大崎市議会 2007-09-20
09月20日-05号
平成19年 第3回定例会(9月) 平成19年第3回
大崎市議会定例会会議録(第5号)1 会議日時 平成19年9月20日 午前10時00分開議~午後8時24分散会2 議事日程 第1
会議録署名議員指名 +議案第119号 平成19年度大崎市
一般会計補正予算 │議案第120号 平成19年度大崎市
市有林事業特別会計補正予算 │議案第121号 平成19年度大崎市
介護保険特別会計補正予算 │議案第122号 平成19年度大崎市
下水道事業特別会計補正予算 │議案第123号 平成19年度大崎市
農業集落排水事業特別会計補正予算 │議案第124号 平成19年度大崎市
岩出山簡易水道事業特別会計補正予算 │議案第125号 平成19年度大崎市
鳴子向山簡易水道事業特別会計補正予算 │議案第126号 大崎市子育てわくわく
ランド条例 │議案第127号 郵政民営化法等
の施行に伴う関係法律
の整備等に関する法律 |
の施行に伴う関係条例
の整理に関する
条例 │議案第128号 大崎市
財政調整基金条例等の一部を改正する条例 第2|議案第129号 大崎市公園条例
の一部を改正する
条例 │議案第130号 政治倫理
の確立
のため
の大崎市長
の資産等
の公開に関する条 | 例
の一部を改正する
条例 │議案第132号 大崎市土地開発公社定款
の変更について │議案第133号
鹿島台小学校校舎耐震補強及び大規模改造工事(建築)請負 | 契約
の締結について │議案第134号
鹿島台中学校校舎耐震補強及び大規模改造工事(建築)請負 | 契約
の締結について │議案第135号 大崎市古川西荒井住宅建替工事(建築工事)請負契約
の締結 | について │議案第136号 公共下水道雨水1
号幹線排水路施設工事請負契約の締結につ | いて +議案第137号 市道
の路線廃止及び認定について (質疑、討論、表決) 第3 議案第141号 大崎市議会議員
の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例
の一部を改正する条例 (質疑、討論、表決)3 本日
の会議に付した事件 日程第1
会議録署名議員指名 +議案第119号 平成19年度大崎市
一般会計補正予算 │議案第120号 平成19年度大崎市
市有林事業特別会計補正予算 │議案第121号 平成19年度大崎市
介護保険特別会計補正予算 │議案第122号 平成19年度大崎市
下水道事業特別会計補正予算 │議案第123号 平成19年度大崎市
農業集落排水事業特別会計補正予算 │議案第124号 平成19年度大崎市
岩出山簡易水道事業特別会計補正予 | 算
│議案第125号 平成19年度大崎市
鳴子向山簡易水道事業特別会計補正 | 予算
│議案第126号 大崎市子育てわくわくランド条例
│議案第127号 郵政民営化法等
の施行に伴う関係法律
の整備等に関する | 法律
の施行に伴う関係条例
の整理に関する条例
│議案第128号 大崎市
財政調整基金条例等の一部を改正する条例 日程第2|議案第129号 大崎市公園条例
の一部を改正する条例
│議案第130号 政治倫理
の確立
のため
の大崎市長
の資産等
の公開に関す |
る条例
の一部を改正する条例
│議案第132号 大崎市土地開発公社定款
の変更について
│議案第133号
鹿島台小学校校舎耐震補強及び大規模改造工事(建築) | 請負契約
の締結について
│議案第134号
鹿島台中学校校舎耐震補強及び大規模改造工事(建築) | 請負契約
の締結について
│議案第135号 大崎市古川西荒井住宅建替工事(建築工事)請負契約
の | 締結について
│議案第136号 公共下水道雨水1
号幹線排水路施設工事請負契約の締結 | について +議案第137号 市道
の路線廃止及び認定について (質疑、討論、表決) 日程第3 議案第141号 大崎市議会議員
の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例
の一部を改正する条例 (質疑、討論、表決)4 出席議員(52名) 1番 佐藤弘樹君 2番 中鉢和三郎君 3番 菊地英文君 5番 中村一彦君 6番 相澤久義君 7番 鎌内つぎ子君 8番 木村和彦君 9番 横山悦子君 10番 関 武徳君 11番 遊佐辰雄君 12番 佐藤講英君 13番 只野直悦君 14番 相澤孝弘君 15番 笠森健一君 16番 富田文志君 17番 三浦幸治君 18番 齋藤 博君 19番 加藤周一君 20番 山田和明君 21番 後藤錦信君 22番 氏家善男君 23番 高橋喜一君 24番 佐藤昭一君 25番 三浦康夫君 26番 山村康治君 27番 門間 忠君 28番 木内知子君 29番 宮下佳民君 30番 小堤正人君 31番 豊嶋正人君 32番 晴山宗規君 33番 青沼智雄君 34番 佐藤和好君 35番 高橋憲夫君 36番 佐々木啓一君 37番 伊藤幹雄君 38番 三神祐司君 39番 氏家勇喜君 40番 鈴木壽郎君 41番 小沢和悦君 42番 大友文司君 43番 佐藤 勝君 44番 栗田 彰君 45番 氷室勝好君 46番 笠原校藏君 47番 大山 巖君 48番 門脇憲男君 49番 佐藤清隆君 50番 本舘 弘君 51番 佐々木惟夫君 52番 加藤善市君 53番 遠藤 悟君5 欠席議員(なし)6 欠員(1名) 4番7 説明員 市長 伊藤康志君 副市長 高橋伸康君 副市長 河合堯昭君 病院事業管理者 吉田正義君 総務部長 柏倉 寛君 総務部理事(財政課長事務取扱) 遠藤猛雄君
市民協働推進部長 高橋幹夫君 民生部長兼社会福祉事務所長 村上恒夫君 産業経済部長 富田幸三君 建設部長 福原 磨君 水道部長 鈴木正彦君
病院事業局事務部長 大場周治君 総務部参事兼危機管理監兼 民生部参事兼社会福祉課長 防災安全課長 佐々木一彦君 石ヶ森 勉君 松山総合支所長 佐藤 眞君
三本木総合支所長 佐藤啓志君
鹿島台総合支所長 石川政好君
岩出山総合支所長 佐々木富夫君 鳴子総合支所長 我妻 茂君 田尻総合支所長 横山静雄君 会計管理者兼会計課長
総務部総務法制課長 高橋英文君 大場光政君
総務部契約管財課長 阿部耕一君 総務部税務課長 早坂 剛君 総務部納税課長 栗田直治君
市民協働推進部政策課長 伊藤英一君
民生部環境保全課長 佐々木秀一君
田尻総合支所産業建設課長 西澤誠弘君
市民協働推進部政策課長補佐(併)
病院事業局病院建設課長補佐兼
病院建設推進係長兼企画情報管理 課長補佐兼経営推進係長 門間弘一君 教育委員会 教育長 伊東敬一郎君 教育次長(学校教育) 相澤広務君 教育次長(生涯学習) 簡野寛義君 教育総務課長 大石典行君 学校教育課長 岡本 透君 施設整備課長 高橋嘉彦君8
議会事務局出席職員 事務局長 斎藤 仁君 次長 佐々木桂一郎君 議事係長 遠藤睦夫君 主幹 岡本洋子君 主査 相澤 純君 主査 中嶋慎太郎君 午前10時00分 開議
○議長(遠藤悟君) 出席議員定足数に達しておりますので、議会が成立いたしました。 これから会議を開きます。 本日
の議事日程は、お手元に配付いたしております議事日程第5号をもって進めてまいります。
-----------------------------------
△日程第1
会議録署名議員指名
○議長(遠藤悟君) 日程第1、本日
の会議録署名議員を指名いたします。6番相澤久義議員、7番鎌内つぎ子議員
のお2人にお願いいたします。
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△諸報告
○議長(遠藤悟君) 御報告いたします。 地方自治法第121条
の規定により、お手元に配付
のとおり本日
の議場出席者
の通知がありました。…………………………………………………………………………………………… 議場出席者名簿 平成19年9月20日 市長 伊藤康志 副市長 高橋伸康 副市長 河合堯昭 病院事業管理者 吉田正義 総務部長 柏倉 寛 総務部理事(財政課長事務取扱) 遠藤猛雄
市民協働推進部長 高橋幹夫 民生部長兼社会福祉事務所長 村上恒夫 産業経済部長 富田幸三 建設部長 福原 磨 水道部長 鈴木正彦
病院事業局事務部長 大場周治 総務部参事兼
危機管理監兼防災安全課長 佐々木一彦 民生部参事兼社会福祉課長 石ヶ森 勉 松山総合支所長 佐藤 眞
三本木総合支所長 佐藤啓志
鹿島台総合支所長 石川政好
岩出山総合支所長 佐々木富夫 鳴子総合支所長 我妻 茂 田尻総合支所長 横山静雄 会計管理者兼会計課長 大場光政
総務部総務法制課長 高橋英文
総務部契約管財課長 阿部耕一 総務部税務課長 早坂 剛 総務部納税課長 栗田直治
市民協働推進部政策課長 伊藤英一
民生部環境保全課長 佐々木秀一
田尻総合支所産業建設課長 西澤誠弘
市民協働推進部政策課長補佐(併)
病院事業局病院建設課長補佐兼
病院建設推進係長兼
企画情報管理課長補佐兼 経営推進係長 門間弘一 教育委員会 教育長 伊東敬一郎 教育次長(学校教育) 相澤広務 教育次長(生涯学習) 簡野寛義 教育総務課長 大石典行 学校教育課長 岡本 透 施設整備課長
高橋嘉彦-----------------------------------
△日程第2 議案第119号~同第130号、同第132号~同第137号
○議長(遠藤悟君) 日程第2、議案第119号から同第130号まで及び同第132号から同第137号まで
の18カ件を一括して議題といたします。 9月18日に引き続き、質疑を継続いたします。 先日
の加藤善市議員
の議事進行に対し、産業経済部長より答弁したい旨
の届け出があります。これを許します。 富田産業経済部長。
◎産業経済部長(富田幸三君) おはようございます。 時間をいただきましてありがとうございます。 先般、加藤善市議員
の議事進行により、農地・水・
環境保全向上対策事業の対象農用地について
の御質問にお答えを申し上げたいと思います。 国におきます農地・水・
環境保全向上対策事業の支援対象農用地は、農業振興地域内にある一団
の農用地とするとしてございます。しかし、平成18年11月に示されました宮城県における
取り組み方針骨子案では、1つに
品目横断的安定対策へ
の加入が見込まれる地域、2つ目に圃場整備事業等で生産基盤が整備され、効率的な営農システム
の取り組み意欲が旺盛な地域を優先するとされました。中で、圃場整備事業地域内ではあるが、まだ面工事が完了していない区域、いわゆる平成19年4月以降
の面工事実施予定分については、将来新たに圃場をつくり直すことが予定されており、施設を長寿命化させる事業を導入することはなじまないと
の理由から対象から除くとされたものであります。 大崎市としましては、その指針にのっとりまして、地元説明会
の開催や活動組織で
の活動計画
の内容等を協議しながら、協定農用地
の対象エリアを定めて事業を進めてまいりました。そうした取り組み
の中で、県
の厳しい財政状況によるものと思われますが、事業計画
のヒアリングにより、内容
の見直しや事業実施記録等
の事務取り扱い上
の規制等々、事業推進上
のハードルが高くなり、交付対象面積
の圧縮につながる要件が大きくなる状況にあったことから、優先度
の高い圃場整備事業地区内における交付対象面積は何としても確保したい、そういった意をもって取り組んできたところであります。 その後、県内各地域から、地域事情により平成19年4月以降に面工事される地区も活動範囲として協定農用地に含めたいという要望があったため、平成19年4月6日
の地域協議会総会において、一定的な活動が必要など協定農用地に入れることが望ましい箇所については可能とするという方針変更となったところであります。 このことから、平成20年度以降
の取り扱いについて地域協議会に確認したところ、既に確定している5年間
の交付対象面積
の変更はできませんが、市と
の協定書
の変更により協定農用地
の見直しはできると
のことでありますので、来年度
の取り組みに向けて、活動組織
の研修会等を通じ、十分なる説明を行い、見直しが必要な活動組織については、その対応をしてまいりたいと考えております。 なお、圃場整備実施予定
のない、いわゆる未整備区域、例えば圃場整備から除かれた家屋敷
の周辺や圃場整備率が低い地域あるいは中山間地域等ですが、その活動計画書により
品目横断的経営安定対策加入が見込まれるか否かを判断し、本事業
の協定を締結したところでありますが、圃場整備地区と同様に協定農用地
の変更ができるとしておりますので、見直しが必要な活動組織については、圃場整備地区同様
の対応をしてまいりたいと考えております。 事業開始初年度とはいえ、少なからず心配りに欠け、取りまとめを初めとする推進上において、多大なる御迷惑、御心痛をおかけしましたことにおわびを申し上げます。あわせて、この事業が地域
の中で一層生かされるよう、活動組織と
のかかわりをより深めながら取り組んでまいる所存でありますので、何とぞ御理解を賜りますようお願い申し上げ、答弁といたします。 以上でございます。
○議長(遠藤悟君) 質疑を継続いたします。 順次発言を許します。 14番相澤孝弘議員。
◆14番(相澤孝弘君) きょうは朝、さわやかな日でありますが、何か暑くなるということですので、議場
の中は余り熱くならないように心がけて、早目に発言をしたいと思いますので、答弁は簡潔にお願いしたいと思います。 それでは、私
の方から119号、135号についてお尋ねいたします。 まず、135号
の方であります。大崎市古川西荒井住宅建替工事(建築工事)請負契約
の締結についてということであります。 聞くところによりますと、8社が応札されたということであります。そうしますと、これから議会
の議決後、工事に入るわけでありますが、建てかえ工事については今回議案に出てまいりました。既存
の建物
の解体も一緒に含めてやる
のかなと思ったら、解体は別に既に発注してあるということであります。そして、その解体
の仕様についてもお尋ねしましたところ、1棟だけを解体するということでありますが、あそこ、隣接にまだ何棟かある
のですが、今回1棟だけ解体するという予定、そして建てかえ工事に一緒に、私は契約に付すべきだった
のがいい
のではないかなというふうに考えている
のですが、その辺について
のお考えをまずお尋ねをしたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 福原建設部長。
◎建設部長(福原磨君) 今回
の発注につきましては、1つは西荒井住宅建てかえ工事ということで新たに建設するということで
の発注と、それから解体ということで、分離して発注をしてございます。先に解体
の方を進めながら、その後に建てかえをするという考え方を持ってございますので、先に発注をし、解体を先に済ませておいて、その後に建てかえをするというような形になりますので、分離して発注をしたという状況になってございます。
○議長(遠藤悟君) 相澤議員。
◆14番(相澤孝弘君) そうしますと、119号
の補正予算、入札執行経費にも若干触れるわけでありますが、解体工事
の入札が3回ぐらい、3回目でやっと落札されたという、しかも金額が500万切っているわけです。1億円以上
の大きいものは1回で、少額なものが3回もかかるというふうなこと、いろんな何か、いわゆる設計、積算価格に問題がなかった
のかどうか。あわせて、仕様書をちょっと見せていただいたところ、あそこにアスベストが一部含まれていると。その関係が影響があった
のかどうか。ただ、3回も入札をしなくてはいけなかったという理由が何だった
のか。地元
の方々も、やっぱりアスベストというふうなことがあれば、多少なりとも地域
の配慮をどのようにされる
のかというふうな不安もあるわけでありますので、その辺もこの際明らかにしていただければというふうに思います。
○議長(遠藤悟君) 福原建設部長。
◎建設部長(福原磨君) 解体工事で3回
の入札で落札となったということでございますけれども、市といたしましては、設計、積算については宮城県
の土木部
の労務資材設計単価表を基準に行いまして、また単価がないものにつきましては建設物価、さらには積算資料等を参考に、それでもないという場合には見積もりを徴取しまして積算を行っているということで、適正に積算は行っているというふうに思ってございます。入札参加された方がどのような積算をなされたか、私はちょっとそこは知る余地はございませんけれども、私
の方といたしましては、そのような形で適正な積算を行っているというふうに御理解をいただきたいと思います。 それから、アスベスト
の関係ですけれども、これにつきましては、既に定性分析を行ってございまして、飛散するアスベストはございません。ただ、要するに軒天井といいますか、そういうところに非飛散性
のアスベストがあるということですので、その辺
の撤去については、もちろん十二分な配慮をしながら撤去をし、対応していきたいというふうに考えてございます。
○議長(遠藤悟君) 相澤議員。
◆14番(相澤孝弘君) ぜひ、その辺しっかりと工事していただきたいと思います。 ただ、建てかえ、本体
の方は今回契約に付したわけでありますが、1棟大体150平米、ざっと見て50坪前後
の1棟を解体する。それに対して、大体480万、500万前後
の解体費用だとすると、坪当たり単価が相当高額なものになるわけです。私はやはり分離発注
の予算も、これは必要でありますが、本体
の工事と一緒にやるべきときはやらなくてはいけないと思う
のです。といいます
のは、工事現場を囲う、いわゆる仮設費用ですか、それらも別々になってしまうわけです。ですから、本体と解体と本当は共用できれば、それだけ経費が安くなるだろうというふうに思う
のであります。ぜひ、そういった点も、やはり工事
の中では考えていく必要があるということを申し上げておきたいと思います。 次に、119号
の入札
の関係であります。 さっきも申し上げましたが、入札が1回、2回が不調で3回目、これ別に先ほど
の解体工事は一例でありまして、いろいろあるわけです。その原因調査という
のはしっかりと把握する必要があると、私は思う
のです。ただ、この執行経費
の中
の監視会議
の業務内容という
のは、そこまでするかどうかわかりませんけれども、年に2回程度
の開催であれば、結果を見て入札が適正に行われたかどうか
の資料
の点検等云々というふうなことになるだろうと思います。ただ、それだけでいい
のかどうかという疑問を非常に感じます。契約等審査会で審査
のときにどこまでできるかどうか、ちょっとその辺が、私は判断が非常に難しいと受けとめております。この際、入札不調
のとき
の原因調査という
のは行っている
のですか。価格が合わなかった、だから落札者がいなかった、それだけ
の受けとめ方でいい
のでしょうか。いかがでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) 入札不調となった場合は、工事担当課において設計内容を再度確認をするなど
の作業をしております。そのほか、通常
の場合は特別な調査等は行っておりません。 以上です。
○議長(遠藤悟君) 相澤議員。
◆14番(相澤孝弘君) 行っていない。それが果たして、適切だというふうな判断であれば、もう少し、本当にそうな
のかどうか検討してください。話し合いとか談合情報とか、そういうふうなことが、私はよくわかりませんけれども、ただ業者
の方々で仕事を請けて、少なくともその仕事
の範囲内でおさまっていればいい
のですが、何かきのう
の常任委員会
の請願
の審査
の中で、業者
の方
のお話では、100万を得る
のに120万かかると。だから、大変な苦労をしているというふうな一例もありました。この市
の発注がそういうふうなことがあってはいかんというふうなことでありますので、ぜひそういった部分も参考にすべきだろうと。 それで、その入札不調
の関係だけで申し上げれば、10款3項1目
の学校管理費
の中で、OA機器
の使用料というふうなことで通告をしております。 これについては、西中と田尻中
の電話機
の入れかえだということでありますが、私はコンピューター
の関係かなと思って、いわゆるその古川地域
の教育用
のコンピューター
の更新について通告もさせていただきました。大体200台ぐらい
の教育用
のコンピューターを11月25日をめどに更新をしなければならない。聞くところによりますと、1回目不調、2回目落札者があった
のですが、契約直前にこまい仕様といいますか、そういったところ
の条件が見落としをされておったと。どこが見落とししたかわかりません。業者は見落としするわけはないです。だから、きちんと打ち合わせをされたかどうかわかりませんが、契約する際に辞退をされたと。それで、3回目がいつごろになるかわかりませんが、そういうふうな現実があるわけであります。 そうすると、担当課と契約、審査に当たる係と
の間で、事前に入札に付す前に詳細をきちっと打ち合わせをして、業者と、契約
の辞退がないような、そういう適切な入札を進めていかなければならないと思う
のです。その辺は、お互い
の手続についてどのような打ち合わせで臨んでいらっしゃる
のか、改めてこの件に関してお尋ねしたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) その辺については、今、議員御指摘
のように、実際
の仕様
の部分で発注課と業者
の間でとらえ方
のずれがございました。具体的には国産か国産でないかという部分が大きかった
のですが、スペックとかそういう問題ではなくて、そういう部分でずれがあったということで、入札を辞退されたという
のが事実でございます。 そういうことを踏まえまして、その後は今おっしゃるように、しっかり発注課
の方とその辺
の仕様条件、そういうものをすり合わせをして、二度とこういうことが起こらない状態で臨ませていただいているところでございます。
○議長(遠藤悟君) 相澤議員。
◆14番(相澤孝弘君) 今
の部長
の答弁からすると、契約に当たって、その辺
の問題は業者ではないと、いわゆる発注側
の責任であったというふうなことでしょう。ぜひ、そういうこと
のないように……。 それで、教育委員会にちょっとお尋ねします。教育用
のコンピューター、更新する予定がされていない、もうめどが立った
のですか、3回目は終わった
のですか。そして、スムーズにコンピューターが導入、設置ができるような、そういうふうな手当てといいますか、その辺はどのように考えていらっしゃる
のか、お尋ねします。
○議長(遠藤悟君) 岡本学校教育課長。
◎教育委員会学校教育課長(岡本透君) お答えをさせていただきます。 入札は今月28日に予定されておりますので、その結果を受けて、授業に支障
のないようにスムーズな導入に向けて、私ども努力していきたいというふうに考えてございます。
○議長(遠藤悟君) 相澤議員。
◆14番(相澤孝弘君) 3回目
の入札でしょうから、それで不調になったら4回目という
のがある
のだか何だか、ちょっとわかりませんけれども、やっぱりしっかりと差し支え
のないように……。 ただ、中鉢議員もさき
の質疑で言っていましたが、どうも高い
のではない
のかと。教育用
のコンピューターで、どこまで、どのようなソフトを運用してやる
のかわからない
のだけれど、高い
のではないかと。通常、一般
の社会において
のコンピューター
の導入に当たっては、アプリケーションといいますか、そういったものはそんなに要らない
のではないかという質疑がありました。その質疑に対して、教育用
の内容
のソフト関係がどういったものがどのように使われ、そしてそれが結果として、いわゆる高額なものになっているという、その辺がいま一つはっきり説明がありませんでしたので、この際、その辺も説明をお願いできればと思います。
○議長(遠藤悟君) 岡本学校教育課長。
◎教育委員会学校教育課長(岡本透君) お答えをさせていただきます。 まず、学校用
のコンピューターにつきましては、それぞれ
のPC、コンピューター教室あるいは学校、職員室というような形で、すべて
の学校を面という形で
のコンピューター整備であるということで御理解をいただきたい。量販店等で確かに安いコンピューターは売られておりますけれども、それはある意味、個人使用とか点という意味で
の販売価格な
のかなというふうに思ってございます。私どもとしても、それらも参考にしないということではございませんけれども、それぞれ
の何百台という台数になりますので、市場価格等も調査をしながら適正に積算をして発注をしているという状況でございます。
○議長(遠藤悟君) 相澤議員。
◆14番(相澤孝弘君) 子供たちにすばらしい知識が得られれば、親なり家族が教えていただけるような、そういう形までなれば望ましいわけですから、しっかり教育
の中で生かしていただきたいと思います。 次に移ります。 次に、2款1項9目企画関係費で、大崎市民病院事業推進懇話会について
の予算がございます。これまでも多く
の方が議論してまいりました。この懇話会にお願いする内容については、市長から再三、部長からもありましたけれども、改新検討会議
の結果をある程度、また懇話会から意見を聞くということであります。 私、個人的には改新検討会議
の内容については、よく短時間であそこまで分析をされたというふうなことで、結果
のよしあしではなくて、中身については非常にいい形で分析されたというふうなことで、それはその関係者
の努力を高く評価したいと思います。やはり、数年前にあるいろんな報告書なりから見ても、国
の考えなり、常に生き物ですから動いているわけです。ですから、最新
の調査あるいはその結果に基づいていろんな判断をしていかなければならないというふうなことは、一番新しいデータだろうというふうに思います。そのデータに基づいてしっかり懇話会で検討していただければいいと思う
のです。 ただ、そこで市長さんにお尋ねしたい
のです。懇話会
のある程度意見を聞く、回数も大体わかりました。しかし、病院事業も毎日、生き物ですから動いているわけです。そうすると、懇話会
の意見を聞くまでもなく、すぐ手をかけなくてはいけないもの、そういうふうなもの、いわゆる課題はあると思う
のです。そういったものまで、懇話会
の意見を聞かずに市長と管理者と打ち合わせをして実行しなければならない、即実行しなければならないものが、私はあると思います。そういったものを市長はどのようにとらえて、管理者と打ち合わせ、協議をして進めようとしている
のか。すべてではなくていいですが、1つ2つ御披露できれば、この際、この場でお尋ねしておきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 伊藤市長。
◎市長(伊藤康志君) 相澤議員御指摘
のとおりに、改新検討会議から出ましたことを、ただ報告書を温めているだけでは、この改新検討会議を起こした意味がありません。そこで、報告書をいただいた後、管理者とは何回か今後
の進め方について打ち合わせをさせていただき、即実行に移せるもの、あるいは改善できるものについては、管理者
の手元で早速検討に着手していただきたいということを要請をいたしております。
○議長(遠藤悟君) 相澤議員。
◆14番(相澤孝弘君) どういうふうな分野を打ち合わせしたかわかりませんが、私はこの際、市長からこのような部分について早急にというふうな答弁がいただけるものというふうに期待をしておりました。なかったので、私
の方から逆に申し上げます。 まず、今
の市民病院
の評価についてどうな
のかという、これはやはり設置者あるいは管理者は常に注目すべきところだと。関連質疑にも限度がありますから多くは語りませんが、まずは看護
の現場
の業務
の改善は絶対必要であるというふうに思います。そうしなければ、合併後
の指揮系統がきちっとなっていなければ、だれが、もう責任ない
のです。ですから、やっぱり看護
の現場
の改善。そうしますと、今
の看護
の基準が、はっきり言って、大学病院とか大きい病院と比較すると相当差があります。それをやはり改善しなければ、お客様、患者様に対するサービスが十分できなくなる。これは日々毎日、今も行われているわけですから、そういった部分に早急にやっぱり着手していただきたいと、私は思う
のです。いわゆる看護師
の定着率が悪いという原因が何な
のか、その改善は懇話会
の意見を求める前に調査して、やっぱり早急な対応をしていただきたい。私が人様からいろいろお話を聞いた上で受けとめている
のは、いわゆる基本が何な
のかという
のを、今、忙しさ
の中でどうも見失っている
のではないかというふうに思います。合併した関係もある
のでしょうか。 1つ紹介しておきます。保健師、助産師、看護師を、これは看護師資格を持っている鎌内議員も十分御存じだと思いますけれども、実はこの第5条に、「この法律において「看護師」とは厚生労働大臣
の免許を受けて、傷病者若しくはじよく婦に対する療養上
の世話又は診療
の補助を行うことを業とする者をいう」、これが決められている
のです。いわゆる医療行為をするということは、これは第31条で、医師法または歯科医師法
の規定に基づいて行う場合はこの限りでないという、まず、身の回りを世話するところから始まっている
のが基本な
のです。ところが、では今、身の回り
の世話が十分なっているかと、なっていません。ひどいものです。転院する方、よそ
の病院に行った方なんか、いや、期待したほど、移ってきてよかったとか、信用という
のは、やっぱりやめられた看護師さん、あるいは転院した看護師さんに影響ある。 そういうふうなものを懇話会
の中でも多少なりとも議論は出てくるでしょう。しかし、その前にしっかりと、やっぱりすぐやれるものはやっていただきたい。ただ、管理者は議会で一言も発言なく、ずっとここにいらっしゃるわけですから、なかなかそういう指示ができなくていらいらしている部分もあるかもしれません。しかし、優秀な組織でありますので、やっぱり日々チェックしてぜひやってください。でないと、先延ばし先延ばししても、その前にもう行きつかなくなる、そういう不安があります。ぜひ、その辺をお願いしておきたいと思います。 いずれ、管理者からはその辺について改めて別
の場でお聞きします。その方がいいですね。 それではその次に、学校給食費
のほうについてお尋ねします。10款6項3目
の学校給食費であります。 これについてはいろいろな議論もあり、これからもその質疑
の中でいろんな議論が行われる
のでしょう。私は、いわゆる公設民営あるいは公設公営、いろんなやり方があると思う
のですが、合併で三本木
の皆さんと
の約束事だったという
のは、十分わかります。しかし、志田郡が一つだとか、あるいは松山さんにというときに、どうもその同意が得られなかったという経過
の中で、とりあえず三本木につくらなくてはいけないというふうな形でもし出てきたとすれば、もうちょっと時間をかける必要が、私はあった
のではないかなと思う
のです。 といいます
のは、これも人様から聞いた、伝わってくる話では、市長
の思いと教育長
の現場で
の発言と、何か一致していなかったという、その受けとめ
の中で一体どういうふうになっている
のだというふうなことを我々、私なんかは逆に大崎市でどう考えている
のだというふうな指摘も受けております。ですから、設計費は計上するものの、そういったことをやっぱり考える必要が、私はある
のではないかと思う
のですが、その辺はやっぱり計上した以上はやらなくてはいけないというふうなことで進めるということでよろしい
のですか。その辺、ちょっとお尋ねしておきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) お尋ね
のことですけれども、子どもが丘整備事業
の中で給食センターが話題になった場合に合併効果を出すためにも、今回
の給食センターは近接
の松山地域、いわゆる松山地域も旧松山町時代に学校
の給食問題をきちっと位置づけていた部分があったというようなこともあるものですし、そういった意味からもこの際、合併したような形で
の三本木地域と松山地域で一つという考え方が示されたわけですから、市長と教育長
の間に考え
の食い違いがあるということはまさにないと、私はそう思っております。 ただ、まさに議員からも、これまでもお話ししてまいりましたけれども、三本木
の子どもが丘整備事業
の中で
の引き継ぎがありました。そして、昭和29年だったでしょうか、学校給食法ができてから五十数年たつわけですけれども、いまだに三本木中学校は、選ばれてそうした
のかはちょっとその結果はあれですけれども、弁当持参というようなことで、今、父兄
の方からは完全給食を求められている。それに旧三本木町もそれにこたえたい、計画をしてきたというような流れ
の中で、唯一三本木中学校が給食していないという部分について、私どもは当初考えてきたわけでございますけれども、くどくなりますけれども、合併
の効果ということから、そういったことで松山地域に働きかけをしてきたということでございまして、なかなかその中である意味、松山地域
の方々からは突然
の構想発表というようなことで、戸惑いもあっただろうし、何でという思いもあったかもしれません。そういった意味では、私ども
の提案
の仕方が、あるいは唐突だったかもしれないという反省はいたしておりますけれども、そういった思いで取り組んできたことでございますので、その辺は御理解をいただきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 相澤議員。
◆14番(相澤孝弘君) そうしましたら、後々、合併効果を十分発揮できるように、私はその施設
の面積を、スペースを十分後で生かせるように確保をすべきだというふうに、私は思う
のです。例えば松山さんという話をしました。あるいは、志田郡が一つという話も出ました。それは逆に言うと、合併前
の意識でしょう。大崎市全体からすれば、例えば自校方式で、いわゆる施設も古くなってきた、いずれ全面改修、あるいは地震
のときに、補修する
のに使えなくなるかもしれない、そういうところもあるでしょう。そうすると、やっぱり新しいところ
の機能でフォローしないとできないわけです。そういうことからすると、いわゆるスペースだけは広く確保する必要が、私はあると思う
のです。前
の説明では800食ですか、あるいはその1.5倍、2倍ぐらいまで可能だと言いますが、やっぱりスペースがないとその際に対応できない。 あわせて、この際、教育委員会全体として、いわゆるセンター方式、自校方式
の中で、古川地域
の場合は米飯
の、御飯については民間
の方にお願いしているわけです。地震
のときに、その1カ所で古川地域はお願いしているわけですから、その民間
の方が業務に多少支障が出て、1週間、10日ぐらい復旧に時間がかかるというときに、そのフォローもしなくてはいけない。どこでフォローするかというと、やっぱりそういうスペースがないとできないわけです。そういった部分も十分考えて、将来を見込んだ対応ができるような施設。 こういう質疑をすると、返ってくる
のは、恐らく文科省
の補助
の関係とかという答弁な
のです。だから、補助は補助として、それ以上
のものを自前でもつくって、後からまた継ぎ足しするようなことがないような、そういう施設整備をしておいたほうがいい
のではないですかということをあえて申し上げているわけです、承知で。その辺はいかがでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) 将来を見据えて、今建てる
のであればスペースを十分確保してやっておいたほうがいい
のではないか、あるいは今、民間に委託しております米飯
の部分も、災害が来ればいろんなことが起こるだろうと、新しいものを建てる場合には、その部分をカバーするような形で将来を見据えてやったらどうだという御提案でございます。 まさに、できればそのようにしたいという思い、回答はもうわかっている
のだというようなお話な
のですけれども、まさにそのような回答しかできない
のが現状であります。やはり、その年度、単年度で建設していくとなれば財政的な限界もありますし、また議員からもお話し
のとおり、スペースをふやすということはすべて持ち出しでございますので、あくまでも文科省
の交付金という
のは標準面積
の部分しかございませんから、それをはみ出した分は全部持ち出しということになりますので、担当としては、将来を見据えることは確かに必要なことではあるかと思います。大切な視点ではあるかと思いますけれども、現実問題としてなかなかそこまでいかないという
のが現状でございます。
○議長(遠藤悟君) 相澤議員。
◆14番(相澤孝弘君) 民間と違って、なかなか計画性にきちっと乗れないというか、非常にあれですが、その辺はもう一度改めて、いわゆる将来的に松山さん
のことも考えたり、あるいは古川
の一部も視野に入れて、やっぱりせっかくつくる施設ですから、十分生かせる方法を検討しながら、私はこの事業に当たってほしいというふうに思います。 最後に、入札
の関係、もう一度ちょっと戻って一言だけ。 審査会
の方で審査するわけですから、不都合があったときにどうする
のかというようなこと、当然議論になるだろうと思います。それで、私、実は入札
の際に、すべてではない
のでしょうけれども、総合評価というか、経営事項審査というふうな評価も入札
の際に、大きい仕事になればされると。それで、さきに常任委員会でも関係業者
の方々と、いわゆる建親会
の方々からも要望もあり、各議員にも配付されております。直接お話を伺ってお尋ねもいたしました。その中でなるほどなと思ったことが1つあります。 1つは、地域
の貢献度というふうなものをこれから
の総合評価
の中では少し考えていく必要がある
のではないでしょうか。全国的な例でいくと、地域
の貢献度という
のは、価格以外
の評価点
の20点
の中でわずか2点な
のです。ところが、道路、いわゆる災害時に地元
の業者
の方々に動員をかけて協力していただく。それが、一番地域
の貢献度が高いにもかかわらず、実際入札等で応札などで得られる評価点、余りにもやっぱり低過ぎると思う
のです。都合
のいいときだけ頼んで、あと競争
の原理
のときは、あんた地域に一生懸命貢献しているけれど、評価は低いからだめだよと。やっぱり、そういう
のはもっと適切な大崎市らしい部分があっていいと思います。実は、これ調べたところ、全国一律でそういうふうな見方でやっている
のです。ところが、佐賀県では、既に県独自
の形でやっております。 あわせて、その評価
の中では企業
の技術力とか配置技術者
の技術とか、いろいろある
のですが、少なくても現場には技術者は必要でしょう。だけれども、物をつくる成果品という
のは、技術屋さんではない
のです。どちらかというと、現場
のいわゆる施工については技能士
の資格を持っている方がプロな
のです。そうすると、技術者
の評点が5点、技能士
の場合は2点とかというような評点になっていますが、佐賀県では技能士も、1級に関しては技術者と同じように5点とか、そういう形でもう既にやっております。 あわせて、価格
の、何といいますか、賃金
の調査についても、毎年国交省で10月行われています。あれについてもいろいろ聞いてみますと、いわゆる元請だけ聞いている
のです。元請だけ金額幾らな
のかと。いわゆる人件費。それをピンポイントで出して、そして全国平均で出しています。現実は違うでしょう。下請さん、孫請さん
の賃金
の方
の調査をすれば現実
の適切な金額が出るわけです。そういったものもすべて国
の基準がこうだからという
のではなくて、それからあわせた地域らしさというふうなものを導入して考えていただきたいと思う
のです。 ぜひ、大崎市
の中で、こういった総合評価方式を導入されている入札に当たっては、そういったものも大崎市らしく、多少、市長
