大崎市議会 2007-09-13
09月13日-02号
平成19年 第3回定例会(9月) 平成19年第3回
大崎市議会定例会会議録(第2号)1 会議日時 平成19年9月13日 午前10時00分開議~午後6時43分延会2 議事日程 第1
会議録署名議員指名 +議案第119号 平成19年度大崎市
一般会計補正予算 │議案第120号 平成19年度大崎市
市有林事業特別会計補正予算 │議案第121号 平成19年度大崎市
介護保険特別会計補正予算 │議案第122号 平成19年度大崎市
下水道事業特別会計補正予算 │議案第123号 平成19年度大崎市
農業集落排水事業特別会計補正予算 │議案第124号 平成19年度大崎市
岩出山簡易水道事業特別会計補正予算 │議案第125号 平成19年度大崎市
鳴子向山簡易水道事業特別会計補正予算 │議案第126号 大崎市子育てわくわく
ランド条例 │議案第127号 郵政民営化法等
の施行に伴う関係法律
の整備等に関する法律 |
の施行に伴う関係条例
の整理に関する条例 第2|議案第128号 大崎市
財政調整基金条例等の一部を改正する
条例 │議案第129号 大崎市公園条例
の一部を改正する
条例 │議案第130号 政治倫理
の確立
のため
の大崎市長
の資産等
の公開に関する条 | 例
の一部を改正する
条例 │議案第132号 大崎市土地開発公社定款
の変更について │議案第133号
鹿島台小学校校舎耐震補強及び大規模改造工事(建築)請負 | 契約
の締結について │議案第134号
鹿島台中学校校舎耐震補強及び大規模改造工事(建築)請負 | 契約
の締結について │議案第135号 大崎市古川西荒井住宅建替工事(建築工事)請負契約
の締結 | について │議案第136号 公共下水道雨水1
号幹線排水路施設工事請負契約の締結につ | いて +議案第137号 市道
の路線廃止及び認定について (質疑、討論、表決)3 本日
の会議に付した事件 日程第1
会議録署名議員指名 +議案第119号 平成19年度大崎市
一般会計補正予算 │議案第120号 平成19年度大崎市
市有林事業特別会計補正予算 │議案第121号 平成19年度大崎市
介護保険特別会計補正予算 │議案第122号 平成19年度大崎市
下水道事業特別会計補正予算 │議案第123号 平成19年度大崎市
農業集落排水事業特別会計補正予算 │議案第124号 平成19年度大崎市
岩出山簡易水道事業特別会計補正予 | 算
│議案第125号 平成19年度大崎市
鳴子向山簡易水道事業特別会計補正 | 予算
│議案第126号 大崎市子育てわくわくランド条例
│議案第127号 郵政民営化法等
の施行に伴う関係法律
の整備等に関する | 法律
の施行に伴う関係条例
の整理に関する条例 日程第2|議案第128号 大崎市
財政調整基金条例等の一部を改正する条例
│議案第129号 大崎市公園条例
の一部を改正する条例
│議案第130号 政治倫理
の確立
のため
の大崎市長
の資産等
の公開に関す |
る条例
の一部を改正する条例
│議案第132号 大崎市土地開発公社定款
の変更について
│議案第133号
鹿島台小学校校舎耐震補強及び大規模改造工事(建築) | 請負契約
の締結について
│議案第134号
鹿島台中学校校舎耐震補強及び大規模改造工事(建築) | 請負契約
の締結について
│議案第135号 大崎市古川西荒井住宅建替工事(建築工事)請負契約
の | 締結について
│議案第136号 公共下水道雨水1
号幹線排水路施設工事請負契約の締結 | について +議案第137号 市道
の路線廃止及び認定について (質疑、討論、表決)4 出席議員(52名) 1番 佐藤弘樹君 2番 中鉢和三郎君 3番 菊地英文君 5番 中村一彦君 6番 相澤久義君 7番 鎌内つぎ子君 8番 木村和彦君 9番 横山悦子君 10番 関 武徳君 11番 遊佐辰雄君 12番 佐藤講英君 13番 只野直悦君 14番 相澤孝弘君 15番 笠森健一君 16番 富田文志君 17番 三浦幸治君 18番 齋藤 博君 19番 加藤周一君 20番 山田和明君 21番 後藤錦信君 22番 氏家善男君 23番 高橋喜一君 24番 佐藤昭一君 25番 三浦康夫君 26番 山村康治君 27番 門間 忠君 28番 木内知子君 29番 宮下佳民君 30番 小堤正人君 31番 豊嶋正人君 32番 晴山宗規君 33番 青沼智雄君 34番 佐藤和好君 35番 高橋憲夫君 36番 佐々木啓一君 37番 伊藤幹雄君 38番 三神祐司君 39番 氏家勇喜君 40番 鈴木壽郎君 41番 小沢和悦君 42番 大友文司君 43番 佐藤 勝君 44番 栗田 彰君 45番 氷室勝好君 46番 笠原校藏君 47番 大山 巖君 48番 門脇憲男君 49番 佐藤清隆君 50番 本舘 弘君 51番 佐々木惟夫君 52番 加藤善市君 53番 遠藤 悟君5 欠席議員(なし)6 欠員(1名) 4番7 説明員 市長 伊藤康志君 副市長 高橋伸康君 副市長 河合堯昭君 病院事業管理者 吉田正義君 総務部長 柏倉 寛君 総務部理事(
財政課長事務取扱) 遠藤猛雄君 市民協働推進部長 高橋幹夫君 民生部長兼社会福祉事務所長 村上恒夫君 産業経済部長 富田幸三君 建設部長 福原 磨君 水道部長 鈴木正彦君
病院事業局事務部長 大場周治君 総務部参事兼危機管理監兼 松山総合支所長 佐藤 眞君 防災安全課長 佐々木一彦君
三本木総合支所長 佐藤啓志君
鹿島台総合支所長 石川政好君 岩出山総合支所長 佐々木富夫君 鳴子総合支所長 我妻 茂君 田尻総合支所長 横山静雄君 会計管理者兼会計課長 大場光政君
総務部総務法制課長 高橋英文君
総務部契約管財課長 阿部耕一君 総務部税務課長 早坂 剛君
市民協働推進部政策課長 伊藤英一君
民生部子育て支援課長兼
市民協働推進部政策課長補佐(併) 中山保育所長兼鬼首保育所長兼
病院事業局病院建設課長補佐兼 三本木児童館長兼川渡児童館長 病院建設推進係長兼企画情報管理 高橋 滋君 課長補佐兼経営推進係長 門間弘一君 教育委員会 教育長 伊東敬一郎君 教育次長(学校教育) 相澤広務君 教育次長(生涯学習) 簡野寛義君 参事 澁谷秀昭君 教育総務課長 大石典行君 施設整備課長 高橋嘉彦君8
議会事務局出席職員 事務局長 斎藤 仁君 次長 佐々木桂一郎君 議事係長 遠藤睦夫君 主幹 岡本洋子君 主査 相澤 純君 午前10時00分 開議
○議長(遠藤悟君) 出席議員定足数に達しておりますので、議会が成立いたしました。 これから会議を開きます。 本日
の議事日程は、お手元に配付いたしております議事日程第2号をもって進めてまいります。
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△日程第1
会議録署名議員指名
○議長(遠藤悟君) 日程第1、本日
の会議録署名議員を指名いたします。50番本舘弘議員、51番佐々木惟夫議員
のお2人にお願いいたします。
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△諸報告
○議長(遠藤悟君) 御報告いたします。 38番三神祐司議員から遅刻する旨
の届け出がありました。 地方自治法第121条
の規定により、お手元に配付
のとおり本日
の議場出席者
の通知がありました。…………………………………………………………………………………………… 議場出席者名簿 平成19年9月13日 市長 伊藤康志 副市長 高橋伸康 副市長 河合堯昭 病院事業管理者 吉田正義 総務部長 柏倉 寛 総務部理事(
財政課長事務取扱) 遠藤猛雄 市民協働推進部長 高橋幹夫 民生部長兼社会福祉事務所長 村上恒夫 産業経済部長 富田幸三 建設部長 福原 磨 水道部長 鈴木正彦
病院事業局事務部長 大場周治 総務部参事兼
危機管理監兼防災安全課長 佐々木一彦 松山総合支所長 佐藤 眞
三本木総合支所長 佐藤啓志
鹿島台総合支所長 石川政好 岩出山総合支所長 佐々木富夫 鳴子総合支所長 我妻 茂 田尻総合支所長 横山静雄 会計管理者兼会計課長 大場光政
総務部総務法制課長 高橋英文
総務部契約管財課長 阿部耕一 総務部税務課長 早坂 剛
市民協働推進部政策課長 伊藤英一
民生部子育て支援課長兼 中山保育所長兼鬼首保育所長兼 三本木児童館長兼川渡児童館長 高橋 滋
市民協働推進部政策課長補佐(併)
病院事業局病院建設課長補佐兼 病院建設推進係長兼
企画情報管理課長補佐兼 経営推進係長 門間弘一 教育委員会 教育長 伊東敬一郎 教育次長(学校教育) 相澤広務 教育次長(生涯学習) 簡野寛義 参事 澁谷秀昭 教育総務課長 大石典行 施設整備課長
高橋嘉彦-----------------------------------
△日程第2 議案第119号~同第130号、同第132号~同第137号
○議長(遠藤悟君) 日程第2、議案第119号から同第130号まで及び同第132号から同第137号まで
の18カ件を一括して議題といたします。 これから質疑に入ります。 質疑
の通告がありますので、順次発言を許します。 36番佐々木啓一議員。
◆36番(佐々木啓一君) おはようございます。 きのうは大変な失望
の衝撃を受けました。政治家
の出処進退
のことにつきまして、私も政治家
の端くれ
の本当
の端くれでございますが、大いに考えさせられるものがありました。民
の力はすごいなと、やっぱり民意に背いては何もできないなということを身にしみて感じまして、私もそれを教訓にして、これから議員活動をやっていきたいと思っております。 それでは、議案第119号、
一般会計補正予算、説明書
の5ページ、普通交付税につきましてお伺いいたします。 平成19年度から新型交付税が導入されました。これは、面積、人口を重視しましたが、18年度まで
の普通交付税
の算定
のシステムと、それを当てはめて19年度を見ますとふえましたか減りましたか、そこをちょっとお聞きします。比較をお願いします。
○議長(遠藤悟君) 遠藤総務部理事。
◎総務部理事[
財政課長事務取扱](遠藤猛雄君) お答えをさせていただきます。 ただいま御質問ございましたように、今年度
の普通交付税
の算定方法で大きく変わりました
のが2つございますけれども、その中
の1つがただいま御質問いただきました新型交付税
の導入でございます。 それで、新型交付税
の導入によって、平成18年度と19年度
の交付税はどのような差があるかということでございますけれども、平成19年度に算出をいたしました交付税をもとに、その制度がなかりし場合ということで検証する
のは大変難しゅうございまして、昨年度にこの新型交付税を導入するという考えが出されたときに、平成18年度
の数字をもって新型交付税に移行した場合にどうなるかという数字を試算してございました。そのときに出しました額は1,400万程度
の増額というふうな見込みでございまして、新型交付税、導入されても余り額に変化はない
のかなというふうに考えておるところでございます。
○議長(遠藤悟君) 佐々木議員。
◆36番(佐々木啓一君) 1,400万でもふえたということで、減ったわけではないと。 それから、頑張る
地方応援プログラム、これが2,200億円。これは頑張ると、首長なり地方自治体
の長が頑張る頑張ると気合いを入れただけでは来ないと、お話と気合いばかりでは来ない。それなり
の成果が上がらなければ来ないということでございますが、その成果も9つばかりあると。例えば、出生率なり行政改革なり。このことは、我が大崎市は成果が上がって、この頑張る
地方応援プログラムが幾らかでも来ましたか、この中に入っていますか。
○議長(遠藤悟君) 遠藤総務部理事。
◎総務部理事[
財政課長事務取扱](遠藤猛雄君) お答えを申し上げます。 先ほど、ことし
の普通交付税
の算定方法で大きく変わったものが2つあるというふうに申し上げました。その1つが先ほどお話し申し上げました新型交付税
の導入、それからもう1つが今御質問にございます頑張る
地方応援プログラムでございます。 この頑張る
地方応援プログラムにつきましては、平成19年度から21年度まで
の3カ年ということで、普通交付税措置と、それから特別交付税措置に分かれているわけでございまして、ただいま御質問いただきました
のは普通交付税措置
の部分でございます。幾ら入っている
のかということでございますが、平成19年度
の額といたしましては、大崎市は1億4,590万2,000円算入されてございます。なお、この額につきましては、県内に多く
の市があるわけでございますけれども、4番目に多い額ということでございます。
○議長(遠藤悟君) 佐々木議員。
◆36番(佐々木啓一君) そうなれば、市長が頑張る頑張ると、それこそ寝食忘れて頑張ると言った
のが、1億何ぼ
の成果
のあらわれだなと。日本国どこ
の首長も頑張る頑張るとは言っていると思う
のですね、本当に頑張ったか頑張らないかは、ちゃんとこれ国
の方で指針がある。 それからもう1つ、
活性化自治体プログラム、これ簡単に言った
のですが、これも人件費
の削減なり地場産ブランド化とか環境保全と。どこ
の自治体でも、大きい、小さいは別にして、3,000万が上限ということ。これは今、申請を出している最中ですか、まだいただかない
のですか。
○議長(遠藤悟君) 遠藤総務部理事。
◎総務部理事[
財政課長事務取扱](遠藤猛雄君) ただいま御質問ございました、今度は特別交付税措置
の頑張る
地方応援プログラムでございますけれども、現在2つ申請をしてございまして、2次募集でさらに2つ、4つ申請する予定でございます。
○議長(遠藤悟君) 佐々木議員。
◆36番(佐々木啓一君) わかりました。 そこで、私もこの減額
の理由、恐らく議員
の方々も、何だ、4億何ぼになっている
のに減額とはどういうことだと申しました
のは、実はことし
の8月1日に大崎タイムスが
普通交付税合併市町は減額と、こういうものが上がりまして、「えっ」と、この大崎管内を見ますと合併したところが減らされて、合併しないところがふえていると。 ところが、私もこのごろいろいろ考えてみました。このこと、単純に減らされた、ふえたというだけ
のことではないなと。この地方交付税という
のは、地方
の公共団体
の税源不均衡を調整すると、自己財源がなければ交付税が国から来る、自己財源があれば来ないという理屈な
のかなと。ですから、一概にこのように書かれても、しかしながら、タイムスさんには申しわけないけれども、これではいたずらに市民
の不安をあおる
のではないと。それで、大崎
の市長も「やる気
のある市町村
の信義にもとると言わざるを得ない、地方分権
の推進など」と、もうえらく憤っているわけさ。市長も憤っているから、私も憤ってこれを出した
のだけれども、よくよく考えてみますと、自己財源あるように見えませんが、なかなか道路を直してくれといったって直らないし、いろいろなことであれもだめだこれもだめだと皆切られてしまって……。 ですが、この地方交付税
の仕組みからいきますと、自己財源があるから来ない
のでないかなと。市長も事務方からどこまで話聞いたかわかりませんが、このコメントから見ると、私と同じな
のね、当初は。よくよく考えれば、もらわないほうがかえって自己財源が余計ある
のかなということで、その辺は一体どうなっている
のですか。しかも、国ではことし
の予算編成にこうした交付税を4.4%減らすという指針を示されて、それに沿った各自治体
の予算編成をしていると思う
のです。ところが、これを見たら1.4%
のマイナスだということになれば、なら4.4でもなかった
のかなと、私
の頭でやっとこすっとここ
の辺ぐらいなものですが、その辺
のことをわかりやすく、簡単でいいですから、お話しいただきます。
○議長(遠藤悟君) 遠藤総務部理事。
◎総務部理事[
財政課長事務取扱](遠藤猛雄君) お答えを申し上げます。 私もその新聞を見て、ちょっとびっくりしたわけでございますけれども、タイトルには合併市町は減額というふうなタイトルでございました。それは感じるに、たまたまそういうことになったということでございまして、合併をしたがゆえに減額になるということを書いている記事ではない
のではない
のかなというふうに、私は理解させていただいたところでございます。 今、議員
の方から御質問
の中でお話ございましたように、普通交付税を算出する場合には、その自治体で標準的な行政をとり行った場合に、どれだけ
の財政需要がある
のかという基準財政需要額を算出いたしまして、その額を押さえまして、さらにそれではその団体でどれくらい
の税収がある
のかということで、基準財政収入額を押さえます。その基準財政需要額から基準財政収入額を引いた財源不足額が普通交付税と。簡単に言ってしまえば、このような算式で交付されるわけでございます。したがいまして、その年
の普通交付税がふえたか減ったかということにつきましては、基準財政需要額がふえた
のか減った
のか、あるいは基準財政収入額がふえた
のか減った
のかと、こういうことがかなり起因してくるというふうに考えております。 したがいまして、ふえたところにおきましては基準財政需要額がふえた、あるいはなぜふえた
のかと、あるいは基準財政収入額が減った
のか、あるいはなぜ減った
のかと、一つ一つ分析をしてみないとほか
の市町村と
の比較はできませんので、私ども
の場合には今、御質問
の中にもございましたように、地方財政計画におきましては4.4%
の減ということでございましたけれども、大崎市
の場合は1.4%
の減にとどまったということで御理解をいただきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 佐々木議員。
◆36番(佐々木啓一君) 私がさっき申し上げたとおり、4.4ではなくて1.4にとどまったということは、まあまあというところな
のですね。また繰り返すようですが、大崎
の市長を初め美里町、あるいは加美町
の町長も同じように憤慨していると。ですから、この辺がやっぱりマスコミ
の方ももう少し深く中身を理解して上げてもらわないことには、いたずらに私は市民なり住民
の不安をあおる
のではない
のかなという思いであります。 次に進みます。 2番目
の地域自治組織活性事業交付金。これ、300万ですが、チャレンジ交付金と思っておりますが、今度第2回目
のプレゼンテーションが10月4日にあると、募集状況はいかがですか、申請、何団体となっていますか。
○議長(遠藤悟君) 高橋市民協働推進部長。
◎市民協働推進部長(高橋幹夫君) お答えいたします。 第1回目が終わりまして、我々
のほうも予算措置等々
のいろいろ心配もありましたので、各団体から、2回目以降に申し込みどうしますかというふうな打診をしたところであります。そうしたところ、そのときは22団体が予定がある、それからいろんなこれから計画したいというふうなことでありましたが、実は、今月5日まで全部取りまとめした結果、最終的には7団体だけというふうなことになりました。これはいろいろ聞きますと、まだ地域
の皆さん
の意見等々
の調整がついていないとか、それから基礎交付金で十分できる事業に振りかえたいとか、いろんな内容でありましたが、我々が予定していた22団体から下回りまして7団体というふうなことになっております。
○議長(遠藤悟君) 佐々木議員。
◆36番(佐々木啓一君) 市長
の行政報告
の中で、この地域自治組織が53団体が設立されましたと。市全体では何団体を目標というか、何団体
の中で
の53団体ですか、これから立ち上げようと……。この53団体には古川地域
の地区振興協議会も、当然入っていると思いますが……。
○議長(遠藤悟君) 高橋市民協働推進部長。
◎市民協働推進部長(高橋幹夫君) 今現在、1団体がまだこれから総会というふうなことでありますが、まちづくり協議会7つと、それから地域づくり委員会、それから部会等々含めまして全部で61団体というふうな予定であります。
○議長(遠藤悟君) 佐々木議員。
◆36番(佐々木啓一君) 61団体が設立
の予定と。私聞いた
のは、大崎市全体では何団体ができる見込みな
のですか、それはわからない
のですか、網羅するためには。
○議長(遠藤悟君) 高橋市民協働推進部長。
◎市民協働推進部長(高橋幹夫君) ただいま申し上げました
のが、大崎市全体を網羅する団体であります。ただし、地域地域ごと
の団体と、それから横断的な部会等々で
の団体がありますので、今
の団体ですべてを網羅するというふうな考えでございます。
○議長(遠藤悟君) 佐々木議員。
◆36番(佐々木啓一君) わかりました。 それで、私
の地域
の、私
のほうは富永地区振興協議会という
のですが、私
の認識不足だったかもしれませんが、地区振興協議会がそのまま地域自治組織になる
のだと-なる
のだといっても、地域自治組織という名前なり、あるいは富永まちづくり委員会なり、富永地域自治組織というような名前に名称も変わる
のかなと思っておりましたが、ただこのまま地区振興協議会ということで、やっていることは私はやっているなと思っておりますが、ただそのままずっと、何ていうか、名前も変わらないでということな
のですか。そういうことだから、何かある
のだかない
のだか、中身はいいようですが、イメージがちょっと地域
の人たちもわいてこない
のではないかなと思いますが、いかがですか。
○議長(遠藤悟君) 高橋市民協働推進部長。
◎市民協働推進部長(高橋幹夫君) まちづくり協議会、それから地域づくり委員会、特に地域づくり委員会につきましては、地域づくり、そして地域活動
の原点となる、本当に自治活動組織
の根幹に位置づけられるものであります。それで、今までもそれぞれ
の地域には町内会とか、それから振興協議会、あとは区長会といろんな団体があるわけでありますが、決して合併後に、大崎市流という
のは、それをもう一律にしていくものではないというふうなことで
の大崎市流
の考え方であります。 ですから、これまで培ってきたそれぞれ
の地域
の活動、それから文化等々は、これからもいろいろ活動していただきながら、なおかつ、それら
の団体
の連携を取り合った地域づくり委員会というふうなことで
の活動と。ですから、今後につきましては、それぞれ
の地域地域で
の小さな組織はあるにしても、それからいろんな場面場面、例えば災害とかいろんな活動関係についても、少し大きな枠ぐくりでの団体ということで
の地域づくり委員会、それから旧市町を一つにしましたまちづくり協議会、それ
の地域
のさらに大きな枠組みということで
の活動をやっていただきたいというふうに考えているところであります。
○議長(遠藤悟君) 佐々木議員。
◆36番(佐々木啓一君) 何かちょっと-まあ、後でよく詳しくお聞きします。わかったような、わからないような……。 それでは、時間がもう30分ですから、次に進ませていただきます。 1つ飛び越えて、農地・水・農村環境保全向上対策、157万3,000円
の内容でございますが、これも120組織ができ上がったと。さっきと同じように、対象
の地域、組織というか、それは幾らな
のですか、そのうち
の120ということですか、何%ぐらいですか。
○議長(遠藤悟君) 富田産業経済部長。
◎産業経済部長(富田幸三君) おはようございます。 対象地域は、実行組合だったり、受検組合だったり、行政区だったり、いろいろでございますので、総体的には把握をしてございません。上がってきた分から対応していくという段取りをさせていただきました。
○議長(遠藤悟君) 佐々木議員。
◆36番(佐々木啓一君) ああ、そうですか。大崎
の行政区、私もすっかりわかりませんが、古川地域は160ぐらいですから、その倍にしても三百二十、三十ぐらい、もっとある
のかなと思いますが、町
のど真ん中はしないとしても、120ではまだまだだと思っております。半分ぐらいかなと。 私
の地域
のことを申し上げますと、私
の地域でも、今やっております。私も参加しましたが、結構評判がよくて、いいことだなと。地域
のお年を召した方から小学生まで出まして、一堂に会していろいろ活動しております。花植え、草刈り、それも1回ばかりではありません。もう花植えは月に1回、草刈りも月に1回とかというから、休み、本当に忙しくなるくらい出ておりますが、今まで何
の行事、何
の活動でもほとんど出てきたことない人も出てきまして、ああ、これは本当にコミュニティーづくりなり、地域
の輪、地域まとめにはいいことだなということで、交流が深まって、活性化に大変つながっております。同じ行政区でろくに話もしたことない、会ったこともない、そんな人たちも一緒になっているということ、大変いいことで、みんな生き生きとして出ております。多少-多少ということもないかな、お金もいただきます。お金もらうために出ているわけではありません。お金は後からついてきたわけですが、またそのことで環境に関心が高まって、ごみも自分たちで拾い方、半月に1回ずつごみ拾いする
のですから、結構暇がなくて、草刈りもさっき言った1カ月に1回、花植えも1カ月に1回ですから、このごろ
の生活はこの農地・水を中心とした生活をしているようなものだ、おらほは。そうしてやっているね。 ところが、課題もあるなと。この事務局を預かっている人が大変苦労しています。その行事、半月なり1カ月にやる行事
の前にその下見をして、ぐるぐる回って歩いて、しょっちゅう田んぼや道路で会います。たまたま優秀な、私
の同級生で優秀な人でえらいまじめで、あっちは優等生だったけれどもね、そういうような人がやって、そしてパソコンだ何だとばっとやるものですから、すごい
の。ところが、そのように手続を本当に、会計検査員に見られても、チェックされても、文句ないようにしなければお金いただけない
のだと。社保庁に教えてやりたいようですよ。社保庁、ざま何だと言いたい
のね。そのようにしてやっているけれども、そのような人ばかりもいないと思う
の。ですから、最初、話聞いたばかりではびっくりして、やめた人も随分いると思う
の。始まって、これはこれはと……。そういう人
の下支えがあるから活動がうまくできている
のです。私
の方で四十数戸しかないのに、六、七十人出ていますから、1戸で1人ではありませんから。家族ぐるみで来ている人もいます。 そういうことで、手続、煩雑ですから、もう少し簡素化なりできないものか。恐らく、きょうこっちにいる職員
の方、あるいは議員
の方でも同じ、この事務局をやっている人いる
のではないかと思っています。部長もやっている
のではないかと思う、私聞いておりますから、感じていると思います。これら5年間はこのままだって言うけれども、これはもっと見直しをしてもらうためには、現場から出た声を市なり県に上げていって、もっともっとこのことを……。ですから、このように厳しくされるものですから、私はこのさっき言った利点、いい点では環境問題だなと、やるとこだけやって、やらないところは知らないふりで、そっち
のほうは草はぼうぼう、ごみはばんばん-ばんばんということはないけれども、投げっ放しだということではだめだと思う
のです。大崎あるいは県、日本国がこのような運動が展開されればいいと、市長も思っているでしょう。そいつが5年間、見直しも何もない、あるいは5年間申請しても受け付けませんよと、そんな
かたいことをしているから、総理大臣やめるようになった
のかなと思っておりますがね。そこはできない
のかと。もう少し弾力性を持ってやってもらいたい
のです。 それから、同じ地域で同じエリア
の中で、圃場整備したところはそのことが適用しますよと、圃場整備していないところ、市長さん
の家
の前
のあたりはまだ適用なっていない
のだから、そういうようなことあるかというわけさ。圃場整備したところはきれいでかえっていい
の。昔から
の田んぼ
の1反歩田なり、5畝田
のところが余計そのようにしたいと思う
のね。それらもだめだだめだと。ああ、だからだめな
のだね。そういうところ……。 それから、市で
の説明会では-正直に申し上げます。なかなか説明会で現場
の方々が行って手を挙げて質問しても、国から
の法律だから、こうだから、国から5年間はだめだからとかということで、国、国、国と言って、さっぱり市なり
の主体性がなくてだめだということですから、下から
の盛り上がりで、一生懸命我々も頑張ってやるから、頑張ってやったという実績
のもとに市なりで県に言って、県から国に言って、このことをもっともっと改善していただきたいという切実な願いがありますが、いかがですか。
○議長(遠藤悟君) 富田産業経済部長。
◎産業経済部長(富田幸三君) 農地・水活動に対しまして、絶大な御支援をいただきましてまことにありがとうございます。 組織ではちょっと十分お答えできませんでしたけれども、私ども農地面積で把握してございまして、大体120組織で農用地
の50%、残念ながら50%な
のでございますが、半分ぐらいを掌握したというふうにとらえてございます。議員おっしゃるとおり、これが毎年ふえていくと形にとらえていけば、全国的な、あるいは全市的な運動になって、大変いい
のではないかというふうに思っている
のですが、何分、国
の制度は今回ということで、私も残念に思っております。そういった意味で、確かに事務は大変煩雑きわまりなくて、こういったことも実は先般、農政局からも実際
の状況把握などに市役所を訪れていただいたりしていますので、そういった折にもっと簡潔にできるやり方、現場をもっと重視した制度に変えてくれというような要望をしてございます。そういったことを重ねながら実績を、実際にやった経過を踏まえて要望していきたいというふうに思っております。 なお、初めて
の事業でございまして、そういった意味では、地区
の皆様方に十分な御説明をいたしかねていた部分については反省をいたしておりますので、そういったことも含めまして、実際取り組んだ経験をもとに一番いい方法を、大崎市ならでは
の方法も、できれば編み出していけたらなというふうに思っておりますので、よろしく御理解方お願いしたいと思います。(「もう1つ、圃場整備したところとしないところ」と呼ぶ者あり)私も実際携わっておりますので、私
のところは圃場整備しておりませんので、農地・水・環境
の取り組みについては、多分、圃場整備地としないところ
の差はない
のではないかと。活動
の中身
の違いは、機能診断活動か何か
の項目は違ってくるかというふうに思う
のですが、活動自体はやれるというふうに思ってございます。
○議長(遠藤悟君) 佐々木議員。
◆36番(佐々木啓一君) では、今
の圃場整備したところは該当になって、しないところは該当ならないという
のは、ではそれぞれ
の地域
の世話役
の方
の認識
の違いもある
のかなという感じがいたしました。私
のほう
の世話役は大変優秀な人だということは申し上げられる
のですが、産業部長がそうやってやっているということであればそうな
のかなと。そのくらい、逆にそれぞれまちまち、120
の組織
の方々で、勘違いなり思い違いをしているところがある
のかなと思っておりますので、ここはしっかりと統一した考えが徹底できるようにお願いをしたいなと思っております。 これは時間を見計らってやります。 次に進みますが、マガン
の里推進事業を少しお聞きします。マイナス47万4,000円、周辺調査ということですが、何
のために、何に使うためにこれをやって、47万4,000円が減額になりましたか。
○議長(遠藤悟君) 横山田尻総合支所長。
◎田尻総合支所長(横山静雄君) お答え申し上げます。 マガン
の里推進事業、47万4,000円
の減につきましては、非常勤職員
の社会保険料
の増額、これにつきましては雇用保険料分でございますが、2万6,000円、それとラムサール条約湿地
の蕪栗沼・周辺水田
の周辺調査委託料50万円
の減額でございます。周辺調査委託料につきましては、大崎市がNPOに委託をいたしまして実施する予定でございましたが、本年度は環境省
の自然再生事業によりまして、環境省直轄調査として実施することになったことから、今回50万円
の減額をするものでございます。 調査
の内容につきましては、今年度3月に行いました蕪栗沼
の野焼き、これを実施したところでございますが、その後
の植物
の生育状況
の調査といったものが主な内容となってございます。
○議長(遠藤悟君) 佐々木議員。
◆36番(佐々木啓一君) 周辺
の地域
の調査だと。それで、周辺地域と申しますと、蕪栗沼は田尻だけではありません。登米市南方、それから栗原市瀬峰もあると思う
のですが、南方
の地域
の方々はこのラムサール条約なり、この運動には参加していないということですが、この運動を進める上では、私は不都合がある
のではないかと。ただ構わないでいたわけではないとは思いますが、同調するようにというか、あるいはその辺
の、なぜ同調しない
のか、篤と理由はわかると思いますが、簡潔でいいですからお話しください。
○議長(遠藤悟君) 横山田尻総合支所長。
◎田尻総合支所長(横山静雄君) ラムサールに登録される前は、白鳥地区
の東側に当たる、そういった地権者
の方々につきましては、この取り組みにつきましては余りいい感触ではございませんでした。ところが、ただいま御質問
のとおり、南方がラムサール条約
のエリア拡大
の要望があるといったことにつきましては、我々も登米市
の環境課から情報として今聞いているところでございます。ただ、マガン
の里づくり研究会といったものを今回立ち上げまして、いろいろそういった今後
の計画を練っていくところでございますが、そのメンバーといたしましても、登米市、栗原市も入ってございますので、今後この蕪栗沼・周辺水田
の保全活用計画へ
の位置づけなども含めまして、そこで協議をさせていただきたいと考えております。
○議長(遠藤悟君) 佐々木議員。
◆36番(佐々木啓一君) わかりました。やっぱり、蕪栗沼周辺がそのように一体となって、そして運動を進めれば、ますます私はそのことが進む
のではない
のかなと思っております。 次に、1つ飛ばしまして、文化振興費
の修繕料146万1,000円、これ
の内容をお聞きします。
○議長(遠藤悟君) 簡野教育次長。
◎教育次長[生涯学習](簡野寛義君) 今、御質問いただきました、この修繕料
の関係でございますが、田尻文化センター
の修繕料でございます。この田尻文化センターにつきましては、昭和61年に開館いたしましてから本年で21年目を迎えておりまして、建物や施設整備に修繕が必要になってきた状況でございまして、今回、正面玄関ホール
のガラス製
の扉
の修繕、これが9万5,000円、それから暖房用
のボイラー
の部品交換といたしまして36万6,000円、それから舞台装置
の中でつりロープという、いろんな照明等をつり上げるロープがございますが、これが点検で大分危ないという、そういう指摘がございまして、19本ある
のですが、今回これをすべて交換する内容で100万円と、計146万1,000円という修繕となっております。
○議長(遠藤悟君) 佐々木議員。
◆36番(佐々木啓一君) 今、マガン
の里
のことで1つ言い忘れましたが、マガン
の里、まだまだある
のですが、一般質問に回して後でお聞きをいたします。 それで、今、田尻文化センター修繕料、実は古川
の市民会館、1年ほど前に客席
のほう
のトイレがうんと立派になりました。ホテル並みになって、立派だと、前は水あかでとっても汚くて、行っただけで嫌になって出てくるようなトイレでございましたが、立派になりました。ところが、あれを使っている人から苦情が出ました。どこかと。やっぱり盲点があった
のだね。市民会館
の舞台
の奥
の楽屋
のトイレが洋式だそうですが、しかも温水
のウォシュレット、お湯が出てくる、それがぐあいが悪い
のだと。お湯が出てきても-あと議長に怒られるかな-何だかあさって
のほうに飛ぶ
のだというわけさ、そのお湯が。それで、それは点検が悪い
のさね、やっぱり当たるところに当たらないとうまくないと。そういうことで、何ぼ客席
のほうやったってね、ですから有名な歌手なりなんなり来ても、そいつを使っていた
のかなと、私は思っていましたが、それでもそのことを議会
の前に、私は教育次長に言って、すぐ男性ではなくて女性職員に、やっぱりテストしてもらわないと、やってもらったら、直したということですが、そのように盲点があるわけです。 それからもう1つ、私もそのことに関心があったから、きのう総理大臣
の話ばかりではなくて、テレビを見ていましたら、九州
のほうだったかな、病院でやっぱり温水
のウォシュレット
のトイレが焼けた
のだというわけさ。そのとおりな
のです、やっぱり電気が入って熱が出ているから、座っているうちにここ焼けたということになりかねないなと、たまたまこのこと私も関心あったから、そんなことになってからではとんでもないことな
のさ、病院だってよ。ですから、その辺は、やっぱり見えないところこそ、みんな余り行かないようなところこそ、よく念入りに保守点検しないといけない
のではないですか、いかがですか。田尻
の文化センター大丈夫ですか。見えないから、行かないから、大丈夫だべではだめですよ。
○議長(遠藤悟君) 簡野教育次長。
◎教育次長[生涯学習](簡野寛義君) ただいま御質問いただきました古川
の市民会館につきましては、議員さんから御指摘いただいたとおり、こちらで現場を見ましてそれぞれ調整をして、現在はそのように使っております。 田尻
の関係な
のですけれども、田尻につきましても一応ありますけれども、これから、なかなか細かいところ、そういう女子トイレ
のそういうところまで行けませんので、これから点検をさらに指示をいたしまして確認をして、そういう良好な状況で使えるように指示をしていきたいと思います。 よろしくお願いします。
○議長(遠藤悟君) 佐々木議員。
◆36番(佐々木啓一君) それでは、最後にもう1点、選挙費28万4,000円、これは人件費
の調整だということでございますが、先日
の行政報告にもあったと思う
のですが、参議院議員
の選挙で開票が東北でワーストワンだと、そしてまた大げさに新聞にどんどん載ったようでございますが、ここに持ってきたと思う
のだけれども、これだね、皆さん篤と見ただろうけれども、2回上がりましたね。事務方としてはこのことを何とか精査をして、検討会議を開いて精査をして、そして改善策を講じますと。参議院
の選挙という
のは7月だから、もう1カ月半ぐらいになっている
のかね。ですから検討-そういうものは熱
のあるうちにしなきゃいけない
のだ。熱冷めてからでは、ずらんとなってだめなものだからね、だれかやるだろうと、熱
のあるうちに検討した
のかなと。そうでしょう、市長。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) お答えを申し上げます。 この非常に悪い部分が報道されまして、ここ
の部分については、早速市長
のほうからも選挙事務
のスピードが行革
のバロメーターというふうな見方もされるので、至急ここ
の部分について改善するよう選挙管理委員会
のほうに要請がございました。その要請を受けまして、選挙管理委員会
のほうでは早速検証会議を開いております。それで、原因として大きく2つ
のことがその中で浮かび上がってきました。 1つは、非拘束名簿方式で159人
の候補者名ごと
の分類、点検、審査、これにかなり
の時間を要してしまったということです。それからもう1つは、有効票
の判断基準について選挙
の事務方と立会人と
の間で認識
のずれがあったと、このずれが立会人
の点検が慎重かつ丁寧になってしまって、そこでも滞りが出たと、この2点が主な原因ということで分析をしております。 それで、今後
の対応策でございますけれども、まだこれは確定しておりませんが、現在検討している
のは、この選挙事務
の作業工程全体
の設計をまずしっかりとやろうと、この選挙
の作業工程は、開票係、点検係、審査係、計算係、それから立会人
のところに票が回っていって、最終的にその票が数字として出てきますが、それぞれ
の係ごとに作業終了
の最終目標時間をまず設定していくと。開票については1時間半とか、それから最終的、その審査は何時までには終わると、こういうことをまずやっていくと。それからもう1つは、各係ごとにそれぞれリーダーとサブリーダーを置く必要があるだろうと、そこでまずそのチェックをすると、それで作業
の進行管理をするという
のが2点目。それから3点目は、先ほど
のように有効票
の審査基準
のずれなどが出てくると困りますので、立会人も含めて、それぞれ
の係
のリーダーによる事前リハーサル、これをやって課題をクリアして本番
の選挙事務に臨むと。あと最終的には目標として、この前
の選挙では7時間17分ほどかかっていますので、同等
