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03月07日-04号

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  1. 大崎市議会 2017-03-07
    03月07日-04号


    取得元: 大崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-28
    平成29年 第1回定例会(2月)          平成29年第1回大崎市議会定例会会議録(第4号)1 会議日時      平成29年3月7日      午前10時20分開議~午後3時45分延会2 議事日程 第1 会議録署名議員指名   +議案第2号 平成29年度大崎市一般会計予算   │議案第3号 平成29年度大崎市市有林事業特別会計予算   │議案第4号 平成29年度大崎市奨学資金貸与事業特別会計予算   │議案第5号 平成29年度大崎市夜間急患センター事業特別会計予算   │議案第6号 平成29年度大崎市国民健康保険特別会計予算   │議案第7号 平成29年度大崎市後期高齢者医療特別会計予算   │議案第8号 平成29年度大崎市介護保険特別会計予算   │議案第9号 平成29年度大崎市下水道事業特別会計予算   │議案第10号 平成29年度大崎市農業集落排水事業特別会計予算   │議案第11号 平成29年度大崎市浄化槽事業特別会計予算   │議案第12号 平成29年度大崎市宅地造成事業特別会計予算   │議案第13号 平成29年度大崎市工業団地造成事業特別会計予算   │議案第14号 平成29年度大崎市水道事業会計予算   │議案第15号 平成29年度大崎市病院事業会計予算   │議案第16号 大崎市図書館条例   │議案第17号 大崎市個人情報保護条例及び大崎市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の規定に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例   │議案第18号 大崎市一般職の任期付職員の採用等に関する条例及び大崎市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例   │議案第19号 大崎市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例   │議案第20号 大崎市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例   │議案第21号 大崎市特別会計条例の一部を改正する条例 第2│議案第22号 大崎市市税条例等の一部を改正する条例   │議案第23号 大崎市都市計画税条例の一部を改正する条例   │議案第24号 大崎市手数料条例の一部を改正する条例   │議案第25号 大崎市オニコウベスキー場経営安定化資金貸付基金条例の一部を改正する条例   │議案第26号 大崎市立学校の設置に関する条例の一部を改正する条例   │議案第27号 大崎市松山B&G海洋センター条例の一部を改正する条例   │議案第28号 大崎市障害支援区分認定審査会の委員の定数を定める条例の一部を改正する条例   │議案第29号 大崎市介護保険条例の一部を改正する条例   │議案第30号 大崎市企業立地促進条例の一部を改正する条例   │議案第31号 大崎市松山御本丸公園条例の一部を改正する条例   │議案第32号 大崎市道路占用料条例の一部を改正する条例   │議案第33号 大崎市建築基準条例の一部を改正する条例   │議案第34号 大崎市駐車場条例の一部を改正する条例   │議案第35号 大崎市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例   │議案第36号 大崎市消防団条例の一部を改正する条例   │議案第37号 権利の放棄について   │議案第38号 市町の境界変更について   │議案第39号 境界変更に伴う財産処分の協議について   │議案第40号 訴えの提起(裁判上の和解を含む。)について   │議案第41号 訴えの提起(裁判上の和解を含む。)について   │議案第42号 大崎地域広域行政事務組合規約の変更について   +議案第43号 市道の路線の廃止及び認定について    (予算特別委員長報告、質疑、討論、表決) 第3 議案第58号 大崎市議会会議規則の一部を改正する規則    (説明、質疑、討論、表決) 第4 議案第59号 農業者に寄り添った自律的な農業・農協改革の推進を求める意見書    (説明、質疑、討論、表決) 第5 報告第4号 専決処分の報告について    (報告) 第6 議案第44号 教育委員会委員の任命について    (説明、質疑、表決)   +議案第45号 平成28年度大崎市一般会計補正予算   │議案第46号 平成28年度大崎市市有林事業特別会計補正予算   │議案第47号 平成28年度大崎市奨学資金貸与事業特別会計補正予算   │議案第48号 平成28年度大崎市夜間急患センター事業特別会計補正予算   │議案第49号 平成28年度大崎市国民健康保険特別会計補正予算   │議案第50号 平成28年度大崎市後期高齢者医療特別会計補正予算 第7|議案第51号 平成28年度大崎市介護保険特別会計補正予算   │議案第52号 平成28年度大崎市下水道事業特別会計補正予算   │議案第53号 平成28年度大崎市農業集落排水事業特別会計補正予算   │議案第54号 平成28年度大崎市浄化槽事業特別会計補正予算   │議案第55号 平成28年度大崎市岩出山簡易水道事業特別会計補正予算   │議案第56号 平成28年度大崎市水道事業会計補正予算   +議案第57号 平成28年度大崎市病院事業会計補正予算    (説明、質疑、討論、表決)3 本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員指名     +議案第2号 平成29年度大崎市一般会計予算     │議案第3号 平成29年度大崎市市有林事業特別会計予算     │議案第4号 平成29年度大崎市奨学資金貸与事業特別会計予算     │議案第5号 平成29年度大崎市夜間急患センター事業特別会計予算     │議案第6号 平成29年度大崎市国民健康保険特別会計予算     │議案第7号 平成29年度大崎市後期高齢者医療特別会計予算     │議案第8号 平成29年度大崎市介護保険特別会計予算     │議案第9号 平成29年度大崎市下水道事業特別会計予算     │議案第10号 平成29年度大崎市農業集落排水事業特別会計予算     │議案第11号 平成29年度大崎市浄化槽事業特別会計予算     │議案第12号 平成29年度大崎市宅地造成事業特別会計予算     │議案第13号 平成29年度大崎市工業団地造成事業特別会計予算     │議案第14号 平成29年度大崎市水道事業会計予算     │議案第15号 平成29年度大崎市病院事業会計予算     │議案第16号 大崎市図書館条例     │議案第17号 大崎市個人情報保護条例及び大崎市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の規定に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例     │議案第18号 大崎市一般職の任期付職員の採用等に関する条例及び大崎市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例     │議案第19号 大崎市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例     │議案第20号 大崎市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例 日程第2|議案第21号 大崎市特別会計条例の一部を改正する条例     │議案第22号 大崎市市税条例等の一部を改正する条例     │議案第23号 大崎市都市計画税条例の一部を改正する条例     │議案第24号 大崎市手数料条例の一部を改正する条例     │議案第25号 大崎市オニコウベスキー場経営安定化資金貸付基金条例の一部を改正する条例     │議案第26号 大崎市立学校の設置に関する条例の一部を改正する条例     │議案第27号 大崎市松山B&G海洋センター条例の一部を改正する条例     │議案第28号 大崎市障害支援区分認定審査会の委員の定数を定める条例の一部を改正する条例     │議案第29号 大崎市介護保険条例の一部を改正する条例     │議案第30号 大崎市企業立地促進条例の一部を改正する条例     │議案第31号 大崎市松山御本丸公園条例の一部を改正する条例     │議案第32号 大崎市道路占用料条例の一部を改正する条例     │議案第33号 大崎市建築基準条例の一部を改正する条例     │議案第34号 大崎市駐車場条例の一部を改正する条例     │議案第35号 大崎市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例     │議案第36号 大崎市消防団条例の一部を改正する条例     │議案第37号 権利の放棄について     │議案第38号 市町の境界変更について     │議案第39号 境界変更に伴う財産処分の協議について     │議案第40号 訴えの提起(裁判上の和解を含む。)について     │議案第41号 訴えの提起(裁判上の和解を含む。)について     │議案第42号 大崎地域広域行政事務組合規約の変更について     +議案第43号 市道の路線の廃止及び認定について      (予算特別委員長報告、質疑、討論、表決) 日程第3 議案第58号 大崎市議会会議規則の一部を改正する規則      (説明、質疑、討論、表決) 日程第4 議案第59号 農業者に寄り添った自律的な農業・農協改革の推進を求める意見書      (説明、質疑、討論、表決) 日程第5 報告第4号 専決処分の報告について      (報告) 日程第6 議案第44号 教育委員会委員の任命について      (説明、質疑、表決)     +議案第45号 平成28年度大崎市一般会計補正予算     │議案第46号 平成28年度大崎市市有林事業特別会計補正予算     │議案第47号 平成28年度大崎市奨学資金貸与事業特別会計補正予算     │議案第48号 平成28年度大崎市夜間急患センター事業特別会計補正予算     │議案第49号 平成28年度大崎市国民健康保険特別会計補正予算     │議案第50号 平成28年度大崎市後期高齢者医療特別会計補正予算 日程第7|議案第51号 平成28年度大崎市介護保険特別会計補正予算     │議案第52号 平成28年度大崎市下水道事業特別会計補正予算     │議案第53号 平成28年度大崎市農業集落排水事業特別会計補正予算     │議案第54号 平成28年度大崎市浄化槽事業特別会計補正予算     │議案第55号 平成28年度大崎市岩出山簡易水道事業特別会計補正予算     │議案第56号 平成28年度大崎市水道事業会計補正予算     +議案第57号 平成28年度大崎市病院事業会計補正予算      (説明、質疑、討論、表決)4 出席議員(29名)    1番  佐藤仁一郎君        2番  佐藤仁一君    4番  氷室勝好君         5番  佐藤弘樹君    6番  中鉢和三郎君        7番  相澤久義君    8番  鎌内つぎ子君        9番  木村和彦君   10番  加藤善市君        11番  横山悦子君   12番  関 武徳君        13番  遊佐辰雄君   14番  只野直悦君        15番  相澤孝弘君   16番  富田文志君        17番  山田和明君   18番  後藤錦信君        19番  氏家善男君   20番  山村康治君        21番  木内知子君   22番  豊嶋正人君        23番  青沼智雄君   24番  佐藤和好君        25番  大友文司君   26番  佐藤 勝君        27番  大山 巖君   28番  佐藤清隆君        29番  小沢和悦君   30番  門間 忠君5 欠席議員(1名)    3番  八木吉夫君6 説明員   市長      伊藤康志君     副市長     高橋英文君   副市長     小田原雄一君    病院事業管理者 阿部健雄君   病院事業副管理者          総務部長    伊藤 晋君           横山忠一君   総務部理事(財政担当)       総務部政策推進監兼   兼財政課長事務取扱         秘書広報課長事務取扱           佐々木雅一君            後藤 壽君   市民協働推進部長兼震災復興局長   産業経済部長  松ケ根典雄君           金森正彦君   建設部長    加藤栄典君     水道部長    中川 博君   病院経営管理部長          市民協働推進部危機管理監           千葉博昭君             佐藤光弘君   建設部参事兼建設課長事務取扱    病院経営管理部参事兼経営企画課長           伊東修市君     事務取扱    佐藤貞二君   松山総合支所長 山口研二君     三本木総合支所長                             大田良一君   鹿島台総合支所長          岩出山総合支所長           林 啓一君             道塚信市君   鳴子総合支所長 八木文孝君     田尻総合支所長 千葉嘉一君   総務部総務課長 遠藤睦夫君     総務部税務課長 佐々木睦夫君   市民協働推進部政策課長兼      市民協働推進部まちづくり推進課長   震災復興推進室長兼                 佐藤 基君   元気戦略推進室長兼   10周年事業推進室長           赤間幸人君   市民協働推進部防災安全課長兼    市民協働推進部環境保全課長兼   放射能対策室長 茂和泉浩昭君    災害廃棄物対策室長                             岡崎美津男君   民生部子育て支援課長兼       民生部高齢介護課長   鬼首保育所長事務取扱                安住 伸君           鈴木光代君   民生部健康推進課長         民生部保険給付課長           山中政裕君             尾形良太君   産業経済部産業政策課長兼      産業経済部農林振興課長   新産業・グリーンエネルギー進室長兼         千葉秀基君   世界農業遺産推進室長           熊谷裕樹君   産業経済部商工振興課長       建設部都市計画課長兼           宮川 亨君     まちなか整備推進室長                             小松一雄君   建設部建築住宅課長         建設部下水道課長           飯田幸弘君             高橋正幸君   鳴子総合支所副総合支所長兼     田尻総合支所副総合支所長兼   地域振興課長  高橋幸利君     地域振興課長  門田正美君   病院経営管理部総務課長兼      病院経営管理部医事課長兼   市民病院中央材料部中央材料室長   市民病院総合医療支援センター           佐々木博顕君    地域医療連携室長                             大内正昭君   民生部健康推進課副参事兼      民生部健康推進課   課長補佐事務取扱          夜間急患センター事務長           青沼則子君             岩渕孝喜君   建設部建設課技術副参事       建設部下水道課技術副参事兼   (公園・維持担当)         河川・冠水対策室長           茂泉善明君             三塚秀男君  教育委員会   教育長     青沼拓夫君     教育部長    門脇喜典君   教育部教育総務課長兼        教育部学校教育課長   学校教育環境整備推進室長              佐藤賢一君           佐藤俊夫君   教育部文化財課長          教育部図書館長兼新図書館準備室長           鈴木勝彦君             田口新一君7 議会事務局出席職員   事務局長    中村広志君     次長      山口俊弘君   係長      芦部仁英君     主査      加藤浩司君   非常勤職員   中川 孝君               午前10時20分 開議 ○議長(門間忠君) 出席議員定足数に達しておりますので、議会が成立いたしました。 これから会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付いたしております議事日程第4号をもって進めてまいります。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員指名 ○議長(門間忠君) 日程第1、本日の会議録署名議員を指名いたします。27番大山巖議員、28番佐藤清隆議員のお二人にお願いいたします。--------------------------------------- △諸報告 ○議長(門間忠君) 報告いたします。 3番八木吉夫議員から、本日欠席する旨の届け出がありました。 地方自治法第121条の規定により、お手元に配付のとおり、本日の議場出席者の通知がありました。---------------------------------------               議場出席者名簿                               平成29年3月7日   市長      伊藤康志君     副市長     高橋英文君   副市長     小田原雄一君    病院事業管理者 阿部健雄君   病院事業副管理者          総務部長    伊藤 晋君           横山忠一君   総務部理事(財政担当)       総務部政策推進監兼   兼財政課長事務取扱         秘書広報課長事務取扱           佐々木雅一君            後藤 壽君   市民協働推進部長兼震災復興局長   産業経済部長  松ケ根典雄君           金森正彦君   建設部長    加藤栄典君     水道部長    中川 博君   病院経営管理部長          市民協働推進部危機管理監           千葉博昭君             佐藤光弘君   建設部参事兼建設課長事務取扱    病院経営管理部参事兼経営企画課長           伊東修市君     事務取扱    佐藤貞二君   松山総合支所長 山口研二君     三本木総合支所長                             大田良一君   鹿島台総合支所長          岩出山総合支所長           林 啓一君             道塚信市君   鳴子総合支所長 八木文孝君     田尻総合支所長 千葉嘉一君   総務部総務課長 遠藤睦夫君     総務部税務課長 佐々木睦夫君   市民協働推進部政策課長兼      市民協働推進部まちづくり推進課長   震災復興推進室長兼                 佐藤 基君   元気戦略推進室長兼   10周年事業推進室長           赤間幸人君   市民協働推進部防災安全課長兼    市民協働推進部環境保全課長兼   放射能対策室長 茂和泉浩昭君    災害廃棄物対策室長                             岡崎美津男君   民生部子育て支援課長兼       民生部高齢介護課長   鬼首保育所長事務取扱                安住 伸君           鈴木光代君   民生部健康推進課長         民生部保険給付課長           山中政裕君             尾形良太君   産業経済部産業政策課長兼      産業経済部農林振興課長   新産業・グリーンエネルギー進室長兼         千葉秀基君   世界農業遺産推進室長           熊谷裕樹君   産業経済部商工振興課長       建設部都市計画課長兼           宮川 亨君     まちなか整備推進室長                             小松一雄君   建設部建築住宅課長         建設部下水道課長           飯田幸弘君             高橋正幸君   鳴子総合支所副総合支所長兼     田尻総合支所副総合支所長兼   地域振興課長  高橋幸利君     地域振興課長  門田正美君   病院経営管理部総務課長兼      病院経営管理部医事課長兼   市民病院中央材料部中央材料室長   市民病院総合医療支援センター           佐々木博顕君    地域医療連携室長                             大内正昭君   民生部健康推進課副参事兼      民生部健康推進課   課長補佐事務取扱          夜間急患センター事務長           青沼則子君             岩渕孝喜君   建設部建設課技術副参事       建設部下水道課技術副参事兼   (公園・維持担当)         河川・冠水対策室長           茂泉善明君             三塚秀男君  教育委員会   教育長     青沼拓夫君     教育部長    門脇喜典君   教育部教育総務課長兼        教育部学校教育課長   学校教育環境整備推進室長              佐藤賢一君           佐藤俊夫君   教育部文化財課長          教育部図書館長兼新図書館準備室長           鈴木勝彦君             田口新一君--------------------------------------- △日程第2 議案第2号~同第43号 ○議長(門間忠君) 日程第2、議案第2号から同第43号までの42カ件を一括して議題といたします。 平成29年度予算特別委員会の審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。 20番山村康治議員。     〔20番 山村康治君登壇〕 ◆20番(山村康治君) 平成29年度予算特別委員会の審査の経過及び結果について御報告いたします。 本委員会は、議案第2号から同第43号までの42カ件の議案の付託を受け、2月16日に委員会を開催し、正副委員長互選の後、概要説明を行いました。 続いて、2月27日、28日、3月1日、2日及び3日の5日間にわたって開催いたしました委員会では、所管常任委員会関係分についてそれぞれ会派ごとに質疑を行い、延べ43人の委員から質疑がなされました。 議長を除く全議員で構成された委員会でありますので、質疑の詳細については省略いたしますが、主な質疑として、歳入では市民税、入湯税など、歳出では企画費、地域交通対策費、放射能対策費、公民館費、図書館費、社会福祉総務費、児童福祉総務費、保健衛生総務費、農業振興費、商工振興費、観光費、道路橋りょう維持費、市街地開発事業費、介護保険特別会計、下水道事業特別会計、水道事業会計、病院事業会計などについて活発な議論を展開し、慎重な委員会審査を行いました。 