の執行権で変えることという
のはできない
のですか。それが地域
の業者
の一番いい、いわゆる参加が、あるいはハードルが高くない形で参加できるというふうなことであればいいと思う
のです。その辺、ぜひ研究していただきたいと思いますが、いかがですか。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) 今、議員がお話しになりましたことは、総合評価方式における評価項目
のことだと思います。 それで、大崎市としては、入札・契約制度適正化方針を示しまして、その中で、平成20年度上期
の導入を予定しているところでございます。その中
の評価項目と点数
の配分等については、今
の提言を十分受けとめ、まさに地域貢献度も反映されるような方向でシステムを構築してまいりたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 相澤議員。
◆14番(相澤孝弘君) ぜひ、そういった点はお願いして、地域
の業者さんも本当に大変な思いをしていると、その中でやっぱり自分たちもいろんな立場立場
の中で参加できる、そして協力できるという、そういう意識づけ、20年度というお話ですが、もっと早くできるようにいろいろ検討していただきたいということを申し上げて、終わります。
○議長(遠藤悟君) 次に進みます。 46番笠原校藏議員。
◆46番(笠原校藏君) 46番笠原でございますが、4日目、そして29番目ということで、七、八割、質疑項目、通告しておりました内容、わかったわけでございますが、残っている部分、ピンポイント的にお聞きをさせていただきたいと、このように思います。 最初に28ページ、8款1項4目2節
の96万7,000円、給料
の内容、これにつきましてはこれまで
の質疑でわかったわけでございますが、この地籍調査、昨年度も決算額で4,939万4,000円と、ことしも当初で4,692万2,000円、減額になりますと4,600万ほど投じて地籍調査をやられるわけでございますが、現在、どの程度まで進んでいる
のか。やっていない部分はどの地域な
のか。それから、これからどれぐらい年月がかかる
のか、その辺をまずお聞かせいただきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 福原建設部長。
◎建設部長(福原磨君) 地籍調査
の未調査地域でありますが、今現在実施している箇所でございますけれども、大崎市全体
の中で残っている
のは、古川地域
の清滝地区ということになります。清滝地区
の一部が、現在まだ調査が済んでいないというような状況になってございます。これまで進めてまいりましたけれども、今後
の予定といたしましては、現地調査が終了する
のが平成23年を予定してございまして、その後、認証手続などすべて完了する
のが平成24年ということになってございます。大崎市全体として
の進捗率は98%になってございます。
○議長(遠藤悟君) 笠原議員。
◆46番(笠原校藏君) 旧古川市
の清滝地区、全体で見れば98%ということでございますが、もう少しということですが、この成果品は法務局に図面と、それから謄本に記載されるまでを成果品という
のか、その辺まずお聞かせいただきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 福原建設部長。
◎建設部長(福原磨君) 認証を受ける、実際には単年度で調査測量をします。次
の年に認証を受けるという形で、認証を受けたところで、初めてそこ
の成果が出るという形になってまいります。
○議長(遠藤悟君) 笠原議員。
◆46番(笠原校藏君) それで、この成果品が法務局に届いたということで、面積
の錯誤ということがなるわけでございますが、この場合
の課税はどのような形で課税されている
のか。旧町時代で考えますと、地籍調査が全部終わって、成果品がほぼ終わったということで初めて課税
の対象にしたということで、今まで認識しておるわけでございますが、現在はどういうような形、清滝地区が残っているので古川地域全部、地籍調査
の成果による課税
の対象にしている
のか、あるいは成果品が出た分ずつ課税
の対象にしている
のか、その辺をお聞かせいただきたい。
○議長(遠藤悟君) 早坂税務課長。
◎総務部税務課長(早坂剛君) お答えいたします。 旧6町につきましては、国調に基づいた面積で課税しております。古川地域におきましては、原則的にはまだ課税しておりません。ただその中で、国調
の登記が終わりまして、物件が移動するものがございます。そういうものについては一部課税しております。
○議長(遠藤悟君) 笠原議員。
◆46番(笠原校藏君) そうしますと、合併前は各旧町ごとに成果品が全部出てからということで、旧古川市もそういう形で進められていたと。現在は全体から見れば2%ですが、清滝地区がまだ未整備だということで、旧古川市内については従来
の地籍
の面積で課税をされていると、こういうことで解釈してよろしいですか。
○議長(遠藤悟君) 早坂税務課長。
◎総務部税務課長(早坂剛君) そのとおりでございます。
○議長(遠藤悟君) 笠原議員。
◆46番(笠原校藏君) 了解をいたしました。 次に40ページ、10款6項3目13節学校給食費についてお尋ねをいたします。 このことにつきましては、これまで多く
の方が質問をされて、答弁を聞いた中で理解をしたわけでございますが、その中でまだ納得
のいかない部分ということでちょっとお聞かせをいただきたいなと、このように思うわけでございます。 三本木中学校
の給食につきましては、順調にいきますと来年度から給食という予定で進められていた
のが、松山地域も入れてということで1年先延ばしになったということでございますが、このことについて答弁でお伺いしましたけれども、市当局におきましては、財政的なこと、あるいは効率的なことからして、松山さんを入れてはどうかということで進められた
のですが、結果としてはまたもとに戻ったということでございますと、私は松山地域に対して何だった
のかなと、教育委員会として松山地域に対してどういう申し開きをすればいい
のかなという疑問が起きるわけです。と申します
のは、前者
の方もいろいろ御質疑
の中でありましたように、効率、財政的なことから考えていたならば、もう少しその辺
のところ
のわかりやすさがあったらよかった
のではないかと、またもとに戻ったということになれば、ただ松山地域
の方々に御迷惑をかけたと、そういうことになってしまう
のではない
のかなと、こういうふうに私、認識している
のですが、その辺については教育委員会としてはどうお考えな
のか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) まさに、議員お話し
のとおり、お話をかけ、そしていろいろお集まりをいただき、それぞれ
の組織内部でもいろいろお集まりをいただいて御協議などをいただいたわけでございますけれども、最終的にこうやって振り出しに戻ったということからすれば、松山
の方々に対しては、先ほども申し上げましたけれども、突然
の構想発表ということで、いろいろな面で大変御迷惑をかけてしまった結果になったという認識ではおります。
○議長(遠藤悟君) 笠原議員。
◆46番(笠原校藏君) それで現在、松山中学校
のために仮称南給食センターを建設する予算が計上されているわけですが、新聞等で上がっておりますように、財政的なこと、効率的なことをおろしてしまったわけでございますが、その部分
の検証といいますか、いろいろな場面を検討された
のかなということで、これは前者もありましたように、今
の松山小学校
の給食センターを拡充するということ
の検討が、この間、案を出されたわけですが、それはどうしても改修
の方が金がかかって、これは財政的に難しいと、そういう資料が出されたわけですが、そのほかに考えられなかった
のかなと。 と申します
のは、学校給食という
のは、旧岩出山町時代にも岩出山中学校が県下でも何校かしか残っていない中で給食をするかしないかで、大分論議があって、そして最終的にはセンター方式で給食されたということで、この給食がいい
のか、弁当がいい
のかという
のは、これは論議、いろいろあると思う
のです。商店街
の方々にとりましては、弁当ですと買い物に来てもらえて経済効果がある
のだと、あるいはお母さん方
の手づくり弁当が出せる
のだと、一方で給食を望む方々にすれば、なかなか今忙しくて弁当を持たせてやることが難しい
のだということで給食をお願いしたいと。 そういうことで、この三本木中学校においても、合併前にかなりそういった論議がされてきたので、やはり時期を損じますと、せっかく三本木中学校が給食でいい
のだということが、私は崩れる心配がない
のかと。それで、できるだけ来年からする方法はない
のか、こういったことも1つ
の検討
の材料としてお聞かせをいただきたいなと。と申します
のは、250食分ということでございますので、1つには三本木小学校
の、幼稚園が抜けた分で約100食弱ふえるわけでございますが、それを改修しないで、そのまま利用できない
のかという点が1点です。それから2点目として、他
の施設あるいは民間に委託して、その250食分をまずもって来年度から三本木中学校
の給食に、子供たち
のために、今お話ししましたように給食という
のは微妙な問題ですので、その辺はどう考えられた
のかなと、その辺をあわせてひとつお聞かせいただきたいなと思います。
○議長(遠藤悟君) 大石教育総務課長。
◎教育委員会教育総務課長(大石典行君) お答え申し上げます。 今、議員御発言
のことでございますけれども、先般
の議会におきまして、給食センターを整備した場合と、それから三本木小学校
の給食室をセンター化して整備した場合
のコスト
の比較表をお示ししたところでございます。それで、一般論とすれば、そのお話も理解できないわけではございませんけれども、まず学校給食というものはどういうものかということ
の原点から、これをまず確認をさせていただきたいと思います。 学校給食は、学校給食法で教育活動
の一環というような位置づけをされております。それを受けまして、当然、学校給食
の実施に当たっては、調理業務あるいは配送業務については民間委託も可能でございますけれども、その栄養管理、献立
の作成とか、栄養
の計画とか、カロリー計算とか、あるいは食育とか、そういう部分につきましては、学校
の栄養士
の職員が主たるその業務を行うということで、行政側
の責任ということでとらえられているところでございます。 それで、仮に今、三本木
の小学校をそのままにしてというお話でございましたけれども、先般
のコスト比較表でもお示ししたとおり、改修なしで
の実施は不可能というような認識に教育委員会としては立っております。それから、もう1つ
の御提言でございます民間委託ということにつきましても、やはり現状からすると大変それは難しい
のではない
のかと。 さらに、ほか
の学校
の、例えば余力
のある調理室から給食を配食するというような選択肢も一般論としてはわかりますけれども、やはり学校で
の給食という
のは教育
の一環という位置づけにございます。仮に、例えば複数
の学校から小分けにして給食を配食した場合、配食される中学校ではそれぞれ学年あるいは学級ごとでその献立が違ってくるということになりますと、現状では、学校では、例えば給食
の時間に、きょう
の食材はこういうメニューで、こういう地元
の食材を使っているとか、ビタミン
の部分ではこういう食材で配慮しているとかと、そういう食育という重要な教育
の部分でかなり
の支障を来す
のではないかというふうに考えております。そういう観点から、今まさに食育を推進するという現状からすれば、そういう方法という選択肢はない
のではない
のかというふうに認識しているところでございます。
○議長(遠藤悟君) 笠原議員。
◆46番(笠原校藏君) そういうことだということでございますが、私、単純に考えますと、平成6年に三本木小学校
の給食施設ができたわけでございまして、その当時からすると生徒数が、むしろ減っている
のではない
のかなと。現在は幼稚園も含めて665食、今回中学校が762食ということ。ですから、現在
の生徒数と
の比較からすると可能性がある
のではない
のか、マンパワーだけで、そういう
のも検討された
のかなということをお聞きしたかったわけでございますが、その辺はどうな
のでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 大石教育総務課長。
◎教育委員会教育総務課長(大石典行君) お答え申し上げます。 これも先般
のコスト比較表
の中で、三本木中学校は新たな給食を実施するという新規
の学校でございます。その場合には、基本的には国で定めた学校給食衛生管理基準、いわゆるO157
の発生を受けて、その衛生管理
の強化を図るということで、基準
の改定がなされておりますので、通常
の今
の三本木小学校
の給食室はそこまで厳しいつくりにはなってございません。今、整備する場合には、それぞれ調理室とか、研修室とか、それから食器
の保管する場所とか、それぞれブロックごとに壁で仕切ると、いわゆる汚染地域と非汚染地域と言っておりますけれども、そこ
の区分を明確にして、食中毒
の発生
のリスクを排除するというようなつくりを強力に国で進めており、また国
の交付金
の中でも、そういうつくりをすることが交付金を交付する要件とされておりますので、あくまでも三本木小学校
の現状ではそれはできないというふうに認識しているところでございます。
○議長(遠藤悟君) 笠原議員。
◆46番(笠原校藏君) そうしますと、三本木小学校
の給食施設は平成6年ですので、それは許可になっていますと。ただ、これから給食をするところに配送する場合は、ウエット方式からドライ方式にしないとだめですよと。今まで許可になっていたところから運ぶ
のでもだめだと、こういうことで解釈していい
のですか。
○議長(遠藤悟君) 大石教育総務課長。
◎教育委員会教育総務課長(大石典行君) 施設
の整備につきましては、議員おっしゃるとおり、やはりドライシステムという
のが原則でございますので、そういうようなことを前提とした施設
の整備をしないといけないということでございます。さらに、民間委託という
のは、ちょっと私どもどういう施設でつくる
のか、想定しておりませんけれども、その辺はちょっと私
の方でも今後研究させていただきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 笠原議員。
◆46番(笠原校藏君) ちょっと御理解いただけない
のかなと思う
のですけれども、今、三本木小学校
のウエット方式で許可になっています、そこから出す分については、私は問題はないだろうと。ただ、三本木中学校に新たに配食する場合は、その施設から持っていってはだめな
のだと、こういうことで解釈していい
のですか。
○議長(遠藤悟君) 大石教育総務課長。
◎教育委員会教育総務課長(大石典行君) 基本的には、何度も申し上げておりますけれども、仮に三本木小学校から中学校に配食するといったような場合
の三本木小学校
の位置づけとしましては、今、単独調理場という位置づけでございます。それをいわゆる学校給食法では、2校以上に給食を配食する場合はセンター方式というようなことをとるということが基本となっております。そうした場合に、現在
の位置づけは単独調理場でございますので、その用途をセンター方式にまず変更しなければならないと。センター方式にした場合
の要件という
のは、今申し上げましたように、三本木中学校は新規でございますので、当然その面積も拡大になってくるし、新たにその施設
の増築を図る場合には、現在
のドライシステムに合致したようなつくりをしていかなければならない。そうした場合
のコストが、先般お示ししたように3億円を超えるコストになってしまって、現状では採算がとれない
のではない
のかということでございます。
○議長(遠藤悟君) 笠原議員。
◆46番(笠原校藏君) そうしますと、前に示されましたように、三本木小学校
の改修、あるいは今お話ししましたように、マンパワーだけで供給能力があっても制度上無理だと、こういう解釈で、今回三本木中学校を含めた給食センターをつくると、そういうことで解釈してよろしいですね。それ以外、選択がなかったと。
○議長(遠藤悟君) 大石教育総務課長。
◎教育委員会教育総務課長(大石典行君) 基本的にはそのとおりでございます。
○議長(遠藤悟君) 笠原議員。
◆46番(笠原校藏君) 私も、それでやっと納得をいたしました。なかなか新聞等でいろいろありますように、やはり我々議会が判断する材料を提供していただかないと、我々は適切な判断ができないということで、今、質疑させていただいたわけでございます。 次に、12ページ
の2款1項9目1節
の企画費
のうち25万円
の報酬
の内容でございますが、これにつきましては、今までお聞きしました
のと同じように、前者
の方々
の答弁でわかったわけでございますが、一部確認をしたい部分がありますのでお聞かせをいただきたいなと、このように思います。 懇話会設置をするということ
の予算ということでございますので、それに関連して、改新検討会議で出されたものと
の関連で懇話会が設置されたと、私、お聞きをしておりますので、それで改新検討会議
の方にお聞きしたいと、このように思います。 1つには、この改新検討会議で5つ
のシミュレーションが報告書
の中にあるわけですが、それはいつ、何回目でシミュレーションを、資料なり、検討された
のか。何回目に検討された
のか、それをまずお聞かせいただきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 高橋
市民協働推進部長。
◎
市民協働推進部長(高橋幹夫君) その会議につきましては、第8回目で検討しているところでございます。
○議長(遠藤悟君) 笠原議員。
◆46番(笠原校藏君) 示された
のは8回目だと。ですが、その前には検討されたという記録がある
のですか。何回目かでこういう5つ
のシミュレーションを検討する、あるいは検討しますよという話が出た
のか、その辺をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 高橋
市民協働推進部長。
◎
市民協働推進部長(高橋幹夫君) その前までにつきましては、本院、それから各分院、診療所ごと
の今現在
の経営状況、それから収支関係とかお医者さん方
の数とか、患者さん方
の数等々について詳しく精査したところであります。その結果に基づいて、最終的な5つ
のパターン
のシミュレーションをつくって、そのうち
のどれが最適かというふうなことを、第8回で最終判断したところでございます。
○議長(遠藤悟君) 笠原議員。 笠原議員、改新検討会議
のほうに及び過ぎておりますので、少し議案
の方に戻していただいて。
◆46番(笠原校藏君) 今、前置きをしましたように、懇話会をつくったということは、改新検討会議
の結果が、執行者、市長にとってはやはりもう少し聞く必要があるということで、その前座に、その経過だけです、経過だけをお聞かせして、内容に入る
のではなくて、経過をお聞かせいただきたいということで入っていますので、中
の方には入りません。経過だけでございますので……。 それで、前
の豊嶋正人議員からもお聞きしたことですけれども、あえて再度お聞きしますが、1病院3診療所、この場合は田尻診療所が廃止ということ
の話題が出たやに聞いておりますが、それは何回目ですか。
○議長(遠藤悟君) 笠原議員、経過ではなくて、やっぱり中身に入っていますので、ひとつ質疑を変えていただきます。 笠原議員。
◆46番(笠原校藏君) このことは、改新検討会議
の経過、中身がきちっとなっていれば、恐らく市長は決断しただろうなと思うので、そのために懇話会というものを設置をして聞くということで、それでお聞きをしていた
のですが、中身でなくて経過だけ、それだけでございます。
○議長(遠藤悟君) 経過と言いながら中に入っていますので、ひとつ懇話会
の予算に絞った形で、若干
の許容範囲は議長として認めておりますが、少しやっぱり入り過ぎていますので……。 笠原議員。
◆46番(笠原校藏君) 本当は一番大事なところですけれども、前
の豊嶋正人議員がお尋ねしたときは、たしか2回目にこの1病院3診療所、あるいは1病院4診療所という
のが出たと、こういうことで聞いておるわけでございますが、この経営
のシミュレーションが8回目に出てきて、それから検討をされて9回目に報告、こういうことからすると、もし私が市長であろうと、こういう形で、それも外部に漏らさないように進めてきたということで、判断する
のに時間がなかった
のではないかと。それで、市長はこの懇話会
の立ち上げをした
のではない
のかなと。 ですから、市長にお聞きしますが、どの辺でこの懇話会を立ち上げなければならないというようにお感じになった
のか、その辺をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 伊藤市長。
◎市長(伊藤康志君) 懇話会設立
の趣旨は何回となく申し上げてまいりましたが、その何回目にどういう話題が出て、何回目にどういうシミュレーションが出たということ
の、その具体的な議論
の進め方ではなくて、この病院事業という
のが合併時
の最大
の市民
の関心事でありましたし、大崎市
の地域特性あるいは大崎市
の行政ニーズということからすれば、極めて優先度
の高い事業だと、そのことを多く
の方々がこの改新検討会議
の議論に関心を持たれ、私
のところにも丁寧に慎重に結論を急ぐようにということ
の声もお寄せをいただきましたし、直接的に分院問題に対する陳情、あるいは改革を大いに促進をしようと、両面、多岐にわたった御提言と同時に、丁寧に進めていただきたいという御要請、御提言がありましたので、冒頭申し上げましたように、市民にとって
の最大
の関心事であり、そしてまた市政にとっても優先度
の高い事業だということでありますので、さらにこの事業を前進させるために専門家
の方々
の意見を広く賜って、誤りない判断をするためにということで設置をさせていただいたところであります。
○議長(遠藤悟君) 笠原議員。
◆46番(笠原校藏君) わかりましたけれども、この改新検討会議
のメンバー、この間答弁で市長が挙げられましたが、このメンバー
の方々ですと、どういう人になるかわかりませんけれども、仮に大学病院、あるいは県、あるいは首長さん方と、いろいろ挙がっておるわけでございますが、1年ちょっとという期間
の中で、その方々、あるいはその団体
の方からすれば、やはり同じ答えが出てくる可能性がある
のではない
のかなと。そういうことも、この懇話会を予想した場合、その辺はあえてそういう形で懇話会メンバーを再度そういう方々にお願いすると、こういうことで解釈してよろしい
のでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 伊藤市長。
◎市長(伊藤康志君) 全くゼロから
の議論ということではなくて、これも再三申し上げておりますように、合併時で時間をかけた病院基本構想という
のができ上がっておりますし、議会でも年月をかけ、時間をかけて
の中間報告も出ていると。それぞれ
の思いを凝縮したものあるいは見識を凝縮したものができ上がっております。今回はさらに財政、経営をベースにした見解という
のがまとまっておりますので、全くゼロから
の議論という
のではなく、既にでき上がって、あるいはまとまっておりますものを病院事業として、あるいは病院建設に向けてどうお互いに調整をしていくか、お互いに知恵を出していくかということでありますので、広い情報量なり、あるいは経験なり、ともに共通しております市民
の命と健康を守りたい、病院事業を発展したいという思いで御参加をいただける方々でありますから、適切な御意見なり、あるいは知恵や、あるいはアドバイスをいただけるものだと期待をしておりますので、現在議会で申し上げておりますような方々を、ぜひ御要請をしてまいりたいと思っております。
○議長(遠藤悟君) 笠原議員。
◆46番(笠原校藏君) 今、いろいろ御答弁をいただきまして、大体後
の2割がわかったわけでございます。今、市長が広く意見をさらにお聞きになるということは、私はとてもいいことではない
のかなと、このように思っております。ぜひ、民意なり、あるいは経済的、財政的な分も含めながら、十分な民意を聞きながら進められることを最後にお話をしまして、終わりたいと思います。 質疑を終わります。 〔「議長、議事進行」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 31番豊嶋正人議員。
◆31番(豊嶋正人君) ただいま
の笠原校藏議員
の最後
の質疑
の答弁です。いわゆる懇話会設置を市長はいつごろ
の時期に判断をした
のかという答弁がなかった
のですが、時系列に考えますと、非常に大事な、その部分な
のです。改新検討会議
の報告を受けた
のは、最終報告は8月31日です。議案説明会は9月4日です。そうしますと、もう既に補正予算
の方針は定まっているわけです。すると、その時期という
のは非常に重要なことだと思います。明らかにすべきだと思います。
○議長(遠藤悟君) では、その件について市長
の方から再度答弁をお願いいたします。
◎市長(伊藤康志君) このことは、降ってわいたことではなくて、昨年
の9月議会に時間をいただきたいということで改新検討会議
の設置をお願いし、予算もお認めをいただいてきたところでありますので、その報告をいただいた後どうすべきかということは、私
の手元で、あるいは庁内でも、どう受けとめ、どう進めるかということについては、内々検討を進めてまいりました。その検討
の1つ
の方法として、今回提案した懇話会スタイルということもあります。特に、この方式を採用させていただきました
のは、今、笠原議員にもお答えいたしましたように、あるいは前
の議員にもお答えしましたように、市民各界
の方々から、この病院事業あるいは病院建設については、丁寧に進めるようにという非常に強い御意見もありましたので、いろんな選択肢
の中で、やはり少し時間をいただいても有識者
の意見をお聞きする、より誤りない判断を確認をする時間と作業がベストな判断ではないかということを判断をさせていただきました。これは当然予算が伴うことでありますし、予算
の提案する時期に合わせて検討していたものを具現化したということであります。 〔「議長、議事進行」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 43番佐藤勝議員。
◆43番(佐藤勝君) 学校給食でありますけれども、これも多く
の議員から質疑がありました。大崎市としては食育を重点に今回提案
の820万ですか、提案が食育を中心にというような考え方、事務方から、想像される
のでありますけれども、最高責任者である教育長が全然答弁をしないと。事務方だけです。これから2人か3人あるようですから、きちっと教育長、やはり大崎市
の学校教育
のあるべき姿を効率性
の問題からも含めて、やはり答弁をしてもらわないと、私たち、この議案に対して
の判断をつける意味においても、議長、教育長に答弁を求めていただきたいという議事進行をかけるものであります。
○議長(遠藤悟君) それは、質疑者がだれに答弁を求めているかによって、議長としては配慮してまいりたいというふうに思ってございます。 次に進みます。 6番相澤久義議員。
◆6番(相澤久義君) 質疑に入る前に、過日、東部農業委員会で検見を行いました。その結果を報告させていただきます。-いいですか、要らね、わかりました。 29ページ、8款2項4目、地方道路整備臨時交付金事業
の3,200万、委託料と工事請負費
の内容について伺います。
○議長(遠藤悟君) 福原建設部長。
◎建設部長(福原磨君) それでは、初めに委託料
の方からお話し申し上げたいと思います。これは、田尻地域
の富岡・谷地中線
の詳細設計委託料と、それから岩出山地域
の西大崎小学校
の調査測量設計委託料でございます。 また、工事請負費につきましては、田尻地域
の富岡・谷地中線
の道路整備事業と、岩出山地域
の西大崎小学校線道路整備事業
の減額補正といいますか、それによるものでございます。
○議長(遠藤悟君) 相澤議員。
◆6番(相澤久義君) 富岡・谷地中線
の事業内容をお聞きしたい
のですけれども。
○議長(遠藤悟君) 福原建設部長。
◎建設部長(福原磨君) 富岡・谷地中線は、場所については御存じだと思いますけれども、延長が2,700メートルございます。歩道も含め、幅員は10メートルということで計画をしてございます。平成18年度まで延長にしまして約920メートルを実施してございまして、これは道路改良工事と橋梁
のボックス、または委託等々で行ってございます。今年度
の事業につきましては、延長約180メートルほどを予定してございまして、道路改良工事ということで、橋梁下部工2カ所というようなことで、今回
の補正も含めて予定をしてございます。
○議長(遠藤悟君) 相澤議員。
◆6番(相澤久義君) 先日、富田議員
の案内で、田尻地域
の道路なり、いろんな施設を見せてもらって説明してもらった
のですけれども、この谷地中線というところがぼこぼこと工事していたりしていなかったり、さまざまなような状況
の道路でございまして、この進捗率という
のはどのぐらいになっている
のですか。
○議長(遠藤悟君) 福原建設部長。
◎建設部長(福原磨君) 事業費ベースで答えさせていただきたいと思います。平成18年度末で34%になっております。今年度、19年度、今回
の補正も含め事業を実施したと仮定しますと、72%になる予定でございます。
○議長(遠藤悟君) 相澤議員。
◆6番(相澤久義君) 計画では20年に工事が完了するという計画な
のですけれども、完了する予定な
のですか。
○議長(遠藤悟君) 福原建設部長。
◎建設部長(福原磨君) 来年
の話はまだちょっとあれですけれども、このまま
の状況で進む
のであれば完了する
のかと、こう思っていますけれども、来年度につきましては、新市建設計画
の中
の全体事業費
の中で検討させていただきたいと、このように思います。
○議長(遠藤悟君) 相澤議員。
◆6番(相澤久義君) 田尻
の道路を走ってみると、本当に立派な道路でございまして、地元に帰ってくると、市道がばんそうこうを張ったような状況でございますので、均衡ある道路
の整備を進めてもらいたいなと思います。 次に移ります。 41ページ、学校給食施設整備事業について伺います。 三本木中学校が弁当給食だということで、みんなわかっていると思う
のですけれども、宮城県内には弁当給食持っているところ、何校ぐらいある
のですか。
○議長(遠藤悟君) 大石教育総務課長。
◎教育委員会教育総務課長(大石典行君) 県内
の全体的なものはちょっと把握しておりません。
○議長(遠藤悟君) 相澤議員。
◆6番(相澤久義君) 今、老朽化している給食施設、いろいろあると思います。今後、こういう老朽化した施設をセンター方式に持っていく
のか、自校方式でやっていく
のか、市
の方向をきちんと示してもらいたい
のですけれども、市長と教育長に答弁をお願いします。
○議長(遠藤悟君) 伊東教育長。
◎教育長(伊東敬一郎君) お答えいたします。 今後
の方向をしっかりと示してほしいということでございますが、まず前段に、これまで
の三本木に建設予定
の仮称南学校給食センター
の答弁にかかわって、私が発言をしないという御指摘もございましたので、ちょっとそのあたりも含めてお答えさせていただきたいと存じます。 まず、松山
の御理解が得られなかった最大
の理由は、合併をいたしましてまだ半年
の経過でございました。その間、教育委員会として、いわゆる給食整備方針というようなものをしっかりと固められる時間がございませんでした。 しかし、一方では三本木に子どもが丘構想というものがございまして、議員、その過程は篤と御承知
のことと思います。住民
の意向調査から始まった20年来
の懸案事項が最後に満場一致で議決されて申し送りされてきたと。これ
の建設をどう考えていくかということに相なりました。そのとき、合併効果というものを、やっぱり新市になった限り、そういう視点を持つべきであると、こういう考え方は私も市長も同じでございました。教育委員会も同じでございます。 そういうところで、松山地域
の方々に御提案を申し上げました。しかし、今、議員からお尋ね
のように、新市
の給食整備方針とか計画という
のは、その時点では持っておりませんでした。これは正直なところでございます。ですから、なお一層、松山
の方々にとれば、唐突な提案であるというふうに受けとめられたことだろうと、それは推測に
かたくありません。肌でそういうふうに感じてまいりました。実際、何回も説明会を持たせていただいたり、あるいはいろんな懇話会とか、少人数
の方々と
のお話し合い
の中でも、そういうお話はたびたび伺いました。今後、どういうような構想をもって推進していく
のだと、それがあるならば、このセンター方式というものが理解できる部分が出てくる
のではないかというような御指摘もいただきました。それは私も率直にそういうふうに受けとめました。 この給食
のあり方という
のは、申し上げるまでもなく、自校方式とセンター方式とございます。その中間的な存在で親子方式というような、これは全く法的には何もない
のでありますが、そういうものも存在しております。これまで
の旧1市6町
の取り組みでございますけれども、これはそれぞれ旧1市6町
の歴史と伝統
の中ではぐくまれてきた学校給食
のあり方があるわけでございます。それらも念頭に置いて尊重しながら進めていかなければいけないことだと思っております。 ただ、新市になって、そしてこの合併効果をねらって、そしてまたかかる財政事情
の中で考えていく場合に、もう1つ大切になってまいります
のは、給食構想を考えていくときに、いわゆる子供たちにとってどのような学校規模あるいは教育環境が最重要な
のか、そういう視点に立った学区
の再編成と申しましょうか、あるいは適正規模化と申しましょうか、そういうようなことも考えていかなければいけない。そういうことと給食
のあり方というものは連動させていかなければいけない。そうすると、これには相当
の時間を要しなければいけないことだろうと思っております。 そういうような観点から、松山には、今まで答弁を何度もいたさせていただいておりますので改めて申し上げませんが、合併効果をねらって同じように給食センター構想をお持ちであったし、そして老朽施設化しておるというような点で御提示を申し上げた経緯はありますけれども、その後、では、どう学校給食構想を進めていく
のかということについては、今
の段階ではセンター化を基本として考えてはまいりますけれども、必ずしもセンター化だけでは解決できない部分は当然出てまいるだろうと思っております。いわゆるセンターから搬送する問題であるとか、あるいは学校が、何と申しましょうか、適正規模化あるいは統廃合がどんどん進んでいくという、そういうところでは、あるいは適さないものも出てくるかもしれません。それは慎重な検討が必要である。ただし、基本的にはセンター方式をとってまいりたいと、こういうふうに考えているところでございます。
○議長(遠藤悟君) 伊藤市長。
◎市長(伊藤康志君) 市長からもということでありましたので、伊東教育長就任時に基本的な政策、考え方
の打ち合わせを申し上げて、打ち合わせをし、合意した1つが、今、教育長からも御紹介がありました給食方式ということであります。私はかねてから申し上げておりましたように、合併したこの時期でありますので、旧学区、旧市町村
の垣根を越えて、豊富な食材
の活用、食育
の視点、地産地消
の視点、それと効率、コスト、この視点で学校給食については、大崎方式ということからすると、給食センター方式を民
の力をかりて、これを普及していくということが大崎方式として最も適した方法であろうということで、教育委員会に要請を申し上げてきたところであります。
○議長(遠藤悟君) 相澤議員。
◆6番(相澤久義君) この前、ホームページを見ていた
のですけれども、学校給食会
のホームページを開いてみましたら、センター方式は1,000食程度が一番いい
のだと、そして民間委託でなく直営でやるべきだという記事が載っていました。さき
の議会で我々大志会
の給食センター等
の質疑に対し、教育長から田尻方式をとるというような答弁をいただいたような記憶があります。また、おととい
の門脇憲男議員
の質疑に対して、人件費で田尻が256円、岩出山が316円と記憶していた
のですけれども、コストにすると田尻
の方が安い
のではない
のかなと、そんな思いでおりますが、三本木に建てた場合、ぜひ直営でできないものか。田尻方式が一番いい、田尻方式が理想だと言っているなら、そういう給食センターを目指すべきではないかなと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 伊東教育長。
◎教育長(伊東敬一郎君) まず、田尻方式が前に理想、今、管内で存在する、2つしかございませんけれども、田尻方式が望ましいと申し上げました
のは、いわゆるたじ
り穂波公社というものをコーディネーターとして、生産者とセンターとがうまく結びついていて、地産地消がかなり進められている、そういうシステム、そういう観点に立って、今、管内にある中で田尻方式が望ましい、そういうような意味でお答えいたしました。
○議長(遠藤悟君) 相澤議員。
◆6番(相澤久義君) 聞くところによりますと、三本木
の小学校も、うち
のやまなみ
の振興公社を利用して、野菜を、農産物をいろんな各農家
の人やそういうような人から協力をもらって進めているという話も聞いております。その中で、栄養士さんが給食時間等を利用して、養護
の先生と一緒に食育と保健
の話をしていて、かなり効果が上がっているという、校長先生からとか、PTAから
のお話でした。ぜひセンター、例えばできたとしたら、そういう
のをもっともっと継続してもらいたいなと思っております。 あと松山
の説明会は聞いた
のですけれども、三本木
のPTAに説明したと話を聞いている
のですけれども、三本木
のPTAに対してどのような説明をした
のか、詳しく伺いたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) この部分につきまして、私からお答えさせていただきます。 4月21日に三本木中学校
のPTA
の総会が行われまして、この学校給食センターが、子どもが丘構想事業
の一体
の中で1年延期になった部分
のお話をさせていただきましたし、今後
の対応ということで御説明をさせていただいたところでございます。 その後、三本木中学校PTA
の拡大運営委員会という
のが開催されまして、学校給食
の開始年度あるいは学校給食に関する要望などを協議したいということで申し出がございまして、この拡大運営委員会に私ども出席させていただいたところでございます。 その中で、学校給食
の開始年度については、教育委員会
の考え方としましては、20年から
の開始ということもありまして、その場合は、1年に限って古川中学校から運ばせていただくような方法をお話しさせていただいた経過がございます。また、この1年間だけ
の給食を配送するに当たっても、受け入れする三本木中学校
の工事も若干出てきますし、それから新たに1年間だけでも配送車を用意しなければいけないと申しますか、食缶とか、そういった部分がございますので、そういった部分で1年間限りでもこれだけぐらい
の予算はかかる
のではないかというようなことも、行政