の選挙になった場合は、これから2割から3割、時間短縮を目指していきたいというふうな方向で、今、最終的な検討をしているところでございます。 次回は、宮城県で少なくとも真ん中より上を目指したいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 佐々木議員。
◆36番(佐々木啓一君) 私は行きませんでしたが、新聞報道では、片やもう手あぐらで、たばこまではのんでいないと思いますが、暇をもてあましていると、片や一生懸命やっていると。私もある町に聞きましたら、もう終わったところからすかすか帰っていただくと。かなり
の市職員は休み日
の夜、夜中
の仕事ですから、単価が高い
のではないかなと思う
のね。ぐっと高い
のではないかと。その人たちが手あぐらでずっと見ているようなそんな不効率、そうなりますと、さっき言った交付税、また減らされたりしたらだめだから、行政改革で。だから、気をつけなきゃいけない
のですが、ひとつよろしくその辺は改革をしていただきたいと思います。 34名
の議員
の方がおりますので、ここで終わりたいと思います。ありがとうございました。 〔「議長、議事進行」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 52番加藤善市議員。
◆52番(加藤善市君) ただいま佐々木啓一議員
の質疑
の中で、農地・水・環境保全向上対策事業
の中で、産業部長は圃場整備をされていない田んぼも認めているということであります。 しかしながら、ことし
の申請
の中で、大崎市で圃場整備をしていないがゆえに、ブロックローテーションをしていても認められなかったということが現実にありまして、今、私も外に出て確認してきた
のでありますが、市
のほうからは認められなかったということ
の回答が参りました。そうしますと、産業部長
の地域だけが認められて、その他が認められないという
のは非常に大きな問題ですし、これは5年にわたる継続事業でございますので、非常に大きな問題だというふうに思っておりますので、そこ
の明確な答弁、もう一度お願いしたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 今できますか。-では、答弁をさせます。 富田産業経済部長。
◎産業経済部長(富田幸三君) 基本的に農地・水・環境保全向上対策事業
の対象につきましては、農業振興地域
の農用地というふうになってございまして、それは田んぼ、畑も含めて、対象地としては農振農用地という規定でございます。 ただ、事業を進める中で、そういった区分をした部分がある
のかどうか、その辺
の詳しいことはこれから調べまして御報告させていただきたいというふうに思います。一応、基準だけはそういう形で設定をさせていただいておるということだけお答えさせていただきまして、具体的な例はまた調査をして報告させていただきます。
○議長(遠藤悟君) それでは、当時これを推進するときにそういった受けるほうでずれがあるようですので、その辺もしっかり調査をしていただいて明快なお答えをいただくということで取り計らってよろしいですね。では、後刻、しっかりとした答弁をいただくということで、次に進みます。 20番山田和明議員。
◆20番(山田和明君) おはようございます。
一般会計補正予算に関する説明書
の中で、4ページでございますけれども、市民税
の個人で所得割
の補正減でございますけれども、そのことについて理事から説明があったわけでございますけれども、詳しく理由についてお尋ねをいたします。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) お答えを申し上げます。 19年度に所得税から個人住民税へ税源移譲がありました。この制度改正で、従来
の住民税課税が3%、8%、10%
の3段階から一律6%に改正されたところでございます。この積算作業
の中で課税すべき所得
の把握がやや甘かったと、結果として、実際、課税をして調定が出たときに、その辺
のところが出てきております。ここについては非常に反省をしているところでございます。 以上でございます。
○議長(遠藤悟君) 山田議員。
◆20番(山田和明君) このことについては、賦課
の期日は毎年1月1日になっているわけでございます。その段階できちんと、これは課税客体をもとに課税台帳を整理をしながら賦課をしていくわけでございますけれども、個人分
の課税台帳がありまして、それに基づきながら、これ3月31日までに決定すると思う
のですけれども、徴収方法については普通徴収と特別徴収がございまして、この市民税については6月16日
の第1期があるわけでございます。 そんな中で、今回、課税に対する調定額が甘かったということでございます。その時点でわからなくて、いつ
の時点で今回
の補正減
の2億何がし
の金額がわかった
のかどうか、どれぐらいでわかった
のか。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) 課税をして最終的にその調定
の数字が出た段階で、この辺
の不足額を把握しております。 なお、この補正減額
の内訳になりますけれども、2億3,200万円余り
の中で、個人所得課税
の部分で約1億3,400万ほど出ております。それから、あとは譲渡所得等
の分離課税、それから退職所得
の特別徴収、修正申告分、ここ
のところで約3,770万ほど、それから特別徴収分で4,000万ほど出たということでございます。この辺
のところで全体で2億3,200万ほどになったという内容になっております。
○議長(遠藤悟君) 山田議員。
◆20番(山田和明君) 今、内訳が示されたわけでございます。それで、合計が2億3,000万を超える額になったということでございます。 当初
の議会が2月
の真ん中ぐらいに議会が始まるわけでございますけれども、1月1日に賦課期日が決まっていてそれらが漏れていたということは、先ほど部長からは甘かったという答弁がございますけれども、それで済む問題でもないですし、それがきちんと責任上、予算額に予算として現に反映されてくるわけでございます。そういった中から、これは予算編成そのものにも及ぶ影響もありますし、今後これらについてどのような改善策を求めてきちんとやっていくかということでございますけれども、議会にきちんと議案説明
の中で-議会
の前にするわけでございますけれども-その前
の段階できちんとそれを掌握できるような体制
の仕組みづくりという
のは、どのような、今後工夫
の仕方はありますか。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) 今回
のこの課税客体
の把握
のやり方、今、検証をしております。それで、今度は制度が改正
の2年目に入りますので、大体この制度
のいろいろな癖
のようなところもわかってまいりましたので、次回からはこういう形で減額
の補正をするようなことはないというふうに確信をして、またそれを検証しながら課税
の仕事を進めさせていただきたいと考えております。
○議長(遠藤悟君) 山田議員。
◆20番(山田和明君) これは税でございますので、公平感
のあるようなきちんと仕組み、その癖を破りながら、きちんと修正をしながらといいますか、それは実を上げるといいますか、それは当局でございますので、それにゆだねたいと思いますけれども、これはきちんとやっていただきたいと思っております。 次に進みます。 13ページですけれども、2款1項9目
の大崎市民病院事業推進懇話会
の委員に、報酬といたしまして予算が計上されております。このことについては、改新検討会議を受けて
の懇話会となると思っておりますけれども、この懇話会
の基本方針と合併協議
の基本方針
の違いといいますか、それは明確でございます。 新市
の構想となった合併協
の理念でございますけれども、合併協において新しくスタートする大崎市民病院
の基本方針は、すべて
の市民に安全と安心を保障することであります。救急と休日や平日夜間
の診療はすべて
の市民に平等なアクセスと医療
の質を提供するもので、医師会と
の連携をさらに整備すべき課題もありました。 そして、街全体がホスピタルとなるよう、民間と
の連携と機能分担を強化し、診療圏を広域化する、通院
の利便性を高めるため公共交通機関網
の整備を図るものであります。また、予防から介護まで
の一貫したサービス体制、一般医療以外にも、予防、健康増進、末期医療、緩和ケア、福祉介護まで
の一貫を求めて
の機能整備であります。体制は地方公営企業法
の全部適用でありまして、4病院1診療所とし、病院事業管理者
のもとに事業局を置くことにしました。そして、外部評価委員会を設置いたし、医師会、市民、有識者、専門家
の評価を受け、広い意見を受ける委員会
の構成は、診療評価、経営評価、運営評価
の3部門といたしました。 また、大学病院や県立医療センターとも連携をいたし、市民病院が核となり、民間病院、かかりつけ医、保健所、口腔保健センターなどと連携、分担をする病床数は御承知
のとおりでございます。合計が800床から720床ということでございます。4病院1診療所は、医師会や民間医療施設と連携をいたし、救急、休日、平日夜間
の診療体制を堅持するとともに、拡充を進める
のであります。また、旧市町をブロックとした区域輪番制を確立いたし、本院
の高次救急
の3次救急を中心に、3分院も2次救急
のかなめとして活躍をしている
のであります。他に市
の地域保健サービス、遠隔医療システムと、これは本院と大学病院でございますけれども、放射線治療、感染症診断
のシステム
の分院等へ
の拡大、そして情報システムなど
の一元化を進めるということでございます。 この経営計画についても、自治体が担うべき医療は、政策医療として
の財政支援
の算定基準をつくり、経営健全化についても増収、節減
のほか、適正医師数、職員
の意識改革、外部評価委員会
の評価、市民参加により、地域的偏在
のない病院をつくることが大事であり、ということでございます。平日夜間
の救急医療システム
の-これは古川方式でございますけれども、市内全般に普及しております。 以上
の骨子から、街全体がホスピタル、市民
のだれもが、いつでも、どこでも受診できる理想
の大崎市にした
のが、合併協議
の本格的な方針、理念だったと思っております。そういう観点から、今回
の改新検討会議で
の理念そのものに対する考え方、そしてその改新検討会議
の結果、1病院4診療所になりましたけれども、再編ということです、それが市長へ答申をされましたけれども、市長
の真意とするものになった
のかどうかですね、そこら辺をお伺いいたします。
○議長(遠藤悟君) 伊藤市長。
◎市長(伊藤康志君) お答えをいたします。 合併協でまとめられました新市建設計画あるいは病院基本構想、合併協定、その中にあります、今、山田議員から御紹介がありました病院事業
の理念、このことはしっかりと引き継いでまいりますし、最も本市
の市政運営
の中で、あるいは病院事業
の中で、大切にしていくべきものだろうと認識をしておりますし、今回そういう意味で、改新検討会議が市長が目指すものとどうな
のかという御質問でありますが、昨年
の9月議会で説明を、あるいは答弁でお答えを申し上げておりますように、その理念
のもとに病院事業を進めたいという、しかしそのために自分自身がどうしても懸念を抱いている、特に本市
の財政状況あるいは病院事業
の経営
の実態、こういうもの
の問題、課題を検証しながら進めるため
の、私
の手持ち政策判断
の材料をぜひつくりたいということで、改新検討会議
の設置を申し上げてきたところでありました。 今回、その報告をいただいた中で、詳細にわたったボリュームある分析、あるいはシミュレーション、あるいはその方向性というものは、私が懸念を抱いていたものに大きなヒントを与えるものであろうとは承知いたしております。内部で検討いただいたものを今後どう具現化していくかということは、これから
の大きな政策判断、課題であろうと認識をいたしております。
○議長(遠藤悟君) 山田議員。
◆20番(山田和明君) 改新検討会議
の結果、その中で市長は答申を受けまして、自分にヒントを与えるという、そしてそれをこれから判断材料にするということでございます。 では市長、私からすれば、改新検討会議
の結果については余りにも視野が狭過ぎると、こう思っております。そんな中で改新検討会議を優先させた、当初で私たち議員は認めてきたわけでございますけれども、改新検討会議を優先させた理由と、また合併協では外部評価委員会を立ち上げましょうと、きちんとなっております。そういうところ
の整合性がなくて、改新検討会議を9回もやってまいりました。その都度、市長は改新検討会議
の結果を、具体的に座長であります河合副市長から会議
の結果について、いろいろと一々について結果を受けてきたと思う
のですけれども、そこら辺
のところで、今回会議を重ねるうちに1病院4診療所になっていった
のか。最初から1病院4診療所であった
のかどうかです。そこ
のところ、市長はどのように考えておられますか。
○議長(遠藤悟君) 伊藤市長。
◎市長(伊藤康志君) 申し上げましたように、合併当時に議論された、しかも時間をかけて市民も御参加いただいた当時
の取りまとめは、大変とうといものでありますし、それを大事にしてまいりたいということには何ら変わりはございません。 しかし、私が先ほど申し上げましたように、あるいは昨年
の9月議会で申し上げましたように、その理念を実現するために、あるいはその建設を、事業を進めるためには、財政という問題、経営という問題をクリアしていかなければ、これは将来に大きな問題を残すことであろうということで、合併当時、理念やあり方については、方向性はしっかりと出しておりますが、それを運営していく、あるいはそれをしっかりと確保していくため
の経営
の視点、そのことで自分なりに検討材料が欲しいということで検討をお願いしたことでありますので、ある意味では、手持ち資料をいただくまで
の間は、改新検討会議にその検討をすべてお任せを申し上げてきたということであります。
○議長(遠藤悟君) 山田議員。
◆20番(山田和明君) 報告書にもありますけれども、鹿島台分院について、鹿島台分院は平成17年
の改築時に云々となりまして、しかしながら病院建設
の企業債償還等が平成20年度から本格的に始まりますという文言になっておるわけでございますけれども、鹿島台分院でございますけれども、この分院については北部連続地震がありまして、病院
の機能そのものを失ってしまったわけでございます。それが平成17年11月から建設なりまして稼働してきたわけでございます。そういう意味で、これは当然病院を建てるに当たって、これは償還することは間違いない事実であります。このことについては、我々も議員でありましたから、きちんとやってきたわけでございます。 そういう意味合い
の中で、鹿島台におきましては、災害復旧補助事業を取り入れまして、そしてこれは7億7,000万でございますけれども、補助対象外事業として8億5,900万ほど、きちんと予算を組み立ててやってきたわけでございます。そんな中で、地方公営企業等災害復旧補助債といたしまして3億5,800万ほど、それに交付税で見る部分と、一般会計繰り出し分
の50%でございますけれども、そういう内訳とか、それと公営企業債であります8億5,900万を、それ
の分類などをきちんとしてきた予算立てて病院を建ててきたわけでございます。 こういう文言があること自体、私は何といいますか、これは当然
のことでございます。それら
のことが、今回、鹿島台分院決算出た
のでございますけれども、18年度決算につきましては、今、医業収益につきましては、前年は3億9,000万ほどありましたけれども、今回は4億1,000万
の実績でございます。それで、6.何%ぐらい
の実を上げているわけでございます。それと、病院
の患者
の病床稼働率にしても、鹿島台分院は95%という高推移を維持しているわけでございます。そういう努力なり、地域医療をきちんと担ってきているわけでございます。 そんな中で、もちろん財政もあります。大崎市は財政
の健全化、そして実質公債費比率とかいろんなことで高くなっているということは御承知でございます。そういうことをクリアをしながら、経営
の視点からという市長
のとらえ方だと思っております。それはきちんとすべきであります。そして、努力しなければならないものもきちんとうたわなければならないと思いますし、病院機能という
のは、きちんと努力をして、市
の、そして国・県
のかかわり方、地方財政計画
の立て方もございますし、それら
の仕組みもございます。 そんな中で、今回いよいよ懇話会を設置するわけでございます。では、どのようなメンバーでこの懇話会をやっていくかということをお尋ねいたします。
○議長(遠藤悟君) 答弁もらう前に申し上げますが、今回
のこの議案は懇話会
の設置に関する予算計上でございますので、改新検討会議
のほうまでに及びますと、ちょっと議案外になってくるので、いわゆる懇話会
の委員会
の設置目的なり内容、そういったことに限定した形で御質疑をいただくようにお願いを申し上げておきたい。通告者も非常に多いようでございますので、そういった範囲でお願いを申し上げたいと思います。 では、答弁を求めます。 伊藤市長。
◎市長(伊藤康志君) 先ほどから申し上げてまいりましたような経過で改新検討会議
の報告をいただきました。この内容をより現実的に、しかも未来に向けて誤らない判断をしていくために懇話会を立ち上げさせていただきたいと、こう思っているところであります。 その関係からいたしまして、この病院事業というものをより一体的に、あるいは経営
の視点でも、改めて報告を受けて議論を深めたい。同時に、議員からも御紹介がありました合併当時で
の新市建設計画基本構想、これに盛り込まれた熱い思いということが、現在
の大崎市
のまちづくりあるいは重要政策
の根底にありますので、その作業にかかわった方々にも、ぜひ御意見を賜りたいと思っております。あるいは、大崎市
の市民
の命、健康を守る
のは、自治体病院だけでは、これはおのずと限界がありますので、地域医療を一緒に支えていただいております医師会、医療機関
の御意見も賜りたいと思っております。また、この大崎市
の病院事業は、申し上げておりますように、県北地域
の中核的な高次
の機能を求められている役割もありますので、その意味からすると、県が進めております地域医療整備計画と
の整合性など
の関係から、当然県
の医療部局
の御意見も賜りたいと思っております。あるいは、医師確保等々ということからすれば、当然大きな連携をとっております東北大と
の関係を構築するため
の、その立場から
の御意見ということも、当然必要になってくるものだろうと、こう考えているところであります。 また、議会
の中で特別委員会をおつくりをいただいて、この病院建設に意を用いていただいて、中間報告も取りまとめをいただいて、その後も熱心に先進地調査なども続けていただいております。そういう意味では、この議会を通しながらも議論を深めてまいりますが、今後
の懇話会
の中にもぜひ議会を代表する方にもお入りをいただければと考えておりまして、現時点で内部で検討いたしました結果、全体で10名ぐらい
の構成で懇話会を構成していけば、大崎市
の病院事業
のこれまで
の経過も、あるいはこれから
のあり方ということにも、あらゆる形で直接、間接的に影響
のある方々を網羅できる
のではないかと、そう考えております。
○議長(遠藤悟君) 山田議員。
◆20番(山田和明君) 合併協
のメンバーということでございます。それから、県
の関係者、医師会、東北大学
の関係者ということだと思っておりますけれども、その中で議員もという答弁があったわけでございますけれども、議員は、特別委員会設置はしておりますけれども、住民代表ではありますけれども、果たして懇話会にメンバーとしてなじむかどうかです。そこ
のところだと思っておりますけれども、そこで議員
の代表
の方が懇話会に出席をいたしまして、いろいろと議論をやりながら、市長も入ると思う
のですけれども、その中でキャッチボールをして、そしてそれからまた議会で質疑なり質問するということになりますと、果たしてこの懇話会になじむかどうかですが、そこ
のところをよく精査すべきだなと思っておりますけれども、そういう点、市長は議員に遠慮といいますか、そういう議員
の立場から建設的な意見をもらいたいということはわかりますけれども、そこら辺、どうな
のでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 伊藤市長。
◎市長(伊藤康志君) 今申し上げました方々から広く御意見を承ってまいりますときに、議会でも中間報告をいただいて、委員
の中にはそのことに関心をお寄せすることも想定される
のではないか。あるいは、住民を代表して、地域で医療現場に近い地域
の方々
の声を最も身近に掌握している
のも議員
の方であろうと。そういう両面で、この議論が、意見交換が深まるためには、私はぜひ議会代表
の方にお入りをいただくことが、提案申し上げております懇話会
の議論が深まる大きな要素になる
のではないかと思っておりますので、ぜひしかるべく機会に御検討いただいて、御要請にこたえていただくように、この機会にお願いを申し上げたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 山田議員。
◆20番(山田和明君) 市長
の考え方は、せっかく持つ
のであれば、懇話会そのものが充実して中身
の濃い、そして議員
の意見もきちんと聞きたいということだと思っておりますけれども、そんな中で、私は地域住民も入れるべきではないかなと思っている
のですけれども、そういう市民
の目からとらえた場合も、きちんと視点となる
のではないかと思っておりますし、議員は議員として、私たち、特別委員会なり議会なりで、それは聞くわけです。そして、それが議員
の意見として取り入れたいということは、今回
の一般質問もありますし、そういうことで聞けるわけでございます。そんな中で、市民
の具体的な意見も取り入れるべきだなと思っていますけれども、どうな
のでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 伊藤市長。
◎市長(伊藤康志君) 内部でいろいろと検討させていただきましたが、現時点で考えております
のは、いろいろと市民
の方々が期待、不安、あるいは推移に関心をお寄せいただいているということは強く感じておりますので、この懇話会はもちろん公開で行わせていただきますし、その運営、いずれ懇話会
の座長さんと相談ということになりますが、運営
の中で御参加いただいた市民にも、傍聴として御参加いただいた市民にも、運営上可能であれば議論に御発言をいただける方法なども含めて、市民
の方々にはそういう形で御参加をいただける方法など
の運営を検討いただきたいと、担当
のほうにはそういう指示を今いたしております。
○議長(遠藤悟君) 山田議員。
◆20番(山田和明君) では、懇話会にこれまで
の経過、経営
の視点からということでございます。そういった場合、今回
の改新検討会議
の結果
の報告書を1つ
のデータとして、今回懇話会にお示しをするということも、とらえているということですか。
○議長(遠藤悟君) 伊藤市長。
◎市長(伊藤康志君) 当然、今回
の報告内容をベースに資料として提供しなければ、この懇話会は進まないものだと思っております。
○議長(遠藤悟君) 山田議員。
◆20番(山田和明君) 懇話会が、議会が終わってからだと思う
のですけれども、開催をされるわけでございますけれども、何回開催するかわかりませんけれども、結論に至るまで
の時間的なこととか、議論が集中する中でございますけれども、集中議論は恐らくいろいろな観点からされると思う
のでございますけれども、きちんとした基礎データを持ちながらやっていくということでございます。結果はいつ出るかわかりませんけれども、最終的には懇話会で
の結果は出ると思う
のですけれども、そういった場合、懇話会で
の結果
の推移については、市長はどのようにとらえる
のか。そして、改新検討会議
の結果もありますし、そして外部にゆだねるわけでございますけれども、市長とキャッチボールすると思う
のですけれども、そういう判断について、推移といいますか、判断
の結果について、市長は重く受けとめると思う
のですけれども、その受けとめる基準といいますか、それについてどう考えておりますか。
○議長(遠藤悟君) 伊藤市長。
◎市長(伊藤康志君) 今お願いしようとしております懇話会は、先ほど申し上げましたような経緯で、改新検討会議から
の報告がございます。既に、大崎市
の場合は、指針になる病院にかかわる基本構想あるいは議会
の意思というものも出されております。そして、今回
の改新検討会議
の報告ということであります。今回これらについて、申し上げましたような、大崎市
の市民病院事業に直接、間接的にかかわっている方々から広く御意見を賜ると。ですから、このことは懇話会に諮問をして結論をここでいただくという
のではなくて、これまで内部で調査、研究をしてきたことに対する、そしてまた合併当時に取りまとめられました1つ
の方針、そしてまた議会からもお寄せをいただきました中間報告、これに対して広く御意見をいただき、設置者であります私、あるいは行政として、あるいは病院事業を進めております病院事業担当セクション、管理者を中心にした執行者が、この我々が後に正しい、誤らない結論を出していくため
の大局的な御意見を存分にいただける機会にしていきたいと、そういう思いで設置を考えております。
○議長(遠藤悟君) 山田議員。
◆20番(山田和明君) 新聞報道にもありますけれども、市長は専門家や関係者
の意見を聞き、ただいま申し上げましたとおり、誤りない政策判断をしていきたいということでございます。これが重要な視点となると思っております。今回、そういう重要な政策判断をしなければならないという市長自身が、改新検討会議、そして懇話会という2つ
の会を持って
のことでございます。そういう観点から政策判断は重いなと、そういう観点からすれば市長
の政策判断は重いなと思っておりますけれども、誤りない政策判断ということ
の視点です。どこまで踏み込んで、そして市民がわかるような、そして大崎に住んでいる我々がわかるような、きちんと判断を出していただきたいと思っておりますし、またそうしなければならないと思っておりますし、その思いは重いであろうと思っております。今まで本院
の建設
の場所、そして建設
の、いつ建設にかかるかという、これまでも今まで先延ばししてきたわけでございます。そういう観点から、この病院に対する市民
の思いは熱きものがございますし、また地域医療を担っていくべき問題でもありますし、病院経営、そして財政
の健全化からすれば、それはもっと踏み込んで、もっと大崎市にふさわしい病院づくりをぜひ望んで、私はいきたいと思っておりますし、そうしなければならないと思っておりますので、そこ
のところは十分に考慮しながら進めていただきたいと思っております。 次に、29ページですけれども、8款1項2目
の耐震改修促進計画策定委託料でございますけれども、これは計上になっているわけでございますけれども、委託料
の目的とその必要性についてお伺いをいたします。これは国から
の補助事業を受けて
の事業な
のでございますけれども、お伺いをいたします。
○議長(遠藤悟君) 福原建設部長。
◎建設部長(福原磨君) 耐震改修促進計画策定
の計画
の目的でございます。これは宮城県沖地震が近い将来、高い確率で発生することが予想されているというようなことから、耐震改修促進法に基づきまして、地震による建築物
の倒壊から市民
の生命または身体及び財産を保護するために、宮城県及び建築関係団体等と連携いたしまして、既存建築物
の耐震診断、それから耐震改修を総合的かつ計画的に促進するため
の枠組みを定めるということを目的にしてございます。 また、計画
の必要性でございますけれども、御案内
のとおり建築物
の耐震改修
の一層
の促進を図るため、耐震改修促進法が平成18年1月26日施行ということで改正されました。これに基づきまして、建築物に対する指導等
の強化を図ることとなったところでございます。 その中で、国土交通大臣による建築物
の耐震診断及び耐震改修
の促進を図るため
の基本方針が示されました。その中に、主なものをお話し申し上げますと、住宅及び特定建築物
の耐震化率について、それぞれ現状
の75%を、平成27年までに少なくとも9割にすることを目標にしたことが掲げられてございます。 また、地域防災マップ等を活用した情報を提供するというようなこと、それから都道府県におきまして耐震改修促進計画を定めることが義務化されたというようなことが、基本方針に示されたところでございます。そんな中で、大崎市も、国及び県から計画を策定するよう指導通知を受けまして、宮城県耐震改修促進計画に基づいた大崎市耐震改修促進計画を作成する必要が出てまいりました。 そんな形
の中で、先ほど補助事業というようなことがございましたけれども、今回計上申し上げました
のは、上位計画であります宮城県耐震改修促進計画、これは当初は18年度といいますか、18年12月ごろまでに策定を予定してございましたけれども、策定時期が今年度5月にずれ込んだというようなこともございまして、それらを受けて、その中に大崎市
の位置づけがなされてございます。その位置づけ
の中に、平成19年度中に策定に努めることというようなことで大崎市が位置づけられてございます。そして、今年度策定するようにということで、先ほどお話しいたしましたように指導を受けているところでございます。 以前にも、第1回
の定例会だったと思いましたけれども、お話を申し上げてございますが、平成19年度において、本市は限定的な所管行政庁に該当することから、計画策定
の努力義務はありませんでした。しかし、平成20年度に一般特定行政庁に移行した際には、計画策定
の努力義務が生じてまいります。平成20年度に策定する必要が出てくるというようなことで、これら
のことも踏まえながら、また議員お話し
のとおり、国庫補助を活用して経費
の節減を図るというようなこともございまして、今回計上したというような状況になってございます。
○議長(遠藤悟君) 山田議員。
◆20番(山田和明君) 今、部長から詳しく説明をいただいたわけでございますけれども、この大崎市も20年度中にという云々
の中で、県から指導があって、きちんとした位置づけ
のもとにやったと思う
のですけれども、今回、策定委託料は、この大崎市全体をとらえて
の策定委託料だと思う
のですけれども、そういう関係で大事な委託料でございますので、成果品が出る
のは、これはいつごろになる
のでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 福原建設部長。
◎建設部長(福原磨君) 成果につきましては年度末ということになります。
○議長(遠藤悟君) 山田議員。
◆20番(山田和明君) 年度末ということでございます。全域に広めるわけでございますけれども、それが具体的に、耐震診断とかその枠組みをきちんとしたものにしていくためには、県、国と
の連携
の中で進めていくと思う
のですけれども、今回、必要性についてきちんと、部長から今、説明がございました。そして、目的もはっきりいたしました。そして、何をしなければならないということは、その委託料
の中で決まってまいります。来年3月までということでございます。 そんな中で、実施に移す場合、今回、当初で木造住宅
の耐震診断
の委託料をとっております。そして、当初
の予定で52件、それが変更後33件となっていたわけでございます。私、当初で議案書をいろいろ調べてみました。大崎市でやっている木造住宅
の耐震診断
の委託料
の中で、そういうことをやっております。 今回、それらについて、策定委託料
の中できちんとしたものを出して、次へ
のやっぱり方向となります
のは、安全性、安心性をとらえて
の工事でございますので、きちんとしたものをつくり上げていただいて、実施できるような体制
の仕組みづくりはどうなっておりますか。
○議長(遠藤悟君) 福原建設部長。
◎建設部長(福原磨君) 具体的に、どのように生かしていくかということになる
のではないかなと思いますけれども、これは地震防災マップを作成いたします。これは全戸に配布をするというふうに考えてございます。これはA1といいますか、カラー刷りで新聞紙をちょうど広げたような大きさになると思います。片側に揺れやすさマップ、それから片側に危険度マップというようなことで作成をすることを考えてございます。 この地域防災マップを活用した防災意識
の向上というようなことで住宅
の耐震化
の促進を図るわけですが、耐震診断や耐震改修工事
の取り組みに、これを配布し、皆さんにお知らせすることで、その取り組みに期待をしているというようなことでございます。職員でもちろんそれら
の耐震化
の説明をしたり、または防災マップ
の説明、またはそれぞれ各総合支所にいろいろな掲載をしたり、掲示したり、そんなことをしながら耐震化に今後努めていきたいと、このように考えてございます。 〔「終わります」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) なお、議長から申し上げますが、現在は質疑でございますので、いろいろな思いや意見をこうこうと述べた質疑につきましてはひとつ慎んでいただきたいと。若干
の見解を述べながらただすということは許容範囲かと思いますが、ひとつ御協力方お願いを申し上げたいというふうに思います。 次に進みます。 34番佐藤和好議員。
◆34番(佐藤和好君) それでは、私からも通告に基づきまして質疑をさせていただきます。11時36分という大変つらい時間帯であります。議員諸氏
の思いを感じますときに、議長
の質疑
のあり方について特段
の御指導がありました。どういうわけか前回も、私でなくその前
の前
の方
の御指導を、私が質疑する前に受けたような記憶がしてございます。 それでは、議案質疑、原則にのっとりまして頑張らせていただきます。時間的なこともありまして、通告、歳入から述べさせておいていただきましたが、歳出から入りたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 それでは、まず歳出で通告しておりました
のは、補正予算説明書
の13ページ、2款1項9目企画費、先ほど山田議員からも熱弁を振るっていただきました大崎市民病院事業推進懇話会関係について、お尋ねを申し上げます。 この懇話会は、先ほどもお話がありましたように、大崎市
の市民病院事業
の将来を決定する、市民にとっても、非常に関心と注目度
の高い懇話会になろうと思います。もちろん、最終判断は設置者たる市長
の判断、決断になるわけでございますけれども、それにいたしましても懇話会委員
の皆様にも、その発言には大変な注目を浴びる
のかなと、このように推察するものであります。 そこで、お伺いいたしますけれども、この懇話会
の地方自治法上
の解釈についてでございます。このとおり予算が出ました。条例に出ていませんので、設置については要綱で定めると思います。 果たして、これだけ責任
の重い、注目度
の高い懇話会を、この性格からして条例で定めなくてもよろしい
のですかという疑問がございます。その解釈についてお尋ねをするものでございます。 2点目には、伴いまして、地方自治法
の解釈から、同じく報酬でいい
のかということであります。 3点目には、先ほども出ましたけれども、市長が懇話会に直接入りたいと、このような旨であります。入ることに対しても問題はない
のかということをお尋ねをしたいと思います。お願いします。
○議長(遠藤悟君) 高橋市民協働推進部長。
◎市民協働推進部長(高橋幹夫君) それでは、御質問
の3点についてお答えいたします。 まず最初に、この懇話会
の位置づけでありますけれども、この懇話会でいろいろな方針を決定するというふうな位置づけではございませんで、市長が多く
の皆さんから
の意見を聞くというふうなことになっているところでございます。 それで、地方自治法
の関係から申し上げますと、大崎市においては、地方自治法第138条
の4第3項
の規定に基づく附属機関と、それから附属機関以外
の懇話会と
の区分を明確にしているところであります。それで、適正な設置等、円滑な運営を図るために、それぞれ
の要綱を定めているところでございます。この設置要綱
の中で、その役割について、附属機関は法律または条例
の定めるところにより設置されるものでありまして、調停、審査、諮問または調査を行うと。 それで、附属機関以外
の懇話会につきましては、要綱等により設置されるものでありまして、市民、団体、それから専門知識を有する方から意見聴取を主としているところでございます。 今回
の懇話会につきましては、懇話会
の構成員
の方々から広く意見を聞くと、そういう意見交換を行いながら、改新検討会議
の報告書、それから合併協議会
の病院
の構想、それから市議会で
の市民病院建設特別委員会
の中間報告などもいろいろありますので、市長が総合的かつ慎重に判断するということでありますので、地方自治法第138条
の4第3項に規定する附属機関となる審議会、調査会とは異なるということで御理解をお願いしたいと思います。 それから、報酬についてでありますが、これにつきましても、懇話会
の構成員は地方公務員法第3条第3項第2号に規定する非常勤
の特別職として位置づけるものでございます。そういうことから、地方自治法第203条
の規定によりまして報酬を支給しなければならないものでありまして、大崎市特別職
の職員で非常勤
のもの
の報酬及び費用弁償に関する条例第2条第2項に規定する5,000円を超えない範囲内において規則で定める額としていることから、5,000円を報酬として支給することとしております。 あと3つ目でありますが、市長が懇話会に入るということでありますが、これは主催が市長となりますので、構成員
の数は10人でありますが、その間に、先ほど市長
の話がありましたとおり、病院事業管理者にも同席をしていただいて意見を伺うというような形で進めていくものでございます。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆34番(佐藤和好君) ただいま
の御説明によりますと、地方自治法第138条
の4第3項
の規定に基づく附属機関ではないよということでありまして、いわば意見聴取をするために、懇話会、要綱で設置する
のだというお話でございます。 そこで、何点か再質疑させていただきますけれども、意見聴取するという懇話会にこだわる、条例による附属機関設置と
の違いをそのように先ほど御説明いただきましたが、そうすれば、この条例設置による附属機関設置と
の違い
のこの懇話会
の特色を、ねらいを、やっぱりもうちょっと鮮明に御説明をいただきたい
のであります。 折しも、岩出山病院
の耐震診断
の数値がこの間
の行政報告で出まして、けさ
の新聞報道にもありました。そんなこんなも含めまして、いずれ市民にしてみれば、これから
の大崎市
の市民病院事業がどんな形で存続していく
のか、市民
の不安を払拭していただく、そのことがこの懇話会
の性格からして、私は大変重要なことだと思う
のであります。 だから、そのことを踏まえますと、やっぱり懇話会にこだわる、その鮮明な違いを執行部
のほうからはっきりとお答えをいただきたいと思いますし、委員報酬は日額5,000円です。そうしますと、先ほどもお話が出ましたけれども、いわゆる病院関係あるいは医学関係
の先生方もお招きをしたいと、こういうお考えもあるようでございますけれども、果たしてこの日額5,000円、そういう先生方
の招聘は可能な
のかという心配もございますし、委員報酬が25万円で10名ぐらい
の委員ということは、おのずと5回
の懇話会開会で一定
の判断、決断を下す
のかなと勝手に思ってございますけれども、その辺
のお考え方もあわせてお願いをしたいと思います。 そして最後に、この懇話会
の委員
の選任でありますけれども、もちろん議会
の議決事項ではございません。いわば市長
の選任となるわけでありまして、うがった見方をすれば、大変失礼でありますけれども、いわゆる市長
の意に沿う方々
の委員
の選任も可能なわけでありまして、そんなことも多分払拭したい
のでありましょう。 ぜひとも、議会からも、議会
