協働という部分では大変大事な役割を果たすと思いますし、たまたま私は鹿島台在住ですけれども、基幹公民館のあり方ということも今後は随分課題として残ってきますので、その部分を今後とも継続してあり方を詰めていただきたいなと思ってございます。 次に移ります。 9款1項1目、防災行政無線整備でございます。 まず、これの減額理由を教えてください。 ○議長(門間忠君) 茂和泉防災安全課長。 ◎市民協働推進部防災安全課長兼放射能対策室長(茂和泉浩昭君) 御存じのとおり、この事業につきましては4カ年計画で進めてまいりました。この間、平成26年9月の第1回変更契約、さらには昨年の第1回臨時議会で第2回目の変更契約をお認めいただき、総額21億2,145万7,946円の事業費となっているところでございます。 平成28年度予算につきましては、この第2回目の変更契約を見越した予算立てとなってございます。契約業者からの参考見積もりをもとに積算計上し、お認めをいただいていたところでございますが、この後、第2回の変更契約に向けて仕様書の中身を精査して、受注業者と細かく交渉を行ったところでございました。その結果、28年度当初予算編成時における見積もりの工事費を圧縮して契約したものでございます。平成28年度当初予算におきましては4億4,943万3,000円を計上したところでございますけれども、契約額は4億65万7,946円となりまして、さらにこれに本庁舎、松山、鹿島台、田尻の各総合支所、加えまして消防本部それぞれのアナログの旧設備の撤去費用414万3,920円を差し引きまして、4,463万1,134円について今般、減額補正計上するものでございます。 ○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。 ◆5番(佐藤弘樹君) 内容は了解しました。 この3月にいよいよ、鹿島台や、あるいは田尻や松山の戸別受信機ですね、整備も大体ほぼ終わったというふうな状況になってございまして、私は来られた業者の方とちょっと話をさせてもらったのですが、かなり、昨年9月だったでしょうか、この数、数千台終わるのかということで、大変多くのチームが毎日汗をかきかき、伺う家庭の方と連絡調整をし、一軒一軒丁寧に工事をしておったと。ただし、どうしても難聴地域とか、こういった部分ありますので、単なるデジタル式の戸別受信機を置くだけではなくて、どうしても屋内にアンテナを建てる、あるいは屋外にアンテナを建てるケースもありましたというふうなことだったのですが、その点の整備状況とか調整とかという連絡も頂戴しているかと思うのです。これは鹿島台総合支所になるのですか、頂戴しているのかと思ってございますが、その点、そういった連絡とか調整とか今まであったかどうか、いかがでしょうか。 ○議長(門間忠君) 林鹿島台総合支所長。 ◎鹿島台総合支所長(林啓一君) 私も御指名いただきましてありがとうございます。 戸別受信機の設置は、今現在、設置期間中でございますので、設置のときには聞こえたのですが、その後に聞こえなくなったとかという場合には、防災安全課のほうに連絡して対応をしていただいております。4月以降には防災安全課のほうから機器の細かな使い方等を聞きまして、今後は鹿島台総合支所で、機器のふぐあいにつきましての調整はこちらのほうでやっていきたいなというふうに思っております。今後も地域の皆様と寄り添いながら、敏速、迅速な対応をしていきたいというふうに思います。 ○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。 ◆5番(佐藤弘樹君) 鹿島台は市長からも大変御理解頂戴して、補正、修正しまして、全戸に配備と、大変本当にありがとうございました。おかげさまで皆様方の安全・安心につながっていまして、はっきりと聞こえていますので、評判もいいですし、また持ち運んで、何か災害時、有事の際には連帯、連携できますので本当にありがたいなと皆さんのお声がありましたので、紹介させてもらいます。 なおかつ、田尻地域ですとか、私も聞きますと、松山地域において工事をしてきたのだということがございまして、松山はちょっとびっくりしたのですが、松山地域でも難聴地区というのがあるようなのですね。実際に戸別受信機が入っていらっしゃるというところもあるのですが、そういった地区は何件ぐらい、できれば松山総合支所長から拝聴したいなと思ったのですが、そういった地区はあるのかどうかとか、その辺の状況はいかがでしょうかね。 ○議長(門間忠君) 山口松山総合支所長。 ◎松山総合支所長(山口研二君) 私も御指名いただきましてありがとうございます。 実は、きのうの夜、弘樹議員さんとお会いしたときには違う話をいただいていたところなのですが、直球投げるからと言っていて変化球が来たなと思っております。 お尋ねの点でございますけれども、難聴地域、下伊場野の太夫沢という部分にありまして、そこの世帯には戸別受信機が入ってございます。そのほかはございません。私の理解ではそうですけれども、念のため防災安全課のほうにお尋ねいただければと思います。 ○議長(門間忠君) 茂和泉防災安全課長。 ◎市民協働推進部防災安全課長兼放射能対策室長(茂和泉浩昭君) 今、総合支所長のお話ししたとおりでございます。 