の立場から申し上げさせていただいたところでございます。また、1年間限りでありますけれども、やはり交通
の渋滞
の問題であるとか、あるいは気象条件によっては、特に冬期間
の天候によっては、交通事情によって給食
の時間まで間に合わないことということも、そういう危険性も今回ははらんでいますけれども、1年間に限ってというようなことで、そういったことをお話し申し上げたところであります。 その後、恐らくPTA内部でいろいろ御協議をいただいたともちろん思っておりますが、6月20日付
の文書で、三本木中学校
のPTA会長名で、三本木地区、いわゆる今、行われております子どもが丘整備事業
の敷地内に給食センターを、建設が終わりましたら、その場所でつくられる給食を21年度から完全にやってほしいと、子どもが丘整備事業
の敷地内にできた給食センターから、21年度から完全にやってくれという御希望
の決定でございました。希望するという決定でございました。また、そのときには、これまで
の検討
の中には自分たちが入る機会がなかったけれども、例えば食器を選ぶとか、あるいは食育
の面から地元食材
の使用についても、農業団体であるとか、いろいろありますけれども、自分たちも入らせていただいて、幅広く三本木中学校
の給食
の問題についてかかわらせてくれというようなこともつけ加えて、教育長
のところにその文書が、報告が上がったところでございます。
○議長(遠藤悟君) 相澤議員。
◆6番(相澤久義君) 当初、PTA等にこういういろんな説明しましたけれども、来年から給食が欲しいなら、市では給食を提供するようですよということを言ってきましたけれども、PTA
の方では、市
の財政が悪化しているなら1年間我慢しますという答弁でした。そういうPTA
の思いや子供たち
の思いをぜひ実現してもらいたいなという思いでいっぱいでございます。 最後になりますけれども、松山
の説明会に対して、ホームページを見ていたら、その情報が載っていました。12月24日に実施されて、クリスマスイブということで、人もそんなに多くなかったそうですけれども、教育委員会
の説明に対していろいろ質疑等が行われた中で、次長は-相澤次長さんではなく前
の次長ですけれども、センター方式一本やり
の説明に対して、教育長は自校方式が望ましいというようなことが答弁にあったと。それが太文字で書かれていてですね、そのことが今
の混乱
のもとになっている
のではないかなと。その原因はここにある
のではないかなという私
の思いです。 教育長さんは同郷で大先輩で、大変尊敬する人ですけれども、その辺
のことを本当にきちんと整理しなければならない
のではないかなと。私も旧三本木町ですけれども、地元
のことばかり考えていてはいけないと思います。大崎全体を見て、今
の財政を見て、本当に進めなければならない
のでないかなと。だから、PTA
の連中にも時たま電話して、この辺だとどうだと、妥協できるか、できない、できないと。きょうも、できませんので表決
のとき行きますから何時ころですかということも受けて、表決するときはPTA
の連中がみんな来る
のではないかなと、そのぐらい
の思いでPTA
の人たちは、本当に市を思って、来年から給食食べられる
のだけれども、私たちは市
の財政が逼迫しているから要らないと、1年間弁当給食で頑張ると、そういう思いでいます。 また、きのう
の話で、給食にかかわる人件費、生徒1人当たり大体250円と言っていました、いろいろあるようですけれども。三本木
の子供たちは250人ほどいます。それに190食、年間。こう掛けると1,187万5,000円ほど
の金がかかっているはずで、ほか
の給食やっている学校では。そのぐらい
のことも、うち
の中学生
の子供たちは財政負担を、大崎市
の方に負担をかけていない
のではない
のかなという思いでおります。 そういう思いもありますので、ぜひ早期にこの給食センター
の建設に向けて努力してもらいたいと思います。 以上です。--済みませんでした、緊張しているもので……。ということですけれども、教育長さん、いかがでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 伊東教育長。
◎教育長(伊東敬一郎君) 相澤議員
の御質疑にお答えをいたします。 学校で子供が学校給食をとるという
のは、大体平均しますと年間190回ぐらいでございます。これを1年間
の食事数と対比してまいりますと、5分の1から6分の1
の割合になろうかと思います。 そして、御案内
のように内閣府が中心になりまして食育基本計画を立てました。それにのっとって、それぞれ
の省庁がいろんな計画なり奨励策を呼びかけております。その中で文部科学省において、判断基準は設置者にゆだねられるところであるけれども、簡単に言えば、自校方式
の教育効果を生かせるような方式を考えてほしい、そういう自校方式
の教育効果
のメリットを生かせる、そういうものを生かして考えていってほしいと、そういうような文言、正しくは今手元にない
のであれですけれども、そういうことがございます。そういうことから自校方式
の中で生かせる、その自校方式
のよさを生かせるセンター方式というものにできるだけ近づけていきたいと、そういうような思いでございます。 〔「終わります」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 質疑
の途中でありますが、暫時休憩をいたします。 再開は午後1時といたします。 ------------ 午前11時52分 休憩 午後1時00分 再開 ------------
○議長(遠藤悟君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 質疑を継続いたします。 19番加藤周一議員。
◆19番(加藤周一君) 先ほどまで大変白熱した学校給食施設整備事業
の問題であります。10款6項3目13節でございますが、これまで
の皆さん
の議論をお聞きしまして、一定程度以上
の理解はした
のでございますけれども、少しやっぱりちょっと聞いておきたいことがありますので、私
の方からも二、三、伺いたいと思います。 まず、これまで本当に一生懸命やってきております市
の整備事業でありますけれども、大崎市、合併したとはいえ、何か旧1市6町
の連合体かなという、そういう感じがいたすところであります。私もこの事業、旧町
の枠を外す第1番目
の事業かなという、そういうとらえ方をするものでありますし、合併効果へ
の期待と大崎市一体化
の醸成を考えれば、これまで
の答弁ではやっぱり少し納得がいかないところがあります。 それで、先ほど笠原校藏議員が質疑したところと重なるところもあると思いますけれども、教育委員会
の頑張り方といいますか、努力
の仕方といいますか、何かこうセオリーどおりで、本当に熱意があった
のかなということが、それがまず1つは見受けられないことと、それから地元松山出身
のほか
の職員
の方々は、今、大崎市はこのような中でこうやっていますよと、そしてこれから
の大崎市を考えるとき、我が町はこうだけれども、かつてはこうだけれども、今はこういう立場でなければならないよという、そういうだれか職員
の一人でも、旧松山町民
の皆さんに説明をなさった方はいた
のかなと。職員であれば、私は率先して大崎市
の発展
の礎となるべきだと思っているところでありますので、その辺
のところ
の所感を伺いたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) 御指摘をいただければ、まさにそういった努力すべき部分はまだまだ残っていた
のかなと反省するばかりでございます。
○議長(遠藤悟君) 加藤議員。
◆19番(加藤周一君) 残っているなということは、しなかったということもある
のかなという受けとめ方でございますけれども、それで今、ここで、先ほど教育長
の答弁もいただきまして、合併半年後
の突発的な構想であったということも踏まえて、ここで一踏ん張り踏ん張って、これから
の本当
の学校給食
のあり方、それから大崎市
の行く末を見るとき、ここはこうな
のだよという、もう一度チャレンジしてみる気持ちがあるかどうか、伺いたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 伊東教育長。
◎教育長(伊東敬一郎君) 熱意を含めて
のお尋ねでございます。 来年度
の事業に関しまして、国から
の求めと申しましょうか、報告リミットが11月になります。それから、規模とか額とか、そういったものについて
の変更、これについては年を越えて2月あたりだろうと、このように考えているところではございます。そういう意味合いからおきまして、11月ということを念頭に置きますと、9月がまずリミットであろうと、ひとつ判断したところであります。そしてさらに、これから松山
の住民
の方々あるいはもっと広く御理解を求めていく
のには、かなり
の時間を要するという認識に立っているところでございます。
○議長(遠藤悟君) 加藤議員。
◆19番(加藤周一君) リミットだと。それで、このリミットといいますか、この申請は年に1度だけな
のですか。
○議長(遠藤悟君) 大石教育総務課長。
◎教育委員会教育総務課長(大石典行君) お答え申し上げます。 今、教育長が申し上げました
のは、翌年度
の事業について、前年度にその事業計画
の提出が年間4回ぐらいに分かれております。その中で、今、教育長が申し上げた11月という
のは、実質上、来年度
の事業を実際にやるかどうか
の判断をする時期が11月ということで、来年
の2月、4回目においては微調整といいますか、内容的にちょっと面積が変わるとか、そういう部分で
の報告
の最終期限が4回目
の2月ということでございます。
○議長(遠藤悟君) 加藤議員。
◆19番(加藤周一君) 私もよく買い物をするときに、ついつい手ごろな値段でとか、内容とか後からこれは失敗したなと思うことがたくさんあります。そういった中で、今回それと比べてはおかしい
のでございますけれども、案外、本当
の心理なんていう
のはそういうところにあると思います。 そういったことからいいまして、本当にたとえ三本木
の皆さんにも迷惑かかる、また、あといろんな意味で、松山
の方も余計なことが降りかかったなと思われるかもしれませんけれども、今後
の行く末を考えれば、それを今回
のこの質疑を通じて、皆さん
の思いといいますか、いろんな思いが教育委員会
の方にも伝わったと思いますし、市長にも伝わったと思います。何とかその辺
のところを踏みとどまって、最高
のものをつくるというような気持ちにはなれないでしょうか。あっさりと聞いておきたいと思いますけれども……。
○議長(遠藤悟君) 伊東教育長。
◎教育長(伊東敬一郎君) お答えをいたします。 私ども
の目指しました
のは、先ほど御答弁申し上げましたように、唐突とは受けとめられても、新市が誕生したわけでございますから、それに伴う合併効果ということを念頭に置いて取り組んできたところでございます。一方におきまして、三本木地域
のことについては、繰り返しお答え申し上げませんけれども、20年来
の構想であって、それが1年、どうしても待つというところまでまいりました。ここでもう1年ということで、両方
の説得ということに-説得といったら大変当たっていないかと思います。御理解を得るためには、特に松山地域というふうに限定いたしますれば、御理解を得る
のには非常に難しい時間であると、そういうふうに判断いたしております。
○議長(遠藤悟君) 加藤議員。
◆19番(加藤周一君) どうぞ誤り
のない判断であってほしいなと願うものであります。 それでは、次に移りたいと思います。 2款1項1目1節、都市宣言起草委員会委員報酬でございます。これについては、制定
のスケジュールとかそういう
のはいただいておりますので、第1回定例会で議決ということであります。この内容は平和都市宣言
のようなものでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) 都市宣言についてお答え申し上げます。 市として考えている
のは、総合計画
の基本方針、それから理念に沿った都市宣言を2本ないし3本と、それから平和都市宣言を考えております。
○議長(遠藤悟君) 加藤議員。
◆19番(加藤周一君) 2月まで二、三本と-二、三本という
のもあれ
のですけれども、2つ3つ
の宣言が一応でき上がる予定な
のですか。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) 今、申し上げた方向で、これらを起草委員会
の委員
の皆様にお伝え申し上げ、委員会
の中で起草をお願いしていくようになります。
○議長(遠藤悟君) 加藤議員。
◆19番(加藤周一君) それで、このスケジュールを見ますと、2月まで本当に時間
の心配-余計な心配でしょうけれども、2つ3つといいますと、環境都市宣言とか、それから平和都市宣言とか、あと交通安全ですか、そういう宣言文、宣言都市というイメージがわきますけれども、そういったたぐい-たぐいって言ったらだめだろうな、そういった崇高なものに限られてくる
のでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) まさに今、議員が例を挙げられた
のも候補
の1つになってくる可能性が高いと思います。
○議長(遠藤悟君) 加藤議員。
◆19番(加藤周一君) そういうもの、一般的な宣言文でございますけれども、大崎市がこれから本当に県北
の雄都として、何といいますか、大きな発展をするためには大変必要なものであると思いますし、ただこれまで旧古川市時代も3つ、4つ
の宣言という
のがありましたが、しかし何々宣言都市とはあっても、それに関した行事とか、市民へ
の啓発事業とか、啓蒙事業とか、そういう
のは余り感じられたことがありませんでした、ただ宣言があったよというだけで。そうではなくて、その宣言をしたならば、それにふさわしいまちづくりを進めるため
の1年に一遍ぐらいは、その宣言
の日をこの大崎市民一堂に会して、それをまた確かめ合うようなことが必要になってくると思いますけれども、そういうことは考えられておりますか。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) その都市宣言をした宣言
の日に合わせたセレモニーとかイベント等については、まだ現段階ではその辺
のところは予定をしておりません。ただ、これから起草委員会で都市宣言が起草されていき、またその中で総合計画なり、平和都市
のその理念、宣言に沿った行動なり、具体的な戦略、事業、こういうものを展開していく過程
の中で、どのような形でこの都市宣言と結びつけていくかという
のは、今後
の課題として取り組ませていただきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 加藤議員。
◆19番(加藤周一君) ぜひ、市民皆様に行き渡るような、そしてそれが生きるような努力をしていただきたいと思うものであります。 それでは、次に移ります。 2款1項5目1節ですけれども、入札・契約制度監視会議委員報酬でございますけれども、これまで
の答弁を聞いておりますと、入札・契約制度適正化方針に沿ってということでございますけれども、簡単に言えば談合防止策ということにもなると思う
のでしょうけれども、その辺
のところはどのようなお考えでありますか。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) 当然、談合などという
のはあってはならないことなので、この監視会議があるなしにかかわらず、その辺は十分意を用いた入札契約制度
の運用を心がけているところでございます。 ただ、この監視会議につきましては、前にも申し上げましたが、6月に制定した大崎市
の入札・契約制度適正化方針、これを判断基準として年2回、この方針に沿った入札契約制度
の運用がなされているか、この辺
のところを監視していく
のが重要な使命になっております。
○議長(遠藤悟君) 加藤議員。
◆19番(加藤周一君) 監視会議ですから、監視が役目な
のだろうと思いますけれども、これはいろんな工事入札契約、それらを全部検証していく中で、先ほど相澤議員
の質疑
の中でございましたけれども、総合評価方式
の導入で地域
の貢献度合いも考えるということがありましたけれども、それで、私、この中でそれに加えて、地産地消
の部分を大きく取り入れてほしいなという思いがありますけれども、この適正化方針にも地産地消
の方針
のもとで地域中小企業へ
の配慮を保つということがありますが、これはどういった程度
の-またどういった評価に値するようなものな
のでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) 地元から資材を調達する、あるいは地元
の業者さん
の中で仕事が行き渡るように、そういう配慮が地産地消
の考え方でございます。そういう方針に基づいて適正化方針もつくっているところでありますが、先ほど言った貢献度については、総合評価方式
の評価項目
の中にこれからどう取り入れていったらいい
のか、また全体
の点数
の配分をどうしていったらいい
のかという
のは、今、るる検討しているさなかでございます。それで、予定どおり20年にはこれを実施していきたいと、そういう準備をしているところでございます。
○議長(遠藤悟君) 加藤議員。
◆19番(加藤周一君) それででございますけれども、次
の市有林
の方でも質疑通告しておりますけれども、実は大崎市、非常に山がございまして、市有林もたくさん、財産を持っております。例えば、この地元
の材料を使った場合は評価はこのようにしますよと、そういう見えるようなものをつくっていただきたいという思いがあります。 先ほど相澤議員へ
の答弁
の中で建設部長が言っておりましたけれども、どうしても自分たち
の積算根拠という
のは、県
の資材、それから労務管理
のやつが積算根拠になっているということでございますけれども、それに大崎市でとれる建設資材であったり、また何かであったり、そういうものを使えばこうだよというようなことを自分たちでもやっぱり努力しなければならないと思いますけれども、やっぱり行政が手本となって、これも自分たち
のところ
の生む宝物
の1つだよというようなことも必要だと思いますけれども、そういうことを取り入れるように検討できるかどうか、お聞きしたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) 非常に地域内
の経済還流に対する重要な御提言と受けとめさせていただきました。それで、そういうものを加味して、総合評価制度をやる場合は評価項目
の中でわかるような形をぜひ取り入れていきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 加藤議員。
◆19番(加藤周一君) 次に、2款1項21目19節ですか、姉妹都市交流事業補助金、減額
の理由など、まずお聞きしたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 佐藤松山総合支所長。
◎松山総合支所長(佐藤眞君) それでは、松山
の交流事業にかかわる分でございますので、私
の方からお答えさせていただきたいと思います。 旧松山町と山形県
の旧松山町と友好町として盟約してから、交流事業を実施してから、本年度で25周年を迎えることになりました。これに伴いまして、山形県
の旧松山町
の方から25周年記念として少年野球、さらにはサッカー、グラウンドゴルフ、シニアソフトボール
の4種目
のスポーツ交流を10月6日に開催する旨
の御招待を受けたところでございます。これら
のことをスポーツ交流参加団体に御説明申し上げ、移動手段となるバス
の手配については、公
の部分、行政で負担するということで組み替え
の予算を上程したところでございまして、例年少年野球が団体を通じて野球大会を実施していたと、そういう関係でトロフィー、あるいは消耗品、あるいは式次第等
のパンフレット等に伴う負担金を助成する意味で負担金3万2,000円、当初予算を計上したところでございます。 今後については、この25周年
の野球に参加し、今後、松山でその後
の野球大会を実施することはないということになりましたので、その3万2,000円については減額をしたところでございます。
○議長(遠藤悟君) 加藤議員。
◆19番(加藤周一君) 交流事業ということですが、それで、これまで各旧1市6町でそれぞれ
の町や、それから海外と交流がなされてきましたし、これからも続くと思いますけれども、この大崎市
の方針として、これから
の交流事業は従来どおり、その旧町
の総合支所で担当して進めていく
のか、それともどこかまとめればといいますか、国内国際交流課か国内交流促進室でもつくってやったほうがいい
のではないかなと、私は思いますけれども、その辺
のところはどのような交流事業
の継続を考えている
のか。推進、継続ですか、それについて伺っておきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 高橋
市民協働推進部長。
◎
市民協働推進部長(高橋幹夫君) それでは、お答えいたします。 今現在までは、まだ合併後、間もなくということもありまして、古川、松山、岩出山、鳴子、田尻、三本木、あと海外では古川、三本木、鹿島台が交流しているわけでありますけれども、今現在は各総合支所、それで本庁においては台東区
の部分を担当しているわけでありますが、今後
の方針については、議員
のお話
のとおり、方向性ということについてはまだ話し合いはされていないところでありますが、相手方によりましては、いろいろ話を聞いてみますと、大崎市全体となった場合に、さて今後どうしようかというふうに相手
の方でも考えているところもあるようでございます。ただし、大崎市としてはもう合併しましたので、一つ
の市というふうなことから、大崎市になって、今現在は大崎市と
の交流というふうなことでありますから、これからもそういうふうな形で大崎市全体というふうなことでとらえていきたいと考えております。 それで、担当する部署と申しますと、総体的には一本にしたほうがいい
のではないかという、内部
の話も確かに出ているところでありますが、今後検討していくということにしているところであります。
○議長(遠藤悟君) 加藤議員。
◆19番(加藤周一君) これから
の大崎市を売る行事として、デスティネーションキャンペーンが非常に重要なことが占めておりますけれども、私はこれまで
の培ってきた交流をここで放しては非常に損だなという思いをするものでありますから、そういうものをかえって大事にしながら、先ほど
の松山
のように25周年になったよと、そのつき合い
の方が、つき合いを大切にした方が非常に有利な-有利だからということばかりではなくても、やっぱり有利な
のですけれども、有利な大崎市
の展開ができると思います。そういった意味では、課でなくても推進室なり置きながら、やっぱり四方八方見渡した大崎市をしっかりとしたものにしていくべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 高橋
市民協働推進部長。
◎
市民協働推進部長(高橋幹夫君) 私たちもそういうふうに考えているところでありまして、これまで
の培ってきた各地域
の歴史等々もありますので、それを大崎市に引き継いで、このネットワークについては本当に大事にしていきたいと考えているところでございます。
○議長(遠藤悟君) 加藤議員。
◆19番(加藤周一君) ぜひ、大事にしてやってください。 次に移ります。 次に、2款5項2目1節でありますけれども、統計調査員等報酬でございますけれども、これについて内訳をお願いします。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) 委託統計
の調査費につきましては、これは10月1日を調査基準日としている平成19年
の就業構造基本調査、これ
の予算でございます。この予算につきましては、この調査が調査地区を選出して実施されるため、合併後
の本市
の調査区
の数や調査員
の数、それから指導員数、報酬単価、こういうものが当初
の予算編成でまだ確定しておりませんでした。これが今回、県交付金が確定したことで補正計上をしたものでございます。調査員
の数は36名、それから指導員については4名になっております。
○議長(遠藤悟君) 加藤議員。
◆19番(加藤周一君) 指導員4名ということでございますけれども、少しちょっと小耳にしたことがある
のでございますけれども、この守秘義務
の徹底といいますか、この就業調査だけではなくて、いろんな意味で調査が5年に一遍あるようでございますけれども、その辺
のところ
の教育指導はしっかりとなさっているかどうか。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) まさにその辺、個人情報が入ってくるものですから、守秘義務については、かなりこれは気を配って、意を配していかなければならないというふうに考えております。それで、ほとんどそういう情報については、封書に入れるとか、あるいはそこにシールを張って外から読み取れなくするとか、そういうことで第三者が個人情報にそのまま接すると、触れるというような状況は回避されているところでございます。
○議長(遠藤悟君) 加藤議員。
◆19番(加藤周一君) 余り確実でないことだから、余りしゃべらないほうがいい
のだろうと思いますけれども、ただそのことによりましては、調査員
の方に言って書き方を教えていただいて、そして今度封書するわけです。ところが、たまたま別
の場所でその調査員
の方が、あそこ、こうだな、ああだなという
のを聞いて、非常に調査された方が憤慨して言っておりましたので、その辺
のところ、やはり行政
の1つ
の悪口にもつながりますので、この守秘義務
の徹底をやっていただければと思います。 次に移ります。 31ページ
の8款3項1目13節河川環境管理業務委託料、この中身、内訳をお願いします。
○議長(遠藤悟君) 福原建設部長。
◎建設部長(福原磨君) この委託料につきましては、鹿島台地域
の中心市街地
の排水を担っております幹線排水路山王江
の堆積した土砂
の撤去にかかる委託料でございます。
○議長(遠藤悟君) 加藤議員。
◆19番(加藤周一君) これは土砂払いでございますけれども、大崎市内、大変広うございまして、いろんな御要望やらがあると思いますけれども、計画的に行われている
のか、それとも雨降って積もったからここは払う
のかという、どういう状況で進められているか。また、計画があればお示しをいただきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 福原建設部長。
◎建設部長(福原磨君) 当該水路につきましては、これまで2ないし3年ごとにしゅんせつをしてきたという経緯がございます。その中で、今回は部分的なものについて堆積があったということで、2カ所ですけれども、そこ
の部分についてしゅんせつを行うということになってございます。今後、例えばこれがまた大分堆積をいたしまして、流出量に影響があるということであれば、それ
の対応をしていかなければならない
のかなというふうには考えてございます。
○議長(遠藤悟君) 加藤議員。
◆19番(加藤周一君) それで、かなりその地区によっては、建設課や市長に要望を出しておるところもありますが、なかなか目に見えるような整備といいますか、計画があれば何年後にこのようになりますということも示すことができますけれども、どうしてもはっきりしたことが言えないというつらさもあるわけでございますから、もし市内
の河川
の、河川はほとんど大きな川は国で、あとは支川、一級河川でも支川になれば県
の管轄ということになりましょうけれども、大崎市内にある河川
の改修工事ということで、市民
の要望あるところなどはどのような対応をなさっていくつもりか、お尋ねしておきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 福原建設部長。
◎建設部長(福原磨君) ただいま申し上げました
のは、市が管理している河川ということです。今、議員
のお話
の件につきましては、きっと県管理河川になる
のかなと、このように思われます。市が管理している河川という
のは余りございませんので、準用河川でございますので、その中で、これまでやはり各地区
の河川愛護会よりいろいろと御意見をいただいてございます。その都度、県に伝えまして、現地も確認をしていただきながら実施していただけるようお願いしているところでございます。 今年度から樹木
の栽培などを予定している箇所はお聞きをしてございますけれども、これはあくまでも県
の河川ですけれども、お聞きしてございますが、堆積している土砂
の撤去につきましては、反対に洗掘されている場所もあるというようなことで、地区
の区長さん方と相談
の結果、重機を入れて、河床を整正する方向で、その辺は調整をさせていただいているということはお聞きしてございます。 いずれにいたしましても、今後そういう箇所がございましたら、これまで同様、引き続き県
の方に要望をしていきたいと、このように思ってございます。
○議長(遠藤悟君) 加藤議員。
◆19番(加藤周一君) 要望がございましたらって、いっぱいある
のです。その辺
のところは少しは、ここで細々と言うつもりはございませんけれども、ぜひ早い時期に改修整備されますことをお願いしたいと思います。 それから次に、39ページ、10款5項4目11節、学童農園、この中身、これどういうあれだかお願いします。
○議長(遠藤悟君) 簡野教育次長。
◎教育次長[生涯学習](簡野寛義君) お答えいたします。 今回
の学童農園
の修繕料でございますが、この学童農園は鹿島台地域にある施設でございまして、設置後27年が経過いたしまして、今回、水銀灯とかキャンプ場
の蛍光灯、虫取り機あるいは給水弁
の修理など
の修繕料として計上したものでございます。 また、中身につきましては、学童農園につきましては、児童と生徒
の勤労体験
の学習
の一環として、農作物
の生産活動を通じて働くこと
の喜びや収穫
の喜びを会得させるということで、そういう体験学習を通じながら合宿をする、そういうような施設でございます。
○議長(遠藤悟君) 加藤議員。
◆19番(加藤周一君) これは、何かお話を伺いますと、非常に立派な学童農園らしくて、これは鹿島台
の方々だけ使っておるところですか。
○議長(遠藤悟君) 簡野教育次長。
◎教育次長[生涯学習](簡野寛義君) 大崎市になりましてからは、大崎市全体
の社会教育施設として位置づけておりますので、従来は鹿島台地域を中心とした利用が主でございましたが、現在につきましては、それぞれ
の市民
の方々、幼稚園、小中学校
の方々も利用できるということになっております。
○議長(遠藤悟君) 加藤議員。
◆19番(加藤周一君) それで、実はうち
の方からもここに行ってきた方がありまして、しかし、よそ
の-よそってことないね、大崎市内ですけれども、かつて町
の、旧鹿島台町ではとんでもないいいものをつくってくれたなと、そういう声が聞かれまして、おら方で借りられる
のだべがということがあったものですから、ちゃんと申し込めば、借りられますと話ししておった
のです。それで、ああいう施設、おらほにも欲しいねという話も出る
のですけれども、お金はないけれどもということで、できれば使ってほしいという話をしている
のですが、この施設は大崎市内
の小中学校にはどのようにPRをしている
のですか、していない
のですか。
○議長(遠藤悟君) 簡野教育次長。
◎教育次長[生涯学習](簡野寛義君) まず、PRといたしましては、教育要覧
の中に施設
の紹介などをしておりますが、あとはそれぞれ各学校
の校長先生あるいは教頭先生など
の方々と、それぞれ
の事業
の展開
の説明をしております。そういう地域で
の中でこういう施設があるということで利用していただきたいという、そういうPRはいたしております。
○議長(遠藤悟君) 加藤議員。
◆19番(加藤周一君) それで、お聞きしますと、宿泊施設も整備されていると伺っておりますけれども、大体年間何団体、何百名ぐらい
の使用な
のでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 簡野教育次長。
◎教育次長[生涯学習](簡野寛義君) 18年度
の利用実績といたしましては、施設
の利用者数で申し上げますと5,462人という、そういうことになっております。実際、参考までですけれども、この施設、54年から55年にかけて整備された事業でございますが、年間
のトータル
の中では21万9,000人という、そういう延べ人数
の利用ということが一応実績としてあります。
○議長(遠藤悟君) 加藤議員。
◆19番(加藤周一君) それで、宿泊
の関係な
のですけれども、利用者はあると思いますけれども、これは小中学生だけ限定でしょうか。
○議長(遠藤悟君) 簡野教育次長。
◎教育次長[生涯学習](簡野寛義君) 小中学生だけでなくPTA
の、親
の方、そういう方々もこの中で利用できるというようになっております。
○議長(遠藤悟君) 加藤議員。
◆19番(加藤周一君) では、これは申し込みがあれば、いつでも大崎市
の親と小中学生であれば利用できるということですね。-わかりました。 次に移りたいと思います。 次に、議案第120号ですけれども、市有林事業特別会計
の補正予算、これ
の中身
の説明をお願いします。
○議長(遠藤悟君) 富田産業経済部長。
◎産業経済部長(富田幸三君) 今回補正をお願いしました工事請負費でございますが、これは岩出山地域
の栗原市寄りにあります下宮山市有林におきまして、山中腹部分に流出
の部分が出ましたので、それ
の補修を行うというものでございます。
○議長(遠藤悟君) 加藤議員。
◆19番(加藤周一君) 流出
の部分という
のは、道路へ
の流出ですか。
○議長(遠藤悟君) 富田産業経済部長。
◎産業経済部長(富田幸三君) 国道457号沿いということで、直接道路にすぐに影響があるということではございませんけれども、放置すると国道457号に影響が出るという判断をさせていただきましたので、国道わきに堆積している土砂を撤去したいという考えでございます。
○議長(遠藤悟君) 加藤議員。
◆19番(加藤周一君) それでは、ちょっと関連でございますけれども、この市有林、先ほども言いましたように非常に広大な面積を持っておりますけれども、これを生かすため
の計画とか、またこの整備とか、そういう計画はつくってある
のか、これからつくる
のか、このまま構わないでおく
のか、伺っておきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 富田産業経済部長。
◎産業経済部長(富田幸三君) 合併前、市有林、町有林を持っていました旧古川市、旧岩出山町、旧鳴子町、1市2町でございました。それが合併いたしましたので、市有林
の適正かつ効率的な経営を目指すという意味で、森林施業計画あるいは経営計画
の策定作業を現在進めているところでございます。 第1段階といたしまして、3,024ヘクタールございますこの市有林でございますが、その市有林経営をする山とその他
の一般山林とに区分する作業を現在進めてございます。収入見込みや施業に要する経費等々
の財源的な手配等を検討しながら、最終的に施業計画、経営計画を策定するには、3年ぐらい
の時間がかかる
のではないかというふうな思いで進めておりますが、できるだけ早く策定を進めてまいりたいというふうに考えてございます。 〔「終わります」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 次に進みます。 26番山村康治議員。
◆26番(山村康治君) 今回
の質疑、34人中32番となりました。いよいよきょうは質疑最終日ですけれども、その後にも大分重大な局面があるようでございますので、手短に簡潔に質疑したいと思います。よろしくお願いします。前議員さんと重複する部分もあろうかと思いますけれども、確認も含めまして質疑いたします。 まず、6款1項7目
のマガン
の里推進事業についてお伺いしますが、今回
の補正減50万円ですか、その内訳をちょっとお伺いします。
○議長(遠藤悟君) 横山田尻総合支所長。
◎田尻総合支所長(横山静雄君) マガン
の里推進事業
の減額
の関係でございますが、これにつきましては、2万6,000円
の社会保険料、これは職員
の雇用保険分でございますが、これ
の増額、さらには蕪栗沼・周辺水田地区環境調査等委託料50万円
の減額でございます。この50万円
の減額につきましては、市がNPOに委託をして実施する予定でございましたが、本年度
の調査につきましては環境省
の自然再生事業ということで、環境省直轄調査ということで実施することになりましたために、今回減額をお願いするものでございます。
○議長(遠藤悟君) 山村議員。
◆26番(山村康治君) それで、その環境省
の直轄事業となったということな
のですけれども、いわゆる事業内容、50万減になった
のですけれども、調査委託料としましては100万円あった
のです。そのうち
の50万減になった
のですけれども、環境省
の分が50万円直轄、あと
の50万はどのような形でやる
のか、お伺いします。
○議長(遠藤悟君) 横山田尻総合支所長。
◎田尻総合支所長(横山静雄君) 委託料100万
のうち、今回50万減額をさせていただきましたが、残り
の50万につきましては、ラムサールフェスティバル
の予算として計上してございまして、これは市
の予算で今年も実施するといった予定でございます。
○議長(遠藤悟君) 山村議員。
◆26番(山村康治君) 蕪栗沼周辺に間もなくガンが飛来して、本当に冬
の風物詩として名高い風景になろうかと思います。そういう中にありまして、ふゆみずたんぼを生産している農家
の方々、非常に頑張っておられます。20ヘクタールという面積で化学肥料を一切使わないで、農薬も使わないでという形
の中で、本当に手作業を主に頑張っているわけですが、しかしながら、それは非常に報われた形
の中であるわけです。販売戦略もきちっとされていますし、その体系が確立されているというふうには感じております。 しかしながら、一方、一般
の米農家は非常に今回
の低米価
の発表、概算金がありましたけれども、それを契機としまして非常に農家経営が厳しくなるだろうというふうに予想もされています。それとあわせまして、地域経済にもかなり大きなダメージがある
のではないかというふうに感じております。 そういう中ですので、ふゆみずたんぼ米を初め、あるいはまた鳴子
の米プロジェクトですか、それから鹿島台
のシナイモツゴ
の郷
の米という
のですか、本当に地域
の特色をストレートに米という生産物にあらわして販売戦略をやっているわけですが、一般
の米農家
の方々に対する市として
の何らかの形
の中で支援策を、端的には講じられないと思う
のですが、いろんな形であろうかと思います。それをもしお持ちであればお伺いしたいなというふうに思います。
○議長(遠藤悟君) 富田産業経済部長。
◎産業経済部長(富田幸三君) 大崎、東西に80キロという細長い地域でございまして、それぞれ地域
の環境も大分異なっております。そういった中で、やはりこれから米にとどまらず、環境をどう生かしていくか、環境保全型といいますか、農水省も生態系を重視した農業体系というものを改めて見定められているようでございます。やはり、大崎市におきましても、環境保全型農業というもの
