大崎市議会 > 2014-12-09 >
12月09日-01号

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  1. 大崎市議会 2014-12-09
    12月09日-01号


    取得元: 大崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-28
    平成26年 第4回定例会(12月)          平成26年第4回大崎市議会定例会会議録(第1号)1 会議日時      平成26年12月9日      午後1時00分開会~午後2時44分散会2 議事日程 第1 会議録署名議員指名 第2 会期の決定 第3 市長行政報告 第4 議案第129号 専決処分の承認を求めることについて    (説明、質疑、討論、表決)   +議案第130号 平成26年度大崎市一般会計補正予算   │議案第131号 平成26年度大崎市国民健康保険特別会計補正予算   │議案第132号 平成26年度大崎市介護保険特別会計補正予算   │議案第133号 平成26年度大崎市農業集落排水事業特別会計補正予算   │議案第134号 平成26年度大崎市病院事業会計補正予算   │議案第135号 大崎市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例   │議案第136号 大崎市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例   │議案第137号 大崎市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例   │議案第138号 大崎市保育の必要性の認定に関する基準を定める条例   │議案第139号 大崎市風致地区内における建築等の規制に関する条例   │議案第140号 独立行政法人通則法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例   │議案第141号 大崎市個人情報保護条例の一部を改正する条例   │議案第142号 大崎市国民健康保険条例の一部を改正する条例   │議案第143号 大崎市企業立地促進条例の一部を改正する条例   │議案第144号 大崎市市営住宅条例の一部を改正する条例   │議案第145号 財産取得の変更について   │議案第146号 財産取得の変更について   │議案第147号 損害賠償の額を定めることについて   │議案第148号 損害賠償の額を定めることについて   │議案第149号 市町の境界変更について 第5│議案第150号 境界変更に伴う財産処分の協議について   │議案第151号 指定管理者の指定について   │議案第152号 指定管理者の指定について   │議案第153号 指定管理者の指定について   │議案第154号 指定管理者の指定について   │議案第155号 指定管理者の指定について   │議案第156号 指定管理者の指定について   │議案第157号 指定管理者の指定について   │議案第158号 指定管理者の指定について   │議案第159号 指定管理者の指定について   │議案第160号 指定管理者の指定について   │議案第161号 指定管理者の指定について   │議案第162号 指定管理者の指定について   │議案第163号 指定管理者の指定について   │議案第164号 指定管理者の指定について   │議案第165号 指定管理者の指定について   │議案第166号 指定管理者の指定について   │議案第167号 指定管理者の指定について   │議案第168号 指定管理者の指定について   │議案第169号 指定管理者の指定について   │議案第170号 指定管理者の指定について   │議案第171号 指定管理者の指定について   │議案第172号 指定管理者の指定について   │議案第173号 指定管理者の指定について   +議案第174号 宮城県市町村自治振興センター規約の変更について    (説明) 第6 請願第2号 東日本大震災被災者の医療費一部負担金免除及び介護保険利用者負担の減免を被災市町村の負担によらず継続するための財政措置を求める請願    (所管常任委員会付託)3 本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員指名 日程第2 会期の決定 日程第3 市長行政報告 日程第4 議案第129号 専決処分の承認を求めることについて      (説明、質疑、討論、表決)     +議案第130号 平成26年度大崎市一般会計補正予算     │議案第131号 平成26年度大崎市国民健康保険特別会計補正予算     │議案第132号 平成26年度大崎市介護保険特別会計補正予算     │議案第133号 平成26年度大崎市農業集落排水事業特別会計補正予算     │議案第134号 平成26年度大崎市病院事業会計補正予算     │議案第135号 大崎市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例     │議案第136号 大崎市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例     │議案第137号 大崎市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例     │議案第138号 大崎市保育の必要性の認定に関する基準を定める条例     │議案第139号 大崎市風致地区内における建築等の規制に関する条例     │議案第140号 独立行政法人通則法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例     │議案第141号 大崎市個人情報保護条例の一部を改正する条例     │議案第142号 大崎市国民健康保険条例の一部を改正する条例     │議案第143号 大崎市企業立地促進条例の一部を改正する条例     │議案第144号 大崎市市営住宅条例の一部を改正する条例     │議案第145号 財産取得の変更について     │議案第146号 財産取得の変更について     │議案第147号 損害賠償の額を定めることについて     │議案第148号 損害賠償の額を定めることについて     │議案第149号 市町の境界変更について 日程第5│議案第150号 境界変更に伴う財産処分の協議について     │議案第151号 指定管理者の指定について     │議案第152号 指定管理者の指定について     │議案第153号 指定管理者の指定について     │議案第154号 指定管理者の指定について     │議案第155号 指定管理者の指定について     │議案第156号 指定管理者の指定について     │議案第157号 指定管理者の指定について     │議案第158号 指定管理者の指定について     │議案第159号 指定管理者の指定について     │議案第160号 指定管理者の指定について     │議案第161号 指定管理者の指定について     │議案第162号 指定管理者の指定について     │議案第163号 指定管理者の指定について     │議案第164号 指定管理者の指定について     │議案第165号 指定管理者の指定について     │議案第166号 指定管理者の指定について     │議案第167号 指定管理者の指定について     │議案第168号 指定管理者の指定について     │議案第169号 指定管理者の指定について     │議案第170号 指定管理者の指定について     │議案第171号 指定管理者の指定について     │議案第172号 指定管理者の指定について     │議案第173号 指定管理者の指定について     +議案第174号 宮城県市町村自治振興センター規約の変更について      (説明) 日程第6 請願第2号 東日本大震災被災者の医療費一部負担金免除及び介護保険利用者負担の減免を被災市町村の負担によらず継続するための財政措置を求める請願      (所管常任委員会付託)4 出席議員(30名)    1番  佐藤仁一郎君        2番  佐藤仁一君    3番  八木吉夫君         4番  氷室勝好君    5番  佐藤弘樹君         6番  中鉢和三郎君    7番  相澤久義君         8番  鎌内つぎ子君    9番  木村和彦君        10番  加藤善市君   11番  横山悦子君        12番  関 武徳君   13番  遊佐辰雄君        14番  只野直悦君   15番  相澤孝弘君        16番  富田文志君   17番  山田和明君        18番  後藤錦信君   19番  氏家善男君        20番  山村康治君   21番  門間 忠君        22番  木内知子君   23番  豊嶋正人君        24番  青沼智雄君   25番  小沢和悦君        26番  大友文司君   27番  佐藤 勝君        28番  大山 巖君   29番  佐藤和好君        30番  佐藤清隆君5 欠席議員(なし)6 説明員   市長      伊藤康志君     副市長     高橋英文君   副市長     小田原雄一君    病院事業管理者 阿部健雄君   総務部長    横山忠一君     総務部政策推進監兼                     秘書広報課長事務取扱                             瀬戸 晃君   総務部理事(財政担当)       市民協働推進部長兼   兼財政課長事務取扱         震災復興局長  松ケ根典雄君           伊藤 晋君   民生部長兼社会福祉事務所長     産業経済部長  堀越靖博君           伊藤秀則君   建設部長    門間弘一君     水道部長    高橋 功君   病院経営管理部長          松山総合支所長 山口研二君           加藤総治君   三本木総合支所長          鹿島台総合支所長           佐々木俊一君            鹿野順子君   岩出山総合支所長          鳴子総合支所長 上野孝作君           山田寿子君   田尻総合支所長 西澤誠弘君     総務部総務課長(併)                     選挙管理委員会事務局長                             門脇喜典君   市民協働推進部政策課長兼      市民協働推進部   震災復興推進室長          まちづくり推進課長           金森正彦君             佐々木淳悦君  教育委員会   教育長     青沼拓夫君     教育部長    菅原 孝君7 議会事務局出席職員   事務局長    中村広志君     次長      遠藤睦夫君   係長      平澤 隆君     主査      加藤浩司君              午後1時00分 開会 ○議長(佐藤清隆君) 出席議員定足数に達しておりますので、平成26年第4回大崎市議会定例会は成立いたしました。 