実は現在、鹿島台地域の全世帯、それとあわせまして松山、田尻の難聴世帯も整備をしているところでございます。松山は21世帯ということでございます。それから、田尻については278ということで、それぞれ順調に進めてございまして、その他の地域につきましても、難聴世帯につきまして、今後、3月末を目指して、急ピッチで作業を進めているという状況でございます。 ○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。 ◆5番(佐藤弘樹君) ありがとうございます。 その業者の方からも結構詳しいお話を伺わせてもらったのですが、やはり各地域のほうでも難聴地区ってありますけれども、これが、そのときには聞こえているのですが、また3月、4月と、いろいろ天候等々によっても聞こえにくい等々がありましたならば、総合支所や防災安全課のほうに連絡をいただければ調整しますというようなことでございましたので、4月以降、もし修繕とか点検とか、何かありましたならば、そういった部分の対応も連携をしてやっていただきたいなということを申し上げまして、次に移りたいと思います。 私からも2款1項26目放射能対策費でございます。 減容化の内容ですとか、その部分に関しましては大体わかったのですが、私も、いわゆる4反歩です、その4反歩という部分の、どこかの地域、地区の一部の4反歩でのそういったものなのか、それともそういった環境要因とかありますので、例えば南部か北部か、東部かというか、そういういろいろな地区等々でも今後やってみるような方針なのか、1カ所でまずやってみる、その後どうするか、その点、もう一回お聞かせいただきたいのですが、いかがでしょうか。 ○議長(門間忠君) 千葉農林振興課長。 ◎産業経済部農林振興課長(千葉秀基君) これについては、場所についてはまだ決定をしておりません。 それで、前にも若干答弁を申し上げましたが、今考えているところについては、牧草を管理している箇所に埋設をしたいというふうに考えておりますので、その部分の、今回すき込みの方法等も含めて実証試験をしたいというふうに考えておりまして、その後については、その結果を見て、場所の選定なりも含めまして、拡大等についても今後検討してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。 ◆5番(佐藤弘樹君) これは繰り返しますから、私もこれ以上質疑はしませんけれども、しっかりとその辺は考えながらまずはやっていただきたいなと思ってございます。 次に移ります。 2款1項9目のふるさと納税推進の部分です。 こちらも、まず内容と、私の質疑で職員体制と書かせてもらっていますけれども、かなりの額が最近補正等々でも上がっていくようになってきましたけれども、その内容と職員体制につきまして、まずは伺わせてください。 ○議長(門間忠君) 赤間政策課長。 ◎市民協働推進部政策課長兼震災復興推進室長兼元気戦略推進室長兼10周年事業推進室長(赤間幸人君) 今回の補正につきましては、平成28年度、今年度の最終的なふるさと納税の見込み額、これを2億8,000万とさせていただきました。12月の補正の段階では、27年度同様に1億9,000万、2億弱で見込んでおったのですが、昨年12月の一月だけで1億6,000万ほど入りまして、大きく修正をさせていただいたところでございます。 また、それについての職員体制でございますが、実は専属の職員というのはおりませんで、行革担当の職員、課長補佐含めて3名いますが、この3名が兼務ということでやっております。ただ、どうしても12月、さらには1月という繁忙期では政策課の職員を全部導入しても間に合わないものですから、市民協働推進部の職員の方のお手伝いも頂戴して、何とか対応しているという状況でございます。 ○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。 ◆5番(佐藤弘樹君) 大変だったろうと思います。その返礼品の発送作業ですとかも、あるいはその事務的なことなんかもありますので、もちろん間違ってはいけませんし、ダブルチェックするのでしょうから、もちろんお金があるものですから、そういった意味で大変だったろうと思います。 職員体制、聞きましたけれども、政策課のほうでも頑張られたということで、無事にその大変な時期は乗り切ったのだろうと思うのですが、そこで先般、この議会のほうでも、私、一部、何とか産、何とか産ということでお話を伺ったところがあるのです。私の認識としましては、政策課とみやぎ大崎観光公社のほうで取り扱う品目等々を事前にきちんと打ち合わせをされて確認する、その上で例えば産直の農産物ですとか、あるいは大崎市の事業者の方々が目玉としているような商品ですとか、こういったものを返礼品にしているのだというような理解であったのですが、その点いかがでしょうか。 ○議長(門間忠君) 赤間政策課長。 ◎市民協働推進部政策課長兼震災復興推進室長兼元気戦略推進室長兼10周年事業推進室長(赤間幸人君) 大崎市の返礼品につきましては、大崎市の魅力を伝えたいという視点もありまして、市内で生産もしくは加工されたものが基準です。また、販売上の所在地が市内であるものというものもオーケーにしております。 