の推進が一番重要ではないかというふうにとらえてございます。 そういった中で、現状をつぶさに見させてもらいますと、農家個々でも取り組めるような、いわゆる汎用型といいますか、そういった意味では特別栽培米といいますか、そういったものをJAを中心にした取り組みがなされているというふうに思っております。それから、ただいま議員からお説がありましたふゆみずたんぼ米とか、鳴子
の米、東北181号とか、そういったものは地域づくりと一体となった地域個性型といいますか、そういった農業経営
のあり方に二分される
のではないかなというふうに思っております。 その中で、汎用型といいますか、地域づくりとは一体とならなくても、一戸一戸
の農家が取り組んでいけます、従来、減農薬、減化学肥料栽培米という形で取り組んできました、そういった特別栽培米
の取り組みなどについては、今後エコファーマーもいらっしゃいますので、そういう方々とネットを組みながら進めてまいりたいなという、そんな思いでいるところでございます。
○議長(遠藤悟君) 山村議員。
◆26番(山村康治君) ただいまエコファーマーということが出ましたけれども、けさ冒頭に産業経済部長が、いわゆる農地・水・環境保全向上対策について
の答弁がありました。その取り組み状況から見ますと、非常に農家あるいは農村にとってはすばらしい制度だなというふうに感じてきましたが、何かしら農政を進めるに当たっては、いまいち制度
の運用が効率的ではないというふうに、こう感じている
のです。ですから、農家そのものにも迷いがありましたし、あのような最終的な取り組み結果になった
のだろうというふうに感じられます。 それで、今回
の米価が非常に急激に下落したというふうなこと、あの制度をきちっととらえた中で取り組みがされていれば、幾らかでも軟着陸といいますか、そういう形になった
のではないかというふうに思いますので、いわゆるこれからは、その農政
の進める立場にあるところでは、きちっとした制度、政策を遂行していただきたいというふうに思います。 次に移ります。 温泉事業についてお伺いします。 これも何人か
の議員から質疑がありましたけれども、加護坊温泉さくら
の湯です。平成17年にオープンしました。氏家議員から
の紹介もありましたが、オープン以来75万人
の入館者ということで、非常ににぎわいを見せております。しかしながら、市長もちらっと答弁
の中でお答えいただきましたが、経営的にはかなり厳しい
のだという状況なようでございます。 それで、1号源泉
の掘削から2号源泉掘削まで、どれくらい今まで事業費を投じた
のかなというふうにちょっと調べてみましたら、7億6,800万投じられていると。非常に巨大なプロジェクトでありました。それとあわせまして、指定管理委託料があそこ
の分だけで年間500万というように、非常に市
の財政からすれば厳しい状況にある
のです。 氏家議員は、その分、入湯税が入っている
のではないかというふうなこともありましたけれども、平成17年においては1,890万、18年では1,920万
の入湯税が市
の方に歳入として入っているという状況でございます。施設が今まだ新しいということもあって、維持管理そのものは大きくはかからない
のだろうというふうには思いますけれども、温泉
の専門業者から言わせますと、あの成分からして1号源泉は5年くらいがいいところではないかというふうにも言われています。そうした場合に、オーバーホールで済む
のかなというふうに思いがちな
のですが、あの成分
のやつですと、オーバーホールでは済まないと。むしろ、オーバーホールする
のであれば、また新たに掘削したほうがいいだろうというようなこともお話がありました。といいますと、1号、2号合わせまして5年ずつやっていかなければならないということになりますと、入湯税では到底間に合う状態ではない
のだろうというふうに考えます。 それらを含めまして、今回
のつなぎ込み、1号源泉
のときはきちっと成分検査していただきました。そこから80メートルほどしか離れていないものですから、同じ泉質
のものが出るだろうということで想定されていた
のかどうか、まずお伺いします。
○議長(遠藤悟君) 横山田尻総合支所長。
◎田尻総合支所長(横山静雄君) お答えをいたします。 掘削前につきましては、同成分
のものが出るものと予想して掘削したところでございますが、距離が90メートルといったかなり近い距離ではございましたが、大分成分が違うという結果になったところでございます。
○議長(遠藤悟君) 山村議員。
◆26番(山村康治君) 同じような成分であれば、1号源泉
の配管に今回
の2号源泉
のつなぎ込みさえすれば、交互に使える
のだろうというふうに思いますけれども、今回はあに図らんや全く泉質が違うということで、ただ単につなぎ込みしただけでは、私は使用できない
のではないかというふうに思う
のですが、そのつなぎ込み後
の1号と2号
の源泉
の運用形態はどのように考えておられる
のでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 横山田尻総合支所長。
◎田尻総合支所長(横山静雄君) その点につきましては、これまでもお答え申し上げましたとおりでございまして、1号源泉
の不測
の事態
の運転、さらにはメンテナンス時
のバックアップといった補完的機能によりまして2号源泉を使いたいと考えてございまして、これは1号源泉、2号源泉ともに温泉
の長寿命化が図られるといった考え方に立っているところでございます。
○議長(遠藤悟君) 山村議員。
◆26番(山村康治君) 不測
の事態あるいはメンテ
の期間ということがありましたけれども、いわゆる定期的にサイクルをもって運用するという
のではないようですけれども、しかしながら、源泉
の長寿命化とはいいながらも、現在
の料金体系から見ますと、幾ら入館者がふえようが、なかなか経営としては利益につながらない
のだろうというふうな思いであります。何しろ2時間券400円ですから、そのうち
の入湯税70円ですか、あと消費税がそこからまた引かれるということになりますと、おおよそ300円ちょっとぐらいで運用しなければいけないということで、あそこを経営している担当者は言っておられます。 そういう中で、市長もこの間
の答弁
の中では、いろんな方策があるけれども、料金
の見直しも場合によってはあるだろうということがありましたけれども、現時点では400円だから来ている
のではないかと、600円、800円ぐらいになると、なかなかあそこまで来てくれるお客さんも少なくなる
のではないかなという思いがあります。 そういう中にあって、いずれにしても、市が直営で管理委託はしているにしても、経営形態をとっている今
の形では、財政上かなり厳しくなる
のではないかというふうに思われますので、それらを受けた場合、将来的に完全民営化という形
の中で考えていない
のかどうか。これは市長さんどうでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 河合副市長。
◎副市長(河合堯昭君) 三セク
の担当ですので、お答えさせていただきます。 将来的には自立していただくという方向で考えております。これはすべて
の三セクについて同じ方向でおります。
○議長(遠藤悟君) 山村議員。
◆26番(山村康治君) まだ施設オープンして2年ちょっとです。まだ新しい
のです。今
のうちでないと、将来的とはいっても、遠い将来ではなくて、近い将来ぐらい言っていたほうがいい
のではないかというふうに感じている
のですが、私
の解釈からすれば、近い将来というふうな形でとらえさせていただいていいでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 河合副市長。
◎副市長(河合堯昭君) 何よりも力をつけていただかないことにはどうにもならないので、その力をつけていただくように働きかけておりますし、また私もそこ
の経営
の中にかませていただいております。 ですから、遠い将来というよりも、できるだけ早いほうが、私はベストだと思っております。
○議長(遠藤悟君) 山村議員。
◆26番(山村康治君) 私を初め、温泉嫌いな人はいないです。安ければ安いほど、なおいいおふろであれば、ゆっくりくつろげるという感じがするわけです。しかしながら、私たちからすれば、どうしても経営というものも頭から離すことはできない
のでありまして、今、副市長さんがおっしゃいましたように、近い将来に経営形態を含めて、きちっと三セクも全体も含めまして考えていただきたいというふうに感じております。 次に移ります。 田尻
の萬嶺閣という建物がある
のですが、多分御存じない方もいると思う
のですけれども、これはあそこに旧田尻町
の誘致企業でありました万国工業という会社がありました。そこはもとは田尻中学校
の跡地でございます。その敷地内に、その会社
の社員
の研修センターという名目で、すばらしい建物が建った
のです。それを15年に田尻町
の方に寄附されました。それで、その運営、運用につきましては、これまでも大分頭を悩ませてきたと思われますけれども、ここ
の萬嶺閣
の管理費、年間約400万円、ことしは364万3,000円ですか、当初予算でありました。しかし、今回44万5,000円が減というふうになりましたが、まずもってその部分、お伺いします。
○議長(遠藤悟君) 簡野教育次長。
◎教育次長[生涯学習](簡野寛義君) 田尻
の萬嶺閣につきましては、今、山村議員がおっしゃったような経過で、今現在につきましては社会教育関連
の施設ということになっております。それで、今回44万5,000円
の減額をした理由でございますが、この施設
の中でボイラーとか空気
の調整機
の保守点検委託料が、今回、点検業務委託料
の確定に伴いましてこれを減額するものでございますが、さらに今まではエアコン
のフィルターとか、換気扇
の点検、清掃、これ年2回ずつやっていた
のですけれども、これらを今度は職員でするということになった、そういうこともありまして、さらに大きく減額をしたということで、そういう内容になっております。
○議長(遠藤悟君) 山村議員。
◆26番(山村康治君) 管理費
の減額は、本当にまことにすばらしい取り組みだというふうに思います。なお、職員
の方が率先してそれを行うということになれば、これ以上
のことはない
のだろうというふうに思われます。 しかしながら、市長もこの間、移動市長室ですか、その際に現地を見ておられるというふうに聞きましたけれども、すばらしい建物がゆえに、一般
の社会的な事業にはなかなか利用できないというところがある
のです。それで、あそこを寄附されたときには、いわゆる本当に何ていう
のですか、普通
の文化活動ではなくて、高尚な文化活動に貸しますよというような、そういう多分何かあった
のだろうという記憶がある
のですけれども、そういうことがありますので、非常に利用者が少ない
のです、制限されていますから。ちなみに、18年度、10回ほど利用されている
のですが、162人です。それで、これは利用料も決まっていますから、半日幾らというふうにありますけれども、利用料金が年間で7,200円な
のです。 これしか利用者、利用料が入らないというふうになれば、管理委託でもない
のですが、すべてこれはむしろ職員
の方がやってもらってもいいと。ところが、あの建物からすると、それは多分無理な
のです。そうした場合には、今
の状態でいるということは、かなり財政負担だけになってしまって、さっきも年何回かという話ありましたけれども、ふだん締め切っているものですから、非常に建物そのものも傷みやすいだろうし、利用者が行ったとき、カビ臭いという
のですか、そういう状況な
のです。ですから、今
のままでは幾ら立派な建物だと利用者に訴えても、現実はそうはいかないだろうというふうに思います。 しからば、今後どのようにすればいい
のかというふうに、私自身も非常に考えていますけれども、これは私ならず、担当課であるほうでよく考えておられると思う
のですが、もしその利活用について案がありましたらお聞かせ願いたいというふうに思います。
○議長(遠藤悟君) 簡野教育次長。
◎教育次長[生涯学習](簡野寛義君) 施設
の利用状況につきましては、今、おっしゃられたとおり、18年度で10回、162人、19年度になりましてからは20回で279人という、8月現在ですけれども、そういうような利用状況になっておりますが、どうしても使用する団体が特定された団体とか、どうしても田尻地域
の方々というふうな状況になっております。 それで、8月
の庁議
の際にも伊藤市長から、先般、田尻
の移動市長室に行ってこの施設を見てきたと、実際使って立派な施設だということで話を伺っております。それで、その具体的な使用方法、特にこの萬嶺閣もですけれども、先ほど
の鹿島台
の関係
の学童農園も、あるいはそういうところもいっぱいある
のですが、こういう施設を有効に使う方法を考えてみろという、そういう宿題を出されております。私たちも、これまではそれぞれ
の地域で
の施設として使ってきたものを、今度は大崎市全体
の施設としてそれをどのように活用するかという観点に立ちまして、社会教育施設なものですから、それぞれいろいろPRをしながら有効な利用を今後考えていきたいと思っております。
○議長(遠藤悟君) 山村議員。
◆26番(山村康治君) この萬嶺閣ならず、市内には多く
のそういう施設があろうかと思います。それで、その利用率を見れば、いかにその利用率
の低さという
のがわかるかと思います。非常に偏った使い方をされている
のです。ということは、だれでも使えるような部分と、なかなかこう制限があって厳しいとか、あと夜は使えないとかということもありますので、それらも含めてこの萬嶺閣、ぜひ利活用がふえることを期待したいと思います。 もとは中学校があった場所ですから、それで薬師というところですので、非常に環境
のいいところです。しかしながら、あの建物だけがあって周囲が山ということもありまして、なかなか目立たない
のです。ですから、ぜひ近いうちに現場を見ていただいて、利活用を考えていただきたいというふうに思います。 次に行きます。 大崎市公園条例
の一部を改正する条例、いわゆる切伏沼公園
のことな
のですけれども、これは只野議員も質疑されておりましたが、これは平成8年に着手した
のです。宮城県
の事業で水質保全対策事業ということで平成8年から取り組みまして、昨年完了したということでございます。 それで、その沼本体も含めまして、全体
の敷地面積が4万6,030平米という非常に広いところでございます。その中に、ほぼ中心にすばらしい管理棟も建てられまして、本当にこの近隣にはない公園ができ上がりました。しかしながら、また経費というか、工事費も、いかに県
の工事とはいえ7億6,400万
の事業で、これもまた大きなプロジェクトとして取り組まれてきた経過があります。 しかし、今
の状態ですと、只野議員
の質疑にもあった
のですが、ほとんど
の人は知らない
のではないかというふうに思います。その切伏沼にはヒシ、あれも群生していますし、ヒシがあるということは非常に水がきれいだということが実証される
のでしょう。その下流には、北小塩地域で農地・水・環境に取り組んでいる、いわゆる生き物水路と言われる水路があります。ですから、あの辺一帯が非常に水がきれいで、生き物がいっぱいいるというところな
のです。ですから、そういうすばらしい場所ですから、これもさっき
の萬嶺閣と同じように利活用、市民に広報、PR
の仕方を考えていただいて、本当に安らぎ
のあるひとときが過ごせる場所という
のをおつくりいただきたいと思う
のですが、この利活用についてはどうでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 福原建設部長。
◎建設部長(福原磨君) 先日も13番議員にお答えをいたしました。その利活用につきましては、市長
の方からもいろいろと指示を受けてございまして、今後どのように利活用する
のか検討しろというようなお話を受けてございます。 ただ、先日もお話し申し上げましたように、施設
の活用や、そしてまたよりよい利用というようなことで、地元
の方々と、それから管理組合
の方々
の助言や提言を受けながら、今現在検討しているということで、いろいろと御提言を受けてございますので、それらを踏まえながら、管理組合
の方々と一緒になってその辺を検討しながら、そしてなおかつPRに努めていきたいと、このように思ってございます。
○議長(遠藤悟君) 山村議員。
◆26番(山村康治君) できたばかり
の公園ですので、今はもう芝もきちっと刈られていますし、管理棟もきれいなので、ぜひ、今、ヒシも青々とありますので、部長さんは多分まだ行っていないと思われますので、ぜひ一回見てもらって、あそこに行けばどのような利用方法があるかという
のがぴんとくると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 以上で終わります。
○議長(遠藤悟君) 次に進みます。 28番木内知子議員。
◆28番(木内知子君) ラストから2番目ということで、もう少しでございます、皆さん。お聞きください。 通告に従いまして質疑をさせていただきます。 私は、今回1点に絞って通告をさせていただきました。ちょっとこだわりがありまして、市長にお伺いしたいところでございます。 議案第119号平成19年度大崎市
一般会計補正予算、説明書11ページでございます。2款総務費1項1目1節、都市宣言起草委員会委員報酬52万円についてであります。まず、この内容について御説明をお願いいたします。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) お答えを申し上げます。 まずは、報酬は、委員13名以内を予定しておりまして、1人1回5,000円
の8回で52万円になっております。
○議長(遠藤悟君) 木内議員。
◆28番(木内知子君) この都市宣言
の起草委員会
の募集要項、これは広報9月号に載っております。ここにちょうどこうある
のですけれども、もう締め切りがあしたな
のです。9月3日から21日までということで、期日が迫っております。この中に「書類及び作文審査により選考し」とございます。この審査基準、そしてまただれが選考する
のか、お示しいただきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 高橋総務法制課長。
◎
総務部総務法制課長(高橋英文君) 今お示し
のように、広報で公募をさせていただいてございますが、残念ながら現在
のところ1名
の方
の応募で、あすまでに多く
の方
の応募をいただければなというふうに考えてございます。 審査基準ということでございますが、そこにもお示しをいたしておりますように、そういう都市宣言について関心をお持ち
の方で、そういう審議に参加できる方というふうなことで、審査をさせていただきたいというふうに考えてございます。
○議長(遠藤悟君) 木内議員。
◆28番(木内知子君) ちょっと残念です。もう少し応募がある
のかなと思っておりました。 先ほど委員が13名ほどというふうなことでございました。若干名ということで、二、三名ぐらいは期待していたようでございますが、実際、この現状を今お聞きして1名ということですが、あすまで変わらない場合、例えば募集
の延期等を考えますか。
○議長(遠藤悟君) 高橋総務法制課長。
◎
総務部総務法制課長(高橋英文君) 公募等
の手続等もございますので、現在
のところは延期については検討いたしてございません。
○議長(遠藤悟君) 木内議員。
◆28番(木内知子君) そうしますと、インターネットでごらんになっている皆さんも、ぜひ応募をしていただきたいと思います。 それで、前に全協で、私ども議員
のほうには、この都市宣言
の制定
のスケジュールが渡されておりますが、市民
の皆さんには知らされておらないと思いますので、その都市宣言制定
のスケジュールをお示しいただきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) お答え申し上げます。 現在、今総務法制課長がお話し申し上げましたように、一般公募
の分と総合計画
の審議会
の委員、それからまちづくり協議会から
の推薦、こういう方々で委員を構成していきます。それで、10月に入って、その宣言文
の検討を、早速、起草委員会でやっていただきます。それで、11月中には宣言文を決定すると。それで、12月に入ってパブリックコメント
の手続、これはホームページとか市政情報センター等で見られるようにしておきます。それで、12月にパブリックコメント
の手続を実施して、これ
の意見
の調整作業をやります。それで、来年
の1月には政策調整会議、庁議を経まして、その後、都市宣言
の庁内検討委員会でも最終的な検討をして、都市宣言文
の案を確定していきたいと思います。それで、2月
の第1回定例会、ここに都市宣言
の提案をしていきたいというふうに考えているところでございます。
○議長(遠藤悟君) 木内議員。
◆28番(木内知子君) 部長、ちょっと今確認をさせていただきたい
のですが、さっき
の審査基準、だれが選考する
のかということですけれども、このように私、理解している
のですが、よろしいですか。 一般公募若干名、今1名ですけれども、3名とします。あと総合計画審議会
の委員が数名、まちづくり協議会7地域7名、総務法制課
の事務局1人というふうなことで伺っておりますが、これでよろしいですか。
○議長(遠藤悟君) 総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) そのとおりでございます。
○議長(遠藤悟君) 木内議員。
◆28番(木内知子君) それでは、概要が明らかになりましたところでお伺いをする
のでございますが、この募集要項にあります、ここには②になっておりますが「私が考える平和都市宣言」についてお伺いをするものでございます。なぜここに、「平和都市宣言」が入らなければならなくなった
のかということでございます。当初は、これは別途に制定される計画があったはずでございます。 確認
の意味で経緯をちょっと振り返ってみたいと思う
のですが、本年
の第2回定例会、これは6月28日でございましたが、私が一般質問をしております。そして、市長
の政治姿勢を伺う中で、非核平和都市宣言を行うことになぜ消極的な
のかと、こういう問いをさせていただいております。なぜなら、昨年6月
の第1回定例会で、これ予算特別委員会で
の我が党
の小沢議員
の総括質疑でございましたけれども、18年度中に行いたいというふうに市長は表明しておられた。そして、その後、議員
の皆さんも覚えていらっしゃると思いますが、その直後です。執行部より依頼がありまして、議会から
の検討委員5名を選任して待機をしておりました。にもかかわりませず、説明もなく、年度内に会議は1度も開かれませんでした。そして、19年度に持ち越された
のであります。 そして、この約1年後、本年、この6月28日
の市長
の答弁、このようにお答えになっておられます。「平和都市宣言につきましては、制定に向けて
の準備を進めているところでありますが、準備が見えないということであります。関係課で構成する都市宣言庁内検討委員会を組織して、11月3日に開催される市政功労者表彰式に間に合うように、宣言
の準備を進めたいと考えているところであります」、こういうものでございました。これは、正式な答弁でしたので、これを聞いた関係
の方々は喜んだわけです。そして、議会
の検討委員と
の協議が行われました
のは、何とつい先ごろ
の7月24日、8月7日でありました。そして、その後、8月23日
の全員協議会で、先ほど示されましたスケジュール
のように、総合計画と
の兼ね合いで、他
の都市宣言と同じ時期に公募し、制定することにしたという報告であった
のであります。 これまで皆さんもお聞きになって、これをそうですかと納得する方がいるでしょうか。これまで
の一連
の流れを見たときに、二転三転して一体なぜこのようなことになった
のか、市民
の皆さんに納得
のいく説明を求めるものであります。また、議会検討委員5名はどのような権限と役割をもって参加した
のか、申請を求めてきた
のか。そしてまた、このときに、ほかに-執行部になると思いますが、どのようなメンバーが参加し、この2日間話し合われた協議内容も含めてお示しをいただきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) お答えを申し上げます。 ただいま木内議員が時系列的に、この非核平和都市宣言に関する執行部
の答弁、対応についてお話しいただきました。まさに、時系列的に申し上げますと、この準備手続、準備作業が、これは事務方がなかなかその辺
の対応ができなかったと、市長がお約束したことを具現化できなかった事務方
のトップとして
の私
の責任だというふうに思っております。ここについては深くおわびを申し上げたいと思います。 それで、この平和都市宣言につきましては、なかなか18年度中に開催
の機会を得られなくて、7月24日、8月7日、議会から
の代表
の委員さんを交えて、いわゆる検討会議を開かせていただきました。その中で、執行部として
の考え方、大崎市として最初に出す都市宣言、これは総合計画もつくることでありますから、総合計画
の理念を反映させた都市宣言もぜひここに盛り込んでいきたいと。そのほかに、議会
の議員さん方から御提言をいただいております非核平和都市宣言、まさに人類崇高
の理想をうたった都市宣言と、これとあわせて大崎市
の都市宣言としたいというようなことをお伝え申し上げ、議会代表
の議員さん方からもいろいろと御意見をいただきました。 そうしたときに、これから
のスケジュール的に、当初市長がお約束した11月3日にはどうしても間に合わないというようなことで、私どもが議会
の委員さん方にお願いをして、その中でいろいろアイデアを出していただいたところでございます。その中で、この起草委員会をつくって、広く市民
の意見を聞き、巻き込んだ形で、そういう平和都市宣言も含めた都市宣言を起草してもらい、策定をするというような方向に合意を見出していったところでございます。その辺について約束どおりいかなかったということは、まさに私ども
の責任というふうに痛感をしているところでございます。 〔「答弁漏れあります、検討委員
の役割」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) 検討委員
の役割については、当初はこの非核平和都市宣言、これを事務局と議会代表
の5名
の委員さん方で、その辺
のいろいろと構想段階から成案まで練っていこうというようなことが役割でございました。その役割をこの7月24日、8月7日
の会議
の中で、それに総合計画
の理念に沿った都市宣言も含めてもらうというような形で、そこから内容が変わっていったということでございます。これは私どもがお願いをして、議会代表
の委員さん方からいろいろとアイデア、御意見をいただいて起草委員会を制定して、その中で検討するという方向に変わってきました。その中でいろいろと御意見、アイデアをいただいたということでございます。
○議長(遠藤悟君) 木内議員。
◆28番(木内知子君) そのいろいろというアイデアという
のは、どういうことでしたか。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) 当初、我々は、起草委員会をつくってという、そういう構想は持ち合わせておりませんでした。その辺について、まさにそこが新しいアイデアであり、私ども
の発想を超えたところに議員さん方
のほう
の知恵があったということだととらえております。
○議長(遠藤悟君) 木内議員。
◆28番(木内知子君) 私ども議員も、この検討委員5名を選出するときに、作文をするまで
の任を持った委員だというふうに認識しておりました。それがいつの間にか変わっていたと。そして、お話を伺いますと、そしてまたこのスケジュールをよく見ますと、7月24日と8月7日
の、このポツ印
の内容、ちょっとコメント書いてある
のですが、24日は平和都市宣言制定
の考え方、進め方協議とありますが、8月7日になりますと、平和が抜けまして、都市宣言制定
の考え方、市民参加
の方法等を提示と、こういうふうに内容が変わっている
のです。 はっきり申し上げますと、参加した委員に聞きますと、とにかく参考意見を聞かれたというふうなことだったということです。そして、あくまで平和都市宣言を制定すると、その方向で参加している委員という認識が皆さんおありなわけですから、それを総合計画と別途に、これを先に別枠で制定すべきだと、こういう意見も出たはずでございます。それは多数を占めたと聞いております。それを参考
の意見としてお聞きになって、それでかつ延期ということになる
のですか。その辺がよくわかりません。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) それぞれ検討、協議
の内容
のことでございますが、7月24日
の第1回
のこの協議
の中では、確かにいろいろそれぞれ委員さん方から意見が出されました。そういう中で、今お話ありましたように、平和都市宣言は別途でという意見も確かにあったというふうに記憶をしております。 それで、それぞれ執行部、それから議員
の代表
の委員さん方、それぞれ固有
の考え方があり意見がありまして、そういうものを今度は第2回
のこの会議
の中で、それぞれ
の個別意見
の中から全体として
の総体にまとめていくというふうな会議になっていきましたので、その辺
のところで意見調整をして、それは起草委員会を立ち上げて、起草委員会
の中に市長部局
のほうで申し上げている総合計画
の策定審議会
の委員、それから各まちづくり協議会
の推薦する代表
の方、それから市民公募による市民
の方と、こういう方々で、その2つ
の、都市宣言と非核平和都市宣言
の宣言文を起草していこうというようなところで合意を見出したというふうに認識しております。
○議長(遠藤悟君) 木内議員。
◆28番(木内知子君) それはそうでしょうか。委員は参考意見を言ったと、それを合意をした
のですか、委員も。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) この第2回目
の検討委員会では、第1回目で出されたそれぞれ
の個別意見、こういうものを総体化する作業だったというふうに認識しております。それぞれ
の主張
のままですとなかなか方向性が、いわゆる束ねられないものですから、そういう中でそれぞれ
の個別
の意見を伺って、その個別意見を総体化をして一つ
の方針としてまとめていくと、こういう作業
の会議だったというふうに認識しております。
○議長(遠藤悟君) 木内議員。
◆28番(木内知子君) ちょっとしつこいようですけれども、非常にここが分かれ目なので。 そうすると、執行部はこの委員も決定権を持たせたわけですか。参考意見を聞くだけでなくて、総体
の意見にまとめるということは、その方向性を決める権利もここに発生させたということで、そう理解していいわけですか。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) 平和都市宣言
の起草文を、どうやってそれを策定していくかと、そういう方向で
の意見集約でございます。最終的には、この起草委員会で起草していただいたものを来年
の第1回定例会
の方に議案として提出をして、そこ
の中で議員さん方から議決をいただくという作業になっていきます。
○議長(遠藤悟君) 木内議員。
◆28番(木内知子君) この検討委員という
のは、この2回
の会議で終わりました。そうすると、ここで、では、この議員は、5人は、当初
の別途に制定する
のだと、その総合計画
の策定を待たずにという意見には、その主張は続けなかったわけですね、それは。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) そういう意見も、最終的には起草委員会
の中で起草文を制定していくと、確かにそういう主張は複数
の委員さん方からございましたが、最終的にはそこに収れんをしていったというふうに認識しております。
○議長(遠藤悟君) 木内議員。
◆28番(木内知子君) 起草委員会をつくるということになったということですね。その時点では、今、2月とおっしゃいました。要するに、今、計画どおり
のこの方向でいこうということになったということですね。そういう理解ですね。 それで、結局これは、この5名
のほかに執行部6名ほど参加しているようですけれども、そのように決められたということになるわけです。そうすると、最終的に、ではここにいます5名プラス6名
の11名
の合意としてこれが成立したと、そう理解してよろしいですか。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) 以後
の作業は起草委員会にゆだねていくということで合意をしました。ただ、あくまでも、ここは都市宣言
の決定機関ではございませんので、その決定は最終的に議会にお諮りをして議決をいただいていくということでございます。
○議長(遠藤悟君) 木内議員。
◆28番(木内知子君) そうすると、ここではっきり、前
の私
の一般質問へ
の答弁であった11月3日に向けて
の宣言
の発表は消えたわけですね。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) そこ
の11月3日で、前にお話をさせていただいた部分については、変更させていただくというような形になります。
○議長(遠藤悟君) 木内議員。
◆28番(木内知子君) その辺がちょっと納得がなかなかいかなかった部分な
のです。確かに、いろいろな事情で変更ということはあり得る
のかもしれませんけれども、古川
のこの平和事業といいますか、平和運動といいますか、これは本当に他に類を見ないくらい活発だろうと思う
のです。そして、この非核都市宣言、最初に別途にやると言ったその意気込みといいますか、それも非常に私は評価できるなと思う
のです。 ちょっと調べてみた
のですけれども、松山と田尻を除いて全部、平和都市宣言、名前はそれぞれちょっと違ってはいますけれども、旧町では制定をしていたわけです。あと合併協
の方では、慣行によってそれは決めていくというふうなことで
の決め方
のようでございますが、非常に私は、新市大崎市として、この平和都市宣言が最初に、新市
の第1号
の都市宣言として誕生することを心待ちにしていた一人でございました。 今回も8月15日、平和
の集いが開かれました。これは広報にも掲載をされて市民に呼びかけられたわけですけれども、その任意
の平和団体に大崎市、それから教育委員会が共催をして、そういう運動ができる団体が古川にはあるということな
のです。そういった意味では、私はこの平和都市宣言が、この新市
の第1号
の都市宣言になるということは、本当にすばらしいことだなと思っておりました。ちょっと事務方
のほうで
の責任だということで部長はおっしゃって、それだけで済まされていい
のかなという思いがある
のですが、市長、この今まで
のお話をお聞きになっていて、また答弁をなさった御本人といたしまして、このことについていかがお思いでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 伊藤市長。
◎市長(伊藤康志君) 経過を改めて御紹介をいただきました。そういう経過を経て、できるだけ早い時期にすばらしい都市宣言が制定されることを期待しております。
○議長(遠藤悟君) 木内議員。
◆28番(木内知子君) 合併市で平和都市宣言をしたところという
のが、169あるようです。宮城県では、石巻市、東松島市、気仙沼市と3市でありました。いずれ、その仲間入りするわけですけれども、本当に第1号
の平和都市宣言が、総合計画と別途にやること
の意味を、非常に私は大切に思っておりましたし、それがこの新市に課せられた、ある意味、使命でもない
のかなと思っておりました。 平和を希求することに、市民だれもが異論があるということはないと思います。私は、第1号
の制定という
のは、市民
の安心と信頼につながることこそあれ、嘆く者はいないと思っております。ましてや、大正デモクラシー
の旗手であります吉野作造生誕
の地でもあることから、最も第1号制定は、私はふさわしかった
のではないかと思う
のですが、最後に市長
の見解を伺い、質疑を終わります。
○議長(遠藤悟君) 伊藤市長。
◎市長(伊藤康志君) これまで
の経過も大切にしながら、同時に、大崎市が新たに誕生したわけでありますから、未来に向けて市民が夢も希望も持って、誇りを持って前に進めるようなすばらしい都市宣言が、関係皆様
の英知を結集してでき上がることを期待しております。 〔「終わります」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 次に進みます。 27番門間忠議員。
◆27番(門間忠君) 私は、1点通告をいたしておりましたので、質疑を申し上げます。最後になりましたので、大変深い議論がなされてきたわけでございますので、大体
のことはもうわかるわけでございますが、そういった中で少し質疑をさせていただきたいと思います。 それでは、議案第119号
の学校給食施設整備事業実施設計等委託料
の820万についてでございますが、この予算につきましては、今まで段々
の質疑
の中で十分解明がなされてまいりましたように、大崎南給食センターという、この給食センター建築
のため
の構想を具現化をするために、当初は1,200食、4億7,000万ぐらい
の構想であったものが、今度
の820万
の実施設計委託には800食、三本木のみということでございます。 つまり、当初につきましては、本来は三本木が合併事業として計画をいたしておりました給食センターでございますが、いわゆる大崎南部地域を対象とした給食事業
の効率化
のために、老朽化が見られる松山分を含んで1,200食
の給食センターを建てようということで、松山と
の協議あるいは三本木と
の協議を重ねて今日まで来たが、しかしながら、松山
の御理解を得ることができなくて三本木
の小中のみへ
の配食
の給食センターとするということでございますが、非常に残念であると思うわけでございます。 いわゆる合併効果をいかに政策に具現させていくか、また、これはことし
の7月
の大崎市集中改革プランでございますが、その中
の、「時代
の要請に適う事務事業
の見直し」
の中でも、学校給食業務
の効率化ということで、この南センター方式がうたわれておるわけでございますが、そういった事業が、構想が頓挫をいたしまして、三本木地域のみということになったということでございますので、まことに残念なことだなというふうに思います。 それで、松山に御理解を得られなかったということが大きな原因なわけでございますが、松山と
の御協議という
のは一体何回くらいやられた
のか、まずそれからお伺いをいたしたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 伊東教育長。
◎教育長(伊東敬一郎君) 松山と
の協議
の回数とか期日
のことについてお尋ねだと思います。 松山
の方々にお話を最初に申し上げました
のは、11月でございます。学校関係者、それから地域から御選出になられている議員
の皆様方、そして3校
のPTA
の役員
の方々に、次にお話をいたしました。それは、各学校とも個別にお話を申し上げております。そして、その後にPTA総会であるとか学期末