また、質疑終了後には、平成29年度大崎市病院事業会計予算について及び平成29年度大崎市一般会計予算、温泉事業についてをテーマに委員間討議を実施いたしました。 まず、平成29年度大崎市病院事業会計予算について、委員からは、介護療養病床の削減に向けた取り組みに対する予算措置であり、高齢化が進行する中で不安があるといった意見、また介護療養病床の廃止期限を6年間延長することが閣議決定され今国会に提出されていることを踏まえ、新大崎市市民病院改革プランの見直しを行い、その実施計画となる病院ビジョンの策定に当たっては、市民の不安解消のために十分な配慮を行うことが必要であるといった意見、さらには、病院改革プランは民生部所管となるので、病院事業会計だけではなく、一般会計予算にも附帯決議をつけるかどうか整理すべきであるなどの意見が出されました。 また、平成29年度大崎市一般会計予算、さくらの湯源泉掘削事業については、委員から、今後見込まれる経費等を考慮すると、温泉掘削にこだわらず、チップボイラー施設を活用して地下水を加温するなどの運営も検討すべきであるといった意見、肉厚管を使用することや腐食に強いFRP管を二重ケーシングすることで相当の長寿命化が図られるので、本事業には理解しているといった意見、また、さくらの湯は交流人口増や雇用面でも貢献しており、今後持続可能なものにするためにも今回の掘削事業は行うべきであるといった意見や、浅い部分の温泉成分なども確認した上で判断すべきであるといった意見、さらには、初めて掘削した際に最も源泉として適していたのは今回とほぼ同じ深さの地点であったことから、提案されている事業予算には一定の理解をするなどの意見が出されました。 以上のような経過を経て、本日3月7日に開催した特別委員会では、議案第2号から同第43号までの42カ件について採決を行い、その結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、議案第15号平成29年度大崎市病院事業会計予算については附帯決議案が提出され、採決の結果、附帯決議案を可決いたしました。 可決された附帯決議案の主な内容ですが、自治体病院として地域医療を守る視点から、3分院1診療所の役割の強化、本院との連携及び医療サービスの向上を通じて、利用者となる市民に信頼され、より親しまれる医療機関となるよう経営努力すること、並びに新大崎市民病院改革プランの見直しを行い、その実施計画となる病院ビジョンの策定に当たっては、地域包括ケアシステムの確立が前提となることから、地域の実情を的確に把握するとともに、市民の不安解消のために十分な配慮を行うことを求めたものであります。 以上、本委員会に付託されました議案の審査の経過と結果を申し上げ、委員長報告といたします。 ○議長(門間忠君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 質疑なしと認めます。 これから討論に入ります。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 討論がなければ、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 これから議案第2号から同第43号までの42カ件を一括して採決いたします。 各案に対する委員長の報告は可決であります。 各案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第2号から同第43号までの42カ件は原案のとおり決定いたしました。 5日間にわたります予算特別委員会の円滑なる運営に当たられました山村康治委員長、そして中鉢和三郎副委員長には、感謝と敬意を申し上げる次第でございます。 執行部におかれましても、予算委員会等で議論いたしました内容につきまして、また附帯決議案等にも十分尊重いたされまして29年度の業務並びに予算執行に当たられますよう、お願いを申し上げておきたいと思います。--------------------------------------- △日程第3 議案第58号 ○議長(門間忠君) 日程第3、議案第58号大崎市議会会議規則の一部を改正する規則を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 議会運営委員長、16番富田文志議員。     〔16番 富田文志君登壇〕 ◆16番(富田文志君) 議案第58号大崎市議会会議規則の一部を改正する規則について、提案理由の説明を申し上げます。 内容につきましては配付の議案のとおりであり、詳細については省略いたしますが、大崎市合併10周年記念事業の一つとして昨年11月3日の記念式典に合わせて発刊いたしました大崎市議会合併10周年記念誌は、合併10周年記念誌編さん委員の皆さんを初め、大勢の関係皆様方の御協力のもとに、当初の目的を達成することができました。改めまして関係皆様に感謝を申し上げるものであります。 さて、今回提案しております議案第58号大崎市議会会議規則の一部を改正する規則につきましては、大崎市議会合併10周年記念誌が発刊されたことを受けまして、同会議規則の別表に掲げました合併10周年記念誌編さん委員会を削除するもので、大崎市議会会議規則第14条第2項の規定により提出するものであります。 議員皆様の御賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(門間忠君) 委員長は自席にお戻りください。 これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第58号については、大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第58号については委員会の付託を省略することに決定いたします。 これから討論に入ります。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 討論がなければ、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 これから議案第58号を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第58号は原案のとおりに決定いたしました。--------------------------------------- △日程第4 議案第59号 ○議長(門間忠君) 日程第4、議案第59号農業者に寄り添った自律的な農業・農協改革の推進を求める意見書を議題といたします。---------------------------------------議案第59号 農業者に寄り添った自律的な農業・農協改革の推進を求める意見書 上記議案を別紙のとおり、大崎市議会会議規則第14条第2項の規定により提出いたします。平成29年3月7日 大崎市議会議長 門間 忠様                   提出者 産業常任委員長  佐藤 勝……………………………………………………………………………………………………… 農業者に寄り添った自律的な農業・農協改革の推進を求める意見書 平成28年11月11日、国の規制改革推進会議 農業ワーキング・グループ(以下「推進会議」という)は、農協改革に関する意見を取りまとめ、公表しました。 その公表された内容は、「1年以内に全国農業協同組合連合会(以下「全農」という)の農産物委託販売の廃止と全量買取販売へ転換すること。」、「1年以内に全農の購買事業を新組織へ転換し、メーカーに関連部門を譲渡売却すること。」、「農林中央金庫への譲渡により信用事業を営む地域農業協同組合(以下JAという)を3年後をめどに半減させること。」などです。 推進会議は、平成28年11月28日の会合において具体的な改革期限や信用事業譲渡等の提案は見送ったものの、全農に対しては購買、販売事業改革の年次計画策定を求め、政府等がその進捗管理を行う方針を示しました。 JA組織は、農業協同組合法の理念に基づいた自主性が尊重されるべき民間組織であり、自己改革を原則として担い手経営体を初めとする組合員の意見、意向に真摯に耳を傾けながら、農業者に寄り添った自律的な改革を進めています。 よって、国においては、地域農業及び地域経済の発展に資する自律的な農業・農協改革となるよう、推進会議の農協改革に関する意見に対し、慎重に対応するよう強く求めるものです。 上記のとおり、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出いたします。平成 年 月 日                        宮城県大崎市議会議長 門間 忠内閣総理大臣   +農林水産大臣   |内閣官房長官   |内閣府特命担当大臣|宛て(規制改革)   |衆議院議長    |参議院議長    +--------------------------------------- ○議長(門間忠君) 提出者から提案理由の説明を求めます。 産業常任委員長、26番佐藤勝議員。     〔26番 佐藤 勝君登壇〕 ◆26番(佐藤勝君) 議案第59号農業者に寄り添った自律的な農業・農協改革の推進を求める意見書について、提案理由の説明を申し上げます。 内容については配付の議案のとおりであり、詳細につきましては省略いたしますが、昨年11月11日、国の規制改革推進会議、農業ワーキンググループは、農協改革に関する意見を取りまとめ、公表いたしました。 しかし、農協組織は農業協同組合法の理念に基づいた自主性が尊重されるべき民間組織であり、自己改革を原則として、担い手経営体を初めとする組合員の意見、意向に真摯に耳を傾けながら、農業者に寄り添った自律的な改革を進めています。 よって、国においては、地域農業及び地域経済の発展に資する自律的な農業・農協改革になるよう、推進会議の農協改革に関する意見に対し慎重に対応するよう強く求めるため、地方自治法第99条の規定により、関係大臣に提出するものであります。 議員皆様方の御賛同をお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(門間忠君) 提出者は自席にお戻りください。 これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第59号については、大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第59号については委員会の付託を省略することに決定いたします。 これから討論に入ります。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 討論がなければ、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 これから議案第59号を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第59号は原案のとおり決定いたしました。--------------------------------------- △日程第5 報告第4号 ○議長(門間忠君) 日程第5、報告第4号について、市長から報告を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 報告第4号工事請負契約の変更契約の締結に関する専決処分について御報告いたします。 平成28年9月13日付で議決いただきました古川第一小学校屋内運動場大規模改造工事(建築)につきましては、つり下げ式バトンの交換を増工するなどの変更が生じたことにより、契約金額に367万8,480円を増額する変更契約を締結したものであります。 本件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定による市長の専決事項の規定に基づき、平成29年2月20日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により御報告申し上げるものでございます。--------------------------------------- △日程第6 議案第44号 ○議長(門間忠君) 日程第6、議案第44号教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 議案第44号教育委員会委員の任命について御説明申し上げます。 本市教育委員会委員澁谷秀昭氏は、平成29年5月29日をもって任期満了となりますことから、その後任委員として佐藤寛氏を最適任者と認め、任命いたしたく、平成26年改正前の地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 何とぞ御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(門間忠君) これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第44号については、大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第44号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これから議案第44号を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第44号教育委員会委員の任命については同意することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程第7 議案第45号~同第57号 ○議長(門間忠君) 日程第7、議案第45号から同第57号までの13カ件を一括して議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 議案第45号から議案第57号までの補正予算13カ件について御説明いたします。 議案第45号平成28年度大崎市一般会計補正予算(第5号)につきましては、年度末における歳入歳出予算の執行見込み額による調整、一般会計と各特別会計、企業会計の繰出、繰入金の調整及び繰越明許費、債務負担行為などを補正計上するものであります。 議案第46号平成28年度大崎市市有林事業特別会計補正予算(第1号)から議案第55号平成28年度大崎市岩出山簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)までの10カ件の特別会計の補正予算につきましても、一般会計補正予算と同様に、執行見込み額による調整、会計間の繰出、繰入金の調整などを補正計上するものであります。 次に、議案第56号平成28年度大崎市水道事業会計補正予算(第2号)につきましても、営業費用、建設改良費の増減などを補正計上するものであります。 次に、議案第57号平成28年度大崎市病院事業会計補正予算(第1号)につきましては、医業収益、医業費用の減額と、長期貸付金返還金の増額などを補正計上するものであります。 以上、議案第45号から議案第57号までの提案説明といたしますが、詳細につきましてはそれぞれ担当から補足説明いたさせますので、御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(門間忠君) 次に、補足説明を求めます。 佐々木総務部理事。     〔総務部理事(財政担当)兼財政課長事務取扱 佐々木雅一君登壇〕 ◎総務部理事[財政担当]兼財政課長事務取扱(佐々木雅一君) 私からは、議案第45号から議案第55号までの11会計の補正予算につきまして御説明申し上げます。 平成29年第1回大崎市議会定例会追加議案の3ページをごらん願います。 初めに、議案第45号平成28年度大崎市一般会計補正予算(第5号)について御説明いたします。 第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれに1,435万1,000円を追加し、予算総額を671億495万4,000円に定めるものでございます。歳入歳出予算は、4ページ、5ページに掲載しております第1表のとおりでございます。 第2条は繰越明許費の補正で、6、7ページに掲載しております第2表のとおり、26件を追加するものであります。 第3条は債務負担行為の補正で、8ページに掲載しております第3表のとおり、17件を追加するものでございます。 第4条は地方債の補正で、9、10ページに掲載しております第4表のとおり、21件を変更するものでございます。 歳入歳出予算の補正の内容につきましては、市長からも御説明いたしましたように、年度末における執行見込み額による調整、会計間の繰入、繰出の調整がほとんどでございますので、歳出予算に追加した主なものを御説明いたします。 2款1項では、9目企画費で、ふるさと納税寄附金などを財源にまちづくり基金へ2億62万4,000円を積み立てし、26目放射能対策費で、汚染牧草減量化業務委託料として270万円を計上するものでございます。 4款1項では、10目病院事業費で、病院事業の決算見込みによる精算繰出として3億6,714万1,000円を追加し、6款1項では、6目農地費で、国の補正予算に伴い土地改良事業費に1億4,019万8,000円を追加、また8款2項では、2目道路橋りょう維持費の道路橋りょう除雪等事業に1億円を追加しております。 10款2項では、3目学校建設費で、国の補正予算に伴いまして古川第二小学校改修事業に1億3,703万円、古川第三小学校改修事業に2億3,129万7,000円、古川第四小学校改修事業に2億6,310万2,000円、三本木小学校改修事業に2億4,750万4,000円を計上いたしました。 次に、11ページの議案第46号平成28年度大崎市市有林事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれから100万円を減額し、予算総額を4,862万2,000円に定めるものでございます。歳入歳出予算は12ページに掲載の第1表のとおりでございますが、主な内容は、歳出2款1項造林事業費を減額するものでございます。 次に、13ページの議案第47号平成28年度大崎市奨学資金貸与事業特別会計補正予算(第1号)ですが、第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれに684万3,000円を追加し、予算総額を3,417万円に定めるものでございます。歳入歳出予算は14ページに掲載の第1表のとおりでございますが、主な内容は、歳出1款1項総務管理費の奨学資金貸与基金管理費を846万3,000円増額するものでございます。 次に、15ページ、議案第48号平成28年度大崎市夜間急患センター事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ433万4,000円を追加し、予算総額を1億3,016万5,000円に定めるものでございます。歳入歳出予算は16ページの第1表のとおりでございますが、主な内容は、歳出1款1項夜間急患センター費を433万4,000円増額するものでございます。 次に、17ページの議案第49号平成28年度大崎市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)ですが、第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれから1億4,937万8,000円を減額し、予算総額を160億4,105万8,000円に定めるものでございます。歳入歳出予算は18、19ページに掲載の第1表のとおりでございますが、主な内容は、歳出2款2項高額療養費を1億4,000万円増額し、7款1項共同事業拠出金を3億5,061万3,000円減額するものでございます。 次に、20ページの議案第50号平成28年度大崎市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)でございますが、第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれから1億4,657万9,000円を減額し、予算総額を11億6,989万9,000円に定めるものでございます。歳入歳出予算は21ページの第1表のとおりでございますが、主な内容は、歳出2款1項後期高齢者医療広域連合納付金を減額するものでございます。 次に、22ページ、議案第51号平成28年度大崎市介護保険特別会計補正予算(第3号)でございますが、第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれから3億4,640万2,000円を減額し、予算総額を121億4,456万5,000円に定めるものでございます。歳入歳出予算は23ページの第1表のとおりでありますが、主な内容は、歳出2款1項介護サービス等諸費を5億7,800万円減額し、4款1項基金積立金を2億3,002万円増額するものでございます。 次に、24ページ、議案第52号平成28年度大崎市下水道事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれから3億3,317万5,000円を減額し、予算総額を53億7,839万5,000円に定めるものでございます。歳入歳出予算は25ページの第1表のとおりでございますが、主な内容は、歳出2款1項建設費を3億670万5,000円減額するものでございます。第2条は繰越明許費の補正で、26ページの第2表のとおり、1件を追加するものでございます。第3条は地方債の補正で、同じく26ページの第3表のとおり、5件を変更するものでございます。 次に、27ページの議案第53号平成28年度大崎市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれから2,271万1,000円を減額し、予算総額を9億8,762万1,000円に定めるものでございます。歳入歳出予算は28ページの第1表のとおりでございますが、主な内容は、歳出2款1項建設費を1,619万円減額するものでございます。第2条は繰越明許費の補正で、29ページの第2表のとおり、1件を追加するものでございます。第3条は地方債の補正で、同じく29ページの第3表のとおり、3件を変更するものでございます。 次に、30ページの議案第54号平成28年度大崎市浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出からそれぞれ3,031万6,000円を減額し、予算総額を4億8,966万1,000円に定めるものでございます。歳入歳出予算は31ページの第1表のとおりでございますが、主な内容は、歳出2款1項建設費を2,400万円減額するものでございます。第2条は地方債の補正で、32ページの第2表のとおり、2件を変更するものでございます。 次に、33ページの議案第55号平成28年度大崎市岩出山簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)ですが、第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれから870万7,000円を減額し、予算総額を2億6,554万2,000円に定めるものでございます。歳入歳出予算は34ページの第1表のとおりでございますが、主な内容は、歳出1款1項総務管理費を463万4,000円減額するものでございます。第2条は地方債の補正で、35ページの第2表のとおり、1件を変更するものでございます。 以上、議案第45号から議案第55号までの補足説明とさせていただきます。 ○議長(門間忠君) 次に、中川水道部長。     