ただ、ちょっと私も認識不足だったのですが、大変今好評の牛タンの商品があるのですが、これにつきましては国内品はほとんど何か流通がしていないというか、まれだということで、あるお一人の寄附者の方から、国産だと思ってお願いしたのだけれども国産ではなかったというクレームといいますか、御指摘を頂戴しまして、再度ほかの自治体の状況も確認しました。そうしたところ、やはりちょっと国内産のものはないみたいで、ある自治体はきちんと海外産ということも明記しておりましたので、大崎市においてもそういった誤解のないように、産地をきちんと示すようにいたしました。 したがって、今現在お申し込み頂戴している方につきましてはその辺の誤解はないものというふうに感じておりますし、またそういった地元の企業といいますか、事業者の方が一生懸命、自分たちの加工品が日本全国に行って、好評だということで、励みにもなっているということも聞きましたので、そういった部分でも効果はあるのかなというふうに考えているところでございます。 ○議長(門間忠君) 佐藤弘樹議員。 ◆5番(佐藤弘樹君) これは非常に大事な議論でございまして、いろいろな今、自治体間競争という話がありますけれども、私は全くそうは思わなくて、こういった制度はやっぱり賢く利用すべきだなと思っています。 今、大崎市も誇れるべき農産物や加工品というのはたくさんありますので、こういったものがあるのですから、自分のところで誇りを持ってつくっているものをぜひここで返礼品として出したいというのは当然の、希求する気持ちでございまして、あるいはまさしく第1次生産品、そういったものもきちんと売っていくのだ、例えばお米ですとかトマト、あるいは伝統工芸では鳴子漆器なんかも返礼品としてありますよね、何種類か、すばらしいと思いました。日本酒等々もありますので、そういった中に、例えば今お話あったような、地域のほうで事業者が、例えば牛タンですか、そういったものを目玉として売っていらっしゃる、たまたまこれが一番売れているという時期もあったのだというふうなことだと理解しているのですが、そういうことでよろしいですね。--今の答弁、うなずいていただきましたので大体わかったのですが。 そういった一方で、自分の地元の地域のものをがんがん売るというだけの発想ではなくて、実際にやられています事務局たる政策課、そしてあとはその出先となるのでしょうか、観光公社がありますが、そこできちっと一つ一つに対して、やはりお互いの相互理解をした上で、きちんと全部に対してわかりやすく明記してやると、寄附者に対して明記してやるというところも大事かなと思ってございますので、その点もあわせて私のほうからお話しをしておきたいなと思ってございます。 豪華なものとか商品券とか家電製品とかやっているような自治体があります、これは全く言語道断です。そういったものではなくて、大崎市の魅力があるものを伝える努力をし、それを観光行政にも生かしというふうに、皆さんがウイン・ウインになれればいいのになと思って質疑をさせてもらったところでございました。 たまたま本日は、伊藤総務部長ですとか、あるいは千葉病院経営管理部長、また鎌田会計管理者、山口松山総合支所長、林鹿島台総合支所長、道塚岩出山総合支所長、そして千葉農林振興課長、藤本中央公民館長に答弁をしていただいたのですけれども、先輩方の意思がこの後輩職員の皆様方にきちっと反映をして、最後の、多分あと2週間、3週間でしょうか、部分かと思うのですが、自分たちの部下とか、課の引き継ぎということで、今まで培ってきたものをきちんと届けて、今後のセカンドライフといいましょうか、次の人生の御発展に期待しながら、私の質疑を終わります。 ○議長(門間忠君) 以上で、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第45号から同第57号までの13カ件については、大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第45号から同第57号までの13カ件については、委員会の付託を省略することに決定をいたしました。 これから討論に入ります。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 討論がなければ採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 これから議案第45号から同第57号までの13カ件を一括して採決いたします。 各案は原案のとおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第45号から同第57号までの13カ件は原案のとおり決定をいたしました。--------------------------------------- △日程第3 市役所庁舎建設調査特別委員会の設置 ○議長(門間忠君) 日程第3、市役所庁舎建設調査特別委員会の設置を議題といたします。 お諮りいたします。 市役所庁舎建設調査特別委員会を別紙要綱案により設置することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、市役所庁舎建設調査特別委員会を別紙要綱案により設置することに決定をいたしました。