のPTA
の集まりであるとか、そういうところで説明をさせていただきました。 その後、区長さん方から、そういうような話があるので、ではお聞きしたいというような何人か
の区長さんがおられたということですので、区長会を通じまして、そして松山地域
の全戸に呼びかけをいたしまして開催をいたしました。それが、先ほどお話がありました12月24日でございます。 その後、会議ではございませんが、さまざまな接触等はございましたが、移動市長室もございました。そこで
の折で
の話し合いも、かなりそれに費やされたようでございます。それから、PTA
の3校
の会長さん
の連名で要望書をちょうだいいたしております。これには、自校方式を堅持したいという旨
のことでございました。それから、まち協
の会長さんから
の要望書をいただいております。そのほか行政懇談会でございましょうか、市長がまたそういう場で話し合いと申しますか、御説明を申し上げて、御理解を得てきたわけでございます。公式といいましょうか-場はそういうことでございますが、そのほかいろいろな場におきまして、松山地域
の方々
の御意見を承って、こちら
の説明も申し上げました。 その後、相前後いたしますが、まち協
の方で、教育文化部会だと承知いたしておりますが、そこで、食について考える会が立ち上がりましたので、その会
の方に、教育委員会
の担当課長初め職員がオブザーバーという形で出席させていただきまして、地域
の食と、そして今回
のセンター構想ということに、必要に応じて説明を申し上げてきたというところでございます。
○議長(遠藤悟君) 門間議員。
◆27番(門間忠君) 教育長さん
の今
の説明では、大変松山
の皆さんへ
の御相談回数が多いように、お聞きをすれば感じるわけですが、実際にそんなにはなかった
のではない
のですか。PTAであれば、学校
のPTAとは2回ぐらい、各学校、というぐらいなものではなかった
のではないでしょうか。すべて
の会合をトータルすれば、それはいろいろあるでしょうけれども、やっぱり公式的にきちんとお話し合いをしたという
のは、そんなに多い回数ではなかったというふうに、私は聞いてございます。 そもそも、その政策を新たに打ち上げて実行するわけでございまして、それが当然松山地域というような、そのサービス政策
の変更による考え方を転換をするということになるわけでございますので、政策
の形成
の段階から、本来はそういった松山・三本木地域
の皆さん方に御相談をしながら進めるべきではなかった
のかと。つまり、政策を決定をして、合併
の効果を出すために、あるいは効率化を図るために、この道しかございませんよというような形で
の説明会だったというふうに、私は思っているところでございます。 また、そのことにつきまして、次長が再三御答弁いただいておりますように、松山には余りにも唐突感が感じられて、なかなか認めていただけなかったというようなことが起きた
のだろうというふうに思います。つまり、そのボタン
のかけ違いがどこかで起きておったということでございますので、違ったボタンはかけ直さなければならないというふうに感じておるわけですが、その点、次長さんはどのようにお考えでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) ボタン
のかけ違いであればかけ直す、外してまたかけ直すということだろうとは思いますけれども、これもこれまでも再三申し上げてまいりましたとおり、そのベースにある
のが三本木中学校
の給食をどうするかということが、まず最大
のベースにあるということでございます。 これも三本木
の中で突然出てきた問題ではなくて、先ほど教育長も申し上げましたけれども、長い間時間をかけてアンケートをとったり、あるいは私
の引き継ぎ
の中では、平成10年ごろから検討委員会を立ち上げて、その組織を強化、拡大しながら推進委員会まで持ってきたと。その中で、小学校
の給食室
の増築問題も検討したり、あるいは中学校へ
の単独ということも恐らくあった
のだろうと思います。 そういったもろもろ
の検討
の中で、これまでも申し上げてまいりましたとおり、小学校
の給食室では無理だというようなこともありまして、子どもが丘整備事業
の中で一体としてこの中に、子供たち
のため
の夢
のある施設をつくろうということ
の中で
の出てきた問題が別にあったものですから、最終的にそのベース
の中で、その中で近隣
の松山
の事情も勘案して一緒にというような話だったものですから、最終的にお誘いをしたと-お誘いをしたということはちょっと不適切かもしれませんけれども、構想を申し上げたものが、ただいま議員からもありましたとおり、こちらからしますと少しは唐突だったというふうな受けとめ方をされる提案
の仕方が、もしかしたらこちらにあった
のかなという思いをいたしておるところでございます。
○議長(遠藤悟君) 門間議員。
◆27番(門間忠君) もちろん、この給食センターは三本木地域
の新市建設計画にも入っておりますし、これは長い歴史的な背景もあって、これは推進をするということになっておったわけですから、それはそれで結構なわけでございまして。今、次長がおっしゃったように、その設備というものを、そのいわゆる教育財産へ
の投資というものをさらに有効的に、しかも、今かなり老朽化をして、いまだにウエット方式でやられております松山
の子供たち
の給食へも、そこから安心で、安全でよりよい給食ができるというような、このいわば一石二鳥、一石三鳥
の政策を打ち立てたわけですから、それは非常にいいことだと思う
のです。ただ、それが理解を得られなかった、この内容について、そのいきさつについてもう少し反省をしていただかなければならないというふうに思うわけでございます。 やっぱり、真摯に粘り強い説得といいますか、説明をしていただいて、そして、やがてその説明
の中に、いわば反対だと、あるいは疑念をお持ち
の皆さん方
の、そういう方もこちら
の説明、市
の政策
の説明といいますか、推進
の中に一緒に加わっていただけるというような形まで説得をしていただかなければ、これは困るといいますか、非常に後に禍根を残すようなことになる。つまり、今、教育委員会と松山
の教育現場、いわゆるPTA等々
の間においては、極めて不信
の溝が大きく横たわっておるわけですから、これは何としても直していただかなければ、私は今後
の教育行政
の推進にも大いに支障を来すところが出てくる
のではないかと心配をするわけです。 でありますから、いろいろ皆さんからも御質問をいただいて、そのできなかった事由、そういったものを述べられておりますが、これから最も大切なところは、そのボタン
のかけ違いによる溝というものをどのように埋めていくかと、あるいはその埋めていく段階で、こちら
の南給食センター
の本来
のあるべき姿というものが取り戻せる可能性も出てくる
のではないかというふうに、私は思っているわけでございます。 そういう説明
の中で、松山
の皆さん方
の反対に遭いまして、ことし
の2月ですか、これは要望書、市長あてに出ておりますが、PTA
の関係
の皆さん方からは、単独調理方式
の存続についてということで出ております。これを見ましても、この出している要望書
のほうが非常に正しいです、これは。 例えば、財政難
の折であるがゆえに、既存する施設
の有効利用をよく考え、行き当たりばったり的な計画ではなく、大崎市全体を見据えた食育推進基本計画
の設置が先決であると考えますと、こうなかなかいいことを言っております。それからまた、ほか
の予算配分に無理、無駄な部分がないか、広く住民
の目から見た検証が必要であると考えられますと。それから、単独調理方式とセンター方式
の費用対効果
の説明が不十分でありますと。それから、これは最も大きなところだと思う
のですが、調理数が多くなれば食材
の確保が難しくなる、それで、その食育あるいは地産地消という立場からすれば、なかなか難しい
のではないでしょうかというようなことなど、本当に立派なことが反対意見として書かれております。 これらを、先ほど教育長がおっしゃいましたように、センター方式
の中で単独調理方式をいかに取り入れていくか、そしてまた新しい南給食センターに、そういう住民
の皆さん、これだけ関心が高まって、関心をお持ちいただいているわけですから、そういう方々にその給食
の運営委員
の組織
のようなものをつくっていただいて、地産地消あるいは食育、そういったものの、今ほかにまさるスタイルを構築をしていくと、そういうことが今求められているというふうに思う
のです。 ただ、効率的にする、つまり調理コストを下げていくということだけで御説明を申し上げても、それはなかなか御理解を得ることはできないと思います。むしろ、反対であるというふうな御意見
の中にこそ、この南給食センター
の真理、真実というものが、私は隠されておるというふうに思っているところでございます。 そしてまた、もう1つ、まち協からも反対といいますか-反対というよりも意見書というような形で出ております。寝耳に水といったような状況で
の建設計画
の提示方法であり、地域住民
の意向が全く無視されたものであり、到底納得できないと、そういったことが書かれております。そういったこと、これはやっぱり合併をして、住民参加
の、住民協働
の姿勢をうたっていながら、こういう政策
の提示
の仕方は一体どうな
のだというふうな住民
の、これは当たり前
の叫びだというふうに思うわけでございますが、この2点について-2点といいますか、2つ
の要望書につきまして、これがあったがためにあとはもうどうにもならなくて、説明会といいますか、理解を得る活動を取りやめまして三本木地域
の単独としたということになる
のでしょうか。そのことについてどうでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 伊東教育長。
◎教育長(伊東敬一郎君) ただいま議員から2つ
の要望書について御紹介がありました。その記載されておる中身につきまして、るる御紹介もありました。 確かに、そこにありますように食育基本計画
の全体計画、こういったものはまず必要なことであると思います。ただ、先ほど申し上げましたように、いわゆる合併してまだ間もない、半年ぐらい
の期間でございます。その中で、食育基本計画並びに学校給食
の全体計画像というものは持ち合わせておりません。それは率直に申し上げました。ただ、それをつくり上げていく
のには、ある程度
の時間を要すると認識いたしております。ですから、そういうものがあれば、議員御指摘
のように、御理解をいただける大きな要素にはなり得たと思っております。 それからもう1つは、こういうものでやりますよという御提示ではなかった、これは私
の考え方といたしましても、先ほども申し上げましたけれども、松山で松山中学校
の給食室
の老朽化であるとか、それから松山小学校新築されましたけれども、調理室は更新なされておりません。そして、松山に学校給食センターという計画がおありなので、こういう
のが三本木にあるもので御一緒にお考えいただけませんかという御提示をしたつもりでございますが、ただ、受け取る方からすれば、議員
の御指摘
のとおり、私みずから申し上げておるように、急にわいた唐突な話であったと受けとめられるところはあったと思います。 以上でございます。
○議長(遠藤悟君) 門間議員。
◆27番(門間忠君) 何回お話を聞いてもそういうことだろうと思いますが、先ほど申し上げましたように、今まで
の松山と
のやりとりは、大体平成18年いっぱいぐらい
の話で、非常に合併初年度で忙しい時期であったことも確かでございますし、ことしになってからは、どれほど折衝をなされた
のかわかりませんが、ほとんどない
のではないかと思います。また、担当もかわられた、次長さんもかわられたわけでございますので、やっぱりここはもう少し頑張っていろいろ御意見を聞いておくと。つまり、事が思うようにならなくても、そこに人間と人間として
の、あるいは行政と住民として
の間
の信頼関係をきちんと結んでおかなければ、今後
のさまざまな行政事業
の展開に大きな支障を来すわけでございますので、そのことについてはきちっとやっぱり-もういい
のだと、予算はこれだけだからこれで終わりだというようなものでは、私どもも簡単にこれを可決するというわけにはいかないというふうに思うわけです。 それからもう1つ、政策課長さんにも申し上げたいと思う
のですが、やはりこの合併をした、経費削減、そういった中でこういう新しい政策がどんどんと打ち出されてくるわけでございますが、そういった段階
の中でもう少し地域に目を配る、気を配る、そういったことも必要だと思いますし、また教育財産は、本来は市長部局がこれをつくりまして、それを教育委員会に移管をする、教育委員会がそれを管理するということが基本でございますので、やっぱり政策部門といたしましても、こういったものについてはまちづくり協議会等もあるわけでございますから、もっと積極的に、オール大崎で事に当たって事業展開が実を結ぶようにしていただかなければ、これはいけないと。政策はこのようにしたほうがいいよと、つくって、それを担当部局がそれぞれ勝手にやってくださいと、そして次々と政策変更をしていかれた
のではなかなか大変だと思いますが、変更は結構な
のですが、その点、十分なバックアップあるいは協力体制をしきながらやっていただきたいと思いますが、その点について、課長はいかがお考えでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 伊藤
市民協働推進部政策課長。
◎
市民協働推進部政策課長(伊藤英一君) ただいま門間議員さん
の方から、大崎市
のまちづくりに対する貴重な御提言、大変ありがとうございました。 確かに、大崎市
のまちづくりを推進していく上におきましては、市民と協働で進めるということを、今回
の総合計画
の案
の中にもうたい込んでございますので、当然、市民
の意見を十分お聞きしながら、なおかつ、まちづくり協議会も今回設置しているわけでございますので、まちづくり協議会
の委員
の皆様方にも十分御意見をお伺いしながら、今後
のあらゆる施策
の参考にさせていただくというようなことで取り組んでいきたいと思いますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 伊東教育長。
◎教育長(伊東敬一郎君) 議員さんから、大変御心配をいただいているところでございますが、先ほど、特にこの問題で、この松山地域
のPTA
の方々と
の溝というようなことでございましたけれども、私どももそうでございますが、さまざまな行事で地域、学校、PTA
の方々、役員
の方々と触れ合いまして、この問題を超えてそういう信頼関係といいましょうか、きずなは非常に強いつもりでおります。 以上でございます。 〔「はい、最後に1点」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 門間議員。
◆27番(門間忠君) 教育長さん
のお話も、それはわかるわけでございますが、溝はないということではないと、私は思います。やっぱり、不信感というものが残っていると思いますし、ですから、まだ時間があると、この820万
の予算を執行する
のには、先ほど
の前者
の質問に対して教育長さんもタイムスケジュールをいろいろお話をなされましたが、そのタイムスケジュールは、私はそれでいいというふうに思う
のでございますが、まだ松山と
の関係においては、もう少し努力をする要素がある
のだろうと、私は思っているところでございます。 せっかく、そういったことに、何といいますか、住民
の信頼
の厚い次長さんが担当になられたわけでございますので、ひとつ次長さん
の決意表明などもお聞きをしながら終わりたいと思いますが、いかがなものでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) きょうも議会開会前に、ある議員さんと委員会室でいろいろ御指導をちょうだいした
のですけれども、このような交渉事という
のは来ないでくれわって言われるくらい通わなければだめな
のだぞ、相澤君、というような御指導もちょうだいいたしました。その言葉も肝に銘じているところでございます。今回、そういう意味で、自分がどのような働きをしてきたかということを反省してみれば、本当に恥ずかしい思いはいたしております。 ただ、本当にくどいようですけれども、三本木中学校が、昭和29年
の学校給食法制定以来いまだに弁当持参をしている、この部分を乗り越えて、旧三本木町が給食センター方式で、三本木
の中学校
の子供たちにも給食を配食しようという、この部分がベースにあって、その延長線上で引き継いできたということ、そしてその中に、もちろん忘れてはならない合併効果というものを踏まえながら、松山
の方にもお声がけをした。ただそれが、くどいようですけれども、余りにも唐突な感を地元
の方々に抱かせ、あるいは感情的になられた部分ももしかしたらあった
のかなということも踏まえて、反省はいたしております。 ただ、先ほど教育長が申し上げましたとおり、20年度
の建設事業として取り組み、21年度
の4月から供用開始となりますと、本年11月が県教育委員会へ
の最終
の意思表示でございます。やることを前提に面積
の変更であるとか、あるいはその金額
の変更については2月までで間に合いますけれども、20年度事業として取り組むかどうかということは11月末でございます。 これまでには、旧三本木町が子どもが丘整備事業を構築してきた段階でも、1年おくれにはなりましたけれども、ずっと県教委と御相談を申し上げてきた経過
の中で
の20年
の建設ということで、私どもとしては今回がタイムリミットな
のかな、三本木
の中学校
の子供たちに給食を提供するためにはタイムリミットな
のかなというような思いで、今回計上させていただいた経過がございますので、その部分、どうぞ御理解を賜りたいと思います。 〔「終わります」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 以上で、通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) これをもって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第119号から同第130号まで及び同第132号から同第137号まで
の18カ件については、大崎市議会会議規則第37条第3項
の規定により、委員会
の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第119号から同第130号まで及び同第132号から同第137号まで
の18カ件については、委員会
の付託を省略することに決定いたしました。 ここで暫時休憩をいたします。 再開は午後3時40分といたします。 ------------ 午後3時10分 休憩 午後3時44分 再開 ------------
○議長(遠藤悟君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ただいま議題となっております議案
のうち、議案第126号大崎市子育てわくわくランド条例に対しては、中村一彦議員外4人から、お手元に配付いたしましたとおり修正
の動議が提出されておりますので、提出者
の説明を求めます。 5番中村一彦議員。 〔5番 中村一彦君 登壇〕
◆5番(中村一彦君) それでは、議案第126号大崎市子育てわくわくランド条例に対する修正案を提案させていただきます。 議案第126号大崎市子育てわくわくランド条例
の一部を次
のように修正するものであります。第7条中、「
の利用者は、」を「を利用する親は、乳幼児1人につき」に改めるものであります。 その理由といたしましては、第7条
の使用料におきまして、使用料を徴収するに当たり、利用する親御さん
の誤解をなくすとともに、使用料をいただく側
の職員
の事務
の適正化や明確性に資すると
の視点から
の修正案であります。 若い親御さんたちが、安心して楽しく心豊かに子育てができる環境を整備し、市民
の応援や支援をいただきながら運営されていく中で、この大崎市子育てわくわくランド条例
の一層
の充実と運用
の適正、明確さを図るため
のものであります。 議員一同
の特段
の御理解と計らいをお願い申し上げ、修正案
の説明とさせていただきます。
○議長(遠藤悟君) これから質疑に入る
のでありますが、ただいま
のところ通告はありません。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 質疑なしと認めます。 提出者は議席にお戻り願います。 これから討論に入ります。 通告がありますので、発言を許します。 41番小沢和悦議員。 ただいま
の議案でなくて、全部
の議案
の討論です。 〔41番 小沢和悦君 登壇〕
◆41番(小沢和悦君) ただいま
の修正案に対する討論ではありません。 議案第133号
鹿島台小学校校舎耐震補強及び大規模改造工事(建築)請負契約
の締結につきまして、反対
の立場から討論をさせていただきます。 今回出されております契約案件
の中で、鹿島台小学校及び鹿島台中学校
の耐震補強及び大規模改造工事、古川西荒井住宅建替工事(建築工事)等何件か出ておる
のでありますが、総じて、一般競争入札といいながら、工事規模が2億円前後
の工事にしては入札参加業者が少な過ぎます。鹿島台小学校
の場合7社、鹿島台中学校
の場合も6社、西荒井住宅
の場合は7社であります。この点は、一般競争入札におけるメリットとされる競争性を高めるという点から、甚だ問題がございます。さらに、工事実績制限を外さないと入札参加業者がもっと少なくなるからということで、大崎市外から
の入札はさせないというふうになっております。規模が大きい場合には、本来多く
の自治体が、市内だけに限定せずに入札に参加をさせております。これは、品質確保上、非常に危険で問題がございます。 そして、今回
の入札、そして請負契約
の中で、なぜ、特に133号について、同じような問題を抱えている案件と区別して反対するかについて申し上げたいと思います。 地元業者に仕事をさせるために、大崎市内に本社、支社、営業所を有する業者と、参加資格を市内に限定しておりますが、市外
の美里町に本店を持つ石堂建設
の大崎支店が落札候補者となっております。6月議会に提案されました三本木
の幼保一元化施設
の場合は、やはり隣
の加美町でございました。建設業法関連解説では、営業所、支店という場合
の4つ
の要件を示しておりまして、請負契約
の見積もり、入札契約等
の実体的な業務を行っていることなど、単なる登記上
の支店等は該当しませんとされております。 今、ことし
の4月、5月に大崎市内に支店を設けたとしたところは、大崎市が市内限定と参加資格をしたことから
の駆け込みではない
のかと思われます。6月に5億円で落札をした丸か建設大崎三本木営業所
の場合は、これは入札公告
の日に支店登記をしております。また、今般
の石堂建設大崎支店につきましては、4月2日に登記をしたとされておる
のであります。見ますと、大崎市が、大崎市内に支店、営業所等を持つというふうな参加資格を設定したことから、平成18年度においては6社、平成19年度においては5社、合わせて11社がこれに合わせようという形に見受けられる
のでありますが、支店、営業所をこの大崎に設置したということになっておる
のであります。 大崎市内という範囲を限定しなければ、隣
の美里町、隣
の加美町、こうしたところ
の業者は、本来、大崎市内に支店などを持つ必要がないということは、常識から考えられることであります。大崎建親会から、市当局なり議会に対し、こういうあいまいな形を許さないで、市内に本店
のある業者に絞ってくれという要望が出された
のは、そのためだと思う
のであります。 さらに、入札結果を見ますと、1番札
の石堂建設と2番札
の藤山工務店と
の差は235万円、2番札と3番札
の差は4,800万円、3番から7番札まで
の5社は2,650万から2,740万と、この3番から7番までは小差で並んでおります。 一方、鹿島台中学校
の場合は、1番札と2番札
の差は500万、2番と3番札以上
の差は200万から2,200万、入札参加6社中3社が予定価格内。西荒井住宅
の場合は、1番札、2番札
の差は20万、2番からそれ以降
の差につきましては1,050万から8,850万、7社中7社が予定価格内に札を入れております。 そうしたことから考えますと、客観的に見ますと、予定価格
の事前公表がされていない中で、この鹿島台小学校耐震補強及び大規模改造工事(建築)
の請負契約
の入札に当たりましては、特定
の業者だけが予定価格をキャッチしていた
のではないかと疑わざるを得ないような客観状況が見られますので、今後、このような入札、契約を行う際には、競争原理がしっかり働くようにしていただきたいと、こういう思いがございまして、反対
の立場から討論するものでございます。 以上で終わります。
○議長(遠藤悟君) 以上で、通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) これをもって、討論を終結いたします。 これから採決いたします。 初めに、ただいま議題となっております議案
のうち、議案第126号大崎市子育てわくわくランド条例に対する中村一彦議員外4人から提出された修正案について、起立により採決いたします。 本修正案に賛成
の議員
の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(遠藤悟君) 起立多数であります。 よって、修正案は可決されました。 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について採決いたします。 修正部分を除くその他
の部分については、原案
のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 御異議なしと認めます。 よって、修正議決した部分を除くその他
の部分は、原案
のとおり決定いたしました。 次に、議案第133号を採決いたします。 本案は原案
のとおり決定することに賛成
の議員
の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(遠藤悟君) 起立多数であります。 よって、議案第133号は原案
のとおり可決されました。 次に、議案第119号から同第125号まで、同第127号から同第130号まで、同第132号及び同第134号から同第137号まで
の16カ件を一括して採決いたします。 各案は原案
のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第119号から同第125号まで、同第127号から同第130号まで、同第132号及び同第134号から同第137号まで
の16カ件は原案
のとおり決定いたしました。
○議長(遠藤悟君) 24番佐藤昭一議員。
◆24番(佐藤昭一君) 議案第119号平成19年度大崎市
一般会計補正予算に対する附帯決議案
の動議を提出いたします。 〔文書による提出〕
○議長(遠藤悟君) 48番門脇憲男議員。
◆48番(門脇憲男君) 議案第119号平成19年度大崎市
一般会計補正予算に対する附帯決議案
の動議を提出いたします。 〔文書による提出〕
○議長(遠藤悟君) ただいま佐藤昭一議員及び門脇憲男議員から、議案第119号平成19年度大崎市
一般会計補正予算に対する附帯決議案
の動議がそれぞれ提出され、所定
の賛成者がありますので動議は成立いたしました。 お諮りいたします。 初めに、佐藤昭一議員から提出された動議を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 御異議なしと認めます。 よって、本動議を議題とすることに決定いたしました。 暫時休憩をいたします。 ------------ 午後4時04分 休憩 午後4時52分 再開 ------------
○議長(遠藤悟君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
-----------------------------------
△日程追加 決議案第2号
○議長(遠藤悟君) 日程追加、決議案第2号議案第119号平成19年度大崎市
一般会計補正予算に対する附帯決議案を議題といたします。
-----------------------------------決議案第2号 議案第119号平成19年度大崎市
一般会計補正予算(第3号)に対する附帯決議 上記
の附帯決議案を別紙
のとおり、大崎市議会会議規則第14条第1項
の規定により提出いたします。平成19年9月20日 大崎市議会議長 遠藤 悟様 提出者 大崎市議会議員 佐藤昭一 賛成者 〃 笠原校藏 〃 〃 豊嶋正人 〃 〃 大山 巖 〃 〃 中鉢和三郎 〃 〃 笠森健一 〃 〃 小堤正人 〃 〃 高橋喜一…………………………………………………………………………………………… 議案第119号平成19年度大崎市
一般会計補正予算(第3号)に対する附帯決議 平成19年度大崎市
一般会計補正予算(第3号)
の執行に当たっては、大崎市民病院事業推進懇話会
の設置目的を踏まえ、下記事項に留意すること。 記1 新市建設計画及び市議会市民病院建設特別委員会
の中間報告を最大限尊重し、適切な地域医療
の確保・充実を考慮した運営に努めること。2 大崎市民病院事業推進懇話会委員は、病院経営・地域医療等
の専門的学識を有している方と、本院、分院、診療所が設置されている地域を含む市民を選出すること。3 大崎市民病院事業推進懇話会は公開とし、自由濶達に意見が述べられるようにすること。 以上決議する。平成 年 月 日 大崎市議会
-----------------------------------
○議長(遠藤悟君) 提出者から提案理由
の説明を求めます。 24番佐藤昭一議員。 〔24番 佐藤昭一君 登壇〕
◆24番(佐藤昭一君) 7人
の議員
の賛成を得まして、決議案第2号を提案いたします。 まず、附帯決議
の案文を朗読します。 議案第119号平成19年度大崎市
一般会計補正予算(第3号)に対する附帯決議 平成19年度大崎市
一般会計補正予算(第3号)
の執行に当たっては、大崎市民病院事業推進懇話会
の設置目的を踏まえ、下記
の事項に留意すること。 記 1 新市建設計画及び市議会市民病院建設特別委員会
の中間報告を最大限尊重し、適切な地域 医療
の確保・充実を考慮した運営に努めること。 2 大崎市民病院事業推進懇話会委員は、病院経営・地域医療等
の専門的学識を有している方 と、本院、分院、診療所が設置されている地域を含む市民を選出すること。 3 大崎市民病院事業推進懇話会は公開とし、自由闊達に意見が述べられるようにすること。 以上決議する。 以上
の内容であります。 提案理由について申し上げます。 大崎市民病院は、18年度実績で入院患者が約24万人、外来患者が約37万人という患者数でも明らかなように、大崎市のみならず、大崎地方にある4町及び栗原、登米市も含む、県北地域
の健康と命を守る基幹病院
の役割と期待は大きいものがあります。経営健全を踏まえて、地域医療体制
の充実を図ることは急務であります。 去る8月31日に、市民病院改新検討会議から市長に提出をされました報告書は、病院改革を達成するため
の必要な事項もありますが、財政面、経営面を重視した感は否めません。つまり、鹿島台、岩出山、鳴子
の各3分院を診療所化する内容は、地域医療を軽視したものであり、地域医療体制
の充実を図るため3分院を配置するとした新市建設計画に反するものであります。あわせて、合併へ
の住民
の期待を裏切ると言っても過言ではないと思います。 そのことによって、早期建設を求め、市長、議会に陳情を再三実施をしてきました岩出山地域
の皆さんとあわせまして、昨夜、鹿島台地域でも、6人
の議員
の急な呼びかけにもかかわらず、多く
の鹿島台地域
の皆さんが結集をしまして、大崎地域医療と鹿島台分院を守り育てる会が結成をされました。今後、署名運動などを展開することが確認をされたわけであります。鳴子地域からも、観光や温泉
の事業へ
の懸念が表明をされ、不安も広まっていると聞いております。まさに、建設を含めた病院事業は、市民
の安全と安心にかかわる極めて重要な事項であり、市民最大
の関心事でもあります。今般
の報告で出されました1病院4診療所体制は、それらを損なうものであり、市民に大きな不安と怒りが広がっている
のが現状であります。 市長は、こういう市民各層から
の意見を受け、そしてさらに慎重かつ拙速な、検討を求める声も踏まえまして、誤りなき判断をするために、
一般会計補正予算に、当初予定になかった有識者や医療関係者10人で構成をする市民病院事業推進懇話会を設置し、意見を聞き、できるだけ早く判断したいとして、25万円
の報酬など
の予算を提案したわけであります。それらに対してこの4日間、多く
の議員から
の質疑があり、懇話会
の概要が明らかにはなりましたが、新市建設計画等でうたっております地域医療
の充実を図る、そして充実をするということからしても、懇話会
のあり方や進め方について、先ほど読み上げました3項目
の留意事項を附帯決議として提案するものであります。 議員皆様
の御賛同をお願いしまして、提案理由
の説明にさせていただきます。
○議長(遠藤悟君) これから質疑に入ります。 提出者は答弁席に着席願います。 質疑
の通告がありますので、発言を許します。 8番木村和彦議員。 この際、会議時間を延長いたします。 木村議員。
◆8番(木村和彦君) それでは、決議案第2号について質疑を申し上げます。 先ほど第119号については、全会一致で可決をされました。私は今まで
の皆さん
の質疑を聞きながら、そしてその質疑に対する執行部
の答弁を了としたもので、この原案に賛成をさせていただきました。それで、なおかつということでこの決議が出されましたので、若干御質疑をさせていただきます。 まず1点、お伺いいたします。 まず1つですが、今まで
の再三
の多く
の同僚議員
の質疑
の中で、この懇話会には市民代表も入れるべきだというふうな質疑
の中で、執行部
の答弁は、これにつきましては、専門的な見地からきちっとした政策
の判断をしたいために、これはこれとしてやっていきたいと。そして、市民
の声という
のは、また別な形で聞くというような答弁を一貫してしてきました。なお、同じような項目
の中で、補正予算
の中には講師謝礼という
のでしょうか、この中で専門
の先生による、その中で
の講演会なりそういう
のを聞きながら、その中でも市民
の意見を聞く機会も設けていく
のだというような答弁もありました。そういう説明
の中にもかかわらず、なおここに市民を入れるべきだという提出者
のお考えについて、なぜこの市民にこだわる
のかということについてお聞きしたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 答弁。 佐藤昭一議員。
◆24番(佐藤昭一君) 懇話会という略称で言わせていただきますけれども、懇話会を設置した理由は、改新検討会議から
の報告を受けて、いろんな市民から
の意見がある、拙速にならないように、慎重にという、いわばあるいは地域医療がなくされることに対する不安、合併協定に反するものに対する意見などが、懇話会
の設置になった
のだろうと思います。 したがって、市長は、10人
のメンバーと言っていますけれども、もっと広く意見を聞きたいということで懇話会を設置しました。その際に、意見を聞くべき対象者として、医療に携わっている、例えば医師会
の方とか、あるいは東北大学、あるいは県
の方も当然入ってしかるべきだと、私は思います。しかし、最も大事にしなくてはならない
のは、市民から意見を聞くという姿勢が一番大事な
のではないかというふうに思っているわけであります。 しかも、今般せっかくベッドを減らしてまでも、分院ということで大崎市民病院、これでいこうということでスタートをしているわけでありますけれども、診療所化が提案をされた。それに対する提案をされた、具体的に言いますと、鹿島台、岩出山、鳴子
の地域
の人からすれば、これは話が違うよと。入院機能がなくなることによる医療格差といいますか、自分たち
の地域
の不安、あるいは地域
の振興まで
の不安も、これはあるわけであります。そうしますと、まず当事者
の、当該
の地域
の方
の意見を聞くということが、まず最初になければならないだろうと。これは、市政
の主人公は市民だ、市民と
の協働
のまちづくりをするという基本的な考えからしても、当然あるべきだということで、附帯決議
の2項に、本院、分院、診療所が設置をされている地域を含む市民を選出するということにした
のは、そのためであります。
○議長(遠藤悟君) 木村議員。
◆8番(木村和彦君) わかりました。なるほどね。 ただ、私は大崎
の市民病院という
のは、皆さんがおっしゃるとおり、大崎すべて、街がホスピタリティーということですから、大崎
の市民すべて
の方々が、やっぱりそれについては真剣に考えていかなければいけない
のだろうという思いがいたします。確かに、提案者によりますと、本院、分院、診療所が設置される地域を含むということがありますが、この懇話会によりますと10名程度ということでありますから、市民が入れるとしても、せいぜい2人ぐらいな
のかなという思いが、私はいたします。そうすると、この2人
の声が市民
の声という形で反映されてしまうと、なかなか全く別な方向に進んでいく可能性がある
のではないかなというふうな危惧を、私は覚えるものであります。確かに、私は合併協定項目
の中で、市民
の声ということでいろんな会合、いろんな新市建設計画
の中で、この病院
の持つべき役割、考え方、そしてこれをどうやっていく
のかということは、ずっと再三協議され、それは市民
の声
の多くが反映されることが、これ1つあると思います。それは、昭一議員は一生懸命やっていることはわかっていると思う
のです。 もう1つは、今までやってきた
のは、全く別な視点で経営を主眼に置いて、それではまるっきりマネジメントから考えたときには、病院という
のはどういうものかということが、恐らく検討会議
の方では主眼を置いてやられたというふうな思いをします。そうするならば、今回
の懇話会は、今度は逆に医療
のエキスパートという観点からこれを出すということになれば、恐らくそれぞれ
の分野で異なった意見も出るかと思う
のですが、3つ
の意見が出てくる
のかなというふうな思いをする
のです。その結果、その3つを今度は最終的な、総合的な判断をして、今後
のあるべき姿という
のを創造すべきというふうな、私は考え方をするわけですから、ここに市民を入れることによって、逆にそこに縛られはしない
のかという危惧を、私は覚える
のですが、その辺についてはいかがお考えですか。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆24番(佐藤昭一君) むしろ、それは市長はそういう考えは持っていないがゆえに、懇話会
の設置というふうになった
のだと、私は思う
のです。 まず、古川
の場合、市立病院という名称でありました。木村病院事業管理者
の思いもあって、大崎市になるので市民病院と考えました。まさに、市立病院
のそのニュアンス
の問題も多分あった
のでしょう。私らもそういうことでとらえています。市が何か医療を施すみたいな感覚-そういうことではない
のですけれども、感覚的に何かそういうふうに。そうではなくて、市民
のため
の病院な
のだよと。したがって、ホスピタルという言葉が合併協議