よって、開会いたします。---------------------------------------              午後1時00分 開議 ○議長(佐藤清隆君) これから会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付いたしております議事日程第1号をもって進めてまいります。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員指名 ○議長(佐藤清隆君) 日程第1、本日の会議録署名議員を指名いたします。24番青沼智雄議員、25番小沢和悦議員のお二人にお願いいたします。--------------------------------------- △諸報告 ○議長(佐藤清隆君) 御報告いたします。 地方自治法第121条の規定により、お手元に配付のとおり、本日の議場出席者の通知がありました。---------------------------------------             議場出席者名簿                               平成26年12月9日   市長      伊藤康志君     副市長     高橋英文君   副市長     小田原雄一君    病院事業管理者 阿部健雄君   総務部長    横山忠一君     総務部政策推進監兼                     秘書広報課長事務取扱                             瀬戸 晃君   総務部理事(財政担当)       市民協働推進部長兼   兼財政課長事務取扱         震災復興局長  松ケ根典雄君           伊藤 晋君   民生部長兼社会福祉事務所長     産業経済部長  堀越靖博君           伊藤秀則君   建設部長    門間弘一君     水道部長    高橋 功君   病院経営管理部長          松山総合支所長 山口研二君           加藤総治君   三本木総合支所長          鹿島台総合支所長           佐々木俊一君            鹿野順子君   岩出山総合支所長          鳴子総合支所長 上野孝作君           山田寿子君   田尻総合支所長 西澤誠弘君     総務部総務課長(併)                     選挙管理委員会事務局長                             門脇喜典君   市民協働推進部政策課長兼      市民協働推進部   震災復興推進室長          まちづくり推進課長           金森正彦君             佐々木淳悦君  教育委員会   教育長     青沼拓夫君     教育部長    菅原 孝君--------------------------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長(佐藤清隆君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から12月22日までの14日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤清隆君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日から12月22日までの14日間と決定いたしました。--------------------------------------- △日程第3 市長行政報告 ○議長(佐藤清隆君) 日程第3、市長行政報告。 本件に関し、市長の報告を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 本日からよろしくお願いいたします。 ここに平成26年第4回大崎市議会定例会が開催されるに当たり、当面の諸問題及び行政の一端を申し述べ、議員並びに市民皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。 先月21日に衆議院が解散し、第47回衆議院議員総選挙が今月2日公示されました。14日は第47回衆議院議員総選挙、最高裁判所裁判官国民審査の投開票日となりました。本市の小選挙区選挙は、松山地域、三本木地域、鹿島台地域が第5区に、古川地域が第6区に投票区が変更となって初めての選挙であり、注目の選挙区となっております。 解散に先立ち、先月18日に安倍内閣総理大臣は平成27年10月に予定していた消費税引き上げを平成29年4月に延期するとの発表を行いました。景気減速や地方にアベノミクスの恩恵が十分に行き届いていないといった意見があり、消費税引き上げの延期はやむを得ないことでありますが、国として平成27年10月の消費税引き上げを前提として推進してきた政策もあり、景気対策も含めた今後の国の経済対策によっては、国際的な信用のみならず、地方公共団体の行財政に与える影響が懸念されるところでもございます。 自然災害について申し上げます。 10月13日から14日に襲来した台風19号は、予報では深夜から早朝にかけて接近するとのことから、市民の安全確保を図るため、13日午後7時に警戒本部を設置し、避難準備情報発令、避難者を受け入れるために鹿島台地域などで7カ所の避難所を開設し、30人の避難者を受け入れました。主な被害としては、鹿島台地域では住家での床上浸水が4棟、床下浸水が26棟、松山地域では住家での床下浸水が5棟、小売店での床下浸水が1棟の被害がありました。そのほか農業関連施設、道路、公共施設などにも被害がありましたが、幸い本市では人的な被害は確認されておりません。 被害を受けられました皆様には心からお見舞いを申し上げますとともに、浸水対策を軽減させるため、雨水対策をしっかり実施してまいる所存であります。 また、12月2日に仙台管区気象台から大雪に関する気象情報が発表されてから、本市の川渡観測所では、12月3日の降雪が45センチメートルを観測し、未確認ですが中山平あるいは鬼首はさらに降ったようでございます。12月7日現在の積雪降雪量は63センチメートル、最新の積雪が35センチメートルを記録しております。累積の降雪量は、例年の3.5倍となっております。 このため、主な被害として雪や倒木などによる停電が岩出山地域、鳴子温泉地域で発生し、最大で1,117戸が影響を受けました。特に、鬼首地区では、場所によっては最大10時間20分の停電が続いたところもありました。また、倒木により県道岩入一迫線が一時通行どめとなるなど、市民生活に大きな支障を来したところでございます。このことも被害を受けられました皆様には心からお見舞いを申し上げます。 さて、平成29年度に宮城県を会場に高校生による芸術文化活動の祭典、第41回全国高等学校総合文化祭の開催が決定し、本市では古川地域で軽音楽の発表が行われることとなりました。 また、同じく平成29年度に山形県、宮城県、福島県において、全国高等学校総合体育大会南東北インターハイが開催され、本市鳴子温泉地域で相撲競技が行われることとなりました。 高校生を中心とした全国の皆様に本市を訪れていただき、演奏者や選手の皆様が日ごろの練習の成果を発揮され、全力を出し切ることができるよう支援してまいりますとともに、記憶に残る大会となるよう「宝の都(くに)・大崎」を強くアピールしてまいります。 また、おおさき宝大使であります横綱白鵬関が11月場所において4場所連続で優勝し、通算で32回の優勝を果たしました。通算32回の優勝は、昭和の大横綱大鵬関と並ぶ歴代1位の偉業となりました。今後も、おおさき宝大使である横綱白鵬関が輝かしい記録を樹立されるよう応援してまいります。 それでは、以下、第3回大崎市議会定例会以降の行政報告を申し述べます。 ストップ少子化・おおさき元気戦略プロジェクトについて申し上げます。 8月から庁内の若手職員で構成するストップ少子化・おおさき元気戦略プロジェクトの会議を開催し、これまで実施してきました20万都市重点プロジェクトの客観的な棚卸しを含め、新たな視点による提案を検討し、12月3日に同プロジェクト本部にストップ少子化・おおさき元気戦略プロジェクトの経過報告書が提出されたところであります。今後は、提出された経過報告書をプロジェクト会議においてさらに磨き上げ、実施に向けた検討を進めてまいります。 大崎中心市街地復興まちづくり計画について申し上げます。 緒絶川周辺整備事業につきましては、醸室を拠点とした修景整備と安心して気持ちよく歩ける歩行空間の形成に向け、測量設計を行っております。また、広域防災機能の集約及び充実を図るため、大崎地域広域行政事務組合消防本部、古川消防署及び簡易駐車場など地域拠点施設の整備につきましては、関係者の皆さんから事業に対するおおむねの御理解をいただいたことから、今後、詳細計画の検討を進めてまいります。今後とも、事業実現に向けて地元関係者と意見交換を行うとともに、国土交通省及び県などの関係機関と協議を進めてまいります。 災害公営住宅整備事業について申し上げます。 古川駅東住宅1棟35戸につきましては、10月29日に鍵の引き渡し式を行い、古川駅前大通住宅1棟35戸につきましては、11月1日に落成式を行ったところであり、いずれの住宅も11月1日から入居を開始しております。また、仮称古川七日町住宅の1棟30戸につきましては、今月中に内覧会を実施し、来年1月からの入居を予定しております。次に、仮称古川十日町住宅の1棟20戸につきましては、現在、鉄骨の建て方工事の段階であります。年度末の完成に向けた工事が進んでおります。仮称鹿島台鈴掛住宅の15棟45戸につきましては、現在、基礎工事が完了し、柱やはりなどの建て方工事の段階であり、年度内の完成に向けて工事が進められております。 入居申し込み状況は、11月17日現在で、計画戸数170戸に対し入居決定戸数113戸となっており、第3回大崎市議会定例会の時点と比較して12戸増加しております。 さらに、現在、市内のみなし仮設住宅入居者でこれまで自立再建の意向を確認できなかった方の意向を確認するため、支援相談員が戸別に訪問しているところであります。引き続き、意向確認と建物内覧会などを行うとともに、入居申し込みに関するマスコミへの情報提供、パンフレット、チラシなどによるPR活動を行い、なお一層の入居促進に努めてまいります。 道路事業について申し上げます。 道路整備につきましては、市民要望が最も多いことから、速やかな対応に努めているところであります。特に、市道新設改良事業などにつきましては、繰り越しました18路線のうち15路線が完了しており、残り3路線につきましても引き続き早期完了に向け鋭意努めているところであります。今年度工事につきましても同様に、年度内完了に向け、工事の進捗を図っているところであります。 道路の修繕対策事業につきましては、部分補修の応急対策と短期的、長期的な修繕を組み合わせるなど、各路線の役割や重要度などを考慮し、整備を進めております。今後も、効率的かつ計画的な修繕に努めてまいります。 橋りょうの点検及び修繕対策事業につきましては、国が定める統一基準に基づき点検を実施しており、今後も安全な道路橋りょう維持管理に努めてまいります。 鹿島台駅周辺地区整備事業について申し上げます。 