の組織を代表する議員さんに委員として参画していただきたいということでありましたが、私はいつも、和好議員は市長さ少し甘過ぎると言われて、好意的にとっていて、一方的な考えではございませんので、改めて市長
の思いをお聞かせ願いたいと思いますし、条例で定める懇話会でなく、要綱で定める懇話会にこだわる理由について、もう一度お聞きをしたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 高橋市民協働推進部長。
◎市民協働推進部長(高橋幹夫君) それでは、まず第1点目でありますが、附属機関と懇話会等と
の違いということで、要綱で
の定めということでありますが、これは先ほどから申し上げているとおり、それぞれ
の専門的な立場、いろいろな分野から
の御意見を伺うという
のがその委員さん方でありまして、法的に地方自治法で定める附属機関というふうな位置づけにはしていないところであります。これは大崎市
の要綱でもって定めたところによりまして、今現在進めているところでございます。 それからあと、選任等々についてはいろいろ市長
の思いもあると思いますが、まだこれから、議決を経た後に早速進めたいというふうに考えております。 それから、5,000円で
のお願いというふうなことでありますが、今現在もブランド戦略会議とか、それからいろいろな審議会等々で、大学、それからほか
の機関からお願いしている方々についても、5,000円で今
のところはお願いして了解を得ながら、ただし、ほか
の市町村と比べますと、確かに金額的にはちょっと低いというふうな委員さんもおられますけれども、今現在については御理解をいただいているところでございます。 回数については、お話し
のとおり5回程度を予定しているところでございます。
○議長(遠藤悟君) 伊藤市長。
◎市長(伊藤康志君) 佐藤和好議員から御心配をいただいていることについて申し上げたいと思います。 懇話会方式をなぜする
のかということ、条例ではなくて要綱でということは、先ほど申し上げましたように、この懇話会に諮問をして答申をいただくという
のではなくて、これまで
の大崎市民病院
のことにも既にかかわっていて、これからも御支援をいただく、その分野
の高い識見や実績を持った方をぜひお願いしたいと思っております。その方々に、これから
の大崎市民病院事業を推進していく形で、大局的な御指導、御意見を開陳いただくためにこういうスタイルでぜひ開催したいと、こう思っております。 委員
の方々は、今申し上げましたように、佐藤和好議員から仲よし懇話会
のようなことはするなということ
の御指摘だと思いますが、場合によっては機関にお願いをするという形も考えなければならないと思っております。あとはだれが見てもこの大崎市病院事業
の課題に、その分野で
の第一人者、あるいはスペシャリストと思われる方をぜひお願いをして、市民から、あるいは議会
の皆様方からも、公平公正な意見
の深まるメンバーだと言っていただくような方にぜひお願いをしたいと思っております。 その中で、議員からも御心配をいただきました報酬については、正直、それだけ
の方を5,000円でお願いをするという
のは大変に心苦しいとは思っておりますが、大崎市民病院に対する熱い思いを持っていただいている方々にと思っておりますので、その辺は非礼を省みず、心を込めてお願いをして、ぜひお引き受けをいただきたいと思っております。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆34番(佐藤和好君) 最後に、確認になるわけでありますけれども、懇話会
のその意見を申し述べる、そのベースになる
のは、先ほど改新検討会議
の報告書というお話もございましたけれども、あわせて、やっぱり合併協議会
の市民病院構想、あるいは市議会
の市民病院建設特別委員会
の中間報告書等々もあるわけでありますから、そのことも同時にテーブルにのせていただくものだということ
の確認をしたい
のでありますが、そうでありますか。
○議長(遠藤悟君) 伊藤市長。
◎市長(伊藤康志君) そのとおりでございます。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆34番(佐藤和好君) 次に進みます。 次に、13ページと15ページ、2款2項1目と4目、税務関係について通告しておりました。 まず、最初に通告しております人件費にかかわる件でありますけれども、これはほか
の款にわたる人件費と共通質疑だよということで通告しておりましたけれども、提案理由
の説明において機構改革絡みだということで了解いたしましたので、これは割愛とさせていただきます。 2番目
の市税過誤納還付金1億2,899万円についてお尋ねをいたします。 まず、この金額
の内容と還付に当たっては、どのような事務的手続、方法をとられておられる
のかをお尋ねしたい
のであります。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) お答え申し上げます。 主に、法人
の過年度分、法人税額
の更正請求によるその還付でございます。この1億2,000万
の中身は、2法人
の17、18年度、2カ年分
の更正請求に基づく還付措置になります。 何で更正請求になったかという内容については、法人市民税という
のは、御承知
のように国税
の法人税額をもとに算出されております。この当該2法人については、退職給与
の引当金
の取り崩し漏れ、それから2つ目は企業年金基金
の追加拠出、それから3つ目は輸入アルミ地金
の課税調整、こういうことを原因に更正請求を行っております。したがいまして、国税である法人税が減少したため、法人市民税にその影響が及んでいるところでございます。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆34番(佐藤和好君) ということは、法人税で企業、会社が対象だったよということでありまして、個人的な部分については、今回
の過誤納はなかった
のでありますか。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) 今、1億2,900万円
の還付
のうち1億2,000万
の分について御説明申し上げましたが、残り
の900万円については、通年ベースで今後発生が予想される過誤納還付金として予算計上をさせていただいたところでございます。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆34番(佐藤和好君) これから発生するであろうということ
の備え
のようであります。 お金
の備えはそれでよしといたしまして、先ほども申し上げましたけれども、還付するに当たって、法人は結構であります、会社でありますから。個人に還付するに当たって、どのような事務的手続なり方法をとられておられる
のかをお尋ねしたいと思いますし、そのことが、大崎市、総合支所も含めて全体
の一定
のルールになっている
のかについて、あわせてお尋ねをしたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) 還付
の手続は、いわゆる税額
の変更が生じる、例えば修正申告とか、あと場合によっては、かつてある総合支所で発生したように、こちら
の長年にわたる事務
の手違い等で発生したようなものも出てきます。そういう場合には、その修正をして、速やかに御本人に還付
の通知を差し上げて行っているところでございます。
○議長(遠藤悟君) それは、各総合支所も統一的なやり方かどうかですね。 総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) それは、本庁、総合支所、すべて統一的な取り組みをさせていただいているところでございます。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆34番(佐藤和好君) その統一した手法は、先ほど部長答弁にもありましたけれども、昨年
の事例もあるわけでありまして、特定
の職員に過重な負担がかかって、長期休暇に至るにやむを得ないというような状況下に追い込まれたことは、ほとんど御承知おきかと存じます。 その辺
の配慮もひとつお願いをしたい
のと、たしかそのときに、個人
の還付で5年でしたか、時効消滅
の制度があって、還付したくてもできない
のだというふうな答弁があって、その辺
の検討をするというふうな記憶が私
の中にはある
のでありますが、その辺
の過誤納
の方
の還付に対する5年
の時効については、その後どのような扱いになっていますか。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) 税法上は確かにそうなっておりましたが、その後、その方針をまとめまして、台帳を税務課
の方で保管している10年間は、これはきちんとその台帳に照らして還付処理をしていくことにしました。また、そのような手続をさせていただいております。 それから、10年を超す分については、これはこちら
のほうに台帳が存在しませんので、大変御迷惑をおかけしますが、その納税をした記録
の残っているもの、例えば領収書とか納付書とか、そういうもので確認をさせていただくと、そういう方針を一応決めさせていただいたところでございます。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆34番(佐藤和好君) ということは、税法上5年で時効になる
のだけれども、大崎市では、納税者
の皆さんに敬意を表してという
のですか、お互い
の信頼関係をもっと大事にしたいということで、独自
の制度にしたわけでありますか。そのことだけをお聞きしたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) そのとおりでございます。
○議長(遠藤悟君) それでは、質疑
の途中でありますが、暫時休憩をいたします。 再開は午後1時といたします。 ------------ 午前11時58分 休憩 午後1時00分 再開 ------------
○副議長(加藤善市君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 質疑を続行いたします。 34番佐藤和好議員。
◆34番(佐藤和好君) それでは、引き続きまして質疑を続行させていただきます。 次に、25ページ
の6款2項2目19節
のモデル事業についてお尋ねしたいと思います。 「さんそんりき」誘発モデル事業負担金とお読みする
のだろうと思っていましたら、「やまぢから」ですよと言われました。知っている方は知っている
のでありますけれども、私
の国語力では、なかなかこれは「やまぢから」と読むわけにはいきませんでしたので、これからは、総合計画もそうでありますけれども、「たから
のくに」という読み方もありますし、できればルビを振っていただければ今
のせりふも要らない
のかなと、このように思ってございます。 その山村力誘発モデル事業でございますけれども、負担金として250万円計上になっておりまして、財源
の内訳を見ますと、250万は一般財源から支出になってございます。モデル事業となっているわけでありますけれども、これを見た限りは、では何、市
の単独モデル事業かななんて勝手に解釈したわけでありますけれども、この内容についてお示しを願いたいと思います。
○副議長(加藤善市君) 富田産業経済部長。
◎産業経済部長(富田幸三君) それでは、山村力誘発モデル事業
の内容につきまして、かいつまんで御説明したいと思います。 これは平成18年度から5カ年間実施をされるということで、林野庁
の補助事業でございまして、林野庁サイド
の事業名として、「山村力」と書いて「やまぢから」という形で読ませているということでございます。目的は、地球温暖化対策
の一環といたしまして、国では、森林をCO2
の吸収源として大変重要視しているということでございます。しかし、実際
の山間地は過疎化、高齢化が進んでおりまして、林業
の採算性などが問題になっておるということで、活力が低下している森林
の整備、保全が難しい状況にあるので、それらを都市と農村交流を通じながら地域
の力を高めまして強い山村に再生することが、ひいては地球温暖化対策につながるというとらえ方をしている事業でございます。 この事業でございますので、中には、実施する主体に山村を有する自治体が加わることが義務づけられてございまして、そういう意味で、林野庁
の補助金に対して、市は実施主体
の自治体ということで負担をするという形
のもので、予算措置をさせていただいているということでございます。 ことし、一応林野庁
のほうに上げました中身は、571万9,000円ほどが事業費でございまして、国
の補助金が285万9,000円、あとは運営する実施母体で36万ほど
の自己資金、自己財源を持ちまして、参画する組織を構成する自治体として大崎市が250万負担をするという形になってございます。
○副議長(加藤善市君) 佐藤議員。
◆34番(佐藤和好君) 山村力
の意味もお聞きいたしました。 大崎市は800平方キロメートル
の面積がありまして、合併当初は、やっぱりこれだけ
の山林を抱えてということもあったわけでありますけれども、今、お話がありましたように地球温暖化等々、逆に言えば、将来
の大崎市にとっても何らかのメリットになろうかなと思ってございます。 総事業費約571万円ということでありましたけれども、のっている
のは250万円で、残り
の金額
の約250万円ほどは、補助金はどのような形で交付になるわけな
のですか。
○副議長(加藤善市君) 富田産業経済部長。
◎産業経済部長(富田幸三君) この補助事業
のお金
の流れでございますけれども、通常ですと、国から県、県から市へという格好になる
のですが、本事業につきましては実施主体に直接交付されるという形になりまして、なおかつ事業完了後に精算されるというような仕組みになってございます。 ですから、今
の段階では、事業認定を受けまして、それだけ
の事業をやるという計画を出してございますが、もし万が一、その事業ができないということで事業費が下がった場合については、その2分の1相当
の補助金も下がってくるという格好になっているわけでございます。 ですから、国からは直接実施団体
のほうに交付をされますし、市からもその実施団体に負担金として納入するという体系になっております。
○副議長(加藤善市君) 佐藤議員。
◆34番(佐藤和好君) わかりました。では、この実施団体では出来高払いということでありますから、250万何がしは、実施主体で立てかえてこの事業を展開するというふうに解釈しましたけれども、関係する我が大崎市
の議員さん方は、たまたま大変バイタリティー
の多い議員さん方でありますので、しっかりとこの事業をやっていただければなと思ってございます。なお、力を合わせてやっていただければなと思ってございます。 次に移ります。 41ページ
の10款6項3目13節、学校給食施設整備事業、実施設計
の823万円についてお尋ねをいたします。 最近、新聞報道等がありまして、今度建設する大崎南学校給食センター
の実施設計費でありますけれども、新聞報道等によれば、最初計画していた、合併して合併効果をねらった最初
の事業というふうな位置づけがしてございまして、たまたまそこが、関係する地域と
のコミュニケーションなり説明なりが調わなかったということで、今度は規模を縮小して建設するよというふうな内容だと思ってございますけれども、この給食センター
の、変更する前
の当初
の計画でありました、要するに給食供給能力と事業費、それで計画を変更した、今回
の実施設計にのせた供給能力と総事業費は幾らになる
のでありましょうか。
○副議長(加藤善市君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) 給食センター
のお尋ねでございますけれども、そもそもこの給食センター
の発端は、旧三本木町時代に、平成10年あたりから学校給食をどうしようかということで話し合いが始まっておるようでございまして、最終的に、子どもが丘整備事業ということで、今、つち音高く建設工事に入っておりますけれども、幼保一元化施設、それから児童交流センター、あわせて給食センターという、この3点が1つ
の事業としてセットされたわけでございます。 私ども、大崎市に合併いたしましてこの事業を引き継ぎましたときには、17年度末で基本設計まででき上がっているので、18年度以降、実施設計に入って建設をよろしくという形で引き継いだわけですけれども、合併効果ということもありまして、三本木地域だけで予定されておりましたその学校給食を、近隣と申しますか、隣接地域
の松山地域を含めてエリアを拡大、配給対象校を拡大するというようなこと
のお話が持ち上がりまして、途中からその方向に転換して、地元松山
の方々に、PTAあるいは地域
の方々、各種団体
の方々に御説明を申し上げてきたところでございます。 しかし、地元
の方々とお話はしてまいったわけですけれども、地元
の方々
の御意見といたしましては、松山としては自校方式を堅持したいとか、あるいは中には松山地域内で
の給食センターならばというような御意見など、もろもろございまして、また松山小学校あるいは松山中学校、それから下伊場野小学校
のPTA
の会長さんから
の連名で、やはり自校方式
の堅持、あるいはまちづくり協議会
のほうからも同様
のような意見書が出されまして、最終的には御理解を得られないと申しますか、同意しかねるというようなこと
の意見をもって、私どもとしては断念したわけでございます。 ですから、エリアとしては、当初は三本木地域、そして松山地域をエリアにした部分で計画いたしまして、工事費では4億7,000万ぐらい
の数字になる
のかなという、非常に事務的なレベルで
の数字でございますからアバウトでございますが、それぐらいを見ましたし、現段階でまたもとに戻した形になりますので、3億円程度にとどめたいという思いで努力しているところでございます。 松山まで
のエリアにした場合は、1,500人を対象にいたしております。 それから、三本木だけにとどまった場合、現段階
の人数は762食という数字をとらえて、800食
の食事が提供できるものを準備したいというような考え方を持っています。
○副議長(加藤善市君) 佐藤議員。
◆34番(佐藤和好君) 計画変更まで
のプロセス等々については了解いたしました。 当初計画で約1,500人分
の給食が、変更後は約800、総事業費で4億7,000万円が約3億円になるという変更にかけて
の今回
の実施設計
の予算計上
のようであります。 そこで、お伺いしたいわけでありますけれども、大崎市が合併になって、旧町
の枠ももちろん通り越した、いわゆるソフト、ハード
の、効率的といったら言い方が変かもしれませんけれども、合併
のメリットを求めて私たちは合併しました。 そのことをもって、なお一層
の大崎市民
の福祉
の向上を願っているわけでありますけれども、こういう形でだんだんに、確かに地域
の皆さん
の声も大事にしなければなりませんけれども、あわせてその合意に至るまで
の時間的な余裕がなくて、こういう形で三本木中学校にはどうしても給食を供給せざるを得ない、しなくてはならないという観念はわからないわけでもありませんけれども、そうすれば同時に、三本木
の小学校、中学校
の今回
の給食
の供給でありますから、現在ある既存施設、改修
の声が浮上というふうな見出しもございますけれども、私もこのことも、当然考えてしかりかなと思ってございます。 報道によれば、ではたまたま改修については、面倒かもしれませんけれども、ではどれくらい
の経費がかかる
のだということで、まだ試算はなさっていないようでありますけれども、やっぱりこのことも一応試算して、対費用効果なりなんなりをお示しすることが-話が飛びますけれども-行政改革
の集中改革プランに掲げています説得型から納得型へ
の行政という大きな目標を掲げているわけでありますから、その辺
の御苦労も欲してほしかったなという
のが自分
の思いでありますけれども、その辺
のお考え方をお聞きしたい
のと、その中で補助金
の問題がございます。 要するに、改修では文部科学省から補助金がつかないよというふうなことでございまして、お話を仄聞すれば、文部科学省
の補助金を導入する事業については、もう何年も前から年次計画を組んでいて、途中からなかなか割り込む
のも難しいし、逆に言えば、途中でうち
の方で事情があってやめましたというと、この次はいつその補助事業
の採択になるかわからないというふうな事情も仄聞しているわけでありますけれども、その辺
のことも、やっぱりこの議場ではっきりお答えをいただきまして、私たち
の疑問、あるいは合併
の効果をねらう今回
の合併市としては、教育行政も同じ歩調で取り組んでいる
のだよということについてお願いをしたい
のでございます。
○副議長(加藤善市君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) 合併
の効果ということからしますれば、合併して最初
の事業でありましたので、ぜひ成就させたいという思いはありましたけれども、三本木から引き継ぎ
の中でその途中から出てきた話題でございましたので、あるいは地元松山
の市民
の皆様からすれば、余りにも唐突だったというような受けとめ方もしていただいたところがある
のではないかという反省はいたしておるところでございます。 なお今後、この給食センターのみならず大崎市が取り組む事業につきましては、やはりその合併
の効果、スケールメリットというものを念頭に置いた行政
の運営をしていかなければいけないというふうに思っておるところでございます。 それから、コスト計算
の部分でお話がございましたけれども、新聞にも載っておりましたけれども、三本木小学校
の増築ということも視野に入れたらどうかというような御提言
のような記事
の内容だったかと思います。これははっきり申し上げまして、三本木小学校
の増築という
のは、私どもは考えなかったところでございます。 と申します
のは、現在
の三本木小学校
の給食室は、食材
の洗浄とか調理器具
の洗浄作業に当たっては、床面を水でぬらしてしまうというウエット方式というものな
のです。これは平成9年前まではそれでよかったわけな
のですけれども、仮に増設した場合になりますと、増設部分は、平成9年度以降
の基準が変わりまして、ドライ方式というふうに変えなければなりません。そうしますと、これは平成8年にO157が発生いたしまして、それ以降、平成9年に文科省が学校給食衛生管理
の基準というものをつくりまして、平成9年から給食室を新築、あるいは改築、あるいは改修する場合には、ドライ方式を導入することというふうになったわけでございます。 そういったことから、増築する部分はもちろんドライ方式にしなければなりませんし、改築する部分についてもドライ方式を導入しなければならないということになるわけでございます。 そして、旧三本木町で行いました基本設計によりますと、約650平米を必要とする給食室が計画されております。現在
の三本木小学校
の給食室は、ウエット方式で220平米しかございません。ということで、足し増しする部分が倍近い面積があると。そうしますと、ウエット方式からドライ方式にするということは、床
の下から全部を取りかえなくちゃいけないわけです。 そうしますと、前
の部分をある一定
の部分壊して、それにまた倍になる部分を足すということになりますから、金額的にも大がかりになりますし、またその工事期間も新築する以上に、壊して建てるということで、非常に長い時間がかかるだろうと。 それから、補助金
の問題も出ましたけれども、新しく建てる部分についてはもちろん国
の、いわゆる今は交付金といいますけれども、出ますけれども、改築部分については出ないわけです。ところが、増築部分が認められる
のは、この人数ですと320平米が標準面積な
のです。今、220ですから、100平米
の増築しか標準基準では認められないわけで、その部分しか補助金が出ないわけな
のです。それ以外は全部手出しということになります。そういったもろもろ
のことがあります。 それから、もちろん改造する部分をドライ方式にかえるということは器具を全部かえなければなりませんし、中には、保管庫とか冷蔵庫というものは再利用できますけれども、それ以外
のものは全部かえなければならない。もろもろ
のことがありまして、旧三本木町におかれましても、三本木小学校
の増築
の部分は検討したけれどもそれを断念した。そして新たに、子どもが丘整備事業として幼保一元化施設、そして児童交流センター、給食センター、3点セットでこの子どもが丘事業を進めようというふうになりまして、そういった形で現在まで来ているわけでございます。 先ほども工事期間
のことを申し上げましたけれども、小学校を改築しますと子供たち
の給食を休まなければなりません。大体、給食室を建てる
のに半年ぐらいという思いをしておりますので、それにもとあった部分を取り壊す、あるいは床からやり直すとなりますと、その6カ月プラスまた1カ月なり2カ月
の期間がかかる
のかなという思いをしております。 そうしますと、その間、現在提供しております三本木小学校
の給食並びに幼稚園に配給している給食
の部分を休まざるを得ない。休まないとすれば、また別な方法を考えなければならない。あるいは、選択肢
の1つには弁当持参ということもあるかもしれない。そういったことで、いろいろな問題が出てまいるということで、旧三本木町でもそういった判断をされた
のではないか、それを我々は引き継いできたということで、冒頭に戻りますけれども、三本木小学校
の増築という部分は想定していなかったのでコスト計算をしなかったということでございますので、御理解をいただきたいと思います。
○副議長(加藤善市君) 佐藤議員。
◆34番(佐藤和好君) その辺
のいきさつについては了解しました。 いずれにいたしましても、大崎南学校給食センターという名を冠するわけでありまして、大崎市
の南部地域というと、やっぱり三本木、松山、鹿島台が視点になる
のだなと思ってございます。 そんなわけで、お話をお聞きしますと、松山小学校
の自校方式
の給食
の施設も大分老朽化が進んでいるというふうなお話も聞いてございますが、いずれにしても大崎南学校給食センターという名前でセンター方式でやったわけでありますから、松山
の問題も含め、あるいは鹿島台
の問題も含め、今回
の給食能力で、三本木小中学校
のほかにも幾らか余裕を持ったような能力を有するというふうに聞いてございますけれども、ぜひ十分な時間をとって、今回はそういういきさつでタイムスケジュール的なこともありましたことも了解しました。 これからは、ぜひ十分な時間をとって、旧市町
の枠を取り払った形で教育行政も進めていただければなと思ってございます。 以上で終わります。
○副議長(加藤善市君) 遠藤理事より答弁
の訂正がありますので、その発言を許します。 遠藤総務部理事。
◎総務部理事[
財政課長事務取扱](遠藤猛雄君) 貴重な時間を割愛していただきまして、まことに申しわけございません。 一番最初
の佐々木議員
の質問に対する答弁
の中で、頑張る
地方応援プログラムの普通交付税算入額は、県内
の市におきまして3番目に多いというふうに回答を申し上げましたが、私
の記憶違いで、4番目でございましたので、おわびして訂正させていただきます。
○副議長(加藤善市君) 次に進みます。 5番中村一彦議員。
◆5番(中村一彦君) それでは、通告
の順番はちょっと違いますが、質疑させていただきます。 まず、議案第126号
の大崎市子育てわくわくランド条例に関しまして質疑いたします。 今、少子化が叫ばれる中で、市民が安心して子供を産み育てることができ、そして輝きながら子供が育つことができる、そのようなまちづくりが行政には課せられているものと思っております。そんな中で、親御さんなど
の育児相談あるいは一時預かり事業などを通して、利便性を向上するため
の、今般、施設、条例が提案されているものと思っております。この条例が、将来を担う子供たちや子育て
の最中にある親御さん
の福音となることを願って、これから質疑させていただきます。 まず、第3条
の1号から4号まで
の具体的な事業内容をお伺いいたします。
○副議長(加藤善市君) 村上民生部長。
◎民生部長兼社会福祉事務所長(村上恒夫君) まず、第3条
の(1)
のところでございますが、この部分につきましては、実質的には、子育て中
の親と子供さんたちがいつでも気軽に遊べる場
の提供ということで、ここで居場所づくり的にここ
の部分を考えているところでございまして、2番目
の「一時的に子どもを預かる子育てサポート保育事業」という
のは、実質的には、買い物とか、それから映画とか、そういう親に一時的にリフレッシュする機会を与えるということで、お子様を時間的に大体2時間程度お預かりをしていこうというところで
の子育てサポート保育事業でございます。 3番目
のファミリーサポートセンター事業と4番目
の地域子育て支援センター事業につきましては、現在も行っております、お子様
の、例えば保育所からお母さんが帰宅するまで
の間、仮に子供
の面倒を見ていただける方々とか、そういう部分
の方で、そのサポートをしていただける方々を登録制としてやっておりますので、それは利用をお願いする方、またそれを受ける側、それぞれ登録といたしてございます。その方々で、その必要とする方々から、これを1時間600円という部分をいただきましてやっている事業でございます。 子育て支援センターにつきましては、いろいろな相談とかそういう部分
のものを現在も行っているところでございまして、そのほか子育てに関するいろいろなグループ、サークル、そういう方々
の部分と情報発信というような形
のものを行っているところでございます。 以上でございます。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) あの施設
の中
の2階部分を今回使用しながら、ファミリーサポートセンターと子育て支援センターを壁で仕切り、そして併設して事業を行うという内容だと理解しておりますが、今
の3号
のファミリーサポートセンター事業
の中で(2)
の事業を実施していくという理解でよろしい
のですか。
○副議長(加藤善市君) 村上民生部長。
◎民生部長兼社会福祉事務所長(村上恒夫君) 確かに、2部屋ございまして、ファミリーサポートセンターが入るところにつきましては、遊べる場
の提供
のほうが、一応入ってまいりますし、そのほか、おいでをいただいた相談等々
の対応をするということにいたしてございまして、もう一方
のほうで子育て支援センター
の部分が入って、預かりといいますか、2番目
の部分につきましては、そちら
のほうで行うということで考えているところでございます。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) この第3条
の事業ですが、これはすべて大崎市
の直営事業ということで行っていく
のかという
のが1点と、それからそこに勤務するスタッフはすべて市
の職員かということをお伺いいたします。
○副議長(加藤善市君) 村上民生部長。
◎民生部長兼社会福祉事務所長(村上恒夫君) この運営に当たりましては、当面につきましては公設公営でいくという考え方でございます。将来的な部分につきましては、そこら辺
のNPOなり、そういうグループという部分
の受け皿
の部分につきましては、その状況を見て、可能であればそちら
のほうに移っていきたいというふうには思っているところでございます。 それから、職員体制でございますけれども、ここ
の部分につきましては11名で運営をしようというふうに考えているところでございます。正職員につきましては4名、それから非常勤
の嘱託職員
の方で7名で、一応運営を考えているところでございます。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) 次に、第4条について伺います。 第4条についてでは、休館日が12月29日から翌年
の1月3日まで、それから開館時間が午前9時から午後5時までとなっておりますが、これは第3条
の1号から4号まで
の事業を常時このような体制で実施するというお考えですか。
○副議長(加藤善市君) 村上民生部長。
◎民生部長兼社会福祉事務所長(村上恒夫君) この時間、この第4条
の部分につきましては、第3条に定める事業につきまして、このとおりやっていくということでございます。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) 次に、第3条第2号
の「一時的に子どもを預かる子育てサポート保育事業」というものがあります。この場合
の利用者は、どのような方を想定なさっていますか。
○副議長(加藤善市君) 村上民生部長。
◎民生部長兼社会福祉事務所長(村上恒夫君) ここ
の部分につきましては、先ほども若干申し上げましたけれども、例えば御夫婦で映画を見たり、ショッピングをしたり、あとはお茶を飲みたいという、そういうちょっとした時間に子供を預かるということで、育児
の部分
の気分転換といいますか、リフレッシュをする機会を提供したいというふうに考えているところでございます。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) その際に、今
の説明ですと、ちょっとした時間、約2時間程度リフレッシュ
のために預ける方を想定しているということでありますが、その際
の、一時預けるとき
の預ける理由というものを書面等で提示する必要はありますか。
○副議長(加藤善市君) 村上民生部長。
◎民生部長兼社会福祉事務所長(村上恒夫君) ここ
の利用につきましては、実質的には登録制にいたしたいというふうに考えているところでございまして、第5条等々にその必要な利用者
の部分
の定義をしているところでございまして、第6条で利用許可ということを掲げているわけでございます。 実際的には、保護者
の住所とか氏名、それから緊急
の連絡先、お子さん
のお名前、生年月日、それから、例えば病気をお持ちであれば、今までかかった病気とか、それからかかりつけ
の病院など、そういう部分について、預かる身として何かが起きたときにということで、そこら辺
の確認が必要でございますので、そういう部分を書いていただき、利用する前にそれ
の登録をしていただき、それで利用をさせるというふうに考えているところでございます。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) それに続いて関連しまして、第6条では、利用しようとする者は、市長
の許可を受けなければならないとなっております。 この市長
の許可を受けなければならないという際
の、どの程度
の内容を事前に想定している
のか。余り厳格に運用しますと、利用
の妨げあるいは利便性に欠けることになると思いますし、さりとて、すべてが許可される
のであれば許可
の意味も持たないでありましょうし、その辺
の利用する際
の線引きを現時点でどのように考えているか、お伺いいたします。
○副議長(加藤善市君) 村上民生部長。
◎民生部長兼社会福祉事務所長(村上恒夫君) 先ほどもお答えをしたところでございますけれども、預かる側といたしましては、万が一
の際
の対応ということで、先ほど申し上げました保護者
の住所とかお子さん
の状態、そういう部分を若干書いていただく程度にとどめているところでございまして、極端に収入とかそういう話
の、許可を与えるに当たって
の厳しい項目はございません。ただ、この具体的な部分につきましては規則で定めていきたいというふうに考えているところでございます。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) 利用する側にとりましては、利便性を向上させていただけるような、たやすい手続が望まれます。さらには、どのような場合にここ
の施設を利用できるかというような中身を詳しく、今後考えられる
のだと思いますが、そういう例示を出していくことが広い利用につながるものと思います。 例えば、今ありましたようにリフレッシュ
のためとか、あるいは親御さんが病院へ行くためとか、いろいろな一時的に預かってもらいたいさまざまな要因があると思いますが、それらを事例を含め例示的に記載していくことが、利用する側にとっては入りやすいといいますか、預けやすいことにつながるものと思いますので、その辺
の考慮を今後お願いしたいと思います。 それから、第6条に関しまして、第2項3号にあります「伝染性疾患に感染している又は感染しているおそれがあるとき」とあります。このときは許可しないとあります。この際
の疾患
の有無をだれがチェックする
のか、保護者から
の申請のみでいい
のか、その辺お伺いいたします。
○副議長(加藤善市君) 村上民生部長。
◎民生部長兼社会福祉事務所長(村上恒夫君) おいでいただきましたならば、保護者から
の確認等々は行うわけでございますけれども、だれがするかとなりますと、保育士が行わせていただくということになろうかというふうに思います。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) それから、ちょっと戻りますけれども、第5条に、1号及び2号におきまして、利用者を乳幼児及びその親と規定していますが、その辺
の確認は申請のみな
のか、あるいは母子手帳、保険証等
の提示が必要な
のか、お伺いいたします。
○副議長(加藤善市君) 村上民生部長。
◎民生部長兼社会福祉事務所長(村上恒夫君) 現在
のところ、保険証か何かでその確認をするという形で考えております。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) 次、第7条についてですが、第7条におきまして使用料とあります。第3条
の2号において一時預かり保育を事業としておりますので、保育料がふさわしい
のではないかと思いますが、使用料という形になったその原因を教えていただきたいと思います。
○副議長(加藤善市君) 村上民生部長。
◎民生部長兼社会福祉事務所長(村上恒夫君) 確かに、保育所等々で行っておりますし、あと田尻すまいる園等々でもやっております一時保育につきましては、保育料といたしているところでございますけれども、このわくわくランド
の部分
の利用につきましては、先ほど申し上げましたとおり、親
の育児
のリフレッシュ
の機会ということでございまして、児童福祉法に規定する保育というイメージではなくて、そのリフレッシュ
の機会提供ということでその施設を使用するという考え方から、使用料として規定をさせていただいたところでございます。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) それでは、そこ
の使用料についてな
のですが、第5条
の1号、2号では、利用者を乳幼児及びその親と規定し、第3号からは利用する者と規定してあります。 第7条においては、利用者は使用料を支払わなければならないと定めております。別表
の使用料は、最初
の1時間まで600円とありますが、これは親を基準とした1回
の使用料な
のか、子供を1人預けた使用料な
のか、あるいは兄弟3人を預けても600円ということな
のか、その辺、条例からは見えてきませんが、条例にその辺をうたわなくてもよろしい
のですか。
○副議長(加藤善市君) 村上民生部長。
◎民生部長兼社会福祉事務所長(村上恒夫君) 実際的には、お子様を預かるということ
の事業でございますので、実際的にはその親ということで、どっちを対象にということは、どちらにとってもこの部分を利用することによって、それが子育て
のためになるということでございますので、親を対象、子供を対象ということではなくて、必ずいずれか、必ず同伴で来るわけでございますので、そういう考え方で、親、子を対象にということではない
のですが、親
の育児
のリフレッシュとなると、どちらかといえば親という部分が大きいかというふうには思っているところでございます。 それから、料金でございますが、これはあくまでもお1人につき600円という考え方でございます。1人につきという部分がこの別表上にあらわれてございませんけれども、考え方は1人につき1時間600円という考え方で御提案をさせていただいているところでございます。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) ちょっと整理させていただきたい