〔水道部長 中川 博君登壇〕 ◎水道部長(中川博君) 私からは、議案第56号平成28年度大崎市水道事業会計補正予算(第2号)について補足説明を申し上げます。 平成29年第1回大崎市議会定例会追加議案の36ページをごらん願います。 第2条は、大崎市水道事業会計予算第2条の業務の予定量のうち、主要な建設改良事業の額について、配水施設整備事業を5億8,681万9,000円に、簡易水道統合事業を5億4,242万円に改めるものでございます。 第3条は収益的収入及び支出の予定額の補正であり、収入の第1款水道事業収益につきましては、第1項営業収益で受託工事収益の減などにより、3,836万3,000円を減額し、第2項営業外収益では、水道加入金の減などにより、1,929万3,000円を減額するなど、合わせまして5,765万6,000円を減額補正するものでございます。支出の第1款水道事業費用につきましては、第1項営業費用の受託工事費総掛かり費の減などにより、6,784万8,000円を減額補正するものであります。 第4条は資本的収入及び支出の予定額の補正であり、収入の第1款水道事業資本的収入につきましては、第2項補助金で事業費の精査に伴い国庫補助金を減額し、第3項負担金では補償工事の施工調整などによる工事負担金を減額するもので、合わせまして8,855万4,000円を減額補正するものでございます。 支出の第1款水道事業、資本的支出につきましては、第1項建設改良費で配水施設整備費の工事請負費等の精査及び補償工事の施工調整などにより、1億5,365万3,000円を減額し、第4項その他資本的支出では、平成27年度決算による国庫補助金の消費税相当額に返還が必要となり、351万円を増額し、合わせて1億5,014万3,000円を減額するものであります。 この結果、過年度分損益勘定留保資金等で補填する額を8億1,532万1,000円に改めるものであります。 37ページをごらん願います。 第5条では、予算第9条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費として定めた職員給与費の額を3億3,569万5,000円に改めるもので、第6条は予算第10条で定めた他会計からの補助金の額を2,994万1,000円に改めるものであります。 以上、補足説明とさせていただきます。 ○議長(門間忠君) 次に、千葉病院経営管理部長。     〔病院経営管理部長 千葉博昭君登壇〕 ◎病院経営管理部長(千葉博昭君) 私からは、議案第57号平成28年度大崎市病院事業会計補正予算(第1号)について補足説明いたします。 平成29年第1回大崎市議会定例会追加議案の38ページをごらん願います。 第2条は大崎市病院事業会計予算第2条に定めた業務の予定量を補正するもので、第1号の本院から第5号の田尻診療所の年間患者数を改め、第6号の健康管理センターの表に外来の区分を加えるものであります。 39ページをごらん願います。 第3条は収益的収入及び支出の補正でありますが、収入につきましては、1款1項医業収益に、入院、外来の診療収益などの決算見込みにより、4億4,208万4,000円を減額し、2項医業外収益には、国・県補助金及び他会計繰入金の精算などで2億2,375万4,000円を増額するもので、第1款病院事業収益の合計では2億1,833万円を減額補正するものであります。 支出につきましては、1款1項医業費用で、時間外勤務手当などの給与費を増額するほか、材料費、経費、減価償却費の減などにより、1億7,737万2,000円を減額し、2項医業外費用は、長期前払消費税償却額などの減により298万7,000円を減額するもので、第1款病院事業費用の合計では1億8,035万9,000円を減額補正するものであります。 第4条は、資本的収入及び支出の補正でありますが、収入につきましては、1款2項負担金交付金に他会計繰入金を増額し、4項長期貸付金返還金に奨学金貸付返還金を増額補正するもので、第1款資本的収入の合計では1,654万7,000円を増額補正するものであります。支出につきましては、1款3項投資で奨学金貸付金から210万円減額するもので、これら収入支出の補正予定額の計上に伴い、過年度分損益勘定留保資金等による補填額を9億7,762万3,000円に改めるものであります。 第5条は、予算8条に定めた議会の議決を経なければ流用することができない経費のうち職員給与費の額を110億5,113万3,000円に、第6条は予算第9条に定めた他会計からの補助金の額を5億2,693万5,000円に、第7条では予算第10条に定めた棚卸資産購入限度額を64億5,200万円に、それぞれ改めるものであります。 40ページをごらん願います。 第8条は、新たに予算第12条を置き、債務負担行為1カ件の期間、限度額を定めるものであります。 以上、補足説明とさせていただきます。 ○議長(門間忠君) これから質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、順次、発言を許します。 7番相澤久義議員。 ◆7番(相澤久義君) 質疑させていただきます。 繰越明許費、毎年のように多額の高額な繰越明許費が計上されておりますけれども、繰越明許に至った要因をお聞かせください。 ○議長(門間忠君) 佐々木総務部理事。 ◎総務部理事[財政担当]兼財政課長事務取扱(佐々木雅一君) お答えいたします。 繰越明許に至った要因ということでございますが、件数も多ございますのでいろいろな理由があるのでございますけれども、主なものを申し上げますと、用地交渉のおくれ、あるいは工事の施工調整による事業のおくれ、それから入札の不調によるおくれ、あるいは国の補正予算等により予算措置したことによる繰越明許などが主な原因となってございます。 ○議長(門間忠君) 相澤久義議員。 ◆7番(相澤久義君) 特に、土木費の繰越明許が毎年のように目立って多くなっております。先ほど用地交渉で大変問題のようなのですけれども、用地交渉、金額の面で合わないのか、何で合わないのか、その辺、お聞かせください。 ○議長(門間忠君) 加藤建設部長。 ◎建設部長(加藤栄典君) 用地交渉におきましては、例えばでございますけれども、今回建設部のある課であったのですが、補償費そのものはいいですということになりました。ただし、移転先なのですが、どうしても営業を続ける関係のところとか、そういうところがございますと移転先がなかなか見つからないという部分がございまして、特殊な部分ではございますけれども、そういう部分。あとは、契約に合意しても、移ってから、例えば新しく家ができてからということになりますので、そういう部分での用地交渉という部分では一番多いのかなというふうに認識しているところでございます。 ○議長(門間忠君) 相澤久義議員。 ◆7番(相澤久義君) 本当に大変な用地交渉のようでございまして、職員が足りないのかな、それとも業者さんとの契約の金額が合わないのかな、いろいろ思っておりますけれども、今、業者さんの数が足りないのか、設計の金額が合わないのか、その辺どうなっているのでしょうか。 ○議長(門間忠君) 加藤建設部長。 ◎建設部長(加藤栄典君) 不調も続いているというのもございます。というのは、場所柄、やっぱりなかなか、いろいろな形で、学校でございましたり、交通量が多いというふうな形で敬遠されているところもあるというところで、そういうところに関しましては不調というふうな形が続いているというところでございます。 ○議長(門間忠君) 相澤久義議員。 ◆7番(相澤久義君) 順調に事業が進むことを願っております。 次に、鳴子総合支所の新庁舎ということで繰越明許費610万ということなのですけれども、説明書を見ますと総務債で890万ほどの減額になっているのですけれども、その辺のことをお聞かせください。 ○議長(門間忠君) 高橋鳴子総合支所地域振興課長。 ◎鳴子総合支所副総合支所長兼地域振興課長(高橋幸利君) 鳴子総合支所の新庁舎建設でございますけれども、28年度に基本構想と基本設計を自前で策定する予定でございましたけれども、鳴子総合支所の新庁舎の建設場所が東鳴子になりましたことから、国道ですとか市道との接続ですとか、あるいは用地内の建物の配置など精度の高いものが必要で、また慎重に基本計画を策定する必要があるということで、基本計画につきましては業者のほうに委託することといたしました。このため、平成28年度の補正予算のほうに計上しまして、早速発注手続を進めまして、平成29年度の上半期には基本計画を策定したいと考えておりますことから、繰越明許としたものでございます。 財源につきましてですけれども、総務債のほうで減額になった分につきましては、総合支所の用地の跡地の購入、その費用のほうが今回補正で減額しておりますので、それに伴いまして減額になったものでございます。 ○議長(門間忠君) 相澤久義議員。 ◆7番(相澤久義君) きょう全協で田尻庁舎の設計が示されましたけれども、鳴子の場合、新庁舎の面積はどのぐらいの面積を考えて、あとはどのくらいの事業予算を考えているのか、お聞かせください。 ○議長(門間忠君) 高橋鳴子総合支所地域振興課長。 ◎鳴子総合支所副総合支所長兼地域振興課長(高橋幸利君) 新庁舎の建設につきましては、今基本構想のほうを策定しておりまして、中間案のほうを今策定中でございます。いまだ案の段階でございますけれども、一応面積としては1,000平米程度と考えております。それと、事業費につきましては、計画どおり、総事業費、設計から建設まで全て含めまして5億程度で考えております。 ○議長(門間忠君) 相澤久義議員。 ◆7番(相澤久義君) 合併して10年になって、鳴子地区の人口も約2,000人ほど減っているのでないかなと思っているのですけれども、10年後、20年後の鳴子の人口はどのぐらいに見ているのでしょうか。 ○議長(門間忠君) 八木鳴子総合支所長。 ◎鳴子総合支所長(八木文孝君) 済みません、手元に資料を持ち合わせておりませんので、後ほどお答えしたいと思います。 ○議長(門間忠君) 相澤久義議員。 ◆7番(相澤久義君) この間、政策課だかどこかで大崎市の未来人口という数値が出ましたよね。その中で各地域の人口はどのくらいに見ていますか。 ○議長(門間忠君) 赤間政策課長。 ◎市民協働推進部政策課長兼震災復興推進室長兼元気戦略推進室長兼10周年事業推進室長(赤間幸人君) 総合戦略の中で人口ビジョンを作成いたしました。そこで地域別の人口もお示ししていたかと思うのですが、済みません、ちょっと今手元に資料がありませんので、保留します。 ○議長(門間忠君) 相澤久義議員。 ◆7番(相澤久義君) 次に、繰越明許の中に総合支所対応経費108万9,000円ということで出ているのですけれども、普通だと総合支所で我先とみんななくなると思うのですけれども、この繰越明許になった経緯をお聞かせください。 ○議長(門間忠君) 千葉田尻総合支所長。 ◎田尻総合支所長(千葉嘉一君) 今回の繰越明許、総合支所対応経費、田尻総合支所所管の分でございます。田尻総合支所の建てかえに当たりまして、円形庁舎の映像記録、あわせて地域内の映像記録という形で予算をお認めいただきました。執行に当たりまして、4月の加護坊山の桜の撮影がどうしても契約に至らなかったということで、今回、映像記録に係る108万9,000円を年度内に支出が終わらないと見込まれることから、翌年度に繰り越すものであります。 ○議長(門間忠君) 相澤久義議員。 ◆7番(相澤久義君) 次に、原発事故対応経費ということで270万、先ほど説明いただいたのですけれども、実施場所はどこでやるのでしょうか。 ○議長(門間忠君) 千葉農林振興課長。 ◎産業経済部農林振興課長(千葉秀基君) 場所についてはまだ決定しておりません。基本的には、公有地ということで、今、汚染牧草等を保管している箇所も検討しているということでございます。 ○議長(門間忠君) 相澤久義議員。 ◆7番(相澤久義君) 4,000平米ということで、本当に微々たる面積で、2,270万の経費をかけてどのような内容でやるのかなとえらく興味を持っているのですけれども、あと震災当時、牧草地、採草地、あそこの汚染処理で、大型のトラクターを持ってきてすき込みをやっていた光景がちらっと浮かんだのですけれども、すき込み方法、あといろいろな総合的なことを見て、お聞かせください。 ○議長(門間忠君) 千葉農林振興課長。 ◎産業経済部農林振興課長(千葉秀基君) 工法についてなのですが、いわゆる牧草については、ロールの中に長い形で保管されているということでございまして、牧草のロールを切断しまして、採草地等に散布すると。それで、それをすき込むということで考えております。機械については、深く掘るということで、いわゆるプラウ等を使ってすき込みをして、あとは整地すると。整地して、鎮圧してやるということで、工法的にはそういう形で考えております。 ○議長(門間忠君) 相澤久義議員。 ◆7番(相澤久義君) スケジュールを見ますと5月初旬に業務着手ということで、あとは6月下旬にモニタリングとなっているのですけれども、5月初旬にすき込み作業をやって、その後、牧草の種を播種して、1カ月で刈り取れる状況になるのですか。 ○議長(門間忠君) 千葉農林振興課長。 ◎産業経済部農林振興課長(千葉秀基君) これについては、5月初旬にその作業を実施するということで、牧草の播種もするということでございます。6月の下旬については、採草地に生えた一番草を一度刈り取りして、モニタリングしたいと。その後、収穫するまでについては期間を要するということでございますので、9月下旬に、給与できるような形の牧草についても、モニタリングしながら実施したいというふうに考えております。 ○議長(門間忠君) 相澤久義議員。 ◆7番(相澤久義君) こう見ると、ちょっと無理ではないかという思いでおります。形だけの処理かなと思ったりもしますけれども、まず地域の人たちみんなが納得できるように安全な策を考えてもらいたいと思います。議会が始まるとき、三本木の最終処分場があるのですけれども、あの周辺の整理組合から意見書とか出ているもので、きちんと、本当に安全だということを確立して、みんな説明して、皆様が納得できるような説明会にこれから持っていきたいと思いますし、本当に安全の確保を願うものでございます。 次に、三本木のパークゴルフ場ということで1億7,957万ほど出ているのですけれども、これに至った経緯をお聞かせください。 ○議長(門間忠君) 茂泉建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](茂泉善明君) 三本木のパークゴルフ場整備事業ですけれども、28年度の事業内容といたしましては、測量及び基本実施設計業務、それから仮設道路の設置工事、一部造成工事を予定しておりました。測量、設計業務につきましては、先日の予算特別委員会でも御説明申し上げましたけれども、平成27年度に県が行った三本木利活用検討業務の概略設計をもとに測量及び基本設計、実施設計を進めてきたところでありますけれども、既存のボーリングデータを解析しましたところ、当初想定しておりました以上に軟弱な地盤であることがわかり、現在、施工方法などについて見直しを行っているところでございます。 設計内容について、委託業者、あるいは宮城県も含めて協議を行っているところでありますけれども、基本設計業務の検討がおくれておりまして、工事中であります仮設道路工事の発注時期のおくれでありますとか、予定しておりました一部造成工事の発注ができなかったということで、繰り越しとなったものでございます。 ○議長(門間忠君) 相澤久義議員。 ◆7番(相澤久義君) あの地区は本当に軟弱地盤というか、通称どべたというくらいでして、私も中学校、小さいころ、よく部活であっちのほうに走っていったのですけれども、とにかく地盤が弱いということはもともとわかっていたはずだと思います。多分、地盤が低いもので、かなりの盛り土なり客土なりをしなければいけないと思います。私ざっと見ると、ここに一つ山があるのですけれども、みんな見ればわかるのだけれども、あの山を崩せば、この土盛りする経費も浮いてくるし、面積的にもかなり広く使えると思いますし、そういうことも考えているのか、その辺、お聞かせください。 ○議長(門間忠君) 茂泉副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](茂泉善明君) 当初の計画の中では、ちょうど沢地になります田んぼの部分、そこを盛り土して造成するというような図面になっておりました。今回、盛り土ではなくて山を切って活用してはどうかという議員の御提案でありましたけれども、このことにつきましても、現在進めております設計業務の中で委託業者や県と打ち合わせをしながら、パークゴルフ場として使いやすい形状となるように検討していきたいというふうに考えております。 ○議長(門間忠君) 相澤久義議員。 ◆7番(相澤久義君) パークゴルフ場の事務局の中に三本木総合支所の支所長や課長、生涯学習課などの職員の名前も連ねておりましたけれども、本当に連携を強く持って事を進めてもらいたいなと。一部の人が悩まないで、みんなでいろいろざっくばらんにというか、工事が前に進むような体制をとってもらいたいなと思っております。 次に、地域内交通についてお聞かせください。 市営バスや地域内交通の減額が出されました。先日、年間の利用件数なりも資料をいただきました。見ますと、地域によってかなりばらつきがあると思います。松山なり三本木がかなり悪いのですけれども、松山なり三本木は本当に病院も少なく、買い物するのも隣の町まで行かないと物が買えないような地域でございまして、また地域交通も、来るまでもかなりのいろいろなギャップがあって、800メートル以上でないと対象にならないとか、2人以上でないとグループタクシーを利用できないとかとなっておりますけれども、予算質疑でも述べたのですけれども、今は本当に昔と違って1人で行動するほうがかなり多くなっておりますし、2人で行くというのがかなり抵抗があるような感じもします。 また、高齢者の交通事故、前にも言ったのですけれども、かなり多くなっております。例えば今、高齢者のタクシーなり、そういうのは65歳以上の人が対象なのですけれども、あと介護等々ありますけれども、77歳なって車を運転しているという人は本当に介護サービスなど受けている人はほとんどいないと思うのですけれども、そういう人が免許返上するということは、本当に障害者になったような感じでおります。 こういう、もっとトータル的にこの地域内交通を考えてもらいたいなと。高齢者タクシーなり福祉タクシーなり、あと今の地域内交通、地域によってさまざまな交通の便が悪いところがあるもので、その辺どう考えているのか、お聞かせください。 ○議長(門間忠君) 佐藤まちづくり推進課長。 ◎市民協働推進部まちづくり推進課長(佐藤基君) ただいまの御質問ですけれども、議員さんおっしゃったとおりで、地域によって現在ある公共交通も違いますし、家の連坦の仕方、要はまばらさというか、それも違いますので、各地域に合った公共交通のあり方というのは各地域によってそれぞれ異なっているというふうに思っています。現在、5地域のところでは、地域の実情に合った公共交通を提供しようということで、地域内公共交通を運営いただいているということでございます。現在まだ実施されていない地域、これから立ち上がろうとしている地域があるわけなのですけれども、それについても各地域でよく話し合って、ニーズと提供する交通機関のバランスをとりながら市としては運営していきたいというふうに考えております。 ○議長(門間忠君) 相澤久義議員。 ◆7番(相澤久義君) 本当にみんなが使いやすいようなものにしてもらいたいなと思います。 あと、話がちらっとかわるのですけれども、きのうちょっと用があって松山駅に行ってみました。そうしたら、3時半前、二十何分ころ松山のほうに入ったら、古川方面に行くバスが出てきたのです。駅に行ったら、下りの仙台から来る電車が来て、バスが出た後、電車が入ってくるのです。乗客も結構いたのです。そういうのがミスマッチではないかなと。本線が5時23分と6時45分があるのだけれども、地域交通では松山が5時20分発、早く出るのです、あとは、6時の便は6時43分で、電車が来た時点でもうバスは発車しているという状況なのです。そういうことをもう一回確認してもらいたいと思います。 ○議長(門間忠君) 佐藤まちづくり推進課長。 ◎市民協働推進部まちづくり推進課長(佐藤基君) 市民バスの運行ダイヤのお話なのですけれども、市民バスは今のところは古川駅の結節点を第一に考えていると。そのルートが、今の御紹介ですと鹿島台松山線という市民バスなのですけれども、それが発車して、結局結節点としては、先ほど御紹介あった松山町駅、あと鹿島台駅というところで結節点にはなっていくのですけれども、例えば松山に合わせるとほかのところとの今度時間差がありまして、できるだけ多いところの結節点の重要性にダイヤを合わせると。その結果として、ほかのところの結節というか、うまく乗り継ぎができないという現象は当然認識しています。 それについては、時間帯によって、先ほど言った、駅に行く方が多い場合については、例えば古川駅を中心に時間を合わせますよということをしますけれども、次の夕方の便ですと、網形成計画をつくったときに、例えば松山高校さんのほうにアンケート調査をしました。そうすると、あと10分遅らせてもらえればちょうど帰りのバス、古川方面に帰ってこられるのだといった、時間帯によっても路線のニーズが変わるものですから、それらを総合的に考えながらできるだけ不便のないようにしますけれども、話として戻ってしまいますけれども、先ほど言ったように、1つのバス路線が何個も結節点がある場合については、実際はうまくいっていないところがあるということでございますので、そこは工夫しながら、できるだけニーズに応えられるように頑張りたいと思います。 ○議長(門間忠君) 相澤久義議員。 ◆7番(相澤久義君) 5時とか6時になると、仙台方面の高校に通っている子供たちや通勤から帰ってくる人たちも結構いるというお話でした。その辺、よく考えてもらいたいなと思います。 また、三本木のことを言いますけれども、JRも何もないのですけれども、仙台方面や小牛田方面や黒川方面に通う子供たちは、ほとんど朝晩、親が通学のために送迎しているというような現状でございます。その辺、ここにバスがあればなとか、何かあればなと思ったりもしていますし、補助金補助金というと嫌になるけれども、そういう通学補助金制度を持ってもいいのではないかなと。例えば距離数を設けて、20キロ以上とか15キロ以上という距離数をもってできないのかなと。そうすると子供たちもいろいろな学校に通えるのではないかなと思いますので、その辺のことも工夫してもらいたいと思います。 次に、地籍調査事業ということで81万、繰越明許費で残っていたのですけれども、その中身をお聞かせください。 ○議長(門間忠君) 伊東建設部参事。 ◎建設部参事兼建設課長事務取扱(伊東修市君) 地籍調査業務が繰越明許に至った要因ですけれども、土地の所有者に境界の立ち会いを求めたところ、地元の関係者以外もいることなどによって土地の立ち会いに不測の時間を要したことから、業務が年度内に完了することが困難となったために繰越明許ということになりました。 ○議長(門間忠君) 相澤久義議員。 ◆7番(相澤久義君) 地籍調査ということで、以前、岩出山の細峯轟線でしたか、あの調査はどこまで進んでいるのですか。 ○議長(門間忠君) 道塚岩出山総合支所長。 ◎岩出山総合支所長(道塚信市君) その件につきましては、平成13年、14年に旧岩出山町が道路買収をしておったところでございますが、平成25年に未登記であることが確認された件でございました。平成25年第2回定例会におきまして調査等の予算審議を賜ったところでございますが、現状におきまして、現在地における測量、境界の復元作業については完了してございます。 ただ、そこから、登記におきまして、地権者様からいただく書類、書類作成等々の手続を行ってきたところでありますが、全体で48筆ある中で、本年度までに34筆が完了予定であります。進捗率70%程度でございます。残りの筆はまだ完了しておらないわけでございますが、実は13年、14年から平成25年までの間に当該地におきまして売買とか相続、それから相続ができなくなっているような土地がございますし、売買の相手が遠方にかわったというところもございまして、努力して進めているところでございますが、現在70%の進捗率でございます。 今後につきましては、法務局、それから土地家屋調査士の御指導をいただきながら、何とか登記できるような形で努力して進めてまいりたいなというふうに思っているところでございます。 ○議長(門間忠君) 相澤久義議員。 ◆7番(相澤久義君) 早く進むことを願っております。 次に、鬼首のスキー場のことについてお聞かせください。 まず、予算の増額、減額内容をお聞かせください。 ○議長(門間忠君) 高橋鳴子総合支所地域振興課長。