東西自由通路新設等工事につきましては、協定先の東日本旅客鉄道株式会社において7月5日の仮駅舎完成後、本格的に駅舎本体工事に着手し、工事施工がなされているところであります。今後は、本市施工の駅前広場などの工事について東日本旅客鉄道株式会社と調整、連携を図りながら、平成27年度の完成に向け鋭意進めてまいります。 学校教育について申し上げます。 11月27日、岩出山スコーレハウスにおいて「語り合おう夢 大崎市の未来」をテーマに平成26年度おおさき子どもサミットが開催され、大崎市の未来を担う市内小学校の6年生代表約200人が一堂に会し、将来の夢や希望が発表されたところであります。 また、4月に実施されました全国学力学習状況調査につきましては、このほど結果の分析が終わりましたので、今月中に結果や今後の取り組みなどを市のウエブサイトに掲載する予定であります。 学校教育環境整備について申し上げます。 本市教育環境のあるべき姿を定めた大崎市学校教育環境整備指針が平成27年度から後期計画に入ることから、小学校の再編などを含めた各地域における学校教育環境整備のあり方についての御意見をいただくため、学校ごとに懇談会を開催してまいりましたが、10月30日の大貫小学校をもって保護者向けの懇談会が一巡したところであります。現在、二巡目として地域の皆様と懇談を行っており、年度末までに岩出山地域、古川西部地域、古川北部地域、田尻地域、鳴子温泉地域と順次懇談会を開催してまいります。今後も保護者、地域住民の皆さんの御理解と御協力のもとに調査検討を進めてまいります。 小中学校の施設整備について申し上げます。 校舎の大規模改造工事につきましては、東大崎小学校は工事の完成検査が終了し、工事目的物の引き渡しを受けております。また、志田小学校は全ての工事が完了し、完成検査を残すのみとなっております。古川中学校及び鹿島台中学校の武道場につきましては、現在、屋根などの工事を行っており、両校ともに年度末の完成に向け、順調に工事が進んでおります。 スポーツの推進について申し上げます。 10月5日に田尻総合体育館を会場に、平成26年度スポーツフィールドおおさき市民交流事業オリンピックデー・フェスタin大崎&スポーツ講演会を震災復興事業として開催いたしました。実施に当たっては市内のスポーツ関係団体の代表者による実行委員会を組織し、市民と行政が協働で企画及び運営を行ったところであります。当日は、ロンドンオリンピック出場のフェンシングフルーレ団体銀メダリスト、気仙沼出身の千田健太選手を初め、日本を代表するアスリートの方々とのスポーツを通じた交流を図られたことは、参加した児童212人にとって貴重な体験、そして財産となったものと思っております。今後も、スポーツの持つ魅力を広く提供し、スポーツ力の向上に努めてまいります。 地区公民館の地域運営について申し上げます。 市内18カ所の地区公民館は、平成24年4月から順次、指定管理者制度を導入してまいりましたが、本年度をもって第1期の指定期間が満了となります。第1期目の運営状況の検証では、地域の特性や実情に応じた指定管理者の創意工夫による管理運営と、生涯学習事業について地域性などを生かした個性ある事業が展開されているとの報告が示されており、第2期目の指定管理者募集に当たっては、引き続き、地域事情や特性を十分理解している地域自治組織を対象に9月10日から募集を開始し、18地区の団体から申請がありました。 先般、指定管理者選定委員会を開催したところ、地区公民館の管理運営に取り組む姿勢や意欲が評価され、全ての団体が候補者として選定されたことから、今議会において指定管理者の指定に関する議案を御提案しているところであります。第1期目の検証報告書に基づき、指定管理者とともに歩む地域運営を目指し、継続した支援を行ってまいります。 生物多様性保全の取り組みについて申し上げます。 12月5日から7日までの3日間、第3回生物の多様性を育む農業国際会議2014を、本市を会場に開催いたしました。本国際会議には国内外から農業者、環境NPO、学術研究者、消費者、行政関係者など750人を超える皆さんに参加をいただきました。議会の皆さん方にもたくさん御参加をいただきまして、ありがとうございました。水田稲作農業を営むアジアの国々の間で、水田が生物多様性の向上に果たす機能を高める農法、生き物調査の実施方法などに関する情報提供や議論が行われました。最終日には、水田農業が生物多様性の維持向上に果たす役割とそれを増加させる取り組みを農業者のみならず、参加者それぞれが各分野で実践、推進を図る宣言を採択し、成功裏に終了いたしました。 本国際会議を契機に、本市が掲げる自然と共生する持続可能な農業の振興を推進し、農業者の皆様はもとより、多くの市民の皆様にその価値をより一層理解していただく施策を進めてまいります。 世界農業遺産について申し上げます。 国際連合食糧農業機関FAOの世界農業遺産への認定を目指した取り組みにつきましては、本市のほか、大崎地域の4町を正会員とする大崎地域世界農業遺産推進協議会が申請母体となり進めてまいりました。FAOに認定申請を行うには、まず国内農林水産省の承認を得る必要があり、同省への承認依頼を行っておりましたが、10月31日に同省から専門家会議の評価を踏まえ、承認できない旨の回答を受けました。当地域の申請内容に理解が得られなかったことは、まことに残念なことと受けとめております。 これを受け、11月17日開かれた推進協議会において、申請内容を再構築し、取り組み体制の強化を図り、2年後の申請機会に再挑戦することが確認されました。この取り組みの中核を担う本市といたしましては、これまで以上に農業者を含む関係者との連携や体制の強化を図り、次回に承認が得られるよう鋭意取り組んでまいります。 地域資源利活用施設整備事業について申し上げます。 大崎市古川カントリーエレベーターにつきましては、平成26年産米の荷受けを9月15日から行い、10月末をもって終了いたしました。実績としては、件数で1,404件、荷受け量は貯蔵能力約2,000トンに対し推定乾燥重量1,827トンとなりました。今後、穀物荷受け用器具倉庫の整備を行いたいと考え、今議会に補正予算を計上しております。 水稲の作況と販売促進について申し上げます。 本年の水稲につきましては、天候にも恵まれ順調に生育し、東北農政局が発表した10月15日現在の作況指数では、県北部が105のやや良とされております。しかし、ひとめぼれ、ササニシキの概算金がそれぞれ過去最低の8,400円、8,600円と大幅に下落したことにより、本市と各JAでは、稲作農家の次年度生産に必要な営農資金支援のため利子補給を行い、実質利率零%とする農家支援を行ったところであります。 このような状況の中、米の販売促進については各種PR活動を行っており、10月19日には、古川地域農業振興協議会と共催で、JR古川駅前を会場に新米まつりを盛大に開催し、平成26年産米の新米ササニシキのおにぎりや芋煮汁をふるまったところであります。 また、期待のササニシキ系新品種東北194号については、市民に愛称を公募したところ、ささ結と決定し、すしや和食に適性のある米として地域内の大崎寿司業組合と連携したすしキャンペーンや国内最大の商談会であるアグリフードEXPOでのPR、また需要が減少している中、海外への販路についても調査を行ってきたところであります。米価が下落し、非常に厳しい状況でありますが、市内農家の米が有利に販売されるよう、今後ともより一層大崎の米のPRと消費拡大に鋭意努めてまいります。 平成27年産米の生産数量目標について申し上げます。 11月28日に農林水産省が発表した平成27年産米の宮城県の生産目標数量は、本年より約3.9%減の34万8,620トンが示されたところであり、年内中には県が各市町村への配分を行う予定であります。今後とも農業関係機関、団体などと連携し、宮城米の信頼の確保と農家所得の向上に努めてまいります。 担い手への農地集積について申し上げます。 人・農地プランの策定推進にあわせて、新たな制度として農地中間管理事業がスタートいたしました。この農地中間管理機構が橋渡しとなって、出し手と受け手をつなぐ役割を果たしておりますが、事業の一部を市、農業委員会及びJAが委託を受け、事業を実施しております。今後、本格的な運用となりますが、担い手の農地集積を一層推進してまいります。 地域林業整備事業について申し上げます。 大崎森林組合が国の森林整備加速化・林業再生事業の採択を受け実施している木質バイオマス利用施設等整備事業の木質チップ製造施設が11月初めに完成したところであります。森林組合が運搬する小径木につきましては、11月から搬入を開始しており、また自伐林家などの原木搬入につきましては、来年1月から搬入を予定しております。チップの製造施設につきましては、来年1月から運転を行い、当面は加護坊温泉さくらの湯に供給する運びとなっております。地域林業の活性化に向け、これまで放置されてきた林地残材などの有効活用を図り、当該施設の利用が進むよう、今後も関係機関と連携し、支援してまいります。 商業振興について申し上げます。 本年4月の消費税率引き上げ対策として、6月27日から「宝の都(くに)・大崎」プレミアム商品券を販売し、好評のうちに発行した1万セットを完売したことは、既に第3回大崎市議会定例会において御報告申し上げたところでありますが、この商品券の使用期限は10月末日となっており、既に終了いたしております。11月30日現在の換金率は99.4%となっており、業種ごとでは、小売業が48.7%、大型店舗が29.6%、飲食、仕出し業が10.5%などとなっております。事業効果につきましては、加盟店と市民を対象としたアンケート調査を行い、現在集計と内容の分析を進めております。 さらに、本年度2回目となるプレミアム商品券発行事業につきましては、第4回大崎市議会臨時会においてお認めいただき、来年1月10日から2万セットの販売を計画しているところであります。今後も、商工会議所及び商工会などの関係団体と連携を図りながら、地域経済の活性化に取り組んでまいります。 企業誘致について申し上げます。 11月18日、名古屋市内において宮城県企業立地セミナーが開催され、186社、326人の企業の皆様に本市の立地環境や生活環境などの優位性についてトップセールスを行ってまいりました。今後とも、優位性を活用し、積極的な企業誘致活動に取り組んでまいります。 工業団地整備事業について申し上げます。 北原工業団地の整備につきましては、造成工事を3工区に分け11月26日に入札を実施し、12月2日までに全工区の契約を締結したところであります。12月下旬から造成工事に着手し、平成28年3月の竣工に向けて事業を進めてまいります。 緊急景気・雇用対策について申し上げます。 緊急雇用創出事業につきましては、震災等緊急雇用対応事業を活用し、90事業、218人の雇用創出を計画し、12月1日時点で途中の退職者の補充も含め、延べ228人の雇用が確保されました。事業復興型雇用創出事業につきましては、第3回大崎市議会定例会で補正予算をお認めいただき、11月1日から助成金交付申請の受け付けを再開しております。今後とも、関係機関と連携を図りながら、雇用機会の拡大に努めてまいります。 伝統工芸後継者創出交流事業について申し上げます。 伝統工芸品の鳴子漆器につきましては、職人の後継者不足が問題となっていることから、後継者創出対策の一環として、東京芸術大学漆芸研究室との交流事業に取り組んでおります。