のですが、お答えでは親と子供が一緒に来るので、そのとき親子が利用した場合に1回
の使用料が600円ですよという最初
の説明があったと思う
のです。その次には、子供さん1人600円ですという説明がありましたが、その辺をもう一度お願いいたします。
○副議長(加藤善市君) 村上民生部長。
◎民生部長兼社会福祉事務所長(村上恒夫君) ちょっとお答えが間違ったかもしれませんが、遊ぶ場
のほうにつきましては実質的に使用料はかかりませんので、預かる場合のみ600円かかるということでございますので、そういうふうにお子様お1人につき1時間600円ということでございます。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) やはり、今、私が解釈を誤解するように、この条文からだけではさまざまなことが考えられてしまいます。今、説明があったような解釈を、ここ
の別表からだけでは読み取れないと思います。 ですから、もう少しこれにつけ加えないことには、条例としては機能しない
のではないですか。
○副議長(加藤善市君) 村上民生部長。
◎民生部長兼社会福祉事務所長(村上恒夫君) 実質的に、その第3条第2号という
のは、あくまでも預かり保育というか、一時
の部分でございますので、1人につきという部分が明記されていないというところが一番な
のだろうというふうに思いますけれども、その部分につきましては、別表
の中
の取り扱いにつきましてはちょっと検討させていただかないと何とも言えませんが、考え方としては私が先ほど申し上げましたとおり
の考え方で、それをわかりやすくするということであれば、「1人につき」とかという言葉を文面に入れるような形になろうかと思いますが、その部分は、今現在、即答ということはできませんので、ちょっと検討させていただければと思います。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) それでは、検討していただきたいと思います。 次に、第8条に関してですが、第8条は損害賠償を定めた条文であります。今回、一時預かり保育などを行う際には、やはり危険が伴うものだと思います。例えば、子供さんが途中で、2時間
のうちに急に病気になってしまったとか、あるいは施設
の管理上事故が発生してしまったなど
のさまざまな要因による事故などが考えられますが、その際にはどのような形で
の補償という問題を考えている
のか、お示しいただきたいと思います。
○副議長(加藤善市君) 村上民生部長。
◎民生部長兼社会福祉事務所長(村上恒夫君) ここ
の部分
の、利用者
のためには行政としてその保険に加入をするということを考えてございます。 それから、当然先ほど申し上げましたとおり、かかりつけ
の医師を聞いてございますが、利用される方が特に遠く
の方ということも考えられますけれども、できるだけその医師
の部分と連携をとりながら、その部分には対応していきたいというふうに考えているところでございます。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) 今回
のその条例が、本当に子育て
の親御さんや子供たち
のためになるような条例になり、さらには運用もしっかり行っていただきたいという思いで
の質疑をさせていただきました。 以上、こちらはこれで終わらせていただきます。 次に、議案第133号について質疑いたします。
鹿島台小学校校舎耐震補強及び大規模改造工事(建築)請負契約
の締結について質疑いたします。 まず、一般競争入札についてお伺いいたします。 大崎市
の条件つき一般競争入札
の条件
の中に、事務所
の所在地に関する条件が、3つ
のパターンがあります。1つは、市内に本社、本店を有する業者である者、2つ目としては、市内に本社、本店、支社、支店を有する業者である者、3つ目として、今回
の条件であります、市内に本社、本店、支社、支店、営業所を有する業者である者という、3つ
のパターンがあるように思われます。この3つ
のパターンをどのように使い分けている
のか、お示しください。
○副議長(加藤善市君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) この入札
の条件
の中で、今、議員が話された所在地に関する条件は、市内に本社あるいは支社、支店、それから営業所を有する業者と、ここ
の部分がありますが、全体として、一般競争入札
の参加資格条件、4つほど付しております。 その4つ
の中
の1つが所在地条件でございまして、このほかに登録業種、この議案第133号については建築一般工事であること、それから2つ目
の登録等級及び建築許可区分、これはA等級
の一般及び特定並びにB等級
の特定であること、それから先ほど言った事業所
の所在地に関する条件、それから4つ目は配置技術者に関する条件がありまして、これは建築1級
の資格を有する技術者、または監理技術者資格者証
の交付を受けている技術者で、この工事に専任できる者を配置することというふうな条件を付しております。この4つ
の条件を満たした業者さんに参加資格を与えているところでございます。 したがいまして、ここで改めて市内
の本社、支店、営業所、この区分に特定
の意味は持たせておりません。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) 丁寧に御説明いただいた
のですけれども、私が伺いたかった
のは、私も、いろいろこの入札公告等を見るにつけ、私が示しました、本社、支社、営業所
の3つ
のパターンを使い分けているように見受けられる
のです。その基準はある
のかということをお伺いしたかった
のです。例えば、業者
の数が足りないとか、いろいろその中ではあるかと思う
のですが、その辺
の説明をお願いしたかった
のです。もう一度お願いします。
○副議長(加藤善市君) 阿部
総務部契約管財課長。
◎
総務部契約管財課長(阿部耕一君) ただいま
の御質疑でございますが、潜在的にその条件にかなう業者さんがどれだけある
のかということがまず前提になります。 それで、今回
の場合でございますが、市内
の本店、そしてA等級は、ではどれだけある
のかといった場合ですが、現在10社ございます。 次に、市内
の支店、営業所でA等級はどれだけある
のかということでありますが、2社ございます。 それから、市内
のですが、B等級で特定を持っているところがどれだけある
のかということですが、4社ございます。 それで合わせまして、潜在的な、その参加可能な業者さんについて把握したところ、16社あるということで、これを条件といたしまして、今回
の条件つき一般競争に付したというところでございます。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) そうしますと、この営業所を有するという
のは、今回は本来は要らなかったということになりますか。
○副議長(加藤善市君) 阿部
総務部契約管財課長。
◎
総務部契約管財課長(阿部耕一君) 要らないということではなくて、やはり潜在的な業者さん、要するに参加される業者さん
の数につきましては、10社ではこれまで行っております指名と同じような形になるということで、今回、その2社も含めまして16社ということでございますので、決して要らないということで
の判断ではございません。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) 説明が違うように思う
のです。2社あると言いました
のは、市内に支店を持つ業者という答弁だったかと思う
のですが……。
○副議長(加藤善市君) 阿部
総務部契約管財課長。
◎
総務部契約管財課長(阿部耕一君) 済みません、市内に支店、営業所が2社ということでございます。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) それでは、その2社は支店な
のか支社な
のか、教えてください。
○副議長(加藤善市君) 阿部
総務部契約管財課長。
◎
総務部契約管財課長(阿部耕一君) 1社でございますが、支店につきましては、石堂建設さんが大崎支店を開設しております。それから、営業所につきましては、丸か建設さんが大崎三本木営業所ということ
の設置をしているというところでございます。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) 今回
の入札に当たって、この予定価格以下
の業者数は何社であったか、お示しいただきたいと思います……(「以内ですか」と呼ぶ者あり)以内だね、以下。
○副議長(加藤善市君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) まず最初に、7社から応札がございました。それで、予定価格以内に入った業者は2社でございます。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) それでは次に、電気工事、機械工事について、既に入札は完了していると思いますが、入札参加業者数、それから落札業者名、予定価格、落札価格、落札率、予定価格以下
の業者数を教えてください。
○副議長(加藤善市君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) ただいま機械設備あるいは電気設備工事
のことで
のお尋ねがございましたが、これはこれから9月28日に予定しておる入札ということにしておりますので、お答えできない状況でございます。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) 今、説明が前段ありました中で、合計16社がある中で、今回応札した
のが7社。7社
の中で予定価格以下
の業者が2社であったという、現在そういう結果にある中で、後段に出てまいります同じような契約案件とも絡みますが、入札
の透明性、さらには公正性、さらには工事
の信頼性等が確保できる状態にあるか、そのような入札が行われた結果
の、現時点で
のとらえ方をお伺いいたします。
○副議長(加藤善市君) 阿部
総務部契約管財課長。
◎
総務部契約管財課長(阿部耕一君) 関連する電気、機械
の工事
の関係でございますが、これも同様に条件つき一般競争ということで、今現在、公告中ということで、本日この場にその資料については持ってきておりませんが、いずれその条件つきという中には、今回議案になっております条件と同様
の形になっているはずでございます。……(「透明性」と呼ぶ者あり)公正性というお話でございます。参加される業者さんにつきましては、平成18年度、19年度
の本市が発注する工事における登録をしていただいておるところでございます。その中には、経営事項等
の審査を経た後に本市に書類
の提出をしているということから、それをもって参加資格を認めているということでございますので、当然、その辺
の実績
のある業者さんが参加をされていると。 そして、なおかつそれぞれ
の業種に基づきまして、それぞれ
の等級を格付しているというところで
の参加
の機会を、私
のほうでは設定しているというところでございます。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) 今回、結びます契約
の中身で、以前、仙台市で実施しておりました下請契約条項というものを設けながら、地域
の業者
の育成を行っておる件があります。仙台市では、下請に仙台市内に本店を置く業者を入れてほしいと、努めてほしいと、さらには工事材料、資材等も地域
の、仙台市内
の業者から調達してほしいというような下請条項を特記として設けながら、運用しております。 大崎市においてもこのような条項を設けながら、大崎市内
の業者
の育成、さらには地域業者、地域産業
の商店等から調達していただけるような配慮が、契約
の中でできるようになっておりますが、今般
の3件ほどあります契約
の中にはこのような特記条項が含まれている
のか、お伺いいたします。
○副議長(加藤善市君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) ただいまお話
のありました地元
の業者
の育成、あるいは地元から
の資材調達については、注文書
の中にそれぞれ含めているところでございます。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) 今後、契約書という重いもの
の中にそれを追加していくお考えがあるか、お伺いしておきたいと思います。
○副議長(加藤善市君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) 現在使っている契約書は、その注文書と契約書が一体になっておりますので、契約書にそれが入っていると、そういう認識でよろしいかと思います。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) ぜひ、そのような配慮をしていただき、地域に血税が還流するように御配慮をお願いしたいと思います。 次に、アスベスト除去工事についてお伺いします。 アスベスト除去工事はいつ
の時期から実施する
のか、さらには完全除去というものを工事
の中で目指している
のか、お伺いいたします。
○副議長(加藤善市君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) 今回
の工事現場には2カ所、階段室
のところにアスベストがございまして、これ
の除去につきましては今回
の工事
の中で実施してまいります。ただ、当初、長期休業中にという思いがありましたけれども、どうしても今般、夏休み
の工事ということには、ちょっと時間的な問題で取り組むことができませんでした。今般
の工事
の中では、冬休みに1カ所、春休みに1カ所ということで、完全除去
の工事をしてまいりたいと思っております。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) やはり、危険だと言われているアスベスト除去工事ですので、この除去工事に伴って
の子供たちへ
の配慮、あるいは周辺環境へ
の配慮等はどのように対応策を考えておられる
のか、お伺いいたします。
○副議長(加藤善市君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) 利用されているアスベストは飛散しないという性質
のものらしいですけれども、現段階では子供たちが触れないようにもうボードを張っておりまして、直接子供たちなり人がさわるというようなことはまずないということに、安全対策を整えております。 なお、工事に入ります前には、近隣
の方々なりにも、アスベスト工事のみならずこの工事が入るというようなことで協力要請はしてまいりたいと思っております。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) このアスベスト除去工事を行うに当たって、石堂建設が行う
のではないと思いますが、直接実施する専門業者を現時点で把握しておりますか。
○副議長(加藤善市君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) まだ契約が成立しておりませんので、そこまではまだ把握いたしておりません。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) 今般
のこの耐震補強工事と関連してお伺いしたい
のは、学校
の施設すべて耐震診断を行ったわけですが、Is値が0.3以下
の建物が現在改修されないで残っている
のか。残っておりましたら、その学校名をお示しください。
○副議長(加藤善市君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) お話しいただきました0.3以下と申しますと、西大崎小学校
の屋内運動場が0.17、鬼首小学校
の屋内運動場が0.23、それから田尻中学校
の屋内運動場が0.17、この3施設ととらえておるところでございます。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) 文科省から
の書類ですと、0.3以下は倒壊
の危険
のある、極めて危険性
の高い建物という認識にあるみたいです。やはり、0.3以下
の建物は、今後優先的に改修補強、耐震補強をしていくべきではないかと思いますが、その辺
の工事
の優先順位はどのように考えておりますか。
○副議長(加藤善市君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) ただいま申し上げましたとおり、3つとも屋内運動場なわけです。屋内運動場だから構わないということではない
のですけれども、まず校舎本体
の方を優先しなくてはいけない
のかなという思いはいたしておりますけれども、やはりその数値というものも現実に出ていますので、そんなことも考慮には入れなくてはいけないという思いはいたしております。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) 新潟等で、大きな地震があった際
の学校施設を周辺住民
の方々
の避難所として使う形式が多いように見受けられます。その際に、屋内運動場という
のは、やはり一番先に避難所として使われる可能性
の高い施設だと思います。学校施設という観点ばかりではなくて、地域
の方々
の避難所という形で
の防災施設
の一部として
の観点にも立てるかと思います。やはり今後、そういう観点で
の、0.3以下
の建物
の迅速な改修工事を、優先順位を前
の方に持ってくる取り組みが求められると思いますが、その辺をもう一度お願いいたします。
○副議長(加藤善市君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) まさに、議員
のお話
のような視点も大変大切であろうと思っております。ただ、今ここで明言はできませんけれども、そういった部分も考慮に入れながら、全体的な学校施設
の耐震並びに大規模改修工事に取りかかってまいりたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) それでは、一番最後
の教育費、10款6項3目
の学校給食施設に関してお伺いいたします。 この事業
の実施設計等委託料、学校給食施設整備事業な
のですが、この事業、先ほど前段
の議員からもありましたように、合併後すぐに合併効果、メリットを生かすために、事前に、従前三本木だけで計画
のあった給食センター計画を松山地域
の小中学校にも当てはめていくというような構想であったかと思います。 平成18年6月
の総務常任委員会
のときには、幼保一元化施設、子どもが丘整備事業
の中に、松山小学校・中学校
の給食施設が老朽化しているのでセンター方式で検討していくというような説明を、私たちは受けております。さらに、ことし
の5月29日
の総務常任委員会
の際には、給食センターについては、合併
のメリット、将来
の財政負担など
の見地から見直すことになり、これに伴って幼保一元化施設
の調理室など
の変更が生じたというような資料もいただいております。その中で進められてきた、合併メリットを生かした事業であったはずであります。それが今般、三本木小中学校だけを対象とするという原案に戻ったいきさつをお示しいただきたいと思います。
○副議長(加藤善市君) 先ほど前任者で同じその説明があったと思いますが……。
◆5番(中村一彦君) それでは次に……。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) 今般、混乱を生じた1つ
の要因として-これは私
の受けとめ方な
のですが-地域
のPTAなど
の理解や協力要請をする以前に、新聞報道で松山地域にセンター方式
の施設がつくられる
のだというようなものが先行したがために、ボタン
のかけ違いをしてしまった
のではないかなという懸念がありますが、それは教育委員会としてはどのように認識しておりますか。
○副議長(加藤善市君) 大石教育総務課長。
◎教育委員会教育総務課長(大石典行君) お答え申し上げます。 その件につきましては、議員御指摘
のとおり、新聞社から教育委員会に対して
の取材がございました。その際、こちらから
の取材で
の答えは、そういう構想があるというような趣旨で取材に応じたわけですけれども、活字になった段階では、既にあたかも松山地域も含めた形で
の給食センターが建設されるというような書き方をされたということで、そこには大分温度差があったということで、その報道を見た松山地域
の市民
の方々は、もう初めにありきかというようなことで大変行政に対して不信を抱いたというような
のが実態でございます。
○副議長(加藤善市君) 中村議員。
◆5番(中村一彦君) 先ほど前段
の議員
の質疑に対しまして、教育次長は、合併後、松山も含めるという話が持ち上がったと説明されました。さらには、途中から出てきた話題というようなお話もありました。これは、主体となる教育委員会としては、人ごと
のようなとらえ方という
のはまずい
のではないかなと思いますが、お願いいたします。
○副議長(加藤善市君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) お答え
の仕方に多少不備な面があったかと思います。おわび申し上げます。 子どもが丘整備事業は、現在
の子育て支援課、前
の子ども家庭課と教育委員会がそれぞれ引き継いでおります。前
の子ども家庭課は、幼保一元化施設と、それから児童交流センターを引き継ぎ、教育委員会は給食センター
の部分を引き継いだということで、2者で事業を引き継ぎ、進めてきたところでございます。 煮詰まった段階で、何月
の庁議だったかちょっと、今忘れましたけれども、庁議
の中でこの部分を御報告した際に、やはり子どもが丘
の旧三本木町時代
の部分だけで進めてきているけれども、合併
のメリットというものを打ち出すためにはエリア
の拡大、そして教育委員会としては、松山小学校あるいは松山中学校
のボイラー等も多少老朽化という部分がございましたので、そういったことも含めて一緒に考えてはどうかという話がその中で出てきたということで、ちょっと言葉が、持ち上がったとか不適切な言葉を使ってしまいましたけれども、現実としてはそういった庁議
の中で出た話でございまして、その方向を教育委員会
の中でも協議いたしまして、その方向転換をして、地元に御理解をいただくため
の説明会に入ったと。ただ、その経過は先ほど大石課長から申し上げましたような展開になったということで、御理解を賜りたいと思います。 〔「終わります」と呼ぶ者あり〕
○副議長(加藤善市君) 先ほど
の佐藤和好議員
の質疑
の回答
の中に、訂正
の申し入れがありましたので、発言を許します。 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) 貴重な時間をちょうだいして、大変申しわけなく思います。 先ほど佐藤和好議員
の質疑に対しまして、三本木地域を含めた食数は幾らかというお尋ねがございました。私、1,200というような数字を申し上げたかと思いますけれども、これは児童生徒数だけ
のことでございまして、教職員を足しますと1,422食をつくるということで、おおよそ1,500食をつくるものを想定していたということで、訂正させていただきます。 ありがとうございました。
○副議長(加藤善市君) 次に進みます。 41番小沢和悦議員。
◆41番(小沢和悦君) 初めに、議案第133号、134号、135号、鹿島台小学校・中学校
の耐震補強及び大規模改造工事、西荒井住宅建てかえ工事、各請負契約
の締結について、質疑をさせていただきたいと思います。 初めに、3つ
の工事
の入札
の結果についてでありますが、予定価格以下
の入札企業は、先ほど鹿島台小学校
の耐震補強等工事につきましては2社という御答弁でございました。 鹿島台中学校、西荒井住宅についても、予定価格以下
の入札業者数をまず教えていただきたいと思います。
○副議長(加藤善市君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) お答えいたします。 鹿島台中学校につきましては6社から応札があり、うち3社が予定価格内でございます。 それから、西荒井住宅につきましては8社
の応札があり、うち7社が予定価格内でございました。
○副議長(加藤善市君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) それで、入札調書を見させていただきました。議案第133号
の鹿島台小学校校舎耐震補強及び大規模改造工事(建築)、これ
の結果を見ますと、1番札
の石堂建設大崎支店、1億9,350万、2番札は例
の藤山工務店
の2億1,700万、その差は2,350万で、問題は、その2番札と3番から7番と
の差が4,800万から5,700万円とぐんと大きく開いている
のが、この鹿島台小学校
の特徴であります。 そこで伺う
のでありますが、鹿島台小学校で1番札
の石堂建設株式会社大崎支店についてであります。ホームページを見ますと、石堂建設大崎支店という
のはきのう現在で載っておりません。これは実在をして、登記もしている
のでありましょうが、私も古川に住んでいる
のでありますけれども、どこにあるか見えない
のであります。そこで、恐らくことしになってから4月以降に登記もしたと。問題は実績がない
のではないかと、建築
のこういう。約2億円という大きな仕事をやる
のでありますが、実績はある
のでありましょうか。
○副議長(加藤善市君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) 仕事
の実績については、ございます。それで、特定建設業
の許可を得ている者というふうに認識しております。 〔「何だ、大崎支店だよ」と呼ぶ者あり〕
○副議長(加藤善市君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) 大崎支店
の実績はまだございません。
○副議長(加藤善市君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) 実績
のないところに試しにやらせてみるという
のも1つ
の手だと思いますが、そういうことでしょうか。公金を使ってやる仕事ですので、大方
の合併前
の市や町は実績制限を見てやってきたと思う
のです。そのことは今般
の大崎市
の建親会から
の要望書、議会にも出ておりますけれども、実績をよく見てくれとあります。私は、実績ゼロ
のところは、まず実績をいろいろ積んでもらうと、公
のところでなくたって積める
のだからと思う
のです。 それから、ちょっとお聞きしたい
のですが、隣
の子どもが丘施設整備事業については、加美町に本店
のある丸か建設
の大崎三本木営業所だった
のでありますが、そこで、先ほどお話
のあった参加資格を市内
の本社、本店、支社、支店、営業所を有する業者としておりますが、名前さえ大崎支店なり大崎営業所とつけて、専任技術者
の名前を記録して、ここにあるというふうにさえすれば、そして登記さえすれば、この本店、支社、営業所扱いをして入札資格があるものというふうにしている
のでありましょうか。
○副議長(加藤善市君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) 現在
のやり方は書類申請主義になっておりますので、一通り、一応書類が整っているものについてはそういう扱いになっております。
○副議長(加藤善市君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) 建設業法
の第3条
の許可
の種類
の中で、営業所
の問題であります。営業所とは、本店、支店、常時建設工事
の請負契約を締結する事務所をいい、少なくとも次
の要件を備えているものをいう。ということで、4つある
のですよ。請負契約
の見積もり、入札、契約締結等
の実態的な業務を行っている。電話、机、各種事務台帳等を備え、居住部分等とは明確に区分された事務室が設けられている。経営業務
の管理責任者または建設業法施行令第3条
の使用人が常勤している。専任技術者が常勤している。したがって、単なる登記上
の本店、事務連絡所、工事事務所、作業所などはこの営業所に該当しません。この「営業所に該当しません」
の中に、先ほど言った大崎三本木営業所なり、大崎支店なりという
のは該当する
のではありませんか。該当しないに該当する
のではありませんか。
○副議長(加藤善市君) 阿部契約管財課長。
◎
総務部契約管財課長(阿部耕一君) まず、本市におきましては、入札参加資格審査申請願を平成18年度、19年度分として受け付けをしておるということでございます。その時点では、今回議案になっております石堂建設さんにつきましては、17年度
の実績をもって申請をされたと。そして、今回
の支店につきましては本年4月に支店を開設をしたというところでございます。そして、その支店に対しまして、本社代表
の方から委任をした委任状が出されまして、先ほど議員さんが言われたような見積もり、入札等
の件を委任しているという内容でございますので、私
のほうではこれに基づいて資格はあるということで、参加をしていただいているということでございます。
○副議長(加藤善市君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) 前にも、子どもが丘
のときに丸か建設
の書類を見ていましたならば、丸か
の代表取締役から大崎三本木営業所長あてに委任状が出ている。委任状があるからいい
のだと。私が先ほど申し上げましたような実態、積算から何からして契約業務をやるという、そういう力を持っている
のかどうかということです。事務員がいて、そこで契約書を交わすため
の書類をただこしらえればいいという業務ではないと思う
のですよ、ここで言っている
のは。 私、ここに大崎市建親会、7月9日
の大崎市議会へ
の要望書を見ますと、この中に一般競争入札適用に当たってということで、参加業者については地域
の活性化、雇用
の促進を図るためにも、市内に本社を有する企業に限定した採用をお願いいたしますと言っている
のは、こういう、何といいますか、本物
の、これは一体、本店と同じような仕事をやれるような力を持つ支店とは見られない業者が、最近大崎市
の仕事をとっている
のではないかと、こういうことからこの要望書が出てきている
のではないでしょうか。これは市長
のところにも行ったと思う
のですけれども。 私にも、ぜひ建親会
のほうからお会いしたいというお話がありましたけれども、恐らくこういったことをしっかりやってくれということだろうと思うから、私はここでまず頼まれる前に言っておく
のですが、どうですか。
○副議長(加藤善市君) 阿部契約管財課長。
◎
総務部契約管財課長(阿部耕一君) まず、その支店
の設置に当たりましては、役員
の資格を有する者
のうち1名、それから当然ですけれども積算、それから現場に携われる者ということで
の配置技術者1名という形が義務づけられておりまして、これら
の要件についてはかなっているということでございます。
○副議長(加藤善市君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) さっき書類だけで審査していると言ったね。阿部課長、これを確認している
の、現場に行って。
○副議長(加藤善市君) 阿部契約管財課長。
◎
総務部契約管財課長(阿部耕一君) 本議会といいますか、これまでもいろいろ御指摘を受けました。それで、私みずからということではございませんが、うち
の担当
の者に、新たな支店、営業所等
の設置をするに当たりましては現地
の状況、現場
の状況を必ず確認させているというところで、今回
の石堂建設につきましても事務所に赴いて確認をしているという状況でございます。
○副議長(加藤善市君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) この問題は今後もあり得るので、厳密に、私が先ほど申し上げました話、勝手に書いた
のではなくて、法律
の解釈、説明資料ですから厳密にやっていただきたいと思います。 なお、私
の意見は、工事規模によっては市内だけに参加資格を限定するべきではないと。しかし、市内だけと決めた以上は厳密にやるべきだという立場で、ただいま申し上げた。 そこででありますけれども、地元
の市が発注する仕事は地元
の業者にやっていただきたいと、こういう思いだと。先ほど5番議員
の質疑に対して、総務部長から、地元下請、それからさまざまな物品
の購入等についても地元ということが注文書、契約書に書いてあると。それは書いてあるだけではなくて守られているということを、さっき総務部長は言わなかったようですが、守られていない
のですか。参考
のために、昨年問題にしました田尻中学校
の耐震補強等
の工事
の場合は、下請は何社を使ったか。それで、それぞれ
の大崎市内、大崎市外
の業者
の数を教えていただきたいと思います。
○副議長(加藤善市君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) 田尻中学校
の工事で、下請ということで請け負ったところは19社ございまして、そのうち大崎市に会社を置いているところが4社でございます。
○副議長(加藤善市君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) そうしますと、15社は大崎市外
の業者ということですか。そうすると、これは先ほど
の総務部長
の話によれば、契約に違反したというふうになりますか。
○副議長(加藤善市君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) 先ほど総務部長が申し上げました注文書に記載という部分は、この時点では記載はなかったかと思います。子どもが丘
の工事以後
の部分について、その部分を記載しておりますので、御理解いただきたいと思います。
○副議長(加藤善市君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) それはなぜですか。なぜ、書き加えた
のですかという
の。
○副議長(加藤善市君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) できるだけ地元
の業者にということで
の思いがありまして、この1項をつけ加えておるところでございます。
○副議長(加藤善市君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) 田尻中学校なり、それ以外
のところも含めて、元請は一応さっきした支店だとか営業所を含めて大崎市内
の業者がとっているけれども、下請は大崎市以外
の業者がたくさん使われているという実態がわかったから、そういうふうに文書でした
のですか。
○副議長(加藤善市君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) 非常に窮するわけですけれども、本工事に係る下請負、資材調達等はできる限り大崎市内
の企業を活用することということで、地元業者
の育成とか、あるいは税金
の還流とか、そういった部分で、以降を足しておるところでございます。
○副議長(加藤善市君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) これは非常に大事なことでありまして、地産地消とか地元還元型とかいろいろ言っていましたけれども、少なくとも田尻中学校
の場合はああいう形で19社も業者が入って、私も見に行った
のでありますが、何せ見えないようにというか、幕をしていましたので見えなかった
のですが、改めて聞いてびっくりしました。 ところで、今回
の鹿島台小学校、鹿島台中学校
の耐震補強工事、大規模改造工事ですか、この契約案件
の建物
の設計価格、予定価格と
のかかわりで、市が発注した業務
の下請に関することで、この際関連がありますので伺っておきたいと思います。それは、ただいま申し上げました業務
の落札業者、受注業者に対して、市
の担当者がある業者に協力をもらうよう勧め、その業者ではないところ
の協力を得て仕事をやっていると、不快感をあらわにして、途中6割程度まで仕事をやっていたのに、別な業者に丸投げするよう、丸投げした場合
の契約金額も提示してやらせた。それだけでなく、それ以降は手も口も出すなと指示したという話を、私は耳にしております。下請届は出すことはないという指示もしたということ
のようでありますが、こうした事実はあるかどうか。また、日常的に大崎市が発注する仕事につきまして、こうしたことがやられている
のかどうか。 私はもし事実なら、個人的にやっているとすれば懲戒免職に値する重大な服務規定違反行為だと思う
のでありますが、この仕事
の建物
の構造、その他にもかかわることですので、お聞かせをいただきたいと思います。-議長、時間をとめてくれない。事実があるかどうかだから、まず。
○副議長(加藤善市君) 暫時休憩します。 ------------ 午後2時37分 休憩 午後2時39分 再開 ------------
○副議長(加藤善市君) 再開いたします。 ただいま
の小沢議員
の質疑に対する答弁を求めます。 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) ただいま小沢議員からお話がございました、下請等に関する担当者
のほう
のそうした指示があったという事実は伺っておりません。
○副議長(加藤善市君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) 本人から調べていないということな
のではないでしょうか。 という
のは、このことについて業者から、先ほど私がかいつまんで申し上げましたようなことを3時間以上にわたって、秘書室
の隣
の部屋という
のは市長
の部屋でしょうか、秘書課
の隣-そこで経過をすべて話をして、私はどのようにすればよろしい
のでしょうかという相談をされた方が、この中にいらっしゃるはずであります。そうしますと、そうした経過は、その方からは聞いているはずであります。しかしながら、職員本人からは話は聞いていないということだろうと思う
のであります。 一方
の担当職員
のほうは何
の処分も受けずに-一応、人事課に確認しました-一方
の業者
のほうには処分がされていると。これは非常にとんでもないことが起きていると。何十年となく仕事をやってきた方が処分を、相談に行っただけで受けて、原因者となった職員が聞き取りもされずに処分も受けずにいるという。これは、私が先ほど申し上げましたように、こうした事実があるかどうかではなくて、役所
の中に同じようなことが行われているということを裏づけている
のではないかと思うから、私は言っている
のです。これは調査をする
のかどうか、担当者から聞いていないとすればですよ。その辺、ちょっとお聞かせいただかないと納得できません。
○副議長(加藤善市君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) この鹿島台
の工事に関する設計業者さんであれば、これはそういう御相談、お話は伺っております。
○副議長(加藤善市君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) 先ほど私が言った
のは、秘書室
の隣
の部屋という
のは市長室ですか。そのとき対応した方は3時間40分ぐらい、その業者から懇々と悩みを打ち明けられて、オフレコでとにかく相談に乗ってほしいと、私はどうすればいい
のでしょうかと。瑕疵もいろいろあるようだ、手も出すなと言われているけれどもということで相談に行った。担当
の係長から、職員から、こうしなさい、ああしなさい。金額は、両方2つ
の学校を合わせて2,145万で設計を請け負ったようでありますけれども、そのあらかたを全部吐き出せと、6割まで仕事をやった
