令和 4年 2月定例会(第1回)令和4年 第1回
東松島市議会定例会会議録(第6号) 令和4年3月2日(水曜日) 出席議員(18名) 1番 千 葉 修 一 2番 齋 藤 徹 3番 井 出 方 明 4番 手代木 せつ子 5番 浅 野 直 美 6番 土 井 光 正 7番 石 森 晃 寿 8番 櫻 井 政 文 9番 小 野 幸 男 10番 五野井 敏 夫 11番 阿 部 としゑ 12番 長谷川 博 13番 小 野 惠 章 14番 阿 部 秀 太 15番 大 橋 博 之 16番 滝 健 一 17番 熊 谷 昌 崇 18番 阿 部 勝 德 欠席議員(なし) 説明のために出席した者 《市 長 部 局》 市 長 渥 美 巖 副 市 長 加 藤 慶 太 副 市 長 小 山 修 総 務 部 長 髙 橋 義 則 復 興 政 策 部 長 浅 野 吉 彦 市 民 生 活 部 長 内 海 光 義 保 健 福 祉 部 長 佐 々 木 寿 晴 兼 社 会 福
祉事務所長 建 設 部 長 小 野 尚 志 産 業 部 長 山 縣 健 会 計 管 理 者 平 塚 孝 行 総 務 部 総 務 課 長 勝 又 啓 普 総 務 部 財 政 課 長 藤 田 英 俊 総 務 部 防 災 課 長 奥 田 和 朗
復興政策部復興政策課長 八 木 哲 也 兼
地方創生・
SDGs推進室長 復 興 政 策 部 森 祐 樹 復 興 都 市 計 画 課長
市民生活部市民生活課長 鈴 木 勝 利 保 健 福 祉
部福祉課長 藤 田 栄 治 兼
社会福祉事務所副所長 保 健 福 祉 部 小 山 隆 高 齢 障 害 支 援 課長 《
教育委員会部局》 教 育 長 志 小 田 美 弘 教 育 部 長 小 山 哲 哉 教 育 委 員 会 教 育部 相 沢 進 学 校 教 育 管 理 監 教 育 委 員 会 教 育部 八 木 繁 一 教 育 総 務 課 長 教 育 委 員 会 教 育部 樋 熊 利 将 生 涯 学 習 課 長 兼 東
京オリンピック・
パラリンピック推進室長 《
議会事務局》 議 会 事 務 局 長 齋 藤 友 志 議 会 事 務 局 髙 橋 ひ さ 子 議 事
総務課行政専門員 議 会 事 務 局 小 山 美 奈 議 事 総 務 課 主 査
議事日程 第6号 令和4年3月2日(水曜日)午前10時開議 第 1
会議録署名議員の指名 第 2 議案第23号 副市長の選任につき同意を求めることについて 第 3 議案第24号
教育委員会教育長の選任につき同意を求めることについて 第 4 議案第25号 東松島市と蔵王町との
友好都市提携盟約の締結について 第 5 議案第26号 令和3年度東松島市
一般会計補正予算(第12号)について 第 6 議案第27号 令和3年度東松島市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)につい て 第 7 議案第28号 令和3年度東松島市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)につ いて 第 8 議案第29号 令和3年度東松島市
介護保険特別会計補正予算(第4号)について 第 9 議案第30号 令和3年度東松島市柳の
目地区産業用地造成事業特別会計補正予算 (第1号)について 第10 議案第31号 令和3年度東松島市
下水道事業会計補正予算(第3号)について 本日の会議に付した事件
議事日程のとおり 入退場一覧 時 分 番 議員 退場 時 分 番 議員 入場 午前 9時57分 開議
○議長(
小野幸男) ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。 本日の
議事日程は、あらかじめお手元に配付してある
議事日程第6号をもって進めます。
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(
小野幸男) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において6番土井 光正さん、7番石森 晃寿さん、以上の2人を指名します。
△日程第2 議案第23号 副市長の選任につき同意を求めることについて
○議長(阿部勝德) 日程第2、議案第23号 副市長の選任につき同意を求めることについてを議題とします。 市長より
提案理由の説明を求めます。市長。 〔市長 渥美 巖 登壇〕