9月27日から29日までの3日間、同大学研究室より教員と学生合わせて14人の方が来訪され、漆器職人との交流や漆器の販売状況の視察などを通して、鳴子漆器を取り巻く現状を見ていただき、課題や対応策について貴重な御意見をいただきました。それらを踏まえ、鳴子漆器を広く市民に知ってもらい、身近に感じてもらうことを目的として、年度内に市民の皆様を対象とした漆器職人との交流や体験型のモニターツアーなどを実施してまいります。今後とも、東京芸術大学との交流を続けるとともに、後継者としての移住、定住を視野に入れた事業展開を図りながら、鳴子漆器のPRもあわせて行ってまいります。 産業創造推進事業について申し上げます。 本市及びNPO法人未来産業創造おおさきが中心となり、おおさき産業フェア2014が「地域共生~メイド・イン・おおさき」をテーマに10月24日、25日の2日間、古川総合体育館において開催されました。大崎地域でつくられている製品や技術、特産品を一堂に集め、71の企業、団体などに出展いただき、天候にも恵まれ、2日間で述べ5,200人の方に来場いただいたところであります。今回も地元企業の新技術、新製品が紹介されましたが、紹介された製品の一部は来年、東京ビッグサイトで開催の第1回自動車部品加工EXPOや東京都大田区で開催のおおた工業フェアに出展し、全国に情報発信する予定であります。今後とも、企業間連携や産学官連携、農商工連携など新たな産業育成につながるよう推進してまいります。 病院事業について申し上げます。 医療体制の充実を図るため、医療スタッフの確保に向け鋭意努力してまいりましたが、12月1日現在での医師数は病院事業全体で107人と、9月1日時点と比較して3人増員することができました。そのうちの1人を御心配いただいておりました鹿島台分院へ11月1日付で配属をしたところであり、今後も、引き続き病院事業全体の医師の確保に努めてまいります。 大崎市民病院に対する初期研修医の関心度につきましては、平成26年度は15人の募集に対し32人の応募をいただき、県内でも上位に入る臨床研修指定病院となっております。さらに、来年度採用予定の初期研修医は、今年度と比較して4人多い19人となり、2年次を含め初期研修医は37人体制となりました。また、5月に東北大学との間で宮城県北先制医療学講座の協定締結を行っており、現在、平成27年4月開講に向け東北大学と連携を図りながら準備を進めております。このことにより、学生が臨床研修を行いながら学位を取れる体制が確立されることになります。いわば東北大学大崎キャンパスがスタートすることになり、臨床に携わる医師がふえることとあわせて、当院の研修医の定着にもつながることから、医療体制の充実に貢献いただけるものと期待をいたしております。 介護保険施設整備事業の進捗状況について申し上げます。 第5期大崎市高齢者福祉計画・介護保険事業計画に基づき、社会福祉法人が古川中央地区と岩出山地区に整備を進めておりました小規模多機能型居宅介護事業所、認知症高齢者グループホーム及び特別養護老人ホームからなる複合型介護保険施設につきましては、年内に竣工し、年明けに開所が予定されております。なお、岩出山地区の認知症高齢者グループホームにつきましては、10月1日に開所しております。 水道事業について申し上げます。 将来にわたる持続可能な水道事業を実施するため、水道資産の更新計画書となる大崎市水道事業アセットマネジメントがまとまりました。このことにつきましては、有識者や水道使用者などで構成する大崎市水道事業運営審議会に諮問しておりましたが、11月14日に答申をいただいたところであります。今後は、この基準により施設や管路の更新を行い、安全で安心できる良質な水道水の安定供給に取り組んでまいります。 下水道事業について申し上げます。 下水道汚水処理施設につきましては、長寿命化と機能強化対策をあわせて進めており、古川師山浄化センターでは、水処理施設の増設が10月に完成し、加えて長寿命化事業も進めております。西古川地区農業集落排水処理施設では、機能強化工事を年度内の完了に向け整備を進めております。下水道汚水管路の整備につきましては、公共下水道事業の管路築造工事など7件の繰越工事がありましたが、11月までに全てが完了し、さらに県道改良工事に伴う管路移設工事の2件については、来年2月までの完了を目指し進めてまいります。浄化槽事業につきましては、本年度270基の設置を予定しておりますが、10月末現在で201件の申請があり、順調に浄化槽設置による汚水処理が進められているところであります。 雨水対策について申し上げます。 雨水対策としては、浸水被害を軽減させるため、松山地域や鹿島台地域では、公共下水道事業の雨水施設整備に向けて、関係機関や地域の皆様と調整を図り計画を策定し、できる限り速やかに事業を進めてまいります。古川地域では、雨水整備基本計画の策定に着手するとともに、古川江の排水路改修に向け計画を策定し、地域の方々と調整を図りながら進めてまいります。また、古川楡木雨水排水ポンプ場の増設及び既存施設の耐震補強に向けた調査設計も進めてまいります。 以上、主な事項について申し上げましたが、今議会に提案いたします補正予算など議案に関する説明は別途申し上げることとして、行政報告といたします。--------------------------------------- △日程第4 議案第129号 ○議長(佐藤清隆君) 日程第4、議案第129号専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 議案第129号専決処分の承認を求めることについて御説明申し上げます。 議案第129号平成26年度大崎市一般会計補正予算(第7号)につきましては、平成26年12月14日執行の第47回衆議院議員総選挙など執行経費について歳入歳出それぞれ6,540万円を追加し、予算総額を584億2,088万8,000円に定めるものであります。 本件につきましては、平成26年11月26日地方自治法第179条第1項の規定により専決処分を行いましたので、同条第3項の規定により、議会の承認を求めるものであります。 ご審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(佐藤清隆君) これから質疑に入ります。質疑の通告がありますので、順次、発言を許します。 15番相澤孝弘議員。 ◆15番(相澤孝弘君) この専決処分の承認を求めることについて、幾つか質疑をさせていただきます。 まず、先ほど冒頭、行政報告の前段の中で、市長からの先月の21日の開催について云々お話がありました。いろいろな国民の評価もあるようでありますが、まず私はこの補正予算の中で、投票率の向上に向けてどのような取り組みといいますか、広報がなされるのか、いろいろ各地区で投票率向上のための取り組みなんかも、連日新聞あるいはテレビでも紹介がありました。大崎市では2つ、6区と5区ですかに分かれているこのいろいろな状況の中で、まず投票率の向上、どのようなことを考えているのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(佐藤清隆君) 選挙管理委員会事務局長。 ◎総務部総務課長[併]選挙管理委員会事務局長(門脇喜典君) お答え申し上げます。 今回は、国政選挙でありますので、国、県、市町村それぞれ役割があるものと認識をしております。国・県においては、ラジオあるいはテレビ等で選挙の啓発放送をしている現状がございます。市町村、特に大崎市におきましては、一番の今回のPRのポイントは、4区が5区と6区に変わったと、その点を住民の方々に混乱が生じないよう啓発することが第一というふうに考えております。 ですから、11月の末でございましたが、全世帯に5区、6区の区分けのチラシをまず配布させていただきました。また、この期間中、広報車による選挙の啓蒙運動を合計4回計画しておりまして、全地域を網羅する予定でございます。また、先週の土曜日でございましたが、市内の大型店で街頭啓発を行っているところでございます。
    ○議長(佐藤清隆君) 相澤議員。 ◆15番(相澤孝弘君) 一生懸命取り組んでいるということであります。ただ、やっぱり区割りの関係は、印刷物でなるほどというふうなことわかるんですが、非常にやはりどこまで目を通されているのか、あわせて期日前投票の関係も、例えば古川は古川地区、例えば古川、岩出山、三本木は5区ですか、三本木に来て期日前投票、6区の方できないんだ。 非常に、やっぱりその辺の理解が進んでいない。やっぱり、もっともっといろいろなこと、例えばよその地区ではインターネットですか、そのホームページ等を使ったり、いろいろな媒体を使ってPRをしているというふうなことで、とにかく投票率をアップさせなければ、やはり国政選挙といえども信任を得るというふうな候補者の立場からすれば大事だと思うのです。やっぱり、やることいっぱい考えられることがあればしっかりやって、それで反省に至った上で、また次のステップということになると思うのですが、これから残された数日間、徹底的にやれる方法というのは何かこう、今、広報車4回の予定だとか云々ありましたけれども、それ以外に考えていることはないでしょうか。 ○議長(佐藤清隆君) 門脇事務局長。 ◎総務部総務課長[併]選挙管理委員会事務局長(門脇喜典君) 残された期間でできることというふうになりますと、かなり限られたものかというふうには思います。ただ、今御指摘ありましたようにホームページ等でのPRにつきましては、現在も掲載しておりますが、例えば期日3日前に再度大きく掲載をするとか、その辺の取り組みはやっていきたいというふうに思っております。 ○議長(佐藤清隆君) 相澤議員。 ◆15番(相澤孝弘君) こういったことは、いろいろな多くの地域の取り組みでいいことはまねっこをして、やっぱり投票率向上につなげていただきたいと思います。 次に、そのやっぱり、一番は候補者を初めて見る方が多いというか、そういう方々多いと思うのです。唯一、新聞とか、あとは政見放送とかでもテレビ等で見られますが、掲示板で各候補者の顔をまざまざと見て、いろいろなイメージをする方も多いというふうにお聞きします。このポスターの掲示板の設置場所、4月に行われた選挙の掲載場所と同じなのか、もし減っているとすれば、どのような形で検討して減ったというふうなことなのか。あわせて、やっぱり明らかに張っても見ないようなとこに掲示板があるというか、地域内でもほとんど人は歩かない、道路沿いにあるけれども、車はその道路沿いのブロック塀に掲示板があって、そこでとまって見るわけにもいかない。そういったせっかくの掲示板が、いわゆる所期の目的に達していないようなところが何カ所かあるかと思うのですが、その辺の取り扱いをどのような形で、いわゆる議論されて、今回の掲示板の設置場所というふうに至ったのか、お尋ねをしたいと思います。 ○議長(佐藤清隆君) 門脇選挙管理委員会事務局長。 ◎総務部総務課長[併]選挙管理委員会事務局長(門脇喜典君) まず、設置場所でございますが、今回につきましては解散から公示まで期間がなかったということで、基本的には4月の市長選、市議会議員選挙と同一場所で発注をさせていただきました。 ただ、4月のときもあったのですが、公道からどうも見にくい、あるいは障害物があって見えにくいというふうな場所につきましては、角度を変えたり、場所を可能な範囲で移動させたりという対応をとっておりました。