    ◎鳴子総合支所副総合支所長兼地域振興課長(高橋幸利君) まず、予算の施設補修工事費の増額のほうでございますけれども、これにつきましては、鬼首スキー場のほうではなくて、観光施設整備事業のほうでございます。これの内容につきましては、JR東日本の「四季島」が陸羽東線を運行することに伴いまして、JRと旧鳴子町で合築しました今の鳴子温泉駅舎ナイスなのですが、これのJRで管理している部分のホームですとか駅面の足湯、それと駅舎の改札側のほうの修繕工事を現在行っております。これにあわせまして、大崎市で持っているほうの待合室ですとか、そちらのほうの建物の内装等の修繕をあわせて行いたいというものでございます。 その次、減額のほうでございますけれども、減額につきましては、こちらはスキー場のほうでございまして、スキー場のほうで購入を予定しておりましたハンマーナイフモアという草刈り機械なのですが、こちらのほうの入札の請負差額分、これが生じたために減額するものでございます。 ○議長(門間忠君) 相澤久義議員。 ◆7番(相澤久義君) あと、鬼首スキー場の経営安定化資金貸付金積立金となっているのですけれども、昨年32万何ぼほどあったのですけれども、ことし3万9,000円しかないのですけれども、その辺のことをお聞かせください。 ○議長(門間忠君) 熊谷産業政策課長。 ◎産業経済部産業政策課長兼新産業・グリーンエネルギー推進室長兼世界農業遺産推進室長(熊谷裕樹君) この経営安定化資金につきましては、鬼首スキー場経営安定化資金貸付基金条例に基づきまして、貸付利息及び利子収入の運用収入につきまして、年度末における所要見込み額を基金に積み立てたものでございます。今回につきましては、3万9,000円の補正ということでございますが、この貸付利率でございますが、貸付決定日における財政融資資金ということで、0.1%という利率で計算してございました。前回、平成23年度から27年度におきましては0.6%という利率での貸付利息ということで、利息の貸付利率の違いによって積立額が変更となったというものでございます。 ○議長(門間忠君) 相澤久義議員。 ◆7番(相澤久義君) 次に、学校の改築のことでお聞きします。 先日、三本木小学校が大規模改修されて、完成祝いだと言われて行きましたら、大変きれいに改築されて、子供たちも大変喜んでいましたし、本当に明るくて、とても立派なトイレがついて、本当にありがたいなと、子供たちも大変喜んでいました。 ところで、今回、二小、三小、四小、三本木小学校と、プールなり屋内体育館なりの工事が行われるようなのですけれども、こう見ると、国からの補助金、補助率が、あれっと思うのだけれども、この補助率というのはどうなっているのでしょうか。 ○議長(門間忠君) 佐藤教育総務課長。 ◎教育委員会教育部教育総務課長学校教育環境整備推進室長(佐藤俊夫君) 補助率については、国の交付要綱では基本的に3分の1ということになっておりますけれども、それに国の予算の関係で割り戻しがあったりとか、そういうものが加味されて補助になっているというものであります。 ○議長(門間忠君) 相澤久義議員。 ◆7番(相澤久義君) 説明書を見ますと、教育費国庫補助金、第二小学校約2,800万、第三小学校5,500万、第四小学校5,000万、三本木小学校600万となっているのですけれども、これはどういうことなのかなと思って、えらく不思議に思って質疑しました。 ○議長(門間忠君) 佐藤教育総務課長。 ◎教育委員会教育部教育総務課長学校教育環境整備推進室長(佐藤俊夫君) 実はこれ、古川第二小学校、第三小学校と第四小学校については、平成29年度に実施予定の事業が今年度の国の補正予算でついたので、繰り越して事業を実施するための補正予算なのですが、三本木小学校につきましては、来年度のプールの改築工事の予算と合わせまして、今年度の校舎の工事の関係の補助金等の財源の内訳を合わせて補正しているものですから、この歳入について額が若干少なくなっているということになります。 ○議長(門間忠君) 相澤久義議員。 ◆7番(相澤久義君) 次に、下水道特別会計のほうでお聞きします。 繰越明許費9億ほどあるのですけれども、この事業内容をお聞かせください。 ○議長(門間忠君) 高橋下水道課長。 ◎建設部下水道課長(高橋正幸君) 下水道建設事業の繰越明許の内容と事由でございますけれども、汚水事業では、環境施設の長寿命化基本計画策定業務や、古川、岩出山地域の下水道管渠築造工事、移転補償等で関係機関や地元の調整協議に不測の日数を要したことによるもので、約2億5,700万ほどなっております。 雨水事業では、古川地域では下水道事業に委託している古川楡木雨水排水ポンプ場増設建設工事委託、下水道事業団に委託しているものでございますが、入札不調となりまして、再入札等に不測の日数を要したということで繰り越しになったものです。三本木地域では、新町第1ポンプ場建設工事などで費用と効果を検討しまして、対応案の調整に不測の日数を要したことによるものでございます。松山地域では、千石堀排水区管渠築造工事などで、関係機関、排水を入れるところの下、流域下水道の本管が入っていまして、その辺の調整等で時間を要したことによるものです。鹿島台地域では、新設調整池の用地購入を計画しておりましたけれども、この関係で地権者と交渉に不測の日数を要したということでございます。雨水事業で約6億8,000万ほどでございます。 汚水、雨水事業合わせまして9億3,711万円となっております。 ○議長(門間忠君) 相澤久義議員。 ◆7番(相澤久義君) 三本木の排水機場ということで、再度検討していただきまして、事業に着手するということなのですけれども、昨年6月に説明いただいたのですけれども、あの事業と考えてよろしいのですか。 ○議長(門間忠君) 高橋下水道課長。 ◎建設部下水道課長(高橋正幸君) 6月に地元に説明した内容と同じでございます。 ○議長(門間忠君) 相澤久義議員。 ◆7番(相澤久義君) 早く工事完了することを願っております。 次に、病院会計のほうでお聞きします。 病院事業収益、医業収益ということで、本院と分院の患者数、前年比較とか、あとみんな一気に、時間ないもので、お願いします。 患者数が減ったということは、大変私たちにとっては喜ばしいことなのです、健康になったということで。利益が上がらないと周りからつつかれるけれども、いや、健康になったからいいのではないのと思うのだけれども、なんかその辺矛盾しているなというふうに私は思っていますけれども、なぜ減ったのか、健康な人がふえて減ったのか、それともほかの医療機関に転院したのか、患者減少数の要因はということでお聞きするとともに、病院にかかっている人たちの年齢層、どういう年代の人たちが多いのか、また診療科目、内科とか外科とか整形とかあるのですけれども、診療科の患者数をお願いします。 ○議長(門間忠君) 大内医事課長。 ◎病院経営管理部医事課長市民病院総合医療支援センター地域医療連携室長(大内正昭君) それでは、お答えいたします。 3項目、4項目一緒になりましたので、入院、外来、別々にお答えすればいいところですけれども、まずは本院、分院ごとにお答えしたいと思います。 まず患者数の前年対比でございますけれども、本院につきましては前年27年の決算期が41万5,015人でございますが、それに対しまして今回の補正については2,673人の増となっております。鳴子温泉分院につきましては、同じく27年決算の数字が5万1,285人でございますが、1,062人の減となっております。岩出山分院におきましては27年決算の患者数が4万3,972人に対しまして1,392人の減、それから鹿島台分院におきましては27年決算が5万6,562人に対しまして1,383人の減、田尻診療所におきましては27年が1万280人に対しまして138人の減ということで、総じて、本院は今回の補正におきましては増でございますが、分院、診療所につきましては減となった状況でございます。 続きまして、患者数の減った原因といたしまして、よくなって健康な人がふえて減ったのかどうかという御質問でございますが、そこについてはなかなか難しいところがありますので、入院患者様が退院時にどのような形で退院されたのかということを御報告したいと思います。これは転記情報ということで、ここには病気が治って退院されたのか、または悪化されて退院されたのか等の情報がございますけれども、分院についてお答えしたいと思います。 1月までの実績を前年同月と比較したものでございます。分院全体では、快方に向かわれている、快方というのは軽快、治癒でございますが、退院された方が27年度は1,269人、約73%でございます。28年度については、1,086人ということで76%でございます。または急変等により転院となった患者は、平成27年は166人で8%、それから28年度では115人で9.5%となっております。その他の理由による退院は、平成27年度299人で13.5%、平成28年度は233人で14%という状況でございます。 次に、患者の年齢構成でございますが、これにつきましても、本年度の1月までの実績をもとに、新生児、20歳未満、20歳以上、前期高齢者、後期高齢者というふうな形で区分して調べたものにつきまして御報告したいと思います。 まず本院でございますが、入院、外来とも最も多いのが65歳以上75歳未満の前期高齢者で、入院で4万2,577人で全体比の36.2%でございます。前年比較で患者総数1,605人ふえておりますけれども、その中で2,000人増加している状況にあります。また、外来では7万9,871人、全体の36.1%でございます。前年比較としますと1,317人患者がふえておりますけれども、同じく対象者も1,000人ふえているという状況であります。減少しておりますのは、50歳代の患者が、入院、外来、合わせて2,500人減となっております。 次に分院の状況でございますが、鳴子温泉分院、岩出山分院、鹿島台分院、まとめて御回答させていただきますが、入院で最も多いのは75歳以上の後期高齢者3万7,884人で、平均78.3%でございます。それから、外来では4万3,432人、61.1%でございます。前年との比較で見ますと、4,690人分院では減少しているのですけれども、その中でやはり患者の方も2,000人の減となっている状況でございます。外来の減少につきましては、全年代において減少しているというふうな状況でございます。 最後に、診療科目ごとの患者数についてお尋ねがございました。 本院では多くの診療科、43の診療科がありますので、そのうち本年度1月までの実績によりまして、上位3診療科の実績値、あと分院では前年同期との比較について御回答させていただきます。 まず本院でありますが、入院では全体として1,605人の増に対して、一番多いのが外科でございます、1万5,489人で12.2%。それから整形外科が8.9%を占めておりまして1万1,230人、それから消化器内科、8.7%で1万994人、前年と比較すると541人増となっています。外来では、全体といたしまして、順に、消化器内科で2万428人、9.2%、外科で1万8,903人、8.5%、小児科で1万4,155人、6.4%となっております。 鳴子温泉分院につきましては、内科で8,595人、37.2%、それから神経内科が7,347人、外来が内科で7,988人、それから整形外科が2,946人という状況でございます。 岩出山分院は、入院のほうですが、内科が6,950人で96.9%でございます。外科は285人で3.1%でございます。外来は内科が1万8,305人で70.7%、外科が3,650人で14.1%となっております。 最後になります、鹿島台分院ですが、入院では内科が8,090人、外科が1,680人で14.5%、内科のほう、61.7%でございます。外来は内科が1万9,427人で61.7%、それから整形外科が1万1,640人で37%となっております。大変時間がかかって申しわけございませんでした。 ○議長(門間忠君) 先ほど答弁を保留した部分について、赤間政策課長から答弁をいただきます。 ◎市民協働推進部政策課長兼震災復興推進室長兼元気戦略推進室長兼10周年事業推進室長(赤間幸人君) 鳴子地域の10年後の人口推計値というおただしでございました。平成37年において5,924という推計値になっております。平成27年の7,064人と比較いたしますと、1,140の減という数値になってございます。大変失礼しました。 ○議長(門間忠君) 質疑の途中でありますが、暫時休憩いたします。 再開は午後1時といたします。               -----------               午前11時55分 休憩               午後1時00分 再開               ----------- ○副議長(小沢和悦君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 質疑を続行いたします。 15番相澤孝弘議員。 ◆15番(相澤孝弘君) 私のほうも通告しておりますので、それぞれ通告しておりまして、質疑させていただきたいと思います。 まず、議案第45号、一般会計補正予算(第5号)の中から、歳入のほうに土木費委託金として堤防除草等経費146万5,000円の減額となっております。私は、堤防除草の経費ということからすれば、やっぱりもっと費用をかけて堤防をきれいにしておくのがいいのだろうと思うのですが、あえてそういうことを考えたけれどもやらなくて、あるいはやったから余ったということなのか、その辺の減額理由をお尋ねいたします。 ○副議長(小沢和悦君) 三塚河川・冠水対策室長。 ◎建設部下水道課技術副参事兼河川・冠水対策室長(三塚秀男君) この国庫補助金の堤防除草等経費につきましては、国土交通省から江合川地区の江合川と新江合川、それから鳴瀬川地区の鳴瀬川の指定された区間の堤防除草作業等の業務を受託しております。当初予算では、前年度の堤防除草面積と同じ面積分27万9,300平方メートルと、労務賃金等の増加を見込んでおりましたが、堤防除草面積につきましては前年度とほぼ同じ面積27万9,200平方メートルとなりました。労務賃金も増加が見込んでおりました金額よりも小さくなったため、今回の減額補正をお願いしたものでございます。 以上です。 ○副議長(小沢和悦君) 相澤孝弘議員。 ◆15番(相澤孝弘君) 国の国土交通省所管です、江合川、新江合川、鳴瀬川。確かにきれいに除草されている。私はこの中で、国だけではなくて、県管理とか市管理の堤防なんかもあるわけですが、そういったのも同じにやっぱりきれいに、今の時期きれいにしておくべきだと思うのです。 そういった関係でお尋ねしたわけでありますが、10月ぐらいになるとセイタカアワダチソウという植物が花を咲かせて、そのとき一時的に黄色一色でよさそうに見えるのですが、いわゆるそれが枯れた状態を見ると、非常にみっともない。やっぱり、一般市民の方からすれば、国の管理はまでいになって、県とか市の管理はちょっと経過が悪いのです。そういったものをこれから、来年度の予算はまた、さっき特別委員長がお話の議決はしておりますが、やっぱりそういったものに取り組んでいかなければ風光明媚な大崎耕土と言えないような気がするのですが、そういったことというのはこれから先、難しいものでしょうか。この際、関連してお尋ねしておきたいと思います。 ○副議長(小沢和悦君) 三塚河川・冠水対策室長。 ◎建設部下水道課技術副参事兼河川・冠水対策室長(三塚秀男君) 国から委託を受けている作業区間内につきましては、特定外来種の生息、それから生育が確認された場合には、着手前に国のほうの担当職員に協議し、指示を受けるという形になっております。ここ3年くらいを見ますと、国の管理委託区間につきましては、セイタカアワダチソウの生息、生育については確認されていないような状況でございます。 それから、今お尋ねありました県管理河川等につきましては、堤防の除草の時期につきまして、通常6月から7月にかけて実施されているような状況でございます。こういうことから、セイタカアワダチソウの成長時期の前に堤防除草が完了している状況でございます。今後、河川の堤防除草につきましては、セイタカアワダチソウの群生している箇所につきましては、除草の実施の時期の変更、それから除草回数をふやすなどの対策を河川管理者の方に要望していきたいというふうに考えております。 以上です。 ○副議長(小沢和悦君) 相澤孝弘議員。 ◆15番(相澤孝弘君) ぜひ、そういったいろいろな窓口と協議していただいて、やっぱり環境美化という一つの視点もあるわけですから、取り組んでいただきたいと思います。 次に移ります。 次に、学校給食費の関係で、20款の関係ですが、学校給食徴収金ということで、それぞれ充当先は岩出山、田尻、大崎南ということがありました。合計515万減額ということですが、この要因についてお尋ねいたします。 ○副議長(小沢和悦君) 佐藤教育総務課長。 ◎教育委員会教育部教育総務課長学校教育環境整備推進室長(佐藤俊夫君) 学校給食徴収金につきましては、当初予算段階では児童生徒の人数の見込み人数、また年間基本給食回数というものを市内統一して同じ給食回数を定めて、それに基づいて算定し、当初予算に計上しておりますが、今回補正させていただきましたが、実際の児童生徒数に基づいたもの、さらには学校行事、例えば各学校それぞれで行う校外学習ですとか、花山合宿などによる給食の欠食、さらには台風による休校だったり、インフルエンザによる学級閉鎖等々で給食を提供できなかった回数分について精算し、減額補正したものでございます。 ○副議長(小沢和悦君) 相澤孝弘議員。 ◆15番(相澤孝弘君) わかりました。 次に、歳出のほうからお伺いいたします。 3款民生費の中で、高齢者福祉費というのがあります。事業内訳の中で、介護保険施設整備事業という内訳の中で2億6,000万からの金額が不用額扱いになっておりますが、これについてはどういうことなのか、お尋ねします。 ○副議長(小沢和悦君) 安住高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安住伸君) お答えいたします。 この事業でございますが、補助金となってございます。平成28年度におきまして、第6期高齢者福祉計画・介護保険事業計画に基づきまして、古川地区、鳴子温泉地区、田尻地区にそれぞれ介護施設の整備を計画しておりました。28年度におきまして公募いたしましたが、公募により応募されましたのが田尻地域ということになりますので、残念ながら古川地域、鳴子温泉地域においては施設を建てることができませんでしたので、その減額ということになります。 内訳といたしましては、介護保険施設整備補助金の減額といたしまして2億4,583万円、それと28年度に開設しませんでしたので開設準備補助金としての減額が5,278万5,000円となります。そのほか、今回の補正によりまして、既存の高齢者施設のスプリンクラーの整備事業で増額で2,913万9,000円、既存の高齢者施設の防犯対策強化事業といたしまして284万4,000円を増額しておりますので、その差額といたしまして2億6,663万2,000円の減額補正ということになったものでございます。 ○副議長(小沢和悦君) 相澤孝弘議員。 ◆15番(相澤孝弘君) 田尻は公募されたということで、鳴子と古川地区が公募したけれども受けなかった、その原因は何だというふうに捉えていますか。いかがでしょうか。 ○副議長(小沢和悦君) 安住高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安住伸君) 原因はさまざまあるかと思いますけれども、まず第1点といたしまして、至らなかった理由の大きなところといたしましては、土地の確保が困難であったということが初めでございます。その次といたしましては、事業費の確保、さらには介護人材の確保が難しく、なかなか現段階で施設の整備に至っていないというところだと分析しております。 ○副議長(小沢和悦君) 相澤孝弘議員。 ◆15番(相澤孝弘君) 土地、それから事業費、人材という3つの要素がある。これは仮に今年度というか、来年度またやったとしても同じことなのでしょう、恐らく。今、国会で大騒ぎしていますが、決して相当高額のやつを安く売れとは言いませんが、例えば市の市有財産、土地を貸すとか、そういう形で何か変えていかないと難しいのだろうと思いますし、人材の確保もそうです、なかなか仕事がきつい割には報酬は比例していないというふうな評価もあるわけです。 けれども、要はこういう施設を期待している方が多いわけです。特別委員会でも質問しました、介護保険料を納めているけれども、肝心なときにサービスが受けられないという状態を改善しなければ、まずいと思います。先ほど、前の相澤久義議員の質問の中で、65歳から75歳の方々が病院に結構入院するというか、利用者が多いという中ですから、やっぱりそういうふうなことを考えれば、早くこういったものの条件を緩くするというか、ある程度民間が積極的に参加できるように変えてもやっぱり進めていかなければいけないと思うのですが、その辺はいかがですか。 ○副議長(小沢和悦君) 安住高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安住伸君) 施設の整備につきましては、国等々の基準がございますので、なかなかその基準をかえるというのは難しいものがございますが、第7期計画が29年度から作成されますので、その中で施設の誘致につきましてもさらに検討してまいりたいと思いますし、また重度者の待機者の縮減ということでございますので、施設に限らず、重度者の方が例えば自宅で同じようなサービスを受けられるですとか、そういうもののほうも多方面からの考え方で待機者の縮減を考えていきたいというふうに考えてございます。 ○副議長(小沢和悦君) 相澤孝弘議員。 ◆15番(相澤孝弘君) 自宅で受けるというのは、いかにも行政の担当者からすれば非常に至れり尽くせりですみたいな表現を使うのだけれども、逆に、反面、そういう施設がないから仕方なくて受けているのだという人もいると思うのです。そのほうが多いのでしょう。恐らく、家族にとっても、できれば24時間安心して過ごせるような施設があったらいいな、そう思いながらも、ないから、どこにもない、あるいは石巻だとか栗原だとか仙台とか、いろいろな施設にお願いする。しかしながら、今度はいわゆる負担の問題で、やっぱりいろいろ大変な状況ですから、そういった点をぜひ改善するような知恵を絞っていかなくてはいけないと思います。 それで、人材の確保、さっき答弁ありませんでしたけれども、やはり事業者が仮に民間だとしても、今のいわゆる勤務されている方、例えば病院でいえば看護師だって同じです。医療機関同士、あるいは介護事業者同士が資格を持っている人の取り合いというか、そういうことでは本来の行政サービスの向上にはつながらないわけですから、そういったこともやっぱりきちっと今のうちから考えていくことだと思いますが、その辺、何か大崎市として考えていることがあるのですか。