のだけれども。そういったことも含めて、あと出すことはないと、届けは。こういう話は聞いた
のでしょう。確認しないでそのままにしておった
のですか。
○副議長(加藤善市君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) 大体お話が見えてきたところですが、確かに小沢議員さんおっしゃるように、その業者さんから、そういう発注担当課と
のトラブルとも思われる御相談は受けております。その後、教育委員会
のほうともいろいろこの案件について実態、事実関係を調査をしてきました。それで、これはさき
の全協でもお話を申し上げましたが……(「職員
のほうだよ、職員
のことを言っている
のだよ」と呼ぶ者あり)ええ、職員
のほうも一応、全部調査をさせていただきました。それで、その辺
の事実関係がどこがどうな
のか明確にわからないものですから、教育委員会
のほうでその業者さんに来ていただいて、いろいろお話をしても、なかなかその辺
の事実関係、あるいは何がどうなっているかつかめないというので、改めて会社
の文書で出していただいたと。それが配達証明つき
の文書で、ちょうどさき
の全協をやっていたところに届いて、相澤次長
のほうで読み上げた内容になっていたところだと思います。今、記憶している範囲では、いわゆる安全性に問題があるという、そういう事実はないという書面になっていたと思います。 それから、教育委員会でお話をした
のは雑談をしただけだというふうな、そういう文書で来たものですから、その後、改めていろいろ第三者機関
のほうにその書面を持っていって安全性をチェックをしたり、そういうことを全部やりまして、このまま
の設計図書で工事ができるということを確認した上で、いわゆる一般競争入札に付してきたという事実がございます。 それで、その段階では、該当する職員について
の不正行為、そういうものは確認されなかったということでございます。
○副議長(加藤善市君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) そうすると、議会が、例えば百条委員会でもやらないとこれはだめだということですか。当局はやってもだめだったということですか。
○副議長(加藤善市君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) その当該業者さんから、具体的な証言がいただけなかったということでございます。
○副議長(加藤善市君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) 担当
の職員
のことでありますけれども、聞き取りはやった
のかどうか。つまり、業者も市民
の一人だ。市民
の一人から職員
の行為について、これこれこういったことがあったと。恐らく、書類もいろいろ見せられたと思う。証拠となるものもあるはずです、それは。それは私は、もし聞いても、大丈夫、この人は大丈夫だというふうになった
のか、その辺。不十分なら、これからまたやるという
のならばいいよ。
○副議長(加藤善市君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) その業者さん
のほうから、そういう申し立てはやっていないという、申し立てそのものを否定されている
のです。ですから、そこから先に進みようがないと。 それからあと、私
のほう
の総務部
のほうに来て、担当
のほうといろいろその辺について
のお話をしたという、そういう事実はございます。
○副議長(加藤善市君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) 議案と
の関係で、これだけやっているわけにはいかない
のだけれども、本人は、市
の職員から言われるままにやらざるを得ない立場だったと。そして、実際には手も口も出すなと、しかしながら製品についてはいろいろ瑕疵もあると。そのことも含めて悶々としていたと、検査でも引っかかったと。それで、これどうなる
のだろうと、金は来る
のだろうか来ない
のだろうかということもあると。それで、相談に行った。相談に行った
のは、オフレコでという
のは、これはさまざまな複雑な問題が全部絡んでいるから、つまり内々に、ちょっと私がどう身を振ればいい
のか教えてほしいということを言った
のではない
のですか。延々と秘書室
の隣、市長室で課長と課長補佐がその方からずっと話をお聞きになって、その真意はわかった
のではない
の。申し出だとか申し立てではないと。 これは、今後またさらに引き続き、私はやっていきますけれども。きょう
のところは、何ていう
の、片方は否定しているという
のでもない、業者からそういった具体的な話がなかったということだったようなので、その辺はまた別
の機会に申し上げたいと思います。 時間がなくなるので、次に移ります。 議案第119号平成19年度
の一般会計補正予算でありますが、歳出2款総務費
の中に、入札・契約制度監視会議委員報酬がございます。報酬は5万円。何人か
の委員を委嘱する
のでありましょうが、市長
のお友達
のような方々ではなく、仙台市民オンブズマン
のメンバー
の弁護士さんなどにも要請してはいかがでしょうか。
○副議長(加藤善市君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) これは、客観性、透明性を高めるため
の組織でございますので、その辺、偏った人
の選び方とかそういう
のはいたしません。あくまでも、その辺、客観性が保たれるような、そういう人選になっていくよう心がけてまいります。(「仙台市民オンブズマン
のメンバーなんかどうですか」と呼ぶ者あり)まだ具体的にその辺
の人選は考えておりませんので、今後その辺については慎重に選んでいきたいと思います。
○副議長(加藤善市君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) この議案書と補正予算
の説明書を見まして、この入札・契約制度監視会議委員報酬、この監視会議をつくる
のだという
のはわかりましたので、大変な活躍をしております仙台市民オンブズマン
の事務局
のほうに、大崎市でこういう会議をつくると、ついては頼まれたならばメンバーをお引き受けしてもらえるでしょうかとお聞きしました。そうしたら、実は県
の方
のこのようなたぐい
の委員に、オンブズマン
の代表だった弁護士、委嘱されてなってやっています、全国的にもオンブズマン
のメンバーから
の委嘱はこのごろふえてきております、というお話でした。もし、大崎市から依頼があれば、おこたえするように私たち
のほうでは努力いたしますという御返事でございました。検討に値しますか。嫌な
の。
○副議長(加藤善市君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) 具体的な特定
の所属団体とか、そういうところまでまだ-今後検討していきます。現在
のところは、委員については5人以内として、中立的立場
の学識経験者、それから大学教授及び弁護士など
の方々にお願いをしていく考え方でございます。
○副議長(加藤善市君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) 今、弁護士という話もありましたけれども、弁護士も喜んで派遣するというお話でございました。 それでは、同じく歳出2款総務費
の企画費、大崎市民病院事業推進懇話会委員報酬
の関係でお聞かせいただきたいと思います。 この懇話会
の設置でありますが、改新検討会議で検討していただいて、その上でさらにということで、市長さんも大変この問題では困ったテーマだなという思いを持っている
のではないかと思う
のでありますが、設置
の期間です、問題は。これはいつまでに閉じる
のか、いつからいつまで
の間設置する
のだという、この期間をお示しをいただきたい。 それからもう1つは、新しい市民病院、本院でありますが、改新検討会議
の報告書は平成24年度、2012年度中
のオープンということで、これから直ちに作業を開始しても5年かかるというものであります。この改新検討会議から出された建設
の時期をおくらせることはないという形で
の結論、市長
の態度表明となる
のかどうか、あわせてお聞かせいただきたいと思います。
○副議長(加藤善市君) 高橋市民協働推進部長。
◎市民協働推進部長(高橋幹夫君) それでは、まず私
のほうからお答え申し上げますが、設置期間でありますけれども、これにつきましてはそんなに長い期間ではないと。先ほど市長が答弁しておりますように、できるだけ早い時期ということで、まだいつまでというふうなことではありませんが、懇話会も長い期間実施するという予定はないということでございます。 それから、病院
の建設等々、長くなれば長くなるほどというふうな話でありますが、確かに御指摘
のとおり、建設等々おくれればおくれるほど病院経営
のほうにも影響してくるというようなことでございますが、これにつきましても懇話会等々
の意見を聞きながら、最終的には判断をし、どのような形で最終決定するかということで
の意見をお聞きする。 ですから、この懇話会についてもそんなに長い時間はかけないで、それでその後
の計画についてもできるだけ早目にというふうなことになろうかと思います。
○副議長(加藤善市君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) 本院
の改築、これが改新検討会議
の報告では先ほど言ったようなオープン時期を示している
のでありますけれども、これがそのうちいつになるかわからないとなったら、私はこれは大事件が起きると思います。この前、病院
の副院長も来て話されたようなこともあります。そこは、今、部長から話があった
のですが、この平成24年度中オープンという
のが改新検討会議ですが、これも懇話会で意見を聞かないとわからないし、この24年度オープンに合うか合わないかはわからんということになりますか。 これ、市長さんでないべか、決断する
のは。部長が決断したってだめでない
の。
○副議長(加藤善市君) 高橋市民協働推進部長。
◎市民協働推進部長(高橋幹夫君) 建設時期とかそういうふうなところまで、いろいろテーマごとに話し合いをしていただくわけでございますけれども、その中においてもどのような方向性を、どのような時期にというふうなところまで行きますと、ここで確かに検討会議
のほうから出された予定がそのまま行くかどうかという
のは、まだ今現在
のところは判断できないところであります。
○副議長(加藤善市君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) いい
のですか、それで。そうすると、24年度オープンに合うか合わないかわからないという
のが今
の答弁ですか、簡単に言えば。いつになるかわからないということになりますか。これは大変なことですよ。いい
のですか、それで。
○副議長(加藤善市君) 高橋市民協働推進部長。
◎市民協働推進部長(高橋幹夫君) 先ほど来、申し上げているとおり、できるだけ早い時期に皆さんから
の御意見をお伺いして、長い期間延ばすというような……(「そいつはわかった。だから、オープン
の時期」と呼ぶ者あり)ただ、その検討会議から出てきた部分、それから一般会計等々
の財政等
の関係もありますので、繰出金等々も影響するわけですので、それらを総体的に意見をいただくというふうなことでありますので、今この場では、そのとおりやるとか、延ばすとかというふうな結論を導き出すところまでは行かないところでございます。
○副議長(加藤善市君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) それでは大変だ、これ。大変です、患者
のためにも、市民
のためにも、職員
のためにも、大変です。今
のは市長
の答弁と同じだと思っていていい
のですか、いいようだね。 それでは、次に移ります。 歳出2款総務費
の2項4目23節、市税過誤納還付金1億2,899万について伺いたいと思います。 先ほど答弁あったように、このうち
の1億2,000万余は2社
の法人税更正による還付金
のようであります。問題はその田尻
の分です。田尻町時代から
の分で5年を超えるもの、これが利息を含めて316万2,102円
のようでありますが、この中に10年を超える分、これは課税台帳がないので、納付切符、納付通知など証拠書類があれば返すということ
のようでありますけれども、平成4年から2人だけ証拠書類を持ってきたと、そして84万3,000円を還付すると、こういうこと
のようでありますが、私、この際お聞きしたい
のですが、田尻町というか、大崎市、自治体に多大
の損害を与える、それから田尻町時代
の住民
の市民
の皆さんにも、余計いただいた分は証拠書類がなければ返さないということだから、これ年金問題であれば大騒ぎだけれども、田尻
の人たちはそれでも我慢している
のかもしれませんが、これまた住民に対しても大変損失を与えたと思う
のです。 ですから、当然、担当した職員
の方に対する処分もやった
のだろうなと思う
のですが、その間違いを起こした当時
の職員
の方々、どういった立場
の方にどういう処分をされた
のか。それから、間違っても、去年こういったミスを発見して、体を壊しながら徹夜で一生懸命仕事をやった方々を、発見した
のが悪いなどというようなことで処分した
のではないでしょうね。その辺、ちょっとひとつ、誤解されるとうまくないから、ちゃんと教えていただきたいと思います。
○副議長(加藤善市君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) まず、職員
の処分でございますが、当時
のいわゆる上司に対して訓告
の処分をしてございます。 それから、一生懸命働いていただいて体を壊された職員については、現在快方に向かっているというふうに伺っているところでございます。
○副議長(加藤善市君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) 当時
の上司という
のは退職した人ですか。退職した人に訓告する
の。当時
のどういった立場
の人かと聞いている。退職した人に、まさか訓告だ
のといったって、何語っていると言われる
のではないですか。
○副議長(加藤善市君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) 退職した方ではございません。現職
の方でございます。(「だから、どういう立場
の人かと」と呼ぶ者あり)ちょっと今、書類を探している
のですけれども、少々お待ちいただきたいと思います。
○副議長(加藤善市君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) では、ちょっと別なほうをやっていますから。 やっぱり、町民
の皆さんからこんなことをやって何
の事もない
のですかと。処分を発表していないでしょう。だから、何
の事もない
のですかと、こうなる
のですよ。もう資料、来ましたか。では、どうぞ。
○副議長(加藤善市君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) 当時
の旧田尻町
の税務課長に対して訓告処分を行っております。当時
の田尻町
の税務課長3名に対する訓告処分、16、17、18年度
のそれぞれに訓告処分を行っているところでございます。
○副議長(加藤善市君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) そうしますと、係長さんとか補佐さんという
のはない
のだね、一応。そうですか、何も問題なかった
のだね。一応、念を押しておきます。問題なかった
のか。
○副議長(加藤善市君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) 係長等に対する処分は行っておりません。
○副議長(加藤善市君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) でも、大変皆さんに迷惑をかけたということで、処分を受けなかった方、そういった方々も恐らくおわび
の気持ちは持っている
のでしょうね。本当だかどうだかわからないけれども……。やっぱり、同じようなことを繰り返してはならないから、市民に対して、やはり処分したときは、氏名はともかくとして、どういった立場
の人たちに対して処分したかは、私は言ったっていいと思います。田尻
の窓口であれどうなった
の、あの人たちと聞かれたならば、その職員
の人たちは何と言う
の。わかりませんと答えたら、なお怒られるよ。 では、時間がありませんので、次に移ります。 歳出
の8款土木費、1項2目
の耐震改修促進計画策定委託料703万
の中身
のことで伺いたいと思います。 ハザードマップをつくると、そして震度幾ら
のときに我が家がどれだけ揺れるかという
のをつくって、市民
の耐震補強工事を促進すると、簡単に言えば、こういうお話でございます。ただ、それは非常に結構なことな
のですが、おどかしただけでは進まない
のではないかと。耐震補強工事が進まない最大
の原因は、お金な
の。命と金とどっちが大事だという話、よくある
のですが、命が大事だけれども金がもっと欲しいと、こういう人もいる
のです。金がなくて、この命を守るため
の工事ができない、こういう問題がある
のです。 そこで、2つ
のこと、せっかくこの名称が耐震改修促進事業、耐震改修促進計画策定だから、私はこう思います。耐震指標が1未満であっても、10月以降は地震
の予告が出ます。そうしますと、自分
の家全体
のうち
の安全なところを、まずここを1カ所は確保するという補強工事だって、これをやれば命守られると。全部やる金は、例えば200万なり300万かかるけれども、これだけだったら50万あればできるとかという
のは出てくる
のではないですか。こういう
の、大いに促進したらどうかと、私は思う
のです。そのためには助成もすると。 それから、公共下水道
の水洗化率を引き上げるために、100万円まで
の無利子融資あっせん制度をやっています。今、68%台まで水洗化率が上がってきたけれども、やれやれと、危ないよというだけでは進まない。だから、この水洗化促進
のような無利子融資あっせん制度もやっていくということなども必要な
のではないかと思う
のです。 いずれ、このテーマが耐震改修促進計画策定ですから、国から言われたとおりやる
のも大事ですけれども、それ以外に、ただいま私が申し上げましたようなことは、耐震改修を進めるのにプラスになる
のではないかと、私は思う
のです。平成16年度から18年度まで
の実績を見ると、耐震診断227件やった、そのうち工事をやった
のは38件。診断は受けたけれども16.7%しか工事をやっていない。それから、19年度、ことしです、耐震診断を受けた方18件、うち耐震補強工事をやると、やりたいからぜひ出してけろという
のは5件ということです。このテンポではとてもとても大規模な地震に耐えられない
のではないかと思う。 それが必要かどうか、例えばアンケートをとるなど
のことも含めて検討をする必要がある
のではないかと思う
のですが、いかがですか。
○副議長(加藤善市君) 福原建設部長。
◎建設部長(福原磨君) 今回
の耐震改修促進計画書
の中で、主な内容といたしまして、もちろん、今、議員お話し
のように、宮城県耐震改修促進計画
の内容を勘案しつつ、地域
の状況を踏まえて作成をするということになりますけれども、そこ
の中に耐震化に係る基本的な方針、また優先的に耐震化すべき建築物、それから重点的に耐震化すべき区域及び耐震化
の目標
の設定、それから耐震化促進
のため
の施策立案というふうになってございます。そのほかに、先ほどからお話し申し上げております、地震防災マップ
の作成及び公表というような形で進めていきたいと、このように考えてございます。その中に、耐震化促進
のため
の施策立案という
のがございますので、そこ
の中でどのような形でここに網羅していくかということは今後検討していきたいと、このように考えてございます。
○副議長(加藤善市君) 小沢議員。
◆41番(小沢和悦君) ぜひ、命にかかわること、お金
の面では大崎市民、大変苦労している方々が多いので、そこを十分勘案して努力していただきたいと思います。 以上で終わります。
○副議長(加藤善市君) 質疑
の途中でありますが、暫時休憩いたします。 再開は午後3時25分といたします。 ------------ 午後3時09分 休憩 午後3時25分 再開 ------------
○議長(遠藤悟君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 質疑を続行いたします。 24番佐藤昭一議員。
◆24番(佐藤昭一君) 一般会計
の補正予算についてお伺いをいたします。 まず、地域自治組織関係についてであります。歳入歳出ともそれぞれ予算が提案をされているわけでありますけれども、今回、特に歳入として市債に基金
の積立事業として4億7,500万、これに見合う形で歳出をして、基金
の積立金5億円あります。これは、本年
の第1回定例会であったように、20億、既に積んでいるものにさらに20億積む、合計40億にするため
の、今回その一部としてさらに5億円積むということでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 高橋市民協働推進部長。
◎市民協働推進部長(高橋幹夫君) そのとおりでございます。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆24番(佐藤昭一君) それぞれ地域づくり委員会等が結成をされているわけであります。もう既に、ほとんどが交付
の基準に基づいて交付をされていると思います。それぞれ
の対象
の事業が、基礎交付金に当たっては地域
の身近な課題
の調査、研究、あるいは地域計画
の策定に要する経費というふうになっております。ただし、飲食なり就業者
の雇用、あるいは備品
の購入、営利目的、こういうものは対象外でありますけれども、今日まで交付をした分、さらに今回、補正で出ている活性事業交付金300万、こういうものがそれぞれ基準に基づいて、非常に効果も含めて活用されている
のかということをちょっとお尋ねいたします。
○議長(遠藤悟君) 高橋市民協働推進部長。
◎市民協働推進部長(高橋幹夫君) これまで交付しております基礎交付金、それからチャレンジ交付金ということで、基礎交付金につきましては、大きな使途につきましては、ただいまお話しいただいた部分以外
のものについて、地域で
の活動に利用していただいていると。それから、チャレンジ交付金につきましては、第1回やりました7団体において
の交付ということになりまして、もう既にやっている部分もあるかと思いますが、これから
の事業等々もあると思いますので、これらについては有効に使われるものと思っております。 それで、チャレンジ交付金等々につきましては、ただ単に交付をしっ放しではなくて、3月にことし1年間
の活動
の最終報告というふうなこともしていただきまして、次年度以降
の参考にもさせていただくというふうなことで進んでいるところでございます。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆24番(佐藤昭一君) 今回
のその300万、これはチャレンジ
の分になる
のですか。午前中
の答弁などでは、27団体を予定しておった
のですけれども、9月5日段階で7団体になったと。さらに、これは審査をすればもっと減る、上限が7団体になるわけですから、それより減る可能性があります。そういうものですか。
○議長(遠藤悟君) 高橋市民協働推進部長。
◎市民協働推進部長(高橋幹夫君) 当初いろいろ調査した時点では、22団体以上が出てくるというふうな想定をしておりましたが、実際的に出てきた
のが7団体ということで、これもすべてが採用になるとは限りませんので、今回補正させていただきます金額についても、額等々が確定しましたならば、12月もしくは2月には補正減というふうなことにもなろうかと思います。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆24番(佐藤昭一君) ところで、この地域自治組織
の関係な
のですけれども、活動
の部分、かなり有効に活用されて、私が先ほど言ったような目的に沿った活動もなされているだろうし、ある面からすれば、要望もしないお金をもらって何に使うかと困っているところもあります。あるいは、地域づくりとはいいながら、むしろそれにはそぐわないで、地域
の今まで何十年間培った形態、あるいは活動自体に若干マイナス的な影響を及ぼすところもあるわけな
のです。 一方で、一般会計が大変厳しいがゆえに、道路
の舗装や側溝という数万から10万、20万ぐらいで済む事業さえも金がないからといってお断りされる、できない。一方では、この交付金
のように、要望もしないと言ったらおかしいけれども、自治組織が大事だということでつくった。そうすると、基礎20万、1人60円。古川
の一覧表はここにありますけれども、そうしますと最低でも28万ぐらい、多いところですと75万、こういうものがそれぞれ
のところに行くわけです。これが、例えば私
の地区などは運動会、今まで二十数年間やっておったものが、そこに結局充てることになった
のですよ。 つまり、このように既存
の活動、事業に充てる、それも中身も大分変えて充実するということももちろんある
のですけれども、一方では金がなくてそういうことで削られる、一方では今まで自分たち
の会費で、市に一切頼らず、頼ろうという考えがもともとなかったわけ、自分たちが汗水かいてやってきた。そこに自治組織をつくる、大事だから、それではこっち
の組織をそういうふうにやりましょう、地区振興会もそういうものにやりましょう。金が来た、何に使う、今まで
の行事を少し充実した形に。これが本来
の地域自治組織
の交付金
の性格な
のでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 高橋市民協働推進部長。
◎市民協働推進部長(高橋幹夫君) まず、基礎交付金につきましては、いろいろな使途、目的等々を特定もせず、各地域で自分たち
の地域を考えながら、地域づくりをどのようにしたらいいか、それに充当していただくというふうなことで、いずれ我々
のほうでも各地域で
の利用、活動等についても、これから検証も出てくるというふうに考えております。 それで、合併いたしまして市民協働というふうなことをまず前面に出しますと、これまで合併協でも大崎市流地域自治組織というふうなことで、各地域がまだまだ活動
の盛んなところとそうでないところもあるわけでありますので、今現在、どのような地域づくりであるべきかというふうなことを進めながら、ある程度行政
のほうから
の支援というふうなことで、これを制定させていただいているところでございます。 いずれはそれぞれが、金があるから、資金があるから何か事業をするということから、地域でどのような課題がある
のかということを住民皆さんが、みずからが今度は検討していただいて、基礎交付金でもって対応できる部分は対応というふうなことで、地域
の皆さんに頑張っていただきたいというふうに考えております。我々
のほうでは、その後
のいろいろな検証と申しますか、どのような活用をされた
のか、いずれは今後
の参考にもさせていただきたいというふうに考えているところでございます。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆24番(佐藤昭一君) 幾ら合併特例債
の対象になる事業だとはいえ、税金には変わりはないわけであります。国も、地方も、もちろん大崎市も、大変な厳しい中ですから、やっぱり生きた金を使いたい。やった以上は、きちんと検証するということも非常に大事だと思います。今まで、例えばうち
の地区振などは、きちんといろいろな行事をやっておった
のですけれども、これを機会に4つ
の地域自治組織に分かれました。それもあわせてか、それがすべて
の原因ではないとは思いますけれども、その行事
の存続すらも危ぶまれているという事態がことし発生をし、何とか一定程度終わった行事もありますし、まだこれから
の部分もあります。その理由に、この地域自治組織がマイナス的な影響を及ぼしているわけです。 大崎も広くなりましたから、必ずしも私ら
のようなところだけではなくて、いろいろな、本当に目的に沿った活動をなさっているところもある
のでしょうけれども、そういう意味では画一的でなくて、それぞれ
の地域に合わせたものをやっていかないと、地域づくりよりも地域を破壊するような、今まで
のことを何かこう別な形態に変えるような作用も働きかねないということもあるので、きちんとやっぱり検証も含めてやっていただきたいと思います。3年間で終わるチャレンジも含めてですけれども、少なくてもこれは4年目にはみんななくなったという話には絶対ならないように、もちろん当事者もやっている
のでしょうけれども、最低でも5年なり10年なり、あるいは20年という期間はやるような一定
の条件などもやっぱり考えるべきだなという、今後
の、特にチャレンジ
の部分なんかは、今まで
の経験からしてやるということも、検証上大事な
のではないでしょうか。それが1つ。 もう1つは、これは第1回定例会
の際にも、条例
の制定
の際にも言った
のでありますけれども、せっかく総務省がこの関係で地域
の振興
のためにも使っていいよと、合併協定にある事業ならばという条件を、去年
の12月25日に通達を出した
のです。だから、修正案を出していろいろ議論しましたけれども、提案どおり
の基金条例になりました。その後、調べましたならば、この基金条例は、基金条例で予算執行していますから、議長、理解していただきたい
のですけれども、実は庁内では、必ずしも地域自治組織
の支援とか育成
のために使うという基金条例で考えていた
のではない
のです。別な条例でした。条例名は、地域づくり基金条例という条例で、例えば去年
の8月24日
の決裁をしたこの文書もそういうことであります。庁議でも二、三回、その基金
のあり方、あるいは政策調整会議でも議論している
のです。 この当初考えられた基金条例、地域づくり基金条例
の目的を見ますと、市民協働
のまちづくりを推進するため
の経費に充てると、こうなっている
のです。したがって、現条例
の地域自治組織
の支援とか育成
のために使うという、非常に狭い狭い条例とは全く違って、地域づくり、そういう市民協働
のまちづくり全般に充てましょうということ
の基金を、当初は考えられておった
のです。先ほど私が言った、さまざまな地域
の活動、マイナス的な要因も見受けられるようなこと、生きた税金
の使い方ということからすれば、近々、当初考えられた地域づくり基金
の趣旨にもう一度やっぱり直すということが必要な
のかと。そういう考えはないですか。
○議長(遠藤悟君) 高橋市民協働推進部長。
◎市民協働推進部長(高橋幹夫君) まず、ちょっと財政面等もありますので、これから何年かかって40億になるか、今
のところ特定できませんが、まずその40億
の基金を積み立てしまして、その果実をもって地域自治組織
の育成とその活動を側面支援していくというふうなこと、それから市民協働
のまちづくりを推進するためにこの基金をつくった
のだというふうな制定
の仕方にしてあるわけでありますが、確かに昨年
の12月末に-2月議会でしたか、議論いただきましたように、全国
の各市町村から
の、多分要望だったと思いますが、それを取り崩し
のような形で、新市建設計画にもソフトだけでなくてハードにも充当できるような形になってきたところでありますが、大崎市については、ここ何年というふうなことははっきり申し上げるわけにはいきませんけれども、まず地域自治組織等々が軌道に乗るというふうな、ではいつな
のだというふうなことはちょっとできませんが、そのときに改めてこの件については検討させていただくような形にしかならないと思います。 ですから、直ちにこれを改正して、取り崩してほか
の事業へ
の充当というふうなことは、今ここでは即答できない状況であります。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆24番(佐藤昭一君) 政策は、いろいろ検討段階では変わる
のはしようがないとしましても、余りにも大きな変わりが、去年
の12月ごろですか、突然
のように基金
の目的も変えて第1回定例会に提案をされたという、改めて調査をして判明したものですから、やっぱりもっと決定段階からきちんと吟味をした上で、そして今
の現状などを踏まえて、適切な条例にやっぱりすべきだという思いを主張しておきます。 次に、11ページ、総務費
の中
の財産管理費で測量委託料173万円計上されております。短くでいいですから、この内容について、まずお尋ねいたします。
○議長(遠藤悟君) 佐藤
三本木総合支所長。
◎
三本木総合支所長(佐藤啓志君) それでは、この財産管理費、今回
の補正は三本木地域ですので、私
の方から御答弁申し上げたいと思います。短くということですので……。 旧高倉小学校跡地
の敷地内におきまして、実は水路と道路というものが公図
の中にあったということで、これを改めて登記をし、保存登記するため測量を委託する、その経費でございます。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆24番(佐藤昭一君) 何か
の折に発見された
のでしょうね。ちょうど1年前
の9月議会で、同じように決算が上程をされた折に財産
の修正が物すごくありました。その際に私は、あとはない
のですかという質疑をいたしました。回答は、ない
のだという話でありました。出てきたわけです。改めてお尋ねします。あとはない
のですね、こういう財産
の変更、修正。 つまり、なぜ言うかといいますと、合併する際
の議決をされた1つ
の議案は財産
の議案でした、廃置分合だけではなくて。4つ
の議案があった、議員
の定数
の問題、財産
の管理があった。合併協定で財産をすべて引き継ぐ
のだということだから、財産目録を全部出したわけでしょう。その際に、この際だからということでお互い
の市や町にある財産をもう一回検証して、過ちがない
のかと、本当は出さなくてはならなかったわけでしょう。それが、いろいろあった
のでしょう。したがって、去年
の9月
の決算
の段階で、財産目録が大分修正されたものが出されました。古川
の当時、それをずっとやっておったものですから、それも含めて出されました。そして、あとはない
のですねと言ったら、ない
のだということですから-今回出てきましたけれども。本当にあとはない
のですね。もしあったならば、もう何か、責任問題とは言いませんけれども、しっかりしてください。基礎的な財産すらも把握もできていないとなれば、問題です。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) まさに、昨年絶対ないという
のが今回出たという
のは、非常に恥ずかしい思いをしております。 それで、今後でございますが、それぞれ現時点ではベストを尽くして把握しているところでございますが、やはり100%絶対とか完璧ということでなくて、努力をして、万が一そういうものが出たときは速やかに修正をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆24番(佐藤昭一君) 速やかに出してください。ないことを信じたい。非常にずさんなやつとか初歩的なやつも去年はあったわけで、あるいは計上すべきところを計上していないという、第三セクター絡みもありましたから。やっぱり、こういうことをきちんと常に把握をして、その担当課も設置をされているわけでありますから、よろしく。 次に、午前中から質疑がありました市民病院事業推進懇話会についてお尋ねをいたします。内容等については大分わかりましたので、それ以外について質問します。 本来は、この懇話会
の設置
の考えは市長はなかったわけです。改新検討会議
の報告を待って、そして9月に全体
の改善目標、病院
の建設などを含めたものを発表すると。したがって、9月議会には、本来は行政報告で発表して、いよいよ具体的な、その実行をするため
のものが示されるものだというふうに、私らは6月
の段階、あるいは総合計画
の住民説明会
の中でも、市民
の皆さんはそういう理解をしておったと思います。この改新検討会議で出した計画策定
のフロー図にも、そういう旨が記載をされております。これを受けて、来年6月または9月には行動計画を策定するというふうな道筋でありました。 今回、懇話会に出された
のは、さき
の全員協議会で、市長
のほうから、慎重な検討を求める声や拙速な結論に疑念を抱く声が多く寄せられていることから、その新市建設計画や合併協議、あるいは議会から
の特別委員会
の中間報告などを踏まえて、総合的に検討するために広く意見を聞きたいというふうに設けたわけです。まさに、突然
の懇話会
の設置だというふうに思う
のであります。 ところで、改新検討会議で出された内容は新市建設計画
の変更になります。今後
の道筋として、懇話会を設置して具体的なところまで
の方向を決めるまで、どういう道筋で行こうというふうに考えていらっしゃる
のですか。
○議長(遠藤悟君) 高橋市民協働推進部長。
◎市民協働推進部長(高橋幹夫君) 午前中からお答え申し上げていたところでございますけれども、専門的な立場
の皆さんから
の御意見等を伺って、できるだけ短い時間でというふうな話をしているところでありますが、その結果、市長が最終判断した時点で、それらが新市建設計画
の変更になるような結論になった時点では、当然にしてまちづくり協議会等
の諮問、答申
の関係もありますし、議会
の議決等も経なければならないというような案件になると思います。 ただし、総務省とかそちら
のほう
のいろいろな判断を見ますと、全く廃止するとかそういうふうな形であれば、当然にして議会
の議決相当に該当するというようなことでありますが、今
の診療体制と同じような内容であれば、必ずしも議会
の議決等々は経なくてもよいというふうな話は出ておりますが、何しろこの大崎市
の各市町
の合併に行くまで
の判断材料として大きくかかわってきた案件でもありますので、これらについては、当然にして市町で
の判断とはなるものの、議会
の議決、もしくはまちづくり協議会等々
の諮問、答申等
の手順を踏まなければならない
のかなというふうなことで、今後それらを精査していかなければならないと考えております。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆24番(佐藤昭一君) 何か余り、軽く見ている
のではないですか。4病院1診療所から改新検討会議で出した1病院4診療所体制が、今
の診療体制と同じような程度で見ている
のですか。そういうことになれば、議会
の議決
の必要はないと言いますけれども、改めて新市建設計画、きちんと読んだ上で
の答弁でしょうね。合併協定では、おわかり
のように現在
の4病院1診療所は現行
のとおり引き継ぐと、具体的な病院名も含めてきちんとなっております。だから、引き継がれました。では、新市建設計画は一体どうなっているか。38ページ
の「地域で支え合い心がかようまちづくり」に明記されております、地域医療体制
の充実という欄で。こう書かれています、「新市
の医療体制
の充実を図るため、新市
の医療
の拠点となる本院、そして地域医療拠点となる分院(3箇所)と診療所(1箇所)を配置するとともに」というふうに書いております。 いいですか、前提条件は、新市
の医療体制
の充実を図るため、本院と3つ
の分院と1つ
の診療所を配置するというふうに言っている
のです。今回
の改新検討会議も、新市
の医療体制
の充実を図るために1病院4診療所にするという
のでしょう。前提条件が同じでも全く違います。分院と診療所を同じ医療体系とは考えにくいです、これは。全く違いますよ。まず夜間が診療できない
のですから。診療科も違いますよ。診療所となれば、分院とは大きな医療体制、医療体系、みんな違います。同じではないです。 したがって、これは新市建設計画
の変更に当たると。合併
の目玉、重要な事項であり、額的にも病院建設のみでいいますと181億円です。一体性事業四百何億