今、議員御指摘がございましたそのなかなか地域の方も見ないような場所というふうな御指摘がございましたけれども、そのような場所につきましては、今後、地元の区長さん等との御意見もいただきながら場所は変更していきたいと。ただ、どうしても民地となりますと、今度借用の了解をいただくというふうな点もございますので、その辺は地域の方々の御理解をいただきながら、できるだけ見える場所への設置を変更していきたいというふうに考えております。 ○議長(佐藤清隆君) 相澤議員。 ◆15番(相澤孝弘君) ぜひ、そういった点、これからに十分生かしていただきたいと思います。 ちょっと戻りますが、予算の科目の中で選挙公報等の配布謝礼ということで計上されておりました。これはいわゆるどういうふうな、選挙公報かなんかをやるこれまでの行政区長さんを通して、毎戸に配布をするという形の謝礼というふうなことの受けとめ方で単純に捉えてよろしいですか。いわゆる投票率を上昇させるために街頭活動かなんかで一生懸命、そういったことに使われるのか、その辺ちょっとお尋ねします。 ○議長(佐藤清隆君) 選挙管理委員会事務局長。 ◎総務部総務課長[併]選挙管理委員会事務局長(門脇喜典君) 8節報償費に計上しております選挙公報等配布謝礼でございますが、これは俗にいう選挙公報の配布を区長さん方にお願いをして全家庭に配布をいただくと、それがかなり短時間で配布をいただくので、そのための経費というふうに、区長さん方にお支払いする経費でございます。 ○議長(佐藤清隆君) 相澤議員。 ◆15番(相澤孝弘君) 最後にしたいと思います。 市長は、行政報告の冒頭の中で、いろいろ地方公共団体の行財政に与える影響も懸念されるというふうにうたっておりました。全くそのとおりだと思うんです。今回の選挙、何のための選挙だと聞かれてもなかなか答えにくい。我々もそういったことに対して、質問があればとにかく投票に行ってくださいというお話をするだけであります。 直接この予算専決にはかかわらないかもしれませんが、先月、菅原文太さんて仙台出身の方が、非常に私たち年代にとっては非常にすばらしい方が亡くなりました。その方の政治に対する、選挙というふうなことも含めた政治に対する考え方がテレビで紹介されておりました。2つあるんだと、政治には2つの意味があると、1つは国民を飢えさせないことだと、これは今、各候補者がそのための政策を一生懸命主張して運動展開しているのだろうというふうに思います。もう一つは、二度と戦争をしてはいけないのだと。ですから、どういうふうな政策の中で菅原文太さんは紹介したかはわかりません。 ただ、私は日本はやっぱり自分たちの国は自分で守ると、守る方法なり政策がそれぞれ違うのはわかります。わかりやすく理解して、私たちのこの地域、今日本の国が未来永劫に栄えるような国をつくるための選挙であるというふうなことであれば、十分理解できるのですが、毎日、新聞、マスコミの専門家は何かわかりにくい表現しております。可能であれば、市長は大崎市の一国のあるじとすれば、こういったことに関してのコメントがもしあれば、行政報告で述べている以外があったら一言御紹介いただければ幸いであります。いかがでしょうか。 ○議長(佐藤清隆君) 伊藤市長。 ◎市長(伊藤康志君) 菅原文太さんの御紹介がありました。私も菅原文太さん、さきに亡くなられました高倉健さんもやっぱりまさに青春時代の憧れのスターでございましたので、寂しく思っておりますので、心からお悔やみも申し上げたいと思っております。 その菅原文太さんの政治的な理念についての御発言もございました。菅原文太さんの時代ですと、やはり我々ちょっと一つ上の世代でありますから、戦争体験、少年時代に戦争を体験されたといいます。その時代からすると、その戦後の大きな人生の目標の中には、やはりその貧しさからどう豊かさに向かっていくかと、病を克服して長寿命化するかと、あるいは二度と不幸な戦争を繰り返さない、平和な社会をどうつくるかということが戦後の日本の課題、目標であったろうと思っておりますので、まさにその時代を生きてきた方々の共通項であろう思っております。 そのことはしっかり私たちも歴史的に引き継いでいくと同時に、現時点での政治に対する私たちのスタンスということからすると、この間、戦後ずっと日本が中央主権の中で日本丸をずっと牽引をしてきたということの中で、まさに地方の時代、地方分権、地方自立の時代という形の中で、自分たちの地域のことをどうグランドデザインを描いて自立していくかということが求められる。政治はそのことの道筋をどうつくるかということが大きなテーマの一つになろうと思っております。 また、世界の中での日本の貢献の役割、そういうことをしっかりこれから問われるということがこの政治の大きなテーマになっていくのではないかと、こう思っております。議員からも御紹介がありましたので、そういう意味では毎回毎回、選挙のたびに投票率が今低下されております。その意味では政党も、立候補される政治家自身もやはり信頼される、あるいは期待される政治家像あるいは公約、目標というものをしっかり掲げていただくと同時に、国民としても市民としても自分たちの一票がそういう時代をつくっていくという責任使命を自覚しながら、ぜひこういう選挙を通して地域も歴史もつくっていけるような、そういうスタートにできればと思いながら、残された期間の中で、市民の方々に議員から御指摘いただきましたように、選挙への啓蒙活動もしっかりと進めてまいりたいと思っております。 御指摘ありがとうございました。 ◆15番(相澤孝弘君) 最後に、改めて投票率向上に向けてやっぱり職員の皆さんも、結果に関係する皆さんもとにかく投票日に投票してくださいという機運を盛り上げなければいけないというふうなことを改めて申し上げ、質疑を終わります。 以上です。 ○議長(佐藤清隆君) 次に進みます。 21番門間忠議員。 ◆21番(門間忠君) 議案第129号、専決処分に対して質疑を申し上げます。 11月26日に専決をされました今回の国政選挙に関連をいたします予算でございますが、かねて行われました議案説明会のときに渡されました資料の中には、2款4項6目8節の報償費に選挙公報等配布謝礼121万9,000円が計上されてございまして、その公報の公が広く知らせる広報という字になってございました。きょう、ただいま議場にその広報は選挙公報、つまり公のほうであるという正誤表が提出をされております。これは議長に許可を得て提出をされた正誤表ということではあろうかと思いますが、議案説明の折にはその説明がございませんでしたので、もう一度その点についてきちんと説明をお願いしたいと思います。 ○議長(佐藤清隆君) 門脇選挙管理委員会事務局長。 ◎総務部総務課長[併]選挙管理委員会事務局長(門脇喜典君) 大変失礼いたしました。 前に使っている広い広報のほうでございますが、これはチラシあるいは公の公報、いろいろ含めた広報というふうな形で使っておりました。それで、従来そのチラシなんかも含めた広報も配布をいただいて、その分も区長さん方にお支払いしたときもあったということで、成り行き上、広いほうを使っていた経緯もございました。ただし、今回につきましては、先ほど申し上げましたように、チラシについては11月の月末におおさき広報と一緒に配布をさせていただきましたので、今回の手当の支出金につきましては、あくまでも公の公報だけの支出ということで本日訂正をさせていただきました。 ○議長(佐藤清隆君) 門間議員。 ◆21番(門間忠君) わかりました。さまざまな議案の説明、提案理由に対します付属資料等々において、間違いがあることがございます。これはやむを得ない場合もあることでございますし、間違いは訂正をしていただければそれでよろしいわけですが、やっぱり議場で議案説明をする折には、そういった点についてはきちんと御報告をしていただく、もちろん議長からの決裁を得て資料を配付されておることと思いますので、そのことについては提案の理由の説明の中に織り込む必要があると、私は考えておるわけでございます。 内容に入りますが、まず投票率の向上対策でございます。 ただいま相澤議員からも質疑がございました。今、大きなやっぱり民主主義の根幹である選挙の投票率がだんだんと悪くなっているというようなことでございまして、かつては戦後間もなくは80%、90%という数字でございましたが、このごろときどき七十数%、例えば小泉さんの郵政改革でありますとか、そういったときには75%を超えるような数字もございますが、このごろはどうしても60%、国政選挙におきましても60%になかなか届かないというところがございまして、やっぱり日本の民主主義を守るということに関しましては、この投票率の向上策、こういったことも非常に大きな課題であるというふうに言われております。 特に若年層の皆さん、投票権を有する若年層の皆さんの投票率が悪いと。65歳以上、60歳代以上は約70%ぐらい投票いたしますが、30歳代ぐらいまでの投票率は三十数%にとどまってしまうというような傾向がございます。もちろん、今春行われました市議会議員の選挙も投票率が54.8%とかつてない低投票率になっておったわけでございますが、この向上対策について、今、前議員に御回答がございましたが、大崎市の役割として選挙区の変更のお知らせ、あるいは広報車での4回の広報、呼びかけ、啓発広報です。それから、大型店舗前での呼びかけ等々ということでございます。 もう少しやっぱり真剣にこの投票率の向上対策というものを、今、日本全国的に考える必要がある時期だと思うわけでございまして、選挙管理委員会等で御相談をなさって、それたちへの活動をするということでございますが、例えばその行政のいろいろな連絡機関がございます。まだ防災行政無線が完備されておりませんので、そこからの発信ということはなかなか難しい。今はできないわけですが、鹿島台のようなところは戸別受信機等もありますので、そういったものも利用して、行政情報として選挙のお知らせを啓発すると、あるいはエリアメールというようなものがありまして、かつて災害情報等々についてエリアメールの発信もございますというような答弁もございましたが、そういったものは使えないのかどうか、お聞きをしておきたいと思います。 ○議長(佐藤清隆君) 選挙管理委員会事務局長。 ◎総務部総務課長[併]選挙管理委員会事務局長(門脇喜典君) まず、エリアメールの御指摘がございましたので、そちらを答えさせていただきますが、今、市でエリアメールを管轄しているのは防災安全課という所管でございますが、その利用規約がございまして、災害時の緊急時の連絡のみというふうな形になっております。なので、その辺の利用規約が緩和されないと、なかなか選挙で利用したくても利用できないという現状がまずございます。ただ、流れとしましては、議員さんがおっしゃいましたように、やはり日本全国の中で、その投票率向上に向けた対策を国レベルでやはり検討されてきております。 一つ御紹介申し上げますと、例えば投票所、現在その投票区域内でしか当日の投票はできませんけれども、これを例えばインターネット等での回線を利用してどこでも利用できるような仕組みがつくれないかとか、そのような総務省では検討が始まったというように伺っております。なので、いろいろな、やはり我々も情報のアンテナを高くして、あるいは先進事例等を見聞きしながら、できるだけ投票率向上に向けて日ごろからの活動のほうで取り組んでいきたいというふうに思っているところでございます。 ○議長(佐藤清隆君) 門間議員。 ◆21番(門間忠君) 公職選挙法によります投票所の設置、管理運営の拡大、そういったこともありまして、例えば期日前投票も十分、大分楽にできるようになりましたし、大崎市内であれば、例えば期日前投票、鬼首等々にも設置をされて、投票日の土曜日、金曜日ですか、そういったこともやりますということでございますし、ただ非常にこれからの問題として低投票率の一つの要因として高齢化社会、人口減少は余り変わりないと思うのですが、高齢化の中で投票所に行きたくても行けない、交通手段がない、行けないというような方々も出てきているわけでございます。そういった場合には、移動の期日前投票のできるようなバスを出すとか、そういったことが今、日本学術会議等々では検討されておるようでございます。 さらに、最も大切なことはやはり子供たちに対する学校教育の場で、いかに投票というものが民主主義の構築をする上で大切なことであるかというような指導もしていかなければならないのだろうというふうに思います。先日、ラジオでちょっと聞いておりましたけれども、今、香港で総督府の選挙にかかわります若い学生のデモがもう何カ月も続いておるわけですが、そこの主導をしている青年のお話でございましたけれども、日本は自由に投票に行けるのに行けない人がいると、我々は民主主義の基本である選挙を求めるために命をかけてここで活動をしなければならない。本当に日本がうらやましいというお話でございました。まことにもってそのとおりだと思いますので、今後、なお一層の向上策にお努めいただきますようにお願いをするところでございます。 次に、投票立会人の選定について伺います。 投票所は投票所の管理者、そしてまた投票立会人、これは公職選挙法37条、38条で投票区ごとに選挙人名簿に登録された者の中から本人の承諾を得て、2人以上5人以下の投票立会人、1人の投票管理者、これを選任するということになってございます。ただ、投票立会人も投票管理者もそうでございますが、投票所設置地区の区長さん等、あるいは投票立会人におきましても毎回同じような方が選任されておるように思います。 今回なされた、例えば投票立会人につきましては、何人いらっしゃるのか、またその年齢構成や継続されたその立会人の割合はどの程度になっているのか伺っておきたいと思います。 ○議長(佐藤清隆君) 門脇選挙管理委員会事務局長。 ◎総務部総務課長[併]選挙管理委員会事務局長(門脇喜典君) 年齢構成等まで、ちょっと資料等はお持ちはしておらなかったのですが、今回1投票所1管理者2人の立会人という形で選挙管理委員会の中で御承認をいただいて、それで進めさせていただいております。 同じような方と、確かにほとんど多くの方は区長さん方をお願いしてきた経緯もございます。今回につきましても、その方向性というのは基本的には変わりのないところでございます。 選定理由としましては、議員さんもおっしゃられていましたけれども、その立会人の役割が投票の不正を防ぐという大事な役割がございますので、その不正の中にはなりかわり等の防止等も含まれているのかなと思うのですが、区長さんが全ての住民の方を把握しているということではございませんが、一般の方よりも、そのあたりは詳しいだろうということで、区長さん方を選定してきた経緯があるというふうに考えているところでございます。 ○議長(佐藤清隆君) 門間議員。 ◆21番(門間忠君) どうもその慣例的に区長さんをお願いする、投票の管理者につきましては、ある程度の投票所の責任も持たなければなりませんので、これはそれなりの、例えば公務員のOBでありますとか、区長さんでありますとか、これはある程度やむを得ないところがあるのかなと私も思っております。ただ、問題はその立会人でございます。この立会人につきましては、法にも選挙管理委員会は、各選挙ごとに各投票区における選挙人名簿に登録された者の中から本人の承諾を得て、2人以上5人以下の投票立会人を選任すると、そのほかあるわけですが、そこがどうも慣例化をしてしまって毎回同じような方が選ばれると。これは立会人もなかなか朝の7時から投票ですから、6時半に集合して夜の8時までいて、8時30分ごろまでかかると思うのです、投票箱を閉めてきちんと送り出すというところまで。いわゆる13時間ぐらいの労働ということになります。1日の日当が9,500円でございますので、これはなかなか大変な仕事ではございますが、しかし慣例化をしている、つまり前例に踏襲で区長さんにお願いをする、あるいは区長さんから推薦をしてもらって、この前の人もこうだから今回もこの人に頼むというようなところではないのではないのかなと。やっぱり、若い人あるいは御婦人層、そういった方々、選挙はしょっちゅうあるわけではございませんが、そういう方々に立会人になっていただいて、そのことによって選挙の啓発にもなるのではなかろうか、当然、総務省では投票立会人の選任に当たっては、従来の慣例に固執することなく、進んで女性層や青年層からも適宜選任するよう努めるよう、各都道府県選挙管理委員会を通じて依頼しており、同趣旨の周知を国政選挙及び統一地方選挙のたびに出しておると、各選挙管理委員会に対して適切な助言をしている。それは何のためかと、今後とも選挙人が選挙を身近なものと感じて明るい感じで、雰囲気で、気軽に投票ができるようにするためであるというようなことでございます。 若い人たちの御意見を聞きますと、どうも体育館のような大きな投票所ならばいいのですが、各3つの行政区に1つとか、そういうような小規模な、有権者数が大体1,000人未満ぐらいの投票所ですと、地区の集会所あるいは公民館というようなところになるわけですけれども、どうもそこに行って、やっぱり区長さんのような方がいらっしゃる、あるいは地域の先輩の皆さんたちがいて、どうもじろじろ見られているような、もちろん見るほうは監視をするのが仕事ですから、見なければならないわけですけれども、どうもその雰囲気が嫌だと。かといって、だからそういう人は期日前投票に行けばいいわけですけれども、どうもそれも嫌だと。何かそういう変な雰囲気といいますか、変な感じ方があるようでございますので、そこいら辺を何とかしていかないと、なかなか若い人の投票率が向上しないという要因はそこにもあるのではないかと私は思っているところでございます。そのことについては、何か選挙管理委員会に対するこういう要望というようなものはないのでしょうか。あるいは、考え方というものはないわけでしょうか。 ○議長(佐藤清隆君) 門脇選挙管理委員会事務局長。 ◎総務部総務課長[併]選挙管理委員会事務局長(門脇喜典君) ちょっと事例等を紹介していただきましたけれども、やっぱりそのような声というのは選挙管理委員会のほうにも若干聞こえてはきております。そういう意味で御婦人の方、あるいは比較的若い方に立会人になっていただくというのも議員御指摘のとおり選択肢の1つになるのだろうというふうに思います。 今後、各支局ともその辺を相談していきながら、できるだけ幅広い立会人の選任が可能なのかどうか話し合いをしていきたいなというふうに思っております。 ○議長(佐藤清隆君) 門間議員。 ◆21番(門間忠君) 投票率を向上させる、明るい雰囲気で誰でも気軽に投票ができると、しかも公正公平でなければならないということが大前提になるわけでございまして、例えば20歳代の立会人を募集しますというところは、各市町で随分あるようでございます。そういったことにも配慮していかなければならないというふうに思っておるところでございますし、やはり投票率を向上させるということについて、これは決定打はないと思いますが、先例踏襲で毎回やっておけばいいのだというような考え方でなくして、その選挙をやるために新しいことを、もちろん公職選挙法の範囲の中でございますが、やっていくということが大切ではないかというふうに思っているところでございます。 次に進みたいと思いますが、行政区長さん方へ4月の施行の市議会選挙時には、選挙に対応する行政区長のあり方についていろいろ御指導があったそうでございますが、今回はそれはないのか、いかがなされたのか、伺います。 ○議長(佐藤清隆君) 松ケ根市民協働推進部長。 ◎市民協働推進部長兼震災復興局長(松ケ根典雄君) ただいま議員から紹介がありました本年4月開催いたしました行政区長委嘱状交付式の際には任期3年の改選期に当たっておりまして、行政区長358名中106名の方、約3割が新たに行政区長に就任されたということ、そして最も身近な地方選挙であります市長選挙、そして市議会議員の選挙が間近に迫っていたということもありますことから、行政区長の身分や公務員の地位利用による選挙運動の禁止について、またさきに御審議いただきました投票管理者や立会人となった場合の市民の方からの区長業務と選挙運動の混同を避けることについて改めて注意を喚起したところでございます。 御質問の今回の衆議院議員選挙につきましては、まず突然の選挙であったということ、そして行政区長会議の日程等がとれなかったこと、そして何より4月に在任期間中の行政区長の身分等についてあらかじめ周知徹底しておったということから、今回は特段の周知は行っておりませんでした。 ○議長(佐藤清隆君) 門間議員。 ◆21番(門間忠君) 公明公正な選挙、あるいは選挙活動といいますか、投票が行われる、選挙が行われるということについて、今回は行政区長さん方へのサジェスチョンはなかったということで、それはそれでよろしいのですが、つまりその行政区長が公務員の非常勤特別職としての権限といいますか、職務を利用して選挙運動をすることは、それは万が一の場合に公職選挙法に触れるおそれがあるということだけの話なのです、そうでしょう、それ以外は。しかも、その裁判の判例とか私も探してみたのですが、なかなかないのですが、つまりそういうことなようでございますので、区長さんの心得として、選挙に対応をどうするのかということについては公職選挙法の範囲の中でということ、それから行政区長は非常勤特別職でございますので、地位利用による公職選挙法違反はしないようにということだけでいいのです。私はそう思うのです。だから、余り何も余計なことを言わないで、そのことだけはお知らせをしなければと、公務員の非常勤特別職であって地位利用による選挙のあれには違反の可能性があるということだけだろうと思います。 次に進みたいと思いますが、選挙公報、先ほど申し上げました公のほうです、この配布謝礼121万9,000円の支出の相手先は、先ほど行政区長さんにお願いをするということでございましたが、行政区長さんの職責の中身には市からの配布物、それらをするということがあるわけでございますが、そうしますと、これは別に特別、行政区長の範囲を超えた配布物として配布謝礼121万9,000円が区長さん方に手渡されるといいますか、支出されるということでよろしいのですか。 ○議長(佐藤清隆君) 選挙管理委員会事務局長。 ◎総務部総務課長[併]選挙管理委員会事務局長(門脇喜典君) そのとおりでございます。 ○議長(佐藤清隆君) 門間議員。 ◆21番(門間忠君) わかりました。そのとおりでいいのだろうと思いますけれども、その行政からの文書の配布等々とこの選挙の公報の配布、この違いについて、それではどのように考えればよろしいのですか。 ○議長(佐藤清隆君) 選挙管理委員会事務局長。 ◎総務部総務課長[併]選挙管理委員会事務局長(門脇喜典君) あくまでもこの選挙公報というのは公職選挙法に基づいた選挙用の公報でございます。