いかがでしょうか。 ○副議長(小沢和悦君) 安住高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安住伸君) 人材の確保ということでございます。 ただいま国におきまして外国人のヘルパー誘致ですとか、それからそれぞれの人材の処遇改善等を行っておりますので、その辺につきましては、国・県の施策と同調しながらやっていきたいと思います。 また、大崎市では、包括ケアシステムによりまして介護予防のほうにも力を入れておりますし、地域づくりのほうにも力を入れておりますので、介護職員の専門的な分野へのシフトということを考えまして、現在介護職員が行っております身体介護、それから生活支援がありますけれども、その生活支援の部分を地域で賄うことによりまして、実際の現在の介護職員の方は専門的に身体介護のほうに行っていただくということで、人材の確保につなげていきたいというふうな施策も行っているところでございます。 ○副議長(小沢和悦君) 相澤孝弘議員。 ◆15番(相澤孝弘君) 非常に答弁内容、わかりやすくていいのですが、現実、果たしてそううまくいくのですか、外国人労働者なんていう言葉も出るけれども。ここは大崎市古川、三本木、外国人労働者の言葉はこれは国の政策で、国会で議論して、なんかいいとか悪いとか、いろいろなことをやっているのはわかる。地方でまずそれを即、外国人労働者が大量に来られたらすぐに受けますか、そういうわけにいかないでしょう、現実問題。安易に国会答弁みたいなことを言わないで、現実、大崎市らしい介護というふうなことを考えておいていただきたいと思います。 次に、今度は児童保育費の関係でお尋ねいたします。 児童保育運営事業で1億3,800万減額を組んでおりますが、委託料であったり給付手当とか、いろいろ減額要素は予算書の中で書いてありますが、具体的にもう少しお尋ねしたいと思います。 ○副議長(小沢和悦君) 鈴木子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長鬼首保育所長事務取扱(鈴木光代君) お答えいたします。 児童保育費1億3,800万円の減額の内訳といたしましては、当初予算で見込みました入所する児童数、こちらに関しましては平成27年10月1日時点の数字を参考としまして積算しております。また、新たに今年度2つの保育園が新設され4月から開園しておりますが、そちらにつきましては同規模程度の施設を参考に積算させていただきました。 しかしながら、児童保育運営委託料に関しましては、いわゆる認可保育園になりますけれども、こちらのほうは通常、定員の拡大枠という、20%まで拡大を認めていただける枠を使いまして、入所調整をして、なるべく待機児童を出さないという措置を行ってまいりましたが、今年度、それを活用しまして、予算編成時の見込みでは月平均で大体2,044人ほどの入所児童数を見込んでおりましたが、実績といたしましては1,977人程度になると見込まれます。これに関しましては、大体月平均67人の利用が見込みよりも少なかったということになります。 もう一つ、私立幼稚園運営委託料に関しましては、こちらは子ども・子育て新制度に移行してきました私立幼稚園、大崎市内3園になりますが、そちらの児童への委託料という形になります。こちらも年度当初には延べ人数で3,140名を見込んでおりましたが、利用の実績が3,001人程度になるというところで、月平均11.6名ほど少なかったという形になります。これによりまして603万5,000円の減という形になります。 また、3つ目の地域型保育事業委託料、これが一番予算の見込みと違っていた点でございまして、地域型保育事業には定員が212名、4月1日、今年度の4月時点でございました。待機児童が発生しておりましたことから、この小規模保育施設になりますけれども、そちらのほうも年度当初から定員が全部埋まるだろうと見込んでの予算額といたしまして計算しておりましたけれども、こちらのほうが現在でも入所率が八十二、三%というところになっておりまして、見込みで大体月平均で57人ほど少なくなっているというところになります。これによりまして1億5,000万円ほど減額という形になります。 これに関しましては、なかなか小規模保育施設のほうの空きがあっても希望しない保護者の方が多くおられまして、やはり3歳に達したときにほかの施設を探さなければならない、そういった点がありますことから、なかなか入所に至らなかったというふうに見ております。 ○副議長(小沢和悦君) 相澤孝弘議員。 ◆15番(相澤孝弘君) 説明いただきまして、ありがとうございました。 そうすると、内容についていろいろ問題がまだまだあるのです。問題がなくて不用額ではなくて、問題があるから利用者が当初の見込みよりも減少した、そういったことの解消をどうするかということをできるだけやらなければいけない。 そして、あわせて、今、きょうなりきのうでもいいのですが、いわゆる待機児童数は何人ぐらいになっているのですか。ゼロという理解でいいのですか。それとも、この時期、保育園に落ちたなんて東京で大騒ぎになりましたけれども、うちのほうはどうなのでしょうか。いかがですか。 ○副議長(小沢和悦君) 鈴木子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長鬼首保育所長事務取扱(鈴木光代君) 問題の解消につきましては、新年度の課題というふうに捉えておりまして、まずは、今お話ししましたように、なかなか小規模保育施設に空きがあっても入所を希望する方がいらっしゃらないというところから、まずはマッチングをするための対策をしなければならないと思っております。ですので、新しくマッチングをするための人材を確保しまして、そこを重点的に行っていきたい。また、保育士を採用する、または小規模保育施設の保育内容を指導する、そういったものも含めて、まだ名称ははっきりとしておりませんが、保育コンシェルジュというような意味合いで人事配置していきたいというふうに考えております。 また、待機児童数に関しましては、4月1日現在では国定義で3名ということで報告させていただいておりますけれども、ちょっと持ち合わせの数字が今11月1日現在ということになります、11月1日現在で55名ということで、ふえている人数の多くはゼロ歳児ということで、産まれてきたお子さんを保育所に入所させたいという、2カ月産休明けで入所させたいという保護者の方が多くいらっしゃるために、ゼロ歳児に待機児童が多く発生しているという状況と思われます。ただし、ゼロ歳児枠というのはどこの保育所もいっぱい多く持っているわけではございませんので、その点でやはり枠は空いていても年齢の点で入所できなかったというのが現実かと思います。この点に関しましても、小規模保育施設はゼロ歳児も受け入れる施設でございますので、できる限りマッチング、そういったことを検討していきたいというふうに考えております。 ○副議長(小沢和悦君) 相澤孝弘議員。 ◆15番(相澤孝弘君) そうすると、今お話しあったように、小規模ですとゼロ歳で入所しても3歳になったらよそへ移らなければいけない、それが利用のいわゆる見込み違いだという説明だった。しかしながら、ゼロ歳児が多くて待機児童がいる。説明は説明でわかる気がするのですけれども、なんかどうもバランスが悪いです。だったら、3歳までの地域循環型保育事業委託料という部分の事業に対して、例えば相当数ゼロ歳の保育をふやすように要請するとか、そしてPRするとか、2歳、3歳になったら認可保育園、そういうふうなことをきちんとすれば相当変わってくると思うのです。 要は、ゼロ歳児でなぜお願いしたいかというのは、1年も2年も、言葉は言っては悪いけれども、民間の企業では休めないのです、働くお母さん方が。公務員の皆さんと違って、1年とか2年休んだら仕事に復帰してもなかなか難しい条件というか、境遇が難しくなるから、できるだけ二、三カ月で早く復帰しなければいけない。それが一応保育と両立をきちっとしなければならない、そういうふうなこと、来年度と言わないで、やっぱりマッチングまで表現しているのですから、早急にやるべきではないですか。その辺できないのですか、やっぱり簡単には。いかがですか。 ○副議長(小沢和悦君) 鈴木子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長鬼首保育所長事務取扱(鈴木光代君) 保育に関しましては、保育士の配置基準がございまして、ゼロ歳児ですと3人に1人という配置になります。1歳、2歳ですと6人に1人という配置になっております。ですので、ゼロ歳児だけを多く受け取るということは、保育士もその分、多く採用しなければならないというところになります。保育士に関してやはり難しいところがまだあるのかなと思っております。 ○副議長(小沢和悦君) 相澤孝弘議員。 ◆15番(相澤孝弘君) そういう意味では、いわゆる人件費、施設を運営する人件費が限られた予算の中では保育士の増員が簡単にいかないのだというのが1つの理由であったり、あるいは保育士の資格を持っている方が簡単に集まらないとか。でも、一番は、働く方は例えば待遇面を優遇するとか、あるいは小規模にこういうふうなゼロ歳児を解消するために市のほうで相当なバックアップをするとかということになれば、また変わってくると思うのです。そういうふうなことをしないで規定だからとか云々とかばっかりやっていたら、はっきり言っていつまでたっても市民の要望に対する期待に沿えなくなります。ぜひ、来年度早々にやっぱりその辺の仕掛けを講ずるべきだということを申し上げておきたいと思います。 次に、児童厚生施設費についてもお尋ねいたします。 放課後児童健全育成事業ということで733万6,000円、児童館の管理運営費54万6,000円等々であります。その中で、見ますと工事請負費とか、云々とありますが、私が特別委員会の質疑の中で申し上げました、古川だけが高学年を自由来館、答弁で前、自由来館と言いますが、要は5時で、例えば学年が持ち上がって、これからです、持ち上がって5月の連休、あるいは夏休み前までの時間に、3月まで登録児童で施設に行っていた子が、4月1日からあんたはもう帰りなさいと。それによって子供たちの不安定さ、親の心配、そういったものがあるのですということを申し上げました。これは過去に何回か私申し上げております。そういうふうなことの努力をした成果なのかどうかまず確認したいと思うですが、いかがですか。 ○副議長(小沢和悦君) 鈴木子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長鬼首保育所長事務取扱(鈴木光代君) 今回の減額に関しましては、議員さんがお話ししている自由来館をなくすための費用というところではございません。自由来館を減らすため、皆さん、希望する方が、希望する子供さんが全員入れるために、新年度の予算として施設整備を新たに予算を取っております。今回の減額は、施設の設備を、環境をよくするためということで、エアコン設置だったり、あとは敷玉の学童保育がそれまで敷玉小学校の体育館の一部を利用させていただいておりましたが、それが敷玉の幼稚園に移設するための費用でございます。それの残額という形になっております。 ○副議長(小沢和悦君) 相澤孝弘議員。 ◆15番(相澤孝弘君) 施設整備の関係のものだったということでありますから、それはそれで理解いたします。ぜひ、施設整備の考え方としてお願いしたいのは、どこの施設も同じような基準といいますか、片や暑くてクーラーがないところも、今のところそういうことはないでしょうが、やっぱりそういった基準というか、そういうものがあるでしょうから、それに合わせて、不足分もあれば、あるいは早目のいわゆる交換とかという部分もぜひ考えていただければというふうに思います。 決して不用額になったからどうのこうのと言いたくないのですが、やっぱりせっかく認めた予算ですから、もっともっといい形でぎりぎりまでお使いいただくのが、我々、予算を議決した議会として納得できるのですが、大量に余ったというと何のために当初予算を確認したのか理解できなくなりますから、その辺は改めてお願いしておきたいと思います。 次に、お待たせいたしました、茂泉副参事にお尋ねしましょう。 8款土木橋りょう費の維持関係で除雪業務委託料1億円増額、ことしは例年になく雪が少なくて、私の住んでいる古川地域でも珍しく1回、それも余り雪が降っていなかったとき1回だけ雪を押していただいたような、除雪だか道路っぷちの家には家の前にどんと押していったのだか何だかわからないですが、そんな感じでやっていただいたのは記憶しているのですが、1億円というのはどういう根拠でまず補正で増額したのか、お尋ねいたします。 ○副議長(小沢和悦君) 茂泉建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](茂泉善明君) 今、議員さんがお話しあったように、今年度も昨年度に引き続きまして比較的雪が少ない状態となっているのですけれども、除雪業務委託料につきましては、現在、各総合支所を含めた合計予算として1億8,678万7,000円となっておりますけれども、既に2月21日現在で約9割の1億6,400万円ほどの執行となっているところでございます。 除雪作業につきましては、降雪量が10センチを超えた場合に、各除雪業務の委託業者に出動していただくこととしております。しかしながら、例えば古川地域などでは、この冬におきましては、場所にもよりますけれども、5回ほどの出動となっております。ただし、鳴子温泉地域の鬼首地区とか中山地区につきましては、雪が少ないために1回当たりの稼働時間というのが少ないとはいえ、月に10日から15日ぐらい出動しているということであります。 そうした状況から、これまで執行した予算に加えまして、各地域におきます今後の支出見込み額というものを想定いたしまして、不足額を1億円といたしまして、合計額が2億8,678万7,000円の除雪委託料となる見込みとしているところでございます。暖冬というふうに言われておりますけれども、今後の想定しない降雪でありますとか、路面の凍結に対応するためにも、予算の確保がなければ委託業者への支払いができなくなってしまうということでありますので、冬道の安全な通行のためにも、ぜひお認めいただきますようにお願いいたしたいと思っております。 ○副議長(小沢和悦君) 相澤孝弘議員。 ◆15番(相澤孝弘君) わかりました。 雪が降れば、やっぱりきちっとすることによって安心・安全な足元の確保ができるということですから、頑張っていただきたいと思います。 次に、道路維持補修工事費、合計で700万ぐらい余っているのですが、これを余さずに、いろいろな住民要望に沿った細かい補修業務をやればこんなに余らなかったと思うのですが、ひもつきというか、場所が限定つきなのですか。簡単に。時間がありませんので。 ○副議長(小沢和悦君) 茂泉建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](茂泉善明君) 今回の予算につきましては、道路維持補修費のうちの社会資本整備道路修繕事業の工事費であります。この事業は社会資本整備総合交付金を活用した事業となっておりまして、今年度は三本木の蟻ケ袋線、古川地域の飯川耳取線、これを交付対象として工事を行ったのですけれども、それの請負残額ということでの減額補正であります。予算につきましては、この交付金のほかに合併特例債も入っておりまして、ほかの事業目的への流用はできないものということになっておりますので、御理解お願いしたいと思います。 ○副議長(小沢和悦君) 相澤孝弘議員。 ◆15番(相澤孝弘君) ほかに流用できないということで、わかりました。 次に、道路維持補修車両等の購入費1,800万、先週の特別委員会では同じぐらいの金額を予算の関係で計上していた記憶があるのですが、これはどういった機械でどのぐらいするものかわかりませんが、年中365日とか、あるいは1年のうち200日ぐらい使う機械ならともかく、でなかったらその都度、業者さんからリースで借りたほうがトータル的には安くなるのではないかと思うのですが、その辺の検討というのはいかがなものでしょうか。 ○副議長(小沢和悦君) 茂泉建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](茂泉善明君) 市のほうで購入しないで、リースなり、そういうことでの対応でいいのではないかということの御指摘かと思います。除融雪機械につきましては、特殊な作業車ということで、リースの市場のほうでも台数がなかなか少ないということもございます。それから今回、社会資本整備交付金を活用して機械を購入しているわけなのですけれども、そういった除雪機械、雪寒機械を更新しますと、3分の2という高い交付率での更新が可能となりますので、長い使用期間を考えれば、その分のリース料よりもむしろ有利になるというふうに考えております。 なお、市で保有しております除雪機械につきましては、冬期間、除雪業者に無償貸与して除融雪作業を行ってもらうという状況にありますので、将来安定した除融雪体制を確保するためにも、そういった特殊機械、市が機械を保有するというふうな必要があると考えているところでございます。 ○副議長(小沢和悦君) 相澤孝弘議員。 ◆15番(相澤孝弘君) わかりました。 せっかくの機械ですから、目いっぱい市民要望を受けられるように使って、費用対効果にやっぱり努めるべきだというふうに思います。 次に、8款4項3目公園管理費の関係でお尋ねいたします。 この公園管理費を見ますと、施設整備工事費120万減額ということであります。これが直接どこの部分なのかはまだ私わかりませんけれども、少なくても、私の近所にほなみ親水公園があります、あそこの管理棟、管理している人は、余り人は常駐しているのは見たことないのですが、あの建物の雨どいとか、相当傷みがひどいです、雪の関係なのかどうか、雨どいがみんな壊れているのです。そういったものをやっぱり公園に来た方々からすると何とかならないのでしょうかという問い合わせみたいなのですが、こういった項目の中で、整備工事費、これも場所が変わると流用ができなかったのかどうか、お尋ねいたします。 ○副議長(小沢和悦君) 茂泉建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](茂泉善明君) 今回の施設整備工事費の工事ですけれども、こちらは三本木の館山公園のトイレの建設ということで、27年度に設計業務を行いまして、今年度工事を行ったものであります。建屋工事、機械設備工事、外構工事の3つの工事に分けて発注させていただきましたけれども、それらの請負額の確定による予算の残ということでの減額の補正でございます。 予算につきましては、今回、合併特例債を充当させていただいておりましたので、その残金をほかに充てることができないということになりますけれども、今お話しありましたほなみ親水公園の管理棟の雨どいの傷みとか、そういうお話ありましたが、こちらについては、現地のほうを確認させていただきながら、修繕料とか、そういったもので直せるものなのかどうか、現場を見て対応させていただきたいというふうに思います。 ○副議長(小沢和悦君) 相澤孝弘議員。 ◆15番(相澤孝弘君) 公園管理費については、防犯カメラというのも必要なのです、場合によっては。可能な限り、館山ホールもトイレならトイレの改修を行ったということですが、必要があればそういったものも含めてやっぱり設置すべきです。ぜひ、来年度、そういったことを考慮して事業に当たっていただきたいと思います。 次に、9款の消防総務費の中で、時間がないのでストレートに申し上げます、防災無線の整備事業4,463万1,000円減額になっています。事業効果と改善の経過についてということで通告しておりますが、できるかできないかだけ、一言でいいです。今の各スピーカーをつけている部分の高さをもっと足すことが、上げることができるのかどうか、1つ。 もう一点は、トランペットスピーカーがたしか4つぐらいあります。幾つかはその中で出力の大きいもの、いわゆるもっと遠くまで聞こえるようなものに変えることが可能かどうか。もし可能であれば、そういったことも不用額を生み出す前に変える必要があったと思うのです。はっきり言います、聞こえづらい。近くの人は聞こえにくい。あるいは、遠くの人はよく聞こえない。本格的に運行するのはわかりますが、そういうふうなときに改善すれば、スピーカーの大きさを変えることによって、近くの人と遠くの人と違うような気がするし、高さによっても違う。その辺いかがでしょうか。 ○副議長(小沢和悦君) 茂和泉防災安全課長。 ◎市民協働推進部防災安全課長兼放射能対策室長(茂和泉浩昭君) 結論から申し上げますと、スピーカーの高さの変更というのは今となってはできかねる状況でございます。さらに、もっと大音量のということでございますけれども、いろいろ音量調節はできるものでございますけれども、音量についても、ほとんどのスピーカーは今現在マックス状態で出してございます。聞きにくいというお話、当然、私ども常日ごろから聞いております。その中で、子局の間にあるお宅などは両方から聞こえたり、それから反響などもしているということで、そういった声も聞こえてございます。今回減額する金額を使ってということではございますけれども、それらにつきましては、前々からお話しておりますとおり、補完のシステムをうまく活用しながら情報をお届けするような仕組みを考えたいと考えているところでございます。 ○副議長(小沢和悦君) 相澤孝弘議員。 ◆15番(相澤孝弘君) 答弁の内容を聞いてみると、なかなか苦しいなという部分はわかります。一つだけ、簡単にできるやつ。男性の声のスピーカーでの御案内と女性の声と音量が違うのですか、聞く届け方が。それでもちょっと違うようです。いわゆる高い声のほうがより聞こえやすい、低い声の方が言っているのはぼそぼそと何を言っているか聞こえない、そういうふうなことも。だから、いろいろなことをきちっと調査してやっぱりかえる点をかえなければ、せっかく相当なお金をかけてやっているわけですから、これは議会でも議論したときに、必要でない、別なものを入れたほうがいい、いろいろな議論をしたわけです、はっきり言って。これでやると押し切ったのは執行部のほうで押し切ったのですから、はっきり言って。私たちは、少なくても何人かの議員はそれではだめだと否定したのです。その辺はやっぱり忘れないでやってほしいと思います。 最後に、消防施設費で、9款1項4目、ポンプ積載車購入費142万3,000円減額しました。当初の配備計画どおり、だから余った、不用額だということなのでしょうが、私はやっぱり増額してもっと配備を拡充すべきでなかったのかなと思うのです、前に申し上げました。この間、志田地区でも戸建て、しかも10年足らずの新しい家がすっかり全焼しました。そのときに広域の消防も行っていただきました、地元の消防団も行きました。婦人防火クラブの皆様も行きました。その中に1台積み込んで、比較的、一番最初に走ったと思われる、類焼した家の近くまで積み込んだ車を最後まで放置していました。地元からは早く積載車の配備をしてほしいという声は前にもこの議場を通して届けました。そういったことを早急にすべきではなかったでしょうか。予算が余ったからとほめられるより、足りなかったからとほめられたほうがいいというふうに思うのです、この分野では。その辺いかがですか。 ○副議長(小沢和悦君) 茂和泉防災安全課長。 ◎市民協働推進部防災安全課長兼放射能対策室長(茂和泉浩昭君) 今回の減額補正に至った理由でございますけれども、車両購入の際の受け差でございます。その上で、消防車両の購入に関しましては、市町村振興総合補助金、それから起債事業にその財源を求めているところでございますので、年度ごとの起債等の手続を踏まえて、購入計画に基づいて購入しているところでございます。 お尋ねの件につきましては新年度の整備対応とならざるを得ないところですけれども、28年度第3回定例会で危機管理監からも御答弁申し上げておりますけれども、特にお話にはございませんでしたけれども、渋井川、あるいは多田川が水位周知河川となったということもございますので、その巡回広報、さらには災害の発生状況、そういったことを見越しながら新年度で対応を図ってまいりたいというふうに思っているところでございます。 ○副議長(小沢和悦君) 相澤孝弘議員。 ◆15番(相澤孝弘君) 答弁いただきました。 それはそれで理解できますが、渋井川とか多田川だけでなくて、市全体でやっぱり足りない部分はやっぱり早急にやる努力をすべきです。財源が他力本願で何ぼしか来ないからこのくらいしかつくれないのだということでなくて、我々は地震も水害も経験している地域です。市単独でもやっぱりつけるときはつけても、やっぱりやるべきところは加速度をつけてやるというふうなことも、考え方の切りかえもぜひお願いしておきたいと思います。 終わります。 ○副議長(小沢和悦君) 次に進みます。 13番遊佐辰雄議員。 ◆13番(遊佐辰雄君) 13番遊佐辰雄でございます。 それでは、通告に従いまして質疑いたします。 まず、歳出3款2項子ども医療費の件でございます。 これは予算特別委員会でも鎌内議員がかなり議論したけれども、私からも少しさせていただきます。 まず、ことしは学級閉鎖になるほどインフルエンザがありました。この予防接種等の関係で増額が多分あると思うのですが、その辺の認識をお示しいただきたいと思います。