◎市長(渥美巖) 議案第23号 副市長の選任につき同意を求めることについて、
提案理由の説明を申し上げます。 今回の提案は、東松島市副市長加藤 慶太氏が令和4年3月31日をもって任期満了を迎えるため、引き続き同氏を東松島市副市長として選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。 加藤副市長については、東松島市の発展と
東日本大震災からの
早期復興完結に向け、本市行政の
トップマネジメントを強化するため、4年前に
村井宮城県知事に私が直接お願いし、当時宮城県の部長職の
東部地方振興事務所長であった同氏の選任を平成30年2月定例会で提案し、ご可決いただき、同年4月から現在に至るまで副市長として尽力いただいております。 加藤副市長は、宮城県及び自治省、現在の総務省の職員経験と人脈を生かし、就任直後自ら国に出向き本市の
SDGs未来都市選定に導くとともに、宮城県の事業や予算の本市への適用、
総務省所管の
特別交付税及び
基地交付金を、自治省当時の一緒にいた仲間である、現在は
事務次官等になっておられる方などに直接要望しての増額確保のほか、いずれも危ぶまれた
鳴瀬桜華小学校建設への約3億円の
震災復興特別交付税の適用、
震災復興祈念公園、野蒜の御歌碑の宮内庁からの許可等にも貢献いただきました。 また、加藤氏は、第2次
総合計画後期基本計画及び
過疎地域持続的発展計画を中心となって取りまとめるとともに、
重点プロジェクトの道の駅、令和の果樹の
花里づくり、柳の目北工区整備等を国及び宮城県の協力を得て進捗させております。 このような中で、
地方創生実現を目指す本市としては、今後も国及び宮城県、特に宮城県との良好な信頼関係を維持しながら、喫緊の課題の
新型コロナに係る
各種対策、特にワクチンの量の問題等もあります。それから、経済対策もあります。さらには産業振興に係る
産業用地やほ場整備、漁港整備及び県道等の整備、さらに
定住人口増につながる
市街化区域拡大等市政全般を推進し、鳴瀬地区の過疎脱却を目指す過疎債をはじめ
各種財源確保を図ることが極めて重要であります。 私としては、村井県政と渥美市政、宮城県と東松島市の関係をさらに良好で強固なものにするため、宮城県と太い人脈を有し、市政推進に高い実績を上げ、産業や医療等多くの関係者の人望も厚い加藤副市長を引き続き再任することが、結果として東松島市の発展と市民の幸せにつながると考え、再任したく提案するものであります。 詳細については、
議案参考資料1ページの資料1をご参照願います。 以上、議案第23号について、ご審議の上、ご同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
小野幸男) これをもって
提案理由の説明を終わります。 議案第23号 副市長の選任につき同意を求めることについての議事を中止します。
△日程第3 議案第24号
教育委員会教育長の選任につき同意を求めることについて
○議長(
小野幸男) 日程第3、議案第24号
教育委員会教育長の選任につき同意を求めることについてを議題とします。 市長より
提案理由の説明を求めます。市長。 〔市長 渥美 巖 登壇〕
◎市長(渥美巖) 議案第24号
教育委員会教育長の選任につき同意を求めることについて、
提案理由の説明を申し上げます。 東松島市
教育委員会教育長志小田 美弘氏が令和4年5月20日をもって任期満了を迎えるため、引き続き同氏を東松島市
教育委員会教育長として選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
志小田教育長については、
小・中学校及び県内各所における
教育行政関係機関での豊富な経験と宮城県
中学校長会会長を務められるなどの卓越した指導力を発揮し、令和元年5月の
教育長就任以来、本市の
教育行政を先導し、その強化を図っていただいております。 私は、東松島市第2次
総合計画後期基本計画の基本理念として掲げた地域全体で支える学びと
子育て環境の充実の下、
まちづくりの方向性3、次代を担う人材を育む学びと文化・スポーツのまちを掲げ、
子どもたちの可能性を広げ伸ばす学力の向上、地域と一体となった豊かな心の育成と生涯学習の推進、文化の継承と創造、全世代にわたるスポーツの振興の4つの施策を定めております。