これは別扱いにさせていただいているということで、あとはこれも慣例という言葉を使っていいのかどうかあれですけれども、広報おおさきと一緒に配布をいただく配布物、そういうものは啓発用としてこれまでもお願いしてきた経緯がございましたので、そことはちょっと区別をさせていただいていたということでございます。 ◆21番(門間忠君) わかりました。終わります。 ○議長(佐藤清隆君) 以上で、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第129号については、大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤清隆君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第129号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これから討論に入ります。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤清隆君) 討論がなければ採決をいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤清隆君) 御異議なしと認めます。 これから議案第129号を採決いたします。 本案は承認することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤清隆君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第129号は承認することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程第5 議案第130号~同第174号 ○議長(佐藤清隆君) 日程第5、議案第130号から同第174号までの45カ件を一括して議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 議案第130号から議案第174号までの45カ件について御説明申し上げます。 初めに、予算関係について御説明申し上げます。 議案第130号平成26年度大崎市一般会計補正予算(第8号)につきましては、児童保育施設整備事業、地域資源利活用施設整備事業、商店街活性化事業、道路橋りょう維持補修経費、道路橋りょう新設改良事業などの増額と債務負担行為を補正するものであります。 次に、議案第131号平成26年度大崎市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、国庫負担金、県負担金などの返還金の計上と債務負担行為を追加するものであります。 次に、議案第132号平成26年度大崎市介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、4件の債務負担行為を追加するものであります。 次に、議案第133号平成26年度大崎市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、処理場施設の修繕料を追加するものであります。 次に、議案第134号平成26年度大崎市病院事業会計補正予算(第3号)につきましては、損害補償にかかわる賠償金を追加するものであります。 次に、条例案件について御説明いたします。 新たに条例を制定するものが、議案第135号大崎市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例、議案第136号大崎市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例、議案第137号大崎市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例、議案第138号大崎市保育の必要性の認定に関する基準を定める条例、議案第139号大崎市風致地区内における建築等の規制に関する条例の5件、一部改正するものが、議案第140号独立行政法人通則法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例、議案第141号大崎市個人情報保護条例の一部を改正する条例、議案第142号大崎市国民健康保険条例の一部を改正する条例、議案第143号大崎市企業立地促進条例の一部を改正する条例、議案第144号大崎市市営住宅条例の一部を改正する条例の5件であります。 次に、その他案件につきましては、議案第145号及び議案第146号財産取得の変更についての2件、議案第147号及び議案第148号損害賠償の額を定めることについての2件、議案第149号市町の境界変更について、議案第150号境界変更に伴う財産処分の協議について、議案第151号から議案第173号までの指定管理者の指定についての23件、議案第174号宮城県市町村自治振興センター規約の変更についてであります。 以上、議案第130号から議案第174号までの提案説明といたしますが、病院事業会計補正予算を除く各議案の詳しい内容につきましては、それぞれ担当から説明をいたさせますので、御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(佐藤清隆君) 次に、補足説明を求めます。 伊藤総務部理事。     〔総務部理事(財政担当)兼財政課長事務取扱 伊藤 晋君登壇〕 ◎総務部理事[財政担当]兼財政課長事務取扱(伊藤晋君) 私からは、議案第130号平成26年度大崎市一般会計補正予算(第8号)から議案第133号平成26年度大崎市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)までの4つの会計の補正予算について御説明申し上げます。 平成26年第4回大崎市議会定例会議案の3ページをごらん願います。 初めに、議案第130号平成26年度大崎市一般会計補正予算(第8号)について御説明申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ1億922万7,000円を追加し、予算総額を585億3,011万5,000円に定めるものであります。 歳入歳出予算の補正は4ページから5ページに掲載の第1表のとおりであります。 第2条は債務負担行為の補正で、6ページに掲載の第2表のとおり15件を追加し、1件を変更するものであります。 第3条は地方債の補正で、7ページに掲載の第3表のとおり9件を変更するものであります。 8ページをごらんください。 次に、議案第131号平成26年度大崎市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ1億4,846万2,000円を追加し、予算総額を151億2,823万9,000円に定めるものであります。 歳入歳出予算の補正は9ページに掲載の第1表のとおりであります。 第2条は債務負担行為の補正で、10ページに掲載の第2表のとおり1件を追加するものであります。 11ページをごらんください。 次に、議案第132号平成26年度大崎市介護保険特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 第1条は債務負担行為の補正で、12ページに掲載の第1表のとおり4件を追加するものであります。 13ページをごらんください。 次に、議案第133号平成26年度大崎市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ400万円を追加し、予算総額を9億6,122万9,000円に定めるものであります。 歳入歳出予算の補正は14ページに掲載の第1表のとおりであります。 次に、平成26年度補正予算に関する説明書について御説明申し上げます。 一般会計の歳入補正予算の主な内容について御説明申し上げます。 4ページから5ページをごらん願います。 14款2項国庫補助金は、1目総務費国庫補助金にがんばる地域交付金5,678万3,000円を計上するなど、総額5,524万7,000円を増額するものであります。 15款2項県補助金は、1目総務費県補助金で緊急雇用創出事業補助金457万9,000円を減額し、2目民生費県補助金に児童保育施設整備事業補助金1,584万1,000円を増額するなど、総額1,419万9,000円を増額するものであります。 17款1項寄附金は、2目指定寄附金に総額110万円を増額するものであります。 6ページから7ページをごらん願います。 18款1項基金繰入金は、7目震災復興交付金基金繰入金に842万9,000円を計上するなど、総額934万円を増額するものであります。 19款1項繰越金は、1目繰越金に今回の補正予算の財源として前年度繰越金1,380万8,000円を増額するものであります。 21款1項市債は、4目農林水産業債に土地改良事業債1,240万円、6目土木債に道路新設改良事業債1,380万円を計上するなど、総額1,590万円を増額するものであります。 10ページから11ページをごらん願います。 続きまして、歳出補正予算の主な内容について御説明申し上げます。 2款1項総務管理費は、1目一般管理費に大崎地域広域行政事務組合負担金(総務費)1,222万1,000円、8目庁舎管理費に庁舎等管理経費371万円を計上するなど、総額1,338万6,000円を増額するものであります。 また、2款2項徴税費は、3目賦課経費に市民税等賦課経費330万7,000円を増額するものであります。 12ページから15ページをごらん願います。 2款4項選挙費は、3目市長選挙費で1,691万1,000円、4目市議会議員選挙費で2,477万8,000円を減額するなど、総額6,074万2,000円を減額するものであります。 3款1項社会福祉費は、2目障害者福祉費に大崎地域広域行政事務組合負担金(ほなみ園)578万3,000円を計上するなど、総額で741万7,000円を増額するものであります。 また、3款2項児童福祉費は、3目児童保育費に児童保育施設整備事業1,782万1,000円を増額するものであります。 4款1項保健衛生費は、8目健康増進費に働く世代へのがん検診推進事業941万円を計上するなど、総額572万3,000円を増額するものであります。 16ページから17ページをごらん願います。 4款2項清掃費は、1目清掃総務費で大崎地域広域行政事務組合負担金(衛生費)3,156万4,000円を減額するものであります。 6款1項農業費は、3目農業振興費に地域資源利活用施設整備事業977万2,000円、6目農地費に豊かなふる里保全整備事業800万円を計上するなど、総額1,841万円を増額するものであります。 また、6款2項林業費は、1目林業総務費に森林病害虫等防除事業336万8,000円を増額するものであります。 7款1項商工費は、2目商工振興費に商店街活性化事業250万円を増額し、5目観光施設費で観光施設維持管理経費828万8,000円を減額するなど、総額935万2,000円を減額するものであります。 18ページから19ページをごらん願います。 8款2項道路橋りょう費は、2目道路橋りょう維持費に道路橋りょう維持補修経費3,433万円、3目道路橋りょう新設改良費に道路橋りょう新設改良事業1,526万8,000円を計上するなど、総額4,980万9,000円を増額するものであります。 