---------------------------------------   市役所庁舎建設調査特別委員会設置要綱(案)1 設置  市役所本庁舎、田尻総合支所庁舎及び鳴子総合支所庁舎の建設について調査するため、「市役所庁舎建設調査特別委員会」を設置する。2 構成  委員の数は、11人とする。3 付議事件  市役所本庁舎、田尻総合支所庁舎及び鳴子総合支所庁舎建設に関する調査4 期間  調査が完了するまで継続し、閉会中も調査を行うことができるものとする。--------------------------------------- ○議長(門間忠君) お諮りいたします。 ただいま設置されました市役所庁舎建設調査特別委員会の委員の選任について、大崎市議会委員会条例第7条第1項の規定により指名をいたします。 4番氷室勝好議員、8番鎌内つぎ子議員、11番横山悦子議員、12番関武徳議員、14番只野直悦議員、15番相澤孝弘議員、18番後藤錦信議員、22番豊嶋正人議員、24番佐藤和好議員、25番大友文司議員、28番佐藤清隆議員、以上11人を市役所庁舎建設調査特別委員に指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました以上の方を市役所庁舎建設調査特別委員に選任することに決定をいたしました。 お諮りをいたします。 市役所庁舎建設調査特別委員会に要する予算は既決予算をもって進めることとし、後日、補正予算の措置を求めることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま申し上げましたとおり進めてまいります。 この際、暫時休憩し、市役所庁舎建設調査特別委員会の正副委員長の互選を行います。 委員会の開催をお願いいたします。 暫時休憩といたします。               -----------               午後2時38分 休憩               午後2時55分 再開               ----------- ○議長(門間忠君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ただいま休憩中に市役所庁舎建設調査特別委員会の正副委員長の互選を行いましたので、その結果を御報告いたします。 市役所庁舎建設調査特別委員長に12番関武徳議員、同副委員長に14番只野直悦議員が選出されましたので、御報告いたします。--------------------------------------- △日程第4 委員会の中間報告 ○議長(門間忠君) 日程第4、委員会の中間報告を議題といたします。 各常任委員会で調査中の事件については、大崎市議会会議規則第45条第2項の規定により、中間報告を行いたい旨の申し出がありますので、これを許します。 総務常任委員長、2番佐藤仁一議員。     〔2番 佐藤仁一君登壇〕 ◆2番(佐藤仁一君) 平成28年度において総務常任委員会が行いました特定の事件の調査の概要について、委員会を代表いたしまして御報告いたします。 本委員会における特定事件は、公共交通体系の整備推進について、教育行政と施設整備について、地方創生と広域連携について、安全・安心のまちづくりについて、行財政改革の推進について、高度情報化の推進について、市民協働と男女共同参画の推進について、環境・衛生全般について、所管事務に係る災害対応についての9項目であります。 本委員会は、平成28年6月7日、8月22日から8月24日まで、8月29日、9月7日、11月18日、11月24日、11月30日、平成29年2月2日、同じく2月3日にそれぞれの項目について調査をいたしました。 これらのうち、平成28年8月22日から8月24日までは、愛知県豊橋市、滋賀県米原市、京都府長岡京市、この3市を視察地として選定し、行政視察を実施してまいりました。 豊橋市においては公契約条例について、米原市においては廃校施設の利活用について、長岡京市については公共交通に係る施策及び条例について調査してまいりました。 調査の詳細につきましては、議場出席者の皆様にその報告書を配付しておりますので、詳細な報告は省略させていただきますのでお目通しいただきますようお願い申し上げます。 なお、これらの特定事件につきましては、今後も引き続き調査を行ってまいりたいと考えておりますので、以上の調査の概要を総務委員会を代表いたしまして委員長報告として報告いたす次第でございます。御理解を切にお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(門間忠君) 次に、民生常任委員長、11番横山悦子議員。     〔11番 横山悦子君登壇〕 ◆11番(横山悦子君) 平成28年度において民生常任委員会が行いました特定事件の調査の概要について、委員会を代表しまして御報告いたします。 本委員会における特定事件は、福祉行政について、少子化対策と児童福祉について、保健・医療行政について、国民健康保険事業の運営について、後期高齢者医療制度について、介護保険制度と高齢者保健福祉行政について、市民病院の経営について、所管事務に係る災害対応についての8項目であります。 