のうち
の、単独
の事業ではけた違いに多い額です。しかも、地域
の人々
の最も大事な命と健康を守るという医療です。最大
の関心事でもあるわけであります。それを、分院から診療所にする
のを同じ診療体系みたいな感じでは困ります。 この新市建設計画は、単に独自で大崎地方合併協議会がつくった
のではありません。合併特例法
の第6条に基づいて、新市建設計画をつくりなさいと。円滑なものとするため、財政計画も含めてつくりなさいという法律
の義務があるので、これまた法律
の義務で設置をした合併協議会で議論した
のでしょう。そして、最終的に議会
の議決を経て合併に至っているわけです。全部、法律に基づいて作成をしてきた
のです、議決をしてきた
のです。 そして、この合併特例法は、今ももちろん生きているわけでありますけれども、第6条第7項では合併市町村、つまり合併後、合併した市町村は、議会
の議決を経て合併市町村
の基本計画を変更することができると定めております。つまり、新市建設計画は変更はできるよという定めであります。変更するなという話ではありません。これは当然変更せざるを得ない、いろいろな状況
の変化、特に財政問題。その場合
の扱い
の手順は、8項、9項で定めておられるように、まず都道府県
の知事と協議をしなければならないし、地域審議会が置かれている場合はそれ
の意見を聞きなさいと、その議決を経る前に。その作業が必ず必要なわけであります。この手順を経るということが大事な
のではないですか。それを、いや議決を経なくたっていい
のだという話にはなりません。 これは病院だけではなくて、ほか
の事業も含めて、もう19年度
の予算は新市建設計画に合致をしない、実施計画も含めて年度も決まっていたやつもおくらせているわけでしょう。そういう事業もある
のですから、まさに見直し、修正な
のです。変更な
のです。そういう認識を持って、改新検討会議が当初から議論してきた
のか。それが、変更する議論を、申しわけないけれども、職員12名だけでやっていい
のかということに気づかなかった
のですか。
○議長(遠藤悟君) 高橋市民協働推進部長。
◎市民協働推進部長(高橋幹夫君) 私
の言葉不足もありましたけれども、確かに我々は市民
の命と健康を守るということが根底にあるわけでありますが、決してこの決定と申しますか、この改新検討会議
の報告がそのまま市
の決定というふうなものではないというふうなことで、今現在
の段階では、あくまでも検討会議から
の報告というふうなことでお考えいただきたいと思います。 それで、決して計画
の変更とかそういうふうなもの、病院を分院から診療所になるというふうな提案についても、決して新市建設計画と
の関係を軽く考えているものではございませんで、先ほど申し上げましたとおり、これが病院関係についても合併
の判断となったという、この地域では大変大きな判断材料になっているということは、大変重要な案件であったというふうなことで
の位置づけはしているところであります。 それで、今後、決定がなりましたならば、今、議員がおっしゃるとおり、所定
の手続等々は踏まなければならないものだというふうに感じているところでございます。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆24番(佐藤昭一君) 最終的には提案するほうですから、市長
のところで決定する
のはわかります。その決定に至るまでにどういう検討をなさるかと。職員だけでやってしまっていい
のかというところに気づかなかった
のは非常に残念ですよ、改新検討会議。この改新検討会議
の設置規程を見たって、そうはなっていません。私らが予算などを認めた
のも、この合併協定、新市建設計画
の中
の範疇で議論する
のだろうと思っておった
のですよ。建設時期がおくれる
のは、それはやむを得ないとしても、それをどういうふうにいつやる
のだ、具体的に示すため
のことが議論されている
のだと思いました。それは先ほどから言っているように、4病院1診療所を根幹から変えるようなことまで議論されているとは、ゆめゆめ思っていませんでした。越権行為です。 しかも、このフローチャート、市民が入る余地が全くない
のです。来年
の6月、9月まで
の行動計画策定まで、全くない。職員だけでやってしまうという
のでしょう。つくった、出した、改新検討会議が出した。大きな反論なり反発なり、危惧する面が余りにも予想以上に強かったから、慌てて懇話会
の設置ということで、今回予算を提案されている
のでしょう。まさに設計図を描く方はいない
のですか、そちらに。新市建設計画を変更する
のだと、しなければならない
のだと、こういう実態、財政、病院経営などから見れば、私もそう思っている
のです。今
の現行体制そのままだったら、これは夕張みたく-病院がつくるという話をいろいろな場でしたり書いたりしているので、もう一度、やっぱりそういう意味で真剣に議論する必要があると思っている
のです。その議論する場が改新検討会議、職員のみでつくる。今度は慌てて懇話会ということで、10名程度
の方々にだけしか意見を聞かない。市民
の方々
の入る余地は、さっきから
の構成メンバーを見ると非常に少ない。関係者のみになってしまっている。これはやっぱりおかしいではないですか。 そこで、古川市当時で申しわけない
のですけれども、平成7年度
の予算編成
の議論をする際にこういうことがありました。当時
の古川市立病院が、このままいきますと5年後に120億円
の赤字になるおそれがある。したがって、これは大改革をしなくてはならない。医師
の給与カットもありました。その後、かなり
の反発をお医者さんからいただきました。何せ、医師
の給与を何十%とカットした
のですから。カットしてからもかなりいろいろありました。そこで、その改善策
の1つに、古川市病院事業経営健全化対策委員会条例という
のをつくった
のです。条例です。私も実はその委員会
の委員になった
のでありますけれども、経営健全化
の基本方針なり、健全化なり、合理化
のため
の具体的な措置を議論して、委員でもって全部答申を出した。その後、平成9年、10年になって、いよいよ病院建設をしなければならないとする答申を受けてなって、いろいろあって南病棟
の建設があって、新病院をつくろうという前提
のもとにやってきた
のです。 したがって、私、何を言いたいかというと、こういう大きな事業であります。大変な命と健康
の関係も含めて、あります。医療という
のは、大事な責務を行政側は果たさなければなりません。新市建設計画
の変更にも当たります。合併特例法
の規定
の手続も必要であります。そうしますと、職員のみでつくる改新検討会議や慌ててつくる懇話会で
の議論では済まされない
のではないですか。根本的にしっかりした権限なり位置づけを持ったこのような委員会をつくって、多く
の委員をそこに委員として任命する、構成をする。そのうち協議
の中では広く市民
の方にも意見を聞く、そういう中で、今後
の大崎市
の医療
のあり方、病院経営
のあり方、基幹病院としてならば、栗原、登米も含めたエリア
の中でどう考えるか、県がそういう中でどういうかかわりを持つべきな
のかと。そういうものを総体に、この際、一から議論する場を設けるべきではないですか。少し時間がかかってもやむを得ないと思いますよ。ただし、岩出山が耐震診断結果で大変だと出ましたから、これは早急な対策をもちろんしなければなりません。それが過ち
のない判断になる
のではないですか。お互い
の市民合意を得るためには、それは必要だと思います。条例で-この懇話会でない、もっとしっかりした、多く
の方々が入れる、意見が言えるような委員会をつくる考えはありませんか。
○議長(遠藤悟君) 高橋市民協働推進部長。
◎市民協働推進部長(高橋幹夫君) 改新検討会議設置規程をお持ちだと思いますけれども、市長
の方から、庁内でまず今現在
の病院
のあるべき経営関係等々について、まず研究というふうなことで、庁内
の職員たちに指示をされて、我々が始まったところでございます。その意味では、あくまでも職員たちだけで、今現在
の病院
の状況、それから今後どういうふうにあるべきかというふうなことを検討したところでありますが、確かに市民
の皆さんとかほか
の方々
の意見等々はこの中には入ってはいないところであります。あくまでも、内部
の職員たちで今後どういうふうにこれを改善できる
のかというふうな検討、研究した結果が、まず1つ
の案として出されたところでございます。それで、今後、懇話会で
の意見をお伺いしながら最終的な判断まで持っていく、それでその後について
のいろいろな手続については、所定
の手続等を踏んでいくというふうなことでございます。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆24番(佐藤昭一君) 懇話会をつくらざるを得ない状況をもう一回かみしめる必要がある
のではないですか、市長。物すごいやっぱり、市民
の関心事だけでなくて、もう不安です。それと、病院
のあり方そのものをもちろん議論している
のですけれども、あわせて行政に対する不信感です。合併協議して、病院経営などを含めて病床をカットして、とにかくこれでやる
のだと。そして、合併すれば、特に岩出山
の皆さんからすれば19年度、つまりことしと来年で病院を建てられる
のだと、大いなる期待をしてきた
のではないですか。鹿島台にしても、鳴子にしても、分院としてベッドは小さくしたけれども、きちんと医療は残る
のだと、夜もちゃんと医師がいる
のだと、その安心感を持って合併に来た
のではないですか。それを覆される。一体、行政は何だと、うそをついた
のかというふうな話が、今
のいろいろな反発になっている
のではないですか。行政
の信頼失墜をみずからつくり出しているというふうな状況です。 何かといったら、職員だけでやってしまっているからです。しかも、秘密裏的に、情報を公開しないで-やっと私には公開されましたけれども、やっときのう。だからおかしい。市民と
の協働でしょう、総合計画を提案されましたけれども。行政
の主役は市民だというふうに言っているでしょう。やっていることが逆ではないですか。行政
の主役は行政ではないですか、このままで行ったならば。市民が入る余地ない
のだもの、先ほど
のフローチャートを見ても。今度、懇話会だって、恐らく市民
の方、何人か入るでしょう。私ら市民という
のは本当に、今かかっている方も含めて、病院がやっぱりなくてはだめだという地域も含めて、多く
の皆さんがそこに意見を言えるようなそういう場をつくるべきだし、意見を当然聞かなくてはならないし、その意見を踏まえた形で
の病院
のあり方、一方では病院経営
の健全化、これは両立しなくてはならないわけです。どこかでバランスをとって、そこで接点をつくらなくてはならないです。大変な作業になります。 だから、初めから情報はオープンにして、隠さずオープンにして窮状を訴えて、その上で、皆さん意見を出してください、あるべき姿をともに考えましょうやという、そういう提起をすべきです。それが市民と
の協働
のまちづくりではないですか。やっていることと違う
のではないですか。それはやっぱりもっと、私は認識を改めるべきだというふうに思います。これは後ほど考えさせていただくようにします。 特に、その改新検討会議
の設置規程云々であります。これは条例でもない、議会に諮っているやつではありませんから、議会に諮らずに皆さん方で決めてやっているやつですから、これを根拠にしてやられたって、私らはそのまますぐうのみにはできるわけではないわけであります。判断をさせていただきたいと思います。 次に、26ページ、観光費
の中に施設整備工事費3,465万円があります。お聞きしますと、田尻
のさくら
の湯の関係だというふうになっております。つまり、2号源泉をつくったと、掘ったわけです。その2号源泉を掘った
のは、緊急時
の対応や継続的な温泉
の運営をするために1号だけでは大変だから、何かあった場合も含めて2号という
のはやったと、そのつなぐ工事だというふうになっておりますけれども、つないで何も影響、支障はない
のでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 横山田尻総合支所長。
◎田尻総合支所長(横山静雄君) 温泉事業
の施設整備工事
の関係でお答えを申し上げます。 1号源泉
の方
の配管
の方に2号源泉
の配管をつなぐといった今回
の工事でございますが、今回につきましては、1号源泉と2号源泉を混
湯しない、交互に使用するといった形
の工事でございますので、問題はございません。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆24番(佐藤昭一君) 問題ない
のですか。6月
の行政報告では、2号源泉はその泉温32度、ナトリウム-塩化物泉という
のですか、これがなったと。1号源泉と比較しますとアルカリ性が強い成分となっておりますと。距離が800メートルぐらいだというふうにちょっと聞いた
のでありますけれども-80メーターですか。かなりやっぱり、わずかな距離であっても泉質が違うという話であります。今度、違うもの同士をつなぐわけですよ。そして、1号
の管を伝って今
の浴槽まで行くわけですから、いろいろな機械類、ポンプ類、あるいは浴槽、これは今までどおり
の、今やっているものと何ら変更もせずに使えるということな
のでしょうか。あるいは今後、そういう工事はもちろん予定はされていないということでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 横山田尻総合支所長。
◎田尻総合支所長(横山静雄君) 御質問
のとおり、今回につきましては、1号と違った泉質でございます。1号と違う部分につきましては、特に違う
のがカルシウム分でございまして、これについては1号源泉が1キログラム当たり4,204ミリグラムでございますが、これ
の70分の1に相当するようなカルシウム
の量ということで、大分泉質が違います。もちろん、ただいま御質問ありましたとおり、アルカリ性も強いといったことでございますが、これにつきましては、1号源泉
の不慮
の事故、あるいは1号源泉をメンテする際、そういったときに2号源泉を使うといったことで、機器的には電気系統
の増設がございますし、制御盤
の、そういった改良もございますけれども、施設的には何ら問題はございません。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆24番(佐藤昭一君) その電気系統
の増設も今回
の予算
の中に入っているということですか。いわば、今回予算を認めることが、今後、泉質が違うがゆえにいろいろな工事をしなければならない、備品
の購入をしなければならないというものを担保をするということにならない
のでしょうね。それと、温泉ですから、いろいろな表示をする際、2つ
の表示をするということにもなる
のですか。温泉法、私は余り詳しくありませんけれども、違法的な扱いはない
のですか。確認させてください。
○議長(遠藤悟君) 横山田尻総合支所長。
◎田尻総合支所長(横山静雄君) 今回
の工事につきましては、先ほどまで申し上げたとおり
の内容でございまして、この温泉表示につきましても、お湯をまぜますと3種類
のそういった表示をしなければならないといったことになりますが、今回はまぜないといったことで2つ
の表示で済みます。 さらには、備品等につきましては、現在
のこの工事費
の中ですべて
の工事を賄うといった形で考えてございまして、さらに次
の備品あるいは工事といったことになりますと、現在
のところその裏づけもございませんけれども、今後につきましては状況を見ながら、そういった両方
の温泉
の活用
の状況、あるいはそういった給湯
の状況等をこれから見守るといった形になりますが、現在
のところ、そういった補完的機能
のため
の工事をするといった考え方でございます。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆24番(佐藤昭一君) 今後ないということで理解をさせてください。 今後
の工事なり備品が、今回
の予算を通したことによってもう既に担保したというふうにならないようにしてください。 次に、時間がないので、学校給食
の関係な
のですけれども、私も三本木小学校に行っていろいろ話を聞いたりしている
のですけれども、つまり今回、幼保一元化
のやつがあって幼稚園
の給食がなくなったと。したがって、今回、三本木小学校からすれば中学校分をつくれば何とかやれるということになるわけ、今度
のやつは。中学校分だけがふえると。幼稚園が減った分、中学校がふえる。量的にはそう差はない。ただ、食べる方
の年齢が違いますから、量も違いますから、全く違う
のでありますけれども、何とかなる
のかなと思っておったならば、ウエット方式からドライ方式に、O157になってから基準が変わったという話もお聞きしました。 ただ、三本木
の方から見せられましたけれども、今
の三本木小学校
の給食調理室ができた開所式を平成6年1月31日にやった折に、その給食
の、今
の施設
の中で食べられる、つくれるものは1,500食だと。1,500食つくれるという話をなさっているような
のです、教育長さん。今は、さっき言ったように800食。今は800食に中学校分がふえるわけですから、つまり……(「含んで800食」と呼ぶ者あり)いや、まだ中学校入っていないから。今、小学校だけですから。そうしますと、十分に今
の段階でつくれる
のではないですか。何か、平成6年以降つくれない能力に低下した要因なんかある
のですか。 時間がないので、ちょっともう1つ。 先ほど約650平米が必要だというふうにありますけれども、現在220平米、補助
の面積も言われましたけれども、広くてゆったりしているスペースにこしたことはない
のですけれども、余りにもちょっと広過ぎる設計になっていませんか。もっと効率
のよい面積ならば、減らすことができる
のかもしれません。したがって、私からすれば、時間がないので言っておきますけれども、合併
の協定がずっとあります。松山もエリア、さまざまな経過はありますけれども、もう一度、今、金がないと、大変厳しい財政だということも踏まえて、三本木小学校
の給食室、平成6年にできて、古いか新しいかという
のは10年以上たっていますからいろいろ分かれる、ちょうど難しいところでありますけれども、活用するという方法もやっぱり検討して、一度は検討
の比較
の対象にやった上で、どちらかにするか決めても遅くはない
のではないでしょうか。そのことも含めて、お尋ねをいたします。
○議長(遠藤悟君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) 先ほど佐藤和好議員
の質疑に対しまして、私
のほうから、今回は旧三本木町で平成10年から
の検討
の中で
の検討
の結果を踏まえて、三本木小学校
の給食室
の改築という部分については想定になかったので、コスト計算をしなかったということでお話し申し上げました。まさにそのとおりな
のでございます。 今回、そのように、今までしてきていませんけれども、問題は、先ほど申し上げましたとおり、たくさんございます。たくさんございますけれども、できれば計算できる範囲内で、アバウトな数字になるかもしれませんけれども、計算できれば計算して、比較できるようなものができればお示ししたいというふうな思いでございます。 ただ、先ほど申し上げましたとおり、いろいろな問題があるということだけは御理解いただきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆24番(佐藤昭一君) 次に、議案第126号
の子育てわくわくランド条例についてお尋ねをいたします。 既に、民生常任委員会でも説明がありましたので、内容については承知をしております。 今回、新規に集う場とかサポート事業などもあるわけでありますけれども、市街地
の活性化ということも含めて
の設置だというふうになっておりますけれども、これは新たに市がやらなければならない事業な
のですか。例えば、今、一時、あるいは特定保育事業ということで、この種
のやつは松山保育所、岩出山保育所、古川みなみ保育園、すまいる園、こういうところでもやっていまして、それなり
の実績が上がっております。市街地がゆえに、民生常任委員会で
の説明ですと、映画とかショッピングということ
のためにリフレッシュだと、何かちょっといかがな
のかというものはあります。なぜ、これを公でやらなければならない、そのためにわざわざ臨時職員を3人雇用するわけです、このために。そしてあわせて、賃借料月58万、年間にすると約700万になります。職員
の雇用
の関係は、全部で11人ですと四千七、八百万かかるという説明が事前にされておりますけれども、費用対効果、きちんとやっぱり検証する必要が、この事業にとっては必要であります。その点、ちょっと時間がないのでお考えだけをお尋ねし、質疑を終わります。
○議長(遠藤悟君) 村上民生部長。
◎民生部長兼社会福祉事務所長(村上恒夫君) このリオーネに設置をするわくわくランドについては、第1回定例会でも、リオーネ設置
の部分でいろいろ御議論をいただきましたので、あえてその部分に触れることは、その当時で御理解をいただければというふうに思っております。 設置をするからには、その設置
の目的、それからその利用に対して最大限
のPRを行い、利用されるように努力をしてまいりますし、その費用対効果という部分も確かに御案内
のとおりでございますけれども、それに見合う成果が出るように努力させていただきたいと思います。 以上でございます。 〔「終わります」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) ここで、52番加藤善市議員から
の議事進行発言に対して、その答弁を保留いたしておりましたので、富田産業経済部長より発言
の申し出がありますので、これを許します。 富田産業経済部長。
◎産業経済部長(富田幸三君) 大変御迷惑をかけております。 この農地・水、取り組み初年度ということもございまして、あるいは予算と
のかかわりもございまして、かなり動いてきております。その経過を若干御説明します。 1月当初におきましては、取り組み
の方針として、1番目に品目横断的経営安定対策
の加入が見込まれる地域を優先する、2つ目
の条件としては、圃場整備事業等生産基盤が整備され、効率的な営農システム
の取り組み意欲が旺盛な地区を優先すると。なおかつ、圃場整備実施中
の地区については、平成19年3月までに面的工事が終了した地区のみですというふうな制限といいますか、基本方針で、普及啓発に当たったわけです。それから、いろいろ御意見なども出てくる中で、3月23日に県が出しましたみやぎ
の農地・水・環境保全向上対策共同活動による支援
の取り組み方針
の中では、1つ目
の経営所得安定対策
のかかわり
の部分については、優先、同じでございます。 それから、2つ目も同じで、一応3月で終わった分だけというふうな圃場整備
の部分が出ました。 3つ目、さらに追加がありまして、中山間地域等直接支払い制度と
の関係につきましては、重複すること
のないように、中山間地域制度
の支払いを受けている部分については外します。除外、対象外になりますというふうに、3つ要件になりました。 その後、さらに地域
の中で普及を進めていく中で、やっぱりいろいろなところから問題が出されておりまして、地区によっては2階部分
の営農活動に取り組むために、圃場整備実施中
の19年4月以降
の面的工事が実施される地区も協定に入れてほしいというような要望があったりしまして、協議が進んだわけでございますが、最終的には4月6日
の県協議会
の総会におきまして、圃場整備と圃場整備外といった農振農用地である部分については、対象農地
の制限を撤廃するという方針が下された
のが4月6日ということになった次第でございます。そういったことでございまして、新聞等でも御存じ
のとおり、いわば1反歩4,400円
のお金がどれくらいあるものかどうかという面的なものが大分優先的に左右してしまった事態がありまして、そういった中で
の周知も十分ではなかったということは反省をしております。 それらを含めまして、本年度
の取り組みもでき上がってくるような状態、あるいは来年度に向けた取り組み、その地区
の要望などもお聞きする機会を設けながら、この制度がよりよい方向に地域
の中で活用されますような取り組みを今後設定していきたいと、このように考えておる次第でございます。 ちなみに、協定農用地と交付算定面積
の開きがございまして、古川地域でいいますと、協定面積と交付算定面積
の差は71.7%になってございまして、協定はされていますが補助
の対象にならない面積という
のが28.3%ぐらいになってございますので、そういった部分
の地区で
の取り決め
の段階であった
のではないかということも推測されますが、いずれにしましても十分な制度普及をこれからも進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 以上でございます。
○議長(遠藤悟君) いわゆる圃場整備地域は、この事業から適用除外されるような解釈をしてしまったといいますか、そういう団体がある、あるいはそこも含まれている
のだよという、地域で
の理解が一定でないということへ
の議事進行だったと思う
のですが、何かもうひとつ説明がはっきりしないなと。これについては、さらに後刻、すっきりと理解できるような回答をいただくということで、なお検討、精査して報告をいただきたいというふうに思います。 よろしいですね。 〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) それでは、質疑を続行いたします。 10番関武徳議員。
◆10番(関武徳君) それでは、私からも質疑をさせていただきますが、大分通告項目、解明になった部分が多くなってまいりました。不明
の部分を端的に質疑させていただきますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。 まず、議案第119号
一般会計補正予算であります。 13ページ
の2款1項14目地域振興費、地域自治組織活性事業交付金300万であります。 これはチャレンジ交付金後期分
の申請に対する予算化というふうなことで理解をしたところであります。今回、7団体ほどから
の申請というふうなことに至って
の予算化
のようでありますけれども、当然、これから後期
の審査に当たるに当たっては、前期
の審査に至る経緯、経過、あるいはその審査内容等
の、当然申請する側も、審査する側も、初めて
の体験というふうなことであり、そしてまた目標そのものが地域自治組織
の活性化に向けた育成支援というふうな、非常に大きなねらい的があるわけでありますから、その辺は後期に入るに当たって、大分前期
の状況を精査し、総括しながら臨むものだというふうに期待をするものでありますけれども、後期に向かってどのような総括に立ってこれから審査を展開しようとする
のか、まずお伺いしたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 高橋市民協働推進部長。
◎市民協働推進部長(高橋幹夫君) ただいま御質問
のプレゼンテーションについて、後期
の分を控えておりまして、どのような反省点かというふうな御質問でありますが、第1回目を開催するに当たりましても、審査委員
の皆さん等々に何回も集まっていただいて協議していただいたところでございます。それで、審査が終わりましてから、結果が出てから、さらに今後
のことも踏まえまして、第1回目
の反省点
の協議をさせていただきました。 審査につきましては、内容については、地域らしさとか計画性、公益性とか、それから発展性がある
のかどうか、それから熱意がどうな
のかというふうなことで、それぞれ5段階評価で点数化したものでありますけれども、同じ内容で、今回後期はまた別な方法でというわけにはいきませんので、なおかつ、第1回目で残念ながら採択されなかった地域も、また再挑戦できますよというふうなことにしてあります。確かに、今回後期
の分に、またさらに再挑戦というふうな地域もありました。 それで、プレゼンテーションにつきましても、結構話し方
のなれている方とかいろんなことで、その内容ではなくて、そういうところでは評価しなかったですねとか、いろんな反省点がありました。ですから、あくまでも話は我々、皆さん素人
の方も出てくるわけですから、その内容とその熱意、それから地域
の理解等々を重点的に審査させていただいたところであります。 それと、主に出た
のが開催
の場所です。例えば、鹿島台から鳴子まで80キロあるものですから、委員
の皆さんは、せっかく合併して地域というか、一体化になったものですから、毎年何回も、会場を持ち回りでやったほうがいい
のではないかというふうな声も確かにありました。ただ、それに参加する方が余り遠いとか、片道80キロとか、そういうふうなこともありますと、中心
のほうがいい
のではないかとか、いろんな意見が出されております。 それから、開催する時期、今回初めてということで、6月に条例提案して可決いただいたものですから、そこから
のスタートだったものですからおくれたわけですが、来年については、年度
のできるだけ早くというふうなこと
の話も出ましたし、できればプレゼンテーションを2月、3月ごろにやって、4月から早々に動き出したらいい
のではないかというふうな御意見等もいただいたところです。それから、2回やっている部分を1回にやったほうがいいとか、いろんな提案が出されておりました。ただし、ことしについては1回、2回とプレゼンテーションをやりまして、最終、3月に、一体ことし
の事業がどうだった
のかというふうなことを、今度審査委員さんたちが、またさらに検証していくというふうなことで進めておりますので、今
のところは3年間というふうなことでありますが、逐次我々
のほうも、各地域づくり委員会等々へPRして、積極的にそういうふうな地域づくり、各地域で
の問題点
の課題整理に、ぜひこれら
の資金を側面支援として
の利活用をお願いしたいというか、PRもしていきたいというふうに考えているところであります。
○議長(遠藤悟君) 関議員。
◆10番(関武徳君) まず、前期
の審査に当たってプレゼンテーションというふうな方式をとったわけな
のですが、この審査
の手法、あるいはその審査に当たって
のいろいろな採点方法、そういった部分という
のは、この審査委員として決定をされた方々
の中で、こういう手法、こういう採点方式で審査に当たって、上位何点というふうなこと
の決め方な
のか、あるいは一定度、合計点以上
の団体はすべて了としようというふうなことな
のか、その辺が審査委員
の方々
の発案な
のか、行政主導、誘導だった
のか、その辺も含めてちょっと経過を教えてください。
○議長(遠藤悟君) 高橋市民協働推進部長。
◎市民協働推進部長(高橋幹夫君) 実は、このチャレンジ交付金
の関係につきましては、準備会というふうなものを1年ぐらい前から立ち上げておりまして、どのような形でプレゼンテーションをやったらいい
のか、それから審査項目等々について、全く行政
の方ではなくて地域づくり委員会、まちづくり協議会
の委員
の皆さん方
の代表に集まっていただいて決定したものでございます。それを我々
のほうで見せていただき、こういうふうなことで、みずからが自分たち
の地域活動を、何ていう
のですか、決してふるい落としというわけではなくて、意気込みとか地域らしさというふうなことを発表していただくというふうなことから、みずからがつくっていただいたものであります。今回でよかった
のは、一堂に会して発表したものですから、なかなか他地域
の活動等がほとんど今まで見えなかったということが、初めてこのプレゼンテーションを見て、各地域がどのような活動をしているかわかったという、大変いい市民
の皆さん
の声も聞いているところでございます。 それで、点数とかそういうふうなものにつきましては、当初予算措置していた金額を、第1回目だけで、もしかして全部消化してしまう、足りない場合も想定されるというふうなことから、本当は我々
のほうは、地域
のプレゼンテーションに来るまでに相当皆さん、いろんな研究等々してきますから、その意気込みだけを買っても、全員に交付してもいい
のかなというふうな声もありましたけれども、地域づくり委員会
の審査委員
の皆さんが、いや、そうではないでしょうと。これから、ことしだけで終わりではなくて第2回目もある、来年以降もあるということから、それではすべて
のものを対象にして交付するという
のでは、そのプレゼンテーション
の意味がないということで、ある程度、点数的には70点を基準にして採用させていただいたところでございます。 ですから、1回目残念ながらというふうな団体も、2回目はいろんな工夫をして、地域と
の連携を強めてくる
のかなというふうに感じております。
○議長(遠藤悟君) 関議員。
◆10番(関武徳君) 経過はわかりました。 先ほど
の答弁をお伺いしますと、当初、この後期
の審査に、事前
のリサーチでは22団体くらいが希望をしていたというふうなことが、9月
の最終締め切り申請に当たって7団体というふうなこと
のようであります。これ
の数
の激変というふうな部分が非常に心配だなと、正直思っています。と申します
のは、やはりここ
の大崎市が置かれている、いろいろな地域事情というふうな部分がある
のだろうと思います。どうしても、こうした自治組織といえども、屋根
の下で
の事業展開というふうなことをかなう
のが限られる。あるいは、できれば天候、気候
のいいときに、野外や自然も一緒に、あるいは多く
の方々に集っていただいてというふうな、いろんな考え方、とらえ方、仕掛け
の仕方というふうなものがある
のだろうと思います。 あるいは、先ほど佐藤昭一議員も言いましたように、いろんな使い道、あるいは地域によって
の事業
の必要性、これもまたそれぞれ
の地域地域で
の実情、事情、あるいはこれまで積み上げてきた地域づくり
の方向というふうな部分が大きく作用している
のだと思う
のです。それが、前期
の審査状況を、私もかいま見させていただきましたけれども、それぞれがやはり横並びにしますと、そのことだったならば、どこでもやっていることではない
のというふうな、一生懸命やろうとしている
のにもかかわらず、見る側が、聞く側が新鮮味を持ってとらえられないという
のですか、観念、概念的な部分がどうしても作用してというふうなことになってしまう
のかなというふうな、そんな思いもしたわけであります。 でありますから、審査委員
の方々で、このプレゼンテーション方式
の審査をというふうなこと
の発案であった
のだとするならば、やはり申請をしてくる団体
の地域的背景や実情というふうな部分を十二分に理解して、そのこと
の考え、とらえというふうな部分をしっかりと受けとめないと、それこそ単なるコンテスト方式というふうなそのことに、申請する側
の意欲がだんだんだんだんそがれていくというふうなことになりはしない
のかというふうな思いがするわけであります。そういった点で
の改善、改良というふうな部分は、当局
の方ではどのようにとらえておられますか。
○議長(遠藤悟君) 高橋市民協働推進部長。
◎市民協働推進部長(高橋幹夫君) まず1点目でありますが、お話し
のとおり開催する時期、例えば、これから10月14日に2回目を開くわけですが、どうしてもこの地域ですと冬
の期間とか、秋から冬にかけて
の期間というふうな形になりますので、相当イベントを開催するについては、普通5月以降、たまたま9月とか10月ごろまでが一定
の限度かなというふうには考えておりますが、そういうふうな関係で、いろいろやりたいというふうな意気込みは22団体あった
のですが、実質出してきた
のが7団体というふうなことですので、その開催時期についても、来年度へ向けて
の審査委員さんたち
の話し合い
の中では、大きな要因になったところであります。 それからあと発表する方々と、それから発表する内容についても、地域でそこまで出てくる
のでも、相当大変な苦労をして出てきている
のかなというふうに思いますので、その発表する話し方とかそういう
のではなくて、その地域
の意気込み等々について重点的な配分というか、点数をメーンにしなければならない
のかなというふうなことは、先ほど申し上げたとおり、反省会
の中でも出てきたところであります。 いずれ、今後まだ続くわけでありますので、第2回目についても、早速いろんな話し合い等が持たれる予定になっておりますので、その辺についても我々
のほうからもお伝えして、考え方について統一していきたいというふうに考えております。
○議長(遠藤悟君) 関議員。
◆10番(関武徳君) この地域自治組織、ぜひ新しい視点というか、とにかくその新しさだけを追い求めても困る
のですけれども、しっかりと自分たち
の地域を見詰め、そして地に足
のついた、しっかりとした地域振興につながる活動をとっていただきたいと思います。 その意味で、ぜひ話し方ですとか、発表
の仕方ですとか、そういった小手先
の技術がよしあしを決めるような、そのような審査にだけは絶対に進まないように。そのことは、私も前期
のプレゼンテーションを伺って、ああ、そういうことか、こういうこともやっている
のだなと、確かにこれは見せてもらう側、聞かせてもらう側が大変勉強になりました。勉強になりましたけれども、そのことを楽しんでというふうなことではなくて、やはりそのことをぜひやりたい
のだとする、その計画を立てた地域
の熱意をしっかりと酌み取った審査であっていただきたいというふうに思います。ぜひ、そうした地域性、あるいは視点というふうな部分を外さないように、いいプレゼンテーション、後期審査になりますように御期待申し上げたいと思います。 次に進みます。 4款1項5目であります。環境衛生費、環境保全促進事業補助金40万計上になっております。伺いますと、東鳴子ゆめ会議さんが主宰という
のですか、やっております山守り湯治へ
の事業補助というふうなこと
のようでありますけれども、この事業内容と事業期間、活動状況、事業効果は、どういったところにねらいを定めておられる
のか、お聞かせください。
○議長(遠藤悟君) 我妻鳴子総合支所長。
◎鳴子総合支所長(我妻茂君) お答え申し上げます。 今、議員さんが言われましたとおり、鳴子温泉地域で地域活動を展開しております東鳴子ゆめ会議が、コミュニティー活動
の一環として行う、地域環境に係る保全活動や啓発活動を推進するため、財団法人自治総合センターから環境保全促進事業
の助成を受けて実施する、今議員さん言われたとおり、山守り湯治事業でございます。それを行うわけでございます。 この事業は、地域住民と湯治客が交流しながら、温泉に恵みをもたらしている地域
の森林とか山林を、みずから
の手で守っていく仕組みを体験する事業でございます。具体的メニューでございますけれども、森林資源を活用した自然観察会とか、下刈り体験、キノコ
の菌を植えるということもございまして、またそれら
の収穫というような形
の事業、それから山と人をつなぐシンポジウムなどを開催することが事業ということで予定されてございます。この事業は、1年
の事業ということで考えているところでございます。
○議長(遠藤悟君) 関議員。
◆10番(関武徳君) 東鳴子ゆめ会議
の皆さん、大分頑張っておられる皆さんだと、私も認識しておる
のでありますけれども、それぞれこの観察、あるいは下刈り、植菌、言ってみれば交流というふうなことな
のでありましょうけれども、これらは何年くらい
の年次に向かって、単なる湯治客を待って展開というふうなことではないと思う
のでありますけれども、どういった仕掛けでもって、そうした誘客、あるいは交流というふうな部分
の事業成果を上げようとされている
のか、その辺
の具体的な活動内容と交流内容をお聞かせください。
○議長(遠藤悟君) 我妻鳴子総合支所長。
◎鳴子総合支所長(我妻茂君) 東鳴子ゆめ会議では、山守り湯治事業を去年から実施しておりますけれども、これは単独事業ということで、実施代は自分たち
の財源ないしは参加者から参加費を取りながらということでございます。今回は事業総額で大体52万ぐらいかかるわけでございますけれども、その主な収入でございますけれども、自治総合センターから助成金ということで40万円、これは7月9日に内定を受けてございます。そのほかに参加者から