の中で打ち出された
のも、そういうことだと思います。まず、その趣旨をきちんと踏まえるべきだというふうに思います。 市民
の方が、10人
の枠ですから、先ほど提案したように、本院、分院、診療所となりますと、一応5カ所になります。それぞれからしますと5人、全部出すというと5人ですから、10人
の枠
の中で5人がいい
のかとなりますと、ほか
の有識者
の方々がその分狭められますから、その度合いは、やっぱり市長
の裁量権、決定権ですからいい
のでしょうけれども、少なくても今回、診療所化に想定をされる地域からは選んでほしいなという思いはしております。最終的にはそれは市長
の専権事項ですから……。 しかし、その選ばれた人が必ずしもその地域を代表する、あるいは市民全体を代表するという形ではないと思います、別に選挙で選ばれている選ばれ方ではありませんので。それは、その選ばれた方
のいろんな考えで、率直に市長に意見を言えばいい
のではないでしょうか。この懇話会は決定をする場ではありません。意見を聞く場だという位置づけが市長
の方からされておりますから、その意見を聞くとなれば、単に報告書どおり
の構想のみならず、それに対しても現実に、提案理由で言いましたように、それはおかしい
のではないですか、地域医療
の面はどうなる
のですか、いろんな不安なり思いがあるわけです。そういう組織もあり、運動も展開しようとするところもありますから。 そういうさまざまな市民
の、いわば賛否
のところ
の幅広い意見を、幅広く堂々と聞くということが一番大事だし、もしそういう声を聞かずに何か選んだとなりますと、これは画竜点睛を欠く。まさに、そういう意見を聞くと言いながら、肝心な意見を聞かない場合も想定をされる
のではないか。そういった面では、意見を聞く場として
の懇話会、その目的を疑わざるを得ない状況になる
のではないですか。市長は度量が広いはずですから、いろんな意見を聞く
のだと、そのためにそういう方々
の地域、診療所化になる地域
の皆さん
の不安も含めて聞いた上で、最終的に判断する
のは市長です。最終的には、いろいろな手続を踏まえて議会でやりますけれども、市長
の考えをまとめるという
のが、その意見を聞いた上で
の作業だと、判断材料だというふうに思っております。
○議長(遠藤悟君) 木村議員。
◆8番(木村和彦君) 多少すれ違いもありますから、最後に1つだけお伺いします。 今、確かに市民
の意見
の聞くということを否定するものではありません。それは当然すごく大事なことだし、これはとても重要なことだというふうに考えます。 その中で、私が最初に話しましたけれども、懇話会は懇話会でやりますよと。その間に、そのときにその会場にお招きした先生
の中にお願いをして、確定ではないと、どの先生が何回するということではないらしい
のですが、それについていろいろな医療なり病院
のあり方なりという、そういうことを1つ
のテーマにしてお話をし、それに基づいて、出席した方々からもいろんな意見を出していただきたいと。それで、市民
の意見を聞く機会をそこでも設けますよということで、これはこれとして別な形として持ちますということで、この予算
の中で私たちは認めております。それがある
のかなということをまず伝えながら、最後に1つだけお伺いします。 この懇話会
の市民代表という形
の選び方な
のですが、例えば少なくても、議員は3つ
の診療所化されているところから代表として選ぶべきだというふうなお話をされました。だれを選ぶかという大変難しい問題が来る
のかなというふうな思いを、私はしています。私は、今回
のこの懇話会
の進め方については、最初に冒頭で述べましたとおり、医療
のエキスパートという方々に、本来
の医療
のあるべき姿という形で形を出していただきながら、逆に市民としては、私たち
の地域医療はこうあるべきだという形として、別な形で持っていく
のが一番形としてはいい
のかなと。これをごちゃごちゃにしてしまって、何かわけ
のわからないような論議になる
のが一番不安を覚えるものですから、その辺
の考え方についてまず1つ。それから、もし市民から選ぶとすれば、提案者はどのような基準でこの代表者を選んだらいい
のかなというお考えがあればお聞きしたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆24番(佐藤昭一君) わけ
のわからないということにもという危惧がありましたけれども、それはちょっと私は逆に理解しがたい。いろんな意見があるわけです、市民に聞くとなれば。市
の行政を進めるとなれば、この議会でも何度も議論しているように、まさに幅広い賛否両論ありますから。そういうものを、せっかく意見を聞くと言うならば、そういう方々を別に分け隔てなく、率直に意見を聞いたらいい
のではないですか。別にその場で決定されるものではありませんから。懇話会で、多数で病院
のあり方を決定するものではありません。あくまでも、市長が市民に対して意見を聞きたいと。改新検討会議
の報告だけで、本来は方針を決めるという予定だった
のですけれども、いろんな意見があるのでというならば、その意見も正式な場で聞いたらよろしい
のではないですか。別にそれは避けるべきでないし、堂々とやるべきだし、多分市長もそういう考えだと思います。 それと、どういうふうに選ぶ
のかとなりますと、それは市長
の判断です。先ほど言ったように、例えば最低でも診療所化にされる地域
の方から、いろんな形であるでしょう。例えば、まちづくり協議会
の方から、あるいは区長会とか、あるいは医療となりますと高齢者がどうしてもかかるならば、そういう高齢者
の代表
の組織とか、あるいはそういう運動を立ち上げているならばそちら
の方とか、それは私
の方から、この人を、この団体からと言う
のは、それは越権行為でありますから。そういう方々が一応は想定をされるし、あとはその団体に依頼すれば、そこから
の選任というふうになるでしょう。むしろ、そういう方々
の意見を、選ばないで、聞かなくてもいいよと言ったほうが、市政
の主人公は市民だということからしても、逆な面でおかしくなる
のではないですか。 診療所化になる地域
の方に一番意見を聞かなければならない。私は、これは政治
の鉄則だと思いますよ。当事者からまず意見を聞くべきだ。そこを抜きにしたならば、本来
の正しい意見というものは残念ながら反映をされない、聞こえてこないということになる
のではないでしょうか。市長は、間違った決断をしないために懇話会
の設置と言っていますから、そういう意味ではさまざまな意見を聞く、聞けば聞くほど市長
の方は頭なおさら悩む
のではないかと、私は逆に心配はしている
のですけれども、そこは政治的な判断、あるべき姿
の判断をしたらいいと思います。 それと、専門的な方といいますけれども、市長
の方でも新市建設計画を尊重すると言っています。これは新市建設計画
の中には財政計画もありますけれども、御存じ
のように合併協議会では、専門的な委員会、病院
のあり方を議論する専門的な委員会は2回つくっております。おわかり
のとおりです。その2回
のメンバーには、東北大学
の教授
の方、宮城県
の事業管理者
の方、責任者
の方、医師会
の方、薬剤師会
の方、そして各病院
の院長などが、ずらっと名前を連ねているわけです。まさに直接携わる、あるいはそれなり
の知識
のある方、ある面では決定権をそれなりに持った方が入っています。そこでまとめた
のがあの冊子でありますし、将来
のあるべき姿です。そこで、4病院1診療所というものが打ち出されて、合併協議会で全員で確認をされ、議会へ
の議決、そして現在に至っている姿であります。一定
の専門的な知識
のことは、かなりそこで、私は聞いていると思います。しかし、だから今回は聞く必要はないとは思いません。もっともっと聞いて、そういう方
の意見もきちんと聞いた上でやるべきだし、逆にそういう方々だけで10人
のメンバーを選出して、その方だけに意見を求めるという
のは、ちょっと画竜点睛を欠くという思いです。当事者にまず意見を聞くべきだという
のがスタンスであります。
○議長(遠藤悟君) 木村議員。
◆8番(木村和彦君) わかりました-わかりましたというより、私はちょっと違う
のかなという思いがします。懇話会は懇話会で、それはそれである
のかなと。それからもう1つは、その中
の講習会なり講演会
の中で、逆にもっとフラットな形で市民
の意見を聞くという予算が通ったわけですから、逆にこの中できちっとした意見を聞いていただいて、それで市長
の判断材料にしていけばいい
のかなという思いが、私はいたします。 先ほどから話を聞きますと、1病院4診療所が決まったような話に、私は聞こえている
のですが、あくまでもそれは1つ
の形として答申があったというふうに、私はとらえていますし、それはそれで1つ
の機関が出した結論であって、市長はまだ結論出したわけでないでしょうから、これは逆にこの懇話会を、本当
の意味で
のプロフェッショナルな考え方
の形としてとらまえる。そしてもう1つは、市民
の意見は講演会なりをして伝えるという、この2つをもってすれば、私は十分であって、あえてここに市民を入れる立場ではないという考えを持っておりますので、最後にもう1点、それだけお聞きして終わりたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆24番(佐藤昭一君) 市民を入れないでどうやって意思決定をやろうとしている
のか、私
の方が逆にわかりません。今、大変な不安なり、合併協定なども含めたやつに、ちょっと話が違う
のではないですかと。 例えば、ゆうべ
の鹿島台
の集会にも行きましたけれども、その中でいろんな意見が出ました。その1つに、診療所化になる
のがわかっていたならば、合併する
のではなかった、しなかったろうと。これはやっぱり今回、岩出山、鳴子
の地域も含めて、同じ思い
の方が結構いる
のではないでしょうか。分院だから、経営的なやつを含めれば、ベッドを減らしても何とか病院として
の機能をそのまま継続する
のだという観点があるから、特に岩出山
の皆さんからすれば、本来ならことしから建設でしたけれども、合併すれば建設をされるということがきちんとなっておったから、期待を、念願がかなう
のだということを含めて合併に来た
のではないですか。それが診療所化になりますと、180度とは言いませんけれども、全く話が違う状態になりますから、当然診療所化に対するいろんな思いが出る
のは、これは当たり前であります。そう思っている方々、地域
の方々を入れずして、意見を聞いたということでは、私はならないと思います。 市政
の主人公はだれな
のでしょうか。今回この議会で提案されている総合計画
のイ
の一番に目標を立てている
のは、市政
の主人公は市民だというふうな総合計画です。市民と
の協働
のまちづくりをしようということです。それは、意思形成
の中でお互いに意見を、いろんな意見がある
のを全部聞いた上で1つ
の結論に導いていきましょうと。まさに、大変な労力を含めた、まちづくりは本来
の民主主義という観点ではないですかということから、そういうものを打ち出されているわけであります。まさに、市民
の意見を聞くなということは、私はそういう日本
の民主主義なりというものを、あるいは市政
の主人公は市民だということを、何かちょっと、否定すると言ったらまたオーバーになるかもしれませんけれども、ちょっと疑わざるを得ない姿勢だと-姿勢という
のは大崎市政ではなくて「構え」
の方です-だというふうに私はちょっと言わざるを得ない
のかなという思いです。 そういう意味で、意見を聞く
のなら、何度も言いますけれども、その当事者、問題
の当事者になっている方から意見を聞くという
のが、最初に来なければだめだということを、何度も私は述べている考えです。
○議長(遠藤悟君) 木村議員。
◆8番(木村和彦君) 私は市民
の声を聞くなということは決して言っておりません。市民
の声は聞くべきだという立場で言っている
のです。ただ、この懇話会は懇話会で進めるべきだということを言っておりますので、そこは誤解をしないでいただきたいと思います。 私は市民
の声は、例えばいろんな講演会をやる、その中でいろんな意見を聞くということで執行部は答弁しているわけですから、当然これは聞かれるというふうに、私は解釈をして、この補正予算に賛成したわけですから、そのことを申し述べて質疑を終わりたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 以上で、通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 提出者は議席にお戻り願います。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております決議案第2号については、大崎市議会会議規則第37条第3項
の規定により、委員会
の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 御異議なしと認めます。 よって、決議案第2号については、委員会
の付託を省略することに決定いたしました。 これから討論に入ります。 討論
の通告がありますので、発言を許します。 21番後藤錦信議員。 〔21番 後藤錦信君 登壇〕
◆21番(後藤錦信君) ただいま提案をされました附帯決議に対しまして、反対
の立場から討論をさせていただきます。 お断りをしておきますけれども、ただいま
の質疑
の後、お聞きされている方々につきましては、この附帯決議に反対討論をすることが、さも、今、執行部から示されております改革
の案に賛成をしているような感にとられる方もあると思いますけれども、決してそうではありませんので、そのことだけを申し添えておきたいと思います。 市民病院
の問題につきましては、私が、この大崎市内で、皆さん御承知
のとおり一番不便なところに住んでおりますので、私が住んでいる地域にあります鳴子温泉分院、この取り扱いについては日々眠れないほど悩んでいる最中であります。そして、執行部
の、これから
のこの問題に対して
の進め方に関心を持って、かたずを
のんで見守っているところでございます。 現在
の分院体制、この体制こそをしっかりと充実をしていただくこと、そしてそのことに努力をしていただくことが、いろいろなことを除いて、市民
の地域医療という観点からすれば、私はそれが本当は一番最高
の体制だというふうに、今も思っております。そうした中で、私が住んでいる地域でも、今後さまざまな市民運動、あるいはいろんな声が届けられてくる
のではない
のかと、市民
の声はそういった観点で、どんどん執行部
の方に、私は届けていきたいというふうに思っているところであります。 今般
の懇話会に対しますこの附帯決議でございますが、本議会におきまして、まさに病院議会と言っても過言でもないようなくらい、多く
の同僚議員
の皆様方から、執行部に対しまして
の質疑がございました。そうした私たち
の思いは、しっかりと執行部
の皆さんに届いていると、私はそう
かたく信じているところであります。私たち
の思いをしっかり受けとめていただいて、ぜひ懇話会
の運営に当たりましては十分留意をしていただきたいというふうに思っているところでもあります。 私
のこの附帯決議に対する最も大きな反対
の理由は、この附帯決議
の信条に対しましては、まことに同調するものがありますし、本当に苦しい思いで、今反対討論をしているわけでありますけれども、執行部が出されましたこの懇話会という組織に、さらにまた我々議会が附帯決議という形で、その重みが増すような決議を加えていった場合に、この懇話会
の決定というものは、どういうふうな形に向かっても、相当大きいものになってしまう
のだろうと、私は思っています。市長が政策判断をするという考え方でとらえてつくられる懇話会は懇話会として、それはそれでしっかり機能していただいてやっていただくと。我々はもっともっとオープンな形で、執行部に対して物を言うと。そういう関係を維持してこの議論を進めていきたいと、そういう思いがあって
の私
の反対討論な
のであります。 今、大きな手術をしようとしているわけでありますけれども、麻酔をかけないで手術するようなことではなくて、しっかり麻酔をかけて手術をしていただくような、そんな議論をしっかり執行部にもしていただいて、我々も対等な立場で、この問題に対しては市民とともに声を上げていくと。そういう思いがあって、この附帯決議は、さらにまた市長が提案した懇話会に重みをつけてしまうものだというふうな判断から、反対討論とするものであります。 以上です。
○議長(遠藤悟君) 以上で、通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終結いたします。 これから決議案第2号を採決いたします。 本案は原案
のとおり決定することに賛成
の議員
の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(遠藤悟君) 起立少数であります。 よって、決議案第2号は否決されました。 お諮りいたします。 次に、門脇憲男議員より提出されました動議を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 御異議なしと認めます。 よって、本動議を議題とすることに決定いたしました。
-----------------------------------
△日程追加 決議案第3号
○議長(遠藤悟君) 日程追加、決議案第3号議案第119号平成19年度大崎市
一般会計補正予算に対する附帯決議案を議題といたします。
-----------------------------------決議案第3号 議案第119号平成19年度大崎市
一般会計補正予算(第3号)に対する附帯決議 上記
の附帯決議案を別紙
のとおり、大崎市議会会議規則第14条第1項
の規定により提出いたします。平成19年9月20日 大崎市議会議長 遠藤 悟様 提出者 大崎市議会議員 門脇憲男 賛成者 〃 青沼智雄 〃 〃 三神祐司…………………………………………………………………………………………… 議案第119号平成19年度大崎市
一般会計補正予算(第3号)に対する附帯決議 (仮称)「大崎南学校給食センター」整備事業は、当初「合併効果」として旧町
の枠を越え、松山まで供給する施設整備計画案を提示し、検討をしてきたが、住民
の同意が得られず、三本木地域
の2校のみ
の供給とした実施設計である。 これでは何
のため
の合併かという疑問があり、合併
の効果に逆行するものである。 よって、平成19年度大崎市
一般会計補正予算(第3号)
の執行に当たっては、学校給食
のあり方等長期的視点と行政改革
の理念に立脚し、旧志田郡をエリアに入れた施設
の整備計画として再検討を行うこと。 なお、三本木中学校
の給食については、約束どおり平成21年度
の新学期から実施するため、一時的に古川中学校等
の設備に余裕
のある給食施設より供給するように検討すること。 以上決議する。平成 年 月 日 大崎市議会
-----------------------------------
○議長(遠藤悟君) 提出者から提案理由
の説明を求めます。 48番門脇憲男議員。 〔48番 門脇憲男君 登壇〕
◆48番(門脇憲男君) 議案第119号平成19年度大崎市
一般会計補正予算(第3号)に対する附帯決議。 仮称大崎南学校給食センター整備事業は、当初、合併効果として旧町
の枠を越え、松山地域まで供給する施設整備計画案を提示し、検討してきましたが、住民
の同意が得られず、三本木地域
の2校のみ
の供給とした実施計画であります。 この計画は、いわゆる何
のため
の合併だった
のかというような部分も一部にはあり、そしてまた合併
の効果を最大限に引き出す、その最もいい施設
の統合というようなことからすれば、全く残念であります。 よって、平成19年度大崎市
一般会計補正予算(第3号)
の執行に当たっては、学校給食
のあり方等長期的視点と行政改革
の理念に立脚し、旧志田郡をエリアに入れた施設
の整備計画として再検討を行うことにしたいと、私はそういうような注文をしたいと思います。 なお、三本木中学校
の給食につきましては、21年度
の新学期から実施するために、一時的に古川中学校等
の設備に余裕
のある給食施設より供給するように検討すること。 以上決議する。 なお、提案理由
の説明といたしましては、合併後、既に1年を経過して、そして新市
の、ある程度
のエリアなどはお互いに知ることができました。広大な大崎市でありますけれども、教育現場もまさに今は改革を求められるものだと、そんなふうに思っております。特に、学校給食は、ある程度
のエリアと施設は、これからは以前より経費
の大きな買い物になります。このような観点から、今は交通網
の発達などにより、ある程度
の広いエリアも包括した施設こそ、今日的な給食
の施設だと、そんなふうに思っております。また、少子化により、10年も経過すれば間違いなく施設
の再統合などもあることは、私は容易に察しがつくわけであります。 よって、長いスパンで
の施設へ
の投資が必要であり、そしてまた何といいましても今は固定費が非常に高いというようなことから、これはもう少しコスト
の低減ということからすれば、当然エリアを広げ、そしてできるだけ多く
の供給をする
のが、私はいい
のではないかと、そのような観点からこのような提案をいたした次第であります。 よろしくお願いいたします。
○議長(遠藤悟君) これから質疑に入ります。 提出者は答弁席に着席願います。 質疑
の通告がありますので、順次発言を許します。 1番佐藤弘樹議員。
◆1番(佐藤弘樹君) ただいま附帯決議
の方、聞かせていただいた
のですが、私もこの大崎南学校給食センター、当初より非常に関心を持ちまして、やはり三本木、また松山、そういった方々
の生産者、また市民、PTA
の方々
のお声を聞きながら、ずっと経過を追ってきたいきさつがございました。そういったときに、今この附帯決議
の原文を拝見した
のですが、こちら
の中で、やはり合併効果というふうなことと、また、ちょうど中ほどな
のですが、「学校給食
のあり方等長期的視点と行政改革
の理念に立脚し」、全くそのとおりな
のですが、「旧志田郡をエリアに入れた施設
の整備計画として再検討を行うこと」と。こういった、例えば旧志田郡という枠、これを逆に規定してしまうと、合併効果というもの
の妨げになる
のかなというふうなことを、まず1点、感じるものでございました。なぜ、古川地域も入ってくるような、そういった広域的なものでない
のかなというふうなことと、その下段
の部分、なお、「古川中学校等
の設備に余裕がある給食施設より供給するように検討する」という、ちょっととってつけたような文言だったものですから、実際に供給ができる体制であるかどうかといった確認も含めまして、まず御質問するものです。
○議長(遠藤悟君) 答弁。 門脇議員。
◆48番(門脇憲男君) ただいま
の佐藤弘樹議員
の質問
の中で、通告をいただいた分については、まず給食センターという
のをどのように考えている
のかと、こういうようなことがありました。その中で、これはやっぱり今どこ
の地域でも、行革
の1つには、この給食
のセンター化という
のは数えられているようであります。そういうことからすれば、これからはますます学校も児童が少なくなってくる。当然、統合なども考えられる。こういうようなことからすれば、今
の中であっちにもこっちにも給食施設という
のを、800食で3億円も投資する、そういう施設を数々つくって、果たしてこれで10年たったときにはまた再統合と、こういうようなことにならない
のかと、そういう懸念が1つあります。 それから、何といいましても固定費が高いというようなことで、できるだけ、ある程度
の適正規模といいますか、これは私も専門家ではありません。どれだけやればどれだけ
の採算がとれるかとか、あるいはどういうふうになるかという部分は、無責任なようでありますけれども、これは資料も何もまだ集めているものでもありません。 ただ、今、現に市内で行っている自校方式なり学校給食センターなりを見ますと、1時間1,000円未満
の臨時職員
の方々が人件費として計上されております。しかし、その中から見れば、1食当たり300円も人件費が出ていると。こういうようなことからすれば、やっぱりある程度
の量という
のは当然つくってもらわなければ、人件費は安いけれども、施設は800つくろうが1,000つくろうが、それはある程度
の固定費はかかる。こういうようなことからすれば、私は当然だろうと、こんなふうに思っております。 今、旧志田郡と言った
のは、いわゆる三本木につくる、松山につくるとなれば、当然鹿島台にもというような形になる
のではないかと。そうしたときに、児童数もはっきりは把握していませんけれども、どれくらい
の児童数が今ある
のかというようなことも、大崎市全体から見れば、小中学生は1万2,000人近くいるようであります。しかしながら、仮にその4分の1であっても、3,000人あるいは4,000人くらいはいる
のかなと。そういうふうな施設がもし可能であれば、私はその方がいい
のではないかと。 今
の供給体制は、間違いなく配送
の関係については本当にスピードアップされております。現に業者でありますヨシケイなどは、石巻まで運んでいる
のも実態としてあります。それは1万食は容易につくれると、こういうようなお話も聞いていますと、これは800や1,000
の話ではない。そういうようなことも聞いておりますので、私はこのことはある程度可能な
のではないか、そんなふうに素人ながら思ったものですから、できるならば検討していただきたい、こんなふうに思います。 また、古中につきましては、南中学校ができましてから1,150人
の生徒が550人、穂波
の郷、南中に来ました。それで、今一たん減った古中
の施設が完全に使われない
のであれば、また別でありますけれども、まだ使っているはずであります。ですから、もし可能であれば、これに当面、ここから供給をし、そして新しいこっち
の南
の学校給食センター
のエリアという部分
のお話をやっぱりまとめていただく。その努力をこの1年間
の中で何とかめどをつけられるならば、私はそう高いものにはならないと、こんなふうに思う
のであります。そんなことであります。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆1番(佐藤弘樹君) 本当に私も農業を営んでいる者としまして、門脇さんも非常に先輩になりますので、敬意を持ってお話をさせてもらいたい
のですが、今言った行革という観点、もちろん議員をやっておりますので、今
のこの市
の状況を考えますと、やはりこういった施設を含めまして、なるたけ統合、あるいは整理を含めまして考えていく余地はある
のかなと、私もやはり考えるものでございます。また、この給食センターに関しましても、もちろんこれ、反対するものではない
のです。 ただ、やはりこういった箱物をつくる場合には、そういった中身
の問題というふうなことがあるかと思う
のです。そうした場合に、今、門脇議員さん
のお話を聞くと、そういった中身
の問題に関しては一切なかったよというふうなところではあった
のですけれども、例えば、当初から私提案している
のですが、教育長さん
のお話もあった
のですけれども、食育基本計画ですとか、やはり全体に今、小学校、中学校42校ありますが、何人生徒がいて、どのようにこういうふうに給食センター化できる
のかというふうな考え方もさっぱりなかったわけですし、なおかつそういった栄養士会とか地域
の方々と
の連携ということも、口に出しては言うものの、実際に足を運んで話したわけではない
のです。 私もちょうど、田尻
の地域
の方が非常に頑張っているというふうなことで、昨年からお話ししている
のですが、そういった田尻
の地域
の方にもお話ししたところ、やはり教育委員会を含めまして、そういった実際に足を運んで現場を見に来た、話を聞きに来たということはなかったよと、残念ながら言っておりました。そういった現場
の方々
の声というものを聞きますと、やはり箱物だけではなくて、その中に入ってくる食材ですとか、仕組みですとか、そういったものを大事にしてほしいということで、質疑通告にも私上げていますが、合併に伴う効率化というものと、あとは適正化、食材供給
のあり方と、こういったことで今質疑をしていた
のでありますけれども、そういった食材供給ですとか地産地消という観点
の考え方はいかがでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 門脇議員。
◆48番(門脇憲男君) 私も地産地消という
のは、理念としては理解をしているつもりであります。しかしながら、供給
の仕方でありますけれども、私もうち
の家内が、学校給食に出しているということで参加をしている一員であります。東大崎小学校は百五十五、六人
の生徒でありますけれども、では野菜は全部地元で年間間に合うかと、こういうふうになりますと、1年を通してなかなか供給できないという
のも実態であります。夏場は余るくらいありますけれども、冬場は少ない
のです。ですから、供給
の範囲、仕方という
のは、100%から数十%
の差があるだろうと、そんなふうに思います。ですから、地元
のものは1つも使わない、米も使わないと、こういうようなものではなくて、やっぱり供給
の仕方が、その時期時期によって出る野菜が当然出てくると、そういうふうになりますと、どうしても地元
のものだけでは対応し切れないという
のが現実にあります。ですから、そういうようなことからすれば、年間どれくらい
の量をという
のが本来
の契約
の仕方であって、何割くらい、何十%という
のが、いわゆる地産地消
の部分
の参加している部分な
のかなと。 だけれども、聞いてみますと、私も古川市場にたまたま足を運んでみますし、仙台
の中央卸売市場にも朝
の3時ごろに起きていって、今どこからどれくらい
の野菜が入っている
のかと、こういうようなことを聞きますと、今、青果市場は、学校であろうが業者であろうが、今月
のオーダーはこれくらい欲しいと、こういうものがこれくらい欲しいと言われれば、間違いなく品ぞろえは供給するようであります。ですから、古川市場におきましても、それは間違いなく市場に注文を出しておけば、これは近隣、近在
の野菜が来ることは間違いない、そんなふうに思っておりますので、直接佐藤弘樹議員
の野菜を自分
の子供に食わせるという
のは、家庭で2食しかないはずであります。ですから、そういうふうなことになるので、100%
の供給から数十%
の供給になる
のではないかと。どれぐらい供給が可能な
のかという
のは、やっぱりこれは児童数、あるいは何食出すかということと、どういうメニューがつくられるかで、大きく違ってくると、そんなふうに思っております。地産地消
の理念としては、私も理解しています。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆1番(佐藤弘樹君) 今お話を聞いた
のですけれども、やはり田尻方式といったところで、田尻に関しましては今1,400食以上、実際にはつくっておる
のですけれども、先ほど私も議会
の方でもお話しした
のですが、地場産利用率が53.6%。宮城県
の目標
の33%を大きく超していますよというところがあった
のですけれども、やはりお話を聞いてみますと、1,400という
のは今、門脇憲男議員さんが言ったようにかなり厳しい数字となっていまして、本当にやっぱり計画的に、農家
の方も、自分
の学校ですから、その学校を守るために、そのために物をつくって出しているというふうな話でございました。その農家
の方々が1,400という食材を出している中で、聞いたところ、栄養士さん、また農家、生産者
の方が、800ちょっとがやはり適正ではないかというふうな、ちょうどいいというふうなお話を聞きます。そういった中で、建物と食材供給と、また仕組み
のバランスを考えると、800食程度がちょうどいいのかなというふうなところを感じるものでありますが、そういった一方で
の合併効果というものと、そしてもう一方でもそういった地産地消といったことを考えた場合に、やはりバランスというふうなものがあると思う
のですが、そういったバランス、また行政改革がございますが、そういった地域
の方
のよりどころになっている1つ
の学校ですから、給食というもの
のあり方を考えた場合に、やはり適正というところと、適度なところがあるかと思う
のです。 たまたま今回は、三本木
の2校がそういった意味で給食センター化というふうなことになりましたけれども、今おっしゃった松山におかれましても、必ずしも自校方式にこだわるわけではなくて、やはり地域内センター方式を含めまして考えているPTA
の方も多くいらっしゃいますので、そういったことを含めまして、最後
の質疑とさせてもらいますが、そういった合併効果と、またそういった地産地消を含めました地域として
の学校
のあり方といったものを考えた場合に、バランスという観点から、最後
の質疑をさせていただきます。
○議長(遠藤悟君) 門脇議員。
◆48番(門脇憲男君) 今、効率化だけではなかなかというような部分もありますけれども、片方では、1つには、いわゆる安全性と効率化という
のは両極にある
のだろうと、そんなふうに思っています。ですから、安全性だけを限りなく追求していったならば、これは幾らもつくれない。それは間違いなく、どれだけ税金を投入してもこれも追いつかなくなると、こういうような部分も、私は考えられる
のではないかと。もう一方で効率化、これだけでいけばまた不満も出ると、こういうような部分もあるかもしれません。ですから、安全と効率という
のは、私は尺度
の問題だろうと、そんなふうに思います。 ですから、効率化をどう進めるかということは、事業者という
のは意外と身軽に、そして頭をやわらかくして、早急にこの時期にこうやらなければという身
の切りかえは、物すごく早い
のです。自治体は、計画ができ上がったときは世の中が終わっている、こういうようなことがえてして多いわけでありまして、今これだけお金がない、あるいは効率化を図らなければならないと言っているときに、いつまでもこれでいい
のかと、こういうようなことからすれば、私は相当これは効率化にシフトしていかなければ、これからはどの部門であろうが、1つ
の事業所という
のは、そこでやっぱりペイしていかなければならない。そういうようなことからすれば、税金は限りなく下方修正、そしてまた費用はやはり右肩上がり、こういうようになってくる時代に、給食にどれだけお金をつぎ込むかということは、後々
の時代を考えれば子供は確かに大切であります。しかしながら、ある時期はやっぱりこれは今まで
の体質から脱却していかなければ、公的施設といえども、ある程度頑張ってもらわなければならない、そんなふうに思っております。 中学校に余裕設備がある
のではないかと言った
のが、たまたまこれがいろいろな方々にお目玉を食うようでありますが、しかしながら、ここ2年間休んだからといって、その施設を使ってならないという
のであればまた別ですけれども、法的に特別縛りがなければ、私はその施設を使って、その間に最も大切な、今、合併してから
の施設
の統合という、この切り口をどうつくっていくか、そのルール化がやっぱり必要な
のではないかと、そんなふうに思っています。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆1番(佐藤弘樹君) 最後にちょっと一言だけな
のですが、先ほど門脇議員さん
のお話
の提案理由
の中で、ある程度
の地域は、合併しまして約1年半という中で知り得たはずというふうなお言葉がございました。そういった中で、例えばこの松山という地域におきましては、もう20年ほど前から地域
の方が、今でこそ食育という言葉がありますが、農作業体験学習会ですとか、そういった子供たちと
の触れ合いを持って、学校に出向いて行事に参加したり、お話をしたりというふうなところで、全く地域を含めて食育に取り組んでいた、多分大崎管内でも一番早い地域だった
のです。そういったところもあったものですから、こういった上からばつんという、やはり言い方もあるかと思う
のです。そういった今回、いろんないきさつ
の中でどうしてもなじまない、やはり感情を逆なでる部分があったことは否めませんから、門脇さん
のおっしゃる行革もわかる
のですが、行革と人間
の感情というものに関しては切り離して考える
のではなくて、効率化はわかりますが、なかなか人間
の気持ちという
のは効率的ではないと思いますので、そういったお互い
の気持ちをわかった上で、血が通った行政改革に今後とも邁進する上では、私も協力をしたいというふうに思う
のですが、そういうふうな文言ではなくて、また対応でもなくて、ただ上からばつんと押しつけるような、そういった対応であるならば、やはりこれはちょっと違うかなというふうに思っているものでございます。 終わります。
○議長(遠藤悟君) これは聞かなくていい
のですか。質疑ですので、自分
の思いだけ語らないで、簡潔にしてください。 門脇議員。
◆48番(門脇憲男君) 先ほど教育次長さんが、ボタン
のかけ違いがありましたと、これはかけ直さなければ正常になりませんと、こういった言葉が私は100%だろうなと、そんなふうに思います。という
のは、やはりこれだけこじれてしまって、それでどうにもならないからというものではなくて、やっぱり話せばわかるということで、ある程度
の冷却期間は必要かもしれません。しかしながら、何年かかったからといってこの計画が成就するというものでもなくて、長くなれば長くなるほどむだが多くなるということからすれば、お互いにやっぱりこれは気持ちを寄り合わせる以外ない。そういうようなことでお互いに誤解を解く、その努力が最初だろうと、そんなふうに思います。 ですから、ボタン
のかけ違いは間違いなくかけ直すと、こういうふうに当局が言っていますので、そのかけ直しからスタートしてもらいたいと、そんなふうに思っています。 〔「終わります」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 次に進みます。 18番齋藤博議員。
◆18番(齋藤博君) まず、先ほど皆さん
の協力をいただきまして、議案第119号を、三本木
の給食センター
の実施設計
の委託料を含んだ予算を可決いただきました。非常にほっとしていたわけですけれども、この附帯決議案が出て、非常にびっくりしているというか、驚いております。 それで、質疑をいたしますけれども、この決議案
の中に、旧志田郡をエリアに入れた施設
の整備計画として再検討を行うこととありますけれども、これは私はこういうふうに受け取っているわけですけれども、これまで三本木と松山と考えて、それでもって最終的に三本木ということだった
のですけれども、その建設地が三本木と決まったものを、改めて時間をかけて、三本木も含めた建設地をもう一回検討しなさいということな
のですか。
○議長(遠藤悟君) 門脇議員。
◆48番(門脇憲男君) 私は場所
のことは特に申しません。できるならば、ある程度
のまとまった、何食になりますか、その量を800に限らずやっぱり広げてもらいたいと、こういうような気持ちでこのような文にしたわけであります。それはなぜかといいますと、結局は、先ほど佐藤弘樹議員にも申しましたとおりでありまして、それぞれ
の旧町が持ち始まるということは、これは容易に想像がつくようであります。ですから、適正化、適正化ということで、今がちょうど適正化でなくて、やがてまた学校
の統合まで絡む、いわゆる児童数
の減少などを考えれば、当然、今だけ