志小田教育長には、その方向性に沿って、
小中学校連携教育に取り組み、
子ども未来サミットを開催して
デジタルメディアとの関わり方を考える東松島市
子ども宣言2021を策定するとともに、今年度から
中学校区ごとに組織する
学校運営協議会連絡会を立ち上げる等、小中学校が一体となった
コミュニティ・スクールの取組を県内他地区に先駆けて進めております。 また、不登校対策や
いじめ問題対策として、全ての小中学校で魅力ある
学校づくりを推進するとともに子どもの心の
ケアハウスの
各種相談員を小中学校に派遣するなど、その取組は県内で注視されております。 加えて令和4年度からは新たに
小・中学校を2学期制に移行するなどの変革に取り組みながら、確かな歩みを進めていただいており、引き続き本市の
教育行政の先導役を担っていただける人材として
教育委員会教育長に適任であると考え、再任したく提案するものであります。 詳細については、
議案参考資料2ページの資料2をご参照願います。 以上、議案第24号について、ご審議の上、ご同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
小野幸男) これをもって
提案理由の説明を終わります。 議案第24号
教育委員会教育長の選任につき同意を求めることについての議事を中止します。
△日程第4 議案第25号 東松島市と蔵王町との
友好都市提携盟約の締結について
○議長(
小野幸男) 日程第4、議案第25号 東松島市と蔵王町との
友好都市提携盟約の締結についてを議題とします。 市長より
提案理由の説明を求めます。市長。 〔市長 渥美 巖 登壇〕
◎市長(渥美巖) 議案第25号 東松島市と蔵王町との
友好都市提携盟約の締結について、
提案理由の説明を申し上げます。 今回の提案は、東松島市と蔵王町が、いずれも宮城県の自然の家が所在することから、これを契機として両市町の相互理解と発展に向け、このたび
友好都市提携盟約を締結しようとするものであります。 なお、当議案については、ご可決後、3月中に
盟約締結式を予定しております。 盟約締結後には、具体的な交流分野の協定等を結ぶこととしておりまして、現在想定している交流としては、子どもの交流のほか、
蔵王山噴火の懸念がある蔵王町と女川原子力発電所の
UPZ圏内にある本市の災害時の相互支援、さらには物産や観光等の産業分野の交流を考えているところであります。 詳細については、
議案参考資料3ページの資料3―1から6ページの資料3―3までをご参照願います。 以上、議案第25号について、ご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
小野幸男) これをもって
提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 本案は、
総務常任委員会に付託を予定しています。ここでは、細部にわたる質疑は控えいただき、総括的な質疑に限り認めます。総括的な質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小野幸男) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 ただいま議題となっています議案第25号については、
総務常任委員会に付託します。 暫時休憩します。 午前10時10分 休憩 午前10時11分 再開
○議長(
小野幸男) 再開します。
△日程第5 議案第26号 令和3年度東松島市
一般会計補正予算(第12号)について
△日程第6 議案第27号 令和3年度東松島市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について
△日程第7 議案第28号 令和3年度東松島市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について
△日程第8 議案第29号 令和3年度東松島市
介護保険特別会計補正予算(第4号)について
△日程第9 議案第30号 令和3年度東松島市柳の
目地区産業用地造成事業特別会計補正予算(第1号)について
△日程第10 議案第31号 令和3年度東松島市
下水道事業会計補正予算(第3号)について
○議長(
小野幸男) 日程第5、議案第26号 令和3年度東松島市