本委員会は、平成28年6月6日、7月14日、8月9日、8月29日、10月25日から10月27日、11月30日、平成29年2月2日、2月3日にそれぞれの項目について調査いたしました。 これらのうち、平成28年10月25日から10月27日までは、東京都多摩市、神奈川県海老名市、東京都町田市、東京都東大和市を視察地として選定し、多摩市においてはかがやけ多摩市子ども・子育て・わくわくプランについて、海老名市においては病後児保育事業について、町田市においては福祉のまちづくり推進計画について、東大和市においては介護いきいき活動事業について調査してまいりました。 調査の詳細につきましては、議場でもその報告書を配付しておりますので、詳細な報告は省略させていただきます。 なお、これらの特定事件については、今後も引き続き調査を行ってまいりたいと考えております。 以上、調査の概要を申し上げ、委員長報告といたします。
    ○議長(門間忠君) 次に、産業常任委員長、26番佐藤勝議員。     〔26番 佐藤 勝君登壇〕 ◆26番(佐藤勝君) 平成28年度において産業常任委員会が行いました特定事件の調査の概要について、委員会を代表して御報告申し上げます。 本委員会における特定事件は、農林業・農山村の振興策について、商工業の振興と中心商店街の活性化策について、観光産業の振興策について、地場産業の育成と企業誘致の推進及び起業者への支援策について、雇用の安定と確保対策について、6次産業化の推進について、第三セクター事業について、再生可能エネルギーの推進について、原発事故対応について、所管事務に係る災害対応についての10項目であります。 本委員会は、平成28年6月8日、7月14日、8月23日、8月29日、9月5日、10月13日、10月26日から10月28日まで、11月28日、平成29年2月2日、2月9日にそれぞれの項目について調査いたしました。 これらのうち、平成28年10月26日から10月28日までは、宮崎県宮崎市、日向市、延岡市、大分県別府市を視察地として選定し、行政視察を実施してまいりました。 宮崎市においてはみやざきどれ農産物ブランド力アップ事業、6次化商品販路開拓事業について、日向市においては中心市街地空き店舗対策事業、バイオマスタウン構想について、延岡市においては6次産業化と農商工連携について、大分県別府市においては宿泊業における先進的な取り組みについて及びべっぷで飲んで食うぽん券発行事業、創業支援事業について調査してまいりました。 調査の詳細につきましては、議場でもその報告書を配付しておりますので、詳細な報告は省略させていただきます。 なお、これらの特定事件については、今後も引き続き調査を行ってまいりたいと考えております。 以上、調査の概要を申し上げ、委員長報告といたします。 ○議長(門間忠君) 次に、建設常任委員長、10番加藤善市議員。     〔10番 加藤善市君登壇〕 ◆10番(加藤善市君) 平成28年度において建設常任委員会が行いました特定事件の調査の概要について、委員会を代表しまして御報告いたします。 本委員会における特定事件は、道路整備計画と推進策について、道路の維持管理について、再開発と中心市街地活性化について、下水道事業の推進策について、地震・冠水等自然災害対策について、水道事業の経営について、公営住宅政策の推進について、除雪・融雪対策について、公共施設建設の新たな手法について、耐震診断関係について、所管事務に係る災害対応について、震災復興まちづくりについての12項目であります。 本委員会は、平成28年6月3日、7月8日、8月29日、10月25日から10月27日まで、11月16日、平成29年2月3日に、それぞれの項目について調査をいたしました。 これらのうち、平成28年10月25日から10月27日までは、愛知県小牧市、滋賀県彦根市、京都府福知山市を視察地選定し、行政視察を実施してまいりました。 小牧市においては庁舎建設事業について、彦根市については市街地再開発について、福知山市については豪雨災害復興状況についての調査をしてまいりました。 調査の詳細につきましては、議場でもその報告書を配付しておりますので、詳細な報告は省略させていただきます。 なお、これらの特定事件については、今後も引き続き調査を行ってまいりたいと考えております。 以上、調査の概要を申し上げ、委員長報告といたします。 ○議長(門間忠君) 以上で、各委員長の報告を終わります。 なお、皆様方に配付しております調査報告書につきましては、会議録に掲載することといたします。--------------------------------------- △閉会 ○議長(門間忠君) これをもって、本議会に付議された案件の審議は全部終了いたしました。 よって、平成29年第1回大崎市議会定例会を閉会といたします。               午後3時08分 閉会---------------------------------------地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 平成29年3月8日   議長       門間 忠   署名議員     佐藤仁一郎   署名議員     佐藤仁一...