の話ではないというようなことであります。ですから、国
の補助だ何だといろいろある中で、最大限そのメリットは引き出すにしましても、やはりある程度
の食数を、私はつくるべきだと。これは何といいましても、やっぱりスケールメリットではないかと、そんなふうに思います。 そういうことで、ここはエリアとして、いわゆるできるならば鹿島台まで入った分ができればいいかなと、そんな素人ながら
の安易な案でありまして、特に精査したわけではありません。
○議長(遠藤悟君) 齋藤議員。
◆18番(齋藤博君) 提案者は、あえて建設地
の再検討ということではないと言っておりますけれども、ただ、この文面からいえば、当然旧志田郡エリアをということになれば、そういったことも含まれてくると、私は思う
のです。そうしたときに、これまでも教育長なり、それから次長
のほうから、三本木
の中学校
の給食についていろんなお話がありましたけれども、その中で次長は平成10年からという話もしておりましたけれども、私がじかに知っている範囲で、平成4年から、当然その前からこの中学校
の給食問題についてはあったと思う
のです。 私
の知っている範囲で質疑
の内容にさせていただきますけれども、平成4年からこの問題が一般質問等でいっぱい出まして、町としても、3次にわたって正式な給食
の検討委員会をつくっております。その都度、中学校
の給食をやるべきだとか、あるいはどういうふうにしてやるべきだとか、そういうような答申は出てある
のです。それで、最初は当然、その当時
の町長も議会で、給食を、例えば議会
の常任委員会
の調査によってやらなければいけないということでやりますと言ってみたり、あるいは途中から、給食をやらない中学校
の町として、日本で最後になってもやらないよと言い始めた
のが、たしか2次
の検討委員会
の答申が出た後、それで続いてきたわけですけれども、合併を視野に入れて給食をやらなければいけないということで、この子どもが丘事業
の計画
の中に入ってきた、そういうような経緯がございます。ですから、私も含めた三本木
の方たちと、それから提案者である門脇さんでは、多少温度差がある
のは、これは仕方がないと思う
のです。 確かに、この中にもあるように、合併して合併効果ということからいえば、あるいは全くそのとおりかもしれません。しかし、今言ったようなこともありまして、建設地を含めたということになると、これまで
の約20年近くにわたって
の経過、それから新しく大崎市議会になってからも、当然第1回
の定例会から、この三本木
の給食問題についてはずっと、提案者も御存じだと思いますけれども、議論しております。そして、その結果が、今回
の19年度
の補正
の第3号でもって、その実施設計に向かうということになった経緯がある
のです。それについては、そこまではやっぱり提案者にも理解してもらわなければいけませんし、その思いを。 だから、やはりここ
の中で提案者は建設地についてはそうではないよと言われましたけれども、でも当然再検討を要するとなれば、何も一番端っこから端っこまで持っていく必要がないと考える
のは、これはさっき言った効率から考えても当然
のことだと思うので、今そういうような考えはないということだけれども、でも私はそういうふうに入っていると思っていますので、改めて答弁をお願いできませんか。
○議長(遠藤悟君) 門脇議員。
◆48番(門脇憲男君) 今でき上がった部分を、ここからまたどこかに持っていく
のかと、こういうようなお話になる
のだろうと思いますけれども、私はやっぱり、どこから供給しても30分あるいは1時間以内
の場所だろうと。そんなふうに思いますと、つくって2時間で食べさせるということは可能な
のではないかと、そんなふうに思っております。 それから、これは20年来
の懸案事項だったと、こういうふうに言いますけれども、合併
のお話で、おおよそ3年間は恐らくこの話もある程度進まなかった
のではないかと。そしてまた、合併して1年
の間に結果をすぐ出せということ
の中で、1つは焦り
の部分があったかもしれません。しかしながら、今回はその反省に立って、ボタン
のかけ違いを一からやると、こういうようなことからすれば、私は粘り強く説得をするような形でお願いをする、今これをやらなければ、やっぱり新しいこれから
の施設なりなんなり
の方向づけができませんというような形でいかないと、私は合併はしないほうがむしろ便利だったと、そんなふうにお互いに思うはずであります。しかしながら、ここから何でそれではということで、先日も、立ち行かなくなる
のではないかということで合併をしたはずであります。ですから、最低限この学校給食くらいは、やっぱりまとまらなければ、これから小学校
の、あるいは中学校
の学校
の統合なども容易にあるかもしれないということは想像に値するものであろうと、そんなふうに思いますので、ここはやっぱり最初
のステップだと、そんなふうに思いますし、また40人、50人
の学校という
のはどんどん出てくるというようなことからすれば、ある程度考えてもいい
のではないか。ここはお互いにやっぱり譲るべきだと、距離
の問題は五十歩百歩
の話だと、そんなふうに思っております。そういうことで御理解を願いたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 齋藤議員。
◆18番(齋藤博君) それから、その下
の行に、三本木中学校
の給食については、約束どおり平成21年度
の新年度から実施するためというふうなくだりがありますけれども、提案者はこれまで
の同僚議員
の質疑、それから教育委員会
の答弁
の、この約束ということについて、21年から三本木中学校
の給食を実施するという約束をしたということについて、この文面に載せた、受け取り方というか、それはどういうふうなことでこういうふうに表現している
のでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 門脇議員。
◆48番(門脇憲男君) この施設を計画どおり進めれば、21年にはもうできたはずだと、こういうような話になる
のだろうなと、そんな思いから書いたわけであります。ですから、その間
の不自由をかけないということは、ある程度どこから供給しようが、その不便さはやっぱり埋めなければならない
のではないかと、そんな思いであります。
○議長(遠藤悟君) 齋藤議員。
◆18番(齋藤博君) 教育委員会が平成21年度
の新学期から実施する、そのため
の約束という
のは、今提案者がおっしゃっているような内容ではないと、私は思います。 この事業は、もともとは合併する前は、本当は平成19年4月から使う予定だった
のですけれども、合併そのものが1年延びてしまったので、20年4月から子どもが丘事業
の幼保一元化
の事業と一緒にやろうということできた
のです。しかしながら、提案者がおっしゃっている合併効果を得るために、せっかく大崎市になった
のだから、そういう計画な
のだったら松山と
の話をしましょうと、そのためには時間が必要ですと。それで1年延ばして、幼保一元化は20年4月から供用開始ですけれども、学校
の給食センターについては21年4月からやろうということ
の約束な
のです。だから、本来私たちも含めた三本木
の方たちは、20年4月から幼保一元化
の施設と一緒にやってもらう
のが本来
の約束だったはずでございます。本当に松山と協議をして、21年4月から給食センターを使い始めるなんていう
のは、はっきり言って18年度、合併した当初、私
の頭にもありませんでしたし、18年度
の第1回定例会
の一般質問
の中でも取り上げてありましたけれども、それにもそういった答弁はありませんでした。ですから、私としては、松山そのものと協議すること自体が、協議して1年延ばそうということ自体が、非常に今でも納得はできていない
のです。ですから、まして提案者
の方がそういったことであれば、それは違うよということです。ですから、三本木中学校
の拡大運営委員会
の方々が了解した
のも、そういうことな
のです。せっかく1年間延ばして、その間ほかから持ってきていろんな手を使っていただくよりも、とにかく、さっき同僚
の相澤議員も質疑
の中で言っていましたけれども、それだけ経費がかかる
のだったら、私たち我慢すると。だから、21年からは間違いなくやってくださいということな
のです。了解したときには、例えば松山とか、あるいは三本木以外
の建設地ということは頭
の中にはたしかなかったはずでございます。私たちもありませんでした。ですから、今聞いた
のはそういうことな
のですけれども、そういったことなので、もう一度改めて、このことについては改めていただきたいなと、私はそういうふうに思います。 それから、ここに一時的に古川中学校
の設備に余裕
のある給食施設から持ってくるということは、さっき教育委員会
の教育総務課長が答弁していた
のと、私はその内容が違うと思う
のですけれども、それは教育委員会
の方に確認なさった上で
のことな
のでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 門脇議員。
◆48番(門脇憲男君) 教育委員会と確認したかということは、確認はしていません。ですけれども、思いとしてこの部分は書いたわけでありまして、調査不足ではあったということは否めません。 また、あと何と言った
のですか、さっき……。
○議長(遠藤悟君) 齋藤議員。
◆18番(齋藤博君) ほかから持ってきてやることは、何だかんだあって難しいですと、私はそういうふうに答弁を聞いたような気がしましたけれども、それで今質問しました。
○議長(遠藤悟君) 門脇議員。
◆48番(門脇憲男君) 事緊急に当たっては、そんなにそんなに悠長なことは語っていられない
のではないかと、そんなふうに思います。合併で1年延びたということも、その約束
の部分
の外れた部分だということは、齋藤議員が申しましたけれども、やっぱり合併という100年に1遍か50年に1遍か
の世紀
の変わり目
のときに、ここは今、大急ぎで何が何でもという形でスタートを切るか、あるいは構想をある程度つくって、お互いに後へ
の不満を残さないで進むかという
のは、ここはたとえ住民
の方々に怒られても、多少辛抱を願って、そして1つ
のルールづくりをしたほうが、私は後々
のためではないかと、そんなふうに思います。ですから、これはしかられる
のは百も承知であります。 そういうことで、もう一度と言わず、教育委員会と、そしてまた市長部局
の関係
の高橋副市長なりが中心になって、財政
の本来
のあり方なり、あるいは今
の窮状を訴えて、そして短期財政計画もこのようにつくりましたと、これは到底今までどおりやれないというようなこと
のあかしでありますから、ここは本当に皆さんにお願いをし、そしてまた、今はちょっと我慢をしてもらって1つ
の方向づけを出してもらいたいなと、これが将来
の誤り
のない進め方につながればと、そういう思いで私は附帯決議を出したわけであります。 〔「終わります」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 次に進みます。 46番笠原校藏議員。
◆46番(笠原校藏君) それでは、時間も大分たっていますので、簡単明瞭にお聞かせをいただきたいと思います。 齋藤議員もお話しになっていますように、この4日間、この南学校給食センター
の委託料ということについては、いろいろ質疑があって答弁も聞いてきたわけでございます。そういう中で、小学校
の改築でも、これでもだめだと。あるいは、小学校からそのままでは制度的にだめな
のだと。そして、民間からでもだめな
のだと。他
の市
の施設から配送してはどうかと、それも難しいと。そういう形で、最終的に原案を先ほど可決したわけでございます。そういうことからしますと、この古川中学校等
の設備に余裕
のある給食施設と、こういうことで、もしこれが可能だとするならば、議決したものを否定する、そういうような文面になってはいない
のかと。 思いは十分わかる
のですけれども、ある面からいいますと、議会が十分な論議をしないで可決をした
のかと言われかねないような文面ではない
のかなと。そういう点で、内容については、私はこの思いはわかるわけですけれども、違和感という、我々議決する立場として、前段で議決してそれを否定するような形で
の文言が入っているということに対しまして、どうお考えな
のか、その1点だけお聞かせいただきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 門脇議員。
◆48番(門脇憲男君) 余裕施設ということは執行部からは一言も聞いておりませんし、私も、ではどこかでこれ
の穴埋めができない
のかと、こういうようなことからすれば、2年ほど前まで古中に1,150人もいた。それが550人、南中学校に行ったと、こういうことからすれば、ある程度
のことは可能な
のではないかと。これは先ほどもお断りしましたけれども、全く素人判断であります。ですから、できない
のかというようなこと
の、いわゆる研究もしてもらいたいという思いは持っております。そういうことでありまして、以下、それは約束を守らなければならない。これはやっぱり当然そういうふうになります。大分待たせたという思いは、それは当然あるわけです。ですけれども、このように、いわゆる合併後ずっと、あるいは合併を挟んでいろんな形
の中でそれぞれ
の体制が十分できないままに、今度
の給食センター
の部分については、800食で3億円という、この投資額には私も非常にびっくりしました。恐らく、どなたもその思いはある
のだろうと思います。それだけ
のものであるならば、やっぱり集約する
のが、これはある程度必要な
のだろうと。 私も産業常任委員会などで、企業さんを回ってお話を聞きますと、ある町
の社長さんは、「あなたたち、税金無駄にするんだこったら、納めたくねえぞやと、おれたちなんか自分
の給料も取りかねて税金納めている
のだ、あと融資されないから」と。この言葉は非常に私
の頭
の中にいつでも残っています。税金を納める人
の大変さということと、税金を使う人
の安易さという部分
の、いわゆるギャップだと、こんなふうに思っています。ですから、できるならばやっぱり効率をどう上げるかという部分を、本当に私は求めるべきだと、そんなふうに思っています。 ですから、先ほど言いましたとおり、安全と効率という
のは両極にあると。ですから、それはさじかげんだろうと、こういうようなことで、それぞれ
のセクションがそれぞれに自己完結できるならば、私は最高だと思いますけれども、しかしながら、学校給食はこれまでどおり、人件費は1食300円以上補助してきました。ですけれども、これからもずっとその補助が可能かといったときには、私は財源が底をつくという
のは間もなくやってくると、こんなことを考えますと、私はある程度、やっぱりこのことについては、時間をかけても施設
の効率化という
のは図っていかなければならない。そういう思いから、この附帯決議を出した次第であります。 御理解をいただきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 笠原議員。
◆46番(笠原校藏君) 門脇議員
の思いは、恐らくここにいる皆さんがお持ちだろうと思います。ただ、私が先ほどから言っております
のは、先ほど議決した
のとこれが整合性がとれない文章ではない
のかなと。ここに私はひっかかっておりますので、その辺について
の答えをいただければ幸いでございます。
○議長(遠藤悟君) 門脇議員。
◆48番(門脇憲男君) ここは、笠原議員も長い議員生活を送ってきまして、そしてまた人生経験は長いわけでありますから、少し余裕を持って見ていただければ、この文についてはいずれわかるはずだと、そんなふうに思っております。 〔「終わります」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 次に進みます。 6番相澤久義議員。
◆6番(相澤久義君) 合併して、これから本当に一体となっていろいろ事業をしていかなければいけないと思います。そして、松山と
の給食
の問題、多分ボタン
のかけ直しはできない
のではないかなという思いでおります。そして、ましてや三本木中学校
のPTAをどう説得するか、子供と親に約束したことをどう説明するか、その辺をお聞きします。(発言する者あり)ああ、そうか、変えます。旧志田郡エリアということが書かれている
のですけれども、旧志田郡エリアというと、鹿島台から三本木まで横に長い、本当に大崎市みたいなようなつながり
の町ですけれども、それを縦側
の方に向けると、先輩
の東大崎や西古川や高倉や志田地区があります。門脇先輩はここ
の議場まで多分20分くらいで来る
のではないかなと思います。そして、今
の子供たち
の数を見ますと、松山と鹿島台で約1,500人くらいいます。そして一方、三本木と高倉並びに西中学区を比べると、それも約1,500人くらいでないかなと。そういう旧志田郡を向けという
のではなく、合併したごったら三本木は古川を見たほうが近い
のです。そして、大変失礼なことな
のですけれども、西中学区
の今
の小学校
の数、高倉小学校は今57人くらい、あと志田小も60人くらい、あとは東大崎も百何人、合わせると、全校にすると300人やそのくらい
の規模になります。門脇さんが言うとおり、将来、統廃合も目指さなくてないと言っていますけれども、そしてこの志田小学校とかそういう小学校
の給食施設は老朽化している
のではないかなと、私は思います。 そういう方法を見て、とりあえず、では三本木に古川
の方を向けて、将来、統廃合に向けて、これ一般質問をしようと思っていた
のですけれども、ちょうど門脇先輩からいいことが出たもので質問する
のですけれども、そういう方法をしたほうがよっぽどまとまって、今度800食が1,500食
の給食センターができる
のでないか。あと片や松山、鹿島台
の方々は、本当に1,500食くらいで、三本木から松山に行くよりも、例えば鹿島台から松山というと、松山
の人に怒られますけれども、その辺はうまく検討してやっていったほうが、よっぽど効率的でないかなという思いですので、この文面を直すか、考えを少し改めてもらいたいなという思いですけれども、いかがでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 門脇議員。
◆48番(門脇憲男君) 相澤議員
の今
のお話を聞きますと、私はやっぱりスケールメリットを求めるということについては、ある程度
の多い部分については何ら異論ございません。ですから、ここから西中に持っていこうが、それがそれでまとまるというならば、それでもいい
のだろうと思いますし、そのまとめ方
の時期であります。ですから、急がなくないというようなことからすれば、やはり今こういうふうに懸案になっている松山、三本木、そしていずれ鹿島台もと、こういうような部分になる
のだろうなというようなことで、急いで答えを出せるならば、私はこのエリアが最適な
のかなと、そんなふうに思った次第です。 以上です。 〔「終わります」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 以上で、通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 提出者は議席にお戻りください。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております決議案第3号については、大崎市議会会議規則第37条第3項
の規定により、委員会
の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 御異議なしと認めます。 よって、決議案第3号については、委員会
の付託を省略することに決定いたしました。 これから討論に入ります。 討論
の通告がありますので、順次発言を許します。 18番齋藤博議員。 〔18番 齋藤 博君 登壇〕
◆18番(齋藤博君) 私は、この附帯決議案に反対
の立場で討論をさせていただきます。 本年第1回定例会
の中で
の質疑
のやりとり
の中で、教育委員会では松山と
の協議
の経過について触れており、平成21年4月に三本木中学校
の給食開始という日程からも、7月じゅうぐらいには決断をしなければならないと述べております。時間的制約もある中で、今回この附帯決議案を提出された議員も、この議論を多分承知していると思います。 今議会に、この実施設計委託
の予算
の上程は当然予測できたわけでありますので、この附帯決議案
の提出は、私には理解できません。さらに、教育長並びに教育次長
の、この議会で
の再三
の質疑に対する答弁にもあるように、そして私がさっき
の質疑
の中でも言いましたけれども、三本木で
の給食
の整備については、突然持ち上がった話ではありません。約20年をかけて議論して、ようやく住民と行政
の声が結集して、この新市建設計画
の重要事業
の一環としてのせた事業でもあります。 本来であれば、幼保一元化施設
の同時開設を目指してきたものでありまして、合併効果を上げようとして、開設をさらに1年延長して現在に至っているわけですけれども、このような経過からも、この附帯決議案には、私は反対であります。ぜひ、皆さん
の賛同を得たいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
○議長(遠藤悟君) 次に進みます。 43番佐藤勝議員。 〔43番 佐藤 勝君 登壇〕
◆43番(佐藤勝君) 賛成討論をいたします。 先ほどまで修正案を出そうかと思った
のですけれども、同会派
の門脇憲男議員
の説得に負けまして、附帯決議案に賛成
の討論をいたします。 合併して2年目、今年度、伊藤市長は施政方針
の柱としてまちづくり元年、そして行財政改革元年、不退転
の決意で二兎を追って二兎を得る、改革
のため
の意欲が見られることに大きな期待をするものでありますが、何か空回りしている感じがしないでもありません。言い方を変えれば、焦っている
のかなという思いもあります。私
の感じなので気にする必要は別にありませんが、心にとめておいていただきます。 経常収支比率91.8、実質公債費比率19.8、せんだってでは19.9になりました。という指標を改善する命題であります。三本木
の給食、篤と御存じでありますけれども、私は今回知りました。振り返りますと、これまで
の議論から、三本木中は市内ただ1つ
の弁当持参、250食であります。これも私は残しておく価値もあるかと思います。全国でただ1つ弁当持参
の学校、これこそ私は食育だろうと、こういう思いであります。 三本木小給食は小学校分500食、幼稚園分165食供給していますが、来春幼保一元化で完成。つまり小学校が500食、中学校分250食、合わせて750食を供給することに3億円
の整備費用を見込んでいるということであります。隣
の松山3校
の老朽化に伴い、給食施設を改修して自校方式にした場合、これらセンター方式と比較し、初期投資で1億3,500万、運営費は毎年3,600万
の違いと、市教育委員会ははじき出しました。昨年11月、市教委は、合併効果からして大崎南学校区域を視野に入れたセンター化を図るべき結論で松山に説明をいたしましたが、合併して半年、市
の学校給食
の整備方針が決定していなかった
のが原因と、つまり賛成されなかった理由を、伊東教育長がきょう答弁をされていました。その答弁を続けますと、しかし現時点で
の学校給食
の整備方針については、子供たち
の環境をどうするか、給食
のあり方、食育基本法という文科省
の方針からして、それを視野に入れながらも、固執するものではないが、大崎市
の学校給食はセンター化
の方針であると答弁をされました。 また経緯に戻りますと、つまりその整備方針がなかったために、松山地域では食育に逆行すると。何
の相談もなかった、その溝を埋めることができなかったと。つまり教育委員会は、この大崎
の集中改革プランを7月に出されました。その中
のナンバー9、学校給食
の効率化と、きちっと皆さん渡っていますね。全協でも説明しました。ちょっと振り返りますと、大崎南学校給食センター
の整備推進、19年度、20年度、給食業務
の民間委託。その改善目標は、民間委託は21年度から。現在、大崎市南東部地域を対象とした仮称大崎南学校給食センター
の整備を計画中であり、その推進を図るとともに、地産地消
の充実を図りつつ、調理業務
の民間委託、調理員
のパート化を引き続き推進すると、行革集中プランで改善目標をうたっております。今回820万ですか、計上をしたということは、2カ月前につくったこの集中改革プラン、みずからつくったものを天につばをするようなものではありませんか。 この議論
の中で、とりあえず三本木小学校から一時的にできないかという提起もありましたけれども、アバウトな資料
の提出でできないと。できない論理で問題点を列記されております。それから、先ほど議論が齋藤議員からありましたけれども、提案者は古川中学校が余裕
のある、等ということがありましたけれども、私はきのう
の夕方から教育委員会に、余裕
のある給食設備
の学校を挙げてくれと、ずっと提起をしておりました。次
の日
の朝まで、きょう
の昼間まで、きょう
の夕方まで、ついに出てきません、教育委員会
の考え方。私は古川中学校は当然100食なり何ぼはあると思います。学校
の生徒が少なくなりましたから、さっき提案者も言いましたけれども。それから、南中学校、これはPFI方式であります。契約条項には確かにあると思います。しかし、これは管理運営しているところにお話しすれば理解ができると思います。ですから、とりあえず三本木中学校
の250食は何とか努力すれば、齋藤議員
のように、21年度ではなく20年度からも一時的にはできると、可能性を持っていると、私はこう思います。つまり、食育教育が自校方式
の最大
のすぐれた点と、こう言われますけれども、現実に大崎市で、田尻という
のは農業が非常に盛んで農業
の先進であります、大崎ではその田尻がセンター方式をして、地産地消、食育は一番だと。ですから、センター方式が食育
の教育なり地産地消にはならないという論理にはなりません。つまり、教育委員会
の今回
の提案は、合併した効率性と、それから行革集中プランに逆行、逆
の考えであります。 よって、賛成
の理由を3点申し上げます。 行革集中プラン、ナンバー9、先ほど説明したように、これとまさしく相反対
の提案であります。 それから2つ目、学校給食
の自校方式
のメリットがセンター化によってなくなるであろうという住民へ
の、つまり説明不足であります。つまり田尻
の例、あるいは岩出山にもセンターをやっています。いわゆる自校方式でなければ地産地消、食育教育ができないという議論は、これは住民に説得できるはずだろうと、私なりに思います。 それから、南学校区域、あえて先ほど言いましたけれども、相澤議員
の提起で。提案者は旧志田郡エリアと言いましたけれども、あえて名前
のとおり南学校区域といえば、何だかわからないけれどもこっち
の方ということで、南学校区域
のセンター化
のため
の、つまり市民
の同意を得る努力を最大限に、やっぱり教育委員会は努力をすべきだと。そのために私は可決に賛成した
のであります。 4つ目も、つまり、三本木中学校21年度から提案者は何とか他
の施設からということで、これは教育委員会は資料を出しませんでしたけれども、いわゆる1回転が原則であります、給食は。ただ、期間中2つ
の学校くらいからであれば、1.5回転しても250食は運べるわけです、ここに、三本木中学校に。それは、努力すれば20年度からでも、私はできるはずだと。他
の余裕
のある学校、という思いであります。つまり、1回転でなければならないということはない。それは、かまなり設備が整っていれば、スタッフを増員すればできるはずであります。近くから持ってこれますから、2時間以内に持ってくるということは。当然、交通渋滞とか、教育委員会は交通事情なんて、これは理由にならないです、そこからここまで。 そうすると、修正案みたいだけれども、つまり結論は、松山
の皆さん
の理解を求める努力をセンター化で、つまり薄れる、デメリットであると言われる食育、地産地消、それから搬送
の問題。つまり食育、地産地消は学校
の責任ではありません。家庭
の責任であります。それを学校に転嫁する親
の問題、地域
の問題であります、これは。親ができなくて学校で食育をやれという話はないはずであります。これら
の解決
のために、最大限、教育委員会は努力をすべきであります。そして、ちょうどこの機会に、大崎市全体
の学校給食
の整備計画を含めて、この地域はどうあるべきかと、それで自校方式でなければならないと頑張る地域には、負担増も含めて、やっぱり教育委員会がいろいろ協議をすべき責任は、私はあると思います。 よって、この附帯決議案に大賛成するものでありますので、皆さん方
の御賛同をお願いいたします。 以上であります。
○議長(遠藤悟君) 以上で、通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終結いたします。 これから決議案第3号を採決いたします。 本案は原案
のとおり決定することに賛成
の議員
の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(遠藤悟君) 起立多数であります。 よって、決議案第3号は原案
のとおり可決されました。 ここで、暫時休憩をいたします。 再開は午後7時といたします。 ------------ 午後6時40分 休憩 午後7時00分 再開 ------------
○議長(遠藤悟君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
-----------------------------------
△日程第3 議案第141号
○議長(遠藤悟君) 日程第3、議案第141号を議題といたします。 これから質疑に入ります。 提出者は答弁席に着席願います。 質疑
の通告がありますので、順次発言を許します。 41番小沢和悦議員。
◆41番(小沢和悦君) 議案第141号につきまして、質疑をさせていただきます。 この条例改正案は議員
の期末手当
の削減をしようというものでありますが、現在
の年間100分の300から100分の270と、10%削減するという内容であります。金額にしますと、年間で671万6,100円という試算が出ておる
のでありますけれども、この金額、10%削減という
のでありますが、どういう積算根拠で出されたものな
のか、また平成22年3月31日までとする理由、どういうことな
のかを、まずお聞かせをいただきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 答弁。 三神議員。
◆38番(三神祐司君) お答え申し上げます。 提案者である私、行財政改革特別委員会
の委員長ということでございますので、行財政改革における様子を紹介しながら、答弁させていただきたいと思います。 まず、その10%
の根拠。我々が議論している中で、50%削減ということから、最低では現状維持というところまで幅広くありました。その中で、このまま報告ということはできないと、皆さんにもそれなりに御協力をいただくような形に相なったわけでありますけれども、それはただ単なる行財政改革特別委員会
の議論だけではなく、おのおの会派に持ち帰り十分な議論をして、そして参加してくれろというお願いをしながら今日までやってまいりました。最終的には、最終調整案ということで10%削減ということで落ちつきましたけれども、お1人だけ現状維持ということがありましたので、少数意見
の反対ありということでございます。 次に、22年3月末までということ
の根拠ということでありますけれども、我々
の任期ということから考えれば、最大でも我々
の任期中であろうと。次
の任期に影響を及ぼさないような形
の中で、我々、ならば現有52名がこぞってやれる形
の中でということでありました。ただ、その中で若干異論がありまして、スタートラインはどこにする
のだということで、ことし12月か、あるいは来年
の6月かということで議論をしたわけでありますけれども、なかなかまとまることには難しく、最終的には12月実施に向けて検討するという結論を、総意でもっていただいたところでございます。 以上です。
○議長(遠藤悟君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) 今、数字
の根拠であります。積算根拠。なぜ670万、10%か。これ答えていないです。議長、きちっと答えさせてください。
○議長(遠藤悟君) 三神議員。
◆38番(三神祐司君) 数字が10%という根拠、それは先ほど言ったように、50%カットから現状維持まで
の調整した数字であるということに間違いはございません。
○議長(遠藤悟君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) それでは、数字
の積算根拠にはならないです。もう一回。だめです。
○議長(遠藤悟君) 三神議員。
◆38番(三神祐司君) まさに、正直に申し上げますけれども、50%カットから最終的には現状維持と、その調整
の中で最終的に10%ということで落ちついた、それが根拠というものでございます。
○議長(遠藤悟君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) 議会に議案として出す数字ですから、積算根拠がなければだめです、これは。答えられないという
のが正直なところでしょうから、次に移ります。 ところで、これは提出者にお聞きする
のでありますけれども、私は既に議員
の期末手当等は初めからカットしているという認識であります。それは、例えば合併前
の6町
のほとんどは100分の325、つまり3.25カ月分です。それを3カ月分にした。その根拠、理由は、古川市議会、古川市が財政逼迫ということで、財政健全化計画を策定しました。その過程で、議会みずからが古川市
の経営健全化にどう貢献するかと、こういう議論をやりまして、期末手当を100分の330から、100分の300と既に削減をしました。また、役職加算、仙台市は100分の145、名取市100分の140、その他合併前
のそれぞれ
の町も15%上乗せというところが幾つかありました。それをゼロにしました。また、費用弁償について、この前ある新聞に、南三陸町議会が費用弁償日額2,000円を半額
の1,000円にしたということが、費用弁償半減というので10月実施と大きく載っているようですけれども、古川市議会はそれまで日額3,000円でございましたけれども、これをゼロにした
のであります。政務調査費につきましても、仙台市は年間1人440万、石巻市は36万でありますが、古川市議会は年間で8万円ということで、調査活動、報告活動を大方
の方々が自腹でやってきた、こういうものであります。合併協議会
の中で、議員報酬
の額はどうするかという議論もあって、古川市を例とすると。それ以外についても、言ってみれば財政健全化計画期間中カットするとした期末手当を、100分の330ではなくて100分の300という、減じた
のをそのまま合併後
の大崎市に適用したと、こういうものであります。今
の52人
の議員
の数にしますならば、期末手当関係で926万9,520円、既に切った状態で新市に入っている。また、費用弁償についても、今
の大崎市議会
の各種委員会等へ
の出席を含めますと、年間で858万円に匹敵する削減をしていると、こういうふうに思っております。 問題は、こうしたことを提出者は知っているというふうに前にお聞きしましたが、市民
の皆さんは大方知らない、こう思う
のです。別に私たち宣伝をしたわけでもありません。しかしながら、市長
の期末手当
のカットだ、それから管理職
の皆さん
の管理職手当
のカットだという中で、議員は既にやっているということを市民は知らない。だから、つり合い上、幾らかでもカットしなければならない
のではないかという
のが率直なところな
のではない
のでしょうか。その辺、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 三神議員。
◆38番(三神祐司君) 行財政改革特別委員会には、古川出身6名が存在しております。その中で、営々とそういうお話もちょうだいして相わかったものでございます。ただ、小沢議員
の、3に大崎市が引き継いでという文言がありますが、大崎市は引き継いでございません。そこだけは御承知願いたいと思います。 今後は、市民に十分に知らしめるため
の情報化対策特別委員会などもありますから、そういうところできちっとやるべきものと思ってございます。 以上です。
○議長(遠藤悟君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) そうしますと、提出者は合併協議会
のメンバー
の一人でありますけれども、これはそれまで町
の議会は100分の325、古川は本来は330、それが財政健全化期間中300だと。この古川
の例という
のは報酬となった
のですが、報酬と同時に、私は期末手当についても300という根拠はそこにあったというふうに思う
のでありますけれども、そうではない
のですか。
○議長(遠藤悟君) 三神議員。
◆38番(三神祐司君) 当時、平成18年2月だったと思いますけれども、第42回合併協議会が開催されてございますけれども、それは特別職報酬等検討小委員会というものでございました。確かに、極めて議論が深くされて、どうするかということがあったようでありますけれども、最終的には3.00月ということに決まって、別に括弧書きで云々、ただし書き云々ということがなく、3.00月ということだけを明記されて、第42回合併協議会が可決、成立したということでございます。
○議長(遠藤悟君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) 先ほど申し上げました政務調査費なり、費用弁償なりについても、それから役職加算についても、これは古川に倣った
のです、結果的に全部。そして、県内
の他
の市
の期末手当を見ましても、大方は3.3カ月、100分の330です。東京
の方に、私が視察に行った際に見ますと、100分の400を超えている自治体が結構あちら
の方は多い。それから見ますと、大崎市議会
の場合は、私はそういった意味で古川市議会時代からカットした、つまりそれをそのまま踏襲する内容になっていると。そうしたことからすれば、既にカットしているということだと思っています。これは結果的にはそうなっているということを理解してもらわなければならないと、私は思っています。 ちょっと次に移りたい
のでありますが、提出者が行った行財政改革特別委員会
の中間報告がここにあります。この中に、こういうくだりがある
のでございます。「地方分権
の進展に伴う議会
の機能・役割
の重要性を踏まえ、議会改革
の必要性から議会費予算
の適正化を新たに加え、調査することとなった」ということから、今回
のやつが出てきています。地方分権
の進展に伴う議会
の機能、役割
の重要性を踏まえ、議会改革
の必要性と、この期末手当
の10%削減という
のはどこが結びつく
のですか。
○議長(遠藤悟君) 三神議員。
◆38番(三神祐司君) まずもって、頭に地方分権
の進展ということがございます。これは、今、日本が中央集権国家社会から地方分権社会に大きくかじをとられているよということとあわせて、今回
の市町村合併が進められてきたということを言っております。いわゆる世間
の情勢をうたったものでございます。