一般会計補正予算(第12号)について、日程第6、議案第27号 令和3年度東松島市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について、日程第7、議案第28号 令和3年度東松島市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について、日程第8、議案第29号 令和3年度東松島市
介護保険特別会計補正予算(第4号)について、日程第9、議案第30号 令和3年度東松島市柳の
目地区産業用地造成事業特別会計補正予算(第1号)について及び日程第10、議案第31号 令和3年度東松島市
下水道事業会計補正予算(第3号)についての6件を一括議題とします。 市長より
提案理由の説明を求めます。市長。 〔市長 渥美 巖 登壇〕
◎市長(渥美巖) 議案第26号 令和3年度東松島市
一般会計補正予算(第12号)について、
提案理由を説明申し上げます。 今回提出した
補正予算は、
事業費確定等による各款にわたる所要の調整のほか、新たに開始する小児への
新型コロナワクチン接種に係る経費等を計上しており、既定の
予算総額に13億3,100万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を249億2,200万円として編成しております。 また、
繰越明許費補正では、今年4月以降に完成となる
各種工事等の事業費を追加するとともに、
債務負担行為補正では、
財務会計システムハードウエア等業務委託料を追加しております。 さらに、
地方債補正では、
過疎対策事業債を追加するとともに、
事業費確定等に伴う変更及び廃止をするものであります。
歳入歳出予算のうち歳出の主な内容から説明申し上げます。まず、総務費では、
総務管理費の企画費で国の
復興交付金については、
東日本大震災復興特別法の規定により、令和2年度からの繰越し事業について、令和3年度の
事業完了をもって残余額を国に返還する必要があることから、その対象となる国、
県支出金返納金3億6,718万円を計上しております。 次に、民生費では、
児童福祉費の
保育所費に
保育士等の
処遇改善に係る
保育士等処遇改善臨時特別補助金について、
私立認可保育園運営費助成事業に113万3,000円、
特定地域型保育運営費助成事業に41万7,000円をそれぞれ計上するとともに、
放課後児童保育事業費に
放課後児童支援員等処遇改善臨時特例補助金78万1,000円を計上し、財源は
全額国庫補助金としております。具体的には、保育士・
幼稚園教諭等及び
放課後児童支援員等の
処遇改善のため、令和4年2月からの月額給与を3%程度引き上げるため国が交付するものであり、本市では
私立認可保育園3か所、
特定地域型保育園2か所及び
放課後児童クラブ運営委託先1事業所を対象としております。 なお、
当該国庫補助金は、令和4年9月分まで措置されるため、令和4年度分の本市予算は
補正予算で対応してまいります。 さらに、
保育所費の
保育所管理運営事業に市内7か所の
市立保育所に
防犯カメラを設置する経費87万5,000円を計上しております。 次に、衛生費では、
保健衛生費の
感染症対策費で
新型コロナワクチン接種に係る
石巻圏域集団接種負担金85万円を計上しております。具体的には、対象年齢5歳から8歳までの小児及び基礎疾患を有する11歳までの小児への
新型コロナワクチン接種について、石巻圏域2市1町の連携により、
石巻赤十字病院で集団接種を行うものであり、それぞれの市町の
接種人数等に応じて経費を負担することとしております。 また、現時点での接種人数は、本市への枠配分が6日間で延べ400人であり、接種日程は、1回目を3月27日、4月2日及び3日とし、2回目は、4月17日、23日及び24日を予定しております。 さらに、5月にも同様の規模で接種を予定するとともに、
予約方法等については、今後詳細が決まり次第、速やかに市報及び
ホームページ等で周知してまいります。 なお、今回計上した予算は、令和3年度実施に係る予算であり、令和4年度実施分は
補正予算で対応してまいります。 同じく
感染症対策費の
新型コロナウイルス感染症対応生活物資配布事業に
物資等配布経費72万円を計上し、財源は
全額新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金としております。具体的には、