    ○副議長(小沢和悦君) 鈴木子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長鬼首保育所長事務取扱(鈴木光代君) お答えいたします。 今回の補正は、昨年11月から12月にかけて大崎管内で感染性胃腸炎が流行し、大崎保健所の感染症情報を参照いたしますと、通常の5倍から10倍ほどになっておりました。また、12月末から1月、2月にかけましてインフルエンザが大流行し、過去の流行時の数値等を参考に補正を計上したところでございます。 しかしながら、昨日、今年度の最終支払いとなります請求書が届きまして、扶助費の額が決定いたしました。予想したよりも少なく、約3,000万円という金額でございましたので、4,600万円ほどの補正を出させていただきましたが、これが残額が出るということで、3月末で専決処分をしたいというふうに考えているところでございます。 ○副議長(小沢和悦君) 遊佐辰雄議員。 ◆13番(遊佐辰雄君) 見通しについては少なくてそれはよかったのですけれども、実はやはりこの予防接種の無料化をやれば、もっともっと事前にインフルエンザの発生も抑えることもできるし、子供たちも元気に学校に通って、閉鎖にならない程度で済んだなというふうに思います。お金の問題はともかくとして、予防すれば医療費がまた浮くという形にもなりますので、やはりこれは特別委員会でも前向きに今後検討するというふうになりました。 それとあわせて、やっぱり子供の医療費の所得制限の撤廃、大崎地方は全部所得制限がないし、中学生はもちろん、高校生まで今無料化になっているのが、大崎市を囲む自治体全てそうなりました。子育て日本一を展望している我が大崎市がそれにおくれをとってはやっぱりだめだと思うので、恒久財源もあろうかと思いますが、やっぱり市長の政治決断でもう撤廃して、よその市町村に倣って、それを追い越すぐらいに持っていかないと、我が大崎市、ほかから比べてもおくれていると言われている状況なので、その辺、もうびしっと決断する時期ではないでしょうか。もう一回だけお願いします。 ○副議長(小沢和悦君) 鈴木子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長鬼首保育所長事務取扱(鈴木光代君) インフルエンザの予防接種に関しましては、まずインフルエンザの予防接種の効果と医療費へ及ぼす影響、そちらのほうが実際の数値として見えてくることが必要だと思っております。今後もデータを作成するなど、いろいろな資料を検証しながら比較検討していきたいというふうに考えております。 また、所得制限の撤廃につきましては、子ども医療費の助成制度は福祉政策として現在実施しているところでございます。これまでも段階的に年齢拡大を行ってきたところでありますし、この制度の性質から見ても、長期的な視野に立った判断が必要であるというふうに考えております。所得制限の撤廃、全廃、または緩和につきましては、議員がおっしゃるとおり、まず財源の確保も、本当に恒久的な財源の確保は必至であるというふうに考えております。今後とも国・県の動向を注視して状況を見きわめてまいりたいというふうに考えます。 ○副議長(小沢和悦君) 遊佐辰雄議員。 ◆13番(遊佐辰雄君) 予算特別委員会の答弁とほぼ変わりませんが、よその市町村は全てなっているので、もうこれは早い時期にやっぱり市長は決断して、要するに右倣えという形で、おくれをとらないように早期に撤廃すべきだと思います。この辺は前に前向きに検討するということになっていましたので、このくらいにしておきます。 次に移ります。 8款2項の除雪対策費、先ほどの相澤議員とほぼ同様の形でございました。 ことしはやっぱり例年より少ないのですけれども、先ほどの理由説明はわかりましたが、特に中山間地、鳴子、岩出山のほうは少ないとはいえ、結構除雪は出ましたけれども、やっぱりリース、除雪機のリースを借りて除雪に当たっている方が、なかなか除雪する機械がないと大変だと。去年は大分赤字をしたということで、これから除雪する業者や個人が非常にこれでは合わないということで少なくなって、今後に及ぼす影響、この辺が非常に心配されるわけです。ことしは大丈夫だと思うのですが、その辺の見通しはいかがでしょうか。 ○副議長(小沢和悦君) 茂泉建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](茂泉善明君) リース料についてですけれども、除雪委託業務におきまして、除雪業務が道路除雪のために賃借して作業していただいた場合は、機械のリース料につきましては、市内の全域でリース料相当額を除雪業務委託料として支払っているところでございます。これによりまして、除雪用機械を所有していない除雪業者さんにつきましても、降雪の有無にかかわらず発生する固定費の軽減が図られて、除雪業務が持続可能なものになっているというふうに考えているところでございます。 ○副議長(小沢和悦君) 遊佐辰雄議員。 ◆13番(遊佐辰雄君) この辺も今後心配されますので、ぜひそういうふうにならないように万全を期していただきたいなというふうに思います。 次に、維持補修費の経費、先ほどこれも相澤議員と重なりますが、別な項目なのですけれども、結構でこぼこ、穴ぼこがあって、減をしないで、やれるところをどんどんやってほしいなという思いもあったものですから出しましたが、これも何かの補助事業で、流用、回せないやつなのでしょうか。 ○副議長(小沢和悦君) 茂泉建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](茂泉善明君) 道路維持補修経費の957万4,000円の減額の部分かと思います。 こちらの予算につきましては、当初、工事をするに当たりまして物件移転補償が必要だということで、水道管の移設を予定しておったところでございます。現場のほうを精査いたしまして、工事内容を見直ししたことによりまして、移設の必要がなくなったということで、今回減額の補正をさせていただいているというところでございます。 ○副議長(小沢和悦君) 遊佐辰雄議員。 ◆13番(遊佐辰雄君) それと関連しますが、道路維持補修費、たしか9月議会、12月議会ですか、3億だか、どんと補正しまして、結構直していただいていると思うのですが、実は直した後どういう点検をしているのか、小さい修理だから業者任せにして、市としては改めて大きな工事とか、大きな建物の場合はしっかり竣工検査するのでしょうけれども、こういう補修後の検査の確認はどのようになされているのでしょうか。 ○副議長(小沢和悦君) 茂泉建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](茂泉善明君) 道路の維持補修業務委託につきましては、地域の皆さんからでありますとか、道路のパトロールで補修箇所が見つかったというところで、現場のほうを職員が確認した上で維持補修業者に施工方法などの指示を行いまして、現場で補修作業を行っております。完了した場合には、業者のほうから施工した実績調書の提出を受けて、現地確認して出来高の精算を行うという一連の作業の流れで行っているところでございます。 ○副議長(小沢和悦君) 遊佐辰雄議員。 ◆13番(遊佐辰雄君) 実は、皆さんも気づいていると思うのですが、直した後、すぐわかります。やってくれたなと非常に喜んでいる面もあるのですが、場所はあえて申しませんけれども、場所によっては直しざまというか、あら、なんだべと、もうちょっとうまくできなかったのかなというふうに思って。実は、でこぼこができて、ことし雪は少ないのですけれども、雪が解けて、直してくれたのはいいのですが、そこに低いところが出て、水たまりができて、隣のお母さんが滑って転んだというのがありまして、何とか直してくれないかという声もあったのですが。だから、現地をあれは見なかったのかなというふうに思いましたが、今の時期は舗装の関係でもやりづらいというのはわかります、暖かくなればもっときれいにできると思うのですが、その辺、後で水を切るなり、水がたまらないように何かするとか、手直しも多分やると思うのですが、その辺どうでしょうか。 ○副議長(小沢和悦君) 茂泉建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](茂泉善明君) 今の御指摘の件、地域の皆様、御要望の方には大変御迷惑をおかけしたというふうに思っております。どうしても小規模で人力での施工ということになりますので、全面打ちかえをする箇所についてはそういうことはないかとは思うのですが、部分的な補修する箇所についてはなかなか、見た目の悪い補修になってしまうということもあろうかとは思います。今後は、要望されている方の意図でありますとか、現地の状況なども考慮しながら、そういった二度手間、三度手間となるような作業が発生しないように努めていきたいというふうに思っております。 ○副議長(小沢和悦君) 遊佐辰雄議員。 ◆13番(遊佐辰雄君) そういうことで、後で聞いたら、その後は何かすぐ後で直してくれるというふうに伺っていますので、ぜひ最初からそういうふうにうまく、きれいにやってもらえればいいなというふうに思います。 次に移ります。 これも相澤議員とすっかり重なりました、偶然でございますが。私もこれ、本当に聞こえないというのと、あと場所によっては両方から聞こえてハウリングして聞こえないとか、いろいろ、何とかならないか。本格運用はまだなのですけれども、全部試験運用は終わったのでしょうか。その辺をまず。 ○副議長(小沢和悦君) 茂和泉防災安全課長。 ◎市民協働推進部防災安全課長兼放射能対策室長(茂和泉浩昭君) 拡声子局につきましては、それぞれ建設を終え、そして回線をつないだところから順次音声を出していっております。その際には、先ほどお話しあったように、スピーカーの向き等々、ふやすことはちょっとできないのですけれども、向きにつきましては微調整を図りながら対応しているというところでございます。 また、これまでもお話ししたと思うのですけれども、聞こえないというお話の御意見のほかに、鳴らしたとたんにうるさいという御意見も頂戴しているところでございます。なかなか良好だという声は私どものところには届いてはおりませんけれども、そういったところで、随時建設が終了したところからそれぞれテストを行いながら進めているというところでございます。 ○副議長(小沢和悦君) 遊佐辰雄議員。 ◆13番(遊佐辰雄君) 本当に大金をかけてやったというふうに、私も記憶しています。せっかくつくってなかなか効果が出ないというのはもったいないなというふうに思います。先ほど、もうこれ以上の高さとか音量の調節をやっても限度があるとありました。補完システムを考えるというふうにも言いましたけれども、やはりどうしても聞き取れないところ、聞きづらいところは補完システムをとらざるを得ないと思いますが、できるだけすっかり聞こえるように地域地域に、小まめに調整して、何とかこれを生かして、せっかくつくった防災システムを生かせるように期待して、私は終わります。 ○議長(門間忠君) 次に進みます。 8番鎌内つぎ子議員。 ◆8番(鎌内つぎ子君) それでは、私からも質疑をさせていただきます。 後ろのほうから行きたいと思います。 議案第57号平成28年度大崎市病院事業会計補正予算(第1号)、医業費用について質疑させていただきます。 全体としては1億7,737万2,000円でございますが、その中で材料費、薬品費、診療材料費に絞って質疑させていただきます。材料費については、一番減額の大きい薬品費1億700万、すごいですね、この努力、なぜこのように減額になったのか、まず聞かせていただきたいと思います。 ○議長(門間忠君) 佐々木病院総務課長。 ◎病院経営管理部総務課長市民病院中央材料部中央材料室長(佐々木博顕君) お答え申し上げます。 薬品費につきましては、使用量が多い薬品を優先的に先発医薬品から後発の医薬品へと切りかえを行いました。本院におきましては、後発医薬品の使用率は今年度が当初約78%でありましたが、昨年12月現在で約84%まで向上しております。切りかえによる削減効果は薬品費のほうで1,260万が見込まれるところでございます。それから次に、高額医薬品でありますC型肝炎の治療薬を院内の処方から院外処方に変更したことによる削減効果も出ております。 以上でございます。 ○議長(門間忠君) 鎌内つぎ子議員。 ◆8番(鎌内つぎ子君) 後発薬品にかえたことによって、すごいですね。 これは患者様のアンケートなんかを実施してこのようにしたのかどうなのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(門間忠君) 佐々木病院総務課長。 ◎病院経営管理部総務課長市民病院中央材料部中央材料室長(佐々木博顕君) 病院のほうで、検討のほうにつきましては、薬事委員会のほうなんかでも検討してございます。 以上でございます。 ○議長(門間忠君) 鎌内つぎ子議員。 ◆8番(鎌内つぎ子君) 余り踊らないようにして。 薬品なのですが、後発だけではなくて、一括薬品も購入されていらっしゃるのでしょうか。 ○議長(門間忠君) 佐々木病院総務課長。 ◎病院経営管理部総務課長市民病院中央材料部中央材料室長(佐々木博顕君) 薬品の一括購入につきましては、平成29年度から、診療材料等の調達業務において、診療材料に加えて、薬品も29年度から一括購入を導入する予定でございます。 ○議長(門間忠君) 鎌内つぎ子議員。 ◆8番(鎌内つぎ子君) そうしたらもっと減額になるなという感じです。 それから、院外処方切りかえなのですけれども、切りかえして今回減額になったということなのですけれども、今後、何%ぐらいまで院外処方に持っていこうとしているのかどうなのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(門間忠君) 佐々木病院総務課長。 ◎病院経営管理部総務課長市民病院中央材料部中央材料室長(佐々木博顕君) 院外処方については、院外処方のできるものとできないものがございますので、その辺についてはできる限り努力してまいりたいと思います。 ○議長(門間忠君) 鎌内つぎ子議員。 ◆8番(鎌内つぎ子君) ぜひそのようにしていただきたいなと思います。 次に、診療材料費についてお伺いいたします。 3,200万の減額の内容についてお伺いいたします。 ○議長(門間忠君) 病院総務課長。 ◎病院経営管理部総務課長市民病院中央材料部中央材料室長(佐々木博顕君) 診療材料費につきましては、単価が高い心臓血管外科手術材料等分は増加しておりますが、その一方で、使用量が多い診療材料を中心に同じ効果がある安価な製品への切りかえや、診療材料等一括調達業者を中心とした他の医療機関との共同購入を実施した成果であると思います。 ○議長(門間忠君) 鎌内つぎ子議員。 ◆8番(鎌内つぎ子君) すごいですね。 今回、全体としてはすごく、1億7,700万なのですけれども、こうした努力、佐々木総務課長さんについては、長年市民病院で経費削減のために一生懸命頑張っていただいて、今回退職であります。心から敬意と感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございます。 そして、次に進みます。病院終わります。 次、またトップに戻りたいと思います。 2款1項26目、議案第45号、放射能対策費についてお伺いしたいと思います。270万計上されておりますけれども、全協でもお話ありました。まず270万円の根拠についてお伺いしたいと思います。 ○議長(門間忠君) 千葉農林振興課長。 ◎産業経済部農林振興課長(千葉秀基君) それでは、内訳でございますが、これについては全協の中でも御説明申し上げましたが、27年12月17日の第12回宮城県指定廃棄物等の処理促進市町村会議において、焼却については半年間、時間をおいて再度協議をするということになったものでございまして、県知事からはその間、市町村においては焼却によらない減量化についての検討をお願いしたいということでございまして、市としては、焼却によらない方法について検討した結果、すき込み等の実証試験を行うこととしたものでございます。 今回の270万の内訳については、牧草のいわゆるラッピングの切断、さらには牧草の裁断、裁断した牧草の散布、牧草のすき込み、牧草の播種、牧草の収穫までの経費ということでございまして、特に牧草の裁断の際については、牧草が飛散しないようにハウスを建設して実施したいというふうに考えておるところでございます。 ○議長(門間忠君) 鎌内つぎ子議員。 ◆8番(鎌内つぎ子君) 場所の見通しについては決定していないということでありますけれども、全協で、公有地を基本として、まずは市有地でということで、4,000平米の農地は今のところ予想されている用地はあるのでしょうか。 ○議長(門間忠君) 千葉農林振興課長。 ◎産業経済部農林振興課長(千葉秀基君) これについては、今現在検討している部分については、今、牧草を保管している箇所にすき込みをしたいというふうに考えておるところでございまして、場所についてはまだ、これから検討して決定していきたいというふうに考えておるところでございます。 ○議長(門間忠君) 鎌内つぎ子議員。 ◆8番(鎌内つぎ子君) 今ある牧草、置いてあるところだと、そんな広さはないのではないか。それをずらしてハウスを建ててやるのには、そういう場所、ちょっと狭いのではないでしょうか。 ○議長(門間忠君) 千葉農林振興課長。 ◎産業経済部農林振興課長(千葉秀基君) 箇所は何カ所かございますが、今考えている部分については、今保管している牧草については、一部移動しながらすき込みをしたいというふうに考えておるところでございます。 ○議長(門間忠君) 鎌内つぎ子議員。 ◆8番(鎌内つぎ子君) 移動しながらですね。今のところでそういうふうにして移動して、手だてを取れば見通しはあるということでよろしいのですね。 それでは、今後の汚染牧草の、これからふやしていかないとだめだと思うのですけれども、今後のそういう減量化計画みたいなものがあるのでしょうか。 ○議長(門間忠君) 千葉農林振興課長。 ◎産業経済部農林振興課長(千葉秀基君) これについては、当然、すき込みについては場所が確保できないとすき込みができないということでございますので、一義的には市有地、公有地ですき込みしたいというふうに考えておりますし、さらには市有地も含めて、地域の方の同意が得られれば、その辺についても進めていきたい。基本的には、混焼等の部分についても手法としてはそういう手法もあるということでありますので、いろいろな方法について減量化について進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(門間忠君) 鎌内つぎ子議員。 ◆8番(鎌内つぎ子君) そうすれば、今回はすき込みの計画については、まだ具体的には、それだけではないので、いろいろなこともあるので、まだ計画はないということですね。 ○議長(門間忠君) 千葉農林振興課長。 ◎産業経済部農林振興課長(千葉秀基君) これについては、今回の試験すき込みの結果を見ながら、すき込む場合については地域住民の方への説明もしなければいけないということでございますので、この辺も含めて、順序立てて実施していきたいというふうに考えております。 ○議長(門間忠君) 鎌内つぎ子議員。 ◆8番(鎌内つぎ子君) 次に進みます。 10款5項6目文化財保護費についてお伺いいたします。 旧有備館及び庭園保存整備事業229万3,003万8,000円減額されておりますけれども、この理由についてお伺いいたします。 ○議長(門間忠君) 鈴木文化財課長。 ◎教育委員会教育部文化財課長(鈴木勝彦君) 旧有備館及び庭園保存整備事業につきましては、昨年度まで災害復旧事業を行っていたわけですけれども、それが完了したことに伴い、今年度から通常の整備事業として災害復旧事業の対象とならなかった茶亭、それから庭園の工事を継続することにしております。今年度の茶亭の工事、本来1年間で終える予定だったわけですけれども、国からの補助金が40%減ということで、急遽2カ年に工事を組みかえて実施したところであります。その関係で今回補正減とさせていただきました。 ○議長(門間忠君) 鎌内つぎ子議員。 ◆8番(鎌内つぎ子君) 大山議員からも予算でお話しありましたけれども、旧有備館に来た人たちから、中とか周辺とかで軽食とか、いろいろなそういうものはないでしょうかとよく聞かれますけれども、そういう検討はされなかったのでしょうか。 ○議長(門間忠君) 鈴木文化財課長。 ◎教育委員会教育部文化財課長(鈴木勝彦君) 教育委員会文化財課ということで、基本的には有備館の敷地内が担当ということにはなりますけれども、やはり有備館周辺、どのような形で多くの人に来てもらうかということも当然考えなければならないと思っています。今、周辺に刀剣博物館であるとか、あるいは森民さんが登録有形文化財になったということで、その辺をみんなで回れるような、協力し合えるようなということは考えてきたところでありますけれども、その辺の飲食につきましてはこれからの課題なのかなというふうに捉えております。 ○議長(門間忠君) 鎌内つぎ子議員。 ◆8番(鎌内つぎ子君) そこは地域振興課と連携をとりながら進めていっていただきたいなと思うのですけれども、その考えはどうでしょうか。 ○議長(門間忠君) 道塚岩出山総合支所長。 ◎岩出山総合支所長(道塚信市君) 実は、岩出山地域の観光拠点施設、有備館、それから道の駅、感覚ミュージアム等、7施設で28年度に連絡会を立ち上げさせていただきました。28年度で4回、定期会議を開催させていただいて、その中で観光の周遊コースとか観光案内看板の検討を今させていただいているところでございます。やはり、多くの希望は、お土産を買えるところとご飯を食べられるところはないだろうかなということを多くいただいております。やはり、文化財課長も申しましたとおり、課題と思っておりますので、連携を密にしながら検討してまいりたいなというふうに思います。 ○議長(門間忠君) 鎌内つぎ子議員。 ◆8番(鎌内つぎ子君) ぜひ、交流人口をふやすという立場からも、それぞれの町でそういう展開をしていく必要があるのではないかなと思います。 次に進みます。 10款5項1目社会教育総務費についてお伺いいたします。 図書館等整備事業2億900万、この減額の理由についてお伺いいたします。 ○議長(門間忠君) 田口図書館長。 ◎教育委員会教育部図書館長兼新図書館準備室長(田口新一君) お答えいたします。 今回の減額の理由といたしましては、当初、平成28年度に予定しておりました新図書館の開館が平成29年7月となりましたことから、平成28年度に計上しておりました式典などの開館記念品や記念行事の講師謝礼の報償費41万円の減、それから税務署跡地に建設を予定しておりました立体駐車場を平面駐車場に変更したことによりまして、工事費の差額分として工事請負費が1億9,682万円、それに伴います工事管理業務の委託料434万2,000円の減額、それから最後に書架等の図書館用備品の入札に伴う請負差額などによる残額分760万7,000円の減額、合わせまして計2億917万9,000円減額するものでございます。 ○議長(門間忠君) 鎌内つぎ子議員。 ◆8番(鎌内つぎ子君) 今回、夏休み前にオープンするということでありますけれども、図書館のところなのですけれども、周辺の人たちから、オープン時、交通量が多くなってすごく心配だと、事故を起こさない対策などは検討されているのでしょうかということも耳にしました。そこら辺はどのように。ちょっと裏のほうですのでね、あそこ。 ○議長(門間忠君) 田口図書館長。 ◎教育委員会教育部図書館長兼新図書館準備室長(田口新一君) まずもって建設部に依頼してございますが、図書館周辺の道路をまずは整備いたします。それから、混雑時につきましては、誘導員を配置したり、また民間駐車場が図書館の契約駐車場だということがわかるような看板を設置するなど、利用者への配慮に努めてまいります。 ○議長(門間忠君) 鎌内つぎ子議員。 ◆8番(鎌内つぎ子君) ぜひ、誘導員とかちゃんと配置して、当面、落ち着くまではきちんとそのようにしていただきたいなと思います。 次に進みます。 議案第48号平成28年度大崎市夜間急患センター事業特別会計補正予算についてお伺いいたします。 夜間急患センター費433万4,000円計上されております。この内容についてまずお伺いいたします。 ○議長(門間忠君) 山中健康推進課長。 ◎民生部健康推進課長(山中政裕君) お答えいたします。 内容につきましては、医師報酬、費用弁償、医薬材料費の増額でございます。 その中で、医師報酬の221万7,000円につきましては、当初予算におきまして、土曜日の内科を冬期間、12月から3月の夜間を2診体制としておりました。その部分を通年で2診体制にしたことによる増額でございます。それに伴いまして、費用弁償につきましても11万7,000円の増額となったものであります。また、医薬材料費の200万円でございますけれども、今シーズン、感染性胃腸炎の大流行がございました。そういったことによって、当初見込んだ患者数が大幅に増加したことによる増額ということになります。 以上でございます。 ○議長(門間忠君) 鎌内つぎ子議員。 ◆8番(鎌内つぎ子君) 通年2診体制にして、ずっとこれからもそういう方向ということでありますけれども、患者の動向はどうなのでしょうか。 ○議長(門間忠君) 岩渕夜間急患センター事務長。 ◎民生部健康推進課夜間急患センター事務長(岩渕孝喜君) 結果なのですけれども、今シーズン、最大で土曜日の内科について100名弱ということで、昨年度ですと最高で60から70ぐらいだったものですから、例えば100名来られた場合、1人の内科医では到底対応できないということで、そういった部分ではよかったのかなと思っております。 ○議長(門間忠君) 鎌内つぎ子議員。 ◆8番(鎌内つぎ子君) そうですね、100名ではちょっと大きいですね。 それと、夜勤については、胃腸炎ということだったので、点滴とか、そういうのも多かったと思うのですけれども、薬なんかはやはり後発のほうが多いのでしょうか。 ○議長(門間忠君) 岩渕夜間急患センター事務長。 ◎民生部健康推進課夜間急患センター事務長(岩渕孝喜君) 特に、急患センターにおいては後発を選択している薬はございません。あくまでも運営委員会で協議して選択した薬を採用しております。
    ○議長(門間忠君) 鎌内つぎ子議員。 ◆8番(鎌内つぎ子君) 次に進みます。 議案第51号平成28年度大崎市介護保険特別会計補正予算(第3号)について質疑させていただきます。 保険給付費5億7,912万2,000円減額されておりますけれども、この理由についてお伺いしたいと思います。 ○議長(門間忠君) 安住高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安住伸君) 減額の理由でございますけれども、介護サービス等給付費が一番多く減額になってございまして、5億7,800万ということでございまして、予算から見ますと5.4%の額の減額となってございます。そのほかに、介護予防サービス等給付費で6,500万円の減、増額となるものといたしましては、審査支払手数料の25万6,000円、高額介護サービス等経費の1,162万2,000円、特定入所者介護サービス経費の5,200万円が増額となっていますので、それらを合計しますと、全体で5億7,912万2,000円の減額ということでございます。 ○議長(門間忠君) 鎌内つぎ子議員。 ◆8番(鎌内つぎ子君) 保険給付費なのですけれども、実際に受けていらっしゃる方、何人ぐらいいらっしゃるのかどうなのかということと、それから介護度4、5の方たちが何人いらっしゃって、また施設に入所できない人は何人ぐらいいらっしゃるのかどうか。なぜかというと、給付決定の方はいいのですけれども、それ以外の方がすごく今困っていらっしゃるので、質疑させていただきます。 ○議長(門間忠君) 安住高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安住伸君) 給付を受けられている方ということでございますけれども、認定者数としまして7,350人ということになってございます。 それから要介護度4、5、ちょっと手元に資料ありませんので、それはまた後ほどとさせていただきます。 それから、入所できない人の数ということでございますが、待機者といたしましてこちらのほうで把握してございますのが、6期計画の最初の時期でございますが、実人数で823人でございまして、そのうち入所の要介護3以上ということでございますと、528人が6期計画の当初では待機者という数となってございます。 ○議長(門間忠君) 鎌内つぎ子議員。 ◆8番(鎌内つぎ子君) 入所できない人たちへの対応、どのようにしているのか、どうなのか。なぜかと申しますと、入所できない人たちはみんな老々介護です。そういった中、大変な中でやっているのに、年金30万円もらっている方が7万円も介護保険で年間取られているということで訴えられましたけれども、そういう方たちが入れないでいらっしゃるということですので、そこら辺の対策とか手だてをちゃんとしていかないと、一番は予防ですけれども、100歳体操とか、そういうことで徹底的にやって、地域で包括支援でやろうということで今頑張っていらっしゃるけれども、そこら辺の対策はどのように考えていらっしゃるでしょうか。 ○議長(門間忠君) 安住高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安住伸君) 失礼しました。 先ほどの要介護4、5の人数でございますが、要介護4の方につきましては1号被保険者で983人、要介護5につきましては738名でございます。 それから、施設に入られない方、老々介護とか大変問題になっていますが、その方の手当ということでございますが、介護施設以外の施設、あるいは県外の施設に入れる方もいらっしゃいますけれども、やはり地域内で手厚く見ていかなければなりませんし、また大崎市としてもそれなりの施設の手当が必要だということで6期計画に載せたところでございますが、残念ながら計画どおりの施設ができていないというのが現状でございます。それに対応するものといたしましては、各個人個人に手厚くアセスメントしまして、その方のケアマネジメントを適正に行って、適正なサービスを現行でとっていただくというところで事業を進めながら、待機者の方の手当をしているというふうな現状でございます。 ○議長(門間忠君) 鎌内つぎ子議員。 ◆8番(鎌内つぎ子君) 今、地域内でそういう方たちはちゃんと面倒見ていかなければだめだというお話でありましたけれども、地域内でそういう面倒を見られるような今体制も受け皿も何もないですよね。それであれば、予防、毎月ミニデイサービスをやってとか、地域のつながりをちゃんとしなかったら、目配り、気配り、心配りはできないのです。つながりがない人が来てもらっても困るわけだから。そこら辺では、きちんとそういう地域でできる予防体制というか、包括支援体制をやるといっても、今ないところでどうするのかというのが一番です。できていけば大丈夫だと思うのですけれども、そこら辺、最後お伺いいたしたいと思います。 ○議長(門間忠君) 安住高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安住伸君) 現実として施設が足りないということでございますので、これから、長期的にいいますと、今、議員さんがお話しになりましたように、介護予防に力を入れていって、それで要介護1、2、あるいはそれ以下の方をふやして、重度の方は施設に入れるようにということになりますけれども、現行困っている方ということになりますと、来年度つくります7期計画におきまして生活圏域ニーズ調査を行いますので、その中でどのような方策がいいかというのを検討していきたいというふうに考えてございます。 ◆8番(鎌内つぎ子君) 終わります。 ○議長(門間忠君) 次に進みます。 29番小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) 初めに、議案第45号、歳出2款1項26目の原発事故放射能対策経費についてまず伺います。 既に何人かの方々が質疑なさっておりますので、私からは、県が昨年12月27日に行った県内の市町村長会議で、半年以内に改めて会議を開催し、一斉混焼を提案することとして、その間に焼却によらない方法についても市町村で検討してもらうのだと、こういうふうになっております。きょうの午前中の議員全員協議会で議員の間からも出されましたように、5月の初旬に業務着手して、6月下旬に刈り取りによるモニタリング、9月下旬のモニタリングとなっておりますけれども、6月までに開催する市町村長会議までには、このすき込みの実証試験の結果が出るとは思われないのでありますが、その点、結果がすっかり出るのには少なくとも1年はかかるという議員の御意見がございました。これをどのように受けとめてこれに当たられるのでしょうか。 ○議長(門間忠君) 千葉農林振興課長。 ◎産業経済部農林振興課長(千葉秀基君) これについては、6月に市町村首長会議が開催されるということでございまして、先ほどもお話し申し上げましたとおり、基本的に6月に1度、出た草については放射能を測定すると。さらに、すき込み等の手法、さらには効率化等についても、そこまで検証するということでございまして、最終的には播種していわゆる給与するまでには若干時間がかかるということで、それは9月に最終的な給与できる草の状況を確認するという形になると。6月の首長会議までについては、それまでの実施している状況、さらには生えた牧草の放射能等も測定しながら、その辺は首長会議に臨んでいきたいというふうに考えておるところでございます。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) 首長会議に出席するのは市長だと思う。あなたではない。 そこで、つまり昨年12月27日開催した会議において、半年以内に改めて会議を開催し、一斉焼却を提案することとしていた。つまり、6月までに行われる県の市町村長会議で一斉混焼を提案するのだと言っているわけです。そのときに、片一方が実証試験始まって、結果が出ないのに、やりましょう、混焼というふうにはならないのではないかと、私は思うのです。ですから、すっかり検証ができるまでは、県が仮に一斉焼却を提案しても拒否して、試験結果をしっかり確認できるようにするということが必要だと思うのですが、どうですか。 ○議長(門間忠君) 岡崎環境保全課長。 ◎市民協働推進部環境保全課長災害廃棄物対策室長(岡崎美津男君) 本市で保管しております400ベクレル以下の牧草と稲わらで約3,000トンに上ります。これだけの牧草を限られた牧草地ですき込みを処理するということは、相当長い年数を要するだろうというふうに考えてございます。全てをすき込みで処理することは難しいだろうというふうに判断しているところでございます。もちろん、すき込みによる処理も進めていくことで減量化を進めていきたいなというふうには考えてございますけれども、重要なことは、汚染廃棄物の処理を将来に先送りするのではなくて、いかにして安全にかつ迅速に処理を進めていくかということであるというふうに考えてございます。そういった意味では、県から提案されている混焼による処理が最良の方法であるというふうに施政方針でも申し上げておりますし、そういったことを総合的に踏まえながらこれから処理を進めていきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) すき込みの実証試験をやるのでしょう。この結果が出るまでは燃やすのはだめだということを主張したらいいのではないのか。それ、できないですか。 ○議長(門間忠君) 岡崎環境保全課長。 ◎市民協働推進部環境保全課長災害廃棄物対策室長(岡崎美津男君) 半年以内に市町村長会議が開催されるというふうなことでございます。どういった方針が県から示されるかまだはっきりわからない点もございます。その間は市町村でできる限りあらゆる処理の方法を検討していくということでございますから、すき込みの方法も検討しなければなりませんし、また12月の住民説明会では混焼に対するいろいろな御意見もいただきました。この間、そういったいただいた御意見に一つ一つ答えられるような検討をしていくということで、この6カ月間をそういったことに対応していきたいなというふうに考えているところでございます。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) 何回も言うようだけれども、5月初旬にこの試験をやるのでしょう。すき込みの試験をやるわけです。結果が出ない段階で開かれる県内の市町村長会議で、検証されるまでは、燃やすなどということは、別な方法を検討しているのだからということをまず主張すべきだと、私は思うのです。 それから、議会に、門間忠議長宛に29年1月20日、萱刈水利組合の組合長、副組合長からずらっと役員の方々連名で、萱刈水利組合は放射能汚染廃棄物の焼却灰を大日向最終処分場へ埋め立てることに反対である、文書が出ている。下流の人たちにも迷惑をかけるから、これはだめなのだと。それでなくても、あなたたちだけで決めて何だと言われている、この人たちは。それから、岩出山の玉造の西部のクリーンセンター周辺からもだめだと出ている。 きょうはこの大事な本会議中なのだけれども、そういった反対の声があるけれども、うちのほうは燃やすのだと、だから試験的なすき込みが仮に結果が出なくても、県知事が出したならばそれに従うのだと、そういう考え方ということですか。これは市長のほうがいいのではないですか。 ○議長(門間忠君) 金森市民協働推進部長。 ◎市民協働推進部長兼震災復興局長(金森正彦君) 先ほどから課長のほうからも申し上げておりますが、いろいろな方策を探ってまいると。ただし、これはこれまでも説明してまいりましたが、すき込みだけでは相当の年数がかかる、あるいは相当の用地が必要になる、農地が必要になるといった観点から、やはりこれまで県で出されておりました混焼というものを頭の中に入れて進めなければならないと考えているところでございます。この覚書や申し合わせ事項につきましては、今後とも広域と相談しながら、その方々にも詳しい説明をしながら御理解を賜りたいと考えているところでございます。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) きょうの全員協議会の説明でも、この資料の2ページ目のほうに、いざ本格的にすき込みをやるとすればこういったすき込みの仕方をやるのだ、こういう説明があるでしょう。今回は4反歩でやる試験すき込みなのだよね。これによって効果が見られたならば、市有地だけでなくて、民間の皆さんが持っている農地、ここでもやっていいのでしょう。試験すき込みが4反歩で足りなければ、おらほうで貸すよという人たちもいるわけだけれども。そこの4反歩だけで終わるために試験をやるのではないでしょう。今後、大きな規模でやることも考えながら試験やるのだから、そこをもう初めから燃やしてはだめだ、焼却灰を持ってきてはだめだと言っているのを、いや、そんなこと言わないで燃やさせてください、捨てさせてください、というわけにいかないのではないのか。 まずは試験すき込みをやる、その結果を検証する、これが当然ではないか。だから、6月までに仮に市町村長会議が行われる場合は、我々のほうでやっている試験、これよそのほうでもやっていると思うのだけれども、その結果が出るまでまず待ったらいいのではないですかという主張をなさったほうが私はいいと思います。そうでないと、人騒がせです、これ。必ず燃やすのだなんて、大変なことになると、私は思うのです。市長はその辺、どうお考えでしょうか。 ○議長(門間忠君) 金森市民協働推進部長。 ◎市民協働推進部長兼震災復興局長(金森正彦君) 先ほどから申し上げておりますように、減量化に向けて全ての取り組みをしてまいりたいということでございます。そのためには、今、議員からも御指摘がございましたとおり、一般の農家の方々にも御協力を賜るということもございます。6月の芽が出たものを取るのはあくまでサンプルということで取りたいなと考えてございますし、またその結果を9月に本当に牧草の供給ができるかどうか、給与できるかどうか、そういったところも検証してまいりたいと考えているところでございます。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) 議会に請願が出されて、議会はその請願を採択しているのです。それから、関係地域からも燃やすのはやめてくれ、それから最終処分場へ焼却灰を持ち込むのはやめてくれというのが出ている中で、執行部、市長が努力すべきは何かといったら、燃やさない方法で最大限の努力をする、そのための第一歩の試験をまずすっかり結果を見る、これは当たり前だと思うのです。その前に県から焼却だという方針が出たならば、待てと、こういう態度をとるべきだと、私は思うのです。でなければ試験の意味ないでしょうということなのです。その点、やはり取り巻く環境、それから議会の意思を踏まえた対応というふうに考えてほしいし、この270万円を使っての作業が無駄にならないようにするために、そういったことだと、私は思うのです。そのことをきつく申し上げておきたいと思います。 市長、やりますか。--恐らく理解してくれたからしゃべらないのではないかなと思うのですが。 今の私が言った方向しかないと思うのです。当面は、試験結果が出るまで燃やすなどということで賛成なんて手を挙げないほうがいいと思います。 次に進みます。 ちょっと飛びまして、議案第51号、介護保険特別会計補正予算であります。 先ほど質疑答弁があったのですが、歳出2款1項1目の介護サービス等給付経費5億7,800万円、これは給付しないで済んだというか、給付しなかったと。きょうここで質疑なさっている同僚議員の皆さんの中にも、介護サービスを受けたくとも受けられない環境、例えば施設が足りないとか介護スタッフがいないとか、そういったことが原因でこのくらい減額補正せざるを得なくなったということなのではないかと、私は思うのです。 大体、地域密着型の特別養護老人ホームなどを3カ所つくろうということで予算を組んで、1カ所しかだめだった、2カ所はだめだった。介護保険料を決めるときの算定の方法というのがあるのです、介護保険体制なり施設の整備状況の関係も含めてやるわけです。そうすると、一方、保険というのは、被保険者と保険者との契約だから、当然サービスを受けようと思っていたのが受けられない、この状況というのは大変な制度からいって欠陥だと思うのです。それはそのように受けとめていらっしゃるでしょうか。 ○議長(門間忠君) 安住高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安住伸君) 議員おただしのように、介護保険料を決定する場合には、これまでの人口の増加、それから市が行う施策等を加味しまして保険料を決めるわけでございまして、その中には当然施設の整備による給付費の増というのも入ってございます。今回2カ所整備ができないというようなことになりますけれども、これは29年度から稼働するということで6期計画の中に入ってございますので、28年度分には影響はその分についてはないということでございますが、来年度におきましては、2つの施設、2つの地域に施設ができなかったということにつきましては、給付費が計画どおりにならないということが懸念されているところでございます。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) これまで地域密着型の特別養護老人ホームをつくってきて、介護スタッフがそろわないために、前から言っているように、空きベッドがある。そういう状況というのはそのままになっているのです。それから、民間がやっているこちらの黒川のほう、こちらの施設も大きなのが出たのです、幾つか。これまたスタッフがいないためにフル稼働できない状況になっていて、従業員探しをやっているということなのです。そこがやっぱり問題なのです。 そこでなのですけれども、この介護給付費準備基金積立金に、つまり返すところに返して、残った金2億3,000万は基金に積み立てるのだ、こういうことになっております。つまり、29年度から第7期の制度設計が始まるわけですが、介護保険料のやはりこれは軽減に充てられるようにするのは当然だと私は思っているのですけれども。 それで、参考のために聞きますが、介護保険制度が始まるときには、要介護認定を受ける方々は65歳以上の高齢者の何%ぐらいの人が受けるというふうに想定していたと思いますか。 ○議長(門間忠君) 安住高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安住伸君) 介護保険制度が始まったのが2000年でございますが、ちょっとそのときの資料は手元にございません。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) 12%なのです。それが今、大崎市は20%超えているのです。そして、私が予算特別委員会でも申し上げましたように、お一人暮らしの方、平成元年と比べますと8倍なのです。高齢者だけの世帯も8倍。だから、それに対応した仕組みをつくらないといけないのです。これは次の奨学金の問題もあるから前段で理解してもらうためにやっているのですが、これは市がさまざまな対応をしなければ、保険料は年金からだまって差っ引かれて、引かれるのだ、納めるのではない。あと、いざ自分が必要になったときは受けられない、これは深刻な問題です。そこのところ自覚して民生部では対応していただきたいし、財政のほうでも、必要な方が必要な介護を受けられるような仕組みづくりには金を出し惜しんではだめだと思うのです。 次に、議案第47号、28年度の奨学金貸与事業特別会計補正予算について伺います。 まず、162万円の減額理由をお聞かせください。 ○議長(門間忠君) 佐藤学校教育課長。 ◎教育委員会教育部学校教育課長(佐藤賢一君) お答えいたします。 