○議長(遠藤悟君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) 提出者はそういったふうに話をされる
のでありますけれども、これはこれまで
の、つまり行財政改革が4項目にわたる議論をやってきたけれども、今言ったやつは新たに加えることになった。それは議会
の機能、役割
の重要性を踏まえ、議会改革
の必要性からだと、こういうことでしょう。これと経費
のさらなる削減に結びつく、議会
の、言ってみれば活動にも支障を来すという内容、矛盾する
のではありませんか。
○議長(遠藤悟君) 三神議員。
◆38番(三神祐司君) 今、大崎市が置かれている立場というものについて、ちょっと触れたいと思います。 平成17年度決算
の数字を見る限り、1,264億5,000万という、とんでもない大きな地方債借り入れ残高がございます。それにちなんで、19.8%
の実質公債費比率。経常比率で見れば91.8%というような、とんでもない硬直した状況
の中にあるということであります。そこら辺からかんがみて、我々も応分
の判断をして鋭意進むべきだという結論に達して、今日まで至ってきたということでありますから、そこに何ら違和感が生じるわけではないと思ってございます。
○議長(遠藤悟君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) 今、私はこの議会として、議員活動なり議会として
の機能、役割
の重要性、このことを強調する
のとあわせて期末手当、これは報酬と一体でありますが、この削減という
のは矛盾する
のではないかということを御質疑申し上げた
のです。それに今
のは全然答えになっていませんよ。 夜も更けてきたので、急いで次に移ってまいります。 同じくこの内容です。議会がもし役割を果たす
のだとすれば、この670万程度
のことをみずからさらに減らせば済むなどというものではありません、これは。やるべきことをやらなければならない。ところが、この中間報告を見ますと、これあなたが報告した内容でありますが、徹底したコスト
の縮減という
のがある、4ページ。これ
の一番最後
のところ、ここに入札問題を書いております。私は、入札問題と高い地方債
の利子、この軽減は非常に大きな課題で、これを正常化すると年間で約12億、私は生まれると思います。 そこで、単に落札率を主眼とする
のではなく、総合評価落札方式
の導入も検討すると言われました。この落札率と総合評価方式ですけれども、これは矛盾する
のですか。ちょっと答えてください。
○議長(遠藤悟君) 三神議員。
◆38番(三神祐司君) 落札率というもので、小沢議員は随分質疑をされるものでありますけれども、私は落札率が下がればそれでよしというものではないと思ってございます。何となれば、落札率を下げて会社がとったとする。会社ももうからない、そこで働く労働者は低賃金、まさに大変な世の中になります。 今、日本
の都道府県
の中で、一番落札率が低いと言われている
のは宮城県です。宮城県
の中で一番低いと言われている
のは、この大崎地方です。大崎土木事務所、産業振興事務所、圃場整備、あるいは治山工事、とんでもない状況です。ですから、ばたばた倒れている
のです。県下に余りにも恥ずかしい状況な
のです。ただ、単なる落札率を下げればそれでよしというものではないということでございます。 もう1つは、先ほど総合評価方式というものは、ただ単なる安さで競う
のではないと。今まで
の実績、今まで
のやり方、それらを総合的に判断をして進めるということでありますから、矛盾は感じないと思ってございます。
○議長(遠藤悟君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) 宮城県はかつて落札率96%程度でした、平成12年まで。その時期に何が起きたか。県会議員
の幾人かが逮捕された。そういった反省から、県議会みずからが決議を上げて、予定価格
の事前公表などをやったでしょう。犯罪を生むような制度、弱点があったということでしょう。そのときは96%程度だったと。それが県議会で決議を上げ、県当局が改善に努めた結果どうなったか。それが80%台、現在では70%台へ
の低下ということではない
のですか。そういうことではないですか。それを高ければいい
のですか。あなた
の報告したこの報告書は、単に落札率を主眼とする
のではなくと。ただいま
の答弁だと、落札率は高いほうがいいというような内容
の答弁ではないですか。さっき
の答弁はそうではないですか。
○議長(遠藤悟君) 三神議員。
◆38番(三神祐司君) ただ、単なる落札率が低ければよいというものではないと。それは何となれば、そこで働く労働者
のためな
のです。今、あなた、ワーキングプアと随分言われています。今、2002年で700万戸、国民
の20%、さらに現在2007年、想定も含めてですけれども、1,100万戸、国民
の30%はワーキングプアと言われています。それは何な
のかと。どんどんどんどん競争
の原理を激しくして、そして弱い者たちが低賃金で働かなければならないという現状です。そこら辺は高ければいいなどと言ったためしがございません。そこら辺は十分に、公共事業であるという精神から、最低制限価格を設ける。最低制限価格を設け、入れられる
のであるならば、調査基準価格というものを設けて、そこから下がったものは十分に業者ヒアリングをやると。それが失格だということであればだめだということで、それなり
の税金がこの世の中に還流できるようなスタイルでなければならないと。ある程度、会社もコストを下げながら利益を得るようなスタイル、そこで働く労働者も十分生活ができるようなスタイル、それが私は理想郷だと思っています。
○議長(遠藤悟君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) 提出者は何か誤解している
のではないですか。ワーキングプアという
のは何で生まれるようになってきた
のか。それは落札率と
の関係ではないです。労働法制、労働基準法や派遣労働
の関係
の法律、これらがどんどんどんどん悪くされて、20代、30代
の若者が、働く労働者
の2分の1が不正規雇用という状態が生まれてきているでしょう、全国的に。そこに最大
の問題がある
のです。 それから、最低制限価格、それから低入札価格
の調査基準、これは設けてやっている
のです、今。設けていない
のではない
のです。私は何ぼでも安ければ安くてもいいと、製品が悪ければいいなどと言っている
のではないです。そこは認識
の違いではないですか。 そして、特別委員会でも議論された
のでしょうが、今、決算
の議会でありますけれども、年間に大崎市が発注する工事と、その落札率なり現状という
のを分析してありますか。その上でこういう報告をあなたはなさった
のですか。
○議長(遠藤悟君) 三神議員。
◆38番(三神祐司君) そこら辺までは分析しておりません。
○議長(遠藤悟君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) 私は分析して言っている
のです。18年度で企業会計を含めると84億です。超えています。そして、指名競争入札、これは平均落札率が93、一般競争入札でも1億円以上
のものについては平均92.1など、90%台です。これが宮城県並みでなくとも、仮に80%程度にとどまるならば8億以上
の金が生まれてくる、こういうことを言っている
のです。そして、予定価格より下
の企業は1社すれすれで、あとは2番札以降はぐっと差がつくなどという、こういうことが高額な契約ほど出てくるというところを、私は問題にしている
のです。このことについて、ですから、この報告という
のは、うんと大事な金額で大きいところ、単に落札率を主眼とする
のではなくという表現、宮城県は総合評価方式をやっているでしょう。それでも今言った数字でしょう。 それからもう1つ、この報告を見ると、私はこういう観点から質疑申し上げている
のだから。670万を削る、それ以前にもっと大きなことをしっかりやらなければならない
のではない
の、議会はそもそも、という立場です。そういった点であなた
の提案について、今、報告書をもとにして、これでいい
のだろうかということを聞いている。原則借りかえが行えない政府資金による起債、これ利子軽減が図られる方策を研究するとなっている。原則借りかえが行えない政府資金による起債、この時代は変わった
のではないですか。 5ページ
の⑤
の中に、原則借りかえを行わない政府資金による起債には高金利
の借りかえもあり、大きな財政負担となっていることから、利子
の軽減が図られる方策を研究するでしょう。原則なっていない、この認識から始まっている
のではないかということです。これをやることができるようになった
のです。これも計算してみますと一定
の額にはなる
のです。 それで、私が今申し上げた
のは、つまり行財政改革
の中で今大事な
のは、議会が果たすべきは、やはり大崎市
の行財政を分析して、カットすべきはカットする、そういったところにしっかり目を向けて勉強もし、それが市民
の福祉向上に結びつくようにするという努力であって、670万を年間削って、何といいますか、そういうことで事済ませられる問題ではないでしょうと。議会はもっと大きなところをしっかりやるべきではないかと、こういう観点で申し上げている
のです。 そこで、私はなぜここにこのことを申し上げるかといいますと、市
の集中改革プラン
の中で3年間で大きな金額をカットしようと。その中でも職員
の人件費、これで19年から21年までで28億5,000万、400人
の職員を減らすと、この問題であります。 私は、まず職員みずからが身を削らなければ、市民に負担を求めるような行革はできないと、こういう答弁をこの議場でお聞きしまして、これは市民に、今後行革という
のは、サービス低下や負担増につながるような行革が出されてくる
のだろうなと思っています。そして、メスを入れるべきところにしっかり議会が入れなければ、仮に5年間で職員
の方々を400人減らすと簡単には言っても、定年退職でやめる方以外は勧奨退職とか、それでなければ何か別な形でやめさせなければならんというふうになってくると思う
のです。そうしますと、どんな形であれ、職員
の皆さん、例えば五十何歳かでやめさせられたと、または勧められてお引き受けしてやめたというときに、年金を受給するまでその間
の暮らし、これはどうする
のかという問題があるでしょう。今、提出者がおっしゃったように、今簡単に50を超した方々が職が見つかるような状態ではないし、ローンを抱えている方もたくさんいらっしゃるだろうし、子育てに今金がかかる時期
の人もいらっしゃると思う
の。そうしたことに結びついていってしまう
のです、職員と、それから市民
のところに。 だから、私は、行革という
のは、市政全般、全体からむだを省くというところにしっかり議会としても役割を果たす、これが議会として
の役割だろうと思う
のです。ですから、私は市民、職員を守るためにやるべきことをやる。その上でどうにもならないということであるならば、その場合にはさまざまな提案をしていかなければなりませんし、そこを安易に670万削ればいいというものではない。こういうふうな立場から、今お聞きしている
のです。 ところで、提案者
の心情といいますか、心境についてちょこっとお聞かせをいただきたいと思います。三神議員は田尻町
の議員さんでありまして、議長をやっておられました。ちょっと見ますと、田尻町
の議員
の方々
の報酬は20万4,250円ということで、1市6町
の中では一番低かったようであります。他
の町からも2万から3万円程度少なかったようであります。それが大崎市になりまして、42万8,000円と約2.1倍になった。率直に言ってもらい過ぎではないかという気持ちが心
の中にある
のかなと、こういう提案をなさる
のは。 それで、合併前に私
の方
の古川でも、合併問題
の懇談会が市当局主催で各地でやられました。その際にですが、この議員報酬について、こういう意見が出された。これは私
の隣
の地区
の小泉という地区でございますが、ここで、それぞれ選出地区ごと
の現在
の報酬で抑えるべきだと。でなければ、合併によって費用がかかり増しになる
のではないかという意見が出されました。私はそれを聞きまして、こう思った
のです。これは合併前よりも2倍、3倍、市民、住民
のために議員が頑張らなければ、合併直後
の大崎市という
のは、しっかりした監視
の目を光らせると同時に、市民
のさまざまな願い、困ったことを反映できるようにならないという、議員に対する期待だろうというふうに思って、初めはとんでもない御意見だなというふうに思った
のですが、でもその発言なさった方は、合併をして逆に費用がふえるという
のはどんなものかという率直な気持ちだったようです。 東北で見ますと、会津若松市という
のは、平成17年11月1日に合併して、定数特例を使って60人
の議員を持っている
のですが、ここ
の場合は、先ほど紹介したような意見
のとおりに、合併前
の市、町
の報酬をそのままにしているというところな
のです。これは、次回
の選挙までこれでいくと。後は条例定数に戻すと。そして、報酬ももちろん同じにすると。こういうこと
のようであります。 そういった点で、正直言って古川市
の場合は平成8年からですか、報酬は42万8,000円。ただし、期末手当やその他
のやつでさまざまなカットをやってまいりました。ですから、古川地域
の中では、下げるべきだとかという声は、私は直接は受けていません。ただ、提出者は田尻町
の選出でありますけれども、町時代
の議員報酬からすれば、そういった意味では、町民から何かさまざま言われることがある
のかなと、こんな感じで思っておる
のです。 なお、古川
の市議会には、農業を人にまるっきり頼んで議員活動に専念をして活躍をしている方とか、さまざま忙しいときは、多く
の方がそうでしょうが、田んぼをぶん投げて、とにかく頑張っている議員とか、他に職を持たずに専門に市民
のため、せっかく42万8,000円もらっている、そして期末手当も、減らしたとはいっても100分の300いただいているということで、それこそ必死に頑張っているという姿がある
のであります。町時代にも同じようなことはあっただろうとは思いますけれども、その点では若干ギャップがある
のかなという感じもしますので、その辺、率直な心境、心情をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 三神議員。
◆38番(三神祐司君) 心情
の前に、きちっと答弁をしなければならないと思っております。 まず1つは、いわゆる報酬
の関係でありますけれども、当時
の旧田尻町、平成14年度と記憶しておりますけれども、本俸10%カットを大胆にやったという経緯があります。それは、行財政に議会としても、それなりに応分
の対応をしようというものでありました。 さて、人員
の削減というものについてでありますけれども、いわゆる市町村合併というものについては、行革
の最終到達点でなくて出発点であるということでございます。まずもって、合併協で定めた10年間で400人削減というものでありますけれども、かなり厳しいものだなという思いで受けとめました。我々
の行革委員会では、12月
の定例議会で提案したものに、10年サイドではなかなか難しいし、見えないし難しいと。最低でも5年サイドで、ずばり幾らやれる
のかということで、やるべきだという提言をしてございますけれども、早速執行部はそれを採用いたしました。 その中で一番、これは本当にやれる
のかなというものは、先ほど小沢議員が言った集中改革プランであります。3年間であります。3年間でその効果47億5,000万というものをはじき出した
のでありますが、よく見れば、そのうち
の28億5,000万については、人件費削減
の効果だということを受けとめた。その割合は60%に及ぶということであります。そのことを、本当にこれやれる
のかなという思いとあわせて、我々も、そうであるならば応分
の削減というものに頑張ってみようという、私個人
の決意というものがございました。 さらに、14年
の10%本俸削減ということで、合併当時、一番田尻が安いということでありますけれども、それにもめげず頑張って今日まで来たわけでありますけれども、その格差が大きいから、余りもらっていられないから何とかカットしようなどというようなこそくな考えは持ち合わせてございません。 以上でございます。
○議長(遠藤悟君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) 提出者は田尻で
のカットをやって20万4,000円ということになっているというお話でありますけれども、よそ
の合併したところを見ますとさまざま、さっき会津
のことを紹介しましたけれども、登米
のように、旧古川市並み
の42万8,000円で、本来
の30
の条例定数であった合計額を定数特例
の数で割ったと、こういうことで報酬を決めたということで大分低い
のでありますが、いずれ合併協議会ではそれぞれ
の行革
の到達点、それぞれ
の市や町
の上に立って、今回
のようなことでスタートした。つまり私は、それぞれ
の市や町
の行財政改革に議会が真剣に議論しながら一定
の到達があった。そこを踏まえながら、さらに低い水準から大崎市はスタートしたというふうに、私は思っています。報酬、それから手当、費用弁償などです。そういった意味では、大分財政的には市に対して、私どもはカットしてきているというふうに思う
のです。これは市民へ
のサービスも大分悪くなった
のが多い
のでありますけれども、そういった意味では、負担は安いところに合わせるとか、サービスは高いところに合わせるとかという、合併
の当初、説明
の段階で言われたこととは逆な形で進んだし、また議会も同じスタートを切ったと。こういうことだと思う
のです。 時間になりましたので、以上で質疑は終わります。
○議長(遠藤悟君) 次に進みます。 50番本舘弘議員。
◆50番(本舘弘君) 本舘でございます。このたび
の期末手当
の減額に関しまして、御質疑を申し上げます。 当行政改革特別委員会は、調査事項といたしまして4項目15細目を掲げておりましたが、このたび
の中間報告で1項目ふえまして5項目となりました。その中に、このたび
の期末手当
の減額があるわけでありますが、この調査特別委員会
の5ページ、議会費予算
の適正化
の中に、現下
の厳しい財政
の状況を重く受けとめ、議会も積極的に行財政改革に取り組む云々とございます。先ほど申し上げました調査事項5項目についても、これはすべて行財政改革
の細目を掲げたものでありますけれども、当大崎市議会
の特別委員会といたしまして、この掲げてあります5項目については、私は地方自治
のサービス
の目的、地方自治法に定めます住民
の福祉と暮らし、生命
の安全を守ること、これが目的でなければならないと考えるものでありますが、ただいま申し上げました5項目につきましては、そのような観点から掲げられたものであるかどうか、まずお尋ねをいたしたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 三神議員。
◆38番(三神祐司君) 我々、大崎市議会、改革
の中にいるということから、この5項目すべて、そういう心情が入った5項目であるということでございます。
○議長(遠藤悟君) 本舘議員。
◆50番(本舘弘君) 昨年5月に行政改革推進法という法律が成立いたしました。この行革推進本部
の本部長は総理大臣でありまして、以下、全閣僚がこの組織
の構成員となっております。この中で、この行政改革につきまして、かつて小泉首相は、「行政改革なくして増税なし」という方針を掲げまして、行政改革を徹底的にどんどん詰めていけば住民はギブアップして、増税されても仕方がないと言うだろうというような趣旨
の談話を出しておりますが、このような国
の行政改革
の方針に対して、先ほど申し上げました我が大崎市議会
の方針は、これに合致するものであるかどうか。国が掲げている行政改革
の推進と同じ道をたどる
のかどうか、その点についてはいかがでございましょうか。
○議長(遠藤悟君) 三神議員。
◆38番(三神祐司君) そこまで研究してございません。
○議長(遠藤悟君) 本舘議員。
◆50番(本舘弘君) この前
の行財政改革特別委員会
の第1次報告
の中には、職員
の定数
の適正化を図ると。提案者が言われましたように、これは10年
の計画を5年
のめどとして行うというお話が、先ほどありました。その下
の下には、市場化テスト制度
の導入についても、これを推進するという旨
の記載がございます。今出されている期末手当
の減額についても、私はこの市場化テスト制度
の導入については大変問題があると、簡単に導入するわけにはいかないというふうに考えておりますが、この掲げている調査事項
のこのたび
の5項目についても、いわば期末手当
の減額にどういう態度をとるかということによって、掲げている全体
の問題についても非常に大きな影響を持つというふうに、私個人は考えております。そういう立場から、期末手当
の減額については、これは今
の時点で行うべきではないと。いわば行財政改革が掲げている全体について
の影響も考えて、私は期末手当
の、今次提案されているこの問題についてはなかなか賛成いたしかねる
のでありますが、これらには提案者は全く関係ない問題だというふうにお考えでございましょうか。
○議長(遠藤悟君) 三神議員。
◆38番(三神祐司君) 関係ない
のではなくて、十分にそれらも踏まえながら、営々と行財政改革特別委員会
の使命を果たすべく今日まで来たということでございます。
○議長(遠藤悟君) 本舘議員。
◆50番(本舘弘君) そういたしますと、ただいま
のお話は、この期末手当
の減額も、掲げている一連
の事項と深い関係があるというふうにお考えだというふうに受けとめてよろしゅうございますか。
○議長(遠藤悟君) 三神議員。
◆38番(三神祐司君) どうも何を言っている
のかわからない
のです。もっときちっと質疑してもらわないと……、お願いします。
○議長(遠藤悟君) 本舘議員。
◆50番(本舘弘君) いわばこの5項目
の踏み絵的なものにならないかということを、私は聞いている
のであります。この行財政改革で掲げているこのたび
の5項目は、非常に問題
のあるものばかりだと、私個人は受けとめておりますが、このたび
のなかなか意味
のある期末手当
の減額、これがすべてに影響する議題だと、私は思う
のでありますが、そういう立場
のものではないと、一つ一つ別
のものだというふうに提案者はお考えな
のか。
○議長(遠藤悟君) 三神議員。
◆38番(三神祐司君) すべて
の項目については、全員協議会できちっとお示しをして、きちっと付託をされて、初めてそれが進められる形になってございますから、御理解
のほどをお願い申し上げます。
○議長(遠藤悟君) 本舘議員。
◆50番(本舘弘君) 私は、今
の時点でこの期末手当
の減額
の問題を議論する
のは尚早であると。ここで掲げられている事項については、いずれ職員
の賃金とか期末手当とか、いろんなものに波及してくる問題であろうというふうに考えますと、なかなか素直に賛成できかねる
のであります。
○議長(遠藤悟君) 本舘議員、意見については、後ほど討論に参加する
のであれば討論で言っていただいて、質疑通告に基づいて、簡単明瞭に質疑をお願いいたします。
◆50番(本舘弘君) そういうことで、今これを出す
のは事
の性質上、大変問題がある
のではないかというふうに考える
のでありますが、提案者はどのようにお考えでございましょうか。
○議長(遠藤悟君) 三神議員。
◆38番(三神祐司君) この5項目も、先ほど申し上げましたとおり、まずは最初に行革特別委員会で、議会
の改革、活性化、執行部だけに物申す
のではなくて、我々がみずから
の改革というものをやろうではないかというものがございまして、それを議長に相談したところ、やらなければならないねというお話でありました。その後、会派代表者会議にかけて、さらに全員協議会にかけて、付託された項目のみやってございます。 〔「終わります」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 以上で、通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) これをもって、質疑を終結いたします。 提出者は議席にお戻り願います。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第141号については、大崎市議会会議規則第37条第3項
の規定により、委員会
の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第141号については、委員会
の付託を省略することに決定いたしました。 これから討論に入ります。 討論
の通告がありますので、順次発言を許します。 41番小沢和悦議員。 〔41番 小沢和悦君 登壇〕
◆41番(小沢和悦君) 議案第141号に反対
の立場から討論をさせていただきます。 今回
の提出されております議案は、議員期末手当
の10%削減、金額にいたしますと、議員全員で年間671万6,100円という金額になるものであります。先ほど質疑に対して、一番大事なこの金額
の積算根拠、出てきた数字
の根拠は何だという
のに対しまして、根拠は数字上どのようにして積み上げた金額であるかということについては、ありませんでした。私は大崎市
の財政
の中で、何を削ってどこにお金を使っていく
のかと、これが本当
の行財政改革だと思います。議会に期待されている
のは、その役割をまずしっかり果たしてくれということだと、こういうふうに思っております。既に、市長からは、10年間で400人
の職員削減という
のが本来
の計画でありましたが、これを5年間でやっていくということで、定年でおやめになる方二百六十数名、残る百数十名
の方々につきましては、定年前にやめていただくと、こういうことが示されております。先ほど提出者がおっしゃったように、19年度から21年度まで
の間に28億5,000万程度カットしようという考え
のようであります。 初めに、それをやらなければならない
のかという問題であります。そして、なぜそれを先にやるかという
のは、身内、自分
の身を切らなければ、市民にこれからサービス低下なり負担を求めるという行財政改革
の提起ができない、こういう答弁がこの本会議場でございました。メスを入れるべきところにメスを入れなければ、市民に対して、今後、負担増やサービス低下をもたらしていくということになってしまいますし、職員
の皆さんが、もし勧奨退職だといって勧められても、簡単にやめたら自分
の生活が成り立たなくなるというふうになった場合には、これ、どうする
のかという問題も出てまいります。 そういった意味では、本当にこの職員人件費を百何十人、定年退職以外
の方々に退職してもらわなければならない
のであるか、市民に負担増を求めなければならない
のか、こういう問題に直結する問題が、この手当問題な
のです。手当を10%、670万ぐらい切れば、それで納得されるなどというものではない、こう思う
のです。 大体合併前に、合併前と比べてサービスが減ったとか、こういうことで一体合併した
のは何
のためだった
のだと言われている方々が多い
のではないですか。旧古川市なんかもそうです。これはさっきちょっと言ったように、サービスは高く負担は低くという
のが、初め
の合併
の説明
のときに、チラシだとか説明会で言われたことでした。ところが、そういったふうには結果的にはなっていない
のです、もちろん。さらに、今大変な病院問題で
の話も出てきている。こういう中で、私こう思う
のです。病院問題も、今
の地域医療体制や介護体制から後退するような
のは絶対許されない、何とかできないかという立場で私たち努力しなければならないでしょう、まず。さらに、市民
の負担、今でも大変な
のです。サービスを合併前
の水準に戻してくれとあるわけですよ。それにこたえるためにどこ切ったらいい
のかと、このことをこれは議会として、本気になって力こぶ入れてやらなければならない。それを自分たちが10%切ったから私たち努力していますなどという、こんなものでは、私はないと思う
のです。むしろ議会は、ちょっと待て、その前にやることがある、こういうことで、市民
のために一生懸命仕事をやってもらっている市
の職員
の方々、簡単に首切るなんていうことはできません、これは。市民に、今でも苦しい
のですから、これ以上
の負担を求めることはできません。だから、私は大崎市政全体
の行財政
の中で、今大きな金額に結びつく
のは何だ、それは入札・契約問題です、これあらゆる部門
の。それから、高利地方債
の問題です、これ申し上げている
のです。ここにメスが入らずして、入らなかったら、やっぱり職員
の人数を削減してつじつま合わせるとか、市民に負担をふやしてつじつま合わせるとかしかなくなってしまうでしょう。このことな
のです。 大体17年度、18年度で納めた利息、元利償還で128億8,000万、そのうち利子が27億、これ大きい。えらい大きい
のです。これが今1%台だと、借りる場合に。これを5%以上
の金という
の、結構ある
のでございますけれども、これを仮に2%までおろしたならば、年間約4億
の金が生まれてきます。合併
の段階で、鳴子
の方々に一気に子供医療費、これを小学校卒業までやっていた
のをがっと一番低いところに大体合わせる形になったから、古川でいえば基本健診だとかがん検診、こういったやつを高齢者
の皆さん無料だった
のを全部有料化、合併することになった。などなどさまざまなやつをやって、そのほかに議会
の方も、期末手当をそれぞれ合併前は3.25だった、町
の場合は。旧古川市
の場合は3.3
のやつを財政健全化期間中は3.0だと、下げた。言ってみれば、大分痛みを伴う行財政改革をやって合併に突入した
のです。 そういったことからすれば、国
の方が新たに昨年打ち出した政府系公的資金
の地方債計画につきまして、5%以上
の金利で借りた公的資金については、保証金を負担することなく繰り上げ償還を行うことを認める、これに乗っかってやる。そうしますと、先ほど申し上げた入札問題で、宮城県並みとは言わなくても、それに近いところまで落札率を正常化していく、これは総合評価方式も結構ですよ。総合評価方式だからぐっと高くなるということではないです、これは。それはまさに総合評価方式です。手順もあります、これは。それしっかり踏めば大丈夫な
のではないですか。私はこの入札・契約問題と高利地方債、特に政府系資金
のこの借りかえをきちっとやれば、12億、年間です、これ、そういう金額を生み出すことができる。こういう努力を私はまず当局にもやっていただきたいし、我々議会としても、ここで670万削る
のではなくて、そのため
の努力こそ必要な
のではないでしょうか。ここで私たちがそれをしっかりやらないと、職員
の皆さん
の人員整理なり、市民に対する負担となって出ていく防波堤
の役割を私ども議会がしっかりやって、間違いないように事を進めようではないか、こういうことな
のです。たかが10%
の問題ではなくて、大きい
のはそこではないかと、私は思う
のです。根拠
のない数字で10%という
のは提起されております。いろいろな話し合いをやってそれぞれ
の会派が、このままでいいというところも、4会派、初め
の段階であったそうでありますけれども、議論
の中でだんだんこうね。会派によっては、50%やらなければならないというところもあったそうでありますけれども、10にしたとかということがあって、確かに根拠を聞かれても、提出者もこれは大変困る
の、私もわかっていて聞いている
のでありますけれども、そういうわけで、私がなぜ反対する
のかということを、皆さんに御理解をいただきたいと存じます。 以上で終わります。
○議長(遠藤悟君) 次に進みます。 49番佐藤清隆議員。 〔49番 佐藤清隆君 登壇〕
◆49番(佐藤清隆君) 小沢さん
の雄弁
の後で大変やりづらい
のでありますけれども、私は議案第141号に対して、賛成する立場から討論をいたします。 小沢議員は、入札問題等にメスを入れるならば、12億
の金がそこに生まれてくると。私たち議会
の力でそこにメスを入れて12億出たらば、我々も胸を張って報酬値上げ
の主張をいたしたいというふうに思います。 ところが、今置かれている現状は、まず前提として考えなければならない
のは、大きなにじが輝くはずだった
のです。ところが、大崎市
の余りにも厳しいこの財政状況と。やはり、にじというものは光が屈折してできる現象であって、実体
のないものだなということを実感するものであります。 この厳しい状況を、執行部、幹部はもとより、議員も、職員も、そして市民も、共通
の認識を持たなければならないと思っております。 先ほども出ましたけれども、地方債残高、一般会計で658億、特別会計430億、企業会計が190億と、さらに債務負担行為があります、これが61.3億と。合計すると1,340億という大変な借金であります。加えて、実質公債費比率が19.9という、0.1ポイントまた上がったわけでありますが、危険水域と。よしんば、短期財政見通しはちょっと信じられないというにしても、危機的状況には変わりはないというふうに思う
のであります。 このような状況でありますので、執行部では、3月に行革大綱、4月に集中改革プランを立てました。また、昨年9月
の議会において、議員から市長に対して、隗より始めよと指摘を受けて、早速12月
の期末手当から市長は全額期末手当カットしたと、常勤特別職は50%
のカットと。早速でありますし、ちょっとやり過ぎた
のでない
のかなと思ったところであります。 さらには、職員
の管理職手当2分の1カットと。大変、伊藤市長には、半端でない激務からしても、気の毒だなと思っておるところではあります。 7月3日河北新報
の記事によりますと、仙台市を除く10市
の市長
の平均が1,386万円、大崎市長は期末手当を返上しましたから、1,174万8,000円。どういうわけだか、大衡
の村長さんが1,476万円ということでトップであります。それで、人に削減を迫っておいて自分は無傷という
のは、私は道義的に耐えられません。世の中には痛み分けという言葉がありますが、議員も一緒に身を削る気概を示して、堂々と行革論を論じたいものであります。 さて、それでは県内市議会議員
の報酬はどうなっているかを見ますと、政令市
の仙台は別として、仙台を除く県内12市
の月報酬
の平均は37万9,000円ということでありまして、期末手当を含めた年額報酬でいきますと578万5,500円。大崎市は642万円であります。仮に、期末手当10%カットしたにしても、年額
の総額が629万1,600円ということで、平均よりも50万6,100円高いと。だから、大崎市は古川市議会時代から、100分の330を100分の300にもう減らしている
のだと。これはあくまでもパーセント
の話であって、分母が大きいわけです。そういうことですから、あたり
の市は大体が100分の330です。大崎市は古川市議会をそのまま踏襲しましたから、100分の300ということで、100分の30、いかにも削減している
のだということですが、何分絶対額が高いので、そのように削減しても、年額はそのように他市よりも高いという実態であります。そして、他市4市ぐらいですか、いまだに役職加算を支給している市があるわけですけれども、それを合算しても旧古川市
の水準よりは低いと。 ここで考えなければならないもの
の1つは、大崎市
の場合は定数特例を使っているということであります。1人欠員でありますが、定数特例による増額分は年額18人分ですから、1億1,556万円、法定定数よりも18人多い分、使い増しというか、いわゆる議員
の経費が3億3,580万円ということで、石巻
の2億3,300万よりも1億220万円多いと。議会費全体では、大崎が4億9,780万でありますから、石巻は3億8,239万円ということで、この議会費全体でも、石巻よりは1億1,550万円多いということであります。石巻
の1人当たり
の議員報酬は大崎市よりも高い。これは人口規模が16万9,000人であるということと、法定定数34人で抑えておるということであります。その次に、大崎市よりも、石巻市に次いで多い
のが栗原市でありますが、栗原市
の場合は、合併して、あくまでも議員
の報酬水準は大崎市に倣うということですが、100分の300という
のは倣わないで100分の330を使った
のです。そのために、大崎市議会議員よりも栗原市議会議員
の方が報酬が高いということで、市民から大変な批判を浴びていると。逆に、登米市
の場合は、旧古川市というか、大崎市
の額に、さっき小沢さんが言った
のですが、法定定数30人を掛けてそれに、特例定数使っていますから、45人で割ったと。そうしたならば、1人当たり
の額は26万8,000円ということで、お互い町
の合併ですから、それでも議員たちは納得、また市民も納得と。あとは本則というか、改選後は法定定数になります、登米市
の場合は30人かな、でありますので、そのときは大崎市
の水準にするということで、お互いに納得ということであります。石巻、栗原以外で、番外
の登米市は別として除いても、すべて大崎市より少なく、その平均は37万2,000円ということであります。こういう大崎市よりも低い水準な
のだということですが、しかも塩竈
の場合は、9人、法定定数よりも条例定数で減数、削減しております。塩竈
の9人を筆頭に、白石、名取、角田、多賀城、岩沼、東松島
の7市は、この7市平均すると5.3人、法定定数よりも定数削減をしておると、そういった中にあっても、定数を削減しても大崎市
の報酬水準には至っていないということであります。 以上、行革はまさに待ったなし
の、本市は危機的な財政状況であるということと、定数特例によって、突出して議会費がかさんでいるということ。県内市議会
の報酬
の状況からかんがみても、これら
のことから考えても、定数特例期間だけ
の限定でありますから、議案第141号
の改正条例案は決して無謀なものではなくて、当然
の提案であると存じ上げまして、賛成討論といたします。 議員各位
の御理解と御賛同をお願いいたします。
○議長(遠藤悟君) 以上で、通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終結いたします。 これから議案第141号を採決いたします。 本案は原案
のとおり決定することに賛成
の議員
の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(遠藤悟君) 起立多数。 よって、議案第141号は原案
のとおり可決されました。
-----------------------------------
△散会
○議長(遠藤悟君) お諮りいたします。 議事
の都合により、9月21日から10月1日まで
の11日間、休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 御異議なしと認めます。 よって、9月21日から10月1日まで
の11日間、休会することに決定いたしました。 以上で、本日
の日程は全部終了いたしました。 なお、10月2日
の本会議は、大崎市議会会議規則第9条第2項
の規定により、午前10時に再開いたします。 本日は、これをもって散会いたします。 午後8時24分 散会
-----------------------------------地方自治法第123条第2項
の規定によりここに署名する。 平成19年9月20日 議長 遠藤 悟 署名議員 相澤久義 署名議員 鎌内つぎ子...