新型コロナウイルス感染症の
濃厚接触者として自宅待機となり、日常生活に支障を来している世帯に対し、要請に応じて生活用品や
食料品等を配布するものであり、速やかな実施が必要との判断から、
補正予算に先立ち先月21日から予備費により事業を開始しており、今回の
補正予算は、可決後から3月末までの経費を計上しております。 配布する
食料品等については、1人1日当たり1,000円相当の
食料品等を3日分配布することとし、1日当たり10人程度の対象者の発生を見込み、計上しております。 なお、事業等は令和4年度も継続し、4月から6月までの経費については、令和4年度の
補正予算で対応するとともに、
事業実施期間は当面6月末までとし、その後については、
感染拡大状況を見極め対応してまいります。 次に、
農林水産業費では、農業費の
ほ場整備事業費で国の
補正予算による令和3年度からの前倒しの
事業実施に伴う
県営ほ場整備事業西小松地区負担金2,830万2,000円を計上し、財源に
ほ場整備事業債を充てております。 また、商工費は、
事業費確定等による減額としております。 次に、土木費では、
道路橋梁費の
道路新設改良費で
道路計画見直しの検討のため、赤井堀西4号線
改良舗装工事で経費の組替えを行っております。 同じく土木費の
都市計画費では、公園費で国の
補正予算による令和3年度からの前倒しでの
事業実施に伴う
都市公園バリアフリー化計画策定業務委託料1,100万円及び
都市公園長寿命化対策工事費1,052万3,000円を計上し、財源に
土木費国庫補助金及び
公園等整備事業債を充てております。 また、住宅費の
住宅管理費で
災害公営住宅に係る国の令和3年度
家賃対策補助金の
交付決定により、
市営住宅基金への積立て10億449万5,000円を計上し、財源は
県補助金及び
震災復興特別交付税としております。 次に、消防費は、
事業費確定等により減額しております。 また、教育費では、
小学校費の
学校教育施設費で
赤井南小学校防音工事費確定により1億700万円を減額するとともに、
中学校費の
学校教育施設費で矢本第一
中学校校庭整備工事費確定により2,169万円を減額しております。 同じく教育費の
社会教育費では、
コミュニティセンター費で大
規模改修工事等の
事業費確定により2,307万円を減額しております。 次に、
災害復旧費では、その他
公共施設公用施設災害復旧費に
石巻広域水道企業団が実施する
東日本大震災に係る
上水道施設災害復旧費への
本市負担金1億2,306万6,000円を計上しております。 なお、
当該負担金は、
震災復興特別交付税で措置され、令和4年度当初予算で歳入に計上しております。 次に、歳入について説明申し上げます。まず、
法人事業税交付金では、宮城県の試算に基づき、当初見込んだ交付額について、令和4年3月期までの交付額が見込みを上回るため2,591万9,000円を増額しております。 また、
地方消費税交付金では、宮城県の試算に基づき当初見込んだ交付額について、令和4年3月期までの
最終試算額が見込みを上回るため7,680万9,000円増額計上しております。 次に、
地方交付税では、
普通交付税で交付税の財源の国税収入が国の当初見込額を上回り、調整額として交付されたほか、本年度に
限り臨時財政対策債の償還財源として、
臨時財政対策債償還基金費が交付され2億5,884万6,000円を増額計上しております。 また、
震災復興特別交付税では、国の
災害公営住宅の
家賃対策の
地方負担分に対する
交付額等を見込み2億1,000万5,000円を計上しております。 次に、
国庫支出金では、
国庫補助金の
総務費国庫補助金で
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した
各種事業について、
事業費確定等により983万円を減額計上するとともに、
民生費国庫補助金の
児童福祉補助金に歳出の
保育士等の
処遇改善経費の財源、
保育士等処遇改善臨時特例交付金233万円を計上しております。 次に、県支出金では、
県補助金の
土木費県補助金で
東日本大震災に係る
災害公営住宅家賃対策補助金8億4,258万4,000円を計上し、
市営住宅基金へ積立、充当しております。 次に、繰入金では、
基金繰入金で各事業に係る