9款1項消防費は、1目消防総務費に大崎地域広域行政事務組合負担金(消防費)939万9,000円を計上するなど、総額1,025万2,000円を増額するものであります。 10款1項教育総務費は、2目事務局費に教科用図書及び教材経費2,778万5,000円を計上するなど、総額2,892万円を増額するものであります。 10款2項小学校費は、1目学校管理費に小学校管理経費2,261万5,000円を計上するなど、総額2,467万5,000を増額するものであります。 20ページから21ページをごらん願います。 10款3項中学校費は、1目学校管理費に中学校管理経費2,513万6,000円を計上するなど、総額2,935万6,000円を増額するものであります。 10款5項社会教育費は、1目社会教育総務費で大崎地域広域行政事務組合負担金(生涯学習センター)1,572万7,000円を減額するなど、総額968万4,000円を減額するものであります。 10款6項保健体育費は、1目保健体育総務費にスポーツ団体支援事業300万円を計上するなど、総額565万3,000円を増額するものであります。 24ページをごらん願います。 債務負担行為の補正でありますが、市営住宅管理代行等業務委託、地区公民館指定管理委託、松山幼保一元化施設建設事業など、16件についてそれぞれ期間及び限度額を設定するものであります。 次に、国民健康保険特別会計の歳入補正予算の内容について御説明申し上げます。 29ページから30ページをごらん願います。 4款1項療養給付費交付金は、1目療養給費交付金に過年度療養給付費交付金763万3,000円を増額するものであります。 10款1項繰越金は、1目繰越金に今回の補正財源として前年度繰越金1億4,082万9,000円を増額するものであります。 31ページから32ページをごらん願います。 次に、歳出補正予算の主な内容について御説明申し上げます。 10款1項償還金及び還付加算金は、4目償還金に国・県負担金等の返還金として1億4,863万7,000円を増額するものであります。 33ページをごらん願います。 債務負担行為の補正でありますが、平成27年度からの特定健康診査の受診料を無料とするため、期間及び限度額を設定するものであります。 次に、介護保険特別会計補正予算の内容について御説明申し上げます。 34ページをごらん願います。 今回の補正は、一次予防高齢者施策事業委託など4件の債務負担行為を追加し、期間及び限度額を設定するものであります。 次に、農業集落排水事業特別会計の歳入補正予算の内容について御説明申し上げます。 38ページから39ページをごらん願います。 5款1項繰越金は、1目繰越金に今回の補正財源として前年度繰越金400万円を増額するものであります。 次に、歳出補正予算の内容について御説明申し上げます。 1款2項施設管理費は、1目処理場管理費で修繕料400万円を増額するものであります。 以上、補足説明とさせていただきます。 ○議長(佐藤清隆君) 次に、横山総務部長。     〔総務部長 横山忠一君登壇〕 ◎総務部長(横山忠一君) 私からは、議案第135号から議案第174号までの40カ件について補足説明を申し上げます。 条例関係について御説明を申し上げます。 初めに、議案第135号から議案第138号までの4カ件につきましては、子ども・子育て関連3法の成立に伴い、平成27年4月から子ども・子育て支援新制度が実施されますことから、施設や事業の整備及び運営に関する基準を定めるため、新たに条例を制定するものであります。 それでは、16ページから41ページをごらん願います。 議案第135号大崎市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例につきましては、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定めるものであります。 42ページから50ページをごらん願います。 議案第136号大崎市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例につきましては、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定めるものであります。 51ページから82ページをごらん願います。 議案第137号大崎市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例につきましては、認定こども園、保育所、幼稚園等の運営基準を定めるものであります。 83ページ、84ページをごらん願います。 議案第138号大崎市保育の必要性の認定に関する基準を定める条例につきましては、保育の必要性の認定基準を定めるものであります。 85ページから99ページをごらん願います。 議案第139号大崎市風致地区内における建築等の規制に関する条例につきましては、風致地区内における建築等の規制にかかる条例の制定に関する基準を定める政令が改正され、地域内の10ヘクタール以上の風致地区につきましても、市が条例制定権限を有することとなったため、風致地区内の建築物の規制に関して条例を制定するものであります。 100ページをごらん願います。 議案第140号独立行政法人通則法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例につきましては、特定独立行政法人が行政執行法人に名称が改められたため、引用する関係条例につきまして一部改正するものであります。 101ページをごらん願います。 議案第141号大崎市個人情報保護条例の一部を改正する条例につきましては、社会保障、税番号制度導入に伴い、特定個人情報ファイルの評価書に第三者点検が義務づけられたため、大崎市個人情報保護審査会の所掌事務を一部改正するものであります。 102ページをごらん願います。 議案第142号大崎市国民健康保険条例の一部を改正する条例につきましては、産科医療保障制度における掛金の額の見直し後においても、出産育児一時金の支給総額を42万円とする健康保険法施行令に従い、条例で規定している出産育児一時金の支給額について一部改正をするものであります。 103ページから105ページをごらん願います。 議案第143号大崎市企業立地促進条例の一部を改正する条例につきましては、市内に工場等を設置する企業に対して交付する奨励金の支給対象業種の拡大及び支給要件を緩和するため、一部改正をするものであります。 106ページ、107ページをごらん願います。 議案第144号大崎市市営住宅条例の一部を改正する条例につきましては、市営住宅に管理代行制度を導入するため必要事項を定め、あわせて古川七日町住宅及び附帯施設の名称及び位置を定めるため、一部改正するものであります。 次に、その他の案件について御説明申し上げます。 108ページをごらん願います。 議案第145号財産の取得の変更につきましては、平成26年2月28日付で議決を得た災害公営住宅仮称古川七日町住宅において、電波障害対策工事費が減額となったため、取得価格を変更することについて、議会の議決を求めるものであります。 109ページをごらん願います。 議案第146号財産の取得の変更につきましては、平成25年12月10日付で議決を得ました災害公営住宅仮称古川十日町住宅において、解体工事による処分費及びアスベスト撤去処分費等が増額となったため、取得価格を変更することについて、議会の議決を求めるものであります。 110ページをごらん願います。 議案第147号損害賠償の額を定めることにつきましては、B型肝炎ウイルスキャリア患者に対し、関節リウマチの治療薬の投与中に必要な肝炎治療等が行われなかったため、劇症肝炎を発症し、平成26年2月19日死亡したことに関し、相手方親族と和解するため、別紙の損害賠償を支払うことについて、議会の議決を求めるものであります。 111ページをごらん願います。 議案第148号損害賠償の額を定めることにつきましては、低酸素脳症により平成21年10月12日に死亡したことに関する損害賠償請求訴訟において、仙台地方裁判所から和解案が提示されましたことから、当該和解案を受け入れ、別紙の和解金を支払うことについて、議会の議決を求めるものであります。 112ページから115ページをごらん願います。 議案第149号市町の境界変更につきましては、鹿島台大迫下志田地区の土地改良事業の施工に伴い、大崎市と宮城郡松島町の境界を整理後の区画に合わせて変更することについて、議会の議決を求めるものであります。 あわせて、議案第150号境界変更に伴う財産の処分につきましては、大崎市と松島町の境界変更に伴う土地の移動のうち隣接介在する道路、水路等の公有財産の所有を変更するため、松島町と協議することについて、議会の議決を求めるものでございます。 116ページをごらん願います。 議案第151号指定管理者の指定につきましては、平成27年3月31日に期間が満了となる中山平温泉交流館の指定管理者として引き続き有限会社しんとろの湯を指定いたしたく、議会の議決を求めるものであります。 117ページから138ページをごらん願います。 議案第152号から議案第173号までの指定管理者の指定につきましては、平成27年3月31日に期間が満了する集会施設及び地区公民館の22の指定管理者として引き続き古川、岩出山、鳴子、田尻の各地域の地区自治振興会及び地区振興協議会等を指定いたしたく、議会の議決を求めるものであります。 139ページ、140ページをごらん願います。 議案第174号宮城県市町村自治振興センター規約の変更につきましては、財団法人宮城県市町村振興協会の名称を公益財団法人宮城県市町村振興協会に改めることについて、議会の議決を求めるものであります。 以上、議案第135号から議案第174号までの補足説明とさせていただきます。--------------------------------------- △日程第6 請願第2号 ○議長(佐藤清隆君) 日程第6、請願第2号を議題といたします。 ただいま議題となっております請願第2号については、お手元に配付いたしております請願文書表のとおり、民生常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- △散会 ○議長(佐藤清隆君) お諮りいたします。 議事の都合により、12月10日の1日間、休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤清隆君) 御異議なしと認めます。 よって、12月10日の1日間、休会することに……(発言する者あり)補足説明を求めたいということですか。 以上です。 よって、12月10日の1日間、休会することに決定いたしました。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 なお、12月11日の本会議は、大崎市議会会議規則第9条第2項の規定により、午前10時に再開いたします。 本日は、これをもって散会いたします。              午後2時44分 散会---------------------------------------地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 平成26年12月9日   議長       佐藤清隆   署名議員     青沼智雄   署名議員     小沢和悦...