の参加費用、それから当然、ゆめ会議
の負担という形で52万を予定しております。 それから、主な関係でございますけれども、シンポジウムです。やっぱり、自然環境というような目的でございますので、それにかかわるようなシンポジウムを開催し、またそれを大々的にPRするため
の広報宣伝費、それからあと先ほど言いましたキノコ
の植菌をしながらということでございますので、それら
の菌を買ったり、原木を買ったりというような形
の中で事業をして、都市と、それから山間地
の交流、そしてまた温泉を最大限に、山に入って活動しながら汗を流した後に、温泉に入っていただいて交流を深めていくというような考えで行う事業でございます。
○議長(遠藤悟君) 関議員。
◆10番(関武徳君) もしあれであれば、どれくらい
の交流目標、交流人数、どれくらい
の規模まで
のものを計画されて頑張ろうとしておられる
のか。そしてまた、それぞれ
の交流
のメニュー、いろいろ考えられるとは思う
のでありますけれども、そういった部分へ
の場面づくりへ
の支援というふうな部分は、行政
のほうからはどういったことをとられている
のか。とられていれば、その辺
の支援体制がどういうことな
のか、お聞かせください。
○議長(遠藤悟君) 我妻鳴子総合支所長。
◎鳴子総合支所長(我妻茂君) 基本的には、地域づくり、自治組織というふうなメンバー
の中で進めるわけでございまして、地域挙げて取り組むということになるわけでございます。 それで、参加人員でございますけれども、一応約300人ぐらい、それからシンポジウムは60人ぐらいということで、そういう人を予定しながら事業を進めて、できるだけ効果
の上がるような事業、そしてまた行政としても、これはゆめ会議だけではなくて多く
の方々で、それから東鳴子地区だけでなくて鳴子温泉地域にかかわる事業というふうなとらえ方
の中で、それぞれ
の地域からもバックアップしながら、この事業を進めていくという考えでおります。
○議長(遠藤悟君) 関議員。
◆10番(関武徳君) 関連がありますので、次
の項目もお聞きしたいと思う
のですが、6款2項2目林業振興費、山村力誘発モデル事業であります。 大分、先ほど来から
の質問を聞いて、答弁でも理解したつもりな
のでありますけれども、ぜひこの山村力、しっかりと発揮いただきたいと期待するものであります。それで250万、市
の負担分というふうなこと
の予算計上でありますけれども、旧鬼首中学校
の体育館を活用してというふうなこと
のようでありますが、まず交流というふうなこと
の大きな目標
の中で
の計画だと思いますけれども、どのような活用をしながら鬼首地区
の自然資源、あるいは生産物
のいろんな資源を活用されて、交流というふうな部分
の大きな展開を、これから山村力発揮に向けて進もうとする
のか、まずその事業目標計画をお聞かせいただきたい
のと、この鬼中
の体育館、中心施設というふうなことになる
のだろうと思う
のですけれども、実際、大分耐震強度
の方も心配な部分があるようです。それで、そういったところへ
の改修手だてでありますとか、あるいは鬼首地区
の山村力をフルに発揮いただくため
の周辺
の環境整備、あるいはそういった資源整備という
のですか、そういった部分は、五百八十何万でしたっけ、総額でどれほどやれる
のか、ちょっと心配な部分がある
のですが、その辺
のトータルした考え方をお答えいただければと思う
のですが。
○議長(遠藤悟君) 富田産業経済部長。
◎産業経済部長(富田幸三君) 今回
の山村力誘発モデル事業でございますが、その事業実施主体は、ただいま議員さんがおっしゃられましたとおり、鬼首地区民で構成をいたします鬼首山学校協議会という実施母体でございまして、前者にも御説明しましたとおり任意団体ということで、市がかかわりを持つということになってございまして、それらで組織を立ち上げているところでございます。実施母体となります鬼首山学校協議会でございますけれども、これはこの事業をやるためにできたわけではなくて、もう既に鬼首中学校をどうやって利活用していこうかということが、かねがね平成17年4月から、廃校になる前から、地域振興に結びつけていく利活用を検討したいということで進めてこられた団体でございまして、それはそのまま今回
の事業
の中で準備会なるものに置きかえて、いずれ本申請
の段階では協議会にかわるというふうに思いますが、そういった形で運営をさせていただいているものでございます。 ねらいといいますか、前第2回定例会でも、議員
の皆様方から2月
の崩落事故あるいは6月
の集中豪雨などで、大変厳しい状況に鬼首が置かれている、頑張れ鬼首、そういったものを産業経済部門でも支援をしたらいい
のではないかという力強い言葉をいただきましたので、その何がしか
の支えをつけられたらいい
のではないか、そんな思いをしながら本事業を探して、求めてといいますか、ちょうどいいメニューがあったということで、取り組みを進めさせてもらおうというふうに思っております。 当の鬼首中学校が廃校になりました
のですが、もう既に自分たち
の手で屋根
のペンキ塗りですとか、そういう保存
の活動をしてございます。そもそも、そんな事業がなくても自分たち
の力でやっていける分はやっていこうという意識がありましたけれども、それだけで本当に守っていける
のか、あるいはさらに自然環境に配慮できるようなものだけではなくて、地域そのものが活力を生み出すことができる
のかというようなことも、じかに議論をさせていただく中で、できることならそういったメニューを取り入れて活性化を図りたいというふうな思いで、取り組みを進めさせてもらっています。 特に、今事業
の目玉になります
のは、やはり都市部
の力をかりるということです。それと、もちろんお金もな
のですが、環境という、上流部
の環境を守ろうという、そういったエネルギーをかりたいという思いがあります。そういった意味で、山学校を交流
の拠点にしていこうということで、もちろん宿泊などはちゃんと旅館がありますから、そういう場所にはしないと。要するに、ネットワークを築いていく、あるいは木工などができるような、そういった施設
の拠点にしていこうということでございます。 その中で、仮称な
のですが、台東区民を対象とした台東区
の森みたいなものをつくろうではないかというような考え方があります。それで、炭焼き体験をしたり、間伐作業体験をしたり、鬼面太鼓を体験したり、温泉卵をつくったり、キノコやかんじき体験などもできるような、そういったもの
の拠点にしていきたいという考え方、ひいては旅館、ペンションなども含めた宿泊業
の方々にも広くお客様がふえるような、そういったネットワーク
の拠点にしたいという考え方を持って進めさせていただきたいというふうに思ってございます。 耐震診断などはいたしておりませんが、行ってみますと全く
の木造建築でございまして、木造建築はいい
のですが、正面玄関
のところはタキロンで覆われていたり、それから屋根裏は新建材で裏板が張ってある。これでは台東区
の方々を受け入れられる、鬼首
の自然を味わう施設にならないだろうと。少なくとも玄関ぐらい、せっかくある鬼首
の木で囲おうではないかと。それから、屋根
の裏板以外は杉板で張ってみたいものだなと、そういう思いがありまして、一気に全部できません。この事業はこれから4年間継続でいきますので、地元
の方々ができる範囲
の中で、鬼首中学校校舎
のできる範囲を区切りながら、これぐらいやりたいというものがあれば、それに合わせて1年1年事業を申請して組み立てていきたいものだと、こんなふうに思っているところでございます。
○議長(遠藤悟君) 関議員。
◆10番(関武徳君) 鬼首地域は、本当に災害が余りにも近間隔といいますか、短い間隔
の中で続いたものですから、ぜひそういった部分を払拭する意味ではこうした事業、しかも地域
の皆さんが中心になってというふうなことは、行政からすれば願ってもない形だというふうに思っております。ぜひ、鬼首地区
の皆さん
のそのパワーを大いに発揮いただきたいと思っております。 あわせて、私、ことし
の夏に産業経済部長さん
のおひざ元、真山地区がずっと展開しています、東京
の子供たちと地元
の子供たちと
の交流にお邪魔してみたらば、私
の小学校学区であります四小
の児童も一緒に交えていただいて、竹トンボつくりから魚つかみから、焼いて食ったり、てんぷらにして食ったりというような、もちをついたりで、非常に有効な夏休み
のひとときを過ごさせていただいているようでありまして、本当にすばらしい子供たち
の目
の輝き、あるいはその生き生きとした活動に、これが交流な
のだなというふうな思いをいたしました。こうした東鳴子ゆめ会議にしてみても、あるいは鬼首地区
のこの山学校協議会
の活動
のこれから
の計画にしても、ぜひそうした活力というふうな部分を、多くその場で展開いただくそのことへ、ぜひつなげていただきたいと思います。 その中で、ぜひそのことは今
の計画どおり進めていただきたい
のですが、反面、真山地区
の交流
の場面に行ってびっくりしました。東京
の子供たちは、クワガタを見ても何を見ても、このクワガタは何々だというふうなことで、一つ一つ
の名前をすぐ、ぽんぽんぽんぽんと指を指して当てるそうな
のです。だけれども、地元
の子供はうん、うんという
のですか、なかなかぴっと出てこないという
のですか、だから意外と都市圏
の子供は、いろんな図書館やそういった施設
の中で
の勉強、あるいは目にする機会な
のでありましょうが、非常に自然
の部分が頭に入っているという
のですか。それで、地元
の子供が余りにも環境に恵まれていて、自分たち
の自然環境を使った遊び方も、活用
の仕方もわからないまま成長していっているというふうなその実態を、部長さん
のところ
のおひざ元
の交流
の場を見せていただいて非常に感じました。できれば、こういった山林資源というふうな自然豊かな場所
の体験というふうな部分
の中では、都市圏と
の交流もいい
のですが、大崎市内
の古川や、あるいはこっち
の平らなほうに住んでいる子供たちも、ぜひ学校
の体験授業になるかどうかわかりませんが、極力組み込んでいただいて、改めて自分たち
の地域
の自然学習というふうな部分、あるいは休み中にきちっと親子で楽しめるそのこと
の楽しみ方、あとはかなえば、修学旅行、今いろいろな中学校、高校、いろんな自然体験……
○議長(遠藤悟君) 関議員、一般質問になってきておりますので、ひとつ……。
◆10番(関武徳君) ああ、そうですか。ぜひ、そういう方向へ誘導するような事業推進をとらえていただきたいものだと思いますけれども、そうした支援というふうな部分、誘導というふうな部分は、しっかりとこの中にとらえられる体制下にありますか。
○議長(遠藤悟君) この際、会議時間を延長いたします。 富田産業経済部長。
◎産業経済部長(富田幸三君) 20万都市構想
の中でも、そういった部署がございますので、連携をしながら進めていくということが大事だというふうに思っております。手前みそですが、私も東京
の子供2人と古川四小
の子供3人と、一緒に暮らさせていただきました。関議員が感じたことと同じことを感じました。自分
の孫もそうなっていく
のかなというふうな思いをしながら、何とかしなければならないなというふうな思いであります。たまたま東京
の子供に聞きましたら、やはり去年、お父さんとお母さんと1週間、どこどこ
の島へ行ってやってきましたという、野外活動を物すごく積極的にやられている姿が答えに出てきているので、そういう場所がないからそういう格好になる
のだろうなというふうに思っております。 なお、来年度から農水省、文科省で、小学生
の修学旅行プランが本格的に出てくるようでございますので、前向きに取り組んでまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(遠藤悟君) 関議員。
◆10番(関武徳君) 次に進みます。 8款4項4目公園管理費、公園維持管理経費であります。修繕料160万、工事請負費100万が計上になっております。市内には公園と称するものが、たしか約80ぐらい
の数がある
のだろうというふうに思っておりますけれども、どういった部分
の修繕工事な
のか、お聞かせください。 あわせて、公園でありますから、常に市民
の皆さんが集えて使えてというふうなこと
の機能が果たされなければならない
のでありますが、なかなかその辺
の管理というふうな部分
の状況がどうある
のか、心配であります。その意味では、そうした修繕あるいは工事というふうな部分に入る中で、どのような修繕、修理工事
の採択基準というふうな部分がきちんと設定されて、このような状況になったならば、予算があるなしにかかわらず絶対的に修繕しなければならないというふうな、そうした基準をお持ちであればお示しいただきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 福原建設部長。
◎建設部長(福原磨君) それでは、まず初めに、修繕料
の内訳についてでありますけれども、これにつきましては鹿島台地区
の前迫公園、それから上戸公園
の遊具修繕として10万円、それから岩出山城山公園
の水道
の修繕、二ノ構ポケットパーク
の公園内施設
の補修、それから遊具
の修繕として150万円、合わせて160万円というふうになってございます。 それから、工事費
の100万円につきましては、岩出山内川沿い
のポケットパークと、それから親水公園に至る遊歩道にかかる木橋、2橋
の補修工事で、老朽によりまして、床板及び高欄
の一部が腐敗して危険な状態になっているというようなことで補修をするものでございます。 それから、公園遊具
の点検等々についてでございますけれども、この公園
の遊具
の点検につきましては、部所管
のものについては、全域で担当職員による日常点検、また専門業者によります点検を実施してございます。その際、業者より提出されます点検調査報告書を参考に、各支所ごとに修繕計画を立て、優先順位を決めながら修繕等を行っているというような状況でございます。これら
の判断等につきましては、国土交通省
の都市公園における遊具
の安全確保に関する指針、それから日本公園施設業協会
の遊具
の安全に関する基準(案)というものがございます。これをもとに昨年、市といたしまして大崎市公園遊具点検要領というものを作成いたしました。これに基づいて点検を実施しているところでございます。
○議長(遠藤悟君) 関議員。
◆10番(関武徳君) 点検基準もいい
のですが、しっかりと安全確保というふうな部分、あるいは草ぼうぼうでとても使えないというふうなことはないようにしていただきたいと思います。 ところで、ちょっと今回
のこの予算には関係なかったような
のですが、このごろ高速道路を走りますと、化女沼
の古代
の里
の建物
の屋根
の傷みぐあいが大変ひどいなというふうな……。あそこ
の通過車両は、1日に3万5,000台ぐらいというふうなこと
のような
のですが、あれらがとらえたときに、前は、ここに何がある
のだというふうな、非常に興味を引いた建物、公園だった
のですが、今は、何だあれというふうな、非常に避けたくなるような屋根
の状況が見えてきているようであります。あのことをいつまでも放置していい
のでしょうか。あれは修繕対象にはならないというふうなことな
のでしょうか、お聞かせください。 あとあわせて、田尻に行ってきましたけれども、切伏沼公園
の整備が終わって、ことしからスタートしたようですが、非常にきれいになっていました。えらい対照的でした。ただ、あの辺
の面積が広大なだけに維持管理は本当に大丈夫な
のかと心配な
のですが、その辺はしっかり体制は組まれている
のでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 福原建設部長。
◎建設部長(福原磨君) 御指摘をいただきました古代
の里
の修繕等々につきましては、以前から大分お話をいただいてございます。いろいろと指示をしてございまして、一体どのように、今後管理していく
のか。1つは、例えば一部役目を果たしたというようなことで撤去する
のか、それから新たに全部解体して新設をする
のか、それから一部補修をしてそれで足りる
のか、そういうことも踏まえて検討するように指示をしてございます。今後それらを踏まえながら、いずれ予算化するやもしれませんので、その節は……。 それから、切伏沼
の管理でございます。これにつきましては、除草経費、それから電気代等々を含めて約130万円ほどかかる予定になってございます。今お話がありましたように、非常にきれいになってございまして、それを県から引き継いだというような形になってございますので、今後ここ
の活用も踏まえながら、いろいろとその管理も踏まえ、なおかつ今後
の活用もいろいろと、管理組合もございますのでそちら
のほうと協議をしながら、今後進めていきたいと、このように考えてございます。
○議長(遠藤悟君) 関議員。
◆10番(関武徳君) ぜひ、古代
の里については、DC本番、いよいよ来年であります、あらぬイメージダウン
のロケーション
の一部にならないように、ぜひ対応をお願いしたい
のと、切伏沼は非常にいい公園になったようでありますけれども、なかなか維持管理する人、だれがいつまでやっていただける
のだという、そのこともちょっと心配なものでありますから、万全
の体制をおつくりください。 次に進みます。 9款1項1目消防総務費
の防災対策費474万4,000円。これはハザードマップ作成費、全戸配布分だというふうなこと
の先ほど
の答弁でありました。先ほど
の答弁
の中から、新聞紙大
の印刷で裏表というふうなこと
のようでありますけれども、実際
の縮尺というふうな部分はどういう縮尺になる
のか。あるいは、地域エリアはその新聞紙大なるマップに、どういった落とし込み方をする
のか。例えば、行政区単位な
のか、もっと広いエリアな
のか、その辺
の考え方を具体的に教えていただきたい。 あとそれぞれに自主防災組織が大分組織されているはずな
のでありますけれども、当然それぞれ
の地域地域
の中で活用する上では、自主防災組織
の推進力もおかりしなければならないところだというふうに思う
のでありますけれども、そうした部分
の中では、このハザードマップ作成に当たって、しっかりとした協議、協調が積み上げられて
の対応というふうなことになっている
のかどうか、ぜひその辺
のところをお聞かせいただきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) お答えします。 防災ハザードマップ
の仕様でございますが、A1サイズで2万分の1
の地図に避難場所、それから避難方向、それから施設情報などを表示したものでつくってまいります。それで、その縮尺でございますが、大崎市全体を8ブロックに分けてまいります。 なお、そのハザードマップ
の裏面には、防災発生時
の防災情報を載せた地域防災マップ、これを印刷してまいりたいというふうに考えております。なお、それについては、市民
の毎戸配布
のほかに自主防災組織、それから集会所等
の公共施設等にも配布をしてまいります。 それで、その自主防災組織と
の協調
の関係でございますが、こういう情報を一応差し上げておいて、防災訓練等に有効に活用していく、あるいは行政と共同してそういう訓練をしていく
のに生かしてまいりたいというふうに考えております。
○議長(遠藤悟君) 関議員。
◆10番(関武徳君) 当然生かしていただきたい
のでありますけれども、例えばこの裏表刷りで、家庭でどのような保管方法をする
のかわかりませんが、新聞紙大
の大きさを、しかも裏表でというふうなときに、どういったマップ
の力を、日常
の中で認識おきするため
の道具として使う
のか。非常に、いざとなったときに、あれ、どこに行けばいい
のだと、裏表ひっくり返して確認するようでは大変なことだなというふうな思いがしないわけでもありません。その辺
の使い勝手というふうな部分は、どういったとらえ方をなさっておられる
のか。 あと地域防災
の自主防災組織
の本部でありますけれども、当然、いざ事が起きれば、その本部機能がそれぞれ
の防災組織で立ち上がってというふうなことになる
のだろうと思います。その際に、やはり本部にはしっかりとした、新聞紙
の大きさと言わずもっと大きなものを、集会所にどんと張り出して、地域地域
の皆さん
の今
の現状がどういうことになっているかを即座に図面に落とし込める、そういった部分
のものを防災組織
のほうに配布する
のであれば必要だというふうに、私は思う
のでありますが、その辺
の考え方はこの474万
の中ではできませんか。
○議長(遠藤悟君) 佐々木危機管理監。
◎総務部参事兼
危機管理監兼防災安全課長(佐々木一彦君) 大変御心配をいただいております、このハザードマップ
の両面刷り
の関係でございますけれども、いわゆる洪水ハザードマップ
の部分と、それから建設部所管
の、今度は地震
の関係
の部分が、急遽補助事業
の部分で浮上してまいりましたので、その部分とあわせて両面刷りになるという考え方に立ってございます。当所管
の部分につきましては、あくまで洪水ハザードマップということでございますので、その基準については前段にお話しされたかと思いますが、100年に1度
の、いわゆる越流も含めた、内水も含めた水害想定区域
の、行政として
の責任上、法律で定められております避難誘導
の観点で示す地図でございます。 それから、自主防災と
のかかわり方ということでございますが、これも大変御心配をいただいておりますが、今後、その使途について
の拡大した図面という考え方は、この経費
の中では無理というふうに考えてございます。いずれ、自主防災
のスタートは、地震が起きた際
の地域
の守りをどうする
のかということで、地域でみずから地域に沿った、いわゆる防災マップを、危険も含めた箇所づくりで既に御利用していただいてございます。行政責任といたしましては、大規模な災害が起きた際にどのような、いわゆる地域全体
の部分で
の動きをしたらいい
のかということを示す意味で
の図面ということで御理解をしていただきたいと思っています。 以上です。
○議長(遠藤悟君) 関議員。
◆10番(関武徳君) それはわかっているつもりです。ですから、地図を何枚そこにぽんと置いても、地域でも当然つくっていますし、だからそのことも必要だといえばそのことな
のですが、できれば、いざ事が起きたとき、本部がいろいろな指示を出す際にも、どんと集会所
の真ん中に張り出せるような、それでこっちに行け、あっちに行けというふうな、そういったときに使えるようなマップなんかもあると非常にありがたい
のではないかなと、避難所です。そんな思いをしたものですから、とらえてみてください。 次に進みます。最後になります。 議案第126号大崎市子育てわくわくランド条例であります。 大分その考え方、とらえ方、確認したつもりな
のですが、このごろ
の社会状況として、非常に突如として変質者という
のですか、不審者という
のですか、町なか
の便利な場所に設置がゆえに、多種多様な方々が往来するというふうな状況になる
のだろうと思います。その際に、臨時職員
の方々も含めてというふうな職員体制であります。しかも、いざとなれば、非常に通路が、動線が限られる建物であります。そうした際に、そういった不審、あるいは不審行動者から子供たちを守るというふうなことが非常に大きなポイントになってくる
のだろうというふうに思う
のでありますけれども、その辺
の体制は万全でしょうか、お聞きします。
○議長(遠藤悟君) 村上民生部長。
◎民生部長兼社会福祉事務所長(村上恒夫君) 何分にも商業施設
の中
の2階ということでございます。まず、安全対策といたしましては、利用者については先ほど答弁させていただきましたけれども、一応登録制とさせていただきたいというふうに思っているところでございます。不審者につきましては、従来、保育所など
の児童福祉施設にネットランチャーとかスプレーとか、そういう部分を常備しておりますので、同様
のものを考えているところでございます。さらには、避難訓練なども行いながら、万全に備えていきたいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 〔「終わります」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 質疑
の途中でありますが、暫時休憩をいたします。 再開は午後5時25分といたします。 ------------ 午後5時11分 休憩 午後5時25分 再開 ------------
○議長(遠藤悟君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 質疑を続行いたします。 17番三浦幸治議員。
◆17番(三浦幸治君) この時間になると、大変皆さんもお疲れ
のようでございますので、私は簡単に、ごくスムーズに質疑をしますので、市長も大分お疲れ
のようでございますので、市長はきょう
の朝、この三本木庁舎に参るとき、公用車で居眠りをしていたようですから、非常にこれ、安倍晋三にならないようなことを御期待申し上げますので……。 それでは、私から質疑をさせていただきます。 まず、議案第119号、労働費、松山働く婦人
の家管理費31万5,000円
の内容等をお聞かせください。
○議長(遠藤悟君) 佐藤松山総合支所長。
◎松山総合支所長(佐藤眞君) 働く婦人
の家管理経費31万5,000円
の光熱水費
の補正追加についてお答え申し上げます。 本来、施設等
の維持管理経費等につきましては、その積算について前年度、18年度
の支出実績、さらには施設
の利用状況等を加味しながら予算積算すべきところでございましたが、平成19年度
の当初予算要求におきまして、18年度、同額を予算要求し、積算したと。そういうことから過少積算でございました。さらには、4月から7月まで
の電気使用料
の支出実績を見ますと、当初、月5万円くらい
の予算を要求しましたが、実績で7万2,000円くらい。2万から2万2,000円くらい
の増額
の請求となっております。そういうことから、平成19年度当初予算額
の66万が、年内12月中で、一応消化するような形になりました。そういうことから、今回31万5,000円
の追加計上を願うものでございます。 よろしく御理解お願いしたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 三浦議員。
◆17番(三浦幸治君) それでは、この働く婦人
の家は単独
の一軒家な
のですか。
○議長(遠藤悟君) 佐藤松山総合支所長。
◎松山総合支所長(佐藤眞君) お答え申し上げます。 働く婦人
の家につきましては、昭和57年1月に勤労婦人
の文化教養施設として建設したものでございます。旧松山町当時につきまして、その北側に公民館があったところに、働く婦人
の家を南側に建てたと。その後に青少年交流館、現在
の北側ですけれども、公民館を解体した後に、その青少年交流館を一体として整備したと。そういう形で、構造上は、働く婦人
の家と青少年交流館が一体上
の構造になっている状況でございます。
○議長(遠藤悟君) 三浦議員。
◆17番(三浦幸治君) 一体ということであれば、この光熱費という
のは一体
の事業経費を出さなければ……。それとも、この1つ
の館に3つ入っていて、3分割をして光熱費をやっている
のか。今話を聞くと、この家
の中にエアコンが入ったような状況ですけれども、これは昨年入った
のですね、ことしですか。
○議長(遠藤悟君) 佐藤松山総合支所長。
◎松山総合支所長(佐藤眞君) 働く婦人
の家
のほう
のエアコンにつきましては、旧松山町時代、平成17年度に暖房器具
の老朽化に伴いましてエアコン
の整備をしました。大崎市になりまして、平成18年6月補正だったと思いますけれども、一部エアコンに切りかえした関係で電力
の容量、それらに不都合が生じましたので、大崎市になりまして、平成18年6月補正で電力供用
の関係
の配線がえを実施したところでございます。
○議長(遠藤悟君) 三浦議員。
◆17番(三浦幸治君) 今1カ所に公民館、青年交流館、働く婦人
の家、それをこの電気、光熱費は分割している
のかどうか、3分割に。
○議長(遠藤悟君) 佐藤松山総合支所長。
◎松山総合支所長(佐藤眞君) どうも答弁漏れがありまして申しわけございません。 電力
の供用量
のあれにつきましては、松山働く婦人
の家と青少年交流館が一体でございまして、1つ
の容量になっております。それぞれ予算要求
の時期におきましては、働く婦人
の家
の方
の光熱水費、さらには青少年交流館
の方
の光熱水費も一応案分したような形で、大体4対6というような形で
の予算要求で措置をしているところでございます。
○議長(遠藤悟君) 三浦議員。
◆17番(三浦幸治君) 案分した予算要求をしているということでございますけれども、今回この31万5,000円という
のは、働く婦人
の家
の管理経費
の中に光熱費が入っているということで、相当この働く婦人
の家では利用率が非常に高いと思う
のです、それだけ光熱費がかかるということは。利用状況はどのようになっている
のか。
○議長(遠藤悟君) 佐藤松山総合支所長。
◎松山総合支所長(佐藤眞君) 平成17年度を参考に申し上げますと、年間で
の利用件数が608件になっております。18年度におきましては649件、約41件ほど増となっている現状でございます。ちなみに、現在4月から8月まで
の状況では、295回
の利用回数となっている状況でございます。
○議長(遠藤悟君) 三浦議員。
◆17番(三浦幸治君) 608回と六百何回で四十何回がふえているということ、そこで利用している人は1回何人ぐらい利用している
のか。それによってこの光熱費が多くなったということであれば理解ができますけれども、そういうものをきちんと加味しないで、そして何だかふえたから補正に組めば何とかなる
のではないかというようなことな
のかどうか、その辺を……。
○議長(遠藤悟君) 佐藤松山総合支所長。
◎松山総合支所長(佐藤眞君) 先ほども申し上げましたように、平成19年度
の当初
の予算要求
の時点で、平成18年度当初
の同額を見込んだと。それが主な原因でございます。そして、平成18年12月には、さらに16万ほど
の追加計上を願った経緯がございますから、それらを本来19年度予算要求するときは、18年度
の実績、あるいは補正等を見ながら要求すべきところでございましたが、そういう過少請求があったということで御理解をいただければと思います。
○議長(遠藤悟君) 三浦議員。
◆17番(三浦幸治君) 支所長がかわったばかりだから、それで今回はそのような状況だということであれば御理解はしますけれども、やはりその辺は、三本木
の総合支所長が松山に行ったということで、余り責めることはしませんけれども、やっぱり最初からその同じ建物
の中に入って、3分割をして光熱費というものを出すわけですから、その辺は十分に当初予算
の中で組み入れるような、回数がこれだけ四十何件もふえているわけですから、人数もふえているわけですから、そういうことで、その辺をきちんとした予算請求をするものではなかろうかと、こう思いますけれども、これからきちんとした対応をとっていただきたい。 次に移ります。余り時間
のロスにならないように……。 次は、24ページ
の農業研修センター管理費
の中で、鬼首基幹集落センター管理経費、この修繕料
の中身を教えてください。
○議長(遠藤悟君) 我妻鳴子総合支所長。
◎鳴子総合支所長(我妻茂君) 集落センター
の外部にあります集水ますが壊れましたので、それ
の修理費でございます。
○議長(遠藤悟君) 三浦議員。
◆17番(三浦幸治君) この中で修繕料と、このようになっておりまして、管理センター
の集水ますと今言いましたけれども、それは今回初めて、それがちょっとまずいという
のを発見したわけですよね。それは、前からそういう兆候があったというようなことはなかった
のですか。
○議長(遠藤悟君) 我妻鳴子総合支所長。
◎鳴子総合支所長(我妻茂君) センター建設が62年6月に完成されているということでございましたので、築21年ということでございますので、そういう中で集水ますが壊れたということです。殊に、108号
の崩落関係で消防車等
の大型自動車も大分出入りしたというような経緯もありますので、それらが、もしかしたら少し亀裂が入っている
のに乗ったということで、集水ますと、それからあと、それ
のフレーム、グレーチングですか、これらも全部一式交換するというような状況になってございます。
○議長(遠藤悟君) 三浦議員。
◆17番(三浦幸治君) 崩落した後に、そこに消防車が行って、また2次災害みたいなことになっているという、何か鬼首
のほう、災害に本当に襲われて大変だなと、このように思っていますけれども、やはり昭和62年
の建物だからそういう
のかなと思いますけれども、そういうときに大型が入ったり、そういうときはやっぱり点検をしながらきちんとやらないと、相当傷んでいるセンターですから、その辺を心がけていただきたいと。 それと、その項目
の中にある田尻農村環境改善センター管理費、この施設補修工事費
の中身を教えてください。
○議長(遠藤悟君) 簡野教育次長。
◎教育次長[生涯学習](簡野寛義君) 田尻農村環境改善センター管理費
の50万
の補正予算
の内訳でございますが、今回
の補正
の内容は雨漏り
の修繕料でございます。この田尻農村環境改善センターにつきましては開所して19年ほどたちまして、この当施設
の管理につきましては、当初から教育委員会が管理をしていまして、公民館を兼ねて使っております。そういうことで、今回
の補正
のところにつきましては、利用度
の高い1階多目的ホール
の軽運動室が、窓ガラス
のコーキングが劣化いたしまして、これを修繕、補修する工事請負費でございます。
○議長(遠藤悟君) 三浦議員。
◆17番(三浦幸治君) 雨漏りという
のは、今今降ったからすぐ漏れるわけではないですから、前からしばらく時間がかかって雨漏りするわけですから。台風が来たから雨漏りした
のですか。そのときわかった
のですか。
○議長(遠藤悟君) 簡野教育次長。
◎教育次長[生涯学習](簡野寛義君) この施設につきましては、19年を過ぎているというところで、窓枠
のコーキングが劣化した時点で、たびたび雨
の強い日とかそういうときがありました際には、どうしても雨漏りがありまして、これまで我慢をして使用していたという状況でございます。今回それぞれ
の社会教育施設
の調査をいたしまして、全施設
のある程度
の概要がまとまった時点で、この施設整備計画
の中で修繕をするということで、今回、特にひどい場所について補正をした状況でございます。
○議長(遠藤悟君) 三浦議員。
◆17番(三浦幸治君) わかりました。それで、総務部長にお聞きしますけれども、この鬼首基幹集落センター管理経費と、田尻農村環境改善センター管理費、同じような位置づけだと思う
のですけれども、管理費と管理経費という
のはどこが違う
のですか。字が違うと言われればそれまでな
のですけれども、同じ建物
の中でこういう使い分けをするという
のは何かあるわけですか。
○議長(遠藤悟君) 遠藤総務部理事。
◎総務部理事[
財政課長事務取扱](遠藤猛雄君) 御質問
の管理経費と管理費
の違いでございますが、私どもといたしましては、特に違いを意識しているわけではございませんので、今御質問ありましたようにいろいろ誤解を招きますので、次年度以降は整理をしたいというふうに考えてございます。
○議長(遠藤悟君) 三浦議員。
◆17番(三浦幸治君) なかなかいい答えです。それ以上
のことは、私言えない
のです。それが別な角度からいえば話が違う
のですけれども、用意はしていた
のですけれども、そのように言われると何も言えなくなる
のです。 それでは、これからはこういう字句等には、統一性
のある字句を使ってもらうということでよろしいですね。
○議長(遠藤悟君) 遠藤総務部理事。
◎総務部理事[
財政課長事務取扱](遠藤猛雄君) そのようにさせていただきたいと思います。
○議長(遠藤悟君) 三浦議員。
◆17番(三浦幸治君) 次に移ります。 次は、中学校費
の34ページ、教育振興費
の中
の13歳
の社会へ
のかけ橋づくり事業という内容等をちょっとお聞かせください。どのような内容ですか。
○議長(遠藤悟君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) それでは、この事業
の目的等についてお話ししたいと思います。 この事業
の主たる目的は、小学校から中学校へ移行し、不安と期待
の入りまじった多感な時期である13歳、いわゆる中学1年生に焦点を当てまして、県内公立中学校
の1年生が、社会と
の接点となる体験活動を行うことによりまして、思いやり
の心であるとか、社会奉仕
の心や公共心、あるいは勤労観などをはぐくむ、これは県教育委員会から
の補助事業ということになっております。大崎市においても全中学校で実施するものでありまして、本年度で補助3年目という事業でございます、内容でございます。
○議長(遠藤悟君) 三浦議員。
◆17番(三浦幸治君) これは大崎
の市立学校が11校ですか、中学校。それ
の34万何がしの、それは1校当たり幾らという配分になる
のですか。
○議長(遠藤悟君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) お話し
のとおり、児童生徒数によって各学校へ
の配分が違ってまいります。
○議長(遠藤悟君) 三浦議員。
◆17番(三浦幸治君) それであれば、例えば三本木中学校、13歳、3クラス、まず90名としても、これでいくと大体1人当たり300円ぐらい
の事業経費だと思いますけれども、それは間違いないですね。
○議長(遠藤悟君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) 先ほど申し上げましたとおり、中学生全部ではなくて13歳ということで、1年生
の生徒ということでございますので、その計算でいきますと、ちょっと今、計算できていませんけれども、議員お話し
のとおり、大きな金額ではございません。
○議長(遠藤悟君) 三浦議員。
◆17番(三浦幸治君) それで、社会奉仕とかいろいろ言っていますけれども、きのう三本木
の校長先生とお会いして、この授業内容を聞いてきました。授業中にボランティア
の活動をやったり、ごみ拾いをやったり、そこ
の百才館に来てお年寄り
の介護
の勉強をしたりという、そういう授業だということでございますけれども、そういう授業を各学校において、教育委員会
のほうにどういう内容で全部出している
のか。全部、11校から出ていると思いますけれども、その辺はきちんとしたものが出ていると思いますけれども……。
○議長(遠藤悟君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) 議員お話し
のとおり、補助申請もしなければなりませんし、教育委員会
のほうに各学校から、その年度
の取り組む事業内容とか、実施月日等
の申請をいただいておりますし、また事業が終われば、どのような成果があったかというような報告なども、こちらでちょうだいいたしております。
○議長(遠藤悟君) 三浦議員。
◆17番(三浦幸治君) 私がなぜこれを言うかという
のは、いいですか、今学力低下とかなんとかになって、ゆとり学習とか総合教育とかなんとかと入ってきまして、今土曜日、日曜日休みだというところで、本来ならば、学力低下
のために、これからは土曜日も多少やろうやとか、そういうことを授業
の中に入れようやという考えがある
のです。その中において、このかけ橋事業を授業中にやるというと、何か授業がちょっと問題ではない
のですかと。私は学力低下に輪をかけるような事業と思いますけれども、それはいかがでございますか。
○議長(遠藤悟君) 澁谷教育委員会参事。
◎教育委員会参事(澁谷秀昭君) 今、学力低下と
の絡みで
のお話がございましたが、まず学力
のとらえ方によっても異なってくる
のではないかという
のが、大前提である
のではないかと。学力というものは、議員御指摘
のとおり、数値的なものでとらえられる学力と、それからもっと幅広く、心
のありよう、あるいは体力、意欲、そういったようなものまで含めたものを学力というふうなとらえ方をしている状況だと思います。 ただ、今御指摘ございましたように、数値ではかれる学力
のほうにつきましても、当然力を注いでいくべきものというふうな認識をしておるところでございます。教育課程