歳入歳出額の確定等に伴う財源調整として、
財政調整基金繰入金1億1,984万9,000円を計上しております。 また、市債では、昨年12月に市議会の議決を得て策定した東松島市
過疎地域持続的発展計画に基づく取組のため、
過疎対策事業債に
財源入替えを行うとともに、
普通交付税の
交付税額増に伴い、
臨時財政対策債を1億2,990万円減額しております。 さらに、
各種起債予定事業費の確定により、市債全体で1億270万円を減額しております。 次に、議案第27号 令和3年度東松島市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)では、
事業費確定等のほか、
保険給付費の増額等により、既定の
予算総額に2億4,613万4,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を44億6,704万円として編成して、歳出では
保険給付費に2億5,131万6,000円を計上するとともに、歳入では県支出金に
保険給付費の財源として2億4,883万8,000円を計上しております。 なお、本予算案は、本市の国民健康保険運営協議会に諮問し、「妥当なものと認める」との答申を得ております。 次に、議案第28号 令和3年度東松島市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)では、
事業費確定等により、既定の
予算総額から697万6,000円を減額し、
歳入歳出予算の総額を4億1,479万9,000円として編成し、歳出では後期高齢者医療広域連合納付金額の確定により348万8,000円減額するとともに、歳入では一般会計繰入金で歳出での後期高齢者医療広域連合納付金確定等により409万2,000円を減額しております。 次に、議案第29号 令和3年度東松島市
介護保険特別会計補正予算(第4号)では、
事業費確定等により、既定の
予算総額から1,055万円を減額し、
歳入歳出予算の総額を34億4,882万1,000円として編成し、歳出では居宅介護サービス給付費等の利用実績により
保険給付費全体で1,256万円を減額するとともに、歳入では
保険給付費等の減により、
国庫支出金全体で864万円を減額しております。 次に、議案第30号 令和3年度東松島市柳の
目地区産業用地造成事業特別会計補正予算(第1号)では、
事業費確定等により、既定の
予算総額から1,358万6,000円を減額し、
歳入歳出予算の総額を3億3,525万4,000円とし、歳出では産業用地造成事業費で造成工事に係る電柱等移設保証金1,308万5,000円を減額するとともに、歳入では市債で今年度の起債額確定により、
産業用地造成事業債1,310万円を減額しております。 次に、議案第31号 令和3年度東松島市
下水道事業会計補正予算(第3号)では、
事業費確定等により、予算第2条に定める収益的収支について、収入総額24億575万2,000円に対し、支出総額20億3,
510万5,000円とし、支出では公共下水道費用で固定資産取得価格の確定に伴う減価償却費を増額するとともに、収入では公共下水道事業収益の営業収益に
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う在宅時間の増加等により、上水道の使用料増加に伴い、下水道使用料を増額計上しております。 次に、予算第3条に定める資本的収支について、収入総額5億1,191万7,000円に対し、支出総額10億7,
510万4,000円として編成し、支出では公共下水道事業資本的支出の建設改良費で流域下水道建設負担金等の
事業費確定により減額するとともに、収入では公共下水道事業資本的収入のうち、企業債で当年度未処分利益の増額及び建設改良費等の
事業費確定に伴い減額しております。 以上により、令和3年度各種会計
補正予算の概要説明を終わりますが、何とぞ慎重にご審議を賜り、ご可決くださいますようお願い申し上げ、
提案理由の説明といたします。
○議長(
小野幸男) これをもって
提案理由の説明を終わります。 議案第26号から議案第31号までの6件の議事を中止します。 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日の会議はこれにて閉じ、散会とします。 午前10時31分 散会...