減額の理由でございますが、28年度当初、貸与人数を77名、高校生、大学生、それぞれ新規、継続で見ておったところでございますが、今後の執行見込みという形で、その人数が72名と減るものでございます。 内訳といたしましては、高校生のほうで新規の分で1名が減、それから大学生のほうでございますが同じく新規のほうで2名の減、それから継続者のほうで2名が世帯全員が大崎市から転出したため貸与条件から外れたもので、162万円の減という形になっているところでございます。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) 今、奨学金問題をめぐって、大学なりを卒業する若者が卒業の段階で大変な借金を背負って、一般社会に出てからもそれが重荷になっていわば大変な苦難に遭遇しているということで、世界でも大学生は大学授業料を無償化という方向が進んでいます。日本の場合も返さなくてもいい奨学金ということで問題になっていまして、国が今やろうとしているのは、わずかに非課税世帯で、その中で成績優秀な者、2万人と、とんでもない少ない額なのですけれども。 そこで、せっかくこうした減額が出ているので、石巻市が平成28年度から奨学金返還支援事業助成金制度というのをつくった。これ、今問題になっている介護の仕事に携わる人、それから看護師、去年から始まったのですが、看護師、保健師、理学療法士、言語聴覚士、社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士、これに29年度から保育士と助産婦、合計10の業種の仕事に就く若者、就いている若者、地元石巻市に住んで、地元の企業なり事業所に仕事に就く者について奨学金の返還額の一部助成するというので、年間20万、3年間やるという制度を去年スタートしたのです、28年度。これ、大変好評だということで、29年度は10にするというのです。 これ、地元にそうした人材を吸収する上でも非常に私は結構な制度ではないのかなというふうに思うのです。対象となる奨学金も、独立行政法人日本学生支援機構奨学金、それから石巻市の奨学金、その他市長が認める奨学金ということで、言ってみれば、支払いに困る若者が石巻市に寄る仕組みをつくる、この奨学金で。今、市民病院では奨学金で看護師さんなどを育てるようにしているわけだけれども、これ、大崎市の奨学金、そういった石巻の例も参考にして、もしかしたら検討しているのではないかなというふうに思うので、その辺、検討しているかいないか、いないとすればどう思ったかをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(門間忠君) 佐藤学校教育課長。 ◎教育委員会教育部学校教育課長(佐藤賢一君) お答えいたします。 実は、今年度開催いたしました貸与事業運営委員会の中からもこのような意見が出てまいっております。やはり、人材確保を目的として、進学し、卒業後、大崎市のほうに就職した場合については、奨学金の何らかの優遇策があればいいのではないかという御意見を承ったところでございます。今現在のところは補助制度については検討はしていないところではございますが、応募者のほうが年々減少しているところもありますし、奨学金貸与事業がよりよい方向へ向かうという意味では、考えなくてはならない課題の一つと認識しております。 以上でございます。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) よその通告していたテーマはやめて、この問題に絞ってひとつ聞きたいと思いますが、私、今の考え方で検討をぜひやっていただきたいなと思うのですが、これは教育委員会だけではなくて、やはり福祉分野とか、それから産業経済分野からも非常に大事なテーマだと思うのですが、それぞれの部長からお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(門間忠君) 金森市民協働推進部長。 ◎市民協働推進部長兼震災復興局長(金森正彦君) 今のことは、いろいろな分野に接するものかと考えてございます。庁内でも、そういった今の議員の御提言を踏まえまして、ぜひ検討させていただきたいと考えているところでございます。 ○議長(門間忠君) 松ケ根産業経済部長。 ◎産業経済部長(松ケ根典雄君) 産業分野において、今、議会の皆様のほうから基金の造成、担い手の育成であったり新規就農者に対する支援、そして新たな起業に取り組む農業者、そういった方に対する独自の基金をつくってはどうかといったような御提案をさきにいただいておると記憶しているところでございます。 そういう中で、基金というものをつくるというよりは、今回の当初予算でも御審議いただきましたけれども、やはり新たな就農者支援、そして研修事業、そういったものに独自の国・県に対する上積みでありましたり、市独自の支援事業なども創設しているところでございます。なかなか基金といいますものは、財政サイドから言わせますと、現在の財政調整基金の中で、新たなものをつくるよりは現在の基金の中で運用可能であるといったような考えもあるようでございまして、農業分野の支援という特別な基金は至っていない状況にございます。 ただし、やはり人材の育成でありますとか、産業を守る人材を育てるという意味からは、そういった行政としての財政支援、これは必要なものと考えておりますので、今後も求められる有効な行政支援を考えてまいりたいと思います。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) では、ちょっとこの問題でもう一つだけ。 古川市の時代からずっと奨学金やっているのです。ただ、この資金の確保、それからなかなか返済が滞って大変だという問題もある。そういった中で、今やっている制度だけでずっと将来ともにいいというのではなくて、この際、石巻で取り組んできているような地元で必要な人材を確保する、若者を定着させるという方向での検討を今回の減額を機にぜひ真剣に考えてもらいたいと思いますが、どんなものでしょうか。 ○議長(門間忠君) 赤間政策課長。 ◎市民協働推進部政策課長兼震災復興推進室長兼元気戦略推進室長兼10周年事業推進室長(赤間幸人君) 実は、奨学資金の貸与、あるいは給付といったものは、地方創生の際の人材育成に絡んで、Uターン者なども視野に入れ、検討した経緯がございます。 実際、その際、金融機関とも相談いたしまして、何とかそういった、そのとき話したのは大学生が対象だったのですが、大学生が返済するのではなく市が返済するといった手法はどうでしょうかといった提案もこちらから金融機関に行ったことがあるのですが、ただいかんせん金融機関の場合は、学生本人ではなくて、どうしても親御さんがローンを組む対象だということで、なかなかちょっと、そういうことであればやはりその考えはだめですねと、ちょっと挫折しかかったことがあったのですが。 いろいろ考えて検討していくうちに、かつては学校の先生が、地元に帰ると、育英奨学資金だったか何だったかちょっと忘れましたけれども、何年間か勤めると免除されるというのもあって、今現在の状況を聞いたら、それはもう学校の先生もなくなっているということで、具体的なまだ検討の方向性及び内容がまだお話しできない段階なのですが、ただ一応何もしていないわけではなく、そういった検討というか、方向性は打ち出して歩みを進めているといった状況でございます。 ○議長(門間忠君) 金森市民協働推進部長。 ◎市民協働推進部長兼震災復興局長(金森正彦君) 今、政策課長のほうからもありましたが、地方創生の段階でも実はそういった意見が出ておりまして、いろいろな角度から研究してまいりました。今のような課題もございますけれども、やはり今いただきました人材育成というような観点から、これは庁内いろいろな部署にわたりますので、そういったことで検討してまいりたいと考えているところでございます。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) なお、今、高齢化、さっき介護保険の問題もやりましたが、地域包括ケアの問題というのはこれから、国の制度、今の仕組みからいって非常に大事になってくると。これにつまずくと大崎は大変なことになると私は思っているのですが、石巻はその辺にらんで28年から始めた。これを見ると、地域包括ケアを推進していく上で、医療、介護分野の専門職の人材確保が課題となっている現状を踏まえ、市では、この専門職の人材確保と、石巻市へのU、I、Jターン等地元就職の促進を図るため、市内に居住し、かつ市内の事業所に就職された方に対して奨学金の返還額の一部を助成します、位置づけはこういうことなのだ。非常に結構な制度で、去年一定の効果が上がって、2年目に対象を拡大したのです。ひとつ、そういうことで大いに全庁的な検討をして、前に進むようにお願いしたいと思います。 ほかの通告していたやつもありますが、きょうの議会の終わりの時間に合わせまして、以上で終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(門間忠君) 質疑の途中でありますが、暫時休憩いたします。 再開は午後3時25分といたします。               -----------               午後3時05分 休憩               午後3時25分 再開               ----------- ○議長(門間忠君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 質疑を続行いたします。 16番富田文志議員。 ◆16番(富田文志君) それでは、16番富田文志です。 私の前に通告しておりました八木議員がきょう体調不良でいらっしゃいませんので、私が7番手ですが、質疑してまいりたいと思います。 通告に従いましてお願いしたいと思います。 一般会計補正予算(第5号)、第2条の繰越明許費補正の部分でお伺いしたいと思います。 議案書の6ページから7ページですが、今回の繰越明許費の補正、総額にして約55億600万ほどの金額になっております。これは昨年度、27年度の決算と比較しましても7億ほど多いということですが、一般会計の総額から見ますと8.2%ほどになります。この金額を繰越明許費の補正としてどのように判断されているのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(門間忠君) 佐々木総務部理事。 ◎総務部理事[財政担当]兼財政課長事務取扱(佐々木雅一君) お答えいたします。 繰越明許費につきましては、震災後、突然ふえ出しまして、震災直後40億円台になりまして、その後、26年ごろに80億円という繰り越しを行ったことがございます。それをピークにいたしまして、このところ二、三年は40億円台で推移しているところでございます。28年度から29年度へ繰り越します、今のところ、今回も含めまして議決をお願いしている額につきましては、60億円強という額を限度額として設定させていただいているところでございますけれども、これはあくまで限度額ということで今のところお願いしてございますので、年度末の出来高払い等が当然出てまいりますので、これらを見込めば、最終的にはやはり40億円程度になるのではないかと想定しているところでございます。 ただ、繰越明許といいますのは、会計年度独立の原則ですとか、予算単年度事業の原則の例外措置として行っているところでございますので、財政規律上は余り好ましくはないと思っているところでございます。したがいまして、今後は、国の補正予算などやむを得ない事由を除きまして、縮小傾向に持っていくように努めていきたいと思ってございます。 ○議長(門間忠君) 富田文志議員。 ◆16番(富田文志君) 前段、トップバッターで質疑いたしました相澤久義議員の質疑の中で、繰越明許の主だった理由ということで4つの理由を挙げられました。特に気になっているのが入札不調によるもの、そして資材や労務費高騰等々含めた不測によって工事がおくれたためというような理由もありました。このほかに特徴的な理由による繰越明許費事業、まずどういうものがあるのか挙げていただきたいと思いますし、特に進捗状況で大きくおくれているものというのがありましたらお聞きしたいと思います。 ○議長(門間忠君) 佐々木総務部理事。 ◎総務部理事[財政担当]兼財政課長事務取扱(佐々木雅一君) 議員おっしゃいますとおり、午前の部で相澤議員のほうにお答えしました、主な要因を4つほど挙げさせていただきました。 それ以外のもので特徴的なものと申しますと、これは午前の部でも田尻総合支所長からお答えいたしましたが、総合支所対応経費として田尻の分で4月の桜を撮影したいがためにどうしても繰り越しが必要になったというもの、それからあとは個人番号カードの交付事務というのがあるのでございますけれども、これはちょっと交付事務がなかなか進捗が遅いということで、総務省等からの要請がありまして、ことしのJ-LISへの負担金を繰り越してほしいということで繰り越しになってしまったもの、あるいはその他の理由といたしましては、これも午前中で話題になっておりましたが、介護保険施設整備事業ということで、民間に補助金を支出する事業でございますけれども、補助事業者のほうの体制がなかなか整わなくて繰り越しになってしまったもの、主にこういうものがそれ以外の事由で対象になっているものと考えてございます。 それから、事業的に大きくおくれているものと申しますと、最終完成年度予想が遅いものは、建設工事につきましては完成がおくれるものは結構ございますけれども、それ以外で今の繰り越しで完成予定が遅くなっているものというのは、三本木のパークゴルフ場とかが30年3月完成予定になっていたり、それから先ほど申しました介護保険施設補助金の最終完成予定が30年2月になっていたりというのが今のところおくれの大きいもので、額も大きいものかと思ってございます。 ○議長(門間忠君) 富田文志議員。 ◆16番(富田文志君) ただいま答弁いただきましたように、繰越明許に関しては、会計独立の原則にのっとって、余り大きな金額が繰越明許になるということは望ましい姿ではない、このように思いますので、なお一層留意されて運用していただきたいなと、このように思います。 続きまして、第4条の地方債補正に関してお伺いいたします。 この時期の地方債補正、繰越明許とも連動するというところもあろうかと思いますが、一般に事業確定によって地方債を使わないで済むということで補正減になるのが多いと、このように思って今まで見させていただいておりましたが、今回は21件中6件が増額の地方債ということで、それらの理由に関しては先ほど来からそれぞれに理由はお伺いしておりますけれども、特に小学校の施設改修事業で5小学校で約7億以上増額されております。その辺、特別な理由だと思いますので、お伺いしておきたいと思います。 ○議長(門間忠君) 佐々木総務部理事。 ◎総務部理事[財政担当]兼財政課長事務取扱(佐々木雅一君) 地方債のうち、小学校関係で7億1,240万ほど増額してございます。この理由ということでございますが、学校としては5つの学校が関係しておりまして、古川第二小学校、古川第三小学校、古川第四小学校、それから三本木小学校の4つの小学校につきましては、これは国の補正予算関係で29年度予算を前倒しして今回補正をお願いしているということでございますので、それに伴って増額しているものでございます。残る1つが古川第一小学校改修事業ということで1,250万増でございますけれども、これにつきましては、当初予定していた国庫補助金、国の小学校施設環境改善交付金というものでございますけれども、これが当初予算より減額して交付されることになったため、その見合い分を起債で穴埋めしてふやしているという形になっているものでございます。 ○議長(門間忠君) 富田文志議員。 ◆16番(富田文志君) ただいまの理由の説明で、国の前倒し予算ということの説明がありました。本来であれば、前倒しという説明であれば、29年度で予算化されるべきものが28年度中に対応できますという指示があったというような理解でよろしいのだと思いますけれども、特に教育予算でそのような対応になるということに関して、どのような理解をすればいいのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(門間忠君) 佐々木総務部理事。 ◎総務部理事[財政担当]兼財政課長事務取扱(佐々木雅一君) 国の補正予算関係で今回措置されているものとしては、大きなものが学校関係ということになってございます。そのほか、土木関係につきましても一部、当初でこちらが補助金を予定していたものが減額されていったものが復活したりという中身もございますけれども、予算的にはそれが大きく見えていないという形になっているということで御理解いただければと思います。 ○議長(門間忠君) 富田文志議員。 ◆16番(富田文志君) 余り理解できなかったのですが、とりあえず次に進みたいと思います。 議案第47号の奨学資金貸与事業特別会計の補正予算のほうに移りたいと思います。 今回、162万の減額の理由については、つい先ほど小沢議員の質疑についての答弁で理解いたしました。その上で改めてお伺いしたいと思います。 3年なり4年でお借りした方々が、1年据え置きの上で7年以内に返済ということになりまして、8年かけて返済ということで、単純に考えれば、大学卒で4年で借りたものを8年ですから、無利子として半分、2分の1ずつ毎月返していけば毎年の返済には十分という計算だけはなるのだと思います。先ほど小沢議員が心配したのは、いわば3万円を借りた方が初任給から毎月1万5,000円ずつ払っていくということの大変さの心配だと、このように思います。 ここでは奨学資金はいわば一般の大学と高校を想定してお話しさせていただいておりますけれども、そのような方々に私ももっと返済に対する配慮、いわば特典という意味ではないのですが、配慮があってしかるべきだなと、このように思います。小沢議員が質疑で話したように、他の自治体でも取り入れている、地元に戻ってお仕事をなされる方にはそれなりの一定の配慮の方策を大崎市としても対応していいのではないか、このように思いますが、その辺についてもう一度お考えをお伺いしたいと思います。 ○議長(門間忠君) 門脇教育部長。 ◎教育委員会教育部長(門脇喜典君) まず、国の機運を見ますと、日本学生支援機構の部分が非課税世帯に対して給付型にかわっていくというような報道がなされているようでございますけれども、これを見ますと、ここの部分については生活支援という部分がかなり重きを置いているというふうに感じております。地元の企業に就職した方の部分について給付型にというふうな考え方に立つとすれば、どちらかというと雇用対策というふうな部分の意味合いが強くなるのではないかというふうに思っております。そうしますと、教育委員会独自にどうのこうのというよりは、やはり市全体の中で、先ほど各部長も答弁しておりますように、連携を深めた中で今後研究が必要だなというふうに思っているところでございます。 ○議長(門間忠君) 富田文志議員。 ◆16番(富田文志君) この奨学資金の基金について少し考えてみたい、このように思いますが、27年度決算で歳入歳出の差引残高674万7,715円ございました。それが今回の繰り越しの674万6,000円だと思いますが、26年度の決算と比較しますと、26年度は約360万の繰越額になっておりました。そうしますと、今回400万ほど繰り越しが26年度よりも多くなっている。加えて、高校の学費無料化等々で申請件数が減っているというような方向性も説明が前にあったと、このように思っておりますけれども、そうしますと、お借りしている皆さん方の返済さえ滞りなく進むようになれば、基金に関しては今の状況から判断すると心配のない方向に向きつつあるというような判断でよろしいのか、まずお伺いしたいと思います。 ○議長(門間忠君) 佐藤学校教育課長。 ◎教育委員会教育部学校教育課長(佐藤賢一君) お答えいたします。 まず、基金の残高でございますが、27年度決算のほうで8,800万ほどという形になってきております。先ほど議員おっしゃられたとおり、歳入のほうでもきちっと毎年度償還させていただいて、今現在は貸与額より収入の償還額のほうが多くなってきているという認識は持っているところでございます。 ○議長(門間忠君) 富田文志議員。 ◆16番(富田文志君) もうちょっと踏み込んだ答弁をいただけるのかなと思いましたが。 26年度でいわば滞納者への督促状、催告書、合わせて557通を発送しておりました。それが27年度の決算時点では765通にふえておりました。人数的には26年が一番新規の貸与者17名で少なかったわけで、27年は25名に8名ほどふえておりました。今の28年も同じような推移なので、滞納者が多いか少ないかでやっぱり基金の残高、非常に大きく影響してくるというような数字の動きに見えますが、その辺、貸与者の動きと滞納者の動向をどのように判断されているのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(門間忠君) 佐藤学校教育課長。 ◎教育委員会教育部学校教育課長(佐藤賢一君) 滞納対策でございますが、28年4月から1月まででございますが、今現在で督促状のほうは約400件弱ほど、催告につきましては114件ほど出しているところでございます。3月4日に実は、余り納入というか、そういう償還のない方々の自宅訪問もさせていただいたところでございまして、ただ土曜日ということでなかなか本人には会えなかったところでございますが、御家族の方とお話し、本日から若干の電話があったりという形で納付相談をさせていただいているというところでございます。件数的には大体平均で督促が40件くらいという話になってきて、これまでよりは少なくなってきているところではございますが、まだ収納率のほうは、年度末を迎えておりませんので、若干低い状況にあるところでございます。 以上です。 ○議長(門間忠君) 富田文志議員。 ◆16番(富田文志君) 今現在、もう既に償還期間が過ぎておくれている方の人数と、償還期間内でいわば未納の方の人数というのはどのようになっているのでしょうか。 ○議長(門間忠君) 佐藤学校教育課長。 ◎教育委員会教育部学校教育課長(佐藤賢一君) 実は、3月に訪問させていただいた方々につきましては大分償還期限が過ぎているということで、約22件という形で捉えさせていただいております。それで、あと償還内でございますが、期間内の方は現在で41名というところで捉えているところでございます。
    ○議長(門間忠君) 富田文志議員。 ◆16番(富田文志君) そうすると、償還期間もう既に過ぎている方が22件で、まだ以内でも41件の方があるということだと、1年間に貸し出している方の人数とほぼ同じくらいの方々が返済が滞っているということだということは何となくつかめました。 この事業運営がスムーズにいくためには、基金が枯渇しないようにという対応が大切だと思いますので、なお一層御奮闘を期待して、質疑を終わります。ありがとうございました。--------------------------------------- △延会 ○議長(門間忠君) お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、本日はこれをもって延会することに決定いたしました。 なお、3月8日の本会議は、大崎市議会会議規則第9条第2項の規定により、午前10時に再開いたします。 本日は、これをもって延会いたします。               午後3時45分 延会---------------------------------------地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 平成29年3月7日   議長       門間 忠   副議長      小沢和悦   署名議員     大山 巖   署名議員     佐藤清隆...