の中で、数値的なものではかれる学力と幅広い意味で
の学力をどのようにバランスをとっていくかということが、大変大きな課題というふうに認識しておるところでございますので、今御指摘いただきましたことなども十二分に参考にしながら、これから
の学校教育
のほうに生かしていきたいというふうに考えておるところでございます。
○議長(遠藤悟君) 三浦議員。
◆17番(三浦幸治君) いろいろそういう話が出ましたけれども、それでは教育委員会として、この事業が魅力ある事業だと思いますか。
○議長(遠藤悟君) 澁谷教育委員会参事。
◎教育委員会参事(澁谷秀昭君) はい。各学校
のほうで、今、次長
のほうからお話がございましたように、計画書と、それから報告書を出していただいております。それで、計画
のほうにつきましては、ある程度、ボランティア活動とか体験活動、社会奉仕活動、そういったような大きなフレームで示している程度でございまして、具体的にあれをしなさい、これをしなさいというふうな縛りはかけてございません。ですから、各学校におきまして、その地域
の実態等に合わせた体験活動をしていると。例えば、三本木中学校でしたら、こちら
の百才館
のほうに来て奉仕活動をしているとか、それぞれ各学校
のほうで独自
の計画を立てて実践しているところでございますので、私どもといたしましては、意義ある活動をしているというふうな認識をしております。
○議長(遠藤悟君) 三浦議員。
◆17番(三浦幸治君) 意義ある活動だということであれば、では11校
の校長先生方と教育委員会
の皆さんは、この事業についてどういうことをやっていますか、どうですか、おっくうではないですかとか、授業に支障を来しませんかとか、そういう話はしていますか。
○議長(遠藤悟君) 澁谷教育委員会参事。
◎教育委員会参事(澁谷秀昭君) この事業について、個別に各学校
の校長先生お一人お一人からヒアリング等はしておりませんが、今お話をいただいたことを十分に加味しながら、各学校
の校長先生方に、このことだけでなくて、この事業も含めて御意見等、感想等も聞く機会を、今後設定していきたいというふうに考えております。
○議長(遠藤悟君) 三浦議員。
◆17番(三浦幸治君) こういう事業をきちんとやって、学力に対しても、やはりこの大崎
の学校がレベルアップするように、そのためにはこういう事業を通しながらというような思いですけれども、私はやはり授業
の時間が少ないために、そういうところまで手が届かないと、それでこういう事業をこの34万云々でどのように活動して、今後
のためになる
のか、そういう思いでお話をしているわけですから、何もこれがだめだとかでなくて、こういうものを通して教育現場
の方々と意思疎通を図って、こういう事業に取り組みながら、まず、この事業
の中で学力が向上するような取り組みをしていただきたいと思う
のですけれども、そういう内容でお願いしたい
のですけれども、よろしいですか。
○議長(遠藤悟君) 澁谷教育委員会参事。
◎教育委員会参事(澁谷秀昭君) はい。今、議員さん
のほうから御指摘ありましたことを十分に踏まえながら、学力向上に取り組んでいきたいというふうに考えております。 ありがとうございました。
○議長(遠藤悟君) 三浦議員。
◆17番(三浦幸治君) それではまた、学校
の関係で、学校給食費
のほうに移ります。 これは、旧三本木町で合併協議会
の中でも、幼保一元化
の中に交流センターも含めて、給食センターというものをプロジェクト
の中で入れて、合併協議会でやってきた事業だということでございますから、ここまでようやく来たなと。今度は変更も何もないでしょうねという御父兄もいらっしゃいましたので、きちんとあした話をしますからと言ってきましたので、そういうことで、今回
のこの施設
の整備事業についてですけれども、先ほど来から何百食云々とお話があるようでございますけれども、私は松山と
の供給断念をした時点で、ここに単独で来ると、こういうふうには思っていなかった
のですけれども、単独で来るということですけれども、この施設を、やはり今後
の大崎
の南地域
のことを考えるならば、800食にかかわらず、千何食までいけるように、どうせこれからほか
の地域で老朽化が進んで、それを解体したりなんなりして、また金がかかるわけですから、その辺も踏まえてこの施設をゆとり
のある施設にしていただきたいと思いますけれども、それはお考えになっている
のでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) 現段階では、三本木小学校、そして三本木中学校に提供する給食のみ
のセンターとして
の位置づけで取り組んでまいりたいと思っております。
○議長(遠藤悟君) 三浦議員。
◆17番(三浦幸治君) 私は、今、三本木小学校、中学校、それはわかりますけれども、やはりこれから松山
の-ずっと自校方式でいきますよという施設が、あと何年ぐらいもつ
のかなと心配をしているわけです。そのときに財政云々で同じ地域、三本木と松山に同じようなものを2つも今後つくっていくという
のは、非常に難しい段階に入る
のではないかと思って、せっかくこういう施設をつくる
のですから、それは多少余裕を持ったものをつくり上げたほうがいい
のではなかろうかという思いですけれども、その辺も視野に入れる
のかどうか、これから。
○議長(遠藤悟君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) 大変、先を見据えて
の対応というようなことで、それはそれで大変大切な視点だろうと思っておりますけれども、現段階ではそこまで
の余裕がなくて、当初、旧三本木町さんで計画してこられた給食センター
の部分
の-幼稚園
の配給
の部分だけを除いた部分で建設していくという考え方にとどまっております。
○議長(遠藤悟君) 三浦議員。
◆17番(三浦幸治君) そういうことであれば、今回この施設に対して公設公営な
のか、公設民営でやるつもりな
のか。どちらな
のか、お聞かせください。
○議長(遠藤悟君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) これから
の給食センターは、現段階ではこの部分しかございませんけれども、これからやっていく部分については、今回
の部分も含めて公設民営を視野に入れてやっていきたいという考え方を、基本的に持っております。
○議長(遠藤悟君) 三浦議員。
◆17番(三浦幸治君) これからというと、これもその視野に入れるということでよろしいですか。
○議長(遠藤悟君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) 今回
のこの部分も視野に入れているということでございます。
○議長(遠藤悟君) 三浦議員。
◆17番(三浦幸治君) やはり、新しくなる場合は、三本木小学校
の今
の給食からこちらに移るわけですから、働いている方々はそっくり移動できるわけです。ただし、公設民営になると、その辺
のとらえ方が労働条件
の関係で、いろいろ変わってくるわけです。ですから、やはりこれから行財政改革をやっていきましょうというとき、このような建物を建てたときが一番いいチャンスな
のです。 そういうことで、その辺も、私は視野に入れて十分検討していただかなければならないと思いますけれども、まだ考えは変わらないで今後検討するだけで、何かいい案は、どういう案でやる
のか。
○議長(遠藤悟君) 大石教育総務課長。
◎教育委員会教育総務課長(大石典行君) ただいま
の御質問については、前
の議会でもお答え申し上げております。基本的な考え方は、今、相澤次長が申し上げましたように、公設民営を基本としていると。前回
の議会でその際、今雇用されている三本木小学校
の非常勤職員
の処遇をどうする
のかというような御質問をいただいて、そのときは、仮に民間委託となれば、その方々も含めて採用をお願いしたいというようなことをお答え申し上げております。 ただ、今雇用している非常勤
の方々、60歳を超えても雇用している方も若干おりますけれども、毎年定年退職者、それから基本的には60歳で職員も定年退職となりますので、そういう方々
の入れかえも、今後オープンするまで人が動いていきますので、もしそういうことで配置転換も可能であれば、そういうことも視野に入れながら、最終的にその方々
の処遇を検討していきたいというふうに考えております。
○議長(遠藤悟君) 三浦議員。
◆17番(三浦幸治君) それであれば、公設民営という方向性が定まってきたようでございますけれども、やはりその中に、何百食もやっている給食センターもありますし、ただし学校給食を民営するという
のは、民間
の仕事をやっている人は大変厳しいところがあります。春休み、夏休み、冬休みが休み。その間
の雇用条件があるわけです。そういうところでいろいろ、場面場面にある会社もありますので、今そういう会社がどういう方向でやっているかという
のを、これから調べて、私に入ってくるようになっていますけれども、そういう労働条件
の問題等も踏まえて、やはり民営化でやる
のだという
のであれば、今きちんとしないと20年ですか、それら
のやり方でいくと非常に時間がなくなりますので、その辺はきちんとした検討をとらえていただきたいと、このように思っていますので、その辺は十分な検討をしてもらうと。そうしないと、このせっかく
の待ちに待った、旧三本木町
のPTAから何から、皆さん方が待ちに待った給食センターですから、それを視野に入れて、これが大崎
のこれから
の公設民営に移るという委託
のひな形にでもなるような、きちんとしたものをつくっていただきたい。そういうことですから、その辺よろしくお願いしたい
のです。教育長もそういう考えでございますか。
○議長(遠藤悟君) 相澤教育次長。
◎教育次長[学校教育](相澤広務君) ただいま
の御意見、十分承りまして取り組んでまいりたいと思っております。
○議長(遠藤悟君) 三浦議員。
◆17番(三浦幸治君) それでは、長々とやってもだめですから、私はこの辺で終わらせていただきますので、以上で終わります。
○議長(遠藤悟君) 次に進みます。 49番佐藤清隆議員。
◆49番(佐藤清隆君) きょうは私が最後ということ
のようであります。皆さん大変お疲れ
のようでありますので、簡単、簡潔にお尋ねをいたしたいというふうに思います。 それで、議案第119号
のこの説明書
の4ページ、歳入でありますが、まず地方交付税4億1,835万7,000円
の補正計上であります。補正後
の額が166億6,835万7,000円ということでありますが、これは19年度
の年度末
の見通しというか、予測はどうなっている
のでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 遠藤総務部理事。
◎総務部理事[
財政課長事務取扱](遠藤猛雄君) お答えを申し上げたいと思います。 ただいま19年度
の年度末は幾らになるかということで、数字をお話しいただきました
のは、普通交付税と特別交付税を合わせた数字でございます。普通交付税につきましては、7月
の本算定で決定いたしました
のが151億1,022万5,000円でございます。それで、今回9月補正として4億1,835万7,000円を計上させていただきましたけれども、留保している財源として約4,100万ほどございます。 それから、特別交付税につきましては、当初予算で18億計上させていただきまして、合併
の包括措置
の減少になる分、あるいは平成18年度
の交付実績、これらを踏まえまして6月補正で2億円減額をさせていただきました。いろいろニュースを見てみますと、新潟
の地震を初め、あるいは台風
の災害というようなこともございまして、そちら
のほうに、あるいは特別交付税が重点配分される
のかなというようなことも考えますと、特別交付税は、やはりその16億からふえる
のはなかなか難しい
のではないかなというふうに見ているところでございまして、合わせますと約167億が平成19年度末
の決算として
の見込みかなというふうに思っているところでございます。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆49番(佐藤清隆君) そうすると、特別交付税と合わせて167億ということですが、普通交付税のみだと幾らになりますか。
○議長(遠藤悟君) 遠藤総務部理事。
◎総務部理事[
財政課長事務取扱](遠藤猛雄君) 普通交付税ですと151億1,022万5,000円でございます。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆49番(佐藤清隆君) けさ佐々木啓一議員も触れましたですけれども、8月1日
の大崎タイムス
の新聞を見まして、合併市町は減額という、その新聞
の隣に、たまたま8月4日に執行されました涌谷町長選
の候補者
の顔が並んであった
のです。合併しなかった町は増額と。合併した市町は減額と。こういうことで、何だ、話が違う
のでないかということで、たまたま涌谷
の現職町長さんは、合併しなくてもこのように交付税が増額になった
のだということを、特に町民に訴えたものだから、圧勝したということだった
のです。 ところが、我々が合併する前、県
の方から合併を促進するために、多分何回か説明会に来たわけな
のですが、そのときにいろいろな優遇措置がある
のだと。その1つに、いわゆる合併後10年間は、交付税については算定がえ補正でもって、合併前
の交付税を保障しますよと、こういうお話だった
のです。ところが、それには私は疑問は持っていた。もしも全国一斉に、一、二
の三で合併をやったならば、大分そういったような優遇措置をする町がいっぱいになるわけですから、それでなくてさえも国
の財政が厳しい中で、そんなことはあり得ない
のではないかという質問なんかもあった
のですが、そのとき
の県
の説明は、国を信ずるしかないと、こういう話だった
のです。こうして結果を見ると、とてもじゃないけれども国を信ずることができないということであります。これに対して伊藤市長
のコメントも載っていますが、遺憾であると、今後改善を求めていきたいと、こういうコメントでありますが、何か8月1日以降、アクションを起こした
のでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 伊藤市長。
◎市長(伊藤康志君) 市長会あるいは県北合併自治体連絡協議会を通しまして、そのコメント
の内容で申し入れをいたしております。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆49番(佐藤清隆君) さすが行動
の伊藤市長であります。 それで、合併した場合
の一本算定という算出方法があるわけですけれども、合併算定がえ
のその差額、それはどうなっている
のでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 遠藤総務部理事。
◎総務部理事[
財政課長事務取扱](遠藤猛雄君) 今
の質問にお答えする前に、合併した場合と合併しない場合というふうな御質問もさきにございましたけれども、私たちといたしましては、合併したことによって交付税が減るというようなことはないというふうに考えてございます。 それで、今お話がございました一本算定と合併算定がえ
の違いでございますけれども、担当は一本算定あるいは合併算定がえという言葉を知っている
のですが、なかなか御存じない方もございますので、改めて説明をさせていただきたいと思います。 一本算定という
のは、通常
の交付税
の算定方法でございます。旧1市6町が合併して大崎市となりましたけれども、大崎市として普通交付税を算定する
のが一本算定でございます。それから、合併算定がえという
のは、大崎市として交付税を算定する
のではなくて、まだ旧1市6町が合併しなかったとして存在するというふうに仮定をいたしまして、それぞれ普通交付税を計算しまして、合わせたものが合併算定がえでございます。 それで、この合併算定がえ
の期間でございますが、御質問
の中にもございましたように、10年間は合併しなかったとして計算をして、その集合した額を交付税として交付するということでございます。ただ、この10年間という
のは、旧合併特例法によって合併しました大崎市は10年間でございますけれども、その後に新法で合併しました
のは9年間とか7年間とか5年間とか、そういうふうに、随時、年数は下げられていってございます。 それで、この10年間合併しなかった場合として算定するということでございますけれども、これは合併前
の普通交付税
の額をそのまま10年間据え置くということではございません。なかなかこの辺、勘違いされるところでございますが、合併する前
の額を10年間据え置くということではなくて、その年その年
の事情あるいは交付税
の制度に基づきまして、合併しなかったとして計算した場合
の集合
の額でございます。ですから、旧1市6町が今までどおりあったとして普通交付税を算定するわけですから、合併したからどう
の、合併しないからどう
のということではなくて、合併して行政コストは下がって、本当は普通交付税は下がる
のですけれども、10年間は合併しないものとして計算をしていただきますので、行政コストが高いままで
の計算になりますから、合併算定がえ
のほうは多く交付されるということでございます。 それで、御質問
の中にございました合併算定がえによる加算額でございますけれども、今年度
の交付基準額ベースで申し上げますと、34億4,340万円。大崎市として一本算定した場合と、これが合併しなかったと仮定して計算した場合
の差額が34億4,340万円でございまして、これは加算額ということで交付されているわけでございます。 なお、このほかに合併
の補正というものがございまして、合併した市町村に5年間交付されるものもございまして、これが単年度で3億5,600万ほどございますので、先ほどお話がございました、合併しなかったほうが合併したよりも交付税が上回るということはないという
のは、この辺から御理解いただける
のではないかなというふうに思います。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆49番(佐藤清隆君) 午前中
の説明にもありましたように、交付税
の額という
のは、基準財政需要額が、その年その年で変動するということもありますし、基準財政収入額と
のギャップというか、差額が交付税ということでしょうから、そういうことで一概に合併云々ではないということは、けさ
の答弁でも理解はいたしたわけではございます。 そうすると、今言った34億4,000万、一本算定と、いわゆる算定がえ
の差額がそのように算出されると。合併
の優遇は、そうするとあらわれていると解釈してよろしい
のでしょうね。
○議長(遠藤悟君) 遠藤総務部理事。
◎総務部理事[
財政課長事務取扱](遠藤猛雄君) 先ほど御回答申し上げましたように、合併しますと行政コストが低くなりますので、本来であれば少ない交付税で済むということになるわけですけれども、そこは合併した恩典といたしまして、10年間合併しないものとして、ことし
の額ですと34億4,340万円が交付されるということでございます。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆49番(佐藤清隆君) これはやっぱり、10年という
のは保障してもらわなければなりませんです。合併したからといって、行政コストがどんと下がるはずはない
のです。議員
の数を減らすとか、市長、助役
の数が減るという程度では、あとはそんなに行政コスト
の削減につながってこないと。これはやっぱり何年か経過すればこそ、初めてその効果が出てくるということでしょう。 次に進みます。 8ページ
の総務債で、地域自治組織支援基金積立事業債ということで、これも佐藤昭一議員から質疑があったわけでありますが、5億
の積み立てをすると。4億7,500万を借りて、あと500万を一般財源から……。5億を積み立てするということでありますが、この積立額
の果実を生むため
の運用という
のはどういう形でやっている
のでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 高橋市民協働推進部長。
◎市民協働推進部長(高橋幹夫君) ただいま
の質問
のとおり、5億円
の積み立て
のために合併特例債
の発行をしまして、4億7,500万というふうな歳入でありますが、これにつきまして基金運用しているわけでありますが、今回補正させていただきました1,239万9,000円もあるわけでありますが、今現在、これにつきましては国債運用ということで、毎年6月と12月に配当されるということでありますが、今回は12月に配当される部分
の1,239万9,000円を補正させていただいているものでございます。それ以上詳しいことは、会計管理者
のほうから回答申し上げます。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆49番(佐藤清隆君) 国債で運用していると。これは利回りは幾らでしょう。
○議長(遠藤悟君) 大場会計管理者。
◎会計管理者兼会計課長(大場光政君) 20億円
の国債でございますけれども、1.597でございます。それから、額面
の9億円
の2年国債でありますけれども、これは0.981でございます。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆49番(佐藤清隆君) これはあれですか、今
の運用としては最も有利な運用な
のでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 大場会計管理者。
◎会計管理者兼会計課長(大場光政君) この運用につきましては、毎日金利が動いておりますので、たまたまこの国債を購入した時期は利率
の高い時期ということで、今はこれを下回っておる状況でございます。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆49番(佐藤清隆君) それから、次に進みますが、いわゆるチャレンジ事業交付金です。 1回目、7月8日にプレゼンテーションをやって、13団体から申請があったけれども、7団体に絞ったと。その外れた5団体という
のは、しゃべり方が下手だからというふうに、ちょっと承った
のですが、それだけ
の内容な
のでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 高橋市民協働推進部長。
◎市民協働推進部長(高橋幹夫君) これまでも回答申し上げてまいりましたが、決して言葉とか話し方、そうでないと、私みたいな話
の下手な者は最初からだめみたいな形になってしまいますので、決してそうではありませんで、その提案してきた事業が、地域
の皆さんとどのような連携を持たれている
のか、理解が得られている
のか、それからこれまで継続してきた部分から、さらに一歩踏み込んだ内容になっている
のかとか、総合的に判断させていただいたところでございます。 それで、中には1回目、残念ながら採択されなかった団体も、後期にまた再度チャレンジというふうなことであります。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆49番(佐藤清隆君) ほろわれた5団体も再チャレンジというか、チャンスがあるということですが、なぜ外さざるを得なかったかという代表的な事例、こういうことだったというようなことを1つ挙げていただければと思います。
○議長(遠藤悟君) 高橋市民協働推進部長。
◎市民協働推進部長(高橋幹夫君) その事業自体が、地域と
の連携等がまだなかなか図られていない部分とか、案としては出されてきましたけれども、波及がどのようにある
のかとか、そういうふうな形
のところもあります。それから、それぞれ
の地域によっていろいろ特色ある提案がなされてきたところでありますけれども、これはチャレンジ交付金でやらなくとも、基礎交付金
のほうでも十分できる事業というようなことではないでしょうかというふうなことで
の話であります。 それで、それぞれ
の団体においては、これこれこういうふうなことでというふうな評価を、それぞれ
の団体に御通知申し上げておりまして、それでは次回にはこういうふうなところを改善しながらチャレンジしましょうとか、いろんな案が各地域で話し合いがなされているようであります。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆49番(佐藤清隆君) 次に進みます。 10ページ
の総務費、財産管理費、測量委託料、これも先ほど出ました。173万ですか、これは旧高倉小学校ということ
のようでありますが、大体学校を建てるところは、田んぼを埋め立てしてやるものだから、いわゆる水路、官地そのまま登記しないままやっている事例が-かつて西古川小学校もそうだった
のですが、郡部
の学校は、特に田んぼを埋め立てして建てるものですから、さっき
の質問で、あとはないというようなことですが、やっぱりその辺、官地そのままというあれがあるものですから、これは精査したほうがいい
のではないかなというふうに思います。 それから、それに関連して、いわゆるかなり塩漬け
の遊休市有地があるわけですが、これは財政運営上、相場を切っても、やっぱり早く換金したほうがよいというふうに思う
のですが、その後
の進捗はどうな
のでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 柏倉総務部長。
◎総務部長(柏倉寛君) 遊休資産、つまり塩漬け状態になっている土地でございますが、ことし6月に売却等
の処分を要する財産調査を行いました。その結果、土地で38件、5万7,800平米ほどございます。内訳は、古川地域が4件で4,000平米、三本木地域が8件で1万7,700平米、鹿島台地域が2件で6,000平米、田尻地域が24件で3万平米ほどございます。地目は、それぞれ宅地から畑、雑種地、原野、山林とさまざまでございます。 なお、これらについては、売却処分をできるだけ早く進めたり、また貸し付けによる資産
の有効活用、こういうことに努めてまいりたいと考えております。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆49番(佐藤清隆君) この話を出すたびに、早く処分したいとか、努力してまいりますということですが、なかなか実際は、はかがいっていないようでありますが、特段
の努力をお願いしたいというふうに思います。 次に進みます。 総務費、企画費
の大崎市民病院事業推進懇話会委員報酬、これは多く
の皆さんから質疑がありましたですけれども、私は結論から言うと、懇話会は設置すべきであるというふうに思います。と申します
のは、市民病院改新検討会議
の報告では、シミュレーションではいろんなパターンを示してはいるものの、終始、1病院4診療所体制で議論されたようでありまして、市民
の皆さんもそう受けとめているということで、反発も少なからずあります。この報告どおりそのまま実行されれば、市長は最初から1病院4診療所を指示して
のシナリオだというふうに受けとめられかねません。 したがいまして、これだけが唯一無二
の選択ではないはずでありますから、広く意見を聞いて、民主的な手順は踏むべきというふうに思います。時間と金がかかる
のは、これは民主主義
の宿命であります。 そこで、懇話会を設置しなければならない要因に、1つは、この改新検討会議は内部だけ
の組織であるということと、それからこの報告書
の内容、今言ったような中身にも一因があるというふうに思いますので、検討会議
の議長を務めた河合副市長さんにお尋ねをいたします。 あの報告書は、終始、1病院4診療所体制で議論されたようでありますが、一般会計
の財政負担
の軽減、あるいは自治体病院
の生き残りとしては、やむを得ない選択であるかもしれません。しかし、これでは議論
の順序がちょっと逆だった
のではないかなと。よく命と金でどちらが大事かということを耳にしますが、私はこの議論には感心いたしません。命を守るためには病院がなければならない。その病院を存続、守るためには金がなければならないからであります。したがって、医療と経営は両輪だと。そこで、議論
の順序として、合併協議会でまとめた新市建設計画から議論をスタートさせて、よくこれを検証し、国
の医療改革による介護型ベット
の全廃問題、あるいは療養型ベット
の大幅削減問題に対して、どのように市民を守るか
の解決策を、まずもって見出して、それから病院
の存続と充実についてどうするかを検討するという順序であれば、余り抵抗はなかった
のではなかった
のかなというふうに思う
のですが、いかがでしょうか。振り返って
の感想を、副市長。
○議長(遠藤悟君) ちょっと、佐藤議員に申し上げますが……。
◆49番(佐藤清隆君) あのね、議長、ちょっと議題外だと思うかもしれないけれども、この懇話会を設置しなければならない要因が、この検討会議
の中身にあるということなので……。
○議長(遠藤悟君) 河合副市長、答えますか。
◆49番(佐藤清隆君) 振り返って
の感想で結構ですから。
○議長(遠藤悟君) 率直に、では河合副市長。
◎副市長(河合堯昭君) 振り返って
の感想ということな
のですが、非常に逼迫した状態であるという経営という観点から、当然、病院というよりも命と健康を守るという、そのためにはどうあるべきかというところを議論
の対象としていったわけですから、私自身は間違った手法であったとは思っておりません。これだけはきちんとお伝えしておきます。なぜなら、金融
の問題という避けて通れない問題がございます。これは民間
の金融機関から見れば、病院も一企業体です。そして、大崎市というこの組織も1つ、金融機関から見れば当然
のことながら組織ということを判断材料にいたします。当然、組織であれば、お金という血液がその中で回っていかなければいけない。もし、血液不足になったらどうなるかということ、これは民間にいた私は十分に知っておりますので、そこを踏まえた上で
の会議であったと自負しております。 以上です。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆49番(佐藤清隆君) 議長さんに怒られるから、これ以上、検討会議
の議長さんと論戦するつもりはありません。私は、その議論
の推移を見てそう感じた。命と健康を守るということから本当にスタートした
のであれば、さほど
の反発はなかった
のではない
のかなというふうに思ったものですから、ちょっとお尋ねをしたまでであります。 次に、同じく23目、財政調整基金積立金3億でありますが、合併時
の持ち寄り額は、旧市町
の標準財政規模
の5%という約束でしたが、そのとき
の合併時
の実際
の額と現在高がどう推移しているか、まずお尋ねをいたします。
○議長(遠藤悟君) 遠藤総務部理事。
◎総務部理事[
財政課長事務取扱](遠藤猛雄君) お答えを申し上げます。 合併時
の財政調整基金
の持ち寄り額につきましては、今御質問
の中にもございましたとおり、平成16年度
の旧市町
の標準財政規模
の5%ということで約束がされました。それで、平成17年度におきまして、合併準備
のためにいろいろ所要するお金もございましたので、その分差し引いてもいいですというようなことで、新市に引き継がれました
のが13億7,804万1,000円でございました。それで、その結果、1年間暮らしまして、平成18年度末
の基金現在高は11億3,885万7,000円というふうになっているところでございます。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆49番(佐藤清隆君) 条例改正によって、収支決算残高
の剰余金は次年度に繰り越さないで、2分の1を基金積み立てするということになりますね。すると、19年度末
の基金残高
の見通しはどうな
のでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 遠藤総務部理事。
◎総務部理事[
財政課長事務取扱](遠藤猛雄君) 19年度末
の財調基金
の見込みでございますけれども、ただいま申し上げました
のが平成18年度末
の基金現在高でございまして、当初予算で4億円を取り崩してございます。それから、6月補正でその4億円
の取り崩しではありましたけれども、1,280万2,000円を取り崩しを減額してございます。それから、今回お願いしてございます補正で3億円を積み立てるということにいたしますと、平成19年度末
の基金残高
の見込みは、約10億5,200万ということでございます。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆49番(佐藤清隆君) なかなか、そうすると標準財政規模
の5%が目標でしょうから、その目標額に対して何億ぐらい頑張らなくてはならないでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 遠藤総務部理事。
◎総務部理事[
財政課長事務取扱](遠藤猛雄君) お答えをいたします。 標準財政規模が330億ちょっとでございますので、その5%というふうにいきますと16億5,000万円でございます。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆49番(佐藤清隆君) なかなか道はるか
のようでありますけれども、ひとつ頑張っていただきたいと思います。 次に、土木費
の耐震改修促進計画策定委託料703万円に関連してでありますが、小沢議員からも出されたように、19年度
の受け付け状況を見ると、住宅耐震診断では52件、一応予算というか、予定は立てた
のだけれども、まだ33件残っていると。それから、耐震改修工事20件、一応予定を立てた
のだけれども、さっきもお話があったように、たった5件
の申し込みしかないと。極めて少ないということであります。小沢議員からも指摘があった
のですが、1つはかなり負担がかかるということで、そういったような無利子
の貸し付けとか、そういったようなことも大事だろうと思う
のですが、そもそもPR不足もあった
のでない
のかなと。周知徹底がされたかどうだか、一応チラシは出したものの、どの程度
の反応が-例えば反応があれば、電話
の問い合わせが殺到するとかいろいろあると思う
のですが、どうな
のでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 福原建設部長。
◎建設部長(福原磨君) 今お話がありましたように、確かに事業
の申し込みは少ない状況にございます。原因としては、住宅所有者
の防災意識
の希薄さといいますか、それと耐震改修費用
の問題など、さまざまな要因が挙げられる
のではない
のかなと、このように思いますが、防災意識を高めるために耐震化
の重要性を説明し、さらに耐震関係に係る情報提供及び市補助等
のPRなどを、耐震化を推進するために18年度もやってまいりましたけれども、19年度もそれ以上に進めていきたいと、このように考えてございますし、今実施をしてございます。 その中で、広報紙に事業内容を特集で掲載したり、それから市
のホームページに掲載するなど、それから主要施設にポスターを掲示する。また今回、9月号にさらに事業チラシ
の配布ということで、全戸に折り込みで配布をさせていただきました。それから、大崎商工会
の勉強会
の会議
の中でも耐震事業
の内容
の案内をさせていただいて、その補助事業活用
のPRなどもさせていただきました。そんな中で、やはり先日
の地震以降、数は多少多くなってきてございます。それから、問い合わせもございます。先ほど耐震診断助成事業
の方ですけれども、52件
のうち18件というお話がございましたが、9月10日現在で21件になってございます。それから、木造住宅耐震改修工事
の助成につきましては、20件
のうち5件ということで、まだ、診断は行ったものの、なかなかその事業に着手していただけないというような状況になってございますけれども、今後ともこれまで以上にPR活動に努めていきたいと、このように思ってございます。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆49番(佐藤清隆君) パンフレットをもう少しインパクト
の強い、今、関議員からアドバイスをいただいた
のですが、防災マップと一緒にそれを配布したらどうかということですが、どうでしょうか。
○議長(遠藤悟君) 福原建設部長。
◎建設部長(福原磨君) 先ほどお話し申し上げましたように、一応9月
の広報紙に全戸配布をさせていただきました。今お話がありましたように、インパクト云々という
のは、確かに私もその辺
のことについて指示はしてございますけれども、さらにインパクトを強めたものを、いつ
の段階になるかわかりませんけれども、できるだけ早い時期にその辺も含めて……。広報にそれぞれ隔月載せてございますので、それに改めて、再度チラシでということになりますと、9月
の広報に掲載したばかりでございますので、その辺
の時期も考えながら、検討しながら、その辺はさらに皆さんに、ぜひそのチラシを見ていただくようなことを検討してまいりたいと、このように思ってございます。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆49番(佐藤清隆君) 最後に、地方債残高
の推移についてお尋ねをいたします。 44ページ
の地方債
の見込みに関する調書を見ると、前々年度末現在高から前年度末現在高
の差額を見ると、18億5,591万4,000円というふうにふえております。さらに、当該年度末は、前年度と比較して5億7,554万3,000円というふうに、年々この地方債残高がふえ続けているというような状況でありますが、その辺
の推移をお聞かせいただきます。
○議長(遠藤悟君) 遠藤総務部理事。
◎総務部理事[
財政課長事務取扱](遠藤猛雄君) お答えを申し上げます。 44ページ
のこの調書をごらんになって
のお尋ねでございます。前々年度末現在高と前年度末現在高で、約20億くらい
の差がございますけれども、これは通常
の起債
のほかに地域自治組織支援基金として昨年20億を積みまして、合併特例債として19億円借りたわけですけれども、それが大きい
のかなというふうに思っているところでございます。 こういう残高ではございますけれども、平成18年度末
の1つ
の指標といたしまして、地方債現在高比率というものがございますが、これは、現在大崎市は197.4%でございまして、言われております
のでは、200%未満はまだ健全エリアというふうに言われているところでございます。 なお、19年度以降
の地方債
の推移でございますが、まだ十分な検討はしてございませんけれども、総合計画を踏まえながら、あるいは実質公債費比率、それからただいま
の地方債現在高比率、これらをにらみ合わせながら起債
の借り入れを行っていきたいというふうに考えてございます。
○議長(遠藤悟君) 佐藤議員。
◆49番(佐藤清隆君) 200%を切っているから安全というか、大丈夫だという言葉
のようでありますけれども、下水道特別会計
の地方債326億初め、特別会計あるいは病院、水道
の企業会計を合算すると1,260億なんなんというわけでありますから、ひとつ心して財政運営に当たっていただきたいというふうに思います。 お約束どおり、以上で終わります。
-----------------------------------
△延会
○議長(遠藤悟君) お諮りいたします。 本日
の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤悟君) 御異議なしと認めます。 よって、本日はこれをもって延会することに決定いたしました。 なお、9月14日
の本会議は、大崎市議会会議規則第9条第2項
の規定により、午前10時に再開いたします。 本日は、これをもって延会いたします。 午後6時43分 延会
-----------------------------------地方自治法第123条第2項
の規定によりここに署名する。 平成19年9月13日 議長 遠藤 悟 副議長 加藤善市 署名議員 本舘 弘 署名議員 佐々木惟夫...